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会話集/支援会話/エーデルガルト(セイロス聖教会)
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[[会話集/支援会話]]
*エーデルガルトの支援会話 [#gab315d8]
#contents
**ハンネマン [#p6299c7c]
***支援C [#ddb674f1]
:[ハンネマン]|
さて、午後の予定は……。▼~
~
(エーデルガルト登場)~
:[エーデルガルト]|
少しいいかしら、ハンネマン殿。▼~
:[ハンネマン]|
君か。~
いいとも、何用かね?▼~
何なら我輩の部屋に来て、紋章の研究に~
付き合ってもらいながら……▼~
:[エーデルガルト]|
それは遠慮します。~
今日はただ貴方の話が聞きたくて。▼~
:[ハンネマン]|
ふむ……構わんよ。~
特に面白い話はないと思うがね。▼~
:[エーデルガルト]|
では、単刀直入に聞きますけれど、~
なぜ帝国貴族の地位を捨てたのですか?▼~
紋章の研究なら、帝国内でも行っている~
機関があるでしょう。▼~
貴族のまま、ガルグ=マクを訪れたり、~
教団に協力を求めたりもできたはず。▼~
:[ハンネマン]|
確かに、それは可能だろう。~
だが我輩は、より良い環境を求めたのだ。▼~
教団に所属しなければ得られない情報、~
手にできない遺産や聖遺物……▼~
我輩にはそれらが、~
どうしても必要だったのだよ。▼~
:[エーデルガルト]|
ですが、貴族でいたほうが自由に動かせる~
金や人の数が多いですし……▼~
王国や同盟の機密などは、帝国のほうが~
入手しやすかったのではないですか?▼~
:[ハンネマン]|
うむ、それについては否定しない。~
一長一短であろうな。▼~
:[エーデルガルト]|
……どうやら素直には~
教えてくれないようですね。▼~
:[ハンネマン]|
……何のことかね?▼~
:[エーデルガルト]|
かつての貴方は、帝国のために~
紋章の研究に尽力していたと聞いています。▼~
しかし紋章の研究という目的は持ったまま、~
貴方は帝国を捨てた。▼~
その理由を……知りたかったのですけれど。▼~
:[ハンネマン]|
警戒しないでくれたまえ。~
いつか機会があれば、君に伝えよう。▼~
***支援B [#cc7e3436]
:[ハンネマン]|
おや、エーデルガルト君。~
この部屋に入るのは初めてではないかね。▼~
:[エーデルガルト]|
ええ。~
生徒だった頃は、避けていましたから。▼~
教団に私の紋章のことを、~
知られるわけにはいかないでしょう?▼~
:[ハンネマン]|
違いない。しかし、こうして~
来てくれたということは……▼~
我輩もそれだけ信用されたと思って~
良いのだろうね?▼~
:[エーデルガルト]|
そうですね。~
少し気になることはありますが。▼~
:[ハンネマン]|
気になること……~
いったい何かね、それは。▼~
:[エーデルガルト]|
私たちは教団の歪んだ支配を正し、~
フォドラを統一するために戦っています。▼~
でも、その先にある統治の姿も、~
薄々はわかっているのではありませんか?▼~
:[ハンネマン]|
紋章の力より人々を解放する……~
それは即ち、貴族制度の打破に繋がる。▼~
:[エーデルガルト]|
ええ。今の貴族を貴族たらしめているのは、~
紋章をその血脈に繋いでいるという事実。▼~
紋章を持つ者が持たない者の上に立つという~
構造を徹底的に破壊すれば、貴族は消える。▼~
:[ハンネマン]|
構わないのではないかね。~
我輩もすでに貴族ではない。▼~
:[エーデルガルト]|
貴族についてはそうでしょう。~
でも、紋章については?▼~
貴方は紋章のすべてを解明しようと~
尽力している。▼~
私が紋章の価値をなくし、消せるなら~
この世から消してしまいたいと……▼~
思っていることに、~
何のわだかまりもないのですか?▼~
:[ハンネマン]|
なるほど……君が何を疑問視しているのか、~
腑に落ちたよ。▼~
君の野望は、我が夢を壊すと。~
そう考えているのだね、君は。▼~
それは無用な心配だ、エーデルガルト君。~
我輩は君の思想に強く共感している。▼~
だが、同時にこうも思っている。~
そう簡単には紋章の影響は消えない。▼~
だからこそ我輩は、紋章の研究を続け……~
そのすべてを解明せんとしているのだよ。▼~
:[エーデルガルト]|
そう、ですか……。▼~
***支援A [#w8b4ecc6]
:[エーデルガルト]|
……それで、ハンネマン殿。~
先に謝っておきます。▼~
:[ハンネマン]|
ふむ……気にしてはいないがね。~
我輩の過去を調べたのだろう?▼~
:[エーデルガルト]|
……! ええ、そうです。~
どうしても納得できなくて。▼~
:[ハンネマン]|
……もう20年以上も前になるか。~
君は、かろうじて生まれていたな。▼~
我が妹は心を病み、体を壊して、~
若くして死んだ。▼~
誰かのせいにすることは容易い。~
だが、我輩は紋章こそが元凶と考えた。▼~
:[エーデルガルト]|
ハンネマン殿の父上には大紋章が宿り、~
貴方にも、貴方の祖父にも小紋章が。▼~
貴方の妹は紋章を継いでいなかったけれど、~
紋章が生まれやすい家系として期待され……▼~
没落しかかっていた、とある貴族に嫁いだ。~
その貴族には焦りもあったのでしょう。▼~
産めども産めども紋章を宿す子は産まれず、~
責められ、虐められた貴方の妹は……。▼~
:[ハンネマン]|
紋章学者として認められ始めていた~
我輩は、絶望したよ。▼~
自分の研究に何の意味があるのだと。~
妹一人救えずに、何が紋章学だ、と……!▼~
:[エーデルガルト]|
だから貴方は、帝国貴族の地位を捨て、~
ガルグ=マクに……。▼~
:[ハンネマン]|
ああ。犠牲者は妹一人ではない。~
そのようなことを繰り返す貴族が嫌だった。▼~
紋章の謎を解き、望む者なら誰もが~
その力を宿せる世界がくれば……▼~
貴族など意味がなくなる。~
そして妹は救われる。▼~
そう思って、研究に没頭したのだ。~
残念ながらそれは果たされていないがね。▼~
:[エーデルガルト]|
誰もが紋章の力を宿せる世界……それは、~
誰もが紋章の力を持たぬ世界と同じですね。▼~
:[ハンネマン]|
ああ、だから我輩は、~
君と共に戦う道を選んだ。▼~
察するしかできないが、~
君のその思想、そして2つの紋章の力。▼~
恐らく君は、我輩の妹と同じく、~
この世界の犠牲……▼~
:[エーデルガルト]|
ハンネマン殿。~
それ以上は、口にしないで。▼~
私の過去は、すでに葬られたもの。~
ただ前のみを見て、私たちは戦うのです。▼~
:[ハンネマン]|
エーデルガルト君……承知したよ。~
だが、これだけは言わせてほしい。▼~
君を見ていると、我輩は妹を思い出す。~
それに、若かった頃の自分自身をも。▼~
かつては妹を救えなかった不肖の身だが、~
今の我輩は違う。▼~
君を支え、君の力となれる。~
我輩は、君のために戦うのだと。▼~
:[エーデルガルト]|
ありがとう、ハンネマン殿。▼~
貴方の知識も、経験も、~
私には必要なものです。▼~
それに、貴方の熱き想いも……~
確かに受け取りました。▼~
私も……自身の行動で、~
貴方に応えてみせましょう。▼~
**マヌエラ [#r7509252]
***支援C [#f07c9eff]
:[マヌエラ]|らーらららーたらったらー……♪~
ららららーん……らららー……♪▼~
:[エーデルガルト]|ん? その曲……▼~
:[マヌエラ]|らーらーらたった……♪~
……あら、エーデルガルト?▼~
:[エーデルガルト]|マヌエラ殿、貴方の歌っていた曲……~
昔、聞いたことがある気がします。▼~
逸れも貴方自身が歌っていたような……~
帝都の歌劇場かしら?▼~
:[マヌエラ]|うふふ、覚えていてくれて嬉しいわ。~
きっと歌劇を見に来てくれたのね。▼~
帝都アンヴァルでは、ミッテルフランク~
歌劇団は何度も公演したから。▼~
:[エーデルガルト]|やはりそうでしたか。~
伯父に連れられて行きました。▼~
もう一度見たいと願ったのですが、その後~
私は王国への亡命に同行させられ……▼~
数年後に再び帝国に戻った時には、~
貴方はすでに引退していましたね。▼~
:[マヌエラ]|そうだったのね。……ということは、~
あたくしを見たのは一度きり?▼~
:[エーデルガルト]|ええ、そのはずです。▼~
:[マヌエラ]|それなのにしっかりと曲まで~
覚えていてくれていて、光栄だわ。▼~
:[エーデルガルト]|それだけ印象的だったのですよ。~
マヌエラ殿の歌が。▼~
でも、どうしてあれほど早く引退を?~
まだ10年、20年と続けられたはずです。▼~
:[マヌエラ]|そうねえ……確かに、あたくしの周りには~
そのくらい歌い続ける人もいたわ。▼~
けれど、あたくしは……~
自分の全盛期に引退したかったの。▼~
あたくしの歌声は主からの授かりもの。~
それは年齢と共に衰え、いつか失われる。▼~
だから、あたくしはその時までに……~
自分の力で生きる術を得ようと考えたのよ。▼~
主に歌声をお返しして……それでも~
しっかりと生きていけると示すために。▼~
:[エーデルガルト]|女神を信じ、恩を感じているのに、~
それを離れて自分の力で生きると……?▼~
:[マヌエラ]|うーん、何て言うのかしらね。~
主の存在は、あたくしの心の支えよ。▼~
けれど、あたくしの体を支えるのは、~
あたくし自身でしょ?▼~
***支援B [#f996e433]
:[エーデルガルト]|マヌエラ殿、入りますね。▼~
ひえっ……!~
何ですか、この部屋は!?▼~
:[マヌエラ]|あらあ……見ちゃったのねえ。~
見たからには……ふふ、わかってるわね?▼~
:[エーデルガルト]|……ええ、手伝えばいいのでしょうか?~
でも何をすればこんな惨状が……▼~
:[マヌエラ]|……聞かないで。~
男に振られてしばらくはこうなるのよ……!▼~
:[エーデルガルト]|理解しました……。~
片づけましょう。▼~
:(暗転)|
:[マヌエラ]|ありがとう、助かっちゃったわ。~
それで、何かあたくしに用だった?▼~
:[エーデルガルト]|近頃、マヌエラ殿が本調子でないと~
聞いたので、様子を見に来ましたが……▼~
理由を問う前に明らかになりましたね。▼~
:[マヌエラ]|それは、そうよねえ……。▼~
じゃ、何かお礼できないかしら?~
部屋の片付けを手伝ってもらったお礼。▼~
:[エーデルガルト]|そうですね……。~
なら、質問に答えてもらえますか?▼~
:[マヌエラ]|いいわよ。~
あたくしに質問なんて、何かしら?▼~
:[エーデルガルト]|以前、貴方が引退した理由を~
聞いたことがありましたよね。▼~
貴方は、女神は心の支えだけれど、~
体を支えるのは貴方自身だと言った。▼~
その意味が、私にはわかりませんでした。~
どういうことなのでしょう?▼~
:[マヌエラ]|そんなこと言ったかしら。~
まあいいわ。▼~
あたくしが歌劇団に勧誘されてから、~
歌姫として舞台に立つまでに……▼~
いろいろなことがあったからよ。~
きっと。▼~
:[エーデルガルト]|いろいろなこと?▼~
:[マヌエラ]|そう……いろいろなこと。▼~
主の授けてくれた歌声は、あたくしを~
舞台の袖まで連れて行ってくれた。▼~
でもそこから……競争相手に勝ち、人々に~
認められ、舞台の真ん中に立つには……▼~
あたくしが自身が((音声では「あたくし自身」))、苦労を重ね...
独りで成し遂げるしかなかったの。▼~
:[エーデルガルト]|……私は、誤解していたみたいです。▼~
女神を深く信ずる人は皆、どこか心が弱く、~
独りでは立てないのだと思っていた……▼~
けれども、貴方のような人もいたのですね。▼~
***支援A [#qab77cf1]
:[エーデルガルト]|………………。▼~
:[マヌエラ]|何だか悩んでいるみたいね、~
エーデルガルト。▼~
でも、ここは少し危険なんじゃなくて?~
外から狙われるかも……。▼~
:[エーデルガルト]|そうですね。~
お気遣い、ありがとうございます。▼~
:(暗転)|
:[エーデルガルト]|このところ政務が忙しく、部屋に籠りがち~
だったものですから、外が見たくて……。▼~
:[マヌエラ]|まあ、大変ね。~
それで外を見ながら、悩んでいたわけ?▼~
:[エーデルガルト]|はい……。実は、~
貴方の言葉が心に引っ掛かっているのです。▼~
私は、セイロス教のすべてを~
否定したいわけではありません。▼~
でも、一部分だけを都合良く残すことは~
非常に難しい……。▼~
貴族も、セイロス教団もことごとく破壊し、~
そこからのやり直しになるでしょう。▼~
:[マヌエラ]|そうね……。▼~
あなたの理想を実現するためには、~
それしかないと、あたくしも思うわ。▼~
:[エーデルガルト]|でも、女神を信じる者の中には、~
貴方のような人もいる。▼~
他の力に縋って自ら戦おうとしない、~
そんな者ばかりではないと私は知りました。▼~
そんな彼らの、貴方の、心の支えを、~
私は打ち砕こうとしています。▼~
貴方は、それでも私に……▼~
:[マヌエラ]|エーデルガルト、心配しないで。▼~
人は、あなたが思うよりずっと弱いわ。~
そして同時に、あなたが思うほど弱くない。▼~
女神様はあたくしたちの背をそっと包み、~
歩き出すのを待ってくれる存在。▼~
でもあなたは……あたくしたちの背を、強く~
押して進ませようとしているの。未来へ。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
:[マヌエラ]|ふふ、でも本当に荒療治ね。~
あなたらしいと言えばあなたらしいけれど。▼~
ただ、あなたが背を押さなければ、~
立ち上がれない人がいるのは確かよ。▼~
:[エーデルガルト]|マヌエラ殿は……優しいですね。▼~
:[マヌエラ]|優しくなんてないわ。~
あなたよりちょっと長生きしているだけ。▼~
それに、あたくしは主を心の支えに~
しているけれど……▼~
それだけが支えというわけでもないの。~
あなただって、あたくしの心の支えよ。▼~
:[エーデルガルト]|え?~
マヌエラ殿、それはどういう……▼~
:[マヌエラ]|ふふふっ……あたくしが何の私心もなく、~
あなたに協力していると思って?▼~
:[エーデルガルト]|その……この話は、~
また次の機会にしましょう。▼~
:[マヌエラ]|ダーメ。~
ほら、中に入りましょ、エーデルガルト。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#z1d00b45]
- ハンネマンA、不詳ではなく不肖では? -- &new{2019-12-27...
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*エーデルガルトの支援会話 [#gab315d8]
#contents
**ハンネマン [#p6299c7c]
***支援C [#ddb674f1]
:[ハンネマン]|
さて、午後の予定は……。▼~
~
(エーデルガルト登場)~
:[エーデルガルト]|
少しいいかしら、ハンネマン殿。▼~
:[ハンネマン]|
君か。~
いいとも、何用かね?▼~
何なら我輩の部屋に来て、紋章の研究に~
付き合ってもらいながら……▼~
:[エーデルガルト]|
それは遠慮します。~
今日はただ貴方の話が聞きたくて。▼~
:[ハンネマン]|
ふむ……構わんよ。~
特に面白い話はないと思うがね。▼~
:[エーデルガルト]|
では、単刀直入に聞きますけれど、~
なぜ帝国貴族の地位を捨てたのですか?▼~
紋章の研究なら、帝国内でも行っている~
機関があるでしょう。▼~
貴族のまま、ガルグ=マクを訪れたり、~
教団に協力を求めたりもできたはず。▼~
:[ハンネマン]|
確かに、それは可能だろう。~
だが我輩は、より良い環境を求めたのだ。▼~
教団に所属しなければ得られない情報、~
手にできない遺産や聖遺物……▼~
我輩にはそれらが、~
どうしても必要だったのだよ。▼~
:[エーデルガルト]|
ですが、貴族でいたほうが自由に動かせる~
金や人の数が多いですし……▼~
王国や同盟の機密などは、帝国のほうが~
入手しやすかったのではないですか?▼~
:[ハンネマン]|
うむ、それについては否定しない。~
一長一短であろうな。▼~
:[エーデルガルト]|
……どうやら素直には~
教えてくれないようですね。▼~
:[ハンネマン]|
……何のことかね?▼~
:[エーデルガルト]|
かつての貴方は、帝国のために~
紋章の研究に尽力していたと聞いています。▼~
しかし紋章の研究という目的は持ったまま、~
貴方は帝国を捨てた。▼~
その理由を……知りたかったのですけれど。▼~
:[ハンネマン]|
警戒しないでくれたまえ。~
いつか機会があれば、君に伝えよう。▼~
***支援B [#cc7e3436]
:[ハンネマン]|
おや、エーデルガルト君。~
この部屋に入るのは初めてではないかね。▼~
:[エーデルガルト]|
ええ。~
生徒だった頃は、避けていましたから。▼~
教団に私の紋章のことを、~
知られるわけにはいかないでしょう?▼~
:[ハンネマン]|
違いない。しかし、こうして~
来てくれたということは……▼~
我輩もそれだけ信用されたと思って~
良いのだろうね?▼~
:[エーデルガルト]|
そうですね。~
少し気になることはありますが。▼~
:[ハンネマン]|
気になること……~
いったい何かね、それは。▼~
:[エーデルガルト]|
私たちは教団の歪んだ支配を正し、~
フォドラを統一するために戦っています。▼~
でも、その先にある統治の姿も、~
薄々はわかっているのではありませんか?▼~
:[ハンネマン]|
紋章の力より人々を解放する……~
それは即ち、貴族制度の打破に繋がる。▼~
:[エーデルガルト]|
ええ。今の貴族を貴族たらしめているのは、~
紋章をその血脈に繋いでいるという事実。▼~
紋章を持つ者が持たない者の上に立つという~
構造を徹底的に破壊すれば、貴族は消える。▼~
:[ハンネマン]|
構わないのではないかね。~
我輩もすでに貴族ではない。▼~
:[エーデルガルト]|
貴族についてはそうでしょう。~
でも、紋章については?▼~
貴方は紋章のすべてを解明しようと~
尽力している。▼~
私が紋章の価値をなくし、消せるなら~
この世から消してしまいたいと……▼~
思っていることに、~
何のわだかまりもないのですか?▼~
:[ハンネマン]|
なるほど……君が何を疑問視しているのか、~
腑に落ちたよ。▼~
君の野望は、我が夢を壊すと。~
そう考えているのだね、君は。▼~
それは無用な心配だ、エーデルガルト君。~
我輩は君の思想に強く共感している。▼~
だが、同時にこうも思っている。~
そう簡単には紋章の影響は消えない。▼~
だからこそ我輩は、紋章の研究を続け……~
そのすべてを解明せんとしているのだよ。▼~
:[エーデルガルト]|
そう、ですか……。▼~
***支援A [#w8b4ecc6]
:[エーデルガルト]|
……それで、ハンネマン殿。~
先に謝っておきます。▼~
:[ハンネマン]|
ふむ……気にしてはいないがね。~
我輩の過去を調べたのだろう?▼~
:[エーデルガルト]|
……! ええ、そうです。~
どうしても納得できなくて。▼~
:[ハンネマン]|
……もう20年以上も前になるか。~
君は、かろうじて生まれていたな。▼~
我が妹は心を病み、体を壊して、~
若くして死んだ。▼~
誰かのせいにすることは容易い。~
だが、我輩は紋章こそが元凶と考えた。▼~
:[エーデルガルト]|
ハンネマン殿の父上には大紋章が宿り、~
貴方にも、貴方の祖父にも小紋章が。▼~
貴方の妹は紋章を継いでいなかったけれど、~
紋章が生まれやすい家系として期待され……▼~
没落しかかっていた、とある貴族に嫁いだ。~
その貴族には焦りもあったのでしょう。▼~
産めども産めども紋章を宿す子は産まれず、~
責められ、虐められた貴方の妹は……。▼~
:[ハンネマン]|
紋章学者として認められ始めていた~
我輩は、絶望したよ。▼~
自分の研究に何の意味があるのだと。~
妹一人救えずに、何が紋章学だ、と……!▼~
:[エーデルガルト]|
だから貴方は、帝国貴族の地位を捨て、~
ガルグ=マクに……。▼~
:[ハンネマン]|
ああ。犠牲者は妹一人ではない。~
そのようなことを繰り返す貴族が嫌だった。▼~
紋章の謎を解き、望む者なら誰もが~
その力を宿せる世界がくれば……▼~
貴族など意味がなくなる。~
そして妹は救われる。▼~
そう思って、研究に没頭したのだ。~
残念ながらそれは果たされていないがね。▼~
:[エーデルガルト]|
誰もが紋章の力を宿せる世界……それは、~
誰もが紋章の力を持たぬ世界と同じですね。▼~
:[ハンネマン]|
ああ、だから我輩は、~
君と共に戦う道を選んだ。▼~
察するしかできないが、~
君のその思想、そして2つの紋章の力。▼~
恐らく君は、我輩の妹と同じく、~
この世界の犠牲……▼~
:[エーデルガルト]|
ハンネマン殿。~
それ以上は、口にしないで。▼~
私の過去は、すでに葬られたもの。~
ただ前のみを見て、私たちは戦うのです。▼~
:[ハンネマン]|
エーデルガルト君……承知したよ。~
だが、これだけは言わせてほしい。▼~
君を見ていると、我輩は妹を思い出す。~
それに、若かった頃の自分自身をも。▼~
かつては妹を救えなかった不肖の身だが、~
今の我輩は違う。▼~
君を支え、君の力となれる。~
我輩は、君のために戦うのだと。▼~
:[エーデルガルト]|
ありがとう、ハンネマン殿。▼~
貴方の知識も、経験も、~
私には必要なものです。▼~
それに、貴方の熱き想いも……~
確かに受け取りました。▼~
私も……自身の行動で、~
貴方に応えてみせましょう。▼~
**マヌエラ [#r7509252]
***支援C [#f07c9eff]
:[マヌエラ]|らーらららーたらったらー……♪~
ららららーん……らららー……♪▼~
:[エーデルガルト]|ん? その曲……▼~
:[マヌエラ]|らーらーらたった……♪~
……あら、エーデルガルト?▼~
:[エーデルガルト]|マヌエラ殿、貴方の歌っていた曲……~
昔、聞いたことがある気がします。▼~
逸れも貴方自身が歌っていたような……~
帝都の歌劇場かしら?▼~
:[マヌエラ]|うふふ、覚えていてくれて嬉しいわ。~
きっと歌劇を見に来てくれたのね。▼~
帝都アンヴァルでは、ミッテルフランク~
歌劇団は何度も公演したから。▼~
:[エーデルガルト]|やはりそうでしたか。~
伯父に連れられて行きました。▼~
もう一度見たいと願ったのですが、その後~
私は王国への亡命に同行させられ……▼~
数年後に再び帝国に戻った時には、~
貴方はすでに引退していましたね。▼~
:[マヌエラ]|そうだったのね。……ということは、~
あたくしを見たのは一度きり?▼~
:[エーデルガルト]|ええ、そのはずです。▼~
:[マヌエラ]|それなのにしっかりと曲まで~
覚えていてくれていて、光栄だわ。▼~
:[エーデルガルト]|それだけ印象的だったのですよ。~
マヌエラ殿の歌が。▼~
でも、どうしてあれほど早く引退を?~
まだ10年、20年と続けられたはずです。▼~
:[マヌエラ]|そうねえ……確かに、あたくしの周りには~
そのくらい歌い続ける人もいたわ。▼~
けれど、あたくしは……~
自分の全盛期に引退したかったの。▼~
あたくしの歌声は主からの授かりもの。~
それは年齢と共に衰え、いつか失われる。▼~
だから、あたくしはその時までに……~
自分の力で生きる術を得ようと考えたのよ。▼~
主に歌声をお返しして……それでも~
しっかりと生きていけると示すために。▼~
:[エーデルガルト]|女神を信じ、恩を感じているのに、~
それを離れて自分の力で生きると……?▼~
:[マヌエラ]|うーん、何て言うのかしらね。~
主の存在は、あたくしの心の支えよ。▼~
けれど、あたくしの体を支えるのは、~
あたくし自身でしょ?▼~
***支援B [#f996e433]
:[エーデルガルト]|マヌエラ殿、入りますね。▼~
ひえっ……!~
何ですか、この部屋は!?▼~
:[マヌエラ]|あらあ……見ちゃったのねえ。~
見たからには……ふふ、わかってるわね?▼~
:[エーデルガルト]|……ええ、手伝えばいいのでしょうか?~
でも何をすればこんな惨状が……▼~
:[マヌエラ]|……聞かないで。~
男に振られてしばらくはこうなるのよ……!▼~
:[エーデルガルト]|理解しました……。~
片づけましょう。▼~
:(暗転)|
:[マヌエラ]|ありがとう、助かっちゃったわ。~
それで、何かあたくしに用だった?▼~
:[エーデルガルト]|近頃、マヌエラ殿が本調子でないと~
聞いたので、様子を見に来ましたが……▼~
理由を問う前に明らかになりましたね。▼~
:[マヌエラ]|それは、そうよねえ……。▼~
じゃ、何かお礼できないかしら?~
部屋の片付けを手伝ってもらったお礼。▼~
:[エーデルガルト]|そうですね……。~
なら、質問に答えてもらえますか?▼~
:[マヌエラ]|いいわよ。~
あたくしに質問なんて、何かしら?▼~
:[エーデルガルト]|以前、貴方が引退した理由を~
聞いたことがありましたよね。▼~
貴方は、女神は心の支えだけれど、~
体を支えるのは貴方自身だと言った。▼~
その意味が、私にはわかりませんでした。~
どういうことなのでしょう?▼~
:[マヌエラ]|そんなこと言ったかしら。~
まあいいわ。▼~
あたくしが歌劇団に勧誘されてから、~
歌姫として舞台に立つまでに……▼~
いろいろなことがあったからよ。~
きっと。▼~
:[エーデルガルト]|いろいろなこと?▼~
:[マヌエラ]|そう……いろいろなこと。▼~
主の授けてくれた歌声は、あたくしを~
舞台の袖まで連れて行ってくれた。▼~
でもそこから……競争相手に勝ち、人々に~
認められ、舞台の真ん中に立つには……▼~
あたくしが自身が((音声では「あたくし自身」))、苦労を重ね...
独りで成し遂げるしかなかったの。▼~
:[エーデルガルト]|……私は、誤解していたみたいです。▼~
女神を深く信ずる人は皆、どこか心が弱く、~
独りでは立てないのだと思っていた……▼~
けれども、貴方のような人もいたのですね。▼~
***支援A [#qab77cf1]
:[エーデルガルト]|………………。▼~
:[マヌエラ]|何だか悩んでいるみたいね、~
エーデルガルト。▼~
でも、ここは少し危険なんじゃなくて?~
外から狙われるかも……。▼~
:[エーデルガルト]|そうですね。~
お気遣い、ありがとうございます。▼~
:(暗転)|
:[エーデルガルト]|このところ政務が忙しく、部屋に籠りがち~
だったものですから、外が見たくて……。▼~
:[マヌエラ]|まあ、大変ね。~
それで外を見ながら、悩んでいたわけ?▼~
:[エーデルガルト]|はい……。実は、~
貴方の言葉が心に引っ掛かっているのです。▼~
私は、セイロス教のすべてを~
否定したいわけではありません。▼~
でも、一部分だけを都合良く残すことは~
非常に難しい……。▼~
貴族も、セイロス教団もことごとく破壊し、~
そこからのやり直しになるでしょう。▼~
:[マヌエラ]|そうね……。▼~
あなたの理想を実現するためには、~
それしかないと、あたくしも思うわ。▼~
:[エーデルガルト]|でも、女神を信じる者の中には、~
貴方のような人もいる。▼~
他の力に縋って自ら戦おうとしない、~
そんな者ばかりではないと私は知りました。▼~
そんな彼らの、貴方の、心の支えを、~
私は打ち砕こうとしています。▼~
貴方は、それでも私に……▼~
:[マヌエラ]|エーデルガルト、心配しないで。▼~
人は、あなたが思うよりずっと弱いわ。~
そして同時に、あなたが思うほど弱くない。▼~
女神様はあたくしたちの背をそっと包み、~
歩き出すのを待ってくれる存在。▼~
でもあなたは……あたくしたちの背を、強く~
押して進ませようとしているの。未来へ。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
:[マヌエラ]|ふふ、でも本当に荒療治ね。~
あなたらしいと言えばあなたらしいけれど。▼~
ただ、あなたが背を押さなければ、~
立ち上がれない人がいるのは確かよ。▼~
:[エーデルガルト]|マヌエラ殿は……優しいですね。▼~
:[マヌエラ]|優しくなんてないわ。~
あなたよりちょっと長生きしているだけ。▼~
それに、あたくしは主を心の支えに~
しているけれど……▼~
それだけが支えというわけでもないの。~
あなただって、あたくしの心の支えよ。▼~
:[エーデルガルト]|え?~
マヌエラ殿、それはどういう……▼~
:[マヌエラ]|ふふふっ……あたくしが何の私心もなく、~
あなたに協力していると思って?▼~
:[エーデルガルト]|その……この話は、~
また次の機会にしましょう。▼~
:[マヌエラ]|ダーメ。~
ほら、中に入りましょ、エーデルガルト。▼~
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- ハンネマンA、不詳ではなく不肖では? -- &new{2019-12-27...
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