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会話集/支援会話/イングリット(セイロス聖教会)
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[[会話集/支援会話]]
*イングリットの支援会話 [#ka98fcfb]
#contents
**セテス [#l2c1577f]
***支援C [#u8e123ca]
:[イングリット]|……はあ。▼~
:[セテス]|どうしたのだ、イングリット。~
何か思い悩んでいるようだが。▼~
:[イングリット]|あっ……セテス殿。~
申し訳ありません、見苦しいところを……。▼~
:[セテス]|良かったら私に話してみないか。~
力になれるかもしれん。▼~
:[イングリット]|い、いえ! わざわざセテス殿に~
聞いていただくほどの悩みでは……。▼~
:[セテス]|遠慮なら無用だ。~
もちろん、無理強いはしないが。▼~
:[イングリット]|で、では……。~
……実は、父のことなのですが。▼~
:[セテス]|君の父と言えば、ガラテア伯爵だな。~
以前、何度かお会いしたことがある。▼~
《白雲・蒼月の章》
:[イングリット]|……はい。では、ガラテア家の財政が~
火の車だともご存知でしょうか。▼~
痩せた土地の多いファーガスの中でも、~
我が領地は輪をかけて貧しいのです。▼~
不作続きで、一時期は徴税もままならず、~
兵を養うのすら困難に……▼~
数代ぶりに紋章を持って生まれた私は、~
家を建て直すべく期待されてきました。▼~
紋章を欲する貴族と姻戚関係を結び、~
金銭的な援助を得られれば、と……▼~
《翠風・銀雪の章》
:[イングリット]|……はい。~
今は袂を分かちましたが。▼~
ガラテア家は貧しく、兵や軍馬を~
養うのさえままならない有り様でした。▼~
父は、紋章を持つ私を大貴族と結婚させ、~
財政援助を得ようとしていたのですが……▼~
《共通》
:[セテス]|相手方からすれば、紋章を宿す血を、一族に~
取り込む足掛かりになるということか。▼~
《翠風・銀雪の章限定》
:[イングリット]|……はい。ですが私は、~
出奔同然に家を出てきましたから……▼~
家族は今、どうなっているのかと……▼~
《共通》
:[セテス]|やれやれ……紋章を持って生まれただけで~
いろいろと苦労させられてきたようだな。▼~
:[イングリット]|……えっ?~
セテス殿、今……何と仰ったのです?▼~
:[セテス]|私は個人的に、現在の紋章持ちをやたらと~
尊重する時流は如何なものかと思っている。▼~
:[イングリット]|……そうなのですか?~
主にお仕えするセテス殿が……意外です。▼~
:[セテス]|ああ。私の紋章への考えは~
いずれ折を見て君に話そう。▼~
とにかく、君は紋章持ちである以前に、~
一人の人間なのだ。▼~
紋章に惑わされず、一人の人間として~
成長してくれることを願っているよ。▼~
:[イングリット]|……はい。セテス殿、話を聞いてくださり、~
ありがとうございました。▼~
:[セテス]|また話そう、イングリット。~
私はいつでも、君を歓迎する。▼~
:[イングリット]|……はい!▼~
***支援B [#fc01a2dc]
:[セテス]|イングリット。“解放王”ネメシスと~
フォドラの十傑の話は知っているね?▼~
:[イングリット]|はい、もちろん。神器の力で悪を討ち、~
大地と人々を守った英雄ですね。▼~
そして、その英雄の力を引き継いだ証が~
私たちの血に宿る紋章です。▼~
:[セテス]|結構。十傑と呼ばれる者たちは確かに~
力があった。だが敬うべき対象だろうか?▼~
:[イングリット]|それは十傑が、後に相争い、国を巻き込んで~
滅ぼし合ったことを仰っているのですか?▼~
:[セテス]|そうだな。ネメシスと十傑は当初は協力し、~
フォドラの大地に平和をもたらした。▼~
だがその後は野心も剥き出しに相争った。~
しかも神器の力で弱き者を討ってな。▼~
つまるところ、力を持つだけでは~
尊敬の対象にはならないのだ。▼~
力を持つ者は、その力をいかに使うかで~
評価されるべきだと、私は考えている。▼~
:[イングリット]|……はい。~
それは、私も同意見です。▼~
:[セテス]|であれば、だ。紋章を継いで生まれたから~
というだけでは何も評価には値しない。▼~
父君が、イングリットの結婚相手に望んだ~
家柄や財産についても考えてみるといい。▼~
:[イングリット]|家柄や、財産……ですか?▼~
:[セテス]|どちらも、その者当人の生き様には~
関係なく他者から譲られた物だろう。▼~
そんな物の多寡で、人の価値を論ずるなど~
浅はかに過ぎるとは思わないか?▼~
紋章も同じだ。当人の意思とは無関係に、~
先祖から譲り受けたに過ぎないのだから。▼~
:[イングリット]|私もそう思います。紋章の有無が、~
人の価値を決めるなど、あってはならない。▼~
:[セテス]|……まあ、そうは言っても、家の財政を~
仕切っていたのはガラテア伯なのだろう?▼~
きっと伯なりの苦悩があったのだろうし、~
私がどうこう言うことではないがね。▼~
ただ私から、~
君にかけてやれる言葉があるとすれば……▼~
君が何を重視し、どう生きていくかは、~
君次第だ、イングリット。▼~
:[イングリット]|セテス殿……ご助言、感謝します。▼~
《蒼月の章》
:[イングリット]|……近頃、よく考えるのです。~
この戦争が終わった後の未来を。▼~
《翠風・銀雪の章》
:[イングリット]|父の件は……過ぎた話ではありますが。~
それでも……▼~
《共通》
:[イングリット]|私、自分の将来について、~
きちんと考えてみようと思います。▼~
***支援A [#v1aadeb8]
:[イングリット]|………………。▼~
:[セテス]|まだ悩んでいるのか? イングリット。▼~
:[イングリット]|……流石はセテス殿です。~
あなたの前で、隠し事はできませんね。▼~
セテス殿のお話を聞いてからずっと、~
どう生きるべきか考えていたのですが……▼~
なかなか考えがまとまらないのです。~
……私の未熟ゆえでしょうね。▼~
:[セテス]|イングリット、君は真面目だな。~
その真摯な姿勢は尊敬に値するよ。▼~
:[イングリット]|い、いえ、尊敬だなんて。~
私はとても、そのような……。▼~
:[セテス]|未熟だと恥じる必要はない。~
人間、誰しも将来については悩むものだ。▼~
余計なお世話かもしれんが、1つだけ~
付け加えさせてもらえるだろうか?▼~
:[イングリット]|……?~
何でしょう?▼~
:[セテス]|君がもし紋章を持たずに生まれてきたら~
どうだったか、を考えてみてはどうだ?▼~
:[イングリット]|私に紋章がなかったら、ですか?▼~
:[セテス]|誰も君に見向きしないと思うか?~
いや、そうではないはずだ。▼~
私は君が紋章を持たなかったとしても~
素敵な人間だと思うし、期待もしている。▼~
:[イングリット]|セ、セテス殿……!▼~
:[セテス]|私は世辞は言わない主義だ。だからもっと~
ありのままの自分に自信を持ってほしい。▼~
もっとも君が紋章に慢心して身を滅ぼす~
ようだと、私の眼鏡違いになるがね。▼~
:[イングリット]|い、いえ、そのようなつもりはありません。~
……私は必ず、ご期待に応えてみせます。▼~
今すぐには難しいですが、いつか必ず、~
自分に恥じぬ生き方を見定めます。▼~
:[セテス]|その意気だ。~
応援しているぞ、イングリット。▼~
***支援A+ [#s53299a3]
:[イングリット]|セテス殿。~
少し、お時間をいただけますか?▼~
:[セテス]|イングリットか。~
将来、進むべき道が決まったのか?▼~
:[イングリット]|はい。セテス殿には、どうしても~
私の決意を聞いていただきたいと……。▼~
:[セテス]|それは光栄だ。~
では早速、聞かせてくれるか?▼~
:[イングリット]|はい……。私は祖国を守りたい。~
王に仕える、一人の騎士として。▼~
その気持ちに、今も変わりはありません。~
ですが……▼~
私は、父の役に立つための~
道を選ぼう、と思います。▼~
私に貧しい思いをさせず、育ててくれた~
父の恩は、何にも代えがたいものですから。▼~
:[セテス]|……そうか。よくよく考えた末に出した~
結論なのだな? ならば私も異論はない。▼~
だが……ひとつだけ聞かせてもらっても~
構わないだろうか?▼~
:[イングリット]|……はい、もちろん。▼~
:[セテス]|君はその決意に至るまで、~
お父上に相談してみたのか?▼~
:[イングリット]|い、いえ……そこまでは。~
わざわざ出向く暇もありませんし。▼~
それに父は、私がこの戦争に~
身を投じるのを許してはくれましたが……▼~
実際、無茶を言って、半ば強引に家を~
飛び出してきてしまったようなもので……▼~
:[セテス]|ならばこそ、改めて顔を合わせて、~
よく話し合ってみるべきだと私は思う。▼~
:[イングリット]|……父は昔から、意固地な人で。~
私の話など、聞いてくれるかどうか。▼~
:[セテス]|私はガラテア伯と親しいわけではないから~
何とも言い難いが……そうだな……。▼~
知ってのとおり、私にも手の掛かる~
家族がいる。いつもいつも心配でならない。▼~
そんな立場から言わせてもらえば、父君は~
きっと君の相談に耳を貸してくれるだろう。▼~
君の真摯な思いをぶつけられたら、~
無下にはできないはずだからな。▼~
父君と話してみて、それでも先ほどの決意が~
変わらないというのであれば、それでいい。▼~
:[イングリット]|セテス殿……ありがとうございます。▼~
そうですね……。~
父と、きちんと話をしてみようと思います。▼~
私は父が意固地だから、と、すべてを~
父のせいにしていたのかもしれません……。▼~
ですが、意固地だったのは私です。~
私が歩み寄れば、父も、きっと……。▼~
:[セテス]|うむ、それでこそ、私のイングリットだ。~
自信を持って、前へ進むといい。▼~
:[イングリット]|……はい、セテス殿!▼~
あなたの言葉、しかと胸に刻みます。~
本当に……ありがとうございました!▼~
**カトリーヌ [#r52741f3]
***支援C [#c17c77ac]
:[カトリーヌ]|よし。じゃあ今日の稽古は~
これくらいにしておこうか。▼~
:[イングリット]|はあ、はあ……。~
あ、ありがとうございました……。▼~
あ、あの……カトリーヌさん。~
お聞きしたいのですが……。▼~
:[カトリーヌ]|どうしてアタシの剣はここまで~
軌道を読めないのか、だろ?▼~
:[イングリット]|はい。上段に来ると思ったら下段に……~
突きが来ると思ったら払いが来ますし。▼~
:[カトリーヌ]|そりゃ、アンタの性格が~
真っ正直だからだよ。▼~
アンタ、アタシが次にどの手で来るか、~
いろいろ先読みしてるよね。▼~
:[イングリット]|先読み……というほどではありませんが、~
自分なりに予測はしています。▼~
:[カトリーヌ]|だからさ。アタシはそれを利用して~
目線や剣先の動きでアンタを釣ってる。▼~
戦いの基本は、敵の虚を突くこと……~
生き残るための工夫ってやつだよ。▼~
レア様を守るためにも、まず自分の身を~
守らなきゃ話にならないしね。▼~
:[イングリット]|すべてはレア様をお守りするため……~
カトリーヌさん、素晴らしいです。▼~
:[カトリーヌ]|はっはっは。~
随分と持ち上げられたもんだ。▼~
:[イングリット]|私の夢は、君主に仕える騎士となること。~
忠義を尽くし、その身辺をお守りする……▼~
お仕えする相手こそ違えど、~
あなたの忠義は私の理想そのものですから。▼~
:[カトリーヌ]|憧れるのは勝手だけどね、アタシは……▼~
:[イングリット]|カトリーヌさん。~
私をあなたの弟子にしていただけませんか。▼~
:[カトリーヌ]|……本気か? アンタみたいなお利口さんが~
アタシの弟子なんか向いてないよ。▼~
:[イングリット]|もちろん、本気です。~
向いていないと言われようと構いません。▼~
:[カトリーヌ]|……やれやれ、わかった。~
それじゃまずは、男の口説き方からだ。▼~
:[イングリット]|はい! ……えっ?~
わ、わかりました!▼~
:[カトリーヌ]|はっはっは! 冗談だよ。~
口説き方なんか、アタシが知りたいさ。▼~
まずはそのクソ真面目なとこから~
直してかなきゃねえ。▼~
:[イングリット]|はい……よろしくお願いします!▼~
***支援B [#v2a52dcf]
:[カトリーヌ]|よし。~
今日の稽古はこれくらいにしとくか。▼~
:[イングリット]|はい、ありがとうございました!▼~
:[カトリーヌ]|だいぶ、アタシの目線や剣先の動きに~
惑わされないようになってきたね。▼~
:[イングリット]|はい。少しずつ、カトリーヌさんの~
狙いが読めるようになってきました。▼~
:[カトリーヌ]|でも、体術はまだまだだ。~
戦場では武器を失っても戦い抜かなきゃな。▼~
喉元に食らいつこうが、急所を蹴ろうが、~
何をしてでも生き残る覚悟が必要さ。▼~
:[イングリット]|……一応、お聞きしたいのですが。~
実際に、やったことはあるのですか……?▼~
:[カトリーヌ]|戦場ではないね。~
そこまで追い詰められたことがない。▼~
けど、酒場じゃしょっちゅうだよ。~
男どもの急所を蹴るなんてね。あっはっは!▼~
:[イングリット]|は、はあ……。▼~
:[カトリーヌ]|ま、そういう手段も躊躇わないくらいの~
覚悟を持って臨めってことだ。▼~
騎士の戦いってのは、物語に謳われるほど~
綺麗なもんじゃない。▼~
騎士として立った戦場で、騎士らしからぬ~
選択を強いられることもある。▼~
例えば、罪のない人たちを~
見殺しにすることだって……。▼~
イングリット……~
アンタ、それでも騎士になりたいのか?▼~
:[イングリット]|……何もかも、覚悟の上です。~
それでも私は、騎士になりたい。▼~
あなたのように、主君に忠実な~
騎士でありたいと……▼~
:[カトリーヌ]|ちょっと間違ってんな。~
アタシは主に忠実だけど、忠実じゃない。▼~
主のためなら何でもするが、~
死ねと言われても死なないよ。▼~
矛盾してるように聞こえるか?~
でも、それがアタシなんだよ。▼~
:[イングリット]|忠実だけど、忠実じゃない……?▼~
……私にも、その言葉の意味を~
理解できる日が来るのでしょうか。▼~
:[カトリーヌ]|そうだね……アンタは真面目すぎるから、~
きっと時間がかかるだろうよ。▼~
けど、いつかはわかる日が来る。~
それまで死ぬなよ、イングリット。▼~
:[イングリット]|……はい。何をしてでも生き残る、ですね。~
肝に銘じます、師匠。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#wf4f4ccc]
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[[会話集/支援会話]]
*イングリットの支援会話 [#ka98fcfb]
#contents
**セテス [#l2c1577f]
***支援C [#u8e123ca]
:[イングリット]|……はあ。▼~
:[セテス]|どうしたのだ、イングリット。~
何か思い悩んでいるようだが。▼~
:[イングリット]|あっ……セテス殿。~
申し訳ありません、見苦しいところを……。▼~
:[セテス]|良かったら私に話してみないか。~
力になれるかもしれん。▼~
:[イングリット]|い、いえ! わざわざセテス殿に~
聞いていただくほどの悩みでは……。▼~
:[セテス]|遠慮なら無用だ。~
もちろん、無理強いはしないが。▼~
:[イングリット]|で、では……。~
……実は、父のことなのですが。▼~
:[セテス]|君の父と言えば、ガラテア伯爵だな。~
以前、何度かお会いしたことがある。▼~
《白雲・蒼月の章》
:[イングリット]|……はい。では、ガラテア家の財政が~
火の車だともご存知でしょうか。▼~
痩せた土地の多いファーガスの中でも、~
我が領地は輪をかけて貧しいのです。▼~
不作続きで、一時期は徴税もままならず、~
兵を養うのすら困難に……▼~
数代ぶりに紋章を持って生まれた私は、~
家を建て直すべく期待されてきました。▼~
紋章を欲する貴族と姻戚関係を結び、~
金銭的な援助を得られれば、と……▼~
《翠風・銀雪の章》
:[イングリット]|……はい。~
今は袂を分かちましたが。▼~
ガラテア家は貧しく、兵や軍馬を~
養うのさえままならない有り様でした。▼~
父は、紋章を持つ私を大貴族と結婚させ、~
財政援助を得ようとしていたのですが……▼~
《共通》
:[セテス]|相手方からすれば、紋章を宿す血を、一族に~
取り込む足掛かりになるということか。▼~
《翠風・銀雪の章限定》
:[イングリット]|……はい。ですが私は、~
出奔同然に家を出てきましたから……▼~
家族は今、どうなっているのかと……▼~
《共通》
:[セテス]|やれやれ……紋章を持って生まれただけで~
いろいろと苦労させられてきたようだな。▼~
:[イングリット]|……えっ?~
セテス殿、今……何と仰ったのです?▼~
:[セテス]|私は個人的に、現在の紋章持ちをやたらと~
尊重する時流は如何なものかと思っている。▼~
:[イングリット]|……そうなのですか?~
主にお仕えするセテス殿が……意外です。▼~
:[セテス]|ああ。私の紋章への考えは~
いずれ折を見て君に話そう。▼~
とにかく、君は紋章持ちである以前に、~
一人の人間なのだ。▼~
紋章に惑わされず、一人の人間として~
成長してくれることを願っているよ。▼~
:[イングリット]|……はい。セテス殿、話を聞いてくださり、~
ありがとうございました。▼~
:[セテス]|また話そう、イングリット。~
私はいつでも、君を歓迎する。▼~
:[イングリット]|……はい!▼~
***支援B [#fc01a2dc]
:[セテス]|イングリット。“解放王”ネメシスと~
フォドラの十傑の話は知っているね?▼~
:[イングリット]|はい、もちろん。神器の力で悪を討ち、~
大地と人々を守った英雄ですね。▼~
そして、その英雄の力を引き継いだ証が~
私たちの血に宿る紋章です。▼~
:[セテス]|結構。十傑と呼ばれる者たちは確かに~
力があった。だが敬うべき対象だろうか?▼~
:[イングリット]|それは十傑が、後に相争い、国を巻き込んで~
滅ぼし合ったことを仰っているのですか?▼~
:[セテス]|そうだな。ネメシスと十傑は当初は協力し、~
フォドラの大地に平和をもたらした。▼~
だがその後は野心も剥き出しに相争った。~
しかも神器の力で弱き者を討ってな。▼~
つまるところ、力を持つだけでは~
尊敬の対象にはならないのだ。▼~
力を持つ者は、その力をいかに使うかで~
評価されるべきだと、私は考えている。▼~
:[イングリット]|……はい。~
それは、私も同意見です。▼~
:[セテス]|であれば、だ。紋章を継いで生まれたから~
というだけでは何も評価には値しない。▼~
父君が、イングリットの結婚相手に望んだ~
家柄や財産についても考えてみるといい。▼~
:[イングリット]|家柄や、財産……ですか?▼~
:[セテス]|どちらも、その者当人の生き様には~
関係なく他者から譲られた物だろう。▼~
そんな物の多寡で、人の価値を論ずるなど~
浅はかに過ぎるとは思わないか?▼~
紋章も同じだ。当人の意思とは無関係に、~
先祖から譲り受けたに過ぎないのだから。▼~
:[イングリット]|私もそう思います。紋章の有無が、~
人の価値を決めるなど、あってはならない。▼~
:[セテス]|……まあ、そうは言っても、家の財政を~
仕切っていたのはガラテア伯なのだろう?▼~
きっと伯なりの苦悩があったのだろうし、~
私がどうこう言うことではないがね。▼~
ただ私から、~
君にかけてやれる言葉があるとすれば……▼~
君が何を重視し、どう生きていくかは、~
君次第だ、イングリット。▼~
:[イングリット]|セテス殿……ご助言、感謝します。▼~
《蒼月の章》
:[イングリット]|……近頃、よく考えるのです。~
この戦争が終わった後の未来を。▼~
《翠風・銀雪の章》
:[イングリット]|父の件は……過ぎた話ではありますが。~
それでも……▼~
《共通》
:[イングリット]|私、自分の将来について、~
きちんと考えてみようと思います。▼~
***支援A [#v1aadeb8]
:[イングリット]|………………。▼~
:[セテス]|まだ悩んでいるのか? イングリット。▼~
:[イングリット]|……流石はセテス殿です。~
あなたの前で、隠し事はできませんね。▼~
セテス殿のお話を聞いてからずっと、~
どう生きるべきか考えていたのですが……▼~
なかなか考えがまとまらないのです。~
……私の未熟ゆえでしょうね。▼~
:[セテス]|イングリット、君は真面目だな。~
その真摯な姿勢は尊敬に値するよ。▼~
:[イングリット]|い、いえ、尊敬だなんて。~
私はとても、そのような……。▼~
:[セテス]|未熟だと恥じる必要はない。~
人間、誰しも将来については悩むものだ。▼~
余計なお世話かもしれんが、1つだけ~
付け加えさせてもらえるだろうか?▼~
:[イングリット]|……?~
何でしょう?▼~
:[セテス]|君がもし紋章を持たずに生まれてきたら~
どうだったか、を考えてみてはどうだ?▼~
:[イングリット]|私に紋章がなかったら、ですか?▼~
:[セテス]|誰も君に見向きしないと思うか?~
いや、そうではないはずだ。▼~
私は君が紋章を持たなかったとしても~
素敵な人間だと思うし、期待もしている。▼~
:[イングリット]|セ、セテス殿……!▼~
:[セテス]|私は世辞は言わない主義だ。だからもっと~
ありのままの自分に自信を持ってほしい。▼~
もっとも君が紋章に慢心して身を滅ぼす~
ようだと、私の眼鏡違いになるがね。▼~
:[イングリット]|い、いえ、そのようなつもりはありません。~
……私は必ず、ご期待に応えてみせます。▼~
今すぐには難しいですが、いつか必ず、~
自分に恥じぬ生き方を見定めます。▼~
:[セテス]|その意気だ。~
応援しているぞ、イングリット。▼~
***支援A+ [#s53299a3]
:[イングリット]|セテス殿。~
少し、お時間をいただけますか?▼~
:[セテス]|イングリットか。~
将来、進むべき道が決まったのか?▼~
:[イングリット]|はい。セテス殿には、どうしても~
私の決意を聞いていただきたいと……。▼~
:[セテス]|それは光栄だ。~
では早速、聞かせてくれるか?▼~
:[イングリット]|はい……。私は祖国を守りたい。~
王に仕える、一人の騎士として。▼~
その気持ちに、今も変わりはありません。~
ですが……▼~
私は、父の役に立つための~
道を選ぼう、と思います。▼~
私に貧しい思いをさせず、育ててくれた~
父の恩は、何にも代えがたいものですから。▼~
:[セテス]|……そうか。よくよく考えた末に出した~
結論なのだな? ならば私も異論はない。▼~
だが……ひとつだけ聞かせてもらっても~
構わないだろうか?▼~
:[イングリット]|……はい、もちろん。▼~
:[セテス]|君はその決意に至るまで、~
お父上に相談してみたのか?▼~
:[イングリット]|い、いえ……そこまでは。~
わざわざ出向く暇もありませんし。▼~
それに父は、私がこの戦争に~
身を投じるのを許してはくれましたが……▼~
実際、無茶を言って、半ば強引に家を~
飛び出してきてしまったようなもので……▼~
:[セテス]|ならばこそ、改めて顔を合わせて、~
よく話し合ってみるべきだと私は思う。▼~
:[イングリット]|……父は昔から、意固地な人で。~
私の話など、聞いてくれるかどうか。▼~
:[セテス]|私はガラテア伯と親しいわけではないから~
何とも言い難いが……そうだな……。▼~
知ってのとおり、私にも手の掛かる~
家族がいる。いつもいつも心配でならない。▼~
そんな立場から言わせてもらえば、父君は~
きっと君の相談に耳を貸してくれるだろう。▼~
君の真摯な思いをぶつけられたら、~
無下にはできないはずだからな。▼~
父君と話してみて、それでも先ほどの決意が~
変わらないというのであれば、それでいい。▼~
:[イングリット]|セテス殿……ありがとうございます。▼~
そうですね……。~
父と、きちんと話をしてみようと思います。▼~
私は父が意固地だから、と、すべてを~
父のせいにしていたのかもしれません……。▼~
ですが、意固地だったのは私です。~
私が歩み寄れば、父も、きっと……。▼~
:[セテス]|うむ、それでこそ、私のイングリットだ。~
自信を持って、前へ進むといい。▼~
:[イングリット]|……はい、セテス殿!▼~
あなたの言葉、しかと胸に刻みます。~
本当に……ありがとうございました!▼~
**カトリーヌ [#r52741f3]
***支援C [#c17c77ac]
:[カトリーヌ]|よし。じゃあ今日の稽古は~
これくらいにしておこうか。▼~
:[イングリット]|はあ、はあ……。~
あ、ありがとうございました……。▼~
あ、あの……カトリーヌさん。~
お聞きしたいのですが……。▼~
:[カトリーヌ]|どうしてアタシの剣はここまで~
軌道を読めないのか、だろ?▼~
:[イングリット]|はい。上段に来ると思ったら下段に……~
突きが来ると思ったら払いが来ますし。▼~
:[カトリーヌ]|そりゃ、アンタの性格が~
真っ正直だからだよ。▼~
アンタ、アタシが次にどの手で来るか、~
いろいろ先読みしてるよね。▼~
:[イングリット]|先読み……というほどではありませんが、~
自分なりに予測はしています。▼~
:[カトリーヌ]|だからさ。アタシはそれを利用して~
目線や剣先の動きでアンタを釣ってる。▼~
戦いの基本は、敵の虚を突くこと……~
生き残るための工夫ってやつだよ。▼~
レア様を守るためにも、まず自分の身を~
守らなきゃ話にならないしね。▼~
:[イングリット]|すべてはレア様をお守りするため……~
カトリーヌさん、素晴らしいです。▼~
:[カトリーヌ]|はっはっは。~
随分と持ち上げられたもんだ。▼~
:[イングリット]|私の夢は、君主に仕える騎士となること。~
忠義を尽くし、その身辺をお守りする……▼~
お仕えする相手こそ違えど、~
あなたの忠義は私の理想そのものですから。▼~
:[カトリーヌ]|憧れるのは勝手だけどね、アタシは……▼~
:[イングリット]|カトリーヌさん。~
私をあなたの弟子にしていただけませんか。▼~
:[カトリーヌ]|……本気か? アンタみたいなお利口さんが~
アタシの弟子なんか向いてないよ。▼~
:[イングリット]|もちろん、本気です。~
向いていないと言われようと構いません。▼~
:[カトリーヌ]|……やれやれ、わかった。~
それじゃまずは、男の口説き方からだ。▼~
:[イングリット]|はい! ……えっ?~
わ、わかりました!▼~
:[カトリーヌ]|はっはっは! 冗談だよ。~
口説き方なんか、アタシが知りたいさ。▼~
まずはそのクソ真面目なとこから~
直してかなきゃねえ。▼~
:[イングリット]|はい……よろしくお願いします!▼~
***支援B [#v2a52dcf]
:[カトリーヌ]|よし。~
今日の稽古はこれくらいにしとくか。▼~
:[イングリット]|はい、ありがとうございました!▼~
:[カトリーヌ]|だいぶ、アタシの目線や剣先の動きに~
惑わされないようになってきたね。▼~
:[イングリット]|はい。少しずつ、カトリーヌさんの~
狙いが読めるようになってきました。▼~
:[カトリーヌ]|でも、体術はまだまだだ。~
戦場では武器を失っても戦い抜かなきゃな。▼~
喉元に食らいつこうが、急所を蹴ろうが、~
何をしてでも生き残る覚悟が必要さ。▼~
:[イングリット]|……一応、お聞きしたいのですが。~
実際に、やったことはあるのですか……?▼~
:[カトリーヌ]|戦場ではないね。~
そこまで追い詰められたことがない。▼~
けど、酒場じゃしょっちゅうだよ。~
男どもの急所を蹴るなんてね。あっはっは!▼~
:[イングリット]|は、はあ……。▼~
:[カトリーヌ]|ま、そういう手段も躊躇わないくらいの~
覚悟を持って臨めってことだ。▼~
騎士の戦いってのは、物語に謳われるほど~
綺麗なもんじゃない。▼~
騎士として立った戦場で、騎士らしからぬ~
選択を強いられることもある。▼~
例えば、罪のない人たちを~
見殺しにすることだって……。▼~
イングリット……~
アンタ、それでも騎士になりたいのか?▼~
:[イングリット]|……何もかも、覚悟の上です。~
それでも私は、騎士になりたい。▼~
あなたのように、主君に忠実な~
騎士でありたいと……▼~
:[カトリーヌ]|ちょっと間違ってんな。~
アタシは主に忠実だけど、忠実じゃない。▼~
主のためなら何でもするが、~
死ねと言われても死なないよ。▼~
矛盾してるように聞こえるか?~
でも、それがアタシなんだよ。▼~
:[イングリット]|忠実だけど、忠実じゃない……?▼~
……私にも、その言葉の意味を~
理解できる日が来るのでしょうか。▼~
:[カトリーヌ]|そうだね……アンタは真面目すぎるから、~
きっと時間がかかるだろうよ。▼~
けど、いつかはわかる日が来る。~
それまで死ぬなよ、イングリット。▼~
:[イングリット]|……はい。何をしてでも生き残る、ですね。~
肝に銘じます、師匠。▼~
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