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会話集/支援会話/イングリット(アップデート/DLC)
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[[会話集/支援会話]]
*イングリットの支援会話 [#ybb73302]
#contents
**ユーリス [#t60c23b2]
***支援C [#wd89b935]
:[イングリット]|ん~っ! この宿場の串焼きは最高ですね!~
ですが向こうの宿場も、なかなか……▼~
:[ユーリス]|お、イングリットじゃねえか。~
どうしたんだ、こんなところで。▼~
:[イングリット]|………………!▼~
……あら、ユーリス。あなたこそ、~
こんなところで何をしているのです?▼~
:[ユーリス]|ああ、家族に金を届けてきた帰りだよ。~
大した額じゃあねえけどな。▼~
《白雲・蒼月の章》
:[イングリット]|仕送りですか! それは素晴らしいです。~
私もあなたを見習わなくてはなりませんね。▼~
《共通》
:[ユーリス]|それはさておき、お前、さっき慌てて~
何か呑み込んでたみたいだが……▼~
:[イングリット]|そ、そうだ、ユーリス! 実は、ええと……~
一つ気になっていたことがあるのです。▼~
:[ユーリス]|何でそんなに慌ててるんだよ……。▼~
:[イングリット]|いいえ、何でも。それよりあなた、以前~
ローベ家で働いていたことはありませんか?▼~
4年前((第二部では「9年前」))、私がローベ伯の居城を訪れ...
伯爵の傍らに、あなたの姿を見たような……▼~
:[ユーリス]|そんな昔の話をよく覚えてるなあ、お前。▼~
そりゃあ、その頃はちょうど養子として~
ローベ家の厄介になってた時期だ。▼~
:[イングリット]|ローベ伯の養子、ですか……?~
そういえば、噂を耳にしたことがあります。▼~
将来有望な遠縁の若者を、養子として~
迎えた、と。あなたのことだったのですね。▼~
:[ユーリス]|と言ってもまあ、縁はもう切れてるけどな。~
今となっちゃ、俺とあの人はただの他人さ。▼~
士官学校に入れてもらった恩はあるが、~
あれからいろいろと揉めてなあ……。▼~
そういうお前は、いったい何の用があって~
ローベ家なんかに行ったんだ?▼~
:[イングリット]|それは、その。何と言うべきか……~
そう、友人の尻拭いをしに、ですね……。((イングリットがシル...
《イングリットとシルヴァンが自軍にいる時》
:[ユーリス]|なるほど、シルヴァンの話か。察した。~
いやあ……苦労してるんだなあ、お前も。▼~
《上記以外》
:[ユーリス]|なるほど、事情はよくわからんが、~
お前もいろいろ苦労してきたんだなあ。▼~
《共通》
:[ユーリス]|……ところでさっき聞きそびれたが、~
お前、ここの常連なのか?▼~
:[イングリット]|べ、別に、どうでもいいでしょう? 私も、~
たまには外で食事をしたくなる時が……▼~
:[ユーリス]|ああいや、別に文句をつけたいわけじゃ~
なくてだな。▼~
この宿場の周りは夕方になると物騒だから、~
気をつけろって言いたかっただけさ。▼~
:[イングリット]|それは……お気遣いありがとうございます。~
ですがいざとなれば自力で返り討ちに……▼~
:[ユーリス]|ああそれと、さっきここの宿場の主人が、~
お前にいつもありがとうって言ってたぜ。▼~
:[イングリット]|!?▼~
:[ユーリス]|お前はいつも美味そうな顔で飯を食うから~
作ってるこっちが嬉しくなる、ってよ。▼~
:[イングリット]|………………。~
そ……そうでしたか……。▼~
で、では……日が暮れる前に……~
私はこれで……。▼~
:(イングリットが立ち去る)|
:[ユーリス]|もしかして、食い意地張ってるの、~
悟られたくなかったのかなあ……。▼~
もう遅えと思うんだけどなあ……。▼~
***支援B [#l10269ad]
:[イングリット]|いったいどうしたのです、ユーリス。~
訓練が終わったら食堂に来い、だなんて。▼~
:[ユーリス]|ああ、ちょっとお前に用があってさ。~
適当に座って、もう少しそのまま待ってろ。▼~
:[イングリット]|は、はあ……。▼~
:(暗転)|
:[ユーリス]|ほい、待たせたな。▼~
:[イングリット]|……! これは……!!~
あなたが作ったのですか?▼~
:[ユーリス]|おう、これでも料理には自信があってね。~
高級なもんじゃないが、美味そうだろう?▼~
:[イングリット]|その……ユーリス……これ、頂いても?~
私、訓練の後でお腹が減っていて……。▼~
:[ユーリス]|ああ、もちろん。~
何しろ、そのために呼んだんだからなあ。▼~
:[イングリット]|ありがとうございます……!~
では、遠慮なく! いただきます!▼~
ああ……口の中でとろける柔らかいお肉!~
絡み合う野菜の風味が絶妙ですね!▼~
素材の味が互いを引き立て合っている……~
まるで……名将の戦でも見ているよう……!▼~
:[ユーリス]|いや落ち着け落ち着け……感想なんて~
要らねえから、ゆっくり味わって食えよ。▼~
:[イングリット]|はい! ではありがたく!▼~
:(暗転)|
:[イングリット]|ふう……ご馳走様でした、ユーリス。~
私、今、とても幸せです……。▼~
:[ユーリス]|はははっ、そりゃあ良かった。~
気合を入れて作った甲斐があったな。▼~
:[イングリット]|あら? ユーリス、あなた……~
もしかして何も食べていなかったのですか?▼~
:[ユーリス]|まあ、後で軽く食おうと思ってたから……~
自分で食べるために作った料理でもねえし。▼~
:[イングリット]|……では、私のためだけにこの料理を?▼~
:[ユーリス]|そうだよ。件の宿場の主人がさ、~
お前に食わせてやれって肉を寄越してさ。▼~
これは責任もって料理しねえとと思って、~
厨房を借りて作ってたってわけだ。▼~
:[イングリット]|……いけません、ユーリス。食事とは~
皆で卓を囲み、分け合ってこそのもの。▼~
それなのに私としたことが、自分ばかり。~
食べ終わってから気づくとは……不覚です。▼~
:[ユーリス]|いいって、何でそんなこと気にするんだよ。~
お前が貰った肉じゃねえか。▼~
それに……良いもんを見られて満足したよ。~
俺様にとっては、それが一番の収穫だ。▼~
:[イングリット]|良いもの、ですか?▼~
:[ユーリス]|前に、街で串焼きを頬張ってる~
お前の顔を見た時から思ってたんだが……▼~
俺は、幸せそうに飯を食う~
お前の顔が好きだ。▼~
:[イングリット]|……はい?▼~
:[ユーリス]|宿場の主人の言ってることがわかったよ。~
お前は本当に良い顔で飯を食ってくれる。▼~
:[イングリット]|それは……ほ、褒められているのか~
貶されているのかもわからないのですが。▼~
:[ユーリス]|いや、褒めてるんだよ。本気だぜ?~
俺は、そういう女が一番好みだね。▼~
:[イングリット]|………………。▼~
……まったく。そういった軽薄な物言いは、~
誤解を招きますよ。程々にしてくださいね。▼~
:[ユーリス]|うーん、本気で言ってるんだが……。~
何でこう、上手く伝わらねえんだろうなあ。▼~
***支援A [#k9b86b61]
:[イングリット]|ふふっ、来ましたね、ユーリス。~
待ちくたびれましたよ。さあ、座りなさい。▼~
:[ユーリス]|ええと……~
いったい何が始まるんだ?▼~
:[イングリット]|共に食卓を囲んですることは一つです。~
一緒に夕餉を楽しみましょう、ユーリス。▼~
:[ユーリス]|……これは? お前が作ったのか?▼~
:[イングリット]|はい。手の込んだものではありませんが、~
私とて、料理の心得くらいありますからね。▼~
:[ユーリス]|おいおい、どういう風の吹き回しだよ。▼~
:[イングリット]|受けた恩は返さねばなりません。~
ですから、厨房を借りて作ってきました。▼~
アドレステアやレスターの料理ほど~
洗練されたものではありませんが……▼~
ファーガスに伝わる伝統料理も~
素朴ながら、とても美味しいものですよ。▼~
:(暗転)|
:[ユーリス]|……ご馳走さん。~
美味かったよ、イングリット。▼~
ガキの頃、母さんと爺さんと3人で~
暮らしていた頃を思い出したというか……▼~
俺の生まれ故郷はファーガスの貧民街でね。~
この味つけは……何だか懐かしい。▼~
悪い、俺たちの食うような飯と、ご令嬢の~
作る飯を一緒にするのは失礼だったか。▼~
:[イングリット]|いえ……さして、変わらないと思います。~
実家は貴族といっても貧しかったですし……▼~
自領が飢饉に見舞われた年の食事は、~
他家の領民よりずっと粗末なものでしたよ。▼~
:[ユーリス]|……まあ、その慰めってわけじゃあないが、~
俺は、お前の作るような料理が好みだね。▼~
料理人が腕によりをかけて作った料理も~
もちろん美味いっちゃ美味いんだがなあ。▼~
:[イングリット]|ふふ、ありがとうございます。料理の上手な~
人に褒めてもらえるのは、嬉しいですね。▼~
:[ユーリス]|俺はただ、飯炊きだろうが何だろうが、~
やらなきゃ生きられなかったってだけさ。▼~
とはいえ、料理が好きだってのは確かだぜ。~
ああ、正しくは飯を食ってる奴の笑顔がな。▼~
仲間と勝利を祝う宴で、家族と囲む食卓で、~
俺の作った飯を食う奴の笑顔を見るのが……▼~
俺にとっては、世界で一番の幸せなのさ。▼~
:[イングリット]|……ふふっ。あなた、ならず者の頭目など~
やめて、料理人にでもなったらどうです?▼~
:[ユーリス]|ははっ、なるほど、料理人ね。~
そういう将来も、なかなか悪かねえな。▼~
:[イングリット]|そうなったら私、毎日でも通い詰めますよ。~
あなたの作る料理を食べるために。▼~
:[ユーリス]|そりゃいい。お前の喜ぶ顔が見られるなら、~
作り甲斐もあるってもんだ。▼~
:[イングリット]|……ふふ、敵いませんね、あなたには。~
気づくといつも私ばかり翻弄されている。▼~
:[ユーリス]|ああ?~
翻弄って、何がだよ?▼~
:[イングリット]|いいえ、何でも。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#ef5d9c4b]
- イングリット⇔ユーリス支援Cでユーリスがシルヴァンを言及...
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*イングリットの支援会話 [#ybb73302]
#contents
**ユーリス [#t60c23b2]
***支援C [#wd89b935]
:[イングリット]|ん~っ! この宿場の串焼きは最高ですね!~
ですが向こうの宿場も、なかなか……▼~
:[ユーリス]|お、イングリットじゃねえか。~
どうしたんだ、こんなところで。▼~
:[イングリット]|………………!▼~
……あら、ユーリス。あなたこそ、~
こんなところで何をしているのです?▼~
:[ユーリス]|ああ、家族に金を届けてきた帰りだよ。~
大した額じゃあねえけどな。▼~
《白雲・蒼月の章》
:[イングリット]|仕送りですか! それは素晴らしいです。~
私もあなたを見習わなくてはなりませんね。▼~
《共通》
:[ユーリス]|それはさておき、お前、さっき慌てて~
何か呑み込んでたみたいだが……▼~
:[イングリット]|そ、そうだ、ユーリス! 実は、ええと……~
一つ気になっていたことがあるのです。▼~
:[ユーリス]|何でそんなに慌ててるんだよ……。▼~
:[イングリット]|いいえ、何でも。それよりあなた、以前~
ローベ家で働いていたことはありませんか?▼~
4年前((第二部では「9年前」))、私がローベ伯の居城を訪れ...
伯爵の傍らに、あなたの姿を見たような……▼~
:[ユーリス]|そんな昔の話をよく覚えてるなあ、お前。▼~
そりゃあ、その頃はちょうど養子として~
ローベ家の厄介になってた時期だ。▼~
:[イングリット]|ローベ伯の養子、ですか……?~
そういえば、噂を耳にしたことがあります。▼~
将来有望な遠縁の若者を、養子として~
迎えた、と。あなたのことだったのですね。▼~
:[ユーリス]|と言ってもまあ、縁はもう切れてるけどな。~
今となっちゃ、俺とあの人はただの他人さ。▼~
士官学校に入れてもらった恩はあるが、~
あれからいろいろと揉めてなあ……。▼~
そういうお前は、いったい何の用があって~
ローベ家なんかに行ったんだ?▼~
:[イングリット]|それは、その。何と言うべきか……~
そう、友人の尻拭いをしに、ですね……。((イングリットがシル...
《イングリットとシルヴァンが自軍にいる時》
:[ユーリス]|なるほど、シルヴァンの話か。察した。~
いやあ……苦労してるんだなあ、お前も。▼~
《上記以外》
:[ユーリス]|なるほど、事情はよくわからんが、~
お前もいろいろ苦労してきたんだなあ。▼~
《共通》
:[ユーリス]|……ところでさっき聞きそびれたが、~
お前、ここの常連なのか?▼~
:[イングリット]|べ、別に、どうでもいいでしょう? 私も、~
たまには外で食事をしたくなる時が……▼~
:[ユーリス]|ああいや、別に文句をつけたいわけじゃ~
なくてだな。▼~
この宿場の周りは夕方になると物騒だから、~
気をつけろって言いたかっただけさ。▼~
:[イングリット]|それは……お気遣いありがとうございます。~
ですがいざとなれば自力で返り討ちに……▼~
:[ユーリス]|ああそれと、さっきここの宿場の主人が、~
お前にいつもありがとうって言ってたぜ。▼~
:[イングリット]|!?▼~
:[ユーリス]|お前はいつも美味そうな顔で飯を食うから~
作ってるこっちが嬉しくなる、ってよ。▼~
:[イングリット]|………………。~
そ……そうでしたか……。▼~
で、では……日が暮れる前に……~
私はこれで……。▼~
:(イングリットが立ち去る)|
:[ユーリス]|もしかして、食い意地張ってるの、~
悟られたくなかったのかなあ……。▼~
もう遅えと思うんだけどなあ……。▼~
***支援B [#l10269ad]
:[イングリット]|いったいどうしたのです、ユーリス。~
訓練が終わったら食堂に来い、だなんて。▼~
:[ユーリス]|ああ、ちょっとお前に用があってさ。~
適当に座って、もう少しそのまま待ってろ。▼~
:[イングリット]|は、はあ……。▼~
:(暗転)|
:[ユーリス]|ほい、待たせたな。▼~
:[イングリット]|……! これは……!!~
あなたが作ったのですか?▼~
:[ユーリス]|おう、これでも料理には自信があってね。~
高級なもんじゃないが、美味そうだろう?▼~
:[イングリット]|その……ユーリス……これ、頂いても?~
私、訓練の後でお腹が減っていて……。▼~
:[ユーリス]|ああ、もちろん。~
何しろ、そのために呼んだんだからなあ。▼~
:[イングリット]|ありがとうございます……!~
では、遠慮なく! いただきます!▼~
ああ……口の中でとろける柔らかいお肉!~
絡み合う野菜の風味が絶妙ですね!▼~
素材の味が互いを引き立て合っている……~
まるで……名将の戦でも見ているよう……!▼~
:[ユーリス]|いや落ち着け落ち着け……感想なんて~
要らねえから、ゆっくり味わって食えよ。▼~
:[イングリット]|はい! ではありがたく!▼~
:(暗転)|
:[イングリット]|ふう……ご馳走様でした、ユーリス。~
私、今、とても幸せです……。▼~
:[ユーリス]|はははっ、そりゃあ良かった。~
気合を入れて作った甲斐があったな。▼~
:[イングリット]|あら? ユーリス、あなた……~
もしかして何も食べていなかったのですか?▼~
:[ユーリス]|まあ、後で軽く食おうと思ってたから……~
自分で食べるために作った料理でもねえし。▼~
:[イングリット]|……では、私のためだけにこの料理を?▼~
:[ユーリス]|そうだよ。件の宿場の主人がさ、~
お前に食わせてやれって肉を寄越してさ。▼~
これは責任もって料理しねえとと思って、~
厨房を借りて作ってたってわけだ。▼~
:[イングリット]|……いけません、ユーリス。食事とは~
皆で卓を囲み、分け合ってこそのもの。▼~
それなのに私としたことが、自分ばかり。~
食べ終わってから気づくとは……不覚です。▼~
:[ユーリス]|いいって、何でそんなこと気にするんだよ。~
お前が貰った肉じゃねえか。▼~
それに……良いもんを見られて満足したよ。~
俺様にとっては、それが一番の収穫だ。▼~
:[イングリット]|良いもの、ですか?▼~
:[ユーリス]|前に、街で串焼きを頬張ってる~
お前の顔を見た時から思ってたんだが……▼~
俺は、幸せそうに飯を食う~
お前の顔が好きだ。▼~
:[イングリット]|……はい?▼~
:[ユーリス]|宿場の主人の言ってることがわかったよ。~
お前は本当に良い顔で飯を食ってくれる。▼~
:[イングリット]|それは……ほ、褒められているのか~
貶されているのかもわからないのですが。▼~
:[ユーリス]|いや、褒めてるんだよ。本気だぜ?~
俺は、そういう女が一番好みだね。▼~
:[イングリット]|………………。▼~
……まったく。そういった軽薄な物言いは、~
誤解を招きますよ。程々にしてくださいね。▼~
:[ユーリス]|うーん、本気で言ってるんだが……。~
何でこう、上手く伝わらねえんだろうなあ。▼~
***支援A [#k9b86b61]
:[イングリット]|ふふっ、来ましたね、ユーリス。~
待ちくたびれましたよ。さあ、座りなさい。▼~
:[ユーリス]|ええと……~
いったい何が始まるんだ?▼~
:[イングリット]|共に食卓を囲んですることは一つです。~
一緒に夕餉を楽しみましょう、ユーリス。▼~
:[ユーリス]|……これは? お前が作ったのか?▼~
:[イングリット]|はい。手の込んだものではありませんが、~
私とて、料理の心得くらいありますからね。▼~
:[ユーリス]|おいおい、どういう風の吹き回しだよ。▼~
:[イングリット]|受けた恩は返さねばなりません。~
ですから、厨房を借りて作ってきました。▼~
アドレステアやレスターの料理ほど~
洗練されたものではありませんが……▼~
ファーガスに伝わる伝統料理も~
素朴ながら、とても美味しいものですよ。▼~
:(暗転)|
:[ユーリス]|……ご馳走さん。~
美味かったよ、イングリット。▼~
ガキの頃、母さんと爺さんと3人で~
暮らしていた頃を思い出したというか……▼~
俺の生まれ故郷はファーガスの貧民街でね。~
この味つけは……何だか懐かしい。▼~
悪い、俺たちの食うような飯と、ご令嬢の~
作る飯を一緒にするのは失礼だったか。▼~
:[イングリット]|いえ……さして、変わらないと思います。~
実家は貴族といっても貧しかったですし……▼~
自領が飢饉に見舞われた年の食事は、~
他家の領民よりずっと粗末なものでしたよ。▼~
:[ユーリス]|……まあ、その慰めってわけじゃあないが、~
俺は、お前の作るような料理が好みだね。▼~
料理人が腕によりをかけて作った料理も~
もちろん美味いっちゃ美味いんだがなあ。▼~
:[イングリット]|ふふ、ありがとうございます。料理の上手な~
人に褒めてもらえるのは、嬉しいですね。▼~
:[ユーリス]|俺はただ、飯炊きだろうが何だろうが、~
やらなきゃ生きられなかったってだけさ。▼~
とはいえ、料理が好きだってのは確かだぜ。~
ああ、正しくは飯を食ってる奴の笑顔がな。▼~
仲間と勝利を祝う宴で、家族と囲む食卓で、~
俺の作った飯を食う奴の笑顔を見るのが……▼~
俺にとっては、世界で一番の幸せなのさ。▼~
:[イングリット]|……ふふっ。あなた、ならず者の頭目など~
やめて、料理人にでもなったらどうです?▼~
:[ユーリス]|ははっ、なるほど、料理人ね。~
そういう将来も、なかなか悪かねえな。▼~
:[イングリット]|そうなったら私、毎日でも通い詰めますよ。~
あなたの作る料理を食べるために。▼~
:[ユーリス]|そりゃいい。お前の喜ぶ顔が見られるなら、~
作り甲斐もあるってもんだ。▼~
:[イングリット]|……ふふ、敵いませんね、あなたには。~
気づくといつも私ばかり翻弄されている。▼~
:[ユーリス]|ああ?~
翻弄って、何がだよ?▼~
:[イングリット]|いいえ、何でも。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#ef5d9c4b]
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