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会話集/支援会話/イグナーツ(セイロス聖教会)
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[[会話集/支援会話]]
*イグナーツの支援会話 [#nab86dd5]
#contents
**フレン [#ta9aabf2]
***支援C [#l5f1991e]
(イグナーツ、フレンとぶつかる)
:[フレン]|きゃっ!▼~
:[イグナーツ]|うわっ!▼~
(暗転)
:[イグナーツ]|フ、フレンさん!?~
すみません、怪我は!?▼~
:[フレン]|え、ええ、ご心配なく。~
大事ありませんわ。▼~
:[イグナーツ]|だ、大丈夫ですか!?~
やっぱりどこか打ったりしたんじゃ……!▼~
:[フレン]|い、いえ……急に立ち上がったので~
少し眩暈が……。▼~
:[イグナーツ]|医務室に行きましょう!~
ボクも一緒に行きますから!▼~
:[フレン]|……本当に大丈夫ですから。~
もうシャキっとしてきましたわよ? ほら!▼~
:[イグナーツ]|………………。▼~
:[フレン]|イグナーツさん?▼~
:[イグナーツ]|………………。▼~
:[フレン]|イグナーツさーん?▼~
:[イグナーツ]|……へっ!? あ、はい!~
すみません、何でしょう?▼~
:[フレン]|そう……そうだったんですのね。▼~
:[イグナーツ]|あ、あの?▼~
:[フレン]|いくら色事に疎いわたくしでも、流石に、~
そこまで見つめられたら気づきますわよ。▼~
でも、ごめんなさい。~
わたくし、今はそういうことは……。▼~
:[イグナーツ]|そそそそそそそんなんじゃないですって!~
ボク、ただ……▼~
:[フレン]|……ただ?~
ただ、何ですの? 何だと仰るんですの?▼~
:[イグナーツ]|……見とれて、いました。~
フレンさんに……。▼~
:[フレン]|……見とれて? わたくしに?▼~
:[イグナーツ]|はい……。女神のように凛とした眼差し、~
彫刻のような美しい輪郭……。▼~
もしも聖セスリーンが実在したら、~
きっとフレンさんみたいなんだろうって……▼~
:[フレン]|……まあ!▼~
:[イグナーツ]|す、すみません! こんなこと言うなんて、~
ボク、どうしちゃったんだろう……?▼~
:[フレン]|それで……あなた、聖セスリーンのことは~
どのように考えてらっしゃるの?▼~
:[イグナーツ]|え? いくつかの伝承を聞いた限りでは……~
美しく慈愛に満ちた方だったのかな、と。▼~
:[フレン]|そう……合格ですわ。今日のことは、~
お兄様には黙っておいてあげますわね。▼~
:[イグナーツ]|う……! お願いします。~
セテスさんに知られたら何をされるか……▼~
:[フレン]|それでは、ご機嫌よう。~
またお話しましょうね! うっふふふ……▼~
:[イグナーツ]|……行っちゃった。~
何だか嬉しそうだったし、まあ、いいか。▼~
***支援B [#ee1dc367]
:[イグナーツ]|うーん、ないなあ……。▼~
:[フレン]|何をしてらっしゃるの?▼~
:[イグナーツ]|あ、フレンさん……!~
聖セスリーンの事績を調べていたんです。▼~
:[フレン]|……それは、なぜかしら?▼~
:[イグナーツ]|あ、あの……ボク、絵を描くのが趣味で。~
聖セスリーンの絵を描きたいなって。▼~
:[フレン]|まあ! 素敵ね。でも、絵を描くのに~
事績を調べる必要があって?▼~
:[イグナーツ]|聖セスリーン像を模写するだけなら、~
調べる必要はありませんけど……▼~
ボクが描きたいのは、彫像じゃなくて、~
生きたセスリーンの姿なんです。▼~
セスリーンの内面がわからなければ、~
生きた表情は描けません。▼~
だから、その手掛かりを得たくて、~
事績を調べてみようかな、と。▼~
:[フレン]|なるほど……セスリーンがどんな子か、~
知りたいってことですのね?▼~
:[イグナーツ]|子……?~
あ、はい。まあ、そういうことです。▼~
:[フレン]|あらあら、そうですの、うふふ!~
なるほど、そうなのですね、うふふふふ!▼~
:[イグナーツ]|ど、どうしました……?▼~
:[フレン]|よろしくてよ! わたくしが存じている~
セスリーンの事績を教えて差し上げますわ。▼~
コホン……戦乱が続く大地で、セスリーンは~
父キッホルと隠遁生活を送っていました。▼~
そんな時、戦乱を憂いていた聖者セイロスと~
出会い、3人は協力することになります。▼~
:[イグナーツ]|(……あれ? 聖者たちは、女神様の~
啓示を受けて集まったんじゃ……)▼~
:[フレン]|全土を支配せんとしていたネメシス率いる~
十傑と戦ったタルティーン会戦では……▼~
戦場に倒れた味方の兵士を癒し続け、~
やがて力尽きて長い眠りについたのです。▼~
:[イグナーツ]|(……伝承だと、戦乱で傷ついた民衆を~
奇跡の術で救ったとあったけど……)▼~
:[フレン]|……どうですか?~
セスリーンについてどう思いました?▼~
:[イグナーツ]|あ、え、あ……。そうですね……。~
かっこいいなと、思いました。▼~
:[フレン]|まあ、かっこいいですか!?~
そんなふうに言われたの、初めてです……!▼~
あなたとは、いいお友達になれそうですわ!~
またお話ししましょうね!▼~
:[イグナーツ]|……行っちゃった。フレンさん、~
そんなにセスリーン好きなのか……。▼~
***支援A [#hb920df0]
:[イグナーツ]|ふ、フレンさん! あのっ!~
フレンさんを描かせてくれませんか!!▼~
:[フレン]|……あら、イグナーツさん。~
これまた唐突ですのね。▼~
:[イグナーツ]|フレンさんの絵を描きたいんです。~
……描かせていただけませんか?▼~
聖セスリーンの姿を思い描いていたら、~
どうしてもフレンさんの姿が重なって。▼~
:[フレン]|ま! 最近熱い視線を感じると思ったら~
イグナーツさんでしたのね?▼~
お兄様に気づかれなくて幸いでした。~
災いが降りかかる前にお控えになってね。▼~
でも……そうですわねえ……。~
………………。▼~
聖セスリーン像よりも綺麗に描くと~
約束していただけるなら、よくってよ。▼~
:[イグナーツ]|セスリーン像「より」?~
セスリーン像「のように」じゃなく?▼~
:[フレン]|だって、目の前のわたくしのほうが~
美しいでしょう?▼~
:[イグナーツ]|ま、まあ、フレンさんは美人ですけど。~
……そこ、張り合うんですね。▼~
聖セスリーンに憧れている君なら~
同じくらいっていうのかと思いました。▼~
:[フレン]|憧れている? わたくしが?~
……ふふっ! 変なことおっしゃる方。▼~
:[イグナーツ]|……?▼~
:[フレン]|で、わたくしはどうしたらよろしくて?~
何か構えでも取って差し上げましょうか。▼~
:[イグナーツ]|か、構えはいいので……。~
フレンさんは座っていてください。▼~
:[フレン]|座っているだけでよろしいんですの?~
……退屈ですのね。▼~
もしかして、これ、長くかかりますの?▼~
:[イグナーツ]|そうですね、数日は……。だから~
時間がある時だけ付き合ってもらえれば。▼~
それに……よかったらまた、~
聖セスリーンの話、聞かせてくれませんか。▼~
フレンさんから聞いたセスリーンは、~
伝承よりも、現実味があるというか……▼~
かっこよくて、憧れちゃいます。▼~
:[フレン]|……イグナーツさん!~
もう、わたくしを綺麗に描かなくて結構よ!▼~
それよりも、かっこよく!~
かっこよく描いてくださる!?▼~
:[イグナーツ]|え、えええー? フレンさんは~
どっちかというと、可愛らしい……。▼~
:[フレン]|あなたは、かっこいいセスリーンに~
憧れてしまうのでしょう?▼~
それなら、わたくしも、かっこよく!~
納得いくまで何枚でも描いてよくってよ?▼~
いえ、わたくしが納得できるまで、~
何枚でも描いてもらいますわ!▼~
:[イグナーツ]|えええ……フレンさんが納得する絵を、~
描けるかな、ボク……。▼~
でも、やってみます! 描きたいって~
言い出したのは、ボクですし!▼~
何節かかるかわかりませんけど……。~
それでも構いませんか?▼~
:[フレン]|ええ、もちろん構いませんことよ!~
だって、わたくしたちはお友達でしょう?▼~
お友達のお願いを聞いてあげるのがお友達!~
わたくし、何百年だって付き合いますわよ!▼~
:[イグナーツ]|あはは……ありがとうございます。~
生きている限り、頑張りますね……。▼~
**シャミア [#sb03e473]
***支援C [#of75ef94]
:[イグナーツ]|はあ、はあ。~
今日の訓練は厳しかったなあ……。▼~
あ、シャミアさん。~
ちょっと聞きたいことが……。▼~
:[シャミア]|………………。▼~
:[イグナーツ]|あのー、シャミアさん?▼~
:[シャミア]|………………。▼~
:[イグナーツ]|……そ、そうか。~
精神を集中する訓練中なのかも……。▼~
じゃあ、ボクはこれで……。▼~
:[シャミア]|……どこへ行く?▼~
:[イグナーツ]|わ、わわわわ!?~
しゃ、シャミアさん?▼~
:[シャミア]|聞きたいことがあるんだろ?▼~
:[イグナーツ]|い、いえいえ!~
そんなにたいしたことじゃ……!▼~
:[シャミア]|瞑想は終わりだ。~
何かあるなら言え。▼~
:[イグナーツ]|あ、いや、もう……。~
シャミアさんも、お疲れでしょうし……。▼~
:[シャミア]|教わる立場の者が、遠慮などするな。~
いいか。▼~
:[イグナーツ]|は、はい。~
次からはそうします……。▼~
:[シャミア]|次から?~
今は遠慮するのか。▼~
:[イグナーツ]|ええと、今日はもう大丈夫です。~
すみません、失礼します……。▼~
:[シャミア]|……難しい奴だな。▼~
***支援B [#h14579e3]
:[イグナーツ]|あの……シャミア、さん?▼~
:[シャミア]|どうした?~
聞きたいことがあるなら聞け。▼~
:[イグナーツ]|は、はい。ボク、フォドラの外の世界に~
興味があって……。▼~
:[シャミア]|……ほう。▼~
:[イグナーツ]|シャミアさんはフォドラの外から~
来たんですよね?▼~
シャミアさんの故郷ってどんなところか~
聞きたいなと思って……。▼~
:[シャミア]|……断る。▼~
:[イグナーツ]|……え?▼~
:[シャミア]|私が語ったところで無意味だ。▼~
:[イグナーツ]|……そ、そうですか。~
それじゃあ……。▼~
:[シャミア]|待て。~
誤解しているだろ。▼~
私の目を通してみた場所を、~
私の口から聞いたとして……▼~
それに何の意味がある?~
それは私の感じたものに過ぎん。▼~
知りたければ、自分の目で見ろ。~
……という意味だ。▼~
:[イグナーツ]|そ、そうなんですか?~
良かった……。▼~
:[シャミア]|良かった?▼~
:[イグナーツ]|その、ボク、シャミアさんに~
嫌われてるのかな、って……。▼~
:[シャミア]|さて、どうだろうな……。~
君はどう思う?▼~
君の目を通して見た私は、~
君を嫌っているように見えるか?▼~
それすらわからんようでは、仮に君が~
外の世界に行っても得るものはあるまい。▼~
:[イグナーツ]|え、あの……わかりません……。~
こんなんじゃダメですね、ボク……。▼~
:[シャミア]|ならば私に聞いて、確かめたらどうだ。~
目の前にいるのだから。▼~
:[イグナーツ]|そんな勇気、ボクには……。▼~
すみません、~
今日のところは失礼します……!▼~
:[シャミア]|確かめる度胸もないか。~
それとも……どちらでもいい、か?▼~
***支援A [#xc807694]
:[シャミア]|……結論から言えば、~
私は君を嫌ってなどいない。▼~
:[イグナーツ]|そうなんですね!~
勇気を出して、聞いてみて良かった……。▼~
:[シャミア]|どちらでもいい、わけではなかったか……。~
で、君はなぜ外の世界に興味があるんだ?▼~
:[イグナーツ]|それは……まだ見ぬ風景が、まだまだ~
たくさんあるんだって気づいたからです。▼~
こうして今、あちこち戦いに~
出向く中で……▼~
人の営みも、景色も、地域によって~
随分違うんだと知りました。▼~
フォドラの中でも、こんなに違うなら、~
外の世界はどうなんだろうって。▼~
すごく興味が湧いてしまって……~
だから、いつか外の世界を旅したいなって。▼~
:[シャミア]|そうか。~
……いいんじゃないか?▼~
:[イグナーツ]|そ、そうでしょうか?▼~
:[シャミア]|言っただろ。~
見知らぬ世界を言葉で伝えるのは難しい。▼~
外の世界にしか咲かない花がある。~
外の世界でしか食べられない料理がある。▼~
花の美しさ、料理の美味さ、~
それを伝えられるもんなら伝えるさ。▼~
だが、どれほど詳しく説明しようと、~
想像できるだけだ。理解はできん。▼~
本当に理解したいなら、行くしかない。~
自分の目で見て、自分の肌で感じて……▼~
そこに暮らす者と実際に話して、初めて~
その土地を理解できる。そうだろ?▼~
:[イグナーツ]|そ、そうかもしれませんね……。▼~
:[シャミア]|……何だ。~
言いたいことは、はっきり言え。▼~
:[イグナーツ]|……シャミアさんがボクにこんなに~
話してくれたの、初めてだなって。▼~
:[シャミア]|……些細なことだ。▼~
:[イグナーツ]|す、すみません……。▼~
:[シャミア]|フ……。君の話を聞いていると、私も~
将来について考えねばと思わんでもない。▼~
:[イグナーツ]|シャミアさんは将来、~
何かやりたいことがあるんですか?▼~
:[シャミア]|特に決まっていない。~
その点、私より君が一歩前にいる。▼~
私も進むべき道を決めないとな。▼~
:[イグナーツ]|ボクがシャミアさんより一歩前に?~
そ、そんな、ボクなんて……。▼~
:[シャミア]|謙遜する暇があったら、~
私を励ましでもすればいい。▼~
:[イグナーツ]|は、はい。~
では、シャミアさん、頑張ってください!▼~
:[シャミア]|フフ……了解だ。▼~
**ツィリル [#ybd0eb6a]
***支援C [#m3730529]
:[ツィリル]|……イグナーツ。~
どうしてついてくるの。▼~
:[イグナーツ]|な、なんか手伝うことはないかな?~
ツィリルくん、一人じゃ大変でしょ?▼~
:[ツィリル]|このくらいの仕事、~
いつもボク一人でやってるよ。▼~
:[イグナーツ]|でもさでもさ、二人でやったほうが~
早く終わるんじゃないかな?▼~
:[ツィリル]|しつこいなあ。▼~
:[イグナーツ]|遠慮しないで。仕事が早く終われば、~
やりたいことだってできるだろう?▼~
:[ツィリル]|……ボクのやりたいこと、~
教えてあげようか。▼~
:[イグナーツ]|え? うんうん、聞きたいな!▼~
:[ツィリル]|仕事がしたい。邪魔されずに。~
これはボクに任された仕事だから。▼~
:[イグナーツ]|そうなっちゃうんだね……。▼~
:[ツィリル]|イグナーツは、何でボクに構うの。~
そういうの、余計なお世話って言うんだよ。▼~
:[イグナーツ]|うっ……。そう言われるとつらいけど……。~
……パルミラの話を聞きたくて。▼~
ツィリルくん、いつも忙しそうだから……。~
少しでも手伝えば話を聞けるかなーなんて。▼~
:[ツィリル]|パルミラの話なんて、何にも面白くないよ。▼~
:[イグナーツ]|すごく興味があるんだよ。どんな風景に~
囲まれて、どんな人が暮らしているのか。▼~
ツィリルくんが気に入っていた景色とか~
あったら教えてほしいなあ。▼~
:[ツィリル]|……別にないよ。~
景色を楽しんでる余裕なんてなかったし。▼~
それに、何でイグナーツの楽しみのために~
ボクが楽しくない話をしなきゃいけないの。▼~
:[イグナーツ]|だけどさ、どんなに暮らしが大変でも、~
好きな景色とか好きな場所くらいは……▼~
:[ツィリル]|アナタにはわからないよ。~
じゃあ、ボクもう行くから……▼~
:[イグナーツ]|あ、う、うん。仕事の邪魔してごめん。~
何か手伝えることがあったら言ってね!▼~
それと……ううん、いいや。~
また今度、ゆっくり話せるといいな!▼~
:[ツィリル]|……話すことなんてないよ。▼~
ほんと、変な人。▼~
***支援B [#t2e4d024]
:[ツィリル]|……イグナーツ、何してるの?▼~
:[イグナーツ]|あ、ツィリルくん。~
外を眺めてたんだ。君はこれから仕事?▼~
:[ツィリル]|うん。昨日の雨で出来た大きな水たまり。~
邪魔だから掃き出して片づけないと。▼~
:[イグナーツ]|ああ、あそこに見えるやつだね。~
片づけちゃうのか、残念だな。▼~
:[ツィリル]|残念?▼~
:[イグナーツ]|水たまりのある風景を楽しんでたから。~
あ、でも気にしないで仕事してね。▼~
:[ツィリル]|……ねえ。~
この風景の、何が楽しいの?▼~
:[イグナーツ]|え? だってこんなに綺麗じゃないか。▼~
いつもの風景に水たまりが加わるだけで、~
急に雰囲気が変わるし。それに……▼~
同じ形の水たまりは二度とできないよ。~
映る太陽だって二度と同じ輝きを見せない。▼~
今、この瞬間だけの美しい風景。~
そう思うと、見逃したくないって思わない?▼~
:[ツィリル]|うん、そうだね。▼~
……あれ? イグナーツの話を聞いてたら、~
そんな気になっちゃってた。▼~
雨上がりの景色なんて、~
気に留めたこともなかったのに。▼~
:[イグナーツ]|それは、ツィリルくんの心が~
今、穏やかだからかもしれないね。▼~
景色の見え方って、~
その時の心の状態が影響するから。▼~
:[ツィリル]|……ふうん。▼~
……ボクの記憶にあるパルミラの景色は、~
くすんでいて、寂しい景色なんだ。▼~
街から離れるとね、本当に何もなくて。~
どこまで行っても空と草原しか見えなくて。▼~
自分が本当にそこにいるのか、わからなく~
なるような……そんな景色だったんだ。▼~
だけど不思議だな。今、思い出していたら、~
すごく雄大で綺麗だった気もしてきた。▼~
:[イグナーツ]|心の状態によって、記憶の中の景色も~
変わってくるのかもしれないね。▼~
それにしても……やっぱり興味深いなあ。▼~
どこまで行っても空と草原しかない風景か。~
パルミラには、そんな場所があるんだね。▼~
想像するだけで、わくわくしてくるよ……。▼~
:[ツィリル]|……イグナーツって、ほんと変だね。▼~
:[イグナーツ]|……ん、変? そうかな。▼~
:[ツィリル]|変だよ。風景のこと考えて、~
うっとりした顔して。そんな人いないよ。▼~
:[イグナーツ]|あはは……まあ、確かにそうかも。~
でも、行きたいなあ、パルミラ。▼~
ねえ、ツィリルくん。~
いつか平和になったら、一緒に行かない?▼~
故郷の記憶が、くすんだ景色のままじゃ~
もったいないしさ!▼~
:[ツィリル]|もったいない? そうなのかな。~
でも……うん、考えとくよ。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#k015999a]
- フレンの支援A、セテスのくだりはセテスがロストしても変わ...
- セテスは撤退扱いなので変わりませんね。 -- &new{2020-01...
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*イグナーツの支援会話 [#nab86dd5]
#contents
**フレン [#ta9aabf2]
***支援C [#l5f1991e]
(イグナーツ、フレンとぶつかる)
:[フレン]|きゃっ!▼~
:[イグナーツ]|うわっ!▼~
(暗転)
:[イグナーツ]|フ、フレンさん!?~
すみません、怪我は!?▼~
:[フレン]|え、ええ、ご心配なく。~
大事ありませんわ。▼~
:[イグナーツ]|だ、大丈夫ですか!?~
やっぱりどこか打ったりしたんじゃ……!▼~
:[フレン]|い、いえ……急に立ち上がったので~
少し眩暈が……。▼~
:[イグナーツ]|医務室に行きましょう!~
ボクも一緒に行きますから!▼~
:[フレン]|……本当に大丈夫ですから。~
もうシャキっとしてきましたわよ? ほら!▼~
:[イグナーツ]|………………。▼~
:[フレン]|イグナーツさん?▼~
:[イグナーツ]|………………。▼~
:[フレン]|イグナーツさーん?▼~
:[イグナーツ]|……へっ!? あ、はい!~
すみません、何でしょう?▼~
:[フレン]|そう……そうだったんですのね。▼~
:[イグナーツ]|あ、あの?▼~
:[フレン]|いくら色事に疎いわたくしでも、流石に、~
そこまで見つめられたら気づきますわよ。▼~
でも、ごめんなさい。~
わたくし、今はそういうことは……。▼~
:[イグナーツ]|そそそそそそそんなんじゃないですって!~
ボク、ただ……▼~
:[フレン]|……ただ?~
ただ、何ですの? 何だと仰るんですの?▼~
:[イグナーツ]|……見とれて、いました。~
フレンさんに……。▼~
:[フレン]|……見とれて? わたくしに?▼~
:[イグナーツ]|はい……。女神のように凛とした眼差し、~
彫刻のような美しい輪郭……。▼~
もしも聖セスリーンが実在したら、~
きっとフレンさんみたいなんだろうって……▼~
:[フレン]|……まあ!▼~
:[イグナーツ]|す、すみません! こんなこと言うなんて、~
ボク、どうしちゃったんだろう……?▼~
:[フレン]|それで……あなた、聖セスリーンのことは~
どのように考えてらっしゃるの?▼~
:[イグナーツ]|え? いくつかの伝承を聞いた限りでは……~
美しく慈愛に満ちた方だったのかな、と。▼~
:[フレン]|そう……合格ですわ。今日のことは、~
お兄様には黙っておいてあげますわね。▼~
:[イグナーツ]|う……! お願いします。~
セテスさんに知られたら何をされるか……▼~
:[フレン]|それでは、ご機嫌よう。~
またお話しましょうね! うっふふふ……▼~
:[イグナーツ]|……行っちゃった。~
何だか嬉しそうだったし、まあ、いいか。▼~
***支援B [#ee1dc367]
:[イグナーツ]|うーん、ないなあ……。▼~
:[フレン]|何をしてらっしゃるの?▼~
:[イグナーツ]|あ、フレンさん……!~
聖セスリーンの事績を調べていたんです。▼~
:[フレン]|……それは、なぜかしら?▼~
:[イグナーツ]|あ、あの……ボク、絵を描くのが趣味で。~
聖セスリーンの絵を描きたいなって。▼~
:[フレン]|まあ! 素敵ね。でも、絵を描くのに~
事績を調べる必要があって?▼~
:[イグナーツ]|聖セスリーン像を模写するだけなら、~
調べる必要はありませんけど……▼~
ボクが描きたいのは、彫像じゃなくて、~
生きたセスリーンの姿なんです。▼~
セスリーンの内面がわからなければ、~
生きた表情は描けません。▼~
だから、その手掛かりを得たくて、~
事績を調べてみようかな、と。▼~
:[フレン]|なるほど……セスリーンがどんな子か、~
知りたいってことですのね?▼~
:[イグナーツ]|子……?~
あ、はい。まあ、そういうことです。▼~
:[フレン]|あらあら、そうですの、うふふ!~
なるほど、そうなのですね、うふふふふ!▼~
:[イグナーツ]|ど、どうしました……?▼~
:[フレン]|よろしくてよ! わたくしが存じている~
セスリーンの事績を教えて差し上げますわ。▼~
コホン……戦乱が続く大地で、セスリーンは~
父キッホルと隠遁生活を送っていました。▼~
そんな時、戦乱を憂いていた聖者セイロスと~
出会い、3人は協力することになります。▼~
:[イグナーツ]|(……あれ? 聖者たちは、女神様の~
啓示を受けて集まったんじゃ……)▼~
:[フレン]|全土を支配せんとしていたネメシス率いる~
十傑と戦ったタルティーン会戦では……▼~
戦場に倒れた味方の兵士を癒し続け、~
やがて力尽きて長い眠りについたのです。▼~
:[イグナーツ]|(……伝承だと、戦乱で傷ついた民衆を~
奇跡の術で救ったとあったけど……)▼~
:[フレン]|……どうですか?~
セスリーンについてどう思いました?▼~
:[イグナーツ]|あ、え、あ……。そうですね……。~
かっこいいなと、思いました。▼~
:[フレン]|まあ、かっこいいですか!?~
そんなふうに言われたの、初めてです……!▼~
あなたとは、いいお友達になれそうですわ!~
またお話ししましょうね!▼~
:[イグナーツ]|……行っちゃった。フレンさん、~
そんなにセスリーン好きなのか……。▼~
***支援A [#hb920df0]
:[イグナーツ]|ふ、フレンさん! あのっ!~
フレンさんを描かせてくれませんか!!▼~
:[フレン]|……あら、イグナーツさん。~
これまた唐突ですのね。▼~
:[イグナーツ]|フレンさんの絵を描きたいんです。~
……描かせていただけませんか?▼~
聖セスリーンの姿を思い描いていたら、~
どうしてもフレンさんの姿が重なって。▼~
:[フレン]|ま! 最近熱い視線を感じると思ったら~
イグナーツさんでしたのね?▼~
お兄様に気づかれなくて幸いでした。~
災いが降りかかる前にお控えになってね。▼~
でも……そうですわねえ……。~
………………。▼~
聖セスリーン像よりも綺麗に描くと~
約束していただけるなら、よくってよ。▼~
:[イグナーツ]|セスリーン像「より」?~
セスリーン像「のように」じゃなく?▼~
:[フレン]|だって、目の前のわたくしのほうが~
美しいでしょう?▼~
:[イグナーツ]|ま、まあ、フレンさんは美人ですけど。~
……そこ、張り合うんですね。▼~
聖セスリーンに憧れている君なら~
同じくらいっていうのかと思いました。▼~
:[フレン]|憧れている? わたくしが?~
……ふふっ! 変なことおっしゃる方。▼~
:[イグナーツ]|……?▼~
:[フレン]|で、わたくしはどうしたらよろしくて?~
何か構えでも取って差し上げましょうか。▼~
:[イグナーツ]|か、構えはいいので……。~
フレンさんは座っていてください。▼~
:[フレン]|座っているだけでよろしいんですの?~
……退屈ですのね。▼~
もしかして、これ、長くかかりますの?▼~
:[イグナーツ]|そうですね、数日は……。だから~
時間がある時だけ付き合ってもらえれば。▼~
それに……よかったらまた、~
聖セスリーンの話、聞かせてくれませんか。▼~
フレンさんから聞いたセスリーンは、~
伝承よりも、現実味があるというか……▼~
かっこよくて、憧れちゃいます。▼~
:[フレン]|……イグナーツさん!~
もう、わたくしを綺麗に描かなくて結構よ!▼~
それよりも、かっこよく!~
かっこよく描いてくださる!?▼~
:[イグナーツ]|え、えええー? フレンさんは~
どっちかというと、可愛らしい……。▼~
:[フレン]|あなたは、かっこいいセスリーンに~
憧れてしまうのでしょう?▼~
それなら、わたくしも、かっこよく!~
納得いくまで何枚でも描いてよくってよ?▼~
いえ、わたくしが納得できるまで、~
何枚でも描いてもらいますわ!▼~
:[イグナーツ]|えええ……フレンさんが納得する絵を、~
描けるかな、ボク……。▼~
でも、やってみます! 描きたいって~
言い出したのは、ボクですし!▼~
何節かかるかわかりませんけど……。~
それでも構いませんか?▼~
:[フレン]|ええ、もちろん構いませんことよ!~
だって、わたくしたちはお友達でしょう?▼~
お友達のお願いを聞いてあげるのがお友達!~
わたくし、何百年だって付き合いますわよ!▼~
:[イグナーツ]|あはは……ありがとうございます。~
生きている限り、頑張りますね……。▼~
**シャミア [#sb03e473]
***支援C [#of75ef94]
:[イグナーツ]|はあ、はあ。~
今日の訓練は厳しかったなあ……。▼~
あ、シャミアさん。~
ちょっと聞きたいことが……。▼~
:[シャミア]|………………。▼~
:[イグナーツ]|あのー、シャミアさん?▼~
:[シャミア]|………………。▼~
:[イグナーツ]|……そ、そうか。~
精神を集中する訓練中なのかも……。▼~
じゃあ、ボクはこれで……。▼~
:[シャミア]|……どこへ行く?▼~
:[イグナーツ]|わ、わわわわ!?~
しゃ、シャミアさん?▼~
:[シャミア]|聞きたいことがあるんだろ?▼~
:[イグナーツ]|い、いえいえ!~
そんなにたいしたことじゃ……!▼~
:[シャミア]|瞑想は終わりだ。~
何かあるなら言え。▼~
:[イグナーツ]|あ、いや、もう……。~
シャミアさんも、お疲れでしょうし……。▼~
:[シャミア]|教わる立場の者が、遠慮などするな。~
いいか。▼~
:[イグナーツ]|は、はい。~
次からはそうします……。▼~
:[シャミア]|次から?~
今は遠慮するのか。▼~
:[イグナーツ]|ええと、今日はもう大丈夫です。~
すみません、失礼します……。▼~
:[シャミア]|……難しい奴だな。▼~
***支援B [#h14579e3]
:[イグナーツ]|あの……シャミア、さん?▼~
:[シャミア]|どうした?~
聞きたいことがあるなら聞け。▼~
:[イグナーツ]|は、はい。ボク、フォドラの外の世界に~
興味があって……。▼~
:[シャミア]|……ほう。▼~
:[イグナーツ]|シャミアさんはフォドラの外から~
来たんですよね?▼~
シャミアさんの故郷ってどんなところか~
聞きたいなと思って……。▼~
:[シャミア]|……断る。▼~
:[イグナーツ]|……え?▼~
:[シャミア]|私が語ったところで無意味だ。▼~
:[イグナーツ]|……そ、そうですか。~
それじゃあ……。▼~
:[シャミア]|待て。~
誤解しているだろ。▼~
私の目を通してみた場所を、~
私の口から聞いたとして……▼~
それに何の意味がある?~
それは私の感じたものに過ぎん。▼~
知りたければ、自分の目で見ろ。~
……という意味だ。▼~
:[イグナーツ]|そ、そうなんですか?~
良かった……。▼~
:[シャミア]|良かった?▼~
:[イグナーツ]|その、ボク、シャミアさんに~
嫌われてるのかな、って……。▼~
:[シャミア]|さて、どうだろうな……。~
君はどう思う?▼~
君の目を通して見た私は、~
君を嫌っているように見えるか?▼~
それすらわからんようでは、仮に君が~
外の世界に行っても得るものはあるまい。▼~
:[イグナーツ]|え、あの……わかりません……。~
こんなんじゃダメですね、ボク……。▼~
:[シャミア]|ならば私に聞いて、確かめたらどうだ。~
目の前にいるのだから。▼~
:[イグナーツ]|そんな勇気、ボクには……。▼~
すみません、~
今日のところは失礼します……!▼~
:[シャミア]|確かめる度胸もないか。~
それとも……どちらでもいい、か?▼~
***支援A [#xc807694]
:[シャミア]|……結論から言えば、~
私は君を嫌ってなどいない。▼~
:[イグナーツ]|そうなんですね!~
勇気を出して、聞いてみて良かった……。▼~
:[シャミア]|どちらでもいい、わけではなかったか……。~
で、君はなぜ外の世界に興味があるんだ?▼~
:[イグナーツ]|それは……まだ見ぬ風景が、まだまだ~
たくさんあるんだって気づいたからです。▼~
こうして今、あちこち戦いに~
出向く中で……▼~
人の営みも、景色も、地域によって~
随分違うんだと知りました。▼~
フォドラの中でも、こんなに違うなら、~
外の世界はどうなんだろうって。▼~
すごく興味が湧いてしまって……~
だから、いつか外の世界を旅したいなって。▼~
:[シャミア]|そうか。~
……いいんじゃないか?▼~
:[イグナーツ]|そ、そうでしょうか?▼~
:[シャミア]|言っただろ。~
見知らぬ世界を言葉で伝えるのは難しい。▼~
外の世界にしか咲かない花がある。~
外の世界でしか食べられない料理がある。▼~
花の美しさ、料理の美味さ、~
それを伝えられるもんなら伝えるさ。▼~
だが、どれほど詳しく説明しようと、~
想像できるだけだ。理解はできん。▼~
本当に理解したいなら、行くしかない。~
自分の目で見て、自分の肌で感じて……▼~
そこに暮らす者と実際に話して、初めて~
その土地を理解できる。そうだろ?▼~
:[イグナーツ]|そ、そうかもしれませんね……。▼~
:[シャミア]|……何だ。~
言いたいことは、はっきり言え。▼~
:[イグナーツ]|……シャミアさんがボクにこんなに~
話してくれたの、初めてだなって。▼~
:[シャミア]|……些細なことだ。▼~
:[イグナーツ]|す、すみません……。▼~
:[シャミア]|フ……。君の話を聞いていると、私も~
将来について考えねばと思わんでもない。▼~
:[イグナーツ]|シャミアさんは将来、~
何かやりたいことがあるんですか?▼~
:[シャミア]|特に決まっていない。~
その点、私より君が一歩前にいる。▼~
私も進むべき道を決めないとな。▼~
:[イグナーツ]|ボクがシャミアさんより一歩前に?~
そ、そんな、ボクなんて……。▼~
:[シャミア]|謙遜する暇があったら、~
私を励ましでもすればいい。▼~
:[イグナーツ]|は、はい。~
では、シャミアさん、頑張ってください!▼~
:[シャミア]|フフ……了解だ。▼~
**ツィリル [#ybd0eb6a]
***支援C [#m3730529]
:[ツィリル]|……イグナーツ。~
どうしてついてくるの。▼~
:[イグナーツ]|な、なんか手伝うことはないかな?~
ツィリルくん、一人じゃ大変でしょ?▼~
:[ツィリル]|このくらいの仕事、~
いつもボク一人でやってるよ。▼~
:[イグナーツ]|でもさでもさ、二人でやったほうが~
早く終わるんじゃないかな?▼~
:[ツィリル]|しつこいなあ。▼~
:[イグナーツ]|遠慮しないで。仕事が早く終われば、~
やりたいことだってできるだろう?▼~
:[ツィリル]|……ボクのやりたいこと、~
教えてあげようか。▼~
:[イグナーツ]|え? うんうん、聞きたいな!▼~
:[ツィリル]|仕事がしたい。邪魔されずに。~
これはボクに任された仕事だから。▼~
:[イグナーツ]|そうなっちゃうんだね……。▼~
:[ツィリル]|イグナーツは、何でボクに構うの。~
そういうの、余計なお世話って言うんだよ。▼~
:[イグナーツ]|うっ……。そう言われるとつらいけど……。~
……パルミラの話を聞きたくて。▼~
ツィリルくん、いつも忙しそうだから……。~
少しでも手伝えば話を聞けるかなーなんて。▼~
:[ツィリル]|パルミラの話なんて、何にも面白くないよ。▼~
:[イグナーツ]|すごく興味があるんだよ。どんな風景に~
囲まれて、どんな人が暮らしているのか。▼~
ツィリルくんが気に入っていた景色とか~
あったら教えてほしいなあ。▼~
:[ツィリル]|……別にないよ。~
景色を楽しんでる余裕なんてなかったし。▼~
それに、何でイグナーツの楽しみのために~
ボクが楽しくない話をしなきゃいけないの。▼~
:[イグナーツ]|だけどさ、どんなに暮らしが大変でも、~
好きな景色とか好きな場所くらいは……▼~
:[ツィリル]|アナタにはわからないよ。~
じゃあ、ボクもう行くから……▼~
:[イグナーツ]|あ、う、うん。仕事の邪魔してごめん。~
何か手伝えることがあったら言ってね!▼~
それと……ううん、いいや。~
また今度、ゆっくり話せるといいな!▼~
:[ツィリル]|……話すことなんてないよ。▼~
ほんと、変な人。▼~
***支援B [#t2e4d024]
:[ツィリル]|……イグナーツ、何してるの?▼~
:[イグナーツ]|あ、ツィリルくん。~
外を眺めてたんだ。君はこれから仕事?▼~
:[ツィリル]|うん。昨日の雨で出来た大きな水たまり。~
邪魔だから掃き出して片づけないと。▼~
:[イグナーツ]|ああ、あそこに見えるやつだね。~
片づけちゃうのか、残念だな。▼~
:[ツィリル]|残念?▼~
:[イグナーツ]|水たまりのある風景を楽しんでたから。~
あ、でも気にしないで仕事してね。▼~
:[ツィリル]|……ねえ。~
この風景の、何が楽しいの?▼~
:[イグナーツ]|え? だってこんなに綺麗じゃないか。▼~
いつもの風景に水たまりが加わるだけで、~
急に雰囲気が変わるし。それに……▼~
同じ形の水たまりは二度とできないよ。~
映る太陽だって二度と同じ輝きを見せない。▼~
今、この瞬間だけの美しい風景。~
そう思うと、見逃したくないって思わない?▼~
:[ツィリル]|うん、そうだね。▼~
……あれ? イグナーツの話を聞いてたら、~
そんな気になっちゃってた。▼~
雨上がりの景色なんて、~
気に留めたこともなかったのに。▼~
:[イグナーツ]|それは、ツィリルくんの心が~
今、穏やかだからかもしれないね。▼~
景色の見え方って、~
その時の心の状態が影響するから。▼~
:[ツィリル]|……ふうん。▼~
……ボクの記憶にあるパルミラの景色は、~
くすんでいて、寂しい景色なんだ。▼~
街から離れるとね、本当に何もなくて。~
どこまで行っても空と草原しか見えなくて。▼~
自分が本当にそこにいるのか、わからなく~
なるような……そんな景色だったんだ。▼~
だけど不思議だな。今、思い出していたら、~
すごく雄大で綺麗だった気もしてきた。▼~
:[イグナーツ]|心の状態によって、記憶の中の景色も~
変わってくるのかもしれないね。▼~
それにしても……やっぱり興味深いなあ。▼~
どこまで行っても空と草原しかない風景か。~
パルミラには、そんな場所があるんだね。▼~
想像するだけで、わくわくしてくるよ……。▼~
:[ツィリル]|……イグナーツって、ほんと変だね。▼~
:[イグナーツ]|……ん、変? そうかな。▼~
:[ツィリル]|変だよ。風景のこと考えて、~
うっとりした顔して。そんな人いないよ。▼~
:[イグナーツ]|あはは……まあ、確かにそうかも。~
でも、行きたいなあ、パルミラ。▼~
ねえ、ツィリルくん。~
いつか平和になったら、一緒に行かない?▼~
故郷の記憶が、くすんだ景色のままじゃ~
もったいないしさ!▼~
:[ツィリル]|もったいない? そうなのかな。~
でも……うん、考えとくよ。▼~
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