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会話集/支援会話/アロイス(セイロス聖教会)
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[[会話集/支援会話]]
*アロイスの支援会話 [#r473b7f7]
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**ハンネマン [#oe6a94b3]
[[ハンネマンのページへ>../ハンネマン(セイロス聖教会)#z868...
**マヌエラ [#hcbe9fe8]
[[マヌエラのページへ>../マヌエラ(セイロス聖教会)#l2fd4e21]]
**ギルベルト [#g4992345]
[[ギルベルトのページへ>../ギルベルト(セイロス聖教会)#m3bb...
**カトリーヌ [#ka814be3]
***支援C [#s2ec137a]
:[カトリーヌ]|おう、アロイスさん。アンタも任務明けか。~
どうだ、これから一杯やらないか?▼~
:[アロイス]|うむ。カトリーヌ殿の誘いとあらば~
断るわけにはいかんな。付き合おう。▼~
~
(暗転)~
:[カトリーヌ]|あっはっは。いやあ、良い気分になった。~
飯も美味いし、最高だったね。▼~
やっぱり任務の後は、~
こう、パーッと騒ぐのが一番だよ。▼~
:[アロイス]|はっはっは。まったく、そのとおり。~
様々なものから解放されたと感じられる。▼~
私もこういう時ばかりは、刹那の快楽に~
身を任せるのだ……酔いという名のな。▼~
:[カトリーヌ]|なーにが、『刹那の快楽に身を任せるのだ』~
だ、アロイスさんよ!▼~
一滴も飲んでもないのに酔ったのか?~
格好つけ過ぎだろ……。……ん?▼~
~
(商人がやって来る)~
:[商人]|おや、旦那様。~
これはちょうどいいところへ。▼~
:[アロイス]|おお、貴殿は確か、~
古い貨幣を収集していた……▼~
:[商人]|はい。先日、骨董屋で~
少しお話させていただいた者です。▼~
素晴らしい硬貨が手に入りましてね。~
是非ともご覧に入れたかったんですよ。▼~
これです。この刻印、わかりますか?~
王国の名家、カロンの紋章でして……▼~
千年前の英雄が造らせたという希少品です。~
もしご所望なら安くお譲りしますが……?▼~
:[アロイス]|なにっ、千年前の英雄?~
よおし、買うぞ! いくらだ?▼~
:[商人]|ええと、お値段はですね……▼~
:[カトリーヌ]|ちょっと待てよ、アンタ。~
アタシの連れを騙そうとは、良い度胸だ。▼~
カロン家の英雄が、~
紋章を刻印した貨幣を造らせたって?▼~
作り話も大概にしときな!~
アンタ、この剣……知らないか?▼~
~
(雷霆)~
:[商人]|商売の邪魔はやめてもら……~
……何です、その古臭い剣は?▼~
む……い、いや……そんなはずは……?~
まさか、ら、雷霆のカトリーヌ!?▼~
:[カトリーヌ]|知ってんなら、アタシの言う意味も~
わかんだろ、さっさと消えな。▼~
:[商人]|ひえええっ!?~
お許しを!▼~
~
(商人逃げる)~
:[アロイス]|ば、馬鹿な!~
まさか、今のは作り話だったのか!?▼~
:[カトリーヌ]|当たり前だろ……。~
アンタはほんとに騙されやすいな。▼~
***支援B [#ac403db3]
:[アロイス]|いやあ、カトリーヌ殿。~
この間は本当にかたじけなかった!▼~
おかげで偽物の硬貨を買わずに済んだ。~
感謝感激、翠雨のごとしだ!▼~
:[カトリーヌ]|はっ、気にすることはないよ。~
アタシもたいして気にしちゃいない。▼~
ってか、あれ以来、アタシは~
アンタが心配になってきたんだ。▼~
あんな男の話をコロッと信じちまうなんて~
アンタ、人が好すぎるよ。▼~
もう少し人を疑ったほうがいい気が~
するけどな。▼~
:[アロイス]|……それもそうかもしれん。~
よし、今後は気をつけよう。▼~
~
(旅人がやって来る)~
:[旅人]|……あの、騎士様、~
お話し中に申し訳ありません。▼~
:[アロイス]|これは、ご婦人。どうなされた?~
私に何かご用でも?▼~
:[旅人]|はい。私は旅の者なのですが、~
この辺りで路銀を盗まれてしまって……▼~
このままでは家に帰れないばかりか、~
今日寝る場所もままなりません。▼~
ご慈悲です。騎士様、~
どうかお金を貸してはくださいませんか?▼~
:[アロイス]|おお、それはお困りでしょう。~
手持ちが少なくて申し訳ないが、これを……▼~
:[カトリーヌ]|……アロイスさん、まあ待ちなって。▼~
なあ、アンタ。~
まず名前を教えてくれ。▼~
それから、路銀を盗まれたって話を~
詰所で聞かせてくれよ。▼~
事情がちゃんとわかったら、~
金を貸してやるからさ。どうだ?▼~
:[旅人]|………………。▼~
~
(旅人逃げる)~
:[カトリーヌ]|おっと、逃げたか。~
未遂だし、見逃してやるか?▼~
:[アロイス]|ま、まさか、カトリーヌ殿!~
今のも……!?▼~
:[カトリーヌ]|ああ。相手の同情を買って小銭をせしめる、~
よくある騙しの手口じゃんか。▼~
気をつけるって言ったそばからこれかよ、~
アロイスさん。▼~
:[アロイス]|ぬう……面目ない。▼~
:[カトリーヌ]|はああ……。~
何で、アンタは簡単に人を信じるんだ?▼~
:[アロイス]|人を信じられん者は、~
誰の信頼を得ることもできんからな。▼~
:[カトリーヌ]|それにしたって、度が過ぎるだろうよ……。▼~
***支援A [#h6a903aa]
:[カトリーヌ]|あっちゃー……まずったなあ。~
今日だけ許してくれねえか?▼~
:[アンナ]|ダメよー、ダメ。あなた、どれだけ~
酒代をツケにしてると思ってるの?▼~
:[カトリーヌ]|そんなこと言わずに頼むって。~
今日は飲みたい気分なんだよ。▼~
:[アンナ]|払いが終わるまで、お酒は売らないわ!~
さあ、諦めてちょうだい!▼~
:[アロイス]|……ならば、それは私が立て替えよう。~
いくらだ?▼~
:[アンナ]|あら、いらっしゃいませ、アロイスさん!~
って、立て替え? 払ってくれるの?▼~
:[カトリーヌ]|おいおい、アンタ。~
何を言い出すんだよ、流石にそりゃ……▼~
:[アロイス]|なに、カトリーヌ殿には~
何度も助けられた恩があるからな。▼~
これまで騙し取られそうになった日々を~
思えば、この程度たいしたことはない。▼~
まあまあ、ここは私に任せてくれ。~
店主、この人のツケはいくらになるんだ?▼~
~
(暗転)~
:[カトリーヌ]|……助かったよ、アロイスさん。~
けど、ほんとにいいのか?▼~
:[アロイス]|構わん、構わん。昔はよくジェラルト殿の~
ツケを肩代わりさせられたものだ。▼~
それより、今日は飲まなくて良かったのか?~
買わずに戻ってきてしまったが……。▼~
:[カトリーヌ]|いやあ、流石のアタシも、あの流れで~
また酒を買うほど面の皮は厚くないって。▼~
にしても、アロイスさん。~
アンタは相変わらず人が好いな。▼~
アタシのツケを立て替えてくれた上に、~
飲まなくて良かったのか、だもんな。▼~
:[アロイス]|いや、団長なら飲んでいたぞ。~
あの方の面の皮は、凄かったからな。▼~
:[カトリーヌ]|あっははは。そんで、ジェラルトさんは、~
立て替えた金は返してくれたのか?▼~
:[アロイス]|たまーにな。~
戦場の外では何事も大雑把な方だったから。▼~
:[カトリーヌ]|ジェラルトさんらしいな。それを気にしない~
アンタも、アンタらしいけどさ。▼~
アタシのことも気にしないんだろうけど、~
借りた分はちゃんと耳を揃えて返すからね。▼~
:[アロイス]|そうか?~
返済は大歓迎だが、いつでも構わんぞ。▼~
このアロイス、カトリーヌ殿のことは、~
同僚として誰よりも信頼しているのだ。▼~
金が返ってきても、こなくてもな。~
はっはっはっはっは!▼~
:[カトリーヌ]|こりゃ敵わないな、アンタには……。~
もう、アンタはお人好しのままでいいよ。▼~
アンタが騙されそうになった時は、~
アタシが助けてやるからさ。▼~
**シャミア [#b636001e]
***支援C [#qf5c68be]
:[シャミア]|任務完了だ、アロイス。~
荷物をまとめて戻ろう。▼~
:[アロイス]|う、うむ。~
そうだな……。▼~
:[シャミア]|………………。▼~
:[アロイス]|………………。▼~
:[シャミア]|どうした。~
今日のあんたは、らしくない。▼~
:[アロイス]|……むむっ、そんなことはないぞ!~
さあさあ、夜が更ける前に帰還せねば!▼~
:[シャミア]|隠すな。~
顔に書いてある。▼~
:[アロイス]|………………。▼~
:[シャミア]|………………。▼~
:[アロイス]|シャミア殿、つまらんことを~
聞いてもいいだろうか……。▼~
:[シャミア]|本当につまらなくなければな。▼~
:[アロイス]|シャミア殿は優秀な射手だ。~
今まで多くの任務をこなしてきた。▼~
……多くの任務をこなす中で、~
多くの人間を手にかけてきた。▼~
:[シャミア]|ああ……それで?▼~
:[アロイス]|……任務の後で、殺した相手のことを~
思い返すことはあるか?▼~
:[シャミア]|いや、ない。▼~
:[アロイス]|……そうか。そういうものか。~
うむ、やはりそういうものだな。▼~
:[シャミア]|………………。▼~
:[アロイス]|………………。▼~
:[シャミア]|どうした、アロイス。~
これだけ働いてきて今更……▼~
:[アロイス]|……さて、荷物はこんなものか。~
シャミア殿、悪いが私は先に行く。▼~
あなたも遅くならないうちに~
帰ったほうがいいぞ。▼~
:[シャミア]|……思わせぶりな奴だ。▼~
***支援B [#w8990ca4]
:[シャミア]|おい、アロイス。▼~
:[アロイス]|!? う、うわあああああああ!~
で、で、で、出たーーッ!▼~
わ、わ、わ、私が悪かった!~
許してくれ、許してくれ、許してくれ!▼~
:[シャミア]|落ち着け、私だ。▼~
:[アロイス]|そ、その声は……シャミア殿?~
おお、確かにシャミア殿ではないか!▼~
はああああ……驚いた。~
心の臓が、鼻の穴から飛び出すかと。▼~
:[シャミア]|口からにしておけ。▼~
:[アロイス]|味方に近づく時くらいは、~
気配を消さずにおいてほしいものだ。▼~
:[シャミア]|それは悪かったが、驚きすぎだ。~
あんた……幽霊が苦手だろ。▼~
:[アロイス]|ああ……今更隠しても仕方あるまい。~
苦手と言うより恐怖と言ったほうが正確だ。▼~
:[シャミア]|恐怖?▼~
:[アロイス]|………………。▼~
:[シャミア]|別に詳しく聞きたいわけじゃない。~
言いたくないなら……▼~
:[アロイス]|いや……折角の機会だ。~
聞いてくれ。▼~
シャミア殿。以前、任務の帰りに~
私が聞いたことを覚えているか?▼~
:[シャミア]|殺した相手を思い返すことがあるか……~
だったな?▼~
:[アロイス]|あなたはないという返事だったが、~
私は……思い返さん日など皆無なのだ。▼~
骨を断つ鈍い手応え、痛みに歪む相手の顔、~
悲痛な叫び声、濃厚な血の匂い……▼~
任務とはわかっている。割り切ってもいる。~
だが……どうしても忘れられないのだ。▼~
彼らは私を恨んでいるだろう。~
当然だ、自分を殺した相手なのだからな。▼~
恨み、呪い、憎み……~
いつか、死霊となって私の前に……!▼~
(暗転、鈍い音がする)
:[シャミア]|殴ってすまんな。~
正気に戻ったか?▼~
:[アロイス]|……か、かたじけない。▼~
:[シャミア]|よく騎士になれたな、あんた。~
……いや、だからこそか?▼~
………………。▼~
***支援A [#cc282244]
:[アロイス]|シャミア殿、いつかはすまなかったな。~
醜態を晒したこと、悔いている。▼~
:[シャミア]|気にするな。~
私も気にしていない。▼~
:[アロイス]|……一つ、言い添えておきたくてな。~
私は、騎士の任務が嫌なわけではないのだ。▼~
いざ命が下れば、どんな任務でも~
まっとうする覚悟はできている。▼~
:[シャミア]|ああ。あんたが誰よりも~
命に忠実なのは知っている。▼~
それに、あんたは臆病者じゃない。▼~
:[アロイス]|いや、臆病なのだよ。~
毎夜、いもしない幽霊に怯えるほどにな。▼~
あなたのように強くありたいと思うが、~
私は弱い。この性分はどうにもならん。▼~
:[シャミア]|そうじゃないだろ。~
あんたは弱いんじゃなく、優しいだけだ。▼~
だから、殺した相手のことを~
いつまでも考えている。無駄にな。▼~
:[アロイス]|………………。▼~
:[シャミア]|だが、その無駄は、~
私にはできん。▼~
皆もあんたの優しさがわかっているから、~
あんたを慕うんだ。▼~
:[アロイス]|……シャミア殿。▼~
:[シャミア]|あんたは、幽霊が怖いままでいい。~
そうじゃなきゃ、あんたじゃない。▼~
だからもう、しみったれた顔はやめろ。~
あんたが落ち込むと、皆まで暗くなる。▼~
:[アロイス]|……うむ、承知した。承知したぞッ!~
底抜けの明るさこそ、私の取り柄だからな!▼~
はーっはっはっはっ!!▼~
:[シャミア]|……あの立ち直りの早さ、騒々しさ。~
あれも、私には真似できそうにないな。▼~
ま、そんなあいつに救われた者だって~
少なくないはずだ。▼~
例えば、フォドラに放り出された、~
ダグザの傭兵とかな。▼~
:[アロイス]|シャミア殿-っ! 置いていくぞー?~
遅れるようなら、言っておくれー!▼~
:[シャミア]|うるさい……もう少し、~
落ち込ませておけば良かったか……。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#qf3adf87]
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[[会話集/支援会話]]
*アロイスの支援会話 [#r473b7f7]
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**ハンネマン [#oe6a94b3]
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**マヌエラ [#hcbe9fe8]
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**ギルベルト [#g4992345]
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**カトリーヌ [#ka814be3]
***支援C [#s2ec137a]
:[カトリーヌ]|おう、アロイスさん。アンタも任務明けか。~
どうだ、これから一杯やらないか?▼~
:[アロイス]|うむ。カトリーヌ殿の誘いとあらば~
断るわけにはいかんな。付き合おう。▼~
~
(暗転)~
:[カトリーヌ]|あっはっは。いやあ、良い気分になった。~
飯も美味いし、最高だったね。▼~
やっぱり任務の後は、~
こう、パーッと騒ぐのが一番だよ。▼~
:[アロイス]|はっはっは。まったく、そのとおり。~
様々なものから解放されたと感じられる。▼~
私もこういう時ばかりは、刹那の快楽に~
身を任せるのだ……酔いという名のな。▼~
:[カトリーヌ]|なーにが、『刹那の快楽に身を任せるのだ』~
だ、アロイスさんよ!▼~
一滴も飲んでもないのに酔ったのか?~
格好つけ過ぎだろ……。……ん?▼~
~
(商人がやって来る)~
:[商人]|おや、旦那様。~
これはちょうどいいところへ。▼~
:[アロイス]|おお、貴殿は確か、~
古い貨幣を収集していた……▼~
:[商人]|はい。先日、骨董屋で~
少しお話させていただいた者です。▼~
素晴らしい硬貨が手に入りましてね。~
是非ともご覧に入れたかったんですよ。▼~
これです。この刻印、わかりますか?~
王国の名家、カロンの紋章でして……▼~
千年前の英雄が造らせたという希少品です。~
もしご所望なら安くお譲りしますが……?▼~
:[アロイス]|なにっ、千年前の英雄?~
よおし、買うぞ! いくらだ?▼~
:[商人]|ええと、お値段はですね……▼~
:[カトリーヌ]|ちょっと待てよ、アンタ。~
アタシの連れを騙そうとは、良い度胸だ。▼~
カロン家の英雄が、~
紋章を刻印した貨幣を造らせたって?▼~
作り話も大概にしときな!~
アンタ、この剣……知らないか?▼~
~
(雷霆)~
:[商人]|商売の邪魔はやめてもら……~
……何です、その古臭い剣は?▼~
む……い、いや……そんなはずは……?~
まさか、ら、雷霆のカトリーヌ!?▼~
:[カトリーヌ]|知ってんなら、アタシの言う意味も~
わかんだろ、さっさと消えな。▼~
:[商人]|ひえええっ!?~
お許しを!▼~
~
(商人逃げる)~
:[アロイス]|ば、馬鹿な!~
まさか、今のは作り話だったのか!?▼~
:[カトリーヌ]|当たり前だろ……。~
アンタはほんとに騙されやすいな。▼~
***支援B [#ac403db3]
:[アロイス]|いやあ、カトリーヌ殿。~
この間は本当にかたじけなかった!▼~
おかげで偽物の硬貨を買わずに済んだ。~
感謝感激、翠雨のごとしだ!▼~
:[カトリーヌ]|はっ、気にすることはないよ。~
アタシもたいして気にしちゃいない。▼~
ってか、あれ以来、アタシは~
アンタが心配になってきたんだ。▼~
あんな男の話をコロッと信じちまうなんて~
アンタ、人が好すぎるよ。▼~
もう少し人を疑ったほうがいい気が~
するけどな。▼~
:[アロイス]|……それもそうかもしれん。~
よし、今後は気をつけよう。▼~
~
(旅人がやって来る)~
:[旅人]|……あの、騎士様、~
お話し中に申し訳ありません。▼~
:[アロイス]|これは、ご婦人。どうなされた?~
私に何かご用でも?▼~
:[旅人]|はい。私は旅の者なのですが、~
この辺りで路銀を盗まれてしまって……▼~
このままでは家に帰れないばかりか、~
今日寝る場所もままなりません。▼~
ご慈悲です。騎士様、~
どうかお金を貸してはくださいませんか?▼~
:[アロイス]|おお、それはお困りでしょう。~
手持ちが少なくて申し訳ないが、これを……▼~
:[カトリーヌ]|……アロイスさん、まあ待ちなって。▼~
なあ、アンタ。~
まず名前を教えてくれ。▼~
それから、路銀を盗まれたって話を~
詰所で聞かせてくれよ。▼~
事情がちゃんとわかったら、~
金を貸してやるからさ。どうだ?▼~
:[旅人]|………………。▼~
~
(旅人逃げる)~
:[カトリーヌ]|おっと、逃げたか。~
未遂だし、見逃してやるか?▼~
:[アロイス]|ま、まさか、カトリーヌ殿!~
今のも……!?▼~
:[カトリーヌ]|ああ。相手の同情を買って小銭をせしめる、~
よくある騙しの手口じゃんか。▼~
気をつけるって言ったそばからこれかよ、~
アロイスさん。▼~
:[アロイス]|ぬう……面目ない。▼~
:[カトリーヌ]|はああ……。~
何で、アンタは簡単に人を信じるんだ?▼~
:[アロイス]|人を信じられん者は、~
誰の信頼を得ることもできんからな。▼~
:[カトリーヌ]|それにしたって、度が過ぎるだろうよ……。▼~
***支援A [#h6a903aa]
:[カトリーヌ]|あっちゃー……まずったなあ。~
今日だけ許してくれねえか?▼~
:[アンナ]|ダメよー、ダメ。あなた、どれだけ~
酒代をツケにしてると思ってるの?▼~
:[カトリーヌ]|そんなこと言わずに頼むって。~
今日は飲みたい気分なんだよ。▼~
:[アンナ]|払いが終わるまで、お酒は売らないわ!~
さあ、諦めてちょうだい!▼~
:[アロイス]|……ならば、それは私が立て替えよう。~
いくらだ?▼~
:[アンナ]|あら、いらっしゃいませ、アロイスさん!~
って、立て替え? 払ってくれるの?▼~
:[カトリーヌ]|おいおい、アンタ。~
何を言い出すんだよ、流石にそりゃ……▼~
:[アロイス]|なに、カトリーヌ殿には~
何度も助けられた恩があるからな。▼~
これまで騙し取られそうになった日々を~
思えば、この程度たいしたことはない。▼~
まあまあ、ここは私に任せてくれ。~
店主、この人のツケはいくらになるんだ?▼~
~
(暗転)~
:[カトリーヌ]|……助かったよ、アロイスさん。~
けど、ほんとにいいのか?▼~
:[アロイス]|構わん、構わん。昔はよくジェラルト殿の~
ツケを肩代わりさせられたものだ。▼~
それより、今日は飲まなくて良かったのか?~
買わずに戻ってきてしまったが……。▼~
:[カトリーヌ]|いやあ、流石のアタシも、あの流れで~
また酒を買うほど面の皮は厚くないって。▼~
にしても、アロイスさん。~
アンタは相変わらず人が好いな。▼~
アタシのツケを立て替えてくれた上に、~
飲まなくて良かったのか、だもんな。▼~
:[アロイス]|いや、団長なら飲んでいたぞ。~
あの方の面の皮は、凄かったからな。▼~
:[カトリーヌ]|あっははは。そんで、ジェラルトさんは、~
立て替えた金は返してくれたのか?▼~
:[アロイス]|たまーにな。~
戦場の外では何事も大雑把な方だったから。▼~
:[カトリーヌ]|ジェラルトさんらしいな。それを気にしない~
アンタも、アンタらしいけどさ。▼~
アタシのことも気にしないんだろうけど、~
借りた分はちゃんと耳を揃えて返すからね。▼~
:[アロイス]|そうか?~
返済は大歓迎だが、いつでも構わんぞ。▼~
このアロイス、カトリーヌ殿のことは、~
同僚として誰よりも信頼しているのだ。▼~
金が返ってきても、こなくてもな。~
はっはっはっはっは!▼~
:[カトリーヌ]|こりゃ敵わないな、アンタには……。~
もう、アンタはお人好しのままでいいよ。▼~
アンタが騙されそうになった時は、~
アタシが助けてやるからさ。▼~
**シャミア [#b636001e]
***支援C [#qf5c68be]
:[シャミア]|任務完了だ、アロイス。~
荷物をまとめて戻ろう。▼~
:[アロイス]|う、うむ。~
そうだな……。▼~
:[シャミア]|………………。▼~
:[アロイス]|………………。▼~
:[シャミア]|どうした。~
今日のあんたは、らしくない。▼~
:[アロイス]|……むむっ、そんなことはないぞ!~
さあさあ、夜が更ける前に帰還せねば!▼~
:[シャミア]|隠すな。~
顔に書いてある。▼~
:[アロイス]|………………。▼~
:[シャミア]|………………。▼~
:[アロイス]|シャミア殿、つまらんことを~
聞いてもいいだろうか……。▼~
:[シャミア]|本当につまらなくなければな。▼~
:[アロイス]|シャミア殿は優秀な射手だ。~
今まで多くの任務をこなしてきた。▼~
……多くの任務をこなす中で、~
多くの人間を手にかけてきた。▼~
:[シャミア]|ああ……それで?▼~
:[アロイス]|……任務の後で、殺した相手のことを~
思い返すことはあるか?▼~
:[シャミア]|いや、ない。▼~
:[アロイス]|……そうか。そういうものか。~
うむ、やはりそういうものだな。▼~
:[シャミア]|………………。▼~
:[アロイス]|………………。▼~
:[シャミア]|どうした、アロイス。~
これだけ働いてきて今更……▼~
:[アロイス]|……さて、荷物はこんなものか。~
シャミア殿、悪いが私は先に行く。▼~
あなたも遅くならないうちに~
帰ったほうがいいぞ。▼~
:[シャミア]|……思わせぶりな奴だ。▼~
***支援B [#w8990ca4]
:[シャミア]|おい、アロイス。▼~
:[アロイス]|!? う、うわあああああああ!~
で、で、で、出たーーッ!▼~
わ、わ、わ、私が悪かった!~
許してくれ、許してくれ、許してくれ!▼~
:[シャミア]|落ち着け、私だ。▼~
:[アロイス]|そ、その声は……シャミア殿?~
おお、確かにシャミア殿ではないか!▼~
はああああ……驚いた。~
心の臓が、鼻の穴から飛び出すかと。▼~
:[シャミア]|口からにしておけ。▼~
:[アロイス]|味方に近づく時くらいは、~
気配を消さずにおいてほしいものだ。▼~
:[シャミア]|それは悪かったが、驚きすぎだ。~
あんた……幽霊が苦手だろ。▼~
:[アロイス]|ああ……今更隠しても仕方あるまい。~
苦手と言うより恐怖と言ったほうが正確だ。▼~
:[シャミア]|恐怖?▼~
:[アロイス]|………………。▼~
:[シャミア]|別に詳しく聞きたいわけじゃない。~
言いたくないなら……▼~
:[アロイス]|いや……折角の機会だ。~
聞いてくれ。▼~
シャミア殿。以前、任務の帰りに~
私が聞いたことを覚えているか?▼~
:[シャミア]|殺した相手を思い返すことがあるか……~
だったな?▼~
:[アロイス]|あなたはないという返事だったが、~
私は……思い返さん日など皆無なのだ。▼~
骨を断つ鈍い手応え、痛みに歪む相手の顔、~
悲痛な叫び声、濃厚な血の匂い……▼~
任務とはわかっている。割り切ってもいる。~
だが……どうしても忘れられないのだ。▼~
彼らは私を恨んでいるだろう。~
当然だ、自分を殺した相手なのだからな。▼~
恨み、呪い、憎み……~
いつか、死霊となって私の前に……!▼~
(暗転、鈍い音がする)
:[シャミア]|殴ってすまんな。~
正気に戻ったか?▼~
:[アロイス]|……か、かたじけない。▼~
:[シャミア]|よく騎士になれたな、あんた。~
……いや、だからこそか?▼~
………………。▼~
***支援A [#cc282244]
:[アロイス]|シャミア殿、いつかはすまなかったな。~
醜態を晒したこと、悔いている。▼~
:[シャミア]|気にするな。~
私も気にしていない。▼~
:[アロイス]|……一つ、言い添えておきたくてな。~
私は、騎士の任務が嫌なわけではないのだ。▼~
いざ命が下れば、どんな任務でも~
まっとうする覚悟はできている。▼~
:[シャミア]|ああ。あんたが誰よりも~
命に忠実なのは知っている。▼~
それに、あんたは臆病者じゃない。▼~
:[アロイス]|いや、臆病なのだよ。~
毎夜、いもしない幽霊に怯えるほどにな。▼~
あなたのように強くありたいと思うが、~
私は弱い。この性分はどうにもならん。▼~
:[シャミア]|そうじゃないだろ。~
あんたは弱いんじゃなく、優しいだけだ。▼~
だから、殺した相手のことを~
いつまでも考えている。無駄にな。▼~
:[アロイス]|………………。▼~
:[シャミア]|だが、その無駄は、~
私にはできん。▼~
皆もあんたの優しさがわかっているから、~
あんたを慕うんだ。▼~
:[アロイス]|……シャミア殿。▼~
:[シャミア]|あんたは、幽霊が怖いままでいい。~
そうじゃなきゃ、あんたじゃない。▼~
だからもう、しみったれた顔はやめろ。~
あんたが落ち込むと、皆まで暗くなる。▼~
:[アロイス]|……うむ、承知した。承知したぞッ!~
底抜けの明るさこそ、私の取り柄だからな!▼~
はーっはっはっはっ!!▼~
:[シャミア]|……あの立ち直りの早さ、騒々しさ。~
あれも、私には真似できそうにないな。▼~
ま、そんなあいつに救われた者だって~
少なくないはずだ。▼~
例えば、フォドラに放り出された、~
ダグザの傭兵とかな。▼~
:[アロイス]|シャミア殿-っ! 置いていくぞー?~
遅れるようなら、言っておくれー!▼~
:[シャミア]|うるさい……もう少し、~
落ち込ませておけば良かったか……。▼~
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