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会話集/支援会話/アッシュ(セイロス聖教会)
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[[会話集/支援会話]]
*アッシュの支援会話 [#b0241091]
#contents
**ギルベルト [#daf0549c]
***支援C [#edeb5e5b]
:[ギルベルト]|よし……上達したな、アッシュ。~
この調子で励めば、きっとものになろう。▼~
:[アッシュ]|本当ですか?~
ありがとうございます、ギルベルトさん。▼~
でも、ギルベルトさんは流石ですね。~
槍だけでなく、弓まで上手だなんて……。▼~
:[ギルベルト]|……経験の賜物だろう。~
騎士となって、もう40年近い身だからな。▼~
:[アッシュ]|40年も……すごい、憧れます!▼~
それだけ訓練すれば、~
私も強くなれるでしょうか?▼~
:[ギルベルト]|ああ、私が保証しよう。お前は筋が良い。~
……しかし、憧れ、か。▼~
私のような者が、~
そんな目を向けられるとはな……。▼~
……アッシュ。~
お前はそれほど騎士に憧れているのか?▼~
:[アッシュ]|はい!~
騎士になるのは昔からの夢で……▼~
だから、騎士として長く務められてきた~
ギルベルトさんには、憧れてしまいます。▼~
:[ギルベルト]|……そう持ち上げるな。~
私はそこまでの騎士かどうか……。▼~
:[アッシュ]|いえ、謙遜しないでください!~
ギルベルトさんは立派な騎士だと思います。▼~
これからも是非、~
いろいろ教えてもらえれば嬉しいです。▼~
:[ギルベルト]|……そうか。▼~
ならば騎士の先達として、1つだけ問おう。~
アッシュ、お前には守りたいものがあるか。▼~
:[アッシュ]|守りたいもの……ですか?▼~
:[ギルベルト]|騎士になるのなら、それを見つけることだ。~
見つけたのなら、決して手放すな。▼~
:[アッシュ]|……わかりました。~
胸に刻みます。▼~
ところで、ギルベルトさんにとっての~
守りたいものとは、いったい……?▼~
:[ギルベルト]|うむ、まず1つは……己の仕える主君だな。~
騎士とは当然、かくあるべきだろう。▼~
もう1つは……みだりに吹聴して~
回れるほど、立派なものではない。▼~
:[アッシュ]|ええっ……?▼~
:[ギルベルト]|その存在によって己を戒め、律する……~
それができれば、十分だ。▼~
:[アッシュ]|己を戒め、律する……▼~
守りたいもの、か……。~
……私なりに、考えてみます。▼~
***支援B [#o5714bd2]
:[ギルベルト]|む……どうした、アッシュ。~
今日は訓練に身が入っていないようだが。▼~
:[アッシュ]|す、すみません……。~
どうしても気にかかることがあって。▼~
:[ギルベルト]|雑念は訓練の妨げとなる。~
……私で答えられる話であれば、答えよう。▼~
:[アッシュ]|……ギルベルトさんの守るべき主君は、~
王家の方々……だったんですよね?▼~
けれど5年前、ギルベルトさんは~
ガルグ=マクにいた……。▼~
あなたほどの騎士が、なぜ自らの戒めを~
破ったのか……理由が知りたいんです。▼~
:[ギルベルト]|……痛いところを突いてくる。▼~
「ダスカーの悲劇」を知っているだろう。~
9年前、国王の一行が惨殺された事件だ。▼~
:[アッシュ]|……はい。~
自分も、無関係ではありませんから。▼~
私の義兄は、襲撃犯を手引きした~
嫌疑をかけられて、教団に……▼~
:[ギルベルト]|……お前はつらい思いをしただろう。~
……すまなかったな。▼~
:[アッシュ]|どうしてあなたが謝るんです?~
悪いのはギルベルトさんじゃ……▼~
:[ギルベルト]|私にも責任の一端がある。~
あの日、私が陛下のお側に控えていれば……▼~
あの事件も大事にはならず、陛下も~
命を落とさずに済んだかもしれない……。▼~
:[アッシュ]|そう思ったから……~
ファーガスを去った、と?▼~
:[ギルベルト]|ああ……笑ってくれ、私は耐えかねたのだ。~
何もかもが私を責めているように思えた。▼~
:[アッシュ]|ギルベルトさん……笑ったりはしませんよ。~
……笑うなんて、できるわけがない。▼~
だけど……だけど、あなたは最後まで~
筋を通すべきだったと思うんです。▼~
一時の汚名を甘受しようとも、いつか~
必ず名誉を回復する機会が来たはずです!▼~
あ……す、すみません。▼~
つい、自分のことのように~
思えてしまって……出過ぎたことを。▼~
:[ギルベルト]|いや……そうか。そう言えば、お前は~
あのロナート卿の養子だったか……。▼~
以前、私にはもう一つ、守りたいものが~
あったと言ったな、アッシュ。▼~
それは、家族だ。~
……私が、国に置き去りにした妻と娘。▼~
ロナート卿は息子のために剣を取った。~
それが主に背く道であったとしても……▼~
私は……一人の父親として兵を挙げた~
ロナート卿を、責められはしない。▼~
:[アッシュ]|…………。▼~
:[ギルベルト]|だが……あの方も私と同じく、本当に~
守るべきものを見失っていたのかもしれん。▼~
:[アッシュ]|ロナート様が、~
本当に守るべきだったもの、ですか……?▼~
:[ギルベルト]|ああ。……それはお前だ、アッシュ。~
お前もまた、ロナート卿の息子なのだろう。▼~
:[アッシュ]|僕が、ロナート様の……。▼~
……あのっ、ギルベルトさん。~
私には……守るべきものが、ありました。▼~
最初から目の前にあったのに、~
どうして気づかなかったんだろう。▼~
私は……ロナート様の息子として、その~
誇りと遺志を継ぎ……守っていきたい。▼~
:[ギルベルト]|……そうか。▼~
……アッシュ。お前はきっと、~
良い騎士になるだろう。▼~
:[アッシュ]|い、いえ! 私などまだまだで……。~
これからも、ご指導いただきたいです!▼~
:[ギルベルト]|ああ、無論、構わんとも。~
後進の成長を見るのは嬉しいものだな……。▼~
**カトリーヌ [#c9ee0d69]
***支援C [#n3f776ca]
:[アッシュ]|……カトリーヌさん。~
やっぱり、ここにいると思いました。▼~
:[カトリーヌ]|アッシュか。~
どうした、アタシに何か用か。▼~
:[アッシュ]|……これについて、~
知っていることを教えてください。▼~
:[カトリーヌ]|この手紙……少し古いな。~
どこで拾った?▼~
:[アッシュ]|西方教会への査問の時に、~
司教の部屋から見つかったものです。▼~
:[カトリーヌ]|ああ……なるほど。あの時にアンタが~
預かった資料ってのが、それか。▼~
:[アッシュ]|……この手紙には、クリストフ=アルド=~
ガスパールの……義兄さんの名前がある。▼~
:[カトリーヌ]|………………!▼~
:[アッシュ]|義兄さんは、「ダスカーの悲劇」への関与を~
疑われて、教団に処刑されたんですよね。▼~
その時に、義兄さんの身柄を~
聖教会に突き出したのは……あなただ。▼~
だけど、この手紙に書いてある内容は、~
どう見てもレア様の暗殺計画です。▼~
義兄さんの名前があるってことは、~
これは、最近の手紙じゃないはずで……。▼~
まるで、過去にもレア様の暗殺計画があって~
それに義兄さんが関与していたような……。▼~
:[カトリーヌ]|………………。▼~
:[アッシュ]|……その様子、~
やっぱり、何か知ってるんですね?▼~
教えてください、カトリーヌさん!~
僕は知りたい! 知らなきゃいけない!▼~
:[カトリーヌ]|……クリストフは良い奴すぎたんだ。~
人を疑うことを知らないって言うかさ。▼~
だから、女神のためだとか人のためだとか~
西方教会の口車に乗せられちまったんだ。▼~
:[アッシュ]|義兄さんのこと、知ってるんですか……?▼~
:[カトリーヌ]|アタシとクリストフは友達だった。~
士官学校時代、同じ&ruby(ルーヴェンクラッセ){青獅子の学級}...
:[アッシュ]|友達だったなら、もっと別のやり方が……~
義兄さんを殺させない方法が……▼~
:[カトリーヌ]|黙りな。~
それができたらどんなに良かったか。▼~
あいつは本物の馬鹿だよ。乗せられるまま~
レア様の暗殺計画にまで加担してさ……。▼~
別に、あいつが憎くて教団に突き出した~
わけじゃない。それだけは、本当だ。▼~
:[アッシュ]|義兄さんが……本当に、~
レア様を暗殺しようとするなんて……▼~
……じゃあ「ダスカーの悲劇」に、~
義兄さんは関係なかったってことですか。▼~
:[カトリーヌ]|……そうなるな。▼~
大司教の暗殺計画なんて聞いたら、~
フォドラ中が混乱でひっくり返っちまう。▼~
:[アッシュ]|なら、やっぱり……~
この手紙に書いてあるのは、本当の……▼~
:[カトリーヌ]|……さあな。~
信じるも信じないもアンタ次第だが……▼~
アタシはあいつを死なせた。~
それだけは変えようのない事実だ。▼~
:[アッシュ]|あ……待ってください!~
カトリーヌさん!!▼~
***支援B [#aef9a504]
:[カトリーヌ]|アッシュ、どうした。~
そんなところで突っ立って。▼~
:[アッシュ]|……ちょっと、考え事を。▼~
……僕が何をしたところで、~
義兄さんもロナート様も帰ってはこない。▼~
:[カトリーヌ]|アタシが憎いか。▼~
:[アッシュ]|……わかりません。▼~
あなたは信頼できる仲間で、~
尊敬できる騎士で……でも……▼~
:[カトリーヌ]|……ったく、おい。くすぶってるくらいなら~
アタシに一発ぶちかましてみな。▼~
:[アッシュ]|え?▼~
:[カトリーヌ]|何腑抜けた顔してるんだよ。アタシを~
ぶっ飛ばしてみろって言ってるんだ。▼~
:[アッシュ]|でも、そんなことをしても……▼~
:[カトリーヌ]|死んだ奴らが報われるかどうかは別問題さ。~
仇討ちってのはな、けじめなんだよ。▼~
残された奴が、前を向いて歩くためのな。▼~
アンタはどうしたいんだ、アッシュ。~
一生下を向いて迷ったまま生き続けんのか?▼~
:[アッシュ]|………………!▼~
:[カトリーヌ]|……良い顔だ。▼~
:(暗転)|
:[アッシュ]|はああああっ!▼~
:[カトリーヌ]|まだまだ甘いね!~
歯ァ食いしばりなッ!▼~
:(暗転)|
:[アッシュ]|はあ、はあ……。~
……カトリーヌさん。▼~
:[カトリーヌ]|何だ。▼~
:[アッシュ]|僕には……~
何が正しいのか、わかりません……。▼~
:[カトリーヌ]|……馬鹿野郎。~
何が正しいかなんて、自分で決めるこった。▼~
アタシにとって正しいのはレア様だ。だから~
レア様を傷つけようとする奴は許さない。▼~
:[アッシュ]|……たとえそれが、大事な友達でも?~
迷いなく、殺せたって言うんですか……?▼~
:[カトリーヌ]|そんなわけないだろ。~
今だって、あの日のことはよく思い出す。▼~
引き立てられていくあいつの背中を~
アタシはつっ立って見てるだけだった。▼~
……胸の中で、自分に言い聞かせてたよ。~
「自分は正しいことをした」ってな。▼~
そうしてなきゃ、立ってられなかった。~
叫び出しちまいそうだった。▼~
今も、アタシは自分に言い聞かせてる。~
そして、これからもそうして生きていく。▼~
だってそうだろ。今さらアタシが後悔したら、~
それこそあいつは無駄死にじゃないか。▼~
:[アッシュ]|……カトリーヌさん。▼~
:[カトリーヌ]|いつまでも迷ってちゃ、弱いままさ。~
腹をくくれ。アンタはアタシをどうしたい?▼~
:[アッシュ]|僕は……。▼~
***支援A [#v1cfcd14]
:[アッシュ]|はあ、はあ……!▼~
:[カトリーヌ]|ほう、なかなか腕を上げたじゃないか。~
……いや、迷いが消えたって言うべきかな。▼~
その心境の変化について、~
ちょっとばかり聞いても構わないか?▼~
:[アッシュ]|……はい。僕も、カトリーヌさんに~
今の正直な気持ちを聞いてほしかった。▼~
:[カトリーヌ]|好きにぶちまけりゃいい。~
それで初めて、前に進めるってもんさ。▼~
:[アッシュ]|……僕は、あなたを信頼しています。~
仲間として、騎士として、人として……。▼~
だけど、今でも……心のどこかには、~
あなたを許せない僕がいるんです。▼~
:[カトリーヌ]|そりゃあ当たり前だろ。家族を死なせた~
相手を、簡単に許せる奴がいてたまるかよ。▼~
そんな奴がいるんなら、~
むしろアタシがぶん殴ってるところだね。▼~
アンタが悩みに悩み抜いて、その結果、~
やっぱりアタシを許せなかったとしても……▼~
アタシにはそれを受け止める義務がある。~
その覚悟だって十分ある。▼~
:[アッシュ]|……はは、カトリーヌさんはすごいな。~
その揺るぎない心、尊敬します。▼~
でも僕は、あなたを許せない僕が、いつか~
小さくなって、消えたらいいと思います。▼~
:[カトリーヌ]|……何だそりゃ。~
随分、詩的な言い回しだな。▼~
:[アッシュ]|た、確かにそうかもしれませんけどっ。~
僕は至って真面目に……▼~
:[カトリーヌ]|あっはっは、ごめん、悪かったよ。▼~
:[アッシュ]|はは……本当はもっと早く、~
あなたとこうして話をすべきでした。▼~
あなたに出会えたからこそ、~
僕はこうして……前を向いて、歩ける。▼~
:[カトリーヌ]|……それを言うなら、アタシも、~
アンタに会えて、良かったのかもしれない。▼~
何を大事に思うかは人次第だが、~
大事なものは、ひとつだけじゃない。▼~
……そんな当たり前のことを、アンタと~
話すうちに思い出せた気がするよ。▼~
:[アッシュ]|あの……カトリーヌさん。~
お願いがあるんです。▼~
カトリーヌさんのことをもっと知りたい。~
あなたの戦友として。▼~
:[カトリーヌ]|おいおい、アタシにばっかり喋らせる気か?~
アンタも話してくれなきゃ、つまらないよ。▼~
:[アッシュ]|え、僕ですか? ……はい、もちろんです。~
あんまり面白い話はできませんけど……。▼~
:[カトリーヌ]|……よし! じゃあ、飯でも食いながら~
喋るとするか。好きなもんおごってやるよ。▼~
:[アッシュ]|……義兄さん。ロナート様。~
……見守っていてくださいね。▼~
:[カトリーヌ]|何もたもたしてんだ、早く来なよ!▼~
:[アッシュ]|あ、はい!~
待ってください、カトリーヌさん!▼~
**ツィリル [#id971356]
***支援C [#e0a994dc]
:[アッシュ]|あれ? 書庫の本が床に積まれてる……~
誰がやったんだろう?▼~
……あれ、ツィリル?~
そんなところで何してるの?▼~
:[ツィリル]|書庫の整理と、書棚の掃除だけど。~
今日中にやっちゃわないと。▼~
:[アッシュ]|え、だって書庫の掃除は、当番制でしょ?~
何でツィリル一人で……。▼~
:[ツィリル]|当番の子がやるのは、その先の書棚まで。~
こっから先は、ボクの仕事。▼~
書庫の中でも特に貴重な文献ばかりだから、~
雑に扱われると困るんだ。▼~
:[アッシュ]|そ、そうなの? でも、量が多すぎるよ。~
これを今日中にっていうのは無理じゃ……。▼~
:[ツィリル]|無理じゃないよ。今日やっちゃわないと、~
明日には明日に仕事があるから。▼~
:[アッシュ]|……ツィリル一人で?▼~
:[ツィリル]|そうだよ。▼~
:[アッシュ]|そんなの駄目だ、日が暮れちゃうよ。~
僕も手伝う!▼~
:[ツィリル]|要らない。~
これはボクの仕事だから。▼~
:[アッシュ]|いや……だけど、この量を~
一人で片づけるのは絶対無理だって。▼~
:[ツィリル]|雑に扱われると困るんだってば。~
アナタにはアナタのやることがあるでしょ?▼~
これは、ボクがやるべきことだから~
ボクがやる。本当に、手伝いは要らない。▼~
:[アッシュ]|……だけど、見てられないよ。~
ツィリルの邪魔はしないからさ。▼~
よし、僕はこっちの棚を片づけるから、~
君はそっちの棚を片づけて。▼~
:[ツィリル]|ちょ、ちょっと……!~
手伝わなくていいってば。▼~
:[アッシュ]|丁寧に扱えば文句はないんでしょ?~
いいから、さっさと片づけちゃおうよ。▼~
:[ツィリル]|……わかった。~
じゃあ、そっちはよろしく。▼~
:[アッシュ]|任せて。~
じゃあ、暗くなる前に終わらせちゃおう。▼~
:[ツィリル]|………………。▼~
***支援B [#q9d15700]
:[ツィリル]|あ……アッシュ。▼~
:[アッシュ]|やあ、ツィリル。~
どうしたの? 何かあった?▼~
:[ツィリル]|ずっと、お礼を言おうと思ってた。~
前は……ありがとう。助かった。▼~
:[アッシュ]|前……いつの話?▼~
:[ツィリル]|ここの掃除、手伝ってもらったでしょう?▼~
:[アッシュ]|……ああ、あの時のか!~
すっかり忘れてたよ。▼~
結構前の話だし、たいしたことでもないし、~
わざわざお礼なんて要らないのに。▼~
そうだ、今日は何か手伝えることある?~
何かあったら、遠慮しないで言ってよ。▼~
:[ツィリル]|ボク、任されてる仕事は、~
できるだけ自分でやりたいんだ。▼~
:[アッシュ]|でも、僕がちょっと手伝うくらい、~
君の立場には何の影響もないだろ?▼~
:[ツィリル]|それはそうだけど……~
それでも、やっぱり遠慮はするよ。▼~
ボクは……雑用係の仕事をしてるから、~
パルミラ人でもここにいられるんだし……。▼~
:[アッシュ]|身分の違い、みたいなこと?~
それは、わからないでもないけど。▼~
僕だって、貴族の方に頼み事をするのは、~
やっぱり気が引けちゃうし……。▼~
:[ツィリル]|それと同じだよ。~
だから、ボクなんか手伝わなくていい。▼~
:[アッシュ]|だとしても、僕に遠慮は要らないよ。~
僕は平民の貧しい家の生まれなんだしさ。▼~
運良くここに来れただけっていう点では、~
君と変わらないんだから。▼~
:[ツィリル]|ボクと変わらない……アッシュが?~
うーん、そうかなあ……。▼~
:[アッシュ]|それに今、僕が君を手伝うことについて、~
生まれとか身分とかは関係ないと思うな。▼~
だって僕たちは仲間だし、友達だろ?▼~
:[ツィリル]|……友達?▼~
:[アッシュ]|友達が困ってたら、放っておけない。~
助けるのは当然だよ。▼~
:[ツィリル]|当然なの? 友達っていうのも、~
ボクにはよくわからないけど。▼~
:[アッシュ]|もし僕が困った時には、君に助けてもらう。~
そうやって助け合うのが友達なんだよ。▼~
:[ツィリル]|ふうん……わかった。でも、今日はもう~
片づいたから、また今度、手伝ってくれる?▼~
:[アッシュ]|もちろん。~
助けが欲しくなったら、いつでも呼んでね。▼~
:[ツィリル]|アッシュは、友達で……~
友達を助けるのは当然……。▼~
***支援A [#db1d5d53]
:[アッシュ]|まずいな、完全にはぐれちゃったよ……。~
まだ魔物がいるかもしれないし……▼~
日が暮れる前に、~
何とかして修道院に戻らなきゃ……。▼~
:[ツィリル]|……アッシュ!▼~
はあ、はあ……~
アッシュ、やっと見つけた。▼~
:[アッシュ]|えっ、ツィリル……?~
どうしてここに?▼~
君の持ち場からは、~
随分、離れていたはずだけど……。▼~
:[ツィリル]|アッシュがはぐれたって聞いて、~
捜しに来たんだよ。▼~
はい、この辺りの地図を持ってきたよ。~
これがあれば、帰れるでしょ?▼~
:[アッシュ]|そのために、一人でここまで?~
危なすぎるよ! 何で、そんな……▼~
:[ツィリル]|……迷惑だった?▼~
:[アッシュ]|いや、迷惑なんかじゃ……~
本当にありがたかったけど……。▼~
だけど……僕を助けるために、~
君が危ない目に遭ってちゃ元も子もないよ。▼~
:[ツィリル]|……だって、アッシュは友達でしょ?~
アッシュが言ったんだよ。~
困ってる友達を助けるのは当然だって。▼~
:[アッシュ]|ツィリル……。~
……そっか。そうだったね。▼~
よし、ツィリル、一緒に修道院に戻ろう。~
手を貸してくれるよね。▼~
:[ツィリル]|うん、そのために来たんだもの。▼~
あっ……だけど、戻ったらボク、~
絶対みんなに怒られるよね……?▼~
:[アッシュ]|そ、それはそうかも……。~
勝手に持ち場を離れるのは命令違反だし……▼~
……けど、心配しなくていいよ。~
僕も、一緒に叱られに行くからさ。▼~
:[ツィリル]|え? だけど、アッシュは別に、~
悪いことしたわけじゃないし……▼~
:[アッシュ]|あはは、そうかもしれないけど。~
だって僕たち、友達なんだからさ。▼~
:[ツィリル]|友達は、一緒に叱られたりもするの?▼~
:[アッシュ]|うん、まあ、そういうこと。~
嬉しいことも、悲しいことも……▼~
きついお叱りも、二人で分かち合う。~
それが友達ってものだと思うから。▼~
:[ツィリル]|へえ……すごいなあ、友達って。▼~
じゃあ、アッシュが叱られるときは言って。~
ボクも一緒に叱られてあげるから。▼~
:[アッシュ]|はは、わかった。その時はお願いするよ。~
……これからもずっと友達でいよう。▼~
:[ツィリル]|うん、ずっと友達。~
約束するよ、アッシュ。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#m1cbeff8]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*アッシュの支援会話 [#b0241091]
#contents
**ギルベルト [#daf0549c]
***支援C [#edeb5e5b]
:[ギルベルト]|よし……上達したな、アッシュ。~
この調子で励めば、きっとものになろう。▼~
:[アッシュ]|本当ですか?~
ありがとうございます、ギルベルトさん。▼~
でも、ギルベルトさんは流石ですね。~
槍だけでなく、弓まで上手だなんて……。▼~
:[ギルベルト]|……経験の賜物だろう。~
騎士となって、もう40年近い身だからな。▼~
:[アッシュ]|40年も……すごい、憧れます!▼~
それだけ訓練すれば、~
私も強くなれるでしょうか?▼~
:[ギルベルト]|ああ、私が保証しよう。お前は筋が良い。~
……しかし、憧れ、か。▼~
私のような者が、~
そんな目を向けられるとはな……。▼~
……アッシュ。~
お前はそれほど騎士に憧れているのか?▼~
:[アッシュ]|はい!~
騎士になるのは昔からの夢で……▼~
だから、騎士として長く務められてきた~
ギルベルトさんには、憧れてしまいます。▼~
:[ギルベルト]|……そう持ち上げるな。~
私はそこまでの騎士かどうか……。▼~
:[アッシュ]|いえ、謙遜しないでください!~
ギルベルトさんは立派な騎士だと思います。▼~
これからも是非、~
いろいろ教えてもらえれば嬉しいです。▼~
:[ギルベルト]|……そうか。▼~
ならば騎士の先達として、1つだけ問おう。~
アッシュ、お前には守りたいものがあるか。▼~
:[アッシュ]|守りたいもの……ですか?▼~
:[ギルベルト]|騎士になるのなら、それを見つけることだ。~
見つけたのなら、決して手放すな。▼~
:[アッシュ]|……わかりました。~
胸に刻みます。▼~
ところで、ギルベルトさんにとっての~
守りたいものとは、いったい……?▼~
:[ギルベルト]|うむ、まず1つは……己の仕える主君だな。~
騎士とは当然、かくあるべきだろう。▼~
もう1つは……みだりに吹聴して~
回れるほど、立派なものではない。▼~
:[アッシュ]|ええっ……?▼~
:[ギルベルト]|その存在によって己を戒め、律する……~
それができれば、十分だ。▼~
:[アッシュ]|己を戒め、律する……▼~
守りたいもの、か……。~
……私なりに、考えてみます。▼~
***支援B [#o5714bd2]
:[ギルベルト]|む……どうした、アッシュ。~
今日は訓練に身が入っていないようだが。▼~
:[アッシュ]|す、すみません……。~
どうしても気にかかることがあって。▼~
:[ギルベルト]|雑念は訓練の妨げとなる。~
……私で答えられる話であれば、答えよう。▼~
:[アッシュ]|……ギルベルトさんの守るべき主君は、~
王家の方々……だったんですよね?▼~
けれど5年前、ギルベルトさんは~
ガルグ=マクにいた……。▼~
あなたほどの騎士が、なぜ自らの戒めを~
破ったのか……理由が知りたいんです。▼~
:[ギルベルト]|……痛いところを突いてくる。▼~
「ダスカーの悲劇」を知っているだろう。~
9年前、国王の一行が惨殺された事件だ。▼~
:[アッシュ]|……はい。~
自分も、無関係ではありませんから。▼~
私の義兄は、襲撃犯を手引きした~
嫌疑をかけられて、教団に……▼~
:[ギルベルト]|……お前はつらい思いをしただろう。~
……すまなかったな。▼~
:[アッシュ]|どうしてあなたが謝るんです?~
悪いのはギルベルトさんじゃ……▼~
:[ギルベルト]|私にも責任の一端がある。~
あの日、私が陛下のお側に控えていれば……▼~
あの事件も大事にはならず、陛下も~
命を落とさずに済んだかもしれない……。▼~
:[アッシュ]|そう思ったから……~
ファーガスを去った、と?▼~
:[ギルベルト]|ああ……笑ってくれ、私は耐えかねたのだ。~
何もかもが私を責めているように思えた。▼~
:[アッシュ]|ギルベルトさん……笑ったりはしませんよ。~
……笑うなんて、できるわけがない。▼~
だけど……だけど、あなたは最後まで~
筋を通すべきだったと思うんです。▼~
一時の汚名を甘受しようとも、いつか~
必ず名誉を回復する機会が来たはずです!▼~
あ……す、すみません。▼~
つい、自分のことのように~
思えてしまって……出過ぎたことを。▼~
:[ギルベルト]|いや……そうか。そう言えば、お前は~
あのロナート卿の養子だったか……。▼~
以前、私にはもう一つ、守りたいものが~
あったと言ったな、アッシュ。▼~
それは、家族だ。~
……私が、国に置き去りにした妻と娘。▼~
ロナート卿は息子のために剣を取った。~
それが主に背く道であったとしても……▼~
私は……一人の父親として兵を挙げた~
ロナート卿を、責められはしない。▼~
:[アッシュ]|…………。▼~
:[ギルベルト]|だが……あの方も私と同じく、本当に~
守るべきものを見失っていたのかもしれん。▼~
:[アッシュ]|ロナート様が、~
本当に守るべきだったもの、ですか……?▼~
:[ギルベルト]|ああ。……それはお前だ、アッシュ。~
お前もまた、ロナート卿の息子なのだろう。▼~
:[アッシュ]|僕が、ロナート様の……。▼~
……あのっ、ギルベルトさん。~
私には……守るべきものが、ありました。▼~
最初から目の前にあったのに、~
どうして気づかなかったんだろう。▼~
私は……ロナート様の息子として、その~
誇りと遺志を継ぎ……守っていきたい。▼~
:[ギルベルト]|……そうか。▼~
……アッシュ。お前はきっと、~
良い騎士になるだろう。▼~
:[アッシュ]|い、いえ! 私などまだまだで……。~
これからも、ご指導いただきたいです!▼~
:[ギルベルト]|ああ、無論、構わんとも。~
後進の成長を見るのは嬉しいものだな……。▼~
**カトリーヌ [#c9ee0d69]
***支援C [#n3f776ca]
:[アッシュ]|……カトリーヌさん。~
やっぱり、ここにいると思いました。▼~
:[カトリーヌ]|アッシュか。~
どうした、アタシに何か用か。▼~
:[アッシュ]|……これについて、~
知っていることを教えてください。▼~
:[カトリーヌ]|この手紙……少し古いな。~
どこで拾った?▼~
:[アッシュ]|西方教会への査問の時に、~
司教の部屋から見つかったものです。▼~
:[カトリーヌ]|ああ……なるほど。あの時にアンタが~
預かった資料ってのが、それか。▼~
:[アッシュ]|……この手紙には、クリストフ=アルド=~
ガスパールの……義兄さんの名前がある。▼~
:[カトリーヌ]|………………!▼~
:[アッシュ]|義兄さんは、「ダスカーの悲劇」への関与を~
疑われて、教団に処刑されたんですよね。▼~
その時に、義兄さんの身柄を~
聖教会に突き出したのは……あなただ。▼~
だけど、この手紙に書いてある内容は、~
どう見てもレア様の暗殺計画です。▼~
義兄さんの名前があるってことは、~
これは、最近の手紙じゃないはずで……。▼~
まるで、過去にもレア様の暗殺計画があって~
それに義兄さんが関与していたような……。▼~
:[カトリーヌ]|………………。▼~
:[アッシュ]|……その様子、~
やっぱり、何か知ってるんですね?▼~
教えてください、カトリーヌさん!~
僕は知りたい! 知らなきゃいけない!▼~
:[カトリーヌ]|……クリストフは良い奴すぎたんだ。~
人を疑うことを知らないって言うかさ。▼~
だから、女神のためだとか人のためだとか~
西方教会の口車に乗せられちまったんだ。▼~
:[アッシュ]|義兄さんのこと、知ってるんですか……?▼~
:[カトリーヌ]|アタシとクリストフは友達だった。~
士官学校時代、同じ&ruby(ルーヴェンクラッセ){青獅子の学級}...
:[アッシュ]|友達だったなら、もっと別のやり方が……~
義兄さんを殺させない方法が……▼~
:[カトリーヌ]|黙りな。~
それができたらどんなに良かったか。▼~
あいつは本物の馬鹿だよ。乗せられるまま~
レア様の暗殺計画にまで加担してさ……。▼~
別に、あいつが憎くて教団に突き出した~
わけじゃない。それだけは、本当だ。▼~
:[アッシュ]|義兄さんが……本当に、~
レア様を暗殺しようとするなんて……▼~
……じゃあ「ダスカーの悲劇」に、~
義兄さんは関係なかったってことですか。▼~
:[カトリーヌ]|……そうなるな。▼~
大司教の暗殺計画なんて聞いたら、~
フォドラ中が混乱でひっくり返っちまう。▼~
:[アッシュ]|なら、やっぱり……~
この手紙に書いてあるのは、本当の……▼~
:[カトリーヌ]|……さあな。~
信じるも信じないもアンタ次第だが……▼~
アタシはあいつを死なせた。~
それだけは変えようのない事実だ。▼~
:[アッシュ]|あ……待ってください!~
カトリーヌさん!!▼~
***支援B [#aef9a504]
:[カトリーヌ]|アッシュ、どうした。~
そんなところで突っ立って。▼~
:[アッシュ]|……ちょっと、考え事を。▼~
……僕が何をしたところで、~
義兄さんもロナート様も帰ってはこない。▼~
:[カトリーヌ]|アタシが憎いか。▼~
:[アッシュ]|……わかりません。▼~
あなたは信頼できる仲間で、~
尊敬できる騎士で……でも……▼~
:[カトリーヌ]|……ったく、おい。くすぶってるくらいなら~
アタシに一発ぶちかましてみな。▼~
:[アッシュ]|え?▼~
:[カトリーヌ]|何腑抜けた顔してるんだよ。アタシを~
ぶっ飛ばしてみろって言ってるんだ。▼~
:[アッシュ]|でも、そんなことをしても……▼~
:[カトリーヌ]|死んだ奴らが報われるかどうかは別問題さ。~
仇討ちってのはな、けじめなんだよ。▼~
残された奴が、前を向いて歩くためのな。▼~
アンタはどうしたいんだ、アッシュ。~
一生下を向いて迷ったまま生き続けんのか?▼~
:[アッシュ]|………………!▼~
:[カトリーヌ]|……良い顔だ。▼~
:(暗転)|
:[アッシュ]|はああああっ!▼~
:[カトリーヌ]|まだまだ甘いね!~
歯ァ食いしばりなッ!▼~
:(暗転)|
:[アッシュ]|はあ、はあ……。~
……カトリーヌさん。▼~
:[カトリーヌ]|何だ。▼~
:[アッシュ]|僕には……~
何が正しいのか、わかりません……。▼~
:[カトリーヌ]|……馬鹿野郎。~
何が正しいかなんて、自分で決めるこった。▼~
アタシにとって正しいのはレア様だ。だから~
レア様を傷つけようとする奴は許さない。▼~
:[アッシュ]|……たとえそれが、大事な友達でも?~
迷いなく、殺せたって言うんですか……?▼~
:[カトリーヌ]|そんなわけないだろ。~
今だって、あの日のことはよく思い出す。▼~
引き立てられていくあいつの背中を~
アタシはつっ立って見てるだけだった。▼~
……胸の中で、自分に言い聞かせてたよ。~
「自分は正しいことをした」ってな。▼~
そうしてなきゃ、立ってられなかった。~
叫び出しちまいそうだった。▼~
今も、アタシは自分に言い聞かせてる。~
そして、これからもそうして生きていく。▼~
だってそうだろ。今さらアタシが後悔したら、~
それこそあいつは無駄死にじゃないか。▼~
:[アッシュ]|……カトリーヌさん。▼~
:[カトリーヌ]|いつまでも迷ってちゃ、弱いままさ。~
腹をくくれ。アンタはアタシをどうしたい?▼~
:[アッシュ]|僕は……。▼~
***支援A [#v1cfcd14]
:[アッシュ]|はあ、はあ……!▼~
:[カトリーヌ]|ほう、なかなか腕を上げたじゃないか。~
……いや、迷いが消えたって言うべきかな。▼~
その心境の変化について、~
ちょっとばかり聞いても構わないか?▼~
:[アッシュ]|……はい。僕も、カトリーヌさんに~
今の正直な気持ちを聞いてほしかった。▼~
:[カトリーヌ]|好きにぶちまけりゃいい。~
それで初めて、前に進めるってもんさ。▼~
:[アッシュ]|……僕は、あなたを信頼しています。~
仲間として、騎士として、人として……。▼~
だけど、今でも……心のどこかには、~
あなたを許せない僕がいるんです。▼~
:[カトリーヌ]|そりゃあ当たり前だろ。家族を死なせた~
相手を、簡単に許せる奴がいてたまるかよ。▼~
そんな奴がいるんなら、~
むしろアタシがぶん殴ってるところだね。▼~
アンタが悩みに悩み抜いて、その結果、~
やっぱりアタシを許せなかったとしても……▼~
アタシにはそれを受け止める義務がある。~
その覚悟だって十分ある。▼~
:[アッシュ]|……はは、カトリーヌさんはすごいな。~
その揺るぎない心、尊敬します。▼~
でも僕は、あなたを許せない僕が、いつか~
小さくなって、消えたらいいと思います。▼~
:[カトリーヌ]|……何だそりゃ。~
随分、詩的な言い回しだな。▼~
:[アッシュ]|た、確かにそうかもしれませんけどっ。~
僕は至って真面目に……▼~
:[カトリーヌ]|あっはっは、ごめん、悪かったよ。▼~
:[アッシュ]|はは……本当はもっと早く、~
あなたとこうして話をすべきでした。▼~
あなたに出会えたからこそ、~
僕はこうして……前を向いて、歩ける。▼~
:[カトリーヌ]|……それを言うなら、アタシも、~
アンタに会えて、良かったのかもしれない。▼~
何を大事に思うかは人次第だが、~
大事なものは、ひとつだけじゃない。▼~
……そんな当たり前のことを、アンタと~
話すうちに思い出せた気がするよ。▼~
:[アッシュ]|あの……カトリーヌさん。~
お願いがあるんです。▼~
カトリーヌさんのことをもっと知りたい。~
あなたの戦友として。▼~
:[カトリーヌ]|おいおい、アタシにばっかり喋らせる気か?~
アンタも話してくれなきゃ、つまらないよ。▼~
:[アッシュ]|え、僕ですか? ……はい、もちろんです。~
あんまり面白い話はできませんけど……。▼~
:[カトリーヌ]|……よし! じゃあ、飯でも食いながら~
喋るとするか。好きなもんおごってやるよ。▼~
:[アッシュ]|……義兄さん。ロナート様。~
……見守っていてくださいね。▼~
:[カトリーヌ]|何もたもたしてんだ、早く来なよ!▼~
:[アッシュ]|あ、はい!~
待ってください、カトリーヌさん!▼~
**ツィリル [#id971356]
***支援C [#e0a994dc]
:[アッシュ]|あれ? 書庫の本が床に積まれてる……~
誰がやったんだろう?▼~
……あれ、ツィリル?~
そんなところで何してるの?▼~
:[ツィリル]|書庫の整理と、書棚の掃除だけど。~
今日中にやっちゃわないと。▼~
:[アッシュ]|え、だって書庫の掃除は、当番制でしょ?~
何でツィリル一人で……。▼~
:[ツィリル]|当番の子がやるのは、その先の書棚まで。~
こっから先は、ボクの仕事。▼~
書庫の中でも特に貴重な文献ばかりだから、~
雑に扱われると困るんだ。▼~
:[アッシュ]|そ、そうなの? でも、量が多すぎるよ。~
これを今日中にっていうのは無理じゃ……。▼~
:[ツィリル]|無理じゃないよ。今日やっちゃわないと、~
明日には明日に仕事があるから。▼~
:[アッシュ]|……ツィリル一人で?▼~
:[ツィリル]|そうだよ。▼~
:[アッシュ]|そんなの駄目だ、日が暮れちゃうよ。~
僕も手伝う!▼~
:[ツィリル]|要らない。~
これはボクの仕事だから。▼~
:[アッシュ]|いや……だけど、この量を~
一人で片づけるのは絶対無理だって。▼~
:[ツィリル]|雑に扱われると困るんだってば。~
アナタにはアナタのやることがあるでしょ?▼~
これは、ボクがやるべきことだから~
ボクがやる。本当に、手伝いは要らない。▼~
:[アッシュ]|……だけど、見てられないよ。~
ツィリルの邪魔はしないからさ。▼~
よし、僕はこっちの棚を片づけるから、~
君はそっちの棚を片づけて。▼~
:[ツィリル]|ちょ、ちょっと……!~
手伝わなくていいってば。▼~
:[アッシュ]|丁寧に扱えば文句はないんでしょ?~
いいから、さっさと片づけちゃおうよ。▼~
:[ツィリル]|……わかった。~
じゃあ、そっちはよろしく。▼~
:[アッシュ]|任せて。~
じゃあ、暗くなる前に終わらせちゃおう。▼~
:[ツィリル]|………………。▼~
***支援B [#q9d15700]
:[ツィリル]|あ……アッシュ。▼~
:[アッシュ]|やあ、ツィリル。~
どうしたの? 何かあった?▼~
:[ツィリル]|ずっと、お礼を言おうと思ってた。~
前は……ありがとう。助かった。▼~
:[アッシュ]|前……いつの話?▼~
:[ツィリル]|ここの掃除、手伝ってもらったでしょう?▼~
:[アッシュ]|……ああ、あの時のか!~
すっかり忘れてたよ。▼~
結構前の話だし、たいしたことでもないし、~
わざわざお礼なんて要らないのに。▼~
そうだ、今日は何か手伝えることある?~
何かあったら、遠慮しないで言ってよ。▼~
:[ツィリル]|ボク、任されてる仕事は、~
できるだけ自分でやりたいんだ。▼~
:[アッシュ]|でも、僕がちょっと手伝うくらい、~
君の立場には何の影響もないだろ?▼~
:[ツィリル]|それはそうだけど……~
それでも、やっぱり遠慮はするよ。▼~
ボクは……雑用係の仕事をしてるから、~
パルミラ人でもここにいられるんだし……。▼~
:[アッシュ]|身分の違い、みたいなこと?~
それは、わからないでもないけど。▼~
僕だって、貴族の方に頼み事をするのは、~
やっぱり気が引けちゃうし……。▼~
:[ツィリル]|それと同じだよ。~
だから、ボクなんか手伝わなくていい。▼~
:[アッシュ]|だとしても、僕に遠慮は要らないよ。~
僕は平民の貧しい家の生まれなんだしさ。▼~
運良くここに来れただけっていう点では、~
君と変わらないんだから。▼~
:[ツィリル]|ボクと変わらない……アッシュが?~
うーん、そうかなあ……。▼~
:[アッシュ]|それに今、僕が君を手伝うことについて、~
生まれとか身分とかは関係ないと思うな。▼~
だって僕たちは仲間だし、友達だろ?▼~
:[ツィリル]|……友達?▼~
:[アッシュ]|友達が困ってたら、放っておけない。~
助けるのは当然だよ。▼~
:[ツィリル]|当然なの? 友達っていうのも、~
ボクにはよくわからないけど。▼~
:[アッシュ]|もし僕が困った時には、君に助けてもらう。~
そうやって助け合うのが友達なんだよ。▼~
:[ツィリル]|ふうん……わかった。でも、今日はもう~
片づいたから、また今度、手伝ってくれる?▼~
:[アッシュ]|もちろん。~
助けが欲しくなったら、いつでも呼んでね。▼~
:[ツィリル]|アッシュは、友達で……~
友達を助けるのは当然……。▼~
***支援A [#db1d5d53]
:[アッシュ]|まずいな、完全にはぐれちゃったよ……。~
まだ魔物がいるかもしれないし……▼~
日が暮れる前に、~
何とかして修道院に戻らなきゃ……。▼~
:[ツィリル]|……アッシュ!▼~
はあ、はあ……~
アッシュ、やっと見つけた。▼~
:[アッシュ]|えっ、ツィリル……?~
どうしてここに?▼~
君の持ち場からは、~
随分、離れていたはずだけど……。▼~
:[ツィリル]|アッシュがはぐれたって聞いて、~
捜しに来たんだよ。▼~
はい、この辺りの地図を持ってきたよ。~
これがあれば、帰れるでしょ?▼~
:[アッシュ]|そのために、一人でここまで?~
危なすぎるよ! 何で、そんな……▼~
:[ツィリル]|……迷惑だった?▼~
:[アッシュ]|いや、迷惑なんかじゃ……~
本当にありがたかったけど……。▼~
だけど……僕を助けるために、~
君が危ない目に遭ってちゃ元も子もないよ。▼~
:[ツィリル]|……だって、アッシュは友達でしょ?~
アッシュが言ったんだよ。~
困ってる友達を助けるのは当然だって。▼~
:[アッシュ]|ツィリル……。~
……そっか。そうだったね。▼~
よし、ツィリル、一緒に修道院に戻ろう。~
手を貸してくれるよね。▼~
:[ツィリル]|うん、そのために来たんだもの。▼~
あっ……だけど、戻ったらボク、~
絶対みんなに怒られるよね……?▼~
:[アッシュ]|そ、それはそうかも……。~
勝手に持ち場を離れるのは命令違反だし……▼~
……けど、心配しなくていいよ。~
僕も、一緒に叱られに行くからさ。▼~
:[ツィリル]|え? だけど、アッシュは別に、~
悪いことしたわけじゃないし……▼~
:[アッシュ]|あはは、そうかもしれないけど。~
だって僕たち、友達なんだからさ。▼~
:[ツィリル]|友達は、一緒に叱られたりもするの?▼~
:[アッシュ]|うん、まあ、そういうこと。~
嬉しいことも、悲しいことも……▼~
きついお叱りも、二人で分かち合う。~
それが友達ってものだと思うから。▼~
:[ツィリル]|へえ……すごいなあ、友達って。▼~
じゃあ、アッシュが叱られるときは言って。~
ボクも一緒に叱られてあげるから。▼~
:[アッシュ]|はは、わかった。その時はお願いするよ。~
……これからもずっと友達でいよう。▼~
:[ツィリル]|うん、ずっと友達。~
約束するよ、アッシュ。▼~
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