ルナ攻略に役立つ要素†
ユニット†
ここではルナティック実装に伴って評価が上がったユニットについて記載する。
ベルナデッタ†
概要
随一の強さを持つ戦技「囲いの矢」と「すり抜け」を駆使して、ボウナイトとなり高機動力から敵を足止めする高いサポート能力が光る。紋章も優秀。
詳細
- 習得戦技は総じて優秀なものの、黒鷲の学級内で最も成長率合計が低い。
特に力成長率が35%であることに加え、斧苦手のため「鬼神の一撃」を覚えさせづらいといった欠点を持つことから、ルナティック実装前は成長率と得意技能に優れたペトラや初期値の高いシャミアを優先して運用するプレイヤーが多かった。
しかし敵の質・量ともに大幅に増えるルナティックが実装されたことで彼女とクロードのみが覚えることができる「囲いの矢」に着目する人が増え、技さえ成長すれば活躍できる事が周知されて一転評価されるようになった。
- ハード以下でも「囲いの矢」は魔獣相手にはかなり有用で「狙撃」の長距離攻撃ももちろん役立つ。
ルナティックで真価を発揮したというよりはルナティック実装で正しく評価されるようになったというべきか。
- 長距離から敵を射抜ける「狙撃」も覚える。ルナでは命中率減衰が激しいとはいえ、
待機型の敵を遠距離からこれで小突いて突撃型に変化させ、安全に釣り出すといった芸当ができる。(突撃型に変化させるには当てなくてもよいため)
- 「囲いの矢」は敵を移動不能にするという代物で、ダメージが0でも当たりさえすれば敵を足止めできる強力な戦技。また、無効化してくるのも一部のボスユニットのみ。
しぶとい上に計略で動揺しない魔獣にも効果があるため、魔獣がひしめくマップでは重宝する。もちろん単体の敵兵に対して使うのも有効で、計略の節約にもなる。
- 加えてボウナイトの資格取得に必要な技能を全て得意(厳密には馬術のみ才能開花で得意技能に変化させられる)とするのも特徴。
仕上がると、処理しきれない厄介な敵に遠距離から囲いの矢を撃ちつつ、自身はそのまま安全な位置まで離脱するという唯一無二の役割を持てる。
馬術の才能開花で「すり抜け」を習得できるため、大勢の敵兵に囲まれても脱出しやすいのもポイント。
- 全体的なステータスは控えめながら技の成長率は高いため、命中率減衰のデメリットも幾分相殺できる。
- 上述した通り「囲いの矢」を習得できるのはベルナデッタ以外には金鹿限定のクロードしかいない。
- このことから、「囲いの矢」持ちを2人用意できるのは金鹿のみ。ルナティック攻略をするなら翠風が一番楽と言われる大きな要因になっている。
- 最初からベルナデッタがいる黒鷲やクロードがいる金鹿はともかく、青獅子では早めに彼女をスカウトして鍛えておくと今後の助けになる。
- 加えて、インデッハの小紋章があるためたまに2回攻撃する。発動確率は高くないが、発動した場合のアドバンテージは尋常ではない。ルナティックでは敵が速いこともあって追撃をあてにしにくくなったため、この紋章の発動が有効になる場面も増えた。
- 特にペガサス・ファルコンナイトを削る際に発動してくれると非常に美味しい。
アネット†
概要
ハードまででは差別化しづらかったが、応援と高命中率の魔法からサポーター&アタッカーとして脚光を浴びるように。DLC導入も追い風となった。
詳細
- 魔力・技の成長率こそ高いものの、速さが伸びにくいこと、長射程の魔法を攻撃・回復ともに覚えないことなどから、ハード以下では他の魔道士ユニットと比べるとどうしても差別化しにくい部分が目立ち、どのユニットも平均的に活躍できる本作において運用方針に悩まされがちなユニットだった。
一時はいかにアネットを他のユニットと同様に活躍させられるかという考察「アネット学(アネ学)」が真剣に行われていたほどである。
- しかし真向勝負では太刀打ちできない強敵がひしめくルナティックでは、ハードまでではなくても攻略できていた「応援」がステータス格差を埋めるために非常にありがたい要素となる。
個人スキルで力の応援ができる上に指揮レベル上昇で魔防、速さ、移動の応援を覚えることができ、応援要員として評価を大きく向上させた。
- 覚える攻撃魔法に派手さこそないが、ウインド・アローなどの命中率が高い魔法が使えるので特に命中補強の難しい序盤では頼りになる。
終盤でも、飛行特効のあるエクスカリバーで厄介な飛行兵を安定して叩き落とせるので、攻撃要員としても十分活躍できる。
- また、アネットは魔力だけでなく地味に技も伸びやすく、このことも命中が安定しやすい要因の1つである。騎士団補正も絡めれば回避の高いアサシンや飛行兵種相手にすら命中100%を叩き出すことも。
この技の高さに加えて、高い必殺補正のある風魔法を多く覚え(ウインド・シェイバーは10%、エクスカリバーは15%)、必殺の補強が難しい魔法兵種でありながら意外と必殺が出やすく、火力の期待値も高いのが強み。
- DLC導入により、再移動のできる魔法職であるダークペガサス・ヴァルキュリアが実装されたのも彼女にとって追い風。特にヴァルキュリアは兵種スキルに黒魔法射程+1を持つため、彼女の悩みたる射程難から解放されやすい。
再移動は彼女の得意とする応援ともマッチしており、運用の幅がますます広がったともいえる。
- 速さ成長率が低く追撃が出にくい、射程3以上の魔法を覚えない、遠距離回復魔法も覚えないという欠点はあるものの、
敵の速さが格段に上がっているルナでは大多数の魔法ユニットでは追撃を取りづらいこと、射程はカドゥケウスの杖などの道具面、射程の伸びるヴァルキュリア、再移動できるダークナイトなどの兵種面である程度ごまかしがきくことを考えれば、リカバリーできない欠点ではない。
- リブローを覚えないのはやはりネックだが、そもそも攻撃に応援にと忙しい彼女に回復の役目まで回ってくる事はさほどないだろう。
イグナーツ†
概要
序盤では一対一の撃破能力に劣るが、個人スキルが優秀の一言。多様な応援と「力封じ」を活かしたバッファー/デバッファーとしての役割もこなせる。テクニカルな運用が出来るユニットである。
詳細
- 幸運成長率が成長率一位タイという特徴を持ち、技・速さも高水準で伸びるが、肝心のアタッカーとしての性能が控えめであること、同学級に弓得意な上に不得意技能のないレオニーがいることから、ハードまでではわざわざイグナーツを使う必要性がいまいち見出されなかった。
- しかし敵の速さや魅力が極めて高く命中が不安定になりやすいルナティックにおいて、個人スキルで常に命中率が+20されるのがとにかく優秀。特に命中率補強の手段に乏しい序盤においては、戦技なしでも安定した命中率を担保できるのは大きな強み。彼の得意武器である弓や計略を当てやすく、安定した活躍をしてくれる。
- 狙撃を覚えないのは確かに惜しいが、狙撃の最大射程を活かそうとしても射程が伸びた際の命中低下幅が増加しているルナティックではなかなか当たらず、使いづらくなっている。
このため、あくまでアタッカーとして見るなら「狙撃を覚えない」という点は相対的に目立たなくなっている。
- 指揮レベルを上げると速さ(D)、技(C+)、力の応援(S)を習得できる。応援用員としても優秀。
- 理学の才能開花で習得する力封じも優秀で、彼の得意な遠距離攻撃で安全にデバフをかけられる。ルナティックの敵の攻撃力はかなり危険なので、火力低下は非常に便利。
- 力封じと合わせ、理学適性を生かしてダークメイジを経由させて「蛇毒」を習得させれば、ルナ特有の高い体力の敵に、高命中率でダメージを与え力を封じつつHPを20%削るという屈指のデバフ要員になれる。
もっともあまり兵種をあっちこっちに移動させているとステータスが悲惨になるが、彼の力成長率は35%、魔力成長率は30%であることを考えるとどのみち純粋なアタッカーとしては起用しづらいので、こういった一風変わった運用もアリだろう。
- もちろん、力を上手く補強できれば高命中を強みとしたスナイパーとして活躍させるのも大いにあり。技、速さ、幸運が伸びるので、攻撃さえ通せれば凄まじい決定力のハンターボレーを放てる。蛇毒を習得していれば、万が一仕留め損なっても蛇毒発動で相手をさらに削ることができるのでスナイパー運用でも腐りにくい。
- 支援関係ではラファエルとの支援で威力補正がかかる。イグナーツは少し攻撃力が伸びる程度だが、自前の力と格闘武器による重い連撃を得意とするラファエルにはことさら影響が大きい。
もうひと筋肉ほしい時にどうぞ。
フレン†
概要
サポートに全振りしたステータスと攻守ともに優れた魔法を覚え、ルナの厳しい戦線を支える重要な役を務められる。特にレスキュー、リザーブは戦況打開の一手として有用。
詳細
- 加入時期は第1部中盤とやや遅いが、習得魔法が優秀。紅花の章以外のルートを進む場合は是非戦力に加えたいユニット。
- 白魔法がとにかく便利。低難易度と違い敵陣に入ったユニットの生存率が大きく低下するルナティックでは、敵陣内に入って行動したユニットを安全圏まで脱出させられるレスキューは特に出番が多い。
また、リザーブも味方の多くが敵の激しい攻撃に晒されるルナティックでは頼もしい存在になる。ハードまででこれらの白魔法に頼らずとも生き残れることがほとんどだったので、むしろ彼女のデメリットたるいささか極端なステータスが目立ってしまっていた。
- 黒魔法もアネット同様、命中安定のウインドと飛行特効のエクスカリバーを習得できるので安定した魔法アタッカーになれる。カドゥケウスの杖が紋章一致なので射程強化以外の効果も受けられる。理学は初期レベルこそ低いが才能開花するので集中的に指導したい。
- ステータスは魔力・魔防・魅力以外は不安の残る数値だが、もっぱらレスキュー・リザーブの射程と、撃ち漏らしたアーマーなどの敵を殲滅することを追求するユニットであるため問題はない。幸運が壊滅的なので、砲台には十二分に注意を払うこと。特に蒼月で運用する場合は、最終章を見据えて幸運を集中的にドーピングしてあげる必要がある。
フェルディナント/シルヴァン†
概要
速さを中途半端に追求しても仕方ないルナでは「連撃」を覚える騎兵として運用しやすくなった。フェルディナントは回避盾としての役割も持てる。
詳細
- 彼らの技能適性がある騎兵として使い続けると、速さが伸びづらくなるので『適性のある兵種を選ぶとむしろステータスが落ちる』というジレンマを抱えていた。このことからこの2人は騎兵ではなく飛行兵として使われることが多かったが、その場合紋章一致のアッサルの槍や破裂の槍を使っても兵種の「~の達人」スキルが働かず、やや噛み合わない点があった。
- 敵の速さがインフレしきっているルナティックでは元々追撃を取れないことも多く、速さの落ちる騎兵を選ぶことのデメリットはやや薄らいだ。むやみに速さを追求するよりは、むしろ槍の達人のある騎兵になって槍の火力を追求した方がよいとも言える。よって、他の難易度よりは彼らが適性のある兵種を選びやすくなっている。
- この2名は槍Aで「連撃」が使えるため、追撃に頼らなくても2回分の火力が出る。反撃も挟まず、敵を確実に倒しやすい。
パラディンとグレートナイトには槍の達人が標準でついているので、2回攻撃の連撃が受ける恩恵は大きい。同じ理由で、アッサルの槍や破裂の槍も思う存分使える。
- フェルディナントに関しては個人スキルと得意技能の関係で屈指の回避盾適性を持つので、ルナティックでも速さを追求する育成がかなり有効と言える。しかしスカウト難易度が高い*1ユニットでもあるので、青獅子・金鹿では切り込み役に専念させる事を前向きに検討した方がいいだろう。
- また外伝で手に入るオハンの盾、エーギル星騎士団はどちらも被必殺が怖いルナで非常に役立つ一品物。
リシテア所属も条件のため、どちらもスカウトする必要がある蒼月で狙うのは負担がかかるが、金鹿ならスカウトする価値がさらに増す。
- シルヴァンは主人公が女性なら無条件と逆にスカウト難易度が非常に低く、一部の時点で力・速さ・魔防のドーピングアイテムに回避補正20のゴーティエ騎士団に巨大な金塊+上級試験パスの12000G
とオマケの命中低い槍といった非常に旨味のある外伝の開放条件となっており、本人の能力以外の恩恵も大きい。
そのため役割が被ると言わず両方所属させるのもアリ。
兵種・武器†
弓/アーチャー・スナイパー†
- 敵の火力が凄まじいルナティックでは、近接武器持ちに近づいて攻撃するのには常に危険がつきまとう。そのため、長射程攻撃のメインとなる弓は反撃の危険を冒すことのない優秀な攻撃手段となる。
- 特に、弓技能をDにすることで「誰でも」覚えることができる戦技の「曲射」がとにかく優秀。命中+30の補正がかかり、射程が2-3なのでメイジ系など2射程の敵にも反撃のリスクを負わずに攻撃できる。
- 弓が苦手でない物理ユニットであればサブウェポンとして曲射を撃てるようにしておくと、序盤の命中難から解放されやすい。弓を持つことは連携を発動させるという意味でも有効。
- 弓兵種は技への成長率補正があり、命中率アップに大きく貢献してくれる。さらに、アーチャーのマスタースキル「命中+20」は弓兵以外の兵種にも有用。
- また、スナイパーはマスターで解禁される専用戦技「ハンターボレー」が極めて強力。弓兵種の時点で技は相当あるはずなので必殺も出やすく「高必殺の2連攻撃」となる。
前述の通りルナティックではまっとうな追撃は期待できないため、敵を安全な位置から確実に二連撃で撃破できるのはかなり頼もしい。
- ハンターボレーで仕留めずとも「囲いの矢」で足止めできる(命中補正はどちらも同じ)ベルナデッタとクロードはともかく、それ以外はボウナイトの成長率の低さを加味せずともスナイパーで運用する意義が大きくなった。
- 成長率補正が壊滅的な代わりに移動力8(下馬時も6)と弓射程+2で圧倒的な攻撃範囲を誇りハードまででは戦術的な価値が高かったボウナイトは弓の命中率減衰が激しくなった事でその特長を活かしにくくハンターボレーが重要になった事もあって他の難易度に比べて無理をして資格を取る必要がなくなった。もちろん攻撃後敵の範囲外まで逃げられるというメリットは健在、MAPに合わせて使い分けていきたい。
籠手/グラップラー・ウォーマスター†
- 籠手は先制した際に標準で2回攻撃ができる武器。2回攻撃である分格闘の達人、格闘必殺+10といった火力強化スキルの恩恵がより多く受けられることもあり、近接戦闘武器としては最強クラス。
- グラップラー、ウォーマスターは男性限定ではあるものの兵種補正、成長率補正、兵種スキル、マスタースキル/戦技の全てが優秀な極めて強力な兵種である。先述した通り◯殺しスキルの影響を受けることもなく安定して戦いやすいのも強みであり、編成に1人はこの兵種のユニットを採用したい。
- 低難易度に比べて追撃込みで4回攻撃できる場面は少なくなるが、2回攻撃で倒しきってしまうことが多いためあまり気にならない。近接とはいえ、倒しきれずに反撃される場面はそうそうないだろう。グラップラーならマスター戦技で3連攻撃の「猛烈鉄拳」も使える。キラーナックル+を持たせればまさに鬼に金棒。多少のステータス差なら連続攻撃+必殺で無理やり持っていける。
その他†
+
| | その他の兵種
|
- 飛行職
- 敵の命中が強化されているとはいえ回避盾の有用性は相変わらず。安定して前線に出せるこれらの兵種はルナでもなお重要である(「警戒姿勢」については後述)。
- ただ、敵兵の素早さのインフレに伴い追撃を取れる場面が減少した。女性なら「飛燕の一撃」によるカバーもできるが男性はそうもいかない。
- このため、追撃に頼らない運用が求められる点は意識しておこう。また、追撃を狙う場合でも、速さの伸び具合を気にかけてあげよう。
- アーマー系
- 相当の防御力のあるユニットでなければ即死する場面が増え、数値受けできる重装兵は、特に味方の回避率の上げにくい序盤のうちはそれなりに役立つことも増えた。
- ただ、「蛇毒」や「すり抜け」といった、アーマー系の強みを無力化するスキルが追加されたのは向い風。
- 後半の広いマップで浮き彫りになる機動力の悪さや魔法職に対応しにくいなどの弱点は相変わらず。後半の前衛は相変わらず飛行職となることも多いだろう。
- 前衛として動きづらくなった後も、副官として起用するのはかなり有効。敵の素早さがインフレする中で、追撃による即死を防ぐ副官ガードが活躍する。
- 終盤は主に副官として運用し、慎重な行軍が求められるステージでピンポイント起用するのもアリ。
- ソードマスター、アサシン
- 剣メインの兵種だが、追撃が取りにくい環境で近接戦闘を強いられる点がルナでは使いにくい。移動力の高いパラディンやペガサスナイトに「剣殺し+」がつき、やっつけ負けを起こしやすくなったのも向い風。アサシンに関しては、追撃が厳しくなった上に力の補正の低さが重なって火力不足が目立ちやすくなった。
- ただ、ソードマスターは速さの成長補正の高さ故にユニットの速さ成長率次第ではルナでも追撃を出せる可能性があること、「流星」や「剣必殺+10」で無理矢理カバーできることもあってルナでもある程度の突破力は保証されており、依然として強力な兵種。特に主人公は、速さの補正を理由にニルヴァーナよりもこちらが好まれることもある。
また、アサシンも1ダメージでも入れられれば「滅殺」でワンチャンを狙えるため、全く使えないというわけではない。
|
勇者武器、他†
- 2回攻撃ができる武器が強力なのは籠手と同じ理由である。追撃を出しにくいルナティックでは自然と頼もしくなる。同じく2回攻撃できる雷霆や尽きざるものなども同様。
- ただし、前者は英雄の遺産なので持てるユニットが事実上限られ、後者は入手のために外伝のクリアが必要。いずれの武器も特定のユニットをスカウトしないと入手不可。
- 勇者武器の錬成と修復に使うウーツ鋼は非売品なので、巨狼をアーマーブレイクさせてたくさん集めたいところ。また、犬猫にエサをあげることで手に入れられるようにもなったので、そちらも活かしたい。
スキル†
命中+20†
- 弓の項で書いた通り優秀なスキル。敵との距離があるほど命中が下がるが、ルナティックはその下がり幅が大きいため、とても重要になるスキル。騎士団や技を鍛えることで更なる命中を確保できる。
弓ユニットでなくとも、技が伸びにくい、斧をメインとするなどの特徴を持つユニットは命中率の低下が顕著なため、多少遠回りしてでもアーチャーを経由し取得させる価値は大いにある。
ヒルダは上記の条件を満たし、かつ弓も不得意ではないので有力候補。弓が苦手でも、シルヴァンやバルタザールなどは一考の余地あり。
切り返し†
- HPが50%以上で攻撃された場合に必ず追撃するスキル。敵がとにかく速いルナティックで、受けた際に「確定追撃+敵の追撃封印」といった効果はまさに攻防一体で非常に頼れる。
他の難易度ではよほど遅いユニットでもないと恩恵は少ないが、敵のソードマスター・アサシン・ファルコンナイトにはたとえ高速ユニットであれ2回攻撃されて当たり前の環境となるルナティックでは、むしろ速さが低く守備が高いタイプのユニットほど重宝する。
- その高性能の代償として、男性限定のウォーマスターを兵種マスターしなければ習得できないのがネック。そもそもウォーマスターが最上級クラスなのもあってとにかく手間がかかるが、物理系の男性ユニットなら是非ともつけたいスキル。
鬼神の一撃†
- ハード以下の難易度でも有用だが、ルナティックでは2回攻撃できる武器や戦技を用いるユニットに是非とも習得させたいスキルとなる。
- 自分から攻撃する際に威力が+6、2回攻撃なら実質+12されるため火力が段違いにアップする。特に、武器自体の威力が貧弱な籠手を用いるユニットには欠かせない。
各種武器Lv、~殺し†
- ハード以下でも有用だが、命中・回避・必殺回避の確保が至上命題となるルナティックでは欠かせないスキルとなる。
- 特に敵の速さ・回避のインフレが凄まじいため、こういったスキルも用いて安定した命中率を確保していこう。
- 中でもアサシン・勇者・ソードマスター対策となる「剣殺し」は有用。槍を得意とするユニットは意識して槍を鍛えておきたい。
- 回避率もアップするため、回避壁の補強にも役立つ。特に「斧殺し」を持つ剣士は、ウォーリアーやフォートレスの釣り出しに頼れる存在となる。
- 本作では武器Lvスキル+幸運の値によってのみ必殺回避率が算出される。敵の必殺率も上がってくるルナでは、武器相性に気をとられて安易に武器を切り替えると、必殺被弾のリスクが格段に上がる。
幸運は兵種補正でもなかなか上げづらいステータスなので、きちんと武器Lvスキルを装備し、対応した武器できちんと攻撃する(武器相性的に不利な相手にはそもそもぶつけない)ことを心がけよう。
- ただいくら有用だからとはいえ、各種武器Lvと~殺しをやみくもに揃えようとするとスキル欄を圧迫し、他の重要なスキルを積めないという事態になりかねない。
1種類(敵構成によっては多くても二種類)のみをしっかり鍛え、役割分担させるのがオススメ。
警戒姿勢(+)†
- ハードまでと異なり被弾することが危険なルナティックでは、攻撃は受け止めるよりかわす方が有効。
危険な敵を多数釣り出して処理しなければいけない状況下で、
速さを伸ばしやすく、攻撃をかわしやすい飛行兵、ひいては飛行技能をB、A+まで育成することで習得できる「警戒姿勢(+)」が極めて強力なスキルとして評価された。(厳密には難易度に拘わらず今作屈指の強スキルだが、ルナでは警戒姿勢なしでは被弾することが格段に増えたため、評価がますます上がった。)
- ペガサスナイト、ファルコンナイト、ドラゴンマスターについては兵種スキルで「回避+10」を持つため、組み合わせればさらに磐石。これらの兵種が成長率の面で恵まれているのもなお追い風となっている。これらのスキルを備えたいわゆる「回避盾」は、ルナではほぼ必要不可欠といって良い。各学級にはそれぞれ飛行技能適性があるユニットがいるので、彼らをうまく育成しよう。
- 「警戒姿勢」は汎用スキルなので、厳密に言えば飛行技能さえ鍛えられればある程度誰でも回避盾の役割を務められるのだが、教育での技能経験値が減少するルナティック(特に引き継ぎなし)では、本来の得意技能と並行して飛行を高レベルまで鍛えるのは完成に多大な時間を要する。もともと飛行得意かつ飛行兵として運用するユニットを回避盾として育てるのが最も手間がかからないだろう。
- ただ、敵の「○殺し+」には注意。不利な武器でぶつけると敵側の命中が+30され、「警戒姿勢+」の効果が完全に相殺されてしまう。こちらも複数の飛行兵を用意して、剣・槍・斧それぞれを回避させる役割として運用するか、マップに応じて「○殺し」スキルを付け替えて、有利な体制で挑むようにしたい。
- また、待機することによって回避が上がるこのスキルは、自分から攻撃するときに発動する「鬼神の一撃」「飛燕の一撃」と完全に相対するスキル。つまりいたずらに「警戒姿勢」持ちを用意しても、敵ターンでの受けはできるが自ターンでの火力が担保できなくなる、という事態を引き起こしかねない。
火力もルナティックにおいては最重要なため、軍の編成バランスを考えて歪にならない運用をしたい。
騎士団†
敵を足止めできる計略の重要性は先述の通り。さらに騎士団はユニットの能力を強化することができるが、素の数値では勝てない敵とのステータス格差を埋められるため騎士団補正に助けられる場面は多くなった。騎士団は全てのユニットに必ず配備しよう。
強力な騎士団を配備するために、副官で稼げず入りにくい指揮レベルも個別指導で積極的に上げたい。
- 地上兵種の方が騎士団の選択肢が多く、特殊効果持ち(後述)も多く揃っているので計略を扱いやすい。飛行兵種の優秀さが際立つ今作だが、騎士団配備の恩恵を受けやすい点で地上兵種も再評価されている。
鉄壁の備え、聖盾の備え、祝福付与†
- ルナティックでは敵の火力が凄まじい上に追撃もバンバン取ってくるため、耐久が低くなりがちな魔法兵種や弓兵は攻撃を食らえば即死することも多い。加えて、敵が増援即行動してくるせいで不意の攻撃にも対処しなければならない。
- これらの計略を使えば自軍の生存率を大きく上げることが可能。低難易度では多少強引に敵陣に突っ込んでも生還できることも多かったが、それの難しいルナティックでは非常にありがたい存在。増援即行動に対して対応しやすいのも評価点。これらの計略は低耐久のみならず前線を張るようなユニットに対して使っても有効で、敵陣に切り込む難易度を大きく下げることができる。
- 砲台に近づきやすくなるので砲台を制圧したいマップでも有効。砲台に対して応撃の備えでは反撃できないので、この点は大きい。
応撃の備え†
- 距離に関係なく敵の攻撃に対して反撃可能にするスキルを5ターン付与する計略。
- ルナティックでは敵陣に突撃するのも切り崩すのも難しいため、敵ユニットが敵陣の中から、あるいは敵陣から飛び出して長射程攻撃で攻めてくるとなかなか厄介。
そのため、そのような相手にも反撃できるようにするこの計略は非常に有用になる。敵ターンに応撃で敵を片付ければ自分のターンが回ってきたときにとても攻略しやすくなる。
- 終盤になるとメティオやサンダーストームなどの長射程攻撃が飛んでくるので、それらを撃退する手段の1つにもなる。
- もちろん、反撃をするには敵の攻撃を耐えるか避ける必要があり、反撃で敵を倒せなければ効果は薄くなる。この効果をかけるユニットは十分に検討したい。
- 蒼月限定の騎士団で使える「聖盾の備え」は「鉄壁の備え」と違い反撃ダメージを1にしないため、「応撃の備え」とセットで使うにはおあつらえ向き。
神速の備え†
- 範囲内のユニットの移動力を+5する計略。
- ルナティックでは敵の強化に伴い友軍もすぐやられるため、迅速に前線へ向かう意義も大きくなっている。
また通常の戦闘でも騎士団配備の敵が増えており、受けに際しても計略事故の危険が伴う。先制して計略を撃ち込む位置取りの補助にも有用。
- 指揮Eから使えるセイロス修道士隊がいるため序盤から組み込みやすく、中盤以降には補正も強力なゴーティエ騎士団やDLCありなら飛行種別の秘密の輸送部隊に入替が可能。
コメント
- 元ページをそのまま持ってきたのでレイアウトには難あり。ルナ開放から結構経っているので、過去の評価などについて一部変更、削除しました --
- 重さー3(中盤で追撃されにくくなる)とか、クラスチェンジの最低保証(特にフォートレス)とか考える人、少ないの?ルナでこそ輝くと思うのに --
- 重さ−は悪くないんだけど入れる枠がない、中盤くらいから追撃受けて危なくなるなら重さ-が有用な期間も短いと思う --
- 最低保証の関係は「ルナティック攻略」のページに記載済みですね。また個人的にはルナでは授業で得られる技能経験値が少ないので、寄り道できるキャラは限られると思います(なしルナの場合)。「重さ-」は上の方もおっしゃるように、他のスキルとの兼ね合いやどのみち追撃食らうくらい敵の速さが振りきれてるのであまり需要はないかと。 --
- 最低保証は盗賊のみ必要なキャラには踏ませるようにしてるけど、重さはそこまで優先しないかなぁ… --
- 途中送信ミス、基本が武器レベル+○○一撃+命中になって残り2枠のスキルだけど力や技や速さ+2・4とかのが使い勝手いいからね。 --
- (うろ覚えですが)過去のユニット欄は、「ハード以下だと何かしら難点がある→ルナだと使いやすい」という流れがありましたが、その流れがないのであれば他にも優秀なユニットが出てくるのではと感じました。例えばシャミアとかは加入条件の緩さ(支援で緩める事も可)も含め、割とおすすめできると思います。後はDLC込みだと緩い加入条件含め、理学Cで囲いの矢よりも早期に移動デバフを使えるバンシーθ持ちのハピも…そこそこおすすめかな。 --
- ↑の意見を読んで思ったけど、特にユニット欄は概略が欲しいかな。「スカウトしておくと攻略しやすくなる」キャラの一覧だとは思ってるけど、説明が一切ないから違ってるかもしれないし。 --
- ↑↑ユニット欄をよく手直ししますが、一応もとからの流れの「ハードまでではいまいちだけどルナだからこそ輝く」を基本の文型に据えているつもりでした。ちょっとボリュームが増えすぎたなと感じているので、↑の方のご意見も参考に考えてみます --
- 元々は「ルナティック実装に伴って評価が上がったユニット」という前置きがありました。分割に伴って今は消されたようですが。 --
- ↑前置きは以前はあったんだね。これはあったほうがいいから記載しとく。 --
- 「ルナで評価が上がったユニット」とユニットの概略について記載しました。大まかな叩き台だけ作ったので、特にページのレイアウトについて有識者の方の修正お願いします。 --
- 少々読みづらかったので、こちらでページレイアウトを変えてみた。勝手にゴメン。 --
- 叩き台作ったものです。いやいやほんと有り難いです!見やすくなって助かりました、ありがとうございます --
- ルナ特有ってわけではないけど、序盤の指導レベル上げにアンゼリカループはすごくおすすめ 一回で500ぐらいもらえたはず 副産物の岩ゴボウもおいしい --
- そういえば書かれていないように思いますが、乱数の出が全体的にハードに比べて極端に悪くなっているような。講習でPERFECTが極端に出にくくなっている気がしますし、ハードまでなら割と当たる命中率70%の攻撃もかなりの確率で外すし、レベルアップ時に2ピンになる率もかなり増えた気がします。別の計算式が導入されてる可能性すら感じます。敵の行動には適用されていないようですが --
- ↑まあありえないけど気持ちは分かる 多分ルナだとハードまでと比べて100%じゃない博打を打たなきゃいけないことが増えるから、試行回数が増える分そう思うだけなんじゃない? --
- むしろハード以下の70%が70%より多く当たる気がする、過去作であった実効命中率が使われてるみたいな感覚 ルナだけ表記通りの命中率になってるとかかも? --
- 一応試してみたのでコメントします。ルナなしでペトラを必殺覚醒スナイパーで運用した所、キラーボウ+を使うと必殺が97%になり火力がエグかった。ただ、ルナティックの増援に対しては非常に弱く火力はピカイチだが繊細で使いづらかったことを報告 --
- 青獅子の場合は最低限ディミトリに指揮と飛行を伸ばすと高難易度気味な青獅子2部も乗り切れるな(特にディミトリが指揮伸ばすと習得するスキル2種。飛行A+で覚えるスキルがあるとより安定する)。 --