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概要

セイロスの書

第一章 啓示録

女神は天であり、女神は大地である。
今にあり、昔にあり、やがて来るときにある。
かの目はすべてを見通し、かの耳はすべてを
聞き、かの手はすべてを受け止める。▼

女神の証を受け取りし者、
言葉を預かりし者、すなわちセイロス。
天の、大地の御使いとして、
セイロスは恵みと平安をあなた方に届ける。▼

女神よりの全能を以て。
セイロスは、女神の剣として邪を除け、
セイロスは、女神の子として王を封ず。
セイロスは、女神の翼として人を導き、
セイロスは、女神の声として愛を説く。▼

その剣に、あなたの剣を委ね、
その王を、あなたの上に戴き、
その翼で、あなたの生を助け、
その声が、あなたの心を赦す。
あなた方に女神の加護あらんと。▼

第二章 創世記

曇りなき大海に、まずフォドラがあった。
遙かなる旅を終えし女神は、
フォドラを見出し、降り立たれた。
女神は生きとし生けるものを創りたもうた。▼

女神は草木を創り、鳥獣を創り、
そして最後に、人を創りたもうた。
人は力を欲し、女神はそれに応えられた。
天の恵み、大地の恵み、そして魔の恵み。
人は魔道を得、力を増した。
力が邪を呼び寄せるとも知らずに。▼

女神の加護のもと、人は生きた。
より多くを成し、より富み栄え、
いつしかフォドラで最も力ある存在となった。
しかし、北より、邪なる存在が訪れる。
大地を蝕み、天を穢す、邪。
フォドラに混迷が、訪れる。▼

邪なる侵略に対するため、
女神は力を創りたもうた。
超常の武具と、そを使うための血。
人はその力を手にし、邪と戦った。
邪を討ち破り、北へと追いやった人々。
彼らは英雄と呼ばれた。▼

英雄らは数百年を生きたが、やがて
その命も尽き、後には血と力のみが残る。
英雄の血に宿りし力を“紋章”と呼び、
英雄の振るいし力を“英雄の遺産”と呼ぶ。
かくして、新しき時の縁は、紡がれていった。▼

英雄の子孫たちは、血を求め、力を求めた。
やがて彼らはすべてを巡って争い始める。
紋章を、遺産を、土地を、富を。
邪なる存在を打ち果たすための女神の力は、
人の欲によって争いの道具となった。
女神はそれを嘆き、天に姿を隠す……▼

第三章 (散逸?)

第四章 (散逸?)

第五章 主の五戒

一、あなたは主の存在と、主の力を
  疑ってはなりません。
一、あなたの神、主の名をみだりに
  唱えてはなりません。▼

一、あなたは父と母と、主に連なる者を
  敬わねばなりません。
一、あなたは主より与えられた力を
  正しく使わねばなりません。
一、あなたはみだりに人を殺め、傷つけ、
  嘘をつき、盗みを働いてはいけません。▼

主はすべての美しきものを是とします。
主は、愛、絆、喜び、平和、信心、親切、
自律、謙虚さ、我慢強さ、これらのものを
否定することはありません。
主の導きに従えば、自ずと主の五戒は
守られるのです。▼

諸遊紀行

諸遊紀行1

主にフォドラの外の世界について書かれた記録。
著者は不明だが、実際に各地を旅した者が
書いているようだ。▼

パルミラ
 フォドラの東にある大国。険峻な山岳地帯
 "フォドラの喉元"を領界として、レスター
 諸侯同盟領と接する。騎馬民族の血を引く
 者たちであり、戦いを好む。広大な国土は
 肥沃な大草原、砂漠、大連峰など地形に富む。▼

アルビネ
 フォドラの北西にある大地。寒冷な気候で、
 貴重な動植物が数多く生息しているものの、
 厳寒と穀物の育ちにくい凍土のため、暮らす
 人々の数は少ない。▼

モルフィス
 フォドラの南東にある魔道の都の名であり、
 その年を中央に置く広大な砂漠の名でも
 ある。"幻の都"とも称された時代も
 あったが、細々と繋がる行商の道を通して、
 偉大にして摩訶不思議な魔道の噂が伝わる。▼

ダグザ
 フォドラの南西にある大地。遥か遠方であり、
 その地は焦熱の密林であるとか、冷涼な
 大高原であるとか、噂を挙げれば枚挙に
 暇がない。そしてそれらは半ば事実であり、
 南北に長い大地に様々な地形を有している。▼

諸遊紀行2

主にフォドラの外の世界について書かれた記録。
著者は不明だが、実際に各地を旅した者が
書いているようだ。▼

ブリギット
 フォドラとダグザの間に位置する島々。
 穏やかな海と豊かな緑に覆われた大自然の
 結晶とも呼ぶべき地であり、フォドラと
 ダグザの間で支配権が争われてきた。▼

スレン
 フォドラの北にある巨大な半島の名だったが、
 今は北半分をスレン地方と呼び、南半分は
 ファーガス神聖王国の領土となっている。
 荒涼とした大地には好戦的な民族が住まう。
 岩砂漠が広がっている一帯もある。▼

ダスカー
 フォドラの北、スレンの西側にある半島。
 かつて暮らしていたダスカーの民は滅び、
 ファーガス神聖王国の領土となっている。
 取り立てて何もない土地だが、珍重な鉱物が
 見つかるという噂もある。▼

オグマ山脈
 フォドラの中央からやや南に広がる大山脈。
 西は帝国と王国の境界となり、ガルグ=マクを
 囲いながら帝国を縦断するように伸びる。
 他では見られない動植物も多く、また豊富な
 鉱物を有する。▼

フォドラの歴史

フォドラの歴史1

 長きにわたり、世は乱れ民は苦しんでいた。
 ”解放王”を僭称する邪なる者ネメシスは、
 争乱を喜び、流血を讃うる。
 フォドラの氏族たちは、糾合されることなく
 ただ奪い合い、殺し合っていた。

 帝国歴 前41年
 聖セイロスの出現
  聖者セイロス、アンヴァルの地に現る。
  セイロスは多くの奇跡をもたらし、
  人心をよく集め、集いた人々は
  セイロス聖教会を組織す。

 帝国歴 元年
 アドラステア帝国の建国
  国の名は神託を以て定む。
  アンヴァルを都としてフォドラの南を治め、
  聖者セイロスもこれに力を与う。

 帝国歴 32年
 英雄戦争の起こり
  初代アドラステア皇帝、
  ヴィルヘルム=パウル=フレスベルグ。
  フォドラの統一のため兵馬を挙げ、
  力をほしいままにする各地の氏族を討滅す。

 帝国歴 46年
 グロンダーズの会戦
  ネメシスに味方する氏族の連合軍と、
  アドラステア帝国軍が平原で激突す。
  帝国軍が大勝を収むる。

 帝国歴 91年
 タルティーンの会戦
  ネメシスに味方する氏族の連合軍と、
  帝国軍が再び激突す。邪なる者ネメシスは
  ここに死して、帝国は勝勢を定むる。

 帝国歴 98年
 英雄戦争の終結
  皇帝ヴィルヘルム1世の後を継いだ
  リュカイオン1世が急病にて崩御す。
  フォドラの大半を支配するに至っていた
  帝国は、これを機に戦いに幕を下ろす。

フォドラの歴史2

 帝国歴 721年
 第一次ミアハ戦役
  海を越えてダグザ軍が襲来す。
  帝国軍はこれを撃退するものの、
  ミアハ地方は少なからず被害を受ける。

 帝国歴 728年
 ブリギット侵攻
  帝国軍、ダグザに協調していた
  ブリギット諸島に侵攻す。
  勝利し、ブリギットの民を従属させる。

 帝国歴 731年
 ダグザ侵攻
  帝国軍、ブリギットを足掛かりに
  ダグザに大規模な侵攻をかけるも、
  武運つたなく敗退す。

 帝国歴 747年
 ファーガスの乱
  かつて帝国と争った氏族の子孫、ルーグが
  帝国からの独立を求めて挙兵す。
  ファーガス地方を巻き込んだ争乱となる。
  この一連の争乱を”鷲獅子戦争”とも呼ぶ。

 帝国歴 751年
 タルティーンの戦い
  ルーグら独立軍が帝国軍に大勝。
  セイロス聖教会が二者を仲裁し、ファーガス
  地方はファーガス神聖王国として独立す。

 帝国歴 801年
 レスター大乱
  帝国のレスター地方で内乱が勃発す。
  帝国軍は鎮圧に失敗。神聖王国がこれに
  乗じてレスター地方を制圧し、領土とす。

 帝国歴 861年
 ファーガス神聖王国分裂
  国王クラウス1世の崩御に伴い、
  3人の王子がそれぞれ大公となり、
  王国を三分割して統治す。

 帝国歴 881年
 三日月戦争
  王国のレスター地方を治むる大公が病没す。
  レスター地方の諸侯は、次の大公を立てず、
  諸侯の共同体となることを画策す。

 帝国歴 901年
 レスター諸侯同盟領の成立
  諸侯同盟に反目する諸侯を討伐し、
  ファーガス地方からの干渉も排除した
  リーガン公を中心に、同盟領が成立す。

 帝国歴 961年
 パルミラ襲来
  東の大国パルミラ、フォドラの喉元を
  越えて同盟領に侵攻す。
  帝国軍らも派兵され、からくも撃退す。

 帝国歴 1101年
 フォドラの首飾り築造
  パルミラの襲来を防ぐべく、
  同盟・王国・帝国が一丸となり、
  フォドラの喉元に要塞を築造す。

帝国貴族名鑑

帝国貴族名鑑1

 アドラステア帝国の主要な貴族の名鑑。
 教団の資料のため、持ち出し及び
 生徒の閲覧を禁ずる。
 1179年版。

 フレスベルグ家
  大帝ヴィルヘルムを祖とする帝国の大貴族。
  1100年以上にわたって帝国を治める。
  その系譜は聖セイロスの血統をも有し、
  代々の皇帝はその身にセイロスの紋章を
  宿していたという。

  帝都アンヴァルとその周辺一帯を領地とし、
  帝国の内外で絶大な権力を誇ったが、
  1171年の七貴族の変により、貴族らに
  権能を剥奪される。また近年、立て続けに
  一族の者に不幸が起こっており、その支配
  体制には暗雲が垂れ込めている。

 エーギル家
  帝国でフレスベルグ家に次ぐ力を持つ公爵。
  当主がいつしか宰相の地位を歴任するように
  なり、今では実質的に世襲宰相の地位を
  有する。七貴族の変を主導し、帝国の統治に
  おける実権を握っている。

 ベストラ家
  フレスベルグ家の影であり、領地を持たない
  特殊な侯爵。帝国の暗部を牛耳っているほか、
  皇帝の補助、儀礼典礼、後宮、近衛などを
  含めた皇帝周辺の政務を担っていた。
  七貴族の変ではエーギル家に味方する。

 ヘヴリング家
  帝国の内務卿を世襲するようになった伯爵。
  主に政務、財務、法務などを担当し、その
  領分を巡って頻繁に軍務卿と対立している。
  領地の大半がオグマ山脈に属し、鉱業が
  盛んである。

 ベルグリーズ家
  帝国の軍務卿を世襲するようになった伯爵。
  皇帝直属軍以外の帝国すべての軍事を
  管轄とし、戦時には当主が大将軍として
  全軍を率いる。フォドラいちの穀倉地帯、
  グロンダーズ平原の大半を領地とする。

 ヴァーリ家
  帝国の教務卿を世襲するようになった伯爵。
  教務卿は主にセイロス聖教会との渉外が
  領分だったが、近年は教団と帝国が疎遠に
  なっているため、法務などにも干渉しては、
  内務卿との政争を起こしている。

帝国貴族名鑑2

 アドラステア帝国の主要な貴族の名鑑。
 教団の資料のため、持ち出し及び
 生徒の閲覧を禁ずる。
 1179年版。

 ゲルズ家
  帝国の外務卿を世襲するようになった公爵。
  外交や他国との交渉、中央と地方の紐帯を
  任とし、ダグザ・ブリギット戦役においても
  停戦協定の締結に尽力した。七貴族の変に
  加担してはいるが、他家とは一線を画す。

 アランデル家
  元は帝国の小貴族だったが、現当主である
  フォルクハルトの妹が皇帝イオニアス9世の
  室となってから急伸し、アランデル大公の
  位を贈られる。エーギル家に協力し、七貴
  族の変を起こした主犯格の一人と目される。

 フリュム家
  帝国の子爵。皇帝イオニアス9世の中央集権
  政策に反発し、帝国からの独立と同盟への
  参画を目論むも、帝国軍の介入にあって
  失敗する。後始末として本家は断絶、現在
  では養子を当主として迎え入れている。

 ヌーヴェル家
  帝国の子爵。帝国西端に領地を構え、家名に
  由来する港湾都市ヌーヴェルを中心にダグザ、
  アルビネ、ブリギットなどとの交易で栄える。
  だが、1175年に攻め寄せたダグザ・ブリ
  ギット連合軍の上陸を許し、没落した。

 オックス家
  帝国の男爵。帝国西部”フォドラの牙”と
  呼ばれる半島の北半分を領地とする。
  ダグザ・ブリギット戦役で当主を失った。

 バルテルス家
  帝国の男爵。野心高く、多くの紋章の血統を
  その家系に加えている。1176年、当主を
  含む一族の多くが不審死。嫡男エミールの
  犯行とされたが、エミールは行方不明になり、
  現在は遠縁の者が当主となっている。

同盟貴族名鑑

 レスター諸侯同盟領の主要な貴族の名鑑。
 教団の資料のため、持ち出し及び
 生徒の閲覧を禁ずる。
 1179年版。

 リーガン家
  十傑の血統で、レスター諸侯同盟の盟主格。
  881年の三日月戦争を経て、王国からの
  独立と諸侯による共和制の樹立を主導した。
  以来、円卓会議の主催者の役を担っている。

  公爵の位は同盟成立以前に王国より叙された
  爵位を根拠とする。なお、現リーガン公の
  嫡男ゴドフロアは公務中の事故により他界。
  ほかに女子もいたが現在は消息不明である。

 ゴネリル家
  十傑の血統。レスター地方東部に領地を有し、
  パルミラ軍との攻防において中心的役割を
  担ってきた武門の家柄。殊に次期当主である
  ホルスト卿は同盟随一の勇将として知られる。

 コーデリア家
  レスター地方南東部に領地を有する伯爵家。
  1167年、帝国貴族フリュム家の内乱に
  関与したことを契機に、帝国より内政干渉を
  受け続け、急激に国力が低下した。

 グロスタール家
  十傑の血統。レスター地方東部の伯爵家。
  現当主は渉外に長けた野心家で、円卓会議で
  議決権を有する五大諸侯の中では、盟主格の
  リーガン家に次ぐ発言力を有している。

 エドマンド家
  レスター地方北部に領地を有する辺境伯家。
  良港を活かした交易重視の政策で国力を貯え、
  五大諸侯に名を連ねるまでに成長した。
  現当主は能弁家としても知られている。

 ダフネル家
  十傑の血統。かつては同盟の五大諸侯に名を
  連ねていたが、家中の分裂により勢いを失い、
  ここ何代かは紋章持ちの当主も現れていない。
  名家としての存在感は現在も保ち続けている。

王国貴族名鑑

 ファーガス神聖王国の主要な貴族の名鑑。
 教団の資料のため、持ち出し及び
 生徒の閲覧を禁ずる。
 1179年版。

 ブレーダッド家
  十傑の一人、ブレーダッドを祖とする一門。
  751年、鷲獅子戦争で勝利を収めた
  ”獅子王”ルーグが、教団より戴冠を受け
  アドラステア帝国からの独立を果たして以来
  400年以上にわたり王国を統治してきた。

  王都フェルディアとその周辺を領土とし、
  フォドラ北部の諸侯を数多く従属下に置く。
  国王ランベールが1176年に没した後は
  その実兄にあたるイーハ大公リュファスが
  若年の王子に代わり領内の政を担っているが
  各地で争乱が続き、体制は揺らぎつつある。

 フラルダリウス家
  十傑の一人、フラルダリウスを祖とする一門。
  王国諸侯の中でも歴史の長い家の一つであり、
  ”獅子王”ルーグの盟友であるキーフォンも
  英雄フラルダリウスに連なる者であるという。
  公爵の位に叙されている。

 ゴーティエ家
  十傑の一人、ゴーティエを祖とする一門。
  王国の最北に領土を持ち、二百余年にわたり
  ”北方の民”スレン族による侵攻から国土を
  守護してきた。辺境伯の位に叙されている。

 カロン家
  十傑の一人、カロンを祖とする一門。
  鷲獅子戦争の時代に独立軍と聖教会の折衝を
  担ったことから、今も国内での典礼の場には
  カロン家の当主が立ち会う伝統が残っている。
  伯爵の位に叙されている。

 ガラテア家
  レスター諸侯同盟の一角を成すダフネル家が
  家督争乱により二分された際、ファーガスに
  帰順した一派が家を興し、後に伯爵の位に
  叙された。領地の大部分が寒冷な荒野であり、
  1170年代の初頭には大飢饉が起こっている。

 ローベ家
  もとは帝国北西部に領地を持つ貴族であったが
  領内に城塞都市アリアンロッドが築かれた際、
  帝国に反旗を翻し、アリアンロッドを含む
  所領ごと、ファーガス神聖王国に帰順した。
  その功を以て、王家より伯爵位に叙される。

 クレイマン家
  元来、王国西部の一城主に過ぎなかったが、
  1176年に行われたダスカー半島の征伐で
  大功を立て、王家より子爵の位に叙された。
  封土としてダスカー半島を与えられている。

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Last-modified: 2021-10-18 (月) 13:03:45