会話集/支援会話

主人公(男性)の支援会話

エーデルガルト

支援C

[???]
……うぅっ……く……ぁああっ……!
お……さぁっ! ……けっ……!▼
[ベレト]
……!?▼

《共通》

[ソティス]
まさか、お化けということはあるまいな。▼
[ソティス]
ここは修道院なんじゃろ?
お化けなどいてたまるものか。▼

《共通》

[ソティス]
……何じゃ、その目は!
わしはお化けなぞではないわ!▼

(暗転)

[???]
……ぐうぅ……はっ!?
誰!?▼
[エーデルガルト]
……(せんせい)
こんな時間に、どうしたの?▼

《選択》

[エーデルガルト]
声? 何かしらね。
私が寝言でも言っていたのかしら。▼
[エーデルガルト]
よば……!?
(せんせい)、意味がわかっているの!?▼
……冗談よね。
もう……驚かせないで。▼

《選択》

[エーデルガルト]
……まあ、それを問う時点で、
聞こえてしまったのでしょう。▼
そうよ。
昔から、うなされることがあるの。▼
つまらない悪夢を見るせいね。
まったく、腹立たしいわ。▼

《選択》

[エーデルガルト]
昔の夢よ。
私がまだ私でなかった頃の、つまらない夢。▼
[エーデルガルト]
出てこないわ。
ずっと昔の、つまらない夢よ。▼

《選択》

[エーデルガルト]
そう言うと思った。
……いいわ。▼
[エーデルガルト]
興味がなくなった?
……折角だから、聞いていって。▼

《共通》

[エーデルガルト]
誰にも言わないと約束できるなら、
だけれど……。▼

(主人公が頷く)

[エーデルガルト]
動かなくなった兄……助けを求める姉……
理解できない言葉を話す妹……▼
私の家族が、壊れてゆく夢。
暗い闇の底で、光が射すのを待つ夢。▼
……私には、10人の兄弟姉妹がいたの。
上に8人、下に2人よ。▼
なぜ私が唯一の皇位継承者になったのか、
わかるかしら?▼
私の兄弟姉妹は皆、死んだり、
病に臥せったり、正気を失ったり……▼
私以外に皇位を継げる者が、
いなくなってしまったからよ。▼

《選択》

[エーデルガルト]
不幸が続いたの。
そして、私だけが生き残った……。▼
いつまでも忘れるなと、悪夢が私に言うの。
更なる不幸を許すなと。▼

《選択》

[エーデルガルト]
アドラステア帝国を負って立つ者は、
今もこれからも私だけ。▼
私のこの両肩には、
帝国のすべてがかかっている……。▼
……こんな夜だからかしらね。
余計なことをぺらぺらと話してしまったわ。▼
この話は、誰にもしたことがないの。
秘密にして……おやすみなさい。▼

支援C+

[エーデルガルト]
……あら、(せんせい)
こんな遅くに何を?▼

《選択》

[エーデルガルト]
少し外に出たくてね。
夜風に当たっていたのよ。▼
眠れない夜は、いつもそう。▼
[エーデルガルト]
……そうね。▼
そんな夜は、部屋に籠っていたくないの。
だから夜風に当たりに来たわ。▼

《選択》

[エーデルガルト]
眠れないからといって、
夜更かしが過ぎるのは良くないわよ。▼
[エーデルガルト]
ふふ、それなら私を置いて、
早く寝に戻った方がいいのでは?▼

《共通》

[エーデルガルト]
まあ、私自身もそうなのだけれど。▼
……貴方は、外の空気が恋しくなった
ことはある?▼
私はあるの。
太陽の光に、自然の風に恋い焦がれた。▼
前に、私の兄弟姉妹の話をしたことが
あったわよね。▼
彼らが一人として、まともな生を
送れていないという話も。▼

《選択》

[エーデルガルト]
本当に?
まあいいわ、続きを話すわね。▼

《共通》

[エーデルガルト]
その兄弟姉妹も、私も……
一時、宮城の地下で鎖に繋がれていたの。▼
目的は、私たちの体に、
強い紋章の力を与えるため。▼
私はフレスベルグ家に伝わる
セイロスの紋章を持っていたけれど……▼
強力な大紋章ではなかったし、
兄弟姉妹の多くは紋章を持っていなかった。▼
フォドラを統べる無比の皇帝を生み出すべく、
私たちは体を刻まれ、造り変えられた。▼
その唯一の成功例が、この私……
エーデルガルト=フォン=フレスベルグ。▼
そして私を造り出した代償に、
残りの皆は、その身を滅ぼしたわ。▼
私が造り出される過程では、無関係な
多くの者の命も奪われていった……。▼
これが今のフレスベルグ家の、
帝国の……呪われた真実なのよ。▼

《選択》

[エーデルガルト]
帝国を牛耳る、宰相一派の貴族たちよ。
皇帝である父は止めようとしてくれた。▼
けれど、権力を奪われ傀儡となった父は、
力が及ばず……。▼
どうかしら、信じられない?
私の力を見れば、納得できるわ。▼
[エーデルガルト]
私の力を見れば、納得できるわ。▼

《共通》

[エーデルガルト]
今までは隠していた、もう一つの紋章の力。
それを貴方に明かしてあげる。▼
貴方と同じ……“炎の紋章”。
この紋章を得たその時に、私は誓ったの。▼
私という存在のために犠牲になった家族と、
多くの見知らぬ人々のために……▼
愚かしい犠牲を二度と生まない世を創る。
そのための皇帝になる、と。▼

支援B

[エーデルガルト]
ふー……。
嫌になるわね。▼
やるべきことは山積みなのに、
次から次へと問題が発生して……。▼
はあ……たまには甘いものばかり食べて、
一日ごろごろしていたいわ。▼

《選択》

[エーデルガルト]
そうかしら?
私にだってそういう時はある。▼
[エーデルガルト]
ヒューベルトみたいなことを言うのね。
私にだってそういう時はある。▼
[エーデルガルト]
本当に?
嬉しい申し出ね。▼

《共通》

[エーデルガルト]
まあ……絶対、ヒューベルトに止められて
実現しないから、やらないけれど。▼

《選択》

[エーデルガルト]
ええ。
今は無理でも、いつかはごろごろ……。▼
[ベレト]
………………。▼
[エーデルガルト]
今、笑ったわね。
そんなに私がごろごろするとおかしい?▼

《選択》

[エーデルガルト]
……そう、(せんせい)の考えはわかった。▼
[エーデルガルト]
……笑いながらだと、
まったく説得力がないわよ、(せんせい)。▼

《共通》

[エーデルガルト]
まあいいわ。
それより伝えたいことがあったの。▼
その……。
改まって言おうとすると少し照れ臭いわね。▼
……ありがとう。
貴方のおかげで、私は私の道を歩める。▼
きっと私一人だったら、心の余裕を失って、
冷徹で非情な皇帝にでもなっていたわ。▼
貴方が私の隣にいてくれるおかげで、
私はエーデルガルトでいられるの。▼

《選択》

[エーデルガルト]
ええ、わかっているわ。
私が素晴らしい仲間に恵まれていることも。▼
でも、その中でも……貴方は特別。▼

《共通》

[エーデルガルト]
今まで誰一人として、私自身を超えて
私を指揮できる人なんていなかった。▼
私と同じ目線に立って、皇女だとか、
皇帝だとかを気にせずに……▼
対等に話してくれる人はいなかった。▼
私は孤独だった。
暗い闇の底から、独りで立ち上がった。▼
貴方は…… 眩しい光だったのかもしれないわね。▼

支援A

[エーデルガルト]
あら、(せんせい)だったのね。
ヒューベルトが呼びに来たのかと思った。▼
『陛下、仕事が山積みです。空を眺める暇が
あるなら、書類を眺めてください』って。▼

《選択》

[エーデルガルト]
そうよね。間違ったことは言わないから、
言い返せないのがたまに癪だけれど。▼
[エーデルガルト]
そう?
自分では似ていると思っていたのだけれど。▼

《共通》

[エーデルガルト]
まあ、この話はいいわ……。▼
それより、この前の戦いでは
貴方がいてくれて助かった。▼
私も自分の采配には、それなりに
自信があるつもりだったけれど……▼
貴方と共に戦場に立つと、
いつも差を思い知らされる。▼
何が違うのかしらね。まるで戦場のすべてを
把握しているような視野の広さと……▼
敵の動きを読み切っているかのような
指示や戦術、策略……。▼
貴方は、私にはないものを多く
持っているのよ。正直、羨ましい。▼

《選択》

[エーデルガルト]
本当に?
でもまあ、そうかもしれないわね。▼
他人の育てた花のほうが、
美しく見えてしまうものだもの。▼
人間離れした貴方にも、
人らしいところがあって安心したわ。▼

《選択》

[エーデルガルト]
しているわよ。
そこに議論の余地はない。▼
まあ、私も同じように、ただの人からは
少し離れてしまったかもしれないけれど。▼
[エーデルガルト]
そうね。私もいろいろと体を弄られて、
ただの人からは少し離れてしまった。▼

《選択》

[エーデルガルト]
仲間って……
そういう意味の仲間は嬉しくない。▼
それに、私たちはとっくに仲間でしょう?
いえ、仲間すら超える関係だと私は思う。▼
ねえ、(せんせい)
私を「エル」と呼んでくれる?▼
私の……昔の愛称なの。
両親や仲の良かった姉妹だけがそう呼んだ。▼
今では呼ぶ人は誰もいなくなって
しまったけれど……▼
貴方にだけは、そう呼ばれてもいい。
……いいえ、呼ばれたいの。▼

《選択》

[エーデルガルト]
なぜって……。▼
私の隣に立って、共に重荷を背負ってくれる
貴方を、私は家族のように感じている。▼
貴方は私にとって、仲間を越えた存在。
だからじゃ、ないかしら。▼

支援S

(女神の塔)

[エーデルガルト]
人を支配した女神の眷属は滅んだわ。
女神の創り上げた世界は形を変え……▼
やがて私たち自身の手によるものに
なっていく。▼
そうでしょう、(せんせい)?▼

《選択》

[エーデルガルト]
そうね……未来はすべて、
私たち自身の選択次第。▼
女神にただ従っていたほうが、
幸せな世になった可能性もあるわ。▼
それに……まだすべて終わってはいない。
彼らとの対決は、避けられない……。▼
[エーデルガルト]
ええ、そうね。
まだすべて終わったわけではない。▼
彼らとの対決は、避けられないわ。▼
それに、この世がどうなっていくかは、
私たち自身の選択次第だものね。▼

《共通》

[エーデルガルト]
……貴方は、これからも
私と共にいてくれる?▼
聖墓で私を守ることを選んでくれたように、
今も変わらず、私を選んでくれる?▼
……(せんせい)。▼

《選択》

[エーデルガルト]
……え? 今、エルって……▼
あ……、良か……った。▼
指輪をありがとう、(せんせい)
喜んで受け取るわ。▼
私はずっと不安だったの。
自分だけが一方的に想っているのでは、と。▼
他の誰を敵に回しても、
貴方にだけは味方でいてほしかった。▼
重荷を分かち合ってほしいと願った時、
貴方もまた同じく願っていてほしかった。▼
その思いが、こうして叶って……
私はとても嬉しい。▼

《選択》

[エーデルガルト]
ええ、こちらこそよろしく。
私とあなたでなら、不可能はないわ。▼
[エーデルガルト]
ふふっ、そうはいかないわ。
私と貴方、二人で支え合わなくては。▼

《共通》

[エーデルガルト]
闇に蠢く者たちを滅ぼし、
フォドラの安寧を取り戻し……▼
素晴らしい後継者を見つけて、
私の治世を終えたその時は……▼
貴方と二人だけの、蜜月の時を過ごしたい。▼

《選択》

[エーデルガルト]
ええ、前途多難ね。
甘い気分に浸るのも程々にしなければ。▼
[エーデルガルト]
ええ、そうね。
気を引き締め直さなければ……。▼

《共通》

[エーデルガルト]
さあ、行きましょう。
貴方は名実ともに私の伴侶となった。▼
“エーデルガルトの覇道”はここで終わり、
ここからは二人の道が続く。▼
欺瞞と不条理に満ちたフォドラの闇は、
戦乱の終幕と共に払われるわ。▼
二人で……このフォドラに射す、
希望の光となるの。▼

ヒューベルト

支援C

[ヒューベルト]
おや、先生。
今日もご苦労なことです。▼

《選択》

[ヒューベルト]
……ええ、元気ですよ。▼
チッ……かなりの殺気を発したつもり
だったのですが。▼
[ヒューベルト]
言いたげ……そうですな。▼
チッ……かなりの殺気を発したつもり
だったのですが。▼

《選択》

[ヒューベルト]
いえ、貴殿のことを
少し気にしているだけです。▼
何しろ我が主は、先生をそれなりに
気に入っているようなのでね。▼

《選択》

[ヒューベルト]
自分で言うと嫌味にしか聞こえませんな。▼
[ヒューベルト]
我が主を見誤っているとでも?
それとも嫌味ですかな。▼

《共通》

[ヒューベルト]
いいですか、ここでの生活において、
私が最も重視することは……▼
エーデルガルト様にとって益となるか
害となるか、です。▼
先生がエーデルガルト様にとって益となれば
良し、もしも害となるようであれば……▼
……消します。▼

《選択》

[ヒューベルト]
冗談ではありませんよ。私は生徒である前に
エーデルガルト様の従者なのですから。▼
それが嫌でしたら、示せばよいのです。
どれほど役に立つのか、をね。▼
もっとも私の基準は、我が主より
かなり厳しいと思いますよ。▼
エーデルガルト様に気に入られているから
といって、油断せぬことですな。▼

《選択》

[ヒューベルト]
くく……たいした自信ですな。▼
まあ、そのくらいでなければ、
我が主のお眼鏡には適わぬでしょう。▼
[ヒューベルト]
くくく……謙遜なさいますな。▼
命が懸かっているのです。
せいぜい貴殿の本気を見せてください。▼

《共通》

[ヒューベルト]
すべては主家たるフレスベルグのため……
それが我らベストラ家代々の掟。▼
帝国が興って以来、表から裏から皇帝を
守ってきた一族の力を……▼
貴方が思い知る羽目にならぬことを、
願っていますよ。▼

支援B

[ベレト]
……?▼
[ヒューベルト]
気づかれましたか。
これは暗殺する時は骨が折れそうですな。▼

《選択》

[ヒューベルト]
貴殿をつけていただけですよ。
気にするほどのことでもありません。▼

《共通》

[ヒューベルト]
寝込みを狙うのは難しそうですし、やはり、
無味無臭の毒物が有効でしょうかね……。▼
エーデルガルト様も厄介な人物を
気に入られたものですな、まったく。▼

《選択》

[ヒューベルト]
そうですな……貴殿も私に命を狙われる
可能性がある以上、知りたいでしょう。▼
少し長くなりますが、
帝国内部の話を聞かせましょうか。▼
エーデルガルト様の伯父にフォルクハルト=
フォン=アランデルという男がいます。▼
アランデル公と呼ばれる、帝国の摂政です。▼
彼はエーデルガルト様を連れて、
一時、王国へと亡命していました。▼
そして数年後に再び戻って来て、
権力を握りました。▼

《第一部 白雲の章》

[ヒューベルト]
宰相エーギル伯*1や我が父と手を結び、
皇帝イオニアス9世から実権を奪った……。▼

《第二部 紅花の章》

[ヒューベルト]
かつての宰相エーギル伯*2や我が父と手を結び、
皇帝イオニアス9世から実権を奪った……。▼

《共通》

[ヒューベルト]
イオニアス9世はエーデルガルト様の父君。
主の悲しみはいかほどか想像もつきません。▼
貴殿は、そのアランデル公と似ている……
そう私は感じているのですよ。▼
表向きの貴殿の中に、別の貴殿がいる感覚、
とでも言いましょうか。▼
不意に心の中で誰かと話しているような、
自分の意志と違う行動を取っているような。▼
そんな態度に、心当たりはありませんか?▼
いつ敵に回ってもおかしくない。
得体の知れなさが、貴殿にはあるのです。▼

《選択》

[ヒューベルト]
貴殿が優秀であればあるほど、
私の警戒は増すばかりです。▼
エーデルガルト様の役に立てばいいと
以前は言いましたが……▼
いささか役に立ち過ぎるようですな。
貴殿は悪くないのですが。▼
くくく……お願いしますよ、先生。▼
私は貴殿と殺し合いなど、
ご免こうむりたいのですから。▼

支援A

[ヒューベルト]
ここは、いいですな、先生。
女神などいないのだと感じさせてくれる。▼
いえ、女神と呼ばれる何かが、
先生の中にいたことは承知しておりますよ。▼
だが……こうして大修道院が壊れようと、
天から罰が下されることなどない。▼
ここに再び“白きもの“が舞い戻ることが
あるとすれば、それは……▼
ただの戦争の結果であって、女神の
力などではない、ということですから。▼

《選択》

[ヒューベルト]
好きか嫌いかで言えば、そうですな。
女神は世界を正しく統治できませんでした。▼
我が主がフォドラの覇者となるべく
立ち上がったのは、そのせいなのですから。▼
力を持つ者はそれを正しく行使せよ……
セイロス教団の教えの一つでしたかな?▼
まったく、己のできぬことを人に説くとは
片腹痛いものですよ。▼

《選択》

[ヒューベルト]
それは道理ですな、先生。
ですが、人の道理です。▼
[ヒューベルト]
ええ、人であれば時には説かねば
ならぬこともあるでしょうが……▼

《共通》

[ヒューベルト]
人ならざる身を持ち、人を遥かに超える
時を生きるものの道理ではない。▼
故に我々は人の道理に拠って、
戦うことを選んだのです。▼
貴殿は敵に最も近しい存在……。果たして
最期まで人の道理に拠っていられますかな。▼

《選択》

[ヒューベルト]
頼もしい顔をしますな。思わず私も信じて
背を預けてしまいそうになります。▼
[ヒューベルト]
それは、貴殿の後始末を私に託した、
ということでしょうか?▼
そこまで私を頼ってくれているとは……。▼

《共通》

[ヒューベルト]
くく……我が命は主エーデルガルト様に
すでに捧げてあります。▼
故に、貴殿と一蓮托生のような生き方は
決してできません。▼
ですが、もし私に2つの命があれば
残りの1つを貴殿に預けるというのも……▼
悪くはなかったかもしれませんな。▼
主君と従者として、とはまた異なる……
対等の仲間として。▼

フェルディナント

支援C

[フェルディナント]
少しいいか、先生。▼

《黒鷲の学級選択時》

[フェルディナント]
貴方は随分とエーデルガルトを
買っているようだな?▼

《青獅子・金鹿の学級選択時》

[フェルディナント]
貴方はエーデルガルトについてどう思う?
随分と先生方の評価は高いようだが。▼

《共通・選択》

[フェルディナント]
くっ……やはりそうか。
だが、彼女が優秀なのは間違いない。▼
それでは、私はどうだね?
彼女に負けず劣らず優秀だろう?▼
[フェルディナント]
ほう……意外な評価だな。
彼女でも貴方のお眼鏡には適わないか。▼
それでは、私はどうだね?
少なくとも彼女と同程度ではあるだろう?▼

《共通》

[フェルディナント]
私が大貴族の嫡男だということは気にせず、
忌憚ない評価を頼むぞ、先生。▼

《選択》

[フェルディナント]
同程度?
私が、彼女と……!?▼
[フェルディナント]
ば、馬鹿な……!?
私が彼女に劣るだと!?▼

《共通》

[フェルディナント]
これでも謙遜していたのだ。▼
本音を言えば、私のほうが
少なからず優れていると自負している。▼
しかし、先生は違うというのだな……。
……ううむ。▼
こうなれば、先生に理解してもらうしか
あるまい! 私の優秀さを!▼

《選択》

[フェルディナント]
必要ないことがあろうか?
私の実力が誤解されているのだぞ。▼
[フェルディナント]
仕方があるに決まっていよう!
私の実力が誤解されているのだぞ。▼

《共通》

[フェルディナント]
侮られたままを良しとするなど、
貴族の名折れ……さあ、ついてきたまえ!▼
[ベレト]
………………。▼

(暗転)

[フェルディナント]
わかりやすく実力の差を見せつけるには、
武芸の腕がいいと思ってな。▼
先日、エーデルガルトが魔獣を独りで
討伐してみせたと聞いた。▼
私も同じことをしてみせよう。
それも、彼女の半分の時間でだ!▼
先生は見届け人であり、
時間を計る役も担ってもらおう!▼
むっ、出たか!▼
に、2体同時だと!?
だが、私なら……!▼

(暗転)

[フェルディナント]
ぐわっ、うわっ、ぐわああーっ!?
無理だああーっ!▼
……す、すまない。
先生、助かった。▼

支援B

[フェルディナント]
ふっ! たあっ! はっ、はっ!
ぜえいっ! だっ! うおおおっ!▼
せやああああっ!
……はぁ……はぁ……はぁ。▼

《選択》

[フェルディナント]
ああ……そうだな。
私は焦っているのだ。▼
[フェルディナント]
何か、か。
いつも何かはある。▼
私の中に、確かに焦燥の気持ちがあるのだ。▼

《共通》

[フェルディナント]
エーデルガルトが、次々と事績を
残していくのを見てな。▼
5年前、彼女は皇帝となり、我が父を含め、
腐敗する帝国貴族どもを一掃した。▼
私がやらねばならぬと思っていたことを、
彼女に目の前で成し遂げられたのだ。▼

《紅花の章》

[フェルディナント]
そして、私は彼女の配下の一人に甘んじ、
フォドラ統一のため戦う日々を送っている。▼

《紅花の章以外》

[フェルディナント]
先手を打たれて父は蟄居、エーギル家当主は
お飾りの者に……私の力が足りぬばかりに!▼
それ故、私は彼女と袂を分かった。
今や打倒帝国の一員として戦う日々だ。▼

《共通》

[フェルディナント]
……エーデルガルトと私の差は、
歴然であろう。▼
彼女は前を進んでいる。
ただひたすらに進んでいる。▼
一方で私は、ずっと同じところにいる。
這い上がれずに、もがいている……。▼

《選択》

[フェルディナント]
だといいが……現実は、違う。▼
思えば士官学校にいた頃から、
私は彼女を上回ったことがなかった。▼
好敵手などと名乗っていたが、
実のところ相手にもされていなかった。▼
私は貴族の先頭に立つ者として、
何より結果を残さねばならん。▼
どれほどの努力をしようと、
過程は意味をなさない。▼
結果がすべて……そして結果のない私は、
ずっと同じところにいるのだ……。▼

《選択》

[フェルディナント]
貴方にそう言ってもらえるのは心強い。
だが、私自身が納得できない……。▼
[フェルディナント]
貴方がそう言ってくれるのは嬉しい。
だが、私自身が納得できない……。▼

《共通》

[フェルディナント]
こればかりは自分で乗り越えなければ
いけない壁なのだと、わかっている。▼
それでも一つ願っていいだろうか。▼

《選択》

[フェルディナント]
先生には、ずっと私を見ていてほしい。▼
私が成すことの見届け人として、
我が後ろに立っていてほしいのだ。▼

(主人公が頷く)

支援A

[フェルディナント]
……そうか。
このような生き方も……▼
む、貴方か。
ちょうどよかった。▼

《選択》

[フェルディナント]
ああ、もう夜かね?
少し熱中し過ぎたようだ。▼

《共通》

[フェルディナント]
貴方に話したいことがあってな、
それでちょうどよかったわけさ。▼
……貴方の、生き方の話だ。▼
私は、貴方はまさに英雄のごとき
存在だと感じている。▼
失われた紋章を宿し、天帝の剣を使い、
皆の先頭に立って大いなる敵と戦う……。▼
だが……
一方で、貴方は軍師のような地位にもある。▼

《紅花・蒼月の章》

[フェルディナント]
王たる者の隣に立ち、
補佐する役目を進んで負っている。▼

《銀雪・翠風の章》

[フェルディナント]
皆に指示を出しながら、皆が事を成す
手助けをしているようにさえ見える。▼

《共通》

[フェルディナント]
貴方には、何かを成そうという欲がない。
だというのにすべてを、成し遂げていく。▼

《選択》

[フェルディナント]
どこが過大なのだ。
すべて事実ではないか。▼
[フェルディナント]
ああ、そう言える貴方が恐ろしい。▼

《共通》

[フェルディナント]
今、私が読んでいたのは
ファーガス神聖王国の建国史なのだがね……▼
ファーガスを建国した獅子王ルーグには、
二人の親友がいた。▼
そのうちの片方が、
“無欲の軍師”パーンだ。▼
建国史によると、パーンは何も欲さず、
その命さえも、ルーグの手助けに費やした。▼
英雄のごとき力を持ちながら出しゃばらず、
決して名を残したがらなかったという。▼
故に、パーンが具体的に何を成したのかは、
記録として残っていないようなのだ。▼
ただ親友のルーグを助けたと、伝わるのみ。▼

《選択》

[フェルディナント]
知らないのも無理はない。
私とて名前しか知らなかった。▼
だが、貴方の生き方を見て、
パーンの知られざる偉業に思い至ったのだ。▼
もちろんこれは想像に過ぎない。
だが、そうであっても構わない。▼
結果が記録に残らない生き方でも、
何かが成せるのではないかと!▼

《紅花の章》

[フェルディナント]
ああ……私はエーデルガルトには勝てない。
いつだって彼女は私の前を行くだろう。▼

《紅花の章以外》

[フェルディナント]
ああ……私はエーデルガルトには勝てない。
たとえ戦争で討ち破ることがあろうとも。▼

《共通》

[フェルディナント]
だが、それでいい。
私は私だ。▼
貴方のように、あるいは私の読み解いた
“無欲の軍師”のように……▼
形に残らぬことであっても、
私は成すべきを成したい。▼

(主人公が頷く)

リンハルト

支援C

[リンハルト]
あ、先生。
悪いなあ、部屋まで持って来させちゃって。▼
昼寝してて出られなかった講義の
資料ですよね、助かります。▼

《選択》

[リンハルト]
珍しいですね、
優しい先生が厳しいこと言うなんて。▼
先生も、僕が睡魔を倒すのを
手伝ってくださいよ、大変なんです。▼
[リンハルト]
もちろん。
僕も出る気はあるんですけど。▼
人生最大の敵とも言うべき、
睡魔って奴になかなか勝てなくて。▼

《共通》

[リンハルト]
ふわあ……、
また眠くなってきた……。▼

《選択》

[リンハルト]
いやいや、こんな時に訓練したら、
怪我しますよ。▼
[リンハルト]
ええー……
修道院から出る前に力尽きますって。▼
[リンハルト]
気合ですか。
足りないんじゃなくて、ないです。▼

《共通》

[リンハルト]
うーん、誰かと話してても
結構疲れるけど……▼
先生とはこんなくだらない話も
際限なくし続けられますね。▼
不思議な人だなあ、先生は。▼

《選択》

[リンハルト]
不思議ですよ。
だいたい、人となりからしてもね……▼
貴族らしさの欠片もなければ、
平民っぽさもない……浮世離れしてます。▼

《EP.4 終了後》

[リンハルト]
それに英雄の遺産まで使えるなんて、
どこの物語の主役ですか。いや……▼

《共通》

[リンハルト]
何かを企んで修道院に来た悪役って
言われても違和感ないですね。▼

《選択》

[リンハルト]
ちょっと僕にも、紋章とか
調べさせてくれません?▼
その体を僕に預けて、いろいろと
探らせてくださいよ。▼
ハンネマン先生ほどじゃないですけど、
僕も自分で研究してるんです。▼
将来は、紋章学者になろうかなあと
思ってるんで。▼

《選択》

[リンハルト]
……あー、いや、
今はまだいいかな。▼
研究中の題材が山積みなんです。
少し調べると飽きて放置しちゃって。▼
先生を調べるのは、何日後か……
多少は片づいてからでお願いします。▼
というわけで……
今日のところは、おやすみなさい。ふあ……▼

支援B

[リンハルト]
はあ……。▼

《選択》

[リンハルト]
いや……みんな、自分の命が
惜しくないのかなあと思ってね。▼
なぜ死ぬまで戦うのか、
どうして殺すことに躊躇いがないのか。▼
僕は、苦手ですよ。
血を見るのも、命を奪うのも……。▼
この前の戦いでも、僕のせいってわけじゃ
ないですけど、率いてた兵を死なせました。▼
戦いは僕らに有利に進んでたし、
敗北を悟って退いてくれたらいいのに……▼
最後の一兵卒まで戦う勢いで、
こっちにも被害がね。▼
一矢報いればそれで満足なんですか?
命あっての物種とは思わないんですかね。▼

《選択》

[リンハルト]
そうですよね。
何なんですかね、あれ。▼
名誉とか、大いなる目的とか、自分の後に
続く者たちのためとかで、死ぬ……?▼
[リンハルト]
へえ、先生はそう思うんですか。▼
彼らは名誉とか、大いなる目的とか、自分の
後に続く者たちのためとかに死んでて……▼
それに納得してるって?▼

《共通》

[リンハルト]
考えただけで恐ろしい。
はあ……僕には向いてないですね、戦い。▼

《選択》

[リンハルト]
そう言ってくれるのは、 有り難いですけど……▼
戦いのほうからやって来ることだって、
多いですしねえ。▼
[リンハルト]
まあ……戦いなんて、
そんなもんですしねえ。▼

《共通》

[リンハルト]
こうやって先生に日々、
指導してもらってるのだって……▼
僕自身が望まぬ戦場で死なないため、
なんですから。▼

《選択》

[リンハルト]

……大きく出ましたね、先生。▼
でもなぜか信じたくなる……。
本当に不思議な人ですよ、貴方は。▼
あ、でもそれなら
ついでにお願いしてもいいですか。▼
僕は殺し合いをして、
血なんて浴びたくない……。▼
寝転がって、ただのどかな木漏れ日だけを
浴びてたいんです。▼
それが許される身になるよう、
手伝ってほしいんですよ、先生。▼

支援A

[リンハルト]
うーん……。
……むう。▼
先生、こんな夜更けにどうしたんです?▼

《選択》

[リンハルト]
えっ、あ、もしかしなくても
僕の声ですかね、それ。▼

《共通》

[リンハルト]
いやあ、実はちょっと悩んでたんですよ。
困ったことに気づいちゃって。▼

《銀雪の章》

[リンハルト]
前に、昼寝してるだけでいい世の中に
してくださいってお願いしましたよね。▼

《銀雪の章以外》

[リンハルト]
前に、昼寝してるだけでいい身になるのを
手伝ってくださいってお願いしましたよね。▼

《共通》

[リンハルト]
でも、それが叶ったら、紋章の研究なんて
何の意味もなくなるかもなあって。▼

《選択》

[リンハルト]
そりゃ、紋章が平時に役に立つことなんて、
ほとんどないからですよ。▼
もちろん力が強くなる紋章が、
土木作業や荷運びに役立ったり……▼
魔法の適性が高くなる紋章で、
人々の怪我を癒やす仕事に就いたり……▼
……ってことはあるかもしれないけど、
それって限定的な話ですよね。▼
紋章の力が、そもそも非常時、戦時を
意識して設計されてるっていうか。▼
戦うための力だって、僕は感じるんですよ。▼

《選択》

[リンハルト]
ま、何の根拠もないんですけど、
仮にそうだとしたら……▼
この戦争が終わらないほうが、
紋章の研究にも意義が出ちゃいますよね。▼
本当に争いなんてなくなったら、
紋章の力なんか使わなくても生きていける。▼
まあそんなわけで、紋章学者という地位の
重要性と、僕の昼寝を天秤にかけて……▼
くだらないことを悩んでたんです。▼

《選択》

[リンハルト]
わかってますよ、先生。
ありがとうございます。▼
[リンハルト]
そうですよね。まあ、僕にとっては
くだらなくないのかもしれません。▼

《共通》

[リンハルト]
紋章の研究やめちゃうと、
貴方との接点が1つ減るのがなあ。▼
……先生、
不思議そうな顔しないでくださいよ。▼
こんな僕のくだらなくなくないような
話をちゃんと聞いてくれる人って……▼
すごく貴重なんですからね。
これからもよろしくお願いしますよ。▼

支援S

(女神の塔)

[リンハルト]
先生、待ってましたよ。
……って、変な顔してどうしたんです?▼

《選択》

[リンハルト]
やだなあ、
どれだけ一緒にいたと思ってるんですか。▼
貴方の考えくらい、お見通しですよ。▼
[リンハルト]
あ、わかりますか?▼
流石、ずっと一緒にいただけあって、
僕のことは何でもお見通しですね。▼

《共通》

[リンハルト]
実は……今日は貴方に、一生に一度の
お願いをしようかと思いまして。▼

《選択》

[リンハルト]
ええまあ。▼
戦争が終わったからって、先生が暇になる
わけじゃないことはわかってます。▼
でも、戦中よりは流石に時間が
増えますよね?▼
その時間、僕にもらえませんか?▼
貴方のこと、もっと知りたいんです。
研究して、解明したいんですよ。▼
先生を超えるような人には、
決して出会えないと思います。▼
だから、僕は貴方を自分のものにしたい。
貴方の一番で、ありたい。▼

(指輪の絵)

[リンハルト]
これは、その証です。
受け取ってもらえますか。▼

《選択》

[リンハルト]
良かった……。
拒否されたらどうしようかと思ってました。▼
まあ僕は先生のこと、かなり理解する
ところまで来てるはずなので……▼
それはないって、結論でしたけど。▼

《選択》

[リンハルト]
いや、まだこれからですよ。
貴方を理解し尽くすのは。▼
[リンハルト]
それはどうかなって……
指輪を受け取った時点で正しかったでしょ。▼
まあ、これからなんですけどね、
貴方を理解し尽くすのは。▼

《共通》

[リンハルト]
僕と貴方の未来は、
これから始まるんです。▼
とりあえず僕が飽きないうちに
先生の紋章とか力とかを丸裸にしつつ……▼
先生がフォドラの統治に活躍できるような
手段を次々と考えましょう。▼
僕は紋章学者としての、先生はフォドラの
指導者としての道を……▼
共に歩み出すんですよ。
二人で協力しながらね。▼
そして少し落ち着いてきたら、
ささっと隠居しちゃいましょう。▼
二人で空気の良い場所に住んで、
後はひたすら……昼寝ですね。▼

《選択》

[リンハルト]
だって先生、そうでもしなきゃ
一生働かされ続けますよ。▼
どれだけ評価されてると思ってるんです。
貴方は、フォドラの英雄なんですから。▼
昼寝は、隠居に付いてくる
おまけみたいなもんです。必要経費です。▼

(一枚絵)

[リンハルト]
ああ、うららかな日差しが
待ち遠しいなあ……。▼
しかも、その横で貴方が
寝転がってるなんて……▼
この世の天国ですよ。
本当にね。▼

カスパル

支援C

[べレト]
………………。▼
[カスパル]
よっ、先生!
何やってんだ?▼

《選択》

[カスパル]
わかったけど、何で静かにする……
あっ、怪しい奴がいるからか!▼
[カスパル]
怪しい奴だと!
どこだ!? あっ、あれか!▼

(暗転、何者かが映る)

《共通》

[カスパル]
あいつ、どこで何をしようってんだ?
先生、さっさと捕まえようぜ。▼

《選択》

[カスパル]
様子を見るって……
そんなまどろっこしいこと、オレは嫌だな!▼
[カスパル]
何でだ?
捕まえてから吐かせりゃいいじゃねえか。▼

《共通》

[カスパル]
あいつは悪い奴だって、
オレのよく当たる勘が言ってるんだよ。▼
ほら、何かあってからじゃ遅いって!▼

《選択》

[カスパル]
これが落ち着いていられるかよ。
先生、いいか? オレが……▼
あっ! あの道の先には、
確か、子供がよく集まる広場が!▼
[カスパル]
あっ!?
確か、子供がよく集まる広場が……▼

《共通》

[カスパル]
させるかああ!
うおおおりゃああああっ!!▼

(暗転)

[カスパル]
………………。▼
[セイロス騎士]
カスパル君。
なぜ先生の言うことを聞かなかった。▼
[カスパル]
そりゃ……▼
[セイロス騎士]
これは理由を問うているのではない。
反省を促しているのだ。▼
確かに、君の考えたとおり奴は
悪人だったろう。▼
でなければ、大声を上げる君を見て
即座に自決を選ぶなどあり得ないからな。▼
[カスパル]
だろ?
だからオレは……▼
[セイロス騎士]
だが、君のせいで、
それ以上のことは何もわからない。▼
奴が何を企んでいたのか、何者なのか、
仲間がいるのか、すべては謎のままだ。▼
腕に入っていた蠍の刺青、
これが手掛かりと言えば手掛かりだが……。▼
もし奴が大きな組織の一員だったら、
それを倒す機会を君が潰したことになる。▼
仮にそのせいで大きな被害が発生したら、
君は責を負えるのか?▼

《選択》

[セイロス騎士]
いや、そういうわけには……▼
[カスパル]
何でだよ、先生!
オレもあんたも悪くねえだろ!▼
ほっといたら、子供たちが
危なかったかもしれねえんだぞ!▼
黙って見てるなんて、
オレはできねえからな!▼

(カスパル、走り去る)

[べレト]
………………。

支援B

[カスパル]
なあ、先生。
ずっと悩んでることがあんだよ、オレ。▼
まだ生徒だった頃、オレが追いかけてった
せいで死んじまった怪しい奴、いたよな。▼
騎士団の人には叱られちまったけど、
オレは間違ってなかったと思ってた。▼
でも、こうして戦場に出て……▼
[帝国将*3]
ここにいましたか。
時間もないので、手短に報告いたします。▼
行軍中の騎士たちが盗賊団と遭遇し、
激戦の末、これを討伐しました。▼
こちらもかなりの兵数がいたのですが、
突発的な戦いで相手も手強かったため……▼
騎士にも死傷者がそれなりに
出てしまいました。▼

《選択》

[帝国将]
は、ありがとうございます。
それで、ですね……▼
[帝国将]
それなのですが……▼

《共通》

《紅花の章》

[帝国将]
今回討伐した盗賊たちは皆、揃って
腕に蠍の刺青を入れておりまして……▼
もし見かけたらお気をつけを、と
注意喚起に参りました。▼
[カスパル]
……!

《紅花の章以外》

[セイロス騎士]
5年前、ガルグ=マクにいた不審者が
自決した件を覚えていらっしゃいますか?▼
実は、今回討伐した盗賊たちにも、奴と
揃いの蠍の刺青が腕に入っていました。▼
[カスパル]
……!
[セイロス騎士]
念のためご報告しておこうと思いまして。▼

《共通・選択》

[帝国将]
いえ、では私はこれで失礼します。▼
[カスパル]
はっ、偶然ってのは怖えな、先生。
オレがその話をちょうどしかけたところに
これだぜ?▼

《選択》

[カスパル]
だけど、騎士の連中には
死人が出たって言ってたよな。▼
オレがあの時、飛び出していっちまった
せいで、犠牲が増えたんじゃねえか?▼
先生の言うとおり、黙って後をつけてりゃ、
盗賊団もあの時に討伐できてたんじゃ……▼

《選択》

[カスパル]
気休めはいいって。
そうだ、って言ってくれよ、先生。▼
オレのやり方は間違ってたんだろ?
そのせいで……▼
[カスパル]
そんなこと、わからねえじゃん。
でも、騎士が死んだのはひっくり返らねえ。▼
オレのやり方が間違ってたんだろ?
そう言ってくれよ、先生。▼

支援A

[カスパル]
先生、ちょっといいか?
聞いてほしいことがあってよ。▼
蠍の刺青を入れた盗賊団の件、
オレなりに考えて、結論を出したんだ。▼
いつまでもうじうじ悩んでたって
仕方ねえだろ?▼

《選択》

[カスパル]
いやいや、オレが人生で一番、
頭使ったんだから、ちゃんと聞いてくれよ!▼

《共通》

[カスパル]
よし、じゃあ言うからな。▼
やっぱオレ、自分を裏切れねえなって
思ったんだ。▼
もちろんあの時の騎士や、先生の言うことが
正しいってことはわかってるよ。▼
でも、それでも、もしあの怪しい男が
子供たちを傷つけてたら……▼
オレ、一生悔やんでも悔やみ切れねえ。▼
悪いけど、死んだ騎士より、
そっちのほうが大事だ。▼
だから、先生の言うことだって、
聞けねえ場面、これからもあると思う。▼

《選択》

[カスパル]
ああ、わかってる。
こんな危ねえ奴、軍に入れられねえよな。▼
だからオレ、出てって……えっ?▼

《選択》

[カスパル]
いや、え? いいのか?
軍紀を守れないかもしれねえのに?▼
オレのやり方を通して、
また被害が出ても知らねえよ?▼

《選択》

[カスパル]
人それぞれって……
はああ? それでいいのかよ!▼
オレ、めちゃくちゃ悩んだんだぜ!▼
先生とずっと一緒に戦ってきたいし、
でもオレの正義も追及*4し続けたい。 オレのやり方を貫いたら、
仲間に迷惑かけちまうかもしれねえ。▼
だから、だから……▼
……いや、何か、気が抜けちまった。▼

《選択》

[カスパル]
ああ……先生、ありがとう。▼
オレを、オレの生き方を……
認めてくれて。▼
オレたちは、これからも、
一緒に戦い続けられるんだな。▼

ベルナデッタ

支援C

[旅人]
ベルナデッタ殿、それでは私はこの辺で。▼
[ベルナデッタ]
はい!
あり、ありがとうございました!▼
終わったあ……怖かった……。
でも終わりました!▼

《選択》

[ベルナデッタ]
うっひゃあああ!?
お、お、驚かさないでくださいよ!▼
ちょっとした仕事です。
さっきの人の案内を頼まれて。▼
やっぱり初対面の人って怖いですね。▼
[ベルナデッタ]
うっひゃあああ!?
お、お、驚かさないでくださいよ!▼
さっきの人の案内を頼まれたんですが、
初対面ってやっぱり怖くて……。▼

《選択》

《黒鷲の学級選択時》

[ベルナデッタ]
そうでしたっけ? 初対面の時は部屋の隅で
顔を見ないようにしてましたよ!▼
ちゃんと話すようになってからは、
不思議と怖く感じたことはないんですけど。▼

《青獅子・金鹿の学級選択時》

[ベルナデッタ]
そうかもしれないですね。
不思議と怖く感じたことはない気がします。▼

《共通》

[ベルナデッタ]
なぜなんでしょうねー。▼
平気だった人って、先生がほとんど初めて
なので、理由はちっともわからないです。▼

《選択》

[ベルナデッタ]
ほんとにそうですよ。▼
入学時の野外活動の時も、あたしだけ寮の
部屋に籠ってみんなを待ってたくらいで。▼
恐ろしくないですか? 初対面の人たちと
森の中で過ごすなんて……。▼
でも、先生のおかげで何とか学級でも
やっていけてますし、本当にっ先生様様です!▼
この学校に先生がいなかったらって
考えると……! ふぇええええん!▼

《選択》

[ベルナデッタ]
ご、ごめんなさい。▼
とにかく全然平気な先生のおかげで、
ベルは無事だって言いたかったんです。▼

《選択》

[ベルナデッタ]
えっ?▼
み、み……見てたんですかああああ!?
何で? 何で見てるんです!?▼
いくら先生だって、歌ってるとこは、
ダメです! 嫌です! 恥ずかしいです!▼
うわあああああん!
もうお嫁にいけませええええええん!▼
[ベレト]
………………。▼

支援B

[ベルナデッタ]
いやあ、今日は良い天気ですね、先生。
こういう日は、引き籠もるに限ります!▼

《選択》

[ベルナデッタ]
どうぞどうぞ、あたしは一人でいますんで。▼
こんな引き籠もり日和にお出かけなんて、
あたしにはできません。▼
[ベルナデッタ]
先生も気持ち、わかります?
引き籠もり日和ですよねー。▼

《共通》

[ベルナデッタ]
外界から隔絶された安心感……
何だかしみじみとしますね!▼

《選択》

[ベルナデッタ]
えっ、それ聞いちゃいますか。
まあ先生なら良いですけど。▼
あたしの父は金銭欲が強い人なんです。
あたしのことも道具としか見てなくて。▼
椅子に縛りつけられて四六時中躾けられて、
とにかく良い相手と結婚しろって……。▼
あたしもそれに頑張って応えてたつもり
だったんですけど……▼
気づいたら、自分の部屋から
出られなくなってたんですよね。▼

《選択》

[ベルナデッタ]
怖くなっちゃったんです。
何をやっても父は不満だったみたいで。▼
そんなんじゃ結婚できないって、
ただただ叱られ続ける毎日でした。▼
遊ぶ時間もなし、友達を作る自由もなし、
部屋に籠もって独りでいるのが一番……。▼
部屋から引きずり出された時には、
半狂乱になって大怪我しちゃいました。▼
それ以降、父は興味を失ったらしく……
あたしの存在は無視されましたね。▼

《選択》

[ベルナデッタ]
あ、やっぱ気になります?
実はほとんど拉致だったんですよ!▼
母に命令された従者が、寝ているあたしを
袋に詰め込んで、気づいたらここでした。▼
最初は死ぬかと思いましたけど、
とりあえず寮の部屋に籠もって……。▼
そして今に至ります。
何とか生きてます……。▼
……ああっ、ご、ごめんなさい!
あたしの暗い話で先生の顔も暗く……▼
今の話は忘れてください! あたしの
ことなんて、語る価値もないですから!▼
どうしよう、こんなんだからいっつも
文句言われてばっかなんですよね!▼

《選択》

[ベルナデッタ]
そう言ってくれるのは先生だけです!
うおおおおおおおん!▼
[ベルナデッタ]
ふえっ!?
い、いや、そんなこと……▼
先生ええええ! そんな優しくされると
ベル、困っちゃいますよおおお!▼

《共通》

[ベルナデッタ]
……はあ……はあ……はあ。
お恥ずかしいところをお見せしましたああ!▼

支援A

[ベルナデッタ]
あたしが家を出てから……
いや、追い出されてから……▼
もう5年以上になるんですね。
なんだか不思議な気分です!▼

《選択》

[ベルナデッタ]
はい、最初はあれだけ家に戻りたかったのに
今では、帰りたくないんです。▼
[ベルナデッタ]
それが、まったく帰りたくないんです。
最初はあれだけ家に戻りたかったのに。▼

《共通》

[ベルナデッタ]
大修道院があって、先生がいて、
みんながいて……。▼
ここがあたしにとって、
第二の家、なのかもしれません。▼
そんなふうに思える日が来るなんて、
想像もできませんでしたよ……。▼

《選択》

[ベルナデッタ]
はい! ほんとに全部、先生のおかげです!
いまのベルは先生によって生かされてます。▼
だからか、先生と一緒なら大修道院を
出ることにも慣れてきたというか……▼
あっちこっちの戦場に連れ回されるせいで
感覚が麻痺してきたというか。▼
見知らぬ人や場所に耐え切れなくなって、
騒いだりすることも減ったんです!▼

《選択》

[ベルナデッタ]
へっ?
知らない街へ、一人で、ですか?▼
[ベルナデッタ]
へっ?
あたしだけ別行動、ですか?▼

《共通》

[ベルナデッタ]
そ、それはちょっといきなり難易度が
高いなーというか何ですかその顔……▼
本気じゃ……本気じゃないですよね!?
冗談ですよね!?▼
先生! そんな拷問みたいな真似、
絶対ダメですから! いいですか!▼

《選択》

[ベルナデッタ]
絶対わかってないですってえええ!
やめてくださいよ! 約束! 約束して!▼
[ベルナデッタ]
よくなくないですううううう!
やめてくださいよ! 約束! 約束して!▼

《共通》

[ベルナデッタ]
はあ……はあ……。先生、親しき中にも
礼儀ありと言うでしょおお!▼

《選択》

[ベルナデッタ]
そう、それでいいんです。▼
あたしを一人で外へ出すなんて、
絶対にやってはいけないことですから。▼
先生がついて来てくれるって言うなら、
どこでも行けそうな気がするんですけどね。▼

《選択》

[ベルナデッタ]
それじゃあ意味ないんですよおお!
どうしてわかってくれないんですか!▼
折角、良い雰囲気になるかと
思ったのに……どうせあたしなんて……!▼
……先生! 今日はベルの負けですけど、
次は覚悟しておいてくださいね!▼

支援S

[ベルナデッタ]
あっ、先生!
何でここが……▼

《選択》

[ベルナデッタ]
よくわかりましたね……そうなんです!▼
[ベルナデッタ]
ええ? あたしのために、そんな!
……実は、引き籠もってたんです。▼

《共通》

[ベルナデッタ]
全部終わったって思ったら、
急に怖くなっちゃってですね……!▼
家にも帰らなきゃいけないし、
親にも会わなきゃいけないと思うと……▼
先生ええええええ!
どうしたらいいでしょうかああああ!▼

《選択》

[ベルナデッタ]
ぷえっ? ちょっと! 先生!?
どこ行くんです? 無理矢理はダメえええ!▼

(女神の塔)

[ベルナデッタ]
め、女神の塔、ですよね、ここ。
何でこんなところに?▼
もももももしかして、二人きりになって
あたしにあんなことやこんなことを……!?▼

《選択》

[ベルナデッタ]
う、受けて立ちましょう!
……って、違うんですか。そうですか。▼
そうですよね、あたしなんか、
別に興味ないですよね、わかってます。▼
わかってるからいいんです。
先生、あたし、また引き籠もりますから!▼

《選択》

(指輪の絵)

[ベルナデッタ]
ぎゃっ!?
な、何かと思いました……これ、指輪?▼
この、これは、その、何のための、
指輪なんでしょうかあ!?▼
男が女に指輪を贈るってことは、
そう、思っていいんですよね!?▼
先生ええええええ!
ベルは、ベルは……嬉しいです!▼
もちろん受け取ります!
ふぐっ……ぐすっ……ぶええええん!▼
これで、ひくっ……安心して、ひくっ……
引き籠もれますね。▼
家はあたしが守りますから……先生は
思う存分、外で活躍してきてください!▼

《選択》

[ベルナデッタ]
いやいや、何ですか?
まさかあたしにも外に出ろと!?▼
……そう言われる気もしてました。
だったら、お願いがあります。▼
[ベルナデッタ]
ああっ、それだけは、それだけは!
許してもらえ……ませんよね。▼
だったら、お願いがあります。▼

《共通》

[ベルナデッタ]
あたしが最近、修道院を出ても
平気になってきたのは……▼
どこへ行くにも先生が一緒だったからです。▼
引き籠もりも、人見知りも、すぐ変に
なっちゃうのも、あたし……治りません。▼
だから、外に出ろって言うなら……
先生、ずっと一緒にいてください。▼
何をするにも、どこに行くにも、
先生と……あなたと二人で、いたいんです。▼

《選択》

(一枚絵)

[ベルナデッタ]
あなたと一緒だったら、
何でも、できそうな気がしますから……▼
ってえ……今、わかったって言いました!?
やりました! 先生、好き! 大好きです!▼

ドロテア

支援C

[ドロテア]
今日は楽しかったわ。
また次も……期待してていいですか?▼
[騎士]
あ、ああ。もちろんだよ!
ドロテアちゃん!▼
[ドロテア]
ふふ……それじゃあ、またねえ。▼

(騎士が退出、主人公が現れる)

[ドロテア]
あら……先生?
見てました?▼

《選択》

[ドロテア]
ええ、そうよ。
別に構わないでしょう?▼
[ドロテア]
何か言いたげな目ねえ、先生。
昨日の男と違う、とかです?▼

《共通》

[ドロテア]
歌姫としての人気もいつまで続くか
わからないから……次を選んでるんです。▼
先生は男だから焦りはないでしょうけど、
女の花が咲き誇れる時期は短いんだから。▼

《選択》

[ドロテア]
先生が? ふふふ……
まったくそんなふうには見えないけれど。▼
[ドロテア]
ま、先生はそうよねえ。
そんなところが逆に人気だったりもするし。▼

《共通》

[ドロテア]
とにかく私は、将来を考えて動いているの。
先生だろうと口は出させません。▼
大修道院にいる間に、
まともで良い人を捕まえないと……。▼

《選択》

[ドロテア]
嬉しいわ、先生もこの時期の大切さを
わかってくれたのかしら?▼
……いや、その顔は違うわねえ。
どうせ打つ手なしと思ってるんでしょ。▼
[ドロテア]
どういう意味? 良き伴侶に巡り合い、
安定した生活を築く……▼
それ以上の望みなんてないでしょ?▼

《共通》

[ドロテア]
いくら先生といえど、私の人生について
あれこれ口出してほしくはないわ。▼
それとも……
先生が一生、私を養ってくれますか?▼

《選択》

[ドロテア]
答えは求めてないわ、先生。
冗談ってわかってるでしょ?▼
それとも私との将来を真剣に
検討してくれたの?▼
だとしたら嬉しいなあ。
私のこと、女として見てくれたんだから。▼
……なぜ黙って見てるの?
不愉快だった?▼
だとしたらごめんなさい。
……私、もう行くわね。▼

支援B

[ドロテア]
はあ……。▼

《選択》

[ドロテア]
先生!?
いえ、何でもないですから……。▼
………………。▼
あの……ちょっとお話しません?
人のいないところで……。▼

(暗転)

[ドロテア]
……もう率直に言っちゃいますね。
私、先生のこと苦手なの。▼
貴方は指導者として見守ってるつもりかも
しれないけど……▼
何だか意味ありげな視線が、
私の心を見透かしてくるようで……。▼

《選択》

[ドロテア]
謝らないで。先生に悪気がないのも、
私が自意識過剰なのも、わかってるから。▼
[ドロテア]
いいの。先生にその気がないのも、
私が自意識過剰なのも、わかってるわ。▼

《共通》

[ドロテア]
私はね……何も持ってないんです。
領地も、家柄も、財産も、知恵も、武芸も。▼
だから歌姫としての人気に縋って、
舞台を降りても演じ続けてる。▼
先生の視線は、そんな私に、演じてるのは
お見通しだぞ……って訴えてるみたいで。▼
それが、私が貴方を苦手に感じる理由。▼
……ね、代わりに何か先生の弱みを
見せてくれません?▼

《選択》

[ドロテア]
弱みを握っちゃえば、苦手に感じることも
なくなる気がしないかしら?▼
[ドロテア]
先生、本当?
弱みのない人なんていないはずよ。▼
それを握れば、苦手に感じることも
なくなる気がするのよねえ。▼

《共通・選択》

[ドロテア]
それじゃ、失礼して……▼

(暗転)

[ドロテア]
先生って、浮いた話が一つもないわよね。
女の影がないというか……。▼
きっと、女慣れしてませんよねえ?
だからこうやって……ほら………………。▼
……先生? どうしたらそんなふうに
無反応でいられるんですか?▼
人の血が通っているのかしら?
私、自信なくしちゃったわ……。▼

《選択》

[ドロテア]
いいんです。こんなことで先生の弱みを
握れるなんて思ってませんから。▼
でもそれと私の自信とは、
別の問題なのよね……。▼
[ドロテア]
そんな冗談……え!?
……本当に動いてない?▼
なーんて、そんなのに引っかかったり
しませんよー。何か仕掛けがあるんでしょ?▼

支援A

[ドロテア]
突然だけど、感謝してますよ、先生。▼
……何の話って顔してる?
私の好きにさせてくれていることよ。▼
あれから、私に意味深な視線を
送ってくるのも減ったし……▼
私がどんな男といようと、
気にしないようにしてくれてるでしょ?▼

《共通》

[ドロテア]
それはそうでしょう。
先生からの愛を感じたわ……ふふふ。▼
[ドロテア]
ないならないでいいわよ。
私が先生の愛を感じただけだから……ふふ。▼

《共通》

[ドロテア]
……先生、少し昔話を聞いてくれますか?▼
帝都アンヴァルの裏通りで泥水を啜っていた
孤児の私は、マヌエラ先輩に見出され……▼
ミッテルフランク歌劇団の歌姫として、
華々しい世界に足を踏み入れました。▼
そこでは、多くの出会いがありましたが……
私のことを見てくれた人はいませんでした。▼
私は名も無き“神秘の歌姫”であり、若くて
華やかなだけの女でしかなかったんです。▼
私の見た目や歌声ばかりをやたらと褒め、
要りもしない贈り物を山のように……。▼
いつか私は老いて、見た目も段々と翳って、
声も変わり歌も歌えなくなってく。▼
そうした時、私には何が残るんだろって、
思ったの。▼
きっと帝都の裏通りに戻って、天涯孤独の
身で人生の幕を降ろすことになる……。▼

《共通》

[ドロテア]
先生が保証してくれるのかしら?
でも、未来はわからないわ。▼
[ドロテア]
それは口説き文句かしら?
ふふっ……だったら嬉しいけれど。▼

《共通》

[ドロテア]
私は元々、何も持っていなかった。
いつそこに戻るともしれない……▼
だから、捜してるんですよ。
こんな私でも、愛してくれる相手を。▼
歌劇団の歌姫じゃなくて、帝都の裏通りに
佇む身寄りのない娘を拾ってくれる……▼
そんな物好きな人を求めてね。▼

支援S

(女神の塔)

[ドロテア]
先生、こんなところにいたの?
みんな総出で捜していたわよー。▼
まあ、戦争も終わったんだし、少しくらい
先生を休ませてあげたらって思うけどねえ。▼
ふふふっ、
私はみんなに知らせたりしないわよ?▼
忙しい貴方の時間を独り占めできる、
貴重な機会なんだからね。▼

《選択》

[ドロテア]
え、ええ……無意味だと気づいたの。▼
そんなことしなくても、私の求める人は
案外近くにいるかもしれないし。▼
[ドロテア]
うーん、この人だったらなと
思う相手はいるんだけどねえ。▼

《選択》

(指輪の絵)

[ドロテア]
え? それって……指輪?▼
勘違いだったら恥ずかしいから
確認していいかしら……。▼
これはつまり、私と結婚したいってこと?▼

(主人公が頷く)

[ドロテア]
本当に……?
何て、言葉にしたら、いいのかしら……▼
……ありがとう。
でも、私なんかで本当にいいの?▼

(主人公が頷く)

[ドロテア]
もう歌姫でもないし、親も財産も、
何もないのよ?▼

(主人公が頷く)

[ドロテア]
先生だったら、どんな相手だって
選べるじゃない、それなのに……▼

(主人公が首を振る)

[ドロテア]
……これ以上は、貴方に失礼ね。
先生、喜んでお受けします。▼
いえ、夫婦となるなら、
もう先生とは呼べないわ。▼
ふふっ、何と呼ぼうかしらねえ……。▼
私は歌劇団で、何度となく想い人の心を
射止める役どころを演じ、歌ったけれど……▼
それがこんなに幸せなことだなんて、
想像は及びもしなかった。▼

(一枚絵)

[ドロテア]
平和な世の中で、貴方のためだけに
歌って過ごす日々も……▼
想像もつかないくらい、
満ち足りたものになるといいわねえ。▼
……愛してるわ。▼
どんなに美しい歌劇の一節よりも……
その一言を、貴方に伝えたい。▼

ペトラ

支援C

[ペトラ]
先生、ここ、意味、難しく、あります。
どのような時、いかに、使います?▼
この……「誤謬」、ですか?▼

《選択》

[ペトラ]
ゴボウ、違います。
それ、薬用、根っこ、わたし、知ります。
[ペトラ]
ご武運、違います。
それ、戦士の挨拶、わたし、知ります。

《共通》

[ペトラ]
「誤謬」、です……!▼

《選択》

[ペトラ]
先生、わかりませんか。
予想外です。世界、広く、あります。▼
[ペトラ]
ありがとう、ございます。
わたし、理解、早すぎた、模様です。▼

《共通》

[ペトラ]
次、ここですが、いいですか?
ここ、書かれている……▼
……何、でしょう?
わたしの顔、何か、付着する、しています?▼

《選択》

[ペトラ]
学べる期間、限り、あります。
今しか、できないこと、行う。▼
それほど、熱心でしょうか。
……それとも、顔の文様、気になります?
[ペトラ]
見とれる……何、ですか?
もしかして、顔の文様、気になります?▼
[ペトラ]
それ、当然……!
わたし、知っています、それ。▼
フォドラの、冗談です。
ですか?▼
それとも、顔の文様、
気になる、なりますか?▼

《選択》

[ペトラ]
先生、知っているとおり、
わたし、ブリギット諸島の出、です。▼
この文様、ブリギットの、もの。
森の精霊の加護、祈ります。▼
狩猟、司る、森の精霊、大猟と無事、
願います。精霊、様々、います。▼
他の文様、胸、背中、刻みます。
一族の息災、戦勝も……祈ります。▼
見せる、機会あれば、思います。
先生……見たいですか?▼

《選択》

[ペトラ]
いつか、きっと。
いえ、機会あれば、です。そうです。▼
[ペトラ]
そう、ですか。
わかりました、先生。▼

《共通》

[ペトラ]
わたし、先生、感謝しています。
話、いつも、辛抱強く、聞いてくれます。▼
フォドラの言葉、聞く、読む、できます、
ですけれど……話す、難しいです。▼
先生、これからまた、力、貸してください。
わたし、応えます。全身全霊。▼
やらなければならないこと……
わたし、ある、ですから。▼

《選択》

[ペトラ]
はい。
前進あるのみ、思います。▼
[ペトラ]
程々……はい、わかりました。
試みます。▼

支援B

[ペトラ]
……っ、……っ! ……っ!
………………。▼
……先生!?▼

《選択》

[ペトラ]
すみません、先生。
訓練、熱中し、時間、忘れてしまいました。▼
学校、実戦、少ないです。
体、鈍ります。▼
わたし、まだ、続けます。
先生、おやすみなさい。▼

《選択》

[ペトラ]
いいえ、まだ足りません。
やるべきこと、残る、あります。▼
わたし、努力する、必要です。
未来のため、です。▼
訓練、勉学、交流……
どれほど、時間、ある、わかりませんから。▼
フォドラの言葉、話す、それだけ……
どうしても、苦手、ですが。▼

《選択》

[ペトラ]
なぜ……
ブリギット、立場、弱いです。▼
フォドラとダグザ、2つの大地、
挟まれた、小さな、島々です。▼
自然、美しく、豊か……
しかし、力、持たぬ、弱く、あります。▼
わたしたち、生き残る、
強くある、必要、迫られます。▼
そのブリギット、導く、わたし……
誰より、強者たる、務め、あります。▼

《選択》

[ペトラ]
……誰よりも、無理かもしれません。
しかし、できる限り、努力します。▼
[ペトラ]
はい、そのため、
わたし、できる限り、努力します。▼

《共通》

《第一部》

[ペトラ]
……先生、今の、わたし、
皆の仲間、士官学校の一員、です。▼

《第二部》

[ペトラ]
……先生、今の、わたし、
皆の仲間、軍の一員、です。▼

《共通》

[ペトラ]
そのため、頑張ります。
怠慢、異心、絶対、ありません。▼
けれども……その先、
わたし、ブリギット、戻る日のため……▼
努力、続けること、許してください。
見ていて、ください。▼
先生、いると、
わたし、独りより、頑張れますから。▼

支援A

[ペトラ]
……先生。
ただの、疲労です。体力不足、でした。▼

《選択》

[ペトラ]
はい、問題ないです。
……心配、かけました。▼
[ペトラ]
そう、です。
……ごめんなさい。▼

《共通》

[ペトラ]
このような時、倒れて、
本当、ごめんなさい。▼
先生、気遣い、注意する、くれました。▼
わたし、聞かない、でしたから。▼

《選択》

[ペトラ]
……仕方なく、ありません。▼
[ペトラ]
………………。▼

《共通》

[ペトラ]
わたしの話、聞く、願えますか?▼

(主人公が頷く)

[ペトラ]
先生、気づいている、かもしれませんが、
わたし、フォドラ、来た理由……▼
留学、違います。帝国の、人質でした。
ブリギット、反抗させない、目的の。▼
わたしの喉元、刃、突きつけ、わたしの、
祖父、帝国、言うこと、聞かせました。▼

《紅花の章》

[ペトラ]
人質ですから、負ける、いけません。
命、失わず、戦い、勝ちます。▼
わたし、ブリギットの立場、良くし、
帝国、対等の関係、築きます。▼

《紅花の章以外》

[ペトラ]
人質、帝国、逃げ出しましたから、
負ける、いけません。▼
命、失わず、戦い、勝ちます。▼
わたし、帝国、必ず、打倒します。
ブリギット、生き残るため、必ず。▼

《共通》

[ペトラ]
それこそ……一族の、わたしの祖父、
ブリギット王の、願いです!▼

《選択》

[ペトラ]
私の、願い、ですか?
わかりません……。▼
一族の願い、叶える、
それ、わたしの願い、いけませんか?▼
[ペトラ]
そのとおり、思います。
わたし、どうすれば……。▼
わたし、一族の願い、叶えたい、
それ……いけませんか?▼

《選択》

[ペトラ]
願い、自分、見つける、もの……。▼
[ペトラ]
本当の、願い……。▼

《共通》

[ペトラ]
わかりました。
いいえ、わかりません。▼
わからないこと、わかりました。
だから……▼
自分の願い、わかる、その時……
先生、伝えます。……約束、です。▼

支援S

(女神の塔)

[ペトラ]
先生!
勝利、です。▼
戦乱、終わります、けれども、
いまだ、問題、山積しています。▼
わたし、ブリギット、戻る、
遅くなる、なります。▼

《選択》

[ペトラ]
はい、祖父、そのまま、できません。
加えて、フォドラとの関係、変わります。▼
わたし、ブリギットの王族……
役目、果たします。▼
……しかし、王位、継ぎません。▼
次の王、決め、フォドラ、戻って来ます。
それ、わたしの、願いです。▼

《選択》

[ペトラ]
はい!
……いいえ、厳密、言う、違います。▼
フォドラ、いないと、
わたしの願い、叶わない、です。▼
[ペトラ]
ブリギット、守れる者、他、います。
わたし、フォドラから、守ります。▼
フォドラとブリギット、協力しながら、
わたし、自分の願い、叶えます。▼

《共通》

[ペトラ]
わたしの、この願い……
先生、伝える、聞いてほしい、です。▼

(主人公が頷く)

[ペトラ]
わたし、先生と、共にある、望みます。
互いの命、尽きるまで、寄り添う……▼
すべての喜び、悲しみ、分かち合い、
あなたと、支え合い、生きる、望みます。▼
先生……どうか、わたしと……▼

《選択》

[ペトラ]
……?
この、金属の輪……▼
わかりました、わかる、あります!
問題、ないです! はい!▼
結婚、誓う、指輪、です?
フォドラの本で、読みました!▼

(主人公が頷く)

[ペトラ]
その……初めて、です、でした。
だから、戸惑いました。▼
嬉しく、あります。
喜ぶ、心から、です、受け取ります。▼
わたし、ペトラ、誓います。
地の精霊、築く、信頼、見守り……
水の精霊、注ぐ、慈愛、祝福し……
風の精霊、互い、自由、加護します。▼
……ブリギットの誓い、言葉、です。▼

《選択》

[ペトラ]
それから……▼
[ベレト]
……?
[ペトラ]
わたしはあなたを愛おしく思っています。▼
あなたに魅了され、あなたに夢中で、
あなたに心を熱くしない日はありません。▼

《選択》

[ペトラ]
驚く、でしたか?
わたし、とても、訓練しました。▼
わたしの言葉、あなた、ときめくなら、
とても、幸福です……とても。▼

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*1 原文ママ。正しくはエーギル公
*2 原文ママ。正しくはエーギル公
*3 紅花の章以外ではセイロス騎士。以下同じ。
*4 原文ママ

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Last-modified: 2022-08-01 (月) 17:49:34