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ネットスラング

概要

本記事では、次の条件に当てはまるネットスラングをまとめる。

  1. 本作内の事柄に関する言葉である(他作品での事柄が元ネタであるものは除く。そこからのゲストキャラクターに関するものも同様)。
  2. スレッドフロート型掲示板やSNS等、ネット上のファンコミュニティにおいて広く定着している。
  3. 解説において、本作のシナリオの核心に迫る情報を含まない。
  4. その事柄への誹謗中傷を含まない。

なお、断じて公式の用語ではない(公式的に使われる用語・略語はここでは扱わない)。そのため、濫用には注意していただきたい。

ネットスラング一覧(五十音順)

キャラクター

アネット学/アネ学
アネットのこと。またはアネットのユニット運用や育成方針を議論することを学問になぞらえてアネット学という。
発売初期の時点では、作中アネットは魔道士を目指したいとのことは指導目標にも指定されているため、本当に理学一本で育てると悪くはないが他のユニットの方が使いやすいとの評価は出ている。
他の理学が得意なユニットと比較すると追撃するには速さが若干足りない、射程3以上の攻撃魔法を覚えない等
強みである応援や高命中の魔法は難易度ハード以下では活かしにくいことも相まっていささか物足りない印象のユニットであった。
が、持ち前の頑張り屋で愛嬌のある人物像もあって多くのユーザーに愛されたアネットは、どう育成すれば他のユニットと差別化及び有用化できるかが日夜研究されていた。
例として、得意な斧を生かして魔法攻撃の雷斧を習得する、ボルトアクス+を振り回す、格闘術を鍛えてオーラナックルを使う、などが挙げられる。
なお、ルナティックの追加によって応援や命中率の重要性が認識されたことで、これらの要素を兼ね備えるアネットが再評価され、差別化を意識せずとも活躍はしやすくなった。更に後のDLCでダークペガサス・ヴァルキュリアといった好相性の特級兵種が登場したことも追い風。
一方で、同じくDLCで兵種スキルに格闘の達人があり、魔法も使えるバトルシスターが登場。アネット学にも新たな可能性が生まれたといえる。
アッシュラ
アッシュのこと。
彼の登場する外伝で、過去作の「ブーツ」にあたるアイテム「風呼びの靴」が入手できることから、『if 暗夜王国』にてブーツと択一で仲間にすることができるユニット、アシュラにちなんでこう呼ばれる。
何の因果かあちらは初期クラスの関係で弓を扱い、鍵開けもこなせる上に物語上で助命させるか選択する展開まで完備され、名前だけじゃなくifシリーズを経験したプレイヤーから連想されてしまうのは想像に難くない。 アシュラと違い、風呼びの靴を入手してもアッシュが離脱することはないためあちらより優遇されていると言える。
エーギル
フェルディナントのこと。彼の姓に由来する。
本作『風花雪月』では長いフルネームが多くのキャラクターに用意されており、これはそれまでの『FE』ではありそうでなかった要素となる。そのため『FE』シリーズの新規・古参プレイヤー問わず自学級ですら生徒のフルネームを把握するのはなかなか慣れず苦労する中、1部の戦闘マップで彼を選択した際に「我が名は!フェルディナント=フォン=エーギル!!」と声高々に名乗りを上げる様は多くの初見ユーザーに強い印象を残すこととなり、姓の方である「エーギル」でも普通に通じることとなった。
ちなみに、エーギルという名称は過去作にも度々登場している。
エガちゃん
エーデルガルトのこと。同じ愛称で呼ばれる芸人がいることからの連想と思われるが、直接の関連性はない。
本作の発売以前、キャラクター名が公開されたぐらいの時期にはすでにこう呼ばれるようになっていた。なお、いわゆるカップリング表記で使われる略称としては「エデ」が多い。
子安
セテスのこと。CVが子安武人氏であることから。本作に限らず、同氏がCVを担当したキャラクターは愛称として「子安」と呼ばれることがままあり、その流れをくんだもの。
ちなみに、子安武人氏はファイアーエムブレムシリーズの大ファンで、声優としてもナバールを始めとしてシリーズで多数のキャラクターを演じている(他のシリーズキャラに関しては「参加声優」のページに記載)ことから、特に近年のシリーズタイトルのキャラクターには「子安枠」が設けられていると言われることも。
ゴリラ
本来の意味は霊長目ヒト科の生物種を指す言葉だが、「圧倒的な力(パワー)を持つ者」といった意味合いで広く使われる。
FEシリーズでは力が大きく成長していくキャラクターの呼称として用いられる。見た目からして厳つくパワフルそうなキャラクターより、むしろゴリラとは程遠いような容姿端麗なキャラクターほどこう呼ばれる傾向にある。
本作では主に、エーデルガルト、ディミトリ、フェリクス、ヒルダが該当。
なお、今作の力成長率はディミトリが1位、エーデルガルトとフェリクスが2位タイである。
彼らが見るからにパワーがありそうなドゥドゥーやラファエルより力が伸びやすいことも「ゴリラ」と呼ばれる一因か。
また、リシテアなど、魔力重視のステータス傾向だと「魔力ゴリラ」「マジカルゴリラ」などと呼ばれたりもする。
実際、リシテア本人は魔力・技・速さだけがよく伸び、残りは全て壊滅的という極端な成長率配分となっている。
The fish...
フレンのこと。英語版では、釣り池付近にいるときのフレンの吹き出しが「The fish...」になるのだが、池のほとりで「The fish...」とつぶやきながらたたずむ姿の絶妙なシュールさゆえか、特に海外ファンの間で話題に。どういう方向で話題になってるのか、というのはリンク先ツイートに付いているリプライで察してほしい。
人権
イグナーツのこと。
難易度ルナティックの追加によって、命中を+20できる個人スキルを持つ彼の評価が大きく上昇したため。
長射程に攻撃できる狙撃、敵の移動を封じる囲いの矢といった戦技を習得できるベルナデッタもルナティックにおける人権キャラとして挙げられることも。
なお「人権」はソシャゲ界隈で強力なキャラクターや装備を差す語として定着しているが、そちらではガチャの存在からプレイヤー間の対立を煽る言葉でもあるため使う場所には気をつけよう。
聖人
主にラファエルのこと。 イグナーツとの支援会話や外伝を始め、ラファエルは器の大きさを見せた発言をすることが多いことから。作中における四聖人にちなんで「聖ラファエル」などと呼ばれることもある。
他には、草木や動物を愛するドゥドゥー、包容力があり誰にでも暖かく接する事のできるメルセデス、お人よし&子供好きなアロイスあたりもこう呼ばれることもある。
せーんせ!(光)/せーんせ!(闇)
それぞれヒルダとシルヴァンのこと。
修道院で近くを通るとせーんせ!と明るく声をかけてくれるヒルダだが、シルヴァンも近いイントネーションで先生を呼ぶことがある。
終始親しみを込めて接してくれるヒルダに対し、シルヴァンは主人公に内心複雑で暗い感情を抱いていたことを吐露するため、(光)(闇)をつけて区別されるようになった。
なおこの2人には、国境を守る重要な領地を持つ家の生まれであることや、兄に関する悩みを持っていることといった共通点もあったりする。
地上波にプロポーズを晒された男
フェリクスのこと。2021/12/27にテレビ朝日で放送された『テレビゲーム総選挙』にて『ファイアーエムブレム 風花雪月』が第23位にランクインし、その際に恋愛要素を説明するシーンとして、ベレスとフェリクスの支援Sシーンが使用されたことから。
フェリクスの支援Sは普段の強めの言動とのギャップが大きく、数ある支援Sの中からよりにもよって彼のものが選ばれてしまったという可笑しさからネタにされている。
てんてー
主人公のこと。「先生(せんせい)」と「天帝(てんてい)の剣」をかけた愛称。
どこどこど~ん
アネットのこと。
元はフェリクスとの支援会話C等で披露してくれる、彼女の持ち歌から。
アネットの持ち歌はこれ以外にも幾つか確認できるが、「腹ペコ行進曲」と同様の愉快な旋律とアネットのセンスが詰まった独特な歌詞が特徴となるこの歌は、「アネット=どこどこど~ん」の印象を風花雪月ユーザーに定着させるには十分なインパクトを与えた。
他にはクロードとの支援会話で確認できる「も~ぞもぞ~」を推す声も多い。
なお、アネット役を務める声優・田中貴子氏は「即興で10秒ほど作詞作曲しながら歌える」という特技を持っており、アネットのこういったキャラクター像は氏によってもたらされたものかもしれない。
のび太
イグナーツのこと。
彼の特徴である丸眼鏡と、射撃能力に秀でた素質・個人スキルなどから、某国民的漫画のキャラクターの名にちなんでこう呼ばれる。
また、同じく丸眼鏡と、学校という世界観から、某人気小説の主人公にちなんで「ハリー」「ポッター」「ホグワーツ」などと呼ばれる事も。
ちなみに彼は平民の生まれでありながら理学の才能を秘めており、リブローなど割と優秀な魔法を覚えられたりと魔法方面への適性もそこそこある。
風紀/風紀絶滅
女主人公(ベレス)のこと。DLCのクエスト受注時に生徒から「風紀を乱しているのは先生では?」と指摘されたことから。
後述のタイツや同じくDLCで配信された「神祖の服」「踊り子の衣装」など、先生にあるまじき青少年への刺激がかなり強い衣装を着る彼女のことを指して使うことが多い。
なお、クエストのタイトルが「風紀遵守大会」なのは実は男主人公の方で、女主人公の場合のタイトルは「節度維持大会」である。ただ、いずれもクエスト受注時に生徒から「風紀が乱れている」と言われるのに変わりはない。
ベレトス
主人公(ベレト・ベレス)をひとまとめにした呼び名のこと。男女主人公に共通の話題をする時などに使われる。
ベンツ
メルセデスのこと。某海外自動車メーカーのブランドから。余談だが、メルセデス・ベンツの名前の由来は、1899年ダイムラー社の車の販売を行っていた富豪エミール・イェリネックの娘の名前から来ている。
ま!
フレンのこと。彼女が驚いた時などによく言う事から。
紋章大好きおじさん
ハンネマンのこと。公式ツイッターアカウントによるキャラクター紹介でこう書かれていたことから、そのまま愛称として使われるようになった。
ヤバタイ先生
女主人公(ベレス)のこと。およそ教職に似つかわしくないほどヤバい(デザインの)タイツを履いている、というのが由来。
おもに発売前、キャラクターの詳細が(キャラクターデザイン以外は)はっきりしていない時期にこう呼ばれることが多かった。
闇うご
謎の組織「闇に蠢く者」の略称。
「闇に蠢く者」自体は作中ではヒューベルトが呼んでいるのが浸透した仮名であり、ちゃんと正式名称はあるのだが、作中で触れられる機会の少なさもあってそちらが取り沙汰されることは多くない。
表記上の所属陣営もどのルートでも最初から最後まで「闇に蠢く者」である。
闇魔法試験パスおじさん/闇パスおじさん
死神騎士のこと。
アイテム「闇魔法試験パス」を毎回持参していることから。
なお、ネタバレになるため詳細は伏せるが、彼の実年齢はおじさん呼ばわりするほどではない。というか彼がおじさんなら彼の身内のとある女性もおばさんになってしまう
また、仲間になってもやはり持ってくる。 煤闇の章でも一度だけ敵対する場面があるが、その時もやっぱり持っている。ただし煤闇の章ではドロップしないため盗む必要があるし、仮に入手したとしても使うことができない。売っても大した金にはならない。
令和のキーファ
フレンのこと。
キーファとは、某国民的RPGに登場するキャラクター。「種返せ」の愛称(?)で知られる。
黒鷲の学級でフレンを踊り子にする時などは気をつけよう。
レスバ最弱将軍/レスバ将軍
ランドルフのこと。
蒼月の章におけるディミトリとの会話で見事に言い負かされたことからレスバ(レスバトル、掲示板等での口論のこと)最弱とネタにされてしまった。
負かした側のディミトリがレスバS+、レスバゴリラなどとと言われることもあるが、そんな彼もロドリグに言い負かされてしまっていたりする。なんならグェンダルにも論破されている。
レト/レス
それぞれ男主人公(ベレト)と女主人公(ベレス)のこと。
「ベレ」と略すと男女どちらかわからなくなってしまう(つまり、男女の区別が必要なケースでよく使われる)ため、この略称が使われるようになったと思われる。
ンエェ…
フェリクスのこと。
フェリクスの舌打ちの音であり、テキストが「チッ…」と書かれているのに「ンエェ…」と聞こえることから。 フェリクスは台詞に舌打ちが多く、テキストにない部分でもこの舌打ちが出ることがあるため、青獅子ルートや彼の支援会話を聞くと印象に残りやすい。
数は少ないが、テキスト通り「チッ」と発声している場合もある。

イベント

今生救無
作中のレアの台詞「もはや今生に救いの道はありません」を略した言い方。も今救無、今救無などの表記揺れも。
この台詞は(反逆者への発言としてはもっともとはいえ)あまりにも強い冷酷さを感じさせ、作中何度となく出てくる「レアに対して不信感を抱かせる言動」の筆頭であることからネタにされやすい。
うっかり発言やギャグが滑ってしまった時のフォローをするためなのか、他のユーザーが返してくれることがままある。
同窓会
本作の重要シーンの1つであるグロンダーズ会戦のことを表すスラング(作中でもされる比喩)……なのだが、スラングとしてそこからさらに転じて掲示板やファンサイトなどエムブレマー界隈における不毛な言い争いのことを指す。
FEシリーズ全体としてはどの作品を認めてどの作品を認めないか、本作の中ではどのルートを正史と扱うか(公式的には「どのルートもこのゲームの正史であって、遊んでくれた方それぞれに自分の正史を決めてほしい」との発言がディレクターの草木原氏からされている)、言動で評価が分かれがちなキャラクターをどう見るかといった話題が争いの火種となりやすい。巻き込まれたくない人はこれらの話題に関わるのは避けた方がよい。
おもに女性向けジャンルにおいて類似の意味を持つ「学級会」というネットスラングからの連想もあるのかもしれない。
ベルファイア/ベル焼き
とある戦場におけるイベントやギミック、またはそれに関連するベルナデッタの扱いのこと。
全くの余談だが、ベルナデッタは肉を焼いた料理は苦手である。
宮城(みやぎ)
帝国の首都アンヴァルのこと。
本編で言われる通り宮城の読み方は“きゅうじょう”なのだが、漢字が同じなためこう呼ばれている。
「アンヴァル宮城」がスポーツチームのように見えるというネタもあり、全員訓練服でシナリオを進めると最終決戦が部活の県大会決勝みたいになったりする。
夜明けの追悼戦
紅花以外の第二部スタートを飾る「夜明けの追討戦」のもじり。
とある理由で一帯に蔓延る盗賊を倒しに行くのがストーリーの流れなのだが、ここで敵のステータスが急激に上がる。
さらに、出撃準備不可で装備品やスキルは前のマップ終了時点のものをそのまま持ち越し*1となり、更に出撃するユニットが完全固定(スカウト組が出撃不可)で、育っていない仲間であろうと補填もないまま強制出撃*2となる。挙句、ただでさえ入り組んだ地形で逃げ道が少ないにも関わらず、各ユニットの出現位置まで固定+細かく分散される形となっている。 これらの要素が絡み合った結果、本作でも随一の初見殺しとして悪名高く、特にルナティックではこの章のために前もって綿密な準備をしなければ最悪の場合ここで詰みかねないほどの高難易度マップとなっている。
1部の内に鍛え損ねたり直前のマップでうっかり不適切な兵種や装備品に変更してしまったりした仲間達や、最前線で戦わざるを得ない主人公や級長の死体の山が築かれていく様に、誰が言ったか「夜明けの追討戦」ではなく「夜明けの追悼戦」と言われるまでになった。
なお、ルートによって主人公と共に行動する人物が異なってくるが、いずれの場合も主人公が相方にやや強引に連れ出されて出撃するようなストーリー展開となっており、この点においてもどこか理不尽さを感じずにはいられないマップとなっている。「お願いだから(皆が揃うまで)もう少しだけ待ってほしい」と思ったユーザーも少なくないだろう。

システム

遠距離反撃/遠反
ボス級の敵が持つスキル「応撃」のこと。
元は『ヒーローズ』で登場した、射程を問わず反撃できる強力なスキル。
「近距離反撃」のほうは名前もそのままに味方ユニットも使えるスキルとして登場しているが、応撃については使用者は殆どが敵の大ボスで、自軍で使えるのは始原の宝杯装備者かイエリッツァのみ(騎士団のスキルで疑似的に使用することはできるが)。
応撃の効果は弓にも適用されるため、近距離反撃の効果も併せ持つ上位互換だが、遠距離反撃とアイコンが同じためこう呼ばれる。
イグナーツ
そのままイグナーツのこと…であると同時に、アーチャーをマスターすることで習得できるスキル「命中+20」のことを指すケースがある。
イグナーツの個人スキル「観察眼」がこれと同じ効果を持つことから。
「人権」の項目の通り難易度ルナティックで重宝することから、ブリガンドの「鬼神の一撃」やメイジの「魔神の一撃」などと共に習得に励むユーザーも多い。
違法受験/不正受験
レベルや技能など昇級試験に必要な条件を満たしていないにも関わらず、その資格を有しているユニットに対して使われる。
話題に挙げられるのは主にカトリーヌとシャミア。彼女らはいわゆる「初期上級職」「お助け上級職」であり、比較的早い段階(それぞれEP4,EP6から)でスカウトができる。加入時のレベルは物語の進行状況にあわせる仕様から、天馬の節(第一部EP11)以前にスカウトすると上級職の条件であるレベル20を下回る。カトリーヌに至っては中級職の条件すら満たさないレベルで加入できる。
早期スカウトすると低レベルでありながら上級職の最低保障を受けた高い初期値、上級職の成長率補正に彼女ら自身の成長率も悪くないため非常に強くなり、攻略面でも有用。
ほかにはセテスが馬術Eでありながらソシアルナイトの資格を持っていたり、煤闇の章のバルタザールが信仰Eなのにバトルモンクになっていたりする。 技能レベルオールE(未強化主人公未満)のパラディンもいる。例によって加入しないが
後日談ガチャ/ペアエンドガチャ
本作でのペアエンド発生条件に関しては「エピローグ」のページに記載されている通りだが、支援Sにしてしまえばペアエンド確定だった近作と比較すると、狙った組み合わせでのペアエンドを見るのが難しくなっている(≒ペアエンドの組み合わせが読めない)点を、いわゆるソシャゲのガチャになぞらえたもの。もちろん、実際のガチャのようにランダム要素が絡んでくることはないのだが。煤闇の章配信により占星術師に頼んでペアエンドを確定させることもできるようになったが、名声1万ptとぼったくりかなりのポイントを要する。
コスタス道場
盗賊頭コスタスを討伐するEP.2の課題"赤き谷の討伐戦"のこと。いわゆるボスチクが出来るステージ。
ボスチク可能なステージの中でも最序盤に登場し、レベリングや平民・貴族の兵種マスターが可能。ターン制限や援軍、射程、ギミック等の縛りもなく、簡単にボスチクをこなせる事から多くのプレイヤーがお世話になっただろう。コスタスは不動かつ射程1武器しか持っていないため、オンラインに接続して錆びた弓を複数用意すればより容易になる。*3
また、コスタス自身序盤のムービーに複数回登場するため、印象に残りやすい。
介護
本編や外伝の戦闘に登場するNPCが死なないよう(あるいは下手に動いて戦況を不利にしないよう)、プレイヤー側が工夫を凝らすこと。ルナティックで倒れやすくなったギルベルトや、ソロンや魔獣相手に突撃を仕掛けるジェラルト、ノーマルでも物理防御が高くなく「オーラ」装備で攻速が大幅に下がるロドリグなど中高年に対して用いられることが多い。
他にもゲルズ公やジュディットといった、守らないと敗北する友軍ユニットは何人かいるが、その2名に関してはかなり持ち堪えてくれるのであまり介護とは呼ばれない。
セイロス神拳
本作の新武器「格闘」のこと。名称の由来はオープニングムービーにある通り、信仰対象(≠神)として崇められる聖者セイロスが格闘でネメシスを打ち倒した剛腕の持ち主であることだろう。 元ネタは言わずもがな、世紀末を舞台にした人気漫画に登場する架空の拳法)である。 ちなみにセイロスがネメシスを倒した時の戦法はアッパー掌底からの飛び蹴りだったり結構凝っている。
デューン
選択肢によって好感度が下がった時の効果音。 エーデルガルトとの会話でよく発生するのは多分気のせいだろう。
なしルナ
「引き継ぎなしルナティック」の略称。見事クリアできればタイトル画面が変化する。
乱戦の定め
青獅子ルートのグロンダーズ会戦でクロードが発する台詞から。
早い話が「突撃AI」のこと。
しかしこれを発言するのが戦略に優れるという描写が多いクロードであることと、配置やAIの関係上帝国陣営をほぼ無視して自軍に向かってくるという、お粗末すぎる戦法であることをネタにしてこう言われる。

その他

逸楽
  1. 死神騎士、またイエリッツァのこと。
    作中での幕間や対峙したときに言うセリフの一部からそう呼ばれることがある。死神騎士にとって強者と戦うことが逸楽らしい。逸楽の言葉の意味は「楽しく気持ちのいいこと」。
  2. 自分の嗜好にジャストフィットしたものを見たときの感情を表す言葉。
  3. 言葉の意味より楽しく気持ちのいいモノのこと。転じて、女性陣の胸部のこと。
    言葉の意味がこねくり回された挙げ句、もはやこちらの意味で使われることが大半である。「FE 逸楽」で調べると紳士諸君の喜ぶあんなデータやこんなデータが出てくる。
    要は下ネタなので、使う場面には重々注意しよう。
    なお、本作での逸楽トップはコルネリアである。
イングリットの断末魔
第2部でイングリットが死亡する演出の際に聞ける断末魔のこと。
ユニット死亡時の断末魔は各声優陣の名演もあって容赦なくプレイヤーの心を抉ってくるのだが、とりわけイングリットの断末魔はその迫真の演技ぶりがよく話題に上がる。
あまりの迫真ぶりに「死にながら収録したんか」とまで言われることも。
イングリット自体が回避に優れた飛行系として育成しやすい性能を持つ点もあり、過信して敵軍に突っ込ませた結果この断末魔を聞くハメになり罪悪感に苛まれたプレイヤーも少なくないとか。
花鳥風月
本作『ファイアーエムブレム 風花雪月』のこと。大体同じ意味を持ち、かつ「風花雪月」より一般的な四字熟語である「花鳥風月」と間違われることはままあることだが、転じてネットスラング的に使われたりもする。また、ファイアーエムブレムシリーズのなかでタイトルが四字熟語であるものが他にないため、四字熟語(っぽい言葉)であれば「焼肉定食」などの全く関係ない言葉ですらなんとなく通じてしまうことも……。
ちなみにこのような誤表記は実例がある
道徳0点
本作のシナリオに対する評価(良し悪しというよりは、その方向性)を端的に表した言葉。もう少し長い表現では「シナリオ100点、道徳0点」「道徳100点の人が書いた道徳0点のシナリオ」などと評されたりする。
また、本作の発売後にswitch版が発売された『幻影異聞録♯FE』は「道徳100点」と呼ばれていたりする。
なんでそんなことするんですか?
ゲーム系メディア「GameSpark」の企画記事にて取材を受けたベテラン小学校教諭が残した言葉。
企画としては、3学級の中で受け持ちたいクラスを答えるというものだった。取材の最後に教諭が「これら3人の級長が手を取り合う展開になるのか?」と問いかけたところ、インタビュアーから(無慈悲にも)3人で殺し合う事になると告げられ、上記の言葉を発することになる。余りのことに困惑する教諭のこの言葉は、今作の有様を知る多くのプレイヤーの共感を呼び、衝撃的な展開や設定に直面した時にたびたび使われるようになった。
元ネタはこちらを参照。
パルミラブートキャンプ
兵種をドラゴンナイトやドラゴンマスターにする育成方針のことを指す。おそらく、パルミラが竜騎士の国であり、本編で登場するパルミラ出身のキャラクター達が揃ってドラゴンに乗ることからの呼称。
今作において飛行兵は成長面や能力面で優遇されているほか、ドラゴンナイトを経由する過程で転職する斧兵種の戦士やブリガンドで力+2や鬼神の一撃などの火力強化スキルを習得できるので力不足になりにくい、
DナイトやDマスターは(技能さえ鍛えられるのであれば)男女問わず誰でもなれるといった様々な利点があり、今作で育成方針に困ったらドラゴンに乗せればOKといっても過言ではない。
ただし、飛行ユニットであるがゆえに、特に1周目では騎士団の取り合いになるのは避けられない。ドラゴンに限った話ではないが、ご利用は計画的に。
リセマラ
リセット+マラソンの略称。
主にソシャゲ界隈から使われ始めた言葉で、満足いく結果(主にガチャでの当たり)が出るまで、アンインストール→再インストールを繰り返すことで、最大の結果が見込めるまで試行を繰り返すことを指す。
ランダム要素があるゲームにおいても現在広く使われる言葉で、たとえばドロップ率の低い希少なアイテムを落とす敵を狩りまくり、狩り尽くしてアイテムが出なかったらリセット→再度狩りを行う、など、他ゲームにおいても経験があるプレイヤーも多いだろう。 本作品だと、経験値を前のマップで調整した上で、次マップの初手で敵を撃破→レベルアップの結果を見て、伸びが良ければ続行、悪ければリセット、というような試行を繰り返すことが代表的なリセマラ。他にも温室の栽培からドーピングアイテムの収穫を狙ったり、特定の場所から希少な種を拾おうとしたり犬や猫の餌やりにてなんとか希少素材を持ってきてもらおうとしたり、こだわりだすとなかなか止まらなくなる。
乱数で様々な結果が決まっているゲームである以上、突き詰めればあらゆることを自分の望む方向に持っていくことも可能。無論、それだけの試行回数は必要になるが。運じゃない、必然さ
条件が決まっているスカウトや、週ごとに乱数が決まっている資格試験など、いくらリセマラしても結果が変わらないものもある。うまく行かないこともあるさ
運を天に任せるのも一興、計算し尽くすのもまた一興である。各々の楽しみ方を見つけよう。
リンハルト過労死のテーマ
煤闇の章で追加され同シナリオのメインBGMとして各シーンで流れる「鉑鎖の群狼」のこと。
とにかく煤闇の章は他者への回復能力を持っているキャラクターが少なく、本編攻略で便利に運用されていたリブロー持ちはリンハルト一人。
他に白魔法を持っているキャラクターも回復力はあるが回数の少ないユーリスと雀の涙程度のライブしか使えないバルタザール、
攻撃力のある剣士も少ない中で敢えてクラスをプリーストにしないと魔法を使えない先生という有様で他者への回復自体が少なく、
その割に全体的に敵が多くダメージがかさんでしまいやすい事からリンハルトはひたすら働かなければならない仕様となっている。
そのためリンハルトは面倒臭がりのキャラクターに反しとことんまで動かされ、その時にたいてい流れていたBGMとその酷使っぷりからこの別名がついた。
せめてコンスタンツェかハピがライブぐらい齧ってくれていればとか、本編はスカウトでリブローを容易に複数枚体制にできたとか思わざるを得ない一方、
煤闇の章は事前から薬(=回復)の重要さにも触れられており、回復担当のバランス調整の妙を感じさせる。

コメント



*1 幸い、持っている装備品やアイテム類の耐久値は全回復している。
*2 難易度ノーマルでのみ、未育成でも2部突入時には最低Lv20まで上昇する救済措置が用意されている。
*3 なお、難易度ルナティックだとコスタスは自ら動くため、上記のようなボスチクは出来ない

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Last-modified: 2023-12-05 (火) 15:38:45
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