本ページでは兵種スキルと着脱可能スキルに関する性能評価や使い方を記す。
個人スキルはユニット評価にて評価するのでここには記入しない。
ダメージを与えた敵に戦闘後能力を下げるスキル。
ifと比べると、反撃できなかったり攻撃しても0ダメージだった場合は能力低下効果を付与できなくなったため弱体化されている。
効果ターンは1ターンとあるが、正確に書くと自軍が受けた能力低下は敵フェイズ開始時、敵軍に与えた能力低下は自軍フェイズ開始時に回復する仕様となっている。
敵軍フェイズで戦闘して反撃で敵の能力を下げても自軍フェイズになると能力低下が消えてしまうので、自軍フェイズの内に完結させる必要がある。
能力低下は重複せず、効果の大きい方に上書きされる。例えばウォームZ(-5)と速さ封じ(-6)の両方を与えた場合速さ-6となる。
将星までの敵であればこのデバフスキルは有効となるが、大将星や古竜の鱗のスキルを所持している敵には効かない点には注意。
体力が多く複数回戦闘する必要のある魔物に対しては特に有効なスキルとなる。ただし、デバフが効かない敵もいるので注意。
下記のスキルを所持していれば「応援」コマンドを使用可能。
効果はすべて1ターンのみ。(次の自軍フェイズで解除)
複数の応援系スキルを持っている場合、効果は重複する。
「if」の「叫び」とほぼ同じ要素だが、あちらは範囲内全員の強化であったのに対し、今作の「応援」は味方一人にしか効果を及ぼさない。
特別な踊りと応援で効果は重複する。(速さの応援4+特別な踊り4=速さ+8が可能)
また、シャミアの個人スキル「生存本能」とも効果は重複する。(生存本能4+速さの応援4+特別な踊り4=速さ+12が可能)
特定の武器装備時のみ命中・回避・必殺回避が上がるスキル。技能レベルが上がるにつれて効果も大きくなる。
特に必殺回避は上げる手段が非常に少ないので、幸運の低いユニットには重要となる。
また、この技能の存在から「武器を持たないと必殺回避が下がる」という事が起こるので注意。過去作では壁役の武器を外し、相手のHPを削らないよう攻撃を受け止めてもらう、というプレイングがあったが、今作でそれをやると不意の必殺で沈められることがある。
特定の武器に特化した兵種にデフォルトで付いており、攻撃が5上がる単純ながら強力なスキル。
技能レベルをS+にすることで誰でも習得可能だが、教育指導だけでS+を目指すのは困難。知識の宝珠や素振りで技能経験値を稼ぐ必要がある。
兵種スキルと着脱可能スキルの両方を付けることで攻撃力+10にすることもできる。
籠手や勇者武器などの二回攻撃との相性がよいスキル。
ある武器を装備している時、特定の武器を装備している敵に命中・回避が+20されるスキル。
「if」では自分の武器種を選ばなかったが、本作では武器種に制限があり、基本システムとして廃止されたすくみ補正の代わりとなっている。
特定の武器を持つ相手との戦いを有利にできる。戦闘準備の際に敵兵の装備の傾向を見極めてつけるとよいだろう。
難易度ルナティックでは上位版である「○殺し+」を装備する敵が多くなる。またサイドストーリー「煤闇の章」では剣・槍・斧持ちの敵が全て「○殺し+」を装備しているので、従来作のように三すくみを意識した戦闘を求められる。
いずれも「自分から攻撃したとき」という条件で、各ステータスを底上げできるスキル。
「if」からだいぶ効果は落ち着いたが、それでも概ね強い。
発動条件上、攻撃性能が上がる効果との噛み合いがよく、「鬼神の一撃」「魔神の一撃」「飛燕の一撃」「慧眼の一撃」は高い評価を得ている。
あくまで「自分からの攻撃時」という条件のため、戦闘外で恒常的にステータスを伸ばすスキルではない。そのため、敵ターンでの戦闘はもちろんのこと、自ターンであっても攻速落ちの計算や「盗む」の成功判定、回復魔法や補助魔法の効果計算には一切関わらない。
「切り返し」を除き、HPが一定割合以下の際に発動するスキル。
現実的に戦略に織り込む際には、計略で「祝福付与」した上で高火力の相手に突っ込ませる、デビル系武器や、英雄の遺産(紋章持ちユニット以外)を持たせて繰り返し戦闘させるなどの方法がある。
なお、「祝福付与」は一回しか発動しないので、複数を相手にするとそのまま昇天するため注意。
条件上総じて扱いの難しいスキル群ではあるが、ハマった時の爆発力には目を見張るものがある。
以下のスキルは騎士団戦力の残数によって発動するスキル。ユニットごとに習得スキルが異なる。