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会話集/記憶の欠片/姫騎士と若騎士
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[[会話集/記憶の欠片]]
*姫騎士と若騎士 [#te36601a]
:[マチルダ]|
どうだ、クレーベ。~
騎士団にはもう慣れたかい?▼~
:[クレーベ]|
マチルダ!~
ああ、みんなよくしてくれているよ。▼~
でも、もう三か月も訓練ばかりで……~
早く戦場に出たくてたまらないんだ。▼~
:[マチルダ]|
なに、焦ることはない。~
今のうちにしっかり腕を磨いておくといい。▼~
:[クレーベ]|
でも、それではいつまでたっても~
マチルダに追いつけないじゃないか。▼~
:[マチルダ]|
私に?▼~
:[クレーベ]|
ああ。▼~
女性でありながら、~
騎士団一と謳われる女騎士マチルダ……▼~
国中の少年たちが~
どれだけその名前に胸を躍らせているか。▼~
あなたにはきっとわからないだろうな。▼~
私と幼なじみも、~
あなたの話ばかりしていたよ。▼~
:[マチルダ]|
そうなのか。~
それは意外だな。▼~
男の子が憧れるのは、~
あの英雄マイセン卿かと思っていたよ。▼~
:[クレーベ]|
たしかにマイセン卿は尊敬すべきお方だ。▼~
私も彼のようになりたいと思っているよ。▼~
でも、年頃の少年が~
威風堂々たる老騎士と美しい女騎士……▼~
どちらにより惹かれるかは~
火を見るより明らかだろう?▼~
:[マチルダ]|
ふふふ……~
実物を見てがっかりされなければいいが。▼~
:[クレーベ]|
とんでもない!▼~
戦場を駆けるあなたは、着飾って~
宮廷で取り澄ましているときより▼~
遥かに美しいよ。▼~
:[マチルダ]|
取り澄ましているとはご挨拶だな。▼~
まあ、ああいう場が~
好きではないのは本当だが。▼~
そういえば、~
あの子犬のような妹君は元気か?▼~
私が君と話していると~
いつも間に入ってきていたな。▼~
:[クレーベ]|
ああ……~
元気すぎて困るほどさ。▼~
私が騎士団に入るといったら~
泣きわめいて大変だったよ。▼~
:[マチルダ]|
よほど君を好いているんだな。~
可愛いじゃないか。▼~
でも、ようやくこうして~
君とゆっくり話すことができて▼~
私もうれしいよ。▼~
:[クレーベ]|
マチルダ……~
ああ、私もだ。▼~
どうやら私たちには、~
華やかな宮廷より▼~
土埃の舞う戦場のほうが、よほど~
社交の場にはふさわしいみたいだな。▼~
:[マチルダ]|
まったくだ。~
ふふ……▼~
これでは、次にドレスに袖を通すのは~
いつになることやら。▼~
:[クレーベ]|
……………………▼~
:[マチルダ]|
クレーベ?▼~
:[クレーベ]|
いや……▼~
では、そのときにはぜひ~
私と踊ってくれないか?▼~
:[マチルダ]|
えっ……▼~
でも、本当にいつになるか~
わからないぞ?▼~
:[クレーベ]|
待つさ、いつまでだって。~
あなたと踊れるのなら。▼~
:[マチルダ]|
……そ、そうか。▼~
では……うん。~
約束しよう。▼~
:[クレーベ]|
……ありがとう、マチルダ!▼~
じゃあ、その日を楽しみに。▼~
:[マチルダ]|
あ……行ってしまった。▼~
なにも走ることはないだろうに。~
ふふ……▼~
……いや、笑いごとではないな。~
ステップの練習をしておかねば。▼~
ああ、しまった。~
ダンスなど忘却の彼方だぞ……!▼~
*コメント [#ibab2988]
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*姫騎士と若騎士 [#te36601a]
:[マチルダ]|
どうだ、クレーベ。~
騎士団にはもう慣れたかい?▼~
:[クレーベ]|
マチルダ!~
ああ、みんなよくしてくれているよ。▼~
でも、もう三か月も訓練ばかりで……~
早く戦場に出たくてたまらないんだ。▼~
:[マチルダ]|
なに、焦ることはない。~
今のうちにしっかり腕を磨いておくといい。▼~
:[クレーベ]|
でも、それではいつまでたっても~
マチルダに追いつけないじゃないか。▼~
:[マチルダ]|
私に?▼~
:[クレーベ]|
ああ。▼~
女性でありながら、~
騎士団一と謳われる女騎士マチルダ……▼~
国中の少年たちが~
どれだけその名前に胸を躍らせているか。▼~
あなたにはきっとわからないだろうな。▼~
私と幼なじみも、~
あなたの話ばかりしていたよ。▼~
:[マチルダ]|
そうなのか。~
それは意外だな。▼~
男の子が憧れるのは、~
あの英雄マイセン卿かと思っていたよ。▼~
:[クレーベ]|
たしかにマイセン卿は尊敬すべきお方だ。▼~
私も彼のようになりたいと思っているよ。▼~
でも、年頃の少年が~
威風堂々たる老騎士と美しい女騎士……▼~
どちらにより惹かれるかは~
火を見るより明らかだろう?▼~
:[マチルダ]|
ふふふ……~
実物を見てがっかりされなければいいが。▼~
:[クレーベ]|
とんでもない!▼~
戦場を駆けるあなたは、着飾って~
宮廷で取り澄ましているときより▼~
遥かに美しいよ。▼~
:[マチルダ]|
取り澄ましているとはご挨拶だな。▼~
まあ、ああいう場が~
好きではないのは本当だが。▼~
そういえば、~
あの子犬のような妹君は元気か?▼~
私が君と話していると~
いつも間に入ってきていたな。▼~
:[クレーベ]|
ああ……~
元気すぎて困るほどさ。▼~
私が騎士団に入るといったら~
泣きわめいて大変だったよ。▼~
:[マチルダ]|
よほど君を好いているんだな。~
可愛いじゃないか。▼~
でも、ようやくこうして~
君とゆっくり話すことができて▼~
私もうれしいよ。▼~
:[クレーベ]|
マチルダ……~
ああ、私もだ。▼~
どうやら私たちには、~
華やかな宮廷より▼~
土埃の舞う戦場のほうが、よほど~
社交の場にはふさわしいみたいだな。▼~
:[マチルダ]|
まったくだ。~
ふふ……▼~
これでは、次にドレスに袖を通すのは~
いつになることやら。▼~
:[クレーベ]|
……………………▼~
:[マチルダ]|
クレーベ?▼~
:[クレーベ]|
いや……▼~
では、そのときにはぜひ~
私と踊ってくれないか?▼~
:[マチルダ]|
えっ……▼~
でも、本当にいつになるか~
わからないぞ?▼~
:[クレーベ]|
待つさ、いつまでだって。~
あなたと踊れるのなら。▼~
:[マチルダ]|
……そ、そうか。▼~
では……うん。~
約束しよう。▼~
:[クレーベ]|
……ありがとう、マチルダ!▼~
じゃあ、その日を楽しみに。▼~
:[マチルダ]|
あ……行ってしまった。▼~
なにも走ることはないだろうに。~
ふふ……▼~
……いや、笑いごとではないな。~
ステップの練習をしておかねば。▼~
ああ、しまった。~
ダンスなど忘却の彼方だぞ……!▼~
*コメント [#ibab2988]
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