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会話集/章別会話/5章 再会、そして…
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*オープニング [#c6511104]
<~
CENTER:5章 再会、そして…~
バレンシア暦402年 花の節~
:[ベルクト]|
…………~
あいつが……▼~
アルムが、~
皇帝陛下の息子……?▼~
リゲル帝国の~
正当なる後継者?▼~
……じゃあ、俺は……~
なんのためにいままで……▼~
……嘘だ………~
こんなの…………▼~
嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ――っ!!!▼~
……っ?!▼~
ここは……祭壇?~
俺は、いつのまにこんなところへ……▼~
:[ドーマ]|
……欲する者よ……▼~
:[ベルクト]|
?!▼~
:[ドーマ]|
力を欲する者よ……▼~
……われを求め……~
受けいれるがいい……▼~
:[ベルクト]|
……この声は……!▼~
ドーマ……~
あなたがドーマ神なのか……?▼~
:[ドーマ]|
…………▼~
:[ベルクト]|
え…………?▼~
:[リネア]|
ベルクトさま!▼~
:[ベルクト]|
……リネア……▼~
:[リネア]|
お探ししました、~
ベルクトさま。▼~
まさか、~
こんなところにいらっしゃるなんて……▼~
ベルクトさまは~
教団がお嫌いでしたのに。▼~
:[ベルクト]|
……そうだな。▼~
いきなり現れた後継者に~
皇帝の座を奪われ、▼~
神にでもすがりたい気分なのは~
たしかだな。▼~
:[リネア]|
あ……▼~
すみません、~
よけいなことを……▼~
:[ベルクト]|
…………▼~
:[リネア]|
ベルクトさま、~
どうかお気を落とさないで。▼~
アルムさまは、お優しそうな方です。~
きっとベルクトさまを悪いようには……▼~
:[ベルクト]|
それがなんだというんだ!!▼~
:[リネア]|
…………!▼~
:[ベルクト]|
俺はアルムに勝ちたかったんだよ。~
勝って、皇帝になりたかった!▼~
お前を皇妃にして、~
このバレンシアを手にいれたかった!▼~
……それがどうだ。▼~
もはやこのリゲルすら~
永遠に俺のものにはならない。▼~
あいつの情けにすがって~
生き延びるくらいなら、▼~
潔く処刑されたほうが~
まだましだ!▼~
:[リネア]|
ベルクトさま……!▼~
どうか、そんなことを~
おっしゃらないでください。▼~
私は……▼~
本当は、皇妃になんて~
なれなくてよかったんです。▼~
:[ベルクト]|
……なんだと?▼~
:[リネア]|
私はベルクトさまのおそばに~
いられれば、それでじゅうぶんなんです。▼~
だから、ベルクトさまが~
皇帝になれなくても、私は……▼~
:[ベルクト]|
……リネア……~
お前まで…………!▼~
:[リネア]|
えっ?▼~
:[ベルクト]|
そうやって笑っていたのか。~
ルドルフやマッセナのように。▼~
なにも知らぬ俺を~
皇帝になれるはずもないと!▼~
憐れんで笑っていたのか??!!▼~
:[リネア]|
ベルクトさま?!~
なにを……!▼~
:[ベルクト]|
……ドーマよ、神よ…………▼~
お望みどおり求めてやろう。~
俺に力を!!▼~
すべてを壊す力を俺に!!~
いかなる対価でももってゆくがいい!!!▼~
:[リネア]|
きゃあぁあああああ――!!!▼~
**ムービー:『力の代償』 [#wcbd91a4]
:[フェルナン]|
ベルクトさま!~
ベルクトさま……?~
えっ?!~
あ……あなたは……~
まさか、リネアさまを……?!~
うっ!~
うう……ぐっ……~
う……うわぁああああああ――!~
:[ベルクト]|
クク……ハハハ……~
ファーッハッハッハッハ!~
ファーッハッハッハッハ……~
*リゲル城内部 [#f20f1efb]
**巨大な扉 [#b6b71c64]
:[アルム]|
じいさん、この扉は?▼~
:[マイセン]|
この先は、ドーマの塔の地下にある~
祭壇へとつながっておる。▼~
一度入れば、~
安易に引き返すことはできぬぞ。▼~
よく準備を整えておくがいい。▼~
***ドーマ神殿へ [#y9fc7217]
:[マイセン]|
この先は、ドーマの塔の地下にある~
祭壇へとつながっておる。▼~
一度入れば、~
安易に引き返すことはできぬぞ。▼~
〈この先に進むと、戻ることはできません。~
先に進みますか?〉~
・はい~
・いいえ~
(はいを選択)~
(場面切り替え:ドーマ神殿)~
:[セーバー]|
ちっ!~
魔物だらけじゃねえか。▼~
あのタコ坊主、帰れっつっといて~
どうやって帰れってんだよ!▼~
:[ボーイ]|
なんだと?~
おっさん!▼~
あんた、セリカさまをおいて~
本気で帰る気かよ?!▼~
:[セーバー]|
……んなわけねえだろ!▼~
言葉のあやってやつだよ。~
ガキが!▼~
:[コンラート]|
無駄口を叩くひまがあるのなら~
本気で戦え!▼~
でないと、本当に~
ここで命を落とすことになるぞ!▼~
*ドーマ神殿 [#rba754d4]
**ダンジョン内 [#s86ea446]
(移動中ボイス)~
:[アルム]|
通路の先から、ただならぬ雰囲気が漂ってくるのがわかる。~
うなじの毛が逆立つ感覚がする。~
僕はこの先にあるドーマ神殿の主を恐れている。~
だけど、僕たちはすすまなければならない。~
この戦いを終わらせるために。~
**通路 [#a2a137c3]
:[アルム]|
!!~
みんな、とまれ!▼~
:[クレーベ]|
どうした、アルム?▼~
:[アルム]|
前から誰かが……~
…………!▼~
あれは…………~
フェルナン?!▼~
:[クレーベ]|
なんだって?▼~
:[フェルナン]|
……その声は……~
クレーベか……?▼~
:[クレーベ]|
フェルナン!!▼~
(一枚絵:フェルナンを抱きかかえるクレーベ)~
:[クレーベ]|
どうしたというのだ、~
その姿は……!▼~
:[フェルナン]|
……いいんだ。~
自業自得というやつさ……▼~
それより……~
とうとう、ここまで来たのだな……▼~
やはり、ドーマを……?▼~
:[クレーベ]|
ああ……~
それが、先代皇帝ルドルフの遺言だ。▼~
:[フェルナン]|
そうか……▼~
皇帝は、ドーマの狂気に~
気づいていたのだな……▼~
:[クレーベ]|
狂気?▼~
:[フェルナン]|
そうだ……▼~
ドーマは、もはや神ではない。▼~
……お前……~
アルム、といったな……▼~
:[アルム]|
えっ……~
僕になにか?▼~
:[フェルナン]|
ああ……▼~
いいか、ベルクトさまに気をつけろ……~
あの方はもう……▼~
……うっ……!▼~
:[アルム]|
フェルナン!▼~
:[フェルナン]|
アルム……~
ドーマを倒してくれ……▼~
頼めるすじ合いではないのは~
わかっている。▼~
だが、もうお前しかいないのだ……▼~
これ以上、人々がドーマの力に狂わされ~
悲劇をくり返さないために……▼~
:[アルム]|
……わかった。~
ドーマは、僕がかならず倒すよ。▼~
:[フェルナン]|
ああ……頼んだぞ…………~
……っ……!▼~
:[クレーベ]|
フェルナン!~
大丈夫か?▼~
:[フェルナン]|
は…はは……おかしなものだな。~
俺が、お前たちに頼みごとなど……▼~
:[クレーベ]|
なにを言う。~
私はいまでも、お前の友のつもりだ。▼~
:[フェルナン]|
……まったく、お前は……~
どこまで人がよいのだ。▼~
いつもそうやって、~
お前が許してしまうから▼~
俺は、謝りかたを忘れてしまった……▼~
:[クレーベ]|
フェルナン?▼~
:[フェルナン]|
本当はわかっていた。▼~
俺の身におきた不幸は~
誰のせいでもないのだと……▼~
世が悪いというのならば、~
それを許していたのは誰だ?▼~
ほかならぬ自分ではないか。▼~
それを俺は……自身にむけるべき怒りを~
弱き平民たちにむけてしまった…………▼~
貴族として、恥じねばならんな……▼~
:[クレーベ]|
もういい、フェルナン。▼~
お前はもう~
じゅうぶん苦しんだではないか。▼~
これ以上、自分を責めることはない。▼~
:[フェルナン]|
そうだな……~
俺も、もう疲れてしまった。▼~
嘆くことにも、怒ることにも……▼~
だが、最期にクレーベ……~
お前に会えてよかった。▼~
お前も、お前の選んだ王も~
正しかったのだな……▼~
やはりお前は……~
俺の……自慢の…………▼~
……………………▼~
:[クレーベ]|
……フェルナン?▼~
おい……~
冗談はやめてくれ。▼~
目をあけろ、フェルナン!~
フェルナン―――……!!▼~
:[クレア]|
フェルナン……!~
嘘ですわ、こんなの!!▼~
起きてくださいまし!~
いっしょにソフィアへ帰りましょう?▼~
ねえ、フェルナン!~
なんとか言いなさいな……!▼~
:[クレーベ]|
……クレア、もうよせ。~
眠らせてやろう。▼~
:[クレア]|
……お兄さま…………~
うっ……ううっ…………!▼~
:[アルム]|
……大丈夫?~
クレア、クレーベ……▼~
:[クレーベ]|
……ああ。▼~
いまは感傷にひたっている場合ではない。~
先を急ごう、アルム。▼~
:[アルム]|
そうだね……▼~
フェルナン、君の作った解放軍で~
君といっしょに戦えたらよかった。▼~
本当に、心からそう思っていたよ。~
……さようなら……▼~
**セリカと再会 [#bfa99fed]
(一枚絵:石化したミラ)~
:[アルム]|
あの石像は……~
ミラ?!▼~
大地母神ミラなのか……?▼~
:[ルカ]|
どういうことです?~
ミラが石に……▼~
神竜であるミラとドーマは~
ファルシオンでしか封じられないはず。▼~
すると、あの額に刺さってる剣が~
ファルシオンなのでしょうか。▼~
しかし、あれでは……▼~
:[セリカ]|
……っ、~
アルム……?!▼~
そこにいるのは~
アルムなの?▼~
:[アルム]|
セリカ!▼~
よかった、~
無事だったんだね。▼~
……セリカ、ひとりなのかい?~
みんなは?▼~
:[セリカ]|
…………▼~
:[ジュダ]|
ほう……~
お前がアルムか。▼~
:[アルム]|
お前は……?▼~
:[ジュダ]|
わしの名はジュダ。▼~
皇帝ルドルフを倒してくれたこと、~
礼をいうぞ。▼~
:[アルム]|
お前がジュダ……!▼~
待ってろ。~
お前もドーマも必ず倒してやる!▼~
そして、セリカのソフィア王国を~
取り戻すんだ!!▼~
:[セリカ]|
だめよ、アルム……~
そんなことをしてはだめ!▼~
:[アルム]|
セリカ?▼~
:[セリカ]|
ドーマがいなくなったら、~
リゲルの大地も枯れてしまうのよ。▼~
ソフィアと同じように~
多くの人が飢えてしまう……▼~
:[アルム]|
……!~
それは…でも……▼~
:[セリカ]|
……それに……▼~
もう、ドーマを倒すことは~
できないの。▼~
ファルシオンは、ミラさまが~
みずからと共に封印してしまった……▼~
:[アルム]|
なんだって……?!▼~
……それじゃあ、~
僕はなんのために……▼~
…………っ……~
……父さん……っ!!▼~
:[セリカ]|
……アルム……▼~
:[ジュダ]|
はーっはっはっはっは!!▼~
アルム、アンテーゼ……~
ふたつの王国の頂点に立つ者よ。▼~
人の世は終り、このバレンシアを~
神の手に還すときがきたのだ!!▼~
ドーマさまの統べる、~
恐怖と渾沌の世界へとな!!!▼~
:[アルム]|
そんな……~
そんなことは……っ!▼~
:[ジュダ]|
喜ぶがいい、アンテーゼ!~
お前はその誉れある礎となるのだからな。▼~
:[アルム]|
?!~
どういう意味だ、セリカ?▼~
:[セリカ]|
ごめんなさい、アルム……▼~
もう、こうするしかないの。~
仕方ないの……▼~
:[ジュダ]|
この娘は、狂気に病めるドーマさまに~
その魂を捧げるのだ。▼~
リゲルとソフィア、~
すべての民のためにな。▼~
:[アルム]|
なんだって?!▼~
そんな……セリカ!~
嘘だといってくれ!!▼~
:[セリカ]|
アルム……!▼~
:[ジュダ]|
ふむ……~
わしとて鬼ではない。▼~
別れを惜しむ時間くらいは~
くれてやろう。▼~
さあ、いけ!▼~
(一枚絵:アルムとセリカ)~
:[アルム]|
セリカ!!▼~
:[セリカ]|
アルム……~
ごめんなさい……!▼~
:[アルム]|
ばかなことはやめてくれ!~
君は僕が必ず助けるから……▼~
だから……!▼~
:[セリカ]|
違うの、私……~
こうなることを知っていたの。▼~
:[アルム]|
え……?▼~
:[セリカ]|
島にいるとき、~
夢を見たの。▼~
アルムに、~
とても辛いことがおこる夢……▼~
だから私、ミラさまのお力をかりて~
アルムを助けたかった。▼~
なのに、アルムは~
たくさん危険な目にあって▼~
とうとうお父さままで~
その手で……▼~
全部知っていたのに、~
なにも止められなかった。▼~
アルム、あなたに~
なにもしてあげられなかった……!▼~
:[アルム]|
そんな……~
そんなの、セリカのせいじゃない。▼~
君が自分を責めることなんて~
なにもないよ!▼~
:[セリカ]|
でも私、みんなに……~
ううん、アルムに生きていてほしいの。▼~
ドーマと戦ってほしくない。~
死なないでほしい。▼~
私の本当の望みは、それだけ。▼~
:[アルム]|
セリカ……!▼~
:[セリカ]|
もう、私にできることは~
これしかないの。▼~
ごめんなさい、アルム。▼~
でもね。~
私、本当はずっとね……▼~
あなたのいるあの村へ~
帰りたかった……!▼~
:[アルム]|
セリカ!~
待ってくれ、セリカ――!!▼~
(暗転)~
:[アルム]|
…………▼~
:[クレア]|
アルム……~
わたくしたち、~
どうすればよろしいんですの?▼~
皇帝ルドルフはドーマを倒せといい、~
王女アンテーゼは倒すなという……▼~
それでは、わたくしたちは~
なんのためにここへ来たのでしょう……▼~
:[ルカ]|
現時点でわかることが~
ひとつだけあるとすれば、▼~
ソフィアの復興は~
絶望的だということです。▼~
肝心のミラがあの様子では……▼~
:[ロビン]|
そんな……▼~
ミラもドーマも、~
セリカがどうにかしてくれんだろ?▼~
:[グレイ]|
おい!▼~
じゃあお前、~
セリカに死ねっていうのかよ?!▼~
:[ロビン]|
そ、そんなつもりじゃねえよ!▼~
でも、じゃあ~
どうしろっていうんだよ?!▼~
俺たちにできることなんて、~
もうなにもないじゃないか!!▼~
:[グレイ]|
……っ……!▼~
:[アルム]|
……あきらめるもんか。▼~
:[ロビン]|
えっ?▼~
:[アルム]|
あきらめるもんか!!▼~
こんなの、~
僕は絶対に嫌だ。▼~
ドーマを倒して、~
セリカをつれて帰る!▼~
:[ロビン]|
アルム……!~
で、でもさ……▼~
:[クレーベ]|
いまの君は、ソフィア解放軍の~
リーダーというだけではない。▼~
リゲル帝国の次期皇帝なんだ。▼~
個人的な感情ではなく、~
リゲルの……▼~
いや、このバレンシア全体のことを考えて~
判断しなければ。▼~
:[アルム]|
じゃあ、次期皇帝として~
先代皇帝ルドルフの命にしたがうさ。▼~
:[クレーベ]|
アルム!▼~
:[アルム]|
個人的な感情の~
なにがいけない?!▼~
みんな、この世界をどうにかしたくて~
戦ってきたんじゃないか。▼~
ひとりひとりの思いがあつまって、~
世界を作り、動かす。▼~
それがあるべき姿なんだ。~
僕はそう思う。▼~
神の不在や気まぐれで、~
たやすく崩れてしまっていいものじゃない!▼~
:[クレーベ]|
……たしかにそうだ。~
だが……▼~
:[アルム]|
僕はもう、大事な人を失いたくはない。▼~
ドーマのせいで失う人も見たくない。▼~
クレーベ、君は違うのか?▼~
:[クレーベ]|
…………▼~
ドーマの支配から逃れても、~
民が飢えれば世は荒れる。▼~
悪党が跋扈し、~
弱い者から死んでゆくだろう。▼~
それでも、それをなす覚悟が~
君にはあるということか?▼~
:[アルム]|
そうならないように、~
皇帝として力を尽くす。▼~
……もちろん、まったく犠牲が~
出ないという訳にはいかないだろう。▼~
それくらい、~
僕にももうわかるつもりだよ。▼~
でも、僕はこの世界が~
千年先までつづいていくのなら▼~
人が人の力で~
生きてゆける世界を残したい。▼~
たとえ道を誤ることがあっても、~
それを自分たちの手で正してゆける。▼~
そんな世界を。▼~
:[クレーベ]|
……そうか……▼~
そこまでいうのであれば、~
私にも異存はない。▼~
あなたに従おう、~
ルドルフ二世陛下。▼~
:[グレイ]|
まあ俺も、ドーマやさっきのタコ坊主に~
へつらって生きていくくらいなら▼~
腹が減ってるほうがましだな。▼~
:[ロビン]|
俺は……~
どっちだろう。▼~
:[グレイ]|
お前、そこはそうだっつっとけよ!▼~
:[ロビン]|
だって、俺はいいけど~
弟や妹がさあ……!▼~
:[ルカ]|
そうなったら、~
私も畑を耕しますよ。▼~
:[ロビン]|
ええっ?!~
ルカは貴族さまじゃないか。▼~
:[ルカ]|
そのような世で~
貴族も平民もありません。▼~
私は、ドーマに支配されるのも~
飢えるのも、まっぴらごめんです。▼~
枯れた大地を耕せといわれれば~
耕しましょう。▼~
:[クレア]|
わたくしもやりますわ!~
前からやってみたかったんですの。▼~
みんなでがんばれば、~
生きていけるくらいの糧はできますわよ。▼~
絶望するには~
まだ早いのではなくて?▼~
:[アルム]|
そうだね……~
僕もやるよ!▼~
畑仕事はけっこう得意なんだ、~
まかせてくれ!▼~
:[クレーベ]|
やれやれ……~
鍬をもつ皇帝か、前代未聞だな。▼~
(ホワイトアウト)~
:[アルム]|
?!~
なんだ……?▼~
(一枚絵:光るミラの石像)~
:[アルム]|
ミラの石像が光ってる……▼~
:[クレーベ]|
どういうことだ?~
ミラは封印されたのではなかったのか?▼~
:[アルム]|
……僕を……~
呼んでいるのか……?▼~
:[クレーベ]|
アルム?▼~
:[アルム]|
いこう!~
みんな。▼~
ミラが僕を呼んでいるんだ。~
なにか手があるのかもしれない。▼~
どこか、この祭壇に~
入れる場所をさがすんだ!!▼~
**ドーマへの生け贄 [#z80b8c44]
:[セリカ]|
…………▼~
:[ジュダ]|
さあ、アンテーゼよ。~
ドーマさまがお待ちだ。▼~
:[セリカ]|
待って。▼~
その前に、ミラさまを解放して。~
約束でしょう?▼~
:[ジュダ]|
ミラを解放?~
どうやって。▼~
ファルシオンはミラが自ら封印した。~
われわれに解くことはできぬ。▼~
:[セリカ]|
なんですって……?!▼~
あなた……~
私をだましたのね?!▼~
:[ジュダ]|
恨むなら~
ミラを恨むがよい。▼~
ソフィアの民を捨てた~
無慈悲なミラをな!!▼~
:[セリカ]|
ミラさま……!!~
……なんてことを……▼~
:[ジュダ]|
さあ、さっさと来い!▼~
なあに、嘆く必要はない。~
あの小僧もすぐお前の元におくってやる。▼~
:[セリカ]|
アルムを?!▼~
やめて!!~
彼にはなにもしないって~
言ったじゃない……!▼~
:[ジュダ]|
くっくっく……▼~
まったく、どこまでも~
愚かなやつよの。▼~
さあ、ドーマさま!~
あなたを脅かす聖痕の運命をもつ娘です。▼~
どうぞ、その魂を~
ドーマさまの御手に…………!!▼~
:[セリカ]|
やめて!~
はなして……!▼~
……アルム……!!▼~
(ムービー:セリカを生け贄に捧げるジュダ)~
:[ジュダ]|
おお……~
なんという活気……!!▼~
ハーッハッハッハッハ!~
ドーマさまはお喜びだ!!▼~
いましばらく~
お待ちください。▼~
もうひとつの聖痕の魂も~
まもなくお持ちしますゆえ……!▼~
:[セリカ]|
…………▼~
:[ジュダ]|
アンテーゼ……~
これでお前はドーマさまの~
忠実な傀儡……▼~
さあ、ゆけ。▼~
お前の大事なミラと共に~
光の届かぬ地下で朽ち果てるがよいわ!▼~
*ベルクト戦(祭壇の戦場) [#oaa1ad63]
**戦闘前 [#tbc2b527]
:[アルム]|
……!~
あれは……▼~
:[ベルクト]|
…………~
ふ…ふふふ……▼~
待ちかねたぞ、~
アルム……▼~
いや……~
いまはリゲル皇帝、ルドルフ2世か。▼~
:[アルム]|
ベルクト……▼~
:[ベルクト]|
どうだ、ソフィアとリゲル~
ふたつの国を手にした気分は。▼~
さぞかしいいものだろうな。~
俺には知るよしもない……▼~
:[アルム]|
ベルクト。~
僕はそんなふうには思っていない。▼~
リゲルの人たちも、いきなり僕が~
皇帝だなんて認めてくれないよ。▼~
でも僕は、~
父さんに託されたこの国を……▼~
いや、このバレンシアを守るためなら~
どんな苦労もいとわない。▼~
:[ベルクト]|
…………▼~
:[アルム]|
これから、このバレンシアは~
困難な道を歩むことになる。▼~
だから、ベルクト。~
君も力を貸してくれ。▼~
僕よりずっと、リゲルの人たちから~
信頼されているじゃないか。▼~
それに……~
君は、僕のいとこなんだろう?▼~
僕に血の繋がったいとこがいたなんて~
夢みたいだ!▼~
僕たち、きっと仲良くなれるよ。▼~
いっしょに力をあわせて~
このバレンシアを――……▼~
:[ベルクト]|
……黙れ。▼~
:[アルム]|
えっ?▼~
:[ベルクト]|
大人しく聞いていればよくもまあ……~
高いところから、えらそうに。▼~
力をあわせる?~
笑わせるな。▼~
力はな、競うものだ!~
戦わせるものなんだよ!!▼~
:[アルム]|
……っ?!~
ベルクト、その姿は……!▼~
:[クレーベ]|
フェルナンが言っていたのは~
このことだったのか……!▼~
アルム、ベルクトはおそらく~
ドーマの力を得たのだ。▼~
もう、われわれの知る~
彼ではない!▼~
:[アルム]|
そんな……!▼~
**戦闘開始時 [#d0e1c094]
:[ベルクト]|
どうだ、美しいだろう……?~
俺の愛するリネアは……▼~
:[アルム]|
……っ!~
なんだって?!▼~
君は……~
恋人をドーマに捧げたというのか?!▼~
:[ベルクト]|
………………▼~
:[アルム]|
なんてことを……▼~
そこまでして、~
力を得てなんになる?!▼~
:[ベルクト]|
……俺はようやく~
気づいたのだ。▼~
力は俺を裏切らない、~
あざむかない……▼~
血の繋がりも、共にすごした日々も~
なんの意味も持たぬ。▼~
この世で信じるに値するのは~
おのれの力だけだとな!!▼~
:[アルム]|
…………!▼~
父さんが~
君を裏切ったとでも言うのか?!▼~
違う!~
父さんは、君のことを案じていた。▼~
僕よりそばにいたのに、~
なぜわからないんだ!!▼~
:[ベルクト]|
うるさい、黙れ!!▼~
お前のきれいごとは~
聞き飽きたんだよ。▼~
さあ、リネア。~
いっしょにいこう。▼~
あいつを片づけたら~
結婚式だ……!▼~
:[アルム]|
ベルクト……!▼~
**ベルクトと戦闘 [#dkiu8u44]
:[ベルクト]|
お前が……お前のせいで、~
俺のすべてが……▼~
……お前なんかにっ…………!▼~
**ベルクトを撃破 [#wq43294]
:[ベルクト]|
ぐは……っ……!!▼~
**戦闘終了後 [#iu884uad63]
:[ベルクト]|
くっ……!▼~
:[アルム]|
ベルクト……~
君はもう終わりだ。▼~
せっかく出会えた、~
僕のたったひとりのいとこ……▼~
こんなことになるなんて……!▼~
:[ベルクト]|
……はっ……▼~
なにがいとこだ。~
鬱陶しい……▼~
さあ、~
ひと思いにやるがいい。▼~
これでお前は、~
唯一無二のリゲル王家の末裔だ……▼~
:[アルム]|
ベルクト……!~
まだそんなことを……▼~
:[リネア]|
……ベルクトさま……▼~
(一枚絵:ベルクトとリネア)~
:[ベルクト]|
……?!▼~
リネア……~
リネアなのか……?▼~
:[リネア]|
ベルクトさま……▼~
たとえ王冠がなくても、~
玉座や城がなくても……▼~
誇り高いあなたは~
いつでも私の皇帝でした……▼~
:[ベルクト]|
……リネア……!▼~
:[リネア]|
ただ……~
そう。▼~
ここが、~
あなたの国ではなかっただけ……▼~
さあ、いきましょう、~
私たちの王国へ。▼~
私を皇妃に~
してくださるんでしょう……?▼~
:[ベルクト]|
ああ……そうか。~
そうだな、リネア…………▼~
神の力などに縋りついたあの時、~
リネアの愛した俺は死んでしまったんだ……▼~
すまない、リネア……~
……さあ、今度こそいっしょに……▼~
:[アルム]|
ベルクト……!▼~
:[ベルクト]|
……アルムか……~
これを……▼~
:[アルム]|
これは……~
指輪?▼~
:[ベルクト]|
俺の母の形見だ……~
なにかの役には立つだろう……▼~
……ぐっ……!▼~
:[アルム]|
ベルクト……!▼~
嫌だよ、こんなの。~
僕をひとりにしないでくれ!!▼~
いっしょにリゲルを立て直そう。~
父さんの話も聞かせてくれよ……!▼~
:[ベルクト]|
……まったく……~
どこまでも甘いやつだ……▼~
……アルム……▼~
どうかこのバレンシアを……~
神の地ではなく……人の地に……▼~
人が……もう二度と……~
神の力に踊らされることのない世界に……▼~
お前なら……きっと…………~
………………▼~
:[アルム]|
……ベルクト……~
ベルクト!!▼~
なんでだよ、~
どうしてこんな……▼~
父さんも、君も……~
せっかく会えたのに…………!▼~
うっ……ううっ……~
………………▼~
*ドーマ神殿(ベルクト戦後) [#k8be1933]
**宝物庫到着時 [#e2e97cba]
:[アルム]|
ここは……?▼~
:[クレア]|
ええと……~
宝物庫のようですわね。▼~
”王家の者以外、立ち入るべからず”~
ですって。▼~
:[アルム]|
宝物庫……▼~
そういえば、ファルシオンは本来~
ここに安置されていたんだったね。▼~
:[クレア]|
そうですわね。▼~
まあ、いまはミラさまの~
額の上ですけど……▼~
いずれにせよ、~
もう用はありませんわね。▼~
:[グレイ]|
そんなのわからないだろ。▼~
お宝っつったって、~
ファルシオンだけじゃないだろうしさ。▼~
なんか残ってるかもしれないぜ。▼~
なあ、アルム?▼~
:[アルム]|
そうだな……▼~
(ホワイトアウト)~
:[アルム]|
……っ?!▼~
聖痕が……~
光ってる?▼~
:[グレイ]|
アルム?▼~
:[アルム]|
……なんだか胸騒ぎがする。~
いってみるよ。▼~
:[グレイ]|
あっ、おい!~
待てって……▼~
うわあっ!▼~
な、なんだこれ?~
入れないぞ?!▼~
:[クレア]|
……どうやら、本当に王家の者しか~
入れないみたいですわね。▼~
アルム……~
ひとりで大丈夫かしら?▼~
**ミラと対面 [#sab5251e]
:[アルム]|
あれは……!▼~
どうしてミラとファルシオンがここに……~
それに、この姿は?!▼~
**ムービー:『死闘A』[#i712aa87]
:[アルム]|
!!~
セリカ! 無事だったのか!~
:[セリカ]|
ぬあああああ!~
**セリカとの死闘 [#bd217aa7]
:[アルム]|
うわあっ……!▼~
セリカ?!▼~
なにをするんだ、セリカ!▼~
:[セリカ]|
…………▼~
:[アルム]|
セリカ……?!▼~
:[ジュダ]|
くっくっく……~
いくら語りかけても無駄だ。▼~
:[アルム]|
ジュダ!▼~
:[ジュダ]|
この娘はすでに、偉大なるドーマさまに~
魂を捧げたのだ。▼~
己の意思を持たぬ魔女……~
忠実なるわが傀儡よ。▼~
:[アルム]|
な……~
なんだって……?!▼~
そんな……~
目を覚ましてくれ、セリカ!!~
:[ジュダ]|
もうひとつの聖痕の魂を~
ドーマさまのもとへ捧げるのだ!!▼~
ふたつの聖痕を持つ者が殺し合う……▼~
素晴らしい!~
まさにドーマとミラの神話の再現だ!!~
**ムービー:『死闘B』[#n3ae2568]
:[セリカ]|
ぬあああああああ!~
:[アルム]|
セリカ、やめてくれ!~
:[セリカ]|
アルム……~
:[アルム]|
!!~
:[セリカ]|
このままじゃ私、あなたを殺してしまう~
だから~
お願い、アルム~
私を殺して!~
:[アルム]|
うわあああ……!~
そんなこと……~
できるわけないだろう!~
:[ミラ]|
ドーマの聖痕を持つものよ~
ファルシオンをその手に取りなさい~
:[ジュダ]|
!!~
なんだ、いったいどうなっているのだ!~
ばかな! まさか封印が解けるなどと……!~
ひいい……~
ひい! ひいいい……!!~
:[セリカ]|
でぇええええい!~
:[ミラ]|
ファルシオンを信じなさい~
:[アルム]|
でやあああ!~
うそだろ……~
こんなことってないだろう?~
セリカ、セリカ! しっかりしてくれ!~
セリカ―――!!~
うう……ううう……~
えっ?~
:[セリカ]|
……アルム?~
:[アルム]|
セリカ……!~
**ミラの願い [#md966258]
:[アルム]|
セリカ……!!▼~
よかった、セリカ……~
本当によかった……!▼~
でも、どうして……?▼~
:[セリカ]|
私にもわからないわ。▼~
でも、どこからか~
優しい声が聞こえたの。▼~
大丈夫、ファルシオンを信じなさいって……▼~
あれは……?▼~
:[ミラ]|
……アルム……~
アンテーゼ……▼~
聖痕をもつ、運命の子らよ……▼~
:[アルム]|
……!~
この声は……▼~
(ミラの一枚絵)~
:[ミラ]|
私はミラ、~
あなたたちが神と呼ぶもの……▼~
兄、ドーマとともに~
この大地を創りしものです。▼~
:[アルム]|
あなたがミラ……~
大地母神ミラなのか……▼~
:[ミラ]|
そう呼ぶものもありましたね……▼~
しかし、いまの私にそのような力は~
もう残されていません。▼~
:[アルム]|
なんだって……?▼~
:[ミラ]|
あなたが手にするファルシオン……▼~
それは、竜の王ナーガの牙より~
削りだされた、ただひとつの神殺しの剣……▼~
ナーガは知っていたのです。▼~
永遠ともいえる長い歳月の果てに、~
われら竜族に待つものがなんであるか……▼~
それは、すべての竜族がさけられぬ狂気。~
滅びゆくさだめ……▼~
ゆえに、ナーガはこのファルシオンを~
ドーマに与えたのです。▼~
いつかわれわれが狂気にとらわれ~
この地に大きな災厄をふりまくとき▼~
人々に、われわれを滅ぼす術を~
与えるために……▼~
牙を持たぬ人々の希望となるように。▼~
なのに私は……▼~
兄を守るために~
ファルシオンを封じてしまった……▼~
私は兄を愛していました。~
兄と同じように人を愛していました。▼~
どこで道をあやまったのか~
もう思い出せない……▼~
:[アルム]|
ミラ……▼~
:[ミラ]|
アルム、アンテーゼ……~
運命の子たちよ。▼~
幾多の困難を乗り越え~
ここへ来てくれてありがとう……▼~
あなたたちのおかげで~
私は人の強さを知りました。▼~
人がすでに神の手を離れ、~
ひとりで歩いていることを▼~
私は認めたくなかったのかもしれません。▼~
そしてそれはドーマも同じ……▼~
あなたたちにファルシオンを託します。▼~
願わくはドーマがそのファルシオンにより~
苦しみの淵から解き放たれんことを……▼~
(ホワイトアウト)~
:[セリカ]|
ミラさま……!▼~
:[アルム]|
……いこう、セリカ。▼~
ドーマを、僕らの手で救うんだ。▼~
:[セリカ]|
アルム……▼~
:[アルム]|
セリカ……▼~
君が命をかけて、僕やみんなを~
守ろうとしてくれたことはわかっているよ。▼~
……でも、僕はそんなのは嫌だ。▼~
君ひとりを犠牲にした世界で~
僕が幸せになれるわけないだろう?▼~
:[セリカ]|
……アルム……!▼~
ごめんね、~
……ごめんなさい……▼~
:[アルム]|
あやまらないで、セリカ。▼~
僕には君が必要なんだ。~
君のその優しさが。▼~
戦うことでしか前に進めない僕に~
大事なことを教えてくれる。▼~
だから~
僕といっしょに戦ってくれないか?▼~
僕の、僕たちの力を信じてほしいんだ。▼~
:[セリカ]|
……アルム……▼~
そうね、~
ミラさまのおっしゃったとおり▼~
私たちには生きる力、~
そのために戦う力があるはずだわ。▼~
私も、それをどこかで~
信じることができなかった……▼~
でもいまは信じられる。▼~
アルムを信じるように、~
人を……みんなを信じるわ。▼~
:[アルム]|
うん。~
僕も信じてる。▼~
僕たちはこんなところで~
終わったりはしない。▼~
この大地から神が去っても、~
世界が千年の先まで続くことを……▼~
さあ、いっしょにいこう!▼~
**最後の扉 [#g0221150]
***セリカと会話 [#zcfa84a3]
:[セリカ]|
気をつけていきましょう。▼~
*ドーマの祭壇 [#r3b20b78]
**戦闘前 [#c2ce57d3]
:[メイ]|
ああっ、~
セリカさま?!▼~
:[セリカ]|
みんな……!▼~
よかった、~
無事だったのね。▼~
:[メイ]|
セリカさま……!~
よかった、また会えて。▼~
ジュダの魔法で~
変なところに飛ばされちゃって▼~
魔物に囲まれて~
大変だったんですよ!▼~
でも、どこからか~
不思議な声がして……▼~
その声を追いかけてきたら~
ここについたんです。▼~
:[セリカ]|
そう……~
きっと、ミラさまだわ。▼~
:[ジュダ]|
こんな……~
こんなことがあっていいものか。▼~
ファルシオンの封印が~
解かれるなどと……▼~
ミラめ、兄であるドーマさまを~
裏切るというのか……!▼~
:[アルム]|
見つけたぞ、~
ジュダ!▼~
もうお前の好きにはさせない。~
覚悟しろ!!▼~
:[ジュダ]|
アルム……~
この、ルドルフの小倅め。▼~
親子そろって、~
ドーマさまに仇なす痴れ者どもが!▼~
:[セリカ]|
ジュダ!~
どうしてわからないの?▼~
ドーマは狂っている。~
もう人々に害しか与えないのよ。▼~
それが、神竜のさだめなの。▼~
:[ジュダ]|
黙れ、小娘!~
知ったような口をきくでない。▼~
人に害をなすからとて~
それがなんだというのだ。▼~
神の力なくして~
バレンシアの民は生きてはゆけぬ。▼~
:[アルム]|
ちがう!▼~
もう僕たちは、~
神の手を離れて歩いていけるんだ。▼~
:[ジュダ]|
愚かな……~
そのようなことができると思うか。▼~
:[セリカ]|
できます!▼~
私たちは、それを証明するために~
ここまで来たのです。▼~
:[ジュダ]|
たかが人の子が~
思いあがりおって……!▼~
おもしろい、~
ならば示してみよ。▼~
人の子の力とやらをな!!!▼~
**ユニットセレクト時セリフ [#de640aa0]
#NAME?
***アルム軍セリフ[#rty6768]
:[ルカ]|
人と神との戦いですか……~
おや、なかなか燃えますね。▼~
:[グレイ]|
俺がなにをどうするかは~
俺に決めさせてくれってこった。▼~
:[ロビン]|
俺には友達がいるから……~
神さまなんていなくても、きっと平気だ。▼~
:[クリフ]|
力、力ってうるさいな……▼~
そんなに好きなら、~
あんたに食らわしてやるよ。▼~
:[エフィ]|
私とアルムが住む世界に、~
あなたなんていらない……▼~
あなたなんていらないのよ!!▼~
:[シルク]|
ミラさま……▼~
あなたの思いは、私の中に。~
必ずドーマを解放します!▼~
:[クレア]|
神の力にすがって生きるなど~
わたくしの美学に反します。▼~
お引き取りくださいませ!▼~
:[クレーベ]|
狂った神に頭を垂れて生き永らえるのなら~
私は人として、誇りある死を選ぼう!▼~
:[フォルス]|
弱き民を不当に支配する力なんて、~
僕は崇めない。▼~
そんなものは、神でもなんでもない!▼~
:[パイソン]|
力がすべてとか、そういう暑っ苦しいの~
俺いっちばん嫌いだわ。▼~
:[リュート]|
お前の精霊の声は禍々しい……~
こんな魔道なら、俺はいらない。▼~
:[マチルダ]|
なにを神と崇めるかは~
私が決めること。▼~
少なくとも、お前たちではないな。▼~
:[デューテ]|
神さまなんていらないよお。~
ボク、強いもーん!▼~
:[ティータ]|
私とジークが生きてゆく世界……~
あなたの好きにはさせないわ!▼~
:[ジーク]|
ルドルフ陛下……▼~
陛下の本懐、このジークが~
必ずや遂げてみせます!▼~
:[マイセン]|
わが友、ルドルフの名にかけて……~
この戦い、負けるわけにはいかん!▼~
***セリカ軍セリフ[#yui78ju]
:[メイ]|
セリカさまをひどい目にあわせて……~
もう許さないんだからね!!▼~
:[ボーイ]|
あんたたちのやり方、~
気に入らねえんだよ。▼~
理由なんて、それでじゅうぶんだ!▼~
:[ジェニー]|
わたし……~
こんな怖い神さま、いや。▼~
:[セーバー]|
そりゃあ成りゆきだけどよ、~
ここまで来たんだ。▼~
お嬢ちゃんの願い、~
最後まで果たさせてやるぜ。▼~
:[バルボ]|
力でこの世を支配だと……?~
お前ら、海賊と変わらねえよ。▼~
そんなもん、許しちゃおけねえな!▼~
:[カムイ]|
あんたらに関わっちまったのが~
運の尽きだったのかねえ……▼~
まあいいや。~
最後まで付き合うぜ。▼~
:[レオ]|
やあねえ。~
力、力って、野蛮なんだから。▼~
そんな世界、なんの潤いもないじゃない。~
つまんないわ。▼~
:[パオラ]|
偉大な神竜の力でも~
ひとつあやまれば悲劇になるわ。▼~
私たちはそれを知っている……~
見過ごすわけにはいかないのよ!▼~
:[カチュア]|
この世界は、竜の力に~
翻弄されるためにあるんじゃないわ!▼~
:[アトラス]|
俺は、こんな世界のために~
戦ってきたわけじゃねえんだよ!▼~
お前ら……まとめてぶっ倒してやる!!▼~
:[ジェシー]|
力と恐怖でこの世を支配って……~
いまどき流行らないよ、そんなの。▼~
楽しく生きなきゃ意味ないでしょ?▼~
:[ディーン]|
力と恐怖の支配する世界……▼~
興味がないわけではないが、~
お前たちに従うのはごめんだな。▼~
:[ソニア]|
ああもう……~
あんたってやつはどこまで……▼~
どこまで、~
なにもわかっていないのよ……!!▼~
:[エスト]|
私たちの世界は私たちが作るの。~
アカネイアでも、バレンシアでもね!▼~
:[ノーマ]|
ドーマ神よ、~
あなたはもうじゅうぶん生きた……▼~
若い者には、希望ある世界を~
残したいのじゃ。▼~
:[コンラート]|
ドーマ神……われらの始祖よ。~
これは慈悲だ。▼~
偉大な神にふさわしい~
誇りある最期を!▼~
***DLCキャラセリフ [#c61ffe8a]
:[エマ]|
難しいことはよくわかりませんけど……▼~
あたしたちは絶対にあなたには負けません!▼~
:[ランド]|
誰が世界を支配しようと、~
俺には関係ない話なんだが……▼~
あんたらの下じゃあ楽しく無さそうだ。~
だから、邪魔させて貰うぜ。▼~
:[ユズ]|
世界を支配するなど……傲慢な。▼~
高潔な精神を伴わぬ力など愚の骨頂!~
今から私たちがそれを教えてやる。▼~
:[シェイド]|
私たちは成り行きで仲間になった~
異邦人ですけれど……▼~
あなたたちがいない方がいいってことは、~
はっきりわかりますわ。▼~
**マーラと戦闘[#kiuih345u]
:[マーラ]|
悪い子ね……▼~
どうしてお父さまのいうことを~
聞かないの……?▼~
**マーラを撃破[#re342efsu]
:[マーラ]|
そんなに……~
お父さまが……きらい……?▼~
そう……~
しかたのない子…………▼~
**ヘステと戦闘[#gh678e2qe]
:[ヘステ]|
ずるいわ……ソニア……▼~
あなたばっかり、~
好きなようにして……▼~
**ヘステを撃破[#q35fsad]
:[ヘステ]|
ああ……~
……そうね……▼~
私も、好きなように~
生きれば……よかった…………▼~
**ジュダと戦闘[#cvbtgyh7]
:[ジュダ]|
ドーマさまに従え!!~
その力にひざまづくのだ!!!▼~
**ジュダを撃破[#lio998df]
:[ジュダ]|
ああ……~
……こんな……ばかな……▼~
ドーマさま……~
……ドーマさま…………!!▼~
**ドーマと戦闘 [#m2743277]
:[ドーマ]|
力こそすべて……~
力こそ……力こそが…………▼~
われを求めよ……~
力を求めるのだ…………!!▼~
**ドーマを撃破 [#v8ca8496]
:[アルム]|
ここまでだ、ドーマ……!▼~
ベルクト、フェルナン、ミラ。~
そして父さん……▼~
ほかにもたくさん、~
お前の力に翻弄され、消えた人たちがいる。▼~
もう悲劇を繰り返したりはしない!▼~
:[セリカ]|
神竜、ドーマよ。~
あなたには感謝しています。▼~
あなたとミラさまがなければ、~
このバレンシアはなかった。▼~
私たちがこの世に生まれ、~
喜びや悲しみを知ることもなかったわ。▼~
だからこそ、もうこれ以上~
自分も私たちも傷つけないで。▼~
偉大な魂に安らかな眠りを……!▼~
:[アルム]|
うおおおおおおお!~
:[ドーマ]|
もう、よかろう……~
勇者アルムよ、すべてをお前に託す……~
われら兄妹の意思を受けつぎ~
このバレンシアを治めるのだ……~
ドーマの強さと~
ミラの愛をもって人を正しく導け。~
われらのあやまちを~
ふたたび犯してはならぬ。~
そしてもう二度と~
われらの眠りを妨げてはならぬぞ……~
*エピローグ [#acf7e123]
[[→エピローグ>../エピローグ]]
*コメント [#l08577ec]
- 覚醒やったらわかるんですけどゴリゴリ戦争起こってるんよ...
#comment
終了行:
[[会話集/章別会話]]
#contents
*オープニング [#c6511104]
<~
CENTER:5章 再会、そして…~
バレンシア暦402年 花の節~
:[ベルクト]|
…………~
あいつが……▼~
アルムが、~
皇帝陛下の息子……?▼~
リゲル帝国の~
正当なる後継者?▼~
……じゃあ、俺は……~
なんのためにいままで……▼~
……嘘だ………~
こんなの…………▼~
嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ――っ!!!▼~
……っ?!▼~
ここは……祭壇?~
俺は、いつのまにこんなところへ……▼~
:[ドーマ]|
……欲する者よ……▼~
:[ベルクト]|
?!▼~
:[ドーマ]|
力を欲する者よ……▼~
……われを求め……~
受けいれるがいい……▼~
:[ベルクト]|
……この声は……!▼~
ドーマ……~
あなたがドーマ神なのか……?▼~
:[ドーマ]|
…………▼~
:[ベルクト]|
え…………?▼~
:[リネア]|
ベルクトさま!▼~
:[ベルクト]|
……リネア……▼~
:[リネア]|
お探ししました、~
ベルクトさま。▼~
まさか、~
こんなところにいらっしゃるなんて……▼~
ベルクトさまは~
教団がお嫌いでしたのに。▼~
:[ベルクト]|
……そうだな。▼~
いきなり現れた後継者に~
皇帝の座を奪われ、▼~
神にでもすがりたい気分なのは~
たしかだな。▼~
:[リネア]|
あ……▼~
すみません、~
よけいなことを……▼~
:[ベルクト]|
…………▼~
:[リネア]|
ベルクトさま、~
どうかお気を落とさないで。▼~
アルムさまは、お優しそうな方です。~
きっとベルクトさまを悪いようには……▼~
:[ベルクト]|
それがなんだというんだ!!▼~
:[リネア]|
…………!▼~
:[ベルクト]|
俺はアルムに勝ちたかったんだよ。~
勝って、皇帝になりたかった!▼~
お前を皇妃にして、~
このバレンシアを手にいれたかった!▼~
……それがどうだ。▼~
もはやこのリゲルすら~
永遠に俺のものにはならない。▼~
あいつの情けにすがって~
生き延びるくらいなら、▼~
潔く処刑されたほうが~
まだましだ!▼~
:[リネア]|
ベルクトさま……!▼~
どうか、そんなことを~
おっしゃらないでください。▼~
私は……▼~
本当は、皇妃になんて~
なれなくてよかったんです。▼~
:[ベルクト]|
……なんだと?▼~
:[リネア]|
私はベルクトさまのおそばに~
いられれば、それでじゅうぶんなんです。▼~
だから、ベルクトさまが~
皇帝になれなくても、私は……▼~
:[ベルクト]|
……リネア……~
お前まで…………!▼~
:[リネア]|
えっ?▼~
:[ベルクト]|
そうやって笑っていたのか。~
ルドルフやマッセナのように。▼~
なにも知らぬ俺を~
皇帝になれるはずもないと!▼~
憐れんで笑っていたのか??!!▼~
:[リネア]|
ベルクトさま?!~
なにを……!▼~
:[ベルクト]|
……ドーマよ、神よ…………▼~
お望みどおり求めてやろう。~
俺に力を!!▼~
すべてを壊す力を俺に!!~
いかなる対価でももってゆくがいい!!!▼~
:[リネア]|
きゃあぁあああああ――!!!▼~
**ムービー:『力の代償』 [#wcbd91a4]
:[フェルナン]|
ベルクトさま!~
ベルクトさま……?~
えっ?!~
あ……あなたは……~
まさか、リネアさまを……?!~
うっ!~
うう……ぐっ……~
う……うわぁああああああ――!~
:[ベルクト]|
クク……ハハハ……~
ファーッハッハッハッハ!~
ファーッハッハッハッハ……~
*リゲル城内部 [#f20f1efb]
**巨大な扉 [#b6b71c64]
:[アルム]|
じいさん、この扉は?▼~
:[マイセン]|
この先は、ドーマの塔の地下にある~
祭壇へとつながっておる。▼~
一度入れば、~
安易に引き返すことはできぬぞ。▼~
よく準備を整えておくがいい。▼~
***ドーマ神殿へ [#y9fc7217]
:[マイセン]|
この先は、ドーマの塔の地下にある~
祭壇へとつながっておる。▼~
一度入れば、~
安易に引き返すことはできぬぞ。▼~
〈この先に進むと、戻ることはできません。~
先に進みますか?〉~
・はい~
・いいえ~
(はいを選択)~
(場面切り替え:ドーマ神殿)~
:[セーバー]|
ちっ!~
魔物だらけじゃねえか。▼~
あのタコ坊主、帰れっつっといて~
どうやって帰れってんだよ!▼~
:[ボーイ]|
なんだと?~
おっさん!▼~
あんた、セリカさまをおいて~
本気で帰る気かよ?!▼~
:[セーバー]|
……んなわけねえだろ!▼~
言葉のあやってやつだよ。~
ガキが!▼~
:[コンラート]|
無駄口を叩くひまがあるのなら~
本気で戦え!▼~
でないと、本当に~
ここで命を落とすことになるぞ!▼~
*ドーマ神殿 [#rba754d4]
**ダンジョン内 [#s86ea446]
(移動中ボイス)~
:[アルム]|
通路の先から、ただならぬ雰囲気が漂ってくるのがわかる。~
うなじの毛が逆立つ感覚がする。~
僕はこの先にあるドーマ神殿の主を恐れている。~
だけど、僕たちはすすまなければならない。~
この戦いを終わらせるために。~
**通路 [#a2a137c3]
:[アルム]|
!!~
みんな、とまれ!▼~
:[クレーベ]|
どうした、アルム?▼~
:[アルム]|
前から誰かが……~
…………!▼~
あれは…………~
フェルナン?!▼~
:[クレーベ]|
なんだって?▼~
:[フェルナン]|
……その声は……~
クレーベか……?▼~
:[クレーベ]|
フェルナン!!▼~
(一枚絵:フェルナンを抱きかかえるクレーベ)~
:[クレーベ]|
どうしたというのだ、~
その姿は……!▼~
:[フェルナン]|
……いいんだ。~
自業自得というやつさ……▼~
それより……~
とうとう、ここまで来たのだな……▼~
やはり、ドーマを……?▼~
:[クレーベ]|
ああ……~
それが、先代皇帝ルドルフの遺言だ。▼~
:[フェルナン]|
そうか……▼~
皇帝は、ドーマの狂気に~
気づいていたのだな……▼~
:[クレーベ]|
狂気?▼~
:[フェルナン]|
そうだ……▼~
ドーマは、もはや神ではない。▼~
……お前……~
アルム、といったな……▼~
:[アルム]|
えっ……~
僕になにか?▼~
:[フェルナン]|
ああ……▼~
いいか、ベルクトさまに気をつけろ……~
あの方はもう……▼~
……うっ……!▼~
:[アルム]|
フェルナン!▼~
:[フェルナン]|
アルム……~
ドーマを倒してくれ……▼~
頼めるすじ合いではないのは~
わかっている。▼~
だが、もうお前しかいないのだ……▼~
これ以上、人々がドーマの力に狂わされ~
悲劇をくり返さないために……▼~
:[アルム]|
……わかった。~
ドーマは、僕がかならず倒すよ。▼~
:[フェルナン]|
ああ……頼んだぞ…………~
……っ……!▼~
:[クレーベ]|
フェルナン!~
大丈夫か?▼~
:[フェルナン]|
は…はは……おかしなものだな。~
俺が、お前たちに頼みごとなど……▼~
:[クレーベ]|
なにを言う。~
私はいまでも、お前の友のつもりだ。▼~
:[フェルナン]|
……まったく、お前は……~
どこまで人がよいのだ。▼~
いつもそうやって、~
お前が許してしまうから▼~
俺は、謝りかたを忘れてしまった……▼~
:[クレーベ]|
フェルナン?▼~
:[フェルナン]|
本当はわかっていた。▼~
俺の身におきた不幸は~
誰のせいでもないのだと……▼~
世が悪いというのならば、~
それを許していたのは誰だ?▼~
ほかならぬ自分ではないか。▼~
それを俺は……自身にむけるべき怒りを~
弱き平民たちにむけてしまった…………▼~
貴族として、恥じねばならんな……▼~
:[クレーベ]|
もういい、フェルナン。▼~
お前はもう~
じゅうぶん苦しんだではないか。▼~
これ以上、自分を責めることはない。▼~
:[フェルナン]|
そうだな……~
俺も、もう疲れてしまった。▼~
嘆くことにも、怒ることにも……▼~
だが、最期にクレーベ……~
お前に会えてよかった。▼~
お前も、お前の選んだ王も~
正しかったのだな……▼~
やはりお前は……~
俺の……自慢の…………▼~
……………………▼~
:[クレーベ]|
……フェルナン?▼~
おい……~
冗談はやめてくれ。▼~
目をあけろ、フェルナン!~
フェルナン―――……!!▼~
:[クレア]|
フェルナン……!~
嘘ですわ、こんなの!!▼~
起きてくださいまし!~
いっしょにソフィアへ帰りましょう?▼~
ねえ、フェルナン!~
なんとか言いなさいな……!▼~
:[クレーベ]|
……クレア、もうよせ。~
眠らせてやろう。▼~
:[クレア]|
……お兄さま…………~
うっ……ううっ…………!▼~
:[アルム]|
……大丈夫?~
クレア、クレーベ……▼~
:[クレーベ]|
……ああ。▼~
いまは感傷にひたっている場合ではない。~
先を急ごう、アルム。▼~
:[アルム]|
そうだね……▼~
フェルナン、君の作った解放軍で~
君といっしょに戦えたらよかった。▼~
本当に、心からそう思っていたよ。~
……さようなら……▼~
**セリカと再会 [#bfa99fed]
(一枚絵:石化したミラ)~
:[アルム]|
あの石像は……~
ミラ?!▼~
大地母神ミラなのか……?▼~
:[ルカ]|
どういうことです?~
ミラが石に……▼~
神竜であるミラとドーマは~
ファルシオンでしか封じられないはず。▼~
すると、あの額に刺さってる剣が~
ファルシオンなのでしょうか。▼~
しかし、あれでは……▼~
:[セリカ]|
……っ、~
アルム……?!▼~
そこにいるのは~
アルムなの?▼~
:[アルム]|
セリカ!▼~
よかった、~
無事だったんだね。▼~
……セリカ、ひとりなのかい?~
みんなは?▼~
:[セリカ]|
…………▼~
:[ジュダ]|
ほう……~
お前がアルムか。▼~
:[アルム]|
お前は……?▼~
:[ジュダ]|
わしの名はジュダ。▼~
皇帝ルドルフを倒してくれたこと、~
礼をいうぞ。▼~
:[アルム]|
お前がジュダ……!▼~
待ってろ。~
お前もドーマも必ず倒してやる!▼~
そして、セリカのソフィア王国を~
取り戻すんだ!!▼~
:[セリカ]|
だめよ、アルム……~
そんなことをしてはだめ!▼~
:[アルム]|
セリカ?▼~
:[セリカ]|
ドーマがいなくなったら、~
リゲルの大地も枯れてしまうのよ。▼~
ソフィアと同じように~
多くの人が飢えてしまう……▼~
:[アルム]|
……!~
それは…でも……▼~
:[セリカ]|
……それに……▼~
もう、ドーマを倒すことは~
できないの。▼~
ファルシオンは、ミラさまが~
みずからと共に封印してしまった……▼~
:[アルム]|
なんだって……?!▼~
……それじゃあ、~
僕はなんのために……▼~
…………っ……~
……父さん……っ!!▼~
:[セリカ]|
……アルム……▼~
:[ジュダ]|
はーっはっはっはっは!!▼~
アルム、アンテーゼ……~
ふたつの王国の頂点に立つ者よ。▼~
人の世は終り、このバレンシアを~
神の手に還すときがきたのだ!!▼~
ドーマさまの統べる、~
恐怖と渾沌の世界へとな!!!▼~
:[アルム]|
そんな……~
そんなことは……っ!▼~
:[ジュダ]|
喜ぶがいい、アンテーゼ!~
お前はその誉れある礎となるのだからな。▼~
:[アルム]|
?!~
どういう意味だ、セリカ?▼~
:[セリカ]|
ごめんなさい、アルム……▼~
もう、こうするしかないの。~
仕方ないの……▼~
:[ジュダ]|
この娘は、狂気に病めるドーマさまに~
その魂を捧げるのだ。▼~
リゲルとソフィア、~
すべての民のためにな。▼~
:[アルム]|
なんだって?!▼~
そんな……セリカ!~
嘘だといってくれ!!▼~
:[セリカ]|
アルム……!▼~
:[ジュダ]|
ふむ……~
わしとて鬼ではない。▼~
別れを惜しむ時間くらいは~
くれてやろう。▼~
さあ、いけ!▼~
(一枚絵:アルムとセリカ)~
:[アルム]|
セリカ!!▼~
:[セリカ]|
アルム……~
ごめんなさい……!▼~
:[アルム]|
ばかなことはやめてくれ!~
君は僕が必ず助けるから……▼~
だから……!▼~
:[セリカ]|
違うの、私……~
こうなることを知っていたの。▼~
:[アルム]|
え……?▼~
:[セリカ]|
島にいるとき、~
夢を見たの。▼~
アルムに、~
とても辛いことがおこる夢……▼~
だから私、ミラさまのお力をかりて~
アルムを助けたかった。▼~
なのに、アルムは~
たくさん危険な目にあって▼~
とうとうお父さままで~
その手で……▼~
全部知っていたのに、~
なにも止められなかった。▼~
アルム、あなたに~
なにもしてあげられなかった……!▼~
:[アルム]|
そんな……~
そんなの、セリカのせいじゃない。▼~
君が自分を責めることなんて~
なにもないよ!▼~
:[セリカ]|
でも私、みんなに……~
ううん、アルムに生きていてほしいの。▼~
ドーマと戦ってほしくない。~
死なないでほしい。▼~
私の本当の望みは、それだけ。▼~
:[アルム]|
セリカ……!▼~
:[セリカ]|
もう、私にできることは~
これしかないの。▼~
ごめんなさい、アルム。▼~
でもね。~
私、本当はずっとね……▼~
あなたのいるあの村へ~
帰りたかった……!▼~
:[アルム]|
セリカ!~
待ってくれ、セリカ――!!▼~
(暗転)~
:[アルム]|
…………▼~
:[クレア]|
アルム……~
わたくしたち、~
どうすればよろしいんですの?▼~
皇帝ルドルフはドーマを倒せといい、~
王女アンテーゼは倒すなという……▼~
それでは、わたくしたちは~
なんのためにここへ来たのでしょう……▼~
:[ルカ]|
現時点でわかることが~
ひとつだけあるとすれば、▼~
ソフィアの復興は~
絶望的だということです。▼~
肝心のミラがあの様子では……▼~
:[ロビン]|
そんな……▼~
ミラもドーマも、~
セリカがどうにかしてくれんだろ?▼~
:[グレイ]|
おい!▼~
じゃあお前、~
セリカに死ねっていうのかよ?!▼~
:[ロビン]|
そ、そんなつもりじゃねえよ!▼~
でも、じゃあ~
どうしろっていうんだよ?!▼~
俺たちにできることなんて、~
もうなにもないじゃないか!!▼~
:[グレイ]|
……っ……!▼~
:[アルム]|
……あきらめるもんか。▼~
:[ロビン]|
えっ?▼~
:[アルム]|
あきらめるもんか!!▼~
こんなの、~
僕は絶対に嫌だ。▼~
ドーマを倒して、~
セリカをつれて帰る!▼~
:[ロビン]|
アルム……!~
で、でもさ……▼~
:[クレーベ]|
いまの君は、ソフィア解放軍の~
リーダーというだけではない。▼~
リゲル帝国の次期皇帝なんだ。▼~
個人的な感情ではなく、~
リゲルの……▼~
いや、このバレンシア全体のことを考えて~
判断しなければ。▼~
:[アルム]|
じゃあ、次期皇帝として~
先代皇帝ルドルフの命にしたがうさ。▼~
:[クレーベ]|
アルム!▼~
:[アルム]|
個人的な感情の~
なにがいけない?!▼~
みんな、この世界をどうにかしたくて~
戦ってきたんじゃないか。▼~
ひとりひとりの思いがあつまって、~
世界を作り、動かす。▼~
それがあるべき姿なんだ。~
僕はそう思う。▼~
神の不在や気まぐれで、~
たやすく崩れてしまっていいものじゃない!▼~
:[クレーベ]|
……たしかにそうだ。~
だが……▼~
:[アルム]|
僕はもう、大事な人を失いたくはない。▼~
ドーマのせいで失う人も見たくない。▼~
クレーベ、君は違うのか?▼~
:[クレーベ]|
…………▼~
ドーマの支配から逃れても、~
民が飢えれば世は荒れる。▼~
悪党が跋扈し、~
弱い者から死んでゆくだろう。▼~
それでも、それをなす覚悟が~
君にはあるということか?▼~
:[アルム]|
そうならないように、~
皇帝として力を尽くす。▼~
……もちろん、まったく犠牲が~
出ないという訳にはいかないだろう。▼~
それくらい、~
僕にももうわかるつもりだよ。▼~
でも、僕はこの世界が~
千年先までつづいていくのなら▼~
人が人の力で~
生きてゆける世界を残したい。▼~
たとえ道を誤ることがあっても、~
それを自分たちの手で正してゆける。▼~
そんな世界を。▼~
:[クレーベ]|
……そうか……▼~
そこまでいうのであれば、~
私にも異存はない。▼~
あなたに従おう、~
ルドルフ二世陛下。▼~
:[グレイ]|
まあ俺も、ドーマやさっきのタコ坊主に~
へつらって生きていくくらいなら▼~
腹が減ってるほうがましだな。▼~
:[ロビン]|
俺は……~
どっちだろう。▼~
:[グレイ]|
お前、そこはそうだっつっとけよ!▼~
:[ロビン]|
だって、俺はいいけど~
弟や妹がさあ……!▼~
:[ルカ]|
そうなったら、~
私も畑を耕しますよ。▼~
:[ロビン]|
ええっ?!~
ルカは貴族さまじゃないか。▼~
:[ルカ]|
そのような世で~
貴族も平民もありません。▼~
私は、ドーマに支配されるのも~
飢えるのも、まっぴらごめんです。▼~
枯れた大地を耕せといわれれば~
耕しましょう。▼~
:[クレア]|
わたくしもやりますわ!~
前からやってみたかったんですの。▼~
みんなでがんばれば、~
生きていけるくらいの糧はできますわよ。▼~
絶望するには~
まだ早いのではなくて?▼~
:[アルム]|
そうだね……~
僕もやるよ!▼~
畑仕事はけっこう得意なんだ、~
まかせてくれ!▼~
:[クレーベ]|
やれやれ……~
鍬をもつ皇帝か、前代未聞だな。▼~
(ホワイトアウト)~
:[アルム]|
?!~
なんだ……?▼~
(一枚絵:光るミラの石像)~
:[アルム]|
ミラの石像が光ってる……▼~
:[クレーベ]|
どういうことだ?~
ミラは封印されたのではなかったのか?▼~
:[アルム]|
……僕を……~
呼んでいるのか……?▼~
:[クレーベ]|
アルム?▼~
:[アルム]|
いこう!~
みんな。▼~
ミラが僕を呼んでいるんだ。~
なにか手があるのかもしれない。▼~
どこか、この祭壇に~
入れる場所をさがすんだ!!▼~
**ドーマへの生け贄 [#z80b8c44]
:[セリカ]|
…………▼~
:[ジュダ]|
さあ、アンテーゼよ。~
ドーマさまがお待ちだ。▼~
:[セリカ]|
待って。▼~
その前に、ミラさまを解放して。~
約束でしょう?▼~
:[ジュダ]|
ミラを解放?~
どうやって。▼~
ファルシオンはミラが自ら封印した。~
われわれに解くことはできぬ。▼~
:[セリカ]|
なんですって……?!▼~
あなた……~
私をだましたのね?!▼~
:[ジュダ]|
恨むなら~
ミラを恨むがよい。▼~
ソフィアの民を捨てた~
無慈悲なミラをな!!▼~
:[セリカ]|
ミラさま……!!~
……なんてことを……▼~
:[ジュダ]|
さあ、さっさと来い!▼~
なあに、嘆く必要はない。~
あの小僧もすぐお前の元におくってやる。▼~
:[セリカ]|
アルムを?!▼~
やめて!!~
彼にはなにもしないって~
言ったじゃない……!▼~
:[ジュダ]|
くっくっく……▼~
まったく、どこまでも~
愚かなやつよの。▼~
さあ、ドーマさま!~
あなたを脅かす聖痕の運命をもつ娘です。▼~
どうぞ、その魂を~
ドーマさまの御手に…………!!▼~
:[セリカ]|
やめて!~
はなして……!▼~
……アルム……!!▼~
(ムービー:セリカを生け贄に捧げるジュダ)~
:[ジュダ]|
おお……~
なんという活気……!!▼~
ハーッハッハッハッハ!~
ドーマさまはお喜びだ!!▼~
いましばらく~
お待ちください。▼~
もうひとつの聖痕の魂も~
まもなくお持ちしますゆえ……!▼~
:[セリカ]|
…………▼~
:[ジュダ]|
アンテーゼ……~
これでお前はドーマさまの~
忠実な傀儡……▼~
さあ、ゆけ。▼~
お前の大事なミラと共に~
光の届かぬ地下で朽ち果てるがよいわ!▼~
*ベルクト戦(祭壇の戦場) [#oaa1ad63]
**戦闘前 [#tbc2b527]
:[アルム]|
……!~
あれは……▼~
:[ベルクト]|
…………~
ふ…ふふふ……▼~
待ちかねたぞ、~
アルム……▼~
いや……~
いまはリゲル皇帝、ルドルフ2世か。▼~
:[アルム]|
ベルクト……▼~
:[ベルクト]|
どうだ、ソフィアとリゲル~
ふたつの国を手にした気分は。▼~
さぞかしいいものだろうな。~
俺には知るよしもない……▼~
:[アルム]|
ベルクト。~
僕はそんなふうには思っていない。▼~
リゲルの人たちも、いきなり僕が~
皇帝だなんて認めてくれないよ。▼~
でも僕は、~
父さんに託されたこの国を……▼~
いや、このバレンシアを守るためなら~
どんな苦労もいとわない。▼~
:[ベルクト]|
…………▼~
:[アルム]|
これから、このバレンシアは~
困難な道を歩むことになる。▼~
だから、ベルクト。~
君も力を貸してくれ。▼~
僕よりずっと、リゲルの人たちから~
信頼されているじゃないか。▼~
それに……~
君は、僕のいとこなんだろう?▼~
僕に血の繋がったいとこがいたなんて~
夢みたいだ!▼~
僕たち、きっと仲良くなれるよ。▼~
いっしょに力をあわせて~
このバレンシアを――……▼~
:[ベルクト]|
……黙れ。▼~
:[アルム]|
えっ?▼~
:[ベルクト]|
大人しく聞いていればよくもまあ……~
高いところから、えらそうに。▼~
力をあわせる?~
笑わせるな。▼~
力はな、競うものだ!~
戦わせるものなんだよ!!▼~
:[アルム]|
……っ?!~
ベルクト、その姿は……!▼~
:[クレーベ]|
フェルナンが言っていたのは~
このことだったのか……!▼~
アルム、ベルクトはおそらく~
ドーマの力を得たのだ。▼~
もう、われわれの知る~
彼ではない!▼~
:[アルム]|
そんな……!▼~
**戦闘開始時 [#d0e1c094]
:[ベルクト]|
どうだ、美しいだろう……?~
俺の愛するリネアは……▼~
:[アルム]|
……っ!~
なんだって?!▼~
君は……~
恋人をドーマに捧げたというのか?!▼~
:[ベルクト]|
………………▼~
:[アルム]|
なんてことを……▼~
そこまでして、~
力を得てなんになる?!▼~
:[ベルクト]|
……俺はようやく~
気づいたのだ。▼~
力は俺を裏切らない、~
あざむかない……▼~
血の繋がりも、共にすごした日々も~
なんの意味も持たぬ。▼~
この世で信じるに値するのは~
おのれの力だけだとな!!▼~
:[アルム]|
…………!▼~
父さんが~
君を裏切ったとでも言うのか?!▼~
違う!~
父さんは、君のことを案じていた。▼~
僕よりそばにいたのに、~
なぜわからないんだ!!▼~
:[ベルクト]|
うるさい、黙れ!!▼~
お前のきれいごとは~
聞き飽きたんだよ。▼~
さあ、リネア。~
いっしょにいこう。▼~
あいつを片づけたら~
結婚式だ……!▼~
:[アルム]|
ベルクト……!▼~
**ベルクトと戦闘 [#dkiu8u44]
:[ベルクト]|
お前が……お前のせいで、~
俺のすべてが……▼~
……お前なんかにっ…………!▼~
**ベルクトを撃破 [#wq43294]
:[ベルクト]|
ぐは……っ……!!▼~
**戦闘終了後 [#iu884uad63]
:[ベルクト]|
くっ……!▼~
:[アルム]|
ベルクト……~
君はもう終わりだ。▼~
せっかく出会えた、~
僕のたったひとりのいとこ……▼~
こんなことになるなんて……!▼~
:[ベルクト]|
……はっ……▼~
なにがいとこだ。~
鬱陶しい……▼~
さあ、~
ひと思いにやるがいい。▼~
これでお前は、~
唯一無二のリゲル王家の末裔だ……▼~
:[アルム]|
ベルクト……!~
まだそんなことを……▼~
:[リネア]|
……ベルクトさま……▼~
(一枚絵:ベルクトとリネア)~
:[ベルクト]|
……?!▼~
リネア……~
リネアなのか……?▼~
:[リネア]|
ベルクトさま……▼~
たとえ王冠がなくても、~
玉座や城がなくても……▼~
誇り高いあなたは~
いつでも私の皇帝でした……▼~
:[ベルクト]|
……リネア……!▼~
:[リネア]|
ただ……~
そう。▼~
ここが、~
あなたの国ではなかっただけ……▼~
さあ、いきましょう、~
私たちの王国へ。▼~
私を皇妃に~
してくださるんでしょう……?▼~
:[ベルクト]|
ああ……そうか。~
そうだな、リネア…………▼~
神の力などに縋りついたあの時、~
リネアの愛した俺は死んでしまったんだ……▼~
すまない、リネア……~
……さあ、今度こそいっしょに……▼~
:[アルム]|
ベルクト……!▼~
:[ベルクト]|
……アルムか……~
これを……▼~
:[アルム]|
これは……~
指輪?▼~
:[ベルクト]|
俺の母の形見だ……~
なにかの役には立つだろう……▼~
……ぐっ……!▼~
:[アルム]|
ベルクト……!▼~
嫌だよ、こんなの。~
僕をひとりにしないでくれ!!▼~
いっしょにリゲルを立て直そう。~
父さんの話も聞かせてくれよ……!▼~
:[ベルクト]|
……まったく……~
どこまでも甘いやつだ……▼~
……アルム……▼~
どうかこのバレンシアを……~
神の地ではなく……人の地に……▼~
人が……もう二度と……~
神の力に踊らされることのない世界に……▼~
お前なら……きっと…………~
………………▼~
:[アルム]|
……ベルクト……~
ベルクト!!▼~
なんでだよ、~
どうしてこんな……▼~
父さんも、君も……~
せっかく会えたのに…………!▼~
うっ……ううっ……~
………………▼~
*ドーマ神殿(ベルクト戦後) [#k8be1933]
**宝物庫到着時 [#e2e97cba]
:[アルム]|
ここは……?▼~
:[クレア]|
ええと……~
宝物庫のようですわね。▼~
”王家の者以外、立ち入るべからず”~
ですって。▼~
:[アルム]|
宝物庫……▼~
そういえば、ファルシオンは本来~
ここに安置されていたんだったね。▼~
:[クレア]|
そうですわね。▼~
まあ、いまはミラさまの~
額の上ですけど……▼~
いずれにせよ、~
もう用はありませんわね。▼~
:[グレイ]|
そんなのわからないだろ。▼~
お宝っつったって、~
ファルシオンだけじゃないだろうしさ。▼~
なんか残ってるかもしれないぜ。▼~
なあ、アルム?▼~
:[アルム]|
そうだな……▼~
(ホワイトアウト)~
:[アルム]|
……っ?!▼~
聖痕が……~
光ってる?▼~
:[グレイ]|
アルム?▼~
:[アルム]|
……なんだか胸騒ぎがする。~
いってみるよ。▼~
:[グレイ]|
あっ、おい!~
待てって……▼~
うわあっ!▼~
な、なんだこれ?~
入れないぞ?!▼~
:[クレア]|
……どうやら、本当に王家の者しか~
入れないみたいですわね。▼~
アルム……~
ひとりで大丈夫かしら?▼~
**ミラと対面 [#sab5251e]
:[アルム]|
あれは……!▼~
どうしてミラとファルシオンがここに……~
それに、この姿は?!▼~
**ムービー:『死闘A』[#i712aa87]
:[アルム]|
!!~
セリカ! 無事だったのか!~
:[セリカ]|
ぬあああああ!~
**セリカとの死闘 [#bd217aa7]
:[アルム]|
うわあっ……!▼~
セリカ?!▼~
なにをするんだ、セリカ!▼~
:[セリカ]|
…………▼~
:[アルム]|
セリカ……?!▼~
:[ジュダ]|
くっくっく……~
いくら語りかけても無駄だ。▼~
:[アルム]|
ジュダ!▼~
:[ジュダ]|
この娘はすでに、偉大なるドーマさまに~
魂を捧げたのだ。▼~
己の意思を持たぬ魔女……~
忠実なるわが傀儡よ。▼~
:[アルム]|
な……~
なんだって……?!▼~
そんな……~
目を覚ましてくれ、セリカ!!~
:[ジュダ]|
もうひとつの聖痕の魂を~
ドーマさまのもとへ捧げるのだ!!▼~
ふたつの聖痕を持つ者が殺し合う……▼~
素晴らしい!~
まさにドーマとミラの神話の再現だ!!~
**ムービー:『死闘B』[#n3ae2568]
:[セリカ]|
ぬあああああああ!~
:[アルム]|
セリカ、やめてくれ!~
:[セリカ]|
アルム……~
:[アルム]|
!!~
:[セリカ]|
このままじゃ私、あなたを殺してしまう~
だから~
お願い、アルム~
私を殺して!~
:[アルム]|
うわあああ……!~
そんなこと……~
できるわけないだろう!~
:[ミラ]|
ドーマの聖痕を持つものよ~
ファルシオンをその手に取りなさい~
:[ジュダ]|
!!~
なんだ、いったいどうなっているのだ!~
ばかな! まさか封印が解けるなどと……!~
ひいい……~
ひい! ひいいい……!!~
:[セリカ]|
でぇええええい!~
:[ミラ]|
ファルシオンを信じなさい~
:[アルム]|
でやあああ!~
うそだろ……~
こんなことってないだろう?~
セリカ、セリカ! しっかりしてくれ!~
セリカ―――!!~
うう……ううう……~
えっ?~
:[セリカ]|
……アルム?~
:[アルム]|
セリカ……!~
**ミラの願い [#md966258]
:[アルム]|
セリカ……!!▼~
よかった、セリカ……~
本当によかった……!▼~
でも、どうして……?▼~
:[セリカ]|
私にもわからないわ。▼~
でも、どこからか~
優しい声が聞こえたの。▼~
大丈夫、ファルシオンを信じなさいって……▼~
あれは……?▼~
:[ミラ]|
……アルム……~
アンテーゼ……▼~
聖痕をもつ、運命の子らよ……▼~
:[アルム]|
……!~
この声は……▼~
(ミラの一枚絵)~
:[ミラ]|
私はミラ、~
あなたたちが神と呼ぶもの……▼~
兄、ドーマとともに~
この大地を創りしものです。▼~
:[アルム]|
あなたがミラ……~
大地母神ミラなのか……▼~
:[ミラ]|
そう呼ぶものもありましたね……▼~
しかし、いまの私にそのような力は~
もう残されていません。▼~
:[アルム]|
なんだって……?▼~
:[ミラ]|
あなたが手にするファルシオン……▼~
それは、竜の王ナーガの牙より~
削りだされた、ただひとつの神殺しの剣……▼~
ナーガは知っていたのです。▼~
永遠ともいえる長い歳月の果てに、~
われら竜族に待つものがなんであるか……▼~
それは、すべての竜族がさけられぬ狂気。~
滅びゆくさだめ……▼~
ゆえに、ナーガはこのファルシオンを~
ドーマに与えたのです。▼~
いつかわれわれが狂気にとらわれ~
この地に大きな災厄をふりまくとき▼~
人々に、われわれを滅ぼす術を~
与えるために……▼~
牙を持たぬ人々の希望となるように。▼~
なのに私は……▼~
兄を守るために~
ファルシオンを封じてしまった……▼~
私は兄を愛していました。~
兄と同じように人を愛していました。▼~
どこで道をあやまったのか~
もう思い出せない……▼~
:[アルム]|
ミラ……▼~
:[ミラ]|
アルム、アンテーゼ……~
運命の子たちよ。▼~
幾多の困難を乗り越え~
ここへ来てくれてありがとう……▼~
あなたたちのおかげで~
私は人の強さを知りました。▼~
人がすでに神の手を離れ、~
ひとりで歩いていることを▼~
私は認めたくなかったのかもしれません。▼~
そしてそれはドーマも同じ……▼~
あなたたちにファルシオンを託します。▼~
願わくはドーマがそのファルシオンにより~
苦しみの淵から解き放たれんことを……▼~
(ホワイトアウト)~
:[セリカ]|
ミラさま……!▼~
:[アルム]|
……いこう、セリカ。▼~
ドーマを、僕らの手で救うんだ。▼~
:[セリカ]|
アルム……▼~
:[アルム]|
セリカ……▼~
君が命をかけて、僕やみんなを~
守ろうとしてくれたことはわかっているよ。▼~
……でも、僕はそんなのは嫌だ。▼~
君ひとりを犠牲にした世界で~
僕が幸せになれるわけないだろう?▼~
:[セリカ]|
……アルム……!▼~
ごめんね、~
……ごめんなさい……▼~
:[アルム]|
あやまらないで、セリカ。▼~
僕には君が必要なんだ。~
君のその優しさが。▼~
戦うことでしか前に進めない僕に~
大事なことを教えてくれる。▼~
だから~
僕といっしょに戦ってくれないか?▼~
僕の、僕たちの力を信じてほしいんだ。▼~
:[セリカ]|
……アルム……▼~
そうね、~
ミラさまのおっしゃったとおり▼~
私たちには生きる力、~
そのために戦う力があるはずだわ。▼~
私も、それをどこかで~
信じることができなかった……▼~
でもいまは信じられる。▼~
アルムを信じるように、~
人を……みんなを信じるわ。▼~
:[アルム]|
うん。~
僕も信じてる。▼~
僕たちはこんなところで~
終わったりはしない。▼~
この大地から神が去っても、~
世界が千年の先まで続くことを……▼~
さあ、いっしょにいこう!▼~
**最後の扉 [#g0221150]
***セリカと会話 [#zcfa84a3]
:[セリカ]|
気をつけていきましょう。▼~
*ドーマの祭壇 [#r3b20b78]
**戦闘前 [#c2ce57d3]
:[メイ]|
ああっ、~
セリカさま?!▼~
:[セリカ]|
みんな……!▼~
よかった、~
無事だったのね。▼~
:[メイ]|
セリカさま……!~
よかった、また会えて。▼~
ジュダの魔法で~
変なところに飛ばされちゃって▼~
魔物に囲まれて~
大変だったんですよ!▼~
でも、どこからか~
不思議な声がして……▼~
その声を追いかけてきたら~
ここについたんです。▼~
:[セリカ]|
そう……~
きっと、ミラさまだわ。▼~
:[ジュダ]|
こんな……~
こんなことがあっていいものか。▼~
ファルシオンの封印が~
解かれるなどと……▼~
ミラめ、兄であるドーマさまを~
裏切るというのか……!▼~
:[アルム]|
見つけたぞ、~
ジュダ!▼~
もうお前の好きにはさせない。~
覚悟しろ!!▼~
:[ジュダ]|
アルム……~
この、ルドルフの小倅め。▼~
親子そろって、~
ドーマさまに仇なす痴れ者どもが!▼~
:[セリカ]|
ジュダ!~
どうしてわからないの?▼~
ドーマは狂っている。~
もう人々に害しか与えないのよ。▼~
それが、神竜のさだめなの。▼~
:[ジュダ]|
黙れ、小娘!~
知ったような口をきくでない。▼~
人に害をなすからとて~
それがなんだというのだ。▼~
神の力なくして~
バレンシアの民は生きてはゆけぬ。▼~
:[アルム]|
ちがう!▼~
もう僕たちは、~
神の手を離れて歩いていけるんだ。▼~
:[ジュダ]|
愚かな……~
そのようなことができると思うか。▼~
:[セリカ]|
できます!▼~
私たちは、それを証明するために~
ここまで来たのです。▼~
:[ジュダ]|
たかが人の子が~
思いあがりおって……!▼~
おもしろい、~
ならば示してみよ。▼~
人の子の力とやらをな!!!▼~
**ユニットセレクト時セリフ [#de640aa0]
#NAME?
***アルム軍セリフ[#rty6768]
:[ルカ]|
人と神との戦いですか……~
おや、なかなか燃えますね。▼~
:[グレイ]|
俺がなにをどうするかは~
俺に決めさせてくれってこった。▼~
:[ロビン]|
俺には友達がいるから……~
神さまなんていなくても、きっと平気だ。▼~
:[クリフ]|
力、力ってうるさいな……▼~
そんなに好きなら、~
あんたに食らわしてやるよ。▼~
:[エフィ]|
私とアルムが住む世界に、~
あなたなんていらない……▼~
あなたなんていらないのよ!!▼~
:[シルク]|
ミラさま……▼~
あなたの思いは、私の中に。~
必ずドーマを解放します!▼~
:[クレア]|
神の力にすがって生きるなど~
わたくしの美学に反します。▼~
お引き取りくださいませ!▼~
:[クレーベ]|
狂った神に頭を垂れて生き永らえるのなら~
私は人として、誇りある死を選ぼう!▼~
:[フォルス]|
弱き民を不当に支配する力なんて、~
僕は崇めない。▼~
そんなものは、神でもなんでもない!▼~
:[パイソン]|
力がすべてとか、そういう暑っ苦しいの~
俺いっちばん嫌いだわ。▼~
:[リュート]|
お前の精霊の声は禍々しい……~
こんな魔道なら、俺はいらない。▼~
:[マチルダ]|
なにを神と崇めるかは~
私が決めること。▼~
少なくとも、お前たちではないな。▼~
:[デューテ]|
神さまなんていらないよお。~
ボク、強いもーん!▼~
:[ティータ]|
私とジークが生きてゆく世界……~
あなたの好きにはさせないわ!▼~
:[ジーク]|
ルドルフ陛下……▼~
陛下の本懐、このジークが~
必ずや遂げてみせます!▼~
:[マイセン]|
わが友、ルドルフの名にかけて……~
この戦い、負けるわけにはいかん!▼~
***セリカ軍セリフ[#yui78ju]
:[メイ]|
セリカさまをひどい目にあわせて……~
もう許さないんだからね!!▼~
:[ボーイ]|
あんたたちのやり方、~
気に入らねえんだよ。▼~
理由なんて、それでじゅうぶんだ!▼~
:[ジェニー]|
わたし……~
こんな怖い神さま、いや。▼~
:[セーバー]|
そりゃあ成りゆきだけどよ、~
ここまで来たんだ。▼~
お嬢ちゃんの願い、~
最後まで果たさせてやるぜ。▼~
:[バルボ]|
力でこの世を支配だと……?~
お前ら、海賊と変わらねえよ。▼~
そんなもん、許しちゃおけねえな!▼~
:[カムイ]|
あんたらに関わっちまったのが~
運の尽きだったのかねえ……▼~
まあいいや。~
最後まで付き合うぜ。▼~
:[レオ]|
やあねえ。~
力、力って、野蛮なんだから。▼~
そんな世界、なんの潤いもないじゃない。~
つまんないわ。▼~
:[パオラ]|
偉大な神竜の力でも~
ひとつあやまれば悲劇になるわ。▼~
私たちはそれを知っている……~
見過ごすわけにはいかないのよ!▼~
:[カチュア]|
この世界は、竜の力に~
翻弄されるためにあるんじゃないわ!▼~
:[アトラス]|
俺は、こんな世界のために~
戦ってきたわけじゃねえんだよ!▼~
お前ら……まとめてぶっ倒してやる!!▼~
:[ジェシー]|
力と恐怖でこの世を支配って……~
いまどき流行らないよ、そんなの。▼~
楽しく生きなきゃ意味ないでしょ?▼~
:[ディーン]|
力と恐怖の支配する世界……▼~
興味がないわけではないが、~
お前たちに従うのはごめんだな。▼~
:[ソニア]|
ああもう……~
あんたってやつはどこまで……▼~
どこまで、~
なにもわかっていないのよ……!!▼~
:[エスト]|
私たちの世界は私たちが作るの。~
アカネイアでも、バレンシアでもね!▼~
:[ノーマ]|
ドーマ神よ、~
あなたはもうじゅうぶん生きた……▼~
若い者には、希望ある世界を~
残したいのじゃ。▼~
:[コンラート]|
ドーマ神……われらの始祖よ。~
これは慈悲だ。▼~
偉大な神にふさわしい~
誇りある最期を!▼~
***DLCキャラセリフ [#c61ffe8a]
:[エマ]|
難しいことはよくわかりませんけど……▼~
あたしたちは絶対にあなたには負けません!▼~
:[ランド]|
誰が世界を支配しようと、~
俺には関係ない話なんだが……▼~
あんたらの下じゃあ楽しく無さそうだ。~
だから、邪魔させて貰うぜ。▼~
:[ユズ]|
世界を支配するなど……傲慢な。▼~
高潔な精神を伴わぬ力など愚の骨頂!~
今から私たちがそれを教えてやる。▼~
:[シェイド]|
私たちは成り行きで仲間になった~
異邦人ですけれど……▼~
あなたたちがいない方がいいってことは、~
はっきりわかりますわ。▼~
**マーラと戦闘[#kiuih345u]
:[マーラ]|
悪い子ね……▼~
どうしてお父さまのいうことを~
聞かないの……?▼~
**マーラを撃破[#re342efsu]
:[マーラ]|
そんなに……~
お父さまが……きらい……?▼~
そう……~
しかたのない子…………▼~
**ヘステと戦闘[#gh678e2qe]
:[ヘステ]|
ずるいわ……ソニア……▼~
あなたばっかり、~
好きなようにして……▼~
**ヘステを撃破[#q35fsad]
:[ヘステ]|
ああ……~
……そうね……▼~
私も、好きなように~
生きれば……よかった…………▼~
**ジュダと戦闘[#cvbtgyh7]
:[ジュダ]|
ドーマさまに従え!!~
その力にひざまづくのだ!!!▼~
**ジュダを撃破[#lio998df]
:[ジュダ]|
ああ……~
……こんな……ばかな……▼~
ドーマさま……~
……ドーマさま…………!!▼~
**ドーマと戦闘 [#m2743277]
:[ドーマ]|
力こそすべて……~
力こそ……力こそが…………▼~
われを求めよ……~
力を求めるのだ…………!!▼~
**ドーマを撃破 [#v8ca8496]
:[アルム]|
ここまでだ、ドーマ……!▼~
ベルクト、フェルナン、ミラ。~
そして父さん……▼~
ほかにもたくさん、~
お前の力に翻弄され、消えた人たちがいる。▼~
もう悲劇を繰り返したりはしない!▼~
:[セリカ]|
神竜、ドーマよ。~
あなたには感謝しています。▼~
あなたとミラさまがなければ、~
このバレンシアはなかった。▼~
私たちがこの世に生まれ、~
喜びや悲しみを知ることもなかったわ。▼~
だからこそ、もうこれ以上~
自分も私たちも傷つけないで。▼~
偉大な魂に安らかな眠りを……!▼~
:[アルム]|
うおおおおおおお!~
:[ドーマ]|
もう、よかろう……~
勇者アルムよ、すべてをお前に託す……~
われら兄妹の意思を受けつぎ~
このバレンシアを治めるのだ……~
ドーマの強さと~
ミラの愛をもって人を正しく導け。~
われらのあやまちを~
ふたたび犯してはならぬ。~
そしてもう二度と~
われらの眠りを妨げてはならぬぞ……~
*エピローグ [#acf7e123]
[[→エピローグ>../エピローグ]]
*コメント [#l08577ec]
- 覚醒やったらわかるんですけどゴリゴリ戦争起こってるんよ...
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