フェリシアの親子会話

カンナ(女)

[カンナ]
お母さん、大丈夫? ケガとかしてない?▼
[フェリシア]
はい、大丈夫ですよ。 気遣ってくれてありがとうございます。▼
[カンナ]
お礼なんていいって!▼ でも、無理はやめてね。 何かあったら、すぐにあたしを呼んで!▼ あたし、お母さんのためなら なんでもしちゃうから。▼
[フェリシア]
…………▼
[カンナ]
どうしたの、お母さん。▼
[フェリシア]
優しい子に育ってくれたなぁって… すごく誇らしい気持ちになったんです。▼
[カンナ]
ほんと!? そう言ってもらえてすごくうれしい。▼ あたしね、人の役に立てることが とっても幸せなんだ。▼ そのためなら自分はどうなってもいいって 思うときもあるぐらいで…▼
[フェリシア]
…………▼ それ…私と一緒です。▼
[カンナ]
えっ。そうなの? お母さんも?▼
[フェリシア]
実は結婚前、カムイさんとも 話したんですが…▼ 私はどうしようもないぐらい ドジでおっちょこちょいです。▼ でも、みなさんをお世話したいという 気持ちは誰にも負けません。▼ みなさんのために生きることが、 私の幸せなんです。▼
[カンナ]
お母さん…! あたし、それすっごくわかる!▼ あたしの性格は お母さん譲りだったんだね。▼
[フェリシア]
カンナ…!! わ、私嬉しいです…!▼ 私のドジなところじゃなくて なけなしの真っ当な部分が受け継がれて…!▼
[カンナ]
な、なけなしのって… そんなことないよ…▼
[フェリシア]
では、幸せいっぱいの気分になったところで、 そろそろ戦闘に戻りましょうか。▼
[カンナ]
うん! わかった! でも…▼ お母さんが手に持ってるの… 武器じゃなくて、焼き鳥の串だよ。▼
[フェリシア]
はわわわわーーーーーーーっ!▼ もう…私ったら…▼
[カンナ]
あはは、しっかりしてね。 じゃ、あたしは行くから!▼
[フェリシア]
あ! カンナ、ちょっと待ってください!▼ カンナも… それ…武器じゃなくて、木の枝です…▼
[カンナ]
はわわわわーーーーーーーっ!▼
[フェリシア]
ああ、ごめんなさい… 真っ当じゃないところも受け継がせてしまって…▼ でも、自分に似た我が子を見るのは とっても可愛いですし…▼ これはこれでアリですね!▼
[カンナ]
うん! お互い気をつければいいよ! 手に持ってるものは…大丈夫そうだね。▼
[フェリシア]
…では、いざ! みなさんのために! 戦いましょうーっ!▼

ディーア

[フェリシア]
はわっ!? ディーア、見てください!▼ おいしそうな食べ物が 屋台にいっぱい並んでますよーっ!▼
[ディーア]
そりゃあ、並んでるだろ… お祭りなんだし…▼
[フェリシア]
お腹もへってきたことですし、 少しいただいちゃいましょうか。▼
[ディーア]
いやいや… 今、戦闘中だぜ?▼
[フェリシア]
大丈夫ですって! ちゃんとお金は置いておきますから。▼
[ディーア]
そういうことを 言ってるんじゃねえんだけど…▼
[フェリシア]
焼きとうもろこしがおいしそうですね! では、いっただっきまー…▼ って、きゃあああああ!▼
[ディーア]
…派手に転んだな、母さん。 慌てすぎだって…▼
[フェリシア]
はうう…▼
[ディーア]
怪我はないか? ほら、手を貸すから立ち上がれよ。▼ って、うおっ!?▼
[フェリシア]
ディーア!▼
[ディーア]
…ははは。 俺まで転んじまったぜ…▼
[フェリシア]
…ふふふ。▼
[ディーア]
ひどいじゃん、母さん… 息子が転んだとこ見て笑うなんてさ…▼
[フェリシア]
ご、ごめんなさい! でも、違うんです!▼ なんていうか、今の転び方を見たら… 私の息子なんだなぁ、って…▼
[ディーア]
…ああ。 俺は間違いなく母さんの息子だ。▼ たまにドジするところとか、 絶対に母さんの血だぜ?▼
[フェリシア]
はぅぅ…ごめんなさい… そんな迷惑なものを受け継がせてしまって…▼
[ディーア]
…別に気にしてないよ。▼ 母さんのいいところも ちゃんと受け継いでるし。▼
[フェリシア]
そ、そんな嬉しいこと言われたら、 私、泣いちゃいますよ…▼
[ディーア]
泣くなよ… でも、本当にそう思ってるから…▼
[フェリシア]
ありがとうございます… ディーア…▼ …ちなみに、ディーアが受け継いでる 私のいいところって、どんなとこです?▼
[ディーア]
そりゃあ…世話好きなとことか?▼
[フェリシア]
それはジョーカーさんの いいところでもありますね…▼ もっと、私だけの いいところってありませんか?▼
[ディーア]
…………▼ …………▼
[フェリシア]
えええええ!? まさか思いつかないんですか!?▼
[ディーア]
んじゃアレだ… 優しいとことかじゃね?▼
[フェリシア]
んじゃ!? んじゃ、ってなんですか!? んじゃって!▼
[ディーア]
…ほら、無駄話はもうやめようぜ。 さっさと戦いを終わらせないと…▼
[フェリシア]
あっ、話はまだ終わってませんよ! 待ってください、ディーアーー!▼

ゾフィー

[ゾフィー]
わわわっ!?▼ 母さーーん! どいてどいてどいてー!▼
[フェリシア]
ゾフィー!?▼
[ゾフィー]
はわわわ、よけられない! ぶつかっちゃうよー!▼
[フェリシア]
きゃああああ!▼
[ゾフィー]
いたた…ごめんね、母さん! 怪我はしてない?▼
[フェリシア]
私なら大丈夫です。 ゾフィーの方こそ怪我はしていませんか?▼
[ゾフィー]
うん。転んだときに 少しひざをすりむいちゃっただけ。▼
[フェリシア]
はぅぅ… ゾフィー、本当にごめんなさい…▼
[ゾフィー]
なんで母さんが謝るの? 転んでぶつかったのはあたしの方なのに。▼
[フェリシア]
だって、あなたのドジなところは… 絶対に私の血だと思います…▼ だから、本当にごめんなさい!▼
[ゾフィー]
もう! やだな母さん! ドジな血なんかあるはずないってば!▼
[フェリシア]
そ、そうでしょうか?▼
[ゾフィー]
あたしがドジなのはあたしのせい! 母さんは何も悪くないわ!▼ だって母さんは馬に振り回されたり、 後ろ髪を食べられたりしないでしょ?▼ 敵と戦ったときに 相手の服が弾け飛んだりもしないでしょ?▼
[フェリシア]
そ、それは… ありませんね…▼
[ゾフィー]
じゃあやっぱり母さんのせいじゃないよ。 だから、そんな悲しそうな顔しないで、▼
[フェリシア]
ゾフィー…▼ …わかりました。 ありがとうございます、ゾフィー。▼
[ゾフィー]
ほら、さっさと賊を倒して お祭りを再開させなくちゃ!▼
[フェリシア]
ええ、わかりまし… はわわわわわっ!?▼
[ゾフィー]
か、母さん!?▼
[フェリシア]
…ごめんなさい。▼ 今度は私が転んで あなたを巻き込んじゃいました…▼
[ゾフィー]
ふふふ。▼ やっぱり、 似たもの親子なのは間違いないね。▼

ミドリコ

[フェリシア]
あっ、この屋台にあるお団子… とってもおいしそうですね…▼ 食べちゃっても大丈夫…ですよね。 お金はちゃんと置いておくので。▼
[ミドリコ]
もう、お母さん!▼
[フェリシア]
はぅぅ!? な、なんですか、ミドリコ?▼
[ミドリコ]
今、おだんごをたべようとしてたでしょ? おみせの人がいないのに…▼ おまつりがさいかいするまで まってないとだめじゃない!▼
[フェリシア]
はぅぅ… でも、お腹が空いてしまったので…▼ つい、こんな感じで 手が伸びていってしまいます…▼
[ミドリコ]
あっ! お母さん! あしもとに石! おおきな石が!▼
[フェリシア]
きゃあああああ!▼
[ミドリコ]
だ、だいじょうぶ、お母さん!?▼
[フェリシア]
あぅぅ… ちょっとだけすりむいちゃいました…▼
[ミドリコ]
はい、お薬! しみるけどがまんしてね!▼
[フェリシア]
はわわわわっ!? し、しみてますしみてます!▼
[ミドリコ]
お母さんはお母さんなんだから! これくらいがまんできるでしょ?▼
[フェリシア]
は、はい… 我慢します…ひっ…うぅぅ…▼
[ミドリコ]
これでよし! しょうどくはばっちりできたよ!▼
[フェリシア]
なんか、ミドリコの方が 私よりもしっかりしてますね…▼
[ミドリコ]
そうかな?▼ でもね、ここだけの話… ミドリコもたくさんケガをするんだよ。▼ すぐにころぶし、カベにぶつかるし。▼ 昨日なんか、やくそうにきをとられて 丘から転げおちちゃったんだ。▼
[フェリシア]
ええっ!? だ、大丈夫なんですか!?▼
[ミドリコ]
だいじょうぶ。お薬があるから、 じぶんでなおせるもん。▼
[フェリシア]
そ、そういう問題でしょうか…▼
[ミドリコ]
でも、お母さんは いっぱいドジをしていいからね!▼ お母さんのけがは ぜーんぶ、ミドリコがなおしてあげるから!▼
[フェリシア]
あ、あはは… ありがとうございます、ミドリコ。▼ でも、ドジはあまりしないようにしますね。 母親としての威厳を保たないと…▼
[ミドリコ]
む、けわしい顔してるわね。 まだキズがいたむの?▼ よーし、いたいのいたいの、 とんでいけー。▼
[フェリシア]
はうう…これじゃ、 どっちが子どもなんだかわかりません…▼

シノノメ

[フェリシア]
はわわわわわーっ!▼
[シノノメ]
おい、母さん!? そんな盛大に転んで大丈夫か?▼
[フェリシア]
は、はい! 大丈夫です!いつものことですからっ!▼
[シノノメ]
そんな快活に言うようなセリフじゃないと 思うけどな…▼
[フェリシア]
はわわわわわわ… そ、そうですよね…▼
[シノノメ]
で…それ…今、地面に落として グチャグチャになったのはなんだ?▼
[フェリシア]
はわわわわわわ… これは…屋台のたこ焼きです…▼ あなたに食べてもらおうと思って、 持ってきたのに…▼ …あっ!▼
[シノノメ]
今度はなんだよ。▼
[フェリシア]
…このたこ焼きのお金を 置いてくるのを忘れてしまいました!▼ はわわわわわわ… あとでちゃんと払います…▼
[シノノメ]
まったくもう。 何から何まで母さんらしいな。▼
[フェリシア]
ほんとに… 私ったらダメですね…▼ どうしようもない姿ばかりあなたに見せて… 母親のくせに…▼ 私、よく落ち込むんです。 未来の第一王子の母親失格じゃないかって…▼
[シノノメ]
おいおい、母さん。 間違ってもそんなこと考えないでくれよ。▼ 母さんは、母さんのままでいいんだ。▼ そして、俺は母さんが俺の母親で よかったって思ってる。▼
[フェリシア]
シノノメ… 優しい子に育ちましたね…▼ うぅ…なんか、泣けてきます…▼ でも、いいんですよ… 気を遣ってくれなくて…▼
[シノノメ]
いや、気なんか遣ってない。 心の底からそう思ってるんだ。▼ …実は俺、父さんみたいな 模範的な人間が少し苦手なんだよ。▼ もちろん父さんのことは尊敬しているし、 立派な人物だと思っている。▼ けど、なんて言えばいいのか…▼ とにかく俺は、父さんと正反対の 母さんを見ていると心が軽くなるんだ。▼ だから母さんはいつまでも変わらずに 母さんのままでいてくれ。▼
[フェリシア]
で、でも…▼
[シノノメ]
未来の第一王子が言ってるんだ。 これは、命令だよ。▼
[フェリシア]
わ、わかりました… 命令って言うなら…▼
[シノノメ]
そうだ、母さん。 あとで一緒に屋台をまわろう。▼ まずはさっきのたこ焼きのお金を払って、 それからもう1つ買うぞ。▼ で、神社の境内に座って一緒に食べるんだ。▼
[フェリシア]
はい!いいですね!▼
[シノノメ]
ははは。 いい笑顔だぜ、母さん。▼

キサラギ

[フェリシア]
あのあの…キサラギ、 何をやっているんですか?▼
[キサラギ]
なにって……見ればわかるでしょ。 的当てだよ。▼
[フェリシア]
的当て? いや、それにしては…▼
[キサラギ]
どうしたの、そんな顔して?▼
[フェリシア]
でもでも、的当てって… 弓でやるものですよね。▼ でもあなたが持っているのは…▼
[キサラギ]
あっ!?▼
[フェリシア]
それ、楽器の弦じゃないですか! どこから持ってきたんですか!?▼
[キサラギ]
ほんとだ。 どうりで当たらないと思ったよ…▼
[フェリシア]
しかも、それだけじゃないですよ。▼ あなたが持っている矢… それ、矢じゃなくて割り箸です。▼
[キサラギ]
あーっ!!▼ 実は最近、こういうことがよくあるんだ。▼
[フェリシア]
はわわ…私の性格が 受け継がれちゃったんですかね?▼
[キサラギ]
ど、どうかなあ…▼
[フェリシア]
えっとえっと…戦闘中はどうですか? 戦闘中もおっちょこちょいが出ちゃいますか?▼
[キサラギ]
ううん。 戦闘中は大丈夫!▼
[フェリシア]
よかった… そこも私そっくりで。▼ 私も戦闘中はドジはしないんです。▼ 前に「使用人より軍人の方が千倍は向いている」 って言われたこともあるんですよ。▼
[キサラギ]
へえー、かっこいいなぁ!▼
[フェリシア]
でも、ごめんなさい。 私の変なところを受け継がせてしまって。▼
[キサラギ]
あはは、謝るなんてやめてよ!▼ 僕、母上と似てることが誇らしいんだから。▼
[フェリシア]
本当に?▼
[キサラギ]
うん、そんなの当たり前だよ。▼
[フェリシア]
ふふ。 嬉しいことを言ってくれますね。▼ それじゃ、戦闘に戻りましょう。 賊の皆さんと倒して、お祭りを楽しむんです。▼
[キサラギ]
はーい! よし、武器を持って、と…▼
[フェリシア]
キサラギ…! だから、それは弦ですよー!▼
[キサラギ]
はわわ…▼

グレイ

[グレイ]
母さん、ちょっといいか。▼
[フェリシア]
はい、なんでしょう。▼
[グレイ]
これ、屋台で買っておいた。 たこ焼きとリンゴ飴だ。▼
[フェリシア]
あら、私にくれるんですか? どういう風の吹きまわしで?▼
[グレイ]
今日は親の成長を願うお祭りなんだろ? だから、俺からの気持ちだ。▼
[フェリシア]
いえ、グレイ…▼ 今日は親の成長を願うのではなくて、 子どもの成長を願うお祭りですよ?▼
[グレイ]
えっ? そうだったっけ?▼
[フェリシア]
そうですよ…既に育ちきっている 親の成長を願ってどうするんです。▼ 全く、グレイはおっちょこちょいですね。 もっとしっかりしてください。▼
[グレイ]
母さんに言われたくないな。 ていうかこれ、母さんの血だぜ。きっと。▼
[フェリシア]
ま、まぁ… それは確かだと思いますけど…▼
[グレイ]
まあいいや。▼ とにかく、たこ焼きとリンゴ飴は もらっておいてくれ。▼ たこ焼きが母さんで、リンゴ飴が父さんだ。 父さんには母さんから渡しておいてくれよな。▼
[フェリシア]
…………▼ …サイゾウさんに甘いものですか? ものすごーく嫌がられると思いますよ?▼ …あっ、それともわざと? 父親に対する嫌がらせですかっ!?▼
[グレイ]
はわわわわわわわっ! 違う、違う!▼ ま、間違えただけだ! たこ焼きが父さんでリンゴ飴が母さんな!▼
[フェリシア]
それなら大丈夫でしょう。 たこ焼きなら食べてくれそうですね。▼
[グレイ]
んじゃ、頼んだぞ。 俺は戦闘に戻る。▼
[フェリシア]
はい、わざわざ気を遣ってくれて ありがとうございました。▼ もう、あの子のおっちょこちょいにも 困ったものですね…▼ …………▼ …な、なんでしょう。 なんだか変な胸騒ぎがしますね。▼ 念のため…▼ はわわわわわわわ! たこ焼きにハチミツがたくさん!▼ いったい、どういうドジな注文したら こうなるんでしょう…▼ …………▼ …これはサイゾウさんには渡さず、 私だけでいただいちゃいましょう。▼

キヌ

[キヌ]
ねえ、母さん! 見て見てー!▼ さっき的当てでいっぱい当てて、 景品でこれもらったのー!▼
[フェリシア]
あら、犬のお人形じゃないですか。 かわいいですねー。▼ 私にも抱かせてもらっていいですか?▼
[キヌ]
もちろん、いいよ!▼
[フェリシア]
あー…この触り心地… 毛並みもツヤツヤしていて…▼ 触っているだけで いい気分になってきます…▼
[キヌ]
…………▼
[フェリシア]
あれ? どうしたのですか?▼
[キヌ]
べ、別に? なんでもない。▼
[フェリシア]
なんでもなくないですよ… そんなふくれっ面をして。▼ なにか怒っているんですか?▼
[キヌ]
…アタシのほうがいいもん。▼
[フェリシア]
えっ?▼
[キヌ]
アタシの毛並みのほうが、 そのぬいぐるみよりいいもん!▼ それなのに、母さんたら…▼
[フェリシア]
あ、ああ! 毛並みのことで、 焼きもちを焼いていたのですか!?▼ ご、ご、ごめんなさい…▼ もちろんあなたのほうが、 圧倒的に毛並みがいいですよ?▼ このお人形は触ると、 いい気分になりますが…▼ あなたの毛並みは、触っているだけで すごく幸せな気持ちになります。▼ あなたのほうが全然、上ですよっ!▼
[キヌ]
…ほ、ほんと?▼
[フェリシア]
もう、ほんとに決まってるじゃないですかー!▼ あなたは私の自慢の娘。 世界一の毛並みを持つ子なんですからっ!▼
[キヌ]
…………▼ うれしいーーーーーーーーーっ!! よかった♪▼
[フェリシア]
…もう。あなたったら、 ニシキさんにそっくりですね。▼ 彼も昔…似たような感じで、 毛並みのことで焼きもちを焼いたんですよ?▼
[キヌ]
そりゃそうだよー。▼ アタシたちにとって、 この毛並みは誇りなんだからねっ!▼ でもアタシがいっちばん 気に入ってるのはここ!▼ 母さんとおんなじ、前髪のピンク色! かわいい色だよねー、えへへ!▼
[フェリシア]
キヌ…うふふ。 はい、あなたに良く似合っています。▼ 一番気に入ってると言ってくれて、 とても嬉しいですよ。▼ …さて、機嫌が直ったところで、 賊を倒しにいきましょうか。▼ あなたの最高の毛並みを、 賊の皆さんにも披露してやってください。▼
[キヌ]
うん! でも見とれる間もなく、 一瞬でやっつけちゃうと思うけどね!▼

ヒサメ

[ヒサメ]
母さん、しっかりしてください。▼
[フェリシア]
なんですか、突然。▼ 私は別に おっちょこちょいなことはしてませんよ?▼
[ヒサメ]
いいえ、してますって。 ほら、靴が左右逆じゃないですか。▼
[フェリシア]
はわわわわわわわーっ!▼ 全然、気付きませんでした… ありがとうございます…▼ ほんと、私ってダメですね…▼
[ヒサメ]
お祭りで気が緩むのはわかりますが、 今は戦闘中です。▼ 落ち着いて行きましょう。▼
[フェリシア]
そうですね。 わかりましたっ!▼ あれ、ヒサメ… あなた、それ本物ですか?▼
[ヒサメ]
何の話ですか?▼
[フェリシア]
刀ですよ。▼ 本物のようにも見えますけど、 でも、いつものとはどこか違うような…▼
[ヒサメ]
…あああ。▼ 実はさっき、屋台で おもちゃの刀をいじくっていたのですが…▼ 間違えて、おもちゃのほうを 持ってきてしまいました…▼ うう…私としたことが…▼
[フェリシア]
もしかしたら… あなた、私に似ているのかも…▼ ごめんなさい…▼
[ヒサメ]
いやいや、謝らないでください。▼
[フェリシア]
…謝りますよ…▼ だって、おっちょこちょいでいいことなんて、 何一つないと思いますし…▼
[ヒサメ]
そんなことないですよ、母さん。▼ まじめすぎる。頑固すぎる。 慎重すぎる。▼ そんなことを言われていた私が、 最近はみんなにこう言われるのです。▼ 「隙があることがわかって、  親しみやすくなった」と。▼ これが母さんから受け継いだものなら、 心から感謝します。▼
[フェリシア]
ヒサメ… あなた、大人になりましたね…▼ 今日は子どもの成長を願うお祭りらしいですが、 あなたの成長は願う必要もなさそうです…▼
[ヒサメ]
あはは、そんなことないですよ。 私はまだまだ子どもです。▼ …あ、そろそろ戦闘に戻らないと。 その前に私は、刀を交換してきますね。▼ ではまた、後ほど。▼
[フェリシア]
あ、ヒサメ! 行く方向が逆ですよ!▼

ミタマ

[ミタマ]
お母様。今日はわたくし、 お母様のお手伝いをしようと思いますの。▼
[フェリシア]
私の…お手伝いですか?▼
[ミタマ]
はい。 今日は子どものためのお祭り。▼ ですから、今日ばかりは真面目に、 親孝行しようと思います。▼
[フェリシア]
?▼ 子どものためのお祭りなら 逆じゃないでしょうか…▼
[ミタマ]
えっ?▼
[フェリシア]
親が子のために、何かしてあげるのが 子どものためのお祭りだと思うのですが…▼
[ミタマ]
…………▼ はわわわわ…そ、そうですわね! 勘違いしておりましたわ!▼
[フェリシア]
あなた、いつも私のことを おっちょこちょいとか言いますが…▼ あなただって、けっこうな おっちょこちょいですね。▼
[ミタマ]
うう… 返す言葉もありませんわ…▼
[フェリシア]
でも、あなたの気持ちはうれしいです。 何をお手伝いしてくれようと思ったのですか?▼
[ミタマ]
それはお母様の お申し付け次第と思っていましたが…▼ …あ。でも一つ、先回りして済ませてきた お手伝いがありますわ。▼ わたくし、賊に荒らされた屋台の 整理整頓をしてまいりましたの。▼
[フェリシア]
へえ、すごいですねーっ!▼ …あ、屋台にポタポタと墨が落ちていましたが、 あれはあなたの墨だったのですね?▼
[ミタマ]
え? わたくし、そんなことを? 気付きませんでした…▼
[フェリシア]
…あれ?▼ 墨の隣に、割れた食器とか、ごちゃごちゃに なった調理器具があったような…▼ もしかして、それもあなたが…▼
[ミタマ]
…い、言われてみれば、そういうことも してしまったかもしれませんわ…▼
[フェリシア]
はわわわわ… そ、そうだったんですか?▼ わかりました。 屋台の人には、私から謝っておきましょう。▼
[ミタマ]
ごめんなさいお母様… わたくしを…叱りますか?▼
[フェリシア]
もう…子ども祭りの日に叱ったりしませんよ。 それに私個人としても、とてもうれしいですし。▼
[ミタマ]
えっ? うれしい?▼
[フェリシア]
かわいい子どもが自分に似てきてくれる。 母としてこんなにうれしいことはありません。▼
[ミタマ]
うう。 でもそれがいいことなのかどうか…▼ 母娘 二人まとめて おっちょこちょい…▼ 不安の一句を詠みましたわ。▼
[フェリシア]
ふふふ。心配いりませんわ。 どんな失敗しても二人一緒です。▼ これからは二人で おっちょこちょい街道を爆走しましょう!▼
[ミタマ]
はい。 お母様がそう仰るのなら!▼

マトイ

[マトイ]
母さん、準備は整ったわ。▼
[フェリシア]
準備って、なんですか?▼
[マトイ]
何って…母さんの印象向上期間のことに 決まっているでしょう?▼ みんなに母さんのいい印象を残せるように、 あたしのほうで完璧に準備しておいたから。▼ あとは賊を殲滅して、 お祭りが再開するのを待つだけよ。▼
[フェリシア]
あのう…具体的に何をしてくれたのか… 聞いてもいいですか?▼
[マトイ]
…ほら、賊が屋台を荒らしたでしょう? そこを全て片付けて、完璧な状態にしておいたの。▼ お祭りが再開したら、 あたしが大声で言うわ。▼ 「これ、みーんな母さんが片付けたの!?  すごい! いつの間に!?」▼ って!▼
[フェリシア]
…………▼ いやいやいやいや… あなたの気持ちはうれしいですけど…▼
[マトイ]
なんだか気乗りしない感じね。 どうしてかしら?▼ ドジっ子のフリをして、本当はできる人って、 みんなに思ってもらえるわよ。▼
[フェリシア]
だけど、印象向上期間が 終わったらどうするんですか?▼
[マトイ]
えっ?▼
[フェリシア]
あなたが私の代わりに 何もかも陰でやってくれるんですか?▼ ずーっとずーっと、私の影武者みたいに?▼ いつも完璧なあなただから、きっと何か 考えがあってのことだとは思うのですが…▼
[マトイ]
…………▼ はわわわわわ……▼
[フェリシア]
そ、その反応をするということは…▼
[マトイ]
ご、ごめんなさい! そこまで考えてなかったわ!!▼ もしかしたら…母さんのおっちょこちょいが 完璧に受け継がれてしまったのかしら…!▼
[フェリシア]
いえ、ほとんど受け継がれていませんよ。 例えそうだとしても、恥じることはありません。▼
[マトイ]
ほ、ほんと?▼
[フェリシア]
はい。 だから何も気にしないでください。▼ 私は生粋のおっちょこちょい。 今までもそうですし、これからもそうです。▼ でも、それを恥ずかしいとは思いません。▼ だって、私にはあなたのような 素敵な娘がいるんですから。▼
[マトイ]
母さん…▼
[フェリシア]
お祭りの屋台は、あなたがやってくれたことと、 みなさんには話しておきます。▼ そして、あなたがいかに優しくて どれほど母親思いなのか…▼ そのことも話そうと思います。▼
[マトイ]
…母さん、ごめんなさい。 印象向上期間は間違ってたわ。▼ だって、あたしは今の… そのままの母さんが好きなんだから。▼
[フェリシア]
ふふ。いいんですよ、気にしなくて、 さあ、賊を倒しに行きましょう!▼

シャラ

[シャラ]
母さん、最近どうなの…▼
[フェリシア]
どうって… 何がですか?▼
[シャラ]
最近、おっちょこちょいに 拍車がかかってるんじゃないかしら…▼
[フェリシア]
…ああ…よくわかりましたね… 実はそうなんですよ…▼ おかげで方々にご迷惑をかけてしまって… 困ってるところなんです…▼
[シャラ]
うふふ…▼
[フェリシア]
…な、何を笑っているんですか?▼
[シャラ]
言わないわよ…▼ 母さんに、よりおっちょこちょいになる まじないをかけたなんてこと…▼ 口が裂けても言えないわ…▼
[フェリシア]
な、なんですってーっ!?▼
[シャラ]
あっ、私ったら… 心の声が表に出てしまったみたい…▼
[フェリシア]
ちょっとー! シャラさん!? どういうことですかーっ!?▼
[シャラ]
ふふふ…仕方ない… 全てを話すわ…▼ …私、カムイ様の メイドの座を狙っているのよ…▼ でも、そこには母さんが陣取っている…▼ 母さんを蹴落とすには、どうすればいいか… ものすごく考えたの…▼ そこでひらめいたのが…▼ 母さんがよりおっちょこちょいに なるというまじないよ…▼ そうなればカムイ様も 母さんにあきれて…▼
[フェリシア]
そ、そんな陰湿なことを… …あ、あなたって人は…▼ 今すぐ解いてください!▼
[シャラ]
…わかったわ… バレちゃったことだし、解いてあげる…▼ …………▼ …あれ? はわわわわ…▼
[フェリシア]
どうしたんですか?▼ もしかして、解けなくなったとか 言わないでくださいよ…▼
[シャラ]
…………▼ …私の勘違いだったみたい…▼
[フェリシア]
えっ?▼
[シャラ]
まじないをかけたつもりだったんだけど、 そもそも、かかっていなかったみたいだわ。▼
[フェリシア]
…………▼ じ、じゃあ…私のおっちょこちょいに 拍車がかかっているという現実は…▼
[シャラ]
ええ、素の母さんっていうことね…▼
[フェリシア]
はわわわわーーーーーーーっ…▼ それはそれで、こたえますね…▼ でも、まじないをかけたつもりが かかってなかっただなんて…▼ あなたもけっこうな おっちょこちょいですよ?▼
[シャラ]
ええ…困ったわ… 母さんに似てきちゃったのかしら…▼
[フェリシア]
…まあ、とにかく。 私が今日お願いしたいことは決まりました。▼ あなたが陰湿な野望を抱かない、 まっすぐな子になるように願おうと思います。▼
[シャラ]
いや、そうじゃないわ… これ以上、母さんに似ないようにって願って…▼
[フェリシア]
ダ、ダメですよ。▼ おっちょこちょいのほうがまだ かわいげがあるんですからねっ!▼ さ、お互いおっちょこちょいに気をつけて、 戦闘に戻りますよ!▼

ジークベルト

[ジークベルト]
…………▼
[フェリシア]
ジークベルト?▼ どこか具合でも悪いのでしょうか? なんだか元気がないように見えますけど…▼
[ジークベルト]
母上に聞きたいことがあるんだ。▼
[フェリシア]
そんな真剣な表情をして… 何か悩みごとでもあるんですか?▼
[ジークベルト]
この間、母上の天幕で… たまたま見つけてしまったんだ…▼ 父上の名前が刺繍された… め、め、め…メイド服を…▼
[フェリシア]
あっ!? そ、それはっ!?▼
[ジークベルト]
勘違いはしないでくれ。 私は別に全然、いいと思っている。▼ 他人に迷惑をかけているわけでもないし。 個人の趣味は尊重されるねきだと思う。▼ メイド服愛用者だからといって、 父上のしてきた偉業がなくなるわけでもない。▼
[フェリシア]
はわわっ! そ、それはそうなんですけど…▼
[ジークベルト]
たとえ真実を知ったとしても、 私は父上をずっと尊敬するよ。▼
[フェリシア]
じ、ジークベルトの気持ちはわかりました!▼ 偏見を持たない子に育ってくれて 私は本当に嬉しいです。▼ でも、違うんです! あれは私が勝手に作ったものなんです!▼
[ジークベルト]
母上が?▼
[フェリシア]
マークスさんとはメイドの練習を 一緒にやる機会が何度かあったので…▼ そのときに、 着てくれたら可愛いかなって思って…▼ でもそれだけです。 普段から着ているわけではないんですよ。▼ ごめんなさい、驚かせてしまいましたね。▼
[ジークベルト]
ははは。 そういうことだったのか。▼ あまりに父上のイメージと合わなくて 混乱してしまってね。▼ 今日は朝食の時に手元がやたらと 震えてしまったよ。▼
[フェリシア]
それでお皿を割りまくっていたのですね。 私に似てしまったのかと思いました…▼
[ジークベルト]
軍の備品を壊してしまったことは 反省しているが…▼ それが母上似というのなら、 喜ばしいことだと思うよ。▼
[フェリシア]
ドジな暗夜王子と言われてもいいのですか?▼
[ジークベルト]
母上の血なら、誇るべきことだ。▼
[フェリシア]
もう…ジークベルトったら。▼ こんな優しい子に育ってくれて、 本当に嬉しいです。▼ でも、辛いことがあったら 私に言うんですよ。▼ あまり一人で抱え込まないで。▼
[ジークベルト]
わかっているよ、母上。 ありがとう…▼

フォレオ

[フェリシア]
はうう… ごめんなさい、フォレオ…▼
[フォレオ]
うふふっ。 大丈夫ですよ、お母様。▼
[フェリシア]
ま、まだ何も言っていないのに 私が何をしちゃったかわかったんですか?▼
[フォレオ]
僕が作ったお洋服を お洗濯中にダメにしちゃったんですよね?▼
[フェリシア]
…はい。 その通りです…▼ す、すごく気をつけて洗ったんです! 絶対に破れちゃわないように、って!▼ でも、慎重にやらなきゃと思えば思うほど、 指先が震えてしまって…▼
[フォレオ]
気にしないでください。 縫えば元通りになりますから。▼
[フェリシア]
はぁ… なんで私ってこうなんでしょうか…▼ 大好きな息子のお洋服も まともに洗えないなんて…▼ さすがに落ち込んじゃいます…▼ 使用人のお仕事も、 やっぱり辞めた方がいいのでしょうか…▼
[フォレオ]
そんなことありません!▼ 一生懸命、 お仕事しているお母様は立派です!▼
[フェリシア]
でも、失敗ばかりしてしまいますし…▼
[フォレオ]
それは確かにそうかもしれませんけど…▼ それでも、ひたむきに お仕事をするお母様はとても立派です。▼ お父様もお母様そんな姿に 心を奪われたのですよね?▼
[フェリシア]
そ、そうですね… そうおっしゃってくれました。▼ あれ? でも、なんでフォレオがそれを知って…▼
[フォレオ]
うふふっ。 お父様にこっそり聞いたんですよ。▼
[フェリシア]
はわわっ!? は、恥ずかしいです…▼
[フォレオ]
お母様、自信を持ってください。▼ お仕事をしているお母様の姿は… とってもとっても格好いいですから。▼ どれだけメイド服を破っても、 僕が必ず直して差し上げますよ。▼
[フェリシア]
…フォレオ。▼
[フォレオ]
うふふっ。▼ 今度はお母様が落ち込まないように 絶対破れないお洋服を作りますね。▼
[フェリシア]
ありがとうございます、フォレオ。▼

イグニス

[イグニス]
母さん、かき氷の屋台があったぞ… 食べるか?▼
[フェリシア]
はい! 食べたいです!▼ でも、お店の人は逃げちゃって いませんよね…▼
[イグニス]
ちゃんとお金を置いておけば大丈夫だ… ほら、できたぞ…▼ …あっ。▼
[フェリシア]
きゃ!? つ、冷たいです!▼
[イグニス]
す、すまない… つまづいて母さんにぶちまけてしまった…▼ じっとしててくれ… 今、濡れてしまったところを拭くから…▼
[フェリシア]
…ふふふふ。▼
[イグニス]
…どうした? なんで笑ってるんだ?▼
[フェリシア]
イグニスのおっちょこちょいなとこ、 私に似ちゃったんでしょうね。▼
[イグニス]
ふっ… それが嬉しいのか?▼
[フェリシア]
ご、ごめんなさい! イグニスにとっては迷惑ですよね…▼ でも、やっぱりちょっと嬉しいかもです。▼ 子どもに自分と似たところを見つけると、 それだけでなんか、親子なんだな、って…▼
[イグニス]
ふっ… そういうものか…▼
[フェリシア]
はい! そういうものです!▼
[イグニス]
…ああ かき氷をまた作らねばな…▼
[フェリシア]
あっ、でも大丈夫ですよ!▼ よく考えたら 私、自分で氷を生み出せるんでした!▼ がんばれば かき氷もきっと作れると思います!▼
[イグニス]
おお…! 母さんは氷の部族だもんな。▼ ということは、その血を引く俺も もしかしたら…!▼ …………▼ …ちょっと力んでみたが、 無理みたいだな。▼
[フェリシア]
イグニスは無理しないでください。 その分母さんががんばりますからね。▼
[イグニス]
でもそれって手から出すやつだろ? …食べれるのか?▼
[フェリシア]
どうでしょう… 食べたことはありませんけど…▼
[イグニス]
それから、何かかけるものはあるのか? かき氷用の蜜も手から出せるのか?▼ そうじゃなかったら、プレーンな氷のみを そのまま食べることになるが…▼
[フェリシア]
はうう…それはちょっと…▼
[イグニス]
…やめておくか。 腹を壊したら大変だしな…▼
[フェリシア]
そ、そうですね… すみません…▼

ベロア

[フェリシア]
はわわ~! ど、どうしましょう?▼ せっかくのお祭りなのに 大変なことになっちゃってます!▼
[ベロア]
ママ、落ち着いてください。 賊なんてすぐに退治できますから。▼
[フェリシア]
そ、そうですよね! ごめんなさい、慌ててしまって。▼
[ベロア]
落ち着いて落ち着いて… 大丈夫です、大丈夫です…▼ 深呼吸しましょう。 すーはーすーはー。▼
[フェリシア]
すーはーすーはー…▼
[ベロア]
くんくん…くんくん… ママ、とってもいい匂いです…▼
[フェリシア]
ベ、ベロアはちょっと 落ち着き過ぎじゃないですかー!?▼ 一応、まだ戦ってる 真っ最中なんですけど…▼
[ベロア]
じゃあ、わたしも 慌てた方がいいですか?▼ わー。大変ですー。 どうしましょうー。困りましたー。▼ …やっぱり、 ママみたいに上手にはできません。▼ あんなに上手に慌てられるなんて ママはやっぱりすごいと思います。▼
[フェリシア]
ふふふ。 そんな褒め方されたのは初めてです。▼ ベロアはやっぱり、 フランネルさんそっくりですね。▼ わたしの悪いところ、 そうやって褒めてくれるんですもの。▼
[ベロア]
パパもママを褒めたんですか…?▼
[フェリシア]
はい。私の割るお皿が芸術的だと。▼
[ベロア]
それはわたしも思います。 ママの割るお皿はステキな宝物です…▼
[フェリシア]
ありがとうございます。▼
[ベロア]
でも、わたしはママにも似ています。▼ ほら、前髪がおんなじピンク色… それに、話し方も…▼
[フェリシア]
話し方?▼
[ベロア]
わたしの話し方はママを真似したものですから… ママにそっくりなはずです…▼
[フェリシア]
あ…! …そうだったんですね。 はうう…なんだか感激しちゃいました…▼
[ベロア]
ママ、嬉しそうです… しっぽがあったらきっと激しく揺れていますね…▼
[フェリシア]
私、ベロアのおかげで 気持ちが落ち着きました。▼ これなら冷静に戦えそうです。 ありがとうございます、ベロア。▼
[ベロア]
そうですか、良かったです。▼ じゃあママ、 早く賊をやっつけちゃいましょう。▼ わたし…ママと色々、 見て回りたいですから。▼
[フェリシア]
はい。 ベロア。▼

ルッツ

[フェリシア]
ルッツ、 敵には充分、注意してくださいね。▼ どこに潜んでいるかわかりませんから。▼
[ルッツ]
うん! わかったよ、お母さん!▼
[フェリシア]
敵に見つからないように、 できるだけ気配を消して移動しましょう。▼ そーっとそーっと移動です…▼ って、きゃあああああ!▼
[ルッツ]
うわあああああ! お母さんが積み重なってるお皿の山に!▼
[フェリシア]
どんがらがっしゃーん!▼ はうう… とんでもなく大きな音をたてちゃいました…▼
[ルッツ]
お母さーーーん! 今、僕が助けに行くからねー!▼
[フェリシア]
あっ、私なら大丈夫です… って、危ない!ルッツ!▼
[ルッツ]
うわああああああ!?▼
[フェリシア]
ルッツもお皿の山に突撃しちゃいます!▼
[ルッツ]
うわああああああ!!▼
[フェリシア]
あああ!ごめんなさい! 私のドジが似ちゃったんですね!▼
[ルッツ]
うわああああああ!!▼
[フェリシア]
ダメ! 間に合わない!▼
[ルッツ]
うわああああああ…ん? あれ?体が止まった?▼
[フェリシア]
すごいです、ルッツ!▼ 偶然、服が屋台に引っかかって 転ぶのを防げたみたいです。▼
[ルッツ]
あはははは! 危機一髪だったよ!▼
[フェリシア]
私のドジがルッツの幸運で 差し引き無しみたいなことなんでしょうか…▼ とにかく無事でよかったです。 体はなんともありませんか?▼
[ルッツ]
うん! 僕なら大丈夫だよ!▼
[フェリシア]
安心しました。 …って、きゃあああああああ!▼
[ルッツ]
うわああああ!? お母さんが今度は棚に激突しちゃう!▼ お母さーーーーーーん!!!!▼

オフェリア

[オフェリア]
楽しい時間をめちゃくちゃにする輩には たっぷりお仕置きしてあげないといけないわね。▼
[フェリシア]
オフェリア… あなたも頼もしいことを言うようになりましたね▼
[オフェリア]
のんきなこと言ってる場合じゃないわ。▼ 見てて、母さん。 私がここから一発で賊を蹴散らしてみせるから。▼
[フェリシア]
えっ?一発で?▼
[オフェリア]
こっそり開発してきた「ヒュエルブ・フォサード」 っていう、新たなる呪文があるのよ。▼ これを放ったら、賊なんてヒューン! バーーン!ってやられちゃうの。▼ 母さん、びっくりすると思うわ。▼
[フェリシア]
はい! それはすごいと思いますー!▼
[オフェリア]
じゃあさっそく…▼ …………▼ 出てきて…私の真の力… 目覚めて…秘められし無限の乙女心…▼ ヒュエルブ… …………▼ …ちょっと、母さん。 いいかしら。▼
[フェリシア]
…は、はい。 なんでしょう?▼
[オフェリア]
私の力を限界値まで引き出せそうなものを 屋台から持ってきてもらえる?▼ ヒュエルブ・フォサードを使うには、 かなり心をときめかせなきゃならないの。▼
[フェリシア]
あなたの力を限界値まで引き出すもの? わ、わかりました…▼ (暗転)
[フェリシア]
持ってきましたー!▼ ちゃんと買ってきましたから 安心してくださいね!▼
[オフェリア]
ありがとう、母さん!▼ ってこれ…お面じゃない!?▼ どうやったら お面で力を引き出せるのよ!▼
[フェリシア]
ご、ごめんなさい… じゃあこれは?▼
[オフェリア]
って、リンゴ飴じゃない!▼
[フェリシア]
じゃあこれ!▼
[オフェリア]
綿あめ!?▼ 違うの!▼ もっと私の乙女心を躍動させるような キラキラしたものが必要なのよっ!▼
[フェリシア]
キラキラしたもの… …あ、これのことでしょうか?▼
[オフェリア]
あら、きれいなガラス玉…▼ さすが母さん! わかってるわね!▼ じゃあ、改めて行くわよ…▼ 賊ども食らえ! 私の新たなる呪文!▼ ヒュエルブ…▼ はわわわわわー!▼
[フェリシア]
はわわわわわー!▼
[オフェリア]
私の力を限界まで引き出す キラキラのガラス玉が…▼
[フェリシア]
肝心なときに落として割っちゃうなんて、 さすが私の娘ですね!▼
[オフェリア]
…もういいわ。 ヒュエルブ・フォサードはまたの日のお楽しみ!▼
[フェリシア]
そうですね。 今日は普通にやっつけちゃいましょう!▼

ソレイユ

[ソレイユ]
あの、母さん… ちょっと聞いてほしいことがあるんだけど。▼
[フェリシア]
どうしたんですか?▼
[ソレイユ]
最近よく散々な目に遭うんだ。 肝心なときにドジっちゃって…▼
[フェリシア]
肝心なとき… 戦いの最中とかですか?▼
[ソレイユ]
ううん、違うよ。▼ あたしにとっての肝心なときっていうのは、 女の子を口説きまわすとき以外ないでしょ?▼ 例えばね、実はさっき、賊がくる前に 金魚すくいしてる女の子を口説こうとしたんだ。▼
[フェリシア]
そ、そうなんですか。 まったく気付きませんでした…▼ そういうときは、光のような速さで 行動するんですね。▼
[ソレイユ]
そうそう!▼ でね、光のような速さで駆け寄るまでは よかったんだけど…▼ 足元に石があるのに気づかなくて、 思いっきりつまづいて、▼ 金魚の入ってる桶にダイブしたんだ。▼
[フェリシア]
はわわ… そのドジっぷり、私みたいですね!▼
[ソレイユ]
はぁ…そっか… これ母さんの血かぁ…▼ 女の子たち、大笑いしてくれたけど… さすがにそこからお茶には誘えなくてさ、▼ 服はなかなか乾かないし、 まいっちゃったよ…▼ あたしこれから一生誰とも お茶できなかったらどうしようー…▼
[フェリシア]
そんな、落ち込まないでください。 大丈夫ですから。▼ 確かに誰かとお茶をするのは とんでもなく難しいことです。▼ 私もラズワルドさんとお茶をするまで、 たいへん長い道のりでした…▼
[ソレイユ]
え、そうなの?▼
[フェリシア]
はい。カップを割り、ポットを割り。 時には茶葉をぶちまけました。▼ でもその度にあなたのお父さんは 笑顔で手伝ってくださいました。▼ 私のような不束者にも そんな人がいてくれたんです。▼ だから、あなたにもいつかきっと お父さんのような女の子が現れますよ。▼
[ソレイユ]
と、父さんのような…? 女の子が…?▼
[フェリシア]
大丈夫ですよ、絶対! 自信を持ってください!▼
[ソレイユ]
…………▼ あはははは! もう、母さんはほんとドジだなぁ。▼
[フェリシア]
えっ?▼
[ソレイユ]
ドジっていうか、なんていうか…▼ 父さんみたいな女の子いたら 逆に声かけづらいよ!▼
[フェリシア]
は、はわわ…! すみません!!▼
[ソレイユ]
いいよ、何か元気出ちゃった。 ありがとね、母さん。▼
[フェリシア]
いえ…▼ …よく考えてみたら、ソレイユがいちばん ラズワルドさんみたいな女の子ですよね。▼ 顔とかそっくりですし。▼
[ソレイユ]
そうだね。でもあたし、 母さんそっくりなトコもいっぱいあるよ。▼ 髪とか、ドジなとこ以外にもね。▼
[フェリシア]
へえ、じっくり聞きたいです。▼
[ソレイユ]
…あ、待った。この話は長くなるから、 ささっと賊を倒しちゃわない?▼ そのあとで話そうよ。▼
[フェリシア]
いいですね。屋台をまわりながら、 ゆっくり聞かせてください。▼
[ソレイユ]
でもそれだと母さん、 焼きそばとかぶちまけたりしそうだから…▼ あたしもまた金魚の桶に ダイブするかもしれないし。▼ 神社の境内とか、落ち着いたところで話そうよ。 二人仲良く、腰掛けてさ。▼
[フェリシア]
はいっ! そうしましょう!▼

エポニーヌ

[エポニーヌ]
あぁ…さっきの屋台のシーンは 名場面だったわぁ…▼ 忘れないように、 脳に染みこませてかないと!▼
[フェリシア]
エポニーヌ、楽しそうですね。▼
[エポニーヌ]
はわわわわわわわーっ!▼ び、びっくりしたぁ…▼
[フェリシア]
そんなにびっくりするということは、 男の子の空想をしていたんですね…▼
[エポニーヌ]
はうう… 母さんにはナニもかもお見通しってわけね。▼ …実は、さっき屋台の前で すごいドラマが展開されたのよ。▼
[フェリシア]
すごいドラマ、ですか? なんだか興味あります。▼
[エポニーヌ]
そうよね、そうよね? じゃあ話してあげる!▼ さっきね、大柄な店主がやってる屋台を、 細身の男性客が訪れたのよ。▼ 二人は、それはそれは 仲よさそうに話していたの。▼ そしたらそこに、 長髪の男性がやってきて痴話喧嘩!▼ 彼はきっと、細身の男性が好きで 嫉妬にかられちゃったのねえ。▼
[フェリシア]
ちょ、ちょっと待ってください。 本当にそんなことがあったんですか?▼ そんな騒ぎはなかったと思いますが…▼
[エポニーヌ]
もう、違うわよ。▼ 実際はただ、細身と長髪のお客が 大柄な店主の屋台で食べ物を買っていただけ。▼ 会話の肉付けはあたしがしたの。▼
[フェリシア]
そ、そういうことですか… すごい想像力ですね…▼
[エポニーヌ]
…あれ? ちょっと待って? 店主が細身だったっけ?▼ 嫉妬に駆られたのが大柄の人だったかな? それとも長髪が細身? あれ? あれあれ?▼
[フェリシア]
あらあら。 空想がおっちょこちょいになってますよ?▼
[エポニーヌ]
…実は最近、ときどきこうなるのよ。 これ、母さんの血よね。きっと。▼
[フェリシア]
はわわわわわわわ… それはごめんなさい…▼
[エポニーヌ]
ううん。イイのよ。 最初は戸惑ったけど、今は逆に感謝しているわ。▼
[フェリシア]
そうなんですか?▼
[エポニーヌ]
そうよ。コレのおかげで、 人物が入れ替わったりするでしょう?▼ そうするとね、奇跡的に絶妙のペアが 生まれたりするのよ!▼ そういうとき、心の底から思うわ。 母さん、ありがとうって!▼
[フェリシア]
はぁ…よくわからないですが、 好意的に受け取ってもらえてよかったです…▼
[エポニーヌ]
さてと。 そろそろ戦闘に戻らないと!▼ 終わったら一緒に空想しましょうね、 母さん!▼
[フェリシア]
ええっ!?▼

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Last-modified: 2016-04-02 (土) 05:13:13