[広告]
会話集/章別会話/7章 寄り集まる心
をテンプレートにして作成
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
[[会話集/章別会話]]
*白夜王国 7章 寄り集まる心 [#za1fcff2]
#contents
*ナレーション [#r6ae51a6]
正義のため、そして家族のために~
白夜王国の兄弟たちと共に往く道を~
選んだカムイ。~
まず負傷した民たちの治療のため、~
テンジン砦へ向かうこととなった。~
*オープニング [#m2607e40]
#region(マイユニット(男性・僕) )
:[アクア]|
こっちよ、カムイ。~
:[カムイ]|
ええと…ここは?~
:[アクア]|
ここはテンジン砦よ。~
サクラが先に来て、~
民たちの治療を行っているの。~
私たちも手伝いましょう。~
:[カムイ]|
わかった。~
:[サクラ]|
カムイ兄様…!~
:[カムイ]|
大丈夫かい? サクラ。~
ここからは僕も手伝うよ。~
:[サクラ]|
あ、ありがとうございます…!~
:[カザハナ]|
ふーん。この方がサクラ様の仰っていた~
新しいお兄様ですか。~
:[ツバキ]|
へえ、じゃあ俺たちにとっても~
仕えるべき人だねー。~
初めまして、カムイ様。~
お名前はサクラ様から伺っておりますー。~
:[カムイ]|
え、あ、どうも。~
えーと…その二人は…~
:[サクラ]|
カザハナさんと、ツバキさんです。~
二人とも、大切な私の臣下なんですよ。~
いつも一緒にいて、私を守ってくれています…~
:[カムイ]|
そうだったのか。~
二人とも良さそうな人だし…~
きっとサクラと三人で、仲がいいんだろうな…~
:[アクア]|
…カムイ!~
大変だわ。~
:[カムイ]|
アクア?~
突然、どうしたんだ?~
:[アクア]|
外に暗夜兵の姿が見えるの。~
それも…かなりの人数よ。~
:[カムイ]|
なんだって!?~
:[サクラ]|
ど、どうしましょう…!~
ここには怪我をしている人たちが~
沢山いるのに…!~
:[カザハナ]|
サクラ様、大丈夫ですよ!~
敵なんて、あたしがやっつけてきてやります!~
:[ツバキ]|
あ、俺も行きまーす。~
だからサクラ様は安心して、~
みんなの回復を続けていてください。~
敵はここに足を踏み入れる前に、~
完璧に葬り去りますのでー。~
:[サクラ]|
カザハナさん、ツバキさん…~
:[カムイ]|
君たちも戦ってくれるのか?~
:[カザハナ]|
当たり前だよ!~
このカザハナ、~
サクラ様に最も信頼されている臣下として、~
御身をお守りするのは当然のことだわ!~
:[ツバキ]|
はい。そういうことですのでー。~
ただ…~
カザハナが一番信頼されている、って点だけは~
少し疑問ですけどねー。~
:[カザハナ]|
な、なんですって!?~
:[ツバキ]|
だってどう見ても君より俺の方が~
完璧に優秀じゃないー?~
:[カザハナ]|
で、でもあたしとサクラは小さい頃から~
ずーっと一緒の、大親友なんだよ!?~
どう考えてもあなたなんかより~
信頼されてるでしょう!?~
:[ツバキ]|
んー、~
そーいう公私混同がだめなんだよ。~
今もサクラ様を呼び捨てにしたし…~
主君は主君として完璧にお仕えしないと、~
いつまでも中途半端なままだよー?~
:[カザハナ]|
ええっ!?~
ツバキ、あなたねえ…!~
:[カムイ]|
…えっと…?~
:[サクラ]|
や、やめてください、~
二人とも!~
あ…あの、カムイ兄様。~
カザハナさんもツバキさんも、~
こんな風に喧嘩ばっかりしてますけど…~
私にはもったいないほどの、~
優秀な戦士なんです。~
だからきっと、カムイ兄様の~
お役にたってくれます。~
ね? そうですよね。二人とも。~
:[カザハナ]|
はい!~
もちろんです、サクラ様っ!~
:[ツバキ]|
はい。ご命令とあらば、~
完璧に遂行致しますよー。~
:[カムイ]|
頼もしいね、二人とも。~
これからよろしく。~
カザハナ、ツバキ。~
:[アクア]|
さあ、行くわよカムイ。~
奴らはもう、~
砦を取り囲もうとしているわ。~
:[カムイ]|
わかった!~
#endregion
*戦闘 [#uaaa6253]
**1ターン目開始前 [#jff4519a]
#region(マイユニット(男性・僕) )
:[???]|
おーい、カムイ!!~
:[カムイ]|
え?~
:[???]|
やっぱり…~
カムイなんだな?~
お前が白夜の王子だというのは、~
本当の事だったんだな…!?~
:[カムイ]|
君は…?~
:[サイラス]|
なに? 覚えていないのか?~
俺はサイラスだ!~
幼い頃、何度も一緒に遊んだだろう!~
俺のこと、忘れてしまったのか!?~
親友だと言ってくれた、俺のことを!~
:[カムイ]|
親友…?~
:[アクア]|
待って。~
耳を貸す必要はないわ、カムイ。~
戦意を失くさせるための罠かもしれない。~
どうか惑わされないようにして。~
:[サイラス]|
何だと…!?~
俺は嘘なんかついていない!~
くっ…! せっかく会えたのに、~
話をすることもできないのか!~
カムイ…!~
#endregion
**vs サイラス [#td0f20a3]
:[サイラス]|
悪く思うなよ…~
これはガロン王の命令なんだ。▼~
***カムイ vs サイラス [#paa8df4f]
#region(マイユニット(女性・私))
:[サイラス]|
久しぶりだな、カムイ…▼~
待ち望んだ再会が~
こんな形になるだなんてな。▼~
俺はお前にもう一度会いたくて、~
王城騎士になったんだ…▼~
それなのに…!▼~
:[カムイ]|
サイラスさん…~
あなたは…▼~
:[サイラス]|
思い出せないのなら、~
今はそれでも構わない。▼~
一緒に暗夜に戻って、~
ゆっくり話をしよう?▼~
…さあ、行くぞ。▼~
#endregion
***サイラス撃破 [#t5ed65d4]
:[サイラス]|
くっ…!!▼~
*クリア後 [#t29f5476]
#region(マイユニット(男性・僕) )
:[サイラス]|
…俺の負けだ。殺せ。~
:[カムイ]|
…………~
:[サイラス]|
なに…?~
なぜトドメを刺さない?~
:[カムイ]|
ねえ。~
君はさっきの闘いの間…~
白夜軍を倒すことを、~
何度も躊躇していたね。~
それは僕が…~
この国の王子だから?~
僕が君の親友だから…~
わざと手加減をしたの?~
:[サイラス]|
…………~
:[カムイ]|
ガロン王の命令で、~
僕たちを倒しに来たんじゃなかったの?~
:[サイラス]|
…そんな命令なんかより、~
大事なものがある。~
:[カムイ]|
え…?~
なんだい、それは。~
:[サイラス]|
『騎士の誓い』だ。~
俺はお前に、命を救われた。~
幼かったお前を城の外に連れ出して~
処刑されそうになった時、~
お前は身を挺して俺を庇ってくれた…~
あの時に、俺は誓ったんだ。~
お前に救われたこの命…~
いつだってお前のために捨てる覚悟だと。~
:[カムイ]|
!!~
サイラス…~
:[サイラス]|
この命は、親友のお前のためにある。~
その俺がどうして、お前を殺せる?~
:[カムイ]|…ありがとう、サイラス。
ようやく思い出したよ。~
幼い頃、いつも一緒に遊んでくれた~
優しい友達のことを。~
あの時、~
僕に初めて外の世界を見せてくれたのは、~
君だったんだね…~
:[サイラス]|
まったく…思い出すのが遅いぞ。~
ぼんやりしているのは相変わらずだな。~
…たとえお前が白夜王国の王子だったとしても、~
お前はお前だ。~
俺にとっては、何も変わらない。~
:[カムイ]|
あのさ、サイラス。~
僕と一緒に来ないか?~
:[サイラス]|
一緒に?~
:[カムイ]|
うん…暗夜王国の騎士である君には~
信じられないことかもしれないけど…~
僕はガロン王に騙されていたんだ。~
城にいた頃から、ずっと。~
あの白夜王国の惨状は、~
ガロン王から渡された魔剣の爆発のせいだ。~
あの時白夜女王が…~
母上が庇ってくれなければ、~
あの爆発で、~
僕はとっくに死んでいた。~
:[サイラス]|
そんな…~
じゃあ王は、お前を殺すつもりで…?~
:[カムイ]|
わからない…~
でもこの戦争は、ガロン王が仕組んだことだ。~
こんな卑劣なやり方で白夜王国を滅ぼそうとした~
暗夜王国に、正義なんてない…~
それに気づいてしまった以上、~
僕はもう、暗夜側には戻れない。~
:[サイラス]|
…………~
:[カムイ]|
やっぱり、信じられない…かな?~
暗夜王国を裏切った僕が、~
君を騙すために嘘をついてるって思ってる?~
:[サイラス]|
…いや、そうは思わない。~
信じよう、お前を…~
二度、俺の命を救ってくれた…~
お前の言葉を。~
:[カムイ]|
サイラス…!~
:[サイラス]|
…お前に誓う。~
俺は…お前を信じて闘うさ。~
そして、もし叶うなら共に、~
この世界に真の平和をもたらそう。~
:[カムイ]|
うん。誓うよ、僕も。~
ありがとう…サイラス。~
君も、暗夜王国の騎士であったとしても~
何も変わらない。~
サイラスはこれまでも、~
これからもずっと、僕の…大親友だ。~
:[サイラス]|
ふっ…~
(サイゾウ、オロチが現れる)~
:[サイゾウ]|
伝令、伝令ーっ!~
:[オロチ]|
大変じゃ、サクラ様…!~
:[サクラ]|
サイゾウさん、~
オロチさん…!?~
どうしたんですか、~
そんなに傷だらけで…!~
:[オロチ]|
こ、国境に向かう途中で…~
リョウマ様とタクミ様が…!~
:[サクラ]|
…え?~
:[オロチ]|
イズモ公国の国境に向かったお二人が、~
行方不明になってしまわれた…!~
もしかすると敵に囚われたか、~
最悪、戦死なされた恐れも…!~
:[サクラ]|
そんな…!~
い、いやああっ!~
リョウマ兄様、タクミ兄様ぁ…っ!!~
:[スズカゼ]|
! サクラ様、~
お気を確かに!~
…その伝令は、本当なのですか?~
:[サイゾウ]|
ちっ…! こんなこと、~
冗談で言うわけないだろうが!!~
どうして俺はあの時、~
リョウマ様のお傍を離れちまったんだ!~
カゲロウの奴、~
上手くやってくれているといいが…!~
:[オロチ]|
よいか? カムイ様。~
この軍の指揮を執っているのは、~
そなたじゃな?~
わらわは亡きミコト様抱えの呪い師、~
オロチと申す。~
今は戦闘の指揮をユキムラ軍師が執っていて、~
戦闘は少康状態にあるということなのじゃが、~
二人の安否を確かめるために、~
すぐにでもイズモ公国に向かいたいのじゃ。~
どうかお力を貸してくださらんか。~
:[カムイ]|
うん、もちろんだよ。~
:[オロチ]|
かたじけないのう…~
:[サクラ]|
わ、私も行きます!~
:[スズカゼ]|
いけません、サクラ様。~
国境沿いの戦場はとても危険です。~
どうかサクラ様は、ここに残っていてください。~
:[サクラ]|
い、嫌です!~
兄様たちが…~
せ、せ、戦死なされたかもしれないというのに、~
私だけ…おとなしく待っているなんて~
そ、そんなこと、できません…!~
う…うぅっ、ぐすっ…~
リョウマ兄様、タクミ兄様ぁ…!~
:[カムイ]|
サクラ…~
:[アクア]|
ねえ…カムイ。~
どうかサクラの気持ちを~
汲んであげてくれないかしら。~
母親を亡くしたばかりで、~
今度はきょうだいまで…~
おとなしく待っていろという方が無理だわ。~
私も全力を尽くして守るから。~
ね、お願い。カムイ…~
:[カムイ]|…わかった。
サクラは僕たちで守ろう。~
危険かもしれないけど、~
ついて来るというのなら止めないよ、サクラ。~
:[サクラ]|
ありがとうございます…!~
:[カムイ]|
うん。~
一緒に頑張ろう。~
…サイラスも、~
一緒に来てくれるね?~
:[サイラス]|
ああ。~
俺は逆に、ここには残れない。~
どっちみち、~
お前に付いて行くさ。~
:[サイゾウ]|
…おい。~
この暗夜の野郎も連れて行くのかよ?~
:[スズカゼ]|
仕方ありませんよ。~
カムイ様のご友人とはいえ、~
暗夜の騎士がここに一人で残るわけには…~
:[サイゾウ]|
ちっ…面倒だな。~
リョウマ様の弟だっていうから~
おとなしく従ってやってるが…~
俺は信用してないぜ、こんな奴。~
:[オロチ]|
やめんか、サイゾウ!~
:[スズカゼ]|
兄さん、~
カムイ様を信じてください。~
その方は、暗夜王国に囚われた~
私の命を救ってくださったんです。~
信頼できるお方ですよ。~
:[サイゾウ]|
…どうだか。~
暗夜の奴らで一芝居うって、~
お前を信用させただけかもしれん。~
騙されんぞ、俺は。~
:[カムイ]|
…うん。~
そう思うのも無理はないよ。~
疑うだけ疑ってくれればいいし、~
僕に従えと言う気も無い。~
でも僕は…君のこと頼りにしてるよ。~
サイゾウ。~
:[サイゾウ]|
…ふん。~
:[アクア]|
いい? カムイ。~
あまりゆっくり話している時間はないわ。~
:[カムイ]|
…そうだね。~
ではそろそろ出発しよう。~
次の目的地は…イズモ公国だ。~
#endregion
*コメント [#h7bc137a]
#comment
終了行:
[[会話集/章別会話]]
*白夜王国 7章 寄り集まる心 [#za1fcff2]
#contents
*ナレーション [#r6ae51a6]
正義のため、そして家族のために~
白夜王国の兄弟たちと共に往く道を~
選んだカムイ。~
まず負傷した民たちの治療のため、~
テンジン砦へ向かうこととなった。~
*オープニング [#m2607e40]
#region(マイユニット(男性・僕) )
:[アクア]|
こっちよ、カムイ。~
:[カムイ]|
ええと…ここは?~
:[アクア]|
ここはテンジン砦よ。~
サクラが先に来て、~
民たちの治療を行っているの。~
私たちも手伝いましょう。~
:[カムイ]|
わかった。~
:[サクラ]|
カムイ兄様…!~
:[カムイ]|
大丈夫かい? サクラ。~
ここからは僕も手伝うよ。~
:[サクラ]|
あ、ありがとうございます…!~
:[カザハナ]|
ふーん。この方がサクラ様の仰っていた~
新しいお兄様ですか。~
:[ツバキ]|
へえ、じゃあ俺たちにとっても~
仕えるべき人だねー。~
初めまして、カムイ様。~
お名前はサクラ様から伺っておりますー。~
:[カムイ]|
え、あ、どうも。~
えーと…その二人は…~
:[サクラ]|
カザハナさんと、ツバキさんです。~
二人とも、大切な私の臣下なんですよ。~
いつも一緒にいて、私を守ってくれています…~
:[カムイ]|
そうだったのか。~
二人とも良さそうな人だし…~
きっとサクラと三人で、仲がいいんだろうな…~
:[アクア]|
…カムイ!~
大変だわ。~
:[カムイ]|
アクア?~
突然、どうしたんだ?~
:[アクア]|
外に暗夜兵の姿が見えるの。~
それも…かなりの人数よ。~
:[カムイ]|
なんだって!?~
:[サクラ]|
ど、どうしましょう…!~
ここには怪我をしている人たちが~
沢山いるのに…!~
:[カザハナ]|
サクラ様、大丈夫ですよ!~
敵なんて、あたしがやっつけてきてやります!~
:[ツバキ]|
あ、俺も行きまーす。~
だからサクラ様は安心して、~
みんなの回復を続けていてください。~
敵はここに足を踏み入れる前に、~
完璧に葬り去りますのでー。~
:[サクラ]|
カザハナさん、ツバキさん…~
:[カムイ]|
君たちも戦ってくれるのか?~
:[カザハナ]|
当たり前だよ!~
このカザハナ、~
サクラ様に最も信頼されている臣下として、~
御身をお守りするのは当然のことだわ!~
:[ツバキ]|
はい。そういうことですのでー。~
ただ…~
カザハナが一番信頼されている、って点だけは~
少し疑問ですけどねー。~
:[カザハナ]|
な、なんですって!?~
:[ツバキ]|
だってどう見ても君より俺の方が~
完璧に優秀じゃないー?~
:[カザハナ]|
で、でもあたしとサクラは小さい頃から~
ずーっと一緒の、大親友なんだよ!?~
どう考えてもあなたなんかより~
信頼されてるでしょう!?~
:[ツバキ]|
んー、~
そーいう公私混同がだめなんだよ。~
今もサクラ様を呼び捨てにしたし…~
主君は主君として完璧にお仕えしないと、~
いつまでも中途半端なままだよー?~
:[カザハナ]|
ええっ!?~
ツバキ、あなたねえ…!~
:[カムイ]|
…えっと…?~
:[サクラ]|
や、やめてください、~
二人とも!~
あ…あの、カムイ兄様。~
カザハナさんもツバキさんも、~
こんな風に喧嘩ばっかりしてますけど…~
私にはもったいないほどの、~
優秀な戦士なんです。~
だからきっと、カムイ兄様の~
お役にたってくれます。~
ね? そうですよね。二人とも。~
:[カザハナ]|
はい!~
もちろんです、サクラ様っ!~
:[ツバキ]|
はい。ご命令とあらば、~
完璧に遂行致しますよー。~
:[カムイ]|
頼もしいね、二人とも。~
これからよろしく。~
カザハナ、ツバキ。~
:[アクア]|
さあ、行くわよカムイ。~
奴らはもう、~
砦を取り囲もうとしているわ。~
:[カムイ]|
わかった!~
#endregion
*戦闘 [#uaaa6253]
**1ターン目開始前 [#jff4519a]
#region(マイユニット(男性・僕) )
:[???]|
おーい、カムイ!!~
:[カムイ]|
え?~
:[???]|
やっぱり…~
カムイなんだな?~
お前が白夜の王子だというのは、~
本当の事だったんだな…!?~
:[カムイ]|
君は…?~
:[サイラス]|
なに? 覚えていないのか?~
俺はサイラスだ!~
幼い頃、何度も一緒に遊んだだろう!~
俺のこと、忘れてしまったのか!?~
親友だと言ってくれた、俺のことを!~
:[カムイ]|
親友…?~
:[アクア]|
待って。~
耳を貸す必要はないわ、カムイ。~
戦意を失くさせるための罠かもしれない。~
どうか惑わされないようにして。~
:[サイラス]|
何だと…!?~
俺は嘘なんかついていない!~
くっ…! せっかく会えたのに、~
話をすることもできないのか!~
カムイ…!~
#endregion
**vs サイラス [#td0f20a3]
:[サイラス]|
悪く思うなよ…~
これはガロン王の命令なんだ。▼~
***カムイ vs サイラス [#paa8df4f]
#region(マイユニット(女性・私))
:[サイラス]|
久しぶりだな、カムイ…▼~
待ち望んだ再会が~
こんな形になるだなんてな。▼~
俺はお前にもう一度会いたくて、~
王城騎士になったんだ…▼~
それなのに…!▼~
:[カムイ]|
サイラスさん…~
あなたは…▼~
:[サイラス]|
思い出せないのなら、~
今はそれでも構わない。▼~
一緒に暗夜に戻って、~
ゆっくり話をしよう?▼~
…さあ、行くぞ。▼~
#endregion
***サイラス撃破 [#t5ed65d4]
:[サイラス]|
くっ…!!▼~
*クリア後 [#t29f5476]
#region(マイユニット(男性・僕) )
:[サイラス]|
…俺の負けだ。殺せ。~
:[カムイ]|
…………~
:[サイラス]|
なに…?~
なぜトドメを刺さない?~
:[カムイ]|
ねえ。~
君はさっきの闘いの間…~
白夜軍を倒すことを、~
何度も躊躇していたね。~
それは僕が…~
この国の王子だから?~
僕が君の親友だから…~
わざと手加減をしたの?~
:[サイラス]|
…………~
:[カムイ]|
ガロン王の命令で、~
僕たちを倒しに来たんじゃなかったの?~
:[サイラス]|
…そんな命令なんかより、~
大事なものがある。~
:[カムイ]|
え…?~
なんだい、それは。~
:[サイラス]|
『騎士の誓い』だ。~
俺はお前に、命を救われた。~
幼かったお前を城の外に連れ出して~
処刑されそうになった時、~
お前は身を挺して俺を庇ってくれた…~
あの時に、俺は誓ったんだ。~
お前に救われたこの命…~
いつだってお前のために捨てる覚悟だと。~
:[カムイ]|
!!~
サイラス…~
:[サイラス]|
この命は、親友のお前のためにある。~
その俺がどうして、お前を殺せる?~
:[カムイ]|…ありがとう、サイラス。
ようやく思い出したよ。~
幼い頃、いつも一緒に遊んでくれた~
優しい友達のことを。~
あの時、~
僕に初めて外の世界を見せてくれたのは、~
君だったんだね…~
:[サイラス]|
まったく…思い出すのが遅いぞ。~
ぼんやりしているのは相変わらずだな。~
…たとえお前が白夜王国の王子だったとしても、~
お前はお前だ。~
俺にとっては、何も変わらない。~
:[カムイ]|
あのさ、サイラス。~
僕と一緒に来ないか?~
:[サイラス]|
一緒に?~
:[カムイ]|
うん…暗夜王国の騎士である君には~
信じられないことかもしれないけど…~
僕はガロン王に騙されていたんだ。~
城にいた頃から、ずっと。~
あの白夜王国の惨状は、~
ガロン王から渡された魔剣の爆発のせいだ。~
あの時白夜女王が…~
母上が庇ってくれなければ、~
あの爆発で、~
僕はとっくに死んでいた。~
:[サイラス]|
そんな…~
じゃあ王は、お前を殺すつもりで…?~
:[カムイ]|
わからない…~
でもこの戦争は、ガロン王が仕組んだことだ。~
こんな卑劣なやり方で白夜王国を滅ぼそうとした~
暗夜王国に、正義なんてない…~
それに気づいてしまった以上、~
僕はもう、暗夜側には戻れない。~
:[サイラス]|
…………~
:[カムイ]|
やっぱり、信じられない…かな?~
暗夜王国を裏切った僕が、~
君を騙すために嘘をついてるって思ってる?~
:[サイラス]|
…いや、そうは思わない。~
信じよう、お前を…~
二度、俺の命を救ってくれた…~
お前の言葉を。~
:[カムイ]|
サイラス…!~
:[サイラス]|
…お前に誓う。~
俺は…お前を信じて闘うさ。~
そして、もし叶うなら共に、~
この世界に真の平和をもたらそう。~
:[カムイ]|
うん。誓うよ、僕も。~
ありがとう…サイラス。~
君も、暗夜王国の騎士であったとしても~
何も変わらない。~
サイラスはこれまでも、~
これからもずっと、僕の…大親友だ。~
:[サイラス]|
ふっ…~
(サイゾウ、オロチが現れる)~
:[サイゾウ]|
伝令、伝令ーっ!~
:[オロチ]|
大変じゃ、サクラ様…!~
:[サクラ]|
サイゾウさん、~
オロチさん…!?~
どうしたんですか、~
そんなに傷だらけで…!~
:[オロチ]|
こ、国境に向かう途中で…~
リョウマ様とタクミ様が…!~
:[サクラ]|
…え?~
:[オロチ]|
イズモ公国の国境に向かったお二人が、~
行方不明になってしまわれた…!~
もしかすると敵に囚われたか、~
最悪、戦死なされた恐れも…!~
:[サクラ]|
そんな…!~
い、いやああっ!~
リョウマ兄様、タクミ兄様ぁ…っ!!~
:[スズカゼ]|
! サクラ様、~
お気を確かに!~
…その伝令は、本当なのですか?~
:[サイゾウ]|
ちっ…! こんなこと、~
冗談で言うわけないだろうが!!~
どうして俺はあの時、~
リョウマ様のお傍を離れちまったんだ!~
カゲロウの奴、~
上手くやってくれているといいが…!~
:[オロチ]|
よいか? カムイ様。~
この軍の指揮を執っているのは、~
そなたじゃな?~
わらわは亡きミコト様抱えの呪い師、~
オロチと申す。~
今は戦闘の指揮をユキムラ軍師が執っていて、~
戦闘は少康状態にあるということなのじゃが、~
二人の安否を確かめるために、~
すぐにでもイズモ公国に向かいたいのじゃ。~
どうかお力を貸してくださらんか。~
:[カムイ]|
うん、もちろんだよ。~
:[オロチ]|
かたじけないのう…~
:[サクラ]|
わ、私も行きます!~
:[スズカゼ]|
いけません、サクラ様。~
国境沿いの戦場はとても危険です。~
どうかサクラ様は、ここに残っていてください。~
:[サクラ]|
い、嫌です!~
兄様たちが…~
せ、せ、戦死なされたかもしれないというのに、~
私だけ…おとなしく待っているなんて~
そ、そんなこと、できません…!~
う…うぅっ、ぐすっ…~
リョウマ兄様、タクミ兄様ぁ…!~
:[カムイ]|
サクラ…~
:[アクア]|
ねえ…カムイ。~
どうかサクラの気持ちを~
汲んであげてくれないかしら。~
母親を亡くしたばかりで、~
今度はきょうだいまで…~
おとなしく待っていろという方が無理だわ。~
私も全力を尽くして守るから。~
ね、お願い。カムイ…~
:[カムイ]|…わかった。
サクラは僕たちで守ろう。~
危険かもしれないけど、~
ついて来るというのなら止めないよ、サクラ。~
:[サクラ]|
ありがとうございます…!~
:[カムイ]|
うん。~
一緒に頑張ろう。~
…サイラスも、~
一緒に来てくれるね?~
:[サイラス]|
ああ。~
俺は逆に、ここには残れない。~
どっちみち、~
お前に付いて行くさ。~
:[サイゾウ]|
…おい。~
この暗夜の野郎も連れて行くのかよ?~
:[スズカゼ]|
仕方ありませんよ。~
カムイ様のご友人とはいえ、~
暗夜の騎士がここに一人で残るわけには…~
:[サイゾウ]|
ちっ…面倒だな。~
リョウマ様の弟だっていうから~
おとなしく従ってやってるが…~
俺は信用してないぜ、こんな奴。~
:[オロチ]|
やめんか、サイゾウ!~
:[スズカゼ]|
兄さん、~
カムイ様を信じてください。~
その方は、暗夜王国に囚われた~
私の命を救ってくださったんです。~
信頼できるお方ですよ。~
:[サイゾウ]|
…どうだか。~
暗夜の奴らで一芝居うって、~
お前を信用させただけかもしれん。~
騙されんぞ、俺は。~
:[カムイ]|
…うん。~
そう思うのも無理はないよ。~
疑うだけ疑ってくれればいいし、~
僕に従えと言う気も無い。~
でも僕は…君のこと頼りにしてるよ。~
サイゾウ。~
:[サイゾウ]|
…ふん。~
:[アクア]|
いい? カムイ。~
あまりゆっくり話している時間はないわ。~
:[カムイ]|
…そうだね。~
ではそろそろ出発しよう。~
次の目的地は…イズモ公国だ。~
#endregion
*コメント [#h7bc137a]
#comment
ページ名:
[広告]
Amazon.co.jp