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会話集/章別会話/24章 白夜王女ヒノカ
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*暗夜王国 24章 白夜王女ヒノカ [#rf652f2e]
#contents
*ナレーション [#s2133205]
ついに白夜王都へと侵攻する暗夜軍。~
カムイたちは、軍師マクベスの~
残虐さに心を痛めながら王の間へ急ぐ。~
だが、そうはさせじと白夜の一軍が~
前に立ちふさがる。~
*オープニング [#v7d273c3]
**オープニング1 [#t62f76b8]
#region(マイユニット男性・俺)
:[カムイ]|
ついに、戻ってきたな…~
白夜王都に。▼~
:[アクア]|
ええ。~
あと少しで全てが終わる。▼~
白夜王城を落とし、~
王座を制圧すれば…▼~
いよいよ、~
私たち暗夜王国の勝利となるわ。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…アクア、平気なのか?▼~
:[アクア]|
え?▼~
:[カムイ]|
今から攻め込むのは、~
お前の育った場所なんだぞ。▼~
もし辛いなら~
戦闘は俺たちに任せて、▼~
お前はどこか別のところで~
待っていても…▼~
:[アクア]|
いいえ。~
それはできないわ。▼~
怖気づいて逃げるために、~
私は暗夜側についたわけじゃない。▼~
私は最後まで…~
あなたと一緒に闘うわ。▼~
この戦争を終わらせることこそが~
私を育ててくれた白夜王国のために、▼~
共に育ったきょうだいたちのために~
やるべき使命だって…▼~
私はそう、~
信じているから。▼~
:[カムイ]|
アクア…▼~
:[アクア]|
ねえ…そういえば、~
結局…見つからなかったわね。▼~
:[カムイ]|
え…▼~
:[アクア]|
…タクミのこと。▼~
あの後、マクベスやガンズの部隊が~
しらみつぶしに探したそうだけれど…▼~
タクミ本人はおろか、見につけていた物の~
一つも見つけることはできなかった。▼~
にわかには信じがたい話だけれど…~
…タクミは消えてしまった。▼~
そう思うのが一番、~
しっくりくるわ。▼~
:[カムイ]|
消えてしまった…▼~
…………▼~
:[アクア]|
このことは…~
サクラには黙っておいた方がいいでしょうね。▼~
:[マークス]|
カムイ、アクア。▼~
:[カムイ]|
マークス兄さん。▼~
父上よりのお達しだ。~
これより、白夜王都に侵攻する。▼~
皆に準備をするよう、伝えてほしい。▼~
:[カムイ]|
わかった。▼~
:|'''(大勢の暗夜兵と馬に乗ったガロン王が王都に侵攻してい...
:[お兄さん]|
あいつらだ…!~
暗夜軍が…暗夜軍が来たぞーっ!▼~
:[お姉さん]|
ああ、恐ろしい…~
まるで死神の行軍だわ…▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[お兄さん]|
おい、裏切り者の~
カムイ王子もいるぞ!▼~
:[カムイ]|
!▼~
:[おじいさん]|
ミコト様や王都をあんな風にして、~
よくその顔が見せられたのう…!▼~
:[おばさん]|
主人を返しておくれ!~
この、人でなし!!▼~
:[カムイ]|
……っ!!▼~
:[マクベス]|
はぁ…民草共が五月蝿いですね…~
道を開けなさい!!▼~
:[おばさん]|
きゃああっ!▼~
:[カムイ]|
マクベス!?▼~
:[マクベス]|
ふん…他愛もないですね。▼~
ご安心ください、~
カムイ様。▼~
あなた様に心無い言葉を吐く者は、~
全て私たちが始末いたしますので。▼~
:[ガンズ]|
ふははは! 俺たちに逆らったら~
どうなるか思い知らせてやる!▼~
:[お兄さん]|
うわああああっ!!▼~
:[カムイ]|
あ…▼~
:[アクア]|
こらえて、カムイ。~
後ろには、ガロン王がいるわ。▼~
いま彼らを止めたりすれば、~
何をされるかわからないのよ。▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[カムイ]|
ついに、戻ってきましたね…~
白夜王都に。▼~
:[アクア]|
ええ。~
あと少しで全てが終わる。▼~
白夜王城を落とし、~
王座を制圧すれば…▼~
いよいよ、~
私たち暗夜王国の勝利となるわ。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…アクアさん、平気なんですか?▼~
:[アクア]|
え?▼~
:[カムイ]|
だって、今から攻め込むのは、~
あなたの育った場所なんですよ。▼~
もし辛いなら~
戦闘は私たちに任せて、▼~
あなたはどこか別のところで~
待っていてくれても…▼~
:[アクア]|
いいえ。~
それはできないわ。▼~
怖気づいて逃げるために、~
私は暗夜側についたわけじゃない。▼~
私は最後まで…~
あなたと一緒に闘うわ。▼~
この戦争を終わらせることこそが~
私を育ててくれた白夜王国のために、▼~
共に育ったきょうだいたちのために~
やるべき使命だって…▼~
私はそう、~
信じているから。▼~
:[カムイ]|
アクアさん…▼~
:[アクア]|
ねえ…そういえば、~
結局…見つからなかったわね。▼~
:[カムイ]|
え…▼~
:[アクア]|
…タクミのこと。▼~
あの後、マクベスやガンズの部隊が~
しらみつぶしに探したそうだけれど…▼~
タクミ本人はおろか、見につけていた物の~
一つも見つけることはできなかった。▼~
にわかには信じがたい話だけれど…~
…タクミは消えてしまった。▼~
そう思うのが一番、~
しっくりくるわ。▼~
:[カムイ]|
消えてしまった…▼~
…………▼~
:[アクア]|
このことは…~
サクラには黙っておいた方がいいでしょうね。▼~
:[カムイ]|
はい…、そうですね。▼~
:[マークス]|
カムイ、アクア。▼~
:[カムイ]|
マークス兄さん。▼~
父上よりのお達しだ。~
これより、白夜王都に侵攻する。▼~
皆に準備をするよう、伝えてほしい。▼~
:|'''(大勢の暗夜兵と馬に乗ったガロン王が王都に侵攻してい...
:[お兄さん]|
あいつらだ…!~
暗夜軍が…暗夜軍が来たぞーっ!▼~
:[お姉さん]|
ああ、恐ろしい…~
まるで死神の行軍だわ…▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[お兄さん]|
おい、裏切り者の~
カムイ王女もいるぞ!▼~
:[カムイ]|
!▼~
:[おじいさん]|
ミコト様や王都をあんな風にして、~
よくその顔が見せられたのう…!▼~
:[おばさん]|
主人を返しておくれ!~
この、人でなし!!▼~
:[カムイ]|
……っ!!▼~
:[マクベス]|
はぁ…民草共が五月蝿いですね…~
道を開けなさい!!▼~
:[おばさん]|
きゃああっ!▼~
:[カムイ]|
マクベスさん!?▼~
:[マクベス]|
ふん…他愛もないですね。▼~
ご安心ください、~
カムイ様。▼~
あなた様に心無い言葉を吐く者は、~
全て私たちが始末いたしますので。▼~
:[ガンズ]|
ふははは! 俺たちに逆らったら~
どうなるか思い知らせてやる!▼~
:[お兄さん]|
うわああああっ!!▼~
:[カムイ]|
あ…▼~
:[アクア]|
こらえて、カムイ。~
後ろには、ガロン王がいるわ。▼~
いま彼らを止めたりすれば、~
何をされるかわからないのよ。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
わかりました。▼~
#endregion
**オープニング2 [#ya744bd0]
#region(マイユニット男性・俺)
:[マクベス]|
さて、~
白夜王城に着いたようですね。▼~
ふむ…外に兵は見当たりません。▼~
おおかた、全戦力を城内に集中させ~
防衛戦でもするつもりなのでしょう。▼~
:[マークス]|
そうだな…▼~
だが、我々暗夜王国軍は、~
既に白夜王城を取り囲めるほどの数だ。▼~
投降するよう呼びかければ、~
闘わずとも勝負がつく。▼~
:[マクベス]|
なりません、マークス様。▼~
:[マークス]|
なに?▼~
:[マクベス]|
いいですか?~
これは白夜王国の邪魔者たちを、▼~
一斉に始末するチャンスですぞ。~
投降の呼びかけなど生ぬるい…▼~
この戦乱に乗じ、~
白夜の要人を全て殺害してしまえば、▼~
晴れて戦争が終わった後…▼~
我が暗夜王国がこの国を乗っ取ることも~
容易くなるでしょう。▼~
:[マークス]|
貴様、そんな卑劣な手を…▼~
:[マクベス]|
ガロン王様、如何でしょう。▼~
このマクベスの策、~
実行に移しても宜しいでしょうか。▼~
:[ガロン]|
好きにしろ。▼~
:[マクベス]|
ありがとうございます。▼~
:[マークス]|
…父上…▼~
:[マクベス]|
ふむ…ではお許しも出たことですので、~
我々は城内に攻め入りましょう。▼~
私たちは裏から、~
カムイ様たちは表から、▼~
それぞれ進行するということで~
如何でしょう。▼~
:[マークス]|
…………▼~
どうする、カムイ。~
それで異論はないか。▼~
:[カムイ]|
…はい。▼~
それが、父上のご意向であれば。▼~
:[マクベス]|
おお、そうですか。~
それは何よりでございます。▼~
では私たちは裏手に回りますゆえ。▼~
後ほど、城内の「王の間」で~
お会いしましょう。▼~
…くれぐれも、うっかり戦死なさらぬよう~
お気をつけ下さい。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…マークス兄さん。~
俺は…▼~
:[マークス]|
ああ。このやり方が~
お前の本意ではないことは、わかっている。▼~
…カムイ。▼~
お前は以前…カミラに、~
正義はどこにあるのかと聞いたそうだな。▼~
:[カムイ]|
ああ…▼~
:[マークス]|
…正義など、ありはしない。▼~
それが戦争だ。▼~
この世界に、~
正しい道も間違った道も存在しない。▼~
あるのはただ…▼~
それぞれの野望と、欲望。~
そして、それに付き従う者達の思惑だ。▼~
よく、覚えておけ。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[マクベス]|
さて、~
白夜王城に着いたようですね。▼~
ふむ…外に兵は見当たりません。▼~
おおかた、全戦力を城内に集中させ~
防衛戦でもするつもりなのでしょう。▼~
:[マークス]|
そうだな…▼~
だが、我々暗夜王国軍は、~
既に白夜王城を取り囲めるほどの数だ。▼~
投降するよう呼びかければ、~
闘わずとも勝負がつく。▼~
:[マクベス]|
なりません、マークス様。▼~
:[マークス]|
なに?▼~
:[マクベス]|
いいですか?~
これは白夜王国の邪魔者たちを、▼~
一斉に始末するチャンスですぞ。~
投降の呼びかけなど生ぬるい…▼~
この戦乱に乗じ、~
白夜の要人を全て殺害してしまえば、▼~
晴れて戦争が終わった後…▼~
我が暗夜王国がこの国を乗っ取ることも~
容易くなるでしょう。▼~
:[マークス]|
貴様、そんな卑劣な手を…▼~
:[マクベス]|
ガロン王様、如何でしょう。▼~
このマクベスの策、~
実行に移しても宜しいでしょうか。▼~
:[ガロン]|
好きにしろ。▼~
:[マクベス]|
ありがとうございます。▼~
:[マークス]|
…父上…▼~
:[マクベス]|
ふむ…ではお許しも出たことですので、~
我々は城内に攻め入りましょう。▼~
私たちは裏から、~
カムイ様たちは表から、▼~
それぞれ進行するということで~
如何でしょう。▼~
:[マークス]|
…………▼~
どうする、カムイ。~
それで異論はないか。▼~
:[カムイ]|
…はい。▼~
それが、お父様のご意向であれば。▼~
:[マクベス]|
おお、そうですか。~
それは何よりでございます。▼~
では私たちは裏手に回りますゆえ。▼~
後ほど、城内の「王の間」で~
お会いしましょう。▼~
…くれぐれも、うっかり戦死なさらぬよう~
お気をつけ下さい。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…マークス兄さん。~
私は…▼~
:[マークス]|
ああ。このやり方が~
お前の本意ではないことは、わかっている。▼~
…カムイ。▼~
お前は以前…カミラに、~
正義はどこにあるのかと聞いたそうだな。▼~
:[カムイ]|
はい…▼~
:[マークス]|
…正義など、ありはしない。▼~
それが戦争だ。▼~
この世界に、~
正しい道も間違った道も存在しない。▼~
あるのはただ…▼~
それぞれの野望と、欲望。~
そして、それに付き従う者達の思惑だ。▼~
よく、覚えておけ。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
#endregion
*戦闘 [#id4cd3db]
**1ターン目敵フェイズ開始前 [#tdd51150]
※ヒノカ・アサマ・セツナのうち1人以上を撃破済みの場合は発...
:[アサマ]|
おや…いらしたようですよ、ヒノカ様。~
あなたの可愛い弟君が。▼~
:[ヒノカ]|
…カムイ、か。▼~
:[セツナ]|
闘うの…? ヒノカ様。▼~
:[ヒノカ]|
ああ。このシラサギ城は…~
私が守ってみせる。▼~
何人たりとも、~
王の間には行かせん。▼~
ここで食い止めねば…第一王女の恥だ。▼~
:[セツナ]|
そうですか…~
じゃあ、私もがんばります…▼~
:[アサマ]|
お守り致します、ヒノカ様。~
私も全力で…あなたのことを。▼~
:[ヒノカ]|
…ふっ。▼~
まさか我が臣下から~
そんな真面目な言葉が聞けるとはな。▼~
お前たちらしくないが…~
とても心強く思うぞ。▼~
…ありがとう、~
アサマ。セツナ。▼~
どうかお前たちは死なないでくれ。▼~
私はお前たちのことを信頼している。~
…誰よりもな。▼~
***ムービー11 「ヒノカ戦」 [#uebf1619]
:|'''(天馬に乗るヒノカが太陽を背に向かってくる)'''~
:[ヒノカ]|ふっ!
:|'''(ヒノカ、天馬から飛び降りる。頭上で薙刀を振りまわす)...
:[ヒノカ]|白夜王国第一の王女…
:|'''(ヒノカ、天馬に着地。薙刀を構える)'''~
:[ヒノカ]|ヒノカ、参る!!
**vs ヒノカ [#i684dca0]
:[ヒノカ]|
暗夜の手の者は、~
誰であってもこの先には行かせんぞ…▼~
***カムイ vs ヒノカ [#ja3b9c06]
#region(マイユニット男性・私)
:[ヒノカ]|
来たか…カムイ。~
お前の本当の家である…▼~
この王城に。▼~
:[カムイ]|
…はい。▼~
すみませんが、私は玉座に用があるのです。~
そこを通してもらいますよ。▼~
:[ヒノカ]|
そんな…~
もうこの城に、何の感慨も湧かないのか…?▼~
…カムイ。▼~
私は、この城に帰ってきたお前を、~
おかえりと言って迎えたかった。▼~
ここで眠り、ここで起き、~
ここで生きるお前が見たかった。▼~
ここがお前の…~
帰る場所になって欲しかった。▼~
それが私の、夢だった。▼~
でも、その夢は…~
もう…▼~
:[カムイ]|
ヒノカ姉さん…▼~
:[ヒノカ]|
…私としたことが、らしくないな。~
潰えた夢に思いを馳せるなど。▼~
今目の前にいるのは、敵国の将。~
ならば私は、ただ闘うのみだ。▼~
…お前がもう二度と、~
この城に来ることのないように。▼~
#endregion
#region(マイユニット男性・僕)
:[ヒノカ]|
来たか…カムイ。~
お前の本当の家である…▼~
この王城に。▼~
:[カムイ]|
…うん。▼~
悪いけど、僕は玉座に用があるんだ。~
そこを通してもらうよ。▼~
:[ヒノカ]|
そんな…~
もうこの城に、何の感慨も湧かないのか…?▼~
…カムイ。▼~
私は、この城に帰ってきたお前を、~
おかえりと言って迎えたかった。▼~
ここで眠り、ここで起き、~
ここで生きるお前が見たかった。▼~
ここがお前の…~
帰る場所になって欲しかった。▼~
それが私の、夢だった。▼~
でも、その夢は…~
もう…▼~
:[カムイ]|
ヒノカ姉さん…▼~
:[ヒノカ]|
…私としたことが、らしくないな。~
潰えた夢に思いを馳せるなど。▼~
今目の前にいるのは、敵国の将。~
ならば私は、ただ闘うのみだ。▼~
…お前がもう二度と、~
この城に来ることのないように。▼~
#endregion
#region(マイユニット男性・俺)
:[ヒノカ]|
来たか…カムイ。~
お前の本当の家である…▼~
この王城に。▼~
:[カムイ]|
…ああ。▼~
悪いが、俺は玉座に用があるんだ。~
そこを通してもらうぞ。▼~
:[ヒノカ]|
そんな…~
もうこの城に、何の感慨も湧かないのか…?▼~
…カムイ。▼~
私は、この城に帰ってきたお前を、~
おかえりと言って迎えたかった。▼~
ここで眠り、ここで起き、~
ここで生きるお前が見たかった。▼~
ここがお前の…~
帰る場所になって欲しかった。▼~
それが私の、夢だった。▼~
でも、その夢は…~
もう…▼~
:[カムイ]|
ヒノカ姉さん…▼~
:[ヒノカ]|
…私としたことが、らしくないな。~
潰えた夢に思いを馳せるなど。▼~
今目の前にいるのは、敵国の将。~
ならば私は、ただ闘うのみだ。▼~
…お前がもう二度と、~
この城に来ることのないように。▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[ヒノカ]|
来たか…カムイ。~
お前の本当の家である…▼~
この王城に。▼~
:[カムイ]|
…はい。▼~
すみませんが、私は玉座に用があるのです。~
そこを通してもらいますよ。▼~
:[ヒノカ]|
そんな…~
もうこの城に、何の感慨も湧かないのか…?▼~
…カムイ。▼~
私は、この城に帰ってきたお前を、~
おかえりと言って迎えたかった。▼~
ここで眠り、ここで起き、~
ここで生きるお前が見たかった。▼~
ここがお前の…~
帰る場所になって欲しかった。▼~
それが私の、夢だった。▼~
でも、その夢は…~
もう…▼~
:[カムイ]|
ヒノカ姉さん…▼~
:[ヒノカ]|
…私としたことが、らしくないな。~
潰えた夢に思いを馳せるなど。▼~
今目の前にいるのは、敵国の将。~
ならば私は、ただ闘うのみだ。▼~
…お前がもう二度と、~
この城に来ることのないように。▼~
#endregion
***ヒノカ撃破 [#b1bd7b19]
:[ヒノカ]|
リョウマ兄様…~
どうか…この城を……▼~
**vs アサマ [#ac784b5d]
:[アサマ]|
このような蛮行を働いて、~
あなた方に生きている価値などありません。▼~
今すぐあなたを、仏の元に~
送って差し上げましょう。▼~
***アサマ撃破 [#y671a2b4]
:[アサマ]|
愚かですねえ…~
あなたも、私も……▼~
**vs セツナ [#ac784b5d]
:[セツナ]|
私、がんばる…~
ヒノカ様に、そう約束したから…▼~
***セツナ撃破 [#y671a2b4]
:[セツナ]|
負けちゃった…~
くやしいなんて思うの、はじめて…▼~
*クリア後 [#le12f96b]
#region(マイユニット男性・俺)
:[ヒノカ]|
くっ…~
負けたのだな、私は…▼~
この城を守ることは、~
叶わなかったか…▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[ヒノカ]|
さあ、殺すなら殺せ。~
第一王女として、命乞いはしない。▼~
その代わり、残った兵たちは~
どうか助命を…▼~
:[アサマ]|
な、何を仰るのですか~
ヒノカ様!?▼~
あなたは、ここで死んでは~
いけません!▼~
:[セツナ]|
だめ…~
そんなの、ぜったいだめです…▼~
ヒノカ様が死ぬのなら、~
私も一緒に死にます…▼~
:[ヒノカ]|
アサマ、セツナ…▼~
:[カムイ]|
いえ…だめだ。▼~
父上は敵将の命を救うことなど~
決してお許しにはならない。▼~
だから、すまないが…▼~
:[ヒノカ]|
…そうか。~
ならば、一思いに殺せ。▼~
:[カムイ]|
…ああ。▼~
…………▼~
:|'''(カムイが夜刀神を振り上げる)'''~
:[カムイ]|
でえいっ!!!!▼~
:[ヒノカ]|
!!▼~
:|'''(夜刀神が風を切る音。だが、ヒノカは無事。)'''~
:[ヒノカ]|
…え?▼~
:[アサマ]|
は、外れた…▼~
いえ…~
外した…のですか?▼~
:[セツナ]|
どうして…▼~
:[ヒノカ]|
カムイ…?▼~
:[カムイ]|
…ヒノカ姉さん。~
よく聞いてくれ。▼~
今この瞬間から、~
姉さんは死んだことにする。▼~
だから、そこにいる臣下の方たちと一緒に、~
どこかに隠れていてくれ。▼~
それから、~
姉さんの武器は貰っていくぞ。▼~
姉さんを討った証として、~
父上に献上する。▼~
:[ヒノカ]|
どういうことだ…?~
私を、殺さないのか…?▼~
:[カムイ]|
ああ、少なくとも俺は、~
無駄な殺戮は避けたいと思っている。▼~
ヒノカ姉さんも~
ここにいる兵たちも、殺しはしない。▼~
:[ヒノカ]|
そんな…!~
ならば、私も共に行こう。▼~
私がリョウマ兄様を説得すれば、~
この戦も早く決するかもしれぬ!▼~
:[カムイ]|
それはだめだ!▼~
姉さんが生きていることが知れたら、~
ガロン王は何をするかわからない。▼~
辛いかもしれないが、~
どうか待っていてくれないか。▼~
戦争が終わるまで隠れていてくれれば、~
きっと生き延びることができる。▼~
みんな死なずに済むんだ!▼~
:[ヒノカ]|
しかし、私はこのまま~
待っているわけには…▼~
:[カミラ]|
まあ、聞き分けのない子。▼~
:|'''(カミラがヒノカの喉元に斧をつきつける)'''~
:[ヒノカ]|
なっ!?▼~
:[カミラ]|
あらあら…~
うっかり喉元に刃が。▼~
ちょっとでも動くと、~
喉を裂いちゃうかもしれないわ。▼~
:[ヒノカ]|
貴様、何を…▼~
:[カミラ]|
そうねえ…~
「私の」弟が決めたことだもの、▼~
あなたの助命に異論はないわ。▼~
でも…あんまりカムイのことを~
困らせないでちょうだいね。▼~
これ以上逆らうようなら私…~
手が滑るかもしれないわよ?▼~
:[ヒノカ]|
…………▼~
:[カミラ]|
うふふ。~
相変わらず、怖い顔。▼~
そんなことじゃ、サクラ王女と再会した時…~
きっと怯えられちゃうわ。▼~
:[ヒノカ]|
なに!? サクラは…~
生きているのか!?▼~
:|'''(斧を退くカミラ)'''~
:[カミラ]|
さあ、どうでしょうね。~
全てが終われば、わかるかもしれないけど。▼~
そのためには、カムイの言う通り~
隠れててもらう必要があるの。▼~
あなたが死んだらサクラ王女、~
どう思うかしら?▼~
:[ヒノカ]|
…………▼~
ああ…わかった。~
お前たちの言う通りにしよう。▼~
:[カミラ]|
そう。わかってくれて、嬉しいわ。~
従順にしていたら、優しくしてあげる。▼~
よく見たらあなた…~
私の好みの顔立ちだわ。▼~
可愛くて、とっても綺麗。▼~
:[ヒノカ]|
っ…!?▼~
:[カミラ]|
素敵だわ。~
照れてる顔も、なかなかね。▼~
:[カムイ]|
えっと…~
カ、カミラ姉さん…▼~
:[カミラ]|
ごめんなさい。~
それじゃあ私たちはもう行くわね。▼~
さよなら、白夜の王女様。▼~
:[ヒノカ]|
…おい、カムイ。~
上階には、リョウマ兄様がいる。▼~
もしお前たちが本当に、~
無駄な殺戮を避けたいというのなら、▼~
どうか、殺しはしないでほしい。▼~
母国に続き、リョウマ兄様までいなくなったら、~
この国はおしまいだ…▼~
:[カムイ]|
わかった、約束しよう。~
リョウマ兄さんは絶対に死なせはしない。▼~
この救いの刀に懸けて、~
必ず守ってみせる。▼~
:[ヒノカ]|
ありがとう、カムイ…▼~
:[カムイ]|
あ…~
…それから、最後に一つだけ聞いてくれ。▼~
俺たちのしたことは、~
白夜王国にとって…▼~
ヒノカ姉さんにとって、~
決して許せないことだと分かっている。▼~
…でも、もし全てが終わり、~
平和な日々が来たら…▼~
俺は、またここで、~
今度は本当のきょうだいとして▼~
みんなと笑い合いたいと…~
そう思っている。▼~
:[ヒノカ]|
!! カムイ…っ。▼~
:[カムイ]|
すまん…▼~
そんなことできるものかと~
怒ってくれても構わない。▼~
だが、俺はそう思っていると、~
それだけは…どうか覚えておいてほしい。▼~
:[ヒノカ]|
…………▼~
カムイ…▼~
:[アサマ]|
ヒノカ様、~
ご無事で、良かったです。▼~
:[セツナ]|
行きましょう…~
ここにいたら、見つかっちゃいますよ…▼~
:[ヒノカ]|
そう、だな…▼~
…暗夜王国軍のしたことは、~
許せるものではない。▼~
今までの卑劣な行いも、この戦争も、~
全て許し難い蛮行だ。▼~
だが…カムイ。~
お前の願いは、▼~
本当のきょうだいとして笑い合いたいという~
その思いだけは…▼~
いつか、叶う日を願わずには~
いられない…▼~
…………▼~
リョウマ兄様…~
どうか、カムイを…▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[ヒノカ]|
くっ…~
負けたのだな、私は…▼~
この城を守ることは、~
叶わなかったか…▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[ヒノカ]|
さあ、殺すなら殺せ。~
第一王女として、命乞いはしない。▼~
その代わり、残った兵たちは~
どうか助命を…▼~
:[アサマ]|
な、何を仰るのですか~
ヒノカ様!?▼~
あなたは、ここで死んでは~
いけません!▼~
:[セツナ]|
だめ…~
そんなの、ぜったいだめです…▼~
ヒノカ様が死ぬのなら、~
私も一緒に死にます…▼~
:[ヒノカ]|
アサマ、セツナ…▼~
:[カムイ]|
いえ…だめです。▼~
お父様は敵将の命を救うことなど~
決してお許しにはならないでしょう。▼~
ですから、すみませんが…▼~
:[ヒノカ]|
…そうか。~
ならば、一思いに殺せ。▼~
:[カムイ]|
…はい。▼~
…………▼~
:|'''(カムイが夜刀神を振り上げる)'''~
:[カムイ]|
ええいっ!!!!▼~
:[ヒノカ]|
!!▼~
:|'''(夜刀神が風を切る音。だが、ヒノカは無事。)'''~
:[ヒノカ]|
…え?▼~
:[アサマ]|
は、外れた…▼~
いえ…~
外した…のですか?▼~
:[セツナ]|
どうして…▼~
:[ヒノカ]|
カムイ…?▼~
:[カムイ]|
…ヒノカ姉さん。~
よく聞いてください。▼~
今この瞬間から、~
姉さんは死んだことにします。▼~
ですから、そこにいる臣下の方たちと一緒に、~
どこかに隠れていてください。▼~
それから、~
姉さんの武器は貰っていきます。▼~
姉さんを討った証として、~
お父様に献上しますので。▼~
:[ヒノカ]|
どういうことだ…?~
私を、殺さないのか…?▼~
:[カムイ]|
はい、少なくとも私は、~
無駄な殺戮は避けたいと思っています。▼~
ヒノカ姉さんも~
ここにいる兵たちも、殺しはしません。▼~
:[ヒノカ]|
そんな…!~
ならば、私も共に行こう。▼~
私がリョウマ兄様を説得すれば、~
この戦も早く決するかもしれぬ!▼~
:[カムイ]|
それはだめです!▼~
姉さんが生きていることが知れたら、~
ガロン王は何をするかわかりません。▼~
辛いかもしれませんが、~
どうか待っていてくれませんか。▼~
戦争が終わるまで隠れていてくれれば、~
きっと生き延びることができます。▼~
みんな死なずに済むんです!▼~
:[ヒノカ]|
しかし、私はこのまま~
待っているわけには…▼~
:[カミラ]|
まあ、聞き分けのない子。▼~
:|'''(カミラがヒノカの喉元に斧をつきつける)'''~
:[ヒノカ]|
なっ!?▼~
:[カミラ]|
あらあら…~
うっかり喉元に刃が。▼~
ちょっとでも動くと、~
喉を裂いちゃうかもしれないわ。▼~
:[ヒノカ]|
貴様、何を…▼~
:[カミラ]|
そうねえ…~
「私の」妹が決めたことだもの、▼~
あなたの助命に異論はないわ。▼~
でも…あんまりカムイのことを~
困らせないでちょうだいね。▼~
これ以上逆らうようなら私…~
手が滑るかもしれないわよ?▼~
:[ヒノカ]|
…………▼~
:[カミラ]|
うふふ。~
相変わらず、怖い顔。▼~
そんなことじゃ、サクラ王女と再会した時…~
きっと怯えられちゃうわ。▼~
:[ヒノカ]|
なに!? サクラは…~
生きているのか!?▼~
:|'''(斧を退くカミラ)'''~
:[カミラ]|
さあ、どうでしょうね。~
全てが終われば、わかるかもしれないけど。▼~
そのためには、カムイの言う通り~
隠れててもらう必要があるの。▼~
あなたが死んだらサクラ王女、~
どう思うかしら?▼~
:[ヒノカ]|
…………▼~
ああ…わかった。~
お前たちの言う通りにしよう。▼~
:[カミラ]|
そう。わかってくれて、嬉しいわ。~
従順にしていたら、優しくしてあげる。▼~
よく見たらあなた…~
私の好みの顔立ちだわ。▼~
可愛くて、とっても綺麗。▼~
:[ヒノカ]|
っ…!?▼~
:[カミラ]|
素敵だわ。~
照れてる顔も、なかなかね。▼~
:[カムイ]|
えっと…~
カ、カミラ姉さん…▼~
:[カミラ]|
ごめんなさい。~
それじゃあ私たちはもう行くわね。▼~
さよなら、白夜の王女様。▼~
:[ヒノカ]|
…おい、カムイ。~
上階には、リョウマ兄様がいる。▼~
もしお前たちが本当に、~
無駄な殺戮を避けたいというのなら、▼~
どうか、殺しはしないでほしい。▼~
母様に続き、リョウマ兄様までいなくなったら、~
この国はおしまいだ…▼~
:[カムイ]|
わかりました、約束します。~
リョウマ兄さんは絶対に死なせはしません。▼~
この救いの刀に懸けて、~
必ず守ってみせます。▼~
:[ヒノカ]|
ありがとう、カムイ…▼~
:[カムイ]|
あ…~
…それから、最後に一つだけ聞いてください。▼~
私たちのしたことは、~
白夜王国にとって…▼~
ヒノカ姉さんにとって、~
決して許せないことだと分かっています。▼~
…でも、もし全てが終わり、~
平和な日々が来たら…▼~
またここで、~
今度は本当のきょうだいとして▼~
みんなと笑い合いたいと…~
私はそう思っています。▼~
:[ヒノカ]|
!! カムイ…っ。▼~
:[カムイ]|
すみません…▼~
そんなことできるものかと~
怒ってくれても構いません。▼~
でも、私はそう思っていると、~
それだけは…どうか覚えておいてください。▼~
:[ヒノカ]|
…………▼~
カムイ…▼~
:[アサマ]|
ヒノカ様、~
ご無事で、良かったです。▼~
:[セツナ]|
行きましょう…~
ここにいたら、見つかっちゃいますよ…▼~
:[ヒノカ]|
そう、だな…▼~
…暗夜王国軍のしたことは、~
許せるものではない。▼~
今までの卑劣な行いも、この戦争も、~
全て許し難い蛮行だ。▼~
だが…カムイ。~
お前の願いは、▼~
本当のきょうだいとして笑い合いたいという~
その思いだけは…▼~
いつか、叶う日を願わずには~
いられない…▼~
…………▼~
リョウマ兄様…~
どうか、カムイを…▼~
#endregion
*コメント [#i8e7fbdd]
#comment
終了行:
[[会話集/章別会話]]
*暗夜王国 24章 白夜王女ヒノカ [#rf652f2e]
#contents
*ナレーション [#s2133205]
ついに白夜王都へと侵攻する暗夜軍。~
カムイたちは、軍師マクベスの~
残虐さに心を痛めながら王の間へ急ぐ。~
だが、そうはさせじと白夜の一軍が~
前に立ちふさがる。~
*オープニング [#v7d273c3]
**オープニング1 [#t62f76b8]
#region(マイユニット男性・俺)
:[カムイ]|
ついに、戻ってきたな…~
白夜王都に。▼~
:[アクア]|
ええ。~
あと少しで全てが終わる。▼~
白夜王城を落とし、~
王座を制圧すれば…▼~
いよいよ、~
私たち暗夜王国の勝利となるわ。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…アクア、平気なのか?▼~
:[アクア]|
え?▼~
:[カムイ]|
今から攻め込むのは、~
お前の育った場所なんだぞ。▼~
もし辛いなら~
戦闘は俺たちに任せて、▼~
お前はどこか別のところで~
待っていても…▼~
:[アクア]|
いいえ。~
それはできないわ。▼~
怖気づいて逃げるために、~
私は暗夜側についたわけじゃない。▼~
私は最後まで…~
あなたと一緒に闘うわ。▼~
この戦争を終わらせることこそが~
私を育ててくれた白夜王国のために、▼~
共に育ったきょうだいたちのために~
やるべき使命だって…▼~
私はそう、~
信じているから。▼~
:[カムイ]|
アクア…▼~
:[アクア]|
ねえ…そういえば、~
結局…見つからなかったわね。▼~
:[カムイ]|
え…▼~
:[アクア]|
…タクミのこと。▼~
あの後、マクベスやガンズの部隊が~
しらみつぶしに探したそうだけれど…▼~
タクミ本人はおろか、見につけていた物の~
一つも見つけることはできなかった。▼~
にわかには信じがたい話だけれど…~
…タクミは消えてしまった。▼~
そう思うのが一番、~
しっくりくるわ。▼~
:[カムイ]|
消えてしまった…▼~
…………▼~
:[アクア]|
このことは…~
サクラには黙っておいた方がいいでしょうね。▼~
:[マークス]|
カムイ、アクア。▼~
:[カムイ]|
マークス兄さん。▼~
父上よりのお達しだ。~
これより、白夜王都に侵攻する。▼~
皆に準備をするよう、伝えてほしい。▼~
:[カムイ]|
わかった。▼~
:|'''(大勢の暗夜兵と馬に乗ったガロン王が王都に侵攻してい...
:[お兄さん]|
あいつらだ…!~
暗夜軍が…暗夜軍が来たぞーっ!▼~
:[お姉さん]|
ああ、恐ろしい…~
まるで死神の行軍だわ…▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[お兄さん]|
おい、裏切り者の~
カムイ王子もいるぞ!▼~
:[カムイ]|
!▼~
:[おじいさん]|
ミコト様や王都をあんな風にして、~
よくその顔が見せられたのう…!▼~
:[おばさん]|
主人を返しておくれ!~
この、人でなし!!▼~
:[カムイ]|
……っ!!▼~
:[マクベス]|
はぁ…民草共が五月蝿いですね…~
道を開けなさい!!▼~
:[おばさん]|
きゃああっ!▼~
:[カムイ]|
マクベス!?▼~
:[マクベス]|
ふん…他愛もないですね。▼~
ご安心ください、~
カムイ様。▼~
あなた様に心無い言葉を吐く者は、~
全て私たちが始末いたしますので。▼~
:[ガンズ]|
ふははは! 俺たちに逆らったら~
どうなるか思い知らせてやる!▼~
:[お兄さん]|
うわああああっ!!▼~
:[カムイ]|
あ…▼~
:[アクア]|
こらえて、カムイ。~
後ろには、ガロン王がいるわ。▼~
いま彼らを止めたりすれば、~
何をされるかわからないのよ。▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[カムイ]|
ついに、戻ってきましたね…~
白夜王都に。▼~
:[アクア]|
ええ。~
あと少しで全てが終わる。▼~
白夜王城を落とし、~
王座を制圧すれば…▼~
いよいよ、~
私たち暗夜王国の勝利となるわ。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…アクアさん、平気なんですか?▼~
:[アクア]|
え?▼~
:[カムイ]|
だって、今から攻め込むのは、~
あなたの育った場所なんですよ。▼~
もし辛いなら~
戦闘は私たちに任せて、▼~
あなたはどこか別のところで~
待っていてくれても…▼~
:[アクア]|
いいえ。~
それはできないわ。▼~
怖気づいて逃げるために、~
私は暗夜側についたわけじゃない。▼~
私は最後まで…~
あなたと一緒に闘うわ。▼~
この戦争を終わらせることこそが~
私を育ててくれた白夜王国のために、▼~
共に育ったきょうだいたちのために~
やるべき使命だって…▼~
私はそう、~
信じているから。▼~
:[カムイ]|
アクアさん…▼~
:[アクア]|
ねえ…そういえば、~
結局…見つからなかったわね。▼~
:[カムイ]|
え…▼~
:[アクア]|
…タクミのこと。▼~
あの後、マクベスやガンズの部隊が~
しらみつぶしに探したそうだけれど…▼~
タクミ本人はおろか、見につけていた物の~
一つも見つけることはできなかった。▼~
にわかには信じがたい話だけれど…~
…タクミは消えてしまった。▼~
そう思うのが一番、~
しっくりくるわ。▼~
:[カムイ]|
消えてしまった…▼~
…………▼~
:[アクア]|
このことは…~
サクラには黙っておいた方がいいでしょうね。▼~
:[カムイ]|
はい…、そうですね。▼~
:[マークス]|
カムイ、アクア。▼~
:[カムイ]|
マークス兄さん。▼~
父上よりのお達しだ。~
これより、白夜王都に侵攻する。▼~
皆に準備をするよう、伝えてほしい。▼~
:|'''(大勢の暗夜兵と馬に乗ったガロン王が王都に侵攻してい...
:[お兄さん]|
あいつらだ…!~
暗夜軍が…暗夜軍が来たぞーっ!▼~
:[お姉さん]|
ああ、恐ろしい…~
まるで死神の行軍だわ…▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[お兄さん]|
おい、裏切り者の~
カムイ王女もいるぞ!▼~
:[カムイ]|
!▼~
:[おじいさん]|
ミコト様や王都をあんな風にして、~
よくその顔が見せられたのう…!▼~
:[おばさん]|
主人を返しておくれ!~
この、人でなし!!▼~
:[カムイ]|
……っ!!▼~
:[マクベス]|
はぁ…民草共が五月蝿いですね…~
道を開けなさい!!▼~
:[おばさん]|
きゃああっ!▼~
:[カムイ]|
マクベスさん!?▼~
:[マクベス]|
ふん…他愛もないですね。▼~
ご安心ください、~
カムイ様。▼~
あなた様に心無い言葉を吐く者は、~
全て私たちが始末いたしますので。▼~
:[ガンズ]|
ふははは! 俺たちに逆らったら~
どうなるか思い知らせてやる!▼~
:[お兄さん]|
うわああああっ!!▼~
:[カムイ]|
あ…▼~
:[アクア]|
こらえて、カムイ。~
後ろには、ガロン王がいるわ。▼~
いま彼らを止めたりすれば、~
何をされるかわからないのよ。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
わかりました。▼~
#endregion
**オープニング2 [#ya744bd0]
#region(マイユニット男性・俺)
:[マクベス]|
さて、~
白夜王城に着いたようですね。▼~
ふむ…外に兵は見当たりません。▼~
おおかた、全戦力を城内に集中させ~
防衛戦でもするつもりなのでしょう。▼~
:[マークス]|
そうだな…▼~
だが、我々暗夜王国軍は、~
既に白夜王城を取り囲めるほどの数だ。▼~
投降するよう呼びかければ、~
闘わずとも勝負がつく。▼~
:[マクベス]|
なりません、マークス様。▼~
:[マークス]|
なに?▼~
:[マクベス]|
いいですか?~
これは白夜王国の邪魔者たちを、▼~
一斉に始末するチャンスですぞ。~
投降の呼びかけなど生ぬるい…▼~
この戦乱に乗じ、~
白夜の要人を全て殺害してしまえば、▼~
晴れて戦争が終わった後…▼~
我が暗夜王国がこの国を乗っ取ることも~
容易くなるでしょう。▼~
:[マークス]|
貴様、そんな卑劣な手を…▼~
:[マクベス]|
ガロン王様、如何でしょう。▼~
このマクベスの策、~
実行に移しても宜しいでしょうか。▼~
:[ガロン]|
好きにしろ。▼~
:[マクベス]|
ありがとうございます。▼~
:[マークス]|
…父上…▼~
:[マクベス]|
ふむ…ではお許しも出たことですので、~
我々は城内に攻め入りましょう。▼~
私たちは裏から、~
カムイ様たちは表から、▼~
それぞれ進行するということで~
如何でしょう。▼~
:[マークス]|
…………▼~
どうする、カムイ。~
それで異論はないか。▼~
:[カムイ]|
…はい。▼~
それが、父上のご意向であれば。▼~
:[マクベス]|
おお、そうですか。~
それは何よりでございます。▼~
では私たちは裏手に回りますゆえ。▼~
後ほど、城内の「王の間」で~
お会いしましょう。▼~
…くれぐれも、うっかり戦死なさらぬよう~
お気をつけ下さい。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…マークス兄さん。~
俺は…▼~
:[マークス]|
ああ。このやり方が~
お前の本意ではないことは、わかっている。▼~
…カムイ。▼~
お前は以前…カミラに、~
正義はどこにあるのかと聞いたそうだな。▼~
:[カムイ]|
ああ…▼~
:[マークス]|
…正義など、ありはしない。▼~
それが戦争だ。▼~
この世界に、~
正しい道も間違った道も存在しない。▼~
あるのはただ…▼~
それぞれの野望と、欲望。~
そして、それに付き従う者達の思惑だ。▼~
よく、覚えておけ。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[マクベス]|
さて、~
白夜王城に着いたようですね。▼~
ふむ…外に兵は見当たりません。▼~
おおかた、全戦力を城内に集中させ~
防衛戦でもするつもりなのでしょう。▼~
:[マークス]|
そうだな…▼~
だが、我々暗夜王国軍は、~
既に白夜王城を取り囲めるほどの数だ。▼~
投降するよう呼びかければ、~
闘わずとも勝負がつく。▼~
:[マクベス]|
なりません、マークス様。▼~
:[マークス]|
なに?▼~
:[マクベス]|
いいですか?~
これは白夜王国の邪魔者たちを、▼~
一斉に始末するチャンスですぞ。~
投降の呼びかけなど生ぬるい…▼~
この戦乱に乗じ、~
白夜の要人を全て殺害してしまえば、▼~
晴れて戦争が終わった後…▼~
我が暗夜王国がこの国を乗っ取ることも~
容易くなるでしょう。▼~
:[マークス]|
貴様、そんな卑劣な手を…▼~
:[マクベス]|
ガロン王様、如何でしょう。▼~
このマクベスの策、~
実行に移しても宜しいでしょうか。▼~
:[ガロン]|
好きにしろ。▼~
:[マクベス]|
ありがとうございます。▼~
:[マークス]|
…父上…▼~
:[マクベス]|
ふむ…ではお許しも出たことですので、~
我々は城内に攻め入りましょう。▼~
私たちは裏から、~
カムイ様たちは表から、▼~
それぞれ進行するということで~
如何でしょう。▼~
:[マークス]|
…………▼~
どうする、カムイ。~
それで異論はないか。▼~
:[カムイ]|
…はい。▼~
それが、お父様のご意向であれば。▼~
:[マクベス]|
おお、そうですか。~
それは何よりでございます。▼~
では私たちは裏手に回りますゆえ。▼~
後ほど、城内の「王の間」で~
お会いしましょう。▼~
…くれぐれも、うっかり戦死なさらぬよう~
お気をつけ下さい。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…マークス兄さん。~
私は…▼~
:[マークス]|
ああ。このやり方が~
お前の本意ではないことは、わかっている。▼~
…カムイ。▼~
お前は以前…カミラに、~
正義はどこにあるのかと聞いたそうだな。▼~
:[カムイ]|
はい…▼~
:[マークス]|
…正義など、ありはしない。▼~
それが戦争だ。▼~
この世界に、~
正しい道も間違った道も存在しない。▼~
あるのはただ…▼~
それぞれの野望と、欲望。~
そして、それに付き従う者達の思惑だ。▼~
よく、覚えておけ。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
#endregion
*戦闘 [#id4cd3db]
**1ターン目敵フェイズ開始前 [#tdd51150]
※ヒノカ・アサマ・セツナのうち1人以上を撃破済みの場合は発...
:[アサマ]|
おや…いらしたようですよ、ヒノカ様。~
あなたの可愛い弟君が。▼~
:[ヒノカ]|
…カムイ、か。▼~
:[セツナ]|
闘うの…? ヒノカ様。▼~
:[ヒノカ]|
ああ。このシラサギ城は…~
私が守ってみせる。▼~
何人たりとも、~
王の間には行かせん。▼~
ここで食い止めねば…第一王女の恥だ。▼~
:[セツナ]|
そうですか…~
じゃあ、私もがんばります…▼~
:[アサマ]|
お守り致します、ヒノカ様。~
私も全力で…あなたのことを。▼~
:[ヒノカ]|
…ふっ。▼~
まさか我が臣下から~
そんな真面目な言葉が聞けるとはな。▼~
お前たちらしくないが…~
とても心強く思うぞ。▼~
…ありがとう、~
アサマ。セツナ。▼~
どうかお前たちは死なないでくれ。▼~
私はお前たちのことを信頼している。~
…誰よりもな。▼~
***ムービー11 「ヒノカ戦」 [#uebf1619]
:|'''(天馬に乗るヒノカが太陽を背に向かってくる)'''~
:[ヒノカ]|ふっ!
:|'''(ヒノカ、天馬から飛び降りる。頭上で薙刀を振りまわす)...
:[ヒノカ]|白夜王国第一の王女…
:|'''(ヒノカ、天馬に着地。薙刀を構える)'''~
:[ヒノカ]|ヒノカ、参る!!
**vs ヒノカ [#i684dca0]
:[ヒノカ]|
暗夜の手の者は、~
誰であってもこの先には行かせんぞ…▼~
***カムイ vs ヒノカ [#ja3b9c06]
#region(マイユニット男性・私)
:[ヒノカ]|
来たか…カムイ。~
お前の本当の家である…▼~
この王城に。▼~
:[カムイ]|
…はい。▼~
すみませんが、私は玉座に用があるのです。~
そこを通してもらいますよ。▼~
:[ヒノカ]|
そんな…~
もうこの城に、何の感慨も湧かないのか…?▼~
…カムイ。▼~
私は、この城に帰ってきたお前を、~
おかえりと言って迎えたかった。▼~
ここで眠り、ここで起き、~
ここで生きるお前が見たかった。▼~
ここがお前の…~
帰る場所になって欲しかった。▼~
それが私の、夢だった。▼~
でも、その夢は…~
もう…▼~
:[カムイ]|
ヒノカ姉さん…▼~
:[ヒノカ]|
…私としたことが、らしくないな。~
潰えた夢に思いを馳せるなど。▼~
今目の前にいるのは、敵国の将。~
ならば私は、ただ闘うのみだ。▼~
…お前がもう二度と、~
この城に来ることのないように。▼~
#endregion
#region(マイユニット男性・僕)
:[ヒノカ]|
来たか…カムイ。~
お前の本当の家である…▼~
この王城に。▼~
:[カムイ]|
…うん。▼~
悪いけど、僕は玉座に用があるんだ。~
そこを通してもらうよ。▼~
:[ヒノカ]|
そんな…~
もうこの城に、何の感慨も湧かないのか…?▼~
…カムイ。▼~
私は、この城に帰ってきたお前を、~
おかえりと言って迎えたかった。▼~
ここで眠り、ここで起き、~
ここで生きるお前が見たかった。▼~
ここがお前の…~
帰る場所になって欲しかった。▼~
それが私の、夢だった。▼~
でも、その夢は…~
もう…▼~
:[カムイ]|
ヒノカ姉さん…▼~
:[ヒノカ]|
…私としたことが、らしくないな。~
潰えた夢に思いを馳せるなど。▼~
今目の前にいるのは、敵国の将。~
ならば私は、ただ闘うのみだ。▼~
…お前がもう二度と、~
この城に来ることのないように。▼~
#endregion
#region(マイユニット男性・俺)
:[ヒノカ]|
来たか…カムイ。~
お前の本当の家である…▼~
この王城に。▼~
:[カムイ]|
…ああ。▼~
悪いが、俺は玉座に用があるんだ。~
そこを通してもらうぞ。▼~
:[ヒノカ]|
そんな…~
もうこの城に、何の感慨も湧かないのか…?▼~
…カムイ。▼~
私は、この城に帰ってきたお前を、~
おかえりと言って迎えたかった。▼~
ここで眠り、ここで起き、~
ここで生きるお前が見たかった。▼~
ここがお前の…~
帰る場所になって欲しかった。▼~
それが私の、夢だった。▼~
でも、その夢は…~
もう…▼~
:[カムイ]|
ヒノカ姉さん…▼~
:[ヒノカ]|
…私としたことが、らしくないな。~
潰えた夢に思いを馳せるなど。▼~
今目の前にいるのは、敵国の将。~
ならば私は、ただ闘うのみだ。▼~
…お前がもう二度と、~
この城に来ることのないように。▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[ヒノカ]|
来たか…カムイ。~
お前の本当の家である…▼~
この王城に。▼~
:[カムイ]|
…はい。▼~
すみませんが、私は玉座に用があるのです。~
そこを通してもらいますよ。▼~
:[ヒノカ]|
そんな…~
もうこの城に、何の感慨も湧かないのか…?▼~
…カムイ。▼~
私は、この城に帰ってきたお前を、~
おかえりと言って迎えたかった。▼~
ここで眠り、ここで起き、~
ここで生きるお前が見たかった。▼~
ここがお前の…~
帰る場所になって欲しかった。▼~
それが私の、夢だった。▼~
でも、その夢は…~
もう…▼~
:[カムイ]|
ヒノカ姉さん…▼~
:[ヒノカ]|
…私としたことが、らしくないな。~
潰えた夢に思いを馳せるなど。▼~
今目の前にいるのは、敵国の将。~
ならば私は、ただ闘うのみだ。▼~
…お前がもう二度と、~
この城に来ることのないように。▼~
#endregion
***ヒノカ撃破 [#b1bd7b19]
:[ヒノカ]|
リョウマ兄様…~
どうか…この城を……▼~
**vs アサマ [#ac784b5d]
:[アサマ]|
このような蛮行を働いて、~
あなた方に生きている価値などありません。▼~
今すぐあなたを、仏の元に~
送って差し上げましょう。▼~
***アサマ撃破 [#y671a2b4]
:[アサマ]|
愚かですねえ…~
あなたも、私も……▼~
**vs セツナ [#ac784b5d]
:[セツナ]|
私、がんばる…~
ヒノカ様に、そう約束したから…▼~
***セツナ撃破 [#y671a2b4]
:[セツナ]|
負けちゃった…~
くやしいなんて思うの、はじめて…▼~
*クリア後 [#le12f96b]
#region(マイユニット男性・俺)
:[ヒノカ]|
くっ…~
負けたのだな、私は…▼~
この城を守ることは、~
叶わなかったか…▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[ヒノカ]|
さあ、殺すなら殺せ。~
第一王女として、命乞いはしない。▼~
その代わり、残った兵たちは~
どうか助命を…▼~
:[アサマ]|
な、何を仰るのですか~
ヒノカ様!?▼~
あなたは、ここで死んでは~
いけません!▼~
:[セツナ]|
だめ…~
そんなの、ぜったいだめです…▼~
ヒノカ様が死ぬのなら、~
私も一緒に死にます…▼~
:[ヒノカ]|
アサマ、セツナ…▼~
:[カムイ]|
いえ…だめだ。▼~
父上は敵将の命を救うことなど~
決してお許しにはならない。▼~
だから、すまないが…▼~
:[ヒノカ]|
…そうか。~
ならば、一思いに殺せ。▼~
:[カムイ]|
…ああ。▼~
…………▼~
:|'''(カムイが夜刀神を振り上げる)'''~
:[カムイ]|
でえいっ!!!!▼~
:[ヒノカ]|
!!▼~
:|'''(夜刀神が風を切る音。だが、ヒノカは無事。)'''~
:[ヒノカ]|
…え?▼~
:[アサマ]|
は、外れた…▼~
いえ…~
外した…のですか?▼~
:[セツナ]|
どうして…▼~
:[ヒノカ]|
カムイ…?▼~
:[カムイ]|
…ヒノカ姉さん。~
よく聞いてくれ。▼~
今この瞬間から、~
姉さんは死んだことにする。▼~
だから、そこにいる臣下の方たちと一緒に、~
どこかに隠れていてくれ。▼~
それから、~
姉さんの武器は貰っていくぞ。▼~
姉さんを討った証として、~
父上に献上する。▼~
:[ヒノカ]|
どういうことだ…?~
私を、殺さないのか…?▼~
:[カムイ]|
ああ、少なくとも俺は、~
無駄な殺戮は避けたいと思っている。▼~
ヒノカ姉さんも~
ここにいる兵たちも、殺しはしない。▼~
:[ヒノカ]|
そんな…!~
ならば、私も共に行こう。▼~
私がリョウマ兄様を説得すれば、~
この戦も早く決するかもしれぬ!▼~
:[カムイ]|
それはだめだ!▼~
姉さんが生きていることが知れたら、~
ガロン王は何をするかわからない。▼~
辛いかもしれないが、~
どうか待っていてくれないか。▼~
戦争が終わるまで隠れていてくれれば、~
きっと生き延びることができる。▼~
みんな死なずに済むんだ!▼~
:[ヒノカ]|
しかし、私はこのまま~
待っているわけには…▼~
:[カミラ]|
まあ、聞き分けのない子。▼~
:|'''(カミラがヒノカの喉元に斧をつきつける)'''~
:[ヒノカ]|
なっ!?▼~
:[カミラ]|
あらあら…~
うっかり喉元に刃が。▼~
ちょっとでも動くと、~
喉を裂いちゃうかもしれないわ。▼~
:[ヒノカ]|
貴様、何を…▼~
:[カミラ]|
そうねえ…~
「私の」弟が決めたことだもの、▼~
あなたの助命に異論はないわ。▼~
でも…あんまりカムイのことを~
困らせないでちょうだいね。▼~
これ以上逆らうようなら私…~
手が滑るかもしれないわよ?▼~
:[ヒノカ]|
…………▼~
:[カミラ]|
うふふ。~
相変わらず、怖い顔。▼~
そんなことじゃ、サクラ王女と再会した時…~
きっと怯えられちゃうわ。▼~
:[ヒノカ]|
なに!? サクラは…~
生きているのか!?▼~
:|'''(斧を退くカミラ)'''~
:[カミラ]|
さあ、どうでしょうね。~
全てが終われば、わかるかもしれないけど。▼~
そのためには、カムイの言う通り~
隠れててもらう必要があるの。▼~
あなたが死んだらサクラ王女、~
どう思うかしら?▼~
:[ヒノカ]|
…………▼~
ああ…わかった。~
お前たちの言う通りにしよう。▼~
:[カミラ]|
そう。わかってくれて、嬉しいわ。~
従順にしていたら、優しくしてあげる。▼~
よく見たらあなた…~
私の好みの顔立ちだわ。▼~
可愛くて、とっても綺麗。▼~
:[ヒノカ]|
っ…!?▼~
:[カミラ]|
素敵だわ。~
照れてる顔も、なかなかね。▼~
:[カムイ]|
えっと…~
カ、カミラ姉さん…▼~
:[カミラ]|
ごめんなさい。~
それじゃあ私たちはもう行くわね。▼~
さよなら、白夜の王女様。▼~
:[ヒノカ]|
…おい、カムイ。~
上階には、リョウマ兄様がいる。▼~
もしお前たちが本当に、~
無駄な殺戮を避けたいというのなら、▼~
どうか、殺しはしないでほしい。▼~
母国に続き、リョウマ兄様までいなくなったら、~
この国はおしまいだ…▼~
:[カムイ]|
わかった、約束しよう。~
リョウマ兄さんは絶対に死なせはしない。▼~
この救いの刀に懸けて、~
必ず守ってみせる。▼~
:[ヒノカ]|
ありがとう、カムイ…▼~
:[カムイ]|
あ…~
…それから、最後に一つだけ聞いてくれ。▼~
俺たちのしたことは、~
白夜王国にとって…▼~
ヒノカ姉さんにとって、~
決して許せないことだと分かっている。▼~
…でも、もし全てが終わり、~
平和な日々が来たら…▼~
俺は、またここで、~
今度は本当のきょうだいとして▼~
みんなと笑い合いたいと…~
そう思っている。▼~
:[ヒノカ]|
!! カムイ…っ。▼~
:[カムイ]|
すまん…▼~
そんなことできるものかと~
怒ってくれても構わない。▼~
だが、俺はそう思っていると、~
それだけは…どうか覚えておいてほしい。▼~
:[ヒノカ]|
…………▼~
カムイ…▼~
:[アサマ]|
ヒノカ様、~
ご無事で、良かったです。▼~
:[セツナ]|
行きましょう…~
ここにいたら、見つかっちゃいますよ…▼~
:[ヒノカ]|
そう、だな…▼~
…暗夜王国軍のしたことは、~
許せるものではない。▼~
今までの卑劣な行いも、この戦争も、~
全て許し難い蛮行だ。▼~
だが…カムイ。~
お前の願いは、▼~
本当のきょうだいとして笑い合いたいという~
その思いだけは…▼~
いつか、叶う日を願わずには~
いられない…▼~
…………▼~
リョウマ兄様…~
どうか、カムイを…▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[ヒノカ]|
くっ…~
負けたのだな、私は…▼~
この城を守ることは、~
叶わなかったか…▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[ヒノカ]|
さあ、殺すなら殺せ。~
第一王女として、命乞いはしない。▼~
その代わり、残った兵たちは~
どうか助命を…▼~
:[アサマ]|
な、何を仰るのですか~
ヒノカ様!?▼~
あなたは、ここで死んでは~
いけません!▼~
:[セツナ]|
だめ…~
そんなの、ぜったいだめです…▼~
ヒノカ様が死ぬのなら、~
私も一緒に死にます…▼~
:[ヒノカ]|
アサマ、セツナ…▼~
:[カムイ]|
いえ…だめです。▼~
お父様は敵将の命を救うことなど~
決してお許しにはならないでしょう。▼~
ですから、すみませんが…▼~
:[ヒノカ]|
…そうか。~
ならば、一思いに殺せ。▼~
:[カムイ]|
…はい。▼~
…………▼~
:|'''(カムイが夜刀神を振り上げる)'''~
:[カムイ]|
ええいっ!!!!▼~
:[ヒノカ]|
!!▼~
:|'''(夜刀神が風を切る音。だが、ヒノカは無事。)'''~
:[ヒノカ]|
…え?▼~
:[アサマ]|
は、外れた…▼~
いえ…~
外した…のですか?▼~
:[セツナ]|
どうして…▼~
:[ヒノカ]|
カムイ…?▼~
:[カムイ]|
…ヒノカ姉さん。~
よく聞いてください。▼~
今この瞬間から、~
姉さんは死んだことにします。▼~
ですから、そこにいる臣下の方たちと一緒に、~
どこかに隠れていてください。▼~
それから、~
姉さんの武器は貰っていきます。▼~
姉さんを討った証として、~
お父様に献上しますので。▼~
:[ヒノカ]|
どういうことだ…?~
私を、殺さないのか…?▼~
:[カムイ]|
はい、少なくとも私は、~
無駄な殺戮は避けたいと思っています。▼~
ヒノカ姉さんも~
ここにいる兵たちも、殺しはしません。▼~
:[ヒノカ]|
そんな…!~
ならば、私も共に行こう。▼~
私がリョウマ兄様を説得すれば、~
この戦も早く決するかもしれぬ!▼~
:[カムイ]|
それはだめです!▼~
姉さんが生きていることが知れたら、~
ガロン王は何をするかわかりません。▼~
辛いかもしれませんが、~
どうか待っていてくれませんか。▼~
戦争が終わるまで隠れていてくれれば、~
きっと生き延びることができます。▼~
みんな死なずに済むんです!▼~
:[ヒノカ]|
しかし、私はこのまま~
待っているわけには…▼~
:[カミラ]|
まあ、聞き分けのない子。▼~
:|'''(カミラがヒノカの喉元に斧をつきつける)'''~
:[ヒノカ]|
なっ!?▼~
:[カミラ]|
あらあら…~
うっかり喉元に刃が。▼~
ちょっとでも動くと、~
喉を裂いちゃうかもしれないわ。▼~
:[ヒノカ]|
貴様、何を…▼~
:[カミラ]|
そうねえ…~
「私の」妹が決めたことだもの、▼~
あなたの助命に異論はないわ。▼~
でも…あんまりカムイのことを~
困らせないでちょうだいね。▼~
これ以上逆らうようなら私…~
手が滑るかもしれないわよ?▼~
:[ヒノカ]|
…………▼~
:[カミラ]|
うふふ。~
相変わらず、怖い顔。▼~
そんなことじゃ、サクラ王女と再会した時…~
きっと怯えられちゃうわ。▼~
:[ヒノカ]|
なに!? サクラは…~
生きているのか!?▼~
:|'''(斧を退くカミラ)'''~
:[カミラ]|
さあ、どうでしょうね。~
全てが終われば、わかるかもしれないけど。▼~
そのためには、カムイの言う通り~
隠れててもらう必要があるの。▼~
あなたが死んだらサクラ王女、~
どう思うかしら?▼~
:[ヒノカ]|
…………▼~
ああ…わかった。~
お前たちの言う通りにしよう。▼~
:[カミラ]|
そう。わかってくれて、嬉しいわ。~
従順にしていたら、優しくしてあげる。▼~
よく見たらあなた…~
私の好みの顔立ちだわ。▼~
可愛くて、とっても綺麗。▼~
:[ヒノカ]|
っ…!?▼~
:[カミラ]|
素敵だわ。~
照れてる顔も、なかなかね。▼~
:[カムイ]|
えっと…~
カ、カミラ姉さん…▼~
:[カミラ]|
ごめんなさい。~
それじゃあ私たちはもう行くわね。▼~
さよなら、白夜の王女様。▼~
:[ヒノカ]|
…おい、カムイ。~
上階には、リョウマ兄様がいる。▼~
もしお前たちが本当に、~
無駄な殺戮を避けたいというのなら、▼~
どうか、殺しはしないでほしい。▼~
母様に続き、リョウマ兄様までいなくなったら、~
この国はおしまいだ…▼~
:[カムイ]|
わかりました、約束します。~
リョウマ兄さんは絶対に死なせはしません。▼~
この救いの刀に懸けて、~
必ず守ってみせます。▼~
:[ヒノカ]|
ありがとう、カムイ…▼~
:[カムイ]|
あ…~
…それから、最後に一つだけ聞いてください。▼~
私たちのしたことは、~
白夜王国にとって…▼~
ヒノカ姉さんにとって、~
決して許せないことだと分かっています。▼~
…でも、もし全てが終わり、~
平和な日々が来たら…▼~
またここで、~
今度は本当のきょうだいとして▼~
みんなと笑い合いたいと…~
私はそう思っています。▼~
:[ヒノカ]|
!! カムイ…っ。▼~
:[カムイ]|
すみません…▼~
そんなことできるものかと~
怒ってくれても構いません。▼~
でも、私はそう思っていると、~
それだけは…どうか覚えておいてください。▼~
:[ヒノカ]|
…………▼~
カムイ…▼~
:[アサマ]|
ヒノカ様、~
ご無事で、良かったです。▼~
:[セツナ]|
行きましょう…~
ここにいたら、見つかっちゃいますよ…▼~
:[ヒノカ]|
そう、だな…▼~
…暗夜王国軍のしたことは、~
許せるものではない。▼~
今までの卑劣な行いも、この戦争も、~
全て許し難い蛮行だ。▼~
だが…カムイ。~
お前の願いは、▼~
本当のきょうだいとして笑い合いたいという~
その思いだけは…▼~
いつか、叶う日を願わずには~
いられない…▼~
…………▼~
リョウマ兄様…~
どうか、カムイを…▼~
#endregion
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