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会話集/章別会話/18章 黒白の王子
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[[会話集/章別会話]]
*暗夜王国 18章 黒白の王子 [#i757be6e]
#contents
*ナレーション [#pe801751]
コタロウの野望を打ち砕いた~
カムイは、休憩のため~
中立国イズモ公国へ立ち寄る。~
そこでは、思いもかけない再開が~
カムイを待っている。~
*オープニング [#pddc8828]
#region(マイユニット男性・僕)
―イズモ公国―~
:[カムイ]|
なんだか、綺麗な場所についたね。▼~
:[アクア]|
ええ…ここはイズモ公国よ。▼~
古くから神々の国として~
知られているわ。▼~
それに、ほかの国々が対立している時も~
常に中立を守り続けているの。▼~
:[カムイ]|
へえ、中立国か…▼~
少し寄っていくのも、~
悪くないかもしれないね。▼~
闘いが続いて、みんなもそろそろ~
疲れが出ている頃だろうし。▼~
:[アクア]|
…そうね。~
それに、情報も必要だわ。▼~
白夜王都周辺はきっと~
警備が厳しいけれど…▼~
今の私たちにそれを~
窺い知る術はないもの。▼~
その点、中立国の人々なら、何か~
有益なことを知っているかもしれないわ。▼~
:[カムイ]|
そうだね。~
じゃあイズモ公国を訪ねてみよう。▼~
(暗転)~
:[イザナ]|
はじめまして~!~
よぉ~く来てくれちゃったねぇ~!▼~
暗夜王国の使者さんたち、~
歓迎するよ~!▼~
:[カムイ]|
あ、ありがとうございます…▼~
:[イザナ]|
さあさあ、狭苦しいお城だけど~
ゆっくりしていっちゃってよ~!▼~
:[カムイ]|
え、えっと…~
あの、あなたは…?▼~
:[イザナ]|
僕は公王イザナ!▼~
あはは!~
すっかり申し遅れちゃって悪かったね~!▼~
:[カムイ]|
ええっ!?~
あ、あなたが公王!?▼~
:[レオン]|
軽い…~
とんでもなく軽い…▼~
:[カミラ]|
よく国民の支持が得られたわね…▼~
:[マークス]|
恐ろしい国だ…▼~
:[エリーゼ]|
すごーい!なんだか仲良くなれそう!~
イザナさん、よろしくおねがいしまーす!▼~
:[イザナ]|
あはは、こちらこそよろしく、~
エリーゼ様~!▼~
:[エリーゼ]|
ん?~
あたし、名前言ったっけ?▼~
:[イザナ]|
あっ…▼~
いやいや、だってキミたち王族じゃない?~
名前ぐらい、知ってるに決まってるよ~!▼~
:[エリーゼ]|
へー、そうなんだ!▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[イザナ]|
いやー、それよりキミたち、~
タイミングがいいよ~。▼~
今日は大きな宴を~
開くつもりだったんだ~!▼~
実は今、キミたちの他にも~
すっごい大物ゲストが来ちゃってるからさ~!▼~
:[カムイ]|
大物ゲスト…?▼~
:[イザナ]|
うん!▼~
…はいはーいっ!~
なんと白夜王族の皆さんでーすっ!▼~
:[カムイ]|
!?▼~
:[サクラ]|
カムイ兄様…!?▼~
:[ヒノカ]|
なに!? カムイ…~
なぜ、ここに…!?▼~
:[タクミ]|
…………▼~
:[リョウマ]|
カムイ…▼~
:[カムイ]|
リョウマ兄さん…~
みんな…▼~
:[マークス]|
下がれ、カムイ。~
こいつらは危険だ!▼~
:[リョウマ]|
なんだと…?~
卑怯な暗夜王国の手の者が戯言を。▼~
:[マークス]|
ほう…聞き捨てならんな、その言葉。~
国の侮辱は、私が許さんぞ。▼~
:[リョウマ]|
侮辱などしていない。~
真実を述べたまでだ。▼~
:[マークス]|
…貴様、~
相当私に斬られたいと見えるな。▼~
:[リョウマ]|
いいだろう、かかってこい…!▼~
:[イザナ]|
わわっ! ダメダメダメダメ!!!~
スト~~~~~ップ!!!!!▼~
キミたち、こんなところで剣なんか抜いたら~
条約違反になっちゃうよ~!▼~
:[マークス]|
…条約違反?~
:[イザナ]|
そう!我がイザナ公国内では、~
条約により戦闘行為が禁止されています!▼~
これ、破っちゃうと王族サマでも~
厳罰に処されちゃうから気をつけてね~!▼~
…というわけで、~
キミたちは全員、武器を下してください!▼~
これは公王イザナの命令だよ~!▼~
:[マークス]|
…仕方ないな。~
:[リョウマ]|
しかし、気を許したわけではない…~
例え得物はなくとも…▼~
…隙あらば、討つ。▼~
:[マークス]|
…!▼~
:[イザナ]|
まあまあ、喧嘩しないの~!▼~
いくら戦争中でも、~
この国にいる限りは戦っちゃダメ。▼~
この武器はキミたちが国を出るまで~
大切に預かっておくからね~。▼~
じゃ、宴の準備ができるまで~
場内でごゆるりとお寛ぎあれ~!▼~
:[マークス]|
…………▼~
:[リョウマ]|
…ふん▼~
(暗転)~
:[マークス]|
まさか白夜の者たちと、~
ここで出会ってしまうとはな。▼~
:[カムイ]|
すまない、マークス兄さん。▼~
:[マークス]|
いや、謝る必要は無い。~
…仲間思いのお前のことだ。▼~
おおかた、私たちを休ませようとして~
この国への訪問を決めたのだろう?▼~
お前のその思いを、~
誰も責めることなどできん。▼~
:[カムイ]|
マークス兄さん…▼~
:[リョウマ]|
カムイ。▼~
:[カムイ]|
!! リョウマ兄さん。▼~
:[マークス]|
なに!?~
…いったい、何用だ。▼~
:[リョウマ]|
そう構えるな。~
別に、何かをするつもりで来たんじゃない。▼~
少し、弟の顔が見たくてな。▼~
:[マークス]|
なるほど…そう言って、~
隙あらば白夜王城に連れ帰るつもりか?▼~
:[リョウマ]|
そう噛みつくな。▼~
先程はつい頭に血が上ってしまったが、~
この国の条約を侵すつもりはない。▼~
白夜王国を継ぐ者として、~
そのような失態をするほど馬鹿ではないさ。▼~
:[マークス]|
ああ…私とて同じだ。▼~
暗夜王国第一王子として、~
国の信用に関わる真似はできんからな。▼~
そちらが仕掛けて来ないのであれば、~
私も無礼な真似は慎もう。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[マークス]|
ん?~
なんだ、カムイ?▼~
:[カムイ]|
えっと、兄さんたち…~
なんだか、似てるなって思って。▼~
:[マークス]|
なっ…!?~
戯言を言うな、カムイ。▼~
このような者に、~
私が似ているわけがない。▼~
:[リョウマ]|
ああ、そうだぞ。~
顔だって俺の方がいくらか整っている。▼~
:[マークス]|
貴様…!▼~
:[カムイ]|
わわっ、け、喧嘩はしないで。▼~
僕が言っているのは、~
見た目じゃなくて中身のことだよ。▼~
第一王子として~
立場を重んじるところとか、▼~
それから…国を継ぐ者の覚悟とか、~
礼儀っていうのかな。▼~
そういう中身の部分で、~
二人が持ってるものが似てるって思ったんだ。~
:[マークス]|
中身だと…?~
そんなはずは…▼~
:[リョウマ]|
…………▼~
:[暗夜兵]|
いたぞ、白夜王国第一王子だ!~
捕まえろ!!▼~
(イザナと暗夜兵が現れる)~
:[カムイ]|
え…暗夜兵?▼~
:[マークス]|
なぜここに、暗夜兵が…?▼~
(イザナが命令する)~
:[イザナ]|
さあさあ兵士たち、~
リョウマ王子を捕らえちゃってくださーいっ!!▼~
:[リョウマ]|
なにっ!? 貴様ら、何をする!?~
やめろ、放せ…っ!!▼~
:[マークス]|
お前たち、何をしているんだ!?▼~
この国での戦闘は~
禁じられているのではなかったのか!?▼~
どういうつもりだ、イザナ公王!▼~
:[イザナ]|
私はイザナ公王ではありませんよ、~
マークス様…▼~
:[マークス]|
なに…?▼~
:[ゾーラ]|
ひょーっほほほほ!~
お久しぶりでございますね!▼~
:[マークス]|
お前は…ゾーラ!▼~
:[ゾーラ]|
ふぅ…~
やーっと正体を現せましたよ~…▼~
白夜の王族たちの手前、~
イザナのフリを続けるしかなくて苦労しました。▼~
:[マークス]|
おい、本物のイザナ公王はどうした。▼~
:[ゾーラ]|
ふふ…イザナ公王は、とっくの昔に~
牢屋の中にぶち込んでまーす。▼~
今頃、さっき捕らえたリョウマ王子や~
他の白夜王族の皆さんと、▼~
仲良くやっているんじゃないですか?▼~
ま、処刑までの~
短い間ですけどねえ?~
:[マークス]|
処刑だと…?▼~
:[ゾーラ]|
ガロン様にも内緒で、~
我が軍内で策を立てていたのですよ。▼~
白夜の王族が国賓として~
イズモ公国に招かれたという情報が入ったので、▼~
幻影魔法で公王になりすまし、~
騙し討ちをして一網打尽にしようと。▼~
:[マークス]|
まさか、そんな計画を…▼~
:[ゾーラ]|
いやー、良かった良かった。~
これで戦争は一気にカタがつきますね!▼~
そして私はマクベスやガンズを出し抜き、~
一気に出世の道を歩むのです…!▼~
では私は処刑を執り行ってきますゆえ、~
これにて失礼。▼~
:[マークス]|
まて、ゾーラ!▼~
:[カムイ]|
マークス兄さん…▼~
:[マークス]|
…白夜王国の者は敵だ。~
だが、このようなやり方は気に食わん。▼~
正々堂々と戦って勝ってこそ、~
暗夜王国の真の勝利となるのだ。▼~
…こんな形で戦を決しても、~
私にとっては意味がない。▼~
王族たちを、解放しに行くぞ。▼~
:[カムイ]|
…ふふっ。▼~
:[マークス]|
どうした、カムイ。▼~
:[カムイ]|
いや、マークス兄さん…~
やっぱり似てるよ、リョウマ兄さんに。▼~
もしこうやって敵同士じゃなかったら…~
案外仲良くなれたのかもね。▼~
:[マークス]|
まったく…~
寝言は寝て言ってくれ。▼~
そんなことより、~
皆を集めて、戦闘準部を急ぐぞ。▼~
先程のゾーラの様子だと、~
処刑までの時間は短い!▼~
(お辞儀するカムイ)~
:[カムイ]|
わかった!!▼~
#endregion
#region(マイユニット男性・俺)
―イズモ公国―~
:[カムイ]|なんだか、綺麗な場所についたな。▼
:[アクア]|ええ…ここはイズモ公国よ。
古くから神々の国として~
知られているわ。▼~
それに、ほかの国々が対立している時も~
常に中立を守り続けているの。▼~
:[カムイ]|ほお、中立国か…
少し寄っていくのも、~
悪くないかもしれないな。~
闘いが続いて、みんなもそろそろ~
疲れがでている頃だろう。~
:[アクア]|…そうね。
それに、情報も必要だわ。~
白夜王都周辺はきっと~
警備が厳しいけれど…~
今の私たちにそれを~
窺い知る術はないもの。~
その点、中立国の人々なら、何か~
有益なことを知っているかもしれないわ。~
:[カムイ]|そうだな。
ではイズモ公国を訪ねてみよう。~
(暗転)~
:[イザナ]|はじめまして~!
よぉ~く来てくれちゃったねぇ~!▼~
暗夜王国の使者さんたち、~
歓迎するよ~!▼~
:[カムイ]|あ、ありがとうございます…▼
:[イザナ]|さあさあ、狭苦しいお城だけど
ゆっくりしていっちゃってよ~!▼~
:[カムイ]|え、えっと…
あの、あなたは…?▼~
:[イザナ]|僕は公王イザナ!▼
あはは!~
すっかり申し遅れちゃって悪かったね~!▼~
:[カムイ]|ええっ!?
あ、あなたが公王!?▼~
:[レオン]|軽い…
とんでもなく軽い…▼~
:[カミラ]|よく国民の支持が得られたわね…▼
:[マークス]|恐ろしい国だ…▼
:[エリーゼ]|すごーい!なんだか仲良くなれそう!
イザナさん、よろしくおねがいしまーす!▼~
:[イザナ]|あはは、こちらこそよろしく、
エリーゼ様~!▼~
:[エリーゼ]|
ん?~
あたし、名前言ったっけ?▼~
:[イザナ]|
あっ…▼~
いやいや、だってキミたち王族じゃない?~
名前ぐらい、知ってるに決まってるよ~!▼~
:[エリーゼ]|へー、そうなんだ!▼
:[アクア]|…………▼
:[イザナ]|いやー、それよりキミたち、
タイミングがいいよ~。▼~
今日は大きな宴を~
開くつもりだったんだ~!▼~
実は今、キミたちの他にも~
すっごい大物ゲストが来ちゃってるからさ~!▼~
:[カムイ]|大物ゲスト…?▼
:[イザナ]|うん!▼
…はいはーいっ!~
なんと白夜王族の皆さんでーすっ!▼~
:[カムイ]|!?▼
:[サクラ]|カムイ兄様…!?▼
:[ヒノカ]|なに!? カムイ…
なぜ、ここに…!?▼~
:[タクミ]|…………▼
:[リョウマ]|カムイ…▼
:[カムイ]|リョウマ兄さん…
みんな…▼~
:[マークス]|下がれ、カムイ。
こいつらは危険だ!▼~
:[リョウマ]|なんだと…?
卑怯な暗夜王国の手の者が戯言を。▼~
:[マークス]|ほう…聞き捨てならんな、その言葉。
国の侮辱は、私が許さんぞ。▼~
:[リョウマ]|侮辱などしていない。
真実を述べたまでだ。▼~
:[マークス]|…貴様、
相当私に斬られたいと見えるな。▼~
:[リョウマ]|いいだろう、かかってこい…!▼
:[イザナ]|わわっ! ダメダメダメダメ!!!
スト~~~~~ップ!!!!!▼~
キミたち、こんなところで剣なんか抜いたら~
条約違反になっちゃうよ~!▼~
:[マークス]|…条約違反?
:[イザナ]|そう!我がイザナ公国内では、
条約により戦闘行為が禁止されています!▼~
これ、破っちゃうと王族サマでも~
厳罰に処されちゃうから気をつけてね~!▼~
…というわけで、~
キミたちは全員、武器を下してください!▼~
これは公王イザナの命令だよ~!▼~
:[マークス]|…仕方ないな。
:[リョウマ]|しかし、気を許したわけではない…
例え得物はなくとも…▼~
…隙あらば、討つ。▼~
:[マークス]|…!▼
:[イザナ]|まあまあ、喧嘩しないの~!▼
いくら戦争中でも、~
この国にいる限りは戦っちゃダメ。▼~
この武器はキミたちが国を出るまで~
大切に預かっておくからね~。▼~
じゃ、宴の準備ができるまで~
場内でごゆるりとお寛ぎあれ~!▼~
:[マークス]|…………▼
:[リョウマ]|…ふん▼
(暗転)~
:[マークス]|まさか白夜の者たちと、
ここで出会ってしまうとはな。▼~
:[カムイ]|すまん、マークス兄さん。▼
:[マークス]|いや、謝る必要は無い。
…仲間思いのお前のことだ。▼~
おおかた、私たちを休ませようとして~
この国への訪問を決めたのだろう?▼~
お前のその思いを、~
誰も責めることなどできん。▼~
:[カムイ]|マークス兄さん…▼
:[リョウマ]|カムイ。▼
:[カムイ]|!! リョウマ兄さん。▼
:[マークス]|なに!?
…いったい、何用だ。▼~
:[リョウマ]|そう構えるな。
別に、何かをするつもりで来たんじゃない。▼~
少し、弟の顔が見たくてな。▼~
:[マークス]|なるほど…そう言って、
隙あらば白夜王城に連れ帰るつもりか?▼~
:[リョウマ]|そう噛みつくな。▼
先程はつい頭に血が上ってしまったが、~
この国の条約を侵すつもりはない。▼~
白夜王国を継ぐ者として、~
そのような失態をするほど馬鹿ではないさ。▼~
:[マークス]|ああ…私とて同じだ。▼
暗夜王国第一王子として、~
国の信用に関わる真似はできんからな。▼~
そちらが仕掛けて来ないのであれば、~
私も無礼な真似は慎もう。▼~
:[カムイ]|…………▼
:[マークス]|ん?
なんだ、カムイ?▼~
:[カムイ]|えっと、兄さんたち…
なんだか、似ているな。▼~
:[マークス]|なっ…!?
戯言を言うな、カムイ。▼~
このような者に、~
私が似ているわけがない。▼~
:[リョウマ]|ああ、そうだぞ。
顔だって俺の方がいくらか整っている。▼~
:[マークス]|貴様…!
:[カムイ]|うわっ、け、喧嘩はやめてくれ。▼
俺が言っているのは、~
見た目ではなく中身のことだ。▼~
第一王子として~
立場を重んじるところや、▼~
それから…国を継ぐ者の覚悟や、~
礼節とでも言えばいいのか…▼~
そういう中身の部分で、~
二人の持っているものが似ていると思ったんだ。~
:[マークス]|中身だと…?
そんなはずは…▼~
:[リョウマ]|…………▼
:[暗夜兵]|いたぞ、白夜王国第一王子だ!
捕まえろ!!▼~
(イザナと暗夜兵が現れる)~
:[カムイ]|え…暗夜兵?▼
(イザナが命令する)~
:[マークス]|なぜここに、暗夜兵が…?▼
:[イザナ]|さあさあ兵士たち、
リョウマ王子を捕らえちゃってくださーいっ!!▼~
:[リョウマ]|なにっ!? 貴様ら、何をする!?
やめろ、放せ…っ!!▼~
(暗転)~
:[マークス]|お前たち、何をしているんだ!?▼
この国での戦闘は~
禁じられているのではなかったのか!?▼~
どういうつもりだ、イザナ公王!▼~
:[イザナ]|私はイザナ公王ではありませんよ、
マークス様…▼~
:[マークス]|なに…?▼
:[ゾーラ]|ひょーっほほほほ!
お久しぶりでございますね!▼~
:[マークス]|お前は…ゾーラ!▼
:[ゾーラ]|ふぅ…
やーっと正体を現せましたよ~…▼~
白夜の王族たちの手前、~
イザナのフリを続けるしかなくて苦労しました。▼~
:[マークス]|おい、本物のイザナ公王はどうした。▼
:[ゾーラ]|ふふ…イザナ公王は、とっくの昔に
牢屋の中にぶち込んでまーす。▼~
今頃、さっき捕らえたリョウマ王子や~
他の白夜王族の皆さんと、▼~
仲良くやっているんじゃないですか?▼~
ま、処刑までの~
短い間ですけどねえ?~
:[マークス]|処刑だと…?▼
:[ゾーラ]|ガロン様にも内緒で、
我が軍内で策を立てていたのですよ。▼~
白夜の王族が国賓として~
イズモ公国に招かれたという情報が入ったので、▼~
幻影魔法で公王になりすまし、~
騙し討ちをして一網打尽にしようと。▼~
:[マークス]|まさか、そんな計画を…▼
:[ゾーラ]|いやー、良かった良かった。
これで戦争は一気にカタがつきますね!▼~
そして私はマクベスやガンズを出し抜き、~
一気に出世の道を歩むのです…!▼~
では私は処刑を執り行ってきますゆえ、~
これにて失礼。▼~
:[マークス]|まて、ゾーラ!▼
:[カムイ]|マークス兄さん…▼
:[マークス]|…白夜王国の者は敵だ。
だが、このようなやり方は気に食わん。▼~
正々堂々と戦って勝ってこそ、~
暗夜王国の真の勝利となるのだ。▼~
…こんな形で戦を決しても、~
私にとっては意味がない。▼~
王族たちを、解放しに行くぞ。▼~
:[カムイ]|…ふふっ。▼
:[マークス]|どうした、カムイ。▼
:[カムイ]|いや、マークス兄さん…
やはり似ているな、リョウマ兄さんに。▼~
もしこのような敵同士ではなかったら…~
案外仲良くなれたのかもしれないな。▼~
:[マークス]|まったく…
寝言は寝て言ってくれ。▼~
そんなことより、~
皆を集めて、戦闘準部を急ぐぞ。▼~
先程のゾーラの様子だと、~
処刑までの時間は短い!▼~
(お辞儀するカムイ)~
:[カムイ]|わかった!!▼
#endregion
#region(マイユニット男性・私)
―イズモ公国―~
:[カムイ]|なんだか、綺麗な場所につきましたね。▼
:[アクア]|ええ…ここはイズモ公国よ。
古くから神々の国として~
知られているわ。▼~
それに、ほかの国々が対立している時も~
常に中立を守り続けているの。▼~
:[カムイ]|へえ、中立国ですか…
少し寄っていくのも、~
悪くないかもしれませんね。~
闘いが続いて、みんなもそろそろ~
疲れがでている頃でしょうし。~
:[アクア]|…そうね。
それに、情報も必要だわ。~
白夜王都周辺はきっと~
警備が厳しいけれど…~
今の私たちにそれを~
窺い知る術はないもの。~
その点、中立国の人々なら、何か~
有益なことを知っているかもしれないわ。~
:[カムイ]|そうですね。
ではイズモ公国を訪ねてみましょう。~
(暗転)~
:[イザナ]|はじめまして~!
よぉ~く来てくれちゃったねぇ~!▼~
暗夜王国の使者さんたち、~
歓迎するよ~!▼~
:[カムイ]|あ、ありがとうございます…▼
:[イザナ]|さあさあ、狭苦しいお城だけど
ゆっくりしていっちゃってよ~!▼~
:[カムイ]|え、えっと…
あの、あなたは…?▼~
:[イザナ]|僕は公王イザナ!▼
あはは!~
すっかり申し遅れちゃって悪かったね~!▼~
:[カムイ]|ええっ!?
あ、あなたが公王!?▼~
:[レオン]|軽い…
とんでもなく軽い…▼~
:[カミラ]|よく国民の支持が得られたわね…▼
:[マークス]|恐ろしい国だ…▼
:[エリーゼ]|すごーい!なんだか仲良くなれそう!
イザナさん、よろしくおねがいしまーす!▼~
:[イザナ]|あはは、こちらこそよろしく、
エリーゼ様~!▼~
:[エリーゼ]|
ん?~
あたし、名前言ったっけ?▼~
:[イザナ]|
あっ…▼~
いやいや、だってキミたち王族じゃない?~
名前ぐらい、知ってるに決まってるよ~!▼~
:[エリーゼ]|へー、そうなんだ!▼
:[アクア]|…………▼
:[イザナ]|いやー、それよりキミたち、
タイミングがいいよ~。▼~
今日は大きな宴を~
開くつもりだったんだ~!▼~
実は今、キミたちの他にも~
すっごい大物ゲストが来ちゃってるからさ~!▼~
:[カムイ]|大物ゲスト…?▼
:[イザナ]|うん!▼
…はいはーいっ!~
なんと白夜王族の皆さんでーすっ!▼~
:[カムイ]|!?▼
:[サクラ]|カムイ兄様…!?▼
:[ヒノカ]|なに!? カムイ…
なぜ、ここに…!?▼~
:[タクミ]|…………▼
:[リョウマ]|カムイ…▼
:[カムイ]|リョウマ兄さん…
みんな…▼~
:[マークス]|下がれ、カムイ。
こいつらは危険だ!▼~
:[リョウマ]|なんだと…?
卑怯な暗夜王国の手の者が戯言を。▼~
:[マークス]|ほう…聞き捨てならんな、その言葉。
国の侮辱は、私が許さんぞ。▼~
:[リョウマ]|侮辱などしていない。
真実を述べたまでだ。▼~
:[マークス]|…貴様、
相当私に斬られたいと見えるな。▼~
:[リョウマ]|いいだろう、かかってこい…!▼
:[イザナ]|わわっ! ダメダメダメダメ!!!
スト~~~~~ップ!!!!!▼~
キミたち、こんなところで剣なんか抜いたら~
条約違反になっちゃうよ~!▼~
:[マークス]|…条約違反?
:[イザナ]|そう!我がイザナ公国内では、
条約により戦闘行為が禁止されています!▼~
これ、破っちゃうと王族サマでも~
厳罰に処されちゃうから気をつけてね~!▼~
…というわけで、~
キミたちは全員、武器を下してください!▼~
これは公王イザナの命令だよ~!▼~
:[マークス]|…仕方ないな。
:[リョウマ]|しかし、気を許したわけではない…
例え得物はなくとも…▼~
…隙あらば、討つ。▼~
:[マークス]|…!▼
:[イザナ]|まあまあ、喧嘩しないの~!▼
いくら戦争中でも、~
この国にいる限りは戦っちゃダメ。▼~
この武器はキミたちが国を出るまで~
大切に預かっておくからね~。▼~
じゃ、宴の準備ができるまで~
場内でごゆるりとお寛ぎあれ~!▼~
:[マークス]|…………▼
:[リョウマ]|…ふん▼
(暗転)~
:[マークス]|まさか白夜の者たちと、
ここで出会ってしまうとはな。▼~
:[カムイ]|すみません、マークス兄さん。▼
:[マークス]|いや、謝る必要は無い。
…仲間思いのお前のことだ。▼~
おおかた、私たちを休ませようとして~
この国への訪問を決めたのだろう?▼~
お前のその思いを、~
誰も責めることなどできん。▼~
:[カムイ]|マークス兄さん…▼
:[リョウマ]|カムイ。▼
:[カムイ]|!! リョウマ兄さん。▼
:[マークス]|なに!?
…いったい、何用だ。▼~
:[リョウマ]|そう構えるな。
別に、何かをするつもりで来たんじゃない。▼~
少し、妹の顔が見たくてな。▼~
:[マークス]|なるほど…そう言って、
隙あらば白夜王城に連れ帰るつもりか?▼~
:[リョウマ]|そう噛みつくな。▼
先程はつい頭に血が上ってしまったが、~
この国の条約を侵すつもりはない。▼~
白夜王国を継ぐ者として、~
そのような失態をするほど馬鹿ではないさ。▼~
:[マークス]|ああ…私とて同じだ。▼
暗夜王国第一王子として、~
国の信用に関わる真似はできんからな。▼~
そちらが仕掛けて来ないのであれば、~
私も無礼な真似は慎もう。▼~
:[カムイ]|…………▼
:[マークス]|ん?
なんだ、カムイ?▼~
:[カムイ]|えっと、兄さんたち…
なんだか、似てるなと思ったんです。▼~
:[マークス]|なっ…!?
戯言を言うな、カムイ。▼~
このような者に、~
私が似ているわけがない。▼~
:[リョウマ]|ああ、そうだぞ。
顔だって俺の方がいくらか整っている。▼~
:[マークス]|貴様…!
:[カムイ]|わわっ、け、喧嘩はやめてください。▼
私が言っているのは、~
見た目ではなくて中身のことです。▼~
第一王子として~
立場を重んじるところや、▼~
それから…国を継ぐ者の覚悟や、~
礼節とでも言えばいいのでしょうか…▼~
そういう中身の部分で、二人の~
持っているものが似ていると思ったんです。~
:[マークス]|中身だと…?
そんなはずは…▼~
:[リョウマ]|…………▼
:[暗夜兵]|いたぞ、白夜王国第一王子だ!
捕まえろ!!▼~
(イザナと暗夜兵が現れる)~
:[カムイ]|え…暗夜兵?▼
:[マークス]|なぜここに、暗夜兵が…?▼
(イザナが命令する)~
:[イザナ]|さあさあ兵士たち、
リョウマ王子を捕らえちゃってくださーいっ!!▼~
:[リョウマ]|なにっ!? 貴様ら、何をする!?
やめろ、放せ…っ!!▼~
(暗転)~
:[マークス]|お前たち、何をしているんだ!?▼
この国での戦闘は~
禁じられているのではなかったのか!?▼~
どういうつもりだ、イザナ公王!▼~
:[イザナ]|私はイザナ公王ではありませんよ、
マークス様…▼~
:[マークス]|なに…?▼
:[ゾーラ]|ひょーっほほほほ!
お久しぶりでございますね!▼~
:[マークス]|お前は…ゾーラ!▼
:[ゾーラ]|ふぅ…
やーっと正体を現せましたよ~…▼~
白夜の王族たちの手前、~
イザナのフリを続けるしかなくて苦労しました。▼~
:[マークス]|おい、本物のイザナ公王はどうした。▼
:[ゾーラ]|ふふ…イザナ公王は、とっくの昔に
牢屋の中にぶち込んでまーす。▼~
今頃、さっき捕らえたリョウマ王子や~
他の白夜王族の皆さんと、▼~
仲良くやっているんじゃないですか?▼~
ま、処刑までの~
短い間ですけどねえ?~
:[マークス]|処刑だと…?▼
:[ゾーラ]|ガロン様にも内緒で、
我が軍内で策を立てていたのですよ。▼~
白夜の王族が国賓として~
イズモ公国に招かれたという情報が入ったので、▼~
幻影魔法で公王になりすまし、~
騙し討ちをして一網打尽にしようと。▼~
:[マークス]|まさか、そんな計画を…▼
:[ゾーラ]|いやー、良かった良かった。
これで戦争は一気にカタがつきますね!▼~
そして私はマクベスやガンズを出し抜き、~
一気に出世の道を歩むのです…!▼~
では私は処刑を執り行ってきますゆえ、~
これにて失礼。▼~
:[マークス]|まて、ゾーラ!▼
:[カムイ]|マークス兄さん…▼
:[マークス]|…白夜王国の者は敵だ。
だが、このようなやり方は気に食わん。▼~
正々堂々と戦って勝ってこそ、~
暗夜王国の真の勝利となるのだ。▼~
…こんな形で戦を決しても、~
私にとっては意味がない。▼~
王族たちを、解放しに行くぞ。▼~
:[カムイ]|…ふふっ。▼
:[マークス]|どうした、カムイ。▼
:[カムイ]|いえ、マークス兄さん…
やっぱり似てますよ、リョウマ兄さんに。▼~
もしこんなふうに敵同士ではなかったら…~
案外仲良くなれたのかもしれませんね。▼~
:[マークス]|まったく…
寝言は寝て言ってくれ。▼~
そんなことより、~
皆を集めて、戦闘準部を急ぐぞ。▼~
先程のゾーラの様子だと、~
処刑までの時間は短い!▼~
(お辞儀するカムイ)~
:[カムイ]|わかりました!!▼
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
―イズモ公国―~
:[カムイ]|なんだか、綺麗な場所につきましたね。▼
:[アクア]|ええ…ここはイズモ公国よ。
古くから神々の国として~
知られているわ。▼~
それに、ほかの国々が対立している時も~
常に中立を守り続けているの。▼~
:[カムイ]|へえ、中立国ですか…
少し寄っていくのも、~
悪くないかもしれませんね。~
闘いが続いて、みんなもそろそろ~
疲れがでている頃でしょうし。~
:[アクア]|…そうね。
それに、情報も必要だわ。~
白夜王都周辺はきっと~
警備が厳しいけれど…~
今の私たちにそれを~
窺い知る術はないもの。~
その点、中立国の人々なら、何か~
有益なことを知っているかもしれないわ。~
:[カムイ]|そうですね。
ではイズモ公国を訪ねてみましょう。~
(暗転)~
:[イザナ]|はじめまして~!
よぉ~く来てくれちゃったねぇ~!▼~
暗夜王国の使者さんたち、~
歓迎するよ~!▼~
:[カムイ]|あ、ありがとうございます…▼
:[イザナ]|さあさあ、狭苦しいお城だけど
ゆっくりしていっちゃってよ~!▼~
:[カムイ]|え、えっと…
あの、あなたは…?▼~
:[イザナ]|僕は公王イザナ!▼
あはは!~
すっかり申し遅れちゃって悪かったね~!▼~
:[カムイ]|ええっ!?
あ、あなたが公王!?▼~
:[レオン]|軽い…
とんでもなく軽い…▼~
:[カミラ]|よく国民の支持が得られたわね…▼
:[マークス]|恐ろしい国だ…▼
:[エリーゼ]|すごーい!なんだか仲良くなれそう!
イザナさん、よろしくおねがいしまーす!▼~
:[イザナ]|あはは、こちらこそよろしく、
エリーゼ様~!▼~
:[エリーゼ]|
ん?~
あたし、名前言ったっけ?▼~
:[イザナ]|
あっ…▼~
いやいや、だってキミたち王族じゃない?~
名前ぐらい、知ってるに決まってるよ~!▼~
:[エリーゼ]|へー、そうなんだ!▼
:[アクア]|…………▼
:[イザナ]|いやー、それよりキミたち、
タイミングがいいよ~。▼~
今日は大きな宴を~
開くつもりだったんだ~!▼~
実は今、キミたちの他にも~
すっごい大物ゲストが来ちゃってるからさ~!▼~
:[カムイ]|大物ゲスト…?▼
:[イザナ]|うん!▼
…はいはーいっ!~
なんと白夜王族の皆さんでーすっ!▼~
:[カムイ]|!?▼
:[サクラ]|カムイ姉様…!?▼
:[ヒノカ]|なに!? カムイ…
なぜ、ここに…!?▼~
:[タクミ]|…………▼
:[リョウマ]|カムイ…▼
:[カムイ]|リョウマ兄さん…
みんな…▼~
:[マークス]|下がれ、カムイ。
こいつらは危険だ!▼~
:[リョウマ]|なんだと…?
卑怯な暗夜王国の手の者が戯言を。▼~
:[マークス]|ほう…聞き捨てならんな、その言葉。
国の侮辱は、私が許さんぞ。▼~
:[リョウマ]|侮辱などしていない。
真実を述べたまでだ。▼~
:[マークス]|…貴様、
相当私に斬られたいと見えるな。▼~
:[リョウマ]|いいだろう、かかってこい…!▼
:[イザナ]|わわっ! ダメダメダメダメ!!!
スト~~~~~ップ!!!!!▼~
キミたち、こんなところで剣なんか抜いたら~
条約違反になっちゃうよ~!▼~
:[マークス]|…条約違反?
:[イザナ]|そう!我がイザナ公国内では、
条約により戦闘行為が禁止されています!▼~
これ、破っちゃうと王族サマでも~
厳罰に処されちゃうから気をつけてね~!▼~
…というわけで、~
キミたちは全員、武器を下してください!▼~
これは公王イザナの命令だよ~!▼~
:[マークス]|…仕方ないな。
:[リョウマ]|しかし、気を許したわけではない…
例え得物はなくとも…▼~
…隙あらば、討つ。▼~
:[マークス]|…!▼
:[イザナ]|まあまあ、喧嘩しないの~!▼
いくら戦争中でも、~
この国にいる限りは戦っちゃダメ。▼~
この武器はキミたちが国を出るまで~
大切に預かっておくからね~。▼~
じゃ、宴の準備ができるまで~
場内でごゆるりとお寛ぎあれ~!▼~
:[マークス]|…………▼
:[リョウマ]|…ふん▼
(暗転)~
:[マークス]|まさか白夜の者たちと、
ここで出会ってしまうとはな。▼~
:[カムイ]|すみません、マークス兄さん。▼
:[マークス]|いや、謝る必要は無い。
…仲間思いのお前のことだ。▼~
おおかた、私たちを休ませようとして~
この国への訪問を決めたのだろう?▼~
お前のその思いを、~
誰も責めることなどできん。▼~
:[カムイ]|マークス兄さん…▼
:[リョウマ]|カムイ。▼
:[カムイ]|!! リョウマ兄さん。▼
:[マークス]|なに!?
…いったい、何用だ。▼~
:[リョウマ]|そう構えるな。
別に、何かをするつもりで来たんじゃない。▼~
少し、妹の顔が見たくてな。▼~
:[マークス]|なるほど…そう言って、
隙あらば白夜王城に連れ帰るつもりか?▼~
:[リョウマ]|そう噛みつくな。▼
先程はつい頭に血が上ってしまったが、~
この国の条約を侵すつもりはない。▼~
白夜王国を継ぐ者として、~
そのような失態をするほど馬鹿ではないさ。▼~
:[マークス]|ああ…私とて同じだ。▼
暗夜王国第一王子として、~
国の信用に関わる真似はできんからな。▼~
そちらが仕掛けて来ないのであれば、~
私も無礼な真似は慎もう。▼~
:[カムイ]|…………▼
:[マークス]|ん?
なんだ、カムイ?▼~
:[カムイ]|えっと、兄さんたち…
なんだか、似てるなと思ったんです。▼~
:[マークス]|なっ…!?
戯言を言うな、カムイ。▼~
このような者に、~
私が似ているわけがない。▼~
:[リョウマ]|ああ、そうだぞ。
顔だって俺の方がいくらか整っている。▼~
:[マークス]|貴様…!
:[カムイ]|わわっ、け、喧嘩はやめてください。▼
私が言っているのは、~
見た目ではなくて中身のことです。▼~
第一王子として~
立場を重んじるところや、▼~
それから…国を継ぐ者の覚悟や、~
礼節とでも言えばいいのでしょうか…▼~
そういう中身の部分で、二人の~
持っているものが似ていると思ったんです。~
:[マークス]|中身だと…?
そんなはずは…▼~
:[リョウマ]|…………▼
:[暗夜兵]|いたぞ、白夜王国第一王子だ!
捕まえろ!!▼~
(イザナと暗夜兵が現れる)~
:[カムイ]|え…暗夜兵?▼
:[マークス]|なぜここに、暗夜兵が…?▼
(イザナが命令する)~
:[イザナ]|さあさあ兵士たち、
リョウマ王子を捕らえちゃってくださーいっ!!▼~
:[リョウマ]|なにっ!? 貴様ら、何をする!?
やめろ、放せ…っ!!▼~
(暗転)~
:[マークス]|お前たち、何をしているんだ!?▼
この国での戦闘は~
禁じられているのではなかったのか!?▼~
どういうつもりだ、イザナ公王!▼~
:[イザナ]|私はイザナ公王ではありませんよ、
マークス様…▼~
:[マークス]|なに…?▼
:[ゾーラ]|ひょーっほほほほ!
お久しぶりでございますね!▼~
:[マークス]|お前は…ゾーラ!▼
:[ゾーラ]|ふぅ…
やーっと正体を現せましたよ~…▼~
白夜の王族たちの手前、~
イザナのフリを続けるしかなくて苦労しました。▼~
:[マークス]|おい、本物のイザナ公王はどうした。▼
:[ゾーラ]|ふふ…イザナ公王は、とっくの昔に
牢屋の中にぶち込んでまーす。▼~
今頃、さっき捕らえたリョウマ王子や~
他の白夜王族の皆さんと、▼~
仲良くやっているんじゃないですか?▼~
ま、処刑までの~
短い間ですけどねえ?~
:[マークス]|処刑だと…?▼
:[ゾーラ]|ガロン様にも内緒で、
我が軍内で策を立てていたのですよ。▼~
白夜の王族が国賓として~
イズモ公国に招かれたという情報が入ったので、▼~
幻影魔法で公王になりすまし、~
騙し討ちをして一網打尽にしようと。▼~
:[マークス]|まさか、そんな計画を…▼
:[ゾーラ]|いやー、良かった良かった。
これで戦争は一気にカタがつきますね!▼~
そして私はマクベスやガンズを出し抜き、~
一気に出世の道を歩むのです…!▼~
では私は処刑を執り行ってきますゆえ、~
これにて失礼。▼~
:[マークス]|まて、ゾーラ!▼
:[カムイ]|マークス兄さん…▼
:[マークス]|…白夜王国の者は敵だ。
だが、このようなやり方は気に食わん。▼~
正々堂々と戦って勝ってこそ、~
暗夜王国の真の勝利となるのだ。▼~
…こんな形で戦を決しても、~
私にとっては意味がない。▼~
王族たちを、解放しに行くぞ。▼~
:[カムイ]|…ふふっ。▼
:[マークス]|どうした、カムイ。▼
:[カムイ]|いえ、マークス兄さん…
やっぱり似てますよ、リョウマ兄さんに。▼~
もしこんなふうに敵同士ではなかったら…~
案外仲良くなれたのかもしれませんね。▼~
:[マークス]|まったく…
寝言は寝て言ってくれ。▼~
そんなことより、~
皆を集めて、戦闘準部を急ぐぞ。▼~
先程のゾーラの様子だと、~
処刑までの時間は短い!▼~
(お辞儀するカムイ)~
:[カムイ]|わかりました!!▼
#endregion
#region(マイユニット女性・あたし~だよ)
―イズモ公国―~
:[カムイ]|なんだか、綺麗な場所についたね。▼
:[アクア]|ええ…ここはイズモ公国よ。▼
古くから神々の国として~
知られているわ。▼~
それに、ほかの国々が対立している時も~
常に中立を守り続けているの。▼~
:[カムイ]|へえ、中立国か…▼
少し寄っていくのも、~
悪くないかもしれないね。▼~
闘いが続いて、みんなもそろそろ~
疲れが出ている頃だろうし。▼~
:[アクア]|…そうね。
それに、情報も必要だわ。▼~
白夜王都周辺はきっと~
警備が厳しいけれど…▼~
今の私たちにそれを~
窺い知る術はないもの。▼~
その点、中立国の人々なら、何か~
有益なことを知っているかもしれないわ。▼~
:[カムイ]|そうだね。
じゃあイズモ公国を訪ねてみよう。▼~
(暗転)~
:[イザナ]|はじめまして~!
よぉ~く来てくれちゃったねぇ~!▼~
暗夜王国の使者さんたち、~
歓迎するよ~!▼~
:[カムイ]|あ、ありがとうございます…▼
:[イザナ]|さあさあ、狭苦しいお城だけど
ゆっくりしていっちゃってよ~!▼~
:[カムイ]|え、えっと…
あの、あなたは…?▼~
:[イザナ]|僕は公王イザナ!▼
あはは!~
すっかり申し遅れちゃって悪かったね~!▼~
:[カムイ]|ええっ!?
あ、あなたが公王!?▼~
:[レオン]|軽い…
とんでもなく軽い…▼~
:[カミラ]|よく国民の支持が得られたわね…▼
:[マークス]|恐ろしい国だ…▼
:[エリーゼ]|すごーい!なんだか仲良くなれそう!
イザナさん、よろしくおねがいしまーす!▼~
:[イザナ]|あはは、こちらこそよろしく、
エリーゼ様~!▼~
:[エリーゼ]|
ん?~
あたし、名前言ったっけ?▼~
:[イザナ]|
あっ…▼~
いやいや、だってキミたち王族じゃない?~
名前ぐらい、知ってるに決まってるよ~!▼~
:[エリーゼ]|へー、そうなんだ!▼
:[アクア]|…………▼
:[イザナ]|いやー、それよりキミたち、
タイミングがいいよ~。▼~
今日は大きな宴を~
開くつもりだったんだ~!▼~
実は今、キミたちの他にも~
すっごい大物ゲストが来ちゃってるからさ~!▼~
:[カムイ]|大物ゲスト…?▼
:[イザナ]|うん!▼
…はいはーいっ!~
なんと白夜王族の皆さんでーすっ!▼~
:[カムイ]|!?▼
:[サクラ]|カムイ姉様…!?▼
:[ヒノカ]|なに!? カムイ…
なぜ、ここに…!?▼~
:[タクミ]|…………▼
:[リョウマ]|カムイ…▼
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん…
みんな…▼~
:[マークス]|下がれ、カムイ。
こいつらは危険だ!▼~
:[リョウマ]|なんだと…?
卑怯な暗夜王国の手の者が戯言を。▼~
:[マークス]|ほう…聞き捨てならんな、その言葉。
国の侮辱は、私が許さんぞ。▼~
:[リョウマ]|侮辱などしていない。
真実を述べたまでだ。▼~
:[マークス]|…貴様、
相当私に斬られたいと見えるな。▼~
:[リョウマ]|いいだろう、かかってこい…!▼
:[イザナ]|わわっ! ダメダメダメダメ!!!
スト~~~~~ップ!!!!!▼~
キミたち、こんなところで剣なんか抜いたら~
条約違反になっちゃうよ~!▼~
:[マークス]|…条約違反?
:[イザナ]|そう!我がイザナ公国内では、
条約により戦闘行為が禁止されています!▼~
これ、破っちゃうと王族サマでも~
厳罰に処されちゃうから気をつけてね~!▼~
…というわけで、~
キミたちは全員、武器を下してください!▼~
これは公王イザナの命令だよ~!▼~
:[マークス]|…仕方ないな。
:[リョウマ]|しかし、気を許したわけではない…
例え得物はなくとも…▼~
…隙あらば、討つ。▼~
:[マークス]|…!▼
:[イザナ]|まあまあ、喧嘩しないの~!▼
いくら戦争中でも、~
この国にいる限りは戦っちゃダメ。▼~
この武器はキミたちが国を出るまで~
大切に預かっておくからね~。▼~
じゃ、宴の準備ができるまで~
場内でごゆるりとお寛ぎあれ~!▼~
:[マークス]|…………▼
:[リョウマ]|…ふん▼
(暗転)~
:[マークス]|まさか白夜の者たちと、
ここで出会ってしまうとはな。▼~
:[カムイ]|ごめん、マークスお兄ちゃん。▼
:[マークス]|いや、謝る必要は無い。
…仲間思いのお前のことだ。▼~
おおかた、私たちを休ませようとして~
この国への訪問を決めたのだろう?▼~
お前のその思いを、~
誰も責めることなどできん。▼~
:[カムイ]|マークスお兄ちゃん…▼
:[リョウマ]|カムイ。▼
:[カムイ]|!! リョウマお兄ちゃん。▼
:[マークス]|なに!?
…いったい、何用だ。▼~
:[リョウマ]|そう構えるな。
別に、何かをするつもりで来たんじゃない。▼~
少し、弟の顔が見たくてな。▼~
:[マークス]|なるほど…そう言って、
隙あらば白夜王城に連れ帰るつもりか?▼~
:[リョウマ]|そう噛みつくな。▼
先程はつい頭に血が上ってしまったが、~
この国の条約を侵すつもりはない。▼~
白夜王国を継ぐ者として、~
そのような失態をするほど馬鹿ではないさ。▼~
:[マークス]|ああ…私とて同じだ。▼
暗夜王国第一王子として、~
国の信用に関わる真似はできんからな。▼~
そちらが仕掛けて来ないのであれば、~
私も無礼な真似は慎もう。▼~
:[カムイ]|…………▼
:[マークス]|ん?
なんだ、カムイ?▼~
:[カムイ]|えっと、お兄ちゃんたち…
なんだか、似てるなって思って。▼~
:[マークス]|なっ…!?
戯言を言うな、カムイ。▼~
このような者に、~
私が似ているわけがない。▼~
:[リョウマ]|ああ、そうだぞ。
顔だって俺の方がいくらか整っている。▼~
:[マークス]|貴様…!
:[カムイ]|わわっ、け、喧嘩はやめてよ。▼
あたしが言っているのは、~
見た目じゃなくて中身のことだよ。▼~
第一王子として~
立場を重んじるところや、▼~
それから…国を継ぐ者の覚悟や、~
礼節っていうのかな…▼~
そういう中身の部分で、~
二人が持ってるものが似てるって思ったんだ。~
:[マークス]|中身だと…?
そんなはずは…▼~
:[リョウマ]|…………▼
:[暗夜兵]|いたぞ、白夜王国第一王子だ!
捕まえろ!!▼~
(イザナと暗夜兵が現れる)~
:[カムイ]|え…暗夜兵?▼
:[マークス]|なぜここに、暗夜兵が…?▼
(イザナが命令する~
:[イザナ]|さあさあ兵士たち、
リョウマ王子を捕らえちゃってくださーいっ!!▼~
:[リョウマ]|なにっ!? 貴様ら、何をする!?
やめろ、放せ…っ!!▼~
(暗転)~
:[マークス]|お前たち、何をしているんだ!?▼
この国での戦闘は~
禁じられているのではなかったのか!?▼~
どういうつもりだ、イザナ公王!▼~
:[イザナ]|私はイザナ公王ではありませんよ、
マークス様…▼~
:[マークス]|なに…?▼
:[ゾーラ]|ひょーっほほほほ!
お久しぶりでございますね!▼~
:[マークス]|お前は…ゾーラ!▼
:[ゾーラ]|ふぅ…
やーっと正体を現せましたよ~…▼~
白夜の王族たちの手前、~
イザナのフリを続けるしかなくて苦労しました。▼~
:[マークス]|おい、本物のイザナ公王はどうした。▼
:[ゾーラ]|ふふ…イザナ公王は、とっくの昔に
牢屋の中にぶち込んでまーす。▼~
今頃、さっき捕らえたリョウマ王子や~
他の白夜王族の皆さんと、▼~
仲良くやっているんじゃないですか?▼~
ま、処刑までの~
短い間ですけどねえ?~
:[マークス]|処刑だと…?▼
:[ゾーラ]|ガロン様にも内緒で、
我が軍内で策を立てていたのですよ。▼~
白夜の王族が国賓として~
イズモ公国に招かれたという情報が入ったので、▼~
幻影魔法で公王になりすまし、~
騙し討ちをして一網打尽にしようと。▼~
:[マークス]|まさか、そんな計画を…▼
:[ゾーラ]|いやー、良かった良かった。
これで戦争は一気にカタがつきますね!▼~
そして私はマクベスやガンズを出し抜き、~
一気に出世の道を歩むのです…!▼~
では私は処刑を執り行ってきますゆえ、~
これにて失礼。▼~
:[マークス]|待て、ゾーラ!▼
:[カムイ]|マークスお兄ちゃん…▼
:[マークス]|…白夜王国の者は敵だ。
だが、このようなやり方は気に食わん。▼~
正々堂々と戦って勝ってこそ、~
暗夜王国の真の勝利となるのだ。▼~
…こんな形で戦を決しても、~
私にとっては意味がない。▼~
王族たちを、解放しに行くぞ。▼~
:[カムイ]|…ふふっ。▼
:[マークス]|どうした、カムイ。▼
:[カムイ]|ううん、マークスお兄ちゃん…
やっぱり似てるよ、リョウマお兄ちゃんに。▼~
もしこんなふうに敵同士じゃなかったら…~
案外仲良くなれたのかもしれないね。▼~
:[マークス]|まったく…
寝言は寝て言ってくれ。▼~
そんなことより、~
皆を集めて、戦闘準部を急ぐぞ。▼~
先程のゾーラの様子だと、~
処刑までの時間は短い!▼~
(お辞儀するカムイ)~
:[カムイ]|わかった!!▼
#endregion
*戦闘開始 [#i9c1a28c]
**vs ゾーラ [#x040fee3]
:[ゾーラ]|
!? そ、そんな…~
なぜあなた方が私に攻撃を!?▼~
私は暗夜王国のためを思って~
闘っただけですよ!?▼~
なのに、なぜ…!?▼~
***ゾーラ撃破 [#rd0b0763]
:[ゾーラ]|
ガロン王様に、~
ご報告…を……▼~
*クリア後 [#va0d8760]
#region(マイユニット男性・僕)
:[カムイ]|
終わりだよ、ゾーラ。~
…君の負けだ。▼~
さあ、白夜の王族とイザナ公王を~
解放するんだ。▼~
:[ゾーラ]|
な、なぜです…~
私はあなた方の敵を捕らえたのですよ?▼~
感謝されてもいいほどなのに~
どうしてこのようなことを…▼~
:[レオン]|
…卑劣な愚か者め。~
そのやり方が、気に入らないんだよ。▼~
:[ゾーラ]|
レオン様?▼~
:[レオン]|
恥さらしだ、お前は。▼~
お前のような奴が~
我が暗夜王国軍だと思うと吐き気がする。▼~
カムイ兄さんたちから聞いたよ。▼~
イザナ公王になりすまして~
敵国に騙し討ちを仕掛けたんだって?▼~
よくもそんな卑怯な策を~
練ったものだな?▼~
このまま生き恥をさらすより…~
死んだ方がましなんじゃない?▼~
:[ゾーラ]|
…ひっ!?▼~
ま、まさか…~
おやめください、レオン様…▼~
わ、わわわ私が間違っておりました!~
ですから、命だけは、どうか…どうか!!!▼~
:[レオン]|
諦めなよ。~
僕はお前のような奴に、慈悲なんてかけない。▼~
…塵になるがいい!!!!▼~
(SE:クリティカル)~
:[ゾーラ]|ぎゃあああああああああ!!!!▼
(SE:消滅)~
:[レオン]|
…ふうっ▼~
:[カムイ]|
レ、レオン…?~
なにも、殺すことは…▼~
:[レオン]|
どうして?カムイ兄さん。~
こいつを生かしておいたら、▼~
僕たちが白夜の王族を助けたって~
父上にばれてしまうかもしれないんだよ?▼~
:[カムイ]|
それはそうだけど…▼~
:[レオン]|
もう…~
前々から思っていたんだけど、▼~
カムイ兄さんは~
甘すぎるんじゃないかな。▼~
敵は敵、~
その場で倒しておくべきなんだ。▼~
でないと、仲間になったからといっても、~
いつ裏切るかわからない。そうだろ?▼~
ゾーラを生かしておけば、~
父上やマクベスに余計なことを喋られるしね。▼~
死人に口なし、だよ。▼~
…ふふっ。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
そう、だね。~
レオンの言う通りだよ。▼~
:[レオン]|
わかってくれて嬉しいよ。▼~
:[カムイ]|
…レオン…▼~
…もし君を敵に回していたら、~
どんなに恐ろしかっただろうね…▼~
:[レオン]|
? 何か言った? 兄さん。▼~
:[カムイ]|
いや、何も…▼~
(暗転)~
(食事をする白夜軍と暗夜軍)~
:[イザナ]|
いやいや~!~
助けてくれちゃってありがとねーっ!▼~
ほんっっっと、命拾いしたよ!~
さ、お礼にどんどんご馳走食べちゃいなよ!▼~
:[レオン]|
えっと…軽いね。~
偽物と同じくらい。▼~
:[カミラ]|今度こそはと思った
私が間違っていたわ…▼~
:[マークス]|
なるほど…~
やはり恐ろしい国だ。▼~
:[エリーゼ]|
わーい、こっちのイザナさんとも~
仲良くなれそうー!▼~
:[リョウマ]|
…………▼~
:[カムイ]|
…無事で良かったよ、~
リョウマ兄さん。▼~
:[リョウマ]|
…………▼~
:[カムイ]|
? リョウマ兄さん…?▼~
:[タクミ]|
おい。裏切り者が気安く~
リョウマ兄さんに話しかけるなよ。▼~
:[レオン]|
ふぅん…~
話しかけるのに許可が必要なんだ?▼~
せっかく助けてやったのに、~
随分な態度だね。▼~
:[タクミ]|
はあ?~
何か勘違いしているみたいだけど…▼~
僕らはお前たちに~
感謝の気持ちなんて持ってないよ。▼~
あんなの、~
助けてもらって当然だ。▼~
:[カミラ]|
あら…白夜王国の方は~
なかなか恩知らずなのね。▼~
:[ヒノカ]|
なに…?▼~
元はと言えば、そちらの兵士の~
不手際なのだろう?▼~
むしろ謝罪の言葉が欲しいぐらいだ。▼~
:[カミラ]|
まあ、怖い顔。▼~
:[ヒノカ]|
…貴様…▼~
:[リョウマ]|
言わせておけ、ヒノカ。~
…命が助かったことは確かに有難い。▼~
だが、俺たちがもし逆の立場でも、~
きっと同じことをしただろう。▼~
だから、礼は言わん。▼~
:[マークス]|
ああ。こちらも感謝されたくて~
したわけではない。▼~
ただ、暗夜王国の王族として、~
当然のことをしたまで。▼~
お前たちのことは、ここを出たらまた~
お互いに闘って倒す相手だとしか思っていない。▼~
:[カムイ]|
みんな…▼~
…………▼~
だが、例え敵同士だとしても、▼~
こうしてみんなで食事ができて、嬉しいよ。▼~
だってもしかして、~
これが最初で最後かもしれないんだから。▼~
ここを出たらまた、僕らは…▼~
:[サクラ]|
あ…あのっ!~
カムイ兄様っ!▼~
:[カムイ]|
え…?▼~
:[サクラ]|
その…久しぶりにお会いできて、~
嬉しいなって、思って…▼~
お、お元気そうで、~
何よりです…▼~
:[カムイ]|
サクラ…▼~
うん。サクラも、~
元気そうで良かった。▼~
:[サクラ]|
カムイ兄様…!▼~
:[エリーゼ]|
むっ。▼~
あなた、あたしのおにいちゃんのこと~
兄様って呼ばないでよ!▼~
:[サクラ]|
ひゃっ。す、すみません…!▼~
:[カムイ]|
エリーゼ。▼~
:[エリーゼ]|
だって…▼~
:[アクア]|
…うふふっ▼~
:[カムイ]|
どうしたの、アクア。▼~
:[アクア]|
微笑ましいなって、~
そう思っただけよ。▼~
だってこうしてると、~
一つの大きな家族みたいなんだもの。▼~
:[カムイ]|
ちょっと、仲が悪すぎるけどね。▼~
:[アクア]|
ええ。でも、それでも構わないわ。~
…私も嬉しいのよ。▼~
両国の「きょうだい」たちと、~
こうやって食事ができて。▼~
:[カムイ]|
あ…~
そうか、アクアも…▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[カムイ]|
うん…そうだな。~
たとえひと時の間でも、▼~
こうしてみんな揃ったことに~
感謝しよう。▼~
できれば、ここにいる全員が、~
誰ひとり欠けずに戦争が終わればいい。▼~
…これから殺し合う相手に対して~
そう思うのはおかしいかもしれないけど、▼~
今だけは、いいよね…▼~
#endregion
#region(マイユニット男性・俺)
:[カムイ]|終わりだ、ゾーラ。~
…お前の負けだな。▼~
さあ、白夜の王族とイザナ公王を~
解放するんだ。▼~
:[ゾーラ]|な、なぜです…~
私はあなた方の敵を捕らえたのですよ?▼~
感謝されてもいいほどなのに~
どうしてこのようなことを…▼~
:[レオン]|…卑劣な愚か者め。~
そのやり方が、気に入らないんだよ。▼~
:[ゾーラ]|レオン様?▼~
:[レオン]|恥さらしだ、お前は。▼~
お前のような奴が~
我が暗夜王国軍だと思うと吐き気がする。▼~
カムイ兄さんたちから聞いたよ。▼~
イザナ公王になりすまして~
敵国に騙し討ちを仕掛けたんだって?▼~
よくもそんな卑怯な策を~
練ったものだな?▼~
このまま生き恥をさらすより…~
死んだ方がましなんじゃない?▼~
:[ゾーラ]|…ひっ!?▼~
ま、まさか…~
おやめください、レオン様…▼~
わ、わわわ私が間違っておりました!~
ですから、命だけは、どうか…どうか!!!▼~
:[レオン]|諦めなよ。~
僕はお前のような奴に、慈悲なんてかけない。▼~
…塵になるがいい!!!!▼~
(SE:クリティカル)~
:[ゾーラ]|ぎゃあああああああああ!!!!▼~
(SE:消滅)~
:[レオン]|…ふうっ▼~
:[カムイ]|レ、レオン…?~
なにも、殺すことは…▼~
:[レオン]|どうして?カムイ兄さん。~
こいつを生かしておいたら、▼~
僕たちが白夜の王族を助けたって~
父上にばれてしまうかもしれないんだよ?▼~
:[カムイ]|それはそうだが…▼~
:[レオン]|もう…~
前々から思っていたんだけど、▼~
カムイ兄さんは~
甘すぎるんじゃないかな。▼~
敵は敵、~
その場で倒しておくべきなんだ。▼~
でないと、仲間になったからといっても、~
いつ裏切るかわからない。そうだろ?▼~
ゾーラを生かしておけば、~
父上やマクベスに余計なことを喋られるしね。▼~
死人に口なし、だよ。▼~
…ふふっ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…そうだな。~
レオンの言う通りだ。▼~
:[レオン]|わかってくれて嬉しいよ。▼~
:[カムイ]|…レオン…▼~
…もしお前を敵に回していたら、~
どんなに恐ろしかっただろうな…▼~
…レオンさん…▼~
:[レオン]|? 何か言った? 兄さん。▼~
:[カムイ]|いや、何も…▼~
(暗転)~
(食事をする白夜軍と暗夜軍)~
:[イザナ]|いやいや~!~
助けてくれちゃってありがとねーっ!▼~
ほんっっっと、命拾いしたよ!~
さ、お礼にどんどんご馳走食べちゃいなよ!▼~
:[レオン]|えっと…軽いね。~
偽物と同じくらい。▼~
:[カミラ]|今度こそはと思った~
私が間違っていたわ…▼~
:[マークス]|なるほど…~
やはり恐ろしい国だ。▼~
:[エリーゼ]|わーい、こっちのイザナさんとも~
仲良くなれそうー!▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|…無事で良かった、~
リョウマ兄さん。▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|? リョウマ兄さん…?▼~
:[タクミ]|おい。裏切り者が気安く~
リョウマ兄さんに話しかけるなよ。▼~
:[レオン]|ふぅん…~
話しかけるのに許可が必要なんだ?▼~
せっかく助けてやったのに、~
随分な態度だね。▼~
:[タクミ]|はあ?~
何か勘違いしているみたいだけど…▼~
僕らはお前たちに~
感謝の気持ちなんて持ってないよ。▼~
あんなの、~
助けてもらって当然だ。▼~
:[カミラ]|あら…白夜王国の方は~
なかなか恩知らずなのね。▼~
:[ヒノカ]|なに…?▼~
元はと言えば、そちらの兵士の~
不手際なのだろう?▼~
むしろ謝罪の言葉が欲しいぐらいだ。▼~
:[カミラ]|まあ、怖い顔。▼~
:[ヒノカ]|…貴様…▼~
:[リョウマ]|言わせておけ、ヒノカ。~
…命が助かったことは確かに有難い。▼~
だが、俺たちがもし逆の立場でも、~
きっと同じことをしただろう。▼~
だから、礼は言わん。▼~
:[マークス]|ああ。こちらも感謝されたくて~
したわけではない。▼~
ただ、暗夜王国の王族として、~
当然のことをしたまで。▼~
お前たちのことは、ここを出たらまた~
お互いに闘って倒す相手だとしか思っていない。▼~
:[カムイ]|みんな…▼~
…………▼~
だが、例え敵同士だとしても、▼~
こうしてみんなで食事ができるなんて~
夢のようだ。▼~
…もしかして、~
これが最初で最後かもしれないな。▼~
ここを出たら、俺たちはまた…▼~
:[サクラ]|あ…あのっ!~
カムイ兄様っ!▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[サクラ]|その…久しぶりにお会いできて、~
嬉しいなって、思って…▼~
お、お元気そうで、~
何よりです…▼~
:[カムイ]|サクラ…▼~
ああ。サクラも、~
元気そうで良かった。▼~
サクラさん…▼~
:[サクラ]|カムイ兄様…!▼~
:[エリーゼ]|むっ。▼~
あなた、あたしのおにいちゃんのこと~
兄様って呼ばないでよ!▼~
:[サクラ]|ひゃっ。す、すみません…!▼~
:[カムイ]|エリーゼ。▼~
:[エリーゼ]|だって…▼~
:[アクア]|…うふふっ▼~
:[カムイ]|どうした、アクア。▼~
:[アクア]|微笑ましいなって、~
そう思っただけよ。▼~
だってこうしてると、~
一つの大きな家族みたいなんだもの。▼~
:[カムイ]|少々、仲が悪すぎるがな。▼~
:[アクア]|ええ。でも、それでも構わないわ。~
…私も嬉しいのよ。▼~
両国の「きょうだい」たちと、~
こうやって食事ができて。▼~
:[カムイ]|あ…~
そうか、アクアも…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|ああ…そうだな。~
たとえひと時の間でも、▼~
こうしてみんなが揃ったことに~
感謝しよう。▼~
できることなら、ここにいる全員が、~
誰ひとり欠けずに戦争が終わればいい。▼~
…これから殺し合う相手に対して~
そう思うのはおかしいかもしれないが、▼~
今だけは、いいよな…▼~
#endregion
#region(マイユニット男性・私)
:[カムイ]|終わりです、ゾーラさん。~
…あなたの負けですよ。▼~
さあ、白夜の王族とイザナ公王を~
解放してください。▼~
:[ゾーラ]|な、なぜです…~
私はあなた方の敵を捕らえたのですよ?▼~
感謝されてもいいほどなのに~
どうしてこのようなことを…▼~
:[レオン]|…卑劣な愚か者め。~
そのやり方が、気に入らないんだよ。▼~
:[ゾーラ]|レオン様?▼~
:[レオン]|恥さらしだ、お前は。▼~
お前のような奴が~
我が暗夜王国軍だと思うと吐き気がする。▼~
カムイ兄さんたちから聞いたよ。▼~
イザナ公王になりすまして~
敵国に騙し討ちを仕掛けたんだって?▼~
よくもそんな卑怯な策を~
練ったものだな?▼~
このまま生き恥をさらすより…~
死んだ方がましなんじゃない?▼~
:[ゾーラ]|…ひっ!?▼~
ま、まさか…~
おやめください、レオン様…▼~
わ、わわわ私が間違っておりました!~
ですから、命だけは、どうか…どうか!!!▼~
:[レオン]|諦めなよ。~
僕はお前のような奴に、慈悲なんてかけない。▼~
…塵になるがいい!!!!▼~
(SE:クリティカル)~
:[ゾーラ]|ぎゃあああああああああ!!!!▼~
(SE:消滅)~
:[レオン]|…ふうっ▼~
:[カムイ]|レ、レオンさん…?~
なにも、殺すことは…▼~
:[レオン]|どうして?カムイ兄さん。~
こいつを生かしておいたら、▼~
僕たちが白夜の王族を助けたって~
父上にばれてしまうかもしれないんだよ?▼~
:[カムイ]|それはそうですが…▼~
:[レオン]|もう…~
前々から思っていたんだけど、▼~
カムイ兄さんは~
甘すぎるんじゃないかな。▼~
敵は敵、~
その場で倒しておくべきなんだ。▼~
でないと、仲間になったからといっても、~
いつ裏切るかわからない。そうだろ?▼~
ゾーラを生かしておけば、~
父上やマクベスに余計なことを喋られるしね。▼~
死人に口なし、だよ。▼~
…ふふっ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…そうですね。~
レオンの言う通りです。▼~
:[レオン]|わかってくれて嬉しいよ。▼~
:[カムイ]|…レオンさん…▼~
…もしあなたを敵に回していたら、~
どんなに恐ろしかったでしょうね…▼~
:[レオン]|? 何か言った? 兄さん。▼~
:[カムイ]|いえ、何も…▼~
(暗転)~
(食事をする白夜軍と暗夜軍)~
:[イザナ]|いやいや~!~
助けてくれちゃってありがとねーっ!▼~
ほんっっっと、命拾いしたよ!~
さ、お礼にどんどんご馳走食べちゃいなよ!▼~
:[レオン]|えっと…軽いね。~
偽物と同じくらい。▼~
:[カミラ]|今度こそはと思った~
私が間違っていたわ…▼~
:[マークス]|なるほど…~
やはり恐ろしい国だ。▼~
:[エリーゼ]|わーい、こっちのイザナさんとも~
仲良くなれそうー!▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|…無事で良かったです、~
リョウマ兄さん。▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|? リョウマ兄さん…?▼~
:[タクミ]|おい。裏切り者が気安く~
リョウマ兄さんに話しかけるなよ。▼~
:[レオン]|ふぅん…~
話しかけるのに許可が必要なんだ?▼~
せっかく助けてやったのに、~
随分な態度だね。▼~
:[タクミ]|はあ?~
何か勘違いしているみたいだけど…▼~
僕らはお前たちに~
感謝の気持ちなんて持ってないよ。▼~
あんなの、~
助けてもらって当然だ。▼~
:[カミラ]|あら…白夜王国の方は~
なかなか恩知らずなのね。▼~
:[ヒノカ]|なに…?▼~
元はと言えば、そちらの兵士の~
不手際なのだろう?▼~
むしろ謝罪の言葉が欲しいぐらいだ。▼~
:[カミラ]|まあ、怖い顔。▼~
:[ヒノカ]|…貴様…▼~
:[リョウマ]|言わせておけ、ヒノカ。~
…命が助かったことは確かに有難い。▼~
だが、俺たちがもし逆の立場でも、~
きっと同じことをしただろう。▼~
だから、礼は言わん。▼~
:[マークス]|ああ。こちらも感謝されたくて~
したわけではない。▼~
ただ、暗夜王国の王族として、~
当然のことをしたまで。▼~
お前たちのことは、ここを出たらまた~
お互いに闘って倒す相手だとしか思っていない。▼~
:[カムイ]|みんな…▼~
…………▼~
でも、例え敵同士だとしても、▼~
こうしてみんなで食事ができるなんて~
夢のようです。▼~
…もしかして、~
これが最初で最後かもしれませんね。▼~
ここを出たら、私たちはまた…▼~
:[サクラ]|あ…あのっ!~
カムイ兄様っ!▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[サクラ]|その…久しぶりにお会いできて、~
嬉しいなって、思って…▼~
お、お元気そうで、~
何よりです…▼~
:[カムイ]|サクラさん…▼~
はい。サクラさんも、~
お元気そうで安心しました。▼~
:[サクラ]|カムイ兄様…!▼~
:[エリーゼ]|むっ。▼~
あなた、あたしのおにいちゃんのこと~
兄様って呼ばないでよ!▼~
:[サクラ]|ひゃっ。す、すみません…!▼~
:[カムイ]|エリーゼさん。▼~
:[エリーゼ]|だって…▼~
:[アクア]|…うふふっ▼~
:[カムイ]|どうしたんですか、アクアさん。▼~
:[アクア]|微笑ましいなって、~
そう思っただけよ。▼~
だってこうしてると、~
一つの大きな家族みたいなんだもの。▼~
:[カムイ]|ちょっと、仲が悪すぎますけどね。▼~
:[アクア]|ええ。でも、それでも構わないわ。~
…私も嬉しいのよ。▼~
両国の「きょうだい」たちと、~
こうやって食事ができて。▼~
:[カムイ]|あ…~
そうか、アクアさんも…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|はい…そうですね。~
たとえひと時の間でも、▼~
こうしてみんなが揃ったことに~
感謝しましょう。▼~
できることなら、ここにいるみんな、~
誰ひとり欠けずに戦争が終わってほしい。▼~
…これから殺し合う相手に対して~
こんなことを思うなんておかしいですが、▼~
今だけは…いいですよね…▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[カムイ]|終わりです、ゾーラさん。~
…あなたの負けですよ。▼~
さあ、白夜の王族とイザナ公王を~
解放してください。▼~
:[ゾーラ]|な、なぜです…~
私はあなた方の敵を捕らえたのですよ?▼~
感謝されてもいいほどなのに~
どうしてこのようなことを…▼~
:[レオン]|…卑劣な愚か者め。~
そのやり方が、気に入らないんだよ。▼~
:[ゾーラ]|レオン様?▼~
:[レオン]|恥さらしだ、お前は。▼~
お前のような奴が~
我が暗夜王国軍だと思うと吐き気がする。▼~
カムイ姉さんたちから聞いたよ。▼~
イザナ公王になりすまして~
敵国に騙し討ちを仕掛けたんだって?▼~
よくもそんな卑怯な策を~
練ったものだな?▼~
このまま生き恥をさらすより…~
死んだ方がましなんじゃない?▼~
:[ゾーラ]|…ひっ!?▼~
ま、まさか…~
おやめください、レオン様…▼~
わ、わわわ私が間違っておりました!~
ですから、命だけは、どうか…どうか!!!▼~
:[レオン]|諦めなよ。~
僕はお前のような奴に、慈悲なんてかけない。▼~
…塵になるがいい!!!!▼~
(SE:クリティカル)~
:[ゾーラ]|ぎゃあああああああああ!!!!▼~
(SE:消滅)~
:[レオン]|…ふうっ▼~
:[カムイ]|レ、レオンさん…?~
なにも、殺すことは…▼~
:[レオン]|どうして?カムイ姉さん。~
こいつを生かしておいたら、▼~
僕たちが白夜の王族を助けたって~
父上にばれてしまうかもしれないんだよ?▼~
:[カムイ]|それはそうですが…▼~
:[レオン]|もう…~
前々から思っていたんだけど、▼~
カムイ姉さんは~
甘すぎるんじゃないかな。▼~
敵は敵、~
その場で倒しておくべきなんだ。▼~
でないと、仲間になったからといっても、~
いつ裏切るかわからない。そうだろ?▼~
ゾーラを生かしておけば、~
父上やマクベスに余計なことを喋られるしね。▼~
死人に口なし、だよ。▼~
…ふふっ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…そうですね。~
レオンの言う通りです。▼~
:[レオン]|わかってくれて嬉しいよ。▼~
:[カムイ]|…レオンさん…▼~
…もしあなたを敵に回していたら、~
どんなに恐ろしかったでしょうね…▼~
:[レオン]|? 何か言った? 姉さん。▼~
:[カムイ]|いえ、何も…▼~
(暗転)~
(食事をする白夜軍と暗夜軍)~
:[イザナ]|いやいや~!~
助けてくれちゃってありがとねーっ!▼~
ほんっっっと、命拾いしたよ!~
さ、お礼にどんどんご馳走食べちゃいなよ!▼~
:[レオン]|えっと…軽いね。~
偽物と同じくらい。▼~
:[カミラ]|今度こそはと思った~
私が間違っていたわ…▼~
:[マークス]|なるほど…~
やはり恐ろしい国だ。▼~
:[エリーゼ]|わーい、こっちのイザナさんとも~
仲良くなれそうー!▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|…無事で良かったです、~
リョウマ兄さん。▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|? リョウマ兄さん…?▼~
:[タクミ]|おい。裏切り者が気安く~
リョウマ兄さんに話しかけるなよ。▼~
:[レオン]|ふぅん…~
話しかけるのに許可が必要なんだ?▼~
せっかく助けてやったのに、~
随分な態度だね。▼~
:[タクミ]|はあ?~
何か勘違いしているみたいだけど…▼~
僕らはお前たちに~
感謝の気持ちなんて持ってないよ。▼~
あんなの、~
助けてもらって当然だ。▼~
:[カミラ]|あら…白夜王国の方は~
なかなか恩知らずなのね。▼~
:[ヒノカ]|なに…?▼~
元はと言えば、そちらの兵士の~
不手際なのだろう?▼~
むしろ謝罪の言葉が欲しいぐらいだ。▼~
:[カミラ]|まあ、怖い顔。▼~
:[ヒノカ]|…貴様…▼~
:[リョウマ]|言わせておけ、ヒノカ。~
…命が助かったことは確かに有難い。▼~
だが、俺たちがもし逆の立場でも、~
きっと同じことをしただろう。▼~
だから、礼は言わん。▼~
:[マークス]|ああ。こちらも感謝されたくて~
したわけではない。▼~
ただ、暗夜王国の王族として、~
当然のことをしたまで。▼~
お前たちのことは、ここを出たらまた~
お互いに闘って倒す相手だとしか思っていない。▼~
:[カムイ]|みんな…▼~
…………▼~
でも、例え敵同士だとしても、▼~
こうしてみんなで食事ができるなんて~
夢のようです。▼~
…もしかして、~
これが最初で最後かもしれませんね。▼~
ここを出たら、私たちはまた…▼~
:[サクラ]|あ…あのっ!~
カムイ姉様っ!▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[サクラ]|その…久しぶりにお会いできて、~
嬉しいなって、思って…▼~
お、お元気そうで、~
何よりです…▼~
:[カムイ]|サクラさん…▼~
はい。サクラさんも、~
お元気そうで安心しました。▼~
:[サクラ]|カムイ姉様…!▼~
:[エリーゼ]|むっ。▼~
あなた、あたしのおねえちゃんのこと~
姉様って呼ばないでよ!▼~
:[サクラ]|ひゃっ。す、すみません…!▼~
:[カムイ]|エリーゼさん。▼~
:[エリーゼ]|だって…▼~
:[アクア]|…うふふっ▼~
:[カムイ]|どうしたんですか、アクアさん。▼~
:[アクア]|微笑ましいなって、~
そう思っただけよ。▼~
だってこうしてると、~
一つの大きな家族みたいなんだもの。▼~
:[カムイ]|ちょっと、仲が悪すぎますけどね。▼~
:[アクア]|ええ。でも、それでも構わないわ。~
…私も嬉しいのよ。▼~
両国の「きょうだい」たちと、~
こうやって食事ができて。▼~
:[カムイ]|あ…~
そうか、アクアさんも…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|はい…そうですね。~
たとえひと時の間でも、▼~
こうしてみんなが揃ったことに~
感謝しましょう。▼~
できることなら、ここにいるみんな、~
誰ひとり欠けずに戦争が終わってほしい。▼~
…これから殺し合う相手に対して~
こんなことを思うなんておかしいですが、▼~
今だけは…いいですよね…▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・あたし~だよ)
:[カムイ]|終わりだよ、ゾーラ。~
…あなたの負けだね。▼~
さあ、白夜の王族とイザナ公王を~
解放して。▼~
:[ゾーラ]|な、なぜです…~
私はあなた方の敵を捕らえたのですよ?▼~
感謝されてもいいほどなのに~
どうしてこのようなことを…▼~
:[レオン]|…卑劣な愚か者め。~
そのやり方が、気に入らないんだよ。▼~
:[ゾーラ]|レオン様?▼~
:[レオン]|恥さらしだ、お前は。▼~
お前のような奴が~
我が暗夜王国軍だと思うと吐き気がする。▼~
カムイ姉さんたちから聞いたよ。▼~
イザナ公王になりすまして~
敵国に騙し討ちを仕掛けたんだって?▼~
よくもそんな卑怯な策を~
練ったものだな?▼~
このまま生き恥をさらすより…~
死んだ方がましなんじゃない?▼~
:[ゾーラ]|…ひっ!?▼~
ま、まさか…~
おやめください、レオン様…▼~
わ、わわわ私が間違っておりました!~
ですから、命だけは、どうか…どうか!!!▼~
:[レオン]|諦めなよ。~
僕はお前のような奴に、慈悲なんてかけない。▼~
…塵になるがいい!!!!▼~
(SE:クリティカル)~
:[ゾーラ]|ぎゃあああああああああ!!!!▼~
(SE:消滅)~
:[レオン]|…ふうっ▼~
:[カムイ]|レ、レオン…?~
なにも、殺すことは…▼~
:[レオン]|どうして?カムイ姉さん。~
こいつを生かしておいたら、▼~
僕たちが白夜の王族を助けたって~
父上にばれてしまうかもしれないんだよ?▼~
:[カムイ]|それはそうだけど…▼~
:[レオン]|もう…~
前々から思っていたんだけど、▼~
カムイ姉さんは~
甘すぎるんじゃないかな。▼~
敵は敵、~
その場で倒しておくべきなんだ。▼~
でないと、仲間になったからといっても、~
いつ裏切るかわからない。そうだろ?▼~
ゾーラを生かしておけば、~
父上やマクベスに余計なことを喋られるしね。▼~
死人に口なし、だよ。▼~
…ふふっ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
そう、だね。~
レオンの言う通りだよ。▼~
:[レオン]|わかってくれて嬉しいよ。▼~
:[カムイ]|…レオン…▼~
…もしあなたを敵に回していたら、~
どんなに恐ろしかっただろうね…▼~
:[レオン]|? 何か言った? 姉さん。▼~
:[カムイ]|ううん、何も…▼~
(暗転)~
(食事をする白夜軍と暗夜軍)~
:[イザナ]|いやいや~!~
助けてくれちゃってありがとねーっ!▼~
ほんっっっと、命拾いしたよ!~
さ、お礼にどんどんご馳走食べちゃいなよ!▼~
:[レオン]|えっと…軽いね。~
偽物と同じくらい。▼~
:[カミラ]|今度こそはと思った~
私が間違っていたわ…▼~
:[マークス]|なるほど…~
やはり恐ろしい国だ。▼~
:[エリーゼ]|わーい、こっちのイザナさんとも~
仲良くなれそうー!▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|…無事で良かったよ、~
リョウマお兄ちゃん。▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|? リョウマお兄ちゃん…?▼~
:[タクミ]|おい。裏切り者が気安く~
リョウマ兄さんに話しかけるなよ。▼~
:[レオン]|ふぅん…~
話しかけるのに許可が必要なんだ?▼~
せっかく助けてやったのに、~
随分な態度だね。▼~
:[タクミ]|はあ?~
何か勘違いしているみたいだけど…▼~
僕らはお前たちに~
感謝の気持ちなんて持ってないよ。▼~
あんなの、~
助けてもらって当然だ。▼~
:[カミラ]|あら…白夜王国の方は~
なかなか恩知らずなのね。▼~
:[ヒノカ]|なに…?▼~
元はと言えば、そちらの兵士の~
不手際なのだろう?▼~
むしろ謝罪の言葉が欲しいぐらいだ。▼~
:[カミラ]|まあ、怖い顔。▼~
:[ヒノカ]|…貴様…▼~
:[リョウマ]|言わせておけ、ヒノカ。~
…命が助かったことは確かに有難い。▼~
だが、俺たちがもし逆の立場でも、~
きっと同じことをしただろう。▼~
だから、礼は言わん。▼~
:[マークス]|ああ。こちらも感謝されたくて~
したわけではない。▼~
ただ、暗夜王国の王族として、~
当然のことをしたまで。▼~
お前たちのことは、ここを出たらまた~
お互いに闘って倒す相手だとしか思っていない。▼~
:[カムイ]|みんな…▼~
…………▼~
でも、例え敵同士だとしても、▼~
こうしてみんなで食事ができるなんて~
嬉しいよ。▼~
…もしかして、~
これが最初で最後かもしれないね。▼~
ここを出たら、あたしたちはまた…▼~
:[サクラ]|あ…あのっ!~
カムイ姉様っ!▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[サクラ]|その…久しぶりにお会いできて、~
嬉しいなって、思って…▼~
お、お元気そうで、~
何よりです…▼~
:[カムイ]|サクラ…▼~
うん。サクラも、~
元気そうでよかった。▼~
:[サクラ]|カムイ姉様…!▼~
:[エリーゼ]|むっ。▼~
あなた、あたしのおねえちゃんのこと~
姉様って呼ばないでよ!▼~
:[サクラ]|ひゃっ。す、すみません…!▼~
:[カムイ]|エリーゼ。▼~
:[エリーゼ]|だって…▼~
:[アクア]|…うふふっ▼~
:[カムイ]|どうしたの、アクア。▼~
:[アクア]|微笑ましいなって、~
そう思っただけよ。▼~
だってこうしてると、~
一つの大きな家族みたいなんだもの。▼~
:[カムイ]|ちょっと、仲が悪すぎるけどね。▼~
:[アクア]|ええ。でも、それでも構わないわ。~
…私も嬉しいのよ。▼~
両国の「きょうだい」たちと、~
こうやって食事ができて。▼~
:[カムイ]|あ…~
そうか、アクアも…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|うん…そうだね。~
たとえひと時の間でも、▼~
こうしてみんなが揃ったことに~
感謝しよう。▼~
できることなら、ここにいるみんな、~
誰ひとり欠けずに戦争が終わってほしい。▼~
…これから殺し合う相手に~
こんなことを思うなんて、おかしいけど…▼~
今だけは…いいよね…▼~
#endregion
*コメント [#mc9cce2c]
- 関数の仕様上、一部文章がおかしくなっています。 -- &new...
- オープニングの台詞で、「あたし~だよ」の欄なのに、弟呼...
#comment
終了行:
[[会話集/章別会話]]
*暗夜王国 18章 黒白の王子 [#i757be6e]
#contents
*ナレーション [#pe801751]
コタロウの野望を打ち砕いた~
カムイは、休憩のため~
中立国イズモ公国へ立ち寄る。~
そこでは、思いもかけない再開が~
カムイを待っている。~
*オープニング [#pddc8828]
#region(マイユニット男性・僕)
―イズモ公国―~
:[カムイ]|
なんだか、綺麗な場所についたね。▼~
:[アクア]|
ええ…ここはイズモ公国よ。▼~
古くから神々の国として~
知られているわ。▼~
それに、ほかの国々が対立している時も~
常に中立を守り続けているの。▼~
:[カムイ]|
へえ、中立国か…▼~
少し寄っていくのも、~
悪くないかもしれないね。▼~
闘いが続いて、みんなもそろそろ~
疲れが出ている頃だろうし。▼~
:[アクア]|
…そうね。~
それに、情報も必要だわ。▼~
白夜王都周辺はきっと~
警備が厳しいけれど…▼~
今の私たちにそれを~
窺い知る術はないもの。▼~
その点、中立国の人々なら、何か~
有益なことを知っているかもしれないわ。▼~
:[カムイ]|
そうだね。~
じゃあイズモ公国を訪ねてみよう。▼~
(暗転)~
:[イザナ]|
はじめまして~!~
よぉ~く来てくれちゃったねぇ~!▼~
暗夜王国の使者さんたち、~
歓迎するよ~!▼~
:[カムイ]|
あ、ありがとうございます…▼~
:[イザナ]|
さあさあ、狭苦しいお城だけど~
ゆっくりしていっちゃってよ~!▼~
:[カムイ]|
え、えっと…~
あの、あなたは…?▼~
:[イザナ]|
僕は公王イザナ!▼~
あはは!~
すっかり申し遅れちゃって悪かったね~!▼~
:[カムイ]|
ええっ!?~
あ、あなたが公王!?▼~
:[レオン]|
軽い…~
とんでもなく軽い…▼~
:[カミラ]|
よく国民の支持が得られたわね…▼~
:[マークス]|
恐ろしい国だ…▼~
:[エリーゼ]|
すごーい!なんだか仲良くなれそう!~
イザナさん、よろしくおねがいしまーす!▼~
:[イザナ]|
あはは、こちらこそよろしく、~
エリーゼ様~!▼~
:[エリーゼ]|
ん?~
あたし、名前言ったっけ?▼~
:[イザナ]|
あっ…▼~
いやいや、だってキミたち王族じゃない?~
名前ぐらい、知ってるに決まってるよ~!▼~
:[エリーゼ]|
へー、そうなんだ!▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[イザナ]|
いやー、それよりキミたち、~
タイミングがいいよ~。▼~
今日は大きな宴を~
開くつもりだったんだ~!▼~
実は今、キミたちの他にも~
すっごい大物ゲストが来ちゃってるからさ~!▼~
:[カムイ]|
大物ゲスト…?▼~
:[イザナ]|
うん!▼~
…はいはーいっ!~
なんと白夜王族の皆さんでーすっ!▼~
:[カムイ]|
!?▼~
:[サクラ]|
カムイ兄様…!?▼~
:[ヒノカ]|
なに!? カムイ…~
なぜ、ここに…!?▼~
:[タクミ]|
…………▼~
:[リョウマ]|
カムイ…▼~
:[カムイ]|
リョウマ兄さん…~
みんな…▼~
:[マークス]|
下がれ、カムイ。~
こいつらは危険だ!▼~
:[リョウマ]|
なんだと…?~
卑怯な暗夜王国の手の者が戯言を。▼~
:[マークス]|
ほう…聞き捨てならんな、その言葉。~
国の侮辱は、私が許さんぞ。▼~
:[リョウマ]|
侮辱などしていない。~
真実を述べたまでだ。▼~
:[マークス]|
…貴様、~
相当私に斬られたいと見えるな。▼~
:[リョウマ]|
いいだろう、かかってこい…!▼~
:[イザナ]|
わわっ! ダメダメダメダメ!!!~
スト~~~~~ップ!!!!!▼~
キミたち、こんなところで剣なんか抜いたら~
条約違反になっちゃうよ~!▼~
:[マークス]|
…条約違反?~
:[イザナ]|
そう!我がイザナ公国内では、~
条約により戦闘行為が禁止されています!▼~
これ、破っちゃうと王族サマでも~
厳罰に処されちゃうから気をつけてね~!▼~
…というわけで、~
キミたちは全員、武器を下してください!▼~
これは公王イザナの命令だよ~!▼~
:[マークス]|
…仕方ないな。~
:[リョウマ]|
しかし、気を許したわけではない…~
例え得物はなくとも…▼~
…隙あらば、討つ。▼~
:[マークス]|
…!▼~
:[イザナ]|
まあまあ、喧嘩しないの~!▼~
いくら戦争中でも、~
この国にいる限りは戦っちゃダメ。▼~
この武器はキミたちが国を出るまで~
大切に預かっておくからね~。▼~
じゃ、宴の準備ができるまで~
場内でごゆるりとお寛ぎあれ~!▼~
:[マークス]|
…………▼~
:[リョウマ]|
…ふん▼~
(暗転)~
:[マークス]|
まさか白夜の者たちと、~
ここで出会ってしまうとはな。▼~
:[カムイ]|
すまない、マークス兄さん。▼~
:[マークス]|
いや、謝る必要は無い。~
…仲間思いのお前のことだ。▼~
おおかた、私たちを休ませようとして~
この国への訪問を決めたのだろう?▼~
お前のその思いを、~
誰も責めることなどできん。▼~
:[カムイ]|
マークス兄さん…▼~
:[リョウマ]|
カムイ。▼~
:[カムイ]|
!! リョウマ兄さん。▼~
:[マークス]|
なに!?~
…いったい、何用だ。▼~
:[リョウマ]|
そう構えるな。~
別に、何かをするつもりで来たんじゃない。▼~
少し、弟の顔が見たくてな。▼~
:[マークス]|
なるほど…そう言って、~
隙あらば白夜王城に連れ帰るつもりか?▼~
:[リョウマ]|
そう噛みつくな。▼~
先程はつい頭に血が上ってしまったが、~
この国の条約を侵すつもりはない。▼~
白夜王国を継ぐ者として、~
そのような失態をするほど馬鹿ではないさ。▼~
:[マークス]|
ああ…私とて同じだ。▼~
暗夜王国第一王子として、~
国の信用に関わる真似はできんからな。▼~
そちらが仕掛けて来ないのであれば、~
私も無礼な真似は慎もう。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[マークス]|
ん?~
なんだ、カムイ?▼~
:[カムイ]|
えっと、兄さんたち…~
なんだか、似てるなって思って。▼~
:[マークス]|
なっ…!?~
戯言を言うな、カムイ。▼~
このような者に、~
私が似ているわけがない。▼~
:[リョウマ]|
ああ、そうだぞ。~
顔だって俺の方がいくらか整っている。▼~
:[マークス]|
貴様…!▼~
:[カムイ]|
わわっ、け、喧嘩はしないで。▼~
僕が言っているのは、~
見た目じゃなくて中身のことだよ。▼~
第一王子として~
立場を重んじるところとか、▼~
それから…国を継ぐ者の覚悟とか、~
礼儀っていうのかな。▼~
そういう中身の部分で、~
二人が持ってるものが似てるって思ったんだ。~
:[マークス]|
中身だと…?~
そんなはずは…▼~
:[リョウマ]|
…………▼~
:[暗夜兵]|
いたぞ、白夜王国第一王子だ!~
捕まえろ!!▼~
(イザナと暗夜兵が現れる)~
:[カムイ]|
え…暗夜兵?▼~
:[マークス]|
なぜここに、暗夜兵が…?▼~
(イザナが命令する)~
:[イザナ]|
さあさあ兵士たち、~
リョウマ王子を捕らえちゃってくださーいっ!!▼~
:[リョウマ]|
なにっ!? 貴様ら、何をする!?~
やめろ、放せ…っ!!▼~
:[マークス]|
お前たち、何をしているんだ!?▼~
この国での戦闘は~
禁じられているのではなかったのか!?▼~
どういうつもりだ、イザナ公王!▼~
:[イザナ]|
私はイザナ公王ではありませんよ、~
マークス様…▼~
:[マークス]|
なに…?▼~
:[ゾーラ]|
ひょーっほほほほ!~
お久しぶりでございますね!▼~
:[マークス]|
お前は…ゾーラ!▼~
:[ゾーラ]|
ふぅ…~
やーっと正体を現せましたよ~…▼~
白夜の王族たちの手前、~
イザナのフリを続けるしかなくて苦労しました。▼~
:[マークス]|
おい、本物のイザナ公王はどうした。▼~
:[ゾーラ]|
ふふ…イザナ公王は、とっくの昔に~
牢屋の中にぶち込んでまーす。▼~
今頃、さっき捕らえたリョウマ王子や~
他の白夜王族の皆さんと、▼~
仲良くやっているんじゃないですか?▼~
ま、処刑までの~
短い間ですけどねえ?~
:[マークス]|
処刑だと…?▼~
:[ゾーラ]|
ガロン様にも内緒で、~
我が軍内で策を立てていたのですよ。▼~
白夜の王族が国賓として~
イズモ公国に招かれたという情報が入ったので、▼~
幻影魔法で公王になりすまし、~
騙し討ちをして一網打尽にしようと。▼~
:[マークス]|
まさか、そんな計画を…▼~
:[ゾーラ]|
いやー、良かった良かった。~
これで戦争は一気にカタがつきますね!▼~
そして私はマクベスやガンズを出し抜き、~
一気に出世の道を歩むのです…!▼~
では私は処刑を執り行ってきますゆえ、~
これにて失礼。▼~
:[マークス]|
まて、ゾーラ!▼~
:[カムイ]|
マークス兄さん…▼~
:[マークス]|
…白夜王国の者は敵だ。~
だが、このようなやり方は気に食わん。▼~
正々堂々と戦って勝ってこそ、~
暗夜王国の真の勝利となるのだ。▼~
…こんな形で戦を決しても、~
私にとっては意味がない。▼~
王族たちを、解放しに行くぞ。▼~
:[カムイ]|
…ふふっ。▼~
:[マークス]|
どうした、カムイ。▼~
:[カムイ]|
いや、マークス兄さん…~
やっぱり似てるよ、リョウマ兄さんに。▼~
もしこうやって敵同士じゃなかったら…~
案外仲良くなれたのかもね。▼~
:[マークス]|
まったく…~
寝言は寝て言ってくれ。▼~
そんなことより、~
皆を集めて、戦闘準部を急ぐぞ。▼~
先程のゾーラの様子だと、~
処刑までの時間は短い!▼~
(お辞儀するカムイ)~
:[カムイ]|
わかった!!▼~
#endregion
#region(マイユニット男性・俺)
―イズモ公国―~
:[カムイ]|なんだか、綺麗な場所についたな。▼
:[アクア]|ええ…ここはイズモ公国よ。
古くから神々の国として~
知られているわ。▼~
それに、ほかの国々が対立している時も~
常に中立を守り続けているの。▼~
:[カムイ]|ほお、中立国か…
少し寄っていくのも、~
悪くないかもしれないな。~
闘いが続いて、みんなもそろそろ~
疲れがでている頃だろう。~
:[アクア]|…そうね。
それに、情報も必要だわ。~
白夜王都周辺はきっと~
警備が厳しいけれど…~
今の私たちにそれを~
窺い知る術はないもの。~
その点、中立国の人々なら、何か~
有益なことを知っているかもしれないわ。~
:[カムイ]|そうだな。
ではイズモ公国を訪ねてみよう。~
(暗転)~
:[イザナ]|はじめまして~!
よぉ~く来てくれちゃったねぇ~!▼~
暗夜王国の使者さんたち、~
歓迎するよ~!▼~
:[カムイ]|あ、ありがとうございます…▼
:[イザナ]|さあさあ、狭苦しいお城だけど
ゆっくりしていっちゃってよ~!▼~
:[カムイ]|え、えっと…
あの、あなたは…?▼~
:[イザナ]|僕は公王イザナ!▼
あはは!~
すっかり申し遅れちゃって悪かったね~!▼~
:[カムイ]|ええっ!?
あ、あなたが公王!?▼~
:[レオン]|軽い…
とんでもなく軽い…▼~
:[カミラ]|よく国民の支持が得られたわね…▼
:[マークス]|恐ろしい国だ…▼
:[エリーゼ]|すごーい!なんだか仲良くなれそう!
イザナさん、よろしくおねがいしまーす!▼~
:[イザナ]|あはは、こちらこそよろしく、
エリーゼ様~!▼~
:[エリーゼ]|
ん?~
あたし、名前言ったっけ?▼~
:[イザナ]|
あっ…▼~
いやいや、だってキミたち王族じゃない?~
名前ぐらい、知ってるに決まってるよ~!▼~
:[エリーゼ]|へー、そうなんだ!▼
:[アクア]|…………▼
:[イザナ]|いやー、それよりキミたち、
タイミングがいいよ~。▼~
今日は大きな宴を~
開くつもりだったんだ~!▼~
実は今、キミたちの他にも~
すっごい大物ゲストが来ちゃってるからさ~!▼~
:[カムイ]|大物ゲスト…?▼
:[イザナ]|うん!▼
…はいはーいっ!~
なんと白夜王族の皆さんでーすっ!▼~
:[カムイ]|!?▼
:[サクラ]|カムイ兄様…!?▼
:[ヒノカ]|なに!? カムイ…
なぜ、ここに…!?▼~
:[タクミ]|…………▼
:[リョウマ]|カムイ…▼
:[カムイ]|リョウマ兄さん…
みんな…▼~
:[マークス]|下がれ、カムイ。
こいつらは危険だ!▼~
:[リョウマ]|なんだと…?
卑怯な暗夜王国の手の者が戯言を。▼~
:[マークス]|ほう…聞き捨てならんな、その言葉。
国の侮辱は、私が許さんぞ。▼~
:[リョウマ]|侮辱などしていない。
真実を述べたまでだ。▼~
:[マークス]|…貴様、
相当私に斬られたいと見えるな。▼~
:[リョウマ]|いいだろう、かかってこい…!▼
:[イザナ]|わわっ! ダメダメダメダメ!!!
スト~~~~~ップ!!!!!▼~
キミたち、こんなところで剣なんか抜いたら~
条約違反になっちゃうよ~!▼~
:[マークス]|…条約違反?
:[イザナ]|そう!我がイザナ公国内では、
条約により戦闘行為が禁止されています!▼~
これ、破っちゃうと王族サマでも~
厳罰に処されちゃうから気をつけてね~!▼~
…というわけで、~
キミたちは全員、武器を下してください!▼~
これは公王イザナの命令だよ~!▼~
:[マークス]|…仕方ないな。
:[リョウマ]|しかし、気を許したわけではない…
例え得物はなくとも…▼~
…隙あらば、討つ。▼~
:[マークス]|…!▼
:[イザナ]|まあまあ、喧嘩しないの~!▼
いくら戦争中でも、~
この国にいる限りは戦っちゃダメ。▼~
この武器はキミたちが国を出るまで~
大切に預かっておくからね~。▼~
じゃ、宴の準備ができるまで~
場内でごゆるりとお寛ぎあれ~!▼~
:[マークス]|…………▼
:[リョウマ]|…ふん▼
(暗転)~
:[マークス]|まさか白夜の者たちと、
ここで出会ってしまうとはな。▼~
:[カムイ]|すまん、マークス兄さん。▼
:[マークス]|いや、謝る必要は無い。
…仲間思いのお前のことだ。▼~
おおかた、私たちを休ませようとして~
この国への訪問を決めたのだろう?▼~
お前のその思いを、~
誰も責めることなどできん。▼~
:[カムイ]|マークス兄さん…▼
:[リョウマ]|カムイ。▼
:[カムイ]|!! リョウマ兄さん。▼
:[マークス]|なに!?
…いったい、何用だ。▼~
:[リョウマ]|そう構えるな。
別に、何かをするつもりで来たんじゃない。▼~
少し、弟の顔が見たくてな。▼~
:[マークス]|なるほど…そう言って、
隙あらば白夜王城に連れ帰るつもりか?▼~
:[リョウマ]|そう噛みつくな。▼
先程はつい頭に血が上ってしまったが、~
この国の条約を侵すつもりはない。▼~
白夜王国を継ぐ者として、~
そのような失態をするほど馬鹿ではないさ。▼~
:[マークス]|ああ…私とて同じだ。▼
暗夜王国第一王子として、~
国の信用に関わる真似はできんからな。▼~
そちらが仕掛けて来ないのであれば、~
私も無礼な真似は慎もう。▼~
:[カムイ]|…………▼
:[マークス]|ん?
なんだ、カムイ?▼~
:[カムイ]|えっと、兄さんたち…
なんだか、似ているな。▼~
:[マークス]|なっ…!?
戯言を言うな、カムイ。▼~
このような者に、~
私が似ているわけがない。▼~
:[リョウマ]|ああ、そうだぞ。
顔だって俺の方がいくらか整っている。▼~
:[マークス]|貴様…!
:[カムイ]|うわっ、け、喧嘩はやめてくれ。▼
俺が言っているのは、~
見た目ではなく中身のことだ。▼~
第一王子として~
立場を重んじるところや、▼~
それから…国を継ぐ者の覚悟や、~
礼節とでも言えばいいのか…▼~
そういう中身の部分で、~
二人の持っているものが似ていると思ったんだ。~
:[マークス]|中身だと…?
そんなはずは…▼~
:[リョウマ]|…………▼
:[暗夜兵]|いたぞ、白夜王国第一王子だ!
捕まえろ!!▼~
(イザナと暗夜兵が現れる)~
:[カムイ]|え…暗夜兵?▼
(イザナが命令する)~
:[マークス]|なぜここに、暗夜兵が…?▼
:[イザナ]|さあさあ兵士たち、
リョウマ王子を捕らえちゃってくださーいっ!!▼~
:[リョウマ]|なにっ!? 貴様ら、何をする!?
やめろ、放せ…っ!!▼~
(暗転)~
:[マークス]|お前たち、何をしているんだ!?▼
この国での戦闘は~
禁じられているのではなかったのか!?▼~
どういうつもりだ、イザナ公王!▼~
:[イザナ]|私はイザナ公王ではありませんよ、
マークス様…▼~
:[マークス]|なに…?▼
:[ゾーラ]|ひょーっほほほほ!
お久しぶりでございますね!▼~
:[マークス]|お前は…ゾーラ!▼
:[ゾーラ]|ふぅ…
やーっと正体を現せましたよ~…▼~
白夜の王族たちの手前、~
イザナのフリを続けるしかなくて苦労しました。▼~
:[マークス]|おい、本物のイザナ公王はどうした。▼
:[ゾーラ]|ふふ…イザナ公王は、とっくの昔に
牢屋の中にぶち込んでまーす。▼~
今頃、さっき捕らえたリョウマ王子や~
他の白夜王族の皆さんと、▼~
仲良くやっているんじゃないですか?▼~
ま、処刑までの~
短い間ですけどねえ?~
:[マークス]|処刑だと…?▼
:[ゾーラ]|ガロン様にも内緒で、
我が軍内で策を立てていたのですよ。▼~
白夜の王族が国賓として~
イズモ公国に招かれたという情報が入ったので、▼~
幻影魔法で公王になりすまし、~
騙し討ちをして一網打尽にしようと。▼~
:[マークス]|まさか、そんな計画を…▼
:[ゾーラ]|いやー、良かった良かった。
これで戦争は一気にカタがつきますね!▼~
そして私はマクベスやガンズを出し抜き、~
一気に出世の道を歩むのです…!▼~
では私は処刑を執り行ってきますゆえ、~
これにて失礼。▼~
:[マークス]|まて、ゾーラ!▼
:[カムイ]|マークス兄さん…▼
:[マークス]|…白夜王国の者は敵だ。
だが、このようなやり方は気に食わん。▼~
正々堂々と戦って勝ってこそ、~
暗夜王国の真の勝利となるのだ。▼~
…こんな形で戦を決しても、~
私にとっては意味がない。▼~
王族たちを、解放しに行くぞ。▼~
:[カムイ]|…ふふっ。▼
:[マークス]|どうした、カムイ。▼
:[カムイ]|いや、マークス兄さん…
やはり似ているな、リョウマ兄さんに。▼~
もしこのような敵同士ではなかったら…~
案外仲良くなれたのかもしれないな。▼~
:[マークス]|まったく…
寝言は寝て言ってくれ。▼~
そんなことより、~
皆を集めて、戦闘準部を急ぐぞ。▼~
先程のゾーラの様子だと、~
処刑までの時間は短い!▼~
(お辞儀するカムイ)~
:[カムイ]|わかった!!▼
#endregion
#region(マイユニット男性・私)
―イズモ公国―~
:[カムイ]|なんだか、綺麗な場所につきましたね。▼
:[アクア]|ええ…ここはイズモ公国よ。
古くから神々の国として~
知られているわ。▼~
それに、ほかの国々が対立している時も~
常に中立を守り続けているの。▼~
:[カムイ]|へえ、中立国ですか…
少し寄っていくのも、~
悪くないかもしれませんね。~
闘いが続いて、みんなもそろそろ~
疲れがでている頃でしょうし。~
:[アクア]|…そうね。
それに、情報も必要だわ。~
白夜王都周辺はきっと~
警備が厳しいけれど…~
今の私たちにそれを~
窺い知る術はないもの。~
その点、中立国の人々なら、何か~
有益なことを知っているかもしれないわ。~
:[カムイ]|そうですね。
ではイズモ公国を訪ねてみましょう。~
(暗転)~
:[イザナ]|はじめまして~!
よぉ~く来てくれちゃったねぇ~!▼~
暗夜王国の使者さんたち、~
歓迎するよ~!▼~
:[カムイ]|あ、ありがとうございます…▼
:[イザナ]|さあさあ、狭苦しいお城だけど
ゆっくりしていっちゃってよ~!▼~
:[カムイ]|え、えっと…
あの、あなたは…?▼~
:[イザナ]|僕は公王イザナ!▼
あはは!~
すっかり申し遅れちゃって悪かったね~!▼~
:[カムイ]|ええっ!?
あ、あなたが公王!?▼~
:[レオン]|軽い…
とんでもなく軽い…▼~
:[カミラ]|よく国民の支持が得られたわね…▼
:[マークス]|恐ろしい国だ…▼
:[エリーゼ]|すごーい!なんだか仲良くなれそう!
イザナさん、よろしくおねがいしまーす!▼~
:[イザナ]|あはは、こちらこそよろしく、
エリーゼ様~!▼~
:[エリーゼ]|
ん?~
あたし、名前言ったっけ?▼~
:[イザナ]|
あっ…▼~
いやいや、だってキミたち王族じゃない?~
名前ぐらい、知ってるに決まってるよ~!▼~
:[エリーゼ]|へー、そうなんだ!▼
:[アクア]|…………▼
:[イザナ]|いやー、それよりキミたち、
タイミングがいいよ~。▼~
今日は大きな宴を~
開くつもりだったんだ~!▼~
実は今、キミたちの他にも~
すっごい大物ゲストが来ちゃってるからさ~!▼~
:[カムイ]|大物ゲスト…?▼
:[イザナ]|うん!▼
…はいはーいっ!~
なんと白夜王族の皆さんでーすっ!▼~
:[カムイ]|!?▼
:[サクラ]|カムイ兄様…!?▼
:[ヒノカ]|なに!? カムイ…
なぜ、ここに…!?▼~
:[タクミ]|…………▼
:[リョウマ]|カムイ…▼
:[カムイ]|リョウマ兄さん…
みんな…▼~
:[マークス]|下がれ、カムイ。
こいつらは危険だ!▼~
:[リョウマ]|なんだと…?
卑怯な暗夜王国の手の者が戯言を。▼~
:[マークス]|ほう…聞き捨てならんな、その言葉。
国の侮辱は、私が許さんぞ。▼~
:[リョウマ]|侮辱などしていない。
真実を述べたまでだ。▼~
:[マークス]|…貴様、
相当私に斬られたいと見えるな。▼~
:[リョウマ]|いいだろう、かかってこい…!▼
:[イザナ]|わわっ! ダメダメダメダメ!!!
スト~~~~~ップ!!!!!▼~
キミたち、こんなところで剣なんか抜いたら~
条約違反になっちゃうよ~!▼~
:[マークス]|…条約違反?
:[イザナ]|そう!我がイザナ公国内では、
条約により戦闘行為が禁止されています!▼~
これ、破っちゃうと王族サマでも~
厳罰に処されちゃうから気をつけてね~!▼~
…というわけで、~
キミたちは全員、武器を下してください!▼~
これは公王イザナの命令だよ~!▼~
:[マークス]|…仕方ないな。
:[リョウマ]|しかし、気を許したわけではない…
例え得物はなくとも…▼~
…隙あらば、討つ。▼~
:[マークス]|…!▼
:[イザナ]|まあまあ、喧嘩しないの~!▼
いくら戦争中でも、~
この国にいる限りは戦っちゃダメ。▼~
この武器はキミたちが国を出るまで~
大切に預かっておくからね~。▼~
じゃ、宴の準備ができるまで~
場内でごゆるりとお寛ぎあれ~!▼~
:[マークス]|…………▼
:[リョウマ]|…ふん▼
(暗転)~
:[マークス]|まさか白夜の者たちと、
ここで出会ってしまうとはな。▼~
:[カムイ]|すみません、マークス兄さん。▼
:[マークス]|いや、謝る必要は無い。
…仲間思いのお前のことだ。▼~
おおかた、私たちを休ませようとして~
この国への訪問を決めたのだろう?▼~
お前のその思いを、~
誰も責めることなどできん。▼~
:[カムイ]|マークス兄さん…▼
:[リョウマ]|カムイ。▼
:[カムイ]|!! リョウマ兄さん。▼
:[マークス]|なに!?
…いったい、何用だ。▼~
:[リョウマ]|そう構えるな。
別に、何かをするつもりで来たんじゃない。▼~
少し、妹の顔が見たくてな。▼~
:[マークス]|なるほど…そう言って、
隙あらば白夜王城に連れ帰るつもりか?▼~
:[リョウマ]|そう噛みつくな。▼
先程はつい頭に血が上ってしまったが、~
この国の条約を侵すつもりはない。▼~
白夜王国を継ぐ者として、~
そのような失態をするほど馬鹿ではないさ。▼~
:[マークス]|ああ…私とて同じだ。▼
暗夜王国第一王子として、~
国の信用に関わる真似はできんからな。▼~
そちらが仕掛けて来ないのであれば、~
私も無礼な真似は慎もう。▼~
:[カムイ]|…………▼
:[マークス]|ん?
なんだ、カムイ?▼~
:[カムイ]|えっと、兄さんたち…
なんだか、似てるなと思ったんです。▼~
:[マークス]|なっ…!?
戯言を言うな、カムイ。▼~
このような者に、~
私が似ているわけがない。▼~
:[リョウマ]|ああ、そうだぞ。
顔だって俺の方がいくらか整っている。▼~
:[マークス]|貴様…!
:[カムイ]|わわっ、け、喧嘩はやめてください。▼
私が言っているのは、~
見た目ではなくて中身のことです。▼~
第一王子として~
立場を重んじるところや、▼~
それから…国を継ぐ者の覚悟や、~
礼節とでも言えばいいのでしょうか…▼~
そういう中身の部分で、二人の~
持っているものが似ていると思ったんです。~
:[マークス]|中身だと…?
そんなはずは…▼~
:[リョウマ]|…………▼
:[暗夜兵]|いたぞ、白夜王国第一王子だ!
捕まえろ!!▼~
(イザナと暗夜兵が現れる)~
:[カムイ]|え…暗夜兵?▼
:[マークス]|なぜここに、暗夜兵が…?▼
(イザナが命令する)~
:[イザナ]|さあさあ兵士たち、
リョウマ王子を捕らえちゃってくださーいっ!!▼~
:[リョウマ]|なにっ!? 貴様ら、何をする!?
やめろ、放せ…っ!!▼~
(暗転)~
:[マークス]|お前たち、何をしているんだ!?▼
この国での戦闘は~
禁じられているのではなかったのか!?▼~
どういうつもりだ、イザナ公王!▼~
:[イザナ]|私はイザナ公王ではありませんよ、
マークス様…▼~
:[マークス]|なに…?▼
:[ゾーラ]|ひょーっほほほほ!
お久しぶりでございますね!▼~
:[マークス]|お前は…ゾーラ!▼
:[ゾーラ]|ふぅ…
やーっと正体を現せましたよ~…▼~
白夜の王族たちの手前、~
イザナのフリを続けるしかなくて苦労しました。▼~
:[マークス]|おい、本物のイザナ公王はどうした。▼
:[ゾーラ]|ふふ…イザナ公王は、とっくの昔に
牢屋の中にぶち込んでまーす。▼~
今頃、さっき捕らえたリョウマ王子や~
他の白夜王族の皆さんと、▼~
仲良くやっているんじゃないですか?▼~
ま、処刑までの~
短い間ですけどねえ?~
:[マークス]|処刑だと…?▼
:[ゾーラ]|ガロン様にも内緒で、
我が軍内で策を立てていたのですよ。▼~
白夜の王族が国賓として~
イズモ公国に招かれたという情報が入ったので、▼~
幻影魔法で公王になりすまし、~
騙し討ちをして一網打尽にしようと。▼~
:[マークス]|まさか、そんな計画を…▼
:[ゾーラ]|いやー、良かった良かった。
これで戦争は一気にカタがつきますね!▼~
そして私はマクベスやガンズを出し抜き、~
一気に出世の道を歩むのです…!▼~
では私は処刑を執り行ってきますゆえ、~
これにて失礼。▼~
:[マークス]|まて、ゾーラ!▼
:[カムイ]|マークス兄さん…▼
:[マークス]|…白夜王国の者は敵だ。
だが、このようなやり方は気に食わん。▼~
正々堂々と戦って勝ってこそ、~
暗夜王国の真の勝利となるのだ。▼~
…こんな形で戦を決しても、~
私にとっては意味がない。▼~
王族たちを、解放しに行くぞ。▼~
:[カムイ]|…ふふっ。▼
:[マークス]|どうした、カムイ。▼
:[カムイ]|いえ、マークス兄さん…
やっぱり似てますよ、リョウマ兄さんに。▼~
もしこんなふうに敵同士ではなかったら…~
案外仲良くなれたのかもしれませんね。▼~
:[マークス]|まったく…
寝言は寝て言ってくれ。▼~
そんなことより、~
皆を集めて、戦闘準部を急ぐぞ。▼~
先程のゾーラの様子だと、~
処刑までの時間は短い!▼~
(お辞儀するカムイ)~
:[カムイ]|わかりました!!▼
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
―イズモ公国―~
:[カムイ]|なんだか、綺麗な場所につきましたね。▼
:[アクア]|ええ…ここはイズモ公国よ。
古くから神々の国として~
知られているわ。▼~
それに、ほかの国々が対立している時も~
常に中立を守り続けているの。▼~
:[カムイ]|へえ、中立国ですか…
少し寄っていくのも、~
悪くないかもしれませんね。~
闘いが続いて、みんなもそろそろ~
疲れがでている頃でしょうし。~
:[アクア]|…そうね。
それに、情報も必要だわ。~
白夜王都周辺はきっと~
警備が厳しいけれど…~
今の私たちにそれを~
窺い知る術はないもの。~
その点、中立国の人々なら、何か~
有益なことを知っているかもしれないわ。~
:[カムイ]|そうですね。
ではイズモ公国を訪ねてみましょう。~
(暗転)~
:[イザナ]|はじめまして~!
よぉ~く来てくれちゃったねぇ~!▼~
暗夜王国の使者さんたち、~
歓迎するよ~!▼~
:[カムイ]|あ、ありがとうございます…▼
:[イザナ]|さあさあ、狭苦しいお城だけど
ゆっくりしていっちゃってよ~!▼~
:[カムイ]|え、えっと…
あの、あなたは…?▼~
:[イザナ]|僕は公王イザナ!▼
あはは!~
すっかり申し遅れちゃって悪かったね~!▼~
:[カムイ]|ええっ!?
あ、あなたが公王!?▼~
:[レオン]|軽い…
とんでもなく軽い…▼~
:[カミラ]|よく国民の支持が得られたわね…▼
:[マークス]|恐ろしい国だ…▼
:[エリーゼ]|すごーい!なんだか仲良くなれそう!
イザナさん、よろしくおねがいしまーす!▼~
:[イザナ]|あはは、こちらこそよろしく、
エリーゼ様~!▼~
:[エリーゼ]|
ん?~
あたし、名前言ったっけ?▼~
:[イザナ]|
あっ…▼~
いやいや、だってキミたち王族じゃない?~
名前ぐらい、知ってるに決まってるよ~!▼~
:[エリーゼ]|へー、そうなんだ!▼
:[アクア]|…………▼
:[イザナ]|いやー、それよりキミたち、
タイミングがいいよ~。▼~
今日は大きな宴を~
開くつもりだったんだ~!▼~
実は今、キミたちの他にも~
すっごい大物ゲストが来ちゃってるからさ~!▼~
:[カムイ]|大物ゲスト…?▼
:[イザナ]|うん!▼
…はいはーいっ!~
なんと白夜王族の皆さんでーすっ!▼~
:[カムイ]|!?▼
:[サクラ]|カムイ姉様…!?▼
:[ヒノカ]|なに!? カムイ…
なぜ、ここに…!?▼~
:[タクミ]|…………▼
:[リョウマ]|カムイ…▼
:[カムイ]|リョウマ兄さん…
みんな…▼~
:[マークス]|下がれ、カムイ。
こいつらは危険だ!▼~
:[リョウマ]|なんだと…?
卑怯な暗夜王国の手の者が戯言を。▼~
:[マークス]|ほう…聞き捨てならんな、その言葉。
国の侮辱は、私が許さんぞ。▼~
:[リョウマ]|侮辱などしていない。
真実を述べたまでだ。▼~
:[マークス]|…貴様、
相当私に斬られたいと見えるな。▼~
:[リョウマ]|いいだろう、かかってこい…!▼
:[イザナ]|わわっ! ダメダメダメダメ!!!
スト~~~~~ップ!!!!!▼~
キミたち、こんなところで剣なんか抜いたら~
条約違反になっちゃうよ~!▼~
:[マークス]|…条約違反?
:[イザナ]|そう!我がイザナ公国内では、
条約により戦闘行為が禁止されています!▼~
これ、破っちゃうと王族サマでも~
厳罰に処されちゃうから気をつけてね~!▼~
…というわけで、~
キミたちは全員、武器を下してください!▼~
これは公王イザナの命令だよ~!▼~
:[マークス]|…仕方ないな。
:[リョウマ]|しかし、気を許したわけではない…
例え得物はなくとも…▼~
…隙あらば、討つ。▼~
:[マークス]|…!▼
:[イザナ]|まあまあ、喧嘩しないの~!▼
いくら戦争中でも、~
この国にいる限りは戦っちゃダメ。▼~
この武器はキミたちが国を出るまで~
大切に預かっておくからね~。▼~
じゃ、宴の準備ができるまで~
場内でごゆるりとお寛ぎあれ~!▼~
:[マークス]|…………▼
:[リョウマ]|…ふん▼
(暗転)~
:[マークス]|まさか白夜の者たちと、
ここで出会ってしまうとはな。▼~
:[カムイ]|すみません、マークス兄さん。▼
:[マークス]|いや、謝る必要は無い。
…仲間思いのお前のことだ。▼~
おおかた、私たちを休ませようとして~
この国への訪問を決めたのだろう?▼~
お前のその思いを、~
誰も責めることなどできん。▼~
:[カムイ]|マークス兄さん…▼
:[リョウマ]|カムイ。▼
:[カムイ]|!! リョウマ兄さん。▼
:[マークス]|なに!?
…いったい、何用だ。▼~
:[リョウマ]|そう構えるな。
別に、何かをするつもりで来たんじゃない。▼~
少し、妹の顔が見たくてな。▼~
:[マークス]|なるほど…そう言って、
隙あらば白夜王城に連れ帰るつもりか?▼~
:[リョウマ]|そう噛みつくな。▼
先程はつい頭に血が上ってしまったが、~
この国の条約を侵すつもりはない。▼~
白夜王国を継ぐ者として、~
そのような失態をするほど馬鹿ではないさ。▼~
:[マークス]|ああ…私とて同じだ。▼
暗夜王国第一王子として、~
国の信用に関わる真似はできんからな。▼~
そちらが仕掛けて来ないのであれば、~
私も無礼な真似は慎もう。▼~
:[カムイ]|…………▼
:[マークス]|ん?
なんだ、カムイ?▼~
:[カムイ]|えっと、兄さんたち…
なんだか、似てるなと思ったんです。▼~
:[マークス]|なっ…!?
戯言を言うな、カムイ。▼~
このような者に、~
私が似ているわけがない。▼~
:[リョウマ]|ああ、そうだぞ。
顔だって俺の方がいくらか整っている。▼~
:[マークス]|貴様…!
:[カムイ]|わわっ、け、喧嘩はやめてください。▼
私が言っているのは、~
見た目ではなくて中身のことです。▼~
第一王子として~
立場を重んじるところや、▼~
それから…国を継ぐ者の覚悟や、~
礼節とでも言えばいいのでしょうか…▼~
そういう中身の部分で、二人の~
持っているものが似ていると思ったんです。~
:[マークス]|中身だと…?
そんなはずは…▼~
:[リョウマ]|…………▼
:[暗夜兵]|いたぞ、白夜王国第一王子だ!
捕まえろ!!▼~
(イザナと暗夜兵が現れる)~
:[カムイ]|え…暗夜兵?▼
:[マークス]|なぜここに、暗夜兵が…?▼
(イザナが命令する)~
:[イザナ]|さあさあ兵士たち、
リョウマ王子を捕らえちゃってくださーいっ!!▼~
:[リョウマ]|なにっ!? 貴様ら、何をする!?
やめろ、放せ…っ!!▼~
(暗転)~
:[マークス]|お前たち、何をしているんだ!?▼
この国での戦闘は~
禁じられているのではなかったのか!?▼~
どういうつもりだ、イザナ公王!▼~
:[イザナ]|私はイザナ公王ではありませんよ、
マークス様…▼~
:[マークス]|なに…?▼
:[ゾーラ]|ひょーっほほほほ!
お久しぶりでございますね!▼~
:[マークス]|お前は…ゾーラ!▼
:[ゾーラ]|ふぅ…
やーっと正体を現せましたよ~…▼~
白夜の王族たちの手前、~
イザナのフリを続けるしかなくて苦労しました。▼~
:[マークス]|おい、本物のイザナ公王はどうした。▼
:[ゾーラ]|ふふ…イザナ公王は、とっくの昔に
牢屋の中にぶち込んでまーす。▼~
今頃、さっき捕らえたリョウマ王子や~
他の白夜王族の皆さんと、▼~
仲良くやっているんじゃないですか?▼~
ま、処刑までの~
短い間ですけどねえ?~
:[マークス]|処刑だと…?▼
:[ゾーラ]|ガロン様にも内緒で、
我が軍内で策を立てていたのですよ。▼~
白夜の王族が国賓として~
イズモ公国に招かれたという情報が入ったので、▼~
幻影魔法で公王になりすまし、~
騙し討ちをして一網打尽にしようと。▼~
:[マークス]|まさか、そんな計画を…▼
:[ゾーラ]|いやー、良かった良かった。
これで戦争は一気にカタがつきますね!▼~
そして私はマクベスやガンズを出し抜き、~
一気に出世の道を歩むのです…!▼~
では私は処刑を執り行ってきますゆえ、~
これにて失礼。▼~
:[マークス]|まて、ゾーラ!▼
:[カムイ]|マークス兄さん…▼
:[マークス]|…白夜王国の者は敵だ。
だが、このようなやり方は気に食わん。▼~
正々堂々と戦って勝ってこそ、~
暗夜王国の真の勝利となるのだ。▼~
…こんな形で戦を決しても、~
私にとっては意味がない。▼~
王族たちを、解放しに行くぞ。▼~
:[カムイ]|…ふふっ。▼
:[マークス]|どうした、カムイ。▼
:[カムイ]|いえ、マークス兄さん…
やっぱり似てますよ、リョウマ兄さんに。▼~
もしこんなふうに敵同士ではなかったら…~
案外仲良くなれたのかもしれませんね。▼~
:[マークス]|まったく…
寝言は寝て言ってくれ。▼~
そんなことより、~
皆を集めて、戦闘準部を急ぐぞ。▼~
先程のゾーラの様子だと、~
処刑までの時間は短い!▼~
(お辞儀するカムイ)~
:[カムイ]|わかりました!!▼
#endregion
#region(マイユニット女性・あたし~だよ)
―イズモ公国―~
:[カムイ]|なんだか、綺麗な場所についたね。▼
:[アクア]|ええ…ここはイズモ公国よ。▼
古くから神々の国として~
知られているわ。▼~
それに、ほかの国々が対立している時も~
常に中立を守り続けているの。▼~
:[カムイ]|へえ、中立国か…▼
少し寄っていくのも、~
悪くないかもしれないね。▼~
闘いが続いて、みんなもそろそろ~
疲れが出ている頃だろうし。▼~
:[アクア]|…そうね。
それに、情報も必要だわ。▼~
白夜王都周辺はきっと~
警備が厳しいけれど…▼~
今の私たちにそれを~
窺い知る術はないもの。▼~
その点、中立国の人々なら、何か~
有益なことを知っているかもしれないわ。▼~
:[カムイ]|そうだね。
じゃあイズモ公国を訪ねてみよう。▼~
(暗転)~
:[イザナ]|はじめまして~!
よぉ~く来てくれちゃったねぇ~!▼~
暗夜王国の使者さんたち、~
歓迎するよ~!▼~
:[カムイ]|あ、ありがとうございます…▼
:[イザナ]|さあさあ、狭苦しいお城だけど
ゆっくりしていっちゃってよ~!▼~
:[カムイ]|え、えっと…
あの、あなたは…?▼~
:[イザナ]|僕は公王イザナ!▼
あはは!~
すっかり申し遅れちゃって悪かったね~!▼~
:[カムイ]|ええっ!?
あ、あなたが公王!?▼~
:[レオン]|軽い…
とんでもなく軽い…▼~
:[カミラ]|よく国民の支持が得られたわね…▼
:[マークス]|恐ろしい国だ…▼
:[エリーゼ]|すごーい!なんだか仲良くなれそう!
イザナさん、よろしくおねがいしまーす!▼~
:[イザナ]|あはは、こちらこそよろしく、
エリーゼ様~!▼~
:[エリーゼ]|
ん?~
あたし、名前言ったっけ?▼~
:[イザナ]|
あっ…▼~
いやいや、だってキミたち王族じゃない?~
名前ぐらい、知ってるに決まってるよ~!▼~
:[エリーゼ]|へー、そうなんだ!▼
:[アクア]|…………▼
:[イザナ]|いやー、それよりキミたち、
タイミングがいいよ~。▼~
今日は大きな宴を~
開くつもりだったんだ~!▼~
実は今、キミたちの他にも~
すっごい大物ゲストが来ちゃってるからさ~!▼~
:[カムイ]|大物ゲスト…?▼
:[イザナ]|うん!▼
…はいはーいっ!~
なんと白夜王族の皆さんでーすっ!▼~
:[カムイ]|!?▼
:[サクラ]|カムイ姉様…!?▼
:[ヒノカ]|なに!? カムイ…
なぜ、ここに…!?▼~
:[タクミ]|…………▼
:[リョウマ]|カムイ…▼
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん…
みんな…▼~
:[マークス]|下がれ、カムイ。
こいつらは危険だ!▼~
:[リョウマ]|なんだと…?
卑怯な暗夜王国の手の者が戯言を。▼~
:[マークス]|ほう…聞き捨てならんな、その言葉。
国の侮辱は、私が許さんぞ。▼~
:[リョウマ]|侮辱などしていない。
真実を述べたまでだ。▼~
:[マークス]|…貴様、
相当私に斬られたいと見えるな。▼~
:[リョウマ]|いいだろう、かかってこい…!▼
:[イザナ]|わわっ! ダメダメダメダメ!!!
スト~~~~~ップ!!!!!▼~
キミたち、こんなところで剣なんか抜いたら~
条約違反になっちゃうよ~!▼~
:[マークス]|…条約違反?
:[イザナ]|そう!我がイザナ公国内では、
条約により戦闘行為が禁止されています!▼~
これ、破っちゃうと王族サマでも~
厳罰に処されちゃうから気をつけてね~!▼~
…というわけで、~
キミたちは全員、武器を下してください!▼~
これは公王イザナの命令だよ~!▼~
:[マークス]|…仕方ないな。
:[リョウマ]|しかし、気を許したわけではない…
例え得物はなくとも…▼~
…隙あらば、討つ。▼~
:[マークス]|…!▼
:[イザナ]|まあまあ、喧嘩しないの~!▼
いくら戦争中でも、~
この国にいる限りは戦っちゃダメ。▼~
この武器はキミたちが国を出るまで~
大切に預かっておくからね~。▼~
じゃ、宴の準備ができるまで~
場内でごゆるりとお寛ぎあれ~!▼~
:[マークス]|…………▼
:[リョウマ]|…ふん▼
(暗転)~
:[マークス]|まさか白夜の者たちと、
ここで出会ってしまうとはな。▼~
:[カムイ]|ごめん、マークスお兄ちゃん。▼
:[マークス]|いや、謝る必要は無い。
…仲間思いのお前のことだ。▼~
おおかた、私たちを休ませようとして~
この国への訪問を決めたのだろう?▼~
お前のその思いを、~
誰も責めることなどできん。▼~
:[カムイ]|マークスお兄ちゃん…▼
:[リョウマ]|カムイ。▼
:[カムイ]|!! リョウマお兄ちゃん。▼
:[マークス]|なに!?
…いったい、何用だ。▼~
:[リョウマ]|そう構えるな。
別に、何かをするつもりで来たんじゃない。▼~
少し、弟の顔が見たくてな。▼~
:[マークス]|なるほど…そう言って、
隙あらば白夜王城に連れ帰るつもりか?▼~
:[リョウマ]|そう噛みつくな。▼
先程はつい頭に血が上ってしまったが、~
この国の条約を侵すつもりはない。▼~
白夜王国を継ぐ者として、~
そのような失態をするほど馬鹿ではないさ。▼~
:[マークス]|ああ…私とて同じだ。▼
暗夜王国第一王子として、~
国の信用に関わる真似はできんからな。▼~
そちらが仕掛けて来ないのであれば、~
私も無礼な真似は慎もう。▼~
:[カムイ]|…………▼
:[マークス]|ん?
なんだ、カムイ?▼~
:[カムイ]|えっと、お兄ちゃんたち…
なんだか、似てるなって思って。▼~
:[マークス]|なっ…!?
戯言を言うな、カムイ。▼~
このような者に、~
私が似ているわけがない。▼~
:[リョウマ]|ああ、そうだぞ。
顔だって俺の方がいくらか整っている。▼~
:[マークス]|貴様…!
:[カムイ]|わわっ、け、喧嘩はやめてよ。▼
あたしが言っているのは、~
見た目じゃなくて中身のことだよ。▼~
第一王子として~
立場を重んじるところや、▼~
それから…国を継ぐ者の覚悟や、~
礼節っていうのかな…▼~
そういう中身の部分で、~
二人が持ってるものが似てるって思ったんだ。~
:[マークス]|中身だと…?
そんなはずは…▼~
:[リョウマ]|…………▼
:[暗夜兵]|いたぞ、白夜王国第一王子だ!
捕まえろ!!▼~
(イザナと暗夜兵が現れる)~
:[カムイ]|え…暗夜兵?▼
:[マークス]|なぜここに、暗夜兵が…?▼
(イザナが命令する~
:[イザナ]|さあさあ兵士たち、
リョウマ王子を捕らえちゃってくださーいっ!!▼~
:[リョウマ]|なにっ!? 貴様ら、何をする!?
やめろ、放せ…っ!!▼~
(暗転)~
:[マークス]|お前たち、何をしているんだ!?▼
この国での戦闘は~
禁じられているのではなかったのか!?▼~
どういうつもりだ、イザナ公王!▼~
:[イザナ]|私はイザナ公王ではありませんよ、
マークス様…▼~
:[マークス]|なに…?▼
:[ゾーラ]|ひょーっほほほほ!
お久しぶりでございますね!▼~
:[マークス]|お前は…ゾーラ!▼
:[ゾーラ]|ふぅ…
やーっと正体を現せましたよ~…▼~
白夜の王族たちの手前、~
イザナのフリを続けるしかなくて苦労しました。▼~
:[マークス]|おい、本物のイザナ公王はどうした。▼
:[ゾーラ]|ふふ…イザナ公王は、とっくの昔に
牢屋の中にぶち込んでまーす。▼~
今頃、さっき捕らえたリョウマ王子や~
他の白夜王族の皆さんと、▼~
仲良くやっているんじゃないですか?▼~
ま、処刑までの~
短い間ですけどねえ?~
:[マークス]|処刑だと…?▼
:[ゾーラ]|ガロン様にも内緒で、
我が軍内で策を立てていたのですよ。▼~
白夜の王族が国賓として~
イズモ公国に招かれたという情報が入ったので、▼~
幻影魔法で公王になりすまし、~
騙し討ちをして一網打尽にしようと。▼~
:[マークス]|まさか、そんな計画を…▼
:[ゾーラ]|いやー、良かった良かった。
これで戦争は一気にカタがつきますね!▼~
そして私はマクベスやガンズを出し抜き、~
一気に出世の道を歩むのです…!▼~
では私は処刑を執り行ってきますゆえ、~
これにて失礼。▼~
:[マークス]|待て、ゾーラ!▼
:[カムイ]|マークスお兄ちゃん…▼
:[マークス]|…白夜王国の者は敵だ。
だが、このようなやり方は気に食わん。▼~
正々堂々と戦って勝ってこそ、~
暗夜王国の真の勝利となるのだ。▼~
…こんな形で戦を決しても、~
私にとっては意味がない。▼~
王族たちを、解放しに行くぞ。▼~
:[カムイ]|…ふふっ。▼
:[マークス]|どうした、カムイ。▼
:[カムイ]|ううん、マークスお兄ちゃん…
やっぱり似てるよ、リョウマお兄ちゃんに。▼~
もしこんなふうに敵同士じゃなかったら…~
案外仲良くなれたのかもしれないね。▼~
:[マークス]|まったく…
寝言は寝て言ってくれ。▼~
そんなことより、~
皆を集めて、戦闘準部を急ぐぞ。▼~
先程のゾーラの様子だと、~
処刑までの時間は短い!▼~
(お辞儀するカムイ)~
:[カムイ]|わかった!!▼
#endregion
*戦闘開始 [#i9c1a28c]
**vs ゾーラ [#x040fee3]
:[ゾーラ]|
!? そ、そんな…~
なぜあなた方が私に攻撃を!?▼~
私は暗夜王国のためを思って~
闘っただけですよ!?▼~
なのに、なぜ…!?▼~
***ゾーラ撃破 [#rd0b0763]
:[ゾーラ]|
ガロン王様に、~
ご報告…を……▼~
*クリア後 [#va0d8760]
#region(マイユニット男性・僕)
:[カムイ]|
終わりだよ、ゾーラ。~
…君の負けだ。▼~
さあ、白夜の王族とイザナ公王を~
解放するんだ。▼~
:[ゾーラ]|
な、なぜです…~
私はあなた方の敵を捕らえたのですよ?▼~
感謝されてもいいほどなのに~
どうしてこのようなことを…▼~
:[レオン]|
…卑劣な愚か者め。~
そのやり方が、気に入らないんだよ。▼~
:[ゾーラ]|
レオン様?▼~
:[レオン]|
恥さらしだ、お前は。▼~
お前のような奴が~
我が暗夜王国軍だと思うと吐き気がする。▼~
カムイ兄さんたちから聞いたよ。▼~
イザナ公王になりすまして~
敵国に騙し討ちを仕掛けたんだって?▼~
よくもそんな卑怯な策を~
練ったものだな?▼~
このまま生き恥をさらすより…~
死んだ方がましなんじゃない?▼~
:[ゾーラ]|
…ひっ!?▼~
ま、まさか…~
おやめください、レオン様…▼~
わ、わわわ私が間違っておりました!~
ですから、命だけは、どうか…どうか!!!▼~
:[レオン]|
諦めなよ。~
僕はお前のような奴に、慈悲なんてかけない。▼~
…塵になるがいい!!!!▼~
(SE:クリティカル)~
:[ゾーラ]|ぎゃあああああああああ!!!!▼
(SE:消滅)~
:[レオン]|
…ふうっ▼~
:[カムイ]|
レ、レオン…?~
なにも、殺すことは…▼~
:[レオン]|
どうして?カムイ兄さん。~
こいつを生かしておいたら、▼~
僕たちが白夜の王族を助けたって~
父上にばれてしまうかもしれないんだよ?▼~
:[カムイ]|
それはそうだけど…▼~
:[レオン]|
もう…~
前々から思っていたんだけど、▼~
カムイ兄さんは~
甘すぎるんじゃないかな。▼~
敵は敵、~
その場で倒しておくべきなんだ。▼~
でないと、仲間になったからといっても、~
いつ裏切るかわからない。そうだろ?▼~
ゾーラを生かしておけば、~
父上やマクベスに余計なことを喋られるしね。▼~
死人に口なし、だよ。▼~
…ふふっ。▼~
:[カムイ]|
…………▼~
そう、だね。~
レオンの言う通りだよ。▼~
:[レオン]|
わかってくれて嬉しいよ。▼~
:[カムイ]|
…レオン…▼~
…もし君を敵に回していたら、~
どんなに恐ろしかっただろうね…▼~
:[レオン]|
? 何か言った? 兄さん。▼~
:[カムイ]|
いや、何も…▼~
(暗転)~
(食事をする白夜軍と暗夜軍)~
:[イザナ]|
いやいや~!~
助けてくれちゃってありがとねーっ!▼~
ほんっっっと、命拾いしたよ!~
さ、お礼にどんどんご馳走食べちゃいなよ!▼~
:[レオン]|
えっと…軽いね。~
偽物と同じくらい。▼~
:[カミラ]|今度こそはと思った
私が間違っていたわ…▼~
:[マークス]|
なるほど…~
やはり恐ろしい国だ。▼~
:[エリーゼ]|
わーい、こっちのイザナさんとも~
仲良くなれそうー!▼~
:[リョウマ]|
…………▼~
:[カムイ]|
…無事で良かったよ、~
リョウマ兄さん。▼~
:[リョウマ]|
…………▼~
:[カムイ]|
? リョウマ兄さん…?▼~
:[タクミ]|
おい。裏切り者が気安く~
リョウマ兄さんに話しかけるなよ。▼~
:[レオン]|
ふぅん…~
話しかけるのに許可が必要なんだ?▼~
せっかく助けてやったのに、~
随分な態度だね。▼~
:[タクミ]|
はあ?~
何か勘違いしているみたいだけど…▼~
僕らはお前たちに~
感謝の気持ちなんて持ってないよ。▼~
あんなの、~
助けてもらって当然だ。▼~
:[カミラ]|
あら…白夜王国の方は~
なかなか恩知らずなのね。▼~
:[ヒノカ]|
なに…?▼~
元はと言えば、そちらの兵士の~
不手際なのだろう?▼~
むしろ謝罪の言葉が欲しいぐらいだ。▼~
:[カミラ]|
まあ、怖い顔。▼~
:[ヒノカ]|
…貴様…▼~
:[リョウマ]|
言わせておけ、ヒノカ。~
…命が助かったことは確かに有難い。▼~
だが、俺たちがもし逆の立場でも、~
きっと同じことをしただろう。▼~
だから、礼は言わん。▼~
:[マークス]|
ああ。こちらも感謝されたくて~
したわけではない。▼~
ただ、暗夜王国の王族として、~
当然のことをしたまで。▼~
お前たちのことは、ここを出たらまた~
お互いに闘って倒す相手だとしか思っていない。▼~
:[カムイ]|
みんな…▼~
…………▼~
だが、例え敵同士だとしても、▼~
こうしてみんなで食事ができて、嬉しいよ。▼~
だってもしかして、~
これが最初で最後かもしれないんだから。▼~
ここを出たらまた、僕らは…▼~
:[サクラ]|
あ…あのっ!~
カムイ兄様っ!▼~
:[カムイ]|
え…?▼~
:[サクラ]|
その…久しぶりにお会いできて、~
嬉しいなって、思って…▼~
お、お元気そうで、~
何よりです…▼~
:[カムイ]|
サクラ…▼~
うん。サクラも、~
元気そうで良かった。▼~
:[サクラ]|
カムイ兄様…!▼~
:[エリーゼ]|
むっ。▼~
あなた、あたしのおにいちゃんのこと~
兄様って呼ばないでよ!▼~
:[サクラ]|
ひゃっ。す、すみません…!▼~
:[カムイ]|
エリーゼ。▼~
:[エリーゼ]|
だって…▼~
:[アクア]|
…うふふっ▼~
:[カムイ]|
どうしたの、アクア。▼~
:[アクア]|
微笑ましいなって、~
そう思っただけよ。▼~
だってこうしてると、~
一つの大きな家族みたいなんだもの。▼~
:[カムイ]|
ちょっと、仲が悪すぎるけどね。▼~
:[アクア]|
ええ。でも、それでも構わないわ。~
…私も嬉しいのよ。▼~
両国の「きょうだい」たちと、~
こうやって食事ができて。▼~
:[カムイ]|
あ…~
そうか、アクアも…▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[カムイ]|
うん…そうだな。~
たとえひと時の間でも、▼~
こうしてみんな揃ったことに~
感謝しよう。▼~
できれば、ここにいる全員が、~
誰ひとり欠けずに戦争が終わればいい。▼~
…これから殺し合う相手に対して~
そう思うのはおかしいかもしれないけど、▼~
今だけは、いいよね…▼~
#endregion
#region(マイユニット男性・俺)
:[カムイ]|終わりだ、ゾーラ。~
…お前の負けだな。▼~
さあ、白夜の王族とイザナ公王を~
解放するんだ。▼~
:[ゾーラ]|な、なぜです…~
私はあなた方の敵を捕らえたのですよ?▼~
感謝されてもいいほどなのに~
どうしてこのようなことを…▼~
:[レオン]|…卑劣な愚か者め。~
そのやり方が、気に入らないんだよ。▼~
:[ゾーラ]|レオン様?▼~
:[レオン]|恥さらしだ、お前は。▼~
お前のような奴が~
我が暗夜王国軍だと思うと吐き気がする。▼~
カムイ兄さんたちから聞いたよ。▼~
イザナ公王になりすまして~
敵国に騙し討ちを仕掛けたんだって?▼~
よくもそんな卑怯な策を~
練ったものだな?▼~
このまま生き恥をさらすより…~
死んだ方がましなんじゃない?▼~
:[ゾーラ]|…ひっ!?▼~
ま、まさか…~
おやめください、レオン様…▼~
わ、わわわ私が間違っておりました!~
ですから、命だけは、どうか…どうか!!!▼~
:[レオン]|諦めなよ。~
僕はお前のような奴に、慈悲なんてかけない。▼~
…塵になるがいい!!!!▼~
(SE:クリティカル)~
:[ゾーラ]|ぎゃあああああああああ!!!!▼~
(SE:消滅)~
:[レオン]|…ふうっ▼~
:[カムイ]|レ、レオン…?~
なにも、殺すことは…▼~
:[レオン]|どうして?カムイ兄さん。~
こいつを生かしておいたら、▼~
僕たちが白夜の王族を助けたって~
父上にばれてしまうかもしれないんだよ?▼~
:[カムイ]|それはそうだが…▼~
:[レオン]|もう…~
前々から思っていたんだけど、▼~
カムイ兄さんは~
甘すぎるんじゃないかな。▼~
敵は敵、~
その場で倒しておくべきなんだ。▼~
でないと、仲間になったからといっても、~
いつ裏切るかわからない。そうだろ?▼~
ゾーラを生かしておけば、~
父上やマクベスに余計なことを喋られるしね。▼~
死人に口なし、だよ。▼~
…ふふっ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…そうだな。~
レオンの言う通りだ。▼~
:[レオン]|わかってくれて嬉しいよ。▼~
:[カムイ]|…レオン…▼~
…もしお前を敵に回していたら、~
どんなに恐ろしかっただろうな…▼~
…レオンさん…▼~
:[レオン]|? 何か言った? 兄さん。▼~
:[カムイ]|いや、何も…▼~
(暗転)~
(食事をする白夜軍と暗夜軍)~
:[イザナ]|いやいや~!~
助けてくれちゃってありがとねーっ!▼~
ほんっっっと、命拾いしたよ!~
さ、お礼にどんどんご馳走食べちゃいなよ!▼~
:[レオン]|えっと…軽いね。~
偽物と同じくらい。▼~
:[カミラ]|今度こそはと思った~
私が間違っていたわ…▼~
:[マークス]|なるほど…~
やはり恐ろしい国だ。▼~
:[エリーゼ]|わーい、こっちのイザナさんとも~
仲良くなれそうー!▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|…無事で良かった、~
リョウマ兄さん。▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|? リョウマ兄さん…?▼~
:[タクミ]|おい。裏切り者が気安く~
リョウマ兄さんに話しかけるなよ。▼~
:[レオン]|ふぅん…~
話しかけるのに許可が必要なんだ?▼~
せっかく助けてやったのに、~
随分な態度だね。▼~
:[タクミ]|はあ?~
何か勘違いしているみたいだけど…▼~
僕らはお前たちに~
感謝の気持ちなんて持ってないよ。▼~
あんなの、~
助けてもらって当然だ。▼~
:[カミラ]|あら…白夜王国の方は~
なかなか恩知らずなのね。▼~
:[ヒノカ]|なに…?▼~
元はと言えば、そちらの兵士の~
不手際なのだろう?▼~
むしろ謝罪の言葉が欲しいぐらいだ。▼~
:[カミラ]|まあ、怖い顔。▼~
:[ヒノカ]|…貴様…▼~
:[リョウマ]|言わせておけ、ヒノカ。~
…命が助かったことは確かに有難い。▼~
だが、俺たちがもし逆の立場でも、~
きっと同じことをしただろう。▼~
だから、礼は言わん。▼~
:[マークス]|ああ。こちらも感謝されたくて~
したわけではない。▼~
ただ、暗夜王国の王族として、~
当然のことをしたまで。▼~
お前たちのことは、ここを出たらまた~
お互いに闘って倒す相手だとしか思っていない。▼~
:[カムイ]|みんな…▼~
…………▼~
だが、例え敵同士だとしても、▼~
こうしてみんなで食事ができるなんて~
夢のようだ。▼~
…もしかして、~
これが最初で最後かもしれないな。▼~
ここを出たら、俺たちはまた…▼~
:[サクラ]|あ…あのっ!~
カムイ兄様っ!▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[サクラ]|その…久しぶりにお会いできて、~
嬉しいなって、思って…▼~
お、お元気そうで、~
何よりです…▼~
:[カムイ]|サクラ…▼~
ああ。サクラも、~
元気そうで良かった。▼~
サクラさん…▼~
:[サクラ]|カムイ兄様…!▼~
:[エリーゼ]|むっ。▼~
あなた、あたしのおにいちゃんのこと~
兄様って呼ばないでよ!▼~
:[サクラ]|ひゃっ。す、すみません…!▼~
:[カムイ]|エリーゼ。▼~
:[エリーゼ]|だって…▼~
:[アクア]|…うふふっ▼~
:[カムイ]|どうした、アクア。▼~
:[アクア]|微笑ましいなって、~
そう思っただけよ。▼~
だってこうしてると、~
一つの大きな家族みたいなんだもの。▼~
:[カムイ]|少々、仲が悪すぎるがな。▼~
:[アクア]|ええ。でも、それでも構わないわ。~
…私も嬉しいのよ。▼~
両国の「きょうだい」たちと、~
こうやって食事ができて。▼~
:[カムイ]|あ…~
そうか、アクアも…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|ああ…そうだな。~
たとえひと時の間でも、▼~
こうしてみんなが揃ったことに~
感謝しよう。▼~
できることなら、ここにいる全員が、~
誰ひとり欠けずに戦争が終わればいい。▼~
…これから殺し合う相手に対して~
そう思うのはおかしいかもしれないが、▼~
今だけは、いいよな…▼~
#endregion
#region(マイユニット男性・私)
:[カムイ]|終わりです、ゾーラさん。~
…あなたの負けですよ。▼~
さあ、白夜の王族とイザナ公王を~
解放してください。▼~
:[ゾーラ]|な、なぜです…~
私はあなた方の敵を捕らえたのですよ?▼~
感謝されてもいいほどなのに~
どうしてこのようなことを…▼~
:[レオン]|…卑劣な愚か者め。~
そのやり方が、気に入らないんだよ。▼~
:[ゾーラ]|レオン様?▼~
:[レオン]|恥さらしだ、お前は。▼~
お前のような奴が~
我が暗夜王国軍だと思うと吐き気がする。▼~
カムイ兄さんたちから聞いたよ。▼~
イザナ公王になりすまして~
敵国に騙し討ちを仕掛けたんだって?▼~
よくもそんな卑怯な策を~
練ったものだな?▼~
このまま生き恥をさらすより…~
死んだ方がましなんじゃない?▼~
:[ゾーラ]|…ひっ!?▼~
ま、まさか…~
おやめください、レオン様…▼~
わ、わわわ私が間違っておりました!~
ですから、命だけは、どうか…どうか!!!▼~
:[レオン]|諦めなよ。~
僕はお前のような奴に、慈悲なんてかけない。▼~
…塵になるがいい!!!!▼~
(SE:クリティカル)~
:[ゾーラ]|ぎゃあああああああああ!!!!▼~
(SE:消滅)~
:[レオン]|…ふうっ▼~
:[カムイ]|レ、レオンさん…?~
なにも、殺すことは…▼~
:[レオン]|どうして?カムイ兄さん。~
こいつを生かしておいたら、▼~
僕たちが白夜の王族を助けたって~
父上にばれてしまうかもしれないんだよ?▼~
:[カムイ]|それはそうですが…▼~
:[レオン]|もう…~
前々から思っていたんだけど、▼~
カムイ兄さんは~
甘すぎるんじゃないかな。▼~
敵は敵、~
その場で倒しておくべきなんだ。▼~
でないと、仲間になったからといっても、~
いつ裏切るかわからない。そうだろ?▼~
ゾーラを生かしておけば、~
父上やマクベスに余計なことを喋られるしね。▼~
死人に口なし、だよ。▼~
…ふふっ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…そうですね。~
レオンの言う通りです。▼~
:[レオン]|わかってくれて嬉しいよ。▼~
:[カムイ]|…レオンさん…▼~
…もしあなたを敵に回していたら、~
どんなに恐ろしかったでしょうね…▼~
:[レオン]|? 何か言った? 兄さん。▼~
:[カムイ]|いえ、何も…▼~
(暗転)~
(食事をする白夜軍と暗夜軍)~
:[イザナ]|いやいや~!~
助けてくれちゃってありがとねーっ!▼~
ほんっっっと、命拾いしたよ!~
さ、お礼にどんどんご馳走食べちゃいなよ!▼~
:[レオン]|えっと…軽いね。~
偽物と同じくらい。▼~
:[カミラ]|今度こそはと思った~
私が間違っていたわ…▼~
:[マークス]|なるほど…~
やはり恐ろしい国だ。▼~
:[エリーゼ]|わーい、こっちのイザナさんとも~
仲良くなれそうー!▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|…無事で良かったです、~
リョウマ兄さん。▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|? リョウマ兄さん…?▼~
:[タクミ]|おい。裏切り者が気安く~
リョウマ兄さんに話しかけるなよ。▼~
:[レオン]|ふぅん…~
話しかけるのに許可が必要なんだ?▼~
せっかく助けてやったのに、~
随分な態度だね。▼~
:[タクミ]|はあ?~
何か勘違いしているみたいだけど…▼~
僕らはお前たちに~
感謝の気持ちなんて持ってないよ。▼~
あんなの、~
助けてもらって当然だ。▼~
:[カミラ]|あら…白夜王国の方は~
なかなか恩知らずなのね。▼~
:[ヒノカ]|なに…?▼~
元はと言えば、そちらの兵士の~
不手際なのだろう?▼~
むしろ謝罪の言葉が欲しいぐらいだ。▼~
:[カミラ]|まあ、怖い顔。▼~
:[ヒノカ]|…貴様…▼~
:[リョウマ]|言わせておけ、ヒノカ。~
…命が助かったことは確かに有難い。▼~
だが、俺たちがもし逆の立場でも、~
きっと同じことをしただろう。▼~
だから、礼は言わん。▼~
:[マークス]|ああ。こちらも感謝されたくて~
したわけではない。▼~
ただ、暗夜王国の王族として、~
当然のことをしたまで。▼~
お前たちのことは、ここを出たらまた~
お互いに闘って倒す相手だとしか思っていない。▼~
:[カムイ]|みんな…▼~
…………▼~
でも、例え敵同士だとしても、▼~
こうしてみんなで食事ができるなんて~
夢のようです。▼~
…もしかして、~
これが最初で最後かもしれませんね。▼~
ここを出たら、私たちはまた…▼~
:[サクラ]|あ…あのっ!~
カムイ兄様っ!▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[サクラ]|その…久しぶりにお会いできて、~
嬉しいなって、思って…▼~
お、お元気そうで、~
何よりです…▼~
:[カムイ]|サクラさん…▼~
はい。サクラさんも、~
お元気そうで安心しました。▼~
:[サクラ]|カムイ兄様…!▼~
:[エリーゼ]|むっ。▼~
あなた、あたしのおにいちゃんのこと~
兄様って呼ばないでよ!▼~
:[サクラ]|ひゃっ。す、すみません…!▼~
:[カムイ]|エリーゼさん。▼~
:[エリーゼ]|だって…▼~
:[アクア]|…うふふっ▼~
:[カムイ]|どうしたんですか、アクアさん。▼~
:[アクア]|微笑ましいなって、~
そう思っただけよ。▼~
だってこうしてると、~
一つの大きな家族みたいなんだもの。▼~
:[カムイ]|ちょっと、仲が悪すぎますけどね。▼~
:[アクア]|ええ。でも、それでも構わないわ。~
…私も嬉しいのよ。▼~
両国の「きょうだい」たちと、~
こうやって食事ができて。▼~
:[カムイ]|あ…~
そうか、アクアさんも…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|はい…そうですね。~
たとえひと時の間でも、▼~
こうしてみんなが揃ったことに~
感謝しましょう。▼~
できることなら、ここにいるみんな、~
誰ひとり欠けずに戦争が終わってほしい。▼~
…これから殺し合う相手に対して~
こんなことを思うなんておかしいですが、▼~
今だけは…いいですよね…▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[カムイ]|終わりです、ゾーラさん。~
…あなたの負けですよ。▼~
さあ、白夜の王族とイザナ公王を~
解放してください。▼~
:[ゾーラ]|な、なぜです…~
私はあなた方の敵を捕らえたのですよ?▼~
感謝されてもいいほどなのに~
どうしてこのようなことを…▼~
:[レオン]|…卑劣な愚か者め。~
そのやり方が、気に入らないんだよ。▼~
:[ゾーラ]|レオン様?▼~
:[レオン]|恥さらしだ、お前は。▼~
お前のような奴が~
我が暗夜王国軍だと思うと吐き気がする。▼~
カムイ姉さんたちから聞いたよ。▼~
イザナ公王になりすまして~
敵国に騙し討ちを仕掛けたんだって?▼~
よくもそんな卑怯な策を~
練ったものだな?▼~
このまま生き恥をさらすより…~
死んだ方がましなんじゃない?▼~
:[ゾーラ]|…ひっ!?▼~
ま、まさか…~
おやめください、レオン様…▼~
わ、わわわ私が間違っておりました!~
ですから、命だけは、どうか…どうか!!!▼~
:[レオン]|諦めなよ。~
僕はお前のような奴に、慈悲なんてかけない。▼~
…塵になるがいい!!!!▼~
(SE:クリティカル)~
:[ゾーラ]|ぎゃあああああああああ!!!!▼~
(SE:消滅)~
:[レオン]|…ふうっ▼~
:[カムイ]|レ、レオンさん…?~
なにも、殺すことは…▼~
:[レオン]|どうして?カムイ姉さん。~
こいつを生かしておいたら、▼~
僕たちが白夜の王族を助けたって~
父上にばれてしまうかもしれないんだよ?▼~
:[カムイ]|それはそうですが…▼~
:[レオン]|もう…~
前々から思っていたんだけど、▼~
カムイ姉さんは~
甘すぎるんじゃないかな。▼~
敵は敵、~
その場で倒しておくべきなんだ。▼~
でないと、仲間になったからといっても、~
いつ裏切るかわからない。そうだろ?▼~
ゾーラを生かしておけば、~
父上やマクベスに余計なことを喋られるしね。▼~
死人に口なし、だよ。▼~
…ふふっ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…そうですね。~
レオンの言う通りです。▼~
:[レオン]|わかってくれて嬉しいよ。▼~
:[カムイ]|…レオンさん…▼~
…もしあなたを敵に回していたら、~
どんなに恐ろしかったでしょうね…▼~
:[レオン]|? 何か言った? 姉さん。▼~
:[カムイ]|いえ、何も…▼~
(暗転)~
(食事をする白夜軍と暗夜軍)~
:[イザナ]|いやいや~!~
助けてくれちゃってありがとねーっ!▼~
ほんっっっと、命拾いしたよ!~
さ、お礼にどんどんご馳走食べちゃいなよ!▼~
:[レオン]|えっと…軽いね。~
偽物と同じくらい。▼~
:[カミラ]|今度こそはと思った~
私が間違っていたわ…▼~
:[マークス]|なるほど…~
やはり恐ろしい国だ。▼~
:[エリーゼ]|わーい、こっちのイザナさんとも~
仲良くなれそうー!▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|…無事で良かったです、~
リョウマ兄さん。▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|? リョウマ兄さん…?▼~
:[タクミ]|おい。裏切り者が気安く~
リョウマ兄さんに話しかけるなよ。▼~
:[レオン]|ふぅん…~
話しかけるのに許可が必要なんだ?▼~
せっかく助けてやったのに、~
随分な態度だね。▼~
:[タクミ]|はあ?~
何か勘違いしているみたいだけど…▼~
僕らはお前たちに~
感謝の気持ちなんて持ってないよ。▼~
あんなの、~
助けてもらって当然だ。▼~
:[カミラ]|あら…白夜王国の方は~
なかなか恩知らずなのね。▼~
:[ヒノカ]|なに…?▼~
元はと言えば、そちらの兵士の~
不手際なのだろう?▼~
むしろ謝罪の言葉が欲しいぐらいだ。▼~
:[カミラ]|まあ、怖い顔。▼~
:[ヒノカ]|…貴様…▼~
:[リョウマ]|言わせておけ、ヒノカ。~
…命が助かったことは確かに有難い。▼~
だが、俺たちがもし逆の立場でも、~
きっと同じことをしただろう。▼~
だから、礼は言わん。▼~
:[マークス]|ああ。こちらも感謝されたくて~
したわけではない。▼~
ただ、暗夜王国の王族として、~
当然のことをしたまで。▼~
お前たちのことは、ここを出たらまた~
お互いに闘って倒す相手だとしか思っていない。▼~
:[カムイ]|みんな…▼~
…………▼~
でも、例え敵同士だとしても、▼~
こうしてみんなで食事ができるなんて~
夢のようです。▼~
…もしかして、~
これが最初で最後かもしれませんね。▼~
ここを出たら、私たちはまた…▼~
:[サクラ]|あ…あのっ!~
カムイ姉様っ!▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[サクラ]|その…久しぶりにお会いできて、~
嬉しいなって、思って…▼~
お、お元気そうで、~
何よりです…▼~
:[カムイ]|サクラさん…▼~
はい。サクラさんも、~
お元気そうで安心しました。▼~
:[サクラ]|カムイ姉様…!▼~
:[エリーゼ]|むっ。▼~
あなた、あたしのおねえちゃんのこと~
姉様って呼ばないでよ!▼~
:[サクラ]|ひゃっ。す、すみません…!▼~
:[カムイ]|エリーゼさん。▼~
:[エリーゼ]|だって…▼~
:[アクア]|…うふふっ▼~
:[カムイ]|どうしたんですか、アクアさん。▼~
:[アクア]|微笑ましいなって、~
そう思っただけよ。▼~
だってこうしてると、~
一つの大きな家族みたいなんだもの。▼~
:[カムイ]|ちょっと、仲が悪すぎますけどね。▼~
:[アクア]|ええ。でも、それでも構わないわ。~
…私も嬉しいのよ。▼~
両国の「きょうだい」たちと、~
こうやって食事ができて。▼~
:[カムイ]|あ…~
そうか、アクアさんも…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|はい…そうですね。~
たとえひと時の間でも、▼~
こうしてみんなが揃ったことに~
感謝しましょう。▼~
できることなら、ここにいるみんな、~
誰ひとり欠けずに戦争が終わってほしい。▼~
…これから殺し合う相手に対して~
こんなことを思うなんておかしいですが、▼~
今だけは…いいですよね…▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・あたし~だよ)
:[カムイ]|終わりだよ、ゾーラ。~
…あなたの負けだね。▼~
さあ、白夜の王族とイザナ公王を~
解放して。▼~
:[ゾーラ]|な、なぜです…~
私はあなた方の敵を捕らえたのですよ?▼~
感謝されてもいいほどなのに~
どうしてこのようなことを…▼~
:[レオン]|…卑劣な愚か者め。~
そのやり方が、気に入らないんだよ。▼~
:[ゾーラ]|レオン様?▼~
:[レオン]|恥さらしだ、お前は。▼~
お前のような奴が~
我が暗夜王国軍だと思うと吐き気がする。▼~
カムイ姉さんたちから聞いたよ。▼~
イザナ公王になりすまして~
敵国に騙し討ちを仕掛けたんだって?▼~
よくもそんな卑怯な策を~
練ったものだな?▼~
このまま生き恥をさらすより…~
死んだ方がましなんじゃない?▼~
:[ゾーラ]|…ひっ!?▼~
ま、まさか…~
おやめください、レオン様…▼~
わ、わわわ私が間違っておりました!~
ですから、命だけは、どうか…どうか!!!▼~
:[レオン]|諦めなよ。~
僕はお前のような奴に、慈悲なんてかけない。▼~
…塵になるがいい!!!!▼~
(SE:クリティカル)~
:[ゾーラ]|ぎゃあああああああああ!!!!▼~
(SE:消滅)~
:[レオン]|…ふうっ▼~
:[カムイ]|レ、レオン…?~
なにも、殺すことは…▼~
:[レオン]|どうして?カムイ姉さん。~
こいつを生かしておいたら、▼~
僕たちが白夜の王族を助けたって~
父上にばれてしまうかもしれないんだよ?▼~
:[カムイ]|それはそうだけど…▼~
:[レオン]|もう…~
前々から思っていたんだけど、▼~
カムイ姉さんは~
甘すぎるんじゃないかな。▼~
敵は敵、~
その場で倒しておくべきなんだ。▼~
でないと、仲間になったからといっても、~
いつ裏切るかわからない。そうだろ?▼~
ゾーラを生かしておけば、~
父上やマクベスに余計なことを喋られるしね。▼~
死人に口なし、だよ。▼~
…ふふっ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
そう、だね。~
レオンの言う通りだよ。▼~
:[レオン]|わかってくれて嬉しいよ。▼~
:[カムイ]|…レオン…▼~
…もしあなたを敵に回していたら、~
どんなに恐ろしかっただろうね…▼~
:[レオン]|? 何か言った? 姉さん。▼~
:[カムイ]|ううん、何も…▼~
(暗転)~
(食事をする白夜軍と暗夜軍)~
:[イザナ]|いやいや~!~
助けてくれちゃってありがとねーっ!▼~
ほんっっっと、命拾いしたよ!~
さ、お礼にどんどんご馳走食べちゃいなよ!▼~
:[レオン]|えっと…軽いね。~
偽物と同じくらい。▼~
:[カミラ]|今度こそはと思った~
私が間違っていたわ…▼~
:[マークス]|なるほど…~
やはり恐ろしい国だ。▼~
:[エリーゼ]|わーい、こっちのイザナさんとも~
仲良くなれそうー!▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|…無事で良かったよ、~
リョウマお兄ちゃん。▼~
:[リョウマ]|…………▼~
:[カムイ]|? リョウマお兄ちゃん…?▼~
:[タクミ]|おい。裏切り者が気安く~
リョウマ兄さんに話しかけるなよ。▼~
:[レオン]|ふぅん…~
話しかけるのに許可が必要なんだ?▼~
せっかく助けてやったのに、~
随分な態度だね。▼~
:[タクミ]|はあ?~
何か勘違いしているみたいだけど…▼~
僕らはお前たちに~
感謝の気持ちなんて持ってないよ。▼~
あんなの、~
助けてもらって当然だ。▼~
:[カミラ]|あら…白夜王国の方は~
なかなか恩知らずなのね。▼~
:[ヒノカ]|なに…?▼~
元はと言えば、そちらの兵士の~
不手際なのだろう?▼~
むしろ謝罪の言葉が欲しいぐらいだ。▼~
:[カミラ]|まあ、怖い顔。▼~
:[ヒノカ]|…貴様…▼~
:[リョウマ]|言わせておけ、ヒノカ。~
…命が助かったことは確かに有難い。▼~
だが、俺たちがもし逆の立場でも、~
きっと同じことをしただろう。▼~
だから、礼は言わん。▼~
:[マークス]|ああ。こちらも感謝されたくて~
したわけではない。▼~
ただ、暗夜王国の王族として、~
当然のことをしたまで。▼~
お前たちのことは、ここを出たらまた~
お互いに闘って倒す相手だとしか思っていない。▼~
:[カムイ]|みんな…▼~
…………▼~
でも、例え敵同士だとしても、▼~
こうしてみんなで食事ができるなんて~
嬉しいよ。▼~
…もしかして、~
これが最初で最後かもしれないね。▼~
ここを出たら、あたしたちはまた…▼~
:[サクラ]|あ…あのっ!~
カムイ姉様っ!▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[サクラ]|その…久しぶりにお会いできて、~
嬉しいなって、思って…▼~
お、お元気そうで、~
何よりです…▼~
:[カムイ]|サクラ…▼~
うん。サクラも、~
元気そうでよかった。▼~
:[サクラ]|カムイ姉様…!▼~
:[エリーゼ]|むっ。▼~
あなた、あたしのおねえちゃんのこと~
姉様って呼ばないでよ!▼~
:[サクラ]|ひゃっ。す、すみません…!▼~
:[カムイ]|エリーゼ。▼~
:[エリーゼ]|だって…▼~
:[アクア]|…うふふっ▼~
:[カムイ]|どうしたの、アクア。▼~
:[アクア]|微笑ましいなって、~
そう思っただけよ。▼~
だってこうしてると、~
一つの大きな家族みたいなんだもの。▼~
:[カムイ]|ちょっと、仲が悪すぎるけどね。▼~
:[アクア]|ええ。でも、それでも構わないわ。~
…私も嬉しいのよ。▼~
両国の「きょうだい」たちと、~
こうやって食事ができて。▼~
:[カムイ]|あ…~
そうか、アクアも…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|うん…そうだね。~
たとえひと時の間でも、▼~
こうしてみんなが揃ったことに~
感謝しよう。▼~
できることなら、ここにいるみんな、~
誰ひとり欠けずに戦争が終わってほしい。▼~
…これから殺し合う相手に~
こんなことを思うなんて、おかしいけど…▼~
今だけは…いいよね…▼~
#endregion
*コメント [#mc9cce2c]
- 関数の仕様上、一部文章がおかしくなっています。 -- &new...
- オープニングの台詞で、「あたし~だよ」の欄なのに、弟呼...
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