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会話集/章別会話/15章 鈍く崩れ落ちて
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*暗夜王国 15章 鈍く崩れ落ちて [#k4577d1f]
#contents
*ナレーション [#y6ed5009]
王のやり方がどうしても納得できない~
カムイ。~
眠れぬ夜にアクアを見かけ、~
話を聞こうと後を追うが、そこで~
見たこともない敵と戦うことになる。~
*オープニング1 [#cc64f53b]
#region(マイユニット男性・俺)
:[カムイ]|
…………▼~
眠れないな。▼~
シュヴァリエの件といい、~
今回の件といい、▼~
罪もない人々を手に掛けるなんてこと、~
俺にはやっぱり、できそうにない。▼~
こんなことを考えたくはないが…▼~
暗夜王国側についたことは~
間違いだったのだろうか。▼~
俺はマークス兄さんやレオンさんを裏切ってでも、~
白夜王国側につくべきだったのだろうか。▼~
…………▼~
…………?▼~
あれは、アクア…?~
:|'''(カムイがアクアを遠目に見る)'''~
:[アクア]|
…………~
:[カムイ]|
アクア…~
一人で、どこに行かれるんだ。▼~
…そうだ。アクアはこちら側についたことを~
どう思っているんだ。▼~
一緒に育ったきょうだいたちと闘うこと、~
暗夜王国のやり方…▼~
アクアも迷ったりしているのでしょうか。~
…俺と同じように▼~
よし、ちょっと話を聞いてみよう。▼~
:|'''(アクアの歌が響く)'''~
:[カムイ]|
えっと…~
アクア、どこに行ったんだ。▼~
確かこの森に入っていったと~
思うんだが…▼~
え…? この歌は…~
あの歌姫が歌っていたものと似てる…▼~
まさか…あの歌姫の正体は、~
アクアだったのか?▼~
早く…~
早く見つけないと!▼~
…いた! アクア…▼~
:|'''(泉の中で立っているアクア)'''~
:[カムイ]|
…?▼~
泉の中に、入っている?~
水遊び…?▼~
いや、服は着たままだな。~
一体何を…▼~
:|'''(水色の光と泡を立ち上らせながら、泉に消えていくアク...
:[カムイ]|
!? 消えた…!?~
泉の中に、沈んだのか!?▼~
まさか…!?~
そんな…アクア…!▼~
アクアっ!!!!!!!▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[カムイ]|
…………▼~
眠れませんね。▼~
シュヴァリエの件といい、~
今回の件といい、▼~
罪もない人々を手に掛けるなんてこと、~
私にはやっぱり、できません。▼~
こんなことを考えたくはありませんが…▼~
暗夜王国側についたことは~
間違いだったのでしょうか。▼~
私はマークス兄さんやレオンさんを~
裏切ってでも、▼~
白夜王国側につくべきだったのでしょうか。▼~
…………▼~
…………?▼~
あれは、アクアさん…?~
:|'''(カムイがアクアを遠目に見る)'''~
:[アクア]|
…………~
:[カムイ]|
アクアさん…~
一人で、どこに行かれるんでしょうか。▼~
…そうです。▼~
アクアさんはこちら側についたことを~
どう思っているのでしょう。▼~
一緒に育ったきょうだいたちと闘うこと、~
暗夜王国のやり方…▼~
アクアさんも、私と同じように~
迷ったりしているのでしょうか。▼~
よし、ちょっと話を聞いてみましょう。▼~
:|'''(アクアの歌が響く)'''~
:[カムイ]|
えっと…~
アクアさん、どこに行ったのでしょう。▼~
確かこの森に入っていったと~
思うのですが…▼~
え…? この歌は…~
あの歌姫が歌っていたものと似ています…▼~
まさか…あの歌姫の正体は、~
アクアさんだったのですか?▼~
早く…~
早く見つけないと!▼~
…いました! アクアさん…▼~
:|'''(泉の中で立っているアクア)'''~
:[カムイ]|
…?▼~
泉の中に、入っている?~
水遊び…?▼~
いえ、服は着たままですね。~
一体何を…▼~
:|'''(水色の光と泡を立ち上らせながら、泉に消えていくアク...
:[カムイ]|
!? 消えた…!?~
泉の中に、沈んだのですか!?▼~
まさか…!?~
そんな…アクアさん…!▼~
アクアさんっ!!!!!!!▼~
#endregion
*ムービー「見えざる扉」 [#nc00363a]
:|'''(湖の光の中へ消えていくアクアを追うカムイ)'''~
:|'''(激しい水流を抜けていく)'''~
:|'''(目を覚ますと、大陸が宙に浮いた奇妙な場所に辿り着く)...
:[アクア]|
どうして…~
:|'''(声のする方に視線をやる)'''~
:[アクア]|
…あなたがここに…?~
*オープニング2 [#f7c4dc9c]
#region(マイユニット男性・俺)
:[カムイ]|
アクア…?~
あれ? ここは泉の中のはずでは…▼~
:[アクア]|
来てはいけなかったわ、~
カムイ。▼~
あなたはここに来るべきじゃなかった。~
すぐに戻らないと。▼~
:[カムイ]|
え…戻るって…?~
ここはいったい…▼~
:|'''(忍者がカムイのもとに走り寄る)'''~
:[アクア]|
カムイ、危ない!!▼~
:|'''(カムイと忍者が交戦、GUARD表示)'''~
:[カムイ]|
いきなり斬りかかってきた…?~
何なんだ、こいつは…!?▼~
:[アクア]|
厄介ね…~
逃げるわよ、カムイ!▼~
こいつは人の形をしているけれど、~
既に人ではない化け物。▼~
何の感情も持たず、何も話さず、~
生きている者を見境なく襲う存在よ。▼~
近くにいると危険だわ。▼~
:[カムイ]|
そんな…~
だ、だがアクアさん、▼~
俺たち…囲まれているぞ!?▼~
:[アクア]|
何ですって!?▼~
くっ…! 仕方ないわね。~
ここで闘うしかないわ。▼~
死なせないわよ…カムイ。~
あの真実を、伝えるまでは。▼~
:|'''(ギュンターがやって来て、忍者をしとめる)'''~
:[ギュンター]|
カムイ様!!▼~
:[カムイ]|
お前は…~
まさか、まさか…!▼~
ギュンター!!!~
ギュンターなのか!!?▼~
:[ギュンター]|
はい。~
幽霊ではございませぬぞ?▼~
お二人が闘っておられるのが~
見えたので、加勢に参りました!▼~
:[カムイ]|
良かった…~
生きていたんだな、ギュンター…!▼~
本当に…本当に良かった!▼~
だ、だがどうして~
ギュンターがここに?▼~
:[ギュンター]|
いえ、話はあとです!~
今はこの者共を蹴散らさねば!▼~
:[カムイ]|
あ…~
そうだな、すまん!▼~
また一緒に闘えてうれしいぞ…~
ギュンター…▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[カムイ]|
アクアさん…?~
あれ? ここは泉の中のはずじゃ…▼~
:[アクア]|
来てはいけなかったわ、~
カムイ。▼~
あなたはここに来るべきじゃなかった。~
すぐに戻らないと。▼~
:[カムイ]|
え…戻るって…?~
ここはいったい…▼~
:|'''(忍者がカムイのもとに走り寄る)'''~
:[アクア]|
カムイ、危ない!!▼~
:|'''(カムイと忍者が交戦、GUARD表示)'''~
:[カムイ]|
いきなり斬りかかってきた…?~
何なんです、こいつは…!?▼~
:[アクア]|
厄介ね…~
逃げるわよ、カムイ!▼~
こいつは人の形をしているけれど、~
既に人ではない化け物。▼~
何の感情も持たず、何も話さず、~
生きている者を見境なく襲う存在よ。▼~
近くにいると危険だわ。▼~
:[カムイ]|
そんな…~
で、でもアクアさん、▼~
私たち…囲まれていますよ!?▼~
:[アクア]|
何ですって!?▼~
くっ…! 仕方ないわね。~
ここで闘うしかないわ。▼~
死なせないわよ…カムイ。~
あの真実を、伝えるまでは。▼~
:|'''(ギュンターがやって来て、忍者をしとめる)'''~
:[ギュンター]|
カムイ様!!▼~
:[カムイ]|
あなたは…~
まさか、まさか…!▼~
ギュンターさん!!!~
ギュンターさんなのですか!!?▼~
:[ギュンター]|
はい。~
幽霊ではございませぬぞ?▼~
お二人が闘っておられるのが~
見えたので、加勢に参りました!▼~
:[カムイ]|
良かった…~
生きていたんですね、ギュンターさん…!▼~
本当に…本当に良かった!▼~
で、でもどうして~
ギュンターさんがここに?▼~
:[ギュンター]|
いえ、話はあとです!~
今はこの者共を蹴散らさねば!▼~
:[カムイ]|
あ…~
そうですね、すみません!▼~
また一緒に闘えてうれしいです…~
ギュンターさん…▼~
#endregion
*戦闘 [#kf6c031e]
**vs 謎の兵[#i97951fd]
:[謎の兵]|
ソトノ……モノ、~
ハイ…ジョ、スル……▼~
***謎の兵撃破 [#ff4ecde7]
:[謎の兵]|
…………▼~
*クリア後 [#hd688ec7]
#region(マイユニット男性・俺)
:[カムイ]|
ギュンター! 会えて本当に嬉しいぞ。~
今までどこで何をしていたんだ?▼~
:[ギュンター]|
はい。私はあの日…~
ガンズに無限渓谷に落とされました。▼~
ですが…谷底に叩きつけられることはなく、~
気が付いたらこの国にいたのです。▼~
そして何が起きたのかわからずに~
化け物に襲われ、▼~
命を落としそうになっていたところを、~
こちらのアクア様に…▼~
:[カムイ]|
アクアに?▼~
:[アクア]|
…ええ。▼~
私は白夜王国で居場所を~
追われるようになってから…▼~
平和への手がかりを求めて、~
何度かここに訪れていたの。▼~
そして、化け物に襲われている~
ギュンターと出会った。▼~
:[ギュンター]|
アクア様は、この世界で~
身を隠せる場所を教えて下さいました。▼~
アクア様と出会えなかったら、~
自分は今頃死んでいたでしょう。▼~
本当に、感謝しています。▼~
:[アクア]|
いいえ…~
私に感謝される資格は無いわ。▼~
私はあの後すぐに~
白夜兵に捕らえられてしまったから、▼~
なかなかこの国に来ることが~
できなかったもの。▼~
一人で残すようなことをしてしまって、~
ごめんなさい。ギュンター…▼~
:[ギュンター]|
いえ。~
貴方様がご無事で何よりです。▼~
:[カムイ]|
だが、~
この国はいったい何なんだ?▼~
ギュンターは無限渓谷から~
ここに来たんだな。▼~
だが俺は無限渓谷からではなく~
泉の中からここに来た。▼~
そんな不思議なことが…▼~
:[アクア]|
あり得るのよ。▼~
この世界は~
暗夜王国でも白夜王国でもない、▼~
すぐ傍にありながらも~
決して『見えない』国だから。▼~
:[カムイ]|
見えない国…?▼~
:[アクア]|
そう。ここは私たちのいた世界とは~
時空がずれて存在しているの。▼~
それに…この国の存在を知っても、~
元の世界でそれを口にすれば…▼~
…発言者の存在は、~
泡となって消えてしまうわ。▼~
:[カムイ]|
泡に…!?~
:[アクア]|
大丈夫よ。~
口にさえ出さなければ、死ぬことはないわ。▼~
今から元の世界に戻るけれど、~
くれぐれもこの世界のことは秘密よ。▼~
二人とも、~
私と一緒に来てちょうだい。▼~
:|'''(暗転→深い谷)'''~
:[アクア]|
いい? ここが元いた世界の、~
無限渓谷に相当する場所よ。▼~
ここから飛び降りれば、~
元の世界に戻れるわ。▼~
:[カムイ]|
ほぉ…アクアは、いつもこんなことをして~
戻っていたのか。すごいな…▼~
:[アクア]|
? すごくないわ。私はいつも、~
泉の中から行き来しているから。▼~
:[カムイ]|
ああ、じゃあわざわざ飛び降りなくても、~
泉の中から帰ればいいんじゃないのか?▼~
:[アクア]|
いいえ。泉を通って行き来できるのは、~
私とカムイだけだもの。▼~
ギュンターを連れて行くには、~
この方法を使うしかない。▼~
:[カムイ]|
え…~
俺とアクアだけとは、どういうことだ?▼~
:[アクア]|
それは…▼~
…………▼~
それは、~
今話すことじゃないわ。▼~
とにかく今は、~
一刻も早く元の世界に戻りましょう。▼~
またあいつらが襲ってきたら厄介よ。▼~
:|'''(アクアが谷へと飛び込む)'''~
:[カムイ]|
ええっ!?~
あ、アクア!?▼~
うわ…~
何のためらいもなく飛び降りたね…▼~
:[ギュンター]|
では、我々も参りましょう。▼~
私はカムイ様の御身をお守り~
するため、しんがりを務めます。▼~
:[カムイ]|
えっと…それって、~
先に行けということか…?▼~
…………▼~
お、恐ろしいが…~
行くしか、ないな…▼~
…………▼~
…………▼~
たあっ!!!!!▼~
:|'''(カムイが飛び降りる)'''~
:[カムイ]|
…………▼~
:|'''(カムイが目を開けると、アクアがカムイを覗き込んでい...
:[アクア]|
おかえりなさい、カムイ。▼~
:[カムイ]|
アクア…~
ここは、元の世界か…▼~
お、おい?~
ギュンターは?▼~
ま、まさか失敗して谷底に…▼~
:[アクア]|
心配しないで。ちゃんと飛び降りたのなら、~
必ずここに戻ってこられる。▼~
ただ、さっきも言ったように…あの世界と~
この世界は時空がずれているから、▼~
到着する時間に少しだけ~
違いが生じることがあるの。▼~
…でも、ちょうど良かったわ。▼~
彼を待っている間、~
あなたに話しておきたいことがあるの。▼~
:[カムイ]|
え…?▼~
:[アクア]|
ねえ、あなたはこの戦争を~
自分のやり方で止めたいと行ったわね。▼~
それなら、~
あなたのやるべきことは一つだけ。▼~
それは…▼~
…ガロン王を、倒すことよ。▼~
:[カムイ]|
父上を…!?▼~
:[アクア]|
そうね。~
あなたも薄々感づいていたはずよ…▼~
あの男の残酷さに。▼~
実の子であっても理解できないほどの、~
狂気じみたやり方に。▼~
:[カムイ]|
そ、それは確かに…そうだが。▼~
だが、そうだとしても、~
父であるガロン王を討てというのか?~
:[アクア]|
いい? あれは…~
もはや暗夜王ガロンではないわ。▼~
悪魔に魅入られた、~
この世のものでない何かなの。▼~
あなたになら、~
真実を見せることができるかもしれない。▼~
…これを使って。▼~
:[カムイ]|
それは…?~
:[アクア]|
これは『あの国』で作られた道具…~
真実を映し出す水晶球よ。▼~
これを使えるのは、レオンのように~
よほど強い魔導の才を持つ者か…▼~
あなたのように、~
竜の血を強く受け継ぐ者だけなの。▼~
さあ、この水晶球に触れてみて。▼~
:[カムイ]|
…わかった。▼~
:|'''(水晶球に映るガロンが化物に変わる。それを見終えた後...
:[アクア]|
さあ、これで分かったかしら、カムイ。~
ガロン王の真実が。▼~
:[カムイ]|
ああ…▼~
…なあ、アクア。~
一つ聞かせてほしい。▼~
人でなくなってしまった父上を~
救うことは…できないのか?▼~
:[アクア]|
残念だけど…~
もう手遅れよ。▼~
ここまで怪物に取り込まれてしまったら、~
もはや倒すしか道は無いわ。▼~
私も、できるだけのことはしてみたの。~
アミュージアの…あのショー会場で。▼~
:[カムイ]|
やっぱりあの歌姫は、~
アクアだったんだな…▼~
:[アクア]|
ええ。私の歌にも、~
少しだけ不思議な力があるの。▼~
だから、もしかしたらガロン王を~
元に戻せるかと思ったのだけれど…▼~
…だめだったわ。▼~
その上、~
私が歌ってしまったせいで、▼~
あの国の歌姫たちは~
酷い怪我を負わされる羽目になってしまった。▼~
私は自分の目的のために、他人を傷つけた…~
決して許されることではないわ。▼~
:[カムイ]|
そんな…俺も同じだ。~
犠牲を出さずにいようと思っていたのに、▼~
シュヴァリエ公国では結局…~
たくさんの人を死なせてしまった。▼~
:[アクア]|
カムイ…▼~
:[カムイ]|
もう二度とあんな悲劇を繰り返さないためには、~
父上を…倒すしかないんだな。▼~
それにはまず、マークス兄さんたち、~
きょうだいの協力が不可欠だ…▼~
だが…どうやって説得する?▼~
今見た事をいくら説明しても、~
到底信じてもらえるとは思えない。▼~
そもそも、『あの国』のことは、~
みんなに一言だって話せないのに…!▼~
:[アクア]|
…………▼~
…いいえ。方法なら、一つだけあるわ。~
ただし、危険な賭けになるけれど。▼~
:[カムイ]|
それは…?▼~
:[アクア]|
白夜王国を制圧して~
戦争を終わらせ…▼~
ガロン王を~
『白夜の王座』に座らせるの。▼~
:[カムイ]|
そうか!~
確か母上は言っていた…▼~
あの王座に座る者は、~
真の姿を取り戻すと。▼~
:[アクア]|
そうね…その通りよ。▼~
さっきの水晶球では~
あなたしか真実を見られなかったけれど、▼~
あの王座なら、~
暗夜のきょうだい達にも真実を告げられる。▼~
ただ、そのためにはガロン王に従い…~
白夜の王座を制圧するその時まで、▼~
白夜のきょうだい達と~
闘わないといけないわ。▼~
あなたにとっては、~
とても辛い闘いになるけれど…▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…ああ。~
それでも俺は闘う。▼~
このまま暗夜王国で~
父上に従い、闘い続けよう。▼~
戦争を終わらせるため、~
この悪の道を進んでみせる。▼~
例え誰にも理解されず、~
恨まれ罵られようとも…▼~
:[アクア]|
そう…あなたがそう決めたのなら、~
私も付いて行くわ。▼~
暗夜王国が勝利する、~
その日まで。▼~
:[ギュンター]|
おお…!~
カムイ様、アクア様!▼~
お待たせしてしまったようですな。~
今戻りましたぞ。▼~
:[カムイ]|
おかえり、ギュンター。▼~
:[アクア]|
無事に戻ったようで、良かったわ。▼~
…それじゃ、~
みんなのところに戻りましょ。▼~
あまり遅くなって、ガロン王に~
余計な詮索をさせるわけにいかないもの…▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[カムイ]|
ギュンターさん! 会えて本当に嬉しいです。~
今までどこで何をしていたのですか?▼~
:[ギュンター]|
はい。私はあの日…~
ガンズに無限渓谷に落とされました。▼~
ですが…谷底に叩きつけられることはなく、~
気が付いたらこの国にいたのです。▼~
そして何が起きたのかわからずに~
化け物に襲われ、▼~
命を落としそうになっていたところを、~
こちらのアクア様に…▼~
:[カムイ]|
アクアさんに?▼~
:[アクア]|
…ええ。▼~
私は白夜王国で居場所を~
追われるようになってから…▼~
平和への手がかりを求めて、~
何度かここに訪れていたの。▼~
そして、化け物に襲われている~
ギュンターと出会った。▼~
:[ギュンター]|
アクア様は、この世界で~
身を隠せる場所を教えて下さいました。▼~
アクア様と出会えなかったら、~
自分は今頃死んでいたでしょう。▼~
本当に、感謝しています。▼~
:[アクア]|
いいえ…~
私に感謝される資格は無いわ。▼~
私はあの後すぐに~
白夜兵に捕らえられてしまったから、▼~
なかなかこの国に来ることが~
できなかったもの。▼~
一人で残すようなことをしてしまって、~
ごめんなさい。ギュンター…▼~
:[ギュンター]|
いえ。~
貴方様がご無事で何よりです。▼~
:[カムイ]|
でも、~
この国はいったい何なんです?▼~
ギュンターさんは無限渓谷から~
ここに来たんですよね。▼~
だけど私は無限渓谷からではなく~
泉の中からここに来ました。▼~
そんな不思議なことって…▼~
:[アクア]|
あり得るのよ。▼~
この世界は~
暗夜王国でも白夜王国でもない、▼~
すぐ傍にありながらも~
決して『見えない』国だから。▼~
:[カムイ]|
見えない国…?▼~
:[アクア]|
そう。ここは私たちのいた世界とは~
時空がずれて存在しているの。▼~
それに…この国の存在を知っても、~
元の世界でそれを口にすれば…▼~
…発言者の存在は、~
泡となって消えてしまうわ。▼~
:[カムイ]|
泡に…!?~
:[アクア]|
大丈夫よ。~
口にさえ出さなければ、死ぬことはないわ。▼~
今から元の世界に戻るけれど、~
くれぐれもこの世界のことは秘密よ。▼~
二人とも、~
私と一緒に来てちょうだい。▼~
:|'''(暗転→深い谷)'''~
:[アクア]|
いい? ここが元いた世界の、~
無限渓谷に相当する場所よ。▼~
ここから飛び降りれば、~
元の世界に戻れるわ。▼~
:[カムイ]|
へぇ…アクアさんは、いつもこんなことをして~
戻っていたのですか。すごいですね…▼~
:[アクア]|
? すごくないわ。私はいつも、~
泉の中から行き来しているから。▼~
:[カムイ]|
あ、じゃあわざわざ飛び降りなくても、~
泉の中から帰ればいいのでは…▼~
:[アクア]|
いいえ。泉を通って行き来できるのは、~
私とカムイだけだもの。▼~
ギュンターを連れて行くには、~
この方法を使うしかない。▼~
:[カムイ]|
え…~
私とアクアさんだけとは、どういう意味です?▼~
:[アクア]|
それは…▼~
…………▼~
それは、~
今話すことじゃないわ。▼~
とにかく今は、~
一刻も早く元の世界に戻りましょう。▼~
またあいつらが襲ってきたら厄介よ。▼~
:|'''(アクアが谷へと飛び込む)'''~
:[カムイ]|
ええっ!?~
あ、アクアさん!?▼~
うわ…~
何のためらいもなく飛び降りましたね…▼~
:[ギュンター]|
では、我々も参りましょう。▼~
私はカムイ様の御身をお守り~
するため、しんがりを務めます。▼~
:[カムイ]|
えっと…それって、~
先に行けということですよね…?▼~
…………▼~
こ、怖いですが…~
行くしか、ありませんね…▼~
…………▼~
…………▼~
えいっ!!!!!▼~
:|'''(カムイが飛び降りる)'''~
:[カムイ]|
…………▼~
:|'''(カムイが目を開けると、アクアがカムイを覗き込んでい...
:[アクア]|
おかえりなさい、カムイ。▼~
:[カムイ]|
アクアさん…~
ここは、元の世界ですか…▼~
あ、あれ?~
ギュンターさんは?▼~
ま、まさか失敗して谷底に…▼~
:[アクア]|
心配しないで。ちゃんと飛び降りたのなら、~
必ずここに戻ってこられる。▼~
ただ、さっきも言ったように…あの世界と~
この世界は時空がずれているから、▼~
到着する時間に少しだけ~
違いが生じることがあるの。▼~
…でも、ちょうど良かったわ。▼~
彼を待っている間、~
あなたに話しておきたいことがあるの。▼~
:[カムイ]|
え…?▼~
:[アクア]|
ねえ、あなたはこの戦争を~
自分のやり方で止めたいと行ったわね。▼~
それなら、~
あなたのやるべきことは一つだけ。▼~
それは…▼~
…ガロン王を、倒すことよ。▼~
:[カムイ]|
お父様を…!?▼~
:[アクア]|
そうね。~
あなたも薄々感づいていたはずよ…▼~
あの男の残酷さに。▼~
実の子であっても理解できないほどの、~
狂気じみたやり方に。▼~
:[カムイ]|
そ、それは確かに…そうですけど。▼~
でも、そうだとしても、~
父であるガロン王を討てというのですか?~
:[アクア]|
いい? あれは…~
もはや暗夜王ガロンではないわ。▼~
悪魔に魅入られた、~
この世のものでない何かなの。▼~
あなたになら、~
真実を見せることができるかもしれない。▼~
…これを使って。▼~
:[カムイ]|
それは…?~
:[アクア]|
これは『あの国』で作られた道具…~
真実を映し出す水晶球よ。▼~
これを使えるのは、レオンのように~
よほど強い魔導の才を持つ者か…▼~
あなたのように、~
竜の血を強く受け継ぐ者だけなの。▼~
さあ、この水晶球に触れてみて。▼~
:[カムイ]|
…わかりました。▼~
:|'''(水晶球に映るガロンが化物に変わる。それを見終えた後...
:[アクア]|
さあ、これで分かったかしら、カムイ。~
ガロン王の真実が。▼~
:[カムイ]|
はい…▼~
…あの、アクアさん。~
一つ、聞いてもよろしいでしょうか。▼~
人でなくなってしまったお父様を~
救うことは…できないのですか?▼~
:[アクア]|
残念だけど…~
もう手遅れよ。▼~
ここまで怪物に取り込まれてしまったら、~
もはや倒すしか道は無いわ。▼~
私も、できるだけのことはしてみたの。~
アミュージアの…あのショー会場で。▼~
:[カムイ]|
やっぱりあの歌姫は、~
アクアさんだったのですね…▼~
:[アクア]|
ええ。私の歌にも、~
少しだけ不思議な力があるの。▼~
だから、もしかしたらガロン王を~
元に戻せるかと思ったのだけれど…▼~
…だめだったわ。▼~
その上、~
私が歌ってしまったせいで、▼~
あの国の歌姫たちは~
酷い怪我を負わされる羽目になってしまった。▼~
私は自分の目的のために、他人を傷つけた…~
決して許されることではないわ。▼~
:[カムイ]|
そんな…私も同じです。~
犠牲を出さずにいようと思っていたのに、▼~
シュヴァリエ公国では結局…~
たくさんの人を死なせてしまいました。▼~
:[アクア]|
カムイ…▼~
:[カムイ]|
もう二度とあんな悲劇を繰り返さないためには、~
お父様を…倒すしかないのですね。▼~
それにはまず、マークス兄さんたち、~
きょうだいの理解を得なければなりません…▼~
でも…どうやって説得すればいいのです?▼~
今見た事をいくら説明しても、~
到底信じてはもらえないでしょう。▼~
そもそも、『あの国』のことは、~
みんなに一言だって話せないのに…!▼~
:[アクア]|
…………▼~
…いいえ。方法なら、一つだけあるわ。~
ただし、危険な賭けになるけれど。▼~
:[カムイ]|
それは…?▼~
:[アクア]|
白夜王国を制圧して~
戦争を終わらせ…▼~
ガロン王を~
『白夜の王座』に座らせるの。▼~
:[カムイ]|
そうか!~
確かお母様は言っていました…▼~
あの王座に座る者は、~
真の姿を取り戻すと。▼~
:[アクア]|
そうね…その通りよ。▼~
さっきの水晶球では~
あなたしか真実を見られなかったけれど、▼~
あの王座なら、~
暗夜のきょうだい達にも真実を告げられる。▼~
ただ、そのためにはガロン王に従い…~
白夜の王座を制圧するその時まで、▼~
白夜のきょうだい達と~
闘わないといけないわ。▼~
あなたにとっては、~
とても辛い闘いになるけれど…▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…はい。~
それでも私は闘います。▼~
このまま暗夜王国で~
お父様に従い、闘い続けましょう。▼~
戦争を終わらせるため、~
この悪の道を進んでみせます。▼~
例え誰にも理解されず、~
恨まれ罵られようとも…▼~
:[アクア]|
そう…あなたがそう決めたのなら、~
私も付いて行くわ。▼~
暗夜王国が勝利する、~
その日まで。▼~
:[ギュンター]|
おお…!~
カムイ様、アクア様!▼~
お待たせしてしまったようですな。~
今戻りましたぞ。▼~
:[カムイ]|
おかえりなさい、ギュンターさん。▼~
:[アクア]|
無事に戻ったようで、良かったわ。▼~
…それじゃ、~
みんなのところに戻りましょ。▼~
あまり遅くなって、ガロン王に~
余計な詮索をさせるわけにいかないもの…▼~
#endregion
*コメント [#n6d83b3e]
#comment
終了行:
[[会話集/章別会話]]
*暗夜王国 15章 鈍く崩れ落ちて [#k4577d1f]
#contents
*ナレーション [#y6ed5009]
王のやり方がどうしても納得できない~
カムイ。~
眠れぬ夜にアクアを見かけ、~
話を聞こうと後を追うが、そこで~
見たこともない敵と戦うことになる。~
*オープニング1 [#cc64f53b]
#region(マイユニット男性・俺)
:[カムイ]|
…………▼~
眠れないな。▼~
シュヴァリエの件といい、~
今回の件といい、▼~
罪もない人々を手に掛けるなんてこと、~
俺にはやっぱり、できそうにない。▼~
こんなことを考えたくはないが…▼~
暗夜王国側についたことは~
間違いだったのだろうか。▼~
俺はマークス兄さんやレオンさんを裏切ってでも、~
白夜王国側につくべきだったのだろうか。▼~
…………▼~
…………?▼~
あれは、アクア…?~
:|'''(カムイがアクアを遠目に見る)'''~
:[アクア]|
…………~
:[カムイ]|
アクア…~
一人で、どこに行かれるんだ。▼~
…そうだ。アクアはこちら側についたことを~
どう思っているんだ。▼~
一緒に育ったきょうだいたちと闘うこと、~
暗夜王国のやり方…▼~
アクアも迷ったりしているのでしょうか。~
…俺と同じように▼~
よし、ちょっと話を聞いてみよう。▼~
:|'''(アクアの歌が響く)'''~
:[カムイ]|
えっと…~
アクア、どこに行ったんだ。▼~
確かこの森に入っていったと~
思うんだが…▼~
え…? この歌は…~
あの歌姫が歌っていたものと似てる…▼~
まさか…あの歌姫の正体は、~
アクアだったのか?▼~
早く…~
早く見つけないと!▼~
…いた! アクア…▼~
:|'''(泉の中で立っているアクア)'''~
:[カムイ]|
…?▼~
泉の中に、入っている?~
水遊び…?▼~
いや、服は着たままだな。~
一体何を…▼~
:|'''(水色の光と泡を立ち上らせながら、泉に消えていくアク...
:[カムイ]|
!? 消えた…!?~
泉の中に、沈んだのか!?▼~
まさか…!?~
そんな…アクア…!▼~
アクアっ!!!!!!!▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[カムイ]|
…………▼~
眠れませんね。▼~
シュヴァリエの件といい、~
今回の件といい、▼~
罪もない人々を手に掛けるなんてこと、~
私にはやっぱり、できません。▼~
こんなことを考えたくはありませんが…▼~
暗夜王国側についたことは~
間違いだったのでしょうか。▼~
私はマークス兄さんやレオンさんを~
裏切ってでも、▼~
白夜王国側につくべきだったのでしょうか。▼~
…………▼~
…………?▼~
あれは、アクアさん…?~
:|'''(カムイがアクアを遠目に見る)'''~
:[アクア]|
…………~
:[カムイ]|
アクアさん…~
一人で、どこに行かれるんでしょうか。▼~
…そうです。▼~
アクアさんはこちら側についたことを~
どう思っているのでしょう。▼~
一緒に育ったきょうだいたちと闘うこと、~
暗夜王国のやり方…▼~
アクアさんも、私と同じように~
迷ったりしているのでしょうか。▼~
よし、ちょっと話を聞いてみましょう。▼~
:|'''(アクアの歌が響く)'''~
:[カムイ]|
えっと…~
アクアさん、どこに行ったのでしょう。▼~
確かこの森に入っていったと~
思うのですが…▼~
え…? この歌は…~
あの歌姫が歌っていたものと似ています…▼~
まさか…あの歌姫の正体は、~
アクアさんだったのですか?▼~
早く…~
早く見つけないと!▼~
…いました! アクアさん…▼~
:|'''(泉の中で立っているアクア)'''~
:[カムイ]|
…?▼~
泉の中に、入っている?~
水遊び…?▼~
いえ、服は着たままですね。~
一体何を…▼~
:|'''(水色の光と泡を立ち上らせながら、泉に消えていくアク...
:[カムイ]|
!? 消えた…!?~
泉の中に、沈んだのですか!?▼~
まさか…!?~
そんな…アクアさん…!▼~
アクアさんっ!!!!!!!▼~
#endregion
*ムービー「見えざる扉」 [#nc00363a]
:|'''(湖の光の中へ消えていくアクアを追うカムイ)'''~
:|'''(激しい水流を抜けていく)'''~
:|'''(目を覚ますと、大陸が宙に浮いた奇妙な場所に辿り着く)...
:[アクア]|
どうして…~
:|'''(声のする方に視線をやる)'''~
:[アクア]|
…あなたがここに…?~
*オープニング2 [#f7c4dc9c]
#region(マイユニット男性・俺)
:[カムイ]|
アクア…?~
あれ? ここは泉の中のはずでは…▼~
:[アクア]|
来てはいけなかったわ、~
カムイ。▼~
あなたはここに来るべきじゃなかった。~
すぐに戻らないと。▼~
:[カムイ]|
え…戻るって…?~
ここはいったい…▼~
:|'''(忍者がカムイのもとに走り寄る)'''~
:[アクア]|
カムイ、危ない!!▼~
:|'''(カムイと忍者が交戦、GUARD表示)'''~
:[カムイ]|
いきなり斬りかかってきた…?~
何なんだ、こいつは…!?▼~
:[アクア]|
厄介ね…~
逃げるわよ、カムイ!▼~
こいつは人の形をしているけれど、~
既に人ではない化け物。▼~
何の感情も持たず、何も話さず、~
生きている者を見境なく襲う存在よ。▼~
近くにいると危険だわ。▼~
:[カムイ]|
そんな…~
だ、だがアクアさん、▼~
俺たち…囲まれているぞ!?▼~
:[アクア]|
何ですって!?▼~
くっ…! 仕方ないわね。~
ここで闘うしかないわ。▼~
死なせないわよ…カムイ。~
あの真実を、伝えるまでは。▼~
:|'''(ギュンターがやって来て、忍者をしとめる)'''~
:[ギュンター]|
カムイ様!!▼~
:[カムイ]|
お前は…~
まさか、まさか…!▼~
ギュンター!!!~
ギュンターなのか!!?▼~
:[ギュンター]|
はい。~
幽霊ではございませぬぞ?▼~
お二人が闘っておられるのが~
見えたので、加勢に参りました!▼~
:[カムイ]|
良かった…~
生きていたんだな、ギュンター…!▼~
本当に…本当に良かった!▼~
だ、だがどうして~
ギュンターがここに?▼~
:[ギュンター]|
いえ、話はあとです!~
今はこの者共を蹴散らさねば!▼~
:[カムイ]|
あ…~
そうだな、すまん!▼~
また一緒に闘えてうれしいぞ…~
ギュンター…▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[カムイ]|
アクアさん…?~
あれ? ここは泉の中のはずじゃ…▼~
:[アクア]|
来てはいけなかったわ、~
カムイ。▼~
あなたはここに来るべきじゃなかった。~
すぐに戻らないと。▼~
:[カムイ]|
え…戻るって…?~
ここはいったい…▼~
:|'''(忍者がカムイのもとに走り寄る)'''~
:[アクア]|
カムイ、危ない!!▼~
:|'''(カムイと忍者が交戦、GUARD表示)'''~
:[カムイ]|
いきなり斬りかかってきた…?~
何なんです、こいつは…!?▼~
:[アクア]|
厄介ね…~
逃げるわよ、カムイ!▼~
こいつは人の形をしているけれど、~
既に人ではない化け物。▼~
何の感情も持たず、何も話さず、~
生きている者を見境なく襲う存在よ。▼~
近くにいると危険だわ。▼~
:[カムイ]|
そんな…~
で、でもアクアさん、▼~
私たち…囲まれていますよ!?▼~
:[アクア]|
何ですって!?▼~
くっ…! 仕方ないわね。~
ここで闘うしかないわ。▼~
死なせないわよ…カムイ。~
あの真実を、伝えるまでは。▼~
:|'''(ギュンターがやって来て、忍者をしとめる)'''~
:[ギュンター]|
カムイ様!!▼~
:[カムイ]|
あなたは…~
まさか、まさか…!▼~
ギュンターさん!!!~
ギュンターさんなのですか!!?▼~
:[ギュンター]|
はい。~
幽霊ではございませぬぞ?▼~
お二人が闘っておられるのが~
見えたので、加勢に参りました!▼~
:[カムイ]|
良かった…~
生きていたんですね、ギュンターさん…!▼~
本当に…本当に良かった!▼~
で、でもどうして~
ギュンターさんがここに?▼~
:[ギュンター]|
いえ、話はあとです!~
今はこの者共を蹴散らさねば!▼~
:[カムイ]|
あ…~
そうですね、すみません!▼~
また一緒に闘えてうれしいです…~
ギュンターさん…▼~
#endregion
*戦闘 [#kf6c031e]
**vs 謎の兵[#i97951fd]
:[謎の兵]|
ソトノ……モノ、~
ハイ…ジョ、スル……▼~
***謎の兵撃破 [#ff4ecde7]
:[謎の兵]|
…………▼~
*クリア後 [#hd688ec7]
#region(マイユニット男性・俺)
:[カムイ]|
ギュンター! 会えて本当に嬉しいぞ。~
今までどこで何をしていたんだ?▼~
:[ギュンター]|
はい。私はあの日…~
ガンズに無限渓谷に落とされました。▼~
ですが…谷底に叩きつけられることはなく、~
気が付いたらこの国にいたのです。▼~
そして何が起きたのかわからずに~
化け物に襲われ、▼~
命を落としそうになっていたところを、~
こちらのアクア様に…▼~
:[カムイ]|
アクアに?▼~
:[アクア]|
…ええ。▼~
私は白夜王国で居場所を~
追われるようになってから…▼~
平和への手がかりを求めて、~
何度かここに訪れていたの。▼~
そして、化け物に襲われている~
ギュンターと出会った。▼~
:[ギュンター]|
アクア様は、この世界で~
身を隠せる場所を教えて下さいました。▼~
アクア様と出会えなかったら、~
自分は今頃死んでいたでしょう。▼~
本当に、感謝しています。▼~
:[アクア]|
いいえ…~
私に感謝される資格は無いわ。▼~
私はあの後すぐに~
白夜兵に捕らえられてしまったから、▼~
なかなかこの国に来ることが~
できなかったもの。▼~
一人で残すようなことをしてしまって、~
ごめんなさい。ギュンター…▼~
:[ギュンター]|
いえ。~
貴方様がご無事で何よりです。▼~
:[カムイ]|
だが、~
この国はいったい何なんだ?▼~
ギュンターは無限渓谷から~
ここに来たんだな。▼~
だが俺は無限渓谷からではなく~
泉の中からここに来た。▼~
そんな不思議なことが…▼~
:[アクア]|
あり得るのよ。▼~
この世界は~
暗夜王国でも白夜王国でもない、▼~
すぐ傍にありながらも~
決して『見えない』国だから。▼~
:[カムイ]|
見えない国…?▼~
:[アクア]|
そう。ここは私たちのいた世界とは~
時空がずれて存在しているの。▼~
それに…この国の存在を知っても、~
元の世界でそれを口にすれば…▼~
…発言者の存在は、~
泡となって消えてしまうわ。▼~
:[カムイ]|
泡に…!?~
:[アクア]|
大丈夫よ。~
口にさえ出さなければ、死ぬことはないわ。▼~
今から元の世界に戻るけれど、~
くれぐれもこの世界のことは秘密よ。▼~
二人とも、~
私と一緒に来てちょうだい。▼~
:|'''(暗転→深い谷)'''~
:[アクア]|
いい? ここが元いた世界の、~
無限渓谷に相当する場所よ。▼~
ここから飛び降りれば、~
元の世界に戻れるわ。▼~
:[カムイ]|
ほぉ…アクアは、いつもこんなことをして~
戻っていたのか。すごいな…▼~
:[アクア]|
? すごくないわ。私はいつも、~
泉の中から行き来しているから。▼~
:[カムイ]|
ああ、じゃあわざわざ飛び降りなくても、~
泉の中から帰ればいいんじゃないのか?▼~
:[アクア]|
いいえ。泉を通って行き来できるのは、~
私とカムイだけだもの。▼~
ギュンターを連れて行くには、~
この方法を使うしかない。▼~
:[カムイ]|
え…~
俺とアクアだけとは、どういうことだ?▼~
:[アクア]|
それは…▼~
…………▼~
それは、~
今話すことじゃないわ。▼~
とにかく今は、~
一刻も早く元の世界に戻りましょう。▼~
またあいつらが襲ってきたら厄介よ。▼~
:|'''(アクアが谷へと飛び込む)'''~
:[カムイ]|
ええっ!?~
あ、アクア!?▼~
うわ…~
何のためらいもなく飛び降りたね…▼~
:[ギュンター]|
では、我々も参りましょう。▼~
私はカムイ様の御身をお守り~
するため、しんがりを務めます。▼~
:[カムイ]|
えっと…それって、~
先に行けということか…?▼~
…………▼~
お、恐ろしいが…~
行くしか、ないな…▼~
…………▼~
…………▼~
たあっ!!!!!▼~
:|'''(カムイが飛び降りる)'''~
:[カムイ]|
…………▼~
:|'''(カムイが目を開けると、アクアがカムイを覗き込んでい...
:[アクア]|
おかえりなさい、カムイ。▼~
:[カムイ]|
アクア…~
ここは、元の世界か…▼~
お、おい?~
ギュンターは?▼~
ま、まさか失敗して谷底に…▼~
:[アクア]|
心配しないで。ちゃんと飛び降りたのなら、~
必ずここに戻ってこられる。▼~
ただ、さっきも言ったように…あの世界と~
この世界は時空がずれているから、▼~
到着する時間に少しだけ~
違いが生じることがあるの。▼~
…でも、ちょうど良かったわ。▼~
彼を待っている間、~
あなたに話しておきたいことがあるの。▼~
:[カムイ]|
え…?▼~
:[アクア]|
ねえ、あなたはこの戦争を~
自分のやり方で止めたいと行ったわね。▼~
それなら、~
あなたのやるべきことは一つだけ。▼~
それは…▼~
…ガロン王を、倒すことよ。▼~
:[カムイ]|
父上を…!?▼~
:[アクア]|
そうね。~
あなたも薄々感づいていたはずよ…▼~
あの男の残酷さに。▼~
実の子であっても理解できないほどの、~
狂気じみたやり方に。▼~
:[カムイ]|
そ、それは確かに…そうだが。▼~
だが、そうだとしても、~
父であるガロン王を討てというのか?~
:[アクア]|
いい? あれは…~
もはや暗夜王ガロンではないわ。▼~
悪魔に魅入られた、~
この世のものでない何かなの。▼~
あなたになら、~
真実を見せることができるかもしれない。▼~
…これを使って。▼~
:[カムイ]|
それは…?~
:[アクア]|
これは『あの国』で作られた道具…~
真実を映し出す水晶球よ。▼~
これを使えるのは、レオンのように~
よほど強い魔導の才を持つ者か…▼~
あなたのように、~
竜の血を強く受け継ぐ者だけなの。▼~
さあ、この水晶球に触れてみて。▼~
:[カムイ]|
…わかった。▼~
:|'''(水晶球に映るガロンが化物に変わる。それを見終えた後...
:[アクア]|
さあ、これで分かったかしら、カムイ。~
ガロン王の真実が。▼~
:[カムイ]|
ああ…▼~
…なあ、アクア。~
一つ聞かせてほしい。▼~
人でなくなってしまった父上を~
救うことは…できないのか?▼~
:[アクア]|
残念だけど…~
もう手遅れよ。▼~
ここまで怪物に取り込まれてしまったら、~
もはや倒すしか道は無いわ。▼~
私も、できるだけのことはしてみたの。~
アミュージアの…あのショー会場で。▼~
:[カムイ]|
やっぱりあの歌姫は、~
アクアだったんだな…▼~
:[アクア]|
ええ。私の歌にも、~
少しだけ不思議な力があるの。▼~
だから、もしかしたらガロン王を~
元に戻せるかと思ったのだけれど…▼~
…だめだったわ。▼~
その上、~
私が歌ってしまったせいで、▼~
あの国の歌姫たちは~
酷い怪我を負わされる羽目になってしまった。▼~
私は自分の目的のために、他人を傷つけた…~
決して許されることではないわ。▼~
:[カムイ]|
そんな…俺も同じだ。~
犠牲を出さずにいようと思っていたのに、▼~
シュヴァリエ公国では結局…~
たくさんの人を死なせてしまった。▼~
:[アクア]|
カムイ…▼~
:[カムイ]|
もう二度とあんな悲劇を繰り返さないためには、~
父上を…倒すしかないんだな。▼~
それにはまず、マークス兄さんたち、~
きょうだいの協力が不可欠だ…▼~
だが…どうやって説得する?▼~
今見た事をいくら説明しても、~
到底信じてもらえるとは思えない。▼~
そもそも、『あの国』のことは、~
みんなに一言だって話せないのに…!▼~
:[アクア]|
…………▼~
…いいえ。方法なら、一つだけあるわ。~
ただし、危険な賭けになるけれど。▼~
:[カムイ]|
それは…?▼~
:[アクア]|
白夜王国を制圧して~
戦争を終わらせ…▼~
ガロン王を~
『白夜の王座』に座らせるの。▼~
:[カムイ]|
そうか!~
確か母上は言っていた…▼~
あの王座に座る者は、~
真の姿を取り戻すと。▼~
:[アクア]|
そうね…その通りよ。▼~
さっきの水晶球では~
あなたしか真実を見られなかったけれど、▼~
あの王座なら、~
暗夜のきょうだい達にも真実を告げられる。▼~
ただ、そのためにはガロン王に従い…~
白夜の王座を制圧するその時まで、▼~
白夜のきょうだい達と~
闘わないといけないわ。▼~
あなたにとっては、~
とても辛い闘いになるけれど…▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…ああ。~
それでも俺は闘う。▼~
このまま暗夜王国で~
父上に従い、闘い続けよう。▼~
戦争を終わらせるため、~
この悪の道を進んでみせる。▼~
例え誰にも理解されず、~
恨まれ罵られようとも…▼~
:[アクア]|
そう…あなたがそう決めたのなら、~
私も付いて行くわ。▼~
暗夜王国が勝利する、~
その日まで。▼~
:[ギュンター]|
おお…!~
カムイ様、アクア様!▼~
お待たせしてしまったようですな。~
今戻りましたぞ。▼~
:[カムイ]|
おかえり、ギュンター。▼~
:[アクア]|
無事に戻ったようで、良かったわ。▼~
…それじゃ、~
みんなのところに戻りましょ。▼~
あまり遅くなって、ガロン王に~
余計な詮索をさせるわけにいかないもの…▼~
#endregion
#region(マイユニット女性・私)
:[カムイ]|
ギュンターさん! 会えて本当に嬉しいです。~
今までどこで何をしていたのですか?▼~
:[ギュンター]|
はい。私はあの日…~
ガンズに無限渓谷に落とされました。▼~
ですが…谷底に叩きつけられることはなく、~
気が付いたらこの国にいたのです。▼~
そして何が起きたのかわからずに~
化け物に襲われ、▼~
命を落としそうになっていたところを、~
こちらのアクア様に…▼~
:[カムイ]|
アクアさんに?▼~
:[アクア]|
…ええ。▼~
私は白夜王国で居場所を~
追われるようになってから…▼~
平和への手がかりを求めて、~
何度かここに訪れていたの。▼~
そして、化け物に襲われている~
ギュンターと出会った。▼~
:[ギュンター]|
アクア様は、この世界で~
身を隠せる場所を教えて下さいました。▼~
アクア様と出会えなかったら、~
自分は今頃死んでいたでしょう。▼~
本当に、感謝しています。▼~
:[アクア]|
いいえ…~
私に感謝される資格は無いわ。▼~
私はあの後すぐに~
白夜兵に捕らえられてしまったから、▼~
なかなかこの国に来ることが~
できなかったもの。▼~
一人で残すようなことをしてしまって、~
ごめんなさい。ギュンター…▼~
:[ギュンター]|
いえ。~
貴方様がご無事で何よりです。▼~
:[カムイ]|
でも、~
この国はいったい何なんです?▼~
ギュンターさんは無限渓谷から~
ここに来たんですよね。▼~
だけど私は無限渓谷からではなく~
泉の中からここに来ました。▼~
そんな不思議なことって…▼~
:[アクア]|
あり得るのよ。▼~
この世界は~
暗夜王国でも白夜王国でもない、▼~
すぐ傍にありながらも~
決して『見えない』国だから。▼~
:[カムイ]|
見えない国…?▼~
:[アクア]|
そう。ここは私たちのいた世界とは~
時空がずれて存在しているの。▼~
それに…この国の存在を知っても、~
元の世界でそれを口にすれば…▼~
…発言者の存在は、~
泡となって消えてしまうわ。▼~
:[カムイ]|
泡に…!?~
:[アクア]|
大丈夫よ。~
口にさえ出さなければ、死ぬことはないわ。▼~
今から元の世界に戻るけれど、~
くれぐれもこの世界のことは秘密よ。▼~
二人とも、~
私と一緒に来てちょうだい。▼~
:|'''(暗転→深い谷)'''~
:[アクア]|
いい? ここが元いた世界の、~
無限渓谷に相当する場所よ。▼~
ここから飛び降りれば、~
元の世界に戻れるわ。▼~
:[カムイ]|
へぇ…アクアさんは、いつもこんなことをして~
戻っていたのですか。すごいですね…▼~
:[アクア]|
? すごくないわ。私はいつも、~
泉の中から行き来しているから。▼~
:[カムイ]|
あ、じゃあわざわざ飛び降りなくても、~
泉の中から帰ればいいのでは…▼~
:[アクア]|
いいえ。泉を通って行き来できるのは、~
私とカムイだけだもの。▼~
ギュンターを連れて行くには、~
この方法を使うしかない。▼~
:[カムイ]|
え…~
私とアクアさんだけとは、どういう意味です?▼~
:[アクア]|
それは…▼~
…………▼~
それは、~
今話すことじゃないわ。▼~
とにかく今は、~
一刻も早く元の世界に戻りましょう。▼~
またあいつらが襲ってきたら厄介よ。▼~
:|'''(アクアが谷へと飛び込む)'''~
:[カムイ]|
ええっ!?~
あ、アクアさん!?▼~
うわ…~
何のためらいもなく飛び降りましたね…▼~
:[ギュンター]|
では、我々も参りましょう。▼~
私はカムイ様の御身をお守り~
するため、しんがりを務めます。▼~
:[カムイ]|
えっと…それって、~
先に行けということですよね…?▼~
…………▼~
こ、怖いですが…~
行くしか、ありませんね…▼~
…………▼~
…………▼~
えいっ!!!!!▼~
:|'''(カムイが飛び降りる)'''~
:[カムイ]|
…………▼~
:|'''(カムイが目を開けると、アクアがカムイを覗き込んでい...
:[アクア]|
おかえりなさい、カムイ。▼~
:[カムイ]|
アクアさん…~
ここは、元の世界ですか…▼~
あ、あれ?~
ギュンターさんは?▼~
ま、まさか失敗して谷底に…▼~
:[アクア]|
心配しないで。ちゃんと飛び降りたのなら、~
必ずここに戻ってこられる。▼~
ただ、さっきも言ったように…あの世界と~
この世界は時空がずれているから、▼~
到着する時間に少しだけ~
違いが生じることがあるの。▼~
…でも、ちょうど良かったわ。▼~
彼を待っている間、~
あなたに話しておきたいことがあるの。▼~
:[カムイ]|
え…?▼~
:[アクア]|
ねえ、あなたはこの戦争を~
自分のやり方で止めたいと行ったわね。▼~
それなら、~
あなたのやるべきことは一つだけ。▼~
それは…▼~
…ガロン王を、倒すことよ。▼~
:[カムイ]|
お父様を…!?▼~
:[アクア]|
そうね。~
あなたも薄々感づいていたはずよ…▼~
あの男の残酷さに。▼~
実の子であっても理解できないほどの、~
狂気じみたやり方に。▼~
:[カムイ]|
そ、それは確かに…そうですけど。▼~
でも、そうだとしても、~
父であるガロン王を討てというのですか?~
:[アクア]|
いい? あれは…~
もはや暗夜王ガロンではないわ。▼~
悪魔に魅入られた、~
この世のものでない何かなの。▼~
あなたになら、~
真実を見せることができるかもしれない。▼~
…これを使って。▼~
:[カムイ]|
それは…?~
:[アクア]|
これは『あの国』で作られた道具…~
真実を映し出す水晶球よ。▼~
これを使えるのは、レオンのように~
よほど強い魔導の才を持つ者か…▼~
あなたのように、~
竜の血を強く受け継ぐ者だけなの。▼~
さあ、この水晶球に触れてみて。▼~
:[カムイ]|
…わかりました。▼~
:|'''(水晶球に映るガロンが化物に変わる。それを見終えた後...
:[アクア]|
さあ、これで分かったかしら、カムイ。~
ガロン王の真実が。▼~
:[カムイ]|
はい…▼~
…あの、アクアさん。~
一つ、聞いてもよろしいでしょうか。▼~
人でなくなってしまったお父様を~
救うことは…できないのですか?▼~
:[アクア]|
残念だけど…~
もう手遅れよ。▼~
ここまで怪物に取り込まれてしまったら、~
もはや倒すしか道は無いわ。▼~
私も、できるだけのことはしてみたの。~
アミュージアの…あのショー会場で。▼~
:[カムイ]|
やっぱりあの歌姫は、~
アクアさんだったのですね…▼~
:[アクア]|
ええ。私の歌にも、~
少しだけ不思議な力があるの。▼~
だから、もしかしたらガロン王を~
元に戻せるかと思ったのだけれど…▼~
…だめだったわ。▼~
その上、~
私が歌ってしまったせいで、▼~
あの国の歌姫たちは~
酷い怪我を負わされる羽目になってしまった。▼~
私は自分の目的のために、他人を傷つけた…~
決して許されることではないわ。▼~
:[カムイ]|
そんな…私も同じです。~
犠牲を出さずにいようと思っていたのに、▼~
シュヴァリエ公国では結局…~
たくさんの人を死なせてしまいました。▼~
:[アクア]|
カムイ…▼~
:[カムイ]|
もう二度とあんな悲劇を繰り返さないためには、~
お父様を…倒すしかないのですね。▼~
それにはまず、マークス兄さんたち、~
きょうだいの理解を得なければなりません…▼~
でも…どうやって説得すればいいのです?▼~
今見た事をいくら説明しても、~
到底信じてはもらえないでしょう。▼~
そもそも、『あの国』のことは、~
みんなに一言だって話せないのに…!▼~
:[アクア]|
…………▼~
…いいえ。方法なら、一つだけあるわ。~
ただし、危険な賭けになるけれど。▼~
:[カムイ]|
それは…?▼~
:[アクア]|
白夜王国を制圧して~
戦争を終わらせ…▼~
ガロン王を~
『白夜の王座』に座らせるの。▼~
:[カムイ]|
そうか!~
確かお母様は言っていました…▼~
あの王座に座る者は、~
真の姿を取り戻すと。▼~
:[アクア]|
そうね…その通りよ。▼~
さっきの水晶球では~
あなたしか真実を見られなかったけれど、▼~
あの王座なら、~
暗夜のきょうだい達にも真実を告げられる。▼~
ただ、そのためにはガロン王に従い…~
白夜の王座を制圧するその時まで、▼~
白夜のきょうだい達と~
闘わないといけないわ。▼~
あなたにとっては、~
とても辛い闘いになるけれど…▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…はい。~
それでも私は闘います。▼~
このまま暗夜王国で~
お父様に従い、闘い続けましょう。▼~
戦争を終わらせるため、~
この悪の道を進んでみせます。▼~
例え誰にも理解されず、~
恨まれ罵られようとも…▼~
:[アクア]|
そう…あなたがそう決めたのなら、~
私も付いて行くわ。▼~
暗夜王国が勝利する、~
その日まで。▼~
:[ギュンター]|
おお…!~
カムイ様、アクア様!▼~
お待たせしてしまったようですな。~
今戻りましたぞ。▼~
:[カムイ]|
おかえりなさい、ギュンターさん。▼~
:[アクア]|
無事に戻ったようで、良かったわ。▼~
…それじゃ、~
みんなのところに戻りましょ。▼~
あまり遅くなって、ガロン王に~
余計な詮索をさせるわけにいかないもの…▼~
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