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会話集/章別会話/14章 柔く光り散りて
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[[会話集/章別会話]]
*白夜王国 14章 柔く光り散りて [#j9976063]
#contents
*ナレーション [#sfca0ec3]
シュヴァリエ公国で、ついにリョウマと~
合流を果たしたカムイたち。~
集結した白夜の兄弟たちは、~
皆で力を合わせることを改めて誓う。~
この世界に平和を取り戻すために。~
*オープニング [#uki26b6]
#region(マイユニット男性・私)
:[リョウマ]|
ここが反乱軍の隠れ家になっている。▼~
この場所は暗夜の兵にも~
知られていないから安全だろう。▼~
…さっきは危なかったな、カムイ。~
他の皆も、無事で何よりだ。▼~
:[カムイ]|
はい。リョウマ兄さんも、~
よくご無事で。▼~
:[サクラ]|
リョウマ兄様ぁ…!~
よ、良かったです…!▼~
:[タクミ]|
大丈夫だとは思ってたけど…~
心配だったよ、すごく。▼~
:[ヒノカ]|
これでやっと、~
きょうだい全員が揃ったな。▼~
:[リョウマ]|
すまない…~
お前たちには心配をかけたな。▼~
ここまでの道中は、~
険しい道のりだっただろう。▼~
だがお前たちは、それを乗り越えて~
俺の元まで来てくれた。▼~
俺は兄として、お前たちを誇らしく思う。~
お前たちがいれば、恐れるものは何もない。▼~
:[カムイ]|
リョウマ兄さん…!▼~
そうですね、私たちみんなの力を合わせて、~
きっとこの戦争を終わらせましょう。▼~
:[クリムゾン]|
へえ、頼もしいね。~
これがリョウマのきょうだい達かい。▼~
:[リョウマ]|
ああ。~
すまない、紹介が遅れたな。▼~
こっちにいるのが、~
弟のカムイ。▼~
それから、同じく弟のタクミに…~
妹のヒノカ、アクア、サクラだ。▼~
:[クリムゾン]|
ん…? タクミ…ヒノカ…~
アクアに…サクラ?▼~
どこかで聞いたことのある名だ。▼~
えっと、確か…▼~
…そうだ、~
白夜王国の王族の名!▼~
えっ…じゃ、じゃあ、~
リョウマって!!▼~
:[リョウマ]|
そうだ。~
俺は…白夜王国第一王子、リョウマ。▼~
:[クリムゾン]|
ええー!?▼~
あ、あんた…じゃなかった、~
あなた様が、王子ぃ!?▼~
:[リョウマ]|
…ふっ。別に今まで通りの~
言葉遣いで構わないさ。▼~
黙っていてすまなかった、クリムゾン。▼~
だがいくら反乱兵といえど、~
白夜の王子を良く思わない者もいるだろう。▼~
仲間として信用されるまでは、~
名乗らないでおこうと思っていた。▼~
:[クリムゾン]|
はぁ…そうか…▼~
…そんなことなら、~
早く言ってくれればよかったのに。▼~
実は白夜王国とは、祖父が~
国王陛下にお仕えした関係なんだ。▼~
:[リョウマ]|
なに?~
そうだったのか?▼~
:[クリムゾン]|
ああ。一度は騎士を目指した私が、~
白夜の王族に出会えたのも何かの縁。▼~
リョウマさえ迷惑でなかったら、~
これからは私もお供させてくれないかい?▼~
:[リョウマ]|
ありがとう、クリムゾン。~
お前が共に来てくれるなら心強い。▼~
:[クリムゾン]|
いいってことよ。▼~
:[カムイ]|
ところで、~
リョウマ兄さんはどうして反乱軍に?▼~
:[リョウマ]|
そうだな…~
味方は多い方がいいと思ってな。▼~
白夜の領内にも、いくつか暗夜側に~
ついている国や部族がいると聞いた。▼~
ならばこちらも、暗夜の領内に~
味方を持つべきだと考えたんだ。▼~
そこにちょうど、~
シュヴァリエに反乱軍ありとの情報が入ってな。▼~
暗夜に渡り、反乱軍に潜入し、~
味方につける好機を窺っていたというわけだ。▼~
:[クリムゾン]|
ははっ。私は見事にその策に~
はまってしまったというわけか。▼~
まあ、こちらとしても暗夜に対抗する~
戦力が多いのは好都合だ。▼~
喜んであんたたちに~
味方させてもらうさ。▼~
…ここも昔は、~
誇り高き武術国家だった。▼~
暗夜、白夜問わず、~
優秀な騎士を輩出していたのに…▼~
暗夜王国が支配を強めて、~
騎士の自由な育成が困難になってしまった。▼~
今じゃ、公国から出るのも一苦労さ。~
私は、この状況を変えて、▼~
昔のシュヴァリエを取り戻したい。~
ただそれだけなんだよ。▼~
:[カムイ]|
でしたら尚更、早く戦争を終わらせて~
シュヴァリエを元に戻さないといけませんね。▼~
(爆発音)~
:[カムイ]|
!?~
何ですか、今の爆発音は!?▼~
まさか…暗夜軍が!?▼~
:[クリムゾン]|
馬鹿な!~
この場所は知られていないはずだ…!▼~
とにかく、様子を見に行くよ!▼~
(暗転)~
:[クリムゾン]|
何があったんだい!?▼~
:[反乱兵]|
クリムゾンさん…!~
周りを暗夜軍に囲まれています!▼~
何人かが外に出て交戦していますが…~
恐らく、かなりの犠牲が出ているかと!▼~
:[クリムゾン]|
くそっ、なぜここがわかったんだ…!?▼~
:[アクア]|
もしかして…私たちの中にまだ誰か、~
敵に通じている者がいるのかもしれないわ。▼~
:[カムイ]|
まさか!~
そんなはずはありません!▼~
:[アクア]|
そうね…私もそう信じたいわ。▼~
けれどこうして、私たちが来た途端に~
襲撃を受けているでしょう?▼~
悔しいけど…~
内通者がいると考えるのが自然よ。▼~
:[カムイ]|
そんな…!▼~
:[リョウマ]|
とにかく、この隠れ家はもう駄目だ。~
無事な者を全員連れて逃げよう。▼~
奥に秘密の地下通路がある。▼~
そこを使えば、戦闘を行うことなく~
この場を離れられるだろう。▼~
:[クリムゾン]|
でも、ここからどうすりゃいいんだ!?~
他に行くところなんて…▼~
:[リョウマ]|
…………▼~
このまま暗夜王国に~
行くのはどうだ。▼~
:[クリムゾン]|
リョウマ!?▼~
何を言い出すんだ…~
あんた死にたいのかい!?▼~
:[リョウマ]|
しかし、このまま逃げ回っていても~
戦争は終わらん。▼~
いつかは暗夜王国内に乗り込み、~
ガロン王と戦わないと…▼~
カムイ、お前もそう思うだろう?▼~
:[カムイ]|
…はい。~
リョウマ兄さんの言う通りです。▼~
:[クリムゾン]|
だが…▼~
:[カムイ]|
あの、クリムゾンさん…▼~
もしあなたが…反乱軍のみなさんが▼~
本当にシュヴァリエを元に戻したいと~
思うのなら、▼~
…ついてきてくれませんか。~
私たちに。▼~
:[クリムゾン]|
…カムイ…▼~
…ふうん。~
良い目をするじゃないか。▼~
わかった。行こう。~
暗夜王国との国境に!▼~
反乱軍の仲間たちも、~
きっとそれを望んでいる!▼~
:[リョウマ]|
…よし。~
じゃあ、決まりだな。▼~
皆、急いで出発の準備を!▼~
(暗転)~
:[カムイ]|
この先が、暗夜王国との国境ですか…?▼~
こんなところにまで~
続いていたのですね…▼~
:[クリムゾン]|
…本当は私たちも思っていたのさ。▼~
いつか暗夜王国に攻め込む時が~
来るかもしれない…ってね。▼~
その時のために、~
通路だけは作っておいたんだ。▼~
まさか使うのが今日になるとは、~
思っていなかったがね。▼~
:[カムイ]|
すみません、クリムゾンさん。▼~
:[クリムゾン]|
いいってことよ。▼~
あんなことでもなけりゃ、~
私たちはずっとあの隠れ家でくすぶってた。▼~
いい機会だったんだよ。~
ほんとに。▼~
…だからほら、~
そんな顔してんじゃないよ!▼~
(クリムゾン、カムイを叩く)~
:[カムイ]|
わわっ!?▼~
ク、クリムゾンさん…いきなり背中を~
叩くのはやめてください…▼~
:[リョウマ]|
もうすぐ出口だぞ、~
カムイ。▼~
(暗転 城壁と整列している暗夜兵の一枚絵)~
:[カムイ]|
!! なんて立派な城壁…~
それに、暗夜兵もあんなに…▼~
…………▼~
…聞いてください、みんな。▼~
この国境を越えたら、~
もう後戻りはできません。▼~
いえ、もしかしたら…越えることさえも、~
叶わないかもしれません。▼~
ここで抜けたいという人がいるのなら、~
今のうちに申し出てください。▼~
:[ヒノカ]|
心配は要らない。~
私はどこまでも、共に行こう。▼~
行く先に何が立ち塞がろうと…~
お前のことは、私が守ってみせる。▼~
:[タクミ]|
一緒に行くよ。~
僕だって、白夜王国の王子なんだ。▼~
ここで背を向けて、~
みすみす逃げ帰るわけにはいかない。▼~
:[サクラ]|
わ、私もついて行きますっ!▼~
カムイ兄様のお力になれるなら、~
どこにだって参ります!▼~
:[リョウマ]|
…白夜での戦いは、~
お前を成長させたようだな。▼~
さすがは神刀『夜刀神』に選ばれし者。~
俺も、お前と共に戦おう。▼~
:[アクア]|
ええ。私もついて行くわ。~
…あなたに。▼~
他のみんなも、同じ気持ちみたいよ。▼~
:[カムイ]|
みんな…▼~
…ありがとうございます。▼~
では行きましょう、暗夜王国内に!▼~
ここにいる全員で、~
国境を越えてみせます!!▼~
#endregion
*戦闘 [#xdaf737b]
**vsブノワ [#fg6m5ac0]
:[ブノワ]|
すまない…~
お前には何の恨みもないんだが…▼~
逆らえば、死ぬのはこちらだ…~
せめて、一撃で決めよう…。▼~
***ブノワ撃破 [#vhggr5b1]
:[ブノワ]|
俺は…最後まで闘った…~
これで…良かったん…だ……▼~
**vsシャーロッテ [#j6koi76]
:[シャーロッテ]|
ったく、私はただの国境兵なのに、~
てめーらのせいで面倒事が増えたじゃない!▼~
悪いけど、さっさと死んでくれない?~
死ぬほど目障りなんだけど!▼~
***シャーロッテ撃破 [#gft57eb1]
:[シャーロッテ]|
なによ…こいつら…~
ほんと、面倒…だわ……▼~
**vsダニエラ [#oo095ac0]
:[ダニエラ]|
この大軍を相手によくここまで来たものよ。~
褒美にむごい死をくれてやろう!▼~
***ダニエラ撃破 [#ty397eb1]
:[ダニエラ]|
あ…ありえない…ことだ……▼~
*クリア後 [#tdfde638]
**クリア後1 [#dr567f42]
#region(マイユニット男性・私)
:[カムイ]|
…勝てたのですか、私たちは…?▼~
:[リョウマ]|
ああ、カムイ。~
俺たちの勝ちだ!▼~
ここはもう、暗夜王国内だ。~
ついに、ここまで来たな。▼~
:[カムイ]|
そ、そうですか…良かった…!▼~
:[リョウマ]|
しかし休んでいる暇はないぞ、~
カムイ。▼~
我々が国境を破ったことは~
すぐにガロン王の耳に入るだろう。▼~
王城から暗夜軍が来るのも、~
時間の問題だ。▼~
:[タクミ]|
…そうだね。今日はひとまず、~
森の中に身を隠そう。▼~
暗夜の闇に紛れれば、~
しばらくは休めるはずだよ。▼~
なるべく体力を回復して、~
明日からの進軍に備えないと。▼~
:[リョウマ]|
よし…~
では、森へ急ぐぞ。▼~
暗夜の地理は偵察済みだ。~
俺が案内する。▼~
(暗転)~
:[カムイ]|
…なんだか、眠れませんね。▼~
今日は色々なことがあったから、~
少し気が立っているのかもしれません。▼~
…あれ?~
向こうに、誰か人が…▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[カムイ]|
アクアさん…?▼~
ひとりで、どこへ行くのでしょう。~
アクアさんも、眠れないのでしょうか…▼~
ミューズ公国を出て以来~
体調は良いみたいですが、心配です。▼~
それに、アクアさんの歌う~
あの歌…▼~
あの歌はいったい、何なんでしょうか…?▼~
…………▼~
…考えていても仕方ありませんね。▼~
少しだけ、~
アクアさんと話をしに行ってみましょう。▼~
(暗転)~
:[カムイ]|
うーん…~
この辺りにいると思うんですが…▼~
!!~
…歌声?▼~
向こうのほうから聞こえてきますね。▼~
(カムイ、アクアの元へ)~
:[アクア]|
~♪▼~
:[カムイ]|
…あ、いました!▼~
泉の中なんかに入って、~
いったい何をしているんでしょう…▼~
:[アクア]|
…カムイ。▼~
:[カムイ]|
わ、わわっ!?▼~
:[アクア]|
…あとをつけてきたのね。▼~
:[カムイ]|
すみません。~
ちょっと聞きたいことがありまして…▼~
:[アクア]|
聞きたいこと?▼~
:[カムイ]|
はい。~
今、アクアさんが歌っていた歌のことです。▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[カムイ]|
え、えっと…▼~
フウマ公国でタクミさんがおかしくなった時、~
アクアさんの歌で正気に戻りましたよね。▼~
それに…ミューズ公国でショーに出た時も、~
その歌を聴いている間だけは、▼~
暗夜王国の兵士たちが~
落ちついた表情になっていました。▼~
イザナ公王の占いでも~
歌詞が出ていましたし…▼~
アクアさんのその歌は、いったい…▼~
:[アクア]|
それは…~
…あなたには関係ないことよ。▼~
:[カムイ]|
え…▼~
:[アクア]|
いいから、あなたは先に戻っていて。▼~
明日も早いわ。~
休めるうちに、休んでおかないと。▼~
:[カムイ]|
アクアさん…~
はぐらかさないで話してほしいんです。▼~
あなたはいつもそうやって、歌のことも…~
自分のことも何一つ話したがらない。▼~
でも、そんなの…寂しいんです。~
私たちは、仲間じゃないんですか?▼~
:[アクア]|
…カムイ…▼~
っ、………▼~
…ぁ……▼~
:[カムイ]|
アクアさん?▼~
:[アクア]|
う、うぅっ…、ぐ、うっ…!!▼~
:[カムイ]|
…アクアさん!!!▼~
#endregion
**ムービー「虚無の呪い」 [#j4ccad7a]
:[アクア]|
ぐ…う…っ~
はぁ…はぁっ……~
:|'''(腕のような影に蝕まれ苦しむアクア)'''~
:|'''(アクア、苦痛に耐えきれず悲鳴を上げる)'''~
:[アクア]|
はぁ、はぁ、うっ…!~
ああああああああ…っ!!~
:|'''(アクア、浅瀬に倒れる)'''~
:[アクア]|
はぁ、はぁ…~
お願い…見ないで…~
**クリア後2 [#j987h7ui]
#region(マイユニット男性・私)
:[カムイ]|
そんな…!~
これは…いったい…▼~
:[アクア]|
はぁ、はぁ、はぁ…▼~
…………▼~
はぁ…~
もう、平気だわ。▼~
ごめんなさい…~
変なところを見せてしまって。▼~
:[カムイ]|
いえ、そんなこと構いません…~
それより、今のは…▼~
:[アクア]|
…これは、『呪い』なの。▼~
:[カムイ]|
呪い?▼~
:[アクア]|
ええ。私は…~
ある特殊な血を引いているの。▼~
あなたたちを励ますような~
歌は問題ないのだけれど…▼~
あの歌を歌う時だけ、ペンダントを媒介にして…~
特別な力を使うことができる。▼~
:[カムイ]|
まさか、それが…~
操られている人を…正気に戻す力なのですか?▼~
:[アクア]|
そうね。~
良く言えばそうだわ。▼~
けれど…力を使う代償に、~
呪いが降りかかる。▼~
どこに隠れても、~
この呪いからは逃れられない。▼~
:[カムイ]|
なんですって!?~
どうして今まで黙っていたんです!▼~
もし知っていたら…~
アクアさんを苦しませたりはしませんでした!▼~
呪いを受けながら、~
力を使う必要なんてありません!▼~
:[アクア]|
ありがとう、カムイ。~
その気持ち、とても嬉しいわ。▼~
…でも、この力は、~
これからの闘いで必要になる。▼~
あの歌を歌わなければ…~
ガロン王を倒すことはできないの。▼~
あなたの望む平和は、~
やってこないのよ…?▼~
:[カムイ]|
…っ!▼~
:[アクア]|
心配しないで、しばらくは苦しむけど…~
こうしてすぐ元に戻れる。▼~
前だって、そうだったでしょう?~
別に死ぬわけじゃないんだから、平気。▼~
…だからあなたは、闘うことをためらわないで。▼~
私の歌が必要なら、~
いつでも頼ってくれていいの。▼~
私はそれを、望んでいるわ。▼~
:[カムイ]|
アクアさん…▼~
…………▼~
わかりました。~
でも、無理はしないでください。▼~
たとえ平和のために必要だとしても…~
アクアさんが苦しむなんて、私は嫌なんです。▼~
:[アクア]|
そう…~
優しいわね、あなたは。▼~
世界中のひとがみんな、~
あなたのような心を持っていれば良かったのに。▼~
:[カムイ]|
アクアさん…▼~
:[アクア]|
…ごめんなさい、カムイ。~
歌のこと…ずっと黙ってて。▼~
私たちは、仲間なのにね。▼~
#endregion
*コメント [#g1bf49b7]
#comment
終了行:
[[会話集/章別会話]]
*白夜王国 14章 柔く光り散りて [#j9976063]
#contents
*ナレーション [#sfca0ec3]
シュヴァリエ公国で、ついにリョウマと~
合流を果たしたカムイたち。~
集結した白夜の兄弟たちは、~
皆で力を合わせることを改めて誓う。~
この世界に平和を取り戻すために。~
*オープニング [#uki26b6]
#region(マイユニット男性・私)
:[リョウマ]|
ここが反乱軍の隠れ家になっている。▼~
この場所は暗夜の兵にも~
知られていないから安全だろう。▼~
…さっきは危なかったな、カムイ。~
他の皆も、無事で何よりだ。▼~
:[カムイ]|
はい。リョウマ兄さんも、~
よくご無事で。▼~
:[サクラ]|
リョウマ兄様ぁ…!~
よ、良かったです…!▼~
:[タクミ]|
大丈夫だとは思ってたけど…~
心配だったよ、すごく。▼~
:[ヒノカ]|
これでやっと、~
きょうだい全員が揃ったな。▼~
:[リョウマ]|
すまない…~
お前たちには心配をかけたな。▼~
ここまでの道中は、~
険しい道のりだっただろう。▼~
だがお前たちは、それを乗り越えて~
俺の元まで来てくれた。▼~
俺は兄として、お前たちを誇らしく思う。~
お前たちがいれば、恐れるものは何もない。▼~
:[カムイ]|
リョウマ兄さん…!▼~
そうですね、私たちみんなの力を合わせて、~
きっとこの戦争を終わらせましょう。▼~
:[クリムゾン]|
へえ、頼もしいね。~
これがリョウマのきょうだい達かい。▼~
:[リョウマ]|
ああ。~
すまない、紹介が遅れたな。▼~
こっちにいるのが、~
弟のカムイ。▼~
それから、同じく弟のタクミに…~
妹のヒノカ、アクア、サクラだ。▼~
:[クリムゾン]|
ん…? タクミ…ヒノカ…~
アクアに…サクラ?▼~
どこかで聞いたことのある名だ。▼~
えっと、確か…▼~
…そうだ、~
白夜王国の王族の名!▼~
えっ…じゃ、じゃあ、~
リョウマって!!▼~
:[リョウマ]|
そうだ。~
俺は…白夜王国第一王子、リョウマ。▼~
:[クリムゾン]|
ええー!?▼~
あ、あんた…じゃなかった、~
あなた様が、王子ぃ!?▼~
:[リョウマ]|
…ふっ。別に今まで通りの~
言葉遣いで構わないさ。▼~
黙っていてすまなかった、クリムゾン。▼~
だがいくら反乱兵といえど、~
白夜の王子を良く思わない者もいるだろう。▼~
仲間として信用されるまでは、~
名乗らないでおこうと思っていた。▼~
:[クリムゾン]|
はぁ…そうか…▼~
…そんなことなら、~
早く言ってくれればよかったのに。▼~
実は白夜王国とは、祖父が~
国王陛下にお仕えした関係なんだ。▼~
:[リョウマ]|
なに?~
そうだったのか?▼~
:[クリムゾン]|
ああ。一度は騎士を目指した私が、~
白夜の王族に出会えたのも何かの縁。▼~
リョウマさえ迷惑でなかったら、~
これからは私もお供させてくれないかい?▼~
:[リョウマ]|
ありがとう、クリムゾン。~
お前が共に来てくれるなら心強い。▼~
:[クリムゾン]|
いいってことよ。▼~
:[カムイ]|
ところで、~
リョウマ兄さんはどうして反乱軍に?▼~
:[リョウマ]|
そうだな…~
味方は多い方がいいと思ってな。▼~
白夜の領内にも、いくつか暗夜側に~
ついている国や部族がいると聞いた。▼~
ならばこちらも、暗夜の領内に~
味方を持つべきだと考えたんだ。▼~
そこにちょうど、~
シュヴァリエに反乱軍ありとの情報が入ってな。▼~
暗夜に渡り、反乱軍に潜入し、~
味方につける好機を窺っていたというわけだ。▼~
:[クリムゾン]|
ははっ。私は見事にその策に~
はまってしまったというわけか。▼~
まあ、こちらとしても暗夜に対抗する~
戦力が多いのは好都合だ。▼~
喜んであんたたちに~
味方させてもらうさ。▼~
…ここも昔は、~
誇り高き武術国家だった。▼~
暗夜、白夜問わず、~
優秀な騎士を輩出していたのに…▼~
暗夜王国が支配を強めて、~
騎士の自由な育成が困難になってしまった。▼~
今じゃ、公国から出るのも一苦労さ。~
私は、この状況を変えて、▼~
昔のシュヴァリエを取り戻したい。~
ただそれだけなんだよ。▼~
:[カムイ]|
でしたら尚更、早く戦争を終わらせて~
シュヴァリエを元に戻さないといけませんね。▼~
(爆発音)~
:[カムイ]|
!?~
何ですか、今の爆発音は!?▼~
まさか…暗夜軍が!?▼~
:[クリムゾン]|
馬鹿な!~
この場所は知られていないはずだ…!▼~
とにかく、様子を見に行くよ!▼~
(暗転)~
:[クリムゾン]|
何があったんだい!?▼~
:[反乱兵]|
クリムゾンさん…!~
周りを暗夜軍に囲まれています!▼~
何人かが外に出て交戦していますが…~
恐らく、かなりの犠牲が出ているかと!▼~
:[クリムゾン]|
くそっ、なぜここがわかったんだ…!?▼~
:[アクア]|
もしかして…私たちの中にまだ誰か、~
敵に通じている者がいるのかもしれないわ。▼~
:[カムイ]|
まさか!~
そんなはずはありません!▼~
:[アクア]|
そうね…私もそう信じたいわ。▼~
けれどこうして、私たちが来た途端に~
襲撃を受けているでしょう?▼~
悔しいけど…~
内通者がいると考えるのが自然よ。▼~
:[カムイ]|
そんな…!▼~
:[リョウマ]|
とにかく、この隠れ家はもう駄目だ。~
無事な者を全員連れて逃げよう。▼~
奥に秘密の地下通路がある。▼~
そこを使えば、戦闘を行うことなく~
この場を離れられるだろう。▼~
:[クリムゾン]|
でも、ここからどうすりゃいいんだ!?~
他に行くところなんて…▼~
:[リョウマ]|
…………▼~
このまま暗夜王国に~
行くのはどうだ。▼~
:[クリムゾン]|
リョウマ!?▼~
何を言い出すんだ…~
あんた死にたいのかい!?▼~
:[リョウマ]|
しかし、このまま逃げ回っていても~
戦争は終わらん。▼~
いつかは暗夜王国内に乗り込み、~
ガロン王と戦わないと…▼~
カムイ、お前もそう思うだろう?▼~
:[カムイ]|
…はい。~
リョウマ兄さんの言う通りです。▼~
:[クリムゾン]|
だが…▼~
:[カムイ]|
あの、クリムゾンさん…▼~
もしあなたが…反乱軍のみなさんが▼~
本当にシュヴァリエを元に戻したいと~
思うのなら、▼~
…ついてきてくれませんか。~
私たちに。▼~
:[クリムゾン]|
…カムイ…▼~
…ふうん。~
良い目をするじゃないか。▼~
わかった。行こう。~
暗夜王国との国境に!▼~
反乱軍の仲間たちも、~
きっとそれを望んでいる!▼~
:[リョウマ]|
…よし。~
じゃあ、決まりだな。▼~
皆、急いで出発の準備を!▼~
(暗転)~
:[カムイ]|
この先が、暗夜王国との国境ですか…?▼~
こんなところにまで~
続いていたのですね…▼~
:[クリムゾン]|
…本当は私たちも思っていたのさ。▼~
いつか暗夜王国に攻め込む時が~
来るかもしれない…ってね。▼~
その時のために、~
通路だけは作っておいたんだ。▼~
まさか使うのが今日になるとは、~
思っていなかったがね。▼~
:[カムイ]|
すみません、クリムゾンさん。▼~
:[クリムゾン]|
いいってことよ。▼~
あんなことでもなけりゃ、~
私たちはずっとあの隠れ家でくすぶってた。▼~
いい機会だったんだよ。~
ほんとに。▼~
…だからほら、~
そんな顔してんじゃないよ!▼~
(クリムゾン、カムイを叩く)~
:[カムイ]|
わわっ!?▼~
ク、クリムゾンさん…いきなり背中を~
叩くのはやめてください…▼~
:[リョウマ]|
もうすぐ出口だぞ、~
カムイ。▼~
(暗転 城壁と整列している暗夜兵の一枚絵)~
:[カムイ]|
!! なんて立派な城壁…~
それに、暗夜兵もあんなに…▼~
…………▼~
…聞いてください、みんな。▼~
この国境を越えたら、~
もう後戻りはできません。▼~
いえ、もしかしたら…越えることさえも、~
叶わないかもしれません。▼~
ここで抜けたいという人がいるのなら、~
今のうちに申し出てください。▼~
:[ヒノカ]|
心配は要らない。~
私はどこまでも、共に行こう。▼~
行く先に何が立ち塞がろうと…~
お前のことは、私が守ってみせる。▼~
:[タクミ]|
一緒に行くよ。~
僕だって、白夜王国の王子なんだ。▼~
ここで背を向けて、~
みすみす逃げ帰るわけにはいかない。▼~
:[サクラ]|
わ、私もついて行きますっ!▼~
カムイ兄様のお力になれるなら、~
どこにだって参ります!▼~
:[リョウマ]|
…白夜での戦いは、~
お前を成長させたようだな。▼~
さすがは神刀『夜刀神』に選ばれし者。~
俺も、お前と共に戦おう。▼~
:[アクア]|
ええ。私もついて行くわ。~
…あなたに。▼~
他のみんなも、同じ気持ちみたいよ。▼~
:[カムイ]|
みんな…▼~
…ありがとうございます。▼~
では行きましょう、暗夜王国内に!▼~
ここにいる全員で、~
国境を越えてみせます!!▼~
#endregion
*戦闘 [#xdaf737b]
**vsブノワ [#fg6m5ac0]
:[ブノワ]|
すまない…~
お前には何の恨みもないんだが…▼~
逆らえば、死ぬのはこちらだ…~
せめて、一撃で決めよう…。▼~
***ブノワ撃破 [#vhggr5b1]
:[ブノワ]|
俺は…最後まで闘った…~
これで…良かったん…だ……▼~
**vsシャーロッテ [#j6koi76]
:[シャーロッテ]|
ったく、私はただの国境兵なのに、~
てめーらのせいで面倒事が増えたじゃない!▼~
悪いけど、さっさと死んでくれない?~
死ぬほど目障りなんだけど!▼~
***シャーロッテ撃破 [#gft57eb1]
:[シャーロッテ]|
なによ…こいつら…~
ほんと、面倒…だわ……▼~
**vsダニエラ [#oo095ac0]
:[ダニエラ]|
この大軍を相手によくここまで来たものよ。~
褒美にむごい死をくれてやろう!▼~
***ダニエラ撃破 [#ty397eb1]
:[ダニエラ]|
あ…ありえない…ことだ……▼~
*クリア後 [#tdfde638]
**クリア後1 [#dr567f42]
#region(マイユニット男性・私)
:[カムイ]|
…勝てたのですか、私たちは…?▼~
:[リョウマ]|
ああ、カムイ。~
俺たちの勝ちだ!▼~
ここはもう、暗夜王国内だ。~
ついに、ここまで来たな。▼~
:[カムイ]|
そ、そうですか…良かった…!▼~
:[リョウマ]|
しかし休んでいる暇はないぞ、~
カムイ。▼~
我々が国境を破ったことは~
すぐにガロン王の耳に入るだろう。▼~
王城から暗夜軍が来るのも、~
時間の問題だ。▼~
:[タクミ]|
…そうだね。今日はひとまず、~
森の中に身を隠そう。▼~
暗夜の闇に紛れれば、~
しばらくは休めるはずだよ。▼~
なるべく体力を回復して、~
明日からの進軍に備えないと。▼~
:[リョウマ]|
よし…~
では、森へ急ぐぞ。▼~
暗夜の地理は偵察済みだ。~
俺が案内する。▼~
(暗転)~
:[カムイ]|
…なんだか、眠れませんね。▼~
今日は色々なことがあったから、~
少し気が立っているのかもしれません。▼~
…あれ?~
向こうに、誰か人が…▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[カムイ]|
アクアさん…?▼~
ひとりで、どこへ行くのでしょう。~
アクアさんも、眠れないのでしょうか…▼~
ミューズ公国を出て以来~
体調は良いみたいですが、心配です。▼~
それに、アクアさんの歌う~
あの歌…▼~
あの歌はいったい、何なんでしょうか…?▼~
…………▼~
…考えていても仕方ありませんね。▼~
少しだけ、~
アクアさんと話をしに行ってみましょう。▼~
(暗転)~
:[カムイ]|
うーん…~
この辺りにいると思うんですが…▼~
!!~
…歌声?▼~
向こうのほうから聞こえてきますね。▼~
(カムイ、アクアの元へ)~
:[アクア]|
~♪▼~
:[カムイ]|
…あ、いました!▼~
泉の中なんかに入って、~
いったい何をしているんでしょう…▼~
:[アクア]|
…カムイ。▼~
:[カムイ]|
わ、わわっ!?▼~
:[アクア]|
…あとをつけてきたのね。▼~
:[カムイ]|
すみません。~
ちょっと聞きたいことがありまして…▼~
:[アクア]|
聞きたいこと?▼~
:[カムイ]|
はい。~
今、アクアさんが歌っていた歌のことです。▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[カムイ]|
え、えっと…▼~
フウマ公国でタクミさんがおかしくなった時、~
アクアさんの歌で正気に戻りましたよね。▼~
それに…ミューズ公国でショーに出た時も、~
その歌を聴いている間だけは、▼~
暗夜王国の兵士たちが~
落ちついた表情になっていました。▼~
イザナ公王の占いでも~
歌詞が出ていましたし…▼~
アクアさんのその歌は、いったい…▼~
:[アクア]|
それは…~
…あなたには関係ないことよ。▼~
:[カムイ]|
え…▼~
:[アクア]|
いいから、あなたは先に戻っていて。▼~
明日も早いわ。~
休めるうちに、休んでおかないと。▼~
:[カムイ]|
アクアさん…~
はぐらかさないで話してほしいんです。▼~
あなたはいつもそうやって、歌のことも…~
自分のことも何一つ話したがらない。▼~
でも、そんなの…寂しいんです。~
私たちは、仲間じゃないんですか?▼~
:[アクア]|
…カムイ…▼~
っ、………▼~
…ぁ……▼~
:[カムイ]|
アクアさん?▼~
:[アクア]|
う、うぅっ…、ぐ、うっ…!!▼~
:[カムイ]|
…アクアさん!!!▼~
#endregion
**ムービー「虚無の呪い」 [#j4ccad7a]
:[アクア]|
ぐ…う…っ~
はぁ…はぁっ……~
:|'''(腕のような影に蝕まれ苦しむアクア)'''~
:|'''(アクア、苦痛に耐えきれず悲鳴を上げる)'''~
:[アクア]|
はぁ、はぁ、うっ…!~
ああああああああ…っ!!~
:|'''(アクア、浅瀬に倒れる)'''~
:[アクア]|
はぁ、はぁ…~
お願い…見ないで…~
**クリア後2 [#j987h7ui]
#region(マイユニット男性・私)
:[カムイ]|
そんな…!~
これは…いったい…▼~
:[アクア]|
はぁ、はぁ、はぁ…▼~
…………▼~
はぁ…~
もう、平気だわ。▼~
ごめんなさい…~
変なところを見せてしまって。▼~
:[カムイ]|
いえ、そんなこと構いません…~
それより、今のは…▼~
:[アクア]|
…これは、『呪い』なの。▼~
:[カムイ]|
呪い?▼~
:[アクア]|
ええ。私は…~
ある特殊な血を引いているの。▼~
あなたたちを励ますような~
歌は問題ないのだけれど…▼~
あの歌を歌う時だけ、ペンダントを媒介にして…~
特別な力を使うことができる。▼~
:[カムイ]|
まさか、それが…~
操られている人を…正気に戻す力なのですか?▼~
:[アクア]|
そうね。~
良く言えばそうだわ。▼~
けれど…力を使う代償に、~
呪いが降りかかる。▼~
どこに隠れても、~
この呪いからは逃れられない。▼~
:[カムイ]|
なんですって!?~
どうして今まで黙っていたんです!▼~
もし知っていたら…~
アクアさんを苦しませたりはしませんでした!▼~
呪いを受けながら、~
力を使う必要なんてありません!▼~
:[アクア]|
ありがとう、カムイ。~
その気持ち、とても嬉しいわ。▼~
…でも、この力は、~
これからの闘いで必要になる。▼~
あの歌を歌わなければ…~
ガロン王を倒すことはできないの。▼~
あなたの望む平和は、~
やってこないのよ…?▼~
:[カムイ]|
…っ!▼~
:[アクア]|
心配しないで、しばらくは苦しむけど…~
こうしてすぐ元に戻れる。▼~
前だって、そうだったでしょう?~
別に死ぬわけじゃないんだから、平気。▼~
…だからあなたは、闘うことをためらわないで。▼~
私の歌が必要なら、~
いつでも頼ってくれていいの。▼~
私はそれを、望んでいるわ。▼~
:[カムイ]|
アクアさん…▼~
…………▼~
わかりました。~
でも、無理はしないでください。▼~
たとえ平和のために必要だとしても…~
アクアさんが苦しむなんて、私は嫌なんです。▼~
:[アクア]|
そう…~
優しいわね、あなたは。▼~
世界中のひとがみんな、~
あなたのような心を持っていれば良かったのに。▼~
:[カムイ]|
アクアさん…▼~
:[アクア]|
…ごめんなさい、カムイ。~
歌のこと…ずっと黙ってて。▼~
私たちは、仲間なのにね。▼~
#endregion
*コメント [#g1bf49b7]
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