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会話集/章別会話/10章 忍びの里
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[[会話集/章別会話]]
*白夜王国 10章 忍びの里 [#i54024cb]
#contents
*ナレーション [#dcc94685]
暗夜王国の罠を見抜き、イズモ公国の~
王イザナを救出したカムイたち。~
そこで得た情報から、リョウマたちが~
向かったという無限渓谷へと向かう。~
その途上、大きな森に差しかかった。~
*オープニング [#v6b5c4f5]
#region(マイユニット(男・俺))
:[カムイ]|
ほお…大きな森だな。~
今からここを通るのか?▼~
:[アクア]|
ええ。無限渓谷に行くには、~
この森林地帯を抜けなくてはならないわ。▼~
ここは独立国家である~
フウマ公国の支配下にあるけれど…▼~
通り抜けるだけなら、~
何の問題もないはずよ。▼~
イズモ公国のように~
暗夜の手に落ちていなければ、の話だけど。▼~
:[スズカゼ]|
大丈夫ですよ、アクア様。~
あの国には優秀な忍が多くいます。▼~
イザナ公は~
暗夜軍は海から来たと仰っていましたし…▼~
恐らく、強力な兵を多く有する~
フウマ公国を避けて進軍したのでしょう。▼~
フウマで戦が起きているという~
情報がないことが、何よりの証拠ですよ。▼~
:[アクア]|
そうね、確かに…~
そんな情報は無いわね。▼~
:[カムイ]|
そうか。~
二人がそう言うなら安心だな。▼~
イザナ公も何も言っていなかったし、~
きっと大丈夫だろう。▼~
:[ゾーラ]|
あの~…お待ち下さい、~
カムイ王子ぃ~…▼~
:[カムイ]|
!!~
お前、ゾーラ!?▼~
:[ヒノカ]|
貴様、何をしに来た!?~
また何か企んでいるようなら、叩き斬る!▼~
:[ゾーラ]|
わわっ! お、落ち着いてください!~
私はもう何も企んでおりませんっ!▼~
ただ、あなた様がたにお力を貸せればと思い~
追いかけてきた次第にございまして…!▼~
:[カムイ]|
え…?~
どういうことだ?▼~
:[ゾーラ]|
わ、私は…レオン様に見限れた以上、~
もう暗夜王国に戻ることはできません!▼~
無理を言っていることは~
重々承知しておりますが…▼~
私めもお仲間に加えていただけないでしょうか?~
きっとお役に立ってみせますので!▼~
私はもう…~
どこにも行くあてがないのです!▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[アクア]|
なに寝ぼけたことを言っているの?~
そんなこと、できるわけがないわ。▼~
:[ヒノカ]|
…やはり、叩き斬る。▼~
:[ゾーラ]|
ひいいいいっ!!▼~
:[カムイ]|
わかった、ゾーラ。~
同行を許可する。▼~
:[ゾーラ]|
え?▼~
:[アクア]|
カムイ?▼~
:[カムイ]|
頼ってくる人間を見捨てるわけにはいかない。~
他にいくあてがないのなら尚更だ。▼~
レオンにあんなことをされた後で~
また何か無茶をするとも思えないし…▼~
信用してやってもいいんじゃないか?▼~
:[アクア]|
全く…お人好しなんだから。▼~
:[ゾーラ]|
カムイ王子~~!!!~
有難うございます! 有難うございます!▼~
あなたはまるで、~
神のような御心を持ったお方ですーー!!▼~
:[カムイ]|
大袈裟だ、ゾーラ。▼~
:[ヒノカ]|
はぁ…我が弟は、~
余程世間離れしているようだ。▼~
危なっかしくて…放っておけん。▼~
:[サクラ]|
そうですね…▼~
でも、そんなカムイ兄様だからこそ、~
お力になりたいって…そう思うんです。▼~
:[ヒノカ]|
おいゾーラ。お前のことは、~
カムイに免じて、特別に認めてやる。▼~
だが、少しでも妙な動きをしたら…~
…わかっているな?▼~
:[ゾーラ]|
は、ははははいいっ!!~
肝に銘じさせていただきますーーっ!!▼~
(暗転)~
:[カムイ]|
ふうっ。随分歩いたな。▼~
この分だと、思ったより早く~
無限渓谷につけるかもしれないぞ。▼~
:[サクラ]|
はい…▼~
…………▼~
:[カムイ]|
どうしたんだ、サクラ。~
少し疲れたのか?▼~
:[サクラ]|
いえ…▼~
リョウマ兄様とタクミ兄様、~
ご無事でいらっしゃるでしょうか…▼~
:[カムイ]|
いいか、サクラ。~
あまり思いつめると体に毒だ。▼~
難しいかもしれないが、~
出来るだけ前向きに行こう。▼~
:[サクラ]|
そ、そうですよね…~
私、がんばってみます…!▼~
:[カムイ]|
ははっ。~
それでこそ、いつものサクラだ。▼~
…!~
危ない!▼~
:[サクラ]|
きゃ…!▼~
:[カムイ]|
手裏剣…?▼~
:[スズカゼ]|
これは…~
フウマ公国の忍の物です!▼~
:[アクア]|
ねえ、カムイ…~
周りに…大勢の忍が…!▼~
:[カムイ]|
なんだって!?▼~
:[アクア]|
まさか、また暗夜の罠じゃ…▼~
:[ゾーラ]|
いえ、違います。~
マクベス様の幻術ではありません。▼~
これは本物の…~
意思を持った忍たちです!▼~
:[ヒノカ]|
おい、お前。▼~
:[ゾーラ]|
ええっ!?~
なななんで喉元に刃を!?▼~
:[ヒノカ]|
…信じて、いいんだな?▼~
:[ゾーラ]|
だだだって、下手な真似をしたらあなた、~
私を殺すと言ったじゃないですかーーっ!▼~
:[ヒノカ]|
ふん。それならいい。▼~
だが…だとしたら何故、~
奴らは攻撃を仕掛けてくる!?▼~
:[コタロウ]|
…決まってるだろう。~
我が国は、暗夜側についているからだ。▼~
:[カムイ]|
お前は…!?▼~
:[コタロウ]|
我が名は、コタロウ。~
フウマ公国の公王だ。▼~
:[カムイ]|
公王、コタロウ…▼~
:[アクア]|
どういうこと?~
この国は、独立国家ではなかったの?▼~
誇り高き忍たちが~
暗夜の支配を受けるだなんて、らしくないわね。▼~
:[コタロウ]|
なに? 失礼な。~
支配されたのではない。▼~
我々は自らの意思で、~
ガロン王と手を組んでいたのだよ。▼~
有事の際、フウマ公国は~
暗夜に味方をする。▼~
そしてその代わりに、~
暗夜が白夜に勝利した時には…▼~
ガロン王は私に、~
多大な領地をもたらすという約束をした。▼~
それから私はずっと待っていたのだよ…~
戦端が開かれるこの時を、ずっと!▼~
:[カムイ]|
そんな…▼~
:[スズカゼ]|
名高いフウマ公国の王が~
そんな欲に溺れる輩だったとは…▼~
…残念です。本当に。▼~
:[コタロウ]|
大いに落胆してくれて結構。~
野心というのは隠してこそ輝くものだ。▼~
:[アクア]|
フウマ公国で戦が起こらなかったのは、~
こういうことだったのね。▼~
迂闊だったわ…▼~
:[コタロウ]|
王族がいるのなら好都合だ!~
悪いが全員、ここで倒れてもらおう!▼~
そしてこの戦を制し、我がフウマ公国を~
白夜王国に代わる王国として君臨させるのだ!▼~
:[カムイ]|
…そうはさせない!▼~
俺たちは、~
こんな卑劣な手には屈しない!▼~
みんな、行くぞ!!▼~
#endregion
#region(マイユニット(女性・私))
:[カムイ]|
へえ…大きな森ですね。~
今からここを通るのですか?▼~
:[アクア]|
ええ。無限渓谷に行くには、~
この森林地帯を抜けなくてはならないわ。▼~
ここは独立国家である~
フウマ公国の支配下にあるけれど…▼~
通り抜けるだけなら、~
何の問題もないはずよ。▼~
イズモ公国のように~
暗夜の手に落ちていなければ、の話だけど。▼~
:[スズカゼ]|
大丈夫ですよ、アクア様。~
あの国には優秀な忍が多くいます。▼~
イザナ公は~
暗夜軍は海から来たと仰っていましたし…▼~
恐らく、強力な兵を多く有する~
フウマ公国を避けて進軍したのでしょう。▼~
フウマで戦が起きているという~
情報がないことが、何よりの証拠ですよ。▼~
:[アクア]|
そうね、確かに…~
そんな情報は無いわね。▼~
:[カムイ]|
そうですか。~
二人がそう言うなら、安心ですね。▼~
イザナ公も何も言っていませんでしたし、~
きっと大丈夫でしょう。▼~
:[ゾーラ]|
あの~…お待ち下さい、~
カムイ王女ぉ~…▼~
:[カムイ]|
!!~
あなたは、ゾーラさん!?▼~
:[ヒノカ]|
貴様、何をしに来た!?~
また何か企んでいるようなら、叩き斬る!▼~
:[ゾーラ]|
わわっ! お、落ち着いてください!~
私はもう何も企んでおりませんっ!▼~
ただ、あなた様がたにお力を貸せればと思い~
追いかけてきた次第にございまして…!▼~
:[カムイ]|
え…?~
どういうことです?▼~
:[ゾーラ]|
わ、私は…レオン様に見限れた以上、~
もう暗夜王国に戻ることはできません!▼~
無理を言っていることは~
重々承知しておりますが…▼~
私めもお仲間に加えていただけないでしょうか?~
きっとお役に立ってみせますので!▼~
私はもう…~
どこにも行くあてがないのです!▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[アクア]|
なに寝ぼけたことを言っているの?~
そんなこと、できるわけがないわ。▼~
:[ヒノカ]|
…やはり、叩き斬る。▼~
:[ゾーラ]|
ひいいいいっ!!▼~
:[カムイ]|
わかりました、ゾーラさん。~
同行を許可します。▼~
:[ゾーラ]|
え?▼~
:[アクア]|
カムイ?▼~
:[カムイ]|
頼ってくる人間を見捨てるわけにはいきません。~
他にいくあてがないのなら尚更です。▼~
レオンさんにあんなことをされた後で~
また何か無茶をするとも思えませんし…▼~
信用してあげてもいいのではないでしょうか?▼~
:[アクア]|
全く…お人好しなんだから。▼~
:[ゾーラ]|
カムイ王女~~!!!~
有難うございます! 有難うございます!▼~
あなたはまるで、~
神のような御心を持ったお方ですーー!!▼~
:[カムイ]|
大袈裟ですよ、ゾーラさん。▼~
:[ヒノカ]|
はぁ…我が妹は、~
余程世間離れしているようだ。▼~
危なっかしくて…放っておけん。▼~
:[サクラ]|
そうですね…▼~
でも、そんなカムイ姉様だからこそ、~
お力になりたいって…そう思うんです。▼~
:[ヒノカ]|
おいゾーラ。お前のことは、~
カムイに免じて、特別に認めてやる。▼~
だが、少しでも妙な動きをしたら…~
…わかっているな?▼~
:[ゾーラ]|
は、ははははいいっ!!~
肝に銘じさせていただきますーーっ!!▼~
(暗転)~
:[カムイ]|
ふうっ。随分歩きましたね。▼~
この分だと、思ったより早く~
無限渓谷につけるかもしれません。▼~
:[サクラ]|
はい…▼~
…………▼~
:[カムイ]|
どうしたんですか、サクラさん。~
少し疲れましたか?▼~
:[サクラ]|
いえ…▼~
リョウマ兄様とタクミ兄様、~
ご無事でいらっしゃるでしょうか…▼~
:[カムイ]|
いいですか、サクラさん。~
あまり思いつめると体に毒ですよ。▼~
難しいかもしれませんが、~
出来るだけ前向きに行きましょう。▼~
:[サクラ]|
そ、そうですよね…~
私、がんばってみます…!▼~
:[カムイ]|
ふふっ。~
それでこそ、いつものサクラさんです。▼~
…!~
危ない!▼~
:[サクラ]|
きゃ…!▼~
:[カムイ]|
手裏剣…?▼~
:[スズカゼ]|
これは…~
フウマ公国の忍の物です!▼~
:[アクア]|
ねえ、カムイ…~
周りに…大勢の忍が…!▼~
:[カムイ]|
なんですって!?▼~
:[アクア]|
まさか、また暗夜の罠じゃ…▼~
:[ゾーラ]|
いえ、違います。~
マクベス様の幻術ではありません。▼~
これは本物の…~
意思を持った忍たちです!▼~
:[ヒノカ]|
おい、お前。▼~
:[ゾーラ]|
ええっ!?~
なななんで喉元に刃を!?▼~
:[ヒノカ]|
…信じて、いいんだな?▼~
:[ゾーラ]|
だだだって、下手な真似をしたらあなた、~
私を殺すと言ったじゃないですかーーっ!▼~
:[ヒノカ]|
ふん。それならいい。▼~
だが…だとしたら何故、~
奴らは攻撃を仕掛けてくる!?▼~
:[コタロウ]|
…決まってるだろう。~
我が国は、暗夜側についているからだ。▼~
:[カムイ]|
あなたは…!?▼~
:[コタロウ]|
我が名は、コタロウ。~
フウマ公国の公王だ。▼~
:[カムイ]|
公王、コタロウ…▼~
:[アクア]|
どういうこと?~
この国は、独立国家ではなかったの?▼~
誇り高き忍たちが~
暗夜の支配を受けるだなんて、らしくないわね。▼~
:[コタロウ]|
なに? 失礼な。~
支配されたのではない。▼~
我々は自らの意思で、~
ガロン王と手を組んでいたのだよ。▼~
有事の際、フウマ公国は~
暗夜に味方をする。▼~
そしてその代わりに、~
暗夜が白夜に勝利した時には…▼~
ガロン王は私に、~
多大な領地をもたらすという約束をした。▼~
それから私はずっと待っていたのだよ…~
戦端が開かれるこの時を、ずっと!▼~
:[カムイ]|
そんな…▼~
:[スズカゼ]|
名高いフウマ公国の王が~
そんな欲に溺れる輩だったとは…▼~
…残念です。本当に。▼~
:[コタロウ]|
大いに落胆してくれて結構。~
野心というのは隠してこそ輝くものだ。▼~
:[アクア]|
フウマ公国で戦が起こらなかったのは、~
こういうことだったのね。▼~
迂闊だったわ…▼~
:[コタロウ]|
王族がいるのなら好都合だ!~
悪いが全員、ここで倒れてもらおう!▼~
そしてこの戦を制し、我がフウマ公国を~
白夜王国に代わる王国として君臨させるのだ!▼~
:[カムイ]|
…そうはさせません!▼~
私たちは、~
このような卑劣な手には屈しません!▼~
みんな、行きますよ!!▼~
#endregion
*戦闘 [#k590971e]
**2ターン目開始前 [#xb8e2018]
#region(マイユニット(男性・?))
(初期配置付近にタクミ(赤軍)出現)
:[カムイ]|
!!~
増援か!?▼~
ん…? あれは…▼~
:[タクミ]|
…………▼~
:[カムイ]|
タクミ!▼~
:[サクラ]|
タクミ兄様!▼~
:[ヒノカ]|
良かった…!~
生きていてくれたか。▼~
(矢を放つ音)~
:[ヒノカ]|
う、ぐっ!?▼~
な、何をするんだ、タクミ!▼~
:[カムイ]|
やめろ、タクミ!~
ヒノカ姉さんに矢を放つなんて…!▼~
:[タクミ]|
殺す…▼~
:[カムイ]|
え…?▼~
:[タクミ]|
認め、られ、るのは…~
僕、だけで、いい…▼~
:[ヒノカ]|
なに…?~
様子がおかしいぞ!?▼~
:[サクラ]|
そんな…どうしてしまったんですか、~
タクミ兄様ぁ…!▼~
:[タクミ]|
僕、だって、強いんだ…~
僕だっ、て…神器を、持っているん、だ…▼~
なのに…なのにみんな、~
他の、きょうだいのこと、ばかり…▼~
カムイの、ことばかり…▼~
:[カムイ]|
な、何を言っているんだ、タクミ!?~
正気に戻ってくれ!▼~
:[タクミ]|
僕を、見てくれない、者など…~
要らない…▼~
僕の、邪魔をする者など、~
要らない…!▼~
み、んな…~
みんな……▼~
消えてしまええええっ!!▼~
:[カムイ]|
タクミっ!?▼~
(一瞬だけ画面に帯が入る)~
:[タクミ]|
…………▼~
:[アクア]|
あの異様な目の光、~
もしかして…▼~
…この読みが当たっていれば、~
私の歌で何とかできるかもしれない。▼~
今ならまだ、~
間に合うはずだわ。▼~
#endregion
#region(マイユニット(女性・私))
(初期配置付近にタクミ(赤軍)出現)
:[カムイ]|
!!~
増援ですか!?▼~
ん…? あれは…▼~
:[タクミ]|
…………▼~
:[カムイ]|
タクミさん!▼~
:[サクラ]|
タクミ兄様!▼~
:[ヒノカ]|
良かった…!~
生きていてくれたか。▼~
(矢を放つ音)~
:[ヒノカ]|
う、ぐっ!?▼~
な、何をするんだ、タクミ!▼~
:[カムイ]|
やめてください、タクミさん!~
ヒノカ姉さんに矢を放つなんて…!▼~
:[タクミ]|
殺す…▼~
:[カムイ]|
え…?▼~
:[タクミ]|
認め、られ、るのは…~
僕、だけで、いい…▼~
:[ヒノカ]|
なに…?~
様子がおかしいぞ!?▼~
:[サクラ]|
そんな…どうしてしまったんですか、~
タクミ兄様ぁ…!▼~
:[タクミ]|
僕、だって、強いんだ…~
僕だっ、て…神器を、持っているん、だ…▼~
なのに…なのにみんな、~
他の、きょうだいのこと、ばかり…▼~
カムイの、ことばかり…▼~
:[カムイ]|
な、何を言っているのですか、タクミさん!?~
正気に戻ってください!▼~
:[タクミ]|
僕を、見てくれない、者など…~
要らない…▼~
僕の、邪魔をする者など、~
要らない…!▼~
み、んな…~
みんな……▼~
消えてしまええええっ!!▼~
:[カムイ]|
タクミさんっ!?▼~
(一瞬だけ画面に帯が入る)~
:[タクミ]|
…………▼~
:[アクア]|
あの異様な目の光、~
もしかして…▼~
…この読みが当たっていれば、~
私の歌で何とかできるかもしれない。▼~
今ならまだ、~
間に合うはずだわ。▼~
#endregion
**会話 [#v8478b13]
***アクア⇒タクミ [#d4c22adc]
:[タクミ]|
誰も、僕を、見てくれ、ない…~
誰も…だれも。▼~
:[アクア]|
待って、タクミ。▼~
:[タクミ]|
…お前、は…▼~
:[アクア]|
いい?~
あなたは、操られているの。▼~
恐ろしい…見えない力によって。▼~
…私が目を覚まさせてあげるわ。~
今すぐに。▼~
…………▼~
(歌声)
:[タクミ]|
う…く…っ!▼~
うわああああああああっ!!▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[タクミ]|
う…ん……▼~
! アクア…▼~
:[アクア]|
…良かった、正気に戻ったのね。▼~
:[タクミ]|
正気に…? 何のことだ?~
それに、ここは一体…?▼~
:[アクア]|
ごめんなさい、~
話している暇はないわ。▼~
私たちは今、フウマ公国の者から~
襲撃を受けているの。▼~
あなたも加勢してくれるかしら。▼~
:[タクミ]|
わ、わかった!▼~
:[アクア]|
…ねえ、タクミ。▼~
:[タクミ]|
なんだよ?▼~
:[アクア]|
私は、あなたのこと…頼りにしているわ。~
あなたは強い。そして、聡明だわ。▼~
他のきょうだいたちに無い魅力を、~
あなたは持っている。▼~
私はそう、思っているから。▼~
:[タクミ]|
え…、え!?▼~
:[アクア]|
さ、それじゃ行きましょ。~
ぼーっとしてたら、やられるわよ。▼~
:[タクミ]|
お、おい!?~
ちょっと待てよアクア!▼~
アクア…▼~
…………▼~
仕方ない、頑張ってやるか。~
白夜王子タクミの力、見せてやる!▼~
**vs タクミ [#i4276352]
:[タクミ]|
消えろ…~
みんな、消えろ……▼~
***タクミ撃破 [#i212c9e9]
:[タクミ]|
僕はただ、認めて欲しいだけなんだ…~
他の…みんなみたいに…▼~
**vs コタロウ [#hdada945]
:[コタロウ]|
私はお前たちを倒し、~
私の王国を作る!▼~
この野望、例えガロン王でも~
阻むことはできぬ!!▼~
***サイゾウ vs コタロウ [#x7dd1f55]
:[サイゾウ]|
おい。フウマ公国公王…コタロウ。~
…お前に、聞きたいことがある。▼~
:[コタロウ]|
なに?~
誰だ、貴様。▼~
:[サイゾウ]|
俺は…5代目サイゾウ。~
白夜王族に代々仕える者だ…▼~
:[コタロウ]|
サイゾウ? なるほど…~
あの老いた上忍の息子か。▼~
:[サイゾウ]|
ほう…~
やはり、知っているのだな。父を。▼~
昔、この国に来てそのまま~
帰ることのなかった…俺の父のことを!▼~
:[コタロウ]|
ああ。あの小癪な上忍は~
この私の野望に感づいていたようでな。▼~
同じ忍としてそのような真似はするなと~
説得しにきた。だから…▼~
…その場で始末してやった。~
:[サイゾウ]|
く…っ!~
やはり、お前が…!▼~
:[コタロウ]|
知らぬ存ぜぬで通す心算だったが、~
息子には感づかれていたか。▼~
親子そろって、~
勘だけはいいようだな。▼~
ただ、腕が伴っていなければ、~
全くの無意味だが。▼~
:[サイゾウ]|
貴様…弱かったというのか。~
俺の父が。▼~
:[コタロウ]|
ああ。弱かったぞ、ヤツは。~
弱すぎて弱すぎて、▼~
この私に指一本触れることすらできずに、~
地獄に墜ちていきおったわああああ!▼~
:[サイゾウ]|
くそ…っ!!▼~
許さんぞ…貴様だけは!~
父の仇、討ってみせる!!▼~
***コタロウ撃破 [#d75b0d53]
:[コタロウ]|
そんな、私の、野望が…!▼~
私の、フウマ王国、が……▼~
***サイゾウでコタロウ撃破 [#icd3e86d]
:[サイゾウ]|
指一本…触れたぞ?▼~
:[コタロウ]|
ぐ、はっ…、ば、馬鹿な…~
こんな、若造に……▼~
私の、野望、が…~
私の、フウマ王国、が……▼~
:[サイゾウ]|
…仇は討った。~
父上…▼~
*クリア後 [#ea9d338c]
**タクミ撃破時 [#d64d5082]
#region(マイユニット(男性・僕))
:[タクミ]|
誰も、僕を、見てくれ、ない…~
誰も…だれも。▼~
:[カムイ]|
タクミ、タクミ…!▼~
どうしよう…攻撃はしなくなったけど、~
やっぱり話を聞いてくれないよ。▼~
:[タクミ]|
う、うう…▼~
:[アクア]|
待って、カムイ。~
私に任せて…▼~
:[カムイ]|
アクア、何か心当たりが?▼~
:[アクア]|
ええ。~
私の歌で何とかできるかもしれないわ。▼~
:[タクミ]|
…な、にを…▼~
:[アクア]|
いい?~
あなたは、操られているの。▼~
恐ろしい…見えない力によって。▼~
…私が目を覚まさせてあげるわ。~
今すぐに。▼~
…………▼~
(歌声)
:[タクミ]|
う…く…っ!▼~
うわああああああああっ!!▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[タクミ]|
う…ん……▼~
! アクア、カムイ兄さん…?~
それに、みんなも…▼~
:[カムイ]|
タクミ…~
良かった、正気に戻ったんだね!▼~
#endregion
#region(マイユニット(男性・俺))
:[タクミ]|
誰も、僕を、見てくれ、ない…~
誰も…だれも。▼~
:[カムイ]|
タクミ、タクミ…!▼~
どうすればいい…攻撃はしなくなったが、~
話ができる状態じゃない。▼~
:[タクミ]|
う、うう…▼~
:[アクア]|
待って、カムイ。~
私に任せて…▼~
:[カムイ]|
アクア、何か心当たりが?▼~
:[アクア]|
ええ。~
私の歌で何とかできるかもしれないわ。▼~
:[タクミ]|
…な、にを…▼~
:[アクア]|
いい?~
あなたは、操られているの。▼~
恐ろしい…見えない力によって。▼~
…私が目を覚まさせてあげるわ。~
今すぐに。▼~
…………▼~
(歌声)
:[タクミ]|
う…く…っ!▼~
うわああああああああっ!!▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[タクミ]|
う…ん……▼~
! アクア、カムイ兄さん…?~
それに、みんなも…▼~
:[カムイ]|
タクミ…~
良かった、正気に戻ったんだな!▼~
#endregion
#region(マイユニット(女性・私))
:[タクミ]|
誰も、僕を、見てくれ、ない…~
誰も…だれも。▼~
:[カムイ]|
タクミさん、タクミさん…!▼~
どうしましょう…攻撃はしなくなりましたが、~
やっぱり話は聞いてくれません。▼~
:[タクミ]|
う、うう…▼~
:[アクア]|
待って、カムイ。~
私に任せて…▼~
:[カムイ]|
アクアさん、何か心当たりが?▼~
:[アクア]|
ええ。~
私の歌で何とかできるかもしれないわ。▼~
:[タクミ]|
…な、にを…▼~
:[アクア]|
いい?~
あなたは、操られているの。▼~
恐ろしい…見えない力によって。▼~
…私が目を覚まさせてあげるわ。~
今すぐに。▼~
…………▼~
(歌声)
:[タクミ]|
う…く…っ!▼~
うわああああああああっ!!▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[タクミ]|
う…ん……▼~
! アクア、カムイ姉さん…?~
それに、みんなも…▼~
:[カムイ]|
タクミさん…~
良かった、正気に戻ったんですね!▼~
#endregion
**ここから通常 [#v5af16fb]
#region(マイユニット(男性・僕) )
:[サクラ]|
タクミ兄様ーーーっ!▼~
良かったです…元に戻って下さって!~
本当に、良かった…!~
:[ヒノカ]|
みんなに心配をかけさせて…~
全く、お前という奴は…っ!▼~
:[タクミ]|
わ、な、泣かないでくれよ、二人とも。~
いい年して、みっともないぞ。▼~
:[サクラ]|
…みっともなくていいです!▼~
タクミ兄様の前でなら私、~
みっともない妹でいいですー…!▼~
:[ヒノカ]|
私もだ! 愛する弟の前でなら、~
みっともない姉で一向に構わぬ!▼~
:[タクミ]|
サクラ、ヒノカ姉さん…▼~
…ありがとう。~
心配かけて、ごめん。▼~
:[ヒナタ]|
ふう。これで一安心って感じだな。~
やっと主君を守れるぜ。▼~
:[オボロ]|
…タクミ様…良かった。▼~
:[カムイ]|
でも、今まで何をしていたんだい?~
国境の戦闘で何があったの?▼~
:[タクミ]|
あの戦闘が…~
あれは、大変な戦いだった。▼~
…最初はイズモ公国との~
国境で戦っていたんだけど、▼~
時間が経つにつれて戦場は~
無限渓谷まで広がって…▼~
移動するうちに、~
リョウマ兄さんとはぐれてしまったんだ。▼~
:[カムイ]|
じゃあ、リョウマ兄さんの行方はやはり~
わからないままか…▼~
:[タクミ]|
その戦闘の最中、敵の攻撃で~
大規模な崖崩れが起きて…▼~
それに巻き込まれた僕は…▼~
…無限渓谷に、落ちてしまった。▼~
:[カムイ]|
無限渓谷に!?▼~
:[ヒノカ]|
しかし…お前は生きている。~
どうやってここまで戻ってきたんだ?▼~
:[タクミ]|
…わからない。▼~
記憶があるのはそこまでで…~
今ここで目を覚ますまでの間、▼~
どこで何をしていたのかは、~
まったく覚えていないんだ。▼~
:[ヒノカ]|
そうか…まあ、こうやって生きて~
帰ってこられたんだから、良かったさ。▼~
あの底なしの谷から生還できるなど、~
とんでもない奇跡だぞ。▼~
:[タクミ]|
ねえ…僕はここに来るまで、~
いったい何をしていたんだ?▼~
:[アクア]|
いいえ…それを気にする必要は無いわ。▼~
あなたは何らかの~
魔術に囚われて、▼~
自分の意思とは関係なく~
この地までやってきた…それだけ。▼~
:[タクミ]|
いや…そんなわけにはいかない。▼~
ヒノカ姉さんの腕には、~
矢が掠めた痕があった。▼~
それは、僕の持つ風神弓の~
矢の痕に間違いない…▼~
僕は、ヒノカ姉さんに、~
攻撃をしたんだね?▼~
:[ヒノカ]|
そ、それは…▼~
:[タクミ]|
教えてくれ…僕はみんなの前で、~
いったい何をしたんだ!?▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…タクミは…▼~
ここで出会うとすぐに、~
僕たちに…攻撃を仕掛けてきた。▼~
そして、正気に戻るまでずっと、~
白夜軍と戦闘を行っていたんだ。▼~
:[タクミ]|
!! そんな…!▼~
王子が自国の軍に攻撃だなんて、~
許されることじゃない。▼~
一度敵対してしまった以上、僕はもう~
白夜軍として戦う資格は無い…▼~
:[カムイ]|
いや、資格が無いなんて、~
そんなことはないよ。▼~
僕だって最初は敵国の王子だった…~
でも君はそんな僕を、▼~
なんのわだかまりもなく~
受け入れてくれたじゃないか。▼~
:[タクミ]|
いや、そうでもなかったけど…▼~
:[カムイ]|
え、えーと…~
そうだったかもしれないけど…▼~
ともかく、今はこうしてここにいるんだ。▼~
失敗したらと思うなら、~
これから取り返していけばいい。▼~
僕は、タクミと一緒に闘いたい。~
一緒に…闘ってくれるな?▼~
:[タクミ]|
…………▼~
うん。これまでの暴言の数々…~
許してくれるなら。▼~
:[カムイ]|
もちろん。~
なんにも気にしてない。▼~
:[タクミ]|
…ありがとう、~
カムイ兄さん。▼~
それから…~
アクア姉さんも、ありがとう。▼~
:[アクア]|
…いえ、いいのよ。▼~
…………▼~
:[カムイ]|
…アクア、大丈夫?~
なんだか顔色が悪いけど…▼~
:[アクア]|
…大丈夫よ。~
少し疲れてしまっただけ。▼~
すぐに良くなるから、~
気にしないで。▼~
:[カムイ]|
う、うん…▼~
(洞窟内)
:[スズカゼ]|
失礼します、皆様。~
…報告です。▼~
地下牢に、カゲロウさんが~
捕らえられていました。▼~
:[ヒノカ]|
なに!?~
カゲロウが…!?▼~
:[カゲロウ]|
ヒノカ様!▼~
:[ヒノカ]|
大丈夫か、カゲロウ…!~
無事で良かったぞ!▼~
だが、どうしてここに?~
リョウマ兄様と一緒ではなかったのか?▼~
:[カゲロウ]|
…はい。私は皆様に、~
大切なことを伝えねばなりませぬ…▼~
:[ヒノカ]|
!!~
大切なこと…!?▼~
もしや、リョウマ兄様は、もう…!?▼~
:[サクラ]|
リ、リョウマ兄様ぁ…!▼~
:[タクミ]|
まさか、あれが最後だったなんて…~
リョウマ兄さん…っ!▼~
:[ヒノカ]|
帰ったら、立派な墓を建てよう…!▼~
:[カゲロウ]|
あ、あの…?▼~
何を言っておられるのか~
さっぱりわからぬのだが…▼~
リョウマ様は、生きておられるぞ。▼~
:[ヒノカ]|
ん?~
そうなのか!?▼~
:[カゲロウ]|
左様。~
リョウマ様はタクミ様とはぐれた後…▼~
暗夜に行っていた斥候と~
落ち合われてな。▼~
暗夜王国で内乱が起きているとの~
情報を得るとすぐに、▼~
シュヴァリエ公国へと続く~
街道へと向かわれた。▼~
:[ヒノカ]|
シュヴァリエ公国…!?▼~
ではリョウマ兄様は今、~
暗夜王国に向かっているのか!?▼~
:[カゲロウ]|
私はそれをお伝えするために~
白夜王城へ戻るよう仰せ付かったのだが…▼~
フウマ公国の領内を通り抜ける時に~
無様にも捕らえられてしまった。▼~
このような醜態を晒し、~
面目次第もない…▼~
:[ヒノカ]|
いや、生きていてくれてよかった。~
リョウマ兄様もカゲロウも。▼~
みんな無事で、本当に良かった。▼~
:[アクア]|
さあ、行くわよ。▼~
リョウマがそこに向かっているのなら、~
次の目的地はシュヴァリエ公国ね。▼~
また暗夜王国に戻ることになるけれど…~
覚悟はできている? カムイ。▼~
:[カムイ]|
うん、もちろんだよ。▼~
:[スズカゼ]|
では、急いでこの地を離れて、~
船のある港町に向かいましょう。▼~
コタロウ公はもういませんが、▼~
彼と同じ志を持つ忍びが~
いつまた襲ってくるかわかりません。▼~
戦争が終わるまで…~
この国には近づかない方が賢明です。▼~
:[カゲロウ]|
そうだな…このことは~
共に捕らえられていた仲間が、▼~
白夜王城に伝えてくれる~
手筈となっている。~
早ければ半日後にも、王城を守っている~
軍師ユキムラの耳に入るであろう。▼~
…カムイ様。以後は私も、~
この軍に力添えしたい。▼~
リョウマ様もきっと、そのことを期待されて~
私を遣わされたはずだ。▼~
:[カムイ]|
ありがとう、カゲロウ。~
君がいてくれると心強いよ。▼~
主君と離れて心細かっただろうに、~
よく頑張ってくれたね。▼~
…早くリョウマ兄さんと合流して、~
この戦争を終わらせないと。▼~
これから、白夜王国とは~
少しの間お別れか。▼~
…………▼~
…いってきます。母上…▼~
#endregion
#region(マイユニット(女性・私))
:[サクラ]|
タクミ兄様ーーーっ!▼~
良かったです…元に戻って下さって!~
本当に、良かった…!~
:[ヒノカ]|
みんなに心配をかけさせて…~
全く、お前という奴は…っ!▼~
:[タクミ]|
わ、な、泣かないでくれよ、二人とも。~
いい年して、みっともないぞ。▼~
:[サクラ]|
…みっともなくていいです!▼~
タクミ兄様の前でなら私、~
みっともない妹でいいですー…!▼~
:[ヒノカ]|
私もだ! 愛する弟の前でなら、~
みっともない姉で一向に構わぬ!▼~
:[タクミ]|
サクラ、ヒノカ姉さん…▼~
…ありがとう。~
心配かけて、ごめん。▼~
:[ヒナタ]|
ふう。これで一安心って感じだな。~
やっと主君を守れるぜ。▼~
:[オボロ]|
…タクミ様…良かった。▼~
:[カムイ]|
でも、今まで何をしていたんですか?~
国境の戦闘で何があったんです?▼~
:[タクミ]|
あの戦闘が…~
あれは、大変な戦いだった。▼~
…最初はイズモ公国との~
国境で戦っていたんだけど、▼~
時間が経つにつれて戦場は~
無限渓谷まで広がって…▼~
移動するうちに、~
リョウマ兄さんとはぐれてしまったんだ。▼~
:[カムイ]|
では、リョウマ兄さんの行方はやはり~
わからないままですか…▼~
:[タクミ]|
その戦闘の最中、敵の攻撃で~
大規模な崖崩れが起きて…▼~
それに巻き込まれた僕は…▼~
…無限渓谷に、落ちてしまった。▼~
:[カムイ]|
無限渓谷に!?▼~
:[ヒノカ]|
しかし…お前は生きている。~
どうやってここまで戻ってきたんだ?▼~
:[タクミ]|
…わからない。▼~
記憶があるのはそこまでで…~
今ここで目を覚ますまでの間、▼~
どこで何をしていたのかは、~
まったく覚えていないんだ。▼~
:[ヒノカ]|
そうか…まあ、こうやって生きて~
帰ってこられたんだから、良かったさ。▼~
あの底なしの谷から生還できるなど、~
とんでもない奇跡だぞ。▼~
:[タクミ]|
ねえ…僕はここに来るまで、~
いったい何をしていたんだ?▼~
:[アクア]|
いいえ…それを気にする必要は無いわ。▼~
あなたは何らかの~
魔術に囚われて、▼~
自分の意思とは関係なく~
この地までやってきた…それだけ。▼~
:[タクミ]|
いや…そんなわけにはいかない。▼~
ヒノカ姉さんの腕には、~
矢が掠めた痕があった。▼~
それは、僕の持つ風神弓の~
矢の痕に間違いない…▼~
僕は、ヒノカ姉さんに、~
攻撃をしたんだね?▼~
:[ヒノカ]|
そ、それは…▼~
:[タクミ]|
教えてくれ…僕はみんなの前で、~
いったい何をしたんだ!?▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…タクミさんは…▼~
ここで出会うとすぐに、~
私たちに…攻撃を仕掛けてきました。▼~
そして、正気に戻るまでずっと、~
白夜軍と戦闘を行っていたんです。▼~
:[タクミ]|
!! そんな…!▼~
王子が自国の軍に攻撃だなんて、~
許されることじゃない。▼~
一度敵対してしまった以上、僕はもう~
白夜軍として戦う資格は無い…▼~
:[カムイ]|
いや、資格が無いなんて、~
そんなことはありません。▼~
私だって最初は敵国の王女でした…~
でもあなたは、そんな私を、▼~
なんのわだかまりもなく~
受け入れてくれたじゃありませんか。▼~
:[タクミ]|
いや、そうでもなかったけど…▼~
:[カムイ]|
え、えーと…~
そうだったかもしれませんが…▼~
ともかく、今はこうしてここにいるんです。▼~
失敗したと思うなら、~
これから取り返していけばいいんですよ。▼~
私は、タクミさんと一緒に闘いたいんです。~
一緒に…闘ってくれますか?▼~
:[タクミ]|
…………▼~
うん。これまでの暴言の数々…~
許してくれるなら。▼~
:[カムイ]|
もちろんです。~
何も気にしていません。▼~
:[タクミ]|
…ありがとう、~
カムイ姉さん。▼~
それから…~
アクア姉さんも、ありがとう。▼~
:[アクア]|
…いえ、いいのよ。▼~
…………▼~
:[カムイ]|
…アクアさん、大丈夫ですか?~
なにやら顔色が悪いみたいですが…▼~
:[アクア]|
…大丈夫よ。~
少し疲れてしまっただけ。▼~
すぐに良くなるから、~
気にしないで。▼~
:[カムイ]|
は、はい…▼~
(洞窟内)
:[スズカゼ]|
失礼します、皆様。~
…報告です。▼~
地下牢に、カゲロウさんが~
捕らえられていました。▼~
:[ヒノカ]|
なに!?~
カゲロウが…!?▼~
:[カゲロウ]|
ヒノカ様!▼~
:[ヒノカ]|
大丈夫か、カゲロウ…!~
無事で良かったぞ!▼~
だが、どうしてここに?~
リョウマ兄様と一緒ではなかったのか?▼~
:[カゲロウ]|
…はい。私は皆様に、~
大切なことを伝えねばなりませぬ…▼~
:[ヒノカ]|
!!~
大切なこと…!?▼~
もしや、リョウマ兄様は、もう…!?▼~
:[サクラ]|
リ、リョウマ兄様ぁ…!▼~
:[タクミ]|
まさか、あれが最後だったなんて…~
リョウマ兄さん…っ!▼~
:[ヒノカ]|
帰ったら、立派な墓を建てよう…!▼~
:[カゲロウ]|
あ、あの…?▼~
何を言っておられるのか~
さっぱりわからぬのだが…▼~
リョウマ様は、生きておられるぞ。▼~
:[ヒノカ]|
ん?~
そうなのか!?▼~
:[カゲロウ]|
左様。~
リョウマ様はタクミ様とはぐれた後…▼~
暗夜に行っていた斥候と~
落ち合われてな。▼~
暗夜王国で内乱が起きているとの~
情報を得るとすぐに、▼~
シュヴァリエ公国へと続く~
街道へと向かわれた。▼~
:[ヒノカ]|
シュヴァリエ公国…!?▼~
ではリョウマ兄様は今、~
暗夜王国に向かっているのか!?▼~
:[カゲロウ]|
私はそれをお伝えするために~
白夜王城へ戻るよう仰せ付かったのだが…▼~
フウマ公国の領内を通り抜ける時に~
無様にも捕らえられてしまった。▼~
このような醜態を晒し、~
面目次第もない…▼~
:[ヒノカ]|
いや、生きていてくれてよかった。~
リョウマ兄様もカゲロウも。▼~
みんな無事で、本当に良かった。▼~
:[アクア]|
さあ、行くわよ。▼~
リョウマがそこに向かっているのなら、~
次の目的地はシュヴァリエ公国ね。▼~
また暗夜王国に戻ることになるけれど…~
覚悟はできている? カムイ。▼~
:[カムイ]|
はい、もちろんです。▼~
:[スズカゼ]|
では、急いでこの地を離れて、~
船のある港町に向かいましょう。▼~
コタロウ公はもういませんが、▼~
彼と同じ志を持つ忍びが~
いつまた襲ってくるかわかりません。▼~
戦争が終わるまで…~
この国には近づかない方が賢明です。▼~
:[カゲロウ]|
そうだな…このことは~
共に捕らえられていた仲間が、▼~
白夜王城に伝えてくれる~
手筈となっている。~
早ければ半日後にも、王城を守っている~
軍師ユキムラの耳に入るであろう。▼~
…カムイ様。以後は私も、~
この軍に力添えしたい。▼~
リョウマ様もきっと、そのことを期待されて~
私を遣わされたはずだ。▼~
:[カムイ]|
ありがとうございます、カゲロウさん。~
あなたがいてくれると心強いです。▼~
主君と離れて心細かったでしょう。~
よく頑張ってくれましたね。▼~
…早くリョウマ兄さんと合流して、~
この戦争を終わらせないといけません。▼~
これから、白夜王国とは~
少しの間お別れですね。▼~
…………▼~
…いってきます。お母様…▼~
#endregion
*コメント [#i2ee8d99]
- 今更ですがクリア後のヒナタの台詞ですが9章で加入前にヒナ...
- tuideni -- &new{2015-11-11 (水) 23:23:54};
- ↑誤信:ついでにオボロが死んでるとオボロの部分もカットさ...
- 戦闘2ターン目開始前、マイユニットが男性なのは見当がつき...
#comment
終了行:
[[会話集/章別会話]]
*白夜王国 10章 忍びの里 [#i54024cb]
#contents
*ナレーション [#dcc94685]
暗夜王国の罠を見抜き、イズモ公国の~
王イザナを救出したカムイたち。~
そこで得た情報から、リョウマたちが~
向かったという無限渓谷へと向かう。~
その途上、大きな森に差しかかった。~
*オープニング [#v6b5c4f5]
#region(マイユニット(男・俺))
:[カムイ]|
ほお…大きな森だな。~
今からここを通るのか?▼~
:[アクア]|
ええ。無限渓谷に行くには、~
この森林地帯を抜けなくてはならないわ。▼~
ここは独立国家である~
フウマ公国の支配下にあるけれど…▼~
通り抜けるだけなら、~
何の問題もないはずよ。▼~
イズモ公国のように~
暗夜の手に落ちていなければ、の話だけど。▼~
:[スズカゼ]|
大丈夫ですよ、アクア様。~
あの国には優秀な忍が多くいます。▼~
イザナ公は~
暗夜軍は海から来たと仰っていましたし…▼~
恐らく、強力な兵を多く有する~
フウマ公国を避けて進軍したのでしょう。▼~
フウマで戦が起きているという~
情報がないことが、何よりの証拠ですよ。▼~
:[アクア]|
そうね、確かに…~
そんな情報は無いわね。▼~
:[カムイ]|
そうか。~
二人がそう言うなら安心だな。▼~
イザナ公も何も言っていなかったし、~
きっと大丈夫だろう。▼~
:[ゾーラ]|
あの~…お待ち下さい、~
カムイ王子ぃ~…▼~
:[カムイ]|
!!~
お前、ゾーラ!?▼~
:[ヒノカ]|
貴様、何をしに来た!?~
また何か企んでいるようなら、叩き斬る!▼~
:[ゾーラ]|
わわっ! お、落ち着いてください!~
私はもう何も企んでおりませんっ!▼~
ただ、あなた様がたにお力を貸せればと思い~
追いかけてきた次第にございまして…!▼~
:[カムイ]|
え…?~
どういうことだ?▼~
:[ゾーラ]|
わ、私は…レオン様に見限れた以上、~
もう暗夜王国に戻ることはできません!▼~
無理を言っていることは~
重々承知しておりますが…▼~
私めもお仲間に加えていただけないでしょうか?~
きっとお役に立ってみせますので!▼~
私はもう…~
どこにも行くあてがないのです!▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[アクア]|
なに寝ぼけたことを言っているの?~
そんなこと、できるわけがないわ。▼~
:[ヒノカ]|
…やはり、叩き斬る。▼~
:[ゾーラ]|
ひいいいいっ!!▼~
:[カムイ]|
わかった、ゾーラ。~
同行を許可する。▼~
:[ゾーラ]|
え?▼~
:[アクア]|
カムイ?▼~
:[カムイ]|
頼ってくる人間を見捨てるわけにはいかない。~
他にいくあてがないのなら尚更だ。▼~
レオンにあんなことをされた後で~
また何か無茶をするとも思えないし…▼~
信用してやってもいいんじゃないか?▼~
:[アクア]|
全く…お人好しなんだから。▼~
:[ゾーラ]|
カムイ王子~~!!!~
有難うございます! 有難うございます!▼~
あなたはまるで、~
神のような御心を持ったお方ですーー!!▼~
:[カムイ]|
大袈裟だ、ゾーラ。▼~
:[ヒノカ]|
はぁ…我が弟は、~
余程世間離れしているようだ。▼~
危なっかしくて…放っておけん。▼~
:[サクラ]|
そうですね…▼~
でも、そんなカムイ兄様だからこそ、~
お力になりたいって…そう思うんです。▼~
:[ヒノカ]|
おいゾーラ。お前のことは、~
カムイに免じて、特別に認めてやる。▼~
だが、少しでも妙な動きをしたら…~
…わかっているな?▼~
:[ゾーラ]|
は、ははははいいっ!!~
肝に銘じさせていただきますーーっ!!▼~
(暗転)~
:[カムイ]|
ふうっ。随分歩いたな。▼~
この分だと、思ったより早く~
無限渓谷につけるかもしれないぞ。▼~
:[サクラ]|
はい…▼~
…………▼~
:[カムイ]|
どうしたんだ、サクラ。~
少し疲れたのか?▼~
:[サクラ]|
いえ…▼~
リョウマ兄様とタクミ兄様、~
ご無事でいらっしゃるでしょうか…▼~
:[カムイ]|
いいか、サクラ。~
あまり思いつめると体に毒だ。▼~
難しいかもしれないが、~
出来るだけ前向きに行こう。▼~
:[サクラ]|
そ、そうですよね…~
私、がんばってみます…!▼~
:[カムイ]|
ははっ。~
それでこそ、いつものサクラだ。▼~
…!~
危ない!▼~
:[サクラ]|
きゃ…!▼~
:[カムイ]|
手裏剣…?▼~
:[スズカゼ]|
これは…~
フウマ公国の忍の物です!▼~
:[アクア]|
ねえ、カムイ…~
周りに…大勢の忍が…!▼~
:[カムイ]|
なんだって!?▼~
:[アクア]|
まさか、また暗夜の罠じゃ…▼~
:[ゾーラ]|
いえ、違います。~
マクベス様の幻術ではありません。▼~
これは本物の…~
意思を持った忍たちです!▼~
:[ヒノカ]|
おい、お前。▼~
:[ゾーラ]|
ええっ!?~
なななんで喉元に刃を!?▼~
:[ヒノカ]|
…信じて、いいんだな?▼~
:[ゾーラ]|
だだだって、下手な真似をしたらあなた、~
私を殺すと言ったじゃないですかーーっ!▼~
:[ヒノカ]|
ふん。それならいい。▼~
だが…だとしたら何故、~
奴らは攻撃を仕掛けてくる!?▼~
:[コタロウ]|
…決まってるだろう。~
我が国は、暗夜側についているからだ。▼~
:[カムイ]|
お前は…!?▼~
:[コタロウ]|
我が名は、コタロウ。~
フウマ公国の公王だ。▼~
:[カムイ]|
公王、コタロウ…▼~
:[アクア]|
どういうこと?~
この国は、独立国家ではなかったの?▼~
誇り高き忍たちが~
暗夜の支配を受けるだなんて、らしくないわね。▼~
:[コタロウ]|
なに? 失礼な。~
支配されたのではない。▼~
我々は自らの意思で、~
ガロン王と手を組んでいたのだよ。▼~
有事の際、フウマ公国は~
暗夜に味方をする。▼~
そしてその代わりに、~
暗夜が白夜に勝利した時には…▼~
ガロン王は私に、~
多大な領地をもたらすという約束をした。▼~
それから私はずっと待っていたのだよ…~
戦端が開かれるこの時を、ずっと!▼~
:[カムイ]|
そんな…▼~
:[スズカゼ]|
名高いフウマ公国の王が~
そんな欲に溺れる輩だったとは…▼~
…残念です。本当に。▼~
:[コタロウ]|
大いに落胆してくれて結構。~
野心というのは隠してこそ輝くものだ。▼~
:[アクア]|
フウマ公国で戦が起こらなかったのは、~
こういうことだったのね。▼~
迂闊だったわ…▼~
:[コタロウ]|
王族がいるのなら好都合だ!~
悪いが全員、ここで倒れてもらおう!▼~
そしてこの戦を制し、我がフウマ公国を~
白夜王国に代わる王国として君臨させるのだ!▼~
:[カムイ]|
…そうはさせない!▼~
俺たちは、~
こんな卑劣な手には屈しない!▼~
みんな、行くぞ!!▼~
#endregion
#region(マイユニット(女性・私))
:[カムイ]|
へえ…大きな森ですね。~
今からここを通るのですか?▼~
:[アクア]|
ええ。無限渓谷に行くには、~
この森林地帯を抜けなくてはならないわ。▼~
ここは独立国家である~
フウマ公国の支配下にあるけれど…▼~
通り抜けるだけなら、~
何の問題もないはずよ。▼~
イズモ公国のように~
暗夜の手に落ちていなければ、の話だけど。▼~
:[スズカゼ]|
大丈夫ですよ、アクア様。~
あの国には優秀な忍が多くいます。▼~
イザナ公は~
暗夜軍は海から来たと仰っていましたし…▼~
恐らく、強力な兵を多く有する~
フウマ公国を避けて進軍したのでしょう。▼~
フウマで戦が起きているという~
情報がないことが、何よりの証拠ですよ。▼~
:[アクア]|
そうね、確かに…~
そんな情報は無いわね。▼~
:[カムイ]|
そうですか。~
二人がそう言うなら、安心ですね。▼~
イザナ公も何も言っていませんでしたし、~
きっと大丈夫でしょう。▼~
:[ゾーラ]|
あの~…お待ち下さい、~
カムイ王女ぉ~…▼~
:[カムイ]|
!!~
あなたは、ゾーラさん!?▼~
:[ヒノカ]|
貴様、何をしに来た!?~
また何か企んでいるようなら、叩き斬る!▼~
:[ゾーラ]|
わわっ! お、落ち着いてください!~
私はもう何も企んでおりませんっ!▼~
ただ、あなた様がたにお力を貸せればと思い~
追いかけてきた次第にございまして…!▼~
:[カムイ]|
え…?~
どういうことです?▼~
:[ゾーラ]|
わ、私は…レオン様に見限れた以上、~
もう暗夜王国に戻ることはできません!▼~
無理を言っていることは~
重々承知しておりますが…▼~
私めもお仲間に加えていただけないでしょうか?~
きっとお役に立ってみせますので!▼~
私はもう…~
どこにも行くあてがないのです!▼~
:[カムイ]|
…………▼~
:[アクア]|
なに寝ぼけたことを言っているの?~
そんなこと、できるわけがないわ。▼~
:[ヒノカ]|
…やはり、叩き斬る。▼~
:[ゾーラ]|
ひいいいいっ!!▼~
:[カムイ]|
わかりました、ゾーラさん。~
同行を許可します。▼~
:[ゾーラ]|
え?▼~
:[アクア]|
カムイ?▼~
:[カムイ]|
頼ってくる人間を見捨てるわけにはいきません。~
他にいくあてがないのなら尚更です。▼~
レオンさんにあんなことをされた後で~
また何か無茶をするとも思えませんし…▼~
信用してあげてもいいのではないでしょうか?▼~
:[アクア]|
全く…お人好しなんだから。▼~
:[ゾーラ]|
カムイ王女~~!!!~
有難うございます! 有難うございます!▼~
あなたはまるで、~
神のような御心を持ったお方ですーー!!▼~
:[カムイ]|
大袈裟ですよ、ゾーラさん。▼~
:[ヒノカ]|
はぁ…我が妹は、~
余程世間離れしているようだ。▼~
危なっかしくて…放っておけん。▼~
:[サクラ]|
そうですね…▼~
でも、そんなカムイ姉様だからこそ、~
お力になりたいって…そう思うんです。▼~
:[ヒノカ]|
おいゾーラ。お前のことは、~
カムイに免じて、特別に認めてやる。▼~
だが、少しでも妙な動きをしたら…~
…わかっているな?▼~
:[ゾーラ]|
は、ははははいいっ!!~
肝に銘じさせていただきますーーっ!!▼~
(暗転)~
:[カムイ]|
ふうっ。随分歩きましたね。▼~
この分だと、思ったより早く~
無限渓谷につけるかもしれません。▼~
:[サクラ]|
はい…▼~
…………▼~
:[カムイ]|
どうしたんですか、サクラさん。~
少し疲れましたか?▼~
:[サクラ]|
いえ…▼~
リョウマ兄様とタクミ兄様、~
ご無事でいらっしゃるでしょうか…▼~
:[カムイ]|
いいですか、サクラさん。~
あまり思いつめると体に毒ですよ。▼~
難しいかもしれませんが、~
出来るだけ前向きに行きましょう。▼~
:[サクラ]|
そ、そうですよね…~
私、がんばってみます…!▼~
:[カムイ]|
ふふっ。~
それでこそ、いつものサクラさんです。▼~
…!~
危ない!▼~
:[サクラ]|
きゃ…!▼~
:[カムイ]|
手裏剣…?▼~
:[スズカゼ]|
これは…~
フウマ公国の忍の物です!▼~
:[アクア]|
ねえ、カムイ…~
周りに…大勢の忍が…!▼~
:[カムイ]|
なんですって!?▼~
:[アクア]|
まさか、また暗夜の罠じゃ…▼~
:[ゾーラ]|
いえ、違います。~
マクベス様の幻術ではありません。▼~
これは本物の…~
意思を持った忍たちです!▼~
:[ヒノカ]|
おい、お前。▼~
:[ゾーラ]|
ええっ!?~
なななんで喉元に刃を!?▼~
:[ヒノカ]|
…信じて、いいんだな?▼~
:[ゾーラ]|
だだだって、下手な真似をしたらあなた、~
私を殺すと言ったじゃないですかーーっ!▼~
:[ヒノカ]|
ふん。それならいい。▼~
だが…だとしたら何故、~
奴らは攻撃を仕掛けてくる!?▼~
:[コタロウ]|
…決まってるだろう。~
我が国は、暗夜側についているからだ。▼~
:[カムイ]|
あなたは…!?▼~
:[コタロウ]|
我が名は、コタロウ。~
フウマ公国の公王だ。▼~
:[カムイ]|
公王、コタロウ…▼~
:[アクア]|
どういうこと?~
この国は、独立国家ではなかったの?▼~
誇り高き忍たちが~
暗夜の支配を受けるだなんて、らしくないわね。▼~
:[コタロウ]|
なに? 失礼な。~
支配されたのではない。▼~
我々は自らの意思で、~
ガロン王と手を組んでいたのだよ。▼~
有事の際、フウマ公国は~
暗夜に味方をする。▼~
そしてその代わりに、~
暗夜が白夜に勝利した時には…▼~
ガロン王は私に、~
多大な領地をもたらすという約束をした。▼~
それから私はずっと待っていたのだよ…~
戦端が開かれるこの時を、ずっと!▼~
:[カムイ]|
そんな…▼~
:[スズカゼ]|
名高いフウマ公国の王が~
そんな欲に溺れる輩だったとは…▼~
…残念です。本当に。▼~
:[コタロウ]|
大いに落胆してくれて結構。~
野心というのは隠してこそ輝くものだ。▼~
:[アクア]|
フウマ公国で戦が起こらなかったのは、~
こういうことだったのね。▼~
迂闊だったわ…▼~
:[コタロウ]|
王族がいるのなら好都合だ!~
悪いが全員、ここで倒れてもらおう!▼~
そしてこの戦を制し、我がフウマ公国を~
白夜王国に代わる王国として君臨させるのだ!▼~
:[カムイ]|
…そうはさせません!▼~
私たちは、~
このような卑劣な手には屈しません!▼~
みんな、行きますよ!!▼~
#endregion
*戦闘 [#k590971e]
**2ターン目開始前 [#xb8e2018]
#region(マイユニット(男性・?))
(初期配置付近にタクミ(赤軍)出現)
:[カムイ]|
!!~
増援か!?▼~
ん…? あれは…▼~
:[タクミ]|
…………▼~
:[カムイ]|
タクミ!▼~
:[サクラ]|
タクミ兄様!▼~
:[ヒノカ]|
良かった…!~
生きていてくれたか。▼~
(矢を放つ音)~
:[ヒノカ]|
う、ぐっ!?▼~
な、何をするんだ、タクミ!▼~
:[カムイ]|
やめろ、タクミ!~
ヒノカ姉さんに矢を放つなんて…!▼~
:[タクミ]|
殺す…▼~
:[カムイ]|
え…?▼~
:[タクミ]|
認め、られ、るのは…~
僕、だけで、いい…▼~
:[ヒノカ]|
なに…?~
様子がおかしいぞ!?▼~
:[サクラ]|
そんな…どうしてしまったんですか、~
タクミ兄様ぁ…!▼~
:[タクミ]|
僕、だって、強いんだ…~
僕だっ、て…神器を、持っているん、だ…▼~
なのに…なのにみんな、~
他の、きょうだいのこと、ばかり…▼~
カムイの、ことばかり…▼~
:[カムイ]|
な、何を言っているんだ、タクミ!?~
正気に戻ってくれ!▼~
:[タクミ]|
僕を、見てくれない、者など…~
要らない…▼~
僕の、邪魔をする者など、~
要らない…!▼~
み、んな…~
みんな……▼~
消えてしまええええっ!!▼~
:[カムイ]|
タクミっ!?▼~
(一瞬だけ画面に帯が入る)~
:[タクミ]|
…………▼~
:[アクア]|
あの異様な目の光、~
もしかして…▼~
…この読みが当たっていれば、~
私の歌で何とかできるかもしれない。▼~
今ならまだ、~
間に合うはずだわ。▼~
#endregion
#region(マイユニット(女性・私))
(初期配置付近にタクミ(赤軍)出現)
:[カムイ]|
!!~
増援ですか!?▼~
ん…? あれは…▼~
:[タクミ]|
…………▼~
:[カムイ]|
タクミさん!▼~
:[サクラ]|
タクミ兄様!▼~
:[ヒノカ]|
良かった…!~
生きていてくれたか。▼~
(矢を放つ音)~
:[ヒノカ]|
う、ぐっ!?▼~
な、何をするんだ、タクミ!▼~
:[カムイ]|
やめてください、タクミさん!~
ヒノカ姉さんに矢を放つなんて…!▼~
:[タクミ]|
殺す…▼~
:[カムイ]|
え…?▼~
:[タクミ]|
認め、られ、るのは…~
僕、だけで、いい…▼~
:[ヒノカ]|
なに…?~
様子がおかしいぞ!?▼~
:[サクラ]|
そんな…どうしてしまったんですか、~
タクミ兄様ぁ…!▼~
:[タクミ]|
僕、だって、強いんだ…~
僕だっ、て…神器を、持っているん、だ…▼~
なのに…なのにみんな、~
他の、きょうだいのこと、ばかり…▼~
カムイの、ことばかり…▼~
:[カムイ]|
な、何を言っているのですか、タクミさん!?~
正気に戻ってください!▼~
:[タクミ]|
僕を、見てくれない、者など…~
要らない…▼~
僕の、邪魔をする者など、~
要らない…!▼~
み、んな…~
みんな……▼~
消えてしまええええっ!!▼~
:[カムイ]|
タクミさんっ!?▼~
(一瞬だけ画面に帯が入る)~
:[タクミ]|
…………▼~
:[アクア]|
あの異様な目の光、~
もしかして…▼~
…この読みが当たっていれば、~
私の歌で何とかできるかもしれない。▼~
今ならまだ、~
間に合うはずだわ。▼~
#endregion
**会話 [#v8478b13]
***アクア⇒タクミ [#d4c22adc]
:[タクミ]|
誰も、僕を、見てくれ、ない…~
誰も…だれも。▼~
:[アクア]|
待って、タクミ。▼~
:[タクミ]|
…お前、は…▼~
:[アクア]|
いい?~
あなたは、操られているの。▼~
恐ろしい…見えない力によって。▼~
…私が目を覚まさせてあげるわ。~
今すぐに。▼~
…………▼~
(歌声)
:[タクミ]|
う…く…っ!▼~
うわああああああああっ!!▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[タクミ]|
う…ん……▼~
! アクア…▼~
:[アクア]|
…良かった、正気に戻ったのね。▼~
:[タクミ]|
正気に…? 何のことだ?~
それに、ここは一体…?▼~
:[アクア]|
ごめんなさい、~
話している暇はないわ。▼~
私たちは今、フウマ公国の者から~
襲撃を受けているの。▼~
あなたも加勢してくれるかしら。▼~
:[タクミ]|
わ、わかった!▼~
:[アクア]|
…ねえ、タクミ。▼~
:[タクミ]|
なんだよ?▼~
:[アクア]|
私は、あなたのこと…頼りにしているわ。~
あなたは強い。そして、聡明だわ。▼~
他のきょうだいたちに無い魅力を、~
あなたは持っている。▼~
私はそう、思っているから。▼~
:[タクミ]|
え…、え!?▼~
:[アクア]|
さ、それじゃ行きましょ。~
ぼーっとしてたら、やられるわよ。▼~
:[タクミ]|
お、おい!?~
ちょっと待てよアクア!▼~
アクア…▼~
…………▼~
仕方ない、頑張ってやるか。~
白夜王子タクミの力、見せてやる!▼~
**vs タクミ [#i4276352]
:[タクミ]|
消えろ…~
みんな、消えろ……▼~
***タクミ撃破 [#i212c9e9]
:[タクミ]|
僕はただ、認めて欲しいだけなんだ…~
他の…みんなみたいに…▼~
**vs コタロウ [#hdada945]
:[コタロウ]|
私はお前たちを倒し、~
私の王国を作る!▼~
この野望、例えガロン王でも~
阻むことはできぬ!!▼~
***サイゾウ vs コタロウ [#x7dd1f55]
:[サイゾウ]|
おい。フウマ公国公王…コタロウ。~
…お前に、聞きたいことがある。▼~
:[コタロウ]|
なに?~
誰だ、貴様。▼~
:[サイゾウ]|
俺は…5代目サイゾウ。~
白夜王族に代々仕える者だ…▼~
:[コタロウ]|
サイゾウ? なるほど…~
あの老いた上忍の息子か。▼~
:[サイゾウ]|
ほう…~
やはり、知っているのだな。父を。▼~
昔、この国に来てそのまま~
帰ることのなかった…俺の父のことを!▼~
:[コタロウ]|
ああ。あの小癪な上忍は~
この私の野望に感づいていたようでな。▼~
同じ忍としてそのような真似はするなと~
説得しにきた。だから…▼~
…その場で始末してやった。~
:[サイゾウ]|
く…っ!~
やはり、お前が…!▼~
:[コタロウ]|
知らぬ存ぜぬで通す心算だったが、~
息子には感づかれていたか。▼~
親子そろって、~
勘だけはいいようだな。▼~
ただ、腕が伴っていなければ、~
全くの無意味だが。▼~
:[サイゾウ]|
貴様…弱かったというのか。~
俺の父が。▼~
:[コタロウ]|
ああ。弱かったぞ、ヤツは。~
弱すぎて弱すぎて、▼~
この私に指一本触れることすらできずに、~
地獄に墜ちていきおったわああああ!▼~
:[サイゾウ]|
くそ…っ!!▼~
許さんぞ…貴様だけは!~
父の仇、討ってみせる!!▼~
***コタロウ撃破 [#d75b0d53]
:[コタロウ]|
そんな、私の、野望が…!▼~
私の、フウマ王国、が……▼~
***サイゾウでコタロウ撃破 [#icd3e86d]
:[サイゾウ]|
指一本…触れたぞ?▼~
:[コタロウ]|
ぐ、はっ…、ば、馬鹿な…~
こんな、若造に……▼~
私の、野望、が…~
私の、フウマ王国、が……▼~
:[サイゾウ]|
…仇は討った。~
父上…▼~
*クリア後 [#ea9d338c]
**タクミ撃破時 [#d64d5082]
#region(マイユニット(男性・僕))
:[タクミ]|
誰も、僕を、見てくれ、ない…~
誰も…だれも。▼~
:[カムイ]|
タクミ、タクミ…!▼~
どうしよう…攻撃はしなくなったけど、~
やっぱり話を聞いてくれないよ。▼~
:[タクミ]|
う、うう…▼~
:[アクア]|
待って、カムイ。~
私に任せて…▼~
:[カムイ]|
アクア、何か心当たりが?▼~
:[アクア]|
ええ。~
私の歌で何とかできるかもしれないわ。▼~
:[タクミ]|
…な、にを…▼~
:[アクア]|
いい?~
あなたは、操られているの。▼~
恐ろしい…見えない力によって。▼~
…私が目を覚まさせてあげるわ。~
今すぐに。▼~
…………▼~
(歌声)
:[タクミ]|
う…く…っ!▼~
うわああああああああっ!!▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[タクミ]|
う…ん……▼~
! アクア、カムイ兄さん…?~
それに、みんなも…▼~
:[カムイ]|
タクミ…~
良かった、正気に戻ったんだね!▼~
#endregion
#region(マイユニット(男性・俺))
:[タクミ]|
誰も、僕を、見てくれ、ない…~
誰も…だれも。▼~
:[カムイ]|
タクミ、タクミ…!▼~
どうすればいい…攻撃はしなくなったが、~
話ができる状態じゃない。▼~
:[タクミ]|
う、うう…▼~
:[アクア]|
待って、カムイ。~
私に任せて…▼~
:[カムイ]|
アクア、何か心当たりが?▼~
:[アクア]|
ええ。~
私の歌で何とかできるかもしれないわ。▼~
:[タクミ]|
…な、にを…▼~
:[アクア]|
いい?~
あなたは、操られているの。▼~
恐ろしい…見えない力によって。▼~
…私が目を覚まさせてあげるわ。~
今すぐに。▼~
…………▼~
(歌声)
:[タクミ]|
う…く…っ!▼~
うわああああああああっ!!▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[タクミ]|
う…ん……▼~
! アクア、カムイ兄さん…?~
それに、みんなも…▼~
:[カムイ]|
タクミ…~
良かった、正気に戻ったんだな!▼~
#endregion
#region(マイユニット(女性・私))
:[タクミ]|
誰も、僕を、見てくれ、ない…~
誰も…だれも。▼~
:[カムイ]|
タクミさん、タクミさん…!▼~
どうしましょう…攻撃はしなくなりましたが、~
やっぱり話は聞いてくれません。▼~
:[タクミ]|
う、うう…▼~
:[アクア]|
待って、カムイ。~
私に任せて…▼~
:[カムイ]|
アクアさん、何か心当たりが?▼~
:[アクア]|
ええ。~
私の歌で何とかできるかもしれないわ。▼~
:[タクミ]|
…な、にを…▼~
:[アクア]|
いい?~
あなたは、操られているの。▼~
恐ろしい…見えない力によって。▼~
…私が目を覚まさせてあげるわ。~
今すぐに。▼~
…………▼~
(歌声)
:[タクミ]|
う…く…っ!▼~
うわああああああああっ!!▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[タクミ]|
う…ん……▼~
! アクア、カムイ姉さん…?~
それに、みんなも…▼~
:[カムイ]|
タクミさん…~
良かった、正気に戻ったんですね!▼~
#endregion
**ここから通常 [#v5af16fb]
#region(マイユニット(男性・僕) )
:[サクラ]|
タクミ兄様ーーーっ!▼~
良かったです…元に戻って下さって!~
本当に、良かった…!~
:[ヒノカ]|
みんなに心配をかけさせて…~
全く、お前という奴は…っ!▼~
:[タクミ]|
わ、な、泣かないでくれよ、二人とも。~
いい年して、みっともないぞ。▼~
:[サクラ]|
…みっともなくていいです!▼~
タクミ兄様の前でなら私、~
みっともない妹でいいですー…!▼~
:[ヒノカ]|
私もだ! 愛する弟の前でなら、~
みっともない姉で一向に構わぬ!▼~
:[タクミ]|
サクラ、ヒノカ姉さん…▼~
…ありがとう。~
心配かけて、ごめん。▼~
:[ヒナタ]|
ふう。これで一安心って感じだな。~
やっと主君を守れるぜ。▼~
:[オボロ]|
…タクミ様…良かった。▼~
:[カムイ]|
でも、今まで何をしていたんだい?~
国境の戦闘で何があったの?▼~
:[タクミ]|
あの戦闘が…~
あれは、大変な戦いだった。▼~
…最初はイズモ公国との~
国境で戦っていたんだけど、▼~
時間が経つにつれて戦場は~
無限渓谷まで広がって…▼~
移動するうちに、~
リョウマ兄さんとはぐれてしまったんだ。▼~
:[カムイ]|
じゃあ、リョウマ兄さんの行方はやはり~
わからないままか…▼~
:[タクミ]|
その戦闘の最中、敵の攻撃で~
大規模な崖崩れが起きて…▼~
それに巻き込まれた僕は…▼~
…無限渓谷に、落ちてしまった。▼~
:[カムイ]|
無限渓谷に!?▼~
:[ヒノカ]|
しかし…お前は生きている。~
どうやってここまで戻ってきたんだ?▼~
:[タクミ]|
…わからない。▼~
記憶があるのはそこまでで…~
今ここで目を覚ますまでの間、▼~
どこで何をしていたのかは、~
まったく覚えていないんだ。▼~
:[ヒノカ]|
そうか…まあ、こうやって生きて~
帰ってこられたんだから、良かったさ。▼~
あの底なしの谷から生還できるなど、~
とんでもない奇跡だぞ。▼~
:[タクミ]|
ねえ…僕はここに来るまで、~
いったい何をしていたんだ?▼~
:[アクア]|
いいえ…それを気にする必要は無いわ。▼~
あなたは何らかの~
魔術に囚われて、▼~
自分の意思とは関係なく~
この地までやってきた…それだけ。▼~
:[タクミ]|
いや…そんなわけにはいかない。▼~
ヒノカ姉さんの腕には、~
矢が掠めた痕があった。▼~
それは、僕の持つ風神弓の~
矢の痕に間違いない…▼~
僕は、ヒノカ姉さんに、~
攻撃をしたんだね?▼~
:[ヒノカ]|
そ、それは…▼~
:[タクミ]|
教えてくれ…僕はみんなの前で、~
いったい何をしたんだ!?▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…タクミは…▼~
ここで出会うとすぐに、~
僕たちに…攻撃を仕掛けてきた。▼~
そして、正気に戻るまでずっと、~
白夜軍と戦闘を行っていたんだ。▼~
:[タクミ]|
!! そんな…!▼~
王子が自国の軍に攻撃だなんて、~
許されることじゃない。▼~
一度敵対してしまった以上、僕はもう~
白夜軍として戦う資格は無い…▼~
:[カムイ]|
いや、資格が無いなんて、~
そんなことはないよ。▼~
僕だって最初は敵国の王子だった…~
でも君はそんな僕を、▼~
なんのわだかまりもなく~
受け入れてくれたじゃないか。▼~
:[タクミ]|
いや、そうでもなかったけど…▼~
:[カムイ]|
え、えーと…~
そうだったかもしれないけど…▼~
ともかく、今はこうしてここにいるんだ。▼~
失敗したらと思うなら、~
これから取り返していけばいい。▼~
僕は、タクミと一緒に闘いたい。~
一緒に…闘ってくれるな?▼~
:[タクミ]|
…………▼~
うん。これまでの暴言の数々…~
許してくれるなら。▼~
:[カムイ]|
もちろん。~
なんにも気にしてない。▼~
:[タクミ]|
…ありがとう、~
カムイ兄さん。▼~
それから…~
アクア姉さんも、ありがとう。▼~
:[アクア]|
…いえ、いいのよ。▼~
…………▼~
:[カムイ]|
…アクア、大丈夫?~
なんだか顔色が悪いけど…▼~
:[アクア]|
…大丈夫よ。~
少し疲れてしまっただけ。▼~
すぐに良くなるから、~
気にしないで。▼~
:[カムイ]|
う、うん…▼~
(洞窟内)
:[スズカゼ]|
失礼します、皆様。~
…報告です。▼~
地下牢に、カゲロウさんが~
捕らえられていました。▼~
:[ヒノカ]|
なに!?~
カゲロウが…!?▼~
:[カゲロウ]|
ヒノカ様!▼~
:[ヒノカ]|
大丈夫か、カゲロウ…!~
無事で良かったぞ!▼~
だが、どうしてここに?~
リョウマ兄様と一緒ではなかったのか?▼~
:[カゲロウ]|
…はい。私は皆様に、~
大切なことを伝えねばなりませぬ…▼~
:[ヒノカ]|
!!~
大切なこと…!?▼~
もしや、リョウマ兄様は、もう…!?▼~
:[サクラ]|
リ、リョウマ兄様ぁ…!▼~
:[タクミ]|
まさか、あれが最後だったなんて…~
リョウマ兄さん…っ!▼~
:[ヒノカ]|
帰ったら、立派な墓を建てよう…!▼~
:[カゲロウ]|
あ、あの…?▼~
何を言っておられるのか~
さっぱりわからぬのだが…▼~
リョウマ様は、生きておられるぞ。▼~
:[ヒノカ]|
ん?~
そうなのか!?▼~
:[カゲロウ]|
左様。~
リョウマ様はタクミ様とはぐれた後…▼~
暗夜に行っていた斥候と~
落ち合われてな。▼~
暗夜王国で内乱が起きているとの~
情報を得るとすぐに、▼~
シュヴァリエ公国へと続く~
街道へと向かわれた。▼~
:[ヒノカ]|
シュヴァリエ公国…!?▼~
ではリョウマ兄様は今、~
暗夜王国に向かっているのか!?▼~
:[カゲロウ]|
私はそれをお伝えするために~
白夜王城へ戻るよう仰せ付かったのだが…▼~
フウマ公国の領内を通り抜ける時に~
無様にも捕らえられてしまった。▼~
このような醜態を晒し、~
面目次第もない…▼~
:[ヒノカ]|
いや、生きていてくれてよかった。~
リョウマ兄様もカゲロウも。▼~
みんな無事で、本当に良かった。▼~
:[アクア]|
さあ、行くわよ。▼~
リョウマがそこに向かっているのなら、~
次の目的地はシュヴァリエ公国ね。▼~
また暗夜王国に戻ることになるけれど…~
覚悟はできている? カムイ。▼~
:[カムイ]|
うん、もちろんだよ。▼~
:[スズカゼ]|
では、急いでこの地を離れて、~
船のある港町に向かいましょう。▼~
コタロウ公はもういませんが、▼~
彼と同じ志を持つ忍びが~
いつまた襲ってくるかわかりません。▼~
戦争が終わるまで…~
この国には近づかない方が賢明です。▼~
:[カゲロウ]|
そうだな…このことは~
共に捕らえられていた仲間が、▼~
白夜王城に伝えてくれる~
手筈となっている。~
早ければ半日後にも、王城を守っている~
軍師ユキムラの耳に入るであろう。▼~
…カムイ様。以後は私も、~
この軍に力添えしたい。▼~
リョウマ様もきっと、そのことを期待されて~
私を遣わされたはずだ。▼~
:[カムイ]|
ありがとう、カゲロウ。~
君がいてくれると心強いよ。▼~
主君と離れて心細かっただろうに、~
よく頑張ってくれたね。▼~
…早くリョウマ兄さんと合流して、~
この戦争を終わらせないと。▼~
これから、白夜王国とは~
少しの間お別れか。▼~
…………▼~
…いってきます。母上…▼~
#endregion
#region(マイユニット(女性・私))
:[サクラ]|
タクミ兄様ーーーっ!▼~
良かったです…元に戻って下さって!~
本当に、良かった…!~
:[ヒノカ]|
みんなに心配をかけさせて…~
全く、お前という奴は…っ!▼~
:[タクミ]|
わ、な、泣かないでくれよ、二人とも。~
いい年して、みっともないぞ。▼~
:[サクラ]|
…みっともなくていいです!▼~
タクミ兄様の前でなら私、~
みっともない妹でいいですー…!▼~
:[ヒノカ]|
私もだ! 愛する弟の前でなら、~
みっともない姉で一向に構わぬ!▼~
:[タクミ]|
サクラ、ヒノカ姉さん…▼~
…ありがとう。~
心配かけて、ごめん。▼~
:[ヒナタ]|
ふう。これで一安心って感じだな。~
やっと主君を守れるぜ。▼~
:[オボロ]|
…タクミ様…良かった。▼~
:[カムイ]|
でも、今まで何をしていたんですか?~
国境の戦闘で何があったんです?▼~
:[タクミ]|
あの戦闘が…~
あれは、大変な戦いだった。▼~
…最初はイズモ公国との~
国境で戦っていたんだけど、▼~
時間が経つにつれて戦場は~
無限渓谷まで広がって…▼~
移動するうちに、~
リョウマ兄さんとはぐれてしまったんだ。▼~
:[カムイ]|
では、リョウマ兄さんの行方はやはり~
わからないままですか…▼~
:[タクミ]|
その戦闘の最中、敵の攻撃で~
大規模な崖崩れが起きて…▼~
それに巻き込まれた僕は…▼~
…無限渓谷に、落ちてしまった。▼~
:[カムイ]|
無限渓谷に!?▼~
:[ヒノカ]|
しかし…お前は生きている。~
どうやってここまで戻ってきたんだ?▼~
:[タクミ]|
…わからない。▼~
記憶があるのはそこまでで…~
今ここで目を覚ますまでの間、▼~
どこで何をしていたのかは、~
まったく覚えていないんだ。▼~
:[ヒノカ]|
そうか…まあ、こうやって生きて~
帰ってこられたんだから、良かったさ。▼~
あの底なしの谷から生還できるなど、~
とんでもない奇跡だぞ。▼~
:[タクミ]|
ねえ…僕はここに来るまで、~
いったい何をしていたんだ?▼~
:[アクア]|
いいえ…それを気にする必要は無いわ。▼~
あなたは何らかの~
魔術に囚われて、▼~
自分の意思とは関係なく~
この地までやってきた…それだけ。▼~
:[タクミ]|
いや…そんなわけにはいかない。▼~
ヒノカ姉さんの腕には、~
矢が掠めた痕があった。▼~
それは、僕の持つ風神弓の~
矢の痕に間違いない…▼~
僕は、ヒノカ姉さんに、~
攻撃をしたんだね?▼~
:[ヒノカ]|
そ、それは…▼~
:[タクミ]|
教えてくれ…僕はみんなの前で、~
いったい何をしたんだ!?▼~
:[カムイ]|
…………▼~
…タクミさんは…▼~
ここで出会うとすぐに、~
私たちに…攻撃を仕掛けてきました。▼~
そして、正気に戻るまでずっと、~
白夜軍と戦闘を行っていたんです。▼~
:[タクミ]|
!! そんな…!▼~
王子が自国の軍に攻撃だなんて、~
許されることじゃない。▼~
一度敵対してしまった以上、僕はもう~
白夜軍として戦う資格は無い…▼~
:[カムイ]|
いや、資格が無いなんて、~
そんなことはありません。▼~
私だって最初は敵国の王女でした…~
でもあなたは、そんな私を、▼~
なんのわだかまりもなく~
受け入れてくれたじゃありませんか。▼~
:[タクミ]|
いや、そうでもなかったけど…▼~
:[カムイ]|
え、えーと…~
そうだったかもしれませんが…▼~
ともかく、今はこうしてここにいるんです。▼~
失敗したと思うなら、~
これから取り返していけばいいんですよ。▼~
私は、タクミさんと一緒に闘いたいんです。~
一緒に…闘ってくれますか?▼~
:[タクミ]|
…………▼~
うん。これまでの暴言の数々…~
許してくれるなら。▼~
:[カムイ]|
もちろんです。~
何も気にしていません。▼~
:[タクミ]|
…ありがとう、~
カムイ姉さん。▼~
それから…~
アクア姉さんも、ありがとう。▼~
:[アクア]|
…いえ、いいのよ。▼~
…………▼~
:[カムイ]|
…アクアさん、大丈夫ですか?~
なにやら顔色が悪いみたいですが…▼~
:[アクア]|
…大丈夫よ。~
少し疲れてしまっただけ。▼~
すぐに良くなるから、~
気にしないで。▼~
:[カムイ]|
は、はい…▼~
(洞窟内)
:[スズカゼ]|
失礼します、皆様。~
…報告です。▼~
地下牢に、カゲロウさんが~
捕らえられていました。▼~
:[ヒノカ]|
なに!?~
カゲロウが…!?▼~
:[カゲロウ]|
ヒノカ様!▼~
:[ヒノカ]|
大丈夫か、カゲロウ…!~
無事で良かったぞ!▼~
だが、どうしてここに?~
リョウマ兄様と一緒ではなかったのか?▼~
:[カゲロウ]|
…はい。私は皆様に、~
大切なことを伝えねばなりませぬ…▼~
:[ヒノカ]|
!!~
大切なこと…!?▼~
もしや、リョウマ兄様は、もう…!?▼~
:[サクラ]|
リ、リョウマ兄様ぁ…!▼~
:[タクミ]|
まさか、あれが最後だったなんて…~
リョウマ兄さん…っ!▼~
:[ヒノカ]|
帰ったら、立派な墓を建てよう…!▼~
:[カゲロウ]|
あ、あの…?▼~
何を言っておられるのか~
さっぱりわからぬのだが…▼~
リョウマ様は、生きておられるぞ。▼~
:[ヒノカ]|
ん?~
そうなのか!?▼~
:[カゲロウ]|
左様。~
リョウマ様はタクミ様とはぐれた後…▼~
暗夜に行っていた斥候と~
落ち合われてな。▼~
暗夜王国で内乱が起きているとの~
情報を得るとすぐに、▼~
シュヴァリエ公国へと続く~
街道へと向かわれた。▼~
:[ヒノカ]|
シュヴァリエ公国…!?▼~
ではリョウマ兄様は今、~
暗夜王国に向かっているのか!?▼~
:[カゲロウ]|
私はそれをお伝えするために~
白夜王城へ戻るよう仰せ付かったのだが…▼~
フウマ公国の領内を通り抜ける時に~
無様にも捕らえられてしまった。▼~
このような醜態を晒し、~
面目次第もない…▼~
:[ヒノカ]|
いや、生きていてくれてよかった。~
リョウマ兄様もカゲロウも。▼~
みんな無事で、本当に良かった。▼~
:[アクア]|
さあ、行くわよ。▼~
リョウマがそこに向かっているのなら、~
次の目的地はシュヴァリエ公国ね。▼~
また暗夜王国に戻ることになるけれど…~
覚悟はできている? カムイ。▼~
:[カムイ]|
はい、もちろんです。▼~
:[スズカゼ]|
では、急いでこの地を離れて、~
船のある港町に向かいましょう。▼~
コタロウ公はもういませんが、▼~
彼と同じ志を持つ忍びが~
いつまた襲ってくるかわかりません。▼~
戦争が終わるまで…~
この国には近づかない方が賢明です。▼~
:[カゲロウ]|
そうだな…このことは~
共に捕らえられていた仲間が、▼~
白夜王城に伝えてくれる~
手筈となっている。~
早ければ半日後にも、王城を守っている~
軍師ユキムラの耳に入るであろう。▼~
…カムイ様。以後は私も、~
この軍に力添えしたい。▼~
リョウマ様もきっと、そのことを期待されて~
私を遣わされたはずだ。▼~
:[カムイ]|
ありがとうございます、カゲロウさん。~
あなたがいてくれると心強いです。▼~
主君と離れて心細かったでしょう。~
よく頑張ってくれましたね。▼~
…早くリョウマ兄さんと合流して、~
この戦争を終わらせないといけません。▼~
これから、白夜王国とは~
少しの間お別れですね。▼~
…………▼~
…いってきます。お母様…▼~
#endregion
*コメント [#i2ee8d99]
- 今更ですがクリア後のヒナタの台詞ですが9章で加入前にヒナ...
- tuideni -- &new{2015-11-11 (水) 23:23:54};
- ↑誤信:ついでにオボロが死んでるとオボロの部分もカットさ...
- 戦闘2ターン目開始前、マイユニットが男性なのは見当がつき...
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