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会話集/章別会話/異伝 絆の白夜祭親子会話/ルーナ
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*ルーナの親子会話 [#v24eeaa9]
#contents
**カンナ(女) [#gtrsgeh785]
:[ルーナ]|カンナ! 急いで敵を倒すわよ!~
手加減なんて一切しなくていいからね!▼~
:[カンナ]|お母さん、~
なんか今日はすごく気合が入ってるね!▼~
:[ルーナ]|だって、モタモタしてたら~
お祭りの時間がどんどんなくなるのよ!▼~
そんなの絶対にダメよ!~
あたし、すごく楽しみだったんだから!▼~
:[カンナ]|あはは!~
お母さんはお祭りが好きなんだね。▼~
:[ルーナ]|別にそういうわけじゃないけど…~
今日だけは特別っていうか…▼~
:[カンナ]|特別?▼~
:[ルーナ]|お、親子でお祭りにこれるなんて…~
あたしたちの暮らしから見れば特別でしょ?▼~
だから、すっごく楽しみにしてたのよ!▼~
:[カンナ]|うん、お母さん。あたしも同じ。~
お祭りすっごく楽しみだったよ。▼~
じゃあ、早く悪い人たちを倒さないと…!▼~
:[ルーナ]|…あれ?~
ちょっと待って!▼~
:[カンナ]|なあに、お母さん?▼~
:[ルーナ]|カンナもしかして…少し背が伸びた?▼~
:[カンナ]|うーん…どうだろう?~
伸びた気もするし、変わってない気もする。▼~
:[ルーナ]|伸びてたらまずいわね…~
背丈が合わなくなっちゃうわ…▼~
:[カンナ]|背丈?▼~
:[ルーナ]|な、なんでもないの!~
後でのお楽しみなんだから!▼~
:[カンナ]|後でのお楽しみ!?~
なにかあたしにくれるの!?▼~
そんなこと言われたら気になっちゃうよ!~
戦うのに集中できなくなっちゃう!▼~
:[ルーナ]|それは困ったわね…▼~
…じゃあ、いいわ。~
教えてあげる。▼~
実は後であなたに…~
浴衣をあげようと思ってたの。▼~
:[カンナ]|浴衣!?▼~
:[ルーナ]|いつかこんな日がくるかと思って~
あたしが作っておいたものがあるの。▼~
赤紫地で桜柄の生地なのよ。~
とてもステキなんだから。▼~
…今まではあまり~
そういうことしてあげられなかったからね。▼~
寂しい思いもいっぱいさせただろうし…~
だから作ったっていうわけじゃないけど…▼~
:[カンナ]|ありがとう、お母さん!~
あたし、大事に着るね!▼~
:[ルーナ]|…そ、そう?~
そんなに喜んでくれると作った甲斐があるわね。▼~
…あと、背が伸びたら言ってね。▼~
これからは…~
新しい浴衣なんていくらでも作ってあげるから。▼~
:[カンナ]|うん…~
あたし、すごく嬉しい…▼~
よーし!~
それじゃあ急いで敵を倒しちゃお!▼~
早く早く!▼~
:[ルーナ]|あら、いきなり急かしてきたわね。~
浴衣の話でやる気になったかしら?▼~
:[カンナ]|え!? だ、だってほら…~
お祭りの時間が減ったらお母さん嫌でしょ?▼~
べ、別に…早くお母さんの浴衣を~
着てみたいわけじゃないんだからね!▼~
:[ルーナ]|ふふふ。~
わかってるわよ、カンナ。▼~
**ディーア [#gguauhss5]
:[ルーナ]|的当てに輪投げにくじ引きまである!~
くぅー! 腕が鳴るわね!▼~
:[ディーア]|母さん、はしゃぎすぎさぜ…~
っていうか、まだ戦闘中だし…▼~
:[ルーナ]|なによ、ディーア。~
あんたも本当ははしゃぎたいくせに。▼~
これだけものが揃ってるんだから、~
うきうきするに決まってるでしょ?▼~
言っておくけど、お祭りが再開したら~
すぐに勝負するわよ? いい?▼~
:[ディーア]|別にいいぜ…▼~
勝つのは俺に決まってるからな…~
母さんじゃ相手にならないぜ…▼~
:[ルーナ]|なっ!?~
なんですって!?▼~
いつからそんな~
生意気を言う子になったの!?▼~
:[ディーア]|さあな…▼~
でも、生意気なのは…~
母さんからの遺伝だぜ…間違いなく…▼~
:[ルーナ]|あ、あたしはそんなに~
生意気じゃないわよ。▼~
そんな風に言う子には、~
手加減なんかしてあげないから。▼~
:[ディーア]|手加減…~
そんなのする気なかっただろ?▼~
母さんはいつだって何事にも…~
全力でがむしゃらに挑むじゃん…▼~
:[ルーナ]|そ、そんなことないわよ。▼~
:[ディーア]|いいや、ごまかしても無駄だ…~
俺にはわかってるし…▼~
それに俺は母さんのそんなところを…~
一番尊敬してるしな…▼~
:[ルーナ]|ディーア…▼~
:[ディーア]|ほら、さっさと賊を倒そうぜ…▼~
なんならどっちが多く倒せるか…~
勝負でもしようか?▼~
:[ルーナ]|ええ、望むところよ。▼~
手加減なんかしないで、~
全力前回でやっちゃうからね。▼~
:[ディーア]|ああ…~
母さん…▼~
**ゾフィー [#loijuhoa85]
:[ルーナ]|ちょっとゾフィー。~
あそこに的当ての屋台があるわよ。▼~
:[ゾフィー]|本当だね。~
母さん、的当てやりたいの?▼~
:[ルーナ]|あ、あたしは別にやりたくないけど…~
ゾフィーはやりたいかなって思って。▼~
:[ゾフィー]|やりたくないって言ったわりには~
すっごい笑顔だったけど。▼~
:[ルーナ]|そ、そんなことないわよ!~
それでどうなの? やるの? やらないの?▼~
:[ゾフィー]|もちろんやるよ!~
賊を全部、倒したらね!▼~
:[ルーナ]|じゃあ、勝負するわよ。~
どっちが数多く的を倒せるかをね!▼~
言っておくけど、~
娘だからって手加減はしないから。▼~
:[ゾフィー]|えー、勝負するのかぁ…~
普通に楽しむ方がいいなぁ…▼~
:[ルーナ]|なんでよ?~
勝負した方が面白くなるのに。▼~
:[ゾフィー]|だって、母さん…~
勝負になるとしつこいし…▼~
:[ルーナ]|し、しつこいですって!?~
そんなことないわよ! 失礼ね!▼~
:[ゾフィー]|そんなことあるもん。▼~
だって、父さんと勝負した時だって~
朝まで剣の素振りを続けてたんでしょ?▼~
:[ルーナ]|なっ!?~
な、な、なんでそれを知ってるの!?▼~
:[ゾフィー]|もちろん、父さんに聞いたから▼~
:[ルーナ]|サ、サイラスったら余計なことを…▼~
:[ゾフィー]|だから、勝負じゃなくて~
純粋に的当てを楽しもうよ!▼~
:[ルーナ]|…仕方ないわね。~
じゃあ、今日は勝負事はなしにするわ。▼~
純粋にお祭りを楽しみましょ。~
せっかくの、母子水入らずだしね。~
:[ゾフィー]|うん!~
ありがとう、母さん!▼~
**ミドリコ [#fakoplkw5]
:[ミドリコ]|あっ、お母さん…!▼~
:[ルーナ]|なによ、ミドリコ。~
そんな焦った顔して…▼~
:[ミドリコ]|べ、べつにあせってなんていないわ。~
お母さんのきのせいよ。▼~
:[ルーナ]|あっそ…~
でも今、後ろに何か隠したでしょ?▼~
:[ミドリコ]|へっ!?う、ううん!~
何もかくしてないわ!▼~
:[ルーナ]|あたしに隠しごとしようったって無駄よ。~
ほら、見せてみなさい。▼~
:[ミドリコ]|うう…はい。▼~
:[ルーナ]|え?これって…ぬいぐるみ?~
ミドリコの形をしてるわね。▼~
可愛くできてるじゃない。~
あんたが作ったの?▼~
:[ミドリコ]|そ、そうだけど…~
それ、ミドリコじゃなくてお母さんよ。▼~
:[ルーナ]|え、そうなの?~
あんたにそっくりに見えるけど。▼~
髪が赤くて、二つ結びで、~
リボンがついてて…▼~
:[ミドリコ]|うん…だから…▼~
:[ルーナ]|…そっか。~
あたしか。▼~
:[ミドリコ]|まぎらわしくてごめんなさい。▼~
お母さんのかみがたかわいくて、~
ミドリコまねしちゃったから…▼~
:[ルーナ]|うふふ。ミドリコったら…▼~
その髪型にした理由、初耳よ。~
なんだか照れちゃうわね。▼~
でも、なんでこれを持ってたの?▼~
:[ミドリコ]|お母さんのぬいぐるみがあると、~
ゆうきがわいてくるから。▼~
秘境にいたときから…~
心細いときはそうしてたのよ。▼~
:[ルーナ]|!!ミドリコ…▼~
ごめんね。~
今までさみしい思いをさせて。▼~
お母さんは…~
子どものそばにいなくちゃダメなのに。▼~
それなのに、あたしは…▼~
:[ミドリコ]|ううん。~
お母さんはいつもそばにいてくれたわ。▼~
秘境からかえるとき、~
たくさんおみやげをのこしていってくれた。▼~
このぬいぐるみはその中の布で~
つくったものよ。だから…▼~
お母さんのぬくもりが、~
いつもそばにあった。▼~
いっつも一緒にいるみたいに~
思ってたよ。▼~
:[ルーナ]|あ、あ、あんたって子は…!~
ううう~~!!!!▼~
:[ミドリコ]|お母さん、泣いてるの?▼~
:[ルーナ]|泣いてるわよ!悪い!?~
あんたがあまりにいい子だから、あたし…!▼~
こんな風に成長してくれたことに~
感謝の涙が止まらないわよ!▼~
ありがとう、ミドリコ…!~
あんたは最高の娘だわ。▼~
:[ミドリコ]|えへへ…うれしい!▼~
じゃあ次は、ミドリコのぬいぐるみを~
お母さんにつくってあげるね。▼~
そうしたらお母さんもきっと~
もっとゆうきがでるわ。▼~
:[ルーナ]|うふふ…ありがと。~
楽しみにしてるわね。▼~
**ヒサメ [#v0874989]
:[ヒサメ]|ああ、よかった。~
珍しいものをたくさん買えました。▼~
このお茶碗なんて最高です。~
つい色違いまで買い占めてしまいました…▼~
:[ルーナ]|ちょっとヒサメ。~
そんなに雑貨を買い込んでどうしたのよ。▼~
:[ヒサメ]|母さん…!▼~
べ、別にいいではないですか。~
私の勝手です。▼~
…か、母さんにとやかく言われる~
筋合いはありません。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
…何よそれ。▼~
あなた最近…~
たまに、かわいげのない態度を取るわよね。▼~
:[ヒサメ]|…え、あ…ごめんなさい。~
どうしても、つい…▼~
:[ルーナ]|ああ、わかったわ。~
反抗期ってやつね?▼~
:[ヒサメ]|い、いえ…反抗期ではないと思います…~
そうではなくて…▼~
多分ですけど…母さんの気質が~
たまに出るようになったのではないかと…▼~
:[ルーナ]|はぁ?~
何、言ってるのよ!?▼~
あたしの気質が出ると、~
反抗期みたいな態度になるってわけ?▼~
それじゃまるで、~
あたしが年がら年中、反抗期みたいじゃない!▼~
…ま、まぁ…否定はしないけど…▼~
:[ヒサメ]|…でも、私…~
本当に母さんに似てきたと思うんです。▼~
昔は買い物などなんとも思わなかったのに、~
最近はとても楽しいですし…▼~
賊が来るまでは、目に付くものを~
片っ端から買い漁ってしまって。▼~
:[ルーナ]|た、確かに…~
その雑貨の山にはびっくりしたけど…▼~
ま、あたしに似てきてるっていうならいいわ。~
ひろーい心で受け止めてあげる。▼~
:[ヒサメ]|ほ、本当ですか…~
よかった…▼~
:[ルーナ]|そ、それに…▼~
なんか、愛しい我が子って感じで…~
より可愛く思えちゃうし…▼~
:[ヒサメ]|えっ…~
何か言いましたか?▼~
:[ルーナ]|べ、別に!?~
こっちの話よ!▼~
それよりそんなに買い物がしたいなら、~
賊を倒したあと、付き合ってあげるわ。▼~
今日は子どものためのお祭りだから~
お金はあたし持ちってことで。▼~
:[ヒサメ]|えーっ!~
ほんとですか! ぜひお願いします!▼~
:[ルーナ]|な、何よ? 今のは流れ的に、~
あたしっぽく返すところでしょう?▼~
:[ヒサメ]|ご、ごめんなさい…~
なかなか難しいですね…▼~
えーと…ど、どうしてもって言うなら~
付き合ってあげなくもないですよ?▼~
こんな感じでしょうか?▼~
:[ルーナ]|うふふ。上出来だわ。~
でも、あんたらしく言えば何でもいいのよ。▼~
これからはあなたの言葉、~
たくさん聞かせてちょうだい。▼~
お祭りを回りながら色々話せるの、~
楽しみにしてるんだから。▼~
:[ヒサメ]|は、はい!~
よろしくお願いします!▼~
**マトイ [#wkqaokijfua]
:[マトイ]|母さん。~
大丈夫? ケガはない?▼~
:[ルーナ]|ええ、大丈夫よ。~
このあたしがケガなんかするはずないわ。▼~
:[マトイ]|さすが、頼もしいわ。~
その言葉を聞いて安心しちゃった。▼~
あ。あたし、母さんに渡したいものがあるの。~
きっと気に入ると思うわ。▼~
:[ルーナ]|なによ。~
金銀財宝でもくれるっていうの?▼~
:[マトイ]|さ、さすがにそれはないけど…~
賊が来る前に屋台で買っておいたの。▼~
はいこれ。いい色のリンゴよ。▼~
:[ルーナ]|あ…▼~
:[マトイ]|母さん、リンゴが好きって言ってたでしょ?~
だから喜ばせようと思って。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
:[マトイ]|だ、ダメだった!? リンゴそのものより~
リンゴ飴のほうがよかったかしら!?▼~
:[ルーナ]|ううん。そのもののほうがいいわ。~
とっても嬉しい。ありがとうね、マトイ。▼~
さっきのはちょっと…~
昔のことを思い出しちゃって。▼~
:[マトイ]|昔のこと?▼~
:[ルーナ]|ええ。あたしの大事な人がね、~
今のマトイみたいにリンゴをくれたの。▼~
あたしに質問を答えさせる対価としてね。▼~
:[マトイ]|ふーん…そんなことがあったのね。~
じゃ、あたしも母さんに何か質問してもいい?▼~
:[ルーナ]|ええ。今日は子供のためのお祭りだし、~
なんでも答えてあげるわよ。▼~
:[マトイ]|母さんはあたしに、~
どう成長してほしいと思っているの?▼~
:[ルーナ]|そうねえ…~
あんたらしく育ってくれればなんでもいいわよ。▼~
:[マトイ]|え? それだけ?~
完璧に育ってほしいとか無いの?▼~
:[ルーナ]|無いわ。完璧になんてなろうとしたら~
きっと疲れちゃうもの。▼~
まあ出来れば素直に~
まっすぐに育ってほしいとは思うけど。▼~
そう…可愛さを武器に親に物をねだったり~
ひねくれた性格になったりしなければ…▼~
:[マトイ]|…ええと。~
それ、自分のこと言ってない?▼~
:[ルーナ]|そんなことないわよ!~
例えよ、例え。▼~
とにかくあたしは、どんなマトイでも大好きなの。~
これからはずっとそばで守ってあげる。▼~
あたしはあんたを残して死なないし、~
あんたはあたしとツバキが死なせないわ。▼~
:[マトイ]|母さん…▼~
:[ルーナ]|今まで寂しい思いをさせて、悪かったわ。~
お母さんは子供の傍にいないといけないのに…▼~
たくさん我慢させちゃったわね。▼~
:[マトイ]|ううん! 離れてたって、~
父さんと母さんの話は聞いてたもの。▼~
それに、いつも会いに来てくれるときは~
たくさんお土産も持ってきてくれたし。▼~
だから…べ、別に…~
寂しくなんかなかったんだからね!▼~
:[ルーナ]|マトイ…▼~
うふふ。本当は寂しかったのね。~
まったく、変なとこあたしに似て…▼~
今までのお詫びにはならないけど、~
今日はお祭りで何でも買ってあげるわ。▼~
何か欲しいものはない?▼~
:[マトイ]|…欲しいものなんてないわ。~
母さんと父さんさえ傍にいればいい。▼~
約束して、母さん。~
これからはそばにいるって。▼~
賊を倒しても、お祭りが終わっても、~
この戦争が終わっても…▼~
傍にいてくれなきゃあたし、~
許さないんだから…▼~
:[ルーナ]|ええ…~
約束するわ…▼~
あたし、もうどこにも行かない。~
ずっとマトイのそばにいる。▼~
あなたたちのいる場所に、~
ずっとここにいるって、そう決めたから…▼~
**ジークベルト [#agauopjis]
:[ルーナ]|あーん。~
どうしようかしらー。▼~
こんなに屋台があったら、~
欲しい物ばかりで目移りしちゃうわ!▼~
この髪飾りもすごく可愛いし。~
欲しいなー。▼~
でも、少しは買い物を我慢しないと~
またジークベルトに怒られちゃうし…▼~
というか、この間、買い物し過ぎちゃって~
お小遣いも残ってないのよね…▼~
:[ジークベルト]|母上、どうかしたのかい?▼~
:[ルーナ]|ジークベルト!?~
べ、別に何でもないわよ!▼~
:[ジークベルト]|そうか。~
それならいいんだけど。▼~
ところで母上、~
この屋台には綺麗な髪飾りが並んでいるね。▼~
:[ルーナ]|そ、そうね。~
別にあたしは欲しいと思わないけど…▼~
:[ジークベルト]|ちょうど大切な人への~
贈り物を探していたんだ。▼~
母上、申し訳ないけど~
選ぶのを手伝ってくれないかな。▼~
:[ルーナ]|そんなの自分で選べばいいのに。~
まぁ、手伝ってはあげるけど…▼~
:[ジークベルト]|ありがとう、母上。~
すごく助かるよ。▼~
:[ルーナ]|そうね…~
これとこれとこれでしょ。▼~
あとあこれとこれとこれと~
これとこれとこれがいいんじゃない?▼~
:[ジークベルト]|は、母上…~
一つに絞ってくれると助かるんだけど…▼~
:[ルーナ]|そ、そうよね!~
じゃあ…これなんか可愛いと思うけど。▼~
:[ジークベルト]|じゃあ、それを買おうかな。~
お金はここに置いておけばいいよね。▼~
…はい、母上。~
この髪飾りをもらってくれるかい?▼~
:[ルーナ]|えっ?~
あたしに?▼~
:[ジークベルト]|日頃の感謝を込めて、~
ささやかだけど、形で示したかったんだ。▼~
:[ルーナ]|ジークベルト、~
さっきのあたしの独り言、聞いてたでしょ?▼~
:[ジークベルト]|さぁ?~
私にはなんのことだかわからないな。▼~
:[ルーナ]|あなたのそういうところってさ…~
マークスにすごくそっくりよね。▼~
:[ジークベルト]|そうかな?~
自分ではよく分わからないな。▼~
:[ルーナ]|そっくりよ。~
あたしにはわかるの。▼~
あたし、マークスのそういうとこ…~
だ、大好きだから…▼~
:[ジークベルト]|ははは。~
母上がのろけるなんてめずらしいね。▼~
:[ルーナ]|う、うるっさいわねー!~
親をからかうんじゃないわよ!▼~
でも、髪飾りありがとう…~
ずっと大事にするわね。▼~
:[ジークベルト]|ああ、そうしてくれると嬉しいよ。▼~
**フォレオ [#p9e398f7]
:[ルーナ]|見て見てフォレオ!~
あっちに的当ての屋台があるわよ!▼~
:[フォレオ]|本当ですね、お母様。~
可愛らしい景品がたくさん並んでいます。▼~
:[ルーナ]|これはお祭りが再開したら~
勝負するしかないわよね。▼~
言っておくけど、あたしは息子相手でも~
手加減はしないんだからね。▼~
:[フォレオ]|うふふ、望むところです。▼~
それで…何回勝負ですか?~
最初に決めておきましょう。▼~
:[ルーナ]|え? 一回でいいんじゃないかしら。▼~
:[フォレオ]|本当ですね?~
その言葉に二言はありませんね?▼~
:[ルーナ]|な、何よ!~
なんでそんなに気にするのよ!▼~
:[フォレオ]|お母様はとっても負けず嫌いですから、~
自分が勝つまで勝負を続けるでしょう?▼~
僕は知っていますよ。~
お母様は…▼~
陣取り遊びで、~
お父様から勝ち逃げしていることを。▼~
:[ルーナ]|うっ。レオンがあなたに教えたのね。~
余計なことを…▼~
:[フォレオ]|それと、もうひとつ約束してください。▼~
的当てでの勝負の後は…~
お洋服作りで対決をしましょう。▼~
:[ルーナ]|な、何よそれ!▼~
そんなのフォレオが~
有利に決まってるじゃない!▼~
:[フォレオ]|僕は的当てがあまり得意ではないので。~
それだけで勝負だと不公平です。▼~
勝負に負けたまま終わってしまったら…~
夜、くやしくて眠れないですから。▼~
:[ルーナ]|あんたも相当の負けず嫌いね。~
変なトコあたしに似ちゃってさ。▼~
:[フォレオ]|いえ…これは優秀な両親を持った者の~
宿命のようなものだと思ってます。▼~
どうしたって比べられてしまいますからね…~
同じことをできると期待もされますし。▼~
だから、負けたくないんです。~
自分もできるところを見せたいんです。▼~
すみません…~
厄介な性格で。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
それならやっぱり、~
あんたはあたしそっくりよ、フォレオ。▼~
:[フォレオ]|そうなんですか?▼~
:[ルーナ]|ええ。良かったら賊を倒したあと…~
ゆっくり話してあげるわ。▼~
もちろん、的当てをした後で。~
二人でお買い物でもしながらね。▼~
素敵な装飾品を買い込んで~
お洋服対決に備えるわよ。▼~
:[フォレオ]|お母様とお買い物!~
とっても素敵です! ぜひ…!▼~
:[ルーナ]|お互い買い過ぎないよう気をつけましょ。~
それじゃ、また後でね!▼~
:[フォレオ]|はい、お母様!▼~
**イグニス [#gjuafuioahewi]
:[ルーナ]|ちょっとイグニス!~
あそこの屋台を見なさい!▼~
貴重な鉱石を使った腕輪ですって!~
これは買うしかないわよね!▼~
:[イグニス]|…………▼~
:[ルーナ]|これは数年に一度しか咲かない花を使った香水…~
うん! これもあとで買うわ!▼~
待って待って!~
あっちにも何かある!▼~
:[イグニス]|母さん…~
少しは落ち着け…▼~
買い物なら…~
祭りが再開してからゆっくりとすればいい…▼~
:[ルーナ]|そ、そんなのわかってるわよ!~
でも、つい目に入っちゃうから…▼~
:[イグニス]|目に入ったものを…~
全部、買おうとしているしな…▼~
:[ルーナ]|そ、それがどうしたの!?~
別にあたしの勝手でしょ!?▼~
:[イグニス]|…買い過ぎだと思う。▼~
:[ルーナ]|だ、だって…~
どれもこれも必要なものだし…▼~
:[イグニス]|いや、そんなはずはない…~
もっとちゃんと選んで買った方がいい…▼~
その方が買ったものに対しても…~
愛着が沸き、大切なものになるだろう…▼~
:[ルーナ]|うーん…~
それは一理あるかも。▼~
:[イグニス]|買ってはダメだ、~
と言っているのではない…▼~
よく選んで買え、と言っている…~
わかるな?▼~
:[ルーナ]|わかったわよ。~
でも、まさか息子に注意されちゃうなんて…▼~
:[イグニス]|3つまでだ…~
3つだけ好きなものを買え…▼~
:[ルーナ]|なんかさ…~
あんたの方が親みたいになってない?▼~
:[イグニス]|ふっ…~
気のせいだ…▼~
:[ルーナ]|じゃ、じゃああんたは5つまでよ。~
5つまで好きなものを買っていいわ。▼~
:[イグニス]|多くないか…?▼~
:[ルーナ]|いいのよ!▼~
子どもは大人よりもたくさん~
欲しいものがあっても許されるの!▼~
それに、あたしは小さい頃…~
そんなに沢山モノがないところにいたから、▼~
もし子どもができたらいっぱい、~
欲しいものを買ってあげたいって思ってたのよ。▼~
:[イグニス]|母さん…▼~
:[ルーナ]|遠慮なんかするんじゃないわよ。~
あたしはあんたのお母さんなんだからね。▼~
:[イグニス]|…わかった。▼~
それならやっぱり、5つも要らない。~
俺の欲しいものは1つだけだ。▼~
:[ルーナ]|な、なによ。▼~
:[イグニス]|母さんと一緒に過ごす時間。▼~
:[ルーナ]|…!▼~
イグニス…~
し、仕方ないわね。▼~
じゃあこの戦いが終わったら、~
一緒にお祭りを回りましょ。▼~
あたしが3つ欲しいもの決めるまで、~
嫌って言っても逃がさないんだから。▼~
:[イグニス]|ああ。覚悟しておこう…▼~
**ベロア [#mkvudshuoa]
:[ルーナ]|むむむむむ…▼~
:[ベロア]|ママ、がんばってください。▼~
:[ルーナ]|ぐぬぬぬぬ…▼~
:[ベロア]|ママならきっと乗り越えられます。~
わたし、信じてますから。▼~
:[ルーナ]|ううううう…~
やっぱりもうダメ!▼~
お祭りが再開したら、~
ソレとコレとさっき見たアレを買うわ!▼~
:[ベロア]|ママ…▼~
もう無駄遣いは~
しないんじゃなかったんですか?▼~
:[ルーナ]|む、無駄遣いじゃないし!~
どれもちゃんと大切に使うわ!▼~
:[ルーナ]|ママ、この間のお買い物のときもそ言ってました。~
そのときに買った帽子は~
どうなりましたか?▼~
:[ルーナ]|あ、あれは…~
気が向いたらちゃんとかぶるわよ!▼~
:[ベロア]|はぁ…~
また家に使わないものが増えていきます…▼~
:[ルーナ]|わ、わかったわよ!~
今日は…無駄遣いは我慢するわ。▼~
娘にそこまで言われちゃね…~
少しは母親としての威厳を保たないと。▼~
:[ベロア]|本当ですか?~
さすがわたしのママです。▼~
…あれ?~
くんくん…この匂いは…▼~
やっぱり。~
ママ、ステキな毛玉が落ちてましたよ。▼~
ああ、この光沢…ステキ…~
私のお宝に…▼~
:[ルーナ]|ベロア、今日はお宝集め~
やめるんじゃなかったの?▼~
:[ベロア]|そ、そうでした…~
でも…でも…▼~
:[ルーナ]|あたしも無駄遣いを我慢できたんだから、~
ベロアだって我慢できるはずよ。▼~
:[ベロア]|むむむむ…▼ ~
…………▼~
今日はせっかくのお祭りです。~
だから…ガマンは別の日でもいいのでは…?▼~
:[ルーナ]|あら、あんたも案外意志が弱いのね。▼~
:[ベロア]|お祭りの日だから、~
ママに好きなことをしてほしいんです。▼~
べ、別に…▼~
わたしがガマンできなくなったとか、~
そういうことじゃないですからね…?▼~
:[ルーナ]|はいはい、~
そういうことにしといてあげましょ。▼~
お祭りの日に我慢するとかありえないし、~
我慢するのは明日からにするわよ!▼~
:[ベロア]|はい、ママ。~
では戦うのが終わったら…▼~
さっきから拾うのをガマンしていた~
ソレとコレとさっき見たアレを拾います…▼~
:[ルーナ]|ええ、じゃんじゃんいきましょう!~
じゃんじゃん!▼~
:[ベロア]|負けませんよ、ママ…▼~
**ルッツ [#mnoidsjau]
:[ルーナ]|ルッツ、~
色々と面白そうな屋台があるわよ。▼~
的当てに輪投げ、ですって。~
お祭りが再開したら一緒にやりましょう。▼~
そうだ! 勝負するのもいいかもね!~
どっちが多く的を倒せるか、とか。▼~
:[ルッツ]|う、うん…▼~
:[ルーナ]|何よ、その煮え切らない返事は?~
あたしと一緒に遊びたくないの?▼~
:[ルッツ]|そんなことはないけど…▼~
お母さんは勝負事になると…~
自分が勝つまでやり続けるから…▼~
:[ルーナ]|そ、そうだったかしら?▼~
:[ルッツ]|この間なんて~
一晩中しりとりをしたじゃない!▼~
僕、しりとりをしてて倒れそうになるなんて~
初めての経験だったよ!▼~
:[ルーナ]|だって、負けたままで終わったら~
すごく悔しいでしょ?▼~
:[ルッツ]|それにしたって限度があるよ!▼~
:[ルーナ]|わ、わかったわよ…~
ごめんなさい。▼~
じゃあ、今回は勝負はなしね。▼~
:[ルッツ]|本当に?▼~
:[ルーナ]|ええ、本当よ。~
今日は子どものためのお祭り…▼~
主役はルッツなんだから、~
ルッツがしたいことをやりましょう。▼~
:[ルッツ]|やったあ!▼~
それなら僕、お母さんと遊びたい!~
お母さんと同盟を組んで遊びたーい!▼~
:[ルーナ]|ど、同盟?▼~
:[ルッツ]|うん、お父さんから聞いたよ。▼~
お父さんとお母さんは昔、~
同盟を組んでたことがあるって。▼~
確か…ハロルーナ同盟だっけ?▼~
:[ルーナ]|ああ、懐かしいわね。~
結婚する時に解散したんだけど…▼~
あんたがどうしてもって言うなら、~
再結成してあげなくもないわよ。▼~
:[ルッツ]|ほんと!? わーい!!~
再結成だー!!▼~
:[ルーナ]|せっかくだから名前も新たに、~
ハロルナルッツ同盟にしましょ!▼~
ルッツは同盟隊員C…~
略して隊員Cね!▼~
:[ルッツ]|僕が隊員C?▼~
:[ルーナ]|ええ。あたしが隊員A,ハロルドがB…~
ってことはあんたはCでしょ。▼~
:[ルッツ]|じゃあミシェルは隊員Dだね!▼~
:[ルーナ]|そうね。~
隊員が倍に増えてあたし嬉しいわ。▼~
…はっ! あんなところに賊が。~
早速同盟の出番のようね。▼~
よーし行くわよ、隊員C!▼~
:[ルッツ]|はーい!!~
正義の隊員C、出動ーっ!!▼~
**オフェリア [#vjfjjfais5]
:[ルーナ]|ねえ、オフェリア。▼~
あなた、みんなのこと好き?~
この世界のことは好き?▼~
:[オフェリア]|え? どうしたのよ、母さん。~
いきなり…▼~
:[ルーナ]|い、いや…実は…~
ずっとあなたに聞いてみたかったことなのよ。▼~
:[オフェリア]|…そ、そうなんだ。▼~
えっと…~
みんなのことは、もちろん好きだよ。▼~
この軍にいる人たちは、みんな大好き。▼~
それからこの世界も気に入っているわ。~
行きたい場所だって沢山あるし…▼~
今日みたいに見たことないお祭りにも、~
もっと行ってみたいわ。▼~
:[ルーナ]|そう…▼~
だったらこの子は、~
こっちの世界にいるべきなのかしら…▼~
あたしとオーディンだけ元の世界に帰る…?▼~
でも、そんなこと出来ないわ…▼~
だって、置いていかれる寂しさはあたし、~
誰よりも…▼~
:[ルーナ]|母さん、どうしたの?~
ひとりでブツブツ言っちゃって。▼~
:[ルーナ]|いえ、別にたいしたことは言ってないの。~
忘れて。▼~
:[オフェリア]|ふーん。▼~
あ、母さん。~
もしかして…▼~
:[ルーナ]|な、なによ。▼~
:[オフェリア]|「みんなも好きだけど、母さんが一番好きー!」~
とかって言ったほうがよかった?▼~
:[ルーナ]|ち、違うわよ。あなたじゃないんだから。~
そんな乙女心満載のことは考えてないわ。▼~
:[オフェリア]|そう?~
だって母さん、様子がおかしいから…▼~
ねえ。もう一度、同じ質問して?~
そしたら改めて答えてあげるわ。▼~
:[ルーナ]|い、いいわよ。~
さっきの答えで十分だわ。▼~
:[オフェリア]|なによ、母さんたら。~
素直じゃないんだから。▼~
…す、素直に言ってくれれば、~
本音を言ってあげないこともないのよ?▼~
:[ルーナ]|…ちょ…この子なんか…~
話し方があたしに似てきているような…▼~
なんか、やりにくいわね…▼~
まあ、いいわ。今日は子どものためお祭り、~
あなたが望むようにしてあげる。▼~
ねえ、オフェリア。~
みんなのこと、好き?▼~
:[オフェリア]|…………▼~
好きよ。~
でも、母さんはもっと好き。▼~
ううん…母さんと父さんが一番好き。~
二人は私にとってかけがえのない家族よ。▼~
だから誰より一番大好き。~
これが本音だよ。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
…そんなこと言われると、~
悩んでいるのがバカみたいじゃない…▼~
:[オフェリア]|何?▼~
また聞こえなかったんだけど。~
言うならハッキリ言いなさいよね。▼~
:[ルーナ]|気にしない。気にしない。~
母さん、すごくうれしいって言ったのよ。▼~
:[オフェリア]|ホントに?▼~
:[ルーナ]|本当よ。だから、そんな顔しないで。~
さっさと賊をやっつけてお祭りを楽しみましょ。▼~
:[オフェリア]|うんっ!~
私の欲しいもの、いっぱい買ってよね!▼~
私、あれとこれとそれとー、~
あっちの装飾品が欲しいわ!▼~
:[ルーナ]|お、お手柔らかにね…▼~
**ソレイユ [#gfq3qfiwaj]
:[ソレイユ]|あ、母さんっ!~
相変わらず可愛いねー。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
:[ソレイユ]|あら? 返答なし?~
まぁ、黙ってる顔も可愛いんだけどさ。▼~
:[ルーナ]|ソレイユ…あんた本当、~
誰かさんそっくりに育ったわね。▼~
:[ソレイユ]|え? なんか言った?▼~
:[ルーナ]|別に。なんでもないわ。▼~
ま、今日は子どもの成長を願うお祭りだもの。~
そんなところも喜ぶべきよね。▼~
ところでソレイユ。~
あんたはどんな大人になりたいの?▼~
:[ソレイユ]|そうだなぁ。やっぱり、~
母さんみたいな女性になりたいな。▼~
母さんは可愛いし綺麗だし強いし、~
たまに素直じゃないトコがまた魅力的で…▼~
:[ルーナ]|はいはい。お世辞はいいから、~
真面目に答えなさいよ。▼~
:[ソレイユ]|真面目に答えてるよ!~
それにお世辞でもない!▼~
母さんは何でもできるし、~
美人だし、言うこと無いよね。▼~
いいなあ。~
そんな風になれたらきっと…▼~
もう誰も…あたしを、~
母さんと比べたりしない。▼~
:[ルーナ]|比べる…?▼~
:[ソレイユ]|うん。秘境でね。~
言われたことがあるんだ。▼~
ソレイユは立派なお母様の~
子なんだから…▼~
きっとあの方のように、~
何でもできる子になるに違いないって。▼~
:[ルーナ]|!!~
そんなことが…▼~
:[ソレイユ]|だから母さんみたいな女性になれたら、~
そんなことも言われなくなるのかなーってさ!▼~
べ、別に、母さんに憧れてるとか、~
そんなんじゃないんだから…▼~
:[ルーナ]|…………▼~
ふふっ。素直じゃないわね。▼~
:[ソレイユ]|な、なによ、悪い!?▼~
:[ルーナ]|前言撤回よ。▼~
誰かさんにそっくりって言ったけど、~
あんたはあたしにそっくりね。▼~
でも大丈夫よ。ソレイユはもう、~
あたしより素敵な魅力がたくさんあるわ。▼~
:[ソレイユ]|そ、そんなこと…▼~
:[ルーナ]|あるわよ。▼~
だって、あんたにはお父さん…~
ラズワルドの血も入ってるんだし。▼~
悔しいけど、あいつも結構~
何でもこなすタイプだからね。▼~
あんたの中にはあたしとラズワルドの~
いいところが両方あるの。▼~
それから…たぶん、~
あたしの両親のいいところも。▼~
:[ソレイユ]|おじいちゃんとおばあちゃん?▼~
:[ルーナ]|ええ。二人とも強くてかっこよくて、~
あたし、大好きだった…▼~
あんたの中にはね、あたしやラズワルドや~
たくさんの人の魅力が受け継がれてるの。▼~
だから誰かと比べられるものじゃない。~
そんなの気にしたらだめよ。▼~
それ以上自分を卑下したら~
あたしとご先祖様たちが許さないから。▼~
:[ソレイユ]|あはは、それは怖いなあ。▼~
…うん、ありがとう母さん。~
なんだか自分に自信が出てきたよ。▼~
もっともっとかっこいい大人になるから、~
楽しみにしてなさいよね!▼~
:[ルーナ]|あんたならできるわ。~
あたし、信じてるから。▼~
じゃ、ソレイユの元気が出たところで、~
ちゃちゃっと賊を倒すわよ!▼~
:[ソレイユ]|終わったら一緒に~
お買い物に行こうよ。▼~
あたし、母さんのみたいな~
綺麗な腕輪が欲しいな。▼~
:[ルーナ]|仕方ないわね、たくさん賊を倒せたら~
特別に買ってあげてもいいわ。▼~
:[ソレイユ]|やったー!!~
それじゃ、いってきまーす!▼~
:[ルーナ]|負けんじゃないわよ、ソレイユ。~
言ってらっしゃい!▼~
**エポニーヌ [#a286e4f6]
:[エポニーヌ]|母さん、あたし…~
最近、男の子の空想に疲れてきちゃった。▼~
:[ルーナ]|あっそ。子どもの成長を願うお祭りで、~
いい知らせが聞けてよかったわ。▼~
これを機に卒業しなさい。▼~
:[エポニーヌ]|うう…ひどい!~
ナニよ、そんなぶっきらぼうに。▼~
疲れてきたのは、~
母さんのせいなんだからねっ!▼~
:[ルーナ]|はあ?~
あたしは別に何もしてないわよ?▼~
あんたの独特すぎる空想癖を、~
母として生暖かく見守ってあげてたじゃない。▼~
:[エポニーヌ]|違うわ、そうじゃなくて…~
でも、どう考えても母さんのせいなのっ!▼~
最近、妄想の登場人物がみんな~
母さんみたいな天邪鬼になってきたんだからっ!▼~
:[ルーナ]|えっ?▼~
:[エポニーヌ]|相手のことを好きなのに、~
大っ嫌いみたいなことを言ったり…▼~
一緒にいてほしいのに~
あっち行ってって言っちゃったり…▼~
そのせいで妄想が高度な心理戦になって、~
ワケがわからなくなってきてるの。▼~
おかげで空想の度に疲れちゃって、~
イイ気分になれなくなってきてるのよーっ!▼~
:[ルーナ]|ふーん。~
そんなこともあるのね…▼~
あんたはゼロそっくりの子だとばかり~
思ってたけど、あたしにも似てくれたとは…▼~
:[エポニーヌ]|なによ、顔を赤くして。~
…もしかして母さん、うれしいの?▼~
:[ルーナ]|勘違いしないでよ?~
別にうれしくなんかないわよ!▼~
子どもに母親の性格が出るっていうのは~
当然のことだもの。▼~
だから「へえー」って思っただけのこと。~
全っ然うれしくなんかないんだからっ!▼~
:[エポニーヌ]|んもう、それ!~
それなのよーっ!!▼~
うれしいなら、~
うれしいってそう言って!!!▼~
現実の会話ぐらいは…~
ちゃんとわかりやすいのがいいわ…▼~
:[ルーナ]|!!▼~
…わ、わかったわ。▼~
今日は子供のためのお祭りだから~
本心を言ってあげる。▼~
:[エポニーヌ]|…………▼~
:[ルーナ]|あ…あのね、~
エポニーヌがあたしに似てくれて…▼~
お母さん、とってもうれしいわ。▼~
実はちょっと妬いてたのよね、ゼロに。~
あんたはどっちかっていうと父さん似だから。▼~
:[エポニーヌ]|母さん…▼~
えへへ…そう言ってもらえて、~
ちょっとだけ、救われたかも。▼~
それに、父さんに似てるよりも、~
美人の母さんに似たほうがいいものね。▼~
…そうだ、母さん。~
このあとはどうする予定?▼~
:[ルーナ]|そうね、あんたがどうしてもって言うなら、~
一緒に屋台を巡ってあげないこともないわ。▼~
…じゃなくて!▼~
あたしがそうしたいから、~
一緒に屋台を回りましょ。▼~
そしたら、いいこと教えてあげる。▼~
:[エポニーヌ]|いいことって?▼~
:[ルーナ]|エポニーヌはさっき、~
天邪鬼が高度な心理戦って言ってたけど…▼~
コツさえつかめば、実はそうでもないのよ。▼~
:[エポニーヌ]|ええっ、本当!?▼~
:[ルーナ]|疲れることなく空想を飛躍させられるコツを~
教えてあげられるかもしれないわ。▼~
:[エポニーヌ]|ぜ、ぜひ教えて!~
母さん…いえ、師匠!▼~
もしそんなことができたら、~
あたしの妄想がさらにスゴいものになるわ!▼~
:[ルーナ]|じゃ、またあとでね。~
ささっと賊を倒しちゃいましょ!▼~
:[エポニーヌ]|よーし、やるわよーっ!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#oefb3eb1]
- カンナで母親台詞あったので、編集しておきました。 -- [[...
#comment
終了行:
*ルーナの親子会話 [#v24eeaa9]
#contents
**カンナ(女) [#gtrsgeh785]
:[ルーナ]|カンナ! 急いで敵を倒すわよ!~
手加減なんて一切しなくていいからね!▼~
:[カンナ]|お母さん、~
なんか今日はすごく気合が入ってるね!▼~
:[ルーナ]|だって、モタモタしてたら~
お祭りの時間がどんどんなくなるのよ!▼~
そんなの絶対にダメよ!~
あたし、すごく楽しみだったんだから!▼~
:[カンナ]|あはは!~
お母さんはお祭りが好きなんだね。▼~
:[ルーナ]|別にそういうわけじゃないけど…~
今日だけは特別っていうか…▼~
:[カンナ]|特別?▼~
:[ルーナ]|お、親子でお祭りにこれるなんて…~
あたしたちの暮らしから見れば特別でしょ?▼~
だから、すっごく楽しみにしてたのよ!▼~
:[カンナ]|うん、お母さん。あたしも同じ。~
お祭りすっごく楽しみだったよ。▼~
じゃあ、早く悪い人たちを倒さないと…!▼~
:[ルーナ]|…あれ?~
ちょっと待って!▼~
:[カンナ]|なあに、お母さん?▼~
:[ルーナ]|カンナもしかして…少し背が伸びた?▼~
:[カンナ]|うーん…どうだろう?~
伸びた気もするし、変わってない気もする。▼~
:[ルーナ]|伸びてたらまずいわね…~
背丈が合わなくなっちゃうわ…▼~
:[カンナ]|背丈?▼~
:[ルーナ]|な、なんでもないの!~
後でのお楽しみなんだから!▼~
:[カンナ]|後でのお楽しみ!?~
なにかあたしにくれるの!?▼~
そんなこと言われたら気になっちゃうよ!~
戦うのに集中できなくなっちゃう!▼~
:[ルーナ]|それは困ったわね…▼~
…じゃあ、いいわ。~
教えてあげる。▼~
実は後であなたに…~
浴衣をあげようと思ってたの。▼~
:[カンナ]|浴衣!?▼~
:[ルーナ]|いつかこんな日がくるかと思って~
あたしが作っておいたものがあるの。▼~
赤紫地で桜柄の生地なのよ。~
とてもステキなんだから。▼~
…今まではあまり~
そういうことしてあげられなかったからね。▼~
寂しい思いもいっぱいさせただろうし…~
だから作ったっていうわけじゃないけど…▼~
:[カンナ]|ありがとう、お母さん!~
あたし、大事に着るね!▼~
:[ルーナ]|…そ、そう?~
そんなに喜んでくれると作った甲斐があるわね。▼~
…あと、背が伸びたら言ってね。▼~
これからは…~
新しい浴衣なんていくらでも作ってあげるから。▼~
:[カンナ]|うん…~
あたし、すごく嬉しい…▼~
よーし!~
それじゃあ急いで敵を倒しちゃお!▼~
早く早く!▼~
:[ルーナ]|あら、いきなり急かしてきたわね。~
浴衣の話でやる気になったかしら?▼~
:[カンナ]|え!? だ、だってほら…~
お祭りの時間が減ったらお母さん嫌でしょ?▼~
べ、別に…早くお母さんの浴衣を~
着てみたいわけじゃないんだからね!▼~
:[ルーナ]|ふふふ。~
わかってるわよ、カンナ。▼~
**ディーア [#gguauhss5]
:[ルーナ]|的当てに輪投げにくじ引きまである!~
くぅー! 腕が鳴るわね!▼~
:[ディーア]|母さん、はしゃぎすぎさぜ…~
っていうか、まだ戦闘中だし…▼~
:[ルーナ]|なによ、ディーア。~
あんたも本当ははしゃぎたいくせに。▼~
これだけものが揃ってるんだから、~
うきうきするに決まってるでしょ?▼~
言っておくけど、お祭りが再開したら~
すぐに勝負するわよ? いい?▼~
:[ディーア]|別にいいぜ…▼~
勝つのは俺に決まってるからな…~
母さんじゃ相手にならないぜ…▼~
:[ルーナ]|なっ!?~
なんですって!?▼~
いつからそんな~
生意気を言う子になったの!?▼~
:[ディーア]|さあな…▼~
でも、生意気なのは…~
母さんからの遺伝だぜ…間違いなく…▼~
:[ルーナ]|あ、あたしはそんなに~
生意気じゃないわよ。▼~
そんな風に言う子には、~
手加減なんかしてあげないから。▼~
:[ディーア]|手加減…~
そんなのする気なかっただろ?▼~
母さんはいつだって何事にも…~
全力でがむしゃらに挑むじゃん…▼~
:[ルーナ]|そ、そんなことないわよ。▼~
:[ディーア]|いいや、ごまかしても無駄だ…~
俺にはわかってるし…▼~
それに俺は母さんのそんなところを…~
一番尊敬してるしな…▼~
:[ルーナ]|ディーア…▼~
:[ディーア]|ほら、さっさと賊を倒そうぜ…▼~
なんならどっちが多く倒せるか…~
勝負でもしようか?▼~
:[ルーナ]|ええ、望むところよ。▼~
手加減なんかしないで、~
全力前回でやっちゃうからね。▼~
:[ディーア]|ああ…~
母さん…▼~
**ゾフィー [#loijuhoa85]
:[ルーナ]|ちょっとゾフィー。~
あそこに的当ての屋台があるわよ。▼~
:[ゾフィー]|本当だね。~
母さん、的当てやりたいの?▼~
:[ルーナ]|あ、あたしは別にやりたくないけど…~
ゾフィーはやりたいかなって思って。▼~
:[ゾフィー]|やりたくないって言ったわりには~
すっごい笑顔だったけど。▼~
:[ルーナ]|そ、そんなことないわよ!~
それでどうなの? やるの? やらないの?▼~
:[ゾフィー]|もちろんやるよ!~
賊を全部、倒したらね!▼~
:[ルーナ]|じゃあ、勝負するわよ。~
どっちが数多く的を倒せるかをね!▼~
言っておくけど、~
娘だからって手加減はしないから。▼~
:[ゾフィー]|えー、勝負するのかぁ…~
普通に楽しむ方がいいなぁ…▼~
:[ルーナ]|なんでよ?~
勝負した方が面白くなるのに。▼~
:[ゾフィー]|だって、母さん…~
勝負になるとしつこいし…▼~
:[ルーナ]|し、しつこいですって!?~
そんなことないわよ! 失礼ね!▼~
:[ゾフィー]|そんなことあるもん。▼~
だって、父さんと勝負した時だって~
朝まで剣の素振りを続けてたんでしょ?▼~
:[ルーナ]|なっ!?~
な、な、なんでそれを知ってるの!?▼~
:[ゾフィー]|もちろん、父さんに聞いたから▼~
:[ルーナ]|サ、サイラスったら余計なことを…▼~
:[ゾフィー]|だから、勝負じゃなくて~
純粋に的当てを楽しもうよ!▼~
:[ルーナ]|…仕方ないわね。~
じゃあ、今日は勝負事はなしにするわ。▼~
純粋にお祭りを楽しみましょ。~
せっかくの、母子水入らずだしね。~
:[ゾフィー]|うん!~
ありがとう、母さん!▼~
**ミドリコ [#fakoplkw5]
:[ミドリコ]|あっ、お母さん…!▼~
:[ルーナ]|なによ、ミドリコ。~
そんな焦った顔して…▼~
:[ミドリコ]|べ、べつにあせってなんていないわ。~
お母さんのきのせいよ。▼~
:[ルーナ]|あっそ…~
でも今、後ろに何か隠したでしょ?▼~
:[ミドリコ]|へっ!?う、ううん!~
何もかくしてないわ!▼~
:[ルーナ]|あたしに隠しごとしようったって無駄よ。~
ほら、見せてみなさい。▼~
:[ミドリコ]|うう…はい。▼~
:[ルーナ]|え?これって…ぬいぐるみ?~
ミドリコの形をしてるわね。▼~
可愛くできてるじゃない。~
あんたが作ったの?▼~
:[ミドリコ]|そ、そうだけど…~
それ、ミドリコじゃなくてお母さんよ。▼~
:[ルーナ]|え、そうなの?~
あんたにそっくりに見えるけど。▼~
髪が赤くて、二つ結びで、~
リボンがついてて…▼~
:[ミドリコ]|うん…だから…▼~
:[ルーナ]|…そっか。~
あたしか。▼~
:[ミドリコ]|まぎらわしくてごめんなさい。▼~
お母さんのかみがたかわいくて、~
ミドリコまねしちゃったから…▼~
:[ルーナ]|うふふ。ミドリコったら…▼~
その髪型にした理由、初耳よ。~
なんだか照れちゃうわね。▼~
でも、なんでこれを持ってたの?▼~
:[ミドリコ]|お母さんのぬいぐるみがあると、~
ゆうきがわいてくるから。▼~
秘境にいたときから…~
心細いときはそうしてたのよ。▼~
:[ルーナ]|!!ミドリコ…▼~
ごめんね。~
今までさみしい思いをさせて。▼~
お母さんは…~
子どものそばにいなくちゃダメなのに。▼~
それなのに、あたしは…▼~
:[ミドリコ]|ううん。~
お母さんはいつもそばにいてくれたわ。▼~
秘境からかえるとき、~
たくさんおみやげをのこしていってくれた。▼~
このぬいぐるみはその中の布で~
つくったものよ。だから…▼~
お母さんのぬくもりが、~
いつもそばにあった。▼~
いっつも一緒にいるみたいに~
思ってたよ。▼~
:[ルーナ]|あ、あ、あんたって子は…!~
ううう~~!!!!▼~
:[ミドリコ]|お母さん、泣いてるの?▼~
:[ルーナ]|泣いてるわよ!悪い!?~
あんたがあまりにいい子だから、あたし…!▼~
こんな風に成長してくれたことに~
感謝の涙が止まらないわよ!▼~
ありがとう、ミドリコ…!~
あんたは最高の娘だわ。▼~
:[ミドリコ]|えへへ…うれしい!▼~
じゃあ次は、ミドリコのぬいぐるみを~
お母さんにつくってあげるね。▼~
そうしたらお母さんもきっと~
もっとゆうきがでるわ。▼~
:[ルーナ]|うふふ…ありがと。~
楽しみにしてるわね。▼~
**ヒサメ [#v0874989]
:[ヒサメ]|ああ、よかった。~
珍しいものをたくさん買えました。▼~
このお茶碗なんて最高です。~
つい色違いまで買い占めてしまいました…▼~
:[ルーナ]|ちょっとヒサメ。~
そんなに雑貨を買い込んでどうしたのよ。▼~
:[ヒサメ]|母さん…!▼~
べ、別にいいではないですか。~
私の勝手です。▼~
…か、母さんにとやかく言われる~
筋合いはありません。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
…何よそれ。▼~
あなた最近…~
たまに、かわいげのない態度を取るわよね。▼~
:[ヒサメ]|…え、あ…ごめんなさい。~
どうしても、つい…▼~
:[ルーナ]|ああ、わかったわ。~
反抗期ってやつね?▼~
:[ヒサメ]|い、いえ…反抗期ではないと思います…~
そうではなくて…▼~
多分ですけど…母さんの気質が~
たまに出るようになったのではないかと…▼~
:[ルーナ]|はぁ?~
何、言ってるのよ!?▼~
あたしの気質が出ると、~
反抗期みたいな態度になるってわけ?▼~
それじゃまるで、~
あたしが年がら年中、反抗期みたいじゃない!▼~
…ま、まぁ…否定はしないけど…▼~
:[ヒサメ]|…でも、私…~
本当に母さんに似てきたと思うんです。▼~
昔は買い物などなんとも思わなかったのに、~
最近はとても楽しいですし…▼~
賊が来るまでは、目に付くものを~
片っ端から買い漁ってしまって。▼~
:[ルーナ]|た、確かに…~
その雑貨の山にはびっくりしたけど…▼~
ま、あたしに似てきてるっていうならいいわ。~
ひろーい心で受け止めてあげる。▼~
:[ヒサメ]|ほ、本当ですか…~
よかった…▼~
:[ルーナ]|そ、それに…▼~
なんか、愛しい我が子って感じで…~
より可愛く思えちゃうし…▼~
:[ヒサメ]|えっ…~
何か言いましたか?▼~
:[ルーナ]|べ、別に!?~
こっちの話よ!▼~
それよりそんなに買い物がしたいなら、~
賊を倒したあと、付き合ってあげるわ。▼~
今日は子どものためのお祭りだから~
お金はあたし持ちってことで。▼~
:[ヒサメ]|えーっ!~
ほんとですか! ぜひお願いします!▼~
:[ルーナ]|な、何よ? 今のは流れ的に、~
あたしっぽく返すところでしょう?▼~
:[ヒサメ]|ご、ごめんなさい…~
なかなか難しいですね…▼~
えーと…ど、どうしてもって言うなら~
付き合ってあげなくもないですよ?▼~
こんな感じでしょうか?▼~
:[ルーナ]|うふふ。上出来だわ。~
でも、あんたらしく言えば何でもいいのよ。▼~
これからはあなたの言葉、~
たくさん聞かせてちょうだい。▼~
お祭りを回りながら色々話せるの、~
楽しみにしてるんだから。▼~
:[ヒサメ]|は、はい!~
よろしくお願いします!▼~
**マトイ [#wkqaokijfua]
:[マトイ]|母さん。~
大丈夫? ケガはない?▼~
:[ルーナ]|ええ、大丈夫よ。~
このあたしがケガなんかするはずないわ。▼~
:[マトイ]|さすが、頼もしいわ。~
その言葉を聞いて安心しちゃった。▼~
あ。あたし、母さんに渡したいものがあるの。~
きっと気に入ると思うわ。▼~
:[ルーナ]|なによ。~
金銀財宝でもくれるっていうの?▼~
:[マトイ]|さ、さすがにそれはないけど…~
賊が来る前に屋台で買っておいたの。▼~
はいこれ。いい色のリンゴよ。▼~
:[ルーナ]|あ…▼~
:[マトイ]|母さん、リンゴが好きって言ってたでしょ?~
だから喜ばせようと思って。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
:[マトイ]|だ、ダメだった!? リンゴそのものより~
リンゴ飴のほうがよかったかしら!?▼~
:[ルーナ]|ううん。そのもののほうがいいわ。~
とっても嬉しい。ありがとうね、マトイ。▼~
さっきのはちょっと…~
昔のことを思い出しちゃって。▼~
:[マトイ]|昔のこと?▼~
:[ルーナ]|ええ。あたしの大事な人がね、~
今のマトイみたいにリンゴをくれたの。▼~
あたしに質問を答えさせる対価としてね。▼~
:[マトイ]|ふーん…そんなことがあったのね。~
じゃ、あたしも母さんに何か質問してもいい?▼~
:[ルーナ]|ええ。今日は子供のためのお祭りだし、~
なんでも答えてあげるわよ。▼~
:[マトイ]|母さんはあたしに、~
どう成長してほしいと思っているの?▼~
:[ルーナ]|そうねえ…~
あんたらしく育ってくれればなんでもいいわよ。▼~
:[マトイ]|え? それだけ?~
完璧に育ってほしいとか無いの?▼~
:[ルーナ]|無いわ。完璧になんてなろうとしたら~
きっと疲れちゃうもの。▼~
まあ出来れば素直に~
まっすぐに育ってほしいとは思うけど。▼~
そう…可愛さを武器に親に物をねだったり~
ひねくれた性格になったりしなければ…▼~
:[マトイ]|…ええと。~
それ、自分のこと言ってない?▼~
:[ルーナ]|そんなことないわよ!~
例えよ、例え。▼~
とにかくあたしは、どんなマトイでも大好きなの。~
これからはずっとそばで守ってあげる。▼~
あたしはあんたを残して死なないし、~
あんたはあたしとツバキが死なせないわ。▼~
:[マトイ]|母さん…▼~
:[ルーナ]|今まで寂しい思いをさせて、悪かったわ。~
お母さんは子供の傍にいないといけないのに…▼~
たくさん我慢させちゃったわね。▼~
:[マトイ]|ううん! 離れてたって、~
父さんと母さんの話は聞いてたもの。▼~
それに、いつも会いに来てくれるときは~
たくさんお土産も持ってきてくれたし。▼~
だから…べ、別に…~
寂しくなんかなかったんだからね!▼~
:[ルーナ]|マトイ…▼~
うふふ。本当は寂しかったのね。~
まったく、変なとこあたしに似て…▼~
今までのお詫びにはならないけど、~
今日はお祭りで何でも買ってあげるわ。▼~
何か欲しいものはない?▼~
:[マトイ]|…欲しいものなんてないわ。~
母さんと父さんさえ傍にいればいい。▼~
約束して、母さん。~
これからはそばにいるって。▼~
賊を倒しても、お祭りが終わっても、~
この戦争が終わっても…▼~
傍にいてくれなきゃあたし、~
許さないんだから…▼~
:[ルーナ]|ええ…~
約束するわ…▼~
あたし、もうどこにも行かない。~
ずっとマトイのそばにいる。▼~
あなたたちのいる場所に、~
ずっとここにいるって、そう決めたから…▼~
**ジークベルト [#agauopjis]
:[ルーナ]|あーん。~
どうしようかしらー。▼~
こんなに屋台があったら、~
欲しい物ばかりで目移りしちゃうわ!▼~
この髪飾りもすごく可愛いし。~
欲しいなー。▼~
でも、少しは買い物を我慢しないと~
またジークベルトに怒られちゃうし…▼~
というか、この間、買い物し過ぎちゃって~
お小遣いも残ってないのよね…▼~
:[ジークベルト]|母上、どうかしたのかい?▼~
:[ルーナ]|ジークベルト!?~
べ、別に何でもないわよ!▼~
:[ジークベルト]|そうか。~
それならいいんだけど。▼~
ところで母上、~
この屋台には綺麗な髪飾りが並んでいるね。▼~
:[ルーナ]|そ、そうね。~
別にあたしは欲しいと思わないけど…▼~
:[ジークベルト]|ちょうど大切な人への~
贈り物を探していたんだ。▼~
母上、申し訳ないけど~
選ぶのを手伝ってくれないかな。▼~
:[ルーナ]|そんなの自分で選べばいいのに。~
まぁ、手伝ってはあげるけど…▼~
:[ジークベルト]|ありがとう、母上。~
すごく助かるよ。▼~
:[ルーナ]|そうね…~
これとこれとこれでしょ。▼~
あとあこれとこれとこれと~
これとこれとこれがいいんじゃない?▼~
:[ジークベルト]|は、母上…~
一つに絞ってくれると助かるんだけど…▼~
:[ルーナ]|そ、そうよね!~
じゃあ…これなんか可愛いと思うけど。▼~
:[ジークベルト]|じゃあ、それを買おうかな。~
お金はここに置いておけばいいよね。▼~
…はい、母上。~
この髪飾りをもらってくれるかい?▼~
:[ルーナ]|えっ?~
あたしに?▼~
:[ジークベルト]|日頃の感謝を込めて、~
ささやかだけど、形で示したかったんだ。▼~
:[ルーナ]|ジークベルト、~
さっきのあたしの独り言、聞いてたでしょ?▼~
:[ジークベルト]|さぁ?~
私にはなんのことだかわからないな。▼~
:[ルーナ]|あなたのそういうところってさ…~
マークスにすごくそっくりよね。▼~
:[ジークベルト]|そうかな?~
自分ではよく分わからないな。▼~
:[ルーナ]|そっくりよ。~
あたしにはわかるの。▼~
あたし、マークスのそういうとこ…~
だ、大好きだから…▼~
:[ジークベルト]|ははは。~
母上がのろけるなんてめずらしいね。▼~
:[ルーナ]|う、うるっさいわねー!~
親をからかうんじゃないわよ!▼~
でも、髪飾りありがとう…~
ずっと大事にするわね。▼~
:[ジークベルト]|ああ、そうしてくれると嬉しいよ。▼~
**フォレオ [#p9e398f7]
:[ルーナ]|見て見てフォレオ!~
あっちに的当ての屋台があるわよ!▼~
:[フォレオ]|本当ですね、お母様。~
可愛らしい景品がたくさん並んでいます。▼~
:[ルーナ]|これはお祭りが再開したら~
勝負するしかないわよね。▼~
言っておくけど、あたしは息子相手でも~
手加減はしないんだからね。▼~
:[フォレオ]|うふふ、望むところです。▼~
それで…何回勝負ですか?~
最初に決めておきましょう。▼~
:[ルーナ]|え? 一回でいいんじゃないかしら。▼~
:[フォレオ]|本当ですね?~
その言葉に二言はありませんね?▼~
:[ルーナ]|な、何よ!~
なんでそんなに気にするのよ!▼~
:[フォレオ]|お母様はとっても負けず嫌いですから、~
自分が勝つまで勝負を続けるでしょう?▼~
僕は知っていますよ。~
お母様は…▼~
陣取り遊びで、~
お父様から勝ち逃げしていることを。▼~
:[ルーナ]|うっ。レオンがあなたに教えたのね。~
余計なことを…▼~
:[フォレオ]|それと、もうひとつ約束してください。▼~
的当てでの勝負の後は…~
お洋服作りで対決をしましょう。▼~
:[ルーナ]|な、何よそれ!▼~
そんなのフォレオが~
有利に決まってるじゃない!▼~
:[フォレオ]|僕は的当てがあまり得意ではないので。~
それだけで勝負だと不公平です。▼~
勝負に負けたまま終わってしまったら…~
夜、くやしくて眠れないですから。▼~
:[ルーナ]|あんたも相当の負けず嫌いね。~
変なトコあたしに似ちゃってさ。▼~
:[フォレオ]|いえ…これは優秀な両親を持った者の~
宿命のようなものだと思ってます。▼~
どうしたって比べられてしまいますからね…~
同じことをできると期待もされますし。▼~
だから、負けたくないんです。~
自分もできるところを見せたいんです。▼~
すみません…~
厄介な性格で。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
それならやっぱり、~
あんたはあたしそっくりよ、フォレオ。▼~
:[フォレオ]|そうなんですか?▼~
:[ルーナ]|ええ。良かったら賊を倒したあと…~
ゆっくり話してあげるわ。▼~
もちろん、的当てをした後で。~
二人でお買い物でもしながらね。▼~
素敵な装飾品を買い込んで~
お洋服対決に備えるわよ。▼~
:[フォレオ]|お母様とお買い物!~
とっても素敵です! ぜひ…!▼~
:[ルーナ]|お互い買い過ぎないよう気をつけましょ。~
それじゃ、また後でね!▼~
:[フォレオ]|はい、お母様!▼~
**イグニス [#gjuafuioahewi]
:[ルーナ]|ちょっとイグニス!~
あそこの屋台を見なさい!▼~
貴重な鉱石を使った腕輪ですって!~
これは買うしかないわよね!▼~
:[イグニス]|…………▼~
:[ルーナ]|これは数年に一度しか咲かない花を使った香水…~
うん! これもあとで買うわ!▼~
待って待って!~
あっちにも何かある!▼~
:[イグニス]|母さん…~
少しは落ち着け…▼~
買い物なら…~
祭りが再開してからゆっくりとすればいい…▼~
:[ルーナ]|そ、そんなのわかってるわよ!~
でも、つい目に入っちゃうから…▼~
:[イグニス]|目に入ったものを…~
全部、買おうとしているしな…▼~
:[ルーナ]|そ、それがどうしたの!?~
別にあたしの勝手でしょ!?▼~
:[イグニス]|…買い過ぎだと思う。▼~
:[ルーナ]|だ、だって…~
どれもこれも必要なものだし…▼~
:[イグニス]|いや、そんなはずはない…~
もっとちゃんと選んで買った方がいい…▼~
その方が買ったものに対しても…~
愛着が沸き、大切なものになるだろう…▼~
:[ルーナ]|うーん…~
それは一理あるかも。▼~
:[イグニス]|買ってはダメだ、~
と言っているのではない…▼~
よく選んで買え、と言っている…~
わかるな?▼~
:[ルーナ]|わかったわよ。~
でも、まさか息子に注意されちゃうなんて…▼~
:[イグニス]|3つまでだ…~
3つだけ好きなものを買え…▼~
:[ルーナ]|なんかさ…~
あんたの方が親みたいになってない?▼~
:[イグニス]|ふっ…~
気のせいだ…▼~
:[ルーナ]|じゃ、じゃああんたは5つまでよ。~
5つまで好きなものを買っていいわ。▼~
:[イグニス]|多くないか…?▼~
:[ルーナ]|いいのよ!▼~
子どもは大人よりもたくさん~
欲しいものがあっても許されるの!▼~
それに、あたしは小さい頃…~
そんなに沢山モノがないところにいたから、▼~
もし子どもができたらいっぱい、~
欲しいものを買ってあげたいって思ってたのよ。▼~
:[イグニス]|母さん…▼~
:[ルーナ]|遠慮なんかするんじゃないわよ。~
あたしはあんたのお母さんなんだからね。▼~
:[イグニス]|…わかった。▼~
それならやっぱり、5つも要らない。~
俺の欲しいものは1つだけだ。▼~
:[ルーナ]|な、なによ。▼~
:[イグニス]|母さんと一緒に過ごす時間。▼~
:[ルーナ]|…!▼~
イグニス…~
し、仕方ないわね。▼~
じゃあこの戦いが終わったら、~
一緒にお祭りを回りましょ。▼~
あたしが3つ欲しいもの決めるまで、~
嫌って言っても逃がさないんだから。▼~
:[イグニス]|ああ。覚悟しておこう…▼~
**ベロア [#mkvudshuoa]
:[ルーナ]|むむむむむ…▼~
:[ベロア]|ママ、がんばってください。▼~
:[ルーナ]|ぐぬぬぬぬ…▼~
:[ベロア]|ママならきっと乗り越えられます。~
わたし、信じてますから。▼~
:[ルーナ]|ううううう…~
やっぱりもうダメ!▼~
お祭りが再開したら、~
ソレとコレとさっき見たアレを買うわ!▼~
:[ベロア]|ママ…▼~
もう無駄遣いは~
しないんじゃなかったんですか?▼~
:[ルーナ]|む、無駄遣いじゃないし!~
どれもちゃんと大切に使うわ!▼~
:[ルーナ]|ママ、この間のお買い物のときもそ言ってました。~
そのときに買った帽子は~
どうなりましたか?▼~
:[ルーナ]|あ、あれは…~
気が向いたらちゃんとかぶるわよ!▼~
:[ベロア]|はぁ…~
また家に使わないものが増えていきます…▼~
:[ルーナ]|わ、わかったわよ!~
今日は…無駄遣いは我慢するわ。▼~
娘にそこまで言われちゃね…~
少しは母親としての威厳を保たないと。▼~
:[ベロア]|本当ですか?~
さすがわたしのママです。▼~
…あれ?~
くんくん…この匂いは…▼~
やっぱり。~
ママ、ステキな毛玉が落ちてましたよ。▼~
ああ、この光沢…ステキ…~
私のお宝に…▼~
:[ルーナ]|ベロア、今日はお宝集め~
やめるんじゃなかったの?▼~
:[ベロア]|そ、そうでした…~
でも…でも…▼~
:[ルーナ]|あたしも無駄遣いを我慢できたんだから、~
ベロアだって我慢できるはずよ。▼~
:[ベロア]|むむむむ…▼ ~
…………▼~
今日はせっかくのお祭りです。~
だから…ガマンは別の日でもいいのでは…?▼~
:[ルーナ]|あら、あんたも案外意志が弱いのね。▼~
:[ベロア]|お祭りの日だから、~
ママに好きなことをしてほしいんです。▼~
べ、別に…▼~
わたしがガマンできなくなったとか、~
そういうことじゃないですからね…?▼~
:[ルーナ]|はいはい、~
そういうことにしといてあげましょ。▼~
お祭りの日に我慢するとかありえないし、~
我慢するのは明日からにするわよ!▼~
:[ベロア]|はい、ママ。~
では戦うのが終わったら…▼~
さっきから拾うのをガマンしていた~
ソレとコレとさっき見たアレを拾います…▼~
:[ルーナ]|ええ、じゃんじゃんいきましょう!~
じゃんじゃん!▼~
:[ベロア]|負けませんよ、ママ…▼~
**ルッツ [#mnoidsjau]
:[ルーナ]|ルッツ、~
色々と面白そうな屋台があるわよ。▼~
的当てに輪投げ、ですって。~
お祭りが再開したら一緒にやりましょう。▼~
そうだ! 勝負するのもいいかもね!~
どっちが多く的を倒せるか、とか。▼~
:[ルッツ]|う、うん…▼~
:[ルーナ]|何よ、その煮え切らない返事は?~
あたしと一緒に遊びたくないの?▼~
:[ルッツ]|そんなことはないけど…▼~
お母さんは勝負事になると…~
自分が勝つまでやり続けるから…▼~
:[ルーナ]|そ、そうだったかしら?▼~
:[ルッツ]|この間なんて~
一晩中しりとりをしたじゃない!▼~
僕、しりとりをしてて倒れそうになるなんて~
初めての経験だったよ!▼~
:[ルーナ]|だって、負けたままで終わったら~
すごく悔しいでしょ?▼~
:[ルッツ]|それにしたって限度があるよ!▼~
:[ルーナ]|わ、わかったわよ…~
ごめんなさい。▼~
じゃあ、今回は勝負はなしね。▼~
:[ルッツ]|本当に?▼~
:[ルーナ]|ええ、本当よ。~
今日は子どものためのお祭り…▼~
主役はルッツなんだから、~
ルッツがしたいことをやりましょう。▼~
:[ルッツ]|やったあ!▼~
それなら僕、お母さんと遊びたい!~
お母さんと同盟を組んで遊びたーい!▼~
:[ルーナ]|ど、同盟?▼~
:[ルッツ]|うん、お父さんから聞いたよ。▼~
お父さんとお母さんは昔、~
同盟を組んでたことがあるって。▼~
確か…ハロルーナ同盟だっけ?▼~
:[ルーナ]|ああ、懐かしいわね。~
結婚する時に解散したんだけど…▼~
あんたがどうしてもって言うなら、~
再結成してあげなくもないわよ。▼~
:[ルッツ]|ほんと!? わーい!!~
再結成だー!!▼~
:[ルーナ]|せっかくだから名前も新たに、~
ハロルナルッツ同盟にしましょ!▼~
ルッツは同盟隊員C…~
略して隊員Cね!▼~
:[ルッツ]|僕が隊員C?▼~
:[ルーナ]|ええ。あたしが隊員A,ハロルドがB…~
ってことはあんたはCでしょ。▼~
:[ルッツ]|じゃあミシェルは隊員Dだね!▼~
:[ルーナ]|そうね。~
隊員が倍に増えてあたし嬉しいわ。▼~
…はっ! あんなところに賊が。~
早速同盟の出番のようね。▼~
よーし行くわよ、隊員C!▼~
:[ルッツ]|はーい!!~
正義の隊員C、出動ーっ!!▼~
**オフェリア [#vjfjjfais5]
:[ルーナ]|ねえ、オフェリア。▼~
あなた、みんなのこと好き?~
この世界のことは好き?▼~
:[オフェリア]|え? どうしたのよ、母さん。~
いきなり…▼~
:[ルーナ]|い、いや…実は…~
ずっとあなたに聞いてみたかったことなのよ。▼~
:[オフェリア]|…そ、そうなんだ。▼~
えっと…~
みんなのことは、もちろん好きだよ。▼~
この軍にいる人たちは、みんな大好き。▼~
それからこの世界も気に入っているわ。~
行きたい場所だって沢山あるし…▼~
今日みたいに見たことないお祭りにも、~
もっと行ってみたいわ。▼~
:[ルーナ]|そう…▼~
だったらこの子は、~
こっちの世界にいるべきなのかしら…▼~
あたしとオーディンだけ元の世界に帰る…?▼~
でも、そんなこと出来ないわ…▼~
だって、置いていかれる寂しさはあたし、~
誰よりも…▼~
:[ルーナ]|母さん、どうしたの?~
ひとりでブツブツ言っちゃって。▼~
:[ルーナ]|いえ、別にたいしたことは言ってないの。~
忘れて。▼~
:[オフェリア]|ふーん。▼~
あ、母さん。~
もしかして…▼~
:[ルーナ]|な、なによ。▼~
:[オフェリア]|「みんなも好きだけど、母さんが一番好きー!」~
とかって言ったほうがよかった?▼~
:[ルーナ]|ち、違うわよ。あなたじゃないんだから。~
そんな乙女心満載のことは考えてないわ。▼~
:[オフェリア]|そう?~
だって母さん、様子がおかしいから…▼~
ねえ。もう一度、同じ質問して?~
そしたら改めて答えてあげるわ。▼~
:[ルーナ]|い、いいわよ。~
さっきの答えで十分だわ。▼~
:[オフェリア]|なによ、母さんたら。~
素直じゃないんだから。▼~
…す、素直に言ってくれれば、~
本音を言ってあげないこともないのよ?▼~
:[ルーナ]|…ちょ…この子なんか…~
話し方があたしに似てきているような…▼~
なんか、やりにくいわね…▼~
まあ、いいわ。今日は子どものためお祭り、~
あなたが望むようにしてあげる。▼~
ねえ、オフェリア。~
みんなのこと、好き?▼~
:[オフェリア]|…………▼~
好きよ。~
でも、母さんはもっと好き。▼~
ううん…母さんと父さんが一番好き。~
二人は私にとってかけがえのない家族よ。▼~
だから誰より一番大好き。~
これが本音だよ。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
…そんなこと言われると、~
悩んでいるのがバカみたいじゃない…▼~
:[オフェリア]|何?▼~
また聞こえなかったんだけど。~
言うならハッキリ言いなさいよね。▼~
:[ルーナ]|気にしない。気にしない。~
母さん、すごくうれしいって言ったのよ。▼~
:[オフェリア]|ホントに?▼~
:[ルーナ]|本当よ。だから、そんな顔しないで。~
さっさと賊をやっつけてお祭りを楽しみましょ。▼~
:[オフェリア]|うんっ!~
私の欲しいもの、いっぱい買ってよね!▼~
私、あれとこれとそれとー、~
あっちの装飾品が欲しいわ!▼~
:[ルーナ]|お、お手柔らかにね…▼~
**ソレイユ [#gfq3qfiwaj]
:[ソレイユ]|あ、母さんっ!~
相変わらず可愛いねー。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
:[ソレイユ]|あら? 返答なし?~
まぁ、黙ってる顔も可愛いんだけどさ。▼~
:[ルーナ]|ソレイユ…あんた本当、~
誰かさんそっくりに育ったわね。▼~
:[ソレイユ]|え? なんか言った?▼~
:[ルーナ]|別に。なんでもないわ。▼~
ま、今日は子どもの成長を願うお祭りだもの。~
そんなところも喜ぶべきよね。▼~
ところでソレイユ。~
あんたはどんな大人になりたいの?▼~
:[ソレイユ]|そうだなぁ。やっぱり、~
母さんみたいな女性になりたいな。▼~
母さんは可愛いし綺麗だし強いし、~
たまに素直じゃないトコがまた魅力的で…▼~
:[ルーナ]|はいはい。お世辞はいいから、~
真面目に答えなさいよ。▼~
:[ソレイユ]|真面目に答えてるよ!~
それにお世辞でもない!▼~
母さんは何でもできるし、~
美人だし、言うこと無いよね。▼~
いいなあ。~
そんな風になれたらきっと…▼~
もう誰も…あたしを、~
母さんと比べたりしない。▼~
:[ルーナ]|比べる…?▼~
:[ソレイユ]|うん。秘境でね。~
言われたことがあるんだ。▼~
ソレイユは立派なお母様の~
子なんだから…▼~
きっとあの方のように、~
何でもできる子になるに違いないって。▼~
:[ルーナ]|!!~
そんなことが…▼~
:[ソレイユ]|だから母さんみたいな女性になれたら、~
そんなことも言われなくなるのかなーってさ!▼~
べ、別に、母さんに憧れてるとか、~
そんなんじゃないんだから…▼~
:[ルーナ]|…………▼~
ふふっ。素直じゃないわね。▼~
:[ソレイユ]|な、なによ、悪い!?▼~
:[ルーナ]|前言撤回よ。▼~
誰かさんにそっくりって言ったけど、~
あんたはあたしにそっくりね。▼~
でも大丈夫よ。ソレイユはもう、~
あたしより素敵な魅力がたくさんあるわ。▼~
:[ソレイユ]|そ、そんなこと…▼~
:[ルーナ]|あるわよ。▼~
だって、あんたにはお父さん…~
ラズワルドの血も入ってるんだし。▼~
悔しいけど、あいつも結構~
何でもこなすタイプだからね。▼~
あんたの中にはあたしとラズワルドの~
いいところが両方あるの。▼~
それから…たぶん、~
あたしの両親のいいところも。▼~
:[ソレイユ]|おじいちゃんとおばあちゃん?▼~
:[ルーナ]|ええ。二人とも強くてかっこよくて、~
あたし、大好きだった…▼~
あんたの中にはね、あたしやラズワルドや~
たくさんの人の魅力が受け継がれてるの。▼~
だから誰かと比べられるものじゃない。~
そんなの気にしたらだめよ。▼~
それ以上自分を卑下したら~
あたしとご先祖様たちが許さないから。▼~
:[ソレイユ]|あはは、それは怖いなあ。▼~
…うん、ありがとう母さん。~
なんだか自分に自信が出てきたよ。▼~
もっともっとかっこいい大人になるから、~
楽しみにしてなさいよね!▼~
:[ルーナ]|あんたならできるわ。~
あたし、信じてるから。▼~
じゃ、ソレイユの元気が出たところで、~
ちゃちゃっと賊を倒すわよ!▼~
:[ソレイユ]|終わったら一緒に~
お買い物に行こうよ。▼~
あたし、母さんのみたいな~
綺麗な腕輪が欲しいな。▼~
:[ルーナ]|仕方ないわね、たくさん賊を倒せたら~
特別に買ってあげてもいいわ。▼~
:[ソレイユ]|やったー!!~
それじゃ、いってきまーす!▼~
:[ルーナ]|負けんじゃないわよ、ソレイユ。~
言ってらっしゃい!▼~
**エポニーヌ [#a286e4f6]
:[エポニーヌ]|母さん、あたし…~
最近、男の子の空想に疲れてきちゃった。▼~
:[ルーナ]|あっそ。子どもの成長を願うお祭りで、~
いい知らせが聞けてよかったわ。▼~
これを機に卒業しなさい。▼~
:[エポニーヌ]|うう…ひどい!~
ナニよ、そんなぶっきらぼうに。▼~
疲れてきたのは、~
母さんのせいなんだからねっ!▼~
:[ルーナ]|はあ?~
あたしは別に何もしてないわよ?▼~
あんたの独特すぎる空想癖を、~
母として生暖かく見守ってあげてたじゃない。▼~
:[エポニーヌ]|違うわ、そうじゃなくて…~
でも、どう考えても母さんのせいなのっ!▼~
最近、妄想の登場人物がみんな~
母さんみたいな天邪鬼になってきたんだからっ!▼~
:[ルーナ]|えっ?▼~
:[エポニーヌ]|相手のことを好きなのに、~
大っ嫌いみたいなことを言ったり…▼~
一緒にいてほしいのに~
あっち行ってって言っちゃったり…▼~
そのせいで妄想が高度な心理戦になって、~
ワケがわからなくなってきてるの。▼~
おかげで空想の度に疲れちゃって、~
イイ気分になれなくなってきてるのよーっ!▼~
:[ルーナ]|ふーん。~
そんなこともあるのね…▼~
あんたはゼロそっくりの子だとばかり~
思ってたけど、あたしにも似てくれたとは…▼~
:[エポニーヌ]|なによ、顔を赤くして。~
…もしかして母さん、うれしいの?▼~
:[ルーナ]|勘違いしないでよ?~
別にうれしくなんかないわよ!▼~
子どもに母親の性格が出るっていうのは~
当然のことだもの。▼~
だから「へえー」って思っただけのこと。~
全っ然うれしくなんかないんだからっ!▼~
:[エポニーヌ]|んもう、それ!~
それなのよーっ!!▼~
うれしいなら、~
うれしいってそう言って!!!▼~
現実の会話ぐらいは…~
ちゃんとわかりやすいのがいいわ…▼~
:[ルーナ]|!!▼~
…わ、わかったわ。▼~
今日は子供のためのお祭りだから~
本心を言ってあげる。▼~
:[エポニーヌ]|…………▼~
:[ルーナ]|あ…あのね、~
エポニーヌがあたしに似てくれて…▼~
お母さん、とってもうれしいわ。▼~
実はちょっと妬いてたのよね、ゼロに。~
あんたはどっちかっていうと父さん似だから。▼~
:[エポニーヌ]|母さん…▼~
えへへ…そう言ってもらえて、~
ちょっとだけ、救われたかも。▼~
それに、父さんに似てるよりも、~
美人の母さんに似たほうがいいものね。▼~
…そうだ、母さん。~
このあとはどうする予定?▼~
:[ルーナ]|そうね、あんたがどうしてもって言うなら、~
一緒に屋台を巡ってあげないこともないわ。▼~
…じゃなくて!▼~
あたしがそうしたいから、~
一緒に屋台を回りましょ。▼~
そしたら、いいこと教えてあげる。▼~
:[エポニーヌ]|いいことって?▼~
:[ルーナ]|エポニーヌはさっき、~
天邪鬼が高度な心理戦って言ってたけど…▼~
コツさえつかめば、実はそうでもないのよ。▼~
:[エポニーヌ]|ええっ、本当!?▼~
:[ルーナ]|疲れることなく空想を飛躍させられるコツを~
教えてあげられるかもしれないわ。▼~
:[エポニーヌ]|ぜ、ぜひ教えて!~
母さん…いえ、師匠!▼~
もしそんなことができたら、~
あたしの妄想がさらにスゴいものになるわ!▼~
:[ルーナ]|じゃ、またあとでね。~
ささっと賊を倒しちゃいましょ!▼~
:[エポニーヌ]|よーし、やるわよーっ!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#oefb3eb1]
- カンナで母親台詞あったので、編集しておきました。 -- [[...
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