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会話集/章別会話/異伝 絆の白夜祭親子会話/ディーア
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*ディーアの親子会話 [#v24eeaa9]
#contents
**ジョーカー [#gtrsgeh785]
:[ディーア]|
面倒だな…▼~
なんでお祭りにきてまで~
戦わなくちゃいけないんだよ…▼~
:[ジョーカー]|
まったくだ。~
貴重な休日を無駄にしたな。▼~
:[ディーア]|
せっかく今日は父さんに~
色々とオゴってもらえると思ったのに…▼~
:[ジョーカー]|
…なんの話だ?▼~
:[ディーア]|
このお祭りってさ…~
親が子の成長を願うものなんだぜ?▼~
ってことは、~
子どもである俺が主役じゃん…▼~
だから、父さんが俺に~
色々とごちそうする流れだと思うんだよね…▼~
:[ジョーカー]|
ちっ。~
くだらねぇ祭りだな。▼~
…だが、そういうことなら~
お前にオゴってやらんこともない。▼~
今まであまり、一緒にこういう場所には~
きたことがなかったからな。▼~
:[ディーア]|
父さん…▼~
:[ジョーカー]|
ディーア…戦いが終わったら、~
好きなだけ食って、遊べ。▼~
ただし、だ。▼~
的当てで勝負して~
俺に勝つことができたらな。▼~
:[ディーア]|
えー…~
なんだよそれ…▼~
:[ジョーカー]|
普通にオゴるだけではつまらんからな。~
そのくらいの遊び心はあってもいいだろう。▼~
いっておくが手加減はしないぞ。~
ふっ。わくわくしてきたな。▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[ジョーカー]|
なんだ、どうした?▼~
:[ディーア]|
…父さん。~
賽銭箱のとこに行っていいか…?▼~
:[ジョーカー]|
はあ? 別にいいが…~
何か願いごとでもあるのか?▼~
:[ディーア]|
父さんがもうちょい~
大人になってくれますように、って…▼~
:[ジョーカー]|
ふ、ふざけるな!~
子が親の成長を願うんじゃねぇ!▼~
:[ディーア]|
だって、的当てで勝負とかさぁ…~
しかも、わくわくしちゃってるし…▼~
:[ジョーカー]|
てめえ…親を馬鹿にしやがって。▼~
こっちはお前が俺と遊びたいだろうと思って、~
提案してやったってのに。▼~
:[ディーア]|
なんだ。そうだったのか…~
父さんなりに気を使ってくれたんだな…▼~
:[ジョーカー]|
い、いや!~
今のは別にそういうわけじゃ…▼~
:[ディーア]|
だったら早く~
この戦いを終わらせなくちゃな…▼~
父さんと…~
少しでも長く遊べるようにさ…▼~
:[ジョーカー]|
…ふん。~
好きにしろ。▼~
**マイユニット [#g31a011c]
#region(マイユニット女性・私)
:[カムイ]|
大丈夫ですか?~
ディーア。▼~
せっかくのお祭りなのに、~
まさかこんなことになってしまうだなんて。▼~
:[ディーア]|
ああ、俺は大丈夫だ…▼~
安心しろよ、母さん…~
賊なんか俺がすぐに片付けてやる…▼~
:[カムイ]|
ふふふ。~
今日はなんだか頼もしいですね。▼~
:[ディーア]|
俺、楽しみにしてたんだよな…~
母さんと一緒にお祭りにくるの…▼~
だから、こんな戦いは…~
さっさと終わらせたいんだよ…▼~
:[カムイ]|
ディーアもお祭りを~
楽しみにしていてくれたんですね。▼~
:[ディーア]|
当たり前じゃん…~
こんな機会、めったにないし…▼~
:[カムイ]|
すみません…~
ディーア…▼~
普通の家庭の子どもたちなら、~
もっと両親と遊ぶ機会もあったでしょうに。▼~
:[ディーア]|
まあな…確かに普通の子どもは、~
親と離れて異界で暮らしたりはしないよな…▼~
:[カムイ]|
そうですよね…▼~
:[ディーア]|
でも、確かに普通じゃなかったけど…~
俺は別に嫌じゃなかったぜ…▼~
:[カムイ]|
…え?▼~
:[ディーア]|
いや、違うな…~
嫌じゃなかったってことはないか…▼~
ガキのころは…~
母さんに会いたいってよく泣いてたし…▼~
:[カムイ]|
はい、そう聞いています…▼~
寂しい思いを~
いっぱいさせてしまったと思います…▼~
:[ディーア]|
ああ…~
確かに寂しかったよ…▼~
でも、それでも俺は…~
母さんの子どもでよかった。▼~
父さんもよく言ってるぜ…~
母さんと結婚できて幸せだ、って…▼~
こんなに愛せる人は~
他にいないって。▼~
それはもう耳にタコができるぐらいな…▼~
で、母さんも父さんのこと~
めちゃくちゃ好きだろ…?▼~
そんな風に思い合ってる両親から生まれて…~
それってすげえ誇らしいことじゃん…▼~
:[カムイ]|
!!▼~
:[ディーア]|
ありがとな、母さん…▼~
母さんが親でいてくれて…~
俺は本当に幸せだよ…▼~
その幸せに比べれば…~
普通じゃない生活なんてなんでもない…▼~
:[カムイ]|
ディーア…▼~
…私は世界一、~
幸せな母親ですね。▼~
だって…~
こんなに優しい息子がいるんんですもの。▼~
:[ディーア]|
…やべ。~
結構、恥ずかしいこと話しちまったな…▼~
ちなみに今のこと、~
死んでも父さんに言うなよ…▼~
さっさと戦いを終わらせようぜ…~
母さん…▼~
:[カムイ]|
わかりました。~
この話は二人だけの秘密ですね。▼~
行きましょう、ディーア。~
あなたは私が守ります…!▼~
#endregion
**フェリシア [#j2628af8]
:[フェリシア]|
はわっ!?~
ディーア、見てください!▼~
おいしそうな食べ物が~
屋台にいっぱい並んでますよーっ!▼~
:[ディーア]|
そりゃあ、並んでるだろ…~
お祭りなんだし…▼~
:[フェリシア]|
お腹もへってきたことですし、~
少しいただいちゃいましょうか。▼~
:[ディーア]|
いやいや…~
今、戦闘中だぜ?▼~
:[フェリシア]|
大丈夫ですって!~
ちゃんとお金は置いておきますから。▼~
:[ディーア]|
そういうことを~
言ってるんじゃねえんだけど…▼~
:[フェリシア]|
焼きとうもろこしがおいしそうですね!~
では、いっただっきまー…▼~
って、きゃあああああ!▼~
:[ディーア]|
…派手に転んだな、母さん。~
慌てすぎだって…▼~
:[フェリシア]|
はうう…▼~
:[ディーア]|
怪我はないか?~
ほら、手を貸すから立ち上がれよ。▼~
って、うおっ!?▼~
:[フェリシア]|
ディーア!▼~
:[ディーア]|
…ははは。~
俺まで転んじまったぜ…▼~
:[フェリシア]|
…ふふふ。▼~
:[ディーア]|
ひどいじゃん、母さん…~
息子が転んだとこ見て笑うなんてさ…▼~
:[フェリシア]|
ご、ごめんなさい!~
でも、違うんです!▼~
なんていうか、今の転び方を見たら…~
私の息子なんだなぁ、って…▼~
:[ディーア]|
…ああ。~
俺は間違いなく母さんの息子だ。▼~
たまにドジするところとか、~
絶対に母さんの血だぜ?▼~
:[フェリシア]|
はぅぅ…ごめんなさい…~
そんな迷惑なものを受け継がせてしまって…▼~
:[ディーア]|
…別に気にしてないよ。▼~
母さんのいいところも~
ちゃんと受け継いでるし。▼~
:[フェリシア]|
そ、そんな嬉しいこと言われたら、~
私、泣いちゃいますよ…▼~
:[ディーア]|
泣くなよ…~
でも、本当にそう思ってるから…▼~
:[フェリシア]|
ありがとうございます…~
ディーア…▼~
…ちなみに、ディーアが受け継いでる~
私のいいところって、どんなとこです?▼~
:[ディーア]|
そりゃあ…世話好きなとことか?▼~
:[フェリシア]|
それはジョーカーさんの~
いいところでもありますね…▼~
もっと、私だけの~
いいところってありませんか?▼~
:[ディーア]|
…………▼~
…………▼~
:[フェリシア]|
えええええ!?~
まさか思いつかないんですか!?▼~
:[ディーア]|
んじゃアレだ…~
優しいとことかじゃね?▼~
:[フェリシア]|
んじゃ!?~
んじゃ、ってなんですか!? んじゃって!▼~
:[ディーア]|
…ほら、無駄話はもうやめようぜ。~
さっさと戦いを終わらせないと…▼~
:[フェリシア]|
あっ、話はまだ終わってませんよ!~
待ってください、ディーアーー!▼
**リンカ [#b7dd847f]
:[リンカ]|
さぁ、いくらでもかかってこい!▼~
賊などいくらでも返り討ちにしてくれる!~
炎の部族の力を思い知るがいい!▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[リンカ]|
どうした、ディーア?~
急に黙ってしまって。▼~
:[ディーア]|
いや、考えごと…▼~
:[リンカ]|
そんなものは後にしろ!~
今はただ戦闘に集中するんだ!▼~
お前の中で騒ぐ炎の部族の血、~
それに身をゆだね戦え!▼~
:[ディーア]|
それだよ、それ…~
その勇猛な炎の部族の血ってやつ…▼~
:[リンカ]|
ああ。~
それがどうかしたのか?▼~
:[ディーア]|
ってかさ…~
俺には流れてなくね?▼~
:[リンカ]|
な、何をバカなことを!▼~
お前にも確実に部族の血は流れている!~
あたしの息子なんだぞ!▼~
:[ディーア]|
でも、俺…~
母さんほど勇猛じゃねえぜ?▼~
むしろ、めんどくさがり屋だし…~
母さんだって知ってるだろ?▼~
:[リンカ]|
そ、それはそうかもしれないが…▼~
:[ディーア]|
めんどくさがりな炎の部族なんて…~
母さん知ってるか?▼~
:[リンカ]|
…知らないな。~
…聞いたこともない。▼~
:[ディーア]|
ほらな…~
ってことは俺には流れてないんじゃ…▼~
:[リンカ]|
そ、そんなことはない!~
絶対にお前にも部族の血が流れている!▼~
:[ディーア]|
…なんか母さん、焦ってない?▼~
:[リンカ]|
お、お前が変なことを言い出すからだ!~
あ、あ、あまり困らせないでくれ!▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[リンカ]|
…そうだ!▼~
やはり、お前にも間違いなく~
炎の部族の血が流れているぞ!▼~
:[ディーア]|
…どういうとこがさ?▼~
:[リンカ]|
お前はいつも部隊を離れ、~
一人で昼寝しているだろう?▼~
:[ディーア]|
ああ…~
でもそれがなんだっていうんだ?▼~
:[リンカ]|
炎の部族は孤高を重んじる部族!▼~
一人で孤高に寝るその気高き姿こそ、~
お前が部族の血を継いでいる何よりの証拠だ!▼~
:[ディーア]|
…そんなんでいいの?▼~
:[リンカ]|
今、一番重要なのは~
お前が炎の部族のだという自覚を持つことだ。▼~
それさえ持てればお前も、~
炎の部族が持つ勇猛さは必ず目覚める!▼~
:[ディーア]|
そっか…~
じゃあ、信じてみようかな…▼~
俺も母さんみたいな…~
勇猛な戦士になりたいからさ…▼~
:[リンカ]|
ディーア…▼~
必ずなれるさ!~
お前はあたしの息子なんだからな!▼~
:[ディーア]|
自信取り戻せたよ…~
ありがとな、母さん…▼~
**サクラ [#cd92c646]
:[サクラ]|
デ、ディーアは後ろに下がってください!~
ここは私がなんとかしますから!▼~
:[ディーア]|
いや、さすがにそれは無理だって。▼~
母さんや他の仲間に戦わせて~
俺だけ隠れてるとかありえないだろ…▼~
:[サクラ]|
た、確かにそうですね…▼~
ですが、ディーアが~
怪我でもしてしまったらと考えると…▼~
:[ディーア]|
大丈夫だって…~
心配し過ぎだぜ、母さん…▼~
:[サクラ]|
そんなこと言われても、~
心配しちゃいますよ…▼~
私はディーアの母親なんですから…▼~
あなたがこの世の誕生してから~
その身を案じなかった日などありません。▼~
:[ディーア]|
なんだか母親って大変そうだな…▼~
:[サクラ]|
ふふふ、そうですね。~
想像していた以上に大変です。▼~
ですが、それ以上に幸せですよ。~
ディーアの母親になれたことは。▼~
:[ディーア]|
そっか…~
それならよかったけどさ…▼~
まぁ、俺もできるだけ…~
母さんに心配かけないようにするよ…▼~
母さんが心労で倒れちまったら…~
後悔してもしきれねぇし…▼~
:[サクラ]|
ふふふ。~
ありがとうございます、ディーア。▼~
:[ディーア]|
あとあれだ…~
俺も同じだぜ…▼~
:[サクラ]|
何がですか?▼~
:[ディーア]|
俺も幸せだよ…~
母さんの子として生まれてさ…▼~
俺が人を癒す能力に恵まれたのは、~
母さんのおかげだと思うし…▼~
:[サクラ]|
ディーア…▼~
:[ディーア]|
た、たまにはこういうことも~
ちゃんと伝えないとダメじゃん?▼~
さすがに恥ずかしいから…~
もう今後、しばらくは言わないけど…▼~
:[サクラ]|
ふふふ。~
それは残念ですね。▼~
でも、またしばらく経ったら、~
いつか聞かせてください。▼~
**アクア [#r1ce6772]
:[ディーア]|
…………♪▼~
:[アクア]|
あら?~
ディーア、その歌は…▼~
:[ディーア]|
ん?▼~
ああ…母さんがよく歌ってるから、~
いつの間にか覚えたんだよ…▼~
:[アクア]|
ふふ。~
やっぱり親子ね。▼~
:[ディーア]|
何がおかしいんだ?▼~
:[アクア]|
私もお母様が歌っているのを聞いて~
いつの間にか自然と覚えたの。▼~
:[ディーア]|
そうだったのか…▼~
これ、なんていう題名の歌なんだ?▼~
:[アクア]|
お日様ポカポカの歌よ。▼~
:[ディーア]|
…ははは。~
なんかのんきな題名だな。▼~
:[アクア]|
そうでしょ?~
私が名づけたの。▼~
:[ディーア]|
えー、なんだよそれ。▼~
:[アクア]|
だって、本当の題名は~
お母様から教わらなかったから。▼~
でも、お母様が歌っていたのはいつも、~
今日みたいな晴れた日だったの。▼~
聞いてるとこっちの心もポカポカしてきて…~
私、大好きだったわ。この歌…▼~
:[ディーア]|
母さん、この歌を口ずさんでるとき~
すげえ幸せそうな顔してるもんな…▼~
:[アクア]|
ええ。~
そうだと思うわ。▼~
:[ディーア]|
お日様ポカポカの歌か…~
いい題名だと思うよ…▼~
:[アクア]|
ありがとう。▼~
私が好きだった歌を~
ディーアも好きになってくれて嬉しいわ。▼~
:[ディーア]|
母さん…~
もっと俺に歌を教えてくれよ…▼~
母さんが…~
母さんの母さんから教わったように…▼~
俺も母さんから~
いっぱい歌を教わりたいぜ…▼~
:[アクア]|
わかったわ、ディーア。~
これから、たくさんたくさん教えてあげる。▼~
:[ディーア]|
ありがとう…~
母さん…▼~
**カザハナ [#gf978140]
:[カザハナ]|
もう!~
なんでこうなっちゃうのかな!▼~
せっかくディーアとジョーカーと~
お祭りを楽しもうと思ってたのに!▼~
:[ディーア]|
愚痴っても仕方ないだろ…~
さっさとやることをやっちまおうぜ…▼~
:[カザハナ]|
あっ、なんだろそれ。~
母親に諭すような言い方しちゃってさ。▼~
もしかしてあたし、~
母親として敬われてない?▼~
:[ディーア]|
そんなつもりないって…▼~
俺はめんどいことを…~
早く終わらせたいだけだ…▼~
:[カザハナ]|
そっか。~
でも、いい機会だから聞いておきたいの。▼~
あたしって…~
ディーアの母親をちゃんとやれてるかな?▼~
:[ディーア]|
それ、俺に聞くことか?▼~
:[カザハナ]|
本人に聞くのが一番早いし確実でしょ?▼~
:[ディーア]|
まぁ、そうかもしれないけどさ…▼~
:[カザハナ]|
ほら、あたし、いつも稽古ばかりして、~
あまり家事とかできてないし。▼~
:[ディーア]|
今は戦時だからな…~
それも仕方ないと思うぜ…▼~
:[カザハナ]|
けど、もうちょっとなんていうか…~
母親らしくした方がいいのかなって…▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[カザハナ]|
きっと、他のお母さんたちは~
もっとちゃんとやってるんだろうなあ…▼~
:[ディーア]|
他の母親のことは関係ない…~
俺の母親は母さんだけだからな…▼~
それに…家事なら父さんが~
十分すぎるほどデキるし…▼~
:[カザハナ]|
あはは、確かに。▼~
:[ディーア]|
とにかく…▼~
母さんは母さんのままでいいじゃん…~
俺は一緒にいれるだけで満足だし…▼~
:[カザハナ]|
ディーア…▼~
:[ディーア]|
重要なのはさ…~
この戦いを生き延びることじゃね?▼~
生き延びて世界が平和になったら…~
いくらでも一緒の時間を過ごせるし…▼~
母さんが忙しく稽古をしてるのも…~
そのためだと思えば納得できるだろ…▼~
少なくとも俺は…~
そう考えてるぜ…▼~
:[カザハナ]|
…ありがとう、ディーア。▼~
:[ディーア]|
んじゃ、さっさとやろうぜ…~
早く済ませれば、お祭りも再開できるし…▼~
:[カザハナ]|
うん!~
あたし、張り切っちゃうよ!▼~
**オロチ [#scd9b466]
:[オロチ]|
ディーア、大丈夫か?~
まさかこんなことになるとは…▼~
せっかくのお祭りだというのに、~
無粋なやつらじゃのう。▼~
:[ディーア]|
俺さあ…なんとなく、~
今日こうなるのわかってたかも…▼~
:[オロチ]|
ほう。~
それはどういうことじゃ?▼~
:[ディーア]|
この間、寝てるときに…~
この光景を夢で見た気がするんだよな…▼~
:[オロチ]|
それは興味深いのう。~
予知夢のようなものなのじゃろうか。▼~
:[ディーア]|
割とこういうことってあるんだよ…▼~
夢で見たことが~
実際に起こるってことがさ…▼~
:[オロチ]|
それは間違いなく~
わらわの占いの才を引き継いでおるな。▼~
:[ディーア]|
あぁ…~
そういうことだったのか…▼~
:[オロチ]|
ふふふ。~
嬉しいものじゃな。▼~
息子の中に~
自分の影響を見ることができるのは。▼~
:[ディーア]|
ははは…~
俺は間違いなく母さんの息子だな…▼~
:[オロチ]|
しかし、夢を介して能力が発動しているのが、~
なんともディーアらしくてピッタリじゃな。▼~
:[ディーア]|
ってことは…~
昨日の夜に見た夢も現実になるのかな…▼~
:[オロチ]|
なるであろうな。~
わらわの才を引き継いでおるのじゃから。▼~
ちなみにどんな夢じゃったのだ?▼~
:[ディーア]|
この戦いが終わったあと…~
母さんと街に行く夢を見たんだ…▼~
そして、好きなものを好きなだけ…~
母さんが俺に買い与えてくれていた…▼~
:[オロチ]|
…………▼~
:[ディーア]|
…叶うんだよな?▼~
:[オロチ]|
さ、無駄話はやめて~
早く戦いを終わらせようぞ。▼~
:[ディーア]|
あっ…~
逃げるなよ、母さん……▼~
**ヒノカ [#s7377933]
:[ヒノカ]|
…………▼~
:[ディーア]|
大丈夫だよ、母さん。~
母さんは俺が死んでも守るから。▼~
:[ヒノカ]|
…急にどうした?~
なぜそんなことを言うんだ?▼~
:[ディーア]|
だって…~
今、思い出してただろ?▼~
母さんの母さん…ミコトさんが~
死んじまったときのことをさ…▼~
:[ヒノカ]|
…すまない。~
余計な心配をかけてしまったようだ。▼~
私なら大丈夫だ。▼~
ただ、あの日もちょうど、~
こんな祭りの日だったからな。▼~
息子に心配をさせてしまうとは~
私も母親としてはまだまだ未熟なようだ。▼~
:[ディーア]|
そんなことないぜ…~
母さんは最高の母さんだ…▼~
:[ヒノカ]|
…ありがとう。~
私もディーアが息子で誇らしいよ。▼~
だが、さっきの発言は許すことができない。▼~
:[ディーア]|
さっきの発言?▼~
:[ヒノカ]|
死んでも私を守ると言ったな。~
そんなことは今後、二度と口にしないでほしい。▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[ヒノカ]|
ディーアの勇ましさは~
おそらく私の影響だろう。▼~
私を想ってくれての~
言葉だということも理解している。▼~
ただ、私は愛する息子の死なんて~
微塵も想像したくないんだ。▼~
そんなことは想像しただけで…~
身も心も引き裂かれそうになる…▼~
:[ディーア]|
母さん…▼~
わかった。~
二度と言わないぜ。▼~
:[ヒノカ]|
ありがとう。~
ディーア。▼~
さぁ、共に戦い、共に生き抜こう!~
そして、この地の平穏を取り戻すんだ!▼~
そうしたら、親子3人で…~
祭りの続きを楽しもう。▼~
:[ディーア]|
ああ。▼~
**セツナ [#j906b2c2]
:[セツナ]|
…………▼~
:[ディーア]|
どうしたんだよ、母さん…~
ぼーっとしちゃってさ…▼~
:[セツナ]|
…あれ。▼~
:[ディーア]|
…あれ?~
あぁ、神輿のことか?▼~
:[セツナ]|
担ぎたい…▼~
:[ディーア]|
担ぎたいって…~
いや、今、戦闘中だし…▼~
:[セツナ]|
でも、お祭りといったらあれでしょ?~
担がなきゃ…▼~
:[ディーア]|
だから、今は戦闘中だからさ…~
あんなの担いでたら邪魔だろ…▼~
:[セツナ]|
残念…~
担ぎたかった…▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[セツナ]|
ディーア、寝てるの?~
寝顔が可愛い…▼~
:[ディーア]|
いや、寝てないし…~
さすがに俺も戦闘中は寝ないぜ…▼~
:[セツナ]|
でも、子どもは寝るのが仕事だって言うし…▼~
:[ディーア]|
それ、赤ちゃんのときのことだろ…~
俺、そこまで子どもじゃねえし…▼~
:[セツナ]|
ディーア…~
さっきからいっぱいおしゃべりしてる…▼~
:[ディーア]|
母さんと一緒だと…~
どうしてもツッコミ役になっちゃうからな…▼~
:[セツナ]|
そうなんだ…~
大変そうね…▼~
:[ディーア]|
そうでもないさ…~
意外と楽しめてる自分がいるしな…▼~
:[セツナ]|
ディーアだけ楽しんでずるい…~
私も楽しみたい…▼~
:[ディーア]|
じゃあ、早く賊を倒しちゃおうぜ…~
そしたらお祭りも再開するからさ…▼~
:[セツナ]|
そうね…~
じゃあよろしく、ディーア…▼~
:[ディーア]|
母さんも戦えっての…▼~
**オボロ [#tc754c6a]
:[ディーア]|
…………▼~
:[オボロ]|
わかるわよ、ディーア。▼~
さっき、屋台で見かけた~
髪飾りが気になってるんでしょ?▼~
:[ディーア]|
さすがだな、母さん…~
やっぱり目をつけていたか…▼~
:[オボロ]|
当たり前じゃない。~
私を誰だと思ってるのよ。▼~
でも、やっぱりディーアは私の息子ね。~
おしゃれなものに敏感だもの。▼~
:[ディーア]|
あれを見つけてから…~
ずっと気になっちゃってるんだよね…▼~
:[オボロ]|
すごく素敵だったものね。~
あれ、絶対にこれから流行るわよ。▼~
:[ディーア]|
だよな…~
なんとしても手に入れたいぜ…▼~
:[オボロ]|
それなら買いにいけばいいじゃない。▼~
ここにいる賊をなんとかしたら、~
屋台の店員さんも戻ってくるだろうし。▼~
:[ディーア]|
先に誰かに買われちゃわねえかな…~
あれ、一個しか置いてなかったし…▼~
戦いのあと、ごたごたして…~
その隙に買われてたら最悪だぜ…▼~
:[オボロ]|
ディーア、気持ちはすごくわかるけど、~
今は戦いに集中しないとダメよ。▼~
おしゃれも大事だけど、~
今はやるべきことをやらなきゃ。▼~
:[ディーア]|
…だな。▼~
:[オボロ]|
ところで、もし買えたら~
誰にあげるつもりだったの?▼~
:[ディーア]|
母さんにだよ…▼~
:[オボロ]|
えっ!?~
私にだったの?▼~
:[ディーア]|
日頃、世話になってるし…~
ま、感謝の気持ちってやつだな…▼~
あれ、母さんに絶対に似合うと思うぜ…▼~
:[オボロ]|
…ディーア。~
今すぐあの髪飾りを買ってきて。▼~
お金をちゃんと置いておけば大丈夫だから。▼~
:[ディーア]|
いや、でも…~
やるべきことをやんなきゃじゃ…▼~
:[オボロ]|息子からの素敵な贈り物を
逃すわけにはいかないもの。▼~
走れば大丈夫だから!~
ほら、急いで走って!▼~
:[ディーア]|
ははは…~
わかったよ、母さん…▼~
**カゲロウ [#n1ec7277]
:[カゲロウ]|
ディーア、何か落としたぞ。~
ん? これは…▼~
:[ディーア]|
ああ…~
この間、俺が描いた絵だよ…▼~
:[カゲロウ]|
畑で遊びまわる子どもたちの絵か。~
なかなか上手に描けているじゃないか。▼~
:[ディーア]|
か、母さんにはわかるのか?~
この絵が子どもたちを描いたものだって…▼~
:[カゲロウ]|
当たり前だ。~
私にはそれ以外の絵には見えないぞ。▼~
:[ディーア]|
だけど、カムイ様に見せたら…▼~
何匹もの悪魔たちが踊りながら~
街を貪り食ってる絵だと勘違いされたぜ?▼~
:[カゲロウ]|
…なるほど。~
私にもそういう経緯があるな。▼~
いつか、りんごの絵を~
描いたことがあったのだが…▼~
不気味な老婆が~
怪しく微笑んでいる絵だと言われたことがある。▼~
:[ディーア]|
ってことは、俺の絵の腕前は…~
確実に母さんの血ってことじゃん…▼~
:[カゲロウ]|
そ、そうかもしれないな…~
すまぬ…▼~
しかし、そう悲観することはないぞ。▼~
人とは違う独特の感性や視点…▼~
それらがディーアには~
備わっているということだからな。▼~
その力は必ずや~
お前の人生の助けとなるだろう。▼~
:[ディーア]|
確かにそう言われると…~
この絵の才能も悪くない気がしてきたぜ…▼~
母さんから譲り受けたこの才能は~
このまま磨いていこうと思う。▼~
:[カゲロウ]|
それを聞いて安心した。▼~
私のせいでディーアが~
辛い思いをするのは耐えられぬからな。▼~
:[ディーア]|
母さん…~
今度、一緒に絵を描かないか?▼~
ほら、今まではさ…~
そんな時間もあまり作れなかったし…▼~
:[カゲロウ]|
ああ、必ず描こう。~
約束する。▼~
:[ディーア]|
ありがとう…~
母さん…▼~
**エリーゼ [#nd21f3ed]
:[エリーゼ]|
ええと、それとこれと…~
あっ! あれも忘れちゃダメね!▼~
:[ディーア]|
母さん…~
さっきから紙に何を書いてるんだ?▼~
:[エリーゼ]|
えへへ!~
これはね…けいかくしょだよ!▼~
:[ディーア]|
計画書…▼~
:[エリーゼ]|
そうなの!~
ディーアと遊ぶためのけいかくしょ!▼~
:[ディーア]|
なんでそんなものが必要なんだ?~
遊ぶのにそんなもんいらねえだろ…▼~
:[エリーゼ]|
もう、ディーアはあたしの息子なのに~
全然、わかってないなー!▼~
これはぜったいに必要なんだよ?~
周りを見ればわかるでしょ?▼~
:[ディーア]|
…わからないけど。▼~
:[エリーゼ]|
しょうがないなー。~
じゃあ、お母さんが説明してあげる。▼~
今日はお祭りだから~
いっぱいいっぱい屋台が並んでるでしょ?▼~
:[ディーア]|
ああ…▼~
:[エリーゼ]|
金魚すくい、的当て、輪投げ…~
楽しいところがいっぱいだよね!▼~
しかも、それだけじゃないよ?▼~
わたあめに焼きそばにりんごあめ…~
美味しいものもいっぱいいっぱい!▼~
:[ディーア]|
ははは…~
確かにそうだな…▼~
:[エリーゼ]|
そういうのを全部楽しむなら、~
一分一秒もむだにはできないよね!▼~
だから、きちんと~
けいかくしょを書いてるってわけ!▼~
:[ディーア]|
なるほどな…~
納得できたぜ、母さん…▼~
:[エリーゼ]|
えっへん!~
お母さんを見直しましたか?▼~
:[ディーア]|
ああ…~
さすが母さんだ…▼~
:[エリーゼ]|
えへへ。~
ディーアにほめられちゃった。▼~
:[ディーア]|
でもさ、ちらっと見たけど…~
その計画書、詰め込みすぎじゃね?▼~
わたあめを三秒で食べるとか書いてあるし…▼~
:[エリーゼ]|
ほ、本気を出せばできるもん!▼~
:[ディーア]|
いや、さすがにそれを全部、実行するのは…~
どう考えても無理だぜ…▼~
:[エリーゼ]|
や、やだやだやだー!~
ディーアと全部、回りたいの!▼~
:[ディーア]|
んじゃ、なるべくいっぱい遊べるように…~
さっさと賊を片付けないとな…▼~
:[エリーゼ]|
うん!~
あたしもがんばるからね!▼~
**エルフィ [#u9e3c151]
:[エルフィ]|
…ぐしゃ。▼~
:[ディーア]|
か、母さん…~
屋台の骨組みを握り潰しちゃダメだぜ…▼~
:[エルフィ]|
ごめんなさい、つい…~
あとで直しておかなきゃ…▼~
:[ディーア]|
なんか怒ってるのか?▼~
:[エルフィ]|
ええ…~
怒ってるわ…▼~
:[ディーア]|
母さんが怒るなんてめずらしいな…~
原因はなんだ?▼~
:[エルフィ]|
わたしはできたてが食べたかったの…~
でも、作ってくれる人はみんな逃げた…▼~
焼きそば、たこ焼き、大判焼き…~
ここにあるのはみんな冷えてる…▼~
賊、絶対に許さない…▼~
:[ディーア]|
ははは…~
気持ちはわかるぜ…▼~
でも、賊を退治すれば人も戻ってくるさ…~
今だけ我慢すればいい…▼~
:[エルフィ]|
この美味しそうな匂いが~
充満する中で我慢するなんて…▼~
…地獄。~
ここは地獄ね。▼~
:[ディーア]|
わ、わたあめならあるぜ?~
これならできたてとか関係ないだろ?▼~
:[エルフィ]|
わたあめはお腹にたまらない…~
食べても食べてもお腹がすくわ…▼~
:[ディーア]|
母さんの胃は…~
異次元につながってるからな…▼~
:[エルフィ]|
もうお腹がすきすぎて…~
一歩も動けない…▼~
:[ディーア]|
そいつは困ったな…▼~
:[エルフィ]|
…………▼~
:[ディーア]|
どうしたんだ、母さん?~
急に黙ってさ…▼~
:[エルフィ]|
ごめんなさい…~
わたし、自分のことばかりだった…▼~
ディーアもわたしと~
気持ちは同じはずなのに…▼~
お腹…すいてるでしょう?▼~
:[ディーア]|
正直、ぺっこぺこだぜ…~
俺も母さんと同じで食べるのが好きだし…▼~
:[エルフィ]|
…わたし、動くわ。~
動いて賊を退治しなくちゃ。▼~
息子とわたしのお腹を満たすために…~
ここがわたしの命の賭けどき…▼~
:[ディーア]|
そ、そこまではしなくていいよ…▼~
:[エルフィ]|
いくわよ、ディーア…~
ついてきなさい…▼~
:[ディーア]|
ああ…~
わかったぜ、母さん…▼~
**ニュクス [#x43cfcf9]
:[ニュクス]|
…………▼~
:[ディーア]|
母さん、さっき言われたこと…~
まだ気にしてるのか?▼~
:[ニュクス]|
…なんのことかしら?▼~
:[ディーア]|
お祭りから逃げる人が~
俺たちを見て言っただろ…▼~
お父さん…~
お子さんを連れて早く逃げなさいって…▼~
:[ニュクス]|
…そんなこと言われたかしら。▼~
:[ディーア]|
いや、言われたあとから…~
母さん、ずっと黙っちゃってるじゃん…▼~
:[ニュクス]|
そうね…~
確かにそうだわ…▼~
でも、私が気にしてると思ってるなら…▼~
わざわざ話を~
蒸し返さなくてもいいんじゃない?▼~
:[ディーア]|
そ、それは…確かにそうだったな…~
ごめん、母さん…▼~
:[ニュクス]|
…いえ、謝るのは私の方だわ。~
ディーアにあたってしまったもの。▼~
ごめんなさい、ディーア。▼~
:[ディーア]|
いや、俺は気にしてないよ。▼~
:[ニュクス]|
でも、お子さんか…~
そう言われるのも仕方ないわよね…▼~
私はディーアの…~
お母さんなのにね。▼~
:[ディーア]|
事情を知らない人だからな…~
わかれって方が難しいぜ…▼~
:[ニュクス]|
…………▼~
:[ディーア]|
でもな、母さん…▼~
俺は母さんの見た目なんか…~
全然、気にしてないからな…▼~
たとえ母さんがどんな姿だろうと…~
俺は母さんのことを母さんだと思ってる…▼~
:[ニュクス]|
ありがとう、ディーア…▼~
あなたのような優しい子が~
生まれてきてくれたこと…▼~
それだけで私は…~
生きていてよかったと思えるわ。▼~
:[ディーア]|
母さん…▼~
:[ニュクス]|
でも、考えようによっては~
この体も悪くないかもしれないわ。▼~
だって、いつまでも~
若いお母さんでいられるものね。▼~
:[ディーア]|
ははは…~
確かにそうだな…▼~
**カミラ [#d87b144b]
:[カミラ]|
あら、ディーアあれを見て…▼~
:[ディーア]|
ん…~
あれって的当てのことか?▼~
:[カミラ]|
面白そうね。~
ちょっとやっていかない?▼~
:[ディーア]|
今からやるのか?~
賊がいるっていうのに…▼~
:[カミラ]|
すこしくらい寄り道しても大丈夫よ。~
ほら、勝負をしましょ。▼~
:[ディーア]|
仕方ねえな…~
でも、勝負っていうのなら手加減しないぜ?▼~
:[カミラ]|
ふふふ…~
望むところよ。▼~
あの一番大きいクマのぬいぐるみを~
先に落とした方が勝ちでいいわね?▼~
:[ディーア]|
ああ、それでかまわないぜ…▼~
:[カミラ]|
じゃあ、私から…~
えい!▼~
:[ディーア]|
…かすりもしてないな。~
母さんって的当ては苦手なのか?▼~
:[カミラ]|
…………▼~
…最初から落としちゃったら~
ディーアの出番がなくなっちゃうもの。▼~
:[ディーア]|
ははは…~
優しいんだな、母さんは…▼~
んじゃ、俺もやるぜ…~
よっと…▼~
:[カミラ]|
あっ…▼~
:[ディーア]|
勝負は俺の勝ちだな…~
案外、簡単だったぜ…▼~
:[カミラ]|
…………▼~
…おめでとう。~
さすがは私の愛すべき息子ね。▼~
:[ディーア]|
ありがとう、母さん…~
んじゃ、賊退治を再開…▼~
:[カミラ]|
第二回戦。▼~
:[ディーア]|
…えっ?▼~
:[カミラ]|
勝ち逃げなんてさせないわよ。~
たとえ愛する息子だとしても。▼~
:[ディーア]|
母さん…~
目に殺気が宿ってる気がするんだけど…▼~
:[カミラ]|
ふふふ…気のせいよ…~
ふふふふふふふ…▼~
:[ディーア]|
これ、母さんが勝つまで…~
終わらないんだろうな…▼~
**ルーナ [#c19feeac]
:[ルーナ]|
的当てに輪投げにくじ引きまである!~
くぅー! 腕が鳴るわね!▼~
:[ディーア]|
母さん、はしゃぎすぎさぜ…~
っていうか、まだ戦闘中だし…▼~
:[ルーナ]|
なによ、ディーア。~
あんたも本当ははしゃぎたいくせに。▼~
これだけものが揃ってるんだから、~
うきうきするに決まってるでしょ?▼~
言っておくけど、お祭りが再開したら~
すぐに勝負するわよ? いい?▼~
:[ディーア]|
別にいいぜ…▼~
勝つのは俺に決まってるからな…~
母さんじゃ相手にならないぜ…▼~
:[ルーナ]|
なっ!?~
なんですって!?▼~
いつからそんな~
生意気を言う子になったの!?▼~
:[ディーア]|
さあな…▼~
でも、生意気なのは…~
母さんからの遺伝だぜ…間違いなく…▼~
:[ルーナ]|
あ、あたしはそんなに~
生意気じゃないわよ。▼~
そんな風に言う子には、~
手加減なんかしてあげないから。▼~
:[ディーア]|
手加減…~
そんなのする気なかっただろ?▼~
母さんはいつだって何事にも…~
全力でがむしゃらに挑むじゃん…▼~
:[ルーナ]|
そ、そんなことないわよ。▼~
:[ディーア]|
いいや、ごまかしても無駄だ…~
俺にはわかってるし…▼~
それに俺は母さんのそんなところを…~
一番尊敬してるしな…▼~
:[ルーナ]|
ディーア…▼~
:[ディーア]|
ほら、さっさと賊を倒そうぜ…▼~
なんならどっちが多く倒せるか…~
勝負でもしようか?▼~
:[ルーナ]|
ええ、望むところよ。▼~
手加減なんかしないで、~
全力前回でやっちゃうからね。▼~
:[ディーア]|
ああ…~
母さん…▼~
**ベルカ [#t79a5c7e]
:[ディーア]|
…………▼~
:[ベルカ]|
どうしたの、ディーア…~
何か気になることがあるの?▼~
:[ディーア]|
いや、なんか…~
すげえ嬉しいな、ってさ…▼~
:[ベルカ]|
嬉しい?~
何がそんなに嬉しいの?▼~
:[ディーア]|
母さんとこうして…~
お祭りにこれたってことがさ…▼~
:[ベルカ]|
…そう。▼~
確かに、こうして親子で~
出かける機会は少なかったものね…▼~
:[ディーア]|
それにお祭りと母さんって…~
なんか結びつけ辛いし…▼~
:[ベルカ]|
どういうこと?▼~
:[ディーア]|
いや、母さん…~
お祭りとかきて楽しいのかな、って…▼~
金魚とかすくって楽しんでる母さんを…~
想像できないっていうか…▼~
:[ベルカ]|
そ、それは…~
…楽しいに決まってるわ。▼~
自由に泳ぎまわる金魚を網ですくう…~
こんなに楽しいことは他にはないわ。▼~
:[ディーア]|
母さん、無理してるだろ…▼~
:[ベルカ]|
そ、そんなことないわ。▼~
的当てというものも好きよ。▼~
動きもせず、逃げもしない標的を~
殺傷能力皆無の弓で射る…▼~
なんて楽しそう。~
早く遊びたくて仕方がないわ。▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[ベルカ]|
…ごめんなさい。~
本当は少し戸惑ってるの。▼~
私、お祭りで遊んだ経験がないから…~
どう楽しめばいいのかわからないわ…▼~
:[ディーア]|
そっか…~
そうだよな…▼~
:[ベルカ]|
でも、戸惑ってはいるけれど、~
このお祭りを楽しみたい気持ちは本当よ。▼~
大切な息子と一緒なんだから…~
一緒に楽しく遊んでみたい…▼~
:[ディーア]|
母さん…▼~
…賊を倒したらいっぱい遊ぼうぜ。~
俺がお祭りの楽しみ方を教えるぜ…▼~
:[ベルカ]|
ええ…~
ありがとう、ディーア。▼~
**ピエリ [#ad4523e8]
:[ディーア]|
せっかくのお祭りをぶち壊しやがって…~
賊は全員、ぶっ殺してやるぜ…▼~
:[ピエリ]|
はい! ぴっぴー!~
そういうことは言っちゃダメなのー!▼~
:[ディーア]|
そういうことって…~
どの部分がダメだったんだよ?▼~
:[ピエリ]|
えっと、ぶち殺すとか?~
ディーアがそんなこと言っちゃダメなの!▼~
:[ディーア]|
でも、母さんはいつも言ってるじゃないか…~
それなのに俺はダメなのか?▼~
:[ピエリ]|
母さんは大人だから言ってもいいの!~
ディーアは子どもだからダメなの!▼~
:[ディーア]|
…逆じゃね?~
普通、大人は大人の発言をするものだろ…▼~
:[ピエリ]|
普通とかはよくわからないの!~
でも、とにかくピエリはいいの!▼~
:[ディーア]|
ずるいぜ、母さん…▼~
:[ピエリ]|
でも、自分でも不思議なの。▼~
なんでピエリ、ディーアにぶち殺すとか~
言って欲しくないんだろ?▼~
なんかピエリもディーアが言ってるの聞いて~
わかんないけど注意しちゃったの。▼~
これってどういうことなの?▼~
:[ディーア]|
それは…母親だからなのかな?▼~
息子には危ない言葉を…~
使って欲しくないとか…▼~
:[ピエリ]|
母親ってそういうものなの?~
ピエリ、ちょっとわかんないの。▼~
:[ディーア]|
いや、俺もわかんねえし…▼~
:[ピエリ]|
母親って難しいものなのね。~
毎日、ビックリの連続なの。▼~
:[ディーア]|
ははは…~
ま、そのうちに慣れてくるさ…▼~
んじゃそろそろ、賊をぶち殺…~
ぶっ倒しに行こうぜ…▼~
:[ピエリ]|
うんなの!~
全員、ぶち殺してやるなの!▼~
**シャーロッテ [#pc100adb]
:[シャーロッテ]|
ディーア、せっかくのお祭りなんですからね。~
遠慮なんかしちゃダメですよ~。▼~
食べたいものとか、欲しいものがあったら~
全部、買ってあげますからね~。▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[シャーロッテ]|
あら~、どうしたのディーア?~
疲れちゃったのかな?▼~
:[ディーア]|
母さん、猫かぶってるだろ…~
息子に優しい母親を演じてるとかか…▼~
:[シャーロッテ]|
ちょ、ちょっと静かに!~
どこで誰が聞いてるかわからないでしょ?▼~
:[ディーア]|
やっぱりな…▼~
:[シャーロッテ]|
優しいお母さんって…~
意外とモテるらしいのよね。▼~
となれば、演じるしかないでしょ。▼~
ディーアだって~
モテる母親の方が嬉しいでしょ?▼~
:[ディーア]|
くだらねえ…▼~
:[シャーロッテ]|
ディーア…▼~
あのね、ディーア。~
私はお父さんのことを愛してるわよ?▼~
そこは絶対に間違いないわ。~
でも、それとこれとは別の話なのよ。▼~
:[ディーア]|
わかってるよ…▼~
母さんのモテたいっていうのは…~
生き様みたいなもんだってのはさ…▼~
:[シャーロッテ]|
あら、完璧に理解してくれてるのね。▼~
:[ディーア]|
俺がくだらないっていったのは…~
そういうことじゃねえし…▼~
:[シャーロッテ]|
じゃあ、どういうことなの?▼~
:[ディーア]|
優しい母親を演じるのが…~
くだらねえって言ったんだよ…▼~
母さんは演技なんかしなくても…~
優しい母親なんだからさ…▼~
:[シャーロッテ]|
ディーア…▼~
:[ディーア]|
安心しろよ…~
素のままの母さんでも充分モテるって…▼~
:[シャーロッテ]|
…や、やばい!~
ちょっと私、隠れるから!▼~
:[ディーア]|
どうしてだよ?▼~
:[シャーロッテ]|
嬉しくて号泣してる顔なんて~
不細工で誰にも見せられないもの…▼~
:[ディーア]|
ふっ、仕方ねえな…~
じゃあ、俺が見張っててやるよ…▼~
:[シャーロッテ]|
そ、そう?▼~
じゃあしばらくの間、お願いね。~
ネズミの子一匹通すんじゃないわよ。▼~
:[ディーア]|
わかってるって…▼~
:[シャーロッテ]|
うっ…▼~
うえええん嬉しいいいいいーー!!!~
私の息子可愛いすぎだろおおおおおおお!!▼~
:[ディーア]|
ははは…▼~
**モズメ [#p40339f5]
:[モズメ]|
うわぁ!~
お祭りってやっぱええもんやね。▼~
屋台もいっぱい並んでて、~
見てるだけでわくわくしてくるやんな。▼~
:[ディーア]|
母さん、はしゃぎすぎだぜ…~
今、戦闘中だってのにさ…▼~
:[モズメ]|
し、仕方ないやろ!▼~
あたい、こういう盛大なお祭り、~
あんまりきたことあらへんのやから…▼~
:[ディーア]|
母さんの生まれた村では~
こういうお祭りはやらなかったのか?▼~
:[モズメ]|
田植えの前と収穫のときに~
小さなお祭りはやってたなぁ。▼~
屋台とか出店なんかはなかったけど…▼~
みんなで輪になって歌って踊って、~
すっごく楽しかったわ。▼~
:[ディーア]|
母さんも踊ったのか?▼~
:[モズメ]|
せやな。~
倒れるまで踊ったで。▼~
せっかくのお祭りのときに~
恥ずかしがってるのは損やからね。▼~
:[ディーア]|
なんかすげえ楽しそうだな。~
俺も参加してみたかったぜ。▼~
:[モズメ]|
あたいもディーアと一緒に~
みんなで輪になって踊りたかったわ。▼~
ま、村はもうないから~
その願いはもう叶わないんやけどね。▼~
:[ディーア]|
…………▼~
…踊るか。▼~
:[モズメ]|
えっ!?ここで踊るんか?▼~
:[ディーア]|
そうだ。賊を全部倒したら、~
このお祭りも再開するだろ?▼~
:[モズメ]|
そりゃそうやろうけど…~
あたいたちだけで踊るのはなぁ…▼~
:[ディーア]|
母さんが言ったんだぜ。▼~
せっかくのお祭りで~
恥ずかしがっているのは損だって。▼~
:[モズメ]|
…そうなんや!~
なら、踊ろうか!▼~
あたいたちが始めたら、~
他のみんなも参加してくれるかもしれへんし!▼~
:[ディーア]|
ああ。~
やってやろうぜ。▼~
:[モズメ]|
あはは!~
なんやすごいわくわくしてきたわ!▼~
:[ディーア]|
んじゃ、まずはさっさと賊退治だ。~
ほら、いくぜ、母さん。▼~
:[モズメ]|
そうやね、ディーア。▼~
…………▼~
ほんまに優しい子に育ってくれて…~
あたいは幸せやで、ディーア。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#oefb3eb1]
- セツナ母のところ、「寝癖」じゃなく「寝顔」です -- &new...
- ルーナのところ意味的には「前回」じゃなく「全開」かな?D...
#comment
終了行:
*ディーアの親子会話 [#v24eeaa9]
#contents
**ジョーカー [#gtrsgeh785]
:[ディーア]|
面倒だな…▼~
なんでお祭りにきてまで~
戦わなくちゃいけないんだよ…▼~
:[ジョーカー]|
まったくだ。~
貴重な休日を無駄にしたな。▼~
:[ディーア]|
せっかく今日は父さんに~
色々とオゴってもらえると思ったのに…▼~
:[ジョーカー]|
…なんの話だ?▼~
:[ディーア]|
このお祭りってさ…~
親が子の成長を願うものなんだぜ?▼~
ってことは、~
子どもである俺が主役じゃん…▼~
だから、父さんが俺に~
色々とごちそうする流れだと思うんだよね…▼~
:[ジョーカー]|
ちっ。~
くだらねぇ祭りだな。▼~
…だが、そういうことなら~
お前にオゴってやらんこともない。▼~
今まであまり、一緒にこういう場所には~
きたことがなかったからな。▼~
:[ディーア]|
父さん…▼~
:[ジョーカー]|
ディーア…戦いが終わったら、~
好きなだけ食って、遊べ。▼~
ただし、だ。▼~
的当てで勝負して~
俺に勝つことができたらな。▼~
:[ディーア]|
えー…~
なんだよそれ…▼~
:[ジョーカー]|
普通にオゴるだけではつまらんからな。~
そのくらいの遊び心はあってもいいだろう。▼~
いっておくが手加減はしないぞ。~
ふっ。わくわくしてきたな。▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[ジョーカー]|
なんだ、どうした?▼~
:[ディーア]|
…父さん。~
賽銭箱のとこに行っていいか…?▼~
:[ジョーカー]|
はあ? 別にいいが…~
何か願いごとでもあるのか?▼~
:[ディーア]|
父さんがもうちょい~
大人になってくれますように、って…▼~
:[ジョーカー]|
ふ、ふざけるな!~
子が親の成長を願うんじゃねぇ!▼~
:[ディーア]|
だって、的当てで勝負とかさぁ…~
しかも、わくわくしちゃってるし…▼~
:[ジョーカー]|
てめえ…親を馬鹿にしやがって。▼~
こっちはお前が俺と遊びたいだろうと思って、~
提案してやったってのに。▼~
:[ディーア]|
なんだ。そうだったのか…~
父さんなりに気を使ってくれたんだな…▼~
:[ジョーカー]|
い、いや!~
今のは別にそういうわけじゃ…▼~
:[ディーア]|
だったら早く~
この戦いを終わらせなくちゃな…▼~
父さんと…~
少しでも長く遊べるようにさ…▼~
:[ジョーカー]|
…ふん。~
好きにしろ。▼~
**マイユニット [#g31a011c]
#region(マイユニット女性・私)
:[カムイ]|
大丈夫ですか?~
ディーア。▼~
せっかくのお祭りなのに、~
まさかこんなことになってしまうだなんて。▼~
:[ディーア]|
ああ、俺は大丈夫だ…▼~
安心しろよ、母さん…~
賊なんか俺がすぐに片付けてやる…▼~
:[カムイ]|
ふふふ。~
今日はなんだか頼もしいですね。▼~
:[ディーア]|
俺、楽しみにしてたんだよな…~
母さんと一緒にお祭りにくるの…▼~
だから、こんな戦いは…~
さっさと終わらせたいんだよ…▼~
:[カムイ]|
ディーアもお祭りを~
楽しみにしていてくれたんですね。▼~
:[ディーア]|
当たり前じゃん…~
こんな機会、めったにないし…▼~
:[カムイ]|
すみません…~
ディーア…▼~
普通の家庭の子どもたちなら、~
もっと両親と遊ぶ機会もあったでしょうに。▼~
:[ディーア]|
まあな…確かに普通の子どもは、~
親と離れて異界で暮らしたりはしないよな…▼~
:[カムイ]|
そうですよね…▼~
:[ディーア]|
でも、確かに普通じゃなかったけど…~
俺は別に嫌じゃなかったぜ…▼~
:[カムイ]|
…え?▼~
:[ディーア]|
いや、違うな…~
嫌じゃなかったってことはないか…▼~
ガキのころは…~
母さんに会いたいってよく泣いてたし…▼~
:[カムイ]|
はい、そう聞いています…▼~
寂しい思いを~
いっぱいさせてしまったと思います…▼~
:[ディーア]|
ああ…~
確かに寂しかったよ…▼~
でも、それでも俺は…~
母さんの子どもでよかった。▼~
父さんもよく言ってるぜ…~
母さんと結婚できて幸せだ、って…▼~
こんなに愛せる人は~
他にいないって。▼~
それはもう耳にタコができるぐらいな…▼~
で、母さんも父さんのこと~
めちゃくちゃ好きだろ…?▼~
そんな風に思い合ってる両親から生まれて…~
それってすげえ誇らしいことじゃん…▼~
:[カムイ]|
!!▼~
:[ディーア]|
ありがとな、母さん…▼~
母さんが親でいてくれて…~
俺は本当に幸せだよ…▼~
その幸せに比べれば…~
普通じゃない生活なんてなんでもない…▼~
:[カムイ]|
ディーア…▼~
…私は世界一、~
幸せな母親ですね。▼~
だって…~
こんなに優しい息子がいるんんですもの。▼~
:[ディーア]|
…やべ。~
結構、恥ずかしいこと話しちまったな…▼~
ちなみに今のこと、~
死んでも父さんに言うなよ…▼~
さっさと戦いを終わらせようぜ…~
母さん…▼~
:[カムイ]|
わかりました。~
この話は二人だけの秘密ですね。▼~
行きましょう、ディーア。~
あなたは私が守ります…!▼~
#endregion
**フェリシア [#j2628af8]
:[フェリシア]|
はわっ!?~
ディーア、見てください!▼~
おいしそうな食べ物が~
屋台にいっぱい並んでますよーっ!▼~
:[ディーア]|
そりゃあ、並んでるだろ…~
お祭りなんだし…▼~
:[フェリシア]|
お腹もへってきたことですし、~
少しいただいちゃいましょうか。▼~
:[ディーア]|
いやいや…~
今、戦闘中だぜ?▼~
:[フェリシア]|
大丈夫ですって!~
ちゃんとお金は置いておきますから。▼~
:[ディーア]|
そういうことを~
言ってるんじゃねえんだけど…▼~
:[フェリシア]|
焼きとうもろこしがおいしそうですね!~
では、いっただっきまー…▼~
って、きゃあああああ!▼~
:[ディーア]|
…派手に転んだな、母さん。~
慌てすぎだって…▼~
:[フェリシア]|
はうう…▼~
:[ディーア]|
怪我はないか?~
ほら、手を貸すから立ち上がれよ。▼~
って、うおっ!?▼~
:[フェリシア]|
ディーア!▼~
:[ディーア]|
…ははは。~
俺まで転んじまったぜ…▼~
:[フェリシア]|
…ふふふ。▼~
:[ディーア]|
ひどいじゃん、母さん…~
息子が転んだとこ見て笑うなんてさ…▼~
:[フェリシア]|
ご、ごめんなさい!~
でも、違うんです!▼~
なんていうか、今の転び方を見たら…~
私の息子なんだなぁ、って…▼~
:[ディーア]|
…ああ。~
俺は間違いなく母さんの息子だ。▼~
たまにドジするところとか、~
絶対に母さんの血だぜ?▼~
:[フェリシア]|
はぅぅ…ごめんなさい…~
そんな迷惑なものを受け継がせてしまって…▼~
:[ディーア]|
…別に気にしてないよ。▼~
母さんのいいところも~
ちゃんと受け継いでるし。▼~
:[フェリシア]|
そ、そんな嬉しいこと言われたら、~
私、泣いちゃいますよ…▼~
:[ディーア]|
泣くなよ…~
でも、本当にそう思ってるから…▼~
:[フェリシア]|
ありがとうございます…~
ディーア…▼~
…ちなみに、ディーアが受け継いでる~
私のいいところって、どんなとこです?▼~
:[ディーア]|
そりゃあ…世話好きなとことか?▼~
:[フェリシア]|
それはジョーカーさんの~
いいところでもありますね…▼~
もっと、私だけの~
いいところってありませんか?▼~
:[ディーア]|
…………▼~
…………▼~
:[フェリシア]|
えええええ!?~
まさか思いつかないんですか!?▼~
:[ディーア]|
んじゃアレだ…~
優しいとことかじゃね?▼~
:[フェリシア]|
んじゃ!?~
んじゃ、ってなんですか!? んじゃって!▼~
:[ディーア]|
…ほら、無駄話はもうやめようぜ。~
さっさと戦いを終わらせないと…▼~
:[フェリシア]|
あっ、話はまだ終わってませんよ!~
待ってください、ディーアーー!▼
**リンカ [#b7dd847f]
:[リンカ]|
さぁ、いくらでもかかってこい!▼~
賊などいくらでも返り討ちにしてくれる!~
炎の部族の力を思い知るがいい!▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[リンカ]|
どうした、ディーア?~
急に黙ってしまって。▼~
:[ディーア]|
いや、考えごと…▼~
:[リンカ]|
そんなものは後にしろ!~
今はただ戦闘に集中するんだ!▼~
お前の中で騒ぐ炎の部族の血、~
それに身をゆだね戦え!▼~
:[ディーア]|
それだよ、それ…~
その勇猛な炎の部族の血ってやつ…▼~
:[リンカ]|
ああ。~
それがどうかしたのか?▼~
:[ディーア]|
ってかさ…~
俺には流れてなくね?▼~
:[リンカ]|
な、何をバカなことを!▼~
お前にも確実に部族の血は流れている!~
あたしの息子なんだぞ!▼~
:[ディーア]|
でも、俺…~
母さんほど勇猛じゃねえぜ?▼~
むしろ、めんどくさがり屋だし…~
母さんだって知ってるだろ?▼~
:[リンカ]|
そ、それはそうかもしれないが…▼~
:[ディーア]|
めんどくさがりな炎の部族なんて…~
母さん知ってるか?▼~
:[リンカ]|
…知らないな。~
…聞いたこともない。▼~
:[ディーア]|
ほらな…~
ってことは俺には流れてないんじゃ…▼~
:[リンカ]|
そ、そんなことはない!~
絶対にお前にも部族の血が流れている!▼~
:[ディーア]|
…なんか母さん、焦ってない?▼~
:[リンカ]|
お、お前が変なことを言い出すからだ!~
あ、あ、あまり困らせないでくれ!▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[リンカ]|
…そうだ!▼~
やはり、お前にも間違いなく~
炎の部族の血が流れているぞ!▼~
:[ディーア]|
…どういうとこがさ?▼~
:[リンカ]|
お前はいつも部隊を離れ、~
一人で昼寝しているだろう?▼~
:[ディーア]|
ああ…~
でもそれがなんだっていうんだ?▼~
:[リンカ]|
炎の部族は孤高を重んじる部族!▼~
一人で孤高に寝るその気高き姿こそ、~
お前が部族の血を継いでいる何よりの証拠だ!▼~
:[ディーア]|
…そんなんでいいの?▼~
:[リンカ]|
今、一番重要なのは~
お前が炎の部族のだという自覚を持つことだ。▼~
それさえ持てればお前も、~
炎の部族が持つ勇猛さは必ず目覚める!▼~
:[ディーア]|
そっか…~
じゃあ、信じてみようかな…▼~
俺も母さんみたいな…~
勇猛な戦士になりたいからさ…▼~
:[リンカ]|
ディーア…▼~
必ずなれるさ!~
お前はあたしの息子なんだからな!▼~
:[ディーア]|
自信取り戻せたよ…~
ありがとな、母さん…▼~
**サクラ [#cd92c646]
:[サクラ]|
デ、ディーアは後ろに下がってください!~
ここは私がなんとかしますから!▼~
:[ディーア]|
いや、さすがにそれは無理だって。▼~
母さんや他の仲間に戦わせて~
俺だけ隠れてるとかありえないだろ…▼~
:[サクラ]|
た、確かにそうですね…▼~
ですが、ディーアが~
怪我でもしてしまったらと考えると…▼~
:[ディーア]|
大丈夫だって…~
心配し過ぎだぜ、母さん…▼~
:[サクラ]|
そんなこと言われても、~
心配しちゃいますよ…▼~
私はディーアの母親なんですから…▼~
あなたがこの世の誕生してから~
その身を案じなかった日などありません。▼~
:[ディーア]|
なんだか母親って大変そうだな…▼~
:[サクラ]|
ふふふ、そうですね。~
想像していた以上に大変です。▼~
ですが、それ以上に幸せですよ。~
ディーアの母親になれたことは。▼~
:[ディーア]|
そっか…~
それならよかったけどさ…▼~
まぁ、俺もできるだけ…~
母さんに心配かけないようにするよ…▼~
母さんが心労で倒れちまったら…~
後悔してもしきれねぇし…▼~
:[サクラ]|
ふふふ。~
ありがとうございます、ディーア。▼~
:[ディーア]|
あとあれだ…~
俺も同じだぜ…▼~
:[サクラ]|
何がですか?▼~
:[ディーア]|
俺も幸せだよ…~
母さんの子として生まれてさ…▼~
俺が人を癒す能力に恵まれたのは、~
母さんのおかげだと思うし…▼~
:[サクラ]|
ディーア…▼~
:[ディーア]|
た、たまにはこういうことも~
ちゃんと伝えないとダメじゃん?▼~
さすがに恥ずかしいから…~
もう今後、しばらくは言わないけど…▼~
:[サクラ]|
ふふふ。~
それは残念ですね。▼~
でも、またしばらく経ったら、~
いつか聞かせてください。▼~
**アクア [#r1ce6772]
:[ディーア]|
…………♪▼~
:[アクア]|
あら?~
ディーア、その歌は…▼~
:[ディーア]|
ん?▼~
ああ…母さんがよく歌ってるから、~
いつの間にか覚えたんだよ…▼~
:[アクア]|
ふふ。~
やっぱり親子ね。▼~
:[ディーア]|
何がおかしいんだ?▼~
:[アクア]|
私もお母様が歌っているのを聞いて~
いつの間にか自然と覚えたの。▼~
:[ディーア]|
そうだったのか…▼~
これ、なんていう題名の歌なんだ?▼~
:[アクア]|
お日様ポカポカの歌よ。▼~
:[ディーア]|
…ははは。~
なんかのんきな題名だな。▼~
:[アクア]|
そうでしょ?~
私が名づけたの。▼~
:[ディーア]|
えー、なんだよそれ。▼~
:[アクア]|
だって、本当の題名は~
お母様から教わらなかったから。▼~
でも、お母様が歌っていたのはいつも、~
今日みたいな晴れた日だったの。▼~
聞いてるとこっちの心もポカポカしてきて…~
私、大好きだったわ。この歌…▼~
:[ディーア]|
母さん、この歌を口ずさんでるとき~
すげえ幸せそうな顔してるもんな…▼~
:[アクア]|
ええ。~
そうだと思うわ。▼~
:[ディーア]|
お日様ポカポカの歌か…~
いい題名だと思うよ…▼~
:[アクア]|
ありがとう。▼~
私が好きだった歌を~
ディーアも好きになってくれて嬉しいわ。▼~
:[ディーア]|
母さん…~
もっと俺に歌を教えてくれよ…▼~
母さんが…~
母さんの母さんから教わったように…▼~
俺も母さんから~
いっぱい歌を教わりたいぜ…▼~
:[アクア]|
わかったわ、ディーア。~
これから、たくさんたくさん教えてあげる。▼~
:[ディーア]|
ありがとう…~
母さん…▼~
**カザハナ [#gf978140]
:[カザハナ]|
もう!~
なんでこうなっちゃうのかな!▼~
せっかくディーアとジョーカーと~
お祭りを楽しもうと思ってたのに!▼~
:[ディーア]|
愚痴っても仕方ないだろ…~
さっさとやることをやっちまおうぜ…▼~
:[カザハナ]|
あっ、なんだろそれ。~
母親に諭すような言い方しちゃってさ。▼~
もしかしてあたし、~
母親として敬われてない?▼~
:[ディーア]|
そんなつもりないって…▼~
俺はめんどいことを…~
早く終わらせたいだけだ…▼~
:[カザハナ]|
そっか。~
でも、いい機会だから聞いておきたいの。▼~
あたしって…~
ディーアの母親をちゃんとやれてるかな?▼~
:[ディーア]|
それ、俺に聞くことか?▼~
:[カザハナ]|
本人に聞くのが一番早いし確実でしょ?▼~
:[ディーア]|
まぁ、そうかもしれないけどさ…▼~
:[カザハナ]|
ほら、あたし、いつも稽古ばかりして、~
あまり家事とかできてないし。▼~
:[ディーア]|
今は戦時だからな…~
それも仕方ないと思うぜ…▼~
:[カザハナ]|
けど、もうちょっとなんていうか…~
母親らしくした方がいいのかなって…▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[カザハナ]|
きっと、他のお母さんたちは~
もっとちゃんとやってるんだろうなあ…▼~
:[ディーア]|
他の母親のことは関係ない…~
俺の母親は母さんだけだからな…▼~
それに…家事なら父さんが~
十分すぎるほどデキるし…▼~
:[カザハナ]|
あはは、確かに。▼~
:[ディーア]|
とにかく…▼~
母さんは母さんのままでいいじゃん…~
俺は一緒にいれるだけで満足だし…▼~
:[カザハナ]|
ディーア…▼~
:[ディーア]|
重要なのはさ…~
この戦いを生き延びることじゃね?▼~
生き延びて世界が平和になったら…~
いくらでも一緒の時間を過ごせるし…▼~
母さんが忙しく稽古をしてるのも…~
そのためだと思えば納得できるだろ…▼~
少なくとも俺は…~
そう考えてるぜ…▼~
:[カザハナ]|
…ありがとう、ディーア。▼~
:[ディーア]|
んじゃ、さっさとやろうぜ…~
早く済ませれば、お祭りも再開できるし…▼~
:[カザハナ]|
うん!~
あたし、張り切っちゃうよ!▼~
**オロチ [#scd9b466]
:[オロチ]|
ディーア、大丈夫か?~
まさかこんなことになるとは…▼~
せっかくのお祭りだというのに、~
無粋なやつらじゃのう。▼~
:[ディーア]|
俺さあ…なんとなく、~
今日こうなるのわかってたかも…▼~
:[オロチ]|
ほう。~
それはどういうことじゃ?▼~
:[ディーア]|
この間、寝てるときに…~
この光景を夢で見た気がするんだよな…▼~
:[オロチ]|
それは興味深いのう。~
予知夢のようなものなのじゃろうか。▼~
:[ディーア]|
割とこういうことってあるんだよ…▼~
夢で見たことが~
実際に起こるってことがさ…▼~
:[オロチ]|
それは間違いなく~
わらわの占いの才を引き継いでおるな。▼~
:[ディーア]|
あぁ…~
そういうことだったのか…▼~
:[オロチ]|
ふふふ。~
嬉しいものじゃな。▼~
息子の中に~
自分の影響を見ることができるのは。▼~
:[ディーア]|
ははは…~
俺は間違いなく母さんの息子だな…▼~
:[オロチ]|
しかし、夢を介して能力が発動しているのが、~
なんともディーアらしくてピッタリじゃな。▼~
:[ディーア]|
ってことは…~
昨日の夜に見た夢も現実になるのかな…▼~
:[オロチ]|
なるであろうな。~
わらわの才を引き継いでおるのじゃから。▼~
ちなみにどんな夢じゃったのだ?▼~
:[ディーア]|
この戦いが終わったあと…~
母さんと街に行く夢を見たんだ…▼~
そして、好きなものを好きなだけ…~
母さんが俺に買い与えてくれていた…▼~
:[オロチ]|
…………▼~
:[ディーア]|
…叶うんだよな?▼~
:[オロチ]|
さ、無駄話はやめて~
早く戦いを終わらせようぞ。▼~
:[ディーア]|
あっ…~
逃げるなよ、母さん……▼~
**ヒノカ [#s7377933]
:[ヒノカ]|
…………▼~
:[ディーア]|
大丈夫だよ、母さん。~
母さんは俺が死んでも守るから。▼~
:[ヒノカ]|
…急にどうした?~
なぜそんなことを言うんだ?▼~
:[ディーア]|
だって…~
今、思い出してただろ?▼~
母さんの母さん…ミコトさんが~
死んじまったときのことをさ…▼~
:[ヒノカ]|
…すまない。~
余計な心配をかけてしまったようだ。▼~
私なら大丈夫だ。▼~
ただ、あの日もちょうど、~
こんな祭りの日だったからな。▼~
息子に心配をさせてしまうとは~
私も母親としてはまだまだ未熟なようだ。▼~
:[ディーア]|
そんなことないぜ…~
母さんは最高の母さんだ…▼~
:[ヒノカ]|
…ありがとう。~
私もディーアが息子で誇らしいよ。▼~
だが、さっきの発言は許すことができない。▼~
:[ディーア]|
さっきの発言?▼~
:[ヒノカ]|
死んでも私を守ると言ったな。~
そんなことは今後、二度と口にしないでほしい。▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[ヒノカ]|
ディーアの勇ましさは~
おそらく私の影響だろう。▼~
私を想ってくれての~
言葉だということも理解している。▼~
ただ、私は愛する息子の死なんて~
微塵も想像したくないんだ。▼~
そんなことは想像しただけで…~
身も心も引き裂かれそうになる…▼~
:[ディーア]|
母さん…▼~
わかった。~
二度と言わないぜ。▼~
:[ヒノカ]|
ありがとう。~
ディーア。▼~
さぁ、共に戦い、共に生き抜こう!~
そして、この地の平穏を取り戻すんだ!▼~
そうしたら、親子3人で…~
祭りの続きを楽しもう。▼~
:[ディーア]|
ああ。▼~
**セツナ [#j906b2c2]
:[セツナ]|
…………▼~
:[ディーア]|
どうしたんだよ、母さん…~
ぼーっとしちゃってさ…▼~
:[セツナ]|
…あれ。▼~
:[ディーア]|
…あれ?~
あぁ、神輿のことか?▼~
:[セツナ]|
担ぎたい…▼~
:[ディーア]|
担ぎたいって…~
いや、今、戦闘中だし…▼~
:[セツナ]|
でも、お祭りといったらあれでしょ?~
担がなきゃ…▼~
:[ディーア]|
だから、今は戦闘中だからさ…~
あんなの担いでたら邪魔だろ…▼~
:[セツナ]|
残念…~
担ぎたかった…▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[セツナ]|
ディーア、寝てるの?~
寝顔が可愛い…▼~
:[ディーア]|
いや、寝てないし…~
さすがに俺も戦闘中は寝ないぜ…▼~
:[セツナ]|
でも、子どもは寝るのが仕事だって言うし…▼~
:[ディーア]|
それ、赤ちゃんのときのことだろ…~
俺、そこまで子どもじゃねえし…▼~
:[セツナ]|
ディーア…~
さっきからいっぱいおしゃべりしてる…▼~
:[ディーア]|
母さんと一緒だと…~
どうしてもツッコミ役になっちゃうからな…▼~
:[セツナ]|
そうなんだ…~
大変そうね…▼~
:[ディーア]|
そうでもないさ…~
意外と楽しめてる自分がいるしな…▼~
:[セツナ]|
ディーアだけ楽しんでずるい…~
私も楽しみたい…▼~
:[ディーア]|
じゃあ、早く賊を倒しちゃおうぜ…~
そしたらお祭りも再開するからさ…▼~
:[セツナ]|
そうね…~
じゃあよろしく、ディーア…▼~
:[ディーア]|
母さんも戦えっての…▼~
**オボロ [#tc754c6a]
:[ディーア]|
…………▼~
:[オボロ]|
わかるわよ、ディーア。▼~
さっき、屋台で見かけた~
髪飾りが気になってるんでしょ?▼~
:[ディーア]|
さすがだな、母さん…~
やっぱり目をつけていたか…▼~
:[オボロ]|
当たり前じゃない。~
私を誰だと思ってるのよ。▼~
でも、やっぱりディーアは私の息子ね。~
おしゃれなものに敏感だもの。▼~
:[ディーア]|
あれを見つけてから…~
ずっと気になっちゃってるんだよね…▼~
:[オボロ]|
すごく素敵だったものね。~
あれ、絶対にこれから流行るわよ。▼~
:[ディーア]|
だよな…~
なんとしても手に入れたいぜ…▼~
:[オボロ]|
それなら買いにいけばいいじゃない。▼~
ここにいる賊をなんとかしたら、~
屋台の店員さんも戻ってくるだろうし。▼~
:[ディーア]|
先に誰かに買われちゃわねえかな…~
あれ、一個しか置いてなかったし…▼~
戦いのあと、ごたごたして…~
その隙に買われてたら最悪だぜ…▼~
:[オボロ]|
ディーア、気持ちはすごくわかるけど、~
今は戦いに集中しないとダメよ。▼~
おしゃれも大事だけど、~
今はやるべきことをやらなきゃ。▼~
:[ディーア]|
…だな。▼~
:[オボロ]|
ところで、もし買えたら~
誰にあげるつもりだったの?▼~
:[ディーア]|
母さんにだよ…▼~
:[オボロ]|
えっ!?~
私にだったの?▼~
:[ディーア]|
日頃、世話になってるし…~
ま、感謝の気持ちってやつだな…▼~
あれ、母さんに絶対に似合うと思うぜ…▼~
:[オボロ]|
…ディーア。~
今すぐあの髪飾りを買ってきて。▼~
お金をちゃんと置いておけば大丈夫だから。▼~
:[ディーア]|
いや、でも…~
やるべきことをやんなきゃじゃ…▼~
:[オボロ]|息子からの素敵な贈り物を
逃すわけにはいかないもの。▼~
走れば大丈夫だから!~
ほら、急いで走って!▼~
:[ディーア]|
ははは…~
わかったよ、母さん…▼~
**カゲロウ [#n1ec7277]
:[カゲロウ]|
ディーア、何か落としたぞ。~
ん? これは…▼~
:[ディーア]|
ああ…~
この間、俺が描いた絵だよ…▼~
:[カゲロウ]|
畑で遊びまわる子どもたちの絵か。~
なかなか上手に描けているじゃないか。▼~
:[ディーア]|
か、母さんにはわかるのか?~
この絵が子どもたちを描いたものだって…▼~
:[カゲロウ]|
当たり前だ。~
私にはそれ以外の絵には見えないぞ。▼~
:[ディーア]|
だけど、カムイ様に見せたら…▼~
何匹もの悪魔たちが踊りながら~
街を貪り食ってる絵だと勘違いされたぜ?▼~
:[カゲロウ]|
…なるほど。~
私にもそういう経緯があるな。▼~
いつか、りんごの絵を~
描いたことがあったのだが…▼~
不気味な老婆が~
怪しく微笑んでいる絵だと言われたことがある。▼~
:[ディーア]|
ってことは、俺の絵の腕前は…~
確実に母さんの血ってことじゃん…▼~
:[カゲロウ]|
そ、そうかもしれないな…~
すまぬ…▼~
しかし、そう悲観することはないぞ。▼~
人とは違う独特の感性や視点…▼~
それらがディーアには~
備わっているということだからな。▼~
その力は必ずや~
お前の人生の助けとなるだろう。▼~
:[ディーア]|
確かにそう言われると…~
この絵の才能も悪くない気がしてきたぜ…▼~
母さんから譲り受けたこの才能は~
このまま磨いていこうと思う。▼~
:[カゲロウ]|
それを聞いて安心した。▼~
私のせいでディーアが~
辛い思いをするのは耐えられぬからな。▼~
:[ディーア]|
母さん…~
今度、一緒に絵を描かないか?▼~
ほら、今まではさ…~
そんな時間もあまり作れなかったし…▼~
:[カゲロウ]|
ああ、必ず描こう。~
約束する。▼~
:[ディーア]|
ありがとう…~
母さん…▼~
**エリーゼ [#nd21f3ed]
:[エリーゼ]|
ええと、それとこれと…~
あっ! あれも忘れちゃダメね!▼~
:[ディーア]|
母さん…~
さっきから紙に何を書いてるんだ?▼~
:[エリーゼ]|
えへへ!~
これはね…けいかくしょだよ!▼~
:[ディーア]|
計画書…▼~
:[エリーゼ]|
そうなの!~
ディーアと遊ぶためのけいかくしょ!▼~
:[ディーア]|
なんでそんなものが必要なんだ?~
遊ぶのにそんなもんいらねえだろ…▼~
:[エリーゼ]|
もう、ディーアはあたしの息子なのに~
全然、わかってないなー!▼~
これはぜったいに必要なんだよ?~
周りを見ればわかるでしょ?▼~
:[ディーア]|
…わからないけど。▼~
:[エリーゼ]|
しょうがないなー。~
じゃあ、お母さんが説明してあげる。▼~
今日はお祭りだから~
いっぱいいっぱい屋台が並んでるでしょ?▼~
:[ディーア]|
ああ…▼~
:[エリーゼ]|
金魚すくい、的当て、輪投げ…~
楽しいところがいっぱいだよね!▼~
しかも、それだけじゃないよ?▼~
わたあめに焼きそばにりんごあめ…~
美味しいものもいっぱいいっぱい!▼~
:[ディーア]|
ははは…~
確かにそうだな…▼~
:[エリーゼ]|
そういうのを全部楽しむなら、~
一分一秒もむだにはできないよね!▼~
だから、きちんと~
けいかくしょを書いてるってわけ!▼~
:[ディーア]|
なるほどな…~
納得できたぜ、母さん…▼~
:[エリーゼ]|
えっへん!~
お母さんを見直しましたか?▼~
:[ディーア]|
ああ…~
さすが母さんだ…▼~
:[エリーゼ]|
えへへ。~
ディーアにほめられちゃった。▼~
:[ディーア]|
でもさ、ちらっと見たけど…~
その計画書、詰め込みすぎじゃね?▼~
わたあめを三秒で食べるとか書いてあるし…▼~
:[エリーゼ]|
ほ、本気を出せばできるもん!▼~
:[ディーア]|
いや、さすがにそれを全部、実行するのは…~
どう考えても無理だぜ…▼~
:[エリーゼ]|
や、やだやだやだー!~
ディーアと全部、回りたいの!▼~
:[ディーア]|
んじゃ、なるべくいっぱい遊べるように…~
さっさと賊を片付けないとな…▼~
:[エリーゼ]|
うん!~
あたしもがんばるからね!▼~
**エルフィ [#u9e3c151]
:[エルフィ]|
…ぐしゃ。▼~
:[ディーア]|
か、母さん…~
屋台の骨組みを握り潰しちゃダメだぜ…▼~
:[エルフィ]|
ごめんなさい、つい…~
あとで直しておかなきゃ…▼~
:[ディーア]|
なんか怒ってるのか?▼~
:[エルフィ]|
ええ…~
怒ってるわ…▼~
:[ディーア]|
母さんが怒るなんてめずらしいな…~
原因はなんだ?▼~
:[エルフィ]|
わたしはできたてが食べたかったの…~
でも、作ってくれる人はみんな逃げた…▼~
焼きそば、たこ焼き、大判焼き…~
ここにあるのはみんな冷えてる…▼~
賊、絶対に許さない…▼~
:[ディーア]|
ははは…~
気持ちはわかるぜ…▼~
でも、賊を退治すれば人も戻ってくるさ…~
今だけ我慢すればいい…▼~
:[エルフィ]|
この美味しそうな匂いが~
充満する中で我慢するなんて…▼~
…地獄。~
ここは地獄ね。▼~
:[ディーア]|
わ、わたあめならあるぜ?~
これならできたてとか関係ないだろ?▼~
:[エルフィ]|
わたあめはお腹にたまらない…~
食べても食べてもお腹がすくわ…▼~
:[ディーア]|
母さんの胃は…~
異次元につながってるからな…▼~
:[エルフィ]|
もうお腹がすきすぎて…~
一歩も動けない…▼~
:[ディーア]|
そいつは困ったな…▼~
:[エルフィ]|
…………▼~
:[ディーア]|
どうしたんだ、母さん?~
急に黙ってさ…▼~
:[エルフィ]|
ごめんなさい…~
わたし、自分のことばかりだった…▼~
ディーアもわたしと~
気持ちは同じはずなのに…▼~
お腹…すいてるでしょう?▼~
:[ディーア]|
正直、ぺっこぺこだぜ…~
俺も母さんと同じで食べるのが好きだし…▼~
:[エルフィ]|
…わたし、動くわ。~
動いて賊を退治しなくちゃ。▼~
息子とわたしのお腹を満たすために…~
ここがわたしの命の賭けどき…▼~
:[ディーア]|
そ、そこまではしなくていいよ…▼~
:[エルフィ]|
いくわよ、ディーア…~
ついてきなさい…▼~
:[ディーア]|
ああ…~
わかったぜ、母さん…▼~
**ニュクス [#x43cfcf9]
:[ニュクス]|
…………▼~
:[ディーア]|
母さん、さっき言われたこと…~
まだ気にしてるのか?▼~
:[ニュクス]|
…なんのことかしら?▼~
:[ディーア]|
お祭りから逃げる人が~
俺たちを見て言っただろ…▼~
お父さん…~
お子さんを連れて早く逃げなさいって…▼~
:[ニュクス]|
…そんなこと言われたかしら。▼~
:[ディーア]|
いや、言われたあとから…~
母さん、ずっと黙っちゃってるじゃん…▼~
:[ニュクス]|
そうね…~
確かにそうだわ…▼~
でも、私が気にしてると思ってるなら…▼~
わざわざ話を~
蒸し返さなくてもいいんじゃない?▼~
:[ディーア]|
そ、それは…確かにそうだったな…~
ごめん、母さん…▼~
:[ニュクス]|
…いえ、謝るのは私の方だわ。~
ディーアにあたってしまったもの。▼~
ごめんなさい、ディーア。▼~
:[ディーア]|
いや、俺は気にしてないよ。▼~
:[ニュクス]|
でも、お子さんか…~
そう言われるのも仕方ないわよね…▼~
私はディーアの…~
お母さんなのにね。▼~
:[ディーア]|
事情を知らない人だからな…~
わかれって方が難しいぜ…▼~
:[ニュクス]|
…………▼~
:[ディーア]|
でもな、母さん…▼~
俺は母さんの見た目なんか…~
全然、気にしてないからな…▼~
たとえ母さんがどんな姿だろうと…~
俺は母さんのことを母さんだと思ってる…▼~
:[ニュクス]|
ありがとう、ディーア…▼~
あなたのような優しい子が~
生まれてきてくれたこと…▼~
それだけで私は…~
生きていてよかったと思えるわ。▼~
:[ディーア]|
母さん…▼~
:[ニュクス]|
でも、考えようによっては~
この体も悪くないかもしれないわ。▼~
だって、いつまでも~
若いお母さんでいられるものね。▼~
:[ディーア]|
ははは…~
確かにそうだな…▼~
**カミラ [#d87b144b]
:[カミラ]|
あら、ディーアあれを見て…▼~
:[ディーア]|
ん…~
あれって的当てのことか?▼~
:[カミラ]|
面白そうね。~
ちょっとやっていかない?▼~
:[ディーア]|
今からやるのか?~
賊がいるっていうのに…▼~
:[カミラ]|
すこしくらい寄り道しても大丈夫よ。~
ほら、勝負をしましょ。▼~
:[ディーア]|
仕方ねえな…~
でも、勝負っていうのなら手加減しないぜ?▼~
:[カミラ]|
ふふふ…~
望むところよ。▼~
あの一番大きいクマのぬいぐるみを~
先に落とした方が勝ちでいいわね?▼~
:[ディーア]|
ああ、それでかまわないぜ…▼~
:[カミラ]|
じゃあ、私から…~
えい!▼~
:[ディーア]|
…かすりもしてないな。~
母さんって的当ては苦手なのか?▼~
:[カミラ]|
…………▼~
…最初から落としちゃったら~
ディーアの出番がなくなっちゃうもの。▼~
:[ディーア]|
ははは…~
優しいんだな、母さんは…▼~
んじゃ、俺もやるぜ…~
よっと…▼~
:[カミラ]|
あっ…▼~
:[ディーア]|
勝負は俺の勝ちだな…~
案外、簡単だったぜ…▼~
:[カミラ]|
…………▼~
…おめでとう。~
さすがは私の愛すべき息子ね。▼~
:[ディーア]|
ありがとう、母さん…~
んじゃ、賊退治を再開…▼~
:[カミラ]|
第二回戦。▼~
:[ディーア]|
…えっ?▼~
:[カミラ]|
勝ち逃げなんてさせないわよ。~
たとえ愛する息子だとしても。▼~
:[ディーア]|
母さん…~
目に殺気が宿ってる気がするんだけど…▼~
:[カミラ]|
ふふふ…気のせいよ…~
ふふふふふふふ…▼~
:[ディーア]|
これ、母さんが勝つまで…~
終わらないんだろうな…▼~
**ルーナ [#c19feeac]
:[ルーナ]|
的当てに輪投げにくじ引きまである!~
くぅー! 腕が鳴るわね!▼~
:[ディーア]|
母さん、はしゃぎすぎさぜ…~
っていうか、まだ戦闘中だし…▼~
:[ルーナ]|
なによ、ディーア。~
あんたも本当ははしゃぎたいくせに。▼~
これだけものが揃ってるんだから、~
うきうきするに決まってるでしょ?▼~
言っておくけど、お祭りが再開したら~
すぐに勝負するわよ? いい?▼~
:[ディーア]|
別にいいぜ…▼~
勝つのは俺に決まってるからな…~
母さんじゃ相手にならないぜ…▼~
:[ルーナ]|
なっ!?~
なんですって!?▼~
いつからそんな~
生意気を言う子になったの!?▼~
:[ディーア]|
さあな…▼~
でも、生意気なのは…~
母さんからの遺伝だぜ…間違いなく…▼~
:[ルーナ]|
あ、あたしはそんなに~
生意気じゃないわよ。▼~
そんな風に言う子には、~
手加減なんかしてあげないから。▼~
:[ディーア]|
手加減…~
そんなのする気なかっただろ?▼~
母さんはいつだって何事にも…~
全力でがむしゃらに挑むじゃん…▼~
:[ルーナ]|
そ、そんなことないわよ。▼~
:[ディーア]|
いいや、ごまかしても無駄だ…~
俺にはわかってるし…▼~
それに俺は母さんのそんなところを…~
一番尊敬してるしな…▼~
:[ルーナ]|
ディーア…▼~
:[ディーア]|
ほら、さっさと賊を倒そうぜ…▼~
なんならどっちが多く倒せるか…~
勝負でもしようか?▼~
:[ルーナ]|
ええ、望むところよ。▼~
手加減なんかしないで、~
全力前回でやっちゃうからね。▼~
:[ディーア]|
ああ…~
母さん…▼~
**ベルカ [#t79a5c7e]
:[ディーア]|
…………▼~
:[ベルカ]|
どうしたの、ディーア…~
何か気になることがあるの?▼~
:[ディーア]|
いや、なんか…~
すげえ嬉しいな、ってさ…▼~
:[ベルカ]|
嬉しい?~
何がそんなに嬉しいの?▼~
:[ディーア]|
母さんとこうして…~
お祭りにこれたってことがさ…▼~
:[ベルカ]|
…そう。▼~
確かに、こうして親子で~
出かける機会は少なかったものね…▼~
:[ディーア]|
それにお祭りと母さんって…~
なんか結びつけ辛いし…▼~
:[ベルカ]|
どういうこと?▼~
:[ディーア]|
いや、母さん…~
お祭りとかきて楽しいのかな、って…▼~
金魚とかすくって楽しんでる母さんを…~
想像できないっていうか…▼~
:[ベルカ]|
そ、それは…~
…楽しいに決まってるわ。▼~
自由に泳ぎまわる金魚を網ですくう…~
こんなに楽しいことは他にはないわ。▼~
:[ディーア]|
母さん、無理してるだろ…▼~
:[ベルカ]|
そ、そんなことないわ。▼~
的当てというものも好きよ。▼~
動きもせず、逃げもしない標的を~
殺傷能力皆無の弓で射る…▼~
なんて楽しそう。~
早く遊びたくて仕方がないわ。▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[ベルカ]|
…ごめんなさい。~
本当は少し戸惑ってるの。▼~
私、お祭りで遊んだ経験がないから…~
どう楽しめばいいのかわからないわ…▼~
:[ディーア]|
そっか…~
そうだよな…▼~
:[ベルカ]|
でも、戸惑ってはいるけれど、~
このお祭りを楽しみたい気持ちは本当よ。▼~
大切な息子と一緒なんだから…~
一緒に楽しく遊んでみたい…▼~
:[ディーア]|
母さん…▼~
…賊を倒したらいっぱい遊ぼうぜ。~
俺がお祭りの楽しみ方を教えるぜ…▼~
:[ベルカ]|
ええ…~
ありがとう、ディーア。▼~
**ピエリ [#ad4523e8]
:[ディーア]|
せっかくのお祭りをぶち壊しやがって…~
賊は全員、ぶっ殺してやるぜ…▼~
:[ピエリ]|
はい! ぴっぴー!~
そういうことは言っちゃダメなのー!▼~
:[ディーア]|
そういうことって…~
どの部分がダメだったんだよ?▼~
:[ピエリ]|
えっと、ぶち殺すとか?~
ディーアがそんなこと言っちゃダメなの!▼~
:[ディーア]|
でも、母さんはいつも言ってるじゃないか…~
それなのに俺はダメなのか?▼~
:[ピエリ]|
母さんは大人だから言ってもいいの!~
ディーアは子どもだからダメなの!▼~
:[ディーア]|
…逆じゃね?~
普通、大人は大人の発言をするものだろ…▼~
:[ピエリ]|
普通とかはよくわからないの!~
でも、とにかくピエリはいいの!▼~
:[ディーア]|
ずるいぜ、母さん…▼~
:[ピエリ]|
でも、自分でも不思議なの。▼~
なんでピエリ、ディーアにぶち殺すとか~
言って欲しくないんだろ?▼~
なんかピエリもディーアが言ってるの聞いて~
わかんないけど注意しちゃったの。▼~
これってどういうことなの?▼~
:[ディーア]|
それは…母親だからなのかな?▼~
息子には危ない言葉を…~
使って欲しくないとか…▼~
:[ピエリ]|
母親ってそういうものなの?~
ピエリ、ちょっとわかんないの。▼~
:[ディーア]|
いや、俺もわかんねえし…▼~
:[ピエリ]|
母親って難しいものなのね。~
毎日、ビックリの連続なの。▼~
:[ディーア]|
ははは…~
ま、そのうちに慣れてくるさ…▼~
んじゃそろそろ、賊をぶち殺…~
ぶっ倒しに行こうぜ…▼~
:[ピエリ]|
うんなの!~
全員、ぶち殺してやるなの!▼~
**シャーロッテ [#pc100adb]
:[シャーロッテ]|
ディーア、せっかくのお祭りなんですからね。~
遠慮なんかしちゃダメですよ~。▼~
食べたいものとか、欲しいものがあったら~
全部、買ってあげますからね~。▼~
:[ディーア]|
…………▼~
:[シャーロッテ]|
あら~、どうしたのディーア?~
疲れちゃったのかな?▼~
:[ディーア]|
母さん、猫かぶってるだろ…~
息子に優しい母親を演じてるとかか…▼~
:[シャーロッテ]|
ちょ、ちょっと静かに!~
どこで誰が聞いてるかわからないでしょ?▼~
:[ディーア]|
やっぱりな…▼~
:[シャーロッテ]|
優しいお母さんって…~
意外とモテるらしいのよね。▼~
となれば、演じるしかないでしょ。▼~
ディーアだって~
モテる母親の方が嬉しいでしょ?▼~
:[ディーア]|
くだらねえ…▼~
:[シャーロッテ]|
ディーア…▼~
あのね、ディーア。~
私はお父さんのことを愛してるわよ?▼~
そこは絶対に間違いないわ。~
でも、それとこれとは別の話なのよ。▼~
:[ディーア]|
わかってるよ…▼~
母さんのモテたいっていうのは…~
生き様みたいなもんだってのはさ…▼~
:[シャーロッテ]|
あら、完璧に理解してくれてるのね。▼~
:[ディーア]|
俺がくだらないっていったのは…~
そういうことじゃねえし…▼~
:[シャーロッテ]|
じゃあ、どういうことなの?▼~
:[ディーア]|
優しい母親を演じるのが…~
くだらねえって言ったんだよ…▼~
母さんは演技なんかしなくても…~
優しい母親なんだからさ…▼~
:[シャーロッテ]|
ディーア…▼~
:[ディーア]|
安心しろよ…~
素のままの母さんでも充分モテるって…▼~
:[シャーロッテ]|
…や、やばい!~
ちょっと私、隠れるから!▼~
:[ディーア]|
どうしてだよ?▼~
:[シャーロッテ]|
嬉しくて号泣してる顔なんて~
不細工で誰にも見せられないもの…▼~
:[ディーア]|
ふっ、仕方ねえな…~
じゃあ、俺が見張っててやるよ…▼~
:[シャーロッテ]|
そ、そう?▼~
じゃあしばらくの間、お願いね。~
ネズミの子一匹通すんじゃないわよ。▼~
:[ディーア]|
わかってるって…▼~
:[シャーロッテ]|
うっ…▼~
うえええん嬉しいいいいいーー!!!~
私の息子可愛いすぎだろおおおおおおお!!▼~
:[ディーア]|
ははは…▼~
**モズメ [#p40339f5]
:[モズメ]|
うわぁ!~
お祭りってやっぱええもんやね。▼~
屋台もいっぱい並んでて、~
見てるだけでわくわくしてくるやんな。▼~
:[ディーア]|
母さん、はしゃぎすぎだぜ…~
今、戦闘中だってのにさ…▼~
:[モズメ]|
し、仕方ないやろ!▼~
あたい、こういう盛大なお祭り、~
あんまりきたことあらへんのやから…▼~
:[ディーア]|
母さんの生まれた村では~
こういうお祭りはやらなかったのか?▼~
:[モズメ]|
田植えの前と収穫のときに~
小さなお祭りはやってたなぁ。▼~
屋台とか出店なんかはなかったけど…▼~
みんなで輪になって歌って踊って、~
すっごく楽しかったわ。▼~
:[ディーア]|
母さんも踊ったのか?▼~
:[モズメ]|
せやな。~
倒れるまで踊ったで。▼~
せっかくのお祭りのときに~
恥ずかしがってるのは損やからね。▼~
:[ディーア]|
なんかすげえ楽しそうだな。~
俺も参加してみたかったぜ。▼~
:[モズメ]|
あたいもディーアと一緒に~
みんなで輪になって踊りたかったわ。▼~
ま、村はもうないから~
その願いはもう叶わないんやけどね。▼~
:[ディーア]|
…………▼~
…踊るか。▼~
:[モズメ]|
えっ!?ここで踊るんか?▼~
:[ディーア]|
そうだ。賊を全部倒したら、~
このお祭りも再開するだろ?▼~
:[モズメ]|
そりゃそうやろうけど…~
あたいたちだけで踊るのはなぁ…▼~
:[ディーア]|
母さんが言ったんだぜ。▼~
せっかくのお祭りで~
恥ずかしがっているのは損だって。▼~
:[モズメ]|
…そうなんや!~
なら、踊ろうか!▼~
あたいたちが始めたら、~
他のみんなも参加してくれるかもしれへんし!▼~
:[ディーア]|
ああ。~
やってやろうぜ。▼~
:[モズメ]|
あはは!~
なんやすごいわくわくしてきたわ!▼~
:[ディーア]|
んじゃ、まずはさっさと賊退治だ。~
ほら、いくぜ、母さん。▼~
:[モズメ]|
そうやね、ディーア。▼~
…………▼~
ほんまに優しい子に育ってくれて…~
あたいは幸せやで、ディーア。▼~
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