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会話集/章別会話/異伝 絆の白夜祭親子会話/キサラギ
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*キサラギの親子会話 [#s844e631]
#contents
**タクミ [#teae197c]
:[キサラギ]|
父上、父上ーっ!~
探したんだよーっ!▼~
:[タクミ]|
ああ、キサラギ。▼~
:[キサラギ]|
このお祭りすごいよね。~
面白そうな出店がいっぱいあるね。▼~
見て見て、的当てがあるよ!~
僕、父上と一緒に的当てがやりたい!▼~
父上と僕ならぜーんぶの景品を~
落とせるに決まってるよ!▼~
:[タクミ]|
そ、そうだね、キサラギ…▼~
でも、そんなに大声を出すと~
賊に見つかっちゃうかもしれないからね…▼~
:[キサラギ]|
あっ、そうだね、父上。~
僕、気をつけまーす!▼~
:[タクミ]|
う、うん…~
気をつけてね…▼~
賊を全て倒し終わったら~
好きなだけ騒いでいいからさ。▼~
今日は子供の成長を祝うお祭りだからね。~
できる限りのことをしてあげたいと思ってるよ。▼~
:[キサラギ]|
やったー! 本当に!?~
父上、ありがとう!▼~
:[タクミ]|
声が大きい、声が。▼~
:[キサラギ]|
あああ…ごめんなさい。▼~
:[タクミ]|
はは…~
でも、そんなに喜んでくれるなんて。▼~
今まではずいぶん…~
寂しい思いをさせていたからね。▼~
ごめんね、キサラギ。~
これからはずっと側にいるよ。▼~
:[キサラギ]|
うれしいな。~
僕も父上の側を離れないよ。▼~
だって僕、父上のことが大好きだから。~
何があっても、これからもずっと。▼~
:[タクミ]|
キサラギ…▼~
君は本当に、いい子に育ってくれたよね。~
見ているとまぶしいほどだよ。▼~
僕も本当は、キサラギみたいに~
素直な人間になれたらよかったんだけど…▼~
:[キサラギ]|
ううん。父上は今の父上のままがいい。~
ぼく、どんな父上だって大好きだよ。▼~
:[タクミ]|
ありがとう。▼~
でも今日ぐらいは、~
僕も素直になってみようかな。▼~
…僕も大好きだよ、キサラギ。~
君のことは僕が守ってみせる。▼~
:[キサラギ]|
あはは!~
ありがとう、父上!▼~
父上が素直なの、すごくうれしいから~
このままお話してたいけど…▼~
あんまり話してたら、~
賊に見つかっちゃうね!▼~
:[タクミ]|
ははは。そうだった。~
じゃあ一緒に戦いにいこうか。▼~
敵を全部倒して…~
そのあと、一緒に祭りを回ろう。▼~
:[キサラギ]|
うんっ!!▼~
**マイユニット [#e07b4b37]
#region(マイユニット女性・私)
:[キサラギ]|
あれれ…~
当たらないなぁ…▼~
:[カムイ]|
あら、弓の名人なのに~
的当てが当たらないんですか?▼~
:[キサラギ]|
そうなんだよ、母上…▼~
これ…おもちゃの弓みたいで使いにくくて…~
多分、そのせいだと思うんだ。▼~
:[カムイ]|
いえ、どんな弓でも~
あなたならちゃんと当てられるはずです。▼~
弓は当てるものではなくて、当たるもの。▼~
…姿勢を整えて、落ち着いて放てば、~
どんな弓でも大丈夫です。▼~
:[キサラギ]|
うん、わかった。~
その気持ちでやってみるね!▼~
えいっ!▼~
やったあ!~
当たったよ!▼~
母上、見てた?▼~
:[カムイ]|
はい、しっかり見ていましたよ。~
あなたはもう的当ての名人ですね。▼~
:[キサラギ]|
母上、弓のことに詳しいんだね。~
びっくりしたよ。▼~
さっきの言葉、かっこよかったなあ。~
弓は当てるものではなくて当たるもの、って。▼~
:[カムイ]|
うふふ。実はタクミさんからの~
受け売りなんですけどね。▼~
:[キサラギ]|
え、父上から教わったの?▼~
:[カムイ]|
タクミさんは最初、~
私になかなか心を開いてくれなくて…▼~
でも、弓の話をきっかけに、~
少しずつ仲よくなっていったんですよ。▼~
:[キサラギ]|
へえーっ、そうだったんだーっ。▼~
:[カムイ]|
さて、おしゃべりはこの辺にして。~
そろそろ戦闘に戻りましょう。▼~
:[キサラギ]|
うーん…▼~
:[カムイ]|
あらら。~
どうしてそんな顔をするのですか。▼~
:[キサラギ]|
だって、他にも屋台がいっぱいあるんだよ?~
みんな見てみたいよ!▼~
母上と今みたいな話をしながら、~
楽しみたいよ!▼~
僕、今すごくワクワクしてるんだ。~
こんなお祭りは初めてだから!▼~
:[カムイ]|
あ…その気持ち、わかりますよ。~
私もワクワクしていますから。▼~
:[キサラギ]|
えっ、本当?▼~
:[カムイ]|
私も今日はあなたとお祭りを~
楽しみたいと思っています。▼~
賊を倒したら、一緒にたくさん遊びましょう。▼~
:[キサラギ]|
本当? 本当に本当?▼~
:[カムイ]|
はい。本当に本当です。▼~
:[キサラギ]|
やったー!~
なら、母上の言う通りにする!▼~
:[カムイ]|
ふふ、いい子ですね。▼~
:[キサラギ]|
えっとね…僕、~
賊を的当ての的だと思うようにするよ。▼~
そしたらお祭りっぽくて、~
戦いがいがあると思うんだ!▼~
:[カムイ]|
へえ、いい考えかもしれませんね。▼~
:[キサラギ]|
弓は当てるものじゃなくて、当たるもの!~
弓は当てるものじゃなくて、当たるもの!▼~
この言葉を胸に、張り切っていくよ!▼~
#endregion
**フェリシア [#p177b169]
:[フェリシア]|
あのあの…キサラギ、~
何をやっているんですか?▼~
:[キサラギ]|
なにって……見ればわかるでしょ。~
的当てだよ。▼~
:[フェリシア]|
的当て?~
いや、それにしては…▼~
:[キサラギ]|
どうしたの、そんな顔して?▼~
:[フェリシア]|
でもでも、的当てって…~
弓でやるものですよね。▼~
でもあなたが持っているのは…▼~
:[キサラギ]|
あっ!?▼~
:[フェリシア]|
それ、楽器の弦じゃないですか!~
どこから持ってきたんですか!?▼~
:[キサラギ]|
ほんとだ。~
どうりで当たらないと思ったよ…▼~
:[フェリシア]|
しかも、それだけじゃないですよ。▼~
あなたが持っている矢…~
それ、矢じゃなくて割り箸です。▼~
:[キサラギ]|
あーっ!!▼~
実は最近、こういうことがよくあるんだ。▼~
:[フェリシア]|
はわわ…私の性格が~
受け継がれちゃったんですかね?▼~
:[キサラギ]|
ど、どうかなあ…▼~
:[フェリシア]|
えっとえっと…戦闘中はどうですか?~
戦闘中もおっちょこちょいが出ちゃいますか?▼~
:[キサラギ]|
ううん。~
戦闘中は大丈夫!▼~
:[フェリシア]|
よかった…~
そこも私そっくりで。▼~
私も戦闘中はドジはしないんです。▼~
前に「使用人より軍人の方が千倍は向いている」~
って言われたこともあるんですよ。▼~
:[キサラギ]|
へえー、かっこいいなぁ!▼~
:[フェリシア]|
でも、ごめんなさい。~
私の変なところを受け継がせてしまって。▼~
:[キサラギ]|
あはは、謝るなんてやめてよ!▼~
僕、母上と似てることが誇らしいんだから。▼~
:[フェリシア]|
本当に?▼~
:[キサラギ]|
うん、そんなの当たり前だよ。▼~
:[フェリシア]|
ふふ。~
嬉しいことを言ってくれますね。▼~
それじゃ、戦闘に戻りましょう。~
賊の皆さんを倒して、お祭りを楽しむんです。▼~
:[キサラギ]|
はーい!~
よし、武器を持って、と…▼~
:[フェリシア]|
キサラギ…!~
だから、それは弦ですよー!▼~
:[キサラギ]|
はわわ…▼~
**リンカ [#g736a396]
:[キサラギ]|
母上、早く賊を退治して~
お祭りを再開させようね!▼~
僕、今日は母上と一緒に~
いっぱい遊びたいと思ってたから!▼~
:[リンカ]|
…………▼~
:[キサラギ]|
あれれ…母上?~
具合でも悪いの?▼~
:[リンカ]|
キサラギ、ちょうどいい機会だから~
お前に1つ、確かめたいことがある。▼~
:[キサラギ]|
確かめたいこと?▼~
:[リンカ]|
最近、あたしが夜中に目を覚ますと…~
枕元にしとめたばかりのウサギが置いてある。▼~
:[キサラギ]|
あっ…▼~
:[リンカ]|
やはりアレはお前の仕業か?▼~
:[キサラギ]|
ありゃ…ばれちゃった。~
ご、ごめんなさい、母上…▼~
:[リンカ]|
なぜ人の枕元にウサギを置く?~
まじないの一種か何かなのか?▼~
:[キサラギ]|
ち、違うよ…~
その、母上が…お腹減ってると思って…▼~
:[リンカ]|
なに?▼~
:[キサラギ]|
えっとね、僕…~
父上から聞いたんだ。▼~
母上はよく夜中にお腹を減らして~
野山を駆け巡り獲物を狩ってた、って。▼~
:[リンカ]|
た、タクミめ…~
そんなことを話さなくてもいいだろうに…▼~
:[キサラギ]|
だから僕、~
母上が喜んでくれるかなと思って!▼~
:[リンカ]|
なるほど。~
それであたしの枕元に獲物を置いたんだな。▼~
お前の気持ちはわかった。~
でも、想像をしてみてくれ。▼~
夜、目を覚ますと~
眼前にウサギが横たわっているのだ。▼~
さすがのあたしも…~
何度か大声をあげてしまったぞ…▼~
:[キサラギ]|
ごめんなさい、母上…~
もうしないって約束するよ…▼~
:[リンカ]|
…いいや、謝る必要はない。~
悪ふざけのたぐいではなかったのだからな。▼~
むしろ、あたしのことを思っての行動だ。~
…とても嬉しく思う。▼~
:[キサラギ]|
本当に?~
それなら安心したよ!▼~
:[リンカ]|
今までお前が置いてくれた獲物…~
どれもおいしかったぞ。▼~
:[キサラギ]|
あはは。ちゃんと食べてくれてたんだね。~
じゃあ、これからもやっていいのかな?▼~
:[リンカ]|
もちろんだ。▼~
だが、置くならせめて足元にしてくれ。~
心臓に悪いからな。▼~
:[キサラギ]|
はーい!~
わかったよ、母上!▼~
**アクア [#g0a159b5]
:[キサラギ]|
ねえねえ、母上。~
ちょっと質問があるんだ。▼~
母上は、どうして歌が好きなの?▼~
:[アクア]|
おもしろいことを聞くわね。~
どうしたの?▼~
:[キサラギ]|
どうもこうもないの。~
答えて。▼~
:[アクア]|
うーん…~
いろいろと理由はあるけど…▼~
でも、一番の理由は~
歌っていると楽しいからね。▼~
:[キサラギ]|
やっぱり!~
僕も歌ってるとすごく楽しい!▼~
:[アクア]|
えっ?~
あなたも歌が好きなの?▼~
:[キサラギ]|
そうだよ。~
ときどき森に行って歌ってるんだ。▼~
:[アクア]|
それは初耳ね。~
びっくりだわ。▼~
:[キサラギ]|
僕が歌ってるとね、~
動物たちが集まったりするよ。▼~
:[アクア]|
…歌っていると動物が集まる?▼~
:[キサラギ]|
うん! だから狩りの時は便利なんだよ。~
歌っておびき寄せて弓でバシーッとね!▼~
:[アクア]|
まさか、そんな使い方をしてるなんて…~
豪快というかなんというか。▼~
でもその力は少し、うらやましいわ。▼~
:[キサラギ]|
え、なんで?▼~
:[アクア]|
だって、私が歌っても~
動物が集まるなんてことはないもの。▼~
:[キサラギ]|あれれ、そうなの?▼
おかしいなぁ。~
母上が歌っても集まると思うんだけどなー。▼~
:[アクア]|
…………▼~
本当にそう思う?▼~
:[キサラギ]|
うん。~
だって僕の母上なんだもん。▼~
:[アクア]|
ねぇ、キサラギ。~
賊を倒したら一緒に森に行きましょう。▼~
私も試してみるわ。~
歌で動物が集まるかどうか。▼~
:[キサラギ]|
母上なら絶対できるよ!▼~
:[アクア]|
ええ。~
私はキサラギの母親ですものね。▼~
でも、私がおびき寄せた動物たちを~
片っ端からバシーッと狩るのはだめよ?▼~
:[キサラギ]|
はーい。▼~
**カザハナ [#ef6b30c0]
:[キサラギ]|
78243、78244…▼~
よし。コツコツ、コツコツ…~
完了!▼~
:[カザハナ]|
キサラギ、何を数えていたの?▼~
:[キサラギ]|
鳥の数だよ。▼~
:[カザハナ]|
ええっ、と、鳥の数!?~
7万匹も鳥がいる!?▼~
:[キサラギ]|
ううん、今いたのは2羽だよ。~
だから足すと合計で78244羽なんだ。▼~
:[カザハナ]|
…………▼~
…あ、あたし、よくわからないわ。~
どういうこと?▼~
あなた…まさか7万匹も~
鳥を数えていたっていうの?▼~
:[キサラギ]|
うん、そうだよ!~
すごいでしょ!▼~
:[カザハナ]|
すごいけど…~
なんでそんなに数えてるのよ。▼~
:[キサラギ]|
ま、いっか。母上にだけ教えてあげる。~
これは秘密にしてることなんだけど…▼~
実は僕、~
努力家の母上を尊敬してるんだ。▼~
:[カザハナ]|
それはありがとう。▼~
:[キサラギ]|
母上ってすごいよね。~
強くなるために沢山訓練してて…▼~
若い頃は父上を木刀で~
ボコボコにしたこともあるんでしょ?▼~
:[カザハナ]|
!! どうしてそれを…~
タクミ、キサラギに言ったわね…▼~
:[キサラギ]|
でね、僕も母上みたいに毎日コツコツ、~
努力がしたいって思ったんだ。▼~
でも、何をコツコツやればいいのか~
分かんなくて…▼~
とりあえず鳥を数えることにしたんだー▼~
:[カザハナ]|
ふーん。~
ちなみに、どうして鳥なのかしら…▼~
:[キサラギ]|
それはねー、えへへ!~
思い立った時に綺麗な鳥が飛んでたから!▼~
さっそくその鳥から数え始めて、~
さっきので78244羽目の鳥だったんだ。▼~
:[カザハナ]|
…………▼~
…な、なんという天然の発想なの。▼~
ね、ねえ、キサラギ。~
尊敬してくれているのはすごくうれしいよ。▼~
それに、毎日コツコツ努力したいっていう~
気持ちもとても素敵なことだと思う。▼~
でもね、せっかく努力するんだから、~
別のことをやってみない?▼~
:[キサラギ]|
え?~
鳥を数えるのはダメなの?▼~
:[カザハナ]|
ううん、ダメってわけじゃないけど…~
数えた先には特に何も無いわよ。▼~
例えばあたしみたいに、~
稽古をコツコツがんばるとかはどう?▼~
:[キサラギ]|
うーん。それも考えたんだけど、~
母上とは違うことをしたいんだ。▼~
母上のことは尊敬してるけど、~
でも僕は僕であって、母上じゃないでしょう。▼~
:[カザハナ]|
くっ…わが子ながら、~
なんて頼もしい物言いなの…▼~
いやいや、今は感動している場合じゃないね。~
この子の努力を正しい方向に導いてあげないと。▼~
…キサラギ。この話の続きは、~
賊を倒してからじっくりしましょ。▼~
わたあめとかたこ焼きとか食べながら。~
どうかな?▼~
:[キサラギ]|
わーい! わかった!~
僕、リンゴ飴がいいな!▼~
:[カザハナ]|
あはは、よかった。~
そうと決まれば、いざ賊退治だね!▼~
:[キサラギ]|
あ、また鳥だ。~
78245、78246…▼~
**オロチ [#b174f87b]
:[キサラギ]|
ぶつぶつ…▼~
:[オロチ]|
キサラギ。~
何をしておるのじゃ?▼~
:[キサラギ]|
あっ、母上。~
ちょっと今話しかけないで。▼~
:[オロチ]|
そうは言われても気になってしまうじゃろう。~
動物の骨やら…奇妙なものを手に取って…▼~
:[キサラギ]|
大丈夫大丈夫。これはただの薬草、~
こっちは狩りで仕留めた鹿の骨だし…って、▼~
だめだめ、集中切れちゃった!~
もうちょっとで見えそうなんだ。▼~
ぶつぶつ…ぶつぶつ…~
ぶつぶつ…▼~
:[オロチ]|
…キサラギ?~
ほ、本当に、どうしてしまったのじゃ?▼~
もしやそなた…よからぬ呪いになど~
かかってしまったのではないか?▼~
こんな、わけのわからぬ状態は~
呪いとしか思えぬ…▼~
:[キサラギ]|
…………▼~
…あ!!▼~
:[オロチ]|
ど、どうしたんじゃ!?▼~
:[キサラギ]|
…母上、死んじゃうかも。▼~
:[オロチ]|
なに…!?~
わらわが死ぬじゃと?▼~
:[キサラギ]|
いま、そんなのが見えたんだ…▼~
でも大丈夫!~
次に戦うときは、右足から踏み出して。▼~
そうしたら死なない。~
ギリギリ避けられるから。▼~
避けたらすぐに左を見て。▼~
そこに思い切り叩き込めば、無傷で勝てるよ。▼~
ほらほら、あの敵!~
あの敵に気をつければなんとかなるからね!▼~
:[オロチ]|
これはもしや、予知の力か…?▼~
そなた、もしかして…~
まじないをしておったのか?▼~
:[キサラギ]|
なになにー?~
これ、まじないっていうんだ?▼~
最近、こうやってブツブツ言ってるとね、~
たまに未来が見えることがあるんだよ。▼~
:[オロチ]|
!! 大変じゃ…!▼~
そのまじないの精度…~
わらわの遥か上を行っておる!▼~
すごいことじゃ…~
とんでもないことじゃっ!▼~
:[キサラギ]|
え!? 僕すごいの!?~
やったあー!▼~
:[オロチ]|
キサラギ、この事は他の者には秘密じゃぞ。~
よいな?▼~
:[キサラギ]|
え、どうして?~
せっかく褒めてもらえたのに…▼~
:[オロチ]|
こういうことができると、何かと面倒なのじゃ。~
危険な目に遭うこともあるしのぅ。▼~
そなたの才能は、わらわがこっそり~
じっくり育ててやる。約束する。▼~
:[キサラギ]|
はーい、わかった!▼~
じゃあ母上の言う通りにする!~
でも父上には言ってもいいよね?▼~
:[オロチ]|
まあ、それなら良いぞ。~
タクミも喜んでくれることじゃろ。▼~
:[キサラギ]|
わーい!▼~
:[オロチ]|
まさか息子がこんな成長を遂げるとは…~
人生、わからんもんじゃのう。▼~
:[キサラギ]|
えっとね、母上。~
そろそろ戦闘に戻ろう?▼~
これ以上おしゃべりしてたら…▼~
僕たち、死んじゃうかも!▼~
:[オロチ]|
わわわわ、わかった!~
おしゃべりはやめ! すぐに戦闘に戻るぞ!!▼~
**セツナ [#q23373c6]
:[セツナ]|
!▼~
:[キサラギ]|
わあ、母上が落とし穴に落ちた!▼~
やったーやったー!~
楽しいなぁ!▼~
:[セツナ]|
…………▼~
:[キサラギ]|
ねえねえ楽しかった、母上?~
これ、僕が作ったんだよー!▼~
:[セツナ]|
そう…▼~
:[キサラギ]|
さ、引っ張り出してあげるね。~
よっこいしょ、と!▼~
:[セツナ]|
…キサラギ…▼~
今日は子どもの成長を願うお祭りだから、~
あなたのために、はっきり言う…▼~
ずっと言えなかったけど…~
実は母上、こういうの楽しいわけではない…▼~
:[キサラギ]|
えっ?▼~
:[セツナ]|
私が落ちるとあなたが楽しそうだから、~
今まではがんばって落ちてあげていただけ…▼~
:[キサラギ]|
あれれ、そうだったの!?▼~
:[セツナ]|
あなたには、そろそろ大人になってもらいたい…~
こんなことはやめて成長するの…▼~
:[キサラギ]|
そんな…でも大人になるって?~
成長するって、どういうこと?▼~
:[セツナ]|
母上のための穴はもう掘らなくていい…~
私は二度と落ちないから…▼~
:[キサラギ]|
えーっ!?▼~
僕、母上と落とし穴遊びするのが~
人生の楽しみだったのに…!!▼~
:[セツナ]|
つべこべ言わない…~
じゃあ…私は戦いに戻るわ…▼~
…あ。▼~
:[キサラギ]|
あ、母上が落とし穴に!▼~
もうやらないんじゃなかったの?~
楽しくないんじゃなかったの?▼~
:[セツナ]|
…………▼~
…今日は子どものためのお祭り…~
だからもう一回だけサービスよ…▼~
:[キサラギ]|
わーい! サービス大好き!!~
母上、優しいね!!▼~
僕、感動したよ!~
母上の愛情をすっごく感じたよ!▼~
うん、僕、決めた。~
大人になれるよう、努力するよ!▼~
:[セツナ]|
うふふ…~
その言葉が聞けて、母上うれしい…▼~
でも、その前にここから出して…▼~
**オボロ [#i0fd5d63]
:[キサラギ]|
母上、面白そうな出店がいっぱいあるよ!~
どれから回るか迷っちゃうね!▼~
:[オボロ]|
ふふふ。嬉しいのはわかるけど~
あんまりはしゃぎすぎないでね。▼~
まだ賊がそこら中にいるんだから。~
油断しちゃだめよ?▼~
:[キサラギ]|
うん! 母上!~
ちゃんと気をつけるよ!▼~
でも、賊がいなくなったら~
一緒にいっぱい遊ぼうね!▼~
:[オボロ]|
そうね。~
今まではあまりこういう機会がなかったから…▼~
今日くらいは~
あなたの気の済むまで遊んでいいわよ。▼~
:[キサラギ]|
本当に!? やったー!~
ありがとう、母上!▼~
何から遊ぼうかな?~
どれも楽しそうだもんなー。▼~
:[オボロ]|
ふっふっふ…~
お楽しみはそれだけじゃないわよ。▼~
あとで、とっておきのアレを~
用意してるし。▼~
:[キサラギ]|
それってもしかして、~
母上が新しく見立ててくれた着物のこと?▼~
:[オボロ]|
えっ!? な、なんで知ってるのよ!?~
驚かそうと思って隠したのに!▼~
:[キサラギ]|
この間、母上がニヤニヤしながら~
お部屋でコソコソしてたでしょ?▼~
だから、気になって見てたんだ。▼~
:[オボロ]|
な、なんてことするのよ!~
せっかくの計画が台無しじゃない!▼~
:[キサラギ]|
あはは。ごめんね、母上。~
でも僕、すごく驚いたし、嬉しかったよ。▼~
母上の部屋の前で、~
目が真ん丸になっちゃたもん。▼~
:[オボロ]|
私はその驚く顔が見たかったのよ…▼~
でも、あなたも日に日に成長しているし…~
服を見立てる機会はまたすぐくるわよね。▼~
次こそは絶対にバレないように用意するから、~
そのときは盛大に驚きなさい。▼~
:[キサラギ]|
はーい!~
わかったよ、母上。▼~
そういえば母上は、~
父上の着物も見立てていたんでしょ?▼~
:[オボロ]|
な、何で知ってるの?▼~
:[キサラギ]|
えっへへー。父上と話しているとき、~
嬉しそうに言っていたんだよ。▼~
それから、戦争が終わったら~
母上の呉服屋を応援するって話も。▼~
:[オボロ]|
そんな話まで…▼~
:[キサラギ]|
うん。母上は父上のこと、~
本当に大好きなんだね。▼~
:[オボロ]|
…それは違うわ。▼~
:[キサラギ]|
え?▼~
:[オボロ]|
私のほうがタクミ様…~
いえ、タクミのことを…▼~
…ずっと好きだったんだから。▼~
:[キサラギ]|
母上…▼~
:[オボロ]|
だから思いが通じて…~
あなたみたいな可愛い子供までできて…▼~
本当に幸せに思っているわ。~
ありがとうね、キサラギ…▼~
:[キサラギ]|
…うん。~
僕も二人の子供で、ホントに嬉しい。▼~
:[オボロ]|
…………▼~
あーーなんか恥ずかしいじゃない!~
なんてこと言わせるのよ!▼~
:[キサラギ]|
あれれ!?~
勝手に言ったのは母上じゃないかー!▼~
:[オボロ]|
あら? そうだったかしら。~
…悪かったわね。▼~
じゃ、着物をあなたに渡すためにも…~
早く賊を倒しちゃいましょう!▼~
:[キサラギ]|
頑張ろうね! 終わったら着物をもらって~
さっさと野山にしけこむから!▼~
父上と母上を二人っきりにするために!▼~
:[オボロ]|
余計な気は遣わないでよろしい!▼~
**カゲロウ [#td6f5215]
:[カゲロウ]|
キサラギ、何をしている。▼~
:[キサラギ]|
…………▼~
:[カゲロウ]|
…小枝の山など作って~
遊んでいる場合ではない。▼~
今は戦闘中だ。~
やるなら賊を倒してからにしろ。▼~
:[キサラギ]|
小枝の山じゃないよ。▼~
:[カゲロウ]|
ほう…では何だ?~
たき火でもしようという魂胆か?▼~
:[キサラギ]|
ううん、違うよ。~
母上の真似してるんだ!▼~
:[カゲロウ]|
私の真似?▼~
:[キサラギ]|
母上もしょっちゅう、~
1人でこういうことしてるでしょ?▼~
お花を集めて生けたり、~
筆を使って何か書いたり。▼~
:[カゲロウ]|
ああ、私の創作活動のことか。▼~
…しかしな、キサラギ。~
創作活動と小枝の山を一緒にされても困る。▼~
まあ、広義では小枝の山も創作活動と~
言えなくはない。しかし…▼~
:[キサラギ]|
でーきたっ! 見て見て!~
これ、白夜王国のお城なんだーっ!▼~
:[カゲロウ]|
…………▼~
なに?~
お前、小枝で城を作っていたのか!?▼~
よく見ると、この完成度…~
そして細部まで作り込まれた造形美…▼~
これはすごい。~
立派な創作だ!▼~
キサラギ、小枝の山だなどと言ってすまなかった。~
心から詫びる。▼~
:[キサラギ]|
ねえねえ、これで僕も母上と同じ?▼~
:[カゲロウ]|
同じではない。▼~
:[キサラギ]|
ありゃ…~
まだまだか…▼~
:[カゲロウ]|
いや、逆の意味で言ったのだ。▼~
私の作るものはどれも、まがまがしいなどと~
言われて人々に忌み嫌われる。▼~
しかし、お前の創作物にはそれがない。~
透き通った…極上の透明感と言うべきか…▼~
どうやら私とは別の感性を~
お前は持っているようだな。▼~
:[キサラギ]|
んー、難しいことはよくわかんないけど、~
いいことなんだよね?▼~
:[カゲロウ]|
いいどころのものではない。~
極上だ!▼~
:[キサラギ]|
わあ、よかったー!~
母上に褒められたよーっ!▼~
:[カゲロウ]|
さあキサラギ、戦闘に戻ろうではないか。~
賊を倒したらこの続きだ。▼~
お前の成長を、この目に焼き付けさせてくれ。▼~
:[キサラギ]|
はーい! わかったよ!~
戦いもお城作りもがんばるね!▼~
**エリーゼ [#l13587f5]
:[キサラギ]|
行ってきまーす!▼~
:[エリーゼ]|
キサラギ?~
行ってきますって、どこに行くの?▼~
:[キサラギ]|
え? 狩りだよ。▼~
:[エリーゼ]|
狩り? 何の狩り?~
賊の狩りじゃなくて?▼~
:[キサラギ]|
賊の狩りなんかしてもしょうがないでしょ。~
食べたっておいしくないもん。▼~
僕が狩るのは鳥だよ。▼~
:[エリーゼ]|
鳥って…~
どうしてまたこんなときに…▼~
:[キサラギ]|
どうしてって…~
焼き鳥にするに決まってるじゃない。▼~
僕がおいしそうなやつを狩ってくるから、~
あとで屋台の人に料理してもらうんだ。▼~
そうしたら屋台で美味しい焼き鳥が~
食べられるようになると思うんだ。▼~
:[エリーゼ]|
ええー! ダ、ダメだよ。~
今はそんなことしてる場合じゃないもん。▼~
:[キサラギ]|
やだ、行く。▼~
:[エリーゼ]|
ダメ!▼~
:[キサラギ]|
ダメじゃない。行く!▼~
:[エリーゼ]|
もう、ダメだよーっ!▼~
:[キサラギ]|
行くって言ったら行くからねっ。▼~
:[エリーゼ]|
はぁ…はぁ…~
何度、言ってもわかってもらえない…▼~
いつもは聞き分けがいいはずなのに、~
よくわかんないトコこだわるんだよね…▼~
このわがままさって、~
もしかしてあたし譲りなんじゃ…▼~
そうじゃなかったら、~
タクミさんの頑固さだよね…▼~
…ううん、そんなこと~
言ってる場合じゃないや。▼~
…コホン。▼~
わかったよ、キサラギ。~
じゃあ、賊はほんとにすぐ倒すから。▼~
そしたら、お母さんと一緒に狩りに行こう。▼~
:[キサラギ]|
母上も?~
そんなのダメだよ。▼~
:[エリーゼ]|
どうして?▼~
:[キサラギ]|
だって、母上はお客さんだから。▼~
:[エリーゼ]|
えっ? お客さん?▼~
:[キサラギ]|
僕はおいしい焼き鳥を~
母上に食べてもらいたいんだ。▼~
いつもありがとうっていう気持ちを込めて…▼~
:[エリーゼ]|
キサラギ…!~
そういうことだったの…!▼~
:[キサラギ]|
…あぁ。でも、よく考えたら、~
お客さんを困らせちゃダメだよね。▼~
僕、母上の言う通り、まず賊を倒すよ。~
それから狩りにいってくるね。▼~
:[エリーゼ]|
わあ…!~
わかってくれて、ありがとう。▼~
お母さん、キサラギの焼き鳥~
とっても楽しみにしてるからね!▼~
じゃあ一緒にがんばって~
賊を倒しにいくよーっ!▼~
:[キサラギ]|
はーい!▼~
**カミラ [#rdff6d86]
:[キサラギ]|
はあ…▼~
:[カミラ]|
まあ…キサラギ。~
そんな遠い目をして、どうしたのかしら。▼~
:[キサラギ]|
あ、母さん!~
なんか、急に森が恋しくなっちゃってさ。▼~
さっき出店で綺麗な山とか、~
自然の絵が売ってたんだよ。▼~
それを見たら、~
ああ…森に行きたいなあ…って。▼~
:[カミラ]|
そうなの…可哀相に。~
でも、もう少しの辛抱よ。▼~
ここでの戦いが終わったら、~
一緒に裏手の山に行きましょう。▼~
そこで思いきり森を満喫すればいいわ。~
そうだ、タクミにもついてきてもらいましょ。▼~
:[キサラギ]|
ほんと!?~
父上も母上も一緒に!?▼~
:[カミラ]|
ええ。~
今日は子どものためのお祭りの日だもの。▼~
あなたが喜ぶことなら私、~
なんでもしてあげるわ。▼~
:[キサラギ]|
やったー!!~
母上、だーいすきー!!▼~
:[カミラ]|
あらあら、可愛い子。~
よしよし。▼~
:[キサラギ]|
ねえねえ母上。▼~
今日は僕の喜ぶこと、~
ほんとに何でもしてくれるの?▼~
:[カミラ]|
あら、もちろんよ。~
愛しい息子のためなら私…▼~
一人でここの敵を全滅させるぐらい~
造作も無いことだわ…▼~
:[キサラギ]|
わあ、頼もしい!~
じゃあじゃあ、母上にお願いがあるんだけど。▼~
:[カミラ]|
なにかしら?▼~
:[キサラギ]|
えっとね…その、よしよしっていうの、~
僕もやりたい!!▼~
:[カミラ]|
え?▼~
:[キサラギ]|
僕も母上をよしよししたい!▼~
思う存分なでなでしたいなー!~
ねえ、だめ?▼~
:[カミラ]|
だ、だめじゃないけれど…▼~
:[キサラギ]|
じゃあいいんだね!~
わーい、やったー!!▼~
…ふう。よしよし、母上。▼~
僕このやわらかい髪の毛とっても好きだなあ。~
今日は僕にうんと甘えていいんだよ…?▼~
:[カミラ]|
あらあら…優しいのね。▼~
:[キサラギ]|
あ、こんなところに擦り傷が。~
母上に傷をつけた悪い賊はどこだろう。▼~
僕、母上のためなら~
賊ぐらい皆殺しにできるんだからね…?▼~
:[カミラ]|
…………▼~
な、なんなのかしら、これは…▼~
まさか、私の母性本能が~
この子にも…?▼~
だとしてもこれは少し、~
調子が狂うわね…▼~
…キサラギ。▼~
:[キサラギ]|
なあに?▼~
:[カミラ]|
ありがとう…もう撫で撫ではいいわ。~
お母さん、じゅうぶんあなたに甘えたから。▼~
それにあんまり二人で仲良くしていると、~
タクミに嫉妬しちゃうかもしれないわよ。▼~
:[キサラギ]|
そ、そっか。~
そうだよね…わかった!▼~
じゃあ戦うのが終わったら、~
森に行く前に父上を撫で撫でしてあげよう!▼~
:[カミラ]|
そうね。二人でたくさん撫でて、~
甘えさせてあげましょうね。▼~
**モズメ [#za9eb7d8]
:[モズメ]|
せっかくのお祭りやのに~
こないなってしまって残念やな。▼~
:[キサラギ]|
大丈夫だよ、母上!~
時間はたっぷりあるもん!▼~
賊をぜーんぶ退治してからでも、~
まだまだ遊べると思うよ。▼~
:[モズメ]|
それもそうやな。~
ほな、早いとこ賊を退治してしまおか。▼~
:[キサラギ]|
そうだ、母上!~
僕、お願いがあったんだ!▼~
:[モズメ]|
お願い?~
なんのお願いがあるん?▼~
まぁ、今日は~
子供の成長を祝うお祭りやからね。▼~
無茶なお願いじゃなかったら、~
なんでもきいてあげたい思てるよ。▼~
:[キサラギ]|
あのね、母上…~
僕、母上と一緒に畑仕事がしたい!▼~
:[モズメ]|
あはは、変わったお願いやね。~
あんたは一応、王子やのに。▼~
:[キサラギ]|
むー…王子とかは関係ないよ。~
僕は僕がやりたいからお願いしてるだけ。▼~
:[モズメ]|
せやったな。ごめんごめん。~
でも、どうして畑仕事がしたいん?▼~
:[キサラギ]|
だって、父上が言ってたんだもん。▼~
一緒に畑仕事をしたから~
母上の素晴らしさに気づくことができたって。▼~
:[モズメ]|
た、タクミがそんなことを?~
な、なんか…恥ずかしなってくるわ…▼~
:[キサラギ]|
僕も母上の素晴らしいところを~
もっともっとよく知りたいんだ!▼~
だから、お願い!~
僕にも畑仕事をさせてください!▼~
:[モズメ]|
しゃあないなあ…そこまで言われたら断れへん。~
手伝ってくれるんやったら歓迎するで。▼~
でも、楽な仕事やないよ?~
ちゃんと最後までやりきれるん?▼~
:[キサラギ]|
まかせてよ!~
僕、体力には自信があるからさ!▼~
:[モズメ]|
あはは、それは楽しみや。~
じゃあ、早速明日からお願いするわ。▼~
:[キサラギ]|
やったー!~
ありがとう、母上!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#f188d927]
- キサラギが、途中からカゲロウ口調になってます -- [[栗]] ...
- ↑よ、読みにくいですね・・・カゲロウ口調(くちょう)です...
- オボロとの会話でキサラギの9個目のせりふの"父上"と"母上"...
- フェリシアとキサラギの会話でフェリシアが「賊の皆さんと...
- すので「賊の皆さんを倒して」に直しておきました。(上の続...
- カミラのところで、キサラギが最初「母さん」呼びしてまし...
#comment
終了行:
*キサラギの親子会話 [#s844e631]
#contents
**タクミ [#teae197c]
:[キサラギ]|
父上、父上ーっ!~
探したんだよーっ!▼~
:[タクミ]|
ああ、キサラギ。▼~
:[キサラギ]|
このお祭りすごいよね。~
面白そうな出店がいっぱいあるね。▼~
見て見て、的当てがあるよ!~
僕、父上と一緒に的当てがやりたい!▼~
父上と僕ならぜーんぶの景品を~
落とせるに決まってるよ!▼~
:[タクミ]|
そ、そうだね、キサラギ…▼~
でも、そんなに大声を出すと~
賊に見つかっちゃうかもしれないからね…▼~
:[キサラギ]|
あっ、そうだね、父上。~
僕、気をつけまーす!▼~
:[タクミ]|
う、うん…~
気をつけてね…▼~
賊を全て倒し終わったら~
好きなだけ騒いでいいからさ。▼~
今日は子供の成長を祝うお祭りだからね。~
できる限りのことをしてあげたいと思ってるよ。▼~
:[キサラギ]|
やったー! 本当に!?~
父上、ありがとう!▼~
:[タクミ]|
声が大きい、声が。▼~
:[キサラギ]|
あああ…ごめんなさい。▼~
:[タクミ]|
はは…~
でも、そんなに喜んでくれるなんて。▼~
今まではずいぶん…~
寂しい思いをさせていたからね。▼~
ごめんね、キサラギ。~
これからはずっと側にいるよ。▼~
:[キサラギ]|
うれしいな。~
僕も父上の側を離れないよ。▼~
だって僕、父上のことが大好きだから。~
何があっても、これからもずっと。▼~
:[タクミ]|
キサラギ…▼~
君は本当に、いい子に育ってくれたよね。~
見ているとまぶしいほどだよ。▼~
僕も本当は、キサラギみたいに~
素直な人間になれたらよかったんだけど…▼~
:[キサラギ]|
ううん。父上は今の父上のままがいい。~
ぼく、どんな父上だって大好きだよ。▼~
:[タクミ]|
ありがとう。▼~
でも今日ぐらいは、~
僕も素直になってみようかな。▼~
…僕も大好きだよ、キサラギ。~
君のことは僕が守ってみせる。▼~
:[キサラギ]|
あはは!~
ありがとう、父上!▼~
父上が素直なの、すごくうれしいから~
このままお話してたいけど…▼~
あんまり話してたら、~
賊に見つかっちゃうね!▼~
:[タクミ]|
ははは。そうだった。~
じゃあ一緒に戦いにいこうか。▼~
敵を全部倒して…~
そのあと、一緒に祭りを回ろう。▼~
:[キサラギ]|
うんっ!!▼~
**マイユニット [#e07b4b37]
#region(マイユニット女性・私)
:[キサラギ]|
あれれ…~
当たらないなぁ…▼~
:[カムイ]|
あら、弓の名人なのに~
的当てが当たらないんですか?▼~
:[キサラギ]|
そうなんだよ、母上…▼~
これ…おもちゃの弓みたいで使いにくくて…~
多分、そのせいだと思うんだ。▼~
:[カムイ]|
いえ、どんな弓でも~
あなたならちゃんと当てられるはずです。▼~
弓は当てるものではなくて、当たるもの。▼~
…姿勢を整えて、落ち着いて放てば、~
どんな弓でも大丈夫です。▼~
:[キサラギ]|
うん、わかった。~
その気持ちでやってみるね!▼~
えいっ!▼~
やったあ!~
当たったよ!▼~
母上、見てた?▼~
:[カムイ]|
はい、しっかり見ていましたよ。~
あなたはもう的当ての名人ですね。▼~
:[キサラギ]|
母上、弓のことに詳しいんだね。~
びっくりしたよ。▼~
さっきの言葉、かっこよかったなあ。~
弓は当てるものではなくて当たるもの、って。▼~
:[カムイ]|
うふふ。実はタクミさんからの~
受け売りなんですけどね。▼~
:[キサラギ]|
え、父上から教わったの?▼~
:[カムイ]|
タクミさんは最初、~
私になかなか心を開いてくれなくて…▼~
でも、弓の話をきっかけに、~
少しずつ仲よくなっていったんですよ。▼~
:[キサラギ]|
へえーっ、そうだったんだーっ。▼~
:[カムイ]|
さて、おしゃべりはこの辺にして。~
そろそろ戦闘に戻りましょう。▼~
:[キサラギ]|
うーん…▼~
:[カムイ]|
あらら。~
どうしてそんな顔をするのですか。▼~
:[キサラギ]|
だって、他にも屋台がいっぱいあるんだよ?~
みんな見てみたいよ!▼~
母上と今みたいな話をしながら、~
楽しみたいよ!▼~
僕、今すごくワクワクしてるんだ。~
こんなお祭りは初めてだから!▼~
:[カムイ]|
あ…その気持ち、わかりますよ。~
私もワクワクしていますから。▼~
:[キサラギ]|
えっ、本当?▼~
:[カムイ]|
私も今日はあなたとお祭りを~
楽しみたいと思っています。▼~
賊を倒したら、一緒にたくさん遊びましょう。▼~
:[キサラギ]|
本当? 本当に本当?▼~
:[カムイ]|
はい。本当に本当です。▼~
:[キサラギ]|
やったー!~
なら、母上の言う通りにする!▼~
:[カムイ]|
ふふ、いい子ですね。▼~
:[キサラギ]|
えっとね…僕、~
賊を的当ての的だと思うようにするよ。▼~
そしたらお祭りっぽくて、~
戦いがいがあると思うんだ!▼~
:[カムイ]|
へえ、いい考えかもしれませんね。▼~
:[キサラギ]|
弓は当てるものじゃなくて、当たるもの!~
弓は当てるものじゃなくて、当たるもの!▼~
この言葉を胸に、張り切っていくよ!▼~
#endregion
**フェリシア [#p177b169]
:[フェリシア]|
あのあの…キサラギ、~
何をやっているんですか?▼~
:[キサラギ]|
なにって……見ればわかるでしょ。~
的当てだよ。▼~
:[フェリシア]|
的当て?~
いや、それにしては…▼~
:[キサラギ]|
どうしたの、そんな顔して?▼~
:[フェリシア]|
でもでも、的当てって…~
弓でやるものですよね。▼~
でもあなたが持っているのは…▼~
:[キサラギ]|
あっ!?▼~
:[フェリシア]|
それ、楽器の弦じゃないですか!~
どこから持ってきたんですか!?▼~
:[キサラギ]|
ほんとだ。~
どうりで当たらないと思ったよ…▼~
:[フェリシア]|
しかも、それだけじゃないですよ。▼~
あなたが持っている矢…~
それ、矢じゃなくて割り箸です。▼~
:[キサラギ]|
あーっ!!▼~
実は最近、こういうことがよくあるんだ。▼~
:[フェリシア]|
はわわ…私の性格が~
受け継がれちゃったんですかね?▼~
:[キサラギ]|
ど、どうかなあ…▼~
:[フェリシア]|
えっとえっと…戦闘中はどうですか?~
戦闘中もおっちょこちょいが出ちゃいますか?▼~
:[キサラギ]|
ううん。~
戦闘中は大丈夫!▼~
:[フェリシア]|
よかった…~
そこも私そっくりで。▼~
私も戦闘中はドジはしないんです。▼~
前に「使用人より軍人の方が千倍は向いている」~
って言われたこともあるんですよ。▼~
:[キサラギ]|
へえー、かっこいいなぁ!▼~
:[フェリシア]|
でも、ごめんなさい。~
私の変なところを受け継がせてしまって。▼~
:[キサラギ]|
あはは、謝るなんてやめてよ!▼~
僕、母上と似てることが誇らしいんだから。▼~
:[フェリシア]|
本当に?▼~
:[キサラギ]|
うん、そんなの当たり前だよ。▼~
:[フェリシア]|
ふふ。~
嬉しいことを言ってくれますね。▼~
それじゃ、戦闘に戻りましょう。~
賊の皆さんを倒して、お祭りを楽しむんです。▼~
:[キサラギ]|
はーい!~
よし、武器を持って、と…▼~
:[フェリシア]|
キサラギ…!~
だから、それは弦ですよー!▼~
:[キサラギ]|
はわわ…▼~
**リンカ [#g736a396]
:[キサラギ]|
母上、早く賊を退治して~
お祭りを再開させようね!▼~
僕、今日は母上と一緒に~
いっぱい遊びたいと思ってたから!▼~
:[リンカ]|
…………▼~
:[キサラギ]|
あれれ…母上?~
具合でも悪いの?▼~
:[リンカ]|
キサラギ、ちょうどいい機会だから~
お前に1つ、確かめたいことがある。▼~
:[キサラギ]|
確かめたいこと?▼~
:[リンカ]|
最近、あたしが夜中に目を覚ますと…~
枕元にしとめたばかりのウサギが置いてある。▼~
:[キサラギ]|
あっ…▼~
:[リンカ]|
やはりアレはお前の仕業か?▼~
:[キサラギ]|
ありゃ…ばれちゃった。~
ご、ごめんなさい、母上…▼~
:[リンカ]|
なぜ人の枕元にウサギを置く?~
まじないの一種か何かなのか?▼~
:[キサラギ]|
ち、違うよ…~
その、母上が…お腹減ってると思って…▼~
:[リンカ]|
なに?▼~
:[キサラギ]|
えっとね、僕…~
父上から聞いたんだ。▼~
母上はよく夜中にお腹を減らして~
野山を駆け巡り獲物を狩ってた、って。▼~
:[リンカ]|
た、タクミめ…~
そんなことを話さなくてもいいだろうに…▼~
:[キサラギ]|
だから僕、~
母上が喜んでくれるかなと思って!▼~
:[リンカ]|
なるほど。~
それであたしの枕元に獲物を置いたんだな。▼~
お前の気持ちはわかった。~
でも、想像をしてみてくれ。▼~
夜、目を覚ますと~
眼前にウサギが横たわっているのだ。▼~
さすがのあたしも…~
何度か大声をあげてしまったぞ…▼~
:[キサラギ]|
ごめんなさい、母上…~
もうしないって約束するよ…▼~
:[リンカ]|
…いいや、謝る必要はない。~
悪ふざけのたぐいではなかったのだからな。▼~
むしろ、あたしのことを思っての行動だ。~
…とても嬉しく思う。▼~
:[キサラギ]|
本当に?~
それなら安心したよ!▼~
:[リンカ]|
今までお前が置いてくれた獲物…~
どれもおいしかったぞ。▼~
:[キサラギ]|
あはは。ちゃんと食べてくれてたんだね。~
じゃあ、これからもやっていいのかな?▼~
:[リンカ]|
もちろんだ。▼~
だが、置くならせめて足元にしてくれ。~
心臓に悪いからな。▼~
:[キサラギ]|
はーい!~
わかったよ、母上!▼~
**アクア [#g0a159b5]
:[キサラギ]|
ねえねえ、母上。~
ちょっと質問があるんだ。▼~
母上は、どうして歌が好きなの?▼~
:[アクア]|
おもしろいことを聞くわね。~
どうしたの?▼~
:[キサラギ]|
どうもこうもないの。~
答えて。▼~
:[アクア]|
うーん…~
いろいろと理由はあるけど…▼~
でも、一番の理由は~
歌っていると楽しいからね。▼~
:[キサラギ]|
やっぱり!~
僕も歌ってるとすごく楽しい!▼~
:[アクア]|
えっ?~
あなたも歌が好きなの?▼~
:[キサラギ]|
そうだよ。~
ときどき森に行って歌ってるんだ。▼~
:[アクア]|
それは初耳ね。~
びっくりだわ。▼~
:[キサラギ]|
僕が歌ってるとね、~
動物たちが集まったりするよ。▼~
:[アクア]|
…歌っていると動物が集まる?▼~
:[キサラギ]|
うん! だから狩りの時は便利なんだよ。~
歌っておびき寄せて弓でバシーッとね!▼~
:[アクア]|
まさか、そんな使い方をしてるなんて…~
豪快というかなんというか。▼~
でもその力は少し、うらやましいわ。▼~
:[キサラギ]|
え、なんで?▼~
:[アクア]|
だって、私が歌っても~
動物が集まるなんてことはないもの。▼~
:[キサラギ]|あれれ、そうなの?▼
おかしいなぁ。~
母上が歌っても集まると思うんだけどなー。▼~
:[アクア]|
…………▼~
本当にそう思う?▼~
:[キサラギ]|
うん。~
だって僕の母上なんだもん。▼~
:[アクア]|
ねぇ、キサラギ。~
賊を倒したら一緒に森に行きましょう。▼~
私も試してみるわ。~
歌で動物が集まるかどうか。▼~
:[キサラギ]|
母上なら絶対できるよ!▼~
:[アクア]|
ええ。~
私はキサラギの母親ですものね。▼~
でも、私がおびき寄せた動物たちを~
片っ端からバシーッと狩るのはだめよ?▼~
:[キサラギ]|
はーい。▼~
**カザハナ [#ef6b30c0]
:[キサラギ]|
78243、78244…▼~
よし。コツコツ、コツコツ…~
完了!▼~
:[カザハナ]|
キサラギ、何を数えていたの?▼~
:[キサラギ]|
鳥の数だよ。▼~
:[カザハナ]|
ええっ、と、鳥の数!?~
7万匹も鳥がいる!?▼~
:[キサラギ]|
ううん、今いたのは2羽だよ。~
だから足すと合計で78244羽なんだ。▼~
:[カザハナ]|
…………▼~
…あ、あたし、よくわからないわ。~
どういうこと?▼~
あなた…まさか7万匹も~
鳥を数えていたっていうの?▼~
:[キサラギ]|
うん、そうだよ!~
すごいでしょ!▼~
:[カザハナ]|
すごいけど…~
なんでそんなに数えてるのよ。▼~
:[キサラギ]|
ま、いっか。母上にだけ教えてあげる。~
これは秘密にしてることなんだけど…▼~
実は僕、~
努力家の母上を尊敬してるんだ。▼~
:[カザハナ]|
それはありがとう。▼~
:[キサラギ]|
母上ってすごいよね。~
強くなるために沢山訓練してて…▼~
若い頃は父上を木刀で~
ボコボコにしたこともあるんでしょ?▼~
:[カザハナ]|
!! どうしてそれを…~
タクミ、キサラギに言ったわね…▼~
:[キサラギ]|
でね、僕も母上みたいに毎日コツコツ、~
努力がしたいって思ったんだ。▼~
でも、何をコツコツやればいいのか~
分かんなくて…▼~
とりあえず鳥を数えることにしたんだー▼~
:[カザハナ]|
ふーん。~
ちなみに、どうして鳥なのかしら…▼~
:[キサラギ]|
それはねー、えへへ!~
思い立った時に綺麗な鳥が飛んでたから!▼~
さっそくその鳥から数え始めて、~
さっきので78244羽目の鳥だったんだ。▼~
:[カザハナ]|
…………▼~
…な、なんという天然の発想なの。▼~
ね、ねえ、キサラギ。~
尊敬してくれているのはすごくうれしいよ。▼~
それに、毎日コツコツ努力したいっていう~
気持ちもとても素敵なことだと思う。▼~
でもね、せっかく努力するんだから、~
別のことをやってみない?▼~
:[キサラギ]|
え?~
鳥を数えるのはダメなの?▼~
:[カザハナ]|
ううん、ダメってわけじゃないけど…~
数えた先には特に何も無いわよ。▼~
例えばあたしみたいに、~
稽古をコツコツがんばるとかはどう?▼~
:[キサラギ]|
うーん。それも考えたんだけど、~
母上とは違うことをしたいんだ。▼~
母上のことは尊敬してるけど、~
でも僕は僕であって、母上じゃないでしょう。▼~
:[カザハナ]|
くっ…わが子ながら、~
なんて頼もしい物言いなの…▼~
いやいや、今は感動している場合じゃないね。~
この子の努力を正しい方向に導いてあげないと。▼~
…キサラギ。この話の続きは、~
賊を倒してからじっくりしましょ。▼~
わたあめとかたこ焼きとか食べながら。~
どうかな?▼~
:[キサラギ]|
わーい! わかった!~
僕、リンゴ飴がいいな!▼~
:[カザハナ]|
あはは、よかった。~
そうと決まれば、いざ賊退治だね!▼~
:[キサラギ]|
あ、また鳥だ。~
78245、78246…▼~
**オロチ [#b174f87b]
:[キサラギ]|
ぶつぶつ…▼~
:[オロチ]|
キサラギ。~
何をしておるのじゃ?▼~
:[キサラギ]|
あっ、母上。~
ちょっと今話しかけないで。▼~
:[オロチ]|
そうは言われても気になってしまうじゃろう。~
動物の骨やら…奇妙なものを手に取って…▼~
:[キサラギ]|
大丈夫大丈夫。これはただの薬草、~
こっちは狩りで仕留めた鹿の骨だし…って、▼~
だめだめ、集中切れちゃった!~
もうちょっとで見えそうなんだ。▼~
ぶつぶつ…ぶつぶつ…~
ぶつぶつ…▼~
:[オロチ]|
…キサラギ?~
ほ、本当に、どうしてしまったのじゃ?▼~
もしやそなた…よからぬ呪いになど~
かかってしまったのではないか?▼~
こんな、わけのわからぬ状態は~
呪いとしか思えぬ…▼~
:[キサラギ]|
…………▼~
…あ!!▼~
:[オロチ]|
ど、どうしたんじゃ!?▼~
:[キサラギ]|
…母上、死んじゃうかも。▼~
:[オロチ]|
なに…!?~
わらわが死ぬじゃと?▼~
:[キサラギ]|
いま、そんなのが見えたんだ…▼~
でも大丈夫!~
次に戦うときは、右足から踏み出して。▼~
そうしたら死なない。~
ギリギリ避けられるから。▼~
避けたらすぐに左を見て。▼~
そこに思い切り叩き込めば、無傷で勝てるよ。▼~
ほらほら、あの敵!~
あの敵に気をつければなんとかなるからね!▼~
:[オロチ]|
これはもしや、予知の力か…?▼~
そなた、もしかして…~
まじないをしておったのか?▼~
:[キサラギ]|
なになにー?~
これ、まじないっていうんだ?▼~
最近、こうやってブツブツ言ってるとね、~
たまに未来が見えることがあるんだよ。▼~
:[オロチ]|
!! 大変じゃ…!▼~
そのまじないの精度…~
わらわの遥か上を行っておる!▼~
すごいことじゃ…~
とんでもないことじゃっ!▼~
:[キサラギ]|
え!? 僕すごいの!?~
やったあー!▼~
:[オロチ]|
キサラギ、この事は他の者には秘密じゃぞ。~
よいな?▼~
:[キサラギ]|
え、どうして?~
せっかく褒めてもらえたのに…▼~
:[オロチ]|
こういうことができると、何かと面倒なのじゃ。~
危険な目に遭うこともあるしのぅ。▼~
そなたの才能は、わらわがこっそり~
じっくり育ててやる。約束する。▼~
:[キサラギ]|
はーい、わかった!▼~
じゃあ母上の言う通りにする!~
でも父上には言ってもいいよね?▼~
:[オロチ]|
まあ、それなら良いぞ。~
タクミも喜んでくれることじゃろ。▼~
:[キサラギ]|
わーい!▼~
:[オロチ]|
まさか息子がこんな成長を遂げるとは…~
人生、わからんもんじゃのう。▼~
:[キサラギ]|
えっとね、母上。~
そろそろ戦闘に戻ろう?▼~
これ以上おしゃべりしてたら…▼~
僕たち、死んじゃうかも!▼~
:[オロチ]|
わわわわ、わかった!~
おしゃべりはやめ! すぐに戦闘に戻るぞ!!▼~
**セツナ [#q23373c6]
:[セツナ]|
!▼~
:[キサラギ]|
わあ、母上が落とし穴に落ちた!▼~
やったーやったー!~
楽しいなぁ!▼~
:[セツナ]|
…………▼~
:[キサラギ]|
ねえねえ楽しかった、母上?~
これ、僕が作ったんだよー!▼~
:[セツナ]|
そう…▼~
:[キサラギ]|
さ、引っ張り出してあげるね。~
よっこいしょ、と!▼~
:[セツナ]|
…キサラギ…▼~
今日は子どもの成長を願うお祭りだから、~
あなたのために、はっきり言う…▼~
ずっと言えなかったけど…~
実は母上、こういうの楽しいわけではない…▼~
:[キサラギ]|
えっ?▼~
:[セツナ]|
私が落ちるとあなたが楽しそうだから、~
今まではがんばって落ちてあげていただけ…▼~
:[キサラギ]|
あれれ、そうだったの!?▼~
:[セツナ]|
あなたには、そろそろ大人になってもらいたい…~
こんなことはやめて成長するの…▼~
:[キサラギ]|
そんな…でも大人になるって?~
成長するって、どういうこと?▼~
:[セツナ]|
母上のための穴はもう掘らなくていい…~
私は二度と落ちないから…▼~
:[キサラギ]|
えーっ!?▼~
僕、母上と落とし穴遊びするのが~
人生の楽しみだったのに…!!▼~
:[セツナ]|
つべこべ言わない…~
じゃあ…私は戦いに戻るわ…▼~
…あ。▼~
:[キサラギ]|
あ、母上が落とし穴に!▼~
もうやらないんじゃなかったの?~
楽しくないんじゃなかったの?▼~
:[セツナ]|
…………▼~
…今日は子どものためのお祭り…~
だからもう一回だけサービスよ…▼~
:[キサラギ]|
わーい! サービス大好き!!~
母上、優しいね!!▼~
僕、感動したよ!~
母上の愛情をすっごく感じたよ!▼~
うん、僕、決めた。~
大人になれるよう、努力するよ!▼~
:[セツナ]|
うふふ…~
その言葉が聞けて、母上うれしい…▼~
でも、その前にここから出して…▼~
**オボロ [#i0fd5d63]
:[キサラギ]|
母上、面白そうな出店がいっぱいあるよ!~
どれから回るか迷っちゃうね!▼~
:[オボロ]|
ふふふ。嬉しいのはわかるけど~
あんまりはしゃぎすぎないでね。▼~
まだ賊がそこら中にいるんだから。~
油断しちゃだめよ?▼~
:[キサラギ]|
うん! 母上!~
ちゃんと気をつけるよ!▼~
でも、賊がいなくなったら~
一緒にいっぱい遊ぼうね!▼~
:[オボロ]|
そうね。~
今まではあまりこういう機会がなかったから…▼~
今日くらいは~
あなたの気の済むまで遊んでいいわよ。▼~
:[キサラギ]|
本当に!? やったー!~
ありがとう、母上!▼~
何から遊ぼうかな?~
どれも楽しそうだもんなー。▼~
:[オボロ]|
ふっふっふ…~
お楽しみはそれだけじゃないわよ。▼~
あとで、とっておきのアレを~
用意してるし。▼~
:[キサラギ]|
それってもしかして、~
母上が新しく見立ててくれた着物のこと?▼~
:[オボロ]|
えっ!? な、なんで知ってるのよ!?~
驚かそうと思って隠したのに!▼~
:[キサラギ]|
この間、母上がニヤニヤしながら~
お部屋でコソコソしてたでしょ?▼~
だから、気になって見てたんだ。▼~
:[オボロ]|
な、なんてことするのよ!~
せっかくの計画が台無しじゃない!▼~
:[キサラギ]|
あはは。ごめんね、母上。~
でも僕、すごく驚いたし、嬉しかったよ。▼~
母上の部屋の前で、~
目が真ん丸になっちゃたもん。▼~
:[オボロ]|
私はその驚く顔が見たかったのよ…▼~
でも、あなたも日に日に成長しているし…~
服を見立てる機会はまたすぐくるわよね。▼~
次こそは絶対にバレないように用意するから、~
そのときは盛大に驚きなさい。▼~
:[キサラギ]|
はーい!~
わかったよ、母上。▼~
そういえば母上は、~
父上の着物も見立てていたんでしょ?▼~
:[オボロ]|
な、何で知ってるの?▼~
:[キサラギ]|
えっへへー。父上と話しているとき、~
嬉しそうに言っていたんだよ。▼~
それから、戦争が終わったら~
母上の呉服屋を応援するって話も。▼~
:[オボロ]|
そんな話まで…▼~
:[キサラギ]|
うん。母上は父上のこと、~
本当に大好きなんだね。▼~
:[オボロ]|
…それは違うわ。▼~
:[キサラギ]|
え?▼~
:[オボロ]|
私のほうがタクミ様…~
いえ、タクミのことを…▼~
…ずっと好きだったんだから。▼~
:[キサラギ]|
母上…▼~
:[オボロ]|
だから思いが通じて…~
あなたみたいな可愛い子供までできて…▼~
本当に幸せに思っているわ。~
ありがとうね、キサラギ…▼~
:[キサラギ]|
…うん。~
僕も二人の子供で、ホントに嬉しい。▼~
:[オボロ]|
…………▼~
あーーなんか恥ずかしいじゃない!~
なんてこと言わせるのよ!▼~
:[キサラギ]|
あれれ!?~
勝手に言ったのは母上じゃないかー!▼~
:[オボロ]|
あら? そうだったかしら。~
…悪かったわね。▼~
じゃ、着物をあなたに渡すためにも…~
早く賊を倒しちゃいましょう!▼~
:[キサラギ]|
頑張ろうね! 終わったら着物をもらって~
さっさと野山にしけこむから!▼~
父上と母上を二人っきりにするために!▼~
:[オボロ]|
余計な気は遣わないでよろしい!▼~
**カゲロウ [#td6f5215]
:[カゲロウ]|
キサラギ、何をしている。▼~
:[キサラギ]|
…………▼~
:[カゲロウ]|
…小枝の山など作って~
遊んでいる場合ではない。▼~
今は戦闘中だ。~
やるなら賊を倒してからにしろ。▼~
:[キサラギ]|
小枝の山じゃないよ。▼~
:[カゲロウ]|
ほう…では何だ?~
たき火でもしようという魂胆か?▼~
:[キサラギ]|
ううん、違うよ。~
母上の真似してるんだ!▼~
:[カゲロウ]|
私の真似?▼~
:[キサラギ]|
母上もしょっちゅう、~
1人でこういうことしてるでしょ?▼~
お花を集めて生けたり、~
筆を使って何か書いたり。▼~
:[カゲロウ]|
ああ、私の創作活動のことか。▼~
…しかしな、キサラギ。~
創作活動と小枝の山を一緒にされても困る。▼~
まあ、広義では小枝の山も創作活動と~
言えなくはない。しかし…▼~
:[キサラギ]|
でーきたっ! 見て見て!~
これ、白夜王国のお城なんだーっ!▼~
:[カゲロウ]|
…………▼~
なに?~
お前、小枝で城を作っていたのか!?▼~
よく見ると、この完成度…~
そして細部まで作り込まれた造形美…▼~
これはすごい。~
立派な創作だ!▼~
キサラギ、小枝の山だなどと言ってすまなかった。~
心から詫びる。▼~
:[キサラギ]|
ねえねえ、これで僕も母上と同じ?▼~
:[カゲロウ]|
同じではない。▼~
:[キサラギ]|
ありゃ…~
まだまだか…▼~
:[カゲロウ]|
いや、逆の意味で言ったのだ。▼~
私の作るものはどれも、まがまがしいなどと~
言われて人々に忌み嫌われる。▼~
しかし、お前の創作物にはそれがない。~
透き通った…極上の透明感と言うべきか…▼~
どうやら私とは別の感性を~
お前は持っているようだな。▼~
:[キサラギ]|
んー、難しいことはよくわかんないけど、~
いいことなんだよね?▼~
:[カゲロウ]|
いいどころのものではない。~
極上だ!▼~
:[キサラギ]|
わあ、よかったー!~
母上に褒められたよーっ!▼~
:[カゲロウ]|
さあキサラギ、戦闘に戻ろうではないか。~
賊を倒したらこの続きだ。▼~
お前の成長を、この目に焼き付けさせてくれ。▼~
:[キサラギ]|
はーい! わかったよ!~
戦いもお城作りもがんばるね!▼~
**エリーゼ [#l13587f5]
:[キサラギ]|
行ってきまーす!▼~
:[エリーゼ]|
キサラギ?~
行ってきますって、どこに行くの?▼~
:[キサラギ]|
え? 狩りだよ。▼~
:[エリーゼ]|
狩り? 何の狩り?~
賊の狩りじゃなくて?▼~
:[キサラギ]|
賊の狩りなんかしてもしょうがないでしょ。~
食べたっておいしくないもん。▼~
僕が狩るのは鳥だよ。▼~
:[エリーゼ]|
鳥って…~
どうしてまたこんなときに…▼~
:[キサラギ]|
どうしてって…~
焼き鳥にするに決まってるじゃない。▼~
僕がおいしそうなやつを狩ってくるから、~
あとで屋台の人に料理してもらうんだ。▼~
そうしたら屋台で美味しい焼き鳥が~
食べられるようになると思うんだ。▼~
:[エリーゼ]|
ええー! ダ、ダメだよ。~
今はそんなことしてる場合じゃないもん。▼~
:[キサラギ]|
やだ、行く。▼~
:[エリーゼ]|
ダメ!▼~
:[キサラギ]|
ダメじゃない。行く!▼~
:[エリーゼ]|
もう、ダメだよーっ!▼~
:[キサラギ]|
行くって言ったら行くからねっ。▼~
:[エリーゼ]|
はぁ…はぁ…~
何度、言ってもわかってもらえない…▼~
いつもは聞き分けがいいはずなのに、~
よくわかんないトコこだわるんだよね…▼~
このわがままさって、~
もしかしてあたし譲りなんじゃ…▼~
そうじゃなかったら、~
タクミさんの頑固さだよね…▼~
…ううん、そんなこと~
言ってる場合じゃないや。▼~
…コホン。▼~
わかったよ、キサラギ。~
じゃあ、賊はほんとにすぐ倒すから。▼~
そしたら、お母さんと一緒に狩りに行こう。▼~
:[キサラギ]|
母上も?~
そんなのダメだよ。▼~
:[エリーゼ]|
どうして?▼~
:[キサラギ]|
だって、母上はお客さんだから。▼~
:[エリーゼ]|
えっ? お客さん?▼~
:[キサラギ]|
僕はおいしい焼き鳥を~
母上に食べてもらいたいんだ。▼~
いつもありがとうっていう気持ちを込めて…▼~
:[エリーゼ]|
キサラギ…!~
そういうことだったの…!▼~
:[キサラギ]|
…あぁ。でも、よく考えたら、~
お客さんを困らせちゃダメだよね。▼~
僕、母上の言う通り、まず賊を倒すよ。~
それから狩りにいってくるね。▼~
:[エリーゼ]|
わあ…!~
わかってくれて、ありがとう。▼~
お母さん、キサラギの焼き鳥~
とっても楽しみにしてるからね!▼~
じゃあ一緒にがんばって~
賊を倒しにいくよーっ!▼~
:[キサラギ]|
はーい!▼~
**カミラ [#rdff6d86]
:[キサラギ]|
はあ…▼~
:[カミラ]|
まあ…キサラギ。~
そんな遠い目をして、どうしたのかしら。▼~
:[キサラギ]|
あ、母さん!~
なんか、急に森が恋しくなっちゃってさ。▼~
さっき出店で綺麗な山とか、~
自然の絵が売ってたんだよ。▼~
それを見たら、~
ああ…森に行きたいなあ…って。▼~
:[カミラ]|
そうなの…可哀相に。~
でも、もう少しの辛抱よ。▼~
ここでの戦いが終わったら、~
一緒に裏手の山に行きましょう。▼~
そこで思いきり森を満喫すればいいわ。~
そうだ、タクミにもついてきてもらいましょ。▼~
:[キサラギ]|
ほんと!?~
父上も母上も一緒に!?▼~
:[カミラ]|
ええ。~
今日は子どものためのお祭りの日だもの。▼~
あなたが喜ぶことなら私、~
なんでもしてあげるわ。▼~
:[キサラギ]|
やったー!!~
母上、だーいすきー!!▼~
:[カミラ]|
あらあら、可愛い子。~
よしよし。▼~
:[キサラギ]|
ねえねえ母上。▼~
今日は僕の喜ぶこと、~
ほんとに何でもしてくれるの?▼~
:[カミラ]|
あら、もちろんよ。~
愛しい息子のためなら私…▼~
一人でここの敵を全滅させるぐらい~
造作も無いことだわ…▼~
:[キサラギ]|
わあ、頼もしい!~
じゃあじゃあ、母上にお願いがあるんだけど。▼~
:[カミラ]|
なにかしら?▼~
:[キサラギ]|
えっとね…その、よしよしっていうの、~
僕もやりたい!!▼~
:[カミラ]|
え?▼~
:[キサラギ]|
僕も母上をよしよししたい!▼~
思う存分なでなでしたいなー!~
ねえ、だめ?▼~
:[カミラ]|
だ、だめじゃないけれど…▼~
:[キサラギ]|
じゃあいいんだね!~
わーい、やったー!!▼~
…ふう。よしよし、母上。▼~
僕このやわらかい髪の毛とっても好きだなあ。~
今日は僕にうんと甘えていいんだよ…?▼~
:[カミラ]|
あらあら…優しいのね。▼~
:[キサラギ]|
あ、こんなところに擦り傷が。~
母上に傷をつけた悪い賊はどこだろう。▼~
僕、母上のためなら~
賊ぐらい皆殺しにできるんだからね…?▼~
:[カミラ]|
…………▼~
な、なんなのかしら、これは…▼~
まさか、私の母性本能が~
この子にも…?▼~
だとしてもこれは少し、~
調子が狂うわね…▼~
…キサラギ。▼~
:[キサラギ]|
なあに?▼~
:[カミラ]|
ありがとう…もう撫で撫ではいいわ。~
お母さん、じゅうぶんあなたに甘えたから。▼~
それにあんまり二人で仲良くしていると、~
タクミに嫉妬しちゃうかもしれないわよ。▼~
:[キサラギ]|
そ、そっか。~
そうだよね…わかった!▼~
じゃあ戦うのが終わったら、~
森に行く前に父上を撫で撫でしてあげよう!▼~
:[カミラ]|
そうね。二人でたくさん撫でて、~
甘えさせてあげましょうね。▼~
**モズメ [#za9eb7d8]
:[モズメ]|
せっかくのお祭りやのに~
こないなってしまって残念やな。▼~
:[キサラギ]|
大丈夫だよ、母上!~
時間はたっぷりあるもん!▼~
賊をぜーんぶ退治してからでも、~
まだまだ遊べると思うよ。▼~
:[モズメ]|
それもそうやな。~
ほな、早いとこ賊を退治してしまおか。▼~
:[キサラギ]|
そうだ、母上!~
僕、お願いがあったんだ!▼~
:[モズメ]|
お願い?~
なんのお願いがあるん?▼~
まぁ、今日は~
子供の成長を祝うお祭りやからね。▼~
無茶なお願いじゃなかったら、~
なんでもきいてあげたい思てるよ。▼~
:[キサラギ]|
あのね、母上…~
僕、母上と一緒に畑仕事がしたい!▼~
:[モズメ]|
あはは、変わったお願いやね。~
あんたは一応、王子やのに。▼~
:[キサラギ]|
むー…王子とかは関係ないよ。~
僕は僕がやりたいからお願いしてるだけ。▼~
:[モズメ]|
せやったな。ごめんごめん。~
でも、どうして畑仕事がしたいん?▼~
:[キサラギ]|
だって、父上が言ってたんだもん。▼~
一緒に畑仕事をしたから~
母上の素晴らしさに気づくことができたって。▼~
:[モズメ]|
た、タクミがそんなことを?~
な、なんか…恥ずかしなってくるわ…▼~
:[キサラギ]|
僕も母上の素晴らしいところを~
もっともっとよく知りたいんだ!▼~
だから、お願い!~
僕にも畑仕事をさせてください!▼~
:[モズメ]|
しゃあないなあ…そこまで言われたら断れへん。~
手伝ってくれるんやったら歓迎するで。▼~
でも、楽な仕事やないよ?~
ちゃんと最後までやりきれるん?▼~
:[キサラギ]|
まかせてよ!~
僕、体力には自信があるからさ!▼~
:[モズメ]|
あはは、それは楽しみや。~
じゃあ、早速明日からお願いするわ。▼~
:[キサラギ]|
やったー!~
ありがとう、母上!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#f188d927]
- キサラギが、途中からカゲロウ口調になってます -- [[栗]] ...
- ↑よ、読みにくいですね・・・カゲロウ口調(くちょう)です...
- オボロとの会話でキサラギの9個目のせりふの"父上"と"母上"...
- フェリシアとキサラギの会話でフェリシアが「賊の皆さんと...
- すので「賊の皆さんを倒して」に直しておきました。(上の続...
- カミラのところで、キサラギが最初「母さん」呼びしてまし...
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