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会話集/章別会話/異伝 絆の白夜祭親子会話/カゲロウ
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*カゲロウの親子会話 [#v24eeaa9]
#contents
**カンナ(女) [#gtrsgeh785]
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カンナ]|…………▼~
お母さん…~
いるんでしょ…?▼~
:[カゲロウ]|…くっ、気付かれてしまったか…▼~
:[カンナ]|もー!~
今日は警護しないって約束でしょ?▼~
:[カゲロウ]|そうは言っても、見よ。~
この賊を。▼~
祭りだからといって~
気を抜いてはならなかったのだ。▼~
:[カンナ]|…確かに賊の襲撃はあったけど、~
あたしはもう大人だもん!▼~
そろそろ警護なんてしなくていいよー!▼~
:[カゲロウ]|…ふっ。カムイにも~
似たようなことを言われたものだ。▼~
だが、私が警護の重要性を説くと~
カムイは納得してくれたのだ。▼~
あの人は立派で聡明だ…▼~
:[カンナ]|…………▼~
そ、そうだ!~
いいこと思いついた!!▼~
お母さん、お父さんの警護に戻ってよ!▼~
お父さんはとっても重要人物なんだから。~
警護しなきゃ! ね! そうだよ!▼~
:[カゲロウ]|いいや。~
今はカムイよりカンナだ。▼~
:[カンナ]|ええええっ…▼~
…あ、そうだ!▼~
私、お母さんの創作したもの、~
また見たいなぁ!▼~
母さんの創作物って、味があって~
私、大好きなんだよね!▼~
:[カゲロウ]|みえみえだな。▼~
私を創作に没頭させて、~
警護をやめさせようという魂胆だな。▼~
しかし、無駄だ。~
今は創作よりお前の警護が大事なのだ。▼~
:[カンナ]|うぅ…~
うぅーーーっ!▼~
じゃあ、いつになったら警護されなくなるの!?~
それだけでも教えて!▼~
:[カゲロウ]|この子は一人前と思えるようになったらだな。▼~
:[カンナ]|わかった!▼~
じゃあ、今から賊と戦ってくるから、~
私が一人前なところを見てて!▼~
:[カゲロウ]|いいだろう。▼~
:[カンナ]|よーし!~
じゃあ、本気を出しちゃうぞ!▼~
カゲロウの娘カンナ推参いたした!~
いざ、参らんっ!!▼~
:[カゲロウ]|ほう…あの勇ましさ。~
この分ではすぐに、一人前になるかもな…▼~
**ディーア [#gguauhss5]
:[カゲロウ]|ディーア、何か落としたぞ。~
ん? これは…▼~
:[ディーア]|ああ…~
この間、俺が描いた絵だよ…▼~
:[カゲロウ]|畑で遊びまわる子どもたちの絵か。~
なかなか上手に描けているじゃないか。▼~
:[ディーア]|か、母さんにはわかるのか?~
この絵が子どもたちを描いたものだって…▼~
:[カゲロウ]|当たり前だ。~
私にはそれ以外の絵には見えないぞ。▼~
:[ディーア]|だけど、カムイ様に見せたら…▼~
何匹もの悪魔たちが踊りながら~
街を貪り食ってる絵だと勘違いされたぜ?▼~
:[カゲロウ]|…なるほど。~
私にもそういう経緯があるな。▼~
いつか、りんごの絵を~
描いたことがあったのだが…▼~
不気味な老婆が~
怪しく微笑んでいる絵だと言われたことがある。▼~
:[ディーア]|ってことは、俺の絵の腕前は…~
確実に母さんの血ってことじゃん…▼~
:[カゲロウ]|そ、そうかもしれないな…~
すまぬ…▼~
しかし、そう悲観することはないぞ。▼~
人とは違う独特の感性や視点…▼~
それらがディーアには~
備わっているということだからな。▼~
その力は必ずや~
お前の人生の助けとなるだろう。▼~
:[ディーア]|確かにそう言われると…~
この絵の才能も悪くない気がしてきたぜ…▼~
母さんから譲り受けたこの才能は~
このまま磨いていこうと思う。▼~
:[カゲロウ]|それを聞いて安心した。▼~
私のせいでディーアが~
辛い思いをするのは耐えられぬからな。▼~
:[ディーア]|母さん…~
今度、一緒に絵を描かないか?▼~
ほら、今まではさ…~
そんな時間もあまり作れなかったし…▼~
:[カゲロウ]|ああ、必ず描こう。~
約束する。▼~
:[ディーア]|ありがとう…~
母さん…▼~
**ゾフィー [#loijuhoa85]
:[ゾフィー]|母さん、敵をぜーんぶ倒したら~
あたしと一緒にお祭りで遊んでくれる?▼~
:[カゲロウ]|もちろんだ。~
いくらでも遊ぶぞ。▼~
:[ゾフィー]|やったー!~
母さんは何して遊びたい?▼~
:[カゲロウ]|そうだな…~
輪投げなどは得意だと思う。▼~
:[ゾフィー]|じゃあ、輪投げで勝負をしようよ!~
負けた方がカキ氷をごちそうするの!▼~
:[カゲロウ]|勝負などせずとも、~
カキ氷くらい私が買おう。▼~
:[ゾフィー]|それじゃあダメなの!~
勝負した方が盛り上がるでしょ?▼~
:[カゲロウ]|ふっ、わかった。~
ゾフィーがそう言うのならそれでかまわん。▼~
:[ゾフィー]|えへへ。~
楽しみだなぁ。▼~
:[カゲロウ]|…ゾフィー。~
今日は好きなだけ遊べ。▼~
お前には小さいころから~
苦労をかけてばかりだったからな…▼~
こんな日くらいは~
どれだけわがままを言ってもかまわぬぞ。▼~
:[ゾフィー]|ふふふ。~
ありがとう、母さん。▼~
でも、遊べ、じゃないでしょ?~
一緒に遊ぼう、だと思うな。▼~
あたしは母さんと一緒に~
楽しい時間を過ごしたいんだもん。▼~
:[カゲロウ]|…そうであったな。~
では、一緒に倒れるまで遊ぶとしよう。▼~
:[ゾフィー]|ありがとう、母さん!▼~
:[カゲロウ]|では、早く賊を退治せねばならぬな。~
今日という時間は限られているのだから。▼~
:[ゾフィー]|うん! 早くお祭りを楽しむためにも、~
あたし、張り切っちゃうよ!▼~
母さんみたいに物陰に忍んで、~
敵をズバーっとやっちゃうわ!!▼~
我こそは忍騎士ゾフィー!~
賊は誰でもかかってきなさい!▼~
:[カゲロウ]|ゾフィー…▼~
そのように高らかに宣言しては、~
私のようには忍べぬぞ…▼~
:[ゾフィー]|へっ!?▼~
**ミドリコ [#fakoplkw5]
:[ミドリコ]|あっ、お母さん!~
ミドリコ、おねがいごとがあるんだけど!▼~
:[カゲロウ]|お願いごと?~
何をすればいい?▼~
:[ミドリコ]|あのね、~
お母さんに絵をかいてもらいたいの!▼~
:[カゲロウ]|ふっ。~
それぐらいお安い御用だ。▼~
それで、どんな絵を描けばいいのだ?▼~
:[ミドリコ]|え、えっとね…~
このおふだにワンちゃんの絵をかいて!▼~
:[カゲロウ]|わかった。~
犬なら簡単に描ける。▼~
今すぐ描いてしまおう。~
少し待ってくれるか。▼~
:[ミドリコ]|ありがとう!~
お母さん!▼~
:[カゲロウ]|ふんふん…~
ここをこうして…▼~
…できた。~
これでいいか?▼~
:[ミドリコ]|ひっ!▼~
す、すごいよ…お母さん…~
そうぞういじょうの絵だよ…▼~
:[カゲロウ]|ふふふ。~
褒めても何も出ぬぞ。▼~
でも、その絵をどうする?~
しかも、お札とは…▼~
:[ミドリコ]|あのね、ミドリコ、このあいだ…~
お薬を作るのしっぱいしちゃってね…▼~
とってもきけんな~
お薬になっちゃったんだ…▼~
:[カゲロウ]|そうだったのか。~
でも、それが私の絵とどう関係あるのだ?▼~
:[ミドリコ]|きけんすぎて捨てられないお薬だから、~
ミドリコがほかんしてなきゃダメなの。▼~
でもね、だれかが間違って~
このお薬を飲んだらたいへんでしょ?▼~
だから、このお母さんの絵札を~
お薬が入ってるつぼにはっておくの!▼~
こうしておけば、~
だれが見てもあぶないってわかるから!▼~
:[カゲロウ]|わ、私の絵は~
そんなに危ない感じがするのか…▼~
:[ミドリコ]|うん!~
お母さん、ありがとう!▼~
:[カゲロウ]|はぁ…~
これは喜んでいいのだろうか。▼~
:[ミドリコ]|もちろんだよ!~
お母さんはミドリコのじまんだもん。▼~
ミドリコ、大きくなったら~
お母さんみたいにかっこよくって、▼~
それから、お父さんみたいに優しい~
すっごい忍になりたいの!▼~
:[カゲロウ]|ふふ…そうか。▼~
ミドリコなら、きっとなれる。~
お前は私たちの子なのだからな。▼~
その上薬の調合もうまいときたら、~
私たちでも敵わぬかもしれぬ。▼~
:[ミドリコ]|ほんと!?~
ありがとう、お母さん。▼~
ミドリコとってもうれしい…!~
これからもがんばるね!▼~
**シノノメ [#fakjogawwd]
:[シノノメ]|母さん、屋台を見たか?~
ものすごいものが売られているんだ。▼~
:[カゲロウ]|ん? ものすごいものとは?▼~
:[シノノメ]|なんて言えばいいんだろ…▼~
この世のものとは思えないような~
まがまがしい絵とか…▼~
:[カゲロウ]|!▼~
:[シノノメ]|どこから拾ってきたのかわからないような~
毒々しい花の生け花とか…▼~
:[カゲロウ]|!!▼~
:[シノノメ]|見たことのない色の茶とか…▼~
:[カゲロウ]|!?!?▼~
そ、そうであったか…~
きっと、嫌な気分になったことだろう…▼~
:[シノノメ]|いや…それが違う。▼~
なんだかわからないけど、~
ものすごく心惹かれた。▼~
:[カゲロウ]|な、なんだと?▼~
:[シノノメ]|多分、父さんに言ったら心配されるだろうな。~
下手したら怒られるかもしれない。▼~
だが俺は胸がザワザワして、~
いても立ってもいられなくなった。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
シノノメ。▼~
今から言うことを、~
誰にも言わぬと約束できるか?▼~
:[シノノメ]|えっ? なんだかわからないが…~
わかった、約束する。▼~
:[カゲロウ]|お前が見たという絵も、生け花も、お茶も、~
全て私の作品だ。▼~
:[シノノメ]|ええっ?▼~
:[カゲロウ]|往々にして、私の作品は~
人々から気持ち悪がられる。▼~
しかし、どこかに~
わかってくれる人もいるかもしれぬ。▼~
そう思って、屋台の片隅を間借りして、~
こっそり展示してみたのだ。▼~
…まさか。~
お前が理解してくれるとは…▼~
:[シノノメ]|理解どころじゃない!▼~
すごい才能に打ちのめされた!~
母さんは天才だ!▼~
:[カゲロウ]|…ほ、本当か?~
からかっているのではあるまいな!?▼~
:[シノノメ]|本当だ!~
俺も母さんみたいな作品を作ってみたい!▼~
あれこそ真の芸術だ!▼~
:[カゲロウ]|シノノメ…~
私は今、猛烈に感動している。▼~
:[シノノメ]|母さん、さっさと賊を倒して、~
真の芸術について語りあおう!▼~
:[カゲロウ]|あぁ…▼~
息子にこんなことを言われる日がくるとは。~
人生、わからぬものだな…▼~
**キサラギ [#okjojska]
:[カゲロウ]|キサラギ、何をしている。▼~
:[キサラギ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…小枝の山など作って~
遊んでいる場合ではない。▼~
今は戦闘中だ。~
やるなら賊を倒してからにしろ。▼~
:[キサラギ]|小枝の山じゃないよ。▼~
:[カゲロウ]|ほう…では何だ?~
たき火でもしようという魂胆か?▼~
:[キサラギ]|ううん、違うよ。~
母上の真似してるんだ!▼~
:[カゲロウ]|私の真似?▼~
:[キサラギ]|母上もしょっちゅう、~
1人でこういうことしてるでしょ?▼~
お花を集めて生けたり、~
筆を使って何か書いたり。▼~
ああ、私の創作活動のことか。▼~
…しかしな、キサラギ。~
創作活動と小枝の山を一緒にされても困る。▼~
:[カゲロウ]|まあ、広義では小枝の山も創作活動と~
言えなくはない。しかし…▼~
:[キサラギ]|でーきたっ! 見て見て!~
これ、白夜王国のお城なんだーっ!▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
なに?~
お前、小枝で城を作っていたのか!?▼~
よく見ると、この完成度…~
そして細部まで作り込まれた造形美…▼~
これはすごい。~
立派な創作だ!▼~
キサラギ、小枝の山だなどと言ってすまなかった。~
心から詫びる。▼~
:[キサラギ]|ねえねえ、これで僕も母上と同じ?▼~
:[カゲロウ]|同じではない。▼~
:[キサラギ]|ありゃ…~
まだまだか…▼~
:[カゲロウ]|いや、逆の意味で言ったのだ。▼~
私の作るものはどれも、まがまがしいなどと~
言われて人々に忌み嫌われる。▼~
しかし、お前の創作物にはそれがない。~
透き通った…極上の透明感と言うべきか…▼~
どうやら私とは別の感性を~
お前は持っているようだな。▼~
:[キサラギ]|んー、難しいことはよくわかんないけど、~
いいことなんだよね?▼~
:[カゲロウ]|いいどころのものではない。~
極上だ!▼~
:[キサラギ]|わあ、よかったー!~
母上に褒められたよーっ!▼~
:[カゲロウ]|さあキサラギ、戦闘に戻ろうではないか。~
賊を倒したらこの続きだ。▼~
お前の成長を、この目に焼き付けさせてくれ。▼~
:[キサラギ]|はーい! わかったよ!~
戦いもお城作りもがんばるね!▼~
**グレイ [#fawfisojuw]
:[カゲロウ]|グレイ…こんなところに~
私たちの神輿を持ってきていたのか?▼~
:[グレイ]|おっ、母さん。そうなんだ。~
俺たちの作品をお披露目したくてな。▼~
俺と母さんの合作の神輿が、~
この異界の祭りで担がれる…▼~
その姿を想像するだけで興奮するぜ!▼~
…そう思って持ってきたら、~
さっき賊の奴らに壊されちまってさ…▼~
今、必死で修理しているところだ。~
祭りが再開するまでには修理を完了させるぜ。▼~
:[カゲロウ]|そうだったのか…~
しかし、グレイ、かなり作業を進めたものだな。▼~
私が最後に見た日から~
そんなに経っていないはずだが…▼~
もう完成させていたとは。▼~
:[グレイ]|あはは、母さんのおかげさ。▼~
母さんからどんどん上がってくる~
追加分の設計図を見て…俺、確信したんだ。▼~
俺は母さんの感性が好きなんだってな。~
他の誰がどう言おうとも。▼~
:[カゲロウ]|!?▼~
:[グレイ]|知ってたか? 俺、そう感じてから~
ほぼ寝ずに作ってるんだぜ?▼~
:[カゲロウ]|そんな…▼~
:[グレイ]|なあ母さん。▼~
国が平和になって、今ほど忙しくなくなったら、~
二人で本気で組まないか?▼~
:[カゲロウ]|く、組むとは?▼~
:[グレイ]|今回の神輿だけじゃないってことだよ。▼~
暇を見て、俺と母さんでこれからもたくさん、~
こういう創作の仕事をやっていくんだ。▼~
母さんには類い稀な感性がある。~
そして、俺は手先が器用。▼~
俺たちが組めば、~
かなりおもしろいことになると思うぜ。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[グレイ]|どうしたんだよ?~
嫌なのか?▼~
それとも父さんの跡を継ぐために~
邪魔になるとか思ってるんじゃ…▼~
:[カゲロウ]|いや…その点は心配していない…~
お前は器用だから、きっとうまくやるだろう。▼~
ただ、胸がいっぱいになってしまったのだ…~
あまりに嬉しくてな…▼~
:[グレイ]|嬉しい?~
じゃあ、了承ってことか?▼~
:[カゲロウ]|もちろんだ…~
そのような提案を断るわけがなかろう…▼~
:[グレイ]|ありがとな。~
未来が楽しみになってきたぜ。▼~
じゃあまずは、修理を完了させないとな。~
ここをこうして…っと。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
…今、親としては「その前に賊の退治だ」と~
言わなければならないのだろう…▼~
しかし、私は言わぬぞ。▼~
完成の瞬間は、この目でしっかりと~
見届けたい。▼~
:[グレイ]|ああ!~
じゃ、一気にたたみかけるぞ!▼~
**キヌ [#gtfer3e82w]
:[キヌ]|ここをこうしてーこうやってー、~
うーん、最高!▼~
よしっ!~
こんなもんかなーっ!▼~
:[カゲロウ]|…キヌ?~
何を作っているのだ?▼~
:[キヌ]|わーーーーーーーーっ!~
見つかっちゃったーーーーーーーーっ!▼~
こっそりやってたハズなのに…~
母さんに見つかっちゃった…▼~
:[カゲロウ]|…いや、こっそりというか…~
大声で堂々とやっていた気が…▼~
:[キヌ]|…で、見た?~
何を作っているか、見えた?▼~
:[カゲロウ]|うっすらと…だが…▼~
:[キヌ]|そっか!~
まぁ、うっすらぐらいならいいかなっ!▼~
:[カゲロウ]|うっすらしか見えなかったが、~
雰囲気は素晴らしいと思ったぞ。▼~
:[キヌ]|えっ!? ほんと!?▼~
:[カゲロウ]|そのまがまがしい形…▼~
それを装備すれば、おのずと戦いに心が入り、~
敵が誰であろうと瞬殺できるだろう。▼~
:[キヌ]|えっ…しゅんさつ?▼~
:[カゲロウ]|ああ。いい出来の武器だ。~
それは忍者刀と手裏剣なのだろう?▼~
:[キヌ]|ち、違うよ!~
これは武器じゃないのっ!▼~
:[カゲロウ]|何?~
では、なんなのだ?▼~
:[キヌ]|もう! なんか悔しいし、けっこう~
見えちゃってるみたいだから全部言うよ!▼~
忍者刀じゃなくて、かんざし!~
手裏剣じゃなくて、櫛!!▼~
これを次の母さんの誕生日に~
あげようと思って、コツコツ作ってるの!▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
…な、何?~
かんざしと…櫛?▼~
これがか?~
これが、かんざしと櫛なのか?▼~
:[キヌ]|そう! そう見えないならごめんなさいっ!~
でも、アタシはそのつもりで作ってるのっ!▼~
母さん、こういうの好きそうだから…▼~
:[カゲロウ]|…そ、そうだったのか…~
…感謝する。▼~
ニシキも昔、かんざしと櫛をくれたな…~
妖狐にはそんな習性でもあるのだろうか…▼~
:[キヌ]|ねえねえ、ちょっと試しにつけてみようよ!~
きっと似合うよ!!▼~
まずは櫛で髪をとかして…▼~
:[カゲロウ]|いや! その前に、~
そ、その無数に尖った部分を削り落とすのだっ!▼~
その状態で髪をとかしたら、私の髪はズタズタ…~
そして、かんざしが刺さって頭から流血する!▼~
:[キヌ]|そ、そっか…~
そうだよね…▼~
あははっ!~
そこまで考えてなかったーーっ!!▼~
:[カゲロウ]|…し、仕方ないな。~
祭りが再開したら、一緒に作ろうではないか。▼~
後に私が身につけるというのであれば、~
念入りに手伝わせてもらいたい。▼~
:[キヌ]|わかった!~
じゃあ賊をチャチャッと倒さないとね!▼~
:[カゲロウ]|ああ、そのかんざしと櫛で戦うと、~
意外と早く片付くかもしれないぞ。▼~
**ヒサメ [#v0874989]
:[ヒサメ]|母さん、何をしているのですか?▼~
:[カゲロウ]|!?▼~
ヒ、ヒサメか…~
驚いたではないか…▼~
:[ヒサメ]|母さん…今、何か隠しましたね?~
何を隠したのですか?▼~
:[カゲロウ]|嫌だ。~
見せたくない…▼~
:[ヒサメ]|母さん…私に隠しごとなんて…~
悲しいです…▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
確かに隠しごとはよくないな。~
すまぬ。見せよう。▼~
…これだ。▼~
:[ヒサメ]|それは…絵ですか?▼~
:[カゲロウ]|そうだ。~
私はこの祭りの風景の絵を描いていたのだ。▼~
だが描いているうちに賊が来てしまって…~
やむを得ず持ち歩くことに…▼~
:[ヒサメ]|そうだったのですか。~
祭りの絵…▼~
:[カゲロウ]|ああ。通行人たちからは、~
とてもつもなくまがまがしいと称された…▼~
こんなものを描いていると知れて、~
息子に軽蔑されたくなかった。▼~
だから隠したんだ。▼~
:[ヒサメ]|まがまがしい? 軽蔑?~
まったくそんなことありません!▼~
:[カゲロウ]|気を遣わなくていい。▼~
:[ヒサメ]|実は私、母さんが絵を描いていることは~
知っていました。▼~
うまく言えませんが…簡単に言うと…~
私、母さんの絵の愛好者なんです。▼~
:[カゲロウ]|えっ?~
そ、そうだったのか?▼~
…………▼~
…ふっ…▼~
:[ヒサメ]|な、何がおかしいのですか?▼~
:[カゲロウ]|その言葉が嬉しかったのと同時に、~
懐かしい思い出が蘇ってしまってな。▼~
実は結婚前…お前の父さんとも、~
今のようなやりとりをしたことがあるのだ。▼~
私が絵を描いていて、彼がやってきて…~
私は絵を隠した。▼~
何を隠したと、しつこく追い回されてな。~
そんなことを思い出してしまった。▼~
:[ヒサメ]|あはは、そうなんですね。~
さすが親子。似てしまうのでしょうか…▼~
:[カゲロウ]|あ、そうだ。~
この絵にお前を描いてもいいだろうか。▼~
:[ヒサメ]|私を?▼~
:[カゲロウ]|お前は日に日に大人になっていく。~
その成長の記録として、残しておけたらと思う。▼~
どうだ。~
祭りが再開したら、屋台の前に立ってくれぬか。▼~
:[ヒサメ]|もちろんです!▼~
母さんが私を描いてくださるなんて、~
光栄この上ありません!▼~
:[カゲロウ]|よかった。~
では、またあとで。▼~
:[ヒサメ]|はい、楽しみにしています!▼~
**ミタマ [#ka60aadb]
:[カゲロウ]|ミタマ、今日は子どものためのお祭りだ。~
何かほしいものがあるなら、言ってみろ。▼~
:[ミタマ]|うーん…~
そうですわね…▼~
あ…~
わたくし、屋敷がほしいですわ。▼~
:[カゲロウ]|屋敷?▼~
:[ミタマ]|はい。ここにドーンと頑丈な屋敷を建てて~
いただいて、わたくしはそこで寝ますの。▼~
賊が侵入しようとしても~
絶対に入ることは不可能。▼~
天井から槍が降り、壁は回り、~
隠し通路も盛り沢山…▼~
わたくしはすぐさまそこでお昼寝し、~
妨害されることのない眠りにつきますわ。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
つまりは忍者屋敷か?▼~
ふざけたことを言わず、~
もっと現実的なものにしてくれ。▼~
:[ミタマ]|貧民に 生まれた自分に 嘆き節…▼~
:[カゲロウ]|ひ、貧民ではないだろう。~
それに、富豪でも今すぐに屋敷など無理だ…▼~
:[ミタマ]|もっと謙虚なものとなりますと…~
…あ、これなどどうでしょう。▼~
わたくしが 欲するものは 寝る時間…▼~
:[カゲロウ]|何?▼~
:[ミタマ]|賊と戦うなんて面倒きわまりないので、~
戦闘を放棄したいということです。▼~
その分、寝る時間に~
充てられればと思いますの。▼~
:[カゲロウ]|…そんなことを言われて、~
私がうなずくと思うか?▼~
もっとまじめに答えろ。▼~
:[ミタマ]|わかりましたわ…▼~
…あ、ではこれなどいかがでしょう?▼~
わたくし、お母様みたいな~
魅力的なお服がほしいですの。▼~
たまには~
大人びたものも着てみたいのです。▼~
:[カゲロウ]|ふむ、それならばいいだろう。~
検討しておこう。▼~
…だが、アサマには気をつけろ。▼~
私のような服を着ていると、~
文句をつけてくるぞ。▼~
「そんな格好をして、~
男を誘惑しているのですか」▼~
…などと言ってな。~
しかも実際は、▼~
アサマ本人が誘惑されていただけという~
オチまでついてくる。経験者談だ。▼~
:[ミタマ]|…………▼~
で、ではやっぱり服はやめますわ。▼~
あの破戒僧が喜んでるのを想像したら~
気持ち悪くなりましたの。▼~
…では、これなどどうでしょう。▼~
…わたくし、お母様との時間がほしいですの。▼~
:[カゲロウ]|私との時間?▼~
:[ミタマ]|ええ。なかなか親子水入らずの時間って~
ありませんから。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
ふっ…そんなことが望みとは…~
お前にも、かわいらしいところがあるのだな。▼~
:[ミタマ]|当たり前ですわ。~
わたくし、寝てばかりではありませんの。▼~
:[カゲロウ]|では、期待に応えるとしよう。~
今日は存分に付き合うぞ。▼~
**マトイ [#wkqaokijfua]
:[マトイ]|ねえ、母さん。~
お祭りが再開したら、また絵のこと教えて。▼~
:[カゲロウ]|…それはできん。▼~
:[マトイ]|えっ?~
どうして?▼~
:[カゲロウ]|…自分でも気付いているだろう。~
お前の絵は私の手の届かない域に行ってしまった。▼~
私から学ぶことはもう何もない。▼~
:[マトイ]|そんなことないわ…▼~
:[カゲロウ]|いいや、ある。~
具体的に言おう。▼~
この間、二人で山を描いたな。~
あのときなぜお前は紙を漆黒に塗りつぶした?▼~
その漆黒にいくつもの光線を描いて…~
私にはわからない。なぜあれが山なのか…▼~
手の届かないところに行ってしまったお前に~
どうして指導などできよう…▼~
天才を前に私は無力なのだ…▼~
:[マトイ]|ちょ、ちょっと、やめてよ…~
そんなことないわ…▼~
正直に言うけど、あたしの中には~
常に下敷きがあるの。▼~
下敷きを使うなんて、~
天才のすることじゃないわ。▼~
:[カゲロウ]|下敷き?▼~
:[マトイ]|ええ。あたしには母さんという名の下敷き…~
つまりお手本があるの。▼~
この間の絵、母さんは~
山の頂上から足を生やしたじゃない。▼~
:[カゲロウ]|あ、ああ…▼~
:[マトイ]|あれこそ天才の描く絵よ。~
あたしが目指している世界観というか。▼~
でも、母さんはお手本も下敷きもなくて、~
独自にあの境地に到達したわけでしょ。▼~
:[カゲロウ]|ま、まぁ…~
私は思ったことを描いているだけだし…▼~
:[マトイ]|母さんは、世の中が平和になったら、~
あたしと個展を開きたいって言ってたわよね。▼~
:[カゲロウ]|ああ…言った…▼~
:[マトイ]|そのころまでには、~
下敷きを外せるように努力するわ。▼~
だから、賊を倒したら絵の話をさせて。~
母さんから学ぶべきこと、たくさんあるのよ。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
…わかった。~
励ましてもらったお礼にそうするとしよう。▼~
:[マトイ]|もう、励ましたんじゃなくて事実なんだって。▼~
まずは、山の頂上から~
足を生やした理由を詳しく聞かせて?▼~
:[カゲロウ]|いいだろう。~
それならば嫌というほど語ってやるぞ。▼~
:[マトイ]|うふふ。~
楽しい時間になりそう。▼~
**シャラ [#kokaouhuai]
:[カゲロウ]|シャラ、今日は子どものためのお祭りだな。~
どう過ごすつもりだ?▼~
:[シャラ]|私はお祭りはいいわ…~
おまじないの研究をする予定だから…▼~
:[カゲロウ]|…それはならぬ。~
せっかくのお祭りなのだ。▼~
子どもは子どもらしく、~
お祭りを楽しむべきだ。▼~
:[シャラ]|嫌よ…▼~
私の恩人である、カムイ様が~
お祭りを楽しめって言うなら話は別だけど…▼~
母さんに言われても従わないわ…▼~
:[カゲロウ]|くっ…~
親の言うことよりもカムイ様か…▼~
:[シャラ]|当然でしょう…▼~
:[カゲロウ]|本当にカムイ様が言ったら~
従うのだな?▼~
:[シャラ]|ええ、誓うわ…▼~
:[カゲロウ]|よし、わかった。▼~
賊を倒したらさっそく~
カムイ様にお願いしてみよう。▼~
:[シャラ]|ちょっと…本気?~
そこまでする必要ないでしょう…▼~
そもそも、あの人に~
なんて言うの…▼~
:[カゲロウ]|「今日くらいは、親と一緒にお祭りを楽しめ」と~
お前に言ってもらうつもりだ。▼~
:[シャラ]|…………▼~
な、何よ…~
母さん、私と一緒にお祭りを楽しみたいの?▼~
:[カゲロウ]|…ま、まぁ…そうだ…▼~
:[シャラ]|…………▼~
もう…~
かわいいわね…▼~
だったらはっきり~
そう言ってくれればよかったのに…▼~
:[カゲロウ]|…お前に断られることを想像したら…~
怖くなってしまったのだ…▼~
:[シャラ]|そんなことないわ…~
だから、はっきり言って…▼~
そうしたら、命令じゃなくても従うわ…▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
…シャラ、今日の祭りは一緒に過ごさぬか?~
たまには親子水入らず、過ごしたいのだ…▼~
:[シャラ]|うふふふ…いいわ…▼~
その代わり、常にカムイ様が~
見えるところを歩きましょう…▼~
:[カゲロウ]|何?▼~
:[シャラ]|ずっとカムイ様を眺めていたいの…~
その姿を肴に、お祭りを楽しむわ…▼~
:[カゲロウ]|い、いいだろう…~
隠密は得意だ。▼~
:[シャラ]|私もよ…~
そこは母さんに似て、本当に良かった…▼~
この点に関しては母さんに感謝ね。~
うふ、うふふふふ…!!▼~
:[カゲロウ]|お前が楽しそうで、何よりだ…▼~
**ルッツ [#mnoidsjau]
:[カゲロウ]|ルッツ。少しいいか。▼~
:[ルッツ]|あ、お母さん。~
どうしたの?▼~
:[カゲロウ]|今言うことではないのだが…~
お前に贈り物がある。▼~
:[ルッツ]|えっ!?~
僕に!?▼~
:[カゲロウ]|ああ。渡す前に賊が来たから~
そこに立てかけておいたのだが、▼~
今ならよく見えると思って声をかけた。~
あの四角い、赤い色をしたものだ。▼~
:[ルッツ]|ええっと…~
あれは、絵?▼~
:[カゲロウ]|そうだ。私が描いた絵なのだが…~
気に入ってくれるだろうか?▼~
:[ルッツ]|うわっ!すごいすごい!~
怪獣が戦ってる絵だ!▼~
格好いいなー!~
僕、すごく気に入ったよ!▼~
:[カゲロウ]|…ルッツとミシェルだ。▼~
:[ルッツ]|…え?▼~
:[カゲロウ]|ルッツとミシェルが~
仲良く空を飛んでいる絵なのだが…▼~
:[ルッツ]|う、うん!~
僕もそう思ったよ!▼~
:[カゲロウ]|…そうか?~
さっきは怪獣がどうとか言ってた気が…▼~
:[ルッツ]|好き!僕、あの絵すごく好きだよ!~
お母さん、ありがとう!▼~
:[カゲロウ]|ま、まぁ…~
気に入ってくれたのならよかった。▼~
:[ルッツ]|よく見たら上のほうに楊枝が刺さってるのが~
躍動感あっていいよね。▼~
:[カゲロウ]|…………~
あれは刺すつもりではなかったのだが…▼~
さっきたこ焼きを食べていたハロルドが~
うっかり突進してきてな。▼~
:[ルッツ]|そ、そうなんだ…▼~
:[カゲロウ]|さすがは奇跡的な男。~
その能力は健在だな。▼~
:[ルッツ]|でも、どうして僕の絵を描いてくれたの?▼~
:[カゲロウ]|今のお前の姿を~
絵に留めておきたかった。▼~
子どもの成長というものは~
思っていたよりも早かったのでな。▼~
きっと私の背丈など、~
あっという間に抜いてしまうのだろう。▼~
:[ルッツ]|うん。~
きっとすぐに追い抜いちゃうよ。▼~
:[カゲロウ]|そのことが寂しくもあり、嬉しくもある…~
これが親心というものなのだな。▼~
:[ルッツ]|えへへ…あの絵には、~
お母さんの気持ちがこもってるんだね。▼~
僕、ずっと大事にするよ。~
ありがとう、お母さん!▼~
**オフェリア [#vjfjjfais5]
:[オフェリア]|母さん、ちょっといい?~
あの絵のことで、進展があったのよ!▼~
:[カゲロウ]|あの絵、とは?▼~
:[オフェリア]|あの絵よ。母さんが私たち家族の~
楽しそうな様子を描いている、あの未完成の絵!▼~
:[カゲロウ]|ああ、本当か?▼~
:[オフェリア]|…実は私ね、私のおばあちゃんと…▼~
つまり、父さんのお母さんと、~
夢の中で会ったの。▼~
:[カゲロウ]|何?▼~
:[オフェリア]|姿かたちは少しぼんやりしてたけど…~
でも私の直感が言ったわ。▼~
この人がおばあちゃんで間違いないって!▼~
:[カゲロウ]|そのことは…~
オーディンには言ったか?▼~
:[オフェリア]|ええ、起きてすぐに話したわ。~
特徴とかを伝えたら、父さんびっくりしてた。▼~
動揺を隠そうとして鼻で笑っていたけど…~
でもあの反応は間違いないと思うわ。▼~
:[カゲロウ]|…もしそれが本当なら、あの絵が進むかもしれぬ。~
よしオフェリア、彼女の特徴を言ってくれ。▼~
:[オフェリア]|えっとね…▼~
おばあちゃんは色白で…~
髪は金色で、ツインテール。▼~
黄色い服を着ていて~
ふわっとしたスカートを履いていたの。▼~
顔はあんまりよく見えなかったのが~
残念だったけど…▼~
何となく、エリーゼさんみたいな~
子どもっぽいかわいらしさがあったと思う。▼~
…そんな感じの、選ばれしおばあちゃんっていう~
イメージだったわ。▼~
:[カゲロウ]|よし…~
これだけあれば少し描けそうだ…▼~
この特徴で合っているか、あとで~
私のほうからもオーディンに確認しておこう。▼~
:[オフェリア]|うん、お願いね。▼~
あー、あの人がおばあちゃんかぁ…って思ったら、~
世界がすっごくキラキラして見えるわ!▼~
:[カゲロウ]|私もだ。~
素敵そうなお義母さんだな…▼~
:[オフェリア]|…でも母さん、ずっと疑問だったんだけど、~
どうしてその絵を描いてるの?▼~
:[カゲロウ]|…ああ、彼から求婚されたとき、~
私が彼に頼んだのだ。▼~
彼の家族と私が仲よくしている姿を~
描かせてほしいとな。▼~
彼は、両親は死んだからと言って拒否したが…▼~
せめて絵の中でも会いたいと説得して、~
なんとか許可をもらったという次第だ。▼~
:[オフェリア]|なんだ。~
父さんは許可してたんだ。▼~
それなのに~
どんな人か教えてくれなかったなんて…▼~
:[カゲロウ]|仕方ない。~
誰にでも事情というものがあるからな。▼~
…そうだ。そろそろお前の部分の~
絵の仕上げに入りそうなのだ。▼~
あとでもう一度だけ、素描きさせてもらえぬか。~
もちろん謝礼は払う。▼~
:[オフェリア]|もちろん、いいわよ。~
謝礼は、そうねえ…▼~
私、わたあめが食べたい!▼~
:[カゲロウ]|お安いご用だ。~
素描きが済んだら、一緒に屋台に行こう。▼~
:[オフェリア]|やったあ!~
楽しみにしてるね!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#oefb3eb1]
#comment
終了行:
*カゲロウの親子会話 [#v24eeaa9]
#contents
**カンナ(女) [#gtrsgeh785]
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カンナ]|…………▼~
お母さん…~
いるんでしょ…?▼~
:[カゲロウ]|…くっ、気付かれてしまったか…▼~
:[カンナ]|もー!~
今日は警護しないって約束でしょ?▼~
:[カゲロウ]|そうは言っても、見よ。~
この賊を。▼~
祭りだからといって~
気を抜いてはならなかったのだ。▼~
:[カンナ]|…確かに賊の襲撃はあったけど、~
あたしはもう大人だもん!▼~
そろそろ警護なんてしなくていいよー!▼~
:[カゲロウ]|…ふっ。カムイにも~
似たようなことを言われたものだ。▼~
だが、私が警護の重要性を説くと~
カムイは納得してくれたのだ。▼~
あの人は立派で聡明だ…▼~
:[カンナ]|…………▼~
そ、そうだ!~
いいこと思いついた!!▼~
お母さん、お父さんの警護に戻ってよ!▼~
お父さんはとっても重要人物なんだから。~
警護しなきゃ! ね! そうだよ!▼~
:[カゲロウ]|いいや。~
今はカムイよりカンナだ。▼~
:[カンナ]|ええええっ…▼~
…あ、そうだ!▼~
私、お母さんの創作したもの、~
また見たいなぁ!▼~
母さんの創作物って、味があって~
私、大好きなんだよね!▼~
:[カゲロウ]|みえみえだな。▼~
私を創作に没頭させて、~
警護をやめさせようという魂胆だな。▼~
しかし、無駄だ。~
今は創作よりお前の警護が大事なのだ。▼~
:[カンナ]|うぅ…~
うぅーーーっ!▼~
じゃあ、いつになったら警護されなくなるの!?~
それだけでも教えて!▼~
:[カゲロウ]|この子は一人前と思えるようになったらだな。▼~
:[カンナ]|わかった!▼~
じゃあ、今から賊と戦ってくるから、~
私が一人前なところを見てて!▼~
:[カゲロウ]|いいだろう。▼~
:[カンナ]|よーし!~
じゃあ、本気を出しちゃうぞ!▼~
カゲロウの娘カンナ推参いたした!~
いざ、参らんっ!!▼~
:[カゲロウ]|ほう…あの勇ましさ。~
この分ではすぐに、一人前になるかもな…▼~
**ディーア [#gguauhss5]
:[カゲロウ]|ディーア、何か落としたぞ。~
ん? これは…▼~
:[ディーア]|ああ…~
この間、俺が描いた絵だよ…▼~
:[カゲロウ]|畑で遊びまわる子どもたちの絵か。~
なかなか上手に描けているじゃないか。▼~
:[ディーア]|か、母さんにはわかるのか?~
この絵が子どもたちを描いたものだって…▼~
:[カゲロウ]|当たり前だ。~
私にはそれ以外の絵には見えないぞ。▼~
:[ディーア]|だけど、カムイ様に見せたら…▼~
何匹もの悪魔たちが踊りながら~
街を貪り食ってる絵だと勘違いされたぜ?▼~
:[カゲロウ]|…なるほど。~
私にもそういう経緯があるな。▼~
いつか、りんごの絵を~
描いたことがあったのだが…▼~
不気味な老婆が~
怪しく微笑んでいる絵だと言われたことがある。▼~
:[ディーア]|ってことは、俺の絵の腕前は…~
確実に母さんの血ってことじゃん…▼~
:[カゲロウ]|そ、そうかもしれないな…~
すまぬ…▼~
しかし、そう悲観することはないぞ。▼~
人とは違う独特の感性や視点…▼~
それらがディーアには~
備わっているということだからな。▼~
その力は必ずや~
お前の人生の助けとなるだろう。▼~
:[ディーア]|確かにそう言われると…~
この絵の才能も悪くない気がしてきたぜ…▼~
母さんから譲り受けたこの才能は~
このまま磨いていこうと思う。▼~
:[カゲロウ]|それを聞いて安心した。▼~
私のせいでディーアが~
辛い思いをするのは耐えられぬからな。▼~
:[ディーア]|母さん…~
今度、一緒に絵を描かないか?▼~
ほら、今まではさ…~
そんな時間もあまり作れなかったし…▼~
:[カゲロウ]|ああ、必ず描こう。~
約束する。▼~
:[ディーア]|ありがとう…~
母さん…▼~
**ゾフィー [#loijuhoa85]
:[ゾフィー]|母さん、敵をぜーんぶ倒したら~
あたしと一緒にお祭りで遊んでくれる?▼~
:[カゲロウ]|もちろんだ。~
いくらでも遊ぶぞ。▼~
:[ゾフィー]|やったー!~
母さんは何して遊びたい?▼~
:[カゲロウ]|そうだな…~
輪投げなどは得意だと思う。▼~
:[ゾフィー]|じゃあ、輪投げで勝負をしようよ!~
負けた方がカキ氷をごちそうするの!▼~
:[カゲロウ]|勝負などせずとも、~
カキ氷くらい私が買おう。▼~
:[ゾフィー]|それじゃあダメなの!~
勝負した方が盛り上がるでしょ?▼~
:[カゲロウ]|ふっ、わかった。~
ゾフィーがそう言うのならそれでかまわん。▼~
:[ゾフィー]|えへへ。~
楽しみだなぁ。▼~
:[カゲロウ]|…ゾフィー。~
今日は好きなだけ遊べ。▼~
お前には小さいころから~
苦労をかけてばかりだったからな…▼~
こんな日くらいは~
どれだけわがままを言ってもかまわぬぞ。▼~
:[ゾフィー]|ふふふ。~
ありがとう、母さん。▼~
でも、遊べ、じゃないでしょ?~
一緒に遊ぼう、だと思うな。▼~
あたしは母さんと一緒に~
楽しい時間を過ごしたいんだもん。▼~
:[カゲロウ]|…そうであったな。~
では、一緒に倒れるまで遊ぶとしよう。▼~
:[ゾフィー]|ありがとう、母さん!▼~
:[カゲロウ]|では、早く賊を退治せねばならぬな。~
今日という時間は限られているのだから。▼~
:[ゾフィー]|うん! 早くお祭りを楽しむためにも、~
あたし、張り切っちゃうよ!▼~
母さんみたいに物陰に忍んで、~
敵をズバーっとやっちゃうわ!!▼~
我こそは忍騎士ゾフィー!~
賊は誰でもかかってきなさい!▼~
:[カゲロウ]|ゾフィー…▼~
そのように高らかに宣言しては、~
私のようには忍べぬぞ…▼~
:[ゾフィー]|へっ!?▼~
**ミドリコ [#fakoplkw5]
:[ミドリコ]|あっ、お母さん!~
ミドリコ、おねがいごとがあるんだけど!▼~
:[カゲロウ]|お願いごと?~
何をすればいい?▼~
:[ミドリコ]|あのね、~
お母さんに絵をかいてもらいたいの!▼~
:[カゲロウ]|ふっ。~
それぐらいお安い御用だ。▼~
それで、どんな絵を描けばいいのだ?▼~
:[ミドリコ]|え、えっとね…~
このおふだにワンちゃんの絵をかいて!▼~
:[カゲロウ]|わかった。~
犬なら簡単に描ける。▼~
今すぐ描いてしまおう。~
少し待ってくれるか。▼~
:[ミドリコ]|ありがとう!~
お母さん!▼~
:[カゲロウ]|ふんふん…~
ここをこうして…▼~
…できた。~
これでいいか?▼~
:[ミドリコ]|ひっ!▼~
す、すごいよ…お母さん…~
そうぞういじょうの絵だよ…▼~
:[カゲロウ]|ふふふ。~
褒めても何も出ぬぞ。▼~
でも、その絵をどうする?~
しかも、お札とは…▼~
:[ミドリコ]|あのね、ミドリコ、このあいだ…~
お薬を作るのしっぱいしちゃってね…▼~
とってもきけんな~
お薬になっちゃったんだ…▼~
:[カゲロウ]|そうだったのか。~
でも、それが私の絵とどう関係あるのだ?▼~
:[ミドリコ]|きけんすぎて捨てられないお薬だから、~
ミドリコがほかんしてなきゃダメなの。▼~
でもね、だれかが間違って~
このお薬を飲んだらたいへんでしょ?▼~
だから、このお母さんの絵札を~
お薬が入ってるつぼにはっておくの!▼~
こうしておけば、~
だれが見てもあぶないってわかるから!▼~
:[カゲロウ]|わ、私の絵は~
そんなに危ない感じがするのか…▼~
:[ミドリコ]|うん!~
お母さん、ありがとう!▼~
:[カゲロウ]|はぁ…~
これは喜んでいいのだろうか。▼~
:[ミドリコ]|もちろんだよ!~
お母さんはミドリコのじまんだもん。▼~
ミドリコ、大きくなったら~
お母さんみたいにかっこよくって、▼~
それから、お父さんみたいに優しい~
すっごい忍になりたいの!▼~
:[カゲロウ]|ふふ…そうか。▼~
ミドリコなら、きっとなれる。~
お前は私たちの子なのだからな。▼~
その上薬の調合もうまいときたら、~
私たちでも敵わぬかもしれぬ。▼~
:[ミドリコ]|ほんと!?~
ありがとう、お母さん。▼~
ミドリコとってもうれしい…!~
これからもがんばるね!▼~
**シノノメ [#fakjogawwd]
:[シノノメ]|母さん、屋台を見たか?~
ものすごいものが売られているんだ。▼~
:[カゲロウ]|ん? ものすごいものとは?▼~
:[シノノメ]|なんて言えばいいんだろ…▼~
この世のものとは思えないような~
まがまがしい絵とか…▼~
:[カゲロウ]|!▼~
:[シノノメ]|どこから拾ってきたのかわからないような~
毒々しい花の生け花とか…▼~
:[カゲロウ]|!!▼~
:[シノノメ]|見たことのない色の茶とか…▼~
:[カゲロウ]|!?!?▼~
そ、そうであったか…~
きっと、嫌な気分になったことだろう…▼~
:[シノノメ]|いや…それが違う。▼~
なんだかわからないけど、~
ものすごく心惹かれた。▼~
:[カゲロウ]|な、なんだと?▼~
:[シノノメ]|多分、父さんに言ったら心配されるだろうな。~
下手したら怒られるかもしれない。▼~
だが俺は胸がザワザワして、~
いても立ってもいられなくなった。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
シノノメ。▼~
今から言うことを、~
誰にも言わぬと約束できるか?▼~
:[シノノメ]|えっ? なんだかわからないが…~
わかった、約束する。▼~
:[カゲロウ]|お前が見たという絵も、生け花も、お茶も、~
全て私の作品だ。▼~
:[シノノメ]|ええっ?▼~
:[カゲロウ]|往々にして、私の作品は~
人々から気持ち悪がられる。▼~
しかし、どこかに~
わかってくれる人もいるかもしれぬ。▼~
そう思って、屋台の片隅を間借りして、~
こっそり展示してみたのだ。▼~
…まさか。~
お前が理解してくれるとは…▼~
:[シノノメ]|理解どころじゃない!▼~
すごい才能に打ちのめされた!~
母さんは天才だ!▼~
:[カゲロウ]|…ほ、本当か?~
からかっているのではあるまいな!?▼~
:[シノノメ]|本当だ!~
俺も母さんみたいな作品を作ってみたい!▼~
あれこそ真の芸術だ!▼~
:[カゲロウ]|シノノメ…~
私は今、猛烈に感動している。▼~
:[シノノメ]|母さん、さっさと賊を倒して、~
真の芸術について語りあおう!▼~
:[カゲロウ]|あぁ…▼~
息子にこんなことを言われる日がくるとは。~
人生、わからぬものだな…▼~
**キサラギ [#okjojska]
:[カゲロウ]|キサラギ、何をしている。▼~
:[キサラギ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…小枝の山など作って~
遊んでいる場合ではない。▼~
今は戦闘中だ。~
やるなら賊を倒してからにしろ。▼~
:[キサラギ]|小枝の山じゃないよ。▼~
:[カゲロウ]|ほう…では何だ?~
たき火でもしようという魂胆か?▼~
:[キサラギ]|ううん、違うよ。~
母上の真似してるんだ!▼~
:[カゲロウ]|私の真似?▼~
:[キサラギ]|母上もしょっちゅう、~
1人でこういうことしてるでしょ?▼~
お花を集めて生けたり、~
筆を使って何か書いたり。▼~
ああ、私の創作活動のことか。▼~
…しかしな、キサラギ。~
創作活動と小枝の山を一緒にされても困る。▼~
:[カゲロウ]|まあ、広義では小枝の山も創作活動と~
言えなくはない。しかし…▼~
:[キサラギ]|でーきたっ! 見て見て!~
これ、白夜王国のお城なんだーっ!▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
なに?~
お前、小枝で城を作っていたのか!?▼~
よく見ると、この完成度…~
そして細部まで作り込まれた造形美…▼~
これはすごい。~
立派な創作だ!▼~
キサラギ、小枝の山だなどと言ってすまなかった。~
心から詫びる。▼~
:[キサラギ]|ねえねえ、これで僕も母上と同じ?▼~
:[カゲロウ]|同じではない。▼~
:[キサラギ]|ありゃ…~
まだまだか…▼~
:[カゲロウ]|いや、逆の意味で言ったのだ。▼~
私の作るものはどれも、まがまがしいなどと~
言われて人々に忌み嫌われる。▼~
しかし、お前の創作物にはそれがない。~
透き通った…極上の透明感と言うべきか…▼~
どうやら私とは別の感性を~
お前は持っているようだな。▼~
:[キサラギ]|んー、難しいことはよくわかんないけど、~
いいことなんだよね?▼~
:[カゲロウ]|いいどころのものではない。~
極上だ!▼~
:[キサラギ]|わあ、よかったー!~
母上に褒められたよーっ!▼~
:[カゲロウ]|さあキサラギ、戦闘に戻ろうではないか。~
賊を倒したらこの続きだ。▼~
お前の成長を、この目に焼き付けさせてくれ。▼~
:[キサラギ]|はーい! わかったよ!~
戦いもお城作りもがんばるね!▼~
**グレイ [#fawfisojuw]
:[カゲロウ]|グレイ…こんなところに~
私たちの神輿を持ってきていたのか?▼~
:[グレイ]|おっ、母さん。そうなんだ。~
俺たちの作品をお披露目したくてな。▼~
俺と母さんの合作の神輿が、~
この異界の祭りで担がれる…▼~
その姿を想像するだけで興奮するぜ!▼~
…そう思って持ってきたら、~
さっき賊の奴らに壊されちまってさ…▼~
今、必死で修理しているところだ。~
祭りが再開するまでには修理を完了させるぜ。▼~
:[カゲロウ]|そうだったのか…~
しかし、グレイ、かなり作業を進めたものだな。▼~
私が最後に見た日から~
そんなに経っていないはずだが…▼~
もう完成させていたとは。▼~
:[グレイ]|あはは、母さんのおかげさ。▼~
母さんからどんどん上がってくる~
追加分の設計図を見て…俺、確信したんだ。▼~
俺は母さんの感性が好きなんだってな。~
他の誰がどう言おうとも。▼~
:[カゲロウ]|!?▼~
:[グレイ]|知ってたか? 俺、そう感じてから~
ほぼ寝ずに作ってるんだぜ?▼~
:[カゲロウ]|そんな…▼~
:[グレイ]|なあ母さん。▼~
国が平和になって、今ほど忙しくなくなったら、~
二人で本気で組まないか?▼~
:[カゲロウ]|く、組むとは?▼~
:[グレイ]|今回の神輿だけじゃないってことだよ。▼~
暇を見て、俺と母さんでこれからもたくさん、~
こういう創作の仕事をやっていくんだ。▼~
母さんには類い稀な感性がある。~
そして、俺は手先が器用。▼~
俺たちが組めば、~
かなりおもしろいことになると思うぜ。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[グレイ]|どうしたんだよ?~
嫌なのか?▼~
それとも父さんの跡を継ぐために~
邪魔になるとか思ってるんじゃ…▼~
:[カゲロウ]|いや…その点は心配していない…~
お前は器用だから、きっとうまくやるだろう。▼~
ただ、胸がいっぱいになってしまったのだ…~
あまりに嬉しくてな…▼~
:[グレイ]|嬉しい?~
じゃあ、了承ってことか?▼~
:[カゲロウ]|もちろんだ…~
そのような提案を断るわけがなかろう…▼~
:[グレイ]|ありがとな。~
未来が楽しみになってきたぜ。▼~
じゃあまずは、修理を完了させないとな。~
ここをこうして…っと。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
…今、親としては「その前に賊の退治だ」と~
言わなければならないのだろう…▼~
しかし、私は言わぬぞ。▼~
完成の瞬間は、この目でしっかりと~
見届けたい。▼~
:[グレイ]|ああ!~
じゃ、一気にたたみかけるぞ!▼~
**キヌ [#gtfer3e82w]
:[キヌ]|ここをこうしてーこうやってー、~
うーん、最高!▼~
よしっ!~
こんなもんかなーっ!▼~
:[カゲロウ]|…キヌ?~
何を作っているのだ?▼~
:[キヌ]|わーーーーーーーーっ!~
見つかっちゃったーーーーーーーーっ!▼~
こっそりやってたハズなのに…~
母さんに見つかっちゃった…▼~
:[カゲロウ]|…いや、こっそりというか…~
大声で堂々とやっていた気が…▼~
:[キヌ]|…で、見た?~
何を作っているか、見えた?▼~
:[カゲロウ]|うっすらと…だが…▼~
:[キヌ]|そっか!~
まぁ、うっすらぐらいならいいかなっ!▼~
:[カゲロウ]|うっすらしか見えなかったが、~
雰囲気は素晴らしいと思ったぞ。▼~
:[キヌ]|えっ!? ほんと!?▼~
:[カゲロウ]|そのまがまがしい形…▼~
それを装備すれば、おのずと戦いに心が入り、~
敵が誰であろうと瞬殺できるだろう。▼~
:[キヌ]|えっ…しゅんさつ?▼~
:[カゲロウ]|ああ。いい出来の武器だ。~
それは忍者刀と手裏剣なのだろう?▼~
:[キヌ]|ち、違うよ!~
これは武器じゃないのっ!▼~
:[カゲロウ]|何?~
では、なんなのだ?▼~
:[キヌ]|もう! なんか悔しいし、けっこう~
見えちゃってるみたいだから全部言うよ!▼~
忍者刀じゃなくて、かんざし!~
手裏剣じゃなくて、櫛!!▼~
これを次の母さんの誕生日に~
あげようと思って、コツコツ作ってるの!▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
…な、何?~
かんざしと…櫛?▼~
これがか?~
これが、かんざしと櫛なのか?▼~
:[キヌ]|そう! そう見えないならごめんなさいっ!~
でも、アタシはそのつもりで作ってるのっ!▼~
母さん、こういうの好きそうだから…▼~
:[カゲロウ]|…そ、そうだったのか…~
…感謝する。▼~
ニシキも昔、かんざしと櫛をくれたな…~
妖狐にはそんな習性でもあるのだろうか…▼~
:[キヌ]|ねえねえ、ちょっと試しにつけてみようよ!~
きっと似合うよ!!▼~
まずは櫛で髪をとかして…▼~
:[カゲロウ]|いや! その前に、~
そ、その無数に尖った部分を削り落とすのだっ!▼~
その状態で髪をとかしたら、私の髪はズタズタ…~
そして、かんざしが刺さって頭から流血する!▼~
:[キヌ]|そ、そっか…~
そうだよね…▼~
あははっ!~
そこまで考えてなかったーーっ!!▼~
:[カゲロウ]|…し、仕方ないな。~
祭りが再開したら、一緒に作ろうではないか。▼~
後に私が身につけるというのであれば、~
念入りに手伝わせてもらいたい。▼~
:[キヌ]|わかった!~
じゃあ賊をチャチャッと倒さないとね!▼~
:[カゲロウ]|ああ、そのかんざしと櫛で戦うと、~
意外と早く片付くかもしれないぞ。▼~
**ヒサメ [#v0874989]
:[ヒサメ]|母さん、何をしているのですか?▼~
:[カゲロウ]|!?▼~
ヒ、ヒサメか…~
驚いたではないか…▼~
:[ヒサメ]|母さん…今、何か隠しましたね?~
何を隠したのですか?▼~
:[カゲロウ]|嫌だ。~
見せたくない…▼~
:[ヒサメ]|母さん…私に隠しごとなんて…~
悲しいです…▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
確かに隠しごとはよくないな。~
すまぬ。見せよう。▼~
…これだ。▼~
:[ヒサメ]|それは…絵ですか?▼~
:[カゲロウ]|そうだ。~
私はこの祭りの風景の絵を描いていたのだ。▼~
だが描いているうちに賊が来てしまって…~
やむを得ず持ち歩くことに…▼~
:[ヒサメ]|そうだったのですか。~
祭りの絵…▼~
:[カゲロウ]|ああ。通行人たちからは、~
とてもつもなくまがまがしいと称された…▼~
こんなものを描いていると知れて、~
息子に軽蔑されたくなかった。▼~
だから隠したんだ。▼~
:[ヒサメ]|まがまがしい? 軽蔑?~
まったくそんなことありません!▼~
:[カゲロウ]|気を遣わなくていい。▼~
:[ヒサメ]|実は私、母さんが絵を描いていることは~
知っていました。▼~
うまく言えませんが…簡単に言うと…~
私、母さんの絵の愛好者なんです。▼~
:[カゲロウ]|えっ?~
そ、そうだったのか?▼~
…………▼~
…ふっ…▼~
:[ヒサメ]|な、何がおかしいのですか?▼~
:[カゲロウ]|その言葉が嬉しかったのと同時に、~
懐かしい思い出が蘇ってしまってな。▼~
実は結婚前…お前の父さんとも、~
今のようなやりとりをしたことがあるのだ。▼~
私が絵を描いていて、彼がやってきて…~
私は絵を隠した。▼~
何を隠したと、しつこく追い回されてな。~
そんなことを思い出してしまった。▼~
:[ヒサメ]|あはは、そうなんですね。~
さすが親子。似てしまうのでしょうか…▼~
:[カゲロウ]|あ、そうだ。~
この絵にお前を描いてもいいだろうか。▼~
:[ヒサメ]|私を?▼~
:[カゲロウ]|お前は日に日に大人になっていく。~
その成長の記録として、残しておけたらと思う。▼~
どうだ。~
祭りが再開したら、屋台の前に立ってくれぬか。▼~
:[ヒサメ]|もちろんです!▼~
母さんが私を描いてくださるなんて、~
光栄この上ありません!▼~
:[カゲロウ]|よかった。~
では、またあとで。▼~
:[ヒサメ]|はい、楽しみにしています!▼~
**ミタマ [#ka60aadb]
:[カゲロウ]|ミタマ、今日は子どものためのお祭りだ。~
何かほしいものがあるなら、言ってみろ。▼~
:[ミタマ]|うーん…~
そうですわね…▼~
あ…~
わたくし、屋敷がほしいですわ。▼~
:[カゲロウ]|屋敷?▼~
:[ミタマ]|はい。ここにドーンと頑丈な屋敷を建てて~
いただいて、わたくしはそこで寝ますの。▼~
賊が侵入しようとしても~
絶対に入ることは不可能。▼~
天井から槍が降り、壁は回り、~
隠し通路も盛り沢山…▼~
わたくしはすぐさまそこでお昼寝し、~
妨害されることのない眠りにつきますわ。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
つまりは忍者屋敷か?▼~
ふざけたことを言わず、~
もっと現実的なものにしてくれ。▼~
:[ミタマ]|貧民に 生まれた自分に 嘆き節…▼~
:[カゲロウ]|ひ、貧民ではないだろう。~
それに、富豪でも今すぐに屋敷など無理だ…▼~
:[ミタマ]|もっと謙虚なものとなりますと…~
…あ、これなどどうでしょう。▼~
わたくしが 欲するものは 寝る時間…▼~
:[カゲロウ]|何?▼~
:[ミタマ]|賊と戦うなんて面倒きわまりないので、~
戦闘を放棄したいということです。▼~
その分、寝る時間に~
充てられればと思いますの。▼~
:[カゲロウ]|…そんなことを言われて、~
私がうなずくと思うか?▼~
もっとまじめに答えろ。▼~
:[ミタマ]|わかりましたわ…▼~
…あ、ではこれなどいかがでしょう?▼~
わたくし、お母様みたいな~
魅力的なお服がほしいですの。▼~
たまには~
大人びたものも着てみたいのです。▼~
:[カゲロウ]|ふむ、それならばいいだろう。~
検討しておこう。▼~
…だが、アサマには気をつけろ。▼~
私のような服を着ていると、~
文句をつけてくるぞ。▼~
「そんな格好をして、~
男を誘惑しているのですか」▼~
…などと言ってな。~
しかも実際は、▼~
アサマ本人が誘惑されていただけという~
オチまでついてくる。経験者談だ。▼~
:[ミタマ]|…………▼~
で、ではやっぱり服はやめますわ。▼~
あの破戒僧が喜んでるのを想像したら~
気持ち悪くなりましたの。▼~
…では、これなどどうでしょう。▼~
…わたくし、お母様との時間がほしいですの。▼~
:[カゲロウ]|私との時間?▼~
:[ミタマ]|ええ。なかなか親子水入らずの時間って~
ありませんから。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
ふっ…そんなことが望みとは…~
お前にも、かわいらしいところがあるのだな。▼~
:[ミタマ]|当たり前ですわ。~
わたくし、寝てばかりではありませんの。▼~
:[カゲロウ]|では、期待に応えるとしよう。~
今日は存分に付き合うぞ。▼~
**マトイ [#wkqaokijfua]
:[マトイ]|ねえ、母さん。~
お祭りが再開したら、また絵のこと教えて。▼~
:[カゲロウ]|…それはできん。▼~
:[マトイ]|えっ?~
どうして?▼~
:[カゲロウ]|…自分でも気付いているだろう。~
お前の絵は私の手の届かない域に行ってしまった。▼~
私から学ぶことはもう何もない。▼~
:[マトイ]|そんなことないわ…▼~
:[カゲロウ]|いいや、ある。~
具体的に言おう。▼~
この間、二人で山を描いたな。~
あのときなぜお前は紙を漆黒に塗りつぶした?▼~
その漆黒にいくつもの光線を描いて…~
私にはわからない。なぜあれが山なのか…▼~
手の届かないところに行ってしまったお前に~
どうして指導などできよう…▼~
天才を前に私は無力なのだ…▼~
:[マトイ]|ちょ、ちょっと、やめてよ…~
そんなことないわ…▼~
正直に言うけど、あたしの中には~
常に下敷きがあるの。▼~
下敷きを使うなんて、~
天才のすることじゃないわ。▼~
:[カゲロウ]|下敷き?▼~
:[マトイ]|ええ。あたしには母さんという名の下敷き…~
つまりお手本があるの。▼~
この間の絵、母さんは~
山の頂上から足を生やしたじゃない。▼~
:[カゲロウ]|あ、ああ…▼~
:[マトイ]|あれこそ天才の描く絵よ。~
あたしが目指している世界観というか。▼~
でも、母さんはお手本も下敷きもなくて、~
独自にあの境地に到達したわけでしょ。▼~
:[カゲロウ]|ま、まぁ…~
私は思ったことを描いているだけだし…▼~
:[マトイ]|母さんは、世の中が平和になったら、~
あたしと個展を開きたいって言ってたわよね。▼~
:[カゲロウ]|ああ…言った…▼~
:[マトイ]|そのころまでには、~
下敷きを外せるように努力するわ。▼~
だから、賊を倒したら絵の話をさせて。~
母さんから学ぶべきこと、たくさんあるのよ。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
…わかった。~
励ましてもらったお礼にそうするとしよう。▼~
:[マトイ]|もう、励ましたんじゃなくて事実なんだって。▼~
まずは、山の頂上から~
足を生やした理由を詳しく聞かせて?▼~
:[カゲロウ]|いいだろう。~
それならば嫌というほど語ってやるぞ。▼~
:[マトイ]|うふふ。~
楽しい時間になりそう。▼~
**シャラ [#kokaouhuai]
:[カゲロウ]|シャラ、今日は子どものためのお祭りだな。~
どう過ごすつもりだ?▼~
:[シャラ]|私はお祭りはいいわ…~
おまじないの研究をする予定だから…▼~
:[カゲロウ]|…それはならぬ。~
せっかくのお祭りなのだ。▼~
子どもは子どもらしく、~
お祭りを楽しむべきだ。▼~
:[シャラ]|嫌よ…▼~
私の恩人である、カムイ様が~
お祭りを楽しめって言うなら話は別だけど…▼~
母さんに言われても従わないわ…▼~
:[カゲロウ]|くっ…~
親の言うことよりもカムイ様か…▼~
:[シャラ]|当然でしょう…▼~
:[カゲロウ]|本当にカムイ様が言ったら~
従うのだな?▼~
:[シャラ]|ええ、誓うわ…▼~
:[カゲロウ]|よし、わかった。▼~
賊を倒したらさっそく~
カムイ様にお願いしてみよう。▼~
:[シャラ]|ちょっと…本気?~
そこまでする必要ないでしょう…▼~
そもそも、あの人に~
なんて言うの…▼~
:[カゲロウ]|「今日くらいは、親と一緒にお祭りを楽しめ」と~
お前に言ってもらうつもりだ。▼~
:[シャラ]|…………▼~
な、何よ…~
母さん、私と一緒にお祭りを楽しみたいの?▼~
:[カゲロウ]|…ま、まぁ…そうだ…▼~
:[シャラ]|…………▼~
もう…~
かわいいわね…▼~
だったらはっきり~
そう言ってくれればよかったのに…▼~
:[カゲロウ]|…お前に断られることを想像したら…~
怖くなってしまったのだ…▼~
:[シャラ]|そんなことないわ…~
だから、はっきり言って…▼~
そうしたら、命令じゃなくても従うわ…▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
…シャラ、今日の祭りは一緒に過ごさぬか?~
たまには親子水入らず、過ごしたいのだ…▼~
:[シャラ]|うふふふ…いいわ…▼~
その代わり、常にカムイ様が~
見えるところを歩きましょう…▼~
:[カゲロウ]|何?▼~
:[シャラ]|ずっとカムイ様を眺めていたいの…~
その姿を肴に、お祭りを楽しむわ…▼~
:[カゲロウ]|い、いいだろう…~
隠密は得意だ。▼~
:[シャラ]|私もよ…~
そこは母さんに似て、本当に良かった…▼~
この点に関しては母さんに感謝ね。~
うふ、うふふふふ…!!▼~
:[カゲロウ]|お前が楽しそうで、何よりだ…▼~
**ルッツ [#mnoidsjau]
:[カゲロウ]|ルッツ。少しいいか。▼~
:[ルッツ]|あ、お母さん。~
どうしたの?▼~
:[カゲロウ]|今言うことではないのだが…~
お前に贈り物がある。▼~
:[ルッツ]|えっ!?~
僕に!?▼~
:[カゲロウ]|ああ。渡す前に賊が来たから~
そこに立てかけておいたのだが、▼~
今ならよく見えると思って声をかけた。~
あの四角い、赤い色をしたものだ。▼~
:[ルッツ]|ええっと…~
あれは、絵?▼~
:[カゲロウ]|そうだ。私が描いた絵なのだが…~
気に入ってくれるだろうか?▼~
:[ルッツ]|うわっ!すごいすごい!~
怪獣が戦ってる絵だ!▼~
格好いいなー!~
僕、すごく気に入ったよ!▼~
:[カゲロウ]|…ルッツとミシェルだ。▼~
:[ルッツ]|…え?▼~
:[カゲロウ]|ルッツとミシェルが~
仲良く空を飛んでいる絵なのだが…▼~
:[ルッツ]|う、うん!~
僕もそう思ったよ!▼~
:[カゲロウ]|…そうか?~
さっきは怪獣がどうとか言ってた気が…▼~
:[ルッツ]|好き!僕、あの絵すごく好きだよ!~
お母さん、ありがとう!▼~
:[カゲロウ]|ま、まぁ…~
気に入ってくれたのならよかった。▼~
:[ルッツ]|よく見たら上のほうに楊枝が刺さってるのが~
躍動感あっていいよね。▼~
:[カゲロウ]|…………~
あれは刺すつもりではなかったのだが…▼~
さっきたこ焼きを食べていたハロルドが~
うっかり突進してきてな。▼~
:[ルッツ]|そ、そうなんだ…▼~
:[カゲロウ]|さすがは奇跡的な男。~
その能力は健在だな。▼~
:[ルッツ]|でも、どうして僕の絵を描いてくれたの?▼~
:[カゲロウ]|今のお前の姿を~
絵に留めておきたかった。▼~
子どもの成長というものは~
思っていたよりも早かったのでな。▼~
きっと私の背丈など、~
あっという間に抜いてしまうのだろう。▼~
:[ルッツ]|うん。~
きっとすぐに追い抜いちゃうよ。▼~
:[カゲロウ]|そのことが寂しくもあり、嬉しくもある…~
これが親心というものなのだな。▼~
:[ルッツ]|えへへ…あの絵には、~
お母さんの気持ちがこもってるんだね。▼~
僕、ずっと大事にするよ。~
ありがとう、お母さん!▼~
**オフェリア [#vjfjjfais5]
:[オフェリア]|母さん、ちょっといい?~
あの絵のことで、進展があったのよ!▼~
:[カゲロウ]|あの絵、とは?▼~
:[オフェリア]|あの絵よ。母さんが私たち家族の~
楽しそうな様子を描いている、あの未完成の絵!▼~
:[カゲロウ]|ああ、本当か?▼~
:[オフェリア]|…実は私ね、私のおばあちゃんと…▼~
つまり、父さんのお母さんと、~
夢の中で会ったの。▼~
:[カゲロウ]|何?▼~
:[オフェリア]|姿かたちは少しぼんやりしてたけど…~
でも私の直感が言ったわ。▼~
この人がおばあちゃんで間違いないって!▼~
:[カゲロウ]|そのことは…~
オーディンには言ったか?▼~
:[オフェリア]|ええ、起きてすぐに話したわ。~
特徴とかを伝えたら、父さんびっくりしてた。▼~
動揺を隠そうとして鼻で笑っていたけど…~
でもあの反応は間違いないと思うわ。▼~
:[カゲロウ]|…もしそれが本当なら、あの絵が進むかもしれぬ。~
よしオフェリア、彼女の特徴を言ってくれ。▼~
:[オフェリア]|えっとね…▼~
おばあちゃんは色白で…~
髪は金色で、ツインテール。▼~
黄色い服を着ていて~
ふわっとしたスカートを履いていたの。▼~
顔はあんまりよく見えなかったのが~
残念だったけど…▼~
何となく、エリーゼさんみたいな~
子どもっぽいかわいらしさがあったと思う。▼~
…そんな感じの、選ばれしおばあちゃんっていう~
イメージだったわ。▼~
:[カゲロウ]|よし…~
これだけあれば少し描けそうだ…▼~
この特徴で合っているか、あとで~
私のほうからもオーディンに確認しておこう。▼~
:[オフェリア]|うん、お願いね。▼~
あー、あの人がおばあちゃんかぁ…って思ったら、~
世界がすっごくキラキラして見えるわ!▼~
:[カゲロウ]|私もだ。~
素敵そうなお義母さんだな…▼~
:[オフェリア]|…でも母さん、ずっと疑問だったんだけど、~
どうしてその絵を描いてるの?▼~
:[カゲロウ]|…ああ、彼から求婚されたとき、~
私が彼に頼んだのだ。▼~
彼の家族と私が仲よくしている姿を~
描かせてほしいとな。▼~
彼は、両親は死んだからと言って拒否したが…▼~
せめて絵の中でも会いたいと説得して、~
なんとか許可をもらったという次第だ。▼~
:[オフェリア]|なんだ。~
父さんは許可してたんだ。▼~
それなのに~
どんな人か教えてくれなかったなんて…▼~
:[カゲロウ]|仕方ない。~
誰にでも事情というものがあるからな。▼~
…そうだ。そろそろお前の部分の~
絵の仕上げに入りそうなのだ。▼~
あとでもう一度だけ、素描きさせてもらえぬか。~
もちろん謝礼は払う。▼~
:[オフェリア]|もちろん、いいわよ。~
謝礼は、そうねえ…▼~
私、わたあめが食べたい!▼~
:[カゲロウ]|お安いご用だ。~
素描きが済んだら、一緒に屋台に行こう。▼~
:[オフェリア]|やったあ!~
楽しみにしてるね!▼~
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