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会話集/章別会話/異伝 絆の白夜祭親子会話/エルフィ
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*エルフィの親子会話 [#v24eeaa9]
#contents
**カンナ(女) [#gtrsgeh785]
:[エルフィ]|カンナ…~
準備はちゃんとしてきたかしら?▼~
:[カンナ]|うん。~
もちろんだよ、お母さん…!▼~
持ち物だって確認したし、~
装備だって最高のものを揃えたよ。▼~
:[エルフィ]|さすがカンナね…~
でも、まだ安心はできないわ…▼~
:[カンナ]|そうだね、お母さん…▼~
あたし、お母さんが言ってたこと~
この場所にきてようやく理解できたよ…▼~
:[エルフィ]|お祭りは…▼~
:[カンナ]|おいしそうなものがいっぱい!▼~
大丈夫かな、お母さん?~
あたしたち、ちゃんと全部、食べれるかな?▼~
:[エルフィ]|お腹を圧迫しないように~
大きめの装備にしてきたんでしょう?▼~
:[カンナ]|うん。もしものときの~
お持ち帰り用の箱も用意したよ!▼~
でも、料理はできたてがおいしいからなぁ…▼~
:[エルフィ]|そうね…~
できるだけこの場でいただきたいわ…▼~
:[カンナ]|じゃあ、食べる順番も重要だよね?▼~
:[エルフィ]|さすがカンナね…▼~
それを考えることこそ…~
わたしたちが目的を達するための鍵よ…▼~
まずはお腹にたまらないもの…~
そこから攻めましょう…▼~
:[カンナ]|じゃあ、わたあめ!~
それから、焼き鳥!▼~
:[エルフィ]|いい線よ、カンナ…~
でも、甘いものから始めて大丈夫?▼~
甘味は最後に食べた方が~
おいしく食べれるんじゃない?▼~
:[カンナ]|そっかぁ、そうだよね…▼~
じゃあ、やっぱり最後にする!~
甘いものは別腹だって言うし!▼~
:[エルフィ]|そうなると初めは…~
たこ焼きや焼きそばになるわね…▼~
:[カンナ]|ぐー…▼~
:[エルフィ]|ぐー…▼~
:[カンナ]|お母さん…~
あたし、もう我慢できないよ…▼~
食べ物の名前を聞いただけで~
お腹がぐーぐー鳴っちゃってるもん…▼~
:[エルフィ]|わたしも同じよ、カンナ…▼~
でも、まだ我慢しないと…~
敵が残ってるからね…▼~
:[カンナ]|じゃあ、早く悪い人たちを倒さなきゃ!~
お祭りの時間がなくなっちゃうよ!▼~
:[エルフィ]|そうね、カンナ…▼~
:[カンナ]|そうだ、お母さん!~
大暴れしちゃおうよ!~
その方がお腹も減って~
後でおいしいものいっぱい食べれるし!▼~
:[エルフィ]|わかったわ…▼~
でも、お腹を減らし過ぎて…~
動けなくなっちゃわないようにね…▼~
:[カンナ]|いっくよー! お母さん!~
てりゃあーっ! 叩きつぶしちゃうぞーっ!▼~
:[エルフィ]|ふふふ…▼~
元気な子に育ってくれて…~
わたしあとっても嬉しいわ、カンナ…▼~
**ディーア [#gguauhss5]
:[エルフィ]|…ぐしゃ。▼~
:[ディーア]|か、母さん…~
屋台の骨組みを握り潰しちゃダメだぜ…▼~
:[エルフィ]|ごめんなさい、つい…~
あとで直しておかなきゃ…▼~
:[ディーア]|なんか怒ってるのか?▼~
:[エルフィ]|ええ…~
怒ってるわ…▼~
:[ディーア]|母さんが怒るなんてめずらしいな…~
原因はなんだ?▼~
:[エルフィ]|わたしはできたてが食べたかったの…~
でも、作ってくれる人はみんな逃げた…▼~
焼きそば、たこ焼き、大判焼き…~
ここにあるのはみんな冷えてる…▼~
賊、絶対に許さない…▼~
:[ディーア]|ははは…~
気持ちはわかるぜ…▼~
でも、賊を退治すれば人も戻ってくるさ…~
今だけ我慢すればいい…▼~
:[エルフィ]|この美味しそうな匂いが~
充満する中で我慢するなんて…▼~
…地獄。~
ここは地獄ね。▼~
:[ディーア]|わ、わたあめならあるぜ?~
これならできたてとか関係ないだろ?▼~
:[エルフィ]|わたあめはお腹にたまらない…~
食べても食べてもお腹がすくわ…▼~
:[ディーア]|母さんの胃は…~
異次元につながってるからな…▼~
:[エルフィ]|もうお腹がすきすぎて…~
一歩も動けない…▼~
:[ディーア]|そいつは困ったな…▼~
:[エルフィ]|…………▼~
:[ディーア]|どうしたんだ、母さん?~
急に黙ってさ…▼~
:[エルフィ]|ごめんなさい…~
わたし、自分のことばかりだった…▼~
ディーアもわたしと~
気持ちは同じはずなのに…▼~
お腹…すいてるでしょう?▼~
:[ディーア]|正直、ぺっこぺこだぜ…~
俺も母さんと同じで食べるのが好きだし…▼~
:[エルフィ]|…わたし、動くわ。~
動いて賊を退治しなくちゃ。▼~
息子とわたしのお腹を満たすために…~
ここがわたしの命の賭けどき…▼~
:[ディーア]|そ、そこまではしなくていいよ…▼~
:[エルフィ]|いくわよ、ディーア…~
ついてきなさい…▼~
:[ディーア]|ああ…~
わかったぜ、母さん…▼~
**ゾフィー [#loijuhoa85]
:[エルフィ]|もぐもぐ…~
もぐもぐ…▼~
:[ゾフィー]|か、母さん!?~
何を食べてるの!?▼~
:[エルフィ]|…たこ焼きを。▼~
:[ゾフィー]|いつの間に手に入れたの!?~
あっ、そこの屋台からとったんでしょ!▼~
:[エルフィ]|ちゃんとお金は置いておいたわ…~
だから、大丈夫…なはず…▼~
:[ゾフィー]|ずるいよ、母さんだけ!~
あたしもお腹へってるのにーっ!▼~
:[エルフィ]|ふふふ…▼~
すぐにお腹が減っちゃうところは…~
わたしに似たのね…▼~
:[ゾフィー]|笑ってないで、~
あたしの分のたこ焼きもちょうだいよ!▼~
:[エルフィ]|ごめんなさい…~
これが最後の1つなの…ごくん…▼~
:[ゾフィー]|あーーーん!~
分けてくれてもよかったのにー!▼~
:[エルフィ]|ごめんなさい、ゾフィー…~
つい飲み込んでしまったの…▼~
:[ゾフィー]|こ、この怒りは…~
お祭りを妨害した賊にぶつけるわ!▼~
それに早く倒してお祭りが再開されれば~
好きなだけたこ焼き食べれるもんね!▼~
:[エルフィ]|そうね…~
わたしもまだまだ食べれるわ…▼~
:[ゾフィー]|母さん、今度はあたしの分も~
ちゃんととっておいてよね!▼~
:[エルフィ]|ええ、ゾフィー…~
前向きに検討するわ…▼~
:[ゾフィー]|さぁ、賊め!~
覚悟しなさい!▼~
お腹が減ってるときのあたしは~
手加減なんかできないんだから!▼~
恨むなら母さんを恨んでよね!▼~
:[エルフィ]|そうね…~
もぐもぐもぐ…▼~
:[ゾフィー]|また何か食べてるーーーー!?▼~
**ミドリコ [#fakoplkw5]
:[エルフィ]|ミドリコ、お腹が減ってきたわね…▼~
:[ミドリコ]|えええ!?~
お母さん、さっき食べたばかりでしょ?▼~
:[エルフィ]|でも、おいしそうな匂いが…~
周囲からただよってくるから…▼~
:[ミドリコ]|たしかに屋台には~
おいしそうなものがならんでるね。▼~
でも、賊をなんとかしないと~
おみせの人がもどってこられないわ。▼~
:[エルフィ]|それまで我慢できるかしら…▼~
:[ミドリコ]|かってに食べちゃうのはダメよ!~
どろぼうさんになっちゃうわ!▼~
:[エルフィ]|…ぐー。▼~
:[ミドリコ]|もう、お母さんったら…▼~
ちょっとまっててね!~
たしかミドリコ、アメ玉もってたような…▼~
あった!~
はい!お母さんにあげる!▼~
:[エルフィ]|ミドリコ…~
なんて優しい子なの…▼~
でも、それはあなたが食べなさい…~
あなたの飴玉なのだから…▼~
ぐーぐーぐーぐーぐー…~
ぐーぐーぐーぐーぐー…▼~
:[ミドリコ]|お母さん…~
おなかの音がすごいことになってるよ…▼~
:[エルフィ]|気にしないで…~
それはあなたが食べて…▼~
:[ミドリコ]|けついはかたいのね。~
よし、じゃあはんぶんこしましょ。▼~
:[エルフィ]|え?でも飴玉を半分こは…▼~
:[ミドリコ]|できるわ。~
ミドリコ、ゆびさきの力がつよいから…▼~
…ふんっ!!!!▼~
:[エルフィ]|すごいわ、飴玉が真っ二つ…▼~
:[ミドリコ]|えへへ!~
これでふたりともたべられるね!▼~
:[エルフィ]|ありがとう、ミドリコ…~
では、遠慮なくいただくわ…▼~
おいしい…~
なんておいしい飴玉なのかしら…▼~
こんなにたくましく成長して…~
お母さんはとってもうれしいわ。▼~
わたしの怪力まで、~
見事に受け継いで…▼~
:[ミドリコ]|ミドリコも、お母さんに似てうれしい。~
この力、お薬つくるときにべんりなの。▼~
:[エルフィ]|また食べ物を半分こしましょうね…~
今度はわたしが粉砕してあげる…▼~
:[ミドリコ]|わーい!~
じゃあリンゴあめがいいな!▼~
:[エルフィ]|まかせておいて…~
リンゴは得意中の得意よ…▼~
**ミタマ [#ka60aadb]
:[ミタマ]|帰りたい ああ帰りたい 帰りたい…▼~
:[エルフィ]|ミタマ…~
いい加減、大人になって…▼~
:[ミタマ]|あら、お母様。▼~
:[エルフィ]|なんでもかんでもめんどくさがって~
すぐに帰りたがる…▼~
そんなんじゃロクな大人にならないわ…▼~
:[ミタマ]|そんなことありませんわ。▼~
もしわたくしがロクな大人にならないのなら、~
お母様だってロクな大人じゃありませんわ。▼~
:[エルフィ]|口だけは一人前ね…~
まるでアサマのようだわ…▼~
どうせ、帰っても寝るだけなんでしょう…~
そんなの、やっぱりダメ…▼~
:[ミタマ]|うふふ。▼~
母親の 読みの浅さに 子が笑う…▼~
お母様の読みは浅いですわね。▼~
もっと、子どもの変化に~
関心を持ってもらいたいですわ。▼~
:[エルフィ]|え…~
どういうこと…▼~
:[ミタマ]|仕方ありませんね。~
触らせてあげますわ。▼~
:[エルフィ]|何を触るの…▼~
:[ミタマ]|わたくしの筋肉ですわ。~
ほら、お触りになって?▼~
:[エルフィ]|…………▼~
えっ、なにこれ…~
あなたの腕…筋肉でパンパン…▼~
:[ミタマ]|鍛えましょう 上腕二頭 前腕筋…▼~
腕だけではありませんわ。~
全身のあらゆる部位を鍛えておりますの。▼~
だからわたくし、~
脱いだらけっこうすごいのですわよ?▼~
:[エルフィ]|でも、どうして…▼~
:[ミタマ]|よくわかりません。~
脳筋お母様の影響なのでしょうか。▼~
いつしか体を鍛えることに~
興味が出てまいりましたの。▼~
それで専門の道具を買い揃えて~
毎日、励んでおりますのよ。▼~
いざというときはお母様のことを~
守れるぐらいの力はありますわ。▼~
:[エルフィ]|ミタマ…▼~
:[ミタマ]|つまり、帰りたいというのは、~
「寝たい」ということではありませんの。▼~
「帰って訓練したい」という意味ですのよ。▼~
:[エルフィ]|…ご、ごめんなさい…~
まったく気付かなかったわ…▼~
…ねえ、今度その道具…~
わたしにも見せて…▼~
:[ミタマ]|仕方ないですわね。~
お見せしましょう。▼~
:[エルフィ]|ああ…わたしも早く帰りたくなってきた…~
帰って、その道具を見てみたい…▼~
帰りたい ああ帰りたい 帰りたい…▼~
今わたし…この一句に~
すごく共感するわ…▼~
:[ミタマ]|そうでしょう、そうでしょう。▼~
:[エルフィ]|賊を倒したら、母子で語らいましょう…~
訓練について…▼~
:[ミタマ]|いいですわね。あと、訓練前に飲むと~
効果のある食べ物なんかも教えて差し上げますわ。▼~
:[エルフィ]|ありがとう…~
すごく興奮してきた…▼~
もっと力をつけて…~
わたしもあなたを守ってみせる…▼~
**シャラ [#kokaouhuai]
:[エルフィ]|シャラ…~
あなた、今朝の訓練をサボったわね…▼~
:[シャラ]|いいえ…ちゃんとしたわ…▼~
:[エルフィ]|嘘よ…▼~
:[シャラ]|嘘じゃないわ…▼~
:[エルフィ]|嘘よ…~
だって、顔にそう書いてある…▼~
:[シャラ]|どういうこと…▼~
:[エルフィ]|運動をして、しっかり汗をかいたら…~
もっとさわやかな顔になるはずなの…▼~
でもあなたは…~
さわやかじゃない…▼~
:[シャラ]|仕方ないでしょう…~
生まれつき、こういう顔なのよ…▼~
…そもそも…~
こういう顔に産んだのは誰よ…▼~
:[エルフィ]|…………▼~
誰かしら?▼~
:[シャラ]|あなたよ…~
私の目の前にいる母さんよ…▼~
:[エルフィ]|ああ、そうだったわね…~
お腹がすいて思考が鈍ってたわ…▼~
じゃあ母親として、~
あなたはサボってないと信じてあげる…▼~
でも、あなたがさわやかにならないのは…~
きっと訓練の量が足りないんだわ…▼~
:[シャラ]|い、いや…~
これ以上の訓練は無理よ…▼~
:[エルフィ]|泣き言はやめて…▼~
そもそもわたしみたいに体を鍛えたいって~
言い出したのは、あなたなのよ…▼~
:[シャラ]|そ、そうだけど…それにしても~
これ以上やれるのは母さんくらいで…▼~
:[エルフィ]|そんなことないわ…~
ツクヨミは、あなたの十倍も二十倍もやったわ…▼~
:[シャラ]|…えっ…~
父さんが?▼~
:[エルフィ]|ええ…~
まだ結婚する前のことだけど…▼~
わたしに力で負けるのが~
男として悔しいって言って…▼~
陣営の周りを五十周…~
腕立てとスクワットを千回ずつ…▼~
あとは忘れちゃったけど…~
とにかくすごくがんばったの…▼~
最初は大変だと言って音を上げていたわ…~
でも最後には余裕でできるようになっていた…▼~
あなたにも彼の血が流れているのよ…~
泣き言はやめて、努力してみて…▼~
:[シャラ]|わ、わかったわ…▼~
じゃあ父さんと同じぐらいの量まで行けるように~
がんばってみる…▼~
だから…ご飯を沢山用意しておいて…~
きっと沢山食べてしまうから…▼~
:[エルフィ]|わかったわ…▼~
:[シャラ]|ふふ…きっと、それぐらいやったら~
すごい体になるわよね…▼~
その体で、カムイ様の~
視線を独り占めできるかしら…▼~
うふふ、うふふふふ…▼~
:[エルフィ]|ふふ…▼~
**ジークベルト [#agauopjis]
:[エルフィ]|もぐもぐもぐもぐ…▼~
:[ジークベルト]|…母上、つまみ食いしたのかい?▼~
:[エルフィ]|お腹が減っては戦はできぬ…~
昔の偉い人がそう言ってたらしいわ…▼~
:[ジークベルト]|はぁ…仕方ないね。~
ちゃんと屋台にお金は置いてきたかい?▼~
:[エルフィ]|もちろんよ…▼~
ジークベルトの分も買っておいたの…~
…食べる?▼~
:[ジークベルト]|…うん。~
いただくよ。▼~
もぐもぐもぐ…~
おいしい。▼~
:[エルフィ]|ふふふ…▼~
食べるのが大好きなところは…~
わたしに似たのね…▼~
:[ジークベルト]|ああ、そうだと思うよ。~
おかげで食費がかさんでしかたない。▼~
:[エルフィ]|わたし、知らなかったわ…▼~
子どもに~
自分と似ているところを見つけると…▼~
こんなに幸せを感じるなんて…▼~
:[ジークベルト]|母上…▼~
私が母上と似ているところは~
他にもあるよ。▼~
毎日の訓練だって欠かさないし、~
腕力だって人より強い。▼~
仲間を守りたいと願う気持ちだって~
誰にも負けないんだ。▼~
全部…母上からの影響だと思う。▼~
:[エルフィ]|嬉しい…~
とても嬉しいわ…▼~
ありがとう、ジークベルト…~
強く、優しい子に育ってくれて…▼~
:[ジークベルト]|父上と母上の子どもだから…~
きっとこういう風になれたんだと思う。▼~
:[エルフィ]|ふふふ…▼~
さ、賊を全て倒して…~
早く一緒に屋台巡りをしましょうね…▼~
:[ジークベルト]|うん。▼~
でも、みんなが食べる分も~
ちゃんと残しておこうね。▼~
**フォレオ [#p9e398f7]
:[フォレオ]|賊の方々、ひどいです…~
何もこんな日に襲撃してこなくても…▼~
せっかくお母様と一緒に~
お祭りにこれたっていうのに…▼~
:[エルフィ]|そうね、フォレオ…~
わたしも残念だわ…▼~
だから、早く賊を倒して…~
お祭りを再開させましょう…▼~
お祭りが再開したら~
屋台に並ぶ全ての食べ物を食べましょう…▼~
:[フォレオ]|うふふっ。~
僕はそんなに食べられませんよ。▼~
:[エルフィ]|遠慮なんかしなくていいのよ?~
せっかくのお祭りなんだから。▼~
:[フォレオ]|遠慮なんかじゃありません。~
僕は自分で沢山食べるよりも、▼~
お母様が食べているところを~
見るほうが好きです。▼~
それに僕はお母様と一緒に過ごせるだけで~
充分、楽しいですから。▼~
:[エルフィ]|フォレオ、あなたには今まで~
たくさん苦労を掛けてしまったと思う…▼~
秘境に預けたことで~
寂しい思いをさせてしまったわ…▼~
でも、これからは…~
好きなだけ一緒にいましょうね…▼~
:[フォレオ]|ありがとうございます。~
お母様。▼~
:[エルフィ]|好きなだけ食べてもいいのよ?~
胃袋が求めるだけ、いくらでも。▼~
あっ、でもやっぱり…~
わたしは食べ過ぎちゃダメね…▼~
:[フォレオ]|どうしてですか?▼~
:[エルフィ]|だって、フォレオに作ってもらった洋服が…~
着れなくなっちゃったら困るもの…▼~
:[フォレオ]|大丈夫ですよ、お母様。▼~
そうなってしまったら、~
また新しいお洋服を作りますから。▼~
僕はお母様に似て力が強いので…~
どんな布でも、大きな服でも平気です。▼~
だから、安心してください。▼~
:[エルフィ]|それなら心配ないわね…~
たくさん食べることにするわ…▼~
ありがとう、フォレオ…▼~
**イグニス [#gjuafuioahewi]
:[エルフィ]|イグニス…~
このりんご、握りつぶせる?▼~
:[イグニス]|…突然、どうした?▼~
:[エルフィ]|いいからちょっと試してみて。▼~
:[イグニス]|…ふんっ。▼~
:[エルフィ]|りんごがぐしゃぐしゃね…~
ふふふ…▼~
:[イグニス]|な、なぜ笑うんだ?~
少し怖いんだが…▼~
:[エルフィ]|ごめんなさい。~
でも、なんか嬉しくて。▼~
:[イグニス]|理解できない…~
これを見て何が嬉しいんだ?▼~
:[エルフィ]|だって、その怪力は間違いなく~
わたしの血だもの…▼~
やっぱりイグニスは~
わたしの息子なのね。▼~
:[イグニス]|ふっ…~
何を当たり前のことを…▼~
:[エルフィ]|ふふふ。~
確かにちょっとおかしかったわね。▼~
でも、確認したかったの。▼~
あなたがあまりにも立派に…~
ブノワそっくりに成長してくれたから…▼~
わたしに似ているところはないのかって、~
少し不安になってしまって…▼~
:[イグニス]|ふっ…~
くだらんな…▼~
俺の日頃の訓練量や…~
その後の食事の量を見ているはずだ…▼~
:[エルフィ]|ふふふ。~
確かにわたしと同じくらい食べるものね。▼~
:[イグニス]|そうだ…~
俺は間違いなく母さんの子だ…▼~
強くて優しく…大食らいの…~
母さんの子だ…▼~
:[エルフィ]|ありがとう。~
イグニス。▼~
**ベロア [#mkvudshuoa]
:[ベロア]|ママ、お腹空いちゃいましたね…▼~
:[エルフィ]|そうね、ベロア。~
わたしもさっきからぺこぺこよ。▼~
:[ベロア]|わたし、何か落ちてないか探してきます。▼~
:[エルフィ]|待ちなさい、ベロア。~
落ちている食べ物は食べちゃダメよ。▼~
:[ベロア]|でも、屋台に人はいませんから、~
食べ物を買うことができません。▼~
:[エルフィ]|お金を置いておけば大丈夫よ。▼~
お店の人が戻ってきたら~
事情を説明してもいいし。▼~
:[ベロア]|さすがです、ママ。▼~
じゃあ、わたし~
ここにあるお団子を食べたいです。▼~
:[エルフィ]|とても美味しそうなお団子。~
いっぱい食べましょう。▼~
…あっ。▼~
:[ベロア]|ママ、どうしたんですか?▼~
:[エルフィ]|お金を持ってくるのを~
忘れてしまったみたい…▼~
:[ベロア]|そんな…▼~
わたしも今日は~
お財布を持ってきていません…▼~
:[エルフィ]|安心して。~
1つ買える分のお金はお財布に残ってたわ。▼~
ベロアが食べなさい。~
わたしは大丈夫だから。▼~
:[ベロア]|ママ、ありがとうございます。~
遠慮なくいただきます。▼~
もぐもぐ…もぐもぐ…▼~
:[エルフィ]|…ぐー。▼~
:[ベロア]|もぐもぐ…美味しいです…~
本当に…もぐもぐ…▼~
:[エルフィ]|ぐー…ぐー…ぐー…~
ぐーぐーぐーぐーぐーぐー…▼~
:[ベロア]|ママ…~
お腹からすごい音がしています…▼~
:[エルフィ]|わたしは…ぐー…大丈夫…~
全部、あなたが…じゅるり…食べなさい…▼~
:[ベロア]|ママ、まだお団子は半分残ってますから。~
残りはママが食べてください。▼~
:[エルフィ]|…ありがとう、ベロア。▼~
あなたが優しい子に育ってくれて~
わたしは本当に幸せだわ。▼~
**ルッツ [#mnoidsjau]
:[ルッツ]|見てて、お母さん!▼~
:[エルフィ]|どうしたの、ルッツ。~
りんごを手に持ったりして…▼~
わたしにくれるのかしら?▼~
それなら嬉しいわ。~
ちょうど、お腹が空いていたから…▼~
:[ルッツ]|ふぬぬぬぬぬ…~
てりゃああああああ!▼~
:[エルフィ]|…あら。▼~
:[ルッツ]|お母さん!~
ちゃんと見てた!?▼~
:[エルフィ]|ルッツ、りんごを素手で砕いたのね…▼~
:[ルッツ]|うん!~
僕、お母さんの子どもだから!▼~
少しでもお母さんの怪力に近づきたくて~
いっぱい練習したんだよ!▼~
あと、お父さんみたいな~
ヒーローにもなりたくて…▼~
常にみんなのことを考えて~
みんなのために悩んで…▼~
みんなのためにたくさん食べて~
みんなのためにその力を使う。▼~
そんな生活をしてたらついに、~
りんごを潰せるようになったんだ!▼~
:[エルフィ]|そうだったの…~
嬉しいわ、ルッツ…▼~
:[ルッツ]|えへへ! 大成功だね!~
正義の怪力ヒーローの道も近いかな!▼~
:[エルフィ]|…………▼~
:[ルッツ]|お母さん、どうしたの?~
潰れたりんごをじっと見て。▼~
…まさか。~
りんごが食べたかったとか?▼~
:[エルフィ]|そのまさかよ、ルッツ。▼~
:[ルッツ]|ご、ごめんなさい!~
僕、りんごを無駄にしちゃって…▼~
:[エルフィ]|謝る必要はないわ。▼~
さ、ルッツ。~
そのりんごをちょうだい。▼~
:[ルッツ]|えっ?▼~
:[エルフィ]|潰れていたって、りんごはりんご。~
2人で食べちゃいましょう…▼~
:[ルッツ]|うん!~
しゃくしゃく…▼~
:[エルフィ]|しゃくしゃく…~
おいしい…▼~
りんごを砕く握力…~
りんごに無心にかぶりつくその姿…▼~
まるで若い頃の…~
わたしを見ているよう…しゃくしゃく…▼~
立派に育ってくれて…しゃくしゃく…~
本当に嬉しいわ…▼~
**オフェリア [#vjfjjfais5]
:[エルフィ]|1、2、3、4、5…▼~
:[オフェリア]|ちょっと、母さん…~
こんなときに何やってるの?▼~
:[エルフィ]|何って…スクワット…▼~
:[オフェリア]|…………▼~
いいなぁ…~
じゃあ、私も…▼~
1、2、3、4、5…▼~
って、ちょっと…~
母さんにつられちゃったじゃない!▼~
スクワットもいいけど、早く賊を退治しようよ。▼~
せっかくの楽しい時間が~
台なしにされちゃってるんだから!▼~
:[エルフィ]|えぇ、そうね…▼~
:[オフェリア]|…でも気をつけてよね。▼~
母さんは味方のためとなると~
なりふり構わずに体を張るんだから。▼~
…私、いつも心配してるんだからね。▼~
:[エルフィ]|たい焼き、おいしい…▼~
:[オフェリア]|ちょっと、何食べてるのっ!?▼~
:[エルフィ]|心配はいらない…~
お金はちゃんと置いておいたから…▼~
:[オフェリア]|そうじゃなくて、~
私の話、ちゃんと聞いてよ!▼~
:[エルフィ]|あなたも食べる?▼~
:[オフェリア]|…………▼~
…もぐ。▼~
…確かに、たい焼きおいしいね。▼~
ってもう!またつられちゃったわ!▼~
:[エルフィ]|オフェリア。~
あなたも同じ。▼~
:[オフェリア]|えっ?▼~
:[エルフィ]|私に似て味方のために~
体を張るところがある…▼~
だから、私はいつも心配している。▼~
:[オフェリア]|うーん。~
言われてみると、心当たりもあるような…▼~
でも、子供が親を助けるのは当然のことでしょ。▼~
:[エルフィ]|だったら、親が子供を守るのも当然ね。▼~
:[オフェリア]|…そっか。▼~
:[エルフィ]|私たちは似た者親子ってことで…▼~
たい焼きをもう1つ食べたら~
賊を倒しに行きましょう。▼~
:[オフェリア]|うん!▼~
**ソレイユ [#gfq3qfiwaj]
:[エルフィ]|はぁ…▼~
:[ソレイユ]|どうしたの、母さん。~
ため息なんかついちゃって。▼~
可愛い顔が台無しだよ?▼~
:[エルフィ]|ソレイユ…~
わたしね…▼~
お腹が空いたの…~
とてつもなく…▼~
:[ソレイユ]|や、やっぱりそうか。~
そうかなとは思ったけど。▼~
もう、仕方ないな。~
さっき買ったお団子あげるから、食べて。▼~
:[エルフィ]|ありがとう…~
ぱく…▼~
…………▼~
はぁ…~
お腹空いた…▼~
:[ソレイユ]|ズコッ!▼~
ちょ、ちょっと!普通一口で行く!?~
しかもまだお腹減ってるって…▼~
:[エルフィ]|私はみんなを守りたい…~
でも守るにはお腹が減りすぎている…▼~
:[ソレイユ]|わ、わかったよ。~
じゃあさっき買ったリンゴ飴もあげる。▼~
:[エルフィ]|ありがとう…~
ぱく…▼~
…………▼~
お腹空いた…▼~
:[ソレイユ]|ええええええ!!~
もう!?▼~
母さんの胃が底なしなのは知ってるけど、~
日に日にひどくなってない?▼~
:[エルフィ]|かもしれない…▼~
:[ソレイユ]|…でもまあ実は、~
あたしも同じなんだけどね。▼~
:[エルフィ]|えっ?▼~
:[エルフィ]|黙ってたけどあたしも最近、~
結構食べるようになってきてさあ…▼~
だからこっそり食べ物を買って、~
持ち歩いてたの。▼~
:[エルフィ]|まあ、そうだったの…~
私の胃が受け継がれたのかしら…▼~
:[ソレイユ]|うん。そうかも。~
でもこれってけっこう大変だよね。▼~
だって女の子を口説いて、~
お店に入ることができたとしてもだよ?▼~
あたしはバクバク食べちゃって…~
ちょっと相手に引かれちゃうことがあるし。▼~
:[エルフィ]|いいことだと思う…~
女の子を口説く癖が直るかも…▼~
:[ソレイユ]|もう、そんなこと言わないでよ。▼~
あ、そうだ。~
そういえば、さっきの店主が言ってたよ。▼~
賊を追い払ってくれたら~
食べ放題にしてやるって!▼~
:[エルフィ]|…ほんと?▼~
:[ソレイユ]|うん、これは極秘情報。~
あとで一緒に行こうよ!▼~
:[エルフィ]|ええ、絶対に行きましょう。~
なんだか、不思議な力がみなぎってきたわ…▼~
:[ソレイユ]|だよね。~
目の前にニンジンをぶら下げた気分!▼~
:[エルフィ]|賊…待ってて…~
すぐに殲滅してあげるから…▼~
:[ソレイユ]|手加減しないよーっ!▼~
**エポニーヌ [#a286e4f6]
:[エポニーヌ]|うーん、イイわぁ…~
すっごく素敵…▼~
:[エルフィ]|エポニーヌ…~
何をしているの…▼~
:[エポニーヌ]|ぎくっ!!▼~
な、なーんだ、母さんじゃない。~
びっくりしたわ…▼~
:[エルフィ]|また…謎の空想をしていたの…▼~
:[エポニーヌ]|違うわ。~
見ての通り、たこ焼きを食べてるの。▼~
:[エルフィ]|え…~
でもあなた、「イイわぁ」とか言って…▼~
ああ…わかったわ…~
妄想のやり方が、新たな形に進化したのね…▼~
成長したわね…~
おめでとう…▼~
:[エポニーヌ]|ちょっと! 勝手に祝わないでよ。~
本当にただ単に、たこ焼きを味わってただけ。▼~
たこ焼きがおいしくて、~
つい「イイわぁ」って声が出ちゃったの。▼~
:[エルフィ]|…そう…~
…あら?▼~
…たこ焼きの空き箱が九つ…~
あなた…ここで九箱も食べたの…▼~
:[エポニーヌ]|え、えっ…それは…!!▼~
:[エルフィ]|食べ過ぎ…▼~
:[エポニーヌ]|い、いつも山ほど食べてる母さんに~
言われたくないわっ!▼~
:[エルフィ]|エポニーヌ…~
たこ焼き、何箱買ったの…▼~
:[エポニーヌ]|…に、二十箱…▼~
:[エルフィ]|そんなに食べられるの…?▼~
:[エポニーヌ]|それが、食べられちゃうのよ、最近。▼~
:[エルフィ]|もしかして、わたしに似てきたの…▼~
:[エポニーヌ]|…………▼~
…イイ機会だから正直に打ち明けるわ。~
確かに、その兆候があるのよ。▼~
最近、母さんみたいにお腹が空いて、~
物欲しくてしょうがなくなるの…▼~
それに、力もついてきたみたいで…~
リンゴなんて簡単にグシャリよ。▼~
どうすればいいの…これ…~
母さん、これは真剣な相談よ。▼~
:[エルフィ]|我慢はよくない…~
だから食べたいだけ食べればいい…▼~
でも、わたしは毎日、~
かなりの訓練をしている…▼~
だから太らないけど、あなたは…▼~
:[エポニーヌ]|あーっ!! ダメ!!~
その先は言わないで!!▼~
…………▼~
ど、ど、ど…どうしよう…~
このままじゃあたし…▼~
:[エルフィ]|今日は子どもの成長を願うお祭りよ…~
私はあなたの肉体的な発育を願うわ…▼~
どんどん成長しなさい…~
横へ横へと…▼~
:[エポニーヌ]|ちょ、ちょっと!~
怖いこと言わないでよっ!!▼~
の、残りのたこ焼きは母さんにあげるわっ。~
あたし、賊を倒してくる!▼~
賊ーっ!~
あたしの運動に付き合いなさーい!▼~
:[エルフィ]|たこ焼き…十一箱…~
いただきます…▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#oefb3eb1]
#comment
終了行:
*エルフィの親子会話 [#v24eeaa9]
#contents
**カンナ(女) [#gtrsgeh785]
:[エルフィ]|カンナ…~
準備はちゃんとしてきたかしら?▼~
:[カンナ]|うん。~
もちろんだよ、お母さん…!▼~
持ち物だって確認したし、~
装備だって最高のものを揃えたよ。▼~
:[エルフィ]|さすがカンナね…~
でも、まだ安心はできないわ…▼~
:[カンナ]|そうだね、お母さん…▼~
あたし、お母さんが言ってたこと~
この場所にきてようやく理解できたよ…▼~
:[エルフィ]|お祭りは…▼~
:[カンナ]|おいしそうなものがいっぱい!▼~
大丈夫かな、お母さん?~
あたしたち、ちゃんと全部、食べれるかな?▼~
:[エルフィ]|お腹を圧迫しないように~
大きめの装備にしてきたんでしょう?▼~
:[カンナ]|うん。もしものときの~
お持ち帰り用の箱も用意したよ!▼~
でも、料理はできたてがおいしいからなぁ…▼~
:[エルフィ]|そうね…~
できるだけこの場でいただきたいわ…▼~
:[カンナ]|じゃあ、食べる順番も重要だよね?▼~
:[エルフィ]|さすがカンナね…▼~
それを考えることこそ…~
わたしたちが目的を達するための鍵よ…▼~
まずはお腹にたまらないもの…~
そこから攻めましょう…▼~
:[カンナ]|じゃあ、わたあめ!~
それから、焼き鳥!▼~
:[エルフィ]|いい線よ、カンナ…~
でも、甘いものから始めて大丈夫?▼~
甘味は最後に食べた方が~
おいしく食べれるんじゃない?▼~
:[カンナ]|そっかぁ、そうだよね…▼~
じゃあ、やっぱり最後にする!~
甘いものは別腹だって言うし!▼~
:[エルフィ]|そうなると初めは…~
たこ焼きや焼きそばになるわね…▼~
:[カンナ]|ぐー…▼~
:[エルフィ]|ぐー…▼~
:[カンナ]|お母さん…~
あたし、もう我慢できないよ…▼~
食べ物の名前を聞いただけで~
お腹がぐーぐー鳴っちゃってるもん…▼~
:[エルフィ]|わたしも同じよ、カンナ…▼~
でも、まだ我慢しないと…~
敵が残ってるからね…▼~
:[カンナ]|じゃあ、早く悪い人たちを倒さなきゃ!~
お祭りの時間がなくなっちゃうよ!▼~
:[エルフィ]|そうね、カンナ…▼~
:[カンナ]|そうだ、お母さん!~
大暴れしちゃおうよ!~
その方がお腹も減って~
後でおいしいものいっぱい食べれるし!▼~
:[エルフィ]|わかったわ…▼~
でも、お腹を減らし過ぎて…~
動けなくなっちゃわないようにね…▼~
:[カンナ]|いっくよー! お母さん!~
てりゃあーっ! 叩きつぶしちゃうぞーっ!▼~
:[エルフィ]|ふふふ…▼~
元気な子に育ってくれて…~
わたしあとっても嬉しいわ、カンナ…▼~
**ディーア [#gguauhss5]
:[エルフィ]|…ぐしゃ。▼~
:[ディーア]|か、母さん…~
屋台の骨組みを握り潰しちゃダメだぜ…▼~
:[エルフィ]|ごめんなさい、つい…~
あとで直しておかなきゃ…▼~
:[ディーア]|なんか怒ってるのか?▼~
:[エルフィ]|ええ…~
怒ってるわ…▼~
:[ディーア]|母さんが怒るなんてめずらしいな…~
原因はなんだ?▼~
:[エルフィ]|わたしはできたてが食べたかったの…~
でも、作ってくれる人はみんな逃げた…▼~
焼きそば、たこ焼き、大判焼き…~
ここにあるのはみんな冷えてる…▼~
賊、絶対に許さない…▼~
:[ディーア]|ははは…~
気持ちはわかるぜ…▼~
でも、賊を退治すれば人も戻ってくるさ…~
今だけ我慢すればいい…▼~
:[エルフィ]|この美味しそうな匂いが~
充満する中で我慢するなんて…▼~
…地獄。~
ここは地獄ね。▼~
:[ディーア]|わ、わたあめならあるぜ?~
これならできたてとか関係ないだろ?▼~
:[エルフィ]|わたあめはお腹にたまらない…~
食べても食べてもお腹がすくわ…▼~
:[ディーア]|母さんの胃は…~
異次元につながってるからな…▼~
:[エルフィ]|もうお腹がすきすぎて…~
一歩も動けない…▼~
:[ディーア]|そいつは困ったな…▼~
:[エルフィ]|…………▼~
:[ディーア]|どうしたんだ、母さん?~
急に黙ってさ…▼~
:[エルフィ]|ごめんなさい…~
わたし、自分のことばかりだった…▼~
ディーアもわたしと~
気持ちは同じはずなのに…▼~
お腹…すいてるでしょう?▼~
:[ディーア]|正直、ぺっこぺこだぜ…~
俺も母さんと同じで食べるのが好きだし…▼~
:[エルフィ]|…わたし、動くわ。~
動いて賊を退治しなくちゃ。▼~
息子とわたしのお腹を満たすために…~
ここがわたしの命の賭けどき…▼~
:[ディーア]|そ、そこまではしなくていいよ…▼~
:[エルフィ]|いくわよ、ディーア…~
ついてきなさい…▼~
:[ディーア]|ああ…~
わかったぜ、母さん…▼~
**ゾフィー [#loijuhoa85]
:[エルフィ]|もぐもぐ…~
もぐもぐ…▼~
:[ゾフィー]|か、母さん!?~
何を食べてるの!?▼~
:[エルフィ]|…たこ焼きを。▼~
:[ゾフィー]|いつの間に手に入れたの!?~
あっ、そこの屋台からとったんでしょ!▼~
:[エルフィ]|ちゃんとお金は置いておいたわ…~
だから、大丈夫…なはず…▼~
:[ゾフィー]|ずるいよ、母さんだけ!~
あたしもお腹へってるのにーっ!▼~
:[エルフィ]|ふふふ…▼~
すぐにお腹が減っちゃうところは…~
わたしに似たのね…▼~
:[ゾフィー]|笑ってないで、~
あたしの分のたこ焼きもちょうだいよ!▼~
:[エルフィ]|ごめんなさい…~
これが最後の1つなの…ごくん…▼~
:[ゾフィー]|あーーーん!~
分けてくれてもよかったのにー!▼~
:[エルフィ]|ごめんなさい、ゾフィー…~
つい飲み込んでしまったの…▼~
:[ゾフィー]|こ、この怒りは…~
お祭りを妨害した賊にぶつけるわ!▼~
それに早く倒してお祭りが再開されれば~
好きなだけたこ焼き食べれるもんね!▼~
:[エルフィ]|そうね…~
わたしもまだまだ食べれるわ…▼~
:[ゾフィー]|母さん、今度はあたしの分も~
ちゃんととっておいてよね!▼~
:[エルフィ]|ええ、ゾフィー…~
前向きに検討するわ…▼~
:[ゾフィー]|さぁ、賊め!~
覚悟しなさい!▼~
お腹が減ってるときのあたしは~
手加減なんかできないんだから!▼~
恨むなら母さんを恨んでよね!▼~
:[エルフィ]|そうね…~
もぐもぐもぐ…▼~
:[ゾフィー]|また何か食べてるーーーー!?▼~
**ミドリコ [#fakoplkw5]
:[エルフィ]|ミドリコ、お腹が減ってきたわね…▼~
:[ミドリコ]|えええ!?~
お母さん、さっき食べたばかりでしょ?▼~
:[エルフィ]|でも、おいしそうな匂いが…~
周囲からただよってくるから…▼~
:[ミドリコ]|たしかに屋台には~
おいしそうなものがならんでるね。▼~
でも、賊をなんとかしないと~
おみせの人がもどってこられないわ。▼~
:[エルフィ]|それまで我慢できるかしら…▼~
:[ミドリコ]|かってに食べちゃうのはダメよ!~
どろぼうさんになっちゃうわ!▼~
:[エルフィ]|…ぐー。▼~
:[ミドリコ]|もう、お母さんったら…▼~
ちょっとまっててね!~
たしかミドリコ、アメ玉もってたような…▼~
あった!~
はい!お母さんにあげる!▼~
:[エルフィ]|ミドリコ…~
なんて優しい子なの…▼~
でも、それはあなたが食べなさい…~
あなたの飴玉なのだから…▼~
ぐーぐーぐーぐーぐー…~
ぐーぐーぐーぐーぐー…▼~
:[ミドリコ]|お母さん…~
おなかの音がすごいことになってるよ…▼~
:[エルフィ]|気にしないで…~
それはあなたが食べて…▼~
:[ミドリコ]|けついはかたいのね。~
よし、じゃあはんぶんこしましょ。▼~
:[エルフィ]|え?でも飴玉を半分こは…▼~
:[ミドリコ]|できるわ。~
ミドリコ、ゆびさきの力がつよいから…▼~
…ふんっ!!!!▼~
:[エルフィ]|すごいわ、飴玉が真っ二つ…▼~
:[ミドリコ]|えへへ!~
これでふたりともたべられるね!▼~
:[エルフィ]|ありがとう、ミドリコ…~
では、遠慮なくいただくわ…▼~
おいしい…~
なんておいしい飴玉なのかしら…▼~
こんなにたくましく成長して…~
お母さんはとってもうれしいわ。▼~
わたしの怪力まで、~
見事に受け継いで…▼~
:[ミドリコ]|ミドリコも、お母さんに似てうれしい。~
この力、お薬つくるときにべんりなの。▼~
:[エルフィ]|また食べ物を半分こしましょうね…~
今度はわたしが粉砕してあげる…▼~
:[ミドリコ]|わーい!~
じゃあリンゴあめがいいな!▼~
:[エルフィ]|まかせておいて…~
リンゴは得意中の得意よ…▼~
**ミタマ [#ka60aadb]
:[ミタマ]|帰りたい ああ帰りたい 帰りたい…▼~
:[エルフィ]|ミタマ…~
いい加減、大人になって…▼~
:[ミタマ]|あら、お母様。▼~
:[エルフィ]|なんでもかんでもめんどくさがって~
すぐに帰りたがる…▼~
そんなんじゃロクな大人にならないわ…▼~
:[ミタマ]|そんなことありませんわ。▼~
もしわたくしがロクな大人にならないのなら、~
お母様だってロクな大人じゃありませんわ。▼~
:[エルフィ]|口だけは一人前ね…~
まるでアサマのようだわ…▼~
どうせ、帰っても寝るだけなんでしょう…~
そんなの、やっぱりダメ…▼~
:[ミタマ]|うふふ。▼~
母親の 読みの浅さに 子が笑う…▼~
お母様の読みは浅いですわね。▼~
もっと、子どもの変化に~
関心を持ってもらいたいですわ。▼~
:[エルフィ]|え…~
どういうこと…▼~
:[ミタマ]|仕方ありませんね。~
触らせてあげますわ。▼~
:[エルフィ]|何を触るの…▼~
:[ミタマ]|わたくしの筋肉ですわ。~
ほら、お触りになって?▼~
:[エルフィ]|…………▼~
えっ、なにこれ…~
あなたの腕…筋肉でパンパン…▼~
:[ミタマ]|鍛えましょう 上腕二頭 前腕筋…▼~
腕だけではありませんわ。~
全身のあらゆる部位を鍛えておりますの。▼~
だからわたくし、~
脱いだらけっこうすごいのですわよ?▼~
:[エルフィ]|でも、どうして…▼~
:[ミタマ]|よくわかりません。~
脳筋お母様の影響なのでしょうか。▼~
いつしか体を鍛えることに~
興味が出てまいりましたの。▼~
それで専門の道具を買い揃えて~
毎日、励んでおりますのよ。▼~
いざというときはお母様のことを~
守れるぐらいの力はありますわ。▼~
:[エルフィ]|ミタマ…▼~
:[ミタマ]|つまり、帰りたいというのは、~
「寝たい」ということではありませんの。▼~
「帰って訓練したい」という意味ですのよ。▼~
:[エルフィ]|…ご、ごめんなさい…~
まったく気付かなかったわ…▼~
…ねえ、今度その道具…~
わたしにも見せて…▼~
:[ミタマ]|仕方ないですわね。~
お見せしましょう。▼~
:[エルフィ]|ああ…わたしも早く帰りたくなってきた…~
帰って、その道具を見てみたい…▼~
帰りたい ああ帰りたい 帰りたい…▼~
今わたし…この一句に~
すごく共感するわ…▼~
:[ミタマ]|そうでしょう、そうでしょう。▼~
:[エルフィ]|賊を倒したら、母子で語らいましょう…~
訓練について…▼~
:[ミタマ]|いいですわね。あと、訓練前に飲むと~
効果のある食べ物なんかも教えて差し上げますわ。▼~
:[エルフィ]|ありがとう…~
すごく興奮してきた…▼~
もっと力をつけて…~
わたしもあなたを守ってみせる…▼~
**シャラ [#kokaouhuai]
:[エルフィ]|シャラ…~
あなた、今朝の訓練をサボったわね…▼~
:[シャラ]|いいえ…ちゃんとしたわ…▼~
:[エルフィ]|嘘よ…▼~
:[シャラ]|嘘じゃないわ…▼~
:[エルフィ]|嘘よ…~
だって、顔にそう書いてある…▼~
:[シャラ]|どういうこと…▼~
:[エルフィ]|運動をして、しっかり汗をかいたら…~
もっとさわやかな顔になるはずなの…▼~
でもあなたは…~
さわやかじゃない…▼~
:[シャラ]|仕方ないでしょう…~
生まれつき、こういう顔なのよ…▼~
…そもそも…~
こういう顔に産んだのは誰よ…▼~
:[エルフィ]|…………▼~
誰かしら?▼~
:[シャラ]|あなたよ…~
私の目の前にいる母さんよ…▼~
:[エルフィ]|ああ、そうだったわね…~
お腹がすいて思考が鈍ってたわ…▼~
じゃあ母親として、~
あなたはサボってないと信じてあげる…▼~
でも、あなたがさわやかにならないのは…~
きっと訓練の量が足りないんだわ…▼~
:[シャラ]|い、いや…~
これ以上の訓練は無理よ…▼~
:[エルフィ]|泣き言はやめて…▼~
そもそもわたしみたいに体を鍛えたいって~
言い出したのは、あなたなのよ…▼~
:[シャラ]|そ、そうだけど…それにしても~
これ以上やれるのは母さんくらいで…▼~
:[エルフィ]|そんなことないわ…~
ツクヨミは、あなたの十倍も二十倍もやったわ…▼~
:[シャラ]|…えっ…~
父さんが?▼~
:[エルフィ]|ええ…~
まだ結婚する前のことだけど…▼~
わたしに力で負けるのが~
男として悔しいって言って…▼~
陣営の周りを五十周…~
腕立てとスクワットを千回ずつ…▼~
あとは忘れちゃったけど…~
とにかくすごくがんばったの…▼~
最初は大変だと言って音を上げていたわ…~
でも最後には余裕でできるようになっていた…▼~
あなたにも彼の血が流れているのよ…~
泣き言はやめて、努力してみて…▼~
:[シャラ]|わ、わかったわ…▼~
じゃあ父さんと同じぐらいの量まで行けるように~
がんばってみる…▼~
だから…ご飯を沢山用意しておいて…~
きっと沢山食べてしまうから…▼~
:[エルフィ]|わかったわ…▼~
:[シャラ]|ふふ…きっと、それぐらいやったら~
すごい体になるわよね…▼~
その体で、カムイ様の~
視線を独り占めできるかしら…▼~
うふふ、うふふふふ…▼~
:[エルフィ]|ふふ…▼~
**ジークベルト [#agauopjis]
:[エルフィ]|もぐもぐもぐもぐ…▼~
:[ジークベルト]|…母上、つまみ食いしたのかい?▼~
:[エルフィ]|お腹が減っては戦はできぬ…~
昔の偉い人がそう言ってたらしいわ…▼~
:[ジークベルト]|はぁ…仕方ないね。~
ちゃんと屋台にお金は置いてきたかい?▼~
:[エルフィ]|もちろんよ…▼~
ジークベルトの分も買っておいたの…~
…食べる?▼~
:[ジークベルト]|…うん。~
いただくよ。▼~
もぐもぐもぐ…~
おいしい。▼~
:[エルフィ]|ふふふ…▼~
食べるのが大好きなところは…~
わたしに似たのね…▼~
:[ジークベルト]|ああ、そうだと思うよ。~
おかげで食費がかさんでしかたない。▼~
:[エルフィ]|わたし、知らなかったわ…▼~
子どもに~
自分と似ているところを見つけると…▼~
こんなに幸せを感じるなんて…▼~
:[ジークベルト]|母上…▼~
私が母上と似ているところは~
他にもあるよ。▼~
毎日の訓練だって欠かさないし、~
腕力だって人より強い。▼~
仲間を守りたいと願う気持ちだって~
誰にも負けないんだ。▼~
全部…母上からの影響だと思う。▼~
:[エルフィ]|嬉しい…~
とても嬉しいわ…▼~
ありがとう、ジークベルト…~
強く、優しい子に育ってくれて…▼~
:[ジークベルト]|父上と母上の子どもだから…~
きっとこういう風になれたんだと思う。▼~
:[エルフィ]|ふふふ…▼~
さ、賊を全て倒して…~
早く一緒に屋台巡りをしましょうね…▼~
:[ジークベルト]|うん。▼~
でも、みんなが食べる分も~
ちゃんと残しておこうね。▼~
**フォレオ [#p9e398f7]
:[フォレオ]|賊の方々、ひどいです…~
何もこんな日に襲撃してこなくても…▼~
せっかくお母様と一緒に~
お祭りにこれたっていうのに…▼~
:[エルフィ]|そうね、フォレオ…~
わたしも残念だわ…▼~
だから、早く賊を倒して…~
お祭りを再開させましょう…▼~
お祭りが再開したら~
屋台に並ぶ全ての食べ物を食べましょう…▼~
:[フォレオ]|うふふっ。~
僕はそんなに食べられませんよ。▼~
:[エルフィ]|遠慮なんかしなくていいのよ?~
せっかくのお祭りなんだから。▼~
:[フォレオ]|遠慮なんかじゃありません。~
僕は自分で沢山食べるよりも、▼~
お母様が食べているところを~
見るほうが好きです。▼~
それに僕はお母様と一緒に過ごせるだけで~
充分、楽しいですから。▼~
:[エルフィ]|フォレオ、あなたには今まで~
たくさん苦労を掛けてしまったと思う…▼~
秘境に預けたことで~
寂しい思いをさせてしまったわ…▼~
でも、これからは…~
好きなだけ一緒にいましょうね…▼~
:[フォレオ]|ありがとうございます。~
お母様。▼~
:[エルフィ]|好きなだけ食べてもいいのよ?~
胃袋が求めるだけ、いくらでも。▼~
あっ、でもやっぱり…~
わたしは食べ過ぎちゃダメね…▼~
:[フォレオ]|どうしてですか?▼~
:[エルフィ]|だって、フォレオに作ってもらった洋服が…~
着れなくなっちゃったら困るもの…▼~
:[フォレオ]|大丈夫ですよ、お母様。▼~
そうなってしまったら、~
また新しいお洋服を作りますから。▼~
僕はお母様に似て力が強いので…~
どんな布でも、大きな服でも平気です。▼~
だから、安心してください。▼~
:[エルフィ]|それなら心配ないわね…~
たくさん食べることにするわ…▼~
ありがとう、フォレオ…▼~
**イグニス [#gjuafuioahewi]
:[エルフィ]|イグニス…~
このりんご、握りつぶせる?▼~
:[イグニス]|…突然、どうした?▼~
:[エルフィ]|いいからちょっと試してみて。▼~
:[イグニス]|…ふんっ。▼~
:[エルフィ]|りんごがぐしゃぐしゃね…~
ふふふ…▼~
:[イグニス]|な、なぜ笑うんだ?~
少し怖いんだが…▼~
:[エルフィ]|ごめんなさい。~
でも、なんか嬉しくて。▼~
:[イグニス]|理解できない…~
これを見て何が嬉しいんだ?▼~
:[エルフィ]|だって、その怪力は間違いなく~
わたしの血だもの…▼~
やっぱりイグニスは~
わたしの息子なのね。▼~
:[イグニス]|ふっ…~
何を当たり前のことを…▼~
:[エルフィ]|ふふふ。~
確かにちょっとおかしかったわね。▼~
でも、確認したかったの。▼~
あなたがあまりにも立派に…~
ブノワそっくりに成長してくれたから…▼~
わたしに似ているところはないのかって、~
少し不安になってしまって…▼~
:[イグニス]|ふっ…~
くだらんな…▼~
俺の日頃の訓練量や…~
その後の食事の量を見ているはずだ…▼~
:[エルフィ]|ふふふ。~
確かにわたしと同じくらい食べるものね。▼~
:[イグニス]|そうだ…~
俺は間違いなく母さんの子だ…▼~
強くて優しく…大食らいの…~
母さんの子だ…▼~
:[エルフィ]|ありがとう。~
イグニス。▼~
**ベロア [#mkvudshuoa]
:[ベロア]|ママ、お腹空いちゃいましたね…▼~
:[エルフィ]|そうね、ベロア。~
わたしもさっきからぺこぺこよ。▼~
:[ベロア]|わたし、何か落ちてないか探してきます。▼~
:[エルフィ]|待ちなさい、ベロア。~
落ちている食べ物は食べちゃダメよ。▼~
:[ベロア]|でも、屋台に人はいませんから、~
食べ物を買うことができません。▼~
:[エルフィ]|お金を置いておけば大丈夫よ。▼~
お店の人が戻ってきたら~
事情を説明してもいいし。▼~
:[ベロア]|さすがです、ママ。▼~
じゃあ、わたし~
ここにあるお団子を食べたいです。▼~
:[エルフィ]|とても美味しそうなお団子。~
いっぱい食べましょう。▼~
…あっ。▼~
:[ベロア]|ママ、どうしたんですか?▼~
:[エルフィ]|お金を持ってくるのを~
忘れてしまったみたい…▼~
:[ベロア]|そんな…▼~
わたしも今日は~
お財布を持ってきていません…▼~
:[エルフィ]|安心して。~
1つ買える分のお金はお財布に残ってたわ。▼~
ベロアが食べなさい。~
わたしは大丈夫だから。▼~
:[ベロア]|ママ、ありがとうございます。~
遠慮なくいただきます。▼~
もぐもぐ…もぐもぐ…▼~
:[エルフィ]|…ぐー。▼~
:[ベロア]|もぐもぐ…美味しいです…~
本当に…もぐもぐ…▼~
:[エルフィ]|ぐー…ぐー…ぐー…~
ぐーぐーぐーぐーぐーぐー…▼~
:[ベロア]|ママ…~
お腹からすごい音がしています…▼~
:[エルフィ]|わたしは…ぐー…大丈夫…~
全部、あなたが…じゅるり…食べなさい…▼~
:[ベロア]|ママ、まだお団子は半分残ってますから。~
残りはママが食べてください。▼~
:[エルフィ]|…ありがとう、ベロア。▼~
あなたが優しい子に育ってくれて~
わたしは本当に幸せだわ。▼~
**ルッツ [#mnoidsjau]
:[ルッツ]|見てて、お母さん!▼~
:[エルフィ]|どうしたの、ルッツ。~
りんごを手に持ったりして…▼~
わたしにくれるのかしら?▼~
それなら嬉しいわ。~
ちょうど、お腹が空いていたから…▼~
:[ルッツ]|ふぬぬぬぬぬ…~
てりゃああああああ!▼~
:[エルフィ]|…あら。▼~
:[ルッツ]|お母さん!~
ちゃんと見てた!?▼~
:[エルフィ]|ルッツ、りんごを素手で砕いたのね…▼~
:[ルッツ]|うん!~
僕、お母さんの子どもだから!▼~
少しでもお母さんの怪力に近づきたくて~
いっぱい練習したんだよ!▼~
あと、お父さんみたいな~
ヒーローにもなりたくて…▼~
常にみんなのことを考えて~
みんなのために悩んで…▼~
みんなのためにたくさん食べて~
みんなのためにその力を使う。▼~
そんな生活をしてたらついに、~
りんごを潰せるようになったんだ!▼~
:[エルフィ]|そうだったの…~
嬉しいわ、ルッツ…▼~
:[ルッツ]|えへへ! 大成功だね!~
正義の怪力ヒーローの道も近いかな!▼~
:[エルフィ]|…………▼~
:[ルッツ]|お母さん、どうしたの?~
潰れたりんごをじっと見て。▼~
…まさか。~
りんごが食べたかったとか?▼~
:[エルフィ]|そのまさかよ、ルッツ。▼~
:[ルッツ]|ご、ごめんなさい!~
僕、りんごを無駄にしちゃって…▼~
:[エルフィ]|謝る必要はないわ。▼~
さ、ルッツ。~
そのりんごをちょうだい。▼~
:[ルッツ]|えっ?▼~
:[エルフィ]|潰れていたって、りんごはりんご。~
2人で食べちゃいましょう…▼~
:[ルッツ]|うん!~
しゃくしゃく…▼~
:[エルフィ]|しゃくしゃく…~
おいしい…▼~
りんごを砕く握力…~
りんごに無心にかぶりつくその姿…▼~
まるで若い頃の…~
わたしを見ているよう…しゃくしゃく…▼~
立派に育ってくれて…しゃくしゃく…~
本当に嬉しいわ…▼~
**オフェリア [#vjfjjfais5]
:[エルフィ]|1、2、3、4、5…▼~
:[オフェリア]|ちょっと、母さん…~
こんなときに何やってるの?▼~
:[エルフィ]|何って…スクワット…▼~
:[オフェリア]|…………▼~
いいなぁ…~
じゃあ、私も…▼~
1、2、3、4、5…▼~
って、ちょっと…~
母さんにつられちゃったじゃない!▼~
スクワットもいいけど、早く賊を退治しようよ。▼~
せっかくの楽しい時間が~
台なしにされちゃってるんだから!▼~
:[エルフィ]|えぇ、そうね…▼~
:[オフェリア]|…でも気をつけてよね。▼~
母さんは味方のためとなると~
なりふり構わずに体を張るんだから。▼~
…私、いつも心配してるんだからね。▼~
:[エルフィ]|たい焼き、おいしい…▼~
:[オフェリア]|ちょっと、何食べてるのっ!?▼~
:[エルフィ]|心配はいらない…~
お金はちゃんと置いておいたから…▼~
:[オフェリア]|そうじゃなくて、~
私の話、ちゃんと聞いてよ!▼~
:[エルフィ]|あなたも食べる?▼~
:[オフェリア]|…………▼~
…もぐ。▼~
…確かに、たい焼きおいしいね。▼~
ってもう!またつられちゃったわ!▼~
:[エルフィ]|オフェリア。~
あなたも同じ。▼~
:[オフェリア]|えっ?▼~
:[エルフィ]|私に似て味方のために~
体を張るところがある…▼~
だから、私はいつも心配している。▼~
:[オフェリア]|うーん。~
言われてみると、心当たりもあるような…▼~
でも、子供が親を助けるのは当然のことでしょ。▼~
:[エルフィ]|だったら、親が子供を守るのも当然ね。▼~
:[オフェリア]|…そっか。▼~
:[エルフィ]|私たちは似た者親子ってことで…▼~
たい焼きをもう1つ食べたら~
賊を倒しに行きましょう。▼~
:[オフェリア]|うん!▼~
**ソレイユ [#gfq3qfiwaj]
:[エルフィ]|はぁ…▼~
:[ソレイユ]|どうしたの、母さん。~
ため息なんかついちゃって。▼~
可愛い顔が台無しだよ?▼~
:[エルフィ]|ソレイユ…~
わたしね…▼~
お腹が空いたの…~
とてつもなく…▼~
:[ソレイユ]|や、やっぱりそうか。~
そうかなとは思ったけど。▼~
もう、仕方ないな。~
さっき買ったお団子あげるから、食べて。▼~
:[エルフィ]|ありがとう…~
ぱく…▼~
…………▼~
はぁ…~
お腹空いた…▼~
:[ソレイユ]|ズコッ!▼~
ちょ、ちょっと!普通一口で行く!?~
しかもまだお腹減ってるって…▼~
:[エルフィ]|私はみんなを守りたい…~
でも守るにはお腹が減りすぎている…▼~
:[ソレイユ]|わ、わかったよ。~
じゃあさっき買ったリンゴ飴もあげる。▼~
:[エルフィ]|ありがとう…~
ぱく…▼~
…………▼~
お腹空いた…▼~
:[ソレイユ]|ええええええ!!~
もう!?▼~
母さんの胃が底なしなのは知ってるけど、~
日に日にひどくなってない?▼~
:[エルフィ]|かもしれない…▼~
:[ソレイユ]|…でもまあ実は、~
あたしも同じなんだけどね。▼~
:[エルフィ]|えっ?▼~
:[エルフィ]|黙ってたけどあたしも最近、~
結構食べるようになってきてさあ…▼~
だからこっそり食べ物を買って、~
持ち歩いてたの。▼~
:[エルフィ]|まあ、そうだったの…~
私の胃が受け継がれたのかしら…▼~
:[ソレイユ]|うん。そうかも。~
でもこれってけっこう大変だよね。▼~
だって女の子を口説いて、~
お店に入ることができたとしてもだよ?▼~
あたしはバクバク食べちゃって…~
ちょっと相手に引かれちゃうことがあるし。▼~
:[エルフィ]|いいことだと思う…~
女の子を口説く癖が直るかも…▼~
:[ソレイユ]|もう、そんなこと言わないでよ。▼~
あ、そうだ。~
そういえば、さっきの店主が言ってたよ。▼~
賊を追い払ってくれたら~
食べ放題にしてやるって!▼~
:[エルフィ]|…ほんと?▼~
:[ソレイユ]|うん、これは極秘情報。~
あとで一緒に行こうよ!▼~
:[エルフィ]|ええ、絶対に行きましょう。~
なんだか、不思議な力がみなぎってきたわ…▼~
:[ソレイユ]|だよね。~
目の前にニンジンをぶら下げた気分!▼~
:[エルフィ]|賊…待ってて…~
すぐに殲滅してあげるから…▼~
:[ソレイユ]|手加減しないよーっ!▼~
**エポニーヌ [#a286e4f6]
:[エポニーヌ]|うーん、イイわぁ…~
すっごく素敵…▼~
:[エルフィ]|エポニーヌ…~
何をしているの…▼~
:[エポニーヌ]|ぎくっ!!▼~
な、なーんだ、母さんじゃない。~
びっくりしたわ…▼~
:[エルフィ]|また…謎の空想をしていたの…▼~
:[エポニーヌ]|違うわ。~
見ての通り、たこ焼きを食べてるの。▼~
:[エルフィ]|え…~
でもあなた、「イイわぁ」とか言って…▼~
ああ…わかったわ…~
妄想のやり方が、新たな形に進化したのね…▼~
成長したわね…~
おめでとう…▼~
:[エポニーヌ]|ちょっと! 勝手に祝わないでよ。~
本当にただ単に、たこ焼きを味わってただけ。▼~
たこ焼きがおいしくて、~
つい「イイわぁ」って声が出ちゃったの。▼~
:[エルフィ]|…そう…~
…あら?▼~
…たこ焼きの空き箱が九つ…~
あなた…ここで九箱も食べたの…▼~
:[エポニーヌ]|え、えっ…それは…!!▼~
:[エルフィ]|食べ過ぎ…▼~
:[エポニーヌ]|い、いつも山ほど食べてる母さんに~
言われたくないわっ!▼~
:[エルフィ]|エポニーヌ…~
たこ焼き、何箱買ったの…▼~
:[エポニーヌ]|…に、二十箱…▼~
:[エルフィ]|そんなに食べられるの…?▼~
:[エポニーヌ]|それが、食べられちゃうのよ、最近。▼~
:[エルフィ]|もしかして、わたしに似てきたの…▼~
:[エポニーヌ]|…………▼~
…イイ機会だから正直に打ち明けるわ。~
確かに、その兆候があるのよ。▼~
最近、母さんみたいにお腹が空いて、~
物欲しくてしょうがなくなるの…▼~
それに、力もついてきたみたいで…~
リンゴなんて簡単にグシャリよ。▼~
どうすればいいの…これ…~
母さん、これは真剣な相談よ。▼~
:[エルフィ]|我慢はよくない…~
だから食べたいだけ食べればいい…▼~
でも、わたしは毎日、~
かなりの訓練をしている…▼~
だから太らないけど、あなたは…▼~
:[エポニーヌ]|あーっ!! ダメ!!~
その先は言わないで!!▼~
…………▼~
ど、ど、ど…どうしよう…~
このままじゃあたし…▼~
:[エルフィ]|今日は子どもの成長を願うお祭りよ…~
私はあなたの肉体的な発育を願うわ…▼~
どんどん成長しなさい…~
横へ横へと…▼~
:[エポニーヌ]|ちょ、ちょっと!~
怖いこと言わないでよっ!!▼~
の、残りのたこ焼きは母さんにあげるわっ。~
あたし、賊を倒してくる!▼~
賊ーっ!~
あたしの運動に付き合いなさーい!▼~
:[エルフィ]|たこ焼き…十一箱…~
いただきます…▼~
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