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会話集/章別会話/子世代編 壱:空蝉描く夢
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*子世代編 壱:空蝉描く夢 [#j7525fbd]
#contents
*オープニング [#b9069ff0]
**オープニング1 [#r545045d]
これは、私の憶えている、或る世界の話。▼~
戦乱の時代、秘境と呼ばれし『星界』で~
ひっそりと育てられた子どもたちがいた。▼~
彼らは長きにわたる戦争が終結した後、~
ついに元の世界へ戻ることとなる。▼~
しかし待ち望んだその日、~
秘境に謎の兵が襲来。▼~
子どもたちは父や母に庇われ逃げ延びたが、~
親たちはそろって行方知れずとなってしまう。▼~
父を失った娘、~
カンナは一人彷徨っていた。▼~
雨に濡れながら進む彼女は知らない。▼~
その先にどんな出会いと別れが~
待ち受けているのかを。▼~
**オープニング2 [#vc988c41]
:[カンナ]|
ひっく、ひっく、ぐすっ…▼~
お父さん…~
お父さん…▼~
ごめんなさい…あたし…~
お父さんを守れなかった…▼~
あたしがもっと強かったら…~
お父さんみたいに戦えたら…▼~
こんなことにはならなかったのに…▼~
**オープニング3 [#r73f95c4]
:[カンナ]|
どうして…~
あたしには何の力もないんだろう…▼~
うっ… ぐすっ…▼~
:[ミタマ]|
あなた、どうしましたの?▼~
:[カンナ]|
え…?▼~
:[ミタマ]|
ここで一句…~
見知らぬ地 泣く子を見つけ 声かける▼~
お怪我をしているのでしたら、~
治して差し上げますけれど。▼~
:[キヌ]|
んー…でも見た感じ、~
怪我はしてないみたいだよ。▼~
:[カンナ]|
えっと、あなたたちは…?▼~
:[キヌ]|
アタシはキヌだよ。▼~
:[ミタマ]|
わたくしはミタマと申します。~
あなたのお名前は?▼~
:[カンナ]|
あ、あたしはカンナ。▼~
:[ミタマ]|
なるほど、カンナといいますのね。~
どうして泣いていたんですの?▼~
もしかして…迷子にでもなりました?▼~
:[カンナ]|
ま、迷子じゃないよ!~
あたしはそんな…▼~
…………▼~
ううん。やっぱり、迷子なのかも…~
あたし…もう帰る場所が無いから…▼~
:[キヌ]|
帰る場所が無い…?▼~
:[カンナ]|
家も、村も、~
めちゃくちゃに壊されちゃった…▼~
助けに来てくれたお父さんも…~
し、死んじゃったかもしれない…▼~
あたしのせいだ…~
あたしが戦えないから、お父さんは…!!▼~
どうしよう、どうしよう…!!▼~
:[ミタマ]|
落ち着いてくださいな。~
一体何がありましたの。▼~
:[カンナ]|
わ、わかんない…~
あたし、逃げてきたから。▼~
突然、あたしが住んでた場所に~
姿がもやもやした、見えない敵が現れて…!▼~
:[キヌ]|
見えない敵…!?▼~
:[ミタマ]|
キヌ、これは…▼~
:[キヌ]|
うん…カンナも、アタシたちと同じなのかも。▼~
:[カンナ]|
…?▼~
:[ミタマ]|
…カンナ。わたくしたち、~
あなたのお話をもっと聞きたいですわ。▼~
:[カンナ]|
う、うん…わかった。▼~
あいつらが暴れまわるから、~
あたし、戦わなきゃって思ったんだけど…▼~
やっぱり…ぜんぜん敵わなくて。~
負けそうになった時に、お父さんが来てくれたの。▼~
でもあいつらすごく強くて、~
お父さんでも勝てなくて、▼~
お父さんはあたしに逃げるよう言ったんだ。▼~
あたし、嫌だって言ったんだけど…~
頼むから逃げてくれって…▼~
だから…~
あたし思いっきり走ってきたの。▼~
そうしたら逃げる途中、~
後ろから叫び声がひとつ聞こえて…▼~
お父さんとは…それっきり。▼~
森の中に隠れて~
ずっと待ってたけど…▼~
結局、あたしのところには…~
帰ってこなかった…▼~
:[ミタマ]|
…………▼~
:[カンナ]|
お父さんはこの刀をあたしに渡したの。~
確か…夜刀神、っていうんだ。▼~
ここは父さんが何とかするから、~
カンナはこの刀を守ってくれって…▼~
:[ミタマ]|
まあ、刀を…?~
敵に襲われているのに武器を手放したんですの?▼~
:[カンナ]|
お父さんは竜になれるから…~
刀が無くても戦えるの。▼~
:[キヌ]|
カンナのお父さんも変身できるんだ。~
じゃあアタシとおそろいだね。▼~
アタシはこの石で、綺麗で大きな狐…▼~
妖狐になれるんだよ。▼~
:[カンナ]|
妖狐?~
すごいんだね…▼~
あたしはなんにもできない…▼~
キヌみたいに変身できたら‥~
ミタマみたいに傷を治せたら…▼~
そうしたら…~
お父さんを助けられたかもしれないのに…▼~
うう…っ。▼~
:[キヌ]|
カンナ…▼~
…気持ちはわかるよ。~
アタシたちもカンナと同じだもん。▼~
ミタマもアタシも、~
住んでた場所に見えない敵が来て…▼~
それで、ここまで逃げてきたんだ。▼~
:[カンナ]|
!!▼~
:[ミタマ]|
杖が使えても、変身できても、~
わたくしたち、何もできませんでしたわ。▼~
だからカンナ。~
そんなに自分を責めないでくださいまし。▼~
…わたくしなんか、~
本当に馬鹿でしたのよ。▼~
お父様が必死で呼びかけてくださっているのに、~
屋敷で呑気に眠っていたんですの。▼~
わたくしが外に出た時は、~
既に家は囲まれていて…▼~
お父様はわたくしを逃がすために~
戦ってくれました。▼~
途中までは一緒にいたんですけれど、~
ほんの一瞬はぐれてしまって…▼~
振り返ったらもう、~
お父様の姿はどこにもありませんでしたわ。▼~
生きているのかどうかすら、~
わたくしには…▼~
:[カンナ]|
そんな…▼~
:[ミタマ]|
死は平等ですわ。例えくたばっていたとしても、~
嘆くことはありませんの。▼~
でも、どうしてでしょう…▼~
もし早く起きていたら、~
もしあの時はぐれなければと…▼~
そう思わずにはいられませんわ。▼~
…そういえばキヌはどうでしたの?~
お父上とは秘境ではぐれたんですの?▼~
:[キヌ]|
アタシは…わかんない。~
父さんとは会ってないから。▼~
見えない敵に気づいたあと、~
アタシは一人でここまで逃げてきたの。▼~
でも、秘境から出る前、森の中に…~
父さんのボロボロになった襟巻きが落ちてた。▼~
もしかしたらアタシを守ろうとして、~
そこで戦って…負けちゃったのかも。▼~
…けど、別に死んだところ見たわけじゃないし、~
アタシは諦めてないよ。▼~
父さんは生きてアタシを探してるんだって…~
そう思ってる。▼~
:[カンナ]|
うん…そうだよね。~
まだ死んだって決まったわけじゃない…▼~
でも…あたしたちこれから、~
どうしたらいいんだろう…▼~
**オープニング4 [#f73537c9]
:|'''(3人の前に透魔兵が現れる)'''~
:[透魔兵]|
…………▼~
:[カンナ]|
!!▼~
あのゆらゆらした見た目の兵士…~
お父さんにひどいことした奴らだ!▼~
:[キヌ]|
アタシの秘境に来たのもあいつらだよ!~
むーっ!! 今すぐやっつけてやる!!▼~
:[ミタマ]|
退いてください、キヌ!~
やられてしまいます!!▼~
:[キヌ]|
なんで!?~
やってみないとわかんないじゃん!!▼~
:[ミタマ]|
いえ、やらずともわかりますわ。~
敵の数を御覧なさいな。▼~
戦力は 我らの中で あなただけ…▼~
カンナは戦えませんし、~
わたくしは杖しか使えませんのよ!?▼~
なにより全員、戦場に出たことなど無い~
ずぶの素人なんですの!▼~
ここは争いを避けるのが~
得策というものですわ!!▼~
:[キヌ]|
でも…▼~
:[ミタマ]|
あなた、お父上に守っていただいた命を~
無下にしても良いと仰るんですの?▼~
:[キヌ]|
!!▼~
ううー…~
わかったよう…▼~
でも、向こうに戦ってるヒトがいるみたいだよ!~
助けてあげなくていいの!?▼~
:|'''(3人の南西方向にキサラギ、ヒサメ)'''~
:|'''(キサラギ、透魔兵を攻撃するも、外す)'''~
:[キサラギ]|
あれれ、また失敗した。▼~
やっぱり僕なんかじゃ、~
父上の神器は使えないのかな…▼~
:[ヒサメ]|
危険です、キサラギ!~
もうやめましょう…!▼~
:|'''(ミタマ達がキサラギ達に近づく)'''~
:[ミタマ]|
危ないですわ、あなたたち!~
何をしていますの!▼~
:[ヒサメ]|
わかっています!~
ですがキサラギが…!▼~
:[ミタマ]|
キサラギ…?▼~
:[キサラギ]|
ヒサメ、君は逃げていいよ!▼~
これ以上僕のわがままで~
ヒサメを危ない目に遭わせられないから!▼~
:[ヒサメ]|
何てことを言うんですか…!~
置いていけるわけないでしょう!▼~
今のキサラギでは敵いません。~
私の父さんも、あなたの父上ですら…▼~
こいつらと戦ったせいで、~
いなくなってしまったんですよ!?▼~
:[カンナ]|
この二人も…▼~
:[キサラギ]|
父上…~
そうだよ、父上を助けに行かなきゃ。▼~
そのためには、こいつらと戦うしかない!~
よーし、もう一度…▼~
うわっ!?▼~
:|'''(キサラギ、再度攻撃するも外す)'''~
:[キサラギ]|
ありゃ…また失敗か。▼~
:[キヌ]|
ぶーぶー!~
いい加減諦めなよ!▼~
アナタにはその弓、使えないんだよー!▼~
:[キサラギ]|
…………▼~
:[ミタマ]|
諦めが肝心ですわ。~
わたくしたちと一緒に逃げましょう!▼~
こいつらを倒せないということは、~
もうおわかりでしょう?▼~
:[キサラギ]|
…うん。わかってるよ。~
それでもやっぱり、ここは退けない。▼~
:[ヒサメ]|
!? 聞き分けてください、キサラギ!~
私はあなたを死なせたくないんです!!▼~
:[キサラギ]|
ありがとう、ヒサメ。▼~
でも、もうすぐ…~
もうすぐうまくいく気がするんだ。▼~
今まで全然だめでも、~
次も同じだなんてこと絶対ない。▼~
こうして信じてたらきっと…~
風神弓は応えてくれる。▼~
:[カンナ]|
…風神弓?▼~
:[キサラギ]|
この弓のこと。~
父上から渡された神器だよ。▼~
ホントは、僕には使えないんだ。~
でも諦めたりしないよ。▼~
父上を取り戻すまで、~
絶対に諦めない。▼~
:[カンナ]|
…!▼~
:[キサラギ]|
僕はここで戦う!~
僕にだって、絶対にできる!▼~
他の誰でもない…~
僕がやるんだ!!!!!!▼~
:|'''(キサラギ、攻撃を命中させる)'''~
:[ヒサメ]|
!! キサラギ、あなた…~
風神弓を…▼~
:[キサラギ]|
やったー! 大成功!!~
見た見た? 今の見たでしょ!?▼~
僕だって風神弓を使える!~
父上みたいに戦えるんだ!!▼~
:[カンナ]|
すごい…▼~
:[ミタマ]|
た、確かにすごいですけれど、~
それでも戦力的に不十分なことに変わりは…▼~
:[カンナ]|
キサラギ!~
もう一回やってみせて!▼~
:[ミタマ]|
ええ!? カンナ!?▼~
:[カンナ]|
ねえ教えて、キサラギ!▼~
今のどうやったの!・~
どうやったら使えるようになった!?▼~
あたしもこの刀のこと信じたら、~
使えるようになるのかな?▼~
そうしたらあたしも戦える?~
お父さんを助けられる?▼~
:[キサラギ]|
…………▼~
それ「夜刀神」?▼~
:[カンナ]|
知ってるの!?▼~
:[キサラギ]|
父上から聞いたことあるんだ。~
それは世界を救う刀だって。▼~
選ばれた人にしか持てない、~
すっごい神器だって。▼~
:[カンナ]|
うん…でも、あたしは選ばれてない。~
これはお父さんので、あたしのじゃない。▼~
あたしは…~
…あたしにはなんにもできなかった。▼~
お父さんが戦うのを、~
ただ見てただけ。▼~
キサラギみたいに…~
戦えなかったの…▼~
:[キサラギ]|
ううん。~
僕もカンナと同じだよ。▼~
僕もあの時何もできなくって、~
大好きな父上を守れなかった。▼~
すごくつらくて悲しくて…~
悔しかった。▼~
でも、ダメだったこと考えても仕方ないよ。~
大事なのはこれからどうするかだと思う。▼~
カンナはどうしたい?▼~
:[カンナ]|
…………▼~
あたしも戦いたい。~
戦って、お父さんを助けに行きたい。▼~
ほんとはあたしも、~
この刀を使えるようになりたいの…▼~
:[キサラギ]|
じゃあ今から試してみよう、何度でも。~
そうしたらいつかカンナにもできるよ。▼~
同じ神器を持つ人として保証する。~
君になら、きっとできるって!▼~
:[カンナ]|
…信じてくれるの?~
こんなあたしでも、戦えるって…▼~
:[キサラギ]|
もちろん!~
僕、カンナのこと信じるよ!!▼~
:[カンナ]|
ありがとう、キサラギ…!▼~
:|'''(風神弓が光を放つ)'''~
:[キサラギ]|
あれれ、なにこれ…!?~
風神弓が光ってる!!▼~
:[カンナ]|
あ、あたしの刀も光ってるよ!~
な、なんで? どうして?▼~
あたし何か変なことしちゃったのかな…▼~
…ひゃあっ!?▼~
:|'''(夜刀神が夜刀神・空夜に変化する)'''~
:[カンナ]|
夜刀神の形が変わった…!?▼~
:[キサラギ]|
すごーい!~
かっこいいね!▼~
さっき風神弓から力がぶわーっと出て、~
夜刀神に入っていったみたいなんだ!▼~
:[カンナ]|
風神弓の力が…?▼~
:[キサラギ]|
嬉しいな…これで僕、~
カンナの力になれる。▼~
たぶん、この風神弓の力が、~
その刀に繋がったんだよ!▼~
よくわかんないけど…~
なんかそんな気がしたんだ!▼~
:[キヌ]|
わわっ!?~
なんかいっぱい敵がきたよ!?▼~
:[カンナ]|
まさか…~
この刀のせい?▼~
:[ミタマ]|
さっきの光に反応したんですの?~
それとも…▼~
:[ヒサメ]|
もしかしたらこの刀が、奴らにとって~
何らかの脅威となるのかもしれませんね。▼~
だからこうして、潰しに来た。▼~
:[キサラギ]|
大丈夫だよ、カンナ。~
できるって信じてみて。▼~
落ち着いて夜刀神を構えるんだ。~
討ち損じたら、僕が片付けてあげる。▼~
:[カンナ]|
うん、わかった。▼~
…………▼~
待ってて、お父さん…~
あたし絶対に、諦めたりしないから。▼~
お願い…~
力を貸して、夜刀神!!▼~
:|'''(カンナ、敵を倒す)'''~
:[キサラギ]|
カンナ!!▼~
:[カンナ]|
うまくいったよ!~
あたしにも使えた!!▼~
ありがとうキサラギ!~
キサラギが信じてくれたおかげだね!▼~
:[キサラギ]|
ううん。これはカンナの力だよ!~
これで一緒に戦えるね!▼~
:[カンナ]|
うんっ!!▼~
:[ヒサメ]|
…………▼~
…仕方ありません、逃げるのはやめです。~
私も共に戦いましょう。▼~
:[キサラギ]|
ヒサメ!? でも…▼~
:[ヒサメ]|
あなたたちを放って行くだなんて、~
危なっかしくてできませんよ。▼~
…それに、言ったでしょう?~
私はあなたを守りますと。▼~
この刀はあなたに捧げます。~
あなたは、私の主君なんですから。▼~
:[キサラギ]|
ヒサメ…!~
ありがとう!! 大好きだよ!!▼~
:[キヌ]|
うう~~…!~
ごめんミタマ、やっぱりアタシも戦う!▼~
:[ミタマ]|
ええっ!?~
ちょっとキヌ!?▼~
:[キヌ]|
あのね、このまま逃げ回るなんて、~
やっぱり性に合わないんだもん!▼~
カンナも戦えるようになったし、~
今ならいけるんじゃない!?▼~
それにさ…アタシ、試してみたい。~
自分の力でどこまで戦えるか。▼~
今まで一度も、自分の力でそんなこと~
したことないんだもん!▼~
:[ミタマ]|
キヌ…▼~
…ああもう、わかりましたわ。▼~
戦力が 4人もいれば 勝機あり▼~
面倒ですが、助力して差し上げます。▼~
もしお怪我をしたら、~
わたくしのところに来てくださいまし。▼~
:[カンナ]|
さあ、行くよ!~
お父さんたちはきっと生きてる…▼~
そう信じて、戦おう!▼~
*戦闘 [#y1f5df34]
**撤退時のセリフ [#y1f5df34]
*** カンナ [#t1e439a3]
:[カンナ]|
ごめん、みんな…あたし失敗しちゃった…~
後ろに下がってるね…▼~
*** キヌ [#cajnjicn]
:[キヌ]|
そんなあ、アタシの負け…?~
悔しいけど、下がるしかないかあ…▼~
*** ミタマ [#ceacjdmiu]
:[ミタマ]|
丸腰の 女性相手に なんてこと…~
ここは引かせていただきますわ…▼~
*** キサラギ [#cakijoihih]
:[キサラギ]|
ありゃ…君って結構強いんだね…~
死んじゃう前に、引いておこうっと…▼~
*** ヒサメ [#afajiojuioq]
:[ヒサメ]|
くっ…! これでは戦えません…~
足手まといになる前に撤退します…▼~
*クリア後 [#x0fbce99]
**クリア後1 [#fab42c13]
:|'''(透魔兵ジークベルト、走り去る)'''~
:[カンナ]|
あっ!?▼~
:[キサラギ]|
あの敵、逃げたよ!~
追いかけてみたら、何かわかるかも!▼~
:[カンナ]|
行くよ、みんな!▼~
:[???]|
…待って。▼~
**クリア後2 [#w6dfb1ed]
:|'''(アクアらしき人影が現れる)'''~
:[???]|
これ以上、追わないほうがいいわ。▼~
…今は。▼~
:[カンナ]|
あなたは?▼~
:[???]|
私は…▼~
…………▼~
名乗るほどのものではないの。▼~
一つだけ言えるのは、~
私はあなたたちの敵ではないということ。▼~
悪いことは言わないから、~
深追いはやめておきなさい。▼~
:[カンナ]|
…………▼~
…わかった。▼~
あたしも、あなたは敵じゃないと思う。▼~
それに、どこかで見たことあるような…▼~
:[???]|
…………▼~
:[カンナ]|
あれ? でも思い出せないや。~
なんか変な感じ。▼~
:[キヌ]|
アタシもアタシも。この人…どこかで~
見たことあるような気がするんだよね。▼~
:[キサラギ]|
んー、僕は見覚えないけどな。▼~
でも普段から忘れっぽいから、~
もしかしたら忘れたこと忘れてるだけかも。▼~
:[ミタマ]|
あらまあ、みなさんったら…~
まだお若いのに早くも物忘れですの?▼~
:[ヒサメ]|
ですが…~
忘れたという事実を覚えていない以上、▼~
私たちが何も忘れていないということも~
言い切れないのでは?▼~
:[ミタマ]|
…あなた、難しいこと仰いますわね。~
頭が痛くなって参りましたわ。▼~
:[???]|
大丈夫よ。時が来れば…~
全てが終われば…▼~
その頭のもやは晴れる。~
きっと元に戻るから。▼~
…それよりカンナ。~
あなた、竜石は持っている?▼~
:[カンナ]|
ううん、持ってないよ。~
あたしは竜になれないから…▼~
:[???]|
いいえ、なれるわ。▼~
あなたの竜の衝動は、~
いつ暴れだすかわからない。▼~
私があなたの衝動を、~
石に込めてあげる。▼~
:[???]|
…さあ、これがあなたの竜石よ。~
肌身離さず持っていて。▼~
:[カンナ]|
ありがとう…!~
これを使えばあたし、竜になれるの?▼~
:[???]|
そうね。この竜石とその夜刀神、~
『空夜』があれば立派に戦えるはずよ。~
:[カンナ]|
夜刀神…くうや?▼~
:[???]|
ええ。その刀の名前。▼~
夜刀神は神器の力を繋げる度に、~
その姿と名前を変化させるの。▼~
『空夜』の次は『白夜』へ。~
そしていつかその刀は『終夜』…▼~
『ファイアーエムブレム』になるわ。▼~
:[カンナ]|
ファイアーエムブレム…▼~
:[???]|
それは…とても美しく、強い刀よ。~
ファイアーエムブレムがあれば、▼~
きっとあなたたちの大切な人を~
救うことができる。▼~
:[カンナ]|
大切な人って…お父さんたち?~
あなた、何か知ってるの?▼~
知ってたらなんでもいいから教えて!~
お父さんたち、どこに行ったの!?▼~
まさか、死んだりしてないよね…!?▼~
:[???]|
わからないわ。~
それは私にも見通せないの。▼~
でも、約束しているはずなのよ…~
私の分まで幸せになってって。▼~
だから、私のように消えさせはしない…▼~
:[カンナ]|
あなたのように…?▼~
:[???]|
ごめんなさい。~
私に言えることはこれ以上何もないわ。▼~
これはあなたたちが、~
自分で気付かないといけないことだから。▼~
でも最後にひとつだけ聞いておくわ。~
あなたたちと戦った敵…▼~
何か、おかしいと思わなかった?▼~
:[カンナ]|
…………▼~
**クリア後3 [#ee8b0c59]
:|'''(透魔王国らしきところで一人佇むシグレ)'''~
:[シグレ]|
光へ 手を伸ばす…▼~
穢れなき銀の剣~
微睡み 思いを断ち切りて…▼~
…………▼~
これは、白き道を選んだ世界の歌。▼~
歌は時に、相手の心をも~
支配するほどの力を持つ。▼~
竜の遺した石と合わせれば、~
世界を救えるほどの奇跡が起こる。▼~
けれど…▼~
一度でもその所持者となれば、~
魂は水底に落ち…▼~
力はその身に及ばなくなる。▼~
新たな所持者が力を行使しても、~
落ちた水底まで、歌声は決して届かない。▼~
そう知っていても…~
それでも俺は…▼~
…………▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#ne650f8e]
- 危ないですわ!のミタマの後のヒサメのわかっています!の...
#comment
終了行:
*子世代編 壱:空蝉描く夢 [#j7525fbd]
#contents
*オープニング [#b9069ff0]
**オープニング1 [#r545045d]
これは、私の憶えている、或る世界の話。▼~
戦乱の時代、秘境と呼ばれし『星界』で~
ひっそりと育てられた子どもたちがいた。▼~
彼らは長きにわたる戦争が終結した後、~
ついに元の世界へ戻ることとなる。▼~
しかし待ち望んだその日、~
秘境に謎の兵が襲来。▼~
子どもたちは父や母に庇われ逃げ延びたが、~
親たちはそろって行方知れずとなってしまう。▼~
父を失った娘、~
カンナは一人彷徨っていた。▼~
雨に濡れながら進む彼女は知らない。▼~
その先にどんな出会いと別れが~
待ち受けているのかを。▼~
**オープニング2 [#vc988c41]
:[カンナ]|
ひっく、ひっく、ぐすっ…▼~
お父さん…~
お父さん…▼~
ごめんなさい…あたし…~
お父さんを守れなかった…▼~
あたしがもっと強かったら…~
お父さんみたいに戦えたら…▼~
こんなことにはならなかったのに…▼~
**オープニング3 [#r73f95c4]
:[カンナ]|
どうして…~
あたしには何の力もないんだろう…▼~
うっ… ぐすっ…▼~
:[ミタマ]|
あなた、どうしましたの?▼~
:[カンナ]|
え…?▼~
:[ミタマ]|
ここで一句…~
見知らぬ地 泣く子を見つけ 声かける▼~
お怪我をしているのでしたら、~
治して差し上げますけれど。▼~
:[キヌ]|
んー…でも見た感じ、~
怪我はしてないみたいだよ。▼~
:[カンナ]|
えっと、あなたたちは…?▼~
:[キヌ]|
アタシはキヌだよ。▼~
:[ミタマ]|
わたくしはミタマと申します。~
あなたのお名前は?▼~
:[カンナ]|
あ、あたしはカンナ。▼~
:[ミタマ]|
なるほど、カンナといいますのね。~
どうして泣いていたんですの?▼~
もしかして…迷子にでもなりました?▼~
:[カンナ]|
ま、迷子じゃないよ!~
あたしはそんな…▼~
…………▼~
ううん。やっぱり、迷子なのかも…~
あたし…もう帰る場所が無いから…▼~
:[キヌ]|
帰る場所が無い…?▼~
:[カンナ]|
家も、村も、~
めちゃくちゃに壊されちゃった…▼~
助けに来てくれたお父さんも…~
し、死んじゃったかもしれない…▼~
あたしのせいだ…~
あたしが戦えないから、お父さんは…!!▼~
どうしよう、どうしよう…!!▼~
:[ミタマ]|
落ち着いてくださいな。~
一体何がありましたの。▼~
:[カンナ]|
わ、わかんない…~
あたし、逃げてきたから。▼~
突然、あたしが住んでた場所に~
姿がもやもやした、見えない敵が現れて…!▼~
:[キヌ]|
見えない敵…!?▼~
:[ミタマ]|
キヌ、これは…▼~
:[キヌ]|
うん…カンナも、アタシたちと同じなのかも。▼~
:[カンナ]|
…?▼~
:[ミタマ]|
…カンナ。わたくしたち、~
あなたのお話をもっと聞きたいですわ。▼~
:[カンナ]|
う、うん…わかった。▼~
あいつらが暴れまわるから、~
あたし、戦わなきゃって思ったんだけど…▼~
やっぱり…ぜんぜん敵わなくて。~
負けそうになった時に、お父さんが来てくれたの。▼~
でもあいつらすごく強くて、~
お父さんでも勝てなくて、▼~
お父さんはあたしに逃げるよう言ったんだ。▼~
あたし、嫌だって言ったんだけど…~
頼むから逃げてくれって…▼~
だから…~
あたし思いっきり走ってきたの。▼~
そうしたら逃げる途中、~
後ろから叫び声がひとつ聞こえて…▼~
お父さんとは…それっきり。▼~
森の中に隠れて~
ずっと待ってたけど…▼~
結局、あたしのところには…~
帰ってこなかった…▼~
:[ミタマ]|
…………▼~
:[カンナ]|
お父さんはこの刀をあたしに渡したの。~
確か…夜刀神、っていうんだ。▼~
ここは父さんが何とかするから、~
カンナはこの刀を守ってくれって…▼~
:[ミタマ]|
まあ、刀を…?~
敵に襲われているのに武器を手放したんですの?▼~
:[カンナ]|
お父さんは竜になれるから…~
刀が無くても戦えるの。▼~
:[キヌ]|
カンナのお父さんも変身できるんだ。~
じゃあアタシとおそろいだね。▼~
アタシはこの石で、綺麗で大きな狐…▼~
妖狐になれるんだよ。▼~
:[カンナ]|
妖狐?~
すごいんだね…▼~
あたしはなんにもできない…▼~
キヌみたいに変身できたら‥~
ミタマみたいに傷を治せたら…▼~
そうしたら…~
お父さんを助けられたかもしれないのに…▼~
うう…っ。▼~
:[キヌ]|
カンナ…▼~
…気持ちはわかるよ。~
アタシたちもカンナと同じだもん。▼~
ミタマもアタシも、~
住んでた場所に見えない敵が来て…▼~
それで、ここまで逃げてきたんだ。▼~
:[カンナ]|
!!▼~
:[ミタマ]|
杖が使えても、変身できても、~
わたくしたち、何もできませんでしたわ。▼~
だからカンナ。~
そんなに自分を責めないでくださいまし。▼~
…わたくしなんか、~
本当に馬鹿でしたのよ。▼~
お父様が必死で呼びかけてくださっているのに、~
屋敷で呑気に眠っていたんですの。▼~
わたくしが外に出た時は、~
既に家は囲まれていて…▼~
お父様はわたくしを逃がすために~
戦ってくれました。▼~
途中までは一緒にいたんですけれど、~
ほんの一瞬はぐれてしまって…▼~
振り返ったらもう、~
お父様の姿はどこにもありませんでしたわ。▼~
生きているのかどうかすら、~
わたくしには…▼~
:[カンナ]|
そんな…▼~
:[ミタマ]|
死は平等ですわ。例えくたばっていたとしても、~
嘆くことはありませんの。▼~
でも、どうしてでしょう…▼~
もし早く起きていたら、~
もしあの時はぐれなければと…▼~
そう思わずにはいられませんわ。▼~
…そういえばキヌはどうでしたの?~
お父上とは秘境ではぐれたんですの?▼~
:[キヌ]|
アタシは…わかんない。~
父さんとは会ってないから。▼~
見えない敵に気づいたあと、~
アタシは一人でここまで逃げてきたの。▼~
でも、秘境から出る前、森の中に…~
父さんのボロボロになった襟巻きが落ちてた。▼~
もしかしたらアタシを守ろうとして、~
そこで戦って…負けちゃったのかも。▼~
…けど、別に死んだところ見たわけじゃないし、~
アタシは諦めてないよ。▼~
父さんは生きてアタシを探してるんだって…~
そう思ってる。▼~
:[カンナ]|
うん…そうだよね。~
まだ死んだって決まったわけじゃない…▼~
でも…あたしたちこれから、~
どうしたらいいんだろう…▼~
**オープニング4 [#f73537c9]
:|'''(3人の前に透魔兵が現れる)'''~
:[透魔兵]|
…………▼~
:[カンナ]|
!!▼~
あのゆらゆらした見た目の兵士…~
お父さんにひどいことした奴らだ!▼~
:[キヌ]|
アタシの秘境に来たのもあいつらだよ!~
むーっ!! 今すぐやっつけてやる!!▼~
:[ミタマ]|
退いてください、キヌ!~
やられてしまいます!!▼~
:[キヌ]|
なんで!?~
やってみないとわかんないじゃん!!▼~
:[ミタマ]|
いえ、やらずともわかりますわ。~
敵の数を御覧なさいな。▼~
戦力は 我らの中で あなただけ…▼~
カンナは戦えませんし、~
わたくしは杖しか使えませんのよ!?▼~
なにより全員、戦場に出たことなど無い~
ずぶの素人なんですの!▼~
ここは争いを避けるのが~
得策というものですわ!!▼~
:[キヌ]|
でも…▼~
:[ミタマ]|
あなた、お父上に守っていただいた命を~
無下にしても良いと仰るんですの?▼~
:[キヌ]|
!!▼~
ううー…~
わかったよう…▼~
でも、向こうに戦ってるヒトがいるみたいだよ!~
助けてあげなくていいの!?▼~
:|'''(3人の南西方向にキサラギ、ヒサメ)'''~
:|'''(キサラギ、透魔兵を攻撃するも、外す)'''~
:[キサラギ]|
あれれ、また失敗した。▼~
やっぱり僕なんかじゃ、~
父上の神器は使えないのかな…▼~
:[ヒサメ]|
危険です、キサラギ!~
もうやめましょう…!▼~
:|'''(ミタマ達がキサラギ達に近づく)'''~
:[ミタマ]|
危ないですわ、あなたたち!~
何をしていますの!▼~
:[ヒサメ]|
わかっています!~
ですがキサラギが…!▼~
:[ミタマ]|
キサラギ…?▼~
:[キサラギ]|
ヒサメ、君は逃げていいよ!▼~
これ以上僕のわがままで~
ヒサメを危ない目に遭わせられないから!▼~
:[ヒサメ]|
何てことを言うんですか…!~
置いていけるわけないでしょう!▼~
今のキサラギでは敵いません。~
私の父さんも、あなたの父上ですら…▼~
こいつらと戦ったせいで、~
いなくなってしまったんですよ!?▼~
:[カンナ]|
この二人も…▼~
:[キサラギ]|
父上…~
そうだよ、父上を助けに行かなきゃ。▼~
そのためには、こいつらと戦うしかない!~
よーし、もう一度…▼~
うわっ!?▼~
:|'''(キサラギ、再度攻撃するも外す)'''~
:[キサラギ]|
ありゃ…また失敗か。▼~
:[キヌ]|
ぶーぶー!~
いい加減諦めなよ!▼~
アナタにはその弓、使えないんだよー!▼~
:[キサラギ]|
…………▼~
:[ミタマ]|
諦めが肝心ですわ。~
わたくしたちと一緒に逃げましょう!▼~
こいつらを倒せないということは、~
もうおわかりでしょう?▼~
:[キサラギ]|
…うん。わかってるよ。~
それでもやっぱり、ここは退けない。▼~
:[ヒサメ]|
!? 聞き分けてください、キサラギ!~
私はあなたを死なせたくないんです!!▼~
:[キサラギ]|
ありがとう、ヒサメ。▼~
でも、もうすぐ…~
もうすぐうまくいく気がするんだ。▼~
今まで全然だめでも、~
次も同じだなんてこと絶対ない。▼~
こうして信じてたらきっと…~
風神弓は応えてくれる。▼~
:[カンナ]|
…風神弓?▼~
:[キサラギ]|
この弓のこと。~
父上から渡された神器だよ。▼~
ホントは、僕には使えないんだ。~
でも諦めたりしないよ。▼~
父上を取り戻すまで、~
絶対に諦めない。▼~
:[カンナ]|
…!▼~
:[キサラギ]|
僕はここで戦う!~
僕にだって、絶対にできる!▼~
他の誰でもない…~
僕がやるんだ!!!!!!▼~
:|'''(キサラギ、攻撃を命中させる)'''~
:[ヒサメ]|
!! キサラギ、あなた…~
風神弓を…▼~
:[キサラギ]|
やったー! 大成功!!~
見た見た? 今の見たでしょ!?▼~
僕だって風神弓を使える!~
父上みたいに戦えるんだ!!▼~
:[カンナ]|
すごい…▼~
:[ミタマ]|
た、確かにすごいですけれど、~
それでも戦力的に不十分なことに変わりは…▼~
:[カンナ]|
キサラギ!~
もう一回やってみせて!▼~
:[ミタマ]|
ええ!? カンナ!?▼~
:[カンナ]|
ねえ教えて、キサラギ!▼~
今のどうやったの!・~
どうやったら使えるようになった!?▼~
あたしもこの刀のこと信じたら、~
使えるようになるのかな?▼~
そうしたらあたしも戦える?~
お父さんを助けられる?▼~
:[キサラギ]|
…………▼~
それ「夜刀神」?▼~
:[カンナ]|
知ってるの!?▼~
:[キサラギ]|
父上から聞いたことあるんだ。~
それは世界を救う刀だって。▼~
選ばれた人にしか持てない、~
すっごい神器だって。▼~
:[カンナ]|
うん…でも、あたしは選ばれてない。~
これはお父さんので、あたしのじゃない。▼~
あたしは…~
…あたしにはなんにもできなかった。▼~
お父さんが戦うのを、~
ただ見てただけ。▼~
キサラギみたいに…~
戦えなかったの…▼~
:[キサラギ]|
ううん。~
僕もカンナと同じだよ。▼~
僕もあの時何もできなくって、~
大好きな父上を守れなかった。▼~
すごくつらくて悲しくて…~
悔しかった。▼~
でも、ダメだったこと考えても仕方ないよ。~
大事なのはこれからどうするかだと思う。▼~
カンナはどうしたい?▼~
:[カンナ]|
…………▼~
あたしも戦いたい。~
戦って、お父さんを助けに行きたい。▼~
ほんとはあたしも、~
この刀を使えるようになりたいの…▼~
:[キサラギ]|
じゃあ今から試してみよう、何度でも。~
そうしたらいつかカンナにもできるよ。▼~
同じ神器を持つ人として保証する。~
君になら、きっとできるって!▼~
:[カンナ]|
…信じてくれるの?~
こんなあたしでも、戦えるって…▼~
:[キサラギ]|
もちろん!~
僕、カンナのこと信じるよ!!▼~
:[カンナ]|
ありがとう、キサラギ…!▼~
:|'''(風神弓が光を放つ)'''~
:[キサラギ]|
あれれ、なにこれ…!?~
風神弓が光ってる!!▼~
:[カンナ]|
あ、あたしの刀も光ってるよ!~
な、なんで? どうして?▼~
あたし何か変なことしちゃったのかな…▼~
…ひゃあっ!?▼~
:|'''(夜刀神が夜刀神・空夜に変化する)'''~
:[カンナ]|
夜刀神の形が変わった…!?▼~
:[キサラギ]|
すごーい!~
かっこいいね!▼~
さっき風神弓から力がぶわーっと出て、~
夜刀神に入っていったみたいなんだ!▼~
:[カンナ]|
風神弓の力が…?▼~
:[キサラギ]|
嬉しいな…これで僕、~
カンナの力になれる。▼~
たぶん、この風神弓の力が、~
その刀に繋がったんだよ!▼~
よくわかんないけど…~
なんかそんな気がしたんだ!▼~
:[キヌ]|
わわっ!?~
なんかいっぱい敵がきたよ!?▼~
:[カンナ]|
まさか…~
この刀のせい?▼~
:[ミタマ]|
さっきの光に反応したんですの?~
それとも…▼~
:[ヒサメ]|
もしかしたらこの刀が、奴らにとって~
何らかの脅威となるのかもしれませんね。▼~
だからこうして、潰しに来た。▼~
:[キサラギ]|
大丈夫だよ、カンナ。~
できるって信じてみて。▼~
落ち着いて夜刀神を構えるんだ。~
討ち損じたら、僕が片付けてあげる。▼~
:[カンナ]|
うん、わかった。▼~
…………▼~
待ってて、お父さん…~
あたし絶対に、諦めたりしないから。▼~
お願い…~
力を貸して、夜刀神!!▼~
:|'''(カンナ、敵を倒す)'''~
:[キサラギ]|
カンナ!!▼~
:[カンナ]|
うまくいったよ!~
あたしにも使えた!!▼~
ありがとうキサラギ!~
キサラギが信じてくれたおかげだね!▼~
:[キサラギ]|
ううん。これはカンナの力だよ!~
これで一緒に戦えるね!▼~
:[カンナ]|
うんっ!!▼~
:[ヒサメ]|
…………▼~
…仕方ありません、逃げるのはやめです。~
私も共に戦いましょう。▼~
:[キサラギ]|
ヒサメ!? でも…▼~
:[ヒサメ]|
あなたたちを放って行くだなんて、~
危なっかしくてできませんよ。▼~
…それに、言ったでしょう?~
私はあなたを守りますと。▼~
この刀はあなたに捧げます。~
あなたは、私の主君なんですから。▼~
:[キサラギ]|
ヒサメ…!~
ありがとう!! 大好きだよ!!▼~
:[キヌ]|
うう~~…!~
ごめんミタマ、やっぱりアタシも戦う!▼~
:[ミタマ]|
ええっ!?~
ちょっとキヌ!?▼~
:[キヌ]|
あのね、このまま逃げ回るなんて、~
やっぱり性に合わないんだもん!▼~
カンナも戦えるようになったし、~
今ならいけるんじゃない!?▼~
それにさ…アタシ、試してみたい。~
自分の力でどこまで戦えるか。▼~
今まで一度も、自分の力でそんなこと~
したことないんだもん!▼~
:[ミタマ]|
キヌ…▼~
…ああもう、わかりましたわ。▼~
戦力が 4人もいれば 勝機あり▼~
面倒ですが、助力して差し上げます。▼~
もしお怪我をしたら、~
わたくしのところに来てくださいまし。▼~
:[カンナ]|
さあ、行くよ!~
お父さんたちはきっと生きてる…▼~
そう信じて、戦おう!▼~
*戦闘 [#y1f5df34]
**撤退時のセリフ [#y1f5df34]
*** カンナ [#t1e439a3]
:[カンナ]|
ごめん、みんな…あたし失敗しちゃった…~
後ろに下がってるね…▼~
*** キヌ [#cajnjicn]
:[キヌ]|
そんなあ、アタシの負け…?~
悔しいけど、下がるしかないかあ…▼~
*** ミタマ [#ceacjdmiu]
:[ミタマ]|
丸腰の 女性相手に なんてこと…~
ここは引かせていただきますわ…▼~
*** キサラギ [#cakijoihih]
:[キサラギ]|
ありゃ…君って結構強いんだね…~
死んじゃう前に、引いておこうっと…▼~
*** ヒサメ [#afajiojuioq]
:[ヒサメ]|
くっ…! これでは戦えません…~
足手まといになる前に撤退します…▼~
*クリア後 [#x0fbce99]
**クリア後1 [#fab42c13]
:|'''(透魔兵ジークベルト、走り去る)'''~
:[カンナ]|
あっ!?▼~
:[キサラギ]|
あの敵、逃げたよ!~
追いかけてみたら、何かわかるかも!▼~
:[カンナ]|
行くよ、みんな!▼~
:[???]|
…待って。▼~
**クリア後2 [#w6dfb1ed]
:|'''(アクアらしき人影が現れる)'''~
:[???]|
これ以上、追わないほうがいいわ。▼~
…今は。▼~
:[カンナ]|
あなたは?▼~
:[???]|
私は…▼~
…………▼~
名乗るほどのものではないの。▼~
一つだけ言えるのは、~
私はあなたたちの敵ではないということ。▼~
悪いことは言わないから、~
深追いはやめておきなさい。▼~
:[カンナ]|
…………▼~
…わかった。▼~
あたしも、あなたは敵じゃないと思う。▼~
それに、どこかで見たことあるような…▼~
:[???]|
…………▼~
:[カンナ]|
あれ? でも思い出せないや。~
なんか変な感じ。▼~
:[キヌ]|
アタシもアタシも。この人…どこかで~
見たことあるような気がするんだよね。▼~
:[キサラギ]|
んー、僕は見覚えないけどな。▼~
でも普段から忘れっぽいから、~
もしかしたら忘れたこと忘れてるだけかも。▼~
:[ミタマ]|
あらまあ、みなさんったら…~
まだお若いのに早くも物忘れですの?▼~
:[ヒサメ]|
ですが…~
忘れたという事実を覚えていない以上、▼~
私たちが何も忘れていないということも~
言い切れないのでは?▼~
:[ミタマ]|
…あなた、難しいこと仰いますわね。~
頭が痛くなって参りましたわ。▼~
:[???]|
大丈夫よ。時が来れば…~
全てが終われば…▼~
その頭のもやは晴れる。~
きっと元に戻るから。▼~
…それよりカンナ。~
あなた、竜石は持っている?▼~
:[カンナ]|
ううん、持ってないよ。~
あたしは竜になれないから…▼~
:[???]|
いいえ、なれるわ。▼~
あなたの竜の衝動は、~
いつ暴れだすかわからない。▼~
私があなたの衝動を、~
石に込めてあげる。▼~
:[???]|
…さあ、これがあなたの竜石よ。~
肌身離さず持っていて。▼~
:[カンナ]|
ありがとう…!~
これを使えばあたし、竜になれるの?▼~
:[???]|
そうね。この竜石とその夜刀神、~
『空夜』があれば立派に戦えるはずよ。~
:[カンナ]|
夜刀神…くうや?▼~
:[???]|
ええ。その刀の名前。▼~
夜刀神は神器の力を繋げる度に、~
その姿と名前を変化させるの。▼~
『空夜』の次は『白夜』へ。~
そしていつかその刀は『終夜』…▼~
『ファイアーエムブレム』になるわ。▼~
:[カンナ]|
ファイアーエムブレム…▼~
:[???]|
それは…とても美しく、強い刀よ。~
ファイアーエムブレムがあれば、▼~
きっとあなたたちの大切な人を~
救うことができる。▼~
:[カンナ]|
大切な人って…お父さんたち?~
あなた、何か知ってるの?▼~
知ってたらなんでもいいから教えて!~
お父さんたち、どこに行ったの!?▼~
まさか、死んだりしてないよね…!?▼~
:[???]|
わからないわ。~
それは私にも見通せないの。▼~
でも、約束しているはずなのよ…~
私の分まで幸せになってって。▼~
だから、私のように消えさせはしない…▼~
:[カンナ]|
あなたのように…?▼~
:[???]|
ごめんなさい。~
私に言えることはこれ以上何もないわ。▼~
これはあなたたちが、~
自分で気付かないといけないことだから。▼~
でも最後にひとつだけ聞いておくわ。~
あなたたちと戦った敵…▼~
何か、おかしいと思わなかった?▼~
:[カンナ]|
…………▼~
**クリア後3 [#ee8b0c59]
:|'''(透魔王国らしきところで一人佇むシグレ)'''~
:[シグレ]|
光へ 手を伸ばす…▼~
穢れなき銀の剣~
微睡み 思いを断ち切りて…▼~
…………▼~
これは、白き道を選んだ世界の歌。▼~
歌は時に、相手の心をも~
支配するほどの力を持つ。▼~
竜の遺した石と合わせれば、~
世界を救えるほどの奇跡が起こる。▼~
けれど…▼~
一度でもその所持者となれば、~
魂は水底に落ち…▼~
力はその身に及ばなくなる。▼~
新たな所持者が力を行使しても、~
落ちた水底まで、歌声は決して届かない。▼~
そう知っていても…~
それでも俺は…▼~
…………▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#ne650f8e]
- 危ないですわ!のミタマの後のヒサメのわかっています!の...
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