[広告]
会話集/章別会話/子世代編 参:揺れる面影
をテンプレートにして作成
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
*子世代編 参:揺れる面影 [#j1df4d5e]
#contents
*オープニング [#j3310802]
**オープニング1 [#yf2ee4b4]
これは私の憶えている、或る世界の話。▼~
もう一人のカンナが~
『夜刀神・長夜』を手にした頃、▼~
程近い場所に白き国の王子、~
そして彼の元に寄り集まった者たちの姿が。▼~
王子は敵を取り逃したことを悔やみ、~
仲間たちは互いに傷の手当をしていた。▼~
致命傷ではないものの、その傷は深い。~
それは先程戦った謎の兵たちと…▼~
ある「竜」に負わされたものだった。▼~
**オープニング2 [#p6ddb868]
:[シノノメ]|
くそっ…! さっきの奴ら、~
取り逃がしちまったのか。▼~
:[シャラ]|
何よあいつら…~
よくも私に傷をつけてくれたわね…▼~
:[ミドリコ]|
だいじょうぶ?~
はやくミドリコのお薬つかって!▼~
:[マトイ]|
…もしかしたら、~
逃げられて良かったのかも。▼~
まともに向かって来られていたら~
危なかったかもしれないわ。▼~
:[シノノメ]|
何言ってんだよ。俺はこのまま~
やられっぱなしじゃ気がすまないぜ。▼~
あいつら、見つけたら絶対に…▼~
:[グレイ]|
逃げる。全力でな。~
:[シノノメ]|
まさかこのまま引き下がる気かよ?▼~
:[グレイ]|
いいか? 状況をよく見ろ。~
怪我人もいるんだ…▼~
俺たちに死ねって言いたいのかよ?▼~
:[シノノメ]|
…………▼~
:[マトイ]|
どうかしら、一度ここで休むのは。~
秘境を追われてからすぐ、▼~
これだけの仲間に出会えたのは~
幸運だったけど…▼~
このまま戦い詰めは良くないわ。~
しばらく体を休めましょう。▼~
:[ミドリコ]|
あ…それ、さんせい。~
そのほうが、お薬もよくきくわ。▼~
:[シャラ]|
不可解だわ…~
いったい何の呪いなのかしら…▼~
行く先々に見えない兵が~
沢山待ち構えているだなんて…▼~
:[グレイ]|
そもそも俺は戦うのは反対だったんだ。▼~
本物の戦場になんか出たことない~
奴らばっかり集まってるのに…▼~
万に一つも勝ち目なんかないだろ。▼~
なのにどうしてあいつらには、~
真っ先に突っ込んでいった?▼~
:[シノノメ]|
…竜がいたからだ。▼~
:[グレイ]|
はあ?▼~
:[シノノメ]|
あの竜の叫び声。あれを聞いたら、~
戦わずにいられなくなったんだよ。▼~
周りにいる奴らだって、~
他の敵よりずっと強そうに見えた。▼~
試したくなったんだよ…~
俺がどこまでやれるのかを。▼~
:[グレイ]|
何だよ、お前…戦闘狂か?▼~
お前の性分はよくわかったが、~
単独行動は勘弁してくれ。▼~
それに俺たちは仕掛けようなんて~
一言も言ってなかったよな。▼~
:[シノノメ]|
俺だって一緒に行こうなんて~
一言も言ってない。▼~
お前らが勝手についてきただけだ。▼~
:[グレイ]|
お前…!▼~
:[マトイ]|
二人とも、喧嘩はしないで。~
今は仲間割れしている場合じゃないわ。▼~
…戦う相手を間違えないで。▼~
:[グレイ]|
この際はっきり言っておくが…▼~
俺はあんたを守る気なんか~
さらさらないぜ。▼~
父さんはあんたの父親の臣下だったが…~
俺までそうするつもりはまったくない。▼~
無茶をしても健気についていくと思うな。▼~
:[シノノメ]|
はっ、こんな腰抜け臣下、~
こっちから願い下げだ。▼~
:[マトイ]|
シノノメ、グレイ!!▼~
:[シノノメ]|
…すまん。▼~
:[グレイ]|
…悪かった。▼~
:[マトイ]|
落ち着いて、二人とも。~
あたしたちはもう、帰る場所がないのよ。▼~
敵も、その目的もわからない以上…~
とにかく情報を集めて、▼~
いま何が起こっているのか~
突き止めるしかないの。▼~
無駄に戦ったり喧嘩したりして~
疲弊するのは得策とはいえないわ。▼~
お願いだから、頭を冷やして。▼~
:[シノノメ]|
ああ、わかってる。▼~
…けど、戦ってないと、~
刀を振ってないとおかしくなりそうなんだよ。▼~
みんなは悔しくないのか?~
生まれた時から秘境しか知らずに、▼~
自分の力も可能性も何も知らずに、~
親も故郷も奪われて。▼~
その上このまま逃げ続けるなんて、~
そんなの悔しくないのかよ?▼~
:[マトイ]|
それは…▼~
:[シノノメ]|
俺は悔しい。▼~
父さんに庇われて…~
自分だけのうのうと生きてることも、▼~
あんなに欲しかった雷神刀を、~
こんな形で継承することになっちまったことも。▼~
俺がもっと強かったら、~
父さんはいなくならずに済んだ。▼~
俺がこの刀を使えるようになったことを、~
誰より喜んでくれるはずだったんだ。▼~
なのに…▼~
:[マトイ]|
シノノメ…▼~
:[ミドリコ]|
…………▼~
うっ…~
ひっく、ひっく…▼~
:[シャラ]|
ミドリコ…▼~
:[ミドリコ]|
ミ、ミドリコもくやしいよ…~
ミドリコが、りっぱに戦えないから、▼~
お薬作るしかできないから、~
お父さんいなくなっちゃった…▼~
かえってきてくれさえしたら、~
どんなにひどいケガでもなおしたのに…▼~
おとうさん、秘境にのこったまま、~
かえってきてくれなかった…▼~
:[シャラ]|
…いいえ、ミドリコ。~
貴方が悪いんじゃないわ…▼~
悪いのはあいつらよ…~
姿の見えない、呪いも効かない異形…▼~
私たちを秘境から追い出したこと…~
地獄の底で後悔させてやりたい…▼~
でも、一番腹が立つのは…~
あの時守られるだけで…▼~
何もできなかった自分だわ…▼~
:[マトイ]|
ええ…同感よ。~
あたしも自分に腹が立つ。▼~
もっと強かったら、~
父さんと一緒に戦えたかもしれないのに。▼~
あたしが弱いから、完璧じゃないから、~
父さんは一人で残ったのよ。▼~
でも、姿を消す時まで完璧に~
何も残さないなんて、ずるいじゃない…▼~
:[グレイ]|
…………▼~
俺は悔しくなんかないぜ。~
やっと自由になれたような気分だ。▼~
父さんは秘境になんか来なかったからな。~
おおかた、主君の元にでも駆けつけたんだろ。▼~
ま、「サイゾウ」としては~
賢明な判断だが…▼~
:[シノノメ]|
おい、何言ってんだ。~
サイゾウさんは、お前の秘境に行ったぜ。▼~
:[グレイ]|
なに…?▼~
:[シノノメ]|
あの時…俺の父さんがどやしたんだよ。~
ここに来るぐらいなら息子の秘境に行けって。▼~
もし出会えなかったんなら…~
入れ違いになっちまったか、▼~
こういうことは言いたくないが、~
グレイのところに行くまでに…▼~
:[グレイ]|
…負けたってのか。▼~
じゃあ秘境から出るときに~
敵が見当たらなかったのは、▼~
まさか父さんが…?▼~
:[シノノメ]|
…………▼~
:[グレイ]|
…ちっ。~
俺も助けられてたのかよ…▼~
なのに今まで、~
それに気づきもせずに…▼~
:[シャラ]|
うふふ…~
結局貴方も、同類ね…▼~
みんな同じ気持ちなんて~
気味が悪い…▼~
悔しいなら、もう一度戦う?~
私は反対しないわよ…▼~
…竜がいなくなったから。▼~
:[ミドリコ]|
え…?▼~
:[シャラ]|
気づかなかった…?~
竜の形をした厄介な敵…▼~
その気配が完全に消えているのよ…▼~
:[ミドリコ]|
ど、どうして急に?▼~
:[シャラ]|
わからないわ…▼~
違う誰かにやられたのか、~
それとも何か別の理由なのか…▼~
なんにせよ…~
状況が変わったことに違いはない。▼~
暴れまわる獣が一匹いないだけで、~
いくらか戦いやすくなっている筈よ…▼~
:[シノノメ]|
ほう…勝機があるって言いたいのか?~
今なら。▼~
:[シャラ]|
さあ…?~
私は事実を言っただけよ…▼~
:[マトイ]|
…………▼~
ねえ。これは勝手な分析だけど、~
さっきの兵たちには、意思があると思うの。▼~
秘境に攻め入ってきた奴らとは~
明らかに違う動きをしていたから。▼~
何故あんな姿をしているのかは~
わからないけれど…▼~
もし倒すことができたら、~
何か情報を吐かせることができるかも。▼~
:[ミドリコ]|
ええと…化け物じゃないなら、~
敵もいくらかつかれてるはずよ。▼~
にげきって安心してるならなおさら、~
たおしやすいかも。▼~
:[シノノメ]|
…行けるのか?▼~
:[ミドリコ]|
ミドリコもおくすりも、~
あとちょっとならがんばれるよ。▼~
でも、グレイが戦うのがイヤなら…~
ミドリコ…▼~
:[グレイ]|
…………▼~
好きにしろ。~
戦うなら俺も行くぜ。▼~
だが俺は、自分のために戦う。▼~
次に誰かさんが無茶をしても、~
その時はもう知らないぜ。▼~
:[シノノメ]|
肝に銘じておく。▼~
皆も、無理はするな。~
…行くぞ。▼~
*戦闘 [#y1f5df34]
**撤退時のセリフ [#y1f5df34]
*** シノノメ [#a951d18b]
:[シノノメ]|
くそっ、俺の負けか…~
退くしかないなんて情けねえ……▼~
*** グレイ [#qfajiopjuq3]
:[グレイ]|
無理はするなって話だったかな…~
この辺で…一旦退くべきか……▼~
*** マトイ [#cajiou]
:[マトイ]|
これ以上の戦闘は無謀ね…~
潔く退くことにしましょう……▼~
*** シャラ [#fqwjiioasoui]
:[シャラ]|
一度ならず二度までも撤退だなんて…~
次こそは呪ってあげる…▼~
*** ミドリコ [#fkmcjlnalji]
:[ミドリコ]|
ごめん…ミドリコ負けちゃった…~
ちょっと下がってるね…▼~
*クリア後 [#kd156f61]
**クリア後1 [#v2e5d0bd]
:[シノノメ]|
俺たちの勝ちだ。~
よし、早速捕まえて…▼~
:[グレイ]|
!? いや、待て…!▼~
:|'''(透魔兵オフェリア、フォレオ前に出る)'''~
:[シャラ]|
ダメだわ…~
また向かってこようとしている…▼~
:[マトイ]|
これ以上の連戦は分が悪いわ。~
ここは引き下がりましょう!▼~
:[シノノメ]|
…いや、ここは退けない。▼~
:[マトイ]|
シノノメ!?▼~
:|'''(シノノメ前に出る)'''~
:[ミドリコ]|
なにやってるの!?~
はやくもどって!▼~
:[シノノメ]|
負けてたまるか…!~
せっかく追い詰めたんだ、▼~
このまま一気に叩く!!▼~
俺はこれ以上待つなんてごめんだ。~
すぐにでも真実が知りたい…▼~
このまま終われるかよ!!▼~
:[ミドリコ]|
シノノメ、あぶない!!▼~
:[グレイ]|
くそっ…!▼~
:|'''(シノノメに向けて放たれた透魔兵エポニーヌの攻撃をグ...
:[グレイ]|
うあっ…!!▼~
:[シノノメ]|
グレイ!!?▼~
なんでだ?~
お前、次はもう知らないって…▼~
:[グレイ]|
…あんたに何かあったら、~
父さんが帰ってきたときうるさいから。▼~
とにかく、退けよ。~
まだわからないのか…▼~
もう誰かを失うのは嫌だって、~
みんなそう思ってるんだ。▼~
本当の意味で勝ちたいなら、~
今は一人で戦うな。▼~
:[シノノメ]|
…わかった。すまん…▼~
:[マトイ]|
まずいわ、次がくる!!▼~
:|'''(透魔兵オフェリアの攻撃をカンナが、透魔兵フォレオの...
:|'''(ミタマ、ヒサメ、キヌが現れる)'''~
:[キサラギ]|
間一髪だったね!~
大丈夫、シノノメ!?▼~
:[シノノメ]|
キサラギ!?~
お前どうしてここに…!▼~
:[キサラギ]|
その話はあとあと!!~
それよりシノノメ、ここは一旦退こう!!▼~
向こうに安全そうな隠れ場所があるんだ!~
ね、カンナ!▼~
:[カンナ]|
うん!▼~
ミタマ、そこでこの人たちの~
治療をお願い!▼~
:[ミタマ]|
仕方ありませんわね。~
では、とっととずらかりますわよ!▼~
:[キヌ]|
えーっ!~
こいつらと遊ばないのーっ!?▼~
:[ヒサメ]|
嫌でもまた遊ぶことになります!~
今はガマンですよ!▼~
:[キヌ]|
はーい。▼~
:|'''(白夜軍退却)'''~
**クリア後2 [#v7128528]
:[キサラギ]|
よしっ。~
ここまでくればもう大丈夫だよ!▼~
:[マトイ]|
ありがとう。~
あの敵…追いかけては来ないようね。▼~
:[ミタマ]|
さ、これで傷は治りましたわよ。▼~
:[グレイ]|
悪いな。▼~
:[シノノメ]|
ありがとな…~
さっきは助かったぜ。▼~
:[カンナ]|
ううん。無事でよかったよ。~
あっ、あたしはカンナ。▼~
それから…ヒサメ、キヌ、ミタマだよ。~
キサラギとは知り合いなんだっけ?▼~
:[シノノメ]|
ああ、従兄弟どうしだからな。~
…俺はシノノメ。▼~
それからグレイ、マトイ、~
シャラ、ミドリコだ。▼~
:[ミドリコ]|
ええと…はじめまして、なのかな?▼~
:[キヌ]|
どうなんだろー?~
どこかであった気がするヒトもいるけど。▼~
:[キヌ]|
ええ。確かに、~
初めて会った気がしないというか…▼(※本来はマトイの台詞であ...
:[ミタマ]|
ふとよぎる 強い既視感 これいかに▼~
:[シャラ]|
私は誰も知らないわよ…▼~
:[ヒサメ]|
なんだら、妙な心持ちですね。▼~
:[シノノメ]|
それで、キサラギ。~
お前たちはどうしてここに?▼~
:[キサラギ]|
獣の叫び声みたいなのが聞こえて、~
なんだろうと思ってここに来たんだ。▼~
そうしたらシノノメたちが~
あいつらと戦ってるのが見えたから…▼~
!! そうだシノノメ、~
父上が、父上が…!▼~
:[シノノメ]|
タクミ叔父さんが?▼~
:[キサラギ]|
シノノメたちが戦ってた敵、~
僕のいた秘境にもいっぱい来て…▼~
父上が僕を庇って、~
し、死んじゃったかもしれないんだ…!▼~
でも、僕だけじゃなくて…~
みんなも同じ目に遭ってるみたい。▼~
:[シノノメ]|
こっちも状況は同じだ。▼~
くそっ。本当に…▼~
いったい何が起こっていやがるんだ。▼~
:[グレイ]|
マトイの分析だと、~
さっきの奴らには意思があるそうだ。▼~
戦ってわかったんだが、少なくとも…~
俺たちの秘境に来た兵たちとは違う。▼~
とっ捕まえたら何か~
情報を吐かせられるかもと思ったんだが。▼~
:[ヒサメ]|
意思があるって…~
つまり、相手は人間ということですか?▼~
:[マトイ]|
そうね、その可能性が高いわ。~
どうしてあんな見た目なのかは分からないけど…▼~
:[カンナ]|
そういえば、あたしたちが戦った敵も…~
他の化け物とは違ってたよね。▼~
:[ミタマ]|
はい。~
妙に連携が取れていましたわ。▼~
:[グレイ]|
なに…?~
そいつらは倒したのか?▼~
:[キヌ]|
ううん、逃げられちゃった。▼~
深追いはしないほうが良いって、~
女の人に言われたから。▼~
:[ミドリコ]|
女のひと?▼~
:[カンナ]|
不思議な感じの人で…~
何でも知ってるみたいな口ぶりだった。▼~
あたしに竜石をくれて、~
それから…▼~
戦った敵のこと、~
何かおかしいと思わないかって言ってた。▼~
あれってもしかしたら、~
敵が人間だって教えたかったのかな。▼~
:[シャラ]|
なによそれ…~
じゃあハッキリそう言えば良いじゃない…▼~
:[ヒサメ]|
言えない事情があった。もしくは、~
言っても意味がなかったのかもしれません。▼~
私たちが自分で気づかないと~
意味がない…と仰っていましたから。▼~
:[シノノメ]|
いずれにせよ、それを確かめるためには~
また戦わないとな。▼~
:[カンナ]|
…………▼~
その時は、みんな一緒に行こうね。▼~
:[シノノメ]|
一緒に?▼~
:[カンナ]|
うん、あたし見てたよ。~
シノノメ一人で戦おうとしたでしょ。▼~
…さっき、怖かったの。~
シノノメとグレイが攻撃された時。▼~
お父さんみたいに…~
また誰かいなくなるかもしれないって。▼~
間に合ってよかったけど、~
もうあんなことしないでね。▼~
:[シノノメ]|
!!▼~
:[キサラギ]|
僕もさっき一人で残ろうとしたから~
人のこと言えないんだけど…▼~
あの時、もし僕たちが来なかったら~
きっと危なかったと思うんだ。▼~
僕、シノノメに何かあったらやだよ。~
だからもう無茶はしないで。▼~
:[シノノメ]|
カンナ、キサラギ…▼~
:[グレイ]|
な、俺の言ったとおりだろ?▼~
:[シノノメ]|
悔しいが…そうだな。▼~
…ああ。約束する。~
俺はもう一人で無茶はしない。▼~
今まですまなかった。~
みんな、力を貸してくれるか?▼~
:[グレイ]|
…仕方ないな。▼~
:[キサラギ]|
もちろん!!~
僕たちなら絶対に勝てるよ!▼~
:[カンナ]|
あたしもがんばるね!▼~
:[シノノメ]|
よーし、なんかすっげー~
やる気になってきたぜ!▼~
:|'''(雷神刀が光りだす)'''~
:[シノノメ]|
おわっ!? 雷神刀が光ってる!?~
なんだこれ…▼~
どうしちまったんだ!?▼~
:[キサラギ]|
これって…風神弓が~
光った時とおんなじだ!!▼~
:[カンナ]|
夜刀神も光ってる…~
これってもしかして、また…▼~
…!!▼~
:|'''(夜刀神・空夜が夜刀神・白夜に変化する)'''~
:[シノノメ]|
おい、カンナの刀…~
形が変わったぞ!!▼~
:[カンナ]|
すごくキレイ…!~
これが、夜刀神『白夜』…▼~
:[シノノメ]|
『白夜』?~
この刀の名前か。▼~
:[カンナ]|
うん。これも、不思議な女の人が~
教えてくれたんだ。▼~
この刀はあたしのお父さんのなんだけど、~
最初はもっと違う形だったの。▼~
:[キサラギ]|
でも、風神弓の力と繋がって…~
形が変わったんだよ!▼~
:[シノノメ]|
そうか。夜刀神『白夜』…~
いい名だな。▼~
:[シノノメ]|
国の名を関した武器があれば、(※原文ママ。名を「冠した」が...
負ける気がしないな。▼~
:[カンナ]|
うん、あたしもそう思う!▼~
:[シノノメ]|
…………▼~
…よし。~
もう一度戦うぞ、あいつらと。▼~
戦力的にはこちらに分がある。~
次は絶対に逃がさない。▼~
:[カンナ]|
行くよ、みんな!~
みんなの大切な人を取り戻すために。▼~
今度こそ敵を捕まえて…~
この世界になにが起きてるのか確かめなきゃ!▼~
**クリア後3 [#obc2b8d0]
:|'''(透魔王国らしきところで一人佇むシグレ)'''~
:[シグレ]|
狭間へ 沈み行く…▼~
彷徨い揺蕩う心~
幼き 願いを求めてた…▼~
…………▼~
これは狭間の道を選んだ世界の歌。~
でも、この世界は…▼~
:[???]|
この世界は、~
その道の果てを見ることはなかった。▼~
:|'''(アクアが現れる)'''~
:[シグレ]|
わかっています。~
だからあなたがこうして俺を守ってくれた。▼~
ありがとうございます…~
母さん。▼~
:[アクア]|
でも、それもここまで。~
私に残された時間はもう少ない…▼~
ごめんなさい…~
本来なら絶対に避けたかった道に、▼~
私はあなたを導かなくてはいけない…▼~
…今からあなたに、~
「歌の続き」を教えるわ。▼~
:[シグレ]|
「歌の続き」…?▼~
:[アクア]|
あの竜に対抗する歌…~
あの歌には続きがあるの。▼~
私ではどうしても~
その力を引き出すことができなかった、▼~
禁断の力を秘めた、~
幻の四番目の歌詞。▼~
私がここまで消滅を免れたのは~
きっとこの歌をあなたに伝えるため…▼~
…シグレ。~
いつか、あなたに言ったことがあったわね。▼~
もしあなたがペンダントを着ければ…~
私と同じ力を使えるって。▼~
:[シグレ]|
母さん…~
あれは、本当なんですか?▼~
:[アクア]|
本当よ。それどこか…▼~
もっととてつもない力を、~
あなたはその身に秘めている。▼~
まるで、先代の透魔王のように。▼~
:[シグレ]|
先代の…透魔王?▼~
:[アクア]|
そう…かつてハイドラと共に在った頃の~
透魔王国を統べていた王…▼~
ハイドラと最も親交の深かった~
初代透魔王…リュウレイ。▼~
伝承や肖像画でしか知らないけれど、~
シグレはあの方によく似ている。▼~
その力も、姿も。▼~
:[シグレ]|
…そうなんですか。▼~
:[アクア]|
ごめんなさい、シグレ…~
だからこそ私はあなたに、▼~
力を使わせたくはなかった。~
四番目の歌は幻のまま葬り去るつもりだった。▼~
だって、そうでないと…~
力を使ったりなんかしたら、▼~
:[シグレ]|
俺は消えてしまう。~
母さんと同じように。▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[シグレ]|
大丈夫です。~
それもただの可能性のひとつにすぎません。▼~
必ずやり遂げてみせますよ。~
そうすれば…この世界は救われて、▼~
いなくなってしまった皆さんも、~
母さんも…戻ってきてくれるんでしょう?▼~
:[アクア]|
…………▼~
…ええ。▼~
:[シグレ]|
じゃあ、迷うことはありません。~
歌の続きを教えてください。▼~
:[アクア]|
その前に、一言だけいいかしら。▼~
:[シグレ]|
なんですか?▼~
:[アクア]|
…シグレ、愛しているわ。▼~
この先あなたが~
どんな道を往くことになっても…▼~
私はずっと見守っている。~
ずっと傍にいるから。▼~
:[シグレ]|
そんな…それじゃまるで、~
今生の別れみたいじゃないですか。▼~
俺が全てを終わらせさえすれば、~
またすぐに会えるのに。▼~
そう…でしょう?▼~
:[アクア]|
ふふ、そうね。~
シグレの言うとおりだわ。▼~
そうよ…~
私は、消えたりしないわ。▼~
体がなくても、心を失っても…~
憶えていてくれる人がいるのなら、▼~
私を思い出してくれた時、~
そこに私はいるの。▼~
:[シグレ]|
…………▼~
:[アクア]|
さあ、いくわよ。シグレ…~
あなたに…歌の続きを継承します。▼~
…………▼~
空蝉描く夢…♪▼~
記憶の双剣~
揺れる面影……▼~
惑いを切り裂いて……♪▼~
***コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#i146d801]
#comment
終了行:
*子世代編 参:揺れる面影 [#j1df4d5e]
#contents
*オープニング [#j3310802]
**オープニング1 [#yf2ee4b4]
これは私の憶えている、或る世界の話。▼~
もう一人のカンナが~
『夜刀神・長夜』を手にした頃、▼~
程近い場所に白き国の王子、~
そして彼の元に寄り集まった者たちの姿が。▼~
王子は敵を取り逃したことを悔やみ、~
仲間たちは互いに傷の手当をしていた。▼~
致命傷ではないものの、その傷は深い。~
それは先程戦った謎の兵たちと…▼~
ある「竜」に負わされたものだった。▼~
**オープニング2 [#p6ddb868]
:[シノノメ]|
くそっ…! さっきの奴ら、~
取り逃がしちまったのか。▼~
:[シャラ]|
何よあいつら…~
よくも私に傷をつけてくれたわね…▼~
:[ミドリコ]|
だいじょうぶ?~
はやくミドリコのお薬つかって!▼~
:[マトイ]|
…もしかしたら、~
逃げられて良かったのかも。▼~
まともに向かって来られていたら~
危なかったかもしれないわ。▼~
:[シノノメ]|
何言ってんだよ。俺はこのまま~
やられっぱなしじゃ気がすまないぜ。▼~
あいつら、見つけたら絶対に…▼~
:[グレイ]|
逃げる。全力でな。~
:[シノノメ]|
まさかこのまま引き下がる気かよ?▼~
:[グレイ]|
いいか? 状況をよく見ろ。~
怪我人もいるんだ…▼~
俺たちに死ねって言いたいのかよ?▼~
:[シノノメ]|
…………▼~
:[マトイ]|
どうかしら、一度ここで休むのは。~
秘境を追われてからすぐ、▼~
これだけの仲間に出会えたのは~
幸運だったけど…▼~
このまま戦い詰めは良くないわ。~
しばらく体を休めましょう。▼~
:[ミドリコ]|
あ…それ、さんせい。~
そのほうが、お薬もよくきくわ。▼~
:[シャラ]|
不可解だわ…~
いったい何の呪いなのかしら…▼~
行く先々に見えない兵が~
沢山待ち構えているだなんて…▼~
:[グレイ]|
そもそも俺は戦うのは反対だったんだ。▼~
本物の戦場になんか出たことない~
奴らばっかり集まってるのに…▼~
万に一つも勝ち目なんかないだろ。▼~
なのにどうしてあいつらには、~
真っ先に突っ込んでいった?▼~
:[シノノメ]|
…竜がいたからだ。▼~
:[グレイ]|
はあ?▼~
:[シノノメ]|
あの竜の叫び声。あれを聞いたら、~
戦わずにいられなくなったんだよ。▼~
周りにいる奴らだって、~
他の敵よりずっと強そうに見えた。▼~
試したくなったんだよ…~
俺がどこまでやれるのかを。▼~
:[グレイ]|
何だよ、お前…戦闘狂か?▼~
お前の性分はよくわかったが、~
単独行動は勘弁してくれ。▼~
それに俺たちは仕掛けようなんて~
一言も言ってなかったよな。▼~
:[シノノメ]|
俺だって一緒に行こうなんて~
一言も言ってない。▼~
お前らが勝手についてきただけだ。▼~
:[グレイ]|
お前…!▼~
:[マトイ]|
二人とも、喧嘩はしないで。~
今は仲間割れしている場合じゃないわ。▼~
…戦う相手を間違えないで。▼~
:[グレイ]|
この際はっきり言っておくが…▼~
俺はあんたを守る気なんか~
さらさらないぜ。▼~
父さんはあんたの父親の臣下だったが…~
俺までそうするつもりはまったくない。▼~
無茶をしても健気についていくと思うな。▼~
:[シノノメ]|
はっ、こんな腰抜け臣下、~
こっちから願い下げだ。▼~
:[マトイ]|
シノノメ、グレイ!!▼~
:[シノノメ]|
…すまん。▼~
:[グレイ]|
…悪かった。▼~
:[マトイ]|
落ち着いて、二人とも。~
あたしたちはもう、帰る場所がないのよ。▼~
敵も、その目的もわからない以上…~
とにかく情報を集めて、▼~
いま何が起こっているのか~
突き止めるしかないの。▼~
無駄に戦ったり喧嘩したりして~
疲弊するのは得策とはいえないわ。▼~
お願いだから、頭を冷やして。▼~
:[シノノメ]|
ああ、わかってる。▼~
…けど、戦ってないと、~
刀を振ってないとおかしくなりそうなんだよ。▼~
みんなは悔しくないのか?~
生まれた時から秘境しか知らずに、▼~
自分の力も可能性も何も知らずに、~
親も故郷も奪われて。▼~
その上このまま逃げ続けるなんて、~
そんなの悔しくないのかよ?▼~
:[マトイ]|
それは…▼~
:[シノノメ]|
俺は悔しい。▼~
父さんに庇われて…~
自分だけのうのうと生きてることも、▼~
あんなに欲しかった雷神刀を、~
こんな形で継承することになっちまったことも。▼~
俺がもっと強かったら、~
父さんはいなくならずに済んだ。▼~
俺がこの刀を使えるようになったことを、~
誰より喜んでくれるはずだったんだ。▼~
なのに…▼~
:[マトイ]|
シノノメ…▼~
:[ミドリコ]|
…………▼~
うっ…~
ひっく、ひっく…▼~
:[シャラ]|
ミドリコ…▼~
:[ミドリコ]|
ミ、ミドリコもくやしいよ…~
ミドリコが、りっぱに戦えないから、▼~
お薬作るしかできないから、~
お父さんいなくなっちゃった…▼~
かえってきてくれさえしたら、~
どんなにひどいケガでもなおしたのに…▼~
おとうさん、秘境にのこったまま、~
かえってきてくれなかった…▼~
:[シャラ]|
…いいえ、ミドリコ。~
貴方が悪いんじゃないわ…▼~
悪いのはあいつらよ…~
姿の見えない、呪いも効かない異形…▼~
私たちを秘境から追い出したこと…~
地獄の底で後悔させてやりたい…▼~
でも、一番腹が立つのは…~
あの時守られるだけで…▼~
何もできなかった自分だわ…▼~
:[マトイ]|
ええ…同感よ。~
あたしも自分に腹が立つ。▼~
もっと強かったら、~
父さんと一緒に戦えたかもしれないのに。▼~
あたしが弱いから、完璧じゃないから、~
父さんは一人で残ったのよ。▼~
でも、姿を消す時まで完璧に~
何も残さないなんて、ずるいじゃない…▼~
:[グレイ]|
…………▼~
俺は悔しくなんかないぜ。~
やっと自由になれたような気分だ。▼~
父さんは秘境になんか来なかったからな。~
おおかた、主君の元にでも駆けつけたんだろ。▼~
ま、「サイゾウ」としては~
賢明な判断だが…▼~
:[シノノメ]|
おい、何言ってんだ。~
サイゾウさんは、お前の秘境に行ったぜ。▼~
:[グレイ]|
なに…?▼~
:[シノノメ]|
あの時…俺の父さんがどやしたんだよ。~
ここに来るぐらいなら息子の秘境に行けって。▼~
もし出会えなかったんなら…~
入れ違いになっちまったか、▼~
こういうことは言いたくないが、~
グレイのところに行くまでに…▼~
:[グレイ]|
…負けたってのか。▼~
じゃあ秘境から出るときに~
敵が見当たらなかったのは、▼~
まさか父さんが…?▼~
:[シノノメ]|
…………▼~
:[グレイ]|
…ちっ。~
俺も助けられてたのかよ…▼~
なのに今まで、~
それに気づきもせずに…▼~
:[シャラ]|
うふふ…~
結局貴方も、同類ね…▼~
みんな同じ気持ちなんて~
気味が悪い…▼~
悔しいなら、もう一度戦う?~
私は反対しないわよ…▼~
…竜がいなくなったから。▼~
:[ミドリコ]|
え…?▼~
:[シャラ]|
気づかなかった…?~
竜の形をした厄介な敵…▼~
その気配が完全に消えているのよ…▼~
:[ミドリコ]|
ど、どうして急に?▼~
:[シャラ]|
わからないわ…▼~
違う誰かにやられたのか、~
それとも何か別の理由なのか…▼~
なんにせよ…~
状況が変わったことに違いはない。▼~
暴れまわる獣が一匹いないだけで、~
いくらか戦いやすくなっている筈よ…▼~
:[シノノメ]|
ほう…勝機があるって言いたいのか?~
今なら。▼~
:[シャラ]|
さあ…?~
私は事実を言っただけよ…▼~
:[マトイ]|
…………▼~
ねえ。これは勝手な分析だけど、~
さっきの兵たちには、意思があると思うの。▼~
秘境に攻め入ってきた奴らとは~
明らかに違う動きをしていたから。▼~
何故あんな姿をしているのかは~
わからないけれど…▼~
もし倒すことができたら、~
何か情報を吐かせることができるかも。▼~
:[ミドリコ]|
ええと…化け物じゃないなら、~
敵もいくらかつかれてるはずよ。▼~
にげきって安心してるならなおさら、~
たおしやすいかも。▼~
:[シノノメ]|
…行けるのか?▼~
:[ミドリコ]|
ミドリコもおくすりも、~
あとちょっとならがんばれるよ。▼~
でも、グレイが戦うのがイヤなら…~
ミドリコ…▼~
:[グレイ]|
…………▼~
好きにしろ。~
戦うなら俺も行くぜ。▼~
だが俺は、自分のために戦う。▼~
次に誰かさんが無茶をしても、~
その時はもう知らないぜ。▼~
:[シノノメ]|
肝に銘じておく。▼~
皆も、無理はするな。~
…行くぞ。▼~
*戦闘 [#y1f5df34]
**撤退時のセリフ [#y1f5df34]
*** シノノメ [#a951d18b]
:[シノノメ]|
くそっ、俺の負けか…~
退くしかないなんて情けねえ……▼~
*** グレイ [#qfajiopjuq3]
:[グレイ]|
無理はするなって話だったかな…~
この辺で…一旦退くべきか……▼~
*** マトイ [#cajiou]
:[マトイ]|
これ以上の戦闘は無謀ね…~
潔く退くことにしましょう……▼~
*** シャラ [#fqwjiioasoui]
:[シャラ]|
一度ならず二度までも撤退だなんて…~
次こそは呪ってあげる…▼~
*** ミドリコ [#fkmcjlnalji]
:[ミドリコ]|
ごめん…ミドリコ負けちゃった…~
ちょっと下がってるね…▼~
*クリア後 [#kd156f61]
**クリア後1 [#v2e5d0bd]
:[シノノメ]|
俺たちの勝ちだ。~
よし、早速捕まえて…▼~
:[グレイ]|
!? いや、待て…!▼~
:|'''(透魔兵オフェリア、フォレオ前に出る)'''~
:[シャラ]|
ダメだわ…~
また向かってこようとしている…▼~
:[マトイ]|
これ以上の連戦は分が悪いわ。~
ここは引き下がりましょう!▼~
:[シノノメ]|
…いや、ここは退けない。▼~
:[マトイ]|
シノノメ!?▼~
:|'''(シノノメ前に出る)'''~
:[ミドリコ]|
なにやってるの!?~
はやくもどって!▼~
:[シノノメ]|
負けてたまるか…!~
せっかく追い詰めたんだ、▼~
このまま一気に叩く!!▼~
俺はこれ以上待つなんてごめんだ。~
すぐにでも真実が知りたい…▼~
このまま終われるかよ!!▼~
:[ミドリコ]|
シノノメ、あぶない!!▼~
:[グレイ]|
くそっ…!▼~
:|'''(シノノメに向けて放たれた透魔兵エポニーヌの攻撃をグ...
:[グレイ]|
うあっ…!!▼~
:[シノノメ]|
グレイ!!?▼~
なんでだ?~
お前、次はもう知らないって…▼~
:[グレイ]|
…あんたに何かあったら、~
父さんが帰ってきたときうるさいから。▼~
とにかく、退けよ。~
まだわからないのか…▼~
もう誰かを失うのは嫌だって、~
みんなそう思ってるんだ。▼~
本当の意味で勝ちたいなら、~
今は一人で戦うな。▼~
:[シノノメ]|
…わかった。すまん…▼~
:[マトイ]|
まずいわ、次がくる!!▼~
:|'''(透魔兵オフェリアの攻撃をカンナが、透魔兵フォレオの...
:|'''(ミタマ、ヒサメ、キヌが現れる)'''~
:[キサラギ]|
間一髪だったね!~
大丈夫、シノノメ!?▼~
:[シノノメ]|
キサラギ!?~
お前どうしてここに…!▼~
:[キサラギ]|
その話はあとあと!!~
それよりシノノメ、ここは一旦退こう!!▼~
向こうに安全そうな隠れ場所があるんだ!~
ね、カンナ!▼~
:[カンナ]|
うん!▼~
ミタマ、そこでこの人たちの~
治療をお願い!▼~
:[ミタマ]|
仕方ありませんわね。~
では、とっととずらかりますわよ!▼~
:[キヌ]|
えーっ!~
こいつらと遊ばないのーっ!?▼~
:[ヒサメ]|
嫌でもまた遊ぶことになります!~
今はガマンですよ!▼~
:[キヌ]|
はーい。▼~
:|'''(白夜軍退却)'''~
**クリア後2 [#v7128528]
:[キサラギ]|
よしっ。~
ここまでくればもう大丈夫だよ!▼~
:[マトイ]|
ありがとう。~
あの敵…追いかけては来ないようね。▼~
:[ミタマ]|
さ、これで傷は治りましたわよ。▼~
:[グレイ]|
悪いな。▼~
:[シノノメ]|
ありがとな…~
さっきは助かったぜ。▼~
:[カンナ]|
ううん。無事でよかったよ。~
あっ、あたしはカンナ。▼~
それから…ヒサメ、キヌ、ミタマだよ。~
キサラギとは知り合いなんだっけ?▼~
:[シノノメ]|
ああ、従兄弟どうしだからな。~
…俺はシノノメ。▼~
それからグレイ、マトイ、~
シャラ、ミドリコだ。▼~
:[ミドリコ]|
ええと…はじめまして、なのかな?▼~
:[キヌ]|
どうなんだろー?~
どこかであった気がするヒトもいるけど。▼~
:[キヌ]|
ええ。確かに、~
初めて会った気がしないというか…▼(※本来はマトイの台詞であ...
:[ミタマ]|
ふとよぎる 強い既視感 これいかに▼~
:[シャラ]|
私は誰も知らないわよ…▼~
:[ヒサメ]|
なんだら、妙な心持ちですね。▼~
:[シノノメ]|
それで、キサラギ。~
お前たちはどうしてここに?▼~
:[キサラギ]|
獣の叫び声みたいなのが聞こえて、~
なんだろうと思ってここに来たんだ。▼~
そうしたらシノノメたちが~
あいつらと戦ってるのが見えたから…▼~
!! そうだシノノメ、~
父上が、父上が…!▼~
:[シノノメ]|
タクミ叔父さんが?▼~
:[キサラギ]|
シノノメたちが戦ってた敵、~
僕のいた秘境にもいっぱい来て…▼~
父上が僕を庇って、~
し、死んじゃったかもしれないんだ…!▼~
でも、僕だけじゃなくて…~
みんなも同じ目に遭ってるみたい。▼~
:[シノノメ]|
こっちも状況は同じだ。▼~
くそっ。本当に…▼~
いったい何が起こっていやがるんだ。▼~
:[グレイ]|
マトイの分析だと、~
さっきの奴らには意思があるそうだ。▼~
戦ってわかったんだが、少なくとも…~
俺たちの秘境に来た兵たちとは違う。▼~
とっ捕まえたら何か~
情報を吐かせられるかもと思ったんだが。▼~
:[ヒサメ]|
意思があるって…~
つまり、相手は人間ということですか?▼~
:[マトイ]|
そうね、その可能性が高いわ。~
どうしてあんな見た目なのかは分からないけど…▼~
:[カンナ]|
そういえば、あたしたちが戦った敵も…~
他の化け物とは違ってたよね。▼~
:[ミタマ]|
はい。~
妙に連携が取れていましたわ。▼~
:[グレイ]|
なに…?~
そいつらは倒したのか?▼~
:[キヌ]|
ううん、逃げられちゃった。▼~
深追いはしないほうが良いって、~
女の人に言われたから。▼~
:[ミドリコ]|
女のひと?▼~
:[カンナ]|
不思議な感じの人で…~
何でも知ってるみたいな口ぶりだった。▼~
あたしに竜石をくれて、~
それから…▼~
戦った敵のこと、~
何かおかしいと思わないかって言ってた。▼~
あれってもしかしたら、~
敵が人間だって教えたかったのかな。▼~
:[シャラ]|
なによそれ…~
じゃあハッキリそう言えば良いじゃない…▼~
:[ヒサメ]|
言えない事情があった。もしくは、~
言っても意味がなかったのかもしれません。▼~
私たちが自分で気づかないと~
意味がない…と仰っていましたから。▼~
:[シノノメ]|
いずれにせよ、それを確かめるためには~
また戦わないとな。▼~
:[カンナ]|
…………▼~
その時は、みんな一緒に行こうね。▼~
:[シノノメ]|
一緒に?▼~
:[カンナ]|
うん、あたし見てたよ。~
シノノメ一人で戦おうとしたでしょ。▼~
…さっき、怖かったの。~
シノノメとグレイが攻撃された時。▼~
お父さんみたいに…~
また誰かいなくなるかもしれないって。▼~
間に合ってよかったけど、~
もうあんなことしないでね。▼~
:[シノノメ]|
!!▼~
:[キサラギ]|
僕もさっき一人で残ろうとしたから~
人のこと言えないんだけど…▼~
あの時、もし僕たちが来なかったら~
きっと危なかったと思うんだ。▼~
僕、シノノメに何かあったらやだよ。~
だからもう無茶はしないで。▼~
:[シノノメ]|
カンナ、キサラギ…▼~
:[グレイ]|
な、俺の言ったとおりだろ?▼~
:[シノノメ]|
悔しいが…そうだな。▼~
…ああ。約束する。~
俺はもう一人で無茶はしない。▼~
今まですまなかった。~
みんな、力を貸してくれるか?▼~
:[グレイ]|
…仕方ないな。▼~
:[キサラギ]|
もちろん!!~
僕たちなら絶対に勝てるよ!▼~
:[カンナ]|
あたしもがんばるね!▼~
:[シノノメ]|
よーし、なんかすっげー~
やる気になってきたぜ!▼~
:|'''(雷神刀が光りだす)'''~
:[シノノメ]|
おわっ!? 雷神刀が光ってる!?~
なんだこれ…▼~
どうしちまったんだ!?▼~
:[キサラギ]|
これって…風神弓が~
光った時とおんなじだ!!▼~
:[カンナ]|
夜刀神も光ってる…~
これってもしかして、また…▼~
…!!▼~
:|'''(夜刀神・空夜が夜刀神・白夜に変化する)'''~
:[シノノメ]|
おい、カンナの刀…~
形が変わったぞ!!▼~
:[カンナ]|
すごくキレイ…!~
これが、夜刀神『白夜』…▼~
:[シノノメ]|
『白夜』?~
この刀の名前か。▼~
:[カンナ]|
うん。これも、不思議な女の人が~
教えてくれたんだ。▼~
この刀はあたしのお父さんのなんだけど、~
最初はもっと違う形だったの。▼~
:[キサラギ]|
でも、風神弓の力と繋がって…~
形が変わったんだよ!▼~
:[シノノメ]|
そうか。夜刀神『白夜』…~
いい名だな。▼~
:[シノノメ]|
国の名を関した武器があれば、(※原文ママ。名を「冠した」が...
負ける気がしないな。▼~
:[カンナ]|
うん、あたしもそう思う!▼~
:[シノノメ]|
…………▼~
…よし。~
もう一度戦うぞ、あいつらと。▼~
戦力的にはこちらに分がある。~
次は絶対に逃がさない。▼~
:[カンナ]|
行くよ、みんな!~
みんなの大切な人を取り戻すために。▼~
今度こそ敵を捕まえて…~
この世界になにが起きてるのか確かめなきゃ!▼~
**クリア後3 [#obc2b8d0]
:|'''(透魔王国らしきところで一人佇むシグレ)'''~
:[シグレ]|
狭間へ 沈み行く…▼~
彷徨い揺蕩う心~
幼き 願いを求めてた…▼~
…………▼~
これは狭間の道を選んだ世界の歌。~
でも、この世界は…▼~
:[???]|
この世界は、~
その道の果てを見ることはなかった。▼~
:|'''(アクアが現れる)'''~
:[シグレ]|
わかっています。~
だからあなたがこうして俺を守ってくれた。▼~
ありがとうございます…~
母さん。▼~
:[アクア]|
でも、それもここまで。~
私に残された時間はもう少ない…▼~
ごめんなさい…~
本来なら絶対に避けたかった道に、▼~
私はあなたを導かなくてはいけない…▼~
…今からあなたに、~
「歌の続き」を教えるわ。▼~
:[シグレ]|
「歌の続き」…?▼~
:[アクア]|
あの竜に対抗する歌…~
あの歌には続きがあるの。▼~
私ではどうしても~
その力を引き出すことができなかった、▼~
禁断の力を秘めた、~
幻の四番目の歌詞。▼~
私がここまで消滅を免れたのは~
きっとこの歌をあなたに伝えるため…▼~
…シグレ。~
いつか、あなたに言ったことがあったわね。▼~
もしあなたがペンダントを着ければ…~
私と同じ力を使えるって。▼~
:[シグレ]|
母さん…~
あれは、本当なんですか?▼~
:[アクア]|
本当よ。それどこか…▼~
もっととてつもない力を、~
あなたはその身に秘めている。▼~
まるで、先代の透魔王のように。▼~
:[シグレ]|
先代の…透魔王?▼~
:[アクア]|
そう…かつてハイドラと共に在った頃の~
透魔王国を統べていた王…▼~
ハイドラと最も親交の深かった~
初代透魔王…リュウレイ。▼~
伝承や肖像画でしか知らないけれど、~
シグレはあの方によく似ている。▼~
その力も、姿も。▼~
:[シグレ]|
…そうなんですか。▼~
:[アクア]|
ごめんなさい、シグレ…~
だからこそ私はあなたに、▼~
力を使わせたくはなかった。~
四番目の歌は幻のまま葬り去るつもりだった。▼~
だって、そうでないと…~
力を使ったりなんかしたら、▼~
:[シグレ]|
俺は消えてしまう。~
母さんと同じように。▼~
:[アクア]|
…………▼~
:[シグレ]|
大丈夫です。~
それもただの可能性のひとつにすぎません。▼~
必ずやり遂げてみせますよ。~
そうすれば…この世界は救われて、▼~
いなくなってしまった皆さんも、~
母さんも…戻ってきてくれるんでしょう?▼~
:[アクア]|
…………▼~
…ええ。▼~
:[シグレ]|
じゃあ、迷うことはありません。~
歌の続きを教えてください。▼~
:[アクア]|
その前に、一言だけいいかしら。▼~
:[シグレ]|
なんですか?▼~
:[アクア]|
…シグレ、愛しているわ。▼~
この先あなたが~
どんな道を往くことになっても…▼~
私はずっと見守っている。~
ずっと傍にいるから。▼~
:[シグレ]|
そんな…それじゃまるで、~
今生の別れみたいじゃないですか。▼~
俺が全てを終わらせさえすれば、~
またすぐに会えるのに。▼~
そう…でしょう?▼~
:[アクア]|
ふふ、そうね。~
シグレの言うとおりだわ。▼~
そうよ…~
私は、消えたりしないわ。▼~
体がなくても、心を失っても…~
憶えていてくれる人がいるのなら、▼~
私を思い出してくれた時、~
そこに私はいるの。▼~
:[シグレ]|
…………▼~
:[アクア]|
さあ、いくわよ。シグレ…~
あなたに…歌の続きを継承します。▼~
…………▼~
空蝉描く夢…♪▼~
記憶の双剣~
揺れる面影……▼~
惑いを切り裂いて……♪▼~
***コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#i146d801]
#comment
ページ名:
[広告]
Amazon.co.jp