[広告]
会話集/支援会話/ミタマ(親子・白夜)
をテンプレートにして作成
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
*ミタマの支援会話 [#o4f07d0d]
#contents
**マイユニット(女性) [#w650870b]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
**フェリシア(親子) [#g404da3b]
***支援C [#i2fd662e]
:[フェリシア]|ミタマ、ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[フェリシア]|ミタマ?~
そこにいるんですよね?▼~
もうすぐ軍議の時間ですよ〜。~
だから、早く出てきてください。▼~
第一、ずっと部屋に籠ってるなんて~
身体に毒ですよ〜?▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[フェリシア]|まだそんなこと言っているんですか?~
みんなミタマを待っているんですよ!▼~
こうなったら、引っ張ってでも連れていきます!~
ミタマ、入りますよ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[フェリシア]|ひょっとして、また夜更けまで和歌集を~
読んでいたんですか?▼~
歌を詠むのが本当に大好きなんですね…~
どうしてこんなに好きになったんですか?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[フェリシア]|う〜ん。でも、それはおかしいですよ…?~
筆と紙なら「歌」以外にも使えます。▼~
勉強するのだって、手紙を書くのだって…~
絵を描くのだって使えますよ。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[フェリシア]|そうですね…小さい頃に~
何かきっかけがあったんでしょうか?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[フェリシア]|そうですね、二人でこの謎を…▼~
…って、駄目です駄目です!~
軍議がはじまっちゃうんです〜!▼~
あやうく誤魔化されるところでした…~
さぁ、早く準備をしてください!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#ke696656]
:[フェリシア]|ミタマ、何をしているんですか?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[フェリシア]|糸、辿る…?~
どういう意味ですか?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[フェリシア]|昔詠んだ歌を読み返すと~
それがわかるんですか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[フェリシア]|なるほど、そうかもしれませんね。~
それで、いつ頃からなのか、わかりましたか?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[フェリシア]|聞きたいです! どんな歌ですか?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[フェリシア]|!!▼~
…こ、これは、~
ひょっとして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[フェリシア]|ごめんなさい…ミタマ。▼~
その頃はあなたにすごく寂しい想いをさせて…~
私、とても反省しています。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[フェリシア]|そ、そうですね…でも、う~ん…~
その頃のことは私には全然わかりません…▼~
そうだ! あなたの世話役だった人たちに、~
手紙を出して聞いてみるのはどうでしょう?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[フェリシア]|ええ! いそいで手紙を出しておきますね!▼~
***支援A [#ea27a328]
:[フェリシア]|こ、これは…なんてことでしょう!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[フェリシア]|は…はい…ええっと…~
とっても言いづらいんですけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[フェリシア]|世話役さんのお返事によると…▼~
あなたは私の影響で歌を詠うようになった、~
ということのようです。▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[フェリシア]|ええ、私も最初はそう思ったんですが、~
返事の内容を読んでいたら、▼~
どういうことかわかってきたんです…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[フェリシア]|あなたは私があまり秘境に行けなくなったあと、~
よく私の真似をするようになったらしいんです。▼~
それで、あなたは世話役さんに、~
私が歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいって、~
おねだりをしたそうなんですよ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[フェリシア]|それで世話役さんたちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集なんかをあなたに与えて…▼~
それからあなたは歌詠みの世界に~
どんどんはまっていったらしいんです。▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[フェリシア]|そうですね…私は歌は詠みませんが~
よく歌は歌っていたんです。▼~
そう、あなたへの子守唄をね。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[フェリシア]|子守唄を歌だと教わったあなたは、~
歌について知りたいと世話役さんに話して…▼~
世話役さんは歌詠みに対する知識をあなたに~
教えてしまった…というわけみたいなんです。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[フェリシア]|え、ええ…要するに、あなたが歌詠み好きな~
原因は私で間違いないみたいです…▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[フェリシア]|そ、そうなっちゃいますね…~
うふふ、でも、これで謎が解けてすっきりです!▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[フェリシア]|うふふふ、素敵な歌ですね。~
ありがとうございます、ミタマ…▼~
**アクア(親子) [#hcfcef3b]
***支援C [#cf74dcc0]
:[アクア]|ミタマー、ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[アクア]|ミタマー!!~
そこにいるんでしょう?▼~
次の軍議にはあなたも参加することに~
なっているんだから、早く出てきなさい。▼~
いつまでも部屋に籠っていてはダメよ!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[アクア]|いけません!~
参加する人はもう決まってるんだから。▼~
もう待てない…無理やりでも連れていくから!~
ミタマ、入るわよ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[アクア]|どうせ昨日も夜更かしして~
和歌集でも読み漁っていたんでしょう?▼~
全く…どうしてこうまで歌詠みに熱心な子に~
育ってしまったのかしら…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[アクア]|でも考えてみなさい。筆と紙で書くものは、~
別に「歌」と限られていないでしょう?▼~
勉強するときも手紙を書くときも…~
資料を作るときにだって使う物だわ。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[アクア]|そうね…幼い頃のあなたに~
一体何があったのかしら…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[アクア]|ダメです。~
誤魔化そうとしないの。▼~
今は軍議に出るって言ってるでしょう!~
さぁ、早く用意をしなさい。▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#pfad335f]
:[アクア]|ミタマ、何をしているの?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[アクア]|糸辿る?~
どういう意味?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[アクア]|あなたが過去に詠んだ歌を読み返せば、~
それがわかるの?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[アクア]|なるほど、確かにそうね。~
それでいつ頃から詠み始めたのか、わかったの?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[アクア]|どんな歌か聞かせてくれる?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[アクア]|!!▼~
…こ、これって。~
もしかして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[アクア]|ごめんなさいね…ミタマ。▼~
今思い返してもあなたには…寂しい想いを~
させてしまったと反省しているの。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[アクア]|そ、そうだったわね…でも、う~ん…~
ちょうどその頃なら私が知り得るわけないし。▼~
今度あなたの世話役だった人たちに、~
手紙を出して聞いてみるのはどうかしら?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[アクア]|ええ、早速手紙を出してみましょう。▼~
***支援A [#n6cfa615]
:[アクア]|こ、これは…なんということなの!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[アクア]|ええと…その…~
とても言いづらいんだけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[アクア]|世話役からの返事によると、あなたは私の影響で~
歌を詠うようになったと書いてあるのよ…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[アクア]|ええ、最初はそう思っていたんだけど、~
返事の内容を読んでいるうちに、▼~
何となくわかってきたわ…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[アクア]|あなたは私があまり秘境に行けなくなってから、~
よく私の真似をするようになったらしいの。▼~
それでね、あなたは世話役の人に、~
私が歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいって、~
おねだりをしたらしいわ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[アクア]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集などをあなたに与えた。▼~
そしてあなたはどっぷりと歌詠みの世界に~
はまっていったらしいのよ…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[アクア]|それは違うわ。私は歌は詠まなかったけど、~
よく歌は歌っていたの…▼~
つまり、あなたに対する子守唄をね。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[アクア]|子守唄をあなたに歌だと教え、あなたは~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をあなたに~
教えてしまった…というわけみたいなの。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[アクア]|え、ええ…結局のところ、あなたが歌詠みに~
執着してしまった原因は私だったみたいね。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[アクア]|そ、そうなっちゃうみたいね…~
うふふ、でも謎が解けてすっきりしたわ。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[アクア]|うふふふ、良い歌ね。~
ありがとう、ミタマ…▼~
**モズメ(親子) [#sd12ed26]
***支援C [#j0499881]
:[モズメ]|ミタマ〜、ミタマ〜!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[モズメ]|ミタマ〜!~
なぁ、そこにおるんやろ?▼~
いつまで部屋に籠もってるん…~
次の軍議にはあんたも参加するんよ。▼~
もう、早く出てきぃ〜!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[モズメ]|またそんなこと言うて…~
あんたが参加することに決まってるんよ。▼~
もう…無理にでも連れて行くからな!~
入るで、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[モズメ]|その様子やと…昨夜も夜更かしして~
和歌集とか読んでたんか?▼~
まったく…なんであんたはそんなに~
歌詠みが好きなんやろ…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[モズメ]|それはおかしいわ。筆と紙で書くのは~
別に「歌」とは限らへんやろ?▼~
勉強するんも、手紙を書くんも…~
資料を作るときやって使うやないの。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[モズメ]|そうやな…小っちゃい頃、~
あんたに何かあったんかもな…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[モズメ]|…そんなこと言って~
誤魔化そうとしてもあかんよ。▼~
さぁ、軍議にいくよ!~
ちゃっちゃと準備しぃっ!!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#q96d1093]
:[モズメ]|ミタマ、何してるん?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[モズメ]|糸…辿る…?~
どういう意味?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[モズメ]|昔の歌を読み返したら~
それがわかるんか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[モズメ]|なるほど…そうかもな。~
それで、いつ頃からか、わかったん?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[モズメ]|どんな歌? 聞かせて聞かせて!▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[モズメ]|!!▼~
…そ、それ…ひょっとして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[モズメ]|ご、ごめんな…ミタマ。▼~
その頃は、あんたには寂しい想いを~
させてしもて…反省してるわ。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[モズメ]|そ、そうか…けど、その頃のことは~
あたいには全然わからへんわ…▼~
そうや! あんたの世話役だった人たちなら~
何か知ってるんとちがうかな?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[モズメ]|うん、早速手紙を出してみるわ!▼~
***支援A [#va3d04bb]
:[モズメ]|こ、これ…どういうことなん!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[モズメ]|う…うん…~
すごく言いづらいんやけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[モズメ]|世話役さんからの返事には…▼~
あんたが歌を詠うようになったんは、~
あたいの影響って書いてあるんよ…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[モズメ]|うん…最初はあたいもそう思ったけど…▼~
返事の内容を読んでたら、~
どういうことかわかってきたわ…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[モズメ]|あんたはあたいに会えんくなると、~
よくあたいの真似をするようになったらしいわ。▼~
それでな、あんたは世話役さんの人に…~
あたいが歌をよく歌ってたから、▼~
歌について知りたいって~
お願いしたんやって。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[モズメ]|うん。それで世話役さんは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の歌集をあんたに与えたんや。▼~
それから、あんたはどっぷりと~
歌詠みの世界にはまってったんよ…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[モズメ]|うん…あたいは歌は詠まへんけど、~
よく歌は歌ってたんや…▼~
つまり、あんたへの子守唄や。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[モズメ]|あんたは子守唄のことを~
歌やって教わって、▼~
歌について知りたいって頼んだ、と。~
それで世話役さんは、▼~
歌詠みに対する知識をあんたに教えた…~
というわけみたいやわ。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[モズメ]|うん…つまり、あんたが歌詠みにはまった原因は~
間違いなく、あたいってこと…▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[モズメ]|そ、そうなるやろか?~
でも、謎が解けてすっきりしたわ。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[モズメ]|あはは、良い歌や。~
ありがとうな、ミタマ…▼~
**リンカ(親子) [#ue419941]
***支援C [#e0d53db2]
:[リンカ]|ミタマ! ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[リンカ]|おい、ミタマ!!~
そこにいるんだろう?▼~
次の軍議にはお前も参加することに~
なっているんだから、早く出てこい。▼~
いつまで部屋に籠もっているつもりだ!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[リンカ]|またそんなことを言って…~
もうお前が出ることに決まっているんだぞ。▼~
仕方ない…こうなったら力ずくで連れていく。~
入るぞ、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[リンカ]|また夜更かしして和歌集を~
読み漁っていたのか?▼~
全く…どうしてお前はこんなに~
歌詠みが好きなんだ…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[リンカ]|それはおかしいぞ。筆と紙で書くものは~
別に「歌」とは決まってないだろう?▼~
勉強にだって、手紙を書くのにだって…~
絵を描くのにだって使えるぞ。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[リンカ]|そうだな…小さい時、~
お前に何があったのかな…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[リンカ]|おっと、生憎だが誤魔化されないぞ。▼~
軍議に出るって言ってるだろう?~
さぁ、とっとと用意をしろ!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#a5f03d2b]
:[リンカ]|ミタマ、何をしている?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[リンカ]|糸辿る…?~
どういう意味だ?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[リンカ]|お前が昔詠んだ歌を読み返すと、~
それがわかるのか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[リンカ]|なるほどな。~
で、いつ頃から詠み始めたのか、わかったのか?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[リンカ]|へぇ、どんな歌だ?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[リンカ]|!!▼~
…こ、これは。~
もしかして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[リンカ]|すまない…ミタマ。▼~
その頃のお前には…その…~
寂しい想いをさせてしまった。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[リンカ]|そ、そうだったな…だが、その頃のことなら~
あたしには全然わからないな…▼~
そうだ! お前の世話役だった人たちなら~
知っているかもしれないぞ?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[リンカ]|ああ、早速手紙をだしておくとしよう。▼~
***支援A [#dfb21d58]
:[リンカ]|こ、これは…どういうことだ!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[リンカ]|あ…ああ、それが…~
とても言いづらいんだが…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[リンカ]|世話役からの返事によると、~
お前が歌を詠うようになったのは…▼~
あたしの影響らしい。▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[リンカ]|ああ、最初はあたしもそう思ったんだが…▼~
返事の内容を読んでいるうちに、~
どういうことかわかってきたんだ。▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[リンカ]|お前はあたしがあまり秘境に行けなくなると~
よくあたしの真似をするようになったらしい。▼~
それで、お前は世話役の人に、~
あたしが歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいと、~
お願いをしたそうだ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[リンカ]|ああ。~
それで世話役たちは…▼~
歌詠みの教本や俳句や和歌の歌集を、~
お前に与えた。▼~
そしてお前はそれを読んで、どんどん~
歌詠みの世界にはまっていったらしい…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[リンカ]|実は…あたしは歌は詠まなかったが、~
よく歌は歌っていたんだ…▼~
つまり、お前への子守唄をな。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[リンカ]|子守唄をお前に歌だと教え、お前は~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みの知識をお前に~
教えてしまった…ということのようだ。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[リンカ]|…つまり、お前が歌詠みを好きなのは、~
あたしが原因というわけだな。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[リンカ]|そ、そうなるかな…?~
だけど、謎が解けてすっきりしたな。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[リンカ]|あははは、良い歌だ。~
ありがとう、ミタマ…▼~
**サクラ(親子) [#b7ca8558]
***支援C [#z9d948dd]
:[サクラ]|ミタマ、ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[サクラ]|ミタマってば!!~
いつまで部屋に籠もっているんです?▼~
次の軍議はミタマも参加することに~
なっているんですよ、早く出てきてください。▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[サクラ]|そ、そんなの駄目ですよ!~
参加する人はみんな決まってるんですから。▼~
もう…無理やりでも連れていきますからね。~
入りますよ、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[サクラ]|その様子だと…また夜遅くまで~
和歌集を読んでいたんですね?▼~
不思議です…どうしてこんなに歌詠みが~
大好きな子に育ってしまったんでしょう…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[サクラ]|で、でも…筆と紙でできるものは~
別に「歌」だけじゃありませんよ?▼~
勉強もできますし、お手紙も書けます。~
絵だって描けちゃうじゃないですか?▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[サクラ]|もしかしたら…幼い頃に何か~
歌が好きになるきっかけがあったんでしょうか?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[サクラ]|いいですね、そうしましょ…▼~
って、ち、違う違う!~
軍議に出てくださいって言ってるでしょう?▼~
早く準備してください!~
さぁ、早く早く!!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#f0a2421d]
:[サクラ]|ミタマ、何をしているんですか?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[サクラ]|糸辿る?~
えっと…どういう意味でしょうか?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[サクラ]|過去に詠んだ歌を読み返せば、~
それがわかるんですか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[サクラ]|なるほど、確かにそうですね。▼~
それでいつ頃から詠み始めたのか、~
わかったんですか?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[サクラ]|どんな歌か聞かせてくれますか?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[サクラ]|!!▼~
…こ、これって。~
もしかして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[サクラ]|ごめんなさい…ミタマ。~
今思い返しても、あなたには…▼~
寂しい想いをさせてしまったと~
反省しています。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[サクラ]|そ、そうでしたね。でも…~
その頃のことは、よくわかりませんし…▼~
そうだ、あなたのお世話役だった方たちに、~
手紙で聞いてみるのはどうでしょうか…?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[サクラ]|はい、早速お手紙を出してみましょう。▼~
***支援A [#pab0a5f7]
:[サクラ]|こ、これは…どういうことでしょう…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[サクラ]|ええと…その…~
とても言いづらいのですが…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[サクラ]|お世話役さんからの返事によると…▼~
ミタマは私の影響で歌を詠うようになったと、~
そう書いてあるんです…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[サクラ]|はい…最初はそう思っていたんですが~
返事の内容を読んでいるうちに、▼~
何となくわかってきたんです…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[サクラ]|ミタマは私があまり秘境に行けなくなってから、~
私の真似をするようになったらしいんです。▼~
それで…あなたはお世話役の方に、~
私が歌をよく歌っていたから、▼~
歌について知りたいと~
おねだりをしたらしいんです。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[サクラ]|はい。~
それでお世話役さんたちは、▼~
歌詠みの教本や、俳句や和歌の選歌集を~
ミタマに買ってくれたんです。▼~
それでミタマは歌詠みの世界に~
はまっていったようですね…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[サクラ]|うふふ…~
それは違いますよ。▼~
私は歌は詠みませんでしたが、~
よく歌は歌っていたんです…▼~
つまり、ミタマに対する子守唄を…▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[サクラ]|私は子守唄を歌だと教え、~
ミタマは歌についてお世話役さんに聞き…▼~
お世話役さんは歌詠みに対する知識を~
あなたに教えてしまった…▼~
…そういうわけみたいですね。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[サクラ]|は、はい…~
結局のところ、▼~
ミタマが歌詠みに執着してしまった原因は、~
私だったみたいですね…▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[サクラ]|そ、そうなってしまいますね…~
でも謎が解けてすっきりしました。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[サクラ]|うふふふ、良い歌ですね。~
ありがとうございます、ミタマ…▼~
**カザハナ(親子) [#y3212dad]
***支援C [#a3a639c8]
:[カザハナ]|ミタマー、ミタマってばー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[カザハナ]|ねぇ、いるんでしょ、ミタマ!~
いつまで部屋に籠ってるつもり?▼~
次の軍議にはあなたも参加することに~
なっているんだから、早く出てきなさい!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[カザハナ]|何言ってるの!~
参加する人は決まってるんだから。▼~
こうなったら実力行使よ…~
ミタマ、入るわよ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[カザハナ]|どうせまた朝まで和歌集とか~
読みふけってたんでしょう?▼~
全く…どうしてここまで歌詠みが好きな子に~
育っちゃったのかしら…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[カザハナ]|でも、別に筆と紙で書くものは、~
「歌」と限られてないじゃない…?▼~
勉強するのだって、手紙を書くのだって、~
資料を作るのにだって使うわよ?▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[カザハナ]|そうね…あなたが幼い頃に~
何かきっかけがあったのかも知れないわね…▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[カザハナ]|…って、ダメダメ!~
そんな話をしてる場合じゃなかったわ!▼~
ほら、軍議が始まっちゃうわよ!~
とっとと、準備しなさい!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#p656e42e]
:[カザハナ]|ミタマ、何してるの?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[カザハナ]|いと…たどる?~
それ、どういう意味?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[カザハナ]|あなたが昔詠んだ歌を読み返すと~
それがわかるの?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[カザハナ]|なるほどね。~
それで? いつぐらいからか、わかった?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[カザハナ]|どんな歌?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[カザハナ]|!!▼~
…こ、これ。~
ひょっとして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[カザハナ]|ご、ごめんね、ミタマ…▼~
その頃は…その…あなたに寂しい想いを~
させちゃって。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[カザハナ]|そ、そうだったね…でも、そうね。~
その頃のことは、あたしが知ってるわけないし…▼~
そうだ! あなたの世話役だった人たちに、~
手紙を出して聞いてみるっていうのはどうかな?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[カザハナ]|よし、決まりね。~
じゃあ手紙を出しておくから!▼~
***支援A [#ca8ac743]
:[カザハナ]|こ、これって…どういうこと!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[カザハナ]|う〜んと…その…~
ちょっと言いづらいんだけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[カザハナ]|世話役の返事によると、あなたはあたしの影響で~
歌を詠うようになったらしいの…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[カザハナ]|うん。あたしも最初はそう思ったんだけど…▼~
返事の内容を読んでいくと、~
どういうことなのか何となくわかってきたわ。▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[カザハナ]|あたしがあまり秘境に行けなくなると、あなたは~
よくあたしの真似をするようになったらしいの。▼~
それでね、あなたは世話役の人に、~
あたしが歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいって、~
しつこくお願いをしてたらしいわ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[カザハナ]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集などをあなたに与えたの。▼~
そしてあなたはどっぷりと歌詠みの世界に~
はまっていったみたい…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[カザハナ]|あのね。あたしは歌は詠まなかったけど、~
よく歌は歌っていたの…▼~
つまり、あなたへの子守唄をね。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[カザハナ]|子守唄をあなたに歌だと教え、あなたは~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をあなたに~
教えてしまった…ということみたい。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[カザハナ]|う、うん…やっぱりあなたが歌詠みが~
好きになった原因はあたしだったってこと。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[カザハナ]|そ、そうなっちゃうかな…?~
まあとにかく、謎が解けてすっきりしたわ!▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[カザハナ]|あはは、良い歌だね。~
ありがとう、ミタマ…▼~
**オロチ(親子) [#j32ee646]
***支援C [#k96ecc5c]
:[オロチ]|ミタマ、ミタマ~!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[オロチ]|ミタマよ、中に居るのであろう?▼~
次の軍議はそなたも参加することに~
なっておる。早く出てこぬか。▼~
もう時間じゃというに…~
いつまで部屋に籠っておるつもりじゃ!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[オロチ]|勝手なことを申すな。~
もう参加することに決まっておるのじゃ!▼~
ええい、これ以上待っておられぬ。~
こうなったら腕ずくでも…▼~
入るぞ、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[オロチ]|また夜更かしして和歌集なぞ~
読みふけっておったのか?▼~
まったく…なにゆえ、ここまで歌詠みに~
執心するようになってしまったのじゃ…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[オロチ]|でじゃが、筆と紙で書くものは、~
別に「歌」とは限らぬであろう?▼~
勉強するにも、手紙を書くにも~
呪符を書くことにだって用いるぞ。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[オロチ]|わからぬが…幼い頃、そなたに~
一体何があったのじゃろうな…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[オロチ]|おっと、いかん!~
そのような話をしている場合ではなかったわ…▼~
さぁ、軍議に出るぞ、ミタマ!~
疾く用意をせい!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#k10b89fc]
:[オロチ]|ミタマ、何をしておる?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[オロチ]|糸辿る?~
どういう意味じゃ?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[オロチ]|過去に詠んだ歌を読み返すと~
それがわかるというのか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[オロチ]|なるほど。道理じゃな。~
それでいつ頃からなのか、わかったか?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[オロチ]|どんな歌じゃ?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[オロチ]|!!▼~
…こ、これは。~
もしや…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[オロチ]|す、すまぬ…ミタマ。▼~
その時分は…たいそう寂しい想いを~
させてしまった。…反省しておる。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[オロチ]|そ、そうじゃったな…しかし、ふ~む。~
その頃のことはわらわにはよくわからぬ。▼~
そうじゃ! そなたの世話役だった者たちに、~
手紙を出して聞いてみるというのはどうじゃ?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[オロチ]|うむ、では早速文をしたためるとしよう。▼~
***支援A [#uebebfbc]
:[オロチ]|こ、これは…いかがしたことじゃ!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[オロチ]|ううむ…その…~
たいそう言いづらいことなのじゃが…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[オロチ]|返事には、そなたはわらわの影響で~
歌を詠うようになった…と書いてあるのじゃ。▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[オロチ]|それは確かにそうなんじゃが…▼~
内容を読むうちに、だんだんと~
理由がわかってきたぞ。▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[オロチ]|そなたはわらわがあまり秘境に行けなくなると、~
よくわらわの真似をするようになったらしい。▼~
そして、そなたは世話役の者に、~
わらわが歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいといって、~
頼み込んだそうじゃ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[オロチ]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集などをそなたに与えた。▼~
そしてそなたはどっぷりと歌詠みの世界に~
はまっていった…ということらしい。▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[オロチ]|うむ。わらわは歌は詠まなんだが~
よく歌は歌っておった…▼~
つまり、そなたへ子守唄をな。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[オロチ]|子守唄をそなたに歌だと教え、そなたは~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をそなたに~
教えてしまった…ということのようなのじゃ。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[オロチ]|ううむ…結局のところ、そなたが歌詠みに~
執着しておる原因はわらわだったようじゃ。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[オロチ]|そ、そうなるかのう…?~
じゃが、謎が解けてすっきりしたな。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[オロチ]|ふふふ、良い歌じゃ。~
礼を言うぞ、ミタマ…▼~
**ヒノカ(親子) [#u3123c46]
***支援C [#hed48c47]
:[ヒノカ]|ミタマー! おい、ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[ヒノカ]|ミタマ、そこにいるんだろ? ~
いつまで部屋に籠もってるつもりだ!▼~
次の軍議はお前も参加することに~
なっているんだぞ、早く出てこい!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[ヒノカ]|まだそんなこと言ってるのか…~
お前はもう参加することになってるんだ。▼~
こうなったら腕ずくでも連れていく。~
入るぞ、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[ヒノカ]|その様子だと…また夜更けまで~
和歌集を読み漁っていたのか?▼~
全く…感心するよ。お前はどうして~
こんなに歌詠みが好きになったんだ…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[ヒノカ]|それは変だろ? 筆と紙があっても~
歌を詠むとはかぎらない。▼~
勉強や手紙を書くことにも使う。~
資料を作るのにも使うぞ。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[ヒノカ]|そうだな…お前が小さい頃に~
なにか好きになるきっかけがあったのかもな…▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[ヒノカ]|よし、じゃあそうしよう…▼~
って、駄目だ駄目だ! お前は今から軍議だ。~
とっとと準備をしろ!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#m6c78f97]
:[ヒノカ]|ミタマ、何をしているんだ?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[ヒノカ]|糸、辿る…?~
どういう意味だ?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[ヒノカ]|お前が以前に詠んだ歌を読み返せば~
それがわかるのか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[ヒノカ]|そうか。なるほどな。~
それで…いつ頃からなのか、わかったか?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[ヒノカ]|へえ…どんな歌だ?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[ヒノカ]|!!▼~
…こ、これは…もしや…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[ヒノカ]|す、すまない…ミタマ。▼~
その頃は…お前に寂しい想いを~
させてしまった。後悔している。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[ヒノカ]|そ、そうだな…だが、その頃のこととなると…~
生憎私には全然わからないぞ。▼~
そうだ。お前の世話役だった人たちに、~
手紙を出して聞いてみるというのはどうだ?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[ヒノカ]|ああ、早速手紙を書いて送っておくとしよう。▼~
***支援A [#fbd6d69e]
:[ヒノカ]|こ、これは…どういうことだ!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[ヒノカ]|あ、ああ…その…~
とても言いづらいんだが…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[ヒノカ]|世話役からの返事によれば、お前は私の影響で~
歌を詠うようになったそうだ…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[ヒノカ]|ああ、最初は私もそう思った。~
だが返事の内容を読んでいるうちに、▼~
どういうことかわかってきたんだ…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[ヒノカ]|お前は私があまり秘境に行けなくなってから、~
よく私の真似をするようになったらしい。▼~
それで、お前は世話役の人に、~
私が歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいと、頼んだそうだ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[ヒノカ]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集などをお前に与えた。▼~
そしてお前はどんどん歌詠みの世界に~
はまっていった…ということのようだ。▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[ヒノカ]|そうだな…私は歌は詠まなかったが、~
よく歌は歌っていた…▼~
お前への子守唄をな。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[ヒノカ]|子守唄をお前に歌だと教え、お前は~
歌について知りたいと世話役に話して…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をお前に~
教えてしまった…ということみたいだな。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[ヒノカ]|あ、ああ…お前が歌詠みに執心している原因は~
結局のところ、私だった…ということだ。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[ヒノカ]|そ、そうなってしまうか?~
だけど、謎が解けてすっきりしたな。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[ヒノカ]|あはは、良い歌だ。~
ありがとう、ミタマ…▼~
**アサマ(親子) [#y8a5d5c6]
***支援C [#l2aa6fca]
:[アサマ]|ミタマ! ミタマ!~
起きてください!▼~
:[ミタマ]|うーん…▼~
わたくしの 昼寝邪魔する 者は誰…?▼~
あら、お父様ではありませんの。▼~
:[アサマ]|ミタマ…~
やはりまた寝ていたのですね。▼~
あなたのぐうたらっぷりには、~
ほとほと呆れかえってしまいます。▼~
:[ミタマ]|別に誰かに迷惑をかけているわけでは~
ありませんし、問題ないと思いますけれど。▼~
:[アサマ]|…毎回軍議でうたた寝をしているのも~
知ってますよ?▼~
:[ミタマ]|ぎくり…▼~
:[アサマ]|あれでは会議も集中できません。▼~
きちんと論議できなければ~
戦場でも支障をきたすことになります。▼~
:[ミタマ]|…だったらわたくしを~
秘境に戻してくださいな。▼~
お父様が連れてこなかったら、わたくしは~
今頃秘境でのんびりと暮らしていたんです。▼~
秘境にて 隠遁暮らし 我が願い…▼~
:[アサマ]|まったく…我が子ながら呆れますねぇ。▼~
はぁ…わかりました。こうなれば~
私の手であなたを矯正してみせましょう。▼~
:[ミタマ]|え…?~
何をするつもりなんですの?▼~
:[アサマ]|早起きが~
できるようにするんですよ。▼~
:[ミタマ]|そ、そんなこと…やめてください!▼~
わたくしは日中の惰眠を貪るのが~
何よりも楽しみですのに!▼~
ああひどい 父の仕打ちに 娘泣く…▼~
:[アサマ]|ははは。正しいことを言っているのは~
私のほうです。▼~
どうしてこちらが悪いような~
言われ方をされているんでしょうね?▼~
:[ミタマ]|うう…お父様なんて、起きていても~
寝てるような目をしてますのに…▼~
:[アサマ]|まぶたさえなければ私の目は~
ミタマそっくりなのですがねえ。▼~
:[ミタマ]|ん…?~
そうなんですの?▼~
:[アサマ]|お見せしたら早起きしてくれますか?▼~
:[ミタマ]|しませんわ!▼~
早起きを強要されるなんて…~
わたくしはまっぴら御免ですの!▼~
(ミタマ退場)~
:[アサマ]|ああ、~
逃げてしまいましたね…▼~
まぁ最初から上手くいくとは~
思ってませんでしたけど。▼~
***支援B [#ha6cad01]
:[アサマ]|おはようございます、ミタマ。~
ようやく起きましたね。▼~
父の説法によって目覚める朝は~
いかがですか?▼~
:[ミタマ]|くっ…正直うるさかったですわ…▼~
天幕の 前で話すは 我が父か…▼~
意外と声量があるので~
耳を塞いでも聞こえてきましたわ…▼~
:[アサマ]|あっはっは。ありがたい説法で~
起きられるなんて幸せじゃないですか。▼~
:[ミタマ]|毎日よくも懲りずに…~
我が父親ながら理解に苦しみますわ…▼~
:[アサマ]|いえいえ、親が子供のことを気にかけるのは~
当然のことですよ。▼~
:[ミタマ]|けれど、今までは放任主義でしたわ。~
どうして今更…?▼~
:[アサマ]|今までが放任主義だったからこそ、~
と言うべきでしょうか?▼~
:[ミタマ]|え…?▼~
:[アサマ]|あなたが小さい頃、私はあなたの傍に~
いることができなかったでしょう?▼~
当時は気にする暇もありませんでしたが…▼~
今になってようやくあなたに寂しい想いを~
させていたのではと気づいたのです。▼~
:[ミタマ]|…………▼~
お父様はそういうことを考える御人では~
ないと思っておりましたが…▼~
:[アサマ]|ええ。私は他人になど興味はありません。~
その心情を図ることもしません。▼~
ですが我が子のこととなると…どうも~
そう思えなくなってしまうようでしてねぇ。▼~
:[ミタマ]|なんてこと それで早起き とばっちり…▼~
:[アサマ]|ははは。▼~
:[ミタマ]|ではせめて一緒に買い物に行くとか、~
会話を楽しむ程度にしてくださいまし…▼~
:[アサマ]|もちろんそういったことも考えてますよ。~
親子の時間を大切にしたいと思っています。▼~
ただ…自分の娘が周りの人たちに~
呆れられるのは面白くないんですよ。▼~
:[ミタマ]|どういうことですの?▼~
:[アサマ]|私が言えた口ではありませんが、▼~
自分の娘にはやはり仲間の中でも~
輝いていて欲しいですからね。▼~
:[ミタマ]|それって…~
自分を棚に上げていませんこと?▼~
:[アサマ]|ええ、だから私が言えた口ではないと~
言いました。▼~
:[ミタマ]|はぁ…で、結局早起きの後は~
何をすればいいんですの?▼~
:[アサマ]|はい、まずはミタマと共に行動し、▼~
あなたの生活態度を~
矯正したいと思います。▼~
規則正しく皆に誇れる娘となるよう、~
根本から生活を改善させていただきますよ。▼~
:[ミタマ]|ひ、ひぃ…!▼~
:[アサマ]|という訳なので、まずは早起きできるまで~
がんばりましょうね。ミタマ。▼~
:[ミタマ]|早起きの矯正はただの始まりに~
過ぎなかったということですの…?▼~
我が予想 やはり的中 恐ろしや…~
黒い笑顔で 矯正宣言…▼~
我が父親ながら恐ろしい人ですわ…▼~
:[アサマ]|ふふふふ…▼~
***支援A [#e8520324]
:[ミタマ]|おはようございます、お父様。~
もう朝ですので起きてくださいまし。▼~
:[アサマ]|ふぁぁ…~
まだ日が見え始めたばかりだというのに…▼~
こんな朝早くに一体誰…▼~
って、ミタマ!? あなた…▼~
こんな早朝に起きてるなんて~
どうしたんですか?▼~
:[ミタマ]|毎日お父様が~
起こしに来てくれますので、▼~
今日くらいわたくしが先に起きて~
お父様を起こそうと思ったのですわ。▼~
:[アサマ]|き、奇跡…奇跡が起きています。▼~
そうですか。~
やればできるんですね、ミタマは。▼~
:[ミタマ]|ふふん、当たり前です。▼~
昨日の晩からずっと起きていれば~
まったく問題ありませんから。▼~
:[アサマ]|えっ?~
それはもしや…徹夜ですか?▼~
:[ミタマ]|はい。何か問題でも?▼~
:[アサマ]|やれやれ…~
完全にぬか喜びだったわけですか。▼~
:[ミタマ]|いいではないですか。~
ちゃんと起きたわけですし。▼~
:[アサマ]|いいえ、これでは意味がありません。▼~
どうせお昼頃になったら~
眠くなってしまうに決まっていますから。▼~
:[ミタマ]|くっ…▼~
せっかくの 早起き否定 ひどいです…▼~
:[アサマ]|…まあ、ミタマが私のことを想って~
気を遣ってくれたのは伝わりました。▼~
ありがとうございます、ミタマ。▼~
:[ミタマ]|…ふん。頭を少し撫でたくらいで~
わたくしの機嫌が直るとでも思っていますの?▼~
:[アサマ]|ふふふ…そう言いながらも~
ミタマは嬉しそうな顔をしていますよ。▼~
:[ミタマ]|父親の 手の温もりは 心地好い…~
ですからこれは 仕方ないのよ…▼~
:[アサマ]|ふふっ、素直じゃないですねぇ。▼~
では、機嫌が直るよう~
私から一つ約束しましょう。▼~
:[ミタマ]|約束…ですか?▼~
:[アサマ]|はい。この闘いが全て終わったら~
当分は休暇です。▼~
思う存分のんびり暮らせば~
良いのです。▼~
:[ミタマ]|そ、それは本当ですの?▼~
:[アサマ]|はい。約束します。▼~
ですから今はもう少し、~
父やみんなと共にがんばりましょう。▼~
:[ミタマ]|…わかりましたわ。その約束のためなら~
わたくしはどんな努力も惜しみませんわ…!▼~
:[アサマ]|ふふっ、すっかりやる気ですね。~
その調子ですよ、ミタマ。▼~
**セツナ(親子) [#g87f76dc]
***支援C [#vdb2ceed]
:[セツナ]|ミタマ~、ミタマ~?▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[セツナ]|ミタマ…いるんでしょ?▼~
軍議の時間よ…早く出てきて。▼~
いつまでも部屋に籠っていてはダメよ!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[セツナ]|そんなこと言って、いつも部屋に~
閉じこもってばかり…▼~
こうなったら無理にでも連れ出すから…~
入るわよ、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[セツナ]|また夜更かしして和歌集を読んでたの?~
あいかわらず、すごい熱心……▼~
一体…あなたはどうしてこんなに~
歌詠みが好きになったの…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[セツナ]|それは変…筆と紙を使うのは~
「歌」とは限らないもの。▼~
勉強するときも…手紙を書くときも…~
お絵描きにだって使うわよ…?▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[セツナ]|う~ん…ミタマが小さい時に~
何かきっかけがあったのかも…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[セツナ]|うん。ちょっと気になる…~
でも、今はその話はいいの。▼~
あなたは軍議に出るのよ…~
さぁ、準備して!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#l7e4c92b]
:[セツナ]|ミタマ…何してるの?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[セツナ]|糸…たどる…?~
どういう意味?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[セツナ]|昔の歌を読み返すと…~
それがわかるの?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[セツナ]|なるほど…~
それで…いつ頃からか、わかった?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[セツナ]|どんな歌…?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[セツナ]|!!▼~
…そ、それ…ひょっとして▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[セツナ]|ごめん…ミタマ…▼~
その頃…あなたには~
すごく寂しい想いをさせてたと思う…▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[セツナ]|そ、そう…。 でも、残念。~
そうだ…あなたの世話役をしてた人たちに、~
手紙を出して聞くのはどう?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[セツナ]|じゃあ…手紙、出しておくね。▼~
***支援A [#c7446e30]
:[セツナ]|これ…どういうこと…?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[セツナ]|う~ん…言いづらいけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[セツナ]|世話役によると、あなたは私の影響で~
歌を詠うようになったらしい…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[セツナ]|うん、でも、返事の内容を読んでいたら~
どういうことか、わかってきたの…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[セツナ]|私があまり会いにいけなくなると…あなたは~
私の真似をするようになったらしい…▼~
それで、あなたは世話役に、~
私が歌をよく歌っていたから▼~
歌のことが知りたいって~
頼んだみたい…▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[セツナ]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の本を読ませた…▼~
そしてあなたはどんどん歌詠みの世界に~
はまっていった…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[セツナ]|そうね…私は歌は詠まなかったけど、~
よく歌は歌っていたの。▼~
あなたへの…子守唄を…▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[セツナ]|私は子守唄を歌い…あなたは~
歌が知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みをあなたに教えた…▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[セツナ]|うん…あなたが歌詠みになった原因は~
間違いなく私ってこと…▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[セツナ]|そうなるかな…~
でも、謎が解けてすっきりした。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[セツナ]|うふふふ、良い歌ね…~
ありがとう、ミタマ…▼~
**オボロ(親子) [#eb265763]
***支援C [#y7d6a779]
:[オボロ]|ミタマー、ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[オボロ]|ちょっとミタマ!~
そこにいるんでしょ?▼~
いつまで部屋に籠ってるの?~
軍議の時間よ、出てきなさい!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[オボロ]|駄目よ!~
もう参加することに決まってるんだから。▼~
こうなったら…無理やりでも連れていくわ!~
ミタマ、入るわよ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[オボロ]|どうせ昨日も夜更かしして~
和歌集でも読み漁っていたんでしょう?▼~
全く…なんでこんなに歌を詠むのが~
好きな子に育っちゃったんだか…▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[オボロ]|でも、筆と紙で書くものは別に「歌」だけじゃ~
ないわよ?▼~
勉強するときだって、手紙を書くときだって、~
資料を作るときだって使うじゃない。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[オボロ]|う〜ん。小さい頃、あなたに~
一体何があったのかしら…▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[オボロ]|おっと! そんなこと言って~
誤魔化そうとしても駄目よ!▼~
さあ、軍議に出るわよ。~
早く用意をしなさい!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#me2c7e48]
:[オボロ]|ミタマ、何してるの?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[オボロ]|糸辿る?~
どういう意味?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[オボロ]|あなたが昔詠んだ歌を読み返せば、~
それがわかるの?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[オボロ]|なるほど…そうかもしれないわね。~
それで、いつ頃から詠み始めたのか、わかった?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[オボロ]|どんな歌?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[オボロ]|!!▼~
…そ、それは…~
ひょっとして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[オボロ]|ご、ごめんね…ミタマ。▼~
あの頃、あなたには寂しい想いをさせたって~
私すごく反省してるの…▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[オボロ]|そ、そうだったわね…でも、悪いけど~
その頃のことは私にはよくわからないわ。▼~
今度あなたのお世話をしてくれた人たちに、~
手紙で聞いてみるっていうのはどうかな?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[オボロ]|決まりね、じゃあ手紙を出しておくわ。▼~
***支援A [#q0749ad7]
:[オボロ]|こ、これ…どういうことなの!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[オボロ]|ええっとね…その…~
すごく言いづらいんだけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[オボロ]|手紙には、あなたは私の影響で~
歌を詠うようになったって書いてあるの…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[オボロ]|…………▼~
待って…続きを読んでいたら、~
何となくわかってきたわ…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[オボロ]|私があまり秘境に行けなくなると~
あなたは私の真似をするようになったらしいの。▼~
それであなたは世話役の人に~
私が歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいって~
お願いをしていたそうよ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[オボロ]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集などをあなたに与えた。▼~
そしてあなたはどっぷりと歌詠みの世界に~
はまっていった…と、いうことみたいね。▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[オボロ]|そうね…私は歌は詠まなかったけど、~
歌ならよく歌っていたわ…▼~
つまり、あなたへの子守唄を。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[オボロ]|子守唄をあなたに歌だと教え、あなたは~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をあなたに~
教えてしまった…ということじゃないかしら?▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[オボロ]|そう。結果的に言うと…あなたが歌詠みを~
大好きになった原因は私ってことになるわね。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[オボロ]|そ、そうなっちゃうかな…?~
とにかく謎が解けてすっきりしたわ。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[オボロ]|あはは、良い歌だね。~
ありがとう、ミタマ…▼~
**カゲロウ(親子) [#l0908966]
***支援C [#a8cbe473]
:[カゲロウ]|ミタマ…ミタマ!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[カゲロウ]|ミタマ!!~
そこにいるのだろう?▼~
いつまで部屋に籠っているつもりだ?~
軍議の時間だぞ。早く出てこい。▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[カゲロウ]|何を言う!~
もう参加する者は決まっておるのだ。▼~
これ以上待てぬ。無理にでも連れていくぞ…~
ご免、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[カゲロウ]|どうせ昨夜も和歌集など読みふけって~
夜を明かしたのだろう…▼~
全く…どうしてお前はここまで~
歌詠みに執心するようになったのだ…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[カゲロウ]|だが…筆と紙で書くものは、~
別に「歌」とは限らんではないか。▼~
学問を学ぶときも、手紙を書くときも…~
絵を描くときにだって使うであろう?▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[カゲロウ]|うむ…幼い頃、お前に一体~
何があったのだろうな…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[カゲロウ]|コラコラ!~
誤魔化そうとするな。▼~
今は軍議に出ると言っているだろう!~
さぁ、早く用意をするがいい。▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#y7c2ff8f]
:[カゲロウ]|ミタマ、何をしている?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[カゲロウ]|糸辿る?~
どういう意味だ?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[カゲロウ]|お前が以前に詠んだ歌を読み返せば~
それがわかるのか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[カゲロウ]|なるほど、良い考えだ。~
で、いつ頃からか、わかったか?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[カゲロウ]|どんな歌だ? 聞かせてくれ。▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[カゲロウ]|!!▼~
…こ、これは。もしや…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[カゲロウ]|すまぬ…ミタマ。▼~
その頃、お前にはたいそう心細い想いを~
させてしまった。…反省している。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[カゲロウ]|そ、そうか…だが、ううむ…~
その頃のことは私には全くわからぬ。▼~
今度お前の世話役だった者たちに、~
手紙を出して聞いてみるのはどうだ?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[カゲロウ]|ああ、早速文を出すとしよう。▼~
***支援A [#b8cbb770]
:[カゲロウ]|こ、これは…どういうことだ!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[カゲロウ]|あ、ああ…その…~
とても言いづらいことなんだが…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[カゲロウ]|世話役からの返事には、お前は私の影響で~
歌を詠うようになった…と書いてあったのだ…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[カゲロウ]|うむ、私も最初はそう思ったのだが…▼~
返事の内容を読んでいるうちに、~
理由がわかってきた…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[カゲロウ]|お前は私があまり秘境に行けなくなってから、~
よく私の真似をするようになったらしい。▼~
それで、お前は世話役の者に、~
私が歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいと~
せがんだそうだ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[カゲロウ]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集などをお前に与えた。▼~
そしてお前はどっぷりと歌詠みの世界に~
はまっていった…ということらしい。▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[カゲロウ]|それなんだが…私は歌は詠まなかったが、~
よく歌は歌っていた…▼~
つまり、お前への子守唄をな。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[カゲロウ]|子守唄をお前に歌だと教え、お前は~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をお前に~
教えてしまった…ということのようだ。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[カゲロウ]|う、うむ…つまり、お前が歌詠みに~
執着している原因は…私ということになるな。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[カゲロウ]|ふ、不覚…▼~
だが謎が解けてすっきりした。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[カゲロウ]|ふふ…良い歌だな。~
感謝する、ミタマ…▼~
**カンナ(女)(親子) [#gcb8c879]
[[カンナ(女)(親子・白夜)のページへ>../カンナ(女)(親子...
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#i7b6f874]
- セツナとミタマの所のセツナ部分が皆アクアになってる -- ...
#comment
終了行:
*ミタマの支援会話 [#o4f07d0d]
#contents
**マイユニット(女性) [#w650870b]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
**フェリシア(親子) [#g404da3b]
***支援C [#i2fd662e]
:[フェリシア]|ミタマ、ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[フェリシア]|ミタマ?~
そこにいるんですよね?▼~
もうすぐ軍議の時間ですよ〜。~
だから、早く出てきてください。▼~
第一、ずっと部屋に籠ってるなんて~
身体に毒ですよ〜?▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[フェリシア]|まだそんなこと言っているんですか?~
みんなミタマを待っているんですよ!▼~
こうなったら、引っ張ってでも連れていきます!~
ミタマ、入りますよ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[フェリシア]|ひょっとして、また夜更けまで和歌集を~
読んでいたんですか?▼~
歌を詠むのが本当に大好きなんですね…~
どうしてこんなに好きになったんですか?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[フェリシア]|う〜ん。でも、それはおかしいですよ…?~
筆と紙なら「歌」以外にも使えます。▼~
勉強するのだって、手紙を書くのだって…~
絵を描くのだって使えますよ。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[フェリシア]|そうですね…小さい頃に~
何かきっかけがあったんでしょうか?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[フェリシア]|そうですね、二人でこの謎を…▼~
…って、駄目です駄目です!~
軍議がはじまっちゃうんです〜!▼~
あやうく誤魔化されるところでした…~
さぁ、早く準備をしてください!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#ke696656]
:[フェリシア]|ミタマ、何をしているんですか?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[フェリシア]|糸、辿る…?~
どういう意味ですか?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[フェリシア]|昔詠んだ歌を読み返すと~
それがわかるんですか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[フェリシア]|なるほど、そうかもしれませんね。~
それで、いつ頃からなのか、わかりましたか?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[フェリシア]|聞きたいです! どんな歌ですか?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[フェリシア]|!!▼~
…こ、これは、~
ひょっとして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[フェリシア]|ごめんなさい…ミタマ。▼~
その頃はあなたにすごく寂しい想いをさせて…~
私、とても反省しています。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[フェリシア]|そ、そうですね…でも、う~ん…~
その頃のことは私には全然わかりません…▼~
そうだ! あなたの世話役だった人たちに、~
手紙を出して聞いてみるのはどうでしょう?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[フェリシア]|ええ! いそいで手紙を出しておきますね!▼~
***支援A [#ea27a328]
:[フェリシア]|こ、これは…なんてことでしょう!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[フェリシア]|は…はい…ええっと…~
とっても言いづらいんですけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[フェリシア]|世話役さんのお返事によると…▼~
あなたは私の影響で歌を詠うようになった、~
ということのようです。▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[フェリシア]|ええ、私も最初はそう思ったんですが、~
返事の内容を読んでいたら、▼~
どういうことかわかってきたんです…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[フェリシア]|あなたは私があまり秘境に行けなくなったあと、~
よく私の真似をするようになったらしいんです。▼~
それで、あなたは世話役さんに、~
私が歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいって、~
おねだりをしたそうなんですよ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[フェリシア]|それで世話役さんたちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集なんかをあなたに与えて…▼~
それからあなたは歌詠みの世界に~
どんどんはまっていったらしいんです。▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[フェリシア]|そうですね…私は歌は詠みませんが~
よく歌は歌っていたんです。▼~
そう、あなたへの子守唄をね。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[フェリシア]|子守唄を歌だと教わったあなたは、~
歌について知りたいと世話役さんに話して…▼~
世話役さんは歌詠みに対する知識をあなたに~
教えてしまった…というわけみたいなんです。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[フェリシア]|え、ええ…要するに、あなたが歌詠み好きな~
原因は私で間違いないみたいです…▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[フェリシア]|そ、そうなっちゃいますね…~
うふふ、でも、これで謎が解けてすっきりです!▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[フェリシア]|うふふふ、素敵な歌ですね。~
ありがとうございます、ミタマ…▼~
**アクア(親子) [#hcfcef3b]
***支援C [#cf74dcc0]
:[アクア]|ミタマー、ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[アクア]|ミタマー!!~
そこにいるんでしょう?▼~
次の軍議にはあなたも参加することに~
なっているんだから、早く出てきなさい。▼~
いつまでも部屋に籠っていてはダメよ!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[アクア]|いけません!~
参加する人はもう決まってるんだから。▼~
もう待てない…無理やりでも連れていくから!~
ミタマ、入るわよ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[アクア]|どうせ昨日も夜更かしして~
和歌集でも読み漁っていたんでしょう?▼~
全く…どうしてこうまで歌詠みに熱心な子に~
育ってしまったのかしら…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[アクア]|でも考えてみなさい。筆と紙で書くものは、~
別に「歌」と限られていないでしょう?▼~
勉強するときも手紙を書くときも…~
資料を作るときにだって使う物だわ。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[アクア]|そうね…幼い頃のあなたに~
一体何があったのかしら…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[アクア]|ダメです。~
誤魔化そうとしないの。▼~
今は軍議に出るって言ってるでしょう!~
さぁ、早く用意をしなさい。▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#pfad335f]
:[アクア]|ミタマ、何をしているの?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[アクア]|糸辿る?~
どういう意味?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[アクア]|あなたが過去に詠んだ歌を読み返せば、~
それがわかるの?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[アクア]|なるほど、確かにそうね。~
それでいつ頃から詠み始めたのか、わかったの?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[アクア]|どんな歌か聞かせてくれる?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[アクア]|!!▼~
…こ、これって。~
もしかして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[アクア]|ごめんなさいね…ミタマ。▼~
今思い返してもあなたには…寂しい想いを~
させてしまったと反省しているの。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[アクア]|そ、そうだったわね…でも、う~ん…~
ちょうどその頃なら私が知り得るわけないし。▼~
今度あなたの世話役だった人たちに、~
手紙を出して聞いてみるのはどうかしら?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[アクア]|ええ、早速手紙を出してみましょう。▼~
***支援A [#n6cfa615]
:[アクア]|こ、これは…なんということなの!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[アクア]|ええと…その…~
とても言いづらいんだけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[アクア]|世話役からの返事によると、あなたは私の影響で~
歌を詠うようになったと書いてあるのよ…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[アクア]|ええ、最初はそう思っていたんだけど、~
返事の内容を読んでいるうちに、▼~
何となくわかってきたわ…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[アクア]|あなたは私があまり秘境に行けなくなってから、~
よく私の真似をするようになったらしいの。▼~
それでね、あなたは世話役の人に、~
私が歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいって、~
おねだりをしたらしいわ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[アクア]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集などをあなたに与えた。▼~
そしてあなたはどっぷりと歌詠みの世界に~
はまっていったらしいのよ…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[アクア]|それは違うわ。私は歌は詠まなかったけど、~
よく歌は歌っていたの…▼~
つまり、あなたに対する子守唄をね。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[アクア]|子守唄をあなたに歌だと教え、あなたは~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をあなたに~
教えてしまった…というわけみたいなの。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[アクア]|え、ええ…結局のところ、あなたが歌詠みに~
執着してしまった原因は私だったみたいね。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[アクア]|そ、そうなっちゃうみたいね…~
うふふ、でも謎が解けてすっきりしたわ。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[アクア]|うふふふ、良い歌ね。~
ありがとう、ミタマ…▼~
**モズメ(親子) [#sd12ed26]
***支援C [#j0499881]
:[モズメ]|ミタマ〜、ミタマ〜!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[モズメ]|ミタマ〜!~
なぁ、そこにおるんやろ?▼~
いつまで部屋に籠もってるん…~
次の軍議にはあんたも参加するんよ。▼~
もう、早く出てきぃ〜!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[モズメ]|またそんなこと言うて…~
あんたが参加することに決まってるんよ。▼~
もう…無理にでも連れて行くからな!~
入るで、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[モズメ]|その様子やと…昨夜も夜更かしして~
和歌集とか読んでたんか?▼~
まったく…なんであんたはそんなに~
歌詠みが好きなんやろ…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[モズメ]|それはおかしいわ。筆と紙で書くのは~
別に「歌」とは限らへんやろ?▼~
勉強するんも、手紙を書くんも…~
資料を作るときやって使うやないの。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[モズメ]|そうやな…小っちゃい頃、~
あんたに何かあったんかもな…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[モズメ]|…そんなこと言って~
誤魔化そうとしてもあかんよ。▼~
さぁ、軍議にいくよ!~
ちゃっちゃと準備しぃっ!!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#q96d1093]
:[モズメ]|ミタマ、何してるん?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[モズメ]|糸…辿る…?~
どういう意味?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[モズメ]|昔の歌を読み返したら~
それがわかるんか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[モズメ]|なるほど…そうかもな。~
それで、いつ頃からか、わかったん?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[モズメ]|どんな歌? 聞かせて聞かせて!▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[モズメ]|!!▼~
…そ、それ…ひょっとして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[モズメ]|ご、ごめんな…ミタマ。▼~
その頃は、あんたには寂しい想いを~
させてしもて…反省してるわ。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[モズメ]|そ、そうか…けど、その頃のことは~
あたいには全然わからへんわ…▼~
そうや! あんたの世話役だった人たちなら~
何か知ってるんとちがうかな?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[モズメ]|うん、早速手紙を出してみるわ!▼~
***支援A [#va3d04bb]
:[モズメ]|こ、これ…どういうことなん!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[モズメ]|う…うん…~
すごく言いづらいんやけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[モズメ]|世話役さんからの返事には…▼~
あんたが歌を詠うようになったんは、~
あたいの影響って書いてあるんよ…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[モズメ]|うん…最初はあたいもそう思ったけど…▼~
返事の内容を読んでたら、~
どういうことかわかってきたわ…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[モズメ]|あんたはあたいに会えんくなると、~
よくあたいの真似をするようになったらしいわ。▼~
それでな、あんたは世話役さんの人に…~
あたいが歌をよく歌ってたから、▼~
歌について知りたいって~
お願いしたんやって。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[モズメ]|うん。それで世話役さんは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の歌集をあんたに与えたんや。▼~
それから、あんたはどっぷりと~
歌詠みの世界にはまってったんよ…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[モズメ]|うん…あたいは歌は詠まへんけど、~
よく歌は歌ってたんや…▼~
つまり、あんたへの子守唄や。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[モズメ]|あんたは子守唄のことを~
歌やって教わって、▼~
歌について知りたいって頼んだ、と。~
それで世話役さんは、▼~
歌詠みに対する知識をあんたに教えた…~
というわけみたいやわ。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[モズメ]|うん…つまり、あんたが歌詠みにはまった原因は~
間違いなく、あたいってこと…▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[モズメ]|そ、そうなるやろか?~
でも、謎が解けてすっきりしたわ。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[モズメ]|あはは、良い歌や。~
ありがとうな、ミタマ…▼~
**リンカ(親子) [#ue419941]
***支援C [#e0d53db2]
:[リンカ]|ミタマ! ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[リンカ]|おい、ミタマ!!~
そこにいるんだろう?▼~
次の軍議にはお前も参加することに~
なっているんだから、早く出てこい。▼~
いつまで部屋に籠もっているつもりだ!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[リンカ]|またそんなことを言って…~
もうお前が出ることに決まっているんだぞ。▼~
仕方ない…こうなったら力ずくで連れていく。~
入るぞ、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[リンカ]|また夜更かしして和歌集を~
読み漁っていたのか?▼~
全く…どうしてお前はこんなに~
歌詠みが好きなんだ…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[リンカ]|それはおかしいぞ。筆と紙で書くものは~
別に「歌」とは決まってないだろう?▼~
勉強にだって、手紙を書くのにだって…~
絵を描くのにだって使えるぞ。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[リンカ]|そうだな…小さい時、~
お前に何があったのかな…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[リンカ]|おっと、生憎だが誤魔化されないぞ。▼~
軍議に出るって言ってるだろう?~
さぁ、とっとと用意をしろ!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#a5f03d2b]
:[リンカ]|ミタマ、何をしている?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[リンカ]|糸辿る…?~
どういう意味だ?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[リンカ]|お前が昔詠んだ歌を読み返すと、~
それがわかるのか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[リンカ]|なるほどな。~
で、いつ頃から詠み始めたのか、わかったのか?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[リンカ]|へぇ、どんな歌だ?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[リンカ]|!!▼~
…こ、これは。~
もしかして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[リンカ]|すまない…ミタマ。▼~
その頃のお前には…その…~
寂しい想いをさせてしまった。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[リンカ]|そ、そうだったな…だが、その頃のことなら~
あたしには全然わからないな…▼~
そうだ! お前の世話役だった人たちなら~
知っているかもしれないぞ?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[リンカ]|ああ、早速手紙をだしておくとしよう。▼~
***支援A [#dfb21d58]
:[リンカ]|こ、これは…どういうことだ!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[リンカ]|あ…ああ、それが…~
とても言いづらいんだが…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[リンカ]|世話役からの返事によると、~
お前が歌を詠うようになったのは…▼~
あたしの影響らしい。▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[リンカ]|ああ、最初はあたしもそう思ったんだが…▼~
返事の内容を読んでいるうちに、~
どういうことかわかってきたんだ。▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[リンカ]|お前はあたしがあまり秘境に行けなくなると~
よくあたしの真似をするようになったらしい。▼~
それで、お前は世話役の人に、~
あたしが歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいと、~
お願いをしたそうだ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[リンカ]|ああ。~
それで世話役たちは…▼~
歌詠みの教本や俳句や和歌の歌集を、~
お前に与えた。▼~
そしてお前はそれを読んで、どんどん~
歌詠みの世界にはまっていったらしい…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[リンカ]|実は…あたしは歌は詠まなかったが、~
よく歌は歌っていたんだ…▼~
つまり、お前への子守唄をな。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[リンカ]|子守唄をお前に歌だと教え、お前は~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みの知識をお前に~
教えてしまった…ということのようだ。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[リンカ]|…つまり、お前が歌詠みを好きなのは、~
あたしが原因というわけだな。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[リンカ]|そ、そうなるかな…?~
だけど、謎が解けてすっきりしたな。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[リンカ]|あははは、良い歌だ。~
ありがとう、ミタマ…▼~
**サクラ(親子) [#b7ca8558]
***支援C [#z9d948dd]
:[サクラ]|ミタマ、ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[サクラ]|ミタマってば!!~
いつまで部屋に籠もっているんです?▼~
次の軍議はミタマも参加することに~
なっているんですよ、早く出てきてください。▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[サクラ]|そ、そんなの駄目ですよ!~
参加する人はみんな決まってるんですから。▼~
もう…無理やりでも連れていきますからね。~
入りますよ、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[サクラ]|その様子だと…また夜遅くまで~
和歌集を読んでいたんですね?▼~
不思議です…どうしてこんなに歌詠みが~
大好きな子に育ってしまったんでしょう…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[サクラ]|で、でも…筆と紙でできるものは~
別に「歌」だけじゃありませんよ?▼~
勉強もできますし、お手紙も書けます。~
絵だって描けちゃうじゃないですか?▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[サクラ]|もしかしたら…幼い頃に何か~
歌が好きになるきっかけがあったんでしょうか?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[サクラ]|いいですね、そうしましょ…▼~
って、ち、違う違う!~
軍議に出てくださいって言ってるでしょう?▼~
早く準備してください!~
さぁ、早く早く!!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#f0a2421d]
:[サクラ]|ミタマ、何をしているんですか?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[サクラ]|糸辿る?~
えっと…どういう意味でしょうか?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[サクラ]|過去に詠んだ歌を読み返せば、~
それがわかるんですか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[サクラ]|なるほど、確かにそうですね。▼~
それでいつ頃から詠み始めたのか、~
わかったんですか?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[サクラ]|どんな歌か聞かせてくれますか?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[サクラ]|!!▼~
…こ、これって。~
もしかして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[サクラ]|ごめんなさい…ミタマ。~
今思い返しても、あなたには…▼~
寂しい想いをさせてしまったと~
反省しています。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[サクラ]|そ、そうでしたね。でも…~
その頃のことは、よくわかりませんし…▼~
そうだ、あなたのお世話役だった方たちに、~
手紙で聞いてみるのはどうでしょうか…?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[サクラ]|はい、早速お手紙を出してみましょう。▼~
***支援A [#pab0a5f7]
:[サクラ]|こ、これは…どういうことでしょう…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[サクラ]|ええと…その…~
とても言いづらいのですが…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[サクラ]|お世話役さんからの返事によると…▼~
ミタマは私の影響で歌を詠うようになったと、~
そう書いてあるんです…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[サクラ]|はい…最初はそう思っていたんですが~
返事の内容を読んでいるうちに、▼~
何となくわかってきたんです…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[サクラ]|ミタマは私があまり秘境に行けなくなってから、~
私の真似をするようになったらしいんです。▼~
それで…あなたはお世話役の方に、~
私が歌をよく歌っていたから、▼~
歌について知りたいと~
おねだりをしたらしいんです。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[サクラ]|はい。~
それでお世話役さんたちは、▼~
歌詠みの教本や、俳句や和歌の選歌集を~
ミタマに買ってくれたんです。▼~
それでミタマは歌詠みの世界に~
はまっていったようですね…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[サクラ]|うふふ…~
それは違いますよ。▼~
私は歌は詠みませんでしたが、~
よく歌は歌っていたんです…▼~
つまり、ミタマに対する子守唄を…▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[サクラ]|私は子守唄を歌だと教え、~
ミタマは歌についてお世話役さんに聞き…▼~
お世話役さんは歌詠みに対する知識を~
あなたに教えてしまった…▼~
…そういうわけみたいですね。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[サクラ]|は、はい…~
結局のところ、▼~
ミタマが歌詠みに執着してしまった原因は、~
私だったみたいですね…▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[サクラ]|そ、そうなってしまいますね…~
でも謎が解けてすっきりしました。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[サクラ]|うふふふ、良い歌ですね。~
ありがとうございます、ミタマ…▼~
**カザハナ(親子) [#y3212dad]
***支援C [#a3a639c8]
:[カザハナ]|ミタマー、ミタマってばー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[カザハナ]|ねぇ、いるんでしょ、ミタマ!~
いつまで部屋に籠ってるつもり?▼~
次の軍議にはあなたも参加することに~
なっているんだから、早く出てきなさい!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[カザハナ]|何言ってるの!~
参加する人は決まってるんだから。▼~
こうなったら実力行使よ…~
ミタマ、入るわよ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[カザハナ]|どうせまた朝まで和歌集とか~
読みふけってたんでしょう?▼~
全く…どうしてここまで歌詠みが好きな子に~
育っちゃったのかしら…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[カザハナ]|でも、別に筆と紙で書くものは、~
「歌」と限られてないじゃない…?▼~
勉強するのだって、手紙を書くのだって、~
資料を作るのにだって使うわよ?▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[カザハナ]|そうね…あなたが幼い頃に~
何かきっかけがあったのかも知れないわね…▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[カザハナ]|…って、ダメダメ!~
そんな話をしてる場合じゃなかったわ!▼~
ほら、軍議が始まっちゃうわよ!~
とっとと、準備しなさい!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#p656e42e]
:[カザハナ]|ミタマ、何してるの?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[カザハナ]|いと…たどる?~
それ、どういう意味?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[カザハナ]|あなたが昔詠んだ歌を読み返すと~
それがわかるの?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[カザハナ]|なるほどね。~
それで? いつぐらいからか、わかった?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[カザハナ]|どんな歌?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[カザハナ]|!!▼~
…こ、これ。~
ひょっとして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[カザハナ]|ご、ごめんね、ミタマ…▼~
その頃は…その…あなたに寂しい想いを~
させちゃって。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[カザハナ]|そ、そうだったね…でも、そうね。~
その頃のことは、あたしが知ってるわけないし…▼~
そうだ! あなたの世話役だった人たちに、~
手紙を出して聞いてみるっていうのはどうかな?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[カザハナ]|よし、決まりね。~
じゃあ手紙を出しておくから!▼~
***支援A [#ca8ac743]
:[カザハナ]|こ、これって…どういうこと!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[カザハナ]|う〜んと…その…~
ちょっと言いづらいんだけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[カザハナ]|世話役の返事によると、あなたはあたしの影響で~
歌を詠うようになったらしいの…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[カザハナ]|うん。あたしも最初はそう思ったんだけど…▼~
返事の内容を読んでいくと、~
どういうことなのか何となくわかってきたわ。▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[カザハナ]|あたしがあまり秘境に行けなくなると、あなたは~
よくあたしの真似をするようになったらしいの。▼~
それでね、あなたは世話役の人に、~
あたしが歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいって、~
しつこくお願いをしてたらしいわ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[カザハナ]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集などをあなたに与えたの。▼~
そしてあなたはどっぷりと歌詠みの世界に~
はまっていったみたい…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[カザハナ]|あのね。あたしは歌は詠まなかったけど、~
よく歌は歌っていたの…▼~
つまり、あなたへの子守唄をね。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[カザハナ]|子守唄をあなたに歌だと教え、あなたは~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をあなたに~
教えてしまった…ということみたい。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[カザハナ]|う、うん…やっぱりあなたが歌詠みが~
好きになった原因はあたしだったってこと。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[カザハナ]|そ、そうなっちゃうかな…?~
まあとにかく、謎が解けてすっきりしたわ!▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[カザハナ]|あはは、良い歌だね。~
ありがとう、ミタマ…▼~
**オロチ(親子) [#j32ee646]
***支援C [#k96ecc5c]
:[オロチ]|ミタマ、ミタマ~!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[オロチ]|ミタマよ、中に居るのであろう?▼~
次の軍議はそなたも参加することに~
なっておる。早く出てこぬか。▼~
もう時間じゃというに…~
いつまで部屋に籠っておるつもりじゃ!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[オロチ]|勝手なことを申すな。~
もう参加することに決まっておるのじゃ!▼~
ええい、これ以上待っておられぬ。~
こうなったら腕ずくでも…▼~
入るぞ、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[オロチ]|また夜更かしして和歌集なぞ~
読みふけっておったのか?▼~
まったく…なにゆえ、ここまで歌詠みに~
執心するようになってしまったのじゃ…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[オロチ]|でじゃが、筆と紙で書くものは、~
別に「歌」とは限らぬであろう?▼~
勉強するにも、手紙を書くにも~
呪符を書くことにだって用いるぞ。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[オロチ]|わからぬが…幼い頃、そなたに~
一体何があったのじゃろうな…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[オロチ]|おっと、いかん!~
そのような話をしている場合ではなかったわ…▼~
さぁ、軍議に出るぞ、ミタマ!~
疾く用意をせい!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#k10b89fc]
:[オロチ]|ミタマ、何をしておる?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[オロチ]|糸辿る?~
どういう意味じゃ?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[オロチ]|過去に詠んだ歌を読み返すと~
それがわかるというのか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[オロチ]|なるほど。道理じゃな。~
それでいつ頃からなのか、わかったか?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[オロチ]|どんな歌じゃ?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[オロチ]|!!▼~
…こ、これは。~
もしや…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[オロチ]|す、すまぬ…ミタマ。▼~
その時分は…たいそう寂しい想いを~
させてしまった。…反省しておる。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[オロチ]|そ、そうじゃったな…しかし、ふ~む。~
その頃のことはわらわにはよくわからぬ。▼~
そうじゃ! そなたの世話役だった者たちに、~
手紙を出して聞いてみるというのはどうじゃ?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[オロチ]|うむ、では早速文をしたためるとしよう。▼~
***支援A [#uebebfbc]
:[オロチ]|こ、これは…いかがしたことじゃ!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[オロチ]|ううむ…その…~
たいそう言いづらいことなのじゃが…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[オロチ]|返事には、そなたはわらわの影響で~
歌を詠うようになった…と書いてあるのじゃ。▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[オロチ]|それは確かにそうなんじゃが…▼~
内容を読むうちに、だんだんと~
理由がわかってきたぞ。▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[オロチ]|そなたはわらわがあまり秘境に行けなくなると、~
よくわらわの真似をするようになったらしい。▼~
そして、そなたは世話役の者に、~
わらわが歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいといって、~
頼み込んだそうじゃ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[オロチ]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集などをそなたに与えた。▼~
そしてそなたはどっぷりと歌詠みの世界に~
はまっていった…ということらしい。▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[オロチ]|うむ。わらわは歌は詠まなんだが~
よく歌は歌っておった…▼~
つまり、そなたへ子守唄をな。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[オロチ]|子守唄をそなたに歌だと教え、そなたは~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をそなたに~
教えてしまった…ということのようなのじゃ。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[オロチ]|ううむ…結局のところ、そなたが歌詠みに~
執着しておる原因はわらわだったようじゃ。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[オロチ]|そ、そうなるかのう…?~
じゃが、謎が解けてすっきりしたな。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[オロチ]|ふふふ、良い歌じゃ。~
礼を言うぞ、ミタマ…▼~
**ヒノカ(親子) [#u3123c46]
***支援C [#hed48c47]
:[ヒノカ]|ミタマー! おい、ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[ヒノカ]|ミタマ、そこにいるんだろ? ~
いつまで部屋に籠もってるつもりだ!▼~
次の軍議はお前も参加することに~
なっているんだぞ、早く出てこい!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[ヒノカ]|まだそんなこと言ってるのか…~
お前はもう参加することになってるんだ。▼~
こうなったら腕ずくでも連れていく。~
入るぞ、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[ヒノカ]|その様子だと…また夜更けまで~
和歌集を読み漁っていたのか?▼~
全く…感心するよ。お前はどうして~
こんなに歌詠みが好きになったんだ…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[ヒノカ]|それは変だろ? 筆と紙があっても~
歌を詠むとはかぎらない。▼~
勉強や手紙を書くことにも使う。~
資料を作るのにも使うぞ。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[ヒノカ]|そうだな…お前が小さい頃に~
なにか好きになるきっかけがあったのかもな…▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[ヒノカ]|よし、じゃあそうしよう…▼~
って、駄目だ駄目だ! お前は今から軍議だ。~
とっとと準備をしろ!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#m6c78f97]
:[ヒノカ]|ミタマ、何をしているんだ?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[ヒノカ]|糸、辿る…?~
どういう意味だ?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[ヒノカ]|お前が以前に詠んだ歌を読み返せば~
それがわかるのか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[ヒノカ]|そうか。なるほどな。~
それで…いつ頃からなのか、わかったか?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[ヒノカ]|へえ…どんな歌だ?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[ヒノカ]|!!▼~
…こ、これは…もしや…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[ヒノカ]|す、すまない…ミタマ。▼~
その頃は…お前に寂しい想いを~
させてしまった。後悔している。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[ヒノカ]|そ、そうだな…だが、その頃のこととなると…~
生憎私には全然わからないぞ。▼~
そうだ。お前の世話役だった人たちに、~
手紙を出して聞いてみるというのはどうだ?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[ヒノカ]|ああ、早速手紙を書いて送っておくとしよう。▼~
***支援A [#fbd6d69e]
:[ヒノカ]|こ、これは…どういうことだ!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[ヒノカ]|あ、ああ…その…~
とても言いづらいんだが…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[ヒノカ]|世話役からの返事によれば、お前は私の影響で~
歌を詠うようになったそうだ…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[ヒノカ]|ああ、最初は私もそう思った。~
だが返事の内容を読んでいるうちに、▼~
どういうことかわかってきたんだ…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[ヒノカ]|お前は私があまり秘境に行けなくなってから、~
よく私の真似をするようになったらしい。▼~
それで、お前は世話役の人に、~
私が歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいと、頼んだそうだ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[ヒノカ]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集などをお前に与えた。▼~
そしてお前はどんどん歌詠みの世界に~
はまっていった…ということのようだ。▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[ヒノカ]|そうだな…私は歌は詠まなかったが、~
よく歌は歌っていた…▼~
お前への子守唄をな。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[ヒノカ]|子守唄をお前に歌だと教え、お前は~
歌について知りたいと世話役に話して…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をお前に~
教えてしまった…ということみたいだな。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[ヒノカ]|あ、ああ…お前が歌詠みに執心している原因は~
結局のところ、私だった…ということだ。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[ヒノカ]|そ、そうなってしまうか?~
だけど、謎が解けてすっきりしたな。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[ヒノカ]|あはは、良い歌だ。~
ありがとう、ミタマ…▼~
**アサマ(親子) [#y8a5d5c6]
***支援C [#l2aa6fca]
:[アサマ]|ミタマ! ミタマ!~
起きてください!▼~
:[ミタマ]|うーん…▼~
わたくしの 昼寝邪魔する 者は誰…?▼~
あら、お父様ではありませんの。▼~
:[アサマ]|ミタマ…~
やはりまた寝ていたのですね。▼~
あなたのぐうたらっぷりには、~
ほとほと呆れかえってしまいます。▼~
:[ミタマ]|別に誰かに迷惑をかけているわけでは~
ありませんし、問題ないと思いますけれど。▼~
:[アサマ]|…毎回軍議でうたた寝をしているのも~
知ってますよ?▼~
:[ミタマ]|ぎくり…▼~
:[アサマ]|あれでは会議も集中できません。▼~
きちんと論議できなければ~
戦場でも支障をきたすことになります。▼~
:[ミタマ]|…だったらわたくしを~
秘境に戻してくださいな。▼~
お父様が連れてこなかったら、わたくしは~
今頃秘境でのんびりと暮らしていたんです。▼~
秘境にて 隠遁暮らし 我が願い…▼~
:[アサマ]|まったく…我が子ながら呆れますねぇ。▼~
はぁ…わかりました。こうなれば~
私の手であなたを矯正してみせましょう。▼~
:[ミタマ]|え…?~
何をするつもりなんですの?▼~
:[アサマ]|早起きが~
できるようにするんですよ。▼~
:[ミタマ]|そ、そんなこと…やめてください!▼~
わたくしは日中の惰眠を貪るのが~
何よりも楽しみですのに!▼~
ああひどい 父の仕打ちに 娘泣く…▼~
:[アサマ]|ははは。正しいことを言っているのは~
私のほうです。▼~
どうしてこちらが悪いような~
言われ方をされているんでしょうね?▼~
:[ミタマ]|うう…お父様なんて、起きていても~
寝てるような目をしてますのに…▼~
:[アサマ]|まぶたさえなければ私の目は~
ミタマそっくりなのですがねえ。▼~
:[ミタマ]|ん…?~
そうなんですの?▼~
:[アサマ]|お見せしたら早起きしてくれますか?▼~
:[ミタマ]|しませんわ!▼~
早起きを強要されるなんて…~
わたくしはまっぴら御免ですの!▼~
(ミタマ退場)~
:[アサマ]|ああ、~
逃げてしまいましたね…▼~
まぁ最初から上手くいくとは~
思ってませんでしたけど。▼~
***支援B [#ha6cad01]
:[アサマ]|おはようございます、ミタマ。~
ようやく起きましたね。▼~
父の説法によって目覚める朝は~
いかがですか?▼~
:[ミタマ]|くっ…正直うるさかったですわ…▼~
天幕の 前で話すは 我が父か…▼~
意外と声量があるので~
耳を塞いでも聞こえてきましたわ…▼~
:[アサマ]|あっはっは。ありがたい説法で~
起きられるなんて幸せじゃないですか。▼~
:[ミタマ]|毎日よくも懲りずに…~
我が父親ながら理解に苦しみますわ…▼~
:[アサマ]|いえいえ、親が子供のことを気にかけるのは~
当然のことですよ。▼~
:[ミタマ]|けれど、今までは放任主義でしたわ。~
どうして今更…?▼~
:[アサマ]|今までが放任主義だったからこそ、~
と言うべきでしょうか?▼~
:[ミタマ]|え…?▼~
:[アサマ]|あなたが小さい頃、私はあなたの傍に~
いることができなかったでしょう?▼~
当時は気にする暇もありませんでしたが…▼~
今になってようやくあなたに寂しい想いを~
させていたのではと気づいたのです。▼~
:[ミタマ]|…………▼~
お父様はそういうことを考える御人では~
ないと思っておりましたが…▼~
:[アサマ]|ええ。私は他人になど興味はありません。~
その心情を図ることもしません。▼~
ですが我が子のこととなると…どうも~
そう思えなくなってしまうようでしてねぇ。▼~
:[ミタマ]|なんてこと それで早起き とばっちり…▼~
:[アサマ]|ははは。▼~
:[ミタマ]|ではせめて一緒に買い物に行くとか、~
会話を楽しむ程度にしてくださいまし…▼~
:[アサマ]|もちろんそういったことも考えてますよ。~
親子の時間を大切にしたいと思っています。▼~
ただ…自分の娘が周りの人たちに~
呆れられるのは面白くないんですよ。▼~
:[ミタマ]|どういうことですの?▼~
:[アサマ]|私が言えた口ではありませんが、▼~
自分の娘にはやはり仲間の中でも~
輝いていて欲しいですからね。▼~
:[ミタマ]|それって…~
自分を棚に上げていませんこと?▼~
:[アサマ]|ええ、だから私が言えた口ではないと~
言いました。▼~
:[ミタマ]|はぁ…で、結局早起きの後は~
何をすればいいんですの?▼~
:[アサマ]|はい、まずはミタマと共に行動し、▼~
あなたの生活態度を~
矯正したいと思います。▼~
規則正しく皆に誇れる娘となるよう、~
根本から生活を改善させていただきますよ。▼~
:[ミタマ]|ひ、ひぃ…!▼~
:[アサマ]|という訳なので、まずは早起きできるまで~
がんばりましょうね。ミタマ。▼~
:[ミタマ]|早起きの矯正はただの始まりに~
過ぎなかったということですの…?▼~
我が予想 やはり的中 恐ろしや…~
黒い笑顔で 矯正宣言…▼~
我が父親ながら恐ろしい人ですわ…▼~
:[アサマ]|ふふふふ…▼~
***支援A [#e8520324]
:[ミタマ]|おはようございます、お父様。~
もう朝ですので起きてくださいまし。▼~
:[アサマ]|ふぁぁ…~
まだ日が見え始めたばかりだというのに…▼~
こんな朝早くに一体誰…▼~
って、ミタマ!? あなた…▼~
こんな早朝に起きてるなんて~
どうしたんですか?▼~
:[ミタマ]|毎日お父様が~
起こしに来てくれますので、▼~
今日くらいわたくしが先に起きて~
お父様を起こそうと思ったのですわ。▼~
:[アサマ]|き、奇跡…奇跡が起きています。▼~
そうですか。~
やればできるんですね、ミタマは。▼~
:[ミタマ]|ふふん、当たり前です。▼~
昨日の晩からずっと起きていれば~
まったく問題ありませんから。▼~
:[アサマ]|えっ?~
それはもしや…徹夜ですか?▼~
:[ミタマ]|はい。何か問題でも?▼~
:[アサマ]|やれやれ…~
完全にぬか喜びだったわけですか。▼~
:[ミタマ]|いいではないですか。~
ちゃんと起きたわけですし。▼~
:[アサマ]|いいえ、これでは意味がありません。▼~
どうせお昼頃になったら~
眠くなってしまうに決まっていますから。▼~
:[ミタマ]|くっ…▼~
せっかくの 早起き否定 ひどいです…▼~
:[アサマ]|…まあ、ミタマが私のことを想って~
気を遣ってくれたのは伝わりました。▼~
ありがとうございます、ミタマ。▼~
:[ミタマ]|…ふん。頭を少し撫でたくらいで~
わたくしの機嫌が直るとでも思っていますの?▼~
:[アサマ]|ふふふ…そう言いながらも~
ミタマは嬉しそうな顔をしていますよ。▼~
:[ミタマ]|父親の 手の温もりは 心地好い…~
ですからこれは 仕方ないのよ…▼~
:[アサマ]|ふふっ、素直じゃないですねぇ。▼~
では、機嫌が直るよう~
私から一つ約束しましょう。▼~
:[ミタマ]|約束…ですか?▼~
:[アサマ]|はい。この闘いが全て終わったら~
当分は休暇です。▼~
思う存分のんびり暮らせば~
良いのです。▼~
:[ミタマ]|そ、それは本当ですの?▼~
:[アサマ]|はい。約束します。▼~
ですから今はもう少し、~
父やみんなと共にがんばりましょう。▼~
:[ミタマ]|…わかりましたわ。その約束のためなら~
わたくしはどんな努力も惜しみませんわ…!▼~
:[アサマ]|ふふっ、すっかりやる気ですね。~
その調子ですよ、ミタマ。▼~
**セツナ(親子) [#g87f76dc]
***支援C [#vdb2ceed]
:[セツナ]|ミタマ~、ミタマ~?▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[セツナ]|ミタマ…いるんでしょ?▼~
軍議の時間よ…早く出てきて。▼~
いつまでも部屋に籠っていてはダメよ!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[セツナ]|そんなこと言って、いつも部屋に~
閉じこもってばかり…▼~
こうなったら無理にでも連れ出すから…~
入るわよ、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[セツナ]|また夜更かしして和歌集を読んでたの?~
あいかわらず、すごい熱心……▼~
一体…あなたはどうしてこんなに~
歌詠みが好きになったの…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[セツナ]|それは変…筆と紙を使うのは~
「歌」とは限らないもの。▼~
勉強するときも…手紙を書くときも…~
お絵描きにだって使うわよ…?▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[セツナ]|う~ん…ミタマが小さい時に~
何かきっかけがあったのかも…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[セツナ]|うん。ちょっと気になる…~
でも、今はその話はいいの。▼~
あなたは軍議に出るのよ…~
さぁ、準備して!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#l7e4c92b]
:[セツナ]|ミタマ…何してるの?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[セツナ]|糸…たどる…?~
どういう意味?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[セツナ]|昔の歌を読み返すと…~
それがわかるの?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[セツナ]|なるほど…~
それで…いつ頃からか、わかった?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[セツナ]|どんな歌…?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[セツナ]|!!▼~
…そ、それ…ひょっとして▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[セツナ]|ごめん…ミタマ…▼~
その頃…あなたには~
すごく寂しい想いをさせてたと思う…▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[セツナ]|そ、そう…。 でも、残念。~
そうだ…あなたの世話役をしてた人たちに、~
手紙を出して聞くのはどう?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[セツナ]|じゃあ…手紙、出しておくね。▼~
***支援A [#c7446e30]
:[セツナ]|これ…どういうこと…?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[セツナ]|う~ん…言いづらいけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[セツナ]|世話役によると、あなたは私の影響で~
歌を詠うようになったらしい…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[セツナ]|うん、でも、返事の内容を読んでいたら~
どういうことか、わかってきたの…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[セツナ]|私があまり会いにいけなくなると…あなたは~
私の真似をするようになったらしい…▼~
それで、あなたは世話役に、~
私が歌をよく歌っていたから▼~
歌のことが知りたいって~
頼んだみたい…▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[セツナ]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の本を読ませた…▼~
そしてあなたはどんどん歌詠みの世界に~
はまっていった…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[セツナ]|そうね…私は歌は詠まなかったけど、~
よく歌は歌っていたの。▼~
あなたへの…子守唄を…▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[セツナ]|私は子守唄を歌い…あなたは~
歌が知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みをあなたに教えた…▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[セツナ]|うん…あなたが歌詠みになった原因は~
間違いなく私ってこと…▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[セツナ]|そうなるかな…~
でも、謎が解けてすっきりした。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[セツナ]|うふふふ、良い歌ね…~
ありがとう、ミタマ…▼~
**オボロ(親子) [#eb265763]
***支援C [#y7d6a779]
:[オボロ]|ミタマー、ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[オボロ]|ちょっとミタマ!~
そこにいるんでしょ?▼~
いつまで部屋に籠ってるの?~
軍議の時間よ、出てきなさい!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[オボロ]|駄目よ!~
もう参加することに決まってるんだから。▼~
こうなったら…無理やりでも連れていくわ!~
ミタマ、入るわよ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[オボロ]|どうせ昨日も夜更かしして~
和歌集でも読み漁っていたんでしょう?▼~
全く…なんでこんなに歌を詠むのが~
好きな子に育っちゃったんだか…▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[オボロ]|でも、筆と紙で書くものは別に「歌」だけじゃ~
ないわよ?▼~
勉強するときだって、手紙を書くときだって、~
資料を作るときだって使うじゃない。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[オボロ]|う〜ん。小さい頃、あなたに~
一体何があったのかしら…▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[オボロ]|おっと! そんなこと言って~
誤魔化そうとしても駄目よ!▼~
さあ、軍議に出るわよ。~
早く用意をしなさい!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#me2c7e48]
:[オボロ]|ミタマ、何してるの?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[オボロ]|糸辿る?~
どういう意味?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[オボロ]|あなたが昔詠んだ歌を読み返せば、~
それがわかるの?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[オボロ]|なるほど…そうかもしれないわね。~
それで、いつ頃から詠み始めたのか、わかった?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[オボロ]|どんな歌?▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[オボロ]|!!▼~
…そ、それは…~
ひょっとして…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[オボロ]|ご、ごめんね…ミタマ。▼~
あの頃、あなたには寂しい想いをさせたって~
私すごく反省してるの…▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[オボロ]|そ、そうだったわね…でも、悪いけど~
その頃のことは私にはよくわからないわ。▼~
今度あなたのお世話をしてくれた人たちに、~
手紙で聞いてみるっていうのはどうかな?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[オボロ]|決まりね、じゃあ手紙を出しておくわ。▼~
***支援A [#q0749ad7]
:[オボロ]|こ、これ…どういうことなの!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[オボロ]|ええっとね…その…~
すごく言いづらいんだけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[オボロ]|手紙には、あなたは私の影響で~
歌を詠うようになったって書いてあるの…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[オボロ]|…………▼~
待って…続きを読んでいたら、~
何となくわかってきたわ…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[オボロ]|私があまり秘境に行けなくなると~
あなたは私の真似をするようになったらしいの。▼~
それであなたは世話役の人に~
私が歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいって~
お願いをしていたそうよ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[オボロ]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集などをあなたに与えた。▼~
そしてあなたはどっぷりと歌詠みの世界に~
はまっていった…と、いうことみたいね。▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[オボロ]|そうね…私は歌は詠まなかったけど、~
歌ならよく歌っていたわ…▼~
つまり、あなたへの子守唄を。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[オボロ]|子守唄をあなたに歌だと教え、あなたは~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をあなたに~
教えてしまった…ということじゃないかしら?▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[オボロ]|そう。結果的に言うと…あなたが歌詠みを~
大好きになった原因は私ってことになるわね。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[オボロ]|そ、そうなっちゃうかな…?~
とにかく謎が解けてすっきりしたわ。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[オボロ]|あはは、良い歌だね。~
ありがとう、ミタマ…▼~
**カゲロウ(親子) [#l0908966]
***支援C [#a8cbe473]
:[カゲロウ]|ミタマ…ミタマ!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[カゲロウ]|ミタマ!!~
そこにいるのだろう?▼~
いつまで部屋に籠っているつもりだ?~
軍議の時間だぞ。早く出てこい。▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[カゲロウ]|何を言う!~
もう参加する者は決まっておるのだ。▼~
これ以上待てぬ。無理にでも連れていくぞ…~
ご免、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[カゲロウ]|どうせ昨夜も和歌集など読みふけって~
夜を明かしたのだろう…▼~
全く…どうしてお前はここまで~
歌詠みに執心するようになったのだ…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[カゲロウ]|だが…筆と紙で書くものは、~
別に「歌」とは限らんではないか。▼~
学問を学ぶときも、手紙を書くときも…~
絵を描くときにだって使うであろう?▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[カゲロウ]|うむ…幼い頃、お前に一体~
何があったのだろうな…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[カゲロウ]|コラコラ!~
誤魔化そうとするな。▼~
今は軍議に出ると言っているだろう!~
さぁ、早く用意をするがいい。▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#y7c2ff8f]
:[カゲロウ]|ミタマ、何をしている?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[カゲロウ]|糸辿る?~
どういう意味だ?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[カゲロウ]|お前が以前に詠んだ歌を読み返せば~
それがわかるのか?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[カゲロウ]|なるほど、良い考えだ。~
で、いつ頃からか、わかったか?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[カゲロウ]|どんな歌だ? 聞かせてくれ。▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[カゲロウ]|!!▼~
…こ、これは。もしや…▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[カゲロウ]|すまぬ…ミタマ。▼~
その頃、お前にはたいそう心細い想いを~
させてしまった。…反省している。▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[カゲロウ]|そ、そうか…だが、ううむ…~
その頃のことは私には全くわからぬ。▼~
今度お前の世話役だった者たちに、~
手紙を出して聞いてみるのはどうだ?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[カゲロウ]|ああ、早速文を出すとしよう。▼~
***支援A [#b8cbb770]
:[カゲロウ]|こ、これは…どういうことだ!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[カゲロウ]|あ、ああ…その…~
とても言いづらいことなんだが…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[カゲロウ]|世話役からの返事には、お前は私の影響で~
歌を詠うようになった…と書いてあったのだ…▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[カゲロウ]|うむ、私も最初はそう思ったのだが…▼~
返事の内容を読んでいるうちに、~
理由がわかってきた…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[カゲロウ]|お前は私があまり秘境に行けなくなってから、~
よく私の真似をするようになったらしい。▼~
それで、お前は世話役の者に、~
私が歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいと~
せがんだそうだ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[カゲロウ]|それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の選歌集などをお前に与えた。▼~
そしてお前はどっぷりと歌詠みの世界に~
はまっていった…ということらしい。▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[カゲロウ]|それなんだが…私は歌は詠まなかったが、~
よく歌は歌っていた…▼~
つまり、お前への子守唄をな。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[カゲロウ]|子守唄をお前に歌だと教え、お前は~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をお前に~
教えてしまった…ということのようだ。▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[カゲロウ]|う、うむ…つまり、お前が歌詠みに~
執着している原因は…私ということになるな。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[カゲロウ]|ふ、不覚…▼~
だが謎が解けてすっきりした。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[カゲロウ]|ふふ…良い歌だな。~
感謝する、ミタマ…▼~
**カンナ(女)(親子) [#gcb8c879]
[[カンナ(女)(親子・白夜)のページへ>../カンナ(女)(親子...
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#i7b6f874]
- セツナとミタマの所のセツナ部分が皆アクアになってる -- ...
#comment
ページ名:
[広告]
Amazon.co.jp