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会話集/支援会話/マイユニット(男性・私)(親世代・共通)
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*マイユニット(男性・私)の支援会話 [#a8ecc88a]
#contents
**アクア [#h179ad5a]
※アクアとの支援は、白夜・暗夜・透魔で内容が異なる
-白夜 : [[マイユニット(男性・私)(白夜)のページへ>../マイ...
-暗夜 : [[マイユニット(男性・私)(暗夜)のページへ>../マイ...
-暗夜 : [[マイユニット(男性・私)(透魔)のページへ>../マイ...
**フェリシア [#x60d4c56]
***支援C [#f6135e39]
:[フェリシア]|くすん…~
私ってば…どうしていつもこうなんでしょう。▼~
:[カムイ]|あっ、フェリシアさん。~
またそんなところでいじけてる。▼~
:[フェリシア]|カムイ様! ひ、酷い!▼~
いじけてるのに気づいたなら、慰めの言葉とか~
かけてくださってもいいじゃないですか~!▼~
:[カムイ]|う~ん。でもフェリシアさんが料理に失敗して~
いじけるのは、もう恒例行事みたいなものですし。▼~
こほん。じゃあ…フェリシアさん。~
「あんまり気にしないほうがいいですよ」。▼~
:[フェリシア]|はうぅ~~!~
なんですか、その形骸化した台詞!!▼~
しかも「じゃあ」ってなんですか、~
「じゃあ」って!!▼~
くすん…私、どうしたらフローラ姉さんのように~
完璧な家事がこなせるようになるのでしょう?▼~
私、もっとカムイ様達の~
お役に立ちたいのに…▼~
:[カムイ]|んー、さっきのは冗談ですけど、~
ほんとに気にすることないと思いますけどね。▼~
フェリシアさんはすごく役に立ってますよ。▼~
:[フェリシア]|そ、そうでしょうか!▼~
:[カムイ]|ええ、だってほら、戦闘の時とか~
きゃーきゃー騒いで敵を集めた上で、▼~
問答無用で武器を振るって~
一掃するじゃないですか。▼~
あれは素晴らしい戦略だと思いますよ。▼~
:[フェリシア]|…………▼~
:[カムイ]|あ、あれっ? フェリシアさん!?~
なんでまたいじけたポーズに!?▼~
:[フェリシア]|カムイ様…~
全然フォローになってないです。▼~
あれは戦略でも作戦でもなくて、~
本当に逃げ回ってるんです!▼~
メイドらしく、か弱い女の子らしく、~
怖い敵から必死に逃げてるんです!▼~
:[カムイ]|ええっ!?~
そ、そうだったんですか!?▼~
:[フェリシア]|しかも論点はそこじゃないです!!▼~
私は家事やご主人様のお世話をして、~
お役に立ちたい、という意味なんです!▼~
戦闘なんて…~
全然メイドっぽくありません!▼~
:[カムイ]|…う、うーん。でも、それなら無理に~
戦闘に参加しなくてもいいんですよ?▼~
:[フェリシア]|そ、それはそれでお役に立てるところが~
なくなりそうで…困ります。▼~
:[カムイ]|そ、そうなんですか? 難しいですね…▼~
:[フェリシア]|いじいじ…~
***支援B [#j7a7fc40]
:[フェリシア]|あうぅ…~
い、痛いですぅ…▼~
:[カムイ]|フェリシアさん…さっきも転んで、~
お皿を沢山割ってましたよね…?▼~
おでこを床にぶつけてましたけど、~
大丈夫ですか?▼~
ほら、ちょっと見せてみてください。~
薬を塗ってあげますから。▼~
:[フェリシア]|す、すみません…~
カムイ様。▼~
本当はこういうことは、~
メイドの私がして差し上げるべきなのに…▼~
:[カムイ]|こういうのはお互い様ですよ。▼~
それにほら…私たちはもう~
家族みたいなものでしょう?▼~
あと、そうだ…フェリシアさんだって、昔、~
私の命を救ってくれたじゃないですか。▼~
:[フェリシア]|えっ…?~
そんなことありましたか?▼~
:[カムイ]|はい。病気で高熱が出た私を~
フェリシアさんが冷やしてくれたでしょう?▼~
:[フェリシア]|…あっ、思い出しました。▼~
あれはまだ私と姉さんが~
カムイ様にお仕えし始めた頃でしたね。▼~
あの頃は私、今以上に~
何をやっても失敗ばかりで…▼~
熱を出したカムイ様の看病も~
満足にできなかったんでした。▼~
:[カムイ]|でもあなたは、私の高熱を冷ますために、~
私に寄り添って氷の力を使い続けてくれました。▼~
後から聞きましたよ?~
あれは、私の高熱をあなたに移してしまうという、▼~
氷の部族にとっては命を落としかねない、~
危険な力の使い方だったって…▼~
:[フェリシア]|あの時の私にできることといえば、~
あれくらいしか無かったんです。▼~
:[カムイ]|でもそれであなたにもしものことがあったら、~
どうするつもりだったんですか?▼~
もちろん感謝はしていますけど…~
これからは、あんな自殺行為は止めてください…▼~
自分を大切にしてほしいんです。▼~
:[フェリシア]|うふふ…カムイ様。~
それは違いますよ。▼~
:[カムイ]|えっ?▼~
:[フェリシア]|私は…~
ちゃんと自分を大切にしています。▼~
:[カムイ]|ど、どういう意味ですか…?▼~
:[フェリシア]|うふふふ…ちょっとそれは教えられないです。~
カムイ様にも秘密なんです。~
うふふふ…!▼~
:[カムイ]|フェ、フェリシアさん…!~
ちょっと待ってください!▼~
…行ってしまいました。▼~
***支援A [#j620f374]
:[フェリシア]|ごくり…▼~
じ、自分を信じるんです、フェリシア…!~
引き出しにお鍋を入れるだけです…!▼~
そーっと、そーっと…▼~
私は…今までの…~
フェリシアじゃありません!▼~
華麗なメイドとして進化を遂げた姿を、~
今こそ…!▼~
はっ、はわわっ!!~
バ、バランスがああ~っ!!?▼~
………▼~
あらっ? 痛くないです…▼~
確かバランスを崩して~
床に落ちたはずですが…▼~
:[カムイ]|フェリシアさん…▼~
:[フェリシア]|はわっ!! カムイ様!?▼~
カムイ様が~
抱き止めてくださったのですか?▼~
:[カムイ]|フェリシアさん、あなた…▼~
あれだけ一人でペチャクチャと口動かしてたら、~
そりゃあバランスも崩しますよ?▼~
:[フェリシア]|ううっ…は、恥ずかしいですぅ…~
ドジを見られた上、助けてもらうだなんて…▼~
しかも独り言まで聞かれちゃって…▼~
:[カムイ]|よいしょっと。大丈夫ですか?▼~
:[フェリシア]|は、はい…▼~
:[カムイ]|今のは皆さんには黙っててあげますから、~
交換条件、いいですか?▼~
:[フェリシア]|は、はいっ。~
交換条件…ですか?▼~
:[カムイ]|この間フェリシアさんが~
教えてくださらなかった、▼~
「自分を大切にしてる」って意味、~
教えてください。▼~
:[フェリシア]|あ、あれですか…▼~
:[カムイ]|はい、実は気になっていたんです。▼~
:[フェリシア]|私は常に自分を大切にしてるんですよ。▼~
だってこうして毎日、~
人に尽くせるんですからね。▼~
:[カムイ]|ん? どういうことですか?▼~
:[フェリシア]|カムイ様は、~
私が身を犠牲にしてでも尽くすのを見て、▼~
自分を大切にしてほしいと~
仰ってくださいましたが…▼~
私は、そうやって人に尽くすことこそが~
自分らしくいられる在り方なんですよ。▼~
:[カムイ]|尽くすことが…自分らしい?▼~
:[フェリシア]|はい。私は姉さんと違って~
ドジで失敗ばかりですけど、▼~
メイドとして皆さんのことをお世話したいという~
気持ちだけは誰にも負けないつもりです。▼~
それが私の誇りであり、私がフェリシアという~
人間であり続けるための存在証明なんです。▼~
だから皆さんに尽くすことこそが、私にとって~
自分を大切にするための近道なんです。▼~
:[カムイ]|でも、それで疲れてしまったりしませんか?▼~
:[フェリシア]|はい。全く。▼~
だって私、本当に幸せなんです。~
皆さんのために生き続けることが。▼~
仮にそれで自分が少し痛い目にあったとしても、~
全然気にならないくらい!▼~
:[カムイ]|フェリシアさん…~
その気持ち、とても素敵だと思いますよ。▼~
無償の愛っていうのは…もしかして、~
こういうことを言うのかもしれませんね。▼~
:[フェリシア]|そ、そんな言い方されると~
照れちゃいます~!▼~
:[カムイ]|でも、自分を大切にしてるのはわかりましたが、~
やっぱり無理はしないでほしいんです。▼~
もし無理をして倒れたら、~
人のお世話もできませんからね。▼~
:[フェリシア]|も、もちろんです!~
私はぜーーーったい、倒れたりしません!▼~
:[カムイ]|あはは。なら良かったです。~
これでドジが無ければ完璧なんですけどね。▼~
:[フェリシア]|はうっ! カムイ様…!▼~
せっかく私、良い事を言ってるのに、~
茶化さないでください~!▼~
:[カムイ]|あはは…すみません、フェリシアさん。▼~
でもそこまで言うなら止めませんよ。~
これからも私たちを支えてください。▼~
:[フェリシア]|は…はいっ!~
もちろんです!▼~
このフェリシア、これからも皆さんに~
尽くしまくっちゃいますよぉ~!▼~
***支援S [#u0ac8e59]
:[カムイ]|フェリシアさん…どこに行ったんでしょう?▼~
今日はドジばっかりしてましたから…というか~
フェリシアさんはいつもドジばかりですけど、▼~
今日は更に酷い有様でしたからね…~
落ち込んでなきゃいいですけど…▼~
あっ…いました。~
やっぱり落ち込んでます。▼~
:[フェリシア]|いじいじ…~
あっ…カムイ様…▼~
:[カムイ]|フェリシアさん…~
落ち込むのはもう止めましょうよ。▼~
誰にでも失敗はあるんですから。▼~
:[フェリシア]|でも…朝寝坊して~
メイド服を後ろ前に着替えて、▼~
目玉焼きを真っ黒焦げにして、~
お洗濯中には泡まみれになって…もう散々です。▼~
私、メイドを辞めて、~
実家に帰った方がいいんでしょうか…?▼~
:[カムイ]|…そ、それは。フェリシアさんが~
どうしても帰りたいなら、止めませんけど。▼~
:[フェリシア]|んも~!! カムイ様ったら、~
そこは止めてくださいよ!!▼~
:[カムイ]|あははっ…冗談ですって!▼~
でもフェリシアさん、~
そんなこと言っていいんですか?▼~
私たちに尽くしたいっていう~
存在証明はどうしたんです?▼~
:[フェリシア]|あんなの…大嘘ですもん。▼~
:[カムイ]|えっ!? う、嘘なんですか!?~
あんなに大見得を切ったのに!?▼~
:[フェリシア]|…………▼~
…もちろん尽くしたいのはホントですけど、~
無償の愛だなんて真っ赤な嘘です…▼~
:[カムイ]|…え? どういうことです?▼~
:[フェリシア]|言わせるんですか? カムイ様?~
そこまで言わせるんですか…?▼~
:[カムイ]|…?~
な、なにをですか?▼~
:[フェリシア]|私は…あなたが好きだってことです。~
ひとりの、男の人として…▼~
:[カムイ]|!!~
フェリシアさん…▼~
:[フェリシア]|この前のことは…~
あなたのために何でもしたいって気持ちを、▼~
ちょっとカッコ良く~
言いたかっただけなんです…▼~
でも、この恋は許されない。~
身分が違うってことはわかってます。▼~
メイドが主君を好きになることが~
ご法度だってことも知ってます!▼~
だから…だから…~
このことは聞かなかったことにして下さい…▼~
:[カムイ]|フェリシアさん…~
そんな心配しなくてもいいのに。▼~
私もあなたが好きです。~
メイドじゃなくて、一人の女性として。▼~
:[フェリシア]|え…!!▼~
:[カムイ]|そうじゃなきゃ、毎回こうして~
いじけてるのを探しに来たりしませんよ。▼~
北の城塞にいたときからずっと、~
私はあなたを目で追いかけてました。▼~
もちろん何かしないか気になってたって~
いうのもありますけど…▼~
きっと私は、あの頃から~
あなたを好きになり始めてたんだと思います。▼~
:[フェリシア]|カムイ様…▼~
:[カムイ]|だから心配しなくても、~
あなたを私の傍から離したりはしません。▼~
…生涯、あなたは私だけに尽くすんですから。▼~
:[フェリシア]|ううっ…! カムイ様…!~
う、嬉しい…わ、私、嬉しいですぅ!!▼~
:[カムイ]|すみません。フェリシアさん…~
今まであなたの事を不安にさせて。▼~
下手でもドジでもいいですから…▼~
これから私のこと、~
一生ずっと世話をしてくれませんか?▼~
:[フェリシア]|はい…はいっ!~
もちろんですぅ~~!!▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[フェリシア]|大好きです…! 私のご主人様!~
お望み通り、一生おそばにいます!~
もう…私の心も体も、全部…~
あなただけのものなんですから…ね?▼~
**ジョーカー [#q3de2f2b]
***支援C [#z1a54c53]
:[カムイ]|ジョーカーさん。~
私、ちょっと決めたことがあるんです。▼~
聞いてもらってもいいですか?▼~
:[ジョーカー]|これはカムイ様。~
急に改まって…何でしょうか?▼~
:[カムイ]|ええと、実は…▼~
:[ジョーカー]|さあ、遠慮なさらずお話し下さい。▼~
私にお手伝いできることがあれば~
何なりとお申し付けくださって結構です…▼~
私ジョーカー、カムイ様のためならば~
たとえ火の中水の中…▼~
ノスフェラトゥの大群の中にも~
突っ込んでいく所存です。▼~
:[カムイ]|え、ええと…ありがとうございます。▼~
でも、今回のことはジョーカーさんは~
何もしなくて大丈夫ですよ。▼~
:[ジョーカー]|何故ですかカムイ様…?▼~
執事の私の手ですら必要ないなんて~
一体どういうことなのですか?▼~
:[カムイ]|ええと、それは…▼~
:[ジョーカー]|初めてお会いした時は失敗続きでしたが、~
貴方のおかげで私は完璧な執事となったはず…▼~
今では何不自由なくお世話ができていると思って~
いましたが…それは私の勘違いだったのですか?▼~
:[カムイ]|そ、そんなことはないですよ!~
ジョーカーさんは完璧な執事です。▼~
あなたには心から感謝していますから、~
そんな悲しそうな顔はしないでください!▼~
:[ジョーカー]|では…一体何を なさるつもりで、▼~
何故私に何もしてはいけないとおっしゃるのか~
説明していただけますか?▼~
:[カムイ]|あの、私…~
独り立ちがしたいんです!▼~
:[ジョーカー]|独り立ち…?▼~
…………▼~
…………▼~
却下いたします。▼~
:[カムイ]|ええ!?▼~
でも…私ももう立派な大人なんですから、~
お世話なんて要らないんですよ。▼~
:[ジョーカー]|いけません。~
それでは私の存在意義がなくなってしまいます。▼~
:[カムイ]|そんな…おおげさですよ。▼~
:[ジョーカー]|いいえ。決しておおげさなどではありません。▼~
貴方のところへ使用人として訪れた時…~
私は何も出来ない駄目な使用人でした。▼~
失敗ばかりで同僚からも疎まれていたのに~
それを見捨てず支えてくれたのが▼~
他ならぬ、主人だったカムイ様でした…▼~
その時のご恩は一生忘れません。▼~
ですから私は、~
全身全霊をかけて貴方のために尽くすのです。▼~
:[カムイ]|うーん…~
ジョーカーさんの気持ちはわかりますが…▼~
早く一人でもやっていけるようになって~
私もみんなのために力を尽くしたいんです…!▼~
:[ジョーカー]|ですが…私は納得できません。▼~
:[カムイ]|…わかりました。▼~
確かにジョーカーさんは今まで~
ずっと私の世話をしてくれました。▼~
そんなあなたの気持ちを無視して~
進める話ではないですよね。▼~
…じゃあ、一つだけ。▼~
紅茶を淹れられるようになりたいんですが~
それは許してもらえますか?▼~
:[ジョーカー]|紅茶…ですか?▼~
:[カムイ]|はい。実は…独り立ちしたいのは~
みんなの力になりたいためでもありますが、▼~
私の世話をしてくれている~
ジョーカーさんたちのためでもあるんです。▼~
今までお世話になっているジョーカーさんに~
私から紅茶を淹れたい…▼~
そう思うのもダメでしょうか…?▼~
:[ジョーカー]|…………▼~
:[カムイ]|あ、あの…ジョーカーさん?▼~
:[ジョーカー]|私…感動いたしました。▼~
カムイ様に、そんな風に~
想っていただけていたなんて。▼~
…わかりました。▼~
そこまでおっしゃるのなら~
私ももう貴方を止めはいたしません。▼~
:[カムイ]|ほ、本当ですか?▼~
:[ジョーカー]|ですが、やはり心配ですので~
まず最初は私と一緒にしましょうね。▼~
:[カムイ]|はい!~
では、早速準備をしましょう!▼~
ありがとうございます、ジョーカーさん!~
やっぱりあなたは最高の執事ですね!▼~
:[ジョーカー]|!▼~
…………▼~
……カムイ様に褒められた!~
ふ、震えが止まらない…▼~
っと、喜んでいる場合じゃないな。▼~
カムイ様は今まであまり~
料理なんかされたことはないし…▼~
かなりはしゃいでいらっしゃったが…~
大丈夫なのか…?▼~
***支援B [#s7fc2c9e]
:[カムイ]|よーし、ジョーカーさんのために~
今度こそ紅茶を完璧に淹れてみせます!▼~
ええと…これを…こうして…~
わ…!! 熱っ!▼~
:[ジョーカー]|カムイ様、大丈夫ですか?▼~
:[カムイ]|はい、お湯が飛んだだけなので~
大丈夫ですよ。▼~
そんなに心配そうに見つめなくても平気です。~
紅茶を淹れるくらい…簡単にやってみせます!▼~
:[ジョーカー]|そうは申されますが…▼~
紅茶を淹れる練習を始めてしばらく経ちますが、~
私、未だに成功したところを見ておりません。▼~
:[カムイ]|う…▼~
でも、ポットの扱いには慣れてきました。~
あとは、渋くならないようにするだけです。▼~
:[ジョーカー]|そう言って、~
失敗続きではありませんか。▼~
…やはりもう少しの間、~
私と一緒にやりましょう。▼~
それに慣れてから、~
お一人でできるように練習なさればいいのでは?▼~
:[カムイ]|でも…そうしたらジョーカーさんの~
仕事の邪魔になってしまいます。▼~
やり方はもう聞いたので、その通りにやれば~
私一人でだってできるようになるはずです…!▼~
:[ジョーカー]|カムイ様が仕事の邪魔になることなど~
今までもこれからもありません。▼~
むしろ、貴方を心配しすぎて~
今まさに仕事に支障が出ています。▼~
:[カムイ]|ええ!?▼~
:[ジョーカー]|見てください。▼~
この汚れた洗濯物の山は、~
既に洗濯されて綺麗になっていたものですが▼~
カムイ様に気を取られた私が~
転んだ拍子に再び汚したものです。▼~
:[カムイ]|! こ、こんなにたくさんの量を…!?~
うう…罪悪感が…▼~
:[ジョーカー]|手伝わせてくださらないと~
もっと悲惨な状況になりますよ?▼~
:[カムイ]|もう…そんな頼み方しないでください!▼~
私は何と言われても譲りません!~
ここは私一人でやってみせますから!▼~
:[ジョーカー]|…これは失敗しました。▼~
カムイ様は一度こうと決めたら譲らない…~
意外と頑固だったのを失念しておりました。▼~
:[カムイ]|…聞こえていますよ、ジョーカーさん。▼~
…よし! ジョーカーさんのことは気にせず~
今度こそちゃんと成功させます!▼~
:[ジョーカー]|そんな…!▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[ジョーカー]|うう…ひどい仕打ちだ。~
…………そうだ。▼~
カムイ様、紅茶ができましたら~
私が確認致しますので、▼~
ポットに入れてお持ちいただけますか?▼~
:[カムイ]|ああ、そうですね、確認はジョーカーさんに~
してもらわないと意味がありませんよね。▼~
……はい、ジョーカーさん。~
今度こそ…大丈夫なはずです!▼~
:[ジョーカー]|では、まず紅茶の色から~
確認いたしましょう。▼~
…と、~
こっそりお湯と砂糖を足して…▼~
…はい、カムイ様。~
色も良さそうですし、一緒に飲んでみましょう。▼~
:[カムイ]|うう、ドキドキしますね…▼~
ごくごく…~
あ! 渋くありません!▼~
:[ジョーカー]|ほっ。▼~
…よかったですね、カムイ様。~
これで紅茶を淹れられるようになりました。▼~
:[カムイ]|…はいっ、良かったです!▼~
よーし、みんなにも~
飲んでもらってきます!▼~
:[ジョーカー]|はい、いってらっしゃいませ。▼~
…ふう。なんとか渋みを誤魔化せた…のか?▼~
まあ、みんなもカムイ様の紅茶なら~
喜んで飲むだろうし、そこはほっとくか…▼~
…だが、心配だからって~
誤魔化したのはまずかったかな…▼~
***支援A [#a6e72eeb]
:[ジョーカー]|あの、カムイ様。▼~
:[カムイ]|あ、ジョーカーさん。▼~
この間は紅茶の淹れ方を教えていただいて~
ありがとうございました!▼~
:[ジョーカー]|い、いえ…カムイ様が~
喜んでくだされば、私は満足です。▼~
:[カムイ]|? でも、何だか浮かない顔をしていますね。~
どうしたんですか?▼~
:[ジョーカー]|そ、それは……▼~
私は貴方にお詫びしなければならないのです。~
本当に…申し訳ございません。▼~
:[カムイ]|え? どういうことでしょうか?▼~
:[ジョーカー]|実は…カムイ様の淹れた紅茶は~
渋いままだったんです。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[ジョーカー]|私はあの時、貴方のお淹れになった紅茶を~
こっそりとお湯で薄めて砂糖を混ぜました…▼~
あんなことをしてしまい~
大変申し訳ありませんでした。▼~
ですが…もう、あの時は~
見ていられなかったのです。それで…▼~
:[カムイ]|…ふふっ、あははっ!▼~
:[ジョーカー]|? カムイ様…?▼~
:[カムイ]|ごめんなさい、ジョーカーさん。▼~
そのことなんですが…~
実は私、気付いてたんです。▼~
:[ジョーカー]|え? そ、そうだったのですか?▼~
ですが…それなら…▼~
貴方の頑張りを邪魔してしまった私を~
お叱りにならないのですか?▼~
:[カムイ]|叱ったりなんかしませんよ。▼~
だって、ジョーカーさんは~
私を助けようとしてくれたんでしょう?▼~
あの時は私も頑固になりすぎていたんです。~
だから、おあいこということにしませんか?▼~
:[ジョーカー]|ああ…さすがはカムイ様。~
私を許してくださるなんて、お心が広いです。▼~
:[カムイ]|というか…今回のことでわかったんです。▼~
やっぱりジョーカーさんがいてくれないと~
私はダメだなあって。▼~
だから…~
これからも私と一緒にいてくれますか?▼~
:[ジョーカー]|はい、もちろんです。▼~
私ジョーカー、カムイ様のお傍を~
離れることはありません。▼~
離れてしまったら…~
それこそ私も調子が出ませんから。▼~
:[カムイ]|ふふっ、そんなところまで似ている~
主人と執事なんて、何だか面白いですね。▼~
:[ジョーカー]|! カムイ様と似ているだなんて…~
私、幸せすぎて意識が飛びそうです…▼~
:[カムイ]|わあっ!~
それはダメですジョーカーさん!▼~
戻ってきてくださーい!▼~
**スズカゼ [#m6946a42]
***支援C [#ia13744a]
:[スズカゼ]|……はあ。▼~
:[カムイ]|スズカゼさん…~
この大根、どうしたんですか?▼~
ずいぶん沢山あるみたいですけど。▼~
:[スズカゼ]|あ、カムイ様。▼~
実は…先程、道案内をしたご婦人から~
お礼としていただいてしまったんです。▼~
:[カムイ]|なるほど、では今日のご飯は大根尽くしですね。~
良かったですね、スズカゼさん。▼~
:[スズカゼ]|いいえ、全く良くありません。▼~
:[カムイ]|え? どうしてですか?▼~
:[スズカゼ]|道案内だけでこんなにお礼を~
沢山いただくわけにはいきません。▼~
それに、こういったことは~
今回が初めてではないのです…▼~
:[カムイ]|初めてじゃない?▼~
:[スズカゼ]|ええ。なぜか私は…▼~
見ず知らずの女性から声をかけられたり、~
何かをもらったりすることが多いのです。▼~
:[カムイ]|そうなんですか?▼~
:[スズカゼ]|はい。少しお話をしただけなのに~
悲鳴を上げて抱きつかれたり、▼~
いきなり手紙を渡されたり、~
今日の様に食べ物を持たされたり…▼~
仲間内で起きたことはないのですが~
ああいったことをされると…戸惑います。▼~
:[カムイ]|いいじゃないですか。~
スズカゼさんがモテてるってことですよ。▼~
:[スズカゼ]|も、モテてる…ですか?▼~
:[カムイ]|はい! その女性のみなさんは、きっと~
スズカゼさんのことが気になってるんです。▼~
ほら、スズカゼさんは誰にでも親切ですし、~
忍としてもかっこいいですから!▼~
この間も、町にいた女の人が言ってましたよ。~
「憂いを帯びたあの顔が素敵…」って。▼~
:[スズカゼ]|そ、そのようなことは決して…!~
…お褒めいただけるのは嬉しいですが、▼~
私は忍の修行に専念したいので、~
そういった接触は控えていただきたいものです。▼~
:[カムイ]|ふふっ、スズカゼさんは真面目なんですね。▼~
:[スズカゼ]|いえ、このような心構えは、~
忍として当然のことです。▼~
それに…私はあなたが言うほど~
良い人間ではありません…▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[スズカゼ]|…いいえ、何でもありません。~
では、私は修行がありますので失礼します。▼~
:[カムイ]|あ! …行ってしまいました。▼~
先程の言葉…良い人間ではないって~
どういうことでしょうか?▼~
***支援B [#l7883240]
:[カムイ]|スズカゼさん。~
一つお願いしたいことがあるんです。▼~
私をしばらくの間、~
スズカゼさんと一緒にいさせてください。▼~
:[スズカゼ]|別に構いませんが…~
一緒にいるとは、どういう事ですか?▼~
常に行動を共にする…~
つまり私を監視するということでしょうか?▼~
:[カムイ]|い、いえ!~
決して監視なんかじゃありません!▼~
ただ…私はスズカゼさんの良いところを~
スズカゼさん自身に知ってほしいと思って。▼~
:[スズカゼ]|なぜですか…?▼~
:[カムイ]|私、心配なんです。~
スズカゼさんのことが。▼~
だってこの間、スズカゼさん…~
「私は良い人間じゃない」と、▼~
そう言っていたでしょう?▼~
:[スズカゼ]|! そ、それは…▼~
:[カムイ]|スズカゼさんにはきっと良いところが~
たくさんあります!▼~
だから、スズカゼさんと一緒にいて~
それを伝えたいんです!▼~
ダメ…でしょうか?▼~
:[スズカゼ]|……カムイ様の~
言いたいことはわかりました。▼~
ですが、お気持ちだけで十分です。~
それでは失礼します。▼~
:[カムイ]|あ! スズカゼさん!▼~
むむ…さすがは忍び。~
…あっという間に消えてしまいました。▼~
でもスズカゼさんのことですから、~
きっとまだ傍にいるはず。▼~
私は諦めません…!▼~
スズカゼさーん! どこですかー!~
スズカゼさーん!▼~
お願いですから出てきてくださーい!▼~
:[スズカゼ]|…………▼~
:[カムイ]|スーズーカーゼーさーん!▼~
:[スズカゼ]|カムイ様…▼~
:[カムイ]|あっ、スズカゼさん!~
良かった…出て来てくれたんですね!▼~
身を隠した忍びの人を見つけるなんて、~
私にはできそうもなかったので…▼~
:[スズカゼ]|あんな大声で呼ばれるのは困ります。~
もしこの辺りに敵が潜伏していた場合…▼~
今の行動はカムイ様の居場所を~
むざむざ敵に教えるようなもの。▼~
軽率な行動は慎んでください。▼~
:[カムイ]|あ! …ご、ごめんなさい。~
つい夢中になってしまって…▼~
スズカゼさんはいつでも冷静ですね。▼~
それに…心配して出てきてくれるなんて、~
やっぱりスズカゼさんは優しいです。▼~
:[スズカゼ]|!▼~
どうしてあなたは…~
そんなことを私に言うのですか…▼~
あなたに言われると…私は…▼~
:[カムイ]|? スズカゼさん?▼~
:[スズカゼ]|…もう、いい加減にしてください。▼~
私のことは放って置いてくださればいいんです!▼~
:[カムイ]|!▼~
:[スズカゼ]|っ! あ…すみません…~
なんという無礼なことを…▼~
:[カムイ]|い、いえ!~
今のは、私が悪かったんです。▼~
やっぱり…誰だって付きまとわれるようなことを~
されるのは嫌ですよね…▼~
ごめんなさい、スズカゼさん。▼~
:[スズカゼ]|あ、カムイ様!▼~
…………▼~
***支援A [#ec804f33]
:[スズカゼ]|…カムイ様。▼~
この前は、すみませんでした。~
あなたのことを傷つけてしまって。▼~
:[カムイ]|この前…?▼~
ああ、私がスズカゼさんを追いかけようとして~
怒られてしまった時のことですね。▼~
いいんですよ、あんなこと。~
というかあれは、私が悪かったんですから。▼~
ごめんなさい、スズカゼさん。▼~
:[スズカゼ]|…………▼~
……優しいですね、カムイ様は。▼~
:[カムイ]|そ、そうですか?▼~
:[スズカゼ]|…………▼~
:[カムイ]|スズカゼさん?~
どうしたんですか?▼~
:[スズカゼ]|カムイ様。私はあなたに、~
ずっと隠してきたことがあります。▼~
私はあなたに…いくら謝っても~
許されないことをした人間なのです…▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[スズカゼ]|あなたは以前私のことを、~
優しいと仰ってくださいましたね。▼~
けれど私は、~
あなたを見捨てた卑しい人間なのです。▼~
私のせいで、あなたは暗夜王国に~
連れ去られたのです…!▼~
:[カムイ]|!!~
あなたのせいで…?▼~
:[スズカゼ]|はい。あの日、シュヴァリエ公国に~
お供していた私は…▼~
暗夜王国の軍勢がこっそりと~
公国内に入るのを見ていたのです。▼~
それなのに、まだ幼かった私は、~
その意味に気づかずに…▼~
:[カムイ]|幼かったなら、そんなことは当たり前です。~
あなたのせいじゃありません…!▼~
:[スズカゼ]|いいえ…代々、白夜王国に仕える~
忍の家柄である私にとって、▼~
それは万死に値する愚かさでした…▼~
この罪は、いつか償わないといけない。▼~
本当なら、あなたとこうして言葉を交わすことも~
許されないようなことを、私は…▼~
:[カムイ]|違います、~
スズカゼさん…!▼~
あなたに罪などありません!~
それならやっぱり、謝るのは私の方です!▼~
:[スズカゼ]|カムイ様…?▼~
:[カムイ]|ごめんなさい…~
私が連れ去られてしまったせいで、▼~
あなたはずっと、~
そのことを抱えて生きてきたんですね。▼~
なのに私は、そのことにも気づかず~
あなたを無神経に追いかけ回して…▼~
でも、もういいんです。~
もう過去になんか囚われないでください。▼~
だってあなたはちゃんと、~
私を迎えに来てくれたじゃないですか。▼~
:[スズカゼ]|迎えに…?▼~
:[カムイ]|はい。あなたは炎の部族の村まで、~
私を迎えに来てくれました。▼~
連れ去られた後、初めて白夜の王城に戻った時に~
一緒にいてくれたのは…▼~
スズカゼさん、あなただったんですよ。▼~
:[スズカゼ]|でも、あれは…▼~
:[カムイ]|とにかく、私は一度連れ去られましたが、~
今はこうしてあなたの目の前にいるんです。▼~
私も、誰も、~
あなたを恨んだりなんかしていません。▼~
だから、もう二度と~
そんなことは言わないでください。▼~
ね? 私とあなたの約束です。▼~
:[スズカゼ]|…………▼~
:[カムイ]|お返事は?▼~
:[スズカゼ]|…はい。▼~
:[カムイ]|ふふん。よろしい。▼~
:[スズカゼ]|……ふふっ。▼~
:[カムイ]|な、なんなんですか、スズカゼさん!?~
いきなり笑ったりして!▼~
:[スズカゼ]|いえ。あなたはミコト様と~
そっくりだなと思いまして。▼~
:[カムイ]|母上と?▼~
:[スズカゼ]|はい。女王となられたミコト様も、~
私をお許しくださり、傍に置いてくださった。▼~
それは、きっとこのときのため…~
あなたにこうしてお仕えするためだったのです。▼~
…私はあなたのような人にこそ、~
お仕えしたい。▼~
:[カムイ]|仕える…?▼~
:[スズカゼ]|白夜の王城兵士のうち、~
高い実力や家柄を持つ者は…▼~
時期が来れば特定の主君を決め、~
忠誠を誓います。▼~
オロチさんとユウギリさんは、~
亡きミコト女王に。▼~
ツバキさんとカザハナさんは、~
サクラ様に。▼~
ヒナタさんとオボロさんは、タクミ様に。~
アサマさんとセツナさんは、ヒノカ様に。▼~
そして、カゲロウさんと~
私の兄…サイゾウは、リョウマ様に。▼~
:[カムイ]|…そうなんですね。▼~
あれ…? でも、そういえば、~
スズカゼさんは…?▼~
:[スズカゼ]|…はい。~
私に決まった主君はおりません。▼~
長い間…王城に仕えていても、~
人に仕えたことはありませんでした。▼~
私はずっと主君を決められぬことに~
悩んでいましたが…▼~
それはきっと、~
あなたに仕えるためだったのです。▼~
カムイ様…~
私は、あなたに仕えると決めました。▼~
私が忠誠を誓う主君は…あなたです。▼~
これからはあなたの臣下として、~
あなたを守ることを誓います。▼~
それが私の贖罪。~
そして、これからの生きる意味です。▼~
:[カムイ]|!▼~
:[スズカゼ]|これからは、私があなたをお守りします。~
もう二度と、同じ過ちを犯さぬように。▼~
今ここで、あなたに約束します。~
私の主君…カムイ様。▼~
:[カムイ]|スズカゼさん…▼~
…はい。~
ありがとうございます…!▼~
**サイラス [#m0da2f80]
***支援C [#m993d36a]
:[カムイ]|こんにちは、サイラスさん。~
ちょっといいでしょうか?▼~
:[サイラス]|ん? なんだカムイじゃないか。~
何か用事でもあるのか?▼~
:[カムイ]|はい。その…私とサイラスさんって~
小さい頃に親友だったんですよね?▼~
何故、サイラスさんは覚えていたのに~
私は覚えていなかったのか気になって…▼~
:[サイラス]|ああ、そのことか。▼~
そんなに気にすることはないさ。~
小さい頃の思い出なんて忘れることもあるだろ?▼~
:[カムイ]|でも、大事な親友のことを忘れるなんて~
おかしいじゃないですか。▼~
それにサイラスさんは私に会うために~
王城騎士になったんでしょう?▼~
サイラスさんが頑張っている間、~
私はあなたのことを忘れてしまったなんて…▼~
:[サイラス]|うーん、カムイ。~
そうやって思い悩むのはよくないぞ。▼~
お前は思い出してくれたんだし。~
俺は気にしてないさ。▼~
王城騎士になれたことも~
あの時の頑張りのおかげだしな。▼~
それよりも、今こうして~
一緒にいられることに感謝すべきだと思うぞ?▼~
:[カムイ]|感謝ですか…そうですね。~
ありがとうございます、サイラスさん!▼~
:[サイラス]|ははっ、元気が出たならよかった。~
…っと、そうだ!▼~
それなら今度、~
俺と一緒に出かけないか?▼~
:[カムイ]|? 構いませんが…どこに行くんですか?▼~
:[サイラス]|それはカムイの行ってみたい所だよ。▼~
城にいた頃、お前が行きたいって言ってた所へ~
せっかくだから行ってみよう。▼~
あの時は行けなかったけど…~
今の俺たちならどこにでも行けるさ!▼~
:[カムイ]|そうですね。あ…でも今は行軍中ですし~
遠出はあまりできませんよね…▼~
:[サイラス]|それもそうだな…でも、心配はいらない。~
俺が何とかするよ。▼~
:[カムイ]|え? サイラスさん、何か妙案でも?▼~
:[サイラス]|ははっ、そんなたいしたことじゃないさ。▼~
遠出ができないなら、もっと近くで~
行けそうな場所を探せばいい。▼~
お前はよく覚えていないと思うから~
俺がいくつか案を出してみるよ。▼~
小さい頃にカムイが行きたいって~
言ってた所も覚えてるし、任せてくれないか?▼~
:[カムイ]|わあ…ありがとうございます。▼~
:[サイラス]|別にこれくらい、お安い御用だ。~
それじゃあ、楽しみにしててくれよ!▼~
:[カムイ]|はい! よろしくお願いします。▼~
サイラスさんっていい人ですね。~
それなのに…何故私は忘れていたんでしょう?▼~
気にするなと言われましたが、~
やっぱり気になりますね…▼~
***支援B [#l4f2f83d]
:[サイラス]|やあ、カムイ!~
この間言ってた出かける話なんだが…▼~
:[カムイ]|サイラスさん!~
どこに行くか決まったんですか?▼~
:[サイラス]|それがな…カムイ。▼~
とりあえず思い出せる限り、~
紙に書き出してみたんだが…▼~
:[カムイ]|わわっ!~
すごい量ですね!▼~
:[サイラス]|ああ、カムイが行きたいって~
言ってた所が予想以上に多かったんだ…▼~
俺も書きながら驚いたよ。▼~
:[カムイ]|小さい頃の私は、~
相当外に出たかったんですね…▼~
というか、それをこんなに覚えていた~
サイラスさんがすご過ぎると思うんですが…▼~
:[サイラス]|ははっ、昔から記憶力はいい方なんだ。▼~
で、カムイはどこに行きたい?~
ここに書いてある所ならどこでもいいぞ。▼~
:[カムイ]|広場に、露店に、お祭りに…▼~
…あれ?~
私、「虫が見たい」なんて言ってたんですか?▼~
:[サイラス]|ああ。言ってたな。▼~
:[カムイ]|そ、そうですか…~
でも、こんなにあると迷っちゃいますね。▼~
:[サイラス]|時間はあるんだ。~
一つに絞れなくても少しずつ行けばいいさ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…こんなに良くしてくれて、~
やっぱりサイラスさんはいい人ですね。▼~
なのに、どうして私は小さい頃の~
サイラスさんを覚えていなかったんでしょう…?▼~
:[サイラス]|まったく…~
お前は、まだ気にしていたんだな。▼~
そうだ。それならお前の臣下に~
そのことを聞いてみないか?▼~
お前とずっと一緒にいた彼らなら、~
その原因も知っているかもしれないだろ?▼~
:[カムイ]|でも…サイラスさんの話を今までして~
くれなかったのは、何か理由があるんじゃ…▼~
:[サイラス]|大丈夫だ、カムイ。~
お前には俺がついてる。▼~
どんな理由があっても~
今の俺がお前の親友をやめることはないさ。▼~
:[カムイ]|…そうですね。~
サイラスさん、ありがとうございます。▼~
:[サイラス]|よし!それじゃあ~
出かける前に聞きに行くとするか!▼~
:[カムイ]|え? あ、サイラスさん!~
待ってくださーい!▼~
***支援A [#nd7e21d3]
:[カムイ]|あ、サイラスさん。~
この間は本当にごめんなさい。▼~
:[サイラス]|やあ、カムイ。▼~
この間のことって…~
小さい頃の話を聞きに行ったことか?▼~
別に俺は気にしてないさ。▼~
でもまさか、カムイが~
俺を忘れてたのが、あんな理由だったなんてな。▼~
:[カムイ]|はい…~
二人で勝手に城外に出たあの日から、▼~
サイラスさんが城に来なくなって~
私は毎日泣いていたそうで…▼~
:[サイラス]|それで、これ以上お前が泣かないように…~
周りのみんなは別の話ばかりしていた、と。▼~
ずっと気をそらして、俺のことを思い出させない~
ようにするなんて…すごいよなあ。▼~
:[カムイ]|…みなさんの心遣いはわかりましたが、~
サイラスさんからすればひどい話ですよね。▼~
:[サイラス]|ははっ、カムイが彼らに~
大事にされてたってことさ。▼~
:[カムイ]|もう…サイラスさんは心が広すぎます。▼~
でもまあ、一番ひどいのは~
それで忘れてしまっていた私ですが…▼~
:[サイラス]|でも、俺は今の話を聞いて嬉しかったよ。▼~
:[カムイ]|え?どうして嬉しいんですか?▼~
:[サイラス]|だって、お前は俺に会えなくて~
毎日泣いてたんだろ?▼~
それだけ俺のことを大親友だと思って~
くれてたってことじゃないか。▼~
:[カムイ]|そ、それはそうかもしれませんが…▼~
:[サイラス]|それに、あの時カムイを連れて城外に~
出たこと…俺は後悔なんてしてない。▼~
お前のために何かできるってことが~
俺にとっては何よりも嬉しいことだったからな。▼~
:[カムイ]|サイラスさん…~
本当にありがとうございます。▼~
:[サイラス]|よし、これで「今まで」のことは解決したな。~
今度は「これから」の思い出を作っていこう!▼~
:[カムイ]|はい! そうですね。▼~
:[サイラス]|さて、お前は結局どこに行きたいんだ?▼~
ああ! あの書き出した紙を持ってこないとな。~
ちょっと待っててくれよ!▼~
:[カムイ]|あっ、そんなに急がなくても大丈夫ですよ。~
待ってください、サイラスさーん!▼~
**モズメ [#v59bd0c9]
***支援C [#za0824a0]
:[モズメ]|このお野菜は…煮つけてもええなぁ。~
あ、でも漬物にするのもありやね。▼~
ああ~。~
考えただけで、えろう幸せやなぁ…▼~
:[カムイ]|あっ、モズメさん。~
ご機嫌ですね…って!▼~
す、すごい量の荷物ですね…~
それ全部、野菜なんですか?▼~
:[モズメ]|うん、そうやで。▼~
:[カムイ]|見た目はすごい量だけど、~
妙に軽そうに持ってますね。▼~
…ちょっと持ってみていいですか?▼~
:[モズメ]|もちろん、ええよ。~
でも大事なもらい物やし、気いつけてな。▼~
:[カムイ]|よいしょっ…とっ、とと!!!!~
う、うわああーっ!!▼~
も、持てない!!~
腰がヤバい!!!▼~
:[モズメ]|あ、あたいが持つから戻して!▼~
…………▼~
ふうっ。焦ったわぁ…~
カムイ様…見た目より非力なんやね。▼~
:[カムイ]|う、う~ん。▼~
モズメさんが~
すごく力持ちなんだと思いますけど…▼~
:[モズメ]|そ、そんなことないで?▼~
:[カムイ]|あっ…す、すみません。~
女の子に言う台詞じゃありませんでしたね。▼~
まぁすごい沢山ってことには変わりませんよ。~
それにしても、それどうしたんですか?▼~
:[モズメ]|さっき立ち寄った~
村の人達に分けてもろたんよ。▼~
畑仕事を少し手伝ったら、~
村のおばちゃんたちに気に入られてしもてなぁ。▼~
:[カムイ]|ははは、そうなんですか。~
良かったですね。▼~
:[モズメ]|まぁ畑仕事なんて地元で毎日してたさかい、~
慣れたもんやからねえ。▼~
…………▼~
:[カムイ]|モズメさん…?▼~
:[モズメ]|い、いや…何でもないよ。▼~
:[カムイ]|モズメさん…もしかして故郷の生活が~
恋しいんですか?▼~
:[モズメ]|ち、違う違う!~
カムイ様、何言うてるん?▼~
…そ、そんなことあらへんよ。▼~
あたいそんな、弱い女やないからね?~
心配せんでも平気やで?▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[モズメ]|さ、さて…この野菜で何作ろかな~。▼~
みんなどんな料理が食べたいか、~
ちょっと聞いてみよかな~。▼~
じ、じゃあまたな~カムイ様…▼~
:[カムイ]|…モズメさん。▼~
***支援B [#o631ecc2]
:[カムイ]|今日は本当にすごかったですね。▼~
モズメさんがあんなに狩りが上手だなんて、~
知りませんでしたよ。▼~
:[モズメ]|嫌やわ、カムイ様。~
褒めても何も出てきいひんよ。▼~
あたい昔から、~
畑仕事と狩猟だけは得意やけどね。▼~
:[カムイ]|そうなんですか。~
前はどんなものを狩ってたんですか?▼~
:[モズメ]|村のみんなが喜ぶのはイノシシやな。~
食べられる部位が多いんよ。▼~
ただあいつら凶暴やし、~
ちゃんと狩ろう思たら大変なんや…▼~
せやから、イノシシを一人で狩れば、~
猟師として一人前って言われるんやで。▼~
:[カムイ]|モズメさんも一人で狩れたんですよね?▼~
:[モズメ]|うん、あたいはなんと、~
初挑戦でできたんや。▼~
矢を持って行くのを忘れてしもたから、~
小刀だけで仕留めたんよ。▼~
:[カムイ]|こ、小刀だけで!?▼~
:[モズメ]|せや。でもあたいが一番印象に残ってるんは、~
イノシシよりも…熊やね。▼~
:[カムイ]|くっ…熊!?~
熊も一人で!?▼~
:[モズメ]|そうやで。▼~
:[カムイ]|どうやって狩ったんです?~
あんなに大きくて力も強い獣を…▼~
:[モズメ]|熊のすごいところは見た目や力じゃないんよ。~
一番すごいのは賢いところやね。▼~
:[カムイ]|そうなんですか…▼~
あの大きな図体ばかりに~
目が行っちゃいますけど…▼~
:[モズメ]|平気で矢は避けよるし、~
嗅覚も鋭いからどこまでも追ってきよるし…▼~
ほんまに難儀な相手やわ。▼~
けど…村のおじいさんで~
熊狩りがとっても上手な人がおってな。~
そのおじいさん直伝の動きで、~
熊も仕留められたんやわ。▼~
あたいはおじいさんに憧れてて、~
よく狩りの動きを真似したもんや…▼~
ほんま、懐かしいなあ…▼~
:[カムイ]|モズメさん…▼~
:[モズメ]|あっ…あかんあかん!~
また思い出してしもたわ。▼~
:[カムイ]|そ…そうです、モズメさん。▼~
畑仕事や狩りは得意なのはわかりましたから、~
それ以外のことも挑戦してみましょうよ。▼~
:[モズメ]|それ以外…?▼~
:[カムイ]|はい、私があなたよりも得意なことです。~
今日のお礼に今度それを教えてあげますよ。▼~
:[モズメ]|カムイ様?~
…カムイ様が得意なことって何なん?▼~
:[カムイ]|ふふふっ…それは秘密です。~
当日楽しみにしておいてください!▼~
:[モズメ]|うーん…なんやろ?▼~
***支援A [#o38f121c]
:[モズメ]|カムイ様…今日は何なん?▼~
:[カムイ]|こんにちは、モズメさん。▼~
今日はモズメさんに「学問」を教えようと~
思いまして。▼~
:[モズメ]|学問…?▼~
:[カムイ]|はい。言語の決まりごとや文字の書き方、~
世界の歴史から数式や植物の性質に至るまで、▼~
それらを全て学んでくこと…~
それが学問です。▼~
これから私が様々な学問の先生として、~
モズメに指南してあげますよ!▼~
:[モズメ]|学問…▼~
:[カムイ]|もしかしたらモズメさんは学問に触れる~
機会が少なかったのではと思って、▼~
考えてみたのですが…どうでしょうか?▼~
:[モズメ]|せやけどあたいなんか…学問なんて~
高尚なもん、できるんやろか…?▼~
:[カムイ]|大丈夫ですよ。教えるほうは~
頼りないかもしれませんが、▼~
モズメさんには素質があるはずです。▼~
だってモズメさんは私にできないことを~
沢山できるんですから!▼~
:[モズメ]|カムイ様…確かにあたい、~
学問をやってみたいとは思ってたんよ。▼~
村には教えてくれる人なんて、~
全然おらんかったから…▼~
:[カムイ]|畑仕事や狩りはまだまだですけど、~
これが私の…新しい仲間の、▼~
新しい家族としての私が~
モズメさんにできることだと思ってますから。▼~
:[モズメ]|家族…?▼~
:[カムイ]|はい。昔のことを思い出すのは~
仕方がないと思いますが、▼~
今のモズメさんの家族は私たちだってことを~
ちゃんとわかってほしいんです。▼~
辛くなったら私たちのことを、~
いつでも頼って欲しいんです。▼~
:[モズメ]|カムイ様…▼~
うっ、ううっ…▼~
:[カムイ]|モズメさん!? どうしたんですか?~
どこか辛いんですか?▼~
:[モズメ]|ううっ…ぐす、ぐす…!~
嫌やわ、カムイ様…▼~
泣かせんといてーな…~
あたい、嬉し泣きなんてしたん…初めてやわ。▼~
:[カムイ]|モズメさん…▼~
:[モズメ]|ありがとうな…カムイ様。~
あたい、ホント嬉しいわ。▼~
これから寂しくなったらカムイ様たちの~
こと、もっと頼らせてもらってもええの?▼~
:[カムイ]|もちろんです。~
これからもよろしくお願いしますね、~
モズメさん。▼~
:[モズメ]|うん…よろしゅうな。~
カムイ様。▼~
***支援S [#rb4ed76f]
:[モズメ]|なぁ、カムイ様。▼~
:[カムイ]|あ…モズメさん。▼~
:[モズメ]|今日も学問教えてもろうて、ええかな?~
あたい…生物についてもっと学んでみたいんよ。▼~
:[カムイ]|は…はい。いいですよ。ええと…~
生物の学問入門書はどこに…▼~
…………▼~
:[モズメ]|カムイ様?~
どしたん? 立ち止まってボーっとして。▼~
:[カムイ]|モズメさん…すみません。~
今日は学問は止めておきましょう。▼~
…今日はもっと大切なことを、~
あなたに伝えておきたいんです。▼~
:[モズメ]|大切なこと…?~
突然どうしたん?▼~
:[カムイ]|…………▼~
怒らないで聞いて欲しいんです。▼~
最初はモズメさんのこと~
可哀想だと思っていました。▼~
家族が誰もいなくなって、一人で~
生きていかなくてはいけないあなたの事を。▼~
でも…あなたと一緒にいるうちに自分の~
気持ちの変化に気づいてしまいました。▼~
私はモズメさんと純粋に一緒にいたい…~
あなたのことをただ想っていたいのだと。▼~
:[モズメ]|カムイ様…~
そ、それって…?▼~
:[カムイ]|以前私は、あなたのことを家族だと言いました。~
それは同じ軍の仲間としての言葉でしたが、▼~
私はそれを訂正したいんです。~
そして…改めてあなたに言いたいんです。▼~
モズメさん、あなたが好きです。~
私と結婚してください。▼~
そして…本当の家族になってくれませんか?▼~
:[モズメ]|!!~
…カムイ様。▼~
:[カムイ]|小さな村で暮らしていたあなたにとって、▼~
戦争に参加するのは~
とても覚悟がいったと思います。▼~
でも、ここに来たことは~
後悔してほしくないんです。▼~
私は…あなたの勇気を、~
誇りに思っていますから。▼~
:[モズメ]|…………▼~
ありがとう、カムイ様。▼~
あたいの心なんて…ここに来た時から、~
決まってたようなもんや。▼~
:[カムイ]|えっ…? じ、じゃあ…!!▼~
:[モズメ]|もちろんお受けいたします…~
あたいも…カムイ様のこと好きなんよ。▼~
戦争に参加したことかて、~
なんの後悔もしてへん…▼~
あたいに本当の、新しい家族ができたって…~
そう思えて幸せやわ。▼~
:[カムイ]|そうですか、モズメさん。~
ありがとうございます。▼~
これからは家族として、~
あなたを絶対に独りにしないと誓いますよ。▼~
:[モズメ]|おおきに、カムイ様。~
これからもよろしゅう頼むわ。▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[モズメ]|あんたはきっと、あたいを独りにせえへんように、~
神様が連れてきてくれた、運命の人やったんやね。~
ほんまに、大好きや!▼~
**イザナ [#ab9f7e47]
[[イザナのページへ>../イザナ#y53480bb]]
**アシュラ [#d604f013]
[[アシュラのページへ>../アシュラ#t8242622]]
**アンナ [#pd8ff03f]
[[アンナのページへ>../アンナ#n1621075]]
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#t8609801]
- 支援B が二つあります。修正お願いします -- [[しゅあ]] &n...
#comment
終了行:
*マイユニット(男性・私)の支援会話 [#a8ecc88a]
#contents
**アクア [#h179ad5a]
※アクアとの支援は、白夜・暗夜・透魔で内容が異なる
-白夜 : [[マイユニット(男性・私)(白夜)のページへ>../マイ...
-暗夜 : [[マイユニット(男性・私)(暗夜)のページへ>../マイ...
-暗夜 : [[マイユニット(男性・私)(透魔)のページへ>../マイ...
**フェリシア [#x60d4c56]
***支援C [#f6135e39]
:[フェリシア]|くすん…~
私ってば…どうしていつもこうなんでしょう。▼~
:[カムイ]|あっ、フェリシアさん。~
またそんなところでいじけてる。▼~
:[フェリシア]|カムイ様! ひ、酷い!▼~
いじけてるのに気づいたなら、慰めの言葉とか~
かけてくださってもいいじゃないですか~!▼~
:[カムイ]|う~ん。でもフェリシアさんが料理に失敗して~
いじけるのは、もう恒例行事みたいなものですし。▼~
こほん。じゃあ…フェリシアさん。~
「あんまり気にしないほうがいいですよ」。▼~
:[フェリシア]|はうぅ~~!~
なんですか、その形骸化した台詞!!▼~
しかも「じゃあ」ってなんですか、~
「じゃあ」って!!▼~
くすん…私、どうしたらフローラ姉さんのように~
完璧な家事がこなせるようになるのでしょう?▼~
私、もっとカムイ様達の~
お役に立ちたいのに…▼~
:[カムイ]|んー、さっきのは冗談ですけど、~
ほんとに気にすることないと思いますけどね。▼~
フェリシアさんはすごく役に立ってますよ。▼~
:[フェリシア]|そ、そうでしょうか!▼~
:[カムイ]|ええ、だってほら、戦闘の時とか~
きゃーきゃー騒いで敵を集めた上で、▼~
問答無用で武器を振るって~
一掃するじゃないですか。▼~
あれは素晴らしい戦略だと思いますよ。▼~
:[フェリシア]|…………▼~
:[カムイ]|あ、あれっ? フェリシアさん!?~
なんでまたいじけたポーズに!?▼~
:[フェリシア]|カムイ様…~
全然フォローになってないです。▼~
あれは戦略でも作戦でもなくて、~
本当に逃げ回ってるんです!▼~
メイドらしく、か弱い女の子らしく、~
怖い敵から必死に逃げてるんです!▼~
:[カムイ]|ええっ!?~
そ、そうだったんですか!?▼~
:[フェリシア]|しかも論点はそこじゃないです!!▼~
私は家事やご主人様のお世話をして、~
お役に立ちたい、という意味なんです!▼~
戦闘なんて…~
全然メイドっぽくありません!▼~
:[カムイ]|…う、うーん。でも、それなら無理に~
戦闘に参加しなくてもいいんですよ?▼~
:[フェリシア]|そ、それはそれでお役に立てるところが~
なくなりそうで…困ります。▼~
:[カムイ]|そ、そうなんですか? 難しいですね…▼~
:[フェリシア]|いじいじ…~
***支援B [#j7a7fc40]
:[フェリシア]|あうぅ…~
い、痛いですぅ…▼~
:[カムイ]|フェリシアさん…さっきも転んで、~
お皿を沢山割ってましたよね…?▼~
おでこを床にぶつけてましたけど、~
大丈夫ですか?▼~
ほら、ちょっと見せてみてください。~
薬を塗ってあげますから。▼~
:[フェリシア]|す、すみません…~
カムイ様。▼~
本当はこういうことは、~
メイドの私がして差し上げるべきなのに…▼~
:[カムイ]|こういうのはお互い様ですよ。▼~
それにほら…私たちはもう~
家族みたいなものでしょう?▼~
あと、そうだ…フェリシアさんだって、昔、~
私の命を救ってくれたじゃないですか。▼~
:[フェリシア]|えっ…?~
そんなことありましたか?▼~
:[カムイ]|はい。病気で高熱が出た私を~
フェリシアさんが冷やしてくれたでしょう?▼~
:[フェリシア]|…あっ、思い出しました。▼~
あれはまだ私と姉さんが~
カムイ様にお仕えし始めた頃でしたね。▼~
あの頃は私、今以上に~
何をやっても失敗ばかりで…▼~
熱を出したカムイ様の看病も~
満足にできなかったんでした。▼~
:[カムイ]|でもあなたは、私の高熱を冷ますために、~
私に寄り添って氷の力を使い続けてくれました。▼~
後から聞きましたよ?~
あれは、私の高熱をあなたに移してしまうという、▼~
氷の部族にとっては命を落としかねない、~
危険な力の使い方だったって…▼~
:[フェリシア]|あの時の私にできることといえば、~
あれくらいしか無かったんです。▼~
:[カムイ]|でもそれであなたにもしものことがあったら、~
どうするつもりだったんですか?▼~
もちろん感謝はしていますけど…~
これからは、あんな自殺行為は止めてください…▼~
自分を大切にしてほしいんです。▼~
:[フェリシア]|うふふ…カムイ様。~
それは違いますよ。▼~
:[カムイ]|えっ?▼~
:[フェリシア]|私は…~
ちゃんと自分を大切にしています。▼~
:[カムイ]|ど、どういう意味ですか…?▼~
:[フェリシア]|うふふふ…ちょっとそれは教えられないです。~
カムイ様にも秘密なんです。~
うふふふ…!▼~
:[カムイ]|フェ、フェリシアさん…!~
ちょっと待ってください!▼~
…行ってしまいました。▼~
***支援A [#j620f374]
:[フェリシア]|ごくり…▼~
じ、自分を信じるんです、フェリシア…!~
引き出しにお鍋を入れるだけです…!▼~
そーっと、そーっと…▼~
私は…今までの…~
フェリシアじゃありません!▼~
華麗なメイドとして進化を遂げた姿を、~
今こそ…!▼~
はっ、はわわっ!!~
バ、バランスがああ~っ!!?▼~
………▼~
あらっ? 痛くないです…▼~
確かバランスを崩して~
床に落ちたはずですが…▼~
:[カムイ]|フェリシアさん…▼~
:[フェリシア]|はわっ!! カムイ様!?▼~
カムイ様が~
抱き止めてくださったのですか?▼~
:[カムイ]|フェリシアさん、あなた…▼~
あれだけ一人でペチャクチャと口動かしてたら、~
そりゃあバランスも崩しますよ?▼~
:[フェリシア]|ううっ…は、恥ずかしいですぅ…~
ドジを見られた上、助けてもらうだなんて…▼~
しかも独り言まで聞かれちゃって…▼~
:[カムイ]|よいしょっと。大丈夫ですか?▼~
:[フェリシア]|は、はい…▼~
:[カムイ]|今のは皆さんには黙っててあげますから、~
交換条件、いいですか?▼~
:[フェリシア]|は、はいっ。~
交換条件…ですか?▼~
:[カムイ]|この間フェリシアさんが~
教えてくださらなかった、▼~
「自分を大切にしてる」って意味、~
教えてください。▼~
:[フェリシア]|あ、あれですか…▼~
:[カムイ]|はい、実は気になっていたんです。▼~
:[フェリシア]|私は常に自分を大切にしてるんですよ。▼~
だってこうして毎日、~
人に尽くせるんですからね。▼~
:[カムイ]|ん? どういうことですか?▼~
:[フェリシア]|カムイ様は、~
私が身を犠牲にしてでも尽くすのを見て、▼~
自分を大切にしてほしいと~
仰ってくださいましたが…▼~
私は、そうやって人に尽くすことこそが~
自分らしくいられる在り方なんですよ。▼~
:[カムイ]|尽くすことが…自分らしい?▼~
:[フェリシア]|はい。私は姉さんと違って~
ドジで失敗ばかりですけど、▼~
メイドとして皆さんのことをお世話したいという~
気持ちだけは誰にも負けないつもりです。▼~
それが私の誇りであり、私がフェリシアという~
人間であり続けるための存在証明なんです。▼~
だから皆さんに尽くすことこそが、私にとって~
自分を大切にするための近道なんです。▼~
:[カムイ]|でも、それで疲れてしまったりしませんか?▼~
:[フェリシア]|はい。全く。▼~
だって私、本当に幸せなんです。~
皆さんのために生き続けることが。▼~
仮にそれで自分が少し痛い目にあったとしても、~
全然気にならないくらい!▼~
:[カムイ]|フェリシアさん…~
その気持ち、とても素敵だと思いますよ。▼~
無償の愛っていうのは…もしかして、~
こういうことを言うのかもしれませんね。▼~
:[フェリシア]|そ、そんな言い方されると~
照れちゃいます~!▼~
:[カムイ]|でも、自分を大切にしてるのはわかりましたが、~
やっぱり無理はしないでほしいんです。▼~
もし無理をして倒れたら、~
人のお世話もできませんからね。▼~
:[フェリシア]|も、もちろんです!~
私はぜーーーったい、倒れたりしません!▼~
:[カムイ]|あはは。なら良かったです。~
これでドジが無ければ完璧なんですけどね。▼~
:[フェリシア]|はうっ! カムイ様…!▼~
せっかく私、良い事を言ってるのに、~
茶化さないでください~!▼~
:[カムイ]|あはは…すみません、フェリシアさん。▼~
でもそこまで言うなら止めませんよ。~
これからも私たちを支えてください。▼~
:[フェリシア]|は…はいっ!~
もちろんです!▼~
このフェリシア、これからも皆さんに~
尽くしまくっちゃいますよぉ~!▼~
***支援S [#u0ac8e59]
:[カムイ]|フェリシアさん…どこに行ったんでしょう?▼~
今日はドジばっかりしてましたから…というか~
フェリシアさんはいつもドジばかりですけど、▼~
今日は更に酷い有様でしたからね…~
落ち込んでなきゃいいですけど…▼~
あっ…いました。~
やっぱり落ち込んでます。▼~
:[フェリシア]|いじいじ…~
あっ…カムイ様…▼~
:[カムイ]|フェリシアさん…~
落ち込むのはもう止めましょうよ。▼~
誰にでも失敗はあるんですから。▼~
:[フェリシア]|でも…朝寝坊して~
メイド服を後ろ前に着替えて、▼~
目玉焼きを真っ黒焦げにして、~
お洗濯中には泡まみれになって…もう散々です。▼~
私、メイドを辞めて、~
実家に帰った方がいいんでしょうか…?▼~
:[カムイ]|…そ、それは。フェリシアさんが~
どうしても帰りたいなら、止めませんけど。▼~
:[フェリシア]|んも~!! カムイ様ったら、~
そこは止めてくださいよ!!▼~
:[カムイ]|あははっ…冗談ですって!▼~
でもフェリシアさん、~
そんなこと言っていいんですか?▼~
私たちに尽くしたいっていう~
存在証明はどうしたんです?▼~
:[フェリシア]|あんなの…大嘘ですもん。▼~
:[カムイ]|えっ!? う、嘘なんですか!?~
あんなに大見得を切ったのに!?▼~
:[フェリシア]|…………▼~
…もちろん尽くしたいのはホントですけど、~
無償の愛だなんて真っ赤な嘘です…▼~
:[カムイ]|…え? どういうことです?▼~
:[フェリシア]|言わせるんですか? カムイ様?~
そこまで言わせるんですか…?▼~
:[カムイ]|…?~
な、なにをですか?▼~
:[フェリシア]|私は…あなたが好きだってことです。~
ひとりの、男の人として…▼~
:[カムイ]|!!~
フェリシアさん…▼~
:[フェリシア]|この前のことは…~
あなたのために何でもしたいって気持ちを、▼~
ちょっとカッコ良く~
言いたかっただけなんです…▼~
でも、この恋は許されない。~
身分が違うってことはわかってます。▼~
メイドが主君を好きになることが~
ご法度だってことも知ってます!▼~
だから…だから…~
このことは聞かなかったことにして下さい…▼~
:[カムイ]|フェリシアさん…~
そんな心配しなくてもいいのに。▼~
私もあなたが好きです。~
メイドじゃなくて、一人の女性として。▼~
:[フェリシア]|え…!!▼~
:[カムイ]|そうじゃなきゃ、毎回こうして~
いじけてるのを探しに来たりしませんよ。▼~
北の城塞にいたときからずっと、~
私はあなたを目で追いかけてました。▼~
もちろん何かしないか気になってたって~
いうのもありますけど…▼~
きっと私は、あの頃から~
あなたを好きになり始めてたんだと思います。▼~
:[フェリシア]|カムイ様…▼~
:[カムイ]|だから心配しなくても、~
あなたを私の傍から離したりはしません。▼~
…生涯、あなたは私だけに尽くすんですから。▼~
:[フェリシア]|ううっ…! カムイ様…!~
う、嬉しい…わ、私、嬉しいですぅ!!▼~
:[カムイ]|すみません。フェリシアさん…~
今まであなたの事を不安にさせて。▼~
下手でもドジでもいいですから…▼~
これから私のこと、~
一生ずっと世話をしてくれませんか?▼~
:[フェリシア]|はい…はいっ!~
もちろんですぅ~~!!▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[フェリシア]|大好きです…! 私のご主人様!~
お望み通り、一生おそばにいます!~
もう…私の心も体も、全部…~
あなただけのものなんですから…ね?▼~
**ジョーカー [#q3de2f2b]
***支援C [#z1a54c53]
:[カムイ]|ジョーカーさん。~
私、ちょっと決めたことがあるんです。▼~
聞いてもらってもいいですか?▼~
:[ジョーカー]|これはカムイ様。~
急に改まって…何でしょうか?▼~
:[カムイ]|ええと、実は…▼~
:[ジョーカー]|さあ、遠慮なさらずお話し下さい。▼~
私にお手伝いできることがあれば~
何なりとお申し付けくださって結構です…▼~
私ジョーカー、カムイ様のためならば~
たとえ火の中水の中…▼~
ノスフェラトゥの大群の中にも~
突っ込んでいく所存です。▼~
:[カムイ]|え、ええと…ありがとうございます。▼~
でも、今回のことはジョーカーさんは~
何もしなくて大丈夫ですよ。▼~
:[ジョーカー]|何故ですかカムイ様…?▼~
執事の私の手ですら必要ないなんて~
一体どういうことなのですか?▼~
:[カムイ]|ええと、それは…▼~
:[ジョーカー]|初めてお会いした時は失敗続きでしたが、~
貴方のおかげで私は完璧な執事となったはず…▼~
今では何不自由なくお世話ができていると思って~
いましたが…それは私の勘違いだったのですか?▼~
:[カムイ]|そ、そんなことはないですよ!~
ジョーカーさんは完璧な執事です。▼~
あなたには心から感謝していますから、~
そんな悲しそうな顔はしないでください!▼~
:[ジョーカー]|では…一体何を なさるつもりで、▼~
何故私に何もしてはいけないとおっしゃるのか~
説明していただけますか?▼~
:[カムイ]|あの、私…~
独り立ちがしたいんです!▼~
:[ジョーカー]|独り立ち…?▼~
…………▼~
…………▼~
却下いたします。▼~
:[カムイ]|ええ!?▼~
でも…私ももう立派な大人なんですから、~
お世話なんて要らないんですよ。▼~
:[ジョーカー]|いけません。~
それでは私の存在意義がなくなってしまいます。▼~
:[カムイ]|そんな…おおげさですよ。▼~
:[ジョーカー]|いいえ。決しておおげさなどではありません。▼~
貴方のところへ使用人として訪れた時…~
私は何も出来ない駄目な使用人でした。▼~
失敗ばかりで同僚からも疎まれていたのに~
それを見捨てず支えてくれたのが▼~
他ならぬ、主人だったカムイ様でした…▼~
その時のご恩は一生忘れません。▼~
ですから私は、~
全身全霊をかけて貴方のために尽くすのです。▼~
:[カムイ]|うーん…~
ジョーカーさんの気持ちはわかりますが…▼~
早く一人でもやっていけるようになって~
私もみんなのために力を尽くしたいんです…!▼~
:[ジョーカー]|ですが…私は納得できません。▼~
:[カムイ]|…わかりました。▼~
確かにジョーカーさんは今まで~
ずっと私の世話をしてくれました。▼~
そんなあなたの気持ちを無視して~
進める話ではないですよね。▼~
…じゃあ、一つだけ。▼~
紅茶を淹れられるようになりたいんですが~
それは許してもらえますか?▼~
:[ジョーカー]|紅茶…ですか?▼~
:[カムイ]|はい。実は…独り立ちしたいのは~
みんなの力になりたいためでもありますが、▼~
私の世話をしてくれている~
ジョーカーさんたちのためでもあるんです。▼~
今までお世話になっているジョーカーさんに~
私から紅茶を淹れたい…▼~
そう思うのもダメでしょうか…?▼~
:[ジョーカー]|…………▼~
:[カムイ]|あ、あの…ジョーカーさん?▼~
:[ジョーカー]|私…感動いたしました。▼~
カムイ様に、そんな風に~
想っていただけていたなんて。▼~
…わかりました。▼~
そこまでおっしゃるのなら~
私ももう貴方を止めはいたしません。▼~
:[カムイ]|ほ、本当ですか?▼~
:[ジョーカー]|ですが、やはり心配ですので~
まず最初は私と一緒にしましょうね。▼~
:[カムイ]|はい!~
では、早速準備をしましょう!▼~
ありがとうございます、ジョーカーさん!~
やっぱりあなたは最高の執事ですね!▼~
:[ジョーカー]|!▼~
…………▼~
……カムイ様に褒められた!~
ふ、震えが止まらない…▼~
っと、喜んでいる場合じゃないな。▼~
カムイ様は今まであまり~
料理なんかされたことはないし…▼~
かなりはしゃいでいらっしゃったが…~
大丈夫なのか…?▼~
***支援B [#s7fc2c9e]
:[カムイ]|よーし、ジョーカーさんのために~
今度こそ紅茶を完璧に淹れてみせます!▼~
ええと…これを…こうして…~
わ…!! 熱っ!▼~
:[ジョーカー]|カムイ様、大丈夫ですか?▼~
:[カムイ]|はい、お湯が飛んだだけなので~
大丈夫ですよ。▼~
そんなに心配そうに見つめなくても平気です。~
紅茶を淹れるくらい…簡単にやってみせます!▼~
:[ジョーカー]|そうは申されますが…▼~
紅茶を淹れる練習を始めてしばらく経ちますが、~
私、未だに成功したところを見ておりません。▼~
:[カムイ]|う…▼~
でも、ポットの扱いには慣れてきました。~
あとは、渋くならないようにするだけです。▼~
:[ジョーカー]|そう言って、~
失敗続きではありませんか。▼~
…やはりもう少しの間、~
私と一緒にやりましょう。▼~
それに慣れてから、~
お一人でできるように練習なさればいいのでは?▼~
:[カムイ]|でも…そうしたらジョーカーさんの~
仕事の邪魔になってしまいます。▼~
やり方はもう聞いたので、その通りにやれば~
私一人でだってできるようになるはずです…!▼~
:[ジョーカー]|カムイ様が仕事の邪魔になることなど~
今までもこれからもありません。▼~
むしろ、貴方を心配しすぎて~
今まさに仕事に支障が出ています。▼~
:[カムイ]|ええ!?▼~
:[ジョーカー]|見てください。▼~
この汚れた洗濯物の山は、~
既に洗濯されて綺麗になっていたものですが▼~
カムイ様に気を取られた私が~
転んだ拍子に再び汚したものです。▼~
:[カムイ]|! こ、こんなにたくさんの量を…!?~
うう…罪悪感が…▼~
:[ジョーカー]|手伝わせてくださらないと~
もっと悲惨な状況になりますよ?▼~
:[カムイ]|もう…そんな頼み方しないでください!▼~
私は何と言われても譲りません!~
ここは私一人でやってみせますから!▼~
:[ジョーカー]|…これは失敗しました。▼~
カムイ様は一度こうと決めたら譲らない…~
意外と頑固だったのを失念しておりました。▼~
:[カムイ]|…聞こえていますよ、ジョーカーさん。▼~
…よし! ジョーカーさんのことは気にせず~
今度こそちゃんと成功させます!▼~
:[ジョーカー]|そんな…!▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[ジョーカー]|うう…ひどい仕打ちだ。~
…………そうだ。▼~
カムイ様、紅茶ができましたら~
私が確認致しますので、▼~
ポットに入れてお持ちいただけますか?▼~
:[カムイ]|ああ、そうですね、確認はジョーカーさんに~
してもらわないと意味がありませんよね。▼~
……はい、ジョーカーさん。~
今度こそ…大丈夫なはずです!▼~
:[ジョーカー]|では、まず紅茶の色から~
確認いたしましょう。▼~
…と、~
こっそりお湯と砂糖を足して…▼~
…はい、カムイ様。~
色も良さそうですし、一緒に飲んでみましょう。▼~
:[カムイ]|うう、ドキドキしますね…▼~
ごくごく…~
あ! 渋くありません!▼~
:[ジョーカー]|ほっ。▼~
…よかったですね、カムイ様。~
これで紅茶を淹れられるようになりました。▼~
:[カムイ]|…はいっ、良かったです!▼~
よーし、みんなにも~
飲んでもらってきます!▼~
:[ジョーカー]|はい、いってらっしゃいませ。▼~
…ふう。なんとか渋みを誤魔化せた…のか?▼~
まあ、みんなもカムイ様の紅茶なら~
喜んで飲むだろうし、そこはほっとくか…▼~
…だが、心配だからって~
誤魔化したのはまずかったかな…▼~
***支援A [#a6e72eeb]
:[ジョーカー]|あの、カムイ様。▼~
:[カムイ]|あ、ジョーカーさん。▼~
この間は紅茶の淹れ方を教えていただいて~
ありがとうございました!▼~
:[ジョーカー]|い、いえ…カムイ様が~
喜んでくだされば、私は満足です。▼~
:[カムイ]|? でも、何だか浮かない顔をしていますね。~
どうしたんですか?▼~
:[ジョーカー]|そ、それは……▼~
私は貴方にお詫びしなければならないのです。~
本当に…申し訳ございません。▼~
:[カムイ]|え? どういうことでしょうか?▼~
:[ジョーカー]|実は…カムイ様の淹れた紅茶は~
渋いままだったんです。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[ジョーカー]|私はあの時、貴方のお淹れになった紅茶を~
こっそりとお湯で薄めて砂糖を混ぜました…▼~
あんなことをしてしまい~
大変申し訳ありませんでした。▼~
ですが…もう、あの時は~
見ていられなかったのです。それで…▼~
:[カムイ]|…ふふっ、あははっ!▼~
:[ジョーカー]|? カムイ様…?▼~
:[カムイ]|ごめんなさい、ジョーカーさん。▼~
そのことなんですが…~
実は私、気付いてたんです。▼~
:[ジョーカー]|え? そ、そうだったのですか?▼~
ですが…それなら…▼~
貴方の頑張りを邪魔してしまった私を~
お叱りにならないのですか?▼~
:[カムイ]|叱ったりなんかしませんよ。▼~
だって、ジョーカーさんは~
私を助けようとしてくれたんでしょう?▼~
あの時は私も頑固になりすぎていたんです。~
だから、おあいこということにしませんか?▼~
:[ジョーカー]|ああ…さすがはカムイ様。~
私を許してくださるなんて、お心が広いです。▼~
:[カムイ]|というか…今回のことでわかったんです。▼~
やっぱりジョーカーさんがいてくれないと~
私はダメだなあって。▼~
だから…~
これからも私と一緒にいてくれますか?▼~
:[ジョーカー]|はい、もちろんです。▼~
私ジョーカー、カムイ様のお傍を~
離れることはありません。▼~
離れてしまったら…~
それこそ私も調子が出ませんから。▼~
:[カムイ]|ふふっ、そんなところまで似ている~
主人と執事なんて、何だか面白いですね。▼~
:[ジョーカー]|! カムイ様と似ているだなんて…~
私、幸せすぎて意識が飛びそうです…▼~
:[カムイ]|わあっ!~
それはダメですジョーカーさん!▼~
戻ってきてくださーい!▼~
**スズカゼ [#m6946a42]
***支援C [#ia13744a]
:[スズカゼ]|……はあ。▼~
:[カムイ]|スズカゼさん…~
この大根、どうしたんですか?▼~
ずいぶん沢山あるみたいですけど。▼~
:[スズカゼ]|あ、カムイ様。▼~
実は…先程、道案内をしたご婦人から~
お礼としていただいてしまったんです。▼~
:[カムイ]|なるほど、では今日のご飯は大根尽くしですね。~
良かったですね、スズカゼさん。▼~
:[スズカゼ]|いいえ、全く良くありません。▼~
:[カムイ]|え? どうしてですか?▼~
:[スズカゼ]|道案内だけでこんなにお礼を~
沢山いただくわけにはいきません。▼~
それに、こういったことは~
今回が初めてではないのです…▼~
:[カムイ]|初めてじゃない?▼~
:[スズカゼ]|ええ。なぜか私は…▼~
見ず知らずの女性から声をかけられたり、~
何かをもらったりすることが多いのです。▼~
:[カムイ]|そうなんですか?▼~
:[スズカゼ]|はい。少しお話をしただけなのに~
悲鳴を上げて抱きつかれたり、▼~
いきなり手紙を渡されたり、~
今日の様に食べ物を持たされたり…▼~
仲間内で起きたことはないのですが~
ああいったことをされると…戸惑います。▼~
:[カムイ]|いいじゃないですか。~
スズカゼさんがモテてるってことですよ。▼~
:[スズカゼ]|も、モテてる…ですか?▼~
:[カムイ]|はい! その女性のみなさんは、きっと~
スズカゼさんのことが気になってるんです。▼~
ほら、スズカゼさんは誰にでも親切ですし、~
忍としてもかっこいいですから!▼~
この間も、町にいた女の人が言ってましたよ。~
「憂いを帯びたあの顔が素敵…」って。▼~
:[スズカゼ]|そ、そのようなことは決して…!~
…お褒めいただけるのは嬉しいですが、▼~
私は忍の修行に専念したいので、~
そういった接触は控えていただきたいものです。▼~
:[カムイ]|ふふっ、スズカゼさんは真面目なんですね。▼~
:[スズカゼ]|いえ、このような心構えは、~
忍として当然のことです。▼~
それに…私はあなたが言うほど~
良い人間ではありません…▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[スズカゼ]|…いいえ、何でもありません。~
では、私は修行がありますので失礼します。▼~
:[カムイ]|あ! …行ってしまいました。▼~
先程の言葉…良い人間ではないって~
どういうことでしょうか?▼~
***支援B [#l7883240]
:[カムイ]|スズカゼさん。~
一つお願いしたいことがあるんです。▼~
私をしばらくの間、~
スズカゼさんと一緒にいさせてください。▼~
:[スズカゼ]|別に構いませんが…~
一緒にいるとは、どういう事ですか?▼~
常に行動を共にする…~
つまり私を監視するということでしょうか?▼~
:[カムイ]|い、いえ!~
決して監視なんかじゃありません!▼~
ただ…私はスズカゼさんの良いところを~
スズカゼさん自身に知ってほしいと思って。▼~
:[スズカゼ]|なぜですか…?▼~
:[カムイ]|私、心配なんです。~
スズカゼさんのことが。▼~
だってこの間、スズカゼさん…~
「私は良い人間じゃない」と、▼~
そう言っていたでしょう?▼~
:[スズカゼ]|! そ、それは…▼~
:[カムイ]|スズカゼさんにはきっと良いところが~
たくさんあります!▼~
だから、スズカゼさんと一緒にいて~
それを伝えたいんです!▼~
ダメ…でしょうか?▼~
:[スズカゼ]|……カムイ様の~
言いたいことはわかりました。▼~
ですが、お気持ちだけで十分です。~
それでは失礼します。▼~
:[カムイ]|あ! スズカゼさん!▼~
むむ…さすがは忍び。~
…あっという間に消えてしまいました。▼~
でもスズカゼさんのことですから、~
きっとまだ傍にいるはず。▼~
私は諦めません…!▼~
スズカゼさーん! どこですかー!~
スズカゼさーん!▼~
お願いですから出てきてくださーい!▼~
:[スズカゼ]|…………▼~
:[カムイ]|スーズーカーゼーさーん!▼~
:[スズカゼ]|カムイ様…▼~
:[カムイ]|あっ、スズカゼさん!~
良かった…出て来てくれたんですね!▼~
身を隠した忍びの人を見つけるなんて、~
私にはできそうもなかったので…▼~
:[スズカゼ]|あんな大声で呼ばれるのは困ります。~
もしこの辺りに敵が潜伏していた場合…▼~
今の行動はカムイ様の居場所を~
むざむざ敵に教えるようなもの。▼~
軽率な行動は慎んでください。▼~
:[カムイ]|あ! …ご、ごめんなさい。~
つい夢中になってしまって…▼~
スズカゼさんはいつでも冷静ですね。▼~
それに…心配して出てきてくれるなんて、~
やっぱりスズカゼさんは優しいです。▼~
:[スズカゼ]|!▼~
どうしてあなたは…~
そんなことを私に言うのですか…▼~
あなたに言われると…私は…▼~
:[カムイ]|? スズカゼさん?▼~
:[スズカゼ]|…もう、いい加減にしてください。▼~
私のことは放って置いてくださればいいんです!▼~
:[カムイ]|!▼~
:[スズカゼ]|っ! あ…すみません…~
なんという無礼なことを…▼~
:[カムイ]|い、いえ!~
今のは、私が悪かったんです。▼~
やっぱり…誰だって付きまとわれるようなことを~
されるのは嫌ですよね…▼~
ごめんなさい、スズカゼさん。▼~
:[スズカゼ]|あ、カムイ様!▼~
…………▼~
***支援A [#ec804f33]
:[スズカゼ]|…カムイ様。▼~
この前は、すみませんでした。~
あなたのことを傷つけてしまって。▼~
:[カムイ]|この前…?▼~
ああ、私がスズカゼさんを追いかけようとして~
怒られてしまった時のことですね。▼~
いいんですよ、あんなこと。~
というかあれは、私が悪かったんですから。▼~
ごめんなさい、スズカゼさん。▼~
:[スズカゼ]|…………▼~
……優しいですね、カムイ様は。▼~
:[カムイ]|そ、そうですか?▼~
:[スズカゼ]|…………▼~
:[カムイ]|スズカゼさん?~
どうしたんですか?▼~
:[スズカゼ]|カムイ様。私はあなたに、~
ずっと隠してきたことがあります。▼~
私はあなたに…いくら謝っても~
許されないことをした人間なのです…▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[スズカゼ]|あなたは以前私のことを、~
優しいと仰ってくださいましたね。▼~
けれど私は、~
あなたを見捨てた卑しい人間なのです。▼~
私のせいで、あなたは暗夜王国に~
連れ去られたのです…!▼~
:[カムイ]|!!~
あなたのせいで…?▼~
:[スズカゼ]|はい。あの日、シュヴァリエ公国に~
お供していた私は…▼~
暗夜王国の軍勢がこっそりと~
公国内に入るのを見ていたのです。▼~
それなのに、まだ幼かった私は、~
その意味に気づかずに…▼~
:[カムイ]|幼かったなら、そんなことは当たり前です。~
あなたのせいじゃありません…!▼~
:[スズカゼ]|いいえ…代々、白夜王国に仕える~
忍の家柄である私にとって、▼~
それは万死に値する愚かさでした…▼~
この罪は、いつか償わないといけない。▼~
本当なら、あなたとこうして言葉を交わすことも~
許されないようなことを、私は…▼~
:[カムイ]|違います、~
スズカゼさん…!▼~
あなたに罪などありません!~
それならやっぱり、謝るのは私の方です!▼~
:[スズカゼ]|カムイ様…?▼~
:[カムイ]|ごめんなさい…~
私が連れ去られてしまったせいで、▼~
あなたはずっと、~
そのことを抱えて生きてきたんですね。▼~
なのに私は、そのことにも気づかず~
あなたを無神経に追いかけ回して…▼~
でも、もういいんです。~
もう過去になんか囚われないでください。▼~
だってあなたはちゃんと、~
私を迎えに来てくれたじゃないですか。▼~
:[スズカゼ]|迎えに…?▼~
:[カムイ]|はい。あなたは炎の部族の村まで、~
私を迎えに来てくれました。▼~
連れ去られた後、初めて白夜の王城に戻った時に~
一緒にいてくれたのは…▼~
スズカゼさん、あなただったんですよ。▼~
:[スズカゼ]|でも、あれは…▼~
:[カムイ]|とにかく、私は一度連れ去られましたが、~
今はこうしてあなたの目の前にいるんです。▼~
私も、誰も、~
あなたを恨んだりなんかしていません。▼~
だから、もう二度と~
そんなことは言わないでください。▼~
ね? 私とあなたの約束です。▼~
:[スズカゼ]|…………▼~
:[カムイ]|お返事は?▼~
:[スズカゼ]|…はい。▼~
:[カムイ]|ふふん。よろしい。▼~
:[スズカゼ]|……ふふっ。▼~
:[カムイ]|な、なんなんですか、スズカゼさん!?~
いきなり笑ったりして!▼~
:[スズカゼ]|いえ。あなたはミコト様と~
そっくりだなと思いまして。▼~
:[カムイ]|母上と?▼~
:[スズカゼ]|はい。女王となられたミコト様も、~
私をお許しくださり、傍に置いてくださった。▼~
それは、きっとこのときのため…~
あなたにこうしてお仕えするためだったのです。▼~
…私はあなたのような人にこそ、~
お仕えしたい。▼~
:[カムイ]|仕える…?▼~
:[スズカゼ]|白夜の王城兵士のうち、~
高い実力や家柄を持つ者は…▼~
時期が来れば特定の主君を決め、~
忠誠を誓います。▼~
オロチさんとユウギリさんは、~
亡きミコト女王に。▼~
ツバキさんとカザハナさんは、~
サクラ様に。▼~
ヒナタさんとオボロさんは、タクミ様に。~
アサマさんとセツナさんは、ヒノカ様に。▼~
そして、カゲロウさんと~
私の兄…サイゾウは、リョウマ様に。▼~
:[カムイ]|…そうなんですね。▼~
あれ…? でも、そういえば、~
スズカゼさんは…?▼~
:[スズカゼ]|…はい。~
私に決まった主君はおりません。▼~
長い間…王城に仕えていても、~
人に仕えたことはありませんでした。▼~
私はずっと主君を決められぬことに~
悩んでいましたが…▼~
それはきっと、~
あなたに仕えるためだったのです。▼~
カムイ様…~
私は、あなたに仕えると決めました。▼~
私が忠誠を誓う主君は…あなたです。▼~
これからはあなたの臣下として、~
あなたを守ることを誓います。▼~
それが私の贖罪。~
そして、これからの生きる意味です。▼~
:[カムイ]|!▼~
:[スズカゼ]|これからは、私があなたをお守りします。~
もう二度と、同じ過ちを犯さぬように。▼~
今ここで、あなたに約束します。~
私の主君…カムイ様。▼~
:[カムイ]|スズカゼさん…▼~
…はい。~
ありがとうございます…!▼~
**サイラス [#m0da2f80]
***支援C [#m993d36a]
:[カムイ]|こんにちは、サイラスさん。~
ちょっといいでしょうか?▼~
:[サイラス]|ん? なんだカムイじゃないか。~
何か用事でもあるのか?▼~
:[カムイ]|はい。その…私とサイラスさんって~
小さい頃に親友だったんですよね?▼~
何故、サイラスさんは覚えていたのに~
私は覚えていなかったのか気になって…▼~
:[サイラス]|ああ、そのことか。▼~
そんなに気にすることはないさ。~
小さい頃の思い出なんて忘れることもあるだろ?▼~
:[カムイ]|でも、大事な親友のことを忘れるなんて~
おかしいじゃないですか。▼~
それにサイラスさんは私に会うために~
王城騎士になったんでしょう?▼~
サイラスさんが頑張っている間、~
私はあなたのことを忘れてしまったなんて…▼~
:[サイラス]|うーん、カムイ。~
そうやって思い悩むのはよくないぞ。▼~
お前は思い出してくれたんだし。~
俺は気にしてないさ。▼~
王城騎士になれたことも~
あの時の頑張りのおかげだしな。▼~
それよりも、今こうして~
一緒にいられることに感謝すべきだと思うぞ?▼~
:[カムイ]|感謝ですか…そうですね。~
ありがとうございます、サイラスさん!▼~
:[サイラス]|ははっ、元気が出たならよかった。~
…っと、そうだ!▼~
それなら今度、~
俺と一緒に出かけないか?▼~
:[カムイ]|? 構いませんが…どこに行くんですか?▼~
:[サイラス]|それはカムイの行ってみたい所だよ。▼~
城にいた頃、お前が行きたいって言ってた所へ~
せっかくだから行ってみよう。▼~
あの時は行けなかったけど…~
今の俺たちならどこにでも行けるさ!▼~
:[カムイ]|そうですね。あ…でも今は行軍中ですし~
遠出はあまりできませんよね…▼~
:[サイラス]|それもそうだな…でも、心配はいらない。~
俺が何とかするよ。▼~
:[カムイ]|え? サイラスさん、何か妙案でも?▼~
:[サイラス]|ははっ、そんなたいしたことじゃないさ。▼~
遠出ができないなら、もっと近くで~
行けそうな場所を探せばいい。▼~
お前はよく覚えていないと思うから~
俺がいくつか案を出してみるよ。▼~
小さい頃にカムイが行きたいって~
言ってた所も覚えてるし、任せてくれないか?▼~
:[カムイ]|わあ…ありがとうございます。▼~
:[サイラス]|別にこれくらい、お安い御用だ。~
それじゃあ、楽しみにしててくれよ!▼~
:[カムイ]|はい! よろしくお願いします。▼~
サイラスさんっていい人ですね。~
それなのに…何故私は忘れていたんでしょう?▼~
気にするなと言われましたが、~
やっぱり気になりますね…▼~
***支援B [#l4f2f83d]
:[サイラス]|やあ、カムイ!~
この間言ってた出かける話なんだが…▼~
:[カムイ]|サイラスさん!~
どこに行くか決まったんですか?▼~
:[サイラス]|それがな…カムイ。▼~
とりあえず思い出せる限り、~
紙に書き出してみたんだが…▼~
:[カムイ]|わわっ!~
すごい量ですね!▼~
:[サイラス]|ああ、カムイが行きたいって~
言ってた所が予想以上に多かったんだ…▼~
俺も書きながら驚いたよ。▼~
:[カムイ]|小さい頃の私は、~
相当外に出たかったんですね…▼~
というか、それをこんなに覚えていた~
サイラスさんがすご過ぎると思うんですが…▼~
:[サイラス]|ははっ、昔から記憶力はいい方なんだ。▼~
で、カムイはどこに行きたい?~
ここに書いてある所ならどこでもいいぞ。▼~
:[カムイ]|広場に、露店に、お祭りに…▼~
…あれ?~
私、「虫が見たい」なんて言ってたんですか?▼~
:[サイラス]|ああ。言ってたな。▼~
:[カムイ]|そ、そうですか…~
でも、こんなにあると迷っちゃいますね。▼~
:[サイラス]|時間はあるんだ。~
一つに絞れなくても少しずつ行けばいいさ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…こんなに良くしてくれて、~
やっぱりサイラスさんはいい人ですね。▼~
なのに、どうして私は小さい頃の~
サイラスさんを覚えていなかったんでしょう…?▼~
:[サイラス]|まったく…~
お前は、まだ気にしていたんだな。▼~
そうだ。それならお前の臣下に~
そのことを聞いてみないか?▼~
お前とずっと一緒にいた彼らなら、~
その原因も知っているかもしれないだろ?▼~
:[カムイ]|でも…サイラスさんの話を今までして~
くれなかったのは、何か理由があるんじゃ…▼~
:[サイラス]|大丈夫だ、カムイ。~
お前には俺がついてる。▼~
どんな理由があっても~
今の俺がお前の親友をやめることはないさ。▼~
:[カムイ]|…そうですね。~
サイラスさん、ありがとうございます。▼~
:[サイラス]|よし!それじゃあ~
出かける前に聞きに行くとするか!▼~
:[カムイ]|え? あ、サイラスさん!~
待ってくださーい!▼~
***支援A [#nd7e21d3]
:[カムイ]|あ、サイラスさん。~
この間は本当にごめんなさい。▼~
:[サイラス]|やあ、カムイ。▼~
この間のことって…~
小さい頃の話を聞きに行ったことか?▼~
別に俺は気にしてないさ。▼~
でもまさか、カムイが~
俺を忘れてたのが、あんな理由だったなんてな。▼~
:[カムイ]|はい…~
二人で勝手に城外に出たあの日から、▼~
サイラスさんが城に来なくなって~
私は毎日泣いていたそうで…▼~
:[サイラス]|それで、これ以上お前が泣かないように…~
周りのみんなは別の話ばかりしていた、と。▼~
ずっと気をそらして、俺のことを思い出させない~
ようにするなんて…すごいよなあ。▼~
:[カムイ]|…みなさんの心遣いはわかりましたが、~
サイラスさんからすればひどい話ですよね。▼~
:[サイラス]|ははっ、カムイが彼らに~
大事にされてたってことさ。▼~
:[カムイ]|もう…サイラスさんは心が広すぎます。▼~
でもまあ、一番ひどいのは~
それで忘れてしまっていた私ですが…▼~
:[サイラス]|でも、俺は今の話を聞いて嬉しかったよ。▼~
:[カムイ]|え?どうして嬉しいんですか?▼~
:[サイラス]|だって、お前は俺に会えなくて~
毎日泣いてたんだろ?▼~
それだけ俺のことを大親友だと思って~
くれてたってことじゃないか。▼~
:[カムイ]|そ、それはそうかもしれませんが…▼~
:[サイラス]|それに、あの時カムイを連れて城外に~
出たこと…俺は後悔なんてしてない。▼~
お前のために何かできるってことが~
俺にとっては何よりも嬉しいことだったからな。▼~
:[カムイ]|サイラスさん…~
本当にありがとうございます。▼~
:[サイラス]|よし、これで「今まで」のことは解決したな。~
今度は「これから」の思い出を作っていこう!▼~
:[カムイ]|はい! そうですね。▼~
:[サイラス]|さて、お前は結局どこに行きたいんだ?▼~
ああ! あの書き出した紙を持ってこないとな。~
ちょっと待っててくれよ!▼~
:[カムイ]|あっ、そんなに急がなくても大丈夫ですよ。~
待ってください、サイラスさーん!▼~
**モズメ [#v59bd0c9]
***支援C [#za0824a0]
:[モズメ]|このお野菜は…煮つけてもええなぁ。~
あ、でも漬物にするのもありやね。▼~
ああ~。~
考えただけで、えろう幸せやなぁ…▼~
:[カムイ]|あっ、モズメさん。~
ご機嫌ですね…って!▼~
す、すごい量の荷物ですね…~
それ全部、野菜なんですか?▼~
:[モズメ]|うん、そうやで。▼~
:[カムイ]|見た目はすごい量だけど、~
妙に軽そうに持ってますね。▼~
…ちょっと持ってみていいですか?▼~
:[モズメ]|もちろん、ええよ。~
でも大事なもらい物やし、気いつけてな。▼~
:[カムイ]|よいしょっ…とっ、とと!!!!~
う、うわああーっ!!▼~
も、持てない!!~
腰がヤバい!!!▼~
:[モズメ]|あ、あたいが持つから戻して!▼~
…………▼~
ふうっ。焦ったわぁ…~
カムイ様…見た目より非力なんやね。▼~
:[カムイ]|う、う~ん。▼~
モズメさんが~
すごく力持ちなんだと思いますけど…▼~
:[モズメ]|そ、そんなことないで?▼~
:[カムイ]|あっ…す、すみません。~
女の子に言う台詞じゃありませんでしたね。▼~
まぁすごい沢山ってことには変わりませんよ。~
それにしても、それどうしたんですか?▼~
:[モズメ]|さっき立ち寄った~
村の人達に分けてもろたんよ。▼~
畑仕事を少し手伝ったら、~
村のおばちゃんたちに気に入られてしもてなぁ。▼~
:[カムイ]|ははは、そうなんですか。~
良かったですね。▼~
:[モズメ]|まぁ畑仕事なんて地元で毎日してたさかい、~
慣れたもんやからねえ。▼~
…………▼~
:[カムイ]|モズメさん…?▼~
:[モズメ]|い、いや…何でもないよ。▼~
:[カムイ]|モズメさん…もしかして故郷の生活が~
恋しいんですか?▼~
:[モズメ]|ち、違う違う!~
カムイ様、何言うてるん?▼~
…そ、そんなことあらへんよ。▼~
あたいそんな、弱い女やないからね?~
心配せんでも平気やで?▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[モズメ]|さ、さて…この野菜で何作ろかな~。▼~
みんなどんな料理が食べたいか、~
ちょっと聞いてみよかな~。▼~
じ、じゃあまたな~カムイ様…▼~
:[カムイ]|…モズメさん。▼~
***支援B [#o631ecc2]
:[カムイ]|今日は本当にすごかったですね。▼~
モズメさんがあんなに狩りが上手だなんて、~
知りませんでしたよ。▼~
:[モズメ]|嫌やわ、カムイ様。~
褒めても何も出てきいひんよ。▼~
あたい昔から、~
畑仕事と狩猟だけは得意やけどね。▼~
:[カムイ]|そうなんですか。~
前はどんなものを狩ってたんですか?▼~
:[モズメ]|村のみんなが喜ぶのはイノシシやな。~
食べられる部位が多いんよ。▼~
ただあいつら凶暴やし、~
ちゃんと狩ろう思たら大変なんや…▼~
せやから、イノシシを一人で狩れば、~
猟師として一人前って言われるんやで。▼~
:[カムイ]|モズメさんも一人で狩れたんですよね?▼~
:[モズメ]|うん、あたいはなんと、~
初挑戦でできたんや。▼~
矢を持って行くのを忘れてしもたから、~
小刀だけで仕留めたんよ。▼~
:[カムイ]|こ、小刀だけで!?▼~
:[モズメ]|せや。でもあたいが一番印象に残ってるんは、~
イノシシよりも…熊やね。▼~
:[カムイ]|くっ…熊!?~
熊も一人で!?▼~
:[モズメ]|そうやで。▼~
:[カムイ]|どうやって狩ったんです?~
あんなに大きくて力も強い獣を…▼~
:[モズメ]|熊のすごいところは見た目や力じゃないんよ。~
一番すごいのは賢いところやね。▼~
:[カムイ]|そうなんですか…▼~
あの大きな図体ばかりに~
目が行っちゃいますけど…▼~
:[モズメ]|平気で矢は避けよるし、~
嗅覚も鋭いからどこまでも追ってきよるし…▼~
ほんまに難儀な相手やわ。▼~
けど…村のおじいさんで~
熊狩りがとっても上手な人がおってな。~
そのおじいさん直伝の動きで、~
熊も仕留められたんやわ。▼~
あたいはおじいさんに憧れてて、~
よく狩りの動きを真似したもんや…▼~
ほんま、懐かしいなあ…▼~
:[カムイ]|モズメさん…▼~
:[モズメ]|あっ…あかんあかん!~
また思い出してしもたわ。▼~
:[カムイ]|そ…そうです、モズメさん。▼~
畑仕事や狩りは得意なのはわかりましたから、~
それ以外のことも挑戦してみましょうよ。▼~
:[モズメ]|それ以外…?▼~
:[カムイ]|はい、私があなたよりも得意なことです。~
今日のお礼に今度それを教えてあげますよ。▼~
:[モズメ]|カムイ様?~
…カムイ様が得意なことって何なん?▼~
:[カムイ]|ふふふっ…それは秘密です。~
当日楽しみにしておいてください!▼~
:[モズメ]|うーん…なんやろ?▼~
***支援A [#o38f121c]
:[モズメ]|カムイ様…今日は何なん?▼~
:[カムイ]|こんにちは、モズメさん。▼~
今日はモズメさんに「学問」を教えようと~
思いまして。▼~
:[モズメ]|学問…?▼~
:[カムイ]|はい。言語の決まりごとや文字の書き方、~
世界の歴史から数式や植物の性質に至るまで、▼~
それらを全て学んでくこと…~
それが学問です。▼~
これから私が様々な学問の先生として、~
モズメに指南してあげますよ!▼~
:[モズメ]|学問…▼~
:[カムイ]|もしかしたらモズメさんは学問に触れる~
機会が少なかったのではと思って、▼~
考えてみたのですが…どうでしょうか?▼~
:[モズメ]|せやけどあたいなんか…学問なんて~
高尚なもん、できるんやろか…?▼~
:[カムイ]|大丈夫ですよ。教えるほうは~
頼りないかもしれませんが、▼~
モズメさんには素質があるはずです。▼~
だってモズメさんは私にできないことを~
沢山できるんですから!▼~
:[モズメ]|カムイ様…確かにあたい、~
学問をやってみたいとは思ってたんよ。▼~
村には教えてくれる人なんて、~
全然おらんかったから…▼~
:[カムイ]|畑仕事や狩りはまだまだですけど、~
これが私の…新しい仲間の、▼~
新しい家族としての私が~
モズメさんにできることだと思ってますから。▼~
:[モズメ]|家族…?▼~
:[カムイ]|はい。昔のことを思い出すのは~
仕方がないと思いますが、▼~
今のモズメさんの家族は私たちだってことを~
ちゃんとわかってほしいんです。▼~
辛くなったら私たちのことを、~
いつでも頼って欲しいんです。▼~
:[モズメ]|カムイ様…▼~
うっ、ううっ…▼~
:[カムイ]|モズメさん!? どうしたんですか?~
どこか辛いんですか?▼~
:[モズメ]|ううっ…ぐす、ぐす…!~
嫌やわ、カムイ様…▼~
泣かせんといてーな…~
あたい、嬉し泣きなんてしたん…初めてやわ。▼~
:[カムイ]|モズメさん…▼~
:[モズメ]|ありがとうな…カムイ様。~
あたい、ホント嬉しいわ。▼~
これから寂しくなったらカムイ様たちの~
こと、もっと頼らせてもらってもええの?▼~
:[カムイ]|もちろんです。~
これからもよろしくお願いしますね、~
モズメさん。▼~
:[モズメ]|うん…よろしゅうな。~
カムイ様。▼~
***支援S [#rb4ed76f]
:[モズメ]|なぁ、カムイ様。▼~
:[カムイ]|あ…モズメさん。▼~
:[モズメ]|今日も学問教えてもろうて、ええかな?~
あたい…生物についてもっと学んでみたいんよ。▼~
:[カムイ]|は…はい。いいですよ。ええと…~
生物の学問入門書はどこに…▼~
…………▼~
:[モズメ]|カムイ様?~
どしたん? 立ち止まってボーっとして。▼~
:[カムイ]|モズメさん…すみません。~
今日は学問は止めておきましょう。▼~
…今日はもっと大切なことを、~
あなたに伝えておきたいんです。▼~
:[モズメ]|大切なこと…?~
突然どうしたん?▼~
:[カムイ]|…………▼~
怒らないで聞いて欲しいんです。▼~
最初はモズメさんのこと~
可哀想だと思っていました。▼~
家族が誰もいなくなって、一人で~
生きていかなくてはいけないあなたの事を。▼~
でも…あなたと一緒にいるうちに自分の~
気持ちの変化に気づいてしまいました。▼~
私はモズメさんと純粋に一緒にいたい…~
あなたのことをただ想っていたいのだと。▼~
:[モズメ]|カムイ様…~
そ、それって…?▼~
:[カムイ]|以前私は、あなたのことを家族だと言いました。~
それは同じ軍の仲間としての言葉でしたが、▼~
私はそれを訂正したいんです。~
そして…改めてあなたに言いたいんです。▼~
モズメさん、あなたが好きです。~
私と結婚してください。▼~
そして…本当の家族になってくれませんか?▼~
:[モズメ]|!!~
…カムイ様。▼~
:[カムイ]|小さな村で暮らしていたあなたにとって、▼~
戦争に参加するのは~
とても覚悟がいったと思います。▼~
でも、ここに来たことは~
後悔してほしくないんです。▼~
私は…あなたの勇気を、~
誇りに思っていますから。▼~
:[モズメ]|…………▼~
ありがとう、カムイ様。▼~
あたいの心なんて…ここに来た時から、~
決まってたようなもんや。▼~
:[カムイ]|えっ…? じ、じゃあ…!!▼~
:[モズメ]|もちろんお受けいたします…~
あたいも…カムイ様のこと好きなんよ。▼~
戦争に参加したことかて、~
なんの後悔もしてへん…▼~
あたいに本当の、新しい家族ができたって…~
そう思えて幸せやわ。▼~
:[カムイ]|そうですか、モズメさん。~
ありがとうございます。▼~
これからは家族として、~
あなたを絶対に独りにしないと誓いますよ。▼~
:[モズメ]|おおきに、カムイ様。~
これからもよろしゅう頼むわ。▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[モズメ]|あんたはきっと、あたいを独りにせえへんように、~
神様が連れてきてくれた、運命の人やったんやね。~
ほんまに、大好きや!▼~
**イザナ [#ab9f7e47]
[[イザナのページへ>../イザナ#y53480bb]]
**アシュラ [#d604f013]
[[アシュラのページへ>../アシュラ#t8242622]]
**アンナ [#pd8ff03f]
[[アンナのページへ>../アンナ#n1621075]]
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