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会話集/支援会話/マイユニット(男性・僕)(子世代・白夜)
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*マイユニット(男性・僕)の支援会話 [#t1ac21ca]
#contents
~
**シノノメ [#zda128a6]
***支援C [#jf5aeec7]
:[シノノメ]|カムイさん、ちょっといいか?▼~
:[カムイ]|シノノメ、どうしたんだい?▼~
:[シノノメ]|カムイさんは「国王」について、~
どう思う?▼~
:[カムイ]|国王…?~
ええと、どういう意味かな?▼~
暗夜のガロン王や、白夜のスメラギ王、~
ミコト女王のことを言ってるの?▼~
:[シノノメ]|ああ、そうだ。~
そして未来の王について聞きたいんだ。▼~
:[カムイ]|未来の王…か。▼~
この戦争がどんな結末を~
迎えるのかわからないけど、▼~
順当に考えれば白夜はリョウマ兄さんが~
王位につくだろうね。▼~
:[シノノメ]|ま、そうだろうな。▼~
:[カムイ]|そしてその次はもちろん君の番だよ。▼~
:[シノノメ]|それは俺が父さんの息子だから…~
だよな?▼~
:[カムイ]|うん。▼~
:[シノノメ]|…………▼~
…俺は正直、~
その考えは古臭いと思うんだ。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[シノノメ]|ただ王族の長男に生まれたからって~
理由だけで…▼~
未来の王になるってのは、~
どうなんだろうな?▼~
:[カムイ]|シノノメは、~
王様になるのが不満なの?▼~
:[シノノメ]|いや、そうじゃないさ。▼~
けど俺は、今まで自分が王子だなんて~
知らずに育って来たからな。▼~
その資質には乏しいと思ってる。▼~
王は王としての器が必要だ。~
統率力ってやつがな…▼~
けど俺には、~
今のところそんなものは無い。▼~
:[カムイ]|そ、そうかな?▼~
シノノメはじゅうぶん人を~
引っ張っていく力があると思うけど。▼~
:[シノノメ]|まあ確かに、川で魚を獲るときとか~
訓練する時はそうかもしれないが…▼~
それって少数に対しての統率力だろ?▼~
俺が王になって「魚獲りに行こうぜー!」とか~
「訓練しようぜー!」って喚きちらして、▼~
誰かを引っ張っても、~
統率力とは程遠いような…▼~
:[カムイ]|ははは…~
まあ、そうかもね。▼~
:[シノノメ]|だろ?▼~
そりゃ、父さんを唸らせるほどの王になって~
民たちを導くことは魅力的だ。▼~
俺だって、できるならそうしたいさ。▼~
けど、俺よりももっと資質のある奴がいれば~
そいつが王になればいいとも思うんだよな…▼~
:[カムイ]|シノノメ…▼~
:[シノノメ]|おっと…誰か来たみたいだな。▼~
聞かれて困るわけじゃないが、~
大勢に聞かせる話でもないからな。▼~
カムイさん、~
この話はまた今度しようぜ。▼~
:[カムイ]|う、うん…▼~
~
***支援B [#f56c18a5]
:[カムイ]|あ、シノノメ。▼~
:[シノノメ]|カムイさん、ちょうどいいところに。~
この前の話の続きをしようぜ。▼~
:[カムイ]|ああ、国王論についてだね。▼~
まぁ確かに君はまだ未熟だし、▼~
統率力だってリョウマ兄さんほどは~
ないかもしれない。▼~
でも、その程度の問題はシノノメなら~
王としての弱点にはならないと思うけどな。▼~
みんなだって、未熟な点があれば~
支えてくれるだろうし…▼~
:[シノノメ]|国民や部下全員が~
この軍の奴らみたいにいい奴なら…な。▼~
でもな…全員そういうわけじゃないだろ?▼~
…例えば血筋よりも強さを重んじる、~
そういうほうが単純で良いと思わないか?▼~
:[カムイ]|強さっていうのは、どういうこと?▼~
:[シノノメ]|ああ、強さはすごく単純だ。~
強き者が誰かなんて闘えばすぐわかる。▼~
男女関係なく子供だって理解できる、~
世界で一番純粋で平等なルールさ。▼~
闘って一番強い奴が王になる!~
例えばそういう決まりだったら…▼~
もし俺が誰よりも一番強かったら、~
もっと自信を持って王になれる気がする。▼~
:[カムイ]|ど、どういう意味だい…?~
それは強き者が弱き者を支配するということ?▼~
それって…暗夜王国の、~
ガロン王のやり方と同じじゃないか?▼~
弱肉強食の世界なんて、~
僕には認められないよ!▼~
:[シノノメ]|カムイさん、そうかっかするなって。~
そんなつもりで言ったわけじゃない。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[シノノメ]|もっと単純な話さ。▼~
軍隊の隊長に筋肉隆々の奴と、~
痩せこけた奴がいたとしたら…▼~
カムイさんはどっちの軍につきたい?▼~
:[カムイ]|えっ…? そ、それは…▼~
:[シノノメ]|答えは考えるまでもないだろ?~
頼りがいがあるほうってことだよ。▼~
:[カムイ]|う、うーん…▼~
:[シノノメ]|そこで、だ。~
カムイさん…▼~
あんた、俺の代わりに~
未来の白夜王になる気はないか?▼~
:[カムイ]|ええっ!?~
な、なっ…何をいきなり言うんだよ!!▼~
:[シノノメ]|俺は…あんたには器はあると思ってる。~
単純な強さという意味においてもそうだが、▼~
それ以外に精神的な強さ、優しさ、協調性、~
色々加味した上での頼りがいってやつだ。▼~
俺は…自分よりもあんたのほうが~
未来の王様に相応しいって思ってる。▼~
きっと俺よりも、~
白夜王国を良い国にするだろうさ。▼~
:[カムイ]|シノノメ…▼~
…君は君なりの考えで、~
僕を推薦してくれたんだね。▼~
別にその考えを無下にするつもりはないよ。▼~
ただ…君がそういうつもりなら、~
僕が本当に強者であるか、試してみればいい。▼~
:[シノノメ]|なに?▼~
:[カムイ]|一対一で勝負をしよう。~
…武器はそうだな、君の得意な槍でいいよ。▼~
それで君は僕が本当に頼りがいのある~
強き者か試してみるんだ。▼~
:[シノノメ]|…おもしれぇ!~
その勝負、乗ったぜ!▼~
:[カムイ]|うん、場所と時間は改めて伝えるよ。~
じゃあ…約束だよ。▼~
~
***支援A [#pe524bd8]
:[シノノメ]|うりゃああーっ!!▼~
:[カムイ]|くっ…!▼~
:[シノノメ]|そりゃああーっ!!▼~
:[カムイ]|…っ!!▼~
:[シノノメ]|どうしたどうした! カムイさん!~
自分の強さを証明してみせろよっ!!▼~
:[カムイ]|くっ…!! さすがだね…!!~
攻防バランスの取れた槍術…!!▼~
スキがまったくない…っ!!▼~
:[シノノメ]|そっちが来ねぇなら、~
そろそろ終わらせてもらうぜ!▼~
刃の無い訓練用の槍だがな、~
手傷を負うくらい覚悟しとけよっ!!!▼~
うらあああーーーーっ!!!▼~
…!?▼~
き、消えた!?▼~
:[カムイ]|…ここだよ。▼~
:[シノノメ]|ふっ、懐に!? いつの間に…▼~
:[カムイ]|たああっ!!▼~
:[シノノメ]|ぐっ…!!!▼~
…………▼~
くっ…くそっ。▼~
:[カムイ]|首元に武器の先端を突き付けたら勝ち…~
で良かったかな?▼~
:[シノノメ]|くっそーっ!!~
もう少しで勝てると思ったんだけどな!!▼~
:[カムイ]|はははっ。君は体格がいいから~
槍みたいな武器だと大振りになりやすいんだ。▼~
一振りした後は死角ができるから、~
僕はそこを狙っていた。▼~
槍の間合いでしばらくやり合っていると、~
その距離に慣れが生じるからね。▼~
だからそれを待って…~
見計らった上で懐に飛び込んだんだよ。▼~
:[シノノメ]|なるほど…防戦一方だったのも~
全部、策のうちだったってわけか…▼~
くうーっ!! 完敗だぜ!!~
やっぱりカムイさんは強者だよ!!▼~
俺が十分認める!!▼~
:[カムイ]|そんな僕が認めるのが、君さ。▼~
:[シノノメ]|えっ…?▼~
:[カムイ]|君は確かにまだ未熟で…~
王としての覚悟も資格も乏しいかもしれない。▼~
でも、~
自分の立場に甘んじずに…▼~
白夜王国のために、自分よりも良い王が~
いるんじゃないかって考えたのは立派だよ。▼~
そして、血筋を抜きにしてでも~
王として相応しい人間になろうとしたこともね。▼~
僕は、君こそ王に相応しいって…~
そう思ってる。▼~
:[シノノメ]|カムイさん…▼~
:[カムイ]|今すぐには無理かもしれない…~
でもきっと、君は素晴らしい王になる。▼~
僕はそう信じているから…~
君ももっと、自分のことを認めてほしい。▼~
:[シノノメ]|…………▼~
そこまで言って貰ったら…~
認めるしかないな。▼~
元々俺の理屈は~
強き者に従う、だからな。▼~
俺より強いカムイさんが、~
俺のこと認めてくれるのなら…従うしかないぜ。▼~
…へへっ。▼~
:[カムイ]|シノノメもいずれわかるさ…▼~
君よりも未来の白夜王に相応しい~
人間なんていないってことを。▼~
…その時が来たら、~
僕も協力させてもらうよ。▼~
君が何の杞憂も無く、~
白夜王国を統べられるようにね。▼~
:[シノノメ]|…ああ。ありがとう。~
カムイさん…!▼~
~
**キサラギ [#lbdc252c]
***支援C [#f395ad16]
:[カムイ]|…………▼~
:[キサラギ]|…わっ!!▼~
:[カムイ]|うわああっ!!!▼~
って…キサラギ!?▼~
:[キサラギ]|へへへっ、カムイさん。~
驚いた?▼~
:[カムイ]|そりゃ、びっくりするよ。~
君…一体どこから出てきたんだい!?▼~
だってこの部屋、~
隠れられる場所なんて、どこにも…▼~
:[キサラギ]|えっへへー。~
そこは腕の見せ所ってやつだよ。▼~
僕にとっては、~
隠れられる所なんていくらでもあるんだ。▼~
その本棚の後ろとか、~
天幕の陰とかね。▼~
場合によっては壁の凹凸を利用して~
天井にへばりつくことだってできるよ!▼~
:[カムイ]|ええっ!? て、天井にへばりつくだなんて~
上忍もびっくりの技じゃないか…▼~
:[キサラギ]|でしょ?~
僕、かくれんぼ得意なんだ。▼~
:[カムイ]|かくれんぼ、かあ…懐かしいな。~
僕も小さい頃はよく、かくれんぼしたよ。▼~
:[キサラギ]|おおっ、そうなんだ!▼~
:[カムイ]|うん。外に出ることはあまりできなかったけど、~
住んでた古城はそこそこ大きかったから…▼~
色々な隠れ方を編み出したりしてたなあ。▼~
:[キサラギ]|へえー!~
じゃあ今度かくれんぼしない?▼~
できれば、森の中とかだといいなあ。~
もちろん鬼は僕がやるから。▼~
:[カムイ]|外でかくれんぼをやるの?~
僕は別にいいけど…▼~
森の中だといくらでも隠れられる場所があるし、~
鬼側のキサラギが不利なんじゃ…?▼~
:[キサラギ]|ふっふっふっ…さっきは隠れる側だったけど、~
実は僕、見つけるほうが得意なんだ。▼~
小さな頃から狩りばっかりやってたから、~
獲物を見つけるのは大得意なんだよ!▼~
:[カムイ]|おお、そうなんだね…!~
でも僕だって負けないよ!▼~
:[キサラギ]|わぁ…!~
カムイさんやる気満々だね!▼~
じゃあ、今度の対決を~
楽しみにしてるね!▼~
~
***支援B [#n53895ae]
:[キサラギ]|はいはい~、カムイさん!~
見つけた! 見つけたよ~!▼~
:[カムイ]|くっ…相変わらず見つけるの早いなぁ…▼~
落ち葉を固めて土まで盛って、~
完璧に隠れたつもりだったのに…!▼~
:[キサラギ]|ふふ~ん、何度隠れても~
僕は簡単に見つけちゃうんだよ~。▼~
:[カムイ]|あーあ…ちょっとは自信があったんだけど、~
今のところ連戦連敗じゃないか…▼~
:[キサラギ]|カムイさん、隠れる場所は~
すごく良い所を選んでるんだけど、▼~
場所を工夫するだけじゃダメなんだよ。▼~
:[カムイ]|…?~
どういうこと?▼~
:[キサラギ]|まず…どれだけ隠れても、~
匂いでわかる!▼~
:[カムイ]|匂い!? ぼ…僕、そんなに不潔にしてる~
つもりはないんだけど…▼~
:[キサラギ]|もちろん。~
だから石けんの匂いでわかるよ。 ▼~
:[カムイ]|ええっ? そんな!~
そんな微かな匂いでわかるの!?▼~
:[キサラギ]|僕は普通の人の何倍も、~
鼻が利くんだよー。▼~
あとはー、カムイさん、~
物音立てすぎかな?▼~
:[カムイ]|ううっ…それは何となくわかってた。▼~
キサラギの足音が近づいてくると、~
緊張しちゃって少し震えちゃうんだ…▼~
:[キサラギ]|やっぱりね。~
隠れる側は動かないのが基本だよ?▼~
それに元々僕は耳もいいから、~
どんな些細な物音だって聞き取っちゃうんだ!▼~
:[カムイ]|鼻も耳も良いなんて…キサラギは~
まさに狩猟のために生まれた野生児なんだね。▼~
でもそれじゃあとても僕は敵わないなぁ。▼~
:[キサラギ]|いや…そんなことないよ。▼~
実は僕、獲物を探すときに~
一番当てにしてるものがあるんだ。▼~
それを断つことができれば…▼~
カムイさんは僕から隠れ続けることが~
できるかもしれない。▼~
:[カムイ]|えっ…? 当てにしてるもの?~
匂いや物音よりも、かい?▼~
:[キサラギ]|うん…それは「気配」だよ。▼~
:[カムイ]|気配…か。言葉自体はよく聞くけど、~
実際のところ曖昧な意味の言葉だよね。▼~
:[キサラギ]|でも、僕はあると思う。▼~
人や動物…この世の生物すべてが有してる~
生命の息吹みたいなものが。▼~
死んだ者からは感じられないその気配を、~
僕は肌で感じてる。▼~
カムイさんは何故か~
その生命の息吹が人一倍大きいから、▼~
かくれんぼの時に見つけやすいのかも。▼~
:[カムイ]|そうなの?▼~
じゃあ逆に言えば、もし気配を消せたら、~
キサラギに見つからないってことだよね?▼~
:[キサラギ]|そういうことになるね!▼~
:[カムイ]|よし…気配をどうにか~
消せないか試してみる!▼~
キサラギ…~
今度また、挑戦させてもらうよ!▼~
:[キサラギ]|おおっ! わかった!~
再戦を楽しみにしてるよ!▼~
~
***支援A [#y80e5a0e]
:[キサラギ]|はぁ…はぁ…~
ま、まさか…▼~
カムイさんを見つけるのに、~
こんなに手間取っちゃうなんて…!!▼~
:[カムイ]|…隠れ始めてから~
もう半刻以上は過ぎてるね。▼~
キサラギは一向に僕を見つけられる~
様子はないみたいだし…▼~
おーい、キサラギー! これはもう、~
隠れ切ったと言ってもいいくらいだよね!?▼~
:[キサラギ]|この声、カムイさん…?▼~
う、うん…さすがにこれは負けと~
認めざるをえないね…はぁ。▼~
:[カムイ]|やった! ついにかくれんぼで~
キサラギに勝ったぞー!▼~
:[キサラギ]|今日はカムイさんの気配が~
まったく掴めなかったよ…▼~
どうやってカムイさんは~
気配を殺したの?▼~
:[カムイ]|うん、色々な方法を試したんだけど、~
一番は竜の力を制御することかな?▼~
:[キサラギ]|竜の力を…?▼~
:[カムイ]|うん、気配と言われても、やっぱり~
正直よくわからなかったから、▼~
僕は竜の力に注目してみたんだ。▼~
竜にならなくても身体中にその力が~
満ちているのは普段からわかるからね。▼~
その力の放出を抑えられないか、~
ちょっと挑戦してみたんだよ。▼~
:[キサラギ]|具体的にはどうしたの?▼~
:[カムイ]|身体の力を抜いて、~
深呼吸して息を整える。▼~
そして精神を落ち着かせて、頭をからっぽにして~
何も考えない…こんなところかな?▼~
:[キサラギ]|…うーん、いまいちピンとこないなー。~
ちょっとここでやってみてくれない?▼~
:[カムイ]|え? わ、わかったよ…うまくできるか~
わからないけれど。▼~
…はぁ~、ふぅ~。▼~
…………▼~
…………▼~
:[キサラギ]|おおっ!!▼~
:[カムイ]|…………▼~
こ、こんな感じかな?▼~
:[キサラギ]|す、すごーい! カムイさん!~
確かに気配が希薄になったというか、▼~
カムイさんの存在感が~
スッと無くなる感じがしたよ!▼~
:[カムイ]|あはは。~
キサラギに感激されると嬉しいよ。▼~
これって…ただのかくれんぼじゃなくて、~
うまく使えば戦闘の役にも立つかもしれないね。▼~
:[キサラギ]|そうだね!~
敵から逃げる時なんか、役立ちそう!▼~
:[カムイ]|よし、じゃあ気配について~
もう少し色々と挑戦してみようかな。▼~
キサラギも手伝ってくれるよね?▼~
:[キサラギ]|うん、もちろんだよ!!▼~
~
**グレイ [#s3b6a907]
***支援C [#u6d49fcf]
:[グレイ]|ちっ…また勘違いされたか。~
だから嫌だったんだ…▼~
:[カムイ]|グレイ、どうしたの?~
独り言なんて珍しいね。▼~
:[グレイ]|カムイ…~
いや…なんでもない…▼~
…あっ!!▼~
:[カムイ]|な、何? どうしたの?▼~
:[グレイ]|おい、カムイ。~
ちょっと俺と町へ出かけようぜ。▼~
:[カムイ]|突然どうしたの? 買い物かい?▼~
:[グレイ]|いや…その…な。▼~
近くの町に、すごく美味い焼き菓子を~
出す店があるって話を聞いたんだ。▼~
それで…~
一緒に行ってくれる奴を探してたんだよ。▼~
:[カムイ]|焼き菓子?~
ええと…それって甘いものってことだよね?▼~
う、うーん…~
甘いのが嫌ってわけじゃないんだけど、▼~
そういうのって普通は女の子を連れて、~
男女で行くものなんじゃないのかな…?▼~
:[グレイ]|ほら、やっぱりそう来た。~
はぁ…普通はそうなるんだよなぁ…▼~
:[カムイ]|ええっ?~
何をがっかりしてるの?▼~
:[グレイ]|実は俺も、~
最初は女を選んで誘ってたんだよ。▼~
女のほうが、甘いもの好きなやつ~
多そうだと思ってな。▼~
でも、何を勘違いしたのか、みんな~
デートの誘いだと思って色めき立つんだよ。▼~
さっきから誘っては勘違いされて、~
弁解するのを繰り返してたんだ。▼~
もう、いい加減疲れたぜ…▼~
:[カムイ]|だからグチグチ言ってたんだね…▼~
:[グレイ]|ああ…俺がしたいのは~
デートじゃないんだ。▼~
純粋に焼き菓子の美味しさを分かち合い、~
語り合う時間が欲しいんだ!▼~
:[カムイ]|おおっ…▼~
:[グレイ]|…そして俺は悟った。~
甘味を食いに行くなら男同士だってな。▼~
:[カムイ]|あはは…まぁそういう事情なら仕方ないね。~
うん、僕も興味があるから今度一緒に行こうか。▼~
:[グレイ]|ふっ、物分りが良いな。~
あんた気に入ったぜ。▼~
よし。じゃあ予定を立てるから~
ちょっと待っててくれ!▼~
:[カムイ]|グレイは本当に、~
甘いものが好きなんだなぁ…▼~
~
***支援B [#qfafb6ac]
:[グレイ]|はぁ…満足だ。▼~
あの焼き加減はまさに巧みの技だったと(※原文ママ)~
思わないか…?▼~
卵を溶いた生地の膨れ方が、~
絶妙だったぜ…▼~
:[カムイ]|そうだね、あれは美味しかった。▼~
:[グレイ]|その後で食べたやつも、~
すごかったよな…▼~
小麦の香ばしさに果物の甘酸っぱさが~
口の中で共鳴し合っていたというか…▼~
:[カムイ]|ははは…~
何だか面白い表現だね。▼~
グレイはホントにお菓子が好きなんだね。~
君の甘味に対する情熱がよくわかったよ。▼~
:[グレイ]|そ、そんなことないぜ…?▼~
:[カムイ]|はははっ、~
赤くならなくてもいいってば。▼~
:[グレイ]|それよりもカムイ、~
あんたこそもっと甘味を楽しめよ。▼~
町に食べに行った時だって、食べるより~
お土産買ってる時間のほうが長かっただろ?▼~
周りをキョロキョロ見渡して、まるで田舎から~
出てきたおのぼりさんみたいだったぜ?▼~
:[カムイ]|そう言うグレイこそ、焼き菓子のお土産を~
買うのに必死だったじゃないか。▼~
おのぼりさんは、お互い様だろ?▼~
:[グレイ]|うっ…ま、まあ確かにな。~
秘境にはあんな店なかったから…つい。▼~
:[カムイ]|あはは。その気持ちはわかるよ。▼~
僕も長い間城に閉じこもってたからね。~
ついつい珍しい物を買っちゃうんだ。▼~
:[グレイ]|だが、一番うまかった焼き菓子は~
土産用に売ってなかったのが残念だな。▼~
…どうせならあれも仲間たちに~
食わせてやりたいんだが…▼~
:[カムイ]|じゃあ、今度はみんなで行ってみる?▼~
:[グレイ]|いや…さすがに人数多すぎだろ。▼~
そうだ、今度俺が同じのを作ってやる!~
それで仲間たちにも振る舞ってやろうぜ。▼~
:[カムイ]|えっ、作れるのかい!?~
あんなにすごい焼き菓子を!?▼~
:[グレイ]|ああ、俺の甘味への情熱を舐めるなよ。~
今度作ってやるさ。▼~
寸分違わずあの味を再現してみせるから~
カムイも手伝ってくれ。▼~
:[カムイ]|う…うん! わかったよ!!▼~
~
***支援A [#o25ce92d]
:[グレイ]|よし…こんなもんか。▼~
:[カムイ]|す、すごいよ…グレイ。~
本当にあの焼き菓子を作っちゃったね。▼~
それだけじゃなくて、~
店にあった色んなお菓子まで…!▼~
これはまさに、あのお店の再現だよ!!~
こんなことができるなんて…魔法みたいだ。▼~
:[グレイ]|よせよ、ほめ過ぎだって。▼~
:[カムイ]|でも…見た目だけならまだしも、~
味も確かにあのお店と同じもの…▼~
いやそれ以上かもしれない!▼~
素人の僕にだって、あの味を再現するのは~
大変だってことくらいわかるつもりだ…▼~
一体どうやったの?▼~
:[グレイ]|そこは俺の、~
忍としての情報網の力だな。▼~
あの店がどんな材料を仕入れてるのか…~
色々とツテを使って調査したんだよ。▼~
あとは店の常連客から話を聞いて、~
作り方をだいたい推理したりな。▼~
ま、それだけじゃ芸がないから、~
俺なりのアレンジも加えていったのさ。▼~
:[カムイ]|なるほど…▼~
:[グレイ]|とはいえ、~
あの店の再現はこれで最後だ。▼~
これを続けたら…あの店の技術を、~
俺が盗んだことになっちまうからな。▼~
盗人の烙印を押されるのは御免だ。▼~
:[カムイ]|グレイ…▼~
…そうだね。じゃあこれをみんなに~
食べてもらって、それで終わりにしよう。▼~
:[グレイ]|ああ。▼~
:[カムイ]|でも…この味がこれっきりっていうのも~
勿体ないなぁ。▼~
:[グレイ]|そんな顔するな。違う焼き菓子なら、~
俺がいつでも作ってやるさ。▼~
:[カムイ]|! 本当に?▼~
:[グレイ]|ああ。お前は俺の甘味仲間だからな。~
食いたくなったらいつでも言ってくれ。▼~
お前が年を取ってじいさんに~
なっても作り続けてやるさ。▼~
たとえ来世で出会っても、~
また菓子を作ってやるよ。▼~
:[カムイ]|あはは、ありがとう。来世だなんて…~
グレイは意外とロマンチストなんだね。▼~
:[グレイ]|なんだ、今頃気付いたのか?▼~
ただ…そうだな。その時は…▼~
作るだけじゃ芸がないから、木に飴菓子を~
いっぱい吊るしておくなんてのはどうだ?▼~
:[カムイ]|はははっ、面白いね。~
ぜひそれで頼むよ。▼~
:[グレイ]|ああ、任せとけ。~
俺は約束は破らないぜ。▼~
~
**キヌ [#f5555a54]
***支援C [#w3721055]
:[キヌ]|むー…!!▼~
:[カムイ]|わっ! キ…キヌ?~
突然どうしたの?▼~
:[キヌ]|むぅぅぅぅーーー…!!▼~
:[カムイ]|何を不満そうに口を尖らせてるのさ?▼~
:[キヌ]|ねえカムイ!~
どうしてどうして!?▼~
:[カムイ]|どうしてって…?▼~
:[キヌ]|どうしてこの間の闘いの時、~
アタシが敵を倒そうとしたのを止めたの!?▼~
アタシ、わかんないよー! ぶーっ!▼~
:[カムイ]|ああ、そのことか…▼~
:[キヌ]|早く教えてよーっ!▼~
:[カムイ]|あの時、君がとどめを刺そうとしていた敵は~
もう瀕死だった…抵抗する力なんて無かったよ。▼~
だから命まで奪う必要はないと判断して、~
君を止めたんだ。▼~
:[キヌ]|どうしてどうしてーっ!?▼~
だってあいつ、最初はアタシを殺すつもりで~
かかってきたんだよ?▼~
あの時、闘う力がなくても~
回復したらまた攻撃してくるかもよ?▼~
それでアタシや仲間たちを殺そうとして~
くるかもしれないじゃない!?▼~
それに…闘いは楽しいし!!~
殺しておけば一石三鳥だよ!▼~
:[カムイ]|もしかして最後のやつが本心かい…?▼~
:[キヌ]|どっちにしてもわからないよーっ!~
もっとアタシにもわかるように教えて!▼~
:[カムイ]|う、うーん…困ったなぁ。▼~
~
***支援B [#rfe2e866]
:[キヌ]|カムイ! カムイ!!~
フガフガ…!!▼~
:[カムイ]|キヌ…どうしたの、何を言ってるか~
分からないよ…って!!▼~
口に何を加えてるの!?▼~
:[キヌ]|フガフガ…ぷはっ!!▼~
これはさっきアタシが森で仕留めた鳥だよ!~
ほら、丸々と太ってて美味しそうでしょ!▼~
後からみんなで食べよーよっ!~
アタシ、鶏肉ダイスキ~!▼~
:[カムイ]|そうなんだ。▼~
:[キヌ]|うん! お肉なのに脂身が少ないから、~
沢山食べても平気なんだよ~!▼~
:[カムイ]|確かにキヌはお肉好きにしては~
全然太ってないよね。▼~
そういえばキヌは狩りをよくするのかい?▼~
:[キヌ]|うん、そうだよ。~
アタシ、狩りダイスキ~!▼~
狩りをすれば日頃お世話になってる~
みんなへの恩返しになるし、▼~
鳥を食べると美味しいし、~
それに狩り自体とっても楽しいし~!▼~
一石三鳥にもなるんだよー!▼~
:[カムイ]|なるほど…あっ!▼~
キヌ、君は狩りをする時…~
一度に何匹も鳥を殺すのかい?▼~
:[キヌ]|えっ? 殺す数…?~
んーと…フツーは一匹かな?▼~
いっぺんに沢山殺しちゃうと~
鳥たちがいなくなっちゃうかもしれないからね。▼~
狩りの決まりごとだって、~
昔、父さんから教わったよ。▼~
:[カムイ]|…おおっ、さすがはニシキ。~
好都合かも。▼~
:[キヌ]|なにがなにがー?▼~
:[カムイ]|えっ、あっ、いや…こっちの話だよ。▼~
えーと、コホン。キヌ、その狩りの話はね。~
敵との闘いにも通じることなんだよ。▼~
:[キヌ]|んんー?~
どーいうこと?▼~
:[カムイ]|物事には何でもバランスというのがあるんだ。~
やり過ぎは良くない。▼~
常にバランスを見極めて程ほどにしておかないと、~
いつか身を滅ぼすことだってあるんだ。▼~
自分が想像もしないようなことが起きて、~
大変な事態を招くことだってあるんだ。▼~
だから、むやみやたらに敵を殺すことも、~
これから控えてほしいんだよ。▼~
:[キヌ]|う、うーん…▼~
:[カムイ]|例えば、キヌの大好きな~
お肉を食べる時だってそうだよ。▼~
脂身の多い肉を食べ過ぎると、~
太っちゃうことだってあるだろ?▼~
あれもバランスが悪いっていう例の~
一つなんだよ。▼~
:[キヌ]|そ、そっかぁ…~
バランスか。▼~
わかった、カムイ。~
アタシ、これからはバランスを考えるね。▼~
じゃあこれ、料理してくる~!▼~
:[カムイ]|…わ、わかってくれたかな?▼~
~
***支援A [#y1d35e07]
:[キヌ]|あっ! カムイー!~
カムイー!!▼~
:[カムイ]|やぁ、キヌ。今日はどうしたの?▼~
:[キヌ]|カムイ!~
さっきの闘い、ちゃんと見ててくれた!?▼~
:[カムイ]|あ、うん。ちゃんと見てたよ。~
戦意を失った敵に手を出さずにいたね。▼~
キヌ、偉いよ。よく見極めたね。▼~
:[キヌ]|えへへ~!!~
カムイに褒められちゃった!▼~
:[カムイ]|これからはああいう時は~
ちゃんと我慢できるかい?▼~
:[キヌ]|う、うーん…ホントは闘いは楽しいから、~
止めたくはないんだけど…▼~
カムイに褒められるのは~
とっても嬉しいから、それでもいいかな?▼~
:[カムイ]|あ、あはは…うん。そうそう。▼~
…あ、そうだ。▼~
これからも僕に褒められたかったら、~
ちゃんと我慢するんだよ!?▼~
:[キヌ]|了解ーっ!▼~
アタシ、もっともっとカムイに~
褒められるようにがんばるね!▼~
じゃあまたね、カムイ!▼~
:[カムイ]|ははは…純粋で屈託ないところが~
キヌの魅力なんだよな。▼~
まぁわかってくれたみたいだから…~
良かったかな。▼~
~
***支援S [#l833215f]
:[キヌ]|カムイー! カムイー!▼~
:[カムイ]|わっ…キヌ?~
ちょ、ちょっとどうしたの?▼~
わわっ、なんでそんな風に~
すり寄ってくるの?▼~
:[キヌ]|だってアタシまた闘う気のなくなった敵を~
殺さなかったんだよ!▼~
それにまた鳥を捕まえて~
みんなにご馳走したんだよ~!▼~
だから褒めてもらおうと思って!▼~
カムイにナデナデしてもらうの、~
大好きだから~!▼~
:[カムイ]|とはいえ、これはちょっと~
身体を近づけすぎだよ…▼~
わっ…ちょ、ちょっと…~
キヌ……止め、▼~
:[キヌ]|えへへ、すりすり~!▼~
:[カムイ]|だめだってば、キヌ!!▼~
:[キヌ]|えっ…カムイ…?▼~
:[カムイ]|ご、ごめん。~
突然押し戻しちゃって…▼~
:[キヌ]|ごめん…アタシ…~
カムイに嫌われちゃったの?▼~
:[カムイ]|そんなまさか!~
僕がキヌを嫌いになるわけないよ!▼~
:[キヌ]|じゃあどうして、~
すりすりさせてくれないの?▼~
いつもみたいに、~
ナデナデしてくれないの…?▼~
:[カムイ]|そ、それは…▼~
…………▼~
キヌが…とても…可愛いからだよ。▼~
:[キヌ]|えっ?▼~
:[カムイ]|キヌはとても純粋で人懐っこくて…~
なのに見た目はとても綺麗だから。▼~
近づかれると…~
僕は意識しちゃうんだ。▼~
ドキドキして混乱しちゃって、~
どうしていいかわからなくなってしまうんだ…▼~
:[キヌ]|そ、それって…~
もしかして…▼~
:[カムイ]|うん、僕はキヌの事が好きなんだよ。~
異性として意識してるってことなんだよ。▼~
…わかるかい?▼~
:[キヌ]|アタシ…それ、知ってる…!~
こ、ここ…恋ってやつでしょ?▼~
恋して…父さんと母さんから~
アタシが生まれたんだよね…?▼~
:[カムイ]|うん、そうだね。▼~
:[キヌ]|アタシ…~
アタシも、カムイと恋してみたい。▼~
:[カムイ]|キヌ…▼~
:[キヌ]|それでカムイにもっともっと~
ナデナデしたりスリスリしたりして、▼~
それから…褒められたい!▼~
:[カムイ]|それじゃあ…▼~
:[キヌ]|うん、アタシずっとアナタのそばにいる!▼~
これからもアタシのこと、~
可愛いって言ってね、カムイ?▼~
:[カムイ]|う、うんっ! もちろんだよ!~
これからもよろしくね…キヌ!▼~
~
(モーション、CV有り。)~
:[キヌ]|えへへ…アタシ、いつの間にかアナタのこと~
大好きになってたみたい!~
これからは、いっっっぱい!えへ…~
二人で、じゃれ合って…仲良く、しようね…?~
~
**ヒサメ [#uaabc809]
***支援C [#a942c1ad]
:[ヒサメ]|まったく…父さんときたら…!!~
あんな風に鼻の下を伸ばして…▼~
:[カムイ]|ヒサメ、どうしたの?~
随分とご立腹だね。▼~
:[ヒサメ]|あっ、カムイさん。~
ちょうど良かった。聞いてくれますか?▼~
:[カムイ]|う、うん…▼~
:[ヒサメ]|父さんについて、~
物申したいことがあるんです。▼~
:[カムイ]|父さん…ヒナタについて?▼~
:[ヒサメ]|はい。父さんの女性に対する態度が~
気に食わないんです。▼~
女性に甘いというかなんというか…▼~
母さんという者がありながら、他の女性に~
対してヘラヘラとし過ぎているんです!▼~
:[カムイ]|まぁ…でも女性に対して厳しいよりは~
いいんじゃないかな?▼~
:[ヒサメ]|いえ…あれは見過ごせません。▼~
さっきも露店商の女性に言い寄られて、~
鼻の下を伸ばし、高額の衣服を買っていました。▼~
あれは誘惑されて買ったに違いない!~
あんな服…我々には無用の長物なのに…▼~
:[カムイ]|なるほど…~
そんなことがあったんだね。▼~
:[ヒサメ]|一度や二度ではありません!▼~
これまで父さんは~
似たようなことを何度もしています!▼~
私は女性と会話することすら~
極力しないよう心がけているというのに…▼~
:[カムイ]|え、どうしてだい?▼~
:[ヒサメ]|どうしてって、私は見知らぬ女性と話すことが~
どうにも苦手だからですよ…!▼~
:[カムイ]|…うーん。それって、~
女性に対して弱いという意味では…▼~
ヒナタもヒサメも、~
一緒なんじゃないかな…?▼~
:[ヒサメ]|なっ…なんですって!!?▼~
:[カムイ]|なんかさ、話を聞いてると、~
二人は似た者同士って感じがしたんだ。▼~
やっぱり親子なんだなあって。~
なんだか微笑ましいというかなんというか…▼~
…あれっ、ヒサメ?▼~
:[ヒサメ]|わっ…私が…父さんと…お、同じ?~
女性に弱いという意味で…同じ?▼~
そ、そんなまさか…▼~
…………▼~
:[カムイ]|お、お~い、ヒサメ、大丈夫かい?▼~
:[ヒサメ]|す、すみません…~
ちょっと、独りにしてもらえますか…?▼~
(ヒサメ退場)~
:[カムイ]|え? おーい、ヒサメ!?▼~
う、う~ん。悪いこと言っちゃったかな?▼~
~
***支援B [#ebb72c86]
:[ヒサメ]|カムイさん、カムイさん!~
ちょっと聞いてください…!!▼~
:[カムイ]|やぁ、ヒサメ。どうしたの?~
何かあった?▼~
:[ヒサメ]|何って、父さんのことですよ…!~
女性に鼻の下を伸ばす父さんのことです!▼~
:[カムイ]|ま、まぁまぁ…落ち着いてヒサメ。~
いつもの冷静な君らしくないよ?▼~
:[ヒサメ]|…は、はい。失礼しました。▼~
:[カムイ]|で、どうしたの?▼~
:[ヒサメ]|あの…さっき父さんが、~
仲間たちに剣術を教えていたんです…▼~
:[カムイ]|ん? 別にいいじゃないか。~
むしろ良いことだと思うけど?▼~
:[ヒサメ]|それが…教えられていた仲間は、~
みんな女性だったんです!▼~
しかもニヤニヤと笑いながら手取り足取り…!~
父さんには母さんというものがありながら…!▼~
:[カムイ]|どうもヒサメの描写には脚色がありそうだけど…~
まぁそれは置いておくとして。▼~
ヒサメはヒナタと女性が話をすることすら、~
納得がいかないんだよね?▼~
:[ヒサメ]|そ、そんなことはありませんよ。▼~
私はただ…父さんが~
不特定多数の女性に対して、▼~
ヘラヘラニヤニヤしている姿が~
気に食わないんです!▼~
話すのならもっとキリっと。いつだって~
侍らしく気高く凛としていてほしいんです!▼~
:[カムイ]|…ふむ。何となくわかったよ。▼~
君のヒナタへの不満は、~
愛情の裏返しってやつなんだと思う。▼~
:[ヒサメ]|え、そうなのですか?▼~
:[カムイ]|うん。~
ヒサメはヒナタのことが好きだからこそ、▼~
理想の父親像から離れた姿が~
許せないのかも。▼~
本当は、ヒナタが女性と話しているのが~
嫌なんじゃなくて…▼~
自分が期待しない言動をされたことが~
腹立たしいんじゃないのかな。▼~
:[ヒサメ]|そ、そうなのでしょうか…▼~
:[カムイ]|もちろんこれは、~
僕の想像にすぎないけどね。▼~
でも、それだけヒナタのことを~
好きだと思ってるってことだよ。▼~
父親想いで母親想いで…~
ヒサメはとても優しい子だね。▼~
:[ヒサメ]|なんだかカムイさんに~
丸め込まれてる気もしますが…▼~
その言葉、ありがたく頂戴します。▼~
また…独りで考えさせてください。▼~
(ヒサメ退場)~
:[カムイ]|ヒサメ…▼~
~
***支援A [#b08e994b]
:[カムイ]|やあ、ヒサメ。▼~
:[ヒサメ]|カムイさん…▼~
:[カムイ]|あれ、元気無さそうだけど…もしかして~
この前のことをまだ悩んでるのかい?▼~
:[ヒサメ]|は、はい…▼~
:[カムイ]|あまり気にしないほうがいいんじゃないかな。~
ヒサメは生真面目すぎるのかもしれないよ。▼~
:[ヒサメ]|でも…私は…私と父は…確かに女性を~
意識してしまうという点では同じなんです。▼~
そしてそれは強い精神力を~
持てていないという証でもある…▼~
それは闘う者として致命的な~
弱点なのではないでしょうか?▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[ヒサメ]|そういう結論に落ち着いてしまったので、~
私は自分自身に少し落胆してしまって。▼~
:[カムイ]|…ううん、ヒサメ。~
僕は逆だと思うな。▼~
:[ヒサメ]|え…?▼~
:[カムイ]|女性を意識してしまうということは、~
自分は男として…▼~
そして相手を女性として見ているわけだし、~
異性として扱ってるということだろう?▼~
それは…~
つまり男性から見て、▼~
女性を守るべき存在として~
扱ってるってことじゃないか?▼~
:[ヒサメ]|それは…否定はしませんが。▼~
:[カムイ]|世の中には女性に対して乱暴したりする~
外道がたくさんいるだろう?▼~
そういう人間に比べれば君やヒナタは、~
立派な正義の心を持っていると言えるよ。▼~
:[ヒサメ]|…! なるほど…▼~
:[カムイ]|それに戦士とは強き心と身体で~
弱い人を守る者たちだよ。▼~
そういった意味ではヒナタもヒサメも~
立派な戦士なんだと思うよ。▼~
:[ヒサメ]|そ、そうですか…いや、確かに。~
そうだと…いいですね。ふふふっ。▼~
:[カムイ]|ヒサメ、ようやく笑ってくれたね。▼~
:[ヒサメ]|ええ…何だかかっこ悪いところばかり~
お見せしてすみませんでした。▼~
カムイさんにそう言ってもらえて、~
すごく心強く感じました。▼~
それに少しだけ…~
父さんのことも認められそうです。▼~
:[カムイ]|はははっ。▼~
:[ヒサメ]|カムイさんは~
本当に口が上手いですね。▼~
物は言いようとは、このことかもしれません。▼~
:[カムイ]|そ、それは酷いよ〜!~
僕は真実を言ったつもりなのに〜!▼~
:[ヒサメ]|嘘ですよ。気にしないでください。▼~
:[カムイ]|ははは…こんな僕で良ければ~
いつでも相談に来て。▼~
:[ヒサメ]|はい。ありがとうございました!▼~
~
**ミタマ [#g5253eb0]
***支援C [#sf5bae74]
:[カムイ]|おーい、おーい。~
ミタマ…部屋にいるんだろう?▼~
…………▼~
うーん、出てこないけど、~
物音はするんだよな…▼~
:[ミタマ]|…答えない 言わぬ理由は 出たくない。▼~
:[カムイ]|あっ、ミタマ。やっぱりいたんだね。~
ちょっと入るよ。▼~
:[ミタマ]|…!!~
カムイさん!▼~
わたくしの歌をちゃんと~
聞いてくださらなかったのですか?▼~
わたくしは「出ていかないつもりだ」と~
申し上げたのですが?▼~
:[カムイ]|うん、聞いてたよ。~
だから僕の方から入ったんだ。▼~
:[ミタマ]|は、はぁ…。~
なっ…何の用ですか?▼~
必要が なければ出ぬと 決めた道。▼~
:[カムイ]|うん、ミタマとちょっと話してみたくなって。▼~
君はいつも部屋に籠ってるけど、~
僕も似たような境遇で育ったから。▼~
:[ミタマ]|カムイさんも~
ずっと室内に籠っていたのですか…?▼~
:[カムイ]|うん、今にして思えばそういう風に~
強要されたって感じなんだけどね。▼~
君は…別に止むに止まれない事情が~
あったわけじゃないんだろう?▼~
:[ミタマ]|閉ざされた 空間こそが 至福なり…▼~
強要どころか好きで居るんですわ、わたくし。▼~
:[カムイ]|やっぱり。~
それを聞いて、話をしたくなったんだよ。▼~
ミタマはいつも部屋で何をしているの?▼~
:[ミタマ]|先ほどから詠んでいるように、~
俳句や短歌をしたためておりますの。▼~
:[カムイ]|俳句…?▼~
:[ミタマ]|俳句とは五七五からなる歌の一つで、その形の~
美しさに、わたくし惚れ込んでおります。▼~
:[カムイ]|へぇ…なんだか面白そうな趣味だね。~
五七五か…たとえば、▼~
ミタマは 俳句が好きな お嬢さん▼~
とかかな?▼~
:[ミタマ]|冒頭から四字ではありませんか!▼~
:[カムイ]|あっ…そうか。じゃあ…▼~
戦時には 武器と食糧が 重要ですね▼~
とかはどうかな?▼~
:[ミタマ]|「戦時には」しか正しくありませんし!▼~
それに最後になぜ「ね」を付けたのか~
意味がわかりません!▼~
ああ…なんと嘆かわしい。▼~
カムイさんは俳句の心というものを~
全く理解されていないようです。▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ…ごめんね、ミタマ。~
俳句の心か…なかなか難しそうだなぁ。▼~
ちょっと僕、練習してみるよ。▼~
:[ミタマ]|期待せず 零れるものは ため息よ▼~
はぁ…期待せずに待っておりますわ。▼~
~
***支援B [#ab44fe99]
:[カムイ]|昨晩の 料理はとても 不味かった▼~
今朝起きて 寝ぐせが酷く 笑われた▼~
…どうかな!?▼~
:[ミタマ]|ええ…確かに五七五にはなっておりますが。▼~
はぁ…▼~
:[カムイ]|なんでため息つくの?~
ちゃんと俳句になってるじゃないか。▼~
:[ミタマ]|俳句とは形式どおりに~
収まれば良いわけではありません。▼~
情感や情緒…~
白夜王国の古来より伝わる文化の形、▼~
それから侘びや寂びといった~
心情に伝わる要素が無ければ、▼~
とても美しいとは言えませんわ。▼~
:[カムイ]|わび…さび?▼~
:[ミタマ]|たとえば…コホン、▼~
来ぬ人を 待ち続けては 幾星霜▼~
これは戦地に向かった~
恋人を待ち続ける歌ですわ。▼~
夫を待ち焦がれる妻の気持ちを歌ったものです。~
字余りでも美しさは揺るぎないでしょう?▼~
:[カムイ]|おお…確かに!▼~
:[ミタマ]|木枯らしに 白雪こぼる 鈍の空▼~
…これは冬の訪れを~
季語で現したものですわ。▼~
:[カムイ]|あえて冬という言葉を使わずに、~
冬を表現してるってことなんだね!▼~
なるほど…情緒か。何となくわかるよ。▼~
:[ミタマ]|そこはかとなく心に訴える気持ちこそが、~
俳句の極意と言えましょう。▼~
とりあえずカムイさんは季語を入れて、~
季節を歌ってみることをお勧めしますわ。▼~
:[カムイ]|季語か…でもミタマ。季節を歌うためには、~
ミタマも外に出たほうがいいんじゃないの?▼~
:[ミタマ]|えっ…!?~
そ、それは…▼~
:[カムイ]|引き籠っていたら~
外の様子はわからないだろうし、▼~
いい考えも出てこないんじゃないかな。▼~
:[ミタマ]|そ、そうかもしれませんが…▼~
:[カムイ]|じゃあ今度、気分転換も兼ねて出かけようよ。~
外の空気を吸うのも良いと思うよ。▼~
:[ミタマ]|は、はい…わかりました。▼~
どうしてか 断り切れぬ この誘い…▼~
~
***支援A [#sd7b8e2e]
:[ミタマ]|草花の 滴に宿る 息吹かな▼~
:[カムイ]|確かに草花ってよく見ると水滴が付いてるよね。~
そこに生命の息吹を感じる…▼~
そういった意味かな?▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。▼~
夕暮れの 鳥鳴く声に 時を知る~
山間燃ゆる 声ぞ悲しき▼~
:[カムイ]|これは「夕暮れ」が季語になってるのかな?~
ちょっと寂しい感じの短歌だね。▼~
:[ミタマ]|そのとおりですわ。▼~
カムイさんも歌がよくおわかりに~
なってきて、わたくし嬉しいですわ。▼~
:[カムイ]|ははは、ありがとう。~
僕も歌を詠むのが楽しくなってきたよ。▼~
ええと…じゃあ僕も一句。~
風光る 木々の間からの 木漏れ日よ▼~
:[ミタマ]|良い歌ですわ。▼~
木漏れ日が季語になっているのかと思いきや、~
実は「風光る」が季語になっているのですね。▼~
:[カムイ]|うん、そうだよ。▼~
あとはね…▼~
夢に出で 故郷の暗き 地平かな…~
郷里を想い 振り向きもせん…▼~
:[ミタマ]|それは…~
もしや故郷を歌ったものでしょうか?▼~
:[カムイ]|あはは…うん、そうなんだ。~
この前、暗夜に住んでたころの夢を見てさ。▼~
:[ミタマ]|夢に出るほど懐かしく思いながらも、~
前を向いて歩いていくという強い意志…▼~
カムイさん…本当に上達されましたわ。~
わたくしが教えることはもうありません。▼~
:[カムイ]|そうかな? でもこれは、~
ミタマが付き合ってくれたおかげだよ。▼~
それに外に出て自然を見ていると、~
色々と案は浮かんでくるんだ。▼~
:[ミタマ]|そ…そうかもしれませんね。▼~
:[カムイ]|ミタマもこれからはもう少し~
外に出てみるのもいいんじゃないかな?▼~
元々俳句や短歌って季節の移ろいを~
楽しく歌にすることなんだからさ!▼~
:[ミタマ]|け…検討させていただきますわ。▼~
:[カムイ]|うん、じゃあまたね。▼~
(カムイ退場)~
:[ミタマ]|………………▼~
カムイさん、もしやわたくしを~
外に連れ出そうとして、わざと…?▼~
謀られて 晴れやかなりし 可笑しさよ▼~
ふふふ…▼~
~
***支援S [#kb13cf10]
:[カムイ]|…………▼~
:[ミタマ]|カムイさん…▼~
新しい歌を詠まれると聞いて来たのですが…~
どうして先ほどから黙ってらっしゃるのですか?▼~
:[カムイ]|ええと…その…恥ずかしくて。▼~
:[ミタマ]|はぁ…▼~
歌というのは創作の一種ですから、~
恥ずかしいのは当然ですわ。▼~
心の中を言葉にするのですから。~
しかしそこで立ち止まってはいけません。▼~
心中を 明かしてこその 歌心~
恥ずかしさをも 超えてみせよと▼~
心の中を曝け出すことで、歌人として、~
また一歩踏み出せるというものです。▼~
:[カムイ]|わ…わかったよ。~
じゃあミタマ…聞いてくれ。▼~
:[ミタマ]|はい。▼~
:[カムイ]|…………▼~
歌を経て 知り得たるや 恋心▼~
:[ミタマ]|…?▼~
:[カムイ]|歌に乗せ 愛しき人に 捧げよう~
心に宿る 想いの全て…▼~
:[ミタマ]|えええっ!?~
ま、まさか…それは…!▼~
:[カムイ]|あはは…ごめん。~
今のは歌というよりも、ただの告白だね。▼~
:[ミタマ]|…や、やっぱり。~
そ、そんな…わたくしのことが…?▼~
あ…~
あはれなり そぞろな心 愚かしき▼~
:[カムイ]|た、確かに突然だったよね…ごめん。▼~
:[ミタマ]|先ほどの 歌の趣 いとをかし▼~
:[カムイ]|「をかし」って…!~
嬉しいって意味だよね!▼~
:[ミタマ]|いとうれし まごころの歌 いとうれし…▼~
:[カムイ]|ええと、最初の「うれし」は…~
恐れ多いという意味かな?▼~
でも、最後の「うれし」は~
嬉しい、ってことでいいんだよね!?▼~
:[ミタマ]|ええ。その通りですわ。▼~
わたくし…こんな感動的な歌を聞いたのは…~
初めてです。▼~
:[カムイ]|ありがとう、ミタマ…~
僕もがんばったかいがあったよ!▼~
:[ミタマ]|これからもわたくしの傍で~
一緒に歌を歌ってくださいますか?▼~
:[カムイ]|うん、もちろんだよ!▼~
:[ミタマ]|わが心 いつしか踊る あはれなり▼~
うふふ…カムイさん。~
ありがとうございます!▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[ミタマ]| わたくしとしたことが…~
この気持ちを表す歌が、なかなか思いつきませんの。~
でも、とても幸せですわ…~
大好きです。わたくしだけの、あなた。▼~
~
**マトイ [#y1bed25e]
***支援C [#f0aed823]
:[カムイ]|ふあぁ…~
今日はちょっと早起きしちゃったな。▼~
:[マトイ]|はぁ、はぁ…~
あら、カムイさん。おはよう。▼~
:[カムイ]|やぁ、マトイ。おはよう。~
こんな朝早くから、どうしたの?▼~
:[マトイ]|早朝の訓練中なのよ。さっきから半刻ほど、~
この辺りを全速力で走ってたの。▼~
:[カムイ]|半刻も、全速力で…?~
す、すごいね、それは…▼~
:[マトイ]|いえ、あたしなんてまだまだよ。~
父さんはこんなものじゃないわ。▼~
もっと早起きして、山道を一日中全速力で~
駆け回っても息一つ乱さないくらいなのよ。▼~
:[カムイ]|えっ…なにそれ?~
その話ってツバキから直接聞いたの?▼~
:[マトイ]|いいえ。▼~
でも、完璧な父さんのことだから、~
そのくらいは朝飯前に違いないわ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ…~
マトイはお父さんのことを尊敬してるんだね。▼~
:[マトイ]|もちろんよ。▼~
あ。でも父さんはカムイさんのことを~
すごいって言って褒めていたわよ。▼~
剣が得意なだけじゃなくて竜にも変身できて…~
戦略にも長けて知識もあるし、人望もある…▼~
:[カムイ]|え…え!?~
そんな…▼~
:[マトイ]|しかも白夜王子でもあり、~
暗夜王子でもあり…▼~
あれだけの数奇な運命に導かれながらも、~
努力を惜しまない立派な人は他にいない…って。▼~
:[カムイ]|うっぅ…それって明らかに~
褒めすぎだと思うんだけど…▼~
:[マトイ]|そうだ、カムイさん。~
あたしの師匠になってくれないかしら?▼~
:[カムイ]|ええっ!?▼~
:[マトイ]|あの父さんが認めるほどの~
カムイさんだもの!▼~
学ぶべきところが多いはずだわ。~
ぜひ弟子にして!▼~
:[カムイ]|で、でも…▼~
…誰かに師事するなら、父親のツバキに~
お願いしたほうがいいんじゃないの?▼~
:[マトイ]|いえ…どうも父さんはそういったのが~
嫌いみたいで…▼~
いつも父さんにすごいねって話しかけたら、~
冷や汗交じりに横目で去っていくの。▼~
あっ、ちなみにその時にカムイさんが~
すごいって話をされたわ。▼~
:[カムイ]|ツバキ、君はもしかして…▼~
:[マトイ]|えっ…?~
何か言った?▼~
:[カムイ]|あっ、いや…あはは。~
何でもないよ。独り言だよ。▼~
:[マトイ]|そう…?▼~
じゃあカムイさん。▼~
これからご指導ご鞭撻のほど、~
よろしくお願いします!▼~
(マトイ退場)~
:[カムイ]|よ…弱ったなぁ。~
ツバキにはめられたのかな…▼~
輝いてる人に憧れられるというのは、~
ありがたい反面、心苦しいものだよね…▼~
ツバキの「ガッカリさせずに逃げたい」って~
いう気持ちはわかるけどさ…▼~
~
***支援B [#of063152]
:[マトイ]|はああーっ!~
せいっ!!!▼~
:[カムイ]|うわああっ!?▼~
(カムイ倒れる)~
:[マトイ]|だ、大丈夫!?~
カムイさん!!▼~
(カムイ起き上がる)~
:[カムイ]|い、痛てて…~
う、うん。大丈夫だよ、マトイ。▼~
滑って転んだだけだから。▼~
:[マトイ]|ごめんなさい…あたし、稽古中なのに~
やり過ぎてしまったわ。▼~
白熱してしまったせいで、~
つい危険な技を使ってしまったの。▼~
:[カムイ]|い、いや、君は悪くないよ。~
僕がドジだっただけさ。▼~
:[マトイ]|カムイさん…▼~
…さすがだわ!▼~
弟子の過ちをそうやってフォローすることで、~
自発的に反省しろということなのね…!▼~
:[カムイ]|ええっ!?▼~
:[マトイ]|しかもよくよく考えると…▼~
あの禁じ手はカムイさんには~
当たらなかった。▼~
転んだなんて言ってたけど、~
あれはカムイさんが避けたのよね?▼~
:[カムイ]|あっ…いや、そう見えなくもないけど、~
ただ足が滑って転んだだけなんだよ…▼~
:[マトイ]|すごいわ…カムイさん。~
あの攻撃を避けるだなんて…!▼~
もしやカムイさん…▼~
王立兵站白書第五十二巻、~
第九条のこともご存じなのね?▼~
:[カムイ]|おうりつへいたんはくしょ…?~
えっとそれ…何?▼~
:[マトイ]|第九条にこう書かれてあったわ。~
戦術とは敵を騙し、味方に気づかせること。▼~
全ての真理はそこにある…と。▼~
今カムイさんは味方のあたしに~
そう気づかせることで、▼~
戦術の真理を体現されたのね…?▼~
:[カムイ]|うううっ…誤解が誤解を招いて、~
想像もしない方向に飛躍してるよ…▼~
:[マトイ]|そして決して自らの事は誇示せず、~
あえて偶然を装ったふりをする…▼~
これは第十八巻の第八条三十ページに~
記載されていたことと相違ないわ。▼~
さすが、父さんが見込んだ~
あたしの師匠…!▼~
カムイさんに師事して、~
本当に良かったわ…▼~
:[カムイ]|あ、あははは…▼~
マトイ…良い子で努力家だけど、~
思い込みが激しいのが玉にキズだな…▼~
~
***支援A [#n4170d12]
:[マトイ]|はぁ…はぁ…▼~
:[カムイ]|マ、マトイ!?~
そんなヘトヘトの状態でどうしたの?▼~
:[マトイ]|あの…今日はその…朝の訓練が~
できなかったから、今やってる所なの…▼~
:[カムイ]|日も暮れたこんな時間に?▼~
夜に訓練なんてやるものじゃないよ。~
少しは身体を休めないと!▼~
:[マトイ]|い、いえ…これは日課なので…▼~
一日でも怠ると…せっかくのこれまでの~
努力が…無駄になってしまう…から!▼~
:[カムイ]|でもがんばり過ぎて体調を崩しちゃったら、~
元も子もないだろう?▼~
:[マトイ]|だ、大丈夫よ…健康管理も完璧だもの…~
あたし風邪なんて殆どひかないわ。▼~
栄養を考えた食事と規則正しい生活を…~
常に心がけてるから…▼~
:[カムイ]|そこまで考えてるのは確かにすごいよ。▼~
天才の父親を目指そうと努力するのも~
素晴らしいことだと思うよ…でもね。▼~
君だけが飛び抜けて強くなって、~
それでどうなるの…?▼~
:[マトイ]|え…?~
:[カムイ]|僕たちは戦場で闘ってるんだよ。~
一対一で闘う剣術の試合とは訳が違う。▼~
つまり君の傍には仲間がいて…▼~
仲間たちを守り、~
協力しながら闘わなくてはならない。▼~
:[マトイ]|ええ、わかってるわ…あたし、だからこそ、~
皆の役に立つために強くなろうと…▼~
:[カムイ]|うん、もちろんその気持ちは大事だよ。~
でも、マトイはじゅうぶん頑張ってる。▼~
君は確かに仲間のために~
強くなろうとしていたんだろうけど、▼~
それで協調性を失ったり~
身体を壊してしまっては、▼~
全てが無駄になってしまうんだよ?▼~
:[マトイ]|…………▼~
はい、カムイさんの言葉…~
心にズシンと響いたわ。▼~
あたし…~
少しやり過ぎてたかもしれない。▼~
何のためにがんばるのか、~
もう一度考え直すわ。▼~
あと、今日の訓練はお休みしちゃう!▼~
:[カムイ]|うん、そうしてもらえると僕は嬉しいよ。~
話を聞いてくれてありがとう、マトイ。▼~
:[マトイ]|えへへ…~
あたし、感動したわ。▼~
やっぱり本当にすごい人というのは、~
その人ならではの持論…▼~
いえ、哲学をお持ちなのね。~
あたし見習わなきゃ…!▼~
:[カムイ]|ええっ!?~
い、いや別にそういうつもりじゃ…!▼~
:[マトイ]|ということでカムイさん。~
引き続き指南してくれるわよね?▼~
よろしくお願いします!▼~
(マトイ退場)~
:[カムイ]|あらら…~
こんなはずじゃなかったんだけど。▼~
まあ…マトイも少し考えてくれるみたいだし、~
これで良かったのかもね。▼~
師匠としてガッカリされないように、~
僕もがんばらないと!▼~
~
***支援S [#j3b51265]
:[マトイ]| カムイさん…~
今、よ、よろしいですか?▼~
:[カムイ]|やあ、マトイ。今日はどんな訓練?~
剣術かな、それとも戦術についてかな。▼~
…僕、マトイに師事されて~
前よりはがんばってるつもりなんだ。▼~
弟子に言うのも変な話だけど…~
ははっ、君に負けないようにね。▼~
:[マトイ]|あの…あたし、~
今まで教えてもらってないことを…▼~
カムイさんに教えてほしくて。▼~
:[カムイ]|…今まで教えてないこと?▼~
よ、よーし! ドンと来てくれ。~
どんな難題を出されるか少し不安だけど、▼~
マトイの師匠を名乗るからには~
臨機応変にこなせるようにならないとね!▼~
:[マトイ]|…………▼~
:[カムイ]|あれっ? どうしたの、マトイ?~
顔を真っ赤にして…?▼~
:[マトイ]|あたし…~
ずっと父さんに憧れてきて、▼~
父さんのように強く賢く、~
完璧な人間になれるように頑張ってきたわ。▼~
でも、カムイさんに弟子入りしてから、~
強いとか賢いとかじゃなくて…▼~
人間としての魅力って~
大事なんだなって思ったの。▼~
:[カムイ]|人間としての魅力…?▼~
:[マトイ]|ええ。▼~
カムイさんは何より優しくて、~
あたしのことをすごく考えてくれる人だったわ。▼~
そしてあたしはそんな人になりたいって~
…思い始めたの。▼~
:[カムイ]|あはは。褒めてくれてありがとう。~
僕が優しいかは置いておくとしても…▼~
マトイが人間的魅力を高めたいって言うなら~
それはいい目標だと思う。▼~
…それで僕は、何を教えればいいのかな?▼~
:[マトイ]|カムイさんはとても魅力的だった。~
だからあたしは…▼~
カムイさんに…~
…恋を教えてほしいの。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
…………▼~
ええええーーっ!? 恋!?▼~
:[マトイ]|うぅ…! や、やっぱりダメかしら…?~
そうよね、だって師匠だものね。▼~
:[カムイ]|い、いや、ダメとかじゃなくて…~
恋? こい…こ、恋か…▼~
僕にそんなもの教えられるかな…▼~
というかそもそも、~
教えられるものなのかな?▼~
:[マトイ]|ああ…困惑してらっしゃる…~
これはやっぱりダメな展開だわ…▼~
どうしてあたし、~
いつも見込みのない人ばかり好きになるの…▼~
秘境にいた時も~
妻子ある世話係を好きになったし、▼~
こっちに来てからも婚約者にぞっこんの人に~
一目惚れしたりして…▼~
ああーあたしって本当に駄目な子だわ!~
こんなんじゃ父さんに顔向けできない…!▼~
:[カムイ]|えっ、今までそんな恋をしてきたの!?▼~
お、落ち着いてマトイ!~
いや、僕も落ち着くべきなんだけど…▼~
………………▼~
…マトイ。それって僕のことが~
…す、す、好きってことだよね?▼~
:[マトイ]|……そう、です。▼~
:[カムイ]|そうか…▼~
:[マトイ]|断るなら、きっぱりそう言って下さい。▼~
あたし、諦めろと言われれば~
従う自信があります。▼~
今までだって、そうだったから。~
だから…▼~
:[カムイ]|いや、そんなことは言わないよ。▼~
その…僕も君のことが、~
好きだから…▼~
:[マトイ]|え…?▼~
:[カムイ]|ねえマトイ。▼~
さっき君は僕に、~
恋を教えてほしいと言ったけど…▼~
それを教える師匠としては、恐らく学問よりも~
剣術よりも一番頼りない存在だよ、僕は。▼~
それでも…いいの?▼~
:[マトイ]|はい…もちろん!~
あたし、あなたがいいの!▼~
他の誰でもない…あなたに、~
本当の恋を教えてほしいの…!▼~
:[カムイ]|じゃあ…恋の指南、お受けするよ。~
一緒に勉強していこうか、マトイ。▼~
:[マトイ]|本当に!?~
ありがとう…!▼~
ありがとうございます、師匠!▼~
:[カムイ]|あはは。師匠はもう無しだよ。~
これからはカムイって呼んで。▼~
:[マトイ]|あ…はい。カムイ…▼~
嬉しい…~
恋が叶うって、こんなに嬉しい事なのね。▼~
あたし、こんな気持ち…初めてだわ。▼~
これからも…もっともっと~
色んな気持ちを、あたしに教えてね。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[マトイ]|好きよ…もし遠い未来で私と出会って、~
また懲りずに叶わない恋をしていたら、その時はまた…~
こうしてあたしを、迎えに来てね。▼~
~
**シャラ [#x6e95684]
***支援C [#j4bc980b]
:[カムイ]|…………▼~
:[シャラ]|…………▼~
:[カムイ]|シャラ…物陰からこっちを見るのは~
止めてくれるかな?▼~
:[シャラ]|…なぜ?~
別に貴方に迷惑はかけていないわ…▼~
:[カムイ]|確かにそうだけど…~
さすがにそれは怖いよ。▼~
僕がどこに行っても物陰から顔半分だけ~
覗かせた君と目が合うんだよ?▼~
なんだか観察されてるみたいで、~
落ち着かないよ…▼~
:[シャラ]|観察…それもいいわね…▼~
私はあくまで、~
貴方のことを見守ってるだけだけれど…▼~
:[カムイ]|見守ってるって…なんで?▼~
:[シャラ]|もちろん貴方が運命の人だからよ…▼~
:[カムイ]|ええっ!?~
ど、どうしてそういう話になるの!?▼~
:[シャラ]|だって貴方は最初に出会った時、~
私を助けてくれたでしょう?▼~
:[カムイ]|ま、まぁ…それは事実だけど、▼~
シャラはツクヨミの娘なんだし、~
仲間の家族は誰だって助けるよ。▼~
:[シャラ]|…………▼~
:[カムイ]|あれ? シャラ…どうしたの?▼~
:[シャラ]|言われてみればそうね…▼~
:[カムイ]|えっ?▼~
:[シャラ]|確かに私はあの時運命を感じたのだけど…~
どうしてそう感じてしまったのかしら…?▼~
:[カムイ]|それを僕に言われても…▼~
……あっ。▼~
:[シャラ]|?~
どうしたの、カムイ?▼~
:[カムイ]|あ、いや…何でもないんだ…▼~
:[シャラ]|でも…そうね…いいわ。その理由がわかるまで~
カムイの後をつけることにするわ…▼~
これからじっくり観察してあげる…~
うふふふ…楽しみだわ…▼~
:[カムイ]|ええっ!? それじゃあこれまでと~
何も変わらないじゃないか~!▼~
~
***支援B [#b46a48ec]
:[シャラ]|…うふ、うふふふ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[シャラ]|…うふふ、うふふふふ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[シャラ]|うふ…▼~
:[カムイ]|あの、シャラ…半笑いしながら~
後をつけるのは止めてくれないかな?▼~
:[シャラ]|半笑いじゃないわ。▼~
私は上機嫌にステップを踏みながら、~
全笑いで後をつけていたのよ。▼~
:[カムイ]|あ、そうなんだ〜。▼~
って違う! そういう問題じゃなくて…~
何がそんなに楽しいの?▼~
:[シャラ]|だって貴方を観察することで、貴方との運命を~
感じた理由が一体なんなのか…▼~
それを知ることができるのよ?~
ああ、興味深いわ…▼~
秘術の研究と同じくらい興味深いわ…~
うふふふっ…うふふふ!▼~
:[カムイ]|…………▼~
えと…ごめんね。シャラ。▼~
:[シャラ]|…カムイ、どうしたの?▼~
:[カムイ]|僕は君にその…~
隠しごとをしてるんだ。▼~
:[シャラ]|えっ…?▼~
:[カムイ]|君は幼かったから覚えてないだろうけど…▼~
君が住んでいた秘境に昔僕は一度だけ、~
行ったことがあるんだ。▼~
そして君が幼い頃に…~
僕達は出会っていた。▼~
:[シャラ]|ええっ!?▼~
:[カムイ]|その頃の君は…~
今とちょっと性格が違っていて、▼~
何にでも興味を持ってチョコマカと動き回る~
ちょっと移り気な女の子だったんだ。▼~
:[シャラ]|そう…~
自分のこととは…とても思えないわね。▼~
:[カムイ]|小さい頃のシャラは、~
人見知りもあまりしなかったんだよ。▼~
それでね、僕と一緒に遊んでるうちに、~
はしゃいで君は…崖から落ちかけたんだ。▼~
:[シャラ]|…!!▼~
もしかして…~
カムイが助けてくれたの…?▼~
:[カムイ]|うん…~
幸い落ちるまでには至らなかったけど、▼~
崖から体を掴んで引き寄せた後、~
君はしばらく呆然としていて…▼~
その日を境に君は~
社交的で移り気な性格から、▼~
内にこもりがちで一途な性格に変わったって…~
ツクヨミから聞いた。▼~
:[シャラ]|そ、そうだったの…▼~
:[カムイ]|僕もこの前思い出していたんだけど…~
ごめんね…なかなか言い出せなかったんだ。▼~
でも、さっき楽しそうにしてる君を見て…▼~
隠しごとはしちゃダメだ、~
やっぱり言うべきだって思ったんだ…▼~
:[シャラ]|…………▼~
そう…わかったわ。~
少し…独りで考えさせてちょうだい。▼~
(シャラ退場)~
:[カムイ]|あ、待ってくれ、シャラ!▼~
(シャラ再登場)~
:[シャラ]|何かしら…▼~
:[カムイ]|あのさ…~
その時のことなんだけど…▼~
:[シャラ]|…?▼~
:[カムイ]|いや、やっぱり何でもないよ…~
気にしないで…▼~
:[シャラ]|カムイ…?▼~
~
***支援A [#h0e5584e]
:[シャラ]|カムイ…今、いいかしら?▼~
この前言いかけていたこと…~
教えてもらえる?▼~
:[カムイ]|ああ、うん。▼~
シャラがまじないや呪術以外に~
興味を示さない性格になったのは、▼~
もしかしたら自分のせいなんじゃないかって…~
そう思ってしまったんだ。▼~
:[シャラ]|うふふふ…▼~
:[カムイ]|えっ!?▼~
:[シャラ]|それは…貴方は移り気で元気な~
幼子の私のほうが好きだったという意味?▼~
:[カムイ]|ええっ!?~
ぜ、全然違うよ!▼~
原因が僕だったら申し訳ないなって、~
ずっと考えていたんだ。▼~
崖から落ちかけたことがショックで~
性格が変わってしまっていたとしたら…▼~
それは一緒に遊んだ大人、~
つまり僕の責任だから…!▼~
:[シャラ]|うふふふ…だとしたらむしろ~
カムイには感謝するわ…▼~
そう…~
感謝してもしきれないくらいね…▼~
:[カムイ]|えっ…!?▼~
:[シャラ]|だって貴方のおかげで私はこうやって~
呪術の研究に没頭できるということだもの…▼~
うふふふ…確かに貴方は運命の相手、~
私の人生を変えた存在だわ…▼~
これで運命の相手と思えた理由も~
判明したわけね…うふふ、うふふふ…▼~
:[カムイ]|そ、そう…なの?▼~
そう言ってもらえると、~
確かに胸のつかえは無くなるけど…▼~
:[シャラ]|うふふ…ますます貴方のことが~
大切に思えてきた…▼~
これまで以上に…~
貴方を見守り続けるわ…▼~
:[カムイ]|ええっ!?~
結局そうなるの!?▼~
…ま、まぁいいか。▼~
あの時助けた子供がこんな風に~
元気に育ってくれたんだから。▼~
~
***支援S [#m34ca0d3]
:[カムイ]|…………▼~
後ろにいるのはわかってるよ、~
シャラ。▼~
:[シャラ]|…………▼~
どういうことかしら…?▼~
最近こっそり後をつけていても…~
すぐに気づかれてしまう…▼~
:[カムイ]|もう君に追いかけられるのは~
慣れたからね。▼~
それで…今日は何か用なの?~
いつものように後をつけるだけかい?▼~
:[シャラ]|い、いえ…私…~
貴方に言いたいことがあって…▼~
:[カムイ]|それは…幼いあの日のことを~
責めるという意味…?▼~
:[シャラ]|そうじゃない…そうじゃないの。▼~
カムイ…貴方は崖から落ちかけたことが~
ショックで、私の性格が変わったと言ったわね。▼~
:[カムイ]|うん…▼~
:[シャラ]|あれは崖から落ちかけたことが~
ショックだったわけじゃないの…▼~
ましてや性格が変わったわけでもない。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[シャラ]|あれは…~
あの時、私は貴方を好きになったのよ…▼~
:[カムイ]|……!?▼~
:[シャラ]|好きになったからこそ…▼~
貴方を追い続けることだけを~
目的に生きていくようになった…▼~
子供なんて幼い頃は皆移り気だし、~
趣味ができれば、一途にもなるわ……▼~
:[カムイ]|でもシャラは僕と会った事自体、~
ずっと忘れてたんだよね?▼~
:[シャラ]|確かにはっきりとは覚えていなかったけど…~
よく夢に見たの…▼~
顔の見えない愛しい人を…~
私が必死に追い続ける夢…▼~
そしてその人影がようやく今、~
くっきりと浮かび上がったわ…▼~
それは私を二度も助け出してくれた貴方…~
カムイだって…▼~
:[カムイ]|シャラ…▼~
そんなに前からずっと僕のことを~
好きでいてくれて、ありがとう…▼~
あの時助けたお礼にしては、~
勿体ないくらいだ。▼~
:[シャラ]|カムイ、好きよ…▼~
:[カムイ]|僕もだよ。きっと僕も…あの時から~
君を好きになっていたんだと思う。▼~
:[シャラ]|そう、嬉しいわ。▼~
…たとえ何度生まれ変わっても私は、~
一目見ただけで貴方を好きになってみせるわ。▼~
もう絶対に忘れたりしないから。▼~
どれだけ時が廻ろうとも…~
記憶を無くそうとも…▼~
私は貴方を捜し、見つけ出してみせるわ。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[シャラ]|愛しているわ…~
呪いなんかよりも強く、私は貴方を想っているの。~
この気持ちを裏切ったら、許さないわ…~
…後悔しても、もう遅いのよ…?~
~
~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#y10cf33d]
#comment
終了行:
*マイユニット(男性・僕)の支援会話 [#t1ac21ca]
#contents
~
**シノノメ [#zda128a6]
***支援C [#jf5aeec7]
:[シノノメ]|カムイさん、ちょっといいか?▼~
:[カムイ]|シノノメ、どうしたんだい?▼~
:[シノノメ]|カムイさんは「国王」について、~
どう思う?▼~
:[カムイ]|国王…?~
ええと、どういう意味かな?▼~
暗夜のガロン王や、白夜のスメラギ王、~
ミコト女王のことを言ってるの?▼~
:[シノノメ]|ああ、そうだ。~
そして未来の王について聞きたいんだ。▼~
:[カムイ]|未来の王…か。▼~
この戦争がどんな結末を~
迎えるのかわからないけど、▼~
順当に考えれば白夜はリョウマ兄さんが~
王位につくだろうね。▼~
:[シノノメ]|ま、そうだろうな。▼~
:[カムイ]|そしてその次はもちろん君の番だよ。▼~
:[シノノメ]|それは俺が父さんの息子だから…~
だよな?▼~
:[カムイ]|うん。▼~
:[シノノメ]|…………▼~
…俺は正直、~
その考えは古臭いと思うんだ。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[シノノメ]|ただ王族の長男に生まれたからって~
理由だけで…▼~
未来の王になるってのは、~
どうなんだろうな?▼~
:[カムイ]|シノノメは、~
王様になるのが不満なの?▼~
:[シノノメ]|いや、そうじゃないさ。▼~
けど俺は、今まで自分が王子だなんて~
知らずに育って来たからな。▼~
その資質には乏しいと思ってる。▼~
王は王としての器が必要だ。~
統率力ってやつがな…▼~
けど俺には、~
今のところそんなものは無い。▼~
:[カムイ]|そ、そうかな?▼~
シノノメはじゅうぶん人を~
引っ張っていく力があると思うけど。▼~
:[シノノメ]|まあ確かに、川で魚を獲るときとか~
訓練する時はそうかもしれないが…▼~
それって少数に対しての統率力だろ?▼~
俺が王になって「魚獲りに行こうぜー!」とか~
「訓練しようぜー!」って喚きちらして、▼~
誰かを引っ張っても、~
統率力とは程遠いような…▼~
:[カムイ]|ははは…~
まあ、そうかもね。▼~
:[シノノメ]|だろ?▼~
そりゃ、父さんを唸らせるほどの王になって~
民たちを導くことは魅力的だ。▼~
俺だって、できるならそうしたいさ。▼~
けど、俺よりももっと資質のある奴がいれば~
そいつが王になればいいとも思うんだよな…▼~
:[カムイ]|シノノメ…▼~
:[シノノメ]|おっと…誰か来たみたいだな。▼~
聞かれて困るわけじゃないが、~
大勢に聞かせる話でもないからな。▼~
カムイさん、~
この話はまた今度しようぜ。▼~
:[カムイ]|う、うん…▼~
~
***支援B [#f56c18a5]
:[カムイ]|あ、シノノメ。▼~
:[シノノメ]|カムイさん、ちょうどいいところに。~
この前の話の続きをしようぜ。▼~
:[カムイ]|ああ、国王論についてだね。▼~
まぁ確かに君はまだ未熟だし、▼~
統率力だってリョウマ兄さんほどは~
ないかもしれない。▼~
でも、その程度の問題はシノノメなら~
王としての弱点にはならないと思うけどな。▼~
みんなだって、未熟な点があれば~
支えてくれるだろうし…▼~
:[シノノメ]|国民や部下全員が~
この軍の奴らみたいにいい奴なら…な。▼~
でもな…全員そういうわけじゃないだろ?▼~
…例えば血筋よりも強さを重んじる、~
そういうほうが単純で良いと思わないか?▼~
:[カムイ]|強さっていうのは、どういうこと?▼~
:[シノノメ]|ああ、強さはすごく単純だ。~
強き者が誰かなんて闘えばすぐわかる。▼~
男女関係なく子供だって理解できる、~
世界で一番純粋で平等なルールさ。▼~
闘って一番強い奴が王になる!~
例えばそういう決まりだったら…▼~
もし俺が誰よりも一番強かったら、~
もっと自信を持って王になれる気がする。▼~
:[カムイ]|ど、どういう意味だい…?~
それは強き者が弱き者を支配するということ?▼~
それって…暗夜王国の、~
ガロン王のやり方と同じじゃないか?▼~
弱肉強食の世界なんて、~
僕には認められないよ!▼~
:[シノノメ]|カムイさん、そうかっかするなって。~
そんなつもりで言ったわけじゃない。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[シノノメ]|もっと単純な話さ。▼~
軍隊の隊長に筋肉隆々の奴と、~
痩せこけた奴がいたとしたら…▼~
カムイさんはどっちの軍につきたい?▼~
:[カムイ]|えっ…? そ、それは…▼~
:[シノノメ]|答えは考えるまでもないだろ?~
頼りがいがあるほうってことだよ。▼~
:[カムイ]|う、うーん…▼~
:[シノノメ]|そこで、だ。~
カムイさん…▼~
あんた、俺の代わりに~
未来の白夜王になる気はないか?▼~
:[カムイ]|ええっ!?~
な、なっ…何をいきなり言うんだよ!!▼~
:[シノノメ]|俺は…あんたには器はあると思ってる。~
単純な強さという意味においてもそうだが、▼~
それ以外に精神的な強さ、優しさ、協調性、~
色々加味した上での頼りがいってやつだ。▼~
俺は…自分よりもあんたのほうが~
未来の王様に相応しいって思ってる。▼~
きっと俺よりも、~
白夜王国を良い国にするだろうさ。▼~
:[カムイ]|シノノメ…▼~
…君は君なりの考えで、~
僕を推薦してくれたんだね。▼~
別にその考えを無下にするつもりはないよ。▼~
ただ…君がそういうつもりなら、~
僕が本当に強者であるか、試してみればいい。▼~
:[シノノメ]|なに?▼~
:[カムイ]|一対一で勝負をしよう。~
…武器はそうだな、君の得意な槍でいいよ。▼~
それで君は僕が本当に頼りがいのある~
強き者か試してみるんだ。▼~
:[シノノメ]|…おもしれぇ!~
その勝負、乗ったぜ!▼~
:[カムイ]|うん、場所と時間は改めて伝えるよ。~
じゃあ…約束だよ。▼~
~
***支援A [#pe524bd8]
:[シノノメ]|うりゃああーっ!!▼~
:[カムイ]|くっ…!▼~
:[シノノメ]|そりゃああーっ!!▼~
:[カムイ]|…っ!!▼~
:[シノノメ]|どうしたどうした! カムイさん!~
自分の強さを証明してみせろよっ!!▼~
:[カムイ]|くっ…!! さすがだね…!!~
攻防バランスの取れた槍術…!!▼~
スキがまったくない…っ!!▼~
:[シノノメ]|そっちが来ねぇなら、~
そろそろ終わらせてもらうぜ!▼~
刃の無い訓練用の槍だがな、~
手傷を負うくらい覚悟しとけよっ!!!▼~
うらあああーーーーっ!!!▼~
…!?▼~
き、消えた!?▼~
:[カムイ]|…ここだよ。▼~
:[シノノメ]|ふっ、懐に!? いつの間に…▼~
:[カムイ]|たああっ!!▼~
:[シノノメ]|ぐっ…!!!▼~
…………▼~
くっ…くそっ。▼~
:[カムイ]|首元に武器の先端を突き付けたら勝ち…~
で良かったかな?▼~
:[シノノメ]|くっそーっ!!~
もう少しで勝てると思ったんだけどな!!▼~
:[カムイ]|はははっ。君は体格がいいから~
槍みたいな武器だと大振りになりやすいんだ。▼~
一振りした後は死角ができるから、~
僕はそこを狙っていた。▼~
槍の間合いでしばらくやり合っていると、~
その距離に慣れが生じるからね。▼~
だからそれを待って…~
見計らった上で懐に飛び込んだんだよ。▼~
:[シノノメ]|なるほど…防戦一方だったのも~
全部、策のうちだったってわけか…▼~
くうーっ!! 完敗だぜ!!~
やっぱりカムイさんは強者だよ!!▼~
俺が十分認める!!▼~
:[カムイ]|そんな僕が認めるのが、君さ。▼~
:[シノノメ]|えっ…?▼~
:[カムイ]|君は確かにまだ未熟で…~
王としての覚悟も資格も乏しいかもしれない。▼~
でも、~
自分の立場に甘んじずに…▼~
白夜王国のために、自分よりも良い王が~
いるんじゃないかって考えたのは立派だよ。▼~
そして、血筋を抜きにしてでも~
王として相応しい人間になろうとしたこともね。▼~
僕は、君こそ王に相応しいって…~
そう思ってる。▼~
:[シノノメ]|カムイさん…▼~
:[カムイ]|今すぐには無理かもしれない…~
でもきっと、君は素晴らしい王になる。▼~
僕はそう信じているから…~
君ももっと、自分のことを認めてほしい。▼~
:[シノノメ]|…………▼~
そこまで言って貰ったら…~
認めるしかないな。▼~
元々俺の理屈は~
強き者に従う、だからな。▼~
俺より強いカムイさんが、~
俺のこと認めてくれるのなら…従うしかないぜ。▼~
…へへっ。▼~
:[カムイ]|シノノメもいずれわかるさ…▼~
君よりも未来の白夜王に相応しい~
人間なんていないってことを。▼~
…その時が来たら、~
僕も協力させてもらうよ。▼~
君が何の杞憂も無く、~
白夜王国を統べられるようにね。▼~
:[シノノメ]|…ああ。ありがとう。~
カムイさん…!▼~
~
**キサラギ [#lbdc252c]
***支援C [#f395ad16]
:[カムイ]|…………▼~
:[キサラギ]|…わっ!!▼~
:[カムイ]|うわああっ!!!▼~
って…キサラギ!?▼~
:[キサラギ]|へへへっ、カムイさん。~
驚いた?▼~
:[カムイ]|そりゃ、びっくりするよ。~
君…一体どこから出てきたんだい!?▼~
だってこの部屋、~
隠れられる場所なんて、どこにも…▼~
:[キサラギ]|えっへへー。~
そこは腕の見せ所ってやつだよ。▼~
僕にとっては、~
隠れられる所なんていくらでもあるんだ。▼~
その本棚の後ろとか、~
天幕の陰とかね。▼~
場合によっては壁の凹凸を利用して~
天井にへばりつくことだってできるよ!▼~
:[カムイ]|ええっ!? て、天井にへばりつくだなんて~
上忍もびっくりの技じゃないか…▼~
:[キサラギ]|でしょ?~
僕、かくれんぼ得意なんだ。▼~
:[カムイ]|かくれんぼ、かあ…懐かしいな。~
僕も小さい頃はよく、かくれんぼしたよ。▼~
:[キサラギ]|おおっ、そうなんだ!▼~
:[カムイ]|うん。外に出ることはあまりできなかったけど、~
住んでた古城はそこそこ大きかったから…▼~
色々な隠れ方を編み出したりしてたなあ。▼~
:[キサラギ]|へえー!~
じゃあ今度かくれんぼしない?▼~
できれば、森の中とかだといいなあ。~
もちろん鬼は僕がやるから。▼~
:[カムイ]|外でかくれんぼをやるの?~
僕は別にいいけど…▼~
森の中だといくらでも隠れられる場所があるし、~
鬼側のキサラギが不利なんじゃ…?▼~
:[キサラギ]|ふっふっふっ…さっきは隠れる側だったけど、~
実は僕、見つけるほうが得意なんだ。▼~
小さな頃から狩りばっかりやってたから、~
獲物を見つけるのは大得意なんだよ!▼~
:[カムイ]|おお、そうなんだね…!~
でも僕だって負けないよ!▼~
:[キサラギ]|わぁ…!~
カムイさんやる気満々だね!▼~
じゃあ、今度の対決を~
楽しみにしてるね!▼~
~
***支援B [#n53895ae]
:[キサラギ]|はいはい~、カムイさん!~
見つけた! 見つけたよ~!▼~
:[カムイ]|くっ…相変わらず見つけるの早いなぁ…▼~
落ち葉を固めて土まで盛って、~
完璧に隠れたつもりだったのに…!▼~
:[キサラギ]|ふふ~ん、何度隠れても~
僕は簡単に見つけちゃうんだよ~。▼~
:[カムイ]|あーあ…ちょっとは自信があったんだけど、~
今のところ連戦連敗じゃないか…▼~
:[キサラギ]|カムイさん、隠れる場所は~
すごく良い所を選んでるんだけど、▼~
場所を工夫するだけじゃダメなんだよ。▼~
:[カムイ]|…?~
どういうこと?▼~
:[キサラギ]|まず…どれだけ隠れても、~
匂いでわかる!▼~
:[カムイ]|匂い!? ぼ…僕、そんなに不潔にしてる~
つもりはないんだけど…▼~
:[キサラギ]|もちろん。~
だから石けんの匂いでわかるよ。 ▼~
:[カムイ]|ええっ? そんな!~
そんな微かな匂いでわかるの!?▼~
:[キサラギ]|僕は普通の人の何倍も、~
鼻が利くんだよー。▼~
あとはー、カムイさん、~
物音立てすぎかな?▼~
:[カムイ]|ううっ…それは何となくわかってた。▼~
キサラギの足音が近づいてくると、~
緊張しちゃって少し震えちゃうんだ…▼~
:[キサラギ]|やっぱりね。~
隠れる側は動かないのが基本だよ?▼~
それに元々僕は耳もいいから、~
どんな些細な物音だって聞き取っちゃうんだ!▼~
:[カムイ]|鼻も耳も良いなんて…キサラギは~
まさに狩猟のために生まれた野生児なんだね。▼~
でもそれじゃあとても僕は敵わないなぁ。▼~
:[キサラギ]|いや…そんなことないよ。▼~
実は僕、獲物を探すときに~
一番当てにしてるものがあるんだ。▼~
それを断つことができれば…▼~
カムイさんは僕から隠れ続けることが~
できるかもしれない。▼~
:[カムイ]|えっ…? 当てにしてるもの?~
匂いや物音よりも、かい?▼~
:[キサラギ]|うん…それは「気配」だよ。▼~
:[カムイ]|気配…か。言葉自体はよく聞くけど、~
実際のところ曖昧な意味の言葉だよね。▼~
:[キサラギ]|でも、僕はあると思う。▼~
人や動物…この世の生物すべてが有してる~
生命の息吹みたいなものが。▼~
死んだ者からは感じられないその気配を、~
僕は肌で感じてる。▼~
カムイさんは何故か~
その生命の息吹が人一倍大きいから、▼~
かくれんぼの時に見つけやすいのかも。▼~
:[カムイ]|そうなの?▼~
じゃあ逆に言えば、もし気配を消せたら、~
キサラギに見つからないってことだよね?▼~
:[キサラギ]|そういうことになるね!▼~
:[カムイ]|よし…気配をどうにか~
消せないか試してみる!▼~
キサラギ…~
今度また、挑戦させてもらうよ!▼~
:[キサラギ]|おおっ! わかった!~
再戦を楽しみにしてるよ!▼~
~
***支援A [#y80e5a0e]
:[キサラギ]|はぁ…はぁ…~
ま、まさか…▼~
カムイさんを見つけるのに、~
こんなに手間取っちゃうなんて…!!▼~
:[カムイ]|…隠れ始めてから~
もう半刻以上は過ぎてるね。▼~
キサラギは一向に僕を見つけられる~
様子はないみたいだし…▼~
おーい、キサラギー! これはもう、~
隠れ切ったと言ってもいいくらいだよね!?▼~
:[キサラギ]|この声、カムイさん…?▼~
う、うん…さすがにこれは負けと~
認めざるをえないね…はぁ。▼~
:[カムイ]|やった! ついにかくれんぼで~
キサラギに勝ったぞー!▼~
:[キサラギ]|今日はカムイさんの気配が~
まったく掴めなかったよ…▼~
どうやってカムイさんは~
気配を殺したの?▼~
:[カムイ]|うん、色々な方法を試したんだけど、~
一番は竜の力を制御することかな?▼~
:[キサラギ]|竜の力を…?▼~
:[カムイ]|うん、気配と言われても、やっぱり~
正直よくわからなかったから、▼~
僕は竜の力に注目してみたんだ。▼~
竜にならなくても身体中にその力が~
満ちているのは普段からわかるからね。▼~
その力の放出を抑えられないか、~
ちょっと挑戦してみたんだよ。▼~
:[キサラギ]|具体的にはどうしたの?▼~
:[カムイ]|身体の力を抜いて、~
深呼吸して息を整える。▼~
そして精神を落ち着かせて、頭をからっぽにして~
何も考えない…こんなところかな?▼~
:[キサラギ]|…うーん、いまいちピンとこないなー。~
ちょっとここでやってみてくれない?▼~
:[カムイ]|え? わ、わかったよ…うまくできるか~
わからないけれど。▼~
…はぁ~、ふぅ~。▼~
…………▼~
…………▼~
:[キサラギ]|おおっ!!▼~
:[カムイ]|…………▼~
こ、こんな感じかな?▼~
:[キサラギ]|す、すごーい! カムイさん!~
確かに気配が希薄になったというか、▼~
カムイさんの存在感が~
スッと無くなる感じがしたよ!▼~
:[カムイ]|あはは。~
キサラギに感激されると嬉しいよ。▼~
これって…ただのかくれんぼじゃなくて、~
うまく使えば戦闘の役にも立つかもしれないね。▼~
:[キサラギ]|そうだね!~
敵から逃げる時なんか、役立ちそう!▼~
:[カムイ]|よし、じゃあ気配について~
もう少し色々と挑戦してみようかな。▼~
キサラギも手伝ってくれるよね?▼~
:[キサラギ]|うん、もちろんだよ!!▼~
~
**グレイ [#s3b6a907]
***支援C [#u6d49fcf]
:[グレイ]|ちっ…また勘違いされたか。~
だから嫌だったんだ…▼~
:[カムイ]|グレイ、どうしたの?~
独り言なんて珍しいね。▼~
:[グレイ]|カムイ…~
いや…なんでもない…▼~
…あっ!!▼~
:[カムイ]|な、何? どうしたの?▼~
:[グレイ]|おい、カムイ。~
ちょっと俺と町へ出かけようぜ。▼~
:[カムイ]|突然どうしたの? 買い物かい?▼~
:[グレイ]|いや…その…な。▼~
近くの町に、すごく美味い焼き菓子を~
出す店があるって話を聞いたんだ。▼~
それで…~
一緒に行ってくれる奴を探してたんだよ。▼~
:[カムイ]|焼き菓子?~
ええと…それって甘いものってことだよね?▼~
う、うーん…~
甘いのが嫌ってわけじゃないんだけど、▼~
そういうのって普通は女の子を連れて、~
男女で行くものなんじゃないのかな…?▼~
:[グレイ]|ほら、やっぱりそう来た。~
はぁ…普通はそうなるんだよなぁ…▼~
:[カムイ]|ええっ?~
何をがっかりしてるの?▼~
:[グレイ]|実は俺も、~
最初は女を選んで誘ってたんだよ。▼~
女のほうが、甘いもの好きなやつ~
多そうだと思ってな。▼~
でも、何を勘違いしたのか、みんな~
デートの誘いだと思って色めき立つんだよ。▼~
さっきから誘っては勘違いされて、~
弁解するのを繰り返してたんだ。▼~
もう、いい加減疲れたぜ…▼~
:[カムイ]|だからグチグチ言ってたんだね…▼~
:[グレイ]|ああ…俺がしたいのは~
デートじゃないんだ。▼~
純粋に焼き菓子の美味しさを分かち合い、~
語り合う時間が欲しいんだ!▼~
:[カムイ]|おおっ…▼~
:[グレイ]|…そして俺は悟った。~
甘味を食いに行くなら男同士だってな。▼~
:[カムイ]|あはは…まぁそういう事情なら仕方ないね。~
うん、僕も興味があるから今度一緒に行こうか。▼~
:[グレイ]|ふっ、物分りが良いな。~
あんた気に入ったぜ。▼~
よし。じゃあ予定を立てるから~
ちょっと待っててくれ!▼~
:[カムイ]|グレイは本当に、~
甘いものが好きなんだなぁ…▼~
~
***支援B [#qfafb6ac]
:[グレイ]|はぁ…満足だ。▼~
あの焼き加減はまさに巧みの技だったと(※原文ママ)~
思わないか…?▼~
卵を溶いた生地の膨れ方が、~
絶妙だったぜ…▼~
:[カムイ]|そうだね、あれは美味しかった。▼~
:[グレイ]|その後で食べたやつも、~
すごかったよな…▼~
小麦の香ばしさに果物の甘酸っぱさが~
口の中で共鳴し合っていたというか…▼~
:[カムイ]|ははは…~
何だか面白い表現だね。▼~
グレイはホントにお菓子が好きなんだね。~
君の甘味に対する情熱がよくわかったよ。▼~
:[グレイ]|そ、そんなことないぜ…?▼~
:[カムイ]|はははっ、~
赤くならなくてもいいってば。▼~
:[グレイ]|それよりもカムイ、~
あんたこそもっと甘味を楽しめよ。▼~
町に食べに行った時だって、食べるより~
お土産買ってる時間のほうが長かっただろ?▼~
周りをキョロキョロ見渡して、まるで田舎から~
出てきたおのぼりさんみたいだったぜ?▼~
:[カムイ]|そう言うグレイこそ、焼き菓子のお土産を~
買うのに必死だったじゃないか。▼~
おのぼりさんは、お互い様だろ?▼~
:[グレイ]|うっ…ま、まあ確かにな。~
秘境にはあんな店なかったから…つい。▼~
:[カムイ]|あはは。その気持ちはわかるよ。▼~
僕も長い間城に閉じこもってたからね。~
ついつい珍しい物を買っちゃうんだ。▼~
:[グレイ]|だが、一番うまかった焼き菓子は~
土産用に売ってなかったのが残念だな。▼~
…どうせならあれも仲間たちに~
食わせてやりたいんだが…▼~
:[カムイ]|じゃあ、今度はみんなで行ってみる?▼~
:[グレイ]|いや…さすがに人数多すぎだろ。▼~
そうだ、今度俺が同じのを作ってやる!~
それで仲間たちにも振る舞ってやろうぜ。▼~
:[カムイ]|えっ、作れるのかい!?~
あんなにすごい焼き菓子を!?▼~
:[グレイ]|ああ、俺の甘味への情熱を舐めるなよ。~
今度作ってやるさ。▼~
寸分違わずあの味を再現してみせるから~
カムイも手伝ってくれ。▼~
:[カムイ]|う…うん! わかったよ!!▼~
~
***支援A [#o25ce92d]
:[グレイ]|よし…こんなもんか。▼~
:[カムイ]|す、すごいよ…グレイ。~
本当にあの焼き菓子を作っちゃったね。▼~
それだけじゃなくて、~
店にあった色んなお菓子まで…!▼~
これはまさに、あのお店の再現だよ!!~
こんなことができるなんて…魔法みたいだ。▼~
:[グレイ]|よせよ、ほめ過ぎだって。▼~
:[カムイ]|でも…見た目だけならまだしも、~
味も確かにあのお店と同じもの…▼~
いやそれ以上かもしれない!▼~
素人の僕にだって、あの味を再現するのは~
大変だってことくらいわかるつもりだ…▼~
一体どうやったの?▼~
:[グレイ]|そこは俺の、~
忍としての情報網の力だな。▼~
あの店がどんな材料を仕入れてるのか…~
色々とツテを使って調査したんだよ。▼~
あとは店の常連客から話を聞いて、~
作り方をだいたい推理したりな。▼~
ま、それだけじゃ芸がないから、~
俺なりのアレンジも加えていったのさ。▼~
:[カムイ]|なるほど…▼~
:[グレイ]|とはいえ、~
あの店の再現はこれで最後だ。▼~
これを続けたら…あの店の技術を、~
俺が盗んだことになっちまうからな。▼~
盗人の烙印を押されるのは御免だ。▼~
:[カムイ]|グレイ…▼~
…そうだね。じゃあこれをみんなに~
食べてもらって、それで終わりにしよう。▼~
:[グレイ]|ああ。▼~
:[カムイ]|でも…この味がこれっきりっていうのも~
勿体ないなぁ。▼~
:[グレイ]|そんな顔するな。違う焼き菓子なら、~
俺がいつでも作ってやるさ。▼~
:[カムイ]|! 本当に?▼~
:[グレイ]|ああ。お前は俺の甘味仲間だからな。~
食いたくなったらいつでも言ってくれ。▼~
お前が年を取ってじいさんに~
なっても作り続けてやるさ。▼~
たとえ来世で出会っても、~
また菓子を作ってやるよ。▼~
:[カムイ]|あはは、ありがとう。来世だなんて…~
グレイは意外とロマンチストなんだね。▼~
:[グレイ]|なんだ、今頃気付いたのか?▼~
ただ…そうだな。その時は…▼~
作るだけじゃ芸がないから、木に飴菓子を~
いっぱい吊るしておくなんてのはどうだ?▼~
:[カムイ]|はははっ、面白いね。~
ぜひそれで頼むよ。▼~
:[グレイ]|ああ、任せとけ。~
俺は約束は破らないぜ。▼~
~
**キヌ [#f5555a54]
***支援C [#w3721055]
:[キヌ]|むー…!!▼~
:[カムイ]|わっ! キ…キヌ?~
突然どうしたの?▼~
:[キヌ]|むぅぅぅぅーーー…!!▼~
:[カムイ]|何を不満そうに口を尖らせてるのさ?▼~
:[キヌ]|ねえカムイ!~
どうしてどうして!?▼~
:[カムイ]|どうしてって…?▼~
:[キヌ]|どうしてこの間の闘いの時、~
アタシが敵を倒そうとしたのを止めたの!?▼~
アタシ、わかんないよー! ぶーっ!▼~
:[カムイ]|ああ、そのことか…▼~
:[キヌ]|早く教えてよーっ!▼~
:[カムイ]|あの時、君がとどめを刺そうとしていた敵は~
もう瀕死だった…抵抗する力なんて無かったよ。▼~
だから命まで奪う必要はないと判断して、~
君を止めたんだ。▼~
:[キヌ]|どうしてどうしてーっ!?▼~
だってあいつ、最初はアタシを殺すつもりで~
かかってきたんだよ?▼~
あの時、闘う力がなくても~
回復したらまた攻撃してくるかもよ?▼~
それでアタシや仲間たちを殺そうとして~
くるかもしれないじゃない!?▼~
それに…闘いは楽しいし!!~
殺しておけば一石三鳥だよ!▼~
:[カムイ]|もしかして最後のやつが本心かい…?▼~
:[キヌ]|どっちにしてもわからないよーっ!~
もっとアタシにもわかるように教えて!▼~
:[カムイ]|う、うーん…困ったなぁ。▼~
~
***支援B [#rfe2e866]
:[キヌ]|カムイ! カムイ!!~
フガフガ…!!▼~
:[カムイ]|キヌ…どうしたの、何を言ってるか~
分からないよ…って!!▼~
口に何を加えてるの!?▼~
:[キヌ]|フガフガ…ぷはっ!!▼~
これはさっきアタシが森で仕留めた鳥だよ!~
ほら、丸々と太ってて美味しそうでしょ!▼~
後からみんなで食べよーよっ!~
アタシ、鶏肉ダイスキ~!▼~
:[カムイ]|そうなんだ。▼~
:[キヌ]|うん! お肉なのに脂身が少ないから、~
沢山食べても平気なんだよ~!▼~
:[カムイ]|確かにキヌはお肉好きにしては~
全然太ってないよね。▼~
そういえばキヌは狩りをよくするのかい?▼~
:[キヌ]|うん、そうだよ。~
アタシ、狩りダイスキ~!▼~
狩りをすれば日頃お世話になってる~
みんなへの恩返しになるし、▼~
鳥を食べると美味しいし、~
それに狩り自体とっても楽しいし~!▼~
一石三鳥にもなるんだよー!▼~
:[カムイ]|なるほど…あっ!▼~
キヌ、君は狩りをする時…~
一度に何匹も鳥を殺すのかい?▼~
:[キヌ]|えっ? 殺す数…?~
んーと…フツーは一匹かな?▼~
いっぺんに沢山殺しちゃうと~
鳥たちがいなくなっちゃうかもしれないからね。▼~
狩りの決まりごとだって、~
昔、父さんから教わったよ。▼~
:[カムイ]|…おおっ、さすがはニシキ。~
好都合かも。▼~
:[キヌ]|なにがなにがー?▼~
:[カムイ]|えっ、あっ、いや…こっちの話だよ。▼~
えーと、コホン。キヌ、その狩りの話はね。~
敵との闘いにも通じることなんだよ。▼~
:[キヌ]|んんー?~
どーいうこと?▼~
:[カムイ]|物事には何でもバランスというのがあるんだ。~
やり過ぎは良くない。▼~
常にバランスを見極めて程ほどにしておかないと、~
いつか身を滅ぼすことだってあるんだ。▼~
自分が想像もしないようなことが起きて、~
大変な事態を招くことだってあるんだ。▼~
だから、むやみやたらに敵を殺すことも、~
これから控えてほしいんだよ。▼~
:[キヌ]|う、うーん…▼~
:[カムイ]|例えば、キヌの大好きな~
お肉を食べる時だってそうだよ。▼~
脂身の多い肉を食べ過ぎると、~
太っちゃうことだってあるだろ?▼~
あれもバランスが悪いっていう例の~
一つなんだよ。▼~
:[キヌ]|そ、そっかぁ…~
バランスか。▼~
わかった、カムイ。~
アタシ、これからはバランスを考えるね。▼~
じゃあこれ、料理してくる~!▼~
:[カムイ]|…わ、わかってくれたかな?▼~
~
***支援A [#y1d35e07]
:[キヌ]|あっ! カムイー!~
カムイー!!▼~
:[カムイ]|やぁ、キヌ。今日はどうしたの?▼~
:[キヌ]|カムイ!~
さっきの闘い、ちゃんと見ててくれた!?▼~
:[カムイ]|あ、うん。ちゃんと見てたよ。~
戦意を失った敵に手を出さずにいたね。▼~
キヌ、偉いよ。よく見極めたね。▼~
:[キヌ]|えへへ~!!~
カムイに褒められちゃった!▼~
:[カムイ]|これからはああいう時は~
ちゃんと我慢できるかい?▼~
:[キヌ]|う、うーん…ホントは闘いは楽しいから、~
止めたくはないんだけど…▼~
カムイに褒められるのは~
とっても嬉しいから、それでもいいかな?▼~
:[カムイ]|あ、あはは…うん。そうそう。▼~
…あ、そうだ。▼~
これからも僕に褒められたかったら、~
ちゃんと我慢するんだよ!?▼~
:[キヌ]|了解ーっ!▼~
アタシ、もっともっとカムイに~
褒められるようにがんばるね!▼~
じゃあまたね、カムイ!▼~
:[カムイ]|ははは…純粋で屈託ないところが~
キヌの魅力なんだよな。▼~
まぁわかってくれたみたいだから…~
良かったかな。▼~
~
***支援S [#l833215f]
:[キヌ]|カムイー! カムイー!▼~
:[カムイ]|わっ…キヌ?~
ちょ、ちょっとどうしたの?▼~
わわっ、なんでそんな風に~
すり寄ってくるの?▼~
:[キヌ]|だってアタシまた闘う気のなくなった敵を~
殺さなかったんだよ!▼~
それにまた鳥を捕まえて~
みんなにご馳走したんだよ~!▼~
だから褒めてもらおうと思って!▼~
カムイにナデナデしてもらうの、~
大好きだから~!▼~
:[カムイ]|とはいえ、これはちょっと~
身体を近づけすぎだよ…▼~
わっ…ちょ、ちょっと…~
キヌ……止め、▼~
:[キヌ]|えへへ、すりすり~!▼~
:[カムイ]|だめだってば、キヌ!!▼~
:[キヌ]|えっ…カムイ…?▼~
:[カムイ]|ご、ごめん。~
突然押し戻しちゃって…▼~
:[キヌ]|ごめん…アタシ…~
カムイに嫌われちゃったの?▼~
:[カムイ]|そんなまさか!~
僕がキヌを嫌いになるわけないよ!▼~
:[キヌ]|じゃあどうして、~
すりすりさせてくれないの?▼~
いつもみたいに、~
ナデナデしてくれないの…?▼~
:[カムイ]|そ、それは…▼~
…………▼~
キヌが…とても…可愛いからだよ。▼~
:[キヌ]|えっ?▼~
:[カムイ]|キヌはとても純粋で人懐っこくて…~
なのに見た目はとても綺麗だから。▼~
近づかれると…~
僕は意識しちゃうんだ。▼~
ドキドキして混乱しちゃって、~
どうしていいかわからなくなってしまうんだ…▼~
:[キヌ]|そ、それって…~
もしかして…▼~
:[カムイ]|うん、僕はキヌの事が好きなんだよ。~
異性として意識してるってことなんだよ。▼~
…わかるかい?▼~
:[キヌ]|アタシ…それ、知ってる…!~
こ、ここ…恋ってやつでしょ?▼~
恋して…父さんと母さんから~
アタシが生まれたんだよね…?▼~
:[カムイ]|うん、そうだね。▼~
:[キヌ]|アタシ…~
アタシも、カムイと恋してみたい。▼~
:[カムイ]|キヌ…▼~
:[キヌ]|それでカムイにもっともっと~
ナデナデしたりスリスリしたりして、▼~
それから…褒められたい!▼~
:[カムイ]|それじゃあ…▼~
:[キヌ]|うん、アタシずっとアナタのそばにいる!▼~
これからもアタシのこと、~
可愛いって言ってね、カムイ?▼~
:[カムイ]|う、うんっ! もちろんだよ!~
これからもよろしくね…キヌ!▼~
~
(モーション、CV有り。)~
:[キヌ]|えへへ…アタシ、いつの間にかアナタのこと~
大好きになってたみたい!~
これからは、いっっっぱい!えへ…~
二人で、じゃれ合って…仲良く、しようね…?~
~
**ヒサメ [#uaabc809]
***支援C [#a942c1ad]
:[ヒサメ]|まったく…父さんときたら…!!~
あんな風に鼻の下を伸ばして…▼~
:[カムイ]|ヒサメ、どうしたの?~
随分とご立腹だね。▼~
:[ヒサメ]|あっ、カムイさん。~
ちょうど良かった。聞いてくれますか?▼~
:[カムイ]|う、うん…▼~
:[ヒサメ]|父さんについて、~
物申したいことがあるんです。▼~
:[カムイ]|父さん…ヒナタについて?▼~
:[ヒサメ]|はい。父さんの女性に対する態度が~
気に食わないんです。▼~
女性に甘いというかなんというか…▼~
母さんという者がありながら、他の女性に~
対してヘラヘラとし過ぎているんです!▼~
:[カムイ]|まぁ…でも女性に対して厳しいよりは~
いいんじゃないかな?▼~
:[ヒサメ]|いえ…あれは見過ごせません。▼~
さっきも露店商の女性に言い寄られて、~
鼻の下を伸ばし、高額の衣服を買っていました。▼~
あれは誘惑されて買ったに違いない!~
あんな服…我々には無用の長物なのに…▼~
:[カムイ]|なるほど…~
そんなことがあったんだね。▼~
:[ヒサメ]|一度や二度ではありません!▼~
これまで父さんは~
似たようなことを何度もしています!▼~
私は女性と会話することすら~
極力しないよう心がけているというのに…▼~
:[カムイ]|え、どうしてだい?▼~
:[ヒサメ]|どうしてって、私は見知らぬ女性と話すことが~
どうにも苦手だからですよ…!▼~
:[カムイ]|…うーん。それって、~
女性に対して弱いという意味では…▼~
ヒナタもヒサメも、~
一緒なんじゃないかな…?▼~
:[ヒサメ]|なっ…なんですって!!?▼~
:[カムイ]|なんかさ、話を聞いてると、~
二人は似た者同士って感じがしたんだ。▼~
やっぱり親子なんだなあって。~
なんだか微笑ましいというかなんというか…▼~
…あれっ、ヒサメ?▼~
:[ヒサメ]|わっ…私が…父さんと…お、同じ?~
女性に弱いという意味で…同じ?▼~
そ、そんなまさか…▼~
…………▼~
:[カムイ]|お、お~い、ヒサメ、大丈夫かい?▼~
:[ヒサメ]|す、すみません…~
ちょっと、独りにしてもらえますか…?▼~
(ヒサメ退場)~
:[カムイ]|え? おーい、ヒサメ!?▼~
う、う~ん。悪いこと言っちゃったかな?▼~
~
***支援B [#ebb72c86]
:[ヒサメ]|カムイさん、カムイさん!~
ちょっと聞いてください…!!▼~
:[カムイ]|やぁ、ヒサメ。どうしたの?~
何かあった?▼~
:[ヒサメ]|何って、父さんのことですよ…!~
女性に鼻の下を伸ばす父さんのことです!▼~
:[カムイ]|ま、まぁまぁ…落ち着いてヒサメ。~
いつもの冷静な君らしくないよ?▼~
:[ヒサメ]|…は、はい。失礼しました。▼~
:[カムイ]|で、どうしたの?▼~
:[ヒサメ]|あの…さっき父さんが、~
仲間たちに剣術を教えていたんです…▼~
:[カムイ]|ん? 別にいいじゃないか。~
むしろ良いことだと思うけど?▼~
:[ヒサメ]|それが…教えられていた仲間は、~
みんな女性だったんです!▼~
しかもニヤニヤと笑いながら手取り足取り…!~
父さんには母さんというものがありながら…!▼~
:[カムイ]|どうもヒサメの描写には脚色がありそうだけど…~
まぁそれは置いておくとして。▼~
ヒサメはヒナタと女性が話をすることすら、~
納得がいかないんだよね?▼~
:[ヒサメ]|そ、そんなことはありませんよ。▼~
私はただ…父さんが~
不特定多数の女性に対して、▼~
ヘラヘラニヤニヤしている姿が~
気に食わないんです!▼~
話すのならもっとキリっと。いつだって~
侍らしく気高く凛としていてほしいんです!▼~
:[カムイ]|…ふむ。何となくわかったよ。▼~
君のヒナタへの不満は、~
愛情の裏返しってやつなんだと思う。▼~
:[ヒサメ]|え、そうなのですか?▼~
:[カムイ]|うん。~
ヒサメはヒナタのことが好きだからこそ、▼~
理想の父親像から離れた姿が~
許せないのかも。▼~
本当は、ヒナタが女性と話しているのが~
嫌なんじゃなくて…▼~
自分が期待しない言動をされたことが~
腹立たしいんじゃないのかな。▼~
:[ヒサメ]|そ、そうなのでしょうか…▼~
:[カムイ]|もちろんこれは、~
僕の想像にすぎないけどね。▼~
でも、それだけヒナタのことを~
好きだと思ってるってことだよ。▼~
父親想いで母親想いで…~
ヒサメはとても優しい子だね。▼~
:[ヒサメ]|なんだかカムイさんに~
丸め込まれてる気もしますが…▼~
その言葉、ありがたく頂戴します。▼~
また…独りで考えさせてください。▼~
(ヒサメ退場)~
:[カムイ]|ヒサメ…▼~
~
***支援A [#b08e994b]
:[カムイ]|やあ、ヒサメ。▼~
:[ヒサメ]|カムイさん…▼~
:[カムイ]|あれ、元気無さそうだけど…もしかして~
この前のことをまだ悩んでるのかい?▼~
:[ヒサメ]|は、はい…▼~
:[カムイ]|あまり気にしないほうがいいんじゃないかな。~
ヒサメは生真面目すぎるのかもしれないよ。▼~
:[ヒサメ]|でも…私は…私と父は…確かに女性を~
意識してしまうという点では同じなんです。▼~
そしてそれは強い精神力を~
持てていないという証でもある…▼~
それは闘う者として致命的な~
弱点なのではないでしょうか?▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[ヒサメ]|そういう結論に落ち着いてしまったので、~
私は自分自身に少し落胆してしまって。▼~
:[カムイ]|…ううん、ヒサメ。~
僕は逆だと思うな。▼~
:[ヒサメ]|え…?▼~
:[カムイ]|女性を意識してしまうということは、~
自分は男として…▼~
そして相手を女性として見ているわけだし、~
異性として扱ってるということだろう?▼~
それは…~
つまり男性から見て、▼~
女性を守るべき存在として~
扱ってるってことじゃないか?▼~
:[ヒサメ]|それは…否定はしませんが。▼~
:[カムイ]|世の中には女性に対して乱暴したりする~
外道がたくさんいるだろう?▼~
そういう人間に比べれば君やヒナタは、~
立派な正義の心を持っていると言えるよ。▼~
:[ヒサメ]|…! なるほど…▼~
:[カムイ]|それに戦士とは強き心と身体で~
弱い人を守る者たちだよ。▼~
そういった意味ではヒナタもヒサメも~
立派な戦士なんだと思うよ。▼~
:[ヒサメ]|そ、そうですか…いや、確かに。~
そうだと…いいですね。ふふふっ。▼~
:[カムイ]|ヒサメ、ようやく笑ってくれたね。▼~
:[ヒサメ]|ええ…何だかかっこ悪いところばかり~
お見せしてすみませんでした。▼~
カムイさんにそう言ってもらえて、~
すごく心強く感じました。▼~
それに少しだけ…~
父さんのことも認められそうです。▼~
:[カムイ]|はははっ。▼~
:[ヒサメ]|カムイさんは~
本当に口が上手いですね。▼~
物は言いようとは、このことかもしれません。▼~
:[カムイ]|そ、それは酷いよ〜!~
僕は真実を言ったつもりなのに〜!▼~
:[ヒサメ]|嘘ですよ。気にしないでください。▼~
:[カムイ]|ははは…こんな僕で良ければ~
いつでも相談に来て。▼~
:[ヒサメ]|はい。ありがとうございました!▼~
~
**ミタマ [#g5253eb0]
***支援C [#sf5bae74]
:[カムイ]|おーい、おーい。~
ミタマ…部屋にいるんだろう?▼~
…………▼~
うーん、出てこないけど、~
物音はするんだよな…▼~
:[ミタマ]|…答えない 言わぬ理由は 出たくない。▼~
:[カムイ]|あっ、ミタマ。やっぱりいたんだね。~
ちょっと入るよ。▼~
:[ミタマ]|…!!~
カムイさん!▼~
わたくしの歌をちゃんと~
聞いてくださらなかったのですか?▼~
わたくしは「出ていかないつもりだ」と~
申し上げたのですが?▼~
:[カムイ]|うん、聞いてたよ。~
だから僕の方から入ったんだ。▼~
:[ミタマ]|は、はぁ…。~
なっ…何の用ですか?▼~
必要が なければ出ぬと 決めた道。▼~
:[カムイ]|うん、ミタマとちょっと話してみたくなって。▼~
君はいつも部屋に籠ってるけど、~
僕も似たような境遇で育ったから。▼~
:[ミタマ]|カムイさんも~
ずっと室内に籠っていたのですか…?▼~
:[カムイ]|うん、今にして思えばそういう風に~
強要されたって感じなんだけどね。▼~
君は…別に止むに止まれない事情が~
あったわけじゃないんだろう?▼~
:[ミタマ]|閉ざされた 空間こそが 至福なり…▼~
強要どころか好きで居るんですわ、わたくし。▼~
:[カムイ]|やっぱり。~
それを聞いて、話をしたくなったんだよ。▼~
ミタマはいつも部屋で何をしているの?▼~
:[ミタマ]|先ほどから詠んでいるように、~
俳句や短歌をしたためておりますの。▼~
:[カムイ]|俳句…?▼~
:[ミタマ]|俳句とは五七五からなる歌の一つで、その形の~
美しさに、わたくし惚れ込んでおります。▼~
:[カムイ]|へぇ…なんだか面白そうな趣味だね。~
五七五か…たとえば、▼~
ミタマは 俳句が好きな お嬢さん▼~
とかかな?▼~
:[ミタマ]|冒頭から四字ではありませんか!▼~
:[カムイ]|あっ…そうか。じゃあ…▼~
戦時には 武器と食糧が 重要ですね▼~
とかはどうかな?▼~
:[ミタマ]|「戦時には」しか正しくありませんし!▼~
それに最後になぜ「ね」を付けたのか~
意味がわかりません!▼~
ああ…なんと嘆かわしい。▼~
カムイさんは俳句の心というものを~
全く理解されていないようです。▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ…ごめんね、ミタマ。~
俳句の心か…なかなか難しそうだなぁ。▼~
ちょっと僕、練習してみるよ。▼~
:[ミタマ]|期待せず 零れるものは ため息よ▼~
はぁ…期待せずに待っておりますわ。▼~
~
***支援B [#ab44fe99]
:[カムイ]|昨晩の 料理はとても 不味かった▼~
今朝起きて 寝ぐせが酷く 笑われた▼~
…どうかな!?▼~
:[ミタマ]|ええ…確かに五七五にはなっておりますが。▼~
はぁ…▼~
:[カムイ]|なんでため息つくの?~
ちゃんと俳句になってるじゃないか。▼~
:[ミタマ]|俳句とは形式どおりに~
収まれば良いわけではありません。▼~
情感や情緒…~
白夜王国の古来より伝わる文化の形、▼~
それから侘びや寂びといった~
心情に伝わる要素が無ければ、▼~
とても美しいとは言えませんわ。▼~
:[カムイ]|わび…さび?▼~
:[ミタマ]|たとえば…コホン、▼~
来ぬ人を 待ち続けては 幾星霜▼~
これは戦地に向かった~
恋人を待ち続ける歌ですわ。▼~
夫を待ち焦がれる妻の気持ちを歌ったものです。~
字余りでも美しさは揺るぎないでしょう?▼~
:[カムイ]|おお…確かに!▼~
:[ミタマ]|木枯らしに 白雪こぼる 鈍の空▼~
…これは冬の訪れを~
季語で現したものですわ。▼~
:[カムイ]|あえて冬という言葉を使わずに、~
冬を表現してるってことなんだね!▼~
なるほど…情緒か。何となくわかるよ。▼~
:[ミタマ]|そこはかとなく心に訴える気持ちこそが、~
俳句の極意と言えましょう。▼~
とりあえずカムイさんは季語を入れて、~
季節を歌ってみることをお勧めしますわ。▼~
:[カムイ]|季語か…でもミタマ。季節を歌うためには、~
ミタマも外に出たほうがいいんじゃないの?▼~
:[ミタマ]|えっ…!?~
そ、それは…▼~
:[カムイ]|引き籠っていたら~
外の様子はわからないだろうし、▼~
いい考えも出てこないんじゃないかな。▼~
:[ミタマ]|そ、そうかもしれませんが…▼~
:[カムイ]|じゃあ今度、気分転換も兼ねて出かけようよ。~
外の空気を吸うのも良いと思うよ。▼~
:[ミタマ]|は、はい…わかりました。▼~
どうしてか 断り切れぬ この誘い…▼~
~
***支援A [#sd7b8e2e]
:[ミタマ]|草花の 滴に宿る 息吹かな▼~
:[カムイ]|確かに草花ってよく見ると水滴が付いてるよね。~
そこに生命の息吹を感じる…▼~
そういった意味かな?▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。▼~
夕暮れの 鳥鳴く声に 時を知る~
山間燃ゆる 声ぞ悲しき▼~
:[カムイ]|これは「夕暮れ」が季語になってるのかな?~
ちょっと寂しい感じの短歌だね。▼~
:[ミタマ]|そのとおりですわ。▼~
カムイさんも歌がよくおわかりに~
なってきて、わたくし嬉しいですわ。▼~
:[カムイ]|ははは、ありがとう。~
僕も歌を詠むのが楽しくなってきたよ。▼~
ええと…じゃあ僕も一句。~
風光る 木々の間からの 木漏れ日よ▼~
:[ミタマ]|良い歌ですわ。▼~
木漏れ日が季語になっているのかと思いきや、~
実は「風光る」が季語になっているのですね。▼~
:[カムイ]|うん、そうだよ。▼~
あとはね…▼~
夢に出で 故郷の暗き 地平かな…~
郷里を想い 振り向きもせん…▼~
:[ミタマ]|それは…~
もしや故郷を歌ったものでしょうか?▼~
:[カムイ]|あはは…うん、そうなんだ。~
この前、暗夜に住んでたころの夢を見てさ。▼~
:[ミタマ]|夢に出るほど懐かしく思いながらも、~
前を向いて歩いていくという強い意志…▼~
カムイさん…本当に上達されましたわ。~
わたくしが教えることはもうありません。▼~
:[カムイ]|そうかな? でもこれは、~
ミタマが付き合ってくれたおかげだよ。▼~
それに外に出て自然を見ていると、~
色々と案は浮かんでくるんだ。▼~
:[ミタマ]|そ…そうかもしれませんね。▼~
:[カムイ]|ミタマもこれからはもう少し~
外に出てみるのもいいんじゃないかな?▼~
元々俳句や短歌って季節の移ろいを~
楽しく歌にすることなんだからさ!▼~
:[ミタマ]|け…検討させていただきますわ。▼~
:[カムイ]|うん、じゃあまたね。▼~
(カムイ退場)~
:[ミタマ]|………………▼~
カムイさん、もしやわたくしを~
外に連れ出そうとして、わざと…?▼~
謀られて 晴れやかなりし 可笑しさよ▼~
ふふふ…▼~
~
***支援S [#kb13cf10]
:[カムイ]|…………▼~
:[ミタマ]|カムイさん…▼~
新しい歌を詠まれると聞いて来たのですが…~
どうして先ほどから黙ってらっしゃるのですか?▼~
:[カムイ]|ええと…その…恥ずかしくて。▼~
:[ミタマ]|はぁ…▼~
歌というのは創作の一種ですから、~
恥ずかしいのは当然ですわ。▼~
心の中を言葉にするのですから。~
しかしそこで立ち止まってはいけません。▼~
心中を 明かしてこその 歌心~
恥ずかしさをも 超えてみせよと▼~
心の中を曝け出すことで、歌人として、~
また一歩踏み出せるというものです。▼~
:[カムイ]|わ…わかったよ。~
じゃあミタマ…聞いてくれ。▼~
:[ミタマ]|はい。▼~
:[カムイ]|…………▼~
歌を経て 知り得たるや 恋心▼~
:[ミタマ]|…?▼~
:[カムイ]|歌に乗せ 愛しき人に 捧げよう~
心に宿る 想いの全て…▼~
:[ミタマ]|えええっ!?~
ま、まさか…それは…!▼~
:[カムイ]|あはは…ごめん。~
今のは歌というよりも、ただの告白だね。▼~
:[ミタマ]|…や、やっぱり。~
そ、そんな…わたくしのことが…?▼~
あ…~
あはれなり そぞろな心 愚かしき▼~
:[カムイ]|た、確かに突然だったよね…ごめん。▼~
:[ミタマ]|先ほどの 歌の趣 いとをかし▼~
:[カムイ]|「をかし」って…!~
嬉しいって意味だよね!▼~
:[ミタマ]|いとうれし まごころの歌 いとうれし…▼~
:[カムイ]|ええと、最初の「うれし」は…~
恐れ多いという意味かな?▼~
でも、最後の「うれし」は~
嬉しい、ってことでいいんだよね!?▼~
:[ミタマ]|ええ。その通りですわ。▼~
わたくし…こんな感動的な歌を聞いたのは…~
初めてです。▼~
:[カムイ]|ありがとう、ミタマ…~
僕もがんばったかいがあったよ!▼~
:[ミタマ]|これからもわたくしの傍で~
一緒に歌を歌ってくださいますか?▼~
:[カムイ]|うん、もちろんだよ!▼~
:[ミタマ]|わが心 いつしか踊る あはれなり▼~
うふふ…カムイさん。~
ありがとうございます!▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[ミタマ]| わたくしとしたことが…~
この気持ちを表す歌が、なかなか思いつきませんの。~
でも、とても幸せですわ…~
大好きです。わたくしだけの、あなた。▼~
~
**マトイ [#y1bed25e]
***支援C [#f0aed823]
:[カムイ]|ふあぁ…~
今日はちょっと早起きしちゃったな。▼~
:[マトイ]|はぁ、はぁ…~
あら、カムイさん。おはよう。▼~
:[カムイ]|やぁ、マトイ。おはよう。~
こんな朝早くから、どうしたの?▼~
:[マトイ]|早朝の訓練中なのよ。さっきから半刻ほど、~
この辺りを全速力で走ってたの。▼~
:[カムイ]|半刻も、全速力で…?~
す、すごいね、それは…▼~
:[マトイ]|いえ、あたしなんてまだまだよ。~
父さんはこんなものじゃないわ。▼~
もっと早起きして、山道を一日中全速力で~
駆け回っても息一つ乱さないくらいなのよ。▼~
:[カムイ]|えっ…なにそれ?~
その話ってツバキから直接聞いたの?▼~
:[マトイ]|いいえ。▼~
でも、完璧な父さんのことだから、~
そのくらいは朝飯前に違いないわ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ…~
マトイはお父さんのことを尊敬してるんだね。▼~
:[マトイ]|もちろんよ。▼~
あ。でも父さんはカムイさんのことを~
すごいって言って褒めていたわよ。▼~
剣が得意なだけじゃなくて竜にも変身できて…~
戦略にも長けて知識もあるし、人望もある…▼~
:[カムイ]|え…え!?~
そんな…▼~
:[マトイ]|しかも白夜王子でもあり、~
暗夜王子でもあり…▼~
あれだけの数奇な運命に導かれながらも、~
努力を惜しまない立派な人は他にいない…って。▼~
:[カムイ]|うっぅ…それって明らかに~
褒めすぎだと思うんだけど…▼~
:[マトイ]|そうだ、カムイさん。~
あたしの師匠になってくれないかしら?▼~
:[カムイ]|ええっ!?▼~
:[マトイ]|あの父さんが認めるほどの~
カムイさんだもの!▼~
学ぶべきところが多いはずだわ。~
ぜひ弟子にして!▼~
:[カムイ]|で、でも…▼~
…誰かに師事するなら、父親のツバキに~
お願いしたほうがいいんじゃないの?▼~
:[マトイ]|いえ…どうも父さんはそういったのが~
嫌いみたいで…▼~
いつも父さんにすごいねって話しかけたら、~
冷や汗交じりに横目で去っていくの。▼~
あっ、ちなみにその時にカムイさんが~
すごいって話をされたわ。▼~
:[カムイ]|ツバキ、君はもしかして…▼~
:[マトイ]|えっ…?~
何か言った?▼~
:[カムイ]|あっ、いや…あはは。~
何でもないよ。独り言だよ。▼~
:[マトイ]|そう…?▼~
じゃあカムイさん。▼~
これからご指導ご鞭撻のほど、~
よろしくお願いします!▼~
(マトイ退場)~
:[カムイ]|よ…弱ったなぁ。~
ツバキにはめられたのかな…▼~
輝いてる人に憧れられるというのは、~
ありがたい反面、心苦しいものだよね…▼~
ツバキの「ガッカリさせずに逃げたい」って~
いう気持ちはわかるけどさ…▼~
~
***支援B [#of063152]
:[マトイ]|はああーっ!~
せいっ!!!▼~
:[カムイ]|うわああっ!?▼~
(カムイ倒れる)~
:[マトイ]|だ、大丈夫!?~
カムイさん!!▼~
(カムイ起き上がる)~
:[カムイ]|い、痛てて…~
う、うん。大丈夫だよ、マトイ。▼~
滑って転んだだけだから。▼~
:[マトイ]|ごめんなさい…あたし、稽古中なのに~
やり過ぎてしまったわ。▼~
白熱してしまったせいで、~
つい危険な技を使ってしまったの。▼~
:[カムイ]|い、いや、君は悪くないよ。~
僕がドジだっただけさ。▼~
:[マトイ]|カムイさん…▼~
…さすがだわ!▼~
弟子の過ちをそうやってフォローすることで、~
自発的に反省しろということなのね…!▼~
:[カムイ]|ええっ!?▼~
:[マトイ]|しかもよくよく考えると…▼~
あの禁じ手はカムイさんには~
当たらなかった。▼~
転んだなんて言ってたけど、~
あれはカムイさんが避けたのよね?▼~
:[カムイ]|あっ…いや、そう見えなくもないけど、~
ただ足が滑って転んだだけなんだよ…▼~
:[マトイ]|すごいわ…カムイさん。~
あの攻撃を避けるだなんて…!▼~
もしやカムイさん…▼~
王立兵站白書第五十二巻、~
第九条のこともご存じなのね?▼~
:[カムイ]|おうりつへいたんはくしょ…?~
えっとそれ…何?▼~
:[マトイ]|第九条にこう書かれてあったわ。~
戦術とは敵を騙し、味方に気づかせること。▼~
全ての真理はそこにある…と。▼~
今カムイさんは味方のあたしに~
そう気づかせることで、▼~
戦術の真理を体現されたのね…?▼~
:[カムイ]|うううっ…誤解が誤解を招いて、~
想像もしない方向に飛躍してるよ…▼~
:[マトイ]|そして決して自らの事は誇示せず、~
あえて偶然を装ったふりをする…▼~
これは第十八巻の第八条三十ページに~
記載されていたことと相違ないわ。▼~
さすが、父さんが見込んだ~
あたしの師匠…!▼~
カムイさんに師事して、~
本当に良かったわ…▼~
:[カムイ]|あ、あははは…▼~
マトイ…良い子で努力家だけど、~
思い込みが激しいのが玉にキズだな…▼~
~
***支援A [#n4170d12]
:[マトイ]|はぁ…はぁ…▼~
:[カムイ]|マ、マトイ!?~
そんなヘトヘトの状態でどうしたの?▼~
:[マトイ]|あの…今日はその…朝の訓練が~
できなかったから、今やってる所なの…▼~
:[カムイ]|日も暮れたこんな時間に?▼~
夜に訓練なんてやるものじゃないよ。~
少しは身体を休めないと!▼~
:[マトイ]|い、いえ…これは日課なので…▼~
一日でも怠ると…せっかくのこれまでの~
努力が…無駄になってしまう…から!▼~
:[カムイ]|でもがんばり過ぎて体調を崩しちゃったら、~
元も子もないだろう?▼~
:[マトイ]|だ、大丈夫よ…健康管理も完璧だもの…~
あたし風邪なんて殆どひかないわ。▼~
栄養を考えた食事と規則正しい生活を…~
常に心がけてるから…▼~
:[カムイ]|そこまで考えてるのは確かにすごいよ。▼~
天才の父親を目指そうと努力するのも~
素晴らしいことだと思うよ…でもね。▼~
君だけが飛び抜けて強くなって、~
それでどうなるの…?▼~
:[マトイ]|え…?~
:[カムイ]|僕たちは戦場で闘ってるんだよ。~
一対一で闘う剣術の試合とは訳が違う。▼~
つまり君の傍には仲間がいて…▼~
仲間たちを守り、~
協力しながら闘わなくてはならない。▼~
:[マトイ]|ええ、わかってるわ…あたし、だからこそ、~
皆の役に立つために強くなろうと…▼~
:[カムイ]|うん、もちろんその気持ちは大事だよ。~
でも、マトイはじゅうぶん頑張ってる。▼~
君は確かに仲間のために~
強くなろうとしていたんだろうけど、▼~
それで協調性を失ったり~
身体を壊してしまっては、▼~
全てが無駄になってしまうんだよ?▼~
:[マトイ]|…………▼~
はい、カムイさんの言葉…~
心にズシンと響いたわ。▼~
あたし…~
少しやり過ぎてたかもしれない。▼~
何のためにがんばるのか、~
もう一度考え直すわ。▼~
あと、今日の訓練はお休みしちゃう!▼~
:[カムイ]|うん、そうしてもらえると僕は嬉しいよ。~
話を聞いてくれてありがとう、マトイ。▼~
:[マトイ]|えへへ…~
あたし、感動したわ。▼~
やっぱり本当にすごい人というのは、~
その人ならではの持論…▼~
いえ、哲学をお持ちなのね。~
あたし見習わなきゃ…!▼~
:[カムイ]|ええっ!?~
い、いや別にそういうつもりじゃ…!▼~
:[マトイ]|ということでカムイさん。~
引き続き指南してくれるわよね?▼~
よろしくお願いします!▼~
(マトイ退場)~
:[カムイ]|あらら…~
こんなはずじゃなかったんだけど。▼~
まあ…マトイも少し考えてくれるみたいだし、~
これで良かったのかもね。▼~
師匠としてガッカリされないように、~
僕もがんばらないと!▼~
~
***支援S [#j3b51265]
:[マトイ]| カムイさん…~
今、よ、よろしいですか?▼~
:[カムイ]|やあ、マトイ。今日はどんな訓練?~
剣術かな、それとも戦術についてかな。▼~
…僕、マトイに師事されて~
前よりはがんばってるつもりなんだ。▼~
弟子に言うのも変な話だけど…~
ははっ、君に負けないようにね。▼~
:[マトイ]|あの…あたし、~
今まで教えてもらってないことを…▼~
カムイさんに教えてほしくて。▼~
:[カムイ]|…今まで教えてないこと?▼~
よ、よーし! ドンと来てくれ。~
どんな難題を出されるか少し不安だけど、▼~
マトイの師匠を名乗るからには~
臨機応変にこなせるようにならないとね!▼~
:[マトイ]|…………▼~
:[カムイ]|あれっ? どうしたの、マトイ?~
顔を真っ赤にして…?▼~
:[マトイ]|あたし…~
ずっと父さんに憧れてきて、▼~
父さんのように強く賢く、~
完璧な人間になれるように頑張ってきたわ。▼~
でも、カムイさんに弟子入りしてから、~
強いとか賢いとかじゃなくて…▼~
人間としての魅力って~
大事なんだなって思ったの。▼~
:[カムイ]|人間としての魅力…?▼~
:[マトイ]|ええ。▼~
カムイさんは何より優しくて、~
あたしのことをすごく考えてくれる人だったわ。▼~
そしてあたしはそんな人になりたいって~
…思い始めたの。▼~
:[カムイ]|あはは。褒めてくれてありがとう。~
僕が優しいかは置いておくとしても…▼~
マトイが人間的魅力を高めたいって言うなら~
それはいい目標だと思う。▼~
…それで僕は、何を教えればいいのかな?▼~
:[マトイ]|カムイさんはとても魅力的だった。~
だからあたしは…▼~
カムイさんに…~
…恋を教えてほしいの。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
…………▼~
ええええーーっ!? 恋!?▼~
:[マトイ]|うぅ…! や、やっぱりダメかしら…?~
そうよね、だって師匠だものね。▼~
:[カムイ]|い、いや、ダメとかじゃなくて…~
恋? こい…こ、恋か…▼~
僕にそんなもの教えられるかな…▼~
というかそもそも、~
教えられるものなのかな?▼~
:[マトイ]|ああ…困惑してらっしゃる…~
これはやっぱりダメな展開だわ…▼~
どうしてあたし、~
いつも見込みのない人ばかり好きになるの…▼~
秘境にいた時も~
妻子ある世話係を好きになったし、▼~
こっちに来てからも婚約者にぞっこんの人に~
一目惚れしたりして…▼~
ああーあたしって本当に駄目な子だわ!~
こんなんじゃ父さんに顔向けできない…!▼~
:[カムイ]|えっ、今までそんな恋をしてきたの!?▼~
お、落ち着いてマトイ!~
いや、僕も落ち着くべきなんだけど…▼~
………………▼~
…マトイ。それって僕のことが~
…す、す、好きってことだよね?▼~
:[マトイ]|……そう、です。▼~
:[カムイ]|そうか…▼~
:[マトイ]|断るなら、きっぱりそう言って下さい。▼~
あたし、諦めろと言われれば~
従う自信があります。▼~
今までだって、そうだったから。~
だから…▼~
:[カムイ]|いや、そんなことは言わないよ。▼~
その…僕も君のことが、~
好きだから…▼~
:[マトイ]|え…?▼~
:[カムイ]|ねえマトイ。▼~
さっき君は僕に、~
恋を教えてほしいと言ったけど…▼~
それを教える師匠としては、恐らく学問よりも~
剣術よりも一番頼りない存在だよ、僕は。▼~
それでも…いいの?▼~
:[マトイ]|はい…もちろん!~
あたし、あなたがいいの!▼~
他の誰でもない…あなたに、~
本当の恋を教えてほしいの…!▼~
:[カムイ]|じゃあ…恋の指南、お受けするよ。~
一緒に勉強していこうか、マトイ。▼~
:[マトイ]|本当に!?~
ありがとう…!▼~
ありがとうございます、師匠!▼~
:[カムイ]|あはは。師匠はもう無しだよ。~
これからはカムイって呼んで。▼~
:[マトイ]|あ…はい。カムイ…▼~
嬉しい…~
恋が叶うって、こんなに嬉しい事なのね。▼~
あたし、こんな気持ち…初めてだわ。▼~
これからも…もっともっと~
色んな気持ちを、あたしに教えてね。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[マトイ]|好きよ…もし遠い未来で私と出会って、~
また懲りずに叶わない恋をしていたら、その時はまた…~
こうしてあたしを、迎えに来てね。▼~
~
**シャラ [#x6e95684]
***支援C [#j4bc980b]
:[カムイ]|…………▼~
:[シャラ]|…………▼~
:[カムイ]|シャラ…物陰からこっちを見るのは~
止めてくれるかな?▼~
:[シャラ]|…なぜ?~
別に貴方に迷惑はかけていないわ…▼~
:[カムイ]|確かにそうだけど…~
さすがにそれは怖いよ。▼~
僕がどこに行っても物陰から顔半分だけ~
覗かせた君と目が合うんだよ?▼~
なんだか観察されてるみたいで、~
落ち着かないよ…▼~
:[シャラ]|観察…それもいいわね…▼~
私はあくまで、~
貴方のことを見守ってるだけだけれど…▼~
:[カムイ]|見守ってるって…なんで?▼~
:[シャラ]|もちろん貴方が運命の人だからよ…▼~
:[カムイ]|ええっ!?~
ど、どうしてそういう話になるの!?▼~
:[シャラ]|だって貴方は最初に出会った時、~
私を助けてくれたでしょう?▼~
:[カムイ]|ま、まぁ…それは事実だけど、▼~
シャラはツクヨミの娘なんだし、~
仲間の家族は誰だって助けるよ。▼~
:[シャラ]|…………▼~
:[カムイ]|あれ? シャラ…どうしたの?▼~
:[シャラ]|言われてみればそうね…▼~
:[カムイ]|えっ?▼~
:[シャラ]|確かに私はあの時運命を感じたのだけど…~
どうしてそう感じてしまったのかしら…?▼~
:[カムイ]|それを僕に言われても…▼~
……あっ。▼~
:[シャラ]|?~
どうしたの、カムイ?▼~
:[カムイ]|あ、いや…何でもないんだ…▼~
:[シャラ]|でも…そうね…いいわ。その理由がわかるまで~
カムイの後をつけることにするわ…▼~
これからじっくり観察してあげる…~
うふふふ…楽しみだわ…▼~
:[カムイ]|ええっ!? それじゃあこれまでと~
何も変わらないじゃないか~!▼~
~
***支援B [#b46a48ec]
:[シャラ]|…うふ、うふふふ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[シャラ]|…うふふ、うふふふふ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[シャラ]|うふ…▼~
:[カムイ]|あの、シャラ…半笑いしながら~
後をつけるのは止めてくれないかな?▼~
:[シャラ]|半笑いじゃないわ。▼~
私は上機嫌にステップを踏みながら、~
全笑いで後をつけていたのよ。▼~
:[カムイ]|あ、そうなんだ〜。▼~
って違う! そういう問題じゃなくて…~
何がそんなに楽しいの?▼~
:[シャラ]|だって貴方を観察することで、貴方との運命を~
感じた理由が一体なんなのか…▼~
それを知ることができるのよ?~
ああ、興味深いわ…▼~
秘術の研究と同じくらい興味深いわ…~
うふふふっ…うふふふ!▼~
:[カムイ]|…………▼~
えと…ごめんね。シャラ。▼~
:[シャラ]|…カムイ、どうしたの?▼~
:[カムイ]|僕は君にその…~
隠しごとをしてるんだ。▼~
:[シャラ]|えっ…?▼~
:[カムイ]|君は幼かったから覚えてないだろうけど…▼~
君が住んでいた秘境に昔僕は一度だけ、~
行ったことがあるんだ。▼~
そして君が幼い頃に…~
僕達は出会っていた。▼~
:[シャラ]|ええっ!?▼~
:[カムイ]|その頃の君は…~
今とちょっと性格が違っていて、▼~
何にでも興味を持ってチョコマカと動き回る~
ちょっと移り気な女の子だったんだ。▼~
:[シャラ]|そう…~
自分のこととは…とても思えないわね。▼~
:[カムイ]|小さい頃のシャラは、~
人見知りもあまりしなかったんだよ。▼~
それでね、僕と一緒に遊んでるうちに、~
はしゃいで君は…崖から落ちかけたんだ。▼~
:[シャラ]|…!!▼~
もしかして…~
カムイが助けてくれたの…?▼~
:[カムイ]|うん…~
幸い落ちるまでには至らなかったけど、▼~
崖から体を掴んで引き寄せた後、~
君はしばらく呆然としていて…▼~
その日を境に君は~
社交的で移り気な性格から、▼~
内にこもりがちで一途な性格に変わったって…~
ツクヨミから聞いた。▼~
:[シャラ]|そ、そうだったの…▼~
:[カムイ]|僕もこの前思い出していたんだけど…~
ごめんね…なかなか言い出せなかったんだ。▼~
でも、さっき楽しそうにしてる君を見て…▼~
隠しごとはしちゃダメだ、~
やっぱり言うべきだって思ったんだ…▼~
:[シャラ]|…………▼~
そう…わかったわ。~
少し…独りで考えさせてちょうだい。▼~
(シャラ退場)~
:[カムイ]|あ、待ってくれ、シャラ!▼~
(シャラ再登場)~
:[シャラ]|何かしら…▼~
:[カムイ]|あのさ…~
その時のことなんだけど…▼~
:[シャラ]|…?▼~
:[カムイ]|いや、やっぱり何でもないよ…~
気にしないで…▼~
:[シャラ]|カムイ…?▼~
~
***支援A [#h0e5584e]
:[シャラ]|カムイ…今、いいかしら?▼~
この前言いかけていたこと…~
教えてもらえる?▼~
:[カムイ]|ああ、うん。▼~
シャラがまじないや呪術以外に~
興味を示さない性格になったのは、▼~
もしかしたら自分のせいなんじゃないかって…~
そう思ってしまったんだ。▼~
:[シャラ]|うふふふ…▼~
:[カムイ]|えっ!?▼~
:[シャラ]|それは…貴方は移り気で元気な~
幼子の私のほうが好きだったという意味?▼~
:[カムイ]|ええっ!?~
ぜ、全然違うよ!▼~
原因が僕だったら申し訳ないなって、~
ずっと考えていたんだ。▼~
崖から落ちかけたことがショックで~
性格が変わってしまっていたとしたら…▼~
それは一緒に遊んだ大人、~
つまり僕の責任だから…!▼~
:[シャラ]|うふふふ…だとしたらむしろ~
カムイには感謝するわ…▼~
そう…~
感謝してもしきれないくらいね…▼~
:[カムイ]|えっ…!?▼~
:[シャラ]|だって貴方のおかげで私はこうやって~
呪術の研究に没頭できるということだもの…▼~
うふふふ…確かに貴方は運命の相手、~
私の人生を変えた存在だわ…▼~
これで運命の相手と思えた理由も~
判明したわけね…うふふ、うふふふ…▼~
:[カムイ]|そ、そう…なの?▼~
そう言ってもらえると、~
確かに胸のつかえは無くなるけど…▼~
:[シャラ]|うふふ…ますます貴方のことが~
大切に思えてきた…▼~
これまで以上に…~
貴方を見守り続けるわ…▼~
:[カムイ]|ええっ!?~
結局そうなるの!?▼~
…ま、まぁいいか。▼~
あの時助けた子供がこんな風に~
元気に育ってくれたんだから。▼~
~
***支援S [#m34ca0d3]
:[カムイ]|…………▼~
後ろにいるのはわかってるよ、~
シャラ。▼~
:[シャラ]|…………▼~
どういうことかしら…?▼~
最近こっそり後をつけていても…~
すぐに気づかれてしまう…▼~
:[カムイ]|もう君に追いかけられるのは~
慣れたからね。▼~
それで…今日は何か用なの?~
いつものように後をつけるだけかい?▼~
:[シャラ]|い、いえ…私…~
貴方に言いたいことがあって…▼~
:[カムイ]|それは…幼いあの日のことを~
責めるという意味…?▼~
:[シャラ]|そうじゃない…そうじゃないの。▼~
カムイ…貴方は崖から落ちかけたことが~
ショックで、私の性格が変わったと言ったわね。▼~
:[カムイ]|うん…▼~
:[シャラ]|あれは崖から落ちかけたことが~
ショックだったわけじゃないの…▼~
ましてや性格が変わったわけでもない。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[シャラ]|あれは…~
あの時、私は貴方を好きになったのよ…▼~
:[カムイ]|……!?▼~
:[シャラ]|好きになったからこそ…▼~
貴方を追い続けることだけを~
目的に生きていくようになった…▼~
子供なんて幼い頃は皆移り気だし、~
趣味ができれば、一途にもなるわ……▼~
:[カムイ]|でもシャラは僕と会った事自体、~
ずっと忘れてたんだよね?▼~
:[シャラ]|確かにはっきりとは覚えていなかったけど…~
よく夢に見たの…▼~
顔の見えない愛しい人を…~
私が必死に追い続ける夢…▼~
そしてその人影がようやく今、~
くっきりと浮かび上がったわ…▼~
それは私を二度も助け出してくれた貴方…~
カムイだって…▼~
:[カムイ]|シャラ…▼~
そんなに前からずっと僕のことを~
好きでいてくれて、ありがとう…▼~
あの時助けたお礼にしては、~
勿体ないくらいだ。▼~
:[シャラ]|カムイ、好きよ…▼~
:[カムイ]|僕もだよ。きっと僕も…あの時から~
君を好きになっていたんだと思う。▼~
:[シャラ]|そう、嬉しいわ。▼~
…たとえ何度生まれ変わっても私は、~
一目見ただけで貴方を好きになってみせるわ。▼~
もう絶対に忘れたりしないから。▼~
どれだけ時が廻ろうとも…~
記憶を無くそうとも…▼~
私は貴方を捜し、見つけ出してみせるわ。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[シャラ]|愛しているわ…~
呪いなんかよりも強く、私は貴方を想っているの。~
この気持ちを裏切ったら、許さないわ…~
…後悔しても、もう遅いのよ…?~
~
~
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