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会話集/支援会話/マイユニット(男性・俺)(親世代・白夜)
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*マイユニット(男性・俺)の支援会話 [#efff1f8b]
#contents
**アクア [#ge9c2c67]
※アクアとの支援は、白夜・暗夜・透魔で内容が異なる~
***支援C [#af115310]
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|やあ、アクア。~
ここは風が気持ちいいな。▼~
:[アクア]|カムイ…どうしたの?▼~
:[カムイ]|ちょっと気晴らしに来ただけだ。~
アクアもそうなのか?▼~
:[アクア]|ええ。ここの木漏れ日と木々の香りは、~
白夜の王城を思い出して、懐かしいから…▼~
:[カムイ]|そうか。なんだか羨ましいな。▼~
暗夜王国は日中も薄暗いし、~
岩と砂の匂いしかしないからな。▼~
:[アクア]|…カムイ。▼~
ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|えっ…何がだ?▼~
:[アクア]|本当なら、白夜の王城で過ごすのは~
あなたのはずだったのに…▼~
軽率なことを言ってしまって、~
ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|そ、そんなことは気にしていないぞ。▼~
それに、俺が暗夜王国にいたのは~
別にアクアのせいじゃないんだし…▼~
:[アクア]|いいえ。それでも私は…~
ずっと謝りたいと思っていたの。▼~
あなたが本来享受すべきだった~
白夜王国での幸せは…▼~
私が代わりに受けてしまったようなものだから。▼~
:[カムイ]|アクア…▼~
:[アクア]|あなたに与えられたはずの家族からの愛も、~
王家の者としての権威も…▼~
結果的に受け取ってしまったのは私。▼~
…それに私も少しだけ、~
暗夜王国にいたからわかるの。▼~
あなたがどれほど辛い境遇の中で~
暮らしてきたか…▼~
それを想像するだけで、私は…▼~
:[カムイ]|なるほど…~
アクアの言いたいことはわかる。▼~
だが…俺はあまり~
そういう風には考えていないんだ。▼~
暗夜での生活も、~
嫌なことばかりじゃなかったぜ。▼~
:[アクア]|ほんとに…?▼~
:[カムイ]|ああ、たとえば…▼~
…あ、すまない。この後、~
次の行軍についての会議があるんだ。▼~
じゃあアクア、今度また話す。▼~
:[アクア]|え、ええ…▼~
…………▼~
~
***支援B [#xad0230c]
:[カムイ]|アクア。~
また、ここにいたんだな。~
:[アクア]|カムイ。▼~
ええ。ここにいれば、またあなたと~
話ができるかもしれないと思って。▼~
あなたが暗夜王国にいた頃の話…~
聞かせてくれるかしら?▼~
:[カムイ]|ああ、もちろん。▼~
:[アクア]|カムイは…~
どんなところに住んでいたの?▼~
:[カムイ]|俺は北の城塞という、~
人里離れた古城の中で暮らしていたんだ。▼~
ほとんど出歩くこともできなかったし、~
会う人も制限されていた。▼~
:[アクア]|そう…▼~
:[カムイ]|でも俺は…それでも寂しくなかった。~
確かに不自由さを感じたことはあったけど、▼~
身の回りの世話をしてくれる人たちとは、~
家族みたいにずっと一緒だったし、▼~
マークス兄さんたちも、~
よく遊びに来てくれた。▼~
エリーゼなんかは、毎日城塞に来て~
一緒に遊ぼうって、うるさくてさ…▼~
:[アクア]|ふふ…~
賑やかで、楽しそうね。▼~
:[カムイ]|ああ。▼~
それにあの城にはたくさんの文献があって、~
何冊読んでも全然読み切れないくらいだった。▼~
よくフェリシアやジョーカーと読み比べをして、~
得た知識を競い合ったりもした。▼~
そうだ…俺はあの場所で、~
色んなことを学んだ…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|あの城で暮らしたことしかないから、~
そう思ってしまうのかもしれないが…▼~
あの場所が今の俺を作り上げたと言えると思う。~
あそこが俺の…故郷なんだ。▼~
:[アクア]|そうだったのね…ごめんなさい。▼~
カムイの気持ちも考えずに、~
一方的なことを言ってしまって。▼~
私の暗夜王国に対して抱いている印象とは、~
少し違っているのね。▼~
:[カムイ]|そうかもしれないな。▼~
色々思い出してたら、~
なんだかあの城が懐かしくなってきたな。▼~
:[アクア]|いつかきっと…また帰れるわよ。▼~
:[カムイ]|ああ…▼~
そのためにも俺たちは暗夜王を倒し、~
この戦争を終わらせなくてはな。▼~
:[アクア]|ええ、そうね。▼~
~
***支援A [#y3a724f9]
:[アクア]|またここにいたのね、カムイ。▼~
:[カムイ]|やぁ、アクア。▼~
気晴らしに来てみたんだが、~
ちょっと今日は天気が悪かったな。▼~
:[アクア]|ええ、風も強いわ。~
嵐が来るのかもしれない…▼~
:[カムイ]|そうだな…まるで暗夜の空みたいだ。▼~
:[アクア]|カムイ…また暗夜での暮らしのことを~
思い出しているの?▼~
:[カムイ]|ん…いや。~
でも少しだけ、考えていたんだ。▼~
アクアと俺はとても似た境遇にあるのに、~
暗夜に対する考え方はかなり違ってる。▼~
:[アクア]|そうね…私の暗夜に対する印象は、~
あまり良いものではない…▼~
今でも、あなたの過去の話は~
少し信じがたいもの。▼~
暗夜にも、そんなに温かな時間が~
存在するなんて、思わなかった…▼~
:[カムイ]|白夜の仲間たちからすれば、~
その考え方が当然なんだろうな。▼~
:[アクア]|でも、その溝をどうにかして~
埋めていくことこそが、▼~
明るい未来へと繋がっている気がするわ。~
…どちらが良い悪い、じゃなくて。▼~
:[カムイ]|アクア…▼~
ああ、俺も、そう思う。▼~
:[アクア]|私たちがこして一緒に~
白夜軍として闘っていることは、▼~
きっとその答えを見出すために天に与えられた~
宿命なのね。▼~
これからも似た境遇の者同士、~
手を取り合っていきましょう。▼~
この世界を…守るために。▼~
:[カムイ]|そうだな。~
俺にできることは何でもするつもりだ。▼~
これからもよろしくな…アクア。▼~
~
***支援S [#z68b1bb7]
:[カムイ]|アクア…▼~
:[アクア]|どうしたの、カムイ?~
急にまたこの場所に呼び出して…▼~
:[カムイ]|あ、ああ。今から話すことはせっかくだから~
ここで言いたいと思ったんだ。▼~
:[アクア]|……?▼~
:[カムイ]|えっと…▼~
:[アクア]|…カムイ、どうしたの?~
今日はちょっと変よ?▼~
:[カムイ]|い、いや、何でもない。▼~
俺は…この間、二人は似た者同士だが~
だいぶ考え方が違うと言ったよな?▼~
:[アクア]|えっ?~
ええ…確かに言っていたわね。▼~
:[カムイ]|しかし、よく考えてみて…~
あれはやっぱり、少し違うと思ったんだ。▼~
:[アクア]|どういうことかしら?▼~
:[カムイ]|もちろん俺にはジョーカーやフェリシアたちが~
いてくれたのが大きかったんだが…▼~
世界はもっと…~
優しさに溢れていると思う。▼~
アクアは、~
それに気づいてないだけなんだ。▼~
:[アクア]|…暗夜を悪だと決めつけてはいけないと?▼~
:[カムイ]|あ、いや…そこまで大袈裟なことを~
言うつもりはないんだ。▼~
でも…俺は…アクアだからこそ…~
知ってほしい。▼~
世界には…ここで感じる木漏れ日みたいに、~
アクアを受け止める優しさや愛があると。▼~
お前のすぐ近くには…▼~
お前を心から、~
愛する奴がいるということを。▼~
:[アクア]|…カムイ?~
そ、それって…▼~
:[カムイ]|ああ。俺が教えたいんだ。~
アクアに…愛することの素晴らしさを。▼~
:[アクア]|…カムイ。▼~
嬉しいわ…~
こんな私にそう言ってくれるなんて…▼~
でもそれは…私に対する同情ではないの?▼~
:[カムイ]|確かに最初はお前の境遇を、~
自分に重ねたこともあった。▼~
同情と言うのなら、そうなのかもな。▼~
でも…今俺は心の底から思っている。▼~
俺がこれまで色々な人から受けてきた優しさが、~
素晴らしいってことをお前にも教えてやりたい。▼~
俺の気持ちを君に知ってもらうことで、~
愛する素晴らしさを広めていきたいと…▼~
:[アクア]|…………▼~
ありがとう…カムイ。▼~
私もあなたの優しさに、~
もう少し甘えてみたいわ。~
…二人の往く先に何が待ち受けているのか、~
見たくなったの。▼~
:[カムイ]|ああ、きっと二人なら大丈夫だ。~
平和な世界に向かっていける!▼~
:[アクア]|ええ、そうね。~
私もそう…信じてるわ。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[アクア]|ねえ、私も…あなたのことが好きよ。~
いつか私の全てを…あなたに、愛してほしい。▼~
~
**リンカ [#n249e1d8]
***支援C [#a9e646b9]
:[カムイ]|この場合の戦局だが…~
どうしたらいいと思う?▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|リンカに敵を引き付けてもらって、その間に~
弓を用意すれば一網打尽にできるか?▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|…ってリンカ?~
話を聞いてるか?▼~
:[リンカ]|作戦は好きに考えればいい。~
あたしはそれに従うのみだ。▼~
:[カムイ]|ちょ、ちょっと待て!~
まだ話は終わっていない!!▼~
:[リンカ]|…あたしにはお前に話すことなどない。~
いいからあたしには関わるな。▼~
:[カムイ]|そ、そういうわけにはいかない。~
仲間なんだし、もっと話し合っておかないと…▼~
:[リンカ]|戦場ではもちろん協力してやる。~
お前たちの指示にだって従うさ。▼~
だから…それ以外の時は~
あたしに話しかけるんじゃない!▼~
:[カムイ]|そ、そんな…▼~
:[リンカ]|…………▼~
…すまなかったな。~
仮にも軍の将に対して言い過ぎた。▼~
あの時助けてもらったことも…~
感謝はしている。▼~
だが…余計な心遣いなどあたしには無用だ。~
一人にしてくれ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
~
***支援B [#r27d7909]
:[カムイ]|あ、リンカ!▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|リンカ…もちろん聞こえてるよな?▼~
:[リンカ]|…あれほど関わるなと言ったのに、~
今度は一体なんなんだ…?▼~
次の作戦の話し合いは、~
既に終えたはずだが?▼~
:[カムイ]|もし良ければ…そこまでみんなと関わるのを~
避ける理由を教えてもらえないか?▼~
:[リンカ]|それを言えば…~
関わることを控えるのか?▼~
:[カムイ]|えっ? ええと…~
理由に納得できれば…だが。▼~
:[リンカ]|はぁ…仕方ない。~
教えるしかないみたいだな。▼~
…あたしたちは炎を崇める~
部族の者というのは知っているな。▼~
炎は命の根源…その炎を絶やさず~
燃やし続けるため、我々一族は鉄則を設けた。▼~
…それは他者との交流を極力避け、~
孤高であるべきというものだ。▼~
:[カムイ]|どうして炎を燃やし続けることが~
孤高であることに繋がるんだ?▼~
:[リンカ]|命の炎を消すのはいつも他者だ。~
炎の尊厳を理解せず、愚かにも禁忌に触れる。▼~
:[カムイ]|禁忌…?▼~
:[リンカ]|今からずっと昔のこと…▼~
我々が御神体と崇めていた聖火が、~
対立していた敵の部族によって消されたんだ。▼~
敵はただ我々の混乱を狙っただけ…~
だが、それにより神の怒りを買ってしまい、▼~
霊峰の嶺が…~
火山が一斉に噴火した。▼~
溶岩は近隣を飲み込み、敵の部族は滅んだ。~
我々の一族も大きな痛手を受けたと聞く…▼~
:[カムイ]|なるほど…だからリンカは極力、~
他者との交流をしないようにしてるんだな。▼~
でも、どうして以前は白夜王国に協力して~
暗夜に攻めてきたんだ?▼~
:[リンカ]|それは族長…あたしの父が、~
今は白夜に協力すべきだと判断したんだ。▼~
もちろん闘いには本気で挑むのが~
戦士の務めだが…▼~
あたしには正直嫌な予感しかしなかった。▼~
そしてその予感は的中し…あたしは間抜けにも~
お前たちに捕えられたわけだ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[リンカ]|さあ、これでわかっただろう。~
戦闘時以外はもうあたしに関わるな。▼~
:[カムイ]|リンカ…▼~
~
***支援A [#v0d20254]
:[カムイ]|リンカ…▼~
:[リンカ]|…ふっ、カムイ。~
お前は相当な物好きだな。▼~
あれだけ言っても~
まだあたしに話しかけてくるなんて。▼~
:[カムイ]|す、すまん…▼~
:[リンカ]|…で、今度はどんな用だ?▼~
:[カムイ]|あの…仲間たちともう少し~
距離を縮められないか?▼~
:[リンカ]|お前はまた、お互いに信頼し合うには~
交流が必要だとでも言うのか?▼~
:[カムイ]|ああ…もちろんそれもあるが、~
今度は…そういうのではないんだ。▼~
この前の話だが…▼~
リンカは暗夜に攻めてきて捕えられたことも~
後悔してるんだよな…?▼~
:[リンカ]|…当たり前だ。敵に捕獲されるなど、~
戦士として殺されるよりも屈辱的なことだ。▼~
:[カムイ]|…そんなことは言わないでほしい。▼~
:[リンカ]|なぜだ?▼~
:[カムイ]|確かにあれは不幸な出来事だった。~
お前のプライドが許せないのもわかるが…▼~
俺たちが出会ったことも~
間違いだったということになるのか…?▼~
:[リンカ]|なっ…!?▼~
:[カムイ]|今は戦争中で、~
確かなものなどないと思うんだ。▼~
だからこそ…俺は~
出会えた仲間たちとの偶然を奇跡だと…▼~
運命だと信じたい。▼~
:[リンカ]|…………▼~
…奇跡…運命、か。▼~
:[カムイ]|ああ。そんな簡単な言葉で~
片付けられないかもしれないが…▼~
俺たちの往く道は悪いことばかりじゃないと、~
そう信じたいんだ。▼~
ずっと閉じ込められた生活を送ってきたから、~
尚更そう思ってしまうのかもしれないがな。▼~
:[リンカ]|なるほどな…わかったよ。あたしも~
乗りかかった船から簡単に降りる気はない。▼~
もう少し周りの奴らと信頼し合えるように…~
努力してみるよ。▼~
:[カムイ]|ああ。~
リンカ、ありがとう!▼~
:[リンカ]|…ああ。▼~
~
***支援S [#r93104f1]
:[リンカ]|カムイ。~
探していたぞ。▼~
:[カムイ]|あっ、リンカ。~
俺も探していたんだ!▼~
最近はみんなとよく話してくれるように~
なったみたいだな。▼~
俺、リンカがみんなと打ち解けてくれて、~
本当に嬉しいぜ。ありがとう!▼~
:[リンカ]|…あ、ああ。▼~
:[カムイ]|あ、すまん。そういえばリンカにも~
何か用事があったんだよな?▼~
:[リンカ]|い、いや…別に大した用じゃない。▼~
:[カムイ]|そうか…?▼~
:[リンカ]|また気が向いたら話す…▼~
:[カムイ]|ちょ、ちょっと待て、リンカ!~
…何か悩みでもあるんじゃないのか?▼~
せっかく打ち解けてきたんだから、~
一人でため込まずに話してくれ。▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|あれ? リンカ!?~
顔が真っ赤じゃないか!?▼~
…まさか体調が悪いのか?▼~
:[リンカ]|ち、違う…!▼~
:[カムイ]|本当にか!?~
熱でもあるんじゃないのか!?▼~
:[リンカ]|あたし…あたしがお前に~
言いたかったことは…!▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[リンカ]|最初は…本当に部族の誇りが…~
自分が許せなかったということだ!▼~
お前を見ていると、捕えられた弱い自分を~
思い出してしまうのが辛かった…!▼~
:[カムイ]|そ、それは…▼~
:[リンカ]|だが…それは…~
すぐに違うことに気づいた。▼~
自分の弱さではなく、自分の心に~
湧きあがる気持ちを認めたくなかったんだよ。▼~
:[カムイ]|湧きあがる気持ち…?▼~
:[リンカ]|ああ、あたしは…あたしは最初から~
どうしようもなく…▼~
…カムイ。~
お前に心惹かれていたんだ。▼~
:[カムイ]|…!!▼~
:[リンカ]|戦士の誇りをズタズタにした張本人が、~
まさか…こんな気持ちにさせるなんてな。▼~
変わっていくあたし自身に…~
混乱していたのかもしれない。▼~
:[カムイ]|そうだったのか…~
でもそれは…俺も一緒だ。▼~
:[リンカ]|…えっ!?▼~
:[カムイ]|俺もリンカが仲間と仲良くなってほしいとか~
言い訳にしてきたが、▼~
本当はリンカと俺自身が~
仲良くなりたかっただけなんだ…▼~
:[リンカ]|カムイ…▼~
:[カムイ]|ははは。思えば俺たちの出会いは~
本当に最悪だったよな?▼~
:[リンカ]|そ…そんなことはない!!▼~
今では…お前に命を救われたことは、~
あたしの人生にとって最高の喜びだ。▼~
:[カムイ]|そうか。お前はそう言ってくれるまでに~
俺のことを想ってくれるんだな。▼~
リンカ…ありがとう。▼~
:[リンカ]|い、いや…別に。▼~
あたしこそ…ありがとうな。カムイ。~
あたしを救ってくれて…▼~
そして…▼~
…あたしに恋を教えてくれて。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[リンカ]|…好きだ。これからもずっとこの胸の炎は消えない。~
あたしは、あんたのおかげで…~
胸を焦がすような…気持ちを知ったんだ。▼~
~
~
**サクラ [#i673c967]
***支援C [#ge4237da]
:[カムイ]|やあ、サクラ。~
元気か?▼~
:[サクラ]|えと…あの…その…~
……はい。▼~
:[カムイ]|…ん?ちょっと間があったが…~
ひょっとして、体調でも悪いのか?▼~
:[サクラ]|…いえ…違うんです。~
身体はとても…元気です。▼~
:[カムイ]|じゃあどうした?~
…もしかして俺、嫌われてるのか?▼~
:[サクラ]|そ、それも違います!~
カムイ兄様が嫌いなわけありません!▼~
ただ…私、人と面と向かってお話するのに…~
慣れてなくて…▼~
:[カムイ]|そ、そうなのか。~
すまん、突然話しかけてしまって。▼~
:[サクラ]|い、いえ…私こそごめんなさい。▼~
せっかくカムイ兄様に~
声をかけていただいたのに。▼~
:[カムイ]|いや、そんな大層なものじゃない。~
でも…そうだな。せっかくだから…▼~
サクラの口下手を克服できるように、~
俺にも何かできることはないか?▼~
:[サクラ]|……え?~
:[カムイ]|根本的な解決はなかなか難しいだろうが、~
二人で何度も会話すれば慣れるだろうし、▼~
サクラも人と話すコツが~
掴めるんじゃないか?▼~
:[サクラ]|そ、そうでしょうか…?▼~
:[カムイ]|ああ! 論より証拠だ。~
早速やってみよう。▼~
~
***支援B [#b0236dda]
:[カムイ]|…じゃあ、練習いくぞ。~
準備はいいか?▼~
:[サクラ]|は、は、はい…!▼~
:[カムイ]|では…ゴホン。▼~
…この前読んだ白夜の本のことだが、~
前半は史実かどうか怪しいと思うんだ。▼~
なんというか…~
歴史の考証が上手くできてない気がする。▼~
:[サクラ]|そ、そうでしょうか…▼~
:[カムイ]|歴史って、おもしろいよな。▼~
そうだ、サクラが巫女になろうとしたのは、~
みんなを癒したいというのもあると思うが…▼~
やっぱり神々の歴史についても、~
興味があるからなんだよな?▼~
:[サクラ]|そ、そうかもしれません…▼~
:[カムイ]|白夜では神様へのお供えものは、~
最終的にみんなで食べたほうがいいのか?▼~
:[サクラ]|ど…どっちだったでしょうか…?▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[カムイ]|サ、サクラ…もうちょっと~
会話を繋げてみないか…▼~
:[サクラ]|ご、ごめんなさい…~
カムイ兄様…▼~
私、どう話していいか~
わからなくなってしまって…▼~
:[カムイ]|うーん。でも何度か~
会話の練習をしてみて思ったんだが、▼~
サクラは会話自体が苦手というよりも、~
人に対してちょっと臆病なだけじゃないか?▼~
:[サクラ]|臆病…ですか?▼~
:[カムイ]|ああ。だってちゃんと話は聞いてるし。▼~
会話を繋げたくても先に恐怖心みたいなのが~
邪魔して、身体が拒んでしまっている感じだな。▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[カムイ]|ちょっと怖がりなところを治せば~
会話の時にも改善されると思うんだがな。▼~
サクラ…自分が怖がりになってしまった~
理由は何かわかるか?▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[カムイ]|何か思い当たることはないか?~
解決の糸口があるかもしれない。▼~
:[サクラ]|その…わ、わかりません。~
:[カムイ]|そ、そうか…~
なら…仕方ないな。▼~
:[サクラ]|は…はい。~
すみません…▼~
で、でも、今日は…~
ありがとうございました…▼~
:[カムイ]|いや。~
どういたしまして。▼~
~
***支援A [#ufc36067]
:[サクラ]|カムイ兄様…その、~
少しお時間よろしいでしょうか?▼~
:[カムイ]|サクラ。ああ、もちろんいいが…~
どうかしたのか?▼~
:[サクラ]|あの…~
私が怖がりになった理由なんですが…▼~
:[カムイ]|何か思い当たることがあったのか?▼~
:[サクラ]|…す、すみません。~
実は私…わかっていたんです。▼~
ただあの時…言い出せなくて…▼~
:[カムイ]|え…? そ、そうなのか…?▼~
:[サクラ]|はい…カムイ兄様が~
気を悪くされないかと考えてしまい…▼~
とっさに嘘をついてしまいました。~
ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|俺がサクラを怒るわけがないだろう。▼~
だから…~
もし聞いてもいいなら、聞かせてほしい。▼~
:[サクラ]|…は、はい。わかりました。▼~
私は…カムイ兄様が暗夜王国に~
連れ去られた頃、まだ生まれたばかりで…▼~
物心がついた頃にリョウマ兄様たち以外に~
もう一人の兄様がいることを教えられました…▼~
でもある日…城内の女中達が~
こんな噂をしてるのを聞いてしまいました。▼~
実はカムイ兄様は、~
暗夜の標的ではなく…▼~
本当は、生まれたばかりの私を~
誘拐するつもりだったと…▼~
:[カムイ]|えっ…!?~
:[サクラ]|も、もちろんそれは根も葉もない~
ただの噂話だと後から知ったんですが…▼~
幼い私にとって、その話は…~
とても怖いものだったんです…▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[サクラ]|もし私がさらわれていたら、~
今頃どうなっていたんでしょう…▼~
カムイ兄様を不幸にしてしまったのは、~
私なんじゃないか…と。▼~
幼い私は…責任に耐えられなくなって、~
怖くて、怖くて、たまらなくなって…▼~
:[カムイ]|そ、そんなわけないだろう!!▼~
:[サクラ]|…!▼~
:[カムイ]|すまん…▼~
お前を怖がりにしてしまったのは、~
他ならない、俺のせいだったんだな。▼~
俺があの時連れ去られたせいで、~
妹に責任を感じさせてしまった…!▼~
謝っても許されることではないが…~
今更だけど…謝らせてほしい。▼~
:[サクラ]|いいえ…~
カムイ兄様のせいじゃないです。▼~
でも…そう言われてしまう気がしたので、~
この前は黙っていたんですよ。▼~
…カムイ兄様は…~
本当に優しい方です。▼~
:[カムイ]|い、いや…そんなことは…▼~
:[サクラ]|私のほうこそ、ごめんなさい…▼~
でも…実は今でも、不安なんです…▼~
もしかしたら、またいつか兄様が~
どこかに行ってしまうんじゃないかって…▼~
:[カムイ]|サクラ…大丈夫だ。~
もう俺はどこにも行かない。▼~
絶対に俺は、~
大事な妹の傍を離れない。▼~
これからはずっと…~
兄としてお前を守り続ける。▼~
:[サクラ]|カムイ兄様…▼~
:[カムイ]|だからお前が怖がる必要はもうない。~
安心してほしい…▼~
:[サクラ]|…わかりました。嬉しいです。~
カムイ兄様…▼~
これからは少し強くなれそうな…~
そんな気がします。▼~
~
***支援S [#r4b6a987]
:[サクラ]|カムイ兄様…~
今、お時間よろしいですか?▼~
:[カムイ]|サクラ。どうした?~
もしかしてまた昔のことを思い出して…▼~
:[サクラ]|あ…はい。▼~
:[カムイ]|やはりそうか…~
すまん、お前の心の傷はまだ…▼~
:[サクラ]|い、いえ!~
そういう意味じゃないんです!▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[サクラ]|この前お伝えできなかったことを…~
勇気を持って言おうと思いました。▼~
私…カムイ兄様の一件で~
確かに怖がりにはなっていましたが…▼~
同時にカムイ兄様のことを~
ずっと思い描いてきました…▼~
:[カムイ]|思い描く…?▼~
:[サクラ]|はい。カムイ兄様は~
どんな人なんだろうって。▼~
リョウマ兄様やタクミ兄様も好きですが、~
もっと優しい兄様だったらいいな、とか。▼~
いつか出会えたら私のこと、~
好きになってくれるかな…とか。▼~
:[カムイ]|サクラ…▼~
:[サクラ]|夢にも出ましたよ。兄様と再会して~
私が嬉しそうにしている夢。▼~
:[カムイ]|そうか。嬉しいぞ。~
俺は…サクラの期待に応えられたか?▼~
:[サクラ]|ええ、もちろん。▼~
…いいえ、それ以上でした。▼~
私、一目見てカムイ兄様のことが~
好きになっていたんです。▼~
一人の…男性として。▼~
:[カムイ]|っ!!~
サクラ…それは…▼~
:[サクラ]|きっと上手くお話できなかったのは、~
好きな人だから…緊張していたんですね。▼~
だってほら…もう好きって伝えたら、~
こんな風に会話が止まらなくなってる。▼~
:[カムイ]|サクラ…▼~
お前の気持ち、すごく嬉しく思う。~
だが、俺たちは…▼~
:[サクラ]|はい…私たちが結ばれることは許されません。~
それは、父様の血を継いだ兄妹だから。▼~
でも、もし…~
そうではなかったとしたら…?▼~
:[カムイ]|…どういうことだ?▼~
:[サクラ]|私、兄様が白夜王国に戻られた日に…、~
母様からお手紙を渡されたんです。▼~
もしこの先…あなたが恋に悩んだときは、~
この手紙をお読みなさい、と。▼~
その時は意味がわかりませんでしたが、~
母様は予知めいた力をお持ちの方でしたから…▼~
私がこの先、兄様に恋をすることを~
悟っていらっしゃったのかもしれません。▼~
そのお手紙には…~
あることが書いてあったんです。▼~
:[カムイ]|あること…?▼~
:[サクラ]|はい…兄様と私たちきょうだいには…~
一滴の血の繋がりもありません。▼~
:[カムイ]|えっ!!?▼~
だ、だってサクラやリョウマ兄さんは…~
父上の…スメラギ王の子供だろう!?▼~
それなら俺たちは…▼~
:[サクラ]|いいえ。違うんです…~
カムイ兄様は、父様の子ではありません。▼~
母様…ミコト女王が父様を頼って~
白夜王国に来たとき…▼~
故郷で生んだ赤ちゃんを連れていたそうです。~
それがカムイ兄様…▼~
父様は…~
それが自分の子ではないと知っていて、▼~
それでも愛する女性の子ならと…~
実の子として育てることを決めたそうなんです。▼~
私は父様を覚えていませんが…~
きっとその愛情の深さは本物だったのでしょう。▼~
:[カムイ]|…ああ。スメラギ王…父上は、~
俺のことを本当に愛してくれた。▼~
真実を知った今でも…~
俺の父上はスメラギ王だと思えるほどに。▼~
ただ…でもそれじゃ…~
俺の本当の父親は、誰なんだ…?▼~
:[サクラ]|それは母様の手紙にも、~
書いてありませんでした…▼~
:[カムイ]|そうか…▼~
…………▼~
:[サクラ]|ごめんなさい…私は自分勝手な理由で、~
言うべきでないことを告げてしまいました…▼~
でも…それでも私、この先二度と~
こうして話せなくなったとしても…▼~
兄様に、私のこと…~
ひとりの女性として見て欲しかったんです…▼~
:[カムイ]|…………▼~
いや、謝らないでくれ、サクラ。~
本当のことが知れてよかった。▼~
それに、血の繋がりがないとわかって…~
すごくショックなのに…少し、嬉しかったんだ。▼~
俺も…お前が好きだったから。▼~
:[サクラ]|えっ…?~
:[カムイ]|俺も同じだ…▼~
サクラが好きで、~
ずっと話していたくて、▼~
会話の練習をしようだなんて~
言い訳をしていたんだ…▼~
:[サクラ]|カムイ兄様…~
私、とっても…嬉しい……です。▼~
:[カムイ]|兄妹でないのなら、~
俺ももう、この思いを閉じ込めることはしない。▼~
これからきっと障害もあるだろうが…~
二人で乗り越えていこう。▼~
俺が絶対に守ってみせるからな。▼~
:[サクラ]|はい…! 私も…必ず~
カムイ兄様のことを守ってみせます。▼~
だから絶対に…~
もう私の傍から離れないでくださいね。▼~
:[カムイ]|ああ、約束する。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[サクラ]|お慕いしています、兄様…こんな気持ち、初めてなん...
私の初恋を、最後の恋にしてくださって……ありがとうございま...
~
**カザハナ [#j881fbb1]
***支援C [#ud37a0af]
:[カザハナ]|サクラ様~! サクラ様~!▼~
:[カムイ]|カザハナ。~
サクラを探しているのか?▼~
:[カザハナ]|げっ!!▼~
…じゃなかった、カムイ様。~
何か用なの?▼~
:[カムイ]|今「げっ!!」って言わなかったか…?~
ま、まぁいい。サクラはこちらにはいないぞ。▼~
:[カザハナ]|そう、ありがとう。~
それでは、さようなら。▼~
:[カムイ]|立ち去るの早っ!?▼~
ちょ、ちょっと待て、~
カザハナ!▼~
:[カザハナ]|…なに?~
あたし、急いでるんだけど。▼~
:[カムイ]|うっ…明らかに俺に対して、~
敵意を感じるんだが…▼~
俺…何かカザハナの気に障ることでもしたか?▼~
:[カザハナ]|…………▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カザハナ]|したわ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなのか…すまん。~
でも俺には何も思い当たらなくて…▼~
:[カザハナ]|あたし…昔からサクラ様が、あなたのせいで~
何度も泣いているのを見てきたの。▼~
だから…幼馴染のサクラ様を泣かす~
あなたのことが嫌いよ!!▼~
:[カムイ]|えっ…!? サ、サクラが…~
サクラが俺のせいで…そ、それは…▼~
:[カザハナ]|サクラ様に聞いても無駄よ。~
たぶん教えてくれないと思うわ。▼~
むろんあたしが言うわけもないけど。▼~
:[カムイ]|そ、そんな…▼~
:[カザハナ]|とはいえカムイ様は大将だから、~
命令はちゃんと聞くよ。安心して。▼~
では、さようなら。▼~
:[カムイ]|カ、カザハナ…▼~
~
***支援B [#q1b311e0]
:[カザハナ]|せいっ! はあっ!▼~
やああーーっ!!▼~
:[カムイ]|や、やぁ…カザハナ。~
剣の稽古中か?▼~
:[カザハナ]|はぁ…はぁ…カムイ様。~
…あたしに何か聞こうとしても無駄よ。▼~
カムイ様とサクラ様、~
二人の問題なんだから。▼~
:[カムイ]|いや、それはもういいんだ。~
俺はカザハナと話がしたくて来たんだ。▼~
:[カザハナ]|…………▼~
せいっ!!!▼~
:[カムイ]|わ、わああっ!!▼~
…あ、危ないだろう!~
突然斬りつけるなんて…いくら木刀とはいえ!▼~
:[カザハナ]|…よく避けたね。▼~
わかったわ。~
一つくらい質問してもいいよ。▼~
:[カムイ]|えっ…? それはつまり…~
今避けられたから、認めてくれたってことか?▼~
:[カザハナ]|…質問があるなら早くして。~
あたし、稽古中なの。▼~
:[カムイ]|あっ…ああ。~
じゃあ聞かせてもらう。▼~
元々カザハナの家族は白夜王国に仕える~
侍の一家だったんだよな?▼~
:[カザハナ]|そうよ。それがどうかしたの?▼~
:[カムイ]|お前がそうやって侍として心身を鍛え上げて、~
サクラを守ろうとしてくれているのも、▼~
家柄が影響してるのかと思ったんだ。▼~
:[カザハナ]|確かにそうだけど。▼~
:[カムイ]|そうか…それはいいな。▼~
:[カザハナ]|それはいいなって…~
どういうことよ。▼~
:[カムイ]|俺はずっと離宮に閉じ込められてきた。▼~
その理由も、生きる目的も知らされず~
行く先が真っ暗な中で生きてきたから…▼~
ちゃんと見据えている先がある~
カザハナが少し…眩しく見えてしまって。▼~
:[カザハナ]|…………▼~
あたしには憧れの人がいるわ。~
それはあたしの父上なの。▼~
父上は…侍の鑑のようなお人だったのよ。▼~
:[カムイ]|侍の鑑…どんな人だったんだ?▼~
:[カザハナ]|父はすべてを…当時の白夜王、~
スメラギ様に捧げて生きていたの。▼~
いついかなる時もスメラギ国王のお命を守り、~
ある時は刃となり、ある時は盾となり…▼~
身を粉にして王をお助けしていたわ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カザハナ]|剣聖として人々に賛美される父上の背中は…~
あたしの自慢で、誇りだった。▼~
そして父上は王を守り…~
この世を去ったわ。▼~
けれど、それこそが父上の本懐、~
父上の生き様を象徴するものだったと思ってる。▼~
父上は侍として、~
最高の死に場所を得たのよ。▼~
:[カムイ]|…なるほど。▼~
:[カザハナ]|あたしが目的意識を持って~
生きているように見えるのは、▼~
きっと父上の背中を目指しているから~
なんでしょうね。▼~
:[カムイ]|そうか…でも、すまない…~
失礼なことを言うつもりはないんだが…▼~
死ぬこと自体は肯定すべきじゃないと思う。~
主君を守れても、自分が死んでは意味はない。▼~
:[カザハナ]|な、な、なっ…!! あなたは~
父上の死にざまが愚かだって言うの!?▼~
:[カムイ]|いや、そんなつもりはない。▼~
確かにお前の父上は立派だ。▼~
その最期も俺の父を守ってくれたのだから、~
感謝こそすれ、責めることなんて…できない。▼~
けど…それをそのまま見習ってしまうのは、~
間違いじゃないのか?▼~
:[カザハナ]|あなたはしょせん守られる側だから、~
そんなことを言えるのよ!!▼~
己の正義に殉じた父上を愚弄することは、~
絶対に許さないわ!▼~
:[カムイ]|あっ、カザハナ!!▼~
…………▼~
行ってしまったか…▼~
~
***支援A [#wda52539]
:[カムイ]|あっ…カザハナ。▼~
:[カザハナ]|…カムイ様。▼~
:[カムイ]|その…この間は…すまん。▼~
:[カザハナ]|別に。もう何とも思っていないわ。▼~
カムイ様は、~
あたしたちの大将だから。▼~
:[カムイ]|いや…謝らせてほしい。▼~
カザハナの気持ちも考えず、~
俺はとても酷いことを言った。▼~
:[カザハナ]|もう止めてよ!~
あたしが惨めになるだけじゃない!▼~
:[カムイ]|違うんだ…俺が言いたかったのは~
そんなことじゃなくて…▼~
サクラが悲しむんじゃないかと…~
そう思っただけなんだ!!▼~
:[カザハナ]|…!?▼~
…サクラ様が!?▼~
:[カムイ]|元々サクラを泣かせてる俺が言えるような~
ことではないのはわかっている…▼~
だがそれでも言わせてほしい。▼~
…俺の父上を守って~
お前の父上が死んだことを肯定してしまうと、▼~
それは、お前がサクラを守って死ぬのが~
正しいということになるんじゃないか?▼~
:[カザハナ]|……!!▼~
:[カムイ]|そんなこと…サクラが喜ぶわけがない。~
きっとサクラは泣いて…▼~
カザハナを失ったことを悔やんで、~
生きる望みすら失ってしまう。▼~
そんな未来は俺にも耐えられないし、~
お前だって望んでいないだろう?▼~
:[カザハナ]|そ、それは…▼~
:[カムイ]|もちろん主君を守ることが、~
侍にとって大事だとはわかる。▼~
でも…それよりも大事なのは~
主君を悲しませないことじゃないのか?▼~
:[カザハナ]|あたしも…サクラの泣くところ…~
もう見たくないわ。▼~
:[カムイ]|カザハナ…~
ああ、それでいいと思う。▼~
サクラを守るということは、▼~
サクラの気持ちを守るということでも~
あるんだからな。▼~
:[カザハナ]|うん…カムイ様。~
ありがとう…ございます。▼~
:[カムイ]|いや、俺の方こそ…▼~
サクラを守ってくれて、~
今まで生きていてくれて…ありがとう。▼~
:[カザハナ]|はい…▼~
~
***支援S [#z81e597e]
:[カザハナ]|あっ!~
カムイ様。▼~
:[カムイ]|や…やぁ、カザハナ。▼~
:[カザハナ]|ど、どうしたの?~
そんなにオドオドして?▼~
い、いやだな~。もうあたし、~
カムイ様を怒ったりしないよ?▼~
:[カムイ]|あ、そ、そうか…▼~
:[カザハナ]|あたし、侍としての正しい道を~
教えてくれたカムイ様に、▼~
改めてお礼を言いたくて~
ここに来たの。▼~
:[カムイ]|い、いやいや…礼なんて、~
それほどのことはしていないぞ…俺は。▼~
:[カザハナ]|ん? なんかさっきからおかしくない?~
そわそわして、もしかしてお手洗い?▼~
:[カムイ]|ち…違う!!▼~
:[カザハナ]|じゃあ、どうしたの?▼~
:[カムイ]|うーん、お前はその辺気づかなそうだし、~
もう言ったほうがいいのか…▼~
:[カザハナ]|えっ? 何を?▼~
:[カムイ]|…………▼~
…カザハナ。よく聞いてほしい。~
俺はこの前、お前に死んでほしくないと言った。▼~
でもそれは…~
お前やサクラのためじゃなかったんだ。▼~
:[カザハナ]|はぁ…!?▼~
:[カムイ]|それは俺自身のために他ならない。▼~
俺は…お前が好きだ。▼~
…好きだからこそ、~
お前には死んでほしくなかったんだ。▼~
:[カザハナ]|!!▼~
:[カムイ]|あんな偉そうなことばかり言って、~
本当にすまない。でもあれから考えて…▼~
自分の本心に気づいたんだ…俺はただ、~
お前のことが大事だっただけなんだ。▼~
:[カザハナ]|そ、そう、だったの…▼~
…………▼~
う、うわぁぁ…!!~
恥ずかしい!!▼~
こ、告白なんてされたことなかったので、~
すっごく恥ずかしいわ、あたし!!▼~
:[カムイ]|恥ずかしいのはこっちだ!!▼~
:[カザハナ]|で、でも…嬉しいわ。すごく嬉しい。▼~
:[カムイ]|カザハナ…じゃあ。▼~
:[カザハナ]|うん。あたしもカムイ様が好き。~
侍としての道を教えてくれたあなたが好き。▼~
大好きだよ…!▼~
:[カムイ]|ありがとう!!▼~
お前がこれまでサクラを守ってくれたように、~
今度は俺がお前を守る番だ。▼~
:[カザハナ]|あたしも、負けないわ!!▼~
大切なあなたを、~
サクラと同じように守ってみせるからね!▼~
:[カムイ]|そうだな。~
サクラは今日からお前の妹になるんだから、▼~
姉として、~
しっかりやってくれないと困るぞ?▼~
:[カザハナ]|え…▼~
ああっ! そうか…!~
サクラが…サクラがあたしの妹…!▼~
:[カムイ]|も、もしかして、やりづらいか…?▼~
:[カザハナ]|う、ううん。か、感激しちゃって。▼~
あなたと結ばれた上に、~
サクラともずっと一緒にいられるなんて…▼~
あたし、あなたのおかげでいっぺんに二つも~
幸せを手に入れちゃったね…▼~
:[カムイ]|カザハナ…~
お前が幸せなら、良かった。▼~
でも、これからはもっとお前を幸せにする…~
いや、一緒に幸せになっていこう?▼~
好きだ、誰よりも…▼~
:[カザハナ]|カムイ様…▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[カザハナ]|ありがとう…あたしも、あなたのことが大好きだよ...
これから一緒に、誰にも負けない…~
世界一の夫婦になろうね。▼~
~
~
**ツバキ [#o2b68e75]
***支援C [#xca7dc37]
:[ツバキ]|ふんっ! はあっ!▼~
:[カムイ]|ん? あそこにいるのはツバキだな。~
熱心に訓練してるみたいだが…▼~
:[ツバキ]|あ、カムイ様ー。~
そんなところで、どうされたんですー?▼~
もしや俺の訓練を~
見学してらしたんですかー?▼~
:[カムイ]|こんにちは、ツバキ。~
訓練の邪魔をしてしまったか?▼~
:[ツバキ]|いいえ、とんでもない!~
どんどん見てくださって構いませんー。▼~
俺は武器を扱う技術も~
完璧ですからー。▼~
俺の技術があなたの戦闘に役立てば~
嬉しいですー。▼~
:[カムイ]|ははっ、確かにツバキの腕前は~
誰にも引けを取らないぐらいすごいな。▼~
俺もツバキのように無駄のない動きで~
闘えたらいいんだが…▼~
:[ツバキ]|あ、そうだー。~
それなら、俺が稽古をしましょうかー?▼~
:[カムイ]|いいのか?▼~
:[ツバキ]|ええ、もちろんー!~
サクラ様の兄君のためなら一肌脱ぎますよー!▼~
それに俺はどの武器でも一通りこなせますから、~
カムイ様の武器にも対応できますー。▼~
では、まずは…▼~
ぐぅ▼~
:[カムイ]|? ツバキ、~
今何か聞こえなかったか?▼~
:[ツバキ]|! いいいいえ、何も聞こえませんよー!~
カムイ様の気のせいでは…▼~
ぐぎゅぅぅ▼~
:[カムイ]|やっぱり聞こえるぞ!~
いったい何の音なんだ……あ!▼~
:[ツバキ]|ぎくっ!▼~
:[カムイ]|もしかして…~
今のはツバキの腹の音か?▼~
:[ツバキ]|! そ、それは…▼~
:[カムイ]|ツバキ、腹が減っていたんだな。~
気づかなくてすまない。▼~
それじゃ、何か食べに…▼~
:[ツバキ]|ち、違う違う違うんですー!▼~
今のはね、わざとお腹を鳴らすことで~
敵を油断させる策を実践して見せたというか…▼~
:[カムイ]|そうか?~
だが、顔が真っ赤だぞ?▼~
:[ツバキ]|わああああ!~
こ、これは完璧な俺にあるまじき失態だー…!▼~
:[カムイ]|なに!?~
腹が鳴るくらい誰にでもあるだろう。▼~
そんなに気にしなくてもいいと思うが。▼~
:[ツバキ]|いえ! このような失敗、~
以前なら完璧に回避してたのに…▼~
これは俺の気が~
抜けていたということですー…!▼~
…カムイ様。~
稽古はまた今度にしてくれませんかー?▼~
今から俺は、完璧に隠れるための穴を掘るので…~
それでは!▼~
:[カムイ]|行ってしまった…▼~
そんなに落ち込まなくてもいいと思うが…~
ツバキ、大丈夫か?▼~
~
***支援B [#v9d3ebe3]
:[カムイ]|ツ、ツバキ!~
ツバキはいるか?▼~
:[ツバキ]|もぐもぐ…~
ああ、カムイ様、こんにちはー。▼~
そんなに慌ててどうしたんですかー?~
もぐもぐ…▼~
:[カムイ]|ツバキ!~
やっぱりあの話は本当だったんだな!▼~
:[ツバキ]|もぐもぐ…あの話とはー?▼~
:[カムイ]|その、もぐもぐしてる姿のことだ!▼~
最近、ツバキがずっと何か食べてると聞いて、~
心配になって探していたんだ。▼~
そうしたら本当にずっと何か食べているとは…▼~
:[ツバキ]|もぐもぐ…ああ、このことー。~
別に、気にしないでくださいー。▼~
:[カムイ]|そうは言っても気になるだろう!▼~
もしかして…これはこの間、ツバキの~
腹が鳴ったことと関係があるのか?▼~
:[ツバキ]|…………▼~
:[カムイ]|やっぱり、そうなんだな。▼~
:[ツバキ]|でも、確実な解決法ですよねー?▼~
ずっと食べ続けていれば、~
空腹になる暇なんてありえないですからー。▼~
:[カムイ]|でも、そんなに食べ続けていたら~
ツバキ…身体が重くなってしまうぞ?▼~
体型もどんどん大きくなって…!~
そ、そんなツバキは見たくない!▼~
:[ツバキ]|ああ、その点は心配しなくても~
平気ですよー。▼~
俺の完璧な計算によって、栄養の偏りもなく~
食べすぎにもならないよう調整してますのでー!▼~
:[カムイ]|しかし…やはり心配だ。▼~
:[ツバキ]|…………▼~
…そうですか、わかりましたー。▼~
俺もあなたに心配をかけるのは~
本意ではありませんし…▼~
この方法はやめることにしますー。▼~
:[カムイ]|よ、よかった。▼~
:[ツバキ]|でも、それなら今度はどうしましょうー?▼~
俺はあんな姿を誰かに晒すなんて~
耐えられませんから…▼~
:[カムイ]|ええと、どうしてそこまで気にするんだ?▼~
:[ツバキ]|ははっ、そんな…カムイ様に~
お話するようなことではありませんよー。▼~
それでは、失礼しますねー!▼~
:[カムイ]|行ってしまった…▼~
でも、また何か無茶をしないとも限らない。~
もう少し話をしてみるか…!▼~
~
***支援A [#r42a1d15]
:[カムイ]|ツバキ、邪魔をするぞ。▼~
:[ツバキ]|あ、カムイ様ー。~
どうしたんですかー?▼~
:[カムイ]|この間の空腹を防ぐ方法についてなんだが~
まだ、気にしているかと思ってな…▼~
:[ツバキ]|ああ、そのことですかー。▼~
そうなんですー…なかなか別の解決法が~
見つからなくて困ってるんですよー。▼~
:[カムイ]|なあ…腹が鳴ることは、~
もう気にしなくてもいいと思うぞ?▼~
:[ツバキ]|カムイ様はそう言ってくださいますが、~
それは俺自身が許せないんですよー。▼~
:[カムイ]|うーん…そうか。▼~
わかった。それなら俺も~
とことん付き合おう!▼~
:[ツバキ]|え?▼~
:[カムイ]|どうしても気にすると言うのだったら~
俺も一緒に解決法を探すのを手伝おう。▼~
:[ツバキ]|そ、そんな! カムイ様に~
そんなことさせられませんよー!▼~
:[カムイ]|いや、その場に居合わせたのは俺だ。~
こうなったらとことん一緒に考える!▼~
:[ツバキ]|カムイ様…▼~
…わかりました。~
そこまで言うならお願いします。▼~
でも、そう言われたのは初めてですよー。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツバキ]|俺はああいった失敗を、~
人には見せないようにしてるんですよー。▼~
それは…~
俺がいつも完璧を目指しているから…▼~
だから、たまーーーーーーーーに失敗すると~
どうしたらいいのかわからなくなるんですー。▼~
:[カムイ]|そうなのか?▼~
:[ツバキ]|はい。たまーーーーーーーーにですよ?~
滅多にそんなことにはなりませんからー。▼~
:[カムイ]|ええと…確かに笑われるのは恥ずかしいから~
隠したい気持ちもわかるな。▼~
:[ツバキ]|とまあ、~
そういった性分ですので…▼~
完璧を求めすぎて誰かに相談する~
ということが苦手なんですよー。▼~
だから、こうやって相談できる相手が~
できるなんて…嬉しいですー。▼~
:[カムイ]|そういうことだったのか。▼~
それじゃあ俺がツバキの相談相手~
第一号というわけだな。▼~
:[ツバキ]|ははっ、そういうことになりますー。▼~
ではカムイ様…▼~
こんな俺ですけど~
これからもよろしくお願いしますねー!▼~
:[カムイ]|ああ、こちらこそよろしく。▼~
:[ツバキ]|そうと決まれば、さっそくー!~
お腹の鳴らない方法を考えましょう!▼~
あ、俺が今考えているのは~
腹持ちのする食材を積極的に摂る方法で…▼~
その食材はあちらにあるので~
ちょっと取ってきますねー!▼~
:[カムイ]|あ、待てツバキ!▼~
ははっ、でも~
元気になったみたいでよかった!▼~
~
**サイゾウ [#l6c863a9]
***支援C [#n70fb034]
:[カムイ]|…………?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|……ん?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|……何だか視線を感じるな。~
うーん、一体どこからなんだ?▼~
…って、~
サ、サイゾウ!?▼~
どうしてそんな物陰から、~
俺を見ているんだ?▼~
:[サイゾウ]|ふん…カムイ。気づくのが遅いな。~
戦場ならば、すぐに殺られるぞ。▼~
:[カムイ]|ええ!?~
出てきていきなり何を言っているんだ?▼~
そもそも、どうしてそんな所から~
こちらを覗いているんだ?▼~
:[サイゾウ]|そんなもの、監視に決まっている。▼~
:[カムイ]|へ?▼~
:[サイゾウ]|お前は今まで暗夜にいた、~
言わば我々の敵。▼~
こちらに来てからの行動について~
何か企んでいないか見張らせてもらう。▼~
:[カムイ]|そんな!~
俺は何も企んでないぞ?▼~
! これはもしかして…~
リョウマ兄さんの命令なのか?▼~
:[サイゾウ]|ふん。リョウマ様は関係ない。~
これは俺独自の判断だ。▼~
今はこうして共に闘っているとはいえ…~
まだお前自身を信用したわけではない。▼~
:[カムイ]|そうか…▼~
:[サイゾウ]|お前が何か不審な動きをすれば、~
それ相応の措置を取る。▼~
お前も肝に銘じて、~
変な考えを起こすなよ。▼~
:[カムイ]|変な考えなんて起こさない!~
うう…どうしたら信用してくれるんだ?▼~
:[サイゾウ]|ふん…それこそ行動で示してもらう。~
ここに監視記録もつけるからな。▼~
:[カムイ]|え?▼~
あ、サイゾウが持っている本…~
「カムイ観察記録」と書いてある!▼~
…もしかして、そんなものまで~
書くつもりなのか?▼~
:[サイゾウ]|監視を行ったからには、記録を残して然るべき…~
この位の準備、当然だ。▼~
では、これから毎日見張らせてもらう。~
覚悟しておけ…▼~
:|'''(サイゾウ、退場)'''~
:[カムイ]|あ! 待てサイゾウ!▼~
これは…姿は見えないが、まだどこかから~
監視されているということだよな?▼~
ああ、何だか大変なことに~
なってしまったな…▼~
~
***支援B [#de14d357]
:[カムイ]|うう…今日もどこからか視線を感じる…▼~
サイゾウ…本当に毎日監視しているよう~
だが、疲れないのか?▼~
見張られているこっちは疲れてるのに…~
サイゾウはすごいな。▼~
はあ…▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|っと、ため息をついている~
場合じゃなかった。▼~
早くこの荷物を運んでしまわないと!~
うう、結構重いな…▼~
よいしょ、よいしょ…▼~
:[サイゾウ]|…………おい。▼~
:[カムイ]|わあ! サイゾウ!~
急に現れるとびっくりするだろ!▼~
:[サイゾウ]|…ふん。~
お前が気配を察知できないのが悪い。▼~
それよりどうしたカムイ。~
最近は疲労の色が見えるな。▼~
お前の力など頼りにしていないが、~
そんな状態で闘って、皆の足を引っ張るなよ。▼~
:[カムイ]|は、ははは…すまん…~
でも、これは監視されてる疲れなんだが…▼~
:[サイゾウ]|何?▼~
:[カムイ]|…サイゾウは、~
やっぱりまだ俺が信用できないのか?▼~
:[サイゾウ]|ふん。当然だ。▼~
監視を止めろと言いたいのだろうが…~
お前に何を言われてもやめるつもりはない。▼~
:[カムイ]|そ、そうか…▼~
:[サイゾウ]|…だが、だからといって~
放っておくわけにもいくまい。▼~
:[カムイ]|え? 一体何のことだ?▼~
…っわあっ!▼~
:[サイゾウ]|大きな声を出すな。~
これはどこに運ぶんだ?▼~
:[カムイ]|ど、どうしてサイゾウが~
俺の運んでいた荷物を持っているんだ?▼~
その荷物は俺が運ぶものだが…▼~
:[サイゾウ]|いちいちうるさい奴だ。▼~
一応お前は仲間ということになっているし~
一人で持たせておくほど俺は薄情ではない。▼~
困っている相手を助けないなど、~
恥でしかないからな。▼~
:[カムイ]|! そ、そうか…~
ありがとう、サイゾウ!▼~
:[サイゾウ]|別に…これでお前を~
信用したと思わぬことだ。▼~
それよりも、早くどこに運ぶか教えろ。▼~
:[カムイ]|あ、ええと…~
あっちの小屋までだ。▼~
:[サイゾウ]|そうか。~
では、さっさと終わらせるぞ…▼~
:[カムイ]|あ、サイゾウ!▼~
何だか慌てて行ってしまったが~
もしかして照れていたのか?▼~
でも…そんなわけないか。▼~
~
***支援A [#tb1ab174]
:[カムイ]|おーい、サイゾウー!~
監視してるなら出てきてくれないかー?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|サーイーゾーー!▼~
:[サイゾウ]|……おい。貴様。~
間延びした声で呼ぶのはやめろ。▼~
:[カムイ]|ああ、サイゾウ。~
やっぱり監視していたんだな。▼~
:[サイゾウ]|…いったい何を企んでいるんだ。~
監視している相手を呼び出すとは…▼~
:[カムイ]|何も企んでなんかいない。▼~
この間は荷物を一緒に運んでくれて、~
助かった。▼~
その礼に菓子を用意したんだ。~
食べてくれないか?▼~
:[サイゾウ]|! か、菓子だと…!?▼~
:[カムイ]|どうした?▼~
:[サイゾウ]|そ、そんなものはいらん!~
菓子など一人で勝手に食べろ!▼~
:[カムイ]|…すまん。~
余計なことをしてしまったな。▼~
少しはサイゾウと~
仲良くなれたと思ったんだが、▼~
また怒らせてしまったみたいだ。▼~
悪かった、サイゾウ。~
菓子は俺一人で食べる。▼~
:[サイゾウ]|…おい、そんな顔はやめろ!~
ずっと監視する俺の気が滅入る!▼~
:[カムイ]|そう言われても…~
:[サイゾウ]|…はあ。▼~
…………実はな。▼~
:[カムイ]|何だ?▼~
:[サイゾウ]|…俺は甘いものが苦手なんだ。▼~
:[カムイ]|え? そうなのか?▼~
…あ、そういえば~
リョウマ兄さんから聞いたことがある。▼~
サイゾウは甘いものが食べられないと。~
すっかり忘れていた…▼~
:[サイゾウ]|た、食べられないわけではない。~
苦手なだけだ。▼~
:[カムイ]|ああ。だがこれで、~
食べてもらえない理由がわかった。▼~
俺はサイゾウに嫌われているわけではないと、~
そう思ってもいいか?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|サイゾウ。お前が敵国にいた俺を~
信用できない気持ちはわかる。▼~
でも…ずっとそのままでは~
前に進めないと思うんだ。▼~
お互いを知るにはまだ時間がかかると思うが~
まずは…俺を信じてもらえないか?▼~
:[サイゾウ]|…ふん、そんなこと、俺にもわかっている。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[サイゾウ]|監視は今日で終わりだ。~
もう、お前のことは見張らない。▼~
:[カムイ]|! それは…俺のことを、~
信用してくれたということか?▼~
:[サイゾウ]|ふん。お前ののんきな顔を見ていたら~
何か企むように見えなくなっただけのこと。▼~
:[カムイ]|のんきな顔とは失礼な…▼~
でも、サイゾウに認めてもらえたのなら、~
よかった。▼~
:[サイゾウ]|…そうか。▼~
まあ、これからもせいぜい、~
怪しまれるような言動は慎むんだな。▼~
:[カムイ]|ああ。もちろん。~
友人として、信用を失いたくはないからな。▼~
:[サイゾウ]|はあ? 友人だと…?▼~
:[カムイ]|俺はそう思っているんだが、~
不服か?▼~
:[サイゾウ]|ふ、ふん…好きにしろ。~
俺はもう行く。▼~
:[カムイ]|あっ、サイゾウ…!▼~
…はは。わかったよ。~
好きにさせてもらおう。▼~
~
**オロチ [#d9cea292]
***支援C [#a40ccf42]
:[カムイ]|あ、オロチ。~
ちょっといいか?▼~
:[オロチ]|おや、これはカムイ様ではないか。~
わらわに用か?▼~
:[カムイ]|用というほどじゃないんだが、その…~
俺の母上について教えてもらえないか?▼~
:[オロチ]|母上…ミコト様のことか?▼~
良きかな、良きかな。~
もちろんわらわの知りえることは教えようぞ。▼~
:[カムイ]|俺は母上とあまり長い時間を共有できなかった。~
…もちろんそれは俺に責任がある。▼~
でも…今でも母上のことを~
知りたいと思ってしまうんだ。▼~
:[オロチ]|カムイ様…▼~
あまり自分を責めるものではないぞ。~
そのような顔をされては、ミコト様も悲しまれる。▼~
…そうじゃな。それなら楽しい話をしよう。~
ミコト様にまつわるとっておきの話をな。▼~
:[カムイ]|母上の…楽しい話?▼~
:[オロチ]|ああ、そうじゃ。~
幾らでも話せるぞ。▼~
靴を履いたまま風呂場に上がり込んだ話や、~
箸を一本ずつ両手で持って食事をした話など、▼~
ミコト様の笑える話は盛りだくさんじゃ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなのか。▼~
:[オロチ]|特に正座を長時間した後、~
立ち上がった時が凄まじかったのう。▼~
足が痺れたせいで、ちょっとした小躍りの~
ようになってしまってな。▼~
家臣たちは必死に笑いをこらえておったが、~
わらわだけはいつも爆笑してしまったわ!▼~
:[カムイ]|ははは…~
母上は少し抜けた人だったのか?▼~
:[オロチ]|うむ。心優しく聡明な方である一方、~
少々とぼけたところがお茶目であった。▼~
おかげでわらわは日頃より笑いのつぼにはまる~
ことが多くてのぅ…▼~
うぷぷ! 思い出したらまた笑いが~
止まらなくなりそうじゃ!▼~
:[カムイ]|そうなのか。~
意外に楽しい人だったんだな…▼~
~
***支援B [#if6b49f2]
:[オロチ]|カムイ様、カムイ様よ。~
ちょっと待つのじゃ。▼~
:[カムイ]|あ、オロチ。~
この前は母上の話をしてくれてありがとう。▼~
:[オロチ]|あの話じゃが、笑い話ばかりしてしまって~
すまなかったな。▼~
:[カムイ]|ん? どうして謝るんだ?▼~
俺は楽しかったし、~
母上のことがわかって嬉しかったぞ?▼~
:[オロチ]|だが、楽しいところだけが~
ミコト様のすべてではないのじゃ。▼~
心優しいところもちゃんとカムイ様に~
お伝えせねばと思ってな。▼~
:[カムイ]|ありがとう、ぜひ頼む。▼~
:[オロチ]|ミコト様の優しさは…わらわが今、~
このような職位にあることが証明してくれる。▼~
…元々わらわは、~
王城に仕える呪い師の家系でな。▼~
王城抱えという肩書こそあれど、~
城内でわらわ一族は煙たがられる存在じゃった。▼~
:[カムイ]|…どうしてだ?▼~
:[オロチ]|わらわたちの主な仕事は、~
まじないじゃからな。▼~
凶兆を人に伝達する仕事なぞ、~
基本は嫌われ者になる宿命というものじゃ。▼~
:[カムイ]|…それは悪いことが起きた時に、~
まじないをした人のせいにされるということか?▼~
:[オロチ]|まぁ…そういうことじゃな。~
じゃがミコト様だけは違った。▼~
いつもわらわのことを気にかけ、~
まるで実の娘のように愛情を注いでくれた。▼~
:[カムイ]|そうなのか…▼~
:[オロチ]|ああ。昔…わらわは先走り単身で~
ノスフェラトゥの退治へと赴いたことがあった。▼~
そして結果的に大怪我をしてしまってな。~
ミコト様は泣いてわらわを叱りつけてくれた。▼~
…そしてその後でわらわを直属の部下にすると~
約束してくれたんじゃよ。▼~
:[カムイ]|そんなことがあったんだな…▼~
:[オロチ]|じゃからミコト様は優しく、~
それでいて皆に笑顔を与えてくれる…▼~
まさに陽だまりのような御方だったんじゃよ…▼~
:[カムイ]|陽だまり…そうか、息子としては~
この上ない褒め言葉に思えるな。▼~
:[オロチ]|ああ、カムイ様よ。誇るがよい、~
そなたの母上を末代に渡るまで、な。▼~
~
***支援A [#k11ca245]
:[オロチ]|そういえばカムイ様よ。~
そなたの母上のことなんじゃが…▼~
:[カムイ]|母上の話?~
また何か思い出したのか?▼~
:[オロチ]|…うむ。▼~
いつも皆に笑顔を見せてくれたあの方も…~
時折見せる暗い横顔があったのじゃ。▼~
それを伝え忘れておったと思ってな…▼~
:[カムイ]|暗い横顔…▼~
:[オロチ]|ああ、あの時ミコト様が何をお考えだったのか、~
今となっては知るよしもないが…▼~
わらわは、カムイ様のことを~
お考えだったのだと思ってるんじゃ…▼~
:[カムイ]|俺のこと?▼~
:[オロチ]|そうじゃ。ミコト様が実の息子のことを~
気に病まないわけはないじゃろう?▼~
皆の前では気丈にされておったが、~
わらわやカゲロウの前ではたまに…▼~
物憂げな顔をなさっておった。▼~
:[カムイ]|母上…▼~
:[オロチ]|すまんな、カムイ様。~
そなたが落ち込むことは想像の上…▼~
じゃが…言っておくべきだと思ってな。~
カムイ様は…愛されていたのだと。▼~
:[カムイ]|ああ…オロチ、ありがとう。▼~
母上の気持ちが伝わってきた。~
そして改めて思うんだ。▼~
こうして愛されたことを心に受けとめて、~
これからは俺が…▼~
母上が愛した人達を守ってみせると。▼~
:[オロチ]|…カムイ様。その言葉を聞き、~
ミコト様もきっと喜んでいると思うぞ。▼~
:[カムイ]|母上が愛した人達…~
その中にはもちろんオロチもいるんだぞ。▼~
:[オロチ]|うむ、それはわらわも同じこと。~
ミコト様より頂いた恩恵を…▼~
今こそミコト様の愛した子息、~
カムイ様に返そうぞ。▼~
ミコト様の代わりも込めて、な。▼~
:[カムイ]|ああ、これからもよろしくな。~
オロチ。▼~
:[オロチ]|ああ、こちらこそ頼むぞ。▼~
~
***支援S [#zce6b2d9]
:[オロチ]|うぷぷ…うくくっ!~
うははは…!!▼~
:[カムイ]|オ、オロチ!?~
どうした、突然笑い出して!?▼~
:[オロチ]|こ、これが笑わずにいられようか…!!▼~
…ハッ!?~
これはカムイ様!!▼~
いつの間にわらわの背後に!?▼~
:[カムイ]| さっきからいたんだが…▼~
それより、どうした?~
突然笑い出して…▼~
:[オロチ]|ええと…これはその…~
実は…わらわは…▼~
…いっ、いや。冷静に考えてみて、~
当人に言うのはどうなんじゃろう…?▼~
:[カムイ]|…?▼~
:[オロチ]|…いやいや。ここでウジウジするのも、~
わらわらしくないのう。仕方ない…▼~
まじないに動物のハラワタを贄とする~
呪い師らしく、ここは腹をくくるとするか。▼~
:[カムイ]|あのー、オロチ。~
さっきから、何を言ってるんだ?▼~
:[オロチ]|えー、コホン。▼~
先日わらわはカムイ様に~
ミコト様の代わりに守っていきたいと言うたが、▼~
…それは間違いであった。▼~
:[カムイ]|えっ…!?▼~
:[オロチ]|わらわがカムイ様を守りたいのは、~
その気持ちよりも強い気持ち…▼~
詰まるところは、愛じゃ。▼~
わらわはそなたを一人の男として、~
人生の伴侶として…守りたかったのじゃ。▼~
:[カムイ]|オロチ…そ、それって…!~
お前が俺を…好きってことか…?▼~
:[オロチ]|その通りじゃ。▼~
それにさっきまで自分自身気づかなんだわ。~
それがおかしくての…笑ってしまったのじゃ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
あはは…あはははっ!!▼~
:[オロチ]|カムイ様?▼~
:[カムイ]|あはははっ…!!~
笑ってすまない…オロチ!!▼~
だって、俺も同じだったから…!!~
あはははっ!!▼~
:[オロチ]|お、同じとな?▼~
:[カムイ]|ああ…俺も母上の代わりにオロチを守るとか~
言ってたが、それはオロチが…▼~
大事な女性だから守りたかったんだ。▼~
:[オロチ]|カムイ様…!!▼~
:[カムイ]|俺も自分の気持ちに気づいてなかった。~
一緒だったから、おかしくて笑ってしまったんだ。▼~
…お前に対する、~
この気持ちは本物だ。▼~
母上が作ってくれた縁を大事にして、~
お前を俺の恋人にしたいと…想ったんだ。▼~
:[オロチ]|…………▼~
ふふっ…!!▼~
:[カムイ]|オ、オロチ?▼~
俺、何か変なこと言ったか?▼~
:[オロチ]|いや…こんなに幸せなことはないと思ってな。▼~
まさかわらわが…想い人と添い遂げる日が~
来ようとは…▼~
ふふふ…はははっ!▼~
:[カムイ]|あっ…それで笑ってるのか?~
あははっ…でもそこ、笑うところか?▼~
:[オロチ]|ああ、笑うところに決まっておる。~
幸せな時に笑わずに、いつ笑うというのじゃ?▼~
さっきから顔がニヤニヤしてたまらんわ。▼~
:[カムイ]|…ふふふっ。そうだな。~
俺は…とても幸せだ。▼~
:[オロチ]|ああ、わらわもじゃ。▼~
今度こそ大事な人を…~
わらわは守ってみせるのじゃ!!▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[オロチ]|今思えば…一目見た時から、~
予感めいたものは感じておった…~
こうして、そなたと結ばれることができて…わらわは、とても…...
~
~
**ヒノカ [#r49f1ca9]
***支援C [#cba3da81]
:[カムイ]|ん…?~
今、馬の鳴き声がしたような…▼~
あそこで天馬の毛並を梳いているのは、~
ヒノカ姉さんか?▼~
:[ヒノカ]|ふふ。気持ちいいか?~
おい、あまり羽を揺らすと梳きにくいぞ…!▼~
…お前とは、随分と~
長い付き合いになってしまったな。▼~
私が天馬武者を志したあの日が、~
今では遠い昔のことのように感じられる。▼~
…ん?▼~
:[カムイ]|ヒノカ姉さん、すまん。~
立ち聞きするつもりじゃなかったんだ。▼~
:[ヒノカ]|カムイか。いや、構わない。~
どうした?▼~
:[カムイ]|今の話…姉さんが天馬武者を目指した理由を、~
もし良ければ教えてもらえないか?▼~
:[ヒノカ]|お前に聞かせるような話じゃないさ。▼~
…………▼~
…いや、こうしてまた家族として~
巡り会えたのだからな。少し話しておこうか。▼~
私はな…お前が誘拐されたあの日以来、~
怒りに身を震わせて何度も城を飛び出し、▼~
お前を救うために暗夜へ攻め込もうとした。▼~
:[カムイ]|えっ…!?▼~
:[ヒノカ]|もちろん母様やリョウマ兄様、~
家臣の大人たちに止められたさ。▼~
だが…私は許せなかった。~
大切な弟を連れ去った暗夜が…!▼~
そしてそれをみすみす見逃した…~
この自分自身がな。▼~
:[カムイ]|ヒノカ姉さん…▼~
:[ヒノカ]|だが、すぐに…~
無理だと気づいた。▼~
暗夜王国は、~
子供一人が歩いて行けるような場所ではない。▼~
そして私は…天馬に乗ってなら、~
お前を迎えに行けるんじゃないかと考えたんだ。▼~
:[カムイ]|じゃあ…俺を暗夜王国から救い出すために~
天馬武者になることを決意したのか…?▼~
:[ヒノカ]|ああ。今ではあの想いが、~
私の全ての原動力になったと言える。▼~
あの時のおかげで、~
私は強くなれたとそう思ってるよ。▼~
ありがとう、カムイ。▼~
:[カムイ]|そんな。~
礼を言うのは俺の方だ。▼~
それほどまでに俺のことを想ってくれて…~
本当にありがとう、ヒノカ姉さん。▼~
~
***支援B [#p6faaa04]
:[カムイ]|ヒノカ姉さん。~
また天馬の世話をしてるんだな。▼~
:[ヒノカ]|ああ、こいつは私に初めてできた~
闘いの相棒だからな。▼~
:[カムイ]|でも子供なのに天馬武者になろうだなんて、~
周りから反対されなかったのか?▼~
:[ヒノカ]|もちろんされたさ。~
…特に、母様からな。▼~
:[カムイ]|え!? …母上から?~
でも、ヒノカ姉さんと母上は…▼~
:[ヒノカ]|ああ、血の繋がりはない。~
でも…あの人は…反対した。▼~
最後なんて…ふふ、ひどかったぞ?~
泣きながら私を止めようとしたんだ。▼~
ヒノカ、あなたまで遠くに行ってしまったら、~
私はどうしていいかわからない。▼~
お願いだからそんなことは言わないで、ってな。▼~
:[カムイ]|…それでヒノカ姉さんは、~
どう言い返したんだ?▼~
:[ヒノカ]|当時は私もまだ幼かった…▼~
母様の立場をリョウマ兄様ほど~
冷静に割りきれていなかったんだ。▼~
母様のことをまだ母と認められないでいた私は、~
反抗心も相まってこう言ってしまったんだ…▼~
自分の子供でもないのに~
余計な心配するな…と。▼~
:[カムイ]|…!▼~
:[ヒノカ]|もちろんその後に謝ったけどな。~
でも…言ってしまった事実は変わらない。▼~
あの時の母様の曇った表情が~
いまだに私の目に焼き付いて離れない…▼~
きっとこの後悔は一生続くんだと思う。▼~
:[カムイ]|そんな! ヒノカ姉さんが~
そこまで背負うことはない!▼~
全部俺のことを想って~
してくれたことじゃないか!▼~
:[ヒノカ]|いや、背負わせてくれ。それがきっと…~
私に与えられた役目なんだと思う。▼~
:[カムイ]|ヒノカ姉さん…▼~
~
***支援A [#u89d7943]
:[カムイ]|あそこにいるのは…~
ヒノカ姉さんの天馬か。▼~
…………▼~
なあ…お前はずっとヒノカ姉さんと~
一緒にいたからわかるんだろうが、▼~
俺はヒノカ姉さんのこと、~
強くて凛々しくて…▼~
すごく強い意思を持つ人だと~
思っていた。▼~
でも…あの人の心の根底には、~
俺や母上への優しさがあったんだな…▼~
それを俺は絶対に忘れちゃいけない…▼~
:[ヒノカ]|ん…? カムイ。~
そんなところで何をしてるんだ?▼~
:[カムイ]|わっ!~
ヒ…ヒノカ姉さん!?▼~
:[ヒノカ]|お前、何を慌てているんだ?▼~
:[カムイ]|な…なんでもない。~
い、いや……え、えと…その。▼~
:[ヒノカ]|…?▼~
:[カムイ]|こいつに…ヒノカ姉さんのことを~
話していたんだ。▼~
:[ヒノカ]|私のことをか?▼~
:[カムイ]|ああ、ヒノカ姉さんは家族のことを~
本当に大事に想ってる。▼~
ヒノカ姉さんがこいつに乗って~
天馬武者になった時から…▼~
いえ、もっと前から…~
それはずっと変わらない。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
:[カムイ]|それはとてもありがたいことだが…~
甘えていたくないと思ったんだ。▼~
:[ヒノカ]|カムイ…▼~
:[カムイ]|これまでヒノカ姉さんが俺たちのことを~
支えようとがんばってくれた分、▼~
これからは俺もヒノカ姉さんを~
支えていきたい。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
ふっ…ふふふ。お前も随分いっぱしの~
口を利くようになったもんだ。▼~
:[カムイ]|か、からかわないでくれ、姉さん。~
俺は真面目に…!▼~
:[ヒノカ]|ああ。もちろん、~
からかうつもりなどないさ。▼~
…その言葉、ありがたく受け取っておこう。~
姉冥利に尽きるというものだ。▼~
:[カムイ]|ありがとう、ヒノカ姉さん。▼~
これからは俺のことを~
どんどん頼ってほしい。▼~
:[ヒノカ]|ああ。~
もちろんだ。▼~
~
***支援S [#be49d5ca]
:[ヒノカ]|…………▼~
カムイはこの前、~
あんな風には言ってはくれたが…▼~
私はそんな優しい人間ではない…▼~
相棒であるお前は覚えているだろう…▼~
カムイが連れ去られてすぐの私は、~
怒りと激情に身を任せた。▼~
清浄な心を持つ人間にしか懐かないお前は、~
あの頃私を受け入れてくれなかったんだよな…▼~
何度も振り落されて、~
お前と喧嘩になったこともあった。▼~
ははは…思えば私はあの頃から~
カムイのことが好きだったのかもな。▼~
好きな男を奪われると女ってのは、~
あんな風にみっともなくなるんだって…▼~
今更、我がことながら呆れるよ。▼~
:[カムイ]|…ヒ、ヒノカ…姉さん。▼~
:[ヒノカ]|!!!!~
カムイ…!!▼~
:[カムイ]|今の話…好きな男とは…~
もしかして、俺のことか…?▼~
:[ヒノカ]|こ、これは…その…!!~
き、聞かれてしまったのか…?▼~
いや…その…すまない。忘れてくれ。~
私のただの気の…迷い……だ。▼~
:[カムイ]|…気の迷いだなんて、言うな。▼~
:[ヒノカ]|なに…?▼~
:[カムイ]|さっきの言葉…嬉しかった。~
俺も…姉さんと同じ気持ちだったからな。▼~
:[ヒノカ]|……!!▼~
:[カムイ]|思いもしなかった…まさか、~
姉さんも俺を好きでいてくれたなんて。▼~
:[ヒノカ]|カムイ…▼~
:[カムイ]|でも、いくら想い合っていても、~
俺たちはきょうだいだ。▼~
この気持ちが許されるわけがない…▼~
ヒノカ姉さんの言うとおり、~
忘れたほうがいいのかもしれないな…▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
もし、お前が本当に私のことを~
思ってくれているのなら、▼~
私はお前に、~
真実を告げても許されるだろうか…?▼~
:[カムイ]|真実…?▼~
:[ヒノカ]|…許してくれ、カムイ。~
実はお前は…私の本当の弟ではないんだ。▼~
:[カムイ]|なに…!? どういうことだ!?▼~
:[ヒノカ]|実は、お前が白夜に戻ってきた日…~
母様…ミコト女王から手紙を渡されたんだ。▼~
もしこの先…私が恋に悩んだときは、~
この手紙を読むように、と。▼~
そこにはお前が…~
スメラギ王の子ではないと書かれていた。▼~
元々私たちきょうだいとお前は母親が違う…~
つまり、私たちに血の繋がりは一滴も無い。▼~
:[カムイ]|そんな…▼~
:[ヒノカ]|今思えばミコト女王は~
予知めいた力をお持ちだったから、▼~
私がこの先、お前に恋をすることを~
悟ってらっしゃったのかもしれんな。▼~
その手紙にはミコト女王と父様…~
二人の過去も記されていた。▼~
:[カムイ]|二人の、過去…?▼~
:[ヒノカ]|ああ。ミコト女王が父様を頼って~
白夜王国に来たとき…▼~
故郷で産んだ赤子を連れていたそうだ。~
それがカムイ…お前だ。▼~
父様は、~
それが自分の子ではないと知りつつも、▼~
愛する女性の子であればと…~
実の子として育てることを決めたそうだ。▼~
その愛情の深さは…~
カムイも知っているだろう。▼~
:[カムイ]|…ああ。スメラギ王…父上は、~
俺のことを本当に愛してくれた。▼~
真実を知った今でも…~
俺の父上はスメラギ王だと思えるほどに。▼~
だが…それじゃあ…~
俺の本当の父親は、誰なんだ…?▼~
:[ヒノカ]|…それは私にもわからない。~
手紙にも、何も記されてはいなかった。▼~
:[カムイ]|そうか……▼~
俺はみんなと、~
本当のきょうだいではなかったんだな…▼~
:[ヒノカ]|すまない…カムイ。~
今まで姉として接してきたのに、こんなこと…▼~
やはりお前には、~
言うべきではなかったかもしれんな…▼~
:[カムイ]|いや…そんなことはない。▼~
確かに、少しはショックだったが…~
本当のことを知れたおかげで…やっと言える。▼~
ヒノカ姉さん…~
俺は、あなたの事が好きだ。▼~
この世界で一番、姉さんのことを愛している。▼~
:[ヒノカ]|…本当にいいのか?▼~
:[カムイ]|ああ、もちろんだ。~
俺は、姉さんじゃないと嫌だ。▼~
:[ヒノカ]|カムイ…~
私はこんな日が来るとは夢にも思わなかった。▼~
お前を失い…泣きながら暮らした日々も、~
無駄ではなかったのだな…▼~
ありがとう…私を選んでくれて…▼~
:[カムイ]|いや、俺のほうこそ…ありがとう。▼~
これからはもう…どこにもいかない。~
ずっと…姉さんの傍にいるからな。▼~
:[ヒノカ]|ああ…私もだ。ずっと傍にいて、~
必ずお前を守り続けると誓おう。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[ヒノカ]|お前がいなくなったあの日から…~
私はお前のことを、追い続けてきた…~
お前は、私の特別な人だ…▼~
~
~
**アサマ [#jee0de6e]
***支援C [#ra63999b]
:[カムイ]|森は空気が澄んでいて気持ちがいいな。~
…ん? あれはアサマ?▼~
アサマー。おーい。▼~
:[アサマ]|ああ、カムイ様。~
散歩か何かですか?▼~
:[カムイ]|ああ。アサマは大木の下に座って~
何をやってるんだ?▼~
:[アサマ]|別に何もしていませんよ?~
しいて言うなら森の「音」を聴いています。▼~
:[カムイ]|森の音?▼~
:[アサマ]|はい。ああ、カムイ様。~
少し静かにしていただけますか?▼~
:[カムイ]|あ、ああ。▼~
:[アサマ]|…………▼~
:[カムイ]|…アサマ、黙ってしまったな。~
一体何が起こるんだ?▼~
!!~
…どこからか鳥の声が聴こえる。▼~
…とても綺麗な声だな。▼~
:[アサマ]|カムイ様にも聴こえたようですね。▼~
耳をすませば、他にも聴こえてくるはずです。~
森は音に溢れていますから。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…本当だな。▼~
川のせせらぎや、~
木々の揺れる音が聴こえる。▼~
なんだか落ち着くな…▼~
:[アサマ]|…気に入りましたか?▼~
:[カムイ]|ああ。とても綺麗な音だった。~
特に鳥の声が素晴らしかったな。▼~
:[アサマ]|ああ、あの鳥はとても警戒心が強いので~
気配を消していないと鳴き声は聴こえません。▼~
騒ぐと逃げてしまいますから、お静かに。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
邪魔をしてすまん。▼~
:[アサマ]|いいえ、無知な者にはよくあることですよ。▼~
カムイ様は世間を知らぬ方ですし~
それはしょうがないことです。▼~
:[カムイ]|ううっ!~
何だか心が痛い…!▼~
と、ところでアサマは鳥に詳しいのか?~
鳴き声で何の鳥かわかっていたようだし…▼~
:[アサマ]|小さい頃から山や森で修業をしていたので、~
他の方よりは詳しいと思いますよ。▼~
各地の霊山にも行きましたから、~
山は勝手知ったる庭のようなものなのです。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
アサマが物知りなのも頷けるな。▼~
:[アサマ]|まあ、あなたに比べたらほとんどの方が~
物知りの部類に入ると思いますが。▼~
:[カムイ]|ううっ! また心が痛い…!▼~
:[アサマ]|ですが、そうやって色々知ろうとする姿勢は~
良いことだと思いますよ。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[アサマ]|…ああ、もうこんな時間ですか。▼~
もっとここでのんびりしていたいのですが~
ヒノカ様に呼ばれているのでした。▼~
それではカムイ様、失礼しますね。▼~
:[カムイ]|あ、ああ。▼~
アサマが最後に言ってくれた言葉…~
少しは俺を認めてくれていたのか?▼~
もっと、アサマと話してみたいな。▼~
~
***支援B [#h1de3ba5]
:[カムイ]|あ、ここにいたのか、アサマ。~
また鳥の声を聴いているのか?▼~
:[アサマ]|ああ、カムイ様。~
あなたこそ、またのんきにお散歩ですか?▼~
:[カムイ]|うう…何だかすまん。▼~
…あ、ところでアサマ。▼~
その…またアサマと一緒に鳥の声を~
聴いてもいいか?▼~
:[アサマ]|? ええ。静かにしているなら別に構いません。~
好きに過ごしてください。▼~
:[カムイ]|あ、ありがとう!▼~
あの鳥の声がもう一度聴きたくて…▼~
…それに、こうやって過ごしていると~
とても心が落ち着くしな…▼~
:[アサマ]|そうですね。その点は私も同感です。~
山や森が修行の場になるのも頷けます。▼~
……!▼~
:[カムイ]|? 急に険しい顔をしてどうした?▼~
:[アサマ]|少し静かにしてください。▼~
:[カムイ]|あ、ああ。▼~
! 何か近づいてくる…!▼~
:[アサマ]|あなたはここで待っていてください。~
すぐに済みますので。▼~
…………▼~
……そこですね!▼~
:[カムイ]|! ア、アサマ!?▼~
錫杖を持って~
茂みに入って行ったが…▼~
大丈夫なのか…?▼~
:[アサマ]|ああ、もう終わりましたよ。▼~
:[カムイ]|ア、アサマ!?~
一体、さっきのは…▼~
! アサマが背負っているもの…~
そ、それは、熊か!?▼~
:[アサマ]|熊ですね。~
それ以外の何に見えるというんです?▼~
まあ、森に熊がいるなんて、~
日常茶飯事です。▼~
修行していた時もよく遭遇していたので~
こうやって闘うことも多かったですねえ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなのか…▼~
でも、アサマは本当にすごいな。~
俺なんか熊を見たら逃げ出してしまうぜ。▼~
助けてくれてありがとう。▼~
:[アサマ]|こんなことたいしたことではありません。▼~
それに別にあなたを助けようと~
したわけではないので礼はいりません。▼~
:[カムイ]|そ、そうか…▼~
:[アサマ]|こうやって熊に会えたとは運がいいですよ。~
これで今夜は豪華な熊鍋が出来ます。▼~
:[カムイ]|く、熊鍋…!?▼~
:[アサマ]|ほう、カムイ様は熊鍋を~
食べたことがないのですか?▼~
それはかわいそうに。~
とてもおいしいですよ?▼~
:[カムイ]|そうなのか…▼~
:[アサマ]|…では、私は今から熊をさばきますね。▼~
:[カムイ]|え? ここでさばくのか?▼~
ちょ、ちょっと待て!~
アサマ、ストーーーップ!▼~
:[アサマ]|ああ、熊をさばく光景は、~
あなたには刺激が強かったですか?▼~
戦場であんなに血や死体を見ているのに、~
おかしな人ですねえ。▼~
ま、嫌なら目をつむっていればいいですよ。▼~
:[カムイ]|いや、そういう問題でもない気が…~
って、言ってる傍から再開するな!▼~
俺がどこか行くまで待てー!▼~
~
***支援A [#w19f1fc7]
:[カムイ]|やあ、アサマ。~
やっぱりこの木の下にいたんだな。▼~
この間は熊から助けてくれて~
ありがとう。▼~
:[アサマ]|ああ、カムイ様。▼~
別にあのことは気にすることはありませんと~
言ったはずですが?▼~
:[カムイ]|でも、熊鍋もおいしかったから~
きちんと言いたくて…▼~
まあ…~
さばいている時は逃げてしまったが。▼~
:[アサマ]|ああ、熊鍋ですか…▼~
ですが、あの鍋もみなさんにお分けしたので~
特に礼は必要ありません。▼~
:[カムイ]|でも、やっぱり俺は~
礼が言いたかったんだ。▼~
アサマがいなかったら~
食べられなかった味だから。▼~
:[アサマ]|ふむ、そうですか…▼~
:[カムイ]|ところで、今日も森で~
のんびりするつもりか?▼~
:[アサマ]|はい。できることなら~
一生こうして過ごしていたいくらいです。▼~
闘いなんて無意味なものに囚われず~
自然体で過ごすことが一番だと思いますから。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
アサマはそう思っているんだな。▼~
確かに、闘わずに済むことが~
一番だと思う。▼~
でも…俺は大切な人を守るために~
闘うことも必要じゃないかと思うんだ。▼~
自分の家族や仲間が、悲しむなんて嫌だから…▼~
:[アサマ]|ほう…そうですか。▼~
まあ、その考えも一理あると思いますよ。~
少なくとも仲間が死ぬのは悲しいと思いますし…▼~
:[カムイ]|!▼~
:[アサマ]|? どうしてそんなに驚いているのですか?▼~
:[カムイ]|ええと、アサマはあまりそういったことを~
考えていないと思っていたので意外だったんだ。▼~
普段はその…▼~
:[アサマ]|ああ、私は毒舌家という奴らしいですね。~
ヒノカ様にいつも注意されます。▼~
あと、他人のことにも頓着しない性分ですから~
そう思われるのも当然でしょう。▼~
:[カムイ]|は、ははは…そうだな。▼~
でも、こうやって話してみてわかった。~
アサマはいい人だな。▼~
:[アサマ]|はい?~
カムイ様はおかしな人ですね。▼~
少し話をしただけで私をいい人扱いとは…~
私には理解できません。▼~
:[カムイ]|でも、本当にどうでもいいと思っているなら~
こうやって一緒に闘ってはくれないだろう?▼~
これは仲間のことを大切に想って~
くれているからだ。▼~
どうやって仲間を守っていくかなんて~
人それぞれだし、▼~
これがアサマの守り方なんだと思う。▼~
:[アサマ]|まあ、カムイ様がそう思っている分には~
別に構いませんよ。▼~
なりゆきで参加したようなものだったのですが~
ここまで来たら仕方がありません。▼~
カムイ様からも評価いただいたことですし~
少しは私も協力しませんとね。▼~
:[カムイ]|! あ、ありがとう!▼~
:[アサマ]|ですが、この時間を邪魔されるのは迷惑です。~
話が終わったならお静かに。▼~
:[カムイ]|あ、ああ。もちろん。▼~
俺…ちゃんと静かにしているから、~
これからも一緒にいさせてくれ。▼~
:[アサマ]|はい。▼~
~
**セツナ [#z08737b7]
***支援C [#s799cad2]
:[カムイ]|ええと…ここに最近この辺を荒らしてる~
猪用の罠があったはずなんだが…▼~
様子はどうだ…?▼~
:[セツナ]|…………▼~
:[カムイ]|うわあああっ!!!~
セ、セツナ!?▼~
ま、まさか猪の罠にかかってるのか!?▼~
:[セツナ]|カムイ様…~
はい…そうみたいです。▼~
:[カムイ]|そ、そうみたいって…~
どう見たってそうじゃないか!!▼~
今、助けるからな!!▼~
…よしっ! これで罠は外れた。~
怪我もないみたいで良かった。▼~
:[セツナ]|…ありがとうございます。▼~
:[カムイ]|でも、どうして助けを呼ばなかったんだ?▼~
これからこんなことがあったら~
ちゃんと助けを呼ぶんだ!?▼~
…まあ、人間が獣用の罠にかかるなんて、~
そうそうあるわけないと思うが。▼~
:[セツナ]|…いいえ。こんなのは、~
私にとって日常茶飯事です。▼~
:[カムイ]|ええっ!?▼~
:[セツナ]|山を歩けば獣用の罠にかかり、~
川を往けば魚を捕る網にかかり、▼~
町を歩けば子供が仕掛けた落とし穴に~
かかる…▼~
それが私です…▼~
:[カムイ]|…………▼~
…はっ。~
一瞬、驚きすぎて言葉を失ってしまった…▼~
それはある意味才能だな…▼~
:[セツナ]|ありがとうございます…▼~
:[カムイ]|別に褒めてるわけじゃないんだが…▼~
でも、そんなに罠にかかるなら尚更、~
助けは早く呼んだほうがいいぞ?▼~
:[セツナ]|でも…いつもはそのうち~
ヒノカ様が助けに来てくださるので…▼~
:[カムイ]|ええっ!? ヒノカ姉さんが?▼~
:[セツナ]|はい…ヒノカ様は~
部下の面倒見がとても良い御方です…▼~
:[カムイ]|それは…~
部下の面倒というよりも…▼~
飼ってる動物の面倒を見るのに近いような…▼~
:[セツナ]|だから罠にかかっても安心なんです。▼~
:[カムイ]|ふ…ふーん。良かったな…~
上司と部下の仲が良くて…▼~
~
***支援B [#d5fb102e]
:[カムイ]|よ~し。あと少しで到着だ!~
昨日仕掛けた罠に獲物がかかってるといいな。▼~
あっ…でも一人じゃ食べきれないだろうから、~
みんなに振舞って食べてもらおう。▼~
:[セツナ]|…………▼~
:[カムイ]|わっ!! そ、そこで罠にかかってるのは…~
もしかして…▼~
セツナか!?▼~
:[セツナ]|はい、私です…~
カムイ様…こんにちは。▼~
:[カムイ]|ああ、こんにちは…▼~
…じゃなくて!!~
どうしてまた罠にかかっているんだ~!!▼~
:[セツナ]|それは前にも申し上げましたように…▼~
:[カムイ]|いやいや、そういうことじゃなくて、~
お前も罠にかからないよう注意を…▼~
…って、そんなこと言ってる場合じゃない。~
今下ろしてやるからな!▼~
:[セツナ]|度々恐れ入ります…▼~
:[カムイ]|うんしょ、うんしょ…~
よしっ! これで大丈夫だ。▼~
:[セツナ]|ありがとうございます…▼~
:[カムイ]|ふぅ…それにしても、~
もう少し対策を練るとかしたほうがいいぞ。▼~
:[セツナ]|いえいえ…カムイ様には~
一切ご迷惑はおかけしませんので…▼~
:[カムイ]|既に二回…~
迷惑をかけられてる気が…▼~
:[セツナ]|では…次からは~
見て見ぬふりをして下さい…▼~
カムイ様が対応されなくても…~
ヒノカ様が助けてくださいますから…▼~
:[カムイ]|う、う~ん。だからそういうこと~
じゃないんだが…▼~
ヒノカ姉さんはいつも~
すぐに助けに来てくれるのか?▼~
:[セツナ]|ええ…~
だいたい…一両日中には…▼~
:[カムイ]|そ、それって一晩じゅう宙づりって~
ことじゃないか!!▼~
:[セツナ]|見方によっては…▼~
:[カムイ]|どう見たってそうなるだろ!!▼~
あ、ああ~っ、もう!!~
こんなんじゃダメだ、セツナ!!▼~
今からセツナが罠にかからないように、~
特訓するぞ!▼~
:[セツナ]|…………▼~
結構です。▼~
:[カムイ]|ダッ…ダメだ、絶対に特訓させるぞ!▼~
:[セツナ]|えー……▼~
:[カムイ]|えー、じゃない! 返事は!?▼~
:[セツナ]|はーい…▼~
~
***支援A [#yf6be6b0]
:[カムイ]|ほら! ここの山道、~
葉の色が変わってるだろう?▼~
:[セツナ]|はい…とても綺麗ですね。紅葉でもないのに。~
踏みしめたくなります…▼~
:[カムイ]|うわああ~っ!~
だからダメだ!!▼~
そういうところに落とし穴が仕掛けられてたり~
するって、今言ったばかりだろ?▼~
:[セツナ]|あっ、そうでしたね…▼~
:[カムイ]|あと…ほら、そこの木の幹、~
花や実がなっていていかにも怪しいだろ?▼~
:[セツナ]|ああ、綺麗…~
ああ、美味しそう…▼~
:[カムイ]|だああっ!! だからそういう風に~
簡単に手を伸ばさない!▼~
伸ばした瞬間、~
腕ごと宙に持っていかれるから!▼~
:[セツナ]|はい…すみません。▼~
:[カムイ]|まったくもう…セツナはぼんやりしすぎだぞ?~
もうちょっと周囲を見て…▼~
:[セツナ]|うふふ…▼~
:[カムイ]|セツナ? どうした?▼~
:[セツナ]|すみません…私、楽しくて…▼~
:[カムイ]|えっ…なにが?▼~
:[セツナ]|私は…こんな性格だから…~
ちゃんと向き合ってくれる人がいなくて…▼~
カムイ様は一つ一つ丁寧に説明して~
下さるので、とても嬉しいなぁと…▼~
:[カムイ]|そ、そうなのか…▼~
:[セツナ]|カムイ様…照れてます?▼~
:[カムイ]|て、照れてなどいない。▼~
:[セツナ]|顔が赤いのを隠したいなら…~
木洩れ日の少ない日陰に移動したらいいですよ…▼~
ほら、ここなんて…▼~
:[カムイ]|セツナ!! そこは~!!!▼~
:[セツナ]|あらら…上から網が落ちてきてしまいました…~
これは…罠ですね?▼~
:[カムイ]|ああ…そうだな…▼~
:[セツナ]|いつものように助けてくれますか…?~
そしたら私…もっと嬉しくなりますので…▼~
:[カムイ]|ははは…仕方ないな。~
助けてやるから少し待ってろ。▼~
:[セツナ]|ありがとうございます…▼~
~
***支援S [#k04606fb]
:[カムイ]|はぁ…はぁ…~
今日はもうこんな時間になってしまったな。▼~
いつも大体この辺でセツナが~
罠にかかってるんだが…▼~
あっ…セツナ!▼~
:[セツナ]|あ、カムイ様…▼~
:[カムイ]|あれっ…? 今日は罠にかかってない?~
こんなところで、何をやってるんだ?▼~
:[セツナ]|ここに、罠があるなあと思って…~
見ていました…▼~
:[カムイ]|え? 本当だ…!~
すごいぞ、セツナ!!▼~
ちゃんと罠がどこにあるかわかるように~
なったんだな! 成長したじゃないか!▼~
:[セツナ]|はい…でも…▼~
私…罠を見破れるようになると…~
とても困ってしまいます…▼~
:[カムイ]|えっ…何か問題でもあるのか?▼~
:[セツナ]|だって…カムイ様が~
助けに来てくれなくなるじゃないですか…▼~
:[カムイ]|そ、それは確かにそうかもしれないが…~
それが目標だっただろう?▼~
:[セツナ]|でも私…とても嫌です…▼~
だって…~
カムイ様に助けてもらうの…▼~
すごく好きだったから…▼~
:[カムイ]|それって…▼~
:[セツナ]|カムイ様…好きです。▼~
いつも助けてもらっているうちに、~
カムイ様のこと好きになっちゃいました…▼~
:[カムイ]|セツナ…▼~
:[セツナ]|でも…こんなドジで間抜けな女…~
嫌ですよね…?▼~
:[カムイ]|…………▼~
いいや、そんなことない。▼~
俺もセツナと一緒にいるうちに、~
お前がどんどん好きになっていた。▼~
ドジでほっとけないところも含めてな。▼~
:[セツナ]|カムイ様…!▼~
うれしい…~
私…嬉しいです!!▼~
:[カムイ]|うわっ…えっ!?~
あらっ!!?▼~
:[セツナ]|わあ…!▼~
…………▼~
:[カムイ]|…………▼~
これって…お前の目の前にあった罠だよな…?▼~
:[セツナ]|はい、そうですね…▼~
:[カムイ]|お前が抱きついた拍子に二人一緒に倒れ込んで、~
罠にかかったってことだよな…?▼~
:[セツナ]|解説ありがとうございます…▼~
:[カムイ]|セツナ!!~
この状況どうするつもりなんだ!?▼~
二人とも罠にかかってしまったぞ!?▼~
:[セツナ]|うふふ…~
つまり二人は…ずーっと一緒ですね?▼~
:[カムイ]|この状態ではずっといたくない!!▼~
うわあ~!! ヒノカ姉さん!!~
助けに来てくれ~!!!▼~
:[セツナ]|ふふふ…▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[セツナ]|あなたとなら私…どんな場所でも幸せですよ…~
ヒノカ様になんと言ってご報告するか…~
一緒にゆっくり考えましょう?▼~
~
~
**ツクヨミ [#n913f909]
***支援C [#g1252fc6]
:[ツクヨミ]|ぶつぶつ…ぶつぶつ…▼~
:[カムイ]|ん? ツクヨミ。~
何を熱心に書いているんだ?▼~
:[ツクヨミ]|わあ! カムイか!?~
急に話しかけるでない!▼~
せっかく書いたまじない札を~
また書き直す羽目になるであろう!▼~
:[カムイ]|あ、すまん、ツクヨミ。~
でも、そのまじない札って何だ?▼~
:[ツクヨミ]|これか?~
ふん、知らぬのなら教えてやろう。▼~
これは私のまじないをこめた札だ。▼~
風の部族にいた頃、村の者たちのために~
作っていた護符のようなもので、▼~
豊穣を祈ったり、家内安全を願うものなど~
様々なものがあるのだ。▼~
:[カムイ]|へえ、そんなものがあるんだな。▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。これは私が~
独自に編み出したものだ。▼~
私自身がまじないを書き込んだこの札は、~
そんじょそこらのまじないとは効き目が違う。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
今書いていた札は何用なんだ?▼~
:[ツクヨミ]|それは風の部族に送る、~
祭典用の札だ。▼~
私がいなくなっても祭典が無事行えるように~
まじない札を送ってほしいと、▼~
村の者たちから言われておったからな。~
仕方ないから用意してやっておるのだ。▼~
:[カムイ]|そうなのか。~
じゃあ、これを今から送るわけだな。▼~
…あ! そうだ、ツクヨミ。▼~
風の部族に札を送るのなら、~
一緒に手紙を送ったらどうだ?▼~
:[ツクヨミ]|…手紙?▼~
:[カムイ]|ああ。ツクヨミが村を出てから~
部族の人たちも心配しているはずだろ。▼~
:[ツクヨミ]|…………▼~
…ふん。私は立派な呪い師。~
そのような報告を村の者たちにする必要はない。▼~
さあ、私はまだまじない札を作っている途中だ。~
早く立ち去れ!▼~
……あ!▼~
:[カムイ]|ん? 今、ツクヨミの腕から~
何か落ちたぞ。▼~
これは……書きかけの手紙?▼~
:[ツクヨミ]|わああああ! み、見るでない!▼~
:[カムイ]|もしかして…ツクヨミ、~
既に手紙を書こうとしていたのか?▼~
でも、それならどうして嫌だなんて…▼~
:[ツクヨミ]|…………上手く書けぬのだ。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツクヨミ]|私は生まれてこのかた、~
手紙など一度も書いたことがないのだ!▼~
だから…何を書けばよいのかわからないのだ!~
どうだ、これで理解できたか?▼~
:[カムイ]|そ、そんな自信満々に言われても…▼~
でも、それでこんなに~
書きかけの手紙があるんだな。▼~
:[ツクヨミ]|! …ふん、それならばカムイよ、~
お前が私に手紙を書かせてみよ。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツクヨミ]|私に手紙を書けと言ったお前なら~
書き方も会得しておるのだろう?▼~
ならば私に良い手紙を書かせてみせよ!▼~
:[カムイ]|ええと…とても偉そうに言ってるけど~
これはお願いされているのか?▼~
そうだな…言い出した責任もあるし~
俺でよければ付き合うぞ?▼~
:[ツクヨミ]|ふむ、そうか。~
では、力を尽くせよ。▼~
:[カムイ]|ああ、わかった!▼~
~
***支援B [#sb9cc09a]
:[ツクヨミ]|カムイよ、結局のところ~
手紙というのは何をどのように書けばよいのだ?▼~
:[カムイ]|ええと…~
風の部族の人たちへ書くんだったら、▼~
ツクヨミが元気に過ごしていると~
わかるような内容がいいと思うぞ。▼~
ちなみに、今まで書きかけていたものは~
どんな内容だったんだ?▼~
:[ツクヨミ]|村へ送るまじない札の~
使用法とその効果だな。▼~
:[カムイ]|それじゃあ手紙じゃなくて~
ただの説明書だ!▼~
例えば…「先日こんなことがありました」とか~
楽しい出来事を書けば手紙っぽくなるな。▼~
:[ツクヨミ]|最近の出来事…▼~
:[カムイ]|あ、怖い話を聞いてもツクヨミが一人で~
寝られるようになった話とかどうだ?▼~
:[ツクヨミ]|! お、お前は急に何を言い出すのだ!~
私は前から一人で寝られておるわ!▼~
:[カムイ]|でも最初の頃は無理だったと~
聞いたぞ?▼~
そこからツクヨミが成長した話を書けば、~
みなさんも喜んでくれると思ったんだが…▼~
:[ツクヨミ]|ふん!~
そんな話、絶対にだめだ!▼~
それよりも、闘いにおける私の活躍振りを~
書く方がよっぽどいいと思うが。▼~
:[カムイ]|それもそうだな!▼~
この間の闘いでも、ツクヨミのおかげで~
ノスフェラトゥを一掃出来たし。▼~
考えてみれば、俺たちはツクヨミに~
たくさん助けられてるな。▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。そうであろう?▼~
…なるほど。書く内容はこうやって~
考えればよかったわけか。▼~
:[カムイ]|ははっ、これで書くことは決まったな。~
頑張れ、ツクヨミ!▼~
:[ツクヨミ]|うむ。▼~
…おおそうだ、~
お前も手紙を書いてみろ。▼~
:[カムイ]|俺が?▼~
:[ツクヨミ]|ああ。私の話ばかり聞いて手紙を書かせるなど~
なんだか不公平ではないか。▼~
お前も私に手紙を書いて~
己の微笑ましい話とやらを聞かせてみよ。▼~
:[カムイ]|ツクヨミに手紙を書けばいいんだな?~
わかった。▼~
:[ツクヨミ]|ふん、私とお前でどちらが良い手紙を書けるか~
勝負といこうではないか!▼~
まあ、私は負けるつもりなどないがな!▼~
:[カムイ]|ははっ、わかった!~
俺も頑張るぜ!▼~
~
***支援A [#d2b09649]
:[カムイ]|ツクヨミ!~
手紙を書いてきたぞ!▼~
:[ツクヨミ]|ああ、カムイか。~
ちょうどよいところへ来たな。▼~
:[カムイ]|? どういうことだ?▼~
:[ツクヨミ]|私は一足先に手紙を書いて、~
まじない札と共に風の部族の元に届けていてな。▼~
先程その返信が来たのだ。▼~
:[カムイ]|へえ、そうだったんだな。~
返事はどうだったんだ?▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。まずはまじない札の効果がてき面で、~
村の皆が喜んだことが書いてあったぞ。▼~
あとは…まあ、私の近況が聞けて嬉しかった~
ということも書いてあったな。▼~
:[カムイ]|そうなのか…!~
手紙を送ってよかったな。▼~
:[ツクヨミ]|ふっ、この反応を見るに、~
私の手紙は素晴らしかったと言わざるをえまい。▼~
手紙の勝負は、~
私の勝ちで決まりかもしれんな?▼~
とはいえ、カムイのおかげでもあるし~
一応礼は言っておこう。▼~
:[カムイ]|ははっ、役に立てたのならよかった。▼~
あ! そうだ。それだったら次は~
俺からの手紙も読んでくれないか?▼~
:[ツクヨミ]|ふむ、どれどれ…▼~
! な、なななななんだこれはっ!▼~
:[カムイ]|? 俺、何か変なことを書いてるか?▼~
:[ツクヨミ]|何故お前の手紙に~
私の名前がたくさん出てくるのだ!▼~
「ツクヨミは字が綺麗だな」だの~
「まじないをする姿は立派だな」だの▼~
は、恥ずかしいではないか!~
私はお前のことを書けと言ったはずだぞ!▼~
:[カムイ]|ええと…でも、ツクヨミに伝えたいことを~
考えたら、こういったことしか浮かばなくてな。▼~
ほら、近況報告しようにも、~
いつも一緒に行軍してるから…▼~
何も言うことが思いつかなかったんだ。▼~
:[ツクヨミ]|そ、それはそうかもしれぬが…▼~
結局、どちらが書いても私の話題しかないとは~
私が楽しくないではないか!▼~
…よし!~
こうなれば私がお前に手紙を書く!▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツクヨミ]|私もお前のことをたくさん書いてやろう。~
そして、共に恥ずかしい想いをすればよいのだ。▼~
しかも、私からの手紙はまじない札も~
付けてやるから、ありがたいと思え。▼~
:[カムイ]|ええと…なんだかツクヨミと文通する~
流れになってしまったな。▼~
:[ツクヨミ]|文字を書くのは元々好きだからな。▼~
まずはお前宛の手紙を書き、~
その後は他の者たちにも書いてやろう…▼~
ふふふ…楽しみにしておれ!▼~
:[カムイ]|ははっ、まあツクヨミが~
楽しそうならそれでいいか。▼~
じゃあ、手紙楽しみにしてるぞ!▼~
~
**オボロ [#vf58cc60]
***支援C [#yb3a6bc3]
:[カムイ]|さて…~
今日やることも終わったし、▼~
寝る前にちょっとお茶でも飲んで~
のんびりしようか。▼~
読みかけの本でも読んで…と。▼~
:[オボロ]|カムイ様! こんなところで~
何を寝っころがってるんですか!!▼~
:[カムイ]|う、うわっ! …オボロ?~
こんな夜遅くにどうした?▼~
:[オボロ]|見ての通り、お掃除をしてるんです。▼~
:[カムイ]|そ、掃除ってこんな時間にか?▼~
:[オボロ]|はい。昼間は行軍や訓練がありますし、~
こんな時間にしかできないでしょう?▼~
カムイ様もゴロゴロしないで、~
そこをどいてください。▼~
ほらほら、そこ邪魔です。~
置いた本もちゃんと片付けてください!▼~
:[カムイ]|う、ううっ…~
せっかくのんびりしようと思っていたのに。▼~
でも仕方ないか…オボロが~
掃除をしてくれるんだから、協力しないとな。▼~
オボロ、何か手伝えることはないか?▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|…?~
オボロ…? どうした?▼~
:[オボロ]|えっ…?~
あ、いえ…何でもありません。▼~
:[カムイ]|そうか…?~
なにか深刻な顔をしてたが…▼~
:[オボロ]|な、何でもないですってば…▼~
ほら、そこも綺麗にしちゃうので、~
どいてください!▼~
:[カムイ]|あ、ああ…▼~
~
***支援B [#add7c875]
:[カムイ]|はぁ…今日は疲れた…▼~
こんな時間なのに、小腹が空いたな。~
何かつまめるものはないか?▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|…んっ? 部屋の隅に人影が…▼~
!? …うわっ!!▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|ひいっ!!~
…ま、ま、魔王がいる…!!▼~
:[オボロ]|あら…カムイ様。▼~
:[カムイ]|んっ? あ、ああっ…ビックリした。~
なんだ、オボロか…▼~
そんなところで明かりもつけずに~
立ってるなんて…ちょっと怖かったぞ?▼~
:[オボロ]|す、すみませんでした…▼~
:[カムイ]|オボロ…何かあったのか?~
夜の森をジッと見ていたようだが…▼~
:[オボロ]|いえ…何でもありません。▼~
:[カムイ]|そうは見えないな。~
この前もちょっとぼんやりとしていたし…▼~
何か悩み事でもあるんじゃないのか?▼~
:[オボロ]|で、でも、カムイ様の~
お時間を取らせるわけには…▼~
:[カムイ]|そんなの、気にするな。▼~
悩みは口にすれば少しは楽になると言うし…~
良ければ聞かせてくれないか?▼~
:[オボロ]|…………▼~
悩みというか、~
嫌な記憶の話になるんですが…▼~
昔、私の両親は…白夜の城下町で~
呉服屋を営んでいたんです…▼~
でも、暗夜王国に行商に向かった際、~
暗夜の賊に襲われて、そこで殺されました…▼~
幸い幼い私は荷馬車の中に隠れていて、~
賊には気づかれずに済みましたけど…▼~
:[カムイ]|そ、そんなことが…▼~
:[オボロ]|あの日も…こんな静かな~
月明かりのない夜でした…▼~
だから私はこんな夜には~
あの日のことを…思い出すんです…▼~
:[カムイ]|だからあんな怒りに満ちた表情を~
していたのか…▼~
すまん…オボロ。~
俺も見方によっては、暗夜の人間だ。▼~
そんな俺が偉そうに悩みを聞くだなんて…~
お前に言っていい言葉じゃなかったな。▼~
:[オボロ]|い、いえ!~
カムイ様に罪はありません。▼~
悪いのは私の両親を奪った者達…~
あいつらは人の皮を被った外道です…!▼~
:[カムイ]|オボロ…▼~
:[オボロ]|…はっ!~
す、すみません。▼~
かっこ悪いところを見せてしまいましたね。~
私…もう行きます!▼~
:[カムイ]|…………▼~
~
***支援A [#rb5490d9]
:[オボロ]|さあさあ、今日も深夜の大掃除!~
張り切っていきますよ!!▼~
:[カムイ]|オボロ…今夜も掃除をするのか?▼~
:[オボロ]|ええ。こんな時間に騒がしくして~
申し訳ないですが、ご協力くださいね。▼~
:[カムイ]|おとといの夜は武器と防具の整備、~
昨夜は備品の在庫チェックをしてたな…?▼~
:[オボロ]|はい、備えあれば憂いなしと言いますから。▼~
ほらほら、カムイ様もそんなところで~
突っ立ってないで、どいてくださいな。▼~
:[カムイ]|…オボロ。▼~
…お前は夜になると、わざとそうやって、~
気丈に振舞っているんだな。▼~
:[オボロ]|…!!▼~
:[カムイ]|それは夜に独りで静かに過ごしていると…▼~
お前の両親が殺された夜のことを…~
思い出してしまうからか?▼~
:[オボロ]|そ、そんなことありません!!▼~
私がそんな情けない理由で~
騒がしくするわけないじゃないですか…▼~
:[カムイ]|でもお前は…そうやって世話をしながらも、~
怖い顔をして夜の森を眺めてるじゃないか。▼~
:[オボロ]|…そ、それは!▼~
:[カムイ]|すまん…お前の真意を~
覗き見るような真似をしてしまって。▼~
でも…お前を見ていて、~
少し無理をしてるような気がして…▼~
それがとても…痛々しく見えてしまったんだ。▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|もう無理をしなくていいんだぞ?▼~
確かにご両親はもう戻ってこないが…~
お前にはタクミや俺や仲間がいるんだから。▼~
:[オボロ]|ははは…~
カムイ様には敵いませんね。▼~
私は…どう突っぱねてみても、~
結局は弱い人間なんです…▼~
自分の心に負けないように虚勢を張って、~
威圧するように表情を作ったりしても…▼~
しょせん無理だったんです…~
私は、いつまでも、弱いままで…▼~
:[カムイ]|別に…~
別に弱くてもいいじゃないか。▼~
:[オボロ]|え…?▼~
:[カムイ]|お前が弱くたって…俺たちが支える。~
お前はもう、一人なんかじゃないんだから。▼~
:[オボロ]|カムイ様…▼~
:[カムイ]|もしも怖くて闘えないなら、~
後方支援をすればいい。▼~
戦線に出たくないなら、~
こうして皆のために掃除をしたりしてればいい。▼~
…オボロは気が利いて世話好きの~
仲間想いの子だと、みんな理解している。▼~
だから一人で抱え込まずに、~
弱音を吐いてもいいんだぞ?▼~
:[オボロ]|カムイ様…私はもう少し…~
みんなを頼ってもいいんでしょうか?▼~
:[カムイ]|当たり前だ。~
それを支え合うことが仲間なんだと思う。▼~
:[オボロ]|…………▼~
ありがとう…ございます。~
私、少し無理をし過ぎてたみたいです。▼~
なんだか…気が楽になりました。▼~
:[カムイ]|ああ、その調子でこれからも~
弱いオボロを俺たちに見せてくれ。▼~
:[オボロ]|はははっ…怖い顔ならいくらでも~
見せられるんですけどね。▼~
:[カムイ]|ははは…あの顔は怖いから、~
ちょっと勘弁してほしいがな。▼~
~
***支援S [#if2ba043]
:[オボロ]|あ、あの…カムイ様。▼~
:[カムイ]|オボロ。~
もしかして今日も夜の掃除か?▼~
:[オボロ]|いえ…その、最近はあまり夜になっても、~
昔のことを思い出さなくなったといいますか…▼~
不安になることが少なくなったので…~
今日は、お掃除はお休みです。▼~
:[カムイ]|それは良かった。~
お前の心の負担が減ってる証拠だな。▼~
:[オボロ]|でもまだ…あの表情に時々なってしまいます。~
暗夜兵を見るとやっぱり…許せなくて。▼~
:[カムイ]|そうか…でもこれだけはわかってほしい。~
暗夜のすべてが悪いわけじゃないんだ。▼~
あっ…もちろん自分の立場を取り繕おうとして、~
フォローしてるわけじゃないぞ?▼~
:[オボロ]|はい、わかってます…▼~
:[カムイ]|俺は裁くべきはその国に生きる人じゃなく…~
心そのものなんだと思っている。▼~
それを暗夜の人間でもあり、~
白夜の王族でもある俺が証明してみせる。▼~
:[オボロ]|カムイ様がそれを実現してみせる所を、~
近くで…見ていてもいいですか?▼~
これから先、ずっと。~
誰よりも近くで…▼~
:[カムイ]|ああ、もちろんだ。▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|オボロ?▼~
:[オボロ]|もう。カムイ様はにぶいですね。▼~
誰よりも近くで…っていうのは、~
他の女の子よりも近くにいたいって意味ですよ?▼~
:[カムイ]|え…!?~
オボロ…それは。▼~
:[オボロ]|やっと気づきましたか?▼~
私…カムイ様が好きです。~
私を見守ってくれていた、カムイ様が。▼~
いつか私がトラウマから解放されて、~
あんな顔をしなくて済むようになったら…▼~
今度は…私がカムイ様を~
ずっと見守りたいです。▼~
:[カムイ]|オボロ…▼~
:[オボロ]|だ、ダメですかね…?~
こんな顔をした小うるさい女なんて…▼~
:[カムイ]|だ、ダメじゃない!!~
俺も…お前が好きだ。▼~
いつでもみんなの事を考えてる~
世話好きなお前が大好きだ…!▼~
だからこそ救ってやりたいと思ったんだ!▼~
:[オボロ]|カムイ様…▼~
:[カムイ]|オボロ、必ずお前が心の底から~
安心していられる世界にしてみせる。▼~
だからそれまで…俺の傍で、~
俺のことを頼り続けてほしい。▼~
:[オボロ]|はい…カムイ様。~
私をずっとお傍に置いてください。▼~
私、お世話は得意ですからね。~
何でも任せてください。▼~
:[カムイ]|ああ、よろしく頼む。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[オボロ]|ありがとうございます。~
私がいつか、あなたと同じように、~
この世界を全部愛せるようになるまで…~
ずっと、傍にいてくださいね。▼~
~
~
**ヒナタ [#m37ad985]
***支援C [#yf3d83f2]
:[ヒナタ]|ふんっ! ふんっ!▼~
:[カムイ]|やあ、ヒナタ。▼~
:[ヒナタ]|ん? ああ、カムイ様。▼~
:[カムイ]|なんだかすごく真剣に~
稽古してたな。▼~
すごい気迫で剣を振ってるから、~
思わず目を奪われてしまった。▼~
:[ヒナタ]|おう、褒めてくれてありがとな!~
カムイ様にそう言われると嬉しいぜ!▼~
:[カムイ]|でも…なんだか意外だな。▼~
ヒナタがあんなに真剣に~
稽古してるだなんて、思わなかった。▼~
:[ヒナタ]|な、なんだよそれ!~
俺がいつもさぼってるとでも思ってたのか!?▼~
:[カムイ]|い、いや、そういうつもりで~
言ったわけじゃない!▼~
ただ、噂で聞いたことがあるんだ…~
ヒナタさんはちょっと不真面目だ、と。▼~
だからその…~
先入観というかなんというか…▼~
:[ヒナタ]|あ、あはは…そ、そっか。▼~
くそう…~
誰だよそんなこと言ったのは…▼~
けど…そういう風に見えてたのは事実か。▼~
なら、もっと死ぬ気で稽古しないと~
いけねぇな。▼~
:[カムイ]|し、死ぬ気で…?▼~
そんなに稽古に励むなんて、~
何か特別な理由でもあるのか?▼~
:[ヒナタ]|ん? いやあ、別に…~
特に…理由が…あるわけじゃ、ねえけどよ…▼~
:[カムイ]|…ヒナタ、目が泳いでいるぞ。▼~
うーん、何だか余計に気になってきたな。▼~
:[ヒナタ]|本当に何でもないんだって!▼~
:[カムイ]|じー…▼~
:[ヒナタ]|な、何だかカムイ様の目が怖いな…▼~
あ、そうだ! それならカムイ様、~
俺と一本勝負しようぜ!▼~
闘いのことを聞くなら~
俺に勝って聞いてみろ、ってやつだ!▼~
どうだ?▼~
:[カムイ]|なるほど…わかった。~
その話、受けて立つぞ!▼~
:[ヒナタ]|へへっ! そうこなくっちゃ!~
じゃ、試合は後日改めて。▼~
先に一本取れた方が勝ちってことで~
よろしくな!▼~
:[カムイ]|ああ。よろしく!▼~
~
***支援B [#ha16b9f1]
:[カムイ]|はあ…はあ…~
あと、五周…!▼~
:[ヒナタ]|カムイ様…なんでさっきから~
この辺りをぐるぐる走ってんだ?▼~
:[カムイ]|あ、ヒナタ!▼~
この間ヒナタに負けてしまったから、~
走り込みをしてるんだ。▼~
:[ヒナタ]|ああ、あの一本勝負のことか!~
いやー、あの時は俺の圧勝だったな!▼~
:[カムイ]|ああ。敗因は色々ありそうなんだが、~
とりあえず体力面を強化しようと思って…▼~
:[ヒナタ]|へえ。カムイ様も~
なかなかの頑張り屋なんだな。▼~
俺も少し意外だぜ。▼~
:[カムイ]|そうか?▼~
:[ヒナタ]|ああ。暗夜ではずっと~
城ん中にいたって聞いてたから…▼~
動き回るのは苦手なのかと思ってたんだよ。▼~
そうしたら、勝負の時は結構動くし~
今は走り込みなんてしてるし…▼~
最初に会った頃の印象と違って面白いぜ。▼~
:[カムイ]|ははっ。~
見直してくれたのなら嬉しいな。▼~
:[ヒナタ]|よーし!~
それじゃあ俺も走ってみようかな!▼~
:[カムイ]|え、ヒナタも?▼~
:[ヒナタ]|おう! カムイ様を見てたら~
何だか俺まで走りたくなってきたんだ!▼~
俺にも付き合わせてくれよ!▼~
:[カムイ]|あ、ああ。それは構わないが…▼~
:[ヒナタ]|ってことで!~
どっちが速いか競争だ!▼~
はい、よーいどん!▼~
:[カムイ]|え? ちょ、ちょっと!~
待ってくれ、ヒナター!▼~
~
***支援A [#y5dce989]
:[カムイ]|やあっ! はっ!▼~
くっ…! とおっ!▼~
:[ヒナタ]|! 前とは明らかに違うな!▼~
攻撃に重みが乗ってる…!▼~
よーし、それなら…はあっ!▼~
:[カムイ]|うわっ! っとと!▼~
これぐらいでは負けない! はあっ!▼~
:[ヒナタ]|うおっ!▼~
わあああ!!▼~
:[カムイ]|あ…今、俺…一本取れたのか?▼~
:[ヒナタ]|…ああ。~
ついに取られちまったみたいだな。▼~
:[カムイ]|ははっ、ヒナタから~
一本取れて嬉しいぜ!▼~
:[ヒナタ]|ははっ、それじゃあ俺も~
ちゃんと話さないといけねえな。▼~
:[カムイ]|あ、そうだったな。▼~
どうしてヒナタはあんなに~
必死に稽古していたんだ?▼~
ヒナタから一本取れたら~
教えてくれるという約束だったよな?▼~
:[ヒナタ]|それは…▼~
…俺には目標があるからだよ。▼~
:[カムイ]|目標?▼~
:[ヒナタ]|ああ。俺の目標は…タクミ様だ。▼~
:[カムイ]|タクミが?▼~
:[ヒナタ]|俺ってさ、これでも代々王城に仕える~
侍一族の出身なんだぜ。▼~
だから、小さい頃から刀を教わってて…~
上達するのも早かったんだよ。▼~
タクミ様の臣下になったときも、~
こんな仕事余裕だと思ってた。けど…▼~
:[カムイ]|けど?▼~
:[ヒナタ]|ある時、タクミ様と今みたいに~
一本勝負をしたことがあったんだ。▼~
タクミ様は俺に合わせて~
刀を使ってくださったんだけど…▼~
その勝負で、俺の方が負けちまったんだ。▼~
:[カムイ]|え? そうなのか?▼~
:[ヒナタ]|俺もあの時はあっけに取られたぜ…▼~
だってタクミ様は弓が一番得意だと~
思ってたから、▼~
まさか刀でもあんなに強いだなんて~
思いもしなかったんだよ。▼~
だから俺はタクミ様に負けた時、~
タクミ様を見くびっていた俺にすげぇ腹が立って…▼~
それから…~
どうしようもなく悔しくなった。▼~
守るべき存在のタクミ様にも敵わないなんて、~
俺は今まで何をしてきたんだ、って。▼~
だから、俺はあの方のように強くなりたい…~
そう思って、稽古は死ぬ気でやってるんだよ。▼~
:[カムイ]|…そんな理由があったんだな。▼~
:[ヒナタ]|俺はいつかタクミ様を越える強さで、~
タクミ様と…白夜の人たちを守ってみせる!▼~
:[カムイ]|ああ。きっとヒナタならできるさ。~
俺も応援するからな!▼~
:[ヒナタ]|へへっ、ありがとな。▼~
カムイ様に言われると、~
勇気が出てくるぜ。▼~
これからも一緒に頑張ろうな!▼~
:[カムイ]|ああ!▼~
~
**タクミ [#p9bd73a7]
***支援C [#w833d77c]
:[タクミ]|…………▼~
:[カムイ]|…タクミ。▼~
:[タクミ]|カムイ兄さん、何か用?▼~
:[カムイ]|え、ええと…少し一緒に話せないかと~
思ったんだが…▼~
:[タクミ]|ああ、そう…~
でも僕は今、弓の稽古で忙しいんだ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
やっぱりタクミは俺のことを~
あまり受け入れてくれていないみたいだな。▼~
:[タクミ]|…その通りだよ。▼~
同じ血を分けたきょうだいだし、~
共に闘っていくからには信じるべきだと思う。▼~
でも、今まで敵国にいた兄さんを~
すぐに信用しろっていうのは難しい。▼~
…まあ安心して。戦闘中や行軍中に~
支障が出るような真似はしないから。▼~
:[カムイ]|そうか…でも、俺はタクミと~
もっと仲良くなりたいと思っている。▼~
だから、少しでも話せないか?▼~
:[タクミ]|そんなことを言われても…~
僕には何も話すことなんて思いつかない。▼~
:[カムイ]|そ、そんな…▼~
! そうだ! それならタクミ、~
俺に弓を教えてくれないか?▼~
:[タクミ]|…弓を?▼~
:[カムイ]|ああ。~
タクミは弓が得意だろう?▼~
それなら、教えてもらいながら~
少しずつ話せたらいいと思ったんだが…▼~
ダメか…?▼~
:[タクミ]|…………▼~
まあ、それくらいなら…いいよ。▼~
:[カムイ]|本当か?▼~
:[タクミ]|ただし、僕はカムイ兄さんが~
相手だからって甘くはしない。▼~
それだけは覚えておいて。▼~
:[カムイ]|ああ。頑張ってついていく。~
よろしく、タクミ!▼~
:[タクミ]|ふん…わかったよ。~
それじゃあよろしく、カムイ兄さん。▼~
~
***支援B [#p91ff6cd]
:[タクミ]|ほら、腕が下がってる。~
そこは右腕を拳一つ分だけ上げて!▼~
あと右足がずれてるから、もう少し広げる!~
それと視線は常に的を見ておくこと!▼~
:[カムイ]|あ、ああ!~
なかなか姿勢を保つのは難しいな。▼~
それに…さすがに一刻もやってると~
腕がしびれてきた…!▼~
:[タクミ]|なに?~
そっちから頼んできたのに弱音?▼~
:[カムイ]|あ…いや!~
もう少し頑張るぞ!▼~
ここが戦場だったら、~
そんなこと言ってられないよな!▼~
:[タクミ]|…はあ。しょうがない。~
それじゃあ一旦休憩。▼~
:[カムイ]|あ、ありがとう。▼~
はあ…弓を引き続けるのは~
想像以上に体力が要るな。▼~
:[タクミ]|当然だろ? 構えている時は特に~
身体をしっかり固定するための筋力が大切だ。▼~
弓をただ単に引いているように~
思われがちだけど、▼~
そこには、相当な筋力と~
それを持続させる精神力がいる。▼~
:[カムイ]|そ、そうだな…稽古を受けて~
改めてタクミのすごさがわかった。▼~
:[タクミ]|な…~
急に何言ってるんだ!?▼~
:[カムイ]|? だって本当のことだろう?▼~
弓は精密さが求められるし、▼~
なにより、タクミの指導で直された姿勢だと~
綺麗に射ることができるからな。▼~
といっても、言われた姿勢を保つことが~
なかなか難しいんだが…▼~
:[タクミ]|ふん、弓はあてるものじゃなくあたるもの。▼~
正しい姿勢を保って矢を放てば~
自然と敵にあたるのさ。▼~
まあ、カムイ兄さんの言うとおり~
そこに辿りつくまでが大変なんだけど。▼~
:[カムイ]|ああ。タクミに教えてもらったことが~
無駄にならないよう、頑張るぜ!▼~
:[タクミ]|…ふん、せいぜい頑張ったらいいよ。▼~
ほら、もう休憩は十分だろ。~
早く再開して稽古を終わらせる。▼~
:[カムイ]|ああ、わかった!▼~
ええと…姿勢を整えて、呼吸を整える。▼~
ゆっくり引いて……っ! うわあっ!▼~
:[タクミ]|っ! どうしたの!?▼~
:[カムイ]|あ…す、すまん!~
手を滑らせてしまった!▼~
…痛っ!▼~
:[タクミ]|もしかして、手を怪我したの?▼~
:[カムイ]|あ、ええと、弦が手にあたってしまったんだ。~
少しすりむいただけだから大丈夫だ。▼~
:[タクミ]|…その怪我じゃあ今日はもう終わりだ。▼~
:[カムイ]|でも、せっかくタクミが教えてくれて~
いるんだし、もう少しだけ…▼~
:[タクミ]|終わりって言ってるだろ。~
そんな怪我でやっても的にはあたらないよ。▼~
:[カムイ]|そうか…わかった。~
じゃあ、今日は終わることにする。▼~
あ、タクミ! 怪我が治ったら~
また教えてもらえるか?▼~
:[タクミ]|……ああ。わかったよ。▼~
:[カムイ]|ありがとう!~
…それじゃ。▼~
:[タクミ]|…はあ。あんな怪我するなんて~
ちょっと厳しくしすぎたかな。▼~
~
***支援A [#wc3a5c73]
:[タクミ]|ねえ、カムイ兄さん。~
弓なんか持って何やってるの?▼~
僕、手の怪我が治ってからじゃないと~
教えないって言ったよね?▼~
:[カムイ]|あ、ああ。それはわかってるさ。▼~
ただ、稽古ができないと落ち着かなくて…~
弓の手入れをして気を紛らわせていたんだ。▼~
:[タクミ]|…そんなに僕と弓の稽古がしたいの?▼~
:[カムイ]|ああ、タクミは技術もすごいが~
教え方も上手だからな!▼~
それに…タクミと一緒に過ごせる時間が~
楽しかったから、待ち遠しいんだ。▼~
タクミからすれば、~
面倒なことかもしれないが…▼~
:[タクミ]|ふん。~
…そんなこと、もう思ってないよ。▼~
:[カムイ]|え? タクミ…?▼~
:[タクミ]|もう、とっくにカムイ兄さんのこと、~
ちゃんときょうだいだと思ってるってこと!▼~
稽古で見てたらすぐにわかったんだ…~
兄さんは優しい人なんだって。▼~
ただ…それを認めるのが怖かったんだ。▼~
:[カムイ]|タクミ…▼~
認めてくれて、ありがとう。~
嬉しいぜ!▼~
:[タクミ]|…今日はそれだけ言いに来た。~
あと、これ使って。▼~
:[カムイ]|? これは何だ?▼~
:[タクミ]|僕が普段使ってる傷薬。▼~
痕なんか残って、後で文句言われるのも嫌だし~
それ塗って早く治しなよ。▼~
:[カムイ]|! あ、ありがとう!~
大切に使わせてもらう!▼~
:[タクミ]|…早く治したら、~
ちゃんとコツも教えてあげるよ。▼~
:[カムイ]|ああ! タクミ…~
これからもよろしく!▼~
:[タクミ]|うん。僕からも一応言っておくよ。~
これからもよろしく、カムイ兄さん。▼~
~
**カゲロウ [#jd28de7e]
***支援C [#ae973b1f]
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|あの…カゲロウ?▼~
:[カゲロウ]|…何用か?▼~
:[カムイ]|どうして壁際からずっと、~
こちらを見ているんだ?▼~
特に用があるわけではないんだろう…?▼~
:[カゲロウ]|用件…か。▼~
無いと言えば無いが、~
有ると言えば有る…▼~
:[カムイ]|どんな用事だ?▼~
:[カゲロウ]|私は、あなたの身の安全を~
確保しようと思ってな。▼~
この軍で皆を観察してわかったのだが、~
あなたは全軍の士気に関わる人物だ。▼~
万が一のことがないよう、~
こうして見張っておくことにした。▼~
我が主君、リョウマ様のためにも。▼~
:[カムイ]|リョウマ兄さんのため?▼~
:[カゲロウ]|左様。▼~
あなたはリョウマ様がずっと~
気にかけていらした弟君…▼~
やっと再会できた矢先に~
何かあればきっと悲しまれる。▼~
主君の憂いは先に除いておくが得策。~
悪く思われるな。▼~
:[カムイ]|…なるほど。事情はわかった。~
カゲロウは主君想いなんだな。▼~
リョウマ兄さんの臣下になってからは~
長いのか?▼~
:[カゲロウ]|長いといえば長いが…▼~
以前私は…カムイ様のお母様、~
ミコト様の部下だった。▼~
だがミコト様の命により、~
リョウマ様の部下へと転身したのだ。▼~
:[カムイ]|そうだったのか…▼~
身辺警護をしてくれるのは~
もちろん有難いが…▼~
いつでもというわけには~
いかないよな?▼~
:[カゲロウ]|安心されよ。あなたの警護は四六時中、~
いかなる時も途切れさせぬ所存だ。▼~
:[カムイ]|…今から手洗いに行こうと~
思っているんだが。▼~
:[カゲロウ]|御免…!~
しばし経過したのち、また参上する。▼~
:[カムイ]|うわっ! 消えた…▼~
カゲロウは本当に、忍び…~
隠密というやつなんだな。▼~
~
***支援B [#t35657c7]
:[カムイ]|あの…カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|何用か?▼~
:[カムイ]|ええと…~
警護してくれてるところ悪いんだが、▼~
そろそろ一旦、~
中断してみる気はないか?▼~
:[カゲロウ]|中断中に何かあれば悔やみきれぬ。~
すまぬが了承することはできない。▼~
:[カムイ]|だがさすがに寝てる時や~
風呂に入ってる時も視線を感じると、▼~
こちらも気疲れするのだが…▼~
:[カゲロウ]|そうであったか…すまぬ、カムイ様。~
私も気配りが足りなかったと言える。▼~
これからは少し控えるとしよう。▼~
:[カムイ]|いや、こっちこそすまん。~
せっかく警護してくれてるのに。▼~
…あっ、そういえば。▼~
:[カゲロウ]|…?▼~
:[カムイ]|ちょっとリョウマ兄さんと~
母上のことについて聞いていいか?▼~
:[カゲロウ]|私に知りえることであれば…何なりと。▼~
:[カムイ]|リョウマ兄さんと母上の関係って、~
どんな感じだったんだ?▼~
…その、二人は血も繋がっていないし。▼~
ただ王妃と長兄の王子という関係上、~
仲良くしないわけにもいかないと思うんだ。▼~
:[カゲロウ]|…私が見てきた限りにおいては、~
良好な関係だったように思えるが。▼~
:[カムイ]|そうなのか…▼~
:[カゲロウ]|いや…お二人自ら、良好な関係を~
率先して築いていたような気もする。▼~
:[カムイ]|率先して…?▼~
:[カゲロウ]|後妻ミコト様の登場には、~
リョウマ様たち兄妹の皆様だけではなく、▼~
白夜王国中の者たちが~
多少なりとも動揺を感じていたのは事実…▼~
だからこそリョウマ様は自ら率先して、~
…ミコト様との距離を縮めようとされていた。▼~
:[カムイ]|…二人は自ら模範になろうとしたのか。~
なるほど、さすがだな。▼~
:[カゲロウ]|リョウマ様はミコト様が早く~
白夜王家の家族になれるよう、▼~
そして白夜国民の一員になれるよう…~
尽力されたのだ。▼~
:[カムイ]|そうか…少し安心した。~
ありがとう、カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|うむ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|あの…カゲロウ?▼~
:[カゲロウ]|何用か?▼~
:[カムイ]|その…着替えたいんだが。▼~
:[カゲロウ]|御免…!~
しばし経過したのち、また参上する。▼~
:[カムイ]|またあっと言う間に消えた…▼~
うーん…~
気持ちはありがたいんだがな…▼~
~
***支援A [#f795b14e]
:[カムイ]|なあ…カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|厠か? それとも行水か?~
しばし経過したのち…▼~
:[カムイ]|いや、どちらでもない。▼~
…カゲロウはどうしてそんなに~
任務に忠実なんだ?▼~
自分で決めたこととはいえ、~
他にしたいこともあるだろうに…▼~
:[カゲロウ]|我が主君のために働くのは、~
臣下として当然の責務だ。▼~
:[カムイ]|それは確かにそうなんだが…▼~
なんだか…カゲロウのそれは、~
他の人よりも揺るぎない感じがしてな…▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|何か理由があるなら、~
俺に教えてくれないか?▼~
:[カゲロウ]|…我が一族は、~
古来より白夜王家に仕えてきた。▼~
その伝統と使命を守らねばならぬ。▼~
忍びの誇りとして…な。▼~
:[カムイ]|ああ…それは知っている。▼~
:[カゲロウ]|私には…兄上がいる。▼~
:[カムイ]|えっ?▼~
:[カゲロウ]|兄上は生まれつき身体が弱く、~
闘うことなどとてもできなかった。▼~
本来の跡取りである兄上がその状態で、~
一族は幾度となく後ろ指をさされた。▼~
そして何よりも…~
兄上の心はひどく傷ついた。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|だから私は…兄上の代わりに~
その者達を見返さなければならない。▼~
…一族の尊厳を守らねばならないのだ。▼~
:[カムイ]|なるほど…わかった。~
お前のその強い想いと覚悟を。▼~
それを聞いたからには、~
お前の使命を守る気持ちを…▼~
ないがしろにはできないな。▼~
:[カゲロウ]|…カムイ様には何かと不便もかけるが、~
どうかご容赦いただけないだろうか。▼~
:[カムイ]|ああ、もちろんだ。~
これからも頼む、カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|御意…!▼~
~
***支援S [#a00482ab]
:[カムイ]|カゲロウ…▼~
:[カゲロウ]|す、すまぬ! カムイ様よ…~
私はまた何か気が回らなかったか!?▼~
:[カムイ]|あ、いや…そういう話じゃない。▼~
:[カゲロウ]|そ、そうか…良かった。▼~
また何か至らぬ点があったのかと~
思ってしまってな…▼~
私はあなたの身辺を警護するつもりが、~
結局あなたの邪魔になってしまっている…▼~
:[カムイ]|いや、そんなことはない…!~
むしろ、お前さえ良ければずっと…▼~
:[カゲロウ]|カムイ様…?▼~
:[カムイ]|あ、いやその…▼~
カゲロウは他人に奉仕するばかりでなく、~
もう少し見返りを受けてもいいと思うんだ。▼~
:[カゲロウ]|恩恵や褒美など…私には不要だ。~
これは私の一族としての使命なのだから。▼~
:[カムイ]|ああ…そうだ。見返りとしては~
足りないかもしれないが…▼~
これまで俺たち王族を守り続けてくれた~
感謝の気持ちを込めて、▼~
そして俺個人の気持ちを込めて…~
言わせて欲しいことがある。▼~
:[カゲロウ]|む…?▼~
:[カムイ]|これからは俺にもカゲロウを守らせてほしい。~
男として…!!▼~
:[カゲロウ]|!?▼~
そ、それはもしや、~
あなたが私を好いているということか…!?▼~
そ、そのようなこと…~
わ、私には勿体ない…▼~
カムイ様…本当に良いのか?~
私のような者が…!?▼~
:[カムイ]|ああ、もちろんだ。▼~
これまでカゲロウに守られていて、~
俺は自分の気持ちに気づいた。▼~
お前が大事だから…守られてるだけでなく、~
俺も守りたいと…!!▼~
:[カゲロウ]|…御心遣い、痛み入る。▼~
私のような者が、~
カムイ様の求愛を頂けるとは…▼~
:[カムイ]|答えを…聞かせてくれるか?▼~
:[カゲロウ]|もちろん…承知だ。▼~
これ以上の褒美はない…~
私は…幸せだ。▼~
:[カムイ]|ありがとう、これからも~
お互いを守り続けていこう。カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|…御意。▼~
私の生涯を賭して大命を果たすと…~
ここに誓おう。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[カゲロウ]|本当は私も、あなたのことをお慕いしていた。~
しとやかな嫁には到底なれそうもないが、この力であなたを…~
最後まで、守り通して見せる。▼~
~
~
**ニシキ [#y23605fc]
***支援C [#y4171cc7]
:[ニシキ]|うう……▼~
:[カムイ]|ニシキ、どうしたんだ?~
何だか元気がないみたいだが…▼~
:[ニシキ]|ん…?~
ああ…カムイ…▼~
:[カムイ]|大丈夫か? もしかしてどこか怪我したのか?~
それとも、体調が優れないとか…▼~
:[ニシキ]|あ、ううん。~
そんな大げさなものじゃないよ。▼~
ただ、お腹が空いたなあと思ってね…▼~
:[カムイ]|え? お腹が空いた?▼~
どこか悪いのかと思って~
びっくりしたぞ。▼~
そういう事なら、~
今ちょうどお菓子を持っているから…▼~
これ…良かったら。▼~
:[ニシキ]|…え? …いいの?▼~
:[カムイ]|ああ、少ししかないから~
腹いっぱいにはならないと思うが…▼~
:[ニシキ]|あ、ありがとう…▼~
がつがつ! むしゃ!▼~
:[カムイ]|おお…!~
一瞬でなくなった…!▼~
:[ニシキ]|ぷはー! ああ助かった!~
ありがとう、カムイ!▼~
この恩返しはいつか必ず!▼~
:[カムイ]|そんな、恩返しなんて気にするな。▼~
ニシキが元気になったのなら、~
それでよかった。▼~
:[ニシキ]|ダメダメ! 恩返ししないと~
ボクの気がすまないよ!▼~
ほら、何かしてほしいことの~
一つや二つくらいあるでしょ?▼~
ほらほら、遠慮しないで!▼~
:[カムイ]|うう…何だか期待を込めた~
目で見つめられている…!▼~
でも、本当に何も思いつかないし~
どうしようか……あ。▼~
:[ニシキ]|おっ、何か思いついた?▼~
:[カムイ]|ええと、今度町へ買い物に行こうと~
思っていたんだ。▼~
一人で行くよりもニシキと行った方が~
楽しいと思うし、付き合ってくれないか?▼~
:[ニシキ]|え? そんなことでいいの?~
もちろん、お安い御用さ!▼~
:[カムイ]|ははっ、それはよかった。~
じゃあ、行くときにまた声をかけるから。▼~
:[ニシキ]|うん! 楽しみにしてるよ!▼~
~
***支援B [#l557b6af]
:[カムイ]|今日は買い物に付き合ってくれて~
ありがとう、ニシキ。▼~
:[ニシキ]|いやいや、この間お菓子をもらった恩返し~
だからね! 全く問題ないよ!▼~
ちゃんとキミの望み通りの物が買えたかな?▼~
:[カムイ]|ああ。装備が傷んできたから~
新調しようと思ってたんだが、▼~
ニシキのおかげで~
あっという間に済んでしまったな。▼~
:[ニシキ]|ふふん! ボクに任せて正解だったろ?▼~
なんたって、ボクほど~
美意識の高いヤツはそうはいないからね!▼~
:[カムイ]|ははっ、そうだな。▼~
ニシキは性能の良し悪しだけじゃなくて~
細かい細工まで見ていたのでびっくりしたぞ。▼~
俺だけでは、あそこまで見ないからな。▼~
:[ニシキ]|でしょでしょ?~
ボクもとっても楽しかったよ。▼~
一緒に買い物してる時のキミ、~
表情がころころ変わって面白かったし!▼~
:[カムイ]|ははっ、ニシキも楽しんでくれたなら~
今日の買い物は大成功だな。▼~
:[ニシキ]|そうだね! じゃあボクはキミに~
ちゃんと恩返しができたってことでいいかな?▼~
:[カムイ]|もちろんだ!~
ありがとう。▼~
:[ニシキ]|うんうん! やっぱりヒトに~
感謝されるのは気持ちがいいものだね!▼~
…あ、そうだ。~
気分がいいからアレも買っちゃおうかなー。▼~
:[カムイ]|…?~
アレって、なんだ?▼~
:[ニシキ]|え? ううん、何でもないよー!~
ちょっといいこと思いついただけだから!▼~
:[カムイ]|そ、そうか。▼~
:[ニシキ]|ねえ、カムイ!~
今度また時間をくれない?▼~
キミに見せたいものがあるんだ!▼~
:[カムイ]|あ、ああ。わかった。▼~
:[ニシキ]|よーし、約束だからね!▼~
それじゃあ、また!~
ふんふーん♪▼~
:[カムイ]|あ、ニシキ!▼~
何だか楽しそうにしていたが、~
見せたいものって何だ…?▼~
~
***支援A [#kcd1cfd4]
:[ニシキ]|あ、カムイ!~
いたいたー!▼~
:[カムイ]|ニシキ、やあ。▼~
:[ニシキ]|この間言ってた、~
見せたいもののことなんだけど…▼~
アレをいま持ってきてみたんだよ!~
はーいっ、コレでーす!▼~
:[カムイ]|これは…何だ?~
なんだか、ただの筒のように見えるが…▼~
:[ニシキ]|あれ? キミ、これ知らないの?~
これは万華鏡って言うんだよ。▼~
:[カムイ]|まんげきょう?▼~
:[ニシキ]|そうそう! あのね、ここに穴があるでしょ?~
そこを覗いたまま、この筒を回してみて?▼~
:[カムイ]|わかった。▼~
……! おお…!~
中の模様がキラキラしながら回ってるな!▼~
とっても綺麗だ…!▼~
:[ニシキ]|でしょー?▼~
実はこれ、この間一緒に買い物してる時に~
見つけて買ったものなんだ!▼~
:[カムイ]|え? でもあの日、ニシキは何も~
買ってなかったと思うが…▼~
:[ニシキ]|それが、帰り道でキミの喜んだ顔を~
見てたら嬉しくなっちゃってさ。▼~
最初は買わずにいたんだけど、~
我慢できなくなって引き返して買っちゃった!▼~
だって、これを見せたらきっと、~
もっともっとキミが喜ぶと思ったからさ!▼~
:[カムイ]|そうだったのか…~
ありがとう、ニシキ!▼~
:[ニシキ]|ふふん。やっぱりボクの予想通り~
喜んでもらえてよかったよ!▼~
:[カムイ]|ははっ、こんなに綺麗なもの初めて見たぞ!~
また見せてもらってもいいか?▼~
:[ニシキ]|もしよかったらキミにあげるよ?▼~
:[カムイ]|いや、それはニシキが買ったものだろ。~
俺は時々見せてもらえるだけで十分だ。▼~
:[ニシキ]|そうかい?▼~
でも…そうだね。~
その方が一緒に楽しめるし、いいかも!▼~
それじゃまた、いつでもおいでよ!▼~
:[カムイ]|ああ!▼~
~
**リョウマ [#d9575ea1]
***支援C [#j327e663]
:[カムイ]|リョウマ兄さん…▼~
…俺は暗夜王国に行く前の~
思い出があまりないんだが、▼~
リョウマ兄さんは~
その頃のことは覚えてるか?▼~
:[リョウマ]|お前が幼い頃か…▼~
そうだな。俺はもうある程度~
成長していたし、よく覚えているぞ。▼~
:[カムイ]|それなら頼みがあるんだ。~
その時の話と…それから、▼~
俺がいなかった間、みんながどんな風に~
過ごしていたのか教えてくれないか。▼~
:[リョウマ]|カムイ…▼~
:[カムイ]|きょうだい同士と言っても、俺たちは共有する~
思い出がほとんどない。▼~
俺はそれがとても悲しいんだ…▼~
だから、リョウマ兄さんから少しでも~
ヒノカ姉さんやタクミ、▼~
アクアやサクラのことを~
教えてもらいたいんだ。▼~
:[リョウマ]|…そうか。~
お前も同じことを考えていたんだな。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[リョウマ]|俺もお前とは、~
もっと話をしたいと思っていた。▼~
今までの時間は戻らないが、~
話していくうちに深まる絆もあるだろう。▼~
お前のためなら、俺はいくらでも話してやる。▼~
俺は他のきょうだいと同じように、~
お前のことも大切に想っているからな。▼~
:[カムイ]|本当か? リョウマ兄さん…!~
あ、ありがとう!▼~
:[リョウマ]|それに、お前には~
渡したいものもあるしな。▼~
:[カムイ]|? それは一体…▼~
:[リョウマ]|それについては、今はまだ秘密だ。▼~
お前と俺たちが互いに本当のきょうだいとして~
認め合えた時、初めて意味を持つものだと思う。▼~
だから、お前にこれを渡せる日まで~
俺が持っていると決めているんだ。▼~
:[カムイ]|…わかった。▼~
それなら、~
話をたくさん聞かないといけないな。▼~
:[リョウマ]|そうだな。▼~
ああ、今日はもう時間がないが~
また空いた時に声をかけてくれればいい。▼~
:[カムイ]|ああ。~
よろしく、リョウマ兄さん!▼~
~
***支援B [#qc4669ea]
:[カムイ]|リョウマ兄さん! この間話していた、~
兄さんたちの話が聞きたいんだが…▼~
:[リョウマ]|そうだな…何の話からしよう…~
まずは一人ずつ話していこうか。▼~
ヒノカは今でこそ勇ましい姿で闘っているが~
幼い頃は少し泣き虫だったな。▼~
:[カムイ]|ヒノカ姉さんが?▼~
:[リョウマ]|ああ。だが、成長していくうちに~
何か思うところがあったのだろう…▼~
今では立派に闘う戦士となった。▼~
それで言うと、タクミはまだ少し自覚に欠ける。▼~
:[カムイ]|そうか?~
タクミも十分強いんじゃないのか?▼~
:[リョウマ]|カムイ、~
強さと言うのは技術や力だけの話ではない。▼~
精神力…心の強さも含まれる。▼~
その面で言えば、~
タクミはまだ成長段階だ。▼~
だがきっと、更に強くなってくれると~
俺は信じている。▼~
:[カムイ]|なるほど…▼~
:[リョウマ]|それから、アクア。あいつはあまり~
他人に心を開くのが得意ではないらしい。▼~
きょうだいとして共に過ごしていても、~
たまに距離を置かれているのを感じる。▼~
心根は優しくて聡明なんだが、~
もう少し人を頼ることを覚えてくれればな。▼~
:[カムイ]|そうだな…▼~
:[リョウマ]|最後にサクラだが…あの子は心の優しい子だ。~
いつも皆の心配をしてくれるからな。▼~
だが、俺としてはもう少し~
自分を出してくれたらと思う時がある。▼~
サクラが俺たちのことを心配するように~
俺たちもサクラのことが心配なんだ。▼~
そのことに気づいてくれたら、~
サクラはもっと強くなれるだろう。▼~
:[カムイ]|ちゃんとみんなのことを見ていて~
リョウマ兄さんはすごいな。▼~
:[リョウマ]|そうか?▼~
まあ、長男として皆をまとめられるよう、~
常に心がけてはいるからな。▼~
とは言え、俺も未熟な部分はある。▼~
:[カムイ]|そうなのか?▼~
でも、俺にとってリョウマ兄さんは~
尊敬できる大切な兄だ。▼~
家族のことをいつも気にかけているのは~
リョウマ兄さん自身の優しさだと思うぜ。▼~
:[カムイ]|…ありがとう、カムイ。~
お前に言われると自信がついてくる。▼~
こうやって、俺たちの元へ戻ってきてくれて~
本当に嬉しく思っているぞ。▼~
:[カムイ]|リョウマ兄さん…▼~
…でも、やっぱりまだ俺は、~
本当のきょうだいにはなれていないんだな。▼~
:[リョウマ]|? 何故そんなことを…~
一体どうしたんだ?▼~
:[カムイ]|リョウマ兄さんの話を聞いても▼~
俺にはまだ~
実感のようなものはなかったから…▼~
それが少し悔しかったんだ。▼~
:[リョウマ]|そうか…~
だが、その感覚も少しずつ薄らいでいく。▼~
そのためにも、俺との時間を大切に~
してくれると嬉しい。▼~
:[カムイ]|ああ、ありがとう。▼~
あ、もう結構な時間が経ってしまったな…~
また今度、話を聞かせてくれ。▼~
:[リョウマ]|ああ、わかった。▼~
~
***支援A [#za77b58d]
:[リョウマ]|カムイ。最近少し元気が~
ないようだが…何か悩んでいるのか?▼~
:[カムイ]|え?~
いや、俺は元気だぞ!▼~
:[リョウマ]|だが、俺がきょうだいの話をしても~
どこか上の空といった様子だ。▼~
もしや、何か気に障る話でもしただろうか?▼~
:[カムイ]|そんなことはない!▼~
リョウマ兄さんは悪くない。~
悪いのは俺だ…▼~
:[リョウマ]|? どういうことだ。~
ちゃんと説明してくれ。▼~
お前も俺の大切な弟だ。~
きちんと話を聞いてやりたい。▼~
:[カムイ]|…わかった。▼~
その…リョウマ兄さんから~
みんなの話を聞いている時、▼~
楽しい気持ちと同時に~
寂しい気持ちにもなってしまうんだ。▼~
:[リョウマ]|寂しい気持ち…?▼~
:[カムイ]|みんなの話を聞いて、俺にはこんな素敵な~
きょうだいがいるんだと嬉しくなる。▼~
だが…俺もその場にいたかったという~
気持ちも少しだけ、出てきてしまって…▼~
:[リョウマ]|そうか…~
お前はそれで苦しんでいたんだな。▼~
確かに過去は変えることができない。~
だが、未来はいくらでも変えられる。▼~
思い出がないなら、これから作ればいい。~
お前は今、俺たちと共にいるんだから。▼~
:[カムイ]|リョウマ兄さん…~
ありがとう。▼~
そうだな…過去のことを嘆くより~
未来のことを考えればいいんだよな!▼~
俺、元気が出てきたぜ!▼~
:[リョウマ]|そうか…▼~
そうだ。先日言っていた、~
渡したいものの話は覚えているか?▼~
:[カムイ]|ああ。▼~
:[リョウマ]|俺たちとの思い出を作りたいと言ってくれた~
お前にはもう渡せるだろう。▼~
これが、俺たちきょうだいから~
渡したかったものだ。▼~
:[カムイ]|これは…指輪?▼~
:[リョウマ]|ああ。~
これは護身の願掛けがしてある指輪だ。▼~
昔、きょうだいみんなでこの指輪を用意し、~
そして誓ったんだ。▼~
もしカムイと再会できたら、~
この指輪を渡そう、と…▼~
:[カムイ]|!▼~
:[リョウマ]|そして…お前は無事、~
俺たちの元へ帰ってきてくれた。▼~
お前さえよければ、~
この指輪を受け取ってくれ。▼~
:[カムイ]|リョウマ兄さん…▼~
俺、兄さんたちのような~
きょうだいがいてくれて、本当に嬉しいぜ!▼~
:[リョウマ]|お前にそう言ってもらえて俺も嬉しいよ。▼~
これからも、~
俺たちきょうだいの絆は繋がっている。▼~
:[カムイ]|ああ!▼~
~
**ユウギリ [#u55f7368]
[[ユウギリのページへ>../ユウギリ#s8ed73d8]]
~
**クリムゾン [#x1e3e0ec]
[[クリムゾンのページへ>../クリムゾン#y87e879a]]
~
**ユキムラ [#b78b6ace]
[[ユキムラのページへ>../ユキムラ#s8ed73d8]]
~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#ec90232b]
~
#comment
終了行:
*マイユニット(男性・俺)の支援会話 [#efff1f8b]
#contents
**アクア [#ge9c2c67]
※アクアとの支援は、白夜・暗夜・透魔で内容が異なる~
***支援C [#af115310]
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|やあ、アクア。~
ここは風が気持ちいいな。▼~
:[アクア]|カムイ…どうしたの?▼~
:[カムイ]|ちょっと気晴らしに来ただけだ。~
アクアもそうなのか?▼~
:[アクア]|ええ。ここの木漏れ日と木々の香りは、~
白夜の王城を思い出して、懐かしいから…▼~
:[カムイ]|そうか。なんだか羨ましいな。▼~
暗夜王国は日中も薄暗いし、~
岩と砂の匂いしかしないからな。▼~
:[アクア]|…カムイ。▼~
ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|えっ…何がだ?▼~
:[アクア]|本当なら、白夜の王城で過ごすのは~
あなたのはずだったのに…▼~
軽率なことを言ってしまって、~
ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|そ、そんなことは気にしていないぞ。▼~
それに、俺が暗夜王国にいたのは~
別にアクアのせいじゃないんだし…▼~
:[アクア]|いいえ。それでも私は…~
ずっと謝りたいと思っていたの。▼~
あなたが本来享受すべきだった~
白夜王国での幸せは…▼~
私が代わりに受けてしまったようなものだから。▼~
:[カムイ]|アクア…▼~
:[アクア]|あなたに与えられたはずの家族からの愛も、~
王家の者としての権威も…▼~
結果的に受け取ってしまったのは私。▼~
…それに私も少しだけ、~
暗夜王国にいたからわかるの。▼~
あなたがどれほど辛い境遇の中で~
暮らしてきたか…▼~
それを想像するだけで、私は…▼~
:[カムイ]|なるほど…~
アクアの言いたいことはわかる。▼~
だが…俺はあまり~
そういう風には考えていないんだ。▼~
暗夜での生活も、~
嫌なことばかりじゃなかったぜ。▼~
:[アクア]|ほんとに…?▼~
:[カムイ]|ああ、たとえば…▼~
…あ、すまない。この後、~
次の行軍についての会議があるんだ。▼~
じゃあアクア、今度また話す。▼~
:[アクア]|え、ええ…▼~
…………▼~
~
***支援B [#xad0230c]
:[カムイ]|アクア。~
また、ここにいたんだな。~
:[アクア]|カムイ。▼~
ええ。ここにいれば、またあなたと~
話ができるかもしれないと思って。▼~
あなたが暗夜王国にいた頃の話…~
聞かせてくれるかしら?▼~
:[カムイ]|ああ、もちろん。▼~
:[アクア]|カムイは…~
どんなところに住んでいたの?▼~
:[カムイ]|俺は北の城塞という、~
人里離れた古城の中で暮らしていたんだ。▼~
ほとんど出歩くこともできなかったし、~
会う人も制限されていた。▼~
:[アクア]|そう…▼~
:[カムイ]|でも俺は…それでも寂しくなかった。~
確かに不自由さを感じたことはあったけど、▼~
身の回りの世話をしてくれる人たちとは、~
家族みたいにずっと一緒だったし、▼~
マークス兄さんたちも、~
よく遊びに来てくれた。▼~
エリーゼなんかは、毎日城塞に来て~
一緒に遊ぼうって、うるさくてさ…▼~
:[アクア]|ふふ…~
賑やかで、楽しそうね。▼~
:[カムイ]|ああ。▼~
それにあの城にはたくさんの文献があって、~
何冊読んでも全然読み切れないくらいだった。▼~
よくフェリシアやジョーカーと読み比べをして、~
得た知識を競い合ったりもした。▼~
そうだ…俺はあの場所で、~
色んなことを学んだ…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|あの城で暮らしたことしかないから、~
そう思ってしまうのかもしれないが…▼~
あの場所が今の俺を作り上げたと言えると思う。~
あそこが俺の…故郷なんだ。▼~
:[アクア]|そうだったのね…ごめんなさい。▼~
カムイの気持ちも考えずに、~
一方的なことを言ってしまって。▼~
私の暗夜王国に対して抱いている印象とは、~
少し違っているのね。▼~
:[カムイ]|そうかもしれないな。▼~
色々思い出してたら、~
なんだかあの城が懐かしくなってきたな。▼~
:[アクア]|いつかきっと…また帰れるわよ。▼~
:[カムイ]|ああ…▼~
そのためにも俺たちは暗夜王を倒し、~
この戦争を終わらせなくてはな。▼~
:[アクア]|ええ、そうね。▼~
~
***支援A [#y3a724f9]
:[アクア]|またここにいたのね、カムイ。▼~
:[カムイ]|やぁ、アクア。▼~
気晴らしに来てみたんだが、~
ちょっと今日は天気が悪かったな。▼~
:[アクア]|ええ、風も強いわ。~
嵐が来るのかもしれない…▼~
:[カムイ]|そうだな…まるで暗夜の空みたいだ。▼~
:[アクア]|カムイ…また暗夜での暮らしのことを~
思い出しているの?▼~
:[カムイ]|ん…いや。~
でも少しだけ、考えていたんだ。▼~
アクアと俺はとても似た境遇にあるのに、~
暗夜に対する考え方はかなり違ってる。▼~
:[アクア]|そうね…私の暗夜に対する印象は、~
あまり良いものではない…▼~
今でも、あなたの過去の話は~
少し信じがたいもの。▼~
暗夜にも、そんなに温かな時間が~
存在するなんて、思わなかった…▼~
:[カムイ]|白夜の仲間たちからすれば、~
その考え方が当然なんだろうな。▼~
:[アクア]|でも、その溝をどうにかして~
埋めていくことこそが、▼~
明るい未来へと繋がっている気がするわ。~
…どちらが良い悪い、じゃなくて。▼~
:[カムイ]|アクア…▼~
ああ、俺も、そう思う。▼~
:[アクア]|私たちがこして一緒に~
白夜軍として闘っていることは、▼~
きっとその答えを見出すために天に与えられた~
宿命なのね。▼~
これからも似た境遇の者同士、~
手を取り合っていきましょう。▼~
この世界を…守るために。▼~
:[カムイ]|そうだな。~
俺にできることは何でもするつもりだ。▼~
これからもよろしくな…アクア。▼~
~
***支援S [#z68b1bb7]
:[カムイ]|アクア…▼~
:[アクア]|どうしたの、カムイ?~
急にまたこの場所に呼び出して…▼~
:[カムイ]|あ、ああ。今から話すことはせっかくだから~
ここで言いたいと思ったんだ。▼~
:[アクア]|……?▼~
:[カムイ]|えっと…▼~
:[アクア]|…カムイ、どうしたの?~
今日はちょっと変よ?▼~
:[カムイ]|い、いや、何でもない。▼~
俺は…この間、二人は似た者同士だが~
だいぶ考え方が違うと言ったよな?▼~
:[アクア]|えっ?~
ええ…確かに言っていたわね。▼~
:[カムイ]|しかし、よく考えてみて…~
あれはやっぱり、少し違うと思ったんだ。▼~
:[アクア]|どういうことかしら?▼~
:[カムイ]|もちろん俺にはジョーカーやフェリシアたちが~
いてくれたのが大きかったんだが…▼~
世界はもっと…~
優しさに溢れていると思う。▼~
アクアは、~
それに気づいてないだけなんだ。▼~
:[アクア]|…暗夜を悪だと決めつけてはいけないと?▼~
:[カムイ]|あ、いや…そこまで大袈裟なことを~
言うつもりはないんだ。▼~
でも…俺は…アクアだからこそ…~
知ってほしい。▼~
世界には…ここで感じる木漏れ日みたいに、~
アクアを受け止める優しさや愛があると。▼~
お前のすぐ近くには…▼~
お前を心から、~
愛する奴がいるということを。▼~
:[アクア]|…カムイ?~
そ、それって…▼~
:[カムイ]|ああ。俺が教えたいんだ。~
アクアに…愛することの素晴らしさを。▼~
:[アクア]|…カムイ。▼~
嬉しいわ…~
こんな私にそう言ってくれるなんて…▼~
でもそれは…私に対する同情ではないの?▼~
:[カムイ]|確かに最初はお前の境遇を、~
自分に重ねたこともあった。▼~
同情と言うのなら、そうなのかもな。▼~
でも…今俺は心の底から思っている。▼~
俺がこれまで色々な人から受けてきた優しさが、~
素晴らしいってことをお前にも教えてやりたい。▼~
俺の気持ちを君に知ってもらうことで、~
愛する素晴らしさを広めていきたいと…▼~
:[アクア]|…………▼~
ありがとう…カムイ。▼~
私もあなたの優しさに、~
もう少し甘えてみたいわ。~
…二人の往く先に何が待ち受けているのか、~
見たくなったの。▼~
:[カムイ]|ああ、きっと二人なら大丈夫だ。~
平和な世界に向かっていける!▼~
:[アクア]|ええ、そうね。~
私もそう…信じてるわ。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[アクア]|ねえ、私も…あなたのことが好きよ。~
いつか私の全てを…あなたに、愛してほしい。▼~
~
**リンカ [#n249e1d8]
***支援C [#a9e646b9]
:[カムイ]|この場合の戦局だが…~
どうしたらいいと思う?▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|リンカに敵を引き付けてもらって、その間に~
弓を用意すれば一網打尽にできるか?▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|…ってリンカ?~
話を聞いてるか?▼~
:[リンカ]|作戦は好きに考えればいい。~
あたしはそれに従うのみだ。▼~
:[カムイ]|ちょ、ちょっと待て!~
まだ話は終わっていない!!▼~
:[リンカ]|…あたしにはお前に話すことなどない。~
いいからあたしには関わるな。▼~
:[カムイ]|そ、そういうわけにはいかない。~
仲間なんだし、もっと話し合っておかないと…▼~
:[リンカ]|戦場ではもちろん協力してやる。~
お前たちの指示にだって従うさ。▼~
だから…それ以外の時は~
あたしに話しかけるんじゃない!▼~
:[カムイ]|そ、そんな…▼~
:[リンカ]|…………▼~
…すまなかったな。~
仮にも軍の将に対して言い過ぎた。▼~
あの時助けてもらったことも…~
感謝はしている。▼~
だが…余計な心遣いなどあたしには無用だ。~
一人にしてくれ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
~
***支援B [#r27d7909]
:[カムイ]|あ、リンカ!▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|リンカ…もちろん聞こえてるよな?▼~
:[リンカ]|…あれほど関わるなと言ったのに、~
今度は一体なんなんだ…?▼~
次の作戦の話し合いは、~
既に終えたはずだが?▼~
:[カムイ]|もし良ければ…そこまでみんなと関わるのを~
避ける理由を教えてもらえないか?▼~
:[リンカ]|それを言えば…~
関わることを控えるのか?▼~
:[カムイ]|えっ? ええと…~
理由に納得できれば…だが。▼~
:[リンカ]|はぁ…仕方ない。~
教えるしかないみたいだな。▼~
…あたしたちは炎を崇める~
部族の者というのは知っているな。▼~
炎は命の根源…その炎を絶やさず~
燃やし続けるため、我々一族は鉄則を設けた。▼~
…それは他者との交流を極力避け、~
孤高であるべきというものだ。▼~
:[カムイ]|どうして炎を燃やし続けることが~
孤高であることに繋がるんだ?▼~
:[リンカ]|命の炎を消すのはいつも他者だ。~
炎の尊厳を理解せず、愚かにも禁忌に触れる。▼~
:[カムイ]|禁忌…?▼~
:[リンカ]|今からずっと昔のこと…▼~
我々が御神体と崇めていた聖火が、~
対立していた敵の部族によって消されたんだ。▼~
敵はただ我々の混乱を狙っただけ…~
だが、それにより神の怒りを買ってしまい、▼~
霊峰の嶺が…~
火山が一斉に噴火した。▼~
溶岩は近隣を飲み込み、敵の部族は滅んだ。~
我々の一族も大きな痛手を受けたと聞く…▼~
:[カムイ]|なるほど…だからリンカは極力、~
他者との交流をしないようにしてるんだな。▼~
でも、どうして以前は白夜王国に協力して~
暗夜に攻めてきたんだ?▼~
:[リンカ]|それは族長…あたしの父が、~
今は白夜に協力すべきだと判断したんだ。▼~
もちろん闘いには本気で挑むのが~
戦士の務めだが…▼~
あたしには正直嫌な予感しかしなかった。▼~
そしてその予感は的中し…あたしは間抜けにも~
お前たちに捕えられたわけだ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[リンカ]|さあ、これでわかっただろう。~
戦闘時以外はもうあたしに関わるな。▼~
:[カムイ]|リンカ…▼~
~
***支援A [#v0d20254]
:[カムイ]|リンカ…▼~
:[リンカ]|…ふっ、カムイ。~
お前は相当な物好きだな。▼~
あれだけ言っても~
まだあたしに話しかけてくるなんて。▼~
:[カムイ]|す、すまん…▼~
:[リンカ]|…で、今度はどんな用だ?▼~
:[カムイ]|あの…仲間たちともう少し~
距離を縮められないか?▼~
:[リンカ]|お前はまた、お互いに信頼し合うには~
交流が必要だとでも言うのか?▼~
:[カムイ]|ああ…もちろんそれもあるが、~
今度は…そういうのではないんだ。▼~
この前の話だが…▼~
リンカは暗夜に攻めてきて捕えられたことも~
後悔してるんだよな…?▼~
:[リンカ]|…当たり前だ。敵に捕獲されるなど、~
戦士として殺されるよりも屈辱的なことだ。▼~
:[カムイ]|…そんなことは言わないでほしい。▼~
:[リンカ]|なぜだ?▼~
:[カムイ]|確かにあれは不幸な出来事だった。~
お前のプライドが許せないのもわかるが…▼~
俺たちが出会ったことも~
間違いだったということになるのか…?▼~
:[リンカ]|なっ…!?▼~
:[カムイ]|今は戦争中で、~
確かなものなどないと思うんだ。▼~
だからこそ…俺は~
出会えた仲間たちとの偶然を奇跡だと…▼~
運命だと信じたい。▼~
:[リンカ]|…………▼~
…奇跡…運命、か。▼~
:[カムイ]|ああ。そんな簡単な言葉で~
片付けられないかもしれないが…▼~
俺たちの往く道は悪いことばかりじゃないと、~
そう信じたいんだ。▼~
ずっと閉じ込められた生活を送ってきたから、~
尚更そう思ってしまうのかもしれないがな。▼~
:[リンカ]|なるほどな…わかったよ。あたしも~
乗りかかった船から簡単に降りる気はない。▼~
もう少し周りの奴らと信頼し合えるように…~
努力してみるよ。▼~
:[カムイ]|ああ。~
リンカ、ありがとう!▼~
:[リンカ]|…ああ。▼~
~
***支援S [#r93104f1]
:[リンカ]|カムイ。~
探していたぞ。▼~
:[カムイ]|あっ、リンカ。~
俺も探していたんだ!▼~
最近はみんなとよく話してくれるように~
なったみたいだな。▼~
俺、リンカがみんなと打ち解けてくれて、~
本当に嬉しいぜ。ありがとう!▼~
:[リンカ]|…あ、ああ。▼~
:[カムイ]|あ、すまん。そういえばリンカにも~
何か用事があったんだよな?▼~
:[リンカ]|い、いや…別に大した用じゃない。▼~
:[カムイ]|そうか…?▼~
:[リンカ]|また気が向いたら話す…▼~
:[カムイ]|ちょ、ちょっと待て、リンカ!~
…何か悩みでもあるんじゃないのか?▼~
せっかく打ち解けてきたんだから、~
一人でため込まずに話してくれ。▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|あれ? リンカ!?~
顔が真っ赤じゃないか!?▼~
…まさか体調が悪いのか?▼~
:[リンカ]|ち、違う…!▼~
:[カムイ]|本当にか!?~
熱でもあるんじゃないのか!?▼~
:[リンカ]|あたし…あたしがお前に~
言いたかったことは…!▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[リンカ]|最初は…本当に部族の誇りが…~
自分が許せなかったということだ!▼~
お前を見ていると、捕えられた弱い自分を~
思い出してしまうのが辛かった…!▼~
:[カムイ]|そ、それは…▼~
:[リンカ]|だが…それは…~
すぐに違うことに気づいた。▼~
自分の弱さではなく、自分の心に~
湧きあがる気持ちを認めたくなかったんだよ。▼~
:[カムイ]|湧きあがる気持ち…?▼~
:[リンカ]|ああ、あたしは…あたしは最初から~
どうしようもなく…▼~
…カムイ。~
お前に心惹かれていたんだ。▼~
:[カムイ]|…!!▼~
:[リンカ]|戦士の誇りをズタズタにした張本人が、~
まさか…こんな気持ちにさせるなんてな。▼~
変わっていくあたし自身に…~
混乱していたのかもしれない。▼~
:[カムイ]|そうだったのか…~
でもそれは…俺も一緒だ。▼~
:[リンカ]|…えっ!?▼~
:[カムイ]|俺もリンカが仲間と仲良くなってほしいとか~
言い訳にしてきたが、▼~
本当はリンカと俺自身が~
仲良くなりたかっただけなんだ…▼~
:[リンカ]|カムイ…▼~
:[カムイ]|ははは。思えば俺たちの出会いは~
本当に最悪だったよな?▼~
:[リンカ]|そ…そんなことはない!!▼~
今では…お前に命を救われたことは、~
あたしの人生にとって最高の喜びだ。▼~
:[カムイ]|そうか。お前はそう言ってくれるまでに~
俺のことを想ってくれるんだな。▼~
リンカ…ありがとう。▼~
:[リンカ]|い、いや…別に。▼~
あたしこそ…ありがとうな。カムイ。~
あたしを救ってくれて…▼~
そして…▼~
…あたしに恋を教えてくれて。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[リンカ]|…好きだ。これからもずっとこの胸の炎は消えない。~
あたしは、あんたのおかげで…~
胸を焦がすような…気持ちを知ったんだ。▼~
~
~
**サクラ [#i673c967]
***支援C [#ge4237da]
:[カムイ]|やあ、サクラ。~
元気か?▼~
:[サクラ]|えと…あの…その…~
……はい。▼~
:[カムイ]|…ん?ちょっと間があったが…~
ひょっとして、体調でも悪いのか?▼~
:[サクラ]|…いえ…違うんです。~
身体はとても…元気です。▼~
:[カムイ]|じゃあどうした?~
…もしかして俺、嫌われてるのか?▼~
:[サクラ]|そ、それも違います!~
カムイ兄様が嫌いなわけありません!▼~
ただ…私、人と面と向かってお話するのに…~
慣れてなくて…▼~
:[カムイ]|そ、そうなのか。~
すまん、突然話しかけてしまって。▼~
:[サクラ]|い、いえ…私こそごめんなさい。▼~
せっかくカムイ兄様に~
声をかけていただいたのに。▼~
:[カムイ]|いや、そんな大層なものじゃない。~
でも…そうだな。せっかくだから…▼~
サクラの口下手を克服できるように、~
俺にも何かできることはないか?▼~
:[サクラ]|……え?~
:[カムイ]|根本的な解決はなかなか難しいだろうが、~
二人で何度も会話すれば慣れるだろうし、▼~
サクラも人と話すコツが~
掴めるんじゃないか?▼~
:[サクラ]|そ、そうでしょうか…?▼~
:[カムイ]|ああ! 論より証拠だ。~
早速やってみよう。▼~
~
***支援B [#b0236dda]
:[カムイ]|…じゃあ、練習いくぞ。~
準備はいいか?▼~
:[サクラ]|は、は、はい…!▼~
:[カムイ]|では…ゴホン。▼~
…この前読んだ白夜の本のことだが、~
前半は史実かどうか怪しいと思うんだ。▼~
なんというか…~
歴史の考証が上手くできてない気がする。▼~
:[サクラ]|そ、そうでしょうか…▼~
:[カムイ]|歴史って、おもしろいよな。▼~
そうだ、サクラが巫女になろうとしたのは、~
みんなを癒したいというのもあると思うが…▼~
やっぱり神々の歴史についても、~
興味があるからなんだよな?▼~
:[サクラ]|そ、そうかもしれません…▼~
:[カムイ]|白夜では神様へのお供えものは、~
最終的にみんなで食べたほうがいいのか?▼~
:[サクラ]|ど…どっちだったでしょうか…?▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[カムイ]|サ、サクラ…もうちょっと~
会話を繋げてみないか…▼~
:[サクラ]|ご、ごめんなさい…~
カムイ兄様…▼~
私、どう話していいか~
わからなくなってしまって…▼~
:[カムイ]|うーん。でも何度か~
会話の練習をしてみて思ったんだが、▼~
サクラは会話自体が苦手というよりも、~
人に対してちょっと臆病なだけじゃないか?▼~
:[サクラ]|臆病…ですか?▼~
:[カムイ]|ああ。だってちゃんと話は聞いてるし。▼~
会話を繋げたくても先に恐怖心みたいなのが~
邪魔して、身体が拒んでしまっている感じだな。▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[カムイ]|ちょっと怖がりなところを治せば~
会話の時にも改善されると思うんだがな。▼~
サクラ…自分が怖がりになってしまった~
理由は何かわかるか?▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[カムイ]|何か思い当たることはないか?~
解決の糸口があるかもしれない。▼~
:[サクラ]|その…わ、わかりません。~
:[カムイ]|そ、そうか…~
なら…仕方ないな。▼~
:[サクラ]|は…はい。~
すみません…▼~
で、でも、今日は…~
ありがとうございました…▼~
:[カムイ]|いや。~
どういたしまして。▼~
~
***支援A [#ufc36067]
:[サクラ]|カムイ兄様…その、~
少しお時間よろしいでしょうか?▼~
:[カムイ]|サクラ。ああ、もちろんいいが…~
どうかしたのか?▼~
:[サクラ]|あの…~
私が怖がりになった理由なんですが…▼~
:[カムイ]|何か思い当たることがあったのか?▼~
:[サクラ]|…す、すみません。~
実は私…わかっていたんです。▼~
ただあの時…言い出せなくて…▼~
:[カムイ]|え…? そ、そうなのか…?▼~
:[サクラ]|はい…カムイ兄様が~
気を悪くされないかと考えてしまい…▼~
とっさに嘘をついてしまいました。~
ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|俺がサクラを怒るわけがないだろう。▼~
だから…~
もし聞いてもいいなら、聞かせてほしい。▼~
:[サクラ]|…は、はい。わかりました。▼~
私は…カムイ兄様が暗夜王国に~
連れ去られた頃、まだ生まれたばかりで…▼~
物心がついた頃にリョウマ兄様たち以外に~
もう一人の兄様がいることを教えられました…▼~
でもある日…城内の女中達が~
こんな噂をしてるのを聞いてしまいました。▼~
実はカムイ兄様は、~
暗夜の標的ではなく…▼~
本当は、生まれたばかりの私を~
誘拐するつもりだったと…▼~
:[カムイ]|えっ…!?~
:[サクラ]|も、もちろんそれは根も葉もない~
ただの噂話だと後から知ったんですが…▼~
幼い私にとって、その話は…~
とても怖いものだったんです…▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[サクラ]|もし私がさらわれていたら、~
今頃どうなっていたんでしょう…▼~
カムイ兄様を不幸にしてしまったのは、~
私なんじゃないか…と。▼~
幼い私は…責任に耐えられなくなって、~
怖くて、怖くて、たまらなくなって…▼~
:[カムイ]|そ、そんなわけないだろう!!▼~
:[サクラ]|…!▼~
:[カムイ]|すまん…▼~
お前を怖がりにしてしまったのは、~
他ならない、俺のせいだったんだな。▼~
俺があの時連れ去られたせいで、~
妹に責任を感じさせてしまった…!▼~
謝っても許されることではないが…~
今更だけど…謝らせてほしい。▼~
:[サクラ]|いいえ…~
カムイ兄様のせいじゃないです。▼~
でも…そう言われてしまう気がしたので、~
この前は黙っていたんですよ。▼~
…カムイ兄様は…~
本当に優しい方です。▼~
:[カムイ]|い、いや…そんなことは…▼~
:[サクラ]|私のほうこそ、ごめんなさい…▼~
でも…実は今でも、不安なんです…▼~
もしかしたら、またいつか兄様が~
どこかに行ってしまうんじゃないかって…▼~
:[カムイ]|サクラ…大丈夫だ。~
もう俺はどこにも行かない。▼~
絶対に俺は、~
大事な妹の傍を離れない。▼~
これからはずっと…~
兄としてお前を守り続ける。▼~
:[サクラ]|カムイ兄様…▼~
:[カムイ]|だからお前が怖がる必要はもうない。~
安心してほしい…▼~
:[サクラ]|…わかりました。嬉しいです。~
カムイ兄様…▼~
これからは少し強くなれそうな…~
そんな気がします。▼~
~
***支援S [#r4b6a987]
:[サクラ]|カムイ兄様…~
今、お時間よろしいですか?▼~
:[カムイ]|サクラ。どうした?~
もしかしてまた昔のことを思い出して…▼~
:[サクラ]|あ…はい。▼~
:[カムイ]|やはりそうか…~
すまん、お前の心の傷はまだ…▼~
:[サクラ]|い、いえ!~
そういう意味じゃないんです!▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[サクラ]|この前お伝えできなかったことを…~
勇気を持って言おうと思いました。▼~
私…カムイ兄様の一件で~
確かに怖がりにはなっていましたが…▼~
同時にカムイ兄様のことを~
ずっと思い描いてきました…▼~
:[カムイ]|思い描く…?▼~
:[サクラ]|はい。カムイ兄様は~
どんな人なんだろうって。▼~
リョウマ兄様やタクミ兄様も好きですが、~
もっと優しい兄様だったらいいな、とか。▼~
いつか出会えたら私のこと、~
好きになってくれるかな…とか。▼~
:[カムイ]|サクラ…▼~
:[サクラ]|夢にも出ましたよ。兄様と再会して~
私が嬉しそうにしている夢。▼~
:[カムイ]|そうか。嬉しいぞ。~
俺は…サクラの期待に応えられたか?▼~
:[サクラ]|ええ、もちろん。▼~
…いいえ、それ以上でした。▼~
私、一目見てカムイ兄様のことが~
好きになっていたんです。▼~
一人の…男性として。▼~
:[カムイ]|っ!!~
サクラ…それは…▼~
:[サクラ]|きっと上手くお話できなかったのは、~
好きな人だから…緊張していたんですね。▼~
だってほら…もう好きって伝えたら、~
こんな風に会話が止まらなくなってる。▼~
:[カムイ]|サクラ…▼~
お前の気持ち、すごく嬉しく思う。~
だが、俺たちは…▼~
:[サクラ]|はい…私たちが結ばれることは許されません。~
それは、父様の血を継いだ兄妹だから。▼~
でも、もし…~
そうではなかったとしたら…?▼~
:[カムイ]|…どういうことだ?▼~
:[サクラ]|私、兄様が白夜王国に戻られた日に…、~
母様からお手紙を渡されたんです。▼~
もしこの先…あなたが恋に悩んだときは、~
この手紙をお読みなさい、と。▼~
その時は意味がわかりませんでしたが、~
母様は予知めいた力をお持ちの方でしたから…▼~
私がこの先、兄様に恋をすることを~
悟っていらっしゃったのかもしれません。▼~
そのお手紙には…~
あることが書いてあったんです。▼~
:[カムイ]|あること…?▼~
:[サクラ]|はい…兄様と私たちきょうだいには…~
一滴の血の繋がりもありません。▼~
:[カムイ]|えっ!!?▼~
だ、だってサクラやリョウマ兄さんは…~
父上の…スメラギ王の子供だろう!?▼~
それなら俺たちは…▼~
:[サクラ]|いいえ。違うんです…~
カムイ兄様は、父様の子ではありません。▼~
母様…ミコト女王が父様を頼って~
白夜王国に来たとき…▼~
故郷で生んだ赤ちゃんを連れていたそうです。~
それがカムイ兄様…▼~
父様は…~
それが自分の子ではないと知っていて、▼~
それでも愛する女性の子ならと…~
実の子として育てることを決めたそうなんです。▼~
私は父様を覚えていませんが…~
きっとその愛情の深さは本物だったのでしょう。▼~
:[カムイ]|…ああ。スメラギ王…父上は、~
俺のことを本当に愛してくれた。▼~
真実を知った今でも…~
俺の父上はスメラギ王だと思えるほどに。▼~
ただ…でもそれじゃ…~
俺の本当の父親は、誰なんだ…?▼~
:[サクラ]|それは母様の手紙にも、~
書いてありませんでした…▼~
:[カムイ]|そうか…▼~
…………▼~
:[サクラ]|ごめんなさい…私は自分勝手な理由で、~
言うべきでないことを告げてしまいました…▼~
でも…それでも私、この先二度と~
こうして話せなくなったとしても…▼~
兄様に、私のこと…~
ひとりの女性として見て欲しかったんです…▼~
:[カムイ]|…………▼~
いや、謝らないでくれ、サクラ。~
本当のことが知れてよかった。▼~
それに、血の繋がりがないとわかって…~
すごくショックなのに…少し、嬉しかったんだ。▼~
俺も…お前が好きだったから。▼~
:[サクラ]|えっ…?~
:[カムイ]|俺も同じだ…▼~
サクラが好きで、~
ずっと話していたくて、▼~
会話の練習をしようだなんて~
言い訳をしていたんだ…▼~
:[サクラ]|カムイ兄様…~
私、とっても…嬉しい……です。▼~
:[カムイ]|兄妹でないのなら、~
俺ももう、この思いを閉じ込めることはしない。▼~
これからきっと障害もあるだろうが…~
二人で乗り越えていこう。▼~
俺が絶対に守ってみせるからな。▼~
:[サクラ]|はい…! 私も…必ず~
カムイ兄様のことを守ってみせます。▼~
だから絶対に…~
もう私の傍から離れないでくださいね。▼~
:[カムイ]|ああ、約束する。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[サクラ]|お慕いしています、兄様…こんな気持ち、初めてなん...
私の初恋を、最後の恋にしてくださって……ありがとうございま...
~
**カザハナ [#j881fbb1]
***支援C [#ud37a0af]
:[カザハナ]|サクラ様~! サクラ様~!▼~
:[カムイ]|カザハナ。~
サクラを探しているのか?▼~
:[カザハナ]|げっ!!▼~
…じゃなかった、カムイ様。~
何か用なの?▼~
:[カムイ]|今「げっ!!」って言わなかったか…?~
ま、まぁいい。サクラはこちらにはいないぞ。▼~
:[カザハナ]|そう、ありがとう。~
それでは、さようなら。▼~
:[カムイ]|立ち去るの早っ!?▼~
ちょ、ちょっと待て、~
カザハナ!▼~
:[カザハナ]|…なに?~
あたし、急いでるんだけど。▼~
:[カムイ]|うっ…明らかに俺に対して、~
敵意を感じるんだが…▼~
俺…何かカザハナの気に障ることでもしたか?▼~
:[カザハナ]|…………▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カザハナ]|したわ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなのか…すまん。~
でも俺には何も思い当たらなくて…▼~
:[カザハナ]|あたし…昔からサクラ様が、あなたのせいで~
何度も泣いているのを見てきたの。▼~
だから…幼馴染のサクラ様を泣かす~
あなたのことが嫌いよ!!▼~
:[カムイ]|えっ…!? サ、サクラが…~
サクラが俺のせいで…そ、それは…▼~
:[カザハナ]|サクラ様に聞いても無駄よ。~
たぶん教えてくれないと思うわ。▼~
むろんあたしが言うわけもないけど。▼~
:[カムイ]|そ、そんな…▼~
:[カザハナ]|とはいえカムイ様は大将だから、~
命令はちゃんと聞くよ。安心して。▼~
では、さようなら。▼~
:[カムイ]|カ、カザハナ…▼~
~
***支援B [#q1b311e0]
:[カザハナ]|せいっ! はあっ!▼~
やああーーっ!!▼~
:[カムイ]|や、やぁ…カザハナ。~
剣の稽古中か?▼~
:[カザハナ]|はぁ…はぁ…カムイ様。~
…あたしに何か聞こうとしても無駄よ。▼~
カムイ様とサクラ様、~
二人の問題なんだから。▼~
:[カムイ]|いや、それはもういいんだ。~
俺はカザハナと話がしたくて来たんだ。▼~
:[カザハナ]|…………▼~
せいっ!!!▼~
:[カムイ]|わ、わああっ!!▼~
…あ、危ないだろう!~
突然斬りつけるなんて…いくら木刀とはいえ!▼~
:[カザハナ]|…よく避けたね。▼~
わかったわ。~
一つくらい質問してもいいよ。▼~
:[カムイ]|えっ…? それはつまり…~
今避けられたから、認めてくれたってことか?▼~
:[カザハナ]|…質問があるなら早くして。~
あたし、稽古中なの。▼~
:[カムイ]|あっ…ああ。~
じゃあ聞かせてもらう。▼~
元々カザハナの家族は白夜王国に仕える~
侍の一家だったんだよな?▼~
:[カザハナ]|そうよ。それがどうかしたの?▼~
:[カムイ]|お前がそうやって侍として心身を鍛え上げて、~
サクラを守ろうとしてくれているのも、▼~
家柄が影響してるのかと思ったんだ。▼~
:[カザハナ]|確かにそうだけど。▼~
:[カムイ]|そうか…それはいいな。▼~
:[カザハナ]|それはいいなって…~
どういうことよ。▼~
:[カムイ]|俺はずっと離宮に閉じ込められてきた。▼~
その理由も、生きる目的も知らされず~
行く先が真っ暗な中で生きてきたから…▼~
ちゃんと見据えている先がある~
カザハナが少し…眩しく見えてしまって。▼~
:[カザハナ]|…………▼~
あたしには憧れの人がいるわ。~
それはあたしの父上なの。▼~
父上は…侍の鑑のようなお人だったのよ。▼~
:[カムイ]|侍の鑑…どんな人だったんだ?▼~
:[カザハナ]|父はすべてを…当時の白夜王、~
スメラギ様に捧げて生きていたの。▼~
いついかなる時もスメラギ国王のお命を守り、~
ある時は刃となり、ある時は盾となり…▼~
身を粉にして王をお助けしていたわ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カザハナ]|剣聖として人々に賛美される父上の背中は…~
あたしの自慢で、誇りだった。▼~
そして父上は王を守り…~
この世を去ったわ。▼~
けれど、それこそが父上の本懐、~
父上の生き様を象徴するものだったと思ってる。▼~
父上は侍として、~
最高の死に場所を得たのよ。▼~
:[カムイ]|…なるほど。▼~
:[カザハナ]|あたしが目的意識を持って~
生きているように見えるのは、▼~
きっと父上の背中を目指しているから~
なんでしょうね。▼~
:[カムイ]|そうか…でも、すまない…~
失礼なことを言うつもりはないんだが…▼~
死ぬこと自体は肯定すべきじゃないと思う。~
主君を守れても、自分が死んでは意味はない。▼~
:[カザハナ]|な、な、なっ…!! あなたは~
父上の死にざまが愚かだって言うの!?▼~
:[カムイ]|いや、そんなつもりはない。▼~
確かにお前の父上は立派だ。▼~
その最期も俺の父を守ってくれたのだから、~
感謝こそすれ、責めることなんて…できない。▼~
けど…それをそのまま見習ってしまうのは、~
間違いじゃないのか?▼~
:[カザハナ]|あなたはしょせん守られる側だから、~
そんなことを言えるのよ!!▼~
己の正義に殉じた父上を愚弄することは、~
絶対に許さないわ!▼~
:[カムイ]|あっ、カザハナ!!▼~
…………▼~
行ってしまったか…▼~
~
***支援A [#wda52539]
:[カムイ]|あっ…カザハナ。▼~
:[カザハナ]|…カムイ様。▼~
:[カムイ]|その…この間は…すまん。▼~
:[カザハナ]|別に。もう何とも思っていないわ。▼~
カムイ様は、~
あたしたちの大将だから。▼~
:[カムイ]|いや…謝らせてほしい。▼~
カザハナの気持ちも考えず、~
俺はとても酷いことを言った。▼~
:[カザハナ]|もう止めてよ!~
あたしが惨めになるだけじゃない!▼~
:[カムイ]|違うんだ…俺が言いたかったのは~
そんなことじゃなくて…▼~
サクラが悲しむんじゃないかと…~
そう思っただけなんだ!!▼~
:[カザハナ]|…!?▼~
…サクラ様が!?▼~
:[カムイ]|元々サクラを泣かせてる俺が言えるような~
ことではないのはわかっている…▼~
だがそれでも言わせてほしい。▼~
…俺の父上を守って~
お前の父上が死んだことを肯定してしまうと、▼~
それは、お前がサクラを守って死ぬのが~
正しいということになるんじゃないか?▼~
:[カザハナ]|……!!▼~
:[カムイ]|そんなこと…サクラが喜ぶわけがない。~
きっとサクラは泣いて…▼~
カザハナを失ったことを悔やんで、~
生きる望みすら失ってしまう。▼~
そんな未来は俺にも耐えられないし、~
お前だって望んでいないだろう?▼~
:[カザハナ]|そ、それは…▼~
:[カムイ]|もちろん主君を守ることが、~
侍にとって大事だとはわかる。▼~
でも…それよりも大事なのは~
主君を悲しませないことじゃないのか?▼~
:[カザハナ]|あたしも…サクラの泣くところ…~
もう見たくないわ。▼~
:[カムイ]|カザハナ…~
ああ、それでいいと思う。▼~
サクラを守るということは、▼~
サクラの気持ちを守るということでも~
あるんだからな。▼~
:[カザハナ]|うん…カムイ様。~
ありがとう…ございます。▼~
:[カムイ]|いや、俺の方こそ…▼~
サクラを守ってくれて、~
今まで生きていてくれて…ありがとう。▼~
:[カザハナ]|はい…▼~
~
***支援S [#z81e597e]
:[カザハナ]|あっ!~
カムイ様。▼~
:[カムイ]|や…やぁ、カザハナ。▼~
:[カザハナ]|ど、どうしたの?~
そんなにオドオドして?▼~
い、いやだな~。もうあたし、~
カムイ様を怒ったりしないよ?▼~
:[カムイ]|あ、そ、そうか…▼~
:[カザハナ]|あたし、侍としての正しい道を~
教えてくれたカムイ様に、▼~
改めてお礼を言いたくて~
ここに来たの。▼~
:[カムイ]|い、いやいや…礼なんて、~
それほどのことはしていないぞ…俺は。▼~
:[カザハナ]|ん? なんかさっきからおかしくない?~
そわそわして、もしかしてお手洗い?▼~
:[カムイ]|ち…違う!!▼~
:[カザハナ]|じゃあ、どうしたの?▼~
:[カムイ]|うーん、お前はその辺気づかなそうだし、~
もう言ったほうがいいのか…▼~
:[カザハナ]|えっ? 何を?▼~
:[カムイ]|…………▼~
…カザハナ。よく聞いてほしい。~
俺はこの前、お前に死んでほしくないと言った。▼~
でもそれは…~
お前やサクラのためじゃなかったんだ。▼~
:[カザハナ]|はぁ…!?▼~
:[カムイ]|それは俺自身のために他ならない。▼~
俺は…お前が好きだ。▼~
…好きだからこそ、~
お前には死んでほしくなかったんだ。▼~
:[カザハナ]|!!▼~
:[カムイ]|あんな偉そうなことばかり言って、~
本当にすまない。でもあれから考えて…▼~
自分の本心に気づいたんだ…俺はただ、~
お前のことが大事だっただけなんだ。▼~
:[カザハナ]|そ、そう、だったの…▼~
…………▼~
う、うわぁぁ…!!~
恥ずかしい!!▼~
こ、告白なんてされたことなかったので、~
すっごく恥ずかしいわ、あたし!!▼~
:[カムイ]|恥ずかしいのはこっちだ!!▼~
:[カザハナ]|で、でも…嬉しいわ。すごく嬉しい。▼~
:[カムイ]|カザハナ…じゃあ。▼~
:[カザハナ]|うん。あたしもカムイ様が好き。~
侍としての道を教えてくれたあなたが好き。▼~
大好きだよ…!▼~
:[カムイ]|ありがとう!!▼~
お前がこれまでサクラを守ってくれたように、~
今度は俺がお前を守る番だ。▼~
:[カザハナ]|あたしも、負けないわ!!▼~
大切なあなたを、~
サクラと同じように守ってみせるからね!▼~
:[カムイ]|そうだな。~
サクラは今日からお前の妹になるんだから、▼~
姉として、~
しっかりやってくれないと困るぞ?▼~
:[カザハナ]|え…▼~
ああっ! そうか…!~
サクラが…サクラがあたしの妹…!▼~
:[カムイ]|も、もしかして、やりづらいか…?▼~
:[カザハナ]|う、ううん。か、感激しちゃって。▼~
あなたと結ばれた上に、~
サクラともずっと一緒にいられるなんて…▼~
あたし、あなたのおかげでいっぺんに二つも~
幸せを手に入れちゃったね…▼~
:[カムイ]|カザハナ…~
お前が幸せなら、良かった。▼~
でも、これからはもっとお前を幸せにする…~
いや、一緒に幸せになっていこう?▼~
好きだ、誰よりも…▼~
:[カザハナ]|カムイ様…▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[カザハナ]|ありがとう…あたしも、あなたのことが大好きだよ...
これから一緒に、誰にも負けない…~
世界一の夫婦になろうね。▼~
~
~
**ツバキ [#o2b68e75]
***支援C [#xca7dc37]
:[ツバキ]|ふんっ! はあっ!▼~
:[カムイ]|ん? あそこにいるのはツバキだな。~
熱心に訓練してるみたいだが…▼~
:[ツバキ]|あ、カムイ様ー。~
そんなところで、どうされたんですー?▼~
もしや俺の訓練を~
見学してらしたんですかー?▼~
:[カムイ]|こんにちは、ツバキ。~
訓練の邪魔をしてしまったか?▼~
:[ツバキ]|いいえ、とんでもない!~
どんどん見てくださって構いませんー。▼~
俺は武器を扱う技術も~
完璧ですからー。▼~
俺の技術があなたの戦闘に役立てば~
嬉しいですー。▼~
:[カムイ]|ははっ、確かにツバキの腕前は~
誰にも引けを取らないぐらいすごいな。▼~
俺もツバキのように無駄のない動きで~
闘えたらいいんだが…▼~
:[ツバキ]|あ、そうだー。~
それなら、俺が稽古をしましょうかー?▼~
:[カムイ]|いいのか?▼~
:[ツバキ]|ええ、もちろんー!~
サクラ様の兄君のためなら一肌脱ぎますよー!▼~
それに俺はどの武器でも一通りこなせますから、~
カムイ様の武器にも対応できますー。▼~
では、まずは…▼~
ぐぅ▼~
:[カムイ]|? ツバキ、~
今何か聞こえなかったか?▼~
:[ツバキ]|! いいいいえ、何も聞こえませんよー!~
カムイ様の気のせいでは…▼~
ぐぎゅぅぅ▼~
:[カムイ]|やっぱり聞こえるぞ!~
いったい何の音なんだ……あ!▼~
:[ツバキ]|ぎくっ!▼~
:[カムイ]|もしかして…~
今のはツバキの腹の音か?▼~
:[ツバキ]|! そ、それは…▼~
:[カムイ]|ツバキ、腹が減っていたんだな。~
気づかなくてすまない。▼~
それじゃ、何か食べに…▼~
:[ツバキ]|ち、違う違う違うんですー!▼~
今のはね、わざとお腹を鳴らすことで~
敵を油断させる策を実践して見せたというか…▼~
:[カムイ]|そうか?~
だが、顔が真っ赤だぞ?▼~
:[ツバキ]|わああああ!~
こ、これは完璧な俺にあるまじき失態だー…!▼~
:[カムイ]|なに!?~
腹が鳴るくらい誰にでもあるだろう。▼~
そんなに気にしなくてもいいと思うが。▼~
:[ツバキ]|いえ! このような失敗、~
以前なら完璧に回避してたのに…▼~
これは俺の気が~
抜けていたということですー…!▼~
…カムイ様。~
稽古はまた今度にしてくれませんかー?▼~
今から俺は、完璧に隠れるための穴を掘るので…~
それでは!▼~
:[カムイ]|行ってしまった…▼~
そんなに落ち込まなくてもいいと思うが…~
ツバキ、大丈夫か?▼~
~
***支援B [#v9d3ebe3]
:[カムイ]|ツ、ツバキ!~
ツバキはいるか?▼~
:[ツバキ]|もぐもぐ…~
ああ、カムイ様、こんにちはー。▼~
そんなに慌ててどうしたんですかー?~
もぐもぐ…▼~
:[カムイ]|ツバキ!~
やっぱりあの話は本当だったんだな!▼~
:[ツバキ]|もぐもぐ…あの話とはー?▼~
:[カムイ]|その、もぐもぐしてる姿のことだ!▼~
最近、ツバキがずっと何か食べてると聞いて、~
心配になって探していたんだ。▼~
そうしたら本当にずっと何か食べているとは…▼~
:[ツバキ]|もぐもぐ…ああ、このことー。~
別に、気にしないでくださいー。▼~
:[カムイ]|そうは言っても気になるだろう!▼~
もしかして…これはこの間、ツバキの~
腹が鳴ったことと関係があるのか?▼~
:[ツバキ]|…………▼~
:[カムイ]|やっぱり、そうなんだな。▼~
:[ツバキ]|でも、確実な解決法ですよねー?▼~
ずっと食べ続けていれば、~
空腹になる暇なんてありえないですからー。▼~
:[カムイ]|でも、そんなに食べ続けていたら~
ツバキ…身体が重くなってしまうぞ?▼~
体型もどんどん大きくなって…!~
そ、そんなツバキは見たくない!▼~
:[ツバキ]|ああ、その点は心配しなくても~
平気ですよー。▼~
俺の完璧な計算によって、栄養の偏りもなく~
食べすぎにもならないよう調整してますのでー!▼~
:[カムイ]|しかし…やはり心配だ。▼~
:[ツバキ]|…………▼~
…そうですか、わかりましたー。▼~
俺もあなたに心配をかけるのは~
本意ではありませんし…▼~
この方法はやめることにしますー。▼~
:[カムイ]|よ、よかった。▼~
:[ツバキ]|でも、それなら今度はどうしましょうー?▼~
俺はあんな姿を誰かに晒すなんて~
耐えられませんから…▼~
:[カムイ]|ええと、どうしてそこまで気にするんだ?▼~
:[ツバキ]|ははっ、そんな…カムイ様に~
お話するようなことではありませんよー。▼~
それでは、失礼しますねー!▼~
:[カムイ]|行ってしまった…▼~
でも、また何か無茶をしないとも限らない。~
もう少し話をしてみるか…!▼~
~
***支援A [#r42a1d15]
:[カムイ]|ツバキ、邪魔をするぞ。▼~
:[ツバキ]|あ、カムイ様ー。~
どうしたんですかー?▼~
:[カムイ]|この間の空腹を防ぐ方法についてなんだが~
まだ、気にしているかと思ってな…▼~
:[ツバキ]|ああ、そのことですかー。▼~
そうなんですー…なかなか別の解決法が~
見つからなくて困ってるんですよー。▼~
:[カムイ]|なあ…腹が鳴ることは、~
もう気にしなくてもいいと思うぞ?▼~
:[ツバキ]|カムイ様はそう言ってくださいますが、~
それは俺自身が許せないんですよー。▼~
:[カムイ]|うーん…そうか。▼~
わかった。それなら俺も~
とことん付き合おう!▼~
:[ツバキ]|え?▼~
:[カムイ]|どうしても気にすると言うのだったら~
俺も一緒に解決法を探すのを手伝おう。▼~
:[ツバキ]|そ、そんな! カムイ様に~
そんなことさせられませんよー!▼~
:[カムイ]|いや、その場に居合わせたのは俺だ。~
こうなったらとことん一緒に考える!▼~
:[ツバキ]|カムイ様…▼~
…わかりました。~
そこまで言うならお願いします。▼~
でも、そう言われたのは初めてですよー。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツバキ]|俺はああいった失敗を、~
人には見せないようにしてるんですよー。▼~
それは…~
俺がいつも完璧を目指しているから…▼~
だから、たまーーーーーーーーに失敗すると~
どうしたらいいのかわからなくなるんですー。▼~
:[カムイ]|そうなのか?▼~
:[ツバキ]|はい。たまーーーーーーーーにですよ?~
滅多にそんなことにはなりませんからー。▼~
:[カムイ]|ええと…確かに笑われるのは恥ずかしいから~
隠したい気持ちもわかるな。▼~
:[ツバキ]|とまあ、~
そういった性分ですので…▼~
完璧を求めすぎて誰かに相談する~
ということが苦手なんですよー。▼~
だから、こうやって相談できる相手が~
できるなんて…嬉しいですー。▼~
:[カムイ]|そういうことだったのか。▼~
それじゃあ俺がツバキの相談相手~
第一号というわけだな。▼~
:[ツバキ]|ははっ、そういうことになりますー。▼~
ではカムイ様…▼~
こんな俺ですけど~
これからもよろしくお願いしますねー!▼~
:[カムイ]|ああ、こちらこそよろしく。▼~
:[ツバキ]|そうと決まれば、さっそくー!~
お腹の鳴らない方法を考えましょう!▼~
あ、俺が今考えているのは~
腹持ちのする食材を積極的に摂る方法で…▼~
その食材はあちらにあるので~
ちょっと取ってきますねー!▼~
:[カムイ]|あ、待てツバキ!▼~
ははっ、でも~
元気になったみたいでよかった!▼~
~
**サイゾウ [#l6c863a9]
***支援C [#n70fb034]
:[カムイ]|…………?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|……ん?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|……何だか視線を感じるな。~
うーん、一体どこからなんだ?▼~
…って、~
サ、サイゾウ!?▼~
どうしてそんな物陰から、~
俺を見ているんだ?▼~
:[サイゾウ]|ふん…カムイ。気づくのが遅いな。~
戦場ならば、すぐに殺られるぞ。▼~
:[カムイ]|ええ!?~
出てきていきなり何を言っているんだ?▼~
そもそも、どうしてそんな所から~
こちらを覗いているんだ?▼~
:[サイゾウ]|そんなもの、監視に決まっている。▼~
:[カムイ]|へ?▼~
:[サイゾウ]|お前は今まで暗夜にいた、~
言わば我々の敵。▼~
こちらに来てからの行動について~
何か企んでいないか見張らせてもらう。▼~
:[カムイ]|そんな!~
俺は何も企んでないぞ?▼~
! これはもしかして…~
リョウマ兄さんの命令なのか?▼~
:[サイゾウ]|ふん。リョウマ様は関係ない。~
これは俺独自の判断だ。▼~
今はこうして共に闘っているとはいえ…~
まだお前自身を信用したわけではない。▼~
:[カムイ]|そうか…▼~
:[サイゾウ]|お前が何か不審な動きをすれば、~
それ相応の措置を取る。▼~
お前も肝に銘じて、~
変な考えを起こすなよ。▼~
:[カムイ]|変な考えなんて起こさない!~
うう…どうしたら信用してくれるんだ?▼~
:[サイゾウ]|ふん…それこそ行動で示してもらう。~
ここに監視記録もつけるからな。▼~
:[カムイ]|え?▼~
あ、サイゾウが持っている本…~
「カムイ観察記録」と書いてある!▼~
…もしかして、そんなものまで~
書くつもりなのか?▼~
:[サイゾウ]|監視を行ったからには、記録を残して然るべき…~
この位の準備、当然だ。▼~
では、これから毎日見張らせてもらう。~
覚悟しておけ…▼~
:|'''(サイゾウ、退場)'''~
:[カムイ]|あ! 待てサイゾウ!▼~
これは…姿は見えないが、まだどこかから~
監視されているということだよな?▼~
ああ、何だか大変なことに~
なってしまったな…▼~
~
***支援B [#de14d357]
:[カムイ]|うう…今日もどこからか視線を感じる…▼~
サイゾウ…本当に毎日監視しているよう~
だが、疲れないのか?▼~
見張られているこっちは疲れてるのに…~
サイゾウはすごいな。▼~
はあ…▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|っと、ため息をついている~
場合じゃなかった。▼~
早くこの荷物を運んでしまわないと!~
うう、結構重いな…▼~
よいしょ、よいしょ…▼~
:[サイゾウ]|…………おい。▼~
:[カムイ]|わあ! サイゾウ!~
急に現れるとびっくりするだろ!▼~
:[サイゾウ]|…ふん。~
お前が気配を察知できないのが悪い。▼~
それよりどうしたカムイ。~
最近は疲労の色が見えるな。▼~
お前の力など頼りにしていないが、~
そんな状態で闘って、皆の足を引っ張るなよ。▼~
:[カムイ]|は、ははは…すまん…~
でも、これは監視されてる疲れなんだが…▼~
:[サイゾウ]|何?▼~
:[カムイ]|…サイゾウは、~
やっぱりまだ俺が信用できないのか?▼~
:[サイゾウ]|ふん。当然だ。▼~
監視を止めろと言いたいのだろうが…~
お前に何を言われてもやめるつもりはない。▼~
:[カムイ]|そ、そうか…▼~
:[サイゾウ]|…だが、だからといって~
放っておくわけにもいくまい。▼~
:[カムイ]|え? 一体何のことだ?▼~
…っわあっ!▼~
:[サイゾウ]|大きな声を出すな。~
これはどこに運ぶんだ?▼~
:[カムイ]|ど、どうしてサイゾウが~
俺の運んでいた荷物を持っているんだ?▼~
その荷物は俺が運ぶものだが…▼~
:[サイゾウ]|いちいちうるさい奴だ。▼~
一応お前は仲間ということになっているし~
一人で持たせておくほど俺は薄情ではない。▼~
困っている相手を助けないなど、~
恥でしかないからな。▼~
:[カムイ]|! そ、そうか…~
ありがとう、サイゾウ!▼~
:[サイゾウ]|別に…これでお前を~
信用したと思わぬことだ。▼~
それよりも、早くどこに運ぶか教えろ。▼~
:[カムイ]|あ、ええと…~
あっちの小屋までだ。▼~
:[サイゾウ]|そうか。~
では、さっさと終わらせるぞ…▼~
:[カムイ]|あ、サイゾウ!▼~
何だか慌てて行ってしまったが~
もしかして照れていたのか?▼~
でも…そんなわけないか。▼~
~
***支援A [#tb1ab174]
:[カムイ]|おーい、サイゾウー!~
監視してるなら出てきてくれないかー?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|サーイーゾーー!▼~
:[サイゾウ]|……おい。貴様。~
間延びした声で呼ぶのはやめろ。▼~
:[カムイ]|ああ、サイゾウ。~
やっぱり監視していたんだな。▼~
:[サイゾウ]|…いったい何を企んでいるんだ。~
監視している相手を呼び出すとは…▼~
:[カムイ]|何も企んでなんかいない。▼~
この間は荷物を一緒に運んでくれて、~
助かった。▼~
その礼に菓子を用意したんだ。~
食べてくれないか?▼~
:[サイゾウ]|! か、菓子だと…!?▼~
:[カムイ]|どうした?▼~
:[サイゾウ]|そ、そんなものはいらん!~
菓子など一人で勝手に食べろ!▼~
:[カムイ]|…すまん。~
余計なことをしてしまったな。▼~
少しはサイゾウと~
仲良くなれたと思ったんだが、▼~
また怒らせてしまったみたいだ。▼~
悪かった、サイゾウ。~
菓子は俺一人で食べる。▼~
:[サイゾウ]|…おい、そんな顔はやめろ!~
ずっと監視する俺の気が滅入る!▼~
:[カムイ]|そう言われても…~
:[サイゾウ]|…はあ。▼~
…………実はな。▼~
:[カムイ]|何だ?▼~
:[サイゾウ]|…俺は甘いものが苦手なんだ。▼~
:[カムイ]|え? そうなのか?▼~
…あ、そういえば~
リョウマ兄さんから聞いたことがある。▼~
サイゾウは甘いものが食べられないと。~
すっかり忘れていた…▼~
:[サイゾウ]|た、食べられないわけではない。~
苦手なだけだ。▼~
:[カムイ]|ああ。だがこれで、~
食べてもらえない理由がわかった。▼~
俺はサイゾウに嫌われているわけではないと、~
そう思ってもいいか?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|サイゾウ。お前が敵国にいた俺を~
信用できない気持ちはわかる。▼~
でも…ずっとそのままでは~
前に進めないと思うんだ。▼~
お互いを知るにはまだ時間がかかると思うが~
まずは…俺を信じてもらえないか?▼~
:[サイゾウ]|…ふん、そんなこと、俺にもわかっている。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[サイゾウ]|監視は今日で終わりだ。~
もう、お前のことは見張らない。▼~
:[カムイ]|! それは…俺のことを、~
信用してくれたということか?▼~
:[サイゾウ]|ふん。お前ののんきな顔を見ていたら~
何か企むように見えなくなっただけのこと。▼~
:[カムイ]|のんきな顔とは失礼な…▼~
でも、サイゾウに認めてもらえたのなら、~
よかった。▼~
:[サイゾウ]|…そうか。▼~
まあ、これからもせいぜい、~
怪しまれるような言動は慎むんだな。▼~
:[カムイ]|ああ。もちろん。~
友人として、信用を失いたくはないからな。▼~
:[サイゾウ]|はあ? 友人だと…?▼~
:[カムイ]|俺はそう思っているんだが、~
不服か?▼~
:[サイゾウ]|ふ、ふん…好きにしろ。~
俺はもう行く。▼~
:[カムイ]|あっ、サイゾウ…!▼~
…はは。わかったよ。~
好きにさせてもらおう。▼~
~
**オロチ [#d9cea292]
***支援C [#a40ccf42]
:[カムイ]|あ、オロチ。~
ちょっといいか?▼~
:[オロチ]|おや、これはカムイ様ではないか。~
わらわに用か?▼~
:[カムイ]|用というほどじゃないんだが、その…~
俺の母上について教えてもらえないか?▼~
:[オロチ]|母上…ミコト様のことか?▼~
良きかな、良きかな。~
もちろんわらわの知りえることは教えようぞ。▼~
:[カムイ]|俺は母上とあまり長い時間を共有できなかった。~
…もちろんそれは俺に責任がある。▼~
でも…今でも母上のことを~
知りたいと思ってしまうんだ。▼~
:[オロチ]|カムイ様…▼~
あまり自分を責めるものではないぞ。~
そのような顔をされては、ミコト様も悲しまれる。▼~
…そうじゃな。それなら楽しい話をしよう。~
ミコト様にまつわるとっておきの話をな。▼~
:[カムイ]|母上の…楽しい話?▼~
:[オロチ]|ああ、そうじゃ。~
幾らでも話せるぞ。▼~
靴を履いたまま風呂場に上がり込んだ話や、~
箸を一本ずつ両手で持って食事をした話など、▼~
ミコト様の笑える話は盛りだくさんじゃ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなのか。▼~
:[オロチ]|特に正座を長時間した後、~
立ち上がった時が凄まじかったのう。▼~
足が痺れたせいで、ちょっとした小躍りの~
ようになってしまってな。▼~
家臣たちは必死に笑いをこらえておったが、~
わらわだけはいつも爆笑してしまったわ!▼~
:[カムイ]|ははは…~
母上は少し抜けた人だったのか?▼~
:[オロチ]|うむ。心優しく聡明な方である一方、~
少々とぼけたところがお茶目であった。▼~
おかげでわらわは日頃より笑いのつぼにはまる~
ことが多くてのぅ…▼~
うぷぷ! 思い出したらまた笑いが~
止まらなくなりそうじゃ!▼~
:[カムイ]|そうなのか。~
意外に楽しい人だったんだな…▼~
~
***支援B [#if6b49f2]
:[オロチ]|カムイ様、カムイ様よ。~
ちょっと待つのじゃ。▼~
:[カムイ]|あ、オロチ。~
この前は母上の話をしてくれてありがとう。▼~
:[オロチ]|あの話じゃが、笑い話ばかりしてしまって~
すまなかったな。▼~
:[カムイ]|ん? どうして謝るんだ?▼~
俺は楽しかったし、~
母上のことがわかって嬉しかったぞ?▼~
:[オロチ]|だが、楽しいところだけが~
ミコト様のすべてではないのじゃ。▼~
心優しいところもちゃんとカムイ様に~
お伝えせねばと思ってな。▼~
:[カムイ]|ありがとう、ぜひ頼む。▼~
:[オロチ]|ミコト様の優しさは…わらわが今、~
このような職位にあることが証明してくれる。▼~
…元々わらわは、~
王城に仕える呪い師の家系でな。▼~
王城抱えという肩書こそあれど、~
城内でわらわ一族は煙たがられる存在じゃった。▼~
:[カムイ]|…どうしてだ?▼~
:[オロチ]|わらわたちの主な仕事は、~
まじないじゃからな。▼~
凶兆を人に伝達する仕事なぞ、~
基本は嫌われ者になる宿命というものじゃ。▼~
:[カムイ]|…それは悪いことが起きた時に、~
まじないをした人のせいにされるということか?▼~
:[オロチ]|まぁ…そういうことじゃな。~
じゃがミコト様だけは違った。▼~
いつもわらわのことを気にかけ、~
まるで実の娘のように愛情を注いでくれた。▼~
:[カムイ]|そうなのか…▼~
:[オロチ]|ああ。昔…わらわは先走り単身で~
ノスフェラトゥの退治へと赴いたことがあった。▼~
そして結果的に大怪我をしてしまってな。~
ミコト様は泣いてわらわを叱りつけてくれた。▼~
…そしてその後でわらわを直属の部下にすると~
約束してくれたんじゃよ。▼~
:[カムイ]|そんなことがあったんだな…▼~
:[オロチ]|じゃからミコト様は優しく、~
それでいて皆に笑顔を与えてくれる…▼~
まさに陽だまりのような御方だったんじゃよ…▼~
:[カムイ]|陽だまり…そうか、息子としては~
この上ない褒め言葉に思えるな。▼~
:[オロチ]|ああ、カムイ様よ。誇るがよい、~
そなたの母上を末代に渡るまで、な。▼~
~
***支援A [#k11ca245]
:[オロチ]|そういえばカムイ様よ。~
そなたの母上のことなんじゃが…▼~
:[カムイ]|母上の話?~
また何か思い出したのか?▼~
:[オロチ]|…うむ。▼~
いつも皆に笑顔を見せてくれたあの方も…~
時折見せる暗い横顔があったのじゃ。▼~
それを伝え忘れておったと思ってな…▼~
:[カムイ]|暗い横顔…▼~
:[オロチ]|ああ、あの時ミコト様が何をお考えだったのか、~
今となっては知るよしもないが…▼~
わらわは、カムイ様のことを~
お考えだったのだと思ってるんじゃ…▼~
:[カムイ]|俺のこと?▼~
:[オロチ]|そうじゃ。ミコト様が実の息子のことを~
気に病まないわけはないじゃろう?▼~
皆の前では気丈にされておったが、~
わらわやカゲロウの前ではたまに…▼~
物憂げな顔をなさっておった。▼~
:[カムイ]|母上…▼~
:[オロチ]|すまんな、カムイ様。~
そなたが落ち込むことは想像の上…▼~
じゃが…言っておくべきだと思ってな。~
カムイ様は…愛されていたのだと。▼~
:[カムイ]|ああ…オロチ、ありがとう。▼~
母上の気持ちが伝わってきた。~
そして改めて思うんだ。▼~
こうして愛されたことを心に受けとめて、~
これからは俺が…▼~
母上が愛した人達を守ってみせると。▼~
:[オロチ]|…カムイ様。その言葉を聞き、~
ミコト様もきっと喜んでいると思うぞ。▼~
:[カムイ]|母上が愛した人達…~
その中にはもちろんオロチもいるんだぞ。▼~
:[オロチ]|うむ、それはわらわも同じこと。~
ミコト様より頂いた恩恵を…▼~
今こそミコト様の愛した子息、~
カムイ様に返そうぞ。▼~
ミコト様の代わりも込めて、な。▼~
:[カムイ]|ああ、これからもよろしくな。~
オロチ。▼~
:[オロチ]|ああ、こちらこそ頼むぞ。▼~
~
***支援S [#zce6b2d9]
:[オロチ]|うぷぷ…うくくっ!~
うははは…!!▼~
:[カムイ]|オ、オロチ!?~
どうした、突然笑い出して!?▼~
:[オロチ]|こ、これが笑わずにいられようか…!!▼~
…ハッ!?~
これはカムイ様!!▼~
いつの間にわらわの背後に!?▼~
:[カムイ]| さっきからいたんだが…▼~
それより、どうした?~
突然笑い出して…▼~
:[オロチ]|ええと…これはその…~
実は…わらわは…▼~
…いっ、いや。冷静に考えてみて、~
当人に言うのはどうなんじゃろう…?▼~
:[カムイ]|…?▼~
:[オロチ]|…いやいや。ここでウジウジするのも、~
わらわらしくないのう。仕方ない…▼~
まじないに動物のハラワタを贄とする~
呪い師らしく、ここは腹をくくるとするか。▼~
:[カムイ]|あのー、オロチ。~
さっきから、何を言ってるんだ?▼~
:[オロチ]|えー、コホン。▼~
先日わらわはカムイ様に~
ミコト様の代わりに守っていきたいと言うたが、▼~
…それは間違いであった。▼~
:[カムイ]|えっ…!?▼~
:[オロチ]|わらわがカムイ様を守りたいのは、~
その気持ちよりも強い気持ち…▼~
詰まるところは、愛じゃ。▼~
わらわはそなたを一人の男として、~
人生の伴侶として…守りたかったのじゃ。▼~
:[カムイ]|オロチ…そ、それって…!~
お前が俺を…好きってことか…?▼~
:[オロチ]|その通りじゃ。▼~
それにさっきまで自分自身気づかなんだわ。~
それがおかしくての…笑ってしまったのじゃ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
あはは…あはははっ!!▼~
:[オロチ]|カムイ様?▼~
:[カムイ]|あはははっ…!!~
笑ってすまない…オロチ!!▼~
だって、俺も同じだったから…!!~
あはははっ!!▼~
:[オロチ]|お、同じとな?▼~
:[カムイ]|ああ…俺も母上の代わりにオロチを守るとか~
言ってたが、それはオロチが…▼~
大事な女性だから守りたかったんだ。▼~
:[オロチ]|カムイ様…!!▼~
:[カムイ]|俺も自分の気持ちに気づいてなかった。~
一緒だったから、おかしくて笑ってしまったんだ。▼~
…お前に対する、~
この気持ちは本物だ。▼~
母上が作ってくれた縁を大事にして、~
お前を俺の恋人にしたいと…想ったんだ。▼~
:[オロチ]|…………▼~
ふふっ…!!▼~
:[カムイ]|オ、オロチ?▼~
俺、何か変なこと言ったか?▼~
:[オロチ]|いや…こんなに幸せなことはないと思ってな。▼~
まさかわらわが…想い人と添い遂げる日が~
来ようとは…▼~
ふふふ…はははっ!▼~
:[カムイ]|あっ…それで笑ってるのか?~
あははっ…でもそこ、笑うところか?▼~
:[オロチ]|ああ、笑うところに決まっておる。~
幸せな時に笑わずに、いつ笑うというのじゃ?▼~
さっきから顔がニヤニヤしてたまらんわ。▼~
:[カムイ]|…ふふふっ。そうだな。~
俺は…とても幸せだ。▼~
:[オロチ]|ああ、わらわもじゃ。▼~
今度こそ大事な人を…~
わらわは守ってみせるのじゃ!!▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[オロチ]|今思えば…一目見た時から、~
予感めいたものは感じておった…~
こうして、そなたと結ばれることができて…わらわは、とても…...
~
~
**ヒノカ [#r49f1ca9]
***支援C [#cba3da81]
:[カムイ]|ん…?~
今、馬の鳴き声がしたような…▼~
あそこで天馬の毛並を梳いているのは、~
ヒノカ姉さんか?▼~
:[ヒノカ]|ふふ。気持ちいいか?~
おい、あまり羽を揺らすと梳きにくいぞ…!▼~
…お前とは、随分と~
長い付き合いになってしまったな。▼~
私が天馬武者を志したあの日が、~
今では遠い昔のことのように感じられる。▼~
…ん?▼~
:[カムイ]|ヒノカ姉さん、すまん。~
立ち聞きするつもりじゃなかったんだ。▼~
:[ヒノカ]|カムイか。いや、構わない。~
どうした?▼~
:[カムイ]|今の話…姉さんが天馬武者を目指した理由を、~
もし良ければ教えてもらえないか?▼~
:[ヒノカ]|お前に聞かせるような話じゃないさ。▼~
…………▼~
…いや、こうしてまた家族として~
巡り会えたのだからな。少し話しておこうか。▼~
私はな…お前が誘拐されたあの日以来、~
怒りに身を震わせて何度も城を飛び出し、▼~
お前を救うために暗夜へ攻め込もうとした。▼~
:[カムイ]|えっ…!?▼~
:[ヒノカ]|もちろん母様やリョウマ兄様、~
家臣の大人たちに止められたさ。▼~
だが…私は許せなかった。~
大切な弟を連れ去った暗夜が…!▼~
そしてそれをみすみす見逃した…~
この自分自身がな。▼~
:[カムイ]|ヒノカ姉さん…▼~
:[ヒノカ]|だが、すぐに…~
無理だと気づいた。▼~
暗夜王国は、~
子供一人が歩いて行けるような場所ではない。▼~
そして私は…天馬に乗ってなら、~
お前を迎えに行けるんじゃないかと考えたんだ。▼~
:[カムイ]|じゃあ…俺を暗夜王国から救い出すために~
天馬武者になることを決意したのか…?▼~
:[ヒノカ]|ああ。今ではあの想いが、~
私の全ての原動力になったと言える。▼~
あの時のおかげで、~
私は強くなれたとそう思ってるよ。▼~
ありがとう、カムイ。▼~
:[カムイ]|そんな。~
礼を言うのは俺の方だ。▼~
それほどまでに俺のことを想ってくれて…~
本当にありがとう、ヒノカ姉さん。▼~
~
***支援B [#p6faaa04]
:[カムイ]|ヒノカ姉さん。~
また天馬の世話をしてるんだな。▼~
:[ヒノカ]|ああ、こいつは私に初めてできた~
闘いの相棒だからな。▼~
:[カムイ]|でも子供なのに天馬武者になろうだなんて、~
周りから反対されなかったのか?▼~
:[ヒノカ]|もちろんされたさ。~
…特に、母様からな。▼~
:[カムイ]|え!? …母上から?~
でも、ヒノカ姉さんと母上は…▼~
:[ヒノカ]|ああ、血の繋がりはない。~
でも…あの人は…反対した。▼~
最後なんて…ふふ、ひどかったぞ?~
泣きながら私を止めようとしたんだ。▼~
ヒノカ、あなたまで遠くに行ってしまったら、~
私はどうしていいかわからない。▼~
お願いだからそんなことは言わないで、ってな。▼~
:[カムイ]|…それでヒノカ姉さんは、~
どう言い返したんだ?▼~
:[ヒノカ]|当時は私もまだ幼かった…▼~
母様の立場をリョウマ兄様ほど~
冷静に割りきれていなかったんだ。▼~
母様のことをまだ母と認められないでいた私は、~
反抗心も相まってこう言ってしまったんだ…▼~
自分の子供でもないのに~
余計な心配するな…と。▼~
:[カムイ]|…!▼~
:[ヒノカ]|もちろんその後に謝ったけどな。~
でも…言ってしまった事実は変わらない。▼~
あの時の母様の曇った表情が~
いまだに私の目に焼き付いて離れない…▼~
きっとこの後悔は一生続くんだと思う。▼~
:[カムイ]|そんな! ヒノカ姉さんが~
そこまで背負うことはない!▼~
全部俺のことを想って~
してくれたことじゃないか!▼~
:[ヒノカ]|いや、背負わせてくれ。それがきっと…~
私に与えられた役目なんだと思う。▼~
:[カムイ]|ヒノカ姉さん…▼~
~
***支援A [#u89d7943]
:[カムイ]|あそこにいるのは…~
ヒノカ姉さんの天馬か。▼~
…………▼~
なあ…お前はずっとヒノカ姉さんと~
一緒にいたからわかるんだろうが、▼~
俺はヒノカ姉さんのこと、~
強くて凛々しくて…▼~
すごく強い意思を持つ人だと~
思っていた。▼~
でも…あの人の心の根底には、~
俺や母上への優しさがあったんだな…▼~
それを俺は絶対に忘れちゃいけない…▼~
:[ヒノカ]|ん…? カムイ。~
そんなところで何をしてるんだ?▼~
:[カムイ]|わっ!~
ヒ…ヒノカ姉さん!?▼~
:[ヒノカ]|お前、何を慌てているんだ?▼~
:[カムイ]|な…なんでもない。~
い、いや……え、えと…その。▼~
:[ヒノカ]|…?▼~
:[カムイ]|こいつに…ヒノカ姉さんのことを~
話していたんだ。▼~
:[ヒノカ]|私のことをか?▼~
:[カムイ]|ああ、ヒノカ姉さんは家族のことを~
本当に大事に想ってる。▼~
ヒノカ姉さんがこいつに乗って~
天馬武者になった時から…▼~
いえ、もっと前から…~
それはずっと変わらない。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
:[カムイ]|それはとてもありがたいことだが…~
甘えていたくないと思ったんだ。▼~
:[ヒノカ]|カムイ…▼~
:[カムイ]|これまでヒノカ姉さんが俺たちのことを~
支えようとがんばってくれた分、▼~
これからは俺もヒノカ姉さんを~
支えていきたい。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
ふっ…ふふふ。お前も随分いっぱしの~
口を利くようになったもんだ。▼~
:[カムイ]|か、からかわないでくれ、姉さん。~
俺は真面目に…!▼~
:[ヒノカ]|ああ。もちろん、~
からかうつもりなどないさ。▼~
…その言葉、ありがたく受け取っておこう。~
姉冥利に尽きるというものだ。▼~
:[カムイ]|ありがとう、ヒノカ姉さん。▼~
これからは俺のことを~
どんどん頼ってほしい。▼~
:[ヒノカ]|ああ。~
もちろんだ。▼~
~
***支援S [#be49d5ca]
:[ヒノカ]|…………▼~
カムイはこの前、~
あんな風には言ってはくれたが…▼~
私はそんな優しい人間ではない…▼~
相棒であるお前は覚えているだろう…▼~
カムイが連れ去られてすぐの私は、~
怒りと激情に身を任せた。▼~
清浄な心を持つ人間にしか懐かないお前は、~
あの頃私を受け入れてくれなかったんだよな…▼~
何度も振り落されて、~
お前と喧嘩になったこともあった。▼~
ははは…思えば私はあの頃から~
カムイのことが好きだったのかもな。▼~
好きな男を奪われると女ってのは、~
あんな風にみっともなくなるんだって…▼~
今更、我がことながら呆れるよ。▼~
:[カムイ]|…ヒ、ヒノカ…姉さん。▼~
:[ヒノカ]|!!!!~
カムイ…!!▼~
:[カムイ]|今の話…好きな男とは…~
もしかして、俺のことか…?▼~
:[ヒノカ]|こ、これは…その…!!~
き、聞かれてしまったのか…?▼~
いや…その…すまない。忘れてくれ。~
私のただの気の…迷い……だ。▼~
:[カムイ]|…気の迷いだなんて、言うな。▼~
:[ヒノカ]|なに…?▼~
:[カムイ]|さっきの言葉…嬉しかった。~
俺も…姉さんと同じ気持ちだったからな。▼~
:[ヒノカ]|……!!▼~
:[カムイ]|思いもしなかった…まさか、~
姉さんも俺を好きでいてくれたなんて。▼~
:[ヒノカ]|カムイ…▼~
:[カムイ]|でも、いくら想い合っていても、~
俺たちはきょうだいだ。▼~
この気持ちが許されるわけがない…▼~
ヒノカ姉さんの言うとおり、~
忘れたほうがいいのかもしれないな…▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
もし、お前が本当に私のことを~
思ってくれているのなら、▼~
私はお前に、~
真実を告げても許されるだろうか…?▼~
:[カムイ]|真実…?▼~
:[ヒノカ]|…許してくれ、カムイ。~
実はお前は…私の本当の弟ではないんだ。▼~
:[カムイ]|なに…!? どういうことだ!?▼~
:[ヒノカ]|実は、お前が白夜に戻ってきた日…~
母様…ミコト女王から手紙を渡されたんだ。▼~
もしこの先…私が恋に悩んだときは、~
この手紙を読むように、と。▼~
そこにはお前が…~
スメラギ王の子ではないと書かれていた。▼~
元々私たちきょうだいとお前は母親が違う…~
つまり、私たちに血の繋がりは一滴も無い。▼~
:[カムイ]|そんな…▼~
:[ヒノカ]|今思えばミコト女王は~
予知めいた力をお持ちだったから、▼~
私がこの先、お前に恋をすることを~
悟ってらっしゃったのかもしれんな。▼~
その手紙にはミコト女王と父様…~
二人の過去も記されていた。▼~
:[カムイ]|二人の、過去…?▼~
:[ヒノカ]|ああ。ミコト女王が父様を頼って~
白夜王国に来たとき…▼~
故郷で産んだ赤子を連れていたそうだ。~
それがカムイ…お前だ。▼~
父様は、~
それが自分の子ではないと知りつつも、▼~
愛する女性の子であればと…~
実の子として育てることを決めたそうだ。▼~
その愛情の深さは…~
カムイも知っているだろう。▼~
:[カムイ]|…ああ。スメラギ王…父上は、~
俺のことを本当に愛してくれた。▼~
真実を知った今でも…~
俺の父上はスメラギ王だと思えるほどに。▼~
だが…それじゃあ…~
俺の本当の父親は、誰なんだ…?▼~
:[ヒノカ]|…それは私にもわからない。~
手紙にも、何も記されてはいなかった。▼~
:[カムイ]|そうか……▼~
俺はみんなと、~
本当のきょうだいではなかったんだな…▼~
:[ヒノカ]|すまない…カムイ。~
今まで姉として接してきたのに、こんなこと…▼~
やはりお前には、~
言うべきではなかったかもしれんな…▼~
:[カムイ]|いや…そんなことはない。▼~
確かに、少しはショックだったが…~
本当のことを知れたおかげで…やっと言える。▼~
ヒノカ姉さん…~
俺は、あなたの事が好きだ。▼~
この世界で一番、姉さんのことを愛している。▼~
:[ヒノカ]|…本当にいいのか?▼~
:[カムイ]|ああ、もちろんだ。~
俺は、姉さんじゃないと嫌だ。▼~
:[ヒノカ]|カムイ…~
私はこんな日が来るとは夢にも思わなかった。▼~
お前を失い…泣きながら暮らした日々も、~
無駄ではなかったのだな…▼~
ありがとう…私を選んでくれて…▼~
:[カムイ]|いや、俺のほうこそ…ありがとう。▼~
これからはもう…どこにもいかない。~
ずっと…姉さんの傍にいるからな。▼~
:[ヒノカ]|ああ…私もだ。ずっと傍にいて、~
必ずお前を守り続けると誓おう。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[ヒノカ]|お前がいなくなったあの日から…~
私はお前のことを、追い続けてきた…~
お前は、私の特別な人だ…▼~
~
~
**アサマ [#jee0de6e]
***支援C [#ra63999b]
:[カムイ]|森は空気が澄んでいて気持ちがいいな。~
…ん? あれはアサマ?▼~
アサマー。おーい。▼~
:[アサマ]|ああ、カムイ様。~
散歩か何かですか?▼~
:[カムイ]|ああ。アサマは大木の下に座って~
何をやってるんだ?▼~
:[アサマ]|別に何もしていませんよ?~
しいて言うなら森の「音」を聴いています。▼~
:[カムイ]|森の音?▼~
:[アサマ]|はい。ああ、カムイ様。~
少し静かにしていただけますか?▼~
:[カムイ]|あ、ああ。▼~
:[アサマ]|…………▼~
:[カムイ]|…アサマ、黙ってしまったな。~
一体何が起こるんだ?▼~
!!~
…どこからか鳥の声が聴こえる。▼~
…とても綺麗な声だな。▼~
:[アサマ]|カムイ様にも聴こえたようですね。▼~
耳をすませば、他にも聴こえてくるはずです。~
森は音に溢れていますから。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…本当だな。▼~
川のせせらぎや、~
木々の揺れる音が聴こえる。▼~
なんだか落ち着くな…▼~
:[アサマ]|…気に入りましたか?▼~
:[カムイ]|ああ。とても綺麗な音だった。~
特に鳥の声が素晴らしかったな。▼~
:[アサマ]|ああ、あの鳥はとても警戒心が強いので~
気配を消していないと鳴き声は聴こえません。▼~
騒ぐと逃げてしまいますから、お静かに。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
邪魔をしてすまん。▼~
:[アサマ]|いいえ、無知な者にはよくあることですよ。▼~
カムイ様は世間を知らぬ方ですし~
それはしょうがないことです。▼~
:[カムイ]|ううっ!~
何だか心が痛い…!▼~
と、ところでアサマは鳥に詳しいのか?~
鳴き声で何の鳥かわかっていたようだし…▼~
:[アサマ]|小さい頃から山や森で修業をしていたので、~
他の方よりは詳しいと思いますよ。▼~
各地の霊山にも行きましたから、~
山は勝手知ったる庭のようなものなのです。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
アサマが物知りなのも頷けるな。▼~
:[アサマ]|まあ、あなたに比べたらほとんどの方が~
物知りの部類に入ると思いますが。▼~
:[カムイ]|ううっ! また心が痛い…!▼~
:[アサマ]|ですが、そうやって色々知ろうとする姿勢は~
良いことだと思いますよ。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[アサマ]|…ああ、もうこんな時間ですか。▼~
もっとここでのんびりしていたいのですが~
ヒノカ様に呼ばれているのでした。▼~
それではカムイ様、失礼しますね。▼~
:[カムイ]|あ、ああ。▼~
アサマが最後に言ってくれた言葉…~
少しは俺を認めてくれていたのか?▼~
もっと、アサマと話してみたいな。▼~
~
***支援B [#h1de3ba5]
:[カムイ]|あ、ここにいたのか、アサマ。~
また鳥の声を聴いているのか?▼~
:[アサマ]|ああ、カムイ様。~
あなたこそ、またのんきにお散歩ですか?▼~
:[カムイ]|うう…何だかすまん。▼~
…あ、ところでアサマ。▼~
その…またアサマと一緒に鳥の声を~
聴いてもいいか?▼~
:[アサマ]|? ええ。静かにしているなら別に構いません。~
好きに過ごしてください。▼~
:[カムイ]|あ、ありがとう!▼~
あの鳥の声がもう一度聴きたくて…▼~
…それに、こうやって過ごしていると~
とても心が落ち着くしな…▼~
:[アサマ]|そうですね。その点は私も同感です。~
山や森が修行の場になるのも頷けます。▼~
……!▼~
:[カムイ]|? 急に険しい顔をしてどうした?▼~
:[アサマ]|少し静かにしてください。▼~
:[カムイ]|あ、ああ。▼~
! 何か近づいてくる…!▼~
:[アサマ]|あなたはここで待っていてください。~
すぐに済みますので。▼~
…………▼~
……そこですね!▼~
:[カムイ]|! ア、アサマ!?▼~
錫杖を持って~
茂みに入って行ったが…▼~
大丈夫なのか…?▼~
:[アサマ]|ああ、もう終わりましたよ。▼~
:[カムイ]|ア、アサマ!?~
一体、さっきのは…▼~
! アサマが背負っているもの…~
そ、それは、熊か!?▼~
:[アサマ]|熊ですね。~
それ以外の何に見えるというんです?▼~
まあ、森に熊がいるなんて、~
日常茶飯事です。▼~
修行していた時もよく遭遇していたので~
こうやって闘うことも多かったですねえ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなのか…▼~
でも、アサマは本当にすごいな。~
俺なんか熊を見たら逃げ出してしまうぜ。▼~
助けてくれてありがとう。▼~
:[アサマ]|こんなことたいしたことではありません。▼~
それに別にあなたを助けようと~
したわけではないので礼はいりません。▼~
:[カムイ]|そ、そうか…▼~
:[アサマ]|こうやって熊に会えたとは運がいいですよ。~
これで今夜は豪華な熊鍋が出来ます。▼~
:[カムイ]|く、熊鍋…!?▼~
:[アサマ]|ほう、カムイ様は熊鍋を~
食べたことがないのですか?▼~
それはかわいそうに。~
とてもおいしいですよ?▼~
:[カムイ]|そうなのか…▼~
:[アサマ]|…では、私は今から熊をさばきますね。▼~
:[カムイ]|え? ここでさばくのか?▼~
ちょ、ちょっと待て!~
アサマ、ストーーーップ!▼~
:[アサマ]|ああ、熊をさばく光景は、~
あなたには刺激が強かったですか?▼~
戦場であんなに血や死体を見ているのに、~
おかしな人ですねえ。▼~
ま、嫌なら目をつむっていればいいですよ。▼~
:[カムイ]|いや、そういう問題でもない気が…~
って、言ってる傍から再開するな!▼~
俺がどこか行くまで待てー!▼~
~
***支援A [#w19f1fc7]
:[カムイ]|やあ、アサマ。~
やっぱりこの木の下にいたんだな。▼~
この間は熊から助けてくれて~
ありがとう。▼~
:[アサマ]|ああ、カムイ様。▼~
別にあのことは気にすることはありませんと~
言ったはずですが?▼~
:[カムイ]|でも、熊鍋もおいしかったから~
きちんと言いたくて…▼~
まあ…~
さばいている時は逃げてしまったが。▼~
:[アサマ]|ああ、熊鍋ですか…▼~
ですが、あの鍋もみなさんにお分けしたので~
特に礼は必要ありません。▼~
:[カムイ]|でも、やっぱり俺は~
礼が言いたかったんだ。▼~
アサマがいなかったら~
食べられなかった味だから。▼~
:[アサマ]|ふむ、そうですか…▼~
:[カムイ]|ところで、今日も森で~
のんびりするつもりか?▼~
:[アサマ]|はい。できることなら~
一生こうして過ごしていたいくらいです。▼~
闘いなんて無意味なものに囚われず~
自然体で過ごすことが一番だと思いますから。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
アサマはそう思っているんだな。▼~
確かに、闘わずに済むことが~
一番だと思う。▼~
でも…俺は大切な人を守るために~
闘うことも必要じゃないかと思うんだ。▼~
自分の家族や仲間が、悲しむなんて嫌だから…▼~
:[アサマ]|ほう…そうですか。▼~
まあ、その考えも一理あると思いますよ。~
少なくとも仲間が死ぬのは悲しいと思いますし…▼~
:[カムイ]|!▼~
:[アサマ]|? どうしてそんなに驚いているのですか?▼~
:[カムイ]|ええと、アサマはあまりそういったことを~
考えていないと思っていたので意外だったんだ。▼~
普段はその…▼~
:[アサマ]|ああ、私は毒舌家という奴らしいですね。~
ヒノカ様にいつも注意されます。▼~
あと、他人のことにも頓着しない性分ですから~
そう思われるのも当然でしょう。▼~
:[カムイ]|は、ははは…そうだな。▼~
でも、こうやって話してみてわかった。~
アサマはいい人だな。▼~
:[アサマ]|はい?~
カムイ様はおかしな人ですね。▼~
少し話をしただけで私をいい人扱いとは…~
私には理解できません。▼~
:[カムイ]|でも、本当にどうでもいいと思っているなら~
こうやって一緒に闘ってはくれないだろう?▼~
これは仲間のことを大切に想って~
くれているからだ。▼~
どうやって仲間を守っていくかなんて~
人それぞれだし、▼~
これがアサマの守り方なんだと思う。▼~
:[アサマ]|まあ、カムイ様がそう思っている分には~
別に構いませんよ。▼~
なりゆきで参加したようなものだったのですが~
ここまで来たら仕方がありません。▼~
カムイ様からも評価いただいたことですし~
少しは私も協力しませんとね。▼~
:[カムイ]|! あ、ありがとう!▼~
:[アサマ]|ですが、この時間を邪魔されるのは迷惑です。~
話が終わったならお静かに。▼~
:[カムイ]|あ、ああ。もちろん。▼~
俺…ちゃんと静かにしているから、~
これからも一緒にいさせてくれ。▼~
:[アサマ]|はい。▼~
~
**セツナ [#z08737b7]
***支援C [#s799cad2]
:[カムイ]|ええと…ここに最近この辺を荒らしてる~
猪用の罠があったはずなんだが…▼~
様子はどうだ…?▼~
:[セツナ]|…………▼~
:[カムイ]|うわあああっ!!!~
セ、セツナ!?▼~
ま、まさか猪の罠にかかってるのか!?▼~
:[セツナ]|カムイ様…~
はい…そうみたいです。▼~
:[カムイ]|そ、そうみたいって…~
どう見たってそうじゃないか!!▼~
今、助けるからな!!▼~
…よしっ! これで罠は外れた。~
怪我もないみたいで良かった。▼~
:[セツナ]|…ありがとうございます。▼~
:[カムイ]|でも、どうして助けを呼ばなかったんだ?▼~
これからこんなことがあったら~
ちゃんと助けを呼ぶんだ!?▼~
…まあ、人間が獣用の罠にかかるなんて、~
そうそうあるわけないと思うが。▼~
:[セツナ]|…いいえ。こんなのは、~
私にとって日常茶飯事です。▼~
:[カムイ]|ええっ!?▼~
:[セツナ]|山を歩けば獣用の罠にかかり、~
川を往けば魚を捕る網にかかり、▼~
町を歩けば子供が仕掛けた落とし穴に~
かかる…▼~
それが私です…▼~
:[カムイ]|…………▼~
…はっ。~
一瞬、驚きすぎて言葉を失ってしまった…▼~
それはある意味才能だな…▼~
:[セツナ]|ありがとうございます…▼~
:[カムイ]|別に褒めてるわけじゃないんだが…▼~
でも、そんなに罠にかかるなら尚更、~
助けは早く呼んだほうがいいぞ?▼~
:[セツナ]|でも…いつもはそのうち~
ヒノカ様が助けに来てくださるので…▼~
:[カムイ]|ええっ!? ヒノカ姉さんが?▼~
:[セツナ]|はい…ヒノカ様は~
部下の面倒見がとても良い御方です…▼~
:[カムイ]|それは…~
部下の面倒というよりも…▼~
飼ってる動物の面倒を見るのに近いような…▼~
:[セツナ]|だから罠にかかっても安心なんです。▼~
:[カムイ]|ふ…ふーん。良かったな…~
上司と部下の仲が良くて…▼~
~
***支援B [#d5fb102e]
:[カムイ]|よ~し。あと少しで到着だ!~
昨日仕掛けた罠に獲物がかかってるといいな。▼~
あっ…でも一人じゃ食べきれないだろうから、~
みんなに振舞って食べてもらおう。▼~
:[セツナ]|…………▼~
:[カムイ]|わっ!! そ、そこで罠にかかってるのは…~
もしかして…▼~
セツナか!?▼~
:[セツナ]|はい、私です…~
カムイ様…こんにちは。▼~
:[カムイ]|ああ、こんにちは…▼~
…じゃなくて!!~
どうしてまた罠にかかっているんだ~!!▼~
:[セツナ]|それは前にも申し上げましたように…▼~
:[カムイ]|いやいや、そういうことじゃなくて、~
お前も罠にかからないよう注意を…▼~
…って、そんなこと言ってる場合じゃない。~
今下ろしてやるからな!▼~
:[セツナ]|度々恐れ入ります…▼~
:[カムイ]|うんしょ、うんしょ…~
よしっ! これで大丈夫だ。▼~
:[セツナ]|ありがとうございます…▼~
:[カムイ]|ふぅ…それにしても、~
もう少し対策を練るとかしたほうがいいぞ。▼~
:[セツナ]|いえいえ…カムイ様には~
一切ご迷惑はおかけしませんので…▼~
:[カムイ]|既に二回…~
迷惑をかけられてる気が…▼~
:[セツナ]|では…次からは~
見て見ぬふりをして下さい…▼~
カムイ様が対応されなくても…~
ヒノカ様が助けてくださいますから…▼~
:[カムイ]|う、う~ん。だからそういうこと~
じゃないんだが…▼~
ヒノカ姉さんはいつも~
すぐに助けに来てくれるのか?▼~
:[セツナ]|ええ…~
だいたい…一両日中には…▼~
:[カムイ]|そ、それって一晩じゅう宙づりって~
ことじゃないか!!▼~
:[セツナ]|見方によっては…▼~
:[カムイ]|どう見たってそうなるだろ!!▼~
あ、ああ~っ、もう!!~
こんなんじゃダメだ、セツナ!!▼~
今からセツナが罠にかからないように、~
特訓するぞ!▼~
:[セツナ]|…………▼~
結構です。▼~
:[カムイ]|ダッ…ダメだ、絶対に特訓させるぞ!▼~
:[セツナ]|えー……▼~
:[カムイ]|えー、じゃない! 返事は!?▼~
:[セツナ]|はーい…▼~
~
***支援A [#yf6be6b0]
:[カムイ]|ほら! ここの山道、~
葉の色が変わってるだろう?▼~
:[セツナ]|はい…とても綺麗ですね。紅葉でもないのに。~
踏みしめたくなります…▼~
:[カムイ]|うわああ~っ!~
だからダメだ!!▼~
そういうところに落とし穴が仕掛けられてたり~
するって、今言ったばかりだろ?▼~
:[セツナ]|あっ、そうでしたね…▼~
:[カムイ]|あと…ほら、そこの木の幹、~
花や実がなっていていかにも怪しいだろ?▼~
:[セツナ]|ああ、綺麗…~
ああ、美味しそう…▼~
:[カムイ]|だああっ!! だからそういう風に~
簡単に手を伸ばさない!▼~
伸ばした瞬間、~
腕ごと宙に持っていかれるから!▼~
:[セツナ]|はい…すみません。▼~
:[カムイ]|まったくもう…セツナはぼんやりしすぎだぞ?~
もうちょっと周囲を見て…▼~
:[セツナ]|うふふ…▼~
:[カムイ]|セツナ? どうした?▼~
:[セツナ]|すみません…私、楽しくて…▼~
:[カムイ]|えっ…なにが?▼~
:[セツナ]|私は…こんな性格だから…~
ちゃんと向き合ってくれる人がいなくて…▼~
カムイ様は一つ一つ丁寧に説明して~
下さるので、とても嬉しいなぁと…▼~
:[カムイ]|そ、そうなのか…▼~
:[セツナ]|カムイ様…照れてます?▼~
:[カムイ]|て、照れてなどいない。▼~
:[セツナ]|顔が赤いのを隠したいなら…~
木洩れ日の少ない日陰に移動したらいいですよ…▼~
ほら、ここなんて…▼~
:[カムイ]|セツナ!! そこは~!!!▼~
:[セツナ]|あらら…上から網が落ちてきてしまいました…~
これは…罠ですね?▼~
:[カムイ]|ああ…そうだな…▼~
:[セツナ]|いつものように助けてくれますか…?~
そしたら私…もっと嬉しくなりますので…▼~
:[カムイ]|ははは…仕方ないな。~
助けてやるから少し待ってろ。▼~
:[セツナ]|ありがとうございます…▼~
~
***支援S [#k04606fb]
:[カムイ]|はぁ…はぁ…~
今日はもうこんな時間になってしまったな。▼~
いつも大体この辺でセツナが~
罠にかかってるんだが…▼~
あっ…セツナ!▼~
:[セツナ]|あ、カムイ様…▼~
:[カムイ]|あれっ…? 今日は罠にかかってない?~
こんなところで、何をやってるんだ?▼~
:[セツナ]|ここに、罠があるなあと思って…~
見ていました…▼~
:[カムイ]|え? 本当だ…!~
すごいぞ、セツナ!!▼~
ちゃんと罠がどこにあるかわかるように~
なったんだな! 成長したじゃないか!▼~
:[セツナ]|はい…でも…▼~
私…罠を見破れるようになると…~
とても困ってしまいます…▼~
:[カムイ]|えっ…何か問題でもあるのか?▼~
:[セツナ]|だって…カムイ様が~
助けに来てくれなくなるじゃないですか…▼~
:[カムイ]|そ、それは確かにそうかもしれないが…~
それが目標だっただろう?▼~
:[セツナ]|でも私…とても嫌です…▼~
だって…~
カムイ様に助けてもらうの…▼~
すごく好きだったから…▼~
:[カムイ]|それって…▼~
:[セツナ]|カムイ様…好きです。▼~
いつも助けてもらっているうちに、~
カムイ様のこと好きになっちゃいました…▼~
:[カムイ]|セツナ…▼~
:[セツナ]|でも…こんなドジで間抜けな女…~
嫌ですよね…?▼~
:[カムイ]|…………▼~
いいや、そんなことない。▼~
俺もセツナと一緒にいるうちに、~
お前がどんどん好きになっていた。▼~
ドジでほっとけないところも含めてな。▼~
:[セツナ]|カムイ様…!▼~
うれしい…~
私…嬉しいです!!▼~
:[カムイ]|うわっ…えっ!?~
あらっ!!?▼~
:[セツナ]|わあ…!▼~
…………▼~
:[カムイ]|…………▼~
これって…お前の目の前にあった罠だよな…?▼~
:[セツナ]|はい、そうですね…▼~
:[カムイ]|お前が抱きついた拍子に二人一緒に倒れ込んで、~
罠にかかったってことだよな…?▼~
:[セツナ]|解説ありがとうございます…▼~
:[カムイ]|セツナ!!~
この状況どうするつもりなんだ!?▼~
二人とも罠にかかってしまったぞ!?▼~
:[セツナ]|うふふ…~
つまり二人は…ずーっと一緒ですね?▼~
:[カムイ]|この状態ではずっといたくない!!▼~
うわあ~!! ヒノカ姉さん!!~
助けに来てくれ~!!!▼~
:[セツナ]|ふふふ…▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[セツナ]|あなたとなら私…どんな場所でも幸せですよ…~
ヒノカ様になんと言ってご報告するか…~
一緒にゆっくり考えましょう?▼~
~
~
**ツクヨミ [#n913f909]
***支援C [#g1252fc6]
:[ツクヨミ]|ぶつぶつ…ぶつぶつ…▼~
:[カムイ]|ん? ツクヨミ。~
何を熱心に書いているんだ?▼~
:[ツクヨミ]|わあ! カムイか!?~
急に話しかけるでない!▼~
せっかく書いたまじない札を~
また書き直す羽目になるであろう!▼~
:[カムイ]|あ、すまん、ツクヨミ。~
でも、そのまじない札って何だ?▼~
:[ツクヨミ]|これか?~
ふん、知らぬのなら教えてやろう。▼~
これは私のまじないをこめた札だ。▼~
風の部族にいた頃、村の者たちのために~
作っていた護符のようなもので、▼~
豊穣を祈ったり、家内安全を願うものなど~
様々なものがあるのだ。▼~
:[カムイ]|へえ、そんなものがあるんだな。▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。これは私が~
独自に編み出したものだ。▼~
私自身がまじないを書き込んだこの札は、~
そんじょそこらのまじないとは効き目が違う。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
今書いていた札は何用なんだ?▼~
:[ツクヨミ]|それは風の部族に送る、~
祭典用の札だ。▼~
私がいなくなっても祭典が無事行えるように~
まじない札を送ってほしいと、▼~
村の者たちから言われておったからな。~
仕方ないから用意してやっておるのだ。▼~
:[カムイ]|そうなのか。~
じゃあ、これを今から送るわけだな。▼~
…あ! そうだ、ツクヨミ。▼~
風の部族に札を送るのなら、~
一緒に手紙を送ったらどうだ?▼~
:[ツクヨミ]|…手紙?▼~
:[カムイ]|ああ。ツクヨミが村を出てから~
部族の人たちも心配しているはずだろ。▼~
:[ツクヨミ]|…………▼~
…ふん。私は立派な呪い師。~
そのような報告を村の者たちにする必要はない。▼~
さあ、私はまだまじない札を作っている途中だ。~
早く立ち去れ!▼~
……あ!▼~
:[カムイ]|ん? 今、ツクヨミの腕から~
何か落ちたぞ。▼~
これは……書きかけの手紙?▼~
:[ツクヨミ]|わああああ! み、見るでない!▼~
:[カムイ]|もしかして…ツクヨミ、~
既に手紙を書こうとしていたのか?▼~
でも、それならどうして嫌だなんて…▼~
:[ツクヨミ]|…………上手く書けぬのだ。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツクヨミ]|私は生まれてこのかた、~
手紙など一度も書いたことがないのだ!▼~
だから…何を書けばよいのかわからないのだ!~
どうだ、これで理解できたか?▼~
:[カムイ]|そ、そんな自信満々に言われても…▼~
でも、それでこんなに~
書きかけの手紙があるんだな。▼~
:[ツクヨミ]|! …ふん、それならばカムイよ、~
お前が私に手紙を書かせてみよ。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツクヨミ]|私に手紙を書けと言ったお前なら~
書き方も会得しておるのだろう?▼~
ならば私に良い手紙を書かせてみせよ!▼~
:[カムイ]|ええと…とても偉そうに言ってるけど~
これはお願いされているのか?▼~
そうだな…言い出した責任もあるし~
俺でよければ付き合うぞ?▼~
:[ツクヨミ]|ふむ、そうか。~
では、力を尽くせよ。▼~
:[カムイ]|ああ、わかった!▼~
~
***支援B [#sb9cc09a]
:[ツクヨミ]|カムイよ、結局のところ~
手紙というのは何をどのように書けばよいのだ?▼~
:[カムイ]|ええと…~
風の部族の人たちへ書くんだったら、▼~
ツクヨミが元気に過ごしていると~
わかるような内容がいいと思うぞ。▼~
ちなみに、今まで書きかけていたものは~
どんな内容だったんだ?▼~
:[ツクヨミ]|村へ送るまじない札の~
使用法とその効果だな。▼~
:[カムイ]|それじゃあ手紙じゃなくて~
ただの説明書だ!▼~
例えば…「先日こんなことがありました」とか~
楽しい出来事を書けば手紙っぽくなるな。▼~
:[ツクヨミ]|最近の出来事…▼~
:[カムイ]|あ、怖い話を聞いてもツクヨミが一人で~
寝られるようになった話とかどうだ?▼~
:[ツクヨミ]|! お、お前は急に何を言い出すのだ!~
私は前から一人で寝られておるわ!▼~
:[カムイ]|でも最初の頃は無理だったと~
聞いたぞ?▼~
そこからツクヨミが成長した話を書けば、~
みなさんも喜んでくれると思ったんだが…▼~
:[ツクヨミ]|ふん!~
そんな話、絶対にだめだ!▼~
それよりも、闘いにおける私の活躍振りを~
書く方がよっぽどいいと思うが。▼~
:[カムイ]|それもそうだな!▼~
この間の闘いでも、ツクヨミのおかげで~
ノスフェラトゥを一掃出来たし。▼~
考えてみれば、俺たちはツクヨミに~
たくさん助けられてるな。▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。そうであろう?▼~
…なるほど。書く内容はこうやって~
考えればよかったわけか。▼~
:[カムイ]|ははっ、これで書くことは決まったな。~
頑張れ、ツクヨミ!▼~
:[ツクヨミ]|うむ。▼~
…おおそうだ、~
お前も手紙を書いてみろ。▼~
:[カムイ]|俺が?▼~
:[ツクヨミ]|ああ。私の話ばかり聞いて手紙を書かせるなど~
なんだか不公平ではないか。▼~
お前も私に手紙を書いて~
己の微笑ましい話とやらを聞かせてみよ。▼~
:[カムイ]|ツクヨミに手紙を書けばいいんだな?~
わかった。▼~
:[ツクヨミ]|ふん、私とお前でどちらが良い手紙を書けるか~
勝負といこうではないか!▼~
まあ、私は負けるつもりなどないがな!▼~
:[カムイ]|ははっ、わかった!~
俺も頑張るぜ!▼~
~
***支援A [#d2b09649]
:[カムイ]|ツクヨミ!~
手紙を書いてきたぞ!▼~
:[ツクヨミ]|ああ、カムイか。~
ちょうどよいところへ来たな。▼~
:[カムイ]|? どういうことだ?▼~
:[ツクヨミ]|私は一足先に手紙を書いて、~
まじない札と共に風の部族の元に届けていてな。▼~
先程その返信が来たのだ。▼~
:[カムイ]|へえ、そうだったんだな。~
返事はどうだったんだ?▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。まずはまじない札の効果がてき面で、~
村の皆が喜んだことが書いてあったぞ。▼~
あとは…まあ、私の近況が聞けて嬉しかった~
ということも書いてあったな。▼~
:[カムイ]|そうなのか…!~
手紙を送ってよかったな。▼~
:[ツクヨミ]|ふっ、この反応を見るに、~
私の手紙は素晴らしかったと言わざるをえまい。▼~
手紙の勝負は、~
私の勝ちで決まりかもしれんな?▼~
とはいえ、カムイのおかげでもあるし~
一応礼は言っておこう。▼~
:[カムイ]|ははっ、役に立てたのならよかった。▼~
あ! そうだ。それだったら次は~
俺からの手紙も読んでくれないか?▼~
:[ツクヨミ]|ふむ、どれどれ…▼~
! な、なななななんだこれはっ!▼~
:[カムイ]|? 俺、何か変なことを書いてるか?▼~
:[ツクヨミ]|何故お前の手紙に~
私の名前がたくさん出てくるのだ!▼~
「ツクヨミは字が綺麗だな」だの~
「まじないをする姿は立派だな」だの▼~
は、恥ずかしいではないか!~
私はお前のことを書けと言ったはずだぞ!▼~
:[カムイ]|ええと…でも、ツクヨミに伝えたいことを~
考えたら、こういったことしか浮かばなくてな。▼~
ほら、近況報告しようにも、~
いつも一緒に行軍してるから…▼~
何も言うことが思いつかなかったんだ。▼~
:[ツクヨミ]|そ、それはそうかもしれぬが…▼~
結局、どちらが書いても私の話題しかないとは~
私が楽しくないではないか!▼~
…よし!~
こうなれば私がお前に手紙を書く!▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツクヨミ]|私もお前のことをたくさん書いてやろう。~
そして、共に恥ずかしい想いをすればよいのだ。▼~
しかも、私からの手紙はまじない札も~
付けてやるから、ありがたいと思え。▼~
:[カムイ]|ええと…なんだかツクヨミと文通する~
流れになってしまったな。▼~
:[ツクヨミ]|文字を書くのは元々好きだからな。▼~
まずはお前宛の手紙を書き、~
その後は他の者たちにも書いてやろう…▼~
ふふふ…楽しみにしておれ!▼~
:[カムイ]|ははっ、まあツクヨミが~
楽しそうならそれでいいか。▼~
じゃあ、手紙楽しみにしてるぞ!▼~
~
**オボロ [#vf58cc60]
***支援C [#yb3a6bc3]
:[カムイ]|さて…~
今日やることも終わったし、▼~
寝る前にちょっとお茶でも飲んで~
のんびりしようか。▼~
読みかけの本でも読んで…と。▼~
:[オボロ]|カムイ様! こんなところで~
何を寝っころがってるんですか!!▼~
:[カムイ]|う、うわっ! …オボロ?~
こんな夜遅くにどうした?▼~
:[オボロ]|見ての通り、お掃除をしてるんです。▼~
:[カムイ]|そ、掃除ってこんな時間にか?▼~
:[オボロ]|はい。昼間は行軍や訓練がありますし、~
こんな時間にしかできないでしょう?▼~
カムイ様もゴロゴロしないで、~
そこをどいてください。▼~
ほらほら、そこ邪魔です。~
置いた本もちゃんと片付けてください!▼~
:[カムイ]|う、ううっ…~
せっかくのんびりしようと思っていたのに。▼~
でも仕方ないか…オボロが~
掃除をしてくれるんだから、協力しないとな。▼~
オボロ、何か手伝えることはないか?▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|…?~
オボロ…? どうした?▼~
:[オボロ]|えっ…?~
あ、いえ…何でもありません。▼~
:[カムイ]|そうか…?~
なにか深刻な顔をしてたが…▼~
:[オボロ]|な、何でもないですってば…▼~
ほら、そこも綺麗にしちゃうので、~
どいてください!▼~
:[カムイ]|あ、ああ…▼~
~
***支援B [#add7c875]
:[カムイ]|はぁ…今日は疲れた…▼~
こんな時間なのに、小腹が空いたな。~
何かつまめるものはないか?▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|…んっ? 部屋の隅に人影が…▼~
!? …うわっ!!▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|ひいっ!!~
…ま、ま、魔王がいる…!!▼~
:[オボロ]|あら…カムイ様。▼~
:[カムイ]|んっ? あ、ああっ…ビックリした。~
なんだ、オボロか…▼~
そんなところで明かりもつけずに~
立ってるなんて…ちょっと怖かったぞ?▼~
:[オボロ]|す、すみませんでした…▼~
:[カムイ]|オボロ…何かあったのか?~
夜の森をジッと見ていたようだが…▼~
:[オボロ]|いえ…何でもありません。▼~
:[カムイ]|そうは見えないな。~
この前もちょっとぼんやりとしていたし…▼~
何か悩み事でもあるんじゃないのか?▼~
:[オボロ]|で、でも、カムイ様の~
お時間を取らせるわけには…▼~
:[カムイ]|そんなの、気にするな。▼~
悩みは口にすれば少しは楽になると言うし…~
良ければ聞かせてくれないか?▼~
:[オボロ]|…………▼~
悩みというか、~
嫌な記憶の話になるんですが…▼~
昔、私の両親は…白夜の城下町で~
呉服屋を営んでいたんです…▼~
でも、暗夜王国に行商に向かった際、~
暗夜の賊に襲われて、そこで殺されました…▼~
幸い幼い私は荷馬車の中に隠れていて、~
賊には気づかれずに済みましたけど…▼~
:[カムイ]|そ、そんなことが…▼~
:[オボロ]|あの日も…こんな静かな~
月明かりのない夜でした…▼~
だから私はこんな夜には~
あの日のことを…思い出すんです…▼~
:[カムイ]|だからあんな怒りに満ちた表情を~
していたのか…▼~
すまん…オボロ。~
俺も見方によっては、暗夜の人間だ。▼~
そんな俺が偉そうに悩みを聞くだなんて…~
お前に言っていい言葉じゃなかったな。▼~
:[オボロ]|い、いえ!~
カムイ様に罪はありません。▼~
悪いのは私の両親を奪った者達…~
あいつらは人の皮を被った外道です…!▼~
:[カムイ]|オボロ…▼~
:[オボロ]|…はっ!~
す、すみません。▼~
かっこ悪いところを見せてしまいましたね。~
私…もう行きます!▼~
:[カムイ]|…………▼~
~
***支援A [#rb5490d9]
:[オボロ]|さあさあ、今日も深夜の大掃除!~
張り切っていきますよ!!▼~
:[カムイ]|オボロ…今夜も掃除をするのか?▼~
:[オボロ]|ええ。こんな時間に騒がしくして~
申し訳ないですが、ご協力くださいね。▼~
:[カムイ]|おとといの夜は武器と防具の整備、~
昨夜は備品の在庫チェックをしてたな…?▼~
:[オボロ]|はい、備えあれば憂いなしと言いますから。▼~
ほらほら、カムイ様もそんなところで~
突っ立ってないで、どいてくださいな。▼~
:[カムイ]|…オボロ。▼~
…お前は夜になると、わざとそうやって、~
気丈に振舞っているんだな。▼~
:[オボロ]|…!!▼~
:[カムイ]|それは夜に独りで静かに過ごしていると…▼~
お前の両親が殺された夜のことを…~
思い出してしまうからか?▼~
:[オボロ]|そ、そんなことありません!!▼~
私がそんな情けない理由で~
騒がしくするわけないじゃないですか…▼~
:[カムイ]|でもお前は…そうやって世話をしながらも、~
怖い顔をして夜の森を眺めてるじゃないか。▼~
:[オボロ]|…そ、それは!▼~
:[カムイ]|すまん…お前の真意を~
覗き見るような真似をしてしまって。▼~
でも…お前を見ていて、~
少し無理をしてるような気がして…▼~
それがとても…痛々しく見えてしまったんだ。▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|もう無理をしなくていいんだぞ?▼~
確かにご両親はもう戻ってこないが…~
お前にはタクミや俺や仲間がいるんだから。▼~
:[オボロ]|ははは…~
カムイ様には敵いませんね。▼~
私は…どう突っぱねてみても、~
結局は弱い人間なんです…▼~
自分の心に負けないように虚勢を張って、~
威圧するように表情を作ったりしても…▼~
しょせん無理だったんです…~
私は、いつまでも、弱いままで…▼~
:[カムイ]|別に…~
別に弱くてもいいじゃないか。▼~
:[オボロ]|え…?▼~
:[カムイ]|お前が弱くたって…俺たちが支える。~
お前はもう、一人なんかじゃないんだから。▼~
:[オボロ]|カムイ様…▼~
:[カムイ]|もしも怖くて闘えないなら、~
後方支援をすればいい。▼~
戦線に出たくないなら、~
こうして皆のために掃除をしたりしてればいい。▼~
…オボロは気が利いて世話好きの~
仲間想いの子だと、みんな理解している。▼~
だから一人で抱え込まずに、~
弱音を吐いてもいいんだぞ?▼~
:[オボロ]|カムイ様…私はもう少し…~
みんなを頼ってもいいんでしょうか?▼~
:[カムイ]|当たり前だ。~
それを支え合うことが仲間なんだと思う。▼~
:[オボロ]|…………▼~
ありがとう…ございます。~
私、少し無理をし過ぎてたみたいです。▼~
なんだか…気が楽になりました。▼~
:[カムイ]|ああ、その調子でこれからも~
弱いオボロを俺たちに見せてくれ。▼~
:[オボロ]|はははっ…怖い顔ならいくらでも~
見せられるんですけどね。▼~
:[カムイ]|ははは…あの顔は怖いから、~
ちょっと勘弁してほしいがな。▼~
~
***支援S [#if2ba043]
:[オボロ]|あ、あの…カムイ様。▼~
:[カムイ]|オボロ。~
もしかして今日も夜の掃除か?▼~
:[オボロ]|いえ…その、最近はあまり夜になっても、~
昔のことを思い出さなくなったといいますか…▼~
不安になることが少なくなったので…~
今日は、お掃除はお休みです。▼~
:[カムイ]|それは良かった。~
お前の心の負担が減ってる証拠だな。▼~
:[オボロ]|でもまだ…あの表情に時々なってしまいます。~
暗夜兵を見るとやっぱり…許せなくて。▼~
:[カムイ]|そうか…でもこれだけはわかってほしい。~
暗夜のすべてが悪いわけじゃないんだ。▼~
あっ…もちろん自分の立場を取り繕おうとして、~
フォローしてるわけじゃないぞ?▼~
:[オボロ]|はい、わかってます…▼~
:[カムイ]|俺は裁くべきはその国に生きる人じゃなく…~
心そのものなんだと思っている。▼~
それを暗夜の人間でもあり、~
白夜の王族でもある俺が証明してみせる。▼~
:[オボロ]|カムイ様がそれを実現してみせる所を、~
近くで…見ていてもいいですか?▼~
これから先、ずっと。~
誰よりも近くで…▼~
:[カムイ]|ああ、もちろんだ。▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|オボロ?▼~
:[オボロ]|もう。カムイ様はにぶいですね。▼~
誰よりも近くで…っていうのは、~
他の女の子よりも近くにいたいって意味ですよ?▼~
:[カムイ]|え…!?~
オボロ…それは。▼~
:[オボロ]|やっと気づきましたか?▼~
私…カムイ様が好きです。~
私を見守ってくれていた、カムイ様が。▼~
いつか私がトラウマから解放されて、~
あんな顔をしなくて済むようになったら…▼~
今度は…私がカムイ様を~
ずっと見守りたいです。▼~
:[カムイ]|オボロ…▼~
:[オボロ]|だ、ダメですかね…?~
こんな顔をした小うるさい女なんて…▼~
:[カムイ]|だ、ダメじゃない!!~
俺も…お前が好きだ。▼~
いつでもみんなの事を考えてる~
世話好きなお前が大好きだ…!▼~
だからこそ救ってやりたいと思ったんだ!▼~
:[オボロ]|カムイ様…▼~
:[カムイ]|オボロ、必ずお前が心の底から~
安心していられる世界にしてみせる。▼~
だからそれまで…俺の傍で、~
俺のことを頼り続けてほしい。▼~
:[オボロ]|はい…カムイ様。~
私をずっとお傍に置いてください。▼~
私、お世話は得意ですからね。~
何でも任せてください。▼~
:[カムイ]|ああ、よろしく頼む。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[オボロ]|ありがとうございます。~
私がいつか、あなたと同じように、~
この世界を全部愛せるようになるまで…~
ずっと、傍にいてくださいね。▼~
~
~
**ヒナタ [#m37ad985]
***支援C [#yf3d83f2]
:[ヒナタ]|ふんっ! ふんっ!▼~
:[カムイ]|やあ、ヒナタ。▼~
:[ヒナタ]|ん? ああ、カムイ様。▼~
:[カムイ]|なんだかすごく真剣に~
稽古してたな。▼~
すごい気迫で剣を振ってるから、~
思わず目を奪われてしまった。▼~
:[ヒナタ]|おう、褒めてくれてありがとな!~
カムイ様にそう言われると嬉しいぜ!▼~
:[カムイ]|でも…なんだか意外だな。▼~
ヒナタがあんなに真剣に~
稽古してるだなんて、思わなかった。▼~
:[ヒナタ]|な、なんだよそれ!~
俺がいつもさぼってるとでも思ってたのか!?▼~
:[カムイ]|い、いや、そういうつもりで~
言ったわけじゃない!▼~
ただ、噂で聞いたことがあるんだ…~
ヒナタさんはちょっと不真面目だ、と。▼~
だからその…~
先入観というかなんというか…▼~
:[ヒナタ]|あ、あはは…そ、そっか。▼~
くそう…~
誰だよそんなこと言ったのは…▼~
けど…そういう風に見えてたのは事実か。▼~
なら、もっと死ぬ気で稽古しないと~
いけねぇな。▼~
:[カムイ]|し、死ぬ気で…?▼~
そんなに稽古に励むなんて、~
何か特別な理由でもあるのか?▼~
:[ヒナタ]|ん? いやあ、別に…~
特に…理由が…あるわけじゃ、ねえけどよ…▼~
:[カムイ]|…ヒナタ、目が泳いでいるぞ。▼~
うーん、何だか余計に気になってきたな。▼~
:[ヒナタ]|本当に何でもないんだって!▼~
:[カムイ]|じー…▼~
:[ヒナタ]|な、何だかカムイ様の目が怖いな…▼~
あ、そうだ! それならカムイ様、~
俺と一本勝負しようぜ!▼~
闘いのことを聞くなら~
俺に勝って聞いてみろ、ってやつだ!▼~
どうだ?▼~
:[カムイ]|なるほど…わかった。~
その話、受けて立つぞ!▼~
:[ヒナタ]|へへっ! そうこなくっちゃ!~
じゃ、試合は後日改めて。▼~
先に一本取れた方が勝ちってことで~
よろしくな!▼~
:[カムイ]|ああ。よろしく!▼~
~
***支援B [#ha16b9f1]
:[カムイ]|はあ…はあ…~
あと、五周…!▼~
:[ヒナタ]|カムイ様…なんでさっきから~
この辺りをぐるぐる走ってんだ?▼~
:[カムイ]|あ、ヒナタ!▼~
この間ヒナタに負けてしまったから、~
走り込みをしてるんだ。▼~
:[ヒナタ]|ああ、あの一本勝負のことか!~
いやー、あの時は俺の圧勝だったな!▼~
:[カムイ]|ああ。敗因は色々ありそうなんだが、~
とりあえず体力面を強化しようと思って…▼~
:[ヒナタ]|へえ。カムイ様も~
なかなかの頑張り屋なんだな。▼~
俺も少し意外だぜ。▼~
:[カムイ]|そうか?▼~
:[ヒナタ]|ああ。暗夜ではずっと~
城ん中にいたって聞いてたから…▼~
動き回るのは苦手なのかと思ってたんだよ。▼~
そうしたら、勝負の時は結構動くし~
今は走り込みなんてしてるし…▼~
最初に会った頃の印象と違って面白いぜ。▼~
:[カムイ]|ははっ。~
見直してくれたのなら嬉しいな。▼~
:[ヒナタ]|よーし!~
それじゃあ俺も走ってみようかな!▼~
:[カムイ]|え、ヒナタも?▼~
:[ヒナタ]|おう! カムイ様を見てたら~
何だか俺まで走りたくなってきたんだ!▼~
俺にも付き合わせてくれよ!▼~
:[カムイ]|あ、ああ。それは構わないが…▼~
:[ヒナタ]|ってことで!~
どっちが速いか競争だ!▼~
はい、よーいどん!▼~
:[カムイ]|え? ちょ、ちょっと!~
待ってくれ、ヒナター!▼~
~
***支援A [#y5dce989]
:[カムイ]|やあっ! はっ!▼~
くっ…! とおっ!▼~
:[ヒナタ]|! 前とは明らかに違うな!▼~
攻撃に重みが乗ってる…!▼~
よーし、それなら…はあっ!▼~
:[カムイ]|うわっ! っとと!▼~
これぐらいでは負けない! はあっ!▼~
:[ヒナタ]|うおっ!▼~
わあああ!!▼~
:[カムイ]|あ…今、俺…一本取れたのか?▼~
:[ヒナタ]|…ああ。~
ついに取られちまったみたいだな。▼~
:[カムイ]|ははっ、ヒナタから~
一本取れて嬉しいぜ!▼~
:[ヒナタ]|ははっ、それじゃあ俺も~
ちゃんと話さないといけねえな。▼~
:[カムイ]|あ、そうだったな。▼~
どうしてヒナタはあんなに~
必死に稽古していたんだ?▼~
ヒナタから一本取れたら~
教えてくれるという約束だったよな?▼~
:[ヒナタ]|それは…▼~
…俺には目標があるからだよ。▼~
:[カムイ]|目標?▼~
:[ヒナタ]|ああ。俺の目標は…タクミ様だ。▼~
:[カムイ]|タクミが?▼~
:[ヒナタ]|俺ってさ、これでも代々王城に仕える~
侍一族の出身なんだぜ。▼~
だから、小さい頃から刀を教わってて…~
上達するのも早かったんだよ。▼~
タクミ様の臣下になったときも、~
こんな仕事余裕だと思ってた。けど…▼~
:[カムイ]|けど?▼~
:[ヒナタ]|ある時、タクミ様と今みたいに~
一本勝負をしたことがあったんだ。▼~
タクミ様は俺に合わせて~
刀を使ってくださったんだけど…▼~
その勝負で、俺の方が負けちまったんだ。▼~
:[カムイ]|え? そうなのか?▼~
:[ヒナタ]|俺もあの時はあっけに取られたぜ…▼~
だってタクミ様は弓が一番得意だと~
思ってたから、▼~
まさか刀でもあんなに強いだなんて~
思いもしなかったんだよ。▼~
だから俺はタクミ様に負けた時、~
タクミ様を見くびっていた俺にすげぇ腹が立って…▼~
それから…~
どうしようもなく悔しくなった。▼~
守るべき存在のタクミ様にも敵わないなんて、~
俺は今まで何をしてきたんだ、って。▼~
だから、俺はあの方のように強くなりたい…~
そう思って、稽古は死ぬ気でやってるんだよ。▼~
:[カムイ]|…そんな理由があったんだな。▼~
:[ヒナタ]|俺はいつかタクミ様を越える強さで、~
タクミ様と…白夜の人たちを守ってみせる!▼~
:[カムイ]|ああ。きっとヒナタならできるさ。~
俺も応援するからな!▼~
:[ヒナタ]|へへっ、ありがとな。▼~
カムイ様に言われると、~
勇気が出てくるぜ。▼~
これからも一緒に頑張ろうな!▼~
:[カムイ]|ああ!▼~
~
**タクミ [#p9bd73a7]
***支援C [#w833d77c]
:[タクミ]|…………▼~
:[カムイ]|…タクミ。▼~
:[タクミ]|カムイ兄さん、何か用?▼~
:[カムイ]|え、ええと…少し一緒に話せないかと~
思ったんだが…▼~
:[タクミ]|ああ、そう…~
でも僕は今、弓の稽古で忙しいんだ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
やっぱりタクミは俺のことを~
あまり受け入れてくれていないみたいだな。▼~
:[タクミ]|…その通りだよ。▼~
同じ血を分けたきょうだいだし、~
共に闘っていくからには信じるべきだと思う。▼~
でも、今まで敵国にいた兄さんを~
すぐに信用しろっていうのは難しい。▼~
…まあ安心して。戦闘中や行軍中に~
支障が出るような真似はしないから。▼~
:[カムイ]|そうか…でも、俺はタクミと~
もっと仲良くなりたいと思っている。▼~
だから、少しでも話せないか?▼~
:[タクミ]|そんなことを言われても…~
僕には何も話すことなんて思いつかない。▼~
:[カムイ]|そ、そんな…▼~
! そうだ! それならタクミ、~
俺に弓を教えてくれないか?▼~
:[タクミ]|…弓を?▼~
:[カムイ]|ああ。~
タクミは弓が得意だろう?▼~
それなら、教えてもらいながら~
少しずつ話せたらいいと思ったんだが…▼~
ダメか…?▼~
:[タクミ]|…………▼~
まあ、それくらいなら…いいよ。▼~
:[カムイ]|本当か?▼~
:[タクミ]|ただし、僕はカムイ兄さんが~
相手だからって甘くはしない。▼~
それだけは覚えておいて。▼~
:[カムイ]|ああ。頑張ってついていく。~
よろしく、タクミ!▼~
:[タクミ]|ふん…わかったよ。~
それじゃあよろしく、カムイ兄さん。▼~
~
***支援B [#p91ff6cd]
:[タクミ]|ほら、腕が下がってる。~
そこは右腕を拳一つ分だけ上げて!▼~
あと右足がずれてるから、もう少し広げる!~
それと視線は常に的を見ておくこと!▼~
:[カムイ]|あ、ああ!~
なかなか姿勢を保つのは難しいな。▼~
それに…さすがに一刻もやってると~
腕がしびれてきた…!▼~
:[タクミ]|なに?~
そっちから頼んできたのに弱音?▼~
:[カムイ]|あ…いや!~
もう少し頑張るぞ!▼~
ここが戦場だったら、~
そんなこと言ってられないよな!▼~
:[タクミ]|…はあ。しょうがない。~
それじゃあ一旦休憩。▼~
:[カムイ]|あ、ありがとう。▼~
はあ…弓を引き続けるのは~
想像以上に体力が要るな。▼~
:[タクミ]|当然だろ? 構えている時は特に~
身体をしっかり固定するための筋力が大切だ。▼~
弓をただ単に引いているように~
思われがちだけど、▼~
そこには、相当な筋力と~
それを持続させる精神力がいる。▼~
:[カムイ]|そ、そうだな…稽古を受けて~
改めてタクミのすごさがわかった。▼~
:[タクミ]|な…~
急に何言ってるんだ!?▼~
:[カムイ]|? だって本当のことだろう?▼~
弓は精密さが求められるし、▼~
なにより、タクミの指導で直された姿勢だと~
綺麗に射ることができるからな。▼~
といっても、言われた姿勢を保つことが~
なかなか難しいんだが…▼~
:[タクミ]|ふん、弓はあてるものじゃなくあたるもの。▼~
正しい姿勢を保って矢を放てば~
自然と敵にあたるのさ。▼~
まあ、カムイ兄さんの言うとおり~
そこに辿りつくまでが大変なんだけど。▼~
:[カムイ]|ああ。タクミに教えてもらったことが~
無駄にならないよう、頑張るぜ!▼~
:[タクミ]|…ふん、せいぜい頑張ったらいいよ。▼~
ほら、もう休憩は十分だろ。~
早く再開して稽古を終わらせる。▼~
:[カムイ]|ああ、わかった!▼~
ええと…姿勢を整えて、呼吸を整える。▼~
ゆっくり引いて……っ! うわあっ!▼~
:[タクミ]|っ! どうしたの!?▼~
:[カムイ]|あ…す、すまん!~
手を滑らせてしまった!▼~
…痛っ!▼~
:[タクミ]|もしかして、手を怪我したの?▼~
:[カムイ]|あ、ええと、弦が手にあたってしまったんだ。~
少しすりむいただけだから大丈夫だ。▼~
:[タクミ]|…その怪我じゃあ今日はもう終わりだ。▼~
:[カムイ]|でも、せっかくタクミが教えてくれて~
いるんだし、もう少しだけ…▼~
:[タクミ]|終わりって言ってるだろ。~
そんな怪我でやっても的にはあたらないよ。▼~
:[カムイ]|そうか…わかった。~
じゃあ、今日は終わることにする。▼~
あ、タクミ! 怪我が治ったら~
また教えてもらえるか?▼~
:[タクミ]|……ああ。わかったよ。▼~
:[カムイ]|ありがとう!~
…それじゃ。▼~
:[タクミ]|…はあ。あんな怪我するなんて~
ちょっと厳しくしすぎたかな。▼~
~
***支援A [#wc3a5c73]
:[タクミ]|ねえ、カムイ兄さん。~
弓なんか持って何やってるの?▼~
僕、手の怪我が治ってからじゃないと~
教えないって言ったよね?▼~
:[カムイ]|あ、ああ。それはわかってるさ。▼~
ただ、稽古ができないと落ち着かなくて…~
弓の手入れをして気を紛らわせていたんだ。▼~
:[タクミ]|…そんなに僕と弓の稽古がしたいの?▼~
:[カムイ]|ああ、タクミは技術もすごいが~
教え方も上手だからな!▼~
それに…タクミと一緒に過ごせる時間が~
楽しかったから、待ち遠しいんだ。▼~
タクミからすれば、~
面倒なことかもしれないが…▼~
:[タクミ]|ふん。~
…そんなこと、もう思ってないよ。▼~
:[カムイ]|え? タクミ…?▼~
:[タクミ]|もう、とっくにカムイ兄さんのこと、~
ちゃんときょうだいだと思ってるってこと!▼~
稽古で見てたらすぐにわかったんだ…~
兄さんは優しい人なんだって。▼~
ただ…それを認めるのが怖かったんだ。▼~
:[カムイ]|タクミ…▼~
認めてくれて、ありがとう。~
嬉しいぜ!▼~
:[タクミ]|…今日はそれだけ言いに来た。~
あと、これ使って。▼~
:[カムイ]|? これは何だ?▼~
:[タクミ]|僕が普段使ってる傷薬。▼~
痕なんか残って、後で文句言われるのも嫌だし~
それ塗って早く治しなよ。▼~
:[カムイ]|! あ、ありがとう!~
大切に使わせてもらう!▼~
:[タクミ]|…早く治したら、~
ちゃんとコツも教えてあげるよ。▼~
:[カムイ]|ああ! タクミ…~
これからもよろしく!▼~
:[タクミ]|うん。僕からも一応言っておくよ。~
これからもよろしく、カムイ兄さん。▼~
~
**カゲロウ [#jd28de7e]
***支援C [#ae973b1f]
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|あの…カゲロウ?▼~
:[カゲロウ]|…何用か?▼~
:[カムイ]|どうして壁際からずっと、~
こちらを見ているんだ?▼~
特に用があるわけではないんだろう…?▼~
:[カゲロウ]|用件…か。▼~
無いと言えば無いが、~
有ると言えば有る…▼~
:[カムイ]|どんな用事だ?▼~
:[カゲロウ]|私は、あなたの身の安全を~
確保しようと思ってな。▼~
この軍で皆を観察してわかったのだが、~
あなたは全軍の士気に関わる人物だ。▼~
万が一のことがないよう、~
こうして見張っておくことにした。▼~
我が主君、リョウマ様のためにも。▼~
:[カムイ]|リョウマ兄さんのため?▼~
:[カゲロウ]|左様。▼~
あなたはリョウマ様がずっと~
気にかけていらした弟君…▼~
やっと再会できた矢先に~
何かあればきっと悲しまれる。▼~
主君の憂いは先に除いておくが得策。~
悪く思われるな。▼~
:[カムイ]|…なるほど。事情はわかった。~
カゲロウは主君想いなんだな。▼~
リョウマ兄さんの臣下になってからは~
長いのか?▼~
:[カゲロウ]|長いといえば長いが…▼~
以前私は…カムイ様のお母様、~
ミコト様の部下だった。▼~
だがミコト様の命により、~
リョウマ様の部下へと転身したのだ。▼~
:[カムイ]|そうだったのか…▼~
身辺警護をしてくれるのは~
もちろん有難いが…▼~
いつでもというわけには~
いかないよな?▼~
:[カゲロウ]|安心されよ。あなたの警護は四六時中、~
いかなる時も途切れさせぬ所存だ。▼~
:[カムイ]|…今から手洗いに行こうと~
思っているんだが。▼~
:[カゲロウ]|御免…!~
しばし経過したのち、また参上する。▼~
:[カムイ]|うわっ! 消えた…▼~
カゲロウは本当に、忍び…~
隠密というやつなんだな。▼~
~
***支援B [#t35657c7]
:[カムイ]|あの…カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|何用か?▼~
:[カムイ]|ええと…~
警護してくれてるところ悪いんだが、▼~
そろそろ一旦、~
中断してみる気はないか?▼~
:[カゲロウ]|中断中に何かあれば悔やみきれぬ。~
すまぬが了承することはできない。▼~
:[カムイ]|だがさすがに寝てる時や~
風呂に入ってる時も視線を感じると、▼~
こちらも気疲れするのだが…▼~
:[カゲロウ]|そうであったか…すまぬ、カムイ様。~
私も気配りが足りなかったと言える。▼~
これからは少し控えるとしよう。▼~
:[カムイ]|いや、こっちこそすまん。~
せっかく警護してくれてるのに。▼~
…あっ、そういえば。▼~
:[カゲロウ]|…?▼~
:[カムイ]|ちょっとリョウマ兄さんと~
母上のことについて聞いていいか?▼~
:[カゲロウ]|私に知りえることであれば…何なりと。▼~
:[カムイ]|リョウマ兄さんと母上の関係って、~
どんな感じだったんだ?▼~
…その、二人は血も繋がっていないし。▼~
ただ王妃と長兄の王子という関係上、~
仲良くしないわけにもいかないと思うんだ。▼~
:[カゲロウ]|…私が見てきた限りにおいては、~
良好な関係だったように思えるが。▼~
:[カムイ]|そうなのか…▼~
:[カゲロウ]|いや…お二人自ら、良好な関係を~
率先して築いていたような気もする。▼~
:[カムイ]|率先して…?▼~
:[カゲロウ]|後妻ミコト様の登場には、~
リョウマ様たち兄妹の皆様だけではなく、▼~
白夜王国中の者たちが~
多少なりとも動揺を感じていたのは事実…▼~
だからこそリョウマ様は自ら率先して、~
…ミコト様との距離を縮めようとされていた。▼~
:[カムイ]|…二人は自ら模範になろうとしたのか。~
なるほど、さすがだな。▼~
:[カゲロウ]|リョウマ様はミコト様が早く~
白夜王家の家族になれるよう、▼~
そして白夜国民の一員になれるよう…~
尽力されたのだ。▼~
:[カムイ]|そうか…少し安心した。~
ありがとう、カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|うむ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|あの…カゲロウ?▼~
:[カゲロウ]|何用か?▼~
:[カムイ]|その…着替えたいんだが。▼~
:[カゲロウ]|御免…!~
しばし経過したのち、また参上する。▼~
:[カムイ]|またあっと言う間に消えた…▼~
うーん…~
気持ちはありがたいんだがな…▼~
~
***支援A [#f795b14e]
:[カムイ]|なあ…カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|厠か? それとも行水か?~
しばし経過したのち…▼~
:[カムイ]|いや、どちらでもない。▼~
…カゲロウはどうしてそんなに~
任務に忠実なんだ?▼~
自分で決めたこととはいえ、~
他にしたいこともあるだろうに…▼~
:[カゲロウ]|我が主君のために働くのは、~
臣下として当然の責務だ。▼~
:[カムイ]|それは確かにそうなんだが…▼~
なんだか…カゲロウのそれは、~
他の人よりも揺るぎない感じがしてな…▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|何か理由があるなら、~
俺に教えてくれないか?▼~
:[カゲロウ]|…我が一族は、~
古来より白夜王家に仕えてきた。▼~
その伝統と使命を守らねばならぬ。▼~
忍びの誇りとして…な。▼~
:[カムイ]|ああ…それは知っている。▼~
:[カゲロウ]|私には…兄上がいる。▼~
:[カムイ]|えっ?▼~
:[カゲロウ]|兄上は生まれつき身体が弱く、~
闘うことなどとてもできなかった。▼~
本来の跡取りである兄上がその状態で、~
一族は幾度となく後ろ指をさされた。▼~
そして何よりも…~
兄上の心はひどく傷ついた。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|だから私は…兄上の代わりに~
その者達を見返さなければならない。▼~
…一族の尊厳を守らねばならないのだ。▼~
:[カムイ]|なるほど…わかった。~
お前のその強い想いと覚悟を。▼~
それを聞いたからには、~
お前の使命を守る気持ちを…▼~
ないがしろにはできないな。▼~
:[カゲロウ]|…カムイ様には何かと不便もかけるが、~
どうかご容赦いただけないだろうか。▼~
:[カムイ]|ああ、もちろんだ。~
これからも頼む、カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|御意…!▼~
~
***支援S [#a00482ab]
:[カムイ]|カゲロウ…▼~
:[カゲロウ]|す、すまぬ! カムイ様よ…~
私はまた何か気が回らなかったか!?▼~
:[カムイ]|あ、いや…そういう話じゃない。▼~
:[カゲロウ]|そ、そうか…良かった。▼~
また何か至らぬ点があったのかと~
思ってしまってな…▼~
私はあなたの身辺を警護するつもりが、~
結局あなたの邪魔になってしまっている…▼~
:[カムイ]|いや、そんなことはない…!~
むしろ、お前さえ良ければずっと…▼~
:[カゲロウ]|カムイ様…?▼~
:[カムイ]|あ、いやその…▼~
カゲロウは他人に奉仕するばかりでなく、~
もう少し見返りを受けてもいいと思うんだ。▼~
:[カゲロウ]|恩恵や褒美など…私には不要だ。~
これは私の一族としての使命なのだから。▼~
:[カムイ]|ああ…そうだ。見返りとしては~
足りないかもしれないが…▼~
これまで俺たち王族を守り続けてくれた~
感謝の気持ちを込めて、▼~
そして俺個人の気持ちを込めて…~
言わせて欲しいことがある。▼~
:[カゲロウ]|む…?▼~
:[カムイ]|これからは俺にもカゲロウを守らせてほしい。~
男として…!!▼~
:[カゲロウ]|!?▼~
そ、それはもしや、~
あなたが私を好いているということか…!?▼~
そ、そのようなこと…~
わ、私には勿体ない…▼~
カムイ様…本当に良いのか?~
私のような者が…!?▼~
:[カムイ]|ああ、もちろんだ。▼~
これまでカゲロウに守られていて、~
俺は自分の気持ちに気づいた。▼~
お前が大事だから…守られてるだけでなく、~
俺も守りたいと…!!▼~
:[カゲロウ]|…御心遣い、痛み入る。▼~
私のような者が、~
カムイ様の求愛を頂けるとは…▼~
:[カムイ]|答えを…聞かせてくれるか?▼~
:[カゲロウ]|もちろん…承知だ。▼~
これ以上の褒美はない…~
私は…幸せだ。▼~
:[カムイ]|ありがとう、これからも~
お互いを守り続けていこう。カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|…御意。▼~
私の生涯を賭して大命を果たすと…~
ここに誓おう。▼~
~
:|'''(モーション、CV有り。)'''~
:[カゲロウ]|本当は私も、あなたのことをお慕いしていた。~
しとやかな嫁には到底なれそうもないが、この力であなたを…~
最後まで、守り通して見せる。▼~
~
~
**ニシキ [#y23605fc]
***支援C [#y4171cc7]
:[ニシキ]|うう……▼~
:[カムイ]|ニシキ、どうしたんだ?~
何だか元気がないみたいだが…▼~
:[ニシキ]|ん…?~
ああ…カムイ…▼~
:[カムイ]|大丈夫か? もしかしてどこか怪我したのか?~
それとも、体調が優れないとか…▼~
:[ニシキ]|あ、ううん。~
そんな大げさなものじゃないよ。▼~
ただ、お腹が空いたなあと思ってね…▼~
:[カムイ]|え? お腹が空いた?▼~
どこか悪いのかと思って~
びっくりしたぞ。▼~
そういう事なら、~
今ちょうどお菓子を持っているから…▼~
これ…良かったら。▼~
:[ニシキ]|…え? …いいの?▼~
:[カムイ]|ああ、少ししかないから~
腹いっぱいにはならないと思うが…▼~
:[ニシキ]|あ、ありがとう…▼~
がつがつ! むしゃ!▼~
:[カムイ]|おお…!~
一瞬でなくなった…!▼~
:[ニシキ]|ぷはー! ああ助かった!~
ありがとう、カムイ!▼~
この恩返しはいつか必ず!▼~
:[カムイ]|そんな、恩返しなんて気にするな。▼~
ニシキが元気になったのなら、~
それでよかった。▼~
:[ニシキ]|ダメダメ! 恩返ししないと~
ボクの気がすまないよ!▼~
ほら、何かしてほしいことの~
一つや二つくらいあるでしょ?▼~
ほらほら、遠慮しないで!▼~
:[カムイ]|うう…何だか期待を込めた~
目で見つめられている…!▼~
でも、本当に何も思いつかないし~
どうしようか……あ。▼~
:[ニシキ]|おっ、何か思いついた?▼~
:[カムイ]|ええと、今度町へ買い物に行こうと~
思っていたんだ。▼~
一人で行くよりもニシキと行った方が~
楽しいと思うし、付き合ってくれないか?▼~
:[ニシキ]|え? そんなことでいいの?~
もちろん、お安い御用さ!▼~
:[カムイ]|ははっ、それはよかった。~
じゃあ、行くときにまた声をかけるから。▼~
:[ニシキ]|うん! 楽しみにしてるよ!▼~
~
***支援B [#l557b6af]
:[カムイ]|今日は買い物に付き合ってくれて~
ありがとう、ニシキ。▼~
:[ニシキ]|いやいや、この間お菓子をもらった恩返し~
だからね! 全く問題ないよ!▼~
ちゃんとキミの望み通りの物が買えたかな?▼~
:[カムイ]|ああ。装備が傷んできたから~
新調しようと思ってたんだが、▼~
ニシキのおかげで~
あっという間に済んでしまったな。▼~
:[ニシキ]|ふふん! ボクに任せて正解だったろ?▼~
なんたって、ボクほど~
美意識の高いヤツはそうはいないからね!▼~
:[カムイ]|ははっ、そうだな。▼~
ニシキは性能の良し悪しだけじゃなくて~
細かい細工まで見ていたのでびっくりしたぞ。▼~
俺だけでは、あそこまで見ないからな。▼~
:[ニシキ]|でしょでしょ?~
ボクもとっても楽しかったよ。▼~
一緒に買い物してる時のキミ、~
表情がころころ変わって面白かったし!▼~
:[カムイ]|ははっ、ニシキも楽しんでくれたなら~
今日の買い物は大成功だな。▼~
:[ニシキ]|そうだね! じゃあボクはキミに~
ちゃんと恩返しができたってことでいいかな?▼~
:[カムイ]|もちろんだ!~
ありがとう。▼~
:[ニシキ]|うんうん! やっぱりヒトに~
感謝されるのは気持ちがいいものだね!▼~
…あ、そうだ。~
気分がいいからアレも買っちゃおうかなー。▼~
:[カムイ]|…?~
アレって、なんだ?▼~
:[ニシキ]|え? ううん、何でもないよー!~
ちょっといいこと思いついただけだから!▼~
:[カムイ]|そ、そうか。▼~
:[ニシキ]|ねえ、カムイ!~
今度また時間をくれない?▼~
キミに見せたいものがあるんだ!▼~
:[カムイ]|あ、ああ。わかった。▼~
:[ニシキ]|よーし、約束だからね!▼~
それじゃあ、また!~
ふんふーん♪▼~
:[カムイ]|あ、ニシキ!▼~
何だか楽しそうにしていたが、~
見せたいものって何だ…?▼~
~
***支援A [#kcd1cfd4]
:[ニシキ]|あ、カムイ!~
いたいたー!▼~
:[カムイ]|ニシキ、やあ。▼~
:[ニシキ]|この間言ってた、~
見せたいもののことなんだけど…▼~
アレをいま持ってきてみたんだよ!~
はーいっ、コレでーす!▼~
:[カムイ]|これは…何だ?~
なんだか、ただの筒のように見えるが…▼~
:[ニシキ]|あれ? キミ、これ知らないの?~
これは万華鏡って言うんだよ。▼~
:[カムイ]|まんげきょう?▼~
:[ニシキ]|そうそう! あのね、ここに穴があるでしょ?~
そこを覗いたまま、この筒を回してみて?▼~
:[カムイ]|わかった。▼~
……! おお…!~
中の模様がキラキラしながら回ってるな!▼~
とっても綺麗だ…!▼~
:[ニシキ]|でしょー?▼~
実はこれ、この間一緒に買い物してる時に~
見つけて買ったものなんだ!▼~
:[カムイ]|え? でもあの日、ニシキは何も~
買ってなかったと思うが…▼~
:[ニシキ]|それが、帰り道でキミの喜んだ顔を~
見てたら嬉しくなっちゃってさ。▼~
最初は買わずにいたんだけど、~
我慢できなくなって引き返して買っちゃった!▼~
だって、これを見せたらきっと、~
もっともっとキミが喜ぶと思ったからさ!▼~
:[カムイ]|そうだったのか…~
ありがとう、ニシキ!▼~
:[ニシキ]|ふふん。やっぱりボクの予想通り~
喜んでもらえてよかったよ!▼~
:[カムイ]|ははっ、こんなに綺麗なもの初めて見たぞ!~
また見せてもらってもいいか?▼~
:[ニシキ]|もしよかったらキミにあげるよ?▼~
:[カムイ]|いや、それはニシキが買ったものだろ。~
俺は時々見せてもらえるだけで十分だ。▼~
:[ニシキ]|そうかい?▼~
でも…そうだね。~
その方が一緒に楽しめるし、いいかも!▼~
それじゃまた、いつでもおいでよ!▼~
:[カムイ]|ああ!▼~
~
**リョウマ [#d9575ea1]
***支援C [#j327e663]
:[カムイ]|リョウマ兄さん…▼~
…俺は暗夜王国に行く前の~
思い出があまりないんだが、▼~
リョウマ兄さんは~
その頃のことは覚えてるか?▼~
:[リョウマ]|お前が幼い頃か…▼~
そうだな。俺はもうある程度~
成長していたし、よく覚えているぞ。▼~
:[カムイ]|それなら頼みがあるんだ。~
その時の話と…それから、▼~
俺がいなかった間、みんながどんな風に~
過ごしていたのか教えてくれないか。▼~
:[リョウマ]|カムイ…▼~
:[カムイ]|きょうだい同士と言っても、俺たちは共有する~
思い出がほとんどない。▼~
俺はそれがとても悲しいんだ…▼~
だから、リョウマ兄さんから少しでも~
ヒノカ姉さんやタクミ、▼~
アクアやサクラのことを~
教えてもらいたいんだ。▼~
:[リョウマ]|…そうか。~
お前も同じことを考えていたんだな。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[リョウマ]|俺もお前とは、~
もっと話をしたいと思っていた。▼~
今までの時間は戻らないが、~
話していくうちに深まる絆もあるだろう。▼~
お前のためなら、俺はいくらでも話してやる。▼~
俺は他のきょうだいと同じように、~
お前のことも大切に想っているからな。▼~
:[カムイ]|本当か? リョウマ兄さん…!~
あ、ありがとう!▼~
:[リョウマ]|それに、お前には~
渡したいものもあるしな。▼~
:[カムイ]|? それは一体…▼~
:[リョウマ]|それについては、今はまだ秘密だ。▼~
お前と俺たちが互いに本当のきょうだいとして~
認め合えた時、初めて意味を持つものだと思う。▼~
だから、お前にこれを渡せる日まで~
俺が持っていると決めているんだ。▼~
:[カムイ]|…わかった。▼~
それなら、~
話をたくさん聞かないといけないな。▼~
:[リョウマ]|そうだな。▼~
ああ、今日はもう時間がないが~
また空いた時に声をかけてくれればいい。▼~
:[カムイ]|ああ。~
よろしく、リョウマ兄さん!▼~
~
***支援B [#qc4669ea]
:[カムイ]|リョウマ兄さん! この間話していた、~
兄さんたちの話が聞きたいんだが…▼~
:[リョウマ]|そうだな…何の話からしよう…~
まずは一人ずつ話していこうか。▼~
ヒノカは今でこそ勇ましい姿で闘っているが~
幼い頃は少し泣き虫だったな。▼~
:[カムイ]|ヒノカ姉さんが?▼~
:[リョウマ]|ああ。だが、成長していくうちに~
何か思うところがあったのだろう…▼~
今では立派に闘う戦士となった。▼~
それで言うと、タクミはまだ少し自覚に欠ける。▼~
:[カムイ]|そうか?~
タクミも十分強いんじゃないのか?▼~
:[リョウマ]|カムイ、~
強さと言うのは技術や力だけの話ではない。▼~
精神力…心の強さも含まれる。▼~
その面で言えば、~
タクミはまだ成長段階だ。▼~
だがきっと、更に強くなってくれると~
俺は信じている。▼~
:[カムイ]|なるほど…▼~
:[リョウマ]|それから、アクア。あいつはあまり~
他人に心を開くのが得意ではないらしい。▼~
きょうだいとして共に過ごしていても、~
たまに距離を置かれているのを感じる。▼~
心根は優しくて聡明なんだが、~
もう少し人を頼ることを覚えてくれればな。▼~
:[カムイ]|そうだな…▼~
:[リョウマ]|最後にサクラだが…あの子は心の優しい子だ。~
いつも皆の心配をしてくれるからな。▼~
だが、俺としてはもう少し~
自分を出してくれたらと思う時がある。▼~
サクラが俺たちのことを心配するように~
俺たちもサクラのことが心配なんだ。▼~
そのことに気づいてくれたら、~
サクラはもっと強くなれるだろう。▼~
:[カムイ]|ちゃんとみんなのことを見ていて~
リョウマ兄さんはすごいな。▼~
:[リョウマ]|そうか?▼~
まあ、長男として皆をまとめられるよう、~
常に心がけてはいるからな。▼~
とは言え、俺も未熟な部分はある。▼~
:[カムイ]|そうなのか?▼~
でも、俺にとってリョウマ兄さんは~
尊敬できる大切な兄だ。▼~
家族のことをいつも気にかけているのは~
リョウマ兄さん自身の優しさだと思うぜ。▼~
:[カムイ]|…ありがとう、カムイ。~
お前に言われると自信がついてくる。▼~
こうやって、俺たちの元へ戻ってきてくれて~
本当に嬉しく思っているぞ。▼~
:[カムイ]|リョウマ兄さん…▼~
…でも、やっぱりまだ俺は、~
本当のきょうだいにはなれていないんだな。▼~
:[リョウマ]|? 何故そんなことを…~
一体どうしたんだ?▼~
:[カムイ]|リョウマ兄さんの話を聞いても▼~
俺にはまだ~
実感のようなものはなかったから…▼~
それが少し悔しかったんだ。▼~
:[リョウマ]|そうか…~
だが、その感覚も少しずつ薄らいでいく。▼~
そのためにも、俺との時間を大切に~
してくれると嬉しい。▼~
:[カムイ]|ああ、ありがとう。▼~
あ、もう結構な時間が経ってしまったな…~
また今度、話を聞かせてくれ。▼~
:[リョウマ]|ああ、わかった。▼~
~
***支援A [#za77b58d]
:[リョウマ]|カムイ。最近少し元気が~
ないようだが…何か悩んでいるのか?▼~
:[カムイ]|え?~
いや、俺は元気だぞ!▼~
:[リョウマ]|だが、俺がきょうだいの話をしても~
どこか上の空といった様子だ。▼~
もしや、何か気に障る話でもしただろうか?▼~
:[カムイ]|そんなことはない!▼~
リョウマ兄さんは悪くない。~
悪いのは俺だ…▼~
:[リョウマ]|? どういうことだ。~
ちゃんと説明してくれ。▼~
お前も俺の大切な弟だ。~
きちんと話を聞いてやりたい。▼~
:[カムイ]|…わかった。▼~
その…リョウマ兄さんから~
みんなの話を聞いている時、▼~
楽しい気持ちと同時に~
寂しい気持ちにもなってしまうんだ。▼~
:[リョウマ]|寂しい気持ち…?▼~
:[カムイ]|みんなの話を聞いて、俺にはこんな素敵な~
きょうだいがいるんだと嬉しくなる。▼~
だが…俺もその場にいたかったという~
気持ちも少しだけ、出てきてしまって…▼~
:[リョウマ]|そうか…~
お前はそれで苦しんでいたんだな。▼~
確かに過去は変えることができない。~
だが、未来はいくらでも変えられる。▼~
思い出がないなら、これから作ればいい。~
お前は今、俺たちと共にいるんだから。▼~
:[カムイ]|リョウマ兄さん…~
ありがとう。▼~
そうだな…過去のことを嘆くより~
未来のことを考えればいいんだよな!▼~
俺、元気が出てきたぜ!▼~
:[リョウマ]|そうか…▼~
そうだ。先日言っていた、~
渡したいものの話は覚えているか?▼~
:[カムイ]|ああ。▼~
:[リョウマ]|俺たちとの思い出を作りたいと言ってくれた~
お前にはもう渡せるだろう。▼~
これが、俺たちきょうだいから~
渡したかったものだ。▼~
:[カムイ]|これは…指輪?▼~
:[リョウマ]|ああ。~
これは護身の願掛けがしてある指輪だ。▼~
昔、きょうだいみんなでこの指輪を用意し、~
そして誓ったんだ。▼~
もしカムイと再会できたら、~
この指輪を渡そう、と…▼~
:[カムイ]|!▼~
:[リョウマ]|そして…お前は無事、~
俺たちの元へ帰ってきてくれた。▼~
お前さえよければ、~
この指輪を受け取ってくれ。▼~
:[カムイ]|リョウマ兄さん…▼~
俺、兄さんたちのような~
きょうだいがいてくれて、本当に嬉しいぜ!▼~
:[リョウマ]|お前にそう言ってもらえて俺も嬉しいよ。▼~
これからも、~
俺たちきょうだいの絆は繋がっている。▼~
:[カムイ]|ああ!▼~
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