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会話集/支援会話/マイユニット(女性・あたし~よ)(親子・白夜)
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*マイユニット(女性・あたし~よ)の支援会話 [#ie960949]
#contents
**シノノメ(親子) [#yd6b9d80]
***支援C [#v0b5907e]
:[シノノメ]|なあ、母さん。~
今って何かして欲しいことはないのか?▼~
:[カムイ]|え? どうして?▼~
:[シノノメ]|小さい頃は一緒にいられなかったけど、~
今はこうして共に過ごせているだろう?▼~
それなら、親孝行の機会は今だと思ったんだ。▼~
:[カムイ]|あら、うれしいこと言ってくれるわね。▼~
でも、今は特に思いつかないわね…~
あなたのその気持ちだけもらっておくわ。▼~
:[シノノメ]|けど、それじゃあ俺の気持ちが収まらない!~
俺は母さんにもっと楽をさせてやりたいんだ。▼~
ほら、だって父さんは普段戦争のことばかり~
考えている人だろう?▼~
あれじゃあ今まで贈り物の一つもせずに、~
母さんを苦労させてるはずだ。▼~
:[カムイ]|シノノメ…▼~
:[シノノメ]|俺は父さんと違って、母さんのことを~
ちゃんと考えて大切にしたいんだ。▼~
だから俺には何でも言ってくれ!▼~
:[カムイ]|…ふふ…ふふふっ。▼~
:[シノノメ]|な、なんで笑うんだよ!▼~
:[カムイ]|だって、おかしいわ。~
急に父親と自分を比べたりして…▼~
それに…実の息子にここまで言われるなんて~
リョウマも大変だなって思って…▼~
あたしはリョウマと結婚できて幸せよ。~
だって、とても大切にしてもらっているもの。▼~
:[シノノメ]|どういうことだよ?▼~
:[カムイ]|シノノメの知らないところで、あの人は~
あたしのことをとても愛してくれているの…▼~
もし信じられないのなら~
証拠を見せてもいいわよ。▼~
:[シノノメ]|ふん、そこまで言うなら見せてもらう。~
約束だからな、母さん!▼~
:[カムイ]|ええ、楽しみにしていて。▼~
***支援B [#p3e9189f]
:[カムイ]|シノノメ、ちょっといいかしら?▼~
:[シノノメ]|ああ、母さんか。▼~
もしや…その手に持っているのは…▼~
:[カムイ]|ええ。~
この前話してた…▼~
リョウマがあたしのことを~
愛してくれている証拠よ。▼~
:[シノノメ]|……これは、手紙? 恋文か。▼~
:[カムイ]|そう。リョウマからもらったものを~
ぜんぶ大事にとってあるの。▼~
これは、初めてもらった手紙…~
こっちは最近もらったもの…▼~
:[シノノメ]|こ、こんなにあるなんて…~
父さんは筆まめだったんだな…▼~
:[カムイ]|そう。真面目なところのある人だって~
知っていたつもりだったけど、▼~
まさかここまでとは…~
正直言って、あたしもビックリしたわ。▼~
でも、直接口で伝えてくれた上で~
手紙でも…っていうのがあの人らしいと思う。▼~
あたし、彼のそういうところも大好きなの。▼~
:[シノノメ]|…………▼~
:[カムイ]|ふふふ…意外だった?▼~
:[シノノメ]|そうだな…今までは父さんをただの堅物だと~
思ってたけど、どうやら違ったみたいだ。▼~
なあ、中にはどんなことが書いてあるんだ?▼~
:[カムイ]|気になる? でも、これは夫婦の秘密よ…~
いくらシノノメでも見せられないわ。▼~
:[シノノメ]|くそっ、なんだか悔しい気分だな。▼~
けど、母さんと父さんがちゃんとお互いを~
想ってるっていうのは…十分わかったよ。▼~
:[カムイ]|そう。良かったわ。▼~
ああ…それから安心してね。~
あなたのことも大好きよ。▼~
:[シノノメ]|わ、わかってるよ!▼~
ありがとう、母さん…▼~
:[カムイ]|ふふふっ。▼~
***支援A [#t3af74aa]
:[シノノメ]|母さん! ちょっといいか?▼~
:[カムイ]|シノノメ? どうかしたの?▼~
:[シノノメ]|この間、父さんの恋文を見せてもらっただろ?~
あれを見て俺も手紙を書いてみたんだ。▼~
俺の親孝行したいって気持ちを~
手紙にしたためようって思ったのさ。▼~
:[カムイ]|え、あなたが?~
ありがとう、シノノメ。▼~
:[シノノメ]|けど…俺の親孝行は手紙だけじゃないんだ。▼~
:[カムイ]|えっ?▼~
:[シノノメ]|手紙だけだなんて、~
父さんと同じで面白くないだろ?▼~
だから俺は、母さんの好きな食べ物も一緒に~
贈ることにした!▼~
:[カムイ]|食べ物?▼~
:[シノノメ]|ああ、この際物でも食べ物でも…候補は~
何でもいいんだけどさ。▼~
まあそこは母さんに直接聞いて用意するさ。~
ってことだから、教えてくれよ。▼~
:[カムイ]|え、ええ…そうね…~
ちょっと考えてもいい…?▼~
:[シノノメ]|あ、そうだよな。急に思いつかないことも~
あるよな。わかった、じゃあ俺待つよ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[シノノメ]|よーし、これで父さんに勝ったな!~
母さんをより喜ばせられるのは俺のほうだ!▼~
:[カムイ]|…こんなことに勝ちも負けも~
無いと思うけれど…▼~
:[シノノメ]|いいや、母さんを喜ばせられないなんて、~
息子として失格さ。▼~
:[カムイ]|うふふ…その言い方…~
リョウマにそっくりだわ…▼~
:[シノノメ]|な、本当か!?▼~
:[カムイ]|ええ。いつでもあたしのことを~
喜ばせられないと、夫として失格だって…▼~
ふふふ、血は争えないって、このことね。▼~
:[シノノメ]|くっ、くっそー!~
そんなとこまで父さんに先行されたか~!▼~
:[カムイ]|残念だったわね、シノノメ…~
でも、色々とありがとう。▼~
あなたに大切に思ってもらえて、~
あたし、母親としてとても幸せよ…▼~
**キサラギ(親子) [#z9849dfe]
***支援C [#c5e25b55]
:[キサラギ]|よし、今日も狩りに出かけるぞ~!~
山にしようかな…▼~
あっ、でもこの前見つけた平原にも、~
良い獲物がいそうだな!▼~
:[カムイ]|ちょっと待ちなさい、キサラギ!▼~
:[キサラギ]|うわっ! …は、母上。▼~
:[カムイ]|何よ「うわっ!」って。~
しかもその嫌そうな顔…▼~
それが母親を見たときの態度なの!?▼~
:[キサラギ]|だ、だって…!~
母上こそ凄い剣幕じゃないか…!▼~
:[カムイ]|キサラギ…あなた、あたしが何を~
言いたいのか、もうわかってるわよね…?▼~
全く、仕方のない子ね…▼~
:[キサラギ]|う、ううっ…今日は帰ってからやるよ。▼~
:[カムイ]|ダメよ! だっていつも狩りから帰ったら~
ご飯を食べてすぐに寝てしまうじゃない。▼~
:[キサラギ]|で、でも…僕は算術と歴史が苦手なんだよ…▼~
:[カムイ]|ええ。知ってるわ。▼~
だからこそ、このあたしが付きっきりで~
教えてあげるって言ってるんじゃない。▼~
:[キサラギ]|別にいいじゃないか…~
苦手な学問が少しくらいあったって…▼~
:[カムイ]|そもそもキサラギはそれ以外にも~
色々知らないことが多すぎるわ。▼~
あまりあなたに構ってあげられなかった~
あたしたちにも責任があるけど…▼~
だからその分まで、これからは~
あなたの手助けがしたいって思ってるのよ。▼~
:[キサラギ]|…………▼~
:[カムイ]|ね? お願い…~
これからは狩りは少し控えて。▼~
その時間をあたしとの勉強に回して…▼~
:[キサラギ]|い、嫌だよ!~
狩りは僕にとって、最高の楽しみなんだ!▼~
いくら母上だからって~
それを止めるだなんて納得いかないよ!▼~
僕は…僕は、もう行くよっ!!▼~
(キサラギ退場)~
:[カムイ]|あっ! キサラギ、待って!!▼~
…………▼~
行っちゃったわ…▼~
***支援B [#x315cc1c]
:[キサラギ]|ふふ~ん、今日も獲物が沢山獲れたな~!▼~
でも、あの鳥を捕まえるのは、~
すごく大変だったな。▼~
今度あの辺りはよく調べておかないとな。~
罠もそろそろ新調しておこうかな?▼~
(暗転)~
:[キサラギ]|そーっと、そーっと…▼~
母上の部屋を通り過ぎる時は~
静かにしないと…▼~
狩りに行ってたことを知られると、~
またどやされちゃうもんね…▼~
「勉強しろー勉強しろー」って、~
母上ってば少し言い過ぎだと思うんだよな…▼~
算術と歴史なんて別にできなくったって…▼~
:[カムイ]|ええっと…これは…▼~
:[キサラギ]|母上…紙に何か書いてるけど、~
何をやってるんだろう?▼~
:[カムイ]|こっちの計算式はこうしたほうが~
キサラギはわかってくれるかも…▼~
:[キサラギ]|えっ…?▼~
:[カムイ]|いけない…もっとわかりやすい~
年表が載っている歴史書を▼~
探しておくのを忘れてたわ…~
後で探しに行かないと。▼~
:[キサラギ]|…………▼~
:[カムイ]|あの子は覚えることに不慣れなだけ…~
だから一つずつゆっくり教えれば…▼~
きちんと理解できるようになるはず。~
あたしがきっかけを与えてあげられれば…▼~
:[キサラギ]|母上…▼~
:[カムイ]|あら、キサラギ…お帰り。~
どうしたの? そんな所に突っ立って…▼~
:[キサラギ]|ご、ごめんなさい…母上。▼~
母上が僕のために尽くしてくれているのに、~
僕ときたら狩りで遊んでばかりで…▼~
:[カムイ]|キサラギ…▼~
:[キサラギ]|本当にごめんなさい…僕は…僕は…▼~
:[カムイ]|いいのよ、キサラギ。▼~
あなたがそんな風に母さんのことを~
少しでも想ってくれたなら、あたしは満足よ。▼~
欲を言えば…狩りの時間をもう少し~
勉強に割いて貰えたら…とっても嬉しいわ。▼~
:[キサラギ]|う、うんっ!~
もちろんそうするよ!▼~
これからは算術と歴史を~
もっと理解できるようがんばるよ!▼~
だから母上に…教えてもらいたい…!▼~
:[カムイ]|キサラギ…~
じゃあ今から少しやってみる?▼~
:[キサラギ]|うん、わかったよ!▼~
あっ…でも、ちょっと汚れちゃってるし、~
着替えてすぐに戻ってくるね!▼~
少し待ってて、母上!▼~
(キサラギ退場)~
:[カムイ]|キサラギ…ありがとう。▼~
***支援A [#z78aa0ad]
:[キサラギ]|よしっ、解けた~っ!!~
母上、できたよ。算術の問題!▼~
:[カムイ]|はいはい。じゃあ見せて。▼~
…………▼~
答えはあってるけど…これって…▼~
:[キサラギ]|あ、うん。▼~
ここは基本の公式だと右から計算するべきだと~
思うんだけど、こっちの仮定から割り当てれば▼~
一段階計算を飛ばせると思ったんだよ。~
応用ってやつだよ。▼~
:[カムイ]|へえ、すごいじゃない。~
もちろん正解よ。▼~
:[キサラギ]|えへへっ!▼~
:[カムイ]|さっきやってみた歴史の問題も~
すごかったわ。▼~
年号とその時起きた出来事と起こした人物まで、~
完璧に全問正解するなんて…▼~
:[キサラギ]|覚えようと思うんじゃなくて、物語を読む~
つもりでいたら、どんどん頭に入ったんだ!▼~
全部母上の教え方が上手だったからだよ!~
ありがとう、母上!▼~
:[カムイ]|キサラギ…▼~
いいえ、これは全部あなたの努力の成果よ。~
本当にここまでよくがんばったわ。▼~
:[キサラギ]|へへっ、そこまで褒められると~
何だかくすぐったいね。▼~
:[カムイ]|これであたしが教えられることは~
無くなってしまったわね…▼~
もう狩りでもなんでも好きな所に~
遊びに行っていいわよ。▼~
:[キサラギ]|ええと…ううん…いいや。▼~
:[カムイ]|えっ?▼~
:[キサラギ]|あ、もちろん狩りには行きたいけど…▼~
でも僕はこれからも母上とこうして、~
一緒に勉強もしたいなぁって思ったんだ。▼~
:[カムイ]|キサラギ…▼~
:[キサラギ]|母上のおかげで~
学問もすごく楽しく思えたからさ。▼~
ね、いいでしょう? 母上。▼~
:[カムイ]|ええ…もちろんよ、キサラギ。▼~
これからもこうして過ごせるなんて、~
あたし、すごく嬉しいわ。▼~
:[キサラギ]|うん、僕も同じだよ!~
これからもよろしくね、母上!▼~
**グレイ(親子) [#n840c628]
***支援C [#ba3e7420]
:[グレイ]|ふぅ…ようやく戻ってきた。任務完了だな。~
今日は敵について良い情報を得られたぜ。▼~
だが…少し危険な潜入捜査だったな。~
もう少しで見つかるところだった…▼~
さて、報告を済ませたら、~
さっさと部屋に戻って休むとするか…▼~
:[カムイ]|お帰りなさい、グレイ!▼~
:[グレイ]|か、母さん?~
こんな真夜中にどうしたんだ?▼~
:[カムイ]|どうしたって…もちろん、あなたの帰りを~
待っていたのよ。▼~
:[グレイ]|明日も朝が早いんだ。~
俺のことなんて構わずに寝てりゃいいものを。▼~
:[カムイ]|そうはいかないわ。だってあたし、~
あなたのことを心配してるんだから。▼~
:[グレイ]|危険なのはみんな一緒だろ?▼~
俺は得意だからこうして~
偵察や隠密行動を取ってるだけで、▼~
みんなそれぞれ~
自分の任務をこなしてるだけだろ。▼~
:[カムイ]|でも…グレイの任務は単独行動でしょう?~
何かあったらって思うと不安で…▼~
だから無事な姿を見るまでは、~
寝ずに待っていようと思って。▼~
:[グレイ]|だから大丈夫だって。~
俺は自分の役目をこなしてるだけだから。▼~
それよりも母さんが夜更かしして、明日の~
やることに支障をきたす方が心配だって。▼~
:[カムイ]|そ、それは…そうかもしれないけど…▼~
:[グレイ]|さぁ、もう遅いんだから。~
さっさと寝てくれよ。▼~
俺もすぐに休むからさ。▼~
:[カムイ]|ええ…わかったわ。▼~
***支援B [#b576c8fa]
:[グレイ]|…………▼~
よしっ!~
無事に潜入成功だ!▼~
今日の捜査対象は…~
最近動向が怪しい中立諸侯の様子見…▼~
何か尻尾を掴めればいいんだが…▼~
:[カムイ]|ええ、そうね、グレイ…▼~
:[グレイ]|えっ!?▼~
わっ…か、母さん!?~
あんた、なんでこんな所に!?▼~
:[カムイ]|なんでって…後をつけてきたのよ。▼~
:[グレイ]|なんでつけてくるんだよ!?▼~
:[カムイ]|この前言ったじゃない? 独りで任務に~
出かけるあなたがとても心配だって…▼~
:[グレイ]|だ、だからって母さんがついてきちゃ~
ダメだろ!?▼~
これは俺に与えられた任務なんだし!▼~
:[カムイ]|別に問題ないわよ。二人の方が確実に~
任務をこなせるでしょう?▼~
:[グレイ]|!!▼~
…しっ、静かに!!▼~
:[カムイ]|むっ、むぐぐっ…!!▼~
:[グレイ]|いいから黙っててくれ…!~
敵の見回りだっ…!▼~
…………▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[グレイ]|…ふぅ、行ったみたいだな。~
見つかるんじゃないかとハラハラしたが…▼~
:[カムイ]|そ、そうね…▼~
:[グレイ]|しかし全く…~
母さんは時々妙に行動力があるな。▼~
:[カムイ]|そうね…気がついたら体が勝手に動いてたの。~
とにかくあなたのことが心配で…▼~
:[グレイ]|もうそれはいいからさ。~
はぁ…今日の任務は失敗だ。さっさと戻るぞ。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[グレイ]|ほら、母さん。ついてこいよ。~
こっちが帰りの近道だ。▼~
:[カムイ]|でも…ここは敵陣の入り口よ?~
まだ全然調べられていないわ。▼~
:[グレイ]|いいんだよ、今は退却するんだ。~
ほら、早くしてくれ。▼~
:[カムイ]|え、ええ…▼~
***支援A [#a3f4558c]
:[カムイ]|嫌よ、納得できないわ…!▼~
:[グレイ]|聞き分けないな…母親なのに。▼~
:[カムイ]|母親だからよ! いつもグレイばっかり~
危険な潜入捜査に駆り出されて…▼~
息子ばかりが危険な目に遭っているのに~
平気でいられる親なんて…いるわけないわ!▼~
:[グレイ]|だから…それはさ。~
俺たちにはそれぞれ得意な技量と役割があって、▼~
俺がたまたま忍びだったから、~
その役目をこなしてるってだけなんだ。▼~
母さんまで一緒に来られると~
正直仕事にならないんだよ。▼~
:[カムイ]|あたしはただ…あなたのことが~
とても心配なだけなの…▼~
:[グレイ]|…………▼~
:[カムイ]|独りで出かけたあなたが…どこかで捕まったり、~
酷い目に遭っているかもしれない…▼~
そう考えると、とてもジッとなんて~
していられないのよ…!▼~
:[グレイ]|母さん…▼~
俺、こんなこと言うのは~
すげぇ気恥ずかしいからさ、一度だけだぜ。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[グレイ]|俺、この間深夜に任務から帰ってきた時、~
母さんが待っててくれて…嬉しかったんだ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[グレイ]|そしてその時気づいたんだ。▼~
俺は…母さんが待っていてくれるから、~
帰ろうと強く思える。▼~
たとえどんな危険な目に遭っても、~
俺が帰る場所は…母さんの所だから、▼~
是が非でも這いつくばってでも~
帰ってやるって…そう思えるんだって…▼~
:[カムイ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|だからさ。~
母さんは俺のために待っていてくれよ。▼~
息子がちゃんと帰ってきたいって思えるように!~
どんなことがあっても挫けないように…!▼~
:[カムイ]|…………▼~
…わかった。そこまで言われたら~
これ以上ワガママは言えないわね…▼~
だって、母親失格になってしまうもの。▼~
:[グレイ]|母さん…▼~
:[カムイ]|…これからは、あなたの無事を祈りながら~
帰りを待つことにするわ。▼~
そうね…きっとお腹も空くでしょうから~
美味しい夜食も用意しておこうかしら?▼~
:[グレイ]|あ、ああっ…!~
頼むよ。▼~
:[カムイ]|ちゃんと甘い食べ物も用意しておくから~
楽しみにしているのよ。▼~
だから…それを食べるまでは~
絶対に挫けちゃダメだからね…!▼~
:[グレイ]|へへっ…ありがとよ、母さん。▼~
:[カムイ]|うふふ…こちらこそありがとう…~
あたしの愛しいグレイ…▼~
**キヌ(親子) [#w2388bc9]
***支援C [#fac8d499]
:[キヌ]|あ、母さん! 母さーん!~
一緒に遊ぼうよ!▼~
:[カムイ]|あら、どうしたの、キヌ?~
そんなに泥だらけになって…▼~
:[キヌ]|うん、さっきまで森を探検していたの!~
そしたら崖から落ちちゃって…▼~
:[カムイ]|ええっ!? だ、大丈夫なの!?~
怪我はない!?▼~
:[キヌ]|うん! ちょっと膝をすりむいちゃった~
くらいだから、へっちゃらだよ!▼~
:[カムイ]|そ、そう…良かったわ…!▼~
キヌ…遊ぶのは良いことだけど~
もうちょっと気をつけてちょうだい。▼~
:[キヌ]|え? それって外で遊んじゃダメってこと?▼~
ぶーぶー! そんなの楽しくないよ!▼~
:[カムイ]|そこまでは言ってないけど…▼~
でも…あなたが大怪我をしたり~
もしものことがあったら…母さん悲しいわ。▼~
だから、そういうことが起きない様に~
注意して行動して欲しいの…▼~
:[キヌ]|うーん…アタシも~
母さんが悲しくなるのは嫌だよ…▼~
じゃあもう少し家の中にいることにするね…▼~
:[カムイ]|ええ、お願いよ。▼~
:[キヌ]|あ! それなら母さん!~
アタシにお化粧を教えてくれない?▼~
:[カムイ]|え? お化粧…!?~
どうしてお化粧の話になるの?▼~
:[キヌ]|だって外で遊べないなら、~
お家の中で遊ぶしかないでしょ?▼~
アタシ、前からお化粧って遊びを~
やってみたいなーって思ってたの!▼~
:[カムイ]|キヌからそんな言葉が出るなんて…意外だわ。~
でも、言われてみればあなたも▼~
オシャレに興味が出てくる年頃よね…~
いいわ。母さんでよければ教えてあげる。▼~
:[キヌ]|わーい! それなら決まりだねっ!~
ほらっ、早く教えて母さん!▼~
:[カムイ]|う〜ん…すぐには無理よ。準備ができたら声を~
かけるから、それまで待っててくれない?▼~
:[キヌ]|うん、わかった! 約束ね!▼~
***支援B [#i3c38f6f]
:[カムイ]|それじゃあ、キヌ。~
準備はいい?▼~
:[キヌ]|うん、いいよ!~
わあ…母さんとお化粧するなんて楽しみ!▼~
:[カムイ]|うふふ…あたしもよ。▼~
娘にお化粧を教える日がくるなんて…~
なんだか夢みたいだわ。▼~
:[キヌ]|えへへー!▼~
:[カムイ]|それじゃあ、始めるわよ。▼~
まずは…お化粧の下地を薄く伸ばして…~
ムラなく付けて。▼~
:[キヌ]|うーん? こ、こうかな…?▼~
わわっ、たくさん手についちゃった!▼~
:[カムイ]|慌てないで平気よ。~
手を洗えば大丈夫だわ。▼~
:[キヌ]|うわわっ、今度は粉が降ってきたよ!▼~
ふえっ…くしゅん! ぶえっしゅん!▼~
:[カムイ]|お、白粉は最後でいいの…!~
まだ触っちゃダメよ!▼~
[キヌ]|うう…うまくできない…▼~
これって…女の子はみんな年頃になると、~
ちゃんとできてるんだよね?▼~
:[カムイ]|え、ええ…そうね…▼~
:[キヌ]|どうして…アタシにはできないの?▼~
:[カムイ]|誰だって最初から上手なわけじゃないわ…~
練習して、少しずつ上手になるのよ。▼~
:[キヌ]|でも…▼~
:[カムイ]|確かに最初は楽しくないかもしれないわ…~
けど、少しだけ頑張ってみない?▼~
だってキヌは可愛いんだもの…~
練習すればもっともっと素敵になれるわ。▼~
:[キヌ]|…本当?▼~
:[カムイ]|ええ、本当よ。保証するわ。▼~
そうね…今日はあたしがお化粧してあげるわ…~
それをお手本にやり方を覚えてみたら?▼~
:[キヌ]|…うん、ありがとう母さん!~
綺麗になったら、みんなにもお披露目だね!▼~
:[カムイ]|ふふふ…そうね。~
そうしましょう。▼~
***支援A [#pfcc0906]
:[キヌ]|母さん! 母さん!▼~
:[カムイ]|どうしたの、キヌ?~
なんだかすごく嬉しそうだけど。▼~
:[キヌ]|うん、とっても嬉しいことがあったんだよ!▼~
この間、母さんにお化粧してもらったでしょ?~
あの姿をみんなに見せたら褒めてもらったの!▼~
:[カムイ]|まぁ、そうだったの?▼~
:[キヌ]|うん!~
すごく綺麗だねって言われちゃった!▼~
:[カムイ]|ふふふ…良かったわね。~
あたしも手伝ったかいがあったわ。▼~
じゃあ、今度からは自分でお化粧して~
褒めて貰えるように練習しないとね?▼~
:[キヌ]|え? あー…うん、そうなんだけど…▼~
:[カムイ]|? どうしたの?▼~
:[キヌ]|毎日やるのは大変だし、~
やっぱり外で遊ぶのも好きだから…▼~
お化粧は時々でもいいかな。▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[キヌ]|それに、母さんと一緒にいられたら、~
アタシにとってお化粧も鬼ごっこも一緒だもん!▼~
だから、母さんと一緒にお外で遊んで、~
お化粧は時々教えてもらうの!▼~
ね? いいでしょ、母さん?▼~
:[カムイ]|…まあ、そうよね…キヌがいきなり女の子らしく~
変わるはずがないもんね…▼~
まあ、少しでもオシャレに興味を持って~
くれただけ、大いなる前進…ってとこかしら?▼~
:[キヌ]|母さん、何か言った?▼~
:[カムイ]|う、ううん。なんでもないわ。▼~
それじゃあ、またお化粧のことを~
教えて欲しくなったら声をかけてね?▼~
:[キヌ]|うんっ、ありがとう母さん!▼~
**ヒサメ(親子) [#w0657ac5]
***支援C [#i85dc54b]
:[カムイ]|ねえ、ヒサメ。少しいい?▼~
:[ヒサメ]|あ、母さん。どうしたんです?▼~
そ、その手に持っている本は…!▼~
:[カムイ]|荷物の整理をしてたら出てきたの。~
あたしのじゃないから、ヒサメのだと思って。▼~
…これ、もしかして、日記?▼~
:[ヒサメ]|そ、そうですね…それは私の日記です。▼~
…ちなみに、中身は見ましたか?▼~
:[カムイ]|いいえ。何となくそうかな…と思っただけで~
中は見ていないわよ。▼~
というか、小さな鍵がついていて~
読めないようになっていたわ。▼~
:[ヒサメ]|そ、そうですよね…~
では返してもらってもいいですか?▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[ヒサメ]|…え? 母さん。~
どうして返してくれないんですか?▼~
:[カムイ]|その…少し中身が気になるのよ…~
読んでみても…いい…?▼~
:[ヒサメ]|いくら母さんでも駄目です!▼~
:[カムイ]|そうよね。思春期の男の子の日記だもの。~
母親に見られたくないことも書いてあるわよね…▼~
:[ヒサメ]|そ、そんな変な言い方しないでください!~
ただ単に恥ずかしいだけですっ!▼~
それにその日記は幼い頃のものなので、~
私も詳しく覚えてなくて保管だけしてたんです。▼~
:[カムイ]|なんだ、そうだったの。▼~
:[ヒサメ]|というわけなので、~
返していただいてもいいですか?▼~
:[カムイ]|…わかったわ。はい。▼~
:[ヒサメ]|確かに…受け取りました。~
そ、それでは失礼します。▼~
(ヒサメ退場)~
:[カムイ]|…行ってしまったわ。~
まあ、日記を読まれたくないのは当然だけど…▼~
やっぱり少し、気になるわね…▼~
***支援B [#ndb6fcdb]
:[カムイ]|ねえ、ヒサメ。~
この間の日記のことだけど…▼~
:[ヒサメ]|え!? まさか母さん…~
やっぱり読みたいと言うんですか?▼~
:[カムイ]|ううん。そうじゃないの。▼~
あなたが小さい頃、あたしたちって~
あまり一緒にいられなかったでしょう?▼~
だから、その頃どんなことをしてたのか、~
話だけでも聞かせて欲しいって思ったの。▼~
:[ヒサメ]|母さん…▼~
:[カムイ]|あたし、あなたのことをもっと知りたいのよ。~
そういうのも…駄目?▼~
:[ヒサメ]|いいえ…そんな風に想ってくれて嬉しいです。▼~
それなら…やっぱり…~
日記を一緒に読んでみます?▼~
:[カムイ]|え? いいの?▼~
:[ヒサメ]|はい…正直、何を書いていたかなんて~
覚えていませんが…▼~
母さんと昔を懐かしむというのも、~
きっと楽しいような気がしたんです。▼~
まずいことがあったら…~
その場ですぐに隠します。▼~
:[カムイ]|ふふっ、わかったわ。~
じゃあ、一緒に読んでみましょう?▼~
:[ヒサメ]|ええと…あの日記は…これですね。▼~
この鍵で錠前を開けて、と…▼~
『きょうは、父さんと母さんにあえて~
うれしかったです』▼~
『つぎはいつあえるでしょうか?~
いまからその日がまちどおしいです』▼~
『あえないあいだにさみしくならないように~
あえた日はたくさん遊んでもらいます』▼~
あ、あはは…~
なんだかほとんど同じ内容ですね。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…ヒサメはあたしたちのことを~
こんなにいつも待っていてくれたのね。▼~
うれしい。ありがとう、ヒサメ…▼~
:[ヒサメ]|え? ええと、そうですね…▼~
自分でも、こんなに母さんたちとの事ばかり~
書いていたなんて覚えていないのですが…▼~
:[カムイ]|そう考えると、今こうやって一緒に~
過ごせる時間をもっと大切にしないとね。▼~
:[ヒサメ]|…はい! 私もそう思います。~
母さん…これからもよろしくお願いします。▼~
:[カムイ]|ええ。よろしく、ヒサメ。▼~
***支援A [#d6057f03]
:[カムイ]|…………▼~
:[ヒサメ]|母さん? 少し元気がないようですが~
どうかされましたか?▼~
:[カムイ]|えっ? いいえ…何でもないの。▼~
:[ヒサメ]|ですが気落ちしているご様子でしたよ?▼~
それとも…何に悩んでいるのか…~
息子の私には話せないことなのですか?▼~
:[カムイ]|違うわ。そうじゃないの…~
あたしが考えていたのは…あの日記のことよ。▼~
:[ヒサメ]|日記ですか?▼~
:[カムイ]|ええ…あなたの日記を読ませてもらって、~
すごく嬉しかったわ。▼~
でも、後になってだんだん辛い気持ちに~
なってきたの。▼~
あなたがずっと待ってくれていたのに、~
あたしは全然会いに行くことができなかった…▼~
長い間、寂しい想いをさせていたと思うと、~
すごく申し訳ないって思ってしまって…▼~
:[ヒサメ]|母さん…▼~
:[カムイ]|もう、過ぎてしまったことだけど、~
あなたには酷いことをしてしまったわ。▼~
ごめんなさい…ヒサメ…▼~
:[ヒサメ]|母さん、そんなに悲しまないでください。~
私は今、十分に幸せですよ。▼~
:[カムイ]|ヒサメ…▼~
:[ヒサメ]|こうやって今は一緒にいられますし、~
毎日がとても充実しています。▼~
何より、小さい頃の私は母さんと会うことしか~
考えられませんでしたが…▼~
今は母さんや仲間たちを~
この手で守る力を持っています。▼~
共に闘っていくことができる今が、~
私にとって十分幸せな時なんです。▼~
だから今の母さんが悲しむ必要は~
もうないんですよ。▼~
:[カムイ]|…ありがとう。~
そう言ってもらえて、嬉しいわ。▼~
うふふ…息子に励まされるなんてね。~
あたしももっとしっかりしないと。▼~
:[ヒサメ]|い、いえ…母さんが元気になったのなら、~
私は十分です!▼~
:[カムイ]|これからは、あなたとず〜っと一緒にいるわ。~
…約束よ。▼~
:[ヒサメ]|はい…もちろんです!~
いつまでも仲良く暮らしていきましょう!▼~
:[カムイ]|ええ。ヒサメ!▼~
**ミタマ(親子) [#o30fdc76]
***支援C [#s9a50923]
:[カムイ]|ミタマ!ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[カムイ]|ちょっと、ミタマ!~
そこにいるんでしょう?▼~
いつまで部屋に籠もってるつもり?~
軍議の時間よ、出てきなさい!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[カムイ]|まだそんなこと言ってるの…?~
あなたも行くことになっているんだから!▼~
仕方ない…引っ張ってでも連れて行くわ!~
入るわよ、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[カムイ]|どうせ昨日も夜遅くまで~
和歌集を読み漁っていたんでしょう?▼~
全く…どうしてあなたはこんなに~
歌詠みが好きになったのかしら…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[カムイ]|いいえ、それは違うわ。筆と紙で書くものは、~
別に「歌」と限らないもの。▼~
勉強するときや、手紙を書くとき…~
資料を作るときだって使うわよ。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[カムイ]|そうね…小さい頃になにか~
きっかけになる様なことがあったのかしら…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[カムイ]|ダメよ、そんなこと言っても~
誤魔化されないから!▼~
あなたは今から軍議に出るのよ…~
さぁ、早く用意をして!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#j4842edc]
:[カムイ]|ミタマ…何してるの?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[カムイ]|糸…辿る?~
どういう意味?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[カムイ]|あなたが昔に詠んだ歌を読み返したら~
それがわかるの?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[カムイ]|なるほど、そうかもしれないわね。~
それでいつ頃からか、わかったの?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[カムイ]|どんな歌? 聞かせてよ。▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[カムイ]|!!▼~
…こ、これ…ひょっとして…?▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[カムイ]|ご、ごめんなさい…ミタマ。▼~
その頃はあなたに…その…~
とても寂しい想いをさせてしまって…▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[カムイ]|そ、そうだったわね…でも、う〜ん…~
その頃のことはあたしには全然わからないわ。▼~
そうだ…あなたの世話役だった人たちなら~
何か知っているかも?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[カムイ]|ええ、手紙を出して聞いてみるわ。▼~
***支援A [#h44a371c]
:[カムイ]|こ、これは…なんてことなの!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[カムイ]|え、ええっと…その…~
すごく言いづらいけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[カムイ]|世話役によると…あなたが歌を詠うように~
なったのは…あたしの影響だそうよ。▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[カムイ]|ええ、あたしも最初はそう思ったんだけど、~
内容を読んでいるうちに、▼~
どういうことかわかってきたわ…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[カムイ]|あなたはあたしにあまり会えなくなると、~
よくあたしの真似をするようになったらしいの。▼~
それで、あなたは世話役の人に、~
あたしが歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいって、~
お願いをしたらしいわ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[カムイ]|ええ。それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の歌集なんかをあなたに与えた。▼~
そしてあなたはどんどん歌詠みの世界に~
のめりこんでいったらしいのよ…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[カムイ]|そうね…あたしは歌は詠まなかったけど、~
よく歌は歌っていたわ…▼~
そう、あなたへの子守唄をね。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[カムイ]|子守唄をあなたに歌だと教え、あなたは~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をあなたに~
教えてしまった…▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[カムイ]|え、ええ…あなたが歌詠みにはまった原因は~
あたし…ってことで間違いないみたい。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[カムイ]|そ、そうなるかな…~
ふふ…でも謎が解けてすっきりした。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[カムイ]|うふふ、良い歌ね。~
ありがとう、ミタマ…▼~
**マトイ(親子) [#h51f3eda]
***支援C [#j5e593a5]
:[マトイ]|さてと…▼~
あっちの行軍は少し人数が多めだから、~
天幕はもう少し用意したほうがいいかしら。▼~
それから…食材と軍備の調達、~
配送の担当者を決めておかないとね。▼~
:[白夜兵]|武器と防具の在庫管理はいかが致しましょう?▼~
:[マトイ]|それはあたしがやっておくから、~
あなたはこの帳簿を輸送隊に渡してもらえる?▼~
:[白夜兵]|はい、わかりました!▼~
:[カムイ]|がんばってるわね、マトイ。▼~
:[マトイ]|母さん、どうしたの?▼~
:[カムイ]|少し手が空いたから~
何かできることがないか探しに来たら…▼~
配送班の手が足りてないかもって~
教えてもらったのよ。▼~
あなたが班長をしてのね… (※原文ママ)~
うふふ、なんだかぴったりって感じ。▼~
:[マトイ]|そ、そんな…~
あたしなんてまだまだよ。▼~
:[カムイ]|そんなことないわ。~
それで? 何を手伝えばいいの?▼~
:[マトイ]|ありがとう、母さん。▼~
でも…一通りの指示出しは終わったし、~
武具の在庫確認も今からあたしがするから、▼~
特に無いかもしれないわ。▼~
:[カムイ]|じゃあ、その在庫確認を手伝うわよ。▼~
こんなに武具があるんですもの…~
1人より2人の方が早いでしょう?▼~
:[マトイ]|え、ええと…その…▼~
:[カムイ]|さ、在庫表を見せて。ここに置かれている物と~
表とを見比ればいいのよね?▼~
:[マトイ]|そうなんだけど…~
これ、見てくれるかしら。▼~
:[カムイ]|あらっ? これは…表っていうよりも~
倉庫の配置図みたいだけど?▼~
:[マトイ]|ええ、そうよ。既に武具が置かれた場所が~
この配置図どおりに組まれていれば、▼~
一式になっている分はすぐに確認できるし、~
あとは端数だけ見ればそれで終わりなの。▼~
:[カムイ]|へえ…良く出来てるわね。~
これなら確かに人手は要らないわ…▼~
:[マトイ]|だから母さんの手を煩わせることもないわ。~
どこかその辺でお茶でも飲んでいて。▼~
:[カムイ]|うう…優しい言い方だけど、~
つまりあたしは役に立たないってことね…▼~
:[マトイ]|ん?~
母さん、何か言った?▼~
:[カムイ]|い、いいえ…何でもないわ…▼~
***支援B [#wfc822f0]
:[マトイ]|よし。これで壊れた武器の回収と~
新品との交換は済んだわね。▼~
:[白夜兵]|はっ! 回収した数と新規の在庫、~
全て帳表通りの個数です!▼~
:[マトイ]|良かった〜!~
なら、あとは…そうね。▼~
新規に獲得したこの強力な武器を、~
指示した前線の兵士たちに送ってくれる?▼~
:[白夜兵]|ハッ! かしこまりました!▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[マトイ]|わっ! か、母さん…!▼~
ど、どうしたの…? ~
そんな物陰に潜んで…▼~
:[カムイ]|マトイの働いてる姿を見てたのよ…~
ここからずーっと…▼~
:[マトイ]|母さん…?~
何か様子が変よ…?▼~
:[カムイ]|あなたの仕事ぶり…本当に見事だったわ。▼~
大勢の人に同時に指示をだしながら~
自分の作業もテキパキこなして…▼~
ふふふ…あまりにも見事すぎて…~
あたしが手伝う余地なんて、欠片も無かった…▼~
:[マトイ]|母さん…▼~
:[カムイ]|…あなたは本当に~
父親のツバキにそっくりね。▼~
頭の回転が早いところも…~
他人と上手に話せるところも…▼~
全部、あたしじゃなくて、~
ツバキから受け継いだものよね…▼~
:[マトイ]|母さん、そ、それは…!▼~
:[カムイ]|いいの、マトイ…~
最初からわかっていたことよ。▼~
さて、あたしはこれ以上ここにいても~
役にたてそうもないし、帰るわ。▼~
それじゃあね…マトイ…▼~
:[マトイ]|か、母さん…▼~
***支援A [#bc4e0696]
:[マトイ]|あ、母さん…▼~
:[カムイ]|マトイ…▼~
:[マトイ]|母さん、少し時間いいかしら?~
母さんに言っておきたいことがあって…▼~
:[カムイ]|な、何…?▼~
:[マトイ]|この前母さんはあたしのこと、~
父親似だって言ったけど…▼~
あたしは違うと思っているわ。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[マトイ]|確かにあたしは父さんに憧れてた。▼~
天才肌で何でもこなす、~
完璧な父さんのこと…▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[マトイ]|でもそれはあたし自身が~
父さんに似ていないからこそ、▼~
そういう憧れを持ったのよ。▼~
:[カムイ]|どういうこと…?▼~
:[マトイ]|あたしと父さんは、そもそもが違う。▼~
あたしには…あんなに何でも~
上出来にこなすことなんてとてもできない。▼~
あたしができるようになるには、~
一つ一つを努力して経験を重ねていくしかない…▼~
つまり、あたしは完璧な人間じゃないんだって…~
そう理解してるわ。▼~
:[カムイ]|マトイ…▼~
:[マトイ]|小さな頃はもっと父さんに似たかったって~
思ったりもしたけど、▼~
今は…そうじゃないって理解している~
今だからこそ、あたしは父さんに近づこう、▼~
天才に近づこうと努力して、~
学べたことが幾つもあるって思ってるわ。▼~
そう…あたしは母さんに似たからこそ、~
より多くのことを学べたの。▼~
そしてあたしは、あなたの娘になれたことを…~
とても誇りに思っているわ。▼~
:[カムイ]|マトイ…うう…~
ありがとう、マトイ…▼~
やだ…涙がでてきちゃった…~
娘に泣かされるなんて…情けないわ。▼~
:[マトイ]|うふふっ…だからあたしが~
あなたに似てないだなんて悲しいこと…▼~
もう言わないでね?▼~
:[カムイ]|ええ。ごめんなさい、マトイ…~
もう二度と言わないわ。▼~
あたしもあなたみたいな娘をもてたこと、~
とても誇りに思っているわよ…!▼~
**シャラ(親子) [#ra509543]
***支援C [#ga3b2612]
:[カムイ]|シャラ…▼~
:[シャラ]|あら、母さん…~
どうしたの、そんなに怖い顔をして…▼~
:[カムイ]|シャラ…あなたにこんな話をするのは~
気が重いんだけど…▼~
いまからする質問に~
正直に答えて欲しいの。▼~
:[シャラ]|…何かしら、突然。▼~
:[カムイ]|この前、近くの村の人たちに~
まじないをしてあげたわよね…?▼~
:[シャラ]|ええ…あまり気が進まなかったのだけど…~
彼らがどうしてもというので…やったわ…▼~
:[カムイ]|実はその村人たちから…~
苦情が来ているの。▼~
:[シャラ]|…苦情?▼~
:[カムイ]|ええ。なんでもあなたにまじないを~
してもらった人たちを中心に…▼~
村に謎の病が広まっているらしくて…▼~
:[シャラ]|…………▼~
:[カムイ]|村ではあなたのまじないが~
何か良くないものを、▼~
引き寄せてしまったんじゃないかって…~
噂になっているそうなの。▼~
:[シャラ]|そう…▼~
:[カムイ]|シャラ…あたしはあなたがそんなことを~
するわけないって信じてるわ。▼~
だから…あなたがまじないで何をしたのか、~
本当のことを教えて欲しいの。▼~
:[シャラ]|昔から不審に思われることには慣れているわ…~
母さんが特に気にするようなことじゃない…▼~
:[カムイ]|えっ…?~
そ、それは…どういう意味?▼~
:[シャラ]|この一件から手を引いて…~
それが…母さんのためだから…▼~
:[カムイ]|シャ、シャラ!~
ちょっと、待って…!▼~
***支援B [#h7a3cdc9]
:[カムイ]|ふぅ…ちょっと疲れてきたかな…~
でも、ここが正念場よね。▼~
さあ…出発しましょう!▼~
:[シャラ]|母さん…▼~
:[カムイ]|シャ、シャラ…!▼~
:[シャラ]|どこへ行くの?▼~
:[カムイ]|ええと…た…ただの買い物よ。▼~
:[シャラ]|日々の激務のせいか、~
随分と疲れの色が見えるわよ…▼~
買い物なら娘の私に任せて、~
少し休んでいたほうがいいわ…▼~
:[カムイ]|へ、平気よ…これくらい…▼~
:[シャラ]|…それとも買い物に行くのは嘘なの?▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[シャラ]|娘に村人たちの介抱を~
手伝わせることなんてできないかしら…?▼~
:[カムイ]|そ、それは…!▼~
:[シャラ]|私…知っているのよ。▼~
母さんが病にかかった村人たちの介抱を~
手伝っていることを…▼~
:[カムイ]|シャラ…▼~
:[シャラ]|どういうつもりなの…?▼~
まさか病とまじないが関係あると踏んで、~
娘がしたことへの罪滅ぼしのつもり?▼~
:[カムイ]|ち、違う…!~
そうじゃないわ!▼~
:[シャラ]|じゃあ…▼~
:[カムイ]|…あたし、あなたが何も悪い事なんて~
してないって信じてる。▼~
当たり前でしょう…~
だってあたしはあなたの母親なんだから!▼~
:[シャラ]|…………▼~
:[カムイ]|村人を介抱しているのは、目の前で~
苦しんでいる人がいるのを見過ごせないだけ。▼~
あなたが気にするようなことなんて~
何もないわ。▼~
:[シャラ]|母さん…▼~
:[カムイ]|わかってくれた…?~
じゃああたし、もう行くから…▼~
:[シャラ]|待って母さん…もう少ししたら…~
真実を話すわ。▼~
だからそれまで…待ってちょうだい…▼~
:[カムイ]|シャラ…▼~
わかったわ…~
あたし、これ以上何も聞かない。▼~
だから、シャラが話せるようになったら~
すぐに母さんの所へ来てちょうだい。▼~
待っているわ…▼~
:[シャラ]|ありがとう…母さん…▼~
***支援A [#nce344a3]
:[シャラ]|見て…母さん…~
これが私が隠し続けてきたことよ…▼~
:[カムイ]|これが…あの謎の病を治せる~
特別な薬草だっていうの?▼~
:[シャラ]|ええ…そう。生育に少し時間がかかったの…~
あと、正直…私の力ではうまく育てられるのか、▼~
自信がなかった…だからぬか喜びさせないよう、~
黙っていたのよ。ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|シャラ…▼~
:[シャラ]|でも母さん、安心して…▼~
無事に生育に成功したから、~
あの病にかかった村人たちはみんな治るから…▼~
:[カムイ]|あなたはまじないをしてあげた時に、村の人に~
病の兆候があるって、気がついていたのね?▼~
:[シャラ]|ええ…▼~
:[カムイ]|なら、どうしてそう言わなかったの!?~
黙っていたら、あなたが怪しまれてしまうって▼~
わかっていたでしょう?▼~
:[シャラ]|私は…大事な人に信頼してもらえるなら…~
それで良かった…▼~
他人にどう思われても、信じて欲しい人に~
ちゃんと信じてもらえていれば…▼~
どうでも良かったのよ…▼~
:[カムイ]|どうでも良くなんかない!~
あなたって子は…なんて…なんて…バカなの…!▼~
:[シャラ]|母さん…~
なぜ…そう言いながら私を抱きしめるの?▼~
言っていることとやっていることが~
チグハグだわ…▼~
:[カムイ]|バカ! …いつもそんな言い方をして…~
不器用で…バカなシャラ…!▼~
でもそんなあなたを愛してるわ…~
ううっ…ううっ…!▼~
:[シャラ]|母さん…でも今は泣いている暇はないわよ…~
早くこの薬草を煎じて村人たちに飲ませないと…▼~
:[カムイ]|い…いけない。そうだったわね。▼~
急ごう、シャラ!▼~
:[シャラ]|ええ、母さん…▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#e9f558f2]
#comment
終了行:
*マイユニット(女性・あたし~よ)の支援会話 [#ie960949]
#contents
**シノノメ(親子) [#yd6b9d80]
***支援C [#v0b5907e]
:[シノノメ]|なあ、母さん。~
今って何かして欲しいことはないのか?▼~
:[カムイ]|え? どうして?▼~
:[シノノメ]|小さい頃は一緒にいられなかったけど、~
今はこうして共に過ごせているだろう?▼~
それなら、親孝行の機会は今だと思ったんだ。▼~
:[カムイ]|あら、うれしいこと言ってくれるわね。▼~
でも、今は特に思いつかないわね…~
あなたのその気持ちだけもらっておくわ。▼~
:[シノノメ]|けど、それじゃあ俺の気持ちが収まらない!~
俺は母さんにもっと楽をさせてやりたいんだ。▼~
ほら、だって父さんは普段戦争のことばかり~
考えている人だろう?▼~
あれじゃあ今まで贈り物の一つもせずに、~
母さんを苦労させてるはずだ。▼~
:[カムイ]|シノノメ…▼~
:[シノノメ]|俺は父さんと違って、母さんのことを~
ちゃんと考えて大切にしたいんだ。▼~
だから俺には何でも言ってくれ!▼~
:[カムイ]|…ふふ…ふふふっ。▼~
:[シノノメ]|な、なんで笑うんだよ!▼~
:[カムイ]|だって、おかしいわ。~
急に父親と自分を比べたりして…▼~
それに…実の息子にここまで言われるなんて~
リョウマも大変だなって思って…▼~
あたしはリョウマと結婚できて幸せよ。~
だって、とても大切にしてもらっているもの。▼~
:[シノノメ]|どういうことだよ?▼~
:[カムイ]|シノノメの知らないところで、あの人は~
あたしのことをとても愛してくれているの…▼~
もし信じられないのなら~
証拠を見せてもいいわよ。▼~
:[シノノメ]|ふん、そこまで言うなら見せてもらう。~
約束だからな、母さん!▼~
:[カムイ]|ええ、楽しみにしていて。▼~
***支援B [#p3e9189f]
:[カムイ]|シノノメ、ちょっといいかしら?▼~
:[シノノメ]|ああ、母さんか。▼~
もしや…その手に持っているのは…▼~
:[カムイ]|ええ。~
この前話してた…▼~
リョウマがあたしのことを~
愛してくれている証拠よ。▼~
:[シノノメ]|……これは、手紙? 恋文か。▼~
:[カムイ]|そう。リョウマからもらったものを~
ぜんぶ大事にとってあるの。▼~
これは、初めてもらった手紙…~
こっちは最近もらったもの…▼~
:[シノノメ]|こ、こんなにあるなんて…~
父さんは筆まめだったんだな…▼~
:[カムイ]|そう。真面目なところのある人だって~
知っていたつもりだったけど、▼~
まさかここまでとは…~
正直言って、あたしもビックリしたわ。▼~
でも、直接口で伝えてくれた上で~
手紙でも…っていうのがあの人らしいと思う。▼~
あたし、彼のそういうところも大好きなの。▼~
:[シノノメ]|…………▼~
:[カムイ]|ふふふ…意外だった?▼~
:[シノノメ]|そうだな…今までは父さんをただの堅物だと~
思ってたけど、どうやら違ったみたいだ。▼~
なあ、中にはどんなことが書いてあるんだ?▼~
:[カムイ]|気になる? でも、これは夫婦の秘密よ…~
いくらシノノメでも見せられないわ。▼~
:[シノノメ]|くそっ、なんだか悔しい気分だな。▼~
けど、母さんと父さんがちゃんとお互いを~
想ってるっていうのは…十分わかったよ。▼~
:[カムイ]|そう。良かったわ。▼~
ああ…それから安心してね。~
あなたのことも大好きよ。▼~
:[シノノメ]|わ、わかってるよ!▼~
ありがとう、母さん…▼~
:[カムイ]|ふふふっ。▼~
***支援A [#t3af74aa]
:[シノノメ]|母さん! ちょっといいか?▼~
:[カムイ]|シノノメ? どうかしたの?▼~
:[シノノメ]|この間、父さんの恋文を見せてもらっただろ?~
あれを見て俺も手紙を書いてみたんだ。▼~
俺の親孝行したいって気持ちを~
手紙にしたためようって思ったのさ。▼~
:[カムイ]|え、あなたが?~
ありがとう、シノノメ。▼~
:[シノノメ]|けど…俺の親孝行は手紙だけじゃないんだ。▼~
:[カムイ]|えっ?▼~
:[シノノメ]|手紙だけだなんて、~
父さんと同じで面白くないだろ?▼~
だから俺は、母さんの好きな食べ物も一緒に~
贈ることにした!▼~
:[カムイ]|食べ物?▼~
:[シノノメ]|ああ、この際物でも食べ物でも…候補は~
何でもいいんだけどさ。▼~
まあそこは母さんに直接聞いて用意するさ。~
ってことだから、教えてくれよ。▼~
:[カムイ]|え、ええ…そうね…~
ちょっと考えてもいい…?▼~
:[シノノメ]|あ、そうだよな。急に思いつかないことも~
あるよな。わかった、じゃあ俺待つよ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[シノノメ]|よーし、これで父さんに勝ったな!~
母さんをより喜ばせられるのは俺のほうだ!▼~
:[カムイ]|…こんなことに勝ちも負けも~
無いと思うけれど…▼~
:[シノノメ]|いいや、母さんを喜ばせられないなんて、~
息子として失格さ。▼~
:[カムイ]|うふふ…その言い方…~
リョウマにそっくりだわ…▼~
:[シノノメ]|な、本当か!?▼~
:[カムイ]|ええ。いつでもあたしのことを~
喜ばせられないと、夫として失格だって…▼~
ふふふ、血は争えないって、このことね。▼~
:[シノノメ]|くっ、くっそー!~
そんなとこまで父さんに先行されたか~!▼~
:[カムイ]|残念だったわね、シノノメ…~
でも、色々とありがとう。▼~
あなたに大切に思ってもらえて、~
あたし、母親としてとても幸せよ…▼~
**キサラギ(親子) [#z9849dfe]
***支援C [#c5e25b55]
:[キサラギ]|よし、今日も狩りに出かけるぞ~!~
山にしようかな…▼~
あっ、でもこの前見つけた平原にも、~
良い獲物がいそうだな!▼~
:[カムイ]|ちょっと待ちなさい、キサラギ!▼~
:[キサラギ]|うわっ! …は、母上。▼~
:[カムイ]|何よ「うわっ!」って。~
しかもその嫌そうな顔…▼~
それが母親を見たときの態度なの!?▼~
:[キサラギ]|だ、だって…!~
母上こそ凄い剣幕じゃないか…!▼~
:[カムイ]|キサラギ…あなた、あたしが何を~
言いたいのか、もうわかってるわよね…?▼~
全く、仕方のない子ね…▼~
:[キサラギ]|う、ううっ…今日は帰ってからやるよ。▼~
:[カムイ]|ダメよ! だっていつも狩りから帰ったら~
ご飯を食べてすぐに寝てしまうじゃない。▼~
:[キサラギ]|で、でも…僕は算術と歴史が苦手なんだよ…▼~
:[カムイ]|ええ。知ってるわ。▼~
だからこそ、このあたしが付きっきりで~
教えてあげるって言ってるんじゃない。▼~
:[キサラギ]|別にいいじゃないか…~
苦手な学問が少しくらいあったって…▼~
:[カムイ]|そもそもキサラギはそれ以外にも~
色々知らないことが多すぎるわ。▼~
あまりあなたに構ってあげられなかった~
あたしたちにも責任があるけど…▼~
だからその分まで、これからは~
あなたの手助けがしたいって思ってるのよ。▼~
:[キサラギ]|…………▼~
:[カムイ]|ね? お願い…~
これからは狩りは少し控えて。▼~
その時間をあたしとの勉強に回して…▼~
:[キサラギ]|い、嫌だよ!~
狩りは僕にとって、最高の楽しみなんだ!▼~
いくら母上だからって~
それを止めるだなんて納得いかないよ!▼~
僕は…僕は、もう行くよっ!!▼~
(キサラギ退場)~
:[カムイ]|あっ! キサラギ、待って!!▼~
…………▼~
行っちゃったわ…▼~
***支援B [#x315cc1c]
:[キサラギ]|ふふ~ん、今日も獲物が沢山獲れたな~!▼~
でも、あの鳥を捕まえるのは、~
すごく大変だったな。▼~
今度あの辺りはよく調べておかないとな。~
罠もそろそろ新調しておこうかな?▼~
(暗転)~
:[キサラギ]|そーっと、そーっと…▼~
母上の部屋を通り過ぎる時は~
静かにしないと…▼~
狩りに行ってたことを知られると、~
またどやされちゃうもんね…▼~
「勉強しろー勉強しろー」って、~
母上ってば少し言い過ぎだと思うんだよな…▼~
算術と歴史なんて別にできなくったって…▼~
:[カムイ]|ええっと…これは…▼~
:[キサラギ]|母上…紙に何か書いてるけど、~
何をやってるんだろう?▼~
:[カムイ]|こっちの計算式はこうしたほうが~
キサラギはわかってくれるかも…▼~
:[キサラギ]|えっ…?▼~
:[カムイ]|いけない…もっとわかりやすい~
年表が載っている歴史書を▼~
探しておくのを忘れてたわ…~
後で探しに行かないと。▼~
:[キサラギ]|…………▼~
:[カムイ]|あの子は覚えることに不慣れなだけ…~
だから一つずつゆっくり教えれば…▼~
きちんと理解できるようになるはず。~
あたしがきっかけを与えてあげられれば…▼~
:[キサラギ]|母上…▼~
:[カムイ]|あら、キサラギ…お帰り。~
どうしたの? そんな所に突っ立って…▼~
:[キサラギ]|ご、ごめんなさい…母上。▼~
母上が僕のために尽くしてくれているのに、~
僕ときたら狩りで遊んでばかりで…▼~
:[カムイ]|キサラギ…▼~
:[キサラギ]|本当にごめんなさい…僕は…僕は…▼~
:[カムイ]|いいのよ、キサラギ。▼~
あなたがそんな風に母さんのことを~
少しでも想ってくれたなら、あたしは満足よ。▼~
欲を言えば…狩りの時間をもう少し~
勉強に割いて貰えたら…とっても嬉しいわ。▼~
:[キサラギ]|う、うんっ!~
もちろんそうするよ!▼~
これからは算術と歴史を~
もっと理解できるようがんばるよ!▼~
だから母上に…教えてもらいたい…!▼~
:[カムイ]|キサラギ…~
じゃあ今から少しやってみる?▼~
:[キサラギ]|うん、わかったよ!▼~
あっ…でも、ちょっと汚れちゃってるし、~
着替えてすぐに戻ってくるね!▼~
少し待ってて、母上!▼~
(キサラギ退場)~
:[カムイ]|キサラギ…ありがとう。▼~
***支援A [#z78aa0ad]
:[キサラギ]|よしっ、解けた~っ!!~
母上、できたよ。算術の問題!▼~
:[カムイ]|はいはい。じゃあ見せて。▼~
…………▼~
答えはあってるけど…これって…▼~
:[キサラギ]|あ、うん。▼~
ここは基本の公式だと右から計算するべきだと~
思うんだけど、こっちの仮定から割り当てれば▼~
一段階計算を飛ばせると思ったんだよ。~
応用ってやつだよ。▼~
:[カムイ]|へえ、すごいじゃない。~
もちろん正解よ。▼~
:[キサラギ]|えへへっ!▼~
:[カムイ]|さっきやってみた歴史の問題も~
すごかったわ。▼~
年号とその時起きた出来事と起こした人物まで、~
完璧に全問正解するなんて…▼~
:[キサラギ]|覚えようと思うんじゃなくて、物語を読む~
つもりでいたら、どんどん頭に入ったんだ!▼~
全部母上の教え方が上手だったからだよ!~
ありがとう、母上!▼~
:[カムイ]|キサラギ…▼~
いいえ、これは全部あなたの努力の成果よ。~
本当にここまでよくがんばったわ。▼~
:[キサラギ]|へへっ、そこまで褒められると~
何だかくすぐったいね。▼~
:[カムイ]|これであたしが教えられることは~
無くなってしまったわね…▼~
もう狩りでもなんでも好きな所に~
遊びに行っていいわよ。▼~
:[キサラギ]|ええと…ううん…いいや。▼~
:[カムイ]|えっ?▼~
:[キサラギ]|あ、もちろん狩りには行きたいけど…▼~
でも僕はこれからも母上とこうして、~
一緒に勉強もしたいなぁって思ったんだ。▼~
:[カムイ]|キサラギ…▼~
:[キサラギ]|母上のおかげで~
学問もすごく楽しく思えたからさ。▼~
ね、いいでしょう? 母上。▼~
:[カムイ]|ええ…もちろんよ、キサラギ。▼~
これからもこうして過ごせるなんて、~
あたし、すごく嬉しいわ。▼~
:[キサラギ]|うん、僕も同じだよ!~
これからもよろしくね、母上!▼~
**グレイ(親子) [#n840c628]
***支援C [#ba3e7420]
:[グレイ]|ふぅ…ようやく戻ってきた。任務完了だな。~
今日は敵について良い情報を得られたぜ。▼~
だが…少し危険な潜入捜査だったな。~
もう少しで見つかるところだった…▼~
さて、報告を済ませたら、~
さっさと部屋に戻って休むとするか…▼~
:[カムイ]|お帰りなさい、グレイ!▼~
:[グレイ]|か、母さん?~
こんな真夜中にどうしたんだ?▼~
:[カムイ]|どうしたって…もちろん、あなたの帰りを~
待っていたのよ。▼~
:[グレイ]|明日も朝が早いんだ。~
俺のことなんて構わずに寝てりゃいいものを。▼~
:[カムイ]|そうはいかないわ。だってあたし、~
あなたのことを心配してるんだから。▼~
:[グレイ]|危険なのはみんな一緒だろ?▼~
俺は得意だからこうして~
偵察や隠密行動を取ってるだけで、▼~
みんなそれぞれ~
自分の任務をこなしてるだけだろ。▼~
:[カムイ]|でも…グレイの任務は単独行動でしょう?~
何かあったらって思うと不安で…▼~
だから無事な姿を見るまでは、~
寝ずに待っていようと思って。▼~
:[グレイ]|だから大丈夫だって。~
俺は自分の役目をこなしてるだけだから。▼~
それよりも母さんが夜更かしして、明日の~
やることに支障をきたす方が心配だって。▼~
:[カムイ]|そ、それは…そうかもしれないけど…▼~
:[グレイ]|さぁ、もう遅いんだから。~
さっさと寝てくれよ。▼~
俺もすぐに休むからさ。▼~
:[カムイ]|ええ…わかったわ。▼~
***支援B [#b576c8fa]
:[グレイ]|…………▼~
よしっ!~
無事に潜入成功だ!▼~
今日の捜査対象は…~
最近動向が怪しい中立諸侯の様子見…▼~
何か尻尾を掴めればいいんだが…▼~
:[カムイ]|ええ、そうね、グレイ…▼~
:[グレイ]|えっ!?▼~
わっ…か、母さん!?~
あんた、なんでこんな所に!?▼~
:[カムイ]|なんでって…後をつけてきたのよ。▼~
:[グレイ]|なんでつけてくるんだよ!?▼~
:[カムイ]|この前言ったじゃない? 独りで任務に~
出かけるあなたがとても心配だって…▼~
:[グレイ]|だ、だからって母さんがついてきちゃ~
ダメだろ!?▼~
これは俺に与えられた任務なんだし!▼~
:[カムイ]|別に問題ないわよ。二人の方が確実に~
任務をこなせるでしょう?▼~
:[グレイ]|!!▼~
…しっ、静かに!!▼~
:[カムイ]|むっ、むぐぐっ…!!▼~
:[グレイ]|いいから黙っててくれ…!~
敵の見回りだっ…!▼~
…………▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[グレイ]|…ふぅ、行ったみたいだな。~
見つかるんじゃないかとハラハラしたが…▼~
:[カムイ]|そ、そうね…▼~
:[グレイ]|しかし全く…~
母さんは時々妙に行動力があるな。▼~
:[カムイ]|そうね…気がついたら体が勝手に動いてたの。~
とにかくあなたのことが心配で…▼~
:[グレイ]|もうそれはいいからさ。~
はぁ…今日の任務は失敗だ。さっさと戻るぞ。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[グレイ]|ほら、母さん。ついてこいよ。~
こっちが帰りの近道だ。▼~
:[カムイ]|でも…ここは敵陣の入り口よ?~
まだ全然調べられていないわ。▼~
:[グレイ]|いいんだよ、今は退却するんだ。~
ほら、早くしてくれ。▼~
:[カムイ]|え、ええ…▼~
***支援A [#a3f4558c]
:[カムイ]|嫌よ、納得できないわ…!▼~
:[グレイ]|聞き分けないな…母親なのに。▼~
:[カムイ]|母親だからよ! いつもグレイばっかり~
危険な潜入捜査に駆り出されて…▼~
息子ばかりが危険な目に遭っているのに~
平気でいられる親なんて…いるわけないわ!▼~
:[グレイ]|だから…それはさ。~
俺たちにはそれぞれ得意な技量と役割があって、▼~
俺がたまたま忍びだったから、~
その役目をこなしてるってだけなんだ。▼~
母さんまで一緒に来られると~
正直仕事にならないんだよ。▼~
:[カムイ]|あたしはただ…あなたのことが~
とても心配なだけなの…▼~
:[グレイ]|…………▼~
:[カムイ]|独りで出かけたあなたが…どこかで捕まったり、~
酷い目に遭っているかもしれない…▼~
そう考えると、とてもジッとなんて~
していられないのよ…!▼~
:[グレイ]|母さん…▼~
俺、こんなこと言うのは~
すげぇ気恥ずかしいからさ、一度だけだぜ。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[グレイ]|俺、この間深夜に任務から帰ってきた時、~
母さんが待っててくれて…嬉しかったんだ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[グレイ]|そしてその時気づいたんだ。▼~
俺は…母さんが待っていてくれるから、~
帰ろうと強く思える。▼~
たとえどんな危険な目に遭っても、~
俺が帰る場所は…母さんの所だから、▼~
是が非でも這いつくばってでも~
帰ってやるって…そう思えるんだって…▼~
:[カムイ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|だからさ。~
母さんは俺のために待っていてくれよ。▼~
息子がちゃんと帰ってきたいって思えるように!~
どんなことがあっても挫けないように…!▼~
:[カムイ]|…………▼~
…わかった。そこまで言われたら~
これ以上ワガママは言えないわね…▼~
だって、母親失格になってしまうもの。▼~
:[グレイ]|母さん…▼~
:[カムイ]|…これからは、あなたの無事を祈りながら~
帰りを待つことにするわ。▼~
そうね…きっとお腹も空くでしょうから~
美味しい夜食も用意しておこうかしら?▼~
:[グレイ]|あ、ああっ…!~
頼むよ。▼~
:[カムイ]|ちゃんと甘い食べ物も用意しておくから~
楽しみにしているのよ。▼~
だから…それを食べるまでは~
絶対に挫けちゃダメだからね…!▼~
:[グレイ]|へへっ…ありがとよ、母さん。▼~
:[カムイ]|うふふ…こちらこそありがとう…~
あたしの愛しいグレイ…▼~
**キヌ(親子) [#w2388bc9]
***支援C [#fac8d499]
:[キヌ]|あ、母さん! 母さーん!~
一緒に遊ぼうよ!▼~
:[カムイ]|あら、どうしたの、キヌ?~
そんなに泥だらけになって…▼~
:[キヌ]|うん、さっきまで森を探検していたの!~
そしたら崖から落ちちゃって…▼~
:[カムイ]|ええっ!? だ、大丈夫なの!?~
怪我はない!?▼~
:[キヌ]|うん! ちょっと膝をすりむいちゃった~
くらいだから、へっちゃらだよ!▼~
:[カムイ]|そ、そう…良かったわ…!▼~
キヌ…遊ぶのは良いことだけど~
もうちょっと気をつけてちょうだい。▼~
:[キヌ]|え? それって外で遊んじゃダメってこと?▼~
ぶーぶー! そんなの楽しくないよ!▼~
:[カムイ]|そこまでは言ってないけど…▼~
でも…あなたが大怪我をしたり~
もしものことがあったら…母さん悲しいわ。▼~
だから、そういうことが起きない様に~
注意して行動して欲しいの…▼~
:[キヌ]|うーん…アタシも~
母さんが悲しくなるのは嫌だよ…▼~
じゃあもう少し家の中にいることにするね…▼~
:[カムイ]|ええ、お願いよ。▼~
:[キヌ]|あ! それなら母さん!~
アタシにお化粧を教えてくれない?▼~
:[カムイ]|え? お化粧…!?~
どうしてお化粧の話になるの?▼~
:[キヌ]|だって外で遊べないなら、~
お家の中で遊ぶしかないでしょ?▼~
アタシ、前からお化粧って遊びを~
やってみたいなーって思ってたの!▼~
:[カムイ]|キヌからそんな言葉が出るなんて…意外だわ。~
でも、言われてみればあなたも▼~
オシャレに興味が出てくる年頃よね…~
いいわ。母さんでよければ教えてあげる。▼~
:[キヌ]|わーい! それなら決まりだねっ!~
ほらっ、早く教えて母さん!▼~
:[カムイ]|う〜ん…すぐには無理よ。準備ができたら声を~
かけるから、それまで待っててくれない?▼~
:[キヌ]|うん、わかった! 約束ね!▼~
***支援B [#i3c38f6f]
:[カムイ]|それじゃあ、キヌ。~
準備はいい?▼~
:[キヌ]|うん、いいよ!~
わあ…母さんとお化粧するなんて楽しみ!▼~
:[カムイ]|うふふ…あたしもよ。▼~
娘にお化粧を教える日がくるなんて…~
なんだか夢みたいだわ。▼~
:[キヌ]|えへへー!▼~
:[カムイ]|それじゃあ、始めるわよ。▼~
まずは…お化粧の下地を薄く伸ばして…~
ムラなく付けて。▼~
:[キヌ]|うーん? こ、こうかな…?▼~
わわっ、たくさん手についちゃった!▼~
:[カムイ]|慌てないで平気よ。~
手を洗えば大丈夫だわ。▼~
:[キヌ]|うわわっ、今度は粉が降ってきたよ!▼~
ふえっ…くしゅん! ぶえっしゅん!▼~
:[カムイ]|お、白粉は最後でいいの…!~
まだ触っちゃダメよ!▼~
[キヌ]|うう…うまくできない…▼~
これって…女の子はみんな年頃になると、~
ちゃんとできてるんだよね?▼~
:[カムイ]|え、ええ…そうね…▼~
:[キヌ]|どうして…アタシにはできないの?▼~
:[カムイ]|誰だって最初から上手なわけじゃないわ…~
練習して、少しずつ上手になるのよ。▼~
:[キヌ]|でも…▼~
:[カムイ]|確かに最初は楽しくないかもしれないわ…~
けど、少しだけ頑張ってみない?▼~
だってキヌは可愛いんだもの…~
練習すればもっともっと素敵になれるわ。▼~
:[キヌ]|…本当?▼~
:[カムイ]|ええ、本当よ。保証するわ。▼~
そうね…今日はあたしがお化粧してあげるわ…~
それをお手本にやり方を覚えてみたら?▼~
:[キヌ]|…うん、ありがとう母さん!~
綺麗になったら、みんなにもお披露目だね!▼~
:[カムイ]|ふふふ…そうね。~
そうしましょう。▼~
***支援A [#pfcc0906]
:[キヌ]|母さん! 母さん!▼~
:[カムイ]|どうしたの、キヌ?~
なんだかすごく嬉しそうだけど。▼~
:[キヌ]|うん、とっても嬉しいことがあったんだよ!▼~
この間、母さんにお化粧してもらったでしょ?~
あの姿をみんなに見せたら褒めてもらったの!▼~
:[カムイ]|まぁ、そうだったの?▼~
:[キヌ]|うん!~
すごく綺麗だねって言われちゃった!▼~
:[カムイ]|ふふふ…良かったわね。~
あたしも手伝ったかいがあったわ。▼~
じゃあ、今度からは自分でお化粧して~
褒めて貰えるように練習しないとね?▼~
:[キヌ]|え? あー…うん、そうなんだけど…▼~
:[カムイ]|? どうしたの?▼~
:[キヌ]|毎日やるのは大変だし、~
やっぱり外で遊ぶのも好きだから…▼~
お化粧は時々でもいいかな。▼~
:[カムイ]|え…?▼~
:[キヌ]|それに、母さんと一緒にいられたら、~
アタシにとってお化粧も鬼ごっこも一緒だもん!▼~
だから、母さんと一緒にお外で遊んで、~
お化粧は時々教えてもらうの!▼~
ね? いいでしょ、母さん?▼~
:[カムイ]|…まあ、そうよね…キヌがいきなり女の子らしく~
変わるはずがないもんね…▼~
まあ、少しでもオシャレに興味を持って~
くれただけ、大いなる前進…ってとこかしら?▼~
:[キヌ]|母さん、何か言った?▼~
:[カムイ]|う、ううん。なんでもないわ。▼~
それじゃあ、またお化粧のことを~
教えて欲しくなったら声をかけてね?▼~
:[キヌ]|うんっ、ありがとう母さん!▼~
**ヒサメ(親子) [#w0657ac5]
***支援C [#i85dc54b]
:[カムイ]|ねえ、ヒサメ。少しいい?▼~
:[ヒサメ]|あ、母さん。どうしたんです?▼~
そ、その手に持っている本は…!▼~
:[カムイ]|荷物の整理をしてたら出てきたの。~
あたしのじゃないから、ヒサメのだと思って。▼~
…これ、もしかして、日記?▼~
:[ヒサメ]|そ、そうですね…それは私の日記です。▼~
…ちなみに、中身は見ましたか?▼~
:[カムイ]|いいえ。何となくそうかな…と思っただけで~
中は見ていないわよ。▼~
というか、小さな鍵がついていて~
読めないようになっていたわ。▼~
:[ヒサメ]|そ、そうですよね…~
では返してもらってもいいですか?▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[ヒサメ]|…え? 母さん。~
どうして返してくれないんですか?▼~
:[カムイ]|その…少し中身が気になるのよ…~
読んでみても…いい…?▼~
:[ヒサメ]|いくら母さんでも駄目です!▼~
:[カムイ]|そうよね。思春期の男の子の日記だもの。~
母親に見られたくないことも書いてあるわよね…▼~
:[ヒサメ]|そ、そんな変な言い方しないでください!~
ただ単に恥ずかしいだけですっ!▼~
それにその日記は幼い頃のものなので、~
私も詳しく覚えてなくて保管だけしてたんです。▼~
:[カムイ]|なんだ、そうだったの。▼~
:[ヒサメ]|というわけなので、~
返していただいてもいいですか?▼~
:[カムイ]|…わかったわ。はい。▼~
:[ヒサメ]|確かに…受け取りました。~
そ、それでは失礼します。▼~
(ヒサメ退場)~
:[カムイ]|…行ってしまったわ。~
まあ、日記を読まれたくないのは当然だけど…▼~
やっぱり少し、気になるわね…▼~
***支援B [#ndb6fcdb]
:[カムイ]|ねえ、ヒサメ。~
この間の日記のことだけど…▼~
:[ヒサメ]|え!? まさか母さん…~
やっぱり読みたいと言うんですか?▼~
:[カムイ]|ううん。そうじゃないの。▼~
あなたが小さい頃、あたしたちって~
あまり一緒にいられなかったでしょう?▼~
だから、その頃どんなことをしてたのか、~
話だけでも聞かせて欲しいって思ったの。▼~
:[ヒサメ]|母さん…▼~
:[カムイ]|あたし、あなたのことをもっと知りたいのよ。~
そういうのも…駄目?▼~
:[ヒサメ]|いいえ…そんな風に想ってくれて嬉しいです。▼~
それなら…やっぱり…~
日記を一緒に読んでみます?▼~
:[カムイ]|え? いいの?▼~
:[ヒサメ]|はい…正直、何を書いていたかなんて~
覚えていませんが…▼~
母さんと昔を懐かしむというのも、~
きっと楽しいような気がしたんです。▼~
まずいことがあったら…~
その場ですぐに隠します。▼~
:[カムイ]|ふふっ、わかったわ。~
じゃあ、一緒に読んでみましょう?▼~
:[ヒサメ]|ええと…あの日記は…これですね。▼~
この鍵で錠前を開けて、と…▼~
『きょうは、父さんと母さんにあえて~
うれしかったです』▼~
『つぎはいつあえるでしょうか?~
いまからその日がまちどおしいです』▼~
『あえないあいだにさみしくならないように~
あえた日はたくさん遊んでもらいます』▼~
あ、あはは…~
なんだかほとんど同じ内容ですね。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…ヒサメはあたしたちのことを~
こんなにいつも待っていてくれたのね。▼~
うれしい。ありがとう、ヒサメ…▼~
:[ヒサメ]|え? ええと、そうですね…▼~
自分でも、こんなに母さんたちとの事ばかり~
書いていたなんて覚えていないのですが…▼~
:[カムイ]|そう考えると、今こうやって一緒に~
過ごせる時間をもっと大切にしないとね。▼~
:[ヒサメ]|…はい! 私もそう思います。~
母さん…これからもよろしくお願いします。▼~
:[カムイ]|ええ。よろしく、ヒサメ。▼~
***支援A [#d6057f03]
:[カムイ]|…………▼~
:[ヒサメ]|母さん? 少し元気がないようですが~
どうかされましたか?▼~
:[カムイ]|えっ? いいえ…何でもないの。▼~
:[ヒサメ]|ですが気落ちしているご様子でしたよ?▼~
それとも…何に悩んでいるのか…~
息子の私には話せないことなのですか?▼~
:[カムイ]|違うわ。そうじゃないの…~
あたしが考えていたのは…あの日記のことよ。▼~
:[ヒサメ]|日記ですか?▼~
:[カムイ]|ええ…あなたの日記を読ませてもらって、~
すごく嬉しかったわ。▼~
でも、後になってだんだん辛い気持ちに~
なってきたの。▼~
あなたがずっと待ってくれていたのに、~
あたしは全然会いに行くことができなかった…▼~
長い間、寂しい想いをさせていたと思うと、~
すごく申し訳ないって思ってしまって…▼~
:[ヒサメ]|母さん…▼~
:[カムイ]|もう、過ぎてしまったことだけど、~
あなたには酷いことをしてしまったわ。▼~
ごめんなさい…ヒサメ…▼~
:[ヒサメ]|母さん、そんなに悲しまないでください。~
私は今、十分に幸せですよ。▼~
:[カムイ]|ヒサメ…▼~
:[ヒサメ]|こうやって今は一緒にいられますし、~
毎日がとても充実しています。▼~
何より、小さい頃の私は母さんと会うことしか~
考えられませんでしたが…▼~
今は母さんや仲間たちを~
この手で守る力を持っています。▼~
共に闘っていくことができる今が、~
私にとって十分幸せな時なんです。▼~
だから今の母さんが悲しむ必要は~
もうないんですよ。▼~
:[カムイ]|…ありがとう。~
そう言ってもらえて、嬉しいわ。▼~
うふふ…息子に励まされるなんてね。~
あたしももっとしっかりしないと。▼~
:[ヒサメ]|い、いえ…母さんが元気になったのなら、~
私は十分です!▼~
:[カムイ]|これからは、あなたとず〜っと一緒にいるわ。~
…約束よ。▼~
:[ヒサメ]|はい…もちろんです!~
いつまでも仲良く暮らしていきましょう!▼~
:[カムイ]|ええ。ヒサメ!▼~
**ミタマ(親子) [#o30fdc76]
***支援C [#s9a50923]
:[カムイ]|ミタマ!ミタマー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
:[カムイ]|ちょっと、ミタマ!~
そこにいるんでしょう?▼~
いつまで部屋に籠もってるつもり?~
軍議の時間よ、出てきなさい!▼~
:[ミタマ]|軍議には 出ぬと皆に 伝えよと…▼~
:[カムイ]|まだそんなこと言ってるの…?~
あなたも行くことになっているんだから!▼~
仕方ない…引っ張ってでも連れて行くわ!~
入るわよ、ミタマ!▼~
:[ミタマ]|お母様… どうか御慈悲を… わたくしに…▼~
:[カムイ]|どうせ昨日も夜遅くまで~
和歌集を読み漁っていたんでしょう?▼~
全く…どうしてあなたはこんなに~
歌詠みが好きになったのかしら…?▼~
:[ミタマ]|その理由… 父が与えし 筆と紙…▼~
小さい頃にお父様がわたくしに~
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼~
:[カムイ]|いいえ、それは違うわ。筆と紙で書くものは、~
別に「歌」と限らないもの。▼~
勉強するときや、手紙を書くとき…~
資料を作るときだって使うわよ。▼~
:[ミタマ]|そうなると… 理由は別に 存在す?▼~
:[カムイ]|そうね…小さい頃になにか~
きっかけになる様なことがあったのかしら…?▼~
:[ミタマ]|この機会… 母子で共に 検討す▼~
:[カムイ]|ダメよ、そんなこと言っても~
誤魔化されないから!▼~
あなたは今から軍議に出るのよ…~
さぁ、早く用意をして!▼~
:[ミタマ]|御無体な… 母の説教 御無体な…▼~
***支援B [#j4842edc]
:[カムイ]|ミタマ…何してるの?▼~
:[ミタマ]|ああ、お母様。▼~
過去作を 読み返しては 糸辿る…▼~
:[カムイ]|糸…辿る?~
どういう意味?▼~
:[ミタマ]|記憶の糸を辿っているのですわ。▼~
先日の、わたくしが歌に没入してしまった~
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼~
:[カムイ]|あなたが昔に詠んだ歌を読み返したら~
それがわかるの?▼~
:[ミタマ]|最古なる… 歌を探して 幾日か…▼~
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼~
その頃に何が起きていたのか~
わかるのではと、考えたんですの。▼~
:[カムイ]|なるほど、そうかもしれないわね。~
それでいつ頃からか、わかったの?▼~
:[ミタマ]|恐らくは こちらが原初の 歌となる…▼~
:[カムイ]|どんな歌? 聞かせてよ。▼~
:[ミタマ]|母来ぬと… 嘆く我が身 我が心…▼~
:[カムイ]|!!▼~
…こ、これ…ひょっとして…?▼~
:[ミタマ]|ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、~
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼~
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼~
:[カムイ]|ご、ごめんなさい…ミタマ。▼~
その頃はあなたに…その…~
とても寂しい想いをさせてしまって…▼~
:[ミタマ]|言わないで 母には母の 事情あり…▼~
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。~
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼~
:[カムイ]|そ、そうだったわね…でも、う〜ん…~
その頃のことはあたしには全然わからないわ。▼~
そうだ…あなたの世話役だった人たちなら~
何か知っているかも?▼~
:[ミタマ]|歌詠みの 起源を探し 行き着くは…~
世話役たちの 記憶なりけり…▼~
確かにあの人たちなら、~
何か知っているかもしれませんわね。▼~
:[カムイ]|ええ、手紙を出して聞いてみるわ。▼~
***支援A [#h44a371c]
:[カムイ]|こ、これは…なんてことなの!?▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
世話役の 書には何と 書かれけり?▼~
:[カムイ]|え、ええっと…その…~
すごく言いづらいけど…▼~
:[ミタマ]|どうかされましたの?▼~
:[カムイ]|世話役によると…あなたが歌を詠うように~
なったのは…あたしの影響だそうよ。▼~
:[ミタマ]|解せぬこと 母は歌を 詠まぬ人…▼~
:[カムイ]|ええ、あたしも最初はそう思ったんだけど、~
内容を読んでいるうちに、▼~
どういうことかわかってきたわ…▼~
:[ミタマ]|お母様…?▼~
:[カムイ]|あなたはあたしにあまり会えなくなると、~
よくあたしの真似をするようになったらしいの。▼~
それで、あなたは世話役の人に、~
あたしが歌をよく歌っていたから▼~
歌について知りたいって、~
お願いをしたらしいわ。▼~
:[ミタマ]|わたくしが…?▼~
:[カムイ]|ええ。それで世話役たちは、歌詠みの教本や~
俳句や和歌の歌集なんかをあなたに与えた。▼~
そしてあなたはどんどん歌詠みの世界に~
のめりこんでいったらしいのよ…▼~
:[ミタマ]|直接の 理由は理解 できれども…?▼~
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと~
勘違いしたのでしょうか…?▼~
:[カムイ]|そうね…あたしは歌は詠まなかったけど、~
よく歌は歌っていたわ…▼~
そう、あなたへの子守唄をね。▼~
:[ミタマ]|た、確かに…!▼~
何となく… 忘却の底 記憶あり…▼~
:[カムイ]|子守唄をあなたに歌だと教え、あなたは~
歌について知りたいと世話役に話し…▼~
世話役は歌詠みに対する知識をあなたに~
教えてしまった…▼~
:[ミタマ]|歌違い 詠みと歌うは 大違い…▼~
理解しましたわ。そういうことでしたのね。~
…? ですが、つまり…これは…▼~
:[カムイ]|え、ええ…あなたが歌詠みにはまった原因は~
あたし…ってことで間違いないみたい。▼~
:[ミタマ]|うふふふ… お母様のせいということですわね。~
それならばお母様も止めろとは言えませんわね?▼~
:[カムイ]|そ、そうなるかな…~
ふふ…でも謎が解けてすっきりした。▼~
:[ミタマ]|歌詠みは 母子を繋ぐ 絆なり…▼~
うふふふ。▼~
:[カムイ]|うふふ、良い歌ね。~
ありがとう、ミタマ…▼~
**マトイ(親子) [#h51f3eda]
***支援C [#j5e593a5]
:[マトイ]|さてと…▼~
あっちの行軍は少し人数が多めだから、~
天幕はもう少し用意したほうがいいかしら。▼~
それから…食材と軍備の調達、~
配送の担当者を決めておかないとね。▼~
:[白夜兵]|武器と防具の在庫管理はいかが致しましょう?▼~
:[マトイ]|それはあたしがやっておくから、~
あなたはこの帳簿を輸送隊に渡してもらえる?▼~
:[白夜兵]|はい、わかりました!▼~
:[カムイ]|がんばってるわね、マトイ。▼~
:[マトイ]|母さん、どうしたの?▼~
:[カムイ]|少し手が空いたから~
何かできることがないか探しに来たら…▼~
配送班の手が足りてないかもって~
教えてもらったのよ。▼~
あなたが班長をしてのね… (※原文ママ)~
うふふ、なんだかぴったりって感じ。▼~
:[マトイ]|そ、そんな…~
あたしなんてまだまだよ。▼~
:[カムイ]|そんなことないわ。~
それで? 何を手伝えばいいの?▼~
:[マトイ]|ありがとう、母さん。▼~
でも…一通りの指示出しは終わったし、~
武具の在庫確認も今からあたしがするから、▼~
特に無いかもしれないわ。▼~
:[カムイ]|じゃあ、その在庫確認を手伝うわよ。▼~
こんなに武具があるんですもの…~
1人より2人の方が早いでしょう?▼~
:[マトイ]|え、ええと…その…▼~
:[カムイ]|さ、在庫表を見せて。ここに置かれている物と~
表とを見比ればいいのよね?▼~
:[マトイ]|そうなんだけど…~
これ、見てくれるかしら。▼~
:[カムイ]|あらっ? これは…表っていうよりも~
倉庫の配置図みたいだけど?▼~
:[マトイ]|ええ、そうよ。既に武具が置かれた場所が~
この配置図どおりに組まれていれば、▼~
一式になっている分はすぐに確認できるし、~
あとは端数だけ見ればそれで終わりなの。▼~
:[カムイ]|へえ…良く出来てるわね。~
これなら確かに人手は要らないわ…▼~
:[マトイ]|だから母さんの手を煩わせることもないわ。~
どこかその辺でお茶でも飲んでいて。▼~
:[カムイ]|うう…優しい言い方だけど、~
つまりあたしは役に立たないってことね…▼~
:[マトイ]|ん?~
母さん、何か言った?▼~
:[カムイ]|い、いいえ…何でもないわ…▼~
***支援B [#wfc822f0]
:[マトイ]|よし。これで壊れた武器の回収と~
新品との交換は済んだわね。▼~
:[白夜兵]|はっ! 回収した数と新規の在庫、~
全て帳表通りの個数です!▼~
:[マトイ]|良かった〜!~
なら、あとは…そうね。▼~
新規に獲得したこの強力な武器を、~
指示した前線の兵士たちに送ってくれる?▼~
:[白夜兵]|ハッ! かしこまりました!▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[マトイ]|わっ! か、母さん…!▼~
ど、どうしたの…? ~
そんな物陰に潜んで…▼~
:[カムイ]|マトイの働いてる姿を見てたのよ…~
ここからずーっと…▼~
:[マトイ]|母さん…?~
何か様子が変よ…?▼~
:[カムイ]|あなたの仕事ぶり…本当に見事だったわ。▼~
大勢の人に同時に指示をだしながら~
自分の作業もテキパキこなして…▼~
ふふふ…あまりにも見事すぎて…~
あたしが手伝う余地なんて、欠片も無かった…▼~
:[マトイ]|母さん…▼~
:[カムイ]|…あなたは本当に~
父親のツバキにそっくりね。▼~
頭の回転が早いところも…~
他人と上手に話せるところも…▼~
全部、あたしじゃなくて、~
ツバキから受け継いだものよね…▼~
:[マトイ]|母さん、そ、それは…!▼~
:[カムイ]|いいの、マトイ…~
最初からわかっていたことよ。▼~
さて、あたしはこれ以上ここにいても~
役にたてそうもないし、帰るわ。▼~
それじゃあね…マトイ…▼~
:[マトイ]|か、母さん…▼~
***支援A [#bc4e0696]
:[マトイ]|あ、母さん…▼~
:[カムイ]|マトイ…▼~
:[マトイ]|母さん、少し時間いいかしら?~
母さんに言っておきたいことがあって…▼~
:[カムイ]|な、何…?▼~
:[マトイ]|この前母さんはあたしのこと、~
父親似だって言ったけど…▼~
あたしは違うと思っているわ。▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[マトイ]|確かにあたしは父さんに憧れてた。▼~
天才肌で何でもこなす、~
完璧な父さんのこと…▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[マトイ]|でもそれはあたし自身が~
父さんに似ていないからこそ、▼~
そういう憧れを持ったのよ。▼~
:[カムイ]|どういうこと…?▼~
:[マトイ]|あたしと父さんは、そもそもが違う。▼~
あたしには…あんなに何でも~
上出来にこなすことなんてとてもできない。▼~
あたしができるようになるには、~
一つ一つを努力して経験を重ねていくしかない…▼~
つまり、あたしは完璧な人間じゃないんだって…~
そう理解してるわ。▼~
:[カムイ]|マトイ…▼~
:[マトイ]|小さな頃はもっと父さんに似たかったって~
思ったりもしたけど、▼~
今は…そうじゃないって理解している~
今だからこそ、あたしは父さんに近づこう、▼~
天才に近づこうと努力して、~
学べたことが幾つもあるって思ってるわ。▼~
そう…あたしは母さんに似たからこそ、~
より多くのことを学べたの。▼~
そしてあたしは、あなたの娘になれたことを…~
とても誇りに思っているわ。▼~
:[カムイ]|マトイ…うう…~
ありがとう、マトイ…▼~
やだ…涙がでてきちゃった…~
娘に泣かされるなんて…情けないわ。▼~
:[マトイ]|うふふっ…だからあたしが~
あなたに似てないだなんて悲しいこと…▼~
もう言わないでね?▼~
:[カムイ]|ええ。ごめんなさい、マトイ…~
もう二度と言わないわ。▼~
あたしもあなたみたいな娘をもてたこと、~
とても誇りに思っているわよ…!▼~
**シャラ(親子) [#ra509543]
***支援C [#ga3b2612]
:[カムイ]|シャラ…▼~
:[シャラ]|あら、母さん…~
どうしたの、そんなに怖い顔をして…▼~
:[カムイ]|シャラ…あなたにこんな話をするのは~
気が重いんだけど…▼~
いまからする質問に~
正直に答えて欲しいの。▼~
:[シャラ]|…何かしら、突然。▼~
:[カムイ]|この前、近くの村の人たちに~
まじないをしてあげたわよね…?▼~
:[シャラ]|ええ…あまり気が進まなかったのだけど…~
彼らがどうしてもというので…やったわ…▼~
:[カムイ]|実はその村人たちから…~
苦情が来ているの。▼~
:[シャラ]|…苦情?▼~
:[カムイ]|ええ。なんでもあなたにまじないを~
してもらった人たちを中心に…▼~
村に謎の病が広まっているらしくて…▼~
:[シャラ]|…………▼~
:[カムイ]|村ではあなたのまじないが~
何か良くないものを、▼~
引き寄せてしまったんじゃないかって…~
噂になっているそうなの。▼~
:[シャラ]|そう…▼~
:[カムイ]|シャラ…あたしはあなたがそんなことを~
するわけないって信じてるわ。▼~
だから…あなたがまじないで何をしたのか、~
本当のことを教えて欲しいの。▼~
:[シャラ]|昔から不審に思われることには慣れているわ…~
母さんが特に気にするようなことじゃない…▼~
:[カムイ]|えっ…?~
そ、それは…どういう意味?▼~
:[シャラ]|この一件から手を引いて…~
それが…母さんのためだから…▼~
:[カムイ]|シャ、シャラ!~
ちょっと、待って…!▼~
***支援B [#h7a3cdc9]
:[カムイ]|ふぅ…ちょっと疲れてきたかな…~
でも、ここが正念場よね。▼~
さあ…出発しましょう!▼~
:[シャラ]|母さん…▼~
:[カムイ]|シャ、シャラ…!▼~
:[シャラ]|どこへ行くの?▼~
:[カムイ]|ええと…た…ただの買い物よ。▼~
:[シャラ]|日々の激務のせいか、~
随分と疲れの色が見えるわよ…▼~
買い物なら娘の私に任せて、~
少し休んでいたほうがいいわ…▼~
:[カムイ]|へ、平気よ…これくらい…▼~
:[シャラ]|…それとも買い物に行くのは嘘なの?▼~
:[カムイ]|えっ…?▼~
:[シャラ]|娘に村人たちの介抱を~
手伝わせることなんてできないかしら…?▼~
:[カムイ]|そ、それは…!▼~
:[シャラ]|私…知っているのよ。▼~
母さんが病にかかった村人たちの介抱を~
手伝っていることを…▼~
:[カムイ]|シャラ…▼~
:[シャラ]|どういうつもりなの…?▼~
まさか病とまじないが関係あると踏んで、~
娘がしたことへの罪滅ぼしのつもり?▼~
:[カムイ]|ち、違う…!~
そうじゃないわ!▼~
:[シャラ]|じゃあ…▼~
:[カムイ]|…あたし、あなたが何も悪い事なんて~
してないって信じてる。▼~
当たり前でしょう…~
だってあたしはあなたの母親なんだから!▼~
:[シャラ]|…………▼~
:[カムイ]|村人を介抱しているのは、目の前で~
苦しんでいる人がいるのを見過ごせないだけ。▼~
あなたが気にするようなことなんて~
何もないわ。▼~
:[シャラ]|母さん…▼~
:[カムイ]|わかってくれた…?~
じゃああたし、もう行くから…▼~
:[シャラ]|待って母さん…もう少ししたら…~
真実を話すわ。▼~
だからそれまで…待ってちょうだい…▼~
:[カムイ]|シャラ…▼~
わかったわ…~
あたし、これ以上何も聞かない。▼~
だから、シャラが話せるようになったら~
すぐに母さんの所へ来てちょうだい。▼~
待っているわ…▼~
:[シャラ]|ありがとう…母さん…▼~
***支援A [#nce344a3]
:[シャラ]|見て…母さん…~
これが私が隠し続けてきたことよ…▼~
:[カムイ]|これが…あの謎の病を治せる~
特別な薬草だっていうの?▼~
:[シャラ]|ええ…そう。生育に少し時間がかかったの…~
あと、正直…私の力ではうまく育てられるのか、▼~
自信がなかった…だからぬか喜びさせないよう、~
黙っていたのよ。ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|シャラ…▼~
:[シャラ]|でも母さん、安心して…▼~
無事に生育に成功したから、~
あの病にかかった村人たちはみんな治るから…▼~
:[カムイ]|あなたはまじないをしてあげた時に、村の人に~
病の兆候があるって、気がついていたのね?▼~
:[シャラ]|ええ…▼~
:[カムイ]|なら、どうしてそう言わなかったの!?~
黙っていたら、あなたが怪しまれてしまうって▼~
わかっていたでしょう?▼~
:[シャラ]|私は…大事な人に信頼してもらえるなら…~
それで良かった…▼~
他人にどう思われても、信じて欲しい人に~
ちゃんと信じてもらえていれば…▼~
どうでも良かったのよ…▼~
:[カムイ]|どうでも良くなんかない!~
あなたって子は…なんて…なんて…バカなの…!▼~
:[シャラ]|母さん…~
なぜ…そう言いながら私を抱きしめるの?▼~
言っていることとやっていることが~
チグハグだわ…▼~
:[カムイ]|バカ! …いつもそんな言い方をして…~
不器用で…バカなシャラ…!▼~
でもそんなあなたを愛してるわ…~
ううっ…ううっ…!▼~
:[シャラ]|母さん…でも今は泣いている暇はないわよ…~
早くこの薬草を煎じて村人たちに飲ませないと…▼~
:[カムイ]|い…いけない。そうだったわね。▼~
急ごう、シャラ!▼~
:[シャラ]|ええ、母さん…▼~
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