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会話集/支援会話/マイユニット(女性・あたし~だよ)(親世代・白夜)
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*マイユニット(女性・あたし~だよ)の支援会話 [#e0539d89]
#contents
**アクア [#ia333cea]
※アクアとの支援は、白夜・暗夜・透魔で内容が異なる
***支援C [#h742ca81]
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|こんにちは、アクア。~
ここは風が気持ちいいね。▼~
:[アクア]|カムイ…どうしたの?▼~
:[カムイ]|ちょっと気晴らしに来ただけだよ。~
アクアもそうなの?▼~
:[アクア]|ええ。ここの木漏れ日と木々の香りは、~
白夜の王城を思い出して、懐かしいから…▼~
:[カムイ]|そっか。なんだか羨ましいな。▼~
暗夜王国は日中も薄暗いし、~
岩と砂の匂いしかしないからね。▼~
:[アクア]|…カムイ。▼~
ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|えっ…何が?▼~
:[アクア]|本当なら、白夜の王城で過ごすのは~
あなたのはずだったのに…▼~
軽率なことを言ってしまって、~
ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|そ、そんなこと気にしないよ。▼~
それに、あたしが暗夜王国にいたのは~
別にアクアのせいじゃないんだし…▼~
:[アクア]|いいえ。それでも私は…~
ずっと謝りたいと思っていたの。▼~
あなたが本来享受すべきだった~
白夜王国での幸せは…▼~
私が代わりに受けてしまったようなものだから。▼~
:[カムイ]|アクア…▼~
:[アクア]|あなたに与えられたはずの家族からの愛も、~
王家の者としての権威も…▼~
結果的に受け取ってしまったのは私。▼~
…それに私も少しだけ、~
暗夜王国にいたからわかるの。▼~
あなたがどれほど辛い境遇の中で~
暮らしてきたか…▼~
それを想像するだけで、私は…▼~
:[カムイ]|なるほど…~
アクアの言いたいことはわかるよ。▼~
でも…あたしはあまり~
そういう風には考えていないんだ。▼~
暗夜での生活も、~
嫌なことばかりじゃなかったよ。▼~
:[アクア]|ほんとに…?▼~
:[カムイ]|うん。たとえば…▼~
…あ、ごめん。この後、~
次の行軍についての会議があるんだった。▼~
じゃあアクア、今度また話すね。▼~
:[アクア]|え、ええ…▼~
…………▼~
***支援B [#h742ca81]
:[カムイ]|アクア。~
また、ここにいたんだね。▼~
:[アクア]|カムイ。▼~
ええ。ここにいれば、またあなたと~
話ができるかもしれないと思って。▼~
あなたが暗夜王国にいた頃の話…~
聞かせてくれるかしら?▼~
:[カムイ]|うん、もちろん。▼~
:[アクア]|カムイは…~
どんなところに住んでいたの?▼~
:[カムイ]|あたしは北の城塞っていう、~
人里離れた古城の中で暮らしてたんだ。▼~
ほとんど出歩くこともできなかったし、~
会う人も制限されていたよ。▼~
:[アクア]|そう…▼~
:[カムイ]|でもあたしは…それでも寂しくなかったよ。~
確かに不自由さを感じたことはあったけど、▼~
身の回りの世話をしてくれる人たちとは、~
家族みたいにずっと一緒だったし、▼~
マークスお兄ちゃんたちも、~
よく遊びに来てくれた。▼~
エリーゼなんかは、毎日城塞に来て~
一緒に遊ぼうって、うるさくって…▼~
:[アクア]|ふふ…~
賑やかで、楽しそうね。▼~
:[カムイ]|うん。▼~
それにあのお城にはたくさんの文献があって、~
何冊読んでも全然読み切れないくらいだった。▼~
よくフェリシアやジョーカーと読み比べをして、~
得た知識を競い合ったんだよ。▼~
うん…あたしはあの場所で、~
色んなことを学んだ…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|あの城で暮らしたことしかないから、~
そう思ってしまうのかもしれないけど…▼~
あの場所が~
今のあたしを作り上げたと言えると思う。~
あそこがあたしの…故郷なんだ。▼~
:[アクア]|そうだったのね…ごめんなさい。▼~
カムイの気持ちも考えずに、~
一方的なことを言ってしまって。▼~
私の暗夜王国に対して抱いている印象とは、~
少し違っているのね。▼~
:[カムイ]|そうかもしれないね。▼~
色々思い出してたら、~
なんだかあの城が懐かしくなってきたよ。▼~
:[アクア]|いつかきっと…また帰れるわよ。▼~
:[カムイ]|うん…▼~
そのためにもあたしたちは暗夜王を倒し、~
この戦争を終わらせなくちゃね。▼~
:[アクア]|ええ、そうね。▼~
***支援A [#h742ca81]
:[アクア]|またここにいたのね、カムイ。▼~
:[カムイ]|こんにちは、アクア。▼~
気晴らしに来てみたんだけど、~
ちょっと今日は天気が悪かったね。▼~
:[アクア]|ええ。風も強いわ。~
嵐が来るのかもしれない…▼~
:[カムイ]|そうだね…~
まるで暗夜の空みたいだ。▼~
:[アクア]|カムイ…また暗夜での暮らしのことを~
思い出しているの?▼~
:[カムイ]|ん…いや。~
でもちょっとだけ、考えていたんだ。▼~
アクアとあたしはとても似た境遇にあるのに、~
暗夜に対する考え方はかなり違ってる。▼~
:[アクア]|そうね…私の暗夜に対する印象は、~
あまり良いものではない…▼~
今でも、あなたの過去の話は~
少し信じがたいもの。▼~
暗夜にも、そんなに温かな時間が~
存在するなんて、思わなかった…▼~
:[カムイ]|白夜の仲間たちからすれば、~
その考え方が当然なんだろうね。▼~
:[アクア]|でも、その溝をどうにかして~
埋めていくことこそが、▼~
明るい未来へと繋がっている気がするわ。~
…どちらが良い悪い、じゃなくて。▼~
:[カムイ]|アクア…▼~
うん、あたしも、そう思う。▼~
:[アクア]|私たちがこうして一緒に~
白夜軍として闘っていることは、▼~
きっとその答えを見出すために天に与えられた~
宿命なのね。▼~
これからも似た境遇の者同士、~
手を取り合っていきましょう。▼~
この世界を…守るために。▼~
:[カムイ]|そうだね。~
あたしにできることは何でもするつもりだよ。▼~
これからもよろしくね…アクア。▼~
**リンカ [#fa774209]
***支援C [#we897246]
:[カムイ]|この場合の戦局だけど…~
どうしたらいいと思う?▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|リンカに敵を引き付けてもらって、その間に~
弓を用意すれば一網打尽にできるかな?▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|…ってリンカ?~
話聞いてる?▼~
:[リンカ]|作戦は好きに考えればいい。~
あたしはそれに従うのみだ。▼~
:[カムイ]|ちょ、ちょっと待って!~
まだ話は終わってないよ!!▼~
:[リンカ]|…あたしにはお前に話すことなどない。~
いいからあたしには関わるな。▼~
:[カムイ]|そ、そういうわけにはいかないよ。~
仲間なんだし、もっと話し合っておかないと…▼~
:[リンカ]|戦場ではもちろん協力してやる。~
お前たちの指示にだって従うさ。▼~
だから…それ以外の時は~
あたしに話しかけるんじゃない!▼~
:[カムイ]|そ、そんな…▼~
:[リンカ]|…………▼~
…すまなかったな。~
仮にも軍の将に対して言い過ぎた。▼~
あの時助けてもらったことも…~
感謝はしている。▼~
だが…余計な心遺いなどあたしには無用だ。~
一人にしてくれ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
***支援B [#p54136b2]
:[カムイ]|あ、リンカ!▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|リンカ…もちろん聞こえてるよね?▼~
:[リンカ]|…あれほど関わるなと言ったのに、~
今度は一体なんなんだ…?▼~
次の作戦の話し合いは、~
既に終えたはずだが?▼~
:[カムイ]|もし良ければ…そこまでみんなと関わるのを~
避ける理由を教えてもらえないかな?▼~
:[リンカ]|それを言えば…~
関わることを控えるのか?▼~
:[カムイ]|えっ? ええと…~
理由に納得できれば…だけど。▼~
:[リンカ]|はぁ…仕方ない。~
教えるしかないみたいだな。▼~
…あたしたちは炎を崇める~
部族の者というのは知っているな。▼~
炎は命の根源…その炎を絶やさず~
燃やし続けるため、我々一族は鉄則を設けた。▼~
…それは他者との交流を極力避け、~
孤高であるべきというものだ。▼~
:[カムイ]|どうして炎を燃やし続けることが~
孤高であることに繋がるの?▼~
:[リンカ]|命の炎を消すのはいつも他者だ。~
炎の尊厳を理解せず、愚かにも禁忌に触れる。▼~
:[カムイ]|禁忌…?▼~
:[リンカ]|今からずっと昔のこと…▼~
我々が御神体と崇めていた聖火が、~
対立していた敵の部族によって消されたんだ。▼~
敵はただ我々の混乱を狙っただけ…~
だが、それにより神の怒りを買ってしまい、▼~
霊峰の嶺が…~
火山が一斉に噴火した。▼~
溶岩は近隣を飲み込み、敵の部族は滅んだ。~
我々の部族も大きな痛手を受けたと聞く…▼~
:[カムイ]|なるほど…だからリンカは極力、~
他者との交流をしないようにしてるんだね。▼~
でも、どうして以前は白夜王国に協力して~
暗夜に攻めてきたの?▼~
:[リンカ]|それは族長…あたしの父が、~
今は白夜に協力すべきだと判断したんだ。▼~
もちろん闘いには本気で挑むのが~
戦士の務めだが…▼~
あたしには正直嫌な予感しかしなかった。▼~
そしてその予感は的中し…あたしは間抜けにも~
お前たちに捕えられたわけだ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[リンカ]|さあ、これでわかっただろう。~
戦闘時以外はもうあたしに関わるな。▼~
:[カムイ]|リンカ…▼~
***支援A [#rc389828]
:[カムイ]|リンカ…▼~
:[リンカ]|…ふっ、カムイ。~
お前は相当の物好きだな。▼~
あれだけ言っても~
まだあたしに話しかけてくるなんて。▼~
:[カムイ]|ご、ごめん…▼~
:[リンカ]|…で、今度はどんな用だ?▼~
:[カムイ]|あの…仲間たちともう少し~
距離を縮められないかな?▼~
:[リンカ]|お前はまた、お互いに信頼し合うには~
交流が必要だとでも言うのか?▼~
:[カムイ]|うん…もちろんそれもあるけど、~
今度は…そういうのじゃないんだ。▼~
この前の話だけど…▼~
リンカは暗夜に攻めてきて捕えられたことも~
後悔してるんだよね…?▼~
:[リンカ]|…当たり前だ。敵に捕獲されるなど、~
戦士として殺されるよりも屈辱的なことだ。▼~
:[カムイ]|…そんなことは言わないでほしいな。▼~
:[リンカ]|なぜだ?▼~
:[カムイ]|確かにあれは不幸な出来事だった。~
あなたのプライドが許せないのもわかるけど…▼~
あたしたちが出会ったことも~
間違いだったってことになるの…?▼~
:[リンカ]|なっ…!?▼~
:[カムイ]|今は戦争中で、~
確かなものなんてないと思うんだ。▼~
だからこそ…あたしは~
出会えた仲間たちとの偶然を奇跡だって…▼~
運命だって信じたい。▼~
:[リンカ]|…………▼~
…奇跡…運命、か。▼~
:[カムイ]|うん。そんな簡単な言葉で~
片付けられないかもしれないけど…▼~
あたしたちの往く道は~
悪いことばっかりじゃないって、▼~
そう信じたいんだ。▼~
ずっと閉じ込められた生活を送ってきたから、~
尚更そう思っちゃうのかもしれないけどね。▼~
:[リンカ]|なるほどな…わかったよ。あたしも~
乗りかかった船から簡単に降りる気はない。▼~
もう少し周りの奴らと信頼し合えるように…~
努力してみるよ。▼~
:[カムイ]|うん。~
リンカ、ありがとう!▼~
:[リンカ]|…ああ。▼~
**サクラ [#i673c967]
***支援C [#ge4237da]
:[カムイ]|こんにちは、サクラ。~
元気?▼~
:[サクラ]|えと…あの…その…~
……はい。▼~
:[カムイ]|あ、あれ? ちょっと間があったけど…~
ひょっとして、体調でも悪いの?▼~
:[サクラ]|…いえ…違うんです。~
身体はとても…元気です。▼~
:[カムイ]|じゃあどうしたの?~
もしかしてあたし、嫌われてるのかな?▼~
:[サクラ]|そ、それも違います!~
カムイ姉様が嫌いなわけありません!▼~
ただ…私、人と面と向かってお話するのに…~
慣れてなくて…▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ。~
ごめんね、突然話しかけちゃって。▼~
:[サクラ]|い、いえ…私こそごめんなさい。▼~
せっかくカムイ姉様に~
声をかけていただいたのに。▼~
:[カムイ]|いや、そんな大層なものじゃないよ。~
でも…そうだな。せっかくだから…▼~
サクラの口下手を克服できるように、~
あたしにも何かできることがないかな?▼~
:[サクラ]|……え?▼~
:[カムイ]|根本的な解決はなかなか難しいだろうけど、~
二人で何度も会話すれば慣れるだろうし、▼~
サクラも人と話すコツが~
掴めるんじゃないかな?▼~
:[サクラ]|そ、そうでしょうか…?▼~
:[カムイ]|うん! 論より証拠だよ。~
早速やってみようよ。▼~
***支援B [#b0236dda]
:[カムイ]|…じゃあ、練習いくよ?~
準備はいいかな?▼~
:[サクラ]|は、は、はい…!▼~
:[カムイ]|では…ゴホン。▼~
…この前読んだ白夜の本のことだけど、~
前半は史実かどうか怪しいと思うんだ。▼~
なんというか…~
歴史の考証が上手くできてない気がする。▼~
:[サクラ]|そ、そうでしょうか…▼~
:[カムイ]|歴史って、おもしろいよね。▼~
そうだ、サクラが巫女になろうとしたのって▼~
みんなを癒したいというのもあると思うけど…▼~
やっぱり神々の歴史についても、~
興味があるからなんだよね?▼~
:[サクラ]|そ、そうかもしれません…▼~
:[カムイ]|白夜では神様へのお供えものって、~
最終的にみんなで食べたほうがいいんだっけ?▼~
:[サクラ]|ど…どっちだったでしょうか…?▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[カムイ]|サ、サクラ…もうちょっと~
会話を繋げてみようよ…▼~
:[サクラ]|ご、ごめんなさい…~
カムイ姉様…▼~
私、どう話していいか~
わからなくなってしまって…▼~
:[カムイ]|うーん。でも何度か~
会話の練習をしてみて思ったんだけど、▼~
サクラは会話自体が苦手というよりも、~
人に対してちょっと臆病なだけじゃないかな?▼~
:[サクラ]|臆病…ですか?▼~
:[カムイ]|うん、だってちゃんと話は聞いてるし。▼~
会話を繋げたくても先に恐怖心のようなものが~
邪魔をして、身体が拒んじゃってる感じかな。▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[カムイ]|ちょっと怖がりなところを治せば~
会話の時にも改善されると思うんだけどな。▼~
サクラ…自分が怖がりになっちゃった~
理由は何かわかる?▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[カムイ]|何か思い当たることはないかな?~
解決の糸口があるかもしれないよ。▼~
:[サクラ]|その…わ、わかりません。~
:[カムイ]|そ、そう…~
なら…仕方ないね。▼~
:[サクラ]|は…はい。~
すみません…▼~
で、でも、今日は…~
ありがとうございました…▼~
:[カムイ]|ううん。~
どういたしまして。▼~
***支援A [#ufc36067]
:[サクラ]|カムイ姉様…その、~
少しお時間よろしいでしょうか?▼~
:[カムイ]|サクラ。うん、もちろんいいけど…~
どうかしたの?▼~
:[サクラ]|あの…~
私が怖がりになった理由なんですが…▼~
:[カムイ]|何か思い当たることがあったの?▼~
:[サクラ]|…す、すみません。~
実は私…わかっていたんです。▼~
ただあの時…言い出せなくて…▼~
:[カムイ]|え…? そ、そうなの…?▼~
:[サクラ]|はい…カムイ姉様が~
気を悪くされないかと考えてしまい…▼~
とっさに嘘をついてしまいました。~
ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|あたしがサクラを怒るわけがないよ。だから…~
もし聞いてもいいなら、聞かせてほしいな。▼~
:[サクラ]|…は、はい。わかりました。▼~
私は…カムイ姉様が暗夜王国に~
連れ去られた頃、まだ生まれたばかりで…▼~
物心がついた頃にリョウマ兄様たち以外に~
もう一人の姉様がいることを教えられました…▼~
でもある日…城内の女中達が~
こんな噂をしてるのを聞いてしまいました。▼~
実はカムイ姉様は、~
暗夜の標的ではなく…▼~
本当は、生まれたばかりの私を~
誘拐するつもりだったと…▼~
:[カムイ]|えっ…!?~
:[サクラ]|も、もちろんそれは根も葉もない~
ただの噂話だと後から知ったんですが…▼~
幼い私にとって、その話は…~
とても怖いものだったんです…▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[サクラ]|もし私がさらわれていたら、~
今頃どうなっていたんでしょう…▼~
カムイ姉様を不幸にしてしまったのは、~
私なんじゃないか…と。▼~
幼い私は…責任に耐えられなくなって、~
怖くて、怖くて、たまらなくなって…▼~
:[カムイ]|そ、そんなわけないよ!!▼~
:[サクラ]|…!▼~
:[カムイ]|ごめん…▼~
あなたを怖がりにしてしまったのは、~
他ならない、あたしのせいだったんだね。▼~
あたしがあの時連れ去られたせいで、~
妹に責任を感じさせちゃった…▼~
謝っても許されることじゃないけど…~
今更だけど…謝らせて。▼~
:[サクラ]|いいえ…~
カムイ姉様のせいじゃないです。▼~
でも…そう言われてしまう気がしたので、~
この前は黙っていたんですよ。▼~
…カムイ姉様は…~
本当に優しい方です。▼~
:[カムイ]|ううん…そんなことは…▼~
:[サクラ]|私のほうこそ、ごめんなさい…▼~
でも…実は今でも、不安なんです…▼~
もしかしたら、またいつか姉様が~
どこかに行ってしまうんじゃないかって…▼~
:[カムイ]|サクラ…大丈夫だよ。~
もうあたしはどこにも行かない。▼~
絶対にあたしは、~
大事な妹の傍を離れない。▼~
これからはずっと…~
お姉ちゃんとしてあなたを守り続けるよ。▼~
:[サクラ]|カムイ姉様…▼~
:[カムイ]|だからサクラが怖がる必要はもうないよ。~
安心して…!▼~
:[サクラ]|…わかりました。嬉しいです。~
カムイ姉様…▼~
これからは少し強くなれそうな…~
そんな気がします。▼~
**カザハナ [#r35465bc]
***支援C [#z7e564d3]
:[カザハナ]|サクラ様~! サクラ様~!▼~
:[カムイ]|カザハナ。~
サクラを探してるの?▼~
:[カザハナ]|げっ!!▼~
…じゃなかった、カムイ様。~
何か用なの?▼~
:[カムイ]|今「げっ!!」って言わなかった…?~
ま、まぁいいや。サクラはこっちにはいないよ。▼~
:[カザハナ]|そう、ありがとう。~
それでは、さようなら。▼~
:[カムイ]|立ち去るの早っ!?▼~
ちょ、ちょっと待ってよ、~
カザハナ!▼~
:[カザハナ]|…なに?~
あたし、急いでるんだけど。▼~
:[カムイ]|うわあ…明らかにあたしに対して、~
敵意を感じるんだけど…▼~
あたし…何かカザハナの気に障ることでもした?▼~
:[カザハナ]|…………▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カザハナ]|したわ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ…ごめん。~
でもあたしには何も思い当たらなくて…▼~
:[カザハナ]|あたし…昔からサクラ様が、あなたのせいで~
何度も泣いているのを見てきたの。▼~
だから…幼馴染のサクラ様を泣かす~
あなたのことが嫌いよ!!▼~
:[カムイ]|えっ…!? サ、サクラが…~
サクラがあたしのせいで…そ、それは…▼~
:[カザハナ]|サクラ様に聞いても無駄よ。~
たぶん教えてくれないと思うわ。▼~
むろんあたしが言うわけもないけど。▼~
:[カムイ]|そ、そんな…▼~
:[カザハナ]|とはいえカムイ様は大将だから、~
命令はちゃんと聞くよ。安心して。▼~
では、さようなら。▼~
:[カムイ]|カ、カザハナ…▼~
***支援B [#z1f65a67]
:[カザハナ]|せいっ! はあっ!▼~
やああーーっ!!▼~
:[カムイ]|こ、こんにちは…カザハナ。~
剣の稽古中なの?▼~
:[カザハナ]|はぁ…はぁ…カムイ様。~
…あたしに何か聞こうとしても無駄よ。▼~
カムイ様とサクラ様、~
二人の問題なんだから。▼~
:[カムイ]|ううん、それはもういいの。~
あたしはカザハナと話がしたくて来たんだ。▼~
:[カザハナ]|…………▼~
せいっ!!!▼~
:[カムイ]|わ、わああっ!!▼~
…あ、危ないじゃない!~
突然斬りつけるなんて…いくら木刀とはいえ!▼~
:[カザハナ]|…よく避けたね。▼~
わかったわ。~
一つくらい質問してもいいよ。▼~
:[カムイ]|えっ…? それはつまり…~
今避けられたから、認めてくれたってこと?▼~
:[カザハナ]|…質問があるなら早くして。~
あたし、稽古中なの。▼~
:[カムイ]|あっ…うん。~
じゃあ聞かせてもらうよ。▼~
元々カザハナの家族は白夜王国に仕える~
侍の一家だったんだよね?▼~
:[カザハナ]|そうよ。それがどうかしたの?▼~
:[カムイ]|あなたがそうやって侍として心身を鍛え上げて、~
サクラを守ろうとしてくれているのも、▼~
家柄が影響してるのかなと思ったんだ。▼~
:[カザハナ]|確かにそうだけど。▼~
:[カムイ]|そう…それはいいね。▼~
:[カザハナ]|それはいいねって…~
どういうことよ。▼~
:[カムイ]|あたしはずっと離宮に閉じ込められてきた。▼~
その理由も、生きる目的も知らされず~
行く先が真っ暗な中で生きてきたから…▼~
ちゃんと見据えている先がある~
カザハナが少し…眩しく見えちゃって。▼~
:[カザハナ]|…………▼~
あたしには憧れの人がいるわ。~
それはあたしの父上なの。▼~
父上は…侍の鑑のようなお人だったのよ。▼~
:[カムイ]|侍の鑑…どんな人だったの?▼~
:[カザハナ]|父はすべてを…当時の白夜王、~
スメラギ様に捧げて生きていたの。▼~
いついかなる時もスメラギ国王のお命を守り、~
ある時は刃となり、ある時は盾となり…▼~
身を粉にして王をお助けしていたわ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カザハナ]|剣聖として人々に賛美される父上の背中は…~
あたしの自慢で、誇りだった。▼~
そして父上は王を守り…~
この世を去ったわ。▼~
けれど、それこそが父上の本懐、~
父上の生き様を象徴するものだったと思ってる。▼~
父上は侍として、~
最高の死に場所を得たのよ。▼~
:[カムイ]|…なるほど。▼~
:[カザハナ]|あたしが目的意識を持って~
生きているように見えるのは、▼~
きっと父上の背中を目指しているから~
なんでしょうね。▼~
:[カムイ]|そうか…でも、ごめん…~
失礼なことを言うつもりはないんだけど…▼~
死ぬこと自体は肯定すべきじゃないと思う。~
主君を守れても、自分が死んでは意味はないよ。▼~
:[カザハナ]|な、な、なっ…!! あなたは~
父上の死にざまが愚かだって言うの!?▼~
:[カムイ]|ううん、そんなつもりはないよ。▼~
確かにあなたの父上はご立派だよ。▼~
その最期だって、~
あたしのお父様を守ってくれたんだから、▼~
感謝こそすれ、~
責めることなんて…できない。▼~
けど…それをそのまま見習ってしまうのは、~
間違いじゃないのかな?▼~
:[カザハナ]|あなたはしょせん守られる側だから、~
そんなことを言えるのよ!!▼~
己の正義に殉じた父上を愚弄することは、~
絶対に許さないわ!▼~
:[カムイ]|あっ、カザハナ!!▼~
………………▼~
行っちゃった…▼~
***支援A [#db59c602]
:[カムイ]|あっ…カザハナ。▼~
:[カザハナ]|…カムイ様。▼~
:[カムイ]|その…この間は…ごめん。▼~
:[カザハナ]|別に。もう何とも思っていないわ。▼~
カムイ様は、~
あたしたちの大将だから。▼~
:[カムイ]|ううん、謝らせてほしいんだ。▼~
カザハナの気持ちも考えずに、~
あたし…とても酷いこと言ったよね。▼~
:[カザハナ]|もう止めてよ!~
あたしが惨めになるだけじゃない!▼~
:[カムイ]|違うんだよ…あたしが言いたかったのは~
そんなことじゃなくて…▼~
サクラが悲しむんじゃないかって…~
そう思っただけなんだよ!!▼~
:[カザハナ]|…!?▼~
サクラ様が!?▼~
:[カムイ]|元々サクラを泣かせてるあたしが言えるような~
ことじゃないのはわかってるけど…▼~
でもそれでも言わせてほしい。▼~
だって…~
あたしのお父様を守って、▼~
カザハナの父上が死んだことを~
肯定してしまうと、▼~
それは、あなたがサクラを守って死ぬのが~
正しいってことになっちゃうじゃない?▼~
:[カザハナ]|……!!▼~
:[カムイ]|そんなこと…サクラが喜ぶわけない。~
きっとサクラは泣いて…▼~
カザハナを失ったことを悔やんで、~
生きる望みも失っちゃうよ。▼~
そんな未来はあたしにも耐えられないし、~
カザハナだって望んでないでしょ?▼~
:[カザハナ]|そ、それは…▼~
:[カムイ]|もちろん主君を守ることが、~
侍にとって大事だってことはわかるよ。▼~
でも…それよりも大事なのは、~
主君を悲しませないことじゃないの?▼~
:[カザハナ]|あたしも…サクラの泣くところ…~
もう見たくないわ。▼~
:[カムイ]|カザハナ…~
うん、それでいいと思う。▼~
サクラを守るってことは、サクラの気持ちを~
守るってことでもあるんだから。▼~
:[カザハナ]|うん…カムイ様。~
ありがとう…ございます。▼~
:[カムイ]|ううん、あたしの方こそ…▼~
サクラを守ってくれて、~
今まで生きててくれて…ありがとう。▼~
:[カザハナ]|はい…▼~
**ツバキ [#m258c989]
***支援C [#kc892972]
:[ツバキ]|ふんっ!はあっ!▼~
:[カムイ]|ん? あそこにいるのはツバキだね。~
熱心に訓練してるみたいだけど…▼~
:[ツバキ]|あ、カムイ様ー。~
そんなところで、どうされたんですー?▼~
もしや俺の訓練を~
見学してらしたんですかー?▼~
:[カムイ]|こんにちは、ツバキ。~
訓練の邪魔しちゃったかな?▼~
:[ツバキ]|いいえ、とんでもない!~
どんどん見てくださって構いませんー。▼~
俺は武器を扱う技術も~
完璧ですからー。▼~
俺の技術が貴方の戦闘に役立てば~
嬉しいですー。▼~
:[カムイ]|ふふっ、確かにツバキの腕前は~
誰にも引けを取らないぐらいすごいよね。▼~
あたしもツバキみたいに無駄のない動きで~
闘えたらなあ…▼~
:[ツバキ]|あ、そうだー。~
それなら、俺が稽古をしましょうかー?▼~
:[カムイ]|え?いいの?▼~
:[ツバキ]|ええ、もちろんー!~
サクラ様の姉君のためなら一肌脱ぎますよー!▼~
それに俺はどの武器でも一通りこなせますから、~
カムイ様の武器にも対応できますー。▼~
では、まずは…▼~
ぐぅ▼~
:[カムイ]|? ツバキ、~
今何か聞こえなかった?▼~
:[ツバキ]|! いいいいえ、何も聞こえませんよー!~
カムイ様の気のせいでは…▼~
ぐぎゅぅぅ▼~
:[カムイ]|あ! やっぱり聞こえる!~
何の音だろ……あ!▼~
:[ツバキ]|ぎくっ!▼~
:[カムイ]|もしかして…~
今のはツバキのお腹の音?▼~
:[ツバキ]|! そ、それは…▼~
:[カムイ]|ツバキ、お腹がすいてたんだね。~
気づかなくてごめん。▼~
それじゃ、何か食べに…▼~
:[ツバキ]|ち、違う違う違うんですー!▼~
今のはね、わざとお腹を鳴らすことで~
敵を油断させる策を実践して見せたというか…▼~
:[カムイ]|え? そう?~
でも、顔が真っ赤だよ?▼~
:[ツバキ]|わああああ!~
こ、これは完璧な俺にあるまじき失態だー…!▼~
:[カムイ]|ええ!?~
お腹が鳴るくらい誰にでもあるよ!▼~
そんなに気にしなくてもいいと思う!▼~
:[ツバキ]|いえ! このような失敗、~
以前なら完璧に回避してたのに…▼~
これは俺の気が~
抜けていたということですー…!▼~
…カムイ様。~
稽古はまた今度にしてくれませんかー?▼~
今から俺は、完璧に隠れるための穴を掘るので…~
それでは!▼~
:[カムイ]|あ、行っちゃった…▼~
そんなに落ち込まなくてもいいと思うけど…~
ツバキ、大丈夫かな?▼~
***支援B [#t8d6306c]
:[カムイ]|ツ、ツバキ!~
ツバキはいる?▼~
:[ツバキ]|もぐもぐ…~
ああ、カムイ様、こんにちはー。▼~
そんなに慌ててどうしたんですかー?~
もぐもぐ…▼~
:[カムイ]|ツバキ!~
やっぱりあの話は本当だったんだね!▼~
:[ツバキ]|もぐもぐ…あの話とはー?▼~
:[カムイ]|その、もぐもぐしてる姿のことだよ!▼~
最近、ツバキがずっと何か食べてるって聞いて、~
心配になって探してたんだ。▼~
そうしたら本当にずっと何か食べてるし…▼~
:[ツバキ]|もぐもぐ…ああ、このことー。~
別に、気にしないでくださいー。▼~
:[カムイ]|そうは言っても気になるよ!▼~
もしかして…これはこの間、ツバキの~
お腹が鳴ったことと関係があるの?▼~
:[ツバキ]|…………▼~
:[カムイ]|やっぱり、そうなんだね。▼~
:[ツバキ]|でも、確実な解決法ですよねー?▼~
ずっと食べ続けていれば、~
空腹になる暇なんてありえないですからー。▼~
:[カムイ]|でも、そんなに食べ続けていたら~
ツバキ…身体が重くなっちゃうよ?▼~
体型もどんどん大きくなって…!~
そ、そんなツバキは見たくないよ!▼~
:[ツバキ]|ああ、その点は心配しなくても~
平気ですよー。▼~
俺の完璧な計算によって、栄養の偏りもなく~
食べすぎにもならないよう調整してますのでー!▼~
:[カムイ]|でも…やっぱり心配だよ。▼~
:[ツバキ]|…………▼~
…そうですか、わかりましたー。▼~
俺もあなたに心配をかけるのは~
本意ではありませんし…▼~
この方法はやめることにしますー。▼~
:[カムイ]|よ、よかった。▼~
:[ツバキ]|でも、それなら今度はどうしましょうー?▼~
俺はあんな姿を誰かに晒すなんて~
耐えられませんから…▼~
:[カムイ]|ええと、どうしてそこまで気にするの?▼~
:[ツバキ]|ははっ、そんな…カムイ様に~
お話するようなことではありませんよー。▼~
それでは、失礼しますねー!▼~
:[カムイ]|あっ、行っちゃった…▼~
でも、また何か無茶をしないとも限らないし~
もう少し話をしてみよう…!▼~
***支援A [#a2453d2f]
:[カムイ]|ツバキ、こんにちは。▼~
:[ツバキ]|あ、カムイ様ー。~
どうしたんですかー?▼~
:[カムイ]|この間の空腹を防ぐ方法についてなんだけど~
まだ、気にしているかと思って…▼~
:[ツバキ]|ああ、そのことですかー。▼~
そうなんですー…なかなか別の解決法が~
見つからなくて困ってるんですよー。▼~
:[カムイ]|ねえ…お腹が鳴ることは、~
もう気にしなくてもいいと思うよ?▼~
:[ツバキ]|カムイ様はそう言ってくださいますが、~
それは俺自身が許せないんですよー。▼~
:[カムイ]|うーん…そっか。▼~
わかった。それならあたしも~
とことん付き合うよ!▼~
:[ツバキ]|え?▼~
:[カムイ]|どうしても気にすると言うんだったら~
あたしも一緒に解決法を探すのを手伝うよ。▼~
:[ツバキ]|そ、そんな! カムイ様に~
そんなことさせられませんよー!▼~
:[カムイ]|ううん、その場に居合わせたのはあたしだよ。~
こうなったらとことん一緒に考えるよ!▼~
:[ツバキ]|カムイ様…▼~
…わかりました。~
そこまで言うならお願いします。▼~
でも、そう言われたのは初めてですよー。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツバキ]|俺はああいった失敗を、~
人に見せないようにしてるんですよー。▼~
それは…~
俺がいつも完璧を目指しているから…▼~
だから、たまーーーーーーーーに失敗すると~
どうしたらいいのかわからなくなるんですー。▼~
:[カムイ]|そうなの?▼~
:[ツバキ]|はい。たまーーーーーーーーにですよ?~
滅多にそんなことにはなりませんからー。▼~
:[カムイ]|ええと…確かに笑われるのは恥ずかしいから~
隠したい気持ちもわかるよ。▼~
:[ツバキ]|とまあ、~
そういった性分ですので…▼~
完璧を求めすぎて誰かに相談する~
ということが苦手なんですよー。▼~
だから、こうやって相談できる相手が~
できるなんて…嬉しいですー。▼~
:[カムイ]|そういうことだったんだ。▼~
それじゃああたしがツバキの相談相手~
第一号というわけだね。▼~
:[ツバキ]|ははっ、そういうことになりますー。▼~
ではカムイ様…▼~
こんな俺ですけど~
これからもよろしくお願いしますねー!▼~
:[カムイ]|うん、こちらこそよろしくね。▼~
:[ツバキ]|そうと決まれば、さっそくー!~
お腹の鳴らない方法を考えましょう!▼~
あ、俺が今考えているのは~
腹持ちのする食材を積極的に摂る方法で…▼~
その食材はあちらにあるので~
ちょっと取ってきますねー!▼~
:[カムイ]|あ、待ってよツバキ!▼~
ふふっ、でも~
元気になったみたいでよかった!▼~
***支援S [#o0930310]
:[ツバキ]|カムイ様、今いいかなー?▼~
:[カムイ]|あ、ツバキ、こんにちは。~
何か相談があるの?▼~
この間のお腹を鳴らさない方法は~
見事ツバキの案で解決したよね?▼~
:[ツバキ]|はい。~
その節はお騒がせしましたー。▼~
:[カムイ]|でもまさか、~
腹筋に力を入れて音を止めるなんて…▼~
あの方法はツバキじゃないとできないよね。▼~
:[ツバキ]|えへへ…~
やっぱり俺は完璧だったということですかねー。▼~
:[カムイ]|ふふっ、そうだね。~
あ、それじゃあ何の話?▼~
:[ツバキ]|今日はカムイ様に一つ、~
相談があるんです…▼~
これは一人では絶対に解決できない、~
大きな問題なんですよ。▼~
:[カムイ]|え? そ、それって一体…?~
あたしで解決できる問題なの?▼~
:[ツバキ]|はい。むしろこれはカムイ様でないと~
解決できない問題なんです。▼~
:[カムイ]|あたしでないと?▼~
:[ツバキ]|はい…▼~
カムイ様…~
俺はこの世であなたが一番大切なんです。▼~
どうか俺と…結婚してくれませんか?▼~
:[カムイ]|え? ええ!?▼~
:[ツバキ]|驚くのも無理はないですよね…~
俺はこの想いを完璧に隠していましたから。▼~
でも、もう隠すことはしません。~
やっぱりあなたに伝えたいと思ったんです。▼~
:[カムイ]|ツバキ…!▼~
:[ツバキ]|今まで、俺の完璧なところが好きだと~
言ってくれた人はたくさんいました。▼~
でも、一緒にその問題に向き合ってくれた人は~
カムイ様が初めてだったんです…▼~
そんなあなたになら、俺は全てをさらけ出せる。~
完璧じゃない俺でいられるんです。▼~
弱みを見せても親身になって共にいてくれる…~
そんなあなたこそ、俺には必要なんですよ。▼~
:[カムイ]|ツバキ…そんな風に~
想ってくれていたなんて嬉しいよ。▼~
あたしも、ツバキの力になれていることが~
嬉しかったんだ。だから…▼~
:[ツバキ]|ほ、本当ですか…!?~
なら、俺との結婚も承諾していただけますか?▼~
:[カムイ]|うん。これからも~
ツバキを支えさせてね。▼~
:[ツバキ]|カムイ様…~
ありがとうございますー!▼~
それでは、これから二人で…~
素敵な夫婦を目指していきましょうねー!▼~
:[カムイ]|ふふっ、わかったよ。~
一緒に頑張ろうね!▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[ツバキ]|俺は…あなたみたいな人をずっと探してたのかもしれ...
大好きです! 完璧じゃない俺を好きになってくれて…ありがと...
**サイゾウ [#ja283371]
***支援C [#h56bca74]
:[カムイ]|…………?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|……ん?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|……何だか視線を感じるなあ。~
うーん、一体どこからなんだろう?▼~
…って、~
サ、サイゾウ!?▼~
どうしてそんな物陰から、~
あたしを見てるの?▼~
:[サイゾウ]|ふん…カムイ。気づくのが遅いな。~
戦場ならば、すぐに殺られるぞ。▼~
:[カムイ]|ええ!?~
出てきていきなり何を言っているの?▼~
そもそも、どうしてそんな所から~
こちらを覗いているの?▼~
:[サイゾウ]|そんなもの、監視に決まっている。▼~
:[カムイ]|へ?▼~
:[サイゾウ]|お前は今まで暗夜にいた、~
言わば我々の敵。▼~
こちらに来てからの行動について~
何か企んでいないか見張らせてもらう。▼~
:[カムイ]|そんな!~
あたしは何も企んでないよ?▼~
! これはもしかして…~
リョウマお兄ちゃんの命令なの?▼~
:[サイゾウ]|ふん。リョウマ様は関係ない。~
これは俺独自の判断だ。▼~
今はこうして共に闘っているとはいえ…~
まだお前自身を信用したわけではない。▼~
:[カムイ]|そう…▼~
:[サイゾウ]|お前が何か不審な動きをすれば、~
それ相応の措置を取る。▼~
お前も肝に銘じて、~
変な考えを起こすなよ。▼~
:[カムイ]|変な考えなんて起こさないよ!~
うう…どうしたら信用してくれるんだろう?▼~
:[サイゾウ]|ふん…それこそ行動で示してもらう。~
ここに監視記録もつけるからな。▼~
:[カムイ]|え?▼~
あ、サイゾウが持っている本…~
「カムイ観察記録」って書いてある!▼~
…もしかして、そんなものまで~
書くつもりなの?▼~
:[サイゾウ]|監視を行ったからには、記録を残して然るべき…~
この位の準備、当然だ。▼~
では、これから毎日見張らせてもらう。~
覚悟しておけ…▼~
:[カムイ]|あ! 待ってよサイゾウ!▼~
これは…姿は見えないけど、まだどこかから~
監視されているということだよね?▼~
ああ、何だか大変なことに~
なっちゃった…▼~
***支援B [#z04567f9]
:[カムイ]|うう…今日もどこからか視線を感じる。▼~
サイゾウ…本当に毎日監視してるみたい~
だけど、疲れないのかな?▼~
見張られているこっちは疲れてるのに…~
サイゾウはすごいなあ。▼~
はあ…▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|っと、ため息をついている~
場合じゃなかった。▼~
早くこの荷物を運んでしまわないと!~
うう、結構重いなあ…▼~
よいしょ、よいしょ…▼~
:[サイゾウ]|…………おい。▼~
:[カムイ]|わあ! サイゾウ!~
急に現れるとびっくりするよ!▼~
:[サイゾウ]|…ふん。~
お前が気配を察知できないのが悪い。▼~
それよりどうしたカムイ。~
最近は疲労の色が見えるな。▼~
お前の力など頼りにしていないが、~
そんな状態で闘って、皆の足を引っ張るなよ。▼~
:[カムイ]|あ、あはは…ごめん…~
でも、これは監視されてる疲れなんだけど…▼~
:[サイゾウ]|何?▼~
:[カムイ]|…サイゾウは、~
やっぱりまだあたしが信用できない?▼~
:[サイゾウ]|ふん。当然だ。▼~
監視を止めろと言いたいのだろうが…~
お前に何を言われてもやめるつもりはない。▼~
:[カムイ]|そ、そう…▼~
:[サイゾウ]|…だが、だからといって~
放っておくわけにもいくまい。▼~
:[カムイ]|え? 一体何のこと?▼~
…っわあっ!▼~
:[サイゾウ]|大きな声を出すな。~
これはどこに運ぶんだ?▼~
:[カムイ]|ど、どうしてサイゾウが~
あたしの運んでいた荷物を持ってるの?▼~
その荷物はあたしが運ぶものだけど…▼~
:[サイゾウ]|いちいちうるさい奴だ。▼~
一応お前は仲間ということになっているし~
一人で持たせておくほど俺は薄情ではない。▼~
困っている相手を助けないなど、~
恥でしかないからな。▼~
:[カムイ]|! そ、そう…~
ありがとう、サイゾウ!▼~
:[サイゾウ]|別に…これでお前を~
信用したと思わぬことだ。▼~
それよりも、早くどこに運ぶか教えろ。▼~
:[カムイ]|あ、ええと…~
あっちの小屋までだよ。▼~
:[サイゾウ]|そうか。~
では、さっさと終わらせるぞ…▼~
:[カムイ]|あ、サイゾウ!▼~
何だか慌てて行っちゃったけど~
もしかして照れていたのかな?▼~
でも…そんなわけないよね。▼~
***支援A [#qef55751]
:[カムイ]|おーい、サイゾウー!~
監視してるなら出てきてくれないー?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|サーイーゾーー!▼~
:[サイゾウ]|……おい。貴様。~
間延びした声で叫ぶのはやめろ。▼~
:[カムイ]|あ、サイゾウ、こんにちは。~
やっぱり監視していたんだね。▼~
:[サイゾウ]|…いったい何を企んでいるんだ。~
監視している相手を呼び出すとは…▼~
:[カムイ]|何も企んでなんかいないよ。▼~
この間は荷物を一緒に運んでくれて~
ありがとう。▼~
それで、そのお礼にお菓子を用意したんだ。~
食べてくれない?▼~
:[サイゾウ]|! か、菓子だと…!?▼~
:[カムイ]|どうしたの?▼~
:[サイゾウ]|そ、そんなものはいらん!~
菓子など一人で勝手に食べろ!▼~
:[カムイ]|…ご、ごめん…~
あたし、余計なことをしちゃったね…▼~
…………▼~
:[サイゾウ]|お、おい…どうしてそこまで落ち込む?▼~
:[カムイ]|ううん…少しはサイゾウと~
仲良くなれたと思ったんだけど…▼~
どうやらあたしの勘違いだったみたいだから~
それが…悲しくて…▼~
ごめん、サイゾウ。~
お菓子は、あたし一人で食べるね…▼~
:[サイゾウ]|…おい、そんな顔はやめろ!~
ずっと監視する俺の気が滅入る!▼~
:[カムイ]|うん…でも…▼~
:[サイゾウ]|…はあ。▼~
…………おい。▼~
:[カムイ]|何?▼~
:[サイゾウ]|…俺は甘いものが苦手なんだ。▼~
:[カムイ]|え? そうなの?▼~
…あ、そういえば~
リョウマお兄ちゃんから聞いたことがあるよ。▼~
サイゾウは甘いものが食べれられないって。~
すっかり忘れてた…▼~
:[サイゾウ]|た、食べられないわけではない。~
苦手なだけだ。▼~
:[カムイ]|うん、でもこれで食べてもらえない~
理由がわかったよ!▼~
よかった…あたし、サイゾウに嫌われてる~
わけじゃないと思ってもいい?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|サイゾウ。あなたが敵国にいたあたしを~
信用できない気持ちはわかるよ。▼~
でも…ずっとそのままでは~
前に進めないと思うんだ。▼~
お互いを知るにはまだ時間がかかると思うけど~
まずは…あたしを信じてもらえないかな?▼~
:[サイゾウ]|…ふん、そんなこと、俺にもわかっている。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[サイゾウ]|監視は今日で終わりだ。~
もう、お前のことは見張らない。▼~
:[カムイ]|え? ほ、本当?▼~
それじゃあ…あたしのことは信用して~
くれたってことかな?▼~
:[サイゾウ]|ふん。お前ののんきな顔を見ていたら~
何か企むように見えなくなっただけのこと。▼~
:[カムイ]|の、のんきな顔だなんて失礼な…▼~
でも、サイゾウに認めてもらえたなら、~
よかったよ。▼~
:[サイゾウ]|…そうか。▼~
まあ、これからもせいぜい、~
怪しまれるような言動は慎むんだな。▼~
:[カムイ]|うん。もちろん。~
ねえ、次に会うときは…~
お友達として話してくれる?▼~
:[サイゾウ]|はあ? 友達だと…?▼~
:[カムイ]|監視を止めてくれるのなら、~
そういう関係なのかなって。あたしたち。▼~
:[サイゾウ]|ふ、ふん…好きにしろ。~
俺はもう行く。▼~
:[カムイ]|あっ、サイゾウ…!▼~
…ふふ。わかった。~
じゃあ、好きにさせてもらうね。▼~
サイゾウとお友達…~
なんだか、素敵な響きだな。▼~
***支援S [#vdb3c806]
:[サイゾウ]|おい、カムイ。▼~
:[カムイ]|あ、サイゾウ!▼~
今日はどうしたの?~
まさか…また監視?▼~
:[サイゾウ]|いや。~
今日は改めて、その謝罪に来た。▼~
:[カムイ]|謝罪…?▼~
:[サイゾウ]|ああ。あの時はお前を疑って悪かった。▼~
:[カムイ]|え? そんな…~
謝ることないよ。▼~
あたしはもう、気になんてしてないから。▼~
:[サイゾウ]|だが、謝らねば俺の気が済まん。▼~
何か詫びが必要なら言ってくれ。▼~
:[カムイ]|そんな…本当にもういいんだよ。▼~
何だか今日のサイゾウは少しおかしいよ…~
どうしてそこまで言ってくれるの?▼~
:[サイゾウ]|そ、それは……▼~
好いた相手に嫌われるのは~
その…耐えられんからな…▼~
:[カムイ]|え? 今、何て…▼~
:[サイゾウ]|だから…俺がお前を好いていると~
言っているんだ…!▼~
:[カムイ]|ええ!? で、でも…最初はあんなに~
疑っていたじゃない!▼~
:[サイゾウ]|だから、謝りたいのだ!▼~
俺はお前の姿を追っているうちに気づいた。~
お前が本当に仲間思いの人物だと。▼~
そして…心の底から世界の平和を願い~
闘いに身を投じているのだということも。▼~
:[カムイ]|サイゾウ…▼~
:[サイゾウ]|その姿を見て、~
俺が共に闘ってやりたいと思った。▼~
お前の傍にいたいと思ったんだ…▼~
だが…お前が嫌だと言うのなら~
俺は陰ながらカムイを支えよう。▼~
俺は忍だ。むしろ、その方が向いていると~
言えるかもしれんな…▼~
:[カムイ]|そんな…~
勝手に決めないでよ!▼~
:[サイゾウ]|? カムイ…?▼~
:[カムイ]|…最初は、監視されるなんて悲しかったよ。▼~
でも、サイゾウは~
あたしが困っている時に助けてくれた。▼~
そして…最後はあたしを信じてくれた。▼~
:[サイゾウ]|!▼~
:[カムイ]|私も、サイゾウと一緒にいたいよ。▼~
これからは…恋人として~
傍にいてくれる?▼~
:[サイゾウ]|ふん。当然だ。~
カムイ…これからも共にいよう。▼~
:[カムイ]|…うん!~
サイゾウとこんなに仲良くなれて、▼~
あたし…本当に嬉しい!▼~
:[サイゾウ]|! まったく、お前という奴は…▼~
そんな照れるようなことを~
ほいほいと言うな…▼~
:[カムイ]|ふふっ。サイゾウは、~
照れ屋なんだね。▼~
:[サイゾウ]|むぅ…▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[サイゾウ]|別に、照れてなどいない。~
これから妻になるお前に、いちいち照れていては身がもたんか...
…これからは一生、俺が守ってやる。~
**オロチ [#h9550618]
***支援C [#fbf29808]
:[カムイ]|あ、オロチ。~
ちょっといいかな?▼~
:[オロチ]|おや、これはカムイ様ではないか。~
わらわに用か?▼~
:[カムイ]|用というほどじゃないんだけど、その…~
あたしのお母様について教えてもらえないかな?▼~
:[オロチ]|お母様…ミコト様のことか?▼~
良きかな、良きかな。~
もちろんわらわの知りえることは教えようぞ。▼~
:[カムイ]|あたしはお母様と~
あんまり長い時間を共有できなかった。▼~
…もちろんそれは、あたしに責任がある。▼~
でも…今でもお母様のことを~
知りたいって思ってしまうんだ。▼~
:[オロチ]|カムイ様…▼~
あまり自分を責めるものではないぞ。~
そのような顔をされては、ミコト様も悲しまれる。▼~
…そうじゃな。それなら楽しい話をしよう。~
ミコト様にまつわるとっておきの話をな。▼~
:[カムイ]|お母様の…楽しい話?▼~
:[オロチ]|ああ、そうじゃ。~
幾らでも話せるぞ。▼~
靴を履いたまま風呂場に上がり込んだ話や、~
箸を一本ずつ両手で持って食事をした話など、▼~
ミコト様の笑える話は盛りだくさんじゃ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ。▼~
:[オロチ]|特に正座を長時間した後、~
立ち上がった時が凄まじかったのう。▼~
足が痺れたせいで、ちょっとした小躍りの~
ようになってしまってな。▼~
家臣たちは必死に笑いをこらえておったが、~
わらわだけはいつも爆笑してしまったわ!▼~
:[カムイ]|あはは…~
お母様は少し抜けた人だったのかな?▼~
:[オロチ]|うむ。心優しく聡明な方である一方、~
少々とぼけたところがお茶目であった。▼~
おかげでわらわは日頃より笑いのつぼにはまる~
ことが多くてのぅ…▼~
うぷぷ! 思い出したらまた笑いが~
止まらなくなりそうじゃ!▼~
:[カムイ]|そうなんだ。~
意外に楽しい人だったんだね…▼~
***支援B [#j7c8a759]
:[オロチ]|カムイ様、カムイ様よ。~
ちょっと待つのじゃ。▼~
:[カムイ]|あ、オロチ。~
この前はお母様の話をしてくれてありがとう。▼~
:[オロチ]|あの話じゃが、笑い話ばかりしてしまって~
すまなかったな。▼~
:[カムイ]|ん? どうして謝るの?▼~
あたしは楽しかったし、~
お母様のことがわかって嬉しかったよ?▼~
:[オロチ]|だが、楽しいところだけが~
ミコト様のすべてではないのじゃ。▼~
心優しいところもちゃんとカムイ様に~
お伝えせねばと思ってな。▼~
:[カムイ]|ありがとう。ぜひお願い。▼~
:[オロチ]|ミコト様の優しさは…わらわが今、~
このような職位にあることが証明してくれる。▼~
…元々わらわは、~
王城に仕える呪い師の家系でな。▼~
王城抱えという肩書こそあれど、~
城内でわらわ一族は煙たがられる存在じゃった。▼~
:[カムイ]|…どうしてなの?▼~
:[オロチ]|わらわたちの主な仕事は、~
まじないじゃからな。▼~
凶兆を人に伝達する仕事なぞ、~
基本は嫌われ者になる宿命というものじゃ。▼~
:[カムイ]|…それは悪いことが起きた時に、~
まじないをした人のせいにされるということ?▼~
:[オロチ]|まぁ…そういうことじゃな。~
じゃがミコト様だけは違った。▼~
いつもわらわのことを気にかけ、~
まるで実の娘のように愛情を注いでくれた。▼~
:[カムイ]|そうなんだ…▼~
:[オロチ]|ああ。昔…わらわは先走り単身で~
ノスフェラトゥの退治へと赴いたことがあった。▼~
そして結果的に大怪我をしてしまってな。~
ミコト様は泣いてわらわを叱りつけてくれた。▼~
…そしてその後でわらわを直属の部下にすると~
約束してくれたんじゃよ。▼~
:[カムイ]|そんなことがあったんだね…▼~
:[オロチ]|じゃからミコト様は優しく、~
それでいて皆に笑顔を与えてくれる…▼~
まさに陽だまりのような御方だったんじゃよ…▼~
:[カムイ]|陽だまり…そう、娘としては~
この上ない褒め言葉に思えるよ。▼~
:[オロチ]|ああ、カムイ様よ。誇るがよい、~
そなたの母上を末代に渡るまで、な。▼~
***支援A [#w3f79b16]
:[オロチ]|そういえばカムイ様よ。~
そなたのお母様のことなんじゃが…▼~
:[カムイ]|お母様の話?~
また何か思い出したの?▼~
:[オロチ]|…うむ。▼~
いつも皆に笑顔を見せてくれたあの方も…~
時折見せる暗い横顔があったのじゃ。▼~
それを伝え忘れておったと思ってな…▼~
:[カムイ]|暗い横顔…▼~
:[オロチ]|ああ。あの時ミコト様が何をお考えだったのか、~
今となっては知るよしもないが…▼~
わらわは、カムイ様のことを~
お考えだったのだと思ってるんじゃ…▼~
:[カムイ]|あたしのこと?▼~
:[オロチ]|そうじゃ。ミコト様が実の娘のことを~
気に病まないわけはないじゃろう?▼~
皆の前では気丈にされておったが、~
わらわやカゲロウの前ではたまに…▼~
物憂げな顔をなさっておった。▼~
:[カムイ]|お母様…▼~
:[オロチ]|すまんな、カムイ様。~
そなたが落ち込むことは想像の上…▼~
じゃが…言っておくべきだと思ってな。~
カムイ様は…愛されていたのだと。▼~
:[カムイ]|うん…オロチ、ありがとう。▼~
お母様の気持ち、伝わってきたよ。~
そして改めて思うんだ。▼~
こうして愛されたことを心に受けとめて、~
これからはあたしが…▼~
お母様が愛した人達を守ってみせるって。▼~
:[オロチ]|…カムイ様。その言葉を聞き、~
ミコト様もきっと喜んでいると思うぞ。▼~
:[カムイ]|お母様が愛した人達…~
その中にはもちろんオロチもいるんだよ。▼~
:[オロチ]|うむ、それはわらわも同じこと。~
ミコト様より頂いた恩恵を…▼~
今こそミコト様の愛した息女、~
カムイ様に返そうぞ。▼~
ミコト様の代わりも込めて、な。▼~
:[カムイ]|うん、これからもよろしくね。~
オロチ。▼~
:[オロチ]|ああ、こちらこそ頼むぞ。▼~
**ヒノカ [#x1c7d99d]
***支援C [#cba3da81]
:[カムイ]|ん…?~
今、馬の鳴き声がしたような…▼~
あそこで天馬の毛並を梳いているのは、~
ヒノカお姉ちゃんかな?▼~
:[ヒノカ]|ふふ、気持ちいいか?~
おい、あまり羽を揺らすと梳きにくいぞ…!▼~
…お前とは、随分と~
長い付き合いになってしまったな。▼~
私が天馬武者を志したあの日が、~
今では遠い昔のことのように感じられる。▼~
…ん?▼~
:[カムイ]|ヒノカお姉ちゃん、ごめん…~
立ち聞きするつもりじゃなかっただ。▼~
:[ヒノカ]|カムイか。いや、構わない。~
どうした?▼~
:[カムイ]|今の話…~
お姉ちゃんが天馬武者を目指した理由を、▼~
もし良ければ教えてもらえないかな?▼~
:[ヒノカ]|お前に聞かせるような話じゃないさ。▼~
…………▼~
…いや、こうしてまた家族として~
巡り会えたのだからな。少し話しておこうか。▼~
私はな…お前が誘拐されたあの日以来、~
怒りに身を震わせて何度も城を飛び出し、▼~
お前を救うために暗夜へ攻め込もうとした。▼~
:[カムイ]|えっ…!?▼~
:[ヒノカ]|もちろん母様やリョウマ兄様、~
家臣の大人たちに止められたさ。▼~
だが…私は許せなかった。~
大切な妹を連れ去った暗夜が…!▼~
そしてそれをみすみす見逃した…~
この自分自身がな。▼~
:[カムイ]|ヒノカお姉ちゃん…▼~
:[ヒノカ]|だが、すぐに…~
無理だと気づいた。▼~
暗夜王国は、~
子供一人が歩いて行けるような場所ではない。▼~
そして私は…天馬に乗ってなら、~
お前を迎えに行けるんじゃないかと考えたんだ。▼~
:[カムイ]|じゃあ…あたしを暗夜王国から救い出すために~
天馬武者になることを決意したの…?▼~
:[ヒノカ]|ああ。今ではあの想いが、~
私の全ての原動力になったと言える。▼~
あの時のおかげで、~
私は強くなれたとそう思ってるよ。▼~
ありがとう、カムイ。▼~
:[カムイ]|そんな。~
お礼を言うのはあたしの方だよ。▼~
それほどまでにあたしのことを想ってくれて…~
本当にありがとうございます、ヒノカお姉ちゃん。▼~
***支援B [#o019b717]
:[カムイ]|ヒノカお姉ちゃん。~
また天馬の世話をしてるんだね。▼~
:[ヒノカ]|ああ、こいつは私に初めてできた~
闘いの相棒だからな。▼~
:[カムイ]|でも子供なのに天馬武者になろうだなんて、~
周りから反対されなかったの?▼~
:[ヒノカ]|もちろんされたさ。~
…特に、母様からな。▼~
:[カムイ]|えっ!? …お母様から?~
でも、ヒノカお姉ちゃんとお母様は…▼~
:[ヒノカ]|ああ、血の繋がりはない。~
でも…あの人は…反対した。▼~
最後なんて…ふふ、ひどかったぞ?~
泣きながら私を止めようとしたんだ。▼~
ヒノカ、あなたまで遠くに行ってしまったら、~
私はどうしていいかわからない。▼~
お願いだからそんなことは言わないで、ってな。▼~
:[カムイ]|…それでヒノカお姉ちゃんは、~
どう言い返したの?▼~
:[ヒノカ]|当時は私もまだ幼かった…▼~
母様の立場をリョウマ兄様ほど~
冷静に割りきれていなかったんだ。▼~
母様のことをまだ母と認められないでいた私は、~
反抗心も相まってこう言ってしまったんだ…▼~
自分の子供でもないのに~
余計な心配するな…と。▼~
:[カムイ]|…!▼~
:[ヒノカ]|もちろんその後に謝ったけどな。~
でも…言ってしまった事実は変わらない。▼~
あの時の母様の曇った表情が~
いまだに私の目に焼き付いて離れない…▼~
きっとこの後悔は一生続くんだと思う。▼~
:[カムイ]|そんな! ヒノカお姉ちゃんが~
そこまで背負うことはないよ!▼~
全部あたしのことを想って~
してくれたことじゃない!▼~
:[ヒノカ]|いや、背負わせてくれ。それがきっと…~
私に与えられた役目なんだと思う。▼~
:[カムイ]|ヒノカお姉ちゃん…▼~
***支援A [#d15b16c9]
:[カムイ]|あそこにいるのは…~
ヒノカお姉ちゃんの天馬だね。▼~
…………▼~
ねえ…お前はずっとヒノカお姉ちゃんと~
一緒にいたからわかるんだろうけど、▼~
私はヒノカお姉ちゃんのこと、~
強くて凛々しくて…▼~
すごく強い意思を持つ人だと~
思ってたんだ。▼~
でも…あの人の心の根底には、~
あたしやお母様への優しさがあったんだね…▼~
それをあたしは絶対に忘れちゃいけない…▼~
:[ヒノカ]|ん…? カムイ。~
そんなところで何をしてるんだ?▼~
:[カムイ]|わっ!~
ヒ…ヒノカお姉ちゃん!?▼~
:[ヒノカ]|お前、何を慌てているんだ?▼~
:[カムイ]|な…なんでもないよ。~
い、いや……え、えと…その。▼~
:[ヒノカ]|…?▼~
:[カムイ]|この子に…ヒノカお姉ちゃんのことを~
話してたんだ。▼~
:[ヒノカ]|私のことをか?▼~
:[カムイ]|はい、ヒノカお姉ちゃんは家族のことを~
本当に大事に想ってる。▼~
ヒノカお姉ちゃんがこの子に乗って~
天馬武者になった時から…▼~
ううん、もっと前から…~
それはずっと変わらない。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
:[カムイ]|それはとてもありがたいことだけど…~
それに甘えてたくないって、思ったんだ。▼~
:[ヒノカ]|カムイ…▼~
:[カムイ]|これまでヒノカお姉ちゃんがあたしたちのことを~
支えようとがんばってくれた分、▼~
これからはあたしもヒノカお姉ちゃんを~
支えていくよ。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
ふっ…ふふふ。お前も随分いっぱしの~
口を利くようになったもんだ。▼~
:[カムイ]|か、からかわないでよ、お姉ちゃん。~
あたしは真面目に…!▼~
:[ヒノカ]|ああ。もちろん、~
からかうつもりなどないさ。▼~
…その言葉、ありがたく受け取っておこう。~
姉冥利に尽きるというものだ。▼~
:[カムイ]|ありがとう、ヒノカお姉ちゃん。▼~
これからはあたしのことを~
どんどん頼ってね。▼~
:[ヒノカ]|ああ。~
もちろんだ。▼~
**アサマ [#z510a77f]
***支援C [#x7bd2264]
:[カムイ]|森は空気が澄んでいて気持ちがいいな。~
…ん? あれはアサマ?▼~
アサマー。おーい。▼~
:[アサマ]|ああ、カムイ様。~
散歩か何かですか?▼~
:[カムイ]|うん。アサマは大木の下に座って~
何をやってるの?▼~
:[アサマ]|別に何もしていませんよ?~
しいて言うなら森の「音」を聴いています。▼~
:[カムイ]|森の音?▼~
:[アサマ]|はい。ああ、カムイ様、~
少し静かにしていただけますか?▼~
:[カムイ]|あ、うん。▼~
:[アサマ]|…………▼~
:[カムイ]|…アサマ、黙っちゃったよ。~
一体何が起こるんだろう?▼~
!!~
…どこからか鳥の声が聴こえる。▼~
…とても綺麗な声だなあ。▼~
:[アサマ]|カムイ様にも聴こえたようですね。▼~
耳をすませば、他にも聴こえてくるはずです。~
森は音に溢れていますから。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…本当だね。▼~
川のせせらぎや、~
木々の揺れる音が聴こえるよ。▼~
なんだか落ち着くなあ…▼~
:[アサマ]|…気に入りましたか?▼~
:[カムイ]|うん。とても綺麗な音だったよ。~
特に鳥の声が素晴らしかった。▼~
:[アサマ]|ああ、あの鳥はとても警戒心が強いので~
気配を消していないと鳴き声は聴こえません。▼~
騒ぐと逃げてしまいますから、お静かに。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
邪魔しちゃってごめん。▼~
:[アサマ]|いいえ、無知な者にはよくあることですよ。▼~
カムイ様は世間を知らぬ方ですし~
それはしょうがないことです。▼~
:[カムイ]|ううっ!~
何だか心が痛い…!▼~
と、ところでアサマは鳥に詳しいの?~
鳴き声で何の鳥かわかっていたようだし…▼~
:[アサマ]|小さい頃から山や森で修行をしていたので、~
他の方よりは詳しいと思いますよ。▼~
各地の霊山にも行きましたから、~
山は勝手知ったる庭のようなものなのです。▼~
:[カムイ]|そっか…~
アサマが物知りなのも頷けるね。▼~
:[アサマ]|まあ、あなたに比べたらほとんどの方が~
物知りの部類に入ると思いますが。▼~
:[カムイ]|ううっ! また心が痛い…!▼~
:[アサマ]|ですが、そうやって色々知ろうとする姿勢は~
良いことだと思いますよ。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[アサマ]|…ああ、もうこんな時間ですか。▼~
もっとここでのんびりしていたいのですが~
ヒノカ様に呼ばれているのでした。▼~
それではカムイ様、失礼しますね。▼~
:[カムイ]|あ、うん。▼~
アサマが最後に言ってくれた言葉…~
少しはあたしを認めてくれていたのかな?▼~
もっと、アサマとお話ししてみたいな。▼~
***支援B [#w9ebf44b]
:[カムイ]|あ、こんにちは、アサマ。~
また鳥の声を聴いているの?▼~
:[アサマ]|ああ、カムイ様。~
あなたこそ、またのんきにお散歩ですか?▼~
:[カムイ]|うう…何だかごめん。▼~
…あ、ところでアサマ。▼~
あの…またアサマと一緒に鳥の声を~
聴いてもいい?▼~
:[アサマ]|? ええ。静かにしているなら別に構いません。~
好きに過ごしてください。▼~
:[カムイ]|あ、ありがとう!▼~
あの鳥の声がもう一度聴きたくて…▼~
…それに、こうやって過ごしていると~
とても心が落ち着くね…▼~
:[アサマ]|そうですね。その点は私も同感です。~
山や森が修行の場になるのも頷けます。▼~
……!▼~
:[カムイ]|? 急に険しい顔をしてどうしたの?▼~
:[アサマ]|少し静かにしてください。▼~
:[カムイ]|あ、うん。▼~
! 何か近づいてくる…!▼~
:[アサマ]|あなたはここで待っていてください。~
すぐに済みますので。▼~
…………▼~
……そこですね!▼~
:[カムイ]|! ア、アサマ!?▼~
錫杖を持って~
茂みに入って行ったけど…▼~
大丈夫かな…?▼~
:[アサマ]|ああ、もう終わりましたよ。▼~
:[カムイ]|ア、アサマ!?~
一体、さっきのは…▼~
! アサマが背負ってるの…~
そ、それって、熊!?▼~
:[アサマ]|熊ですね。~
それ以外の何に見えるというんです?▼~
まあ、森に熊がいるなんて、~
日常茶飯事です。▼~
修行していた時もよく遭遇していたので~
こうやって闘うことも多かったですねえ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ…▼~
でも、アサマは本当にすごいね。~
あたしなんか熊を見たら逃げ出しちゃうよ。▼~
助けてくれてありがとう。▼~
:[アサマ]|こんなことたいしたことではありません。▼~
それに別にあなたを助けようと~
したわけではないので礼はいりません。▼~
:[カムイ]|そ、そう…▼~
:[アサマ]|こうやって熊に会えたとは運がいいですよ。~
これで今夜は豪勢な熊鍋が出来ます。▼~
:[カムイ]|く、熊鍋…!?▼~
:[アサマ]|ほう、カムイ様は熊鍋を~
食べたことがないのですか?▼~
それはかわいそうに。~
とてもおいしいですよ?▼~
:[カムイ]|そうなんだ…▼~
:[アサマ]|…では、私は今から熊をさばきますね。▼~
:[カムイ]|え? ここでさばくの?▼~
ちょ、ちょっと待って!~
アサマ、ストーーーップ!▼~
:[アサマ]|ああ、熊をさばく光景は、~
あなたには刺激が強かったですか?▼~
戦場であんなに血や死体を見ているのに、~
おかしな人ですねえ。▼~
ま、嫌なら目をつむっていればいいですよ。▼~
:[カムイ]|いや、そういう問題でもない気が…~
って、言ってる傍から再開しないで!▼~
あたしがどこか行くまで待ってー!▼~
***支援A [#mcd41be5]
:[カムイ]|アサマ、こんにちは。~
やっぱりこの木の下にいたんだね。▼~
この間は熊から助けてくれて~
ありがとう。▼~
:[アサマ]|ああ、カムイ様。▼~
別にあのことを気にすることはありませんと~
言ったはずですが?▼~
:[カムイ]|でも、熊鍋もおいしかったから~
きちんと言いたくて…▼~
まあ…~
さばいている時は逃げちゃったけど。▼~
:[アサマ]|ああ。熊鍋ですか…▼~
ですが、あの鍋もみなさんにお分けしたので~
特に礼は必要ありません。▼~
:[カムイ]|でも、やっぱりあたしは~
お礼が言いたかったんだ。▼~
アサマがいなかったら~
食べられなかった味だから。▼~
:[アサマ]|ふむ、そうですか…▼~
:[カムイ]|ところで、今日も森で~
のんびりするつもり?▼~
:[アサマ]|はい。できることなら~
一生こうして過ごしていたいくらいです。▼~
闘いなんて無意味なものに囚われず~
自然体で過ごすのが一番だと思いますから。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
アサマはそう思っているんだね。▼~
確かに、闘わずに済むことが~
一番だと思うよ。▼~
でも…あたしは大切な人を守るために~
闘うことも必要じゃないかと思うんだ。▼~
自分の家族や仲間が、悲しむなんて嫌だから…▼~
:[アサマ]|ほう…そうですか。▼~
まあ、その考えも一理あると思いますよ。~
少なくとも仲間が死ぬのは悲しいと思いますし…▼~
:[カムイ]|!▼~
:[アサマ]|? どうしてそんなに驚いているのですか?▼~
:[カムイ]|ええと、アサマはあまりそういったことを~
考えていないと思っていたので意外だったんだ。▼~
普段はその…▼~
:[アサマ]|ああ、私は毒舌家という奴らしいですね。~
ヒノカ様にいつも注意されます。▼~
あと、他人のことにも頓着しない性分ですから~
そう思われるのも当然でしょう。▼~
:[カムイ]|あ、あはは…そうだね。▼~
でも、こうやって話してみてわかったよ。~
アサマはいい人だね。▼~
:[アサマ]|はい?~
カムイ様はおかしな人ですね。▼~
少し話をしただけで私をいい人扱いとは…~
私には理解できません。▼~
:[カムイ]|だって、本当にどうでもいいと思っているなら~
こうやって一緒に闘ってくれないでしょう?▼~
これは仲間のことを大切に想って~
くれているからだよ。▼~
どうやって仲間を守っていくかなんて~
人それぞれだし、▼~
これがアサマの守り方なんだと思うよ。▼~
:[アサマ]|まあ、カムイ様がそう思っている分には~
別に構いませんよ。▼~
なりゆきで参加したようなものだったのですが~
ここまで来たら仕方がありません。▼~
カムイ様からも評価いただいたことですし~
少しは私も協力しませんとね。▼~
:[カムイ]|! あ、ありがとう!▼~
:[アサマ]|ですが、この時間を邪魔されるのは迷惑です。~
話が終わったならお静かに。▼~
:[カムイ]|あ、うん。もちろん。▼~
あたし、ちゃんと静かにしてるから、~
これからも一緒にいさせてね。▼~
:[アサマ]|はい。▼~
***支援S [#zd2fa93c]
:[カムイ]|アサマ…!~
やっぱりここだったんだね。▼~
:[アサマ]|カムイ様、~
何をそんなに慌てておいでで?▼~
:[カムイ]|ええと…最近、アサマの様子がおかしいと~
聞いて、探していたんだ。▼~
:[アサマ]|別に何もおかしくはありませんよ。~
少し寝不足なくらいですかね。▼~
:[カムイ]|寝不足…?~
よく眠れないの?▼~
:[アサマ]|いいえ。~
実は…これを作っていたのですよ。▼~
:[カムイ]|これは…熊の毛皮!?▼~
:[アサマ]|はい。あなたが熊鍋を気に入っていたので、~
毛皮の羽織物もお渡ししようと思い立ちまして。▼~
ですが、つい熱中してしまって、~
うっかり寝不足になってしまいました。▼~
:[カムイ]|あ、あたしのために…ごめん。▼~
:[アサマ]|いえいえ。~
もう完成したので大丈夫ですよ。▼~
ほら、遠慮なさらずどうぞ。~
あたたかくて防御力も結構あります。▼~
:[カムイ]|あ、ありがとう…▼~
これは…初めての体験だよ。▼~
:[アサマ]|そうですか。~
今回が初めてとは嬉しい限りです。▼~
…これは私にとっても、~
初めてのことですから。▼~
:[カムイ]|? 何が?▼~
:[アサマ]|今まで誰かのために何かを作るなんて~
滅多にありませんでした。▼~
しかも、受け取った人の喜ぶ顔をみて~
もっと何かしてあげたくなるなんて、初めてです。▼~
いつも他人のことなんてどうでもいいと~
思っていたのに、おかしな気持ちですね。▼~
どうやらカムイ様は~
私にとって…▼~
…特別な存在のようです。▼~
:[カムイ]|! と、特別?▼~
:[アサマ]|はい。私は、あなたのことが好きですよ。▼~
これからはなりゆきなどではなく、~
自分の意志であなたの隣にいたいと思います。▼~
よろしいでしょうか?▼~
:[カムイ]|…うん。~
とても嬉しいよ…▼~
これってきっと…~
あたしもアサマが好きってことだよね?▼~
:[アサマ]|ははは。~
あなたはやっぱり、おかしな人だ。▼~
自分の気持ちを他人に聞くなんて、~
お馬鹿さんですねえ。▼~
…でも、あなたのその顔を見れば、~
人の気持ちに疎い私にもわかります。▼~
あなたがどれだけ、私のことが~
好きでたまらないのか…ね。▼~
:[カムイ]|もう!~
からかわないでよ!▼~
で、でも…アサマの言う通りだよ。~
あたし…アサマのこと…すごく、好き…だから。▼~
これからも…よろしくね。▼~
:[アサマ]|はい。こちらこそ。▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[アサマ]|好きですよ。~
私が他人にこんな気持ちを抱くなんて…初めてです。~
私の初恋を奪うだなんて…あなたは本当に、罪深いお馬鹿さんで...
**セツナ [#ne2ac549]
***支援C [#d43742ec]
:[カムイ]|ええと…ここに最近この辺を荒らしてる~
猪用の罠があったはずなんだけど…▼~
様子はどうかな…?▼~
:[セツナ]|…………▼~
:[カムイ]|うわあああっ!!!~
セ、セツナ!?▼~
ま、まさか猪の罠にかかってるの!?▼~
:[セツナ]|カムイ様…~
はい…そうみたいです。▼~
:[カムイ]|そ、そうみたいって…~
どう見たってそうじゃない!!▼~
今、助けるからね!!▼~
…よしっ! これで罠は外れたね。~
怪我もないみたいで良かったよ。▼~
:[セツナ]|…ありがとうございます。▼~
:[カムイ]|でも、どうして助けを呼ばなかったの?▼~
これからこんなことがあったら~
ちゃんと助けを呼ぶんだよ!?▼~
…まあ、人間が獣用の罠にかかるなんて、~
そうそうあるわけないと思うけど。▼~
:[セツナ]|…いいえ。こんなのは、~
私にとって日常茶飯事です。▼~
:[カムイ]|ええっ!?▼~
:[セツナ]|山を歩けば獣用の罠にかかり、~
川を往けば魚を捕る網にかかり、▼~
町を歩けば子供が仕掛けた落とし穴に~
かかる…▼~
それが私です…▼~
:[カムイ]|…………▼~
…はっ。~
一瞬、驚きすぎて言葉を失っちゃったよ…▼~
それはある意味才能だね…▼~
:[セツナ]|ありがとうございます…▼~
:[カムイ]|別に褒めてるわけじゃないんだけどなぁ…▼~
でも、そんなに罠にかかるなら尚更、~
助けは早く呼んだほうがいいよ?▼~
:[セツナ]|でも…いつもはそのうち~
ヒノカ様が助けに来てくださるので…▼~
:[カムイ]|ええっ!? ヒノカお姉ちゃんが?▼~
:[セツナ]|はい…ヒノカ様は~
部下の面倒見がとても良い御方です…▼~
:[カムイ]|それは…~
部下の面倒というよりも…▼~
飼ってる動物の面倒を見るのに近いような…▼~
:[セツナ]|だから罠にかかっても安心なんです。▼~
:[カムイ]|ふ…ふーん。良かったね…~
上司と部下の仲が良くて…▼~
***支援B [#c3d3ce07]
:[カムイ]|よ~し。あと少しで到着だよ!~
昨日仕掛けた罠に獲物がかかってるといいな。▼~
あっ…でも一人じゃ食べきれないだろうから、~
みんなに振舞って食べてもらおうかな。▼~
:[セツナ]|…………▼~
:[カムイ]|わっ!! そ、そこで罠にかかってるのは…~
もしかして…▼~
セツナ!?▼~
:[セツナ]|はい、私です…~
カムイ様…こんにちは。▼~
:[カムイ]|ああ、こんにちは…▼~
…じゃなくて!!~
どうしてまた罠にかかってるのさ~!!▼~
:[セツナ]|それは前にも申し上げましたように…▼~
:[カムイ]|いやいや、そういうことじゃなくて、~
あなたも罠にかからないよう注意を…▼~
…って、そんなこと言ってる場合じゃない。~
今下ろしてあげるからね!▼~
:[セツナ]|度々恐れ入ります…▼~
:[カムイ]|うんしょ、うんしょ…~
よしっ! これで大丈夫だね。▼~
:[セツナ]|ありがとうございます…▼~
:[カムイ]|ふぅ…それにしても、~
もう少し対策を練るとかしたほうがいいよ。▼~
:[セツナ]|いえいえ…カムイ様には~
一切ご迷惑はおかけしませんので…▼~
:[カムイ]|既に二回…~
迷惑をかけられてる気が…▼~
:[セツナ]|では…次からは~
見て見ぬふりをして下さい…▼~
カムイ様が対応されなくても…~
ヒノカ様が助けてくださいますから…▼~
:[カムイ]|う、う~ん。だからそういうこと~
じゃないんだけどなぁ…▼~
ヒノカお姉ちゃんはいつも~
すぐに助けに来てくれるの?▼~
:[セツナ]|ええ…~
だいたい…一両日中には…▼~
:[カムイ]|そ、それって一晩じゅう宙づりって~
ことじゃない!!▼~
:[セツナ]|見方によっては…▼~
:[カムイ]|どう見たってそうなるよ!!▼~
あ、ああ~っ、もう!!~
こんなんじゃダメだよ、セツナ!!▼~
今からセツナが罠にかからないように、~
特訓をします!▼~
:[セツナ]|…………▼~
結構です。▼~
:[カムイ]|ダッ…ダメ、絶対に特訓させます!▼~
:[セツナ]|えー……▼~
:[カムイ]|えー、じゃない! 返事は!?▼~
:[セツナ]|はーい…▼~
***支援A [#za2e27b1]
:[カムイ]|ほら! ここの山道、~
葉の色が変わってるでしょ?▼~
:[セツナ]|はい…とても綺麗ですね。紅葉でもないのに。~
踏みしめたくなります…▼~
:[カムイ]|うわああ~っ!~
だからダメだって!!▼~
そういうところに落とし穴が仕掛けられてたり~
するって、今言ったばかりでしょ?▼~
:[セツナ]|あっ、そうでしたね…▼~
:[カムイ]|あと…ほら、そこの木の幹、~
花や実がなってていかにも怪しいよね?▼~
:[セツナ]|ああ、綺麗…~
ああ、美味しそう…▼~
:[カムイ]|んもう!! だからそういう風に~
簡単に手を伸ばさないの!▼~
伸ばした瞬間、~
腕ごと宙に持っていかれるから!▼~
:[セツナ]|はい…すみません。▼~
:[カムイ]|まったくもう…セツナはぼんやりしすぎだよ?~
もうちょっと周囲を見て…▼~
:[セツナ]|うふふ…▼~
:[カムイ]|セツナ? どうしたの?▼~
:[セツナ]|すみません…私、楽しくて…▼~
:[カムイ]|えっ…なにが?▼~
:[セツナ]|私は…こんな性格だから…~
ちゃんと向き合ってくれる人がいなくて…▼~
カムイ様は一つ一つ丁寧に説明して~
下さるので、とても嬉しいなぁと…▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ…▼~
:[セツナ]|カムイ様…照れてます?▼~
:[カムイ]|てっ、照れてなんて…ないよ!▼~
:[セツナ]|顔が赤いのを隠したいなら…~
木洩れ日の少ない日陰に移動したらいいですよ…▼~
ほら、ここなんて…▼~
:[カムイ]|セツナ!! そこは~!!!▼~
:[セツナ]|あらら…上から網が落ちてきてしまいました…~
これは…罠ですね?▼~
:[カムイ]|うん…そうだね…▼~
:[セツナ]|いつものように助けてくれますか…?~
そしたら私…もっと嬉しくなりますので…▼~
:[カムイ]|えへへ…仕方ないなあ。~
助けてあげるから少し待ってて。▼~
:[セツナ]|ありがとうございます…▼~
**ツクヨミ [#mb5c3d14]
***支援C [#cd2a817a]
:[ツクヨミ]|ぶつぶつ…ぶつぶつ…▼~
:[カムイ]|ん? ツクヨミ。~
何を熱心に書いているの?▼~
:[ツクヨミ]|わあ! カムイか!?~
急に話しかけるでない!▼~
せっかく書いたまじない札を~
また書き直す羽目になるであろう!▼~
:[カムイ]|あ、ごめん、ツクヨミ。~
でも、そのまじない札って何?▼~
:[ツクヨミ]|これか?~
ふん、知らぬのなら教えてやろう。▼~
これは私のまじないをこめた札だ。▼~
風の部族にいた頃、村の者たちのために~
作っていた護符のようなもので、▼~
豊穣を祈ったり、家内安全を願うものなど~
様々なものがあるのだ。▼~
:[カムイ]|へえ、そんなものがあるんだね。▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。これは私が~
独自に編み出したものだ。▼~
私自身がまじないを書き込んだこの札は、~
そんじょそこらのまじないとは効き目が違う。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
今書いていた札は何用なの?▼~
:[ツクヨミ]|それは風の部族に送る、~
祭典用の札だ。▼~
私がいなくなっても祭典が無事行えるように~
まじない札を送ってほしいと、▼~
村の者たちから言われておったからな。~
仕方ないから用意してやっておるのだ。▼~
:[カムイ]|そうなんだ。~
じゃあ、これを今から送るわけだね。▼~
…あ! そうだ、ツクヨミ。▼~
風の部族に札を送るのなら、~
一緒に手紙を送ったらどう?▼~
:[ツクヨミ]|…手紙?▼~
:[カムイ]|うん。ツクヨミが村を出てから~
部族の人たちも心配しているはずだよ。▼~
:[ツクヨミ]|…………▼~
…ふん。私は立派な呪い師。~
そのような報告を村の者たちにする必要はない。▼~
さあ、私はまだまじない札を作っている途中だ。~
早く立ち去れ!▼~
……あ!▼~
:[カムイ]|ん? 今、ツクヨミの腕から~
何か落ちたよ。▼~
これは……書きかけの手紙?▼~
:[ツクヨミ]|わああああ! み、見るでない!▼~
:[カムイ]|もしかして…ツクヨミ、~
既に手紙を書こうとしていたの?▼~
でも、それならどうして嫌だなんて…▼~
:[ツクヨミ]|…………上手く書けぬのだ。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツクヨミ]|私は生まれてこのかた、~
手紙など一度も書いたことがないのだ!▼~
だから…何を書けばよいのかわからないのだ!~
どうだ、これで理解できたか?▼~
:[カムイ]|そ、そんな自信満々に言われても…▼~
でも、それでこんなに~
書きかけの手紙があるんだね。▼~
:[ツクヨミ]|! …ふん、それならばカムイよ、~
お前が私に手紙を書かせてみよ。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツクヨミ]|私に手紙を書けと言ったお前なら~
書き方も会得しておるのだろう?▼~
ならば私に良い手紙を書かせてみせよ!▼~
:[カムイ]|ええと…とても偉そうに言ってるけど~
これはお願いされているのかな?▼~
そうだね…言い出した責任もあるし~
あたしでよければ付き合うよ?▼~
:[ツクヨミ]|ふむ、そうか。~
では、力を尽くせよ。▼~
:[カムイ]|うん、わかった!▼~
***支援B [#j2062e2f]
:[ツクヨミ]|カムイよ、結局のところ~
手紙というのは何をどのように書けばよいのだ?▼~
:[カムイ]|ええと…~
風の部族の人たちへ書くんだったら、▼~
ツクヨミが元気に過ごしていると~
わかるような内容がいいと思うよ。▼~
ちなみに、今まで書きかけていたものは~
どんな内容だったの?▼~
:[ツクヨミ]|村へ送るまじない札の~
使用法とその効果だな。▼~
:[カムイ]|それじゃあ手紙じゃなくて~
ただの説明書だよ!▼~
例えば…「先日こんなことがありました」とか~
楽しい出来事を書けば手紙っぽくなるよ。▼~
:[ツクヨミ]|最近の出来事…▼~
:[カムイ]|あ、怖い話を聞いてもツクヨミが一人で~
寝られるようになった話とかどう?▼~
:[ツクヨミ]|! お、お前は急に何を言い出すのだ!~
私は前から一人で寝られておるわ!▼~
:[カムイ]|でも最初の頃は無理だったと~
聞いたよ?▼~
そこからツクヨミが成長した話を書けば、~
みんなも喜んでくれると思ったんだけど…▼~
:[ツクヨミ]|ふん!~
そんな話、絶対にだめだ!▼~
それよりも、闘いにおける私の活躍振りを~
書く方がよっぽどいいと思うが。▼~
:[カムイ]|あ、それもそうだね!▼~
この間の闘いでも、ツクヨミのおかげで~
ノスフェラトゥを一掃出来たし。▼~
考えてみれば、あたしたちはツクヨミに~
たくさん助けられてるね。▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。そうであろう?▼~
…なるほど。書く内容はこうやって~
考えればよかったわけか。▼~
:[カムイ]|ふふっ、これで書くことは決まったね。~
頑張って、ツクヨミ!▼~
:[ツクヨミ]|うむ。▼~
…おおそうだ、~
お前も手紙を書いてみろ。▼~
:[カムイ]|あたしが?▼~
:[ツクヨミ]|ああ。私の話ばかり聞いて手紙を書かせるなど~
なんだか不公平ではないか。▼~
お前も私に手紙を書いて~
己の微笑ましい話とやらを聞かせてみよ。▼~
:[カムイ]|ツクヨミに手紙を書けばいいんだね?~
わかったよ。▼~
:[ツクヨミ]|ふん、私とお前でどちらが良い手紙を書けるか~
勝負といこうではないか!▼~
まあ、私は負けるつもりなどないがな!▼~
:[カムイ]|ふふっ、わかった!~
あたしも頑張るね!▼~
***支援A [#w4bc51d3]
:[カムイ]|ツクヨミ!~
手紙を書いてきたよ!▼~
:[ツクヨミ]|ああ、カムイか。~
ちょうどよいところへ来たな。▼~
:[カムイ]|? どういうこと?▼~
:[ツクヨミ]|私は一足先に手紙を書いて、~
まじない札と共に風の部族の元に届けていてな。▼~
先程その返信が来たのだ。▼~
:[カムイ]|わあ、そうだったんだね。~
返事はどうだったの?▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。まずはまじない札の効果がてき面で、~
村の皆が喜んだことが書いてあったぞ。▼~
あとは…まあ、私の近況が聞けて嬉しかった~
ということも書いてあったな。▼~
:[カムイ]|そうなんだ…!~
手紙を送ってよかったね。▼~
:[ツクヨミ]|ふっ、この反応を見るに、~
私の手紙は素晴らしかったと言わざるをえまい。▼~
手紙の勝負は、~
私の勝ちで決まりかもしれんな?▼~
とはいえ、カムイのおかげでもあるし~
一応礼は言っておこう。▼~
:[カムイ]|ふふっ、役に立てたのならよかったよ。▼~
あ! そうだ。それだったら次は~
あたしからの手紙も読んでくれないかな?▼~
:[ツクヨミ]|ふむ、どれどれ…▼~
! な、なななななんだこれはっ!▼~
:[カムイ]|? あたし、何か変なことを書いてる?▼~
:[ツクヨミ]|何故お前の手紙に~
私の名前がたくさん出てくるのだ!▼~
「ツクヨミは字が綺麗だね」だの~
「まじないをする姿は立派だね」だの▼~
は、恥ずかしいではないか!~
私はお前のことを書けと言ったはずだぞ!▼~
:[カムイ]|ええと…でも、ツクヨミに伝えたいことを~
考えたら、こういったことしか浮かばなくて。▼~
ほら、近況報告しようにも、~
いつも一緒に行軍してるから…▼~
何も言うことが思いつかなかったんだよ。▼~
:[ツクヨミ]|そ、それはそうかもしれぬが…▼~
結局、どちらが書いても私の話題しかないとは~
私が楽しくないではないか!▼~
…よし!~
こうなれば私がお前に手紙を書く!▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツクヨミ]|私もお前のことをたくさん書いてやろう。~
そして、共に恥ずかしい想いをすればよいのだ。▼~
しかも、私からの手紙はまじない札も~
付けてやるから、ありがたいと思え。▼~
:[カムイ]|ええと…なんだかツクヨミと文通する~
流れになっちゃったね。▼~
:[ツクヨミ]|文字を書くのは元々好きだからな。▼~
まずはお前宛の手紙を書き、~
その後は他の者たちにも書いてやろう…▼~
ふふふ…楽しみにしておれ!▼~
:[カムイ]|ふふっ、まあツクヨミが~
楽しそうならそれでいいよね。▼~
じゃあ、手紙楽しみにしてるね!▼~
***支援S [#e94c62e6]
:[ツクヨミ]|カムイよ、お前宛の手紙を書いた。~
ありがたく読むがいい。▼~
:[カムイ]|あ、ツクヨミ、こんにちは。▼~
手紙を書いてきてくれたんだね。~
ありがとう。▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。これは先日の手紙の仕返し…▼~
私から見たお前のことを~
たっぷり書いてやったから心しておけ。▼~
:[カムイ]|ええ!? ひょっとして、かなり照れて~
しまうことが書かれているのかな?▼~
あ…でも、ツクヨミのことだから~
ただのダメ出しという可能性も…▼~
:[ツクヨミ]|ええい! ごちゃごちゃ言わず~
さっさと読まんか!▼~
:[カムイ]|う、うん! ええと……▼~
「お前は案外かわいいところがある」…~
「お前は面倒見がよくて優しい」…▼~
こ、これは予想以上に恥ずかしい…!!▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。そうであろう?~
私の気持ちがわかったか。▼~
:[カムイ]|ははは…そうだね。▼~
でも…あたしはツクヨミにこう見られて~
いたんだね。▼~
何だか…とっても恥ずかしかったけど、~
嬉しい気持ちの方が大きいよ。▼~
:[ツクヨミ]|! そ、そうか…▼~
ならば…早くちゃんと最後まで読むがいい。▼~
:[カムイ]|え? あ、うん。ええと…▼~
……え? ええ!?▼~
ツクヨミ、~
この…最後の一文って…!▼~
:[ツクヨミ]|……ああ。~
「私はカムイのことを好いておる」。▼~
:[カムイ]|ツクヨミ…!▼~
:[ツクヨミ]|普段はその…~
口にするのは恥ずかしいからな。▼~
こうやって手紙にしたためて、~
己の気持ちを素直に伝えてみようと思ったのだ。▼~
まさか、私がお前にこのような想いを抱くとは~
最初は露ほども思わなかった。▼~
だが…お前と話しているうちに~
愛らしいという気持ちが芽生えておったのだ。▼~
:[カムイ]|ええと…まさか、手紙で告白されるとは~
思わなくて、とてもびっくりしてるよ。▼~
:[ツクヨミ]|そうか…~
だが、これが最善だと思ったのだ。▼~
その理由は、~
手紙の最後に書いたまじないにある。▼~
:[カムイ]|まじない…?▼~
:[ツクヨミ]|そのまじないはお前を守ってくれるものだ。▼~
もし…カムイが私と同じ気持ちなら~
その手紙を後生大事に持っていてくれ。▼~
:[カムイ]|? ツクヨミと同じ気持ちなら~
というのはどういうことなの…?▼~
:[ツクヨミ]|そのまじないは持ち主の心に反応する。▼~
私の想いとお前の想いが重ならないと~
効果が発揮されぬのだ。▼~
:[カムイ]|そう…▼~
…それなら、あたしはこの札を~
ずっと大切に持っているね。▼~
:[ツクヨミ]|カムイ…!▼~
:[カムイ]|ツクヨミの気持ち、とても嬉しいよ。~
きっとこのまじないも効果抜群だと思うよ。▼~
:[ツクヨミ]|そうか…お前も同じ想いでいてくれたとは~
う、嬉しいな…▼~
では、そのまじないと共に、~
私はお前を守り、共に闘ってみせるぞ。▼~
:[カムイ]|うん。ありがとう、ツクヨミ!~
これからも一緒にいようね!▼~
:[ツクヨミ]|ああ。もちろんだ。▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[ツクヨミ]|そのまじないの効果が切れぬよう、~
いつも私は想っているのだぞ。~
…私もずっと、お前のことを好きでいると…約束しよう。▼~
**オボロ [#n95338f6]
***支援C [#eb929155]
:[カムイ]|さて…~
今日やることも終わったし、▼~
寝る前にちょっとお茶でも飲んで~
のんびりしようかな。▼~
読みかけの本でも読んで…と。▼~
:[オボロ]|カムイ様! こんなところで~
何を寝っころがってるんですか!!▼~
:[カムイ]|う、うわっ! …オボロ?~
こんな夜遅くにどうしたの?▼~
:[オボロ]|見ての通り、お掃除をしてるんです。▼~
:[カムイ]|そ、掃除ってこんな時間に?▼~
:[オボロ]|はい。昼間は行軍や訓練がありますし、~
こんな時間にしかできないでしょう?▼~
カムイ様もゴロゴロしないで、~
そこをどいてください。▼~
ほらほら、そこ邪魔です。~
置いた本もちゃんと片付けてください!▼~
:[カムイ]|う、ううっ…~
せっかくのんびりしようと思ってたのに。▼~
でも仕方ないよね…オボロが~
掃除をしてくれるんだから、協力しないと。▼~
オボロ、何か手伝えることはないかな?▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|…?~
オボロ…? どうしたの?▼~
:[オボロ]|えっ…?~
あ、いえ…何でもありません。▼~
:[カムイ]|そう…?~
なんか深刻な顔してたけど…▼~
:[オボロ]|な、何でもないですってば…▼~
ほら、そこも綺麗にしちゃうので、~
どいてください!▼~
:[カムイ]|う、うん…▼~
***支援B [#ef9f5426]
:[カムイ]|はぁ…今日は疲れたなぁ…▼~
こんな時間なのに、小腹が空いちゃった。~
何かつまめるものはないかな?▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|…あれっ? 部屋の隅に人影が…▼~
!? …うわっ!!▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|ひいっ!!~
…ま、ま、魔王がいる…!!▼~
:[オボロ]|あら…カムイ様。▼~
:[カムイ]|あれっ? あ、ああっ…ビックリした。~
なんだ、オボロか…▼~
そんなところで明かりもつけずに~
立ってるなんて…ちょっと怖かったよ?▼~
:[オボロ]|す、すみませんでした…▼~
:[カムイ]|オボロ…何かあったの?~
夜の森をジッと見てたみたいだけど…▼~
:[オボロ]|いえ…何でもありません。▼~
:[カムイ]|そうは見えないよ。~
この前もちょっとぼんやりとしていたし…▼~
何か悩み事でもあるんじゃないの?▼~
:[オボロ]|で、でも、カムイ様の~
お時間を取らせるわけには…▼~
:[カムイ]|そんなの、気にしないでよ。▼~
悩みは口にすれば少しは楽になるって言うし…~
良ければ聞かせてくれないかな?▼~
:[オボロ]|…………▼~
悩みというか、~
嫌な記憶の話になるんですが…▼~
昔、私の両親は…白夜の城下町で~
呉服屋を営んでいたんです…▼~
でも、暗夜王国に行商に向かった際、~
暗夜の賊に襲われて、そこで殺されました…▼~
幸い幼い私は荷馬車の中に隠れていて、~
賊には気づかれずに済みましたけど…▼~
:[カムイ]|そ、そんなことが…▼~
:[オボロ]|あの日も…こんな静かな~
月明かりのない夜でした…▼~
だから私はこんな夜には~
あの日のことを…思い出すんです…▼~
:[カムイ]|だからあんな怒りに満ちた表情を~
していたんだね…▼~
ごめん…オボロ。~
あたしも見方によっては、暗夜の人間だよ。▼~
そんなあたしが偉そうに悩みを聞くだなんて…~
あなたに言っていい言葉じゃなかったね。▼~
:[オボロ]|い、いえ!~
カムイ様に罪はありません。▼~
悪いのは私の両親を奪った者達…~
あいつらは人の皮を被った外道です…!▼~
:[カムイ]|オボロ…▼~
:[オボロ]|…はっ!~
す、すみません。▼~
かっこ悪いところを見せてしまいましたね。~
私…もう行きます!▼~
:[カムイ]|…………▼~
***支援A [#p9c925dd]
:[オボロ]|さあさあ、今日も深夜の大掃除!~
張り切っていきますよ!!▼~
:[カムイ]|オボロ…今夜も掃除をするんだね?▼~
:[オボロ]|ええ。こんな時間に騒がしくして~
申し訳ないですが、ご協力くださいね。▼~
:[カムイ]|おとといの夜は武器と防具の整備、~
昨夜は備品の在庫チェックをしてたよね…?▼~
:[オボロ]|はい、備えあれば憂いなしと言いますから。▼~
はらほら、カムイ様もそんなところで~
突っ立ってないで、どいてくださいな。▼~
:[カムイ]|…オボロ。▼~
…あなたは夜になると、わざとそうやって、~
気丈に振舞っているんだよね?▼~
:[オボロ]|…!!▼~
:[カムイ]|それは夜に独りで静かに過ごしていると…▼~
あなたの両親が殺された夜のことを…~
思い出してしまうから?▼~
:[オボロ]|そ、そんなことありません!!▼~
私がそんな情けない理由で~
騒がしくするわけないじゃないですか…▼~
:[カムイ]|でもあなたは…そうやって世話をしながらも、~
怖い顔をして夜の森を眺めてるじゃない。▼~
:[オボロ]|…そ、それは!▼~
:[カムイ]|ごめん…あなたの真意を~
覗き見るような真似をしてしまって。▼~
でも…あなたを見ていて、~
少し無理をしてるような気がして…▼~
それがとても…痛々しく見えてしまったんだよ。▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|もう無理をしなくていいんだよ?▼~
確かにご両親はもう戻ってこないけど…~
あなたにはタクミやあたしや仲間がいるんだから。▼~
:[オボロ]|ははは…~
カムイ様には敵いませんね。▼~
私は…どう突っぱねてみても、~
結局は弱い人間なんです…▼~
自分の心に負けないように虚勢を張って、~
威圧するように表情を作ったりしても…▼~
しょせん無理だったんです…~
私は、いつまでも、弱いままで…▼~
:[カムイ]|別に…~
別に弱くてもいいじゃない。▼~
:[オボロ]|え…?▼~
:[カムイ]|あなたが弱くたって…あたしたちが支える。~
あなたはもう、一人なんかじゃないんだから。▼~
:[オボロ]|カムイ様…▼~
:[カムイ]|もしも怖くて闘えないなら、~
後方支援をすればいい。▼~
戦線に出たくないなら、~
こうして皆のために掃除をしたりしてればいい。▼~
…オボロは気が利いて世話好きの~
仲間想いの子だって、みんな理解してるから。▼~
だから一人で抱え込まずに、~
弱音を吐いてもいいんだよ?▼~
:[オボロ]|カムイ様…私はもう少し…~
みんなを頼ってもいいんでしょうか?▼~
:[カムイ]|当たり前だよ。~
それを支え合うことが仲間なんだと思うよ。▼~
:[オボロ]|…………▼~
ありがとう…ございます。~
私、少し無理をし過ぎてたみたいです。▼~
なんだか…気が楽になりました。▼~
:[カムイ]|うん、その調子でこれからも~
弱いオボロをあたしたちに見せてよ。▼~
:[オボロ]|はははっ…怖い顔ならいくらでも~
見せられるんですけどね。▼~
:[カムイ]|あはは…あの顔は怖いから、~
ちょっと勘弁してほしいかな?▼~
**ヒナタ [#rc162089]
***支援C [#q964a237]
:[ヒナタ]|ふんっ! ふんっ!▼~
:[カムイ]|こんにちは、ヒナタ。▼~
:[ヒナタ]|ん? ああ、カムイ様。▼~
:[カムイ]|なんだかすごく真剣に~
稽古してたね。▼~
すごい気迫で剣を振ってるから、~
思わず目を奪われちゃったよ。▼~
:[ヒナタ]|おう、褒めてくれてありがとな!~
カムイ様にそう言われると嬉しいぜ!▼~
:[カムイ]|でも…なんだか意外だね。▼~
ヒナタがあんなに真剣に~
稽古してるだなんて、思わなかったよ。▼~
:[ヒナタ]|な、なんだよそれ!~
俺がいつもさぼってるとでも思ってたのか!?▼~
:[カムイ]|う、ううん! そういうつもりで~
言ったんじゃないよ!▼~
ただ、噂で聞いたことがあるんだ…~
ヒナタはちょっぴり不真面目だ、って。▼~
だからその…~
先入観というかなんというか…▼~
:[ヒナタ]|あ、あはは…そ、そっか。▼~
くそう…~
誰だよそんなこと言ったのは…▼~
けど…そういう風に見えてたのは事実か。▼~
なら、もっと死ぬ気で稽古しないと~
いけねぇな。▼~
:[カムイ]|し、死ぬ気で…?▼~
そんなに稽古に励むなんて、~
何か特別な理由でもあるの?▼~
:[ヒナタ]|ん? いやあ、別に…~
特に…理由が…あるわけじゃ、ねえけどよ…▼~
:[カムイ]|…ヒナタ、目が泳いでるよ。▼~
うーん、何だか余計に気になってきた。▼~
:[ヒナタ]|本当に何でもないんだって!▼~
:[カムイ]|じー…▼~
:[ヒナタ]|な、何だかカムイ様の目が怖いな…▼~
あ、そうだ! それならカムイ様、~
俺と一本勝負しようぜ!▼~
闘いのことを聞くなら~
俺に勝って聞いてみろ、ってやつだ!▼~
どうだ?▼~
:[カムイ]|なるほど…わかった。~
その話、受けて立つよ!▼~
:[ヒナタ]|へへっ! そうこなくっちゃ!~
じゃ、試合は後日改めて。▼~
先に一本取れた方が勝ちってことで~
よろしくな!▼~
:[カムイ]|うん。よろしく!▼~
***支援B [#u5f535b6]
:[カムイ]|はあ…はあ…~
あと、五周…!▼~
:[ヒナタ]|カムイ様…なんでさっきから~
この辺りをぐるぐる走ってんだ?▼~
:[カムイ]|あ、ヒナタ!▼~
この間ヒナタに負けちゃったから、~
走り込みをしてるんだよ。▼~
:[ヒナタ]|ああ、あの一本勝負のことか!~
いやー、あの時は俺の圧勝だったな!▼~
:[カムイ]|うん。敗因は色々ありそうなんだけど、~
とりあえず体力面を強化しようと思って…▼~
:[ヒナタ]|へえ。カムイ様も~
なかなかの頑張り屋なんだな。▼~
俺も少し意外だぜ。▼~
:[カムイ]|そうかな?▼~
:[ヒナタ]|ああ。暗夜ではずっと~
城ん中にいたって聞いてたから…▼~
動き回るのは苦手なのかと思ってたんだよ。▼~
そうしたら、勝負の時は結構動くし~
今は走り込みなんてしてるし…▼~
最初に会った頃の印象と違って面白いぜ。▼~
:[カムイ]|ふふっ。~
見直してくれたのなら嬉しいよ。▼~
:[ヒナタ]|よーし!~
それじゃあ俺も走ってみようかな!▼~
:[カムイ]|え? ヒナタも?▼~
:[ヒナタ]|おう! カムイ様を見てたら~
何だか俺まで走りたくなってきたんだ!▼~
俺にも付き合わせてくれよ!▼~
:[カムイ]|あ、うん。それは構わないけど…▼~
:[ヒナタ]|ってことで!~
どっちが速いか競争だ!▼~
はい、よーいどん!▼~
:[カムイ]|え? ちょ、ちょっと!~
待ってよ、ヒナター!▼~
***支援A [#ta93f306]
:[カムイ]|やあっ! はっ!▼~
くっ…! とおっ!▼~
:[ヒナタ]|! 前とは明らかに違うな!~
攻撃に重みが乗ってる…!▼~
よーし、それなら…はあっ!▼~
:[カムイ]|うわっ! っとと!▼~
これくらいでは負けないよ! はあっ!▼~
:[ヒナタ]|うおっ!▼~
わあああ!!▼~
:[カムイ]|あ…今、あたし…一本取れた?▼~
:[ヒナタ]|…ああ。~
ついに取られちまったみたいだな。▼~
:[カムイ]|ふふっ、ヒナタから~
一本取れて嬉しいよ!▼~
:[ヒナタ]|ははっ、それじゃあ俺も~
ちゃんと話さないといけねえな。▼~
:[カムイ]|あ、そうだった。▼~
どうしてヒナタはあんなに~
必死に稽古をしていたの?▼~
ヒナタから一本取れたら~
教えてくれるって約束だったよね?▼~
:[ヒナタ]|それは…▼~
…俺には目標があるからだよ。▼~
:[カムイ]|目標?▼~
:[ヒナタ]|ああ。俺の目標は…タクミ様だ。▼~
:[カムイ]|タクミ?▼~
:[ヒナタ]|俺ってさ、これでも代々王城に仕える~
侍一族の出身なんだぜ。▼~
だから、小さい頃から刀を教わってて…~
上達するのも早かったんだよ。▼~
タクミ様の臣下になったときも、~
こんな仕事は余裕だと思ってた。けど…▼~
:[カムイ]|けど?▼~
:[ヒナタ]|ある時、タクミ様と今みたいに~
一本勝負をしたことがあったんだ。▼~
タクミ様は俺に合わせて~
刀を使ってくださったんだけど…▼~
その勝負で、俺の方が負けちまったんだ。▼~
:[カムイ]|え? そうなの?▼~
:[ヒナタ]|俺もあの時はあっけに取られたぜ…▼~
だってタクミ様は弓が一番得意だと~
思ってたから、▼~
まさか刀でもあんなに強いだなんて~
思いもしなかったんだよ。▼~
だから俺はタクミ様に負けた時、~
タクミ様を見くびってた俺にすげぇ腹が立って…▼~
それから…~
どうしようもなく悔しくなった。▼~
守るべき存在のタクミ様にも敵わないなんて、~
俺は今まで何をしてきたんだ、って。▼~
だから、俺はあの方のように強くなりたい…~
そう思って、稽古は死ぬ気でやってるんだよ。▼~
:[カムイ]|…そんな理由があったんだね。▼~
:[ヒナタ]|俺はいつかタクミ様を越える強さで、~
タクミ様と…白夜の人たちを守ってみせる!▼~
:[カムイ]|うん。きっとヒナタならできるよ。~
あたしも応援するからね!▼~
:[ヒナタ]|へへっ、ありがとな。▼~
カムイ様に言われると、~
勇気が出てくるぜ。▼~
これからも一緒に頑張ろうな!▼~
:[カムイ]|うん!▼~
***支援S [#mb9c9e74]
:[ヒナタ]|うーん…▼~
:[カムイ]|あ、ヒナタ!▼~
:[ヒナタ]|! わあああ、カムイ様!▼~
:[カムイ]|? どうしたの、ヒナタ。▼~
:[ヒナタ]|ああ…いや、~
ちょっとびっくりしただけだよ…▼~
:[カムイ]|そ、そう。~
でも、何か思いつめてるみたいだったし…▼~
もし悩みがあるのなら、~
あたしで良ければ聞くよ?▼~
:[ヒナタ]|え! ええと、あの…カムイ様、~
それじゃあ聞いてもらってもいいか?▼~
俺、気づいちまったんだ!▼~
:[カムイ]|? 何に?▼~
:[ヒナタ]|カムイ様ってお姫様だよな!?▼~
:[カムイ]|…………え?▼~
一応、そういうことになるんだろうね…~
でも突然、どうしたの?▼~
:[ヒナタ]|そうだよなー!~
俺としたことがうっかりしてたぜ!▼~
気づいた瞬間、膝から崩れ落ちて~
自分の馬鹿さ加減にうなだれたくらいだ!▼~
:[カムイ]|え? え?~
どうしてそんなに落ち込んだの?▼~
全く意味がわからないんだけど…▼~
:[ヒナタ]|今までカムイ様とは共に強くなろうと~
誓い合ってたけど…▼~
カムイ様は~
俺が守るべき存在だったってことだよ!▼~
タクミ様とおんなじように!▼~
:[カムイ]|は、はあ…▼~
:[ヒナタ]|共に闘える存在として、カムイ様ほど~
頼もしいと思う人はいない…▼~
けど、カムイ様は白夜王国の姫。▼~
それなら、俺が命をかけて~
守るべき相手でもあるんだ。▼~
今更こんなことを言っても~
遅いかもしれねえけど、▼~
俺に…カムイ様を~
守らせてください!▼~
そして…俺を一人の男として~
カムイ様の傍にいさせてください!▼~
:[カムイ]|ヒナタ…!▼~
ヒナタの気持ち…嬉しいよ。~
でも、お姫様扱いは少し照れちゃうな。▼~
:[ヒナタ]|ははっ! でも愛らしい姫と~
彼女を守り抜く侍ってかっこよくねえか?▼~
いやあ、断られなくてよかったぜ!▼~
心底惚れたお姫様を守れねえなんて~
侍の風上にもおけないからな!▼~
:[カムイ]|…………え?▼~
ヒナタ…~
今、何て言った?▼~
:[ヒナタ]|え?~
だから心底惚れたお姫様を…▼~
:[カムイ]|わあああ!~
ほ、惚れたって…ヒナタ!▼~
さっきの守らせてくださいって…~
そういう意味だったの!?▼~
:[ヒナタ]|それ以外に何があるって言うんだよ?▼~
俺の言葉に嘘はないぜ!~
俺、カムイ様のことが大好きなんだ!▼~
:[カムイ]|……!!▼~
:[ヒナタ]|あれ?~
何でそんなに顔を赤くしてるんだ?▼~
:[カムイ]|え、ええと…~
ちょっと今、頭が真っ白だから失礼するね!▼~
:[ヒナタ]|え? 待ってくれよカムイ様!~
俺もついて行くぜ!▼~
:[カムイ]|ダ、ダメだよ!~
今はついて来ないで!▼~
:[ヒナタ]|嫌だ!~
待ってくれってば、カムイ様。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[ヒナタ]|そんなに顔を真っ赤にしてるってことは、~
期待していいんだよな?▼~
:[カムイ]|…………▼~
…うん…▼~
:[ヒナタ]|え? 何だ、いまの!?~
聞こえなかったぞ?▼~
もう一回言ってくれよ。▼~
:[カムイ]|し、知らないよ!~
そういうのは察してよ…▼~
もう…ヒナタの鈍感…!▼~
:[ヒナタ]|あー、だから行くなってばー!▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[ヒナタ]|逃げないでくれよ!…俺、あんたのこと本当に大好き...
これからも守ってみせるからな!…俺だけの、お姫様。▼~
**タクミ [#r31951d4]
***支援C [#f84f1186]
:[タクミ]|…………▼~
:[カムイ]|…タクミ。▼~
:[タクミ]|カムイ姉さん、何か用?▼~
:[カムイ]|え、ええと…少し一緒に話せないかと~
思ったんだけど…▼~
:[タクミ]|ああ、そう…~
でも僕は今、弓の稽古で忙しいんだ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
やっぱりタクミはあたしのことを~
あまり受け入れてくれていないみたいだね。▼~
:[タクミ]|…その通りだよ。▼~
同じ血を分けたきょうだいだし、~
共に闘っていくからには信じるべきだと思う。▼~
でも、今まで敵国にいた姉さんを~
すぐに信用しろっていうのは難しい。▼~
…まあ安心して。戦闘時や行軍中に~
支障が出るような真似はしないから。▼~
:[カムイ]|そう…でも、あたしはタクミと~
もっと仲良くなりたいと思ってるよ。▼~
だから、少しでも話せない?▼~
:[タクミ]|そんなことを言われても…~
僕には何も話すことなんて思いつかない。▼~
:[カムイ]|そ、そんな…▼~
! そうだ! それならタクミ、~
あたしに弓を教えてくれない?▼~
:[タクミ]|…弓を?▼~
:[カムイ]|うん。~
タクミは弓が得意でしょ?▼~
それなら、教えてもらいながら~
少しずつ話せたらいいなって思ったんだ…▼~
ダメかな…?▼~
:[タクミ]|…………▼~
まあ、それくらいなら…いいよ。▼~
:[カムイ]|本当?▼~
:[タクミ]|ただし、僕はカムイ姉さんが~
相手だからって甘くはしない。▼~
それだけは覚えておいて。▼~
:[カムイ]|うん。頑張ってついていくよ。~
よろしくね、タクミ!▼~
:[タクミ]|ふん…わかったよ。~
それじゃあよろしく、カムイ姉さん。▼~
***支援B [#a40abb77]
:[タクミ]|ほら、腕が下がってる。~
そこは右腕を拳一つ分だけ上げて!▼~
あと右足がずれてるから、もう少し広げる!~
それと視線は常に的を見ておくこと!▼~
:[カムイ]|う、うん!~
なかなか姿勢を保つのは難しいね。▼~
それに…さすがに一刻もやってると~
腕がしびれてきたよ…!▼~
:[タクミ]|なに?~
そっちから頼んできたのに弱音?▼~
:[カムイ]|あ…ううん!~
もう少し頑張るよ!▼~
ここが戦場だったら、~
そんなこと言ってられないよね!▼~
:[タクミ]|…はあ。しょうがない。~
それじゃあ一旦休憩。▼~
:[カムイ]|あ、ありがとう。▼~
はあ…弓を引き続けるのは~
想像以上に体力が要るね。▼~
:[タクミ]|当然だろ? 構えている時は特に~
身体をしっかり固定するための筋力が大切だ。▼~
弓をただ単に引いているように~
思われがちだけど、▼~
そこには、相当な筋力と~
それを持続させる精神力がいる。▼~
:[カムイ]|そ、そうだね…稽古を受けて~
改めてタクミのすごさがわかったよ。▼~
:[タクミ]|な…~
急に何言ってるんだ!?▼~
:[カムイ]|? だって本当のことだよ?▼~
弓は精密さが求められるし、▼~
なにより、タクミの指導で直された姿勢だと~
綺麗に射ることができるもの。▼~
といっても、言われた姿勢を保つことが~
なかなか難しいんだけど…▼~
:[タクミ]|ふん、弓はあてるものじゃなくあたるもの。▼~
正しい姿勢を保って矢を放てば~
自然と敵にあたるのさ。▼~
まあ、カムイ姉さんの言うとおり~
そこに辿りつくまでが大変なんだけど。▼~
:[カムイ]|うん。タクミに教えてもらったことが~
無駄にならないよう、頑張るね!…▼~
:[タクミ]|…ふん、せいぜい頑張ったらいいよ。▼~
ほら、もう休憩は十分だろ。~
早く再開して稽古を終わらせる。▼~
:[カムイ]|うん、わかった!▼~
ええと…姿勢を整えて、呼吸を整える。▼~
ゆっくり引いて……っ! きゃあっ!▼~
:[タクミ]|っ! どうしたの!?▼~
:[カムイ]|あ…ご、ごめん!~
手を滑らせちゃった!▼~
…痛っ!▼~
:[タクミ]|もしかして、手を怪我したの?▼~
:[カムイ]|あ、ええと、弦が手にあたっちゃった。~
少しすりむいただけだから大丈夫だよ。▼~
:[タクミ]|…その怪我じゃあ今日はもう終わりだ。▼~
:[カムイ]|でも、せっかくタクミが教えてくれて~
いるんだし、もう少しだけ…▼~
:[タクミ]|終わりって言ってるだろ。~
そんな怪我でやっても的にはあたらないよ。▼~
:[カムイ]|そう…わかった。~
じゃあ、今日は終わるね。▼~
あ、タクミ! 怪我が治ったら~
また教えてもらえる?▼~
:[タクミ]|……ああ。わかったよ。▼~
:[カムイ]|ありがとう!~
…それじゃ。▼~
:[タクミ]|…はあ。あんな怪我するなんて~
ちょっと厳しくしすぎたかな。▼~
***支援A [#p3f2438b]
:[タクミ]|ねえ、カムイ姉さん。~
弓なんて持って何やってるの?▼~
僕、手の怪我が治ってからじゃないと~
教えないって言ったよね?▼~
:[カムイ]|あ、うん。それはわかってるよ。▼~
ただ、稽古ができないと落ち着かなくて…~
弓の手入れをして気を紛らわせてたんだ。▼~
:[タクミ]|…そんなに僕と弓の稽古がしたいの?▼~
:[カムイ]|うん、タクミは技術もすごいけど~
教え方も上手だから!▼~
それに…タクミと一緒に過ごせる時間が~
楽しかったから、待ち遠しいんだよ。▼~
タクミからすれば、~
面倒なことかもしれないけど…▼~
:[タクミ]|ふん。~
…そんなこと、もう思ってないよ。▼~
:[カムイ]|え? タクミ…?▼~
:[タクミ]|もう、とっくにカムイ姉さんのこと、~
ちゃんときょうだいだと思ってるってこと!▼~
稽古で見てたらすぐにわかったんだ…~
姉さんは優しい人なんだって。▼~
ただ…それを認めるのが怖かったんだ。▼~
:[カムイ]|タクミ…▼~
認めてくれて、ありがとう。~
あたし、嬉しいよ!▼~
:[タクミ]|…今日はそれだけ言いに来た。~
あと、これ使って。▼~
:[カムイ]|? これは何?▼~
:[タクミ]|僕が普段使ってる傷薬。▼~
痕なんか残って、後で文句言われるのも嫌だし~
それ塗って早く治しなよ。▼~
:[カムイ]|! あ、ありがとう!~
大切に使うね!▼~
:[タクミ]|…早く治したら、~
ちゃんとコツも教えてあげるよ。▼~
:[カムイ]|うん! タクミ…~
これからもよろしくね!▼~
:[タクミ]|うん。僕からも一応言っておくよ。~
これからもよろしく、カムイ姉さん。▼~
***支援S [#y2c246ab]
:[カムイ]|できた…ついに当たったよ!~
あたしの矢、十本ぜんぶ命中したよーっ!~
:[タクミ]|うん、ちゃんと後ろで見てたから。▼~
言わなくてもわかってるよ、~
カムイ姉さん。▼~
:[カムイ]|あ…嬉しくて、ついはしゃいじゃった。▼~
:[タクミ]|僕が教えたんだから、~
これくらいできてもらわなきゃ困るよ。▼~
姉さんは危なっかしいってわかったから、~
これからも僕が傍でみっちり教えてあげる。▼~
:[カムイ]|ほんと!? ありがとう、タクミ!▼~
:[タクミ]|…………▼~
ねえ。これからも弓を教えてあげるから、~
僕の頼みも一つ聞いてくれない…?▼~
:[カムイ]|うん、タクミの頼みなら喜んで受けるよ。▼~
:[タクミ]|…その言葉、信じるよ?▼~
あのさ…こんなこと言っていいのか~
ものすごく考えたんだけど…▼~
僕、あなたのことが好きになった…~
みたいなんだ。▼~
:[カムイ]|わあ、ありがとう!▼~
最初はあんなに嫌われてたのに、~
やっと人並みに…▼~
:[タクミ]|違う! そういう意味じゃなくて…!~
あーもう…▼~
あなたのこと、姉さんとしてじゃなくて~
女性として好きだってことだよ。▼~
:[カムイ]|!! タ、タクミ…▼~
でも、あたしたちはきょうだいだよ。~
血が繋がってるんだよ?▼~
:[タクミ]|うん…そういうことになってるけど…▼~
…………▼~
…ごめん、今から僕は、~
姉さんに言わなきゃいけないことがある。▼~
:[カムイ]|言わなきゃいけないこと…?▼~
:[タクミ]|僕たちきょうだいと姉さんには…▼~
…血の繋がりがないんだ。▼~
:[カムイ]|え…!? ど、どういうこと…?▼~
:[タクミ]|言ったとおりだよ。~
僕たちは本当のきょうだいじゃない。▼~
本当のきょうだいなら僕だって…~
こんなこと、言ったりしないさ。▼~
:[カムイ]|な、なにそれ…そんなこと信じられないよ。~
そりゃ、あたしだけお母様が違うけど…▼~
タクミも、リョウマお兄ちゃんたちも、~
お父様の…スメラギ王の子供のはずでしょ!?▼~
:[タクミ]|うん…僕たちはね。▼~
だけどカムイ姉さん…~
あなたは、父上の子供じゃない。▼~
:[カムイ]|う、うそだよ…~
そんなこと、いったい誰から…▼~
:[タクミ]|…ミコト女王からだよ。▼~
実は僕は、姉さんが白夜に戻ってきた日…~
ミコト女王から手紙を渡されていたんだ。▼~
:[カムイ]|お母様から!?▼~
:[タクミ]|うん。もしこの先…僕が恋に悩んだときは、~
この手紙を読むように、って。▼~
最初は意味がわからなかったけど…~
ミコト女王は予知めいた力を持っていたから、▼~
僕がこの先、姉さんに恋をすることを~
悟っていたのかもしれない。▼~
:[カムイ]|そんな…~
じゃあ、あたしは本当に…▼~
:[タクミ]|その手紙にはミコト女王と父上…~
二人の過去も記されていた。▼~
ミコト女王が父上を頼って~
白夜王国に来たとき…▼~
故郷で生んだ赤ん坊を連れていたんだって。~
それがカムイ姉さん…あなただ。▼~
父様は、それが自分の子ではないと知っていた。~
でも愛する女性の子なら、って…▼~
実の子として育てることを~
決めたそうなんだ。▼~
:[カムイ]|…うん。スメラギ王…お父様は、~
あたしのこと、ほんとに愛してくれた。▼~
真実を知った今でも…あたしのお父様は~
スメラギ王だって思えるぐらい。▼~
ただ…でもそれじゃ…~
あたしのほんとのお父様は、誰なの…?▼~
:[タクミ]|それは手紙にも、~
何も書かれていなかったんだ…▼~
:[カムイ]|そっか…▼~
…………▼~
:[タクミ]|ごめん…姉さん。~
本当は、このことを言うべきかすごく迷ったんだ。▼~
だって、告げてしまったらもう僕たちは、~
きょうだいには戻れない。▼~
でも僕は…言わずに一生弟の顔をして~
生きていくなんて耐えられなかった。▼~
そんなの、死んだほうがましだよ…▼~
:[カムイ]|タクミ…▼~
:[タクミ]|ねえ。さっきあなたは…~
僕の頼みなら聞くって言ってくれたよね。▼~
それなら、この思いを…~
許してはくれないか?▼~
:[カムイ]|…………▼~
…わかった。▼~
でも、これは頼みを聞くとか、~
そういう意味じゃなくて…▼~
あたしもタクミのことが…好きだからだよ。▼~
:[タクミ]|!!▼~
:[カムイ]|ほんとはさっき好きだって言われて、~
とっても嬉しかったんだ。▼~
あたしたちはきょうだいだから、~
ついはぐらかすようなこと言っちゃった…▼~
:[タクミ]|カムイ姉さん…▼~
:[カムイ]|…でもタクミは真っ直ぐに、~
あたしを好きだって言ってくれた。▼~
タクミを愛してもいいんだっていう、~
真実を教えてくれた。▼~
ありがとう、タクミ。~
あたしも、あなたの隣にいたいよ…▼~
:[タクミ]|姉さん…!!▼~
あなたも同じ気持ちでいてくれたなら~
これほど嬉しいことはないよ。▼~
それなら…~
あなたにこの指輪を渡して誓おう。▼~
…一生、あなたを守り、共にいると。▼~
:[カムイ]|…うれしい、タクミ!~
これからもずーっと、よろしくね!▼~
:[タクミ]|うん…!▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[タクミ]|ありがとう、姉さん。 僕はとても幸せだ。~
例え、誰になんと思われようと…この気持ちは変わらない。~
…大好きだよ。▼~
**カゲロウ [#t40be78f]
***支援C [#g53b610c]
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|あの…カゲロウ?▼~
:[カゲロウ]|…何用か?▼~
:[カムイ]|どうして壁際からずっと、~
こっちをみてるの?▼~
特に用があるわけじゃないよね…?▼~
:[カゲロウ]|用件…か。▼~
無いと言えば無いが、~
有ると言えば有る…▼~
:[カムイ]|ど、どんな用事かな?▼~
:[カゲロウ]|私は、あなたの身の安全を~
確保しようと思ってな。▼~
この軍で皆を観察してわかったのだが、~
あなたは全軍の士気に関わる人物だ。▼~
万が一のことがないよう、~
こうして見張っておくことにした。▼~
我が主君、リョウマ様のためにも。▼~
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃんのため?▼~
:[カゲロウ]|左様。▼~
あなたはリョウマ様がずっと~
気にかけていらした妹君…▼~
やっと再会できた矢先に何かあればきっと悲しまれる。▼~
主君の憂いは先に除いておくが得策。~
悪く思われるな。▼~
:[カムイ]|…なるほど。事情はわかったよ。~
カゲロウは主君想いなんだね。▼~
リョウマお兄ちゃんの臣下になってからは~
結構長いの?▼~
:[カゲロウ]|長いといえば長いが…▼~
以前私は…カムイ様のお母様、~
ミコト様の部下だった。▼~
だがミコト様の命により、~
リョウマ様の部下へと転身したのだ。▼~
:[カムイ]|そうだったんだ…▼~
えっと、身辺警護してくださるのは~
もちろんありがたいんでだけど…▼~
いつでもというわけには~
いかないよね?▼~
:[カゲロウ]|安心されよ。あなたの警護は四六時中、~
いかなる時も途切れさせぬ所存だ。▼~
:[カムイ]|あ、あの…今からお手洗いに行こうと~
思ってるんだけど。▼~
:[カゲロウ]|御免…!~
しばし経過したのち、また参上する。▼~
:[カムイ]|わっ! 消えちゃった…▼~
カゲロウは本当に、忍び…~
隠密ってやつなんだね。▼~
***支援B [#obb74a0b]
:[カムイ]|あの…カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|何用か?▼~
:[カムイ]|ええと…~
警護してくれてるところ悪いんだけど、▼~
そろそろ一旦、~
中断してみる気はないかな?▼~
:[カゲロウ]|中断中に何かあれば悔やみきれぬ。~
すまぬが了承することはできない。▼~
:[カムイ]|でもさすがに寝てる時とか~
お風呂に入ってる時も視線を感じると、▼~
こっちも気疲れしちゃうよ…▼~
:[カゲロウ]|そうであったか…すまぬ、カムイ様。~
私も気配りが足りなかったと言える。▼~
これからは少し控えるとしよう。▼~
:[カムイ]|ううん、こっちこそごめんね。~
せっかく警護してくれてるのに。▼~
…あっ、そういえば。▼~
:[カゲロウ]|…?▼~
:[カムイ]|ちょっとリョウマお兄ちゃんと~
お母様のことについて聞いていいかな?▼~
:[カゲロウ]|私に知りえることであれば…何なりと。▼~
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃんとお母様の関係って、~
どんな感じだったの?▼~
…ほら、二人は血も繋がってないし。▼~
ただ王妃と長兄の王子という関係上、~
仲良くしないわけにもいかないと思うんだ。▼~
:[カゲロウ]|…私が見てきた限りにおいては、~
良好な関係だったように思えるが。▼~
:[カムイ]|そうなんだ…▼~
:[カゲロウ]|いや…お二人自ら、良好な関係を~
率先して築いていたような気もする。▼~
:[カムイ]|率先して…?▼~
:[カゲロウ]|後妻ミコト様の登場には、~
リョウマ様たち兄妹の皆様だけではなく、▼~
白夜王国中の者たちが~
多少なりとも動揺を感じていたのは事実…▼~
だからこそリョウマ様は自ら率先して、~
…ミコト様との距離を縮めようとされていた。▼~
:[カムイ]|…二人は自ら模範になろうとしたんだ。~
なるほど、さすがだね。▼~
:[カゲロウ]|リョウマ様はミコト様が早く~
白夜王家の家族になれるよう、▼~
そして白夜国民の一員になれるよう…~
尽力されたのだ。▼~
:[カムイ]|そっか。ちょっと安心したよ。~
ありがとね、カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|うむ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|あの…カゲロウ?▼~
:[カゲロウ]|何用か?▼~
:[カムイ]|今からあたし…~
着替えたいんだけど。▼~
:[カゲロウ]|御免…!~
しばし経過したのち、また参上する。▼~
:[カムイ]|またあっと言う間に消えた…▼~
うーん…~
気持ちはありがたいんだけどなぁ…▼~
***支援A [#z451abac]
:[カムイ]|あのさ…カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|厠か? それとも行水か?~
しばし経過したのち…▼~
:[カムイ]|ううん、どっちでもないよ。▼~
…カゲロウはどうしてそんなに~
任務に忠実なの?▼~
自分で決めたこととはいえ、~
他にしたいこともあるんじゃないの…▼~
:[カゲロウ]|我が主君のために働くのは、~
臣下として当然の責務だ。▼~
:[カムイ]|そ、それは確かにそうなんだけど…▼~
なんか…カゲロウのそれって…~
他の人よりも揺るぎない感じがして…▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|何か理由があるなら、~
あたしに教えてくれないかな?▼~
:[カゲロウ]|…我が一族は、~
古来より白夜王家に仕えてきた。▼~
その伝統と使命を守らねばならぬ。▼~
忍びの誇りとして…な。▼~
:[カムイ]|うん…そうだったね。▼~
:[カゲロウ]|私には…兄上がいる。▼~
:[カムイ]|えっ?▼~
:[カゲロウ]|兄上は生まれつき身体が弱く、~
闘うことなどとてもできなかった。▼~
本来の跡取りである兄上がその状態で、~
一族は幾度となく後ろ指をさされた。▼~
そして何よりも…~
兄上の心はひどく傷ついた。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|だから私は…兄上の代わりに~
その者達を見返さなければならない。▼~
…一族の尊厳を守らねばならないのだ。▼~
:[カムイ]|なるほど…わかったよ。~
カゲロウのその強い想いと覚悟を。▼~
それを聞いたからには、~
あなたの使命を守る気持ちを…▼~
ないがしろにはできないね。▼~
:[カゲロウ]|…カムイ様には何かと不便もかけるが、~
どうかご容赦いただけないだろうか。▼~
:[カムイ]|うん、もちろんだよ。~
これからも頼むね、カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|御意…!▼~
**ニシキ [#ac012cec]
***支援C [#da348464]
:[ニシキ]|うう……▼~
:[カムイ]|ニシキ、どうしたの?~
何だか元気がないみたいだけど…▼~
:[ニシキ]|ん…?~
ああ…カムイ…▼~
:[カムイ]|大丈夫? もしかしてどこか怪我したの?~
それとも、体調が優れないとか…▼~
:[ニシキ]|あ、ううん。~
そんな大げさなものじゃないよ。▼~
ただ、お腹が空いたなあと思ってね…▼~
:[カムイ]|え? お腹が空いたの?▼~
どこか悪いのかと思って~
びっくりしちゃったよ。▼~
そういう事なら、~
今ちょうどお菓子を持っているから…▼~
これ…良かったら、あげる。▼~
:[ニシキ]|…え? …いいの?▼~
:[カムイ]|うん、少ししかないから~
お腹いっぱいにはならないと思うけど…▼~
:[ニシキ]|あ、ありがとう…▼~
がつがつ! むしゃ!▼~
:[カムイ]|おお…!~
一瞬でなくなっちゃった…!▼~
:[ニシキ]|ぷはー! ああ助かった!~
ありがとう、カムイ!▼~
この恩返しはいつか必ず!▼~
:[カムイ]|そんな、恩返しなんていいよ。▼~
ニシキが元気になったのなら、~
それでよかったよ。▼~
:[ニシキ]|ダメダメ! 恩返ししないと~
ボクの気がすまないよ!▼~
ほら、何かしてほしいことの~
一つや二つくらいあるでしょ?▼~
ほらほら、遠慮しないで!▼~
:[カムイ]|うう…何だか期待を込めた~
目で見つめられている…!▼~
でも、本当に何も思いつかないし~
どうしよう……あ。▼~
:[ニシキ]|おっ、何か思いついた?▼~
:[カムイ]|ええと、今度町へ買い物に行こうと~
思っていたんだ。▼~
一人で行くよりもニシキと行った方が~
楽しいと思うから付き合ってくれない?▼~
:[ニシキ]|え? そんなことでいいの?~
もちろん、お安い御用さ!▼~
:[カムイ]|ふふっ、それはよかった。~
じゃあ、行くときにまた声をかけるね!▼~
:[ニシキ]|うん! 楽しみにしてるよ!▼~
***支援B [#oc6c009f]
:[カムイ]|今日は買い物に付き合ってくれて~
ありがとう、ニシキ。▼~
:[ニシキ]|いやいや、この間お菓子をもらった恩返し~
だからね! 全く問題ないよ!▼~
ちゃんとキミの望み通りの物が買えたかな?▼~
:[カムイ]|うん。装備が傷んできたから~
新調しようと思ってたんだけど、▼~
ニシキのおかげで~
あっという間に済んじゃったよ。▼~
:[ニシキ]|ふふん! ボクに任せて正解だったろ?▼~
なんたって、ボクほど~
美意識の高いヤツはそうはいないからね!▼~
:[カムイ]|ふふっ、そうだね。▼~
ニシキは性能の良し悪しだけじゃなくて~
細かい細工まで見ていたのでびっくりしたよ。▼~
あたしだけでは、あそこまで見ないから。▼~
:[ニシキ]|でしょでしょ?~
ボクもとっても楽しかったよ。▼~
一緒に買い物してる時のキミ、~
表情がころころ変わって面白かったし!▼~
:[カムイ]|ふふっ、ニシキも楽しんでくれたなら~
今日のお買い物は大成功だね。▼~
:[ニシキ]|そうだね! じゃあボクはキミに~
ちゃんと恩返しができたってことでいいかな?▼~
:[カムイ]|もちろんだよ!~
ありがとう。▼~
:[ニシキ]|うんうん! やっぱりヒトに~
感謝されるのは気持ちがいいものだね!▼~
…あ、そうだ。~
気分がいいからアレも買っちゃおうかなー。▼~
:[カムイ]|…?~
アレって、なに?▼~
:[ニシキ]|え? ううん、何でもないよー!~
ちょっといいこと思いついただけだから!▼~
:[カムイ]|そ、そう。▼~
:[ニシキ]|ねえ、カムイ!~
今度また時間をくれない?▼~
キミに見せたいものがあるんだ!▼~
:[カムイ]|あ、うん。わかったよ。▼~
:[ニシキ]|よーし、約束だからね!▼~
それじゃあ、また!~
ふんふーん♪▼~
:[カムイ]|あ、ニシキ!▼~
何だか楽しそうにしてたけど、~
見せたいものって何だろう…?▼~
***支援A [#f2a2f2e9]
:[ニシキ]|あ、カムイ!~
いたいたー!▼~
:[カムイ]|ニシキ、こんにちは。▼~
:[ニシキ]|この間言ってた、~
見せたいもののことなんだけど…▼~
アレをいま持ってきてみたんだよ!~
はーいっ、コレでーす!▼~
:[カムイ]|これは…何?~
なんだか、ただの筒のように見えるけど…▼~
:[ニシキ]|あれ? キミ、これ知らないの?~
これは万華鏡って言うんだよ。▼~
:[カムイ]|まんげきょう?▼~
:[ニシキ]|そうそう! あのね、ここに穴があるでしょ?~
そこを覗いたまま、この筒を回してみて?▼~
:[カムイ]|わかったよ。▼~
……! わあ…!~
中の模様がキラキラしながら回ってる!▼~
とっても綺麗…!▼~
:[ニシキ]|でしょー?▼~
実はこれ、この間一緒に買い物してる時に~
見つけて買ったものなんだ!▼~
:[カムイ]|え? でもあの日、ニシキは何も~
買ってなかったと思うけど…▼~
:[ニシキ]|それが、帰り道でキミの喜んだ顔を~
見てたら嬉しくなっちゃってさ。▼~
最初は買わずにいたんだけど、~
我慢できなくなって引き返して買っちゃった!▼~
だって、これを見せたらきっと、~
もっともっとキミが喜ぶと思ったからさ!▼~
:[カムイ]|そうだったんだ…~
ありがとう、ニシキ!▼~
:[ニシキ]|ふふん。やっぱりボクの予想通り~
喜んでもらえてよかったよ!▼~
:[カムイ]|ふふっ、こんなに綺麗なもの初めて見たよ!~
また、見せてもらっていい?▼~
:[ニシキ]|もしよかったらキミにあげるよ?▼~
:[カムイ]|ううん、それはニシキが買ったものだよ。~
あたしは時々見せてもらえるだけで十分だから。▼~
:[ニシキ]|そうかい?▼~
でも…そうだね。~
その方が一緒に楽しめるし、いいかも!▼~
それじゃまた、いつでもおいでよ!▼~
:[カムイ]|うん!▼~
***支援S [#x1f253f1]
:[カムイ]|ニシキ。~
また、万華鏡を見せてもらってもいい?▼~
:[ニシキ]|もちろんだよー。~
はい、どうぞ!▼~
:[カムイ]|ありがとう!▼~
……やっぱり綺麗だね。~
ずーっと見てても飽きないよ。▼~
:[ニシキ]|あははっ、まさかこんなに気に~
入ってくれるとは思わなかったな。▼~
…カムイ。~
やっぱりこの万華鏡はキミにあげるよ。▼~
:[カムイ]|いや、そんな。元々はニシキが~
買ったものだし、もらうわけには…▼~
:[ニシキ]|んー…じゃあ、万華鏡はキミとボク~
二人のモノにしよう!▼~
そうすれば一石二鳥だし…~
…あっ。▼~
:[カムイ]|一石二鳥?~
どういうこと?▼~
:[ニシキ]|あっ、あー、その…~
ええと…▼~
困ったな、~
今言うつもりじゃなかったんだけど…▼~
:[カムイ]|…?▼~
:[ニシキ]|だって、二人のモノって事にすれば、~
いつでも一緒に見られるだろう?▼~
つまり…ボクはキミと~
…ずっと一緒にいたい、ってことかな。▼~
:[カムイ]|え…▼~
:[ニシキ]|…あのね、カムイ。~
この万華鏡を買った理由…▼~
実はもう一つあるんだ。▼~
万華鏡ってさ、~
色んな模様が見えるだろ?▼~
それを見て、ボクはまるで~
キミみたいだなって思ったんだ。▼~
ころころと表情の変わるキミの顔が~
とても面白くて…とっても綺麗だったんだよ。▼~
あれからずっとボクは…~
…キミのことが好きだって思ってる。▼~
:[カムイ]|ニシキ…▼~
:[ニシキ]|ボクはキミの隣で、~
キミをずっと見ていたい。▼~
キミと一緒にいると本当に楽しいんだ。~
こんな気持ちにさせてくれたキミが大好き!▼~
本当に感謝の気持ちでいっぱいだから…~
ボクに一生かけて、恩返しさせてくれるかい?▼~
:[カムイ]|…うん、もちろん。▼~
あたしも…ニシキが好き。▼~
あたしも、万華鏡みたいにくるくる変わる~
ニシキの表情が、大好きだよ!▼~
:[ニシキ]|!! ありがとう!~
ボク、とっても嬉しいよ!▼~
真っ赤に染まったキミの顔も~
とっても可愛いし…思い切って告白して良かった。▼~
:[カムイ]|も、もう…やめてよ。~
照れるじゃない。▼~
:[ニシキ]|あはは。~
そんなに照れることはないよ!▼~
ボクはキミが可愛いって~
言ってるだけなんだからさ!▼~
:[カムイ]|でも、やっぱり恥ずかしいよ。▼~
:[ニシキ]|でも、これからキミは~
ボクの怒涛の恩返しを受けるんだから…▼~
こんなことで恥ずかしがっていたら、~
この先が思いやられるよ?▼~
:[カムイ]|ニシキの恩返しって~
そんなにすごいの?▼~
:[ニシキ]|うん。もちろん。▼~
ボクはこの万華鏡に誓うよ。~
一生かけて、キミに恩を返しまくるってね!▼~
:[カムイ]|わ、わかったよ。~
お手柔らかに…お願いします。▼~
:[ニシキ]|はーい。▼~
まあ、時間はたっぷりあるし、~
ゆっくり少しずつ、返していくとするよ。▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[ニシキ]|覚悟しててよね。ボクの愛は金剛石より美しく、そ...
嫌だって言っても、傍にいるから。~
ずっと…ずーっと、ね。~
**リョウマ [#r6ed75f8]
***支援C [#r236642d]
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん…▼~
…あたしは暗夜王国に行く前の~
思い出があまりないんだけど、▼~
リョウマお兄ちゃんは~
その頃のことは覚えてる?▼~
:[リョウマ]|お前が幼い頃か…▼~
そうだな。俺はもうある程度~
成長していたし、よく覚えているぞ。▼~
:[カムイ]|それならお願いがあるんだ。~
その時の話と…それから、▼~
あたしがいなかった間、みんながどんな風に~
過ごしていたのか教えてくれないかな。▼~
:[リョウマ]|カムイ…▼~
:[カムイ]|きょうだい同士と言っても、あたしたちは~
共通する思い出がほとんどない。▼~
あたしはそれがとても悲しいんだ…▼~
だから、リョウマお兄ちゃんから少しでも~
ヒノカお姉ちゃんやタクミ、▼~
アクアやサクラのことを~
教えてもらいたいんだよ。▼~
:[リョウマ]|…そうか。~
お前も同じことを考えていたんだな。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[リョウマ]|俺もお前とは、~
もっと話をしたいと思っていた。▼~
今までの時間は戻らないが、~
話していくうちに深まる絆もあるだろう。▼~
お前のためなら、俺はいくらでも話してやる。▼~
俺は他のきょうだいと同じように、~
お前のことも大切に想っているからな。▼~
:[カムイ]|本当? リョウマお兄ちゃん…!~
あ、ありがとう!▼~
:[リョウマ]|それに、お前には~
渡したいものもあるしな。▼~
:[カムイ]|? それは一体…▼~
:[リョウマ]|それについては、今はまだ秘密だ。▼~
お前と俺たちが互いに本当のきょうだいとして~
認め合えた時、初めて意味を持つものだと思う。▼~
だから、お前にこれを渡せる日まで~
俺が持っていると決めているんだ。▼~
:[カムイ]|…わかった。▼~
それなら、~
話をたくさん聞かないといけないね。▼~
:[リョウマ]|そうだな。▼~
ああ、今日はもう時間がないが~
また空いた時に声をかけてくれればいい。▼~
:[カムイ]|うん。~
よろしくね、リョウマお兄ちゃん!▼~
***支援B [#l3017a27]
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん! この間話していた、~
お兄ちゃんたちの話が聞きたいんだけど…▼~
:[リョウマ]|そうだな…何の話からしよう…~
まずは一人ずつ話していこうか。▼~
ヒノカは今でこそ勇ましい姿で闘っているが~
幼い頃は少し泣き虫だったな。▼~
:[カムイ]|ヒノカお姉ちゃんが?▼~
:[リョウマ]|ああ。だが、成長していくうちに~
何か思うところがあったのだろう…▼~
今では立派に闘う戦士となった。▼~
それで言うと、タクミはまだ少し自覚に欠ける。▼~
:[カムイ]|そうなの?~
タクミも十分強いんじゃないの?▼~
:[リョウマ]|カムイ、~
強さと言うのは技術や力だけの話ではない。▼~
精神力…心の強さも含まれる。▼~
その面で言えば、~
タクミはまだ成長段階だ。▼~
だがきっと、更に強くなってくれると~
俺は信じている。▼~
:[カムイ]|なるほど…▼~
:[リョウマ]|それから、アクア。あいつはあまり~
他人に心を開くのが得意ではないらしい。▼~
きょうだいとして共に過ごしていても、~
たまに距離を置かれているのを感じる。▼~
心根は優しくて聡明なんだが、~
もう少し人を頼ることを覚えてくれればと思うな。▼~
:[カムイ]|そうだね…▼~
:[リョウマ]|最後にサクラだが…あの子は心の優しい子だ。~
いつも皆の心配をしてくれるからな。▼~
だが、俺としてはもう少し~
自分を出してくれたらと思う時がある。▼~
サクラが俺たちのことを心配するように~
俺たちもサクラのことが心配なんだ。▼~
そのことに気づいてくれたら、~
サクラはもっと強くなれるだろう。▼~
:[カムイ]|ちゃんとみんなのことを見ていて~
リョウマお兄ちゃんはすごいね。▼~
:[リョウマ]|そうか?▼~
まあ、長男として皆をまとめられるよう、~
常に心がけてはいるからな。▼~
とは言え、俺も未熟な部分はある。▼~
:[カムイ]|そうなの?▼~
でも、あたしにとってリョウマお兄ちゃんは~
尊敬できる大切な兄だよ。▼~
家族のことを気にかけているのは~
リョウマお兄ちゃん自身の優しさだと思うよ。▼~
:[リョウマ]|…ありがとう、カムイ。~
お前に言われると自信がついてくる。▼~
こうやって、俺たちの元へ戻ってきてくれて~
本当に嬉しく思っているぞ。▼~
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん…▼~
…でも、やっぱりまだあたしには、~
本当のきょうだいにはなれていないね。▼~
:[リョウマ]|? 何故そんなことを…~
一体どうしたんだ?▼~
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃんの話を聞いても、▼~
あたしにはまだ~
実感のようなものはなかったから…▼~
それが少し悔しかったんだ。▼~
:[リョウマ]|そうか…~
だが、その感覚も少しずつ薄らいでいく。▼~
そのためにも、俺との時間を大切に~
してくれると嬉しい。▼~
:[カムイ]|うん、ありがとう。▼~
あ、もう結構な時間が経っちゃったね…~
また今度、話を聞かせてね。▼~
:[リョウマ]|ああ、わかった。▼~
***支援A [#r88f9422]
:[リョウマ]|カムイ。最近少し元気が~
ないようだが…何か悩んでいるのか?▼~
:[カムイ]|え?~
ううん、あたしは元気だよ!▼~
:[リョウマ]|だが、俺がきょうだいの話をしても~
どこか上の空といった様子だ。▼~
もしや、何か気に障る話でもしただろうか?▼~
:[カムイ]|そんなことないよ!▼~
リョウマお兄ちゃんは悪くない。~
悪いのはあたしだから…▼~
:[リョウマ]|? どういうことだ。~
ちゃんと説明してくれ。▼~
お前も俺の大切な妹だ。~
きちんと話を聞いてやりたい。▼~
:[カムイ]|…わかった。▼~
その…リョウマお兄ちゃんから~
みんなの話を聞いている時、▼~
楽しい気持ちと同時に~
寂しい気持ちにもなっちゃうんだ。▼~
:[リョウマ]|寂しい気持ち…?▼~
:[カムイ]|みんなの話を聞いて、あたしにはこんな素敵な~
きょうだいがいるんだって嬉しくなるんだ。▼~
でも…あたしもその場にいたかったっていう~
気持ちも少しだけ、出てきちゃって…▼~
:[リョウマ]|そうか…~
お前はそれで苦しんでいたんだな。▼~
確かに過去は変えることができない。~
だが、未来はいくらでも変えられる。▼~
思い出がないなら、これから作ればいい。~
お前は今、俺たちと共にいるんだから。▼~
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん…~
ありがとう。▼~
そうだね…過去のことを嘆くより~
未来のことを考えればいいんだよね!▼~
あたし、元気が出てきたよ!▼~
:[リョウマ]|そうか…▼~
そうだ。先日言っていた、~
渡したいものの話は覚えているか?▼~
:[カムイ]|うん。▼~
:[リョウマ]|俺たちとの思い出を作りたいと言ってくれた~
お前にはもう渡せるだろう。▼~
これが、俺たちきょうだいから~
渡したかったものだ。▼~
:[カムイ]|これは…指輪?▼~
:[リョウマ]|ああ。~
これは護身の願掛けがしてある指輪だ。▼~
昔、きょうだいみんなでこの指輪を用意し、~
そして誓ったんだ。▼~
もしカムイと再会できたら、~
この指輪を渡そう、と…▼~
:[カムイ]|!▼~
:[リョウマ]|そして…お前は無事、~
俺たちの元へ帰ってきてくれた。▼~
お前さえよければ、~
この指輪を受け取ってくれ。▼~
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん…▼~
あたし、お兄ちゃんたちのような~
きょうだいがいてくれて、本当に嬉しいよ!▼~
:[リョウマ]|お前にそう言ってもらえて俺も嬉しいよ。▼~
これからも、~
俺たちきょうだいの絆は繋がっている。▼~
:[カムイ]|うん!▼~
***支援S [#m7e279a5]
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん。~
今日もお話、聞いてもいい?▼~
:[リョウマ]|ああ、カムイか。~
最近はよく話を聞きに来てくれるな。▼~
:[カムイ]|うん。リョウマお兄ちゃんからもらった~
あの指輪を見てると、▼~
もっとたくさんお話が聞きたくなるんだ。▼~
:[リョウマ]|そうか…▼~
:[カムイ]|どうしたの?~
なんか少し、元気ないみたいだけど…▼~
:[リョウマ]|いや、何でもない…▼~
:[カムイ]|でも…とてもつらそうで、心配だよ。~
あたしじゃ、お兄ちゃんの力になれない?▼~
:[リョウマ]|…………▼~
カムイ…お前に心配されては…~
言ってしまいたくなる。▼~
父上と母上は…~
俺を許してくれるだろうか。▼~
:[カムイ]|…?▼~
:[リョウマ]|…カムイ。~
俺はお前に謝らねばならないことがある。▼~
今まで俺は、きょうだいの絆の話を~
ずっとお前にしてきたが…▼~
俺は…~
俺は、お前の兄ではない。▼~
:[カムイ]|…え!?~
ど、どういうこと!?▼~
:[リョウマ]|そのままの意味だ。~
俺たちに、血の繋がりはない。▼~
:[カムイ]|そ、そんなはずないよ…~
お兄ちゃんとは、お父様が同じだもん!▼~
そりゃあ、お母様が違うのは知ってるけど、~
半分は血が繋がっているはずじゃ…▼~
:[リョウマ]|…………▼~
いや、違う。俺は父上…スメラギ王から、~
きょうだいの中で唯一、本当のことを聞いたんだ。▼~
お前はスメラギ王の子ではない。▼~
:[カムイ]|!!▼~
:[リョウマ]|ミコト女王がスメラギ王を頼って~
白夜王国に来たとき…▼~
彼女は故郷で生んだ赤子を連れていたそうだ。~
それがカムイ…お前だ。▼~
スメラギ王は…~
それが自分の子ではないと知りつつも、▼~
愛する女性の子であればと…~
実の子として育てることを決めたそうだ。▼~
その愛情の深さは…お前も知っているだろう。▼~
:[カムイ]|うん…スメラギ王…お父様は、~
あたしのことを本当に愛してくれた。▼~
本当のことを知った今でも…~
あたしのお父様はスメラギ王だと思ってる。▼~
ただ…でもそれじゃ…~
あたしの本当の父親は、誰なの…?▼~
:[リョウマ]|…それは俺もわからない。~
スメラギ王も、答えてはくれなかった。▼~
:[カムイ]|そっか……▼~
:[リョウマ]|…俺はこのことを、~
誰にも言うつもりはなかった。▼~
他のきょうだいにも…~
もちろん、カムイ自身にも。▼~
:[カムイ]|…じゃあ、どうして…?▼~
:[リョウマ]|辛い思いをさせるとわかっていても、~
お前にこの話をしたのは…▼~
俺が、お前ときょうだい以上の~
絆を結びたいと思ってしまったからだ。▼~
…俺はお前をきょうだいとしてではなく、~
女性として愛している。▼~
:[カムイ]|! リョウマお兄ちゃん…!▼~
:[リョウマ]|…俺はこの気持ちに嘘などつけない。▼~
これ以上、お前に嘘をつき続けて、~
生きることなどできないんだ…▼~
お前の隣には俺が立っていたい。~
他の男になど譲るつもりはないぞ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
それなら、あたしも自分の気持ち…~
正直に伝えるね。▼~
:[リョウマ]|ああ…▼~
:[カムイ]|あたしはリョウマお兄ちゃんに憧れてたんだ。▼~
…それはお兄ちゃんとしてじゃなくて、~
一人の男の人として。▼~
でも、きょうだいでそんな思いは許されない。~
この気持ちは一生隠そうって思ってたけど…▼~
リョウマお兄ちゃんが同じ気持ちなら…~
隠さなくてもいいのかな?▼~
:[リョウマ]|ああ、もちろんだ…!!▼~
:[カムイ]|そっか…~
あたし…しあわせだよ。▼~
リョウマお兄ちゃんは、~
あたしのお兄ちゃんじゃなくなったけど…▼~
代わりに、もっと大切な人になったんだね。~
ずっと…あたしの傍にいてね。▼~
:[リョウマ]|ああ、これからは伴侶として~
お前との思い出を紡いでいこう…▼~
その誓いは…この新しい指輪に誓う。▼~
:[カムイ]|これは…▼~
:[リョウマ]|…きょうだいの指輪とは別に用意したものだ。▼~
俺とお前の愛の証として…~
受け取ってくれ。▼~
:[カムイ]|…ありがとう!▼~
えへへっ、指輪が二つもあるなんて、~
なんだか贅沢だね。▼~
:[リョウマ]|贅沢なことなど何もない。▼~
お前は俺と、~
お前のきょうだいたちに愛されている…▼~
その証がこの指輪なのだから。▼~
:[カムイ]|あたしの…きょうだいたちに…?▼~
:[リョウマ]|ああ。俺と結婚したら、~
皆はやっぱり、お前のきょうだいだろう?▼~
:[カムイ]|あ…!~
…あはは、そうだね!▼~
うん…二つとも、とっても大事な絆だよ。~
あたし、一生大切にする!▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[リョウマ]|お前が俺の妻になってくれるなど…この上ない幸福...
許されぬ愛かもしれんが…それでも俺は…~
お前を離したりはしない。~
**ユウギリ [#v78b206f]
[[ユウギリのページへ>../ユウギリ#ma6c3035]]
**クリムゾン [#x1e3e0ec]
[[クリムゾンのページへ>../クリムゾン#ma6c3035]]
**ユキムラ [#i9e36d38]
[[ユキムラのページへ>../ユキムラ#ma6c3035]]
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#k24e7d3d]
- 支援Aまでは埋められる範囲で埋めました。誤字脱字ありまし...
#comment
終了行:
*マイユニット(女性・あたし~だよ)の支援会話 [#e0539d89]
#contents
**アクア [#ia333cea]
※アクアとの支援は、白夜・暗夜・透魔で内容が異なる
***支援C [#h742ca81]
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|こんにちは、アクア。~
ここは風が気持ちいいね。▼~
:[アクア]|カムイ…どうしたの?▼~
:[カムイ]|ちょっと気晴らしに来ただけだよ。~
アクアもそうなの?▼~
:[アクア]|ええ。ここの木漏れ日と木々の香りは、~
白夜の王城を思い出して、懐かしいから…▼~
:[カムイ]|そっか。なんだか羨ましいな。▼~
暗夜王国は日中も薄暗いし、~
岩と砂の匂いしかしないからね。▼~
:[アクア]|…カムイ。▼~
ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|えっ…何が?▼~
:[アクア]|本当なら、白夜の王城で過ごすのは~
あなたのはずだったのに…▼~
軽率なことを言ってしまって、~
ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|そ、そんなこと気にしないよ。▼~
それに、あたしが暗夜王国にいたのは~
別にアクアのせいじゃないんだし…▼~
:[アクア]|いいえ。それでも私は…~
ずっと謝りたいと思っていたの。▼~
あなたが本来享受すべきだった~
白夜王国での幸せは…▼~
私が代わりに受けてしまったようなものだから。▼~
:[カムイ]|アクア…▼~
:[アクア]|あなたに与えられたはずの家族からの愛も、~
王家の者としての権威も…▼~
結果的に受け取ってしまったのは私。▼~
…それに私も少しだけ、~
暗夜王国にいたからわかるの。▼~
あなたがどれほど辛い境遇の中で~
暮らしてきたか…▼~
それを想像するだけで、私は…▼~
:[カムイ]|なるほど…~
アクアの言いたいことはわかるよ。▼~
でも…あたしはあまり~
そういう風には考えていないんだ。▼~
暗夜での生活も、~
嫌なことばかりじゃなかったよ。▼~
:[アクア]|ほんとに…?▼~
:[カムイ]|うん。たとえば…▼~
…あ、ごめん。この後、~
次の行軍についての会議があるんだった。▼~
じゃあアクア、今度また話すね。▼~
:[アクア]|え、ええ…▼~
…………▼~
***支援B [#h742ca81]
:[カムイ]|アクア。~
また、ここにいたんだね。▼~
:[アクア]|カムイ。▼~
ええ。ここにいれば、またあなたと~
話ができるかもしれないと思って。▼~
あなたが暗夜王国にいた頃の話…~
聞かせてくれるかしら?▼~
:[カムイ]|うん、もちろん。▼~
:[アクア]|カムイは…~
どんなところに住んでいたの?▼~
:[カムイ]|あたしは北の城塞っていう、~
人里離れた古城の中で暮らしてたんだ。▼~
ほとんど出歩くこともできなかったし、~
会う人も制限されていたよ。▼~
:[アクア]|そう…▼~
:[カムイ]|でもあたしは…それでも寂しくなかったよ。~
確かに不自由さを感じたことはあったけど、▼~
身の回りの世話をしてくれる人たちとは、~
家族みたいにずっと一緒だったし、▼~
マークスお兄ちゃんたちも、~
よく遊びに来てくれた。▼~
エリーゼなんかは、毎日城塞に来て~
一緒に遊ぼうって、うるさくって…▼~
:[アクア]|ふふ…~
賑やかで、楽しそうね。▼~
:[カムイ]|うん。▼~
それにあのお城にはたくさんの文献があって、~
何冊読んでも全然読み切れないくらいだった。▼~
よくフェリシアやジョーカーと読み比べをして、~
得た知識を競い合ったんだよ。▼~
うん…あたしはあの場所で、~
色んなことを学んだ…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[カムイ]|あの城で暮らしたことしかないから、~
そう思ってしまうのかもしれないけど…▼~
あの場所が~
今のあたしを作り上げたと言えると思う。~
あそこがあたしの…故郷なんだ。▼~
:[アクア]|そうだったのね…ごめんなさい。▼~
カムイの気持ちも考えずに、~
一方的なことを言ってしまって。▼~
私の暗夜王国に対して抱いている印象とは、~
少し違っているのね。▼~
:[カムイ]|そうかもしれないね。▼~
色々思い出してたら、~
なんだかあの城が懐かしくなってきたよ。▼~
:[アクア]|いつかきっと…また帰れるわよ。▼~
:[カムイ]|うん…▼~
そのためにもあたしたちは暗夜王を倒し、~
この戦争を終わらせなくちゃね。▼~
:[アクア]|ええ、そうね。▼~
***支援A [#h742ca81]
:[アクア]|またここにいたのね、カムイ。▼~
:[カムイ]|こんにちは、アクア。▼~
気晴らしに来てみたんだけど、~
ちょっと今日は天気が悪かったね。▼~
:[アクア]|ええ。風も強いわ。~
嵐が来るのかもしれない…▼~
:[カムイ]|そうだね…~
まるで暗夜の空みたいだ。▼~
:[アクア]|カムイ…また暗夜での暮らしのことを~
思い出しているの?▼~
:[カムイ]|ん…いや。~
でもちょっとだけ、考えていたんだ。▼~
アクアとあたしはとても似た境遇にあるのに、~
暗夜に対する考え方はかなり違ってる。▼~
:[アクア]|そうね…私の暗夜に対する印象は、~
あまり良いものではない…▼~
今でも、あなたの過去の話は~
少し信じがたいもの。▼~
暗夜にも、そんなに温かな時間が~
存在するなんて、思わなかった…▼~
:[カムイ]|白夜の仲間たちからすれば、~
その考え方が当然なんだろうね。▼~
:[アクア]|でも、その溝をどうにかして~
埋めていくことこそが、▼~
明るい未来へと繋がっている気がするわ。~
…どちらが良い悪い、じゃなくて。▼~
:[カムイ]|アクア…▼~
うん、あたしも、そう思う。▼~
:[アクア]|私たちがこうして一緒に~
白夜軍として闘っていることは、▼~
きっとその答えを見出すために天に与えられた~
宿命なのね。▼~
これからも似た境遇の者同士、~
手を取り合っていきましょう。▼~
この世界を…守るために。▼~
:[カムイ]|そうだね。~
あたしにできることは何でもするつもりだよ。▼~
これからもよろしくね…アクア。▼~
**リンカ [#fa774209]
***支援C [#we897246]
:[カムイ]|この場合の戦局だけど…~
どうしたらいいと思う?▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|リンカに敵を引き付けてもらって、その間に~
弓を用意すれば一網打尽にできるかな?▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|…ってリンカ?~
話聞いてる?▼~
:[リンカ]|作戦は好きに考えればいい。~
あたしはそれに従うのみだ。▼~
:[カムイ]|ちょ、ちょっと待って!~
まだ話は終わってないよ!!▼~
:[リンカ]|…あたしにはお前に話すことなどない。~
いいからあたしには関わるな。▼~
:[カムイ]|そ、そういうわけにはいかないよ。~
仲間なんだし、もっと話し合っておかないと…▼~
:[リンカ]|戦場ではもちろん協力してやる。~
お前たちの指示にだって従うさ。▼~
だから…それ以外の時は~
あたしに話しかけるんじゃない!▼~
:[カムイ]|そ、そんな…▼~
:[リンカ]|…………▼~
…すまなかったな。~
仮にも軍の将に対して言い過ぎた。▼~
あの時助けてもらったことも…~
感謝はしている。▼~
だが…余計な心遺いなどあたしには無用だ。~
一人にしてくれ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
***支援B [#p54136b2]
:[カムイ]|あ、リンカ!▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[カムイ]|リンカ…もちろん聞こえてるよね?▼~
:[リンカ]|…あれほど関わるなと言ったのに、~
今度は一体なんなんだ…?▼~
次の作戦の話し合いは、~
既に終えたはずだが?▼~
:[カムイ]|もし良ければ…そこまでみんなと関わるのを~
避ける理由を教えてもらえないかな?▼~
:[リンカ]|それを言えば…~
関わることを控えるのか?▼~
:[カムイ]|えっ? ええと…~
理由に納得できれば…だけど。▼~
:[リンカ]|はぁ…仕方ない。~
教えるしかないみたいだな。▼~
…あたしたちは炎を崇める~
部族の者というのは知っているな。▼~
炎は命の根源…その炎を絶やさず~
燃やし続けるため、我々一族は鉄則を設けた。▼~
…それは他者との交流を極力避け、~
孤高であるべきというものだ。▼~
:[カムイ]|どうして炎を燃やし続けることが~
孤高であることに繋がるの?▼~
:[リンカ]|命の炎を消すのはいつも他者だ。~
炎の尊厳を理解せず、愚かにも禁忌に触れる。▼~
:[カムイ]|禁忌…?▼~
:[リンカ]|今からずっと昔のこと…▼~
我々が御神体と崇めていた聖火が、~
対立していた敵の部族によって消されたんだ。▼~
敵はただ我々の混乱を狙っただけ…~
だが、それにより神の怒りを買ってしまい、▼~
霊峰の嶺が…~
火山が一斉に噴火した。▼~
溶岩は近隣を飲み込み、敵の部族は滅んだ。~
我々の部族も大きな痛手を受けたと聞く…▼~
:[カムイ]|なるほど…だからリンカは極力、~
他者との交流をしないようにしてるんだね。▼~
でも、どうして以前は白夜王国に協力して~
暗夜に攻めてきたの?▼~
:[リンカ]|それは族長…あたしの父が、~
今は白夜に協力すべきだと判断したんだ。▼~
もちろん闘いには本気で挑むのが~
戦士の務めだが…▼~
あたしには正直嫌な予感しかしなかった。▼~
そしてその予感は的中し…あたしは間抜けにも~
お前たちに捕えられたわけだ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[リンカ]|さあ、これでわかっただろう。~
戦闘時以外はもうあたしに関わるな。▼~
:[カムイ]|リンカ…▼~
***支援A [#rc389828]
:[カムイ]|リンカ…▼~
:[リンカ]|…ふっ、カムイ。~
お前は相当の物好きだな。▼~
あれだけ言っても~
まだあたしに話しかけてくるなんて。▼~
:[カムイ]|ご、ごめん…▼~
:[リンカ]|…で、今度はどんな用だ?▼~
:[カムイ]|あの…仲間たちともう少し~
距離を縮められないかな?▼~
:[リンカ]|お前はまた、お互いに信頼し合うには~
交流が必要だとでも言うのか?▼~
:[カムイ]|うん…もちろんそれもあるけど、~
今度は…そういうのじゃないんだ。▼~
この前の話だけど…▼~
リンカは暗夜に攻めてきて捕えられたことも~
後悔してるんだよね…?▼~
:[リンカ]|…当たり前だ。敵に捕獲されるなど、~
戦士として殺されるよりも屈辱的なことだ。▼~
:[カムイ]|…そんなことは言わないでほしいな。▼~
:[リンカ]|なぜだ?▼~
:[カムイ]|確かにあれは不幸な出来事だった。~
あなたのプライドが許せないのもわかるけど…▼~
あたしたちが出会ったことも~
間違いだったってことになるの…?▼~
:[リンカ]|なっ…!?▼~
:[カムイ]|今は戦争中で、~
確かなものなんてないと思うんだ。▼~
だからこそ…あたしは~
出会えた仲間たちとの偶然を奇跡だって…▼~
運命だって信じたい。▼~
:[リンカ]|…………▼~
…奇跡…運命、か。▼~
:[カムイ]|うん。そんな簡単な言葉で~
片付けられないかもしれないけど…▼~
あたしたちの往く道は~
悪いことばっかりじゃないって、▼~
そう信じたいんだ。▼~
ずっと閉じ込められた生活を送ってきたから、~
尚更そう思っちゃうのかもしれないけどね。▼~
:[リンカ]|なるほどな…わかったよ。あたしも~
乗りかかった船から簡単に降りる気はない。▼~
もう少し周りの奴らと信頼し合えるように…~
努力してみるよ。▼~
:[カムイ]|うん。~
リンカ、ありがとう!▼~
:[リンカ]|…ああ。▼~
**サクラ [#i673c967]
***支援C [#ge4237da]
:[カムイ]|こんにちは、サクラ。~
元気?▼~
:[サクラ]|えと…あの…その…~
……はい。▼~
:[カムイ]|あ、あれ? ちょっと間があったけど…~
ひょっとして、体調でも悪いの?▼~
:[サクラ]|…いえ…違うんです。~
身体はとても…元気です。▼~
:[カムイ]|じゃあどうしたの?~
もしかしてあたし、嫌われてるのかな?▼~
:[サクラ]|そ、それも違います!~
カムイ姉様が嫌いなわけありません!▼~
ただ…私、人と面と向かってお話するのに…~
慣れてなくて…▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ。~
ごめんね、突然話しかけちゃって。▼~
:[サクラ]|い、いえ…私こそごめんなさい。▼~
せっかくカムイ姉様に~
声をかけていただいたのに。▼~
:[カムイ]|いや、そんな大層なものじゃないよ。~
でも…そうだな。せっかくだから…▼~
サクラの口下手を克服できるように、~
あたしにも何かできることがないかな?▼~
:[サクラ]|……え?▼~
:[カムイ]|根本的な解決はなかなか難しいだろうけど、~
二人で何度も会話すれば慣れるだろうし、▼~
サクラも人と話すコツが~
掴めるんじゃないかな?▼~
:[サクラ]|そ、そうでしょうか…?▼~
:[カムイ]|うん! 論より証拠だよ。~
早速やってみようよ。▼~
***支援B [#b0236dda]
:[カムイ]|…じゃあ、練習いくよ?~
準備はいいかな?▼~
:[サクラ]|は、は、はい…!▼~
:[カムイ]|では…ゴホン。▼~
…この前読んだ白夜の本のことだけど、~
前半は史実かどうか怪しいと思うんだ。▼~
なんというか…~
歴史の考証が上手くできてない気がする。▼~
:[サクラ]|そ、そうでしょうか…▼~
:[カムイ]|歴史って、おもしろいよね。▼~
そうだ、サクラが巫女になろうとしたのって▼~
みんなを癒したいというのもあると思うけど…▼~
やっぱり神々の歴史についても、~
興味があるからなんだよね?▼~
:[サクラ]|そ、そうかもしれません…▼~
:[カムイ]|白夜では神様へのお供えものって、~
最終的にみんなで食べたほうがいいんだっけ?▼~
:[サクラ]|ど…どっちだったでしょうか…?▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[カムイ]|サ、サクラ…もうちょっと~
会話を繋げてみようよ…▼~
:[サクラ]|ご、ごめんなさい…~
カムイ姉様…▼~
私、どう話していいか~
わからなくなってしまって…▼~
:[カムイ]|うーん。でも何度か~
会話の練習をしてみて思ったんだけど、▼~
サクラは会話自体が苦手というよりも、~
人に対してちょっと臆病なだけじゃないかな?▼~
:[サクラ]|臆病…ですか?▼~
:[カムイ]|うん、だってちゃんと話は聞いてるし。▼~
会話を繋げたくても先に恐怖心のようなものが~
邪魔をして、身体が拒んじゃってる感じかな。▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[カムイ]|ちょっと怖がりなところを治せば~
会話の時にも改善されると思うんだけどな。▼~
サクラ…自分が怖がりになっちゃった~
理由は何かわかる?▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[カムイ]|何か思い当たることはないかな?~
解決の糸口があるかもしれないよ。▼~
:[サクラ]|その…わ、わかりません。~
:[カムイ]|そ、そう…~
なら…仕方ないね。▼~
:[サクラ]|は…はい。~
すみません…▼~
で、でも、今日は…~
ありがとうございました…▼~
:[カムイ]|ううん。~
どういたしまして。▼~
***支援A [#ufc36067]
:[サクラ]|カムイ姉様…その、~
少しお時間よろしいでしょうか?▼~
:[カムイ]|サクラ。うん、もちろんいいけど…~
どうかしたの?▼~
:[サクラ]|あの…~
私が怖がりになった理由なんですが…▼~
:[カムイ]|何か思い当たることがあったの?▼~
:[サクラ]|…す、すみません。~
実は私…わかっていたんです。▼~
ただあの時…言い出せなくて…▼~
:[カムイ]|え…? そ、そうなの…?▼~
:[サクラ]|はい…カムイ姉様が~
気を悪くされないかと考えてしまい…▼~
とっさに嘘をついてしまいました。~
ごめんなさい…▼~
:[カムイ]|あたしがサクラを怒るわけがないよ。だから…~
もし聞いてもいいなら、聞かせてほしいな。▼~
:[サクラ]|…は、はい。わかりました。▼~
私は…カムイ姉様が暗夜王国に~
連れ去られた頃、まだ生まれたばかりで…▼~
物心がついた頃にリョウマ兄様たち以外に~
もう一人の姉様がいることを教えられました…▼~
でもある日…城内の女中達が~
こんな噂をしてるのを聞いてしまいました。▼~
実はカムイ姉様は、~
暗夜の標的ではなく…▼~
本当は、生まれたばかりの私を~
誘拐するつもりだったと…▼~
:[カムイ]|えっ…!?~
:[サクラ]|も、もちろんそれは根も葉もない~
ただの噂話だと後から知ったんですが…▼~
幼い私にとって、その話は…~
とても怖いものだったんです…▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[サクラ]|もし私がさらわれていたら、~
今頃どうなっていたんでしょう…▼~
カムイ姉様を不幸にしてしまったのは、~
私なんじゃないか…と。▼~
幼い私は…責任に耐えられなくなって、~
怖くて、怖くて、たまらなくなって…▼~
:[カムイ]|そ、そんなわけないよ!!▼~
:[サクラ]|…!▼~
:[カムイ]|ごめん…▼~
あなたを怖がりにしてしまったのは、~
他ならない、あたしのせいだったんだね。▼~
あたしがあの時連れ去られたせいで、~
妹に責任を感じさせちゃった…▼~
謝っても許されることじゃないけど…~
今更だけど…謝らせて。▼~
:[サクラ]|いいえ…~
カムイ姉様のせいじゃないです。▼~
でも…そう言われてしまう気がしたので、~
この前は黙っていたんですよ。▼~
…カムイ姉様は…~
本当に優しい方です。▼~
:[カムイ]|ううん…そんなことは…▼~
:[サクラ]|私のほうこそ、ごめんなさい…▼~
でも…実は今でも、不安なんです…▼~
もしかしたら、またいつか姉様が~
どこかに行ってしまうんじゃないかって…▼~
:[カムイ]|サクラ…大丈夫だよ。~
もうあたしはどこにも行かない。▼~
絶対にあたしは、~
大事な妹の傍を離れない。▼~
これからはずっと…~
お姉ちゃんとしてあなたを守り続けるよ。▼~
:[サクラ]|カムイ姉様…▼~
:[カムイ]|だからサクラが怖がる必要はもうないよ。~
安心して…!▼~
:[サクラ]|…わかりました。嬉しいです。~
カムイ姉様…▼~
これからは少し強くなれそうな…~
そんな気がします。▼~
**カザハナ [#r35465bc]
***支援C [#z7e564d3]
:[カザハナ]|サクラ様~! サクラ様~!▼~
:[カムイ]|カザハナ。~
サクラを探してるの?▼~
:[カザハナ]|げっ!!▼~
…じゃなかった、カムイ様。~
何か用なの?▼~
:[カムイ]|今「げっ!!」って言わなかった…?~
ま、まぁいいや。サクラはこっちにはいないよ。▼~
:[カザハナ]|そう、ありがとう。~
それでは、さようなら。▼~
:[カムイ]|立ち去るの早っ!?▼~
ちょ、ちょっと待ってよ、~
カザハナ!▼~
:[カザハナ]|…なに?~
あたし、急いでるんだけど。▼~
:[カムイ]|うわあ…明らかにあたしに対して、~
敵意を感じるんだけど…▼~
あたし…何かカザハナの気に障ることでもした?▼~
:[カザハナ]|…………▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カザハナ]|したわ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ…ごめん。~
でもあたしには何も思い当たらなくて…▼~
:[カザハナ]|あたし…昔からサクラ様が、あなたのせいで~
何度も泣いているのを見てきたの。▼~
だから…幼馴染のサクラ様を泣かす~
あなたのことが嫌いよ!!▼~
:[カムイ]|えっ…!? サ、サクラが…~
サクラがあたしのせいで…そ、それは…▼~
:[カザハナ]|サクラ様に聞いても無駄よ。~
たぶん教えてくれないと思うわ。▼~
むろんあたしが言うわけもないけど。▼~
:[カムイ]|そ、そんな…▼~
:[カザハナ]|とはいえカムイ様は大将だから、~
命令はちゃんと聞くよ。安心して。▼~
では、さようなら。▼~
:[カムイ]|カ、カザハナ…▼~
***支援B [#z1f65a67]
:[カザハナ]|せいっ! はあっ!▼~
やああーーっ!!▼~
:[カムイ]|こ、こんにちは…カザハナ。~
剣の稽古中なの?▼~
:[カザハナ]|はぁ…はぁ…カムイ様。~
…あたしに何か聞こうとしても無駄よ。▼~
カムイ様とサクラ様、~
二人の問題なんだから。▼~
:[カムイ]|ううん、それはもういいの。~
あたしはカザハナと話がしたくて来たんだ。▼~
:[カザハナ]|…………▼~
せいっ!!!▼~
:[カムイ]|わ、わああっ!!▼~
…あ、危ないじゃない!~
突然斬りつけるなんて…いくら木刀とはいえ!▼~
:[カザハナ]|…よく避けたね。▼~
わかったわ。~
一つくらい質問してもいいよ。▼~
:[カムイ]|えっ…? それはつまり…~
今避けられたから、認めてくれたってこと?▼~
:[カザハナ]|…質問があるなら早くして。~
あたし、稽古中なの。▼~
:[カムイ]|あっ…うん。~
じゃあ聞かせてもらうよ。▼~
元々カザハナの家族は白夜王国に仕える~
侍の一家だったんだよね?▼~
:[カザハナ]|そうよ。それがどうかしたの?▼~
:[カムイ]|あなたがそうやって侍として心身を鍛え上げて、~
サクラを守ろうとしてくれているのも、▼~
家柄が影響してるのかなと思ったんだ。▼~
:[カザハナ]|確かにそうだけど。▼~
:[カムイ]|そう…それはいいね。▼~
:[カザハナ]|それはいいねって…~
どういうことよ。▼~
:[カムイ]|あたしはずっと離宮に閉じ込められてきた。▼~
その理由も、生きる目的も知らされず~
行く先が真っ暗な中で生きてきたから…▼~
ちゃんと見据えている先がある~
カザハナが少し…眩しく見えちゃって。▼~
:[カザハナ]|…………▼~
あたしには憧れの人がいるわ。~
それはあたしの父上なの。▼~
父上は…侍の鑑のようなお人だったのよ。▼~
:[カムイ]|侍の鑑…どんな人だったの?▼~
:[カザハナ]|父はすべてを…当時の白夜王、~
スメラギ様に捧げて生きていたの。▼~
いついかなる時もスメラギ国王のお命を守り、~
ある時は刃となり、ある時は盾となり…▼~
身を粉にして王をお助けしていたわ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カザハナ]|剣聖として人々に賛美される父上の背中は…~
あたしの自慢で、誇りだった。▼~
そして父上は王を守り…~
この世を去ったわ。▼~
けれど、それこそが父上の本懐、~
父上の生き様を象徴するものだったと思ってる。▼~
父上は侍として、~
最高の死に場所を得たのよ。▼~
:[カムイ]|…なるほど。▼~
:[カザハナ]|あたしが目的意識を持って~
生きているように見えるのは、▼~
きっと父上の背中を目指しているから~
なんでしょうね。▼~
:[カムイ]|そうか…でも、ごめん…~
失礼なことを言うつもりはないんだけど…▼~
死ぬこと自体は肯定すべきじゃないと思う。~
主君を守れても、自分が死んでは意味はないよ。▼~
:[カザハナ]|な、な、なっ…!! あなたは~
父上の死にざまが愚かだって言うの!?▼~
:[カムイ]|ううん、そんなつもりはないよ。▼~
確かにあなたの父上はご立派だよ。▼~
その最期だって、~
あたしのお父様を守ってくれたんだから、▼~
感謝こそすれ、~
責めることなんて…できない。▼~
けど…それをそのまま見習ってしまうのは、~
間違いじゃないのかな?▼~
:[カザハナ]|あなたはしょせん守られる側だから、~
そんなことを言えるのよ!!▼~
己の正義に殉じた父上を愚弄することは、~
絶対に許さないわ!▼~
:[カムイ]|あっ、カザハナ!!▼~
………………▼~
行っちゃった…▼~
***支援A [#db59c602]
:[カムイ]|あっ…カザハナ。▼~
:[カザハナ]|…カムイ様。▼~
:[カムイ]|その…この間は…ごめん。▼~
:[カザハナ]|別に。もう何とも思っていないわ。▼~
カムイ様は、~
あたしたちの大将だから。▼~
:[カムイ]|ううん、謝らせてほしいんだ。▼~
カザハナの気持ちも考えずに、~
あたし…とても酷いこと言ったよね。▼~
:[カザハナ]|もう止めてよ!~
あたしが惨めになるだけじゃない!▼~
:[カムイ]|違うんだよ…あたしが言いたかったのは~
そんなことじゃなくて…▼~
サクラが悲しむんじゃないかって…~
そう思っただけなんだよ!!▼~
:[カザハナ]|…!?▼~
サクラ様が!?▼~
:[カムイ]|元々サクラを泣かせてるあたしが言えるような~
ことじゃないのはわかってるけど…▼~
でもそれでも言わせてほしい。▼~
だって…~
あたしのお父様を守って、▼~
カザハナの父上が死んだことを~
肯定してしまうと、▼~
それは、あなたがサクラを守って死ぬのが~
正しいってことになっちゃうじゃない?▼~
:[カザハナ]|……!!▼~
:[カムイ]|そんなこと…サクラが喜ぶわけない。~
きっとサクラは泣いて…▼~
カザハナを失ったことを悔やんで、~
生きる望みも失っちゃうよ。▼~
そんな未来はあたしにも耐えられないし、~
カザハナだって望んでないでしょ?▼~
:[カザハナ]|そ、それは…▼~
:[カムイ]|もちろん主君を守ることが、~
侍にとって大事だってことはわかるよ。▼~
でも…それよりも大事なのは、~
主君を悲しませないことじゃないの?▼~
:[カザハナ]|あたしも…サクラの泣くところ…~
もう見たくないわ。▼~
:[カムイ]|カザハナ…~
うん、それでいいと思う。▼~
サクラを守るってことは、サクラの気持ちを~
守るってことでもあるんだから。▼~
:[カザハナ]|うん…カムイ様。~
ありがとう…ございます。▼~
:[カムイ]|ううん、あたしの方こそ…▼~
サクラを守ってくれて、~
今まで生きててくれて…ありがとう。▼~
:[カザハナ]|はい…▼~
**ツバキ [#m258c989]
***支援C [#kc892972]
:[ツバキ]|ふんっ!はあっ!▼~
:[カムイ]|ん? あそこにいるのはツバキだね。~
熱心に訓練してるみたいだけど…▼~
:[ツバキ]|あ、カムイ様ー。~
そんなところで、どうされたんですー?▼~
もしや俺の訓練を~
見学してらしたんですかー?▼~
:[カムイ]|こんにちは、ツバキ。~
訓練の邪魔しちゃったかな?▼~
:[ツバキ]|いいえ、とんでもない!~
どんどん見てくださって構いませんー。▼~
俺は武器を扱う技術も~
完璧ですからー。▼~
俺の技術が貴方の戦闘に役立てば~
嬉しいですー。▼~
:[カムイ]|ふふっ、確かにツバキの腕前は~
誰にも引けを取らないぐらいすごいよね。▼~
あたしもツバキみたいに無駄のない動きで~
闘えたらなあ…▼~
:[ツバキ]|あ、そうだー。~
それなら、俺が稽古をしましょうかー?▼~
:[カムイ]|え?いいの?▼~
:[ツバキ]|ええ、もちろんー!~
サクラ様の姉君のためなら一肌脱ぎますよー!▼~
それに俺はどの武器でも一通りこなせますから、~
カムイ様の武器にも対応できますー。▼~
では、まずは…▼~
ぐぅ▼~
:[カムイ]|? ツバキ、~
今何か聞こえなかった?▼~
:[ツバキ]|! いいいいえ、何も聞こえませんよー!~
カムイ様の気のせいでは…▼~
ぐぎゅぅぅ▼~
:[カムイ]|あ! やっぱり聞こえる!~
何の音だろ……あ!▼~
:[ツバキ]|ぎくっ!▼~
:[カムイ]|もしかして…~
今のはツバキのお腹の音?▼~
:[ツバキ]|! そ、それは…▼~
:[カムイ]|ツバキ、お腹がすいてたんだね。~
気づかなくてごめん。▼~
それじゃ、何か食べに…▼~
:[ツバキ]|ち、違う違う違うんですー!▼~
今のはね、わざとお腹を鳴らすことで~
敵を油断させる策を実践して見せたというか…▼~
:[カムイ]|え? そう?~
でも、顔が真っ赤だよ?▼~
:[ツバキ]|わああああ!~
こ、これは完璧な俺にあるまじき失態だー…!▼~
:[カムイ]|ええ!?~
お腹が鳴るくらい誰にでもあるよ!▼~
そんなに気にしなくてもいいと思う!▼~
:[ツバキ]|いえ! このような失敗、~
以前なら完璧に回避してたのに…▼~
これは俺の気が~
抜けていたということですー…!▼~
…カムイ様。~
稽古はまた今度にしてくれませんかー?▼~
今から俺は、完璧に隠れるための穴を掘るので…~
それでは!▼~
:[カムイ]|あ、行っちゃった…▼~
そんなに落ち込まなくてもいいと思うけど…~
ツバキ、大丈夫かな?▼~
***支援B [#t8d6306c]
:[カムイ]|ツ、ツバキ!~
ツバキはいる?▼~
:[ツバキ]|もぐもぐ…~
ああ、カムイ様、こんにちはー。▼~
そんなに慌ててどうしたんですかー?~
もぐもぐ…▼~
:[カムイ]|ツバキ!~
やっぱりあの話は本当だったんだね!▼~
:[ツバキ]|もぐもぐ…あの話とはー?▼~
:[カムイ]|その、もぐもぐしてる姿のことだよ!▼~
最近、ツバキがずっと何か食べてるって聞いて、~
心配になって探してたんだ。▼~
そうしたら本当にずっと何か食べてるし…▼~
:[ツバキ]|もぐもぐ…ああ、このことー。~
別に、気にしないでくださいー。▼~
:[カムイ]|そうは言っても気になるよ!▼~
もしかして…これはこの間、ツバキの~
お腹が鳴ったことと関係があるの?▼~
:[ツバキ]|…………▼~
:[カムイ]|やっぱり、そうなんだね。▼~
:[ツバキ]|でも、確実な解決法ですよねー?▼~
ずっと食べ続けていれば、~
空腹になる暇なんてありえないですからー。▼~
:[カムイ]|でも、そんなに食べ続けていたら~
ツバキ…身体が重くなっちゃうよ?▼~
体型もどんどん大きくなって…!~
そ、そんなツバキは見たくないよ!▼~
:[ツバキ]|ああ、その点は心配しなくても~
平気ですよー。▼~
俺の完璧な計算によって、栄養の偏りもなく~
食べすぎにもならないよう調整してますのでー!▼~
:[カムイ]|でも…やっぱり心配だよ。▼~
:[ツバキ]|…………▼~
…そうですか、わかりましたー。▼~
俺もあなたに心配をかけるのは~
本意ではありませんし…▼~
この方法はやめることにしますー。▼~
:[カムイ]|よ、よかった。▼~
:[ツバキ]|でも、それなら今度はどうしましょうー?▼~
俺はあんな姿を誰かに晒すなんて~
耐えられませんから…▼~
:[カムイ]|ええと、どうしてそこまで気にするの?▼~
:[ツバキ]|ははっ、そんな…カムイ様に~
お話するようなことではありませんよー。▼~
それでは、失礼しますねー!▼~
:[カムイ]|あっ、行っちゃった…▼~
でも、また何か無茶をしないとも限らないし~
もう少し話をしてみよう…!▼~
***支援A [#a2453d2f]
:[カムイ]|ツバキ、こんにちは。▼~
:[ツバキ]|あ、カムイ様ー。~
どうしたんですかー?▼~
:[カムイ]|この間の空腹を防ぐ方法についてなんだけど~
まだ、気にしているかと思って…▼~
:[ツバキ]|ああ、そのことですかー。▼~
そうなんですー…なかなか別の解決法が~
見つからなくて困ってるんですよー。▼~
:[カムイ]|ねえ…お腹が鳴ることは、~
もう気にしなくてもいいと思うよ?▼~
:[ツバキ]|カムイ様はそう言ってくださいますが、~
それは俺自身が許せないんですよー。▼~
:[カムイ]|うーん…そっか。▼~
わかった。それならあたしも~
とことん付き合うよ!▼~
:[ツバキ]|え?▼~
:[カムイ]|どうしても気にすると言うんだったら~
あたしも一緒に解決法を探すのを手伝うよ。▼~
:[ツバキ]|そ、そんな! カムイ様に~
そんなことさせられませんよー!▼~
:[カムイ]|ううん、その場に居合わせたのはあたしだよ。~
こうなったらとことん一緒に考えるよ!▼~
:[ツバキ]|カムイ様…▼~
…わかりました。~
そこまで言うならお願いします。▼~
でも、そう言われたのは初めてですよー。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツバキ]|俺はああいった失敗を、~
人に見せないようにしてるんですよー。▼~
それは…~
俺がいつも完璧を目指しているから…▼~
だから、たまーーーーーーーーに失敗すると~
どうしたらいいのかわからなくなるんですー。▼~
:[カムイ]|そうなの?▼~
:[ツバキ]|はい。たまーーーーーーーーにですよ?~
滅多にそんなことにはなりませんからー。▼~
:[カムイ]|ええと…確かに笑われるのは恥ずかしいから~
隠したい気持ちもわかるよ。▼~
:[ツバキ]|とまあ、~
そういった性分ですので…▼~
完璧を求めすぎて誰かに相談する~
ということが苦手なんですよー。▼~
だから、こうやって相談できる相手が~
できるなんて…嬉しいですー。▼~
:[カムイ]|そういうことだったんだ。▼~
それじゃああたしがツバキの相談相手~
第一号というわけだね。▼~
:[ツバキ]|ははっ、そういうことになりますー。▼~
ではカムイ様…▼~
こんな俺ですけど~
これからもよろしくお願いしますねー!▼~
:[カムイ]|うん、こちらこそよろしくね。▼~
:[ツバキ]|そうと決まれば、さっそくー!~
お腹の鳴らない方法を考えましょう!▼~
あ、俺が今考えているのは~
腹持ちのする食材を積極的に摂る方法で…▼~
その食材はあちらにあるので~
ちょっと取ってきますねー!▼~
:[カムイ]|あ、待ってよツバキ!▼~
ふふっ、でも~
元気になったみたいでよかった!▼~
***支援S [#o0930310]
:[ツバキ]|カムイ様、今いいかなー?▼~
:[カムイ]|あ、ツバキ、こんにちは。~
何か相談があるの?▼~
この間のお腹を鳴らさない方法は~
見事ツバキの案で解決したよね?▼~
:[ツバキ]|はい。~
その節はお騒がせしましたー。▼~
:[カムイ]|でもまさか、~
腹筋に力を入れて音を止めるなんて…▼~
あの方法はツバキじゃないとできないよね。▼~
:[ツバキ]|えへへ…~
やっぱり俺は完璧だったということですかねー。▼~
:[カムイ]|ふふっ、そうだね。~
あ、それじゃあ何の話?▼~
:[ツバキ]|今日はカムイ様に一つ、~
相談があるんです…▼~
これは一人では絶対に解決できない、~
大きな問題なんですよ。▼~
:[カムイ]|え? そ、それって一体…?~
あたしで解決できる問題なの?▼~
:[ツバキ]|はい。むしろこれはカムイ様でないと~
解決できない問題なんです。▼~
:[カムイ]|あたしでないと?▼~
:[ツバキ]|はい…▼~
カムイ様…~
俺はこの世であなたが一番大切なんです。▼~
どうか俺と…結婚してくれませんか?▼~
:[カムイ]|え? ええ!?▼~
:[ツバキ]|驚くのも無理はないですよね…~
俺はこの想いを完璧に隠していましたから。▼~
でも、もう隠すことはしません。~
やっぱりあなたに伝えたいと思ったんです。▼~
:[カムイ]|ツバキ…!▼~
:[ツバキ]|今まで、俺の完璧なところが好きだと~
言ってくれた人はたくさんいました。▼~
でも、一緒にその問題に向き合ってくれた人は~
カムイ様が初めてだったんです…▼~
そんなあなたになら、俺は全てをさらけ出せる。~
完璧じゃない俺でいられるんです。▼~
弱みを見せても親身になって共にいてくれる…~
そんなあなたこそ、俺には必要なんですよ。▼~
:[カムイ]|ツバキ…そんな風に~
想ってくれていたなんて嬉しいよ。▼~
あたしも、ツバキの力になれていることが~
嬉しかったんだ。だから…▼~
:[ツバキ]|ほ、本当ですか…!?~
なら、俺との結婚も承諾していただけますか?▼~
:[カムイ]|うん。これからも~
ツバキを支えさせてね。▼~
:[ツバキ]|カムイ様…~
ありがとうございますー!▼~
それでは、これから二人で…~
素敵な夫婦を目指していきましょうねー!▼~
:[カムイ]|ふふっ、わかったよ。~
一緒に頑張ろうね!▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[ツバキ]|俺は…あなたみたいな人をずっと探してたのかもしれ...
大好きです! 完璧じゃない俺を好きになってくれて…ありがと...
**サイゾウ [#ja283371]
***支援C [#h56bca74]
:[カムイ]|…………?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|……ん?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|……何だか視線を感じるなあ。~
うーん、一体どこからなんだろう?▼~
…って、~
サ、サイゾウ!?▼~
どうしてそんな物陰から、~
あたしを見てるの?▼~
:[サイゾウ]|ふん…カムイ。気づくのが遅いな。~
戦場ならば、すぐに殺られるぞ。▼~
:[カムイ]|ええ!?~
出てきていきなり何を言っているの?▼~
そもそも、どうしてそんな所から~
こちらを覗いているの?▼~
:[サイゾウ]|そんなもの、監視に決まっている。▼~
:[カムイ]|へ?▼~
:[サイゾウ]|お前は今まで暗夜にいた、~
言わば我々の敵。▼~
こちらに来てからの行動について~
何か企んでいないか見張らせてもらう。▼~
:[カムイ]|そんな!~
あたしは何も企んでないよ?▼~
! これはもしかして…~
リョウマお兄ちゃんの命令なの?▼~
:[サイゾウ]|ふん。リョウマ様は関係ない。~
これは俺独自の判断だ。▼~
今はこうして共に闘っているとはいえ…~
まだお前自身を信用したわけではない。▼~
:[カムイ]|そう…▼~
:[サイゾウ]|お前が何か不審な動きをすれば、~
それ相応の措置を取る。▼~
お前も肝に銘じて、~
変な考えを起こすなよ。▼~
:[カムイ]|変な考えなんて起こさないよ!~
うう…どうしたら信用してくれるんだろう?▼~
:[サイゾウ]|ふん…それこそ行動で示してもらう。~
ここに監視記録もつけるからな。▼~
:[カムイ]|え?▼~
あ、サイゾウが持っている本…~
「カムイ観察記録」って書いてある!▼~
…もしかして、そんなものまで~
書くつもりなの?▼~
:[サイゾウ]|監視を行ったからには、記録を残して然るべき…~
この位の準備、当然だ。▼~
では、これから毎日見張らせてもらう。~
覚悟しておけ…▼~
:[カムイ]|あ! 待ってよサイゾウ!▼~
これは…姿は見えないけど、まだどこかから~
監視されているということだよね?▼~
ああ、何だか大変なことに~
なっちゃった…▼~
***支援B [#z04567f9]
:[カムイ]|うう…今日もどこからか視線を感じる。▼~
サイゾウ…本当に毎日監視してるみたい~
だけど、疲れないのかな?▼~
見張られているこっちは疲れてるのに…~
サイゾウはすごいなあ。▼~
はあ…▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|っと、ため息をついている~
場合じゃなかった。▼~
早くこの荷物を運んでしまわないと!~
うう、結構重いなあ…▼~
よいしょ、よいしょ…▼~
:[サイゾウ]|…………おい。▼~
:[カムイ]|わあ! サイゾウ!~
急に現れるとびっくりするよ!▼~
:[サイゾウ]|…ふん。~
お前が気配を察知できないのが悪い。▼~
それよりどうしたカムイ。~
最近は疲労の色が見えるな。▼~
お前の力など頼りにしていないが、~
そんな状態で闘って、皆の足を引っ張るなよ。▼~
:[カムイ]|あ、あはは…ごめん…~
でも、これは監視されてる疲れなんだけど…▼~
:[サイゾウ]|何?▼~
:[カムイ]|…サイゾウは、~
やっぱりまだあたしが信用できない?▼~
:[サイゾウ]|ふん。当然だ。▼~
監視を止めろと言いたいのだろうが…~
お前に何を言われてもやめるつもりはない。▼~
:[カムイ]|そ、そう…▼~
:[サイゾウ]|…だが、だからといって~
放っておくわけにもいくまい。▼~
:[カムイ]|え? 一体何のこと?▼~
…っわあっ!▼~
:[サイゾウ]|大きな声を出すな。~
これはどこに運ぶんだ?▼~
:[カムイ]|ど、どうしてサイゾウが~
あたしの運んでいた荷物を持ってるの?▼~
その荷物はあたしが運ぶものだけど…▼~
:[サイゾウ]|いちいちうるさい奴だ。▼~
一応お前は仲間ということになっているし~
一人で持たせておくほど俺は薄情ではない。▼~
困っている相手を助けないなど、~
恥でしかないからな。▼~
:[カムイ]|! そ、そう…~
ありがとう、サイゾウ!▼~
:[サイゾウ]|別に…これでお前を~
信用したと思わぬことだ。▼~
それよりも、早くどこに運ぶか教えろ。▼~
:[カムイ]|あ、ええと…~
あっちの小屋までだよ。▼~
:[サイゾウ]|そうか。~
では、さっさと終わらせるぞ…▼~
:[カムイ]|あ、サイゾウ!▼~
何だか慌てて行っちゃったけど~
もしかして照れていたのかな?▼~
でも…そんなわけないよね。▼~
***支援A [#qef55751]
:[カムイ]|おーい、サイゾウー!~
監視してるなら出てきてくれないー?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|サーイーゾーー!▼~
:[サイゾウ]|……おい。貴様。~
間延びした声で叫ぶのはやめろ。▼~
:[カムイ]|あ、サイゾウ、こんにちは。~
やっぱり監視していたんだね。▼~
:[サイゾウ]|…いったい何を企んでいるんだ。~
監視している相手を呼び出すとは…▼~
:[カムイ]|何も企んでなんかいないよ。▼~
この間は荷物を一緒に運んでくれて~
ありがとう。▼~
それで、そのお礼にお菓子を用意したんだ。~
食べてくれない?▼~
:[サイゾウ]|! か、菓子だと…!?▼~
:[カムイ]|どうしたの?▼~
:[サイゾウ]|そ、そんなものはいらん!~
菓子など一人で勝手に食べろ!▼~
:[カムイ]|…ご、ごめん…~
あたし、余計なことをしちゃったね…▼~
…………▼~
:[サイゾウ]|お、おい…どうしてそこまで落ち込む?▼~
:[カムイ]|ううん…少しはサイゾウと~
仲良くなれたと思ったんだけど…▼~
どうやらあたしの勘違いだったみたいだから~
それが…悲しくて…▼~
ごめん、サイゾウ。~
お菓子は、あたし一人で食べるね…▼~
:[サイゾウ]|…おい、そんな顔はやめろ!~
ずっと監視する俺の気が滅入る!▼~
:[カムイ]|うん…でも…▼~
:[サイゾウ]|…はあ。▼~
…………おい。▼~
:[カムイ]|何?▼~
:[サイゾウ]|…俺は甘いものが苦手なんだ。▼~
:[カムイ]|え? そうなの?▼~
…あ、そういえば~
リョウマお兄ちゃんから聞いたことがあるよ。▼~
サイゾウは甘いものが食べれられないって。~
すっかり忘れてた…▼~
:[サイゾウ]|た、食べられないわけではない。~
苦手なだけだ。▼~
:[カムイ]|うん、でもこれで食べてもらえない~
理由がわかったよ!▼~
よかった…あたし、サイゾウに嫌われてる~
わけじゃないと思ってもいい?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[カムイ]|サイゾウ。あなたが敵国にいたあたしを~
信用できない気持ちはわかるよ。▼~
でも…ずっとそのままでは~
前に進めないと思うんだ。▼~
お互いを知るにはまだ時間がかかると思うけど~
まずは…あたしを信じてもらえないかな?▼~
:[サイゾウ]|…ふん、そんなこと、俺にもわかっている。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[サイゾウ]|監視は今日で終わりだ。~
もう、お前のことは見張らない。▼~
:[カムイ]|え? ほ、本当?▼~
それじゃあ…あたしのことは信用して~
くれたってことかな?▼~
:[サイゾウ]|ふん。お前ののんきな顔を見ていたら~
何か企むように見えなくなっただけのこと。▼~
:[カムイ]|の、のんきな顔だなんて失礼な…▼~
でも、サイゾウに認めてもらえたなら、~
よかったよ。▼~
:[サイゾウ]|…そうか。▼~
まあ、これからもせいぜい、~
怪しまれるような言動は慎むんだな。▼~
:[カムイ]|うん。もちろん。~
ねえ、次に会うときは…~
お友達として話してくれる?▼~
:[サイゾウ]|はあ? 友達だと…?▼~
:[カムイ]|監視を止めてくれるのなら、~
そういう関係なのかなって。あたしたち。▼~
:[サイゾウ]|ふ、ふん…好きにしろ。~
俺はもう行く。▼~
:[カムイ]|あっ、サイゾウ…!▼~
…ふふ。わかった。~
じゃあ、好きにさせてもらうね。▼~
サイゾウとお友達…~
なんだか、素敵な響きだな。▼~
***支援S [#vdb3c806]
:[サイゾウ]|おい、カムイ。▼~
:[カムイ]|あ、サイゾウ!▼~
今日はどうしたの?~
まさか…また監視?▼~
:[サイゾウ]|いや。~
今日は改めて、その謝罪に来た。▼~
:[カムイ]|謝罪…?▼~
:[サイゾウ]|ああ。あの時はお前を疑って悪かった。▼~
:[カムイ]|え? そんな…~
謝ることないよ。▼~
あたしはもう、気になんてしてないから。▼~
:[サイゾウ]|だが、謝らねば俺の気が済まん。▼~
何か詫びが必要なら言ってくれ。▼~
:[カムイ]|そんな…本当にもういいんだよ。▼~
何だか今日のサイゾウは少しおかしいよ…~
どうしてそこまで言ってくれるの?▼~
:[サイゾウ]|そ、それは……▼~
好いた相手に嫌われるのは~
その…耐えられんからな…▼~
:[カムイ]|え? 今、何て…▼~
:[サイゾウ]|だから…俺がお前を好いていると~
言っているんだ…!▼~
:[カムイ]|ええ!? で、でも…最初はあんなに~
疑っていたじゃない!▼~
:[サイゾウ]|だから、謝りたいのだ!▼~
俺はお前の姿を追っているうちに気づいた。~
お前が本当に仲間思いの人物だと。▼~
そして…心の底から世界の平和を願い~
闘いに身を投じているのだということも。▼~
:[カムイ]|サイゾウ…▼~
:[サイゾウ]|その姿を見て、~
俺が共に闘ってやりたいと思った。▼~
お前の傍にいたいと思ったんだ…▼~
だが…お前が嫌だと言うのなら~
俺は陰ながらカムイを支えよう。▼~
俺は忍だ。むしろ、その方が向いていると~
言えるかもしれんな…▼~
:[カムイ]|そんな…~
勝手に決めないでよ!▼~
:[サイゾウ]|? カムイ…?▼~
:[カムイ]|…最初は、監視されるなんて悲しかったよ。▼~
でも、サイゾウは~
あたしが困っている時に助けてくれた。▼~
そして…最後はあたしを信じてくれた。▼~
:[サイゾウ]|!▼~
:[カムイ]|私も、サイゾウと一緒にいたいよ。▼~
これからは…恋人として~
傍にいてくれる?▼~
:[サイゾウ]|ふん。当然だ。~
カムイ…これからも共にいよう。▼~
:[カムイ]|…うん!~
サイゾウとこんなに仲良くなれて、▼~
あたし…本当に嬉しい!▼~
:[サイゾウ]|! まったく、お前という奴は…▼~
そんな照れるようなことを~
ほいほいと言うな…▼~
:[カムイ]|ふふっ。サイゾウは、~
照れ屋なんだね。▼~
:[サイゾウ]|むぅ…▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[サイゾウ]|別に、照れてなどいない。~
これから妻になるお前に、いちいち照れていては身がもたんか...
…これからは一生、俺が守ってやる。~
**オロチ [#h9550618]
***支援C [#fbf29808]
:[カムイ]|あ、オロチ。~
ちょっといいかな?▼~
:[オロチ]|おや、これはカムイ様ではないか。~
わらわに用か?▼~
:[カムイ]|用というほどじゃないんだけど、その…~
あたしのお母様について教えてもらえないかな?▼~
:[オロチ]|お母様…ミコト様のことか?▼~
良きかな、良きかな。~
もちろんわらわの知りえることは教えようぞ。▼~
:[カムイ]|あたしはお母様と~
あんまり長い時間を共有できなかった。▼~
…もちろんそれは、あたしに責任がある。▼~
でも…今でもお母様のことを~
知りたいって思ってしまうんだ。▼~
:[オロチ]|カムイ様…▼~
あまり自分を責めるものではないぞ。~
そのような顔をされては、ミコト様も悲しまれる。▼~
…そうじゃな。それなら楽しい話をしよう。~
ミコト様にまつわるとっておきの話をな。▼~
:[カムイ]|お母様の…楽しい話?▼~
:[オロチ]|ああ、そうじゃ。~
幾らでも話せるぞ。▼~
靴を履いたまま風呂場に上がり込んだ話や、~
箸を一本ずつ両手で持って食事をした話など、▼~
ミコト様の笑える話は盛りだくさんじゃ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ。▼~
:[オロチ]|特に正座を長時間した後、~
立ち上がった時が凄まじかったのう。▼~
足が痺れたせいで、ちょっとした小躍りの~
ようになってしまってな。▼~
家臣たちは必死に笑いをこらえておったが、~
わらわだけはいつも爆笑してしまったわ!▼~
:[カムイ]|あはは…~
お母様は少し抜けた人だったのかな?▼~
:[オロチ]|うむ。心優しく聡明な方である一方、~
少々とぼけたところがお茶目であった。▼~
おかげでわらわは日頃より笑いのつぼにはまる~
ことが多くてのぅ…▼~
うぷぷ! 思い出したらまた笑いが~
止まらなくなりそうじゃ!▼~
:[カムイ]|そうなんだ。~
意外に楽しい人だったんだね…▼~
***支援B [#j7c8a759]
:[オロチ]|カムイ様、カムイ様よ。~
ちょっと待つのじゃ。▼~
:[カムイ]|あ、オロチ。~
この前はお母様の話をしてくれてありがとう。▼~
:[オロチ]|あの話じゃが、笑い話ばかりしてしまって~
すまなかったな。▼~
:[カムイ]|ん? どうして謝るの?▼~
あたしは楽しかったし、~
お母様のことがわかって嬉しかったよ?▼~
:[オロチ]|だが、楽しいところだけが~
ミコト様のすべてではないのじゃ。▼~
心優しいところもちゃんとカムイ様に~
お伝えせねばと思ってな。▼~
:[カムイ]|ありがとう。ぜひお願い。▼~
:[オロチ]|ミコト様の優しさは…わらわが今、~
このような職位にあることが証明してくれる。▼~
…元々わらわは、~
王城に仕える呪い師の家系でな。▼~
王城抱えという肩書こそあれど、~
城内でわらわ一族は煙たがられる存在じゃった。▼~
:[カムイ]|…どうしてなの?▼~
:[オロチ]|わらわたちの主な仕事は、~
まじないじゃからな。▼~
凶兆を人に伝達する仕事なぞ、~
基本は嫌われ者になる宿命というものじゃ。▼~
:[カムイ]|…それは悪いことが起きた時に、~
まじないをした人のせいにされるということ?▼~
:[オロチ]|まぁ…そういうことじゃな。~
じゃがミコト様だけは違った。▼~
いつもわらわのことを気にかけ、~
まるで実の娘のように愛情を注いでくれた。▼~
:[カムイ]|そうなんだ…▼~
:[オロチ]|ああ。昔…わらわは先走り単身で~
ノスフェラトゥの退治へと赴いたことがあった。▼~
そして結果的に大怪我をしてしまってな。~
ミコト様は泣いてわらわを叱りつけてくれた。▼~
…そしてその後でわらわを直属の部下にすると~
約束してくれたんじゃよ。▼~
:[カムイ]|そんなことがあったんだね…▼~
:[オロチ]|じゃからミコト様は優しく、~
それでいて皆に笑顔を与えてくれる…▼~
まさに陽だまりのような御方だったんじゃよ…▼~
:[カムイ]|陽だまり…そう、娘としては~
この上ない褒め言葉に思えるよ。▼~
:[オロチ]|ああ、カムイ様よ。誇るがよい、~
そなたの母上を末代に渡るまで、な。▼~
***支援A [#w3f79b16]
:[オロチ]|そういえばカムイ様よ。~
そなたのお母様のことなんじゃが…▼~
:[カムイ]|お母様の話?~
また何か思い出したの?▼~
:[オロチ]|…うむ。▼~
いつも皆に笑顔を見せてくれたあの方も…~
時折見せる暗い横顔があったのじゃ。▼~
それを伝え忘れておったと思ってな…▼~
:[カムイ]|暗い横顔…▼~
:[オロチ]|ああ。あの時ミコト様が何をお考えだったのか、~
今となっては知るよしもないが…▼~
わらわは、カムイ様のことを~
お考えだったのだと思ってるんじゃ…▼~
:[カムイ]|あたしのこと?▼~
:[オロチ]|そうじゃ。ミコト様が実の娘のことを~
気に病まないわけはないじゃろう?▼~
皆の前では気丈にされておったが、~
わらわやカゲロウの前ではたまに…▼~
物憂げな顔をなさっておった。▼~
:[カムイ]|お母様…▼~
:[オロチ]|すまんな、カムイ様。~
そなたが落ち込むことは想像の上…▼~
じゃが…言っておくべきだと思ってな。~
カムイ様は…愛されていたのだと。▼~
:[カムイ]|うん…オロチ、ありがとう。▼~
お母様の気持ち、伝わってきたよ。~
そして改めて思うんだ。▼~
こうして愛されたことを心に受けとめて、~
これからはあたしが…▼~
お母様が愛した人達を守ってみせるって。▼~
:[オロチ]|…カムイ様。その言葉を聞き、~
ミコト様もきっと喜んでいると思うぞ。▼~
:[カムイ]|お母様が愛した人達…~
その中にはもちろんオロチもいるんだよ。▼~
:[オロチ]|うむ、それはわらわも同じこと。~
ミコト様より頂いた恩恵を…▼~
今こそミコト様の愛した息女、~
カムイ様に返そうぞ。▼~
ミコト様の代わりも込めて、な。▼~
:[カムイ]|うん、これからもよろしくね。~
オロチ。▼~
:[オロチ]|ああ、こちらこそ頼むぞ。▼~
**ヒノカ [#x1c7d99d]
***支援C [#cba3da81]
:[カムイ]|ん…?~
今、馬の鳴き声がしたような…▼~
あそこで天馬の毛並を梳いているのは、~
ヒノカお姉ちゃんかな?▼~
:[ヒノカ]|ふふ、気持ちいいか?~
おい、あまり羽を揺らすと梳きにくいぞ…!▼~
…お前とは、随分と~
長い付き合いになってしまったな。▼~
私が天馬武者を志したあの日が、~
今では遠い昔のことのように感じられる。▼~
…ん?▼~
:[カムイ]|ヒノカお姉ちゃん、ごめん…~
立ち聞きするつもりじゃなかっただ。▼~
:[ヒノカ]|カムイか。いや、構わない。~
どうした?▼~
:[カムイ]|今の話…~
お姉ちゃんが天馬武者を目指した理由を、▼~
もし良ければ教えてもらえないかな?▼~
:[ヒノカ]|お前に聞かせるような話じゃないさ。▼~
…………▼~
…いや、こうしてまた家族として~
巡り会えたのだからな。少し話しておこうか。▼~
私はな…お前が誘拐されたあの日以来、~
怒りに身を震わせて何度も城を飛び出し、▼~
お前を救うために暗夜へ攻め込もうとした。▼~
:[カムイ]|えっ…!?▼~
:[ヒノカ]|もちろん母様やリョウマ兄様、~
家臣の大人たちに止められたさ。▼~
だが…私は許せなかった。~
大切な妹を連れ去った暗夜が…!▼~
そしてそれをみすみす見逃した…~
この自分自身がな。▼~
:[カムイ]|ヒノカお姉ちゃん…▼~
:[ヒノカ]|だが、すぐに…~
無理だと気づいた。▼~
暗夜王国は、~
子供一人が歩いて行けるような場所ではない。▼~
そして私は…天馬に乗ってなら、~
お前を迎えに行けるんじゃないかと考えたんだ。▼~
:[カムイ]|じゃあ…あたしを暗夜王国から救い出すために~
天馬武者になることを決意したの…?▼~
:[ヒノカ]|ああ。今ではあの想いが、~
私の全ての原動力になったと言える。▼~
あの時のおかげで、~
私は強くなれたとそう思ってるよ。▼~
ありがとう、カムイ。▼~
:[カムイ]|そんな。~
お礼を言うのはあたしの方だよ。▼~
それほどまでにあたしのことを想ってくれて…~
本当にありがとうございます、ヒノカお姉ちゃん。▼~
***支援B [#o019b717]
:[カムイ]|ヒノカお姉ちゃん。~
また天馬の世話をしてるんだね。▼~
:[ヒノカ]|ああ、こいつは私に初めてできた~
闘いの相棒だからな。▼~
:[カムイ]|でも子供なのに天馬武者になろうだなんて、~
周りから反対されなかったの?▼~
:[ヒノカ]|もちろんされたさ。~
…特に、母様からな。▼~
:[カムイ]|えっ!? …お母様から?~
でも、ヒノカお姉ちゃんとお母様は…▼~
:[ヒノカ]|ああ、血の繋がりはない。~
でも…あの人は…反対した。▼~
最後なんて…ふふ、ひどかったぞ?~
泣きながら私を止めようとしたんだ。▼~
ヒノカ、あなたまで遠くに行ってしまったら、~
私はどうしていいかわからない。▼~
お願いだからそんなことは言わないで、ってな。▼~
:[カムイ]|…それでヒノカお姉ちゃんは、~
どう言い返したの?▼~
:[ヒノカ]|当時は私もまだ幼かった…▼~
母様の立場をリョウマ兄様ほど~
冷静に割りきれていなかったんだ。▼~
母様のことをまだ母と認められないでいた私は、~
反抗心も相まってこう言ってしまったんだ…▼~
自分の子供でもないのに~
余計な心配するな…と。▼~
:[カムイ]|…!▼~
:[ヒノカ]|もちろんその後に謝ったけどな。~
でも…言ってしまった事実は変わらない。▼~
あの時の母様の曇った表情が~
いまだに私の目に焼き付いて離れない…▼~
きっとこの後悔は一生続くんだと思う。▼~
:[カムイ]|そんな! ヒノカお姉ちゃんが~
そこまで背負うことはないよ!▼~
全部あたしのことを想って~
してくれたことじゃない!▼~
:[ヒノカ]|いや、背負わせてくれ。それがきっと…~
私に与えられた役目なんだと思う。▼~
:[カムイ]|ヒノカお姉ちゃん…▼~
***支援A [#d15b16c9]
:[カムイ]|あそこにいるのは…~
ヒノカお姉ちゃんの天馬だね。▼~
…………▼~
ねえ…お前はずっとヒノカお姉ちゃんと~
一緒にいたからわかるんだろうけど、▼~
私はヒノカお姉ちゃんのこと、~
強くて凛々しくて…▼~
すごく強い意思を持つ人だと~
思ってたんだ。▼~
でも…あの人の心の根底には、~
あたしやお母様への優しさがあったんだね…▼~
それをあたしは絶対に忘れちゃいけない…▼~
:[ヒノカ]|ん…? カムイ。~
そんなところで何をしてるんだ?▼~
:[カムイ]|わっ!~
ヒ…ヒノカお姉ちゃん!?▼~
:[ヒノカ]|お前、何を慌てているんだ?▼~
:[カムイ]|な…なんでもないよ。~
い、いや……え、えと…その。▼~
:[ヒノカ]|…?▼~
:[カムイ]|この子に…ヒノカお姉ちゃんのことを~
話してたんだ。▼~
:[ヒノカ]|私のことをか?▼~
:[カムイ]|はい、ヒノカお姉ちゃんは家族のことを~
本当に大事に想ってる。▼~
ヒノカお姉ちゃんがこの子に乗って~
天馬武者になった時から…▼~
ううん、もっと前から…~
それはずっと変わらない。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
:[カムイ]|それはとてもありがたいことだけど…~
それに甘えてたくないって、思ったんだ。▼~
:[ヒノカ]|カムイ…▼~
:[カムイ]|これまでヒノカお姉ちゃんがあたしたちのことを~
支えようとがんばってくれた分、▼~
これからはあたしもヒノカお姉ちゃんを~
支えていくよ。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
ふっ…ふふふ。お前も随分いっぱしの~
口を利くようになったもんだ。▼~
:[カムイ]|か、からかわないでよ、お姉ちゃん。~
あたしは真面目に…!▼~
:[ヒノカ]|ああ。もちろん、~
からかうつもりなどないさ。▼~
…その言葉、ありがたく受け取っておこう。~
姉冥利に尽きるというものだ。▼~
:[カムイ]|ありがとう、ヒノカお姉ちゃん。▼~
これからはあたしのことを~
どんどん頼ってね。▼~
:[ヒノカ]|ああ。~
もちろんだ。▼~
**アサマ [#z510a77f]
***支援C [#x7bd2264]
:[カムイ]|森は空気が澄んでいて気持ちがいいな。~
…ん? あれはアサマ?▼~
アサマー。おーい。▼~
:[アサマ]|ああ、カムイ様。~
散歩か何かですか?▼~
:[カムイ]|うん。アサマは大木の下に座って~
何をやってるの?▼~
:[アサマ]|別に何もしていませんよ?~
しいて言うなら森の「音」を聴いています。▼~
:[カムイ]|森の音?▼~
:[アサマ]|はい。ああ、カムイ様、~
少し静かにしていただけますか?▼~
:[カムイ]|あ、うん。▼~
:[アサマ]|…………▼~
:[カムイ]|…アサマ、黙っちゃったよ。~
一体何が起こるんだろう?▼~
!!~
…どこからか鳥の声が聴こえる。▼~
…とても綺麗な声だなあ。▼~
:[アサマ]|カムイ様にも聴こえたようですね。▼~
耳をすませば、他にも聴こえてくるはずです。~
森は音に溢れていますから。▼~
:[カムイ]|…………▼~
…本当だね。▼~
川のせせらぎや、~
木々の揺れる音が聴こえるよ。▼~
なんだか落ち着くなあ…▼~
:[アサマ]|…気に入りましたか?▼~
:[カムイ]|うん。とても綺麗な音だったよ。~
特に鳥の声が素晴らしかった。▼~
:[アサマ]|ああ、あの鳥はとても警戒心が強いので~
気配を消していないと鳴き声は聴こえません。▼~
騒ぐと逃げてしまいますから、お静かに。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
邪魔しちゃってごめん。▼~
:[アサマ]|いいえ、無知な者にはよくあることですよ。▼~
カムイ様は世間を知らぬ方ですし~
それはしょうがないことです。▼~
:[カムイ]|ううっ!~
何だか心が痛い…!▼~
と、ところでアサマは鳥に詳しいの?~
鳴き声で何の鳥かわかっていたようだし…▼~
:[アサマ]|小さい頃から山や森で修行をしていたので、~
他の方よりは詳しいと思いますよ。▼~
各地の霊山にも行きましたから、~
山は勝手知ったる庭のようなものなのです。▼~
:[カムイ]|そっか…~
アサマが物知りなのも頷けるね。▼~
:[アサマ]|まあ、あなたに比べたらほとんどの方が~
物知りの部類に入ると思いますが。▼~
:[カムイ]|ううっ! また心が痛い…!▼~
:[アサマ]|ですが、そうやって色々知ろうとする姿勢は~
良いことだと思いますよ。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[アサマ]|…ああ、もうこんな時間ですか。▼~
もっとここでのんびりしていたいのですが~
ヒノカ様に呼ばれているのでした。▼~
それではカムイ様、失礼しますね。▼~
:[カムイ]|あ、うん。▼~
アサマが最後に言ってくれた言葉…~
少しはあたしを認めてくれていたのかな?▼~
もっと、アサマとお話ししてみたいな。▼~
***支援B [#w9ebf44b]
:[カムイ]|あ、こんにちは、アサマ。~
また鳥の声を聴いているの?▼~
:[アサマ]|ああ、カムイ様。~
あなたこそ、またのんきにお散歩ですか?▼~
:[カムイ]|うう…何だかごめん。▼~
…あ、ところでアサマ。▼~
あの…またアサマと一緒に鳥の声を~
聴いてもいい?▼~
:[アサマ]|? ええ。静かにしているなら別に構いません。~
好きに過ごしてください。▼~
:[カムイ]|あ、ありがとう!▼~
あの鳥の声がもう一度聴きたくて…▼~
…それに、こうやって過ごしていると~
とても心が落ち着くね…▼~
:[アサマ]|そうですね。その点は私も同感です。~
山や森が修行の場になるのも頷けます。▼~
……!▼~
:[カムイ]|? 急に険しい顔をしてどうしたの?▼~
:[アサマ]|少し静かにしてください。▼~
:[カムイ]|あ、うん。▼~
! 何か近づいてくる…!▼~
:[アサマ]|あなたはここで待っていてください。~
すぐに済みますので。▼~
…………▼~
……そこですね!▼~
:[カムイ]|! ア、アサマ!?▼~
錫杖を持って~
茂みに入って行ったけど…▼~
大丈夫かな…?▼~
:[アサマ]|ああ、もう終わりましたよ。▼~
:[カムイ]|ア、アサマ!?~
一体、さっきのは…▼~
! アサマが背負ってるの…~
そ、それって、熊!?▼~
:[アサマ]|熊ですね。~
それ以外の何に見えるというんです?▼~
まあ、森に熊がいるなんて、~
日常茶飯事です。▼~
修行していた時もよく遭遇していたので~
こうやって闘うことも多かったですねえ。▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ…▼~
でも、アサマは本当にすごいね。~
あたしなんか熊を見たら逃げ出しちゃうよ。▼~
助けてくれてありがとう。▼~
:[アサマ]|こんなことたいしたことではありません。▼~
それに別にあなたを助けようと~
したわけではないので礼はいりません。▼~
:[カムイ]|そ、そう…▼~
:[アサマ]|こうやって熊に会えたとは運がいいですよ。~
これで今夜は豪勢な熊鍋が出来ます。▼~
:[カムイ]|く、熊鍋…!?▼~
:[アサマ]|ほう、カムイ様は熊鍋を~
食べたことがないのですか?▼~
それはかわいそうに。~
とてもおいしいですよ?▼~
:[カムイ]|そうなんだ…▼~
:[アサマ]|…では、私は今から熊をさばきますね。▼~
:[カムイ]|え? ここでさばくの?▼~
ちょ、ちょっと待って!~
アサマ、ストーーーップ!▼~
:[アサマ]|ああ、熊をさばく光景は、~
あなたには刺激が強かったですか?▼~
戦場であんなに血や死体を見ているのに、~
おかしな人ですねえ。▼~
ま、嫌なら目をつむっていればいいですよ。▼~
:[カムイ]|いや、そういう問題でもない気が…~
って、言ってる傍から再開しないで!▼~
あたしがどこか行くまで待ってー!▼~
***支援A [#mcd41be5]
:[カムイ]|アサマ、こんにちは。~
やっぱりこの木の下にいたんだね。▼~
この間は熊から助けてくれて~
ありがとう。▼~
:[アサマ]|ああ、カムイ様。▼~
別にあのことを気にすることはありませんと~
言ったはずですが?▼~
:[カムイ]|でも、熊鍋もおいしかったから~
きちんと言いたくて…▼~
まあ…~
さばいている時は逃げちゃったけど。▼~
:[アサマ]|ああ。熊鍋ですか…▼~
ですが、あの鍋もみなさんにお分けしたので~
特に礼は必要ありません。▼~
:[カムイ]|でも、やっぱりあたしは~
お礼が言いたかったんだ。▼~
アサマがいなかったら~
食べられなかった味だから。▼~
:[アサマ]|ふむ、そうですか…▼~
:[カムイ]|ところで、今日も森で~
のんびりするつもり?▼~
:[アサマ]|はい。できることなら~
一生こうして過ごしていたいくらいです。▼~
闘いなんて無意味なものに囚われず~
自然体で過ごすのが一番だと思いますから。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
アサマはそう思っているんだね。▼~
確かに、闘わずに済むことが~
一番だと思うよ。▼~
でも…あたしは大切な人を守るために~
闘うことも必要じゃないかと思うんだ。▼~
自分の家族や仲間が、悲しむなんて嫌だから…▼~
:[アサマ]|ほう…そうですか。▼~
まあ、その考えも一理あると思いますよ。~
少なくとも仲間が死ぬのは悲しいと思いますし…▼~
:[カムイ]|!▼~
:[アサマ]|? どうしてそんなに驚いているのですか?▼~
:[カムイ]|ええと、アサマはあまりそういったことを~
考えていないと思っていたので意外だったんだ。▼~
普段はその…▼~
:[アサマ]|ああ、私は毒舌家という奴らしいですね。~
ヒノカ様にいつも注意されます。▼~
あと、他人のことにも頓着しない性分ですから~
そう思われるのも当然でしょう。▼~
:[カムイ]|あ、あはは…そうだね。▼~
でも、こうやって話してみてわかったよ。~
アサマはいい人だね。▼~
:[アサマ]|はい?~
カムイ様はおかしな人ですね。▼~
少し話をしただけで私をいい人扱いとは…~
私には理解できません。▼~
:[カムイ]|だって、本当にどうでもいいと思っているなら~
こうやって一緒に闘ってくれないでしょう?▼~
これは仲間のことを大切に想って~
くれているからだよ。▼~
どうやって仲間を守っていくかなんて~
人それぞれだし、▼~
これがアサマの守り方なんだと思うよ。▼~
:[アサマ]|まあ、カムイ様がそう思っている分には~
別に構いませんよ。▼~
なりゆきで参加したようなものだったのですが~
ここまで来たら仕方がありません。▼~
カムイ様からも評価いただいたことですし~
少しは私も協力しませんとね。▼~
:[カムイ]|! あ、ありがとう!▼~
:[アサマ]|ですが、この時間を邪魔されるのは迷惑です。~
話が終わったならお静かに。▼~
:[カムイ]|あ、うん。もちろん。▼~
あたし、ちゃんと静かにしてるから、~
これからも一緒にいさせてね。▼~
:[アサマ]|はい。▼~
***支援S [#zd2fa93c]
:[カムイ]|アサマ…!~
やっぱりここだったんだね。▼~
:[アサマ]|カムイ様、~
何をそんなに慌てておいでで?▼~
:[カムイ]|ええと…最近、アサマの様子がおかしいと~
聞いて、探していたんだ。▼~
:[アサマ]|別に何もおかしくはありませんよ。~
少し寝不足なくらいですかね。▼~
:[カムイ]|寝不足…?~
よく眠れないの?▼~
:[アサマ]|いいえ。~
実は…これを作っていたのですよ。▼~
:[カムイ]|これは…熊の毛皮!?▼~
:[アサマ]|はい。あなたが熊鍋を気に入っていたので、~
毛皮の羽織物もお渡ししようと思い立ちまして。▼~
ですが、つい熱中してしまって、~
うっかり寝不足になってしまいました。▼~
:[カムイ]|あ、あたしのために…ごめん。▼~
:[アサマ]|いえいえ。~
もう完成したので大丈夫ですよ。▼~
ほら、遠慮なさらずどうぞ。~
あたたかくて防御力も結構あります。▼~
:[カムイ]|あ、ありがとう…▼~
これは…初めての体験だよ。▼~
:[アサマ]|そうですか。~
今回が初めてとは嬉しい限りです。▼~
…これは私にとっても、~
初めてのことですから。▼~
:[カムイ]|? 何が?▼~
:[アサマ]|今まで誰かのために何かを作るなんて~
滅多にありませんでした。▼~
しかも、受け取った人の喜ぶ顔をみて~
もっと何かしてあげたくなるなんて、初めてです。▼~
いつも他人のことなんてどうでもいいと~
思っていたのに、おかしな気持ちですね。▼~
どうやらカムイ様は~
私にとって…▼~
…特別な存在のようです。▼~
:[カムイ]|! と、特別?▼~
:[アサマ]|はい。私は、あなたのことが好きですよ。▼~
これからはなりゆきなどではなく、~
自分の意志であなたの隣にいたいと思います。▼~
よろしいでしょうか?▼~
:[カムイ]|…うん。~
とても嬉しいよ…▼~
これってきっと…~
あたしもアサマが好きってことだよね?▼~
:[アサマ]|ははは。~
あなたはやっぱり、おかしな人だ。▼~
自分の気持ちを他人に聞くなんて、~
お馬鹿さんですねえ。▼~
…でも、あなたのその顔を見れば、~
人の気持ちに疎い私にもわかります。▼~
あなたがどれだけ、私のことが~
好きでたまらないのか…ね。▼~
:[カムイ]|もう!~
からかわないでよ!▼~
で、でも…アサマの言う通りだよ。~
あたし…アサマのこと…すごく、好き…だから。▼~
これからも…よろしくね。▼~
:[アサマ]|はい。こちらこそ。▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[アサマ]|好きですよ。~
私が他人にこんな気持ちを抱くなんて…初めてです。~
私の初恋を奪うだなんて…あなたは本当に、罪深いお馬鹿さんで...
**セツナ [#ne2ac549]
***支援C [#d43742ec]
:[カムイ]|ええと…ここに最近この辺を荒らしてる~
猪用の罠があったはずなんだけど…▼~
様子はどうかな…?▼~
:[セツナ]|…………▼~
:[カムイ]|うわあああっ!!!~
セ、セツナ!?▼~
ま、まさか猪の罠にかかってるの!?▼~
:[セツナ]|カムイ様…~
はい…そうみたいです。▼~
:[カムイ]|そ、そうみたいって…~
どう見たってそうじゃない!!▼~
今、助けるからね!!▼~
…よしっ! これで罠は外れたね。~
怪我もないみたいで良かったよ。▼~
:[セツナ]|…ありがとうございます。▼~
:[カムイ]|でも、どうして助けを呼ばなかったの?▼~
これからこんなことがあったら~
ちゃんと助けを呼ぶんだよ!?▼~
…まあ、人間が獣用の罠にかかるなんて、~
そうそうあるわけないと思うけど。▼~
:[セツナ]|…いいえ。こんなのは、~
私にとって日常茶飯事です。▼~
:[カムイ]|ええっ!?▼~
:[セツナ]|山を歩けば獣用の罠にかかり、~
川を往けば魚を捕る網にかかり、▼~
町を歩けば子供が仕掛けた落とし穴に~
かかる…▼~
それが私です…▼~
:[カムイ]|…………▼~
…はっ。~
一瞬、驚きすぎて言葉を失っちゃったよ…▼~
それはある意味才能だね…▼~
:[セツナ]|ありがとうございます…▼~
:[カムイ]|別に褒めてるわけじゃないんだけどなぁ…▼~
でも、そんなに罠にかかるなら尚更、~
助けは早く呼んだほうがいいよ?▼~
:[セツナ]|でも…いつもはそのうち~
ヒノカ様が助けに来てくださるので…▼~
:[カムイ]|ええっ!? ヒノカお姉ちゃんが?▼~
:[セツナ]|はい…ヒノカ様は~
部下の面倒見がとても良い御方です…▼~
:[カムイ]|それは…~
部下の面倒というよりも…▼~
飼ってる動物の面倒を見るのに近いような…▼~
:[セツナ]|だから罠にかかっても安心なんです。▼~
:[カムイ]|ふ…ふーん。良かったね…~
上司と部下の仲が良くて…▼~
***支援B [#c3d3ce07]
:[カムイ]|よ~し。あと少しで到着だよ!~
昨日仕掛けた罠に獲物がかかってるといいな。▼~
あっ…でも一人じゃ食べきれないだろうから、~
みんなに振舞って食べてもらおうかな。▼~
:[セツナ]|…………▼~
:[カムイ]|わっ!! そ、そこで罠にかかってるのは…~
もしかして…▼~
セツナ!?▼~
:[セツナ]|はい、私です…~
カムイ様…こんにちは。▼~
:[カムイ]|ああ、こんにちは…▼~
…じゃなくて!!~
どうしてまた罠にかかってるのさ~!!▼~
:[セツナ]|それは前にも申し上げましたように…▼~
:[カムイ]|いやいや、そういうことじゃなくて、~
あなたも罠にかからないよう注意を…▼~
…って、そんなこと言ってる場合じゃない。~
今下ろしてあげるからね!▼~
:[セツナ]|度々恐れ入ります…▼~
:[カムイ]|うんしょ、うんしょ…~
よしっ! これで大丈夫だね。▼~
:[セツナ]|ありがとうございます…▼~
:[カムイ]|ふぅ…それにしても、~
もう少し対策を練るとかしたほうがいいよ。▼~
:[セツナ]|いえいえ…カムイ様には~
一切ご迷惑はおかけしませんので…▼~
:[カムイ]|既に二回…~
迷惑をかけられてる気が…▼~
:[セツナ]|では…次からは~
見て見ぬふりをして下さい…▼~
カムイ様が対応されなくても…~
ヒノカ様が助けてくださいますから…▼~
:[カムイ]|う、う~ん。だからそういうこと~
じゃないんだけどなぁ…▼~
ヒノカお姉ちゃんはいつも~
すぐに助けに来てくれるの?▼~
:[セツナ]|ええ…~
だいたい…一両日中には…▼~
:[カムイ]|そ、それって一晩じゅう宙づりって~
ことじゃない!!▼~
:[セツナ]|見方によっては…▼~
:[カムイ]|どう見たってそうなるよ!!▼~
あ、ああ~っ、もう!!~
こんなんじゃダメだよ、セツナ!!▼~
今からセツナが罠にかからないように、~
特訓をします!▼~
:[セツナ]|…………▼~
結構です。▼~
:[カムイ]|ダッ…ダメ、絶対に特訓させます!▼~
:[セツナ]|えー……▼~
:[カムイ]|えー、じゃない! 返事は!?▼~
:[セツナ]|はーい…▼~
***支援A [#za2e27b1]
:[カムイ]|ほら! ここの山道、~
葉の色が変わってるでしょ?▼~
:[セツナ]|はい…とても綺麗ですね。紅葉でもないのに。~
踏みしめたくなります…▼~
:[カムイ]|うわああ~っ!~
だからダメだって!!▼~
そういうところに落とし穴が仕掛けられてたり~
するって、今言ったばかりでしょ?▼~
:[セツナ]|あっ、そうでしたね…▼~
:[カムイ]|あと…ほら、そこの木の幹、~
花や実がなってていかにも怪しいよね?▼~
:[セツナ]|ああ、綺麗…~
ああ、美味しそう…▼~
:[カムイ]|んもう!! だからそういう風に~
簡単に手を伸ばさないの!▼~
伸ばした瞬間、~
腕ごと宙に持っていかれるから!▼~
:[セツナ]|はい…すみません。▼~
:[カムイ]|まったくもう…セツナはぼんやりしすぎだよ?~
もうちょっと周囲を見て…▼~
:[セツナ]|うふふ…▼~
:[カムイ]|セツナ? どうしたの?▼~
:[セツナ]|すみません…私、楽しくて…▼~
:[カムイ]|えっ…なにが?▼~
:[セツナ]|私は…こんな性格だから…~
ちゃんと向き合ってくれる人がいなくて…▼~
カムイ様は一つ一つ丁寧に説明して~
下さるので、とても嬉しいなぁと…▼~
:[カムイ]|そ、そうなんだ…▼~
:[セツナ]|カムイ様…照れてます?▼~
:[カムイ]|てっ、照れてなんて…ないよ!▼~
:[セツナ]|顔が赤いのを隠したいなら…~
木洩れ日の少ない日陰に移動したらいいですよ…▼~
ほら、ここなんて…▼~
:[カムイ]|セツナ!! そこは~!!!▼~
:[セツナ]|あらら…上から網が落ちてきてしまいました…~
これは…罠ですね?▼~
:[カムイ]|うん…そうだね…▼~
:[セツナ]|いつものように助けてくれますか…?~
そしたら私…もっと嬉しくなりますので…▼~
:[カムイ]|えへへ…仕方ないなあ。~
助けてあげるから少し待ってて。▼~
:[セツナ]|ありがとうございます…▼~
**ツクヨミ [#mb5c3d14]
***支援C [#cd2a817a]
:[ツクヨミ]|ぶつぶつ…ぶつぶつ…▼~
:[カムイ]|ん? ツクヨミ。~
何を熱心に書いているの?▼~
:[ツクヨミ]|わあ! カムイか!?~
急に話しかけるでない!▼~
せっかく書いたまじない札を~
また書き直す羽目になるであろう!▼~
:[カムイ]|あ、ごめん、ツクヨミ。~
でも、そのまじない札って何?▼~
:[ツクヨミ]|これか?~
ふん、知らぬのなら教えてやろう。▼~
これは私のまじないをこめた札だ。▼~
風の部族にいた頃、村の者たちのために~
作っていた護符のようなもので、▼~
豊穣を祈ったり、家内安全を願うものなど~
様々なものがあるのだ。▼~
:[カムイ]|へえ、そんなものがあるんだね。▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。これは私が~
独自に編み出したものだ。▼~
私自身がまじないを書き込んだこの札は、~
そんじょそこらのまじないとは効き目が違う。▼~
:[カムイ]|なるほど…~
今書いていた札は何用なの?▼~
:[ツクヨミ]|それは風の部族に送る、~
祭典用の札だ。▼~
私がいなくなっても祭典が無事行えるように~
まじない札を送ってほしいと、▼~
村の者たちから言われておったからな。~
仕方ないから用意してやっておるのだ。▼~
:[カムイ]|そうなんだ。~
じゃあ、これを今から送るわけだね。▼~
…あ! そうだ、ツクヨミ。▼~
風の部族に札を送るのなら、~
一緒に手紙を送ったらどう?▼~
:[ツクヨミ]|…手紙?▼~
:[カムイ]|うん。ツクヨミが村を出てから~
部族の人たちも心配しているはずだよ。▼~
:[ツクヨミ]|…………▼~
…ふん。私は立派な呪い師。~
そのような報告を村の者たちにする必要はない。▼~
さあ、私はまだまじない札を作っている途中だ。~
早く立ち去れ!▼~
……あ!▼~
:[カムイ]|ん? 今、ツクヨミの腕から~
何か落ちたよ。▼~
これは……書きかけの手紙?▼~
:[ツクヨミ]|わああああ! み、見るでない!▼~
:[カムイ]|もしかして…ツクヨミ、~
既に手紙を書こうとしていたの?▼~
でも、それならどうして嫌だなんて…▼~
:[ツクヨミ]|…………上手く書けぬのだ。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツクヨミ]|私は生まれてこのかた、~
手紙など一度も書いたことがないのだ!▼~
だから…何を書けばよいのかわからないのだ!~
どうだ、これで理解できたか?▼~
:[カムイ]|そ、そんな自信満々に言われても…▼~
でも、それでこんなに~
書きかけの手紙があるんだね。▼~
:[ツクヨミ]|! …ふん、それならばカムイよ、~
お前が私に手紙を書かせてみよ。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツクヨミ]|私に手紙を書けと言ったお前なら~
書き方も会得しておるのだろう?▼~
ならば私に良い手紙を書かせてみせよ!▼~
:[カムイ]|ええと…とても偉そうに言ってるけど~
これはお願いされているのかな?▼~
そうだね…言い出した責任もあるし~
あたしでよければ付き合うよ?▼~
:[ツクヨミ]|ふむ、そうか。~
では、力を尽くせよ。▼~
:[カムイ]|うん、わかった!▼~
***支援B [#j2062e2f]
:[ツクヨミ]|カムイよ、結局のところ~
手紙というのは何をどのように書けばよいのだ?▼~
:[カムイ]|ええと…~
風の部族の人たちへ書くんだったら、▼~
ツクヨミが元気に過ごしていると~
わかるような内容がいいと思うよ。▼~
ちなみに、今まで書きかけていたものは~
どんな内容だったの?▼~
:[ツクヨミ]|村へ送るまじない札の~
使用法とその効果だな。▼~
:[カムイ]|それじゃあ手紙じゃなくて~
ただの説明書だよ!▼~
例えば…「先日こんなことがありました」とか~
楽しい出来事を書けば手紙っぽくなるよ。▼~
:[ツクヨミ]|最近の出来事…▼~
:[カムイ]|あ、怖い話を聞いてもツクヨミが一人で~
寝られるようになった話とかどう?▼~
:[ツクヨミ]|! お、お前は急に何を言い出すのだ!~
私は前から一人で寝られておるわ!▼~
:[カムイ]|でも最初の頃は無理だったと~
聞いたよ?▼~
そこからツクヨミが成長した話を書けば、~
みんなも喜んでくれると思ったんだけど…▼~
:[ツクヨミ]|ふん!~
そんな話、絶対にだめだ!▼~
それよりも、闘いにおける私の活躍振りを~
書く方がよっぽどいいと思うが。▼~
:[カムイ]|あ、それもそうだね!▼~
この間の闘いでも、ツクヨミのおかげで~
ノスフェラトゥを一掃出来たし。▼~
考えてみれば、あたしたちはツクヨミに~
たくさん助けられてるね。▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。そうであろう?▼~
…なるほど。書く内容はこうやって~
考えればよかったわけか。▼~
:[カムイ]|ふふっ、これで書くことは決まったね。~
頑張って、ツクヨミ!▼~
:[ツクヨミ]|うむ。▼~
…おおそうだ、~
お前も手紙を書いてみろ。▼~
:[カムイ]|あたしが?▼~
:[ツクヨミ]|ああ。私の話ばかり聞いて手紙を書かせるなど~
なんだか不公平ではないか。▼~
お前も私に手紙を書いて~
己の微笑ましい話とやらを聞かせてみよ。▼~
:[カムイ]|ツクヨミに手紙を書けばいいんだね?~
わかったよ。▼~
:[ツクヨミ]|ふん、私とお前でどちらが良い手紙を書けるか~
勝負といこうではないか!▼~
まあ、私は負けるつもりなどないがな!▼~
:[カムイ]|ふふっ、わかった!~
あたしも頑張るね!▼~
***支援A [#w4bc51d3]
:[カムイ]|ツクヨミ!~
手紙を書いてきたよ!▼~
:[ツクヨミ]|ああ、カムイか。~
ちょうどよいところへ来たな。▼~
:[カムイ]|? どういうこと?▼~
:[ツクヨミ]|私は一足先に手紙を書いて、~
まじない札と共に風の部族の元に届けていてな。▼~
先程その返信が来たのだ。▼~
:[カムイ]|わあ、そうだったんだね。~
返事はどうだったの?▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。まずはまじない札の効果がてき面で、~
村の皆が喜んだことが書いてあったぞ。▼~
あとは…まあ、私の近況が聞けて嬉しかった~
ということも書いてあったな。▼~
:[カムイ]|そうなんだ…!~
手紙を送ってよかったね。▼~
:[ツクヨミ]|ふっ、この反応を見るに、~
私の手紙は素晴らしかったと言わざるをえまい。▼~
手紙の勝負は、~
私の勝ちで決まりかもしれんな?▼~
とはいえ、カムイのおかげでもあるし~
一応礼は言っておこう。▼~
:[カムイ]|ふふっ、役に立てたのならよかったよ。▼~
あ! そうだ。それだったら次は~
あたしからの手紙も読んでくれないかな?▼~
:[ツクヨミ]|ふむ、どれどれ…▼~
! な、なななななんだこれはっ!▼~
:[カムイ]|? あたし、何か変なことを書いてる?▼~
:[ツクヨミ]|何故お前の手紙に~
私の名前がたくさん出てくるのだ!▼~
「ツクヨミは字が綺麗だね」だの~
「まじないをする姿は立派だね」だの▼~
は、恥ずかしいではないか!~
私はお前のことを書けと言ったはずだぞ!▼~
:[カムイ]|ええと…でも、ツクヨミに伝えたいことを~
考えたら、こういったことしか浮かばなくて。▼~
ほら、近況報告しようにも、~
いつも一緒に行軍してるから…▼~
何も言うことが思いつかなかったんだよ。▼~
:[ツクヨミ]|そ、それはそうかもしれぬが…▼~
結局、どちらが書いても私の話題しかないとは~
私が楽しくないではないか!▼~
…よし!~
こうなれば私がお前に手紙を書く!▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[ツクヨミ]|私もお前のことをたくさん書いてやろう。~
そして、共に恥ずかしい想いをすればよいのだ。▼~
しかも、私からの手紙はまじない札も~
付けてやるから、ありがたいと思え。▼~
:[カムイ]|ええと…なんだかツクヨミと文通する~
流れになっちゃったね。▼~
:[ツクヨミ]|文字を書くのは元々好きだからな。▼~
まずはお前宛の手紙を書き、~
その後は他の者たちにも書いてやろう…▼~
ふふふ…楽しみにしておれ!▼~
:[カムイ]|ふふっ、まあツクヨミが~
楽しそうならそれでいいよね。▼~
じゃあ、手紙楽しみにしてるね!▼~
***支援S [#e94c62e6]
:[ツクヨミ]|カムイよ、お前宛の手紙を書いた。~
ありがたく読むがいい。▼~
:[カムイ]|あ、ツクヨミ、こんにちは。▼~
手紙を書いてきてくれたんだね。~
ありがとう。▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。これは先日の手紙の仕返し…▼~
私から見たお前のことを~
たっぷり書いてやったから心しておけ。▼~
:[カムイ]|ええ!? ひょっとして、かなり照れて~
しまうことが書かれているのかな?▼~
あ…でも、ツクヨミのことだから~
ただのダメ出しという可能性も…▼~
:[ツクヨミ]|ええい! ごちゃごちゃ言わず~
さっさと読まんか!▼~
:[カムイ]|う、うん! ええと……▼~
「お前は案外かわいいところがある」…~
「お前は面倒見がよくて優しい」…▼~
こ、これは予想以上に恥ずかしい…!!▼~
:[ツクヨミ]|ふふん。そうであろう?~
私の気持ちがわかったか。▼~
:[カムイ]|ははは…そうだね。▼~
でも…あたしはツクヨミにこう見られて~
いたんだね。▼~
何だか…とっても恥ずかしかったけど、~
嬉しい気持ちの方が大きいよ。▼~
:[ツクヨミ]|! そ、そうか…▼~
ならば…早くちゃんと最後まで読むがいい。▼~
:[カムイ]|え? あ、うん。ええと…▼~
……え? ええ!?▼~
ツクヨミ、~
この…最後の一文って…!▼~
:[ツクヨミ]|……ああ。~
「私はカムイのことを好いておる」。▼~
:[カムイ]|ツクヨミ…!▼~
:[ツクヨミ]|普段はその…~
口にするのは恥ずかしいからな。▼~
こうやって手紙にしたためて、~
己の気持ちを素直に伝えてみようと思ったのだ。▼~
まさか、私がお前にこのような想いを抱くとは~
最初は露ほども思わなかった。▼~
だが…お前と話しているうちに~
愛らしいという気持ちが芽生えておったのだ。▼~
:[カムイ]|ええと…まさか、手紙で告白されるとは~
思わなくて、とてもびっくりしてるよ。▼~
:[ツクヨミ]|そうか…~
だが、これが最善だと思ったのだ。▼~
その理由は、~
手紙の最後に書いたまじないにある。▼~
:[カムイ]|まじない…?▼~
:[ツクヨミ]|そのまじないはお前を守ってくれるものだ。▼~
もし…カムイが私と同じ気持ちなら~
その手紙を後生大事に持っていてくれ。▼~
:[カムイ]|? ツクヨミと同じ気持ちなら~
というのはどういうことなの…?▼~
:[ツクヨミ]|そのまじないは持ち主の心に反応する。▼~
私の想いとお前の想いが重ならないと~
効果が発揮されぬのだ。▼~
:[カムイ]|そう…▼~
…それなら、あたしはこの札を~
ずっと大切に持っているね。▼~
:[ツクヨミ]|カムイ…!▼~
:[カムイ]|ツクヨミの気持ち、とても嬉しいよ。~
きっとこのまじないも効果抜群だと思うよ。▼~
:[ツクヨミ]|そうか…お前も同じ想いでいてくれたとは~
う、嬉しいな…▼~
では、そのまじないと共に、~
私はお前を守り、共に闘ってみせるぞ。▼~
:[カムイ]|うん。ありがとう、ツクヨミ!~
これからも一緒にいようね!▼~
:[ツクヨミ]|ああ。もちろんだ。▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[ツクヨミ]|そのまじないの効果が切れぬよう、~
いつも私は想っているのだぞ。~
…私もずっと、お前のことを好きでいると…約束しよう。▼~
**オボロ [#n95338f6]
***支援C [#eb929155]
:[カムイ]|さて…~
今日やることも終わったし、▼~
寝る前にちょっとお茶でも飲んで~
のんびりしようかな。▼~
読みかけの本でも読んで…と。▼~
:[オボロ]|カムイ様! こんなところで~
何を寝っころがってるんですか!!▼~
:[カムイ]|う、うわっ! …オボロ?~
こんな夜遅くにどうしたの?▼~
:[オボロ]|見ての通り、お掃除をしてるんです。▼~
:[カムイ]|そ、掃除ってこんな時間に?▼~
:[オボロ]|はい。昼間は行軍や訓練がありますし、~
こんな時間にしかできないでしょう?▼~
カムイ様もゴロゴロしないで、~
そこをどいてください。▼~
ほらほら、そこ邪魔です。~
置いた本もちゃんと片付けてください!▼~
:[カムイ]|う、ううっ…~
せっかくのんびりしようと思ってたのに。▼~
でも仕方ないよね…オボロが~
掃除をしてくれるんだから、協力しないと。▼~
オボロ、何か手伝えることはないかな?▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|…?~
オボロ…? どうしたの?▼~
:[オボロ]|えっ…?~
あ、いえ…何でもありません。▼~
:[カムイ]|そう…?~
なんか深刻な顔してたけど…▼~
:[オボロ]|な、何でもないですってば…▼~
ほら、そこも綺麗にしちゃうので、~
どいてください!▼~
:[カムイ]|う、うん…▼~
***支援B [#ef9f5426]
:[カムイ]|はぁ…今日は疲れたなぁ…▼~
こんな時間なのに、小腹が空いちゃった。~
何かつまめるものはないかな?▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|…あれっ? 部屋の隅に人影が…▼~
!? …うわっ!!▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|ひいっ!!~
…ま、ま、魔王がいる…!!▼~
:[オボロ]|あら…カムイ様。▼~
:[カムイ]|あれっ? あ、ああっ…ビックリした。~
なんだ、オボロか…▼~
そんなところで明かりもつけずに~
立ってるなんて…ちょっと怖かったよ?▼~
:[オボロ]|す、すみませんでした…▼~
:[カムイ]|オボロ…何かあったの?~
夜の森をジッと見てたみたいだけど…▼~
:[オボロ]|いえ…何でもありません。▼~
:[カムイ]|そうは見えないよ。~
この前もちょっとぼんやりとしていたし…▼~
何か悩み事でもあるんじゃないの?▼~
:[オボロ]|で、でも、カムイ様の~
お時間を取らせるわけには…▼~
:[カムイ]|そんなの、気にしないでよ。▼~
悩みは口にすれば少しは楽になるって言うし…~
良ければ聞かせてくれないかな?▼~
:[オボロ]|…………▼~
悩みというか、~
嫌な記憶の話になるんですが…▼~
昔、私の両親は…白夜の城下町で~
呉服屋を営んでいたんです…▼~
でも、暗夜王国に行商に向かった際、~
暗夜の賊に襲われて、そこで殺されました…▼~
幸い幼い私は荷馬車の中に隠れていて、~
賊には気づかれずに済みましたけど…▼~
:[カムイ]|そ、そんなことが…▼~
:[オボロ]|あの日も…こんな静かな~
月明かりのない夜でした…▼~
だから私はこんな夜には~
あの日のことを…思い出すんです…▼~
:[カムイ]|だからあんな怒りに満ちた表情を~
していたんだね…▼~
ごめん…オボロ。~
あたしも見方によっては、暗夜の人間だよ。▼~
そんなあたしが偉そうに悩みを聞くだなんて…~
あなたに言っていい言葉じゃなかったね。▼~
:[オボロ]|い、いえ!~
カムイ様に罪はありません。▼~
悪いのは私の両親を奪った者達…~
あいつらは人の皮を被った外道です…!▼~
:[カムイ]|オボロ…▼~
:[オボロ]|…はっ!~
す、すみません。▼~
かっこ悪いところを見せてしまいましたね。~
私…もう行きます!▼~
:[カムイ]|…………▼~
***支援A [#p9c925dd]
:[オボロ]|さあさあ、今日も深夜の大掃除!~
張り切っていきますよ!!▼~
:[カムイ]|オボロ…今夜も掃除をするんだね?▼~
:[オボロ]|ええ。こんな時間に騒がしくして~
申し訳ないですが、ご協力くださいね。▼~
:[カムイ]|おとといの夜は武器と防具の整備、~
昨夜は備品の在庫チェックをしてたよね…?▼~
:[オボロ]|はい、備えあれば憂いなしと言いますから。▼~
はらほら、カムイ様もそんなところで~
突っ立ってないで、どいてくださいな。▼~
:[カムイ]|…オボロ。▼~
…あなたは夜になると、わざとそうやって、~
気丈に振舞っているんだよね?▼~
:[オボロ]|…!!▼~
:[カムイ]|それは夜に独りで静かに過ごしていると…▼~
あなたの両親が殺された夜のことを…~
思い出してしまうから?▼~
:[オボロ]|そ、そんなことありません!!▼~
私がそんな情けない理由で~
騒がしくするわけないじゃないですか…▼~
:[カムイ]|でもあなたは…そうやって世話をしながらも、~
怖い顔をして夜の森を眺めてるじゃない。▼~
:[オボロ]|…そ、それは!▼~
:[カムイ]|ごめん…あなたの真意を~
覗き見るような真似をしてしまって。▼~
でも…あなたを見ていて、~
少し無理をしてるような気がして…▼~
それがとても…痛々しく見えてしまったんだよ。▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[カムイ]|もう無理をしなくていいんだよ?▼~
確かにご両親はもう戻ってこないけど…~
あなたにはタクミやあたしや仲間がいるんだから。▼~
:[オボロ]|ははは…~
カムイ様には敵いませんね。▼~
私は…どう突っぱねてみても、~
結局は弱い人間なんです…▼~
自分の心に負けないように虚勢を張って、~
威圧するように表情を作ったりしても…▼~
しょせん無理だったんです…~
私は、いつまでも、弱いままで…▼~
:[カムイ]|別に…~
別に弱くてもいいじゃない。▼~
:[オボロ]|え…?▼~
:[カムイ]|あなたが弱くたって…あたしたちが支える。~
あなたはもう、一人なんかじゃないんだから。▼~
:[オボロ]|カムイ様…▼~
:[カムイ]|もしも怖くて闘えないなら、~
後方支援をすればいい。▼~
戦線に出たくないなら、~
こうして皆のために掃除をしたりしてればいい。▼~
…オボロは気が利いて世話好きの~
仲間想いの子だって、みんな理解してるから。▼~
だから一人で抱え込まずに、~
弱音を吐いてもいいんだよ?▼~
:[オボロ]|カムイ様…私はもう少し…~
みんなを頼ってもいいんでしょうか?▼~
:[カムイ]|当たり前だよ。~
それを支え合うことが仲間なんだと思うよ。▼~
:[オボロ]|…………▼~
ありがとう…ございます。~
私、少し無理をし過ぎてたみたいです。▼~
なんだか…気が楽になりました。▼~
:[カムイ]|うん、その調子でこれからも~
弱いオボロをあたしたちに見せてよ。▼~
:[オボロ]|はははっ…怖い顔ならいくらでも~
見せられるんですけどね。▼~
:[カムイ]|あはは…あの顔は怖いから、~
ちょっと勘弁してほしいかな?▼~
**ヒナタ [#rc162089]
***支援C [#q964a237]
:[ヒナタ]|ふんっ! ふんっ!▼~
:[カムイ]|こんにちは、ヒナタ。▼~
:[ヒナタ]|ん? ああ、カムイ様。▼~
:[カムイ]|なんだかすごく真剣に~
稽古してたね。▼~
すごい気迫で剣を振ってるから、~
思わず目を奪われちゃったよ。▼~
:[ヒナタ]|おう、褒めてくれてありがとな!~
カムイ様にそう言われると嬉しいぜ!▼~
:[カムイ]|でも…なんだか意外だね。▼~
ヒナタがあんなに真剣に~
稽古してるだなんて、思わなかったよ。▼~
:[ヒナタ]|な、なんだよそれ!~
俺がいつもさぼってるとでも思ってたのか!?▼~
:[カムイ]|う、ううん! そういうつもりで~
言ったんじゃないよ!▼~
ただ、噂で聞いたことがあるんだ…~
ヒナタはちょっぴり不真面目だ、って。▼~
だからその…~
先入観というかなんというか…▼~
:[ヒナタ]|あ、あはは…そ、そっか。▼~
くそう…~
誰だよそんなこと言ったのは…▼~
けど…そういう風に見えてたのは事実か。▼~
なら、もっと死ぬ気で稽古しないと~
いけねぇな。▼~
:[カムイ]|し、死ぬ気で…?▼~
そんなに稽古に励むなんて、~
何か特別な理由でもあるの?▼~
:[ヒナタ]|ん? いやあ、別に…~
特に…理由が…あるわけじゃ、ねえけどよ…▼~
:[カムイ]|…ヒナタ、目が泳いでるよ。▼~
うーん、何だか余計に気になってきた。▼~
:[ヒナタ]|本当に何でもないんだって!▼~
:[カムイ]|じー…▼~
:[ヒナタ]|な、何だかカムイ様の目が怖いな…▼~
あ、そうだ! それならカムイ様、~
俺と一本勝負しようぜ!▼~
闘いのことを聞くなら~
俺に勝って聞いてみろ、ってやつだ!▼~
どうだ?▼~
:[カムイ]|なるほど…わかった。~
その話、受けて立つよ!▼~
:[ヒナタ]|へへっ! そうこなくっちゃ!~
じゃ、試合は後日改めて。▼~
先に一本取れた方が勝ちってことで~
よろしくな!▼~
:[カムイ]|うん。よろしく!▼~
***支援B [#u5f535b6]
:[カムイ]|はあ…はあ…~
あと、五周…!▼~
:[ヒナタ]|カムイ様…なんでさっきから~
この辺りをぐるぐる走ってんだ?▼~
:[カムイ]|あ、ヒナタ!▼~
この間ヒナタに負けちゃったから、~
走り込みをしてるんだよ。▼~
:[ヒナタ]|ああ、あの一本勝負のことか!~
いやー、あの時は俺の圧勝だったな!▼~
:[カムイ]|うん。敗因は色々ありそうなんだけど、~
とりあえず体力面を強化しようと思って…▼~
:[ヒナタ]|へえ。カムイ様も~
なかなかの頑張り屋なんだな。▼~
俺も少し意外だぜ。▼~
:[カムイ]|そうかな?▼~
:[ヒナタ]|ああ。暗夜ではずっと~
城ん中にいたって聞いてたから…▼~
動き回るのは苦手なのかと思ってたんだよ。▼~
そうしたら、勝負の時は結構動くし~
今は走り込みなんてしてるし…▼~
最初に会った頃の印象と違って面白いぜ。▼~
:[カムイ]|ふふっ。~
見直してくれたのなら嬉しいよ。▼~
:[ヒナタ]|よーし!~
それじゃあ俺も走ってみようかな!▼~
:[カムイ]|え? ヒナタも?▼~
:[ヒナタ]|おう! カムイ様を見てたら~
何だか俺まで走りたくなってきたんだ!▼~
俺にも付き合わせてくれよ!▼~
:[カムイ]|あ、うん。それは構わないけど…▼~
:[ヒナタ]|ってことで!~
どっちが速いか競争だ!▼~
はい、よーいどん!▼~
:[カムイ]|え? ちょ、ちょっと!~
待ってよ、ヒナター!▼~
***支援A [#ta93f306]
:[カムイ]|やあっ! はっ!▼~
くっ…! とおっ!▼~
:[ヒナタ]|! 前とは明らかに違うな!~
攻撃に重みが乗ってる…!▼~
よーし、それなら…はあっ!▼~
:[カムイ]|うわっ! っとと!▼~
これくらいでは負けないよ! はあっ!▼~
:[ヒナタ]|うおっ!▼~
わあああ!!▼~
:[カムイ]|あ…今、あたし…一本取れた?▼~
:[ヒナタ]|…ああ。~
ついに取られちまったみたいだな。▼~
:[カムイ]|ふふっ、ヒナタから~
一本取れて嬉しいよ!▼~
:[ヒナタ]|ははっ、それじゃあ俺も~
ちゃんと話さないといけねえな。▼~
:[カムイ]|あ、そうだった。▼~
どうしてヒナタはあんなに~
必死に稽古をしていたの?▼~
ヒナタから一本取れたら~
教えてくれるって約束だったよね?▼~
:[ヒナタ]|それは…▼~
…俺には目標があるからだよ。▼~
:[カムイ]|目標?▼~
:[ヒナタ]|ああ。俺の目標は…タクミ様だ。▼~
:[カムイ]|タクミ?▼~
:[ヒナタ]|俺ってさ、これでも代々王城に仕える~
侍一族の出身なんだぜ。▼~
だから、小さい頃から刀を教わってて…~
上達するのも早かったんだよ。▼~
タクミ様の臣下になったときも、~
こんな仕事は余裕だと思ってた。けど…▼~
:[カムイ]|けど?▼~
:[ヒナタ]|ある時、タクミ様と今みたいに~
一本勝負をしたことがあったんだ。▼~
タクミ様は俺に合わせて~
刀を使ってくださったんだけど…▼~
その勝負で、俺の方が負けちまったんだ。▼~
:[カムイ]|え? そうなの?▼~
:[ヒナタ]|俺もあの時はあっけに取られたぜ…▼~
だってタクミ様は弓が一番得意だと~
思ってたから、▼~
まさか刀でもあんなに強いだなんて~
思いもしなかったんだよ。▼~
だから俺はタクミ様に負けた時、~
タクミ様を見くびってた俺にすげぇ腹が立って…▼~
それから…~
どうしようもなく悔しくなった。▼~
守るべき存在のタクミ様にも敵わないなんて、~
俺は今まで何をしてきたんだ、って。▼~
だから、俺はあの方のように強くなりたい…~
そう思って、稽古は死ぬ気でやってるんだよ。▼~
:[カムイ]|…そんな理由があったんだね。▼~
:[ヒナタ]|俺はいつかタクミ様を越える強さで、~
タクミ様と…白夜の人たちを守ってみせる!▼~
:[カムイ]|うん。きっとヒナタならできるよ。~
あたしも応援するからね!▼~
:[ヒナタ]|へへっ、ありがとな。▼~
カムイ様に言われると、~
勇気が出てくるぜ。▼~
これからも一緒に頑張ろうな!▼~
:[カムイ]|うん!▼~
***支援S [#mb9c9e74]
:[ヒナタ]|うーん…▼~
:[カムイ]|あ、ヒナタ!▼~
:[ヒナタ]|! わあああ、カムイ様!▼~
:[カムイ]|? どうしたの、ヒナタ。▼~
:[ヒナタ]|ああ…いや、~
ちょっとびっくりしただけだよ…▼~
:[カムイ]|そ、そう。~
でも、何か思いつめてるみたいだったし…▼~
もし悩みがあるのなら、~
あたしで良ければ聞くよ?▼~
:[ヒナタ]|え! ええと、あの…カムイ様、~
それじゃあ聞いてもらってもいいか?▼~
俺、気づいちまったんだ!▼~
:[カムイ]|? 何に?▼~
:[ヒナタ]|カムイ様ってお姫様だよな!?▼~
:[カムイ]|…………え?▼~
一応、そういうことになるんだろうね…~
でも突然、どうしたの?▼~
:[ヒナタ]|そうだよなー!~
俺としたことがうっかりしてたぜ!▼~
気づいた瞬間、膝から崩れ落ちて~
自分の馬鹿さ加減にうなだれたくらいだ!▼~
:[カムイ]|え? え?~
どうしてそんなに落ち込んだの?▼~
全く意味がわからないんだけど…▼~
:[ヒナタ]|今までカムイ様とは共に強くなろうと~
誓い合ってたけど…▼~
カムイ様は~
俺が守るべき存在だったってことだよ!▼~
タクミ様とおんなじように!▼~
:[カムイ]|は、はあ…▼~
:[ヒナタ]|共に闘える存在として、カムイ様ほど~
頼もしいと思う人はいない…▼~
けど、カムイ様は白夜王国の姫。▼~
それなら、俺が命をかけて~
守るべき相手でもあるんだ。▼~
今更こんなことを言っても~
遅いかもしれねえけど、▼~
俺に…カムイ様を~
守らせてください!▼~
そして…俺を一人の男として~
カムイ様の傍にいさせてください!▼~
:[カムイ]|ヒナタ…!▼~
ヒナタの気持ち…嬉しいよ。~
でも、お姫様扱いは少し照れちゃうな。▼~
:[ヒナタ]|ははっ! でも愛らしい姫と~
彼女を守り抜く侍ってかっこよくねえか?▼~
いやあ、断られなくてよかったぜ!▼~
心底惚れたお姫様を守れねえなんて~
侍の風上にもおけないからな!▼~
:[カムイ]|…………え?▼~
ヒナタ…~
今、何て言った?▼~
:[ヒナタ]|え?~
だから心底惚れたお姫様を…▼~
:[カムイ]|わあああ!~
ほ、惚れたって…ヒナタ!▼~
さっきの守らせてくださいって…~
そういう意味だったの!?▼~
:[ヒナタ]|それ以外に何があるって言うんだよ?▼~
俺の言葉に嘘はないぜ!~
俺、カムイ様のことが大好きなんだ!▼~
:[カムイ]|……!!▼~
:[ヒナタ]|あれ?~
何でそんなに顔を赤くしてるんだ?▼~
:[カムイ]|え、ええと…~
ちょっと今、頭が真っ白だから失礼するね!▼~
:[ヒナタ]|え? 待ってくれよカムイ様!~
俺もついて行くぜ!▼~
:[カムイ]|ダ、ダメだよ!~
今はついて来ないで!▼~
:[ヒナタ]|嫌だ!~
待ってくれってば、カムイ様。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[ヒナタ]|そんなに顔を真っ赤にしてるってことは、~
期待していいんだよな?▼~
:[カムイ]|…………▼~
…うん…▼~
:[ヒナタ]|え? 何だ、いまの!?~
聞こえなかったぞ?▼~
もう一回言ってくれよ。▼~
:[カムイ]|し、知らないよ!~
そういうのは察してよ…▼~
もう…ヒナタの鈍感…!▼~
:[ヒナタ]|あー、だから行くなってばー!▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[ヒナタ]|逃げないでくれよ!…俺、あんたのこと本当に大好き...
これからも守ってみせるからな!…俺だけの、お姫様。▼~
**タクミ [#r31951d4]
***支援C [#f84f1186]
:[タクミ]|…………▼~
:[カムイ]|…タクミ。▼~
:[タクミ]|カムイ姉さん、何か用?▼~
:[カムイ]|え、ええと…少し一緒に話せないかと~
思ったんだけど…▼~
:[タクミ]|ああ、そう…~
でも僕は今、弓の稽古で忙しいんだ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
やっぱりタクミはあたしのことを~
あまり受け入れてくれていないみたいだね。▼~
:[タクミ]|…その通りだよ。▼~
同じ血を分けたきょうだいだし、~
共に闘っていくからには信じるべきだと思う。▼~
でも、今まで敵国にいた姉さんを~
すぐに信用しろっていうのは難しい。▼~
…まあ安心して。戦闘時や行軍中に~
支障が出るような真似はしないから。▼~
:[カムイ]|そう…でも、あたしはタクミと~
もっと仲良くなりたいと思ってるよ。▼~
だから、少しでも話せない?▼~
:[タクミ]|そんなことを言われても…~
僕には何も話すことなんて思いつかない。▼~
:[カムイ]|そ、そんな…▼~
! そうだ! それならタクミ、~
あたしに弓を教えてくれない?▼~
:[タクミ]|…弓を?▼~
:[カムイ]|うん。~
タクミは弓が得意でしょ?▼~
それなら、教えてもらいながら~
少しずつ話せたらいいなって思ったんだ…▼~
ダメかな…?▼~
:[タクミ]|…………▼~
まあ、それくらいなら…いいよ。▼~
:[カムイ]|本当?▼~
:[タクミ]|ただし、僕はカムイ姉さんが~
相手だからって甘くはしない。▼~
それだけは覚えておいて。▼~
:[カムイ]|うん。頑張ってついていくよ。~
よろしくね、タクミ!▼~
:[タクミ]|ふん…わかったよ。~
それじゃあよろしく、カムイ姉さん。▼~
***支援B [#a40abb77]
:[タクミ]|ほら、腕が下がってる。~
そこは右腕を拳一つ分だけ上げて!▼~
あと右足がずれてるから、もう少し広げる!~
それと視線は常に的を見ておくこと!▼~
:[カムイ]|う、うん!~
なかなか姿勢を保つのは難しいね。▼~
それに…さすがに一刻もやってると~
腕がしびれてきたよ…!▼~
:[タクミ]|なに?~
そっちから頼んできたのに弱音?▼~
:[カムイ]|あ…ううん!~
もう少し頑張るよ!▼~
ここが戦場だったら、~
そんなこと言ってられないよね!▼~
:[タクミ]|…はあ。しょうがない。~
それじゃあ一旦休憩。▼~
:[カムイ]|あ、ありがとう。▼~
はあ…弓を引き続けるのは~
想像以上に体力が要るね。▼~
:[タクミ]|当然だろ? 構えている時は特に~
身体をしっかり固定するための筋力が大切だ。▼~
弓をただ単に引いているように~
思われがちだけど、▼~
そこには、相当な筋力と~
それを持続させる精神力がいる。▼~
:[カムイ]|そ、そうだね…稽古を受けて~
改めてタクミのすごさがわかったよ。▼~
:[タクミ]|な…~
急に何言ってるんだ!?▼~
:[カムイ]|? だって本当のことだよ?▼~
弓は精密さが求められるし、▼~
なにより、タクミの指導で直された姿勢だと~
綺麗に射ることができるもの。▼~
といっても、言われた姿勢を保つことが~
なかなか難しいんだけど…▼~
:[タクミ]|ふん、弓はあてるものじゃなくあたるもの。▼~
正しい姿勢を保って矢を放てば~
自然と敵にあたるのさ。▼~
まあ、カムイ姉さんの言うとおり~
そこに辿りつくまでが大変なんだけど。▼~
:[カムイ]|うん。タクミに教えてもらったことが~
無駄にならないよう、頑張るね!…▼~
:[タクミ]|…ふん、せいぜい頑張ったらいいよ。▼~
ほら、もう休憩は十分だろ。~
早く再開して稽古を終わらせる。▼~
:[カムイ]|うん、わかった!▼~
ええと…姿勢を整えて、呼吸を整える。▼~
ゆっくり引いて……っ! きゃあっ!▼~
:[タクミ]|っ! どうしたの!?▼~
:[カムイ]|あ…ご、ごめん!~
手を滑らせちゃった!▼~
…痛っ!▼~
:[タクミ]|もしかして、手を怪我したの?▼~
:[カムイ]|あ、ええと、弦が手にあたっちゃった。~
少しすりむいただけだから大丈夫だよ。▼~
:[タクミ]|…その怪我じゃあ今日はもう終わりだ。▼~
:[カムイ]|でも、せっかくタクミが教えてくれて~
いるんだし、もう少しだけ…▼~
:[タクミ]|終わりって言ってるだろ。~
そんな怪我でやっても的にはあたらないよ。▼~
:[カムイ]|そう…わかった。~
じゃあ、今日は終わるね。▼~
あ、タクミ! 怪我が治ったら~
また教えてもらえる?▼~
:[タクミ]|……ああ。わかったよ。▼~
:[カムイ]|ありがとう!~
…それじゃ。▼~
:[タクミ]|…はあ。あんな怪我するなんて~
ちょっと厳しくしすぎたかな。▼~
***支援A [#p3f2438b]
:[タクミ]|ねえ、カムイ姉さん。~
弓なんて持って何やってるの?▼~
僕、手の怪我が治ってからじゃないと~
教えないって言ったよね?▼~
:[カムイ]|あ、うん。それはわかってるよ。▼~
ただ、稽古ができないと落ち着かなくて…~
弓の手入れをして気を紛らわせてたんだ。▼~
:[タクミ]|…そんなに僕と弓の稽古がしたいの?▼~
:[カムイ]|うん、タクミは技術もすごいけど~
教え方も上手だから!▼~
それに…タクミと一緒に過ごせる時間が~
楽しかったから、待ち遠しいんだよ。▼~
タクミからすれば、~
面倒なことかもしれないけど…▼~
:[タクミ]|ふん。~
…そんなこと、もう思ってないよ。▼~
:[カムイ]|え? タクミ…?▼~
:[タクミ]|もう、とっくにカムイ姉さんのこと、~
ちゃんときょうだいだと思ってるってこと!▼~
稽古で見てたらすぐにわかったんだ…~
姉さんは優しい人なんだって。▼~
ただ…それを認めるのが怖かったんだ。▼~
:[カムイ]|タクミ…▼~
認めてくれて、ありがとう。~
あたし、嬉しいよ!▼~
:[タクミ]|…今日はそれだけ言いに来た。~
あと、これ使って。▼~
:[カムイ]|? これは何?▼~
:[タクミ]|僕が普段使ってる傷薬。▼~
痕なんか残って、後で文句言われるのも嫌だし~
それ塗って早く治しなよ。▼~
:[カムイ]|! あ、ありがとう!~
大切に使うね!▼~
:[タクミ]|…早く治したら、~
ちゃんとコツも教えてあげるよ。▼~
:[カムイ]|うん! タクミ…~
これからもよろしくね!▼~
:[タクミ]|うん。僕からも一応言っておくよ。~
これからもよろしく、カムイ姉さん。▼~
***支援S [#y2c246ab]
:[カムイ]|できた…ついに当たったよ!~
あたしの矢、十本ぜんぶ命中したよーっ!~
:[タクミ]|うん、ちゃんと後ろで見てたから。▼~
言わなくてもわかってるよ、~
カムイ姉さん。▼~
:[カムイ]|あ…嬉しくて、ついはしゃいじゃった。▼~
:[タクミ]|僕が教えたんだから、~
これくらいできてもらわなきゃ困るよ。▼~
姉さんは危なっかしいってわかったから、~
これからも僕が傍でみっちり教えてあげる。▼~
:[カムイ]|ほんと!? ありがとう、タクミ!▼~
:[タクミ]|…………▼~
ねえ。これからも弓を教えてあげるから、~
僕の頼みも一つ聞いてくれない…?▼~
:[カムイ]|うん、タクミの頼みなら喜んで受けるよ。▼~
:[タクミ]|…その言葉、信じるよ?▼~
あのさ…こんなこと言っていいのか~
ものすごく考えたんだけど…▼~
僕、あなたのことが好きになった…~
みたいなんだ。▼~
:[カムイ]|わあ、ありがとう!▼~
最初はあんなに嫌われてたのに、~
やっと人並みに…▼~
:[タクミ]|違う! そういう意味じゃなくて…!~
あーもう…▼~
あなたのこと、姉さんとしてじゃなくて~
女性として好きだってことだよ。▼~
:[カムイ]|!! タ、タクミ…▼~
でも、あたしたちはきょうだいだよ。~
血が繋がってるんだよ?▼~
:[タクミ]|うん…そういうことになってるけど…▼~
…………▼~
…ごめん、今から僕は、~
姉さんに言わなきゃいけないことがある。▼~
:[カムイ]|言わなきゃいけないこと…?▼~
:[タクミ]|僕たちきょうだいと姉さんには…▼~
…血の繋がりがないんだ。▼~
:[カムイ]|え…!? ど、どういうこと…?▼~
:[タクミ]|言ったとおりだよ。~
僕たちは本当のきょうだいじゃない。▼~
本当のきょうだいなら僕だって…~
こんなこと、言ったりしないさ。▼~
:[カムイ]|な、なにそれ…そんなこと信じられないよ。~
そりゃ、あたしだけお母様が違うけど…▼~
タクミも、リョウマお兄ちゃんたちも、~
お父様の…スメラギ王の子供のはずでしょ!?▼~
:[タクミ]|うん…僕たちはね。▼~
だけどカムイ姉さん…~
あなたは、父上の子供じゃない。▼~
:[カムイ]|う、うそだよ…~
そんなこと、いったい誰から…▼~
:[タクミ]|…ミコト女王からだよ。▼~
実は僕は、姉さんが白夜に戻ってきた日…~
ミコト女王から手紙を渡されていたんだ。▼~
:[カムイ]|お母様から!?▼~
:[タクミ]|うん。もしこの先…僕が恋に悩んだときは、~
この手紙を読むように、って。▼~
最初は意味がわからなかったけど…~
ミコト女王は予知めいた力を持っていたから、▼~
僕がこの先、姉さんに恋をすることを~
悟っていたのかもしれない。▼~
:[カムイ]|そんな…~
じゃあ、あたしは本当に…▼~
:[タクミ]|その手紙にはミコト女王と父上…~
二人の過去も記されていた。▼~
ミコト女王が父上を頼って~
白夜王国に来たとき…▼~
故郷で生んだ赤ん坊を連れていたんだって。~
それがカムイ姉さん…あなただ。▼~
父様は、それが自分の子ではないと知っていた。~
でも愛する女性の子なら、って…▼~
実の子として育てることを~
決めたそうなんだ。▼~
:[カムイ]|…うん。スメラギ王…お父様は、~
あたしのこと、ほんとに愛してくれた。▼~
真実を知った今でも…あたしのお父様は~
スメラギ王だって思えるぐらい。▼~
ただ…でもそれじゃ…~
あたしのほんとのお父様は、誰なの…?▼~
:[タクミ]|それは手紙にも、~
何も書かれていなかったんだ…▼~
:[カムイ]|そっか…▼~
…………▼~
:[タクミ]|ごめん…姉さん。~
本当は、このことを言うべきかすごく迷ったんだ。▼~
だって、告げてしまったらもう僕たちは、~
きょうだいには戻れない。▼~
でも僕は…言わずに一生弟の顔をして~
生きていくなんて耐えられなかった。▼~
そんなの、死んだほうがましだよ…▼~
:[カムイ]|タクミ…▼~
:[タクミ]|ねえ。さっきあなたは…~
僕の頼みなら聞くって言ってくれたよね。▼~
それなら、この思いを…~
許してはくれないか?▼~
:[カムイ]|…………▼~
…わかった。▼~
でも、これは頼みを聞くとか、~
そういう意味じゃなくて…▼~
あたしもタクミのことが…好きだからだよ。▼~
:[タクミ]|!!▼~
:[カムイ]|ほんとはさっき好きだって言われて、~
とっても嬉しかったんだ。▼~
あたしたちはきょうだいだから、~
ついはぐらかすようなこと言っちゃった…▼~
:[タクミ]|カムイ姉さん…▼~
:[カムイ]|…でもタクミは真っ直ぐに、~
あたしを好きだって言ってくれた。▼~
タクミを愛してもいいんだっていう、~
真実を教えてくれた。▼~
ありがとう、タクミ。~
あたしも、あなたの隣にいたいよ…▼~
:[タクミ]|姉さん…!!▼~
あなたも同じ気持ちでいてくれたなら~
これほど嬉しいことはないよ。▼~
それなら…~
あなたにこの指輪を渡して誓おう。▼~
…一生、あなたを守り、共にいると。▼~
:[カムイ]|…うれしい、タクミ!~
これからもずーっと、よろしくね!▼~
:[タクミ]|うん…!▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[タクミ]|ありがとう、姉さん。 僕はとても幸せだ。~
例え、誰になんと思われようと…この気持ちは変わらない。~
…大好きだよ。▼~
**カゲロウ [#t40be78f]
***支援C [#g53b610c]
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|あの…カゲロウ?▼~
:[カゲロウ]|…何用か?▼~
:[カムイ]|どうして壁際からずっと、~
こっちをみてるの?▼~
特に用があるわけじゃないよね…?▼~
:[カゲロウ]|用件…か。▼~
無いと言えば無いが、~
有ると言えば有る…▼~
:[カムイ]|ど、どんな用事かな?▼~
:[カゲロウ]|私は、あなたの身の安全を~
確保しようと思ってな。▼~
この軍で皆を観察してわかったのだが、~
あなたは全軍の士気に関わる人物だ。▼~
万が一のことがないよう、~
こうして見張っておくことにした。▼~
我が主君、リョウマ様のためにも。▼~
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃんのため?▼~
:[カゲロウ]|左様。▼~
あなたはリョウマ様がずっと~
気にかけていらした妹君…▼~
やっと再会できた矢先に何かあればきっと悲しまれる。▼~
主君の憂いは先に除いておくが得策。~
悪く思われるな。▼~
:[カムイ]|…なるほど。事情はわかったよ。~
カゲロウは主君想いなんだね。▼~
リョウマお兄ちゃんの臣下になってからは~
結構長いの?▼~
:[カゲロウ]|長いといえば長いが…▼~
以前私は…カムイ様のお母様、~
ミコト様の部下だった。▼~
だがミコト様の命により、~
リョウマ様の部下へと転身したのだ。▼~
:[カムイ]|そうだったんだ…▼~
えっと、身辺警護してくださるのは~
もちろんありがたいんでだけど…▼~
いつでもというわけには~
いかないよね?▼~
:[カゲロウ]|安心されよ。あなたの警護は四六時中、~
いかなる時も途切れさせぬ所存だ。▼~
:[カムイ]|あ、あの…今からお手洗いに行こうと~
思ってるんだけど。▼~
:[カゲロウ]|御免…!~
しばし経過したのち、また参上する。▼~
:[カムイ]|わっ! 消えちゃった…▼~
カゲロウは本当に、忍び…~
隠密ってやつなんだね。▼~
***支援B [#obb74a0b]
:[カムイ]|あの…カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|何用か?▼~
:[カムイ]|ええと…~
警護してくれてるところ悪いんだけど、▼~
そろそろ一旦、~
中断してみる気はないかな?▼~
:[カゲロウ]|中断中に何かあれば悔やみきれぬ。~
すまぬが了承することはできない。▼~
:[カムイ]|でもさすがに寝てる時とか~
お風呂に入ってる時も視線を感じると、▼~
こっちも気疲れしちゃうよ…▼~
:[カゲロウ]|そうであったか…すまぬ、カムイ様。~
私も気配りが足りなかったと言える。▼~
これからは少し控えるとしよう。▼~
:[カムイ]|ううん、こっちこそごめんね。~
せっかく警護してくれてるのに。▼~
…あっ、そういえば。▼~
:[カゲロウ]|…?▼~
:[カムイ]|ちょっとリョウマお兄ちゃんと~
お母様のことについて聞いていいかな?▼~
:[カゲロウ]|私に知りえることであれば…何なりと。▼~
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃんとお母様の関係って、~
どんな感じだったの?▼~
…ほら、二人は血も繋がってないし。▼~
ただ王妃と長兄の王子という関係上、~
仲良くしないわけにもいかないと思うんだ。▼~
:[カゲロウ]|…私が見てきた限りにおいては、~
良好な関係だったように思えるが。▼~
:[カムイ]|そうなんだ…▼~
:[カゲロウ]|いや…お二人自ら、良好な関係を~
率先して築いていたような気もする。▼~
:[カムイ]|率先して…?▼~
:[カゲロウ]|後妻ミコト様の登場には、~
リョウマ様たち兄妹の皆様だけではなく、▼~
白夜王国中の者たちが~
多少なりとも動揺を感じていたのは事実…▼~
だからこそリョウマ様は自ら率先して、~
…ミコト様との距離を縮めようとされていた。▼~
:[カムイ]|…二人は自ら模範になろうとしたんだ。~
なるほど、さすがだね。▼~
:[カゲロウ]|リョウマ様はミコト様が早く~
白夜王家の家族になれるよう、▼~
そして白夜国民の一員になれるよう…~
尽力されたのだ。▼~
:[カムイ]|そっか。ちょっと安心したよ。~
ありがとね、カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|うむ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|あの…カゲロウ?▼~
:[カゲロウ]|何用か?▼~
:[カムイ]|今からあたし…~
着替えたいんだけど。▼~
:[カゲロウ]|御免…!~
しばし経過したのち、また参上する。▼~
:[カムイ]|またあっと言う間に消えた…▼~
うーん…~
気持ちはありがたいんだけどなぁ…▼~
***支援A [#z451abac]
:[カムイ]|あのさ…カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|厠か? それとも行水か?~
しばし経過したのち…▼~
:[カムイ]|ううん、どっちでもないよ。▼~
…カゲロウはどうしてそんなに~
任務に忠実なの?▼~
自分で決めたこととはいえ、~
他にしたいこともあるんじゃないの…▼~
:[カゲロウ]|我が主君のために働くのは、~
臣下として当然の責務だ。▼~
:[カムイ]|そ、それは確かにそうなんだけど…▼~
なんか…カゲロウのそれって…~
他の人よりも揺るぎない感じがして…▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[カムイ]|何か理由があるなら、~
あたしに教えてくれないかな?▼~
:[カゲロウ]|…我が一族は、~
古来より白夜王家に仕えてきた。▼~
その伝統と使命を守らねばならぬ。▼~
忍びの誇りとして…な。▼~
:[カムイ]|うん…そうだったね。▼~
:[カゲロウ]|私には…兄上がいる。▼~
:[カムイ]|えっ?▼~
:[カゲロウ]|兄上は生まれつき身体が弱く、~
闘うことなどとてもできなかった。▼~
本来の跡取りである兄上がその状態で、~
一族は幾度となく後ろ指をさされた。▼~
そして何よりも…~
兄上の心はひどく傷ついた。▼~
:[カムイ]|…………▼~
:[カゲロウ]|だから私は…兄上の代わりに~
その者達を見返さなければならない。▼~
…一族の尊厳を守らねばならないのだ。▼~
:[カムイ]|なるほど…わかったよ。~
カゲロウのその強い想いと覚悟を。▼~
それを聞いたからには、~
あなたの使命を守る気持ちを…▼~
ないがしろにはできないね。▼~
:[カゲロウ]|…カムイ様には何かと不便もかけるが、~
どうかご容赦いただけないだろうか。▼~
:[カムイ]|うん、もちろんだよ。~
これからも頼むね、カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|御意…!▼~
**ニシキ [#ac012cec]
***支援C [#da348464]
:[ニシキ]|うう……▼~
:[カムイ]|ニシキ、どうしたの?~
何だか元気がないみたいだけど…▼~
:[ニシキ]|ん…?~
ああ…カムイ…▼~
:[カムイ]|大丈夫? もしかしてどこか怪我したの?~
それとも、体調が優れないとか…▼~
:[ニシキ]|あ、ううん。~
そんな大げさなものじゃないよ。▼~
ただ、お腹が空いたなあと思ってね…▼~
:[カムイ]|え? お腹が空いたの?▼~
どこか悪いのかと思って~
びっくりしちゃったよ。▼~
そういう事なら、~
今ちょうどお菓子を持っているから…▼~
これ…良かったら、あげる。▼~
:[ニシキ]|…え? …いいの?▼~
:[カムイ]|うん、少ししかないから~
お腹いっぱいにはならないと思うけど…▼~
:[ニシキ]|あ、ありがとう…▼~
がつがつ! むしゃ!▼~
:[カムイ]|おお…!~
一瞬でなくなっちゃった…!▼~
:[ニシキ]|ぷはー! ああ助かった!~
ありがとう、カムイ!▼~
この恩返しはいつか必ず!▼~
:[カムイ]|そんな、恩返しなんていいよ。▼~
ニシキが元気になったのなら、~
それでよかったよ。▼~
:[ニシキ]|ダメダメ! 恩返ししないと~
ボクの気がすまないよ!▼~
ほら、何かしてほしいことの~
一つや二つくらいあるでしょ?▼~
ほらほら、遠慮しないで!▼~
:[カムイ]|うう…何だか期待を込めた~
目で見つめられている…!▼~
でも、本当に何も思いつかないし~
どうしよう……あ。▼~
:[ニシキ]|おっ、何か思いついた?▼~
:[カムイ]|ええと、今度町へ買い物に行こうと~
思っていたんだ。▼~
一人で行くよりもニシキと行った方が~
楽しいと思うから付き合ってくれない?▼~
:[ニシキ]|え? そんなことでいいの?~
もちろん、お安い御用さ!▼~
:[カムイ]|ふふっ、それはよかった。~
じゃあ、行くときにまた声をかけるね!▼~
:[ニシキ]|うん! 楽しみにしてるよ!▼~
***支援B [#oc6c009f]
:[カムイ]|今日は買い物に付き合ってくれて~
ありがとう、ニシキ。▼~
:[ニシキ]|いやいや、この間お菓子をもらった恩返し~
だからね! 全く問題ないよ!▼~
ちゃんとキミの望み通りの物が買えたかな?▼~
:[カムイ]|うん。装備が傷んできたから~
新調しようと思ってたんだけど、▼~
ニシキのおかげで~
あっという間に済んじゃったよ。▼~
:[ニシキ]|ふふん! ボクに任せて正解だったろ?▼~
なんたって、ボクほど~
美意識の高いヤツはそうはいないからね!▼~
:[カムイ]|ふふっ、そうだね。▼~
ニシキは性能の良し悪しだけじゃなくて~
細かい細工まで見ていたのでびっくりしたよ。▼~
あたしだけでは、あそこまで見ないから。▼~
:[ニシキ]|でしょでしょ?~
ボクもとっても楽しかったよ。▼~
一緒に買い物してる時のキミ、~
表情がころころ変わって面白かったし!▼~
:[カムイ]|ふふっ、ニシキも楽しんでくれたなら~
今日のお買い物は大成功だね。▼~
:[ニシキ]|そうだね! じゃあボクはキミに~
ちゃんと恩返しができたってことでいいかな?▼~
:[カムイ]|もちろんだよ!~
ありがとう。▼~
:[ニシキ]|うんうん! やっぱりヒトに~
感謝されるのは気持ちがいいものだね!▼~
…あ、そうだ。~
気分がいいからアレも買っちゃおうかなー。▼~
:[カムイ]|…?~
アレって、なに?▼~
:[ニシキ]|え? ううん、何でもないよー!~
ちょっといいこと思いついただけだから!▼~
:[カムイ]|そ、そう。▼~
:[ニシキ]|ねえ、カムイ!~
今度また時間をくれない?▼~
キミに見せたいものがあるんだ!▼~
:[カムイ]|あ、うん。わかったよ。▼~
:[ニシキ]|よーし、約束だからね!▼~
それじゃあ、また!~
ふんふーん♪▼~
:[カムイ]|あ、ニシキ!▼~
何だか楽しそうにしてたけど、~
見せたいものって何だろう…?▼~
***支援A [#f2a2f2e9]
:[ニシキ]|あ、カムイ!~
いたいたー!▼~
:[カムイ]|ニシキ、こんにちは。▼~
:[ニシキ]|この間言ってた、~
見せたいもののことなんだけど…▼~
アレをいま持ってきてみたんだよ!~
はーいっ、コレでーす!▼~
:[カムイ]|これは…何?~
なんだか、ただの筒のように見えるけど…▼~
:[ニシキ]|あれ? キミ、これ知らないの?~
これは万華鏡って言うんだよ。▼~
:[カムイ]|まんげきょう?▼~
:[ニシキ]|そうそう! あのね、ここに穴があるでしょ?~
そこを覗いたまま、この筒を回してみて?▼~
:[カムイ]|わかったよ。▼~
……! わあ…!~
中の模様がキラキラしながら回ってる!▼~
とっても綺麗…!▼~
:[ニシキ]|でしょー?▼~
実はこれ、この間一緒に買い物してる時に~
見つけて買ったものなんだ!▼~
:[カムイ]|え? でもあの日、ニシキは何も~
買ってなかったと思うけど…▼~
:[ニシキ]|それが、帰り道でキミの喜んだ顔を~
見てたら嬉しくなっちゃってさ。▼~
最初は買わずにいたんだけど、~
我慢できなくなって引き返して買っちゃった!▼~
だって、これを見せたらきっと、~
もっともっとキミが喜ぶと思ったからさ!▼~
:[カムイ]|そうだったんだ…~
ありがとう、ニシキ!▼~
:[ニシキ]|ふふん。やっぱりボクの予想通り~
喜んでもらえてよかったよ!▼~
:[カムイ]|ふふっ、こんなに綺麗なもの初めて見たよ!~
また、見せてもらっていい?▼~
:[ニシキ]|もしよかったらキミにあげるよ?▼~
:[カムイ]|ううん、それはニシキが買ったものだよ。~
あたしは時々見せてもらえるだけで十分だから。▼~
:[ニシキ]|そうかい?▼~
でも…そうだね。~
その方が一緒に楽しめるし、いいかも!▼~
それじゃまた、いつでもおいでよ!▼~
:[カムイ]|うん!▼~
***支援S [#x1f253f1]
:[カムイ]|ニシキ。~
また、万華鏡を見せてもらってもいい?▼~
:[ニシキ]|もちろんだよー。~
はい、どうぞ!▼~
:[カムイ]|ありがとう!▼~
……やっぱり綺麗だね。~
ずーっと見てても飽きないよ。▼~
:[ニシキ]|あははっ、まさかこんなに気に~
入ってくれるとは思わなかったな。▼~
…カムイ。~
やっぱりこの万華鏡はキミにあげるよ。▼~
:[カムイ]|いや、そんな。元々はニシキが~
買ったものだし、もらうわけには…▼~
:[ニシキ]|んー…じゃあ、万華鏡はキミとボク~
二人のモノにしよう!▼~
そうすれば一石二鳥だし…~
…あっ。▼~
:[カムイ]|一石二鳥?~
どういうこと?▼~
:[ニシキ]|あっ、あー、その…~
ええと…▼~
困ったな、~
今言うつもりじゃなかったんだけど…▼~
:[カムイ]|…?▼~
:[ニシキ]|だって、二人のモノって事にすれば、~
いつでも一緒に見られるだろう?▼~
つまり…ボクはキミと~
…ずっと一緒にいたい、ってことかな。▼~
:[カムイ]|え…▼~
:[ニシキ]|…あのね、カムイ。~
この万華鏡を買った理由…▼~
実はもう一つあるんだ。▼~
万華鏡ってさ、~
色んな模様が見えるだろ?▼~
それを見て、ボクはまるで~
キミみたいだなって思ったんだ。▼~
ころころと表情の変わるキミの顔が~
とても面白くて…とっても綺麗だったんだよ。▼~
あれからずっとボクは…~
…キミのことが好きだって思ってる。▼~
:[カムイ]|ニシキ…▼~
:[ニシキ]|ボクはキミの隣で、~
キミをずっと見ていたい。▼~
キミと一緒にいると本当に楽しいんだ。~
こんな気持ちにさせてくれたキミが大好き!▼~
本当に感謝の気持ちでいっぱいだから…~
ボクに一生かけて、恩返しさせてくれるかい?▼~
:[カムイ]|…うん、もちろん。▼~
あたしも…ニシキが好き。▼~
あたしも、万華鏡みたいにくるくる変わる~
ニシキの表情が、大好きだよ!▼~
:[ニシキ]|!! ありがとう!~
ボク、とっても嬉しいよ!▼~
真っ赤に染まったキミの顔も~
とっても可愛いし…思い切って告白して良かった。▼~
:[カムイ]|も、もう…やめてよ。~
照れるじゃない。▼~
:[ニシキ]|あはは。~
そんなに照れることはないよ!▼~
ボクはキミが可愛いって~
言ってるだけなんだからさ!▼~
:[カムイ]|でも、やっぱり恥ずかしいよ。▼~
:[ニシキ]|でも、これからキミは~
ボクの怒涛の恩返しを受けるんだから…▼~
こんなことで恥ずかしがっていたら、~
この先が思いやられるよ?▼~
:[カムイ]|ニシキの恩返しって~
そんなにすごいの?▼~
:[ニシキ]|うん。もちろん。▼~
ボクはこの万華鏡に誓うよ。~
一生かけて、キミに恩を返しまくるってね!▼~
:[カムイ]|わ、わかったよ。~
お手柔らかに…お願いします。▼~
:[ニシキ]|はーい。▼~
まあ、時間はたっぷりあるし、~
ゆっくり少しずつ、返していくとするよ。▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[ニシキ]|覚悟しててよね。ボクの愛は金剛石より美しく、そ...
嫌だって言っても、傍にいるから。~
ずっと…ずーっと、ね。~
**リョウマ [#r6ed75f8]
***支援C [#r236642d]
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん…▼~
…あたしは暗夜王国に行く前の~
思い出があまりないんだけど、▼~
リョウマお兄ちゃんは~
その頃のことは覚えてる?▼~
:[リョウマ]|お前が幼い頃か…▼~
そうだな。俺はもうある程度~
成長していたし、よく覚えているぞ。▼~
:[カムイ]|それならお願いがあるんだ。~
その時の話と…それから、▼~
あたしがいなかった間、みんながどんな風に~
過ごしていたのか教えてくれないかな。▼~
:[リョウマ]|カムイ…▼~
:[カムイ]|きょうだい同士と言っても、あたしたちは~
共通する思い出がほとんどない。▼~
あたしはそれがとても悲しいんだ…▼~
だから、リョウマお兄ちゃんから少しでも~
ヒノカお姉ちゃんやタクミ、▼~
アクアやサクラのことを~
教えてもらいたいんだよ。▼~
:[リョウマ]|…そうか。~
お前も同じことを考えていたんだな。▼~
:[カムイ]|え?▼~
:[リョウマ]|俺もお前とは、~
もっと話をしたいと思っていた。▼~
今までの時間は戻らないが、~
話していくうちに深まる絆もあるだろう。▼~
お前のためなら、俺はいくらでも話してやる。▼~
俺は他のきょうだいと同じように、~
お前のことも大切に想っているからな。▼~
:[カムイ]|本当? リョウマお兄ちゃん…!~
あ、ありがとう!▼~
:[リョウマ]|それに、お前には~
渡したいものもあるしな。▼~
:[カムイ]|? それは一体…▼~
:[リョウマ]|それについては、今はまだ秘密だ。▼~
お前と俺たちが互いに本当のきょうだいとして~
認め合えた時、初めて意味を持つものだと思う。▼~
だから、お前にこれを渡せる日まで~
俺が持っていると決めているんだ。▼~
:[カムイ]|…わかった。▼~
それなら、~
話をたくさん聞かないといけないね。▼~
:[リョウマ]|そうだな。▼~
ああ、今日はもう時間がないが~
また空いた時に声をかけてくれればいい。▼~
:[カムイ]|うん。~
よろしくね、リョウマお兄ちゃん!▼~
***支援B [#l3017a27]
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん! この間話していた、~
お兄ちゃんたちの話が聞きたいんだけど…▼~
:[リョウマ]|そうだな…何の話からしよう…~
まずは一人ずつ話していこうか。▼~
ヒノカは今でこそ勇ましい姿で闘っているが~
幼い頃は少し泣き虫だったな。▼~
:[カムイ]|ヒノカお姉ちゃんが?▼~
:[リョウマ]|ああ。だが、成長していくうちに~
何か思うところがあったのだろう…▼~
今では立派に闘う戦士となった。▼~
それで言うと、タクミはまだ少し自覚に欠ける。▼~
:[カムイ]|そうなの?~
タクミも十分強いんじゃないの?▼~
:[リョウマ]|カムイ、~
強さと言うのは技術や力だけの話ではない。▼~
精神力…心の強さも含まれる。▼~
その面で言えば、~
タクミはまだ成長段階だ。▼~
だがきっと、更に強くなってくれると~
俺は信じている。▼~
:[カムイ]|なるほど…▼~
:[リョウマ]|それから、アクア。あいつはあまり~
他人に心を開くのが得意ではないらしい。▼~
きょうだいとして共に過ごしていても、~
たまに距離を置かれているのを感じる。▼~
心根は優しくて聡明なんだが、~
もう少し人を頼ることを覚えてくれればと思うな。▼~
:[カムイ]|そうだね…▼~
:[リョウマ]|最後にサクラだが…あの子は心の優しい子だ。~
いつも皆の心配をしてくれるからな。▼~
だが、俺としてはもう少し~
自分を出してくれたらと思う時がある。▼~
サクラが俺たちのことを心配するように~
俺たちもサクラのことが心配なんだ。▼~
そのことに気づいてくれたら、~
サクラはもっと強くなれるだろう。▼~
:[カムイ]|ちゃんとみんなのことを見ていて~
リョウマお兄ちゃんはすごいね。▼~
:[リョウマ]|そうか?▼~
まあ、長男として皆をまとめられるよう、~
常に心がけてはいるからな。▼~
とは言え、俺も未熟な部分はある。▼~
:[カムイ]|そうなの?▼~
でも、あたしにとってリョウマお兄ちゃんは~
尊敬できる大切な兄だよ。▼~
家族のことを気にかけているのは~
リョウマお兄ちゃん自身の優しさだと思うよ。▼~
:[リョウマ]|…ありがとう、カムイ。~
お前に言われると自信がついてくる。▼~
こうやって、俺たちの元へ戻ってきてくれて~
本当に嬉しく思っているぞ。▼~
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん…▼~
…でも、やっぱりまだあたしには、~
本当のきょうだいにはなれていないね。▼~
:[リョウマ]|? 何故そんなことを…~
一体どうしたんだ?▼~
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃんの話を聞いても、▼~
あたしにはまだ~
実感のようなものはなかったから…▼~
それが少し悔しかったんだ。▼~
:[リョウマ]|そうか…~
だが、その感覚も少しずつ薄らいでいく。▼~
そのためにも、俺との時間を大切に~
してくれると嬉しい。▼~
:[カムイ]|うん、ありがとう。▼~
あ、もう結構な時間が経っちゃったね…~
また今度、話を聞かせてね。▼~
:[リョウマ]|ああ、わかった。▼~
***支援A [#r88f9422]
:[リョウマ]|カムイ。最近少し元気が~
ないようだが…何か悩んでいるのか?▼~
:[カムイ]|え?~
ううん、あたしは元気だよ!▼~
:[リョウマ]|だが、俺がきょうだいの話をしても~
どこか上の空といった様子だ。▼~
もしや、何か気に障る話でもしただろうか?▼~
:[カムイ]|そんなことないよ!▼~
リョウマお兄ちゃんは悪くない。~
悪いのはあたしだから…▼~
:[リョウマ]|? どういうことだ。~
ちゃんと説明してくれ。▼~
お前も俺の大切な妹だ。~
きちんと話を聞いてやりたい。▼~
:[カムイ]|…わかった。▼~
その…リョウマお兄ちゃんから~
みんなの話を聞いている時、▼~
楽しい気持ちと同時に~
寂しい気持ちにもなっちゃうんだ。▼~
:[リョウマ]|寂しい気持ち…?▼~
:[カムイ]|みんなの話を聞いて、あたしにはこんな素敵な~
きょうだいがいるんだって嬉しくなるんだ。▼~
でも…あたしもその場にいたかったっていう~
気持ちも少しだけ、出てきちゃって…▼~
:[リョウマ]|そうか…~
お前はそれで苦しんでいたんだな。▼~
確かに過去は変えることができない。~
だが、未来はいくらでも変えられる。▼~
思い出がないなら、これから作ればいい。~
お前は今、俺たちと共にいるんだから。▼~
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん…~
ありがとう。▼~
そうだね…過去のことを嘆くより~
未来のことを考えればいいんだよね!▼~
あたし、元気が出てきたよ!▼~
:[リョウマ]|そうか…▼~
そうだ。先日言っていた、~
渡したいものの話は覚えているか?▼~
:[カムイ]|うん。▼~
:[リョウマ]|俺たちとの思い出を作りたいと言ってくれた~
お前にはもう渡せるだろう。▼~
これが、俺たちきょうだいから~
渡したかったものだ。▼~
:[カムイ]|これは…指輪?▼~
:[リョウマ]|ああ。~
これは護身の願掛けがしてある指輪だ。▼~
昔、きょうだいみんなでこの指輪を用意し、~
そして誓ったんだ。▼~
もしカムイと再会できたら、~
この指輪を渡そう、と…▼~
:[カムイ]|!▼~
:[リョウマ]|そして…お前は無事、~
俺たちの元へ帰ってきてくれた。▼~
お前さえよければ、~
この指輪を受け取ってくれ。▼~
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん…▼~
あたし、お兄ちゃんたちのような~
きょうだいがいてくれて、本当に嬉しいよ!▼~
:[リョウマ]|お前にそう言ってもらえて俺も嬉しいよ。▼~
これからも、~
俺たちきょうだいの絆は繋がっている。▼~
:[カムイ]|うん!▼~
***支援S [#m7e279a5]
:[カムイ]|リョウマお兄ちゃん。~
今日もお話、聞いてもいい?▼~
:[リョウマ]|ああ、カムイか。~
最近はよく話を聞きに来てくれるな。▼~
:[カムイ]|うん。リョウマお兄ちゃんからもらった~
あの指輪を見てると、▼~
もっとたくさんお話が聞きたくなるんだ。▼~
:[リョウマ]|そうか…▼~
:[カムイ]|どうしたの?~
なんか少し、元気ないみたいだけど…▼~
:[リョウマ]|いや、何でもない…▼~
:[カムイ]|でも…とてもつらそうで、心配だよ。~
あたしじゃ、お兄ちゃんの力になれない?▼~
:[リョウマ]|…………▼~
カムイ…お前に心配されては…~
言ってしまいたくなる。▼~
父上と母上は…~
俺を許してくれるだろうか。▼~
:[カムイ]|…?▼~
:[リョウマ]|…カムイ。~
俺はお前に謝らねばならないことがある。▼~
今まで俺は、きょうだいの絆の話を~
ずっとお前にしてきたが…▼~
俺は…~
俺は、お前の兄ではない。▼~
:[カムイ]|…え!?~
ど、どういうこと!?▼~
:[リョウマ]|そのままの意味だ。~
俺たちに、血の繋がりはない。▼~
:[カムイ]|そ、そんなはずないよ…~
お兄ちゃんとは、お父様が同じだもん!▼~
そりゃあ、お母様が違うのは知ってるけど、~
半分は血が繋がっているはずじゃ…▼~
:[リョウマ]|…………▼~
いや、違う。俺は父上…スメラギ王から、~
きょうだいの中で唯一、本当のことを聞いたんだ。▼~
お前はスメラギ王の子ではない。▼~
:[カムイ]|!!▼~
:[リョウマ]|ミコト女王がスメラギ王を頼って~
白夜王国に来たとき…▼~
彼女は故郷で生んだ赤子を連れていたそうだ。~
それがカムイ…お前だ。▼~
スメラギ王は…~
それが自分の子ではないと知りつつも、▼~
愛する女性の子であればと…~
実の子として育てることを決めたそうだ。▼~
その愛情の深さは…お前も知っているだろう。▼~
:[カムイ]|うん…スメラギ王…お父様は、~
あたしのことを本当に愛してくれた。▼~
本当のことを知った今でも…~
あたしのお父様はスメラギ王だと思ってる。▼~
ただ…でもそれじゃ…~
あたしの本当の父親は、誰なの…?▼~
:[リョウマ]|…それは俺もわからない。~
スメラギ王も、答えてはくれなかった。▼~
:[カムイ]|そっか……▼~
:[リョウマ]|…俺はこのことを、~
誰にも言うつもりはなかった。▼~
他のきょうだいにも…~
もちろん、カムイ自身にも。▼~
:[カムイ]|…じゃあ、どうして…?▼~
:[リョウマ]|辛い思いをさせるとわかっていても、~
お前にこの話をしたのは…▼~
俺が、お前ときょうだい以上の~
絆を結びたいと思ってしまったからだ。▼~
…俺はお前をきょうだいとしてではなく、~
女性として愛している。▼~
:[カムイ]|! リョウマお兄ちゃん…!▼~
:[リョウマ]|…俺はこの気持ちに嘘などつけない。▼~
これ以上、お前に嘘をつき続けて、~
生きることなどできないんだ…▼~
お前の隣には俺が立っていたい。~
他の男になど譲るつもりはないぞ。▼~
:[カムイ]|…………▼~
それなら、あたしも自分の気持ち…~
正直に伝えるね。▼~
:[リョウマ]|ああ…▼~
:[カムイ]|あたしはリョウマお兄ちゃんに憧れてたんだ。▼~
…それはお兄ちゃんとしてじゃなくて、~
一人の男の人として。▼~
でも、きょうだいでそんな思いは許されない。~
この気持ちは一生隠そうって思ってたけど…▼~
リョウマお兄ちゃんが同じ気持ちなら…~
隠さなくてもいいのかな?▼~
:[リョウマ]|ああ、もちろんだ…!!▼~
:[カムイ]|そっか…~
あたし…しあわせだよ。▼~
リョウマお兄ちゃんは、~
あたしのお兄ちゃんじゃなくなったけど…▼~
代わりに、もっと大切な人になったんだね。~
ずっと…あたしの傍にいてね。▼~
:[リョウマ]|ああ、これからは伴侶として~
お前との思い出を紡いでいこう…▼~
その誓いは…この新しい指輪に誓う。▼~
:[カムイ]|これは…▼~
:[リョウマ]|…きょうだいの指輪とは別に用意したものだ。▼~
俺とお前の愛の証として…~
受け取ってくれ。▼~
:[カムイ]|…ありがとう!▼~
えへへっ、指輪が二つもあるなんて、~
なんだか贅沢だね。▼~
:[リョウマ]|贅沢なことなど何もない。▼~
お前は俺と、~
お前のきょうだいたちに愛されている…▼~
その証がこの指輪なのだから。▼~
:[カムイ]|あたしの…きょうだいたちに…?▼~
:[リョウマ]|ああ。俺と結婚したら、~
皆はやっぱり、お前のきょうだいだろう?▼~
:[カムイ]|あ…!~
…あはは、そうだね!▼~
うん…二つとも、とっても大事な絆だよ。~
あたし、一生大切にする!▼~
:|'''(モーション、CV有り。)'''
:[リョウマ]|お前が俺の妻になってくれるなど…この上ない幸福...
許されぬ愛かもしれんが…それでも俺は…~
お前を離したりはしない。~
**ユウギリ [#v78b206f]
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**クリムゾン [#x1e3e0ec]
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**ユキムラ [#i9e36d38]
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*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#k24e7d3d]
- 支援Aまでは埋められる範囲で埋めました。誤字脱字ありまし...
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