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会話集/支援会話/ヒノカ(透魔)
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* ヒノカの支援会話 [#md43b0cd]
#contents
**カミラ [#ka51001f]
***支援C [#a947afd1]
:[ヒノカ]|そこにいるのはカミラ王女か?~
何をしているんだ?▼~
:[カミラ]|あら、ヒノカ王女。私は今、~
パッチワークというお裁縫をしているのよ。▼~
:[ヒノカ]|ふむ、裁縫か…▼~
これは…! たくさんの端切れを~
繋ぎ合わせているのか? 色が鮮やかだな。▼~
:[カミラ]|ふふっ。布の模様によって見た目の印象も~
変わるから面白いのよ。▼~
:[ヒノカ]|カミラ王女は手先が器用なんだな。~
こんな裁縫ができるとは…▼~
:[カミラ]|あら。このくらい、淑女の嗜みとして~
当然身につけているわ。▼~
ヒノカ王女は苦手なのかしら?▼~
:[ヒノカ]|うっ! …実は、こういった細かい作業は~
あまり向いていないんだ。▼~
:[カミラ]|そう…それは残念ね。▼~
:[ヒノカ]|何? どういうことだ?▼~
:[カミラ]|だって、お裁縫ができないようじゃ…~
カムイの服を繕えないわ。▼~
:[ヒノカ]|!▼~
:[カミラ]|この間も私はカムイのマントを~
繕ってあげたけど、とても喜んでくれたわ。▼~
:[ヒノカ]|なに!?▼~
:[カミラ]|姉としては、あの子に~
素敵なお洋服も作ってあげたいし…▼~
そう考えたらあなたのその状況は、~
ちょっといただけないわね。▼~
:[ヒノカ]|くっ…!~
正論なだけに何も言い返せない…!▼~
私はカムイの姉だというのに、~
あいつに何もしてやれないのか…!▼~
:[カミラ]|…………▼~
ヒノカ王女。それなら私が~
お裁縫を教えてあげてもよろしくてよ?▼~
:[ヒノカ]|な、本当か!?▼~
:[カミラ]|ええ。お互い違う国とは言っても、~
同じ王女同士だもの。▼~
このくらい、協力してあげられるわ。▼~
:[ヒノカ]|そうか…ならば頼む。▼~
:[カミラ]|ふふ、わかったわ。~
それなら私に任せておいて。▼~
***支援B [#fda857c1]
:[カミラ]|では、ヒノカ王女。~
お裁縫の練習を始めましょうか。▼~
:[ヒノカ]|わかった。カミラ王女に追いつけるよう、~
全力で努力する。▼~
:[カミラ]|じゃあ初心者ということだし、簡単なところから。~
黒い布同士を白の糸で縫いあわせてくださる?▼~
:[ヒノカ]|ああ。これだと、縫い目が見えやすいな。~
では、さっそく…▼~
うっ! 針で指を刺してしまった!▼~
:[カミラ]|あら、大丈夫?▼~
:[ヒノカ]|ああ…このくらいの小さな針、~
どうということは……▼~
痛っ! また刺してしまった!▼~
:[カミラ]|布を仮留めしている針もたくさんあるから~
そっちも注意しないとダメよ。▼~
:[ヒノカ]|ああ。うっかりしていた…~
だが、同じ失敗はしないぞ…!▼~
次はええと…この布を合わせて…~
縫って…縫って…▼~
:[カミラ]|…………▼~
ヒノカ王女。縫う場所に印をつけたのに~
だんだんずれていっているわよ?▼~
:[ヒノカ]|なに!?~
ほ、本当だな…いつの間に…▼~
:[カミラ]|あと、縫い目もバラバラで~
見た目が美しくないわ。▼~
:[ヒノカ]|うう…やはり裁縫は難しいな。~
これほどまでに手こずるなんて…▼~
:[カミラ]|うーん…というより、あなたの不器用さが~
予想以上だったと言うべきかしら?▼~
これは骨が折れそうね。▼~
:[ヒノカ]|す、すまない…▼~
:[カミラ]|いいのよ。あなたと仲良くしたいと思って~
私から言い出したのだから。▼~
:[ヒノカ]|仲良くしたい…?▼~
:[カミラ]|そうよ。▼~
最初はあなたのこと…▼~
カムイの本当の姉だって聞いて、~
嫉妬してしまったこともあった。▼~
けれど…カムイの誘拐をきっかけに~
あなたが強さを求めるようになったと知って、▼~
見方が少し変わったの。▼~
あの子のために強くなろうとしたなんて…~
私、とても感銘を受けたわ。▼~
:[ヒノカ]|カミラ王女…▼~
:[カミラ]|そんな素敵なお姉様なら仲良くしたいでしょう?~
だから、今回のことは気にせず頼ってほしいの。▼~
:[ヒノカ]|そうか…わかった。~
ならば、その言葉に甘えよう。▼~
ありがとう、カミラ王女。~
これからもよろしく頼む。▼~
:[カミラ]|ふふっ、もちろんよ。~
では、もう少しがんばりましょうか。▼~
:[ヒノカ]|ああ!▼~
***支援A [#wa22603d]
:[ヒノカ]|カミラ王女、これを見てくれ!▼~
:[カミラ]|あら、ヒノカ王女。▼~
…まあ!~
このパッチワークはあなたが縫ったの?▼~
:[ヒノカ]|ああ。カミラ王女に教えてもらったおかげで~
なんとか真っ直ぐ縫えるようになった。▼~
と言っても、真っ直ぐしか縫えないから~
不器用なのは変わらないが…▼~
:[カミラ]|いいえ…縫い目も揃っていてとても綺麗よ。~
おめでとう、ヒノカ王女。▼~
:[ヒノカ]|ふふっ、ありがとう、カミラ王女。▼~
:[カミラ]|いいのよ。これはカムイのために~
努力したあなたの力だわ。▼~
:[ヒノカ]|…カミラ王女はそう言うが、~
私はそれだけではないと思う。▼~
:[カミラ]|え?▼~
:[ヒノカ]|二人共、姉としてカムイのことを~
愛する気持ちは同じだと思う。▼~
そして、違う国の出身でも、~
今は共に闘う仲間だ。▼~
その仲間の期待に応えたいという気持ちが~
何よりも私に力をくれたように思うんだ。▼~
:[カミラ]|…あなたがそこまで考えてくれていたなんて、~
なんだか嬉しいわね。▼~
これは私の方がお礼を言わなくちゃいけないわ。~
ありがとう、ヒノカ王女。▼~
:[ヒノカ]|い、いや…そんな。▼~
:[カミラ]|今回のことで思ったけれど、~
あなたって本当に素敵な人ね。▼~
強いだけじゃなくて、優しくて可愛い人…~
私、とっても気に入っちゃったわ。▼~
:[ヒノカ]|え?▼~
:[カミラ]|ねえ、ヒノカ王女。~
今度は刺繍を教えてあげるわ。▼~
それから、私のお茶会にも~
是非来てほしいの。▼~
:[ヒノカ]|ああ。~
それは構わないが…▼~
:[カミラ]|本当? うふふっ、嬉しいわ…~
楽しみにしているわね。▼~
これからはカムイの姉同士、~
もっともっと仲良くしていきましょうね?▼~
:[ヒノカ]|そ、そうだな。▼~
なんだか、カミラ王女から熱い視線が~
送られてきているが…▼~
気に入られたんだし、良しとするか…▼~
**レオン [#rafa77f8]
***支援C [#r4bd6a31]
:[ヒノカ]|はっ!~
せいやっ!▼~
:[レオン]|…………▼~
数々の武功を上げるだけのことはある。~
訓練に一切の余念がない。▼~
:[ヒノカ]|レオン王子か。▼~
:[レオン]|ヒノカ王女。▼~
あなたはリョウマ王子同様、たった一人で、~
戦局をくつがえす力を持っています。▼~
敵のときには、~
非常に危険な存在でしたが…▼~
こうして同じ陣営にいると、~
頼もしく感じますね。▼~
:[ヒノカ]|買いかぶり過ぎだ。▼~
:[レオン]|いえ、あなたの力は~
誰もが認めています。▼~
ただ、戦場の策を練るには、~
ヒノカ王女は少々扱いづらいのが本音です。▼~
:[ヒノカ]|ほう…~
それはなぜだ?▼~
:[レオン]|武人一人を軸にするような作戦など、~
僕には立てることができません。▼~
いくらヒノカ王女が強いといっても、~
人一人の命など簡単に散ってしまう。▼~
それが戦場です。▼~
:[ヒノカ]|ふん。~
なるほどな。▼~
いかにも、知略に長けた~
貴殿が考えそうなことだな。▼~
まぁ、貴殿は~
盤面で知恵を絞るが良い。▼~
私は戦場で~
己の力を尽くすだけだ。▼~
:[レオン]|…………▼~
***支援B [#h0db988b]
:[レオン]|ヒノカ王女。~
あなたの闘い方は無謀過ぎます。▼~
:[ヒノカ]|余計な口出しは無用だ。~
私は私のやり方で闘う。▼~
:[レオン]|では、ヒノカ王女にお聞きしたい。▼~
一国の王女であるあなたが、~
自ら先陣をきっていく…▼~
なぜ、そんな危険な真似を?~
もっと賢い闘い方があるのでは?▼~
:[ヒノカ]|賢い闘い方など~
私にはできない。▼~
己の武をもって、敵の武を打ち砕く。~
それしか知らないからな。▼~
:[レオン]|…ならば、僕の出す策に~
従っていただけないでしょうか?▼~
ヒノカ王女の安全を守りつつ、~
力を発揮できる策を出します。▼~
もし、断るというのなら、~
それなりの理由を教えていただきたい。▼~
:[ヒノカ]|…従えというのならば従おう。▼~
だが、私が信じるのは己の力のみ。~
そのことは、ゆめゆめ忘れるな。▼~
:[レオン]|己の力しか信じない、ですか…▼~
:[ヒノカ]| 悪く思わないでくれ。~
それが私の性分なのだ。▼~
:[レオン]|…少し、驚きましたね。▼~
:[ヒノカ]|何がだ?▼~
:[レオン]|ヒノカ王女は臣下や部下から~
多くの信用を得ているように思います。▼~
それなのに己の力しか~
信用しないとは…▼~
:[ヒノカ]|くっ…▼~
:[レオン]|もしかして、たった一人で~
闘っているおつもりですか?▼~
:[ヒノカ]|そ、それは…▼~
:[レオン]|…申し訳ありません。~
失言でしたね。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
***支援A [#i8e1b6f3]
:[ヒノカ]|レオン王子…▼~
:[レオン]|ヒノカ王女?▼~
:[ヒノカ]|先日、貴殿が私に~
言ったことを憶えているか?▼~
:[レオン]|ヒノカ王女は一人で闘っている…~
そのことですか?▼~
:[ヒノカ]|ああ、そうだ…▼~
:[レオン]|はい。~
確かにそう言いました。▼~
:[ヒノカ]|私は…一人で~
闘っているつもりはない。▼~
仲間や臣下たち…~
彼らと共に闘っているという自覚はある。▼~
だが、自分の力しか~
信用していないというのも本当だ。▼~
いや、自分の力しか信用できない…~
と、言った方が正しいのだろうな…▼~
:[レオン]|それはなぜでしょうか?▼~
:[ヒノカ]|仲間や臣下に頼り過ぎるのが怖いからだ。▼~
:[レオン]|頼るのが怖い?▼~
:[ヒノカ]|誰かに頼ることは簡単だ。▼~
だが、私が頼ったことで、~
その者の身が危険な目にあったとしたら…▼~
それを考えてしまうと…~
たまらなく恐ろしくなってしまう…▼~
:[レオン]|誰かに頼るのならば自ら死地に赴く…~
そういうことですか。▼~
:[ヒノカ]|私は間違っているだろうか?▼~
:[レオン]|いいえ、間違っていません。▼~
むしろ、ようやく理解できました。~
ヒノカ王女が皆の信頼を得ている理由が。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
:[レオン]|ヒノカ王女は誰よりも、~
守るべき者たちのことを思っていたのですね。▼~
:[ヒノカ]|彼らの存在が私を強くしてくれる。~
だから私も彼らのために強くありたい。▼~
レオン王子の役に立たないのは~
申し訳ないが…▼~
:[レオン]|…仕方ないですね。では…▼~
僕もそんなあなたの側で闘いましょう。~
これからもよろしく願いいたします。▼~
:[ヒノカ]|レオン王子…~
ああ、よろしく頼む。▼~
***支援S [#f888a92c]
:[レオン]|ヒノカ王女は~
ご結婚のことは考えていますか?▼~
:[ヒノカ]|レオン王子!?~
と、突然なんだ!?▼~
い、今は戦時だぞ!?▼~
そのようなことにかまけている場合ではない!▼~
:[レオン]|誰かを思うことに、~
時や場所など関係ありません。▼~
:[ヒノカ]|そ、それはそうかもしれないが…▼~
:[レオン]|失礼だとは思いましたが…~
どうしてもお聞きしたいのです。▼~
:[ヒノカ]|そ、そこまで言うのなら…~
答えてもいいが…▼~
:[レオン]|ぜひ、お聞かせください。▼~
:[ヒノカ]|そ、それは私だって…一応、女だからな…~
当然、少しは結婚を意識している。▼~
だ、だが…▼~
誰が好き好んで…~
私のような武人を好きになろうか…▼~
:[レオン]|僕は好きになってしまったのですが。~
ヒノカ王女のことを。▼~
:[ヒノカ]|なっ!?▼~
:[レオン]|ヒノカ王女。~
僕はあなたを愛しています。▼~
どうか、結婚して~
いただけないでしょうか?▼~
:[ヒノカ]|れ、レオン王子が…~
私のことを愛している…だと?▼~
じょ、冗談はよせ!▼~
貴殿のような頭のいい男が、~
戦しか知らないような私のことなど…▼~
:[レオン]|冗談ではありません。▼~
僕は心の底から、~
ヒノカ王女をお慕いしています。▼~
勇ましさと優しさを兼ね備えたあなたに、~
僕の心はひかれてしまったのです。▼~
:[ヒノカ]|レオン王子…▼~
だ、だが私たちは~
白夜と暗夜の王族同士なのだぞ。▼~
その二人の結婚など~
簡単なことでは…▼~
:[レオン]| 誰かを思うことに、~
国や身分など関係ありません。▼~
ヒノカ王女。どうかこの指輪を~
受け取っていただきたい。▼~
:[ヒノカ]|たとえ結婚したとしても…~
私は私のままだ。変わることなどないぞ?▼~
ま、まあ…~
良き妻であろうと努力はするが…▼~
家庭よりも戦場に…~
居場所を求めてしまうかもしれない…▼~
そ、それでもいいのか!?▼~
:[レオン]|あなたが望むのであれば、~
僕は止めようとは思いません。▼~
僕は戦姫に恋をしたのですから。▼~
:[ヒノカ]|ふっ…~
貴殿は物好きだな。▼~
だが、嬉しいぞ…~
レオン王子…▼~
:[レオン]|では、僕と結婚していただけますね?▼~
:[ヒノカ]|ああ。~
よろしく頼む。▼~
**マークス [#fcf31efb]
***支援C [#i2938df1]
:[ヒノカ]|マークス王子…~
今、時間はあるか?▼~
:[マークス]|ヒノカ王女。~
どうしたのだ。▼~
:[ヒノカ]|ちょっと聞いてもらいたいことがあってな…▼~
実はリョウマ兄様が、~
私のために食事会を計画しているらしいのだ。▼~
:[マークス]|…ほう。~
いいことではないか。優しい兄だな。▼~
:[ヒノカ]|…まあ、そうなのだが。~
ちょっと問題があってな。▼~
:[マークス]|問題?▼~
:[ヒノカ]|どうもこの食事会は~
私に内密で計画されているらしい。▼~
しかし、すでに私は食事会のことを知ってしまっている。▼~
…こういうときはどう振る舞えばいいのだ。▼~
:[マークス]|待て。ヒノカ王女は~
どうして食事会のことを知ったのだ?▼~
:[ヒノカ]|リョウマ兄様がひそひそ話をしているのを~
聞いてしまったのだ…▼~
:[マークス]|…なるほど、そういうことか。▼~
:[ヒノカ]|こんな話は誰にも相談できない。~
だから、マークス王子に頼ろうと思ったのだ。▼~
:[マークス]|…………▼~
なんの食事会なのかは知っているのか?▼~
:[ヒノカ]|さぁ…誕生日でもないし…▼~
もしかしたら、私が初めての出撃で~
勝利を掴んだ記念日だろうか…▼~
それならば近日だし…~
年数的にもちょうど区切りがいい。▼~
:[マークス]|そうか。~
だったら難しく考えるな。▼~
とりあえず何も知らないふりだ。~
食事会が始まったら、素直に楽しめばいい。▼~
気にしすぎると、せっかくの食事会が~
台なしになってしまうぞ。▼~
:[ヒノカ]|た、確かに…そうだな…▼~
ありがとう、マークス王子。~
では、そういうことにする。▼~
***支援B [#q67a0437]
:[ヒノカ]|マークス王子…▼~
:[マークス]|どうしたのだ。~
表情が冴えないが…▼~
食事会のことならば、~
気にするなと言っただろう。▼~
:[ヒノカ]|ああ…そうなんだが…▼~
…私の初勝利の日が過ぎたのだ。▼~
:[マークス]|?▼~
:[ヒノカ]|つまり食事会など、なかったのだ。▼~
おそらくあれは、~
私の聞き違いだったのだろう。▼~
:[マークス]|そうか…▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
私は…バカだ。~
食事会なんてないのに…▼~
柄に似合わずずっとドキドキして…▼~
リョウマ兄様たちと話すときも~
緊張してしまったり…▼~
当日になると何も手に付かなかった…▼~
いつリョウマ兄様が呼びに来てもいいように、~
ご飯もほとんど食べずに待っていたのに…▼~
だけど……~
その日は何ごともなく過ぎていったんだ…▼~
:[マークス]|ヒノカ王女…~
それは残念だったな。▼~
…だが悪く取るな。▼~
初勝利記念の食事会はなくても、~
別の記念日のことかもしれない。▼~
:[ヒノカ]|…いや、それはない。~
だって他には食事会をするような~
記念日はないからな。▼~
:[マークス]|そうか…▼~
…わかった。~
今日はとことん話を聞こう。▼~
:[ヒノカ]|マークス王子…ありがとう…▼~
貴殿は思っていたより…~
優しい人なんだな。~
***支援A [#zb882b3a]
:[ヒノカ]|マークス王子!▼~
:[マークス]|ヒノカ王女。~
いい表情だな。▼~
:[ヒノカ]|当然だ。~
素敵な食事会を開いてもらえたからな。▼~
:[マークス]|だから言っただろう。~
悪く取るなと。▼~
:[ヒノカ]|…ああ。本当だな。▼~
…しかし、未だに解せないことがある。▼~
…結局、あの食事会はなんだったんだろう。▼~
初勝利の記念日でも~
誕生日会でもなかったようだし…▼~
…………▼~
解せないことは他にもあるのだ。~
なぜあの場所にマークス王子がいた?▼~
:[マークス]|それは…▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
あっ!▼~
もしかして…~
マークス王子の仕業ではあるまいな?▼~
食事会はやはり私の聞き違いで、~
本当はそんなものはなかった…▼~
だがそれを哀れに思って、~
無理矢理みんなを集めて開いてくれたのでは…▼~
:[マークス]|さあな。~
とにかく料理は最高だった。~
それは確かだ。~
:[ヒノカ]|…………▼~
まったく…貴殿という人は…~
暗夜の第一王子は冷徹だと聞いていたが、~
実際は思いやりのかたまりではないか…▼~
:[マークス]|ははは。▼~
どう解釈してもらっても構わないが、~
それは過大評価かもしれないぞ。▼~
:[ヒノカ]|…マークス王子。~
本当に感謝している。▼~
…そうだ。~
お礼に天馬で空の旅でもどうだ?▼~
言葉にできないくらい美しい~
秘密の場所があるのだ。▼~
:[マークス]|それはいいな。~
楽しみにしているぞ。▼~
***支援S [#oe70ea85]
:[ヒノカ]|マークス王子、どうしたのだ。~
こんな場所に呼び出して。▼~
:[マークス]|すまないな。どうしても~
今日ヒノカ王女に会いたかった。▼~
:[ヒノカ]|今日? 何かあるのか?▼~
:[マークス]|暗夜には十年に一度しか訪れない~
特別な日がある。▼~
その日に男女が食事を共にすると~
強い絆で結ばれると言われている。▼~
:[ヒノカ]|?▼~
…ん?~
…男女が食事?▼~
:[マークス]|…じつはリョウマ王子が話していた~
食事会とはこのことだったのだ。▼~
誕生日でも~
初勝利の記念日でもなく…▼~
十年に一度訪れる暗夜の大事な日に~
私はヒノカ王女と食事がしたかったのだ。▼~
:[ヒノカ]|…えっ?▼~
:[マークス]|しかし、直接食事に誘うのが難しかったため、~
私はリョウマ王子に相談したのだ。▼~
:[ヒノカ]|…も、もしかして、私が聞いた~
リョウマ兄様のひそひそ話は…▼~
:[マークス]|そう。~
私が提案した食事会の話だ。▼~
…それでどうだろう。~
ここで私と食事をしてくれるか?▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
食事をするとマークス王子と~
絆で結ばれるんだろう?▼~
:[マークス]|…そうなるな。▼~
:[ヒノカ]|わ、わかった。~
付き合おう。▼~
:[マークス]|そうか。▼~
それから…~
これも受け取ってくれるだろうか?▼~
:[ヒノカ]|こ、これは…~
指輪…▼~
:[マークス]|そうだ。結婚指輪だ。▼~
最初…私は両国の友好のため、~
この食事会を催そうと考えた。▼~
だが、ヒノカ王女と話すうちに、~
その気持ちは変わっていった。▼~
私はあなたと結ばれていたいのだ。~
強い絆と…永遠の愛で。~
:[ヒノカ]|マークス王子…▼~
……~
十年に一度の日か…▼~
そ、それなら、~
受け取らないと失礼にあたるな。▼~
:[マークス]|ありがとう。~
ヒノカ王女。▼~
さあ、食事会の準備はもうしてある。~
ゆっくり食べようではないか。~
:[ヒノカ]|はい!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#z4423b41]
#comment
終了行:
* ヒノカの支援会話 [#md43b0cd]
#contents
**カミラ [#ka51001f]
***支援C [#a947afd1]
:[ヒノカ]|そこにいるのはカミラ王女か?~
何をしているんだ?▼~
:[カミラ]|あら、ヒノカ王女。私は今、~
パッチワークというお裁縫をしているのよ。▼~
:[ヒノカ]|ふむ、裁縫か…▼~
これは…! たくさんの端切れを~
繋ぎ合わせているのか? 色が鮮やかだな。▼~
:[カミラ]|ふふっ。布の模様によって見た目の印象も~
変わるから面白いのよ。▼~
:[ヒノカ]|カミラ王女は手先が器用なんだな。~
こんな裁縫ができるとは…▼~
:[カミラ]|あら。このくらい、淑女の嗜みとして~
当然身につけているわ。▼~
ヒノカ王女は苦手なのかしら?▼~
:[ヒノカ]|うっ! …実は、こういった細かい作業は~
あまり向いていないんだ。▼~
:[カミラ]|そう…それは残念ね。▼~
:[ヒノカ]|何? どういうことだ?▼~
:[カミラ]|だって、お裁縫ができないようじゃ…~
カムイの服を繕えないわ。▼~
:[ヒノカ]|!▼~
:[カミラ]|この間も私はカムイのマントを~
繕ってあげたけど、とても喜んでくれたわ。▼~
:[ヒノカ]|なに!?▼~
:[カミラ]|姉としては、あの子に~
素敵なお洋服も作ってあげたいし…▼~
そう考えたらあなたのその状況は、~
ちょっといただけないわね。▼~
:[ヒノカ]|くっ…!~
正論なだけに何も言い返せない…!▼~
私はカムイの姉だというのに、~
あいつに何もしてやれないのか…!▼~
:[カミラ]|…………▼~
ヒノカ王女。それなら私が~
お裁縫を教えてあげてもよろしくてよ?▼~
:[ヒノカ]|な、本当か!?▼~
:[カミラ]|ええ。お互い違う国とは言っても、~
同じ王女同士だもの。▼~
このくらい、協力してあげられるわ。▼~
:[ヒノカ]|そうか…ならば頼む。▼~
:[カミラ]|ふふ、わかったわ。~
それなら私に任せておいて。▼~
***支援B [#fda857c1]
:[カミラ]|では、ヒノカ王女。~
お裁縫の練習を始めましょうか。▼~
:[ヒノカ]|わかった。カミラ王女に追いつけるよう、~
全力で努力する。▼~
:[カミラ]|じゃあ初心者ということだし、簡単なところから。~
黒い布同士を白の糸で縫いあわせてくださる?▼~
:[ヒノカ]|ああ。これだと、縫い目が見えやすいな。~
では、さっそく…▼~
うっ! 針で指を刺してしまった!▼~
:[カミラ]|あら、大丈夫?▼~
:[ヒノカ]|ああ…このくらいの小さな針、~
どうということは……▼~
痛っ! また刺してしまった!▼~
:[カミラ]|布を仮留めしている針もたくさんあるから~
そっちも注意しないとダメよ。▼~
:[ヒノカ]|ああ。うっかりしていた…~
だが、同じ失敗はしないぞ…!▼~
次はええと…この布を合わせて…~
縫って…縫って…▼~
:[カミラ]|…………▼~
ヒノカ王女。縫う場所に印をつけたのに~
だんだんずれていっているわよ?▼~
:[ヒノカ]|なに!?~
ほ、本当だな…いつの間に…▼~
:[カミラ]|あと、縫い目もバラバラで~
見た目が美しくないわ。▼~
:[ヒノカ]|うう…やはり裁縫は難しいな。~
これほどまでに手こずるなんて…▼~
:[カミラ]|うーん…というより、あなたの不器用さが~
予想以上だったと言うべきかしら?▼~
これは骨が折れそうね。▼~
:[ヒノカ]|す、すまない…▼~
:[カミラ]|いいのよ。あなたと仲良くしたいと思って~
私から言い出したのだから。▼~
:[ヒノカ]|仲良くしたい…?▼~
:[カミラ]|そうよ。▼~
最初はあなたのこと…▼~
カムイの本当の姉だって聞いて、~
嫉妬してしまったこともあった。▼~
けれど…カムイの誘拐をきっかけに~
あなたが強さを求めるようになったと知って、▼~
見方が少し変わったの。▼~
あの子のために強くなろうとしたなんて…~
私、とても感銘を受けたわ。▼~
:[ヒノカ]|カミラ王女…▼~
:[カミラ]|そんな素敵なお姉様なら仲良くしたいでしょう?~
だから、今回のことは気にせず頼ってほしいの。▼~
:[ヒノカ]|そうか…わかった。~
ならば、その言葉に甘えよう。▼~
ありがとう、カミラ王女。~
これからもよろしく頼む。▼~
:[カミラ]|ふふっ、もちろんよ。~
では、もう少しがんばりましょうか。▼~
:[ヒノカ]|ああ!▼~
***支援A [#wa22603d]
:[ヒノカ]|カミラ王女、これを見てくれ!▼~
:[カミラ]|あら、ヒノカ王女。▼~
…まあ!~
このパッチワークはあなたが縫ったの?▼~
:[ヒノカ]|ああ。カミラ王女に教えてもらったおかげで~
なんとか真っ直ぐ縫えるようになった。▼~
と言っても、真っ直ぐしか縫えないから~
不器用なのは変わらないが…▼~
:[カミラ]|いいえ…縫い目も揃っていてとても綺麗よ。~
おめでとう、ヒノカ王女。▼~
:[ヒノカ]|ふふっ、ありがとう、カミラ王女。▼~
:[カミラ]|いいのよ。これはカムイのために~
努力したあなたの力だわ。▼~
:[ヒノカ]|…カミラ王女はそう言うが、~
私はそれだけではないと思う。▼~
:[カミラ]|え?▼~
:[ヒノカ]|二人共、姉としてカムイのことを~
愛する気持ちは同じだと思う。▼~
そして、違う国の出身でも、~
今は共に闘う仲間だ。▼~
その仲間の期待に応えたいという気持ちが~
何よりも私に力をくれたように思うんだ。▼~
:[カミラ]|…あなたがそこまで考えてくれていたなんて、~
なんだか嬉しいわね。▼~
これは私の方がお礼を言わなくちゃいけないわ。~
ありがとう、ヒノカ王女。▼~
:[ヒノカ]|い、いや…そんな。▼~
:[カミラ]|今回のことで思ったけれど、~
あなたって本当に素敵な人ね。▼~
強いだけじゃなくて、優しくて可愛い人…~
私、とっても気に入っちゃったわ。▼~
:[ヒノカ]|え?▼~
:[カミラ]|ねえ、ヒノカ王女。~
今度は刺繍を教えてあげるわ。▼~
それから、私のお茶会にも~
是非来てほしいの。▼~
:[ヒノカ]|ああ。~
それは構わないが…▼~
:[カミラ]|本当? うふふっ、嬉しいわ…~
楽しみにしているわね。▼~
これからはカムイの姉同士、~
もっともっと仲良くしていきましょうね?▼~
:[ヒノカ]|そ、そうだな。▼~
なんだか、カミラ王女から熱い視線が~
送られてきているが…▼~
気に入られたんだし、良しとするか…▼~
**レオン [#rafa77f8]
***支援C [#r4bd6a31]
:[ヒノカ]|はっ!~
せいやっ!▼~
:[レオン]|…………▼~
数々の武功を上げるだけのことはある。~
訓練に一切の余念がない。▼~
:[ヒノカ]|レオン王子か。▼~
:[レオン]|ヒノカ王女。▼~
あなたはリョウマ王子同様、たった一人で、~
戦局をくつがえす力を持っています。▼~
敵のときには、~
非常に危険な存在でしたが…▼~
こうして同じ陣営にいると、~
頼もしく感じますね。▼~
:[ヒノカ]|買いかぶり過ぎだ。▼~
:[レオン]|いえ、あなたの力は~
誰もが認めています。▼~
ただ、戦場の策を練るには、~
ヒノカ王女は少々扱いづらいのが本音です。▼~
:[ヒノカ]|ほう…~
それはなぜだ?▼~
:[レオン]|武人一人を軸にするような作戦など、~
僕には立てることができません。▼~
いくらヒノカ王女が強いといっても、~
人一人の命など簡単に散ってしまう。▼~
それが戦場です。▼~
:[ヒノカ]|ふん。~
なるほどな。▼~
いかにも、知略に長けた~
貴殿が考えそうなことだな。▼~
まぁ、貴殿は~
盤面で知恵を絞るが良い。▼~
私は戦場で~
己の力を尽くすだけだ。▼~
:[レオン]|…………▼~
***支援B [#h0db988b]
:[レオン]|ヒノカ王女。~
あなたの闘い方は無謀過ぎます。▼~
:[ヒノカ]|余計な口出しは無用だ。~
私は私のやり方で闘う。▼~
:[レオン]|では、ヒノカ王女にお聞きしたい。▼~
一国の王女であるあなたが、~
自ら先陣をきっていく…▼~
なぜ、そんな危険な真似を?~
もっと賢い闘い方があるのでは?▼~
:[ヒノカ]|賢い闘い方など~
私にはできない。▼~
己の武をもって、敵の武を打ち砕く。~
それしか知らないからな。▼~
:[レオン]|…ならば、僕の出す策に~
従っていただけないでしょうか?▼~
ヒノカ王女の安全を守りつつ、~
力を発揮できる策を出します。▼~
もし、断るというのなら、~
それなりの理由を教えていただきたい。▼~
:[ヒノカ]|…従えというのならば従おう。▼~
だが、私が信じるのは己の力のみ。~
そのことは、ゆめゆめ忘れるな。▼~
:[レオン]|己の力しか信じない、ですか…▼~
:[ヒノカ]| 悪く思わないでくれ。~
それが私の性分なのだ。▼~
:[レオン]|…少し、驚きましたね。▼~
:[ヒノカ]|何がだ?▼~
:[レオン]|ヒノカ王女は臣下や部下から~
多くの信用を得ているように思います。▼~
それなのに己の力しか~
信用しないとは…▼~
:[ヒノカ]|くっ…▼~
:[レオン]|もしかして、たった一人で~
闘っているおつもりですか?▼~
:[ヒノカ]|そ、それは…▼~
:[レオン]|…申し訳ありません。~
失言でしたね。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
***支援A [#i8e1b6f3]
:[ヒノカ]|レオン王子…▼~
:[レオン]|ヒノカ王女?▼~
:[ヒノカ]|先日、貴殿が私に~
言ったことを憶えているか?▼~
:[レオン]|ヒノカ王女は一人で闘っている…~
そのことですか?▼~
:[ヒノカ]|ああ、そうだ…▼~
:[レオン]|はい。~
確かにそう言いました。▼~
:[ヒノカ]|私は…一人で~
闘っているつもりはない。▼~
仲間や臣下たち…~
彼らと共に闘っているという自覚はある。▼~
だが、自分の力しか~
信用していないというのも本当だ。▼~
いや、自分の力しか信用できない…~
と、言った方が正しいのだろうな…▼~
:[レオン]|それはなぜでしょうか?▼~
:[ヒノカ]|仲間や臣下に頼り過ぎるのが怖いからだ。▼~
:[レオン]|頼るのが怖い?▼~
:[ヒノカ]|誰かに頼ることは簡単だ。▼~
だが、私が頼ったことで、~
その者の身が危険な目にあったとしたら…▼~
それを考えてしまうと…~
たまらなく恐ろしくなってしまう…▼~
:[レオン]|誰かに頼るのならば自ら死地に赴く…~
そういうことですか。▼~
:[ヒノカ]|私は間違っているだろうか?▼~
:[レオン]|いいえ、間違っていません。▼~
むしろ、ようやく理解できました。~
ヒノカ王女が皆の信頼を得ている理由が。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
:[レオン]|ヒノカ王女は誰よりも、~
守るべき者たちのことを思っていたのですね。▼~
:[ヒノカ]|彼らの存在が私を強くしてくれる。~
だから私も彼らのために強くありたい。▼~
レオン王子の役に立たないのは~
申し訳ないが…▼~
:[レオン]|…仕方ないですね。では…▼~
僕もそんなあなたの側で闘いましょう。~
これからもよろしく願いいたします。▼~
:[ヒノカ]|レオン王子…~
ああ、よろしく頼む。▼~
***支援S [#f888a92c]
:[レオン]|ヒノカ王女は~
ご結婚のことは考えていますか?▼~
:[ヒノカ]|レオン王子!?~
と、突然なんだ!?▼~
い、今は戦時だぞ!?▼~
そのようなことにかまけている場合ではない!▼~
:[レオン]|誰かを思うことに、~
時や場所など関係ありません。▼~
:[ヒノカ]|そ、それはそうかもしれないが…▼~
:[レオン]|失礼だとは思いましたが…~
どうしてもお聞きしたいのです。▼~
:[ヒノカ]|そ、そこまで言うのなら…~
答えてもいいが…▼~
:[レオン]|ぜひ、お聞かせください。▼~
:[ヒノカ]|そ、それは私だって…一応、女だからな…~
当然、少しは結婚を意識している。▼~
だ、だが…▼~
誰が好き好んで…~
私のような武人を好きになろうか…▼~
:[レオン]|僕は好きになってしまったのですが。~
ヒノカ王女のことを。▼~
:[ヒノカ]|なっ!?▼~
:[レオン]|ヒノカ王女。~
僕はあなたを愛しています。▼~
どうか、結婚して~
いただけないでしょうか?▼~
:[ヒノカ]|れ、レオン王子が…~
私のことを愛している…だと?▼~
じょ、冗談はよせ!▼~
貴殿のような頭のいい男が、~
戦しか知らないような私のことなど…▼~
:[レオン]|冗談ではありません。▼~
僕は心の底から、~
ヒノカ王女をお慕いしています。▼~
勇ましさと優しさを兼ね備えたあなたに、~
僕の心はひかれてしまったのです。▼~
:[ヒノカ]|レオン王子…▼~
だ、だが私たちは~
白夜と暗夜の王族同士なのだぞ。▼~
その二人の結婚など~
簡単なことでは…▼~
:[レオン]| 誰かを思うことに、~
国や身分など関係ありません。▼~
ヒノカ王女。どうかこの指輪を~
受け取っていただきたい。▼~
:[ヒノカ]|たとえ結婚したとしても…~
私は私のままだ。変わることなどないぞ?▼~
ま、まあ…~
良き妻であろうと努力はするが…▼~
家庭よりも戦場に…~
居場所を求めてしまうかもしれない…▼~
そ、それでもいいのか!?▼~
:[レオン]|あなたが望むのであれば、~
僕は止めようとは思いません。▼~
僕は戦姫に恋をしたのですから。▼~
:[ヒノカ]|ふっ…~
貴殿は物好きだな。▼~
だが、嬉しいぞ…~
レオン王子…▼~
:[レオン]|では、僕と結婚していただけますね?▼~
:[ヒノカ]|ああ。~
よろしく頼む。▼~
**マークス [#fcf31efb]
***支援C [#i2938df1]
:[ヒノカ]|マークス王子…~
今、時間はあるか?▼~
:[マークス]|ヒノカ王女。~
どうしたのだ。▼~
:[ヒノカ]|ちょっと聞いてもらいたいことがあってな…▼~
実はリョウマ兄様が、~
私のために食事会を計画しているらしいのだ。▼~
:[マークス]|…ほう。~
いいことではないか。優しい兄だな。▼~
:[ヒノカ]|…まあ、そうなのだが。~
ちょっと問題があってな。▼~
:[マークス]|問題?▼~
:[ヒノカ]|どうもこの食事会は~
私に内密で計画されているらしい。▼~
しかし、すでに私は食事会のことを知ってしまっている。▼~
…こういうときはどう振る舞えばいいのだ。▼~
:[マークス]|待て。ヒノカ王女は~
どうして食事会のことを知ったのだ?▼~
:[ヒノカ]|リョウマ兄様がひそひそ話をしているのを~
聞いてしまったのだ…▼~
:[マークス]|…なるほど、そういうことか。▼~
:[ヒノカ]|こんな話は誰にも相談できない。~
だから、マークス王子に頼ろうと思ったのだ。▼~
:[マークス]|…………▼~
なんの食事会なのかは知っているのか?▼~
:[ヒノカ]|さぁ…誕生日でもないし…▼~
もしかしたら、私が初めての出撃で~
勝利を掴んだ記念日だろうか…▼~
それならば近日だし…~
年数的にもちょうど区切りがいい。▼~
:[マークス]|そうか。~
だったら難しく考えるな。▼~
とりあえず何も知らないふりだ。~
食事会が始まったら、素直に楽しめばいい。▼~
気にしすぎると、せっかくの食事会が~
台なしになってしまうぞ。▼~
:[ヒノカ]|た、確かに…そうだな…▼~
ありがとう、マークス王子。~
では、そういうことにする。▼~
***支援B [#q67a0437]
:[ヒノカ]|マークス王子…▼~
:[マークス]|どうしたのだ。~
表情が冴えないが…▼~
食事会のことならば、~
気にするなと言っただろう。▼~
:[ヒノカ]|ああ…そうなんだが…▼~
…私の初勝利の日が過ぎたのだ。▼~
:[マークス]|?▼~
:[ヒノカ]|つまり食事会など、なかったのだ。▼~
おそらくあれは、~
私の聞き違いだったのだろう。▼~
:[マークス]|そうか…▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
私は…バカだ。~
食事会なんてないのに…▼~
柄に似合わずずっとドキドキして…▼~
リョウマ兄様たちと話すときも~
緊張してしまったり…▼~
当日になると何も手に付かなかった…▼~
いつリョウマ兄様が呼びに来てもいいように、~
ご飯もほとんど食べずに待っていたのに…▼~
だけど……~
その日は何ごともなく過ぎていったんだ…▼~
:[マークス]|ヒノカ王女…~
それは残念だったな。▼~
…だが悪く取るな。▼~
初勝利記念の食事会はなくても、~
別の記念日のことかもしれない。▼~
:[ヒノカ]|…いや、それはない。~
だって他には食事会をするような~
記念日はないからな。▼~
:[マークス]|そうか…▼~
…わかった。~
今日はとことん話を聞こう。▼~
:[ヒノカ]|マークス王子…ありがとう…▼~
貴殿は思っていたより…~
優しい人なんだな。~
***支援A [#zb882b3a]
:[ヒノカ]|マークス王子!▼~
:[マークス]|ヒノカ王女。~
いい表情だな。▼~
:[ヒノカ]|当然だ。~
素敵な食事会を開いてもらえたからな。▼~
:[マークス]|だから言っただろう。~
悪く取るなと。▼~
:[ヒノカ]|…ああ。本当だな。▼~
…しかし、未だに解せないことがある。▼~
…結局、あの食事会はなんだったんだろう。▼~
初勝利の記念日でも~
誕生日会でもなかったようだし…▼~
…………▼~
解せないことは他にもあるのだ。~
なぜあの場所にマークス王子がいた?▼~
:[マークス]|それは…▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
あっ!▼~
もしかして…~
マークス王子の仕業ではあるまいな?▼~
食事会はやはり私の聞き違いで、~
本当はそんなものはなかった…▼~
だがそれを哀れに思って、~
無理矢理みんなを集めて開いてくれたのでは…▼~
:[マークス]|さあな。~
とにかく料理は最高だった。~
それは確かだ。~
:[ヒノカ]|…………▼~
まったく…貴殿という人は…~
暗夜の第一王子は冷徹だと聞いていたが、~
実際は思いやりのかたまりではないか…▼~
:[マークス]|ははは。▼~
どう解釈してもらっても構わないが、~
それは過大評価かもしれないぞ。▼~
:[ヒノカ]|…マークス王子。~
本当に感謝している。▼~
…そうだ。~
お礼に天馬で空の旅でもどうだ?▼~
言葉にできないくらい美しい~
秘密の場所があるのだ。▼~
:[マークス]|それはいいな。~
楽しみにしているぞ。▼~
***支援S [#oe70ea85]
:[ヒノカ]|マークス王子、どうしたのだ。~
こんな場所に呼び出して。▼~
:[マークス]|すまないな。どうしても~
今日ヒノカ王女に会いたかった。▼~
:[ヒノカ]|今日? 何かあるのか?▼~
:[マークス]|暗夜には十年に一度しか訪れない~
特別な日がある。▼~
その日に男女が食事を共にすると~
強い絆で結ばれると言われている。▼~
:[ヒノカ]|?▼~
…ん?~
…男女が食事?▼~
:[マークス]|…じつはリョウマ王子が話していた~
食事会とはこのことだったのだ。▼~
誕生日でも~
初勝利の記念日でもなく…▼~
十年に一度訪れる暗夜の大事な日に~
私はヒノカ王女と食事がしたかったのだ。▼~
:[ヒノカ]|…えっ?▼~
:[マークス]|しかし、直接食事に誘うのが難しかったため、~
私はリョウマ王子に相談したのだ。▼~
:[ヒノカ]|…も、もしかして、私が聞いた~
リョウマ兄様のひそひそ話は…▼~
:[マークス]|そう。~
私が提案した食事会の話だ。▼~
…それでどうだろう。~
ここで私と食事をしてくれるか?▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
食事をするとマークス王子と~
絆で結ばれるんだろう?▼~
:[マークス]|…そうなるな。▼~
:[ヒノカ]|わ、わかった。~
付き合おう。▼~
:[マークス]|そうか。▼~
それから…~
これも受け取ってくれるだろうか?▼~
:[ヒノカ]|こ、これは…~
指輪…▼~
:[マークス]|そうだ。結婚指輪だ。▼~
最初…私は両国の友好のため、~
この食事会を催そうと考えた。▼~
だが、ヒノカ王女と話すうちに、~
その気持ちは変わっていった。▼~
私はあなたと結ばれていたいのだ。~
強い絆と…永遠の愛で。~
:[ヒノカ]|マークス王子…▼~
……~
十年に一度の日か…▼~
そ、それなら、~
受け取らないと失礼にあたるな。▼~
:[マークス]|ありがとう。~
ヒノカ王女。▼~
さあ、食事会の準備はもうしてある。~
ゆっくり食べようではないか。~
:[ヒノカ]|はい!▼~
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