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会話集/支援会話/ハロルド
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*ハロルドの支援会話 [#s2bbbaed]
#contents
**マイユニット(男性) [#g0812794]
-
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・私)のページへ>../マイユニット(男性...
**マイユニット(女性) [#w6983adf]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
**フェリシア [#q2f3dbcf]
[[フェリシア(暗夜)のページへ>../フェリシア(暗夜)#o4b2fda1]]
**アクア [#ycdd30ff]
[[アクアのページへ>../アクア(暗夜)#b2a588fa]]
**エリーゼ [#cf682fad]
[[エリーゼのページへ>../エリーゼ#j4496543]]
**エルフィ [#qc3409bb]
***支援C [#x4e9ce60]
:[ハロルド]|エルフィくん。~
ちょっといいかい。▼~
:[エルフィ]|どうしたの、ハロルド。~
エリーゼ様に何かあった?▼~
:[ハロルド]|いや、そうではない。~
話があるのだ。▼~
私は君と同じ、エリーゼ様に仕える者だ。▼~
君同様、エリーゼ様を守りたいと~
心の底から思っている。▼~
しかし…最近、気付いたのだ。~
君と私には何か違いがあると。▼~
:[エルフィ]|…違い?▼~
:[ハロルド]|そう。▼~
君のエリーゼ様に対する~
守りたい気持ちはずば抜けている。▼~
君も私も、人のために動くことを信条とする者だ。▼~
しかし、ことエリーゼ様のこととなると~
君はさらに…別次元の力を発揮する。▼~
いったい、その秘密はなんなのだ?▼~
:[エルフィ]|うーん…▼~
:[ハロルド]|戦いは日に日に激しさを増している。▼~
私たちがエリーゼ様をお守りする必要性も、~
ぐっと高まってきている。▼~
秘訣があるなら~
アドバイスをもらいたいと思ってな。▼~
:[エルフィ]|…確かにわたしとエリーゼ様の間には~
あなたと同じ主従関係がある…▼~
でもその前に~
わたしとエリーゼ様は親友よ。▼~
あなたとエリーゼ様との関係とは~
少し違って当然だと思う。▼~
だから、アドバイスはないわ。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
そ、そうか…▼~
***支援B [#z67e10e9]
:[エルフィ]|ハロルド。~
この間の話だけど…▼~
あなたとわたしの違い…~
もう一つあった。▼~
わたしはあなたみたいに気が多くないわ…▼~
:[ハロルド]|…気が多い?▼~
:[エルフィ]|あなたは困っている人がいると~
あっちに行ったりこっちに行ったり…▼~
エリーゼ様に関係ない人たちも~
全部まとめて助けてまわるわ。▼~
でも、わたしは違う…▼~
エリーゼ様がまず基本。~
ここは何があっても死守。▼~
あとはそこから少し広げて、~
エリーゼ様に関係ある人を助ける。▼~
わたしにできるのはそこまで。▼~
いつもエリーゼ様のことを考え…~
エリーゼ様のために悩み…▼~
エリーゼ様のためにたくさん食べ…~
エリーゼ様のためにその力を使う…▼~
そこがあなたと違うところかもしれないわ。▼~
:[ハロルド]|な、なるほど…▼~
…………▼~
私もエリーゼ様のことは~
とても大事に思っている。▼~
しかし、私は…▼~
迷子と聞けばその子の親を~
草の根を分けてでも探し出し…▼~
ご老人が足が痛いと聞けば、~
背負ってその足となる。▼~
赤ん坊の泣き声を聞けば、~
笑顔になるまで一緒に泣き…▼~
ケンカと聞けば、間に入って~
両者の拳を握手に変える。▼~
私はそんな男だ…▼~
:[エルフィ]|…………▼~
まあ…~
それはそれでいいんじゃないかしら。▼~
:[ハロルド]|ありがとう、エルフィくん。~
お陰で自分のことがよくわかった。▼~
今日の指摘は今後の参考にすることにしよう。▼~
:[エルフィ]|そう…▼~
***支援A [#i373333b]
:[エルフィ]|ハロルド…~
ちょっと話が…▼~
:[ハロルド]|どうしたのかね?▼~
:[エルフィ]|あなた、どうしたの…?▼~
:[ハロルド]|どうしたって、何がだ?▼~
:[エルフィ]|この間の出撃時…~
あなたには覇気がなかった。▼~
動きも精彩を欠いていたし、~
いつもと違って見えたわ。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
そうか…▼~
いや、ちょっと自己改革してみたのだよ。▼~
最近はすべての人助けのスケジュールを~
キャンセルし…▼~
正しく起床し、きっちり見回りという~
習慣もやめてみた。▼~
そして、その分を君のように~
エリーゼ様のために使ってみたのだ。▼~
常にエリーゼ様のことを考え…~
エリーゼ様のために悩み…▼~
エリーゼ様のためにたくさん食べ…~
エリーゼ様のためにその力を使う。▼~
まさに君から聞いた話を~
実践してみたところだったのだ。▼~
全てはエリーゼ様のため。~
君との差を埋めるために努力したのだが…▼~
:[エルフィ]|ハロルド、それはおかしい…▼~
わたしは、あなたが間違っていると~
言ったわけではないの。▼~
むしろわたしは、あなたの正義にあふれた~
言動を尊敬している。▼~
万人のために正義を貫くことなど~
わたしにはできないし…▼~
それがあなたのよさであり、~
エネルギーの源だと思うから…▼~
:[ハロルド]|なるほど…▼~
よかれと思って断行した自己改革は~
間違っていたのか…▼~
:[エルフィ]|そう…▼~
わたしにはわたしのやり方があって…~
あなたのはあなたのやり方がある。▼~
どっちがいいなんてことはなくて…~
どっちも間違いではないと思うの。▼~
だから、あなたには~
自分の道を行ってもらいたい…▼~
それがエリーゼ様のためにも~
なると思うから…▼~
:[ハロルド]|わかった。~
素晴らしいアドバイスに感謝する。▼~
私は私の道を行く。~
正義という名の、私の道を…▼~
:[エルフィ]|そう。それでこそ、~
みんなの味方ハロルドよ…▼~
:[ハロルド]|…エルフィくん!~
ありがとう。▼~
これからも共に手を取り、~
エリーゼ様のために尽くそうではないか。▼~
:[エルフィ]|ええ、そうね。▼~
:[ハロルド]|…ちなみに、エルフィくん。~
君は正義の道に興味はあるか?▼~
:[エルフィ]|えっ?▼~
:[ハロルド]|私は君の真似をしてみた。~
今度は君が私の真似をしてみるのも…▼~
:[エルフィ]|いいえ…~
それは結構よ…▼~
***支援S [#nbd5b4f5]
:[エルフィ]|ハロルド…~
どうしたの、こんなところに呼び出して…▼~
:[ハロルド]|ああ、いや。~
すまなかった。▼~
君に大事な話をしようと思ったのだが、~
やめにした。▼~
肝心のあれが届かなかったのだ。▼~
まったく…~
世の中どうなっているのだ…▼~
:[エルフィ]|それってもしかして~
この箱のこと…?▼~
:[ハロルド]|ええっ!?~
そ、そうだ! まさにそれだよ!▼~
:[エルフィ]|なぜか今日、~
わたしのところに届いたの…▼~
それで、念のため中を見たら、~
指輪が入っていたわ…▼~
:[ハロルド]|ななな、中を見てしまったのか!?~
:[エルフィ]|ええ、ごめんなさい…~
でも、ハロルドの荷物で間違いないようね。▼~
:[ハロルド]|くっ…! あの金物屋め!~
私に届けろと言ったのに…▼~
どうしてよりによって~
エルフィくんのところに…!▼~
いや、今はそのことは忘れよう。▼~
指輪が届いたのなら~
中止にする必要はない…▼~
ハロルド…行けるか?▼~
いや、行ける行けないの話ではない…~
行くのだ…行くしかないのだ。▼~
そう!~
今、行かなくては正義の道に反する!▼~
:[エルフィ]|…ハロルド?~
一人でブツブツ言って、どうしたの…~
:[ハロルド]|…………▼~
…ゴホン。では改めて…~
エルフィくん。▼~
今日、呼び出したのにはわけがある。~
君にその指輪を受け取ってもらいたい。▼~
:[エルフィ]|もう、受け取ったけど…▼~
:[ハロルド]|い、いや、それはそうなのだが…~
そういう意味の受け取ったではなく…▼~
私との結婚の証として、~
その指輪を受け取ってほしいのだ。▼~
:[エルフィ]|!? け、結婚…!?~
わたしが、ハロルドと…?▼~
でも、でも…わたし…▼~
結婚って…~
よくわからないわ。▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[エルフィ]|わたしはエリーゼ様のことを考え…~
エリーゼ様のために悩み…▼~
エリーゼ様のためにたくさん食べ…~
エリーゼ様のために力を使う…▼~
わたしにとっては…~
それが全てだから。▼~
:[ハロルド]|エルフィくん…▼~
大丈夫だ。何も心配いらない。~
その習慣はそのままでいいんだ。▼~
ただ…~
その中に私も少し加えてもらえれば…▼~
:[エルフィ]|そう…▼~
だったら構わない…~
喜んで承諾するわ。▼~
:[ハロルド]|ほ、本当か!?▼~
やけにあっさりで少し拍子抜けだが…▼~
:[エルフィ]|…だって、よく考えたら~
あなたとわたしは相棒だもの…▼~
今までいつも一緒にいたんだから、~
わたしの習慣には、▼~
もうあなたも組み込まれている。▼~
だから、断る理由は無いもの。~
むしろ…今までより心強いわ。▼~
あなたみたいな頼もしい人が、~
ずっと隣にいてくれたら。▼~
これからは人生の相棒として…~
改めてよろしくね。…ハロルド。▼~
:[ハロルド]|エルフィくん…!▼~
その言葉、とても嬉しいよ。~
こちらこそよろしくお願いする。▼~
今までもこれからも、~
私たちは最高の相棒だよ!▼~
:[エルフィ]|ええ。わたしの隣にはきっと…~
あなたが一番相応しいのね…▼~
ありがとう…ハロルド。~
指輪…ちゃんと受け取るわ。▼~
それから…指輪をはめたら、一緒に…~
エリーゼ様のところに行きましょう…?▼~
:[ハロルド]|ああ! きっとエリーゼ様も~
祝福して下さるだろう!▼~
私たちの新しい門出を!▼~
:[エルフィ]|うふふ、そうね…▼~
**ゼロ [#fbc3d49a]
***支援C [#o7b02e3a]
:[ハロルド]|やあ、ゼロくん。~
こうして二人で話すのは初めてだな。▼~
:[ゼロ]|ああ。同じ王城兵と言えど、~
俺とお前には接点がないからな…▼~
:[ハロルド]|君の噂は昔から聞いている。~
街のお尋ね者が…なぜレオン様の元に?▼~
:[ゼロ]|どうでもいいだろ。▼~
暗夜王国の庶民のヒーローに~
聞いてもらうほどのことではない。▼~
すぐにお前は正義がなんちゃらと~
しゃべり出すらしいからな。▼~
俺はそういう奴が一番嫌いだ。~
個人の掲げる正義など信用ならん。▼~
:[ハロルド]|そういう君は、聞いている者を~
のけぞらせるようなことを言うらしいな。▼~
それは街のお尋ね者ならではの癖なのか?▼~
:[ゼロ]|相手をのけぞらせる?▼~
俺と話していると悦びのあまりに、~
のけぞってしまうということか?▼~
:[ハロルド]|そう、そういう発言のことだ。▼~
:[ゼロ]|お前もこの程度でのけぞっちゃうのか?~
見かけによらず、かわいいねぇ。▼~
もっとイイものをぶち込んでやろうか?~
そのかわいい耳にな…▼~
:[ハロルド]|…なるほど。~
確かに不愉快だ。▼~
:[ゼロ]|なに?▼~
:[ハロルド]|実は君のそういう物言いに対して、~
方々から苦情が上がっていてね。▼~
実際に聞いてみたら~
なるほど鬱陶しいものだった。▼~
:[ゼロ]|だったらどうした?▼~
お前の正義ってやつは、人のしゃべり方にまで~
口出しするんじゃないだろうな。▼~
頼むから、それだけはやめてくれよ。▼~
***支援B [#t5858f28]
:[ハロルド]|ゼロくん、君に聞きたいことがある。▼~
:[ゼロ]|なんだよ。▼~
:[ハロルド]|今夜、この街の窃盗団が~
大規模な盗みを計画しているらしい。▼~
あの窃盗団は一時期は弱小化したが、~
最近また大きな勢力になりつつある。▼~
はっきり言ってもらいたい。~
今回の盗みに君は絡んでいるのかね。▼~
:[ゼロ]|いいや、俺は一切関係ないね。▼~
:[ハロルド]|信じていいのか。~
かつて君が所属していた窃盗団だぞ。▼~
:[ゼロ]|だからなんだ。~
過去を根拠に人を疑うのか?▼~
:[ハロルド]|そういうわけではないが…▼~
:[ゼロ]|信じられないって言うのなら、~
本当に屋敷に乗り込んでやってもいいんだぜ。▼~
:[ハロルド]|だとしたら私に成敗されることになる。~
窃盗団を止めてほしいと依頼が来ているのだ。▼~
:[ゼロ]|…ふん。~
まあ、いい。▼~
窃盗団にヒイヒイ言わされないように~
せいぜい頑張るんだな。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
怪しいな。▼~
:[ゼロ]|何がだ。▼~
:[ハロルド]|君のように相手を当惑させる言葉を吐く者は~
大概において隠しごとをしているものだ。▼~
隠しごとがバレてしまわないように、~
敢えて他人との距離を取るのだよ。▼~
:[ゼロ]|なんだ、その理論めいた戯れ言は。▼~
:[ハロルド]|まあ、私が今この場で~
思いついた理論だけれどね。▼~
:[ゼロ]|やっぱり。~
そんなところだと思ったぜ。▼~
:[ハロルド]|君がどういう生き方をしていても構わない。▼~
ただ、今度のことで隠していることがあるなら~
今のうちに…▼~
:[ゼロ]|しつこい奴だ。~
もう俺は行くぜ。▼~
:[ハロルド]|ゼロくん…▼~
***支援A [#o9be281f]
:[ハロルド]|…ゼロくん。~
昨晩のことは驚いたよ。▼~
:[ゼロ]|ん?▼~
:[ハロルド]|私はいつものように不運に遭ったが、~
それでもなんとか窃盗団を追い詰めた。▼~
すると、あと一歩というところで君が現れた。▼~
やはり…と思ったのもつかの間、~
君は私に背を向け、窃盗団に説教を始めて…▼~
まさに予想外の展開だった。▼~
:[ゼロ]|だから俺は絡んでないって言っただろ。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
暗夜王国でも最下層の貧民街で、~
ならず者のゼロを知らない者はいない。▼~
私はそんな君の過去に~
囚われずぎているのだろうか?▼~
:[ゼロ]|…俺は親の顔を知らない。▼~
親父は俺が生まれる前に逃げ、~
お袋は俺が物心つく前に行方をくらました。▼~
そんな俺にとって~
居場所は窃盗団しかなかった。▼~
だが、ある日…~
暗夜王城に忍び込んだときのことだ。▼~
俺たちは盗みを果たしたものの~
兵士に見つかっちまった。▼~
そのとき仲間が裏切って…~
俺を囮として置き去りにしやがったんだ。▼~
:[ハロルド]|なんということを…▼~
:[ゼロ]|そして、俺の目の前に~
現れたのがレオン様だった。▼~
あの方の強さは並みじゃなかった。~
一瞬で勝負の行方は見えちまった。▼~
だから俺は殺してくれって言ったんだよ。~
仲間に裏切られて捨て鉢な気分だったしな。▼~
だが、その態度がなんだか~
気に入られちまってな…▼~
それ以来、レオン様の傍にいるってわけだ。▼~
仲間に裏切られて窃盗団の俺は死んだ。▼~
レオン様に命を救われて…~
俺は生まれ変わったつもりさ。▼~
:[ハロルド]|…そんな過去があったとは。▼~
話してくれてありがとう。~
今の話に隠しごとはなかったようだ。▼~
:[ゼロ]|あ?~
どういうことだ?▼~
:[ハロルド]|今、君は例の不愉快な話し方を一切しなかった。~
隠しごとがなかった証拠だ。▼~
:[ゼロ]|…な、何を言ってやがる。~
それはお前の思いつきのデタラメ理論だろ。▼~
:[ハロルド]|だからなんだね。~
思いつきだろうと、正しい理論はあるものだ。▼~
今、私は感激しているぞ。▼~
君にもまともなしゃべり方ができるのだと~
わかったからね。▼~
よし、これからみんなのところへ行って~
今の話をするのだ。▼~
そうすればみんなもわかってくれるはずだ。~
君も時と場合によってはまともに話せるのだと。▼~
:[ゼロ]|嫌だね。~
さっさとどっか行け。▼~
行かねえと、俺のぶっとい矢をぶち込むぞ。▼~
:[ハロルド]|…おっと。~
今、君は一つ、隠しごとをしたね。▼~
でもかわいいから許そう。▼~
:[ゼロ]|は?~
かわいい?▼~
:[ハロルド]|今、君が隠したのは照れだ。▼~
私に褒められた、その照れ隠しに~
敢えて不愉快な言い方をしたのだろう。▼~
もう私に隠しごとは無理だぞ。~
全てお見通しだからね。▼~
:[ゼロ]|こいつ…▼~
:[ハロルド]|これからは仲良くやっていこう。~
相談ごとがあったら迷わず言ってくれたまえ。▼~
君のカラクリを知ってしまった者として、~
心ゆくまで話を聞こう。▼~
:[ゼロ]|ちっ…▼~
**ニュクス [#o01beea0]
***支援C [#r3e968c3]
:[ニュクス]|ハロルド、どこに行くの?▼~
:[ハロルド]|おお、ニュクスくん。~
今日は街の子供たちとショーを見にいく。▼~
保護者たちに急用ができてしまって~
代わりを頼めないかと言われてね。▼~
:[ニュクス]|そう。~
感心なことね。▼~
でもそこには行かない方がいいわ。~
よくないことが起こるから。▼~
:[ハロルド]|よくないこと?~
何を根拠に。▼~
:[ニュクス]|私の占いよ。▼~
:[ハロルド]|占い?▼~
ははは。せっかくの忠告だが、~
行かないというのは無理だ。▼~
そもそも、なんと言えばいいのだ?~
占いで悪い結果が出たから行けないとでも?▼~
そんな理屈は立たないぞ。▼~
:[ニュクス]|気持ちはわかるけど、信じてほしいの。~
行っちゃ駄目よ。▼~
:[ハロルド]|忠告には感謝する。~
では行ってくるぞ。▼~
:[ニュクス]|待って。▼~
じゃあ、行ってもいいけど、~
これを鎧の下に入れていって。▼~
:[ハロルド]|これは魔道書?~
しかもかなり分厚い。▼~
:[ニュクス]|いいから。~
言う通りにするの。▼~
きっと役に立つはずだから。▼~
***支援B [#n488441c]
:[ハロルド]|ニュクスくん…~
先日は大変、申し訳なかった…▼~
私は占いを軽視していたようだ…▼~
:[ニュクス]|どうだったの?~
話を聞きたいわ。▼~
:[ハロルド]|あの後、子供たちと見たのは~
マジックショーだった。▼~
マジシャンの助手が木箱の中に入り…▼~
:[ニュクス]|そこに剣を突き立てる…~
よくある手品ね。▼~
普通は剣に手品用の~
仕掛けがあるんだけど…▼~
まあ、なんとなく展開が読めてきたわ…▼~
:[ハロルド]|察しの通り。▼~
マジシャンは観客の中から~
助手として私を選んだのだ。▼~
むろん、私は正々堂々と~
木箱の中に入った。▼~
しかしだ…▼~
マジシャンは手品用の剣ではなく、~
本物の剣を木箱に突き立ててきたのだ。▼~
:[ニュクス]|やっぱりね…▼~
:[ハロルド]|鎧に刺さってきたあたりで~
おかしいなとは思ったのだ。▼~
しかし、子供たちの手前、~
声を出すわけにもいかない。▼~
もしかしたらここからなんらかのカラクリで、~
体を貫かない流れになるのかもしれない。▼~
いろいろと考えた結果、~
私はじっと黙っていることにした。▼~
ところが…~
剣は鎧を貫いて、突き刺さってくる…▼~
これは死ぬ…そう思ったとき、~
君の魔道書が守ってくれたのだ。▼~
:[ニュクス]|ふふふ、だから言ったでしょ。~
私の占いは確かなんだから。▼~
ただ、貴方ほど~
よく未来が見えるのは珍しいわ。▼~
きっと貴方は単純バ…▼~
…いえ、人より純粋な心を持ってるのね。▼~
本来なら未来を変えるのはよくないこと…~
でも貴方は仲間だから忠告したの。▼~
:[ハロルド]|ありがとう。君のおかげだ。▼~
ちなみに今夜は~
エリーゼ様のお食事に同席する任務だ。▼~
今度は大丈夫だろうね?▼~
:[ニュクス]|うふふ。~
もうすっかり占いを信じてるのね。▼~
でも言ったでしょう。~
未来は変えちゃいけないの。▼~
:[ハロルド]|じゃあ、具体的なことはなしでいい。~
言える範囲で教えてくれないか。▼~
:[ニュクス]|…仕方ないわね。~
見てみるわ。▼~
…………▼~
…ふふふっ。▼~
:[ハロルド]|どうしたのだ?▼~
:[ニュクス]|貴方、めちゃくちゃ怒られるから気をつけて。▼~
:[ハロルド]|私がめちゃくちゃ怒られる?~
な、何をやらかしてしまうというのだ…▼~
***支援A [#j5b84df7]
:[ハロルド]|はあ…▼~
エリーゼ様にめちゃくちゃ怒られた。~
ニュクスくんの言う通りだった。▼~
:[ニュクス]|あらあら。~
話を聞かせて。▼~
:[ハロルド]|私は予定通りエリーゼ様と~
お食事をご一緒していた。▼~
最初に飲み物を聞かれたので~
私は水と答えた。▼~
飲み物がそろったところで乾杯となった。▼~
私は喉が渇いていたので~
水を一気に飲み干したのだ。▼~
しかし、それは…▼~
:[ニュクス]|水じゃなくてお酒だった…でしょ?▼~
:[ハロルド]|そうなのだ!~
店の者が間違えて、酒をよこしたのだ。▼~
一気飲みができるほど、私は酒に強くない。▼~
だから、すぐに酔いが回ってしまって…▼~
:[ニュクス]|トラブルが起きたのね。▼~
:[ハロルド]|その通り。▼~
あれはオードブルとスープが済み、~
パンが出てきたときのことだった。▼~
:[ニュクス]|ええ。▼~
:[ハロルド]|ぼんやりとする意識の中、~
私はパンを手に取った。▼~
それを口に入れようとしたら…▼~
:[ニュクス]|したら?▼~
:[ハロルド]|それがなんと…▼~
エリーゼ様の髪の毛だったのだ…▼~
:[ニュクス]|確かにエリーゼ王女のツインテールは~
パンに見えないこともないけど…▼~
うふふふふ…!▼~
:[ハロルド]|…………▼~
:[ニュクス]|あら…少し笑いすぎたわ。~
…ごめんなさい。▼~
:[ハロルド]|いや。~
謝る必要などない。▼~
そこまで笑い飛ばしてくれると~
私としてはむしろ清々しい気分だ。▼~
:[ニュクス]|そ、そう?▼~
…実は最近…~
貴方の未来を見るのが楽しみなのよ。▼~
だって、おかしなトラブルにばっかり~
巻き込まれるんだもの。▼~
:[ハロルド]|そうか。▼~
それならば、これからも私の不運を~
思い切り笑い飛ばしてほしい。▼~
:[ニュクス]|わかったわ。~
まかせておいて。▼~
***支援S [#efcd2afe]
:[ニュクス]|ハロルド、どうしたの。▼~
:[ハロルド]|ニュクスくん。~
よく来てくれた。▼~
実は一つ、聞きたいことがあったのだ。▼~
:[ニュクス]|聞きたいこと?▼~
:[ハロルド]|女性にこんなことを聞くのは~
失礼と承知の上で聞きたい。▼~
…君は、何歳なんだ?▼~
:[ニュクス]|そんなこと聞いてどうするの?▼~
:[ハロルド]|いや、その…▼~
:[ニュクス]|訳ありってわけね。▼~
まあいいわ。~
教えてあげる。▼~
見た目はこんなだけど、~
本当は貴方よりずっと年上よ。▼~
:[ハロルド]|ええっ!?▼~
:[ニュクス]|昔、術で遊びすぎて、~
体の成長が止まってしまったの。▼~
:[ハロルド]|そ、そうか…▼~
しかし、年上だったら問題ない。~
私は君が幼すぎると思って…その…▼~
:[ニュクス]|?▼~
:[ハロルド]|…………▼~
思い切って言おう。~
ニュクスくん、私と結婚してもらいたい。▼~
これが誓いの指輪だ。▼~
:[ニュクス]|…………▼~
ありがとう。嬉しい。▼~
喜んでお受けするわ。▼~
:[ハロルド]|おおっ!~
こんなにもすぐにいい返事がもらえるとは!▼~
:[ニュクス]|実はね、知ってたの。~
今日、貴方にプロポーズされるって。▼~
そう、占いに出てたから…▼~
:[ハロルド]|あっ。なるほど。▼~
考えてみればそうだな。▼~
ニュクスくんには~
何もかもお見通しというわけだ。▼~
:[ニュクス]|ええ。▼~
貴方と初めて会ったときから~
今日のことは占いでわかっていたわ。▼~
:[ハロルド]|ええっ!?~
初めて会ったときから!?▼~
:[ニュクス]|そうよ。▼~
簡単に未来は変えない方がいい…~
その言葉の意味がわかったでしょ?▼~
:[ハロルド]|ああっ。▼~
:[ニュクス]|さすがに貴方に死なれたくないから~
ショーのときだけは未来を変えちゃったけど。▼~
:[ハロルド]|そ、それじゃ少しだけ聞いていいか?~
私たちの…二人の未来には何が見える?▼~
:[ニュクス]|…………▼~
子供が見えるわ。~
貴方と私の間に生まれた可愛い子供が…▼~
:[ハロルド]|素晴らしい…~
私はとても幸せだ…▼~
:[ニュクス]|私もよ。▼~
:[ハロルド]|いや、今以上に…~
もっともっと君を幸せにするよ。▼~
:[ニュクス]|ありがとう。~
でもそれも知っているわ。▼~
貴方が私を大事にしてくれることも、~
素敵な父親になることも…▼~
すべて見えているから。▼~
**カミラ [#ee9790c9]
***支援C [#ud2de7e4]
:[カミラ]|はぁ…▼~
:[ハロルド]|カミラ様。~
そのため息は…ずばり悩みごとですね。▼~
:[カミラ]|よくわかったわね。▼~
:[ハロルド]|やはり、そうでしたか。▼~
私くらいになると、ため息を聞くだけで~
ピンと来るのですよ。▼~
…で、どんな悩みごとなんでしょう。▼~
:[カミラ]|カムイよ…▼~
:[ハロルド]|カムイ様…?▼~
:[カミラ]|そう。~
私の体はカムイに対する愛で満ちているわ。▼~
:[ハロルド]|はい、暗夜王国の一部では~
割と有名なお話ですよね。▼~
:[カミラ]|でもそれが伝わっていないような気がして…~
とても切ないの…▼~
:[ハロルド]|なるほど。~
そういうことですか。▼~
そのようなお気持ちは~
しっかりと伝えてこそ。▼~
私にできることがあれば喜んでお手伝いを。▼~
:[カミラ]|…そうね。~
じゃあ、お願いしようかしら。▼~
あなたのほうから~
うまく伝えてもらえると嬉しいわ。▼~
:[ハロルド]|お安いご用です。▼~
:[カミラ]|ただ、これはデリケートな問題よ。~
言葉遣い、気遣いには気をつけてね。▼~
:[ハロルド]|わかりました。▼~
:[カミラ]|えっと…~
伝えてほしい内容は…▼~
***支援B [#o73f184b]
:[ハロルド]|カミラ様、ご報告が遅れて申し訳ありません。~
任務は完了いたしました。▼~
:[カミラ]|カムイはなんて?▼~
:[ハロルド]|ただ、その…~
結果は芳しくなく…▼~
:[カミラ]|えっ?▼~
:[ハロルド]|まずどんな流れだったのかを~
お話ししましょう。▼~
デリケートなことをお伝えするのは~
お忙しい昼間はふさわしくないと思い…▼~
夜分、カムイ様が~
お休みになられる前にお伝えしてきました。▼~
その際、お疲れのところ、~
失礼に当たってはならないと思い…▼~
壁越しに伝えるという気遣いも~
忘れませんでしたのでご安心を。▼~
:[カミラ]|え、ええ…▼~
:[ハロルド]|そこで、カミラ様が言われた通りの~
奥ゆかしい愛のメッセージを伝えました。▼~
すると、壁の向こうからひと言…▼~
やめてほしい、と…▼~
:[カミラ]|そ、そんな!▼~
:[ハロルド]|泣かないでください。~
カミラ様…▼~
カムイ様にも様々な事情が~
あるのでしょう。▼~
:[カミラ]|…………▼~
…あれ、でもちょっと待って。▼~
こないだの晩、王族関係だけ~
寝る場所の配置換えをしたわよね。▼~
あなたはカムイの顔を見ずに~
伝えたって言ったけど…▼~
もちろん配置換えを踏まえた上で~
カムイのところに行ったのよね…?▼~
:[ハロルド]|…配置換えは初耳です。▼~
:[カミラ]|もしかしたらあなた、~
カムイじゃない人に伝えたんじゃ…▼~
:[ハロルド]|…の、可能性もなきにしもあらずです。▼~
そういえば、愛の言葉をお伝えする前に~
壁越しに歌が聞こえていたような…▼~
あれが幻聴ではなかったとすると、~
相手はアクア様だった可能性も…▼~
ああ…くそっ…~
何という失態!▼~
大変、申し訳ありません。~
私はただ、カミラ様のお役に立てればと…▼~
:[カミラ]|別にいいわ。~
誰にでもミスはあるし…▼~
そもそもこれはミスではなくて不運よ。▼~
:[ハロルド]|なんという優しいお言葉…~
そこでご相談なのですが…▼~
よろしければ、もう一度チャンスを~
いただけないでしょうか。▼~
今度こそはしっかり完遂してきます。▼~
:[カミラ]|…わかったわ。▼~
:[ハロルド]|ありがとうございます。~
ハロルド、名誉挽回に努めます。▼~
***支援A [#mf175b7f]
:[ハロルド]|カミラ様。▼~
ご報告が遅れて申し訳ありません。~
任務、完了しました。▼~
:[カミラ]|どうだったの。~
話して。▼~
:[ハロルド]|ちょうどカムイ様とアクア様の~
お二人がいたので、駆け寄って伝えました。▼~
まずはアクア様に…▼~
この間の、カミラ様からの愛の言葉は~
聞かなかったことにしてくれ、と…▼~
アクア様は首をかしげていましたが、~
おそらくちゃんと伝わったものと思われます。▼~
次にカムイ様に伝えました。▼~
カミラ様に言われた通りの~
趣深い愛の言葉を…▼~
するとカムイ様はまた仰いました。~
やめてほしい、と…▼~
:[カミラ]|えっ…▼~
:[ハロルド]|カミラ様はこんなに想っておられるのにと~
私はつらくなってしまい…▼~
グラグラする頭を押さえて~
その場から逃げ出してしまいました。▼~
:[カミラ]|?~
どうしてグラグラしたの?▼~
:[ハロルド]|ああ、それですか。▼~
カムイ様たちのもとへ行くとき、~
二度ほど荷馬車に轢かれてしまい…▼~
そのときに頭を打ってしまったのでしょう。~
かなりのめまいがありました。▼~
:[カミラ]|…なるほど。~
そういうことだったのね。▼~
さっきカムイと話したの。~
そしたら、会話がかみ合わなくて…▼~
今の話を聞いてようやく納得できたわ。▼~
:[ハロルド]|えっ?~
どういうことでしょうか…▼~
:[カミラ]|あなたは頭を打って、~
グラグラしていた。▼~
そんなあなたにはカムイがアクアに。~
アクアがカムイに見えた…▼~
そういうことじゃないかしら。▼~
:[ハロルド]|な、なるほど…~
そういうことか…!▼~
いやいや、納得している場合ではありません。~
なんたる失態…申し訳ありません!▼~
:[カミラ]|でもまあいいわ。~
また不運だったんだから。▼~
噂によると、あなたは暗夜随一の~
不運の持ち主らしいわね。▼~
そんなハンディを背負っているのに~
よくやってくれたと思うわ。▼~
カムイと私との関係に~
たいした実害はなかったわけだし…▼~
人助けをしたいという、あなたの熱い気持ちは~
私にもちゃんと伝わってきた。▼~
評価するわよ。▼~
:[ハロルド]|カミラ様…~
またしても、なんという優しいお言葉…▼~
:[カミラ]|人にちゃんと想いが伝わるなんて稀なこと。~
だから気にしていないわ。▼~
:[ハロルド]|カミラ様のためにもこのハロルド、~
今一度チャンスをいただければ…!▼~
:[カミラ]|い、いえ…~
さすがにもういいわ。▼~
***支援S [#w81ce2c4]
:[ハロルド]|カミラ様…▼~
:[カミラ]|ハロルド。~
話ってなに?▼~
カムイのことだったらいいわよ。~
私が自分で伝えるから…▼~
:[ハロルド]|いいえ。~
カムイ様のことではありません。▼~
カミラ様と私のことなのです。▼~
:[カミラ]|あなたと私?▼~
:[ハロルド]|先日は間違ったことばかりしてしまい、~
申し訳ありませんでした。▼~
:[カミラ]|だから、その話はいいのよ。▼~
:[ハロルド]|いえ。~
そうではないのです。▼~
失敗する度にかけていただいた~
カミラ様のお言葉…▼~
そして、かの寛容な姿に~
私は胸がときめくようになっていったのです。▼~
:[カミラ]|…え?▼~
:[ハロルド]|あなたとは身分が違いすぎます。▼~
そして、王族のあなたにはつまらぬものに~
見えるかもしれませんが…▼~
これを用意した次第です。▼~
:[カミラ]|…すてきな指輪ね…▼~
:[ハロルド]|もし宜しければ、~
結婚していただきたく思います!▼~
:[カミラ]|…………▼~
指輪は本当にこれでいいの?▼~
:[ハロルド]|はい?▼~
:[カミラ]|途中、何か不運があって~
間違ったものになっているとか…▼~
:[ハロルド]|いえ、これで間違いありません。▼~
:[カミラ]|そう。▼~
…贈る相手は本当に私でいいの?▼~
また頭を打ったりして、~
人を間違えているんじゃないかしら?▼~
ほら、よく見て。▼~
私よ、カミラよ…▼~
:[ハロルド]|はい、間違いありません。▼~
:[カミラ]|そう…▼~
ふふ…あなた、なかなかかわいい顔を~
しているのね。気付かなかったわ。▼~
私はカムイのことばかり見ていたけど~
もっとあなたのことも見ておくべきだったかも。▼~
:[ハロルド]|それで、お…お返事は…▼~
:[カミラ]|不運がつきまとうところはやっかいだけど…▼~
あなたの誠実でひたむきな姿勢には~
好感が持てるわ。▼~
王族としてだけではなく~
一人の女性としてもね。▼~
:[ハロルド]|と、ということは…▼~
:[カミラ]|ええ。~
そういうことよ。▼~
:[ハロルド]|ありがとうございます…!▼~
このハロルド、命に代えても~
あなたを一生、お守りし…!▼~
:[カミラ]|いえ、気合いは入れないでちょうだい。~
不運なことが起きそうで怖いから…▼~
**ルーナ [#m9b9fed3]
***支援C [#f1f8c1fa]
:[ルーナ]|ねえハロルド、~
あんたって、なんでも屋なのよね。▼~
:[ハロルド]|い、いや…~
なんでも屋を名乗ったことはないが…▼~
私は悪をくじいて正義の道を突き進む、~
そんな正義の漢であり…▼~
:[ルーナ]|あーあーあーあー。~
そういうどうでもいい情報はいいの。▼~
あたしがなんでも屋って聞いたんだから~
あんたはなんでも屋。わかった?▼~
:[ハロルド]|わ、わかった…▼~
:[ルーナ]|で、なんでも屋さん。~
最近は仕事が減ってきてるって聞いたけど。▼~
:[ハロルド]|確かにそうなのだ。~
私の手助けを拒否する人がチラホラと…▼~
:[ルーナ]|そう…~
あんたのやってることは立派だと思うわ。▼~
でもあんたはとんでもない~
不運の持ち主なんでしょう?▼~
だからみんな頼みたくなくなるのかもね。~
その不運に巻き込まれたくないから。▼~
:[ハロルド]|う、うぅ…▼~
:[ルーナ]|そんなに落ち込まないで。~
あんたさえよければあたしが力になるわ。▼~
不運の回避にもきっとコツがあるはず…▼~
だから、あたしがいつも側にいて~
あんたにアドバイスをしてあげる。▼~
:[ハロルド]|本当か?▼~
:[ルーナ]|報酬はあたしの買い物に~
付き合ってくれるだけでいいわ。▼~
あたし、買い物は好きだけど~
持って帰るのが面倒なのよ。▼~
:[ハロルド]|わかった。~
ではお願いする。▼~
:[ルーナ]|よし、決まり。▼~
じゃあせっかくだから、~
この関係に名前を付けましょう。▼~
ハロルドとルーナだから…~
ハロルーナ同盟なんてどうかしら。▼~
:[ハロルド]|ハ、ハロルーナ同盟?▼~
:[ルーナ]|うん、悪くないじゃない。~
じゃあさっそく同盟の始まりよ!▼~
***支援B [#fsuuw82js]
:[ルーナ]|あー、買い物楽しかった!▼~
:[ハロルド]|…想像以上に買い込んだな。~
こんなにたくさん魚を買ってどうするのだ。▼~
:[ルーナ]|どうするって…~
食べるに決まってるでしょ?▼~
…そうだ。~
ねえ、ハロルーナ同盟隊員B。▼~
:[ハロルド]|ハロルーナ同盟隊員B?~
わ、私のことか?▼~
:[ルーナ]|そう。▼~
略してBに聞きたいんだけど、~
例えば今ならどういう不運が起きそう?▼~
:[ハロルド]|…そうだなぁ。~
この間、武器を買いに出たときは…▼~
野菜を積んだ荷馬車が横転していたので~
私は起こすのを手伝ってあげたのだ。▼~
そして、帰宅したら……~
買った武器がダイコンになっていた。▼~
:[ルーナ]|武器がダイコンに?▼~
:[ハロルド]|荷馬車を起こしていたときに~
取り違えてしまったのだろうな。▼~
:[ルーナ]|…あんたの不運って想像以上にやっかいね。▼~
今日は武器じゃないけど、~
新鮮ないい魚ばっかなんだから。▼~
それがダイコンになったら~
許さないからね!▼~
:[ハロルド]|わ、わかった…▼~
:[ルーナ]|!?~
ちょっと待って…▼~
見てあれ! 荷馬車が走ってくるわ!~
ハロルーナ同盟の敵、荷馬車が!▼~
B、逃げて!~
荷馬車の進路から逸れて、距離を取りなさい!▼~
:[ハロルド]|了解だ!▼~
:[ルーナ]|…………▼~
あれ?~
荷馬車は何事もなく行っちゃった…▼~
なんか、拍子抜け…▼~
:[ハロルド]|…それより、雲行きが怪しくなってきたぞ。▼~
:[ルーナ]|ほんとだ…~
なによ、この雨雲…▼~
(雷鳴)~
:[ハロルド]|ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!▼~
:[ルーナ]|ええっ!?~
まさか、雷に打たれるなんて!▼~
B!~
Bぃぃぃぃーっ!▼~
***支援A [#okfausd345]
:[ルーナ]|ふぅ。~
今日もたくさん買い物できて楽しかった。▼~
でもこないだはびっくりしたわ。~
まさか目の前で雷に打たれるなんて…▼~
意味がわかんなすぎて、~
アドバイスする暇もなかったわ。▼~
:[ハロルド]|雷に焼かれて黒焦げになってるかと思ったが、~
魚の表面だけきれいに焼けていたな。▼~
:[ルーナ]|まあ、~
おいしく魚が食べれたからよかったけど…▼~
だけど、もう雷はやめてよね。~
今日、買ったのは服なんだから。▼~
:[ハロルド]|わ、わかっている…▼~
:[ルーナ]|!! 見て、また荷馬車よ!~
逃げてB!▼~
:[ハロルド]|わかった!▼~
:[ルーナ]|…………▼~
あれ…行っちゃった…▼~
:[ハロルド]|空を見ろ、飛竜だ。~
フンに気をつけろ!▼~
:[ルーナ]|やめてやめて…~
飛竜のフンまみれの服なんて冗談じゃないわ!▼~
…………▼~
あれ?~
飛竜も行っちゃった…▼~
今日の敵はなに?~
ハロルーナ同盟を脅かす敵はどこっ!?▼~
:[ハロルド]|…見ろ。~
また雲行きが怪しくなってきたぞ。▼~
:[ルーナ]|ちょっとちょっと…!~
雷だけはやめて…雷だけは!▼~
(大雨SE)~
:[ハロルド]|…………▼~
なるほど、大雨か…▼~
:[ルーナ]|最悪…~
せっかくの服がびしょ濡れじゃない…▼~
あんたの不運には付ける薬もないわ。▼~
…解散よ。~
ハロルーナ同盟なんて、解散よ!▼~
:[ハロルド]|すまない…▼~
(暗転)~
:[ルーナ]|意外なこともあるのね…▼~
この服…一点ものだったから買っちゃったけど、~
ちょっとサイズが大きかったのよね…▼~
でも雨に濡れたせいで縮んで…~
ぴったりサイズになったわ…▼~
まさかの展開よ…▼~
:[ハロルド]|また、結果オーライか。▼~
:[ルーナ]|…もしかして。▼~
あんたの不運って、あたしにとっては~
いい感じの影響があるのかも。▼~
だから、同盟はこのまま継続よ。~
ありがたく思ってね。▼~
:[ハロルド]|わ、わかった…▼~
***支援S [#uw34r9db]
:[ハロルド]|用とは何だ?~
また買い物に行くのか?▼~
:[ルーナ]|よく来てくれたわね、B…~
いえ、ハロルド。▼~
:[ハロルド]|その呼び方をするということは…▼~
:[ルーナ]|ええ。~
やっぱり同盟は解散よ。▼~
:[ハロルド]|そうか…残念だ。▼~
私の不運に正面から向き合ってもらって~
意外と楽しかったのだが…▼~
:[ルーナ]|いいえ。~
これからも向き合うわ。▼~
:[ハロルド]|いや…無理をしなくていい。~
解散したら、もう…▼~
:[ルーナ]|そうじゃないの。▼~
同盟は解散だけど…~
今度からは夫婦なんてどうかしら。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
:[ルーナ]|い、いきなり夫婦なんてあれだから、~
まずはお付き合いから…▼~
:[ハロルド]|…………▼~
:[ルーナ]|…………▼~
ちょっ、ちょっと!~
何か言いなさいよ!▼~
すごく勇気出して言ったんだからね!▼~
:[ハロルド]|す、すまない…~
でも本気なのか?▼~
:[ルーナ]|本気に決まってるでしょう。~
こんなこと冗談で言う人がいると思う?▼~
:[ハロルド]|そうだな。~
でも…▼~
本当に私でいいのか?~
これからトラブル続きの毎日だぞ。▼~
:[ルーナ]|あんたにとってはね。~
でもあたしにとっては悪くなさそうだし。▼~
:[ハロルド]|…だったら安心だ。▼~
なんの躊躇なく。~
これを君に渡せる。▼~
:[ルーナ]|…えっ?▼~
えっえっえっ!?▼~
これ、指輪じゃない!?▼~
:[ハロルド]|君に惹かれている自分に気付き、~
購入はしたものの…▼~
渡すべきか。~
渡さないべきか。▼~
そもそもこの思いを打ち明けるべきなのか。~
打ち明けないべきなのか。▼~
ずっと悩んでいたのだ。▼~
:[ルーナ]|そ、そんなぁ…~
だったらもっと早く言いなさいよ!▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[ルーナ]|だって悔しいじゃない…~
あんたに想われているとも知らず…▼~
あたし、自分から切り出しちゃった…▼~
:[ハロルド]|別に…いいではないか。▼~
:[ルーナ]|よくないのよ…▼~
こういうのって、どっちが告白するかで~
上下関係が決まるっていうじゃない…▼~
:[ハロルド]|ははは。~
そんなことなら気にする必要はない。▼~
これからも私は尻に敷かれ続けるさ。▼~
:[ルーナ]|そ、そう?~
だったら別に悔しくないかも…▼~
…ありがとう、ハロルド。~
あんたとなら刺激に満ちた毎日が送れそうよ。▼~
:[ハロルド]|そういう意味では私はネタに尽きない。~
楽しくやっていこう。▼~
**ベルカ [#n232a997]
***支援C [#z2fce161]
:[ハロルド]|ベルカくん。▼~
さっきガラの悪い奴と話をしていたが…~
あれは誰かね?▼~
:[ベルカ]|…………▼~
…あなたには関係ないでしょう。▼~
:[ハロルド]|だが、奴からは悪の匂いがした。▼~
あのような者と通じることは~
正しいこととは言えないぞ。▼~
君の主君、カミラ様の顔にも~
泥を塗ることになる。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
:[ハロルド]|言いたくないのか。~
ならいい。▼~
ただ、私は見ているぞ。~
この正しき目でな。▼~
:[ベルカ]|正しい…ね。▼~
正しいってどういうこと?~
私にはわからない…▼~
:[ハロルド]|正しさについて興味があるのか。~
では、話そう。▼~
まず人々が目覚めるより早く起きて~
見回りを行う。▼~
迷子と聞けばその子の親を~
草の根を分けてでも探し出し…▼~
ご老人が足が痛いと聞けば、~
背負ってその足となる。▼~
赤ん坊の泣き声を聞けば、~
笑顔になるまで一緒に泣き…▼~
ケンカと聞けば、間に入って~
両者の拳を握手に変える。▼~
これが私の正しさだ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
おもしろいわね、あなた。▼~
:[ハロルド]|おもしろい?~
ほぅ…▼~
興味があるならまだまだ話せるぞ。~
えっとだな…▼~
***支援B [#jb7faa3e]
:[ハロルド]|ベルカくん。先日はどうだったかな。~
正義についての理解は深まったかね?▼~
:[ベルカ]|ええ…~
ほんの少しわかったかもしれないわ。▼~
あなたなりの正義という~
感じだったけど…▼~
:[ハロルド]|おお、そうか。~
それならば本望だ。▼~
しかし、まさか君があそこまで~
話を聞いてくれるとは。▼~
:[ベルカ]|…私は教育というものを~
受けたことがない。▼~
そのせいか、正しいとか正しくないとか、~
そういうのがよくわからないの…▼~
だから、聞いていて~
興味深かったのかもしれない。▼~
:[ハロルド]|…そうだったのか。▼~
:[ベルカ]|…そろそろ時間ね。~
私は行くわ。▼~
:[ハロルド]|どこに行くんだ?▼~
:[ベルカ]|それは言えない。▼~
:[ハロルド]|もしかして、この間の~
ガラの悪い奴とは関係あるまいな?▼~
:[ベルカ]|…ええ、そうよ。~
ある人物の暗殺を依頼されたの。▼~
:[ハロルド]|暗殺?~
狙いは誰だ?▼~
:[ベルカ]|王都の役人よ。▼~
:[ハロルド]|そうか。~
偶然だな。▼~
私も一つ依頼を受けているのだ。~
それが、王都のある役人の護衛依頼だ。▼~
何者かに暗殺されるという情報を得て、~
警戒しているらしい。▼~
だから、これから行かねばならない。▼~
:[ベルカ]|えっ?~
それって…▼~
:[ハロルド]|ああ、そういうことだろう。~
残念だが…▼~
:[ベルカ]|…………▼~
言っておくけど、私はどんな事情があれ、~
仕事をまっとうするわ。▼~
:[ハロルド]|そうか、偶然だな。~
私もだ。▼~
:[ベルカ]|…そう。▼~
***支援A [#yc6d5573]
:[ハロルド]|ベルカくん、王都の役人の件だが…~
なぜ途中で撤退したのだ。▼~
君はどんな事情があれ~
仕事をまっとうする女なのだろう。▼~
もしかして私のために~
身を引いたなどということは…▼~
:[ベルカ]|それは自意識過剰よ…▼~
:[ハロルド]|ではどうして…▼~
:[ベルカ]|…第三者がいると思ったのよ。▼~
:[ハロルド]|第三者?▼~
:[ベルカ]|ええ。~
あの場には私たちの他にも殺し屋がいた。▼~
:[ハロルド]|むむ?~
そんな奴いただろうか…▼~
:[ベルカ]|いいわ、話してあげる。▼~
私は建物の少し離れた場所で~
標的の役人を監視していた。▼~
そこで殺しの機会をうかがっていたの。▼~
するとあなたに護衛された標的がやってきた。▼~
次の瞬間…荷馬車が突進してきて~
あなたをはね飛ばした。▼~
:[ハロルド]|そうだったな。▼~
:[ベルカ]|それだけではないわ。~
今度は天井が崩れてきてあなたは下敷きになった。▼~
:[ハロルド]|うむ、そうだった。▼~
:[ベルカ]|あれは腕の立つ殺し屋による~
攻撃に違いないわ。▼~
でも私には…~
あの殺し屋の狙いがわからない。▼~
だから一時撤退して、~
次の機会を待つことにしたの。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
ええと、それは…▼~
:[ベルカ]|何か知っているの?▼~
:[ハロルド]|いや、何も。▼~
:[ベルカ]|…でも、正直これで良かったわ。▼~
あのまま任務を遂行していれば~
私はあなたを殺していたかもしれないから。▼~
:[ハロルド]|それは私の無事を喜んでいるのか?▼~
殺し屋には似合わない~
発言じゃないか。▼~
:[ベルカ]|そうね。▼~
でも、あなたの正義の話をもっと~
聞いてみたい…そう思ったのは事実。▼~
私、正義を振りかざす人はうさんくさくて、~
みんな偽善者だと思っていた。▼~
…でも、あなたは違った。▼~
言葉は悪いけど、あなたはバカだから。▼~
:[ハロルド]|バカ?▼~
:[ベルカ]|そう。~
バカみたいに正義一筋で生きている。▼~
:[ハロルド]|ははは、それは光栄だ。~
とりあえず褒め言葉として受け取っておくぞ。▼~
:[ベルカ]|またぜひ話を聞かせてほしいわ。▼~
***支援S [#wfbc2788]
:[ベルカ]|ハロルド、来たわ…▼~
:[ハロルド]|ベルカくん。~
待っていたぞ。▼~
:[ベルカ]|…どうしたの?~
こんなひと気のないところで…▼~
:[ハロルド]|今日、話したいのは…▼~
うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!▼~
:[ベルカ]|!?~
なぜこんなところに落とし穴が!▼~
まさか!?~
あの暗殺者なの!?▼~
くっ!~
狙いはハロルドだったのね!▼~
ハロルド。~
さあ、手を伸ばして…▼~
:[ハロルド]|あ、ありがとう…~
おかげで助かったよ…▼~
:[ベルカ]|とりあえず場所を移しましょう…~
ここは危険よ…▼~
(暗転)~
危なかったわね…▼~
:[ハロルド]|そうだな。~
では、また危なくなる前に…これを君に。▼~
:[ベルカ]|こ、これは…▼~
:[ハロルド]|そう、指輪だ。~
君に結婚を申し込みたいんだ。▼~
:[ベルカ]|い、いや…待って…~
事態が飲み込めない…▼~
確かにあなたといると…~
…私は…▼~
で、でも結婚って…~
愛情やら…そういうのが必要で…▼~
でも、私…~
愛情とかよくわからなくて…▼~
:[ハロルド]|…私は世話焼きだ。▼~
君が愛情がわからないのなら、~
わかるまで語り続けよう。▼~
語り合ったり、行動で示したり…~
四六時中、一緒にいて教えてやりたい。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
そうね。~
わかったわ。▼~
あなたに愛情を教えてもらう代わりに、~
私はあなたを狙う暗殺者を始末してみせるわ。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
ベルカくん。~
その話なのだがね…▼~
あれは暗殺者ではないのだよ。▼~
:[ベルカ]|えっ?▼~
:[ハロルド]|実は…私は類まれな不運の持ち主で…~
あれは全部、それが招いた偶然だ。▼~
だから、あの場に第三者はいなかった。~
暗殺者など最初からいないのだよ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
…………▼~
:[ハロルド]|ベ、ベルカくん?▼~
:[ベルカ]|ふふふ…~
うふふふふっ。▼~
:[ハロルド]|ど、どうしたんだね…!?~
こ、こんなに笑う君を私は見た事がないぞ!?▼~
:[ベルカ]|ふふ…ごめんなさい。▼~
私としたことが、存在しない暗殺者に~
翻弄されてしまったことが可笑しくて…▼~
けれど、あなたの不運には感謝すべきね。▼~
それが無ければ、私たち…~
こんな風に近づくことはなかったもの。▼~
:[ハロルド]|そうだね…~
それに、君のこんな笑顔を見ることもなかった。▼~
:[ベルカ]|…ええ。一緒にいればきっと…~
あなたの不運も、そんなに悪くないわ。▼~
:[ハロルド]|ありがとう…▼~
では、ベルカくん。この指輪を。▼~
:[ベルカ]|ええ、よろこんで受け取るわ。▼~
**ピエリ [#d493f50d]
***支援C [#u73ad3bb]
:[ピエリ]|うぅぅ…~
ふえぇん!!▼~
:[ハロルド]|ピエリくん。~
涙を流して、どうしたのだ。▼~
私がやってきたからには~
もう心配はいらないぞ。▼~
:[ピエリ]|ふぐっ…~
うぐっ…▼~
ふえぇん!!▼~
:[ハロルド]|ピエリくん。~
泣いていても問題は解決しない。▼~
さあ、話してみたまえ。~
私がなんでも相談に乗ろう。▼~
:[ピエリ]|そう?~
ピエリの話を聞いてくれるの?▼~
:[ハロルド]|ああ、安心して語るのだ。~
私に解決できないことなどない。▼~
:[ピエリ]|あのね…~
ピエリ、苦しいの…▼~
:[ハロルド]|苦しい?▼~
それはいけない!~
病かも知れないぞ!?▼~
:[ピエリ]|違うの。~
病気じゃないの。▼~
今、着ているこのお洋服…とてもかわいいの。~
でも、胸がきついのよ…▼~
ほら、見て~
すごくきつそうでしょう?▼~
:[ハロルド]|!!▼~
:[ピエリ]|どうしたの、ハロルド?▼~
:[ハロルド]|い、いや…~
別に…なんでもない…▼~
:[ピエリ]|だから、ピエリ。~
仕立屋に一回り大きい洋服を注文したの。▼~
それで、洋服ができたと言うから、~
こっちに持ってきてってお願いしたの。▼~
でも、仕立屋は取りにこいって言うの。▼~
:[ハロルド]|ふむ。~
あまりサービスのいい仕立屋ではないな。▼~
:[ピエリ]|ピエリ、取りにいくのは~
めんどくさくて嫌なの…▼~
:[ハロルド]|…それで泣いていたのか。~
だったら私に任せるといい。▼~
:[ピエリ]|…そうなの?▼~
:[ハロルド]|ああ。代わりに取ってきてやろう。~
大船に乗ったつもりで待っていてくれたまえ。▼~
:[ピエリ]|ありがとうなの!~
ハロルド!▼~
***支援B [#y598c2ea]
:[ハロルド]|ピエリくん。~
服を受け取ってきたぞ。▼~
:[ピエリ]|わぁ…!~
ありがとうなの、さっそく見たいの!▼~
:[ハロルド]|これだ。▼~
:[ピエリ]|…………▼~
違うの。▼~
:[ハロルド]|えっ、違う?▼~
:[ピエリ]|そうなの。▼~
胸のところだけじゃなくて~
全体的に大きくなってるの!▼~
こうじゃないの!~
こうじゃないの!▼~
ふぐっ…~
うぐっ…▼~
ふ…ふえぇん!!▼~
:[ハロルド]|そ、そうか…!ではすぐに仕立屋のところに行って...
:[ピエリ]|もういいの…~
ピエリが行くの…▼~
頭にきたから、あの仕立屋をお仕置きするの…▼~
:[ハロルド]|お仕置き?▼~
:[ピエリ]|そうなの…▼~
仕立屋を…えいって切り刻んで、~
ピエリは返り血をいっぱい浴びるの…▼~
その血を服のデザインにしてやろうと思うの…▼~
:[ハロルド]|そ、それはいけない!▼~
泣いたり刻む前に~
できることはたくさんある!▼~
:[ピエリ]|そうなの?▼~
:[ハロルド]|そうとも。▼~
だから具体的に教えてくれないか。~
どこのサイズをどう修正すればいいか…▼~
:[ピエリ]|胸だけ一回り大きくして、~
他は前のままでいいの。▼~
:[ハロルド]|胸だけ一回り大きくする。~
他はそのままでいい、と。▼~
:[ピエリ]|そうなの!~
わかってくれたの?▼~
:[ハロルド]|ああ、女性の服は詳しくないが…~
おそらく…▼~
:[ピエリ]|なんか不安なの…▼~
わからなければ、ピエリの胸…~
触ってみればいいの…▼~
ピエリの苦しいって意味が~
わかってもらえると思うの…▼~
:[ハロルド]|へっ!?▼~
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや~
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!▼~
それはならん!▼~
で、ででで…~
では行ってくる!▼~
:[ピエリ]|いってらっしゃいなの!▼~
***支援A [#e0f515ee]
:[ハロルド]|仕立て直してもらったぞ。~
これでどうだろう。▼~
:[ピエリ]|…………▼~
完璧なの!~
苦しくないの!▼~
ハロルド、ありがとうなの!▼~
:[ハロルド]|それはよかった。~
礼には及ばないぞ。▼~
:[ピエリ]|でも、どう言ったの?~
こういう感じの胸ですって説明したの?▼~
:[ハロルド]|いやいやいや!~
誤解を招くようなことは言わないでくれ。▼~
:[ピエリ]|それじゃどうしてなの?▼~
:[ハロルド]|…………▼~
…実は、~
私はおかしな不運の持ち主でね。▼~
もしかしたら、間違ったサイズになったのも~
私のせいではないかと推測したのだ。▼~
そこで今回は、仕立屋にわざと~
誤った情報を伝えてみたのだよ。▼~
そうしたら不運が裏返しとなり…~
ピエリくんが望んだ通りの洋服になったのだ。▼~
:[ピエリ]|…よくわからないけど~
ハロルドってすごいの!▼~
:[ハロルド]|いや。~
そんなに感心されるようなものでもない。▼~
:[ピエリ]|ハロルドの言う通りだったの。~
切り刻まないでも解決したの。▼~
これからは殺してやるって思う前に~
あなたに話してみることにするの。▼~
:[ハロルド]|それは素晴らしい心がけだ。▼~
***支援S [#p2ce2cd7]
:[ハロルド]|ピエリくん。~
よく来てくれたね。▼~
:[ピエリ]|…………▼~
:[ハロルド]|ピエリくん?▼~
:[ピエリ]|うぅぅ…~
ふえぇん!▼~
:[ハロルド]|どうしたのだ?▼~
:[ピエリ]|ピエリ、苦しいの…~
なんとかしてほしいのーーー!▼~
:[ハロルド]|苦しいって…~
服はぴったりになったはずだろう?▼~
それとも…~
その…▼~
…………▼~
む、胸がさらに成長をして…~
それで…▼~
:[ピエリ]|そういうことじゃないの!▼~
あなたのことを考えると~
胸が苦しくなるの…▼~
これがなんなのか~
ピエリにはよくわからないの…▼~
:[ハロルド]|そ、そうだったのか…▼~
だがピエリくん。~
気持ちはわかるぞ。▼~
実は…私も同じだったのだ。▼~
:[ピエリ]|えっ?~
そうなの?▼~
:[ハロルド]|私も君のことを考えると~
胸が苦しくなった。▼~
でも、原因がわからず…~
いろんな人に相談してみた。▼~
すると相談した人が全員、~
口を揃えて言ったのだよ。▼~
それは恋だと…▼~
:[ピエリ]|恋?▼~
:[ハロルド]|ああ…~
そうらしい。▼~
私だけの一方通行かと思っていたが…~
そうではないとわかってうれしい。▼~
:[ピエリ]|でもピエリ、恋なんて…~
どうすればいいのかわからない…▼~
:[ハロルド]|私もだ。▼~
だが、そういうときは~
こうすればいいと聞いた。▼~
…………▼~
ピエリくん。~
私と結婚してもらえないか。▼~
:[ピエリ]|えっ!?~
け、結婚…なの…?▼~
:[ハロルド]|そうだ。~
その証に指輪も用意してみた。▼~
:[ピエリ]|これは…~
かわいい指輪なの!▼~
:[ハロルド]|はめてみてほしい。~
一回り大きいものを頼んでおいた。▼~
不運が裏返しになって、ぴったりサイズになっていると思うの...
:[ピエリ]|その通りなの!~
ぴったりなの!▼~
:[ハロルド]|ははは!~
よかった!▼~
:[ピエリ]|でも…▼~
:[ハロルド]|でもなんだ?▼~
:[ピエリ]|これ…男物だと思うの…▼~
:[ハロルド]|…………▼~
くっ、不運め…!~
そういうパターンもあるわけか!▼~
:[ピエリ]|ううん。~
ピエリ、うれしいの。▼~
だからこの指輪でいいの。▼~
:[ハロルド]|いやいやいや!~
そうはいかん!▼~
だったら、今度は…~
男物で一回り小さくしろと言えば…▼~
よし!それなら大丈夫!~
すぐに取り替えてくる。待っていてくれ。▼~
そして、改めて結婚を申し込むから!▼~
:[ピエリ]|わかったの。~
いってらっしゃいなの。▼~
**ブノワ [#x06b9985]
***支援C [#b7621a55]
:[ハロルド]|ブノワくん。~
どうしたんだね。▼~
こんなところに一人ポツンとしていても~
楽しくないだろう。▼~
:[ブノワ]|別にいいんだ…▼~
:[ハロルド]|みんなのところへ行こう。▼~
:[ブノワ]|いや、いい…~
どうせ怖がられるだけだから…▼~
:[ハロルド]|怖がられる?▼~
:[ブノワ]|そうだ。~
俺はこんな図体だし、顔もこんなだ…▼~
だからみんな怖がる。~
昔からそうなんだ…▼~
:[ハロルド]|君にそんな悩みがあったとはな。~
しかし、安心するんだ。▼~
このハロルドが解決して見せよう。▼~
:[ブノワ]|…解決?~
そんなことができるのか?▼~
:[ハロルド]|もちろんだ。~
私にできないことはない。▼~
そうだなぁ…▼~
うむ、この案でいこう。▼~
君と私…二人で大きな笑顔を作り、~
みんなの輪の中へと歩いていく。▼~
そして言うんだ。~
「やあ、ご機嫌いかがかな?」ってな。▼~
急に明るくなった君に、彼らは言うだろう。~
「どうしたんだい?」と。▼~
そしたらこう答えるのだ。~
「これが本当の俺だ」と。▼~
:[ブノワ]|それぐらいなら…~
俺でもやれそうだが…▼~
:[ハロルド]|もちろん、~
一気に解決とはいかないだろう。▼~
だが、こういう小さな努力を~
重ねることが大事なのだ。▼~
わかったかな?▼~
:[ブノワ]|あ、ああ…~
わかった…▼~
***支援B [#a2f87c0e]
:[ブノワ]|うぅぅぅぅぅ…▼~
うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!▼~
余計に怖がられたぁぁぁぁ!▼~
:[ハロルド]|すまない…~
まさかあんなことになるとは…▼~
私たち二人は予定通り、~
笑顔でみんなの輪の中へと歩いていった。▼~
そして君は言った。~
「ご機嫌いかがかな?」と。▼~
少々緊張しているようにも見えたが、~
君はいい笑顔をしていた。▼~
…ここまではよかったのだ。▼~
:[ブノワ]|ああ…▼~
:[ハロルド]|だが…君が笑顔を見せたにもかかわらず、~
みんなの表情がおかしかった。▼~
何か異様なものを見る目で~
私たちを凝視していた…▼~
そんな中、君は言った。~
「これが本当の俺だ」と。▼~
そのとき背後から不気味な声がした。~
振り返るとそこには…▼~
:[ブノワ]|たくさんのノスフェラトゥが~
いたんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!▼~
:[ハロルド]|つまり、私たちは…▼~
ノスフェラトゥの大群を背後に連れながら、~
笑顔で歩いていたのだ。▼~
「これが本当の俺だ」と言う君の姿は~
違う意味で衝撃的だっただろう。▼~
…すまない。私のせいだ。▼~
私はどうも奇想天外な不運を~
招いてしまうところがあるのだ…▼~
:[ブノワ]|もう俺は駄目だ…▼~
:[ハロルド]|そんなことはない。~
悲観的で短絡的な思考は排除するのだ。▼~
カムイ様たちだって、まさか君が~
ノスフェラトゥの親玉だなんて思っていない。▼~
できるだけ早いうちに、~
次の手を打っておきたいところだが…▼~
うーむ…▼~
よし、この手でいこう。▼~
:[ブノワ]|…どういう手だ?~
もう失敗はごめんだぞ…▼~
:[ハロルド]|ははは、安心したまえ。~
これなら成功間違いなしだ。▼~
さっそく作戦会議といこう。▼~
***支援A [#a8570d8b]
:[ハロルド]|…すまない。~
またしても予想外の展開に…▼~
まさかあんなことになるなんて…!▼~
:[ブノワ]|謝ることはない…▼~
:[ハロルド]|いや、せめて弁解させてくれ。▼~
君が料理を振る舞えば、~
みんなが好印象を抱いてくれると思ったのだ。▼~
料理に言葉は要らない。~
うまければみんな喜んでくれるからな。▼~
だが君は料理が得意というわけではないと言う。~
そこで私は網焼きステーキを提案した。▼~
:[ブノワ]|いいアイディアだった…~
実際、俺でもちゃんと作れた…▼~
:[ハロルド]|問題はそのあとだ。▼~
私が何気なく振り返ると、~
そこに熊の群れがいた…▼~
:[ブノワ]|肉の匂いに誘われて~
やってきたんだろうな。▼~
:[ハロルド]|私は拳を握って臨戦態勢に入った。▼~
しかし、熊のフックを食らって、~
そのまま気絶してしまったのだ…▼~
なんという失態…本当に申し訳ない…▼~
:[ブノワ]|いや。~
だから、謝ることはないんだ。▼~
:[ハロルド]|えっ?~
どういうことだ。▼~
:[ブノワ]|お前が気絶してからの話をしよう…▼~
確かに熊の群れには、みんなも驚いていた。~
悲鳴を上げる者もいた…▼~
でも俺は言ったんだ…~
「この熊は悪い子たちじゃない」って。▼~
なぜそんなことを言ったのかといえば、~
あれは俺の仲のいい熊たちだったんだ。▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[ブノワ]|俺は農村の出身だ。~
幼いころから森の動物たちが遊び相手だった…▼~
あの熊の群れは、~
昔からの友だちだったんだ。▼~
:[ハロルド]|で、でも私は強烈なフックを…▼~
:[ブノワ]|お前に攻撃してしまったのは、~
拳を構えたからだと言っていた…▼~
:[ハロルド]|そ、そうだったのか…▼~
:[ブノワ]|俺は怯えるみんなを落ち着かせて、~
熊たちに状況を説明した…▼~
そして肉を分けてやったんだ…~
熊たちも一緒に、みんなで食べた…▼~
そしたらカムイ様が言ってくれた…▼~
「動物と仲良くできるのは心がきれいな証拠」~
ってな…▼~
みんなも頷いてくれて…~
俺は涙が出そうになった…▼~
:[ハロルド]|わ、私が気絶している間に~
そんなことがあったとは…▼~
:[ブノワ]|これはお前へのプレゼントだ…▼~
お礼とお詫びの気持ちを込めて~
俺と熊たちで一緒に作った…▼~
:[ハロルド]|お守りか?▼~
:[ブノワ]|そうだ。中にはハチミツ色の石が入っている。~
魔除けになるらしい…▼~
お前は言っていた。~
よくおかしなことが起きるって。▼~
これで収まるといいな…▼~
:[ハロルド]|ありがとう、感激だ。~
また困ったことがあったら言ってくれ。~
:[ブノワ]|お前こそ…~
動物の群れに襲われたら、俺を呼ぶんだぞ。▼~
**シャーロッテ [#wd611ae7]
***支援C [#ce3f383b]
:[シャーロッテ]|ハロルドさ~ん!▼~
:[ハロルド]|ああ、シャーロッテくん。~
どうしたんだい。▼~
:[シャーロッテ]|いきなりですけどぉ~
ハロルドさんってとってもステキですね~!▼~
この間の出撃のとき、戦われる姿を~
ずっと近くで眺めていたんです~。▼~
そのときの勇姿が忘れられなくて…▼~
ついこうして、お声をかけてしまったという~
次第なんですぅ~。▼~
テヘッ!▼~
:[ハロルド]|…お、おお。そうか。~
ありがとう。▼~
正しき道を追い求める者として嬉しい言葉だ。~
これからの励みにさせてもらおう。▼~
:[シャーロッテ]|あぁ…このムキムキのお体…~
見事なまでの逆三角形…▼~
こんな人に守ってもらえたらなぁ…▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[シャーロッテ]|私…ステキな男性に~
守ってもらいたい願望がすごいんですよ~。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
:[シャーロッテ]|どうしたんですか~?▼~
:[ハロルド]|…はて。~
なぜだろう。▼~
守ってもらいたいという言葉と、~
君がなぜかマッチしないのだが…▼~
マッチしないどころか、~
かなり違和感があるのだが…▼~
:[シャーロッテ]|そそそ、そんなの勘違いですよ~!▼~
頭を打ったとか、変な夢でも見たとか~
そういうあれじゃないですか~?▼~
先入観は捨てて、ちゃんと~
ここにいる私を見てくださいよ~!▼~
:[ハロルド]|そうか。すまない。~
きっと私の勘違いなんだろうな。▼~
ではシャーロッテくんの望みを~
しかと引き受けよう。▼~
正義の名のもとに、君を守るぞ。▼~
:[シャーロッテ]|わぁ~嬉しいですぅ~!~
ありがとうございます~!▼~
***支援B [#r4976287]
:[シャーロッテ]|…ハロルドさん?~
どうされたのですか~?▼~
:[ハロルド]|…ああ、君か。▼~
…やはり違和感があるのだ。~
君は本当に守られる必要があるのか…とな。▼~
:[シャーロッテ]|…えっ?▼~
:[ハロルド]|出撃時、君を守るつもりで闘っていたが、~
しかし…▼~
:[シャーロッテ]|しかし?▼~
:[ハロルド]|君は圧倒的な強さで~
敵をなぎ倒していたではないか。▼~
むしろ、私のほうが~
守られているような感覚すらあった。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
や、やだぁ~。▼~
って言うか、それ…~
いつの出撃のことですかぁ~?▼~
あんまり記憶になくて~。▼~
:[ハロルド]|この間の出撃だ。▼~
出撃するなり君は乱暴な話し方をして、~
バッタバッタと敵を倒していった。▼~
戦闘後、私の足元だけいきなりひび割れて、~
私が地の底に落下しそうになったときも…▼~
君はすさまじい腕力で~
私を引き上げてくれた。▼~
:[シャーロッテ]|あ、あぁ~。~
あの時は…▼~
そう…~
敵さんに体を乗っ取られたんですよぅ~。▼~
:[ハロルド]|なんだと?~
敵に体を!?▼~
:[シャーロッテ]|そ、そうなんですぅ~。▼~
あの敵さん、とても好戦的で~
すごく腕力があって…▼~
それで変な私になっちゃったんだと思います。▼~
:[ハロルド]|なるほど。~
それは危ないところだったな。▼~
:[シャーロッテ]|し、信じてくれるんですかぁ~?▼~
:[ハロルド]|ああ。~
もちろんだ。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
***支援A [#olomhod5]
:[ハロルド]|…………▼~
:[シャーロッテ]|ハロルドさ~ん。~
お話って何でしょうか~?▼~
:[ハロルド]|はっきり言おう。~
君に真実を聞きたくて呼んだのだ。▼~
:[シャーロッテ]|真実?▼~
:[ハロルド]|そうだ。~
真実だ。▼~
この間の出撃のときも~
君は非常にたくましく戦っていた。▼~
また体を乗っ取られているのだと思って~
私は君に声をかけた。▼~
すると君は振り返ってこう答えた。▼~
『あぁ!? うるさい!』~
と…▼~
ぜひ、そのことの説明を願いたい。▼~
:[シャーロッテ]|あ…▼~
あはは…▼~
あはははは…▼~
:[ハロルド]|隠していることがあるのかな?~
だとしたら話してもらいたい。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
…ちっ!▼~
:[ハロルド]|!?▼~
:[シャーロッテ]|…わかったわよ。~
白状してやるわ。▼~
私は本当はバリバリ戦える。▼~
でもそんなところを見せたら~
男たちに引かれるでしょう。▼~
だから隠して生きているの。~
あなたが見たのが本当の私よ。▼~
:[ハロルド]|そ、そうだったのか…▼~
だが、私には関しては~
それは要らぬ心配だな。▼~
:[シャーロッテ]|えっ?▼~
:[ハロルド]|少なくとも私は引かないぞ。~
君は頼もしい仲間なのだから。▼~
:[シャーロッテ]|仲間?▼~
:[ハロルド]|そうだ。▼~
いや、仲間などという枠を超えて…~
敬意すら抱いている。▼~
私は今までたくさんの人たちを守ってきた。~
そして、守ってもらうことなどほぼ皆無だった。▼~
ところが君といると…~
私は守られている気持ちにすらなる。▼~
私は隣で輝く君の姿を見ながら、こう思うのだ。~
もっと頑張らねばならぬ、と…▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
…ふっ。▼~
チヤホヤする言葉以外にも、男に言われて~
嬉しい言葉ってあったのね。▼~
じゃあこれからも~
嫌というほど守ってあげる。▼~
あなたの前では、隠す必要も~
なくなったわけだしね…▼~
:[ハロルド]|ああ、よろしく頼むぞ。▼~
***支援S [#offhauuw]
:[シャーロッテ]|ハロルド、来たわよ。~
話ってなに?▼~
:[ハロルド]|一つ、聞きたいことがあるのだ。▼~
:[シャーロッテ]|なによ。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
以前の君はおかしなしゃべり方をしていた。▼~
私に幻滅されるのが怖くて~
かりそめの姿を見せていたわけだ。▼~
:[シャーロッテ]|ええ、そうよ。▼~
:[ハロルド]|ということは…~
私のことを男として見ていたのだね。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
…なんの話?▼~
:[ハロルド]|君に恋をする権利…~
私にもあるのだろうか。▼~
:[シャーロッテ]|ええっ!?▼~
恋するって…~
そんな…▼~
…………▼~
…いや、やめたほうがいいわよ。~
私なんて。▼~
:[ハロルド]|そんなことを言わないでくれ。~
君みたいな人は初めてなのだ。▼~
:[シャーロッテ]|それはあんたの見る目がないからよ。~
女なんてみんな仮面をかぶって生きているわ。▼~
:[ハロルド]|そういうものなのか…▼~
しかし、だとしたらなおさらだ。~
私は仮面をはいだ君に惚れてしまったのだから。▼~
:[シャーロッテ]|…あなた、こないだ私に言ったわよね。~
私たちは仲間だって。▼~
…私は仲間のままでいいわ。▼~
:[ハロルド]|なぜだ。▼~
:[シャーロッテ]|だって、恋愛はいつか壊れる。~
でも仲間は…▼~
仲間は…~
ずっと続きそうじゃない…▼~
:[ハロルド]|それなら大丈夫だ。~
なぜなら私は永遠の愛を誓うからだ。▼~
これを受け取ってもらいたい。~
結婚指輪だ。▼~
:[シャーロッテ]|…本気?▼~
:[ハロルド]|もちろんだ。~
私はここに永遠の愛を誓う。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
…仕方ないわね。▼~
じゃあせっかくだから、~
次の出撃はこの指輪をつけて行こうかしら。▼~
:[ハロルド]|えっ?~
ということは…▼~
:[シャーロッテ]|家族になれば、もっと過激な私を~
見せることになるかもしれないけど…▼~
そうなっても、幻滅しないでよ。▼~
:[ハロルド]|幻滅などするわけがない。~
むしろ楽しみにしているぞ。▼~
**フランネル [#paa52aec]
***支援C [#zbc496f0]
:[フランネル]|あ、これもいい。▼~
お、あれもいいじゃん…▼~
おぉ…これ、すっげえ毛玉!~
光に透かすと七色に光ってやがる…!▼~
なんなんだよ、マジで…~
この辺の自然ってすごすぎ…!▼~
宝物だらけじゃねえか…!▼~
:[ハロルド]|はっはっは。~
感心だな、狼青年。▼~
:[フランネル]|なに?▼~
:[ハロルド]|せっせとゴミ拾いなどして、~
なかなか見込みのある若者だ。▼~
君を見ていたらウズウズしてきた。~
私も手伝わせてもらうぞ。▼~
:[フランネル]|今なんて言った…▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[フランネル]|今なんて言ったって言ってるんだよー!!▼~
これはゴミなんかじゃない!~
最高級の毛玉だ!▼~
:[ハロルド]|…ふむ。▼~
最高級かどうかは知らないが、~
つまりゴミではないか。▼~
違うのか?▼~
:[フランネル]|…………▼~
うぅぅぅっ!~
もういい!▼~
***支援B [#okoss6d5]
:[フランネル]|おい、ハロルド。~
この前はよくも言ってくれたな。▼~
あれは俺の中でも五本の肉球に入るくらい~
素晴らしい毛玉だったんだぞ。▼~
:[ハロルド]|ふむ…そう言われてもな。▼~
:[フランネル]|だから今日はお前を唸らせるような物を~
持ってきてやったぜ!▼~
まずは…これだっ!▼~
:[ハロルド]|これは?~
エビに衣を付けて揚げたものか?▼~
:[フランネル]|違う!~
これは松ぼっくりだ!▼~
リスが松ぼっくりを食べたあとは、~
エビの揚げ物みたいな形になるんだ。▼~
どうだ、すごいだろ!▼~
:[ハロルド]|うーん。~
すごいというか…▼~
:[フランネル]|くっ…しぶとい奴だ…▼~
じゃあこれはどうだ!▼~
:[ハロルド]|これは…~
ただの石ころではないか。▼~
:[フランネル]|違う! ハート型の石だ!~
すっげえ珍しいんだぞ。▼~
:[ハロルド]|ふむ。~
確かに珍しそうだが…▼~
:[フランネル]|なんだ、その反応は…~
いったい何者なんだよ、お前…▼~
じゃあこれでどうだっ!~
コウモリの干物!▼~
:[ハロルド]|コウモリの干物?~
もはやゴミを通り越しているぞ?▼~
:[フランネル]|これはまずコウモリを二枚に開き、~
塩水に漬けてから風通しのいい…▼~
:[ハロルド]|やめてくれ…~
作り方まで教えなくていい…▼~
:[フランネル]|じゃ、じゃあこれは…!▼~
:[ハロルド]|い、いや、もういい…~
なるほどな。▼~
なんとなく理解はした。▼~
君がそういう独特の価値基準の中で~
生きているということもわかった。▼~
それでもどこか納得しきれない。▼~
:[フランネル]|じゃ、じゃあどういうものなら納得できる?~
言ってみろ!▼~
:[ハロルド]|…………▼~
言うのは難しい。~
だが、わかった。▼~
私がもっといいものを見つけてきてやる。~
逆に君を唸らせてやろう。▼~
:[フランネル]|おもしろい!~
勝負だ!▼~
***支援A [#werd36d5]
:[ハロルド]|…フランネルくん。▼~
:[フランネル]|ハロルド!~
どうだった!?▼~
:[ハロルド]|最初に言っておこう。~
私の負けだ…▼~
:[フランネル]|えっ?▼~
:[ハロルド]|こんなものしか手に入らなかったのだ…▼~
:[フランネル]|こ、これは…▼~
:[ハロルド]|君をあっと言わせるような物を求めて~
私は森の奥深くへと入っていった…▼~
すると突然、ノスフェラトゥに襲われてな。▼~
不意打ちだったため、~
私は馬乗り状態で組み伏せられた…▼~
そのあとはくんずほぐれつのとっくみあいだ。▼~
気付くとそこは崖の上。▼~
私は運よく奴に馬乗りになったので、~
思い切り拳を振り下ろそうとしたのだが…▼~
奴は体をうまく入れ替えて、~
私を崖から放り投げたのだ。▼~
:[フランネル]|おいおい…~
大丈夫かよ…▼~
:[ハロルド]|しかし、私も負けてはいられない。▼~
空中で右手を突き出して奴を掴もうとした。▼~
:[フランネル]|それでどうなったんだ?▼~
:[ハロルド]|…そのときにつかんだのがこれだ。▼~
溺れる者は藁をもつかむと言うが、~
私はこれをつかんだのだよ。▼~
:[フランネル]|つまりこれは…▼~
:[ハロルド]|そう。~
ノスフェラトゥの頭髪だ。▼~
:[フランネル]|!?▼~
:[ハロルド]|こんなものがいいはずがない。~
だから、勝負は私の負けなのだ…▼~
:[フランネル]|すげーーーーーーーーーっ!!!▼~
:[ハロルド]|ええっ!?▼~
:[フランネル]|おおお…~
なんだこれ…▼~
このひねくれ具合…~
すげえとしか言いようがねえ…▼~
ノスフェラトゥは頭に~
お宝が生えてくるのかよ…▼~
:[ハロルド]|ふ、フランネルくん…!?▼~
瞳がギラギラと輝き、~
尻尾が激しく揺れているが…▼~
:[フランネル]|…はっ!!▼~
し、尻尾なんか振ってねえよ!~
すげえとか全然思ってねえし!▼~
:[ハロルド]|そ、そうか…▼~
そんなに気に入ったのなら…~
君にあげてもいいが…▼~
:[フランネル]|う、うぇっ!?~
本当!?▼~
:[ハロルド]|ああ、本当だとも。▼~
:[フランネル]|べ、別に嬉しくはねえけど…~
とりあえずその…あの…▼~
ありがとな…▼~
お礼と言っちゃなんだが…~
今度、一緒にゴミ拾いしてやってもいいぜ。▼~
:[ハロルド]|おお、それは素晴らしい心がけだ。~
ぜひともやろう。▼~
:[フランネル]|でも拾ったものはちゃんと見せてくれよ。▼~
あんたにとってはゴミでも、~
俺にとっては違うからな。▼~
**モズメ [#of4436d5]
***支援C [#s4a96f64]
:[ハロルド]|モズメくん。~
こんなところで何をやっているのだ。▼~
:[モズメ]|あんたは…~
ハロルドさんやったっけ。▼~
:[ハロルド]|そうだ。正義の道をひた走る、~
暗夜王国のハロルドだ。▼~
ん?~
ところで、これは畑か?▼~
:[モズメ]|せや。▼~
あたいは村にいたときから~
農作業が得意でな…▼~
時間がある時はこうやって畑に来て~
土の具合を見とるんや。▼~
土が良うなかったら~
ええ作物も育たんしなあ。▼~
:[ハロルド]|そうだったのか…▼~
:[モズメ]|ハロルドさん。~
あんた、農業はしたことある?▼~
:[ハロルド]|いや…農家のご老人の喉に詰まったパンを~
取り出したことくらいならあるが…▼~
:[モズメ]|あはは、そうなんや。▼~
兵士もええけど、~
農業も捨てたもんやないで。▼~
人間も動物や。~
せやから土に触れてると心が落ち着く。▼~
それに買うて食べる野菜と、~
自分で作る野菜では味も全然違うしな。▼~
:[ハロルド]|なるほど。~
その話はわかる気がする。▼~
:[モズメ]|みんなにも食べさせてやりたいから~
畑作りを頑張らんとな。▼~
***支援B [#w854646d]
:[ハロルド]|モズメくん。▼~
:[モズメ]|ハロルドさん。~
どうしたんや?▼~
:[ハロルド]|あの後、いろいろ私なりに考えてみた。~
君のためにできることはないか、とね。▼~
私といえば鋼の体。~
この体を動かして、耕すのを手伝おう。▼~
:[モズメ]|ほな、いっちょお手並み拝見といこか。~
これが農具や。▼~
:[ハロルド]|よし、ではいくぞ。▼~
ふん!▼~
ふんっ!▼~
:[モズメ]|確かに力はあるなぁ。▼~
:[ハロルド]|ははは。~
そうだろう。▼~
:[モズメ]|でもやっぱり素人や。▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[モズメ]|もっとこう、腰を入れてやな…▼~
こうやるんや。▼~
:[ハロルド]|こうか?▼~
:[モズメ]|違うんや。~
こう。▼~
:[ハロルド]|こうか?▼~
:[モズメ]|せやせや。▼~
:[ハロルド]|ふん!▼~
:[モズメ]|おお、なかなかええやないの。▼~
こんだけの指導でできるようになるとは。~
なかなかいい筋しとるで。▼~
:[ハロルド]|そうか。~
そう言われると気分がいいな。▼~
ふん! ふんっ!▼~
ははは。こいつはいい!~
なんだか楽しくなってきたぞ!▼~
***支援A [#va93e648]
:[モズメ]|なんやこれ?~
畑が糞まみれやないか!?▼~
:[ハロルド]|…………▼~
すまない、モズメくん。~
全て私のせいなのだ。▼~
:[モズメ]|あんたのせい?~
どういうことや?▼~
:[ハロルド]|実は今日…~
君より早く来て畑を耕していたのだ。▼~
すると、なぜか飛竜がたくさん飛んできて、~
私目がけて糞を落としていったのだ…▼~
私はそれをよけるので精一杯…~
畑を守ることができなかった。▼~
気付けば畑はこんな状態に…▼~
:[モズメ]|そういうことやったんか…▼~
でも、なんで飛竜はあんた目がけて~
そんなことしたん?▼~
:[ハロルド]|私はわけのわからない不運に~
見舞われることが多いのだ…▼~
飛竜に関して言えば…▼~
私を目がけて糞を落とす、~
いきなり噛みつくなどのパターンがあって…▼~
…今回は糞を落とすパターンだった。▼~
:[モズメ]|なんやそれ。~
恐ろしい話やな。▼~
:[ハロルド]|そうなのだ。▼~
:[モズメ]|でも謝ることはないで。~
むしろ好都合や。▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[モズメ]|あんたは知らんかもしれんけど、~
飛竜の糞は最高の肥やしなんや。▼~
:[ハロルド]|最高の肥やし?▼~
:[モズメ]|せや。畑に栄養を与えて、~
ええ作物がたくさんできるようになる。▼~
飛竜のおらん地域なんかでは、~
金払ってでも欲しがる人がおるくらいや。▼~
:[ハロルド]|そ、そうだったのか…▼~
:[モズメ]|せや。~
だからむしろ、この状態は完璧なんや。▼~
:[ハロルド]|それはよかった…~
禍を転じて福となしたのか…▼~
:[モズメ]|よし。ここからはあたいが引き継ぐわ。~
あんたは休んでて。▼~
:[ハロルド]|わかった。~
では私はその辺に腰掛けて…と。▼~
:[モズメ]|いや、それはあかんわ。~
もったいない。▼~
あんたは畑の真ん中で休憩しとって。▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[モズメ]|もうちょっと肥料が…~
飛竜の糞がほしいんや。▼~
:[ハロルド]|なるほど。~
では私はカカシのように立っているとしよう。▼~
:[モズメ]|これは頼もしいで。▼~
***支援S [#j509783a]
:[モズメ]|ハロルドさん。~
話ってなんや。▼~
:[ハロルド]|この苗を植えたいと思ってな。▼~
:[モズメ]|なんや、この苗は。~
見たことないわ。▼~
:[ハロルド]|ただ植えるのではない。~
君と一緒に植えたいと思っている。▼~
:[モズメ]|別にええよ。~
ほんなら畑に行こうか?▼~
:[ハロルド]|…いや。~
そんな簡単に頷いてもらっては困る。▼~
もっとじっくり考えてもらってから~
承諾してほしいのだ。▼~
:[モズメ]|ははは。~
あんたはやっぱり素人や。▼~
作物の苗一つ植えるのに~
承諾なんかいらんやろ。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
:[モズメ]|ハロルド…さん?▼~
:[ハロルド]|これは特殊な植物の苗でね。▼~
ともに植えた男女の~
永久の幸せを約束すると言われている。▼~
:[モズメ]|は?▼~
:[ハロルド]|つまり、夫婦になる二人が植えると~
いいとされているのだ。▼~
:[モズメ]|…………▼~
なんやなんや?~
なんの話や?▼~
あたい、混乱してきたわ…▼~
:[ハロルド]|すまない。~
はっきり言おう。▼~
モズメくん…~
私と結婚してほしい。▼~
ほら、一緒に指輪も用意してあるのだ。▼~
:[モズメ]|結婚って…~
で、でもあたい…▼~
:[ハロルド]|戸惑う気持ちはわかる。~
今、いきなり夫婦になるなんて無理だろう。▼~
だが苗を植え、育て、~
やがて立派な実をつけるように…▼~
二人でゆっくりと育みたいと思っている。~
新しい家族の形を。▼~
:[モズメ]|…新しい家族…▼~
その言葉…~
あたいにとっては、すごい嬉しいわ。▼~
あたいにはもう、~
ほんまの家族はおらんから…▼~
ハロルドさんがそうなってくれるんやったら、~
よろこんで受けるわ。▼~
:[ハロルド]|ほ、本当か!?▼~
:[モズメ]|うん、ほんまや。~
あんたの能力も最高やしな。▼~
:[ハロルド]|私の能力?▼~
:[モズメ]|せや。~
飛竜の腸を活発化させる。あの謎の能力や。▼~
畑のためにええのはもちろん、~
あれは高値で売れる。▼~
お金に困ることがあれば~
飛竜の糞を売って生計を立てればええ。▼~
老後の暮らしまでばっちりやで。▼~
:[ハロルド]|ははは。そんな生活も楽しそうだ。▼~
いずれにしてもありがとう、モズメくん。▼~
君を正しき幸せに導く。~
そう、ここに誓うぞ。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#h1aae1f9]
#comment
終了行:
*ハロルドの支援会話 [#s2bbbaed]
#contents
**マイユニット(男性) [#g0812794]
-
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・私)のページへ>../マイユニット(男性...
**マイユニット(女性) [#w6983adf]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
**フェリシア [#q2f3dbcf]
[[フェリシア(暗夜)のページへ>../フェリシア(暗夜)#o4b2fda1]]
**アクア [#ycdd30ff]
[[アクアのページへ>../アクア(暗夜)#b2a588fa]]
**エリーゼ [#cf682fad]
[[エリーゼのページへ>../エリーゼ#j4496543]]
**エルフィ [#qc3409bb]
***支援C [#x4e9ce60]
:[ハロルド]|エルフィくん。~
ちょっといいかい。▼~
:[エルフィ]|どうしたの、ハロルド。~
エリーゼ様に何かあった?▼~
:[ハロルド]|いや、そうではない。~
話があるのだ。▼~
私は君と同じ、エリーゼ様に仕える者だ。▼~
君同様、エリーゼ様を守りたいと~
心の底から思っている。▼~
しかし…最近、気付いたのだ。~
君と私には何か違いがあると。▼~
:[エルフィ]|…違い?▼~
:[ハロルド]|そう。▼~
君のエリーゼ様に対する~
守りたい気持ちはずば抜けている。▼~
君も私も、人のために動くことを信条とする者だ。▼~
しかし、ことエリーゼ様のこととなると~
君はさらに…別次元の力を発揮する。▼~
いったい、その秘密はなんなのだ?▼~
:[エルフィ]|うーん…▼~
:[ハロルド]|戦いは日に日に激しさを増している。▼~
私たちがエリーゼ様をお守りする必要性も、~
ぐっと高まってきている。▼~
秘訣があるなら~
アドバイスをもらいたいと思ってな。▼~
:[エルフィ]|…確かにわたしとエリーゼ様の間には~
あなたと同じ主従関係がある…▼~
でもその前に~
わたしとエリーゼ様は親友よ。▼~
あなたとエリーゼ様との関係とは~
少し違って当然だと思う。▼~
だから、アドバイスはないわ。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
そ、そうか…▼~
***支援B [#z67e10e9]
:[エルフィ]|ハロルド。~
この間の話だけど…▼~
あなたとわたしの違い…~
もう一つあった。▼~
わたしはあなたみたいに気が多くないわ…▼~
:[ハロルド]|…気が多い?▼~
:[エルフィ]|あなたは困っている人がいると~
あっちに行ったりこっちに行ったり…▼~
エリーゼ様に関係ない人たちも~
全部まとめて助けてまわるわ。▼~
でも、わたしは違う…▼~
エリーゼ様がまず基本。~
ここは何があっても死守。▼~
あとはそこから少し広げて、~
エリーゼ様に関係ある人を助ける。▼~
わたしにできるのはそこまで。▼~
いつもエリーゼ様のことを考え…~
エリーゼ様のために悩み…▼~
エリーゼ様のためにたくさん食べ…~
エリーゼ様のためにその力を使う…▼~
そこがあなたと違うところかもしれないわ。▼~
:[ハロルド]|な、なるほど…▼~
…………▼~
私もエリーゼ様のことは~
とても大事に思っている。▼~
しかし、私は…▼~
迷子と聞けばその子の親を~
草の根を分けてでも探し出し…▼~
ご老人が足が痛いと聞けば、~
背負ってその足となる。▼~
赤ん坊の泣き声を聞けば、~
笑顔になるまで一緒に泣き…▼~
ケンカと聞けば、間に入って~
両者の拳を握手に変える。▼~
私はそんな男だ…▼~
:[エルフィ]|…………▼~
まあ…~
それはそれでいいんじゃないかしら。▼~
:[ハロルド]|ありがとう、エルフィくん。~
お陰で自分のことがよくわかった。▼~
今日の指摘は今後の参考にすることにしよう。▼~
:[エルフィ]|そう…▼~
***支援A [#i373333b]
:[エルフィ]|ハロルド…~
ちょっと話が…▼~
:[ハロルド]|どうしたのかね?▼~
:[エルフィ]|あなた、どうしたの…?▼~
:[ハロルド]|どうしたって、何がだ?▼~
:[エルフィ]|この間の出撃時…~
あなたには覇気がなかった。▼~
動きも精彩を欠いていたし、~
いつもと違って見えたわ。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
そうか…▼~
いや、ちょっと自己改革してみたのだよ。▼~
最近はすべての人助けのスケジュールを~
キャンセルし…▼~
正しく起床し、きっちり見回りという~
習慣もやめてみた。▼~
そして、その分を君のように~
エリーゼ様のために使ってみたのだ。▼~
常にエリーゼ様のことを考え…~
エリーゼ様のために悩み…▼~
エリーゼ様のためにたくさん食べ…~
エリーゼ様のためにその力を使う。▼~
まさに君から聞いた話を~
実践してみたところだったのだ。▼~
全てはエリーゼ様のため。~
君との差を埋めるために努力したのだが…▼~
:[エルフィ]|ハロルド、それはおかしい…▼~
わたしは、あなたが間違っていると~
言ったわけではないの。▼~
むしろわたしは、あなたの正義にあふれた~
言動を尊敬している。▼~
万人のために正義を貫くことなど~
わたしにはできないし…▼~
それがあなたのよさであり、~
エネルギーの源だと思うから…▼~
:[ハロルド]|なるほど…▼~
よかれと思って断行した自己改革は~
間違っていたのか…▼~
:[エルフィ]|そう…▼~
わたしにはわたしのやり方があって…~
あなたのはあなたのやり方がある。▼~
どっちがいいなんてことはなくて…~
どっちも間違いではないと思うの。▼~
だから、あなたには~
自分の道を行ってもらいたい…▼~
それがエリーゼ様のためにも~
なると思うから…▼~
:[ハロルド]|わかった。~
素晴らしいアドバイスに感謝する。▼~
私は私の道を行く。~
正義という名の、私の道を…▼~
:[エルフィ]|そう。それでこそ、~
みんなの味方ハロルドよ…▼~
:[ハロルド]|…エルフィくん!~
ありがとう。▼~
これからも共に手を取り、~
エリーゼ様のために尽くそうではないか。▼~
:[エルフィ]|ええ、そうね。▼~
:[ハロルド]|…ちなみに、エルフィくん。~
君は正義の道に興味はあるか?▼~
:[エルフィ]|えっ?▼~
:[ハロルド]|私は君の真似をしてみた。~
今度は君が私の真似をしてみるのも…▼~
:[エルフィ]|いいえ…~
それは結構よ…▼~
***支援S [#nbd5b4f5]
:[エルフィ]|ハロルド…~
どうしたの、こんなところに呼び出して…▼~
:[ハロルド]|ああ、いや。~
すまなかった。▼~
君に大事な話をしようと思ったのだが、~
やめにした。▼~
肝心のあれが届かなかったのだ。▼~
まったく…~
世の中どうなっているのだ…▼~
:[エルフィ]|それってもしかして~
この箱のこと…?▼~
:[ハロルド]|ええっ!?~
そ、そうだ! まさにそれだよ!▼~
:[エルフィ]|なぜか今日、~
わたしのところに届いたの…▼~
それで、念のため中を見たら、~
指輪が入っていたわ…▼~
:[ハロルド]|ななな、中を見てしまったのか!?~
:[エルフィ]|ええ、ごめんなさい…~
でも、ハロルドの荷物で間違いないようね。▼~
:[ハロルド]|くっ…! あの金物屋め!~
私に届けろと言ったのに…▼~
どうしてよりによって~
エルフィくんのところに…!▼~
いや、今はそのことは忘れよう。▼~
指輪が届いたのなら~
中止にする必要はない…▼~
ハロルド…行けるか?▼~
いや、行ける行けないの話ではない…~
行くのだ…行くしかないのだ。▼~
そう!~
今、行かなくては正義の道に反する!▼~
:[エルフィ]|…ハロルド?~
一人でブツブツ言って、どうしたの…~
:[ハロルド]|…………▼~
…ゴホン。では改めて…~
エルフィくん。▼~
今日、呼び出したのにはわけがある。~
君にその指輪を受け取ってもらいたい。▼~
:[エルフィ]|もう、受け取ったけど…▼~
:[ハロルド]|い、いや、それはそうなのだが…~
そういう意味の受け取ったではなく…▼~
私との結婚の証として、~
その指輪を受け取ってほしいのだ。▼~
:[エルフィ]|!? け、結婚…!?~
わたしが、ハロルドと…?▼~
でも、でも…わたし…▼~
結婚って…~
よくわからないわ。▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[エルフィ]|わたしはエリーゼ様のことを考え…~
エリーゼ様のために悩み…▼~
エリーゼ様のためにたくさん食べ…~
エリーゼ様のために力を使う…▼~
わたしにとっては…~
それが全てだから。▼~
:[ハロルド]|エルフィくん…▼~
大丈夫だ。何も心配いらない。~
その習慣はそのままでいいんだ。▼~
ただ…~
その中に私も少し加えてもらえれば…▼~
:[エルフィ]|そう…▼~
だったら構わない…~
喜んで承諾するわ。▼~
:[ハロルド]|ほ、本当か!?▼~
やけにあっさりで少し拍子抜けだが…▼~
:[エルフィ]|…だって、よく考えたら~
あなたとわたしは相棒だもの…▼~
今までいつも一緒にいたんだから、~
わたしの習慣には、▼~
もうあなたも組み込まれている。▼~
だから、断る理由は無いもの。~
むしろ…今までより心強いわ。▼~
あなたみたいな頼もしい人が、~
ずっと隣にいてくれたら。▼~
これからは人生の相棒として…~
改めてよろしくね。…ハロルド。▼~
:[ハロルド]|エルフィくん…!▼~
その言葉、とても嬉しいよ。~
こちらこそよろしくお願いする。▼~
今までもこれからも、~
私たちは最高の相棒だよ!▼~
:[エルフィ]|ええ。わたしの隣にはきっと…~
あなたが一番相応しいのね…▼~
ありがとう…ハロルド。~
指輪…ちゃんと受け取るわ。▼~
それから…指輪をはめたら、一緒に…~
エリーゼ様のところに行きましょう…?▼~
:[ハロルド]|ああ! きっとエリーゼ様も~
祝福して下さるだろう!▼~
私たちの新しい門出を!▼~
:[エルフィ]|うふふ、そうね…▼~
**ゼロ [#fbc3d49a]
***支援C [#o7b02e3a]
:[ハロルド]|やあ、ゼロくん。~
こうして二人で話すのは初めてだな。▼~
:[ゼロ]|ああ。同じ王城兵と言えど、~
俺とお前には接点がないからな…▼~
:[ハロルド]|君の噂は昔から聞いている。~
街のお尋ね者が…なぜレオン様の元に?▼~
:[ゼロ]|どうでもいいだろ。▼~
暗夜王国の庶民のヒーローに~
聞いてもらうほどのことではない。▼~
すぐにお前は正義がなんちゃらと~
しゃべり出すらしいからな。▼~
俺はそういう奴が一番嫌いだ。~
個人の掲げる正義など信用ならん。▼~
:[ハロルド]|そういう君は、聞いている者を~
のけぞらせるようなことを言うらしいな。▼~
それは街のお尋ね者ならではの癖なのか?▼~
:[ゼロ]|相手をのけぞらせる?▼~
俺と話していると悦びのあまりに、~
のけぞってしまうということか?▼~
:[ハロルド]|そう、そういう発言のことだ。▼~
:[ゼロ]|お前もこの程度でのけぞっちゃうのか?~
見かけによらず、かわいいねぇ。▼~
もっとイイものをぶち込んでやろうか?~
そのかわいい耳にな…▼~
:[ハロルド]|…なるほど。~
確かに不愉快だ。▼~
:[ゼロ]|なに?▼~
:[ハロルド]|実は君のそういう物言いに対して、~
方々から苦情が上がっていてね。▼~
実際に聞いてみたら~
なるほど鬱陶しいものだった。▼~
:[ゼロ]|だったらどうした?▼~
お前の正義ってやつは、人のしゃべり方にまで~
口出しするんじゃないだろうな。▼~
頼むから、それだけはやめてくれよ。▼~
***支援B [#t5858f28]
:[ハロルド]|ゼロくん、君に聞きたいことがある。▼~
:[ゼロ]|なんだよ。▼~
:[ハロルド]|今夜、この街の窃盗団が~
大規模な盗みを計画しているらしい。▼~
あの窃盗団は一時期は弱小化したが、~
最近また大きな勢力になりつつある。▼~
はっきり言ってもらいたい。~
今回の盗みに君は絡んでいるのかね。▼~
:[ゼロ]|いいや、俺は一切関係ないね。▼~
:[ハロルド]|信じていいのか。~
かつて君が所属していた窃盗団だぞ。▼~
:[ゼロ]|だからなんだ。~
過去を根拠に人を疑うのか?▼~
:[ハロルド]|そういうわけではないが…▼~
:[ゼロ]|信じられないって言うのなら、~
本当に屋敷に乗り込んでやってもいいんだぜ。▼~
:[ハロルド]|だとしたら私に成敗されることになる。~
窃盗団を止めてほしいと依頼が来ているのだ。▼~
:[ゼロ]|…ふん。~
まあ、いい。▼~
窃盗団にヒイヒイ言わされないように~
せいぜい頑張るんだな。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
怪しいな。▼~
:[ゼロ]|何がだ。▼~
:[ハロルド]|君のように相手を当惑させる言葉を吐く者は~
大概において隠しごとをしているものだ。▼~
隠しごとがバレてしまわないように、~
敢えて他人との距離を取るのだよ。▼~
:[ゼロ]|なんだ、その理論めいた戯れ言は。▼~
:[ハロルド]|まあ、私が今この場で~
思いついた理論だけれどね。▼~
:[ゼロ]|やっぱり。~
そんなところだと思ったぜ。▼~
:[ハロルド]|君がどういう生き方をしていても構わない。▼~
ただ、今度のことで隠していることがあるなら~
今のうちに…▼~
:[ゼロ]|しつこい奴だ。~
もう俺は行くぜ。▼~
:[ハロルド]|ゼロくん…▼~
***支援A [#o9be281f]
:[ハロルド]|…ゼロくん。~
昨晩のことは驚いたよ。▼~
:[ゼロ]|ん?▼~
:[ハロルド]|私はいつものように不運に遭ったが、~
それでもなんとか窃盗団を追い詰めた。▼~
すると、あと一歩というところで君が現れた。▼~
やはり…と思ったのもつかの間、~
君は私に背を向け、窃盗団に説教を始めて…▼~
まさに予想外の展開だった。▼~
:[ゼロ]|だから俺は絡んでないって言っただろ。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
暗夜王国でも最下層の貧民街で、~
ならず者のゼロを知らない者はいない。▼~
私はそんな君の過去に~
囚われずぎているのだろうか?▼~
:[ゼロ]|…俺は親の顔を知らない。▼~
親父は俺が生まれる前に逃げ、~
お袋は俺が物心つく前に行方をくらました。▼~
そんな俺にとって~
居場所は窃盗団しかなかった。▼~
だが、ある日…~
暗夜王城に忍び込んだときのことだ。▼~
俺たちは盗みを果たしたものの~
兵士に見つかっちまった。▼~
そのとき仲間が裏切って…~
俺を囮として置き去りにしやがったんだ。▼~
:[ハロルド]|なんということを…▼~
:[ゼロ]|そして、俺の目の前に~
現れたのがレオン様だった。▼~
あの方の強さは並みじゃなかった。~
一瞬で勝負の行方は見えちまった。▼~
だから俺は殺してくれって言ったんだよ。~
仲間に裏切られて捨て鉢な気分だったしな。▼~
だが、その態度がなんだか~
気に入られちまってな…▼~
それ以来、レオン様の傍にいるってわけだ。▼~
仲間に裏切られて窃盗団の俺は死んだ。▼~
レオン様に命を救われて…~
俺は生まれ変わったつもりさ。▼~
:[ハロルド]|…そんな過去があったとは。▼~
話してくれてありがとう。~
今の話に隠しごとはなかったようだ。▼~
:[ゼロ]|あ?~
どういうことだ?▼~
:[ハロルド]|今、君は例の不愉快な話し方を一切しなかった。~
隠しごとがなかった証拠だ。▼~
:[ゼロ]|…な、何を言ってやがる。~
それはお前の思いつきのデタラメ理論だろ。▼~
:[ハロルド]|だからなんだね。~
思いつきだろうと、正しい理論はあるものだ。▼~
今、私は感激しているぞ。▼~
君にもまともなしゃべり方ができるのだと~
わかったからね。▼~
よし、これからみんなのところへ行って~
今の話をするのだ。▼~
そうすればみんなもわかってくれるはずだ。~
君も時と場合によってはまともに話せるのだと。▼~
:[ゼロ]|嫌だね。~
さっさとどっか行け。▼~
行かねえと、俺のぶっとい矢をぶち込むぞ。▼~
:[ハロルド]|…おっと。~
今、君は一つ、隠しごとをしたね。▼~
でもかわいいから許そう。▼~
:[ゼロ]|は?~
かわいい?▼~
:[ハロルド]|今、君が隠したのは照れだ。▼~
私に褒められた、その照れ隠しに~
敢えて不愉快な言い方をしたのだろう。▼~
もう私に隠しごとは無理だぞ。~
全てお見通しだからね。▼~
:[ゼロ]|こいつ…▼~
:[ハロルド]|これからは仲良くやっていこう。~
相談ごとがあったら迷わず言ってくれたまえ。▼~
君のカラクリを知ってしまった者として、~
心ゆくまで話を聞こう。▼~
:[ゼロ]|ちっ…▼~
**ニュクス [#o01beea0]
***支援C [#r3e968c3]
:[ニュクス]|ハロルド、どこに行くの?▼~
:[ハロルド]|おお、ニュクスくん。~
今日は街の子供たちとショーを見にいく。▼~
保護者たちに急用ができてしまって~
代わりを頼めないかと言われてね。▼~
:[ニュクス]|そう。~
感心なことね。▼~
でもそこには行かない方がいいわ。~
よくないことが起こるから。▼~
:[ハロルド]|よくないこと?~
何を根拠に。▼~
:[ニュクス]|私の占いよ。▼~
:[ハロルド]|占い?▼~
ははは。せっかくの忠告だが、~
行かないというのは無理だ。▼~
そもそも、なんと言えばいいのだ?~
占いで悪い結果が出たから行けないとでも?▼~
そんな理屈は立たないぞ。▼~
:[ニュクス]|気持ちはわかるけど、信じてほしいの。~
行っちゃ駄目よ。▼~
:[ハロルド]|忠告には感謝する。~
では行ってくるぞ。▼~
:[ニュクス]|待って。▼~
じゃあ、行ってもいいけど、~
これを鎧の下に入れていって。▼~
:[ハロルド]|これは魔道書?~
しかもかなり分厚い。▼~
:[ニュクス]|いいから。~
言う通りにするの。▼~
きっと役に立つはずだから。▼~
***支援B [#n488441c]
:[ハロルド]|ニュクスくん…~
先日は大変、申し訳なかった…▼~
私は占いを軽視していたようだ…▼~
:[ニュクス]|どうだったの?~
話を聞きたいわ。▼~
:[ハロルド]|あの後、子供たちと見たのは~
マジックショーだった。▼~
マジシャンの助手が木箱の中に入り…▼~
:[ニュクス]|そこに剣を突き立てる…~
よくある手品ね。▼~
普通は剣に手品用の~
仕掛けがあるんだけど…▼~
まあ、なんとなく展開が読めてきたわ…▼~
:[ハロルド]|察しの通り。▼~
マジシャンは観客の中から~
助手として私を選んだのだ。▼~
むろん、私は正々堂々と~
木箱の中に入った。▼~
しかしだ…▼~
マジシャンは手品用の剣ではなく、~
本物の剣を木箱に突き立ててきたのだ。▼~
:[ニュクス]|やっぱりね…▼~
:[ハロルド]|鎧に刺さってきたあたりで~
おかしいなとは思ったのだ。▼~
しかし、子供たちの手前、~
声を出すわけにもいかない。▼~
もしかしたらここからなんらかのカラクリで、~
体を貫かない流れになるのかもしれない。▼~
いろいろと考えた結果、~
私はじっと黙っていることにした。▼~
ところが…~
剣は鎧を貫いて、突き刺さってくる…▼~
これは死ぬ…そう思ったとき、~
君の魔道書が守ってくれたのだ。▼~
:[ニュクス]|ふふふ、だから言ったでしょ。~
私の占いは確かなんだから。▼~
ただ、貴方ほど~
よく未来が見えるのは珍しいわ。▼~
きっと貴方は単純バ…▼~
…いえ、人より純粋な心を持ってるのね。▼~
本来なら未来を変えるのはよくないこと…~
でも貴方は仲間だから忠告したの。▼~
:[ハロルド]|ありがとう。君のおかげだ。▼~
ちなみに今夜は~
エリーゼ様のお食事に同席する任務だ。▼~
今度は大丈夫だろうね?▼~
:[ニュクス]|うふふ。~
もうすっかり占いを信じてるのね。▼~
でも言ったでしょう。~
未来は変えちゃいけないの。▼~
:[ハロルド]|じゃあ、具体的なことはなしでいい。~
言える範囲で教えてくれないか。▼~
:[ニュクス]|…仕方ないわね。~
見てみるわ。▼~
…………▼~
…ふふふっ。▼~
:[ハロルド]|どうしたのだ?▼~
:[ニュクス]|貴方、めちゃくちゃ怒られるから気をつけて。▼~
:[ハロルド]|私がめちゃくちゃ怒られる?~
な、何をやらかしてしまうというのだ…▼~
***支援A [#j5b84df7]
:[ハロルド]|はあ…▼~
エリーゼ様にめちゃくちゃ怒られた。~
ニュクスくんの言う通りだった。▼~
:[ニュクス]|あらあら。~
話を聞かせて。▼~
:[ハロルド]|私は予定通りエリーゼ様と~
お食事をご一緒していた。▼~
最初に飲み物を聞かれたので~
私は水と答えた。▼~
飲み物がそろったところで乾杯となった。▼~
私は喉が渇いていたので~
水を一気に飲み干したのだ。▼~
しかし、それは…▼~
:[ニュクス]|水じゃなくてお酒だった…でしょ?▼~
:[ハロルド]|そうなのだ!~
店の者が間違えて、酒をよこしたのだ。▼~
一気飲みができるほど、私は酒に強くない。▼~
だから、すぐに酔いが回ってしまって…▼~
:[ニュクス]|トラブルが起きたのね。▼~
:[ハロルド]|その通り。▼~
あれはオードブルとスープが済み、~
パンが出てきたときのことだった。▼~
:[ニュクス]|ええ。▼~
:[ハロルド]|ぼんやりとする意識の中、~
私はパンを手に取った。▼~
それを口に入れようとしたら…▼~
:[ニュクス]|したら?▼~
:[ハロルド]|それがなんと…▼~
エリーゼ様の髪の毛だったのだ…▼~
:[ニュクス]|確かにエリーゼ王女のツインテールは~
パンに見えないこともないけど…▼~
うふふふふ…!▼~
:[ハロルド]|…………▼~
:[ニュクス]|あら…少し笑いすぎたわ。~
…ごめんなさい。▼~
:[ハロルド]|いや。~
謝る必要などない。▼~
そこまで笑い飛ばしてくれると~
私としてはむしろ清々しい気分だ。▼~
:[ニュクス]|そ、そう?▼~
…実は最近…~
貴方の未来を見るのが楽しみなのよ。▼~
だって、おかしなトラブルにばっかり~
巻き込まれるんだもの。▼~
:[ハロルド]|そうか。▼~
それならば、これからも私の不運を~
思い切り笑い飛ばしてほしい。▼~
:[ニュクス]|わかったわ。~
まかせておいて。▼~
***支援S [#efcd2afe]
:[ニュクス]|ハロルド、どうしたの。▼~
:[ハロルド]|ニュクスくん。~
よく来てくれた。▼~
実は一つ、聞きたいことがあったのだ。▼~
:[ニュクス]|聞きたいこと?▼~
:[ハロルド]|女性にこんなことを聞くのは~
失礼と承知の上で聞きたい。▼~
…君は、何歳なんだ?▼~
:[ニュクス]|そんなこと聞いてどうするの?▼~
:[ハロルド]|いや、その…▼~
:[ニュクス]|訳ありってわけね。▼~
まあいいわ。~
教えてあげる。▼~
見た目はこんなだけど、~
本当は貴方よりずっと年上よ。▼~
:[ハロルド]|ええっ!?▼~
:[ニュクス]|昔、術で遊びすぎて、~
体の成長が止まってしまったの。▼~
:[ハロルド]|そ、そうか…▼~
しかし、年上だったら問題ない。~
私は君が幼すぎると思って…その…▼~
:[ニュクス]|?▼~
:[ハロルド]|…………▼~
思い切って言おう。~
ニュクスくん、私と結婚してもらいたい。▼~
これが誓いの指輪だ。▼~
:[ニュクス]|…………▼~
ありがとう。嬉しい。▼~
喜んでお受けするわ。▼~
:[ハロルド]|おおっ!~
こんなにもすぐにいい返事がもらえるとは!▼~
:[ニュクス]|実はね、知ってたの。~
今日、貴方にプロポーズされるって。▼~
そう、占いに出てたから…▼~
:[ハロルド]|あっ。なるほど。▼~
考えてみればそうだな。▼~
ニュクスくんには~
何もかもお見通しというわけだ。▼~
:[ニュクス]|ええ。▼~
貴方と初めて会ったときから~
今日のことは占いでわかっていたわ。▼~
:[ハロルド]|ええっ!?~
初めて会ったときから!?▼~
:[ニュクス]|そうよ。▼~
簡単に未来は変えない方がいい…~
その言葉の意味がわかったでしょ?▼~
:[ハロルド]|ああっ。▼~
:[ニュクス]|さすがに貴方に死なれたくないから~
ショーのときだけは未来を変えちゃったけど。▼~
:[ハロルド]|そ、それじゃ少しだけ聞いていいか?~
私たちの…二人の未来には何が見える?▼~
:[ニュクス]|…………▼~
子供が見えるわ。~
貴方と私の間に生まれた可愛い子供が…▼~
:[ハロルド]|素晴らしい…~
私はとても幸せだ…▼~
:[ニュクス]|私もよ。▼~
:[ハロルド]|いや、今以上に…~
もっともっと君を幸せにするよ。▼~
:[ニュクス]|ありがとう。~
でもそれも知っているわ。▼~
貴方が私を大事にしてくれることも、~
素敵な父親になることも…▼~
すべて見えているから。▼~
**カミラ [#ee9790c9]
***支援C [#ud2de7e4]
:[カミラ]|はぁ…▼~
:[ハロルド]|カミラ様。~
そのため息は…ずばり悩みごとですね。▼~
:[カミラ]|よくわかったわね。▼~
:[ハロルド]|やはり、そうでしたか。▼~
私くらいになると、ため息を聞くだけで~
ピンと来るのですよ。▼~
…で、どんな悩みごとなんでしょう。▼~
:[カミラ]|カムイよ…▼~
:[ハロルド]|カムイ様…?▼~
:[カミラ]|そう。~
私の体はカムイに対する愛で満ちているわ。▼~
:[ハロルド]|はい、暗夜王国の一部では~
割と有名なお話ですよね。▼~
:[カミラ]|でもそれが伝わっていないような気がして…~
とても切ないの…▼~
:[ハロルド]|なるほど。~
そういうことですか。▼~
そのようなお気持ちは~
しっかりと伝えてこそ。▼~
私にできることがあれば喜んでお手伝いを。▼~
:[カミラ]|…そうね。~
じゃあ、お願いしようかしら。▼~
あなたのほうから~
うまく伝えてもらえると嬉しいわ。▼~
:[ハロルド]|お安いご用です。▼~
:[カミラ]|ただ、これはデリケートな問題よ。~
言葉遣い、気遣いには気をつけてね。▼~
:[ハロルド]|わかりました。▼~
:[カミラ]|えっと…~
伝えてほしい内容は…▼~
***支援B [#o73f184b]
:[ハロルド]|カミラ様、ご報告が遅れて申し訳ありません。~
任務は完了いたしました。▼~
:[カミラ]|カムイはなんて?▼~
:[ハロルド]|ただ、その…~
結果は芳しくなく…▼~
:[カミラ]|えっ?▼~
:[ハロルド]|まずどんな流れだったのかを~
お話ししましょう。▼~
デリケートなことをお伝えするのは~
お忙しい昼間はふさわしくないと思い…▼~
夜分、カムイ様が~
お休みになられる前にお伝えしてきました。▼~
その際、お疲れのところ、~
失礼に当たってはならないと思い…▼~
壁越しに伝えるという気遣いも~
忘れませんでしたのでご安心を。▼~
:[カミラ]|え、ええ…▼~
:[ハロルド]|そこで、カミラ様が言われた通りの~
奥ゆかしい愛のメッセージを伝えました。▼~
すると、壁の向こうからひと言…▼~
やめてほしい、と…▼~
:[カミラ]|そ、そんな!▼~
:[ハロルド]|泣かないでください。~
カミラ様…▼~
カムイ様にも様々な事情が~
あるのでしょう。▼~
:[カミラ]|…………▼~
…あれ、でもちょっと待って。▼~
こないだの晩、王族関係だけ~
寝る場所の配置換えをしたわよね。▼~
あなたはカムイの顔を見ずに~
伝えたって言ったけど…▼~
もちろん配置換えを踏まえた上で~
カムイのところに行ったのよね…?▼~
:[ハロルド]|…配置換えは初耳です。▼~
:[カミラ]|もしかしたらあなた、~
カムイじゃない人に伝えたんじゃ…▼~
:[ハロルド]|…の、可能性もなきにしもあらずです。▼~
そういえば、愛の言葉をお伝えする前に~
壁越しに歌が聞こえていたような…▼~
あれが幻聴ではなかったとすると、~
相手はアクア様だった可能性も…▼~
ああ…くそっ…~
何という失態!▼~
大変、申し訳ありません。~
私はただ、カミラ様のお役に立てればと…▼~
:[カミラ]|別にいいわ。~
誰にでもミスはあるし…▼~
そもそもこれはミスではなくて不運よ。▼~
:[ハロルド]|なんという優しいお言葉…~
そこでご相談なのですが…▼~
よろしければ、もう一度チャンスを~
いただけないでしょうか。▼~
今度こそはしっかり完遂してきます。▼~
:[カミラ]|…わかったわ。▼~
:[ハロルド]|ありがとうございます。~
ハロルド、名誉挽回に努めます。▼~
***支援A [#mf175b7f]
:[ハロルド]|カミラ様。▼~
ご報告が遅れて申し訳ありません。~
任務、完了しました。▼~
:[カミラ]|どうだったの。~
話して。▼~
:[ハロルド]|ちょうどカムイ様とアクア様の~
お二人がいたので、駆け寄って伝えました。▼~
まずはアクア様に…▼~
この間の、カミラ様からの愛の言葉は~
聞かなかったことにしてくれ、と…▼~
アクア様は首をかしげていましたが、~
おそらくちゃんと伝わったものと思われます。▼~
次にカムイ様に伝えました。▼~
カミラ様に言われた通りの~
趣深い愛の言葉を…▼~
するとカムイ様はまた仰いました。~
やめてほしい、と…▼~
:[カミラ]|えっ…▼~
:[ハロルド]|カミラ様はこんなに想っておられるのにと~
私はつらくなってしまい…▼~
グラグラする頭を押さえて~
その場から逃げ出してしまいました。▼~
:[カミラ]|?~
どうしてグラグラしたの?▼~
:[ハロルド]|ああ、それですか。▼~
カムイ様たちのもとへ行くとき、~
二度ほど荷馬車に轢かれてしまい…▼~
そのときに頭を打ってしまったのでしょう。~
かなりのめまいがありました。▼~
:[カミラ]|…なるほど。~
そういうことだったのね。▼~
さっきカムイと話したの。~
そしたら、会話がかみ合わなくて…▼~
今の話を聞いてようやく納得できたわ。▼~
:[ハロルド]|えっ?~
どういうことでしょうか…▼~
:[カミラ]|あなたは頭を打って、~
グラグラしていた。▼~
そんなあなたにはカムイがアクアに。~
アクアがカムイに見えた…▼~
そういうことじゃないかしら。▼~
:[ハロルド]|な、なるほど…~
そういうことか…!▼~
いやいや、納得している場合ではありません。~
なんたる失態…申し訳ありません!▼~
:[カミラ]|でもまあいいわ。~
また不運だったんだから。▼~
噂によると、あなたは暗夜随一の~
不運の持ち主らしいわね。▼~
そんなハンディを背負っているのに~
よくやってくれたと思うわ。▼~
カムイと私との関係に~
たいした実害はなかったわけだし…▼~
人助けをしたいという、あなたの熱い気持ちは~
私にもちゃんと伝わってきた。▼~
評価するわよ。▼~
:[ハロルド]|カミラ様…~
またしても、なんという優しいお言葉…▼~
:[カミラ]|人にちゃんと想いが伝わるなんて稀なこと。~
だから気にしていないわ。▼~
:[ハロルド]|カミラ様のためにもこのハロルド、~
今一度チャンスをいただければ…!▼~
:[カミラ]|い、いえ…~
さすがにもういいわ。▼~
***支援S [#w81ce2c4]
:[ハロルド]|カミラ様…▼~
:[カミラ]|ハロルド。~
話ってなに?▼~
カムイのことだったらいいわよ。~
私が自分で伝えるから…▼~
:[ハロルド]|いいえ。~
カムイ様のことではありません。▼~
カミラ様と私のことなのです。▼~
:[カミラ]|あなたと私?▼~
:[ハロルド]|先日は間違ったことばかりしてしまい、~
申し訳ありませんでした。▼~
:[カミラ]|だから、その話はいいのよ。▼~
:[ハロルド]|いえ。~
そうではないのです。▼~
失敗する度にかけていただいた~
カミラ様のお言葉…▼~
そして、かの寛容な姿に~
私は胸がときめくようになっていったのです。▼~
:[カミラ]|…え?▼~
:[ハロルド]|あなたとは身分が違いすぎます。▼~
そして、王族のあなたにはつまらぬものに~
見えるかもしれませんが…▼~
これを用意した次第です。▼~
:[カミラ]|…すてきな指輪ね…▼~
:[ハロルド]|もし宜しければ、~
結婚していただきたく思います!▼~
:[カミラ]|…………▼~
指輪は本当にこれでいいの?▼~
:[ハロルド]|はい?▼~
:[カミラ]|途中、何か不運があって~
間違ったものになっているとか…▼~
:[ハロルド]|いえ、これで間違いありません。▼~
:[カミラ]|そう。▼~
…贈る相手は本当に私でいいの?▼~
また頭を打ったりして、~
人を間違えているんじゃないかしら?▼~
ほら、よく見て。▼~
私よ、カミラよ…▼~
:[ハロルド]|はい、間違いありません。▼~
:[カミラ]|そう…▼~
ふふ…あなた、なかなかかわいい顔を~
しているのね。気付かなかったわ。▼~
私はカムイのことばかり見ていたけど~
もっとあなたのことも見ておくべきだったかも。▼~
:[ハロルド]|それで、お…お返事は…▼~
:[カミラ]|不運がつきまとうところはやっかいだけど…▼~
あなたの誠実でひたむきな姿勢には~
好感が持てるわ。▼~
王族としてだけではなく~
一人の女性としてもね。▼~
:[ハロルド]|と、ということは…▼~
:[カミラ]|ええ。~
そういうことよ。▼~
:[ハロルド]|ありがとうございます…!▼~
このハロルド、命に代えても~
あなたを一生、お守りし…!▼~
:[カミラ]|いえ、気合いは入れないでちょうだい。~
不運なことが起きそうで怖いから…▼~
**ルーナ [#m9b9fed3]
***支援C [#f1f8c1fa]
:[ルーナ]|ねえハロルド、~
あんたって、なんでも屋なのよね。▼~
:[ハロルド]|い、いや…~
なんでも屋を名乗ったことはないが…▼~
私は悪をくじいて正義の道を突き進む、~
そんな正義の漢であり…▼~
:[ルーナ]|あーあーあーあー。~
そういうどうでもいい情報はいいの。▼~
あたしがなんでも屋って聞いたんだから~
あんたはなんでも屋。わかった?▼~
:[ハロルド]|わ、わかった…▼~
:[ルーナ]|で、なんでも屋さん。~
最近は仕事が減ってきてるって聞いたけど。▼~
:[ハロルド]|確かにそうなのだ。~
私の手助けを拒否する人がチラホラと…▼~
:[ルーナ]|そう…~
あんたのやってることは立派だと思うわ。▼~
でもあんたはとんでもない~
不運の持ち主なんでしょう?▼~
だからみんな頼みたくなくなるのかもね。~
その不運に巻き込まれたくないから。▼~
:[ハロルド]|う、うぅ…▼~
:[ルーナ]|そんなに落ち込まないで。~
あんたさえよければあたしが力になるわ。▼~
不運の回避にもきっとコツがあるはず…▼~
だから、あたしがいつも側にいて~
あんたにアドバイスをしてあげる。▼~
:[ハロルド]|本当か?▼~
:[ルーナ]|報酬はあたしの買い物に~
付き合ってくれるだけでいいわ。▼~
あたし、買い物は好きだけど~
持って帰るのが面倒なのよ。▼~
:[ハロルド]|わかった。~
ではお願いする。▼~
:[ルーナ]|よし、決まり。▼~
じゃあせっかくだから、~
この関係に名前を付けましょう。▼~
ハロルドとルーナだから…~
ハロルーナ同盟なんてどうかしら。▼~
:[ハロルド]|ハ、ハロルーナ同盟?▼~
:[ルーナ]|うん、悪くないじゃない。~
じゃあさっそく同盟の始まりよ!▼~
***支援B [#fsuuw82js]
:[ルーナ]|あー、買い物楽しかった!▼~
:[ハロルド]|…想像以上に買い込んだな。~
こんなにたくさん魚を買ってどうするのだ。▼~
:[ルーナ]|どうするって…~
食べるに決まってるでしょ?▼~
…そうだ。~
ねえ、ハロルーナ同盟隊員B。▼~
:[ハロルド]|ハロルーナ同盟隊員B?~
わ、私のことか?▼~
:[ルーナ]|そう。▼~
略してBに聞きたいんだけど、~
例えば今ならどういう不運が起きそう?▼~
:[ハロルド]|…そうだなぁ。~
この間、武器を買いに出たときは…▼~
野菜を積んだ荷馬車が横転していたので~
私は起こすのを手伝ってあげたのだ。▼~
そして、帰宅したら……~
買った武器がダイコンになっていた。▼~
:[ルーナ]|武器がダイコンに?▼~
:[ハロルド]|荷馬車を起こしていたときに~
取り違えてしまったのだろうな。▼~
:[ルーナ]|…あんたの不運って想像以上にやっかいね。▼~
今日は武器じゃないけど、~
新鮮ないい魚ばっかなんだから。▼~
それがダイコンになったら~
許さないからね!▼~
:[ハロルド]|わ、わかった…▼~
:[ルーナ]|!?~
ちょっと待って…▼~
見てあれ! 荷馬車が走ってくるわ!~
ハロルーナ同盟の敵、荷馬車が!▼~
B、逃げて!~
荷馬車の進路から逸れて、距離を取りなさい!▼~
:[ハロルド]|了解だ!▼~
:[ルーナ]|…………▼~
あれ?~
荷馬車は何事もなく行っちゃった…▼~
なんか、拍子抜け…▼~
:[ハロルド]|…それより、雲行きが怪しくなってきたぞ。▼~
:[ルーナ]|ほんとだ…~
なによ、この雨雲…▼~
(雷鳴)~
:[ハロルド]|ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!▼~
:[ルーナ]|ええっ!?~
まさか、雷に打たれるなんて!▼~
B!~
Bぃぃぃぃーっ!▼~
***支援A [#okfausd345]
:[ルーナ]|ふぅ。~
今日もたくさん買い物できて楽しかった。▼~
でもこないだはびっくりしたわ。~
まさか目の前で雷に打たれるなんて…▼~
意味がわかんなすぎて、~
アドバイスする暇もなかったわ。▼~
:[ハロルド]|雷に焼かれて黒焦げになってるかと思ったが、~
魚の表面だけきれいに焼けていたな。▼~
:[ルーナ]|まあ、~
おいしく魚が食べれたからよかったけど…▼~
だけど、もう雷はやめてよね。~
今日、買ったのは服なんだから。▼~
:[ハロルド]|わ、わかっている…▼~
:[ルーナ]|!! 見て、また荷馬車よ!~
逃げてB!▼~
:[ハロルド]|わかった!▼~
:[ルーナ]|…………▼~
あれ…行っちゃった…▼~
:[ハロルド]|空を見ろ、飛竜だ。~
フンに気をつけろ!▼~
:[ルーナ]|やめてやめて…~
飛竜のフンまみれの服なんて冗談じゃないわ!▼~
…………▼~
あれ?~
飛竜も行っちゃった…▼~
今日の敵はなに?~
ハロルーナ同盟を脅かす敵はどこっ!?▼~
:[ハロルド]|…見ろ。~
また雲行きが怪しくなってきたぞ。▼~
:[ルーナ]|ちょっとちょっと…!~
雷だけはやめて…雷だけは!▼~
(大雨SE)~
:[ハロルド]|…………▼~
なるほど、大雨か…▼~
:[ルーナ]|最悪…~
せっかくの服がびしょ濡れじゃない…▼~
あんたの不運には付ける薬もないわ。▼~
…解散よ。~
ハロルーナ同盟なんて、解散よ!▼~
:[ハロルド]|すまない…▼~
(暗転)~
:[ルーナ]|意外なこともあるのね…▼~
この服…一点ものだったから買っちゃったけど、~
ちょっとサイズが大きかったのよね…▼~
でも雨に濡れたせいで縮んで…~
ぴったりサイズになったわ…▼~
まさかの展開よ…▼~
:[ハロルド]|また、結果オーライか。▼~
:[ルーナ]|…もしかして。▼~
あんたの不運って、あたしにとっては~
いい感じの影響があるのかも。▼~
だから、同盟はこのまま継続よ。~
ありがたく思ってね。▼~
:[ハロルド]|わ、わかった…▼~
***支援S [#uw34r9db]
:[ハロルド]|用とは何だ?~
また買い物に行くのか?▼~
:[ルーナ]|よく来てくれたわね、B…~
いえ、ハロルド。▼~
:[ハロルド]|その呼び方をするということは…▼~
:[ルーナ]|ええ。~
やっぱり同盟は解散よ。▼~
:[ハロルド]|そうか…残念だ。▼~
私の不運に正面から向き合ってもらって~
意外と楽しかったのだが…▼~
:[ルーナ]|いいえ。~
これからも向き合うわ。▼~
:[ハロルド]|いや…無理をしなくていい。~
解散したら、もう…▼~
:[ルーナ]|そうじゃないの。▼~
同盟は解散だけど…~
今度からは夫婦なんてどうかしら。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
:[ルーナ]|い、いきなり夫婦なんてあれだから、~
まずはお付き合いから…▼~
:[ハロルド]|…………▼~
:[ルーナ]|…………▼~
ちょっ、ちょっと!~
何か言いなさいよ!▼~
すごく勇気出して言ったんだからね!▼~
:[ハロルド]|す、すまない…~
でも本気なのか?▼~
:[ルーナ]|本気に決まってるでしょう。~
こんなこと冗談で言う人がいると思う?▼~
:[ハロルド]|そうだな。~
でも…▼~
本当に私でいいのか?~
これからトラブル続きの毎日だぞ。▼~
:[ルーナ]|あんたにとってはね。~
でもあたしにとっては悪くなさそうだし。▼~
:[ハロルド]|…だったら安心だ。▼~
なんの躊躇なく。~
これを君に渡せる。▼~
:[ルーナ]|…えっ?▼~
えっえっえっ!?▼~
これ、指輪じゃない!?▼~
:[ハロルド]|君に惹かれている自分に気付き、~
購入はしたものの…▼~
渡すべきか。~
渡さないべきか。▼~
そもそもこの思いを打ち明けるべきなのか。~
打ち明けないべきなのか。▼~
ずっと悩んでいたのだ。▼~
:[ルーナ]|そ、そんなぁ…~
だったらもっと早く言いなさいよ!▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[ルーナ]|だって悔しいじゃない…~
あんたに想われているとも知らず…▼~
あたし、自分から切り出しちゃった…▼~
:[ハロルド]|別に…いいではないか。▼~
:[ルーナ]|よくないのよ…▼~
こういうのって、どっちが告白するかで~
上下関係が決まるっていうじゃない…▼~
:[ハロルド]|ははは。~
そんなことなら気にする必要はない。▼~
これからも私は尻に敷かれ続けるさ。▼~
:[ルーナ]|そ、そう?~
だったら別に悔しくないかも…▼~
…ありがとう、ハロルド。~
あんたとなら刺激に満ちた毎日が送れそうよ。▼~
:[ハロルド]|そういう意味では私はネタに尽きない。~
楽しくやっていこう。▼~
**ベルカ [#n232a997]
***支援C [#z2fce161]
:[ハロルド]|ベルカくん。▼~
さっきガラの悪い奴と話をしていたが…~
あれは誰かね?▼~
:[ベルカ]|…………▼~
…あなたには関係ないでしょう。▼~
:[ハロルド]|だが、奴からは悪の匂いがした。▼~
あのような者と通じることは~
正しいこととは言えないぞ。▼~
君の主君、カミラ様の顔にも~
泥を塗ることになる。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
:[ハロルド]|言いたくないのか。~
ならいい。▼~
ただ、私は見ているぞ。~
この正しき目でな。▼~
:[ベルカ]|正しい…ね。▼~
正しいってどういうこと?~
私にはわからない…▼~
:[ハロルド]|正しさについて興味があるのか。~
では、話そう。▼~
まず人々が目覚めるより早く起きて~
見回りを行う。▼~
迷子と聞けばその子の親を~
草の根を分けてでも探し出し…▼~
ご老人が足が痛いと聞けば、~
背負ってその足となる。▼~
赤ん坊の泣き声を聞けば、~
笑顔になるまで一緒に泣き…▼~
ケンカと聞けば、間に入って~
両者の拳を握手に変える。▼~
これが私の正しさだ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
おもしろいわね、あなた。▼~
:[ハロルド]|おもしろい?~
ほぅ…▼~
興味があるならまだまだ話せるぞ。~
えっとだな…▼~
***支援B [#jb7faa3e]
:[ハロルド]|ベルカくん。先日はどうだったかな。~
正義についての理解は深まったかね?▼~
:[ベルカ]|ええ…~
ほんの少しわかったかもしれないわ。▼~
あなたなりの正義という~
感じだったけど…▼~
:[ハロルド]|おお、そうか。~
それならば本望だ。▼~
しかし、まさか君があそこまで~
話を聞いてくれるとは。▼~
:[ベルカ]|…私は教育というものを~
受けたことがない。▼~
そのせいか、正しいとか正しくないとか、~
そういうのがよくわからないの…▼~
だから、聞いていて~
興味深かったのかもしれない。▼~
:[ハロルド]|…そうだったのか。▼~
:[ベルカ]|…そろそろ時間ね。~
私は行くわ。▼~
:[ハロルド]|どこに行くんだ?▼~
:[ベルカ]|それは言えない。▼~
:[ハロルド]|もしかして、この間の~
ガラの悪い奴とは関係あるまいな?▼~
:[ベルカ]|…ええ、そうよ。~
ある人物の暗殺を依頼されたの。▼~
:[ハロルド]|暗殺?~
狙いは誰だ?▼~
:[ベルカ]|王都の役人よ。▼~
:[ハロルド]|そうか。~
偶然だな。▼~
私も一つ依頼を受けているのだ。~
それが、王都のある役人の護衛依頼だ。▼~
何者かに暗殺されるという情報を得て、~
警戒しているらしい。▼~
だから、これから行かねばならない。▼~
:[ベルカ]|えっ?~
それって…▼~
:[ハロルド]|ああ、そういうことだろう。~
残念だが…▼~
:[ベルカ]|…………▼~
言っておくけど、私はどんな事情があれ、~
仕事をまっとうするわ。▼~
:[ハロルド]|そうか、偶然だな。~
私もだ。▼~
:[ベルカ]|…そう。▼~
***支援A [#yc6d5573]
:[ハロルド]|ベルカくん、王都の役人の件だが…~
なぜ途中で撤退したのだ。▼~
君はどんな事情があれ~
仕事をまっとうする女なのだろう。▼~
もしかして私のために~
身を引いたなどということは…▼~
:[ベルカ]|それは自意識過剰よ…▼~
:[ハロルド]|ではどうして…▼~
:[ベルカ]|…第三者がいると思ったのよ。▼~
:[ハロルド]|第三者?▼~
:[ベルカ]|ええ。~
あの場には私たちの他にも殺し屋がいた。▼~
:[ハロルド]|むむ?~
そんな奴いただろうか…▼~
:[ベルカ]|いいわ、話してあげる。▼~
私は建物の少し離れた場所で~
標的の役人を監視していた。▼~
そこで殺しの機会をうかがっていたの。▼~
するとあなたに護衛された標的がやってきた。▼~
次の瞬間…荷馬車が突進してきて~
あなたをはね飛ばした。▼~
:[ハロルド]|そうだったな。▼~
:[ベルカ]|それだけではないわ。~
今度は天井が崩れてきてあなたは下敷きになった。▼~
:[ハロルド]|うむ、そうだった。▼~
:[ベルカ]|あれは腕の立つ殺し屋による~
攻撃に違いないわ。▼~
でも私には…~
あの殺し屋の狙いがわからない。▼~
だから一時撤退して、~
次の機会を待つことにしたの。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
ええと、それは…▼~
:[ベルカ]|何か知っているの?▼~
:[ハロルド]|いや、何も。▼~
:[ベルカ]|…でも、正直これで良かったわ。▼~
あのまま任務を遂行していれば~
私はあなたを殺していたかもしれないから。▼~
:[ハロルド]|それは私の無事を喜んでいるのか?▼~
殺し屋には似合わない~
発言じゃないか。▼~
:[ベルカ]|そうね。▼~
でも、あなたの正義の話をもっと~
聞いてみたい…そう思ったのは事実。▼~
私、正義を振りかざす人はうさんくさくて、~
みんな偽善者だと思っていた。▼~
…でも、あなたは違った。▼~
言葉は悪いけど、あなたはバカだから。▼~
:[ハロルド]|バカ?▼~
:[ベルカ]|そう。~
バカみたいに正義一筋で生きている。▼~
:[ハロルド]|ははは、それは光栄だ。~
とりあえず褒め言葉として受け取っておくぞ。▼~
:[ベルカ]|またぜひ話を聞かせてほしいわ。▼~
***支援S [#wfbc2788]
:[ベルカ]|ハロルド、来たわ…▼~
:[ハロルド]|ベルカくん。~
待っていたぞ。▼~
:[ベルカ]|…どうしたの?~
こんなひと気のないところで…▼~
:[ハロルド]|今日、話したいのは…▼~
うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!▼~
:[ベルカ]|!?~
なぜこんなところに落とし穴が!▼~
まさか!?~
あの暗殺者なの!?▼~
くっ!~
狙いはハロルドだったのね!▼~
ハロルド。~
さあ、手を伸ばして…▼~
:[ハロルド]|あ、ありがとう…~
おかげで助かったよ…▼~
:[ベルカ]|とりあえず場所を移しましょう…~
ここは危険よ…▼~
(暗転)~
危なかったわね…▼~
:[ハロルド]|そうだな。~
では、また危なくなる前に…これを君に。▼~
:[ベルカ]|こ、これは…▼~
:[ハロルド]|そう、指輪だ。~
君に結婚を申し込みたいんだ。▼~
:[ベルカ]|い、いや…待って…~
事態が飲み込めない…▼~
確かにあなたといると…~
…私は…▼~
で、でも結婚って…~
愛情やら…そういうのが必要で…▼~
でも、私…~
愛情とかよくわからなくて…▼~
:[ハロルド]|…私は世話焼きだ。▼~
君が愛情がわからないのなら、~
わかるまで語り続けよう。▼~
語り合ったり、行動で示したり…~
四六時中、一緒にいて教えてやりたい。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
そうね。~
わかったわ。▼~
あなたに愛情を教えてもらう代わりに、~
私はあなたを狙う暗殺者を始末してみせるわ。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
ベルカくん。~
その話なのだがね…▼~
あれは暗殺者ではないのだよ。▼~
:[ベルカ]|えっ?▼~
:[ハロルド]|実は…私は類まれな不運の持ち主で…~
あれは全部、それが招いた偶然だ。▼~
だから、あの場に第三者はいなかった。~
暗殺者など最初からいないのだよ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
…………▼~
:[ハロルド]|ベ、ベルカくん?▼~
:[ベルカ]|ふふふ…~
うふふふふっ。▼~
:[ハロルド]|ど、どうしたんだね…!?~
こ、こんなに笑う君を私は見た事がないぞ!?▼~
:[ベルカ]|ふふ…ごめんなさい。▼~
私としたことが、存在しない暗殺者に~
翻弄されてしまったことが可笑しくて…▼~
けれど、あなたの不運には感謝すべきね。▼~
それが無ければ、私たち…~
こんな風に近づくことはなかったもの。▼~
:[ハロルド]|そうだね…~
それに、君のこんな笑顔を見ることもなかった。▼~
:[ベルカ]|…ええ。一緒にいればきっと…~
あなたの不運も、そんなに悪くないわ。▼~
:[ハロルド]|ありがとう…▼~
では、ベルカくん。この指輪を。▼~
:[ベルカ]|ええ、よろこんで受け取るわ。▼~
**ピエリ [#d493f50d]
***支援C [#u73ad3bb]
:[ピエリ]|うぅぅ…~
ふえぇん!!▼~
:[ハロルド]|ピエリくん。~
涙を流して、どうしたのだ。▼~
私がやってきたからには~
もう心配はいらないぞ。▼~
:[ピエリ]|ふぐっ…~
うぐっ…▼~
ふえぇん!!▼~
:[ハロルド]|ピエリくん。~
泣いていても問題は解決しない。▼~
さあ、話してみたまえ。~
私がなんでも相談に乗ろう。▼~
:[ピエリ]|そう?~
ピエリの話を聞いてくれるの?▼~
:[ハロルド]|ああ、安心して語るのだ。~
私に解決できないことなどない。▼~
:[ピエリ]|あのね…~
ピエリ、苦しいの…▼~
:[ハロルド]|苦しい?▼~
それはいけない!~
病かも知れないぞ!?▼~
:[ピエリ]|違うの。~
病気じゃないの。▼~
今、着ているこのお洋服…とてもかわいいの。~
でも、胸がきついのよ…▼~
ほら、見て~
すごくきつそうでしょう?▼~
:[ハロルド]|!!▼~
:[ピエリ]|どうしたの、ハロルド?▼~
:[ハロルド]|い、いや…~
別に…なんでもない…▼~
:[ピエリ]|だから、ピエリ。~
仕立屋に一回り大きい洋服を注文したの。▼~
それで、洋服ができたと言うから、~
こっちに持ってきてってお願いしたの。▼~
でも、仕立屋は取りにこいって言うの。▼~
:[ハロルド]|ふむ。~
あまりサービスのいい仕立屋ではないな。▼~
:[ピエリ]|ピエリ、取りにいくのは~
めんどくさくて嫌なの…▼~
:[ハロルド]|…それで泣いていたのか。~
だったら私に任せるといい。▼~
:[ピエリ]|…そうなの?▼~
:[ハロルド]|ああ。代わりに取ってきてやろう。~
大船に乗ったつもりで待っていてくれたまえ。▼~
:[ピエリ]|ありがとうなの!~
ハロルド!▼~
***支援B [#y598c2ea]
:[ハロルド]|ピエリくん。~
服を受け取ってきたぞ。▼~
:[ピエリ]|わぁ…!~
ありがとうなの、さっそく見たいの!▼~
:[ハロルド]|これだ。▼~
:[ピエリ]|…………▼~
違うの。▼~
:[ハロルド]|えっ、違う?▼~
:[ピエリ]|そうなの。▼~
胸のところだけじゃなくて~
全体的に大きくなってるの!▼~
こうじゃないの!~
こうじゃないの!▼~
ふぐっ…~
うぐっ…▼~
ふ…ふえぇん!!▼~
:[ハロルド]|そ、そうか…!ではすぐに仕立屋のところに行って...
:[ピエリ]|もういいの…~
ピエリが行くの…▼~
頭にきたから、あの仕立屋をお仕置きするの…▼~
:[ハロルド]|お仕置き?▼~
:[ピエリ]|そうなの…▼~
仕立屋を…えいって切り刻んで、~
ピエリは返り血をいっぱい浴びるの…▼~
その血を服のデザインにしてやろうと思うの…▼~
:[ハロルド]|そ、それはいけない!▼~
泣いたり刻む前に~
できることはたくさんある!▼~
:[ピエリ]|そうなの?▼~
:[ハロルド]|そうとも。▼~
だから具体的に教えてくれないか。~
どこのサイズをどう修正すればいいか…▼~
:[ピエリ]|胸だけ一回り大きくして、~
他は前のままでいいの。▼~
:[ハロルド]|胸だけ一回り大きくする。~
他はそのままでいい、と。▼~
:[ピエリ]|そうなの!~
わかってくれたの?▼~
:[ハロルド]|ああ、女性の服は詳しくないが…~
おそらく…▼~
:[ピエリ]|なんか不安なの…▼~
わからなければ、ピエリの胸…~
触ってみればいいの…▼~
ピエリの苦しいって意味が~
わかってもらえると思うの…▼~
:[ハロルド]|へっ!?▼~
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや~
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!▼~
それはならん!▼~
で、ででで…~
では行ってくる!▼~
:[ピエリ]|いってらっしゃいなの!▼~
***支援A [#e0f515ee]
:[ハロルド]|仕立て直してもらったぞ。~
これでどうだろう。▼~
:[ピエリ]|…………▼~
完璧なの!~
苦しくないの!▼~
ハロルド、ありがとうなの!▼~
:[ハロルド]|それはよかった。~
礼には及ばないぞ。▼~
:[ピエリ]|でも、どう言ったの?~
こういう感じの胸ですって説明したの?▼~
:[ハロルド]|いやいやいや!~
誤解を招くようなことは言わないでくれ。▼~
:[ピエリ]|それじゃどうしてなの?▼~
:[ハロルド]|…………▼~
…実は、~
私はおかしな不運の持ち主でね。▼~
もしかしたら、間違ったサイズになったのも~
私のせいではないかと推測したのだ。▼~
そこで今回は、仕立屋にわざと~
誤った情報を伝えてみたのだよ。▼~
そうしたら不運が裏返しとなり…~
ピエリくんが望んだ通りの洋服になったのだ。▼~
:[ピエリ]|…よくわからないけど~
ハロルドってすごいの!▼~
:[ハロルド]|いや。~
そんなに感心されるようなものでもない。▼~
:[ピエリ]|ハロルドの言う通りだったの。~
切り刻まないでも解決したの。▼~
これからは殺してやるって思う前に~
あなたに話してみることにするの。▼~
:[ハロルド]|それは素晴らしい心がけだ。▼~
***支援S [#p2ce2cd7]
:[ハロルド]|ピエリくん。~
よく来てくれたね。▼~
:[ピエリ]|…………▼~
:[ハロルド]|ピエリくん?▼~
:[ピエリ]|うぅぅ…~
ふえぇん!▼~
:[ハロルド]|どうしたのだ?▼~
:[ピエリ]|ピエリ、苦しいの…~
なんとかしてほしいのーーー!▼~
:[ハロルド]|苦しいって…~
服はぴったりになったはずだろう?▼~
それとも…~
その…▼~
…………▼~
む、胸がさらに成長をして…~
それで…▼~
:[ピエリ]|そういうことじゃないの!▼~
あなたのことを考えると~
胸が苦しくなるの…▼~
これがなんなのか~
ピエリにはよくわからないの…▼~
:[ハロルド]|そ、そうだったのか…▼~
だがピエリくん。~
気持ちはわかるぞ。▼~
実は…私も同じだったのだ。▼~
:[ピエリ]|えっ?~
そうなの?▼~
:[ハロルド]|私も君のことを考えると~
胸が苦しくなった。▼~
でも、原因がわからず…~
いろんな人に相談してみた。▼~
すると相談した人が全員、~
口を揃えて言ったのだよ。▼~
それは恋だと…▼~
:[ピエリ]|恋?▼~
:[ハロルド]|ああ…~
そうらしい。▼~
私だけの一方通行かと思っていたが…~
そうではないとわかってうれしい。▼~
:[ピエリ]|でもピエリ、恋なんて…~
どうすればいいのかわからない…▼~
:[ハロルド]|私もだ。▼~
だが、そういうときは~
こうすればいいと聞いた。▼~
…………▼~
ピエリくん。~
私と結婚してもらえないか。▼~
:[ピエリ]|えっ!?~
け、結婚…なの…?▼~
:[ハロルド]|そうだ。~
その証に指輪も用意してみた。▼~
:[ピエリ]|これは…~
かわいい指輪なの!▼~
:[ハロルド]|はめてみてほしい。~
一回り大きいものを頼んでおいた。▼~
不運が裏返しになって、ぴったりサイズになっていると思うの...
:[ピエリ]|その通りなの!~
ぴったりなの!▼~
:[ハロルド]|ははは!~
よかった!▼~
:[ピエリ]|でも…▼~
:[ハロルド]|でもなんだ?▼~
:[ピエリ]|これ…男物だと思うの…▼~
:[ハロルド]|…………▼~
くっ、不運め…!~
そういうパターンもあるわけか!▼~
:[ピエリ]|ううん。~
ピエリ、うれしいの。▼~
だからこの指輪でいいの。▼~
:[ハロルド]|いやいやいや!~
そうはいかん!▼~
だったら、今度は…~
男物で一回り小さくしろと言えば…▼~
よし!それなら大丈夫!~
すぐに取り替えてくる。待っていてくれ。▼~
そして、改めて結婚を申し込むから!▼~
:[ピエリ]|わかったの。~
いってらっしゃいなの。▼~
**ブノワ [#x06b9985]
***支援C [#b7621a55]
:[ハロルド]|ブノワくん。~
どうしたんだね。▼~
こんなところに一人ポツンとしていても~
楽しくないだろう。▼~
:[ブノワ]|別にいいんだ…▼~
:[ハロルド]|みんなのところへ行こう。▼~
:[ブノワ]|いや、いい…~
どうせ怖がられるだけだから…▼~
:[ハロルド]|怖がられる?▼~
:[ブノワ]|そうだ。~
俺はこんな図体だし、顔もこんなだ…▼~
だからみんな怖がる。~
昔からそうなんだ…▼~
:[ハロルド]|君にそんな悩みがあったとはな。~
しかし、安心するんだ。▼~
このハロルドが解決して見せよう。▼~
:[ブノワ]|…解決?~
そんなことができるのか?▼~
:[ハロルド]|もちろんだ。~
私にできないことはない。▼~
そうだなぁ…▼~
うむ、この案でいこう。▼~
君と私…二人で大きな笑顔を作り、~
みんなの輪の中へと歩いていく。▼~
そして言うんだ。~
「やあ、ご機嫌いかがかな?」ってな。▼~
急に明るくなった君に、彼らは言うだろう。~
「どうしたんだい?」と。▼~
そしたらこう答えるのだ。~
「これが本当の俺だ」と。▼~
:[ブノワ]|それぐらいなら…~
俺でもやれそうだが…▼~
:[ハロルド]|もちろん、~
一気に解決とはいかないだろう。▼~
だが、こういう小さな努力を~
重ねることが大事なのだ。▼~
わかったかな?▼~
:[ブノワ]|あ、ああ…~
わかった…▼~
***支援B [#a2f87c0e]
:[ブノワ]|うぅぅぅぅぅ…▼~
うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!▼~
余計に怖がられたぁぁぁぁ!▼~
:[ハロルド]|すまない…~
まさかあんなことになるとは…▼~
私たち二人は予定通り、~
笑顔でみんなの輪の中へと歩いていった。▼~
そして君は言った。~
「ご機嫌いかがかな?」と。▼~
少々緊張しているようにも見えたが、~
君はいい笑顔をしていた。▼~
…ここまではよかったのだ。▼~
:[ブノワ]|ああ…▼~
:[ハロルド]|だが…君が笑顔を見せたにもかかわらず、~
みんなの表情がおかしかった。▼~
何か異様なものを見る目で~
私たちを凝視していた…▼~
そんな中、君は言った。~
「これが本当の俺だ」と。▼~
そのとき背後から不気味な声がした。~
振り返るとそこには…▼~
:[ブノワ]|たくさんのノスフェラトゥが~
いたんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!▼~
:[ハロルド]|つまり、私たちは…▼~
ノスフェラトゥの大群を背後に連れながら、~
笑顔で歩いていたのだ。▼~
「これが本当の俺だ」と言う君の姿は~
違う意味で衝撃的だっただろう。▼~
…すまない。私のせいだ。▼~
私はどうも奇想天外な不運を~
招いてしまうところがあるのだ…▼~
:[ブノワ]|もう俺は駄目だ…▼~
:[ハロルド]|そんなことはない。~
悲観的で短絡的な思考は排除するのだ。▼~
カムイ様たちだって、まさか君が~
ノスフェラトゥの親玉だなんて思っていない。▼~
できるだけ早いうちに、~
次の手を打っておきたいところだが…▼~
うーむ…▼~
よし、この手でいこう。▼~
:[ブノワ]|…どういう手だ?~
もう失敗はごめんだぞ…▼~
:[ハロルド]|ははは、安心したまえ。~
これなら成功間違いなしだ。▼~
さっそく作戦会議といこう。▼~
***支援A [#a8570d8b]
:[ハロルド]|…すまない。~
またしても予想外の展開に…▼~
まさかあんなことになるなんて…!▼~
:[ブノワ]|謝ることはない…▼~
:[ハロルド]|いや、せめて弁解させてくれ。▼~
君が料理を振る舞えば、~
みんなが好印象を抱いてくれると思ったのだ。▼~
料理に言葉は要らない。~
うまければみんな喜んでくれるからな。▼~
だが君は料理が得意というわけではないと言う。~
そこで私は網焼きステーキを提案した。▼~
:[ブノワ]|いいアイディアだった…~
実際、俺でもちゃんと作れた…▼~
:[ハロルド]|問題はそのあとだ。▼~
私が何気なく振り返ると、~
そこに熊の群れがいた…▼~
:[ブノワ]|肉の匂いに誘われて~
やってきたんだろうな。▼~
:[ハロルド]|私は拳を握って臨戦態勢に入った。▼~
しかし、熊のフックを食らって、~
そのまま気絶してしまったのだ…▼~
なんという失態…本当に申し訳ない…▼~
:[ブノワ]|いや。~
だから、謝ることはないんだ。▼~
:[ハロルド]|えっ?~
どういうことだ。▼~
:[ブノワ]|お前が気絶してからの話をしよう…▼~
確かに熊の群れには、みんなも驚いていた。~
悲鳴を上げる者もいた…▼~
でも俺は言ったんだ…~
「この熊は悪い子たちじゃない」って。▼~
なぜそんなことを言ったのかといえば、~
あれは俺の仲のいい熊たちだったんだ。▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[ブノワ]|俺は農村の出身だ。~
幼いころから森の動物たちが遊び相手だった…▼~
あの熊の群れは、~
昔からの友だちだったんだ。▼~
:[ハロルド]|で、でも私は強烈なフックを…▼~
:[ブノワ]|お前に攻撃してしまったのは、~
拳を構えたからだと言っていた…▼~
:[ハロルド]|そ、そうだったのか…▼~
:[ブノワ]|俺は怯えるみんなを落ち着かせて、~
熊たちに状況を説明した…▼~
そして肉を分けてやったんだ…~
熊たちも一緒に、みんなで食べた…▼~
そしたらカムイ様が言ってくれた…▼~
「動物と仲良くできるのは心がきれいな証拠」~
ってな…▼~
みんなも頷いてくれて…~
俺は涙が出そうになった…▼~
:[ハロルド]|わ、私が気絶している間に~
そんなことがあったとは…▼~
:[ブノワ]|これはお前へのプレゼントだ…▼~
お礼とお詫びの気持ちを込めて~
俺と熊たちで一緒に作った…▼~
:[ハロルド]|お守りか?▼~
:[ブノワ]|そうだ。中にはハチミツ色の石が入っている。~
魔除けになるらしい…▼~
お前は言っていた。~
よくおかしなことが起きるって。▼~
これで収まるといいな…▼~
:[ハロルド]|ありがとう、感激だ。~
また困ったことがあったら言ってくれ。~
:[ブノワ]|お前こそ…~
動物の群れに襲われたら、俺を呼ぶんだぞ。▼~
**シャーロッテ [#wd611ae7]
***支援C [#ce3f383b]
:[シャーロッテ]|ハロルドさ~ん!▼~
:[ハロルド]|ああ、シャーロッテくん。~
どうしたんだい。▼~
:[シャーロッテ]|いきなりですけどぉ~
ハロルドさんってとってもステキですね~!▼~
この間の出撃のとき、戦われる姿を~
ずっと近くで眺めていたんです~。▼~
そのときの勇姿が忘れられなくて…▼~
ついこうして、お声をかけてしまったという~
次第なんですぅ~。▼~
テヘッ!▼~
:[ハロルド]|…お、おお。そうか。~
ありがとう。▼~
正しき道を追い求める者として嬉しい言葉だ。~
これからの励みにさせてもらおう。▼~
:[シャーロッテ]|あぁ…このムキムキのお体…~
見事なまでの逆三角形…▼~
こんな人に守ってもらえたらなぁ…▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[シャーロッテ]|私…ステキな男性に~
守ってもらいたい願望がすごいんですよ~。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
:[シャーロッテ]|どうしたんですか~?▼~
:[ハロルド]|…はて。~
なぜだろう。▼~
守ってもらいたいという言葉と、~
君がなぜかマッチしないのだが…▼~
マッチしないどころか、~
かなり違和感があるのだが…▼~
:[シャーロッテ]|そそそ、そんなの勘違いですよ~!▼~
頭を打ったとか、変な夢でも見たとか~
そういうあれじゃないですか~?▼~
先入観は捨てて、ちゃんと~
ここにいる私を見てくださいよ~!▼~
:[ハロルド]|そうか。すまない。~
きっと私の勘違いなんだろうな。▼~
ではシャーロッテくんの望みを~
しかと引き受けよう。▼~
正義の名のもとに、君を守るぞ。▼~
:[シャーロッテ]|わぁ~嬉しいですぅ~!~
ありがとうございます~!▼~
***支援B [#r4976287]
:[シャーロッテ]|…ハロルドさん?~
どうされたのですか~?▼~
:[ハロルド]|…ああ、君か。▼~
…やはり違和感があるのだ。~
君は本当に守られる必要があるのか…とな。▼~
:[シャーロッテ]|…えっ?▼~
:[ハロルド]|出撃時、君を守るつもりで闘っていたが、~
しかし…▼~
:[シャーロッテ]|しかし?▼~
:[ハロルド]|君は圧倒的な強さで~
敵をなぎ倒していたではないか。▼~
むしろ、私のほうが~
守られているような感覚すらあった。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
や、やだぁ~。▼~
って言うか、それ…~
いつの出撃のことですかぁ~?▼~
あんまり記憶になくて~。▼~
:[ハロルド]|この間の出撃だ。▼~
出撃するなり君は乱暴な話し方をして、~
バッタバッタと敵を倒していった。▼~
戦闘後、私の足元だけいきなりひび割れて、~
私が地の底に落下しそうになったときも…▼~
君はすさまじい腕力で~
私を引き上げてくれた。▼~
:[シャーロッテ]|あ、あぁ~。~
あの時は…▼~
そう…~
敵さんに体を乗っ取られたんですよぅ~。▼~
:[ハロルド]|なんだと?~
敵に体を!?▼~
:[シャーロッテ]|そ、そうなんですぅ~。▼~
あの敵さん、とても好戦的で~
すごく腕力があって…▼~
それで変な私になっちゃったんだと思います。▼~
:[ハロルド]|なるほど。~
それは危ないところだったな。▼~
:[シャーロッテ]|し、信じてくれるんですかぁ~?▼~
:[ハロルド]|ああ。~
もちろんだ。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
***支援A [#olomhod5]
:[ハロルド]|…………▼~
:[シャーロッテ]|ハロルドさ~ん。~
お話って何でしょうか~?▼~
:[ハロルド]|はっきり言おう。~
君に真実を聞きたくて呼んだのだ。▼~
:[シャーロッテ]|真実?▼~
:[ハロルド]|そうだ。~
真実だ。▼~
この間の出撃のときも~
君は非常にたくましく戦っていた。▼~
また体を乗っ取られているのだと思って~
私は君に声をかけた。▼~
すると君は振り返ってこう答えた。▼~
『あぁ!? うるさい!』~
と…▼~
ぜひ、そのことの説明を願いたい。▼~
:[シャーロッテ]|あ…▼~
あはは…▼~
あはははは…▼~
:[ハロルド]|隠していることがあるのかな?~
だとしたら話してもらいたい。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
…ちっ!▼~
:[ハロルド]|!?▼~
:[シャーロッテ]|…わかったわよ。~
白状してやるわ。▼~
私は本当はバリバリ戦える。▼~
でもそんなところを見せたら~
男たちに引かれるでしょう。▼~
だから隠して生きているの。~
あなたが見たのが本当の私よ。▼~
:[ハロルド]|そ、そうだったのか…▼~
だが、私には関しては~
それは要らぬ心配だな。▼~
:[シャーロッテ]|えっ?▼~
:[ハロルド]|少なくとも私は引かないぞ。~
君は頼もしい仲間なのだから。▼~
:[シャーロッテ]|仲間?▼~
:[ハロルド]|そうだ。▼~
いや、仲間などという枠を超えて…~
敬意すら抱いている。▼~
私は今までたくさんの人たちを守ってきた。~
そして、守ってもらうことなどほぼ皆無だった。▼~
ところが君といると…~
私は守られている気持ちにすらなる。▼~
私は隣で輝く君の姿を見ながら、こう思うのだ。~
もっと頑張らねばならぬ、と…▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
…ふっ。▼~
チヤホヤする言葉以外にも、男に言われて~
嬉しい言葉ってあったのね。▼~
じゃあこれからも~
嫌というほど守ってあげる。▼~
あなたの前では、隠す必要も~
なくなったわけだしね…▼~
:[ハロルド]|ああ、よろしく頼むぞ。▼~
***支援S [#offhauuw]
:[シャーロッテ]|ハロルド、来たわよ。~
話ってなに?▼~
:[ハロルド]|一つ、聞きたいことがあるのだ。▼~
:[シャーロッテ]|なによ。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
以前の君はおかしなしゃべり方をしていた。▼~
私に幻滅されるのが怖くて~
かりそめの姿を見せていたわけだ。▼~
:[シャーロッテ]|ええ、そうよ。▼~
:[ハロルド]|ということは…~
私のことを男として見ていたのだね。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
…なんの話?▼~
:[ハロルド]|君に恋をする権利…~
私にもあるのだろうか。▼~
:[シャーロッテ]|ええっ!?▼~
恋するって…~
そんな…▼~
…………▼~
…いや、やめたほうがいいわよ。~
私なんて。▼~
:[ハロルド]|そんなことを言わないでくれ。~
君みたいな人は初めてなのだ。▼~
:[シャーロッテ]|それはあんたの見る目がないからよ。~
女なんてみんな仮面をかぶって生きているわ。▼~
:[ハロルド]|そういうものなのか…▼~
しかし、だとしたらなおさらだ。~
私は仮面をはいだ君に惚れてしまったのだから。▼~
:[シャーロッテ]|…あなた、こないだ私に言ったわよね。~
私たちは仲間だって。▼~
…私は仲間のままでいいわ。▼~
:[ハロルド]|なぜだ。▼~
:[シャーロッテ]|だって、恋愛はいつか壊れる。~
でも仲間は…▼~
仲間は…~
ずっと続きそうじゃない…▼~
:[ハロルド]|それなら大丈夫だ。~
なぜなら私は永遠の愛を誓うからだ。▼~
これを受け取ってもらいたい。~
結婚指輪だ。▼~
:[シャーロッテ]|…本気?▼~
:[ハロルド]|もちろんだ。~
私はここに永遠の愛を誓う。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
…仕方ないわね。▼~
じゃあせっかくだから、~
次の出撃はこの指輪をつけて行こうかしら。▼~
:[ハロルド]|えっ?~
ということは…▼~
:[シャーロッテ]|家族になれば、もっと過激な私を~
見せることになるかもしれないけど…▼~
そうなっても、幻滅しないでよ。▼~
:[ハロルド]|幻滅などするわけがない。~
むしろ楽しみにしているぞ。▼~
**フランネル [#paa52aec]
***支援C [#zbc496f0]
:[フランネル]|あ、これもいい。▼~
お、あれもいいじゃん…▼~
おぉ…これ、すっげえ毛玉!~
光に透かすと七色に光ってやがる…!▼~
なんなんだよ、マジで…~
この辺の自然ってすごすぎ…!▼~
宝物だらけじゃねえか…!▼~
:[ハロルド]|はっはっは。~
感心だな、狼青年。▼~
:[フランネル]|なに?▼~
:[ハロルド]|せっせとゴミ拾いなどして、~
なかなか見込みのある若者だ。▼~
君を見ていたらウズウズしてきた。~
私も手伝わせてもらうぞ。▼~
:[フランネル]|今なんて言った…▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[フランネル]|今なんて言ったって言ってるんだよー!!▼~
これはゴミなんかじゃない!~
最高級の毛玉だ!▼~
:[ハロルド]|…ふむ。▼~
最高級かどうかは知らないが、~
つまりゴミではないか。▼~
違うのか?▼~
:[フランネル]|…………▼~
うぅぅぅっ!~
もういい!▼~
***支援B [#okoss6d5]
:[フランネル]|おい、ハロルド。~
この前はよくも言ってくれたな。▼~
あれは俺の中でも五本の肉球に入るくらい~
素晴らしい毛玉だったんだぞ。▼~
:[ハロルド]|ふむ…そう言われてもな。▼~
:[フランネル]|だから今日はお前を唸らせるような物を~
持ってきてやったぜ!▼~
まずは…これだっ!▼~
:[ハロルド]|これは?~
エビに衣を付けて揚げたものか?▼~
:[フランネル]|違う!~
これは松ぼっくりだ!▼~
リスが松ぼっくりを食べたあとは、~
エビの揚げ物みたいな形になるんだ。▼~
どうだ、すごいだろ!▼~
:[ハロルド]|うーん。~
すごいというか…▼~
:[フランネル]|くっ…しぶとい奴だ…▼~
じゃあこれはどうだ!▼~
:[ハロルド]|これは…~
ただの石ころではないか。▼~
:[フランネル]|違う! ハート型の石だ!~
すっげえ珍しいんだぞ。▼~
:[ハロルド]|ふむ。~
確かに珍しそうだが…▼~
:[フランネル]|なんだ、その反応は…~
いったい何者なんだよ、お前…▼~
じゃあこれでどうだっ!~
コウモリの干物!▼~
:[ハロルド]|コウモリの干物?~
もはやゴミを通り越しているぞ?▼~
:[フランネル]|これはまずコウモリを二枚に開き、~
塩水に漬けてから風通しのいい…▼~
:[ハロルド]|やめてくれ…~
作り方まで教えなくていい…▼~
:[フランネル]|じゃ、じゃあこれは…!▼~
:[ハロルド]|い、いや、もういい…~
なるほどな。▼~
なんとなく理解はした。▼~
君がそういう独特の価値基準の中で~
生きているということもわかった。▼~
それでもどこか納得しきれない。▼~
:[フランネル]|じゃ、じゃあどういうものなら納得できる?~
言ってみろ!▼~
:[ハロルド]|…………▼~
言うのは難しい。~
だが、わかった。▼~
私がもっといいものを見つけてきてやる。~
逆に君を唸らせてやろう。▼~
:[フランネル]|おもしろい!~
勝負だ!▼~
***支援A [#werd36d5]
:[ハロルド]|…フランネルくん。▼~
:[フランネル]|ハロルド!~
どうだった!?▼~
:[ハロルド]|最初に言っておこう。~
私の負けだ…▼~
:[フランネル]|えっ?▼~
:[ハロルド]|こんなものしか手に入らなかったのだ…▼~
:[フランネル]|こ、これは…▼~
:[ハロルド]|君をあっと言わせるような物を求めて~
私は森の奥深くへと入っていった…▼~
すると突然、ノスフェラトゥに襲われてな。▼~
不意打ちだったため、~
私は馬乗り状態で組み伏せられた…▼~
そのあとはくんずほぐれつのとっくみあいだ。▼~
気付くとそこは崖の上。▼~
私は運よく奴に馬乗りになったので、~
思い切り拳を振り下ろそうとしたのだが…▼~
奴は体をうまく入れ替えて、~
私を崖から放り投げたのだ。▼~
:[フランネル]|おいおい…~
大丈夫かよ…▼~
:[ハロルド]|しかし、私も負けてはいられない。▼~
空中で右手を突き出して奴を掴もうとした。▼~
:[フランネル]|それでどうなったんだ?▼~
:[ハロルド]|…そのときにつかんだのがこれだ。▼~
溺れる者は藁をもつかむと言うが、~
私はこれをつかんだのだよ。▼~
:[フランネル]|つまりこれは…▼~
:[ハロルド]|そう。~
ノスフェラトゥの頭髪だ。▼~
:[フランネル]|!?▼~
:[ハロルド]|こんなものがいいはずがない。~
だから、勝負は私の負けなのだ…▼~
:[フランネル]|すげーーーーーーーーーっ!!!▼~
:[ハロルド]|ええっ!?▼~
:[フランネル]|おおお…~
なんだこれ…▼~
このひねくれ具合…~
すげえとしか言いようがねえ…▼~
ノスフェラトゥは頭に~
お宝が生えてくるのかよ…▼~
:[ハロルド]|ふ、フランネルくん…!?▼~
瞳がギラギラと輝き、~
尻尾が激しく揺れているが…▼~
:[フランネル]|…はっ!!▼~
し、尻尾なんか振ってねえよ!~
すげえとか全然思ってねえし!▼~
:[ハロルド]|そ、そうか…▼~
そんなに気に入ったのなら…~
君にあげてもいいが…▼~
:[フランネル]|う、うぇっ!?~
本当!?▼~
:[ハロルド]|ああ、本当だとも。▼~
:[フランネル]|べ、別に嬉しくはねえけど…~
とりあえずその…あの…▼~
ありがとな…▼~
お礼と言っちゃなんだが…~
今度、一緒にゴミ拾いしてやってもいいぜ。▼~
:[ハロルド]|おお、それは素晴らしい心がけだ。~
ぜひともやろう。▼~
:[フランネル]|でも拾ったものはちゃんと見せてくれよ。▼~
あんたにとってはゴミでも、~
俺にとっては違うからな。▼~
**モズメ [#of4436d5]
***支援C [#s4a96f64]
:[ハロルド]|モズメくん。~
こんなところで何をやっているのだ。▼~
:[モズメ]|あんたは…~
ハロルドさんやったっけ。▼~
:[ハロルド]|そうだ。正義の道をひた走る、~
暗夜王国のハロルドだ。▼~
ん?~
ところで、これは畑か?▼~
:[モズメ]|せや。▼~
あたいは村にいたときから~
農作業が得意でな…▼~
時間がある時はこうやって畑に来て~
土の具合を見とるんや。▼~
土が良うなかったら~
ええ作物も育たんしなあ。▼~
:[ハロルド]|そうだったのか…▼~
:[モズメ]|ハロルドさん。~
あんた、農業はしたことある?▼~
:[ハロルド]|いや…農家のご老人の喉に詰まったパンを~
取り出したことくらいならあるが…▼~
:[モズメ]|あはは、そうなんや。▼~
兵士もええけど、~
農業も捨てたもんやないで。▼~
人間も動物や。~
せやから土に触れてると心が落ち着く。▼~
それに買うて食べる野菜と、~
自分で作る野菜では味も全然違うしな。▼~
:[ハロルド]|なるほど。~
その話はわかる気がする。▼~
:[モズメ]|みんなにも食べさせてやりたいから~
畑作りを頑張らんとな。▼~
***支援B [#w854646d]
:[ハロルド]|モズメくん。▼~
:[モズメ]|ハロルドさん。~
どうしたんや?▼~
:[ハロルド]|あの後、いろいろ私なりに考えてみた。~
君のためにできることはないか、とね。▼~
私といえば鋼の体。~
この体を動かして、耕すのを手伝おう。▼~
:[モズメ]|ほな、いっちょお手並み拝見といこか。~
これが農具や。▼~
:[ハロルド]|よし、ではいくぞ。▼~
ふん!▼~
ふんっ!▼~
:[モズメ]|確かに力はあるなぁ。▼~
:[ハロルド]|ははは。~
そうだろう。▼~
:[モズメ]|でもやっぱり素人や。▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[モズメ]|もっとこう、腰を入れてやな…▼~
こうやるんや。▼~
:[ハロルド]|こうか?▼~
:[モズメ]|違うんや。~
こう。▼~
:[ハロルド]|こうか?▼~
:[モズメ]|せやせや。▼~
:[ハロルド]|ふん!▼~
:[モズメ]|おお、なかなかええやないの。▼~
こんだけの指導でできるようになるとは。~
なかなかいい筋しとるで。▼~
:[ハロルド]|そうか。~
そう言われると気分がいいな。▼~
ふん! ふんっ!▼~
ははは。こいつはいい!~
なんだか楽しくなってきたぞ!▼~
***支援A [#va93e648]
:[モズメ]|なんやこれ?~
畑が糞まみれやないか!?▼~
:[ハロルド]|…………▼~
すまない、モズメくん。~
全て私のせいなのだ。▼~
:[モズメ]|あんたのせい?~
どういうことや?▼~
:[ハロルド]|実は今日…~
君より早く来て畑を耕していたのだ。▼~
すると、なぜか飛竜がたくさん飛んできて、~
私目がけて糞を落としていったのだ…▼~
私はそれをよけるので精一杯…~
畑を守ることができなかった。▼~
気付けば畑はこんな状態に…▼~
:[モズメ]|そういうことやったんか…▼~
でも、なんで飛竜はあんた目がけて~
そんなことしたん?▼~
:[ハロルド]|私はわけのわからない不運に~
見舞われることが多いのだ…▼~
飛竜に関して言えば…▼~
私を目がけて糞を落とす、~
いきなり噛みつくなどのパターンがあって…▼~
…今回は糞を落とすパターンだった。▼~
:[モズメ]|なんやそれ。~
恐ろしい話やな。▼~
:[ハロルド]|そうなのだ。▼~
:[モズメ]|でも謝ることはないで。~
むしろ好都合や。▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[モズメ]|あんたは知らんかもしれんけど、~
飛竜の糞は最高の肥やしなんや。▼~
:[ハロルド]|最高の肥やし?▼~
:[モズメ]|せや。畑に栄養を与えて、~
ええ作物がたくさんできるようになる。▼~
飛竜のおらん地域なんかでは、~
金払ってでも欲しがる人がおるくらいや。▼~
:[ハロルド]|そ、そうだったのか…▼~
:[モズメ]|せや。~
だからむしろ、この状態は完璧なんや。▼~
:[ハロルド]|それはよかった…~
禍を転じて福となしたのか…▼~
:[モズメ]|よし。ここからはあたいが引き継ぐわ。~
あんたは休んでて。▼~
:[ハロルド]|わかった。~
では私はその辺に腰掛けて…と。▼~
:[モズメ]|いや、それはあかんわ。~
もったいない。▼~
あんたは畑の真ん中で休憩しとって。▼~
:[ハロルド]|えっ?▼~
:[モズメ]|もうちょっと肥料が…~
飛竜の糞がほしいんや。▼~
:[ハロルド]|なるほど。~
では私はカカシのように立っているとしよう。▼~
:[モズメ]|これは頼もしいで。▼~
***支援S [#j509783a]
:[モズメ]|ハロルドさん。~
話ってなんや。▼~
:[ハロルド]|この苗を植えたいと思ってな。▼~
:[モズメ]|なんや、この苗は。~
見たことないわ。▼~
:[ハロルド]|ただ植えるのではない。~
君と一緒に植えたいと思っている。▼~
:[モズメ]|別にええよ。~
ほんなら畑に行こうか?▼~
:[ハロルド]|…いや。~
そんな簡単に頷いてもらっては困る。▼~
もっとじっくり考えてもらってから~
承諾してほしいのだ。▼~
:[モズメ]|ははは。~
あんたはやっぱり素人や。▼~
作物の苗一つ植えるのに~
承諾なんかいらんやろ。▼~
:[ハロルド]|…………▼~
:[モズメ]|ハロルド…さん?▼~
:[ハロルド]|これは特殊な植物の苗でね。▼~
ともに植えた男女の~
永久の幸せを約束すると言われている。▼~
:[モズメ]|は?▼~
:[ハロルド]|つまり、夫婦になる二人が植えると~
いいとされているのだ。▼~
:[モズメ]|…………▼~
なんやなんや?~
なんの話や?▼~
あたい、混乱してきたわ…▼~
:[ハロルド]|すまない。~
はっきり言おう。▼~
モズメくん…~
私と結婚してほしい。▼~
ほら、一緒に指輪も用意してあるのだ。▼~
:[モズメ]|結婚って…~
で、でもあたい…▼~
:[ハロルド]|戸惑う気持ちはわかる。~
今、いきなり夫婦になるなんて無理だろう。▼~
だが苗を植え、育て、~
やがて立派な実をつけるように…▼~
二人でゆっくりと育みたいと思っている。~
新しい家族の形を。▼~
:[モズメ]|…新しい家族…▼~
その言葉…~
あたいにとっては、すごい嬉しいわ。▼~
あたいにはもう、~
ほんまの家族はおらんから…▼~
ハロルドさんがそうなってくれるんやったら、~
よろこんで受けるわ。▼~
:[ハロルド]|ほ、本当か!?▼~
:[モズメ]|うん、ほんまや。~
あんたの能力も最高やしな。▼~
:[ハロルド]|私の能力?▼~
:[モズメ]|せや。~
飛竜の腸を活発化させる。あの謎の能力や。▼~
畑のためにええのはもちろん、~
あれは高値で売れる。▼~
お金に困ることがあれば~
飛竜の糞を売って生計を立てればええ。▼~
老後の暮らしまでばっちりやで。▼~
:[ハロルド]|ははは。そんな生活も楽しそうだ。▼~
いずれにしてもありがとう、モズメくん。▼~
君を正しき幸せに導く。~
そう、ここに誓うぞ。▼~
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