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会話集/支援会話/ゼロ
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*ゼロの支援会話 [#ie9a6e13]
#contents
**マイユニット(男性) [#v21c0e2e]
-
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・私)のページへ>../マイユニット(男性...
~
**マイユニット(女性) [#w650870b]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
-
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
-
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
~
**フェリシア [#xb4546b2]
[[フェリシアのページへ>../フェリシア(暗夜)#cb638f24]]
**アクア [#i964375f]
[[アクアのページへ>../アクア(暗夜)#n51c44bb]]
**エリーゼ [#haeea2fa]
[[エリーゼのページへ>../エリーゼ#k214d764]]
**ハロルド [#i4d683dd]
[[ハロルドのページへ>../ハロルド#fbc3d49a]]
**エルフィ [#te75fe2f]
[[エルフィのページへ>../エルフィ#za76b7cf]]
**オーディン [#a1485a24]
[[オーディンのページへ>../オーディン#h4e66595]]
**ニュクス [#z8141eec]
***支援C [#ic67cdda]
:[ニュクス]|ゼロ…話があるの。▼~
:[ゼロ]|なんだ、感じさせてくれる話なら~
いくらでも聞くぜ。▼~
:[ニュクス]|話っていうのは、~
貴方のそういう話し方のことよ。▼~
それ、なんとかならないの?▼~
:[ゼロ]|そういう話し方って、どういう話し方だ?~
具体的に例を挙げてくれないとな。▼~
:[ニュクス]|自覚してるんでしょ。~
だから例を挙げるまでもないわ。▼~
:[ゼロ]|なんだよ…ガッカリだねぇ…▼~
その桃色の唇から漏れ出す~
濡れた言葉に期待したんだが…▼~
:[ニュクス]|そういう子供じみた嫌がらせはやめてって~
言っているの。▼~
:[ゼロ]|ふっ…子供じみたって…~
子供のお前に言われたくないね。▼~
:[ニュクス]|…何もわかっていないのね。▼~
:[ゼロ]|ナニがだ?~
ナニもわかっていないのはお前のほうだろ。▼~
:[ニュクス]|どういうことよ。▼~
:[ゼロ]|俺はナニもわかっていないような~
ヘラヘラした連中をどうも好きになれなくてね。▼~
つい見たくなってしまうんだ。~
そういう奴らの歪んだ…引きつった表情を…▼~
:[ニュクス]|それでそんなしゃべり方をしてるわけ?~
ほんと、困った人ね。▼~
とにかくひどい目に~
遭いたくなければやめること。▼~
今回は忠告にとどめておくけど、~
次は黙らせてやるわ。▼~
:[ゼロ]|ああ、そうかい。~
勝手にしな。▼~
***支援B [#d89042d6]
:[ニュクス]|ゼロ、忠告を無視したらしいわね。~
方々で苦情を聞いたわ。▼~
:[ゼロ]|俺は脅しには屈しないタイプでね。~
残念だったな。▼~
:[ニュクス]|私は言ったわよね。~
忠告を聞かなければ、次は黙らせるって。▼~
:[ゼロ]|ああ、言ったな。~
小さくて未成熟な唇が淫らに呟いた…▼~
:[ニュクス]|悪いけど、実行するわ。▼~
:[ゼロ]|ナニを実行するっていうんだ?▼~
:[ニュクス]|……えい。▼~
:[ゼロ]|??~
なんだ、今のは…▼~
:[ニュクス]|私の呪術よ。~
貴方から少し言葉を奪ったの。▼~
:[ゼロ]|ナニ!?▼~
…………▼~
は、ははは。~
嘘はよくないぜ、お嬢ちゃん。▼~
俺は普通にしゃべれている。~
この通りな。▼~
嘘つきにはおしおきとして、~
…………を…………してやるからな…▼~
ん!?~
なんだこれは!?▼~
:[ニュクス]|だから言ったでしょう。~
言葉を少し奪ったの。▼~
:[ゼロ]|そんな…▼~
:[ニュクス]|どう、これでわかった?~
私は本気よ。▼~
:[ゼロ]|おい、ニュクス!~
元に戻せ!▼~
戻さないとお前のその…………に~
…………して…………するぞ!▼~
くっ…!!▼~
:[ニュクス]|懲りてないみたいね。~
じゃあもう知らない。▼~
言葉をみんな奪うしかないわ…▼~
…はあっ!!▼~
:[ゼロ]|!?▼~
…………!~
…………!?▼~
:[ニュクス]|これでやっと隊が平和になるわね。~
自業自得よ。さよなら。▼~
:[ゼロ]|…………!~
…………!?▼~
***支援A [#n346e3e6]
:[ニュクス]|ゼロ、どうだった。~
言葉を失った感想は?▼~
あまりに落ち込んでいるようだったから~
あの後すぐ戻してあげたけど。▼~
:[ゼロ]|ニュクス、申し訳ない。~
俺としたことが…気付かなかったんだ。▼~
:[ニュクス]|やけに素直じゃない。~
そんなに淫らな言葉を取り戻したいの?▼~
:[ゼロ]|違う。~
そういうことじゃない。▼~
俺のやったことが~
ポリシーに反していたんだ。▼~
:[ニュクス]|えっ?▼~
:[ゼロ]|禁忌のダークマージ…~
ニュクスの噂はガキのころから聞いていた。▼~
そいつは幼少期から~
呪術の才能がずば抜けて高く、▼~
まがまがしい術を~
無数に生み出していたという…▼~
誰もそいつを止めることができず、~
とうとう大勢の命を奪うことになった。▼~
その代償として、そいつの体の成長は…▼~
:[ニュクス]|…………▼~
:[ゼロ]|まさか…~
お前がニュクスだったなんてな…▼~
:[ニュクス]|そう。~
私があの悪名高きニュクスよ。▼~
でも、それが貴方の~
ポリシーとどう関係あるの?▼~
:[ゼロ]|…俺は生まれに恵まれなくてね。▼~
だから自分より幸せそうな奴とか~
苦労を知らなそうな奴を見ると…▼~
どうしても嫌な想いをさせたり、~
地獄を見せてやりたくなるんだ。▼~
でも、お前は幼少期に既に地獄を見ている。~
しかも、自分で作ったおぞましい地獄をな…▼~
:[ニュクス]|なるほど…そういうこと。~
で、謝りたい事柄はそれだけ?▼~
私にはもうしなくても、~
他の子には今まで通りってこと?▼~
:[ゼロ]|…お前はどうしてほしい?~
お詫びとしてお前の望み通りにするぜ。▼~
:[ニュクス]|そう…~
だったら少し控えてほしいわね。▼~
:[ゼロ]|わかった。~
少し控える程度ならできそうな気がする。▼~
:[ニュクス]|完全にやめさせてしまうのもかわいそうだし、~
それくらいで許してあげる。▼~
その喋り方が好きだなんてホント、~
子供なんだから。▼~
:[ゼロ]|お前に言われたくない…~
と言いたいところだが、▼~
計算すると、お前は俺より年上なのか?▼~
:[ニュクス]|そういうことになるわね。▼~
:[ゼロ]|年上ね…~
お前の真の姿も見てみたいところだな。▼~
そして、豊満な身体に~
俺の言葉を浴びせかけて…▼~
:[ニュクス]|…控えてほしいって言ったはずよ。▼~
:[ゼロ]|い、今のは違うぜ。~
許されるかどうか試しただけだ…▼~
見逃してくれよな。▼~
***支援S [#j1eb9ba6]
:[ゼロ]|ニュクス。~
待っていたぞ。▼~
:[ニュクス]|なんの用かしら。▼~
…ちょっと、何よ。~
いきなりひざまずいちゃって…▼~
:[ゼロ]|受け取ってくれ。~
結婚指輪だ。▼~
:[ニュクス]|…えっ?▼~
:[ゼロ]|今日お前をここに呼んだのは他でもない。~
お前と…▼~
:[ニュクス]|待って!▼~
…えい!!▼~
:[ゼロ]|なんだ?▼~
お、おい…~
もしかして、言葉を封じたのか!?▼~
:[ニュクス]|…私は占いもできるの。▼~
だから薄々感づいていたのよ。~
今日ここで貴方が何を言おうとしているか…▼~
:[ゼロ]|だったら、なぜ封じた?▼~
:[ニュクス]|…私なんかと結婚しても~
どうしようもないじゃない…▼~
大量殺戮の過去を持つ、呪いにかかった女…~
そんなのと結婚したっていいことないわ。▼~
:[ゼロ]|ニュクス…~
そんなに自分を卑下するな。▼~
私なんかって言うなら俺も同じだ。▼~
呪いがかかっていないだけで、~
誇れるものなど何もない。▼~
:[ニュクス]|でも…▼~
:[ゼロ]|呪いのことなら気にするな。~
実は裏ルートである情報を入手してな。▼~
その情報が本当なら、~
呪いを解くブツが手に入るかもしれない。▼~
:[ニュクス]|えっ? 本当?▼~
:[ゼロ]|世界が平和になったら一緒に探しに行こう。▼~
まあ、お前は今のままの姿でも~
充分に魅力的だけどな。▼~
だから頼む。言葉を戻してくれ。▼~
:[ニュクス]|…………▼~
…わかった。解くわ。▼~
:[ゼロ]|…………▼~
け、けっこ…▼~
…よし。言えそうだ。▼~
ニュクス、結婚してくれ。~
これが誓いの指輪だ。▼~
:[ニュクス]|…………▼~
ありがとう、ゼロ。~
本当に幸せよ…▼~
:[ゼロ]|俺のほうこそ…▼~
:[ニュクス]|…ねえ、ゼロ。~
私にはあのしゃべり方をしないつもりなの?▼~
:[ゼロ]|ああ、俺のポリシーに反する。~
その手の失礼は嫌いだからねぇ。▼~
:[ニュクス]|結婚するなら、そのポリシーを~
捨ててもらえないかしら。▼~
:[ゼロ]|えっ?▼~
:[ニュクス]|だって、貴方が他の女の子たちに~
あの喋り方で話すことを考えると…▼~
なんだか嫉妬してしまいそうで…▼~
だから、私にも同じ風にしてくれない?~
楽しめるようになってみるから…▼~
:[ゼロ]|イイねぇ…そう来たか…~
そう言われちゃあ仕方ない…▼~
その小さな耳に~
いやらしく教えてやるしかないな…▼~
**カミラ [#oacea471]
***支援C [#cfbe051d]
:[ゼロ]|カミラ様。~
ごきげんよう。▼~
:[カミラ]|まあ、ゼロ。~
どうしたのかしら。▼~
:[ゼロ]|いや、ちょっと疑問に思ったことが~
ありましてね。▼~
:[カミラ]|疑問?▼~
:[ゼロ]|なぜカミラ様はカムイ様に対して、~
執拗なまでに愛情を注ごうとするのか…です。▼~
:[カミラ]|カムイへの愛情…?~
私にもよくわからないわ。▼~
だって、私があの子を愛おしいと思うのに~
理由なんて無いもの。▼~
ただ、カムイが決して幸せとは言えない~
子ども時代を過ごしたのは事実…▼~
だから優しくしたくなるのかもしれないわね。▼~
:[ゼロ]|では、あくまでカミラ様の愛情は…~
無償の愛ということですか。▼~
:[カミラ]|そういうことになるかしら。▼~
:[ゼロ]|そうですか…▼~
…ふっ。~
くくくくくくくくく…▼~
:[カミラ]|…どうしたの?▼~
:[ゼロ]|俺はそうは思いませんね。▼~
:[カミラ]|じゃあ、何だと思うのかしら。▼~
:[ゼロ]|言っていいんですか?▼~
:[カミラ]|ええ。▼~
:[ゼロ]|理由は簡単。~
きっと、あなた自身が憐れな存在だからです。▼~
:[カミラ]|! 憐れって…~
どういうこと?▼~
:[ゼロ]|詳しく聞きたければまた今度。~
昇天してしまうほどの話を聞かせてあげますよ…▼~
:[カミラ]|…………▼~
***支援B [#t88630db]
:[カミラ]|ゼロ、あなたは言ったわね。▼~
私が憐れな存在だから、~
カムイに愛情を注ぐんだって…▼~
その説明を聞きにきたわ。▼~
:[ゼロ]|ふふふ。いいですね。~
実にいい。▼~
その潤んだ瞳に潜む、~
熟れた桃色の感情…▼~
見ているだけでアツくなってしまいますが…▼~
今は代わりに俺の説明をその身に~
浴びせることで我慢しておきましょう。▼~
:[カミラ]|前置きはいいの。早く始めて。▼~
:[ゼロ]|…カミラ様。あなたは人間が動物を~
愛でる理由を知っていますか?▼~
:[カミラ]|可愛いからでしょう?▼~
:[ゼロ]|違うんですよ。~
自分が愛されたいからなんです。▼~
:[カミラ]|意味がわからないわ。▼~
:[ゼロ]|本当は自分が愛されたい。~
でも望んでいるような状況は存在しない。▼~
だから動物を愛することで、~
自らを慰めているのですよ。▼~
それはカミラ様と~
カムイ様との関係と同じ。▼~
あなたは自分という存在が憐れで、~
望み通りの愛を受け取れていないと思っている。▼~
だから自分よりも憐れな存在…~
つまりカムイ様を標的とし、▼~
徹底的に愛情を注ぎたくなるのです。~
自らをいやらしく慰めるためにね…▼~
:[カミラ]|…だとしたら、何?~
どうしてそんなことを言うの?▼~
:[ゼロ]|いい表情ですね。~
ゾクゾクきますよ、カミラ様。▼~
その表情を見られたお礼にお話ししましょう。~
なぜ俺があなたにこんなことを言うのか。▼~
:[カミラ]|…………▼~
:[ゼロ]|俺は暗夜王国でも最下層の、~
貧民街の出身です。▼~
両親に捨てられた俺は盗賊団に身をやつし、~
幼少の頃からあらゆる犯罪に手を染めました。▼~
売れるものは何でも売ったし、~
生きるためなら、どんな奴の言う事でも聞いた。▼~
…だから、妬ましいんですよ。▼~
自分より幸せそうな人や、~
苦労を知らなさそうな人を見ると。▼~
とことんまで地獄を味わわせてやりたくなる。▼~
そして、苦痛に歪むその顔を見て…~
俺はひと時の快楽を得るのです。▼~
:[カミラ]|そう…▼~
ゼロ…~
あなたって、哀しい人なのね。▼~
:[ゼロ]|そうでしょうか?~
俺は十分に楽しんでいますけどね。▼~
***支援A [#fe92b0b8]
:[ゼロ]|カミラ様。~
お話とはなんでしょうか。▼~
:[カミラ]|この間、あなたは言ったわよね。▼~
自分より幸せそうな人や、~
苦労を知らなさそうな人を見ると…▼~
とことんまで地獄を味わわせてやりたくなる、って。▼~
:[ゼロ]|はい。▼~
:[カミラ]|それなら、私を標的にするのは~
間違ってるわ。▼~
:[ゼロ]|…どういうことですか。▼~
:[カミラ]|王族だから幸せ。~
王族だから苦労を知らない。▼~
その決めつけは間違っていると言いたいの。▼~
私には…恵まれた~
子ども時代なんてなかったわ。▼~
:[ゼロ]|え?▼~
:[カミラ]|あなた、知ってる?▼~
暗夜王国の王族の中で、~
正当な王妃の子はマークスお兄様だけ。▼~
私もレオンもエリーゼも、~
みんなお妾さんの子なのよ。▼~
しかも、みんな別々のお妾さん。▼~
:[ゼロ]|それは…知りませんでした。▼~
:[カミラ]|やっぱりね。~
…お妾さんは立場が弱いわ。▼~
だから、暇さえあれば、~
いがみ合って貶め合うの。▼~
少しでも自分の立ち位置をよくするためにね。▼~
お妾さん同士がいがみあうならまだしも、~
火花はもちろん子どもたちにも飛び散るわ。▼~
子どもたちをダシにして、~
いろんな諍いが起きたのよ。▼~
:[ゼロ]|そんなご苦労があったなんて…▼~
:[カミラ]|だから、あなたが私を憐れな存在だと言ったのは、~
あながち間違いではなかったというわけね。▼~
私の存在は、お母様がお父様を~
繋ぎとめておくためのもの…▼~
お母様は私を愛してくれたけど、~
それはお父様への愛に過ぎなかったのかも。▼~
:[ゼロ]|カミラ様…もういいです。~
俺が間違っていました。▼~
あなたは憐れな存在などではありません。~
立場に甘んじず、強く生きる女性だ…▼~
俺には眩しすぎるほどにね…▼~
:[カミラ]|ゼロ…。▼~
:[ゼロ]|俺は恥ずかしいです。~
裸で詫びたい気分ですよ。▼~
:[カミラ]|いえ、いいのよ。~
わかってくれれば。▼~
:[ゼロ]|いや…ダメです。▼~
今から裸になるんで…~
俺を引きずり回してください。~
:[カミラ]|…………▼~
それは遠慮しておくわ。▼~
やりたければ、自分で這い回るのね。▼~
***支援S [#l216aa7a]
:[カミラ]|ゼロ、用ってなにかしら?▼~
:[ゼロ]|カミラ様…~
来てくれてありがとうございます。▼~
改めて謝りたくてお呼びしました。▼~
:[カミラ]|そのことなら、もういいわ。~
一度、謝ってもらったし。▼~
:[ゼロ]|いえ、今日の謝罪はまた別の理由です。▼~
:[カミラ]|えっ?▼~
:[ゼロ]|俺は嫉妬していたのです。▼~
俺もカムイ様のようになりたい。▼~
あなたのような女性から~
揺るぎない愛情を受けてみたいって…▼~
…俺は情けなくて小さな男です。▼~
:[カミラ]|…………▼~
いいわよ、別に。▼~
:[ゼロ]|えっ?▼~
:[カミラ]|私、あなたにも愛情をあげてもいいわ。▼~
:[ゼロ]|でも俺は…あなたをあんなに~
いやらしく虐めてしまったのに…▼~
:[カミラ]|…………▼~
不思議よね。▼~
あなたにひどいことを言われて~
けっこう悲しかったはずなのに…▼~
でも、かわいそうなあなたの~
幼少期を想像してみたのよ。▼~
そうしたらなんだか~
かわいくなってきちゃって…▼~
まるでカムイみたいにね…▼~
:[ゼロ]|…………▼~
カミラ様、結婚してください。▼~
:[カミラ]|えっ!?▼~
:[ゼロ]|いや、すみません。~
今のは聞かなかったことにしてください。▼~
…まったく。~
俺は何を言ってるんだ。▼~
:[カミラ]|ゼロ…▼~
…………▼~
あなた、盗みはやめたって聞いたけど~
嘘ばっかりね。▼~
:[ゼロ]|いいえ、盗みは~
本当にもうやっていません。▼~
:[カミラ]|やってるわ。▼~
だってあなた…~
私の気持ちを持って行ってしまったのだもの。▼~
:[ゼロ]|えっ?▼~
それって、もしかして…▼~
:[カミラ]|これ以上は言わなくてもわかるでしょ。▼~
私…あなたの~
結婚の申し込みを受けるわ。▼~
:[ゼロ]|…あ、ありがとうございます!▼~
:[カミラ]|その代わり、条件があるの。▼~
毎朝、あのいやらしい話し方で~
私を起こして。▼~
なんだか、だんだんあれがないと~
物足りなくなってきちゃって…▼~
:[ゼロ]|では…~
いきなりですが、いいですか…▼~
:[カミラ]|ええ、来て。~
耳元でささやいて。▼~
:[ゼロ]|昇天させてください。~
その豊満な愛で俺を包んで…▼~
:[カミラ]|あぁ…~
最高よ…▼~
**ルーナ [#ud4c4205]
***支援C [#i5a10710]
:[ルーナ]|あら、ゼロじゃない。~
ここで何してるの?▼~
:[ゼロ]|ルーナ、か。~
お前こそここで何をしている?▼~
:[ルーナ]|あたしはただ…~
買い物に出かけようとしてただけよ?▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[ルーナ]|ちょっと、~
なんでそんな目であたしを見るのよ!?▼~
まるで…~
敵でも見てるような目つきね…▼~
:[ゼロ]|敵、とは思っていない。▼~
ただ…完璧に~
信用しているわけでもないがな。▼~
:[ルーナ]|どういうことよ、それ?▼~
:[ゼロ]|お前の素性を調べたが…~
出身や経歴が掴めなかった。▼~
:[ルーナ]|そ、それは…▼~
:[ゼロ]|この世界で生まれたのならば、~
必ずその痕跡が残っているはずだからな。▼~
しかし、お前にはそれがない。▼~
まるで、突如として…~
この世界に現れたかのようにな…▼~
:[ルーナ]|そ、そんなこと…~
あるわけないじゃない!▼~
:[ゼロ]|最初に言ったが…~
お前を敵と思っているわけではない。▼~
だが、下手な真似はするなよ?~
俺は…お前を見ているからな。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
***支援B [#p0fff4fd]
:[ルーナ]|えーっと…~
これとこれとこれをちょうだい!▼~
:[ゼロ]|買い過ぎだ…▼~
:[ルーナ]|ぜ、ゼロ!?~
いつの間にそこにいたのよ!?▼~
:[ゼロ]|言ったはずだ…~
俺はお前を見ている、とな。▼~
:[ルーナ]|だ、だからと言って…▼~
買い物してるとこを~
監視しなくてもいいじゃない!▼~
:[ゼロ]|俺の勝手だな。~
好きにさせてもらう。▼~
:[ルーナ]|っていうか、~
勝手に口出ししないでくれる!?▼~
買い物してるときが、~
あたしの至福のときなんだから!▼~
:[ゼロ]|買い過ぎだ。~
そんなに大量のランプがいるのか?▼~
:[ルーナ]|な、何かに使えるかもしれないでしょ?~
いいから、あたしのことは放っておいてよ!▼~
:[ゼロ]|さては、お前…▼~
目に付いた物を~
片っ端から買っているだけだな?▼~
:[ルーナ]|ぎ、ぎくっ!▼~
:[ゼロ]|いわゆる、買い物中毒というやつだ。~
気を晴らすために買い物を続けるという…▼~
:[ルーナ]|い、いちいち人を分析しないで!▼~
:[ゼロ]|世の中には、必要な物さえ買えない人が…~
たくさんいるというのにな…▼~
:[ルーナ]|そ、それはそうだけど…~
ううう…▼~
わ、わかったわよ!~
返品すればいいんでしょ!?▼~
:[ゼロ]|聞き分けはいいようだな。~
喜べ、好感度が上がったぞ。▼~
:[ルーナ]|あんたにどう思われてるかなんて、~
あたしには微塵も興味ないわよ!▼~
さっさとどっか行って!~
目障りよ!▼~
:[ゼロ]|言われなくても立ち去るさ…~
これ以上いたら荷物持ちにされちまう。▼~
:[ルーナ]|ほんっと、やなやつ!▼~
***支援A [#dc785a25]
:[ゼロ]|ルーナ。~
ようやくお前の正体がわかったぞ。▼~
:[ルーナ]|いきなり何を言い出すのよ!?~
あ、あたしの正体ってなんのこと!?▼~
:[ゼロ]|お前の素性も出自も不明だったが…~
これでようやく問題が解決しそうだ。▼~
:[ルーナ]|な、何がわかったっていうの!?▼~
:[ゼロ]|ルーナ、お前は…~
わがままで生意気な女だ。▼~
:[ルーナ]|え、えええっ!?▼~
:[ゼロ]|それに負けず嫌いでもある。~
何でも一番でないと気が済まない。▼~
:[ルーナ]|ず、ずいぶんと~
好き勝手に言ってくれるじゃない!▼~
:[ゼロ]|だが、お前は同時に~
努力家でもある。▼~
そして口ではどう言おうと…~
とても仲間想いだ。▼~
:[ルーナ]|…え?▼~
:[ゼロ]|人を褒めるのは得意ではないが…~
特別に褒めてやろう。ありがたく思え。▼~
:[ルーナ]|な、何よそれ!▼~
そんな風に言われても~
全然、嬉しくないんだけど!▼~
:[ゼロ]|悪かったな。~
お前を警戒して。▼~
:[ルーナ]|な、何よ急に…▼~
:[ゼロ]|お前は信用できる人間だ。~
監視していた俺が保証してやる。▼~
素性も出自もわからないが…~
それでも、俺たちの仲間だ。▼~
:[ルーナ]|ゼロ…▼~
:[ゼロ]|だから、これからはより一層…~
親密な関係を築いてやってもいい。▼~
:[ルーナ]|ふ、ふんっ!~
誰があんたなんかと!▼~
で、でも、仕方ないから…~
あたしも仲間として接してあげるわ!▼~
だから…~
あたしに感謝しなさいよね!▼~
:[ゼロ]|…気が向いたらな。▼~
***支援S [#m798e2f3]
:[ゼロ]|ルーナ。やはり俺は~
もっとお前を監視していたい。▼~
:[ルーナ]|はぁ? なんでよ!?▼~
あたしのことは~
信用できるって言ったじゃない!▼~
:[ゼロ]|信用は今でもしている。~
だが、もっとお前を見ていたいからな。▼~
:[ルーナ]|な、何よそれ…~
どういうことか説明しなさいよ!▼~
:[ゼロ]|どうやら俺は…~
お前に惚れてしまったらしい。▼~
:[ルーナ]|えっ、ええええ!?~
あ、あたしを好きになったってこと!?▼~
:[ゼロ]|ああ。そうだ。▼~
普段はツンツンとしているのに、~
たまにデレっとするところなんかが特にな。▼~
:[ルーナ]|せ、説明なんかしなくていいわよ!▼~
:[ゼロ]|ルーナ。~
俺と結婚してくれ。▼~
俺は一生、お前の側で~
お前を見守っていたい。▼~
:[ルーナ]|そ、それは…▼~
:[ゼロ]|嫌だと言っても無駄だぞ?▼~
結婚してくれると言うまで、~
おれはお前の側を離れないからな。▼~
:[ルーナ]|か、勝手に話続けないで!~
あ、あたしはまだ何も言ってないでしょ!?▼~
:[ゼロ]|それもそうだな。~
さぁ、好きなだけしゃべれ。▼~
:[ルーナ]|もうっ!~
なんでいつも上から目線なのよ!▼~
:[ゼロ]|下から覗いてもいいのか?~
俺はそっちの方が嬉しいぞ。▼~
:[ルーナ]|い、いいから少し黙ってて!~
話が全然、進まないじゃない!▼~
:[ゼロ]|………▼~
:[ルーナ]|あ、あたしは別に…~
あんたと結婚してもいいかなって思うけど…▼~
でも、いつかは…~
故郷に帰ろうと思ってたから…▼~
あたしの故郷って…~
すごくすごく遠いところだし…▼~
:[ゼロ]|なら、俺も一緒に帰る。▼~
:[ルーナ]|えっ?▼~
:[ゼロ]|俺は自分の故郷のことなど~
思い出したくもないからな。▼~
お前が側にいるのなら、~
どんな遠くへでも行ってやろう。▼~
:[ルーナ]|ゼロ…▼~
:[ゼロ]|ルーナ。~
俺と結婚してくれるな?▼~
:[ルーナ]|は、はい…~
よろしくお願い…します…▼~
:[ゼロ]|ふっ。~
素直なお前もいいもんだな。▼~
:[ルーナ]|そ、そうに決まってるじゃない!~
だから、あたしの全部を愛しなさいよね!▼~
:[ゼロ]|ああ。~
お前の全部を愛すると誓うさ。▼~
指先からその心のナカまで…全部、な。▼~
**ベルカ [#tf42ebcd]
***支援C [#n95d320a]
:[ゼロ]|ベルカ。~
ちょっといいか?▼~
:[ベルカ]|…………▼~
:[ゼロ]|また殺し屋稼業を~
お盛んにしようとしているのか?▼~
:[ベルカ]|いきなり何?▼~
:[ゼロ]|暗夜の貧民街にいただろ?▼~
:[ベルカ]|…私をつけたの?▼~
:[ゼロ]|ああ。▼~
俺が窃盗や暗殺だけの男と思うなよ。~
尾行もお手の物というわけだ。▼~
お前の姿を背後から堪能しつつ、~
後をつけさせてもらったぜ。▼~
貧民街と言えば殺しの依頼の宝庫…~
何かやるつもりなら隠さずに白状しな。▼~
:[ベルカ]|…おかしいわね。▼~
あなた、尾行が得意なんでしょ?~
だったら何もかも知っているんじゃないの?▼~
:[ゼロ]|そ、それは…▼~
:[ベルカ]|正直に言ったら?~
尾行している途中で私に巻かれたって。▼~
:[ゼロ]|!▼~
:[ベルカ]|私には背中にも目があるの。~
簡単に尾行されるほど間抜けじゃないわ。▼~
:[ゼロ]|くっ…▼~
:[ベルカ]|私はやましいことはしていない。~
これ以上、つきまとわないで…▼~
***支援B [#s8bd3f11]
:[ゼロ]|ベルカ…~
また貧民街にいたな。▼~
:[ベルカ]|また私を尾行したのね…▼~
:[ゼロ]|ああ。~
そして、また巻かれた…▼~
…認めよう。~
お前の動きは俺より一枚上手だ。▼~
だからこうして質問する。~
貧民街で何をしていた?▼~
:[ベルカ]|…どうして知りたいの?▼~
:[ゼロ]|俺はレオン様に仕え、隊のためにここにいる。~
隊の迷惑になることはやめてほしいんだよ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
…ゼロ、あなた変わったわね。▼~
:[ゼロ]|なんだと?▼~
:[ベルカ]|貧民街で盗賊をしていたころの~
あなたとは別人みたい…▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[ベルカ]|でも、変わったというなら私も同じよ。▼~
私は物心ついたころに親に捨てられ、~
貧民街で殺し屋をしながら生きてきた。▼~
でも、ここに来て私は変わった…~
そう思っているわ。▼~
:[ゼロ]|だったら貧民街にいた理由も話せるだろ?~
それを聞かなければ信じられないな。▼~
:[ベルカ]|あなたにとっての貧民街は~
忘れたい思い出が詰まった場所かもしれない。▼~
…でも、私は違う。▼~
:[ゼロ]|どういう意味だ?▼~
:[ベルカ]|さあね。▼~
:[ゼロ]|…………▼~
***支援A [#vaece22f]
:[ベルカ]|ゼロ。そこにいるのはわかってるわ…~
出てきなさい。▼~
:[ゼロ]|…………▼~
やっとバレずに尾行できたと思っていたが…▼~
:[ベルカ]|疑われ続けるのも面倒だから~
黙って尾行をされていたのよ。▼~
:[ゼロ]|…ここは貧民街の墓地じゃないか。▼~
:[ベルカ]|そう。~
ここに私の母親のお墓があるの。▼~
:[ゼロ]|お前…~
母親に捨てられたんじゃなかったのか?▼~
:[ベルカ]|ええ。そうよ。▼~
たまたま昔の殺し屋仲間が教えてくれたの。~
私の母親のお墓のことを…▼~
今更、私を捨てた人の~
お墓を知ったところで…▼~
…そう思っていたのに…▼~
実際にお墓の前に立ってみたら~
心の底から不思議な感情がこみ上げてきたの。▼~
:[ゼロ]|…………▼~
なるほどねえ。~
そういうことだったのか。▼~
:[ベルカ]|ゼロ…▼~
:[ゼロ]|ん?▼~
:[ベルカ]|ここにあるのは私の親のお墓だけじゃない。▼~
あなたのお母さんも眠っているのよ。▼~
:[ゼロ]|!?▼~
:[ベルカ]|あなたが物心つく前に、~
姿を消したお母さんのお墓が…▼~
:[ゼロ]|…それは初耳だ。▼~
:[ベルカ]|強制するつもりはないわ。~
でも、気が向いたら会いに行ってあげて…▼~
:[ゼロ]|…………▼~
それじゃ、俺は行くぜ。~
とりあえず、お前の疑いは晴れたしな。▼~
:[ベルカ]|ゼロ…お墓は…▼~
:[ゼロ]|見えなかったり触れないものに、~
俺は興味ないのさ。▼~
***支援S [#i933ad81]
:[ゼロ]|ベルカ。~
ちょっといいか。▼~
:[ベルカ]|ええ…どうしたの…▼~
:[ゼロ]|お前の言う通り…~
親の墓の前に行ってみた。▼~
:[ベルカ]|…え、本当に?~
…どういう心境の変化なの?▼~
:[ゼロ]|どうしても~
親に話しておきたいことができたからさ。▼~
:[ベルカ]|…?▼~
:[ゼロ]|ベルカ、これを受け取ってくれ。▼~
結婚してもらいたいんだ。▼~
:[ベルカ]|…け、結婚?▼~
:[ゼロ]|墓に向かってたっぷりと話してきた。~
ベルカという女がいかにいい女か。▼~
そして、最後に言ってきた。~
ベルカと一緒になってみせるぜってな。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
:[ゼロ]|…ベルカ、断るなら断れ。▼~
それなら、俺は今まで通り~
人と距離を取って孤独に暮らすだけだ。▼~
お前以外の女とは~
生きていけそうもないからな。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
じゃあ、受け取る…▼~
:[ゼロ]|えっ?▼~
:[ベルカ]|孤独なあなたは…見ていたくないから…▼~
:[ゼロ]|…………▼~
…感謝するぜ、ベルカ。▼~
それじゃ一緒に貧民街に行こう。~
互いの親にちゃんと紹介しようじゃないか。▼~
:[ベルカ]|ええ。~
ありがとう、ゼロ…▼~
**ピエリ [#x836e584]
***支援C [#j915e9a8]
:[ピエリ]|あ、ゼロなの!▼~
:[ゼロ]|ピエリか。▼~
:[ピエリ]|ピエリ、ゼロにお願いがあるの。▼~
ゼロは話し方がとっても~
刺激的だって聞いたのよ。▼~
ピエリもそれが聞きたいの!~
だからお話ししてほしいの!▼~
:[ゼロ]|はぁ…~
いきなりそんなこと言われてもな。▼~
やれと言われてヤることほど~
興ざめするものもないだろう…▼~
:[ピエリ]|むー、よく分かんないの。~
ゼロはピエリにお話してくれないの?▼~
:[ゼロ]|いや、もちろん…~
俺をソノ気にさせたらしてやってもいいぜ。▼~
上手にできたら~
たっぷりと耳にねじ込んでやるよ…▼~
お前の望む、熱くて刺激的な言葉をな…▼~
:[ピエリ]|……?▼~
:[ゼロ]|…………▼~
…ちっ。~
今のがわからないなら、諦めろ。▼~
お前にこの手の話は通じない。▼~
:[ピエリ]|あ…待ってなの!~
聞きたいことはもう一つあるの!▼~
:[ゼロ]|…なんだ。▼~
:[ピエリ]|ゼロ、昔ピエリのお屋敷に~
忍び込んで来たことあるの?▼~
:[ゼロ]|なに…!?▼~
:[ピエリ]|ゼロは貧民街の盗賊団だったのよね。~
昔、その子たちがおうちに忍び込んだって…▼~
ピエリ、家族から聞いたのよ。~
これってホントの話なの?▼~
:[ゼロ]|全然、覚えていないな。~
そんなこと、あっただろうか…▼~
だがお前はそれを聞いて、どうするつもりだ。▼~
俺が屋敷に押し入った盗賊団だったら、~
始末でもするつもりか?▼~
:[ピエリ]|そんなことしないの!~
面白そうだから聞いてみただけなのよ。▼~
昔に会ってたかもしれないだなんて~
なんだかすごいの!▼~
:[ゼロ]|こいつ…~
…理解に苦しむ。▼~
***支援B [#s211b681]
:[ゼロ]|ピエリ、思いだしたぞ。▼~
お前の家は暗夜王国でも有数の貴族だったな。▼~
:[ピエリ]|そうなの。▼~
:[ゼロ]|やはりな。~
だったら確かに侵入した。▼~
:[ピエリ]|ほんとに!?~
すごいすごーいなの!!▼~
ゼロたちは何をしにお屋敷にきたの?▼~
:[ゼロ]|そりゃ盗賊団だからな…~
イイことに決まっているだろ…▼~
:[ピエリ]|イイこと?▼~
:[ゼロ]|ああ、盗みだ。▼~
:[ピエリ]|でもおかしいの…▼~
ピエリのお家からは~
何も盗まれていなかったっていう話なの…▼~
:[ゼロ]|そうだ。▼~
イイものを盗みに行ったのに、~
それがなかったんだよ。▼~
:[ピエリ]|どういうことなの?▼~
:[ゼロ]|…あのころの俺たちは~
金に興味が失せていた。▼~
そして金では買えないような~
珍しいものを盗みたいと思っていたんだ。▼~
そこで目を付けたのがお前の屋敷だった。▼~
:[ピエリ]|ピエリのお家にはあったのね!~
お金では買えないような珍しいもの!▼~
:[ゼロ]|ああ。~
正直、話を聞いたときは鳥肌が立ったね。▼~
お前の家にあるとされたのは…~
恐怖の人形だ。▼~
:[ピエリ]|恐怖の人形なの?▼~
:[ゼロ]|ああ。▼~
夜になると屋敷の闇の中に~
突如として現れる恐怖の人形…▼~
顔は真っ赤で凶器を手にして、~
人のはらわたを食らい尽くすらしい。▼~
:[ピエリ]|びええええええ怖いの!!~
そんな人形、お家にはないの!!▼~
ピエリ、見た事も聞いたこともないのよ!▼~
:[ゼロ]|まあ、そういうことだったんだろうな。▼~
情報はガセ。~
俺たちは何も盗らずに帰ったというわけだ。▼~
:[ピエリ]|よ、良かったの…▼~
そんなものがあったら~
ピエリ今頃ミンチ肉なの…▼~
:[ゼロ]|…お前なら負けないと思うがな。▼~
***支援A [#ee90b93d]
:[ゼロ]|…ピエリ、わかったぞ。▼~
:[ピエリ]|わかった?~
何がなの?▼~
:[ゼロ]|やっぱり恐怖の人形は屋敷にあったんだ。▼~
:[ピエリ]|びええええええええ!!~
やばいの! それはやばいの!▼~
ピエリいますぐ帰って人形を始末するの!~
休暇の申請を出すのーーーーー!!▼~
:[ゼロ]|落ち着け、ピエリ。~
話は最後まで聞け。▼~
…俺たちが屋敷に忍び込んだとき、~
恐怖の人形は眠っていたんだ。▼~
:[ピエリ]|眠ってた?~
人形なのに眠るの?▼~
:[ゼロ]|俺の推測が正しければそうなる。▼~
:[ピエリ]|どういうことなの?~
ゼロ、きちんと話してほしいの。▼~
:[ゼロ]|わかった。▼~
だがそのためにはピエリ、~
お前にいくつか確認したいことがある。▼~
:[ピエリ]|わかったの。▼~
:[ゼロ]|お前は幼いころから、~
家の中ではやりたい放題だったらしいな。▼~
:[ピエリ]|うん。~
お父さんに叱られたことはないのよ。▼~
ピエリ、とってもいい子なの。▼~
:[ゼロ]|まあ、そういう解釈でもいいだろう。▼~
…で、退屈だったりイライラしたとき、~
屋敷の中でイイことをしていたらしいな。▼~
:[ピエリ]|イイこと?~
ピエリ、そんなことしてたかな?▼~
:[ゼロ]|ほら、思い出せ。▼~
キッチンに行って、包丁を手に取り…~
従者を何人か呼び出して…▼~
:[ピエリ]|ああ、そのことなの?▼~
イライラしたり眠れなかったりした時に~
包丁を持って従者を呼びだすの。▼~
そして「えいっ」ってやるのよ。▼~
そうすると従者は「うわっ」ってなって、~
たくさん血を噴き出すの。▼~
それがピエリの顔にかかるのよ。~
あれはすごく楽しい遊びだったの。▼~
:[ゼロ]|それをよくやっていたのは~
何時くらいだ?▼~
:[ピエリ]|うーん…夜中が多かったの。▼~
明かりもつけずに、~
真っ暗な中でやるのが楽しいのよ。▼~
:[ゼロ]|ふふふ…▼~
:[ピエリ]|あっ…~
まさか…▼~
:[ゼロ]|そうだ。▼~
恐怖の人形と噂されていたのは~
お前のことだったんだ。▼~
:[ピエリ]|ピエリが…人形なの?▼~
:[ゼロ]|そうだ。~
俺が言った人形の特徴を思い出してみろ。▼~
:[ピエリ]|確か…顔は真っ赤で~
凶器を手にしてたって聞いたの。▼~
:[ゼロ]|顔は真っ赤というのは~
返り血を浴びていたからだろう。▼~
凶器を手にしてというのは、~
そのまま眠ってしまったからに違いない。▼~
:[ピエリ]|そういうことだったの!~
ならピエリ、全然こわくないの!▼~
休暇の申請は取り下げるのよ。▼~
:[ゼロ]|長年の謎がやっと解けた。▼~
まさかここで~
あの人形にお目にかかれるとはね…▼~
人生というものはわからないもんだ。▼~
***支援S [#ee66b1b5]
:[ゼロ]|ピエリ、よく来てくれたな。▼~
:[ピエリ]|ゼロ、なんの用なの?▼~
:[ゼロ]|…俺は改めて、挑戦しようと思う。▼~
:[ピエリ]|挑戦?▼~
:[ゼロ]|ああ。~
達成できなかった過去への再挑戦だ。▼~
:[ピエリ]|うーん…よくわからないの。▼~
:[ゼロ]|はっきり言おう…▼~
ピエリ、俺に盗まれてくれ。▼~
:[ピエリ]|え?盗まれるの?▼~
:[ゼロ]|そうだ。~
俺は価値のないものは盗もうとは思わない。▼~
恐怖の人形であり、最高の女である~
お前を俺のものにしたいと思う。▼~
:[ピエリ]|…………▼~
ピエリ…ちょっと怖いの。▼~
:[ゼロ]|怖い?▼~
:[ピエリ]|だってピエリ…~
盗まれたらどうなるの?▼~
ほんとのお人形さんみたいに、~
ガラスの箱に閉じ込められるの?▼~
ピエリ、そんなのは嫌なの…▼~
:[ゼロ]|いや…そんなことはしない。~
一生大事にするさ。▼~
お前が楽しい毎日を送れるよう、~
お望み通りのイイことをしてやる。▼~
:[ピエリ]|イイこと…?▼~
:[ゼロ]|ああ。楽しくて暖かくて、~
とても気持ちのいいことだ。▼~
:[ピエリ]|よくわからないけど、~
なんか楽しそうなの!▼~
:[ゼロ]|…だが、その前にこれを~
受け取ってもらわないとな。▼~
:[ピエリ]|これは?▼~
:[ゼロ]|結婚指輪だ。▼~
これを受け取ってもらって式を挙げる。~
そして、初めての夜は…▼~
真夜中の屋敷のキッチンに~
立ってもらいたい。▼~
:[ピエリ]|楽しそうなの!~
従者たちも呼ぶの?▼~
:[ゼロ]|いいや。従者はいない。~
俺とお前の二人きりだ。▼~
:[ピエリ]|わかったの!~
結婚したら、もうキッチンで殺しはしないの。▼~
ゼロがイイことしてくれる代わりに…~
ピエリはお料理を頑張るの!▼~
:[ゼロ]|そうか…▼~
だったら指輪を受け取ってくれ。~
俺と結婚しよう。▼~
:[ピエリ]|わかったの…~
ピエリ、よろこんでゼロに盗まれるのよ。▼~
**シャーロッテ [#q35cf33b]
***支援C [#m935754b]
:[ゼロ]|やあ、シャーロッテ。▼~
今日も男の注目をたっぷり浴びて~
潤っているようだな。▼~
:[シャーロッテ]|あら~、ゼロさ~ん。~
なんのことですか~?▼~
:[ゼロ]|わかってるくせに。~
目がそう言ってるぜ。▼~
:[シャーロッテ]|え? ほんとですよぅ~。~
ちっともわかんないです~。▼~
:[ゼロ]|へえ…いいのか?~
そんなこと言って…▼~
じゃあ俺がわからせてやるぜ。~
俺のほうは準備万端だからな…▼~
:[シャーロッテ]|いや~ん。~
なにが準備万端なんですかぁ?▼~
:[ゼロ]|…さあな。~
そいつは自分で考えな。▼~
:[シャーロッテ]|もう~ゼロさんったらぁ~。~
やめてくださいよぅ~。▼~
あっ、向こうで殿方が呼んでるので、~
私はこれで失礼しますね~。▼~
テヘヘッ!▼~
:[ゼロ]|…………▼~
***支援B [#m6ff4003]
:[シャーロッテ]|ねえ、ゼロさ~ん。~
お話があるんですぅ~。▼~
ちょっといいですかぁ~?▼~
:[ゼロ]|ああ、いいぞ。~
なんだ。▼~
:[シャーロッテ]|ここじゃダメなんです~。▼~
あっちに行って…~
二人きりでお話ししたいなぁ~。▼~
(一時暗転)~
:[ゼロ]|さて、二人きりになったぞ…~
何をしたいっていうんだ?▼~
:[シャーロッテ]|てめー…~
人が大人しくしてりゃつけ上がりやがって!▼~
金輪際、私に話しかけるなっつーの!▼~
:[ゼロ]|!?▼~
なんだ?~
お前、どうかしたのか?▼~
:[シャーロッテ]|どうもしてないわ。~
これが私の本性よ。▼~
しっかり目に焼き付けておきなさい!▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[シャーロッテ]|いい? これは忠告よ。~
とにかく人前で私に話しかけないで!▼~
あんたの話に付き合ってると、~
私まで白い目で見られるのよ!▼~
しかも調子に乗ってキリがないし!▼~
付き合わざるをえない~
私の身にもなってみろっつーの!▼~
他の男たちの手前、~
仕方なく乗ってやってるんだからね!▼~
あなたみたいな男、ほんっとサイテー。~
関わって損しかないわ!▼~
:[ゼロ]|…………▼~
一気にまくし立てていきやがった…▼~
…なるほどねえ。▼~
限界ギリギリまで恥じらわせて楽しんでいたが、~
まさかこんな裏があったとは…▼~
こんな女は初めてだぜ…▼~
でも従うつもりはないねぇ…▼~
さて…どうしてやろうか…▼~
***支援A [#oafcbd3c]
:[シャーロッテ]|そうなんですよ~!~
だから私ぃ~…▼~
:[ゼロ]|…いた。~
見つけたぞ。▼~
男たちの視線を浴びる場所に陣取り、~
会話しながら尻を振り振り…▼~
全てが計算された立ち振る舞いというわけだ。~
なんていう女だ。▼~
くくく…~
だが見てろよ…▼~
:[シャーロッテ]|やだ~そんなことないですよう!~
全然可愛くないですってばぁ~!▼~
:[ゼロ]|よう、シャーロッテ。~
会話中にすまないねえ。▼~
今日も相変わらず~
いやらしいな、お前は。▼~
:[シャーロッテ]|げっ!!▼~
…っとと。ゼロさん~。▼~
いやらしいって、~
なんの話ですかぁ~?▼~
:[ゼロ]|お前のその体つきだよ。~
たっぷり虐めてやりたくなるぜ。▼~
:[シャーロッテ]|ゼ、ゼロさん…~
二人きりでお話ししません?▼~
:[ゼロ]|二人きりで?~
…そんなに俺がほしいのか?▼~
だけど嫌だね。~
俺はテコでもここから動かないぜ。▼~
この場でお前の本性を晒して…▼~
:[シャーロッテ]|いいから~。~
ちょっと裏に行きましょう~。▼~
:[ゼロ]|…ぐっ!~
なんて力だ!?▼~
(一時暗転)~
:[シャーロッテ]|てめーこの変態野郎!▼~
アッサリ忠告無視しやがって…~
覚悟しな!▼~
:[ゼロ]|ぐはっ…!!~
お、お前…拳もいけるのか…▼~
:[シャーロッテ]|当たり前でしょ。~
何年国境を守ったと思ってるのよ。▼~
いい? あんたは約束を破ったの。~
この拳で醜いひき肉にしてやるわ!▼~
:[ゼロ]|ひ、ひき肉?~
くそっ…それだけは勘弁だ!▼~
シャーロッテ、話を聞け!~
お前は勘違いしているぞ。▼~
何を恐れているか知らないが、~
俺との会話は男たちに人気らしいぜ。▼~
:[シャーロッテ]|えっ?▼~
:[ゼロ]|みんなすました顔をして~
俺たちの会話を盗み聞きしているらしい。▼~
お前は男たちの注目を浴びまくり。~
好感度も上がりまくり。▼~
つまりお前にとって、~
俺との会話はむしろおいしいんだよ。▼~
:[シャーロッテ]|そ、そうだったの?~
全然、気付かなかった…▼~
:[ゼロ]|嘘だがな…▼~
:[シャーロッテ]|え?▼~
:[ゼロ]|いや。~
何も言っていない。▼~
:[シャーロッテ]|は、あははは…~
ゼロさん、ごめんなさいね…▼~
私、思い違いをしていたみたい…~
どうお詫びをすればいいか…▼~
:[ゼロ]|詫びなんて要らない…▼~
このまま生きて帰してくれれば、~
それでじゅうぶんだ。▼~
:[シャーロッテ]|え、ええ、もちろん。▼~
だからさっきの一撃は忘れて…~
これからも仲良くしてもらえたらなーって…▼~
そして、みんなの見えるところで~
おしゃべりしましょうね~。▼~
テヘヘッ!▼~
:[ゼロ]|はぁ…~
久しぶりに、ゾクゾク来たぜ…▼~
***支援S [#vf76259a]
:[ゼロ]|シャーロッテ。~
よく来てくれた。▼~
:[シャーロッテ]|ふん、珍しいわね。▼~
最近はちっとも話しかけてこないから~
どうしちゃったのかと思っていたところよ。▼~
前はあんなにしつこかったのに…▼~
:[ゼロ]|俺は人の引きつった表情が好きでねえ…▼~
でもあの日以来、~
お前は俺との会話を楽しんでいる。▼~
それじゃちっとも~
俺が楽しめないんだよ。▼~
:[シャーロッテ]|何よ、それ…▼~
てっきり私の玉の輿を~
応援してくれていると思ってたのに。▼~
:[ゼロ]|それはない。▼~
お前を他の男たちの花嫁に~
させる気はないんでな。▼~
:[シャーロッテ]|えっ?~
どういうこと?▼~
:[ゼロ]|はっきり言うとな…~
俺はお前を縛りたい。▼~
:[シャーロッテ]|悪いけど、そういう趣味はないわ。▼~
:[ゼロ]|安心しろ。~
そっちじゃない。▼~
こっちだ。▼~
:[シャーロッテ]|これは…▼~
:[ゼロ]|そう…結婚指輪だ。▼~
これでお前を束縛したい。~
シャーロッテ…俺と結婚してくれ。▼~
:[シャーロッテ]|ちょ、ちょっと!~
結婚って…バカにすると今度こそ殺すわよ!▼~
それに、あなたじゃ玉の輿には…▼~
:[ゼロ]|ふっ…~
玉の輿ねえ…▼~
ああ、それなら大丈夫だ。▼~
:[シャーロッテ]|えっ?~
あなたってお金持ちだったの?▼~
:[ゼロ]|…考えてもみろ。~
俺は王子直属の兵だぞ。▼~
どの程度の財産を目当てにしてるか知らないが…~
給金は一介の国境兵の比ではない。▼~
:[シャーロッテ]|あ…▼~
:[ゼロ]|まあ、流石に王族には負けるがな…▼~
だが、お前と結婚ができるなら~
もっと金が手に入るように尽くすさ。▼~
それだけ、俺はお前のことが~
好きになっちまったんだ。▼~
どうしてなのか、~
自分でもワケがわからないくらいにな…▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
:[ゼロ]|…やはり、駄目か。▼~
:[シャーロッテ]|別に…駄目とは言ってないわ。▼~
私…あなたがそこまで言うとは思わなかったの。~
いつものタチの悪い冗談かと…▼~
だから、玉の輿を理由に…~
振るつもりで…▼~
:[ゼロ]|…そうか。~
…だが、俺は本気だぜ。▼~
:[シャーロッテ]|そう…よね。~
さすがの私でも、それぐらいわかるわ。▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
いいわ…あたし、結婚する。~
あなたと。▼~
:[ゼロ]|!!~
シャーロッテ…▼~
:[シャーロッテ]|お金も別に、なくたっていいわ。~
それは自分で、どうにかするから。▼~
:[ゼロ]|そう言うな。~
俺たちは家族になるんだ。▼~
家族になるからには…~
お前の実家に仕送りぐらいさせてくれ。▼~
:[シャーロッテ]|どうしてそれを…▼~
:[ゼロ]|俺の情報網を舐めるなよ?~
お前の情報は全て把握済みだ。▼~
:[シャーロッテ]|まったく…~
あんた本当に変態ね。▼~
でも…ありがとう。~
せっかくだし、お言葉に甘えることにするわ。▼~
せいぜいたくさん稼いできなさい!~
暗夜王城からお給金をむしり取るのよ!▼~
:[ゼロ]|その卑猥なほどの変わり身の早さ…~
いいねぇ…さらに惚れたぜ。▼~
これからお前を独り占めできると思うと~
ゾクゾクするよ…▼~
**レオン [#z65c5724]
***支援C [#l231654f]
:[レオン]|ゼロ。▼~
:[ゼロ]|レオン様。~
何かご命令ですか?▼~
:[レオン]|いや、お前が珍しく~
思いつめたような顔をしていたからな。▼~
何か考えごとでもしていたのか?▼~
:[ゼロ]|少しだけ…~
昔のことを思い出していました…▼~
:[レオン]|昔のこと…▼~
:[ゼロ]|と言っても…~
俺の過去の思い出は…▼~
なに一つ、~
繋がってはいないんですけどね。▼~
:[レオン]|繋がってない?▼~
:[ゼロ]|冷たいレンガ、どぶねずみ、雨…~
醜く笑う男、金貨、温かい血…▼~
:[レオン]|…………▼~
:[ゼロ]|そんな記憶の断片が…~
一枚一枚…▼~
好き勝手に頭の中で~
うごめいているような感じです。▼~
:[レオン]|そうか…▼~
:[ゼロ]|別に過去を思い出して苦しむ…~
そこまでの話ではありません。▼~
でも、あまり良い気持ちには~
ならないものですね。▼~
:[レオン]|…………▼~
***支援B [#l231654g]
:[レオン]|ゼロ。▼~
:[ゼロ]|レオン様…▼~
この間はすみませんでした。~
俺の過去の話など…▼~
:[レオン]|いや…~
僕は気にしてないよ。▼~
:[ゼロ]|そう言っていただけると、~
俺の気持ちも楽になります。▼~
:[レオン]|答えたくなければ、~
答えなくてもいいんだけど…▼~
ゼロには…~
良い思い出はないのか?▼~
:[ゼロ]|ありますよ。▼~
今でも鮮明に思い出せる、~
とびきりの良い思い出が。▼~
:[レオン]|その話を聞かせてくれ。▼~
:[ゼロ]|レオン様との出会いの瞬間です。▼~
:[レオン]|僕との出会い…▼~
:[ゼロ]|俺が暗夜王城に~
盗みに忍び込んだときです。▼~
あのとき俺は、~
一緒に忍び込んだ仲間に裏切られて…▼~
:[レオン]|ゼロ一人だけ、~
囮にされてしまったんだったね。▼~
:[ゼロ]|そうです。▼~
:[レオン]|そして、僕は…~
魔法でゼロを塵にしようとした。▼~
:[ゼロ]|ふっ。~
懐かしいですね。▼~
:[レオン]|でも、僕はそうしなかった。▼~
なぜなら、ゼロは…~
全く抵抗しようとしなかったから。▼~
:[ゼロ]|自暴自棄になってたんですよ。~
仲間に見捨てられた衝動で。▼~
:[レオン]|命乞いをしない人間なんて見るのは、~
そのときが生まれて初めてだったよ。▼~
そして、興味を持った僕は…~
ゼロを側に置くことにした。▼~
:[ゼロ]|で、今に至ると。▼~
:[レオン]|こうやって話してみると、~
とても良い思い出には聞こえないけど。▼~
:[ゼロ]|俺にとっては格別の思い出です。▼~
俺の人生で…~
初めて居場所ができた瞬間でしたから。▼~
:[レオン]|ゼロ…▼~
***支援A [#l231654h]
:[ゼロ]|…………▼~
:[レオン]|ゼロ。~
また、昔のことを思い出してたのか?▼~
:[ゼロ]|レオン様…▼~
いえ…~
今の自分のことを考えていました。▼~
:[レオン]|今の自分?▼~
:[ゼロ]|はい。▼~
レオン様。~
俺は本当に感謝しています。▼~
:[レオン]|ゼロ。~
急にどうしたんだい?▼~
:[ゼロ]|感謝の気持ちをお伝えしたいんです。▼~
最近、過去のことばかり~
思い出していたので…▼~
今の自分がどんなに幸運なのかを~
再認識したんです。▼~
:[レオン]|なるほどね。▼~
:[ゼロ]|これも全て…~
レオン様のおかげです。▼~
:[レオン]|…………▼~
:[ゼロ]|レオン様は…▼~
俺に居場所を与えてくれた~
この世で唯一の存在です。▼~
盗賊あがりの俺を~
直属の部下に迎え入れてくれて…▼~
こんな俺を…~
信用までしてくださっている…▼~
本当にありがとうございます。▼~
:[レオン]|いや。~
僕もゼロに出会えて良かったよ。▼~
こんなに優秀な臣下を持てて、~
僕も幸運だと思っている。▼~
:[ゼロ]|…勿体ないお言葉です。▼~
レオン様と出会う以前の~
俺の思い出は…▼~
記憶の断片が、~
ばらばらに散らばっているだけです。▼~
でも、レオン様と出会った以降は、~
全てのことを鮮明に思い出せます。▼~
その思い出が…~
俺に生きる力を与えてくれる…▼~
:[レオン]|ゼロ…▼~
:[ゼロ]|俺はあなたを絶対に守り抜きます。~
例えこの身に代えようとも。▼~
…これからも、~
俺の命をかけてお仕えします。▼~
:[レオン]|…ありがとう。▼~
これからも、よろしく頼むよ。▼~
:[ゼロ]|はい。▼~
**モズメ [#efe85d14]
***支援C [#ie865159]
:[ゼロ]|…モズメ。▼~
:[モズメ]|ひゃっ!▼~
なんや、ゼロさんかぁ…~
びっくりしたわぁ…▼~
驚かさんといて…▼~
:[ゼロ]|こんなところで何をしてるんだ?▼~
:[モズメ]|こんなところって、ひどい言い方せんといて。~
ここはあたいの村やないか。▼~
まあ今はこんな荒れ放題になってもうて、~
村とは言えん状態やけどな…▼~
:[ゼロ]|ああ、ここがお前の村だったことは知ってるぜ。~
だがここで一人で何をしてる?▼~
:[モズメ]|あたいは探し物をしてたんや。▼~
この村をノスフェラトゥが襲ってきた時…▼~
大事なものを忘れたもんやから…▼~
:[ゼロ]|大事なもの?▼~
:[モズメ]|この村の宝物や。~
こう…まーるい玉なんやけどな。▼~
ただの玉やなくて、~
五穀豊穣の神様が宿る貴重な玉なんや。▼~
その神様のおかげで、~
うちの村は毎年豊かな作物に恵まれたんや。▼~
:[ゼロ]|そうか。~
それはさぞ幸せだっただろうな。▼~
だが結局は…~
全員皆殺しにされたわけだ。▼~
:[モズメ]|…………▼~
そうやな。▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[モズメ]|今日はもう、やめとくわ。~
帰ることにする…▼~
***支援B [#w5bce531]
:[ゼロ]|モズメ、まだやってるのか。▼~
:[モズメ]|せや。~
全然、見つからんのや…▼~
また手伝ってくれへん?▼~
:[ゼロ]|…………▼~
もう諦めたらどうだ?▼~
:[モズメ]|えっ?▼~
:[ゼロ]|この村はもう廃墟同然だ。▼~
残った金目のものも~
盗賊が漁っていったに違いない。▼~
その玉が貴重なものなら、~
いくら探しても見つからないだろうよ。▼~
:[モズメ]|そうかも…しれへんね…▼~
…………▼~
…なんか切ないなぁ。▼~
あたい…あたい…なんで…~
一人生き残ったんやろ…▼~
:[ゼロ]|そんなに悲しいのか…~
村の連中が死んで。▼~
:[モズメ]|当たり前や…~
あたいの…家族なんやから…▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[モズメ]|あんたは、誰かを亡くして~
悲しかったこととかないん?▼~
失う悲しさがどんなもんか、~
あんたはわからへんの…?▼~
:[ゼロ]|…………~
ああ、わからないぜ。▼~
俺はただ、お前の嘆き苦しむ顔が~
見たかっただけだ。▼~
:[モズメ]|な…な…なんやて!?▼~
:[ゼロ]|俺は他人の苦しむ顔が好きなんだ。~
もっといじめて、泣かしたくなる…▼~
お前に興味を持ったのも、~
お前の村の過去を知ってたからだ。▼~
:[モズメ]|あんた、ひどい人や…▼~
:[ゼロ]|しかし…つまらないな。▼~
俺が何もしなくても、~
お前は十分に嘆き苦しんでいる…▼~
だから、お前に何かする気も失せた。~
安心しろ。▼~
:[モズメ]|な…なんて勝手な人や…▼~
***支援A [#uf707ffa]
:[ゼロ]|モズメ…~
まだ落ち込んでいるのか。▼~
:[モズメ]|ゼロさん…▼~
:[ゼロ]|お前が言っていた玉はこれのことか?▼~
:[モズメ]|!?▼~
それや!! すごい!!~
どこで見つけたん!?▼~
:[ゼロ]|盗賊の一味が持っていたんだ。▼~
:[モズメ]|賊が?▼~
やっぱり盗まれとったんやね。~
でも、どうやって賊から…▼~
:[ゼロ]|昔、盗賊団にいたことがあってな。~
そのツテでいろいろと調べてみたんだ。▼~
偶然、持っていたのが貸しのある連中で…~
意外とすんなり返してもらえたぜ。▼~
:[モズメ]|すごいわぁ…~
ほんま感謝や…▼~
:[ゼロ]|感謝なんかいい。俺はただ、~
つまらないと思っただけだ。▼~
お前に同情したわけじゃない。▼~
:[モズメ]|ええよ、理由なんてどうでも…~
ほんまありがとう!▼~
…………▼~
この玉を見てると、~
お祭りの日を思い出すわぁ。▼~
:[ゼロ]|お祭り?▼~
:[モズメ]|せや。~
村の真ん中に立派な台座を立ててな。▼~
そこにこの玉を乗せるんや。▼~
そんで、みんなで輪を作り~
玉のまわりで踊るんや…▼~
:[ゼロ]|…なんかすごい祭りだな。▼~
:[モズメ]|あぁ…懐かしい…~
村がまだ元気だったころのことを思い出すわ。▼~
せや、今からちょっとやらへんか?▼~
:[ゼロ]|ん?~
やるって…何を?▼~
:[モズメ]|玉が戻った記念に~
あたいと一緒に踊らんか?▼~
:[ゼロ]|いやいやいやいや…▼~
:[モズメ]|ほら、そんなこと言わんと!▼~
あんたはあたいの大事な仲間や。~
神様もきっと喜んでくれると思うわ!▼~
***支援S [#ka63db5c]
:[モズメ]|ゼロさん。~
こないだはありがとうな。▼~
改めてお礼言うわ。▼~
:[ゼロ]|いや、だから礼なんか~
いいって言っただろう。▼~
:[モズメ]|あと、あんたの踊りは~
初めてにしては上出来やったで。▼~
:[ゼロ]|そうか。~
お前もなかなか可愛かったぜ。▼~
:[モズメ]|…え、ほ…ほんま?▼~
:[ゼロ]|ああ、お前と踊っている間、~
ずっとそう思っていた。▼~
:[モズメ]|…………▼~
…五穀豊穣の神様は、~
子宝の神様でもあるんや。▼~
だから、年頃の男女が~
あの踊りを一緒に踊ると…▼~
:[ゼロ]|どうなるんだ?▼~
:[モズメ]|…そんなこと言えんわ。~
…恥ずかしゅうて。▼~
:[ゼロ]|子宝に恵まれるのか?▼~
:[モズメ]|わわわわっ。~
ズバリ言ってどうすんねん。▼~
だ、だいたい子宝って、~
そんなのちゃんと結婚してへんと…▼~
:[ゼロ]|ああ、そうだな。~
だから、お前に結婚を申し込む。▼~
:[モズメ]|ええっ!?~
な、なんか急やろ。そんな。▼~
:[ゼロ]|俺の中では急じゃない。~
もともと今日はそのつもりだったんだ。▼~
:[モズメ]|ええっ!?~
あんた…あたいのこと好きやったん?▼~
:[ゼロ]|そうだ。でなければ…~
苦労して玉を取り返しなどしない。▼~
:[モズメ]|やっぱりあの玉…~
取り返すの大変やったんやね。▼~
あの時は簡単やって言うてたのに…~
ゼロさん…▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[モズメ]|…わかった。~
あたい、ゼロさんと結婚する。▼~
いい奥さんになれるように頑張るわ。▼~
:[ゼロ]|これからは俺がモズメの家族だ。▼~
俺は家族というものを知らないが…~
お前といたらそれがわかる気がする。▼~
辛い時は前にように一人で泣かずに、~
俺のところに来い。▼~
:[モズメ]|…おおきに。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#p80d3597]
#comment
終了行:
*ゼロの支援会話 [#ie9a6e13]
#contents
**マイユニット(男性) [#v21c0e2e]
-
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・私)のページへ>../マイユニット(男性...
~
**マイユニット(女性) [#w650870b]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
-
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
-
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
~
**フェリシア [#xb4546b2]
[[フェリシアのページへ>../フェリシア(暗夜)#cb638f24]]
**アクア [#i964375f]
[[アクアのページへ>../アクア(暗夜)#n51c44bb]]
**エリーゼ [#haeea2fa]
[[エリーゼのページへ>../エリーゼ#k214d764]]
**ハロルド [#i4d683dd]
[[ハロルドのページへ>../ハロルド#fbc3d49a]]
**エルフィ [#te75fe2f]
[[エルフィのページへ>../エルフィ#za76b7cf]]
**オーディン [#a1485a24]
[[オーディンのページへ>../オーディン#h4e66595]]
**ニュクス [#z8141eec]
***支援C [#ic67cdda]
:[ニュクス]|ゼロ…話があるの。▼~
:[ゼロ]|なんだ、感じさせてくれる話なら~
いくらでも聞くぜ。▼~
:[ニュクス]|話っていうのは、~
貴方のそういう話し方のことよ。▼~
それ、なんとかならないの?▼~
:[ゼロ]|そういう話し方って、どういう話し方だ?~
具体的に例を挙げてくれないとな。▼~
:[ニュクス]|自覚してるんでしょ。~
だから例を挙げるまでもないわ。▼~
:[ゼロ]|なんだよ…ガッカリだねぇ…▼~
その桃色の唇から漏れ出す~
濡れた言葉に期待したんだが…▼~
:[ニュクス]|そういう子供じみた嫌がらせはやめてって~
言っているの。▼~
:[ゼロ]|ふっ…子供じみたって…~
子供のお前に言われたくないね。▼~
:[ニュクス]|…何もわかっていないのね。▼~
:[ゼロ]|ナニがだ?~
ナニもわかっていないのはお前のほうだろ。▼~
:[ニュクス]|どういうことよ。▼~
:[ゼロ]|俺はナニもわかっていないような~
ヘラヘラした連中をどうも好きになれなくてね。▼~
つい見たくなってしまうんだ。~
そういう奴らの歪んだ…引きつった表情を…▼~
:[ニュクス]|それでそんなしゃべり方をしてるわけ?~
ほんと、困った人ね。▼~
とにかくひどい目に~
遭いたくなければやめること。▼~
今回は忠告にとどめておくけど、~
次は黙らせてやるわ。▼~
:[ゼロ]|ああ、そうかい。~
勝手にしな。▼~
***支援B [#d89042d6]
:[ニュクス]|ゼロ、忠告を無視したらしいわね。~
方々で苦情を聞いたわ。▼~
:[ゼロ]|俺は脅しには屈しないタイプでね。~
残念だったな。▼~
:[ニュクス]|私は言ったわよね。~
忠告を聞かなければ、次は黙らせるって。▼~
:[ゼロ]|ああ、言ったな。~
小さくて未成熟な唇が淫らに呟いた…▼~
:[ニュクス]|悪いけど、実行するわ。▼~
:[ゼロ]|ナニを実行するっていうんだ?▼~
:[ニュクス]|……えい。▼~
:[ゼロ]|??~
なんだ、今のは…▼~
:[ニュクス]|私の呪術よ。~
貴方から少し言葉を奪ったの。▼~
:[ゼロ]|ナニ!?▼~
…………▼~
は、ははは。~
嘘はよくないぜ、お嬢ちゃん。▼~
俺は普通にしゃべれている。~
この通りな。▼~
嘘つきにはおしおきとして、~
…………を…………してやるからな…▼~
ん!?~
なんだこれは!?▼~
:[ニュクス]|だから言ったでしょう。~
言葉を少し奪ったの。▼~
:[ゼロ]|そんな…▼~
:[ニュクス]|どう、これでわかった?~
私は本気よ。▼~
:[ゼロ]|おい、ニュクス!~
元に戻せ!▼~
戻さないとお前のその…………に~
…………して…………するぞ!▼~
くっ…!!▼~
:[ニュクス]|懲りてないみたいね。~
じゃあもう知らない。▼~
言葉をみんな奪うしかないわ…▼~
…はあっ!!▼~
:[ゼロ]|!?▼~
…………!~
…………!?▼~
:[ニュクス]|これでやっと隊が平和になるわね。~
自業自得よ。さよなら。▼~
:[ゼロ]|…………!~
…………!?▼~
***支援A [#n346e3e6]
:[ニュクス]|ゼロ、どうだった。~
言葉を失った感想は?▼~
あまりに落ち込んでいるようだったから~
あの後すぐ戻してあげたけど。▼~
:[ゼロ]|ニュクス、申し訳ない。~
俺としたことが…気付かなかったんだ。▼~
:[ニュクス]|やけに素直じゃない。~
そんなに淫らな言葉を取り戻したいの?▼~
:[ゼロ]|違う。~
そういうことじゃない。▼~
俺のやったことが~
ポリシーに反していたんだ。▼~
:[ニュクス]|えっ?▼~
:[ゼロ]|禁忌のダークマージ…~
ニュクスの噂はガキのころから聞いていた。▼~
そいつは幼少期から~
呪術の才能がずば抜けて高く、▼~
まがまがしい術を~
無数に生み出していたという…▼~
誰もそいつを止めることができず、~
とうとう大勢の命を奪うことになった。▼~
その代償として、そいつの体の成長は…▼~
:[ニュクス]|…………▼~
:[ゼロ]|まさか…~
お前がニュクスだったなんてな…▼~
:[ニュクス]|そう。~
私があの悪名高きニュクスよ。▼~
でも、それが貴方の~
ポリシーとどう関係あるの?▼~
:[ゼロ]|…俺は生まれに恵まれなくてね。▼~
だから自分より幸せそうな奴とか~
苦労を知らなそうな奴を見ると…▼~
どうしても嫌な想いをさせたり、~
地獄を見せてやりたくなるんだ。▼~
でも、お前は幼少期に既に地獄を見ている。~
しかも、自分で作ったおぞましい地獄をな…▼~
:[ニュクス]|なるほど…そういうこと。~
で、謝りたい事柄はそれだけ?▼~
私にはもうしなくても、~
他の子には今まで通りってこと?▼~
:[ゼロ]|…お前はどうしてほしい?~
お詫びとしてお前の望み通りにするぜ。▼~
:[ニュクス]|そう…~
だったら少し控えてほしいわね。▼~
:[ゼロ]|わかった。~
少し控える程度ならできそうな気がする。▼~
:[ニュクス]|完全にやめさせてしまうのもかわいそうだし、~
それくらいで許してあげる。▼~
その喋り方が好きだなんてホント、~
子供なんだから。▼~
:[ゼロ]|お前に言われたくない…~
と言いたいところだが、▼~
計算すると、お前は俺より年上なのか?▼~
:[ニュクス]|そういうことになるわね。▼~
:[ゼロ]|年上ね…~
お前の真の姿も見てみたいところだな。▼~
そして、豊満な身体に~
俺の言葉を浴びせかけて…▼~
:[ニュクス]|…控えてほしいって言ったはずよ。▼~
:[ゼロ]|い、今のは違うぜ。~
許されるかどうか試しただけだ…▼~
見逃してくれよな。▼~
***支援S [#j1eb9ba6]
:[ゼロ]|ニュクス。~
待っていたぞ。▼~
:[ニュクス]|なんの用かしら。▼~
…ちょっと、何よ。~
いきなりひざまずいちゃって…▼~
:[ゼロ]|受け取ってくれ。~
結婚指輪だ。▼~
:[ニュクス]|…えっ?▼~
:[ゼロ]|今日お前をここに呼んだのは他でもない。~
お前と…▼~
:[ニュクス]|待って!▼~
…えい!!▼~
:[ゼロ]|なんだ?▼~
お、おい…~
もしかして、言葉を封じたのか!?▼~
:[ニュクス]|…私は占いもできるの。▼~
だから薄々感づいていたのよ。~
今日ここで貴方が何を言おうとしているか…▼~
:[ゼロ]|だったら、なぜ封じた?▼~
:[ニュクス]|…私なんかと結婚しても~
どうしようもないじゃない…▼~
大量殺戮の過去を持つ、呪いにかかった女…~
そんなのと結婚したっていいことないわ。▼~
:[ゼロ]|ニュクス…~
そんなに自分を卑下するな。▼~
私なんかって言うなら俺も同じだ。▼~
呪いがかかっていないだけで、~
誇れるものなど何もない。▼~
:[ニュクス]|でも…▼~
:[ゼロ]|呪いのことなら気にするな。~
実は裏ルートである情報を入手してな。▼~
その情報が本当なら、~
呪いを解くブツが手に入るかもしれない。▼~
:[ニュクス]|えっ? 本当?▼~
:[ゼロ]|世界が平和になったら一緒に探しに行こう。▼~
まあ、お前は今のままの姿でも~
充分に魅力的だけどな。▼~
だから頼む。言葉を戻してくれ。▼~
:[ニュクス]|…………▼~
…わかった。解くわ。▼~
:[ゼロ]|…………▼~
け、けっこ…▼~
…よし。言えそうだ。▼~
ニュクス、結婚してくれ。~
これが誓いの指輪だ。▼~
:[ニュクス]|…………▼~
ありがとう、ゼロ。~
本当に幸せよ…▼~
:[ゼロ]|俺のほうこそ…▼~
:[ニュクス]|…ねえ、ゼロ。~
私にはあのしゃべり方をしないつもりなの?▼~
:[ゼロ]|ああ、俺のポリシーに反する。~
その手の失礼は嫌いだからねぇ。▼~
:[ニュクス]|結婚するなら、そのポリシーを~
捨ててもらえないかしら。▼~
:[ゼロ]|えっ?▼~
:[ニュクス]|だって、貴方が他の女の子たちに~
あの喋り方で話すことを考えると…▼~
なんだか嫉妬してしまいそうで…▼~
だから、私にも同じ風にしてくれない?~
楽しめるようになってみるから…▼~
:[ゼロ]|イイねぇ…そう来たか…~
そう言われちゃあ仕方ない…▼~
その小さな耳に~
いやらしく教えてやるしかないな…▼~
**カミラ [#oacea471]
***支援C [#cfbe051d]
:[ゼロ]|カミラ様。~
ごきげんよう。▼~
:[カミラ]|まあ、ゼロ。~
どうしたのかしら。▼~
:[ゼロ]|いや、ちょっと疑問に思ったことが~
ありましてね。▼~
:[カミラ]|疑問?▼~
:[ゼロ]|なぜカミラ様はカムイ様に対して、~
執拗なまでに愛情を注ごうとするのか…です。▼~
:[カミラ]|カムイへの愛情…?~
私にもよくわからないわ。▼~
だって、私があの子を愛おしいと思うのに~
理由なんて無いもの。▼~
ただ、カムイが決して幸せとは言えない~
子ども時代を過ごしたのは事実…▼~
だから優しくしたくなるのかもしれないわね。▼~
:[ゼロ]|では、あくまでカミラ様の愛情は…~
無償の愛ということですか。▼~
:[カミラ]|そういうことになるかしら。▼~
:[ゼロ]|そうですか…▼~
…ふっ。~
くくくくくくくくく…▼~
:[カミラ]|…どうしたの?▼~
:[ゼロ]|俺はそうは思いませんね。▼~
:[カミラ]|じゃあ、何だと思うのかしら。▼~
:[ゼロ]|言っていいんですか?▼~
:[カミラ]|ええ。▼~
:[ゼロ]|理由は簡単。~
きっと、あなた自身が憐れな存在だからです。▼~
:[カミラ]|! 憐れって…~
どういうこと?▼~
:[ゼロ]|詳しく聞きたければまた今度。~
昇天してしまうほどの話を聞かせてあげますよ…▼~
:[カミラ]|…………▼~
***支援B [#t88630db]
:[カミラ]|ゼロ、あなたは言ったわね。▼~
私が憐れな存在だから、~
カムイに愛情を注ぐんだって…▼~
その説明を聞きにきたわ。▼~
:[ゼロ]|ふふふ。いいですね。~
実にいい。▼~
その潤んだ瞳に潜む、~
熟れた桃色の感情…▼~
見ているだけでアツくなってしまいますが…▼~
今は代わりに俺の説明をその身に~
浴びせることで我慢しておきましょう。▼~
:[カミラ]|前置きはいいの。早く始めて。▼~
:[ゼロ]|…カミラ様。あなたは人間が動物を~
愛でる理由を知っていますか?▼~
:[カミラ]|可愛いからでしょう?▼~
:[ゼロ]|違うんですよ。~
自分が愛されたいからなんです。▼~
:[カミラ]|意味がわからないわ。▼~
:[ゼロ]|本当は自分が愛されたい。~
でも望んでいるような状況は存在しない。▼~
だから動物を愛することで、~
自らを慰めているのですよ。▼~
それはカミラ様と~
カムイ様との関係と同じ。▼~
あなたは自分という存在が憐れで、~
望み通りの愛を受け取れていないと思っている。▼~
だから自分よりも憐れな存在…~
つまりカムイ様を標的とし、▼~
徹底的に愛情を注ぎたくなるのです。~
自らをいやらしく慰めるためにね…▼~
:[カミラ]|…だとしたら、何?~
どうしてそんなことを言うの?▼~
:[ゼロ]|いい表情ですね。~
ゾクゾクきますよ、カミラ様。▼~
その表情を見られたお礼にお話ししましょう。~
なぜ俺があなたにこんなことを言うのか。▼~
:[カミラ]|…………▼~
:[ゼロ]|俺は暗夜王国でも最下層の、~
貧民街の出身です。▼~
両親に捨てられた俺は盗賊団に身をやつし、~
幼少の頃からあらゆる犯罪に手を染めました。▼~
売れるものは何でも売ったし、~
生きるためなら、どんな奴の言う事でも聞いた。▼~
…だから、妬ましいんですよ。▼~
自分より幸せそうな人や、~
苦労を知らなさそうな人を見ると。▼~
とことんまで地獄を味わわせてやりたくなる。▼~
そして、苦痛に歪むその顔を見て…~
俺はひと時の快楽を得るのです。▼~
:[カミラ]|そう…▼~
ゼロ…~
あなたって、哀しい人なのね。▼~
:[ゼロ]|そうでしょうか?~
俺は十分に楽しんでいますけどね。▼~
***支援A [#fe92b0b8]
:[ゼロ]|カミラ様。~
お話とはなんでしょうか。▼~
:[カミラ]|この間、あなたは言ったわよね。▼~
自分より幸せそうな人や、~
苦労を知らなさそうな人を見ると…▼~
とことんまで地獄を味わわせてやりたくなる、って。▼~
:[ゼロ]|はい。▼~
:[カミラ]|それなら、私を標的にするのは~
間違ってるわ。▼~
:[ゼロ]|…どういうことですか。▼~
:[カミラ]|王族だから幸せ。~
王族だから苦労を知らない。▼~
その決めつけは間違っていると言いたいの。▼~
私には…恵まれた~
子ども時代なんてなかったわ。▼~
:[ゼロ]|え?▼~
:[カミラ]|あなた、知ってる?▼~
暗夜王国の王族の中で、~
正当な王妃の子はマークスお兄様だけ。▼~
私もレオンもエリーゼも、~
みんなお妾さんの子なのよ。▼~
しかも、みんな別々のお妾さん。▼~
:[ゼロ]|それは…知りませんでした。▼~
:[カミラ]|やっぱりね。~
…お妾さんは立場が弱いわ。▼~
だから、暇さえあれば、~
いがみ合って貶め合うの。▼~
少しでも自分の立ち位置をよくするためにね。▼~
お妾さん同士がいがみあうならまだしも、~
火花はもちろん子どもたちにも飛び散るわ。▼~
子どもたちをダシにして、~
いろんな諍いが起きたのよ。▼~
:[ゼロ]|そんなご苦労があったなんて…▼~
:[カミラ]|だから、あなたが私を憐れな存在だと言ったのは、~
あながち間違いではなかったというわけね。▼~
私の存在は、お母様がお父様を~
繋ぎとめておくためのもの…▼~
お母様は私を愛してくれたけど、~
それはお父様への愛に過ぎなかったのかも。▼~
:[ゼロ]|カミラ様…もういいです。~
俺が間違っていました。▼~
あなたは憐れな存在などではありません。~
立場に甘んじず、強く生きる女性だ…▼~
俺には眩しすぎるほどにね…▼~
:[カミラ]|ゼロ…。▼~
:[ゼロ]|俺は恥ずかしいです。~
裸で詫びたい気分ですよ。▼~
:[カミラ]|いえ、いいのよ。~
わかってくれれば。▼~
:[ゼロ]|いや…ダメです。▼~
今から裸になるんで…~
俺を引きずり回してください。~
:[カミラ]|…………▼~
それは遠慮しておくわ。▼~
やりたければ、自分で這い回るのね。▼~
***支援S [#l216aa7a]
:[カミラ]|ゼロ、用ってなにかしら?▼~
:[ゼロ]|カミラ様…~
来てくれてありがとうございます。▼~
改めて謝りたくてお呼びしました。▼~
:[カミラ]|そのことなら、もういいわ。~
一度、謝ってもらったし。▼~
:[ゼロ]|いえ、今日の謝罪はまた別の理由です。▼~
:[カミラ]|えっ?▼~
:[ゼロ]|俺は嫉妬していたのです。▼~
俺もカムイ様のようになりたい。▼~
あなたのような女性から~
揺るぎない愛情を受けてみたいって…▼~
…俺は情けなくて小さな男です。▼~
:[カミラ]|…………▼~
いいわよ、別に。▼~
:[ゼロ]|えっ?▼~
:[カミラ]|私、あなたにも愛情をあげてもいいわ。▼~
:[ゼロ]|でも俺は…あなたをあんなに~
いやらしく虐めてしまったのに…▼~
:[カミラ]|…………▼~
不思議よね。▼~
あなたにひどいことを言われて~
けっこう悲しかったはずなのに…▼~
でも、かわいそうなあなたの~
幼少期を想像してみたのよ。▼~
そうしたらなんだか~
かわいくなってきちゃって…▼~
まるでカムイみたいにね…▼~
:[ゼロ]|…………▼~
カミラ様、結婚してください。▼~
:[カミラ]|えっ!?▼~
:[ゼロ]|いや、すみません。~
今のは聞かなかったことにしてください。▼~
…まったく。~
俺は何を言ってるんだ。▼~
:[カミラ]|ゼロ…▼~
…………▼~
あなた、盗みはやめたって聞いたけど~
嘘ばっかりね。▼~
:[ゼロ]|いいえ、盗みは~
本当にもうやっていません。▼~
:[カミラ]|やってるわ。▼~
だってあなた…~
私の気持ちを持って行ってしまったのだもの。▼~
:[ゼロ]|えっ?▼~
それって、もしかして…▼~
:[カミラ]|これ以上は言わなくてもわかるでしょ。▼~
私…あなたの~
結婚の申し込みを受けるわ。▼~
:[ゼロ]|…あ、ありがとうございます!▼~
:[カミラ]|その代わり、条件があるの。▼~
毎朝、あのいやらしい話し方で~
私を起こして。▼~
なんだか、だんだんあれがないと~
物足りなくなってきちゃって…▼~
:[ゼロ]|では…~
いきなりですが、いいですか…▼~
:[カミラ]|ええ、来て。~
耳元でささやいて。▼~
:[ゼロ]|昇天させてください。~
その豊満な愛で俺を包んで…▼~
:[カミラ]|あぁ…~
最高よ…▼~
**ルーナ [#ud4c4205]
***支援C [#i5a10710]
:[ルーナ]|あら、ゼロじゃない。~
ここで何してるの?▼~
:[ゼロ]|ルーナ、か。~
お前こそここで何をしている?▼~
:[ルーナ]|あたしはただ…~
買い物に出かけようとしてただけよ?▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[ルーナ]|ちょっと、~
なんでそんな目であたしを見るのよ!?▼~
まるで…~
敵でも見てるような目つきね…▼~
:[ゼロ]|敵、とは思っていない。▼~
ただ…完璧に~
信用しているわけでもないがな。▼~
:[ルーナ]|どういうことよ、それ?▼~
:[ゼロ]|お前の素性を調べたが…~
出身や経歴が掴めなかった。▼~
:[ルーナ]|そ、それは…▼~
:[ゼロ]|この世界で生まれたのならば、~
必ずその痕跡が残っているはずだからな。▼~
しかし、お前にはそれがない。▼~
まるで、突如として…~
この世界に現れたかのようにな…▼~
:[ルーナ]|そ、そんなこと…~
あるわけないじゃない!▼~
:[ゼロ]|最初に言ったが…~
お前を敵と思っているわけではない。▼~
だが、下手な真似はするなよ?~
俺は…お前を見ているからな。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
***支援B [#p0fff4fd]
:[ルーナ]|えーっと…~
これとこれとこれをちょうだい!▼~
:[ゼロ]|買い過ぎだ…▼~
:[ルーナ]|ぜ、ゼロ!?~
いつの間にそこにいたのよ!?▼~
:[ゼロ]|言ったはずだ…~
俺はお前を見ている、とな。▼~
:[ルーナ]|だ、だからと言って…▼~
買い物してるとこを~
監視しなくてもいいじゃない!▼~
:[ゼロ]|俺の勝手だな。~
好きにさせてもらう。▼~
:[ルーナ]|っていうか、~
勝手に口出ししないでくれる!?▼~
買い物してるときが、~
あたしの至福のときなんだから!▼~
:[ゼロ]|買い過ぎだ。~
そんなに大量のランプがいるのか?▼~
:[ルーナ]|な、何かに使えるかもしれないでしょ?~
いいから、あたしのことは放っておいてよ!▼~
:[ゼロ]|さては、お前…▼~
目に付いた物を~
片っ端から買っているだけだな?▼~
:[ルーナ]|ぎ、ぎくっ!▼~
:[ゼロ]|いわゆる、買い物中毒というやつだ。~
気を晴らすために買い物を続けるという…▼~
:[ルーナ]|い、いちいち人を分析しないで!▼~
:[ゼロ]|世の中には、必要な物さえ買えない人が…~
たくさんいるというのにな…▼~
:[ルーナ]|そ、それはそうだけど…~
ううう…▼~
わ、わかったわよ!~
返品すればいいんでしょ!?▼~
:[ゼロ]|聞き分けはいいようだな。~
喜べ、好感度が上がったぞ。▼~
:[ルーナ]|あんたにどう思われてるかなんて、~
あたしには微塵も興味ないわよ!▼~
さっさとどっか行って!~
目障りよ!▼~
:[ゼロ]|言われなくても立ち去るさ…~
これ以上いたら荷物持ちにされちまう。▼~
:[ルーナ]|ほんっと、やなやつ!▼~
***支援A [#dc785a25]
:[ゼロ]|ルーナ。~
ようやくお前の正体がわかったぞ。▼~
:[ルーナ]|いきなり何を言い出すのよ!?~
あ、あたしの正体ってなんのこと!?▼~
:[ゼロ]|お前の素性も出自も不明だったが…~
これでようやく問題が解決しそうだ。▼~
:[ルーナ]|な、何がわかったっていうの!?▼~
:[ゼロ]|ルーナ、お前は…~
わがままで生意気な女だ。▼~
:[ルーナ]|え、えええっ!?▼~
:[ゼロ]|それに負けず嫌いでもある。~
何でも一番でないと気が済まない。▼~
:[ルーナ]|ず、ずいぶんと~
好き勝手に言ってくれるじゃない!▼~
:[ゼロ]|だが、お前は同時に~
努力家でもある。▼~
そして口ではどう言おうと…~
とても仲間想いだ。▼~
:[ルーナ]|…え?▼~
:[ゼロ]|人を褒めるのは得意ではないが…~
特別に褒めてやろう。ありがたく思え。▼~
:[ルーナ]|な、何よそれ!▼~
そんな風に言われても~
全然、嬉しくないんだけど!▼~
:[ゼロ]|悪かったな。~
お前を警戒して。▼~
:[ルーナ]|な、何よ急に…▼~
:[ゼロ]|お前は信用できる人間だ。~
監視していた俺が保証してやる。▼~
素性も出自もわからないが…~
それでも、俺たちの仲間だ。▼~
:[ルーナ]|ゼロ…▼~
:[ゼロ]|だから、これからはより一層…~
親密な関係を築いてやってもいい。▼~
:[ルーナ]|ふ、ふんっ!~
誰があんたなんかと!▼~
で、でも、仕方ないから…~
あたしも仲間として接してあげるわ!▼~
だから…~
あたしに感謝しなさいよね!▼~
:[ゼロ]|…気が向いたらな。▼~
***支援S [#m798e2f3]
:[ゼロ]|ルーナ。やはり俺は~
もっとお前を監視していたい。▼~
:[ルーナ]|はぁ? なんでよ!?▼~
あたしのことは~
信用できるって言ったじゃない!▼~
:[ゼロ]|信用は今でもしている。~
だが、もっとお前を見ていたいからな。▼~
:[ルーナ]|な、何よそれ…~
どういうことか説明しなさいよ!▼~
:[ゼロ]|どうやら俺は…~
お前に惚れてしまったらしい。▼~
:[ルーナ]|えっ、ええええ!?~
あ、あたしを好きになったってこと!?▼~
:[ゼロ]|ああ。そうだ。▼~
普段はツンツンとしているのに、~
たまにデレっとするところなんかが特にな。▼~
:[ルーナ]|せ、説明なんかしなくていいわよ!▼~
:[ゼロ]|ルーナ。~
俺と結婚してくれ。▼~
俺は一生、お前の側で~
お前を見守っていたい。▼~
:[ルーナ]|そ、それは…▼~
:[ゼロ]|嫌だと言っても無駄だぞ?▼~
結婚してくれると言うまで、~
おれはお前の側を離れないからな。▼~
:[ルーナ]|か、勝手に話続けないで!~
あ、あたしはまだ何も言ってないでしょ!?▼~
:[ゼロ]|それもそうだな。~
さぁ、好きなだけしゃべれ。▼~
:[ルーナ]|もうっ!~
なんでいつも上から目線なのよ!▼~
:[ゼロ]|下から覗いてもいいのか?~
俺はそっちの方が嬉しいぞ。▼~
:[ルーナ]|い、いいから少し黙ってて!~
話が全然、進まないじゃない!▼~
:[ゼロ]|………▼~
:[ルーナ]|あ、あたしは別に…~
あんたと結婚してもいいかなって思うけど…▼~
でも、いつかは…~
故郷に帰ろうと思ってたから…▼~
あたしの故郷って…~
すごくすごく遠いところだし…▼~
:[ゼロ]|なら、俺も一緒に帰る。▼~
:[ルーナ]|えっ?▼~
:[ゼロ]|俺は自分の故郷のことなど~
思い出したくもないからな。▼~
お前が側にいるのなら、~
どんな遠くへでも行ってやろう。▼~
:[ルーナ]|ゼロ…▼~
:[ゼロ]|ルーナ。~
俺と結婚してくれるな?▼~
:[ルーナ]|は、はい…~
よろしくお願い…します…▼~
:[ゼロ]|ふっ。~
素直なお前もいいもんだな。▼~
:[ルーナ]|そ、そうに決まってるじゃない!~
だから、あたしの全部を愛しなさいよね!▼~
:[ゼロ]|ああ。~
お前の全部を愛すると誓うさ。▼~
指先からその心のナカまで…全部、な。▼~
**ベルカ [#tf42ebcd]
***支援C [#n95d320a]
:[ゼロ]|ベルカ。~
ちょっといいか?▼~
:[ベルカ]|…………▼~
:[ゼロ]|また殺し屋稼業を~
お盛んにしようとしているのか?▼~
:[ベルカ]|いきなり何?▼~
:[ゼロ]|暗夜の貧民街にいただろ?▼~
:[ベルカ]|…私をつけたの?▼~
:[ゼロ]|ああ。▼~
俺が窃盗や暗殺だけの男と思うなよ。~
尾行もお手の物というわけだ。▼~
お前の姿を背後から堪能しつつ、~
後をつけさせてもらったぜ。▼~
貧民街と言えば殺しの依頼の宝庫…~
何かやるつもりなら隠さずに白状しな。▼~
:[ベルカ]|…おかしいわね。▼~
あなた、尾行が得意なんでしょ?~
だったら何もかも知っているんじゃないの?▼~
:[ゼロ]|そ、それは…▼~
:[ベルカ]|正直に言ったら?~
尾行している途中で私に巻かれたって。▼~
:[ゼロ]|!▼~
:[ベルカ]|私には背中にも目があるの。~
簡単に尾行されるほど間抜けじゃないわ。▼~
:[ゼロ]|くっ…▼~
:[ベルカ]|私はやましいことはしていない。~
これ以上、つきまとわないで…▼~
***支援B [#s8bd3f11]
:[ゼロ]|ベルカ…~
また貧民街にいたな。▼~
:[ベルカ]|また私を尾行したのね…▼~
:[ゼロ]|ああ。~
そして、また巻かれた…▼~
…認めよう。~
お前の動きは俺より一枚上手だ。▼~
だからこうして質問する。~
貧民街で何をしていた?▼~
:[ベルカ]|…どうして知りたいの?▼~
:[ゼロ]|俺はレオン様に仕え、隊のためにここにいる。~
隊の迷惑になることはやめてほしいんだよ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
…ゼロ、あなた変わったわね。▼~
:[ゼロ]|なんだと?▼~
:[ベルカ]|貧民街で盗賊をしていたころの~
あなたとは別人みたい…▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[ベルカ]|でも、変わったというなら私も同じよ。▼~
私は物心ついたころに親に捨てられ、~
貧民街で殺し屋をしながら生きてきた。▼~
でも、ここに来て私は変わった…~
そう思っているわ。▼~
:[ゼロ]|だったら貧民街にいた理由も話せるだろ?~
それを聞かなければ信じられないな。▼~
:[ベルカ]|あなたにとっての貧民街は~
忘れたい思い出が詰まった場所かもしれない。▼~
…でも、私は違う。▼~
:[ゼロ]|どういう意味だ?▼~
:[ベルカ]|さあね。▼~
:[ゼロ]|…………▼~
***支援A [#vaece22f]
:[ベルカ]|ゼロ。そこにいるのはわかってるわ…~
出てきなさい。▼~
:[ゼロ]|…………▼~
やっとバレずに尾行できたと思っていたが…▼~
:[ベルカ]|疑われ続けるのも面倒だから~
黙って尾行をされていたのよ。▼~
:[ゼロ]|…ここは貧民街の墓地じゃないか。▼~
:[ベルカ]|そう。~
ここに私の母親のお墓があるの。▼~
:[ゼロ]|お前…~
母親に捨てられたんじゃなかったのか?▼~
:[ベルカ]|ええ。そうよ。▼~
たまたま昔の殺し屋仲間が教えてくれたの。~
私の母親のお墓のことを…▼~
今更、私を捨てた人の~
お墓を知ったところで…▼~
…そう思っていたのに…▼~
実際にお墓の前に立ってみたら~
心の底から不思議な感情がこみ上げてきたの。▼~
:[ゼロ]|…………▼~
なるほどねえ。~
そういうことだったのか。▼~
:[ベルカ]|ゼロ…▼~
:[ゼロ]|ん?▼~
:[ベルカ]|ここにあるのは私の親のお墓だけじゃない。▼~
あなたのお母さんも眠っているのよ。▼~
:[ゼロ]|!?▼~
:[ベルカ]|あなたが物心つく前に、~
姿を消したお母さんのお墓が…▼~
:[ゼロ]|…それは初耳だ。▼~
:[ベルカ]|強制するつもりはないわ。~
でも、気が向いたら会いに行ってあげて…▼~
:[ゼロ]|…………▼~
それじゃ、俺は行くぜ。~
とりあえず、お前の疑いは晴れたしな。▼~
:[ベルカ]|ゼロ…お墓は…▼~
:[ゼロ]|見えなかったり触れないものに、~
俺は興味ないのさ。▼~
***支援S [#i933ad81]
:[ゼロ]|ベルカ。~
ちょっといいか。▼~
:[ベルカ]|ええ…どうしたの…▼~
:[ゼロ]|お前の言う通り…~
親の墓の前に行ってみた。▼~
:[ベルカ]|…え、本当に?~
…どういう心境の変化なの?▼~
:[ゼロ]|どうしても~
親に話しておきたいことができたからさ。▼~
:[ベルカ]|…?▼~
:[ゼロ]|ベルカ、これを受け取ってくれ。▼~
結婚してもらいたいんだ。▼~
:[ベルカ]|…け、結婚?▼~
:[ゼロ]|墓に向かってたっぷりと話してきた。~
ベルカという女がいかにいい女か。▼~
そして、最後に言ってきた。~
ベルカと一緒になってみせるぜってな。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
:[ゼロ]|…ベルカ、断るなら断れ。▼~
それなら、俺は今まで通り~
人と距離を取って孤独に暮らすだけだ。▼~
お前以外の女とは~
生きていけそうもないからな。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
じゃあ、受け取る…▼~
:[ゼロ]|えっ?▼~
:[ベルカ]|孤独なあなたは…見ていたくないから…▼~
:[ゼロ]|…………▼~
…感謝するぜ、ベルカ。▼~
それじゃ一緒に貧民街に行こう。~
互いの親にちゃんと紹介しようじゃないか。▼~
:[ベルカ]|ええ。~
ありがとう、ゼロ…▼~
**ピエリ [#x836e584]
***支援C [#j915e9a8]
:[ピエリ]|あ、ゼロなの!▼~
:[ゼロ]|ピエリか。▼~
:[ピエリ]|ピエリ、ゼロにお願いがあるの。▼~
ゼロは話し方がとっても~
刺激的だって聞いたのよ。▼~
ピエリもそれが聞きたいの!~
だからお話ししてほしいの!▼~
:[ゼロ]|はぁ…~
いきなりそんなこと言われてもな。▼~
やれと言われてヤることほど~
興ざめするものもないだろう…▼~
:[ピエリ]|むー、よく分かんないの。~
ゼロはピエリにお話してくれないの?▼~
:[ゼロ]|いや、もちろん…~
俺をソノ気にさせたらしてやってもいいぜ。▼~
上手にできたら~
たっぷりと耳にねじ込んでやるよ…▼~
お前の望む、熱くて刺激的な言葉をな…▼~
:[ピエリ]|……?▼~
:[ゼロ]|…………▼~
…ちっ。~
今のがわからないなら、諦めろ。▼~
お前にこの手の話は通じない。▼~
:[ピエリ]|あ…待ってなの!~
聞きたいことはもう一つあるの!▼~
:[ゼロ]|…なんだ。▼~
:[ピエリ]|ゼロ、昔ピエリのお屋敷に~
忍び込んで来たことあるの?▼~
:[ゼロ]|なに…!?▼~
:[ピエリ]|ゼロは貧民街の盗賊団だったのよね。~
昔、その子たちがおうちに忍び込んだって…▼~
ピエリ、家族から聞いたのよ。~
これってホントの話なの?▼~
:[ゼロ]|全然、覚えていないな。~
そんなこと、あっただろうか…▼~
だがお前はそれを聞いて、どうするつもりだ。▼~
俺が屋敷に押し入った盗賊団だったら、~
始末でもするつもりか?▼~
:[ピエリ]|そんなことしないの!~
面白そうだから聞いてみただけなのよ。▼~
昔に会ってたかもしれないだなんて~
なんだかすごいの!▼~
:[ゼロ]|こいつ…~
…理解に苦しむ。▼~
***支援B [#s211b681]
:[ゼロ]|ピエリ、思いだしたぞ。▼~
お前の家は暗夜王国でも有数の貴族だったな。▼~
:[ピエリ]|そうなの。▼~
:[ゼロ]|やはりな。~
だったら確かに侵入した。▼~
:[ピエリ]|ほんとに!?~
すごいすごーいなの!!▼~
ゼロたちは何をしにお屋敷にきたの?▼~
:[ゼロ]|そりゃ盗賊団だからな…~
イイことに決まっているだろ…▼~
:[ピエリ]|イイこと?▼~
:[ゼロ]|ああ、盗みだ。▼~
:[ピエリ]|でもおかしいの…▼~
ピエリのお家からは~
何も盗まれていなかったっていう話なの…▼~
:[ゼロ]|そうだ。▼~
イイものを盗みに行ったのに、~
それがなかったんだよ。▼~
:[ピエリ]|どういうことなの?▼~
:[ゼロ]|…あのころの俺たちは~
金に興味が失せていた。▼~
そして金では買えないような~
珍しいものを盗みたいと思っていたんだ。▼~
そこで目を付けたのがお前の屋敷だった。▼~
:[ピエリ]|ピエリのお家にはあったのね!~
お金では買えないような珍しいもの!▼~
:[ゼロ]|ああ。~
正直、話を聞いたときは鳥肌が立ったね。▼~
お前の家にあるとされたのは…~
恐怖の人形だ。▼~
:[ピエリ]|恐怖の人形なの?▼~
:[ゼロ]|ああ。▼~
夜になると屋敷の闇の中に~
突如として現れる恐怖の人形…▼~
顔は真っ赤で凶器を手にして、~
人のはらわたを食らい尽くすらしい。▼~
:[ピエリ]|びええええええ怖いの!!~
そんな人形、お家にはないの!!▼~
ピエリ、見た事も聞いたこともないのよ!▼~
:[ゼロ]|まあ、そういうことだったんだろうな。▼~
情報はガセ。~
俺たちは何も盗らずに帰ったというわけだ。▼~
:[ピエリ]|よ、良かったの…▼~
そんなものがあったら~
ピエリ今頃ミンチ肉なの…▼~
:[ゼロ]|…お前なら負けないと思うがな。▼~
***支援A [#ee90b93d]
:[ゼロ]|…ピエリ、わかったぞ。▼~
:[ピエリ]|わかった?~
何がなの?▼~
:[ゼロ]|やっぱり恐怖の人形は屋敷にあったんだ。▼~
:[ピエリ]|びええええええええ!!~
やばいの! それはやばいの!▼~
ピエリいますぐ帰って人形を始末するの!~
休暇の申請を出すのーーーーー!!▼~
:[ゼロ]|落ち着け、ピエリ。~
話は最後まで聞け。▼~
…俺たちが屋敷に忍び込んだとき、~
恐怖の人形は眠っていたんだ。▼~
:[ピエリ]|眠ってた?~
人形なのに眠るの?▼~
:[ゼロ]|俺の推測が正しければそうなる。▼~
:[ピエリ]|どういうことなの?~
ゼロ、きちんと話してほしいの。▼~
:[ゼロ]|わかった。▼~
だがそのためにはピエリ、~
お前にいくつか確認したいことがある。▼~
:[ピエリ]|わかったの。▼~
:[ゼロ]|お前は幼いころから、~
家の中ではやりたい放題だったらしいな。▼~
:[ピエリ]|うん。~
お父さんに叱られたことはないのよ。▼~
ピエリ、とってもいい子なの。▼~
:[ゼロ]|まあ、そういう解釈でもいいだろう。▼~
…で、退屈だったりイライラしたとき、~
屋敷の中でイイことをしていたらしいな。▼~
:[ピエリ]|イイこと?~
ピエリ、そんなことしてたかな?▼~
:[ゼロ]|ほら、思い出せ。▼~
キッチンに行って、包丁を手に取り…~
従者を何人か呼び出して…▼~
:[ピエリ]|ああ、そのことなの?▼~
イライラしたり眠れなかったりした時に~
包丁を持って従者を呼びだすの。▼~
そして「えいっ」ってやるのよ。▼~
そうすると従者は「うわっ」ってなって、~
たくさん血を噴き出すの。▼~
それがピエリの顔にかかるのよ。~
あれはすごく楽しい遊びだったの。▼~
:[ゼロ]|それをよくやっていたのは~
何時くらいだ?▼~
:[ピエリ]|うーん…夜中が多かったの。▼~
明かりもつけずに、~
真っ暗な中でやるのが楽しいのよ。▼~
:[ゼロ]|ふふふ…▼~
:[ピエリ]|あっ…~
まさか…▼~
:[ゼロ]|そうだ。▼~
恐怖の人形と噂されていたのは~
お前のことだったんだ。▼~
:[ピエリ]|ピエリが…人形なの?▼~
:[ゼロ]|そうだ。~
俺が言った人形の特徴を思い出してみろ。▼~
:[ピエリ]|確か…顔は真っ赤で~
凶器を手にしてたって聞いたの。▼~
:[ゼロ]|顔は真っ赤というのは~
返り血を浴びていたからだろう。▼~
凶器を手にしてというのは、~
そのまま眠ってしまったからに違いない。▼~
:[ピエリ]|そういうことだったの!~
ならピエリ、全然こわくないの!▼~
休暇の申請は取り下げるのよ。▼~
:[ゼロ]|長年の謎がやっと解けた。▼~
まさかここで~
あの人形にお目にかかれるとはね…▼~
人生というものはわからないもんだ。▼~
***支援S [#ee66b1b5]
:[ゼロ]|ピエリ、よく来てくれたな。▼~
:[ピエリ]|ゼロ、なんの用なの?▼~
:[ゼロ]|…俺は改めて、挑戦しようと思う。▼~
:[ピエリ]|挑戦?▼~
:[ゼロ]|ああ。~
達成できなかった過去への再挑戦だ。▼~
:[ピエリ]|うーん…よくわからないの。▼~
:[ゼロ]|はっきり言おう…▼~
ピエリ、俺に盗まれてくれ。▼~
:[ピエリ]|え?盗まれるの?▼~
:[ゼロ]|そうだ。~
俺は価値のないものは盗もうとは思わない。▼~
恐怖の人形であり、最高の女である~
お前を俺のものにしたいと思う。▼~
:[ピエリ]|…………▼~
ピエリ…ちょっと怖いの。▼~
:[ゼロ]|怖い?▼~
:[ピエリ]|だってピエリ…~
盗まれたらどうなるの?▼~
ほんとのお人形さんみたいに、~
ガラスの箱に閉じ込められるの?▼~
ピエリ、そんなのは嫌なの…▼~
:[ゼロ]|いや…そんなことはしない。~
一生大事にするさ。▼~
お前が楽しい毎日を送れるよう、~
お望み通りのイイことをしてやる。▼~
:[ピエリ]|イイこと…?▼~
:[ゼロ]|ああ。楽しくて暖かくて、~
とても気持ちのいいことだ。▼~
:[ピエリ]|よくわからないけど、~
なんか楽しそうなの!▼~
:[ゼロ]|…だが、その前にこれを~
受け取ってもらわないとな。▼~
:[ピエリ]|これは?▼~
:[ゼロ]|結婚指輪だ。▼~
これを受け取ってもらって式を挙げる。~
そして、初めての夜は…▼~
真夜中の屋敷のキッチンに~
立ってもらいたい。▼~
:[ピエリ]|楽しそうなの!~
従者たちも呼ぶの?▼~
:[ゼロ]|いいや。従者はいない。~
俺とお前の二人きりだ。▼~
:[ピエリ]|わかったの!~
結婚したら、もうキッチンで殺しはしないの。▼~
ゼロがイイことしてくれる代わりに…~
ピエリはお料理を頑張るの!▼~
:[ゼロ]|そうか…▼~
だったら指輪を受け取ってくれ。~
俺と結婚しよう。▼~
:[ピエリ]|わかったの…~
ピエリ、よろこんでゼロに盗まれるのよ。▼~
**シャーロッテ [#q35cf33b]
***支援C [#m935754b]
:[ゼロ]|やあ、シャーロッテ。▼~
今日も男の注目をたっぷり浴びて~
潤っているようだな。▼~
:[シャーロッテ]|あら~、ゼロさ~ん。~
なんのことですか~?▼~
:[ゼロ]|わかってるくせに。~
目がそう言ってるぜ。▼~
:[シャーロッテ]|え? ほんとですよぅ~。~
ちっともわかんないです~。▼~
:[ゼロ]|へえ…いいのか?~
そんなこと言って…▼~
じゃあ俺がわからせてやるぜ。~
俺のほうは準備万端だからな…▼~
:[シャーロッテ]|いや~ん。~
なにが準備万端なんですかぁ?▼~
:[ゼロ]|…さあな。~
そいつは自分で考えな。▼~
:[シャーロッテ]|もう~ゼロさんったらぁ~。~
やめてくださいよぅ~。▼~
あっ、向こうで殿方が呼んでるので、~
私はこれで失礼しますね~。▼~
テヘヘッ!▼~
:[ゼロ]|…………▼~
***支援B [#m6ff4003]
:[シャーロッテ]|ねえ、ゼロさ~ん。~
お話があるんですぅ~。▼~
ちょっといいですかぁ~?▼~
:[ゼロ]|ああ、いいぞ。~
なんだ。▼~
:[シャーロッテ]|ここじゃダメなんです~。▼~
あっちに行って…~
二人きりでお話ししたいなぁ~。▼~
(一時暗転)~
:[ゼロ]|さて、二人きりになったぞ…~
何をしたいっていうんだ?▼~
:[シャーロッテ]|てめー…~
人が大人しくしてりゃつけ上がりやがって!▼~
金輪際、私に話しかけるなっつーの!▼~
:[ゼロ]|!?▼~
なんだ?~
お前、どうかしたのか?▼~
:[シャーロッテ]|どうもしてないわ。~
これが私の本性よ。▼~
しっかり目に焼き付けておきなさい!▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[シャーロッテ]|いい? これは忠告よ。~
とにかく人前で私に話しかけないで!▼~
あんたの話に付き合ってると、~
私まで白い目で見られるのよ!▼~
しかも調子に乗ってキリがないし!▼~
付き合わざるをえない~
私の身にもなってみろっつーの!▼~
他の男たちの手前、~
仕方なく乗ってやってるんだからね!▼~
あなたみたいな男、ほんっとサイテー。~
関わって損しかないわ!▼~
:[ゼロ]|…………▼~
一気にまくし立てていきやがった…▼~
…なるほどねえ。▼~
限界ギリギリまで恥じらわせて楽しんでいたが、~
まさかこんな裏があったとは…▼~
こんな女は初めてだぜ…▼~
でも従うつもりはないねぇ…▼~
さて…どうしてやろうか…▼~
***支援A [#oafcbd3c]
:[シャーロッテ]|そうなんですよ~!~
だから私ぃ~…▼~
:[ゼロ]|…いた。~
見つけたぞ。▼~
男たちの視線を浴びる場所に陣取り、~
会話しながら尻を振り振り…▼~
全てが計算された立ち振る舞いというわけだ。~
なんていう女だ。▼~
くくく…~
だが見てろよ…▼~
:[シャーロッテ]|やだ~そんなことないですよう!~
全然可愛くないですってばぁ~!▼~
:[ゼロ]|よう、シャーロッテ。~
会話中にすまないねえ。▼~
今日も相変わらず~
いやらしいな、お前は。▼~
:[シャーロッテ]|げっ!!▼~
…っとと。ゼロさん~。▼~
いやらしいって、~
なんの話ですかぁ~?▼~
:[ゼロ]|お前のその体つきだよ。~
たっぷり虐めてやりたくなるぜ。▼~
:[シャーロッテ]|ゼ、ゼロさん…~
二人きりでお話ししません?▼~
:[ゼロ]|二人きりで?~
…そんなに俺がほしいのか?▼~
だけど嫌だね。~
俺はテコでもここから動かないぜ。▼~
この場でお前の本性を晒して…▼~
:[シャーロッテ]|いいから~。~
ちょっと裏に行きましょう~。▼~
:[ゼロ]|…ぐっ!~
なんて力だ!?▼~
(一時暗転)~
:[シャーロッテ]|てめーこの変態野郎!▼~
アッサリ忠告無視しやがって…~
覚悟しな!▼~
:[ゼロ]|ぐはっ…!!~
お、お前…拳もいけるのか…▼~
:[シャーロッテ]|当たり前でしょ。~
何年国境を守ったと思ってるのよ。▼~
いい? あんたは約束を破ったの。~
この拳で醜いひき肉にしてやるわ!▼~
:[ゼロ]|ひ、ひき肉?~
くそっ…それだけは勘弁だ!▼~
シャーロッテ、話を聞け!~
お前は勘違いしているぞ。▼~
何を恐れているか知らないが、~
俺との会話は男たちに人気らしいぜ。▼~
:[シャーロッテ]|えっ?▼~
:[ゼロ]|みんなすました顔をして~
俺たちの会話を盗み聞きしているらしい。▼~
お前は男たちの注目を浴びまくり。~
好感度も上がりまくり。▼~
つまりお前にとって、~
俺との会話はむしろおいしいんだよ。▼~
:[シャーロッテ]|そ、そうだったの?~
全然、気付かなかった…▼~
:[ゼロ]|嘘だがな…▼~
:[シャーロッテ]|え?▼~
:[ゼロ]|いや。~
何も言っていない。▼~
:[シャーロッテ]|は、あははは…~
ゼロさん、ごめんなさいね…▼~
私、思い違いをしていたみたい…~
どうお詫びをすればいいか…▼~
:[ゼロ]|詫びなんて要らない…▼~
このまま生きて帰してくれれば、~
それでじゅうぶんだ。▼~
:[シャーロッテ]|え、ええ、もちろん。▼~
だからさっきの一撃は忘れて…~
これからも仲良くしてもらえたらなーって…▼~
そして、みんなの見えるところで~
おしゃべりしましょうね~。▼~
テヘヘッ!▼~
:[ゼロ]|はぁ…~
久しぶりに、ゾクゾク来たぜ…▼~
***支援S [#vf76259a]
:[ゼロ]|シャーロッテ。~
よく来てくれた。▼~
:[シャーロッテ]|ふん、珍しいわね。▼~
最近はちっとも話しかけてこないから~
どうしちゃったのかと思っていたところよ。▼~
前はあんなにしつこかったのに…▼~
:[ゼロ]|俺は人の引きつった表情が好きでねえ…▼~
でもあの日以来、~
お前は俺との会話を楽しんでいる。▼~
それじゃちっとも~
俺が楽しめないんだよ。▼~
:[シャーロッテ]|何よ、それ…▼~
てっきり私の玉の輿を~
応援してくれていると思ってたのに。▼~
:[ゼロ]|それはない。▼~
お前を他の男たちの花嫁に~
させる気はないんでな。▼~
:[シャーロッテ]|えっ?~
どういうこと?▼~
:[ゼロ]|はっきり言うとな…~
俺はお前を縛りたい。▼~
:[シャーロッテ]|悪いけど、そういう趣味はないわ。▼~
:[ゼロ]|安心しろ。~
そっちじゃない。▼~
こっちだ。▼~
:[シャーロッテ]|これは…▼~
:[ゼロ]|そう…結婚指輪だ。▼~
これでお前を束縛したい。~
シャーロッテ…俺と結婚してくれ。▼~
:[シャーロッテ]|ちょ、ちょっと!~
結婚って…バカにすると今度こそ殺すわよ!▼~
それに、あなたじゃ玉の輿には…▼~
:[ゼロ]|ふっ…~
玉の輿ねえ…▼~
ああ、それなら大丈夫だ。▼~
:[シャーロッテ]|えっ?~
あなたってお金持ちだったの?▼~
:[ゼロ]|…考えてもみろ。~
俺は王子直属の兵だぞ。▼~
どの程度の財産を目当てにしてるか知らないが…~
給金は一介の国境兵の比ではない。▼~
:[シャーロッテ]|あ…▼~
:[ゼロ]|まあ、流石に王族には負けるがな…▼~
だが、お前と結婚ができるなら~
もっと金が手に入るように尽くすさ。▼~
それだけ、俺はお前のことが~
好きになっちまったんだ。▼~
どうしてなのか、~
自分でもワケがわからないくらいにな…▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
:[ゼロ]|…やはり、駄目か。▼~
:[シャーロッテ]|別に…駄目とは言ってないわ。▼~
私…あなたがそこまで言うとは思わなかったの。~
いつものタチの悪い冗談かと…▼~
だから、玉の輿を理由に…~
振るつもりで…▼~
:[ゼロ]|…そうか。~
…だが、俺は本気だぜ。▼~
:[シャーロッテ]|そう…よね。~
さすがの私でも、それぐらいわかるわ。▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
いいわ…あたし、結婚する。~
あなたと。▼~
:[ゼロ]|!!~
シャーロッテ…▼~
:[シャーロッテ]|お金も別に、なくたっていいわ。~
それは自分で、どうにかするから。▼~
:[ゼロ]|そう言うな。~
俺たちは家族になるんだ。▼~
家族になるからには…~
お前の実家に仕送りぐらいさせてくれ。▼~
:[シャーロッテ]|どうしてそれを…▼~
:[ゼロ]|俺の情報網を舐めるなよ?~
お前の情報は全て把握済みだ。▼~
:[シャーロッテ]|まったく…~
あんた本当に変態ね。▼~
でも…ありがとう。~
せっかくだし、お言葉に甘えることにするわ。▼~
せいぜいたくさん稼いできなさい!~
暗夜王城からお給金をむしり取るのよ!▼~
:[ゼロ]|その卑猥なほどの変わり身の早さ…~
いいねぇ…さらに惚れたぜ。▼~
これからお前を独り占めできると思うと~
ゾクゾクするよ…▼~
**レオン [#z65c5724]
***支援C [#l231654f]
:[レオン]|ゼロ。▼~
:[ゼロ]|レオン様。~
何かご命令ですか?▼~
:[レオン]|いや、お前が珍しく~
思いつめたような顔をしていたからな。▼~
何か考えごとでもしていたのか?▼~
:[ゼロ]|少しだけ…~
昔のことを思い出していました…▼~
:[レオン]|昔のこと…▼~
:[ゼロ]|と言っても…~
俺の過去の思い出は…▼~
なに一つ、~
繋がってはいないんですけどね。▼~
:[レオン]|繋がってない?▼~
:[ゼロ]|冷たいレンガ、どぶねずみ、雨…~
醜く笑う男、金貨、温かい血…▼~
:[レオン]|…………▼~
:[ゼロ]|そんな記憶の断片が…~
一枚一枚…▼~
好き勝手に頭の中で~
うごめいているような感じです。▼~
:[レオン]|そうか…▼~
:[ゼロ]|別に過去を思い出して苦しむ…~
そこまでの話ではありません。▼~
でも、あまり良い気持ちには~
ならないものですね。▼~
:[レオン]|…………▼~
***支援B [#l231654g]
:[レオン]|ゼロ。▼~
:[ゼロ]|レオン様…▼~
この間はすみませんでした。~
俺の過去の話など…▼~
:[レオン]|いや…~
僕は気にしてないよ。▼~
:[ゼロ]|そう言っていただけると、~
俺の気持ちも楽になります。▼~
:[レオン]|答えたくなければ、~
答えなくてもいいんだけど…▼~
ゼロには…~
良い思い出はないのか?▼~
:[ゼロ]|ありますよ。▼~
今でも鮮明に思い出せる、~
とびきりの良い思い出が。▼~
:[レオン]|その話を聞かせてくれ。▼~
:[ゼロ]|レオン様との出会いの瞬間です。▼~
:[レオン]|僕との出会い…▼~
:[ゼロ]|俺が暗夜王城に~
盗みに忍び込んだときです。▼~
あのとき俺は、~
一緒に忍び込んだ仲間に裏切られて…▼~
:[レオン]|ゼロ一人だけ、~
囮にされてしまったんだったね。▼~
:[ゼロ]|そうです。▼~
:[レオン]|そして、僕は…~
魔法でゼロを塵にしようとした。▼~
:[ゼロ]|ふっ。~
懐かしいですね。▼~
:[レオン]|でも、僕はそうしなかった。▼~
なぜなら、ゼロは…~
全く抵抗しようとしなかったから。▼~
:[ゼロ]|自暴自棄になってたんですよ。~
仲間に見捨てられた衝動で。▼~
:[レオン]|命乞いをしない人間なんて見るのは、~
そのときが生まれて初めてだったよ。▼~
そして、興味を持った僕は…~
ゼロを側に置くことにした。▼~
:[ゼロ]|で、今に至ると。▼~
:[レオン]|こうやって話してみると、~
とても良い思い出には聞こえないけど。▼~
:[ゼロ]|俺にとっては格別の思い出です。▼~
俺の人生で…~
初めて居場所ができた瞬間でしたから。▼~
:[レオン]|ゼロ…▼~
***支援A [#l231654h]
:[ゼロ]|…………▼~
:[レオン]|ゼロ。~
また、昔のことを思い出してたのか?▼~
:[ゼロ]|レオン様…▼~
いえ…~
今の自分のことを考えていました。▼~
:[レオン]|今の自分?▼~
:[ゼロ]|はい。▼~
レオン様。~
俺は本当に感謝しています。▼~
:[レオン]|ゼロ。~
急にどうしたんだい?▼~
:[ゼロ]|感謝の気持ちをお伝えしたいんです。▼~
最近、過去のことばかり~
思い出していたので…▼~
今の自分がどんなに幸運なのかを~
再認識したんです。▼~
:[レオン]|なるほどね。▼~
:[ゼロ]|これも全て…~
レオン様のおかげです。▼~
:[レオン]|…………▼~
:[ゼロ]|レオン様は…▼~
俺に居場所を与えてくれた~
この世で唯一の存在です。▼~
盗賊あがりの俺を~
直属の部下に迎え入れてくれて…▼~
こんな俺を…~
信用までしてくださっている…▼~
本当にありがとうございます。▼~
:[レオン]|いや。~
僕もゼロに出会えて良かったよ。▼~
こんなに優秀な臣下を持てて、~
僕も幸運だと思っている。▼~
:[ゼロ]|…勿体ないお言葉です。▼~
レオン様と出会う以前の~
俺の思い出は…▼~
記憶の断片が、~
ばらばらに散らばっているだけです。▼~
でも、レオン様と出会った以降は、~
全てのことを鮮明に思い出せます。▼~
その思い出が…~
俺に生きる力を与えてくれる…▼~
:[レオン]|ゼロ…▼~
:[ゼロ]|俺はあなたを絶対に守り抜きます。~
例えこの身に代えようとも。▼~
…これからも、~
俺の命をかけてお仕えします。▼~
:[レオン]|…ありがとう。▼~
これからも、よろしく頼むよ。▼~
:[ゼロ]|はい。▼~
**モズメ [#efe85d14]
***支援C [#ie865159]
:[ゼロ]|…モズメ。▼~
:[モズメ]|ひゃっ!▼~
なんや、ゼロさんかぁ…~
びっくりしたわぁ…▼~
驚かさんといて…▼~
:[ゼロ]|こんなところで何をしてるんだ?▼~
:[モズメ]|こんなところって、ひどい言い方せんといて。~
ここはあたいの村やないか。▼~
まあ今はこんな荒れ放題になってもうて、~
村とは言えん状態やけどな…▼~
:[ゼロ]|ああ、ここがお前の村だったことは知ってるぜ。~
だがここで一人で何をしてる?▼~
:[モズメ]|あたいは探し物をしてたんや。▼~
この村をノスフェラトゥが襲ってきた時…▼~
大事なものを忘れたもんやから…▼~
:[ゼロ]|大事なもの?▼~
:[モズメ]|この村の宝物や。~
こう…まーるい玉なんやけどな。▼~
ただの玉やなくて、~
五穀豊穣の神様が宿る貴重な玉なんや。▼~
その神様のおかげで、~
うちの村は毎年豊かな作物に恵まれたんや。▼~
:[ゼロ]|そうか。~
それはさぞ幸せだっただろうな。▼~
だが結局は…~
全員皆殺しにされたわけだ。▼~
:[モズメ]|…………▼~
そうやな。▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[モズメ]|今日はもう、やめとくわ。~
帰ることにする…▼~
***支援B [#w5bce531]
:[ゼロ]|モズメ、まだやってるのか。▼~
:[モズメ]|せや。~
全然、見つからんのや…▼~
また手伝ってくれへん?▼~
:[ゼロ]|…………▼~
もう諦めたらどうだ?▼~
:[モズメ]|えっ?▼~
:[ゼロ]|この村はもう廃墟同然だ。▼~
残った金目のものも~
盗賊が漁っていったに違いない。▼~
その玉が貴重なものなら、~
いくら探しても見つからないだろうよ。▼~
:[モズメ]|そうかも…しれへんね…▼~
…………▼~
…なんか切ないなぁ。▼~
あたい…あたい…なんで…~
一人生き残ったんやろ…▼~
:[ゼロ]|そんなに悲しいのか…~
村の連中が死んで。▼~
:[モズメ]|当たり前や…~
あたいの…家族なんやから…▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[モズメ]|あんたは、誰かを亡くして~
悲しかったこととかないん?▼~
失う悲しさがどんなもんか、~
あんたはわからへんの…?▼~
:[ゼロ]|…………~
ああ、わからないぜ。▼~
俺はただ、お前の嘆き苦しむ顔が~
見たかっただけだ。▼~
:[モズメ]|な…な…なんやて!?▼~
:[ゼロ]|俺は他人の苦しむ顔が好きなんだ。~
もっといじめて、泣かしたくなる…▼~
お前に興味を持ったのも、~
お前の村の過去を知ってたからだ。▼~
:[モズメ]|あんた、ひどい人や…▼~
:[ゼロ]|しかし…つまらないな。▼~
俺が何もしなくても、~
お前は十分に嘆き苦しんでいる…▼~
だから、お前に何かする気も失せた。~
安心しろ。▼~
:[モズメ]|な…なんて勝手な人や…▼~
***支援A [#uf707ffa]
:[ゼロ]|モズメ…~
まだ落ち込んでいるのか。▼~
:[モズメ]|ゼロさん…▼~
:[ゼロ]|お前が言っていた玉はこれのことか?▼~
:[モズメ]|!?▼~
それや!! すごい!!~
どこで見つけたん!?▼~
:[ゼロ]|盗賊の一味が持っていたんだ。▼~
:[モズメ]|賊が?▼~
やっぱり盗まれとったんやね。~
でも、どうやって賊から…▼~
:[ゼロ]|昔、盗賊団にいたことがあってな。~
そのツテでいろいろと調べてみたんだ。▼~
偶然、持っていたのが貸しのある連中で…~
意外とすんなり返してもらえたぜ。▼~
:[モズメ]|すごいわぁ…~
ほんま感謝や…▼~
:[ゼロ]|感謝なんかいい。俺はただ、~
つまらないと思っただけだ。▼~
お前に同情したわけじゃない。▼~
:[モズメ]|ええよ、理由なんてどうでも…~
ほんまありがとう!▼~
…………▼~
この玉を見てると、~
お祭りの日を思い出すわぁ。▼~
:[ゼロ]|お祭り?▼~
:[モズメ]|せや。~
村の真ん中に立派な台座を立ててな。▼~
そこにこの玉を乗せるんや。▼~
そんで、みんなで輪を作り~
玉のまわりで踊るんや…▼~
:[ゼロ]|…なんかすごい祭りだな。▼~
:[モズメ]|あぁ…懐かしい…~
村がまだ元気だったころのことを思い出すわ。▼~
せや、今からちょっとやらへんか?▼~
:[ゼロ]|ん?~
やるって…何を?▼~
:[モズメ]|玉が戻った記念に~
あたいと一緒に踊らんか?▼~
:[ゼロ]|いやいやいやいや…▼~
:[モズメ]|ほら、そんなこと言わんと!▼~
あんたはあたいの大事な仲間や。~
神様もきっと喜んでくれると思うわ!▼~
***支援S [#ka63db5c]
:[モズメ]|ゼロさん。~
こないだはありがとうな。▼~
改めてお礼言うわ。▼~
:[ゼロ]|いや、だから礼なんか~
いいって言っただろう。▼~
:[モズメ]|あと、あんたの踊りは~
初めてにしては上出来やったで。▼~
:[ゼロ]|そうか。~
お前もなかなか可愛かったぜ。▼~
:[モズメ]|…え、ほ…ほんま?▼~
:[ゼロ]|ああ、お前と踊っている間、~
ずっとそう思っていた。▼~
:[モズメ]|…………▼~
…五穀豊穣の神様は、~
子宝の神様でもあるんや。▼~
だから、年頃の男女が~
あの踊りを一緒に踊ると…▼~
:[ゼロ]|どうなるんだ?▼~
:[モズメ]|…そんなこと言えんわ。~
…恥ずかしゅうて。▼~
:[ゼロ]|子宝に恵まれるのか?▼~
:[モズメ]|わわわわっ。~
ズバリ言ってどうすんねん。▼~
だ、だいたい子宝って、~
そんなのちゃんと結婚してへんと…▼~
:[ゼロ]|ああ、そうだな。~
だから、お前に結婚を申し込む。▼~
:[モズメ]|ええっ!?~
な、なんか急やろ。そんな。▼~
:[ゼロ]|俺の中では急じゃない。~
もともと今日はそのつもりだったんだ。▼~
:[モズメ]|ええっ!?~
あんた…あたいのこと好きやったん?▼~
:[ゼロ]|そうだ。でなければ…~
苦労して玉を取り返しなどしない。▼~
:[モズメ]|やっぱりあの玉…~
取り返すの大変やったんやね。▼~
あの時は簡単やって言うてたのに…~
ゼロさん…▼~
:[ゼロ]|…………▼~
:[モズメ]|…わかった。~
あたい、ゼロさんと結婚する。▼~
いい奥さんになれるように頑張るわ。▼~
:[ゼロ]|これからは俺がモズメの家族だ。▼~
俺は家族というものを知らないが…~
お前といたらそれがわかる気がする。▼~
辛い時は前にように一人で泣かずに、~
俺のところに来い。▼~
:[モズメ]|…おおきに。▼~
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