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会話集/支援会話/シグレ(子世代・白夜)
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*シグレの支援会話 [#wafb9ac4]
#contents
**キヌ [#ba7d4066]
***支援C [#kb28e5f6]
:[シグレ]|ふふ…やはり空を飛ぶのは~
気持ちがいいものですね。▼~
:[キヌ]|ねーねー、シグレー!▼~
:[シグレ]|ん?~
下の方から声が聞こえますが…▼~
ああ、キヌでしたか。~
俺になにか用ですか?▼~
:[キヌ]|アタシも空飛びたいの!~
だから乗せてー!▼~
:[シグレ]|え? それはつまり~
相乗りがしたいということですか?▼~
:[キヌ]|うーん、ちょっと違うかな▼~
ええとね、まずシグレと~
高いところまで飛んでいくでしょ?▼~
で、そこからアタシが~
ぴょーんって飛び降りるの!▼~
:[シグレ]|えっ!?~
と、飛び降りるんですか?▼~
:[キヌ]|あははっ、大丈夫大丈夫!▼~
この大きな布を広げて~
そのまま空をスイーって飛んでくの。▼~
ね、すっごく面白そうでしょ?▼~
:[シグレ]|でも危なくないですか?▼~
:[キヌ]|失敗しないから大丈夫!~
ね、だからお願い!▼~
:[シグレ]|その自信はどこから来るんですか…?▼~
まあキヌがそこまで言うなら、~
乗せないこともないですが。▼~
:[キヌ]|わーい! ありがとう、シグレ!▼~
:[シグレ]|…よし、このくらいの高さでどうですか?▼~
:[キヌ]|うん、いいよ!~
それじゃあ行ってきます!▼~
それーーー!!▼~
:[シグレ]|わっ!~
す、すごいです…見事に滑空してますね。▼~
しかもちゃんと着地しましたね…~
キヌは身体能力が高いんですね。▼~
:[キヌ]|あははは! おもしろーい!~
ねえ、シグレ! もう一回して!▼~
:[シグレ]|ふふっ、はーい!~
少し待ってくださーい!▼~
***支援B [#e65d8da4]
:[キヌ]|ねえ、シグレ! この間みたいに~
高いところに連れてってくれない?▼~
:[シグレ]|ああ、空から滑空するあの遊びを~
もう一度やりたいということですね。▼~
でも、今日は風の強いですし~
やめておいた方がいいと思いますよ?▼~
:[キヌ]|大丈夫だよ! いざとなれば~
方向を変えることだってできるんだよ!▼~
お願いシグレ!▼~
:[シグレ]|…わかりました。~
それじゃあ、行きましょうか。▼~
:[キヌ]|わーい! ありがとう、シグレ!▼~
(暗転)~
:[シグレ]|着きましたよ、キヌ。~
このくらいの高さでどうです?▼~
:[キヌ]|うん、いいよ!~
よーし、それーー!!▼~
:[シグレ]|ふふっ、いつ見てもキヌは元気ですね。▼~
…ん?▼~
:[キヌ]|うわわわわわ!~
風が強くてあおられちゃう~!!▼~
:[シグレ]|キヌ! くっ……!▼~
早く、俺に捕まってください!▼~
:[キヌ]|あっ、シグレ!▼~
ん~~! っ届いた!▼~
:[シグレ]|ふぅ……なんとか助けられました。~
やはり強風の日はやめた方がいいですね。▼~
:[キヌ]|…………▼~
:[シグレ]|どうかしましたか?~
大丈夫ですか、キヌ?▼~
:[キヌ]|ごめんね、シグレ…~
空を飛ぶのって大変なんだね。▼~
:[シグレ]|ふっ、さすがのキヌも驚いたようですね。▼~
:[キヌ]|うん、今度からはもう少し気をつけるよ。~
助けてくれてありがとう、シグレ。▼~
:[シグレ]|いいえ。俺ももう少しちゃんとキヌを~
止めていれば良かったんです。▼~
こちらこそすみませんでした…▼~
では、代わりと言っては何ですが、~
今日は地上を天馬で駆けましょうか。▼~
:[キヌ]|地上を…?▼~
:[シグレ]|地上を駆けるのも悪くないですよ。~
飛ばされる心配もないし安全です。▼~
:[キヌ]|わあ、楽しそう!~
ありがとうね、シグレ!▼~
:[シグレ]|はい。俺の愛馬は速いですから~
退屈させませんよ。▼~
***支援A [#b3c49373]
:[キヌ]|うーん…▼~
:[シグレ]|どうしたんです?▼~
:[キヌ]|あ、シグレ。▼~
この間、強風で飛ばされちゃったから、~
風の強い日はやめようと思ったんだけど…▼~
最近、そんな日ばっかりだから~
全然飛べないのー!▼~
:[シグレ]|なるほど…高いところから飛べなくて~
面白くないというわけですね。▼~
:[キヌ]|うー…~
何か他に楽しい遊びってないかなぁ…▼~
:[シグレ]|そうですね、俺の天馬で空を飛ぶだけなら~
多少の風でも平気なんですが、▼~
それではあまり~
変わり映えもしないでしょうし…▼~
:[キヌ]|アタシのしっぽ…~
翼になったりしないかな。▼~
朝起きたらしっぽの代わりに羽が生えてて、~
それで空を飛ぶんだよ!▼~
:[シグレ]|あはは…それはさすがに無理でしょう。▼~
:[キヌ]|じゃあ…えーと…▼~
空をくるくる回ったりできたら~
楽しいかもなぁー……▼~
:[シグレ]|くるくるですか…?▼~
あ…!▼~
:[キヌ]|シグレ、どうしたの?▼~
:[シグレ]|宙返りならできますよ?▼~
:[キヌ]|宙返り?▼~
:[シグレ]|はい。俺の天馬は~
空中で宙返りをするのが得意なんです。▼~
きっとキヌを乗せても回れますよ。▼~
:[キヌ]|わぁ! それ、とっても楽しそう!~
シグレ、やってくれるの!?▼~
:[シグレ]|ふふっ、そんなに嬉しそうに聞かれたら、~
断れるわけありませんよ。▼~
いいですよ。何回でも回ってみせましょう。▼~
:[キヌ]|ホント!? わーい、やったー!!~
シグレありがとー!▼~
:[シグレ]|いえいえ、俺もキヌといると~
元気がもらえて楽しいですから。▼~
:[キヌ]|それじゃあ、アタシいつかシグレに~
恩返ししなくちゃね?▼~
:[シグレ]|恩返し…?▼~
:[キヌ]|うん。シグレにはたくさんたくさん~
遊んでもらったから、▼~
アタシいつかシグレに恩返しするの!~
シグレが嬉しいって思うこと、やってあげる!▼~
約束ね!▼~
:[シグレ]|はい。ありがとうございます。~
さぁ…それじゃあ行きましょうか。▼~
:[キヌ]|うん!!▼~
***支援S [#gf64f371]
:[キヌ]|じー…▼~
:[シグレ]|キヌ。ずっと俺の顔を見ていますが、~
何かついていますか…?▼~
:[キヌ]|ううん。シグレは天馬に乗るのが上手だから~
尊敬しちゃうなって思ってたの。▼~
:[シグレ]|ふふっ、あなたに褒められると~
なんだか照れてしまいますね。▼~
:[キヌ]|どうして?▼~
:[シグレ]|俺の方こそキヌを尊敬しているからです。▼~
:[キヌ]|えっ? そうなの?▼~
:[シグレ]|はい。いつも明るく笑っているキヌを~
見ていると、俺は元気が出るんです。▼~
だから、俺はずっと~
キヌの傍にいたいと思うように…▼~
:[キヌ]|シグレ?▼~
:[シグレ]|俺は…キヌのことが好きなんです。▼~
:[キヌ]|え…!?▼~
:[シグレ]|はい。いつも楽しそうなあなたのことを、~
俺は好きになってしまいました。▼~
キヌさえ良ければ~
俺の恋人になってくれませんか…?▼~
:[キヌ]|…………▼~
:[シグレ]|やっぱり…だめ…ですか?▼~
:[キヌ]|ううん…▼~
アタシもシグレのこと大好きだよ。~
ずっと一緒にいられたら嬉しい!▼~
:[シグレ]|では…俺と同じ気持ちということですか?▼~
:[キヌ]|うん!▼~
:[シグレ]|それは良かったです…!▼~
:[キヌ]|でも…▼~
:[シグレ]|でも?▼~
:[キヌ]|これじゃいつまで経っても、~
シグレに恩返しできないなあって思って…▼~
シグレはいつも、アタシの嬉しいこと沢山してくれるのに、▼~
アタシは全然、~
その気持ちを返せてない…▼~
:[シグレ]|そんなことありませんよ。~
今のあなたのその返事が…▼~
俺にとっては最高の恩返しです。▼~
:[キヌ]|ホント!?▼~
:[シグレ]|はい、本当ですよ。▼~
:[キヌ]|良かったぁ…!▼~
じゃあアタシ、~
これからずーっとシグレの傍にいて、▼~
シグレの嬉しいことをいっぱいしてあげる!~
それでシグレが嬉しいと、アタシも嬉しい!▼~
:[シグレ]|俺もですよ。そうやってお互い…~
一生嬉しい気持ちで過ごしましょう。▼~
…大好きですよ、キヌ。▼~
:[キヌ]|うん、アタシも!~
だいだいだい、だーーーい好きっ!!▼~
**ヒサメ [#b087832b]
***支援C [#tebf9b51]
:[シグレ]|はぁ、はぁ…急な雨に降られるなんて~
ついてないですね…▼~
あ! あそこに東屋があります。~
ひとまずそこで雨宿りを…▼~
:[ヒサメ]|ん? ああ、シグレ。~
雨に降られてしまったんですか?▼~
:[シグレ]|あっ! ヒサメがいたとは気づきませんでした。~
あなたも雨宿りですか?▼~
:[ヒサメ]|そうですね。私は雨宿りをしながら~
お茶を飲んでいました。▼~
:[シグレ]|お茶を?~
準備がいいですね。▼~
:[ヒサメ]|実は最近、この東屋を見つけてから~
雨の日はここで過ごしているんです。▼~
ゆったりと雨に濡れる景色を眺めるのも~
良いものですよ。▼~
:[シグレ]|なるほど。~
なんだかとてもヒサメらしいですね。▼~
:[ヒサメ]|よければシグレもお茶を飲みますか?~
もう一つ湯飲みもありますし、ご用意します。▼~
:[シグレ]|いいんですか?▼~
:[ヒサメ]|はい。もちろんです。~
…どうぞ。▼~
:[シグレ]|それじゃあ、お言葉に甘えて…▼~
ごく…ごく…ふぅ。~
あたたかいお茶を飲むとほっとしますね。▼~
:[ヒサメ]|ふふっ、それは良かった。▼~
:[シグレ]|ところで、ヒサメ。~
その手に持っているものは何ですか?▼~
:[ヒサメ]|あ、これは…ええと、私が漬けた漬物です。▼~
:[シグレ]|漬物?~
ヒサメは自分で漬けられるんですか?▼~
:[ヒサメ]|はい。私、~
漬物が好きなんです。▼~
良かったら…食べてみますか?▼~
:[シグレ]|ありがとうございます。▼~
ふふっ、俺、漬物ってあまり食べたことが~
ないから少し興味があったんです。▼~
では、早速いただきます…~
ぽりっ…むしゃ…▼~
! これは美味しいですね…!▼~
:[ヒサメ]|ほ、本当ですか!?~
ありがとうございます。▼~
:[シグレ]|いいえ、こちらこそ。▼~
なんだか、とっても素敵な時間を~
過ごさせてもらいました。▼~
また雨の日はここに来てもいいですか?▼~
:[ヒサメ]|はい、もちろんです。▼~
***支援B [#tebf9b52]
:[シグレ]|今日も雨ですね…~
先日の東屋にヒサメはいるでしょうか?▼~
:[ヒサメ]|ああ、シグレ。~
今日も来たんですね。▼~
:[シグレ]|やっぱりヒサメもいたんですね。~
今日もしばらくお邪魔していいですか?▼~
:[ヒサメ]|はい、構いませんよ。▼~
今日はシグレが来ると思って~
漬物も色々用意してみたんです。▼~
:[シグレ]|わぁ! 本当ですか?▼~
実は俺も珍しい茶葉が手に入ったので~
持ってきてみたんです。▼~
ヒサメがいれば飲んでもらいたくて…▼~
:[ヒサメ]|ありがとうございます!~
なんだか豪華な茶会のようですね。▼~
:[シグレ]|ははっ、そうですね。~
普段は闘いに明け暮れているので、▼~
こうしてゆっくり過ごすことで~
静かな心を取り戻すのは大切だと思います。▼~
:[ヒサメ]|確かにシグレの言う通りです。▼~
静かな雨の音を聴いていると~
自分の心まで洗われるようです。▼~
:[シグレ]|ははっ、今日のヒサメは詩人ですね。▼~
:[ヒサメ]|ええ!?~
別に私はそんなつもりでは…▼~
:[シグレ]|思ったことを言ったまでですよ。~
素敵な表現で、いいと思います。▼~
ところで、ヒサメの持ってきた漬物…~
今日はやけに色鮮やかですね?▼~
実はさっきから、~
この黄色いものが気になってるんです。▼~
:[ヒサメ]|ああ、それは大根に色づけしたものです。~
他には茄子を赤くしたものもあります。▼~
:[シグレ]|へえ、漬物って奥が深いんですね。▼~
:[ヒサメ]|シグレの持ってきたお茶もちょうど良い~
渋みがあってとても漬物に合いますね。▼~
:[シグレ]|それは良かった。▼~
では、さっそく茶会を始めましょうか。▼~
:[ヒサメ]|はい。▼~
***支援A [#tebf9b53]
:[シグレ]|最近は雨の日が少ないので~
東屋に行くことも減りましたね…▼~
きっと誰もいないと思いますが、~
のんびりと景色でも見てみましょうか。▼~
:[ヒサメ]|あ、シグレ。▼~
:[シグレ]|…! ヒサメ?▼~
晴れた日に会うだなんて~
思ってもみませんでした。▼~
:[ヒサメ]|ここの居心地が良くて、最近は晴れでも~
立ち寄ることが多くなってたんです。▼~
:[シグレ]|そうだったんですか。▼~
:[ヒサメ]|せっかくですからシグレも~
ゆっくりしませんか?▼~
今日もお茶と漬物を用意しています。▼~
:[シグレ]|本当ですか?~
ありがとうございます。▼~
それでは、失礼しますね。▼~
うん…やっぱり落ち着きますね。▼~
:[ヒサメ]|ふふっ、そうですね。▼~
私は最近…どうしてここが~
これほど心地良いのか考えていたんです。▼~
きっと…この場所が、私たちの思い描く平和な~
世界を体現しているからなんだと思います。▼~
:[シグレ]|ヒサメ…▼~
:[ヒサメ]|この場所、この景色が…私の心に~
安心感を与えてくれているんですよ。▼~
:[シグレ]|…そうですね。こののんびりとした風景が~
世界中のどこでも見られるようになったら、▼~
それが一番幸せなことだと思います。▼~
:[ヒサメ]|そのためにも私たちは一刻も早く~
闘いを終わらせないといけません。▼~
:[シグレ]|はい。早く平和になるよう…~
俺も全力を尽くします。▼~
:[ヒサメ]|ふふっ、今日は少し真面目な話を~
してしまいましたね。▼~
いつも通り、お茶でも飲んで~
少し落ち着いた方がいいかもしれません。▼~
:[シグレ]|あははっ、それなら俺も付き合います。▼~
そうだ、今度は東屋で過ごすのではなく~
一緒に絵を描きにでも行きませんか?▼~
:[ヒサメ]|絵を…?▼~
:[シグレ]|はい。俺の趣味なんですが…▼~
自然を眺めながら絵を描いていると、~
本当に心が安らぎますよ。▼~
:[ヒサメ]|へえ、それは良いですね。~
では、今度ご一緒させてもらいましょう。▼~
:[シグレ]|はい、よろしくお願いしますね。▼~
:[ヒサメ]|こちらこそ。▼~
**ミタマ [#n6f78402]
***支援C [#l419df62]
:[ミタマ]|ふわぁ…早く帰って~
寝てしまいたいですわ…▼~
ん? あれは…シグレ?▼~
:[シグレ]|ああ、ミタマ。こんにちは。▼~
:[ミタマ]|シグレ。こんな何もないところで~
何をしているのです?▼~
:[シグレ]|ああ、絵を描いていたんです。~
空を飛ぶ鳥とか、草木とかですね。▼~
:[ミタマ]|鮮やかな 色の共演 感嘆す…▼~
シグレは絵がお上手なのですね。▼~
ここまでの技術を身につけるには~
相当な時間がかかっていそうですわ。▼~
:[シグレ]|もしかして、~
ミタマも絵を描いたりするんですか?▼~
:[ミタマ]|ええ。~
…ですがそれも昔の話ですわ。▼~
しかも、わたくしの場合は絵と言っても~
ちぎり絵でしたから、少し趣が違うと思いますの。▼~
:[シグレ]|ちぎり絵?▼~
:[ミタマ]|簡単に言うと、貼り絵のことですわ。~
和紙をちぎって貼り付けて、絵にするんですの。▼~
:[シグレ]|へぇ…それは是非見てみたいですね。~
今、その絵は手元にないんですか?▼~
:[ミタマ]|もちろん、ありますわよ。▼~
:[シグレ]|では、今度見せてください。▼~
:[ミタマ]|えぇ~……▼~
:[シグレ]|そんな露骨に面倒くさいっていう顔は~
しないでくれると嬉しいんですが。▼~
:[ミタマ]|だって、捜索することを思えば、~
こんな顔にもなるというものですわ…▼~
見せるのは構わないのですけれど、~
今はどこにいったのやら…▼~
我が城に 眠るちぎり絵 今いずこ…▼~
部屋にあるのは確実なんですけれど…▼~
:[シグレ]|部屋が汚すぎて、~
見つからないということでしょうか…?▼~
でも、絵を描く者としては~
やはり気になりますし…▼~
どうにか探し出してくれませんかね?▼~
:[ミタマ]|はぁ…わかりましたわ。~
そこまで頼まれては断れませんわね。▼~
見つかったらお持ちいたしますわ。▼~
:[シグレ]|楽しみにしていますね。▼~
***支援B [#l419df63]
:[ミタマ]|シグレ、以前言っていた~
ちぎり絵のことなんですけれど…▼~
:[シグレ]|! もしかして…~
見つかったんですか?▼~
:[ミタマ]|ええ、これですわ。▼~
:[シグレ]|こっ、これは…!▼~
:[ミタマ]|鳥の羽 和紙の繊維で 表現す…▼~
羽のふわふわした様子が和紙で伝わればと~
思いながら作ったものですわ。▼~
:[シグレ]|すごいです…~
羽毛の柔らかさが見事に表現されています…!▼~
:[ミタマ]|花の艶 色で表す 繊細さ…▼~
こちらは花畑を描いたものですわ。▼~
:[シグレ]|こっちもすごい…和紙の濃淡が、~
花の陰影を見事に再現しています…!▼~
和紙のちぎり絵というものは奥が深いですね…~
もっと他のものも見てみたいです。▼~
:[ミタマ]|そう言ってくださるのは嬉しいですが…▼~
最近は歌の方が好きなので、~
ちぎり絵は滅多に描きませんの。▼~
所詮このちぎり絵は~
歌の合間のお遊びのようなものですわ。▼~
:[シグレ]|お遊びだなんて…~
そんなことはないです!▼~
俺はちぎり絵をやったことはないですが、~
とても美しくて感銘を受けました。▼~
:[ミタマ]|そ、そうでしょうか…?▼~
絵の上手なシグレにそこまで言われると~
嫌な気はしませんけれど…▼~
:[シグレ]|そうだ。今度一緒に~
どこかへ出かけませんか?▼~
:[ミタマ]|えぇ~……▼~
:[シグレ]|また露骨に嫌そうな顔を…!▼~
:[ミタマ]|だって、外出は面倒ですわ…~
外に出て何をしますの?▼~
:[シグレ]|綺麗な風景のあるところに出かけて、~
俺は絵を…ミタマは歌を創作するんです。▼~
きっと楽しいですよ。▼~
:[ミタマ]|ふむ…それは思っていたより~
面白そうですわね。▼~
:[シグレ]|気が向いたらちぎり絵も描けるよう~
和紙もご用意しますし。▼~
:[ミタマ]|あらまあ、シグレの目的はそっちですの?▼~
:[シグレ]|いえいえ。俺はミタマの歌も~
素晴らしいと思っていますよ。▼~
だから一緒に行きましょう?~
この近くに湖があるのでおすすめですよ。▼~
:[ミタマ]|それはなかなかいい題材ですわ。~
わかりました、日を改めて参りましょう。▼~
:[シグレ]|楽しみにしていますね。▼~
***支援A [#l419df64]
:[シグレ]|着きましたよ、ミタマ。~
ここが俺の言っていた湖です。▼~
:[ミタマ]|まあ…!~
なかなかの美しさですわね。▼~
:[シグレ]|水も澄んでいて、~
眺めているだけでも気持ちがいいです。▼~
さっそく俺は絵を描き始めますので、~
ミタマは好きなように眺めていてください。▼~
ここなら良い歌も詠えると思いますよ。▼~
:[ミタマ]|そうですわね。~
静かなる 湖畔に映る 二人かな…▼~
:[シグレ]|ふふっ、着くなり歌が思いつくなんて~
さすがミタマです。▼~
:[ミタマ]|こんな綺麗な景色を見ていたら~
自然と浮かんでくるのです…▼~
ほらほら、シグレも早く~
描き初めては如何ですか?▼~
:[シグレ]|あははっ、そうですね。▼~
(暗転)~
:[シグレ]|…ふぅ。満足のいく絵が描けました。~
ミタマはどうでしたか?▼~
:[ミタマ]|…ぐう…ぐう…▼~
:[シグレ]|ま、まさか…ずっと昼寝を…!▼~
:[ミタマ]|いえ、そんなことはございませんわ。▼~
:[シグレ]|わっ!?~
起きていたんですか?▼~
:[ミタマ]|いま目が覚めましたの。~
ですが安心して下さいまし。▼~
今日詠んだ歌はこんなにたくさん…~
わたくし、自分の才能が恐ろしいですわ。▼~
:[シグレ]|ははっ、確かにミタマは着いてすぐに、~
ずっと歌を詠み続けていましたね。▼~
俺もその歌を聞いていたら、普段一人で~
描いている時よりも筆が乗った気がします。▼~
:[ミタマ]|あら、そうでしたの?▼~
実はわたくしも、~
シグレが歌を詠んだことに対して▼~
すぐに反応を返してくれたので、~
詠み甲斐があったんです。▼~
まあ、最後は絵に没頭されていたので~
反応も鈍くなり…▼~
わたくしは眠ってしまったわけですが。▼~
:[シグレ]|あ、あはは…すみません。▼~
:[ミタマ]|いいえ。謝る必要はございませんわ。▼~
絵も歌も 心に響く 芸術なり…▼~
今日はわたくしの歌と共に絵を描いて~
くださって、嬉しかったですわ。▼~
:[シグレ]|俺もミタマの歌を聞いていると、~
絵の表現方法が広がるように感じました。▼~
最初はちぎり絵を描いてほしいと~
思っていたんですが、▼~
そのこともいつの間にか忘れていましたし。▼~
:[ミタマ]|ああ、それもありますわよ。▼~
:[シグレ]|えっ!?~
いつの間に…!!▼~
:[ミタマ]|あなたが反応を返さなくなった~
辺りからですわ。▼~
久しぶりに描いたものですから、~
出来はそれなりですけれど。▼~
:[シグレ]|これは…!~
湖と…俺の後姿ですね?▼~
やはり素晴らしい出来です…~
まさか新作が見られるだなんて…!▼~
:[ミタマ]|…そんなに気に入ったのなら、~
その絵は差し上げますわよ?▼~
:[シグレ]|本当ですか!▼~
:[ミタマ]|ええ。わたくしには今日詠った歌だけで~
じゅうぶんですから。▼~
:[シグレ]|ありがとうございます…!▼~
良かったら、~
また一緒に出かけましょう。▼~
:[ミタマ]|えぇ~…▼~
…と言いたいところですけれど、~
わたくしも今日は楽しかったですし…▼~
まあ、たまになら…~
仕方ありませんわね。▼~
***支援S [#l419df65]
:[シグレ]|ミタマ、少しいいですか?▼~
:[ミタマ]|あら、シグレ。~
どうしたんですの?▼~
:[シグレ]|ええ、実はこれを渡したくて…▼~
:[ミタマ]|これは…!~
湖とわたくしの絵ですか?▼~
:[シグレ]|はい。~
この間のちぎり絵のお礼にと思いまして…▼~
この間の風景を思い出して~
描いたんです。▼~
:[ミタマ]|湖に 佇む姿は 可憐かな…▼~
なんだかわたくしに見えないくらい~
素晴らしい出来ですわ。▼~
:[シグレ]|ふふっ、ミタマは十分可憐ですよ。~
俺は自分の気持ちを素直に表現したんですから。▼~
:[ミタマ]|えっ?▼~
:[シグレ]|ミタマ…ひとつお願いがあるんですが…▼~
今回の絵、俺はミタマの姿を~
想像しながら描きました。▼~
ですが、これからはあなたの姿を~
ちゃんと見ながら描かせてください。▼~
俺は自分の愛する人をこの目で感じ~
この手でたくさん描きたいんです。▼~
:[ミタマ]|そ…それは!~
わたくしのことが好きだということですの?▼~
:[シグレ]|はい。あなたの感性に触れて~
俺はとても心が震えました。▼~
一緒にいるととても楽しく~
充実した時間を過ごせました…▼~
俺はあの心地良さにもっと~
浸っていたいと思ったんです。▼~
:[ミタマ]|シグレ…▼~
:[シグレ]|俺はこれからもあなたの隣に立ち、~
この心地良さを共有したい。▼~
そして共に感性を磨いていきたいんです。▼~
ミタマ…~
どうか俺の気持ちに応えてくれませんか?▼~
:[ミタマ]|…あなたの気持ち、わかりましたわ。~
その話、お受けいたします。▼~
:[シグレ]|ほ、本当ですか?▼~
:[ミタマ]|はい。わたくしもシグレに~
歌を聞いてもらえてとても嬉しかったですわ。▼~
できれば毎日一緒にいたい…~
そう思っている自分がいることに気づきました。▼~
わたくしと 相思相愛 シグレかな…~
これからは恋人としてお傍にいさせてください。▼~
:[シグレ]|…ありがとうございます、ミタマ。▼~
:[ミタマ]|ふふっ、わたくしこそこんな素敵な絵を~
くださって、感謝いたしますわ。▼~
この絵は二人の愛の証…▼~
先ほどの熱烈な告白を思い出す~
大切な宝物ですわね。▼~
:[シグレ]|ははっ、少し恥ずかしいですが、~
喜んでもらえて良かったです。▼~
これからはたくさん、~
色んな場所へ出かけましょうね。▼~
:[ミタマ]|ええ、もちろんですわ。▼~
:[シグレ]|…今日は面倒そうな返事は~
しないんですね?▼~
:[ミタマ]|当たり前ですわ。▼~
わたくしたちは今日から恋人なのですから、~
あなたの提案には喜んでついていきます。▼~
これからよろしくお願いしますね、~
シグレ。▼~
:[シグレ]|はい。こちらこそ。▼~
**マトイ [#xfad3684]
***支援C [#xfad3685]
:[マトイ]|よし、今日の鍛錬はこれくらいかしら。▼~
:[シグレ]|ああ、マトイ。こんにちは。~
鍛錬の帰りですか?▼~
:[マトイ]|ええ。シグレは?▼~
:[シグレ]|俺は愛馬と空を散歩していたんです。▼~
:[マトイ]|散歩?~
天馬と散歩をするの?▼~
:[シグレ]|はい。俺は空の散歩が好きで…。~
時間があればつい飛んでしまうんです。▼~
そういえばマトイも天馬を駆るのは~
得意でしたよね?▼~
やっぱりあなたも、~
よく空の散歩をするんですか?▼~
:[マトイ]|いえ…あたしは、あんまり。▼~
訓練で飛ぶことはあるけど、~
散歩をしたことはないわね。▼~
:[シグレ]|そうですか…~
マトイほどの乗り手なら、▼~
空の散歩も好きなのではと~
思ったのですが…▼~
:[マトイ]|あたしからしてみれば、にこにこと~
空を飛んでるシグレの方が不思議だわ。▼~
あたしたちが飛ぶのは、~
闘いに行く時ぐらいのものだもの。▼~
:[シグレ]|そうですね…▼~
でも、だからこそたまには~
楽しい気持ちで飛ぶのも良いと思いますよ。▼~
あっ、そうです!▼~
今度、俺と一緒に飛んでみませんか?▼~
:[マトイ]|飛ぶって…どこまで?▼~
:[シグレ]|行き先なんて決めませんよ。~
その時、好きなところに行くんです。▼~
俺はいつも天馬とふたりで散歩に行くので、~
同じ天馬乗りがいてくれたら二倍楽しいですよ。▼~
ね? ぜひ行ってみましょうよ。▼~
:[マトイ]|…………▼~
…わかったわ。行きましょう。▼~
シグレがこんなに熱心に誘うだなんて、~
なんだか珍しいものね。▼~
:[シグレ]|! ありがとうございます。~
では今度、誘いに行きますね。▼~
:[マトイ]|ええ、待っているわ。▼~
***支援B [#xfad3686]
:[シグレ]|空の散歩、楽しいですね。~
マトイ。▼~
:[マトイ]|ええ、とっても。~
たまには、こういうのもいいわね。▼~
:[シグレ]|良かったです。~
マトイが楽しんでくれて。▼~
:[マトイ]|でも、あたしはやっぱり~
のんびり飛んでいるのは性に合わないわね。▼~
…そうだ、何か勝負をしない?▼~
:[シグレ]|勝負ですか?▼~
:[マトイ]|ええ。確か…あなたの愛馬は空中で~
宙返りをするのが得意だと聞いているわ。▼~
どちらがより多く宙返りができるか~
競争するというのはどうかしら。▼~
:[シグレ]|宙返りですか…~
いいですよ。▼~
:[マトイ]|じゃ、あの木を越えたところから~
同時に始めましょ。▼~
あなたには負けないわよ!▼~
:[シグレ]|俺も毎日愛馬と一緒に~
空を駆けていますからね。▼~
そう簡単に~
勝利を譲るわけにはいきません。▼~
では、行きますよ!~
はっ!▼~
(一時暗転)~
:[マトイ]|はぁ…はぁ…~
あたしの…負けね…▼~
:[シグレ]|でも、かなりの僅差でしたよ。▼~
:[マトイ]|それでも負けは負けよ。▼~
シグレって本当に天馬を操るのが上手ね。~
あたしももっと鍛錬しなきゃ。▼~
:[シグレ]|マトイは向上心が高いんですね。▼~
でも、今回の場合は力不足というより、~
気持ちの問題だったように思いますよ。▼~
:[マトイ]|えっ?▼~
:[シグレ]|俺は毎日愛馬と空を飛んでいます。▼~
そして一緒に過ごしていく中で、~
より深い絆を築いているんです。▼~
今回は、愛馬との信頼関係が~
勝負の要だったと言えるでしょう。▼~
:[マトイ]|そう言われると返す言葉もないわ…▼~
確かにシグレとあなたの愛馬は~
いつ見てもとても仲が良さそうだもの。▼~
:[シグレ]|ふふっ、大丈夫ですよ。▼~
共に過ごす時間を増やしていけば、~
自然と絆も深まります。▼~
:[マトイ]|…そうね。それじゃあやっぱり~
もっと天馬との鍛錬を増やしていかないと。▼~
ふふっ、目標ができるのっていいわよね。~
なんだか楽しくなってきたわ!▼~
それじゃあシグレ、また勝負してね!▼~
:[シグレ]|あ、はい。わかりました。▼~
(マトイ退場)~
:[シグレ]|元気良く去って行かれましたが…~
やりすぎないか少し心配ですね。▼~
***支援A [#xfad3687]
:[マトイ]|うーん…▼~
:[シグレ]|マトイ。眉間に皺が寄ってますが~
何かあったんですか?▼~
:[マトイ]|あ、シグレ。ええと…その…▼~
:[シグレ]|ああ、もし話しにくいことなら~
無理に話さなくても大丈夫です。▼~
ただ、その代わりと言っては何ですが、~
悩んでいる時は空を飛ぶといいですよ。▼~
気分転換にもなりますし、▼~
身体を動かせば良い解決策も~
浮かぶかもしれません。▼~
:[マトイ]|実はその…~
空を飛ぶことで悩んでるの。▼~
:[シグレ]|えっ? どういうことですか?▼~
:[マトイ]|この間、シグレと勝負して~
負けちゃったでしょう?▼~
だからもっと天馬との絆を~
深めようと思って、▼~
鍛錬を増やしてみたんだけど…▼~
最近、逆に調子が悪くなっちゃったの。▼~
:[シグレ]|なるほど…~
そういうことだったんですね。▼~
…マトイ。一つお聞きしたいのですが~
天馬との鍛錬はどのくらい増やしたんですか?▼~
:[マトイ]|そうね…~
以前の三倍くらいかしら?▼~
:[シグレ]|さ、三倍ですか!?▼~
…なら原因はそれですね。▼~
:[マトイ]|鍛錬を増やしたのがダメだったの?▼~
:[シグレ]|はい。きっとマトイの天馬にとって~
鍛錬が負担になってしまったんですよ。▼~
マトイの気持ちに応えたくても~
長時間の鍛錬は疲れてしまいます。▼~
これでは絆も深まりません。▼~
:[マトイ]|そうだったのね…▼~
あたし、勝負に勝つことばかりに囚われて~
結局絆を壊してしまっていたのね。▼~
あの子に謝らなきゃいけないわ。▼~
:[シグレ]|それならマトイ、~
やはり空を飛びましょう。▼~
:[マトイ]|もう…シグレったらまたそれね。▼~
:[シグレ]|でも、天馬は空を飛ぶのが~
大好きなんですよ。▼~
鍛錬ではなく一緒に遊覧でもすれば~
きちんと仲直りもできます。▼~
共に楽しく過ごすことが~
絆を深める一番の方法なんですよ。▼~
:[マトイ]|…ふふっ、わかったわ。▼~
天馬と仲が良いシグレが言うんだから~
それが正しいのかもしれないわね。▼~
:[シグレ]|では、今日は俺も一緒に飛びましょう。▼~
ご一緒できたら俺も楽しいですし~
良い遊覧場所を教えますよ。▼~
:[マトイ]|それじゃあお言葉に甘えようかしら。▼~
***支援S [#xfad3688]
:[マトイ]|シグレ…ちょっといいかしら。▼~
:[シグレ]|どうしたんですか、マトイ。~
なにやら深刻そうな顔をしていますが…▼~
:[マトイ]|シグレに一つ質問があるの。▼~
あの…▼~
…あなたって、~
恋人はいるの?▼~
:[シグレ]|ええっ!?~
ええと…いませんが…▼~
:[マトイ]|そうなの! 良かった…▼~
:[シグレ]|えっ?▼~
:[マトイ]|あ! あのね…あたしって何故か~
恋人のいる人ばかり好きになっちゃうの…▼~
だから先に確かめておきたくて。▼~
:[シグレ]|そ、それってつまり…!▼~
:[マトイ]|うん…~
あたし…シグレのことが好きなの。▼~
:[シグレ]|マトイ…▼~
:[マトイ]|あたしが悩んでいたら~
親身になって話を聞いてくれたし、▼~
間違っていたとわかったら~
優しく諭し、傍で見守ってくれたわ。▼~
あたし、なんでも自分一人で~
やってしまうところがあるから、▼~
そのシグレの優しさが嬉しかったの。~
それで…いつの間にか…▼~
す、好きに…▼~
:[シグレ]|…………▼~
俺も…マトイのことが大好きですよ。▼~
:[マトイ]|ほ、ほんとに…?!▼~
:[シグレ]|はい。~
俺は最初…▼~
天馬に良く乗る者同士、~
仲良くなれればと思っていただけでした。▼~
でも、マトイの少し負けず嫌いなところや~
悩んでいる姿を見て…▼~
仲間としてではなく、~
もっと身近な存在として、▼~
あなたの傍にいたいって…~
そう思うようになったんです。▼~
:[マトイ]|シグレ…!▼~
:[シグレ]|だから、その気持ちは~
とても嬉しいですよ。▼~
先に告白させてしまうなんて~
すみませんでした…▼~
俺はマトイが好きです…~
ぜひ…俺の恋人になってください。▼~
:[マトイ]|ええ…もちろんよ。~
シグレと両想いだなんて、嬉しいわ。▼~
:[シグレ]|それは…俺もですよ。▼~
…ふふっ。▼~
:[マトイ]|わ…わわっ、~
急に抱きしめないで…!▼~
こ、心の準備が…!▼~
というか、シグレって~
こんなに情熱的だったのね…?▼~
:[シグレ]|それだけ嬉しいということですよ。~
俺は今、とても幸せです。▼~
これからは恋人として…~
よろしくお願いしますね。▼~
:[マトイ]|ええ…こちらこそよろしくね。~
あたしも…とっても幸せよ。▼~
**シャラ [#ifc3ecab]
***支援C [#a21b0017]
:[シグレ]|ユラリ、ユルレリ…♪▼~
:[シャラ]|あら…あの歌声はシグレかしら。~
やけに寂しげに歌っているわね…▼~
:[シグレ]|ああ、シャラ。~
いたんですか。▼~
:[シャラ]|シグレ…貴方。~
何か悲しいことでもあったの?▼~
良ければ、気分の盛り上がる護符を~
身体中に貼ってあげるけれど…▼~
:[シグレ]|い、いえ…護符は大丈夫です。~
さっきは鎮魂歌を歌っていただけなんです。▼~
:[シャラ]|鎮魂歌…?~
ああ、死者の霊を慰めるための歌ね。▼~
:[シグレ]|はい。~
俺は秘境で世話係たちを亡くしました。▼~
その人たちのことを思い出したら、~
歌わずにはいられなくなるんです…▼~
:[シャラ]|そういうことだったの…~
それは…気の毒だったわね…▼~
でも、世話係が大切だったという気持ち…~
その概念が私にはよくわからないわ。▼~
:[シグレ]|シャラは世話係と折り合いが悪かったのですか?▼~
:[シャラ]|まあその認識で合っているわ…~
私は大抵、一人だったもの。▼~
小さい頃から呪術を使っていたから~
みんな気味悪がって近寄らなかったの。▼~
:[シグレ]|そんな…▼~
:[シャラ]|…私はそれで一向に構わなかったわ。▼~
一人の方が邪魔をされずに済むし、~
呪術を思い切り試せるし…▼~
:[シグレ]|でも…寂しくなかったんですか?▼~
:[シャラ]|当り前よ…▼~
無駄な人間関係に時間と労力を割くなんて~
それこそ寂しい人間のする事だわ…▼~
それじゃあね、シグレ…▼~
:[シグレ]|シャラ…▼~
***支援B [#k1820961]
:[シャラ]|シグレ…~
その絵は、なに…?▼~
:[シグレ]|ああ、シャラ。~
これは俺のいた秘境の絵ですよ。▼~
憶えているうちに…秘境の風景や~
みんなのことを描いておこうと思って。▼~
:[シャラ]|シグレはその人たちが~
とても好きだったのね…▼~
:[シグレ]|はい。子供の頃から~
ずっと一緒にいましたから…▼~
いつも一緒に遊んでくれて、~
寂しいときは話を聞いてくれました…▼~
:[シャラ]|そう…▼~
:[シグレ]|あ、すみません…こんな話。▼~
シャラはそういった概念が~
わからないと言っていたのに。▼~
:[シャラ]|そうね。私は秘境では~
一人のんびり暮らしていたわ。▼~
子供の頃から、ずっと…▼~
:[シグレ]|子供の頃から…!?~
それは流石に…寂しいと思います。▼~
:[シャラ]|寂しい? そんなことないわ…~
一人でも問題なく暮らせていたし。▼~
私に貴方の価値観を~
押し付けないでちょうだい…▼~
:[シグレ]|す、すみません…~
でも、子供の頃からとは知らなくて…▼~
確かに俺も一人でいるのが好きです。▼~
けれど、それはみんなと過ごす幸せも~
知っているからこそなんです。▼~
幼い頃から一人だったなんて…~
それは寂しすぎる気がするんです。▼~
シャラ、これからはもう少し~
俺と話す機会を増やしませんか?▼~
:[シャラ]|…余計な気遣いは無用よ。~
私はいつも通りの生活を続けるだけ。▼~
それに今と昔とは少し違うのよ…▼~
:[シグレ]|え?▼~
:[シャラ]|なんでもないわ。それじゃあ…▼~
:[シグレ]|…………▼~
***支援A [#x6e095db]
:[シグレ]|シャラ。▼~
:[シャラ]|なによ…?▼~
:[シグレ]|この間、シャラは一人のほうが~
気楽だと言っていました。▼~
でも、あなたが一人で暮らしていたのは~
それだけの理由じゃなかったんですね。▼~
:[シャラ]|どういうことかしら…▼~
:[シグレ]|あなたのお父上…~
ツクヨミさんから話を聞いたんです。▼~
シャラが秘境で一人だった理由…▼~
それは一人で過ごすのが~
好きだったということもありますが、▼~
それ以上に、周りの人への呪術の危険が~
及ばないようにしていたからだったんだと…▼~
あれはシャラの優しさだったんですね。▼~
:[シャラ]|…別にそんなつもりじゃないわ。▼~
あの時は周りに気を遣うなんてこと~
考えてなかったもの。▼~
:[シグレ]|ですが、俺はその話を聞いて~
シャラの優しさを感じました。▼~
きっとシャラも無意識の内に~
考えていたんですよ。▼~
:[シャラ]|私を買い被りすぎだわ…▼~
…あの時は一人でいるのが~
当たり前だったし、そうしたかっただけよ。▼~
:[シグレ]|でも、今はみんなと一緒に生活しています。~
それでも一人の方が良いと言うんですか?▼~
:[シャラ]|…………▼~
今はみんないつも一緒だから~
そうは思っていないわ…▼~
それに…いつも見ていたいほどに~
大好きな人もいるし…▼~
シグレの言っていた寂しいという気持ちも~
昔よりはわかっているつもりよ。▼~
:[シグレ]|それは…俺たちのことを大切な仲間だと~
思ってくれてるということですか?▼~
:[シャラ]|…共に闘っているのだから当然よ。▼~
:[シグレ]|ふふっ…そうですか。▼~
:[シャラ]|どうしてそんなに嬉しそうなのよ…~
なんだか腹が立つわ…▼~
:[シグレ]|あなたはそういう仲間意識というものには~
興味がないものだと思っていました。▼~
だから、今の言葉が嬉しくて…▼~
:[シャラ]|ふ、ふん…~
人を冷血人間みたいに言わないで。▼~
:[シグレ]|ああ、すみません。▼~
…これから行軍は厳しいものに~
なっていくかもしれませんが、▼~
みんながいれば大丈夫です。~
一緒に力を合わせていきましょう。▼~
:[シャラ]|…………▼~
わかったわ…よろしくね。▼~
:[シグレ]|はい、よろしくお願いします。▼~
***支援S [#c378b237]
:[シャラ]|シグレ、ちょっといいかしら…~
…困ったことになっているの。▼~
:[シグレ]|困ったこと?▼~
:[シャラ]|そう…最近胸がずっと苦しいの。▼~
こんなに落ち着かないなんて~
何かの呪いにかかってしまったのかしら。▼~
:[シグレ]|それは…大変ですね。~
軍医に見ていただいた方が…▼~
何か原因に心当たりは無いんですか?▼~
:[シャラ]|これは…貴方といるときに起こるの。▼~
:[シグレ]|え…?▼~
:[シャラ]|貴方といると…こう、~
胸の奥がギュッとなるのよ…▼~
:[シグレ]|!! それは…▼~
:[シャラ]|やっぱり何かの呪いかしら…?▼~
でも、失敗した覚えはないし、~
こうなったら敵の仕業くらいしかないわ…▼~
私とシグレを組ませないように~
誰かが企んでいるのかも…▼~
私がシグレに近づいたら~
胸が苦しくなるような呪いを…▼~
:[シグレ]|…………▼~
シャラ…▼~
俺の自惚れなら申し訳ありませんが…~
それは呪いじゃなくて…▼~
…恋なんじゃないですか?▼~
:[シャラ]|…恋?▼~
:[シグレ]|今の状態を聞くと、そうとしか思えません。~
それともこれは俺の願望なんでしょうか?▼~
実は俺…~
シャラのことが好きなんです。▼~
:[シャラ]|え…!?▼~
なによ…これ。~
また胸が苦しくなったわ…▼~
これが…恋だというの?~
私もシグレが…好きだっていうの?▼~
:[シグレ]|はい…俺はそうだと思います。▼~
だからこれからは…~
どうか、俺の隣にいてください。▼~
:[シャラ]|…………▼~
いいわ…そこまで言うなら、~
その想いに応えてあげる。▼~
:[シグレ]|シャラ…!▼~
:[シャラ]|…そして一生離れられないよう、~
私の呪術を施してあげるわ。▼~
:[シグレ]|…その必要はないですよ。~
そんなことしなくてもずっと一緒ですから。▼~
:[シャラ]|せ、せっかく人が照れ隠しで~
提案したのに…真面目に返さないで。▼~
:[シグレ]|照れ隠しだったんですか?~
すみません。▼~
そんな可愛らしい反応をしてくれるなんて~
嬉しいですね。▼~
:[シャラ]|…も、もういいわ。~
それならずっと貴方は私の傍にいることね。▼~
:[シグレ]|はい、よろこんで。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#x6450672]
#comment
終了行:
*シグレの支援会話 [#wafb9ac4]
#contents
**キヌ [#ba7d4066]
***支援C [#kb28e5f6]
:[シグレ]|ふふ…やはり空を飛ぶのは~
気持ちがいいものですね。▼~
:[キヌ]|ねーねー、シグレー!▼~
:[シグレ]|ん?~
下の方から声が聞こえますが…▼~
ああ、キヌでしたか。~
俺になにか用ですか?▼~
:[キヌ]|アタシも空飛びたいの!~
だから乗せてー!▼~
:[シグレ]|え? それはつまり~
相乗りがしたいということですか?▼~
:[キヌ]|うーん、ちょっと違うかな▼~
ええとね、まずシグレと~
高いところまで飛んでいくでしょ?▼~
で、そこからアタシが~
ぴょーんって飛び降りるの!▼~
:[シグレ]|えっ!?~
と、飛び降りるんですか?▼~
:[キヌ]|あははっ、大丈夫大丈夫!▼~
この大きな布を広げて~
そのまま空をスイーって飛んでくの。▼~
ね、すっごく面白そうでしょ?▼~
:[シグレ]|でも危なくないですか?▼~
:[キヌ]|失敗しないから大丈夫!~
ね、だからお願い!▼~
:[シグレ]|その自信はどこから来るんですか…?▼~
まあキヌがそこまで言うなら、~
乗せないこともないですが。▼~
:[キヌ]|わーい! ありがとう、シグレ!▼~
:[シグレ]|…よし、このくらいの高さでどうですか?▼~
:[キヌ]|うん、いいよ!~
それじゃあ行ってきます!▼~
それーーー!!▼~
:[シグレ]|わっ!~
す、すごいです…見事に滑空してますね。▼~
しかもちゃんと着地しましたね…~
キヌは身体能力が高いんですね。▼~
:[キヌ]|あははは! おもしろーい!~
ねえ、シグレ! もう一回して!▼~
:[シグレ]|ふふっ、はーい!~
少し待ってくださーい!▼~
***支援B [#e65d8da4]
:[キヌ]|ねえ、シグレ! この間みたいに~
高いところに連れてってくれない?▼~
:[シグレ]|ああ、空から滑空するあの遊びを~
もう一度やりたいということですね。▼~
でも、今日は風の強いですし~
やめておいた方がいいと思いますよ?▼~
:[キヌ]|大丈夫だよ! いざとなれば~
方向を変えることだってできるんだよ!▼~
お願いシグレ!▼~
:[シグレ]|…わかりました。~
それじゃあ、行きましょうか。▼~
:[キヌ]|わーい! ありがとう、シグレ!▼~
(暗転)~
:[シグレ]|着きましたよ、キヌ。~
このくらいの高さでどうです?▼~
:[キヌ]|うん、いいよ!~
よーし、それーー!!▼~
:[シグレ]|ふふっ、いつ見てもキヌは元気ですね。▼~
…ん?▼~
:[キヌ]|うわわわわわ!~
風が強くてあおられちゃう~!!▼~
:[シグレ]|キヌ! くっ……!▼~
早く、俺に捕まってください!▼~
:[キヌ]|あっ、シグレ!▼~
ん~~! っ届いた!▼~
:[シグレ]|ふぅ……なんとか助けられました。~
やはり強風の日はやめた方がいいですね。▼~
:[キヌ]|…………▼~
:[シグレ]|どうかしましたか?~
大丈夫ですか、キヌ?▼~
:[キヌ]|ごめんね、シグレ…~
空を飛ぶのって大変なんだね。▼~
:[シグレ]|ふっ、さすがのキヌも驚いたようですね。▼~
:[キヌ]|うん、今度からはもう少し気をつけるよ。~
助けてくれてありがとう、シグレ。▼~
:[シグレ]|いいえ。俺ももう少しちゃんとキヌを~
止めていれば良かったんです。▼~
こちらこそすみませんでした…▼~
では、代わりと言っては何ですが、~
今日は地上を天馬で駆けましょうか。▼~
:[キヌ]|地上を…?▼~
:[シグレ]|地上を駆けるのも悪くないですよ。~
飛ばされる心配もないし安全です。▼~
:[キヌ]|わあ、楽しそう!~
ありがとうね、シグレ!▼~
:[シグレ]|はい。俺の愛馬は速いですから~
退屈させませんよ。▼~
***支援A [#b3c49373]
:[キヌ]|うーん…▼~
:[シグレ]|どうしたんです?▼~
:[キヌ]|あ、シグレ。▼~
この間、強風で飛ばされちゃったから、~
風の強い日はやめようと思ったんだけど…▼~
最近、そんな日ばっかりだから~
全然飛べないのー!▼~
:[シグレ]|なるほど…高いところから飛べなくて~
面白くないというわけですね。▼~
:[キヌ]|うー…~
何か他に楽しい遊びってないかなぁ…▼~
:[シグレ]|そうですね、俺の天馬で空を飛ぶだけなら~
多少の風でも平気なんですが、▼~
それではあまり~
変わり映えもしないでしょうし…▼~
:[キヌ]|アタシのしっぽ…~
翼になったりしないかな。▼~
朝起きたらしっぽの代わりに羽が生えてて、~
それで空を飛ぶんだよ!▼~
:[シグレ]|あはは…それはさすがに無理でしょう。▼~
:[キヌ]|じゃあ…えーと…▼~
空をくるくる回ったりできたら~
楽しいかもなぁー……▼~
:[シグレ]|くるくるですか…?▼~
あ…!▼~
:[キヌ]|シグレ、どうしたの?▼~
:[シグレ]|宙返りならできますよ?▼~
:[キヌ]|宙返り?▼~
:[シグレ]|はい。俺の天馬は~
空中で宙返りをするのが得意なんです。▼~
きっとキヌを乗せても回れますよ。▼~
:[キヌ]|わぁ! それ、とっても楽しそう!~
シグレ、やってくれるの!?▼~
:[シグレ]|ふふっ、そんなに嬉しそうに聞かれたら、~
断れるわけありませんよ。▼~
いいですよ。何回でも回ってみせましょう。▼~
:[キヌ]|ホント!? わーい、やったー!!~
シグレありがとー!▼~
:[シグレ]|いえいえ、俺もキヌといると~
元気がもらえて楽しいですから。▼~
:[キヌ]|それじゃあ、アタシいつかシグレに~
恩返ししなくちゃね?▼~
:[シグレ]|恩返し…?▼~
:[キヌ]|うん。シグレにはたくさんたくさん~
遊んでもらったから、▼~
アタシいつかシグレに恩返しするの!~
シグレが嬉しいって思うこと、やってあげる!▼~
約束ね!▼~
:[シグレ]|はい。ありがとうございます。~
さぁ…それじゃあ行きましょうか。▼~
:[キヌ]|うん!!▼~
***支援S [#gf64f371]
:[キヌ]|じー…▼~
:[シグレ]|キヌ。ずっと俺の顔を見ていますが、~
何かついていますか…?▼~
:[キヌ]|ううん。シグレは天馬に乗るのが上手だから~
尊敬しちゃうなって思ってたの。▼~
:[シグレ]|ふふっ、あなたに褒められると~
なんだか照れてしまいますね。▼~
:[キヌ]|どうして?▼~
:[シグレ]|俺の方こそキヌを尊敬しているからです。▼~
:[キヌ]|えっ? そうなの?▼~
:[シグレ]|はい。いつも明るく笑っているキヌを~
見ていると、俺は元気が出るんです。▼~
だから、俺はずっと~
キヌの傍にいたいと思うように…▼~
:[キヌ]|シグレ?▼~
:[シグレ]|俺は…キヌのことが好きなんです。▼~
:[キヌ]|え…!?▼~
:[シグレ]|はい。いつも楽しそうなあなたのことを、~
俺は好きになってしまいました。▼~
キヌさえ良ければ~
俺の恋人になってくれませんか…?▼~
:[キヌ]|…………▼~
:[シグレ]|やっぱり…だめ…ですか?▼~
:[キヌ]|ううん…▼~
アタシもシグレのこと大好きだよ。~
ずっと一緒にいられたら嬉しい!▼~
:[シグレ]|では…俺と同じ気持ちということですか?▼~
:[キヌ]|うん!▼~
:[シグレ]|それは良かったです…!▼~
:[キヌ]|でも…▼~
:[シグレ]|でも?▼~
:[キヌ]|これじゃいつまで経っても、~
シグレに恩返しできないなあって思って…▼~
シグレはいつも、アタシの嬉しいこと沢山してくれるのに、▼~
アタシは全然、~
その気持ちを返せてない…▼~
:[シグレ]|そんなことありませんよ。~
今のあなたのその返事が…▼~
俺にとっては最高の恩返しです。▼~
:[キヌ]|ホント!?▼~
:[シグレ]|はい、本当ですよ。▼~
:[キヌ]|良かったぁ…!▼~
じゃあアタシ、~
これからずーっとシグレの傍にいて、▼~
シグレの嬉しいことをいっぱいしてあげる!~
それでシグレが嬉しいと、アタシも嬉しい!▼~
:[シグレ]|俺もですよ。そうやってお互い…~
一生嬉しい気持ちで過ごしましょう。▼~
…大好きですよ、キヌ。▼~
:[キヌ]|うん、アタシも!~
だいだいだい、だーーーい好きっ!!▼~
**ヒサメ [#b087832b]
***支援C [#tebf9b51]
:[シグレ]|はぁ、はぁ…急な雨に降られるなんて~
ついてないですね…▼~
あ! あそこに東屋があります。~
ひとまずそこで雨宿りを…▼~
:[ヒサメ]|ん? ああ、シグレ。~
雨に降られてしまったんですか?▼~
:[シグレ]|あっ! ヒサメがいたとは気づきませんでした。~
あなたも雨宿りですか?▼~
:[ヒサメ]|そうですね。私は雨宿りをしながら~
お茶を飲んでいました。▼~
:[シグレ]|お茶を?~
準備がいいですね。▼~
:[ヒサメ]|実は最近、この東屋を見つけてから~
雨の日はここで過ごしているんです。▼~
ゆったりと雨に濡れる景色を眺めるのも~
良いものですよ。▼~
:[シグレ]|なるほど。~
なんだかとてもヒサメらしいですね。▼~
:[ヒサメ]|よければシグレもお茶を飲みますか?~
もう一つ湯飲みもありますし、ご用意します。▼~
:[シグレ]|いいんですか?▼~
:[ヒサメ]|はい。もちろんです。~
…どうぞ。▼~
:[シグレ]|それじゃあ、お言葉に甘えて…▼~
ごく…ごく…ふぅ。~
あたたかいお茶を飲むとほっとしますね。▼~
:[ヒサメ]|ふふっ、それは良かった。▼~
:[シグレ]|ところで、ヒサメ。~
その手に持っているものは何ですか?▼~
:[ヒサメ]|あ、これは…ええと、私が漬けた漬物です。▼~
:[シグレ]|漬物?~
ヒサメは自分で漬けられるんですか?▼~
:[ヒサメ]|はい。私、~
漬物が好きなんです。▼~
良かったら…食べてみますか?▼~
:[シグレ]|ありがとうございます。▼~
ふふっ、俺、漬物ってあまり食べたことが~
ないから少し興味があったんです。▼~
では、早速いただきます…~
ぽりっ…むしゃ…▼~
! これは美味しいですね…!▼~
:[ヒサメ]|ほ、本当ですか!?~
ありがとうございます。▼~
:[シグレ]|いいえ、こちらこそ。▼~
なんだか、とっても素敵な時間を~
過ごさせてもらいました。▼~
また雨の日はここに来てもいいですか?▼~
:[ヒサメ]|はい、もちろんです。▼~
***支援B [#tebf9b52]
:[シグレ]|今日も雨ですね…~
先日の東屋にヒサメはいるでしょうか?▼~
:[ヒサメ]|ああ、シグレ。~
今日も来たんですね。▼~
:[シグレ]|やっぱりヒサメもいたんですね。~
今日もしばらくお邪魔していいですか?▼~
:[ヒサメ]|はい、構いませんよ。▼~
今日はシグレが来ると思って~
漬物も色々用意してみたんです。▼~
:[シグレ]|わぁ! 本当ですか?▼~
実は俺も珍しい茶葉が手に入ったので~
持ってきてみたんです。▼~
ヒサメがいれば飲んでもらいたくて…▼~
:[ヒサメ]|ありがとうございます!~
なんだか豪華な茶会のようですね。▼~
:[シグレ]|ははっ、そうですね。~
普段は闘いに明け暮れているので、▼~
こうしてゆっくり過ごすことで~
静かな心を取り戻すのは大切だと思います。▼~
:[ヒサメ]|確かにシグレの言う通りです。▼~
静かな雨の音を聴いていると~
自分の心まで洗われるようです。▼~
:[シグレ]|ははっ、今日のヒサメは詩人ですね。▼~
:[ヒサメ]|ええ!?~
別に私はそんなつもりでは…▼~
:[シグレ]|思ったことを言ったまでですよ。~
素敵な表現で、いいと思います。▼~
ところで、ヒサメの持ってきた漬物…~
今日はやけに色鮮やかですね?▼~
実はさっきから、~
この黄色いものが気になってるんです。▼~
:[ヒサメ]|ああ、それは大根に色づけしたものです。~
他には茄子を赤くしたものもあります。▼~
:[シグレ]|へえ、漬物って奥が深いんですね。▼~
:[ヒサメ]|シグレの持ってきたお茶もちょうど良い~
渋みがあってとても漬物に合いますね。▼~
:[シグレ]|それは良かった。▼~
では、さっそく茶会を始めましょうか。▼~
:[ヒサメ]|はい。▼~
***支援A [#tebf9b53]
:[シグレ]|最近は雨の日が少ないので~
東屋に行くことも減りましたね…▼~
きっと誰もいないと思いますが、~
のんびりと景色でも見てみましょうか。▼~
:[ヒサメ]|あ、シグレ。▼~
:[シグレ]|…! ヒサメ?▼~
晴れた日に会うだなんて~
思ってもみませんでした。▼~
:[ヒサメ]|ここの居心地が良くて、最近は晴れでも~
立ち寄ることが多くなってたんです。▼~
:[シグレ]|そうだったんですか。▼~
:[ヒサメ]|せっかくですからシグレも~
ゆっくりしませんか?▼~
今日もお茶と漬物を用意しています。▼~
:[シグレ]|本当ですか?~
ありがとうございます。▼~
それでは、失礼しますね。▼~
うん…やっぱり落ち着きますね。▼~
:[ヒサメ]|ふふっ、そうですね。▼~
私は最近…どうしてここが~
これほど心地良いのか考えていたんです。▼~
きっと…この場所が、私たちの思い描く平和な~
世界を体現しているからなんだと思います。▼~
:[シグレ]|ヒサメ…▼~
:[ヒサメ]|この場所、この景色が…私の心に~
安心感を与えてくれているんですよ。▼~
:[シグレ]|…そうですね。こののんびりとした風景が~
世界中のどこでも見られるようになったら、▼~
それが一番幸せなことだと思います。▼~
:[ヒサメ]|そのためにも私たちは一刻も早く~
闘いを終わらせないといけません。▼~
:[シグレ]|はい。早く平和になるよう…~
俺も全力を尽くします。▼~
:[ヒサメ]|ふふっ、今日は少し真面目な話を~
してしまいましたね。▼~
いつも通り、お茶でも飲んで~
少し落ち着いた方がいいかもしれません。▼~
:[シグレ]|あははっ、それなら俺も付き合います。▼~
そうだ、今度は東屋で過ごすのではなく~
一緒に絵を描きにでも行きませんか?▼~
:[ヒサメ]|絵を…?▼~
:[シグレ]|はい。俺の趣味なんですが…▼~
自然を眺めながら絵を描いていると、~
本当に心が安らぎますよ。▼~
:[ヒサメ]|へえ、それは良いですね。~
では、今度ご一緒させてもらいましょう。▼~
:[シグレ]|はい、よろしくお願いしますね。▼~
:[ヒサメ]|こちらこそ。▼~
**ミタマ [#n6f78402]
***支援C [#l419df62]
:[ミタマ]|ふわぁ…早く帰って~
寝てしまいたいですわ…▼~
ん? あれは…シグレ?▼~
:[シグレ]|ああ、ミタマ。こんにちは。▼~
:[ミタマ]|シグレ。こんな何もないところで~
何をしているのです?▼~
:[シグレ]|ああ、絵を描いていたんです。~
空を飛ぶ鳥とか、草木とかですね。▼~
:[ミタマ]|鮮やかな 色の共演 感嘆す…▼~
シグレは絵がお上手なのですね。▼~
ここまでの技術を身につけるには~
相当な時間がかかっていそうですわ。▼~
:[シグレ]|もしかして、~
ミタマも絵を描いたりするんですか?▼~
:[ミタマ]|ええ。~
…ですがそれも昔の話ですわ。▼~
しかも、わたくしの場合は絵と言っても~
ちぎり絵でしたから、少し趣が違うと思いますの。▼~
:[シグレ]|ちぎり絵?▼~
:[ミタマ]|簡単に言うと、貼り絵のことですわ。~
和紙をちぎって貼り付けて、絵にするんですの。▼~
:[シグレ]|へぇ…それは是非見てみたいですね。~
今、その絵は手元にないんですか?▼~
:[ミタマ]|もちろん、ありますわよ。▼~
:[シグレ]|では、今度見せてください。▼~
:[ミタマ]|えぇ~……▼~
:[シグレ]|そんな露骨に面倒くさいっていう顔は~
しないでくれると嬉しいんですが。▼~
:[ミタマ]|だって、捜索することを思えば、~
こんな顔にもなるというものですわ…▼~
見せるのは構わないのですけれど、~
今はどこにいったのやら…▼~
我が城に 眠るちぎり絵 今いずこ…▼~
部屋にあるのは確実なんですけれど…▼~
:[シグレ]|部屋が汚すぎて、~
見つからないということでしょうか…?▼~
でも、絵を描く者としては~
やはり気になりますし…▼~
どうにか探し出してくれませんかね?▼~
:[ミタマ]|はぁ…わかりましたわ。~
そこまで頼まれては断れませんわね。▼~
見つかったらお持ちいたしますわ。▼~
:[シグレ]|楽しみにしていますね。▼~
***支援B [#l419df63]
:[ミタマ]|シグレ、以前言っていた~
ちぎり絵のことなんですけれど…▼~
:[シグレ]|! もしかして…~
見つかったんですか?▼~
:[ミタマ]|ええ、これですわ。▼~
:[シグレ]|こっ、これは…!▼~
:[ミタマ]|鳥の羽 和紙の繊維で 表現す…▼~
羽のふわふわした様子が和紙で伝わればと~
思いながら作ったものですわ。▼~
:[シグレ]|すごいです…~
羽毛の柔らかさが見事に表現されています…!▼~
:[ミタマ]|花の艶 色で表す 繊細さ…▼~
こちらは花畑を描いたものですわ。▼~
:[シグレ]|こっちもすごい…和紙の濃淡が、~
花の陰影を見事に再現しています…!▼~
和紙のちぎり絵というものは奥が深いですね…~
もっと他のものも見てみたいです。▼~
:[ミタマ]|そう言ってくださるのは嬉しいですが…▼~
最近は歌の方が好きなので、~
ちぎり絵は滅多に描きませんの。▼~
所詮このちぎり絵は~
歌の合間のお遊びのようなものですわ。▼~
:[シグレ]|お遊びだなんて…~
そんなことはないです!▼~
俺はちぎり絵をやったことはないですが、~
とても美しくて感銘を受けました。▼~
:[ミタマ]|そ、そうでしょうか…?▼~
絵の上手なシグレにそこまで言われると~
嫌な気はしませんけれど…▼~
:[シグレ]|そうだ。今度一緒に~
どこかへ出かけませんか?▼~
:[ミタマ]|えぇ~……▼~
:[シグレ]|また露骨に嫌そうな顔を…!▼~
:[ミタマ]|だって、外出は面倒ですわ…~
外に出て何をしますの?▼~
:[シグレ]|綺麗な風景のあるところに出かけて、~
俺は絵を…ミタマは歌を創作するんです。▼~
きっと楽しいですよ。▼~
:[ミタマ]|ふむ…それは思っていたより~
面白そうですわね。▼~
:[シグレ]|気が向いたらちぎり絵も描けるよう~
和紙もご用意しますし。▼~
:[ミタマ]|あらまあ、シグレの目的はそっちですの?▼~
:[シグレ]|いえいえ。俺はミタマの歌も~
素晴らしいと思っていますよ。▼~
だから一緒に行きましょう?~
この近くに湖があるのでおすすめですよ。▼~
:[ミタマ]|それはなかなかいい題材ですわ。~
わかりました、日を改めて参りましょう。▼~
:[シグレ]|楽しみにしていますね。▼~
***支援A [#l419df64]
:[シグレ]|着きましたよ、ミタマ。~
ここが俺の言っていた湖です。▼~
:[ミタマ]|まあ…!~
なかなかの美しさですわね。▼~
:[シグレ]|水も澄んでいて、~
眺めているだけでも気持ちがいいです。▼~
さっそく俺は絵を描き始めますので、~
ミタマは好きなように眺めていてください。▼~
ここなら良い歌も詠えると思いますよ。▼~
:[ミタマ]|そうですわね。~
静かなる 湖畔に映る 二人かな…▼~
:[シグレ]|ふふっ、着くなり歌が思いつくなんて~
さすがミタマです。▼~
:[ミタマ]|こんな綺麗な景色を見ていたら~
自然と浮かんでくるのです…▼~
ほらほら、シグレも早く~
描き初めては如何ですか?▼~
:[シグレ]|あははっ、そうですね。▼~
(暗転)~
:[シグレ]|…ふぅ。満足のいく絵が描けました。~
ミタマはどうでしたか?▼~
:[ミタマ]|…ぐう…ぐう…▼~
:[シグレ]|ま、まさか…ずっと昼寝を…!▼~
:[ミタマ]|いえ、そんなことはございませんわ。▼~
:[シグレ]|わっ!?~
起きていたんですか?▼~
:[ミタマ]|いま目が覚めましたの。~
ですが安心して下さいまし。▼~
今日詠んだ歌はこんなにたくさん…~
わたくし、自分の才能が恐ろしいですわ。▼~
:[シグレ]|ははっ、確かにミタマは着いてすぐに、~
ずっと歌を詠み続けていましたね。▼~
俺もその歌を聞いていたら、普段一人で~
描いている時よりも筆が乗った気がします。▼~
:[ミタマ]|あら、そうでしたの?▼~
実はわたくしも、~
シグレが歌を詠んだことに対して▼~
すぐに反応を返してくれたので、~
詠み甲斐があったんです。▼~
まあ、最後は絵に没頭されていたので~
反応も鈍くなり…▼~
わたくしは眠ってしまったわけですが。▼~
:[シグレ]|あ、あはは…すみません。▼~
:[ミタマ]|いいえ。謝る必要はございませんわ。▼~
絵も歌も 心に響く 芸術なり…▼~
今日はわたくしの歌と共に絵を描いて~
くださって、嬉しかったですわ。▼~
:[シグレ]|俺もミタマの歌を聞いていると、~
絵の表現方法が広がるように感じました。▼~
最初はちぎり絵を描いてほしいと~
思っていたんですが、▼~
そのこともいつの間にか忘れていましたし。▼~
:[ミタマ]|ああ、それもありますわよ。▼~
:[シグレ]|えっ!?~
いつの間に…!!▼~
:[ミタマ]|あなたが反応を返さなくなった~
辺りからですわ。▼~
久しぶりに描いたものですから、~
出来はそれなりですけれど。▼~
:[シグレ]|これは…!~
湖と…俺の後姿ですね?▼~
やはり素晴らしい出来です…~
まさか新作が見られるだなんて…!▼~
:[ミタマ]|…そんなに気に入ったのなら、~
その絵は差し上げますわよ?▼~
:[シグレ]|本当ですか!▼~
:[ミタマ]|ええ。わたくしには今日詠った歌だけで~
じゅうぶんですから。▼~
:[シグレ]|ありがとうございます…!▼~
良かったら、~
また一緒に出かけましょう。▼~
:[ミタマ]|えぇ~…▼~
…と言いたいところですけれど、~
わたくしも今日は楽しかったですし…▼~
まあ、たまになら…~
仕方ありませんわね。▼~
***支援S [#l419df65]
:[シグレ]|ミタマ、少しいいですか?▼~
:[ミタマ]|あら、シグレ。~
どうしたんですの?▼~
:[シグレ]|ええ、実はこれを渡したくて…▼~
:[ミタマ]|これは…!~
湖とわたくしの絵ですか?▼~
:[シグレ]|はい。~
この間のちぎり絵のお礼にと思いまして…▼~
この間の風景を思い出して~
描いたんです。▼~
:[ミタマ]|湖に 佇む姿は 可憐かな…▼~
なんだかわたくしに見えないくらい~
素晴らしい出来ですわ。▼~
:[シグレ]|ふふっ、ミタマは十分可憐ですよ。~
俺は自分の気持ちを素直に表現したんですから。▼~
:[ミタマ]|えっ?▼~
:[シグレ]|ミタマ…ひとつお願いがあるんですが…▼~
今回の絵、俺はミタマの姿を~
想像しながら描きました。▼~
ですが、これからはあなたの姿を~
ちゃんと見ながら描かせてください。▼~
俺は自分の愛する人をこの目で感じ~
この手でたくさん描きたいんです。▼~
:[ミタマ]|そ…それは!~
わたくしのことが好きだということですの?▼~
:[シグレ]|はい。あなたの感性に触れて~
俺はとても心が震えました。▼~
一緒にいるととても楽しく~
充実した時間を過ごせました…▼~
俺はあの心地良さにもっと~
浸っていたいと思ったんです。▼~
:[ミタマ]|シグレ…▼~
:[シグレ]|俺はこれからもあなたの隣に立ち、~
この心地良さを共有したい。▼~
そして共に感性を磨いていきたいんです。▼~
ミタマ…~
どうか俺の気持ちに応えてくれませんか?▼~
:[ミタマ]|…あなたの気持ち、わかりましたわ。~
その話、お受けいたします。▼~
:[シグレ]|ほ、本当ですか?▼~
:[ミタマ]|はい。わたくしもシグレに~
歌を聞いてもらえてとても嬉しかったですわ。▼~
できれば毎日一緒にいたい…~
そう思っている自分がいることに気づきました。▼~
わたくしと 相思相愛 シグレかな…~
これからは恋人としてお傍にいさせてください。▼~
:[シグレ]|…ありがとうございます、ミタマ。▼~
:[ミタマ]|ふふっ、わたくしこそこんな素敵な絵を~
くださって、感謝いたしますわ。▼~
この絵は二人の愛の証…▼~
先ほどの熱烈な告白を思い出す~
大切な宝物ですわね。▼~
:[シグレ]|ははっ、少し恥ずかしいですが、~
喜んでもらえて良かったです。▼~
これからはたくさん、~
色んな場所へ出かけましょうね。▼~
:[ミタマ]|ええ、もちろんですわ。▼~
:[シグレ]|…今日は面倒そうな返事は~
しないんですね?▼~
:[ミタマ]|当たり前ですわ。▼~
わたくしたちは今日から恋人なのですから、~
あなたの提案には喜んでついていきます。▼~
これからよろしくお願いしますね、~
シグレ。▼~
:[シグレ]|はい。こちらこそ。▼~
**マトイ [#xfad3684]
***支援C [#xfad3685]
:[マトイ]|よし、今日の鍛錬はこれくらいかしら。▼~
:[シグレ]|ああ、マトイ。こんにちは。~
鍛錬の帰りですか?▼~
:[マトイ]|ええ。シグレは?▼~
:[シグレ]|俺は愛馬と空を散歩していたんです。▼~
:[マトイ]|散歩?~
天馬と散歩をするの?▼~
:[シグレ]|はい。俺は空の散歩が好きで…。~
時間があればつい飛んでしまうんです。▼~
そういえばマトイも天馬を駆るのは~
得意でしたよね?▼~
やっぱりあなたも、~
よく空の散歩をするんですか?▼~
:[マトイ]|いえ…あたしは、あんまり。▼~
訓練で飛ぶことはあるけど、~
散歩をしたことはないわね。▼~
:[シグレ]|そうですか…~
マトイほどの乗り手なら、▼~
空の散歩も好きなのではと~
思ったのですが…▼~
:[マトイ]|あたしからしてみれば、にこにこと~
空を飛んでるシグレの方が不思議だわ。▼~
あたしたちが飛ぶのは、~
闘いに行く時ぐらいのものだもの。▼~
:[シグレ]|そうですね…▼~
でも、だからこそたまには~
楽しい気持ちで飛ぶのも良いと思いますよ。▼~
あっ、そうです!▼~
今度、俺と一緒に飛んでみませんか?▼~
:[マトイ]|飛ぶって…どこまで?▼~
:[シグレ]|行き先なんて決めませんよ。~
その時、好きなところに行くんです。▼~
俺はいつも天馬とふたりで散歩に行くので、~
同じ天馬乗りがいてくれたら二倍楽しいですよ。▼~
ね? ぜひ行ってみましょうよ。▼~
:[マトイ]|…………▼~
…わかったわ。行きましょう。▼~
シグレがこんなに熱心に誘うだなんて、~
なんだか珍しいものね。▼~
:[シグレ]|! ありがとうございます。~
では今度、誘いに行きますね。▼~
:[マトイ]|ええ、待っているわ。▼~
***支援B [#xfad3686]
:[シグレ]|空の散歩、楽しいですね。~
マトイ。▼~
:[マトイ]|ええ、とっても。~
たまには、こういうのもいいわね。▼~
:[シグレ]|良かったです。~
マトイが楽しんでくれて。▼~
:[マトイ]|でも、あたしはやっぱり~
のんびり飛んでいるのは性に合わないわね。▼~
…そうだ、何か勝負をしない?▼~
:[シグレ]|勝負ですか?▼~
:[マトイ]|ええ。確か…あなたの愛馬は空中で~
宙返りをするのが得意だと聞いているわ。▼~
どちらがより多く宙返りができるか~
競争するというのはどうかしら。▼~
:[シグレ]|宙返りですか…~
いいですよ。▼~
:[マトイ]|じゃ、あの木を越えたところから~
同時に始めましょ。▼~
あなたには負けないわよ!▼~
:[シグレ]|俺も毎日愛馬と一緒に~
空を駆けていますからね。▼~
そう簡単に~
勝利を譲るわけにはいきません。▼~
では、行きますよ!~
はっ!▼~
(一時暗転)~
:[マトイ]|はぁ…はぁ…~
あたしの…負けね…▼~
:[シグレ]|でも、かなりの僅差でしたよ。▼~
:[マトイ]|それでも負けは負けよ。▼~
シグレって本当に天馬を操るのが上手ね。~
あたしももっと鍛錬しなきゃ。▼~
:[シグレ]|マトイは向上心が高いんですね。▼~
でも、今回の場合は力不足というより、~
気持ちの問題だったように思いますよ。▼~
:[マトイ]|えっ?▼~
:[シグレ]|俺は毎日愛馬と空を飛んでいます。▼~
そして一緒に過ごしていく中で、~
より深い絆を築いているんです。▼~
今回は、愛馬との信頼関係が~
勝負の要だったと言えるでしょう。▼~
:[マトイ]|そう言われると返す言葉もないわ…▼~
確かにシグレとあなたの愛馬は~
いつ見てもとても仲が良さそうだもの。▼~
:[シグレ]|ふふっ、大丈夫ですよ。▼~
共に過ごす時間を増やしていけば、~
自然と絆も深まります。▼~
:[マトイ]|…そうね。それじゃあやっぱり~
もっと天馬との鍛錬を増やしていかないと。▼~
ふふっ、目標ができるのっていいわよね。~
なんだか楽しくなってきたわ!▼~
それじゃあシグレ、また勝負してね!▼~
:[シグレ]|あ、はい。わかりました。▼~
(マトイ退場)~
:[シグレ]|元気良く去って行かれましたが…~
やりすぎないか少し心配ですね。▼~
***支援A [#xfad3687]
:[マトイ]|うーん…▼~
:[シグレ]|マトイ。眉間に皺が寄ってますが~
何かあったんですか?▼~
:[マトイ]|あ、シグレ。ええと…その…▼~
:[シグレ]|ああ、もし話しにくいことなら~
無理に話さなくても大丈夫です。▼~
ただ、その代わりと言っては何ですが、~
悩んでいる時は空を飛ぶといいですよ。▼~
気分転換にもなりますし、▼~
身体を動かせば良い解決策も~
浮かぶかもしれません。▼~
:[マトイ]|実はその…~
空を飛ぶことで悩んでるの。▼~
:[シグレ]|えっ? どういうことですか?▼~
:[マトイ]|この間、シグレと勝負して~
負けちゃったでしょう?▼~
だからもっと天馬との絆を~
深めようと思って、▼~
鍛錬を増やしてみたんだけど…▼~
最近、逆に調子が悪くなっちゃったの。▼~
:[シグレ]|なるほど…~
そういうことだったんですね。▼~
…マトイ。一つお聞きしたいのですが~
天馬との鍛錬はどのくらい増やしたんですか?▼~
:[マトイ]|そうね…~
以前の三倍くらいかしら?▼~
:[シグレ]|さ、三倍ですか!?▼~
…なら原因はそれですね。▼~
:[マトイ]|鍛錬を増やしたのがダメだったの?▼~
:[シグレ]|はい。きっとマトイの天馬にとって~
鍛錬が負担になってしまったんですよ。▼~
マトイの気持ちに応えたくても~
長時間の鍛錬は疲れてしまいます。▼~
これでは絆も深まりません。▼~
:[マトイ]|そうだったのね…▼~
あたし、勝負に勝つことばかりに囚われて~
結局絆を壊してしまっていたのね。▼~
あの子に謝らなきゃいけないわ。▼~
:[シグレ]|それならマトイ、~
やはり空を飛びましょう。▼~
:[マトイ]|もう…シグレったらまたそれね。▼~
:[シグレ]|でも、天馬は空を飛ぶのが~
大好きなんですよ。▼~
鍛錬ではなく一緒に遊覧でもすれば~
きちんと仲直りもできます。▼~
共に楽しく過ごすことが~
絆を深める一番の方法なんですよ。▼~
:[マトイ]|…ふふっ、わかったわ。▼~
天馬と仲が良いシグレが言うんだから~
それが正しいのかもしれないわね。▼~
:[シグレ]|では、今日は俺も一緒に飛びましょう。▼~
ご一緒できたら俺も楽しいですし~
良い遊覧場所を教えますよ。▼~
:[マトイ]|それじゃあお言葉に甘えようかしら。▼~
***支援S [#xfad3688]
:[マトイ]|シグレ…ちょっといいかしら。▼~
:[シグレ]|どうしたんですか、マトイ。~
なにやら深刻そうな顔をしていますが…▼~
:[マトイ]|シグレに一つ質問があるの。▼~
あの…▼~
…あなたって、~
恋人はいるの?▼~
:[シグレ]|ええっ!?~
ええと…いませんが…▼~
:[マトイ]|そうなの! 良かった…▼~
:[シグレ]|えっ?▼~
:[マトイ]|あ! あのね…あたしって何故か~
恋人のいる人ばかり好きになっちゃうの…▼~
だから先に確かめておきたくて。▼~
:[シグレ]|そ、それってつまり…!▼~
:[マトイ]|うん…~
あたし…シグレのことが好きなの。▼~
:[シグレ]|マトイ…▼~
:[マトイ]|あたしが悩んでいたら~
親身になって話を聞いてくれたし、▼~
間違っていたとわかったら~
優しく諭し、傍で見守ってくれたわ。▼~
あたし、なんでも自分一人で~
やってしまうところがあるから、▼~
そのシグレの優しさが嬉しかったの。~
それで…いつの間にか…▼~
す、好きに…▼~
:[シグレ]|…………▼~
俺も…マトイのことが大好きですよ。▼~
:[マトイ]|ほ、ほんとに…?!▼~
:[シグレ]|はい。~
俺は最初…▼~
天馬に良く乗る者同士、~
仲良くなれればと思っていただけでした。▼~
でも、マトイの少し負けず嫌いなところや~
悩んでいる姿を見て…▼~
仲間としてではなく、~
もっと身近な存在として、▼~
あなたの傍にいたいって…~
そう思うようになったんです。▼~
:[マトイ]|シグレ…!▼~
:[シグレ]|だから、その気持ちは~
とても嬉しいですよ。▼~
先に告白させてしまうなんて~
すみませんでした…▼~
俺はマトイが好きです…~
ぜひ…俺の恋人になってください。▼~
:[マトイ]|ええ…もちろんよ。~
シグレと両想いだなんて、嬉しいわ。▼~
:[シグレ]|それは…俺もですよ。▼~
…ふふっ。▼~
:[マトイ]|わ…わわっ、~
急に抱きしめないで…!▼~
こ、心の準備が…!▼~
というか、シグレって~
こんなに情熱的だったのね…?▼~
:[シグレ]|それだけ嬉しいということですよ。~
俺は今、とても幸せです。▼~
これからは恋人として…~
よろしくお願いしますね。▼~
:[マトイ]|ええ…こちらこそよろしくね。~
あたしも…とっても幸せよ。▼~
**シャラ [#ifc3ecab]
***支援C [#a21b0017]
:[シグレ]|ユラリ、ユルレリ…♪▼~
:[シャラ]|あら…あの歌声はシグレかしら。~
やけに寂しげに歌っているわね…▼~
:[シグレ]|ああ、シャラ。~
いたんですか。▼~
:[シャラ]|シグレ…貴方。~
何か悲しいことでもあったの?▼~
良ければ、気分の盛り上がる護符を~
身体中に貼ってあげるけれど…▼~
:[シグレ]|い、いえ…護符は大丈夫です。~
さっきは鎮魂歌を歌っていただけなんです。▼~
:[シャラ]|鎮魂歌…?~
ああ、死者の霊を慰めるための歌ね。▼~
:[シグレ]|はい。~
俺は秘境で世話係たちを亡くしました。▼~
その人たちのことを思い出したら、~
歌わずにはいられなくなるんです…▼~
:[シャラ]|そういうことだったの…~
それは…気の毒だったわね…▼~
でも、世話係が大切だったという気持ち…~
その概念が私にはよくわからないわ。▼~
:[シグレ]|シャラは世話係と折り合いが悪かったのですか?▼~
:[シャラ]|まあその認識で合っているわ…~
私は大抵、一人だったもの。▼~
小さい頃から呪術を使っていたから~
みんな気味悪がって近寄らなかったの。▼~
:[シグレ]|そんな…▼~
:[シャラ]|…私はそれで一向に構わなかったわ。▼~
一人の方が邪魔をされずに済むし、~
呪術を思い切り試せるし…▼~
:[シグレ]|でも…寂しくなかったんですか?▼~
:[シャラ]|当り前よ…▼~
無駄な人間関係に時間と労力を割くなんて~
それこそ寂しい人間のする事だわ…▼~
それじゃあね、シグレ…▼~
:[シグレ]|シャラ…▼~
***支援B [#k1820961]
:[シャラ]|シグレ…~
その絵は、なに…?▼~
:[シグレ]|ああ、シャラ。~
これは俺のいた秘境の絵ですよ。▼~
憶えているうちに…秘境の風景や~
みんなのことを描いておこうと思って。▼~
:[シャラ]|シグレはその人たちが~
とても好きだったのね…▼~
:[シグレ]|はい。子供の頃から~
ずっと一緒にいましたから…▼~
いつも一緒に遊んでくれて、~
寂しいときは話を聞いてくれました…▼~
:[シャラ]|そう…▼~
:[シグレ]|あ、すみません…こんな話。▼~
シャラはそういった概念が~
わからないと言っていたのに。▼~
:[シャラ]|そうね。私は秘境では~
一人のんびり暮らしていたわ。▼~
子供の頃から、ずっと…▼~
:[シグレ]|子供の頃から…!?~
それは流石に…寂しいと思います。▼~
:[シャラ]|寂しい? そんなことないわ…~
一人でも問題なく暮らせていたし。▼~
私に貴方の価値観を~
押し付けないでちょうだい…▼~
:[シグレ]|す、すみません…~
でも、子供の頃からとは知らなくて…▼~
確かに俺も一人でいるのが好きです。▼~
けれど、それはみんなと過ごす幸せも~
知っているからこそなんです。▼~
幼い頃から一人だったなんて…~
それは寂しすぎる気がするんです。▼~
シャラ、これからはもう少し~
俺と話す機会を増やしませんか?▼~
:[シャラ]|…余計な気遣いは無用よ。~
私はいつも通りの生活を続けるだけ。▼~
それに今と昔とは少し違うのよ…▼~
:[シグレ]|え?▼~
:[シャラ]|なんでもないわ。それじゃあ…▼~
:[シグレ]|…………▼~
***支援A [#x6e095db]
:[シグレ]|シャラ。▼~
:[シャラ]|なによ…?▼~
:[シグレ]|この間、シャラは一人のほうが~
気楽だと言っていました。▼~
でも、あなたが一人で暮らしていたのは~
それだけの理由じゃなかったんですね。▼~
:[シャラ]|どういうことかしら…▼~
:[シグレ]|あなたのお父上…~
ツクヨミさんから話を聞いたんです。▼~
シャラが秘境で一人だった理由…▼~
それは一人で過ごすのが~
好きだったということもありますが、▼~
それ以上に、周りの人への呪術の危険が~
及ばないようにしていたからだったんだと…▼~
あれはシャラの優しさだったんですね。▼~
:[シャラ]|…別にそんなつもりじゃないわ。▼~
あの時は周りに気を遣うなんてこと~
考えてなかったもの。▼~
:[シグレ]|ですが、俺はその話を聞いて~
シャラの優しさを感じました。▼~
きっとシャラも無意識の内に~
考えていたんですよ。▼~
:[シャラ]|私を買い被りすぎだわ…▼~
…あの時は一人でいるのが~
当たり前だったし、そうしたかっただけよ。▼~
:[シグレ]|でも、今はみんなと一緒に生活しています。~
それでも一人の方が良いと言うんですか?▼~
:[シャラ]|…………▼~
今はみんないつも一緒だから~
そうは思っていないわ…▼~
それに…いつも見ていたいほどに~
大好きな人もいるし…▼~
シグレの言っていた寂しいという気持ちも~
昔よりはわかっているつもりよ。▼~
:[シグレ]|それは…俺たちのことを大切な仲間だと~
思ってくれてるということですか?▼~
:[シャラ]|…共に闘っているのだから当然よ。▼~
:[シグレ]|ふふっ…そうですか。▼~
:[シャラ]|どうしてそんなに嬉しそうなのよ…~
なんだか腹が立つわ…▼~
:[シグレ]|あなたはそういう仲間意識というものには~
興味がないものだと思っていました。▼~
だから、今の言葉が嬉しくて…▼~
:[シャラ]|ふ、ふん…~
人を冷血人間みたいに言わないで。▼~
:[シグレ]|ああ、すみません。▼~
…これから行軍は厳しいものに~
なっていくかもしれませんが、▼~
みんながいれば大丈夫です。~
一緒に力を合わせていきましょう。▼~
:[シャラ]|…………▼~
わかったわ…よろしくね。▼~
:[シグレ]|はい、よろしくお願いします。▼~
***支援S [#c378b237]
:[シャラ]|シグレ、ちょっといいかしら…~
…困ったことになっているの。▼~
:[シグレ]|困ったこと?▼~
:[シャラ]|そう…最近胸がずっと苦しいの。▼~
こんなに落ち着かないなんて~
何かの呪いにかかってしまったのかしら。▼~
:[シグレ]|それは…大変ですね。~
軍医に見ていただいた方が…▼~
何か原因に心当たりは無いんですか?▼~
:[シャラ]|これは…貴方といるときに起こるの。▼~
:[シグレ]|え…?▼~
:[シャラ]|貴方といると…こう、~
胸の奥がギュッとなるのよ…▼~
:[シグレ]|!! それは…▼~
:[シャラ]|やっぱり何かの呪いかしら…?▼~
でも、失敗した覚えはないし、~
こうなったら敵の仕業くらいしかないわ…▼~
私とシグレを組ませないように~
誰かが企んでいるのかも…▼~
私がシグレに近づいたら~
胸が苦しくなるような呪いを…▼~
:[シグレ]|…………▼~
シャラ…▼~
俺の自惚れなら申し訳ありませんが…~
それは呪いじゃなくて…▼~
…恋なんじゃないですか?▼~
:[シャラ]|…恋?▼~
:[シグレ]|今の状態を聞くと、そうとしか思えません。~
それともこれは俺の願望なんでしょうか?▼~
実は俺…~
シャラのことが好きなんです。▼~
:[シャラ]|え…!?▼~
なによ…これ。~
また胸が苦しくなったわ…▼~
これが…恋だというの?~
私もシグレが…好きだっていうの?▼~
:[シグレ]|はい…俺はそうだと思います。▼~
だからこれからは…~
どうか、俺の隣にいてください。▼~
:[シャラ]|…………▼~
いいわ…そこまで言うなら、~
その想いに応えてあげる。▼~
:[シグレ]|シャラ…!▼~
:[シャラ]|…そして一生離れられないよう、~
私の呪術を施してあげるわ。▼~
:[シグレ]|…その必要はないですよ。~
そんなことしなくてもずっと一緒ですから。▼~
:[シャラ]|せ、せっかく人が照れ隠しで~
提案したのに…真面目に返さないで。▼~
:[シグレ]|照れ隠しだったんですか?~
すみません。▼~
そんな可愛らしい反応をしてくれるなんて~
嬉しいですね。▼~
:[シャラ]|…も、もういいわ。~
それならずっと貴方は私の傍にいることね。▼~
:[シグレ]|はい、よろこんで。▼~
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