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会話集/支援会話/シグレ(子世代・暗夜)
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*シグレの支援会話 [#wafb9ac4]
#contents
**フォレオ [#x18df02c]
***支援C [#i4fd7891]
:[フォレオ]|シグレ、ごきげんよう。▼~
今日も絵を描いているんですね。▼~
:[シグレ]|そうですよ、フォレオ。▼~
:[フォレオ]|これは…油絵ですか?▼~
:[シグレ]|ええ、いつも使っている水彩とは~
ちょっと趣向を変えてみました。▼~
この油彩技法は確か~
数十年前に流行った塗り方ですね。▼~
:[フォレオ]|へえ…数十年前といえば、▼~
暗夜でも文化的な大革命が~
あった頃だと聞いています。▼~
絵画だけではなく、芸術・芸能でも~
新しいものが沢山生まれたんですよ。▼~
僕のように長い髪をこうやって~
カールさせるのも▼~
その頃生まれた~
ファッションなんです。▼~
:[シグレ]|そうなんですね。そういえば…~
その頃描かれた人物画には、▼~
フォレオのような髪型の貴婦人の絵が~
多かったかもしれません。▼~
美術と大衆文化は~
密接に関わり合っているんですね…▼~
:[フォレオ]|シグレとこんな話で盛り上がれて、~
僕嬉しくなっちゃいました。▼~
:[シグレ]|ふふっ、俺もですよ。▼~
:[フォレオ]|…あっ、そうだ。~
ちょっと面白いことを思いつきました!▼~
:[シグレ]|えっ?▼~
:[フォレオ]|シグレ、ちょっと聞いてください…~
きっとみんなビックリしますから…▼~
ゴニョゴニョ…▼~
:[シグレ]|ふむふむ…▼~
***支援B [#x991349b]
:[フォレオ]|ついに完成しましたね!~
シグレ!▼~
:[シグレ]|はい、我ながらよくできました。~
フォレオの貴婦人画…▼~
と言ってもいいんでしょうか?~
ふふふっ…▼~
:[フォレオ]|もちろんです。▼~
だってこの絵のモデルになるために、僕は~
わざわざ貴婦人の衣装を着たんですから。▼~
これを僕のことは明かさず、~
「誰を描いたものか当ててみて」と▼~
仲間たちに言ってみたとき…~
誰が正解を答えられるでしょうか…?▼~
うふふ、楽しみです。▼~
:[シグレ]|きっと誰も~
わからないんじゃないでしょうか?▼~
だって普段のフォレオとは衣装も違うし、~
どこからどう見ても女性ですよ、この絵は。▼~
:[フォレオ]|はい、僕もそう思います!▼~
:[シグレ]|それにしても、こんな大がかりな悪戯…~
生まれて初めてですね。▼~
なんだか子供の頃に戻ったみたいで、~
すごく楽しみです。▼~
:[フォレオ]|じゃあ早速今から、~
みんなに見せに行きましょう!▼~
:[シグレ]|あっ! ちょっと待ってください。~
フォレオ!▼~
あなたは物陰に隠れていないと!▼~
あなたと二人一緒に出て行って、~
「この絵は誰を描いたもの?」▼~
なんて聞いたら、~
すぐにバレちゃいますよ。▼~
:[フォレオ]|ああっ、そうでした…!~
いけない、いけない…▼~
:[シグレ]|ふぅ…では行きましょうか。▼~
フォレオは気づかれないよう、~
俺から離れてゆっくり歩いてきて下さいね。▼~
:[フォレオ]|はい、わかりました!▼~
***支援A [#x991349c]
:[フォレオ]|な、なんてことでしょう…▼~
:[シグレ]|は、はい…▼~
:[フォレオ]|まさか全員に正解されるなんて…▼~
:[シグレ]|はい…完全に予想外でした…~
まさかこんな結果で終わるなんて…▼~
:[フォレオ]|みんなに「わからない」と言わせて、~
正解を言ったときの驚く顔が見たかったのに…▼~
:[シグレ]|そ、そうですね…でもまぁ…▼~
結果的に悪い気はしなかったから、~
いいじゃないですか。▼~
:[フォレオ]|そうですね…~
シグレはみんなから、▼~
「こんなに上手にフォレオの顔を~
描いているのだから、誰でもわかる」って、▼~
言われてましたよね。それってつまり、~
絵の上手さを褒められたわけですからね。▼~
:[シグレ]|フォレオだってこう言われてましたよ。▼~
「こんな美人は軍の中において男女問わず、~
フォレオしかいない」って。▼~
それこそフォレオに対する~
最上級の賛辞じゃないですか。▼~
:[フォレオ]|うふふ…ちょっと照れちゃいます。▼~
悪戯は失敗に終わりましたが、▼~
二人ともみんなに褒められたということで、~
今回は良しとしましょう。▼~
:[シグレ]|そうですね…~
とても楽しかったです。▼~
:[フォレオ]|…シグレ。~
悪戯は失敗しちゃいましたけど、▼~
これからも美術や芸術について~
色々とお話ししてもいいですか?▼~
:[シグレ]|はい、もちろんです。~
二人で語り合いましょう。▼~
:[フォレオ]|ありがとうございます!▼~
これからもよろしくお願いしますね、~
シグレ。▼~
:[シグレ]|こちらこそ、フォレオ。▼~
**ベロア [#w60bc8fc]
***支援C [#f77e582e]
:[シグレ]|ん?~
そこにいるのは…ベロアですか?▼~
:[ベロア]|そうです…▼~
あなたに少し~
お願いがあってきました…▼~
:[シグレ]|お願い?▼~
:[ベロア]|ええ、あなたはとても絵が~
上手だと聞いて来たんです…▼~
あなたに、描いてほしいものがあるんです…▼~
:[シグレ]|いいですよ、仲間の頼みごとですから。~
俺にできることなら何でもやります。▼~
それで何を描けばいいんですか?▼~
:[ベロア]|ちょっと付いてきてくれますか…?▼~
:[シグレ]|? はい…▼~
(一時暗転)~
:[ベロア]|ここです。▼~
:[シグレ]|ここはあなたの天幕ですよね?~
入っていいんですか?▼~
:[ベロア]|ええ…▼~
:[シグレ]|では失礼して…▼~
わっ!! こ、これは…~
ゴミが散乱しています…!!▼~
落ち葉や朽ちた木屑…~
食べかすに錆󠄀びついた武具…▼~
虫や動物の死骸に…骨まで?~
な、何なんですか、これは…▼~
:[ベロア]|これはわたしの宝物です…▼~
:[シグレ]|た、宝物!?~
それはすみませんでした…!!▼~
:[ベロア]|どうして謝るの…?▼~
:[シグレ]|だ、だってこれは~
ベロアが好きで集めた物なのでしょう?▼~
人の美意識はそれぞれなのに、~
ゴミなどと称してしまってすみません…!▼~
ああ、そんな貧相な表現しかできなかった~
自分を殴りたい…▼~
仮にも絵を描く人間として~
恥ずかしいです…▼~
:[ベロア]|なにをブツブツ言っているのか~
わかりませんが…▼~
この天幕の様子を~
描いて欲しいんです。▼~
わたしの宝物は~
朽ちる直前の物ばかり…▼~
数日もすればどれも壊れたり~
腐ったりして置いておけなくなります。▼~
だから形を留めているうちに…~
絵として留めておきたいんです…▼~
:[シグレ]|な、なるほど…▼~
:[ベロア]|頼めますか?▼~
:[シグレ]|はい。~
こういう物を描いたことはありませんが…▼~
挑戦しがいはありますからね。▼~
:[ベロア]|ありがとうございます、シグレ…!▼~
:[シグレ]|しかしこれをそのまま描いてしまうと~
普通の人にはやはり味気なく見えますよね…▼~
かと言って美化して描くと、~
原型を留めなくなってしまうかも…▼~
ううっ…どうしたものか…▼~
:[ベロア]|シグレ…?▼~
:[シグレ]|え…ええと、いや…~
少し、構想を練る時間をください…▼~
:[ベロア]|ええ。もちろん…▼~
***支援B [#g47ng53a]
:[シグレ]|ベロア、いいですか?▼~
:[ベロア]|どうかしましたか…?▼~
:[シグレ]|あなたに頼まれていた絵が~
完成しました。▼~
:[ベロア]|! 私の天幕の絵ですね…~
待っていました、早く見せてください…▼~
:[シグレ]|は、はい…これです。▼~
:[ベロア]|ありがとうござ…▼~
…………▼~
えっ…?▼~
:[シグレ]|…………▼~
:[ベロア]|これは…全然違います…▼~
木の枝はこんなに活き活きとは~
していませんし、▼~
落ち葉たちはもっと朽ちた色をしていた~
はずです…▼~
虫の死骸もこの艶やかな感じだと~
まるで生きているみたいに見えます…▼~
ど、どうしてシグレは~
こんな風に描いたのですか…?~
:[シグレ]|こ、これはですね…▼~
あなたの心象風景としてあなたの心に~
映った天幕の姿というやつです。▼~
:[ベロア]|心象風景…?▼~
:[シグレ]|ええ、~
ベロアの心の中では…▼~
あの天幕がこのように~
映っているのではないかと思いまして。▼~
俺はそれを紙の上に~
映し出してみたんです…!▼~
:[ベロア]|…………▼~
なるほど…確かに美術にはそういった~
描き方もあると聞いたことがあります。▼~
シグレ…すみませんでした。▼~
せっかく描いてもらったのに~
文句を言ってしまって…▼~
:[シグレ]|い、いいえ…▼~
:[ベロア]|これ、もらってもいいですか…?▼~
:[シグレ]|も、もちろんですよ!▼~
:[ベロア]|ありがとう…ございました…▼~
:[シグレ]|…………▼~
…美化して描いたのは、~
やはり失敗だったでしょうか…▼~
***支援A [#j4p58h42]
:[シグレ]|ベロア。▼~
:[ベロア]|シグレ…▼~
…………▼~
:[シグレ]|ん? 元気がないですね。~
どうかしたのですか?▼~
:[ベロア]|いいえ、別に…▼~
:[シグレ]|そ、そうですか。▼~
:[ベロア]|それより…~
わたしに用ですか…?▼~
:[シグレ]|あ、はい。この前の絵を~
描き直してみたんです。▼~
:[ベロア]|絵を…?▼~
:[シグレ]|はい。ベロアの宝物の絵ですよ。▼~
今度は見たままを忠実に、~
そのまま描くことにしたんです。▼~
やはりこの前の絵よりは~
色味が少なくなりましたが…▼~
…どうぞ。▼~
:[ベロア]|…………▼~
これは…▼~
:[シグレ]|ええと…ベロア?~
こ、今回も、駄目でしたか?▼~
やはり忠実に描きすぎましたかね…~
殆ど黒と茶色ですし…▼~
:[ベロア]|素晴らしいです…▼~
:[シグレ]|えっ?▼~
:[ベロア]|素晴らしいです!~
最高のセンスです…!!▼~
これこそわたしの宝物の姿…!!~
ありがとうございます、シグレ…!!▼~
:[シグレ]|良かった…~
喜んでいただけて、何よりです!▼~
:[ベロア]|実は…天幕に飾っていた宝物たちは、~
もうボロボロになってしまって…▼~
このまま放置しておけないからって、~
今朝、片付けられてしまったんです…▼~
:[シグレ]|…!▼~
だから元気がなかったんですね。▼~
:[ベロア]|はい…でも、この絵があれば~
あの素晴らしい宝物たちを、▼~
いつまでもまた愛でることができます。▼~
とってもうれしい…~
最高の気分です…▼~
:[シグレ]|…そうですか。~
描き直した甲斐がありました。▼~
では、前の絵はもう要りませんね。▼~
俺が処分しておきますので、~
時間のある時に渡してくだ…▼~
:[ベロア]|い、いいえ!~
処分なんて、駄目です…!▼~
:[シグレ]|え…どうしてですか?~
だってあの絵は全然…▼~
:[ベロア]|確かに…あの絵はわたしの宝物の~
絵ではありませんでした…▼~
でも…シグレがわたしのために~
描いてくれた絵ですから…▼~
あの絵も、わたしにとっては…~
宝物のなんです…▼~
:[シグレ]|ベロア…▼~
:[ベロア]|だから…捨てないでください…~
わたしの宝物…▼~
:[シグレ]|…………▼~
はい。~
捨てたりしませんよ。▼~
…ありがとうございます。▼~
あの絵も、ベロアの宝物に~
してくださったのですね。▼~
とても嬉しいですよ。▼~
:[ベロア]|わたしこそ、とってもうれしい…~
ありがとう、シグレ…▼~
今度、わたしのとっておきの宝物を~
特別に差し上げますね…▼~
大きな毒蛇の根城を見つけたんです…~
あの抜け殻をお礼に…▼~
:[シグレ]|そ、それは…!▼~
ええと…~
…た、たのしみにお待ちしています…▼~
***支援S [#gm27215y]
:[シグレ]|ベロア。~
俺、やっとわかったんです…!▼~
:[ベロア]|え? 何がですか?▼~
:[シグレ]|ベロアが食べかすや木屑、~
死骸を宝物にする理由ですよ。▼~
あなたにはきっと、滅びゆくものに対して~
美しいと思う美的感覚があるんです…!▼~
:[ベロア]|滅びゆくものに対して…?▼~
:[シグレ]|はい。この世のものに永遠などない…~
人も草も物も大地もいつかは滅んでいく…▼~
でもだからこそ美しいと思える。▼~
終わりがあるからこそ、~
輝きを感じることができる…▼~
あなたはそれをとても敏感に感じることが~
できる人なんだと気付いたんです。▼~
:[ベロア]|ええと…~
そこまで考えてないのですが…▼~
:[シグレ]|俺も美術を志す者として~
その考え方はとても興味深いです。▼~
できればもっと話し合って、~
そしてあなたの感覚を理解していきたい…▼~
俺の…恋人になってください!▼~
:[ベロア]|…………▼~
と、唐突すぎませんか?▼~
:[シグレ]|いいえ、俺にとって~
自分独自の美を求める人というのは、▼~
とても魅力的に見えます。~
そういった人に隣で寄り添ってもらいたい…▼~
俺は昔からずっと~
そう思い描いてきたんです。▼~
だからあなたは…~
俺にとって理想の人だったんです。▼~
:[ベロア]|シグレ…▼~
わたしは正直あなたが思ってくれているほど~
大した感覚はないと思います…▼~
ああいう物を集めているのも、~
ただ好きなだけだから…▼~
で、でも…わたしの事を理解しようと~
してくれているのはよくわかります…▼~
これまでそう言ってくれた人は~
全然いなかったから…▼~
だからすごく…すごく嬉しいです。▼~
:[シグレ]|本当ですか…!?▼~
:[ベロア]|はい…わたしをあなたの恋人に~
してくれますか?▼~
:[シグレ]|も…もちろんです!▼~
:[ベロア]|でもわたしの美的感覚がわからなくなったとか、~
言ったりしないでくださいね。▼~
:[シグレ]|もちろんですよ!▼~
これから長い時間をかけて、~
二人の美意識を高めていきましょうね!▼~
:[ベロア]|うふふ…~
ええ、もちろんです。▼~
**オフェリア [#v1ea48e5]
***支援C [#ed15379e]
:[シグレ]|~♪▼~
:[オフェリア]|あら。あそこで歌っているのはシグレね。~
とっても良い歌声だわ…▼~
ん? シグレの周りに~
鳥が集まってる…▼~
もしかして、~
シグレの歌に惹かれているの?▼~
:[シグレ]|ああ、オフェリア。▼~
:[オフェリア]|…シグレ。あなた、その歌には~
何か特別な力でも秘められているの?▼~
:[シグレ]|いえ、そんなことはありませんよ。▼~
母さんと違って、~
俺の歌には何の力もありません。▼~
:[オフェリア]|でも、鳥たちがシグレの歌に~
引き寄せられているわ!▼~
これはきっとシグレ自身でも気づいていない~
秘められし力が歌によって漏れでているのよ!▼~
:[シグレ]|秘められし力…ですか?▼~
:[オフェリア]|そうよ! そういえばこの間読んだ~
魔道書に書いてあったわ。▼~
歌には特別な力が宿ることがある。~
それを用いれば伝説の鳥すら呼べると…!▼~
その鳥の歌声は聴くものを魅了し、~
幸福をもたらすと言われているわ。▼~
:[シグレ]|そ、そうですか。▼~
:[オフェリア]|…あ。ねえ、シグレ。~
一つお願いがあるんだけど。▼~
:[シグレ]|…なんだかすごく嫌な予感がしますが、~
一応聞きましょうか。▼~
:[オフェリア]|シグレの歌で伝説の鳥を呼んでほし…▼~
:[シグレ]|無理です。▼~
:[オフェリア]|ええっ!? どうして即答なの?~
しかもまだ言い終わってなかったのに!▼~
:[シグレ]|俺がそんな鳥を呼べるとは~
思えませんよ。▼~
:[オフェリア]|大丈夫よ。現に今、~
聖なる鳥たちを召喚していたじゃない。▼~
:[シグレ]|あれは普通の鳥です。▼~
:[オフェリア]|大丈夫よ。私にはわかるわ…~
シグレの歌には類まれなる力が宿っている…▼~
ただ、その真の価値に~
シグレが気づいてないだけなのよ…▼~
その美しき調べが運命に導かれれば、~
大いなる伝説の鳥を召喚することは可能なの!▼~
:[シグレ]|…………▼~
…まぁ、オフェリアが~
そこまで言うならやってみましょうか。▼~
:[オフェリア]|えっ、ホント!?▼~
:[シグレ]|はい。この近くの森に~
鳥が多く住む場所があったはずです。▼~
今度、そこで~
挑戦してみましょう。▼~
:[オフェリア]|ありがとう、シグレ!~
楽しみにしているわね!▼~
***支援B [#c09d538c]
:[シグレ]|ここがこの辺りで一番~
鳥が多く住んでいる森です。▼~
:[オフェリア]|へぇ…なかなかいい場所ね。~
いいわ…大地の力を感じるもの。▼~
これなら、シグレの歌で伝説の鳥を~
呼び出すことも可能な気がしてくるわ。▼~
:[シグレ]|あはは…~
上手くいけばいいんですが…▼~
:[オフェリア]|いい?~
伝説の鳥は謎に包まれているの。▼~
書にはただ、こう記載されているだけだったわ。~
『甘美なる歌声は心を惑わすほど』…と。▼~
:[シグレ]|そ、そうですか。~
見た目の情報は一切ないんですね…▼~
まあとりあえず、~
始めてみましょうか。▼~
…………▼~
♪▼~
:[オフェリア]|やっぱりシグレの歌は素晴らしいわね。~
早速鳥たちがやってきたわ。▼~
でも、みんな普通の鳥みたいね。~
伝説の鳥はどこかしら…?▼~
:[シグレ]|~♪▼~
:[オフェリア]|うーん…伝説の鳥、伝説の鳥…~
こんな小さい鳥じゃないはずよ…▼~
さあ出でよ…早めに出でよ、~
伝説の鳥…▼~
むむむー…▼~
:[シグレ]|…………▼~
…オフェリア。その…あなたの視線に~
鳥たちが少し怯えているみたいです。▼~
:[オフェリア]|あ、ごめんなさい!▼~
:[シグレ]|気持ちはわかりますが、~
もう少し気長に待ちましょう。▼~
:[オフェリア]|そうね…ちょっと必死すぎたかも。~
そんなにすぐ伝説の鳥が来たら驚くわよね。▼~
:[シグレ]|そうですね。きょうはこれまでにしましょうか。▼~
:[オフェリア]|次は私の呪術の力も取り入れてみる?▼~
シグレの歌の力を増幅させるように~
私のパワーストーンをシグレの身体に…▼~
:[シグレ]|そ、それはちょっと~
嫌な予感がするので遠慮したいです。▼~
:[オフェリア]|そ、そう?~
残念…▼~
アクアさんのペンダントのような~
特別な物でもあれば、▼~
それを媒介に力を発することが~
できるかとおもったのだけれど…▼~
:[シグレ]|そんな危険なことをするのは~
やめておきましょう。▼~
俺は自分の力だけで~
伝説の鳥を呼んでみせますよ。▼~
:[オフェリア]|まあ…自信満々ね、シグレ!▼~
それでこそ伝説の召喚者よ!~
次の刻が来るのを楽しみにしているわ!▼~
:[シグレ]|あはは…▼~
***支援A [#ld237f2a]
:[オフェリア]|う~ん…どうしてもダメね。▼~
:[シグレ]|そうですね。なかなかうまくいきません。▼~
:[オフェリア]|でも、シグレの歌は完璧よ。▼~
なのに伝説の鳥が~
引き寄せられないなんて…おかしいわ。▼~
:[シグレ]|この辺りにはいないのかもしれませんね。▼~
:[オフェリア]|はぁ…残念ね…▼~
:[シグレ]|ここまでして現れないとなると~
やはりいないと考えた方がいいかもしれません。▼~
伝説はその名の通り、~
伝説なんですよ。▼~
:[オフェリア]|そうね…▼~
:[シグレ]|そんなに落ち込まないでください。▼~
伝説の歌声には程遠いかもしれませんが、~
俺と鳥たちとの歌声を披露しますから。▼~
:[オフェリア]|えっ? でも、それなら~
さっき聴いたよ?▼~
:[シグレ]|ふふっ、今から歌うのは~
これまでの歌とは違うんですよ。▼~
最近、ここの鳥たちと~
ずっと一緒に歌っていたので、▼~
俺たち、合唱ができるようになったんです。▼~
:[オフェリア]|!!~
それはすごいわね!▼~
:[シグレ]|では、聴いててくださいね。▼~
…………▼~
♪▼~
:[オフェリア]|なんて綺麗な声なの。~
この渦巻くような旋律…輪唱というものね!▼~
その美しき調べに私の中の~
闇の力が昇華されていくわ…▼~
はっ!~
これは、もしかして…!?▼~
:[シグレ]|オフェリア、どうしたんですか?▼~
:[オフェリア]|魔道書にあった伝説の鳥…▼~
今の歌を詠う貴方たちの姿こそが~
そうなのかもしれないわ!▼~
:[シグレ]|えっ? ですが、そんな鳥はどこにも…▼~
:[オフェリア]|あの魔道書にはこうも書いてあったの…▼~
『偉大なる導き手にいざなわれて~
無数の小さき声が壮大な調べを奏でる』…▼~
きっと鳥たちがこうして合唱している姿を~
伝説の鳥と謳っていたんじゃないかしら。▼~
:[シグレ]|それなら俺たちは無事、~
伝説の鳥を見つけられたということですね。▼~
:[オフェリア]|そうね!~
先ほどの歌声…とっても素敵だったわ。▼~
うふふっ、ありがとう、シグレ。▼~
もし良かったらまた今度、~
あなたと鳥たちとの…▼~
いいえ…伝説の鳥たちの~
調べを聴かせてくれるかしら?▼~
:[シグレ]|はい。もちろんです!▼~
***支援S [#h2ca3523]
:[オフェリア]|シグレ…~
あなたってすごいよね。▼~
:[シグレ]|急にどうしたんですか、オフェリア。▼~
:[オフェリア]|この間の鳥たちとの合唱の話だよ。▼~
あんな風に鳥の歌声を操るなんて~
なかなかできないもの。▼~
私、あれから何度か聴かせてもらって~
いるけど、本当に素晴らしいと思うわ。▼~
だってあの歌を聴くと、私の闇の力が増幅されて~
私の中に偉大なる神秘の力が流れ込んでくるの。▼~
:[シグレ]|は、はぁ…▼~
:[オフェリア]|ぐわっときて、~
きらきら〜ってする感じね!▼~
ええと…要するに私の占いも~
調子がいいってことだよ。うふふっ!▼~
:[シグレ]|そうですか。それは良かったですね。▼~
俺からしてみれば、~
占いのできるオフェリアの方が…▼~
よっぽどすごいと思いますけどね。▼~
:[オフェリア]|そ、そうかな?▼~
嬉しいわ。私は選ばれし者になれるよう、~
日々努力しているから。▼~
あの自然の中に秘められている…▼~
キラキラとした輝きを~
見つけることが私の幸せなの!▼~
:[シグレ]|ふふっ。俺にはそうやってキラキラしたものを~
追い求めるオフェリアこそ輝いてみえます。▼~
俺は…そんなオフェリアに~
惹かれているんですよ。▼~
:[オフェリア]|えっ? …ええっ!?~
ひ、惹かれているって…まさか。▼~
:[シグレ]|はい。俺はオフェリアが好きです。▼~
傍で俺の歌声を聴いてくれる姿に~
いつしか安心感を覚えていたんです。▼~
なにより、俺と鳥たちの歌を伝説だと~
喜んでくれたことがとても嬉しかった…▼~
これからも俺の歌でもっともっと笑顔に~
してあげたい…幸せにしたいと思ったんです。▼~
:[オフェリア]|シグレ…▼~
:[シグレ]|もしオフェリアが嫌でなければ…~
恋人になってほしいんです。▼~
:[オフェリア]|…うふふっ、これは運命なのかしら。▼~
:[シグレ]|えっ?▼~
:[オフェリア]|私もシグレの歌が…いいえ、~
シグレ自身のことが大好きよ。▼~
その素晴らしい歌声でこれからも~
私を導いてほしい…▼~
そして、私もあなたの隣で~
一緒に支え合っていきたいと思うわ。▼~
:[シグレ]|オフェリア…では、俺の告白を~
受け入れてくれるということですか?▼~
:[オフェリア]|ええ。もちろんよ。~
シグレ、これからは恋人としてよろしくね。▼~
:[シグレ]|はい! ありがとうございます。▼~
**ソレイユ [#zf71a37e]
***支援C [#scbfffbb]
:[ソレイユ]|るぅぁぁ~♪ るぅぁぁ~♪▼~
あっ、あーあーっ…!~
ううっ…!▼~
:[シグレ]|あそこで声を張り上げているのは~
ソレイユ…?▼~
:[ソレイユ]|あっ、あーあーっ!~
るぅあぁ~、らぁんらぁぶゆ~♪▼~
ううん…上手くいかない…▼~
:[シグレ]|ソレイユ、どうしたんですか?▼~
:[ソレイユ]|へっ…?▼~
うっ、うわあああああああーーっ!!!▼~
:[シグレ]|す、すみません!~
驚かせてしまいましたか…▼~
:[ソレイユ]|シ、シグレかぁ…ビックリしたよ…~
ごめんね、大声出しちゃって。▼~
:[シグレ]|こちらこそすみませんでした。▼~
ソレイユはもしかして~
歌を歌っていたんですか?▼~
:[ソレイユ]|うぅ…実はそうなんだ。▼~
あたし、歌があんまりにも下手くそだから、~
独りで練習してたんだよ…▼~
で、でも…~
傍から見られるとちょっと恥ずかしいね…▼~
:[シグレ]|覗き見るような真似をしてしまって、~
失礼しました。▼~
でもどうして急に練習を?~
歌が上手くなりたいんですか?▼~
:[ソレイユ]|うん。やっぱり女の子たちは、~
上手な歌を聞くと喜ぶからね!▼~
ここは一発、愛を謳った歌を~
情熱的に歌って披露したいと思ってさあ…!▼~
きっと女性陣の心を打つこと~
間違いなしだから!▼~
:[シグレ]|そ、そうですか…▼~
:[ソレイユ]|あっ、そうだ。~
シグレは歌が上手いんだよね?▼~
歌が上手になるコツって知ってる?▼~
:[シグレ]|コツ…ですか。~
そうですね…▼~
お腹で呼吸をして、お腹から声を出すと~
声量が出て良いと聞きますよ。▼~
:[ソレイユ]|お…お腹から声を出す?~
それって…どうやるの!?▼~
とりあえずお腹を出した方がいい!?▼~
:[シグレ]|わーーーーーーーっ!!~
出さなくていい! いいです!!▼~
さっきのは例え話ですよ!▼~
しっかり息を吸って、お腹の底から~
声を出すように心掛ければ、▼~
良い声が出るようになるということです。▼~
:[ソレイユ]|なるほど、そういうイメージで~
練習すればいいんだね。▼~
じゃあお腹はしまっておくよ。~
下したら大変だからね。▼~
:[シグレ]|そうですね…▼~
:[ソレイユ]|ありがと、シグレ。~
さっきのコツを意識して練習を続けてみる!▼~
:[シグレ]|はい、ぜひやってみてください。▼~
***支援B [#scbfffbc]
:[ソレイユ]|シグレ、ちょっといいかな?▼~
:[シグレ]|ソレイユ、どうしましたか?▼~
:[ソレイユ]|この前お腹から声を出せば、~
声量を出せるって教えてくれたよね。▼~
声の出し方はそれでコツが~
掴めそうなんだけど、▼~
今度はリズム感がどうにもだめでさ…▼~
:[シグレ]|リズム感…~
音楽における律動というものですね。▼~
確かに前に伝えたのは、~
あくまで声の出し方ですし…▼~
リズム感を改善するには~
至らないかもしれません。▼~
:[ソレイユ]|そうなの!~
シグレ、また何かコツを教えてよ!▼~
:[シグレ]|…そうですね。▼~
自分の頭の中に、一定の時間の感覚を~
設定できるかどうかがとても大事ですね。▼~
常に等間隔であることを意識しながら~
手を叩いて、▼~
数を数えてみると良いと思います。▼~
:[ソレイユ]|数を数える?~
そんなのでリズム感が良くなるの?▼~
:[シグレ]|こればかりは何度も繰り返して、~
身体に覚えさせていくしかないですね。▼~
数を数えるのに慣れたら…▼~
次は拍手をしながら~
文字を読んでみるといいでしょう。▼~
拍手はやっぱり常に一定間隔を~
意識しながらです。▼~
それも慣れてきたら最後は~
拍手をしながら歌を歌ってみてください。▼~
:[ソレイユ]|おお…なるほど…~
段取りがちゃんとあるんだね。▼~
すごいよ。ためになるよ。▼~
:[シグレ]|い、いえ…それほどでも。▼~
:[ソレイユ]|やっぱり歌を歌おうと思うきっかけは~
アクアさんの影響なの?▼~
:[シグレ]|そうですね…▼~
母さんが歌っていたから真似をしていた~
というのももちろんありますが、▼~
どちらかというと会えない寂しさを~
歌を歌って誤魔化していた…▼~
という方が近いかもしれません。~
ははは…少し恥ずかしいですが。▼~
:[ソレイユ]|あはは、なるほどね。▼~
でもあたしもこの前シグレに~
歌を練習しているところを見られたから、▼~
恥ずかしさはおあいこってやつだよ。▼~
:[シグレ]|はは、そうでしたね。▼~
:[ソレイユ]|シグレ、ありがとう。▼~
教えてもらったように、~
リズム感の練習もしてみるよ。▼~
:[シグレ]|はい、がんばってくださいね。▼~
***支援A [#pc8c1d95]
:[ソレイユ]|るぅぁぁぁぁ~♪~
るぅ~るぅ~どぅ~~♪▼~
:[シグレ]|…………▼~
:[ソレイユ]|…ど、どうだったかな?~
シグレ。▼~
:[シグレ]|…………▼~
ええと…そうですね。▼~
正直に言いますと、~
まだそれほど上達はされていないようです…▼~
:[ソレイユ]|ガーン…▼~
そ、そうか…あはは。~
あたしもそんな気がしてたんだけどね。▼~
じゃあこの間軍内の女の子たちに~
披露したとき、どうしてあの子たち、▼~
上手だって褒めてくれたんだろう…?~
お世辞だったのかな?▼~
:[シグレ]|いいえ、きっとあなたが気持ち良さそうに~
歌い上げているのを見て、▼~
それがとても印象的に見えたんだと~
思います。▼~
今言ったように技術はまだまだですが、~
歌う姿はとても様になっていましたよ。▼~
:[ソレイユ]|そ、そうなんだ…あはは、~
でも形ばかり良くなってもねぇ。▼~
あっ、そうだ。~
あたしシグレに何度も教わったのに、▼~
結局シグレの歌って聞いたことがない~
気がする。ちょっと聞かせてよ。▼~
:[シグレ]|ええっ? と、突然ですね…▼~
:[ソレイユ]|シグレはあたしにとって~
歌の先生なんだから、▼~
そこはちゃんと手本を~
見せてくれなくちゃ困るよ!▼~
:[シグレ]|い、いや俺…別にあなたの先生になった~
つもりはないんですが…▼~
:[ソレイユ]|いいからいいから!~
減るもんじゃないでしょ!▼~
:[シグレ]|わ、わかりましたよ…▼~
コホン、では…▼~
…………▼~
♪▼~
:[ソレイユ]|わわっ…すごく上手!▼~
:[シグレ]|~♪ ~♪▼~
…………▼~
ふぅ…いかがでしたか?▼~
:[ソレイユ]|い、いやぁ…こんなに上手だったなんて~
思わなかった…▼~
本当にビックリしたよ…~
脱帽ってやつだね…!!▼~
:[シグレ]|はは…褒め過ぎですよ。▼~
:[ソレイユ]|いやいや、すごいよシグレ!▼~
ううっ…でもあたしもそれくらい~
上手に歌えるようになりたいよ!▼~
シグレ先生!~
これからもご指導お願いします!▼~
:[シグレ]|ははは、わかりましたよ。~
俺で良ければいつでも付き合いますよ。▼~
:[ソレイユ]|わーい、ありがとーっ!▼~
***支援S [#ode2b4e7]
:[シグレ]|ソレイユ、今よろしいですか?▼~
:[ソレイユ]|あっ、シグレ。うん、いいよ。▼~
どうしたの?~
今日も歌の練習に付き合ってくれるの?▼~
:[シグレ]|ええと…いや…~
今日はそうではなくて…▼~
:[ソレイユ]|ん? もしかしてヒマしてるの?~
いいよ、じゃあパーーーッと暇つぶしに…▼~
:[シグレ]|い、いえ! 違うんです…~
今日は伝えたいことがあって…▼~
あなたは以前女の子たちに好かれたいと~
言っていたので無理かもしれませんが…▼~
:[ソレイユ]|ん?▼~
:[シグレ]|…ソレイユ、~
この歌を聞いてください。▼~
…………▼~
♪▼~
:[ソレイユ]|わあ…すごい。~
相変わらず素晴らしい歌声だね…▼~
あたしもこんな風に歌えたらなあ…~
やっぱりすごいよ、シグレ…▼~
:[シグレ]|~♪ ~♪▼~
ふぅ…~
如何でしたか…?▼~
:[ソレイユ]|相変わらずすごかったよー!~
惚れ惚れしちゃう!!▼~
:[シグレ]|そうですか…▼~
あの…ソレイユ。~
今の歌、歌詞は聞いていましたか?▼~
:[ソレイユ]|歌詞??▼~
:[シグレ]|はい。思い出してみて下さい…▼~
:[ソレイユ]|む。これってもしかして~
シグレ先生からの抜き打ち問題!?▼~
むむむ…迂闊だったわ。~
声ばっかり聞いてて全然思い出せない…▼~
:[シグレ]|…そ、そうですか…~
では仕方ありません。もう一度歌を…▼~
:[ソレイユ]|あーーーーーー!▼~
:[シグレ]|ええっ!?▼~
:[ソレイユ]|思い出した! 思い出したよ!!▼~
『私はあなたが好きです。~
あなたの笑顔を自分の物にしたい』▼~
みたいな歌詞が…!~
あったよね??▼~
:[シグレ]|はい。よくできましたね。~
…それが俺の気持ちですよ。▼~
ソレイユ…~
俺は…あなたのことが好きです。▼~
:[ソレイユ]|へ?▼~
…えええええええええーーーーー!?▼~
:[シグレ]|…うう。すごい声です。~
腹式呼吸は完璧なようですね…▼~
:[ソレイユ]|シ、シグレ…~
それ、ほんとなの?▼~
:[シグレ]|はい。▼~
:[ソレイユ]|か、からかったりしてない?~
うそついてない?▼~
誰かに冗談で言ってこいよって~
言われたとか…▼~
:[シグレ]|そんなことはしません。~
俺は本気です…▼~
本気であなたが好きなんですよ。▼~
:[ソレイユ]|そうだったんだ…~
うれしい。▼~
…………▼~
あたしもね…~
…シグレが好きだよ。▼~
:[シグレ]|えっ?▼~
:[ソレイユ]|あたしも歌を教わっているうちに、~
シグレの優しい人柄に惹かれてたんだ。▼~
あなたの告白…~
受けることにするよ。▼~
:[シグレ]|ありがとうございます、ソレイユ!▼~
:[ソレイユ]|ううん、こちらこそありがとう。~
でも…うーん、なんだか悔しいな。▼~
:[シグレ]|えっ?▼~
:[ソレイユ]|こんなに素敵な告白してもらったのに、~
あたしは何も返せないよ!▼~
:[シグレ]|ははは、そんなもの要りませんよ。▼~
あなたが傍にいてくれれば、~
俺は幸せですから。▼~
**エポニーヌ [#t5c6c69a]
***支援C [#k0c4264a]
:[エポニーヌ]|はぁ…こ、怖かったわ…▼~
:[シグレ]|エ、エポニーヌ?▼~
そんなところにしゃがみこんで…~
一体どうしたんですか?▼~
:[エポニーヌ]|…ああ、シグレ。▼~
実はさっき、知らない男の人に~
声をかけられて…▼~
その人ったら突然、あたしをモデルに~
絵を描きたいって言ってきたのよ。▼~
:[シグレ]|モデル?~
…ああ、絵の題材ですか。▼~
:[エポニーヌ]|その人、絵描きだったらしいんだけど~
なんだかしつこくって!▼~
あたし、男の人と話すの苦手だから、~
そんなの無理だって逃げてきたの…▼~
:[シグレ]|なるほど…それは災難でしたね。▼~
でも、絵の題材になってほしいと~
声をかけられるなんて…▼~
普通に考えれば~
光栄なことではないですか?▼~
:[エポニーヌ]|そうなの?▼~
:[シグレ]|ええ。俺も絵を描きますから~
その絵描きの気持ちはわかります。▼~
エポニーヌは魅力的な見た目をしていますから、~
きっと描いてみたくなったんですよ。▼~
:[エポニーヌ]|ちょ、ちょっとやめてよ。~
照れるじゃない。▼~
そんなこと言われても、~
無理なものは無理なの。▼~
:[シグレ]|ははは…そうですか。~
でも、勿体ないですね。▼~
俺も話を聞いていると、~
ちょっと描いてみたい気持ちになってきました。▼~
:[エポニーヌ]|だめよ。断固お断りするわ。▼~
:[シグレ]|そうですか…エポニーヌと色々お話しをしながら~
絵を描くのも楽しいと思ったんですが…▼~
俺の部屋には色んな絵があるんですよ。~
風景画や抽象画、人物画もたくさん…▼~
:[エポニーヌ]|人物画?~
それって…男の人の絵もあるの?▼~
:[シグレ]|はい、それはもちろん。~
老若男女、揃ってますよ?▼~
:[エポニーヌ]|…………▼~
それならやるわ、モデル。▼~
:[シグレ]|ええ? 一体、今の会話のどこで~
やる気になったんです?▼~
:[エポニーヌ]|それは秘密よ。▼~
…男のモデルと二人っきりになって~
絵を描いてたシグレを空想してみたいとか…▼~
そんなことぜんぜん、思ってないわ。▼~
:[シグレ]|エポニーヌ?▼~
:[エポニーヌ]|とにかく! シグレの絵を見せてくれるなら~
モデルをやってあげてもいいわよ。▼~
:[シグレ]|本当ですか!~
俺の絵でよければ、いくらでもお見せしますよ。▼~
それではまた後日…~
よろしくお願いしますね、エポニーヌ。▼~
:[エポニーヌ]|任せておきなさい。▼~
***支援B [#k0c4264b]
:[エポニーヌ]|…………▼~
:[シグレ]|…………▼~
…エポニーヌ、表情が硬いです。~
もう少し柔らかく笑えませんか?▼~
:[エポニーヌ]|だ、だってこんなの無理よ。▼~
モデルってじっとしておくだけで~
いいんでしょ?▼~
表情まで気を遣っていられないわ。~
あぁ…ほっぺたの筋肉がもう、限界…▼~
:[シグレ]|そうは言ってもですね…▼~
そんな泣きそうな顔をされたら、~
変な状況の絵になってしまいます。▼~
:[エポニーヌ]|そ、そんなこと言われても…~
緊張してるんだからしょうがないの!▼~
:[シグレ]|はあ…これは一体、~
どうすればいいんでしょう?▼~
…あ、そうだ。それなら歌でも~
歌いましょうか?▼~
:[エポニーヌ]|歌?▼~
:[シグレ]|はい。俺、母さん譲りで~
歌には少し自信があるんです。▼~
歌を聴いて緊張がほぐれてくれると~
嬉しいんですが…▼~
ユラリ、ユルレリ…♪▼~
:[エポニーヌ]|!!~
わぁ…シグレの歌、本当に綺麗…▼~
なんだか癒されるっていうか…~
楽しい気分になってきちゃったかも。▼~
…ふふっ。▼~
:[シグレ]|…その表情、とても良いですね。▼~
:[エポニーヌ]|え? そ、そう?▼~
:[シグレ]|はい。とても自然で、素敵な笑顔でした。▼~
そんな表情をして下さるのなら、~
描いてる間じゅう、ずっと歌っていましょうか。▼~
:[エポニーヌ]|だ、大丈夫よ。~
そんなの、シグレが大変だし…▼~
あたしはさっきの歌で、~
十分リラックスできたから。▼~
ありがと、シグレ。~
あたし、がんばるわ。▼~
:[シグレ]|そうですか。こちらこそずっと~
動きを制限してしまっていてすみません。▼~
もう少しで描き終わりますから~
がんばってくださいね。▼~
:[エポニーヌ]|ええ、わかったわ。▼~
…そうよ、シグレの他の絵を見て、~
妄想するまで帰れないのよ。▼~
がんばって…がんばって、あたし…!~
うふ、うふふふふ…▼~
:[シグレ]|笑顔というより、にやけているようですが…~
泣きそうな顔よりは良い感じですね。▼~
***支援A [#k0c4264c]
:[シグレ]|エポニーヌ。この間は絵の題材を務めてくれて~
ありがとうございました。▼~
絵が完成したので、~
見てもらってもいいですか?▼~
:[エポニーヌ]|シグレ。うん、あの時は色々と~
気を遣ってくれてありがとう。▼~
おかげで何とかモデルもやりきったわ。▼~
あのあとちょっとだけ、~
ほっぺが筋肉痛にはなったけど…▼~
:[シグレ]|…エポニーヌ?▼~
:[エポニーヌ]|はっ、ごめんなさい。~
ええと、完成した絵の話よね。▼~
:[シグレ]|はい、これです。▼~
:[エポニーヌ]|わ…!~
こ、これ…本当にあたし?▼~
あたし…こんなにいいカオしてたの?~
いつも鏡で見るより、可愛いかも…▼~
:[シグレ]|あははっ、俺にはエポニーヌが~
こう見えたんです。▼~
気に入ってくれましたか?▼~
:[エポニーヌ]|ええ、とても。~
シグレって、とても絵が上手なのね。▼~
:[シグレ]|そんなに気に入ってもらえると~
俺も嬉しいです。▼~
人物画はこうやって本人に喜んでもらえるのが、~
一番描き甲斐があるのかもしれません。▼~
:[エポニーヌ]|あ、そうだわ! シグレのところには~
まだまだたくさん絵があるの?▼~
:[シグレ]|はい。この間お見せしたもの以外にも、~
少し増えましたよ。▼~
:[エポニーヌ]|ほんとに?~
良かったら、また見せてくれない?▼~
あたし、なんだかシグレの絵が~
とっても気に入っちゃったの。▼~
:[シグレ]|は、はい…ぜひ!~
絵を気に入って貰えたのは、嬉しいです。▼~
その代わりと言っては何ですが…~
またモデルをやってくれませんか?▼~
:[エポニーヌ]|もちろんよ。あたしでよければ喜んで。▼~
モデルがあんなに楽しいって、~
シグレに教えてもらっちゃったものね。▼~
:[シグレ]|良かった。あなたを見ていると、~
色々イメージが湧いてくるんです。▼~
:[エポニーヌ]|あら、奇遇ね。あたしも~
シグレの絵を見てると色々イメージが湧くの!▼~
:[シグレ]|本当ですか!~
では…次はどうしましょう。▼~
次は俺の天馬の横に立った絵とか、~
物憂げな表情の絵もいいですね…▼~
:[エポニーヌ]|新しい絵、誰を描いたのかしら…~
軍内のあの殿方かしら、それともあの方…?▼~
:[シグレ]|戦場の様子は流石に描けませんが、~
勇ましい表情の絵もいいですね…▼~
:[エポニーヌ]|戦場での様子は描けないでしょうけど…~
闘う兵の姿を写し取るシグレの空想もいいわ…▼~
:[シグレ]|次の時間が楽しみですね…▼~
:[エポニーヌ]|ええ。次の時間が楽しみだわ…▼~
***支援S [#k0c4264d]
:[シグレ]|お疲れ様でした、エポニーヌ。▼~
今日もモデルをしていただき、~
ありがとうございます。▼~
:[エポニーヌ]|いいえ。これぐらいお安い御用よ。▼~
それじゃ約束通り、~
シグレの新しい絵を見てもいいかしら?▼~
:[シグレ]|はい、もちろん。▼~
:[エポニーヌ]|どれどれ…これが新作ね。~
はぁ…やっぱりシグレの絵ってすごいわ。▼~
ただ、男の人の絵が少ないのが難点よね…~
この前より、少ないかも。▼~
というか、私の絵…多くないかしら。▼~
:[シグレ]|エポニーヌ。そのまま動かないでください。▼~
:[エポニーヌ]|え? な、なんで?~
モデルはもう終わったんじゃなかったの?▼~
:[シグレ]|ええ。ですが…~
その構図が気に入ってしまって。▼~
少しの間、スケッチさせてください。▼~
:[エポニーヌ]|わ、わかったわ…▼~
:[シグレ]|…………▼~
:[エポニーヌ]|…………▼~
ねえシグレ。そんなにあたしの絵ばっかり~
描いて楽しい?▼~
それより、もっと違う子の絵とか~
描いたほうがいいんじゃないかしら…▼~
:[シグレ]|違う子?▼~
:[エポニーヌ]|ええ。例えば男友達とか…▼~
ううん。そうじゃなくても…~
あたしと違う女の子の絵とかさあ。▼~
:[シグレ]|どうしてですか?▼~
:[エポニーヌ]|あたしの絵が随分増えたみたいに~
見えるからよ。▼~
いくらイメージが湧くって言っても…~
同じ人ばっかり描いてたら、▼~
さすがに飽きるでしょ?▼~
:[シグレ]|…いいえ、そんなことはありませんよ。~
俺は、あなたが描きたいんです。▼~
他の人を描く時間があれば、~
その時間で、ずっとあなたを描いていたい。▼~
:[エポニーヌ]|な、なにそれ。シグレってば…~
そんなにあたしのことが気に入ったの?▼~
:[シグレ]|はい。~
俺は…エポニーヌのことが好きなんです。▼~
:[エポニーヌ]|へー、そう…▼~
…ってええっ!? 今、なんて…!▼~
:[シグレ]|動かないでください。~
まだ、スケッチは終わっていません。▼~
:[エポニーヌ]|…うそつき。~
もうとっくに終わってるわよね?▼~
:[シグレ]|…………▼~
:[エポニーヌ]|あたし…ずっとシグレが絵を描くの~
見てたから…わかるわ。▼~
そう言って…返事聞くまで逃がさない気?▼~
:[シグレ]|そうかもしれませんね。▼~
俺はこうしてあなたを、~
引き留めておきたいのかもしれない。▼~
気持ちを告げてしまった以上、~
この時間が壊れることは覚悟していますから。▼~
:[エポニーヌ]|どうして?▼~
:[シグレ]|だって…あなたに思いを寄せる男に~
絵を描かれるなんて、気持ちが悪いでしょう?▼~
もう二度と…あなたがここに~
来てくれないことは、わかっています。▼~
:[エポニーヌ]|…ううん。また来るわ。▼~
あたし…これからずっと、何回でも来る。▼~
:[シグレ]|え…?▼~
:[エポニーヌ]|あたしも、シグレのことが好きだからよ…▼~
ほんとは、他の女の子なんて、~
あなたに描いてほしくない…▼~
:[シグレ]|エポニーヌ…▼~
ええ。もちろんですよ。~
これからはずっと…俺にはあなただけです。▼~
:[エポニーヌ]|ありがと、シグレ…~
あたし、とっても嬉しい…▼~
:[シグレ]|俺もですよ、エポニーヌ。~
好きだと言ってくれて、ありがとうございます…▼~
:[エポニーヌ]|どういたしまして。▼~
これからは二人でいっぱい…~
イイことしましょ?▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#x6450672]
#comment
終了行:
*シグレの支援会話 [#wafb9ac4]
#contents
**フォレオ [#x18df02c]
***支援C [#i4fd7891]
:[フォレオ]|シグレ、ごきげんよう。▼~
今日も絵を描いているんですね。▼~
:[シグレ]|そうですよ、フォレオ。▼~
:[フォレオ]|これは…油絵ですか?▼~
:[シグレ]|ええ、いつも使っている水彩とは~
ちょっと趣向を変えてみました。▼~
この油彩技法は確か~
数十年前に流行った塗り方ですね。▼~
:[フォレオ]|へえ…数十年前といえば、▼~
暗夜でも文化的な大革命が~
あった頃だと聞いています。▼~
絵画だけではなく、芸術・芸能でも~
新しいものが沢山生まれたんですよ。▼~
僕のように長い髪をこうやって~
カールさせるのも▼~
その頃生まれた~
ファッションなんです。▼~
:[シグレ]|そうなんですね。そういえば…~
その頃描かれた人物画には、▼~
フォレオのような髪型の貴婦人の絵が~
多かったかもしれません。▼~
美術と大衆文化は~
密接に関わり合っているんですね…▼~
:[フォレオ]|シグレとこんな話で盛り上がれて、~
僕嬉しくなっちゃいました。▼~
:[シグレ]|ふふっ、俺もですよ。▼~
:[フォレオ]|…あっ、そうだ。~
ちょっと面白いことを思いつきました!▼~
:[シグレ]|えっ?▼~
:[フォレオ]|シグレ、ちょっと聞いてください…~
きっとみんなビックリしますから…▼~
ゴニョゴニョ…▼~
:[シグレ]|ふむふむ…▼~
***支援B [#x991349b]
:[フォレオ]|ついに完成しましたね!~
シグレ!▼~
:[シグレ]|はい、我ながらよくできました。~
フォレオの貴婦人画…▼~
と言ってもいいんでしょうか?~
ふふふっ…▼~
:[フォレオ]|もちろんです。▼~
だってこの絵のモデルになるために、僕は~
わざわざ貴婦人の衣装を着たんですから。▼~
これを僕のことは明かさず、~
「誰を描いたものか当ててみて」と▼~
仲間たちに言ってみたとき…~
誰が正解を答えられるでしょうか…?▼~
うふふ、楽しみです。▼~
:[シグレ]|きっと誰も~
わからないんじゃないでしょうか?▼~
だって普段のフォレオとは衣装も違うし、~
どこからどう見ても女性ですよ、この絵は。▼~
:[フォレオ]|はい、僕もそう思います!▼~
:[シグレ]|それにしても、こんな大がかりな悪戯…~
生まれて初めてですね。▼~
なんだか子供の頃に戻ったみたいで、~
すごく楽しみです。▼~
:[フォレオ]|じゃあ早速今から、~
みんなに見せに行きましょう!▼~
:[シグレ]|あっ! ちょっと待ってください。~
フォレオ!▼~
あなたは物陰に隠れていないと!▼~
あなたと二人一緒に出て行って、~
「この絵は誰を描いたもの?」▼~
なんて聞いたら、~
すぐにバレちゃいますよ。▼~
:[フォレオ]|ああっ、そうでした…!~
いけない、いけない…▼~
:[シグレ]|ふぅ…では行きましょうか。▼~
フォレオは気づかれないよう、~
俺から離れてゆっくり歩いてきて下さいね。▼~
:[フォレオ]|はい、わかりました!▼~
***支援A [#x991349c]
:[フォレオ]|な、なんてことでしょう…▼~
:[シグレ]|は、はい…▼~
:[フォレオ]|まさか全員に正解されるなんて…▼~
:[シグレ]|はい…完全に予想外でした…~
まさかこんな結果で終わるなんて…▼~
:[フォレオ]|みんなに「わからない」と言わせて、~
正解を言ったときの驚く顔が見たかったのに…▼~
:[シグレ]|そ、そうですね…でもまぁ…▼~
結果的に悪い気はしなかったから、~
いいじゃないですか。▼~
:[フォレオ]|そうですね…~
シグレはみんなから、▼~
「こんなに上手にフォレオの顔を~
描いているのだから、誰でもわかる」って、▼~
言われてましたよね。それってつまり、~
絵の上手さを褒められたわけですからね。▼~
:[シグレ]|フォレオだってこう言われてましたよ。▼~
「こんな美人は軍の中において男女問わず、~
フォレオしかいない」って。▼~
それこそフォレオに対する~
最上級の賛辞じゃないですか。▼~
:[フォレオ]|うふふ…ちょっと照れちゃいます。▼~
悪戯は失敗に終わりましたが、▼~
二人ともみんなに褒められたということで、~
今回は良しとしましょう。▼~
:[シグレ]|そうですね…~
とても楽しかったです。▼~
:[フォレオ]|…シグレ。~
悪戯は失敗しちゃいましたけど、▼~
これからも美術や芸術について~
色々とお話ししてもいいですか?▼~
:[シグレ]|はい、もちろんです。~
二人で語り合いましょう。▼~
:[フォレオ]|ありがとうございます!▼~
これからもよろしくお願いしますね、~
シグレ。▼~
:[シグレ]|こちらこそ、フォレオ。▼~
**ベロア [#w60bc8fc]
***支援C [#f77e582e]
:[シグレ]|ん?~
そこにいるのは…ベロアですか?▼~
:[ベロア]|そうです…▼~
あなたに少し~
お願いがあってきました…▼~
:[シグレ]|お願い?▼~
:[ベロア]|ええ、あなたはとても絵が~
上手だと聞いて来たんです…▼~
あなたに、描いてほしいものがあるんです…▼~
:[シグレ]|いいですよ、仲間の頼みごとですから。~
俺にできることなら何でもやります。▼~
それで何を描けばいいんですか?▼~
:[ベロア]|ちょっと付いてきてくれますか…?▼~
:[シグレ]|? はい…▼~
(一時暗転)~
:[ベロア]|ここです。▼~
:[シグレ]|ここはあなたの天幕ですよね?~
入っていいんですか?▼~
:[ベロア]|ええ…▼~
:[シグレ]|では失礼して…▼~
わっ!! こ、これは…~
ゴミが散乱しています…!!▼~
落ち葉や朽ちた木屑…~
食べかすに錆󠄀びついた武具…▼~
虫や動物の死骸に…骨まで?~
な、何なんですか、これは…▼~
:[ベロア]|これはわたしの宝物です…▼~
:[シグレ]|た、宝物!?~
それはすみませんでした…!!▼~
:[ベロア]|どうして謝るの…?▼~
:[シグレ]|だ、だってこれは~
ベロアが好きで集めた物なのでしょう?▼~
人の美意識はそれぞれなのに、~
ゴミなどと称してしまってすみません…!▼~
ああ、そんな貧相な表現しかできなかった~
自分を殴りたい…▼~
仮にも絵を描く人間として~
恥ずかしいです…▼~
:[ベロア]|なにをブツブツ言っているのか~
わかりませんが…▼~
この天幕の様子を~
描いて欲しいんです。▼~
わたしの宝物は~
朽ちる直前の物ばかり…▼~
数日もすればどれも壊れたり~
腐ったりして置いておけなくなります。▼~
だから形を留めているうちに…~
絵として留めておきたいんです…▼~
:[シグレ]|な、なるほど…▼~
:[ベロア]|頼めますか?▼~
:[シグレ]|はい。~
こういう物を描いたことはありませんが…▼~
挑戦しがいはありますからね。▼~
:[ベロア]|ありがとうございます、シグレ…!▼~
:[シグレ]|しかしこれをそのまま描いてしまうと~
普通の人にはやはり味気なく見えますよね…▼~
かと言って美化して描くと、~
原型を留めなくなってしまうかも…▼~
ううっ…どうしたものか…▼~
:[ベロア]|シグレ…?▼~
:[シグレ]|え…ええと、いや…~
少し、構想を練る時間をください…▼~
:[ベロア]|ええ。もちろん…▼~
***支援B [#g47ng53a]
:[シグレ]|ベロア、いいですか?▼~
:[ベロア]|どうかしましたか…?▼~
:[シグレ]|あなたに頼まれていた絵が~
完成しました。▼~
:[ベロア]|! 私の天幕の絵ですね…~
待っていました、早く見せてください…▼~
:[シグレ]|は、はい…これです。▼~
:[ベロア]|ありがとうござ…▼~
…………▼~
えっ…?▼~
:[シグレ]|…………▼~
:[ベロア]|これは…全然違います…▼~
木の枝はこんなに活き活きとは~
していませんし、▼~
落ち葉たちはもっと朽ちた色をしていた~
はずです…▼~
虫の死骸もこの艶やかな感じだと~
まるで生きているみたいに見えます…▼~
ど、どうしてシグレは~
こんな風に描いたのですか…?~
:[シグレ]|こ、これはですね…▼~
あなたの心象風景としてあなたの心に~
映った天幕の姿というやつです。▼~
:[ベロア]|心象風景…?▼~
:[シグレ]|ええ、~
ベロアの心の中では…▼~
あの天幕がこのように~
映っているのではないかと思いまして。▼~
俺はそれを紙の上に~
映し出してみたんです…!▼~
:[ベロア]|…………▼~
なるほど…確かに美術にはそういった~
描き方もあると聞いたことがあります。▼~
シグレ…すみませんでした。▼~
せっかく描いてもらったのに~
文句を言ってしまって…▼~
:[シグレ]|い、いいえ…▼~
:[ベロア]|これ、もらってもいいですか…?▼~
:[シグレ]|も、もちろんですよ!▼~
:[ベロア]|ありがとう…ございました…▼~
:[シグレ]|…………▼~
…美化して描いたのは、~
やはり失敗だったでしょうか…▼~
***支援A [#j4p58h42]
:[シグレ]|ベロア。▼~
:[ベロア]|シグレ…▼~
…………▼~
:[シグレ]|ん? 元気がないですね。~
どうかしたのですか?▼~
:[ベロア]|いいえ、別に…▼~
:[シグレ]|そ、そうですか。▼~
:[ベロア]|それより…~
わたしに用ですか…?▼~
:[シグレ]|あ、はい。この前の絵を~
描き直してみたんです。▼~
:[ベロア]|絵を…?▼~
:[シグレ]|はい。ベロアの宝物の絵ですよ。▼~
今度は見たままを忠実に、~
そのまま描くことにしたんです。▼~
やはりこの前の絵よりは~
色味が少なくなりましたが…▼~
…どうぞ。▼~
:[ベロア]|…………▼~
これは…▼~
:[シグレ]|ええと…ベロア?~
こ、今回も、駄目でしたか?▼~
やはり忠実に描きすぎましたかね…~
殆ど黒と茶色ですし…▼~
:[ベロア]|素晴らしいです…▼~
:[シグレ]|えっ?▼~
:[ベロア]|素晴らしいです!~
最高のセンスです…!!▼~
これこそわたしの宝物の姿…!!~
ありがとうございます、シグレ…!!▼~
:[シグレ]|良かった…~
喜んでいただけて、何よりです!▼~
:[ベロア]|実は…天幕に飾っていた宝物たちは、~
もうボロボロになってしまって…▼~
このまま放置しておけないからって、~
今朝、片付けられてしまったんです…▼~
:[シグレ]|…!▼~
だから元気がなかったんですね。▼~
:[ベロア]|はい…でも、この絵があれば~
あの素晴らしい宝物たちを、▼~
いつまでもまた愛でることができます。▼~
とってもうれしい…~
最高の気分です…▼~
:[シグレ]|…そうですか。~
描き直した甲斐がありました。▼~
では、前の絵はもう要りませんね。▼~
俺が処分しておきますので、~
時間のある時に渡してくだ…▼~
:[ベロア]|い、いいえ!~
処分なんて、駄目です…!▼~
:[シグレ]|え…どうしてですか?~
だってあの絵は全然…▼~
:[ベロア]|確かに…あの絵はわたしの宝物の~
絵ではありませんでした…▼~
でも…シグレがわたしのために~
描いてくれた絵ですから…▼~
あの絵も、わたしにとっては…~
宝物のなんです…▼~
:[シグレ]|ベロア…▼~
:[ベロア]|だから…捨てないでください…~
わたしの宝物…▼~
:[シグレ]|…………▼~
はい。~
捨てたりしませんよ。▼~
…ありがとうございます。▼~
あの絵も、ベロアの宝物に~
してくださったのですね。▼~
とても嬉しいですよ。▼~
:[ベロア]|わたしこそ、とってもうれしい…~
ありがとう、シグレ…▼~
今度、わたしのとっておきの宝物を~
特別に差し上げますね…▼~
大きな毒蛇の根城を見つけたんです…~
あの抜け殻をお礼に…▼~
:[シグレ]|そ、それは…!▼~
ええと…~
…た、たのしみにお待ちしています…▼~
***支援S [#gm27215y]
:[シグレ]|ベロア。~
俺、やっとわかったんです…!▼~
:[ベロア]|え? 何がですか?▼~
:[シグレ]|ベロアが食べかすや木屑、~
死骸を宝物にする理由ですよ。▼~
あなたにはきっと、滅びゆくものに対して~
美しいと思う美的感覚があるんです…!▼~
:[ベロア]|滅びゆくものに対して…?▼~
:[シグレ]|はい。この世のものに永遠などない…~
人も草も物も大地もいつかは滅んでいく…▼~
でもだからこそ美しいと思える。▼~
終わりがあるからこそ、~
輝きを感じることができる…▼~
あなたはそれをとても敏感に感じることが~
できる人なんだと気付いたんです。▼~
:[ベロア]|ええと…~
そこまで考えてないのですが…▼~
:[シグレ]|俺も美術を志す者として~
その考え方はとても興味深いです。▼~
できればもっと話し合って、~
そしてあなたの感覚を理解していきたい…▼~
俺の…恋人になってください!▼~
:[ベロア]|…………▼~
と、唐突すぎませんか?▼~
:[シグレ]|いいえ、俺にとって~
自分独自の美を求める人というのは、▼~
とても魅力的に見えます。~
そういった人に隣で寄り添ってもらいたい…▼~
俺は昔からずっと~
そう思い描いてきたんです。▼~
だからあなたは…~
俺にとって理想の人だったんです。▼~
:[ベロア]|シグレ…▼~
わたしは正直あなたが思ってくれているほど~
大した感覚はないと思います…▼~
ああいう物を集めているのも、~
ただ好きなだけだから…▼~
で、でも…わたしの事を理解しようと~
してくれているのはよくわかります…▼~
これまでそう言ってくれた人は~
全然いなかったから…▼~
だからすごく…すごく嬉しいです。▼~
:[シグレ]|本当ですか…!?▼~
:[ベロア]|はい…わたしをあなたの恋人に~
してくれますか?▼~
:[シグレ]|も…もちろんです!▼~
:[ベロア]|でもわたしの美的感覚がわからなくなったとか、~
言ったりしないでくださいね。▼~
:[シグレ]|もちろんですよ!▼~
これから長い時間をかけて、~
二人の美意識を高めていきましょうね!▼~
:[ベロア]|うふふ…~
ええ、もちろんです。▼~
**オフェリア [#v1ea48e5]
***支援C [#ed15379e]
:[シグレ]|~♪▼~
:[オフェリア]|あら。あそこで歌っているのはシグレね。~
とっても良い歌声だわ…▼~
ん? シグレの周りに~
鳥が集まってる…▼~
もしかして、~
シグレの歌に惹かれているの?▼~
:[シグレ]|ああ、オフェリア。▼~
:[オフェリア]|…シグレ。あなた、その歌には~
何か特別な力でも秘められているの?▼~
:[シグレ]|いえ、そんなことはありませんよ。▼~
母さんと違って、~
俺の歌には何の力もありません。▼~
:[オフェリア]|でも、鳥たちがシグレの歌に~
引き寄せられているわ!▼~
これはきっとシグレ自身でも気づいていない~
秘められし力が歌によって漏れでているのよ!▼~
:[シグレ]|秘められし力…ですか?▼~
:[オフェリア]|そうよ! そういえばこの間読んだ~
魔道書に書いてあったわ。▼~
歌には特別な力が宿ることがある。~
それを用いれば伝説の鳥すら呼べると…!▼~
その鳥の歌声は聴くものを魅了し、~
幸福をもたらすと言われているわ。▼~
:[シグレ]|そ、そうですか。▼~
:[オフェリア]|…あ。ねえ、シグレ。~
一つお願いがあるんだけど。▼~
:[シグレ]|…なんだかすごく嫌な予感がしますが、~
一応聞きましょうか。▼~
:[オフェリア]|シグレの歌で伝説の鳥を呼んでほし…▼~
:[シグレ]|無理です。▼~
:[オフェリア]|ええっ!? どうして即答なの?~
しかもまだ言い終わってなかったのに!▼~
:[シグレ]|俺がそんな鳥を呼べるとは~
思えませんよ。▼~
:[オフェリア]|大丈夫よ。現に今、~
聖なる鳥たちを召喚していたじゃない。▼~
:[シグレ]|あれは普通の鳥です。▼~
:[オフェリア]|大丈夫よ。私にはわかるわ…~
シグレの歌には類まれなる力が宿っている…▼~
ただ、その真の価値に~
シグレが気づいてないだけなのよ…▼~
その美しき調べが運命に導かれれば、~
大いなる伝説の鳥を召喚することは可能なの!▼~
:[シグレ]|…………▼~
…まぁ、オフェリアが~
そこまで言うならやってみましょうか。▼~
:[オフェリア]|えっ、ホント!?▼~
:[シグレ]|はい。この近くの森に~
鳥が多く住む場所があったはずです。▼~
今度、そこで~
挑戦してみましょう。▼~
:[オフェリア]|ありがとう、シグレ!~
楽しみにしているわね!▼~
***支援B [#c09d538c]
:[シグレ]|ここがこの辺りで一番~
鳥が多く住んでいる森です。▼~
:[オフェリア]|へぇ…なかなかいい場所ね。~
いいわ…大地の力を感じるもの。▼~
これなら、シグレの歌で伝説の鳥を~
呼び出すことも可能な気がしてくるわ。▼~
:[シグレ]|あはは…~
上手くいけばいいんですが…▼~
:[オフェリア]|いい?~
伝説の鳥は謎に包まれているの。▼~
書にはただ、こう記載されているだけだったわ。~
『甘美なる歌声は心を惑わすほど』…と。▼~
:[シグレ]|そ、そうですか。~
見た目の情報は一切ないんですね…▼~
まあとりあえず、~
始めてみましょうか。▼~
…………▼~
♪▼~
:[オフェリア]|やっぱりシグレの歌は素晴らしいわね。~
早速鳥たちがやってきたわ。▼~
でも、みんな普通の鳥みたいね。~
伝説の鳥はどこかしら…?▼~
:[シグレ]|~♪▼~
:[オフェリア]|うーん…伝説の鳥、伝説の鳥…~
こんな小さい鳥じゃないはずよ…▼~
さあ出でよ…早めに出でよ、~
伝説の鳥…▼~
むむむー…▼~
:[シグレ]|…………▼~
…オフェリア。その…あなたの視線に~
鳥たちが少し怯えているみたいです。▼~
:[オフェリア]|あ、ごめんなさい!▼~
:[シグレ]|気持ちはわかりますが、~
もう少し気長に待ちましょう。▼~
:[オフェリア]|そうね…ちょっと必死すぎたかも。~
そんなにすぐ伝説の鳥が来たら驚くわよね。▼~
:[シグレ]|そうですね。きょうはこれまでにしましょうか。▼~
:[オフェリア]|次は私の呪術の力も取り入れてみる?▼~
シグレの歌の力を増幅させるように~
私のパワーストーンをシグレの身体に…▼~
:[シグレ]|そ、それはちょっと~
嫌な予感がするので遠慮したいです。▼~
:[オフェリア]|そ、そう?~
残念…▼~
アクアさんのペンダントのような~
特別な物でもあれば、▼~
それを媒介に力を発することが~
できるかとおもったのだけれど…▼~
:[シグレ]|そんな危険なことをするのは~
やめておきましょう。▼~
俺は自分の力だけで~
伝説の鳥を呼んでみせますよ。▼~
:[オフェリア]|まあ…自信満々ね、シグレ!▼~
それでこそ伝説の召喚者よ!~
次の刻が来るのを楽しみにしているわ!▼~
:[シグレ]|あはは…▼~
***支援A [#ld237f2a]
:[オフェリア]|う~ん…どうしてもダメね。▼~
:[シグレ]|そうですね。なかなかうまくいきません。▼~
:[オフェリア]|でも、シグレの歌は完璧よ。▼~
なのに伝説の鳥が~
引き寄せられないなんて…おかしいわ。▼~
:[シグレ]|この辺りにはいないのかもしれませんね。▼~
:[オフェリア]|はぁ…残念ね…▼~
:[シグレ]|ここまでして現れないとなると~
やはりいないと考えた方がいいかもしれません。▼~
伝説はその名の通り、~
伝説なんですよ。▼~
:[オフェリア]|そうね…▼~
:[シグレ]|そんなに落ち込まないでください。▼~
伝説の歌声には程遠いかもしれませんが、~
俺と鳥たちとの歌声を披露しますから。▼~
:[オフェリア]|えっ? でも、それなら~
さっき聴いたよ?▼~
:[シグレ]|ふふっ、今から歌うのは~
これまでの歌とは違うんですよ。▼~
最近、ここの鳥たちと~
ずっと一緒に歌っていたので、▼~
俺たち、合唱ができるようになったんです。▼~
:[オフェリア]|!!~
それはすごいわね!▼~
:[シグレ]|では、聴いててくださいね。▼~
…………▼~
♪▼~
:[オフェリア]|なんて綺麗な声なの。~
この渦巻くような旋律…輪唱というものね!▼~
その美しき調べに私の中の~
闇の力が昇華されていくわ…▼~
はっ!~
これは、もしかして…!?▼~
:[シグレ]|オフェリア、どうしたんですか?▼~
:[オフェリア]|魔道書にあった伝説の鳥…▼~
今の歌を詠う貴方たちの姿こそが~
そうなのかもしれないわ!▼~
:[シグレ]|えっ? ですが、そんな鳥はどこにも…▼~
:[オフェリア]|あの魔道書にはこうも書いてあったの…▼~
『偉大なる導き手にいざなわれて~
無数の小さき声が壮大な調べを奏でる』…▼~
きっと鳥たちがこうして合唱している姿を~
伝説の鳥と謳っていたんじゃないかしら。▼~
:[シグレ]|それなら俺たちは無事、~
伝説の鳥を見つけられたということですね。▼~
:[オフェリア]|そうね!~
先ほどの歌声…とっても素敵だったわ。▼~
うふふっ、ありがとう、シグレ。▼~
もし良かったらまた今度、~
あなたと鳥たちとの…▼~
いいえ…伝説の鳥たちの~
調べを聴かせてくれるかしら?▼~
:[シグレ]|はい。もちろんです!▼~
***支援S [#h2ca3523]
:[オフェリア]|シグレ…~
あなたってすごいよね。▼~
:[シグレ]|急にどうしたんですか、オフェリア。▼~
:[オフェリア]|この間の鳥たちとの合唱の話だよ。▼~
あんな風に鳥の歌声を操るなんて~
なかなかできないもの。▼~
私、あれから何度か聴かせてもらって~
いるけど、本当に素晴らしいと思うわ。▼~
だってあの歌を聴くと、私の闇の力が増幅されて~
私の中に偉大なる神秘の力が流れ込んでくるの。▼~
:[シグレ]|は、はぁ…▼~
:[オフェリア]|ぐわっときて、~
きらきら〜ってする感じね!▼~
ええと…要するに私の占いも~
調子がいいってことだよ。うふふっ!▼~
:[シグレ]|そうですか。それは良かったですね。▼~
俺からしてみれば、~
占いのできるオフェリアの方が…▼~
よっぽどすごいと思いますけどね。▼~
:[オフェリア]|そ、そうかな?▼~
嬉しいわ。私は選ばれし者になれるよう、~
日々努力しているから。▼~
あの自然の中に秘められている…▼~
キラキラとした輝きを~
見つけることが私の幸せなの!▼~
:[シグレ]|ふふっ。俺にはそうやってキラキラしたものを~
追い求めるオフェリアこそ輝いてみえます。▼~
俺は…そんなオフェリアに~
惹かれているんですよ。▼~
:[オフェリア]|えっ? …ええっ!?~
ひ、惹かれているって…まさか。▼~
:[シグレ]|はい。俺はオフェリアが好きです。▼~
傍で俺の歌声を聴いてくれる姿に~
いつしか安心感を覚えていたんです。▼~
なにより、俺と鳥たちの歌を伝説だと~
喜んでくれたことがとても嬉しかった…▼~
これからも俺の歌でもっともっと笑顔に~
してあげたい…幸せにしたいと思ったんです。▼~
:[オフェリア]|シグレ…▼~
:[シグレ]|もしオフェリアが嫌でなければ…~
恋人になってほしいんです。▼~
:[オフェリア]|…うふふっ、これは運命なのかしら。▼~
:[シグレ]|えっ?▼~
:[オフェリア]|私もシグレの歌が…いいえ、~
シグレ自身のことが大好きよ。▼~
その素晴らしい歌声でこれからも~
私を導いてほしい…▼~
そして、私もあなたの隣で~
一緒に支え合っていきたいと思うわ。▼~
:[シグレ]|オフェリア…では、俺の告白を~
受け入れてくれるということですか?▼~
:[オフェリア]|ええ。もちろんよ。~
シグレ、これからは恋人としてよろしくね。▼~
:[シグレ]|はい! ありがとうございます。▼~
**ソレイユ [#zf71a37e]
***支援C [#scbfffbb]
:[ソレイユ]|るぅぁぁ~♪ るぅぁぁ~♪▼~
あっ、あーあーっ…!~
ううっ…!▼~
:[シグレ]|あそこで声を張り上げているのは~
ソレイユ…?▼~
:[ソレイユ]|あっ、あーあーっ!~
るぅあぁ~、らぁんらぁぶゆ~♪▼~
ううん…上手くいかない…▼~
:[シグレ]|ソレイユ、どうしたんですか?▼~
:[ソレイユ]|へっ…?▼~
うっ、うわあああああああーーっ!!!▼~
:[シグレ]|す、すみません!~
驚かせてしまいましたか…▼~
:[ソレイユ]|シ、シグレかぁ…ビックリしたよ…~
ごめんね、大声出しちゃって。▼~
:[シグレ]|こちらこそすみませんでした。▼~
ソレイユはもしかして~
歌を歌っていたんですか?▼~
:[ソレイユ]|うぅ…実はそうなんだ。▼~
あたし、歌があんまりにも下手くそだから、~
独りで練習してたんだよ…▼~
で、でも…~
傍から見られるとちょっと恥ずかしいね…▼~
:[シグレ]|覗き見るような真似をしてしまって、~
失礼しました。▼~
でもどうして急に練習を?~
歌が上手くなりたいんですか?▼~
:[ソレイユ]|うん。やっぱり女の子たちは、~
上手な歌を聞くと喜ぶからね!▼~
ここは一発、愛を謳った歌を~
情熱的に歌って披露したいと思ってさあ…!▼~
きっと女性陣の心を打つこと~
間違いなしだから!▼~
:[シグレ]|そ、そうですか…▼~
:[ソレイユ]|あっ、そうだ。~
シグレは歌が上手いんだよね?▼~
歌が上手になるコツって知ってる?▼~
:[シグレ]|コツ…ですか。~
そうですね…▼~
お腹で呼吸をして、お腹から声を出すと~
声量が出て良いと聞きますよ。▼~
:[ソレイユ]|お…お腹から声を出す?~
それって…どうやるの!?▼~
とりあえずお腹を出した方がいい!?▼~
:[シグレ]|わーーーーーーーっ!!~
出さなくていい! いいです!!▼~
さっきのは例え話ですよ!▼~
しっかり息を吸って、お腹の底から~
声を出すように心掛ければ、▼~
良い声が出るようになるということです。▼~
:[ソレイユ]|なるほど、そういうイメージで~
練習すればいいんだね。▼~
じゃあお腹はしまっておくよ。~
下したら大変だからね。▼~
:[シグレ]|そうですね…▼~
:[ソレイユ]|ありがと、シグレ。~
さっきのコツを意識して練習を続けてみる!▼~
:[シグレ]|はい、ぜひやってみてください。▼~
***支援B [#scbfffbc]
:[ソレイユ]|シグレ、ちょっといいかな?▼~
:[シグレ]|ソレイユ、どうしましたか?▼~
:[ソレイユ]|この前お腹から声を出せば、~
声量を出せるって教えてくれたよね。▼~
声の出し方はそれでコツが~
掴めそうなんだけど、▼~
今度はリズム感がどうにもだめでさ…▼~
:[シグレ]|リズム感…~
音楽における律動というものですね。▼~
確かに前に伝えたのは、~
あくまで声の出し方ですし…▼~
リズム感を改善するには~
至らないかもしれません。▼~
:[ソレイユ]|そうなの!~
シグレ、また何かコツを教えてよ!▼~
:[シグレ]|…そうですね。▼~
自分の頭の中に、一定の時間の感覚を~
設定できるかどうかがとても大事ですね。▼~
常に等間隔であることを意識しながら~
手を叩いて、▼~
数を数えてみると良いと思います。▼~
:[ソレイユ]|数を数える?~
そんなのでリズム感が良くなるの?▼~
:[シグレ]|こればかりは何度も繰り返して、~
身体に覚えさせていくしかないですね。▼~
数を数えるのに慣れたら…▼~
次は拍手をしながら~
文字を読んでみるといいでしょう。▼~
拍手はやっぱり常に一定間隔を~
意識しながらです。▼~
それも慣れてきたら最後は~
拍手をしながら歌を歌ってみてください。▼~
:[ソレイユ]|おお…なるほど…~
段取りがちゃんとあるんだね。▼~
すごいよ。ためになるよ。▼~
:[シグレ]|い、いえ…それほどでも。▼~
:[ソレイユ]|やっぱり歌を歌おうと思うきっかけは~
アクアさんの影響なの?▼~
:[シグレ]|そうですね…▼~
母さんが歌っていたから真似をしていた~
というのももちろんありますが、▼~
どちらかというと会えない寂しさを~
歌を歌って誤魔化していた…▼~
という方が近いかもしれません。~
ははは…少し恥ずかしいですが。▼~
:[ソレイユ]|あはは、なるほどね。▼~
でもあたしもこの前シグレに~
歌を練習しているところを見られたから、▼~
恥ずかしさはおあいこってやつだよ。▼~
:[シグレ]|はは、そうでしたね。▼~
:[ソレイユ]|シグレ、ありがとう。▼~
教えてもらったように、~
リズム感の練習もしてみるよ。▼~
:[シグレ]|はい、がんばってくださいね。▼~
***支援A [#pc8c1d95]
:[ソレイユ]|るぅぁぁぁぁ~♪~
るぅ~るぅ~どぅ~~♪▼~
:[シグレ]|…………▼~
:[ソレイユ]|…ど、どうだったかな?~
シグレ。▼~
:[シグレ]|…………▼~
ええと…そうですね。▼~
正直に言いますと、~
まだそれほど上達はされていないようです…▼~
:[ソレイユ]|ガーン…▼~
そ、そうか…あはは。~
あたしもそんな気がしてたんだけどね。▼~
じゃあこの間軍内の女の子たちに~
披露したとき、どうしてあの子たち、▼~
上手だって褒めてくれたんだろう…?~
お世辞だったのかな?▼~
:[シグレ]|いいえ、きっとあなたが気持ち良さそうに~
歌い上げているのを見て、▼~
それがとても印象的に見えたんだと~
思います。▼~
今言ったように技術はまだまだですが、~
歌う姿はとても様になっていましたよ。▼~
:[ソレイユ]|そ、そうなんだ…あはは、~
でも形ばかり良くなってもねぇ。▼~
あっ、そうだ。~
あたしシグレに何度も教わったのに、▼~
結局シグレの歌って聞いたことがない~
気がする。ちょっと聞かせてよ。▼~
:[シグレ]|ええっ? と、突然ですね…▼~
:[ソレイユ]|シグレはあたしにとって~
歌の先生なんだから、▼~
そこはちゃんと手本を~
見せてくれなくちゃ困るよ!▼~
:[シグレ]|い、いや俺…別にあなたの先生になった~
つもりはないんですが…▼~
:[ソレイユ]|いいからいいから!~
減るもんじゃないでしょ!▼~
:[シグレ]|わ、わかりましたよ…▼~
コホン、では…▼~
…………▼~
♪▼~
:[ソレイユ]|わわっ…すごく上手!▼~
:[シグレ]|~♪ ~♪▼~
…………▼~
ふぅ…いかがでしたか?▼~
:[ソレイユ]|い、いやぁ…こんなに上手だったなんて~
思わなかった…▼~
本当にビックリしたよ…~
脱帽ってやつだね…!!▼~
:[シグレ]|はは…褒め過ぎですよ。▼~
:[ソレイユ]|いやいや、すごいよシグレ!▼~
ううっ…でもあたしもそれくらい~
上手に歌えるようになりたいよ!▼~
シグレ先生!~
これからもご指導お願いします!▼~
:[シグレ]|ははは、わかりましたよ。~
俺で良ければいつでも付き合いますよ。▼~
:[ソレイユ]|わーい、ありがとーっ!▼~
***支援S [#ode2b4e7]
:[シグレ]|ソレイユ、今よろしいですか?▼~
:[ソレイユ]|あっ、シグレ。うん、いいよ。▼~
どうしたの?~
今日も歌の練習に付き合ってくれるの?▼~
:[シグレ]|ええと…いや…~
今日はそうではなくて…▼~
:[ソレイユ]|ん? もしかしてヒマしてるの?~
いいよ、じゃあパーーーッと暇つぶしに…▼~
:[シグレ]|い、いえ! 違うんです…~
今日は伝えたいことがあって…▼~
あなたは以前女の子たちに好かれたいと~
言っていたので無理かもしれませんが…▼~
:[ソレイユ]|ん?▼~
:[シグレ]|…ソレイユ、~
この歌を聞いてください。▼~
…………▼~
♪▼~
:[ソレイユ]|わあ…すごい。~
相変わらず素晴らしい歌声だね…▼~
あたしもこんな風に歌えたらなあ…~
やっぱりすごいよ、シグレ…▼~
:[シグレ]|~♪ ~♪▼~
ふぅ…~
如何でしたか…?▼~
:[ソレイユ]|相変わらずすごかったよー!~
惚れ惚れしちゃう!!▼~
:[シグレ]|そうですか…▼~
あの…ソレイユ。~
今の歌、歌詞は聞いていましたか?▼~
:[ソレイユ]|歌詞??▼~
:[シグレ]|はい。思い出してみて下さい…▼~
:[ソレイユ]|む。これってもしかして~
シグレ先生からの抜き打ち問題!?▼~
むむむ…迂闊だったわ。~
声ばっかり聞いてて全然思い出せない…▼~
:[シグレ]|…そ、そうですか…~
では仕方ありません。もう一度歌を…▼~
:[ソレイユ]|あーーーーーー!▼~
:[シグレ]|ええっ!?▼~
:[ソレイユ]|思い出した! 思い出したよ!!▼~
『私はあなたが好きです。~
あなたの笑顔を自分の物にしたい』▼~
みたいな歌詞が…!~
あったよね??▼~
:[シグレ]|はい。よくできましたね。~
…それが俺の気持ちですよ。▼~
ソレイユ…~
俺は…あなたのことが好きです。▼~
:[ソレイユ]|へ?▼~
…えええええええええーーーーー!?▼~
:[シグレ]|…うう。すごい声です。~
腹式呼吸は完璧なようですね…▼~
:[ソレイユ]|シ、シグレ…~
それ、ほんとなの?▼~
:[シグレ]|はい。▼~
:[ソレイユ]|か、からかったりしてない?~
うそついてない?▼~
誰かに冗談で言ってこいよって~
言われたとか…▼~
:[シグレ]|そんなことはしません。~
俺は本気です…▼~
本気であなたが好きなんですよ。▼~
:[ソレイユ]|そうだったんだ…~
うれしい。▼~
…………▼~
あたしもね…~
…シグレが好きだよ。▼~
:[シグレ]|えっ?▼~
:[ソレイユ]|あたしも歌を教わっているうちに、~
シグレの優しい人柄に惹かれてたんだ。▼~
あなたの告白…~
受けることにするよ。▼~
:[シグレ]|ありがとうございます、ソレイユ!▼~
:[ソレイユ]|ううん、こちらこそありがとう。~
でも…うーん、なんだか悔しいな。▼~
:[シグレ]|えっ?▼~
:[ソレイユ]|こんなに素敵な告白してもらったのに、~
あたしは何も返せないよ!▼~
:[シグレ]|ははは、そんなもの要りませんよ。▼~
あなたが傍にいてくれれば、~
俺は幸せですから。▼~
**エポニーヌ [#t5c6c69a]
***支援C [#k0c4264a]
:[エポニーヌ]|はぁ…こ、怖かったわ…▼~
:[シグレ]|エ、エポニーヌ?▼~
そんなところにしゃがみこんで…~
一体どうしたんですか?▼~
:[エポニーヌ]|…ああ、シグレ。▼~
実はさっき、知らない男の人に~
声をかけられて…▼~
その人ったら突然、あたしをモデルに~
絵を描きたいって言ってきたのよ。▼~
:[シグレ]|モデル?~
…ああ、絵の題材ですか。▼~
:[エポニーヌ]|その人、絵描きだったらしいんだけど~
なんだかしつこくって!▼~
あたし、男の人と話すの苦手だから、~
そんなの無理だって逃げてきたの…▼~
:[シグレ]|なるほど…それは災難でしたね。▼~
でも、絵の題材になってほしいと~
声をかけられるなんて…▼~
普通に考えれば~
光栄なことではないですか?▼~
:[エポニーヌ]|そうなの?▼~
:[シグレ]|ええ。俺も絵を描きますから~
その絵描きの気持ちはわかります。▼~
エポニーヌは魅力的な見た目をしていますから、~
きっと描いてみたくなったんですよ。▼~
:[エポニーヌ]|ちょ、ちょっとやめてよ。~
照れるじゃない。▼~
そんなこと言われても、~
無理なものは無理なの。▼~
:[シグレ]|ははは…そうですか。~
でも、勿体ないですね。▼~
俺も話を聞いていると、~
ちょっと描いてみたい気持ちになってきました。▼~
:[エポニーヌ]|だめよ。断固お断りするわ。▼~
:[シグレ]|そうですか…エポニーヌと色々お話しをしながら~
絵を描くのも楽しいと思ったんですが…▼~
俺の部屋には色んな絵があるんですよ。~
風景画や抽象画、人物画もたくさん…▼~
:[エポニーヌ]|人物画?~
それって…男の人の絵もあるの?▼~
:[シグレ]|はい、それはもちろん。~
老若男女、揃ってますよ?▼~
:[エポニーヌ]|…………▼~
それならやるわ、モデル。▼~
:[シグレ]|ええ? 一体、今の会話のどこで~
やる気になったんです?▼~
:[エポニーヌ]|それは秘密よ。▼~
…男のモデルと二人っきりになって~
絵を描いてたシグレを空想してみたいとか…▼~
そんなことぜんぜん、思ってないわ。▼~
:[シグレ]|エポニーヌ?▼~
:[エポニーヌ]|とにかく! シグレの絵を見せてくれるなら~
モデルをやってあげてもいいわよ。▼~
:[シグレ]|本当ですか!~
俺の絵でよければ、いくらでもお見せしますよ。▼~
それではまた後日…~
よろしくお願いしますね、エポニーヌ。▼~
:[エポニーヌ]|任せておきなさい。▼~
***支援B [#k0c4264b]
:[エポニーヌ]|…………▼~
:[シグレ]|…………▼~
…エポニーヌ、表情が硬いです。~
もう少し柔らかく笑えませんか?▼~
:[エポニーヌ]|だ、だってこんなの無理よ。▼~
モデルってじっとしておくだけで~
いいんでしょ?▼~
表情まで気を遣っていられないわ。~
あぁ…ほっぺたの筋肉がもう、限界…▼~
:[シグレ]|そうは言ってもですね…▼~
そんな泣きそうな顔をされたら、~
変な状況の絵になってしまいます。▼~
:[エポニーヌ]|そ、そんなこと言われても…~
緊張してるんだからしょうがないの!▼~
:[シグレ]|はあ…これは一体、~
どうすればいいんでしょう?▼~
…あ、そうだ。それなら歌でも~
歌いましょうか?▼~
:[エポニーヌ]|歌?▼~
:[シグレ]|はい。俺、母さん譲りで~
歌には少し自信があるんです。▼~
歌を聴いて緊張がほぐれてくれると~
嬉しいんですが…▼~
ユラリ、ユルレリ…♪▼~
:[エポニーヌ]|!!~
わぁ…シグレの歌、本当に綺麗…▼~
なんだか癒されるっていうか…~
楽しい気分になってきちゃったかも。▼~
…ふふっ。▼~
:[シグレ]|…その表情、とても良いですね。▼~
:[エポニーヌ]|え? そ、そう?▼~
:[シグレ]|はい。とても自然で、素敵な笑顔でした。▼~
そんな表情をして下さるのなら、~
描いてる間じゅう、ずっと歌っていましょうか。▼~
:[エポニーヌ]|だ、大丈夫よ。~
そんなの、シグレが大変だし…▼~
あたしはさっきの歌で、~
十分リラックスできたから。▼~
ありがと、シグレ。~
あたし、がんばるわ。▼~
:[シグレ]|そうですか。こちらこそずっと~
動きを制限してしまっていてすみません。▼~
もう少しで描き終わりますから~
がんばってくださいね。▼~
:[エポニーヌ]|ええ、わかったわ。▼~
…そうよ、シグレの他の絵を見て、~
妄想するまで帰れないのよ。▼~
がんばって…がんばって、あたし…!~
うふ、うふふふふ…▼~
:[シグレ]|笑顔というより、にやけているようですが…~
泣きそうな顔よりは良い感じですね。▼~
***支援A [#k0c4264c]
:[シグレ]|エポニーヌ。この間は絵の題材を務めてくれて~
ありがとうございました。▼~
絵が完成したので、~
見てもらってもいいですか?▼~
:[エポニーヌ]|シグレ。うん、あの時は色々と~
気を遣ってくれてありがとう。▼~
おかげで何とかモデルもやりきったわ。▼~
あのあとちょっとだけ、~
ほっぺが筋肉痛にはなったけど…▼~
:[シグレ]|…エポニーヌ?▼~
:[エポニーヌ]|はっ、ごめんなさい。~
ええと、完成した絵の話よね。▼~
:[シグレ]|はい、これです。▼~
:[エポニーヌ]|わ…!~
こ、これ…本当にあたし?▼~
あたし…こんなにいいカオしてたの?~
いつも鏡で見るより、可愛いかも…▼~
:[シグレ]|あははっ、俺にはエポニーヌが~
こう見えたんです。▼~
気に入ってくれましたか?▼~
:[エポニーヌ]|ええ、とても。~
シグレって、とても絵が上手なのね。▼~
:[シグレ]|そんなに気に入ってもらえると~
俺も嬉しいです。▼~
人物画はこうやって本人に喜んでもらえるのが、~
一番描き甲斐があるのかもしれません。▼~
:[エポニーヌ]|あ、そうだわ! シグレのところには~
まだまだたくさん絵があるの?▼~
:[シグレ]|はい。この間お見せしたもの以外にも、~
少し増えましたよ。▼~
:[エポニーヌ]|ほんとに?~
良かったら、また見せてくれない?▼~
あたし、なんだかシグレの絵が~
とっても気に入っちゃったの。▼~
:[シグレ]|は、はい…ぜひ!~
絵を気に入って貰えたのは、嬉しいです。▼~
その代わりと言っては何ですが…~
またモデルをやってくれませんか?▼~
:[エポニーヌ]|もちろんよ。あたしでよければ喜んで。▼~
モデルがあんなに楽しいって、~
シグレに教えてもらっちゃったものね。▼~
:[シグレ]|良かった。あなたを見ていると、~
色々イメージが湧いてくるんです。▼~
:[エポニーヌ]|あら、奇遇ね。あたしも~
シグレの絵を見てると色々イメージが湧くの!▼~
:[シグレ]|本当ですか!~
では…次はどうしましょう。▼~
次は俺の天馬の横に立った絵とか、~
物憂げな表情の絵もいいですね…▼~
:[エポニーヌ]|新しい絵、誰を描いたのかしら…~
軍内のあの殿方かしら、それともあの方…?▼~
:[シグレ]|戦場の様子は流石に描けませんが、~
勇ましい表情の絵もいいですね…▼~
:[エポニーヌ]|戦場での様子は描けないでしょうけど…~
闘う兵の姿を写し取るシグレの空想もいいわ…▼~
:[シグレ]|次の時間が楽しみですね…▼~
:[エポニーヌ]|ええ。次の時間が楽しみだわ…▼~
***支援S [#k0c4264d]
:[シグレ]|お疲れ様でした、エポニーヌ。▼~
今日もモデルをしていただき、~
ありがとうございます。▼~
:[エポニーヌ]|いいえ。これぐらいお安い御用よ。▼~
それじゃ約束通り、~
シグレの新しい絵を見てもいいかしら?▼~
:[シグレ]|はい、もちろん。▼~
:[エポニーヌ]|どれどれ…これが新作ね。~
はぁ…やっぱりシグレの絵ってすごいわ。▼~
ただ、男の人の絵が少ないのが難点よね…~
この前より、少ないかも。▼~
というか、私の絵…多くないかしら。▼~
:[シグレ]|エポニーヌ。そのまま動かないでください。▼~
:[エポニーヌ]|え? な、なんで?~
モデルはもう終わったんじゃなかったの?▼~
:[シグレ]|ええ。ですが…~
その構図が気に入ってしまって。▼~
少しの間、スケッチさせてください。▼~
:[エポニーヌ]|わ、わかったわ…▼~
:[シグレ]|…………▼~
:[エポニーヌ]|…………▼~
ねえシグレ。そんなにあたしの絵ばっかり~
描いて楽しい?▼~
それより、もっと違う子の絵とか~
描いたほうがいいんじゃないかしら…▼~
:[シグレ]|違う子?▼~
:[エポニーヌ]|ええ。例えば男友達とか…▼~
ううん。そうじゃなくても…~
あたしと違う女の子の絵とかさあ。▼~
:[シグレ]|どうしてですか?▼~
:[エポニーヌ]|あたしの絵が随分増えたみたいに~
見えるからよ。▼~
いくらイメージが湧くって言っても…~
同じ人ばっかり描いてたら、▼~
さすがに飽きるでしょ?▼~
:[シグレ]|…いいえ、そんなことはありませんよ。~
俺は、あなたが描きたいんです。▼~
他の人を描く時間があれば、~
その時間で、ずっとあなたを描いていたい。▼~
:[エポニーヌ]|な、なにそれ。シグレってば…~
そんなにあたしのことが気に入ったの?▼~
:[シグレ]|はい。~
俺は…エポニーヌのことが好きなんです。▼~
:[エポニーヌ]|へー、そう…▼~
…ってええっ!? 今、なんて…!▼~
:[シグレ]|動かないでください。~
まだ、スケッチは終わっていません。▼~
:[エポニーヌ]|…うそつき。~
もうとっくに終わってるわよね?▼~
:[シグレ]|…………▼~
:[エポニーヌ]|あたし…ずっとシグレが絵を描くの~
見てたから…わかるわ。▼~
そう言って…返事聞くまで逃がさない気?▼~
:[シグレ]|そうかもしれませんね。▼~
俺はこうしてあなたを、~
引き留めておきたいのかもしれない。▼~
気持ちを告げてしまった以上、~
この時間が壊れることは覚悟していますから。▼~
:[エポニーヌ]|どうして?▼~
:[シグレ]|だって…あなたに思いを寄せる男に~
絵を描かれるなんて、気持ちが悪いでしょう?▼~
もう二度と…あなたがここに~
来てくれないことは、わかっています。▼~
:[エポニーヌ]|…ううん。また来るわ。▼~
あたし…これからずっと、何回でも来る。▼~
:[シグレ]|え…?▼~
:[エポニーヌ]|あたしも、シグレのことが好きだからよ…▼~
ほんとは、他の女の子なんて、~
あなたに描いてほしくない…▼~
:[シグレ]|エポニーヌ…▼~
ええ。もちろんですよ。~
これからはずっと…俺にはあなただけです。▼~
:[エポニーヌ]|ありがと、シグレ…~
あたし、とっても嬉しい…▼~
:[シグレ]|俺もですよ、エポニーヌ。~
好きだと言ってくれて、ありがとうございます…▼~
:[エポニーヌ]|どういたしまして。▼~
これからは二人でいっぱい…~
イイことしましょ?▼~
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