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会話集/支援会話/サイラス
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*サイラスの支援会話 [#t791f22d]
#contents
**リンカ [#ba7c3838]
***支援C [#dcc54c4e]
:[サイラス]|リンカ。一人で何をしてるんだ?~
ほら、みんなのところに行こう。▼~
:[リンカ]|いや、いい。▼~
あたしはお前たちの闘いに参加するだけ。~
それ以外は深くは関わらない。▼~
それが部族の掟だ。▼~
:[サイラス]|…………▼~
そうか。~
なら闘いだ。▼~
:[リンカ]|?▼~
:[サイラス]|鬼ごっこという名の闘いをしよう。~
だからちゃんと参加してくれよ。▼~
:[リンカ]|鬼ごっことは何だ?▼~
:[サイラス]|暗夜に伝わる~
神聖な闘いの儀式だ。▼~
:[リンカ]|ほう。~
どうやって闘う?▼~
:[サイラス]|簡単だ。~
例えば俺が鬼だとする。▼~
鬼の俺がお前を追いかける。~
そしてこうやって体に触ればお前の負けだ。▼~
:[リンカ]|な、な、何をする!?~
なれなれしく触るなっ!▼~
:[サイラス]|今度はお前が鬼だ。~
鬼として俺を追いかける番だ。▼~
:[リンカ]|ゆ、許さないぞ…▼~
:[サイラス]|そうか。~
だったら俺を捕まえてみな!▼~
逃げろっ!▼~
:[リンカ]|くぅぅぅぅぅぅぅぅっ!▼~
待てーーーーーっ!!▼~
***支援B [#zc2542a2]
:[リンカ]|サイラス。▼~
:[サイラス]|お、リンカ。あの日は~
俺を捕まえられなかったな。▼~
:[リンカ]|逃げ足の速い奴だ…▼~
:[サイラス]|あはは。別に俺は~
逃げ回っていたわけじゃないぞ。▼~
:[リンカ]|何?▼~
:[サイラス]|俺はあのあと、隊の人混みに紛れた。~
そこで器用に隠れ続けていただけだ。▼~
:[リンカ]|か、隠れていただと!?▼~
この卑怯者めっ!!▼~
:[サイラス]|卑怯なんて言うなよ。~
隠れちゃいけないルールはないだろ。▼~
:[リンカ]|くっ…~
そういうものなのか…▼~
…よし、もう一度だ。▼~
:[サイラス]|?▼~
:[リンカ]|もう一度やるぞ。▼~
:[サイラス]|本気か?▼~
:[リンカ]|本気だ。~
あたしは負けるのが大嫌いなんだ。▼~
勝つまでやるぞ。▼~
:[サイラス]|…わかったよ。▼~
鬼はどうする?▼~
:[リンカ]|あたしだ。~
意地でもお前を捕まえてみせる。▼~
:[サイラス]|す、すごいやる気だな。▼~
じゃあ数え始めてくれ。~
二十数えたら追いかけてきていいぞ。▼~
:[リンカ]|わかった。~
二十だな。▼~
一…二…▼~
三…四…▼~
:[サイラス]|…とりあえず、~
俺はまた隊の中に隠れるからな。▼~
:[リンカ]|くっ…~
そんな情報はいらない!▼~
さっさと逃げろ!▼~
五…六…▼~
***支援A [#o9442b92]
:[サイラス]|リンカ。こないだは俺の完敗だ。~
見事だったよ。▼~
:[リンカ]|そうだ。~
鬼ごっこはあたしの勝ちだ。▼~
:[サイラス]|なあ、リンカ。▼~
孤高の炎の部族の掟で、~
お前は俺たちとの交流を禁じられてるだろ。▼~
:[リンカ]|ああ。そうだ。▼~
:[サイラス]|でも、そんな掟に縛られてたんじゃ~
生きてておもしろくないだろ?▼~
お前もたくさんの仲間たちと~
交流した方が良い…そう思ったんだ。▼~
:[リンカ]|? 何の話だ?▼~
:[サイラス]|お前はどうやって俺を探した?▼~
:[リンカ]|…それは、隊の連中に話しかけて、~
お前が逃げていった場所を教えてもらって…▼~
みんなと一緒に探してもらって…▼~
…………▼~
あっ…▼~
もしかして、あたしがたくさんの奴らに~
話しかけるように仕向けたのか…▼~
:[サイラス]|悪かったな。お前は負けん気が強いから、~
やってくれると思ったんだ。▼~
:[リンカ]|なんて奴だ…▼~
:[サイラス]|でも、悪くなかっただろ?▼~
:[リンカ]|ああ…▼~
探している最中に、いろんな奴らと~
いろんな話をした…▼~
嫌だと思っていた連中も、~
実際に話しかけてみるといい奴だったりした。▼~
…今度、ご飯を食べにいこうよとか~
おいしいお菓子があるのとか…▼~
遊びに誘ってくる奴もいた…▼~
:[サイラス]|よかったじゃないか。~
もちろんみんなの誘いには乗るんだろ?▼~
:[リンカ]|…………▼~
わからない…~
会話するくらいならいいと思うのだが…▼~
…だが、あまりに親しくしすぎるのは~
掟に反してしまうかも…▼~
:[サイラス]|ま、そこは俺にはわからない領域だ。~
でも困ったら相談に乗るからな。▼~
それじゃ。▼~
:[リンカ]|…ありがとう、サイラス。▼~
おかげで正直…~
ちょっと楽しかったぞ…▼~
***支援S [#u3e3498d]
:[サイラス]|リンカ、その後はどうだ?~
みんなと遊びにいったりしたのか?▼~
:[リンカ]|いや…▼~
:[サイラス]|そうか。~
まあ、掟のこともあるしな。▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[サイラス]|でも、部族以外の人にも~
良いところがあるってこと…▼~
リンカが少しでも知ってくれて、~
俺は嬉しいよ。▼~
…おかげで覚悟ができた。~
やっと申し込める。▼~
:[リンカ]|申し込める?▼~
:[サイラス]|リンカ、俺と結婚してくれ。▼~
:[リンカ]|えっ?▼~
:[サイラス]|これは結婚指輪…~
結婚を申し込むときに用意するものだ。▼~
受け取ってもらえるとうれしい…▼~
まあ、隊のみんなに対する偏見はなくなっても、~
俺のことは好きじゃないかもしれないが…▼~
そうならそうとはっきり言ってくれ。▼~
:[リンカ]|…………▼~
…いや、受け取る。~
これで結婚は成立か?▼~
:[サイラス]|…えっ?~
本当にいいのか?▼~
:[リンカ]|いいどころか、~
あたしはイライラしていたんだ。▼~
:[サイラス]|?▼~
:[リンカ]|他の奴らは遊びに誘ってくれても、~
お前からは誘いがなかったからだ。▼~
鬼ごっこ以外に、お前がいつ声をかけて~
くれるのか、ずっと待っていたのだ。▼~
あたしだって、お前のことを…▼~
最初は変な奴だと思っていたが、~
そのうちに少しずつ…▼~
:[サイラス]|そうだったのか…▼~
:[リンカ]|…そんな気持ちでいたから、~
だから…今とてもうれしいのだ…▼~
:[サイラス]|俺もだ…~
最高の気分だよ…▼~
:[リンカ]|…よし、サイラス。~
族長のところに行くぞ。▼~
部族以外の者との婚姻は許されるのか、~
あたしにはわからない…▼~
それでも許してもらいにいく。▼~
族長はあたしの父…とても厳格な人だ。~
よくない返事が待っているかもしれない。▼~
:[サイラス]|かもな。でもどんな返事が待っていようと~
俺はくじけないぞ。▼~
粘って粘って、認めてもらうつもりだ!▼~
:[リンカ]|…よかった。▼~
族長はお前の覚悟を~
試そうとするかもしれない。▼~
最悪、軽い火あぶりくらいなら~
あるかもしれないから、覚悟しておけよ。▼~
:[サイラス]|!?▼~
ひ、火あぶり…~
軽いって…どの程度だよ…▼~
い、いや…~
そんなの関係ない。▼~
…お前と一緒なら火の中、水の中…~
なんだって乗り越えてやるさ!▼~
:[リンカ]|サイラス…▼~
**サクラ [#m157d812]
***支援C [#p06e993d]
:[サクラ]|…………▼~
:[サイラス]|サクラ王女…~
どうしたんですか?▼~
:[サクラ]|あ、あの…▼~
:[サイラス]|? どうしました?▼~
:[サクラ]|そ、その…▼~
:[サイラス]|??▼~
サクラ王女…~
大丈夫ですか?▼~
:[サクラ]|は、はい…すみません。▼~
あ、あの…大変失礼なことを~
お尋ねするのですが、その…▼~
:[サイラス]|なんでしょうか?▼~
:[サクラ]|ご、ご気分を害してしまったら~
大変申し訳ないのですが…▼~
つまり、その…~
大変申し上げづらいのですが…▼~
:[サイラス]|?▼~
:[サクラ]|…………▼~
や、やっぱり失礼します。~
す、すみません…!!▼~
:[サイラス]|行ってしまった…▼~
どうされたんだろう。~
大丈夫かな…▼~
***支援B [#hacb0f32]
:[サクラ]|サ、サイラスさん…▼~
:[サイラス]|サクラ王女、大丈夫ですか?~
この間は心配したんですよ。▼~
:[サクラ]|は、はい。~
私は大丈夫です…▼~
:[サイラス]|で、この間は~
何を言おうとしたんですか?▼~
:[サクラ]|その…具合は大丈夫ですか?~
とお聞きしたくて…▼~
:[サイラス]|俺の具合ですか?~
俺ならなんともないですよ?▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[サイラス]|なんですか。その疑いの目は…▼~
:[サクラ]|ちょっと…~
触ってみてもいいですか?▼~
:[サイラス]|あ、はぁ…別に…▼~
:[サクラ]|…で、では、失礼します…▼~
:[サイラス]|…………▼~
俺のどこが~
具合が悪いと思うんですか?▼~
:[サクラ]|あ、頭です…▼~
:[サイラス]|頭?▼~
!!~
も、もしかしてこの髪型のことですか?▼~
これはくせ毛なだけで、~
決して悪い病気などでは…▼~
:[サクラ]|ち、違います!▼~
確かにものすごいくせ毛ですが、~
私が気にしているのはそこではありません…▼~
:[サイラス]|否定はしないんですね…▼~
:[サクラ]|…おかしいですね。~
お怪我はされていないみたいです…▼~
何かの病気でもなさそうです…▼~
:[サイラス]|あの…説明していただけますか?~
本当によくわからないので…▼~
:[サクラ]|…あ!~
わ、わかりました。▼~
これは…もしかしたら…~
呪いかもしれません…▼~
:[サイラス]|えっ!? 呪い!?▼~
:[サクラ]|あなたは…頭に呪いを~
かけられてしまっているのでしょう…▼~
急がないと…~
し、失礼しますっ!▼~
:[サイラス]|頭に呪い?~
どういうことだ…▼~
***支援A [#j2c248c1]
:[サクラ]|サイラスさん!~
と、取ってきましたっ!▼~
:[サイラス]|サクラ王女…どうしたんですか…~
服に落ち葉やらついていますが…▼~
:[サクラ]|そ、そんなことはいいんです…▼~
呪いに効くという薬草を取ってきたので…~
さっそく横になってくださいっ!▼~
:[サイラス]|いや、ちょっと待ってください。▼~
いったいどういうことなんです?~
まずは説明していただいてもいいですか?▼~
:[サクラ]|わ、わかりました…~
ではお話しします…▼~
私、ずっと気になっていたのです…▼~
サイラスさんが~
ご病気なんじゃないかって…▼~
:[サクラ]|え、俺が病気ですか?~
いったいどうして…▼~
:[サクラ]|あなたはカムイ兄様((姉様))の…~
親友だというお話でした。▼~
:[サイラス]|ええ。確かに。▼~
:[サクラ]|で、でもカムイ兄様((姉様))は~
知らないという顔でしたよね…▼~
それで思ったのです。~
あなたはどこか具合が悪いのかも…▼~
:[サイラス]|は、はあ?▼~
:[サクラ]|でも、お体には何も悪いところはないです。~
となると、考えられるのは…▼~
も、もう呪いしかないのです!▼~
:[サイラス]|いやいやいや!~
待ってください!▼~
俺は本当にカムイの親友ですよ…~
病気も呪いも関係ありません。▼~
あのとき確かにカムイは~
俺のことを覚えてませんでしたけど、▼~
でも、あとでわかってくれましたよね。▼~
:[サクラ]|は、はい。▼~
で、でもあれは…~
カムイ兄様((姉様))の優しさです。▼~
あ、あなたの異変に何かを察して~
話を合わせてくれたんだと思うのです…▼~
:[サイラス]|いやいやいや、違うんですよ!~
俺は本当にカムイの親友なんです。▼~
でも、かなり幼いころの話で…~
それ以来、会っていなかったので…▼~
だからカムイは俺の顔を思い出すのに~
時間がかかったんですよ。▼~
:[サクラ]|…え?▼~
:[サイラス]|直接カムイに聞いてみてください。~
暗夜の連中にも聞いてもらっていいです。▼~
:[サクラ]|…………▼~
そ、そういうことなんですか!?~
す、すみませんでした…▼~
:[サイラス]|いや、いいんですよ。~
かなりびっくりしましたけど…▼~
ところでその…▼~
俺のためにわざわざ山奥まで~
行ってくださったんですか?▼~
:[サクラ]|はい…▼~
あ、あなたが心配で…~
放っておけなかったので…▼~
いろいろ…ごめんなさい…~
これからは…気をつけます…▼~
:[サイラス]|とんでもないです。逆に恐縮です。~
そして、誤解が解けてよかったですよ。▼~
***支援S [#ub808412]
:[サクラ]|サイラスさん。~
お呼びでしょうか?▼~
:[サイラス]|…………▼~
:[サクラ]|サ、サイラスさん!?~
具合が悪いんですか?▼~
:[サイラス]|そうなんです…苦しくて…~
今度こそ呪いのようです…▼~
:[サクラ]|ほ、ほんとですか!?~
ではあのとき取ってきた薬草を!▼~
:[サイラス]|いえ、薬草では治せそうもないんです…▼~
:[サクラ]|そんな…▼~
:[サイラス]|でも…~
一つだけ治す方法を知っています…▼~
:[サクラ]|えっ!?~
どうすればいいんですか!?▼~
私にできることならお手伝いします!▼~
:[サイラス]|あなたがこの結婚指輪を受け取ってくれれば…~
そうすれば…治るような気がします…▼~
:[サクラ]|…………▼~
え、え、えっ?▼~
:[サイラス]|俺が苦しいのは…▼~
サクラ王女…~
あなたに恋をしてしまったからなんです…▼~
あなたのことを考えると胸が苦しくて…▼~
:[サクラ]|で、では…呪いというのは…▼~
:[サイラス]|はい…~
この、恋の苦しみのことです…▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[サイラス]|…すみません。▼~
下手な芝居は止めて、~
まじめにお話ししましょう。▼~
サクラ王女、俺と結婚してください。▼~
暗夜王国と白夜王国…~
禁断の恋であることは重々承知です…▼~
でも、それを乗り越えてでも成就させたい。~
そう思って指輪を用意しました。▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[サイラス]|やはり…ダメでしょうか…▼~
:[サクラ]|い、いいえ。~
ダメなんてことはありません。▼~
ただ、恥ずかしくて…~
うまくお返事できないだけで…▼~
私としては…と、とても嬉しいです…▼~
:[サイラス]|ほ、本当ですか…!?▼~
:[サクラ]|出身の違いに関しては…~
私にはよくわかりません…▼~
でも…わ、私なんかでよければ…~
ぜひお受けしたいと思います。▼~
:[サイラス]|ありがとうございます…▼~
あなたの言葉が薬となり…~
俺の胸の苦しみを和らげてくれました。▼~
:[サクラ]|よかったです…▼~
:[サイラス]|そして今は、苦しみに代わって…~
喜びが胸の中に満ちていっています。▼~
絶対に幸せにしますからね。~
サクラ王女!▼~
**カザハナ [#mb2d6512]
***支援C [#j1dd4cc2]
:[サイラス]|カザハナ。~
ちょっと言いたいことがあるんだ。▼~
:[カザハナ]|言いたいこと?▼~
:[サイラス]|こんなこと、あまり言いたくはないんだが…~
さっきの戦いはなんだ?~
:[カザハナ]|え?▼~
:[サイラス]|お前は白夜でも指折りの侍と聞いた。~
腕前を見ることを楽しみにしていたのだが…▼~
実際に目の当たりにした俺の感想は、~
…正直ガッカリだ。▼~
:[カザハナ]|はぁ!?~
いきなり何よ…!?▼~
:[サイラス]|敵への一撃が軽い。~
相手の攻撃を読みきれていない。▼~
見ていて危なっかしい上に、~
戦いに対する気持ちが、まったく感じられない。▼~
:[カザハナ]|そ、それは…たまたま調子が~
悪かっただけよ。▼~
いつもはもっと戦えるんだから。▼~
:[サイラス]|そもそもカザハナは、~
なんのために戦っているんだ。▼~
:[カザハナ]|なんのためって…決まってるわ。~
主君であり親友であるサクラのためよ。▼~
:[カザハナ]|じゃあ、お前のサクラ王女への思いは~
その程度だということか?▼~
:[カザハナ]|なにーっ!?▼~
…許せないわ。~
あたしのことを貶すのは目をつむるとしても…▼~
サクラに対する思いを~
貶されるのは許せない!▼~
:[サイラス]|悔しかったらもっと本気を出して、~
指折りの侍らしい戦いを見せてくれ。▼~
:[カザハナ]|くぅぅぅぅぅーっ!!▼~
***支援B [#kdc0de7a]
:[カザハナ]|サイラス。~
この間の戦いはなに?▼~
:[サイラス]|なんだと?▼~
:[カザハナ]|あなたの戦いっぷりを~
見せてもらったけど…▼~
あたしに偉そうに意見できるものは~
何一つ感じられなかったわ!▼~
:[サイラス]|それは、~
この間の仕返しのつもりなのか?▼~
:[カザハナ]|ふん。~
あなたにも同じ質問を返してあげる。▼~
そもそもあなたは何のために戦っているの?▼~
:[サイラス]|…答えは簡単だ。▼~
俺は幼なじみの親友…~
カムイのために戦っている。▼~
:[カザハナ]|親友のため?~
なんだ、あたしと一緒じゃない。▼~
:[サイラス]|一緒にしないでくれ。▼~
親友のために戦う…言葉にすれば同じだが、~
俺とお前では思いの強さが違う。▼~
:[カザハナ]|なにーっ!?▼~
あなたがどれだけカムイ様を~
思ってるか知らないけど…▼~
あたしのサクラに対する思いだって~
ものすごいんだから!▼~
:[サイラス]|へえ?~
聞こうじゃないか。▼~
:[カザハナ]|いいわよ!~
あたしとサクラは…▼~
…………▼~
:[サイラス]|どうしたんだ?▼~
:[カザハナ]|やめた。▼~
あたしとサクラの絆を言葉にすれば~
安っぽくなるだけだから。▼~
:[サイラス]|…………▼~
なるほど。~
それは一理あるな。▼~
俺とカムイの関係も、~
言葉にすれば安くなる。▼~
:[カザハナ]|でも、それじゃお互いに~
思いを証明できないわね。▼~
:[サイラス]|確かにそうだな。▼~
:[カザハナ]|…じゃあこうしない?~
思いの強さは模擬戦で決めるの。▼~
:[サイラス]|親友に対する思いを武器に乗せるというわけか。~
いいだろう。▼~
目にもの見せてやる。~
行くぞ!▼~
:[カザハナ]|どっからでもかかってきなさい!▼~
***支援A [#o3d3ac72]
:[カザハナ]|サイラス…この間は引き分けだったわね。~
今日こそ決着をつけない?▼~
:[サイラス]|ああ。~
俺も同じことを言おうと思っていたんだ。▼~
:[カザハナ]|よっぽど自信があるのね。~
でもそれはあたしも同じ。▼~
いくわよ!ええい!▼~
:[サイラス]|くっ…▼~
まだまだ!~
はあ!▼~
:[カザハナ]|ううっ…!▼~
はぁ…はぁ…~
今日は…あたしの勝ちよね。~
:[サイラス]|いや、どこをどう見ても俺の勝ちだ。▼~
:[カザハナ]|あたしの勝ちよ!~
あたしの思いの方が強かったわ!▼~
:[サイラス]|はぁ…▼~
簡単に倒してやろうと思ったのに…~
この短期間に腕を上げたな。▼~
:[カザハナ]|あなたもよ。▼~
あたしがここまで苦戦するなんて~
暗夜も捨てたもんじゃないね。▼~
:[サイラス]|それはこっちのセリフだ。~
俺も白夜を見直した。▼~
:[カザハナ]|…でも、笑っちゃうね。▼~
:[サイラス]|何がだ。▼~
:[カザハナ]|親友のことで張り合っているうちに、~
互いの腕をあげちゃうなんて。▼~
:[サイラス]|確かにな。▼~
:[カザハナ]|それだけじゃないわ。▼~
最近、あなたと張り合えない日は~
すごく退屈に思えるんだ…▼~
:[サイラス]|実は俺もだ。▼~
:[カザハナ]|えっ、そうなの?▼~
:[サイラス]|最初のころはあんなに~
いがみ合っていたのにな。▼~
親友のことで張り合っているうちに、~
親友みたいになってしまった…▼~
まるで笑い話だ。▼~
:[カザハナ]|ほんとだね。▼~
じゃあ、もう張り合うのやめる?~
せっかくの友情が壊れるのは嫌だし…▼~
:[サイラス]|…いや、だからこそ張り合いたい。▼~
張り合う程度で壊れる友情なんて、~
友情じゃないからな。▼~
:[カザハナ]|ふふふ。~
いいこと言うじゃない。▼~
それじゃ、立って。~
二回戦の始まりだよ。▼~
あたしのサクラへの思い…~
その体に叩き込んでやるんだから!▼~
:[サイラス]|俺のカムイに対する~
思いを味わわせてやる!▼~
***支援S [#e3014de1]
:[サイラス]|カザハナ、よく来てくれた。▼~
:[カザハナ]|あいさつなんて要らないよ。~
さあ武器を取って、始めましょう!▼~
:[サイラス]|いや、武器はしまってくれ。~
今日は別の要件で呼んだんだ。▼~
:[カザハナ]|えー?~
別の要件ってなに何よー?▼~
せっかく楽しみにしてきたのにー!▼~
:[サイラス]|実は…これを受け取ってもらいたくてな。▼~
…結婚指輪だ。▼~
:[カザハナ]|はいはい、これを受け取ればいいのね。~
ありがとう。▼~
さあ始めるよ!~
武器をとって!▼~
…………▼~
って、ちょ…~
ちょっと待って!▼~
今あなた…結婚指輪って言った?▼~
:[サイラス]|ああ、そうだ。▼~
:[カザハナ]|ええええーっ!?▼~
:[サイラス]|お前のことが好きで好きでたまらないんだ。~
結婚してほしい。▼~
:[カザハナ]|…………▼~
わ、わかったわ。~
ありがとう。▼~
:[サイラス]|そ、即断だな…▼~
:[カザハナ]|だって、あたしも~
あなたのことが好きだったから…▼~
:[サイラス]|えっ、そうだったのか?~
いつから?▼~
:[カザハナ]|いつからって…~
はっきりとはわからないけど…▼~
あなたと張り合ってるうちに…~
いつのまにか…▼~
:[サイラス]|そうか…▼~
でもきっと、俺の方が先だろうな。▼~
:[カザハナ]|えっ?▼~
:[サイラス]|俺の方が先に~
おまえのことを好きになっているはずだ。▼~
:[カザハナ]|こ、根拠はなによ?▼~
:[サイラス]|根拠なんてない。~
が、きっとそうに違いない。▼~
:[カザハナ]|そ、そんなのずるい!~
じゃあ、あたしのほうが先だよ!▼~
:[サイラス]|いいや。~
ここは譲るわけにはいかない。▼~
:[カザハナ]|じゃ、じゃあ…~
あたしのほうがあなたのことを好き!▼~
:[サイラス]|なんだと!?~
そんなの俺のほうが好きに決まっている!▼~
:[カザハナ]|いいえ、あたし!▼~
:[サイラス]|また張り合うつもりか!?▼~
:[カザハナ]|そうよ!~
あたしだって、これは譲らないわ!▼~
:[サイラス]|いいだろう…~
じゃあ、また武器をとるか?▼~
どっちが相手のことを好きか…~
その思いを武器に乗せるんだ…▼~
:[カザハナ]|いいわね…望むところよ!▼~
**オロチ [#ga67d824]
***支援C [#ffbf9616]
:[オロチ]|そなたはサイラス…じゃったかのう。▼~
わらわは白夜王国のお抱えの呪い師、オロチ。~
まじないを行い、全てを見通す者じゃ。▼~
:[サイラス]|…ほう。占い師みたいなものか。▼~
俺はサイラス。~
暗夜王国の騎士だ。▼~
わざわざ声をかけに来てくれたってことは…~
俺に何か用か?▼~
:[オロチ]|ああ。そなたは暗夜王国の戦士にして~
カムイ様の親友と聞いた。▼~
そして相当の剣の使い手ともな。▼~
…じゃが、そんなそなたに~
伝えておきたいことがあるのじゃ。▼~
:[サイラス]|なんだ?▼~
:[オロチ]|…次の出撃じゃが…~
少し気をつけたほうがいいかもしれんぞ。▼~
:[サイラス]|き、気をつける?~
どういうことだ。▼~
:[オロチ]|出撃のときに気をつけることと言えば、~
一つしかなかろう。▼~
:[サイラス]|…………▼~
ふふっ…▼~
俺の未来がまじないで~
明かされたっていうのか?▼~
そんな話、信じられるわけないだろう。▼~
:[オロチ]|…そうか。▼~
まあ、どうするかはそなたの自由。~
好きにするがよい。▼~
***支援B [#ae942769]
:[サイラス]|オロチ、ほら見ろ。~
俺のこの健康そのものの姿を。▼~
:[オロチ]|…………▼~
:[サイラス]|お前は次の出撃では気をつけろと言った。~
けど、なんともないじゃないか。▼~
まじないで全てを見通すとか言っていたが、~
インチキだったようだな。▼~
:[オロチ]|おやおや。なんという口じゃ。~
礼ならともかく文句とはのうぅ…▼~
:[サイラス]|べ、別に文句は言ってないぞ。~
ただ、まじないは外れたってことを…▼~
:[オロチ]|…仕方ない。~
説明してやろう。▼~
今、そなたが無事にここに立っているのは~
わらわの言葉を聞いたおかげ。▼~
わらわの忠告通りに気をつけたからじゃ。~
もし聞いていなければ、そなたは…▼~
:[サイラス]|そ、そんな。まじないが外れたからって。~
言い訳をするのか?▼~
俺は信じない…~
だまされたりしないぞ。▼~
:[オロチ]|それは残念じゃ…▼~
妙な胸騒ぎがするので、~
今日も運命を見てやろうと思ったのにのう…▼~
:[サイラス]|胸騒ぎ?▼~
:[オロチ]|そなたによくないことが起こりそうな予感がする。~
わらわの予感はなかなか当たるのじゃよ。▼~
:[サイラス]|ええっ!?▼~
:[オロチ]|気になるなら薬草を取ってくるがいい。~
まじないには薬草が必要だからのう。▼~
前回は初回じゃからタダで見てやったが、~
今度からは見返りが必要じゃ。▼~
:[サイラス]|あ…!▼~
ははーん…なるほどな。~
読めたぞ。▼~
:[オロチ]|何がじゃ。▼~
:[サイラス]|さてはそうやって人の不安をあおって、~
見返りに何かを要求する気だな?▼~
仲間にこんなこと言いたくないけどさ…▼~
まさかオロチは…~
詐欺師の類なのか?▼~
:[オロチ]|なんとまぁ…~
さすがひねくれた暗夜の者じゃ。▼~
そんなひどいことを言われたのは~
初めてじゃよ。傷つくのう…▼~
:[サイラス]|す、すまない…▼~
でも勝手に妙なまじないをして、~
次は薬草を取ってこいだなんて…▼~
俺だって困ってしまうだろ?▼~
とにかく…俺はオロチの言う、~
良くない予感なんて信じないからな。▼~
:[オロチ]|そうか…▼~
***支援A [#z9371805]
:[サイラス]|オロチ…本当にごめん!▼~
:[オロチ]|…いいんじゃよ。▼~
:[サイラス]|俺は戦いが済んだと思って気を抜いていた…~
まさか背後から敵の生き残りに襲われるとは…▼~
そんな俺をかばって…~
オロチが傷を負ってしまうなんて…!▼~
:[オロチ]|だから言ったのじゃよ。~
胸騒ぎがすると。▼~
あの後、わらわはそなたのことが心配になり、~
自ら山に入って薬草を取ってきたのじゃ。▼~
そなたのことを占ってみると、~
思った通り、嫌な未来が見えた。▼~
そなたが敵にふいを突かれて、~
背中を斬り裂かれる未来がな…▼~
:[サイラス]|それなのにバカな俺は、~
お前のことを詐欺師呼ばわりして…▼~
ちゃんと聞いておくべきだったんだ…▼~
:[オロチ]|そんなことを言っていいのか?~
わらわは本当に詐欺師かも知れんぞ。▼~
:[サイラス]|だとしてもいい。▼~
命の恩人になら~
よろこんで騙されるさ!▼~
:[オロチ]|…………▼~
うぷぷ…あははははは。~
そなた、おもしろい奴じゃのう。▼~
:[サイラス]|…で、傷は大丈夫なのか?▼~
:[オロチ]|まあ、なんとかのう。~
急所の外し方くらいは心得ておる。▼~
:[サイラス]|そうか。ならよかった…▼~
…………~
…しかし、どうしてだ?▼~
:[オロチ]|何がじゃ?▼~
:[サイラス]|詐欺師呼ばわりした俺なんか~
放っておけばよかっただろ…▼~
:[オロチ]|…………▼~
ミコト様がお亡くなりになる前…~
同じように嫌な予感がしたのじゃ。▼~
:[サイラス]|えっ?▼~
:[オロチ]|それでミコト様を占ってみたところ、~
身の危険が迫っていると出た。▼~
国外にでも身をお隠しになるよう、~
ミコト様に強く進言するべきじゃったが…▼~
それをお伝えする前に、~
ミコト様はあの惨事に遭われた…▼~
…悔やんでも悔やみきれん。▼~
だから、もう二度と~
あんなことは繰り返したくないのじゃ。▼~
:[サイラス]|そうだったのか…▼~
よし。▼~
:[オロチ]|どうしたのじゃ?▼~
:[サイラス]|あとで山に言って~
まじない用の薬草をたくさん探してくる。▼~
それが、俺にできるせめてもの感謝と償いだ。▼~
:[オロチ]|いいのかのう?▼~
わらわが詐欺師だとしたら、~
薬草を売りさばくかもしれんぞ。▼~
:[サイラス]|それでもいいさ。~
好きなだけ売りさばいてくれ。▼~
***支援S [#fd571d2a]
:[サイラス]|オロチ。まじない用の薬草だ。~
山ほど取ってきたぞ。▼~
:[オロチ]|おお…なんという量じゃ…▼~
:[サイラス]|さっそくなんだが…オロチ。~
一つ、占ってほしいものがある。▼~
:[オロチ]|なんじゃ?▼~
:[サイラス]|俺の未来を見てほしいんだ。▼~
:[オロチ]|…………▼~
ふふふ…まさかそなたから~
そんな言葉を聞けるようになるとはのう。▼~
わかった。~
ではこの薬草の一部を使ってさっそく…▼~
…おや?▼~
サイラス、落し物じゃ。薬草の中に~
箱のようなものが紛れ込んでおったぞ。▼~
ほれ。▼~
:[サイラス]|…いや、これは落とし物じゃない。~
俺からの贈り物ってやつだ。▼~
:[オロチ]|贈り物?▼~
:[サイラス]|箱を開けてみてくれ。▼~
:[オロチ]|これは…▼~
:[サイラス]|ああ、結婚指輪だ。▼~
:[オロチ]|なんと…!!▼~
…………▼~
…なーんてな。~
こうなることはわかっておった。▼~
:[サイラス]|ええっ!?~
ど、どうして…!?▼~
:[オロチ]|わらわもそなたのことが気になっていたからな…~
事前に占いをしておいたのじゃ。▼~
サイラスがここで告白してくれることも、~
指輪入りの薬草のことも…▼~
なんとなくわかっておった。▼~
…嬉しかった。とても。~
この時が来るのを、心待ちにしておった…▼~
:[サイラス]|じゃ、じゃあ…返事は…▼~
:[オロチ]|もちろん、受けさせてもらおう。▼~
:[サイラス]|よかった…ありがとう!▼~
:[オロチ]|しかし、わらわたちは白夜と暗夜。~
しかもお互いに貴族の家柄ときている。▼~
ことは簡単には進まんぞ。▼~
:[サイラス]|でもそれも、~
解決方法は見えているんだろう?▼~
:[オロチ]|いいや、見ていない。~
これからも見るつもりはない。▼~
:[サイラス]|どうして?▼~
:[オロチ]|単純に見たくないと思ったのじゃよ。▼~
わらわたちの未来には悲喜こもごも、~
様々なことが起きるじゃろう。▼~
じゃが運命の男との未来くらい、~
自分の手で切り開きたい…▼~
未来を前もって知ることなく~
堂々と体験したいと思ったのじゃ。▼~
そなたにはその覚悟はあるのかの?▼~
:[サイラス]|もちろんだよ。▼~
オロチと夫婦になれるなら、~
どんな未来にだって立ち向かうつもりだ。▼~
:[オロチ]|頼もしい言葉じゃ。~
ではこの指輪…ありがたくいただくぞ。▼~
:[サイラス]|ああ!~
ずっと外さないでくれよ!▼~
**ヒノカ [#ob6a9052]
***支援C [#ae0a8b38]
:[ヒノカ]|…サイラス~
ちょっといいか?▼~
:[サイラス]|ヒノカ王女…~
どうしました?▼~
:[ヒノカ]|少し教えてほしい事が~
あるのだが。▼~
:[サイラス]|なんでしょう?▼~
:[ヒノカ]|暗夜王国の騎兵隊の~
戦い方についてだ。▼~
:[サイラス]|俺に出来ることなら喜んで。▼~
:[ヒノカ]|まずは敵が接近してきたときだが…▼~
(一時暗転)▼~
なるほどな…▼~
:[サイラス]|お役にたてましたか?▼~
:[ヒノカ]|ああ。正直意外だった。▼~
:[サイラス]|とは?▼~
:[ヒノカ]|細かな違いはあるものの~
われわれ白夜とあまり変わらぬのだな。▼~
:[サイラス]|それは、同じ騎兵なのですから~
戦い方も似てくるでしょう。▼~
:[ヒノカ]|そうか…そうだな。~
その通りかもしれん…▼~
:[サイラス]|??~
何かご不審な点でも?▼~
:[ヒノカ]|いや、そうじゃないんだ。~
また何かあったら教えてくれ。▼~
:[サイラス]|はい。~
俺でお役にたてるのなら。▼~
***支援B [#wb6d023a]
:[ヒノカ]|…サイラス、~
少し聞きたいことがある。▼~
:[サイラス]|ヒノカ王女。~
どうされたのですか?▼~
:[ヒノカ]|…この前の戦いだが、~
お前の部隊が追い詰めた敵の中に、▼~
闘う意志をなくして~
武器を捨てたものがいたな?▼~
:[サイラス]|ええ。▼~
:[ヒノカ]|するとお前は部隊に方向転換して~
別の敵を攻撃するように命じた。▼~
:[サイラス]|はい。~
敵は完全に戦闘意欲をなくしてましたから。▼~
それが、何か?▼~
:[ヒノカ]|そのまま攻撃すれば~
労せずさらに多くの敵を倒せ、▼~
自分の手柄になったとは思わなかったのか?▼~
:[サイラス]|なっ!!~
思いません、そんなこと!▼~
敵とはいえ、~
闘う意志を捨てた相手ですよ!▼~
それを攻撃して手柄にするなんて…~
そんな卑怯な真似をわが部隊はしません!▼~
:[ヒノカ]|そうか…うん。そうだよな。▼~
:[サイラス]|なんてことを言われるのです。~
ヒノカ王女ともあろうお方が…▼~
:[ヒノカ]|いや、すまない。~
そうしろと言っているわけではないのだ。▼~
気に障ったのなら謝る。~
だが少しホッとした。▼~
:[サイラス]|ホッとした?▼~
:[ヒノカ]|ああ。▼~
これからも近くで戦うことがあるだろうが~
お互いに助け合っていけそうだ。▼~
よろしく頼むぞ。▼~
:[サイラス]|…それは、もちろんです。▼~
***支援A [#h3714e23]
:[サイラス]|ヒノカ王女。▼~
:[ヒノカ]|サイラス。どうした?▼~
:[サイラス]|…この間の件、どうもふにおちないので~
お尋ねしたいのですが…▼~
:[ヒノカ]|この間の件?▼~
:[サイラス]|戦闘意欲をなくした敵を攻撃しないのかと~
問われた件です。▼~
:[ヒノカ]|ああ、そのことか。~
すまなかった。気にしていたのなら謝る。▼~
:[サイラス]|いえ、そうではなく、なぜそんなことを~
俺に尋ねられたのかが気になったのです。▼~
そういえば以前にも騎兵の戦い方を~
俺に尋ねてこられましたね。▼~
それと何か関係があるのですか?▼~
:[ヒノカ]|…実は少し迷っていたのだ。~
暗夜軍とどうやったら共に戦えるのかを。▼~
誤解を招かぬように言っておくが~
暗夜を信用できぬわけではないぞ。▼~
:[サイラス]|…なら、どういうお話なのです?▼~
:[ヒノカ]|われわれと戦いの価値観が~
違うのかもしれぬという不安を持っていた。▼~
その…やはり以前に父王が殺され~
カムイを奪われたことが▼~
まだ心の片隅に残っているらしい。~
暗夜は手段を選ばぬ場合が多いのかも、と。▼~
:[サイラス]|それは…▼~
:[ヒノカ]|もちろん、あれは暗夜の一部の者がしたこと、~
暗夜全体ではないことは知っている。▼~
とはいえ、戦い方となると話は別かもしれない。~
勝利のために手段は選ばぬかもしれない。▼~
もしそうなら、私たちも共闘の仕方を~
考えなければならぬ。それで…▼~
:[サイラス]|それで、戦い方を確認したり、~
わざと俺を挑発するような質問を…▼~
:[ヒノカ]|すまぬ。▼~
サイラスが騎兵を率いる。私と一番~
戦い方が近い可能性があると期待したのだ。▼~
:[サイラス]|で、結果はどうだったのです?▼~
:[ヒノカ]|この前言っただろう?~
ホッとした、と。▼~
:[サイラス]|じゃあ、俺たちとは~
上手くやっていけそうだって事ですね?▼~
:[ヒノカ]|そうだ。だから改めて~
これからもよろしく頼む。▼~
:[サイラス]|そういうことでしたら、喜んで!▼~
~
***支援S [#k55109de]
:[ヒノカ]|サイラス…~
なんだ。こんな山奥に呼び出して…▼~
:[サイラス]|ヒノカ王女。~
来てくださってありがとうございます。▼~
:[ヒノカ]|次の戦い方の相談か? それとも、~
まだ以前の件がすっきりしないのなら…▼~
:[サイラス]|いえ、そうではありません。▼~
今日、お呼びしたのは…~
ある計画をお話しようと思ったからです。▼~
:[ヒノカ]|計画?▼~
:[サイラス]|そうです。~
ここに新居を構えようと思うんです。▼~
:[ヒノカ]|ここに家を?~
なぜこんな山の上に?▼~
:[サイラス]|ここは暗夜と白夜の国境地帯。▼~
自然以外に何もないところですが、~
この辺りでもっとも安全なところです。▼~
:[ヒノカ]|うむ。~
見晴らしもいいな。▼~
:[サイラス]|…ヒノカ王女。~
勇気を出して言います。▼~
ここに建てる家には、あなたと住みたいです。▼~
:[ヒノカ]|…えっ?▼~
:[サイラス]|夫婦として、です。▼~
:[ヒノカ]|ふふふ、夫婦だと?▼~
:[サイラス]|はい。~
結婚してください。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
…それは無理だ!▼~
:[サイラス]|どうしてですか?▼~
:[ヒノカ]|考えてもみろ。~
私は白夜の第一王女だぞ?▼~
お前は暗夜の名家の出と聞いている。~
折り合いが付くような間柄ではないだろ!▼~
:[サイラス]|…だからこそ、ここに家を建てるんです。▼~
白夜でもなく暗夜でもない。~
この境界線上に…▼~
俺は白夜の第一王女と結婚した~
暗夜王国の人間として…▼~
あなたは暗夜の者と結婚した~
白夜の第一王女としてここで暮らすのです。▼~
:[ヒノカ]|…そんなあやふやな立場は許されない。▼~
:[サイラス]|いいえ、そんなことありません。~
俺たちには先駆者がいます。▼~
白であり、黒でもある…~
カムイです。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
:[サイラス]|あなたは俺をずっと見ていてくれた。~
そして俺を信用してくれた。▼~
俺を試すようなことを聞いたのも~
俺なら大丈夫と思ってくれたからでしょう?▼~
:[ヒノカ]|それは、そうだが……▼~
:[サイラス]|だから、俺はそんなあなたと~
一生を共にしたい。▼~
王女にはそう思ってもらえませんか?▼~
:[ヒノカ]|…いや、そんなことはない。▼~
共に闘えるかということをはかるために~
ずっとお前の事を見てきた。▼~
それを一生共に過ごせるかと置き換えてみると~
…とてもいいように…思う…▼~
:[サイラス]|では……▼~
:[ヒノカ]|ああ。~
その話…喜んで受けよう。▼~
:[サイラス]|…ありがとうございます。▼~
…それではもう少しここにいませんか?▼~
二人で家を建てる場所で~
ゆっくりと話をしましょう。▼~
二人の未来について…▼~
:[ヒノカ]|…悪くないな。~
では、聞かせてくれ。▼~
:[サイラス]|はい、喜んで。▼~
**セツナ [#l944b091]
***支援C [#da701cad]
:[サイラス]|ん!?~
なんで矢が飛んでくるんだ!?▼~
敵襲か!?▼~
どこだ!?~
どこから攻撃してるんだ!?▼~
!?▼~
その穴の中にいるのは…~
白夜王国のセツナか!?▼~
:[セツナ]|そう…▼~
:[サイラス]|そんなところで何をしている!?▼~
…そうか、~
お前も攻撃されて隠れているんだな?▼~
:[セツナ]|違うの…~
落とし穴に落ちたの…▼~
このままだと…餓えて死ぬ…▼~
:[サイラス]|何を言ってるんだ!▼~
ほら、助けてやる!~
俺の手をつかめ!▼~
よし、引き上げたぞ。▼~
:[セツナ]|ありがとう…▼~
:[サイラス]|いや、気を抜くな。~
それはきっと敵の罠だぞ。▼~
さっき、どこからか矢が飛んできた。~
だから…▼~
:[セツナ]|ああ、それ…やったの私…▼~
:[サイラス]|…えっ?▼~
:[セツナ]|あなたに助けてもらおうと思って、~
矢を放ったの…▼~
:[サイラス]|……………▼~
危ないだろ!▼~
当たったらどうするつもりだ!▼~
:[セツナ]|ちなみに、この穴は~
ただの獣用の罠…▼~
だから、敵兵はいない…~
安心して…▼~
:[サイラス]|獣用の罠にかかっていたのか?~
全く、おかしな奴だな。▼~
:[セツナ]|おかしな奴?~
褒めてくれて、うれしい…▼~
:[サイラス]|えっ?▼~
い、意味がわからない…▼~
とにかくだ、~
これからは気をつけろよ?▼~
***支援B [#p2e13fda]
:[サイラス]|おい、セツナ。▼~
:[セツナ]|どうしたの、怖い顔をして…▼~
:[サイラス]|俺たちが敵を倒して帰還しようとすると、~
いきなり背後から矢で攻撃された。▼~
生き残りがいたのかと思って身構えたら、~
矢を放っていたのはお前だった!▼~
:[セツナ]|そう…~
また落とし穴に落ちたから仕方ない…▼~
:[サイラス]|仕方なくない!~
矢を放つ前に助けを求めればすむことだ!▼~
:[セツナ]|なんか…~
言いたくなかった…▼~
:[サイラス]|いや、言わなきゃ駄目だろ!?~
矢が誰かに刺さっていたら一大事だぞ!?▼~
:[セツナ]|大丈夫…~
当たらないように撃ってるから…▼~
:[サイラス]|なんて奴だ…~
まるで話が通じないぞ…▼~
とにかく!▼~
穴に落ちたら「助けて」と言え。~
それくらい、お前だってできるだろう。▼~
:[セツナ]|……………▼~
:[サイラス]|どうしたんだ、顔を赤くして…▼~
:[セツナ]|お前ならできるだなんて…~
褒めてくれてうれしい…▼~
:[サイラス]|あのなぁ…~
褒めてなんかいないぞ。▼~
お前の耳は…いや、頭は大丈夫か?▼~
:[セツナ]|そんなに立て続けに褒めないで…▼~
:[サイラス]|なんなんだ!~
お前とは付き合いきれん!▼~
***支援A [#qed4d75f]
:[サイラス]|セツナ…~
お前に感謝の言葉を伝えたい。▼~
:[セツナ]|感謝?~
どうして…▼~
:[サイラス]|どうしても何も…~
お前が俺たち全員の命を救ったからだ…▼~
この間の出撃後のことだ…▼~
俺たちは勝利に浮かれてしまって、~
直後の奇襲に対応できなかった。▼~
ふいを突かれた俺たちは全滅の危機にあった。▼~
しかし、そのときだ。▼~
どこからともなく矢が飛んできて~
敵を片っ端から倒していった。▼~
あの矢はお前だな?▼~
:[セツナ]|ああ、そのこと…▼~
ええ、そう…▼~
いつものように落とし穴に落ちたから…~
いつものように矢を放っただけ…▼~
:[サイラス]|……………▼~
や、やっぱり、そうか、~
そうじゃないかなとは思ったのだが…▼~
お前のドジが偶然にも~
いい方に作用しただけのことか…▼~
:[セツナ]|うふふ…▼~
:[サイラス]|な、なんだ?~
嬉しそうな顔をして?▼~
:[セツナ]|…照れてるの。~
…ドジって言われて。▼~
:[サイラス]|ええっ!?▼~
…よく考えてみれば、理由はどうあれ、~
お前に助けてもらったのは事実だ。▼~
本当にありがとう。~
素晴らしい働きだった。▼~
:[セツナ]|……………▼~
:[サイラス]|…どうした?~
浮かない顔をして…▼~
:[セツナ]|…感謝するならちゃんと褒めて。▼~
:[サイラス]|いや、だから褒めてるだろ!?~
ありがとうって言っただろ!?▼~
:[セツナ]|もっと大きな声で…▼~
:[サイラス]|ありがとう!!!!!▼~
:[セツナ]|うれしい…▼~
***支援S [#v61b6e72]
:[サイラス]|セツナ、よく来てくれたな。▼~
:[セツナ]|突然呼び出して、~
どうしたの…▼~
:[サイラス]|はっきり言おう。~
お前に結婚を申し込みたい。▼~
!?▼~
おい、セツナ!?~
どこに行った!?▼~
:[セツナ]|ここ…▼~
:[サイラス]|ああ、落とし穴か。▼~
まったく…~
なんでこんなところに落とし穴があるんだ…▼~
ほら、手を伸ばせ。~
大丈夫か?▼~
:[セツナ]|ありがとう…▼~
:[サイラス]|それで、返事を聞かせてくれ。▼~
:[セツナ]|……………▼~
なんの話だったっけ…▼~
:[サイラス]|だ、だから…▼~
お前に結婚を申し込みたいんだ。~
結婚指輪も用意してある!▼~
:[セツナ]|…どうして私と結婚したいの?▼~
:[サイラス]|…言わせるのか。▼~
ええと…~
第一印象は悪かったはずなのに…▼~
いつしか俺は、~
お前の個性の虜になっていたんだ。▼~
お前のユニークさに触れていないと~
俺は毎日が退屈で仕方がない…▼~
そう!~
俺はセツナ中毒になってしまったんだ!▼~
:[セツナ]|……………▼~
そう…わかった…~
指輪をもらう…▼~
:[サイラス]|そうか。~
ありがとう。▼~
俺たちは互いに黒と白の貴族の出だ。~
すんなりとは話が進まないかもしれないが…▼~
:[セツナ]|まあ…~
なんとかなるでしょう…▼~
:[サイラス]|なんとかなる?~
どうして?▼~
:[セツナ]|わからないけど…~
ただ漠然とそんな気が…▼~
:[サイラス]|うーん…▼~
お前がそう言うなら…~
そうなんだろうか…▼~
って、またいない!▼~
セツナ、どこだ!?~
おーい!▼~
うわっ!~
目の前を矢が!▼~
:[セツナ]|こっち…▼~
:[サイラス]|また落とし穴か!?▼~
:[セツナ]|そう…▼~
私と結婚したら永遠に~
こういう面倒が起こると思うけど…▼~
それでもいいの?▼~
:[サイラス]|構うもんか。~
俺はセツナ中毒なんだぞ。▼~
お前が何度、穴に落ちても~
俺は手を差し伸べ続ける。▼~
世界中が落とし穴だらけになったとしてもな!▼~
:[セツナ]|……………▼~
…ありがとう、サイラス。▼~
**オボロ [#b593b73d]
***支援C [#y633d30d]
:[サイラス]|ふっ!はっ!せいっ!▼~
ん…?▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[サイラス]|ああ、オボロ。~
これから特訓かい?▼~
:[オボロ]|…ええ。▼~
:[サイラス]|白夜の薙刀術は強力だと聞くからね。~
是非学びたいものだよ。▼~
そうだ。お互いの実力を知るために~
手合せでもしてみないかい?▼~
:[オボロ]|…嫌よ。▼~
:[サイラス]|な、何だ…!?~
お前、すごい顔になっているぞ…▼~
俺と手合せをするのが、~
そんなに嫌なのか!?▼~
:[オボロ]|あなたというより…暗夜の人間が嫌なのよ。▼~
で、ついつい~
こういう顔になっちゃうの。▼~
あなたが悪い人じゃないってわかったら~
そのうち戻るから、まあ気にしないで。▼~
:[サイラス]|そ、そうか…両国の禍根を考えれば、~
暗夜に対する敵意も無理はない。▼~
じゃあいっそ、手合せでその敵意を~
俺にぶつけてきたらどうだい?▼~
:[オボロ]|それも嫌よ。~
今のこの気持ちを本当にぶつけたら…▼~
私はたぶん、~
あなたを殺してしまうから。▼~
:[サイラス]|……!▼~
:[オボロ]|そういうわけで、~
今日のところは失礼するわ…▼~
:[サイラス]|オボロ…~
何があったんだ、いったい…?▼~
***支援B [#b91b4db6]
:[サイラス]|オボロ、~
この間はすまなかった。▼~
:[オボロ]|サイラス…▼~
:[サイラス]|あの後、気になって~
いろいろ調べさせてもらった。▼~
そしてわかった。~
なぜお前が暗夜の人間を憎むのか…▼~
暗夜の賊に…~
両親を殺されたんだな?▼~
:[オボロ]|…………▼~
…そうよ。~
私は目の前で両親を殺されたの。▼~
:[サイラス]|そんなことも知らずに、この前は~
ぶしつけなことを言った。すまない。▼~
:[オボロ]|いいわよ、別に。~
あなたを憎んでいるわけじゃないし。▼~
というか、あなたはいい人だわ。~
一緒に戦って、嫌ってほどわかった。▼~
その証拠にほら、~
今日は私、もうあの顔をしてないでしょ。▼~
:[サイラス]|そうか…▼~
…オボロ。暗夜で生きてきた者として、~
一つだけ言わせてくれ。▼~
暗夜には悪人が多い。~
お前の両親を殺した賊たちのようにね。▼~
でも、良い人間だっているんだ。▼~
暗夜の多くの民たちは、~
白夜の人々と変わらない…善良な人々だ。▼~
:[オボロ]|そう…なんでしょうね。▼~
:[サイラス]|今の俺の言葉など~
全ては信じられないかもしれない…▼~
それでも、このことだけは~
伝えておきたかった。▼~
:[オボロ]|…わかったわ。~
覚えておくようにする。▼~
ありがとう、サイラス。▼~
***支援A [#x91a209d]
:[オボロ]|ねえ、サイラス。▼~
:[サイラス]|オボロ、どうした?▼~
:[オボロ]|聞きたいことがあるの。~
こないだの賊の討伐のこと…▼~
襲ったのは暗夜の賊、~
襲われたのは白夜の民だったわ。▼~
:[サイラス]|ああ、それが?▼~
:[オボロ]|あなたはなぜ、~
白夜の民を助けたの?▼~
今は暗夜を離れた身だから~
敵国にでも味方するという証のつもり?▼~
:[サイラス]|いや、それは違う。▼~
逆に白夜の賊が、暗夜の民を襲っても、~
俺は民を守るために闘っただろう。▼~
:[オボロ]|なぜ?▼~
:[サイラス]|罪なき民を守るのが~
騎士の務めだ。▼~
自領以外の民を守るなど~
馬鹿だという者もいるかもしれない。▼~
だが、これが~
俺の信じる騎士の道だ。▼~
:[オボロ]|そう…▼~
ねえサイラス。あなた前に、~
暗夜にも良い人はいるって言ってたでしょ?▼~
確かに、そのとおりね。~
暗夜にも良い人はいる。▼~
あなたのおかげで、わかったわ。▼~
:[サイラス]|…そうか。お前にそう言って~
もらえるのは嬉しいな。▼~
:[オボロ]|私もがんばってみるわ。~
暗夜か、白夜か、じゃなくて、▼~
これからは、その人がどうなるのかを…~
もっとちゃんと見るようにする。▼~
:[サイラス]|…ああ。ありがとう、オボロ。▼~
***支援S [#e366247f]
:[サイラス]|オボロ、よく来てくれた。▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[サイラス]|すまなかったな。~
急に呼び出して。▼~
:[オボロ]|いいえ。私の方こそあなたに~
きちんとお詫びできてなかったから…▼~
サイラス。あなたは立派な人よ。~
それなのに私は、▼~
暗夜にもサイラスのような人がいることを~
想像することすらできなかった。▼~
:[サイラス]|いいんだ、もうそんなことは。~
それより、一つ考えてくれると嬉しい。▼~
:[オボロ]|考える?▼~
:[サイラス]|これを受け取ってもらえるかどうかだ。▼~
:[オボロ]|これは?▼~
:[サイラス]|結婚指輪だ。▼~
これからは俺と一緒に生きていかないか?▼~
:[オボロ]|…えっ?▼~
:[サイラス]|心の傷は簡単に癒えるものではない。~
だからお前の側にずっといてやりたいのだ。▼~
どうだろう。~
俺の想いを受け取るかどうか…~
…考えてくれないか?▼~
:[オボロ]|サイラス…▼~
考えるまえでもないわ。▼~
この指輪、喜んで受け取る。▼~
:[サイラス]|本当か?▼~
:[オボロ]|…でも、本当に私でいいの?▼~
:[サイラス]|どういうことだ。~
いいに決まってるだろ。▼~
:[オボロ]|だって私…▼~
こういう顔をしちゃう子よ?▼~
:[サイラス]|あはは。~
そんなことを気にしていたのか。▼~
愛というものは不思議だ。▼~
最初はびっくりしたそんな顔も…~
愛おしく思えるようになってくるのだから…▼~
:[オボロ]|サイラス…▼~
…ありがとう。~
もう絶対に離さないから!▼~
:[サイラス]|それは俺もだ。~
これから末永くよろしく頼む。▼~
:[オボロ]|こちらこそよ!▼~
**カゲロウ [#g33e381c]
***支援C [#wc11a3f0]
:[サイラス]|…ん?~
カゲロウ。お前がやっているのは…~
もしかして、華道というものか?▼~
:[カゲロウ]|…そうだ。▼~
:[サイラス]|俺の国では花で作品を作るのは~
貴族の女性のたしなみだが…▼~
:[カゲロウ]|お前は貴族の出か。▼~
:[サイラス]|ああ。そうだ。▼~
:[カゲロウ]|私もそうだ。~
華道は幼少期から習っている。▼~
:[サイラス]|なるほど。▼~
貴族のたしなみは~
暗夜王国も白夜王国も変わらないんだな。▼~
で、どんな作品になっているんだ。~
ちょっと見せてくれ。▼~
…うっ!?▼~
:[カゲロウ]|どうした?▼~
:[サイラス]|…これが…~
お前の国では華道と言うのか?▼~
:[カゲロウ]|そうだが…どういうことだ。▼~
:[サイラス]|遠くから見ただけではわからなかったが…~
なんというか…禍々しい作品だな…▼~
地獄の底を垣間見たような~
妙な気分になる色合いだ…▼~
俺が文献で見た華道とは~
かなり異なるような…▼~
:[カゲロウ]|そ、そうなのか…▼~
:[サイラス]|いや、それでも貴重な体験になった。~
これが、異文化に触れるということなんだろう。▼~
ありがとう、カゲロウ。~
また作品を見せてくれ。▼~
***支援B [#wd8f3656]
:[サイラス]|カゲロウ。~
今日は何をしている?▼~
…ほう。~
華道に続いて、今日は茶道か?▼~
:[カゲロウ]|そうだ。~
茶道も幼き頃より習っている。▼~
:[サイラス]|白夜の茶道は、奥が深いらしいな。~
噂で聞いたことがある。▼~
ちょっと見せてくれ。▼~
…………▼~
…げっ!?▼~
:[カゲロウ]|どうした。▼~
:[サイラス]|…い、いや…~
この…茶碗の中に入っているのは…何だ?▼~
遠くから見ていた分には~
お茶っぽく見えていたが…▼~
:[カゲロウ]|そうだ。お茶だが?▼~
:[サイラス]|えっ!?~
これがか!?▼~
:[カゲロウ]|そうだ。~
お前の国では違うのか?▼~
:[サイラス]|ああ…~
暗夜ではこれはお茶と呼ばない。▼~
見た目も匂いも異質な液体に見える…▼~
:[カゲロウ]|お前も、そう思うのか…▼~
:[サイラス]|えっ?~
どういうことだよ?▼~
:[カゲロウ]|実は、似たようなことを~
茶道の先生にも言われ続けている…▼~
先生の入れるお茶は、~
確かに私のものとは違うのだ。▼~
:[サイラス]|ということは…~
お前のやり方がおかしいだけなのか?▼~
:[カゲロウ]|そうかもしれない…▼~
昔からよく言われるのだ。~
美的感覚がおかしいと…▼~
:[サイラス]|そういうことだったのか…~
だとしたら華道のことも納得だ…▼~
:[カゲロウ]|そうだ、せっかくきたんだ。~
一杯、飲んでいけ。▼~
:[サイラス]|…本気で言っているのか?▼~
:[カゲロウ]|当たり前だ。~
美的感覚がおかしくてもお茶はお茶だ。▼~
:[サイラス]|…………▼~
いや…悪いが、偶然ちょうど今…~
水っ腹なんだ。▼~
:[カゲロウ]|そうか…残念だ。~
ではまたの機会にでも。▼~
***支援A [#i28f7dcc]
:[サイラス]|カゲロウ。~
鉛筆を持っているということは、今日は絵画か。▼~
:[カゲロウ]|ああ。▼~
:[サイラス]|どんな絵を描いているんだ?~
見せてくれ。▼~
…………▼~
…これは、なんだ?▼~
黒い円の中に毒々しい何かが~
うごめいているように見えるが…▼~
:[カゲロウ]|これはお前だ。▼~
:[サイラス]|えっ?▼~
:[カゲロウ]|お前を描いているのだ。▼~
:[サイラス]|…………▼~
いやいやいやいやいや。~
冗談はよしてくれ。▼~
これは俺のはずがない。~
本当のことを言ってくれ。▼~
俺はこんな化け物みたいな顔をしていない。▼~
:[カゲロウ]|…なんだと?▼~
華道といい、茶道といい…~
私の趣味に文句ばかり言う…▼~
私を侮辱しているのか…!?▼~
:[サイラス]|い、いや、バカになんかしていない!~
今回ばかりはむしろ共感したんだ。▼~
:[カゲロウ]|なんだと?▼~
:[サイラス]|俺も貴族のたしなみとして~
幼少期から絵画を習わされた。▼~
でも下手なんだ…絶望的にな。▼~
お前の絵は芸術的という解釈もできるが…~
俺のは本当に解釈のしようがないんだ。▼~
:[カゲロウ]|本当か?▼~
:[サイラス]|そうなんだ。~
俺はそう言おうとしただけなのに…▼~
:[カゲロウ]|それはすまなかった…▼~
:[サイラス]|試しに描いてやるから、見てくれ…▼~
:[カゲロウ]|ああ、頼む。▼~
:[サイラス]|…ふう、できたぞ。▼~
どうだ。~
お前を描いてみた。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
これはひどい…~
初めて人の絵を見てそう思ったぞ…▼~
これは私のわけがない。そもそも人でもない。~
ノスフェラトゥのほうが近いな…▼~
:[サイラス]|うぅ…悔しいが、何も言えない。▼~
:[カゲロウ]|しかし、お前には親近感を抱いた。~
絵を見て親近感を抱いたのも初めてだ…▼~
お前とは遠慮なく~
思うところを言い合えそうだ。▼~
:[サイラス]|そ、そうか…~
なんだか複雑だが…ありがとう。▼~
~
***支援S [#x5d31a73]
:[サイラス]|カゲロウ。~
よく来てくれたな。▼~
:[カゲロウ]|なんの用だ?▼~
まさか…~
また私の趣味に口出しするつもりか?▼~
:[サイラス]|いや、今日はそうじゃない。~
これを受け取ってもらいたくて呼んだんだ。▼~
:[カゲロウ]|これは…▼~
:[サイラス]|…結婚指輪だ。▼~
:[カゲロウ]|なに…!?▼~
:[サイラス]|カゲロウ。俺と結婚してほしい。~
俺はお前に夢中なんだ。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[サイラス]|ダメか?▼~
:[カゲロウ]|…否、私はうれしい。▼~
:[サイラス]|そうだったのか。じゃあ…▼~
:[カゲロウ]|だが、そう簡単にはいかぬだろう。▼~
私の家は白夜の貴族であり…~
お前の家は暗夜の貴族…▼~
どうやって折り合いをつけるのだ。▼~
:[サイラス]|やはり、そういう話になるよな。▼~
…でも、うちのほうは大丈夫そうだ。▼~
:[カゲロウ]|えっ?▼~
:[サイラス]|実家に手紙を送り、~
お前のことを伝えてみたんだ。▼~
お前の華道の話、茶道の話、~
そして絵画の話…▼~
そうしたらしばらくして返事が届いてな…▼~
…えらく評判が良かったんだ。▼~
:[カゲロウ]|お前の親はどういう美的感覚をしているんだ。▼~
:[サイラス]|俺も最初はそう思ったさ▼~
しかし、両親はぜひ見てみたいというんだ。~
白夜式の文化というのを…▼~
:[カゲロウ]|どういうことだ?▼~
:[サイラス]|お前の変わった作品を~
白夜独自の文化として捉えたようだ…▼~
:[カゲロウ]|国が違うと私の趣味が~
評価されるというのか…▼~
:[サイラス]|そういうことかもしれない。▼~
:[カゲロウ]|ならば、指輪を受け取ろう。▼~
:[サイラス]|本当か?▼~
:[カゲロウ]|ああ。▼~
私の感覚を認めてくれる人たちならば、~
もう国の違いなど関係ない。▼~
心の底から呼べるだろう。~
お義父さん、お義母さん、と…。▼~
:[サイラス]|そうか…よかった…▼~
:[カゲロウ]|そうだな…~
だが、手ぶらで行くのは失礼だ。▼~
そうだ。あいさつ替わりに~
私の代表作でも持っていこう。▼~
かつてミコト様に衝撃的だと称された~
絵画があったのだ。▼~
**リョウマ [#z35b9f8a]
***支援C [#zc0f93f5]
:[リョウマ]|サイラス、少しいいか?▼~
:[サイラス]|リョウマ王子、~
如何されましたか?▼~
:[リョウマ]|少し、サイラスと~
話をしてみたいと思ってな。▼~
暗夜ではカムイとお前は、~
どんな生活を送っていたんだ?▼~
:[サイラス]|それは…小さい頃の話が聞きたいという~
ことですか?▼~
:[リョウマ]|そうだ。行軍中もお前たちは~
仲良く話しているようだったからな。▼~
少し気になったというのが正直なところだ。▼~
カムイからも色々聞いてみたが、~
サイラスの口からも聞いてみたい。▼~
:[サイラス]|なるほど。▼~
小さい頃はあまり屋外に出られなかったので、~
玩具や工作で遊ぶことが多かったですね。▼~
ああ…でも紙で剣を作って~
部屋中走り回ったりもしてました。▼~
:[リョウマ]|はははっ、室内でも外で遊ぶのと~
それほど変わらないということだな。▼~
はしゃいでいる様子が目に浮かぶようだ。▼~
:[サイラス]|俺もカムイも小さい頃から~
あまり変わってないかもしれません。▼~
今も二人で昔話に花を咲かせるのも~
楽しいですが、▼~
二人で稽古をするのが~
一番楽しいって言い合ってますし。▼~
:[リョウマ]|あいつの暗夜での生活にも、~
良い出会いがあったんだな。▼~
サイラス…~
これからも仲良くしてやってくれ。▼~
:[サイラス]|それは、俺の台詞です。俺の方こそ~
あいつと出会えて良かったと思ってます。▼~
それに、俺たちが仲良くなれたのは、~
全部あいつのおかげなんですよ。▼~
:[リョウマ]|どういうことだ?▼~
:[サイラス]|それはですね…あ、でも~
この話はまた今度にしましょう。~
もうすぐ軍議の時間ですから。▼~
:[リョウマ]|ああ、わかった。それではまた。▼~
***支援B [#uca0e9dd]
:[リョウマ]|サイラス、以前話していた件だが…▼~
:[サイラス]|カムイと仲良くなったのが~
あいつのおかげって話ですよね?▼~
:[リョウマ]|そうだ。良ければ聞かせてくれ。▼~
:[サイラス]|実は最初、俺はただ単に~
歳が近いからという理由で、▼~
カムイの元に~
連れていかれたんです。▼~
人見知りだった俺はカムイと話せずに、~
じっとしているだけでしたが…▼~
カムイはずっと~
笑顔で話しかけてくれたんですよ。▼~
:[リョウマ]|きっと、友達ができると思って~
嬉しかったんじゃないか?▼~
:[サイラス]|そうだと思います。▼~
あまりにも熱心に話しかけてくるので~
俺も少しずつ話をするようになって…▼~
それから仲良くなりました。▼~
:[リョウマ]|なるほどな。▼~
:[サイラス]|今では、かけがえのない親友です。~
あれから色々ありましたが…▼~
俺はこの闘いから、~
必ずカムイを守ります。▼~
:[リョウマ]|そうか。▼~
俺もカムイや~
お前たち仲間を全力で守るつもりだ。▼~
こうやって白夜と暗夜の者が~
手を取り合って闘うことができるのも…▼~
あいつのおかげだからな。▼~
:[サイラス]|ええ、そうですね。▼~
:[リョウマ]|…今日はサイラスと話ができて良かった。~
仲間に熱い想いを持つ者がいるのは心強い。▼~
:[サイラス]|リョウマ王子でも、~
不安を抱えることがあるんですか?▼~
:[リョウマ]|目的が同じとはいえ、そこに抱く想いが~
全く同じとは限らないからな。▼~
だが…カムイの存在が~
俺たちを繋ぐ絆になっているのは間違いない。▼~
:[サイラス]|…そうですね。▼~
:[リョウマ]|もちろんあいつに頼り続けているわけにも~
いかないからな。▼~
俺たちも負けてはいられないぞ。~
これからも共に闘おう。▼~
:[サイラス]|はい!▼~
***支援A [#vb6a00f9]
:[サイラス]|リョウマ王子、~
少しよろしいですか?▼~
:[リョウマ]|サイラス、どうした?▼~
そういえばお前はこの前から、~
随分と俺を頼ってくれるようになったな。▼~
:[サイラス]|リョウマ王子に相談しておくと、~
不測の事態にも柔軟に対応できますからね。▼~
…ですが、今日は~
そのことではないんです。▼~
:[リョウマ]|では、何の話だ?▼~
:[サイラス]|実は、一つ頼みがあるんです。▼~
俺と…~
戦士の誓いをしてくれませんか?▼~
:[リョウマ]|戦士の誓い?▼~
:[サイラス]|はい。互いの剣を抜いて傷をつけ、~
それを合わせて誓いを立てるんです。▼~
以前リョウマ王子と共に闘うとお約束しましたが、~
それを…形として残しておきたいんです。▼~
:[リョウマ]|サイラス…▼~
:[サイラス]|リョウマ王子の義に厚い面を見て、~
尊敬の念を抱かずにはいられません。▼~
そんなリョウマ王子と誓いを立てられれば~
俺はもっと強くなれる…そう思ったんです…▼~
:[リョウマ]|…わかった。~
サイラスの頼み、受けよう。▼~
:[サイラス]|本当ですか!?▼~
:[リョウマ]|ああ。俺もサイラスの闘う姿には、~
心を奮い立たされたことが何度もある。▼~
そのひたむきな姿勢は俺も尊敬しているぞ。▼~
:[サイラス]|何だかリョウマ王子に褒められると~
照れてしまいますね。▼~
:[リョウマ]|本当のことだ。~
だから、その誓いも立てたいと思う。▼~
:[サイラス]|あ、ありがとうございます!▼~
はい。これで…~
戦士の誓いは交わされました。▼~
:[リョウマ]|こうやって、~
形を残すのもいいものだな。▼~
:[サイラス]|はい。互いを尊敬し信頼し合える仲間がいれば、~
俺たちの力はより強固なものになります。▼~
:[リョウマ]|そうだな。改めて礼を言おう、サイラス。~
お前が仲間でいてくれて良かった。▼~
:[サイラス]|俺の方こそリョウマ王子と闘えて心強いです。~
これからもよろしくお願いします!▼~
:[リョウマ]|ああ。▼~
**暗夜ユニット [#b9685615]
[[サイラス(暗夜)のページへ>../サイラス(暗夜)]]
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#u13c2e88]
#comment
終了行:
*サイラスの支援会話 [#t791f22d]
#contents
**リンカ [#ba7c3838]
***支援C [#dcc54c4e]
:[サイラス]|リンカ。一人で何をしてるんだ?~
ほら、みんなのところに行こう。▼~
:[リンカ]|いや、いい。▼~
あたしはお前たちの闘いに参加するだけ。~
それ以外は深くは関わらない。▼~
それが部族の掟だ。▼~
:[サイラス]|…………▼~
そうか。~
なら闘いだ。▼~
:[リンカ]|?▼~
:[サイラス]|鬼ごっこという名の闘いをしよう。~
だからちゃんと参加してくれよ。▼~
:[リンカ]|鬼ごっことは何だ?▼~
:[サイラス]|暗夜に伝わる~
神聖な闘いの儀式だ。▼~
:[リンカ]|ほう。~
どうやって闘う?▼~
:[サイラス]|簡単だ。~
例えば俺が鬼だとする。▼~
鬼の俺がお前を追いかける。~
そしてこうやって体に触ればお前の負けだ。▼~
:[リンカ]|な、な、何をする!?~
なれなれしく触るなっ!▼~
:[サイラス]|今度はお前が鬼だ。~
鬼として俺を追いかける番だ。▼~
:[リンカ]|ゆ、許さないぞ…▼~
:[サイラス]|そうか。~
だったら俺を捕まえてみな!▼~
逃げろっ!▼~
:[リンカ]|くぅぅぅぅぅぅぅぅっ!▼~
待てーーーーーっ!!▼~
***支援B [#zc2542a2]
:[リンカ]|サイラス。▼~
:[サイラス]|お、リンカ。あの日は~
俺を捕まえられなかったな。▼~
:[リンカ]|逃げ足の速い奴だ…▼~
:[サイラス]|あはは。別に俺は~
逃げ回っていたわけじゃないぞ。▼~
:[リンカ]|何?▼~
:[サイラス]|俺はあのあと、隊の人混みに紛れた。~
そこで器用に隠れ続けていただけだ。▼~
:[リンカ]|か、隠れていただと!?▼~
この卑怯者めっ!!▼~
:[サイラス]|卑怯なんて言うなよ。~
隠れちゃいけないルールはないだろ。▼~
:[リンカ]|くっ…~
そういうものなのか…▼~
…よし、もう一度だ。▼~
:[サイラス]|?▼~
:[リンカ]|もう一度やるぞ。▼~
:[サイラス]|本気か?▼~
:[リンカ]|本気だ。~
あたしは負けるのが大嫌いなんだ。▼~
勝つまでやるぞ。▼~
:[サイラス]|…わかったよ。▼~
鬼はどうする?▼~
:[リンカ]|あたしだ。~
意地でもお前を捕まえてみせる。▼~
:[サイラス]|す、すごいやる気だな。▼~
じゃあ数え始めてくれ。~
二十数えたら追いかけてきていいぞ。▼~
:[リンカ]|わかった。~
二十だな。▼~
一…二…▼~
三…四…▼~
:[サイラス]|…とりあえず、~
俺はまた隊の中に隠れるからな。▼~
:[リンカ]|くっ…~
そんな情報はいらない!▼~
さっさと逃げろ!▼~
五…六…▼~
***支援A [#o9442b92]
:[サイラス]|リンカ。こないだは俺の完敗だ。~
見事だったよ。▼~
:[リンカ]|そうだ。~
鬼ごっこはあたしの勝ちだ。▼~
:[サイラス]|なあ、リンカ。▼~
孤高の炎の部族の掟で、~
お前は俺たちとの交流を禁じられてるだろ。▼~
:[リンカ]|ああ。そうだ。▼~
:[サイラス]|でも、そんな掟に縛られてたんじゃ~
生きてておもしろくないだろ?▼~
お前もたくさんの仲間たちと~
交流した方が良い…そう思ったんだ。▼~
:[リンカ]|? 何の話だ?▼~
:[サイラス]|お前はどうやって俺を探した?▼~
:[リンカ]|…それは、隊の連中に話しかけて、~
お前が逃げていった場所を教えてもらって…▼~
みんなと一緒に探してもらって…▼~
…………▼~
あっ…▼~
もしかして、あたしがたくさんの奴らに~
話しかけるように仕向けたのか…▼~
:[サイラス]|悪かったな。お前は負けん気が強いから、~
やってくれると思ったんだ。▼~
:[リンカ]|なんて奴だ…▼~
:[サイラス]|でも、悪くなかっただろ?▼~
:[リンカ]|ああ…▼~
探している最中に、いろんな奴らと~
いろんな話をした…▼~
嫌だと思っていた連中も、~
実際に話しかけてみるといい奴だったりした。▼~
…今度、ご飯を食べにいこうよとか~
おいしいお菓子があるのとか…▼~
遊びに誘ってくる奴もいた…▼~
:[サイラス]|よかったじゃないか。~
もちろんみんなの誘いには乗るんだろ?▼~
:[リンカ]|…………▼~
わからない…~
会話するくらいならいいと思うのだが…▼~
…だが、あまりに親しくしすぎるのは~
掟に反してしまうかも…▼~
:[サイラス]|ま、そこは俺にはわからない領域だ。~
でも困ったら相談に乗るからな。▼~
それじゃ。▼~
:[リンカ]|…ありがとう、サイラス。▼~
おかげで正直…~
ちょっと楽しかったぞ…▼~
***支援S [#u3e3498d]
:[サイラス]|リンカ、その後はどうだ?~
みんなと遊びにいったりしたのか?▼~
:[リンカ]|いや…▼~
:[サイラス]|そうか。~
まあ、掟のこともあるしな。▼~
:[リンカ]|…………▼~
:[サイラス]|でも、部族以外の人にも~
良いところがあるってこと…▼~
リンカが少しでも知ってくれて、~
俺は嬉しいよ。▼~
…おかげで覚悟ができた。~
やっと申し込める。▼~
:[リンカ]|申し込める?▼~
:[サイラス]|リンカ、俺と結婚してくれ。▼~
:[リンカ]|えっ?▼~
:[サイラス]|これは結婚指輪…~
結婚を申し込むときに用意するものだ。▼~
受け取ってもらえるとうれしい…▼~
まあ、隊のみんなに対する偏見はなくなっても、~
俺のことは好きじゃないかもしれないが…▼~
そうならそうとはっきり言ってくれ。▼~
:[リンカ]|…………▼~
…いや、受け取る。~
これで結婚は成立か?▼~
:[サイラス]|…えっ?~
本当にいいのか?▼~
:[リンカ]|いいどころか、~
あたしはイライラしていたんだ。▼~
:[サイラス]|?▼~
:[リンカ]|他の奴らは遊びに誘ってくれても、~
お前からは誘いがなかったからだ。▼~
鬼ごっこ以外に、お前がいつ声をかけて~
くれるのか、ずっと待っていたのだ。▼~
あたしだって、お前のことを…▼~
最初は変な奴だと思っていたが、~
そのうちに少しずつ…▼~
:[サイラス]|そうだったのか…▼~
:[リンカ]|…そんな気持ちでいたから、~
だから…今とてもうれしいのだ…▼~
:[サイラス]|俺もだ…~
最高の気分だよ…▼~
:[リンカ]|…よし、サイラス。~
族長のところに行くぞ。▼~
部族以外の者との婚姻は許されるのか、~
あたしにはわからない…▼~
それでも許してもらいにいく。▼~
族長はあたしの父…とても厳格な人だ。~
よくない返事が待っているかもしれない。▼~
:[サイラス]|かもな。でもどんな返事が待っていようと~
俺はくじけないぞ。▼~
粘って粘って、認めてもらうつもりだ!▼~
:[リンカ]|…よかった。▼~
族長はお前の覚悟を~
試そうとするかもしれない。▼~
最悪、軽い火あぶりくらいなら~
あるかもしれないから、覚悟しておけよ。▼~
:[サイラス]|!?▼~
ひ、火あぶり…~
軽いって…どの程度だよ…▼~
い、いや…~
そんなの関係ない。▼~
…お前と一緒なら火の中、水の中…~
なんだって乗り越えてやるさ!▼~
:[リンカ]|サイラス…▼~
**サクラ [#m157d812]
***支援C [#p06e993d]
:[サクラ]|…………▼~
:[サイラス]|サクラ王女…~
どうしたんですか?▼~
:[サクラ]|あ、あの…▼~
:[サイラス]|? どうしました?▼~
:[サクラ]|そ、その…▼~
:[サイラス]|??▼~
サクラ王女…~
大丈夫ですか?▼~
:[サクラ]|は、はい…すみません。▼~
あ、あの…大変失礼なことを~
お尋ねするのですが、その…▼~
:[サイラス]|なんでしょうか?▼~
:[サクラ]|ご、ご気分を害してしまったら~
大変申し訳ないのですが…▼~
つまり、その…~
大変申し上げづらいのですが…▼~
:[サイラス]|?▼~
:[サクラ]|…………▼~
や、やっぱり失礼します。~
す、すみません…!!▼~
:[サイラス]|行ってしまった…▼~
どうされたんだろう。~
大丈夫かな…▼~
***支援B [#hacb0f32]
:[サクラ]|サ、サイラスさん…▼~
:[サイラス]|サクラ王女、大丈夫ですか?~
この間は心配したんですよ。▼~
:[サクラ]|は、はい。~
私は大丈夫です…▼~
:[サイラス]|で、この間は~
何を言おうとしたんですか?▼~
:[サクラ]|その…具合は大丈夫ですか?~
とお聞きしたくて…▼~
:[サイラス]|俺の具合ですか?~
俺ならなんともないですよ?▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[サイラス]|なんですか。その疑いの目は…▼~
:[サクラ]|ちょっと…~
触ってみてもいいですか?▼~
:[サイラス]|あ、はぁ…別に…▼~
:[サクラ]|…で、では、失礼します…▼~
:[サイラス]|…………▼~
俺のどこが~
具合が悪いと思うんですか?▼~
:[サクラ]|あ、頭です…▼~
:[サイラス]|頭?▼~
!!~
も、もしかしてこの髪型のことですか?▼~
これはくせ毛なだけで、~
決して悪い病気などでは…▼~
:[サクラ]|ち、違います!▼~
確かにものすごいくせ毛ですが、~
私が気にしているのはそこではありません…▼~
:[サイラス]|否定はしないんですね…▼~
:[サクラ]|…おかしいですね。~
お怪我はされていないみたいです…▼~
何かの病気でもなさそうです…▼~
:[サイラス]|あの…説明していただけますか?~
本当によくわからないので…▼~
:[サクラ]|…あ!~
わ、わかりました。▼~
これは…もしかしたら…~
呪いかもしれません…▼~
:[サイラス]|えっ!? 呪い!?▼~
:[サクラ]|あなたは…頭に呪いを~
かけられてしまっているのでしょう…▼~
急がないと…~
し、失礼しますっ!▼~
:[サイラス]|頭に呪い?~
どういうことだ…▼~
***支援A [#j2c248c1]
:[サクラ]|サイラスさん!~
と、取ってきましたっ!▼~
:[サイラス]|サクラ王女…どうしたんですか…~
服に落ち葉やらついていますが…▼~
:[サクラ]|そ、そんなことはいいんです…▼~
呪いに効くという薬草を取ってきたので…~
さっそく横になってくださいっ!▼~
:[サイラス]|いや、ちょっと待ってください。▼~
いったいどういうことなんです?~
まずは説明していただいてもいいですか?▼~
:[サクラ]|わ、わかりました…~
ではお話しします…▼~
私、ずっと気になっていたのです…▼~
サイラスさんが~
ご病気なんじゃないかって…▼~
:[サクラ]|え、俺が病気ですか?~
いったいどうして…▼~
:[サクラ]|あなたはカムイ兄様((姉様))の…~
親友だというお話でした。▼~
:[サイラス]|ええ。確かに。▼~
:[サクラ]|で、でもカムイ兄様((姉様))は~
知らないという顔でしたよね…▼~
それで思ったのです。~
あなたはどこか具合が悪いのかも…▼~
:[サイラス]|は、はあ?▼~
:[サクラ]|でも、お体には何も悪いところはないです。~
となると、考えられるのは…▼~
も、もう呪いしかないのです!▼~
:[サイラス]|いやいやいや!~
待ってください!▼~
俺は本当にカムイの親友ですよ…~
病気も呪いも関係ありません。▼~
あのとき確かにカムイは~
俺のことを覚えてませんでしたけど、▼~
でも、あとでわかってくれましたよね。▼~
:[サクラ]|は、はい。▼~
で、でもあれは…~
カムイ兄様((姉様))の優しさです。▼~
あ、あなたの異変に何かを察して~
話を合わせてくれたんだと思うのです…▼~
:[サイラス]|いやいやいや、違うんですよ!~
俺は本当にカムイの親友なんです。▼~
でも、かなり幼いころの話で…~
それ以来、会っていなかったので…▼~
だからカムイは俺の顔を思い出すのに~
時間がかかったんですよ。▼~
:[サクラ]|…え?▼~
:[サイラス]|直接カムイに聞いてみてください。~
暗夜の連中にも聞いてもらっていいです。▼~
:[サクラ]|…………▼~
そ、そういうことなんですか!?~
す、すみませんでした…▼~
:[サイラス]|いや、いいんですよ。~
かなりびっくりしましたけど…▼~
ところでその…▼~
俺のためにわざわざ山奥まで~
行ってくださったんですか?▼~
:[サクラ]|はい…▼~
あ、あなたが心配で…~
放っておけなかったので…▼~
いろいろ…ごめんなさい…~
これからは…気をつけます…▼~
:[サイラス]|とんでもないです。逆に恐縮です。~
そして、誤解が解けてよかったですよ。▼~
***支援S [#ub808412]
:[サクラ]|サイラスさん。~
お呼びでしょうか?▼~
:[サイラス]|…………▼~
:[サクラ]|サ、サイラスさん!?~
具合が悪いんですか?▼~
:[サイラス]|そうなんです…苦しくて…~
今度こそ呪いのようです…▼~
:[サクラ]|ほ、ほんとですか!?~
ではあのとき取ってきた薬草を!▼~
:[サイラス]|いえ、薬草では治せそうもないんです…▼~
:[サクラ]|そんな…▼~
:[サイラス]|でも…~
一つだけ治す方法を知っています…▼~
:[サクラ]|えっ!?~
どうすればいいんですか!?▼~
私にできることならお手伝いします!▼~
:[サイラス]|あなたがこの結婚指輪を受け取ってくれれば…~
そうすれば…治るような気がします…▼~
:[サクラ]|…………▼~
え、え、えっ?▼~
:[サイラス]|俺が苦しいのは…▼~
サクラ王女…~
あなたに恋をしてしまったからなんです…▼~
あなたのことを考えると胸が苦しくて…▼~
:[サクラ]|で、では…呪いというのは…▼~
:[サイラス]|はい…~
この、恋の苦しみのことです…▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[サイラス]|…すみません。▼~
下手な芝居は止めて、~
まじめにお話ししましょう。▼~
サクラ王女、俺と結婚してください。▼~
暗夜王国と白夜王国…~
禁断の恋であることは重々承知です…▼~
でも、それを乗り越えてでも成就させたい。~
そう思って指輪を用意しました。▼~
:[サクラ]|…………▼~
:[サイラス]|やはり…ダメでしょうか…▼~
:[サクラ]|い、いいえ。~
ダメなんてことはありません。▼~
ただ、恥ずかしくて…~
うまくお返事できないだけで…▼~
私としては…と、とても嬉しいです…▼~
:[サイラス]|ほ、本当ですか…!?▼~
:[サクラ]|出身の違いに関しては…~
私にはよくわかりません…▼~
でも…わ、私なんかでよければ…~
ぜひお受けしたいと思います。▼~
:[サイラス]|ありがとうございます…▼~
あなたの言葉が薬となり…~
俺の胸の苦しみを和らげてくれました。▼~
:[サクラ]|よかったです…▼~
:[サイラス]|そして今は、苦しみに代わって…~
喜びが胸の中に満ちていっています。▼~
絶対に幸せにしますからね。~
サクラ王女!▼~
**カザハナ [#mb2d6512]
***支援C [#j1dd4cc2]
:[サイラス]|カザハナ。~
ちょっと言いたいことがあるんだ。▼~
:[カザハナ]|言いたいこと?▼~
:[サイラス]|こんなこと、あまり言いたくはないんだが…~
さっきの戦いはなんだ?~
:[カザハナ]|え?▼~
:[サイラス]|お前は白夜でも指折りの侍と聞いた。~
腕前を見ることを楽しみにしていたのだが…▼~
実際に目の当たりにした俺の感想は、~
…正直ガッカリだ。▼~
:[カザハナ]|はぁ!?~
いきなり何よ…!?▼~
:[サイラス]|敵への一撃が軽い。~
相手の攻撃を読みきれていない。▼~
見ていて危なっかしい上に、~
戦いに対する気持ちが、まったく感じられない。▼~
:[カザハナ]|そ、それは…たまたま調子が~
悪かっただけよ。▼~
いつもはもっと戦えるんだから。▼~
:[サイラス]|そもそもカザハナは、~
なんのために戦っているんだ。▼~
:[カザハナ]|なんのためって…決まってるわ。~
主君であり親友であるサクラのためよ。▼~
:[カザハナ]|じゃあ、お前のサクラ王女への思いは~
その程度だということか?▼~
:[カザハナ]|なにーっ!?▼~
…許せないわ。~
あたしのことを貶すのは目をつむるとしても…▼~
サクラに対する思いを~
貶されるのは許せない!▼~
:[サイラス]|悔しかったらもっと本気を出して、~
指折りの侍らしい戦いを見せてくれ。▼~
:[カザハナ]|くぅぅぅぅぅーっ!!▼~
***支援B [#kdc0de7a]
:[カザハナ]|サイラス。~
この間の戦いはなに?▼~
:[サイラス]|なんだと?▼~
:[カザハナ]|あなたの戦いっぷりを~
見せてもらったけど…▼~
あたしに偉そうに意見できるものは~
何一つ感じられなかったわ!▼~
:[サイラス]|それは、~
この間の仕返しのつもりなのか?▼~
:[カザハナ]|ふん。~
あなたにも同じ質問を返してあげる。▼~
そもそもあなたは何のために戦っているの?▼~
:[サイラス]|…答えは簡単だ。▼~
俺は幼なじみの親友…~
カムイのために戦っている。▼~
:[カザハナ]|親友のため?~
なんだ、あたしと一緒じゃない。▼~
:[サイラス]|一緒にしないでくれ。▼~
親友のために戦う…言葉にすれば同じだが、~
俺とお前では思いの強さが違う。▼~
:[カザハナ]|なにーっ!?▼~
あなたがどれだけカムイ様を~
思ってるか知らないけど…▼~
あたしのサクラに対する思いだって~
ものすごいんだから!▼~
:[サイラス]|へえ?~
聞こうじゃないか。▼~
:[カザハナ]|いいわよ!~
あたしとサクラは…▼~
…………▼~
:[サイラス]|どうしたんだ?▼~
:[カザハナ]|やめた。▼~
あたしとサクラの絆を言葉にすれば~
安っぽくなるだけだから。▼~
:[サイラス]|…………▼~
なるほど。~
それは一理あるな。▼~
俺とカムイの関係も、~
言葉にすれば安くなる。▼~
:[カザハナ]|でも、それじゃお互いに~
思いを証明できないわね。▼~
:[サイラス]|確かにそうだな。▼~
:[カザハナ]|…じゃあこうしない?~
思いの強さは模擬戦で決めるの。▼~
:[サイラス]|親友に対する思いを武器に乗せるというわけか。~
いいだろう。▼~
目にもの見せてやる。~
行くぞ!▼~
:[カザハナ]|どっからでもかかってきなさい!▼~
***支援A [#o3d3ac72]
:[カザハナ]|サイラス…この間は引き分けだったわね。~
今日こそ決着をつけない?▼~
:[サイラス]|ああ。~
俺も同じことを言おうと思っていたんだ。▼~
:[カザハナ]|よっぽど自信があるのね。~
でもそれはあたしも同じ。▼~
いくわよ!ええい!▼~
:[サイラス]|くっ…▼~
まだまだ!~
はあ!▼~
:[カザハナ]|ううっ…!▼~
はぁ…はぁ…~
今日は…あたしの勝ちよね。~
:[サイラス]|いや、どこをどう見ても俺の勝ちだ。▼~
:[カザハナ]|あたしの勝ちよ!~
あたしの思いの方が強かったわ!▼~
:[サイラス]|はぁ…▼~
簡単に倒してやろうと思ったのに…~
この短期間に腕を上げたな。▼~
:[カザハナ]|あなたもよ。▼~
あたしがここまで苦戦するなんて~
暗夜も捨てたもんじゃないね。▼~
:[サイラス]|それはこっちのセリフだ。~
俺も白夜を見直した。▼~
:[カザハナ]|…でも、笑っちゃうね。▼~
:[サイラス]|何がだ。▼~
:[カザハナ]|親友のことで張り合っているうちに、~
互いの腕をあげちゃうなんて。▼~
:[サイラス]|確かにな。▼~
:[カザハナ]|それだけじゃないわ。▼~
最近、あなたと張り合えない日は~
すごく退屈に思えるんだ…▼~
:[サイラス]|実は俺もだ。▼~
:[カザハナ]|えっ、そうなの?▼~
:[サイラス]|最初のころはあんなに~
いがみ合っていたのにな。▼~
親友のことで張り合っているうちに、~
親友みたいになってしまった…▼~
まるで笑い話だ。▼~
:[カザハナ]|ほんとだね。▼~
じゃあ、もう張り合うのやめる?~
せっかくの友情が壊れるのは嫌だし…▼~
:[サイラス]|…いや、だからこそ張り合いたい。▼~
張り合う程度で壊れる友情なんて、~
友情じゃないからな。▼~
:[カザハナ]|ふふふ。~
いいこと言うじゃない。▼~
それじゃ、立って。~
二回戦の始まりだよ。▼~
あたしのサクラへの思い…~
その体に叩き込んでやるんだから!▼~
:[サイラス]|俺のカムイに対する~
思いを味わわせてやる!▼~
***支援S [#e3014de1]
:[サイラス]|カザハナ、よく来てくれた。▼~
:[カザハナ]|あいさつなんて要らないよ。~
さあ武器を取って、始めましょう!▼~
:[サイラス]|いや、武器はしまってくれ。~
今日は別の要件で呼んだんだ。▼~
:[カザハナ]|えー?~
別の要件ってなに何よー?▼~
せっかく楽しみにしてきたのにー!▼~
:[サイラス]|実は…これを受け取ってもらいたくてな。▼~
…結婚指輪だ。▼~
:[カザハナ]|はいはい、これを受け取ればいいのね。~
ありがとう。▼~
さあ始めるよ!~
武器をとって!▼~
…………▼~
って、ちょ…~
ちょっと待って!▼~
今あなた…結婚指輪って言った?▼~
:[サイラス]|ああ、そうだ。▼~
:[カザハナ]|ええええーっ!?▼~
:[サイラス]|お前のことが好きで好きでたまらないんだ。~
結婚してほしい。▼~
:[カザハナ]|…………▼~
わ、わかったわ。~
ありがとう。▼~
:[サイラス]|そ、即断だな…▼~
:[カザハナ]|だって、あたしも~
あなたのことが好きだったから…▼~
:[サイラス]|えっ、そうだったのか?~
いつから?▼~
:[カザハナ]|いつからって…~
はっきりとはわからないけど…▼~
あなたと張り合ってるうちに…~
いつのまにか…▼~
:[サイラス]|そうか…▼~
でもきっと、俺の方が先だろうな。▼~
:[カザハナ]|えっ?▼~
:[サイラス]|俺の方が先に~
おまえのことを好きになっているはずだ。▼~
:[カザハナ]|こ、根拠はなによ?▼~
:[サイラス]|根拠なんてない。~
が、きっとそうに違いない。▼~
:[カザハナ]|そ、そんなのずるい!~
じゃあ、あたしのほうが先だよ!▼~
:[サイラス]|いいや。~
ここは譲るわけにはいかない。▼~
:[カザハナ]|じゃ、じゃあ…~
あたしのほうがあなたのことを好き!▼~
:[サイラス]|なんだと!?~
そんなの俺のほうが好きに決まっている!▼~
:[カザハナ]|いいえ、あたし!▼~
:[サイラス]|また張り合うつもりか!?▼~
:[カザハナ]|そうよ!~
あたしだって、これは譲らないわ!▼~
:[サイラス]|いいだろう…~
じゃあ、また武器をとるか?▼~
どっちが相手のことを好きか…~
その思いを武器に乗せるんだ…▼~
:[カザハナ]|いいわね…望むところよ!▼~
**オロチ [#ga67d824]
***支援C [#ffbf9616]
:[オロチ]|そなたはサイラス…じゃったかのう。▼~
わらわは白夜王国のお抱えの呪い師、オロチ。~
まじないを行い、全てを見通す者じゃ。▼~
:[サイラス]|…ほう。占い師みたいなものか。▼~
俺はサイラス。~
暗夜王国の騎士だ。▼~
わざわざ声をかけに来てくれたってことは…~
俺に何か用か?▼~
:[オロチ]|ああ。そなたは暗夜王国の戦士にして~
カムイ様の親友と聞いた。▼~
そして相当の剣の使い手ともな。▼~
…じゃが、そんなそなたに~
伝えておきたいことがあるのじゃ。▼~
:[サイラス]|なんだ?▼~
:[オロチ]|…次の出撃じゃが…~
少し気をつけたほうがいいかもしれんぞ。▼~
:[サイラス]|き、気をつける?~
どういうことだ。▼~
:[オロチ]|出撃のときに気をつけることと言えば、~
一つしかなかろう。▼~
:[サイラス]|…………▼~
ふふっ…▼~
俺の未来がまじないで~
明かされたっていうのか?▼~
そんな話、信じられるわけないだろう。▼~
:[オロチ]|…そうか。▼~
まあ、どうするかはそなたの自由。~
好きにするがよい。▼~
***支援B [#ae942769]
:[サイラス]|オロチ、ほら見ろ。~
俺のこの健康そのものの姿を。▼~
:[オロチ]|…………▼~
:[サイラス]|お前は次の出撃では気をつけろと言った。~
けど、なんともないじゃないか。▼~
まじないで全てを見通すとか言っていたが、~
インチキだったようだな。▼~
:[オロチ]|おやおや。なんという口じゃ。~
礼ならともかく文句とはのうぅ…▼~
:[サイラス]|べ、別に文句は言ってないぞ。~
ただ、まじないは外れたってことを…▼~
:[オロチ]|…仕方ない。~
説明してやろう。▼~
今、そなたが無事にここに立っているのは~
わらわの言葉を聞いたおかげ。▼~
わらわの忠告通りに気をつけたからじゃ。~
もし聞いていなければ、そなたは…▼~
:[サイラス]|そ、そんな。まじないが外れたからって。~
言い訳をするのか?▼~
俺は信じない…~
だまされたりしないぞ。▼~
:[オロチ]|それは残念じゃ…▼~
妙な胸騒ぎがするので、~
今日も運命を見てやろうと思ったのにのう…▼~
:[サイラス]|胸騒ぎ?▼~
:[オロチ]|そなたによくないことが起こりそうな予感がする。~
わらわの予感はなかなか当たるのじゃよ。▼~
:[サイラス]|ええっ!?▼~
:[オロチ]|気になるなら薬草を取ってくるがいい。~
まじないには薬草が必要だからのう。▼~
前回は初回じゃからタダで見てやったが、~
今度からは見返りが必要じゃ。▼~
:[サイラス]|あ…!▼~
ははーん…なるほどな。~
読めたぞ。▼~
:[オロチ]|何がじゃ。▼~
:[サイラス]|さてはそうやって人の不安をあおって、~
見返りに何かを要求する気だな?▼~
仲間にこんなこと言いたくないけどさ…▼~
まさかオロチは…~
詐欺師の類なのか?▼~
:[オロチ]|なんとまぁ…~
さすがひねくれた暗夜の者じゃ。▼~
そんなひどいことを言われたのは~
初めてじゃよ。傷つくのう…▼~
:[サイラス]|す、すまない…▼~
でも勝手に妙なまじないをして、~
次は薬草を取ってこいだなんて…▼~
俺だって困ってしまうだろ?▼~
とにかく…俺はオロチの言う、~
良くない予感なんて信じないからな。▼~
:[オロチ]|そうか…▼~
***支援A [#z9371805]
:[サイラス]|オロチ…本当にごめん!▼~
:[オロチ]|…いいんじゃよ。▼~
:[サイラス]|俺は戦いが済んだと思って気を抜いていた…~
まさか背後から敵の生き残りに襲われるとは…▼~
そんな俺をかばって…~
オロチが傷を負ってしまうなんて…!▼~
:[オロチ]|だから言ったのじゃよ。~
胸騒ぎがすると。▼~
あの後、わらわはそなたのことが心配になり、~
自ら山に入って薬草を取ってきたのじゃ。▼~
そなたのことを占ってみると、~
思った通り、嫌な未来が見えた。▼~
そなたが敵にふいを突かれて、~
背中を斬り裂かれる未来がな…▼~
:[サイラス]|それなのにバカな俺は、~
お前のことを詐欺師呼ばわりして…▼~
ちゃんと聞いておくべきだったんだ…▼~
:[オロチ]|そんなことを言っていいのか?~
わらわは本当に詐欺師かも知れんぞ。▼~
:[サイラス]|だとしてもいい。▼~
命の恩人になら~
よろこんで騙されるさ!▼~
:[オロチ]|…………▼~
うぷぷ…あははははは。~
そなた、おもしろい奴じゃのう。▼~
:[サイラス]|…で、傷は大丈夫なのか?▼~
:[オロチ]|まあ、なんとかのう。~
急所の外し方くらいは心得ておる。▼~
:[サイラス]|そうか。ならよかった…▼~
…………~
…しかし、どうしてだ?▼~
:[オロチ]|何がじゃ?▼~
:[サイラス]|詐欺師呼ばわりした俺なんか~
放っておけばよかっただろ…▼~
:[オロチ]|…………▼~
ミコト様がお亡くなりになる前…~
同じように嫌な予感がしたのじゃ。▼~
:[サイラス]|えっ?▼~
:[オロチ]|それでミコト様を占ってみたところ、~
身の危険が迫っていると出た。▼~
国外にでも身をお隠しになるよう、~
ミコト様に強く進言するべきじゃったが…▼~
それをお伝えする前に、~
ミコト様はあの惨事に遭われた…▼~
…悔やんでも悔やみきれん。▼~
だから、もう二度と~
あんなことは繰り返したくないのじゃ。▼~
:[サイラス]|そうだったのか…▼~
よし。▼~
:[オロチ]|どうしたのじゃ?▼~
:[サイラス]|あとで山に言って~
まじない用の薬草をたくさん探してくる。▼~
それが、俺にできるせめてもの感謝と償いだ。▼~
:[オロチ]|いいのかのう?▼~
わらわが詐欺師だとしたら、~
薬草を売りさばくかもしれんぞ。▼~
:[サイラス]|それでもいいさ。~
好きなだけ売りさばいてくれ。▼~
***支援S [#fd571d2a]
:[サイラス]|オロチ。まじない用の薬草だ。~
山ほど取ってきたぞ。▼~
:[オロチ]|おお…なんという量じゃ…▼~
:[サイラス]|さっそくなんだが…オロチ。~
一つ、占ってほしいものがある。▼~
:[オロチ]|なんじゃ?▼~
:[サイラス]|俺の未来を見てほしいんだ。▼~
:[オロチ]|…………▼~
ふふふ…まさかそなたから~
そんな言葉を聞けるようになるとはのう。▼~
わかった。~
ではこの薬草の一部を使ってさっそく…▼~
…おや?▼~
サイラス、落し物じゃ。薬草の中に~
箱のようなものが紛れ込んでおったぞ。▼~
ほれ。▼~
:[サイラス]|…いや、これは落とし物じゃない。~
俺からの贈り物ってやつだ。▼~
:[オロチ]|贈り物?▼~
:[サイラス]|箱を開けてみてくれ。▼~
:[オロチ]|これは…▼~
:[サイラス]|ああ、結婚指輪だ。▼~
:[オロチ]|なんと…!!▼~
…………▼~
…なーんてな。~
こうなることはわかっておった。▼~
:[サイラス]|ええっ!?~
ど、どうして…!?▼~
:[オロチ]|わらわもそなたのことが気になっていたからな…~
事前に占いをしておいたのじゃ。▼~
サイラスがここで告白してくれることも、~
指輪入りの薬草のことも…▼~
なんとなくわかっておった。▼~
…嬉しかった。とても。~
この時が来るのを、心待ちにしておった…▼~
:[サイラス]|じゃ、じゃあ…返事は…▼~
:[オロチ]|もちろん、受けさせてもらおう。▼~
:[サイラス]|よかった…ありがとう!▼~
:[オロチ]|しかし、わらわたちは白夜と暗夜。~
しかもお互いに貴族の家柄ときている。▼~
ことは簡単には進まんぞ。▼~
:[サイラス]|でもそれも、~
解決方法は見えているんだろう?▼~
:[オロチ]|いいや、見ていない。~
これからも見るつもりはない。▼~
:[サイラス]|どうして?▼~
:[オロチ]|単純に見たくないと思ったのじゃよ。▼~
わらわたちの未来には悲喜こもごも、~
様々なことが起きるじゃろう。▼~
じゃが運命の男との未来くらい、~
自分の手で切り開きたい…▼~
未来を前もって知ることなく~
堂々と体験したいと思ったのじゃ。▼~
そなたにはその覚悟はあるのかの?▼~
:[サイラス]|もちろんだよ。▼~
オロチと夫婦になれるなら、~
どんな未来にだって立ち向かうつもりだ。▼~
:[オロチ]|頼もしい言葉じゃ。~
ではこの指輪…ありがたくいただくぞ。▼~
:[サイラス]|ああ!~
ずっと外さないでくれよ!▼~
**ヒノカ [#ob6a9052]
***支援C [#ae0a8b38]
:[ヒノカ]|…サイラス~
ちょっといいか?▼~
:[サイラス]|ヒノカ王女…~
どうしました?▼~
:[ヒノカ]|少し教えてほしい事が~
あるのだが。▼~
:[サイラス]|なんでしょう?▼~
:[ヒノカ]|暗夜王国の騎兵隊の~
戦い方についてだ。▼~
:[サイラス]|俺に出来ることなら喜んで。▼~
:[ヒノカ]|まずは敵が接近してきたときだが…▼~
(一時暗転)▼~
なるほどな…▼~
:[サイラス]|お役にたてましたか?▼~
:[ヒノカ]|ああ。正直意外だった。▼~
:[サイラス]|とは?▼~
:[ヒノカ]|細かな違いはあるものの~
われわれ白夜とあまり変わらぬのだな。▼~
:[サイラス]|それは、同じ騎兵なのですから~
戦い方も似てくるでしょう。▼~
:[ヒノカ]|そうか…そうだな。~
その通りかもしれん…▼~
:[サイラス]|??~
何かご不審な点でも?▼~
:[ヒノカ]|いや、そうじゃないんだ。~
また何かあったら教えてくれ。▼~
:[サイラス]|はい。~
俺でお役にたてるのなら。▼~
***支援B [#wb6d023a]
:[ヒノカ]|…サイラス、~
少し聞きたいことがある。▼~
:[サイラス]|ヒノカ王女。~
どうされたのですか?▼~
:[ヒノカ]|…この前の戦いだが、~
お前の部隊が追い詰めた敵の中に、▼~
闘う意志をなくして~
武器を捨てたものがいたな?▼~
:[サイラス]|ええ。▼~
:[ヒノカ]|するとお前は部隊に方向転換して~
別の敵を攻撃するように命じた。▼~
:[サイラス]|はい。~
敵は完全に戦闘意欲をなくしてましたから。▼~
それが、何か?▼~
:[ヒノカ]|そのまま攻撃すれば~
労せずさらに多くの敵を倒せ、▼~
自分の手柄になったとは思わなかったのか?▼~
:[サイラス]|なっ!!~
思いません、そんなこと!▼~
敵とはいえ、~
闘う意志を捨てた相手ですよ!▼~
それを攻撃して手柄にするなんて…~
そんな卑怯な真似をわが部隊はしません!▼~
:[ヒノカ]|そうか…うん。そうだよな。▼~
:[サイラス]|なんてことを言われるのです。~
ヒノカ王女ともあろうお方が…▼~
:[ヒノカ]|いや、すまない。~
そうしろと言っているわけではないのだ。▼~
気に障ったのなら謝る。~
だが少しホッとした。▼~
:[サイラス]|ホッとした?▼~
:[ヒノカ]|ああ。▼~
これからも近くで戦うことがあるだろうが~
お互いに助け合っていけそうだ。▼~
よろしく頼むぞ。▼~
:[サイラス]|…それは、もちろんです。▼~
***支援A [#h3714e23]
:[サイラス]|ヒノカ王女。▼~
:[ヒノカ]|サイラス。どうした?▼~
:[サイラス]|…この間の件、どうもふにおちないので~
お尋ねしたいのですが…▼~
:[ヒノカ]|この間の件?▼~
:[サイラス]|戦闘意欲をなくした敵を攻撃しないのかと~
問われた件です。▼~
:[ヒノカ]|ああ、そのことか。~
すまなかった。気にしていたのなら謝る。▼~
:[サイラス]|いえ、そうではなく、なぜそんなことを~
俺に尋ねられたのかが気になったのです。▼~
そういえば以前にも騎兵の戦い方を~
俺に尋ねてこられましたね。▼~
それと何か関係があるのですか?▼~
:[ヒノカ]|…実は少し迷っていたのだ。~
暗夜軍とどうやったら共に戦えるのかを。▼~
誤解を招かぬように言っておくが~
暗夜を信用できぬわけではないぞ。▼~
:[サイラス]|…なら、どういうお話なのです?▼~
:[ヒノカ]|われわれと戦いの価値観が~
違うのかもしれぬという不安を持っていた。▼~
その…やはり以前に父王が殺され~
カムイを奪われたことが▼~
まだ心の片隅に残っているらしい。~
暗夜は手段を選ばぬ場合が多いのかも、と。▼~
:[サイラス]|それは…▼~
:[ヒノカ]|もちろん、あれは暗夜の一部の者がしたこと、~
暗夜全体ではないことは知っている。▼~
とはいえ、戦い方となると話は別かもしれない。~
勝利のために手段は選ばぬかもしれない。▼~
もしそうなら、私たちも共闘の仕方を~
考えなければならぬ。それで…▼~
:[サイラス]|それで、戦い方を確認したり、~
わざと俺を挑発するような質問を…▼~
:[ヒノカ]|すまぬ。▼~
サイラスが騎兵を率いる。私と一番~
戦い方が近い可能性があると期待したのだ。▼~
:[サイラス]|で、結果はどうだったのです?▼~
:[ヒノカ]|この前言っただろう?~
ホッとした、と。▼~
:[サイラス]|じゃあ、俺たちとは~
上手くやっていけそうだって事ですね?▼~
:[ヒノカ]|そうだ。だから改めて~
これからもよろしく頼む。▼~
:[サイラス]|そういうことでしたら、喜んで!▼~
~
***支援S [#k55109de]
:[ヒノカ]|サイラス…~
なんだ。こんな山奥に呼び出して…▼~
:[サイラス]|ヒノカ王女。~
来てくださってありがとうございます。▼~
:[ヒノカ]|次の戦い方の相談か? それとも、~
まだ以前の件がすっきりしないのなら…▼~
:[サイラス]|いえ、そうではありません。▼~
今日、お呼びしたのは…~
ある計画をお話しようと思ったからです。▼~
:[ヒノカ]|計画?▼~
:[サイラス]|そうです。~
ここに新居を構えようと思うんです。▼~
:[ヒノカ]|ここに家を?~
なぜこんな山の上に?▼~
:[サイラス]|ここは暗夜と白夜の国境地帯。▼~
自然以外に何もないところですが、~
この辺りでもっとも安全なところです。▼~
:[ヒノカ]|うむ。~
見晴らしもいいな。▼~
:[サイラス]|…ヒノカ王女。~
勇気を出して言います。▼~
ここに建てる家には、あなたと住みたいです。▼~
:[ヒノカ]|…えっ?▼~
:[サイラス]|夫婦として、です。▼~
:[ヒノカ]|ふふふ、夫婦だと?▼~
:[サイラス]|はい。~
結婚してください。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
…それは無理だ!▼~
:[サイラス]|どうしてですか?▼~
:[ヒノカ]|考えてもみろ。~
私は白夜の第一王女だぞ?▼~
お前は暗夜の名家の出と聞いている。~
折り合いが付くような間柄ではないだろ!▼~
:[サイラス]|…だからこそ、ここに家を建てるんです。▼~
白夜でもなく暗夜でもない。~
この境界線上に…▼~
俺は白夜の第一王女と結婚した~
暗夜王国の人間として…▼~
あなたは暗夜の者と結婚した~
白夜の第一王女としてここで暮らすのです。▼~
:[ヒノカ]|…そんなあやふやな立場は許されない。▼~
:[サイラス]|いいえ、そんなことありません。~
俺たちには先駆者がいます。▼~
白であり、黒でもある…~
カムイです。▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
:[サイラス]|あなたは俺をずっと見ていてくれた。~
そして俺を信用してくれた。▼~
俺を試すようなことを聞いたのも~
俺なら大丈夫と思ってくれたからでしょう?▼~
:[ヒノカ]|それは、そうだが……▼~
:[サイラス]|だから、俺はそんなあなたと~
一生を共にしたい。▼~
王女にはそう思ってもらえませんか?▼~
:[ヒノカ]|…いや、そんなことはない。▼~
共に闘えるかということをはかるために~
ずっとお前の事を見てきた。▼~
それを一生共に過ごせるかと置き換えてみると~
…とてもいいように…思う…▼~
:[サイラス]|では……▼~
:[ヒノカ]|ああ。~
その話…喜んで受けよう。▼~
:[サイラス]|…ありがとうございます。▼~
…それではもう少しここにいませんか?▼~
二人で家を建てる場所で~
ゆっくりと話をしましょう。▼~
二人の未来について…▼~
:[ヒノカ]|…悪くないな。~
では、聞かせてくれ。▼~
:[サイラス]|はい、喜んで。▼~
**セツナ [#l944b091]
***支援C [#da701cad]
:[サイラス]|ん!?~
なんで矢が飛んでくるんだ!?▼~
敵襲か!?▼~
どこだ!?~
どこから攻撃してるんだ!?▼~
!?▼~
その穴の中にいるのは…~
白夜王国のセツナか!?▼~
:[セツナ]|そう…▼~
:[サイラス]|そんなところで何をしている!?▼~
…そうか、~
お前も攻撃されて隠れているんだな?▼~
:[セツナ]|違うの…~
落とし穴に落ちたの…▼~
このままだと…餓えて死ぬ…▼~
:[サイラス]|何を言ってるんだ!▼~
ほら、助けてやる!~
俺の手をつかめ!▼~
よし、引き上げたぞ。▼~
:[セツナ]|ありがとう…▼~
:[サイラス]|いや、気を抜くな。~
それはきっと敵の罠だぞ。▼~
さっき、どこからか矢が飛んできた。~
だから…▼~
:[セツナ]|ああ、それ…やったの私…▼~
:[サイラス]|…えっ?▼~
:[セツナ]|あなたに助けてもらおうと思って、~
矢を放ったの…▼~
:[サイラス]|……………▼~
危ないだろ!▼~
当たったらどうするつもりだ!▼~
:[セツナ]|ちなみに、この穴は~
ただの獣用の罠…▼~
だから、敵兵はいない…~
安心して…▼~
:[サイラス]|獣用の罠にかかっていたのか?~
全く、おかしな奴だな。▼~
:[セツナ]|おかしな奴?~
褒めてくれて、うれしい…▼~
:[サイラス]|えっ?▼~
い、意味がわからない…▼~
とにかくだ、~
これからは気をつけろよ?▼~
***支援B [#p2e13fda]
:[サイラス]|おい、セツナ。▼~
:[セツナ]|どうしたの、怖い顔をして…▼~
:[サイラス]|俺たちが敵を倒して帰還しようとすると、~
いきなり背後から矢で攻撃された。▼~
生き残りがいたのかと思って身構えたら、~
矢を放っていたのはお前だった!▼~
:[セツナ]|そう…~
また落とし穴に落ちたから仕方ない…▼~
:[サイラス]|仕方なくない!~
矢を放つ前に助けを求めればすむことだ!▼~
:[セツナ]|なんか…~
言いたくなかった…▼~
:[サイラス]|いや、言わなきゃ駄目だろ!?~
矢が誰かに刺さっていたら一大事だぞ!?▼~
:[セツナ]|大丈夫…~
当たらないように撃ってるから…▼~
:[サイラス]|なんて奴だ…~
まるで話が通じないぞ…▼~
とにかく!▼~
穴に落ちたら「助けて」と言え。~
それくらい、お前だってできるだろう。▼~
:[セツナ]|……………▼~
:[サイラス]|どうしたんだ、顔を赤くして…▼~
:[セツナ]|お前ならできるだなんて…~
褒めてくれてうれしい…▼~
:[サイラス]|あのなぁ…~
褒めてなんかいないぞ。▼~
お前の耳は…いや、頭は大丈夫か?▼~
:[セツナ]|そんなに立て続けに褒めないで…▼~
:[サイラス]|なんなんだ!~
お前とは付き合いきれん!▼~
***支援A [#qed4d75f]
:[サイラス]|セツナ…~
お前に感謝の言葉を伝えたい。▼~
:[セツナ]|感謝?~
どうして…▼~
:[サイラス]|どうしても何も…~
お前が俺たち全員の命を救ったからだ…▼~
この間の出撃後のことだ…▼~
俺たちは勝利に浮かれてしまって、~
直後の奇襲に対応できなかった。▼~
ふいを突かれた俺たちは全滅の危機にあった。▼~
しかし、そのときだ。▼~
どこからともなく矢が飛んできて~
敵を片っ端から倒していった。▼~
あの矢はお前だな?▼~
:[セツナ]|ああ、そのこと…▼~
ええ、そう…▼~
いつものように落とし穴に落ちたから…~
いつものように矢を放っただけ…▼~
:[サイラス]|……………▼~
や、やっぱり、そうか、~
そうじゃないかなとは思ったのだが…▼~
お前のドジが偶然にも~
いい方に作用しただけのことか…▼~
:[セツナ]|うふふ…▼~
:[サイラス]|な、なんだ?~
嬉しそうな顔をして?▼~
:[セツナ]|…照れてるの。~
…ドジって言われて。▼~
:[サイラス]|ええっ!?▼~
…よく考えてみれば、理由はどうあれ、~
お前に助けてもらったのは事実だ。▼~
本当にありがとう。~
素晴らしい働きだった。▼~
:[セツナ]|……………▼~
:[サイラス]|…どうした?~
浮かない顔をして…▼~
:[セツナ]|…感謝するならちゃんと褒めて。▼~
:[サイラス]|いや、だから褒めてるだろ!?~
ありがとうって言っただろ!?▼~
:[セツナ]|もっと大きな声で…▼~
:[サイラス]|ありがとう!!!!!▼~
:[セツナ]|うれしい…▼~
***支援S [#v61b6e72]
:[サイラス]|セツナ、よく来てくれたな。▼~
:[セツナ]|突然呼び出して、~
どうしたの…▼~
:[サイラス]|はっきり言おう。~
お前に結婚を申し込みたい。▼~
!?▼~
おい、セツナ!?~
どこに行った!?▼~
:[セツナ]|ここ…▼~
:[サイラス]|ああ、落とし穴か。▼~
まったく…~
なんでこんなところに落とし穴があるんだ…▼~
ほら、手を伸ばせ。~
大丈夫か?▼~
:[セツナ]|ありがとう…▼~
:[サイラス]|それで、返事を聞かせてくれ。▼~
:[セツナ]|……………▼~
なんの話だったっけ…▼~
:[サイラス]|だ、だから…▼~
お前に結婚を申し込みたいんだ。~
結婚指輪も用意してある!▼~
:[セツナ]|…どうして私と結婚したいの?▼~
:[サイラス]|…言わせるのか。▼~
ええと…~
第一印象は悪かったはずなのに…▼~
いつしか俺は、~
お前の個性の虜になっていたんだ。▼~
お前のユニークさに触れていないと~
俺は毎日が退屈で仕方がない…▼~
そう!~
俺はセツナ中毒になってしまったんだ!▼~
:[セツナ]|……………▼~
そう…わかった…~
指輪をもらう…▼~
:[サイラス]|そうか。~
ありがとう。▼~
俺たちは互いに黒と白の貴族の出だ。~
すんなりとは話が進まないかもしれないが…▼~
:[セツナ]|まあ…~
なんとかなるでしょう…▼~
:[サイラス]|なんとかなる?~
どうして?▼~
:[セツナ]|わからないけど…~
ただ漠然とそんな気が…▼~
:[サイラス]|うーん…▼~
お前がそう言うなら…~
そうなんだろうか…▼~
って、またいない!▼~
セツナ、どこだ!?~
おーい!▼~
うわっ!~
目の前を矢が!▼~
:[セツナ]|こっち…▼~
:[サイラス]|また落とし穴か!?▼~
:[セツナ]|そう…▼~
私と結婚したら永遠に~
こういう面倒が起こると思うけど…▼~
それでもいいの?▼~
:[サイラス]|構うもんか。~
俺はセツナ中毒なんだぞ。▼~
お前が何度、穴に落ちても~
俺は手を差し伸べ続ける。▼~
世界中が落とし穴だらけになったとしてもな!▼~
:[セツナ]|……………▼~
…ありがとう、サイラス。▼~
**オボロ [#b593b73d]
***支援C [#y633d30d]
:[サイラス]|ふっ!はっ!せいっ!▼~
ん…?▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[サイラス]|ああ、オボロ。~
これから特訓かい?▼~
:[オボロ]|…ええ。▼~
:[サイラス]|白夜の薙刀術は強力だと聞くからね。~
是非学びたいものだよ。▼~
そうだ。お互いの実力を知るために~
手合せでもしてみないかい?▼~
:[オボロ]|…嫌よ。▼~
:[サイラス]|な、何だ…!?~
お前、すごい顔になっているぞ…▼~
俺と手合せをするのが、~
そんなに嫌なのか!?▼~
:[オボロ]|あなたというより…暗夜の人間が嫌なのよ。▼~
で、ついつい~
こういう顔になっちゃうの。▼~
あなたが悪い人じゃないってわかったら~
そのうち戻るから、まあ気にしないで。▼~
:[サイラス]|そ、そうか…両国の禍根を考えれば、~
暗夜に対する敵意も無理はない。▼~
じゃあいっそ、手合せでその敵意を~
俺にぶつけてきたらどうだい?▼~
:[オボロ]|それも嫌よ。~
今のこの気持ちを本当にぶつけたら…▼~
私はたぶん、~
あなたを殺してしまうから。▼~
:[サイラス]|……!▼~
:[オボロ]|そういうわけで、~
今日のところは失礼するわ…▼~
:[サイラス]|オボロ…~
何があったんだ、いったい…?▼~
***支援B [#b91b4db6]
:[サイラス]|オボロ、~
この間はすまなかった。▼~
:[オボロ]|サイラス…▼~
:[サイラス]|あの後、気になって~
いろいろ調べさせてもらった。▼~
そしてわかった。~
なぜお前が暗夜の人間を憎むのか…▼~
暗夜の賊に…~
両親を殺されたんだな?▼~
:[オボロ]|…………▼~
…そうよ。~
私は目の前で両親を殺されたの。▼~
:[サイラス]|そんなことも知らずに、この前は~
ぶしつけなことを言った。すまない。▼~
:[オボロ]|いいわよ、別に。~
あなたを憎んでいるわけじゃないし。▼~
というか、あなたはいい人だわ。~
一緒に戦って、嫌ってほどわかった。▼~
その証拠にほら、~
今日は私、もうあの顔をしてないでしょ。▼~
:[サイラス]|そうか…▼~
…オボロ。暗夜で生きてきた者として、~
一つだけ言わせてくれ。▼~
暗夜には悪人が多い。~
お前の両親を殺した賊たちのようにね。▼~
でも、良い人間だっているんだ。▼~
暗夜の多くの民たちは、~
白夜の人々と変わらない…善良な人々だ。▼~
:[オボロ]|そう…なんでしょうね。▼~
:[サイラス]|今の俺の言葉など~
全ては信じられないかもしれない…▼~
それでも、このことだけは~
伝えておきたかった。▼~
:[オボロ]|…わかったわ。~
覚えておくようにする。▼~
ありがとう、サイラス。▼~
***支援A [#x91a209d]
:[オボロ]|ねえ、サイラス。▼~
:[サイラス]|オボロ、どうした?▼~
:[オボロ]|聞きたいことがあるの。~
こないだの賊の討伐のこと…▼~
襲ったのは暗夜の賊、~
襲われたのは白夜の民だったわ。▼~
:[サイラス]|ああ、それが?▼~
:[オボロ]|あなたはなぜ、~
白夜の民を助けたの?▼~
今は暗夜を離れた身だから~
敵国にでも味方するという証のつもり?▼~
:[サイラス]|いや、それは違う。▼~
逆に白夜の賊が、暗夜の民を襲っても、~
俺は民を守るために闘っただろう。▼~
:[オボロ]|なぜ?▼~
:[サイラス]|罪なき民を守るのが~
騎士の務めだ。▼~
自領以外の民を守るなど~
馬鹿だという者もいるかもしれない。▼~
だが、これが~
俺の信じる騎士の道だ。▼~
:[オボロ]|そう…▼~
ねえサイラス。あなた前に、~
暗夜にも良い人はいるって言ってたでしょ?▼~
確かに、そのとおりね。~
暗夜にも良い人はいる。▼~
あなたのおかげで、わかったわ。▼~
:[サイラス]|…そうか。お前にそう言って~
もらえるのは嬉しいな。▼~
:[オボロ]|私もがんばってみるわ。~
暗夜か、白夜か、じゃなくて、▼~
これからは、その人がどうなるのかを…~
もっとちゃんと見るようにする。▼~
:[サイラス]|…ああ。ありがとう、オボロ。▼~
***支援S [#e366247f]
:[サイラス]|オボロ、よく来てくれた。▼~
:[オボロ]|…………▼~
:[サイラス]|すまなかったな。~
急に呼び出して。▼~
:[オボロ]|いいえ。私の方こそあなたに~
きちんとお詫びできてなかったから…▼~
サイラス。あなたは立派な人よ。~
それなのに私は、▼~
暗夜にもサイラスのような人がいることを~
想像することすらできなかった。▼~
:[サイラス]|いいんだ、もうそんなことは。~
それより、一つ考えてくれると嬉しい。▼~
:[オボロ]|考える?▼~
:[サイラス]|これを受け取ってもらえるかどうかだ。▼~
:[オボロ]|これは?▼~
:[サイラス]|結婚指輪だ。▼~
これからは俺と一緒に生きていかないか?▼~
:[オボロ]|…えっ?▼~
:[サイラス]|心の傷は簡単に癒えるものではない。~
だからお前の側にずっといてやりたいのだ。▼~
どうだろう。~
俺の想いを受け取るかどうか…~
…考えてくれないか?▼~
:[オボロ]|サイラス…▼~
考えるまえでもないわ。▼~
この指輪、喜んで受け取る。▼~
:[サイラス]|本当か?▼~
:[オボロ]|…でも、本当に私でいいの?▼~
:[サイラス]|どういうことだ。~
いいに決まってるだろ。▼~
:[オボロ]|だって私…▼~
こういう顔をしちゃう子よ?▼~
:[サイラス]|あはは。~
そんなことを気にしていたのか。▼~
愛というものは不思議だ。▼~
最初はびっくりしたそんな顔も…~
愛おしく思えるようになってくるのだから…▼~
:[オボロ]|サイラス…▼~
…ありがとう。~
もう絶対に離さないから!▼~
:[サイラス]|それは俺もだ。~
これから末永くよろしく頼む。▼~
:[オボロ]|こちらこそよ!▼~
**カゲロウ [#g33e381c]
***支援C [#wc11a3f0]
:[サイラス]|…ん?~
カゲロウ。お前がやっているのは…~
もしかして、華道というものか?▼~
:[カゲロウ]|…そうだ。▼~
:[サイラス]|俺の国では花で作品を作るのは~
貴族の女性のたしなみだが…▼~
:[カゲロウ]|お前は貴族の出か。▼~
:[サイラス]|ああ。そうだ。▼~
:[カゲロウ]|私もそうだ。~
華道は幼少期から習っている。▼~
:[サイラス]|なるほど。▼~
貴族のたしなみは~
暗夜王国も白夜王国も変わらないんだな。▼~
で、どんな作品になっているんだ。~
ちょっと見せてくれ。▼~
…うっ!?▼~
:[カゲロウ]|どうした?▼~
:[サイラス]|…これが…~
お前の国では華道と言うのか?▼~
:[カゲロウ]|そうだが…どういうことだ。▼~
:[サイラス]|遠くから見ただけではわからなかったが…~
なんというか…禍々しい作品だな…▼~
地獄の底を垣間見たような~
妙な気分になる色合いだ…▼~
俺が文献で見た華道とは~
かなり異なるような…▼~
:[カゲロウ]|そ、そうなのか…▼~
:[サイラス]|いや、それでも貴重な体験になった。~
これが、異文化に触れるということなんだろう。▼~
ありがとう、カゲロウ。~
また作品を見せてくれ。▼~
***支援B [#wd8f3656]
:[サイラス]|カゲロウ。~
今日は何をしている?▼~
…ほう。~
華道に続いて、今日は茶道か?▼~
:[カゲロウ]|そうだ。~
茶道も幼き頃より習っている。▼~
:[サイラス]|白夜の茶道は、奥が深いらしいな。~
噂で聞いたことがある。▼~
ちょっと見せてくれ。▼~
…………▼~
…げっ!?▼~
:[カゲロウ]|どうした。▼~
:[サイラス]|…い、いや…~
この…茶碗の中に入っているのは…何だ?▼~
遠くから見ていた分には~
お茶っぽく見えていたが…▼~
:[カゲロウ]|そうだ。お茶だが?▼~
:[サイラス]|えっ!?~
これがか!?▼~
:[カゲロウ]|そうだ。~
お前の国では違うのか?▼~
:[サイラス]|ああ…~
暗夜ではこれはお茶と呼ばない。▼~
見た目も匂いも異質な液体に見える…▼~
:[カゲロウ]|お前も、そう思うのか…▼~
:[サイラス]|えっ?~
どういうことだよ?▼~
:[カゲロウ]|実は、似たようなことを~
茶道の先生にも言われ続けている…▼~
先生の入れるお茶は、~
確かに私のものとは違うのだ。▼~
:[サイラス]|ということは…~
お前のやり方がおかしいだけなのか?▼~
:[カゲロウ]|そうかもしれない…▼~
昔からよく言われるのだ。~
美的感覚がおかしいと…▼~
:[サイラス]|そういうことだったのか…~
だとしたら華道のことも納得だ…▼~
:[カゲロウ]|そうだ、せっかくきたんだ。~
一杯、飲んでいけ。▼~
:[サイラス]|…本気で言っているのか?▼~
:[カゲロウ]|当たり前だ。~
美的感覚がおかしくてもお茶はお茶だ。▼~
:[サイラス]|…………▼~
いや…悪いが、偶然ちょうど今…~
水っ腹なんだ。▼~
:[カゲロウ]|そうか…残念だ。~
ではまたの機会にでも。▼~
***支援A [#i28f7dcc]
:[サイラス]|カゲロウ。~
鉛筆を持っているということは、今日は絵画か。▼~
:[カゲロウ]|ああ。▼~
:[サイラス]|どんな絵を描いているんだ?~
見せてくれ。▼~
…………▼~
…これは、なんだ?▼~
黒い円の中に毒々しい何かが~
うごめいているように見えるが…▼~
:[カゲロウ]|これはお前だ。▼~
:[サイラス]|えっ?▼~
:[カゲロウ]|お前を描いているのだ。▼~
:[サイラス]|…………▼~
いやいやいやいやいや。~
冗談はよしてくれ。▼~
これは俺のはずがない。~
本当のことを言ってくれ。▼~
俺はこんな化け物みたいな顔をしていない。▼~
:[カゲロウ]|…なんだと?▼~
華道といい、茶道といい…~
私の趣味に文句ばかり言う…▼~
私を侮辱しているのか…!?▼~
:[サイラス]|い、いや、バカになんかしていない!~
今回ばかりはむしろ共感したんだ。▼~
:[カゲロウ]|なんだと?▼~
:[サイラス]|俺も貴族のたしなみとして~
幼少期から絵画を習わされた。▼~
でも下手なんだ…絶望的にな。▼~
お前の絵は芸術的という解釈もできるが…~
俺のは本当に解釈のしようがないんだ。▼~
:[カゲロウ]|本当か?▼~
:[サイラス]|そうなんだ。~
俺はそう言おうとしただけなのに…▼~
:[カゲロウ]|それはすまなかった…▼~
:[サイラス]|試しに描いてやるから、見てくれ…▼~
:[カゲロウ]|ああ、頼む。▼~
:[サイラス]|…ふう、できたぞ。▼~
どうだ。~
お前を描いてみた。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
これはひどい…~
初めて人の絵を見てそう思ったぞ…▼~
これは私のわけがない。そもそも人でもない。~
ノスフェラトゥのほうが近いな…▼~
:[サイラス]|うぅ…悔しいが、何も言えない。▼~
:[カゲロウ]|しかし、お前には親近感を抱いた。~
絵を見て親近感を抱いたのも初めてだ…▼~
お前とは遠慮なく~
思うところを言い合えそうだ。▼~
:[サイラス]|そ、そうか…~
なんだか複雑だが…ありがとう。▼~
~
***支援S [#x5d31a73]
:[サイラス]|カゲロウ。~
よく来てくれたな。▼~
:[カゲロウ]|なんの用だ?▼~
まさか…~
また私の趣味に口出しするつもりか?▼~
:[サイラス]|いや、今日はそうじゃない。~
これを受け取ってもらいたくて呼んだんだ。▼~
:[カゲロウ]|これは…▼~
:[サイラス]|…結婚指輪だ。▼~
:[カゲロウ]|なに…!?▼~
:[サイラス]|カゲロウ。俺と結婚してほしい。~
俺はお前に夢中なんだ。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[サイラス]|ダメか?▼~
:[カゲロウ]|…否、私はうれしい。▼~
:[サイラス]|そうだったのか。じゃあ…▼~
:[カゲロウ]|だが、そう簡単にはいかぬだろう。▼~
私の家は白夜の貴族であり…~
お前の家は暗夜の貴族…▼~
どうやって折り合いをつけるのだ。▼~
:[サイラス]|やはり、そういう話になるよな。▼~
…でも、うちのほうは大丈夫そうだ。▼~
:[カゲロウ]|えっ?▼~
:[サイラス]|実家に手紙を送り、~
お前のことを伝えてみたんだ。▼~
お前の華道の話、茶道の話、~
そして絵画の話…▼~
そうしたらしばらくして返事が届いてな…▼~
…えらく評判が良かったんだ。▼~
:[カゲロウ]|お前の親はどういう美的感覚をしているんだ。▼~
:[サイラス]|俺も最初はそう思ったさ▼~
しかし、両親はぜひ見てみたいというんだ。~
白夜式の文化というのを…▼~
:[カゲロウ]|どういうことだ?▼~
:[サイラス]|お前の変わった作品を~
白夜独自の文化として捉えたようだ…▼~
:[カゲロウ]|国が違うと私の趣味が~
評価されるというのか…▼~
:[サイラス]|そういうことかもしれない。▼~
:[カゲロウ]|ならば、指輪を受け取ろう。▼~
:[サイラス]|本当か?▼~
:[カゲロウ]|ああ。▼~
私の感覚を認めてくれる人たちならば、~
もう国の違いなど関係ない。▼~
心の底から呼べるだろう。~
お義父さん、お義母さん、と…。▼~
:[サイラス]|そうか…よかった…▼~
:[カゲロウ]|そうだな…~
だが、手ぶらで行くのは失礼だ。▼~
そうだ。あいさつ替わりに~
私の代表作でも持っていこう。▼~
かつてミコト様に衝撃的だと称された~
絵画があったのだ。▼~
**リョウマ [#z35b9f8a]
***支援C [#zc0f93f5]
:[リョウマ]|サイラス、少しいいか?▼~
:[サイラス]|リョウマ王子、~
如何されましたか?▼~
:[リョウマ]|少し、サイラスと~
話をしてみたいと思ってな。▼~
暗夜ではカムイとお前は、~
どんな生活を送っていたんだ?▼~
:[サイラス]|それは…小さい頃の話が聞きたいという~
ことですか?▼~
:[リョウマ]|そうだ。行軍中もお前たちは~
仲良く話しているようだったからな。▼~
少し気になったというのが正直なところだ。▼~
カムイからも色々聞いてみたが、~
サイラスの口からも聞いてみたい。▼~
:[サイラス]|なるほど。▼~
小さい頃はあまり屋外に出られなかったので、~
玩具や工作で遊ぶことが多かったですね。▼~
ああ…でも紙で剣を作って~
部屋中走り回ったりもしてました。▼~
:[リョウマ]|はははっ、室内でも外で遊ぶのと~
それほど変わらないということだな。▼~
はしゃいでいる様子が目に浮かぶようだ。▼~
:[サイラス]|俺もカムイも小さい頃から~
あまり変わってないかもしれません。▼~
今も二人で昔話に花を咲かせるのも~
楽しいですが、▼~
二人で稽古をするのが~
一番楽しいって言い合ってますし。▼~
:[リョウマ]|あいつの暗夜での生活にも、~
良い出会いがあったんだな。▼~
サイラス…~
これからも仲良くしてやってくれ。▼~
:[サイラス]|それは、俺の台詞です。俺の方こそ~
あいつと出会えて良かったと思ってます。▼~
それに、俺たちが仲良くなれたのは、~
全部あいつのおかげなんですよ。▼~
:[リョウマ]|どういうことだ?▼~
:[サイラス]|それはですね…あ、でも~
この話はまた今度にしましょう。~
もうすぐ軍議の時間ですから。▼~
:[リョウマ]|ああ、わかった。それではまた。▼~
***支援B [#uca0e9dd]
:[リョウマ]|サイラス、以前話していた件だが…▼~
:[サイラス]|カムイと仲良くなったのが~
あいつのおかげって話ですよね?▼~
:[リョウマ]|そうだ。良ければ聞かせてくれ。▼~
:[サイラス]|実は最初、俺はただ単に~
歳が近いからという理由で、▼~
カムイの元に~
連れていかれたんです。▼~
人見知りだった俺はカムイと話せずに、~
じっとしているだけでしたが…▼~
カムイはずっと~
笑顔で話しかけてくれたんですよ。▼~
:[リョウマ]|きっと、友達ができると思って~
嬉しかったんじゃないか?▼~
:[サイラス]|そうだと思います。▼~
あまりにも熱心に話しかけてくるので~
俺も少しずつ話をするようになって…▼~
それから仲良くなりました。▼~
:[リョウマ]|なるほどな。▼~
:[サイラス]|今では、かけがえのない親友です。~
あれから色々ありましたが…▼~
俺はこの闘いから、~
必ずカムイを守ります。▼~
:[リョウマ]|そうか。▼~
俺もカムイや~
お前たち仲間を全力で守るつもりだ。▼~
こうやって白夜と暗夜の者が~
手を取り合って闘うことができるのも…▼~
あいつのおかげだからな。▼~
:[サイラス]|ええ、そうですね。▼~
:[リョウマ]|…今日はサイラスと話ができて良かった。~
仲間に熱い想いを持つ者がいるのは心強い。▼~
:[サイラス]|リョウマ王子でも、~
不安を抱えることがあるんですか?▼~
:[リョウマ]|目的が同じとはいえ、そこに抱く想いが~
全く同じとは限らないからな。▼~
だが…カムイの存在が~
俺たちを繋ぐ絆になっているのは間違いない。▼~
:[サイラス]|…そうですね。▼~
:[リョウマ]|もちろんあいつに頼り続けているわけにも~
いかないからな。▼~
俺たちも負けてはいられないぞ。~
これからも共に闘おう。▼~
:[サイラス]|はい!▼~
***支援A [#vb6a00f9]
:[サイラス]|リョウマ王子、~
少しよろしいですか?▼~
:[リョウマ]|サイラス、どうした?▼~
そういえばお前はこの前から、~
随分と俺を頼ってくれるようになったな。▼~
:[サイラス]|リョウマ王子に相談しておくと、~
不測の事態にも柔軟に対応できますからね。▼~
…ですが、今日は~
そのことではないんです。▼~
:[リョウマ]|では、何の話だ?▼~
:[サイラス]|実は、一つ頼みがあるんです。▼~
俺と…~
戦士の誓いをしてくれませんか?▼~
:[リョウマ]|戦士の誓い?▼~
:[サイラス]|はい。互いの剣を抜いて傷をつけ、~
それを合わせて誓いを立てるんです。▼~
以前リョウマ王子と共に闘うとお約束しましたが、~
それを…形として残しておきたいんです。▼~
:[リョウマ]|サイラス…▼~
:[サイラス]|リョウマ王子の義に厚い面を見て、~
尊敬の念を抱かずにはいられません。▼~
そんなリョウマ王子と誓いを立てられれば~
俺はもっと強くなれる…そう思ったんです…▼~
:[リョウマ]|…わかった。~
サイラスの頼み、受けよう。▼~
:[サイラス]|本当ですか!?▼~
:[リョウマ]|ああ。俺もサイラスの闘う姿には、~
心を奮い立たされたことが何度もある。▼~
そのひたむきな姿勢は俺も尊敬しているぞ。▼~
:[サイラス]|何だかリョウマ王子に褒められると~
照れてしまいますね。▼~
:[リョウマ]|本当のことだ。~
だから、その誓いも立てたいと思う。▼~
:[サイラス]|あ、ありがとうございます!▼~
はい。これで…~
戦士の誓いは交わされました。▼~
:[リョウマ]|こうやって、~
形を残すのもいいものだな。▼~
:[サイラス]|はい。互いを尊敬し信頼し合える仲間がいれば、~
俺たちの力はより強固なものになります。▼~
:[リョウマ]|そうだな。改めて礼を言おう、サイラス。~
お前が仲間でいてくれて良かった。▼~
:[サイラス]|俺の方こそリョウマ王子と闘えて心強いです。~
これからもよろしくお願いします!▼~
:[リョウマ]|ああ。▼~
**暗夜ユニット [#b9685615]
[[サイラス(暗夜)のページへ>../サイラス(暗夜)]]
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#u13c2e88]
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