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会話集/支援会話/サイゾウ
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*サイゾウの支援会話 [#qa63cea0]
#contents
**マイユニット(男性) [#m9737ab4]
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・私)のページへ>../マイユニット(男性...
~
**マイユニット(女性) [#r6828988]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
~
**フェリシア [#g10e4d32]
[[フェリシア(白夜)のページへ>../フェリシア(白夜)#sd3f42ed]]
**スズカゼ [#ada4fdf4]
[[スズカゼ(白夜)のページへ>../スズカゼ(白夜)#s9d1208c]]
**アクア [#g3ac9c5f]
[[アクアのページへ>../アクア#l7be8a3a]]
**リンカ [#n43a7df8]
[[リンカのページへ>../リンカ#i6bbb960]]
**サクラ [#ecd3a624]
[[サクラのページへ>../サクラ#a992a2a4]]
**カザハナ [#sc252be1]
[[カザハナのページへ>../カザハナ#x1e3e0ec]]
**ツバキ [#bad0314b]
[[ツバキのページへ>../ツバキ#ia6077de]]
**オロチ [#l74a611c]
***支援C [#h126f33c]
:[サイゾウ]|…なんだ、オロチ。~
そこで仁王立ちなんかして。▼~
:[オロチ]|そなたをここで待ち構えておったのじゃ。▼~
:[サイゾウ]|何か不満げな顔をしているようだが。▼~
:[オロチ]|そうじゃ。~
わらわはそなたに不満を言いに来たのじゃ。▼~
:[サイゾウ]|なんだと。~
言われる覚えはないぞ。▼~
:[オロチ]|その態度そのものじゃよ。▼~
:[サイゾウ]|…?▼~
:[オロチ]|その不遜で堅物で人を寄せ付けぬ、~
尖りまくった態度について、~
わらわは文句を言いに来たのじゃよ!▼~
:[サイゾウ]|言わんとしていることがわからんが…▼~
:[オロチ]|そなたは軍内でも近寄りがたいと~
悪評高いのじゃ。特に女性陣にな。▼~
:[サイゾウ]|なに…?▼~
:[オロチ]|我らは仲間なのじゃから~
お互いをよく知る必要があるじゃろ?▼~
じゃがそなたはあまりに人を寄せ付けぬ…~
殺気のようなものを放っておるのじゃよ。▼~
双子の弟スズカゼとは雲泥の差じゃと~
おなごたちの間でも話題になっておる。▼~
:[サイゾウ]|そんなこと言われてもな…~
これは生まれつきだ…どうしようもない。▼~
それに俺は女連中にどう思われようとも、~
関係ない。勝手に怖がってろ。▼~
:[オロチ]|なんじゃと…!?▼~
せっかくそなたと昔馴染みのわらわが、~
代表して忠告してやったというに!!▼~
:[サイゾウ]|知るか。▼~
:[オロチ]|こらーっ! 待たんかー!~
サイゾーーーー!!!▼~
***支援B [#k41fda82]
:[オロチ]|ふっふっふ…サイゾウよ。▼~
:[サイゾウ]|なんだオロチ…また仁王立ちか?▼~
:[オロチ]|今度こそは話を聞いてもらうまで、~
通せんぼは解かんぞ?▼~
:[サイゾウ]|また俺に対する悪評とやらか?~
俺にとってはどうでもいい話だ。▼~
好きに怖がらせておけばいい。~
戦闘に支障があるわけではないのだからな。▼~
:[オロチ]|そういう乾いた性格が良くないと申しておる!~
もう少し仲間内での潤いというのをなぁ…!▼~
:[サイゾウ]|もういいか? どいてくれ。▼~
:[オロチ]|ぐ、ぐぬぅ…▼~
じゃがそなたのことじゃから、~
そう言うと思っておったぞ。▼~
少々荒っぽいやり方じゃが…▼~
無理にでも聞いてもらえるように、~
一つ策を講じた。▼~
:[サイゾウ]|なに…?▼~
:[オロチ]|幼い頃…そなたはそなたの父親と共に~
スメラギ王との謁見のため、▼~
シラサギ城を訪れたことがあったじゃろう?▼~
その時にサイゾウは、~
わらわと初めて会った。▼~
:[サイゾウ]|…ああ。▼~
:[オロチ]|その時わらわは、初対面の挨拶代わりに~
そなたの運勢を占った。▼~
「そなたには凶兆が出ており、~
今後災いが起こるであろう」と言った後…▼~
そなたはみっともなく~
恐れおののいておったな!?▼~
わらわは忘れはせぬぞ!!▼~
:[サイゾウ]|…それがどうした。▼~
子供の頃のことだ。~
占いを信じて恐怖しても仕方ないことだろう。▼~
:[オロチ]|くっくっくっ…そうじゃな。~
じゃが、面白い昔話であることは事実!▼~
サイゾウは幼少期、占いにびびって~
ベソをかいたという可愛らしい話を…▼~
先ほど皆に広めておいたのじゃ!~
わはははっ!!!▼~
:[サイゾウ]|なに…!!?▼~
:[オロチ]|それ、見たことか!!~
わらわの話を聞かんからじゃぞ!~
これ以上こんなことをされたくなければ、~
大人しくわらわの話を聞いて…!▼~
:[サイゾウ]|くっ!!~
なんとかせねば…!!▼~
:[オロチ]|あっ、ちょっとサイゾウ!?~
あらっ!? ま、待つのじゃ、サイゾー!!▼~
ふむ、やはり思ったとおりじゃ。▼~
怖がられるのは平気でも、~
可愛いと思われるのは嫌らしいのう。▼~
***支援A [#v7835e46]
:[サイゾウ]|おい!! オロチ!!▼~
:[オロチ]|なんじゃ、なんじゃ…~
そこにおるのは、サイゾウか?▼~
仁王立ちで待ち伏せとは…~
わらわのモノマネでもしておるのか?▼~
:[サイゾウ]|違う!!~
お、お前…俺のことを、たばかったな!▼~
:[オロチ]|はて…なんのことじゃ?▼~
:[サイゾウ]|この間の件だ!▼~
俺が昔お前の占いで怯えたという話を~
皆に教えたという話…▼~
あの後、皆に弁解しようとしたら、▼~
皆、「そんな話は知らなかった」と~
言っていたぞ!?▼~
:[オロチ]|ふふふっ。それは災難じゃったな?~
ネタ晴らしをしようと思ったんじゃが、▼~
話を最後まで聞かずいなくなった~
そなたのほうが悪いのじゃよ!▼~
:[サイゾウ]|くっ…結果的に皆に話をしたのは、~
俺自身になってしまったではないか!!▼~
この償い、どうしてくれる!?▼~
:[オロチ]|これはこれは異なことを申す…~
サイゾウよ。▼~
そなたはわらわが、そのような~
人を貶めるようなことをすると思うたか?▼~
すべて、話が終わるのを待たずに去った~
そなたの失態ではないのか…?▼~
:[サイゾウ]|くっ…~
そ、それを言われてしまうと…▼~
ううっ、その通りだ…▼~
お前はふだんからふざけた奴だが…~
きちんと最後の一線は守る奴ではある…▼~
:[オロチ]|そうじゃろう、そうじゃろう?▼~
それよりもサイゾウよ…▼~
そうやってすぐに頭に血が上ってしまう性格を~
どうにかすべきではないのかえ?▼~
その常に燻っている佇まいこそが、~
皆が怖がる要因なのじゃぞ?▼~
冷静に戦況を見ることもできんと、~
いずれ身を滅ぼしかねん…▼~
:[サイゾウ]|それもまた…占いの結果なのか?▼~
:[オロチ]|これはただの…~
仲間としての忠告じゃよ。▼~
:[サイゾウ]|そうか。では、悔しいが…~
ありがたく受け取っておくとしよう。▼~
:[オロチ]|ああ、そうしてくれると、~
わらわも嬉しいぞ。▼~
***支援S [#a09c46d4]
:[オロチ]|サイゾウよ…▼~
:[サイゾウ]|なんだ、また待ち伏せか?~
にしては今日は随分と覇気がないようだが。▼~
:[オロチ]|ふ、ふん…~
わらわとてこういう日もある。▼~
:[サイゾウ]|それで何か用か?▼~
:[オロチ]|実はそなたに謝ろうと思うてな…▼~
:[サイゾウ]|謝る?▼~
先日の一件は、俺がお前の話を聞かず、~
頭に血が上ってしまっただけだ。▼~
仲間たちからの悪評を教えてくれたのも~
俺のことを考えてのこと。▼~
お前が謝るようなことは何も無い。▼~
:[オロチ]|いや…その話の途中にあった、~
過去の話のほうじゃよ。▼~
:[サイゾウ]|過去の話…~
俺がお前の占いに怯えたという件か?▼~
:[オロチ]|ああ、そうじゃ。あれは…~
今思い返せば、そなたへの凶兆…▼~
つまりそなたの父上に降りかかる災いを~
差しておったのやもしれん…▼~
:[サイゾウ]|なにっ…!?▼~
:[オロチ]|それに今まで気付かなかったとは…~
わらわも悪いことをしてしまったと思うてな…▼~
すまなかった…サイゾウよ。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
いや、そんなこと…あの時子供であった~
お前に気付けるはずがない。▼~
それに、あの占いに怯えただけで、~
何も行動できなかった俺も悪いんだ。▼~
あの時俺がお前の言葉を信じていれば、~
父上を救えたかもしれないのだろう?▼~
:[オロチ]|サイゾウ…▼~
:[サイゾウ]|しかしお前は本当に…昔からちゃんと~
俺のことを見てくれていたんだな。▼~
ありがたく思っている…▼~
:[オロチ]|ま、まぁ…昔馴染みじゃからのう。▼~
:[サイゾウ]|なぁオロチ…もし良ければ~
俺と一緒にならないか?▼~
:[オロチ]|な、なんじゃと…!?▼~
:[サイゾウ]|俺のことをこれほど考えてくれる女なら、~
俺も心休まる…お前は俺に安らぎをくれる。▼~
そう思ったんだ。▼~
:[オロチ]|ふむ…そうじゃのう。~
そなたは血の気が多すぎるからな。▼~
わらわが傍でちゃんと見守ってやらねば、~
心配というものじゃ。▼~
:[サイゾウ]|ふっ…かたじけない、オロチ。▼~
:[オロチ]|では付き合うとするかのう。▼~
しかし…やれやれ。複雑なものじゃよ。~
親友の元恋人と一緒になるとはのう。▼~
:[サイゾウ]|な、何故それを…!?▼~
:[オロチ]|隠し通せておるとでも思うておったのか?▼~
わらわとカゲロウは唯一無二の親友。~
知らぬことなど何もない。▼~
交際期間から別れに至る理由まで、~
わらわは全て知っておるのじゃぞ?▼~
:[サイゾウ]|はぁ…それを言うのは勘弁してくれ。▼~
:[オロチ]|良かろう、興も削がれるな。~
ではこれからよろしく頼むぞ、サイゾウ。▼~
:[サイゾウ]|ああ。▼~
**ヒノカ [#ha574c08]
***支援C [#g194142a]
:[ヒノカ]|誰だ…そこにいるのは?▼~
:[サイゾウ]|さすがはヒノカ様。▼~
気配を消してきたつもりなのですが…~
あっという間に見破られてしまいましたね。▼~
:[ヒノカ]|サイゾウか…~
お前の気配は鋭いからな。▼~
:[サイゾウ]|かく言うヒノカ様の気配も…~
相当のものだと思いますが。▼~
:[ヒノカ]|ふふっ…お互いに昔から顔見知りではあるが、~
印象はあまり変わらないな。▼~
それで…こんな夜更けにどうした?▼~
:[サイゾウ]|実は以前リョウマ様より~
機密の書簡をお預かりしておりまして…▼~
今日この日に、~
ヒノカ様に渡すように仰せつかりました。▼~
:[ヒノカ]|リョウマ兄様が…?~
その書簡の内容はなんだ?▼~
:[サイゾウ]|いえ…存じ上げません。~
俺には内容も見ることは許されておりません。▼~
:[ヒノカ]|そうか…とりあえず読んでみるか。▼~
…………▼~
むっ…なんだと?~
…そうか、わかった。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[ヒノカ]|書簡は確かに受け取った。~
ご苦労だった、サイゾウ。▼~
:[サイゾウ]|はい。~
では失礼致します。▼~
:[ヒノカ]|サイゾウ…その…~
中身が気にならないのか?▼~
:[サイゾウ]|いえ、それは過ぎた行為です。~
俺は与えられた任務をただ遂行するだけです。▼~
では…▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
***支援B [#n8b2596a]
:[サイゾウ]|ヒノカ様…▼~
:[ヒノカ]|サイゾウだな…わかっているぞ。▼~
リョウマ兄様からの~
二通目の書簡があるのだろう?▼~
:[サイゾウ]|仰せの通りです。~
こちらになります。▼~
:[ヒノカ]|ああ…▼~
…………▼~
なるほどな…▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[ヒノカ]|ふむ…わかった。▼~
:[サイゾウ]|それでは…▼~
:[ヒノカ]|サイゾウ…~
やはり内容を知りたくないのか?▼~
:[サイゾウ]|いえ…ですから~
俺には出過ぎた行為です。▼~
もちろんリョウマ様からのお許しがあれば、~
拝見させていただきますが。▼~
:[ヒノカ]|そうか。だがお前もリョウマ兄様…そして~
白夜王家に仕えるようになって短くない。▼~
こういったやり取りに参加できないのは、~
個人的に不服ではないのか?▼~
:[サイゾウ]|いえ…~
特にそのような考えは…▼~
…………▼~
あの…ヒノカ様。~
ヒノカ様のお言葉をお聞きしていると、▼~
まるで…その内容を俺に伝えたいように~
聞こえてしまうのですが…?▼~
:[ヒノカ]|い、いや、そんなことは…ないぞ。▼~
:[サイゾウ]|そうですか…申し訳ありません。▼~
:[ヒノカ]|コホンッ。▼~
よし…これが返事だ。~
これをこの日に、リョウマ兄様へと届けてくれ。▼~
:[サイゾウ]|はい。このサイゾウ、リョウマ様と御身のため~
この身に代えても任務を遂行いたします。▼~
:[ヒノカ]|…サイゾウ。▼~
***支援A [#gbdaa04b]
:[ヒノカ]|サイゾウ…すまなかったな。▼~
:[サイゾウ]|何がでしょうか、ヒノカ様?▼~
:[ヒノカ]|お前を使ってリョウマ兄様と~
書簡のやり取りをしていたことだ。▼~
…あれには理由がある。▼~
実はな…リョウマ兄様に白夜王家の~
諸侯の一人から密告があった。▼~
サイゾウ。~
お前が敵と通じているのではと。▼~
:[サイゾウ]|…なにっ!?▼~
:[ヒノカ]|結局その諸侯自身が、白夜王家の内部混乱を~
引き出すためにでっち上げたことだった…▼~
つまり国家転覆を狙った裏切り者だと~
ようやくわかったのだがな…▼~
今からすれば、いけ好かぬ奴だったよ。~
今頃は引っ捕らえられているはずだ。▼~
:[サイゾウ]|は、はぁ…▼~
:[ヒノカ]|そしてあの書簡はリョウマ兄様がサイゾウを~
試すために仕組んだことだったのだ。▼~
:[サイゾウ]|リョウマ様が…!?▼~
:[ヒノカ]|だがリョウマ兄様を責めないでほしい。~
あれはその諸侯からの進言の手前、▼~
やむなく真偽を突き止めるための対策を~
行う必要が出てしまったという事だ。▼~
軍議中に複数の諸侯たちが聞く中でサイゾウへの~
嫌疑の話をされてしまったらしいからな。▼~
:[サイゾウ]|なるほど…▼~
:[ヒノカ]|これだけはわかってくれ。リョウマ兄様は、~
そして私はお前の無実を誰よりも信じていた…▼~
:[サイゾウ]|つまり…あの中身を俺が途中で覗き見るか…~
それを伺っていたということですか?▼~
…俺の忠誠心を確かめるために?▼~
:[ヒノカ]|簡単に言えばそうなるな。▼~
:[サイゾウ]|…ならば申し訳ありません。▼~
お二人の時間を余計な事に割いてしまったのは~
どちらにしろ俺の責任です…▼~
:[ヒノカ]|いや。体裁もあり、~
お前を試すようなことに協力したのは事実だ。▼~
むしろ私たちの力が足りなかったせいだ…~
申し訳ない。▼~
:[サイゾウ]|お顔を上げてください、ヒノカ様。▼~
ですが…もし俺が見るような素振りを見せたら、~
ヒノカ様はどうされましたか?▼~
:[ヒノカ]|うむ…その場で斬り伏せていたかもしれんな。▼~
:[サイゾウ]|仮に俺がヒノカ様の立場だったら、~
俺も同じようなことをしたと思います。▼~
だからリョウマ様とヒノカ様の行動は、~
正しかったのですよ。▼~
むしろ俺の忠誠心はこれで証明できたと~
誇らしいくらいです。▼~
:[ヒノカ]|サイゾウ…~
お前ほどの忠臣を持つことができて、▼~
白夜王家は幸せだと思っている。~
これからも我々のためによろしく頼む。▼~
:[サイゾウ]|お言葉、ありがたく頂戴致します。▼~
***支援S [#xfaeafc8]
:[サイゾウ]|ヒノカ様、今よろしいでしょうか?▼~
:[ヒノカ]|…サイゾウか。~
先日は、本当に申し訳なかったな。▼~
私は今でもお前のことを見ると~
自責の念に苛まれてしまう。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
ヒノカ様…~
やはりあなたはとてもお優しい方だ。▼~
:[ヒノカ]|えっ…?▼~
:[サイゾウ]|書簡のやり取りをしていた時…▼~
あなたは何度も、~
内容が気にならないのかと訊いてきましたね。▼~
あれは…俺に、俺が疑われている立場にあると~
伝えようとしていたのではないですか?▼~
:[ヒノカ]|…ああ、そうだ。~
だが言うわけにもいかないからな…▼~
:[サイゾウ]|あなたがお気に病むことではないのに…▼~
でも俺は…~
そのあなたの優しさに惚れたんです。▼~
:[ヒノカ]|な、なにっ!?~
惚れ…っ!?▼~
:[サイゾウ]|…はい。このようなことを突然申し上げて~
驚かれるのは当然ですが…▼~
どうしても言いたくてここに来ました。▼~
身分の差があるあなたと結ばれることは~
期待していません…▼~
この想いを伝えることさえ、~
身をわきまえないことだともわかっております。▼~
ですが…どうしてもあなたに、~
お伝えしておきたかったのです。▼~
お許しください…ヒノカ様。▼~
:[ヒノカ]|サイゾウ…▼~
…いや、謝ることなど何もない。▼~
ありがとう…~
私もお前のことが好きだよ。▼~
:[サイゾウ]|え…!?▼~
:[ヒノカ]|お前の…リョウマ兄様への忠義を見ていて、~
私はお前の心に惚れ込んでしまった。▼~
今はお前にとっての一番は主君である~
リョウマ兄様だろうが…▼~
いつかそれを奪って…~
サイゾウの一番に私がなれたら…▼~
それくらいにお前のことを想っていたんだ。▼~
:[サイゾウ]|あ…ありがたき幸せ。▼~
俺はこれまで、このように~
心震える言葉を頂けたことはありません。▼~
俺の気持ちを受け入れて下さるのなら…~
俺はあなたを一番に想うとお約束いたしましょう。▼~
:[ヒノカ]|ああ、ありがとう。▼~
だが、私を一番に想ってくれるのは~
この闘いが終わってからで構わない。▼~
今は私もお前も、リョウマ兄様の…~
この国のため生きていかなければな。▼~
:[サイゾウ]|はい…!▼~
:[ヒノカ]|互いにリョウマ兄様を支え、早く世界を~
平和へと導いていこう、サイゾウ。▼~
:[サイゾウ]|もちろんです!▼~
**セツナ [#hbe2ecdb]
***支援C [#vd1a6b0a]
:[セツナ]|あ、サイゾウ。~
おはよう…▼~
:[サイゾウ]|何がおはよう、だ。~
既に日は天上にある。もう正午だぞ?▼~
:[セツナ]|私、あいさつ間違えた…▼~
:[サイゾウ]|まさかこの時間まで寝こけていたわけでは~
あるまいな?▼~
:[セツナ]|まさか…~
いくら私でも、そんなことはしない…▼~
昨日の夜から今までずっと…~
罠に引っ掛かっていただけ…▼~
:[サイゾウ]|…はぁ?~
なんなんだ、その状況は。▼~
それじゃあ寝坊のほうが~
よほどマシじゃないか。▼~
:[セツナ]|そう…?▼~
:[サイゾウ]|…セツナ。~
前々から思っていたのだが、▼~
お前のその性格は~
どうにかならんのか?▼~
お前は…臣下としての心構えが~
少々足りていないように思える。▼~
:[セツナ]|そんなことない…~
いつもやる気まんまん…▼~
:[サイゾウ]|嘘をつけ!▼~
ああ…このままでは~
ヒノカ様が不憫でならん。▼~
これから俺が、忠臣とはどうあるべきかを~
徹底的に教育してやる!!▼~
:[セツナ]|なんだかよくわからないけど…~
わかったわ。▼~
:[サイゾウ]|そういう風にタラタラしていられるのも~
今のうちだ。覚悟していろ…▼~
***支援B [#o5face07]
:[サイゾウ]|さて、セツナ。▼~
早速だがお前に、臣下としての心構えを~
一から叩き込んでやる…!▼~
:[セツナ]|あ、そこに可愛い小鳥が…~
なにかエサあげなきゃ…▼~
:[サイゾウ]|っておい!~
のっけから気を逸らしてるんじゃない!▼~
:[セツナ]|あ…ごめんなさい。▼~
:[サイゾウ]|まずは生活面においての心構えだ。▼~
セツナ、お前はヒノカ様の就眠を~
お待ちしてから寝ているか?▼~
:[セツナ]|ううん…~
大体私の方が先に寝るわ…▼~
ヒノカ様はよく…▼~
「お前が先に寝てくれないと~
私もおちおち寝ていられない」って、▼~
私に言うから…▼~
:[サイゾウ]|なに…!?~
しかし…まあそれは否定できんな。▼~
ではその代わり、きちんとヒノカ様よりも~
先に起床しているのか?▼~
:[セツナ]|ううん…~
私のほうが後に起きる…▼~
私は毎朝…ヒノカ様が~
起こしに来てくれるまで寝ているの…▼~
:[サイゾウ]|ぐぬぬっ…お前は何様なのだ!?~
主従が逆転しているのではないか!?▼~
:[セツナ]|あと、次の日に着る服もちゃんと~
枕元に用意しておいてくれるわ…▼~
ヒノカ様…なんてお優しい。▼~
:[サイゾウ]|ば、ば、馬鹿者が!!▼~
それはお前がヒノカ様のために~
すべきことだろうが!?▼~
衣服やお履物に至るまで~
全てお前が用意し、▼~
ヒノカ様が着られる直前まで暖めるくらいの~
気配りをお前は持っておらんのか!▼~
:[セツナ]|そんなこと言われても…▼~
:[サイゾウ]|ううむ…~
生活面はもはや諦めたほうが良さそうだな…▼~
では…出かける時などはどうだ?▼~
ちゃんとヒノカ様の往く先を~
注意しているのか?▼~
何か危険な物が落ちていないか、~
気をつけているのだろうな?▼~
:[セツナ]|危険なもの…?▼~
:[サイゾウ]|ぬかるんだ水溜りから敵の罠に至るまで、~
あらゆるもののことだ。▼~
:[セツナ]|それは…~
むしろ私が先にはまってしまうから…▼~
ヒノカ様からは、~
「お前は私の後を付いてこい」って言われてる…▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
…なんと。~
開いた口が塞がらないとは…このことか…▼~
セツナよ…お前は重症だ…~
まだ始めたばかりだが俺はもう…挫けそうだ…▼~
:[セツナ]|がんばれ、サイゾウ…▼~
:[サイゾウ]|頑張るのは貴様だ!▼~
お前がそんな心持ちだから、~
俺がこれだけ苦心してるというのに…!!▼~
い、いや…もういい。~
少し頭を冷やす時間をくれ…▼~
:[セツナ]|わかった…~
じゃあ私、小鳥にエサをあげてくる…▼~
:[サイゾウ]|くっ…!▼~
***支援A [#c1a7a0a8]
:[セツナ]|サイゾウ、今日も心構えについて~
訓練するの…?▼~
:[サイゾウ]|いや…あれはもう止めだ。▼~
:[セツナ]|…どうして?▼~
:[サイゾウ]|ヒノカ様から言われたのだ。~
「セツナにそんなことを教える必要はない」と。▼~
:[セツナ]|そうなの…?~
ヒノカ様はなんて言ってたの…?▼~
:[サイゾウ]|最初はお前のその言動に呆れもしたが、~
戦闘時にきちんと役立っているから、▼~
それ以上は何も望まない…と。▼~
むしろそれ以外は面倒を見るのが~
私自身が楽しくなってきたと…▼~
:[セツナ]|ヒノカ様…▼~
:[サイゾウ]|まったく…まるで小動物でも~
世話するような感じだな。▼~
ヒノカ様のお前に対する扱いは…▼~
:[セツナ]|小動物のお世話…~
それは楽しい…▼~
私も、この前の小鳥のお世話…~
とても楽しかった…▼~
:[サイゾウ]|…ああ。お前が世話できるのは、~
小鳥ぐらいのものだろうな。▼~
だからもうヒノカ様とお前の関係に~
口出しすることは止めることにした。▼~
そういう主従関係というのも~
あるのかもしれんからな。▼~
…百歩譲って、だがな。▼~
:[セツナ]|ありがとう…▼~
ヒノカ様はとても素晴らしい主君…~
私は幸せ者よ…▼~
:[サイゾウ]|ああ、そうだな。~
そのことをもっと噛みしめろ。▼~
思い出さなくていいほどに思い出せ。~
それぐらいならできるだろう。▼~
:[セツナ]|うん…▼~
:[サイゾウ]|では、これからもきちんと主君を~
お守りするんだぞ、セツナ。▼~
:[セツナ]|わかったわ…▼~
私はいつも、~
やる気まんまん…▼~
***支援S [#i0283ff8]
:[セツナ]|サイゾウ…~
聞きたいことがある…▼~
:[サイゾウ]|なんだ?▼~
:[セツナ]|最近私のところに来てくれなくなったけど…~
どうしてなの?▼~
:[サイゾウ]|どうしてと言われても…▼~
もうお前に臣下のあるべき姿を~
教える必要がなくなっただけのこと。▼~
ヒノカ様にも、このままで良いと言われたわけだしな。▼~
:[セツナ]|じゃあ…サイゾウはもう…~
私のところに来ない…?▼~
:[サイゾウ]|必要が無ければな。~
それがどうした?▼~
:[セツナ]|私…嬉しかったの…~
サイゾウがいつも来てくれたこと…▼~
私を変えようと~
サイゾウが努力してくれたことが。▼~
サイゾウは私のために~
ヒノカ様にも相談してくれたり、▼~
とても真剣に挑んでくれたから…▼~
:[サイゾウ]|そ、そうなのか…?▼~
:[セツナ]|私…あなたに憧れてるの…▼~
できるなら私も…~
サイゾウみたいな臣下になりたい…▼~
有能な臣下になって…~
ヒノカ様の力になりたいの…▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[セツナ]|だから…~
サイゾウの傍にいさせてくれない…?▼~
私…あなたの背中を~
追いかけていきたい…▼~
あなたのことが…好きだから。▼~
:[サイゾウ]|セツナ…▼~
そうか…~
わかった。▼~
俺もお前と会話をしてる内に、~
いつしかお前に惹かれていた。▼~
これからは二人で時間をかけて、~
忠臣としての高みを目指していこう。▼~
:[セツナ]|サイゾウ…ありがとう。▼~
:[サイゾウ]|いや、こちらこそよろしくな。~
セツナ…▼~
**オボロ [#ab3483e5]
***支援C [#pfaeb886]
:[オボロ]|あ、いたいたー!~
サイゾウ、ちょっといいかしら?▼~
:[サイゾウ]|なんだ、オボロ…って~
なぜそんなに近づく?▼~
お、おい、顔を近づけすぎだ!▼~
:[オボロ]|うーん、うーん。~
やっぱりね…▼~
:[サイゾウ]|な、なんだ…▼~
:[オボロ]|あなたの服や覆面…着けてるものが~
みんなボロボロで着こなし方が粗っぽいわ…▼~
つまり…▼~
:[サイゾウ]|つまり…?▼~
:[オボロ]|ダサいのよ!▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
…別に構うものか。▼~
俺たちは戦争をしているのだ。~
身なりに気を遣う必要などない。▼~
:[オボロ]|嫌よ。私、あなたの身なりを~
どうにかしたいの!▼~
:[サイゾウ]|忍びにはそんな気遣いは不要だ。▼~
むしろ古びた衣装を着るくらいが~
忍びにとってはちょうど良いのだ。▼~
:[オボロ]|嫌よ嫌! 呉服屋の娘としての、~
見立てたいっていう欲求が疼くのよ…!▼~
今度何着か見繕ってみるから、~
ちょっと試させてもらうわ!▼~
わかったわね!?▼~
:[サイゾウ]|お、おい!~
勝手に話を進めるな!▼~
…くっ、行ってしまったか。▼~
***支援B [#t5027755]
:[オボロ]|はぁ…はぁ…!!▼~
待ちなさーい!~
サーーーイゾーーーー!!▼~
:[サイゾウ]|ま、待つものか!!▼~
お前がその派手な着衣を、~
いつまでも握りしめている限りはな!▼~
:[オボロ]|そ、そんなこと言わないでこれを着てみてよ!~
絶対に似合うからー!▼~
:[サイゾウ]|だからそんなものは忍びには不要だと~
何度言えばわかるのだ!?▼~
:[オボロ]|そんなこと言わないでよ!▼~
サイゾウは素材はいいんだから、~
もっとお洒落しましょうよー!▼~
:[サイゾウ]|はぁ…はぁ…~
意外にしつこいな…お前は。▼~
:[オボロ]|はぁ、はぁ…ふふふ。▼~
私の呉服屋魂を舐めたらいけないわよ…~
サイゾウ…▼~
:[サイゾウ]|そのような派手な服は、~
忍びにとっては命取りなんだぞ?▼~
敵に見つからずに~
茂みや暗がりに隠れること…▼~
そういった戦況に適した衣装こそが、~
俺にとって相応しい装備なのだ。▼~
ほつれていて汚れていて…地味なくらいが~
俺にとってちょうど良いんだ…▼~
:[オボロ]|あ、ほんとだ。~
ちょっとほつれてて脱がしにくいわね。▼~
:[サイゾウ]|貴様! 何を勝手に~
俺の服を脱がしにかかっている!?▼~
や、止めろー!~
コラッ! 身ぐるみを剥がすな!▼~
:[オボロ]|えへへへ…この服にはやっぱり~
もう少し派手な首巻きが良いかしらね…▼~
いやいや、でも…いっそのこと、~
もう少し煌びやかな装飾のほうがいいかも。▼~
ああ…~
あれもこれも着させてみたいわ…!▼~
:[サイゾウ]|ぬあああっ!!~
だから止めんかーーー!!!▼~
このっ…!~
この追剥ぎめえええっ!!▼~
***支援A [#t3fbc7be]
:[オボロ]|あーあ…▼~
結局サイゾウ、私の用意した着物を~
一回しか着てくれなかったなぁ…▼~
もっと色々と試着させたかったのに、~
残念だわ…▼~
上着だってもっと変わったやつとか、~
大人っぽいやつもあったんだけど…▼~
:[サイゾウ]|お、おい…オボロ。▼~
:[オボロ]|あっ…サイゾウ。~
なに? この前の文句でも言いに来たの?▼~
:[サイゾウ]|あ…いや、その…▼~
:[オボロ]|何よ、さっさと言いなさいよ。▼~
どうせまた『忍びには不要だ~』とか言って~
女々しく喚き立てるんでしょ!?▼~
:[サイゾウ]|いや、違う。~
その…この間のことなんだが…▼~
実は以前、リョウマ様に~
頼まれていたことがあるのだ。▼~
次回の白夜の式典に~
俺にも同席してほしいと…▼~
:[オボロ]|えっ…そうなの?~
良かったじゃない!!▼~
それってとても名誉なことでしょう?▼~
:[サイゾウ]|あ、ああ…忍びにとっては、~
ありえないほどの名誉だ。▼~
だが、俺のような身なりでは~
リョウマ様に失礼になる…そう思っていたが、▼~
お前が用意してくれた着物なら、~
式典に出るのに申し分ない。▼~
だから、もし良かったら今度お前に、~
式典用の着物を見立ててほしいと思ってな…▼~
:[オボロ]|そ、そうなの?▼~
そういう事なら…~
別にいいけど。▼~
:[サイゾウ]|そうか。ありがとう。▼~
そしてこの前は済まなかったな…▼~
:[オボロ]|い、いいわよお礼なんて。~
サイゾウがそんなこと言うなんて気持ち悪いし。▼~
:[サイゾウ]|貴様…▼~
:[オボロ]|でもでも…~
じゃあ…えへへへ。▼~
ちゃんと見立てないといけないから、~
これからも色んな着物を着てもらっていい?▼~
:[サイゾウ]|あ、ああ…仕方あるまい…▼~
だが…できるだけ~
地味なやつにしてくれよ?▼~
:[オボロ]|うふふふっ…了解~!▼~
***支援S [#j65d6a88]
:[サイゾウ]|おい、この衣装だが…~
俺にとっては少し肩幅がキツいぞ…▼~
それにちょっと袖の所が…なんだこの模様?~
うーむ…安っぽくないか?▼~
…………▼~
おい、オボロ、聞いてるのか?▼~
:[オボロ]|…えっ?▼~
あ、ええと…ご、ごめん。~
ちょっとボーっとしてたわ…▼~
:[サイゾウ]|なんだなんだ…お前が大好きな~
服の見立ての時間じゃないのか?▼~
せっかく俺が暇を見つけて~
付き合ってやっているというのに…▼~
:[オボロ]|…………▼~
ねぇ…サイゾウ。▼~
:[サイゾウ]|なんだ?▼~
:[オボロ]|サイゾウが私の見立てた服を着てくれたのは…~
リョウマ様のためなのよね?▼~
:[サイゾウ]|ああ、そうだが…▼~
:[オボロ]|サイゾウはいつでもリョウマ様なのね…▼~
:[サイゾウ]|当然だ。俺の命よりも大事な主君だからな。▼~
:[オボロ]|それって…~
私よりも大事ってことかしら?▼~
:[サイゾウ]|お前、さっきから何を言って…▼~
…おわっ!?~
なんて顔をしているんだ!?▼~
:[オボロ]|だって…サイゾウってばいつでも~
リョウマ様、リョウマ様って…!!▼~
私の気持ちを知りもしないで!!~
鈍感すぎるわ! もうちょっと考えなさいよ!▼~
:[サイゾウ]| な、何を怒っているんだ…オボロ?~
俺はちゃんと服を着てやってるだろ?▼~
:[オボロ]|違うわ…! 私がサイゾウにカッコいい服を~
着てもらいたかった理由は…▼~
サイゾウのことが好きだったからなの…!▼~
:[サイゾウ]|な、なにっ…?▼~
:[オボロ]|でもサイゾウったら~
リョウマ様のことばっかりで…▼~
私がお願いしても全然聞いてくれなかったのに…~
ひ、酷いわ…!!▼~
:[サイゾウ]|そ、そうだったのか…いや、すまん。~
俺はそういうのには滅法鈍感なのだ…▼~
だが…わかった。そこまで言われた以上、~
俺も男だ…ちゃんとお前の想いに応えよう。▼~
:[オボロ]|えっ…じゃあ?▼~
:[サイゾウ]|ああ、俺もお前とこうしている時間が~
段々と楽しくなってきた…▼~
さすがに普段からこんな~
目立つ服を着ることはできないが…▼~
お前との時間を過ごすなら、~
むしろ俺から願い出るつもりだったくらいだ。▼~
:[オボロ]|あ、ありがとう…サイゾウ。~
私…とっても嬉しい。▼~
:[サイゾウ]|…告白してくれて俺も嬉しかったぞ。~
ありがとう、オボロ。▼~
これからはずっと共にいよう。▼~
:[オボロ]|うん…うん…▼~
**カゲロウ [#h52cf56f]
***支援C [#b238e663]
:[カゲロウ]|サイゾウ、この後の警護の話を~
したいのだが…いいか?▼~
:[サイゾウ]|ああ、俺もその話をしようと~
思っていたところだ。▼~
:[カゲロウ]|まずは王族方を~
誰がお守りするかという話だが…▼~
:[サイゾウ]|今回は俺が務めさせてもらう。▼~
前回は新兵に任せてしまったせいか、~
若干守りが手薄になってしまったようだ。▼~
:[カゲロウ]|それを言うなら…~
私に任せてもらおう。▼~
そもそも新兵に任せたことが~
問題だったのではない。▼~
指揮をする側にも問題があったのだろう。▼~
:[サイゾウ]|なんだと…~
それは俺のことを言っているのか?▼~
:[カゲロウ]|サイゾウ…~
お前のやり方は厳し過ぎる。▼~
主君のために命をすべて捧げろなどという~
言い方をすれば、新兵は恐れるに決まっている。▼~
実際に、戦場に出た彼らは…~
臆して縮こまってしまっていた。▼~
身体が強張れば、~
力も半減するというものだ。▼~
:[サイゾウ]|ふん。そんなもの、臆した方が悪い。~
奴らは単に経験不足なだけだ。▼~
それに、主君のために命を捧げることの~
何が間違いだというんだ?▼~
:[カゲロウ]|いや…もういい。~
この話をしても無駄だろう。▼~
とにかく、王族方の守りは私が行う。~
いいな?▼~
:[サイゾウ]|ふん…好きにしろ。▼~
***支援B [#qb011517]
:[カゲロウ]|すまぬ…サイゾウ。▼~
:[サイゾウ]|なんだ、カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|結局先日の闘いでは…▼~
私が半端な指示を出したため、~
結果的に皆を危険に晒すこととなった…▼~
:[サイゾウ]|だから俺は昔から言っているだろう。~
守るべき者は最初から決めてかかるべきだと。▼~
犠牲は少ない方がいいことなど…~
最初から承知の上。▼~
だが…俺たちの往く道に用意された~
選択肢など、最初からそれほど無いのだ。▼~
特に、このような戦時下においてはな。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[サイゾウ]|いや…もういい。このやり取りは~
昔から何度もお前としてきた。▼~
それで分かり合えず…~
結局俺たちは恋人としては付き合えなくなった。▼~
:[カゲロウ]|リョウマ様のみを守ろうとするお前と…▼~
リョウマ様を守りつつ犠牲を最小限に~
抑えようとする私、か…▼~
同じ方向を向いているようで、~
微妙に異なるのだな。▼~
:[サイゾウ]|ああ、それをお互い理解しつつも、~
リョウマ様の忠臣として協力していく。▼~
それを誓い合い…~
俺たちは恋人であることを止め…▼~
別れたのだ。▼~
:[カゲロウ]|ふっ…なんだか遠い過去のようで、~
昨日のことのようにも思える。▼~
:[サイゾウ]|ああ。結局毎日顔を突き合わせていることは、~
何も変わらないからな。▼~
:[カゲロウ]|…ああ、違いない。▼~
***支援A [#fc060aae]
:[サイゾウ]|カゲロウ、先日の戦闘の状況について、~
少し話がしたい。▼~
:[カゲロウ]|ああ、私もそうしたいと思っていた…▼~
まさかあれほど二人の考えの違いが、~
活きてくる機会があろうとはな。▼~
:[サイゾウ]|開戦時は、~
俺が全軍の指揮をした。▼~
だが状況の変化に合わせて指示系統を~
俺からお前に譲り…▼~
そしてあとは犠牲を~
最小限に抑える作戦を貫いた…▼~
:[カゲロウ]|ああ、結果それが我々にとっては、もっとも~
効率的かつ戦果を上げる結果となった。▼~
:[サイゾウ]|お互いの考えは異なり…~
そしてそれは譲れない。▼~
また、お互いが間違っているわけではないと~
頭では理解もしている…▼~
:[カゲロウ]|それぞれの考えで守るべきお方を守ることが、~
私たちにとっては至上と言えるのかもしれぬ。▼~
:[サイゾウ]|ああ…そうだな。▼~
カゲロウよ、これからも頼むぞ。▼~
戦場における俺の最高の相棒としてな。▼~
:[カゲロウ]|ああ、もちろんだ。▼~
***支援S [#h05752e1]
:[サイゾウ]|カゲロウ…▼~
:[カゲロウ]|どうした、サイゾウ?~
神妙な面持ちで…▼~
:[サイゾウ]|先日お互いの考え方について~
改めて認め合ったばかりだ。▼~
そこでこんなことを言うのは~
蒸し返しのようで心苦しいのだが…▼~
:[カゲロウ]|…なんだ?▼~
:[サイゾウ]|俺はその考えを~
巡らせている内にあることに気づいた。▼~
お互いの考え方の違いを認められなかったからこそ、~
俺たちは恋人としては終焉を迎えた…▼~
だが結局…許せなかったのは、~
お互いをそれだけ想っていたからなのでは…と。▼~
:[カゲロウ]|な、なんだと…?~
:[サイゾウ]|考えてもみろ…▼~
そもそも考えの違いに苛立つのは、相手のことを~
それだけ好いているという証に他ならない。▼~
:[カゲロウ]|う、うむ…今更そう言われても~
少々照れくさくはあるが…そうだな。▼~
:[サイゾウ]|自分を理解してほしかった…それだけだ。▼~
:[カゲロウ]|では…なんだ?▼~
お前は…お互いの考えの違いも~
それぞれの利点も理解し合えた今なら、▼~
私とヨリを戻せると…そう言いたいのか?▼~
:[サイゾウ]|言わせるな…▼~
:[カゲロウ]|ふっ…なるほど。~
確かにそのようだ。▼~
:[サイゾウ]|ならば…改めて付き合ってくれ。カゲロウ。~
今ならまたやり直せると俺は確信している。▼~
それに今は考え方が違う二人でも、~
この長い人生…また歩み寄れることもあろう。▼~
:[カゲロウ]|ああ、了解だ。~
また…傍に置いてくれ、サイゾウよ。▼~
**リョウマ [#o8f10347]
***支援C [#b440fd6d]
:[リョウマ]|サイゾウ、いるか?▼~
:[サイゾウ]|…おそばに。~
ご用でしょうか?▼~
:[リョウマ]|いや、用というほどではないが~
聞いてみたいと思っていたことがあってな。▼~
:[サイゾウ]|私に…ですか?▼~
:[リョウマ]|そうだ。▼~
サイゾウは、幼い頃からサイゾウの名を~
継ぐべく育てられたのだったな。▼~
:[サイゾウ]|はい。▼~
:[リョウマ]|それを疑問に思ったことはないのか?▼~
:[サイゾウ]|ございません。▼~
:[リョウマ]|…即答だな。お前らしい。▼~
:[サイゾウ]|なぜ、そのようなことを?▼~
:[リョウマ]|少し気になっただけだ。~
ないのであれば、それでいい。▼~
用はそれだけだ。~
わざわざ呼び出してすまなかったな。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
***支援B [#l7a9d949]
:[サイゾウ]|リョウマ様。▼~
:[リョウマ]|サイゾウか。~
どうした?▼~
:[サイゾウ]|先の件ですが~
少しおうかがいしてもよろしいでしょうか。▼~
:[リョウマ]|先の件?▼~
:[サイゾウ]|私が、サイゾウの名を継ぐべく育てられたのを~
疑問を持たなかったか、という…▼~
:[リョウマ]|ああ、そのことか。▼~
:[サイゾウ]|なぜ、そんな事が気になられたのか、と。~
もしや働きが悪くてご不満を…▼~
:[リョウマ]|いや、そんなことはない。~
お前は十分に働いてくれている。▼~
…気になったのは、こちら側の問題だ。▼~
:[サイゾウ]|とは?▼~
:[リョウマ]|影の働きは容易ではない。~
時には人に蔑まれる内容もある。▼~
だがお前は文句ひとつ言う事もなく~
それに従事してくれている。▼~
:[サイゾウ]|いえ…それは当然のことです。▼~
:[リョウマ]|しかし、今のわが軍は、そんなお前の働きに~
十分報いるほどの待遇を用意はできない。▼~
だから、内心で不満がたまり~
時には運命を呪う事があるのかと思えてな。▼~
:[サイゾウ]|まさか…!~
そのようなことは断じてございません。▼~
:[リョウマ]|ならよい。▼~
だが、もし気になることがあれば~
遠慮なく言ってこい。▼~
:[サイゾウ]|…お言葉~
ありがたくちょうだいいたします。▼~
:[リョウマ]|お前の働きに報いるべく~
できるかぎりのことをするつもりだ。いいな。▼~
:[サイゾウ]|はっ。▼~
***支援A [#i665aeff]
:[サイゾウ]|リョウマ様。気になることがあれば~
遠慮なく言えと承った件ですが…▼~
:[リョウマ]|ああ。~
なにかあったか?▼~
:[サイゾウ]|一つだけお願いがございます。▼~
:[リョウマ]|なんだ? 言ってみろ。~
前にも言ったができるかぎりのことはする。▼~
:[サイゾウ]|では申し上げます。▼~
どうか私のような者のことなどお気になさらず、~
ご自身の信じられる道を進まれますよう…▼~
:[リョウマ]|…それは、~
俺には話せないということか?▼~
:[サイゾウ]|そうではございません。▼~
先にリョウマ様は私に十分な待遇を~
していないとおっしゃいましたが、▼~
既に十分な報酬はいただいていると~
思っているからです。▼~
:[リョウマ]|そうだろうか。~
しかし、わが軍の台所も楽ではなく…▼~
:[サイゾウ]|申し上げているのは、~
金銭のことではございません。▼~
:[リョウマ]|では、なんだ?▼~
:[サイゾウ]|心です。▼~
たしかに忍びの仕事は簡単ではございません。~
綺麗とも言えないものでございます。▼~
ですが、リョウマ様は、それにお心を砕こうと~
なさってくださいます。▼~
王子という高い立場から、見たくなければ~
見なくてもすむにも関わらず、です。▼~
:[リョウマ]|いや、私は当然のことをしているまでだぞ。▼~
:[サイゾウ]|その「当然」が、簡単にしていただける~
ことではないのです。▼~
かつてサイゾウの名を継いだ者たちの~
遺してきた記憶が物語っております。▼~
侍は「士は己を知る者のために死す」と~
申しますが、忍びも同じでございます。▼~
自らを知り、自らが認める主に仕える事こそ~
われらが無上の喜び。▼~
ですから、どうかそのままリョウマ様の道を~
おすすみください。▼~
それを陰ながら助けることが~
私の何よりの喜びでございます。▼~
:[リョウマ]|サイゾウ…▼~
…そうか。わかった。~
サイゾウの志、わが心に銘じよう。▼~
そして、サイゾウの期待に背かぬ道を歩むことで~
汝の働きに対する報いとする。▼~
それで、よいか?▼~
:[サイゾウ]|はい。~
ありがたき幸せにございます。▼~
**モズメ [#yf6199b1]
***支援C [#l50e7bee]
:[モズメ]|さてと…この辺りはこんなもんやね。~
一息ついてお茶でも飲もかな。▼~
:[サイゾウ]|…むっ。そこで畑を耕してる奴。▼~
:[モズメ]|ああ、あたいモズメやよ。~
サイゾウさん。▼~
:[サイゾウ]|見たところ、まだ土の耕し始めといった所か。~
何を育てるつもりだ?▼~
:[モズメ]|色々やねぇ。土を触ってみた限り、~
芋とか根菜系の野菜が育ちやすそうやけども…▼~
緑黄色の葉菜類も育つかもしれんなぁ。▼~
:[サイゾウ]|そうか…何か手伝えることがあれば、~
俺に何でも言ってくれ。▼~
:[モズメ]|サイゾウさんも畑仕事好きなん?▼~
:[サイゾウ]|俺の田舎…忍びの里は山奥にあったから、~
基本的に自給自足の生活だった。▼~
畑仕事は忍びとしての修行の傍ら、~
よく手伝わされたものだ。▼~
:[モズメ]|そうなんや。~
共通の話題を話せる人がおって良かったわぁ。▼~
:[サイゾウ]|畑で野菜を作るなら~
独りでは心もとないだろう。▼~
男手が必要な場合は遠慮なく言え。~
俺が人手をかき集めてやろう。▼~
:[モズメ]|ありがとうな。サイゾウさん。~
言葉に甘えさせてもらうわ。▼~
:[サイゾウ]|ああ。▼~
***支援B [#t43311be]
:[サイゾウ]|モズメ。~
美味かったぞ、この料理の数々。▼~
:[モズメ]|嫌やわ、サイゾウさん。~
お世辞が上手なんやねぇ。▼~
こんなん、あたいの田舎やったら~
誰でも作れるような普通の料理やわ。▼~
:[サイゾウ]|そう卑下するな。▼~
少なくとも俺にとっては懐かしく…~
温かみのある味だった。▼~
:[モズメ]|サイゾウさんの田舎の味に近かったん?▼~
:[サイゾウ]|ああ、素朴で薄味…~
だが旨みはしっかりと口に広がる良い味だ。▼~
白夜王都近辺のメシは濃い味が多くてな。~
俺はこういう味のほうが好きなんだ。▼~
:[モズメ]|ああ、そうやねぇ!▼~
確かに濃い味が多いって…~
あたいも思っとったんよ。▼~
:[サイゾウ]|田舎と都会では味付けが違うということ~
なのだろうな…▼~
モズメ…もし可能であれば~
また食べに来てもいいか?▼~
:[モズメ]|もちろんええよ。▼~
育ててる野菜が実ったら、~
そっちも振舞ってあげるからな。▼~
:[サイゾウ]|それは楽しみだ。▼~
:[モズメ]|まあ、収穫はまだ先やから~
それはもうちょっと先になるやろうけどな。▼~
畑仕事は長期戦やからね。~
じゃあまた遠慮せず食べに来てや。▼~
:[サイゾウ]|かたじけない。▼~
***支援A [#s6dfedef]
:[サイゾウ]|うむ…今日も美味しかった。▼~
:[モズメ]|お粗末様でした。▼~
:[サイゾウ]|すまんな、モズメ。最近は~
何度も食べに来てしまっている気がする…▼~
お前の料理は本当に故郷を思い出す…~
懐かしい良い料理ばかりだ。▼~
:[モズメ]|うふふ…あたいの料理で良ければ~
いつでも食べに来てな。▼~
あ、そうや。せっかくやし、今度は~
サイゾウさんの好きな料理を作ってみせるわ。▼~
:[サイゾウ]|えっ?▼~
:[モズメ]|サイゾウさんの好きな料理って何?▼~
:[サイゾウ]|うむ…甘い物以外は何でも食べるが…~
敢えていうなら川魚の煮付けか。▼~
:[モズメ]|そんなんでええの?▼~
:[サイゾウ]|いや俺の田舎の煮付けは料理方法が~
少し特殊でな。川魚は淡泊だから、▼~
濃い味付けをした野菜やキノコなどを~
魚の身の上に乗せて一緒に煮込むんだ。▼~
:[モズメ]|へぇ…結構手間がかかるんやね。▼~
:[サイゾウ]|ああ、一族が集まった時の夕飯などに~
出されていた料理だ…懐かしいな…▼~
:[モズメ]|わかったわ。ちょっと自信ないけど、~
今度それに挑戦してみるわぁ。▼~
:[サイゾウ]|そうか!期待して待っているぞ。▼~
:[モズメ]|うふふ…ほなまたな。~
腕によりをかけて作らせてもらうで。▼~
***支援S [#p87f7a6d]
:[サイゾウ]|うむ…美味しい…▼~
:[モズメ]|そ、そう?~
良かったわぁ…▼~
:[サイゾウ]|だが…田舎で食っていたものと~
若干味付けが異なる…な。▼~
:[モズメ]|えっ、そ、そうなん?~
…ご、ごめんなぁ。サイゾウさん。▼~
上手く作れんで…▼~
:[サイゾウ]|いや、美味いことに変わりはない。~
だが…これは…そうか。▼~
あの地方でしか作っていない~
調味料を入れていないから、▼~
少し味が違うのかもしれん。▼~
:[モズメ]|特別な調味料…?▼~
:[サイゾウ]|ああ、俺も詳しくは知らんが、▼~
あの地方で採れる植物でしか~
作れないものらしい。▼~
:[モズメ]|そうなんやね。~
なんや興味湧いてきたわ。▼~
サイゾウさんの故郷か…~
今度機会があったら、あたいも行ってみたいわ。▼~
:[サイゾウ]|…今度、行くか?▼~
:[モズメ]|えっ?連れて行ってくれるん?▼~
:[サイゾウ]|ああ…そして俺の女房だと言って、~
村の皆に紹介する。▼~
:[モズメ]|えっ…えええーーっ!??▼~
:[サイゾウ]|モズメ…俺の妻になってくれないか?▼~
:[モズメ]|え、その…突然何なん?~
も、もちろん嬉しいは嬉しいんやけど…▼~
:[サイゾウ]|お前とは色々と話題が合うと思っていてな…~
少しずつ心惹かれていったんだ。▼~
:[モズメ]|そ、そうやったんやね…~
うん、あたいも…サイゾウさんのことが好きや。▼~
:[サイゾウ]|そ、そうか…!▼~
:[モズメ]|そうや、だから今度必ず連れて行ってな。~
サイゾウさんの故郷に。▼~
:[サイゾウ]|ああ、その時は俺の故郷を~
自分の田舎だと思っていいんだぞ。▼~
いや…俺が…~
お前の本当の故郷にしてみせる。▼~
:[モズメ]|嫌やわ…サイゾウさん。~
あたい…嬉しくて…泣きそうやわ。▼~
あたいにはもう…故郷なんて~
無くなってしもたと思ってたから…▼~
ううっ…ううっ…▼~
:[サイゾウ]|大丈夫だ、モズメ…~
もうお前に寂しい思いなどさせはしない。▼~
これからは、共に生きていこう…モズメ。▼~
:[モズメ]|おおきに…▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#r84f49ac]
- ifで1番好きな支援 -- &new{2025-03-20 (木) 14:45:01};
#comment
終了行:
*サイゾウの支援会話 [#qa63cea0]
#contents
**マイユニット(男性) [#m9737ab4]
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
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~
**マイユニット(女性) [#r6828988]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
~
**フェリシア [#g10e4d32]
[[フェリシア(白夜)のページへ>../フェリシア(白夜)#sd3f42ed]]
**スズカゼ [#ada4fdf4]
[[スズカゼ(白夜)のページへ>../スズカゼ(白夜)#s9d1208c]]
**アクア [#g3ac9c5f]
[[アクアのページへ>../アクア#l7be8a3a]]
**リンカ [#n43a7df8]
[[リンカのページへ>../リンカ#i6bbb960]]
**サクラ [#ecd3a624]
[[サクラのページへ>../サクラ#a992a2a4]]
**カザハナ [#sc252be1]
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**ツバキ [#bad0314b]
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**オロチ [#l74a611c]
***支援C [#h126f33c]
:[サイゾウ]|…なんだ、オロチ。~
そこで仁王立ちなんかして。▼~
:[オロチ]|そなたをここで待ち構えておったのじゃ。▼~
:[サイゾウ]|何か不満げな顔をしているようだが。▼~
:[オロチ]|そうじゃ。~
わらわはそなたに不満を言いに来たのじゃ。▼~
:[サイゾウ]|なんだと。~
言われる覚えはないぞ。▼~
:[オロチ]|その態度そのものじゃよ。▼~
:[サイゾウ]|…?▼~
:[オロチ]|その不遜で堅物で人を寄せ付けぬ、~
尖りまくった態度について、~
わらわは文句を言いに来たのじゃよ!▼~
:[サイゾウ]|言わんとしていることがわからんが…▼~
:[オロチ]|そなたは軍内でも近寄りがたいと~
悪評高いのじゃ。特に女性陣にな。▼~
:[サイゾウ]|なに…?▼~
:[オロチ]|我らは仲間なのじゃから~
お互いをよく知る必要があるじゃろ?▼~
じゃがそなたはあまりに人を寄せ付けぬ…~
殺気のようなものを放っておるのじゃよ。▼~
双子の弟スズカゼとは雲泥の差じゃと~
おなごたちの間でも話題になっておる。▼~
:[サイゾウ]|そんなこと言われてもな…~
これは生まれつきだ…どうしようもない。▼~
それに俺は女連中にどう思われようとも、~
関係ない。勝手に怖がってろ。▼~
:[オロチ]|なんじゃと…!?▼~
せっかくそなたと昔馴染みのわらわが、~
代表して忠告してやったというに!!▼~
:[サイゾウ]|知るか。▼~
:[オロチ]|こらーっ! 待たんかー!~
サイゾーーーー!!!▼~
***支援B [#k41fda82]
:[オロチ]|ふっふっふ…サイゾウよ。▼~
:[サイゾウ]|なんだオロチ…また仁王立ちか?▼~
:[オロチ]|今度こそは話を聞いてもらうまで、~
通せんぼは解かんぞ?▼~
:[サイゾウ]|また俺に対する悪評とやらか?~
俺にとってはどうでもいい話だ。▼~
好きに怖がらせておけばいい。~
戦闘に支障があるわけではないのだからな。▼~
:[オロチ]|そういう乾いた性格が良くないと申しておる!~
もう少し仲間内での潤いというのをなぁ…!▼~
:[サイゾウ]|もういいか? どいてくれ。▼~
:[オロチ]|ぐ、ぐぬぅ…▼~
じゃがそなたのことじゃから、~
そう言うと思っておったぞ。▼~
少々荒っぽいやり方じゃが…▼~
無理にでも聞いてもらえるように、~
一つ策を講じた。▼~
:[サイゾウ]|なに…?▼~
:[オロチ]|幼い頃…そなたはそなたの父親と共に~
スメラギ王との謁見のため、▼~
シラサギ城を訪れたことがあったじゃろう?▼~
その時にサイゾウは、~
わらわと初めて会った。▼~
:[サイゾウ]|…ああ。▼~
:[オロチ]|その時わらわは、初対面の挨拶代わりに~
そなたの運勢を占った。▼~
「そなたには凶兆が出ており、~
今後災いが起こるであろう」と言った後…▼~
そなたはみっともなく~
恐れおののいておったな!?▼~
わらわは忘れはせぬぞ!!▼~
:[サイゾウ]|…それがどうした。▼~
子供の頃のことだ。~
占いを信じて恐怖しても仕方ないことだろう。▼~
:[オロチ]|くっくっくっ…そうじゃな。~
じゃが、面白い昔話であることは事実!▼~
サイゾウは幼少期、占いにびびって~
ベソをかいたという可愛らしい話を…▼~
先ほど皆に広めておいたのじゃ!~
わはははっ!!!▼~
:[サイゾウ]|なに…!!?▼~
:[オロチ]|それ、見たことか!!~
わらわの話を聞かんからじゃぞ!~
これ以上こんなことをされたくなければ、~
大人しくわらわの話を聞いて…!▼~
:[サイゾウ]|くっ!!~
なんとかせねば…!!▼~
:[オロチ]|あっ、ちょっとサイゾウ!?~
あらっ!? ま、待つのじゃ、サイゾー!!▼~
ふむ、やはり思ったとおりじゃ。▼~
怖がられるのは平気でも、~
可愛いと思われるのは嫌らしいのう。▼~
***支援A [#v7835e46]
:[サイゾウ]|おい!! オロチ!!▼~
:[オロチ]|なんじゃ、なんじゃ…~
そこにおるのは、サイゾウか?▼~
仁王立ちで待ち伏せとは…~
わらわのモノマネでもしておるのか?▼~
:[サイゾウ]|違う!!~
お、お前…俺のことを、たばかったな!▼~
:[オロチ]|はて…なんのことじゃ?▼~
:[サイゾウ]|この間の件だ!▼~
俺が昔お前の占いで怯えたという話を~
皆に教えたという話…▼~
あの後、皆に弁解しようとしたら、▼~
皆、「そんな話は知らなかった」と~
言っていたぞ!?▼~
:[オロチ]|ふふふっ。それは災難じゃったな?~
ネタ晴らしをしようと思ったんじゃが、▼~
話を最後まで聞かずいなくなった~
そなたのほうが悪いのじゃよ!▼~
:[サイゾウ]|くっ…結果的に皆に話をしたのは、~
俺自身になってしまったではないか!!▼~
この償い、どうしてくれる!?▼~
:[オロチ]|これはこれは異なことを申す…~
サイゾウよ。▼~
そなたはわらわが、そのような~
人を貶めるようなことをすると思うたか?▼~
すべて、話が終わるのを待たずに去った~
そなたの失態ではないのか…?▼~
:[サイゾウ]|くっ…~
そ、それを言われてしまうと…▼~
ううっ、その通りだ…▼~
お前はふだんからふざけた奴だが…~
きちんと最後の一線は守る奴ではある…▼~
:[オロチ]|そうじゃろう、そうじゃろう?▼~
それよりもサイゾウよ…▼~
そうやってすぐに頭に血が上ってしまう性格を~
どうにかすべきではないのかえ?▼~
その常に燻っている佇まいこそが、~
皆が怖がる要因なのじゃぞ?▼~
冷静に戦況を見ることもできんと、~
いずれ身を滅ぼしかねん…▼~
:[サイゾウ]|それもまた…占いの結果なのか?▼~
:[オロチ]|これはただの…~
仲間としての忠告じゃよ。▼~
:[サイゾウ]|そうか。では、悔しいが…~
ありがたく受け取っておくとしよう。▼~
:[オロチ]|ああ、そうしてくれると、~
わらわも嬉しいぞ。▼~
***支援S [#a09c46d4]
:[オロチ]|サイゾウよ…▼~
:[サイゾウ]|なんだ、また待ち伏せか?~
にしては今日は随分と覇気がないようだが。▼~
:[オロチ]|ふ、ふん…~
わらわとてこういう日もある。▼~
:[サイゾウ]|それで何か用か?▼~
:[オロチ]|実はそなたに謝ろうと思うてな…▼~
:[サイゾウ]|謝る?▼~
先日の一件は、俺がお前の話を聞かず、~
頭に血が上ってしまっただけだ。▼~
仲間たちからの悪評を教えてくれたのも~
俺のことを考えてのこと。▼~
お前が謝るようなことは何も無い。▼~
:[オロチ]|いや…その話の途中にあった、~
過去の話のほうじゃよ。▼~
:[サイゾウ]|過去の話…~
俺がお前の占いに怯えたという件か?▼~
:[オロチ]|ああ、そうじゃ。あれは…~
今思い返せば、そなたへの凶兆…▼~
つまりそなたの父上に降りかかる災いを~
差しておったのやもしれん…▼~
:[サイゾウ]|なにっ…!?▼~
:[オロチ]|それに今まで気付かなかったとは…~
わらわも悪いことをしてしまったと思うてな…▼~
すまなかった…サイゾウよ。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
いや、そんなこと…あの時子供であった~
お前に気付けるはずがない。▼~
それに、あの占いに怯えただけで、~
何も行動できなかった俺も悪いんだ。▼~
あの時俺がお前の言葉を信じていれば、~
父上を救えたかもしれないのだろう?▼~
:[オロチ]|サイゾウ…▼~
:[サイゾウ]|しかしお前は本当に…昔からちゃんと~
俺のことを見てくれていたんだな。▼~
ありがたく思っている…▼~
:[オロチ]|ま、まぁ…昔馴染みじゃからのう。▼~
:[サイゾウ]|なぁオロチ…もし良ければ~
俺と一緒にならないか?▼~
:[オロチ]|な、なんじゃと…!?▼~
:[サイゾウ]|俺のことをこれほど考えてくれる女なら、~
俺も心休まる…お前は俺に安らぎをくれる。▼~
そう思ったんだ。▼~
:[オロチ]|ふむ…そうじゃのう。~
そなたは血の気が多すぎるからな。▼~
わらわが傍でちゃんと見守ってやらねば、~
心配というものじゃ。▼~
:[サイゾウ]|ふっ…かたじけない、オロチ。▼~
:[オロチ]|では付き合うとするかのう。▼~
しかし…やれやれ。複雑なものじゃよ。~
親友の元恋人と一緒になるとはのう。▼~
:[サイゾウ]|な、何故それを…!?▼~
:[オロチ]|隠し通せておるとでも思うておったのか?▼~
わらわとカゲロウは唯一無二の親友。~
知らぬことなど何もない。▼~
交際期間から別れに至る理由まで、~
わらわは全て知っておるのじゃぞ?▼~
:[サイゾウ]|はぁ…それを言うのは勘弁してくれ。▼~
:[オロチ]|良かろう、興も削がれるな。~
ではこれからよろしく頼むぞ、サイゾウ。▼~
:[サイゾウ]|ああ。▼~
**ヒノカ [#ha574c08]
***支援C [#g194142a]
:[ヒノカ]|誰だ…そこにいるのは?▼~
:[サイゾウ]|さすがはヒノカ様。▼~
気配を消してきたつもりなのですが…~
あっという間に見破られてしまいましたね。▼~
:[ヒノカ]|サイゾウか…~
お前の気配は鋭いからな。▼~
:[サイゾウ]|かく言うヒノカ様の気配も…~
相当のものだと思いますが。▼~
:[ヒノカ]|ふふっ…お互いに昔から顔見知りではあるが、~
印象はあまり変わらないな。▼~
それで…こんな夜更けにどうした?▼~
:[サイゾウ]|実は以前リョウマ様より~
機密の書簡をお預かりしておりまして…▼~
今日この日に、~
ヒノカ様に渡すように仰せつかりました。▼~
:[ヒノカ]|リョウマ兄様が…?~
その書簡の内容はなんだ?▼~
:[サイゾウ]|いえ…存じ上げません。~
俺には内容も見ることは許されておりません。▼~
:[ヒノカ]|そうか…とりあえず読んでみるか。▼~
…………▼~
むっ…なんだと?~
…そうか、わかった。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[ヒノカ]|書簡は確かに受け取った。~
ご苦労だった、サイゾウ。▼~
:[サイゾウ]|はい。~
では失礼致します。▼~
:[ヒノカ]|サイゾウ…その…~
中身が気にならないのか?▼~
:[サイゾウ]|いえ、それは過ぎた行為です。~
俺は与えられた任務をただ遂行するだけです。▼~
では…▼~
:[ヒノカ]|…………▼~
***支援B [#n8b2596a]
:[サイゾウ]|ヒノカ様…▼~
:[ヒノカ]|サイゾウだな…わかっているぞ。▼~
リョウマ兄様からの~
二通目の書簡があるのだろう?▼~
:[サイゾウ]|仰せの通りです。~
こちらになります。▼~
:[ヒノカ]|ああ…▼~
…………▼~
なるほどな…▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[ヒノカ]|ふむ…わかった。▼~
:[サイゾウ]|それでは…▼~
:[ヒノカ]|サイゾウ…~
やはり内容を知りたくないのか?▼~
:[サイゾウ]|いえ…ですから~
俺には出過ぎた行為です。▼~
もちろんリョウマ様からのお許しがあれば、~
拝見させていただきますが。▼~
:[ヒノカ]|そうか。だがお前もリョウマ兄様…そして~
白夜王家に仕えるようになって短くない。▼~
こういったやり取りに参加できないのは、~
個人的に不服ではないのか?▼~
:[サイゾウ]|いえ…~
特にそのような考えは…▼~
…………▼~
あの…ヒノカ様。~
ヒノカ様のお言葉をお聞きしていると、▼~
まるで…その内容を俺に伝えたいように~
聞こえてしまうのですが…?▼~
:[ヒノカ]|い、いや、そんなことは…ないぞ。▼~
:[サイゾウ]|そうですか…申し訳ありません。▼~
:[ヒノカ]|コホンッ。▼~
よし…これが返事だ。~
これをこの日に、リョウマ兄様へと届けてくれ。▼~
:[サイゾウ]|はい。このサイゾウ、リョウマ様と御身のため~
この身に代えても任務を遂行いたします。▼~
:[ヒノカ]|…サイゾウ。▼~
***支援A [#gbdaa04b]
:[ヒノカ]|サイゾウ…すまなかったな。▼~
:[サイゾウ]|何がでしょうか、ヒノカ様?▼~
:[ヒノカ]|お前を使ってリョウマ兄様と~
書簡のやり取りをしていたことだ。▼~
…あれには理由がある。▼~
実はな…リョウマ兄様に白夜王家の~
諸侯の一人から密告があった。▼~
サイゾウ。~
お前が敵と通じているのではと。▼~
:[サイゾウ]|…なにっ!?▼~
:[ヒノカ]|結局その諸侯自身が、白夜王家の内部混乱を~
引き出すためにでっち上げたことだった…▼~
つまり国家転覆を狙った裏切り者だと~
ようやくわかったのだがな…▼~
今からすれば、いけ好かぬ奴だったよ。~
今頃は引っ捕らえられているはずだ。▼~
:[サイゾウ]|は、はぁ…▼~
:[ヒノカ]|そしてあの書簡はリョウマ兄様がサイゾウを~
試すために仕組んだことだったのだ。▼~
:[サイゾウ]|リョウマ様が…!?▼~
:[ヒノカ]|だがリョウマ兄様を責めないでほしい。~
あれはその諸侯からの進言の手前、▼~
やむなく真偽を突き止めるための対策を~
行う必要が出てしまったという事だ。▼~
軍議中に複数の諸侯たちが聞く中でサイゾウへの~
嫌疑の話をされてしまったらしいからな。▼~
:[サイゾウ]|なるほど…▼~
:[ヒノカ]|これだけはわかってくれ。リョウマ兄様は、~
そして私はお前の無実を誰よりも信じていた…▼~
:[サイゾウ]|つまり…あの中身を俺が途中で覗き見るか…~
それを伺っていたということですか?▼~
…俺の忠誠心を確かめるために?▼~
:[ヒノカ]|簡単に言えばそうなるな。▼~
:[サイゾウ]|…ならば申し訳ありません。▼~
お二人の時間を余計な事に割いてしまったのは~
どちらにしろ俺の責任です…▼~
:[ヒノカ]|いや。体裁もあり、~
お前を試すようなことに協力したのは事実だ。▼~
むしろ私たちの力が足りなかったせいだ…~
申し訳ない。▼~
:[サイゾウ]|お顔を上げてください、ヒノカ様。▼~
ですが…もし俺が見るような素振りを見せたら、~
ヒノカ様はどうされましたか?▼~
:[ヒノカ]|うむ…その場で斬り伏せていたかもしれんな。▼~
:[サイゾウ]|仮に俺がヒノカ様の立場だったら、~
俺も同じようなことをしたと思います。▼~
だからリョウマ様とヒノカ様の行動は、~
正しかったのですよ。▼~
むしろ俺の忠誠心はこれで証明できたと~
誇らしいくらいです。▼~
:[ヒノカ]|サイゾウ…~
お前ほどの忠臣を持つことができて、▼~
白夜王家は幸せだと思っている。~
これからも我々のためによろしく頼む。▼~
:[サイゾウ]|お言葉、ありがたく頂戴致します。▼~
***支援S [#xfaeafc8]
:[サイゾウ]|ヒノカ様、今よろしいでしょうか?▼~
:[ヒノカ]|…サイゾウか。~
先日は、本当に申し訳なかったな。▼~
私は今でもお前のことを見ると~
自責の念に苛まれてしまう。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
ヒノカ様…~
やはりあなたはとてもお優しい方だ。▼~
:[ヒノカ]|えっ…?▼~
:[サイゾウ]|書簡のやり取りをしていた時…▼~
あなたは何度も、~
内容が気にならないのかと訊いてきましたね。▼~
あれは…俺に、俺が疑われている立場にあると~
伝えようとしていたのではないですか?▼~
:[ヒノカ]|…ああ、そうだ。~
だが言うわけにもいかないからな…▼~
:[サイゾウ]|あなたがお気に病むことではないのに…▼~
でも俺は…~
そのあなたの優しさに惚れたんです。▼~
:[ヒノカ]|な、なにっ!?~
惚れ…っ!?▼~
:[サイゾウ]|…はい。このようなことを突然申し上げて~
驚かれるのは当然ですが…▼~
どうしても言いたくてここに来ました。▼~
身分の差があるあなたと結ばれることは~
期待していません…▼~
この想いを伝えることさえ、~
身をわきまえないことだともわかっております。▼~
ですが…どうしてもあなたに、~
お伝えしておきたかったのです。▼~
お許しください…ヒノカ様。▼~
:[ヒノカ]|サイゾウ…▼~
…いや、謝ることなど何もない。▼~
ありがとう…~
私もお前のことが好きだよ。▼~
:[サイゾウ]|え…!?▼~
:[ヒノカ]|お前の…リョウマ兄様への忠義を見ていて、~
私はお前の心に惚れ込んでしまった。▼~
今はお前にとっての一番は主君である~
リョウマ兄様だろうが…▼~
いつかそれを奪って…~
サイゾウの一番に私がなれたら…▼~
それくらいにお前のことを想っていたんだ。▼~
:[サイゾウ]|あ…ありがたき幸せ。▼~
俺はこれまで、このように~
心震える言葉を頂けたことはありません。▼~
俺の気持ちを受け入れて下さるのなら…~
俺はあなたを一番に想うとお約束いたしましょう。▼~
:[ヒノカ]|ああ、ありがとう。▼~
だが、私を一番に想ってくれるのは~
この闘いが終わってからで構わない。▼~
今は私もお前も、リョウマ兄様の…~
この国のため生きていかなければな。▼~
:[サイゾウ]|はい…!▼~
:[ヒノカ]|互いにリョウマ兄様を支え、早く世界を~
平和へと導いていこう、サイゾウ。▼~
:[サイゾウ]|もちろんです!▼~
**セツナ [#hbe2ecdb]
***支援C [#vd1a6b0a]
:[セツナ]|あ、サイゾウ。~
おはよう…▼~
:[サイゾウ]|何がおはよう、だ。~
既に日は天上にある。もう正午だぞ?▼~
:[セツナ]|私、あいさつ間違えた…▼~
:[サイゾウ]|まさかこの時間まで寝こけていたわけでは~
あるまいな?▼~
:[セツナ]|まさか…~
いくら私でも、そんなことはしない…▼~
昨日の夜から今までずっと…~
罠に引っ掛かっていただけ…▼~
:[サイゾウ]|…はぁ?~
なんなんだ、その状況は。▼~
それじゃあ寝坊のほうが~
よほどマシじゃないか。▼~
:[セツナ]|そう…?▼~
:[サイゾウ]|…セツナ。~
前々から思っていたのだが、▼~
お前のその性格は~
どうにかならんのか?▼~
お前は…臣下としての心構えが~
少々足りていないように思える。▼~
:[セツナ]|そんなことない…~
いつもやる気まんまん…▼~
:[サイゾウ]|嘘をつけ!▼~
ああ…このままでは~
ヒノカ様が不憫でならん。▼~
これから俺が、忠臣とはどうあるべきかを~
徹底的に教育してやる!!▼~
:[セツナ]|なんだかよくわからないけど…~
わかったわ。▼~
:[サイゾウ]|そういう風にタラタラしていられるのも~
今のうちだ。覚悟していろ…▼~
***支援B [#o5face07]
:[サイゾウ]|さて、セツナ。▼~
早速だがお前に、臣下としての心構えを~
一から叩き込んでやる…!▼~
:[セツナ]|あ、そこに可愛い小鳥が…~
なにかエサあげなきゃ…▼~
:[サイゾウ]|っておい!~
のっけから気を逸らしてるんじゃない!▼~
:[セツナ]|あ…ごめんなさい。▼~
:[サイゾウ]|まずは生活面においての心構えだ。▼~
セツナ、お前はヒノカ様の就眠を~
お待ちしてから寝ているか?▼~
:[セツナ]|ううん…~
大体私の方が先に寝るわ…▼~
ヒノカ様はよく…▼~
「お前が先に寝てくれないと~
私もおちおち寝ていられない」って、▼~
私に言うから…▼~
:[サイゾウ]|なに…!?~
しかし…まあそれは否定できんな。▼~
ではその代わり、きちんとヒノカ様よりも~
先に起床しているのか?▼~
:[セツナ]|ううん…~
私のほうが後に起きる…▼~
私は毎朝…ヒノカ様が~
起こしに来てくれるまで寝ているの…▼~
:[サイゾウ]|ぐぬぬっ…お前は何様なのだ!?~
主従が逆転しているのではないか!?▼~
:[セツナ]|あと、次の日に着る服もちゃんと~
枕元に用意しておいてくれるわ…▼~
ヒノカ様…なんてお優しい。▼~
:[サイゾウ]|ば、ば、馬鹿者が!!▼~
それはお前がヒノカ様のために~
すべきことだろうが!?▼~
衣服やお履物に至るまで~
全てお前が用意し、▼~
ヒノカ様が着られる直前まで暖めるくらいの~
気配りをお前は持っておらんのか!▼~
:[セツナ]|そんなこと言われても…▼~
:[サイゾウ]|ううむ…~
生活面はもはや諦めたほうが良さそうだな…▼~
では…出かける時などはどうだ?▼~
ちゃんとヒノカ様の往く先を~
注意しているのか?▼~
何か危険な物が落ちていないか、~
気をつけているのだろうな?▼~
:[セツナ]|危険なもの…?▼~
:[サイゾウ]|ぬかるんだ水溜りから敵の罠に至るまで、~
あらゆるもののことだ。▼~
:[セツナ]|それは…~
むしろ私が先にはまってしまうから…▼~
ヒノカ様からは、~
「お前は私の後を付いてこい」って言われてる…▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
…なんと。~
開いた口が塞がらないとは…このことか…▼~
セツナよ…お前は重症だ…~
まだ始めたばかりだが俺はもう…挫けそうだ…▼~
:[セツナ]|がんばれ、サイゾウ…▼~
:[サイゾウ]|頑張るのは貴様だ!▼~
お前がそんな心持ちだから、~
俺がこれだけ苦心してるというのに…!!▼~
い、いや…もういい。~
少し頭を冷やす時間をくれ…▼~
:[セツナ]|わかった…~
じゃあ私、小鳥にエサをあげてくる…▼~
:[サイゾウ]|くっ…!▼~
***支援A [#c1a7a0a8]
:[セツナ]|サイゾウ、今日も心構えについて~
訓練するの…?▼~
:[サイゾウ]|いや…あれはもう止めだ。▼~
:[セツナ]|…どうして?▼~
:[サイゾウ]|ヒノカ様から言われたのだ。~
「セツナにそんなことを教える必要はない」と。▼~
:[セツナ]|そうなの…?~
ヒノカ様はなんて言ってたの…?▼~
:[サイゾウ]|最初はお前のその言動に呆れもしたが、~
戦闘時にきちんと役立っているから、▼~
それ以上は何も望まない…と。▼~
むしろそれ以外は面倒を見るのが~
私自身が楽しくなってきたと…▼~
:[セツナ]|ヒノカ様…▼~
:[サイゾウ]|まったく…まるで小動物でも~
世話するような感じだな。▼~
ヒノカ様のお前に対する扱いは…▼~
:[セツナ]|小動物のお世話…~
それは楽しい…▼~
私も、この前の小鳥のお世話…~
とても楽しかった…▼~
:[サイゾウ]|…ああ。お前が世話できるのは、~
小鳥ぐらいのものだろうな。▼~
だからもうヒノカ様とお前の関係に~
口出しすることは止めることにした。▼~
そういう主従関係というのも~
あるのかもしれんからな。▼~
…百歩譲って、だがな。▼~
:[セツナ]|ありがとう…▼~
ヒノカ様はとても素晴らしい主君…~
私は幸せ者よ…▼~
:[サイゾウ]|ああ、そうだな。~
そのことをもっと噛みしめろ。▼~
思い出さなくていいほどに思い出せ。~
それぐらいならできるだろう。▼~
:[セツナ]|うん…▼~
:[サイゾウ]|では、これからもきちんと主君を~
お守りするんだぞ、セツナ。▼~
:[セツナ]|わかったわ…▼~
私はいつも、~
やる気まんまん…▼~
***支援S [#i0283ff8]
:[セツナ]|サイゾウ…~
聞きたいことがある…▼~
:[サイゾウ]|なんだ?▼~
:[セツナ]|最近私のところに来てくれなくなったけど…~
どうしてなの?▼~
:[サイゾウ]|どうしてと言われても…▼~
もうお前に臣下のあるべき姿を~
教える必要がなくなっただけのこと。▼~
ヒノカ様にも、このままで良いと言われたわけだしな。▼~
:[セツナ]|じゃあ…サイゾウはもう…~
私のところに来ない…?▼~
:[サイゾウ]|必要が無ければな。~
それがどうした?▼~
:[セツナ]|私…嬉しかったの…~
サイゾウがいつも来てくれたこと…▼~
私を変えようと~
サイゾウが努力してくれたことが。▼~
サイゾウは私のために~
ヒノカ様にも相談してくれたり、▼~
とても真剣に挑んでくれたから…▼~
:[サイゾウ]|そ、そうなのか…?▼~
:[セツナ]|私…あなたに憧れてるの…▼~
できるなら私も…~
サイゾウみたいな臣下になりたい…▼~
有能な臣下になって…~
ヒノカ様の力になりたいの…▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
:[セツナ]|だから…~
サイゾウの傍にいさせてくれない…?▼~
私…あなたの背中を~
追いかけていきたい…▼~
あなたのことが…好きだから。▼~
:[サイゾウ]|セツナ…▼~
そうか…~
わかった。▼~
俺もお前と会話をしてる内に、~
いつしかお前に惹かれていた。▼~
これからは二人で時間をかけて、~
忠臣としての高みを目指していこう。▼~
:[セツナ]|サイゾウ…ありがとう。▼~
:[サイゾウ]|いや、こちらこそよろしくな。~
セツナ…▼~
**オボロ [#ab3483e5]
***支援C [#pfaeb886]
:[オボロ]|あ、いたいたー!~
サイゾウ、ちょっといいかしら?▼~
:[サイゾウ]|なんだ、オボロ…って~
なぜそんなに近づく?▼~
お、おい、顔を近づけすぎだ!▼~
:[オボロ]|うーん、うーん。~
やっぱりね…▼~
:[サイゾウ]|な、なんだ…▼~
:[オボロ]|あなたの服や覆面…着けてるものが~
みんなボロボロで着こなし方が粗っぽいわ…▼~
つまり…▼~
:[サイゾウ]|つまり…?▼~
:[オボロ]|ダサいのよ!▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
…別に構うものか。▼~
俺たちは戦争をしているのだ。~
身なりに気を遣う必要などない。▼~
:[オボロ]|嫌よ。私、あなたの身なりを~
どうにかしたいの!▼~
:[サイゾウ]|忍びにはそんな気遣いは不要だ。▼~
むしろ古びた衣装を着るくらいが~
忍びにとってはちょうど良いのだ。▼~
:[オボロ]|嫌よ嫌! 呉服屋の娘としての、~
見立てたいっていう欲求が疼くのよ…!▼~
今度何着か見繕ってみるから、~
ちょっと試させてもらうわ!▼~
わかったわね!?▼~
:[サイゾウ]|お、おい!~
勝手に話を進めるな!▼~
…くっ、行ってしまったか。▼~
***支援B [#t5027755]
:[オボロ]|はぁ…はぁ…!!▼~
待ちなさーい!~
サーーーイゾーーーー!!▼~
:[サイゾウ]|ま、待つものか!!▼~
お前がその派手な着衣を、~
いつまでも握りしめている限りはな!▼~
:[オボロ]|そ、そんなこと言わないでこれを着てみてよ!~
絶対に似合うからー!▼~
:[サイゾウ]|だからそんなものは忍びには不要だと~
何度言えばわかるのだ!?▼~
:[オボロ]|そんなこと言わないでよ!▼~
サイゾウは素材はいいんだから、~
もっとお洒落しましょうよー!▼~
:[サイゾウ]|はぁ…はぁ…~
意外にしつこいな…お前は。▼~
:[オボロ]|はぁ、はぁ…ふふふ。▼~
私の呉服屋魂を舐めたらいけないわよ…~
サイゾウ…▼~
:[サイゾウ]|そのような派手な服は、~
忍びにとっては命取りなんだぞ?▼~
敵に見つからずに~
茂みや暗がりに隠れること…▼~
そういった戦況に適した衣装こそが、~
俺にとって相応しい装備なのだ。▼~
ほつれていて汚れていて…地味なくらいが~
俺にとってちょうど良いんだ…▼~
:[オボロ]|あ、ほんとだ。~
ちょっとほつれてて脱がしにくいわね。▼~
:[サイゾウ]|貴様! 何を勝手に~
俺の服を脱がしにかかっている!?▼~
や、止めろー!~
コラッ! 身ぐるみを剥がすな!▼~
:[オボロ]|えへへへ…この服にはやっぱり~
もう少し派手な首巻きが良いかしらね…▼~
いやいや、でも…いっそのこと、~
もう少し煌びやかな装飾のほうがいいかも。▼~
ああ…~
あれもこれも着させてみたいわ…!▼~
:[サイゾウ]|ぬあああっ!!~
だから止めんかーーー!!!▼~
このっ…!~
この追剥ぎめえええっ!!▼~
***支援A [#t3fbc7be]
:[オボロ]|あーあ…▼~
結局サイゾウ、私の用意した着物を~
一回しか着てくれなかったなぁ…▼~
もっと色々と試着させたかったのに、~
残念だわ…▼~
上着だってもっと変わったやつとか、~
大人っぽいやつもあったんだけど…▼~
:[サイゾウ]|お、おい…オボロ。▼~
:[オボロ]|あっ…サイゾウ。~
なに? この前の文句でも言いに来たの?▼~
:[サイゾウ]|あ…いや、その…▼~
:[オボロ]|何よ、さっさと言いなさいよ。▼~
どうせまた『忍びには不要だ~』とか言って~
女々しく喚き立てるんでしょ!?▼~
:[サイゾウ]|いや、違う。~
その…この間のことなんだが…▼~
実は以前、リョウマ様に~
頼まれていたことがあるのだ。▼~
次回の白夜の式典に~
俺にも同席してほしいと…▼~
:[オボロ]|えっ…そうなの?~
良かったじゃない!!▼~
それってとても名誉なことでしょう?▼~
:[サイゾウ]|あ、ああ…忍びにとっては、~
ありえないほどの名誉だ。▼~
だが、俺のような身なりでは~
リョウマ様に失礼になる…そう思っていたが、▼~
お前が用意してくれた着物なら、~
式典に出るのに申し分ない。▼~
だから、もし良かったら今度お前に、~
式典用の着物を見立ててほしいと思ってな…▼~
:[オボロ]|そ、そうなの?▼~
そういう事なら…~
別にいいけど。▼~
:[サイゾウ]|そうか。ありがとう。▼~
そしてこの前は済まなかったな…▼~
:[オボロ]|い、いいわよお礼なんて。~
サイゾウがそんなこと言うなんて気持ち悪いし。▼~
:[サイゾウ]|貴様…▼~
:[オボロ]|でもでも…~
じゃあ…えへへへ。▼~
ちゃんと見立てないといけないから、~
これからも色んな着物を着てもらっていい?▼~
:[サイゾウ]|あ、ああ…仕方あるまい…▼~
だが…できるだけ~
地味なやつにしてくれよ?▼~
:[オボロ]|うふふふっ…了解~!▼~
***支援S [#j65d6a88]
:[サイゾウ]|おい、この衣装だが…~
俺にとっては少し肩幅がキツいぞ…▼~
それにちょっと袖の所が…なんだこの模様?~
うーむ…安っぽくないか?▼~
…………▼~
おい、オボロ、聞いてるのか?▼~
:[オボロ]|…えっ?▼~
あ、ええと…ご、ごめん。~
ちょっとボーっとしてたわ…▼~
:[サイゾウ]|なんだなんだ…お前が大好きな~
服の見立ての時間じゃないのか?▼~
せっかく俺が暇を見つけて~
付き合ってやっているというのに…▼~
:[オボロ]|…………▼~
ねぇ…サイゾウ。▼~
:[サイゾウ]|なんだ?▼~
:[オボロ]|サイゾウが私の見立てた服を着てくれたのは…~
リョウマ様のためなのよね?▼~
:[サイゾウ]|ああ、そうだが…▼~
:[オボロ]|サイゾウはいつでもリョウマ様なのね…▼~
:[サイゾウ]|当然だ。俺の命よりも大事な主君だからな。▼~
:[オボロ]|それって…~
私よりも大事ってことかしら?▼~
:[サイゾウ]|お前、さっきから何を言って…▼~
…おわっ!?~
なんて顔をしているんだ!?▼~
:[オボロ]|だって…サイゾウってばいつでも~
リョウマ様、リョウマ様って…!!▼~
私の気持ちを知りもしないで!!~
鈍感すぎるわ! もうちょっと考えなさいよ!▼~
:[サイゾウ]| な、何を怒っているんだ…オボロ?~
俺はちゃんと服を着てやってるだろ?▼~
:[オボロ]|違うわ…! 私がサイゾウにカッコいい服を~
着てもらいたかった理由は…▼~
サイゾウのことが好きだったからなの…!▼~
:[サイゾウ]|な、なにっ…?▼~
:[オボロ]|でもサイゾウったら~
リョウマ様のことばっかりで…▼~
私がお願いしても全然聞いてくれなかったのに…~
ひ、酷いわ…!!▼~
:[サイゾウ]|そ、そうだったのか…いや、すまん。~
俺はそういうのには滅法鈍感なのだ…▼~
だが…わかった。そこまで言われた以上、~
俺も男だ…ちゃんとお前の想いに応えよう。▼~
:[オボロ]|えっ…じゃあ?▼~
:[サイゾウ]|ああ、俺もお前とこうしている時間が~
段々と楽しくなってきた…▼~
さすがに普段からこんな~
目立つ服を着ることはできないが…▼~
お前との時間を過ごすなら、~
むしろ俺から願い出るつもりだったくらいだ。▼~
:[オボロ]|あ、ありがとう…サイゾウ。~
私…とっても嬉しい。▼~
:[サイゾウ]|…告白してくれて俺も嬉しかったぞ。~
ありがとう、オボロ。▼~
これからはずっと共にいよう。▼~
:[オボロ]|うん…うん…▼~
**カゲロウ [#h52cf56f]
***支援C [#b238e663]
:[カゲロウ]|サイゾウ、この後の警護の話を~
したいのだが…いいか?▼~
:[サイゾウ]|ああ、俺もその話をしようと~
思っていたところだ。▼~
:[カゲロウ]|まずは王族方を~
誰がお守りするかという話だが…▼~
:[サイゾウ]|今回は俺が務めさせてもらう。▼~
前回は新兵に任せてしまったせいか、~
若干守りが手薄になってしまったようだ。▼~
:[カゲロウ]|それを言うなら…~
私に任せてもらおう。▼~
そもそも新兵に任せたことが~
問題だったのではない。▼~
指揮をする側にも問題があったのだろう。▼~
:[サイゾウ]|なんだと…~
それは俺のことを言っているのか?▼~
:[カゲロウ]|サイゾウ…~
お前のやり方は厳し過ぎる。▼~
主君のために命をすべて捧げろなどという~
言い方をすれば、新兵は恐れるに決まっている。▼~
実際に、戦場に出た彼らは…~
臆して縮こまってしまっていた。▼~
身体が強張れば、~
力も半減するというものだ。▼~
:[サイゾウ]|ふん。そんなもの、臆した方が悪い。~
奴らは単に経験不足なだけだ。▼~
それに、主君のために命を捧げることの~
何が間違いだというんだ?▼~
:[カゲロウ]|いや…もういい。~
この話をしても無駄だろう。▼~
とにかく、王族方の守りは私が行う。~
いいな?▼~
:[サイゾウ]|ふん…好きにしろ。▼~
***支援B [#qb011517]
:[カゲロウ]|すまぬ…サイゾウ。▼~
:[サイゾウ]|なんだ、カゲロウ。▼~
:[カゲロウ]|結局先日の闘いでは…▼~
私が半端な指示を出したため、~
結果的に皆を危険に晒すこととなった…▼~
:[サイゾウ]|だから俺は昔から言っているだろう。~
守るべき者は最初から決めてかかるべきだと。▼~
犠牲は少ない方がいいことなど…~
最初から承知の上。▼~
だが…俺たちの往く道に用意された~
選択肢など、最初からそれほど無いのだ。▼~
特に、このような戦時下においてはな。▼~
:[カゲロウ]|…………▼~
:[サイゾウ]|いや…もういい。このやり取りは~
昔から何度もお前としてきた。▼~
それで分かり合えず…~
結局俺たちは恋人としては付き合えなくなった。▼~
:[カゲロウ]|リョウマ様のみを守ろうとするお前と…▼~
リョウマ様を守りつつ犠牲を最小限に~
抑えようとする私、か…▼~
同じ方向を向いているようで、~
微妙に異なるのだな。▼~
:[サイゾウ]|ああ、それをお互い理解しつつも、~
リョウマ様の忠臣として協力していく。▼~
それを誓い合い…~
俺たちは恋人であることを止め…▼~
別れたのだ。▼~
:[カゲロウ]|ふっ…なんだか遠い過去のようで、~
昨日のことのようにも思える。▼~
:[サイゾウ]|ああ。結局毎日顔を突き合わせていることは、~
何も変わらないからな。▼~
:[カゲロウ]|…ああ、違いない。▼~
***支援A [#fc060aae]
:[サイゾウ]|カゲロウ、先日の戦闘の状況について、~
少し話がしたい。▼~
:[カゲロウ]|ああ、私もそうしたいと思っていた…▼~
まさかあれほど二人の考えの違いが、~
活きてくる機会があろうとはな。▼~
:[サイゾウ]|開戦時は、~
俺が全軍の指揮をした。▼~
だが状況の変化に合わせて指示系統を~
俺からお前に譲り…▼~
そしてあとは犠牲を~
最小限に抑える作戦を貫いた…▼~
:[カゲロウ]|ああ、結果それが我々にとっては、もっとも~
効率的かつ戦果を上げる結果となった。▼~
:[サイゾウ]|お互いの考えは異なり…~
そしてそれは譲れない。▼~
また、お互いが間違っているわけではないと~
頭では理解もしている…▼~
:[カゲロウ]|それぞれの考えで守るべきお方を守ることが、~
私たちにとっては至上と言えるのかもしれぬ。▼~
:[サイゾウ]|ああ…そうだな。▼~
カゲロウよ、これからも頼むぞ。▼~
戦場における俺の最高の相棒としてな。▼~
:[カゲロウ]|ああ、もちろんだ。▼~
***支援S [#h05752e1]
:[サイゾウ]|カゲロウ…▼~
:[カゲロウ]|どうした、サイゾウ?~
神妙な面持ちで…▼~
:[サイゾウ]|先日お互いの考え方について~
改めて認め合ったばかりだ。▼~
そこでこんなことを言うのは~
蒸し返しのようで心苦しいのだが…▼~
:[カゲロウ]|…なんだ?▼~
:[サイゾウ]|俺はその考えを~
巡らせている内にあることに気づいた。▼~
お互いの考え方の違いを認められなかったからこそ、~
俺たちは恋人としては終焉を迎えた…▼~
だが結局…許せなかったのは、~
お互いをそれだけ想っていたからなのでは…と。▼~
:[カゲロウ]|な、なんだと…?~
:[サイゾウ]|考えてもみろ…▼~
そもそも考えの違いに苛立つのは、相手のことを~
それだけ好いているという証に他ならない。▼~
:[カゲロウ]|う、うむ…今更そう言われても~
少々照れくさくはあるが…そうだな。▼~
:[サイゾウ]|自分を理解してほしかった…それだけだ。▼~
:[カゲロウ]|では…なんだ?▼~
お前は…お互いの考えの違いも~
それぞれの利点も理解し合えた今なら、▼~
私とヨリを戻せると…そう言いたいのか?▼~
:[サイゾウ]|言わせるな…▼~
:[カゲロウ]|ふっ…なるほど。~
確かにそのようだ。▼~
:[サイゾウ]|ならば…改めて付き合ってくれ。カゲロウ。~
今ならまたやり直せると俺は確信している。▼~
それに今は考え方が違う二人でも、~
この長い人生…また歩み寄れることもあろう。▼~
:[カゲロウ]|ああ、了解だ。~
また…傍に置いてくれ、サイゾウよ。▼~
**リョウマ [#o8f10347]
***支援C [#b440fd6d]
:[リョウマ]|サイゾウ、いるか?▼~
:[サイゾウ]|…おそばに。~
ご用でしょうか?▼~
:[リョウマ]|いや、用というほどではないが~
聞いてみたいと思っていたことがあってな。▼~
:[サイゾウ]|私に…ですか?▼~
:[リョウマ]|そうだ。▼~
サイゾウは、幼い頃からサイゾウの名を~
継ぐべく育てられたのだったな。▼~
:[サイゾウ]|はい。▼~
:[リョウマ]|それを疑問に思ったことはないのか?▼~
:[サイゾウ]|ございません。▼~
:[リョウマ]|…即答だな。お前らしい。▼~
:[サイゾウ]|なぜ、そのようなことを?▼~
:[リョウマ]|少し気になっただけだ。~
ないのであれば、それでいい。▼~
用はそれだけだ。~
わざわざ呼び出してすまなかったな。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
***支援B [#l7a9d949]
:[サイゾウ]|リョウマ様。▼~
:[リョウマ]|サイゾウか。~
どうした?▼~
:[サイゾウ]|先の件ですが~
少しおうかがいしてもよろしいでしょうか。▼~
:[リョウマ]|先の件?▼~
:[サイゾウ]|私が、サイゾウの名を継ぐべく育てられたのを~
疑問を持たなかったか、という…▼~
:[リョウマ]|ああ、そのことか。▼~
:[サイゾウ]|なぜ、そんな事が気になられたのか、と。~
もしや働きが悪くてご不満を…▼~
:[リョウマ]|いや、そんなことはない。~
お前は十分に働いてくれている。▼~
…気になったのは、こちら側の問題だ。▼~
:[サイゾウ]|とは?▼~
:[リョウマ]|影の働きは容易ではない。~
時には人に蔑まれる内容もある。▼~
だがお前は文句ひとつ言う事もなく~
それに従事してくれている。▼~
:[サイゾウ]|いえ…それは当然のことです。▼~
:[リョウマ]|しかし、今のわが軍は、そんなお前の働きに~
十分報いるほどの待遇を用意はできない。▼~
だから、内心で不満がたまり~
時には運命を呪う事があるのかと思えてな。▼~
:[サイゾウ]|まさか…!~
そのようなことは断じてございません。▼~
:[リョウマ]|ならよい。▼~
だが、もし気になることがあれば~
遠慮なく言ってこい。▼~
:[サイゾウ]|…お言葉~
ありがたくちょうだいいたします。▼~
:[リョウマ]|お前の働きに報いるべく~
できるかぎりのことをするつもりだ。いいな。▼~
:[サイゾウ]|はっ。▼~
***支援A [#i665aeff]
:[サイゾウ]|リョウマ様。気になることがあれば~
遠慮なく言えと承った件ですが…▼~
:[リョウマ]|ああ。~
なにかあったか?▼~
:[サイゾウ]|一つだけお願いがございます。▼~
:[リョウマ]|なんだ? 言ってみろ。~
前にも言ったができるかぎりのことはする。▼~
:[サイゾウ]|では申し上げます。▼~
どうか私のような者のことなどお気になさらず、~
ご自身の信じられる道を進まれますよう…▼~
:[リョウマ]|…それは、~
俺には話せないということか?▼~
:[サイゾウ]|そうではございません。▼~
先にリョウマ様は私に十分な待遇を~
していないとおっしゃいましたが、▼~
既に十分な報酬はいただいていると~
思っているからです。▼~
:[リョウマ]|そうだろうか。~
しかし、わが軍の台所も楽ではなく…▼~
:[サイゾウ]|申し上げているのは、~
金銭のことではございません。▼~
:[リョウマ]|では、なんだ?▼~
:[サイゾウ]|心です。▼~
たしかに忍びの仕事は簡単ではございません。~
綺麗とも言えないものでございます。▼~
ですが、リョウマ様は、それにお心を砕こうと~
なさってくださいます。▼~
王子という高い立場から、見たくなければ~
見なくてもすむにも関わらず、です。▼~
:[リョウマ]|いや、私は当然のことをしているまでだぞ。▼~
:[サイゾウ]|その「当然」が、簡単にしていただける~
ことではないのです。▼~
かつてサイゾウの名を継いだ者たちの~
遺してきた記憶が物語っております。▼~
侍は「士は己を知る者のために死す」と~
申しますが、忍びも同じでございます。▼~
自らを知り、自らが認める主に仕える事こそ~
われらが無上の喜び。▼~
ですから、どうかそのままリョウマ様の道を~
おすすみください。▼~
それを陰ながら助けることが~
私の何よりの喜びでございます。▼~
:[リョウマ]|サイゾウ…▼~
…そうか。わかった。~
サイゾウの志、わが心に銘じよう。▼~
そして、サイゾウの期待に背かぬ道を歩むことで~
汝の働きに対する報いとする。▼~
それで、よいか?▼~
:[サイゾウ]|はい。~
ありがたき幸せにございます。▼~
**モズメ [#yf6199b1]
***支援C [#l50e7bee]
:[モズメ]|さてと…この辺りはこんなもんやね。~
一息ついてお茶でも飲もかな。▼~
:[サイゾウ]|…むっ。そこで畑を耕してる奴。▼~
:[モズメ]|ああ、あたいモズメやよ。~
サイゾウさん。▼~
:[サイゾウ]|見たところ、まだ土の耕し始めといった所か。~
何を育てるつもりだ?▼~
:[モズメ]|色々やねぇ。土を触ってみた限り、~
芋とか根菜系の野菜が育ちやすそうやけども…▼~
緑黄色の葉菜類も育つかもしれんなぁ。▼~
:[サイゾウ]|そうか…何か手伝えることがあれば、~
俺に何でも言ってくれ。▼~
:[モズメ]|サイゾウさんも畑仕事好きなん?▼~
:[サイゾウ]|俺の田舎…忍びの里は山奥にあったから、~
基本的に自給自足の生活だった。▼~
畑仕事は忍びとしての修行の傍ら、~
よく手伝わされたものだ。▼~
:[モズメ]|そうなんや。~
共通の話題を話せる人がおって良かったわぁ。▼~
:[サイゾウ]|畑で野菜を作るなら~
独りでは心もとないだろう。▼~
男手が必要な場合は遠慮なく言え。~
俺が人手をかき集めてやろう。▼~
:[モズメ]|ありがとうな。サイゾウさん。~
言葉に甘えさせてもらうわ。▼~
:[サイゾウ]|ああ。▼~
***支援B [#t43311be]
:[サイゾウ]|モズメ。~
美味かったぞ、この料理の数々。▼~
:[モズメ]|嫌やわ、サイゾウさん。~
お世辞が上手なんやねぇ。▼~
こんなん、あたいの田舎やったら~
誰でも作れるような普通の料理やわ。▼~
:[サイゾウ]|そう卑下するな。▼~
少なくとも俺にとっては懐かしく…~
温かみのある味だった。▼~
:[モズメ]|サイゾウさんの田舎の味に近かったん?▼~
:[サイゾウ]|ああ、素朴で薄味…~
だが旨みはしっかりと口に広がる良い味だ。▼~
白夜王都近辺のメシは濃い味が多くてな。~
俺はこういう味のほうが好きなんだ。▼~
:[モズメ]|ああ、そうやねぇ!▼~
確かに濃い味が多いって…~
あたいも思っとったんよ。▼~
:[サイゾウ]|田舎と都会では味付けが違うということ~
なのだろうな…▼~
モズメ…もし可能であれば~
また食べに来てもいいか?▼~
:[モズメ]|もちろんええよ。▼~
育ててる野菜が実ったら、~
そっちも振舞ってあげるからな。▼~
:[サイゾウ]|それは楽しみだ。▼~
:[モズメ]|まあ、収穫はまだ先やから~
それはもうちょっと先になるやろうけどな。▼~
畑仕事は長期戦やからね。~
じゃあまた遠慮せず食べに来てや。▼~
:[サイゾウ]|かたじけない。▼~
***支援A [#s6dfedef]
:[サイゾウ]|うむ…今日も美味しかった。▼~
:[モズメ]|お粗末様でした。▼~
:[サイゾウ]|すまんな、モズメ。最近は~
何度も食べに来てしまっている気がする…▼~
お前の料理は本当に故郷を思い出す…~
懐かしい良い料理ばかりだ。▼~
:[モズメ]|うふふ…あたいの料理で良ければ~
いつでも食べに来てな。▼~
あ、そうや。せっかくやし、今度は~
サイゾウさんの好きな料理を作ってみせるわ。▼~
:[サイゾウ]|えっ?▼~
:[モズメ]|サイゾウさんの好きな料理って何?▼~
:[サイゾウ]|うむ…甘い物以外は何でも食べるが…~
敢えていうなら川魚の煮付けか。▼~
:[モズメ]|そんなんでええの?▼~
:[サイゾウ]|いや俺の田舎の煮付けは料理方法が~
少し特殊でな。川魚は淡泊だから、▼~
濃い味付けをした野菜やキノコなどを~
魚の身の上に乗せて一緒に煮込むんだ。▼~
:[モズメ]|へぇ…結構手間がかかるんやね。▼~
:[サイゾウ]|ああ、一族が集まった時の夕飯などに~
出されていた料理だ…懐かしいな…▼~
:[モズメ]|わかったわ。ちょっと自信ないけど、~
今度それに挑戦してみるわぁ。▼~
:[サイゾウ]|そうか!期待して待っているぞ。▼~
:[モズメ]|うふふ…ほなまたな。~
腕によりをかけて作らせてもらうで。▼~
***支援S [#p87f7a6d]
:[サイゾウ]|うむ…美味しい…▼~
:[モズメ]|そ、そう?~
良かったわぁ…▼~
:[サイゾウ]|だが…田舎で食っていたものと~
若干味付けが異なる…な。▼~
:[モズメ]|えっ、そ、そうなん?~
…ご、ごめんなぁ。サイゾウさん。▼~
上手く作れんで…▼~
:[サイゾウ]|いや、美味いことに変わりはない。~
だが…これは…そうか。▼~
あの地方でしか作っていない~
調味料を入れていないから、▼~
少し味が違うのかもしれん。▼~
:[モズメ]|特別な調味料…?▼~
:[サイゾウ]|ああ、俺も詳しくは知らんが、▼~
あの地方で採れる植物でしか~
作れないものらしい。▼~
:[モズメ]|そうなんやね。~
なんや興味湧いてきたわ。▼~
サイゾウさんの故郷か…~
今度機会があったら、あたいも行ってみたいわ。▼~
:[サイゾウ]|…今度、行くか?▼~
:[モズメ]|えっ?連れて行ってくれるん?▼~
:[サイゾウ]|ああ…そして俺の女房だと言って、~
村の皆に紹介する。▼~
:[モズメ]|えっ…えええーーっ!??▼~
:[サイゾウ]|モズメ…俺の妻になってくれないか?▼~
:[モズメ]|え、その…突然何なん?~
も、もちろん嬉しいは嬉しいんやけど…▼~
:[サイゾウ]|お前とは色々と話題が合うと思っていてな…~
少しずつ心惹かれていったんだ。▼~
:[モズメ]|そ、そうやったんやね…~
うん、あたいも…サイゾウさんのことが好きや。▼~
:[サイゾウ]|そ、そうか…!▼~
:[モズメ]|そうや、だから今度必ず連れて行ってな。~
サイゾウさんの故郷に。▼~
:[サイゾウ]|ああ、その時は俺の故郷を~
自分の田舎だと思っていいんだぞ。▼~
いや…俺が…~
お前の本当の故郷にしてみせる。▼~
:[モズメ]|嫌やわ…サイゾウさん。~
あたい…嬉しくて…泣きそうやわ。▼~
あたいにはもう…故郷なんて~
無くなってしもたと思ってたから…▼~
ううっ…ううっ…▼~
:[サイゾウ]|大丈夫だ、モズメ…~
もうお前に寂しい思いなどさせはしない。▼~
これからは、共に生きていこう…モズメ。▼~
:[モズメ]|おおきに…▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#r84f49ac]
- ifで1番好きな支援 -- &new{2025-03-20 (木) 14:45:01};
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