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会話集/支援会話/グレイ(子世代・白夜)
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*グレイの支援会話 [#t75e596c]
#contents
**マイユニット(男性) [#xb68f40d]
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・私)のページへ>../マイユニット(男性...
**マイユニット(女性) [#oea2312f]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
**カンナ(女) [#xb68f40d]
[[カンナ(女) のページへ>../カンナ(女)(子世代・白夜)#h6c...
**ディーア [#g65a6d37]
[[ディーアのページへ>../ディーア(子世代・白夜)#x76690d9]]
**ゾフィー [#we4dbe7a]
[[ゾフィーのページへ>../ゾフィー(子世代・白夜)#jff859e5]]
**ミドリコ [#d5d89a3f]
[[ミドリコのページへ>../ミドリコ(子世代・白夜)#y422d861]]
**シノノメ [#i9e06e59]
[[シノノメのページへ>../シノノメ(子世代・白夜)#u310f224]]
**キヌ [#f5c7a714]
***支援C [#ja390eee]
:[グレイ]|…………▼~
:[キヌ]|…ワクワク。▼~
:[グレイ]|…………▼~
:[キヌ]|ワクワク!▼~
:[グレイ]|おい、キヌ。静かにしろ。~
というか付いてくるな!▼~
:[キヌ]|なんで、どうして?▼~
だってグレイは今あのおじさんを~
尾行中なんでしょ?▼~
:[グレイ]|ああ、そうだ。~
あいつは怪しいと報告が上がっている。▼~
自らを旅人と称したらしいが、~
もしかしたら敵の密偵かもしれない…▼~
:[キヌ]|つまり敵の尻尾を捕まえるんだよね!▼~
:[グレイ]|あ、ああ…つまりこれは危険な仕事なんだ。~
遊びじゃないんだ。▼~
:[キヌ]|うん、わかってるよ。▼~
だからアタシは、~
グレイの手助けをするために来てるんだよ!▼~
:[グレイ]|いや、だからな。~
これは俺が得意な仕事なんだから、▼~
慣れてない奴が付き合おうとするのが、~
逆に不安だと言ってる。▼~
ヘマされても困るからな。▼~
:[キヌ]|アタシ、ヘマなんてしないよ~!▼~
妖狐は狩りの本能があるから、~
気配消すのだって得意だしね。▼~
:[グレイ]|いや、そうは言ってもな。~
動物を尾行するのとではわけが違うんだぞ…▼~
:[キヌ]|平気平気、グレイが失敗したって、~
アタシがちゃんと助けるからね~!▼~
:[グレイ]|はぁ…言っても無駄みたいだな。▼~
このまま二人で会話していると、~
逆に標的を見失っちまいそうだ。▼~
仕方ないな、二人で行くか…▼~
:[キヌ]|うん、そうしよう。そうしよう!▼~
***支援B [#q37c53ef]
:[グレイ]|はぁ…▼~
:[キヌ]|グレイ、どうしてため息つくの?▼~
:[グレイ]|この前の尾行に失敗したからに~
決まってるだろ?▼~
結果的にあの標的の正体がわかったから~
良かったようなものの…▼~
俺が尾行し損ねるなんて…~
なんてことだ、大失態ってやつだぜ…▼~
:[キヌ]|残念だったね~!▼~
でも、次こそは失敗しないように~
がんばろうね~!▼~
:[グレイ]|いや、もうお前は付いてくるな。▼~
:[キヌ]|え、どうして?▼~
:[グレイ]|俺一人のほうは成功する確率が高い。▼~
:[キヌ]|ええっ!?▼~
この間見失ったのって~
別にアタシのせいじゃないでしょ?▼~
それは関係ないよー! ぶぅ~!▼~
:[グレイ]|いやまぁ、この間のは確かにそうなんだがな。~
二人でいると何かと目立つだろ?▼~
尾行する側が目立つのは良くないことくらい、~
お前にだってわかるだろ?▼~
:[キヌ]|わからないよ!▼~
…ふん、でももういいんだ!~
グレイの手伝いなんてしてあげないんだから!▼~
:[グレイ]|そりゃありがたいな。▼~
遊び半分で手伝われると、~
致命的な事態に繋がる危険だってある。▼~
お留守番が身のためだぜ。▼~
:[キヌ]|むーっ!~
もう知らないよっ!▼~
:[グレイ]|…………▼~
機嫌を損ねちまったようだな…~
だが仕方ない、こうするしかなかったんだ。▼~
さて、じゃあ次の任務に行ってくるか。▼~
:[キヌ]|…………▼ ~
ふんだ。グレイめ…~
このままじゃ引き下がらないよ。▼~
アタシの力、~
思い知らせてやるんだから…!▼~
***支援A[#q37c53eg]
:[キヌ]|ふっふっふ…~
どう、グレイ?▼~
アタシの力、思い知ったぁ~?▼~
:[グレイ]|ええとな…キヌ。▼~
ちゃんと理解できてないから、~
状況を整理させてもらうが…▼~
さっき俺が尾行に失敗しちまった~
標的の棲家をお前が発見した、と。▼~
そういうことなのか?▼~
:[キヌ]|うふふふっ…!~
まさにその通りだよ!▼~
アタシはグレイが失敗した後も尾行を続けて、~
ちゃんと任務を成功させたんだよ~!▼~
:[グレイ]|くっ…何てことだ。~
俺はキヌよりも劣っていたというのか…?▼~
:[キヌ]|というよりも、相手は一度尾行を撒けたと~
思って油断しちゃったんだろうね!▼~
つまりこれはグレイとアタシの連続攻撃、~
二人が共同で成功させた任務だよ。▼~
:[グレイ]|な、なるほど…確かに二重尾行って~
言葉があるくらいだからな。▼~
だが…なんだ?~
この押し寄せてくる敗北感は…?▼~
:[キヌ]|いいじゃん!~
任務は成し遂げたわけだし!▼~
:[グレイ]|ああ、それはそうなんだが…▼~
:[キヌ]|じゃあこれからもグレイのお仕事に~
付いていってもいいよね?▼~
アタシ、ちゃんと役に立ったよね?▼~
:[グレイ]|くっ…こうなった以上は認めざるをえないな…~
ああ、仕方ない。許可してやる。▼~
:[キヌ]|やったー!~
ついにグレイに認めてもらえたよー!▼~
:[グレイ]|ふふっ…まぁいいか。~
結果的に成功できたんだからな。▼~
***支援S [#e836decd]
:[キヌ]|あ、グレイ!~
任務に行く準備してるのー?▼~
:[グレイ]|キ、キヌ…▼~
:[キヌ]|アタシも付いていっていいよね?~
この前、認めてくれたもんね!▼~
:[グレイ]|い、いや…ダメだ。▼~
:[キヌ]|なんでなんでー!~
約束したでしょ?▼~
:[グレイ]|こ、今回は…~
危険な任務なんだ…▼~
:[キヌ]|だったら尚更連れていってよ!~
アタシ役に立つってわかってくれたんでしょ?▼~
:[グレイ]|俺は…▼~
:[キヌ]|グレイ…?▼~
:[グレイ]|お前のことが好きなんだ…▼~
:[キヌ]|えっ?▼~
:[グレイ]|お前のことを守りたい…~
危険な目に遭わせたくない。▼~
だからやっぱり連れていくことはできない…▼~
:[キヌ]|…………▼~
なぁんだ~!▼~
:[グレイ]|ええっ?▼~
:[キヌ]|グレイもおんなじ気持ちだったんだね。~
アタシもグレイのこと好きだったんだよ。▼~
:[グレイ]|えっ…そ、そうだったのか?▼~
:[キヌ]|うん、好きだからこそ、~
グレイのお仕事、お手伝いしたかったの。▼~
アタシだって…グレイ独りを~
危険な目に遭わせたくないもん。▼~
:[グレイ]|そうだったんだな…▼~
すまない…~
いや、ありがとう。▼~
:[キヌ]|うふふっ…でもこれで~
アタシたち、両想いだよね。▼~
両想いなら…愛し合う二人なら、~
付いていってもいいよね?▼~
:[グレイ]|ああ…そうだな。~
愛し合う二人はどんなときも一緒だ。▼~
共にどんな苦難も乗り越え、~
平和な未来を生きていこう…!▼~
:[キヌ]|うん…!~
アタシ嬉しいよ!▼~
:[グレイ]|よし…じゃあ任務に行くか!~
お前のこと、絶対に守ってみせるぜ…!▼~
:[キヌ]|アタシこそ、~
グレイを守ってみせるんだからねーっ!▼~
**ヒサメ [#k895132f]
***支援C [#v3a5c17b]
:[ヒサメ]|グレイ!▼~
:[グレイ]|ヒサメか、どうしたんだ?▼~
:[ヒサメ]|どうしたんだ、ではありません!▼~
あなたはどうして先ほどの検討会に~
出席されなかったのですか?▼~
:[グレイ]|検討会…▼~
ああ、軍議の後に行われる~
話し合いか。▼~
あれは確か自発的な参加で良いんだろ?~
だったら別に…▼~
:[ヒサメ]|いえ、あの検討会もとても大事です。~
大勢の前ではなかなか話し合えない、▼~
戦略の細部を相談するためには~
必要不可欠だと考えます。▼~
それなのに…あなたはどうして~
参加されなかったのですか?▼~
:[グレイ]|…………▼~
:[ヒサメ]|しかも不参加は初めてではないですよね。~
私が覚えている限りでも…▼~
あなたは軍議の後でふらりといなくなる~
ことがよくあると認識しています。▼~
何か理由があるのですか?▼~
:[グレイ]|理由なんてないさ。▼~
あれだけ優秀な兵士たちが~
意見を交換し合ってるんだ。▼~
俺一人くらいいなくてもいいだろ。▼~
:[ヒサメ]|いえ、あなたこそ優秀な人材です。▼~
あなたがいてくれれば、~
より密度の高い協議ができるはずなんです。▼~
ですが…そのように真面目に~
参加されない姿勢では困るんです。▼~
:[グレイ]|その優秀って言葉だけ、~
ありがたく受け取っておくさ。▼~
まぁ…次は考えておくよ。▼~
(グレイ退場)~
:[ヒサメ]|グレイ…▼~
***支援B [#x802361a]
:[白夜兵]|しかしこの状況では撤退するのは~
止む無しなのでは…?▼~
:[ヒサメ]|いえ、こちらから回り込むことで~
まだ活路は見出せるはずです。▼~
:[グレイ]|…………▼~
:[白夜兵]|なるほど…~
そういう手もありですね。▼~
この戦況における意見は、~
何か他にありませんか?▼~
:[グレイ]|…………▼~
:[ヒサメ]|…? グレイ…?▼~
す、すみません!~
少し席を外します…!▼~
(一時暗転)~
:[ヒサメ]|グレイ!▼~
:[グレイ]|なんだ、ヒサメか?~
どうした? まだ検討会の途中だろ?▼~
:[ヒサメ]|それはこちらのセリフです!▼~
なぜまだ話し合いが続いているというのに、~
あなたは出て行かれたのですか?▼~
:[グレイ]|…それはだな。~
ええと…▼~
…………▼~
そろそろ焼き菓子が~
焼き上がる頃だからだよ。▼~
:[ヒサメ]|はっ?▼~
:[グレイ]|さっき焼き始めた分が~
そろそろ焼き上がるんだ。▼~
このまま放置してると焦げて~
食べられなくなっちまうからな。▼~
:[ヒサメ]|あなたはそんなことのために、大事な~
検討会を途中退席されたというのですか?▼~
そんな不真面目な…!▼~
:[グレイ]|ははは、まぁ俺がいなくても~
何とかなるだろ。▼~
じゃあ行くぜ。このままだと調理場に~
黒煙立ち込めて騒ぎになりそうだ。▼~
:[ヒサメ]|グ、グレイ! 待ってください!▼~
(一時暗転)~
:[ヒサメ]|グレイ、一体どこへ消えたのでしょうか?~
結局調理場には居ませんでしたし…▼~
…………▼~
あっ…書庫にいるのは…~
グレイ?▼~
読んでいるのは…戦術書のようですね。▼~
まさか独学で戦術の勉強を?▼~
検討会を途中で退席したのはこのため…?~
でもどうして…▼~
***支援A [#tabb0e3c]
:[ヒサメ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|ヒサメか、そろそろ来る頃だと~
思っていたぜ。▼~
お前は感が鋭いからな、~
色々と気付いたんだろ。▼~
:[ヒサメ]|あなたが検討会に出ようとせず、~
独学で勉強していることはわかりました。▼~
ですが私にはその理由が見出せません…~
共に勉強し合えば良いではありませんか?▼~
:[グレイ]|俺は忍びの掟を守ってるだけなんだ。▼~
:[ヒサメ]|掟…?▼~
:[グレイ]|ああ、忍びは密偵やら尾行やら、~
単独で行動することが多いだろ?▼~
だから軍内の集まりにはあまり~
顔を出さない方がいい。▼~
全軍に顔が知られるようなことは~
できるだけ避けるようにと、▼~
きつく言われているんだ。~
そういう昔ながらの鉄則があるのさ。▼~
:[ヒサメ]|どういうことですか?▼~
:[グレイ]|忍びの任務には危険がつきもの…~
つまり死と隣り合わせだ。▼~
たとえば俺が任務の途中で~
敵の人質にされた時…▼~
仲間たちが情に流されることなく、~
俺を見捨てて任務を達成できるように…▼~
忍びは仲間と距離を~
置かなければならない…そういうことだ。▼~
:[ヒサメ]|…そんな!▼~
:[グレイ]|それが忍びの一族に代々伝わる~
戒律のようなものなんだ。▼~
:[ヒサメ]|これまでその理由を教えずに、~
はぐらかしてきたのは…▼~
それを告げると私たちが反対すると~
わかっていたからですか…?▼~
:[グレイ]|ああ、まぁそんなところだ。▼~
:[ヒサメ]|だとすれば…グレイ。~
あなたは間違っています。▼~
:[グレイ]|なに…?▼~
:[ヒサメ]|私たちは仲間を…~
あなたを必ず守ってみせます。▼~
あなたがどれだけ距離を取ったとしても、~
あなたを見捨てたりなどできません。▼~
:[グレイ]|ヒサメ…▼~
:[ヒサメ]|だからどうか自分をそんな風に~
追い詰めるのは止めてください。▼~
:[グレイ]|…………▼~
お前は本当に真面目なんだな。~
それから、意外と優しくていい奴だ。▼~
:[ヒサメ]|その言葉は…そっくりそのまま、~
あなたにお返ししたいくらいですよ。▼~
:[グレイ]|ははは…そうだな。▼~
俺はお前たちを気遣うつもりで…~
逆に気を遣わせちまったみたいだな。▼~
すまなかった、ヒサメ。▼~
:[ヒサメ]|いえ、こちらこそ申し訳ありませんでした。▼~
ですから、これからは…▼~
:[グレイ]|ああ、これからは検討会にも出る。▼~
:[ヒサメ]|はい、ありがとうございます。▼~
**ミタマ [#f61169a5]
***支援C [#h353daef]
:[グレイ]|おい、ミタマ。~
ちょっと聞いてもいいか?▼~
:[ミタマ]|ええ、どうぞ。▼~
:[グレイ]|近くにある山の奥深くに、~
神社があるんだが…▼~
そこに高名な神仏の~
お札が眠っているらしい。▼~
:[ミタマ]|お札…ですの?▼~
:[グレイ]|ああ。その札が凄まじい~
呪力を秘めているらしくてな。▼~
何とか確保するようにって~
上から依頼がきたんだ。▼~
けど、俺にとって呪力とか~
お札の力ってのは専門外だからな…▼~
お前なら何か知ってるんじゃないかと~
思ったんだが。▼~
:[ミタマ]|つまりわたくしに聞きたいこととは…~
そのお札の取り方、ですの?▼~
:[グレイ]|いや、さすがにそこまでは~
求めちゃいない。▼~
そうやって封じられた札に対して、~
対策みたいなものがあればと思ってな。▼~
:[ミタマ]|任務への 準備に余念 無き仲間…~
その志 素晴らしきかな…▼~
:[グレイ]|な、なんだ?~
褒めているのか?▼~
:[ミタマ]|わからないのならいいですわ。▼~
でもグレイ。▼~
呪力には、恐ろしい力が~
秘められていることがありますの。▼~
わたくしは…あの廃墟と化した神社には、~
近づかないことをお勧め致しますわ。▼~
:[グレイ]|ん?~
廃墟って…▼~
俺は神社としか言っていなかったのに、~
どうしてわかった。▼~
お前、何か知ってるのか?▼~
:[ミタマ]|い、いえ…~
廃墟など 知らぬ予想で 言ったまで…▼~
と、とにかくあなたは~
行くべきではありませんわ!▼~
:[グレイ]|…………▼~
まあいい。危険そうだったら、~
すぐに逃げればいいだけのことだ。▼~
***支援B [#f0c8e787]
:[ミタマ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|おっ、ミタマか。~
ちょうどいい。▼~
例の神社に行ってきたんだ。▼~
:[ミタマ]|…結局行ってしまったのですね。▼~
ああ無常 我の助言に 耳傾けず…▼~
字余りなことも残念ですわ。▼~
:[グレイ]|仕方ないだろ、~
任務は任務なんだから。▼~
けど、結局あそこには入れなかった。▼~
俺にもよくわからないが…~
結界みたいなものが張ってあって、▼~
入口から先に進めなくなっていたんだ。▼~
:[ミタマ]|ああ、あれですの。~
あれはどうしようもないですわ。▼~
諦めが 肝心である わきまえよ…▼~
:[グレイ]|お前やっぱり、~
何か知ってるだろ?▼~
:[ミタマ]|さあ…?▼~
:[グレイ]|しらばっくれるな。▼~
だからこの前からずっと俺に~
止めておけって言ってるんだろ?▼~
いいから、知ってることを教えろ。~
あの結界は何なんだ。▼~
:[ミタマ]|…………▼~
あの神社には二重の結界が~
施してありますわ。▼~
一つ目は簡易的な結界…~
恐らくグレイはこれを見たのですわね。▼~
ですがそれを破ると~
二つ目の大きな結界が発動し…▼~
侵入を試みた物は、~
大きな衝撃を受けることになりますの。▼~
:[グレイ]|そうだったのか…▼~
だが、どうしてそんなことまで~
知ってるんだ?▼~
:[ミタマ]|巫女たちの間で、~
噂になっていましたの。▼~
:[グレイ]|噂の出処は?▼~
:[ミタマ]|言えませんが~
信ぴょう性は確かですわ。▼~
:[グレイ]|ほう…~
情報をくれて、感謝するぜ。▼~
それだけわかってりゃ~
対策も練れるってもんだ。▼~
:[ミタマ]|またしても 行くと言うのか 無粋者…▼~
:[グレイ]|当たり前だ。▼~
俺は依頼を確実にこなすのが~
信条だからな。▼~
:[ミタマ]|…仕方ありませんわね。~
では、わたくしも参りましょう。▼~
:[グレイ]|それは有難いが…いいのか?~
お前、外出は苦手だろう。▼~
:[ミタマ]|ええ。ですがあなたが神仏の怒りに触れて~
くたばってしまっては困りますし…▼~
次に行くときは呼んでくださいまし。▼~
:[グレイ]|ああ、わかった。~
礼を言うぜ。▼~
:[ミタマ]|報酬は 美なる甘味を 要求す…▼~
:[グレイ]|あー、はいはい。▼~
ついて来てくれたら、~
いくらでも菓子をやるよ。▼~
:[ミタマ]|うふふ。~
良い心がけですわ。▼~
***支援A [#ddbc0ac0]
:[グレイ]|ミタマ、この前は助かったぜ。▼~
お前のおかげで、~
無事にあの札を手に入れられた。▼~
:[ミタマ]|どういたしまして、ですわ。▼~
:[グレイ]|今からこの札を上に持っていって、~
管理してもらうよう言っておくつもりだ。▼~
しかし…こうして俺が持っていても、~
力があるようには思えないんだよな。▼~
ただの紙切れにしか見えないんだが…▼~
:[ミタマ]|そりゃそうですわ。~
今はただの紙切れですもの。▼~
:[グレイ]|…どうしてわかるんだ?▼~
:[ミタマ]|真実を 今こそ全て 告げましょう…~
作った者は わたくしなりや…▼~
:[グレイ]|はぁ!?~
ど、どういうことだよ?▼~
:[ミタマ]|そのお札…実はわたくしが幼い頃に~
偶然作ってしまったものですの。▼~
ですがあまりにも力が~
強すぎたものですから…▼~
お父様に頼んで、~
あの神社に封印していただきましたのよ。▼~
:[グレイ]|なんで今まで黙ってたんだよ?▼~
:[ミタマ]|あんな危険なものを作ったと知れたら~
何を言われるかわかりませんもの。▼~
もちろん、~
危険な札のままなら…▼~
あなたが手に入れた時点で~
言うつもりでしたわ。▼~
でも…~
札の呪力 時の経過で 弱まった…▼~
この状態なら札の効力が~
なくなるのも時間の問題と踏んで、▼~
完全に紙切れ状態になるまで、~
待っていたのですわ。▼~
:[グレイ]|…そういうことだったのか。▼~
:[ミタマ]|でもグレイ…今回の一件は~
わたくし何度も止めようとしましたのに…▼~
諦めが 悪く真面目で 意外なり…~
真摯な姿勢 感心ですわ…▼~
:[グレイ]|真面目に任務をこなして悪いかよ。▼~
:[ミタマ]|うふふふ…いいえ、全く。▼~
ぶっきらぼうに見えて真面目なことが、~
あなたの良いところだと認識しましたわ。▼~
:[グレイ]|じゃあこの札はお前に返しておくぜ。~
もう危険なものじゃないんだろ?▼~
ほらよ。▼~
:[ミタマ]|ええ。~
しかと頂戴しましたわ。▼~
時を超え 我の手元へ 懐かしの品…▼~
***支援S [#m99b6c0d]
:[ミタマ]|…グレイ。▼~
:[グレイ]|ミタマか。~
この間の札の一件では世話になったな。▼~
いや、ああいうのは~
元はお前が撒いたタネって言うのか?▼~
:[ミタマ]|い、いやですわ…~
もう止めてくださいまし。▼~
:[グレイ]|ははは…~
で、何か用か?▼~
:[ミタマ]|心して 聞いて欲しいと 願い出る…▼~
:[グレイ]|ん?▼~
:[ミタマ]|この度の 任務にかける その想い~
わたくしの胸 染め上げる…▼~
:[グレイ]|ん…?▼~
:[ミタマ]|あなたの普段の~
ぶっきらぼうな態度とは裏腹に、▼~
生真面目に任務をこなそうとする姿に…~
大変感銘を受けたということですわ。▼~
そして…▼~
わたくしの 胸に宿りし 恋心…~
告げたいという 想いへ至る…▼~
:[グレイ]|こ、恋心って…~
ミタマ、お前…!▼~
:[ミタマ]|グレイ…どうか答えを~
聞かせていただけませんこと?▼~
:[グレイ]|…………▼~
…ああ。~
もちろん、その告白は受けるぜ。▼~
:[ミタマ]|! 本当ですの…?▼~
:[グレイ]|ああ。お前は俺のことが心配だったから、▼~
俺にあの廃墟には行かせまいとした…▼~
その優しさは今になって理解できるさ。~
お前となら、上手くやっていけそうだ。▼~
:[ミタマ]|グレイ…~
ありがとうございます。▼~
あのお札は、わたくしたちを~
繋ぐきっかけでしたのね…▼~
:[グレイ]|ははは、そうだな。▼~
:[ミタマ]|恋の呪力 札の中で 結ばれる…~
二人の想い 永久に心中…▼~
:[グレイ]|さながら恋愛成就のお札といったところだな、~
あれは。▼~
:[ミタマ]|うふふ。図らずも、~
そうなってしまったようですわね。▼~
**マトイ [#r8048919]
***支援C [#c4ccafaa]
:[マトイ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|お、マトイか。▼~
どうしたんだ?~
眉間にしわ寄せて…老けるぞ。▼~
:[マトイ]|失礼ね!~
好きでこんな顔をしている訳じゃないわ!▼~
あなたが汚い服装を~
してるからでしょ!▼~
:[グレイ]|ん…汚い服装…?~
お、本当だ。これは酷いな…▼~
:[マトイ]|一体何をしていたら、そんなに汚れるの?~
泥遊びでもしていたの?▼~
:[グレイ]|いや、これはさっきまでやっていた~
菓子作りで汚れた跡だ。▼~
:[マトイ]|あなた…~
またお菓子を作っていたのね。▼~
そういえば、ものすごく甘い匂いが…▼~
:[グレイ]|まあいいじゃないか。▼~
服なんてどうせ、~
戦闘やら任務やらで汚れるもんだ。▼~
:[マトイ]|ダメよ。ここは軍隊なのだから、~
節度や規律は守らないと。▼~
最低限の身だしなみは整えるべきだわ。~
早く着替えてその服も洗濯してちょうだい。▼~
:[グレイ]|はぁ?~
着替えは寝る前でいいだろ?▼~
:[マトイ]|ダメよ! 今すぐして!▼~
:[グレイ]|はいはい…わかったよ。~
全くマトイは優等生だな…▼~
:[マトイ]|「はい」は一回でよろしい!▼~
:[グレイ]|はーい…▼~
***支援B [#v2ee5d5c]
:[マトイ]|グレイ!~
調理場のこの惨状は一体なんなの?▼~
:[グレイ]|おお、マトイか。~
今ちょうど菓子作りをしてたんだよ。▼~
:[マトイ]|いや…あなた、お菓子って…~
普通はここまで汚くはならないでしょう?▼~
:[グレイ]|まぁそう目くじら立てるなって。~
後片付けはちゃんとやるさ。▼~
:[マトイ]|本当かしら…▼~
:[グレイ]|なんだよその目は。~
片付けるって言ってんだろ。▼~
:[マトイ]|そうは言われても、~
この惨状を見ると信じられないわ。▼~
普通は作りながらでも、~
ちょっとは片づけるでしょうに…▼~
:[グレイ]|マトイ…お前が真面目なのは知ってるが、~
これくらいは大目に見てくれよ。▼~
:[マトイ]|そうやって誤魔化そうとしても無駄よ。~
あたしは見逃したりしないわ。▼~
:[グレイ]|はぁ…そんなにイライラするなよ。~
糖分足りてるか?▼~
そうだ、これ食ってみろ。▼~
:[マトイ]|要らないわよ。▼~
:[グレイ]|いいから食えよ。~
ほら。▼~
:[マトイ]|むぐ…▼~
えっ…!?▼~
なにこれ…すごく甘くて…~
蕩けるみたい…▼~
美味しい…!!▼~
:[グレイ]|ここで作った、~
俺の特製の焼き菓子だ。▼~
どうだ、言葉も出ないうまさだろ?~
ちょっとは見逃してくれる気になったか?▼~
:[マトイ]|ううっ…確かにこの美味しさは~
認めざるを得ないわね…▼~
し、仕方ないわね…~
今回だけよ?▼~
:[グレイ]|ははは、ありがとな。マトイ。▼~
:[マトイ]|うん…これは確かに美味しいわ。~
意外な才能ね…▼~
…って、ちょっとグレイ!?~
どこ行くのよ!?▼~
後片付けしないでいいとは~
言ってないわよ!▼~
グレイーーー!!▼~
***支援A [#q9d231e0]
:[マトイ]|グレイ、今いいかしら?▼~
:[グレイ]|マトイ、どうした?~
もしかしてまた片付けしろってお小言か…?▼~
:[マトイ]|違うわよ。~
人のこと小姑みたいに言わないで。▼~
:[グレイ]|悪い悪い。~
で、何だよ?▼~
:[マトイ]|あの後よく考えたんだけど…▼~
あなたのお菓子作りの才能は~
確かに素晴らしいわ。▼~
みんな、あのお菓子を食べたら~
幸せになれるもの。▼~
:[グレイ]|お、やっとわかってくれたか。▼~
:[マトイ]|ええ。▼~
でもやっぱり、この前みたいに~
後片付けを押し付けられるのはごめんだわ。▼~
だからこれからはあたしが手伝う。▼~
:[グレイ]|手伝うって…?▼~
:[マトイ]|あたしが隣で片付けをしながら~
あなたがお菓子作りに精を出せば、▼~
調理場だってこの前みたいな惨状には~
ならないはずでしょう?▼~
:[グレイ]|ま、まぁ確かにそうだが…▼~
:[マトイ]|だからこれからはなるべく、~
作る前にあたしに報告してちょうだい。▼~
終わった後、後片付けだけ~
依頼されても困るんだから。▼~
:[グレイ]|…………▼~
:[マトイ]|返事がないってことは了承と取るわよ。▼~
それじゃ、これからもじゃんじゃん~
お菓子を作ってね。▼~
この前のお菓子、~
すごく美味しかったから…▼~
:[グレイ]|…待ってくれ。▼~
:[マトイ]|なによ。▼~
:[グレイ]|…ありがとう、マトイ。▼~
お前、俺が気兼ねなく菓子を作れるよう、~
気を遣ってくれたんだな。▼~
煙たがって悪かったよ。~
許してくれ。▼~
:[マトイ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|でも、流石に毎回マトイを~
付き合わせるわけにはいかない。▼~
俺も心を入れ替えて、~
片付けながら菓子作りをする。▼~
そう約束させてくれないか。▼~
:[マトイ]|!! そう…~
ありがとう。▼~
じゃあ、よろしく頼むわね。▼~
:[グレイ]|任せとけ。~
俺は約束は破らない。▼~
…けど、たまには~
手伝ってもらってもいいか?▼~
あんたみたいな有能な助手がいれば、~
菓子作りも捗るってもんだ。▼~
:[マトイ]|ええ、もちろんよ。~
いつでも呼んでちょうだい。▼~
:[グレイ]|礼を言うぜ。もちろんその時は~
きっちり報酬を払わせてもらう。▼~
:[マトイ]|報酬…?▼~
:[グレイ]|ああ。作った菓子を、~
好きなだけ持って行ってくれ。▼~
:[マトイ]|ほんとに…!?~
とっても素敵な報酬だわ。▼~
あなたから依頼が来るのを~
楽しみにしてるわね、グレイ!▼~
:[グレイ]|ああ!▼~
***支援S [#vfb0054d]
:[グレイ]|マトイ、ちょっといいか?▼~
:[マトイ]|なに? お菓子作りの助手の依頼?~
まかせておいて! きっとおいしいお菓子に…▼~
:[グレイ]|いや、そうじゃねえ。▼~
:[マトイ]|えっ? ひょっとして~
私の助手としての能力に不満が…▼~
:[グレイ]|そんなことねえって!▼~
:[マトイ]|え…?▼~
:[グレイ]|いや…その…お前が助手として超有能なのは~
色々手伝ってもらってよくわかった。▼~
:[マトイ]|そうなの。よかったわ。~
大声だすからビックリしたじゃない。▼~
:[グレイ]|そうか…すまん。▼~
:[マトイ]|じゃあ、話って何?~
お菓子の助手のことじゃないの?▼~
:[グレイ]|いや、そのだな…菓子作りだけじゃなくて、~
他の事もこれから二人で一緒にだな…▼~
:[マトイ]|他の事? お菓子だけじゃなくて?~
…普通のお料理でもするの?▼~
:[グレイ]|いや、そうじゃねえよ。~
つまりだな…▼~
:[マトイ]|???▼~
:[グレイ]|あああ、まどろっこしい!~
これっ!▼~
:[マトイ]|わわっ…! グレイ、何よ突然!▼~
あたしの腕を引っ張って…~
あれっ? 左手の薬指…▼~
ああっ! こ、これって…!?▼~
:[グレイ]|ああ、これが~
俺からの用事だよ。▼~
:[マトイ]|ええっ?▼~
:[グレイ]|その指輪をお前に贈る…▼~
だからこれからも…~
いつまでも俺の隣で、▼~
菓子作りだけじゃなく~
色んなことを一緒にやっていかないか?▼~
:[マトイ]|…………▼~
ええ、もちろんよ。~
あたしもグレイのこと好きだったの。▼~
だから世話を焼きたくなって、~
色々とお節介を焼いちゃったりもしたのよ…▼~
:[グレイ]|はは、そうか。~
まぁでもこれからは恋人なんだ。▼~
お小言は少し控え目に頼むぜ。▼~
:[マトイ]|そうね。これからは二人で一人…~
どんなときでも一緒だものね。▼~
言葉で注意するだけじゃなくて、~
いつでもあなたの支えになると…約束するわ。▼~
:[グレイ]|俺も同じだ。~
これからもよろしくな、マトイ。▼~
:[マトイ]|ええ!▼~
**シャラ [#gd9a2555]
***支援C [#mc38b5a9]
:[グレイ]|シャラ。~
お前に話があるんだ。▼~
:[シャラ]|なによ…?~
私、忙しいんだけど…▼~
好きな人の後を尾けるのに、~
とても忙しいの…▼~
:[グレイ]|それだよ、それ。~
そのことについて話がある。▼~
お前、聞くところによると~
尾行の天才らしいからな。▼~
:[シャラ]|だから何…?▼~
:[グレイ]|俺は忍びだ。請け負う仕事も~
密偵としてのものが少なくない。▼~
できるだけ相手に気づかれずに、~
後を追うこともよくあるからな。▼~
だから、お前のその、~
人の後をつける技術…▼~
何かコツがあるんだったら~
俺にも教えてくれないか?▼~
:[シャラ]|…そうね。~
コツと言えるかどうかわからないけれど、▼~
物陰から温かく見守るつもりで見ていれば…~
自然と身に付いたわ。▼~
うふふふふ…▼~
:[グレイ]|標的を温かく見守るだと…?▼~
むう…~
それは俺には無理だな。▼~
:[シャラ]|私だって…~
誰でも温かく見守るのは無理よ…▼~
殆どの人間は、~
興味を向けるに値しないもの…▼~
:[グレイ]|なるほど…~
好きな奴限定ということか。▼~
それはさすがに密偵としての任務には~
活かせられないな。…まあ仕方ないか。▼~
:[シャラ]|残念だったわね…グレイ。▼~
:[グレイ]|いや、問題ないさ。~
手間を取らせたな。ありがとう、シャラ。 ▼~
:[シャラ]|…………▼~
***支援B [#jd2e4473]
:[シャラ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|シャラか、何か用か?▼~
:[シャラ]|貴方が尾行のコツを~
教わりたいと言っていた件…▼~
一つ思い出したことがあるの…▼~
:[グレイ]|本当か!▼~
:[シャラ]|ただ、コツというよりも…呪いだけど。▼~
:[グレイ]|呪い…だと?▼~
:[シャラ]|そう…相手に対して、~
「自分の事を気づきにくくする呪い」よ…▼~
:[グレイ]|そ、そんな便利なものがあるのか!~
教えてくれ!▼~
:[シャラ]|別にいいけど…▼~
この呪いは相手と自分の関係性において、~
ひとつ条件が必要なの…▼~
:[グレイ]|条件?▼~
:[シャラ]|ええ…ある程度仲の良い相手じゃないと、~
使えないということよ。▼~
:[グレイ]|仲の良い相手だと!?▼~
そんな条件を満たすなんて、~
密偵の任務では無理だ…!▼~
:[シャラ]|無理なの…なら仕方ないわね。~
一応伝えておこうと思っただけよ…▼~
:[グレイ]|そうか。礼を言っておくぜ。▼~
けど、そんな微妙な呪い…~
使うのはあんたぐらいのものじゃないのか?▼~
:[シャラ]|何よ、それ…そんな陰湿な女は~
私だけだと言いたいの…?▼~
それは聞き捨てならないわね…▼~
:[グレイ]|いや、そこまでは言ってないが…▼~
:[シャラ]|ふふふ…いいわ。~
今度目にもの見せてあげるから…▼~
せいぜい、背後に気をつけなさい…▼~
うふ、うふふ…~
うふふふふふ…!▼~
(シャラ退場)~
:[グレイ]|おいおい…~
邪悪なこと言い残して去らないでくれよ…▼~
***支援A [#ba39aa58]
:[グレイ]|…っ!?▼~
誰だ!?~
そこにいる奴は!?▼~
:[シャラ]|うふふふ…~
ようやく気づいたのね…グレイ。▼~
:[グレイ]|シャラ…もしかして俺のこと、~
ずっと尾けてたのか?▼~
:[シャラ]|ええ、そうよ…▼~
貴方が朝食に焼き魚を食べて、~
備品を買いに買い物へ出かけて…▼~
少しだけ川辺で横になりうたた寝をして、~
こうして天幕に戻ってくるまで…▼~
ずっと貴方を見ていたわ…▼~
:[グレイ]|そ、そんなに前から!?▼~
:[シャラ]|ええ…気付かないなんて、~
なんて間抜けな忍びなの…▼~
これが敵なら貴方…~
今日だけで百回は死んでいるわよ…▼~
:[グレイ]|ぐっ…!俺は人の気配には~
敏感なはずなんだが…▼~
! もしかして…▼~
:[シャラ]|その通り…~
この前貴方に伝えた、▼~
「相手に気づきにくくする呪い」を~
使っていたのよ…▼~
これが私の呪いの力…~
思い知ったかしら…うふふ。▼~
:[グレイ]|…ああ、わかったよ。~
俺の完敗だ。▼~
しかし、そんなにすごい力だとは~
思わなかったぜ。▼~
ぜひ敵にも使えるように~
したいんだが…▼~
:[シャラ]|でそれは無理なのでしょう…?▼~
:[グレイ]|ああ、仲の良い敵なんて、~
俺にはいないからな。▼~
ん…? そういや、~
この呪いが効いたってことは…▼~
俺とお前は、ある程度~
仲が良いってことなのか?▼~
:[シャラ]|まあ…そうなるわね。▼~
:[グレイ]|ふっ…そうか。▼~
陰湿な友達ができて、~
光栄だぜ。▼~
:[シャラ]|こいつ……▼~
:[グレイ]|そう睨むなよ。~
呪い殺されるのはごめんだ。▼~
こう見えても、喜んでるんだぜ。▼~
少なくとも、~
俺にこの呪いをかけたってことは…▼~
お前が俺をある程度親しく~
思ってくれてたってことだからな。▼~
:[シャラ]|…ふん。~
あまり自惚れないで頂戴…▼~
:[グレイ]|ありがとな、シャラ。~
陰湿なんて言って悪かった。▼~
まあこれからも仲間として~
それなりにやっていこうぜ。▼~
:[シャラ]|貴方がそう言うなら…~
…そうしてあげてもいいわ。▼~
…うふふ。▼~
***支援S [#b96d7c2b]
:[シャラ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|シャラ…▼~
! まさかお前、~
また朝から俺を尾けてたのか…!?▼~
:[シャラ]|ご名答…▼~
これが敵なら貴方、~
今日だけで二百回は死んでいるわ…▼~
:[グレイ]|はあ…そうかよ。▼~
それで、何の用だ。▼~
:[シャラ]|前に言った呪い…~
少し、改良したわ…▼~
:[グレイ]|なに?~
どんな風にだ?▼~
:[シャラ]|「仲が良い」では相手と自分の~
相互認識が必要…▼~
でも…それは貴方の~
任務では使えない。▼~
なら、術者が相手のことを認識しているだけでも~
使えるようにすればいいと考えたの…▼~
:[グレイ]|そりゃすごいな。~
で、それが可能になったのか?▼~
:[シャラ]|ええ…▼~
でも、その分、術者から対象への~
強い思いが必要になってしまった…▼~
:[グレイ]|強い思い…?~
殺意か? 憎しみか?▼~
:[シャラ]|いいえ…それは、▼~
愛情よ…▼~
:[グレイ]|愛…情……▼~
:[シャラ]|…………▼~
:[グレイ]|もっと無理になってるじゃねえか。▼~
:[シャラ]|そうよね…▼~
:[グレイ]|尾行相手を愛せっていうのか?~
任務中に?▼~
しかも尾行の相手が~
女であることなんて稀だぞ…▼~
:[シャラ]|じゃあ、残念だったわ…~
一応、報告に来ただけよ。▼~
それじゃ…▼~
:[グレイ]|…おい、待て。▼~
:[シャラ]|何かしら。▼~
:[グレイ]|お前…もしかして俺に、~
その呪いを使ったのか?▼~
:[シャラ]|なに馬鹿なことを…▼~
:[グレイ]|だって、成功を確かめるためには~
誰かで実験したってことだろ?▼~
それなら、実験相手は~
もしかしたらって思ったんだが…▼~
:[シャラ]|そ、そんなわけないじゃない…~
自惚れないで…▼~
:[グレイ]|そうか。~
変なこと言って悪かったな。▼~
ガラにも無く、~
妙な期待をしちまった。▼~
:[シャラ]|期待…?▼~
:[グレイ]|ああ。俺、あんたのことが~
好きになったみたいなんだ。▼~
だから、もしシャラがその呪い、~
俺に使ったんなら良かったのにってな。▼~
:[シャラ]|…………▼~
:[グレイ]|睨むなよ。~
別に返事をもらおうとは思ってない。▼~
じゃ、俺は行くぜ。▼~
:[シャラ]|…待ちなさい。▼~
:[グレイ]|なんだよ。~
引導でも渡すつもりか?▼~
:[シャラ]|…違うわ。~
貴方の言う通りよ…▼~
改良した呪い…~
私は貴方で実験したわ。▼~
そして、その効果は証明された…▼~
:[グレイ]|…そうか。▼~
:[シャラ]|悔しいわ…どうして、~
こんなことになってしまったのかしら…▼~
:[グレイ]|そう嘆くなって。~
愛情ってのは、そういうもんだろ。▼~
少なくとも俺は嬉しいぜ。~
シャラと恋人同士になれるんだからな。▼~
:[シャラ]|まだ恋人になるとは言っていないわ…▼~
:[グレイ]|ああ、そうかよ。▼~
じゃあその呪いでも使って、~
俺の後を好きなだけ尾けていろ。▼~
シャラさえ望んでくれれば…▼~
俺はいつでも、~
振り向いてやるから。▼~
:[シャラ]|ふん…▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#n9f74c8d]
#comment
終了行:
*グレイの支援会話 [#t75e596c]
#contents
**マイユニット(男性) [#xb68f40d]
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・私)のページへ>../マイユニット(男性...
**マイユニット(女性) [#oea2312f]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
**カンナ(女) [#xb68f40d]
[[カンナ(女) のページへ>../カンナ(女)(子世代・白夜)#h6c...
**ディーア [#g65a6d37]
[[ディーアのページへ>../ディーア(子世代・白夜)#x76690d9]]
**ゾフィー [#we4dbe7a]
[[ゾフィーのページへ>../ゾフィー(子世代・白夜)#jff859e5]]
**ミドリコ [#d5d89a3f]
[[ミドリコのページへ>../ミドリコ(子世代・白夜)#y422d861]]
**シノノメ [#i9e06e59]
[[シノノメのページへ>../シノノメ(子世代・白夜)#u310f224]]
**キヌ [#f5c7a714]
***支援C [#ja390eee]
:[グレイ]|…………▼~
:[キヌ]|…ワクワク。▼~
:[グレイ]|…………▼~
:[キヌ]|ワクワク!▼~
:[グレイ]|おい、キヌ。静かにしろ。~
というか付いてくるな!▼~
:[キヌ]|なんで、どうして?▼~
だってグレイは今あのおじさんを~
尾行中なんでしょ?▼~
:[グレイ]|ああ、そうだ。~
あいつは怪しいと報告が上がっている。▼~
自らを旅人と称したらしいが、~
もしかしたら敵の密偵かもしれない…▼~
:[キヌ]|つまり敵の尻尾を捕まえるんだよね!▼~
:[グレイ]|あ、ああ…つまりこれは危険な仕事なんだ。~
遊びじゃないんだ。▼~
:[キヌ]|うん、わかってるよ。▼~
だからアタシは、~
グレイの手助けをするために来てるんだよ!▼~
:[グレイ]|いや、だからな。~
これは俺が得意な仕事なんだから、▼~
慣れてない奴が付き合おうとするのが、~
逆に不安だと言ってる。▼~
ヘマされても困るからな。▼~
:[キヌ]|アタシ、ヘマなんてしないよ~!▼~
妖狐は狩りの本能があるから、~
気配消すのだって得意だしね。▼~
:[グレイ]|いや、そうは言ってもな。~
動物を尾行するのとではわけが違うんだぞ…▼~
:[キヌ]|平気平気、グレイが失敗したって、~
アタシがちゃんと助けるからね~!▼~
:[グレイ]|はぁ…言っても無駄みたいだな。▼~
このまま二人で会話していると、~
逆に標的を見失っちまいそうだ。▼~
仕方ないな、二人で行くか…▼~
:[キヌ]|うん、そうしよう。そうしよう!▼~
***支援B [#q37c53ef]
:[グレイ]|はぁ…▼~
:[キヌ]|グレイ、どうしてため息つくの?▼~
:[グレイ]|この前の尾行に失敗したからに~
決まってるだろ?▼~
結果的にあの標的の正体がわかったから~
良かったようなものの…▼~
俺が尾行し損ねるなんて…~
なんてことだ、大失態ってやつだぜ…▼~
:[キヌ]|残念だったね~!▼~
でも、次こそは失敗しないように~
がんばろうね~!▼~
:[グレイ]|いや、もうお前は付いてくるな。▼~
:[キヌ]|え、どうして?▼~
:[グレイ]|俺一人のほうは成功する確率が高い。▼~
:[キヌ]|ええっ!?▼~
この間見失ったのって~
別にアタシのせいじゃないでしょ?▼~
それは関係ないよー! ぶぅ~!▼~
:[グレイ]|いやまぁ、この間のは確かにそうなんだがな。~
二人でいると何かと目立つだろ?▼~
尾行する側が目立つのは良くないことくらい、~
お前にだってわかるだろ?▼~
:[キヌ]|わからないよ!▼~
…ふん、でももういいんだ!~
グレイの手伝いなんてしてあげないんだから!▼~
:[グレイ]|そりゃありがたいな。▼~
遊び半分で手伝われると、~
致命的な事態に繋がる危険だってある。▼~
お留守番が身のためだぜ。▼~
:[キヌ]|むーっ!~
もう知らないよっ!▼~
:[グレイ]|…………▼~
機嫌を損ねちまったようだな…~
だが仕方ない、こうするしかなかったんだ。▼~
さて、じゃあ次の任務に行ってくるか。▼~
:[キヌ]|…………▼ ~
ふんだ。グレイめ…~
このままじゃ引き下がらないよ。▼~
アタシの力、~
思い知らせてやるんだから…!▼~
***支援A[#q37c53eg]
:[キヌ]|ふっふっふ…~
どう、グレイ?▼~
アタシの力、思い知ったぁ~?▼~
:[グレイ]|ええとな…キヌ。▼~
ちゃんと理解できてないから、~
状況を整理させてもらうが…▼~
さっき俺が尾行に失敗しちまった~
標的の棲家をお前が発見した、と。▼~
そういうことなのか?▼~
:[キヌ]|うふふふっ…!~
まさにその通りだよ!▼~
アタシはグレイが失敗した後も尾行を続けて、~
ちゃんと任務を成功させたんだよ~!▼~
:[グレイ]|くっ…何てことだ。~
俺はキヌよりも劣っていたというのか…?▼~
:[キヌ]|というよりも、相手は一度尾行を撒けたと~
思って油断しちゃったんだろうね!▼~
つまりこれはグレイとアタシの連続攻撃、~
二人が共同で成功させた任務だよ。▼~
:[グレイ]|な、なるほど…確かに二重尾行って~
言葉があるくらいだからな。▼~
だが…なんだ?~
この押し寄せてくる敗北感は…?▼~
:[キヌ]|いいじゃん!~
任務は成し遂げたわけだし!▼~
:[グレイ]|ああ、それはそうなんだが…▼~
:[キヌ]|じゃあこれからもグレイのお仕事に~
付いていってもいいよね?▼~
アタシ、ちゃんと役に立ったよね?▼~
:[グレイ]|くっ…こうなった以上は認めざるをえないな…~
ああ、仕方ない。許可してやる。▼~
:[キヌ]|やったー!~
ついにグレイに認めてもらえたよー!▼~
:[グレイ]|ふふっ…まぁいいか。~
結果的に成功できたんだからな。▼~
***支援S [#e836decd]
:[キヌ]|あ、グレイ!~
任務に行く準備してるのー?▼~
:[グレイ]|キ、キヌ…▼~
:[キヌ]|アタシも付いていっていいよね?~
この前、認めてくれたもんね!▼~
:[グレイ]|い、いや…ダメだ。▼~
:[キヌ]|なんでなんでー!~
約束したでしょ?▼~
:[グレイ]|こ、今回は…~
危険な任務なんだ…▼~
:[キヌ]|だったら尚更連れていってよ!~
アタシ役に立つってわかってくれたんでしょ?▼~
:[グレイ]|俺は…▼~
:[キヌ]|グレイ…?▼~
:[グレイ]|お前のことが好きなんだ…▼~
:[キヌ]|えっ?▼~
:[グレイ]|お前のことを守りたい…~
危険な目に遭わせたくない。▼~
だからやっぱり連れていくことはできない…▼~
:[キヌ]|…………▼~
なぁんだ~!▼~
:[グレイ]|ええっ?▼~
:[キヌ]|グレイもおんなじ気持ちだったんだね。~
アタシもグレイのこと好きだったんだよ。▼~
:[グレイ]|えっ…そ、そうだったのか?▼~
:[キヌ]|うん、好きだからこそ、~
グレイのお仕事、お手伝いしたかったの。▼~
アタシだって…グレイ独りを~
危険な目に遭わせたくないもん。▼~
:[グレイ]|そうだったんだな…▼~
すまない…~
いや、ありがとう。▼~
:[キヌ]|うふふっ…でもこれで~
アタシたち、両想いだよね。▼~
両想いなら…愛し合う二人なら、~
付いていってもいいよね?▼~
:[グレイ]|ああ…そうだな。~
愛し合う二人はどんなときも一緒だ。▼~
共にどんな苦難も乗り越え、~
平和な未来を生きていこう…!▼~
:[キヌ]|うん…!~
アタシ嬉しいよ!▼~
:[グレイ]|よし…じゃあ任務に行くか!~
お前のこと、絶対に守ってみせるぜ…!▼~
:[キヌ]|アタシこそ、~
グレイを守ってみせるんだからねーっ!▼~
**ヒサメ [#k895132f]
***支援C [#v3a5c17b]
:[ヒサメ]|グレイ!▼~
:[グレイ]|ヒサメか、どうしたんだ?▼~
:[ヒサメ]|どうしたんだ、ではありません!▼~
あなたはどうして先ほどの検討会に~
出席されなかったのですか?▼~
:[グレイ]|検討会…▼~
ああ、軍議の後に行われる~
話し合いか。▼~
あれは確か自発的な参加で良いんだろ?~
だったら別に…▼~
:[ヒサメ]|いえ、あの検討会もとても大事です。~
大勢の前ではなかなか話し合えない、▼~
戦略の細部を相談するためには~
必要不可欠だと考えます。▼~
それなのに…あなたはどうして~
参加されなかったのですか?▼~
:[グレイ]|…………▼~
:[ヒサメ]|しかも不参加は初めてではないですよね。~
私が覚えている限りでも…▼~
あなたは軍議の後でふらりといなくなる~
ことがよくあると認識しています。▼~
何か理由があるのですか?▼~
:[グレイ]|理由なんてないさ。▼~
あれだけ優秀な兵士たちが~
意見を交換し合ってるんだ。▼~
俺一人くらいいなくてもいいだろ。▼~
:[ヒサメ]|いえ、あなたこそ優秀な人材です。▼~
あなたがいてくれれば、~
より密度の高い協議ができるはずなんです。▼~
ですが…そのように真面目に~
参加されない姿勢では困るんです。▼~
:[グレイ]|その優秀って言葉だけ、~
ありがたく受け取っておくさ。▼~
まぁ…次は考えておくよ。▼~
(グレイ退場)~
:[ヒサメ]|グレイ…▼~
***支援B [#x802361a]
:[白夜兵]|しかしこの状況では撤退するのは~
止む無しなのでは…?▼~
:[ヒサメ]|いえ、こちらから回り込むことで~
まだ活路は見出せるはずです。▼~
:[グレイ]|…………▼~
:[白夜兵]|なるほど…~
そういう手もありですね。▼~
この戦況における意見は、~
何か他にありませんか?▼~
:[グレイ]|…………▼~
:[ヒサメ]|…? グレイ…?▼~
す、すみません!~
少し席を外します…!▼~
(一時暗転)~
:[ヒサメ]|グレイ!▼~
:[グレイ]|なんだ、ヒサメか?~
どうした? まだ検討会の途中だろ?▼~
:[ヒサメ]|それはこちらのセリフです!▼~
なぜまだ話し合いが続いているというのに、~
あなたは出て行かれたのですか?▼~
:[グレイ]|…それはだな。~
ええと…▼~
…………▼~
そろそろ焼き菓子が~
焼き上がる頃だからだよ。▼~
:[ヒサメ]|はっ?▼~
:[グレイ]|さっき焼き始めた分が~
そろそろ焼き上がるんだ。▼~
このまま放置してると焦げて~
食べられなくなっちまうからな。▼~
:[ヒサメ]|あなたはそんなことのために、大事な~
検討会を途中退席されたというのですか?▼~
そんな不真面目な…!▼~
:[グレイ]|ははは、まぁ俺がいなくても~
何とかなるだろ。▼~
じゃあ行くぜ。このままだと調理場に~
黒煙立ち込めて騒ぎになりそうだ。▼~
:[ヒサメ]|グ、グレイ! 待ってください!▼~
(一時暗転)~
:[ヒサメ]|グレイ、一体どこへ消えたのでしょうか?~
結局調理場には居ませんでしたし…▼~
…………▼~
あっ…書庫にいるのは…~
グレイ?▼~
読んでいるのは…戦術書のようですね。▼~
まさか独学で戦術の勉強を?▼~
検討会を途中で退席したのはこのため…?~
でもどうして…▼~
***支援A [#tabb0e3c]
:[ヒサメ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|ヒサメか、そろそろ来る頃だと~
思っていたぜ。▼~
お前は感が鋭いからな、~
色々と気付いたんだろ。▼~
:[ヒサメ]|あなたが検討会に出ようとせず、~
独学で勉強していることはわかりました。▼~
ですが私にはその理由が見出せません…~
共に勉強し合えば良いではありませんか?▼~
:[グレイ]|俺は忍びの掟を守ってるだけなんだ。▼~
:[ヒサメ]|掟…?▼~
:[グレイ]|ああ、忍びは密偵やら尾行やら、~
単独で行動することが多いだろ?▼~
だから軍内の集まりにはあまり~
顔を出さない方がいい。▼~
全軍に顔が知られるようなことは~
できるだけ避けるようにと、▼~
きつく言われているんだ。~
そういう昔ながらの鉄則があるのさ。▼~
:[ヒサメ]|どういうことですか?▼~
:[グレイ]|忍びの任務には危険がつきもの…~
つまり死と隣り合わせだ。▼~
たとえば俺が任務の途中で~
敵の人質にされた時…▼~
仲間たちが情に流されることなく、~
俺を見捨てて任務を達成できるように…▼~
忍びは仲間と距離を~
置かなければならない…そういうことだ。▼~
:[ヒサメ]|…そんな!▼~
:[グレイ]|それが忍びの一族に代々伝わる~
戒律のようなものなんだ。▼~
:[ヒサメ]|これまでその理由を教えずに、~
はぐらかしてきたのは…▼~
それを告げると私たちが反対すると~
わかっていたからですか…?▼~
:[グレイ]|ああ、まぁそんなところだ。▼~
:[ヒサメ]|だとすれば…グレイ。~
あなたは間違っています。▼~
:[グレイ]|なに…?▼~
:[ヒサメ]|私たちは仲間を…~
あなたを必ず守ってみせます。▼~
あなたがどれだけ距離を取ったとしても、~
あなたを見捨てたりなどできません。▼~
:[グレイ]|ヒサメ…▼~
:[ヒサメ]|だからどうか自分をそんな風に~
追い詰めるのは止めてください。▼~
:[グレイ]|…………▼~
お前は本当に真面目なんだな。~
それから、意外と優しくていい奴だ。▼~
:[ヒサメ]|その言葉は…そっくりそのまま、~
あなたにお返ししたいくらいですよ。▼~
:[グレイ]|ははは…そうだな。▼~
俺はお前たちを気遣うつもりで…~
逆に気を遣わせちまったみたいだな。▼~
すまなかった、ヒサメ。▼~
:[ヒサメ]|いえ、こちらこそ申し訳ありませんでした。▼~
ですから、これからは…▼~
:[グレイ]|ああ、これからは検討会にも出る。▼~
:[ヒサメ]|はい、ありがとうございます。▼~
**ミタマ [#f61169a5]
***支援C [#h353daef]
:[グレイ]|おい、ミタマ。~
ちょっと聞いてもいいか?▼~
:[ミタマ]|ええ、どうぞ。▼~
:[グレイ]|近くにある山の奥深くに、~
神社があるんだが…▼~
そこに高名な神仏の~
お札が眠っているらしい。▼~
:[ミタマ]|お札…ですの?▼~
:[グレイ]|ああ。その札が凄まじい~
呪力を秘めているらしくてな。▼~
何とか確保するようにって~
上から依頼がきたんだ。▼~
けど、俺にとって呪力とか~
お札の力ってのは専門外だからな…▼~
お前なら何か知ってるんじゃないかと~
思ったんだが。▼~
:[ミタマ]|つまりわたくしに聞きたいこととは…~
そのお札の取り方、ですの?▼~
:[グレイ]|いや、さすがにそこまでは~
求めちゃいない。▼~
そうやって封じられた札に対して、~
対策みたいなものがあればと思ってな。▼~
:[ミタマ]|任務への 準備に余念 無き仲間…~
その志 素晴らしきかな…▼~
:[グレイ]|な、なんだ?~
褒めているのか?▼~
:[ミタマ]|わからないのならいいですわ。▼~
でもグレイ。▼~
呪力には、恐ろしい力が~
秘められていることがありますの。▼~
わたくしは…あの廃墟と化した神社には、~
近づかないことをお勧め致しますわ。▼~
:[グレイ]|ん?~
廃墟って…▼~
俺は神社としか言っていなかったのに、~
どうしてわかった。▼~
お前、何か知ってるのか?▼~
:[ミタマ]|い、いえ…~
廃墟など 知らぬ予想で 言ったまで…▼~
と、とにかくあなたは~
行くべきではありませんわ!▼~
:[グレイ]|…………▼~
まあいい。危険そうだったら、~
すぐに逃げればいいだけのことだ。▼~
***支援B [#f0c8e787]
:[ミタマ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|おっ、ミタマか。~
ちょうどいい。▼~
例の神社に行ってきたんだ。▼~
:[ミタマ]|…結局行ってしまったのですね。▼~
ああ無常 我の助言に 耳傾けず…▼~
字余りなことも残念ですわ。▼~
:[グレイ]|仕方ないだろ、~
任務は任務なんだから。▼~
けど、結局あそこには入れなかった。▼~
俺にもよくわからないが…~
結界みたいなものが張ってあって、▼~
入口から先に進めなくなっていたんだ。▼~
:[ミタマ]|ああ、あれですの。~
あれはどうしようもないですわ。▼~
諦めが 肝心である わきまえよ…▼~
:[グレイ]|お前やっぱり、~
何か知ってるだろ?▼~
:[ミタマ]|さあ…?▼~
:[グレイ]|しらばっくれるな。▼~
だからこの前からずっと俺に~
止めておけって言ってるんだろ?▼~
いいから、知ってることを教えろ。~
あの結界は何なんだ。▼~
:[ミタマ]|…………▼~
あの神社には二重の結界が~
施してありますわ。▼~
一つ目は簡易的な結界…~
恐らくグレイはこれを見たのですわね。▼~
ですがそれを破ると~
二つ目の大きな結界が発動し…▼~
侵入を試みた物は、~
大きな衝撃を受けることになりますの。▼~
:[グレイ]|そうだったのか…▼~
だが、どうしてそんなことまで~
知ってるんだ?▼~
:[ミタマ]|巫女たちの間で、~
噂になっていましたの。▼~
:[グレイ]|噂の出処は?▼~
:[ミタマ]|言えませんが~
信ぴょう性は確かですわ。▼~
:[グレイ]|ほう…~
情報をくれて、感謝するぜ。▼~
それだけわかってりゃ~
対策も練れるってもんだ。▼~
:[ミタマ]|またしても 行くと言うのか 無粋者…▼~
:[グレイ]|当たり前だ。▼~
俺は依頼を確実にこなすのが~
信条だからな。▼~
:[ミタマ]|…仕方ありませんわね。~
では、わたくしも参りましょう。▼~
:[グレイ]|それは有難いが…いいのか?~
お前、外出は苦手だろう。▼~
:[ミタマ]|ええ。ですがあなたが神仏の怒りに触れて~
くたばってしまっては困りますし…▼~
次に行くときは呼んでくださいまし。▼~
:[グレイ]|ああ、わかった。~
礼を言うぜ。▼~
:[ミタマ]|報酬は 美なる甘味を 要求す…▼~
:[グレイ]|あー、はいはい。▼~
ついて来てくれたら、~
いくらでも菓子をやるよ。▼~
:[ミタマ]|うふふ。~
良い心がけですわ。▼~
***支援A [#ddbc0ac0]
:[グレイ]|ミタマ、この前は助かったぜ。▼~
お前のおかげで、~
無事にあの札を手に入れられた。▼~
:[ミタマ]|どういたしまして、ですわ。▼~
:[グレイ]|今からこの札を上に持っていって、~
管理してもらうよう言っておくつもりだ。▼~
しかし…こうして俺が持っていても、~
力があるようには思えないんだよな。▼~
ただの紙切れにしか見えないんだが…▼~
:[ミタマ]|そりゃそうですわ。~
今はただの紙切れですもの。▼~
:[グレイ]|…どうしてわかるんだ?▼~
:[ミタマ]|真実を 今こそ全て 告げましょう…~
作った者は わたくしなりや…▼~
:[グレイ]|はぁ!?~
ど、どういうことだよ?▼~
:[ミタマ]|そのお札…実はわたくしが幼い頃に~
偶然作ってしまったものですの。▼~
ですがあまりにも力が~
強すぎたものですから…▼~
お父様に頼んで、~
あの神社に封印していただきましたのよ。▼~
:[グレイ]|なんで今まで黙ってたんだよ?▼~
:[ミタマ]|あんな危険なものを作ったと知れたら~
何を言われるかわかりませんもの。▼~
もちろん、~
危険な札のままなら…▼~
あなたが手に入れた時点で~
言うつもりでしたわ。▼~
でも…~
札の呪力 時の経過で 弱まった…▼~
この状態なら札の効力が~
なくなるのも時間の問題と踏んで、▼~
完全に紙切れ状態になるまで、~
待っていたのですわ。▼~
:[グレイ]|…そういうことだったのか。▼~
:[ミタマ]|でもグレイ…今回の一件は~
わたくし何度も止めようとしましたのに…▼~
諦めが 悪く真面目で 意外なり…~
真摯な姿勢 感心ですわ…▼~
:[グレイ]|真面目に任務をこなして悪いかよ。▼~
:[ミタマ]|うふふふ…いいえ、全く。▼~
ぶっきらぼうに見えて真面目なことが、~
あなたの良いところだと認識しましたわ。▼~
:[グレイ]|じゃあこの札はお前に返しておくぜ。~
もう危険なものじゃないんだろ?▼~
ほらよ。▼~
:[ミタマ]|ええ。~
しかと頂戴しましたわ。▼~
時を超え 我の手元へ 懐かしの品…▼~
***支援S [#m99b6c0d]
:[ミタマ]|…グレイ。▼~
:[グレイ]|ミタマか。~
この間の札の一件では世話になったな。▼~
いや、ああいうのは~
元はお前が撒いたタネって言うのか?▼~
:[ミタマ]|い、いやですわ…~
もう止めてくださいまし。▼~
:[グレイ]|ははは…~
で、何か用か?▼~
:[ミタマ]|心して 聞いて欲しいと 願い出る…▼~
:[グレイ]|ん?▼~
:[ミタマ]|この度の 任務にかける その想い~
わたくしの胸 染め上げる…▼~
:[グレイ]|ん…?▼~
:[ミタマ]|あなたの普段の~
ぶっきらぼうな態度とは裏腹に、▼~
生真面目に任務をこなそうとする姿に…~
大変感銘を受けたということですわ。▼~
そして…▼~
わたくしの 胸に宿りし 恋心…~
告げたいという 想いへ至る…▼~
:[グレイ]|こ、恋心って…~
ミタマ、お前…!▼~
:[ミタマ]|グレイ…どうか答えを~
聞かせていただけませんこと?▼~
:[グレイ]|…………▼~
…ああ。~
もちろん、その告白は受けるぜ。▼~
:[ミタマ]|! 本当ですの…?▼~
:[グレイ]|ああ。お前は俺のことが心配だったから、▼~
俺にあの廃墟には行かせまいとした…▼~
その優しさは今になって理解できるさ。~
お前となら、上手くやっていけそうだ。▼~
:[ミタマ]|グレイ…~
ありがとうございます。▼~
あのお札は、わたくしたちを~
繋ぐきっかけでしたのね…▼~
:[グレイ]|ははは、そうだな。▼~
:[ミタマ]|恋の呪力 札の中で 結ばれる…~
二人の想い 永久に心中…▼~
:[グレイ]|さながら恋愛成就のお札といったところだな、~
あれは。▼~
:[ミタマ]|うふふ。図らずも、~
そうなってしまったようですわね。▼~
**マトイ [#r8048919]
***支援C [#c4ccafaa]
:[マトイ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|お、マトイか。▼~
どうしたんだ?~
眉間にしわ寄せて…老けるぞ。▼~
:[マトイ]|失礼ね!~
好きでこんな顔をしている訳じゃないわ!▼~
あなたが汚い服装を~
してるからでしょ!▼~
:[グレイ]|ん…汚い服装…?~
お、本当だ。これは酷いな…▼~
:[マトイ]|一体何をしていたら、そんなに汚れるの?~
泥遊びでもしていたの?▼~
:[グレイ]|いや、これはさっきまでやっていた~
菓子作りで汚れた跡だ。▼~
:[マトイ]|あなた…~
またお菓子を作っていたのね。▼~
そういえば、ものすごく甘い匂いが…▼~
:[グレイ]|まあいいじゃないか。▼~
服なんてどうせ、~
戦闘やら任務やらで汚れるもんだ。▼~
:[マトイ]|ダメよ。ここは軍隊なのだから、~
節度や規律は守らないと。▼~
最低限の身だしなみは整えるべきだわ。~
早く着替えてその服も洗濯してちょうだい。▼~
:[グレイ]|はぁ?~
着替えは寝る前でいいだろ?▼~
:[マトイ]|ダメよ! 今すぐして!▼~
:[グレイ]|はいはい…わかったよ。~
全くマトイは優等生だな…▼~
:[マトイ]|「はい」は一回でよろしい!▼~
:[グレイ]|はーい…▼~
***支援B [#v2ee5d5c]
:[マトイ]|グレイ!~
調理場のこの惨状は一体なんなの?▼~
:[グレイ]|おお、マトイか。~
今ちょうど菓子作りをしてたんだよ。▼~
:[マトイ]|いや…あなた、お菓子って…~
普通はここまで汚くはならないでしょう?▼~
:[グレイ]|まぁそう目くじら立てるなって。~
後片付けはちゃんとやるさ。▼~
:[マトイ]|本当かしら…▼~
:[グレイ]|なんだよその目は。~
片付けるって言ってんだろ。▼~
:[マトイ]|そうは言われても、~
この惨状を見ると信じられないわ。▼~
普通は作りながらでも、~
ちょっとは片づけるでしょうに…▼~
:[グレイ]|マトイ…お前が真面目なのは知ってるが、~
これくらいは大目に見てくれよ。▼~
:[マトイ]|そうやって誤魔化そうとしても無駄よ。~
あたしは見逃したりしないわ。▼~
:[グレイ]|はぁ…そんなにイライラするなよ。~
糖分足りてるか?▼~
そうだ、これ食ってみろ。▼~
:[マトイ]|要らないわよ。▼~
:[グレイ]|いいから食えよ。~
ほら。▼~
:[マトイ]|むぐ…▼~
えっ…!?▼~
なにこれ…すごく甘くて…~
蕩けるみたい…▼~
美味しい…!!▼~
:[グレイ]|ここで作った、~
俺の特製の焼き菓子だ。▼~
どうだ、言葉も出ないうまさだろ?~
ちょっとは見逃してくれる気になったか?▼~
:[マトイ]|ううっ…確かにこの美味しさは~
認めざるを得ないわね…▼~
し、仕方ないわね…~
今回だけよ?▼~
:[グレイ]|ははは、ありがとな。マトイ。▼~
:[マトイ]|うん…これは確かに美味しいわ。~
意外な才能ね…▼~
…って、ちょっとグレイ!?~
どこ行くのよ!?▼~
後片付けしないでいいとは~
言ってないわよ!▼~
グレイーーー!!▼~
***支援A [#q9d231e0]
:[マトイ]|グレイ、今いいかしら?▼~
:[グレイ]|マトイ、どうした?~
もしかしてまた片付けしろってお小言か…?▼~
:[マトイ]|違うわよ。~
人のこと小姑みたいに言わないで。▼~
:[グレイ]|悪い悪い。~
で、何だよ?▼~
:[マトイ]|あの後よく考えたんだけど…▼~
あなたのお菓子作りの才能は~
確かに素晴らしいわ。▼~
みんな、あのお菓子を食べたら~
幸せになれるもの。▼~
:[グレイ]|お、やっとわかってくれたか。▼~
:[マトイ]|ええ。▼~
でもやっぱり、この前みたいに~
後片付けを押し付けられるのはごめんだわ。▼~
だからこれからはあたしが手伝う。▼~
:[グレイ]|手伝うって…?▼~
:[マトイ]|あたしが隣で片付けをしながら~
あなたがお菓子作りに精を出せば、▼~
調理場だってこの前みたいな惨状には~
ならないはずでしょう?▼~
:[グレイ]|ま、まぁ確かにそうだが…▼~
:[マトイ]|だからこれからはなるべく、~
作る前にあたしに報告してちょうだい。▼~
終わった後、後片付けだけ~
依頼されても困るんだから。▼~
:[グレイ]|…………▼~
:[マトイ]|返事がないってことは了承と取るわよ。▼~
それじゃ、これからもじゃんじゃん~
お菓子を作ってね。▼~
この前のお菓子、~
すごく美味しかったから…▼~
:[グレイ]|…待ってくれ。▼~
:[マトイ]|なによ。▼~
:[グレイ]|…ありがとう、マトイ。▼~
お前、俺が気兼ねなく菓子を作れるよう、~
気を遣ってくれたんだな。▼~
煙たがって悪かったよ。~
許してくれ。▼~
:[マトイ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|でも、流石に毎回マトイを~
付き合わせるわけにはいかない。▼~
俺も心を入れ替えて、~
片付けながら菓子作りをする。▼~
そう約束させてくれないか。▼~
:[マトイ]|!! そう…~
ありがとう。▼~
じゃあ、よろしく頼むわね。▼~
:[グレイ]|任せとけ。~
俺は約束は破らない。▼~
…けど、たまには~
手伝ってもらってもいいか?▼~
あんたみたいな有能な助手がいれば、~
菓子作りも捗るってもんだ。▼~
:[マトイ]|ええ、もちろんよ。~
いつでも呼んでちょうだい。▼~
:[グレイ]|礼を言うぜ。もちろんその時は~
きっちり報酬を払わせてもらう。▼~
:[マトイ]|報酬…?▼~
:[グレイ]|ああ。作った菓子を、~
好きなだけ持って行ってくれ。▼~
:[マトイ]|ほんとに…!?~
とっても素敵な報酬だわ。▼~
あなたから依頼が来るのを~
楽しみにしてるわね、グレイ!▼~
:[グレイ]|ああ!▼~
***支援S [#vfb0054d]
:[グレイ]|マトイ、ちょっといいか?▼~
:[マトイ]|なに? お菓子作りの助手の依頼?~
まかせておいて! きっとおいしいお菓子に…▼~
:[グレイ]|いや、そうじゃねえ。▼~
:[マトイ]|えっ? ひょっとして~
私の助手としての能力に不満が…▼~
:[グレイ]|そんなことねえって!▼~
:[マトイ]|え…?▼~
:[グレイ]|いや…その…お前が助手として超有能なのは~
色々手伝ってもらってよくわかった。▼~
:[マトイ]|そうなの。よかったわ。~
大声だすからビックリしたじゃない。▼~
:[グレイ]|そうか…すまん。▼~
:[マトイ]|じゃあ、話って何?~
お菓子の助手のことじゃないの?▼~
:[グレイ]|いや、そのだな…菓子作りだけじゃなくて、~
他の事もこれから二人で一緒にだな…▼~
:[マトイ]|他の事? お菓子だけじゃなくて?~
…普通のお料理でもするの?▼~
:[グレイ]|いや、そうじゃねえよ。~
つまりだな…▼~
:[マトイ]|???▼~
:[グレイ]|あああ、まどろっこしい!~
これっ!▼~
:[マトイ]|わわっ…! グレイ、何よ突然!▼~
あたしの腕を引っ張って…~
あれっ? 左手の薬指…▼~
ああっ! こ、これって…!?▼~
:[グレイ]|ああ、これが~
俺からの用事だよ。▼~
:[マトイ]|ええっ?▼~
:[グレイ]|その指輪をお前に贈る…▼~
だからこれからも…~
いつまでも俺の隣で、▼~
菓子作りだけじゃなく~
色んなことを一緒にやっていかないか?▼~
:[マトイ]|…………▼~
ええ、もちろんよ。~
あたしもグレイのこと好きだったの。▼~
だから世話を焼きたくなって、~
色々とお節介を焼いちゃったりもしたのよ…▼~
:[グレイ]|はは、そうか。~
まぁでもこれからは恋人なんだ。▼~
お小言は少し控え目に頼むぜ。▼~
:[マトイ]|そうね。これからは二人で一人…~
どんなときでも一緒だものね。▼~
言葉で注意するだけじゃなくて、~
いつでもあなたの支えになると…約束するわ。▼~
:[グレイ]|俺も同じだ。~
これからもよろしくな、マトイ。▼~
:[マトイ]|ええ!▼~
**シャラ [#gd9a2555]
***支援C [#mc38b5a9]
:[グレイ]|シャラ。~
お前に話があるんだ。▼~
:[シャラ]|なによ…?~
私、忙しいんだけど…▼~
好きな人の後を尾けるのに、~
とても忙しいの…▼~
:[グレイ]|それだよ、それ。~
そのことについて話がある。▼~
お前、聞くところによると~
尾行の天才らしいからな。▼~
:[シャラ]|だから何…?▼~
:[グレイ]|俺は忍びだ。請け負う仕事も~
密偵としてのものが少なくない。▼~
できるだけ相手に気づかれずに、~
後を追うこともよくあるからな。▼~
だから、お前のその、~
人の後をつける技術…▼~
何かコツがあるんだったら~
俺にも教えてくれないか?▼~
:[シャラ]|…そうね。~
コツと言えるかどうかわからないけれど、▼~
物陰から温かく見守るつもりで見ていれば…~
自然と身に付いたわ。▼~
うふふふふ…▼~
:[グレイ]|標的を温かく見守るだと…?▼~
むう…~
それは俺には無理だな。▼~
:[シャラ]|私だって…~
誰でも温かく見守るのは無理よ…▼~
殆どの人間は、~
興味を向けるに値しないもの…▼~
:[グレイ]|なるほど…~
好きな奴限定ということか。▼~
それはさすがに密偵としての任務には~
活かせられないな。…まあ仕方ないか。▼~
:[シャラ]|残念だったわね…グレイ。▼~
:[グレイ]|いや、問題ないさ。~
手間を取らせたな。ありがとう、シャラ。 ▼~
:[シャラ]|…………▼~
***支援B [#jd2e4473]
:[シャラ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|シャラか、何か用か?▼~
:[シャラ]|貴方が尾行のコツを~
教わりたいと言っていた件…▼~
一つ思い出したことがあるの…▼~
:[グレイ]|本当か!▼~
:[シャラ]|ただ、コツというよりも…呪いだけど。▼~
:[グレイ]|呪い…だと?▼~
:[シャラ]|そう…相手に対して、~
「自分の事を気づきにくくする呪い」よ…▼~
:[グレイ]|そ、そんな便利なものがあるのか!~
教えてくれ!▼~
:[シャラ]|別にいいけど…▼~
この呪いは相手と自分の関係性において、~
ひとつ条件が必要なの…▼~
:[グレイ]|条件?▼~
:[シャラ]|ええ…ある程度仲の良い相手じゃないと、~
使えないということよ。▼~
:[グレイ]|仲の良い相手だと!?▼~
そんな条件を満たすなんて、~
密偵の任務では無理だ…!▼~
:[シャラ]|無理なの…なら仕方ないわね。~
一応伝えておこうと思っただけよ…▼~
:[グレイ]|そうか。礼を言っておくぜ。▼~
けど、そんな微妙な呪い…~
使うのはあんたぐらいのものじゃないのか?▼~
:[シャラ]|何よ、それ…そんな陰湿な女は~
私だけだと言いたいの…?▼~
それは聞き捨てならないわね…▼~
:[グレイ]|いや、そこまでは言ってないが…▼~
:[シャラ]|ふふふ…いいわ。~
今度目にもの見せてあげるから…▼~
せいぜい、背後に気をつけなさい…▼~
うふ、うふふ…~
うふふふふふ…!▼~
(シャラ退場)~
:[グレイ]|おいおい…~
邪悪なこと言い残して去らないでくれよ…▼~
***支援A [#ba39aa58]
:[グレイ]|…っ!?▼~
誰だ!?~
そこにいる奴は!?▼~
:[シャラ]|うふふふ…~
ようやく気づいたのね…グレイ。▼~
:[グレイ]|シャラ…もしかして俺のこと、~
ずっと尾けてたのか?▼~
:[シャラ]|ええ、そうよ…▼~
貴方が朝食に焼き魚を食べて、~
備品を買いに買い物へ出かけて…▼~
少しだけ川辺で横になりうたた寝をして、~
こうして天幕に戻ってくるまで…▼~
ずっと貴方を見ていたわ…▼~
:[グレイ]|そ、そんなに前から!?▼~
:[シャラ]|ええ…気付かないなんて、~
なんて間抜けな忍びなの…▼~
これが敵なら貴方…~
今日だけで百回は死んでいるわよ…▼~
:[グレイ]|ぐっ…!俺は人の気配には~
敏感なはずなんだが…▼~
! もしかして…▼~
:[シャラ]|その通り…~
この前貴方に伝えた、▼~
「相手に気づきにくくする呪い」を~
使っていたのよ…▼~
これが私の呪いの力…~
思い知ったかしら…うふふ。▼~
:[グレイ]|…ああ、わかったよ。~
俺の完敗だ。▼~
しかし、そんなにすごい力だとは~
思わなかったぜ。▼~
ぜひ敵にも使えるように~
したいんだが…▼~
:[シャラ]|でそれは無理なのでしょう…?▼~
:[グレイ]|ああ、仲の良い敵なんて、~
俺にはいないからな。▼~
ん…? そういや、~
この呪いが効いたってことは…▼~
俺とお前は、ある程度~
仲が良いってことなのか?▼~
:[シャラ]|まあ…そうなるわね。▼~
:[グレイ]|ふっ…そうか。▼~
陰湿な友達ができて、~
光栄だぜ。▼~
:[シャラ]|こいつ……▼~
:[グレイ]|そう睨むなよ。~
呪い殺されるのはごめんだ。▼~
こう見えても、喜んでるんだぜ。▼~
少なくとも、~
俺にこの呪いをかけたってことは…▼~
お前が俺をある程度親しく~
思ってくれてたってことだからな。▼~
:[シャラ]|…ふん。~
あまり自惚れないで頂戴…▼~
:[グレイ]|ありがとな、シャラ。~
陰湿なんて言って悪かった。▼~
まあこれからも仲間として~
それなりにやっていこうぜ。▼~
:[シャラ]|貴方がそう言うなら…~
…そうしてあげてもいいわ。▼~
…うふふ。▼~
***支援S [#b96d7c2b]
:[シャラ]|グレイ…▼~
:[グレイ]|シャラ…▼~
! まさかお前、~
また朝から俺を尾けてたのか…!?▼~
:[シャラ]|ご名答…▼~
これが敵なら貴方、~
今日だけで二百回は死んでいるわ…▼~
:[グレイ]|はあ…そうかよ。▼~
それで、何の用だ。▼~
:[シャラ]|前に言った呪い…~
少し、改良したわ…▼~
:[グレイ]|なに?~
どんな風にだ?▼~
:[シャラ]|「仲が良い」では相手と自分の~
相互認識が必要…▼~
でも…それは貴方の~
任務では使えない。▼~
なら、術者が相手のことを認識しているだけでも~
使えるようにすればいいと考えたの…▼~
:[グレイ]|そりゃすごいな。~
で、それが可能になったのか?▼~
:[シャラ]|ええ…▼~
でも、その分、術者から対象への~
強い思いが必要になってしまった…▼~
:[グレイ]|強い思い…?~
殺意か? 憎しみか?▼~
:[シャラ]|いいえ…それは、▼~
愛情よ…▼~
:[グレイ]|愛…情……▼~
:[シャラ]|…………▼~
:[グレイ]|もっと無理になってるじゃねえか。▼~
:[シャラ]|そうよね…▼~
:[グレイ]|尾行相手を愛せっていうのか?~
任務中に?▼~
しかも尾行の相手が~
女であることなんて稀だぞ…▼~
:[シャラ]|じゃあ、残念だったわ…~
一応、報告に来ただけよ。▼~
それじゃ…▼~
:[グレイ]|…おい、待て。▼~
:[シャラ]|何かしら。▼~
:[グレイ]|お前…もしかして俺に、~
その呪いを使ったのか?▼~
:[シャラ]|なに馬鹿なことを…▼~
:[グレイ]|だって、成功を確かめるためには~
誰かで実験したってことだろ?▼~
それなら、実験相手は~
もしかしたらって思ったんだが…▼~
:[シャラ]|そ、そんなわけないじゃない…~
自惚れないで…▼~
:[グレイ]|そうか。~
変なこと言って悪かったな。▼~
ガラにも無く、~
妙な期待をしちまった。▼~
:[シャラ]|期待…?▼~
:[グレイ]|ああ。俺、あんたのことが~
好きになったみたいなんだ。▼~
だから、もしシャラがその呪い、~
俺に使ったんなら良かったのにってな。▼~
:[シャラ]|…………▼~
:[グレイ]|睨むなよ。~
別に返事をもらおうとは思ってない。▼~
じゃ、俺は行くぜ。▼~
:[シャラ]|…待ちなさい。▼~
:[グレイ]|なんだよ。~
引導でも渡すつもりか?▼~
:[シャラ]|…違うわ。~
貴方の言う通りよ…▼~
改良した呪い…~
私は貴方で実験したわ。▼~
そして、その効果は証明された…▼~
:[グレイ]|…そうか。▼~
:[シャラ]|悔しいわ…どうして、~
こんなことになってしまったのかしら…▼~
:[グレイ]|そう嘆くなって。~
愛情ってのは、そういうもんだろ。▼~
少なくとも俺は嬉しいぜ。~
シャラと恋人同士になれるんだからな。▼~
:[シャラ]|まだ恋人になるとは言っていないわ…▼~
:[グレイ]|ああ、そうかよ。▼~
じゃあその呪いでも使って、~
俺の後を好きなだけ尾けていろ。▼~
シャラさえ望んでくれれば…▼~
俺はいつでも、~
振り向いてやるから。▼~
:[シャラ]|ふん…▼~
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