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会話集/支援会話/カンナ(女)(子世代・白夜)
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*カンナ(女)の支援会話 [#a0ebb814]
#contents
**シノノメ [#w9de9f80]
***支援C[#mj8963mw]
:[カンナ]|むー……▼~
:[シノノメ]|ん?~
カンナ、どうしたんだ?▼~
:[カンナ]|あ、シノノメ!~
あのね、あそこ見て!▼~
:[シノノメ]|ん? この木の上か?~
…ああ、リンゴがなってるな。▼~
:[カンナ]|そう!~
あたし、あのリンゴがほしくて…▼~
でも、竜石は置いてきちゃったし、~
登ると枝が折れそうだし…▼~
どうしたらとれるかなぁって考えてたの。▼~
:[シノノメ]|ああ、なるほどな。~
それなら俺が手伝ってやるよ。▼~
:[カンナ]|シノノメなら、あのリンゴ採れるの?▼~
:[シノノメ]|ああ。このくらいの高さなら、~
俺がカンナを肩車すれば届くさ。▼~
:[カンナ]|! 肩車するの?~
わぁっ、してして!▼~
:[シノノメ]|ああ、いいぞ。ほらよっと!▼~
:[カンナ]|うわぁっ! 高い高い!~
これならリンゴに手が届くね!▼~
んしょ……と! 採れた!▼~
:[シノノメ]|お、それなら良かった。▼~
:[カンナ]|ありがとう、シノノメ!~
これ、お父さんにあげたかったの!▼~
:[シノノメ]|へぇ。カンナは本当に~
カムイさんのことが好きだな。▼~
:[カンナ]|うん! あたし、お父さんのこと大好きだよ!~
あ、でもシノノメにもわけてあげるね!▼~
:[シノノメ]|え? いいのか?▼~
:[カンナ]|うん! 手伝ってくれたお礼!~
一緒に食べながら、お父さんのところに行こう?▼~
:[シノノメ]|ああ、いいぞ。~
ありがとな、カンナ。▼~
:[カンナ]|えへへ!~
どういたしまして!▼~
***支援B[#jgd697vx]
:[カンナ]|シノノメ!~
この間は肩車してくれてありがとう!▼~
一緒にとったリンゴ、お父さんにあげたら~
すっごく喜んでくれたよ!▼~
:[シノノメ]|喜んでもらえてよかったな。▼~
:[カンナ]|うん! それでね、~
今日もリンゴとりに行こうよ!▼~
今度は竜石もあるし、~
みんなの分もたーくさんとってくるの!▼~
:[シノノメ]|ああ、いいぞ。▼~
お、そうだ!~
それなら今日は肩車しながら行くか。▼~
:[カンナ]|え? いいの! やったぁ!▼~
:[シノノメ]|ああ。よいしょ……と!▼~
:[カンナ]|あははっ、ずっと遠くまで見えて楽しーい!▼~
:[シノノメ]|ははっ、上機嫌だな。~
カンナはそんなに肩車が好きなのか?▼~
:[カンナ]|うん! お父さんも時々してくれるし、~
大きくなったみたいで好きだよ!▼~
:[シノノメ]|そっか。そういえば俺も小さい頃にやって~
もらった時は、大はしゃぎしたな。▼~
:[カンナ]|あははっ、肩車おもしろいもんね!~
今度お父さんにもまたやってもらおっと!▼~
:[シノノメ]|ふーん…あ、それなら俺は~
もっと楽しいことしてやろうか?▼~
:[カンナ]|楽しいこと?▼~
:[シノノメ]|カムイさんと同じことしか~
しないのも、つまらないしな!▼~
それじゃあカンナ、ちょっと下ろすぞ。▼~
それで、一緒に手を繋いで…~
そのまましっかり掴まっとけよ! ふんっ!▼~
:[カンナ]|! わぁぁぁっ!~
あたし、シノノメの周りをぐるぐる回ってるー!▼~
:[シノノメ]|楽しいだろ?~
もっと速くできるぞ! そーれ!▼~
:[カンナ]|あはははっ! すごいすごい!▼~
:[シノノメ]|ははっ、楽しかったか?▼~
:[カンナ]|うん! お空をくるくる飛んでる時みたいな~
感じがして、すっごく楽しかったよ!▼~
シノノメってすごいね!▼~
:[シノノメ]|いやあ、それほどでもないって。▼~
:[カンナ]|ねえ、シノノメ!▼~
あたし、すっごく気に入っちゃった!~
もう一回さっきのぐるぐるして!▼~
:[シノノメ]|ああ。けど、やりすぎると~
目が回るからほどほどに…▼~
:[カンナ]|わーい! ありがと、シノノメ!~
早くっ、早くっ!▼~
:[シノノメ]|って、聞こえてないな…▼~
まあ、楽しそうだしいいか。~
よーし、それならとことん回すぞ!~
:[カンナ]|わーい! ぐるぐるー!▼~
***支援A [#b03f81af]
:[カンナ]|ねえねえ、シノノメ!▼~
:[シノノメ]|お、カンナか。~
今日も一緒にリンゴを採りに行くのか?▼~
この間は、つい遊びすぎて~
リンゴ採る時間が少なくなっちまったもんな。▼~
:[カンナ]|ううん。リンゴはまた今度にする。~
今日は一緒に遊んでもらおうと思って来たんだ!▼~
:[シノノメ]|そうか。それじゃあ何して遊ぶ?~
この間やった、ぐるぐるーってやつか?▼~
:[カンナ]|あ、それもしてほしいけど、今日は~
『お姫様だっこ』っていうのをしてほしいの!▼~
:[シノノメ]|ええっ!?~
お、お姫様だっこ!?▼~
:[カンナ]|ん? どうしてそんなに驚くの?▼~
軍の女の子たちが憧れるって言ってたから、~
あたしもやってもらいたかったんだけど…▼~
:[シノノメ]|いや…それって恋人同士がやるものじゃ…~
あれ? 俺の勘違いか?▼~
:[カンナ]|…シノノメ?~
ぶつぶつ言ってどうしたの?▼~
:[シノノメ]|ああ、いや! ええと…残念だけど、~
それは俺とじゃしない方がいいな。▼~
:[カンナ]|どうして?▼~
:[シノノメ]|ええと…ほら! それは、~
王子様とお姫様がやるもんなんだ。▼~
お姫様だっこって言うくらいだし!~
だから、俺とはできな…▼~
:[カンナ]|えっ? それならできるもん!▼~
あたしはお父さんのこどもだし、~
シノノメはリョウマのこどもでしょ?▼~
お姫様と王子様だもん!▼~
:[シノノメ]|あっ…そうだった。俺の馬鹿…!▼~
:[カンナ]|ほらほら、やってよー!▼~
:[シノノメ]|あー、もうわかったよ!~
それじゃあ…よっと! これでいいか?▼~
:[カンナ]|…………▼~
:[シノノメ]|…カンナ?▼~
:[カンナ]|あんまり楽しくないね。▼~
:[シノノメ]|ええっ!?▼~
:[カンナ]|あたし、これよりも肩車とかぐるぐるして~
もらう方が好き!▼~
みんな、なんでこれに憧れるんだろう?~
うーん…あたしにはわかんないや。▼~
:[シノノメ]|…あはは、そっか。▼~
:[カンナ]|ん? なんでシノノメ笑ってるの?~
もしかして、楽しくなかった理由知ってるの?▼~
:[シノノメ]|ああ、いや…実はな。お姫様だっこってのは、~
お嫁さんがお婿さんにしてもらうもんなんだ。▼~
だから、俺とじゃ楽しくなかったんじゃないか?▼~
今度してもらうときは、~
カンナの好きな人にしてもらえばいいさ。▼~
:[カンナ]|ふーん…やっぱりよくわかんないけど、~
それじゃあ今日はもういいや!▼~
:[シノノメ]|ん? もういいのか?▼~
:[カンナ]|うん! お姫様だっこはおしまいにして~
シノノメにたくさんぐるぐるしてもらう!▼~
そっちの方がずーっと楽しいもん!~
あたし、シノノメのぐるぐる大好きだよ!▼~
ほらっ早く早くー!▼~
:[シノノメ]|ははっ、カンナはいつも元気だな。▼~
よっし! それなら俺も全力で遊んでやるか!~
それー!!▼~
:[カンナ]|あはははっ、楽しい楽しいー!▼~
あたし、シノノメと遊ぶの大好きなんだ!~
また一緒にたくさん遊んでね!▼~
:[シノノメ]|おう! 任せとけ!▼~
***支援S [#nb86133a]
:[シノノメ]|なあ、カンナ。この間言ってた~
お姫様だっこの話、覚えてるか?▼~
:[カンナ]|うん! えっと…お嫁さんがお婿さんに~
してもらうやつだよね?▼~
:[シノノメ]|そう。それでカンナは、~
この前は楽しくないって言ってたけど、▼~
あれ…俺にもう一回やらせてくれないか?▼~
:[カンナ]|べつにいいけど…なんで?▼~
:[シノノメ]|ははっ、やっぱりこういう言い方じゃ~
伝わらないか。▼~
ええと、どうしてかって言うと…~
俺がカンナをお嫁さんにしたいからだ。▼~
:[カンナ]|お嫁さん…▼~
…ええっ!?~
あたし、シノノメのお嫁さんになるの?▼~
:[シノノメ]|ああ。カンナが俺のことを大好きだって~
思ってくれてるならな。▼~
俺はカンナと一緒にいてすごく楽しいんだ。▼~
お前の楽しそうな顔を見てると、~
俺まで元気になれるんだよ。▼~
:[カンナ]|ふーん、そっか。▼~
えっとね、~
あたしもシノノメのこと好きだよ!▼~
:[シノノメ]|そ、それは恋人としてなのか?▼~
:[カンナ]|うん! きっとそうだよ!▼~
だって、シノノメと遊んでるとすっごく~
楽しいし、心がぽかぽかするんだよ!▼~
:[シノノメ]|そうか…ええと、今の言葉じゃ~
まだちょっと自信はないが…▼~
ここまで言ってくれてるんだし、~
きっと俺たちは相思相愛って奴だよな!▼~
:[カンナ]|そうしそうあい?▼~
:[シノノメ]|お互いのことが大好きだってことだよ。▼~
:[カンナ]|わーい!~
それならあたしたち、そうしそうあいだよ!▼~
えへへ!~
あたし、シノノメのお嫁さんなんだね…▼~
とっても嬉しい!▼~
:[シノノメ]|そっか。それは俺も嬉しいな。▼~
:[カンナ]|これなら、お姫様だっこもきっと楽しいよ!~
ほらっ! シノノメだっこして!▼~
:[シノノメ]|よしきたっ! それっ!▼~
:[カンナ]|うわぁあ! すごいすごい!~
なんだか、前よりも楽しい気がする!▼~
:[シノノメ]|ははっ、そうか!▼~
それじゃあこれからは、ずっと一緒に過ごして~
大好きって気持ちがもっと大きくなるといいな。▼~
:[カンナ]|うん! 大好きだよ、シノノメ!▼~
:[シノノメ]|ああ、俺もカンナのことが大好きだぞ!▼~
**キサラギ [#s1bcee2a]
***支援C [#h9799937]
:[カンナ]|あー、いた!~
キサラギ!!▼~
:[キサラギ]|やぁ、カンナ。どうしたの?▼~
:[カンナ]|キサラギのこと探してたんだよ!▼~
キサラギに弓の引き方を教えてもらおうと~
思ってたのに、全然いないんだもん!▼~
どこに行ってたの?▼~
:[キサラギ]|ああ、ごめんね。~
軍の陣地から離れて森に行ってたんだ。▼~
:[カンナ]|森…森ってあっちのほう?▼~
:[キサラギ]|あ、うん。そうだよ。▼~
:[カンナ]|おかしいなぁ…~
あたし、森の中も探したのに。▼~
:[キサラギ]|え…そうなの!?▼~
:[カンナ]|うん。くまなく歩き回ったし、~
竜になって空から見渡してみたりもしたけど…▼~
キサラギ見つからなかったんだよ。▼~
:[キサラギ]|へぇ…そ、そうなんだ…~
おかしなこともあるんだね。▼~
僕、普通に散歩してただけだから、~
すぐに見つかりそうなものだけど…▼~
:[カンナ]|あれえ? キサラギ…~
なんか隠してない?▼~
:[キサラギ]|えっ…ええっ?~
何も隠してないよ?▼~
:[カンナ]|怪しいなぁ…▼~
:[キサラギ]|い、嫌だなぁ、あはは…僕がカンナに~
隠しごとなんてするはずないじゃないか。▼~
さぁさぁ、カンナ。~
弓の練習しよ。したかったんでしょ?▼~
:[カンナ]|う、うん…▼~
***支援B [#x2f807d0]
:[カンナ]|ふふふ…この前、キサラギが~
何か隠してたのは確実だよね。▼~
こうして森に入っていくキサラギを尾行すれば、~
その隠していたものに辿り着くはずだよ…▼~
:[キサラギ]|…………▼~
:[カンナ]|だいぶ森の奥まで来たなぁ…~
キサラギ、まだ進むのかな…?▼~
:[キサラギ]|…………▼~
:[カンナ]|うわぁ…大きな木だなぁ…▼~
木陰も大きくて、この辺だと~
空からも見つけられないかも。▼~
あっ、キサラギが幹の裏手に行っちゃう…!~
見失わないようにしないと!▼~
…………▼~
わわっ!!~
なにこれ…? 小屋?▼~
:[キサラギ]|えっ…カンナ?▼~
:[カンナ]|あはは…バレちゃった。▼~
:[キサラギ]|もしかして僕の後を追ってきたの?▼~
:[カンナ]|うん、実はそうなんだ。▼~
:[キサラギ]|あはは、全然気づかなかったよ。▼~
僕は人の気配に敏感なんだけど、~
さすがはカンナだなぁ。▼~
:[カンナ]|ねぇキサラギ!~
この小屋は一体なに?▼~
:[キサラギ]|ああ、これはね。~
僕の隠れ家なんだ。▼~
:[カンナ]|隠れ家!? すごーい!~
ねぇねぇ、中を見てもいい?▼~
:[キサラギ]|うん、もちろん。▼~
:[カンナ]|おおっ…すごい!~
狩りの道具もちゃんと置いてある!▼~
:[キサラギ]|ここは僕が森で狩りをするときに、~
よく休憩場所として使ってるんだ。▼~
:[カンナ]|へぇ~!▼~
:[キサラギ]|あっ、カンナ。僕はそろそろ昨日張った~
罠の様子を見に行かなきゃいけないんだ。▼~
君はここに残って休んでるかい?~
それとも一緒に来る?▼~
:[カンナ]|もうちょっと見たいから、~
この小屋にいてもいい?▼~
:[キサラギ]|もちろんだよ。~
じゃあ少し行ってくるね。▼~
:[カンナ]|行ってらっしゃーい!▼~
(キサラギ退場)~
えへへ。~
隠れ家を持ってたなんてすごいなぁ。▼~
そういえばキサラギ…~
どうしてこの小屋のこと、隠してたんだろ?▼~
もしかして、~
独り占めしたかったのかな…?▼~
***支援A [#m10961fe]
:[カンナ]|キサラギー!~
また来たよー!▼~
:[キサラギ]|わっ!~
カ、カンナか…! びっくりしたよ…▼~
何せこの小屋に訪ねてくる人なんて、~
カンナ以外いないからね…▼~
:[カンナ]|そっか。この場所を知ってる人って、~
キサラギとあたししかいないんだよね?▼~
:[キサラギ]|うん、そうだよ。▼~
:[カンナ]|最初キサラギはこの場所のこと、~
何となく隠してる感じがしたけど…▼~
それはやっぱり、隠れ家を~
独り占めしたかったから?▼~
:[キサラギ]|あ、ううん…別にそういうことじゃないよ。~
ええとね…▼~
実は僕…王族として扱われるのが~
得意じゃないんだ。▼~
:[カンナ]|えっ?~
…うーんと、どういうこと?▼~
:[キサラギ]|王族だからああしなきゃとか言われたり、~
特別扱いされたりとか…▼~
そういうのがちょっと苦手でね。~
ちょっと息が詰まりそうになることがあるんだ。▼~
そんなときここに来て、~
気持ちを休ませるんだよ。▼~
:[カンナ]|そうなんだー。~
そんなの、隠す必要なかったのに。▼~
:[キサラギ]|同じ王族のカンナが気にしてないのに、▼~
僕が悩んでいるってことを知られるのが、~
少し恥ずかしかったからかな。▼~
:[カンナ]|なるほど、~
そういうことだったんだね!▼~
確かにあたしはそういうこと~
気にしないっていうか…▼~
そういう風に扱われたこと、~
全然ないからね。▼~
:[キサラギ]|そうなの?~
秘境でも…?▼~
:[カンナ]|うん。ぜーんぜん!▼~
だから逆にキサラギが羨ましいよ。~
あたしもお姫様扱いされてみたーい!▼~
:[キサラギ]|あはは…~
カンナと話してるとなんだか元気になれるよ。▼~
:[カンナ]|そう? なら良かった。▼~
あたし、キサラギが一人で過ごす場所に~
お邪魔しちゃったかなって思ったから。▼~
:[キサラギ]|そんなことないよ。カンナといると楽しいし…~
むしろ大歓迎だよ!▼~
:[カンナ]|わーい!▼~
じゃあ今日からこの隠れ家は、~
二人の秘密基地ってことでいい?▼~
:[キサラギ]|いいね、それ!~
うん、もちろんだよ!▼~
:[カンナ]|ありがとう!~
キサラギ!▼~
***支援S [#vadf548e]
:[キサラギ]|カンナ。▼~
:[カンナ]|キサラギ、こんにちは!~
今日もあの秘密基地に行くの?▼~
:[キサラギ]|いや、今日は行かないよ。▼~
:[カンナ]|そうなんだ~残念。▼~
:[キサラギ]|というか…もう秘密基地は使わないように~
しようかなって思ってるんだ。▼~
:[カンナ]|ええっ? どうして!?~
あたし、あそこすっごく好きだったのに!▼~
もしかして…あたしに見つかっちゃったの、~
やっぱり嫌だった?▼~
:[キサラギ]|あ、ううん、そういう意味じゃないんだ。▼~
元々あそこを使った理由は、王族として~
扱われることから逃げるためだったからね…▼~
でもこの前カンナに笑顔をもらって、~
心が動いたんだ…!▼~
王族として扱われることだけじゃなくて、▼~
あらゆるものから逃げずにまっすぐに~
立ち向かっていきたいって…!▼~
:[カンナ]|キサラギ…▼~
:[キサラギ]|それで…僕に勇気をくれたカンナに…~
一つ言いたかったことがあるんだ。▼~
:[カンナ]|なになに? 言ってみて。▼~
:[キサラギ]|将来、僕と…▼~
けっ…結婚してくれないかな?▼~
:[カンナ]|…………▼~
…ん?▼~
ええっ!? け、結婚!?▼~
それってつまり…あたしがキサラギの~
お嫁さんになるってこと!?▼~
:[キサラギ]|う、うん…▼~
:[カンナ]|そっか。じゃあいいよ!▼~
:[キサラギ]|えっ?~
そ、即答だね…?▼~
:[カンナ]|だってあたし…キサラギのことが好きで~
一緒にいたかったから…▼~
探したり追いかけたりしてたんだもん。~
迷う理由なんて何もないよ!▼~
:[キサラギ]|そ、そうだったんだね。~
カンナ、ありがとう!▼~
:[カンナ]|でも秘密基地に行かなくなっちゃうのは、~
ちょっともったいないかもね。▼~
狩りのときだけでもいいから、~
これまでどおり使おうよ!▼~
ちょっと早いけど…二人だけのおうちって、~
なんかドキドキしない?▼~
:[キサラギ]|あはは、そうだね!▼~
…じゃあカンナ。~
これからもよろしくね。▼~
:[カンナ]|うん、こちらこそ!▼~
**グレイ [#h6c633ea]
***支援C [#eae6b1d6]
:[カンナ]|かくれんぼしよ!!▼~
:[グレイ]|お、おいおい…カンナ。唐突だな。~
きちんと順序立てて話してくれ。▼~
:[カンナ]|うん!~
あたしはグレイとかくれぼがしたいのです!▼(※原文ママ)~
:[グレイ]|いや、敬語で言っても何も変わらないぞ。~
なんで俺とかくれんぼをしたいんだ?▼~
:[カンナ]|かくれんぼは楽しいからだよ!▼~
:[グレイ]|じゃあどうして俺を相手に選んだんだ?▼~
:[カンナ]|だってグレイは密偵ってお仕事を~
してるんでしょ?▼~
:[グレイ]|あ、ああ…そうだが。▼~
:[カンナ]|密偵をしてる人は隠れるのが~
とっても得意だって聞いたよ?▼~
:[グレイ]|ま、まぁ間違っちゃいないが…▼~
:[カンナ]|あたしね、かくれんぼがすごく上手なの。▼~
まだ身体も大きくないし、~
色んな所に隠れられるの。▼~
だから密偵のグレイと隠れ王の座をかけて~
競い合いたくなったの!▼~
:[グレイ]|か、隠れ王って…▼~
…………▼~
ふん、まぁいいか。面白そうだ。▼~
俺も密偵を名乗っている以上、隠れることに~
かけては負けるわけにはいかん。▼~
ふっ…その勝負、受けてたとう、カンナ!▼~
:[カンナ]|わーい!~
ありがとう、グレイ!▼~
:[グレイ]|よし、そうと決まれば早速勝負だ!~
最初はどっちが隠れる?▼~
:[カンナ]|うーん、そうだね…~
じゃあ最初はグレイが隠れる番ね!▼~
あたしが百を数えてから探しに行くから!▼~
:[グレイ]|よし、じゃあ早速かくれんぼ開始だ!▼~
:[カンナ]|いーち、にー、さーん……!▼~
***支援B [#sa323e50]
:[グレイ]|はぁ…はぁ…~
なんてことだ…▼~
あの日隠れているのをあっという間に~
カンナに見つけられてしまったのに…▼~
今日のかくれんぼも~
全くカンナを見つけられない…!▼~
おい、カンナ…! 負けを認めるから…~
そろそろ姿を現してくれ!▼~
:[カンナ]|あははは~!!~
あたしの勝ち~!!!▼~
:[グレイ]|おわっ!?~
土の中から出てきたのか!?▼~
お前…なんてところに隠れてたんだ!?▼~
:[カンナ]|えへへへ~!~
すごいでしょ~!▼~
:[グレイ]|ああ、間違いなくすごいが…~
よくこんなにデカい穴を作れたな?▼~
掘るの大変だっただろ。▼~
:[カンナ]|ううん、全然!~
だって竜に変身して作ったから!▼~
竜の爪を使ってザクザクってね。▼~
:[グレイ]|なに…!?~
それは卑怯じゃないのか?▼~
:[カンナ]|なんでなんで? 竜に変身するのって~
かくれんぼだと禁止なの?▼~
:[グレイ]|ええと…~
いや…そうだな。▼~
確かに変身して~
特別ずるいことをしたわけじゃないし…▼~
この場合は許容範囲内と言えるのか。▼~
!!~
ということは俺の二連敗か…!▼~
また負けちまった…▼~
:[カンナ]|あはは、あたしの連続勝利だね~!▼~
:[グレイ]|カンナ…もう一度勝負だ。~
今度は俺が隠れる番だぞ。▼~
今度こそ隠れ切ってやるから、~
覚悟しておけよ…!▼~
:[カンナ]|うん、わかったよ!~
楽しみにしてるね!▼~
***支援A [#p8d5cf81]
:[カンナ]|はぁ…はぁ…▼~
グレイ…~
なかなか見つからないな…▼~
隠れられそうな場所は全部探したのに…~
なんで見つけられないのかな…?▼~
ううっ…グ、グレイ〜!~
もう降参だよぉ〜!▼~
あたしの負けだから出てきて〜!▼~
:[グレイ]|…………▼~
ふふふっ、実は俺はここにいたんだ。▼~
:[カンナ]|えっ!?~
わわっ!!?▼~
えっ? 木!?~
グレイ、木に変身してたの!?▼~
:[グレイ]|ははは、正確には木によく似た柄の~
大きな布きれをすっぽり被っていたんだ。▼~
:[カンナ]|そ、そうだったんだ…!▼~
すごいねぇ、~
そっくりで全然気づかなかったよ!▼~
:[グレイ]|これは我ら忍びに伝わる小道具の一つ~
だからな。柄も質感も本物そっくりなんだ。▼~
これを使えばいとも簡単に~
森の中に溶け込むことができる…!▼~
:[カンナ]|へぇー!! すごいね、グレイ!~
さすがは隠れるのが得意な密偵だね!▼~
天才忍者の血を引いてるっていうのは、~
本当だったんだ!▼~
うーん、かっこいいな〜!!▼~
:[グレイ]|ははっ…そうか。▼~
俺もようやく密偵としての実力を~
お前に見せられて良かったぜ。▼~
だがまだ戦績は一勝二敗…!~
このままでは俺が負け越してしまう…▼~
忍びの名に傷を残さないためにも…~
もう一戦してもらうぞ!▼~
:[カンナ]|うん!▼~
:[グレイ]|次も必ず勝つ…覚悟するんだな!▼~
:[カンナ]|あたしだって負けないよ!~
それじゃあ隠れるね!▼~
:[グレイ]|いーち、にー、さーん…▼~
***支援S [#f61ebab4]
:[カンナ]|グレイ!▼~
:[グレイ]|おわっ。~
カンナ、突然抱きついてくるんじゃない。▼~
ビックリするだろう。▼~
:[カンナ]|ごめんね! でもグレイの後ろ姿を見かけて、~
いてもたってもいられなくなっちゃったの!▼~
:[グレイ]|ははは、そうか。それで…どうしたんだ?~
またかくれんぼでもするのか?▼~
最近は戦績もかなり拮抗してるからな。~
そろそろ決着をつけるか?▼~
:[カンナ]|ううん…今日は違うよ。▼~
今日はグレイにありがとうって~
言いたかったの。▼~
:[グレイ]|えっ? どうして?▼~
:[カンナ]|いつもあたしと遊んでくれて~
ありがとうって。▼~
:[グレイ]|なんだ、そんなことか。今更気にするな。~
俺もそこそこ楽しめてるしな。▼~
:[カンナ]|あとね…グレイに大好きだって~
言いたかったの。▼~
:[グレイ]|はあ!?▼~
:[カンナ]|いつも遊んでくれるグレイはあたしにとって、~
お兄ちゃんみたいな存在だけど…▼~
最近その好きって気持ちが~
もっともっと膨らんでいくのがわかるの…▼~
:[グレイ]|カンナ…▼~
:[カンナ]|これって、あたしがグレイの~
お嫁さんになりたいって気持ちだよね。▼~
:[グレイ]|そうか、お前はそんなにも~
俺のことを想っていてくれていたんだな。▼~
…………▼~
よし、じゃあ恋人になるか?▼~
:[カンナ]|えっ? いいの?▼~
:[グレイ]|まさかお前から告白されるなんて~
正直意外だったが、▼~
俺の方もお前を好きなのは事実だしな。▼~
いずれは俺から好きだって、~
言おうかと思っていたところだ。▼~
:[カンナ]|グレイ…!!▼~
:[グレイ]|よし、じゃあこれで俺たちは恋人同士だ。~
これからよろしくな、カンナ。▼~
:[カンナ]|う、うん! 嬉しい、グレイ!~
ありがとう!▼~
:[グレイ]|ああ。▼~
**キヌ [#r87e3e71]
***支援C [#jcdd0a12]
:[カンナ]|わぁ!~
急に雨が降ってきちゃった!▼~
あそこの武器庫で雨宿りしよっと!▼~
:[キヌ]|あれ? カンナも雨宿り?▼~
:[カンナ]|あ、キヌだ!▼~
うん。急に降ってきたから~
びっくりしちゃったよ。▼~
キヌは濡れなかった?▼~
:[キヌ]|すぐにここへ駆け込んだから、~
平気だったよ。▼~
でも耳に雨粒が入っちゃった。▼~
:[カンナ]|キヌはお耳が大きいから~
そうなっちゃうんだね。▼~
:[キヌ]|うん。パタパタさせて乾かしてるんだけど~
なかなかすっきりしないの。▼~
気持ち悪いよー!▼~
:[カンナ]|うーん、雨が降る度に~
いつも気持ち悪い思いするのはイヤだよね。▼~
何か良い方法はないかな…▼~
…あっ、そうだ!▼~
:[キヌ]|何か思いついたの?▼~
:[カンナ]|うん。今度からはお耳が隠れるように~
頭に何か被ればいいんじゃないかな?▼~
例えば帽子とか。▼~
:[キヌ]|えー、帽子はイヤだな。~
遊んでたらすぐに落ちちゃうもん。▼~
:[カンナ]|じゃあ頭巾とかかな?▼~
紐付きのにして首のところでくくったら~
走り回っても落ちないよ。▼~
:[キヌ]|わぁ! それならいいかも!▼~
でもせっかくだから~
かわいいやつがいいなぁ!▼~
:[カンナ]|だったら今度、~
町に買い物に行けばいいと思うよ。▼~
あたしこの間、かわいい布を~
たくさん売ってるお店を見かけたんだ。▼~
:[キヌ]|それじゃあカンナも一緒に行こうよ!~
そのお店を案内してほしいな!▼~
:[カンナ]|うん、いいよ!▼~
…えへへ、キヌとお買い物なんて~
めったにないから楽しみだな。▼~
:[キヌ]|うん。アタシも!~
時間ができたらすぐに行こうね!▼~
:[カンナ]|うん!▼~
***支援B [#wadeabf8]
:[カンナ]|町にとうちゃーく!~
うわぁ、たくさんお店があるね。▼~
:[キヌ]|すごーい!~
アタシ、にぎやかなの大好き!▼~
ここに可愛い布を売ってるお店があるの?▼~
:[カンナ]|そうだよー!~
あのおもちゃ屋さんを曲がったらすぐなんだ!▼~
:[キヌ]|わあ、楽しみ!~
早く買いに行こうよ!▼~
:[カンナ]|うん!▼~
あっ…キヌ、ちょっと待って!▼~
:[キヌ]|どうしたの?▼~
:[カンナ]|あのおもちゃ屋さん…~
可愛いお人形さんが!▼~
:[キヌ]|えっ? どれどれ?▼~
あの赤い服着てるお人形?~
確かに可愛いね!▼~
:[カンナ]|いいなぁー、ほしいなぁー…▼~
:[キヌ]|あっ!~
あっち見てよカンナ!▼~
向かいのお店で~
美味しそうなお団子売ってるよ!▼~
:[カンナ]|ホントだ!~
すごく美味しそうな匂いがするね〜!▼~
:[キヌ]|…………▼~
:[カンナ]|…………▼~
:[キヌ]|ねえ…カンナ。▼~
布を買う前にちょっとだけ~
腹ごしらえしない?▼~
:[カンナ]|あたしも先に~
おもちゃ屋さん行きたいな…▼~
:[キヌ]|よし、じゃあ決定ね!▼~
アタシはお団子屋さんに行くから~
カンナはおもちゃ屋さんに行ってきて。▼~
他にほしい人が現れてお人形を~
先に買われちゃったら悲しいでしょ?▼~
:[カンナ]|お団子屋さんもすごい並んでるから、~
売りきれちゃうとまずいもんね!▼~
それじゃあちょっと~
おもちゃ屋さんに行ってくるね!▼~
:[キヌ]|うん。アタシもお団子行ってくるー!▼~
(暗転)~
:[キヌ]|ど、どうしよう。カンナ…▼~
アタシお団子とお菓子ばっかり買って~
お金を使い切っちゃった!▼~
:[カンナ]|ううっ…▼~
実はあたしもお人形買ったり~
お父さんへのお土産買ったりしたから、▼~
キヌに貸せるお金残ってないよ…▼~
:[キヌ]|ううっ…もうちょっと考えて~
買い物すれば良かったなぁ…▼~
:[カンナ]|ごめんね、キヌ。あたしも気づけなくて。~
少しくらい残しておけば良かったね…▼~
:[キヌ]|ううん。~
カンナの物を買いに来たわけじゃないし、▼~
悪いのはアタシだよ。~
カンナは気にしないで。▼~
:[カンナ]|じゃあもう帰ろっか。▼~
また一緒に来ればいいからね。~
だから…うん、落ち込まないで、キヌ!▼~
:[キヌ]|う、うん、また来ようね…▼~
***支援A [#qa39df2a]
:[キヌ]|カンナ! 見て見てー!▼~
:[カンナ]|キヌ? すごく嬉しそうだね。~
どうしたの?▼~
:[キヌ]|うふふふふ! 実はね、この間言ってた~
頭巾用の布のことなんだけど▼~
父さんに話したらこれをもらえたの!▼~
:[カンナ]|わぁ!~
これってニシキの襟巻き?▼~
:[キヌ]|うん! 父さんの予備をくれたんだ。▼~
『ボクの可愛い娘の耳に~
水が入るなんてとんでもない!』▼~
『この美しく肌触りの良い襟巻きを~
使ったらいいよ』って言ってくれたの。▼~
これで雨の日は、耳に雨粒は入らないし~
父さんとおそろいになるんだ!▼~
:[カンナ]|あはは、それはとても素敵ね!~
きっとキヌに似合うよ。▼~
:[キヌ]|ふふふっ…ありがとう!▼~
これまで雨は好きじゃなかったけど、~
今は早く降らないかなって思ってるくらい!▼~
:[カンナ]|これでいつ雨が降っても安心だね!~
良かったね、キヌ!▼~
:[キヌ]|うん!▼~
あっ…でもカンナ。~
お買い物にはまた付き合ってほしいな。▼~
:[カンナ]|まだ他に買うものがあったの?▼~
:[キヌ]|ううん。そうじゃなくて…▼~
カンナと町でお買い物するのは楽しかったから~
また行きたいなって思ったの。▼~
:[カンナ]|えへへ、それならあたしも大歓迎だよ!▼~
キヌと一緒に買い物できて~
すごくあたしも楽しかったもん!▼~
:[キヌ]|えへへ、それじゃあ約束ね!▼~
:[カンナ]|うん!▼~
**ヒサメ [#pb716456]
***支援C [#l60baee0]
:[ヒサメ]|やぁっ! はぁっ!▼~
:[カンナ]|あ、ヒサメ!~
今はお稽古中?▼~
:[ヒサメ]|ああ、カンナ。~
どうしたんですか?▼~
:[カンナ]|ええとね…ヒサメって刀が得意なんだよね?~
今も刀のお稽古してるし。▼~
:[ヒサメ]|ええ、まあそうですね。▼~
:[カンナ]|それじゃ、~
あたしと一緒にチャンバラしよー!▼~
:[ヒサメ]|ええっ!? それはまた突然ですね。~
ですが、私は稽古中で…▼~
:[カンナ]|えー! ちょっとだけでいいからお願い!~
ヒサメが勝ったらもう邪魔しないから!▼~
:[ヒサメ]|…わかりました。~
では一回だけですよ。▼~
:[カンナ]|わーい! ありがとう、ヒサメ!▼~
それじゃあ……んんー…!▼~
:[ヒサメ]|ちょ、ちょっと待ってください!▼~
:[カンナ]|ん? なあに?▼~
:[ヒサメ]|カンナ…もしかして今、~
竜化しようとしていますか?▼~
:[カンナ]|うん! 竜と剣士の一騎打ち!~
とっても面白そうなチャンバラでしょ?▼~
:[ヒサメ]|ええっ!? それはチャンバラとは~
言いませんよ!▼~
:[カンナ]|そんなことないよ!▼~
だって、この間読んだ絵本に~
竜と剣士の闘いが載ってたんだもん。▼~
その話では竜が負けちゃったから~
『おめいへんじょう』で竜の方が強いって、▼~
あたしが証明してあげるの!▼~
:[ヒサメ]|だからといって竜化されては、~
ただの闘いになってしまいます!▼~
:[カンナ]|大丈夫だよ!~
ふんじゃったりしないから!▼~
:[ヒサメ]|いや、気にしているのは~
そこだけではなくてですね…▼~
と、とにかくお断りします。▼~
(ヒサメ退場)~
:[カンナ]|あ、待ってよヒサメー!▼~
***支援B [#e31ca318]
:[カンナ]|ヒサメー!~
あたしとチャンバラしよー!▼~
:[ヒサメ]|カンナ…! それは以前にも~
お断りしたはずです。▼~
カンナの言うチャンバラは、竜化したあなたと~
私との壮絶な闘いのことでしょう?▼~
先日も言ったように、竜化したカンナと~
闘うのはあまりにも危険です。▼~
:[カンナ]|えー、でも絵本で見た剣士は~
ちゃんと竜に勝ってたよ?▼~
他のお話でも竜が勝つことなんて~
ほとんどないし、▼~
だから全然不利じゃないもん!▼~
:[ヒサメ]|いいですか、カンナ。それはきっと、~
剣士が命がけで闘っていたからです。▼~
:[カンナ]|命がけ…?▼~
:[ヒサメ]|何が何でも竜を倒したいと願い、~
様々な策を講じて初めて勝てたのだと思います。▼~
:[カンナ]|うーん…つまりどういうこと?▼~
:[ヒサメ]|つまり、絶対倒したいという想いの強さが~
剣士を勝たせたということです。▼~
私はカンナを本気で倒そうだなんて思えません。~
だから闘えないと言っているんですよ。▼~
:[カンナ]|ふーん、そっか。~
ヒサメは優しいんだね。▼~
:[ヒサメ]|えっ?▼~
:[カンナ]|だってそれって…ヒサメがあたしのこと、~
気遣ってくれたってことだよね?▼~
あたし、とっても嬉しいよ。▼~
:[ヒサメ]|えっ? そ、そんなことを言われると~
照れるんですが…▼~
:[カンナ]|でも…あたしはやっぱり~
チャンバラしたいの!▼~
:[ヒサメ]|…………▼~
:[カンナ]|ねぇヒサメ! 本気じゃなくてもいいから~
チャンバラしようよー!▼~
:[ヒサメ]|…ですが、竜化したカンナ相手だと~
その剣士のように本気で挑まないと、▼~
私が潰されてしまうんですよ?▼~
:[カンナ]|あれ、そうだっけ?~
じゃあ本気で来て!▼~
:[ヒサメ]|だからそれもダメですってば!~
さっきから話がグルグル回ってます!▼~
:[カンナ]|ええー!?▼~
***支援A [#cad0486d]
:[カンナ]|ヒサメー!~
あたしとチャンバラ…▼~
:[ヒサメ]|しません。~
竜化したカンナと闘うなんてできません。▼~
:[カンナ]|むー…じゃあ、あたしはどうしたらいいの?~
ヒサメと一緒じゃなきゃイヤなのに…▼~
:[ヒサメ]|カンナ…どうしてそんなに、~
私と闘うことにこだわるんですか?▼~
:[カンナ]|あれ、言ってなかったっけ?▼~
:[ヒサメ]|はい。絵本を読んだからという話は~
聞きましたが、▼~
竜と剣士の闘いを再現したいのであれば、~
何も私にこだわる必要はないでしょう。▼~
他の方なら相手をしてくれるかもしれないのに、~
どうして私なのですか?▼~
:[カンナ]|ええと…それはね、ヒサメがその剣士に~
とっても似てたからだよ!▼~
:[ヒサメ]|えっ? 剣士と私が?▼~
:[カンナ]|うん! この間、戦場で闘ってて思ったんだ。~
ヒサメが闘ってる姿がすごくかっこいいって!▼~
:[ヒサメ]|かっこいい…?▼~
:[カンナ]|それでその後、絵本の剣士の姿が~
ヒサメにそっくりだなぁって思って…▼~
ヒサメとチャンバラができたら、~
とっても楽しそうだなぁって。▼~
だから、あたしはヒサメじゃなきゃ嫌なんだ。▼~
:[ヒサメ]|なるほど…まさかかっこいいと言われるなんて~
夢にも思いませんでした。▼~
仕方ありませんね…▼~
それではカンナ、少しだけ~
私とチャンバラをしましょうか。▼~
:[カンナ]|いいの!?▼~
:[ヒサメ]|はい。~
ただし、竜化はせずに刀同士です。▼~
:[カンナ]|ええー、どうして?▼~
:[ヒサメ]|刀を握る姿を褒めてくれたカンナとは~
ちゃんと刀同士で勝負がしたいんです。▼~
それに、共に刀を構える方が~
カンナもその剣士に近づけると思いますよ?▼~
:[カンナ]|そっか…▼~
刀を使ってたら、あたしもあの剣士みたいに~
なれるかもしれないもんね。▼~
:[ヒサメ]|はい。それから、怪我をしないように~
真剣ではなく訓練用の刀でやりましょう。▼~
:[カンナ]|うん! それでもいいよ。~
早く始めようー!▼~
:[ヒサメ]|ふふっ、割とあっさり了承をもらえました。~
これならもっと早く聞いておけば良かったです。▼~
:[カンナ]|えへへ、きっとあたし、~
ヒサメと一緒に遊びたかったんだよ。▼~
だから竜になれなくても嬉しいの!▼~
:[ヒサメ]|あはは、そういうことだったんですか。~
それでは…いきますよ!▼~
:[カンナ]|うん! ありがとう、ヒサメ!▼~
***支援S [#nff89905]
:[カンナ]|ねえ、ヒサメ!~
この間は遊んでくれてありがとう!▼~
:[ヒサメ]|ああ、カンナ。~
喜んでいただけて良かったです。▼~
:[カンナ]|それでね、ずっと話してた絵本を見せたくて、~
持ってきたんだよ。▼~
:[ヒサメ]|ああ、竜と剣士が闘う例の絵本ですか。~
どれどれ…▼~
:[カンナ]|ほらここ!~
この剣士、かっこいいでしょ?▼~
:[ヒサメ]|そうですね。私に似ていると言っていましたが、~
恐縮してしまうくらいかっこいいです。▼~
:[カンナ]|ヒサメもかっこいいから大丈夫だよ!▼~
…でもね、あたしは竜にもなれるから、~
竜が勝つお話しも読みたいなぁって思うの。▼~
:[ヒサメ]|剣士と竜ですか…▼~
…あ。ですが、カンナ。この絵本にはもっと~
あなたに合う人物がいますよ。▼~
:[カンナ]|えっ? どれ?▼~
:[ヒサメ]|ほら、剣士に助けられるお姫様がいます。▼~
カンナはお姫様ですから、~
こちらの方が似合うのでは?▼~
:[カンナ]|あ、ほんとだ!▼~
ヒサメと一緒に遊ぶことばっかり~
考えてたから、気づかなかったよ。▼~
:[ヒサメ]|あはは…そうですか。▼~
:[カンナ]|あ。でも、お姫様だったら剣士と一緒に~
いつまでも幸せに暮らせるんだよね?▼~
:[ヒサメ]|そうですね。この話では…~
竜を倒した剣士が姫と結ばれていますから。▼~
:[カンナ]|だったらあたし、お姫様になって~
ずっとヒサメと一緒にいたいな!▼~
:[ヒサメ]|ええっ!?▼~
:[カンナ]|だって、~
ヒサメと一緒にいると楽しいし!▼~
それに、あたしにはわからないことも~
丁寧に説明してくれるし、優しいし…▼~
あたし、ヒサメのこと大好きなんだ!▼~
:[ヒサメ]|そ、そうですか…▼~
ですが、そんなに直球で言われると~
なんだか照れくさいと言いますか…▼~
:[カンナ]|ヒサメ…~
あたしと一緒にいるの嫌?▼~
:[ヒサメ]|そ、そんなことはありません。▼~
…カンナが望むなら~
私もその願いを叶えてあげたいです。▼~
私もカンナの笑顔が大好きで、~
毎日見たいと思っていますから…▼~
:[カンナ]|わぁーい、やったぁ!▼~
それじゃ、あたしの家族とヒサメ、~
みーんなで一緒に暮らそうね!▼~
:[ヒサメ]|家族みんな…?▼~
:[カンナ]|だってあたし、~
家族のことが大好きなんだもん!▼~
その中でもお父さんのことが特に、~
だいだい、だーい好き!▼~
:[ヒサメ]|…恋人同士になれたと思った瞬間に~
一番の強敵が、▼~
カムイさんだと~
判明するなんて…▼~
:[カンナ]|ん? なにか言った?▼~
:[ヒサメ]|いいえ…~
ですが、私も負けません。▼~
いつかカムイさんを追い抜かして、~
私がカンナの一番になってみせます!▼~
:[カンナ]|あらら…~
ヒサメがなんだかやる気まんまん…?▼~
:[ヒサメ]|はい、私はがんばりますよ!▼~
:[カンナ]|…よくわかんないけど、~
ヒサメががんばるなら応援するよ!▼~
ふれーふれー、ヒサメー!▼~
:[ヒサメ]|ありがとうございます、カンナ!▼~
**ミタマ [#ae35214e]
***支援C [#pdb217bb]
:[カンナ]|るんるん♪~
今日は何して遊ぼっかな~。▼~
あっ、ミタマだ! 何してるの?▼~
:[ミタマ]|あら、カンナ。▼~
わたくしはいつも通り、~
歌を詠んでいるところですわ。▼~
昼下がり まったり過ごし 上機嫌…▼~
:[カンナ]|ミタマって本当に歌が好きなんだね。▼~
…わぁ!~
それすごい!▼~
:[ミタマ]|えっ? この短冊がですか?~
別に何の変哲もないものですが…▼~
:[カンナ]|すごいのは短冊じゃなくて~
ミタマの字だよ!▼~
ミタマってキレイな字を書くんだね。▼~
:[ミタマ]|ああ、こんなの大したことでは~
ありませんわ。▼~
美しい文字を書けるように日々努力することも~
歌人として当然の嗜みですもの。▼~
:[カンナ]|そうなんだ~。~
あたしはお習字苦手なんだ。▼~
筆で書くと、字がふにゃふにゃに~
なっちゃうんだもん。▼~
:[ミタマ]|あら、わたくしは逆に~
幼い頃から既に得意でしたわ。▼~
短冊に 綴る文字たち 自信あり…▼~
:[カンナ]|羨ましいな~!▼~
あ、そうだ! それならミタマ、~
あたしにお習字を教えてくれない?▼~
:[ミタマ]|…………▼~
教師役 とても面倒 無理ですわ…▼~
人にものを教えるのは~
御免こうむりたいのです…▼~
それに美しい文字を書くのは、~
一朝一夕で身につくものではありませんし。▼~
おそらくは カンナはすぐに 飽きますわ…▼~
:[カンナ]|ええー? そんなことないよ!~
がんばって練習するから教えて!▼~
お願いお願いー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
これは了承しなければ~
引いてくれない雰囲気ですわね…▼~
しょうがありませんわ。~
では、お教えいたしましょう。▼~
:[カンナ]| わーい、ありがとう!▼~
***支援B [#pba394dm]
:[カンナ]|んしょ…えーと…▼~
この真っ直ぐな線はこうして書いて…▼~
:[ミタマ]|カンナ、もっと筆を立てませんと~
綺麗な線は書けませんわ。▼~
:[カンナ]|えっ?う、うん…~
じゃあ今度はこうして…うーん…▼~
:[ミタマ]|カンナ、筆の動きと一緒に~
身体まで曲がっていますわ。▼~
正しい姿勢で書いてくださいな。▼~
:[カンナ]|…………▼~
わーん!お習字難しいー!~
もうイヤだよー!▼~
:[ミタマ]|そうは言いますが、わたくしに教えてほしいと~
言ってきたのはカンナでしょう?▼~
もっと根性を見せてください。▼~
:[カンナ]|でも…さっきから真っ直ぐな線とか~
丸とかしか書いてないよ?▼~
いつになったら文字を~
書かせてもらえるの?▼~
:[ミタマ]|まずは基本を身につけなければ~
美しい文字など書けませんわ。▼~
極めるは 遠く険しい 文字の道…▼~
:[カンナ]|うう〜…わかったよ。~
じゃあせめて、ちょっとだけ気分転換ね!▼~
:[ミタマ]|はっ?▼~
:[カンナ]|あたし、実は筆で書くなら文字より~
お絵かきの方が得意なんだ!▼~
お父さんの似顔絵なら~
あっという間に書いちゃうもんね!▼~
スラスラ〜!▼~
:[ミタマ]|はぁ…やはりわたくしの予想は~
当たってしまいましたわね。▼~
わたくしが言うのもなんですが…~
カンナ…▼~
真面目に練習致しましょう。▼~
:[カンナ]|でもでも、ミタマだって~
いつもは寝てばっかりなのにー!▼~
:[ミタマ]|ふふふ…そうですわ。▼~
ぐうたらしてばかりのわたくしが、~
こんなに熱心なことなんて滅多にありません。▼~
ですからカンナはもう少し、~
この珍しいわたくしの言葉に、▼~
真面目に~
耳を傾けるべきだと思いますわ。▼~
:[カンナ]|あっ、確かに…!▼~
ミタマがこんなに熱弁を~
奮っているのって…初めてかも!▼~
:[ミタマ]|ふふふ、そうでしょう?▼~
:[カンナ]|うん…わかった。ミタマがせっかく教えて~
くれてるんだからあたしもがんばらないとね!▼~
:[ミタマ]|ええ、わかればよろしいのですわ。▼~
必ずや 書き続ければ 上手くなる…▼~
さぁ、カンナ。~
書いて書いて書き続けるのですわ!▼~
:[カンナ]|うん!わかったよ、ミタマ!▼~
***支援A [#lca75dbu]
:[カンナ]|ねえ、見て見てミタマ!▼~
:[ミタマ]|カンナ? とても嬉しそうですが…~
どうされたのですか?▼~
にこにこと 輝く笑顔 何ゆえか…▼~
:[カンナ]|あのね、あれからあたし、~
一人でもお習字の練習をしたの!▼~
それでちょっとは上手くなったと思って、~
ミタマに見せに来たんだ。▼~
ほら、これ!▼~
:[ミタマ]|こっ、これは…確かに上達していますわ!▼~
素晴らしい 侮り難き 努力かな…▼~
カンナ、あなたすごいですわ…▼~
:[カンナ]|えへへ、ミタマに褒められて嬉しいな!▼~
でも、ミタマのキレイな字に比べると~
まだまだだよね。▼~
:[ミタマ]|これからも精進すれば~
きっとまだまだ上達いたしますわ。▼~
…ん? そういえばカンナは~
自分の名前は一際上手に書けていますわね。▼~
:[カンナ]|あっ、それはね。一番よく書くかなって~
思って、たくさん練習したんだよ。▼~
:[ミタマ]|それは良い心掛けですわ。▼~
自分の名前は人生において~
最も筆記する機会が多いと言われています。▼~
:[カンナ]|あ、あとね。~
ミタマの名前もいっぱい練習したの。▼~
ほら、上手に書けてるでしょ?▼~
:[ミタマ]|…まあ、本当ですわ!▼~
ですが、どうしてわたくしの名前まで~
そんなに熱心に練習したんですの?▼~
:[カンナ]|せっかく習字を習ったんだから、~
次は実践で成果を見せたいなって思ったの。▼~
そう考えたらミタマにお手紙出すのが~
一番いいかなって思って…▼~
その手紙でミタマの名前も~
キレイに書けたら素敵でしょ?▼~
:[ミタマ]|…ふふっ、そうですね。▼~
確かに手習いの文字だけよりも手紙の方が~
より実践的と言えるでしょう。▼~
:[カンナ]|えへへ、そうでしょ?▼~
:[ミタマ]|文通で 思い通わす 絆かな…▼~
なるほど、悪くありませんわね。▼~
:[カンナ]|えへへ、それじゃあ今度は~
ミタマにお手紙書いてくるね!▼~
:[ミタマ]|ええ、カンナと文通ができることを~
楽しみにしていますわ。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#y2b4187b]
#comment
終了行:
*カンナ(女)の支援会話 [#a0ebb814]
#contents
**シノノメ [#w9de9f80]
***支援C[#mj8963mw]
:[カンナ]|むー……▼~
:[シノノメ]|ん?~
カンナ、どうしたんだ?▼~
:[カンナ]|あ、シノノメ!~
あのね、あそこ見て!▼~
:[シノノメ]|ん? この木の上か?~
…ああ、リンゴがなってるな。▼~
:[カンナ]|そう!~
あたし、あのリンゴがほしくて…▼~
でも、竜石は置いてきちゃったし、~
登ると枝が折れそうだし…▼~
どうしたらとれるかなぁって考えてたの。▼~
:[シノノメ]|ああ、なるほどな。~
それなら俺が手伝ってやるよ。▼~
:[カンナ]|シノノメなら、あのリンゴ採れるの?▼~
:[シノノメ]|ああ。このくらいの高さなら、~
俺がカンナを肩車すれば届くさ。▼~
:[カンナ]|! 肩車するの?~
わぁっ、してして!▼~
:[シノノメ]|ああ、いいぞ。ほらよっと!▼~
:[カンナ]|うわぁっ! 高い高い!~
これならリンゴに手が届くね!▼~
んしょ……と! 採れた!▼~
:[シノノメ]|お、それなら良かった。▼~
:[カンナ]|ありがとう、シノノメ!~
これ、お父さんにあげたかったの!▼~
:[シノノメ]|へぇ。カンナは本当に~
カムイさんのことが好きだな。▼~
:[カンナ]|うん! あたし、お父さんのこと大好きだよ!~
あ、でもシノノメにもわけてあげるね!▼~
:[シノノメ]|え? いいのか?▼~
:[カンナ]|うん! 手伝ってくれたお礼!~
一緒に食べながら、お父さんのところに行こう?▼~
:[シノノメ]|ああ、いいぞ。~
ありがとな、カンナ。▼~
:[カンナ]|えへへ!~
どういたしまして!▼~
***支援B[#jgd697vx]
:[カンナ]|シノノメ!~
この間は肩車してくれてありがとう!▼~
一緒にとったリンゴ、お父さんにあげたら~
すっごく喜んでくれたよ!▼~
:[シノノメ]|喜んでもらえてよかったな。▼~
:[カンナ]|うん! それでね、~
今日もリンゴとりに行こうよ!▼~
今度は竜石もあるし、~
みんなの分もたーくさんとってくるの!▼~
:[シノノメ]|ああ、いいぞ。▼~
お、そうだ!~
それなら今日は肩車しながら行くか。▼~
:[カンナ]|え? いいの! やったぁ!▼~
:[シノノメ]|ああ。よいしょ……と!▼~
:[カンナ]|あははっ、ずっと遠くまで見えて楽しーい!▼~
:[シノノメ]|ははっ、上機嫌だな。~
カンナはそんなに肩車が好きなのか?▼~
:[カンナ]|うん! お父さんも時々してくれるし、~
大きくなったみたいで好きだよ!▼~
:[シノノメ]|そっか。そういえば俺も小さい頃にやって~
もらった時は、大はしゃぎしたな。▼~
:[カンナ]|あははっ、肩車おもしろいもんね!~
今度お父さんにもまたやってもらおっと!▼~
:[シノノメ]|ふーん…あ、それなら俺は~
もっと楽しいことしてやろうか?▼~
:[カンナ]|楽しいこと?▼~
:[シノノメ]|カムイさんと同じことしか~
しないのも、つまらないしな!▼~
それじゃあカンナ、ちょっと下ろすぞ。▼~
それで、一緒に手を繋いで…~
そのまましっかり掴まっとけよ! ふんっ!▼~
:[カンナ]|! わぁぁぁっ!~
あたし、シノノメの周りをぐるぐる回ってるー!▼~
:[シノノメ]|楽しいだろ?~
もっと速くできるぞ! そーれ!▼~
:[カンナ]|あはははっ! すごいすごい!▼~
:[シノノメ]|ははっ、楽しかったか?▼~
:[カンナ]|うん! お空をくるくる飛んでる時みたいな~
感じがして、すっごく楽しかったよ!▼~
シノノメってすごいね!▼~
:[シノノメ]|いやあ、それほどでもないって。▼~
:[カンナ]|ねえ、シノノメ!▼~
あたし、すっごく気に入っちゃった!~
もう一回さっきのぐるぐるして!▼~
:[シノノメ]|ああ。けど、やりすぎると~
目が回るからほどほどに…▼~
:[カンナ]|わーい! ありがと、シノノメ!~
早くっ、早くっ!▼~
:[シノノメ]|って、聞こえてないな…▼~
まあ、楽しそうだしいいか。~
よーし、それならとことん回すぞ!~
:[カンナ]|わーい! ぐるぐるー!▼~
***支援A [#b03f81af]
:[カンナ]|ねえねえ、シノノメ!▼~
:[シノノメ]|お、カンナか。~
今日も一緒にリンゴを採りに行くのか?▼~
この間は、つい遊びすぎて~
リンゴ採る時間が少なくなっちまったもんな。▼~
:[カンナ]|ううん。リンゴはまた今度にする。~
今日は一緒に遊んでもらおうと思って来たんだ!▼~
:[シノノメ]|そうか。それじゃあ何して遊ぶ?~
この間やった、ぐるぐるーってやつか?▼~
:[カンナ]|あ、それもしてほしいけど、今日は~
『お姫様だっこ』っていうのをしてほしいの!▼~
:[シノノメ]|ええっ!?~
お、お姫様だっこ!?▼~
:[カンナ]|ん? どうしてそんなに驚くの?▼~
軍の女の子たちが憧れるって言ってたから、~
あたしもやってもらいたかったんだけど…▼~
:[シノノメ]|いや…それって恋人同士がやるものじゃ…~
あれ? 俺の勘違いか?▼~
:[カンナ]|…シノノメ?~
ぶつぶつ言ってどうしたの?▼~
:[シノノメ]|ああ、いや! ええと…残念だけど、~
それは俺とじゃしない方がいいな。▼~
:[カンナ]|どうして?▼~
:[シノノメ]|ええと…ほら! それは、~
王子様とお姫様がやるもんなんだ。▼~
お姫様だっこって言うくらいだし!~
だから、俺とはできな…▼~
:[カンナ]|えっ? それならできるもん!▼~
あたしはお父さんのこどもだし、~
シノノメはリョウマのこどもでしょ?▼~
お姫様と王子様だもん!▼~
:[シノノメ]|あっ…そうだった。俺の馬鹿…!▼~
:[カンナ]|ほらほら、やってよー!▼~
:[シノノメ]|あー、もうわかったよ!~
それじゃあ…よっと! これでいいか?▼~
:[カンナ]|…………▼~
:[シノノメ]|…カンナ?▼~
:[カンナ]|あんまり楽しくないね。▼~
:[シノノメ]|ええっ!?▼~
:[カンナ]|あたし、これよりも肩車とかぐるぐるして~
もらう方が好き!▼~
みんな、なんでこれに憧れるんだろう?~
うーん…あたしにはわかんないや。▼~
:[シノノメ]|…あはは、そっか。▼~
:[カンナ]|ん? なんでシノノメ笑ってるの?~
もしかして、楽しくなかった理由知ってるの?▼~
:[シノノメ]|ああ、いや…実はな。お姫様だっこってのは、~
お嫁さんがお婿さんにしてもらうもんなんだ。▼~
だから、俺とじゃ楽しくなかったんじゃないか?▼~
今度してもらうときは、~
カンナの好きな人にしてもらえばいいさ。▼~
:[カンナ]|ふーん…やっぱりよくわかんないけど、~
それじゃあ今日はもういいや!▼~
:[シノノメ]|ん? もういいのか?▼~
:[カンナ]|うん! お姫様だっこはおしまいにして~
シノノメにたくさんぐるぐるしてもらう!▼~
そっちの方がずーっと楽しいもん!~
あたし、シノノメのぐるぐる大好きだよ!▼~
ほらっ早く早くー!▼~
:[シノノメ]|ははっ、カンナはいつも元気だな。▼~
よっし! それなら俺も全力で遊んでやるか!~
それー!!▼~
:[カンナ]|あはははっ、楽しい楽しいー!▼~
あたし、シノノメと遊ぶの大好きなんだ!~
また一緒にたくさん遊んでね!▼~
:[シノノメ]|おう! 任せとけ!▼~
***支援S [#nb86133a]
:[シノノメ]|なあ、カンナ。この間言ってた~
お姫様だっこの話、覚えてるか?▼~
:[カンナ]|うん! えっと…お嫁さんがお婿さんに~
してもらうやつだよね?▼~
:[シノノメ]|そう。それでカンナは、~
この前は楽しくないって言ってたけど、▼~
あれ…俺にもう一回やらせてくれないか?▼~
:[カンナ]|べつにいいけど…なんで?▼~
:[シノノメ]|ははっ、やっぱりこういう言い方じゃ~
伝わらないか。▼~
ええと、どうしてかって言うと…~
俺がカンナをお嫁さんにしたいからだ。▼~
:[カンナ]|お嫁さん…▼~
…ええっ!?~
あたし、シノノメのお嫁さんになるの?▼~
:[シノノメ]|ああ。カンナが俺のことを大好きだって~
思ってくれてるならな。▼~
俺はカンナと一緒にいてすごく楽しいんだ。▼~
お前の楽しそうな顔を見てると、~
俺まで元気になれるんだよ。▼~
:[カンナ]|ふーん、そっか。▼~
えっとね、~
あたしもシノノメのこと好きだよ!▼~
:[シノノメ]|そ、それは恋人としてなのか?▼~
:[カンナ]|うん! きっとそうだよ!▼~
だって、シノノメと遊んでるとすっごく~
楽しいし、心がぽかぽかするんだよ!▼~
:[シノノメ]|そうか…ええと、今の言葉じゃ~
まだちょっと自信はないが…▼~
ここまで言ってくれてるんだし、~
きっと俺たちは相思相愛って奴だよな!▼~
:[カンナ]|そうしそうあい?▼~
:[シノノメ]|お互いのことが大好きだってことだよ。▼~
:[カンナ]|わーい!~
それならあたしたち、そうしそうあいだよ!▼~
えへへ!~
あたし、シノノメのお嫁さんなんだね…▼~
とっても嬉しい!▼~
:[シノノメ]|そっか。それは俺も嬉しいな。▼~
:[カンナ]|これなら、お姫様だっこもきっと楽しいよ!~
ほらっ! シノノメだっこして!▼~
:[シノノメ]|よしきたっ! それっ!▼~
:[カンナ]|うわぁあ! すごいすごい!~
なんだか、前よりも楽しい気がする!▼~
:[シノノメ]|ははっ、そうか!▼~
それじゃあこれからは、ずっと一緒に過ごして~
大好きって気持ちがもっと大きくなるといいな。▼~
:[カンナ]|うん! 大好きだよ、シノノメ!▼~
:[シノノメ]|ああ、俺もカンナのことが大好きだぞ!▼~
**キサラギ [#s1bcee2a]
***支援C [#h9799937]
:[カンナ]|あー、いた!~
キサラギ!!▼~
:[キサラギ]|やぁ、カンナ。どうしたの?▼~
:[カンナ]|キサラギのこと探してたんだよ!▼~
キサラギに弓の引き方を教えてもらおうと~
思ってたのに、全然いないんだもん!▼~
どこに行ってたの?▼~
:[キサラギ]|ああ、ごめんね。~
軍の陣地から離れて森に行ってたんだ。▼~
:[カンナ]|森…森ってあっちのほう?▼~
:[キサラギ]|あ、うん。そうだよ。▼~
:[カンナ]|おかしいなぁ…~
あたし、森の中も探したのに。▼~
:[キサラギ]|え…そうなの!?▼~
:[カンナ]|うん。くまなく歩き回ったし、~
竜になって空から見渡してみたりもしたけど…▼~
キサラギ見つからなかったんだよ。▼~
:[キサラギ]|へぇ…そ、そうなんだ…~
おかしなこともあるんだね。▼~
僕、普通に散歩してただけだから、~
すぐに見つかりそうなものだけど…▼~
:[カンナ]|あれえ? キサラギ…~
なんか隠してない?▼~
:[キサラギ]|えっ…ええっ?~
何も隠してないよ?▼~
:[カンナ]|怪しいなぁ…▼~
:[キサラギ]|い、嫌だなぁ、あはは…僕がカンナに~
隠しごとなんてするはずないじゃないか。▼~
さぁさぁ、カンナ。~
弓の練習しよ。したかったんでしょ?▼~
:[カンナ]|う、うん…▼~
***支援B [#x2f807d0]
:[カンナ]|ふふふ…この前、キサラギが~
何か隠してたのは確実だよね。▼~
こうして森に入っていくキサラギを尾行すれば、~
その隠していたものに辿り着くはずだよ…▼~
:[キサラギ]|…………▼~
:[カンナ]|だいぶ森の奥まで来たなぁ…~
キサラギ、まだ進むのかな…?▼~
:[キサラギ]|…………▼~
:[カンナ]|うわぁ…大きな木だなぁ…▼~
木陰も大きくて、この辺だと~
空からも見つけられないかも。▼~
あっ、キサラギが幹の裏手に行っちゃう…!~
見失わないようにしないと!▼~
…………▼~
わわっ!!~
なにこれ…? 小屋?▼~
:[キサラギ]|えっ…カンナ?▼~
:[カンナ]|あはは…バレちゃった。▼~
:[キサラギ]|もしかして僕の後を追ってきたの?▼~
:[カンナ]|うん、実はそうなんだ。▼~
:[キサラギ]|あはは、全然気づかなかったよ。▼~
僕は人の気配に敏感なんだけど、~
さすがはカンナだなぁ。▼~
:[カンナ]|ねぇキサラギ!~
この小屋は一体なに?▼~
:[キサラギ]|ああ、これはね。~
僕の隠れ家なんだ。▼~
:[カンナ]|隠れ家!? すごーい!~
ねぇねぇ、中を見てもいい?▼~
:[キサラギ]|うん、もちろん。▼~
:[カンナ]|おおっ…すごい!~
狩りの道具もちゃんと置いてある!▼~
:[キサラギ]|ここは僕が森で狩りをするときに、~
よく休憩場所として使ってるんだ。▼~
:[カンナ]|へぇ~!▼~
:[キサラギ]|あっ、カンナ。僕はそろそろ昨日張った~
罠の様子を見に行かなきゃいけないんだ。▼~
君はここに残って休んでるかい?~
それとも一緒に来る?▼~
:[カンナ]|もうちょっと見たいから、~
この小屋にいてもいい?▼~
:[キサラギ]|もちろんだよ。~
じゃあ少し行ってくるね。▼~
:[カンナ]|行ってらっしゃーい!▼~
(キサラギ退場)~
えへへ。~
隠れ家を持ってたなんてすごいなぁ。▼~
そういえばキサラギ…~
どうしてこの小屋のこと、隠してたんだろ?▼~
もしかして、~
独り占めしたかったのかな…?▼~
***支援A [#m10961fe]
:[カンナ]|キサラギー!~
また来たよー!▼~
:[キサラギ]|わっ!~
カ、カンナか…! びっくりしたよ…▼~
何せこの小屋に訪ねてくる人なんて、~
カンナ以外いないからね…▼~
:[カンナ]|そっか。この場所を知ってる人って、~
キサラギとあたししかいないんだよね?▼~
:[キサラギ]|うん、そうだよ。▼~
:[カンナ]|最初キサラギはこの場所のこと、~
何となく隠してる感じがしたけど…▼~
それはやっぱり、隠れ家を~
独り占めしたかったから?▼~
:[キサラギ]|あ、ううん…別にそういうことじゃないよ。~
ええとね…▼~
実は僕…王族として扱われるのが~
得意じゃないんだ。▼~
:[カンナ]|えっ?~
…うーんと、どういうこと?▼~
:[キサラギ]|王族だからああしなきゃとか言われたり、~
特別扱いされたりとか…▼~
そういうのがちょっと苦手でね。~
ちょっと息が詰まりそうになることがあるんだ。▼~
そんなときここに来て、~
気持ちを休ませるんだよ。▼~
:[カンナ]|そうなんだー。~
そんなの、隠す必要なかったのに。▼~
:[キサラギ]|同じ王族のカンナが気にしてないのに、▼~
僕が悩んでいるってことを知られるのが、~
少し恥ずかしかったからかな。▼~
:[カンナ]|なるほど、~
そういうことだったんだね!▼~
確かにあたしはそういうこと~
気にしないっていうか…▼~
そういう風に扱われたこと、~
全然ないからね。▼~
:[キサラギ]|そうなの?~
秘境でも…?▼~
:[カンナ]|うん。ぜーんぜん!▼~
だから逆にキサラギが羨ましいよ。~
あたしもお姫様扱いされてみたーい!▼~
:[キサラギ]|あはは…~
カンナと話してるとなんだか元気になれるよ。▼~
:[カンナ]|そう? なら良かった。▼~
あたし、キサラギが一人で過ごす場所に~
お邪魔しちゃったかなって思ったから。▼~
:[キサラギ]|そんなことないよ。カンナといると楽しいし…~
むしろ大歓迎だよ!▼~
:[カンナ]|わーい!▼~
じゃあ今日からこの隠れ家は、~
二人の秘密基地ってことでいい?▼~
:[キサラギ]|いいね、それ!~
うん、もちろんだよ!▼~
:[カンナ]|ありがとう!~
キサラギ!▼~
***支援S [#vadf548e]
:[キサラギ]|カンナ。▼~
:[カンナ]|キサラギ、こんにちは!~
今日もあの秘密基地に行くの?▼~
:[キサラギ]|いや、今日は行かないよ。▼~
:[カンナ]|そうなんだ~残念。▼~
:[キサラギ]|というか…もう秘密基地は使わないように~
しようかなって思ってるんだ。▼~
:[カンナ]|ええっ? どうして!?~
あたし、あそこすっごく好きだったのに!▼~
もしかして…あたしに見つかっちゃったの、~
やっぱり嫌だった?▼~
:[キサラギ]|あ、ううん、そういう意味じゃないんだ。▼~
元々あそこを使った理由は、王族として~
扱われることから逃げるためだったからね…▼~
でもこの前カンナに笑顔をもらって、~
心が動いたんだ…!▼~
王族として扱われることだけじゃなくて、▼~
あらゆるものから逃げずにまっすぐに~
立ち向かっていきたいって…!▼~
:[カンナ]|キサラギ…▼~
:[キサラギ]|それで…僕に勇気をくれたカンナに…~
一つ言いたかったことがあるんだ。▼~
:[カンナ]|なになに? 言ってみて。▼~
:[キサラギ]|将来、僕と…▼~
けっ…結婚してくれないかな?▼~
:[カンナ]|…………▼~
…ん?▼~
ええっ!? け、結婚!?▼~
それってつまり…あたしがキサラギの~
お嫁さんになるってこと!?▼~
:[キサラギ]|う、うん…▼~
:[カンナ]|そっか。じゃあいいよ!▼~
:[キサラギ]|えっ?~
そ、即答だね…?▼~
:[カンナ]|だってあたし…キサラギのことが好きで~
一緒にいたかったから…▼~
探したり追いかけたりしてたんだもん。~
迷う理由なんて何もないよ!▼~
:[キサラギ]|そ、そうだったんだね。~
カンナ、ありがとう!▼~
:[カンナ]|でも秘密基地に行かなくなっちゃうのは、~
ちょっともったいないかもね。▼~
狩りのときだけでもいいから、~
これまでどおり使おうよ!▼~
ちょっと早いけど…二人だけのおうちって、~
なんかドキドキしない?▼~
:[キサラギ]|あはは、そうだね!▼~
…じゃあカンナ。~
これからもよろしくね。▼~
:[カンナ]|うん、こちらこそ!▼~
**グレイ [#h6c633ea]
***支援C [#eae6b1d6]
:[カンナ]|かくれんぼしよ!!▼~
:[グレイ]|お、おいおい…カンナ。唐突だな。~
きちんと順序立てて話してくれ。▼~
:[カンナ]|うん!~
あたしはグレイとかくれぼがしたいのです!▼(※原文ママ)~
:[グレイ]|いや、敬語で言っても何も変わらないぞ。~
なんで俺とかくれんぼをしたいんだ?▼~
:[カンナ]|かくれんぼは楽しいからだよ!▼~
:[グレイ]|じゃあどうして俺を相手に選んだんだ?▼~
:[カンナ]|だってグレイは密偵ってお仕事を~
してるんでしょ?▼~
:[グレイ]|あ、ああ…そうだが。▼~
:[カンナ]|密偵をしてる人は隠れるのが~
とっても得意だって聞いたよ?▼~
:[グレイ]|ま、まぁ間違っちゃいないが…▼~
:[カンナ]|あたしね、かくれんぼがすごく上手なの。▼~
まだ身体も大きくないし、~
色んな所に隠れられるの。▼~
だから密偵のグレイと隠れ王の座をかけて~
競い合いたくなったの!▼~
:[グレイ]|か、隠れ王って…▼~
…………▼~
ふん、まぁいいか。面白そうだ。▼~
俺も密偵を名乗っている以上、隠れることに~
かけては負けるわけにはいかん。▼~
ふっ…その勝負、受けてたとう、カンナ!▼~
:[カンナ]|わーい!~
ありがとう、グレイ!▼~
:[グレイ]|よし、そうと決まれば早速勝負だ!~
最初はどっちが隠れる?▼~
:[カンナ]|うーん、そうだね…~
じゃあ最初はグレイが隠れる番ね!▼~
あたしが百を数えてから探しに行くから!▼~
:[グレイ]|よし、じゃあ早速かくれんぼ開始だ!▼~
:[カンナ]|いーち、にー、さーん……!▼~
***支援B [#sa323e50]
:[グレイ]|はぁ…はぁ…~
なんてことだ…▼~
あの日隠れているのをあっという間に~
カンナに見つけられてしまったのに…▼~
今日のかくれんぼも~
全くカンナを見つけられない…!▼~
おい、カンナ…! 負けを認めるから…~
そろそろ姿を現してくれ!▼~
:[カンナ]|あははは~!!~
あたしの勝ち~!!!▼~
:[グレイ]|おわっ!?~
土の中から出てきたのか!?▼~
お前…なんてところに隠れてたんだ!?▼~
:[カンナ]|えへへへ~!~
すごいでしょ~!▼~
:[グレイ]|ああ、間違いなくすごいが…~
よくこんなにデカい穴を作れたな?▼~
掘るの大変だっただろ。▼~
:[カンナ]|ううん、全然!~
だって竜に変身して作ったから!▼~
竜の爪を使ってザクザクってね。▼~
:[グレイ]|なに…!?~
それは卑怯じゃないのか?▼~
:[カンナ]|なんでなんで? 竜に変身するのって~
かくれんぼだと禁止なの?▼~
:[グレイ]|ええと…~
いや…そうだな。▼~
確かに変身して~
特別ずるいことをしたわけじゃないし…▼~
この場合は許容範囲内と言えるのか。▼~
!!~
ということは俺の二連敗か…!▼~
また負けちまった…▼~
:[カンナ]|あはは、あたしの連続勝利だね~!▼~
:[グレイ]|カンナ…もう一度勝負だ。~
今度は俺が隠れる番だぞ。▼~
今度こそ隠れ切ってやるから、~
覚悟しておけよ…!▼~
:[カンナ]|うん、わかったよ!~
楽しみにしてるね!▼~
***支援A [#p8d5cf81]
:[カンナ]|はぁ…はぁ…▼~
グレイ…~
なかなか見つからないな…▼~
隠れられそうな場所は全部探したのに…~
なんで見つけられないのかな…?▼~
ううっ…グ、グレイ〜!~
もう降参だよぉ〜!▼~
あたしの負けだから出てきて〜!▼~
:[グレイ]|…………▼~
ふふふっ、実は俺はここにいたんだ。▼~
:[カンナ]|えっ!?~
わわっ!!?▼~
えっ? 木!?~
グレイ、木に変身してたの!?▼~
:[グレイ]|ははは、正確には木によく似た柄の~
大きな布きれをすっぽり被っていたんだ。▼~
:[カンナ]|そ、そうだったんだ…!▼~
すごいねぇ、~
そっくりで全然気づかなかったよ!▼~
:[グレイ]|これは我ら忍びに伝わる小道具の一つ~
だからな。柄も質感も本物そっくりなんだ。▼~
これを使えばいとも簡単に~
森の中に溶け込むことができる…!▼~
:[カンナ]|へぇー!! すごいね、グレイ!~
さすがは隠れるのが得意な密偵だね!▼~
天才忍者の血を引いてるっていうのは、~
本当だったんだ!▼~
うーん、かっこいいな〜!!▼~
:[グレイ]|ははっ…そうか。▼~
俺もようやく密偵としての実力を~
お前に見せられて良かったぜ。▼~
だがまだ戦績は一勝二敗…!~
このままでは俺が負け越してしまう…▼~
忍びの名に傷を残さないためにも…~
もう一戦してもらうぞ!▼~
:[カンナ]|うん!▼~
:[グレイ]|次も必ず勝つ…覚悟するんだな!▼~
:[カンナ]|あたしだって負けないよ!~
それじゃあ隠れるね!▼~
:[グレイ]|いーち、にー、さーん…▼~
***支援S [#f61ebab4]
:[カンナ]|グレイ!▼~
:[グレイ]|おわっ。~
カンナ、突然抱きついてくるんじゃない。▼~
ビックリするだろう。▼~
:[カンナ]|ごめんね! でもグレイの後ろ姿を見かけて、~
いてもたってもいられなくなっちゃったの!▼~
:[グレイ]|ははは、そうか。それで…どうしたんだ?~
またかくれんぼでもするのか?▼~
最近は戦績もかなり拮抗してるからな。~
そろそろ決着をつけるか?▼~
:[カンナ]|ううん…今日は違うよ。▼~
今日はグレイにありがとうって~
言いたかったの。▼~
:[グレイ]|えっ? どうして?▼~
:[カンナ]|いつもあたしと遊んでくれて~
ありがとうって。▼~
:[グレイ]|なんだ、そんなことか。今更気にするな。~
俺もそこそこ楽しめてるしな。▼~
:[カンナ]|あとね…グレイに大好きだって~
言いたかったの。▼~
:[グレイ]|はあ!?▼~
:[カンナ]|いつも遊んでくれるグレイはあたしにとって、~
お兄ちゃんみたいな存在だけど…▼~
最近その好きって気持ちが~
もっともっと膨らんでいくのがわかるの…▼~
:[グレイ]|カンナ…▼~
:[カンナ]|これって、あたしがグレイの~
お嫁さんになりたいって気持ちだよね。▼~
:[グレイ]|そうか、お前はそんなにも~
俺のことを想っていてくれていたんだな。▼~
…………▼~
よし、じゃあ恋人になるか?▼~
:[カンナ]|えっ? いいの?▼~
:[グレイ]|まさかお前から告白されるなんて~
正直意外だったが、▼~
俺の方もお前を好きなのは事実だしな。▼~
いずれは俺から好きだって、~
言おうかと思っていたところだ。▼~
:[カンナ]|グレイ…!!▼~
:[グレイ]|よし、じゃあこれで俺たちは恋人同士だ。~
これからよろしくな、カンナ。▼~
:[カンナ]|う、うん! 嬉しい、グレイ!~
ありがとう!▼~
:[グレイ]|ああ。▼~
**キヌ [#r87e3e71]
***支援C [#jcdd0a12]
:[カンナ]|わぁ!~
急に雨が降ってきちゃった!▼~
あそこの武器庫で雨宿りしよっと!▼~
:[キヌ]|あれ? カンナも雨宿り?▼~
:[カンナ]|あ、キヌだ!▼~
うん。急に降ってきたから~
びっくりしちゃったよ。▼~
キヌは濡れなかった?▼~
:[キヌ]|すぐにここへ駆け込んだから、~
平気だったよ。▼~
でも耳に雨粒が入っちゃった。▼~
:[カンナ]|キヌはお耳が大きいから~
そうなっちゃうんだね。▼~
:[キヌ]|うん。パタパタさせて乾かしてるんだけど~
なかなかすっきりしないの。▼~
気持ち悪いよー!▼~
:[カンナ]|うーん、雨が降る度に~
いつも気持ち悪い思いするのはイヤだよね。▼~
何か良い方法はないかな…▼~
…あっ、そうだ!▼~
:[キヌ]|何か思いついたの?▼~
:[カンナ]|うん。今度からはお耳が隠れるように~
頭に何か被ればいいんじゃないかな?▼~
例えば帽子とか。▼~
:[キヌ]|えー、帽子はイヤだな。~
遊んでたらすぐに落ちちゃうもん。▼~
:[カンナ]|じゃあ頭巾とかかな?▼~
紐付きのにして首のところでくくったら~
走り回っても落ちないよ。▼~
:[キヌ]|わぁ! それならいいかも!▼~
でもせっかくだから~
かわいいやつがいいなぁ!▼~
:[カンナ]|だったら今度、~
町に買い物に行けばいいと思うよ。▼~
あたしこの間、かわいい布を~
たくさん売ってるお店を見かけたんだ。▼~
:[キヌ]|それじゃあカンナも一緒に行こうよ!~
そのお店を案内してほしいな!▼~
:[カンナ]|うん、いいよ!▼~
…えへへ、キヌとお買い物なんて~
めったにないから楽しみだな。▼~
:[キヌ]|うん。アタシも!~
時間ができたらすぐに行こうね!▼~
:[カンナ]|うん!▼~
***支援B [#wadeabf8]
:[カンナ]|町にとうちゃーく!~
うわぁ、たくさんお店があるね。▼~
:[キヌ]|すごーい!~
アタシ、にぎやかなの大好き!▼~
ここに可愛い布を売ってるお店があるの?▼~
:[カンナ]|そうだよー!~
あのおもちゃ屋さんを曲がったらすぐなんだ!▼~
:[キヌ]|わあ、楽しみ!~
早く買いに行こうよ!▼~
:[カンナ]|うん!▼~
あっ…キヌ、ちょっと待って!▼~
:[キヌ]|どうしたの?▼~
:[カンナ]|あのおもちゃ屋さん…~
可愛いお人形さんが!▼~
:[キヌ]|えっ? どれどれ?▼~
あの赤い服着てるお人形?~
確かに可愛いね!▼~
:[カンナ]|いいなぁー、ほしいなぁー…▼~
:[キヌ]|あっ!~
あっち見てよカンナ!▼~
向かいのお店で~
美味しそうなお団子売ってるよ!▼~
:[カンナ]|ホントだ!~
すごく美味しそうな匂いがするね〜!▼~
:[キヌ]|…………▼~
:[カンナ]|…………▼~
:[キヌ]|ねえ…カンナ。▼~
布を買う前にちょっとだけ~
腹ごしらえしない?▼~
:[カンナ]|あたしも先に~
おもちゃ屋さん行きたいな…▼~
:[キヌ]|よし、じゃあ決定ね!▼~
アタシはお団子屋さんに行くから~
カンナはおもちゃ屋さんに行ってきて。▼~
他にほしい人が現れてお人形を~
先に買われちゃったら悲しいでしょ?▼~
:[カンナ]|お団子屋さんもすごい並んでるから、~
売りきれちゃうとまずいもんね!▼~
それじゃあちょっと~
おもちゃ屋さんに行ってくるね!▼~
:[キヌ]|うん。アタシもお団子行ってくるー!▼~
(暗転)~
:[キヌ]|ど、どうしよう。カンナ…▼~
アタシお団子とお菓子ばっかり買って~
お金を使い切っちゃった!▼~
:[カンナ]|ううっ…▼~
実はあたしもお人形買ったり~
お父さんへのお土産買ったりしたから、▼~
キヌに貸せるお金残ってないよ…▼~
:[キヌ]|ううっ…もうちょっと考えて~
買い物すれば良かったなぁ…▼~
:[カンナ]|ごめんね、キヌ。あたしも気づけなくて。~
少しくらい残しておけば良かったね…▼~
:[キヌ]|ううん。~
カンナの物を買いに来たわけじゃないし、▼~
悪いのはアタシだよ。~
カンナは気にしないで。▼~
:[カンナ]|じゃあもう帰ろっか。▼~
また一緒に来ればいいからね。~
だから…うん、落ち込まないで、キヌ!▼~
:[キヌ]|う、うん、また来ようね…▼~
***支援A [#qa39df2a]
:[キヌ]|カンナ! 見て見てー!▼~
:[カンナ]|キヌ? すごく嬉しそうだね。~
どうしたの?▼~
:[キヌ]|うふふふふ! 実はね、この間言ってた~
頭巾用の布のことなんだけど▼~
父さんに話したらこれをもらえたの!▼~
:[カンナ]|わぁ!~
これってニシキの襟巻き?▼~
:[キヌ]|うん! 父さんの予備をくれたんだ。▼~
『ボクの可愛い娘の耳に~
水が入るなんてとんでもない!』▼~
『この美しく肌触りの良い襟巻きを~
使ったらいいよ』って言ってくれたの。▼~
これで雨の日は、耳に雨粒は入らないし~
父さんとおそろいになるんだ!▼~
:[カンナ]|あはは、それはとても素敵ね!~
きっとキヌに似合うよ。▼~
:[キヌ]|ふふふっ…ありがとう!▼~
これまで雨は好きじゃなかったけど、~
今は早く降らないかなって思ってるくらい!▼~
:[カンナ]|これでいつ雨が降っても安心だね!~
良かったね、キヌ!▼~
:[キヌ]|うん!▼~
あっ…でもカンナ。~
お買い物にはまた付き合ってほしいな。▼~
:[カンナ]|まだ他に買うものがあったの?▼~
:[キヌ]|ううん。そうじゃなくて…▼~
カンナと町でお買い物するのは楽しかったから~
また行きたいなって思ったの。▼~
:[カンナ]|えへへ、それならあたしも大歓迎だよ!▼~
キヌと一緒に買い物できて~
すごくあたしも楽しかったもん!▼~
:[キヌ]|えへへ、それじゃあ約束ね!▼~
:[カンナ]|うん!▼~
**ヒサメ [#pb716456]
***支援C [#l60baee0]
:[ヒサメ]|やぁっ! はぁっ!▼~
:[カンナ]|あ、ヒサメ!~
今はお稽古中?▼~
:[ヒサメ]|ああ、カンナ。~
どうしたんですか?▼~
:[カンナ]|ええとね…ヒサメって刀が得意なんだよね?~
今も刀のお稽古してるし。▼~
:[ヒサメ]|ええ、まあそうですね。▼~
:[カンナ]|それじゃ、~
あたしと一緒にチャンバラしよー!▼~
:[ヒサメ]|ええっ!? それはまた突然ですね。~
ですが、私は稽古中で…▼~
:[カンナ]|えー! ちょっとだけでいいからお願い!~
ヒサメが勝ったらもう邪魔しないから!▼~
:[ヒサメ]|…わかりました。~
では一回だけですよ。▼~
:[カンナ]|わーい! ありがとう、ヒサメ!▼~
それじゃあ……んんー…!▼~
:[ヒサメ]|ちょ、ちょっと待ってください!▼~
:[カンナ]|ん? なあに?▼~
:[ヒサメ]|カンナ…もしかして今、~
竜化しようとしていますか?▼~
:[カンナ]|うん! 竜と剣士の一騎打ち!~
とっても面白そうなチャンバラでしょ?▼~
:[ヒサメ]|ええっ!? それはチャンバラとは~
言いませんよ!▼~
:[カンナ]|そんなことないよ!▼~
だって、この間読んだ絵本に~
竜と剣士の闘いが載ってたんだもん。▼~
その話では竜が負けちゃったから~
『おめいへんじょう』で竜の方が強いって、▼~
あたしが証明してあげるの!▼~
:[ヒサメ]|だからといって竜化されては、~
ただの闘いになってしまいます!▼~
:[カンナ]|大丈夫だよ!~
ふんじゃったりしないから!▼~
:[ヒサメ]|いや、気にしているのは~
そこだけではなくてですね…▼~
と、とにかくお断りします。▼~
(ヒサメ退場)~
:[カンナ]|あ、待ってよヒサメー!▼~
***支援B [#e31ca318]
:[カンナ]|ヒサメー!~
あたしとチャンバラしよー!▼~
:[ヒサメ]|カンナ…! それは以前にも~
お断りしたはずです。▼~
カンナの言うチャンバラは、竜化したあなたと~
私との壮絶な闘いのことでしょう?▼~
先日も言ったように、竜化したカンナと~
闘うのはあまりにも危険です。▼~
:[カンナ]|えー、でも絵本で見た剣士は~
ちゃんと竜に勝ってたよ?▼~
他のお話でも竜が勝つことなんて~
ほとんどないし、▼~
だから全然不利じゃないもん!▼~
:[ヒサメ]|いいですか、カンナ。それはきっと、~
剣士が命がけで闘っていたからです。▼~
:[カンナ]|命がけ…?▼~
:[ヒサメ]|何が何でも竜を倒したいと願い、~
様々な策を講じて初めて勝てたのだと思います。▼~
:[カンナ]|うーん…つまりどういうこと?▼~
:[ヒサメ]|つまり、絶対倒したいという想いの強さが~
剣士を勝たせたということです。▼~
私はカンナを本気で倒そうだなんて思えません。~
だから闘えないと言っているんですよ。▼~
:[カンナ]|ふーん、そっか。~
ヒサメは優しいんだね。▼~
:[ヒサメ]|えっ?▼~
:[カンナ]|だってそれって…ヒサメがあたしのこと、~
気遣ってくれたってことだよね?▼~
あたし、とっても嬉しいよ。▼~
:[ヒサメ]|えっ? そ、そんなことを言われると~
照れるんですが…▼~
:[カンナ]|でも…あたしはやっぱり~
チャンバラしたいの!▼~
:[ヒサメ]|…………▼~
:[カンナ]|ねぇヒサメ! 本気じゃなくてもいいから~
チャンバラしようよー!▼~
:[ヒサメ]|…ですが、竜化したカンナ相手だと~
その剣士のように本気で挑まないと、▼~
私が潰されてしまうんですよ?▼~
:[カンナ]|あれ、そうだっけ?~
じゃあ本気で来て!▼~
:[ヒサメ]|だからそれもダメですってば!~
さっきから話がグルグル回ってます!▼~
:[カンナ]|ええー!?▼~
***支援A [#cad0486d]
:[カンナ]|ヒサメー!~
あたしとチャンバラ…▼~
:[ヒサメ]|しません。~
竜化したカンナと闘うなんてできません。▼~
:[カンナ]|むー…じゃあ、あたしはどうしたらいいの?~
ヒサメと一緒じゃなきゃイヤなのに…▼~
:[ヒサメ]|カンナ…どうしてそんなに、~
私と闘うことにこだわるんですか?▼~
:[カンナ]|あれ、言ってなかったっけ?▼~
:[ヒサメ]|はい。絵本を読んだからという話は~
聞きましたが、▼~
竜と剣士の闘いを再現したいのであれば、~
何も私にこだわる必要はないでしょう。▼~
他の方なら相手をしてくれるかもしれないのに、~
どうして私なのですか?▼~
:[カンナ]|ええと…それはね、ヒサメがその剣士に~
とっても似てたからだよ!▼~
:[ヒサメ]|えっ? 剣士と私が?▼~
:[カンナ]|うん! この間、戦場で闘ってて思ったんだ。~
ヒサメが闘ってる姿がすごくかっこいいって!▼~
:[ヒサメ]|かっこいい…?▼~
:[カンナ]|それでその後、絵本の剣士の姿が~
ヒサメにそっくりだなぁって思って…▼~
ヒサメとチャンバラができたら、~
とっても楽しそうだなぁって。▼~
だから、あたしはヒサメじゃなきゃ嫌なんだ。▼~
:[ヒサメ]|なるほど…まさかかっこいいと言われるなんて~
夢にも思いませんでした。▼~
仕方ありませんね…▼~
それではカンナ、少しだけ~
私とチャンバラをしましょうか。▼~
:[カンナ]|いいの!?▼~
:[ヒサメ]|はい。~
ただし、竜化はせずに刀同士です。▼~
:[カンナ]|ええー、どうして?▼~
:[ヒサメ]|刀を握る姿を褒めてくれたカンナとは~
ちゃんと刀同士で勝負がしたいんです。▼~
それに、共に刀を構える方が~
カンナもその剣士に近づけると思いますよ?▼~
:[カンナ]|そっか…▼~
刀を使ってたら、あたしもあの剣士みたいに~
なれるかもしれないもんね。▼~
:[ヒサメ]|はい。それから、怪我をしないように~
真剣ではなく訓練用の刀でやりましょう。▼~
:[カンナ]|うん! それでもいいよ。~
早く始めようー!▼~
:[ヒサメ]|ふふっ、割とあっさり了承をもらえました。~
これならもっと早く聞いておけば良かったです。▼~
:[カンナ]|えへへ、きっとあたし、~
ヒサメと一緒に遊びたかったんだよ。▼~
だから竜になれなくても嬉しいの!▼~
:[ヒサメ]|あはは、そういうことだったんですか。~
それでは…いきますよ!▼~
:[カンナ]|うん! ありがとう、ヒサメ!▼~
***支援S [#nff89905]
:[カンナ]|ねえ、ヒサメ!~
この間は遊んでくれてありがとう!▼~
:[ヒサメ]|ああ、カンナ。~
喜んでいただけて良かったです。▼~
:[カンナ]|それでね、ずっと話してた絵本を見せたくて、~
持ってきたんだよ。▼~
:[ヒサメ]|ああ、竜と剣士が闘う例の絵本ですか。~
どれどれ…▼~
:[カンナ]|ほらここ!~
この剣士、かっこいいでしょ?▼~
:[ヒサメ]|そうですね。私に似ていると言っていましたが、~
恐縮してしまうくらいかっこいいです。▼~
:[カンナ]|ヒサメもかっこいいから大丈夫だよ!▼~
…でもね、あたしは竜にもなれるから、~
竜が勝つお話しも読みたいなぁって思うの。▼~
:[ヒサメ]|剣士と竜ですか…▼~
…あ。ですが、カンナ。この絵本にはもっと~
あなたに合う人物がいますよ。▼~
:[カンナ]|えっ? どれ?▼~
:[ヒサメ]|ほら、剣士に助けられるお姫様がいます。▼~
カンナはお姫様ですから、~
こちらの方が似合うのでは?▼~
:[カンナ]|あ、ほんとだ!▼~
ヒサメと一緒に遊ぶことばっかり~
考えてたから、気づかなかったよ。▼~
:[ヒサメ]|あはは…そうですか。▼~
:[カンナ]|あ。でも、お姫様だったら剣士と一緒に~
いつまでも幸せに暮らせるんだよね?▼~
:[ヒサメ]|そうですね。この話では…~
竜を倒した剣士が姫と結ばれていますから。▼~
:[カンナ]|だったらあたし、お姫様になって~
ずっとヒサメと一緒にいたいな!▼~
:[ヒサメ]|ええっ!?▼~
:[カンナ]|だって、~
ヒサメと一緒にいると楽しいし!▼~
それに、あたしにはわからないことも~
丁寧に説明してくれるし、優しいし…▼~
あたし、ヒサメのこと大好きなんだ!▼~
:[ヒサメ]|そ、そうですか…▼~
ですが、そんなに直球で言われると~
なんだか照れくさいと言いますか…▼~
:[カンナ]|ヒサメ…~
あたしと一緒にいるの嫌?▼~
:[ヒサメ]|そ、そんなことはありません。▼~
…カンナが望むなら~
私もその願いを叶えてあげたいです。▼~
私もカンナの笑顔が大好きで、~
毎日見たいと思っていますから…▼~
:[カンナ]|わぁーい、やったぁ!▼~
それじゃ、あたしの家族とヒサメ、~
みーんなで一緒に暮らそうね!▼~
:[ヒサメ]|家族みんな…?▼~
:[カンナ]|だってあたし、~
家族のことが大好きなんだもん!▼~
その中でもお父さんのことが特に、~
だいだい、だーい好き!▼~
:[ヒサメ]|…恋人同士になれたと思った瞬間に~
一番の強敵が、▼~
カムイさんだと~
判明するなんて…▼~
:[カンナ]|ん? なにか言った?▼~
:[ヒサメ]|いいえ…~
ですが、私も負けません。▼~
いつかカムイさんを追い抜かして、~
私がカンナの一番になってみせます!▼~
:[カンナ]|あらら…~
ヒサメがなんだかやる気まんまん…?▼~
:[ヒサメ]|はい、私はがんばりますよ!▼~
:[カンナ]|…よくわかんないけど、~
ヒサメががんばるなら応援するよ!▼~
ふれーふれー、ヒサメー!▼~
:[ヒサメ]|ありがとうございます、カンナ!▼~
**ミタマ [#ae35214e]
***支援C [#pdb217bb]
:[カンナ]|るんるん♪~
今日は何して遊ぼっかな~。▼~
あっ、ミタマだ! 何してるの?▼~
:[ミタマ]|あら、カンナ。▼~
わたくしはいつも通り、~
歌を詠んでいるところですわ。▼~
昼下がり まったり過ごし 上機嫌…▼~
:[カンナ]|ミタマって本当に歌が好きなんだね。▼~
…わぁ!~
それすごい!▼~
:[ミタマ]|えっ? この短冊がですか?~
別に何の変哲もないものですが…▼~
:[カンナ]|すごいのは短冊じゃなくて~
ミタマの字だよ!▼~
ミタマってキレイな字を書くんだね。▼~
:[ミタマ]|ああ、こんなの大したことでは~
ありませんわ。▼~
美しい文字を書けるように日々努力することも~
歌人として当然の嗜みですもの。▼~
:[カンナ]|そうなんだ~。~
あたしはお習字苦手なんだ。▼~
筆で書くと、字がふにゃふにゃに~
なっちゃうんだもん。▼~
:[ミタマ]|あら、わたくしは逆に~
幼い頃から既に得意でしたわ。▼~
短冊に 綴る文字たち 自信あり…▼~
:[カンナ]|羨ましいな~!▼~
あ、そうだ! それならミタマ、~
あたしにお習字を教えてくれない?▼~
:[ミタマ]|…………▼~
教師役 とても面倒 無理ですわ…▼~
人にものを教えるのは~
御免こうむりたいのです…▼~
それに美しい文字を書くのは、~
一朝一夕で身につくものではありませんし。▼~
おそらくは カンナはすぐに 飽きますわ…▼~
:[カンナ]|ええー? そんなことないよ!~
がんばって練習するから教えて!▼~
お願いお願いー!▼~
:[ミタマ]|…………▼~
これは了承しなければ~
引いてくれない雰囲気ですわね…▼~
しょうがありませんわ。~
では、お教えいたしましょう。▼~
:[カンナ]| わーい、ありがとう!▼~
***支援B [#pba394dm]
:[カンナ]|んしょ…えーと…▼~
この真っ直ぐな線はこうして書いて…▼~
:[ミタマ]|カンナ、もっと筆を立てませんと~
綺麗な線は書けませんわ。▼~
:[カンナ]|えっ?う、うん…~
じゃあ今度はこうして…うーん…▼~
:[ミタマ]|カンナ、筆の動きと一緒に~
身体まで曲がっていますわ。▼~
正しい姿勢で書いてくださいな。▼~
:[カンナ]|…………▼~
わーん!お習字難しいー!~
もうイヤだよー!▼~
:[ミタマ]|そうは言いますが、わたくしに教えてほしいと~
言ってきたのはカンナでしょう?▼~
もっと根性を見せてください。▼~
:[カンナ]|でも…さっきから真っ直ぐな線とか~
丸とかしか書いてないよ?▼~
いつになったら文字を~
書かせてもらえるの?▼~
:[ミタマ]|まずは基本を身につけなければ~
美しい文字など書けませんわ。▼~
極めるは 遠く険しい 文字の道…▼~
:[カンナ]|うう〜…わかったよ。~
じゃあせめて、ちょっとだけ気分転換ね!▼~
:[ミタマ]|はっ?▼~
:[カンナ]|あたし、実は筆で書くなら文字より~
お絵かきの方が得意なんだ!▼~
お父さんの似顔絵なら~
あっという間に書いちゃうもんね!▼~
スラスラ〜!▼~
:[ミタマ]|はぁ…やはりわたくしの予想は~
当たってしまいましたわね。▼~
わたくしが言うのもなんですが…~
カンナ…▼~
真面目に練習致しましょう。▼~
:[カンナ]|でもでも、ミタマだって~
いつもは寝てばっかりなのにー!▼~
:[ミタマ]|ふふふ…そうですわ。▼~
ぐうたらしてばかりのわたくしが、~
こんなに熱心なことなんて滅多にありません。▼~
ですからカンナはもう少し、~
この珍しいわたくしの言葉に、▼~
真面目に~
耳を傾けるべきだと思いますわ。▼~
:[カンナ]|あっ、確かに…!▼~
ミタマがこんなに熱弁を~
奮っているのって…初めてかも!▼~
:[ミタマ]|ふふふ、そうでしょう?▼~
:[カンナ]|うん…わかった。ミタマがせっかく教えて~
くれてるんだからあたしもがんばらないとね!▼~
:[ミタマ]|ええ、わかればよろしいのですわ。▼~
必ずや 書き続ければ 上手くなる…▼~
さぁ、カンナ。~
書いて書いて書き続けるのですわ!▼~
:[カンナ]|うん!わかったよ、ミタマ!▼~
***支援A [#lca75dbu]
:[カンナ]|ねえ、見て見てミタマ!▼~
:[ミタマ]|カンナ? とても嬉しそうですが…~
どうされたのですか?▼~
にこにこと 輝く笑顔 何ゆえか…▼~
:[カンナ]|あのね、あれからあたし、~
一人でもお習字の練習をしたの!▼~
それでちょっとは上手くなったと思って、~
ミタマに見せに来たんだ。▼~
ほら、これ!▼~
:[ミタマ]|こっ、これは…確かに上達していますわ!▼~
素晴らしい 侮り難き 努力かな…▼~
カンナ、あなたすごいですわ…▼~
:[カンナ]|えへへ、ミタマに褒められて嬉しいな!▼~
でも、ミタマのキレイな字に比べると~
まだまだだよね。▼~
:[ミタマ]|これからも精進すれば~
きっとまだまだ上達いたしますわ。▼~
…ん? そういえばカンナは~
自分の名前は一際上手に書けていますわね。▼~
:[カンナ]|あっ、それはね。一番よく書くかなって~
思って、たくさん練習したんだよ。▼~
:[ミタマ]|それは良い心掛けですわ。▼~
自分の名前は人生において~
最も筆記する機会が多いと言われています。▼~
:[カンナ]|あ、あとね。~
ミタマの名前もいっぱい練習したの。▼~
ほら、上手に書けてるでしょ?▼~
:[ミタマ]|…まあ、本当ですわ!▼~
ですが、どうしてわたくしの名前まで~
そんなに熱心に練習したんですの?▼~
:[カンナ]|せっかく習字を習ったんだから、~
次は実践で成果を見せたいなって思ったの。▼~
そう考えたらミタマにお手紙出すのが~
一番いいかなって思って…▼~
その手紙でミタマの名前も~
キレイに書けたら素敵でしょ?▼~
:[ミタマ]|…ふふっ、そうですね。▼~
確かに手習いの文字だけよりも手紙の方が~
より実践的と言えるでしょう。▼~
:[カンナ]|えへへ、そうでしょ?▼~
:[ミタマ]|文通で 思い通わす 絆かな…▼~
なるほど、悪くありませんわね。▼~
:[カンナ]|えへへ、それじゃあ今度は~
ミタマにお手紙書いてくるね!▼~
:[ミタマ]|ええ、カンナと文通ができることを~
楽しみにしていますわ。▼~
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