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会話集/支援会話/カンナ(女)(子世代・暗夜)
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*カンナ(女)の支援会話 [#fc364ec1]
#contents
**ジークベルト [#i401010d]
***支援C [#rd13c9ab]
:[カンナ]|ええと…ええと…~
四百を、十五で割ると…▼~
:[ジークベルト]|カンナ、一人でお勉強かい?▼~
:[カンナ]|うん!~
そうだよ、ジークベルト!▼~
本当はやりたくないけど…~
みんながやった方がいいって言うから。▼~
あたしはどっちかっていうと、~
竜になったりする方が好きなんだけどね。▼~
:[ジークベルト]|机に座ってやる勉強も大事だからね。~
カンナは偉いと思うよ。▼~
:[カンナ]|えへへ。~
褒めてくれてありがと!▼~
でも、一人で勉強してると、~
どんどん眠くなってきちゃうんだ…▼~
:[ジークベルト]|ははは。~
その気持ちは少しわかるよ。▼~
:[カンナ]|そうだ!▼~
ジークベルトがあたしに勉強を教えてよ!▼~
:[ジークベルト]|私がカンナに?▼~
:[カンナ]|ジークベルトが教えてくれるなら、~
あたし、いっぱい頑張れると思う!▼~
:[ジークベルト]|そこまで言われたら、~
断るわけにはいかないね。▼~
上手く教えることが~
できるかはわからないけれど…▼~
私なりに精一杯、~
頑張らせてもらおう。▼~
:[カンナ]|はい!~
よろしくお願いします!▼~
***支援B [#pf982b50]
:[カンナ]|百三十五を十五で割ると…~
答えは…七かな?▼~
:[ジークベルト]|惜しい。~
正解は九だね。▼~
:[カンナ]|もう!~
全然、わかんないよ!▼~
:[ジークベルト]|そんなことないさ。~
カンナは確実に理解してきていると思うよ。▼~
じゃあ、次はこの問題を解いてみようか…▼~
:[カンナ]|きゅーけー!~
ちょっと休憩するのがいいと思う!▼~
:[ジークベルト]|おや?~
さっき休憩したばかりじゃなかったっけ?▼~
:[カンナ]|そうだよ。~
あたしは全然、疲れてないけど…▼~
でも、ずっと勉強を教えてくれてる~
ジークベルトが疲れてると思うから。▼~
:[ジークベルト]|カンナ。~
優しい心遣いをありがとう。▼~
でも、私もさっき一緒に休憩したから、~
まだまだ疲れてはいないよ。▼~
:[カンナ]|そ、それでも休憩しようよ!~
無理しちゃダメだよ!▼~
:[ジークベルト]|ははは。~
じゃあ、お言葉に甘えようかな。▼~
:[カンナ]|うん!~
それがいいと思う!▼~
というか…~
今日はもう勉強は止めにしようよ!▼~
:[ジークベルト]|どうしてだい?▼~
:[カンナ]|だって、今日はもう疲れちゃったから…~
無理して具合が悪くなっても嫌だし…▼~
今日はいっぱい遊んで、~
勉強は明日やればいいと思う!▼~
:[ジークベルト]|疲れているのに遊ぶのかい?▼~
:[カンナ]|あ、遊ぶのはいいの!~
勉強と違って疲れないから!▼~
:[ジークベルト]|今日勉強をやって、~
明日いっぱい遊ぶのじゃダメなのかい?▼~
:[カンナ]|だって…~
あたしは今、遊びたいんだもん…▼~
:[ジークベルト]|私はやるべきことをやってから、~
やりたいことをした方がいいと思うけどな。▼~
:[カンナ]|勉強は明日やる!~
絶対に明日やるから!▼~
じゃあね、ジークベルト!~
あたし、遊びに行ってきまーす!▼~
:[ジークベルト]|あっ、カンナ…~
行ってしまったか…▼~
さて、どうしたものか…▼~
***支援A [#e72c2335]
:[ジークベルト]|やぁ、カンナ。~
どこかへ遊びに行くのかな?▼~
:[カンナ]|あっ!~
ジークベルト…▼~
あの…ごめんなさい。~
今日は勉強をやろうと思ったんだけど…▼~
:[ジークベルト]|別に私に謝る必要はないさ。▼~
私がカンナに勉強を~
強制させていたわけではないからね。▼~
:[カンナ]|う、うん…~
それはそうだけど…▼~
でも、あたしがジークベルトに、~
勉強を教えてくださいってお願いしたのに、▼~
それなのにあたし…~
遊んでばっかりで…▼~
:[ジークベルト]|カンナ…~
今日は私も一緒に遊んでいいかな?▼~
:[カンナ]|えっ!?~
ジークベルトも一緒に?▼~
もちろんいいけど…~
勉強はしなくていいの?▼~
:[ジークベルト]|遊びながらでも勉強はできるさ。▼~
:[カンナ]|…そうなの?~
あたし、そんな勉強の仕方は知らないよ?▼~
:[ジークベルト]|たとえば、今日は~
昆虫採集を一緒にしないか?▼~
それなら楽しく虫取りしながら、~
生態を勉強することもできるからね。▼~
:[カンナ]|あ、あたし虫取りするの好き!~
すごく得意なんだよ!▼~
:[ジークベルト]|よかった。~
それなら楽しく勉強できると思うよ。▼~
遊びとは違うかもしれないけど、~
一緒に町に買い物へ行くのもいいね。▼~
ただし、お会計はカンナがすること。~
計算の勉強になるからね。▼~
:[カンナ]|…………▼~
:[ジークベルト]|カンナ?~
どうしたんだい?▼~
:[カンナ]|ジークベルト…~
ごめんね…▼~
あたしがどうすれば勉強するかを、~
いっぱい考えてくれたんだよね?▼~
:[ジークベルト]|ははは。▼~
私はただ、頼まれた身として、~
楽しく勉強できる方法を考えてみただけさ。▼~
だから、カンナは何も悪くないよ。~
私に謝る必要もない。▼~
:[カンナ]|…ありがとう、ジークベルト。▼~
:[ジークベルト]|お礼を言うのは私の方さ。▼~
どんな勉強なら楽しいのか、~
それを考えるのはとても面白かったからね。▼~
さあ、一緒に遊びに行こう。~
そして、楽しく勉強をしよう。▼~
:[カンナ]|うん!!▼~
***支援S [#r3969bc1]
:[ジークベルト]|カンナ、~
今日はどこに遊びに行こうか?▼~
:[カンナ]|あたしね、今日はおままごとがしたい!▼~
あ…でもちょっと、~
子どもっぽいかな?▼~
:[ジークベルト]|おままごとか…~
私はずいぶんとしていないな…▼~
:[カンナ]|あたしだって最近はしてないもん。~
でも、久しぶりにしたいなって思って。▼~
:[ジークベルト]|ははは。~
じゃあ、やってみようか。▼~
:[カンナ]|じゃあ、あたしは子ども役をやるから、~
ジークベルトはお父さん役をやって!▼~
:[ジークベルト]|断る。▼~
:[カンナ]|ええっ!?~
なんで!?▼~
:[ジークベルト]|おままごとが嫌なわけじゃないよ。~
でも、カンナのお父さん役は嫌だ。▼~
:[カンナ]|もう、わがままだなー。~
じゃあ、あたしの弟役は?▼~
:[ジークベルト]|それも断る。▼~
:[カンナ]|じゃあ、お兄ちゃん役!▼~
これを断ったら~
おじいちゃん役しかないからね!▼~
:[ジークベルト]|お兄ちゃん役もおじいちゃん役も断る。~
お母さん役もおばあちゃん役もね。▼~
:[カンナ]|もう! ジークベルトのわがまま!~
じゃあ、何役ならやってくれるの?▼~
:[ジークベルト]|カンナのお婿さん役ならやる。~
というか、それしかやりたくない。▼~
:[カンナ]|お、お婿さん?~
別にそれでもいいけど…▼~
じゃあ、あたしとジークベルトは…~
結婚してるっていうことだよね?▼~
:[ジークベルト]|そういうことになるね。▼~
:[カンナ]|わかった。~
じゃあ、始めよっか。▼~
:[ジークベルト]|待ってくれ。~
大事なものが用意できていないよ。▼~
ほら、これをお互いの指にはめないと。▼~
:[カンナ]|え!?▼~
これって…本物の指輪だよ?▼~
:[ジークベルト]|どうせやるなら、~
ここまで本気でやる方がいいと思うんだ。▼~
:[カンナ]|そ、それはそうだけど…~
これ、大事な指輪なんじゃないの?▼~
:[ジークベルト]|うん。~
とても大事な指輪だよ。▼~
生涯を共にしたい…~
そう思った女性に贈る指輪だからね。▼~
でも、カンナがはめてくれるなら、~
こんなに嬉しいことはないよ。▼~
:[カンナ]|…あたしがはめてもいいの?▼~
:[ジークベルト]|ああ。もちろんだよ。▼~
:[カンナ]|きれいな指輪だね。~
きらきらしてる。▼~
:[ジークベルト]|よく似合ってるよ、カンナ。▼~
:[カンナ]|えへへ。~
ありがとう、ジークベルト。▼~
なんだか…ジークベルトの~
ほんとのお嫁さんになったみたいだね。▼~
でも…それでもいいかな。~
あたし、ジークベルトのことが好きだから…▼~
:[ジークベルト]|カンナ…▼~
うん。私もカンナのことが好きだよ。~
いつか君を、きっと本物のお嫁さんにしてみせる。▼~
:[カンナ]|えへへ。ありがとう。~
たのしみにしてるね、ジークベルト。▼~
:[ジークベルト]|うん。~
待っていてくれ、カンナ。▼~
**フォレオ [#z5246dce]
***支援C [#c29247aa]
:[カンナ]|ぐすっ…▼~
さみしいよう…~
お父さん…お母さん…~
:[フォレオ]|カンナ。~
大丈夫ですか?▼~
:[カンナ]|フォレオ!?▼~
べ、別になんでもない。~
大丈夫だから、あっち行っててよ…▼~
:[フォレオ]|…わかりました。~
カンナが望むなら、そうしましょう。▼~
:[カンナ]|…待って、フォレオ。▼~
:[フォレオ]|はい。~
どうしましたか?▼~
:[カンナ]|あたしが泣いてたの…~
みんなには黙っててね。▼~
心配…かけたくないから…▼~
:[フォレオ]|わかりました。~
内緒にしておきますね。▼~
:[カンナ]|ありがと…▼~
:[フォレオ]|僕にもカンナの気持ちがわかります。▼~
:[カンナ]|…え?▼~
:[フォレオ]|僕も両親に心配させたくなくて、~
一人で隠れて泣いたことがありますから。▼~
:[カンナ]|そっか…▼~
:[フォレオ]|でも、あまり無理はしないでくださいね?~
僕でよければいつでも話を聞きますから。▼~
:[カンナ]|…うん。~
ありがとう、フォレオ。▼~
***支援B [#i63bd71a]
:[カンナ]|ぐすっ…~
お父さん…お母さん…▼~
:[フォレオ]|カンナ。~
ここにいたんですね。▼~
よかったです。~
いっぱい探しちゃいましたよ。▼~
:[カンナ]|フォレオ…~
どうしてあたしを探してたの?▼~
:[フォレオ]|実は、お洋服を作るのを~
手伝っていただけないかなと思って。▼~
:[カンナ]|あたし、お洋服なんて作れないよ?▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
大丈夫ですよ。▼~
簡単な刺繍を縫ってもらうだけですから。▼~
:[カンナ]|それなら別にいいけど…~
でも、なんであたしを誘うの?▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
そんなことはいいじゃないですか。▼~
さ、二人で可愛いお洋服を作りましょう。▼~
:[カンナ]|う、うん…▼~
(暗転)
:[カンナ]|えっと…こうやって…~
こんな感じで大丈夫かな?▼~
:[フォレオ]|すごいじゃないですか。~
とっても上手ですよ。▼~
:[カンナ]|えへへ…~
そうかな?▼~
:[フォレオ]|カンナはお裁縫が得意なんですね。~
もしかしたら僕より上手かもしれません。▼~
:[カンナ]|あはは。~
そうは言い過ぎだよ。▼~
:[フォレオ]|よかった。~
ようやく元気になりましたね。▼~
:[カンナ]|…え?▼~
:[フォレオ]|僕が小さかった頃の話なんですけどね…▼~
両親がいなくてさみしいときは、~
こうやってお洋服を作っていたんです。▼~
好きなことに集中していると…▼~
さみしい気持ちを~
忘れることができましたからね。▼~
:[カンナ]|…だから、~
あたしを誘ってくれたんだね。▼~
ありがとう、フォレオ。▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
さ、続きをやりましょう。▼~
:[カンナ]|うん!~
フォレオ!▼~
***支援A [#fd6c6f39]
:[カンナ]|フォレオ!▼~
:[フォレオ]|カンナ。~
今日は元気いっぱいですね。▼~
:[カンナ]|うん!▼~
あたし、今日もフォレオと一緒に~
洋服を作りたいんだけど…▼~
いい?▼~
:[フォレオ]|もちろんです。~
一緒に作りましょう。▼~
:[カンナ]|やったー!~
ありがとう、フォレオ!▼~
(暗転)
:[カンナ]|えっと…裏返しにして…~
ここに糸を通せばいいんだよね?▼~
:[フォレオ]|完璧です。~
カンナは飲み込みが早いですね。▼~
:[カンナ]|えへへ。~
フォレオの教え方が上手なんだよ。▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
そんなことありませんよ。▼~
:[カンナ]|フォレオ、あのね…▼~
:[フォレオ]|?▼~
:[カンナ]|あたしね…~
もうさみしいからって泣いたりしないよ。▼~
:[フォレオ]|カンナ…▼~
:[カンナ]|だって、あたしには…~
フォレオがいるから。▼~
さみしくて泣いてたあたしに、~
フォレオは声をかけてくれた。▼~
それだけじゃなくて、~
一緒に洋服を作ろうって誘ってくれた。▼~
だからもう、さみしくなんかない。~
あたしには優しい仲間がついてるんだもん。▼~
:[フォレオ]|そうですね。~
僕はいつでもカンナの側にいますよ。▼~
:[カンナ]|フォレオ。~
ほんとにありがとう。▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
お礼なんていりませんよ。▼~
僕もカンナと一緒にいると楽しいですからね。▼~
:[カンナ]|これからも…~
さみしくなっちゃったときはさ、▼~
また、こうやって…~
フォレオと一緒にいてもいいかな?▼~
:[フォレオ]|はい。~
もちろんですよ。▼~
:[カンナ]|えへへ。~
フォレオがいてくれてよかった。▼~
:[フォレオ]|これからもよろしくお願いしますね。~
カンナ。▼~
:[カンナ]|うん!~
これからもよろしくね!▼~
***支援S [#o3a8087a]
:[カンナ]|ぐすっ…~
お父さん…お母さん…▼~
:[フォレオ]|カンナ。~
もう、泣かないんじゃなかったんですか?▼~
:[カンナ]|あっ…~
フォレオ…▼~
…あたし、泣いてないよ。~
目にゴミが入っただけだもん。▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
そうだったんですか。▼~
:[カンナ]|…………▼~
:[フォレオ]|僕も子どものころは、~
よく泣いていました。▼~
お父様、お母様ともっと一緒にいたいのに、~
なかなかそれが叶いませんでしたからね。▼~
:[カンナ]|うん…~
さみしいよね…▼~
:[フォレオ]|そのさみしさを埋めるように~
お裁縫に集中したりもしましたけど…▼~
それでも…~
たまらなくさみしくなるときがありました。▼~
:[カンナ]|フォレオはそんなとき…~
どうやって乗り越えてたの?▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
乗り越えることなんかできませんでしたよ。▼~
:[カンナ]|…え?~
そうなの?▼~
:[フォレオ]|だから、そんなときは思いっきり泣きました。▼~
泣いて泣いて…~
何も考えられなくなるくらい泣きました。▼~
:[カンナ]|そうなんだ…▼~
:[フォレオ]|ひとしきり泣いたら、~
意外と気分も落ち着くものです。▼~
だから、~
カンナも泣いてみたらどうでしょうか?▼~
ここには僕しかいませんし。~
何も気にする必要はありませんよ。▼~
:[カンナ]|…いいのかな?~
あたし、泣いてもいいのかな?▼~
:[フォレオ]|はい。~
思い切り泣いていいんですよ。▼~
:[カンナ]|う…う…う…~
うわーーーーん!▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
よしよし…▼~
(暗転)
:[カンナ]|本当だね、フォレオ。~
少し、気分が落ち着いたよ。▼~
:[フォレオ]|それはよかったです。▼~
:[カンナ]|ありがとう。~
フォレオのおかげだよ。▼~
:[フォレオ]|カンナ…▼~
これからは僕が~
ずっと側にいてもいいですか?▼~
:[カンナ]|…え?▼~
:[フォレオ]|僕は絶対に、~
カンナにさみしい思いはさせません。▼~
いつまでもずっと…~
カンナの側にいると約束します。▼~
:[カンナ]|フォレオ…▼~
えへへ。~
あたしも約束する。▼~
絶対に絶対に、~
フォレオの側から離れないって。▼~
:[フォレオ]|はい。~
ずっとずっと一緒にいましょうね。▼~
:[カンナ]|うん!~
フォレオ!▼~
**イグニス [#ma018f93]
***支援C [#q4ce02b1]
:[カンナ]|イグニス!▼~
:[イグニス]|カンナか…▼~
:[カンナ]|イグニスは何も怖くないんだね、~
すごいよ!▼~
:[イグニス]|な、なんだ?~
突然、どうした?▼~
:[カンナ]|イグニスはいつも、~
一番前の方で戦ってるでしょ?▼~
:[イグニス]|確かに前線での戦いが多いかもな…~
だが、いつもというわけではない。▼~
:[カンナ]|敵を恐れずに、~
前へ前へと進むイグニス!▼~
すごくかっこいいと思う!~
だから、あたしもそうなりたい!▼~
あたしはときどき、怖くて~
動けなくなるときがあるから…▼~
:[イグニス]|それは当然だ…~
誰だってそうさ…▼~
:[カンナ]|でも、イグニスは違う!~
イグニスは何も怖がってない!▼~
:[イグニス]|いや、それは…▼~
:[カンナ]|イグニス、おねがい!▼~
あたしに、怖い気持ちを~
消す方法を教えてよ!▼~
:[イグニス]|恐怖心を消す方法、か…▼~
それは俺が知りたいぐらいだ…~
悪いが、教えることはできん。▼~
:[カンナ]|そんなこと言わないで、おねがい!▼~
その方法を身に付ければ、~
あたし、もっともっと強くなれる!▼~
強くなって、~
みんなの役に立ちたいんだよ!▼~
:[イグニス]|仲間のためか…▼~
:[カンナ]|うん。だめかな?▼~
:[イグニス]|強くなるための特訓でいいなら…~
俺にも付き合うことができる…▼~
:[カンナ]|ほんとに!?~
ありがとう、イグニス!▼~
あたし、いっぱいがんばるよ!▼~
***支援B [#y3c48616]
:[カンナ]|イグニス!▼~
:[イグニス]|カンナ…~
手に持っている袋は何だ?▼~
…中に何かいるのか?~
もぞもぞと動いているようだが…▼~
気のせいだとは思うが…~
奇妙な鳴き声も聞こえるぞ…▼~
:[カンナ]|あたし、考えたんだ!▼~
どういう特訓をすれば、~
恐怖心を消せるのか、って!▼~
で、考えた答えがこの袋の中身…~
奇妙な生き物たちなんだ!▼~
:[イグニス]|き、奇妙な生き物たちだと!?~
…な、何が入っているんだ?▼~
:[カンナ]|えーっとね、~
虫とかヌルヌルした生き物とか!▼~
:[イグニス]|うぐぐ…~
なんて…恐ろしいんだ…▼~
:[カンナ]|でも、だからこそ、~
この生き物たちを使って特訓をすれば…▼~
きっと、~
恐怖心を消すことができると思う!▼~
:[イグニス]|ぐ、具体的には…何をする気だ?▼~
:[カンナ]|よくぞ聞いてくれました!~
まず袋をここで開けます!▼~
:[イグニス]|あ、開ける!?~
その袋を!?▼~
:[カンナ]|とじこめられてた生き物たちは、~
怒ってあたしたちに向かって来るから…▼~
それをひたすらガマンする!~
説明は以上よ!▼~
:[イグニス]|ま、待て…~
そんな特訓に意味があるとは思えない…▼~
:[カンナ]|意味はあるよ!▼~
これくらいしなきゃ、~
恐怖心を消すことなんてできないし。▼~
さ、そろそろ始めるよ!~
準備はいい、イグニス?▼~
:[イグニス]|俺は強くなるための特訓なら~
付き合うことができるが…▼~
恐怖心を消すための特訓には…~
付き合えない…▼~
なぜなら恐怖心を消すことなど~
不可能だと俺は思っているからだ。▼~
:[カンナ]|で、でも、戦場のイグニスは~
何も怖がってないよね。▼~
:[イグニス]|それは勘違いだ…▼~
俺は…いつだって恐ろしくてたまらない…▼~
今だって…~
その袋の中身が怖くて仕方がない…▼~
だから…俺は逃げる…~
さらばだ!▼~
(イグニス退場)~
:[カンナ]|え、ええええええ!?~
イグニス、まってよー!▼~
***支援A [#s630fc24]
:[カンナ]|イグニス…▼~
:[イグニス]|カンナ、か…▼~
すまなかったな…~
この間は逃げてしまって…▼~
あの袋の中身が…~
恐ろしすぎてな…▼~
:[カンナ]|ううん、~
それは別にいいよ。▼~
でも、イグニスが言ってたことが~
頭から離れないんだ。▼~
恐怖心を消すことなんてできない…~
イグニスはそう言ったよね?▼~
:[イグニス]|ああ。~
確かにそう言った…▼~
:[カンナ]|でも、だったらなんで…▼~
イグニスはあんなに勇敢に~
敵に立ち向かっていけるの?▼~
:[イグニス]|恐怖を抱えたままでも敵とは戦える…▼~
肝心なのは…~
恐怖に飲まれないようにすることだ…▼~
:[カンナ]|恐怖に飲まれないようにする?~
そんな余裕、あたしにはないよ。▼~
そこまで強くなれる自信、~
あたしにはないから…▼~
:[イグニス]|そんなことはない…~
カンナなら恐怖に打ち勝てる…▼~
仲間のために強くなりたいと言った…~
カンナならな…▼~
:[カンナ]|イグニス…▼~
:[イグニス]|俺も同じだ…▼~
敵と戦うのは怖くて怖くて仕方がない…▼~
だが、俺が戦うことで…~
仲間や民の力になれるのなら…▼~
そう思うことで…~
なんとか恐怖を乗り越えて戦っている…▼~
:[カンナ]|…そうだったんだ。▼~
:[イグニス]|俺だって…~
余裕なんか微塵もない…▼~
ギリギリのところで…~
逃げ出さずに済んでいるだけだ…▼~
:[カンナ]|怖くても前に進む強さ。~
それが大事なんだね。▼~
あたし、イグニスのおかげで~
もっともっと頑張れる気がしてきた!▼~
ありがとう、イグニス!~
あたしもイグニスみたいに強くなってみせるよ!▼~
:[イグニス]|そうか…~
それはよかった…▼~
***支援S [#q2ee45f9]
:[カンナ]|イグニス!~
不思議なお話を聞いてくれない?▼~
:[イグニス]|まぁ、別にかまわないが…▼~
:[カンナ]|やったー!~
じゃあ、話すね!▼~
昔々…~
とても仲がいい恋人たちがいたんだって!▼~
二人は互いに信頼していて、~
とても愛し合っていたの!▼~
ある日、その恋人たちは~
不思議な噂を耳にするの。▼~
この世にある…~
どの山よりも高い山の頂に…▼~
離れな草という…~
不思議な花が咲いているという噂を。▼~
:[イグニス]|…離れな草?~
…それはどんな花なんだ?▼~
:[カンナ]|あのね…~
その花を二人で摘むことができたら…▼~
その二人は一生…~
一緒にいられるという不思議な花なの。▼~
:[イグニス]|ほう…▼~
:[カンナ]|それでね、いつまでも一緒にいたいと~
強く願っていたその二人は…▼~
離れな草を求めて、~
どの山よりも高い山に登ったの。▼~
でも…~
山に登った二人に試練が降りかかるの。▼~
二人が恐れるありとあらゆるものが~
行く手を遮ってきたんだって。▼~
凶暴な獣におぞましい魔物…~
地割れ、落雷、火事、虫、幽霊…▼~
:[イグニス]|む、虫に幽霊…!?~
それは恐ろしいな…▼~
:[カンナ]|それでも二人は…~
互いに支えあって登ったの。▼~
そしてついに二人は…~
山の頂に辿り着いたんだって!▼~
:[イグニス]|ほう…~
すごいじゃないか…▼~
で、その二人は~
離れな草を摘むことができた、と…▼~
:[カンナ]|ううん、そうじゃないの。~
離れな草を摘むことはできなかったの…▼~
:[イグニス]|…なぜだ?▼~
:[カンナ]|山の頂には…~
何も咲いていなかったんだって。▼~
:[イグニス]|離れな草の噂は嘘だったということか?▼~
:[カンナ]|でもね、~
離れな草を摘むことはできなかったけど…▼~
その恋人たちはその後…~
一生、仲良く過ごすことができたんだって!▼~
:[イグニス]|…離れな草は摘めなかったのにか?▼~
:[カンナ]|そうなの!~
そして、お話もここで終わっちゃうの!▼~
ねえ、イグニス、なんでだと思う?~
あたしも全然、わからなくて…▼~
:[イグニス]|ならば…~
自分たちで確かめるしかないな…▼~
俺とカンナで離れな草を探しに行けばいい…~
そうすれば話の謎は解ける…▼~
:[カンナ]|え…~
イグニスはあたしと一緒に行ってくれるの?▼~
そうすると、あたしたち…~
一生、離れられなくなっちゃうよ?▼~
:[イグニス]|俺は別にそれでもかまわない…~
カンナは嫌か?▼~
:[カンナ]|ううん!~
全然、嫌なわけない!▼~
…っていうか…嬉しいもん。▼~
:[イグニス]|ならば…~
一緒に探しに行くと約束しよう…▼~
:[カンナ]|うん、約束だからね?~
破ったら怒るんだからね?▼~
:[イグニス]|ああ…~
約束だ…▼~
**ベロア [#x239b613]
***支援C [#y8bd9ea0]
:[カンナ]|あっ、ベロアだ!~
一緒に遊ぼうよ!▼~
:[ベロア]|…遊びません。▼~
:[カンナ]|なんで?~
今、忙しいの?▼~
:[ベロア]|忙しくはありません…~
ただ、面倒くさいだけです…▼~
:[カンナ]|あはは。~
遊ぶのは面倒くさくないよ?▼~
:[ベロア]|面倒くさいですよ…▼~
子どもの遊びに付き合うのは…~
特に。▼~
:[カンナ]|え、どうして?▼~
:[ベロア]|面白くもないことを、~
延々と続けなくてはいけませんからね…▼~
:[カンナ]|ああ…~
それは確かに面倒くさいかもしれないね。▼~
:[ベロア]|よかったです…▼~
あなたと遊ぶのが面倒な理由…~
わかっていただけたようで。▼~
:[カンナ]|…ん?~
あたしと遊ぶのが面倒?▼~
ちょっと待って!~
あたしは子どもじゃないよ!▼~
:[ベロア]|そうですか。~
それはよかったですね。▼~
では、失礼します。▼~
(ベロア退場)~
:[カンナ]|待ってよベロア!~
あたしを子ども扱いしたでしょ!?▼~
(ベロア再び登場)~
:[ベロア]|…いいえ。カンナは大人です。▼~
だから、去ろうとしている人を~
無理やり引き止めたりはしないですよね?▼~
:[カンナ]|う、うん…~
大人ならそうするんだよね?▼~
:[ベロア]|はい。~
では、失礼します。▼~
:[カンナ]|わかった!~
ばいばい、ベロア!▼~
:[ベロア]|…やっぱり、子どもですね。▼~
***支援B [#w4092045]
:[カンナ]|あっ、ベロア!▼~
:[ベロア]|元気そうですね、カンナ。~
では、失礼します。▼~
:[カンナ]|えっ!?~
もう行っちゃうの?▼~
:[ベロア]|お互いに用はないと思いますけど…▼~
:[カンナ]|それはそうだけど…~
少しさみしい気がするよ。▼~
:[ベロア]|そうですね。▼~
でも、その寂しさを乗り越えてこそ、~
真の大人と言えるのではないでしょうか?▼~
:[カンナ]|うーん…~
そういうものなのかな?▼~
:[ベロア]|そういうものです。~
では、失礼します。▼~
(ベロア退場)~
:[カンナ]|うん!~
じゃあね、ベロア。▼~
ばいばーい!▼~
(ベロア再び登場)~
:[ベロア]|…待ってください。▼~
カンナが手に持って、~
振りまくっているそれは…▼~
:[カンナ]|これ?~
これはおもちゃだよ?▼~
ずっと昔から大切にしてたんだけど…▼~
あたしはもう大人だし…~
さすがにおもちゃは卒業しようと思って。▼~
:[ベロア]|なんて素敵な形状なんでしょう…~
これほどの宝物がこんなに近くに…▼~
:[カンナ]|今からこのおもちゃを、~
町の子どもにあげようと思ってるんだ。▼~
大切に使ってたから、~
まだちゃんと遊べるからね。▼~
じゃあね、ベロア。~
あたし、町に行ってくるね!▼~
:[ベロア]|ま、待ってください!▼~
:[カンナ]|え?~
どうしたの?▼~
:[ベロア]|そのおもちゃ…~
わたしにいただけないでしょうか?▼~
:[カンナ]|あはは!~
ベロアが冗談を言うなんてめずらしいね!▼~
ベロアは大人だから、~
おもちゃなんて必要ないでしょ?▼~
じゃあね!~
ばいばーい!▼~
(カンナ退場)~
:[ベロア]|あああ…▼~
あんなに素敵な一品が…~
わたしの前から去っていく…▼~
***支援A [#a3c2b584]
:[カンナ]|ベロア!▼~
:[ベロア]|…カンナですか。▼~
この間、持っていたおもちゃは…~
誰かが引き取ってくれたのですか?▼~
:[カンナ]|はい、これあげる!▼~
:[ベロア]|こ、これは!?~
この間のおもちゃではないですか!?▼~
町の子どもにあげるって~
言っていたのに…?▼~
:[カンナ]|うん。~
誰かにあげようと思って町までは行ったよ。▼~
でも、ベロアが欲しいって言ったのは、~
もしかしたら、冗談じゃなくて…▼~
ほんとにこのおもちゃが~
欲しかったのかもしれないって思ったんだ。▼~
:[ベロア]|そうです…~
心の底からこのおもちゃを求めていました。▼~
:[カンナ]|あはは。~
やっぱりそうだったんだね。▼~
よかった。~
思いとどまって。▼~
じゃあ、このおもちゃはベロアにあげるね。~
大事にしてくれると嬉しいな。▼~
:[ベロア]|もちろんです。~
わたしの宝物として大切にすると誓います。▼~
:[カンナ]|うん!▼~
:[ベロア]|…申し訳ありませんでした、カンナ。▼~
:[カンナ]|え?~
なんのこと?▼~
:[ベロア]|わたしは今まで…~
あなたを子ども扱いしていました。▼~
でも、あなたは立派な大人です。▼~
:[カンナ]|どうして?▼~
:[ベロア]|わたしがこのおもちゃを欲していたことを…~
わかってくれましたから…▼~
人の気持ちがわかる人は…~
立派な大人だと思います。▼~
:[カンナ]|やったー!~
ベロアに大人って認めてもらえたんだね!▼~
:[ベロア]|はい。▼~
:[カンナ]|じゃあ、ベロアとあたしの大人同士で、~
これから一緒に遊ぼうよ!▼~
:[ベロア]|…どんな遊びでしょうか?▼~
:[カンナ]|えーとね…~
鬼ごっことか?▼~
:[ベロア]|…やはり、大人というには~
少し早かったかもしれませんね。▼~
**ルッツ [#kfd5e220]
***支援C [#zc257196]
:[ルッツ]|とぉ! りゃあ!~
うりゃあ!▼~
:[カンナ]|あっ、ルッツが修行してる!~
ずるいずるい!▼~
:[ルッツ]|カンナ?~
なんで僕がずるいのさ?▼~
:[カンナ]|そうやって一人で修行して、~
あたしよりも強くなろうとしてるんだもん!▼~
あたしだって強くなりたいのに!~
ずるいずるいずるい!▼~
:[ルッツ]|確かに強くなろうとはしてるけど…~
別にカンナのことは関係ないよ。▼~
:[カンナ]|ルッツがそう思ってても、~
あたしはおいてけぼりされるのは嫌だよ!▼~
:[ルッツ]|だったら、カンナも修行すればいいよ。~
なんなら、僕と一緒にする?▼~
:[カンナ]|え!?~
ほんとに!?▼~
やるやるやるー!~
あたし、ルッツと一緒に修行したい!▼~
:[ルッツ]|あはは!~
じゃあ、一緒に修行をしよう!▼~
二人で強くなって、~
みんなを驚かせちゃおうよ!▼~
僕、強くなりたいんだ…~
正義のヒーローの、お父さんみたいにね!▼~
:[カンナ]|あ、それわかる!▼~
あたしも強くなりたいんだ。~
だーい好きなお父さんみたいに!▼~
だから、めいっぱい頑張っちゃうよ!▼~
:[ルッツ]|うんうん、その意気だよ!▼~
二人でいっぱい修行して、~
お父さんたちみたいになるぞー!▼~
:[カンナ]|えいえいおー!▼~
***支援B [#h99f6e1f]
:[ルッツ]|よし!~
じゃあ、さっそく修行を始めるよ!▼~
:[カンナ]|はーい!~
今日の修行は何をするの?▼~
:[ルッツ]|今日は薪割りの修行で~
上半身の筋肉を鍛えるんだよ。▼~
:[カンナ]|おおー!~
それは強くなれそうだね!▼~
:[ルッツ]|カンナの薪と斧は、~
こっちに用意しておいたから。▼~
で、僕の分はこっち。~
じゃあ、さっそく始めようか。▼~
:[カンナ]|ルッツ!~
せっかくだから競争しようよ!▼~
その方が面白いし、~
本気になれると思うんだ。▼~
:[ルッツ]|確かにそうかもしれないな。~
じゃあ、競争しよっか!▼~
でも、カンナが僕に勝てるかなー?▼~
:[カンナ]|そうやってお兄さんぶるのも、~
今の内だよ。▼~
絶対あたしが勝つんだから!▼~
:[ルッツ]|そんなこと言われたら、~
負けるわけにはいかないな。▼~
じゃあ、やるよ!~
せーの…始め!▼~
:[カンナ]|おいしょっ!~
えいっ! えいっ!▼~
:[ルッツ]|…あれ?~
カンナ…薪割るの早いな。▼~
ま、まずい…~
このままじゃ…負けちゃう!?▼~
ぼ、僕も急がなきゃ!~
えい、えい、えーい!▼~
:[カンナ]|わあ、ルッツ、はやーい!~
よーし、あたしも…▼~
…って、あれっ?~
急に薪に斧がくいこんじゃって…▼~
ぬ、抜けない…!~
びくともしない…!▼~
:[ルッツ]|えーい! これで最後!~
はい、終わった!▼~
ん? カンナ…?~
手が止まってるけど、どうしたの?▼~
:[カンナ]|いきなり薪に斧がくいこんだのー!~
しかも全然抜けなくって…! うーん…!▼~
…ありゃ。抜けちゃった。~
なんでだったんだろー?▼~
:[ルッツ]|これは…▼~
はぁーあ。…またかぁ。▼~
:[カンナ]|え?▼~
:[ルッツ]|僕…人より運が良くて。▼~
誰かと勝負をしたらよくこうして~
ありえない方法で勝っちゃうんだよ…▼~
だからカンナの斧が止まったのは~
僕の運のせいだよ。▼~
僕が勝ちたいって必死になったから…▼~
:[カンナ]|そうなんだ…▼~
:[ルッツ]|うん。でもカンナの斧が止まらなかったら~
きっとそっちの方が早かったと思う。▼~
だから勝負はカンナの勝ちだよ。▼~
:[カンナ]|そ、そんなのやだ!~
なんかずるして勝ったみたいになるもん!▼~
:[ルッツ]|え…▼~
でも、ずるしてるのは僕の方というか~
何というか…▼~
:[カンナ]|ううん! 今のはルッツの勝ちだよ!~
だって、運も実力のうちだっていうでしょ?▼~
あたしがもっともっと強くなれば、~
ルッツの運にも勝てる日が来ると思うんだ!▼~
あたし、それまでがんばる!~
次こそルッツに勝ってみせるよ!▼~
:[ルッツ]|カンナ…▼~
そうだね。次こそは僕に勝ってよ。~
でも僕も負けるつもりはないからね!▼~
:[カンナ]|うん!~
のぞむところだよ!▼~
***支援A [#q2883939]
:[ルッツ]|カンナ、修行の準備はできてる?▼~
:[カンナ]|うん、ルッツ!~
今日はどんな修行をするの!?▼~
:[ルッツ]|今日は基礎体力の向上のために、~
湖の周りを走ろうって思ってるよ。▼~
:[カンナ]|わかった!~
じゃあ、また競争する!?▼~
:[ルッツ]|うん!~
どっちが早く一周できるか競争しよう!▼~
:[カンナ]|ルッツ、~
自分の運がいいからって…▼~
あたしに対して、~
手加減しちゃダメだからね!▼~
そんなことされたら、~
競争してる意味がないもん!▼~
:[ルッツ]|わかってる。~
僕は本気でいくよ。▼~
だからカンナは何があっても前を見て~
走り続けること。いいね?▼~
:[カンナ]|何があっても、前を…▼~
…うん! わかった!▼~
:[ルッツ]|よーし、じゃあ…~
よーい…どん!!▼~
:[カンナ]|えーい!▼~
:[ルッツ]|はっ!▼~
:[カンナ]|わあ、ルッツ…やっぱり速い!~
でも…あたし負けないもん!!▼~
前だけ見て走る、~
前だけ見て走る…!▼~
:[ルッツ]|わわっ! カンナ、速いな!~
もう追いつかれそうだ…!▼~
こ、このままじゃ負けちゃう…!▼~
:[カンナ]|う…うわわっ!?~
急に風が吹いてきて、▼~
木の葉がいっぱい舞い始めたーっ!?▼~
:[ルッツ]|よ…よし!~
この隙に一気に一周、回ってしまうぞ!▼~
:[カンナ]|…は、葉っぱが邪魔で、~
走りにくいーーー!▼~
でも…あたし、勝つんだもん!~
ぜったいぜったい、勝つんだもん!▼~
:[ルッツ]|え…!? カンナ…~
僕のことを、追い抜いた…!?▼~
信じられない…▼~
:[カンナ]|前だけ見て走る…~
前だけ見て走る…!!▼~
:[ルッツ]|はぁ、はぁ、全然追いつけない…!~
こんなことって…!▼~
:[カンナ]|やったーーーっ!~
湖一周、まわったよーっ!!▼~
あたしの勝ちだね、ルッツ!~
あたし、ルッツより速かったよね?▼~
:[ルッツ]|う、うん…完敗だよ。~
すごいや、カンナ。▼~
あんな木の葉の中、~
よくしっかり走れたね。▼~
:[カンナ]|えへへ。だってルッツが言ってくれたから。~
何があっても前を見て走れって。▼~
その通りにしてたら、勝てちゃった。~
だからルッツのおかげだよ。ありがと!▼~
:[ルッツ]|カンナ…~
ううん。勝てたのはカンナの実力だよ。▼~
カンナは前よりもずっと~
強くなれたみたいだね。▼~
:[カンナ]|ほんと? やったあ!~
あたし…ルッツと訓練して良かったよ。▼~
これからも一緒に訓練して、~
もっと強くなろうね。▼~
:[ルッツ]|うん。もっともっと訓練して、~
いーっぱい強くなろう。▼~
僕たちの憧れの…~
お父さんたちみたいにさ!▼~
:[カンナ]|うんっ!!▼~
***支援S [#rd1f3bfd]
:[カンナ]|うーん、開かない…~
困ったなー…▼~
:[ルッツ]|カンナ。~
どうしたの?▼~
:[カンナ]|あっ、ルッツ。~
蜂蜜が入ってる瓶のふたが開かなくて…▼~
:[ルッツ]|そっか。~
じゃあ、僕が開けてあげるよ。▼~
:[カンナ]|本当に?~
でも、すごく固いよ?▼~
:[ルッツ]|大丈夫、大丈夫!~
ほら、かしてみて!▼~
:[カンナ]|うん。~
お願いします!▼~
:[ルッツ]|ぐぬぬぬぬ…~
こ、これは確かに固いね…▼~
:[カンナ]|頑張れー!~
ルッツならきっとできるよ!▼~
:[ルッツ]|ぐももももも…~
カンナが見てるんだ…▼~
格好悪い姿は…見せたくない…▼~
見せたくないんだああああああ!▼~
うおおおおおおお!▼~
:[カンナ]|すごいよ、ルッツ!~
ふたが開いたよ!▼~
:[ルッツ]|はぁ…はぁ…~
こ、こんなの朝飯前さ…▼~
:[カンナ]|でも、よく開けられたね。~
あんなの大人の人でも難しいと思う。▼~
これもルッツの運の良さなの?▼~
:[ルッツ]|そうかもしれないけど…~
でも、それ以上に…▼~
カンナが見ていてくれたからかな。▼~
:[カンナ]|えっ?~
あたしが見てたから?▼~
:[ルッツ]|うん。▼~
僕はカンナが側にいてくれたら、~
いつも以上に力が出せるみたいなんだ。▼~
:[カンナ]|へー、そうなんだ。~
でも、とっても不思議だね。▼~
:[ルッツ]|別に何も不思議じゃないさ。▼~
だって、好きな子の前だったら、~
いつも以上に頑張っちゃうでしょ?▼~
…あっ!~
い、今のはなんでもない!▼~
:[カンナ]|ん?~
ルッツ、どうして慌ててるの?▼~
:[ルッツ]|あ、あはは!~
慌ててなんかいないさ!▼~
:[カンナ]|ルッツ、変なの…▼~
でも、あたしと一緒だと~
ルッツが強くなるなら…▼~
あたしたち、ずっと一緒に~
いればいいんじゃないかな?▼~
:[ルッツ]|えっ!?▼~
:[カンナ]|だって、そうしたらルッツは、~
ずっとずっと強いままってことでしょ?▼~
:[ルッツ]|そうだね!~
僕はずっと強いままだよ!▼~
じゃあ…これからもずっと~
カンナと一緒にいていいかい?▼~
:[カンナ]|うん!~
あたしもルッツが大好きだもん!▼~
:[ルッツ]|ありがとう!~
カンナ。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#y2b4187b]
#comment
終了行:
*カンナ(女)の支援会話 [#fc364ec1]
#contents
**ジークベルト [#i401010d]
***支援C [#rd13c9ab]
:[カンナ]|ええと…ええと…~
四百を、十五で割ると…▼~
:[ジークベルト]|カンナ、一人でお勉強かい?▼~
:[カンナ]|うん!~
そうだよ、ジークベルト!▼~
本当はやりたくないけど…~
みんながやった方がいいって言うから。▼~
あたしはどっちかっていうと、~
竜になったりする方が好きなんだけどね。▼~
:[ジークベルト]|机に座ってやる勉強も大事だからね。~
カンナは偉いと思うよ。▼~
:[カンナ]|えへへ。~
褒めてくれてありがと!▼~
でも、一人で勉強してると、~
どんどん眠くなってきちゃうんだ…▼~
:[ジークベルト]|ははは。~
その気持ちは少しわかるよ。▼~
:[カンナ]|そうだ!▼~
ジークベルトがあたしに勉強を教えてよ!▼~
:[ジークベルト]|私がカンナに?▼~
:[カンナ]|ジークベルトが教えてくれるなら、~
あたし、いっぱい頑張れると思う!▼~
:[ジークベルト]|そこまで言われたら、~
断るわけにはいかないね。▼~
上手く教えることが~
できるかはわからないけれど…▼~
私なりに精一杯、~
頑張らせてもらおう。▼~
:[カンナ]|はい!~
よろしくお願いします!▼~
***支援B [#pf982b50]
:[カンナ]|百三十五を十五で割ると…~
答えは…七かな?▼~
:[ジークベルト]|惜しい。~
正解は九だね。▼~
:[カンナ]|もう!~
全然、わかんないよ!▼~
:[ジークベルト]|そんなことないさ。~
カンナは確実に理解してきていると思うよ。▼~
じゃあ、次はこの問題を解いてみようか…▼~
:[カンナ]|きゅーけー!~
ちょっと休憩するのがいいと思う!▼~
:[ジークベルト]|おや?~
さっき休憩したばかりじゃなかったっけ?▼~
:[カンナ]|そうだよ。~
あたしは全然、疲れてないけど…▼~
でも、ずっと勉強を教えてくれてる~
ジークベルトが疲れてると思うから。▼~
:[ジークベルト]|カンナ。~
優しい心遣いをありがとう。▼~
でも、私もさっき一緒に休憩したから、~
まだまだ疲れてはいないよ。▼~
:[カンナ]|そ、それでも休憩しようよ!~
無理しちゃダメだよ!▼~
:[ジークベルト]|ははは。~
じゃあ、お言葉に甘えようかな。▼~
:[カンナ]|うん!~
それがいいと思う!▼~
というか…~
今日はもう勉強は止めにしようよ!▼~
:[ジークベルト]|どうしてだい?▼~
:[カンナ]|だって、今日はもう疲れちゃったから…~
無理して具合が悪くなっても嫌だし…▼~
今日はいっぱい遊んで、~
勉強は明日やればいいと思う!▼~
:[ジークベルト]|疲れているのに遊ぶのかい?▼~
:[カンナ]|あ、遊ぶのはいいの!~
勉強と違って疲れないから!▼~
:[ジークベルト]|今日勉強をやって、~
明日いっぱい遊ぶのじゃダメなのかい?▼~
:[カンナ]|だって…~
あたしは今、遊びたいんだもん…▼~
:[ジークベルト]|私はやるべきことをやってから、~
やりたいことをした方がいいと思うけどな。▼~
:[カンナ]|勉強は明日やる!~
絶対に明日やるから!▼~
じゃあね、ジークベルト!~
あたし、遊びに行ってきまーす!▼~
:[ジークベルト]|あっ、カンナ…~
行ってしまったか…▼~
さて、どうしたものか…▼~
***支援A [#e72c2335]
:[ジークベルト]|やぁ、カンナ。~
どこかへ遊びに行くのかな?▼~
:[カンナ]|あっ!~
ジークベルト…▼~
あの…ごめんなさい。~
今日は勉強をやろうと思ったんだけど…▼~
:[ジークベルト]|別に私に謝る必要はないさ。▼~
私がカンナに勉強を~
強制させていたわけではないからね。▼~
:[カンナ]|う、うん…~
それはそうだけど…▼~
でも、あたしがジークベルトに、~
勉強を教えてくださいってお願いしたのに、▼~
それなのにあたし…~
遊んでばっかりで…▼~
:[ジークベルト]|カンナ…~
今日は私も一緒に遊んでいいかな?▼~
:[カンナ]|えっ!?~
ジークベルトも一緒に?▼~
もちろんいいけど…~
勉強はしなくていいの?▼~
:[ジークベルト]|遊びながらでも勉強はできるさ。▼~
:[カンナ]|…そうなの?~
あたし、そんな勉強の仕方は知らないよ?▼~
:[ジークベルト]|たとえば、今日は~
昆虫採集を一緒にしないか?▼~
それなら楽しく虫取りしながら、~
生態を勉強することもできるからね。▼~
:[カンナ]|あ、あたし虫取りするの好き!~
すごく得意なんだよ!▼~
:[ジークベルト]|よかった。~
それなら楽しく勉強できると思うよ。▼~
遊びとは違うかもしれないけど、~
一緒に町に買い物へ行くのもいいね。▼~
ただし、お会計はカンナがすること。~
計算の勉強になるからね。▼~
:[カンナ]|…………▼~
:[ジークベルト]|カンナ?~
どうしたんだい?▼~
:[カンナ]|ジークベルト…~
ごめんね…▼~
あたしがどうすれば勉強するかを、~
いっぱい考えてくれたんだよね?▼~
:[ジークベルト]|ははは。▼~
私はただ、頼まれた身として、~
楽しく勉強できる方法を考えてみただけさ。▼~
だから、カンナは何も悪くないよ。~
私に謝る必要もない。▼~
:[カンナ]|…ありがとう、ジークベルト。▼~
:[ジークベルト]|お礼を言うのは私の方さ。▼~
どんな勉強なら楽しいのか、~
それを考えるのはとても面白かったからね。▼~
さあ、一緒に遊びに行こう。~
そして、楽しく勉強をしよう。▼~
:[カンナ]|うん!!▼~
***支援S [#r3969bc1]
:[ジークベルト]|カンナ、~
今日はどこに遊びに行こうか?▼~
:[カンナ]|あたしね、今日はおままごとがしたい!▼~
あ…でもちょっと、~
子どもっぽいかな?▼~
:[ジークベルト]|おままごとか…~
私はずいぶんとしていないな…▼~
:[カンナ]|あたしだって最近はしてないもん。~
でも、久しぶりにしたいなって思って。▼~
:[ジークベルト]|ははは。~
じゃあ、やってみようか。▼~
:[カンナ]|じゃあ、あたしは子ども役をやるから、~
ジークベルトはお父さん役をやって!▼~
:[ジークベルト]|断る。▼~
:[カンナ]|ええっ!?~
なんで!?▼~
:[ジークベルト]|おままごとが嫌なわけじゃないよ。~
でも、カンナのお父さん役は嫌だ。▼~
:[カンナ]|もう、わがままだなー。~
じゃあ、あたしの弟役は?▼~
:[ジークベルト]|それも断る。▼~
:[カンナ]|じゃあ、お兄ちゃん役!▼~
これを断ったら~
おじいちゃん役しかないからね!▼~
:[ジークベルト]|お兄ちゃん役もおじいちゃん役も断る。~
お母さん役もおばあちゃん役もね。▼~
:[カンナ]|もう! ジークベルトのわがまま!~
じゃあ、何役ならやってくれるの?▼~
:[ジークベルト]|カンナのお婿さん役ならやる。~
というか、それしかやりたくない。▼~
:[カンナ]|お、お婿さん?~
別にそれでもいいけど…▼~
じゃあ、あたしとジークベルトは…~
結婚してるっていうことだよね?▼~
:[ジークベルト]|そういうことになるね。▼~
:[カンナ]|わかった。~
じゃあ、始めよっか。▼~
:[ジークベルト]|待ってくれ。~
大事なものが用意できていないよ。▼~
ほら、これをお互いの指にはめないと。▼~
:[カンナ]|え!?▼~
これって…本物の指輪だよ?▼~
:[ジークベルト]|どうせやるなら、~
ここまで本気でやる方がいいと思うんだ。▼~
:[カンナ]|そ、それはそうだけど…~
これ、大事な指輪なんじゃないの?▼~
:[ジークベルト]|うん。~
とても大事な指輪だよ。▼~
生涯を共にしたい…~
そう思った女性に贈る指輪だからね。▼~
でも、カンナがはめてくれるなら、~
こんなに嬉しいことはないよ。▼~
:[カンナ]|…あたしがはめてもいいの?▼~
:[ジークベルト]|ああ。もちろんだよ。▼~
:[カンナ]|きれいな指輪だね。~
きらきらしてる。▼~
:[ジークベルト]|よく似合ってるよ、カンナ。▼~
:[カンナ]|えへへ。~
ありがとう、ジークベルト。▼~
なんだか…ジークベルトの~
ほんとのお嫁さんになったみたいだね。▼~
でも…それでもいいかな。~
あたし、ジークベルトのことが好きだから…▼~
:[ジークベルト]|カンナ…▼~
うん。私もカンナのことが好きだよ。~
いつか君を、きっと本物のお嫁さんにしてみせる。▼~
:[カンナ]|えへへ。ありがとう。~
たのしみにしてるね、ジークベルト。▼~
:[ジークベルト]|うん。~
待っていてくれ、カンナ。▼~
**フォレオ [#z5246dce]
***支援C [#c29247aa]
:[カンナ]|ぐすっ…▼~
さみしいよう…~
お父さん…お母さん…~
:[フォレオ]|カンナ。~
大丈夫ですか?▼~
:[カンナ]|フォレオ!?▼~
べ、別になんでもない。~
大丈夫だから、あっち行っててよ…▼~
:[フォレオ]|…わかりました。~
カンナが望むなら、そうしましょう。▼~
:[カンナ]|…待って、フォレオ。▼~
:[フォレオ]|はい。~
どうしましたか?▼~
:[カンナ]|あたしが泣いてたの…~
みんなには黙っててね。▼~
心配…かけたくないから…▼~
:[フォレオ]|わかりました。~
内緒にしておきますね。▼~
:[カンナ]|ありがと…▼~
:[フォレオ]|僕にもカンナの気持ちがわかります。▼~
:[カンナ]|…え?▼~
:[フォレオ]|僕も両親に心配させたくなくて、~
一人で隠れて泣いたことがありますから。▼~
:[カンナ]|そっか…▼~
:[フォレオ]|でも、あまり無理はしないでくださいね?~
僕でよければいつでも話を聞きますから。▼~
:[カンナ]|…うん。~
ありがとう、フォレオ。▼~
***支援B [#i63bd71a]
:[カンナ]|ぐすっ…~
お父さん…お母さん…▼~
:[フォレオ]|カンナ。~
ここにいたんですね。▼~
よかったです。~
いっぱい探しちゃいましたよ。▼~
:[カンナ]|フォレオ…~
どうしてあたしを探してたの?▼~
:[フォレオ]|実は、お洋服を作るのを~
手伝っていただけないかなと思って。▼~
:[カンナ]|あたし、お洋服なんて作れないよ?▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
大丈夫ですよ。▼~
簡単な刺繍を縫ってもらうだけですから。▼~
:[カンナ]|それなら別にいいけど…~
でも、なんであたしを誘うの?▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
そんなことはいいじゃないですか。▼~
さ、二人で可愛いお洋服を作りましょう。▼~
:[カンナ]|う、うん…▼~
(暗転)
:[カンナ]|えっと…こうやって…~
こんな感じで大丈夫かな?▼~
:[フォレオ]|すごいじゃないですか。~
とっても上手ですよ。▼~
:[カンナ]|えへへ…~
そうかな?▼~
:[フォレオ]|カンナはお裁縫が得意なんですね。~
もしかしたら僕より上手かもしれません。▼~
:[カンナ]|あはは。~
そうは言い過ぎだよ。▼~
:[フォレオ]|よかった。~
ようやく元気になりましたね。▼~
:[カンナ]|…え?▼~
:[フォレオ]|僕が小さかった頃の話なんですけどね…▼~
両親がいなくてさみしいときは、~
こうやってお洋服を作っていたんです。▼~
好きなことに集中していると…▼~
さみしい気持ちを~
忘れることができましたからね。▼~
:[カンナ]|…だから、~
あたしを誘ってくれたんだね。▼~
ありがとう、フォレオ。▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
さ、続きをやりましょう。▼~
:[カンナ]|うん!~
フォレオ!▼~
***支援A [#fd6c6f39]
:[カンナ]|フォレオ!▼~
:[フォレオ]|カンナ。~
今日は元気いっぱいですね。▼~
:[カンナ]|うん!▼~
あたし、今日もフォレオと一緒に~
洋服を作りたいんだけど…▼~
いい?▼~
:[フォレオ]|もちろんです。~
一緒に作りましょう。▼~
:[カンナ]|やったー!~
ありがとう、フォレオ!▼~
(暗転)
:[カンナ]|えっと…裏返しにして…~
ここに糸を通せばいいんだよね?▼~
:[フォレオ]|完璧です。~
カンナは飲み込みが早いですね。▼~
:[カンナ]|えへへ。~
フォレオの教え方が上手なんだよ。▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
そんなことありませんよ。▼~
:[カンナ]|フォレオ、あのね…▼~
:[フォレオ]|?▼~
:[カンナ]|あたしね…~
もうさみしいからって泣いたりしないよ。▼~
:[フォレオ]|カンナ…▼~
:[カンナ]|だって、あたしには…~
フォレオがいるから。▼~
さみしくて泣いてたあたしに、~
フォレオは声をかけてくれた。▼~
それだけじゃなくて、~
一緒に洋服を作ろうって誘ってくれた。▼~
だからもう、さみしくなんかない。~
あたしには優しい仲間がついてるんだもん。▼~
:[フォレオ]|そうですね。~
僕はいつでもカンナの側にいますよ。▼~
:[カンナ]|フォレオ。~
ほんとにありがとう。▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
お礼なんていりませんよ。▼~
僕もカンナと一緒にいると楽しいですからね。▼~
:[カンナ]|これからも…~
さみしくなっちゃったときはさ、▼~
また、こうやって…~
フォレオと一緒にいてもいいかな?▼~
:[フォレオ]|はい。~
もちろんですよ。▼~
:[カンナ]|えへへ。~
フォレオがいてくれてよかった。▼~
:[フォレオ]|これからもよろしくお願いしますね。~
カンナ。▼~
:[カンナ]|うん!~
これからもよろしくね!▼~
***支援S [#o3a8087a]
:[カンナ]|ぐすっ…~
お父さん…お母さん…▼~
:[フォレオ]|カンナ。~
もう、泣かないんじゃなかったんですか?▼~
:[カンナ]|あっ…~
フォレオ…▼~
…あたし、泣いてないよ。~
目にゴミが入っただけだもん。▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
そうだったんですか。▼~
:[カンナ]|…………▼~
:[フォレオ]|僕も子どものころは、~
よく泣いていました。▼~
お父様、お母様ともっと一緒にいたいのに、~
なかなかそれが叶いませんでしたからね。▼~
:[カンナ]|うん…~
さみしいよね…▼~
:[フォレオ]|そのさみしさを埋めるように~
お裁縫に集中したりもしましたけど…▼~
それでも…~
たまらなくさみしくなるときがありました。▼~
:[カンナ]|フォレオはそんなとき…~
どうやって乗り越えてたの?▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
乗り越えることなんかできませんでしたよ。▼~
:[カンナ]|…え?~
そうなの?▼~
:[フォレオ]|だから、そんなときは思いっきり泣きました。▼~
泣いて泣いて…~
何も考えられなくなるくらい泣きました。▼~
:[カンナ]|そうなんだ…▼~
:[フォレオ]|ひとしきり泣いたら、~
意外と気分も落ち着くものです。▼~
だから、~
カンナも泣いてみたらどうでしょうか?▼~
ここには僕しかいませんし。~
何も気にする必要はありませんよ。▼~
:[カンナ]|…いいのかな?~
あたし、泣いてもいいのかな?▼~
:[フォレオ]|はい。~
思い切り泣いていいんですよ。▼~
:[カンナ]|う…う…う…~
うわーーーーん!▼~
:[フォレオ]|うふふ。~
よしよし…▼~
(暗転)
:[カンナ]|本当だね、フォレオ。~
少し、気分が落ち着いたよ。▼~
:[フォレオ]|それはよかったです。▼~
:[カンナ]|ありがとう。~
フォレオのおかげだよ。▼~
:[フォレオ]|カンナ…▼~
これからは僕が~
ずっと側にいてもいいですか?▼~
:[カンナ]|…え?▼~
:[フォレオ]|僕は絶対に、~
カンナにさみしい思いはさせません。▼~
いつまでもずっと…~
カンナの側にいると約束します。▼~
:[カンナ]|フォレオ…▼~
えへへ。~
あたしも約束する。▼~
絶対に絶対に、~
フォレオの側から離れないって。▼~
:[フォレオ]|はい。~
ずっとずっと一緒にいましょうね。▼~
:[カンナ]|うん!~
フォレオ!▼~
**イグニス [#ma018f93]
***支援C [#q4ce02b1]
:[カンナ]|イグニス!▼~
:[イグニス]|カンナか…▼~
:[カンナ]|イグニスは何も怖くないんだね、~
すごいよ!▼~
:[イグニス]|な、なんだ?~
突然、どうした?▼~
:[カンナ]|イグニスはいつも、~
一番前の方で戦ってるでしょ?▼~
:[イグニス]|確かに前線での戦いが多いかもな…~
だが、いつもというわけではない。▼~
:[カンナ]|敵を恐れずに、~
前へ前へと進むイグニス!▼~
すごくかっこいいと思う!~
だから、あたしもそうなりたい!▼~
あたしはときどき、怖くて~
動けなくなるときがあるから…▼~
:[イグニス]|それは当然だ…~
誰だってそうさ…▼~
:[カンナ]|でも、イグニスは違う!~
イグニスは何も怖がってない!▼~
:[イグニス]|いや、それは…▼~
:[カンナ]|イグニス、おねがい!▼~
あたしに、怖い気持ちを~
消す方法を教えてよ!▼~
:[イグニス]|恐怖心を消す方法、か…▼~
それは俺が知りたいぐらいだ…~
悪いが、教えることはできん。▼~
:[カンナ]|そんなこと言わないで、おねがい!▼~
その方法を身に付ければ、~
あたし、もっともっと強くなれる!▼~
強くなって、~
みんなの役に立ちたいんだよ!▼~
:[イグニス]|仲間のためか…▼~
:[カンナ]|うん。だめかな?▼~
:[イグニス]|強くなるための特訓でいいなら…~
俺にも付き合うことができる…▼~
:[カンナ]|ほんとに!?~
ありがとう、イグニス!▼~
あたし、いっぱいがんばるよ!▼~
***支援B [#y3c48616]
:[カンナ]|イグニス!▼~
:[イグニス]|カンナ…~
手に持っている袋は何だ?▼~
…中に何かいるのか?~
もぞもぞと動いているようだが…▼~
気のせいだとは思うが…~
奇妙な鳴き声も聞こえるぞ…▼~
:[カンナ]|あたし、考えたんだ!▼~
どういう特訓をすれば、~
恐怖心を消せるのか、って!▼~
で、考えた答えがこの袋の中身…~
奇妙な生き物たちなんだ!▼~
:[イグニス]|き、奇妙な生き物たちだと!?~
…な、何が入っているんだ?▼~
:[カンナ]|えーっとね、~
虫とかヌルヌルした生き物とか!▼~
:[イグニス]|うぐぐ…~
なんて…恐ろしいんだ…▼~
:[カンナ]|でも、だからこそ、~
この生き物たちを使って特訓をすれば…▼~
きっと、~
恐怖心を消すことができると思う!▼~
:[イグニス]|ぐ、具体的には…何をする気だ?▼~
:[カンナ]|よくぞ聞いてくれました!~
まず袋をここで開けます!▼~
:[イグニス]|あ、開ける!?~
その袋を!?▼~
:[カンナ]|とじこめられてた生き物たちは、~
怒ってあたしたちに向かって来るから…▼~
それをひたすらガマンする!~
説明は以上よ!▼~
:[イグニス]|ま、待て…~
そんな特訓に意味があるとは思えない…▼~
:[カンナ]|意味はあるよ!▼~
これくらいしなきゃ、~
恐怖心を消すことなんてできないし。▼~
さ、そろそろ始めるよ!~
準備はいい、イグニス?▼~
:[イグニス]|俺は強くなるための特訓なら~
付き合うことができるが…▼~
恐怖心を消すための特訓には…~
付き合えない…▼~
なぜなら恐怖心を消すことなど~
不可能だと俺は思っているからだ。▼~
:[カンナ]|で、でも、戦場のイグニスは~
何も怖がってないよね。▼~
:[イグニス]|それは勘違いだ…▼~
俺は…いつだって恐ろしくてたまらない…▼~
今だって…~
その袋の中身が怖くて仕方がない…▼~
だから…俺は逃げる…~
さらばだ!▼~
(イグニス退場)~
:[カンナ]|え、ええええええ!?~
イグニス、まってよー!▼~
***支援A [#s630fc24]
:[カンナ]|イグニス…▼~
:[イグニス]|カンナ、か…▼~
すまなかったな…~
この間は逃げてしまって…▼~
あの袋の中身が…~
恐ろしすぎてな…▼~
:[カンナ]|ううん、~
それは別にいいよ。▼~
でも、イグニスが言ってたことが~
頭から離れないんだ。▼~
恐怖心を消すことなんてできない…~
イグニスはそう言ったよね?▼~
:[イグニス]|ああ。~
確かにそう言った…▼~
:[カンナ]|でも、だったらなんで…▼~
イグニスはあんなに勇敢に~
敵に立ち向かっていけるの?▼~
:[イグニス]|恐怖を抱えたままでも敵とは戦える…▼~
肝心なのは…~
恐怖に飲まれないようにすることだ…▼~
:[カンナ]|恐怖に飲まれないようにする?~
そんな余裕、あたしにはないよ。▼~
そこまで強くなれる自信、~
あたしにはないから…▼~
:[イグニス]|そんなことはない…~
カンナなら恐怖に打ち勝てる…▼~
仲間のために強くなりたいと言った…~
カンナならな…▼~
:[カンナ]|イグニス…▼~
:[イグニス]|俺も同じだ…▼~
敵と戦うのは怖くて怖くて仕方がない…▼~
だが、俺が戦うことで…~
仲間や民の力になれるのなら…▼~
そう思うことで…~
なんとか恐怖を乗り越えて戦っている…▼~
:[カンナ]|…そうだったんだ。▼~
:[イグニス]|俺だって…~
余裕なんか微塵もない…▼~
ギリギリのところで…~
逃げ出さずに済んでいるだけだ…▼~
:[カンナ]|怖くても前に進む強さ。~
それが大事なんだね。▼~
あたし、イグニスのおかげで~
もっともっと頑張れる気がしてきた!▼~
ありがとう、イグニス!~
あたしもイグニスみたいに強くなってみせるよ!▼~
:[イグニス]|そうか…~
それはよかった…▼~
***支援S [#q2ee45f9]
:[カンナ]|イグニス!~
不思議なお話を聞いてくれない?▼~
:[イグニス]|まぁ、別にかまわないが…▼~
:[カンナ]|やったー!~
じゃあ、話すね!▼~
昔々…~
とても仲がいい恋人たちがいたんだって!▼~
二人は互いに信頼していて、~
とても愛し合っていたの!▼~
ある日、その恋人たちは~
不思議な噂を耳にするの。▼~
この世にある…~
どの山よりも高い山の頂に…▼~
離れな草という…~
不思議な花が咲いているという噂を。▼~
:[イグニス]|…離れな草?~
…それはどんな花なんだ?▼~
:[カンナ]|あのね…~
その花を二人で摘むことができたら…▼~
その二人は一生…~
一緒にいられるという不思議な花なの。▼~
:[イグニス]|ほう…▼~
:[カンナ]|それでね、いつまでも一緒にいたいと~
強く願っていたその二人は…▼~
離れな草を求めて、~
どの山よりも高い山に登ったの。▼~
でも…~
山に登った二人に試練が降りかかるの。▼~
二人が恐れるありとあらゆるものが~
行く手を遮ってきたんだって。▼~
凶暴な獣におぞましい魔物…~
地割れ、落雷、火事、虫、幽霊…▼~
:[イグニス]|む、虫に幽霊…!?~
それは恐ろしいな…▼~
:[カンナ]|それでも二人は…~
互いに支えあって登ったの。▼~
そしてついに二人は…~
山の頂に辿り着いたんだって!▼~
:[イグニス]|ほう…~
すごいじゃないか…▼~
で、その二人は~
離れな草を摘むことができた、と…▼~
:[カンナ]|ううん、そうじゃないの。~
離れな草を摘むことはできなかったの…▼~
:[イグニス]|…なぜだ?▼~
:[カンナ]|山の頂には…~
何も咲いていなかったんだって。▼~
:[イグニス]|離れな草の噂は嘘だったということか?▼~
:[カンナ]|でもね、~
離れな草を摘むことはできなかったけど…▼~
その恋人たちはその後…~
一生、仲良く過ごすことができたんだって!▼~
:[イグニス]|…離れな草は摘めなかったのにか?▼~
:[カンナ]|そうなの!~
そして、お話もここで終わっちゃうの!▼~
ねえ、イグニス、なんでだと思う?~
あたしも全然、わからなくて…▼~
:[イグニス]|ならば…~
自分たちで確かめるしかないな…▼~
俺とカンナで離れな草を探しに行けばいい…~
そうすれば話の謎は解ける…▼~
:[カンナ]|え…~
イグニスはあたしと一緒に行ってくれるの?▼~
そうすると、あたしたち…~
一生、離れられなくなっちゃうよ?▼~
:[イグニス]|俺は別にそれでもかまわない…~
カンナは嫌か?▼~
:[カンナ]|ううん!~
全然、嫌なわけない!▼~
…っていうか…嬉しいもん。▼~
:[イグニス]|ならば…~
一緒に探しに行くと約束しよう…▼~
:[カンナ]|うん、約束だからね?~
破ったら怒るんだからね?▼~
:[イグニス]|ああ…~
約束だ…▼~
**ベロア [#x239b613]
***支援C [#y8bd9ea0]
:[カンナ]|あっ、ベロアだ!~
一緒に遊ぼうよ!▼~
:[ベロア]|…遊びません。▼~
:[カンナ]|なんで?~
今、忙しいの?▼~
:[ベロア]|忙しくはありません…~
ただ、面倒くさいだけです…▼~
:[カンナ]|あはは。~
遊ぶのは面倒くさくないよ?▼~
:[ベロア]|面倒くさいですよ…▼~
子どもの遊びに付き合うのは…~
特に。▼~
:[カンナ]|え、どうして?▼~
:[ベロア]|面白くもないことを、~
延々と続けなくてはいけませんからね…▼~
:[カンナ]|ああ…~
それは確かに面倒くさいかもしれないね。▼~
:[ベロア]|よかったです…▼~
あなたと遊ぶのが面倒な理由…~
わかっていただけたようで。▼~
:[カンナ]|…ん?~
あたしと遊ぶのが面倒?▼~
ちょっと待って!~
あたしは子どもじゃないよ!▼~
:[ベロア]|そうですか。~
それはよかったですね。▼~
では、失礼します。▼~
(ベロア退場)~
:[カンナ]|待ってよベロア!~
あたしを子ども扱いしたでしょ!?▼~
(ベロア再び登場)~
:[ベロア]|…いいえ。カンナは大人です。▼~
だから、去ろうとしている人を~
無理やり引き止めたりはしないですよね?▼~
:[カンナ]|う、うん…~
大人ならそうするんだよね?▼~
:[ベロア]|はい。~
では、失礼します。▼~
:[カンナ]|わかった!~
ばいばい、ベロア!▼~
:[ベロア]|…やっぱり、子どもですね。▼~
***支援B [#w4092045]
:[カンナ]|あっ、ベロア!▼~
:[ベロア]|元気そうですね、カンナ。~
では、失礼します。▼~
:[カンナ]|えっ!?~
もう行っちゃうの?▼~
:[ベロア]|お互いに用はないと思いますけど…▼~
:[カンナ]|それはそうだけど…~
少しさみしい気がするよ。▼~
:[ベロア]|そうですね。▼~
でも、その寂しさを乗り越えてこそ、~
真の大人と言えるのではないでしょうか?▼~
:[カンナ]|うーん…~
そういうものなのかな?▼~
:[ベロア]|そういうものです。~
では、失礼します。▼~
(ベロア退場)~
:[カンナ]|うん!~
じゃあね、ベロア。▼~
ばいばーい!▼~
(ベロア再び登場)~
:[ベロア]|…待ってください。▼~
カンナが手に持って、~
振りまくっているそれは…▼~
:[カンナ]|これ?~
これはおもちゃだよ?▼~
ずっと昔から大切にしてたんだけど…▼~
あたしはもう大人だし…~
さすがにおもちゃは卒業しようと思って。▼~
:[ベロア]|なんて素敵な形状なんでしょう…~
これほどの宝物がこんなに近くに…▼~
:[カンナ]|今からこのおもちゃを、~
町の子どもにあげようと思ってるんだ。▼~
大切に使ってたから、~
まだちゃんと遊べるからね。▼~
じゃあね、ベロア。~
あたし、町に行ってくるね!▼~
:[ベロア]|ま、待ってください!▼~
:[カンナ]|え?~
どうしたの?▼~
:[ベロア]|そのおもちゃ…~
わたしにいただけないでしょうか?▼~
:[カンナ]|あはは!~
ベロアが冗談を言うなんてめずらしいね!▼~
ベロアは大人だから、~
おもちゃなんて必要ないでしょ?▼~
じゃあね!~
ばいばーい!▼~
(カンナ退場)~
:[ベロア]|あああ…▼~
あんなに素敵な一品が…~
わたしの前から去っていく…▼~
***支援A [#a3c2b584]
:[カンナ]|ベロア!▼~
:[ベロア]|…カンナですか。▼~
この間、持っていたおもちゃは…~
誰かが引き取ってくれたのですか?▼~
:[カンナ]|はい、これあげる!▼~
:[ベロア]|こ、これは!?~
この間のおもちゃではないですか!?▼~
町の子どもにあげるって~
言っていたのに…?▼~
:[カンナ]|うん。~
誰かにあげようと思って町までは行ったよ。▼~
でも、ベロアが欲しいって言ったのは、~
もしかしたら、冗談じゃなくて…▼~
ほんとにこのおもちゃが~
欲しかったのかもしれないって思ったんだ。▼~
:[ベロア]|そうです…~
心の底からこのおもちゃを求めていました。▼~
:[カンナ]|あはは。~
やっぱりそうだったんだね。▼~
よかった。~
思いとどまって。▼~
じゃあ、このおもちゃはベロアにあげるね。~
大事にしてくれると嬉しいな。▼~
:[ベロア]|もちろんです。~
わたしの宝物として大切にすると誓います。▼~
:[カンナ]|うん!▼~
:[ベロア]|…申し訳ありませんでした、カンナ。▼~
:[カンナ]|え?~
なんのこと?▼~
:[ベロア]|わたしは今まで…~
あなたを子ども扱いしていました。▼~
でも、あなたは立派な大人です。▼~
:[カンナ]|どうして?▼~
:[ベロア]|わたしがこのおもちゃを欲していたことを…~
わかってくれましたから…▼~
人の気持ちがわかる人は…~
立派な大人だと思います。▼~
:[カンナ]|やったー!~
ベロアに大人って認めてもらえたんだね!▼~
:[ベロア]|はい。▼~
:[カンナ]|じゃあ、ベロアとあたしの大人同士で、~
これから一緒に遊ぼうよ!▼~
:[ベロア]|…どんな遊びでしょうか?▼~
:[カンナ]|えーとね…~
鬼ごっことか?▼~
:[ベロア]|…やはり、大人というには~
少し早かったかもしれませんね。▼~
**ルッツ [#kfd5e220]
***支援C [#zc257196]
:[ルッツ]|とぉ! りゃあ!~
うりゃあ!▼~
:[カンナ]|あっ、ルッツが修行してる!~
ずるいずるい!▼~
:[ルッツ]|カンナ?~
なんで僕がずるいのさ?▼~
:[カンナ]|そうやって一人で修行して、~
あたしよりも強くなろうとしてるんだもん!▼~
あたしだって強くなりたいのに!~
ずるいずるいずるい!▼~
:[ルッツ]|確かに強くなろうとはしてるけど…~
別にカンナのことは関係ないよ。▼~
:[カンナ]|ルッツがそう思ってても、~
あたしはおいてけぼりされるのは嫌だよ!▼~
:[ルッツ]|だったら、カンナも修行すればいいよ。~
なんなら、僕と一緒にする?▼~
:[カンナ]|え!?~
ほんとに!?▼~
やるやるやるー!~
あたし、ルッツと一緒に修行したい!▼~
:[ルッツ]|あはは!~
じゃあ、一緒に修行をしよう!▼~
二人で強くなって、~
みんなを驚かせちゃおうよ!▼~
僕、強くなりたいんだ…~
正義のヒーローの、お父さんみたいにね!▼~
:[カンナ]|あ、それわかる!▼~
あたしも強くなりたいんだ。~
だーい好きなお父さんみたいに!▼~
だから、めいっぱい頑張っちゃうよ!▼~
:[ルッツ]|うんうん、その意気だよ!▼~
二人でいっぱい修行して、~
お父さんたちみたいになるぞー!▼~
:[カンナ]|えいえいおー!▼~
***支援B [#h99f6e1f]
:[ルッツ]|よし!~
じゃあ、さっそく修行を始めるよ!▼~
:[カンナ]|はーい!~
今日の修行は何をするの?▼~
:[ルッツ]|今日は薪割りの修行で~
上半身の筋肉を鍛えるんだよ。▼~
:[カンナ]|おおー!~
それは強くなれそうだね!▼~
:[ルッツ]|カンナの薪と斧は、~
こっちに用意しておいたから。▼~
で、僕の分はこっち。~
じゃあ、さっそく始めようか。▼~
:[カンナ]|ルッツ!~
せっかくだから競争しようよ!▼~
その方が面白いし、~
本気になれると思うんだ。▼~
:[ルッツ]|確かにそうかもしれないな。~
じゃあ、競争しよっか!▼~
でも、カンナが僕に勝てるかなー?▼~
:[カンナ]|そうやってお兄さんぶるのも、~
今の内だよ。▼~
絶対あたしが勝つんだから!▼~
:[ルッツ]|そんなこと言われたら、~
負けるわけにはいかないな。▼~
じゃあ、やるよ!~
せーの…始め!▼~
:[カンナ]|おいしょっ!~
えいっ! えいっ!▼~
:[ルッツ]|…あれ?~
カンナ…薪割るの早いな。▼~
ま、まずい…~
このままじゃ…負けちゃう!?▼~
ぼ、僕も急がなきゃ!~
えい、えい、えーい!▼~
:[カンナ]|わあ、ルッツ、はやーい!~
よーし、あたしも…▼~
…って、あれっ?~
急に薪に斧がくいこんじゃって…▼~
ぬ、抜けない…!~
びくともしない…!▼~
:[ルッツ]|えーい! これで最後!~
はい、終わった!▼~
ん? カンナ…?~
手が止まってるけど、どうしたの?▼~
:[カンナ]|いきなり薪に斧がくいこんだのー!~
しかも全然抜けなくって…! うーん…!▼~
…ありゃ。抜けちゃった。~
なんでだったんだろー?▼~
:[ルッツ]|これは…▼~
はぁーあ。…またかぁ。▼~
:[カンナ]|え?▼~
:[ルッツ]|僕…人より運が良くて。▼~
誰かと勝負をしたらよくこうして~
ありえない方法で勝っちゃうんだよ…▼~
だからカンナの斧が止まったのは~
僕の運のせいだよ。▼~
僕が勝ちたいって必死になったから…▼~
:[カンナ]|そうなんだ…▼~
:[ルッツ]|うん。でもカンナの斧が止まらなかったら~
きっとそっちの方が早かったと思う。▼~
だから勝負はカンナの勝ちだよ。▼~
:[カンナ]|そ、そんなのやだ!~
なんかずるして勝ったみたいになるもん!▼~
:[ルッツ]|え…▼~
でも、ずるしてるのは僕の方というか~
何というか…▼~
:[カンナ]|ううん! 今のはルッツの勝ちだよ!~
だって、運も実力のうちだっていうでしょ?▼~
あたしがもっともっと強くなれば、~
ルッツの運にも勝てる日が来ると思うんだ!▼~
あたし、それまでがんばる!~
次こそルッツに勝ってみせるよ!▼~
:[ルッツ]|カンナ…▼~
そうだね。次こそは僕に勝ってよ。~
でも僕も負けるつもりはないからね!▼~
:[カンナ]|うん!~
のぞむところだよ!▼~
***支援A [#q2883939]
:[ルッツ]|カンナ、修行の準備はできてる?▼~
:[カンナ]|うん、ルッツ!~
今日はどんな修行をするの!?▼~
:[ルッツ]|今日は基礎体力の向上のために、~
湖の周りを走ろうって思ってるよ。▼~
:[カンナ]|わかった!~
じゃあ、また競争する!?▼~
:[ルッツ]|うん!~
どっちが早く一周できるか競争しよう!▼~
:[カンナ]|ルッツ、~
自分の運がいいからって…▼~
あたしに対して、~
手加減しちゃダメだからね!▼~
そんなことされたら、~
競争してる意味がないもん!▼~
:[ルッツ]|わかってる。~
僕は本気でいくよ。▼~
だからカンナは何があっても前を見て~
走り続けること。いいね?▼~
:[カンナ]|何があっても、前を…▼~
…うん! わかった!▼~
:[ルッツ]|よーし、じゃあ…~
よーい…どん!!▼~
:[カンナ]|えーい!▼~
:[ルッツ]|はっ!▼~
:[カンナ]|わあ、ルッツ…やっぱり速い!~
でも…あたし負けないもん!!▼~
前だけ見て走る、~
前だけ見て走る…!▼~
:[ルッツ]|わわっ! カンナ、速いな!~
もう追いつかれそうだ…!▼~
こ、このままじゃ負けちゃう…!▼~
:[カンナ]|う…うわわっ!?~
急に風が吹いてきて、▼~
木の葉がいっぱい舞い始めたーっ!?▼~
:[ルッツ]|よ…よし!~
この隙に一気に一周、回ってしまうぞ!▼~
:[カンナ]|…は、葉っぱが邪魔で、~
走りにくいーーー!▼~
でも…あたし、勝つんだもん!~
ぜったいぜったい、勝つんだもん!▼~
:[ルッツ]|え…!? カンナ…~
僕のことを、追い抜いた…!?▼~
信じられない…▼~
:[カンナ]|前だけ見て走る…~
前だけ見て走る…!!▼~
:[ルッツ]|はぁ、はぁ、全然追いつけない…!~
こんなことって…!▼~
:[カンナ]|やったーーーっ!~
湖一周、まわったよーっ!!▼~
あたしの勝ちだね、ルッツ!~
あたし、ルッツより速かったよね?▼~
:[ルッツ]|う、うん…完敗だよ。~
すごいや、カンナ。▼~
あんな木の葉の中、~
よくしっかり走れたね。▼~
:[カンナ]|えへへ。だってルッツが言ってくれたから。~
何があっても前を見て走れって。▼~
その通りにしてたら、勝てちゃった。~
だからルッツのおかげだよ。ありがと!▼~
:[ルッツ]|カンナ…~
ううん。勝てたのはカンナの実力だよ。▼~
カンナは前よりもずっと~
強くなれたみたいだね。▼~
:[カンナ]|ほんと? やったあ!~
あたし…ルッツと訓練して良かったよ。▼~
これからも一緒に訓練して、~
もっと強くなろうね。▼~
:[ルッツ]|うん。もっともっと訓練して、~
いーっぱい強くなろう。▼~
僕たちの憧れの…~
お父さんたちみたいにさ!▼~
:[カンナ]|うんっ!!▼~
***支援S [#rd1f3bfd]
:[カンナ]|うーん、開かない…~
困ったなー…▼~
:[ルッツ]|カンナ。~
どうしたの?▼~
:[カンナ]|あっ、ルッツ。~
蜂蜜が入ってる瓶のふたが開かなくて…▼~
:[ルッツ]|そっか。~
じゃあ、僕が開けてあげるよ。▼~
:[カンナ]|本当に?~
でも、すごく固いよ?▼~
:[ルッツ]|大丈夫、大丈夫!~
ほら、かしてみて!▼~
:[カンナ]|うん。~
お願いします!▼~
:[ルッツ]|ぐぬぬぬぬ…~
こ、これは確かに固いね…▼~
:[カンナ]|頑張れー!~
ルッツならきっとできるよ!▼~
:[ルッツ]|ぐももももも…~
カンナが見てるんだ…▼~
格好悪い姿は…見せたくない…▼~
見せたくないんだああああああ!▼~
うおおおおおおお!▼~
:[カンナ]|すごいよ、ルッツ!~
ふたが開いたよ!▼~
:[ルッツ]|はぁ…はぁ…~
こ、こんなの朝飯前さ…▼~
:[カンナ]|でも、よく開けられたね。~
あんなの大人の人でも難しいと思う。▼~
これもルッツの運の良さなの?▼~
:[ルッツ]|そうかもしれないけど…~
でも、それ以上に…▼~
カンナが見ていてくれたからかな。▼~
:[カンナ]|えっ?~
あたしが見てたから?▼~
:[ルッツ]|うん。▼~
僕はカンナが側にいてくれたら、~
いつも以上に力が出せるみたいなんだ。▼~
:[カンナ]|へー、そうなんだ。~
でも、とっても不思議だね。▼~
:[ルッツ]|別に何も不思議じゃないさ。▼~
だって、好きな子の前だったら、~
いつも以上に頑張っちゃうでしょ?▼~
…あっ!~
い、今のはなんでもない!▼~
:[カンナ]|ん?~
ルッツ、どうして慌ててるの?▼~
:[ルッツ]|あ、あはは!~
慌ててなんかいないさ!▼~
:[カンナ]|ルッツ、変なの…▼~
でも、あたしと一緒だと~
ルッツが強くなるなら…▼~
あたしたち、ずっと一緒に~
いればいいんじゃないかな?▼~
:[ルッツ]|えっ!?▼~
:[カンナ]|だって、そうしたらルッツは、~
ずっとずっと強いままってことでしょ?▼~
:[ルッツ]|そうだね!~
僕はずっと強いままだよ!▼~
じゃあ…これからもずっと~
カンナと一緒にいていいかい?▼~
:[カンナ]|うん!~
あたしもルッツが大好きだもん!▼~
:[ルッツ]|ありがとう!~
カンナ。▼~
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