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会話集/支援会話/カザハナ
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*カザハナの支援会話 [#je6041ab]
#contents
**マイユニット(男性) [#xb68f40d]
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・私)のページへ>../マイユニット(男性...
**マイユニット(女性) [#oea2312f]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
**フェリシア [#g4d7a588]
[[フェリシアのページへ>../フェリシア(白夜)#u91a831d]]
**ジョーカー [#m013fec8]
[[ジョーカーのページへ>../ジョーカー(白夜)#c7979017]]
**スズカゼ [#ada4fdf4]
[[スズカゼのページへ>../スズカゼ(白夜)#x89e762b]]
**サイラス [#v967c337]
[[サイラスのページへ>../サイラス#mb2d6512]]
**サクラ [#kc98f701]
[[サクラのページへ>../サクラ#zdac164b]]
**ツバキ [#h6b4a716]
***支援C [#n1b3a245]
:[カザハナ]|ねえツバキ。 ツバキはまだ、~
自分は完璧だーとか言ってるの?▼~
:[ツバキ]|言ってる意味がわからないなー。~
完璧なものを完璧って言って何が悪いのさー?▼~
:[カザハナ]|でもツバキは別に完璧でも~
完全無欠でもないでしょ?▼~
:[ツバキ]|えっ?▼~
:[カザハナ]|だってあたしとツバキが初めて会った時…~
ツバキはあたしとサクラ様の目の前で、▼~
かっこ悪く落馬してたよね。~
頭から。▼~
:[ツバキ]|ぐっ…!!~
それ、そろそろ忘れてくれないー?▼~
:[カザハナ]|いやよ。~
あたしは一生忘れない。▼~
なんだったら、あの逸話をみんなに話して~
仲間たちの爆笑をかっさらってもいいわ。▼~
:[ツバキ]|カザハナ…な、何だよ突然。~
どうしてそんな風に突っかかってくるのさー。▼~
:[カザハナ]|だってあたし、毎日毎日…~
ツバキの本性を知らない人たちから、▼~
「カザハナって、あの眉目秀麗なツバキさんと~
相棒なんでしょ? 羨ましい〜」とか、▼~
「あの非の打ちどころのないツバキさんの~
傍にいられるなんていいな〜」▼~
とか言われてるんだよ?▼~
:[ツバキ]|わーい。~
褒めてくれてありがとー。▼~
:[カザハナ]|褒めてない!▼~
言われてるあたしのほうからすれば、~
毎日みんなを騙してるみたいな気分だよ!▼~
あんな…頭から落馬するような奴が~
完璧なわけないじゃん!▼~
:[ツバキ]|むっ…!!▼~
:[カザハナ]|ふっふーん、 悔しかったら~
言い返してごらんなさいよ〜!▼~
サクラだってほんとはそう思ってるに~
違いないんだから〜!▼~
:[ツバキ]|カザハナ…~
またサクラ様を呼び捨てにしたね…!▼~
:[カザハナ]|あははは、~
そんなことしか言い返せないなんて、▼~
自分に対して言われたことは~
もう認めちゃってるようなものだわ!▼~
:[ツバキ]|お…俺だって、 他人をそんな風に~
貶めようとするカザハナなんて、▼~
サクラ様の臣下に相応しくないと思うけどー!▼~
:[カザハナ]|な、 なんですってー!!▼~
こうなったら勝負よ!!▼~
どっちがサクラのいちばんの臣下に相応しいか~
決闘して決めるのよ!▼~
:[ツバキ]|望むところだよ!~
完璧な俺には絶対勝てないだろうからねー!▼~
:[カザハナ]|くーっ!~
目にもの見せてやるんだから!▼~
***支援B [#u4c6330f]
:[カザハナ]|来たわね、ツバキ。▼~
まず最初は剣術勝負よ!~
いいわね?▼~
:[ツバキ]|もちろん。~
二回戦目は乗馬の勝負だよねー?▼~
:[カザハナ]|そうだよ。お互いに得意な分野で勝負して、~
決着がつかなければつくまでこれを繰り返す…▼~
そういう決まりで行くからね。▼~
:[ツバキ]|了解ー!▼~
:[カザハナ]|それじゃあ、いざ尋常に…勝負!!▼~
せえええーーーいっ!!!▼~
:[ツバキ]|くっ…!~
さ、さすがはカザハナだねー!▼~
刀の扱いにおいては…~
やっぱり俺よりも上だね…!▼~
:[カザハナ]|当たり前よ!~
いくらツバキが天才と持てはやされてても、▼~
剣術だけは絶対に負けるわけには~
いかないから!!▼~
ええいっ! せいっ!~
おりゃああーーっ!!▼~
:[ツバキ]|くっ、このままじゃ防戦一方だよ…!!▼~
なーんて。▼~
:[カザハナ]|えっ!?▼~
:[ツバキ]|隙ありー!!▼~
:[カザハナ]|い、 痛いーーー!!▼~
そ、そんな…!~
あたしがツバキに一本取られるなんて…!!▼~
信じられない…▼~
:[ツバキ]|えっへへー。~
確かに剣術の熟練度や立ち回り、▼~
そして刀への愛着で言えば、~
君のほうが俺よりも全然上だろうねー。▼~
:[カザハナ]|じゃあ…なんで?▼~
:[ツバキ]|俺は打倒カザハナを目指して、~
君の剣術の様子をずっと観察してたんだよー。▼~
そしてカザハナの剣術に対しての、~
傾向と対策を練っていたのさー!▼~
:[カザハナ]|ええーっ!▼~
:[ツバキ]|こんな日がいつか来るんじゃないかと~
予想してねー。▼~
君は連続で五回打ち込んだ後に、~
ほぼ必ず左からの袈裟懸けを行うんだよ。▼~
斬り込みの速度には癖が出るから、~
そこを隙だと踏んで反撃したのさー!▼~
:[カザハナ]|何よそれ!~
ず、ずるいよーー!!▼~
:[ツバキ]|ずるくなんてないよー。~
これはまさに頭脳の勝利…▼~
そう、俺が完璧だという~
何よりの証拠に他ならない!▼~
戦争する前には、戦略を練るだろう?~
今回のはそれと一緒だからねー。▼~
:[カザハナ]|…!!~
むぐぐ…た、 確かに。~
ううっ…悔しいけど、~
これは一本取られたかなぁ…▼~
:[ツバキ]|はははー。~
これでまずは、 俺の一勝だね〜!▼~
***支援A [#if9e94e6]
:[ツバキ]|さて、今日は乗馬で勝負だねー。▼~
:[カザハナ]|うん、そうだね…▼~
:[ツバキ]|あれ? どうしたの、カザハナ?~
なんか元気ないみたいだねー?▼~
もしかして勝負する前から、~
もう諦めちゃってるのー?▼~
:[カザハナ]|…そんなことないわ。▼~
:[ツバキ]|まぁ乗馬に関して言えば、~
俺のほうが君よりもずっと得意だからね。▼~
君が自信なくなっちゃうのは、~
仕方ないかもー。▼~
:[カザハナ]|…………▼~
:[ツバキ]|それじゃあ始めるよ?▼~
あの丘のてっぺんにある木の下に、~
先に辿り着いたほうが勝ちだよー。▼~
:[カザハナ]|わかった。▼~
:[ツバキ]|じゃあ…▼~
位置について…用意…!~
はじめー!!▼~
:[カザハナ]|はっ!!▼~
:[ツバキ]|はあっ!!▼~
:[ツバキ]|はぁ…はぁ…~
そ、そんなー…▼~
俺が馬の扱いで…き、君に負けるなんて…▼~
:[カザハナ]|えへへっ! あたしの勝ちー!~
これで勝負も振り出しに戻ったわね!▼~
:[ツバキ]|はぁ…どれだけ加速させても、~
全くカザハナに追いつけなかったよ…▼~
一体どういう作戦を立ててきたのー?▼~
:[カザハナ]|別に作戦なんて何もないよ。▼~
あたしはツバキと違って、~
戦略なんて考えられないからね。▼~
:[ツバキ]|でも、今日のカザハナは~
何かいつもと違ってた気がする。▼~
妙に落ち着き払ってたっていうか…~
もしかしてあれが、勝利の秘訣ー?▼~
:[カザハナ]|あ、うん…それはあるかも。~
あんまり勝敗に頓着しなくなってたの。▼~
:[ツバキ]|ええっ?▼~
:[カザハナ]|よくよく考えればさ、▼~
あたし達は今、どっちがサクラ様の~
いちばんの臣下か決着をつけるために…▼~
つまりはどっちが実力があるかを~
競ってるわけでしょ?▼~
:[ツバキ]|うん、そうだけどー。▼~
:[カザハナ]|でもサクラ様のためにってことを~
改めて考えたら…▼~
大事なのはサクラ様を守れる強さであって、~
二人が競うための強さじゃないって、▼~
そう思うようになったの。▼~
:[ツバキ]|なるほど…~
だからそんなに冷静でいられたんだねー…▼~
:[カザハナ]|うん…▼~
:[ツバキ]|馬は乗り手の精神状態を汲む~
生き物だから…▼~
勝負に勝ちたいって張り切ってた俺よりも、~
冷静になってた君のほうが、▼~
馬と共鳴し合えたのかもしれないねー。▼~
うん、俺の完敗だよ…▼~
:[カザハナ]|ねぇ、ツバキ…どうする?~
このまま勝負を続ける?▼~
:[ツバキ]|ううん。~
もう俺たちに競い合う理由はないよー。▼~
さっきカザハナが言ったみたいに、俺たちは~
サクラ様をお守りすることが一番大事。▼~
だからその目的のために~
切磋琢磨するのは良いことだけど、▼~
どちらが上かなんて決める必要はないよね…▼~
:[カザハナ]|うん。ごめんね、ツバキ。▼~
あたし、あなたに突っかかって…~
嫌な思いさせたよね。▼~
:[ツバキ]|ううん。こっちこそ、ごめんね。~
俺たちはふたりとも、~
サクラ様のいちばんの部下だよ。~
:[カザハナ]|…えへへ。~
ツバキはやっぱり優しいね。▼~
初めて会ったときに落馬してたこと…~
そろそろ忘れちゃいそう。▼~
:[ツバキ]|もうー。~
しっかり覚えてるじゃないかー。▼~
:[カザハナ]|でも、絶対に誰にも言わないわ。▼~
…これからもよろしくね、ツバキ。~
サクラ様をお守りし続けようね。▼~
:[ツバキ]|うん、もちろんだよー。~
これからもよろしく、カザハナ。▼~
***支援S [#j063655c]
:[カザハナ]|あっ、ツバキ。~
どう? 調子は!▼~
:[ツバキ]|あ、ああ…カザハナかー。▼~
:[カザハナ]|元気ないけど…どしたの?▼~
せっかくこの間二人で~
サクラ様を守っていこうねって、▼~
誓い合ったばかりだったのに。▼~
:[ツバキ]|…………▼~
実はさ。~
あの後一人で考えてたんだけど、▼~
あの一件の発端って…▼~
カザハナが、俺の落馬した話を~
蒸し返したところから始まったじゃない?▼~
:[カザハナ]|うん…あのときはごめん。▼~
:[ツバキ]|あ、いやそういう意味じゃなくてー。▼~
あれってさ、結局のところ俺は…~
カザハナにかっこ悪いところを見られたのを、▼~
ずっと悔やんでいたんだなって~
ようやくわかったんだよ…▼~
:[カザハナ]|…あたしに?~
サクラ様じゃなくて?▼~
:[ツバキ]|…うん。~
えっとねー…~
これを言おうかすごく迷ったんだけど…▼~
俺は…~
…君のことが好きなんだ。▼~
相棒としてじゃなく、~
ひとりの女の子としてね。▼~
:[カザハナ]|ツバキ…▼~
:[ツバキ]|こんなこと言ってごめん。▼~
カザハナは俺のこと、~
ただの相棒としてしか見てないのに…▼~
:[カザハナ]|…ううん、そんなことないよ。▼~
:[ツバキ]|えっ…?▼~
:[カザハナ]|あたしも…▼~
あたしもね、~
ツバキのことが、好きになっちゃったんだ…!▼~
だから…その言葉、~
とっても嬉しい!▼~
:[ツバキ]|ええっ!?▼~
そ、そうだったんだー…~
じゃあ俺たち、両想いってこと…?▼~
:[カザハナ]|そ、そうだね…えへへ。▼~
:[ツバキ]|そっか。思い切って告白して良かったよ…~
ありがとうー、カザハナ。▼~
:[カザハナ]|こっちこそ…~
告白してくれて本当に嬉しいよ。▼~
ありがとう。ツバキ。▼~
:[ツバキ]|これからは二人で今まで以上にサクラ様の~
お役に立てるようにがんばろうねー。▼~
:[カザハナ]|うん!▼~
そうだ。あとでサクラにも報告しなくちゃね。~
きっとサクラも喜んでくれるはずだから。▼~
:[ツバキ]|そうだねー!▼~
**サイゾウ [#x1e3e0ec]
***支援C [#r873ec59]
:[カザハナ]|うう…もうダメだ…~
お腹空いた…▼~
調子に乗って剣術の稽古をし過ぎちゃった…~
朝も昼も食べるの忘れちゃったもんなぁ…▼~
そうだ! 誰かに食べ物を恵んでもらおーっと。~
あ、ちょうどいいところに!▼~
サイゾー!!▼~
:[サイゾウ]|…何か用か?▼~
:[カザハナ]|あたし今お腹が空いてるんだ。~
何か食べ物を持ってたら、分けてくれない?▼~
:[サイゾウ]|腹が減ったなら食料班のところに行け。▼~
:[カザハナ]|だってここから結構離れてるでしょ?~
それまで我慢できないんだもん。▼~
:[サイゾウ]|だからと言って、~
何も俺に頼まずともいいだろう。▼~
:[カザハナ]|なんで?▼~
:[サイゾウ]|そういうことを頼むなら、~
もう少し頼みやすい奴に言えということだ。▼~
何も俺のような人間に願い出ることではない。▼~
:[カザハナ]|頼みやすいって…何?▼~
:[サイゾウ]|もっと人の良さそうな奴というか、~
人当たりの良い奴のことだ。▼~
:[カザハナ]|サイゾウ、何わけわかんないこと言ってんの?▼~
仲間の中で頼みやすいとか~
頼みにくいとか優劣あるの?▼~
みんな仲間なんだし、そんなの関係ないわ。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
はあ…もういい。わかった。▼~
俺が持っている食べ物と言えば…~
これぐらいだ。▼~
:[カザハナ]|わっ! ありがとう!~
でも…これ何? お饅頭?▼~
:[サイゾウ]|これは忍びが持つ携帯食だ。~
腹持ちがいいだけで、味は全く保証できん。▼~
:[カザハナ]|いただきま~す。パクッ▼~
モグモグ…あ! これ美味しいね!~
すっごい美味しい!▼~
:[サイゾウ]|そ、そうか…~
それならまぁ…良かったが。▼~
:[カザハナ]|はぁ~美味しかった。ありがとう、サイゾウ。~
ご馳走様でした!▼~
:[サイゾウ]|あ、ああ…▼~
***支援B [#vee4ae26]
:[カザハナ]|あっ、みつけた!~
サイゾー! サイゾー!▼~
:[サイゾウ]|なんだ、カザハナ。デカイ声で~
何度も呼ばなくても聞こえている。▼~
:[カザハナ]|この間の食べ物…~
ええと、忍びの携帯食だっけ?▼~
あれ、もう一つくれないかなー?▼~
:[サイゾウ]|なんだ…あんなのを気に入ったのか?▼~
前も言ったがあれは腹持ちの良さと~
持ち運びの便利さがあるだけで、▼~
美味しさへのこだわりは~
欠片も無いのだがな…▼~
:[カザハナ]|え? そうなの?~
歯ごたえとか風味とかあたし大好きだよ!▼~
だったなんかお餅みたいにモチモチだし、~
お魚の味も少ししたし。▼~
:[サイゾウ]|もち米を使って、後は魚の切り身を~
擦り下ろしたものも混ぜてはあるが…▼~
あまり味わうことを念頭に置いて~
作られた食料ではないのは事実だ。▼~
:[カザハナ]|そうなの?~
美味しいのに…▼~
:[サイゾウ]|そんなことを言った奴は、~
忍びの里の連中含めて、お前が初めてだ。▼~
:[カザハナ]|皆、味覚がおかしいんじゃない?~
今度他の人たちにも食べさせてみようよ。▼~
:[サイゾウ]|止めておいた方がいいと思うが…▼~
:[カザハナ]|そんなことないって!▼~
サイゾウがこんな美味しい食べ物を~
独り占めしてた、って怒られるくらいよ。▼~
だからさー、この前のやつちょうだいー。~
ちょうだいよー。▼~
:[サイゾウ]|わかったわかった…~
ほら、最後の一つだ。▼~
:[カザハナ]|やった! ありがとうー!~
今度お礼するからね、サイゾウ!▼~
:[サイゾウ]|ふぅ…▼~
まったく…あいつといると、~
どうも調子が狂うな…▼~
***支援A [#r9056608]
:[カザハナ]|あー、サイゾウ!~
いたいた、ねえ! サイゾーってば!▼~
:[サイゾウ]|だから大声で呼ばずとも~
聞こえていると何度言えば…▼~
:[カザハナ]|えへへ、ごめんね。▼~
:[サイゾウ]|なんだ、カザハナ。~
またあれが食べたくなったのか?▼~
:[カザハナ]|ううん、今は別にお腹は空いてないの。~
でもこの間言ったでしょ。▼~
何かお礼するねって。~
でも何がいいかわからなくて…▼~
いっそのこと聞いちゃおうかなって思ったのよ。▼~
:[サイゾウ]|いや、別に礼など要らん。▼~
携帯食など戦時に食べなかった、~
ただの余り物だ。▼~
:[カザハナ]|でも、施しを受けてお礼の一つも~
できないなんて、侍の名が廃るわ!▼~
ぜったい何かお礼をさせてもらうよ!▼~
:[サイゾウ]|だから要らぬと言っているだろうが!▼~
むしろそういう風に俺の周囲でキャンキャンと~
騒がれることのほうがよほど迷惑だ!▼~
:[カザハナ]|あーそう!▼~
じゃあサイゾウが何か言ってくれるまで~
あたしずっと騒ぎ続けるわよ!▼~
:[サイゾウ]|…それは困る。▼~
:[カザハナ]|でしょ? 忍びとしては致命的よ。~
さ、あたしにして欲しいことを言って。▼~
:[サイゾウ]|お前は俺に礼がしたいのか~
迷惑をかけたいのかどっちなんだ…▼~
:[カザハナ]|もちろん、お礼がしたいのよ。~
嬉しいでしょ?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
はぁ…~
…わかった。俺の負けだ。▼~
今度会うときまでには考えておこう。~
今日の所はそれで許せ。▼~
:[カザハナ]|良かった!~
じゃあちゃんと考えておいてね、サイゾウ!▼~
:[カザハナ]|まったく…あいつと一緒にいると~
本当に調子が狂う…▼~
だが…~
まぁ悪い気分ではないな。▼~
***支援S [#k9c09d25]
:[サイゾウ]|カザハナ。▼~
:[カザハナ]|あれー?~
サイゾウ、どうかしたの?▼~
そっちから声かけてくれるなんて、めずらしー。▼~
:[サイゾウ]|お前…なぜ最近、~
あまり俺の所に来ない?▼~
:[カザハナ]|ん? もしかして、寂しかった?▼~
:[サイゾウ]|そんなわけがあるか!▼~
ただ、少し前までは何度も~
携帯食を奪いに来ていたのに、▼~
いきなり来なくなったからな。~
何かあったのかと…気になっただけだ。▼~
:[カザハナ]|心配してくれてたんだ。~
ありがとうね。▼~
でも、あんまり遊びに行ったら~
サイゾウの迷惑になるって思ったのよ。▼~
:[サイゾウ]|迷惑だと?▼~
:[カザハナ]|そ、この前サイゾウも言ってたじゃない。▼~
それに、忍びのサイゾウの前であんまり騒いだら~
任務に支障が出るでしょう?▼~
:[サイゾウ]|お前…一応人への配慮ができるのだな。~
意外だった…▼~
:[カザハナ]|ひどい! あたしは腐っても~
王族の臣下なのよ。▼~
一通りの礼儀くらいわきまえてるわ。▼~
:[サイゾウ]|そうだったな…すまん。▼~
:[カザハナ]|もう…~
こんなんじゃお礼してあげないよ?▼~
…て、そうだ。お礼のこと忘れてたわ。▼~
何か思いついた、サイゾウ?▼~
:[サイゾウ]|礼か…そうだな。▼~
…………▼~
…………▼~
俺は…お前が欲しい。▼~
:[カザハナ]|えっ…えええっ!?~
冗談きついよ…▼~
:[サイゾウ]|冗談ではない。▼~
お前といるといつも調子が狂うと~
思っていたのだが…何のことはない。▼~
俺がお前を好いていたんだと…それだけだった。~
それにようやく気づいたんだ。▼~
:[カザハナ]|…そ、そうだったんだ…~
じゃあ、冗談じゃないんだね。▼~
…ありがと。~
サイゾウ…あたし嬉しいよ。▼~
実はあたしもね、~
サイゾウのこと…気に入ってたんだよ。▼~
:[サイゾウ]|そ、そうか…▼~
:[カザハナ]|でも携帯食のお礼にあたしをあげるってのは、~
ちょっと割に合わないかな?▼~
:[サイゾウ]|では、俺は他に何を差し出せばいい。▼~
:[カザハナ]|これからもあれ、~
もっとあたしに食べさせてね?▼~
:[サイゾウ]|なんだ…そんなことか。~
それぐらい、お安い御用だ。▼~
:[カザハナ]|わあーっ! サイゾウ、ありがとう!▼~
うん、じゃあそれでよし!~
あたしはサイゾウのものになるよ!▼~
:[サイゾウ]|ふっ…結局携帯食の礼と~
変わりないではないか。▼~
まあいい。足りぬ分は、~
これからの幸せで払わせてもらおう…▼~
愛しているぞ、カザハナ…▼~
**アサマ [#k0adc06e]
***支援C [#e22e043d]
:[カザハナ]|この辺でいいかな…~
だいぶ自陣から離れちゃったけど、▼~
これくらい山の中に入らないと、~
集中できないもんね。▼~
よし、この木にしようかな。~
気合を入れて…!!▼~
はあっ!!▼~
うりゃあああーーーー!!!!!▼~
:[アサマ]|うわーっ!?▼~
:[カザハナ]|えっ? 今、木が倒れた辺りから~
悲鳴がしたけど…今の声って…▼~
:[アサマ]|やれやれ…なんですか。山歩きをしていたら、~
突然木が倒れてくるなんて…▼~
痛たたた…▼~
:[カザハナ]|アサマ!?~
もしかしてぶつかっちゃったの?▼~
ご、ごめんなさい!~
その木はあたしが斬ったやつで…!!▼~
:[アサマ]|カザハナさん…!?~
なぜこんな山奥に?▼~
しかも木を斬っていただなんて…~
あなた木こりにでもなるおつもりですか?▼~
:[カザハナ]|いや、べつに木こりになりたいわけじゃ…~
…じゃなくて!▼~
そんなことはどうでもいいから、~
さっさと傷口を見せて! 手当てするわ!▼~
:[アサマ]|は、はぁ…▼~
:[カザハナ]|あ、軽い傷みたいだね。~
良かった…▼~
:[アサマ]|ええ。元々そんなに痛くありませんでしたので~
手当など不要ですよ。▼~
それよりあなた、~
なぜこんなところで木を斬っていたのです?▼~
:[カザハナ]|そ、それは…訓練のためだよ。▼~
…あたし、誰かと手合わせをする時、~
木刀とかの模擬刀を使ってるでしょ?▼~
でもあれじゃあとても物足りなくて…▼~
時々こうして山奥までやってきて、~
一人で真剣を持った訓練をしてるんだ。▼~
:[アサマ]|なるほど…~
真剣こそが侍の魂というやつですか。▼~
:[カザハナ]|えへへ、~
そんな大層なもんじゃないけどね。▼~
真剣を持ってる時だけに閃く~
感覚ってやつがあるんだよ。▼~
他の武器と違って、侍にとっての刀は…~
もう一人の自分みたいなものだから。▼~
:[アサマ]|そういうものですか。▼~
それにしても刀で木の幹を斬り倒すだなんて、~
あなたも相当な化け物ですね。▼~
おかげで私も思わぬことで、~
命を落とすところでしたよ。▼~
:[カザハナ]|だ、だからそれは~
ごめんって言ってるでしょ!▼~
***支援B [#k87238a7]
:[カザハナ]|よーし!~
今日も真剣で訓練よ!▼~
ええと…~
アサマは近くにいないよね。▼~
この間危険な目に遭わせちゃったから、~
今回はちゃんと確認しなくちゃ。▼~
…よしよし、誰もいないわね。▼~
それじゃ、今日はこの木に生えてる小枝を~
連続で斬り刻んでみせるわよ…!▼~
えいえいえいえい、えーーーい!!▼~
:[アサマ]|い、痛い! 痛い痛い!~
痛たたたたーー!!▼~
:[カザハナ]|ええーーーっ!?▼~
:[アサマ]|どこからか飛んできた小枝が、~
次々とぶつかってきます~!!▼~
:[カザハナ]|そ、そこにいるのは、もしかしてアサマ!?▼~
:[アサマ]|うっ、ううっ…なんという波状攻撃…!~
一つ一つは大したことがないのに…▼~
こう何発もやられると~
たまったものではありません…▼~
って…カザハナさん?~
もしやこの小枝攻撃もあなたが?▼~
:[カザハナ]|うっ…ご、ごめん。▼~
:[アサマ]|またですか…?▼~
あなたという人はどうしてこう、~
人の進む先でばかり稽古をするんですか?▼~
:[カザハナ]|ち、違うよ! 今回は近くに誰もいないか~
ちゃんと確かめたし! 不可抗力よ!▼~
:[アサマ]|どうも信憑性に欠けますね…▼~
だってあなたの稽古に遭遇して不幸な目に~
遭うのは、これでもう二度目なんですよ…?▼~
:[カザハナ]|ぬ、濡れ衣だよ…! 第一あたしが~
アサマに嫌がらせをする理由がないでしょ?▼~
:[アサマ]|しかし正直な所、私のことを良く思っていない~
人たちは少なくないでしょうからねぇ。▼~
信じろと言われても難しいところです…▼~
:[カザハナ]|そ、それを自分で言うんだね…~
じゃあ…どうすればいいの?▼~
:[アサマ]|そうですね…ではこれから訓練のために~
山に入る時は私を誘ってください。▼~
:[カザハナ]|えっ?▼~
:[アサマ]|あなたの居場所さえわかっていれば、~
私がそこに近づかなければ良いだけでしょう?▼~
だからあなたが訓練する場所に辿り着くまで、~
同行させてもらいます、という話です。▼~
:[カザハナ]|な、なるほど…うん、わかったよ。~
アサマ、今度から声をかけるね。▼~
:[アサマ]|ええ、お願いしますね。▼~
***支援A [#c4ed3e08]
:[カザハナ]|さてと、今日も真剣の訓練のために、~
この木を斬るぞー!▼~
:[アサマ]|お待ちなさい、カザハナさん!!▼~
:[カザハナ]|あっ。~
アサマ…どうしたの?▼~
:[アサマ]|「どうしたの?」ではありませんよ!▼~
なぜここに来る前に、~
私に声をかけないんですか?▼~
あなたが訓練に行く時は一緒に行くと~
約束したではありませんか?▼~
:[カザハナ]|ああっ…忘れてた、ごめん~。~
てへへ。▼~
:[アサマ]|「てへへ」じゃありません!▼~
約束したにもかかわらずあなたは~
既に三回も一人で訓練に行きましたよね?▼~
:[カザハナ]|ぎくっ。~
ど…どうしてそれを!?▼~
:[アサマ]|一回目はあなたが斬った木の幹が~
地面にぶつかる振動に足を取られ、▼~
私は近くにあったぬかるみにハマりました。▼~
二回目はあなたの掛け声に驚き、~
逃げ出したコウモリの群れに襲われました。▼~
三回目は、あなたが刀を抜いた拍子に~
すっ飛ばした刀の鞘が…▼~
私のみぞおちに飛び込んできたんですよ!▼~
はい、これです。落し物ですよ!!▼~
:[カザハナ]|あ、あはは…ありがとう…~
あの後探したけど見つからなかったんだよね…▼~
:[アサマ]|それは良かったですね!▼~
:[カザハナ]|でもどうして三回とも、~
声をかけてくれなかったの…?▼~
:[アサマ]|三回ともあまりの衝撃で~
言葉を放つことすらできなかったんです。▼~
全く…これは一体…?~
もしかしたら何かの罰なのでしょうか…?▼~
:[カザハナ]|う~ん、そうかもね。▼~
:[アサマ]|「そうかもね」ではありません…~
とにかく今日は同行させていただきますから。▼~
:[カザハナ]|うん、わかったよ。▼~
:[アサマ]|やはり…あなたに同行すれば被害に遭わない~
という私の読みは当たっていましたね…▼~
今日は五体満足でした…奇跡です…▼~
:[カザハナ]|あははは、そうだね。~
奇妙なこともあるもんだね。▼~
きっとアサマがこれまで色々な人に~
毒を吐いてきた罰が当たってたんだよ。▼~
さながらあたしは、アサマを救い出した~
救世主ってところだね!▼~
:[アサマ]|全部あなたの行いにやられてたんですよ…~
しかし…これは何かの啓示に他なりません。▼~
しばらくの間、山で修行する際は、~
あなたに同行させてもらいますからね。▼~
:[カザハナ]|うん、了解だよ!▼~
***支援S [#ce0418d6]
:[カザハナ]|アサマ…ちょっといい?▼~
:[アサマ]|カザハナさん、なんですか?~
もしかしてまた真剣を使った訓練ですか?▼~
それなら付いていきますよ。~
ちょうど私も山に登ろうかと思っていました。▼~
:[カザハナ]|ええと…ちょっと違ってて。▼~
:[アサマ]|何ですか? 私が付いていくことが~
鬱陶しいとでも言うつもりですか?▼~
何と言われようとも付いていきますからね。~
私自身のために…!▼~
:[カザハナ]|ち、違うよ!▼~
あ、あたしは…アサマと…これからも~
ずっと一緒にいたいって言いたくて…▼~
:[アサマ]|だからそれはこちらから~
お願いしていることですから当然…▼~
…え??▼~
ず、ずっと…?▼~
:[カザハナ]|う、うん…山に修行に行く時だけじゃなくて、~
ずっと一緒にいたいって意味なの…▼~
:[アサマ]|それは愛の告白というやつでしょうか…?~
でも、なぜ私に…?▼~
:[カザハナ]|山の修業はとても集中できるんだけど…~
すごく心細くて不安になることも多いから…▼~
そんな時アサマが近くにいてくれると、~
とても楽しくて、心強くなれたんだ。▼~
だからあたしはアサマとずっと一緒に~
いたいって思うようになっていたの…▼~
:[アサマ]|そ、そうだったんですね…~
少し驚きましたが…▼~
…私にそれを断る理由はありませんよ。▼~
:[カザハナ]|え…!?▼~
:[アサマ]|恐らくこれまで…偶然山の中で~
あなたとバッタリ会ったことは…▼~
やはり何かの啓示だったんでしょうね…~
あなたと常に共にいるべき…▼~
お前の運命の相手はカザハナさんなのだと…~
神はそうおっしゃっているのでしょうね。▼~
:[カザハナ]|じゃ、じゃあ…!▼~
:[アサマ]|ええ。これからは山の修業の時だけではなく、~
ずっと一緒にいましょう。▼~
これが私たちに与えられたご縁なのですから。▼~
:[カザハナ]|う、うん…! ありがとう、アサマ。~
大好きだよ。▼~
:[アサマ]|ええ、私もですよ。▼~
**セツナ [#fee13b1b]
***支援C [#e0cba567]
:[カザハナ]|あ~あ、残念…~
もしかして…あたしたち二人だけ?▼~
:[セツナ]|そう…カザハナと私だけ。▼~
私たちだけ…~
戦術の講習会で、落第点を取った…▼~
:[カザハナ]|うぅっ…そんなぁ…▼~
:[セツナ]|私は、こういう風に言われた…▼~
セツナは、自分が得意なことは~
ひたすら得意だけど…▼~
集団でどのように動くべきか…~
わかっていないって。▼~
:[カザハナ]|うん…あたしも同じこと言われたよ。▼~
カザハナは単身だと良い動きをするけど、~
団体で動く作戦になると途端ダメになるって。▼~
単独で先行しがちなんだってさ。▼~
:[セツナ]|私たち二人…おんなじ?▼~
:[カザハナ]|そうみたいね。▼~
ねぇ、セツナ。せっかくだから~
二人で勉強会でも開いてみる?▼~
お互い協力し合って、~
苦手分野を克服してみようよ。▼~
:[セツナ]|うん、妙案だと思う…▼~
じゃあ早速今から…~
配布された戦術書を読みましょう…▼~
:[カザハナ]|よし、そうしよう!▼~
えーと、確かこの本の五頁めに~
ためになる戦術が書いてあったわ。ふむふむ…▼~
……………▼~
:[セツナ]|……………▼~
:[カザハナ]|……………▼~
…ねぇ、セツナ。▼~
ちょっと気分転換に、~
木刀で素振りしてきてもいいかな?▼~
:[セツナ]|ええ、妙案…▼~
私もちょうど気分転換に、~
狩りに行きたくなってきたの…▼~
:[カザハナ]|よーし!~
じゃあちょっとだけ休憩ね!▼~
:[セツナ]|うん、休憩…~
ちょっとだけ…▼~
***支援B [#sdb3f5ae]
:[カザハナ]|は~あぁ…▼~
:[セツナ]|カザハナ…~
また、ため息ついてる…▼~
:[カザハナ]|だって戦術の勉強が~
全然はかどらないんだもん。▼~
二人で始めてみても、~
全然集中力が続かないでしょ?▼~
今だってこうやって二人で~
散歩に出てきちゃってるし。▼~
:[セツナ]|お散歩、楽しい…▼~
でも、今日の休憩…~
これで三回目…▼~
:[カザハナ]|うっ…▼~
…そろそろ休憩時間のほうが~
長くなってきた気がするね。▼~
:[セツナ]|お互い…苦手なことは~
したくない性格だから…▼~
二人だけだと、~
効率が上がらないのかもしれない…▼~
:[カザハナ]|他の人に教わるべきってこと?~
う~ん、でもなあ…▼~
:[セツナ]|……………▼~
…!?▼~
:[カザハナ]|……………▼~
セツナ、小声で話して。そのまま歩いて。~
あなたも…気づいたよね。▼~
:[セツナ]|…気づいた。▼~
その木陰の向こう…~
三人か四人、潜んでるみたい…▼~
:[カザハナ]|敵だね。~
どうしよう…密偵みたいだけど。▼~
相手はきっとまだ、~
あたしたちは気づいていないと思ってる。▼~
…そこを逆手に取りましょ。▼~
:[セツナ]|カザハナ…~
私はこのまま歩くから…▼~
:[カザハナ]|あっ…なるほどね。~
うん、わかった。▼~
セツナはいったんこのまま先に進んで~
敵の視界から消えて。▼~
あたしが奴らの懐に飛び込んで、~
場を混乱させるからその隙に弓矢で…お願い。▼~
:[セツナ]|わかった…▼~
:[カザハナ]|さてと…じゃあ、行きますか!!▼~
:[賊]|なにっ!?▼~
:[カザハナ]|ええーいっ!▼~
(暗転)~
:[カザハナ]|…はぁ、はぁ。▼~
…何とか倒せたわね。▼~
:[セツナ]|うまくいって良かった…▼~
二人の連携…完璧だった。▼~
:[カザハナ]|うん、確かに…あっ!!▼~
:[セツナ]|どうしたの…?▼~
:[カザハナ]|そうだよ、この感覚だよ!▼~
:[セツナ]|えっ…?▼~
:[カザハナ]|これが集団戦の連携なんだよ、きっと。▼~
お互いの特技を活かしつつ、~
呼吸を合わせて効率的に敵を倒す…!▼~
:[セツナ]|ああ、なるほど…▼~
:[カザハナ]|この感覚を忘れないでおけば、~
苦手意識もなく勉強できそうな気がしない?▼~
:[セツナ]|確かに…そうかも。▼~
そうとわかれば…~
早速このまま、勉強を始める…▼~
:[カザハナ]|そうだねっ!▼~
って…まず敵をやっつけたことを~
報告しに行かなきゃダメだよ!▼~
:[セツナ]|そうだった…▼~
***支援A [#f488b72d]
:[カザハナ]|やったーっ!!!▼~
戦術の講習の追試、見事に合格!!▼~
:[セツナ]|私も、合格…▼~
:[カザハナ]|やったね、セツナ!~
二人で勉強したもんね!▼~
がんばった甲斐があったね!▼~
:[セツナ]|うん…~
あの闘い以来…▼~
集団戦の連携の取り方が、~
何となくわかってきた…▼~
:[カザハナ]|そうだね。~
まさに雨降って地固まるってやつだよね。▼~
協力して闘うことの重要性が~
よくよく実感できたよ。▼~
:[セツナ]|そうね…▼~
あ…でもあの時…~
こういう闘い方でもありだったと思う…▼~
私が木陰に向かって~
一斉に矢を放って…▼~
散り散りに逃げだした敵を、~
カザハナが仕留めるの…▼~
:[カザハナ]|うんうん! それもありだね。~
あとは…こういうのはどう?▼~
同時に二人で逃げ出して、~
追ってきた敵兵を一体ずつ仕留めるの。▼~
これは安全な作戦の一つだと思うわ。▼~
:[セツナ]|それもいい…▼~
戦術を学べた今だからこそ…~
思いつく作戦は沢山ある…▼~
:[カザハナ]|そうね!▼~
これからも二人で協力し合って、~
みんなと連携する方法、身に付けていこ!▼~
:[セツナ]|うん…!▼~
**ツクヨミ [#la27230a]
***支援C [#o1ae0b5c]
:[ツクヨミ]|うーむ…▼~
:[カザハナ]|あっ、ツクヨミ。~
変な顔してどうしたの?▼~
:[ツクヨミ]|変な顔とはどういうことだ!~
私は真剣に悩んでおるのだ!▼~
:[カザハナ]|ああ、ごめんね。~
だって眉毛すんごいひん曲がってたんだもん。▼~
…で、何をそんなに悩んでるの?▼~
:[ツクヨミ]|風の部族の者たちが、物資供給と称して~
私に色々と物を送ってくるのだ。▼~
:[カザハナ]|へー、いいじゃない!▼~
:[ツクヨミ]|…全然良くない。▼~
心配性の女官たちが、要らぬものまで~
たくさん送りつけてくるのだ…▼~
:[カザハナ]|要らないもの?▼~
:[ツクヨミ]|ああ…これだ。▼~
:[カザハナ]|わぁ~!~
大きな箱にいっぱいの荷物!!▼~
巾着に、人形に、装飾品に…~
可愛いものがいっぱい詰まってるね!▼~
:[ツクヨミ]|そうなのだ…▼~
あやつらめ、私を親戚の子供か何かと~
勘違いしておるのではないか?▼~
送り返してやろうか…?▼~
:[カザハナ]|ええっ!?~
そんな、もったいないよ!▼~
要らないなら、あたしにちょうだい!▼~
:[ツクヨミ]|そ、そんなに身を乗り出すほど~
欲しいのか?▼~
:[カザハナ]|うん! あたし、花柄のものを~
集めるのが好きなの。▼~
この巾着みんな花柄だし、~
とっても可愛いよー!▼~
:[ツクヨミ]|ふむ…それほどまでに欲しいのなら~
ここにあるもの全て、持って行っても良いぞ?▼~
:[カザハナ]|え!? 本当!?~
太っ腹だね、ツクヨミ!▼~
それなら、ありがたくいただいちゃうね!▼~
:[ツクヨミ]|あ、ああ…▼~
:[カザハナ]|ああ…これも、それも、みんな可愛い!~
何を入れよっかな~!▼~
:[ツクヨミ]|カザハナ、そんなに嬉しかったのか…?▼~
***支援B [#h9b0875c]
:[カザハナ]|あ、ツクヨミ!~
この間はありがとね!▼~
あの巾着とっても大切に使ってるよ。~
可愛いし、使い勝手もいいし!▼~
:[ツクヨミ]|そこまで喜んでくれたのなら、~
渡した甲斐もあったが。▼~
:[カザハナ]|うふふっ、部族の女官さんたちと~
お話したくなっちゃったよ。▼~
すっごく好みが合いそうなんだもん!▼~
:[ツクヨミ]|美的感覚が合うということか?~
それにしてもべた褒めだな…▼~
:[カザハナ]|うん!~
あの花柄の使い方は尊敬しちゃうよ!▼~
:[ツクヨミ]|花柄など女なら誰でも好む柄であろう?~
私には…良さがわからぬが。▼~
:[カザハナ]|え…!?~
ツクヨミは花柄好きじゃなかったの?▼~
:[ツクヨミ]|な、何だその反応は?▼~
:[カザハナ]|あ、えっとね、この間ツクヨミから~
可愛い巾着をもらったよーって、▼~
軍の女の子たちに話をして、~
欲しがった子には少し分けてあげたの。▼~
:[ツクヨミ]|ほう。▼~
:[カザハナ]|それで…その時、ツクヨミの所に行けば~
花柄のものがたくさんあるよって言ったから、▼~
もしかしたら、ツクヨミが花柄好きって~
勘違いしてる子もいるかもなぁ…って。▼~
:[ツクヨミ]|な、なんだと!?▼~
:[カザハナ]|ま、まあ…みんなには後で~
ちゃんと話しておくから!▼~
:[ツクヨミ]|もう遅いわ!▼~
わ、私がそんな可愛らしい趣味をしておる~
わけないだろう!?▼~
:[カザハナ]|そんなに目くじら立てなくてもいいじゃない!~
仮にも故郷の人たちが送ってくれた物なんだし!▼~
:[ツクヨミ]|くっ…! ただでさえ皆に子供だと~
からかわれることが多いのに…▼~
そこに花柄好きなどと言われた日には…▼~
ああ…! 想像しただけで鳥肌が!~
うう…それだけは…それだけは嫌だ!▼~
嫌だぁあああ~~!!!▼~
:[カザハナ]|ツ、ツクヨミ?~
いったん落ち着こう? ね? ね?▼~
***支援A [#y950b62f]
:[カザハナ]|ねえ、ツクヨミ。~
この間のことなんだけど…▼~
:[ツクヨミ]|なんだ。▼~
:[カザハナ]|…まだ怒ってる?▼~
あの後ツクヨミが花柄好きな訳じゃないって、~
ちゃんとみんなに話したよ?▼~
:[ツクヨミ]|ふーん。~
で、どうだった。▼~
:[カザハナ]|や、やっぱり怒ってるね…▼~
そもそも勘違いしてる子もいなかったし、~
別にもういいじゃない。▼~
まあ…確かにあたしも少し軽率だったかも~
しれないけど。その点は反省してるよ。▼~
:[ツクヨミ]|ふん。まぁ…誤解されていなかったのなら、~
この件に関しては不問としよう。▼~
:[カザハナ]|ありがと、ツクヨミ!▼~
:[ツクヨミ]|それに、お前がいなければ~
また巾着が路頭に迷うからな。▼~
:[カザハナ]|えっ?▼~
:[ツクヨミ]|実は…また送られてきたのだ。▼~
:[カザハナ]|またって、巾着が?▼~
:[ツクヨミ]|ああ。どうやら部族の者たちで作ることが~
流行っているらしい…迷惑な話だ。▼~
見てくれ、これだ…▼~
:[カザハナ]|わああっ! とっても素敵だね!▼~
:[ツクヨミ]|私にはまったくわからぬがな。▼~
:[カザハナ]|そうだ、ツクヨミ!~
今回の巾着の中に桜柄はあったかな?▼~
:[ツクヨミ]|桜柄? 無いようだがまた送られてくれば、~
そのうちそんな柄の物も来るかもしれんな。▼~
:[カザハナ]|もし桜柄があったら、~
それは絶対あたしのだからね! 約束よ!▼~
:[ツクヨミ]|念を押さずとも全部くれてやるぞ?~
だが…何故それほど桜柄にこだわるのだ?▼~
:[カザハナ]|それはもちろん、サクラ様の名前と~
同じだからに決まってるでしょ?▼~
前にもらったものの中にも無かったし…~
いつか見つけたらサクラにあげるんだ!▼~
:[ツクヨミ]|な、なるほど…臣下の忠誠心か?▼~
:[カザハナ]|そうかもね。▼~
あっ…一応、椿柄も~
探しておこうかな?▼~
うーん…でもツバキは男だし、~
さすがに花柄をあげるのは微妙かあ。▼~
椿柄はいいや。~
桜柄だけ、お願いね!▼~
:[ツクヨミ]|ああ、わかった。カザハナの頼み、~
覚えておくとしよう。▼~
:[カザハナ]|ありがとうー!▼~
***支援S [#j348b649]
:[カザハナ]|ふふっ、うふふふ…▼~
:[ツクヨミ]|おい、カザハナ。~
気持ち悪い笑いは止めよ。▼~
:[カザハナ]|気持ち悪いだなんてひどい!▼~
:[ツクヨミ]|だが先日、桜柄の巾着を渡してから、~
ずっとその調子ではないか。▼~
:[カザハナ]|だって桜柄の巾着が二つ入ってたから、~
あたしとサクラでお揃いで持てたんだよ?▼~
うふふ…サクラとお揃い…~
嬉しいな…▼~
:[ツクヨミ]|おい。にやけた顔が気持ち悪いぞ…▼~
:[カザハナ]|だから、女の子に向かって~
気持ち悪いなんて言わないでよ!▼~
もう…くれたのはツクヨミなのに、~
どうしてそんなに機嫌悪いの?▼~
:[ツクヨミ]|…ふん、好きな子が私を無視して~
巾着に夢中なのが面白くないのだ。▼~
:[カザハナ]|えっ?▼~
:[ツクヨミ]|あ!いや…~
今のは…その…!▼~
:[カザハナ]|い、今…好きな子って言った?▼~
それとも、あたしの気のせい…~
だったのかな…?▼~
:[ツクヨミ]|…………▼~
…気のせいではない。▼~
その…~
どうやら私はカザハナのことを、▼~
女性として…~
好きになってしまったようだ。▼~
:[カザハナ]|ツクヨミ…!?▼~
:[ツクヨミ]|普段は勇ましく闘っておる姿ばかり見ていたが、~
最近の少女らしい振る舞いを見ていて…▼~
その…惹かれてしまったのだ。▼~
:[カザハナ]|でも…ツクヨミは…そんなそぶり見せなかったよね...
:[ツクヨミ]|…照れくさくて隠しておった。▼~
それに…お前は私のことを、~
巾着をくれる者としか見ておらぬだろう?▼~
それをわかっているのに、~
想いを伝えるなど…▼~
:[カザハナ]|そんな!~
そんなことないよ!▼~
あたしだってツクヨミのこと…~
大好きだよ!▼~
:[ツクヨミ]|なに?▼~
:[カザハナ]|あたし知ってるの…▼~
ツクヨミがあたしのために部族の人たちに~
桜柄の巾着を頼んでくれたこと…▼~
:[ツクヨミ]|な、何故それを…!▼~
:[カザハナ]|実は、部族の人から直接手紙をもらっちゃたの。▼~
その時にツクヨミの優しさを感じて…▼~
気づいたら、いつも一緒にいたいって~
思うようになってたんだ。▼~
この巾着だって…サクラとお揃いだって~
理由だけで喜んでたわけじゃない。▼~
ツクヨミがくれたものだから…~
嬉しくて喜んでたんだよ。▼~
:[ツクヨミ]|カザハナ…▼~
:[カザハナ]|だから、これからは恋人として~
一緒にいよう?あたしはそうしたい…▼~
:[ツクヨミ]|そうか…では、これからは恋人として~
よろしく頼むぞ。カザハナ。▼~
:[カザハナ]|うん!~
こちらこそよろしくね、ツクヨミ!▼~
**ヒナタ [#w8e5b9e6]
***支援C [#g60f194a]
:[カザハナ]|はぁ…稽古は好きなんだけど、~
髪が乱れるのはどうにかならないかなぁ。▼~
ええと…櫛はどこにしまったっけ。▼~
:[ヒナタ]|お、カザハナ。▼~
:[カザハナ]|あ…ヒナタ。▼~
:[ヒナタ]|今日も稽古に励んでるみたいだな。~
あれ? 休憩中か?▼~
:[カザハナ]|うん。髪を整えよっかなーと思って。▼~
:[ヒナタ]|へえ、なんか女の子らしいじゃねえか。▼~
:[カザハナ]|あたし、稽古中でも~
身だしなみには気を遣いたいの。▼~
:[ヒナタ]|ふーん、まあそういう考えするのは、~
女だけだろうな。▼~
男なんて髪はボサボサのままだしよ。~
そう思うと、女って大変なんだなー。▼~
:[カザハナ]|なによ。あたしが女だからって~
馬鹿にしてるの?▼~
そりゃあ男のヒナタには~
わかんないでしょうけど。▼~
:[ヒナタ]|変につっかかてくんなよ。~
俺はむしろ感心してたんだけど。▼~
:[カザハナ]|そうは聞こえなかったわ。▼~
どうせ髪ごときに気を取られてるあたしより、~
自分のほうが強い、とか思ってるんでしょ。▼~
:[ヒナタ]|おお~ケンカ腰だな?~
それなら一本勝負でもするか?▼~
:[カザハナ]|ふんっ、望むところだわ!▼~
行くよ…準備はいい!?▼~
:[ヒナタ]|ああ、かかってこい!!▼~
***支援B [#b9cfd7cc]
:[ヒナタ]|おい、カザハナ!~
今日はこの間の雪辱を果たしに来たぜ。▼~
:[カザハナ]|うん、いいよ。~
どうせ今日もあたしが勝つけどね!▼~
:[ヒナタ]|くっそー! 言ってくれるじゃねえか。~
前回はギリギリで負けちまったからな…!▼~
よーし…じゃあ今日の試合開始だ!▼~
おりゃあーーっ!!!▼~
:[カザハナ]|やぁっ!!▼~
:[ヒナタ]|ちっ…!!▼~
:[カザハナ]|ふふっ、この間と同じ手じゃ、~
絶対にあたしは倒せないよ!▼~
:[ヒナタ]|へへっ、そんなわけないだろ。~
今日は俺の新技が炸裂するぜ!▼~
そりゃあーーっ!!!!▼~
:[カザハナ]|ええい!▼~
:[ヒナタ]|おわっ!?▼~
…あ、やばい!~
腕甲の紐が…!▼~
:[カザハナ]|ご、ごめん!~
あたしの一撃で…切れちゃった?▼~
:[ヒナタ]|そうみてえだな。▼~
ま、しょうがねえよ。~
あとで繕ってもらうし、大丈夫だって。▼~
:[カザハナ]|ううん、これはあたしのせいだよ。~
この状態で、出撃があったらまずいね…▼~
それ、ちょっと貸して。▼~
:[ヒナタ]|へ? 別に大丈夫だって。▼~
:[カザハナ]|いいから貸して。▼~
:[ヒナタ]|ほらよ…▼~
:[カザハナ]|針と糸はいつも持ち歩いてるの。~
だからすぐに直せるよ。▼~
:[ヒナタ]|へえ…ふぅん…~
確かにあっという間に直りそうだな。▼~
…って、もう直ったのか!?~
ありがとな、カザハナ。▼~
:[カザハナ]|ふふん。~
これくらいできて当然よ。▼~
:[ヒナタ]|でも、今日は中断しちまったし…~
勝負はまた今度だな。▼~
よし、それまで待ってろよカザハナ!~
次こそは俺が一本取ってやるからな!▼~
:[カザハナ]|ヒナタって本当に勝負が好きだね…~
ま、あたしが言えたことじゃないけどさ。▼~
仕方ないから、~
また相手してあげるよ。▼~
***支援A [#kea8c3d6]
:[ヒナタ]|よーし、仕切り直して~
今日こそ一本取ってやるぜ!▼~
:[カザハナ]|あ、ヒナタ。~
腕甲の方は大丈夫なの?▼~
:[ヒナタ]|ああ、おかげですっかり元通りだ!~
お前があっという間に直してくれたしな。▼~
やっぱ、そういうところは女の子だよな。~
俺にはできないから、すげーって思うぜ。▼~
けど、それと勝負は別だからな!▼~
:[カザハナ]|うん、わかってるよ!▼~
でも…そういう風にあたしのこと~
女の子扱いしておきながら、▼~
勝負はしたがるなんて…~
ヒナタって変な奴だよね。▼~
:[ヒナタ]|そうか? どっちも俺の素直な気持ちだし、~
俺の中では通ってるんだけどな。▼~
カザハナのこと、~
女の子だとは思ってるけど…▼~
それ以上に剣士として認めてる。~
だから闘いたい。勝負がしたい。▼~
…ほら、全然問題ないだろ?▼~
:[カザハナ]|まぁ…そうかも。▼~
:[ヒナタ]|だから、カザハナとは~
いつまでも刀を交えていたいって思うぜ。▼~
:[カザハナ]|言われてみれば、ヒナタはいつも~
そう言ってた気がする。▼~
もしかしたら、あたしの方が~
性別にこだわってたのかな…▼~
:[ヒナタ]|なんだ?~
よくわかんねーこと言いやがって。▼~
俺はお前が男でも女でも~
こうやって勝負をしに来るぜ?▼~
:[カザハナ]|ヒナタ…▼~
…そっか。そうだよね。~
ヒナタはそういう奴だよね。▼~
あたし、ヒナタのそういうとこ…~
いいなって思うわ。▼~
:[ヒナタ]|…ん? 何か言ったか?▼~
:[カザハナ]|なんでもなーい!▼~
よし、それじゃあ仕切り直して試合にするよ!▼~
:[ヒナタ]|ああ、今度こそ俺の勝利だ!~
間違いないぜ!▼~
:[カザハナ]|あたしこそ負けないよ!!▼~
***支援S [#b7f69c5b]
:[カザハナ]|ふぅ…▼~
:[ヒナタ]|どうしたんだよ、カザハナ。~
大好きな稽古中にため息なんて…▼~
それとも、俺との一本勝負に飽きたのか?▼~
:[カザハナ]|違うよ。ヒナタとの勝負は~
とっても楽しいって思ってる。▼~
:[ヒナタ]|それならなんで~
ため息なんてつくんだよ?▼~
俺としては、お前には万全の精神状態で~
稽古に付き合って欲しいとこなんだけどよ!▼~
:[カザハナ]|…そのことだよ。▼~
:[ヒナタ]|へっ? どれのことだ?▼~
:[カザハナ]|一緒に稽古をしてるんだから、~
強いって褒めてもらうのは嬉しいの。▼~
でも…前はもう少し、~
女の子扱いしてくれてた気がする。▼~
:[ヒナタ]|はあ? だって女扱いしたらお前、~
嫌がって怒るじゃねぇか?▼~
:[カザハナ]|ううっ…そうだったけど、そのことを~
今では後悔してる…▼~
:[ヒナタ]|なんでだよ?▼~
:[カザハナ]|だって…今あたし、~
ヒナタのことが好きなんだもん!▼~
:[ヒナタ]|ええっ!?~
カ…カザハナ!?▼~
:[カザハナ]|そりゃあ、普通の男があたしのこと~
女だからって甘く見てきたら死刑だけど…▼~
好きな男の子には…やっぱり、~
女の子として意識して欲しいもん。▼~
:[ヒナタ]|そっか…でも、それは…~
俺…気づかなかったな。▼~
もちろんそうなったらいいなあ…~
とは思ってたけど。▼~
:[カザハナ]|え…?~
それ、ほんと…?▼~
:[ヒナタ]|おう! 勇ましくて強いところも、~
可愛いところも全部好きだ!▼~
俺のことが好きなら…恋人になってくれ。▼~
:[カザハナ]|!! うん…!~
あたしもヒナタの恋人になりたい!▼~
それで、一緒に刀の道を極めたい!▼~
:[ヒナタ]|はははっ! そこで刀の話が出てくるのが~
カザハナだよな。さすがは俺の恋人だぜ!▼~
:[カザハナ]|うふふっ、当たり前でしょ!~
だって刀は二人の人生だもん!▼~
いーい? ヒナタ。~
二人で最強の剣客夫婦を目指そうね!▼~
:[ヒナタ]|そいつはいいな!▼~
俺たち二人なら、きっとなれる!~
それまで一緒に頑張ろうぜ!▼~
:[カザハナ]|うんっ!▼~
**タクミ [#ra0b9831]
***支援C [#wba356c2]
:[カザハナ]|せいっ! せいっ!~
やああーっ!!▼~
:[タクミ]|ん…カザハナか。▼~
:[カザハナ]|はぁ…はぁ…~
あっ、タクミ様。▼~
:[タクミ]|刀の稽古か?~
朝から精が出るな。▼~
:[カザハナ]|はい!▼~
:[タクミ]|昔からカザハナは変わらないな。▼~
寒い日でも風邪を引いた時でも、~
欠かさず毎朝、刀の稽古をしている。▼~
:[カザハナ]|はい、朝稽古も心身の鍛錬ですから!▼~
それに…刀と共に朝を迎えることで、~
刀と一つになれるような気がしてます。▼~
:[タクミ]|刀と…一つに…?▼~
:[カザハナ]|はい、刀がただの武器ではないように~
思えると言いますか…▼~
腕や足と同じように、身体の一部に~
なったような…そんな感覚になるんです。▼~
:[タクミ]|ふぅん…僕にはよくわからないな。▼~
:[カザハナ]|あはは。~
変なこと言ってすみません。▼~
あっ、そうだ!~
タクミ様、一緒に稽古しましょうよ!▼~
:[タクミ]|ええっ!?▼~
:[カザハナ]|だって昔はよくあたしの稽古に~
付き合ってくれたじゃないですか。▼~
:[タクミ]|うっ…そ、それは…▼~
:[カザハナ]|でも、いつの間にか全然~
付き合ってくれなくなっちゃいましたね。▼~
ちょっとだけ、寂しいなーなんて…▼~
:[タクミ]|…………▼~
:[カザハナ]|タクミ様?~
なんでそんな嫌そうな顔を…▼~
:[タクミ]|別に。何でもないよ。▼~
…まあ、僕もそんなに暇じゃなくなったからね。~
前と同じようにはいかないってだけの話だよ。▼~
じゃ、僕はもう行くから。▼~
:[カザハナ]|あ。タクミ様!!▼~
…行っちゃった。▼~
稽古に付き合ってくれなくった理由…~
もしかして、何かあったのかな…?▼~
***支援B [#pab245e8]
:[カザハナ]|せえいっ! りゃあっ!!~
たああーっ!!!!▼~
:[タクミ]|…………▼~
:[カザハナ]|わっ…~
ちょ、ちょっとタクミ様!▼~
:[タクミ]|なに?▼~
:[カザハナ]|「なに?」じゃないですよ!~
遠目で見られたら気になるじゃないですか!▼~
:[タクミ]|刀の稽古に集中してたから、~
邪魔するのも悪いと思ったんだよ…▼~
でも、もう行くから。▼~
:[カザハナ]|ま、待ってくださいよ!▼~
あたし、タクミ様に聞きたいことが~
あるんです!▼~
:[タクミ]|聞きたいこと?▼~
:[カザハナ]|タクミ様が、あたしの稽古に~
付き合ってくれなくなった理由です。▼~
この前は隠してましたけど…~
ほんとは何かあるんじゃないですか?▼~
:[タクミ]|そ、それは…▼~
:[カザハナ]|その顔…やっぱりあるんですね。~
どうして隠すんですか?▼~
あたしが何か悪い事したみたいで、~
気になります!▼~
:[タクミ]|よくもそんな台詞を…▼~
というか…覚えてないわけ?~
僕にあれだけのことをしておいて?▼~
:[カザハナ]|え? な…なんですか?▼~
:[タクミ]|もう忘れたのかもしれないけど、~
僕は覚えてるんだ…▼~
昔僕がカザハナと稽古していた時、~
サクラが見に来たことがあってね。▼~
あんたは急に僕に、~
「木刀で手合わせをしよう」と申し出た…▼~
:[カザハナ]|ふむふむ…▼~
:[タクミ]|カザハナはまだサクラの臣下になって~
間もない頃だったから、▼~
きっとサクラに良いところを~
見せたかったんだろうね。▼~
その手合わせの時、カザハナは…▼~
…何の遠慮もなく、~
僕のことをボコボコにした。▼~
:[カザハナ]|えっ。▼~
:[タクミ]|僕は一応、手加減をしていたんだよ。▼~
立派な王城兵とはいえ、年端もいかない~
妹の友達に本気は出せないってね。▼~
そうしたらそれをいいことに、~
あんたは僕の頭に渾身の一撃を食らわせ、▼~
目がくらんだところに続けて何発も…~
あれは痛かったな…▼~
:[カザハナ]|あ…あはは…~
そ、そんなことありましたっけ…▼~
:[タクミ]|はぁ…~
やっぱり忘れてる。▼~
だからそれ以来、~
カザハナが稽古してるところには▼~
絶対に近づくもんかって~
決めてるんだ。▼~
…これでわかった?~
僕が稽古に付き合わなくなった理由。▼~
:[カザハナ]|は、はい…~
たいへん申し訳ありませんでした…▼~
:[タクミ]|別にいいけど。~
お互い、幼かった頃の話だからね。▼~
それじゃ、もう行くから。▼~
:[カザハナ]|た、タクミ様…▼~
う、うーん…~
そんなことが……▼~
***支援A [#l4a28dcb]
:[カザハナ]|タクミ様!▼~
:[タクミ]|…………▼~
:[カザハナ]|タクミ様! タクミ様!~
ねぇー、タクミ様ってば!▼~
:[タクミ]|聞こえてるよ。▼~
:[カザハナ]|じゃあ返事して下さいよ。▼~
:[タクミ]|忙しいから、聞こえないふりしてたんだよ。~
それぐらい察してくれよ。▼~
:[カザハナ]|えへへ、あたしそういうの~
察せない性質なんです。▼~
:[タクミ]|はぁ…そうだったね。▼~
で、なんだよ?▼~
:[カザハナ]|あたし、責任取ります!▼~
:[タクミ]|は?▼~
:[カザハナ]|タクミ様をボコボコにした責任とって、~
あたし、タクミ様のこともお守りします!▼~
:[タクミ]|…え、なんで?▼~
別に責任とか要らないんだけど。~
それに僕はもう気にしてないし…▼~
:[カザハナ]|あたしが気にするんです!~
だって、タクミ様はサクラ様の大切な兄君…▼~
あたしにとっても守るべき方なのに~
昔のこととはいえボコボコにするなんて、▼~
王城兵として許されません!▼~
:[タクミ]|まあそうだけど…▼~
:[カザハナ]|だから、昔の無礼のお詫びとして、~
これからはタクミ様も守らせてほしいんです!▼~
だめ…ですか?▼~
:[タクミ]|…………▼~
カザハナ。▼~
:[カザハナ]|はいっ。▼~
:[タクミ]|今度僕と、手合わせしようか。▼~
:[カザハナ]|ええっ!?~
な、なんでですか?▼~
あんなに嫌だって言ってたのに?~
というかあたし、またタクミ様をボコボコに…▼~
:[タクミ]|…されないよ。▼~
僕は刀の心得もあるからね。~
今度はあんたの事をボコボコにするかも。▼~
:[カザハナ]|ま、まさかタクミ様…~
あの時の仕返しを…▼~
:[タクミ]|そういうわけじゃないよ。▼~
あんたは今、僕のことを守るって言ったけど、~
その必要はないって言いたいだけ。▼~
僕は十分強いし、それに、~
僕を守ってくれる臣下だっている。▼~
だから…カザハナのその力は、~
僕じゃなくて、サクラのために使ってあげなよ。▼~
:[カザハナ]|…!▼~
:[タクミ]|あんたの主君を想う気持ちは、~
僕も認めてる。▼~
あの時だって、カザハナはサクラのために~
ああいう行動をとったんだろ?▼~
その気持ちだけは伝わってきたからさ。~
そりゃもう…痛いほどにね。▼~
:[カザハナ]|すみませんでした…▼~
:[タクミ]|だから、責任取るとかいうのは無し。~
そういうの、苦手なんだよね。▼~
…でも、その気持ちは嬉しかった。~
僕を守るって言ってくれて…▼~
…ありがとう。▼~
:[カザハナ]|! タクミ様…!▼~
:[タクミ]|それじゃ、サクラのこと頼んだからね。▼~
:[カザハナ]|は、はいっ!▼~
…………▼~
タクミ様…~
あたし、タクミ様の笑顔初めて見たかも。▼~
…よ、よおおーし!~
タクミ様のお墨付きも貰ったし、▼~
これからもばっちりサクラを守るぞーっ!~
見ててよね、タクミ様っ。▼~
***支援S [#j811805c]
:[カザハナ]|タクミ様! 今日もばっちし~
サクラ様をお守りしましたよー!▼~
:[タクミ]|…おい、カザハナ。▼~
:[カザハナ]|はい、なんですか?▼~
:[タクミ]|そうやって毎日毎日~
報告に来てくれるけど…▼~
ちゃんと守ってくれてるのはわかるから、~
わざわざ言いに来なくていいよ。▼~
:[カザハナ]|ええー、そんな。~
寂しいこと言わないでくださいよ。▼~
せっかくこうして気軽に~
お話しできるようになったんですから、▼~
その幸せぐらい噛みしめさせてください!▼~
:[タクミ]|気軽にって…~
前はそうじゃなかったとでも言いたいわけ?▼~
:[カザハナ]|はい。前はタクミ様、~
あたしのこと嫌いだったじゃないですか。▼~
:[タクミ]|別に、嫌いじゃなかったけど。▼~
:[カザハナ]|でもすごーく冷たかったです!▼~
あたしを見るなり苦虫をかみつぶしたような~
顔をしてそそくさと行っちゃうので…▼~
:[タクミ]|だって、いつ殴りかかってくるか~
わかったもんじゃないし。▼~
:[カザハナ]|もう! さすがに傷つきます!▼~
:[タクミ]|あーそう。悪かったよ…▼~
でもカザハナ、そういうの察せない性質だって~
言ってたのに、意外と繊細なんだな。▼~
:[カザハナ]|そりゃ好きな人に対しては~
繊細にもなりますよ!!▼~
:[タクミ]|えっ。▼~
:[カザハナ]|えっ?▼~
…あああああっ!!~
あたし今、告白しちゃいました…?▼~
:[タクミ]|まずかったんなら、~
聞かなかったことにするけど。▼~
:[カザハナ]|ひどい!~
無視される方がまずいですよ!▼~
ううう、告白されてる時にまでこの態度…~
タクミ様、意地悪なんですから…▼~
:[タクミ]|ま、好きな子は~
からかいたくなるってやつじゃない?▼~
:[カザハナ]|あーそうですか…▼~
…え!? 今なんて…▼~
:[タクミ]|僕もあんたが好きだって~
言ったんだけど?▼~
:[カザハナ]|えーーーー!?~
な、なんで…▼~
:[タクミ]|さあね。好きになるのに理由がいるのか?~
カザハナだって、特に理由は無いだろ?▼~
:[カザハナ]|そ、そんなことないです!▼~
:[タクミ]|じゃあどうして?▼~
:[カザハナ]|え、えと…タクミ様の~
冷たい態度がなんとなく気になって、▼~
なんとなく追いかけてたら、~
なんとなく好きに…▼~
:[タクミ]|ほら。理由なんかないだろ。▼~
:[カザハナ]|うう…確かに。▼~
でもあたし、タクミ様が好きなんです!~
だからいっぱいお話したいなと思って…▼~
:[タクミ]|わかったよ。~
でも、僕も君が好きなんだし…▼~
これからはずっと一緒にいるんだから、~
報告はしに来なくていいよ。▼~
代わりに、もっとお互いのことを話そう?~
これからのこととかさ。▼~
:[カザハナ]|これからのこと?▼~
:[タクミ]|結婚指輪はどんなのにするかとか。▼~
:[カザハナ]|!!!!!▼~
た、タクミ様…~
あたし、幸せすぎて死にそうです…!▼~
:[タクミ]|別にいいけど、~
死ぬなら僕の後にしてよね。▼~
:[カザハナ]|は、はい!~
これから…よろしくお願いします!▼~
:[タクミ]|はいはい。~
喜んで。▼~
**ニシキ [#n5da1768]
***支援C [#ogt10b3c]
:[カザハナ]|せいっ! やっ!~
とおおーーっ!!!▼~
:[ニシキ]|やあ、カザハナ。稽古かい?▼~
:[カザハナ]|あ、ニシキ!~
うん、そうだよ!▼~
:[ニシキ]|カザハナは毎日稽古をしているね…~
それって楽しいの?▼~
:[カザハナ]|んー。稽古っていうのは、~
楽しい楽しくないの問題じゃないよ。▼~
必要だと思うし、使命だからね。▼~
:[ニシキ]|ふーん…▼~
:[カザハナ]|あっ、そうだ! ニシキも稽古しようよ。~
最近なまってるんじゃないの?▼~
:[ニシキ]|いやいや、ボクは遠慮しておくよ。~
だって大変そうだもの。▼~
:[カザハナ]|もう、そんなのんきなこと言ってたら、~
敵にやられちゃうよ?▼~
:[ニシキ]|でもずっと稽古してたら疲れるだろう?▼~
その上戦場でも闘ったら、疲れが出て~
闘いに集中できないじゃないか。▼~
:[カザハナ]|う、うーん…~
理屈はわかるけど、それは志の問題だよ!▼~
:[ニシキ]|根性というやつかい?▼~
大丈夫だよ。~
ボク、戦場ではちゃんと頑張るから。▼~
休める時は休まないと、~
身体がもたないよ。▼~
カザハナも今から、~
ボクとお昼寝なんかどうだい?▼~
:[カザハナ]|…いいえ、遠慮しておくわ。▼~
あたしまだ稽古するから、~
お昼寝したいならもう行ってくれるかな?▼~
…ていっ! やあぁーーーっ!!▼~
:[ニシキ]|カザハナはホントに~
がんばり屋さんだなぁ。▼~
***支援B [#saa3f4ae]
:[ニシキ]|いたたた……▼~
:[カザハナ]|ニシキ!~
その腕…怪我したの!?▼~
まさか、さっきの戦闘で?▼~
:[ニシキ]|うん…ちょっと油断してしまってね…▼~
:[カザハナ]|もう!~
だから言ったじゃない!?▼~
普段稽古をしないと身体がなまって、~
いざという時に身体が動かないんだよ!▼~
ニシキの実力があれば負けない敵でも、~
こうしてやられちゃうんだから!▼~
:[ニシキ]|ううっ…ごめんよ。▼~
:[カザハナ]|…少しなら、薬の手持ちがあるわ。~
ほら、腕を見せて。▼~
:[ニシキ]|え…?~
手当してくれるのかい?▼~
:[カザハナ]|当たり前じゃない。▼~
その傷は自業自得だって思うけど…~
ニシキは大事な仲間だもん。▼~
:[ニシキ]|カザハナ…▼~
:[カザハナ]|…………▼~
これでよし。▼~
…傷は浅いみたいだし、~
これならすぐに治るんじゃないかな?▼~
:[ニシキ]|わあ、ありがとう!▼~
…あと、カザハナ。~
申し訳ないついでに…▼~
…この子も見てくれないかな?▼~
:[カザハナ]|これは…小鳥?~
羽を怪我してるの?▼~
:[ニシキ]|うん、そうなんだ。~
さっきの戦闘に巻き込まれそうになってさ。▼~
こんなに小さな子が怪我しているのを見て…~
かわいそうになってしまってね。▼~
:[カザハナ]|もしかして…ニシキ、~
この小鳥を庇って怪我したの?▼~
:[ニシキ]|えへへ…大正解だよ。▼~
:[カザハナ]|ニシキは馬鹿だね。▼~
:[ニシキ]|ええっ!?~
ひどいよカザハナ!▼~
:[カザハナ]|ごめんごめん。~
あたしも別に賢い方じゃないけどさ。▼~
小鳥を庇って…~
それでニシキが代わりに死んだら、▼~
あなたどうするつもりだったの?▼~
:[ニシキ]|どうするって…~
死んだらなんにもできないよ。▼~
:[カザハナ]|もう。~
そういうことを言いたいわけじゃないよ。▼~
…まあいいわ。~
それじゃ、この小鳥さんも手当するね。▼~
:[ニシキ]|ありがとう!~
この恩はいつか返すよ!▼~
***支援A [#iqwe97e6]
:[カザハナ]|あっ、ニシキ! いた!!▼~
:[ニシキ]|やぁ、カザハナ。どうしたんだい?▼~
:[カザハナ]|怪我の具合はどうかなって思って。▼~
:[ニシキ]|ああ、その件はありがとう!~
おかげ様ですっかり治ったよ。▼~
:[カザハナ]|そう…良かった。▼~
それで、小鳥さんの方はどうなの?▼~
:[ニシキ]|うん、大丈夫だよ。~
さっき無事に飛び立っていった。▼~
:[カザハナ]|そっか。もうお別れしてきたんだね。~
ちょっとさみしいけど…良かったよ。▼~
あの…ニシキ…▼~
:[ニシキ]|どうしたんだい?▼~
:[カザハナ]|この怪我の手当てしてた時、~
馬鹿なんて言ってごめんね。▼~
ニシキがあの子のためにがんばったのは、~
わかってたのに…あたし…▼~
:[ニシキ]|そんなの気にしないでおくれよ、カザハナ。▼~
ボクが稽古を怠って昼寝してたのは、~
本当のことだし。▼~
ボクも悪かったよ。~
すまなかったね。▼~
:[カザハナ]|ニシキ…▼~
…ニシキは優しいんだね。~
あたし、あなたのこと見直しちゃったよ。▼~
:[ニシキ]|見直したって…~
じゃあ今まではどう思っていたんだい?▼~
:[カザハナ]|んー…~
のんきで体のなまってる狐さん、かな。▼~
:[ニシキ]|わあ、ひどい!~
ボクだってちゃんと闘っているよ!▼~
:[カザハナ]|わかってるわ。▼~
普段は気の抜けたところもあるけど、~
やる時はやる狐だもんね。ニシキは。▼~
:[ニシキ]|うん、その通り!▼~
でも、ボクもカザハナが言うように、~
少しは稽古をしてみようと思ったよ。▼~
:[カザハナ]|わっ、そうなんだ!~
それならいつでも付き合うよ!▼~
何なら今からやる?▼~
:[ニシキ]|ほんと?~
じゃあぜひお願いするよ。▼~
その技をボクに教えておくれ、~
カザハナ先生!▼~
:[カザハナ]|ふふっ。よろしい。~
ビシビシ行くから覚悟しなさいよー?▼~
***支援S [#jfr7855c]
:[ニシキ]|はぁ…はぁ…▼~
やったあ!~
カザハナから一本取ったよ!▼~
:[カザハナ]|あたしの負けだね…~
すごいよ、ニシキ。▼~
ちょっとの訓練でここまで力をつけるなんて。~
やっぱり元の身体能力が高いのかな。▼~
:[ニシキ]|ふふん…~
すごいかい? 見直したかい?▼~
:[カザハナ]|うん、すごいし見直した。▼~
でも、一回勝っただけで~
得意げになっちゃ駄目よ?▼~
この前まではあたしにボコボコに~
されてたんだから。▼~
:[ニシキ]|そ、そうだったね…▼~
それに比べたら今日のボクはかっこいい!~
そして男らしいよね!▼~
:[カザハナ]|ま、まあね…▼~
:[ニシキ]|よーし!~
じゃあ今日なら言えそうだ!▼~
カザハナ。今からボクが、~
もっと男らしい所を見せてあげよう!▼~
:[カザハナ]|え? どういうこと?▼~
:[ニシキ]|カザハナ…ボクは、ボクのことをきちんと~
叱ってくれるキミが好きなんだ。▼~
:[カザハナ]|へっ!?▼~
:[ニシキ]|こんなに親身になって、稽古にまで~
付き合ってくれるカザハナが大好きだ!▼~
ボクにはキミみたいな人が必要なんだよ。▼~
:[カザハナ]|な、なななにそれ…!~
急に変なこと言わないでよ!▼~
:[ニシキ]|変なこととは失礼だね。▼~
可愛くて、しっかり者で~
ボクのことを支えてくれる…▼~
こんな素敵なヒト、今までにいなかったよ!~
だから…ボクの恋人になって欲しいんだ!▼~
:[カザハナ]|…ニシキ。▼~
:[ニシキ]|確かにボクはのんきだし…▼~
真っ直ぐなカザハナとは、~
正反対かもしれない。▼~
でもボクのことを、~
息抜きできる存在だと思ってもらえれば…▼~
二人は良い関係になれるんじゃないのかな?▼~
:[カザハナ]|…………▼~
まあ、そうかもね。▼~
あなたはあたしと違うからこそ、~
無いものが見えてくるのかも。▼~
:[ニシキ]|えへへ…それで?~
答えはどうだい?▼~
:[カザハナ]|…うん、わかった。ニシキ。~
あたしもあなたのことが好き!▼~
:[ニシキ]|それなら…これからは恋人だね。~
よろしく、カザハナ!▼~
:[カザハナ]|ふふっ、そうだね。~
よろしく、ニシキ!▼~
**リョウマ [#e4248f9a]
***支援C [#b2913147]
:[カザハナ]|やあっ! とおっ!▼~
:[リョウマ]|ん? あそこにいるのは…▼~
カザハナ。~
稽古に精が出ているようだな。▼~
:[カザハナ]|わっ!!~
りょ、リョウマ様!?▼~
:[リョウマ]|それほど驚かれるとは思わなかったな。~
急に話しかけてすまない。▼~
:[カザハナ]|い、いいいいいえ! いいんです!~
気になさらないでください。▼~
:[リョウマ]|…様子が少しおかしいぞ。~
どうしたんだ?▼~
:[カザハナ]|そ、そんなことありません!▼~
ええと…稽古に集中していたので、~
突然声をかけられてビックリして…▼~
:[リョウマ]|そうか。~
それならいいが…▼~
:[カザハナ]|リョウマ様こそ、どうされたんですか?~
こんな陣営の外れまでいらして…▼~
:[リョウマ]|俺は陣営の見回りもかねて、~
皆の様子を見て回っていたんだ。▼~
:[カザハナ]|…さすがはリョウマ様ですね。▼~
:[リョウマ]|時間のある時は、仲間たちの様子も~
気にかけておかねばな。▼~
カザハナが毎日稽古に励んでいるのも~
知っているぞ。▼~
:[カザハナ]|ええっ!?~
そうなんですか!?▼~
:[リョウマ]|ああ。あまりにも真剣にやっているから、~
今日は思わず声をかけてしまった。▼~
いつもサクラのために精進してくれていると~
聞いている。兄である俺も感謝している。▼~
:[カザハナ]|そんな。自分で決めたことですから、~
リョウマ様にお礼を言われるほどでは…▼~
:[リョウマ]|いや謙遜するな。~
お前は本当によくやってくれている。▼~
:[カザハナ]|そ、そんなに言われると…~
照れちゃいますね…▼~
:[リョウマ]|そうか?▼~
:[カザハナ]|はい。え、ええと…▼~
あっそうだ! あたし備蓄整理を~
頼まれていたんでした!▼~
すみません、リョウマ様! 失礼しますね!▼~
:[リョウマ]|カザハナ…?▼~
***支援B [#q00e72cc]
:[カザハナ]|リョウマ様…~
あの、少しよろしいですか?▼~
:[リョウマ]|ああ、カザハナか。どうしたんだ?▼~
:[カザハナ]|その…先日の非礼をお詫びしようと思って、~
来たんです。▼~
:[リョウマ]|非礼?▼~
:[カザハナ]|せっかく声をかけてくださったのに、~
あたし…逃げるように去ってしまって…▼~
:[リョウマ]|なんだ、そのことか。~
俺は気にしていない、大丈夫だぞ。▼~
いや…そういうことではないのか?~
何か問題でもあるのか?▼~
:[カザハナ]|いえっ! も、問題なんて…!~
むしろ反対です!▼~
:[リョウマ]|反対?▼~
:[カザハナ]|はい。リョウマ様は…~
あたしの憧れなんです。▼~
:[リョウマ]|憧れ…?▼~
:[カザハナ]|あたしの主はサクラ様です。~
お慕いする気持ちは変わりません。▼~
でも…闘いにおける強さにおいては、~
一番尊敬しているのはリョウマ様なんです。▼~
そんなリョウマ様に声をかけていただいて~
しかも褒められたので、▼~
恥ずかしくなって…~
思わず逃げちゃったんです。▼~
:[リョウマ]|そうか、そういうことだったんだな。▼~
だが別に俺は、そこまで担がれるような~
尊大な存在ではないぞ。▼~
:[カザハナ]|い、いえいえ! サクラ様からいつも~
リョウマ様のお話を聞くんですよ!▼~
「リョウマ兄様は全てに優れた~
素晴らしい兄様なんです」って。▼~
:[リョウマ]|それは少し照れてしまうな…~
だが…嬉しいとも思う。▼~
:[カザハナ]|ふふっ、あたしにもこんな兄様がいたら~
いいなあって思わず言っちゃいそうです。▼~
:[リョウマ]|そうか。別に俺は構わないぞ?▼~
:[カザハナ]|えっ?▼~
:[リョウマ]|頼られているなら俺はその期待に応えたい。▼~
むろん闘いだけではなく、~
何か気にかかることがあれば相談に乗ろう。▼~
兄のような立場として、な。▼~
:[カザハナ]|そ、そんな! リョウマ様に~
ご迷惑をおかけするわけには…▼~
:[リョウマ]|だから迷惑ではないと言っているぞ?▼~
:[カザハナ]|そ、そうですか…?▼~
:[リョウマ]|ああ、なら決まりだな。これからは俺のことを~
兄のように頼ってほしい。▼~
:[カザハナ]|は、はい…ありがとうございます!▼~
***支援A [#va223a93]
:[リョウマ]|カザハナ、今日も稽古に行くのか?~
:[カザハナ]|あ、リョウマ様!~
はい、そうです!▼~
:[リョウマ]|そうか…だがあまり無理をするなよ。~
サクラも心配するだろうからな。▼~
:[カザハナ]|えっ、サクラ様が?▼~
:[リョウマ]|ああ。サクラにとってカザハナは、~
臣下であると同時に大切な友達だろう。▼~
その友達が自分のために頑張りすぎる姿は、~
見ている本人も辛くなるやもしれんからな。▼~
:[カザハナ]|…そうですね。あたしもサクラが~
無理している時は…見ていて辛いです。▼~
お互い、気をつけなくてはいけませんね!▼~
:[リョウマ]|そうだな…そうならないようにするためにも、~
日頃からよく話しておくといいかもしれない。▼~
とは言っても、お前たちには~
余計な心配かもしれないが…▼~
:[カザハナ]|リョウマ様…?▼~
:[リョウマ]|先日お前がサクラと楽しそうに~
話しているところを偶然見かけたんだ。▼~
女の子同士…とても微笑ましかった。▼~
:[カザハナ]|見かけたのなら~
声をかけてくだされば良かったのに…!▼~
:[リョウマ]|いや、男の俺が入ってはいけないような~
気がしたんだ。▼~
やはり、女性同士でないと~
わからないこともあるだろうからな。▼~
:[カザハナ]|リョウマ様…▼~
:[リョウマ]|戦場だけではなく…普段から~
サクラを支えてくれてありがとう。▼~
これからもあの子の傍にいてくれると、~
俺としても心強いと思う。▼~
:[カザハナ]|は、はい…リョウマ様。▼~
このカザハナ、サクラ様に生涯お仕えすることを~
リョウマ様にも誓います。▼~
:[リョウマ]|ははっ、それは頼もしいな。~
これからも頼む。▼~
:[カザハナ]|はい!任せてください!▼~
***支援S [#bc7f1fd5]
:[リョウマ]|カザハナ。稽古中にすまない。~
話をしても構わないだろうか?▼~
:[カザハナ]|リョウマ様!~
はい、なんでしょうか?▼~
:[リョウマ]|先日の話…カザハナにはサクラを守って~
欲しいといった話だが…▼~
あの話には少し続きがある。▼~
:[カザハナ]|えっ…続き?▼~
:[リョウマ]|ああ。カザハナにサクラを守ってくれと~
頼んだが…俺はカザハナを守りたいと思う。▼~
:[カザハナ]|ええっ!?▼~
:[リョウマ]|カザハナにはサクラを守ってもらっている。~
ならば、俺はそのカザハナを守っていこう。▼~
…そう思っているんだ。▼~
:[カザハナ]|リョウマ様…▼~
:[リョウマ]|それは単に兄が妹を守るといった~
気持ちだけじゃない。▼~
一人の男として…~
カザハナの傍にいたいという意味だ。▼~
:[カザハナ]|…それはっ!!▼~
:[リョウマ]|仲間としてではない…大切な一人の女性として~
カザハナが守りたい対象なのだ。▼~
俺の気持ちに応えてくれないだろうか?▼~
:[カザハナ]|リョウマ様…▼~
その…あたしこれまでリョウマ様のことを、~
すごく尊敬していました。憧れでした。▼~
でも親身になって相談に乗ってくれた~
リョウマ様と接しているうちに…▼~
その憧れは…好きという~
気持ちに変わっていきました。▼~
:[リョウマ]|カザハナ…▼~
:[カザハナ]|でもリョウマ様はサクラ様のお兄様…~
しかも王族の方ですから、▼~
この気持ちはずっと心に秘めておこうとも~
思っていました。▼~
だけどもう…~
この気持ちを抑えなくてもいいんですね。▼~
:[リョウマ]|ああ。~
俺の恋人になってくれ、カザハナ。▼~
:[カザハナ]|…はい!~
喜んでお受けします!▼~
:[リョウマ]|そうか、良かった。~
これからは、共に支え合い闘っていこう。▼~
:[カザハナ]|もちろんです! でもあたしは~
守られるだけじゃありませんからね!▼~
リョウマ様の隣で一緒に闘わせてください!▼~
:[リョウマ]|ああ!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#k273d133]
- カザハナ(~_~;) -- &new{2018-10-27 (土) 10:26:58};
- カザハナ(~_~;) -- &new{2018-10-27 (土) 10:32:10};
#comment
終了行:
*カザハナの支援会話 [#je6041ab]
#contents
**マイユニット(男性) [#xb68f40d]
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**フェリシア [#g4d7a588]
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**ジョーカー [#m013fec8]
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**スズカゼ [#ada4fdf4]
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**サイラス [#v967c337]
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**サクラ [#kc98f701]
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**ツバキ [#h6b4a716]
***支援C [#n1b3a245]
:[カザハナ]|ねえツバキ。 ツバキはまだ、~
自分は完璧だーとか言ってるの?▼~
:[ツバキ]|言ってる意味がわからないなー。~
完璧なものを完璧って言って何が悪いのさー?▼~
:[カザハナ]|でもツバキは別に完璧でも~
完全無欠でもないでしょ?▼~
:[ツバキ]|えっ?▼~
:[カザハナ]|だってあたしとツバキが初めて会った時…~
ツバキはあたしとサクラ様の目の前で、▼~
かっこ悪く落馬してたよね。~
頭から。▼~
:[ツバキ]|ぐっ…!!~
それ、そろそろ忘れてくれないー?▼~
:[カザハナ]|いやよ。~
あたしは一生忘れない。▼~
なんだったら、あの逸話をみんなに話して~
仲間たちの爆笑をかっさらってもいいわ。▼~
:[ツバキ]|カザハナ…な、何だよ突然。~
どうしてそんな風に突っかかってくるのさー。▼~
:[カザハナ]|だってあたし、毎日毎日…~
ツバキの本性を知らない人たちから、▼~
「カザハナって、あの眉目秀麗なツバキさんと~
相棒なんでしょ? 羨ましい〜」とか、▼~
「あの非の打ちどころのないツバキさんの~
傍にいられるなんていいな〜」▼~
とか言われてるんだよ?▼~
:[ツバキ]|わーい。~
褒めてくれてありがとー。▼~
:[カザハナ]|褒めてない!▼~
言われてるあたしのほうからすれば、~
毎日みんなを騙してるみたいな気分だよ!▼~
あんな…頭から落馬するような奴が~
完璧なわけないじゃん!▼~
:[ツバキ]|むっ…!!▼~
:[カザハナ]|ふっふーん、 悔しかったら~
言い返してごらんなさいよ〜!▼~
サクラだってほんとはそう思ってるに~
違いないんだから〜!▼~
:[ツバキ]|カザハナ…~
またサクラ様を呼び捨てにしたね…!▼~
:[カザハナ]|あははは、~
そんなことしか言い返せないなんて、▼~
自分に対して言われたことは~
もう認めちゃってるようなものだわ!▼~
:[ツバキ]|お…俺だって、 他人をそんな風に~
貶めようとするカザハナなんて、▼~
サクラ様の臣下に相応しくないと思うけどー!▼~
:[カザハナ]|な、 なんですってー!!▼~
こうなったら勝負よ!!▼~
どっちがサクラのいちばんの臣下に相応しいか~
決闘して決めるのよ!▼~
:[ツバキ]|望むところだよ!~
完璧な俺には絶対勝てないだろうからねー!▼~
:[カザハナ]|くーっ!~
目にもの見せてやるんだから!▼~
***支援B [#u4c6330f]
:[カザハナ]|来たわね、ツバキ。▼~
まず最初は剣術勝負よ!~
いいわね?▼~
:[ツバキ]|もちろん。~
二回戦目は乗馬の勝負だよねー?▼~
:[カザハナ]|そうだよ。お互いに得意な分野で勝負して、~
決着がつかなければつくまでこれを繰り返す…▼~
そういう決まりで行くからね。▼~
:[ツバキ]|了解ー!▼~
:[カザハナ]|それじゃあ、いざ尋常に…勝負!!▼~
せえええーーーいっ!!!▼~
:[ツバキ]|くっ…!~
さ、さすがはカザハナだねー!▼~
刀の扱いにおいては…~
やっぱり俺よりも上だね…!▼~
:[カザハナ]|当たり前よ!~
いくらツバキが天才と持てはやされてても、▼~
剣術だけは絶対に負けるわけには~
いかないから!!▼~
ええいっ! せいっ!~
おりゃああーーっ!!▼~
:[ツバキ]|くっ、このままじゃ防戦一方だよ…!!▼~
なーんて。▼~
:[カザハナ]|えっ!?▼~
:[ツバキ]|隙ありー!!▼~
:[カザハナ]|い、 痛いーーー!!▼~
そ、そんな…!~
あたしがツバキに一本取られるなんて…!!▼~
信じられない…▼~
:[ツバキ]|えっへへー。~
確かに剣術の熟練度や立ち回り、▼~
そして刀への愛着で言えば、~
君のほうが俺よりも全然上だろうねー。▼~
:[カザハナ]|じゃあ…なんで?▼~
:[ツバキ]|俺は打倒カザハナを目指して、~
君の剣術の様子をずっと観察してたんだよー。▼~
そしてカザハナの剣術に対しての、~
傾向と対策を練っていたのさー!▼~
:[カザハナ]|ええーっ!▼~
:[ツバキ]|こんな日がいつか来るんじゃないかと~
予想してねー。▼~
君は連続で五回打ち込んだ後に、~
ほぼ必ず左からの袈裟懸けを行うんだよ。▼~
斬り込みの速度には癖が出るから、~
そこを隙だと踏んで反撃したのさー!▼~
:[カザハナ]|何よそれ!~
ず、ずるいよーー!!▼~
:[ツバキ]|ずるくなんてないよー。~
これはまさに頭脳の勝利…▼~
そう、俺が完璧だという~
何よりの証拠に他ならない!▼~
戦争する前には、戦略を練るだろう?~
今回のはそれと一緒だからねー。▼~
:[カザハナ]|…!!~
むぐぐ…た、 確かに。~
ううっ…悔しいけど、~
これは一本取られたかなぁ…▼~
:[ツバキ]|はははー。~
これでまずは、 俺の一勝だね〜!▼~
***支援A [#if9e94e6]
:[ツバキ]|さて、今日は乗馬で勝負だねー。▼~
:[カザハナ]|うん、そうだね…▼~
:[ツバキ]|あれ? どうしたの、カザハナ?~
なんか元気ないみたいだねー?▼~
もしかして勝負する前から、~
もう諦めちゃってるのー?▼~
:[カザハナ]|…そんなことないわ。▼~
:[ツバキ]|まぁ乗馬に関して言えば、~
俺のほうが君よりもずっと得意だからね。▼~
君が自信なくなっちゃうのは、~
仕方ないかもー。▼~
:[カザハナ]|…………▼~
:[ツバキ]|それじゃあ始めるよ?▼~
あの丘のてっぺんにある木の下に、~
先に辿り着いたほうが勝ちだよー。▼~
:[カザハナ]|わかった。▼~
:[ツバキ]|じゃあ…▼~
位置について…用意…!~
はじめー!!▼~
:[カザハナ]|はっ!!▼~
:[ツバキ]|はあっ!!▼~
:[ツバキ]|はぁ…はぁ…~
そ、そんなー…▼~
俺が馬の扱いで…き、君に負けるなんて…▼~
:[カザハナ]|えへへっ! あたしの勝ちー!~
これで勝負も振り出しに戻ったわね!▼~
:[ツバキ]|はぁ…どれだけ加速させても、~
全くカザハナに追いつけなかったよ…▼~
一体どういう作戦を立ててきたのー?▼~
:[カザハナ]|別に作戦なんて何もないよ。▼~
あたしはツバキと違って、~
戦略なんて考えられないからね。▼~
:[ツバキ]|でも、今日のカザハナは~
何かいつもと違ってた気がする。▼~
妙に落ち着き払ってたっていうか…~
もしかしてあれが、勝利の秘訣ー?▼~
:[カザハナ]|あ、うん…それはあるかも。~
あんまり勝敗に頓着しなくなってたの。▼~
:[ツバキ]|ええっ?▼~
:[カザハナ]|よくよく考えればさ、▼~
あたし達は今、どっちがサクラ様の~
いちばんの臣下か決着をつけるために…▼~
つまりはどっちが実力があるかを~
競ってるわけでしょ?▼~
:[ツバキ]|うん、そうだけどー。▼~
:[カザハナ]|でもサクラ様のためにってことを~
改めて考えたら…▼~
大事なのはサクラ様を守れる強さであって、~
二人が競うための強さじゃないって、▼~
そう思うようになったの。▼~
:[ツバキ]|なるほど…~
だからそんなに冷静でいられたんだねー…▼~
:[カザハナ]|うん…▼~
:[ツバキ]|馬は乗り手の精神状態を汲む~
生き物だから…▼~
勝負に勝ちたいって張り切ってた俺よりも、~
冷静になってた君のほうが、▼~
馬と共鳴し合えたのかもしれないねー。▼~
うん、俺の完敗だよ…▼~
:[カザハナ]|ねぇ、ツバキ…どうする?~
このまま勝負を続ける?▼~
:[ツバキ]|ううん。~
もう俺たちに競い合う理由はないよー。▼~
さっきカザハナが言ったみたいに、俺たちは~
サクラ様をお守りすることが一番大事。▼~
だからその目的のために~
切磋琢磨するのは良いことだけど、▼~
どちらが上かなんて決める必要はないよね…▼~
:[カザハナ]|うん。ごめんね、ツバキ。▼~
あたし、あなたに突っかかって…~
嫌な思いさせたよね。▼~
:[ツバキ]|ううん。こっちこそ、ごめんね。~
俺たちはふたりとも、~
サクラ様のいちばんの部下だよ。~
:[カザハナ]|…えへへ。~
ツバキはやっぱり優しいね。▼~
初めて会ったときに落馬してたこと…~
そろそろ忘れちゃいそう。▼~
:[ツバキ]|もうー。~
しっかり覚えてるじゃないかー。▼~
:[カザハナ]|でも、絶対に誰にも言わないわ。▼~
…これからもよろしくね、ツバキ。~
サクラ様をお守りし続けようね。▼~
:[ツバキ]|うん、もちろんだよー。~
これからもよろしく、カザハナ。▼~
***支援S [#j063655c]
:[カザハナ]|あっ、ツバキ。~
どう? 調子は!▼~
:[ツバキ]|あ、ああ…カザハナかー。▼~
:[カザハナ]|元気ないけど…どしたの?▼~
せっかくこの間二人で~
サクラ様を守っていこうねって、▼~
誓い合ったばかりだったのに。▼~
:[ツバキ]|…………▼~
実はさ。~
あの後一人で考えてたんだけど、▼~
あの一件の発端って…▼~
カザハナが、俺の落馬した話を~
蒸し返したところから始まったじゃない?▼~
:[カザハナ]|うん…あのときはごめん。▼~
:[ツバキ]|あ、いやそういう意味じゃなくてー。▼~
あれってさ、結局のところ俺は…~
カザハナにかっこ悪いところを見られたのを、▼~
ずっと悔やんでいたんだなって~
ようやくわかったんだよ…▼~
:[カザハナ]|…あたしに?~
サクラ様じゃなくて?▼~
:[ツバキ]|…うん。~
えっとねー…~
これを言おうかすごく迷ったんだけど…▼~
俺は…~
…君のことが好きなんだ。▼~
相棒としてじゃなく、~
ひとりの女の子としてね。▼~
:[カザハナ]|ツバキ…▼~
:[ツバキ]|こんなこと言ってごめん。▼~
カザハナは俺のこと、~
ただの相棒としてしか見てないのに…▼~
:[カザハナ]|…ううん、そんなことないよ。▼~
:[ツバキ]|えっ…?▼~
:[カザハナ]|あたしも…▼~
あたしもね、~
ツバキのことが、好きになっちゃったんだ…!▼~
だから…その言葉、~
とっても嬉しい!▼~
:[ツバキ]|ええっ!?▼~
そ、そうだったんだー…~
じゃあ俺たち、両想いってこと…?▼~
:[カザハナ]|そ、そうだね…えへへ。▼~
:[ツバキ]|そっか。思い切って告白して良かったよ…~
ありがとうー、カザハナ。▼~
:[カザハナ]|こっちこそ…~
告白してくれて本当に嬉しいよ。▼~
ありがとう。ツバキ。▼~
:[ツバキ]|これからは二人で今まで以上にサクラ様の~
お役に立てるようにがんばろうねー。▼~
:[カザハナ]|うん!▼~
そうだ。あとでサクラにも報告しなくちゃね。~
きっとサクラも喜んでくれるはずだから。▼~
:[ツバキ]|そうだねー!▼~
**サイゾウ [#x1e3e0ec]
***支援C [#r873ec59]
:[カザハナ]|うう…もうダメだ…~
お腹空いた…▼~
調子に乗って剣術の稽古をし過ぎちゃった…~
朝も昼も食べるの忘れちゃったもんなぁ…▼~
そうだ! 誰かに食べ物を恵んでもらおーっと。~
あ、ちょうどいいところに!▼~
サイゾー!!▼~
:[サイゾウ]|…何か用か?▼~
:[カザハナ]|あたし今お腹が空いてるんだ。~
何か食べ物を持ってたら、分けてくれない?▼~
:[サイゾウ]|腹が減ったなら食料班のところに行け。▼~
:[カザハナ]|だってここから結構離れてるでしょ?~
それまで我慢できないんだもん。▼~
:[サイゾウ]|だからと言って、~
何も俺に頼まずともいいだろう。▼~
:[カザハナ]|なんで?▼~
:[サイゾウ]|そういうことを頼むなら、~
もう少し頼みやすい奴に言えということだ。▼~
何も俺のような人間に願い出ることではない。▼~
:[カザハナ]|頼みやすいって…何?▼~
:[サイゾウ]|もっと人の良さそうな奴というか、~
人当たりの良い奴のことだ。▼~
:[カザハナ]|サイゾウ、何わけわかんないこと言ってんの?▼~
仲間の中で頼みやすいとか~
頼みにくいとか優劣あるの?▼~
みんな仲間なんだし、そんなの関係ないわ。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
はあ…もういい。わかった。▼~
俺が持っている食べ物と言えば…~
これぐらいだ。▼~
:[カザハナ]|わっ! ありがとう!~
でも…これ何? お饅頭?▼~
:[サイゾウ]|これは忍びが持つ携帯食だ。~
腹持ちがいいだけで、味は全く保証できん。▼~
:[カザハナ]|いただきま~す。パクッ▼~
モグモグ…あ! これ美味しいね!~
すっごい美味しい!▼~
:[サイゾウ]|そ、そうか…~
それならまぁ…良かったが。▼~
:[カザハナ]|はぁ~美味しかった。ありがとう、サイゾウ。~
ご馳走様でした!▼~
:[サイゾウ]|あ、ああ…▼~
***支援B [#vee4ae26]
:[カザハナ]|あっ、みつけた!~
サイゾー! サイゾー!▼~
:[サイゾウ]|なんだ、カザハナ。デカイ声で~
何度も呼ばなくても聞こえている。▼~
:[カザハナ]|この間の食べ物…~
ええと、忍びの携帯食だっけ?▼~
あれ、もう一つくれないかなー?▼~
:[サイゾウ]|なんだ…あんなのを気に入ったのか?▼~
前も言ったがあれは腹持ちの良さと~
持ち運びの便利さがあるだけで、▼~
美味しさへのこだわりは~
欠片も無いのだがな…▼~
:[カザハナ]|え? そうなの?~
歯ごたえとか風味とかあたし大好きだよ!▼~
だったなんかお餅みたいにモチモチだし、~
お魚の味も少ししたし。▼~
:[サイゾウ]|もち米を使って、後は魚の切り身を~
擦り下ろしたものも混ぜてはあるが…▼~
あまり味わうことを念頭に置いて~
作られた食料ではないのは事実だ。▼~
:[カザハナ]|そうなの?~
美味しいのに…▼~
:[サイゾウ]|そんなことを言った奴は、~
忍びの里の連中含めて、お前が初めてだ。▼~
:[カザハナ]|皆、味覚がおかしいんじゃない?~
今度他の人たちにも食べさせてみようよ。▼~
:[サイゾウ]|止めておいた方がいいと思うが…▼~
:[カザハナ]|そんなことないって!▼~
サイゾウがこんな美味しい食べ物を~
独り占めしてた、って怒られるくらいよ。▼~
だからさー、この前のやつちょうだいー。~
ちょうだいよー。▼~
:[サイゾウ]|わかったわかった…~
ほら、最後の一つだ。▼~
:[カザハナ]|やった! ありがとうー!~
今度お礼するからね、サイゾウ!▼~
:[サイゾウ]|ふぅ…▼~
まったく…あいつといると、~
どうも調子が狂うな…▼~
***支援A [#r9056608]
:[カザハナ]|あー、サイゾウ!~
いたいた、ねえ! サイゾーってば!▼~
:[サイゾウ]|だから大声で呼ばずとも~
聞こえていると何度言えば…▼~
:[カザハナ]|えへへ、ごめんね。▼~
:[サイゾウ]|なんだ、カザハナ。~
またあれが食べたくなったのか?▼~
:[カザハナ]|ううん、今は別にお腹は空いてないの。~
でもこの間言ったでしょ。▼~
何かお礼するねって。~
でも何がいいかわからなくて…▼~
いっそのこと聞いちゃおうかなって思ったのよ。▼~
:[サイゾウ]|いや、別に礼など要らん。▼~
携帯食など戦時に食べなかった、~
ただの余り物だ。▼~
:[カザハナ]|でも、施しを受けてお礼の一つも~
できないなんて、侍の名が廃るわ!▼~
ぜったい何かお礼をさせてもらうよ!▼~
:[サイゾウ]|だから要らぬと言っているだろうが!▼~
むしろそういう風に俺の周囲でキャンキャンと~
騒がれることのほうがよほど迷惑だ!▼~
:[カザハナ]|あーそう!▼~
じゃあサイゾウが何か言ってくれるまで~
あたしずっと騒ぎ続けるわよ!▼~
:[サイゾウ]|…それは困る。▼~
:[カザハナ]|でしょ? 忍びとしては致命的よ。~
さ、あたしにして欲しいことを言って。▼~
:[サイゾウ]|お前は俺に礼がしたいのか~
迷惑をかけたいのかどっちなんだ…▼~
:[カザハナ]|もちろん、お礼がしたいのよ。~
嬉しいでしょ?▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
はぁ…~
…わかった。俺の負けだ。▼~
今度会うときまでには考えておこう。~
今日の所はそれで許せ。▼~
:[カザハナ]|良かった!~
じゃあちゃんと考えておいてね、サイゾウ!▼~
:[カザハナ]|まったく…あいつと一緒にいると~
本当に調子が狂う…▼~
だが…~
まぁ悪い気分ではないな。▼~
***支援S [#k9c09d25]
:[サイゾウ]|カザハナ。▼~
:[カザハナ]|あれー?~
サイゾウ、どうかしたの?▼~
そっちから声かけてくれるなんて、めずらしー。▼~
:[サイゾウ]|お前…なぜ最近、~
あまり俺の所に来ない?▼~
:[カザハナ]|ん? もしかして、寂しかった?▼~
:[サイゾウ]|そんなわけがあるか!▼~
ただ、少し前までは何度も~
携帯食を奪いに来ていたのに、▼~
いきなり来なくなったからな。~
何かあったのかと…気になっただけだ。▼~
:[カザハナ]|心配してくれてたんだ。~
ありがとうね。▼~
でも、あんまり遊びに行ったら~
サイゾウの迷惑になるって思ったのよ。▼~
:[サイゾウ]|迷惑だと?▼~
:[カザハナ]|そ、この前サイゾウも言ってたじゃない。▼~
それに、忍びのサイゾウの前であんまり騒いだら~
任務に支障が出るでしょう?▼~
:[サイゾウ]|お前…一応人への配慮ができるのだな。~
意外だった…▼~
:[カザハナ]|ひどい! あたしは腐っても~
王族の臣下なのよ。▼~
一通りの礼儀くらいわきまえてるわ。▼~
:[サイゾウ]|そうだったな…すまん。▼~
:[カザハナ]|もう…~
こんなんじゃお礼してあげないよ?▼~
…て、そうだ。お礼のこと忘れてたわ。▼~
何か思いついた、サイゾウ?▼~
:[サイゾウ]|礼か…そうだな。▼~
…………▼~
…………▼~
俺は…お前が欲しい。▼~
:[カザハナ]|えっ…えええっ!?~
冗談きついよ…▼~
:[サイゾウ]|冗談ではない。▼~
お前といるといつも調子が狂うと~
思っていたのだが…何のことはない。▼~
俺がお前を好いていたんだと…それだけだった。~
それにようやく気づいたんだ。▼~
:[カザハナ]|…そ、そうだったんだ…~
じゃあ、冗談じゃないんだね。▼~
…ありがと。~
サイゾウ…あたし嬉しいよ。▼~
実はあたしもね、~
サイゾウのこと…気に入ってたんだよ。▼~
:[サイゾウ]|そ、そうか…▼~
:[カザハナ]|でも携帯食のお礼にあたしをあげるってのは、~
ちょっと割に合わないかな?▼~
:[サイゾウ]|では、俺は他に何を差し出せばいい。▼~
:[カザハナ]|これからもあれ、~
もっとあたしに食べさせてね?▼~
:[サイゾウ]|なんだ…そんなことか。~
それぐらい、お安い御用だ。▼~
:[カザハナ]|わあーっ! サイゾウ、ありがとう!▼~
うん、じゃあそれでよし!~
あたしはサイゾウのものになるよ!▼~
:[サイゾウ]|ふっ…結局携帯食の礼と~
変わりないではないか。▼~
まあいい。足りぬ分は、~
これからの幸せで払わせてもらおう…▼~
愛しているぞ、カザハナ…▼~
**アサマ [#k0adc06e]
***支援C [#e22e043d]
:[カザハナ]|この辺でいいかな…~
だいぶ自陣から離れちゃったけど、▼~
これくらい山の中に入らないと、~
集中できないもんね。▼~
よし、この木にしようかな。~
気合を入れて…!!▼~
はあっ!!▼~
うりゃあああーーーー!!!!!▼~
:[アサマ]|うわーっ!?▼~
:[カザハナ]|えっ? 今、木が倒れた辺りから~
悲鳴がしたけど…今の声って…▼~
:[アサマ]|やれやれ…なんですか。山歩きをしていたら、~
突然木が倒れてくるなんて…▼~
痛たたた…▼~
:[カザハナ]|アサマ!?~
もしかしてぶつかっちゃったの?▼~
ご、ごめんなさい!~
その木はあたしが斬ったやつで…!!▼~
:[アサマ]|カザハナさん…!?~
なぜこんな山奥に?▼~
しかも木を斬っていただなんて…~
あなた木こりにでもなるおつもりですか?▼~
:[カザハナ]|いや、べつに木こりになりたいわけじゃ…~
…じゃなくて!▼~
そんなことはどうでもいいから、~
さっさと傷口を見せて! 手当てするわ!▼~
:[アサマ]|は、はぁ…▼~
:[カザハナ]|あ、軽い傷みたいだね。~
良かった…▼~
:[アサマ]|ええ。元々そんなに痛くありませんでしたので~
手当など不要ですよ。▼~
それよりあなた、~
なぜこんなところで木を斬っていたのです?▼~
:[カザハナ]|そ、それは…訓練のためだよ。▼~
…あたし、誰かと手合わせをする時、~
木刀とかの模擬刀を使ってるでしょ?▼~
でもあれじゃあとても物足りなくて…▼~
時々こうして山奥までやってきて、~
一人で真剣を持った訓練をしてるんだ。▼~
:[アサマ]|なるほど…~
真剣こそが侍の魂というやつですか。▼~
:[カザハナ]|えへへ、~
そんな大層なもんじゃないけどね。▼~
真剣を持ってる時だけに閃く~
感覚ってやつがあるんだよ。▼~
他の武器と違って、侍にとっての刀は…~
もう一人の自分みたいなものだから。▼~
:[アサマ]|そういうものですか。▼~
それにしても刀で木の幹を斬り倒すだなんて、~
あなたも相当な化け物ですね。▼~
おかげで私も思わぬことで、~
命を落とすところでしたよ。▼~
:[カザハナ]|だ、だからそれは~
ごめんって言ってるでしょ!▼~
***支援B [#k87238a7]
:[カザハナ]|よーし!~
今日も真剣で訓練よ!▼~
ええと…~
アサマは近くにいないよね。▼~
この間危険な目に遭わせちゃったから、~
今回はちゃんと確認しなくちゃ。▼~
…よしよし、誰もいないわね。▼~
それじゃ、今日はこの木に生えてる小枝を~
連続で斬り刻んでみせるわよ…!▼~
えいえいえいえい、えーーーい!!▼~
:[アサマ]|い、痛い! 痛い痛い!~
痛たたたたーー!!▼~
:[カザハナ]|ええーーーっ!?▼~
:[アサマ]|どこからか飛んできた小枝が、~
次々とぶつかってきます~!!▼~
:[カザハナ]|そ、そこにいるのは、もしかしてアサマ!?▼~
:[アサマ]|うっ、ううっ…なんという波状攻撃…!~
一つ一つは大したことがないのに…▼~
こう何発もやられると~
たまったものではありません…▼~
って…カザハナさん?~
もしやこの小枝攻撃もあなたが?▼~
:[カザハナ]|うっ…ご、ごめん。▼~
:[アサマ]|またですか…?▼~
あなたという人はどうしてこう、~
人の進む先でばかり稽古をするんですか?▼~
:[カザハナ]|ち、違うよ! 今回は近くに誰もいないか~
ちゃんと確かめたし! 不可抗力よ!▼~
:[アサマ]|どうも信憑性に欠けますね…▼~
だってあなたの稽古に遭遇して不幸な目に~
遭うのは、これでもう二度目なんですよ…?▼~
:[カザハナ]|ぬ、濡れ衣だよ…! 第一あたしが~
アサマに嫌がらせをする理由がないでしょ?▼~
:[アサマ]|しかし正直な所、私のことを良く思っていない~
人たちは少なくないでしょうからねぇ。▼~
信じろと言われても難しいところです…▼~
:[カザハナ]|そ、それを自分で言うんだね…~
じゃあ…どうすればいいの?▼~
:[アサマ]|そうですね…ではこれから訓練のために~
山に入る時は私を誘ってください。▼~
:[カザハナ]|えっ?▼~
:[アサマ]|あなたの居場所さえわかっていれば、~
私がそこに近づかなければ良いだけでしょう?▼~
だからあなたが訓練する場所に辿り着くまで、~
同行させてもらいます、という話です。▼~
:[カザハナ]|な、なるほど…うん、わかったよ。~
アサマ、今度から声をかけるね。▼~
:[アサマ]|ええ、お願いしますね。▼~
***支援A [#c4ed3e08]
:[カザハナ]|さてと、今日も真剣の訓練のために、~
この木を斬るぞー!▼~
:[アサマ]|お待ちなさい、カザハナさん!!▼~
:[カザハナ]|あっ。~
アサマ…どうしたの?▼~
:[アサマ]|「どうしたの?」ではありませんよ!▼~
なぜここに来る前に、~
私に声をかけないんですか?▼~
あなたが訓練に行く時は一緒に行くと~
約束したではありませんか?▼~
:[カザハナ]|ああっ…忘れてた、ごめん~。~
てへへ。▼~
:[アサマ]|「てへへ」じゃありません!▼~
約束したにもかかわらずあなたは~
既に三回も一人で訓練に行きましたよね?▼~
:[カザハナ]|ぎくっ。~
ど…どうしてそれを!?▼~
:[アサマ]|一回目はあなたが斬った木の幹が~
地面にぶつかる振動に足を取られ、▼~
私は近くにあったぬかるみにハマりました。▼~
二回目はあなたの掛け声に驚き、~
逃げ出したコウモリの群れに襲われました。▼~
三回目は、あなたが刀を抜いた拍子に~
すっ飛ばした刀の鞘が…▼~
私のみぞおちに飛び込んできたんですよ!▼~
はい、これです。落し物ですよ!!▼~
:[カザハナ]|あ、あはは…ありがとう…~
あの後探したけど見つからなかったんだよね…▼~
:[アサマ]|それは良かったですね!▼~
:[カザハナ]|でもどうして三回とも、~
声をかけてくれなかったの…?▼~
:[アサマ]|三回ともあまりの衝撃で~
言葉を放つことすらできなかったんです。▼~
全く…これは一体…?~
もしかしたら何かの罰なのでしょうか…?▼~
:[カザハナ]|う~ん、そうかもね。▼~
:[アサマ]|「そうかもね」ではありません…~
とにかく今日は同行させていただきますから。▼~
:[カザハナ]|うん、わかったよ。▼~
:[アサマ]|やはり…あなたに同行すれば被害に遭わない~
という私の読みは当たっていましたね…▼~
今日は五体満足でした…奇跡です…▼~
:[カザハナ]|あははは、そうだね。~
奇妙なこともあるもんだね。▼~
きっとアサマがこれまで色々な人に~
毒を吐いてきた罰が当たってたんだよ。▼~
さながらあたしは、アサマを救い出した~
救世主ってところだね!▼~
:[アサマ]|全部あなたの行いにやられてたんですよ…~
しかし…これは何かの啓示に他なりません。▼~
しばらくの間、山で修行する際は、~
あなたに同行させてもらいますからね。▼~
:[カザハナ]|うん、了解だよ!▼~
***支援S [#ce0418d6]
:[カザハナ]|アサマ…ちょっといい?▼~
:[アサマ]|カザハナさん、なんですか?~
もしかしてまた真剣を使った訓練ですか?▼~
それなら付いていきますよ。~
ちょうど私も山に登ろうかと思っていました。▼~
:[カザハナ]|ええと…ちょっと違ってて。▼~
:[アサマ]|何ですか? 私が付いていくことが~
鬱陶しいとでも言うつもりですか?▼~
何と言われようとも付いていきますからね。~
私自身のために…!▼~
:[カザハナ]|ち、違うよ!▼~
あ、あたしは…アサマと…これからも~
ずっと一緒にいたいって言いたくて…▼~
:[アサマ]|だからそれはこちらから~
お願いしていることですから当然…▼~
…え??▼~
ず、ずっと…?▼~
:[カザハナ]|う、うん…山に修行に行く時だけじゃなくて、~
ずっと一緒にいたいって意味なの…▼~
:[アサマ]|それは愛の告白というやつでしょうか…?~
でも、なぜ私に…?▼~
:[カザハナ]|山の修業はとても集中できるんだけど…~
すごく心細くて不安になることも多いから…▼~
そんな時アサマが近くにいてくれると、~
とても楽しくて、心強くなれたんだ。▼~
だからあたしはアサマとずっと一緒に~
いたいって思うようになっていたの…▼~
:[アサマ]|そ、そうだったんですね…~
少し驚きましたが…▼~
…私にそれを断る理由はありませんよ。▼~
:[カザハナ]|え…!?▼~
:[アサマ]|恐らくこれまで…偶然山の中で~
あなたとバッタリ会ったことは…▼~
やはり何かの啓示だったんでしょうね…~
あなたと常に共にいるべき…▼~
お前の運命の相手はカザハナさんなのだと…~
神はそうおっしゃっているのでしょうね。▼~
:[カザハナ]|じゃ、じゃあ…!▼~
:[アサマ]|ええ。これからは山の修業の時だけではなく、~
ずっと一緒にいましょう。▼~
これが私たちに与えられたご縁なのですから。▼~
:[カザハナ]|う、うん…! ありがとう、アサマ。~
大好きだよ。▼~
:[アサマ]|ええ、私もですよ。▼~
**セツナ [#fee13b1b]
***支援C [#e0cba567]
:[カザハナ]|あ~あ、残念…~
もしかして…あたしたち二人だけ?▼~
:[セツナ]|そう…カザハナと私だけ。▼~
私たちだけ…~
戦術の講習会で、落第点を取った…▼~
:[カザハナ]|うぅっ…そんなぁ…▼~
:[セツナ]|私は、こういう風に言われた…▼~
セツナは、自分が得意なことは~
ひたすら得意だけど…▼~
集団でどのように動くべきか…~
わかっていないって。▼~
:[カザハナ]|うん…あたしも同じこと言われたよ。▼~
カザハナは単身だと良い動きをするけど、~
団体で動く作戦になると途端ダメになるって。▼~
単独で先行しがちなんだってさ。▼~
:[セツナ]|私たち二人…おんなじ?▼~
:[カザハナ]|そうみたいね。▼~
ねぇ、セツナ。せっかくだから~
二人で勉強会でも開いてみる?▼~
お互い協力し合って、~
苦手分野を克服してみようよ。▼~
:[セツナ]|うん、妙案だと思う…▼~
じゃあ早速今から…~
配布された戦術書を読みましょう…▼~
:[カザハナ]|よし、そうしよう!▼~
えーと、確かこの本の五頁めに~
ためになる戦術が書いてあったわ。ふむふむ…▼~
……………▼~
:[セツナ]|……………▼~
:[カザハナ]|……………▼~
…ねぇ、セツナ。▼~
ちょっと気分転換に、~
木刀で素振りしてきてもいいかな?▼~
:[セツナ]|ええ、妙案…▼~
私もちょうど気分転換に、~
狩りに行きたくなってきたの…▼~
:[カザハナ]|よーし!~
じゃあちょっとだけ休憩ね!▼~
:[セツナ]|うん、休憩…~
ちょっとだけ…▼~
***支援B [#sdb3f5ae]
:[カザハナ]|は~あぁ…▼~
:[セツナ]|カザハナ…~
また、ため息ついてる…▼~
:[カザハナ]|だって戦術の勉強が~
全然はかどらないんだもん。▼~
二人で始めてみても、~
全然集中力が続かないでしょ?▼~
今だってこうやって二人で~
散歩に出てきちゃってるし。▼~
:[セツナ]|お散歩、楽しい…▼~
でも、今日の休憩…~
これで三回目…▼~
:[カザハナ]|うっ…▼~
…そろそろ休憩時間のほうが~
長くなってきた気がするね。▼~
:[セツナ]|お互い…苦手なことは~
したくない性格だから…▼~
二人だけだと、~
効率が上がらないのかもしれない…▼~
:[カザハナ]|他の人に教わるべきってこと?~
う~ん、でもなあ…▼~
:[セツナ]|……………▼~
…!?▼~
:[カザハナ]|……………▼~
セツナ、小声で話して。そのまま歩いて。~
あなたも…気づいたよね。▼~
:[セツナ]|…気づいた。▼~
その木陰の向こう…~
三人か四人、潜んでるみたい…▼~
:[カザハナ]|敵だね。~
どうしよう…密偵みたいだけど。▼~
相手はきっとまだ、~
あたしたちは気づいていないと思ってる。▼~
…そこを逆手に取りましょ。▼~
:[セツナ]|カザハナ…~
私はこのまま歩くから…▼~
:[カザハナ]|あっ…なるほどね。~
うん、わかった。▼~
セツナはいったんこのまま先に進んで~
敵の視界から消えて。▼~
あたしが奴らの懐に飛び込んで、~
場を混乱させるからその隙に弓矢で…お願い。▼~
:[セツナ]|わかった…▼~
:[カザハナ]|さてと…じゃあ、行きますか!!▼~
:[賊]|なにっ!?▼~
:[カザハナ]|ええーいっ!▼~
(暗転)~
:[カザハナ]|…はぁ、はぁ。▼~
…何とか倒せたわね。▼~
:[セツナ]|うまくいって良かった…▼~
二人の連携…完璧だった。▼~
:[カザハナ]|うん、確かに…あっ!!▼~
:[セツナ]|どうしたの…?▼~
:[カザハナ]|そうだよ、この感覚だよ!▼~
:[セツナ]|えっ…?▼~
:[カザハナ]|これが集団戦の連携なんだよ、きっと。▼~
お互いの特技を活かしつつ、~
呼吸を合わせて効率的に敵を倒す…!▼~
:[セツナ]|ああ、なるほど…▼~
:[カザハナ]|この感覚を忘れないでおけば、~
苦手意識もなく勉強できそうな気がしない?▼~
:[セツナ]|確かに…そうかも。▼~
そうとわかれば…~
早速このまま、勉強を始める…▼~
:[カザハナ]|そうだねっ!▼~
って…まず敵をやっつけたことを~
報告しに行かなきゃダメだよ!▼~
:[セツナ]|そうだった…▼~
***支援A [#f488b72d]
:[カザハナ]|やったーっ!!!▼~
戦術の講習の追試、見事に合格!!▼~
:[セツナ]|私も、合格…▼~
:[カザハナ]|やったね、セツナ!~
二人で勉強したもんね!▼~
がんばった甲斐があったね!▼~
:[セツナ]|うん…~
あの闘い以来…▼~
集団戦の連携の取り方が、~
何となくわかってきた…▼~
:[カザハナ]|そうだね。~
まさに雨降って地固まるってやつだよね。▼~
協力して闘うことの重要性が~
よくよく実感できたよ。▼~
:[セツナ]|そうね…▼~
あ…でもあの時…~
こういう闘い方でもありだったと思う…▼~
私が木陰に向かって~
一斉に矢を放って…▼~
散り散りに逃げだした敵を、~
カザハナが仕留めるの…▼~
:[カザハナ]|うんうん! それもありだね。~
あとは…こういうのはどう?▼~
同時に二人で逃げ出して、~
追ってきた敵兵を一体ずつ仕留めるの。▼~
これは安全な作戦の一つだと思うわ。▼~
:[セツナ]|それもいい…▼~
戦術を学べた今だからこそ…~
思いつく作戦は沢山ある…▼~
:[カザハナ]|そうね!▼~
これからも二人で協力し合って、~
みんなと連携する方法、身に付けていこ!▼~
:[セツナ]|うん…!▼~
**ツクヨミ [#la27230a]
***支援C [#o1ae0b5c]
:[ツクヨミ]|うーむ…▼~
:[カザハナ]|あっ、ツクヨミ。~
変な顔してどうしたの?▼~
:[ツクヨミ]|変な顔とはどういうことだ!~
私は真剣に悩んでおるのだ!▼~
:[カザハナ]|ああ、ごめんね。~
だって眉毛すんごいひん曲がってたんだもん。▼~
…で、何をそんなに悩んでるの?▼~
:[ツクヨミ]|風の部族の者たちが、物資供給と称して~
私に色々と物を送ってくるのだ。▼~
:[カザハナ]|へー、いいじゃない!▼~
:[ツクヨミ]|…全然良くない。▼~
心配性の女官たちが、要らぬものまで~
たくさん送りつけてくるのだ…▼~
:[カザハナ]|要らないもの?▼~
:[ツクヨミ]|ああ…これだ。▼~
:[カザハナ]|わぁ~!~
大きな箱にいっぱいの荷物!!▼~
巾着に、人形に、装飾品に…~
可愛いものがいっぱい詰まってるね!▼~
:[ツクヨミ]|そうなのだ…▼~
あやつらめ、私を親戚の子供か何かと~
勘違いしておるのではないか?▼~
送り返してやろうか…?▼~
:[カザハナ]|ええっ!?~
そんな、もったいないよ!▼~
要らないなら、あたしにちょうだい!▼~
:[ツクヨミ]|そ、そんなに身を乗り出すほど~
欲しいのか?▼~
:[カザハナ]|うん! あたし、花柄のものを~
集めるのが好きなの。▼~
この巾着みんな花柄だし、~
とっても可愛いよー!▼~
:[ツクヨミ]|ふむ…それほどまでに欲しいのなら~
ここにあるもの全て、持って行っても良いぞ?▼~
:[カザハナ]|え!? 本当!?~
太っ腹だね、ツクヨミ!▼~
それなら、ありがたくいただいちゃうね!▼~
:[ツクヨミ]|あ、ああ…▼~
:[カザハナ]|ああ…これも、それも、みんな可愛い!~
何を入れよっかな~!▼~
:[ツクヨミ]|カザハナ、そんなに嬉しかったのか…?▼~
***支援B [#h9b0875c]
:[カザハナ]|あ、ツクヨミ!~
この間はありがとね!▼~
あの巾着とっても大切に使ってるよ。~
可愛いし、使い勝手もいいし!▼~
:[ツクヨミ]|そこまで喜んでくれたのなら、~
渡した甲斐もあったが。▼~
:[カザハナ]|うふふっ、部族の女官さんたちと~
お話したくなっちゃったよ。▼~
すっごく好みが合いそうなんだもん!▼~
:[ツクヨミ]|美的感覚が合うということか?~
それにしてもべた褒めだな…▼~
:[カザハナ]|うん!~
あの花柄の使い方は尊敬しちゃうよ!▼~
:[ツクヨミ]|花柄など女なら誰でも好む柄であろう?~
私には…良さがわからぬが。▼~
:[カザハナ]|え…!?~
ツクヨミは花柄好きじゃなかったの?▼~
:[ツクヨミ]|な、何だその反応は?▼~
:[カザハナ]|あ、えっとね、この間ツクヨミから~
可愛い巾着をもらったよーって、▼~
軍の女の子たちに話をして、~
欲しがった子には少し分けてあげたの。▼~
:[ツクヨミ]|ほう。▼~
:[カザハナ]|それで…その時、ツクヨミの所に行けば~
花柄のものがたくさんあるよって言ったから、▼~
もしかしたら、ツクヨミが花柄好きって~
勘違いしてる子もいるかもなぁ…って。▼~
:[ツクヨミ]|な、なんだと!?▼~
:[カザハナ]|ま、まあ…みんなには後で~
ちゃんと話しておくから!▼~
:[ツクヨミ]|もう遅いわ!▼~
わ、私がそんな可愛らしい趣味をしておる~
わけないだろう!?▼~
:[カザハナ]|そんなに目くじら立てなくてもいいじゃない!~
仮にも故郷の人たちが送ってくれた物なんだし!▼~
:[ツクヨミ]|くっ…! ただでさえ皆に子供だと~
からかわれることが多いのに…▼~
そこに花柄好きなどと言われた日には…▼~
ああ…! 想像しただけで鳥肌が!~
うう…それだけは…それだけは嫌だ!▼~
嫌だぁあああ~~!!!▼~
:[カザハナ]|ツ、ツクヨミ?~
いったん落ち着こう? ね? ね?▼~
***支援A [#y950b62f]
:[カザハナ]|ねえ、ツクヨミ。~
この間のことなんだけど…▼~
:[ツクヨミ]|なんだ。▼~
:[カザハナ]|…まだ怒ってる?▼~
あの後ツクヨミが花柄好きな訳じゃないって、~
ちゃんとみんなに話したよ?▼~
:[ツクヨミ]|ふーん。~
で、どうだった。▼~
:[カザハナ]|や、やっぱり怒ってるね…▼~
そもそも勘違いしてる子もいなかったし、~
別にもういいじゃない。▼~
まあ…確かにあたしも少し軽率だったかも~
しれないけど。その点は反省してるよ。▼~
:[ツクヨミ]|ふん。まぁ…誤解されていなかったのなら、~
この件に関しては不問としよう。▼~
:[カザハナ]|ありがと、ツクヨミ!▼~
:[ツクヨミ]|それに、お前がいなければ~
また巾着が路頭に迷うからな。▼~
:[カザハナ]|えっ?▼~
:[ツクヨミ]|実は…また送られてきたのだ。▼~
:[カザハナ]|またって、巾着が?▼~
:[ツクヨミ]|ああ。どうやら部族の者たちで作ることが~
流行っているらしい…迷惑な話だ。▼~
見てくれ、これだ…▼~
:[カザハナ]|わああっ! とっても素敵だね!▼~
:[ツクヨミ]|私にはまったくわからぬがな。▼~
:[カザハナ]|そうだ、ツクヨミ!~
今回の巾着の中に桜柄はあったかな?▼~
:[ツクヨミ]|桜柄? 無いようだがまた送られてくれば、~
そのうちそんな柄の物も来るかもしれんな。▼~
:[カザハナ]|もし桜柄があったら、~
それは絶対あたしのだからね! 約束よ!▼~
:[ツクヨミ]|念を押さずとも全部くれてやるぞ?~
だが…何故それほど桜柄にこだわるのだ?▼~
:[カザハナ]|それはもちろん、サクラ様の名前と~
同じだからに決まってるでしょ?▼~
前にもらったものの中にも無かったし…~
いつか見つけたらサクラにあげるんだ!▼~
:[ツクヨミ]|な、なるほど…臣下の忠誠心か?▼~
:[カザハナ]|そうかもね。▼~
あっ…一応、椿柄も~
探しておこうかな?▼~
うーん…でもツバキは男だし、~
さすがに花柄をあげるのは微妙かあ。▼~
椿柄はいいや。~
桜柄だけ、お願いね!▼~
:[ツクヨミ]|ああ、わかった。カザハナの頼み、~
覚えておくとしよう。▼~
:[カザハナ]|ありがとうー!▼~
***支援S [#j348b649]
:[カザハナ]|ふふっ、うふふふ…▼~
:[ツクヨミ]|おい、カザハナ。~
気持ち悪い笑いは止めよ。▼~
:[カザハナ]|気持ち悪いだなんてひどい!▼~
:[ツクヨミ]|だが先日、桜柄の巾着を渡してから、~
ずっとその調子ではないか。▼~
:[カザハナ]|だって桜柄の巾着が二つ入ってたから、~
あたしとサクラでお揃いで持てたんだよ?▼~
うふふ…サクラとお揃い…~
嬉しいな…▼~
:[ツクヨミ]|おい。にやけた顔が気持ち悪いぞ…▼~
:[カザハナ]|だから、女の子に向かって~
気持ち悪いなんて言わないでよ!▼~
もう…くれたのはツクヨミなのに、~
どうしてそんなに機嫌悪いの?▼~
:[ツクヨミ]|…ふん、好きな子が私を無視して~
巾着に夢中なのが面白くないのだ。▼~
:[カザハナ]|えっ?▼~
:[ツクヨミ]|あ!いや…~
今のは…その…!▼~
:[カザハナ]|い、今…好きな子って言った?▼~
それとも、あたしの気のせい…~
だったのかな…?▼~
:[ツクヨミ]|…………▼~
…気のせいではない。▼~
その…~
どうやら私はカザハナのことを、▼~
女性として…~
好きになってしまったようだ。▼~
:[カザハナ]|ツクヨミ…!?▼~
:[ツクヨミ]|普段は勇ましく闘っておる姿ばかり見ていたが、~
最近の少女らしい振る舞いを見ていて…▼~
その…惹かれてしまったのだ。▼~
:[カザハナ]|でも…ツクヨミは…そんなそぶり見せなかったよね...
:[ツクヨミ]|…照れくさくて隠しておった。▼~
それに…お前は私のことを、~
巾着をくれる者としか見ておらぬだろう?▼~
それをわかっているのに、~
想いを伝えるなど…▼~
:[カザハナ]|そんな!~
そんなことないよ!▼~
あたしだってツクヨミのこと…~
大好きだよ!▼~
:[ツクヨミ]|なに?▼~
:[カザハナ]|あたし知ってるの…▼~
ツクヨミがあたしのために部族の人たちに~
桜柄の巾着を頼んでくれたこと…▼~
:[ツクヨミ]|な、何故それを…!▼~
:[カザハナ]|実は、部族の人から直接手紙をもらっちゃたの。▼~
その時にツクヨミの優しさを感じて…▼~
気づいたら、いつも一緒にいたいって~
思うようになってたんだ。▼~
この巾着だって…サクラとお揃いだって~
理由だけで喜んでたわけじゃない。▼~
ツクヨミがくれたものだから…~
嬉しくて喜んでたんだよ。▼~
:[ツクヨミ]|カザハナ…▼~
:[カザハナ]|だから、これからは恋人として~
一緒にいよう?あたしはそうしたい…▼~
:[ツクヨミ]|そうか…では、これからは恋人として~
よろしく頼むぞ。カザハナ。▼~
:[カザハナ]|うん!~
こちらこそよろしくね、ツクヨミ!▼~
**ヒナタ [#w8e5b9e6]
***支援C [#g60f194a]
:[カザハナ]|はぁ…稽古は好きなんだけど、~
髪が乱れるのはどうにかならないかなぁ。▼~
ええと…櫛はどこにしまったっけ。▼~
:[ヒナタ]|お、カザハナ。▼~
:[カザハナ]|あ…ヒナタ。▼~
:[ヒナタ]|今日も稽古に励んでるみたいだな。~
あれ? 休憩中か?▼~
:[カザハナ]|うん。髪を整えよっかなーと思って。▼~
:[ヒナタ]|へえ、なんか女の子らしいじゃねえか。▼~
:[カザハナ]|あたし、稽古中でも~
身だしなみには気を遣いたいの。▼~
:[ヒナタ]|ふーん、まあそういう考えするのは、~
女だけだろうな。▼~
男なんて髪はボサボサのままだしよ。~
そう思うと、女って大変なんだなー。▼~
:[カザハナ]|なによ。あたしが女だからって~
馬鹿にしてるの?▼~
そりゃあ男のヒナタには~
わかんないでしょうけど。▼~
:[ヒナタ]|変につっかかてくんなよ。~
俺はむしろ感心してたんだけど。▼~
:[カザハナ]|そうは聞こえなかったわ。▼~
どうせ髪ごときに気を取られてるあたしより、~
自分のほうが強い、とか思ってるんでしょ。▼~
:[ヒナタ]|おお~ケンカ腰だな?~
それなら一本勝負でもするか?▼~
:[カザハナ]|ふんっ、望むところだわ!▼~
行くよ…準備はいい!?▼~
:[ヒナタ]|ああ、かかってこい!!▼~
***支援B [#b9cfd7cc]
:[ヒナタ]|おい、カザハナ!~
今日はこの間の雪辱を果たしに来たぜ。▼~
:[カザハナ]|うん、いいよ。~
どうせ今日もあたしが勝つけどね!▼~
:[ヒナタ]|くっそー! 言ってくれるじゃねえか。~
前回はギリギリで負けちまったからな…!▼~
よーし…じゃあ今日の試合開始だ!▼~
おりゃあーーっ!!!▼~
:[カザハナ]|やぁっ!!▼~
:[ヒナタ]|ちっ…!!▼~
:[カザハナ]|ふふっ、この間と同じ手じゃ、~
絶対にあたしは倒せないよ!▼~
:[ヒナタ]|へへっ、そんなわけないだろ。~
今日は俺の新技が炸裂するぜ!▼~
そりゃあーーっ!!!!▼~
:[カザハナ]|ええい!▼~
:[ヒナタ]|おわっ!?▼~
…あ、やばい!~
腕甲の紐が…!▼~
:[カザハナ]|ご、ごめん!~
あたしの一撃で…切れちゃった?▼~
:[ヒナタ]|そうみてえだな。▼~
ま、しょうがねえよ。~
あとで繕ってもらうし、大丈夫だって。▼~
:[カザハナ]|ううん、これはあたしのせいだよ。~
この状態で、出撃があったらまずいね…▼~
それ、ちょっと貸して。▼~
:[ヒナタ]|へ? 別に大丈夫だって。▼~
:[カザハナ]|いいから貸して。▼~
:[ヒナタ]|ほらよ…▼~
:[カザハナ]|針と糸はいつも持ち歩いてるの。~
だからすぐに直せるよ。▼~
:[ヒナタ]|へえ…ふぅん…~
確かにあっという間に直りそうだな。▼~
…って、もう直ったのか!?~
ありがとな、カザハナ。▼~
:[カザハナ]|ふふん。~
これくらいできて当然よ。▼~
:[ヒナタ]|でも、今日は中断しちまったし…~
勝負はまた今度だな。▼~
よし、それまで待ってろよカザハナ!~
次こそは俺が一本取ってやるからな!▼~
:[カザハナ]|ヒナタって本当に勝負が好きだね…~
ま、あたしが言えたことじゃないけどさ。▼~
仕方ないから、~
また相手してあげるよ。▼~
***支援A [#kea8c3d6]
:[ヒナタ]|よーし、仕切り直して~
今日こそ一本取ってやるぜ!▼~
:[カザハナ]|あ、ヒナタ。~
腕甲の方は大丈夫なの?▼~
:[ヒナタ]|ああ、おかげですっかり元通りだ!~
お前があっという間に直してくれたしな。▼~
やっぱ、そういうところは女の子だよな。~
俺にはできないから、すげーって思うぜ。▼~
けど、それと勝負は別だからな!▼~
:[カザハナ]|うん、わかってるよ!▼~
でも…そういう風にあたしのこと~
女の子扱いしておきながら、▼~
勝負はしたがるなんて…~
ヒナタって変な奴だよね。▼~
:[ヒナタ]|そうか? どっちも俺の素直な気持ちだし、~
俺の中では通ってるんだけどな。▼~
カザハナのこと、~
女の子だとは思ってるけど…▼~
それ以上に剣士として認めてる。~
だから闘いたい。勝負がしたい。▼~
…ほら、全然問題ないだろ?▼~
:[カザハナ]|まぁ…そうかも。▼~
:[ヒナタ]|だから、カザハナとは~
いつまでも刀を交えていたいって思うぜ。▼~
:[カザハナ]|言われてみれば、ヒナタはいつも~
そう言ってた気がする。▼~
もしかしたら、あたしの方が~
性別にこだわってたのかな…▼~
:[ヒナタ]|なんだ?~
よくわかんねーこと言いやがって。▼~
俺はお前が男でも女でも~
こうやって勝負をしに来るぜ?▼~
:[カザハナ]|ヒナタ…▼~
…そっか。そうだよね。~
ヒナタはそういう奴だよね。▼~
あたし、ヒナタのそういうとこ…~
いいなって思うわ。▼~
:[ヒナタ]|…ん? 何か言ったか?▼~
:[カザハナ]|なんでもなーい!▼~
よし、それじゃあ仕切り直して試合にするよ!▼~
:[ヒナタ]|ああ、今度こそ俺の勝利だ!~
間違いないぜ!▼~
:[カザハナ]|あたしこそ負けないよ!!▼~
***支援S [#b7f69c5b]
:[カザハナ]|ふぅ…▼~
:[ヒナタ]|どうしたんだよ、カザハナ。~
大好きな稽古中にため息なんて…▼~
それとも、俺との一本勝負に飽きたのか?▼~
:[カザハナ]|違うよ。ヒナタとの勝負は~
とっても楽しいって思ってる。▼~
:[ヒナタ]|それならなんで~
ため息なんてつくんだよ?▼~
俺としては、お前には万全の精神状態で~
稽古に付き合って欲しいとこなんだけどよ!▼~
:[カザハナ]|…そのことだよ。▼~
:[ヒナタ]|へっ? どれのことだ?▼~
:[カザハナ]|一緒に稽古をしてるんだから、~
強いって褒めてもらうのは嬉しいの。▼~
でも…前はもう少し、~
女の子扱いしてくれてた気がする。▼~
:[ヒナタ]|はあ? だって女扱いしたらお前、~
嫌がって怒るじゃねぇか?▼~
:[カザハナ]|ううっ…そうだったけど、そのことを~
今では後悔してる…▼~
:[ヒナタ]|なんでだよ?▼~
:[カザハナ]|だって…今あたし、~
ヒナタのことが好きなんだもん!▼~
:[ヒナタ]|ええっ!?~
カ…カザハナ!?▼~
:[カザハナ]|そりゃあ、普通の男があたしのこと~
女だからって甘く見てきたら死刑だけど…▼~
好きな男の子には…やっぱり、~
女の子として意識して欲しいもん。▼~
:[ヒナタ]|そっか…でも、それは…~
俺…気づかなかったな。▼~
もちろんそうなったらいいなあ…~
とは思ってたけど。▼~
:[カザハナ]|え…?~
それ、ほんと…?▼~
:[ヒナタ]|おう! 勇ましくて強いところも、~
可愛いところも全部好きだ!▼~
俺のことが好きなら…恋人になってくれ。▼~
:[カザハナ]|!! うん…!~
あたしもヒナタの恋人になりたい!▼~
それで、一緒に刀の道を極めたい!▼~
:[ヒナタ]|はははっ! そこで刀の話が出てくるのが~
カザハナだよな。さすがは俺の恋人だぜ!▼~
:[カザハナ]|うふふっ、当たり前でしょ!~
だって刀は二人の人生だもん!▼~
いーい? ヒナタ。~
二人で最強の剣客夫婦を目指そうね!▼~
:[ヒナタ]|そいつはいいな!▼~
俺たち二人なら、きっとなれる!~
それまで一緒に頑張ろうぜ!▼~
:[カザハナ]|うんっ!▼~
**タクミ [#ra0b9831]
***支援C [#wba356c2]
:[カザハナ]|せいっ! せいっ!~
やああーっ!!▼~
:[タクミ]|ん…カザハナか。▼~
:[カザハナ]|はぁ…はぁ…~
あっ、タクミ様。▼~
:[タクミ]|刀の稽古か?~
朝から精が出るな。▼~
:[カザハナ]|はい!▼~
:[タクミ]|昔からカザハナは変わらないな。▼~
寒い日でも風邪を引いた時でも、~
欠かさず毎朝、刀の稽古をしている。▼~
:[カザハナ]|はい、朝稽古も心身の鍛錬ですから!▼~
それに…刀と共に朝を迎えることで、~
刀と一つになれるような気がしてます。▼~
:[タクミ]|刀と…一つに…?▼~
:[カザハナ]|はい、刀がただの武器ではないように~
思えると言いますか…▼~
腕や足と同じように、身体の一部に~
なったような…そんな感覚になるんです。▼~
:[タクミ]|ふぅん…僕にはよくわからないな。▼~
:[カザハナ]|あはは。~
変なこと言ってすみません。▼~
あっ、そうだ!~
タクミ様、一緒に稽古しましょうよ!▼~
:[タクミ]|ええっ!?▼~
:[カザハナ]|だって昔はよくあたしの稽古に~
付き合ってくれたじゃないですか。▼~
:[タクミ]|うっ…そ、それは…▼~
:[カザハナ]|でも、いつの間にか全然~
付き合ってくれなくなっちゃいましたね。▼~
ちょっとだけ、寂しいなーなんて…▼~
:[タクミ]|…………▼~
:[カザハナ]|タクミ様?~
なんでそんな嫌そうな顔を…▼~
:[タクミ]|別に。何でもないよ。▼~
…まあ、僕もそんなに暇じゃなくなったからね。~
前と同じようにはいかないってだけの話だよ。▼~
じゃ、僕はもう行くから。▼~
:[カザハナ]|あ。タクミ様!!▼~
…行っちゃった。▼~
稽古に付き合ってくれなくった理由…~
もしかして、何かあったのかな…?▼~
***支援B [#pab245e8]
:[カザハナ]|せえいっ! りゃあっ!!~
たああーっ!!!!▼~
:[タクミ]|…………▼~
:[カザハナ]|わっ…~
ちょ、ちょっとタクミ様!▼~
:[タクミ]|なに?▼~
:[カザハナ]|「なに?」じゃないですよ!~
遠目で見られたら気になるじゃないですか!▼~
:[タクミ]|刀の稽古に集中してたから、~
邪魔するのも悪いと思ったんだよ…▼~
でも、もう行くから。▼~
:[カザハナ]|ま、待ってくださいよ!▼~
あたし、タクミ様に聞きたいことが~
あるんです!▼~
:[タクミ]|聞きたいこと?▼~
:[カザハナ]|タクミ様が、あたしの稽古に~
付き合ってくれなくなった理由です。▼~
この前は隠してましたけど…~
ほんとは何かあるんじゃないですか?▼~
:[タクミ]|そ、それは…▼~
:[カザハナ]|その顔…やっぱりあるんですね。~
どうして隠すんですか?▼~
あたしが何か悪い事したみたいで、~
気になります!▼~
:[タクミ]|よくもそんな台詞を…▼~
というか…覚えてないわけ?~
僕にあれだけのことをしておいて?▼~
:[カザハナ]|え? な…なんですか?▼~
:[タクミ]|もう忘れたのかもしれないけど、~
僕は覚えてるんだ…▼~
昔僕がカザハナと稽古していた時、~
サクラが見に来たことがあってね。▼~
あんたは急に僕に、~
「木刀で手合わせをしよう」と申し出た…▼~
:[カザハナ]|ふむふむ…▼~
:[タクミ]|カザハナはまだサクラの臣下になって~
間もない頃だったから、▼~
きっとサクラに良いところを~
見せたかったんだろうね。▼~
その手合わせの時、カザハナは…▼~
…何の遠慮もなく、~
僕のことをボコボコにした。▼~
:[カザハナ]|えっ。▼~
:[タクミ]|僕は一応、手加減をしていたんだよ。▼~
立派な王城兵とはいえ、年端もいかない~
妹の友達に本気は出せないってね。▼~
そうしたらそれをいいことに、~
あんたは僕の頭に渾身の一撃を食らわせ、▼~
目がくらんだところに続けて何発も…~
あれは痛かったな…▼~
:[カザハナ]|あ…あはは…~
そ、そんなことありましたっけ…▼~
:[タクミ]|はぁ…~
やっぱり忘れてる。▼~
だからそれ以来、~
カザハナが稽古してるところには▼~
絶対に近づくもんかって~
決めてるんだ。▼~
…これでわかった?~
僕が稽古に付き合わなくなった理由。▼~
:[カザハナ]|は、はい…~
たいへん申し訳ありませんでした…▼~
:[タクミ]|別にいいけど。~
お互い、幼かった頃の話だからね。▼~
それじゃ、もう行くから。▼~
:[カザハナ]|た、タクミ様…▼~
う、うーん…~
そんなことが……▼~
***支援A [#l4a28dcb]
:[カザハナ]|タクミ様!▼~
:[タクミ]|…………▼~
:[カザハナ]|タクミ様! タクミ様!~
ねぇー、タクミ様ってば!▼~
:[タクミ]|聞こえてるよ。▼~
:[カザハナ]|じゃあ返事して下さいよ。▼~
:[タクミ]|忙しいから、聞こえないふりしてたんだよ。~
それぐらい察してくれよ。▼~
:[カザハナ]|えへへ、あたしそういうの~
察せない性質なんです。▼~
:[タクミ]|はぁ…そうだったね。▼~
で、なんだよ?▼~
:[カザハナ]|あたし、責任取ります!▼~
:[タクミ]|は?▼~
:[カザハナ]|タクミ様をボコボコにした責任とって、~
あたし、タクミ様のこともお守りします!▼~
:[タクミ]|…え、なんで?▼~
別に責任とか要らないんだけど。~
それに僕はもう気にしてないし…▼~
:[カザハナ]|あたしが気にするんです!~
だって、タクミ様はサクラ様の大切な兄君…▼~
あたしにとっても守るべき方なのに~
昔のこととはいえボコボコにするなんて、▼~
王城兵として許されません!▼~
:[タクミ]|まあそうだけど…▼~
:[カザハナ]|だから、昔の無礼のお詫びとして、~
これからはタクミ様も守らせてほしいんです!▼~
だめ…ですか?▼~
:[タクミ]|…………▼~
カザハナ。▼~
:[カザハナ]|はいっ。▼~
:[タクミ]|今度僕と、手合わせしようか。▼~
:[カザハナ]|ええっ!?~
な、なんでですか?▼~
あんなに嫌だって言ってたのに?~
というかあたし、またタクミ様をボコボコに…▼~
:[タクミ]|…されないよ。▼~
僕は刀の心得もあるからね。~
今度はあんたの事をボコボコにするかも。▼~
:[カザハナ]|ま、まさかタクミ様…~
あの時の仕返しを…▼~
:[タクミ]|そういうわけじゃないよ。▼~
あんたは今、僕のことを守るって言ったけど、~
その必要はないって言いたいだけ。▼~
僕は十分強いし、それに、~
僕を守ってくれる臣下だっている。▼~
だから…カザハナのその力は、~
僕じゃなくて、サクラのために使ってあげなよ。▼~
:[カザハナ]|…!▼~
:[タクミ]|あんたの主君を想う気持ちは、~
僕も認めてる。▼~
あの時だって、カザハナはサクラのために~
ああいう行動をとったんだろ?▼~
その気持ちだけは伝わってきたからさ。~
そりゃもう…痛いほどにね。▼~
:[カザハナ]|すみませんでした…▼~
:[タクミ]|だから、責任取るとかいうのは無し。~
そういうの、苦手なんだよね。▼~
…でも、その気持ちは嬉しかった。~
僕を守るって言ってくれて…▼~
…ありがとう。▼~
:[カザハナ]|! タクミ様…!▼~
:[タクミ]|それじゃ、サクラのこと頼んだからね。▼~
:[カザハナ]|は、はいっ!▼~
…………▼~
タクミ様…~
あたし、タクミ様の笑顔初めて見たかも。▼~
…よ、よおおーし!~
タクミ様のお墨付きも貰ったし、▼~
これからもばっちりサクラを守るぞーっ!~
見ててよね、タクミ様っ。▼~
***支援S [#j811805c]
:[カザハナ]|タクミ様! 今日もばっちし~
サクラ様をお守りしましたよー!▼~
:[タクミ]|…おい、カザハナ。▼~
:[カザハナ]|はい、なんですか?▼~
:[タクミ]|そうやって毎日毎日~
報告に来てくれるけど…▼~
ちゃんと守ってくれてるのはわかるから、~
わざわざ言いに来なくていいよ。▼~
:[カザハナ]|ええー、そんな。~
寂しいこと言わないでくださいよ。▼~
せっかくこうして気軽に~
お話しできるようになったんですから、▼~
その幸せぐらい噛みしめさせてください!▼~
:[タクミ]|気軽にって…~
前はそうじゃなかったとでも言いたいわけ?▼~
:[カザハナ]|はい。前はタクミ様、~
あたしのこと嫌いだったじゃないですか。▼~
:[タクミ]|別に、嫌いじゃなかったけど。▼~
:[カザハナ]|でもすごーく冷たかったです!▼~
あたしを見るなり苦虫をかみつぶしたような~
顔をしてそそくさと行っちゃうので…▼~
:[タクミ]|だって、いつ殴りかかってくるか~
わかったもんじゃないし。▼~
:[カザハナ]|もう! さすがに傷つきます!▼~
:[タクミ]|あーそう。悪かったよ…▼~
でもカザハナ、そういうの察せない性質だって~
言ってたのに、意外と繊細なんだな。▼~
:[カザハナ]|そりゃ好きな人に対しては~
繊細にもなりますよ!!▼~
:[タクミ]|えっ。▼~
:[カザハナ]|えっ?▼~
…あああああっ!!~
あたし今、告白しちゃいました…?▼~
:[タクミ]|まずかったんなら、~
聞かなかったことにするけど。▼~
:[カザハナ]|ひどい!~
無視される方がまずいですよ!▼~
ううう、告白されてる時にまでこの態度…~
タクミ様、意地悪なんですから…▼~
:[タクミ]|ま、好きな子は~
からかいたくなるってやつじゃない?▼~
:[カザハナ]|あーそうですか…▼~
…え!? 今なんて…▼~
:[タクミ]|僕もあんたが好きだって~
言ったんだけど?▼~
:[カザハナ]|えーーーー!?~
な、なんで…▼~
:[タクミ]|さあね。好きになるのに理由がいるのか?~
カザハナだって、特に理由は無いだろ?▼~
:[カザハナ]|そ、そんなことないです!▼~
:[タクミ]|じゃあどうして?▼~
:[カザハナ]|え、えと…タクミ様の~
冷たい態度がなんとなく気になって、▼~
なんとなく追いかけてたら、~
なんとなく好きに…▼~
:[タクミ]|ほら。理由なんかないだろ。▼~
:[カザハナ]|うう…確かに。▼~
でもあたし、タクミ様が好きなんです!~
だからいっぱいお話したいなと思って…▼~
:[タクミ]|わかったよ。~
でも、僕も君が好きなんだし…▼~
これからはずっと一緒にいるんだから、~
報告はしに来なくていいよ。▼~
代わりに、もっとお互いのことを話そう?~
これからのこととかさ。▼~
:[カザハナ]|これからのこと?▼~
:[タクミ]|結婚指輪はどんなのにするかとか。▼~
:[カザハナ]|!!!!!▼~
た、タクミ様…~
あたし、幸せすぎて死にそうです…!▼~
:[タクミ]|別にいいけど、~
死ぬなら僕の後にしてよね。▼~
:[カザハナ]|は、はい!~
これから…よろしくお願いします!▼~
:[タクミ]|はいはい。~
喜んで。▼~
**ニシキ [#n5da1768]
***支援C [#ogt10b3c]
:[カザハナ]|せいっ! やっ!~
とおおーーっ!!!▼~
:[ニシキ]|やあ、カザハナ。稽古かい?▼~
:[カザハナ]|あ、ニシキ!~
うん、そうだよ!▼~
:[ニシキ]|カザハナは毎日稽古をしているね…~
それって楽しいの?▼~
:[カザハナ]|んー。稽古っていうのは、~
楽しい楽しくないの問題じゃないよ。▼~
必要だと思うし、使命だからね。▼~
:[ニシキ]|ふーん…▼~
:[カザハナ]|あっ、そうだ! ニシキも稽古しようよ。~
最近なまってるんじゃないの?▼~
:[ニシキ]|いやいや、ボクは遠慮しておくよ。~
だって大変そうだもの。▼~
:[カザハナ]|もう、そんなのんきなこと言ってたら、~
敵にやられちゃうよ?▼~
:[ニシキ]|でもずっと稽古してたら疲れるだろう?▼~
その上戦場でも闘ったら、疲れが出て~
闘いに集中できないじゃないか。▼~
:[カザハナ]|う、うーん…~
理屈はわかるけど、それは志の問題だよ!▼~
:[ニシキ]|根性というやつかい?▼~
大丈夫だよ。~
ボク、戦場ではちゃんと頑張るから。▼~
休める時は休まないと、~
身体がもたないよ。▼~
カザハナも今から、~
ボクとお昼寝なんかどうだい?▼~
:[カザハナ]|…いいえ、遠慮しておくわ。▼~
あたしまだ稽古するから、~
お昼寝したいならもう行ってくれるかな?▼~
…ていっ! やあぁーーーっ!!▼~
:[ニシキ]|カザハナはホントに~
がんばり屋さんだなぁ。▼~
***支援B [#saa3f4ae]
:[ニシキ]|いたたた……▼~
:[カザハナ]|ニシキ!~
その腕…怪我したの!?▼~
まさか、さっきの戦闘で?▼~
:[ニシキ]|うん…ちょっと油断してしまってね…▼~
:[カザハナ]|もう!~
だから言ったじゃない!?▼~
普段稽古をしないと身体がなまって、~
いざという時に身体が動かないんだよ!▼~
ニシキの実力があれば負けない敵でも、~
こうしてやられちゃうんだから!▼~
:[ニシキ]|ううっ…ごめんよ。▼~
:[カザハナ]|…少しなら、薬の手持ちがあるわ。~
ほら、腕を見せて。▼~
:[ニシキ]|え…?~
手当してくれるのかい?▼~
:[カザハナ]|当たり前じゃない。▼~
その傷は自業自得だって思うけど…~
ニシキは大事な仲間だもん。▼~
:[ニシキ]|カザハナ…▼~
:[カザハナ]|…………▼~
これでよし。▼~
…傷は浅いみたいだし、~
これならすぐに治るんじゃないかな?▼~
:[ニシキ]|わあ、ありがとう!▼~
…あと、カザハナ。~
申し訳ないついでに…▼~
…この子も見てくれないかな?▼~
:[カザハナ]|これは…小鳥?~
羽を怪我してるの?▼~
:[ニシキ]|うん、そうなんだ。~
さっきの戦闘に巻き込まれそうになってさ。▼~
こんなに小さな子が怪我しているのを見て…~
かわいそうになってしまってね。▼~
:[カザハナ]|もしかして…ニシキ、~
この小鳥を庇って怪我したの?▼~
:[ニシキ]|えへへ…大正解だよ。▼~
:[カザハナ]|ニシキは馬鹿だね。▼~
:[ニシキ]|ええっ!?~
ひどいよカザハナ!▼~
:[カザハナ]|ごめんごめん。~
あたしも別に賢い方じゃないけどさ。▼~
小鳥を庇って…~
それでニシキが代わりに死んだら、▼~
あなたどうするつもりだったの?▼~
:[ニシキ]|どうするって…~
死んだらなんにもできないよ。▼~
:[カザハナ]|もう。~
そういうことを言いたいわけじゃないよ。▼~
…まあいいわ。~
それじゃ、この小鳥さんも手当するね。▼~
:[ニシキ]|ありがとう!~
この恩はいつか返すよ!▼~
***支援A [#iqwe97e6]
:[カザハナ]|あっ、ニシキ! いた!!▼~
:[ニシキ]|やぁ、カザハナ。どうしたんだい?▼~
:[カザハナ]|怪我の具合はどうかなって思って。▼~
:[ニシキ]|ああ、その件はありがとう!~
おかげ様ですっかり治ったよ。▼~
:[カザハナ]|そう…良かった。▼~
それで、小鳥さんの方はどうなの?▼~
:[ニシキ]|うん、大丈夫だよ。~
さっき無事に飛び立っていった。▼~
:[カザハナ]|そっか。もうお別れしてきたんだね。~
ちょっとさみしいけど…良かったよ。▼~
あの…ニシキ…▼~
:[ニシキ]|どうしたんだい?▼~
:[カザハナ]|この怪我の手当てしてた時、~
馬鹿なんて言ってごめんね。▼~
ニシキがあの子のためにがんばったのは、~
わかってたのに…あたし…▼~
:[ニシキ]|そんなの気にしないでおくれよ、カザハナ。▼~
ボクが稽古を怠って昼寝してたのは、~
本当のことだし。▼~
ボクも悪かったよ。~
すまなかったね。▼~
:[カザハナ]|ニシキ…▼~
…ニシキは優しいんだね。~
あたし、あなたのこと見直しちゃったよ。▼~
:[ニシキ]|見直したって…~
じゃあ今まではどう思っていたんだい?▼~
:[カザハナ]|んー…~
のんきで体のなまってる狐さん、かな。▼~
:[ニシキ]|わあ、ひどい!~
ボクだってちゃんと闘っているよ!▼~
:[カザハナ]|わかってるわ。▼~
普段は気の抜けたところもあるけど、~
やる時はやる狐だもんね。ニシキは。▼~
:[ニシキ]|うん、その通り!▼~
でも、ボクもカザハナが言うように、~
少しは稽古をしてみようと思ったよ。▼~
:[カザハナ]|わっ、そうなんだ!~
それならいつでも付き合うよ!▼~
何なら今からやる?▼~
:[ニシキ]|ほんと?~
じゃあぜひお願いするよ。▼~
その技をボクに教えておくれ、~
カザハナ先生!▼~
:[カザハナ]|ふふっ。よろしい。~
ビシビシ行くから覚悟しなさいよー?▼~
***支援S [#jfr7855c]
:[ニシキ]|はぁ…はぁ…▼~
やったあ!~
カザハナから一本取ったよ!▼~
:[カザハナ]|あたしの負けだね…~
すごいよ、ニシキ。▼~
ちょっとの訓練でここまで力をつけるなんて。~
やっぱり元の身体能力が高いのかな。▼~
:[ニシキ]|ふふん…~
すごいかい? 見直したかい?▼~
:[カザハナ]|うん、すごいし見直した。▼~
でも、一回勝っただけで~
得意げになっちゃ駄目よ?▼~
この前まではあたしにボコボコに~
されてたんだから。▼~
:[ニシキ]|そ、そうだったね…▼~
それに比べたら今日のボクはかっこいい!~
そして男らしいよね!▼~
:[カザハナ]|ま、まあね…▼~
:[ニシキ]|よーし!~
じゃあ今日なら言えそうだ!▼~
カザハナ。今からボクが、~
もっと男らしい所を見せてあげよう!▼~
:[カザハナ]|え? どういうこと?▼~
:[ニシキ]|カザハナ…ボクは、ボクのことをきちんと~
叱ってくれるキミが好きなんだ。▼~
:[カザハナ]|へっ!?▼~
:[ニシキ]|こんなに親身になって、稽古にまで~
付き合ってくれるカザハナが大好きだ!▼~
ボクにはキミみたいな人が必要なんだよ。▼~
:[カザハナ]|な、なななにそれ…!~
急に変なこと言わないでよ!▼~
:[ニシキ]|変なこととは失礼だね。▼~
可愛くて、しっかり者で~
ボクのことを支えてくれる…▼~
こんな素敵なヒト、今までにいなかったよ!~
だから…ボクの恋人になって欲しいんだ!▼~
:[カザハナ]|…ニシキ。▼~
:[ニシキ]|確かにボクはのんきだし…▼~
真っ直ぐなカザハナとは、~
正反対かもしれない。▼~
でもボクのことを、~
息抜きできる存在だと思ってもらえれば…▼~
二人は良い関係になれるんじゃないのかな?▼~
:[カザハナ]|…………▼~
まあ、そうかもね。▼~
あなたはあたしと違うからこそ、~
無いものが見えてくるのかも。▼~
:[ニシキ]|えへへ…それで?~
答えはどうだい?▼~
:[カザハナ]|…うん、わかった。ニシキ。~
あたしもあなたのことが好き!▼~
:[ニシキ]|それなら…これからは恋人だね。~
よろしく、カザハナ!▼~
:[カザハナ]|ふふっ、そうだね。~
よろしく、ニシキ!▼~
**リョウマ [#e4248f9a]
***支援C [#b2913147]
:[カザハナ]|やあっ! とおっ!▼~
:[リョウマ]|ん? あそこにいるのは…▼~
カザハナ。~
稽古に精が出ているようだな。▼~
:[カザハナ]|わっ!!~
りょ、リョウマ様!?▼~
:[リョウマ]|それほど驚かれるとは思わなかったな。~
急に話しかけてすまない。▼~
:[カザハナ]|い、いいいいいえ! いいんです!~
気になさらないでください。▼~
:[リョウマ]|…様子が少しおかしいぞ。~
どうしたんだ?▼~
:[カザハナ]|そ、そんなことありません!▼~
ええと…稽古に集中していたので、~
突然声をかけられてビックリして…▼~
:[リョウマ]|そうか。~
それならいいが…▼~
:[カザハナ]|リョウマ様こそ、どうされたんですか?~
こんな陣営の外れまでいらして…▼~
:[リョウマ]|俺は陣営の見回りもかねて、~
皆の様子を見て回っていたんだ。▼~
:[カザハナ]|…さすがはリョウマ様ですね。▼~
:[リョウマ]|時間のある時は、仲間たちの様子も~
気にかけておかねばな。▼~
カザハナが毎日稽古に励んでいるのも~
知っているぞ。▼~
:[カザハナ]|ええっ!?~
そうなんですか!?▼~
:[リョウマ]|ああ。あまりにも真剣にやっているから、~
今日は思わず声をかけてしまった。▼~
いつもサクラのために精進してくれていると~
聞いている。兄である俺も感謝している。▼~
:[カザハナ]|そんな。自分で決めたことですから、~
リョウマ様にお礼を言われるほどでは…▼~
:[リョウマ]|いや謙遜するな。~
お前は本当によくやってくれている。▼~
:[カザハナ]|そ、そんなに言われると…~
照れちゃいますね…▼~
:[リョウマ]|そうか?▼~
:[カザハナ]|はい。え、ええと…▼~
あっそうだ! あたし備蓄整理を~
頼まれていたんでした!▼~
すみません、リョウマ様! 失礼しますね!▼~
:[リョウマ]|カザハナ…?▼~
***支援B [#q00e72cc]
:[カザハナ]|リョウマ様…~
あの、少しよろしいですか?▼~
:[リョウマ]|ああ、カザハナか。どうしたんだ?▼~
:[カザハナ]|その…先日の非礼をお詫びしようと思って、~
来たんです。▼~
:[リョウマ]|非礼?▼~
:[カザハナ]|せっかく声をかけてくださったのに、~
あたし…逃げるように去ってしまって…▼~
:[リョウマ]|なんだ、そのことか。~
俺は気にしていない、大丈夫だぞ。▼~
いや…そういうことではないのか?~
何か問題でもあるのか?▼~
:[カザハナ]|いえっ! も、問題なんて…!~
むしろ反対です!▼~
:[リョウマ]|反対?▼~
:[カザハナ]|はい。リョウマ様は…~
あたしの憧れなんです。▼~
:[リョウマ]|憧れ…?▼~
:[カザハナ]|あたしの主はサクラ様です。~
お慕いする気持ちは変わりません。▼~
でも…闘いにおける強さにおいては、~
一番尊敬しているのはリョウマ様なんです。▼~
そんなリョウマ様に声をかけていただいて~
しかも褒められたので、▼~
恥ずかしくなって…~
思わず逃げちゃったんです。▼~
:[リョウマ]|そうか、そういうことだったんだな。▼~
だが別に俺は、そこまで担がれるような~
尊大な存在ではないぞ。▼~
:[カザハナ]|い、いえいえ! サクラ様からいつも~
リョウマ様のお話を聞くんですよ!▼~
「リョウマ兄様は全てに優れた~
素晴らしい兄様なんです」って。▼~
:[リョウマ]|それは少し照れてしまうな…~
だが…嬉しいとも思う。▼~
:[カザハナ]|ふふっ、あたしにもこんな兄様がいたら~
いいなあって思わず言っちゃいそうです。▼~
:[リョウマ]|そうか。別に俺は構わないぞ?▼~
:[カザハナ]|えっ?▼~
:[リョウマ]|頼られているなら俺はその期待に応えたい。▼~
むろん闘いだけではなく、~
何か気にかかることがあれば相談に乗ろう。▼~
兄のような立場として、な。▼~
:[カザハナ]|そ、そんな! リョウマ様に~
ご迷惑をおかけするわけには…▼~
:[リョウマ]|だから迷惑ではないと言っているぞ?▼~
:[カザハナ]|そ、そうですか…?▼~
:[リョウマ]|ああ、なら決まりだな。これからは俺のことを~
兄のように頼ってほしい。▼~
:[カザハナ]|は、はい…ありがとうございます!▼~
***支援A [#va223a93]
:[リョウマ]|カザハナ、今日も稽古に行くのか?~
:[カザハナ]|あ、リョウマ様!~
はい、そうです!▼~
:[リョウマ]|そうか…だがあまり無理をするなよ。~
サクラも心配するだろうからな。▼~
:[カザハナ]|えっ、サクラ様が?▼~
:[リョウマ]|ああ。サクラにとってカザハナは、~
臣下であると同時に大切な友達だろう。▼~
その友達が自分のために頑張りすぎる姿は、~
見ている本人も辛くなるやもしれんからな。▼~
:[カザハナ]|…そうですね。あたしもサクラが~
無理している時は…見ていて辛いです。▼~
お互い、気をつけなくてはいけませんね!▼~
:[リョウマ]|そうだな…そうならないようにするためにも、~
日頃からよく話しておくといいかもしれない。▼~
とは言っても、お前たちには~
余計な心配かもしれないが…▼~
:[カザハナ]|リョウマ様…?▼~
:[リョウマ]|先日お前がサクラと楽しそうに~
話しているところを偶然見かけたんだ。▼~
女の子同士…とても微笑ましかった。▼~
:[カザハナ]|見かけたのなら~
声をかけてくだされば良かったのに…!▼~
:[リョウマ]|いや、男の俺が入ってはいけないような~
気がしたんだ。▼~
やはり、女性同士でないと~
わからないこともあるだろうからな。▼~
:[カザハナ]|リョウマ様…▼~
:[リョウマ]|戦場だけではなく…普段から~
サクラを支えてくれてありがとう。▼~
これからもあの子の傍にいてくれると、~
俺としても心強いと思う。▼~
:[カザハナ]|は、はい…リョウマ様。▼~
このカザハナ、サクラ様に生涯お仕えすることを~
リョウマ様にも誓います。▼~
:[リョウマ]|ははっ、それは頼もしいな。~
これからも頼む。▼~
:[カザハナ]|はい!任せてください!▼~
***支援S [#bc7f1fd5]
:[リョウマ]|カザハナ。稽古中にすまない。~
話をしても構わないだろうか?▼~
:[カザハナ]|リョウマ様!~
はい、なんでしょうか?▼~
:[リョウマ]|先日の話…カザハナにはサクラを守って~
欲しいといった話だが…▼~
あの話には少し続きがある。▼~
:[カザハナ]|えっ…続き?▼~
:[リョウマ]|ああ。カザハナにサクラを守ってくれと~
頼んだが…俺はカザハナを守りたいと思う。▼~
:[カザハナ]|ええっ!?▼~
:[リョウマ]|カザハナにはサクラを守ってもらっている。~
ならば、俺はそのカザハナを守っていこう。▼~
…そう思っているんだ。▼~
:[カザハナ]|リョウマ様…▼~
:[リョウマ]|それは単に兄が妹を守るといった~
気持ちだけじゃない。▼~
一人の男として…~
カザハナの傍にいたいという意味だ。▼~
:[カザハナ]|…それはっ!!▼~
:[リョウマ]|仲間としてではない…大切な一人の女性として~
カザハナが守りたい対象なのだ。▼~
俺の気持ちに応えてくれないだろうか?▼~
:[カザハナ]|リョウマ様…▼~
その…あたしこれまでリョウマ様のことを、~
すごく尊敬していました。憧れでした。▼~
でも親身になって相談に乗ってくれた~
リョウマ様と接しているうちに…▼~
その憧れは…好きという~
気持ちに変わっていきました。▼~
:[リョウマ]|カザハナ…▼~
:[カザハナ]|でもリョウマ様はサクラ様のお兄様…~
しかも王族の方ですから、▼~
この気持ちはずっと心に秘めておこうとも~
思っていました。▼~
だけどもう…~
この気持ちを抑えなくてもいいんですね。▼~
:[リョウマ]|ああ。~
俺の恋人になってくれ、カザハナ。▼~
:[カザハナ]|…はい!~
喜んでお受けします!▼~
:[リョウマ]|そうか、良かった。~
これからは、共に支え合い闘っていこう。▼~
:[カザハナ]|もちろんです! でもあたしは~
守られるだけじゃありませんからね!▼~
リョウマ様の隣で一緒に闘わせてください!▼~
:[リョウマ]|ああ!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#k273d133]
- カザハナ(~_~;) -- &new{2018-10-27 (土) 10:26:58};
- カザハナ(~_~;) -- &new{2018-10-27 (土) 10:32:10};
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