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会話集/支援会話/オーディン
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*オーディンの支援会話 [#k27274b3]
#contents
**マイユニット(男性) [#x25660f0]
-
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・私)のページへ>../マイユニット(男性...
**マイユニット(女性) [#g3ccf956]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
-
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
-
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
**フェリシア [#bb56296f]
[[フェリシアのページへ>../フェリシア(暗夜)#s74478ce]]
**アクア [#xbf8f596]
[[アクアのページへ>../アクア(暗夜)#hefa5cdf]]
**エリーゼ [#be3a22f4]
[[エリーゼのページへ>../エリーゼ#sfd59ss4]]
**エルフィ [#re102267]
[[エルフィのページへ>../エルフィ#k2e7fd0d]]
**ゼロ [#h4e66595]
***支援C [#occ01328]
:[ゼロ]|オーディン、仕事だ。▼~
:[オーディン]|?▼~
:[ゼロ]|今度、軍を挙げて新しい武器を開発するらしい。~
その名前を考えてほしいとのことだ。▼~
:[オーディン]|武器の名前を考える…だと!?▼~
体の底からこみ上げてくるこの轟き…~
ほとばしる脳内物質…▼~
光栄すぎる仕事だなっ!▼~
:[ゼロ]|いや、待て。~
別にお前にご指名があったわけじゃない。▼~
軍の全員に出たお触れだ。▼~
で、俺たち二人はレオン様の組として~
共同で案を出すんだそうだ。▼~
そうして各組から集まった中から~
優秀作が選ばれ…▼~
正式な名前が決定するらしい。▼~
:[オーディン]|…なるほど。ふっ、ではゼロ。~
貴様はこの件は休みでいい。▼~
これは、完全に我が得意分野だ!▼~
:[ゼロ]|わかった。~
じゃあそうさせてもらうとするか。▼~
:[オーディン]|さてと、さっそく考えるとしよう!▼~
…一つ目の新武器は剣か…~
力強そうなのがいいなー…▼~
強そう…怒涛…~
「怒涛の…」がいいか…▼~
…いや、今決めるのはもったいない。~
よし、剣はいったん置いておくぞ。▼~
次は杖か…色からして、赤…▼~
「深紅の」…「深紅の」…▼~
…いや待てよ。逆に…▼~
:[ゼロ]|言っておくが締め切りは近いぞ。~
ゆっくりしている暇はないからな。▼~
***支援B [#d9fe2ee1]
:[オーディン]|おい、ゼロ!~
なんだこれは!?▼~
:[ゼロ]|騒々しいな。~
どうした?▼~
:[オーディン]|武器の名前だよ!~
なんで勝手に応募しちゃったんだよ!▼~
俺はまだ悩み中だったんだぞ!▼~
しかも見ろ!~
この名前!▼~
「怒涛のミステルトィントィン」▼~
「深紅のギンギンロッド」…▼~
なんだこのロマンの無さは!~
ふざけるのもいい加減にしろ!▼~
:[ゼロ]|ふざけてなんかいないぞ。~
むしろふざけていたのはお前のほうだ。▼~
:[オーディン]|何っ?▼~
:[ゼロ]|俺はもう締め切りだと言ったのに、~
お前はもう少し考えさせろと言った。▼~
だがそれでは未提出ということになり、~
レオン様の顔に泥を塗ることになる。▼~
だから俺が完成させて提出しておいたんだ。~
なんの問題もないはずだが?▼~
:[オーディン]|…いいや、逆だ。~
締め切りなんか少しくらい遅れたっていい。▼~
大事なのは命名の質、センスだ。▼~
低レベルな案を出したほうが、~
レオン様の顔に泥を塗ることになる!▼~
:[ゼロ]|…締め切りが過ぎても、~
本当にイイ案を出せていたのかねえ…▼~
いつものお前のノリで~
ヌルヌルと滑り気味だったんじゃないか?▼~
:[オーディン]|…………▼~
ほう…では貴様のいつもの戯言は~
滑っていないとでも言うのか?▼~
貴様のあれこそが、~
レオン様の評判を落としているのだ。▼~
:[ゼロ]|ほう…言うねえ。▼~
素性を調べても何も出てこない…~
過去が無い奴に言われたくはないね…▼~
:[オーディン]|!?▼~
貴様…~
俺の過去を調べていたのか…▼~
:[ゼロ]|当然だ。俺はレオン様に恩がある。~
レオン様のためにここにいる。▼~
だから、レオン様を脅かす可能性のある~
怪しい輩は、全て調査済みだ。▼~
:[オーディン]|くっ…~
もういい、この話はやめだ。▼~
***支援A [#e11faf1]
:[オーディン]|ゼロ…~
この間はすまなかった。▼~
:[ゼロ]|オーディン…▼~
:[オーディン]|実は…俺たちの案が~
二次選考に駒を進めたそうだ…▼~
:[ゼロ]|本当か?▼~
:[オーディン]|ああ…しかも聞いて回った限りでは…▼~
「オーディンっぽさが薄くていい」とか~
言われているらしい…▼~
…ってことは、俺が締め切りを~
破って一人で考えたとしたら…▼~
一次選考で落ちていたかもな…▼~
…今のところ、~
レオン様の顔に泥を塗らずに済んでいる。▼~
これはお前のおかげだ。▼~
:[ゼロ]|…いや、俺はただテキトーに書き足しただけ。~
ナニもしてはいない…▼~
…そんなことより、俺も言いたいことがある。~
お前の素性を調べていたことを謝りたい。▼~
:[オーディン]|…え?~
い、いや…あれは仕方ないことだ。▼~
誰だって、どこの馬とも知れない奴が~
同僚になったりしたら、気になるだろうしな。▼~
…別に、やましい過去があるわけじゃないんだ。~
だから本当はお前にも話してやりたいんだが…▼~
:[ゼロ]|いや、言う必要はない。▼~
お前にどんな過去があったにせよ、~
肝心なのは「レオン様が選んだ」という事実だ。▼~
俺はその事実を大事にするべきだった。▼~
…それに俺だって、レオン様に拾っていただく~
前のことは、人に言えたようなものじゃない。▼~
:[オーディン]|…………▼~
…ゼロ。~
お前、本当にレオン様想いなんだな。▼~
:[ゼロ]|お前こそな。▼~
:[オーディン]|…ゼロ。~
俺…ずっと考えていたんだ。▼~
レオン様のために一番よくないのは、~
俺たちがギスギスすることじゃないかって…▼~
せっかくレオン様に選んでもらった二人なんだ。~
これからはもっと仲良くやっていこうぜ。▼~
:[ゼロ]|ああ、同感だ。▼~
:[オーディン]|よかった…~
そこでさっそくなんだが…▼~
:[ゼロ]|?▼~
:[オーディン]|今度は新しく防具を開発するから、~
その名前も考えてほしいそうだ。▼~
一緒にやってくれるよな?~
我が色を薄める仕事を頼まれてくれ!▼~
:[ゼロ]|いや、今度こそお前一人でやれ。▼~
**ニュクス [#o7yeweea0]
***支援C [#e09hgd59e]
:[オーディン]|ニュクス。~
ちょっと時間はあるか。▼~
:[ニュクス]|ええ、どうしたの?▼~
:[オーディン]|貴様…俺の同類だな?▼~
:[ニュクス]|えっ?▼~
:[オーディン]|俺たちは共に~
その身を闇に染めし者…▼~
だから、同類…▼~
:[ニュクス]|え、あぁ…そうなの?▼~
:[オーディン]|「幼い頃から呪術の才が~
ずば抜けて高かった」▼~
「禍々しい術を使うニュクスを、~
家族は腫物を扱うかのように育てた」▼~
これが俺の聞いた貴様の過去だ。▼~
…はっきり言って素晴らしい。▼~
いや、素晴らしいどころか~
その遙か彼方の常闇を爆走している。▼~
その煌めき…たたずまい…どこを取っても~
かっこよすぎて憧れてしまう。▼~
だから、認めよう。~
貴様は我が同類…闇の同胞であると…▼~
:[ニュクス]|…………▼~
…ごめんなさい。~
全く意味がわからないんだけど。▼~
:[オーディン]|意味など分からなくていい…▼~
俺はお前に、羨望に近い~
憧れを抱いている…▼~
まあ、平たく言うと、~
仲良くしようということだ…▼~
:[ニュクス]|そ、そう…~
よろしく…▼~
***支援B [#kf6gilw4d]
:[オーディン]|来たな…ニュクス。▼~
:[ニュクス]|オーディン…何か用?▼~
:[オーディン]|俺とい様は闇の同胞…~
一つの昏き道を歩みし者だ…▼~
先日はその存在を認め~
固く絆を結びあったが…▼~
真の異端はただ一人…~
頂に二人は並び立てない。▼~
だから、決着をつけよう。~
互いの呪術の真名をもって。▼~
:[ニュクス]|相変わらず貴方の言うことは~
意味がわからないのだけど…▼~
呪術の勝負でも~
したいということかしら?▼~
:[オーディン]|いや、呪術道具の名前勝負だ。▼~
:[ニュクス]|? ええと…?▼~
:[オーディン]|では行くぞ!~
手始めにこの呪術道具…▼~
我が左手に宿りし~
この呪装の名は…▼~
真に灰色なる器…~
アッシェ・フランシェ!▼~
:[ニュクス]|…………▼~
:[オーディン]|さあ。お前も呪術道具の~
真名を明かすがいい。▼~
:[ニュクス]|貴方、その道具全部に~
いちいち名前つけてるの?▼~
残念だけど…~
私にそういう趣味はないから。▼~
:[オーディン]|ば、馬鹿な!~
なぜ道具に名前をつけない!?▼~
:[ニュクス]|馬鹿なって言われても…~
別に必要ないでしょう。▼~
:[オーディン]|くっ…見損なったぞ、ニュクス。▼~
闇にその身を染めし者に~
あるまじき暴挙だ。▼~
貴様のことを~
我が同胞と思っていたのに…▼~
:[ニュクス]|なんだか期待させてしまった~
みたいで申し訳ないけど…▼~
やっぱり、貴方の言うことは~
意味が分からないわ。▼~
:[オーディン]|では呪術の技名はどうだ?~
お前の持つ必殺技の名を…▼~
:[ニュクス]|呪術なら数えきれないほど~
編み出したけど…▼~
名前なんて、~
考えたこともなかったわ。▼~
:[オーディン]|!!▼~
:[ニュクス]|な、何…?_▼~
:[オーディン]|「名前なんて、~
考えたこともなかった」…か…▼~
逆に…~
逆に…格好良いかもしれん。▼~
闇に染まりし者にふさわしい~
底知れない虚無を感じる…▼~
な、なんだ。この敗北感は…~
真の闇は、貴様だというのか…▼~
:[ニュクス]|私、もう行っていいかしら?▼~
***支援A [#v3mnfjcf]
:[ニュクス]|オーディン。▼~
:[オーディン]|来るな…貴様を見ると…~
俺は怒濤の劣等感に苛まれるのだ…▼~
:[ニュクス]|劣等感?▼~
:[オーディン]|ニュクス…~
貴様の過去の続きを知った。~
「幼いころ、禁忌の呪術によって~
大量殺戮を行い…」~
「その呪いの代償として、身体は~
幼い姿のまま成長できない…」▼~
:[ニュクス]|…ええ、その通りよ。▼~
:[オーディン]|俺の負けだ…▼~
:[ニュクス]|え…?▼~
:[オーディン]|貴様の過去、貴様の言動…~
どれも真なる闇そのものだ…▼~
貴様に比べれば、~
俺は偽…紛い物かもしれん…▼~
くっ…俺にも~
貴様のような過去があれば…▼~
:[ニュクス]|よくわからないけど…▼~
オーディン。~
私は貴方が羨ましいわ。▼~
:[オーディン]|何…?▼~
:[ニュクス]|私にはまだ理解できないけど、~
貴方には強い情熱があって…▼~
それを満たすことで~
大きな喜びを感じている。▼~
そうでしょう?▼~
:[オーディン]|あ、ああ…確かにそうだ。▼~
:[ニュクス]|それを、私は~
たまらなく羨ましく思う。▼~
私には、そういうものが~
何もないから…▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[ニュクス]|だから、貴方は貴方のままでいいの。~
私は貴方のことを認めているわ。▼~
:[オーディン]|…そ、そうなのか?▼~
:[ニュクス]|ええ。▼~
:[オーディン]|な、ならいいかな…▼~
:[ニュクス]|ありのままの姿が一番ということ。~
私も、貴方もね…▼~
***支援S [#mb9faw229]
:[ニュクス]|オーディン、どうしたの?~
こんなところに呼び出したりして。▼~
:[オーディン]|ニュクスか。▼~
…実は、子どものことを考えていたのだ。▼~
:[ニュクス]|子ども?▼~
:[オーディン]|ああ。~
貴様との間に生まれる子どものことだ。▼~
:[ニュクス]|はっ?▼~
:[オーディン]|その子どもは貴様の血を引き継ぐだろう。~
そして、すさまじい能力を有するはずだ。▼~
俺の憧れは世代を超えて実現する。~
まさに親と子の夢の懸け橋だ。▼~
すごいなー。かっこいーなー。~
…そんなことを考えていたんだ。▼~
:[ニュクス]|…………▼~
つまり。▼~
遠回しのプロポーズって受け取ればいいの?▼~
:[オーディン]|ま、まあ…~
そう受け取ってもらってもいい…▼~
:[ニュクス]|そう…▼~
がっかりしたわ。▼~
:[オーディン]|えっ?▼~
:[ニュクス]|情けないわね…男なんだから、~
決めるところは決めなさい。▼~
まったく…最近の若い子は~
すぐに予防線を張るんだから。▼~
:[オーディン]|最近の若い子、って…~
その見た目で言うなよな…▼~
:[ニュクス]|何か文句でも?▼~
:[オーディン]|い、いや…何も。▼~
俺だって…お前が普通の女性であったなら~
堂々とプロポーズしただろう。▼~
しかし、俺はお前を前にすると…~
その…なんだ…▼~
巨大な畏敬の念の裏返しというか…~
激しい劣等感が…▼~
:[ニュクス]|オーディン。~
そういうのやめてくれる?▼~
前も言ったでしょう。~
私は貴方を認めているって。▼~
:[オーディン]|それはそうだが…▼~
:[ニュクス]|いい? ちゃんと言って。~
これが最後のチャンスよ。▼~
:[オーディン]|わかった。▼~
…………▼~
ニュクス…~
俺はお前に惚れている。▼~
…結婚してくれ。▼~
この指輪を受け取ってほしい。▼~
:[ニュクス]|…………▼~
ありがとう…▼~
**カミラ [#tae2mxw8d]
***支援C [#wdafw010]
:[カミラ]|…………▼~
:[オーディン]|カミラ様、どうしたんですか?~
なんだか表情が冴えないような…▼~
:[カミラ]|…オーディン。~
いえ、なんでもないわ。▼~
:[オーディン]|そうですか。~
それならいいんですけど…▼~
:[カミラ]|それで、あなたはどうしたの?~
私に何か用かしら。▼~
:[オーディン]|ああ、そうでした。~
以前からお聞きしたいことがありまして。▼~
:[カミラ]|ええ、なんでも聞いてちょうだい。▼~
:[オーディン]|カミラ様のその鎧…~
なんていう名前なんですか?▼~
:[カミラ]|えっ?▼~
どうして?~
あなたも着たいの?▼~
:[オーディン]|着る…!?▼~
そ、その発想はなかった…~
だが、実際に夢想してみるとどうだ…▼~
確かに俺がこれを着たら、絶空の彼方より~
天使が舞い降りる姿に見えるかもしれんな…▼~
:[カミラ]|オーディン?~
何をブツブツ言っているの?▼~
:[オーディン]|へっ!?▼~
あ、いえ…なんでもありません!~
ちょっと意識が虚空の彼方に惑ってしまって。▼~
実は俺、ずっと興味を持ってたんですよ。~
カミラ様のかっこいい鎧に!▼~
:[カミラ]|かっこいい…鎧?~
これが?▼~
:[オーディン]|はい!▼~
その独特な漆黒…個性的な形…~
非の打ちどころがありません!▼~
いったいどんな崇高な名称が~
ついているのだろうと…▼~
それを考えるだけで、~
俺の魂が疼くんです!▼~
:[カミラ]|うーん…名称って言われても…~
特に名前があるわけじゃないわ。▼~
:[オーディン]|そ、そうなんですか…!?~
それは何とも…もったいない。▼~
:[カミラ]|だったら、あなたが名前をつけてちょうだい。▼~
:[オーディン]|えっ、ほんとですか!~
いいんですか!?▼~
:[カミラ]|ええ、あなたならきっと~
素敵な名前を付けてくれるだろうし。▼~
楽しみにしているわね、オーディン。▼~
:[オーディン]|はい!▼~
***支援B [#xf0fasw89]
:[オーディン]|カミラ様!~
鎧の名前、考えてきましたよ。▼~
:[カミラ]|まあ…待っていたわ。~
さっそく聞かせてちょうだい。▼~
:[オーディン]|わかりました。~
ずばり、鎧の名前は…▼~
月魄の加護を受けし豊麗…~
〈グロースアルティヒ・モーント〉!▼~
…なんてどうでしょう。▼~
:[カミラ]|ぐろーす…何ですって…?▼~
:[オーディン]|グロースアルティヒ・モーントです。▼~
俺はその鎧をイメージし、~
暗黒の深淵で瞑想を行いました…▼~
すると、二つの言葉が~
俺の心に舞い降りてきたんです。▼~
一つは「豊麗」。▼~
意味はそのまま。~
豊かで麗しいことです。▼~
二つ目は「月魄」。~
月の精を意味します。▼~
この言葉に狂気の融合を授けると…~
顕現してきたのです…▼~
「グロースアルティヒ・モーント」という~
神名が!!▼~
:[カミラ]|…………▼~
そう。~
じゃあ、それでいいわ。▼~
:[オーディン]|へっ?~
いやいやいや~。▼~
それでいいだなんて…~
淡々としすぎじゃないですか?▼~
もうちょっと議論しましょうよ!▼~
:[カミラ]|議論? どうして?▼~
私、その名前がとっても素敵だと思うわ。~
だから議論なんていらないと思うけど…▼~
:[オーディン]|そ、そうですか…?▼~
適当に流してるとかじゃなくて、~
気に入ってくれたってことですか?▼~
:[カミラ]|ええ、もちろんそうよ。▼~
:[オーディン]|…………▼~
まさか一つ目で決まってしまうとは…~
大誤算だ…▼~
:[カミラ]|あら?~
その手に持っている紙の束は?▼~
:[オーディン]|これは、その鎧の名前候補です。~
ざっと百二十個考えてきました。▼~
:[カミラ]|ひゃ、百二十ですって!?▼~
:[オーディン]|はい。この中から気に入ったものに~
していただこうと思ったのですが…▼~
必要なかったようですね。~
で、でも全然問題ありません!▼~
後の百十九個は悠久の彼方に~
ばばーんと放り投げてきます!!▼~
:[カミラ]|そ、そう?~
ごめんなさいね。▼~
でも、ありがとうオーディン。~
私のために…とっても嬉しいわ。▼~
:[オーディン]|いえ。これぐらいはお安いご用です!▼~
***支援A [#recd89631]
:[カミラ]|あっ、オーディン。~
この前はどうもありがとう。▼~
鎧の名前のこと、さっそく~
カムイに話してみたのよ。▼~
そしたらね、姉さんっぽくて~
似合っているって言われたわ。▼~
:[オーディン]|ほ、ほんとですか?▼~
:[カミラ]|ええ。~
嘘をついてもしょうがないじゃない。▼~
:[オーディン]|…………▼~
なんという光栄だ…~
俺の名付けがこんなに認められるなんて…▼~
:[カミラ]|ど、どうしたの!?~
オーディン、泣いてるの!?▼~
:[オーディン]|い、いえ…~
これは涙ではありません。▼~
これは怠惰な逃走者…~
別名〈レイジー・ゲッタウェイ〉です。▼~
:[カミラ]|そ、そう…▼~
とにかくありがとう、オーディン。~
私、このところ悩んでいたの。▼~
王族として、暗夜王国のために~
私はどうあるべきなのかって…▼~
でも、あなたが鎧に名前を付けてくれて、~
進むべき道が見えてきた気がするの。▼~
:[オーディン]|…え?~
そうだったんですか。▼~
:[カミラ]|この鎧は〈グロースアルティヒ・モーント〉。~
麗しい月の精が宿っている…▼~
そう考えると、~
鎧が私の一部のような気がしてきて…▼~
戦士として、王族として、なりたい私が~
見えてきたような気がするの。▼~
あなたのおかげよ、オーディン。▼~
:[オーディン]|…………▼~
ふっ…! ふふふふふふふ…~
この愉悦は遙かなる地平線のようだ…▼~
全知全能の漆黒の堕天使たちよ…~
我に極紅の愉悦を与えたまえ…▼~
:[カミラ]|オーディン?~
またブツブツ言ってるわよ?▼~
:[オーディン]|はっ。すみません。~
意識が歓喜の園に誘われていました…▼~
でも…はぁーあ。~
よかったああ…▼~
:[カミラ]|どうしたの?▼~
:[オーディン]|カミラ様が打ち明けてくれたので、~
俺も話していいですか?▼~
実は…俺も悩んでたんですよ。~
最近、いい名前が思いつかなくて。▼~
でもカミラ様がグロースアルティヒ・モーントを~
一発で気に入ってくださったおかげで…▼~
なんだか自信が戻ってきました!▼~
:[カミラ]|まあ…! 良かったわ。▼~
:[オーディン]|ふっ…今の俺の力は無限…▼~
選ばれし世界線よりの力が極彩色の光を放ち、~
再びこの身体に舞い降りたようだ…▼~
:[カミラ]|うふふ…面白い子。~
ええ、それでこそあなたよ。▼~
これからも悩みがあったら言いなさい。~
なんでも聞いてあげるから。▼~
:[オーディン]|ほんとですか!?~
わーい、ありがとうございます!▼~
よろしくお願いしますね、カミラ様っ!▼~
***支援S [#j4efadsnc6f]
:[カミラ]|オーディン、どうしたの?~
話があるって聞いたけど…▼~
:[オーディン]|い、いえ…~
それが、その…▼~
:[カミラ]|もしかして、また自信を失っているの?▼~
だったらいい話があるわ。▼~
実は軍の仲間たちにも、~
鎧の名前のことを話したのよ。▼~
そしたら、みんなも衣装や武器に、~
名前をつけてほしいですって。▼~
:[オーディン]|そうですか…▼~
:[カミラ]|…あら?~
嬉しくないの?▼~
:[オーディン]|光栄ではあるんですけど、お断りします…▼~
:[カミラ]|どうして…?▼~
:[オーディン]|普段の俺なら、~
喜び勇んで引き受けたと思います。▼~
でも今は違うんです。▼~
軍のみんなのためには、~
いい名前が浮かびそうにないので…▼~
:[カミラ]|そう…~
またうまく名付けができなくなっているの?▼~
:[オーディン]|はい…~
原因はカミラ様…あなたです。▼~
:[カミラ]|えっ? わ、私…?▼~
:[オーディン]|〈グロースアルティヒ・モーント〉は~
カミラ様のことを考え抜いて出た言葉。▼~
他の人では…~
同じように入り込めそうにないんです。▼~
あなたに匹敵するほど素敵な人物じゃないと、~
しばらく名付けは無理なんです。▼~
:[カミラ]|え? オーディン…~
それって…▼~
:[オーディン]|はい。俺はあなたが好きです!▼~
実は今日お呼びしたのは…~
この気持ちを伝えたかったからなんです。▼~
カミラ様…これを受け取ってください。~
俺とあなたをつなぐ…黎明たる虹の架け橋です。▼~
:[カミラ]|これは…結婚指輪?▼~
:[オーディン]|そうです。▼~
あなたに結婚を申し込みたい。~
そう思って、お呼びしたのです。▼~
でも、断るならきっぱり言ってください。~
覚悟はできてます。▼~
:[カミラ]|断る?~
どうしてそう思うの?▼~
私はすごく嬉しいのに。▼~
:[オーディン]|…へっ?▼~
:[カミラ]|うふふ…私ね、子どもがほしいの。▼~
あなたなら子どもの名前も、~
素晴らしいものを閃いてくれそうね。▼~
:[オーディン]|えっ? えっえっえっ?~
それって…▼~
ただの名付け親じゃなくて、~
カミラ様と夫婦になれるってこと…ですか?▼~
:[カミラ]|ええ、そういう意味よ。~
よろしくね。▼~
:[オーディン]|あわわ…ほ、本当ですか!~
ぜったい断られると思ってたのに!▼~
:[カミラ]|ふふふ。~
あなたを見ていると母性がうずくわ。▼~
まるで、カムイがもう一人~
増えたみたいな感覚よ。▼~
ああ、私の愛しい人…~
これからはずうっと一緒よ…?▼~
:[オーディン]|は、はい!~
すっごく嬉しいです!▼~
カミラ様が望むなら、~
子どもの名前だってたくさん考えますよ!▼~
:[カミラ]|嬉しいわ。▼~
じゃ、みんなの元に行きましょう。~
仲良く手をつないで、結婚の報告をしに…▼~
**ルーナ [#i2e7a518]
***支援C [#of0u8c9]
:[ルーナ]|…………▼~
:[オーディン]|どうした、ルーナ。~
表情が冴えないぞ。▼~
:[ルーナ]|ああ、オーディン。▼~
…なんかね、一人でぼーっとしてると~
寂しくなっちゃって。▼~
:[オーディン]|寂しい?▼~
:[ルーナ]|そう。▼~
:[オーディン]|何がお前に~
寂寥をもたらしているというのだ?▼~
:[ルーナ]|…大きな声じゃ言えない話だけど…▼~
…ほら、遠く離れた故郷って言うの?~
それが恋しいっていうか…▼~
なんか、ホームシックになってるのかも…▼~
:[オーディン]|ホームシック…か。▼~
:[ルーナ]|あんたにはそういうのはないの?▼~
:[オーディン]|今のところは大丈夫だ。▼~
:[ルーナ]|…うらやましいわ。▼~
…あーあ。~
どうしたらスッキリできるんだろう。▼~
:[オーディン]|…………▼~
…仕方ない、あの手で行くか。▼~
:[ルーナ]|ん?~
何かいった?▼~
:[オーディン]|いや、何も…▼~
***支援B [#zefaklwfd4]
:[オーディン]|ルーナ。~
表情が明るくなっているな。▼~
:[ルーナ]|ええ、ちょっとだけ寂しさはなくなったわ。~
実はね、昔の知り合いたちの夢を見たのよ。▼~
:[オーディン]|ほう。~
それはどんな夢だ。▼~
:[ルーナ]|場所は温泉だったわね…~
あれは、前に行ったところなのかなぁ…▼~
夢の中のあたしは髪を染めて、~
かわいい浴衣を着ていたわ…▼~
:[オーディン]|ほう…▼~
:[ルーナ]|あ、夢の中にはあんたもいたのよ。▼~
:[オーディン]|ほう。~
俺はどんなだった?▼~
:[ルーナ]|…うんとね。▼~
確か…あんたも浴衣を着ていたと思う。~
そしていつも通りにかっこつけてたわ。▼~
…でもおかしいのよね。▼~
なんか、夢の中のあんたは~
ちょっとかっこよかったかも…▼~
:[オーディン]|ふふ…当然のことだ。~
…いや、少し美化しすぎただろうか…▼~
:[ルーナ]|え、何か言った?▼~
:[オーディン]|い、いや…何も…▼~
いずれにしても、よかった。~
寂寞から解放されたようで安堵したぞ。▼~
:[ルーナ]|ううん、まだ解放されたわけじゃないわ。~
心のどこかは寂しいままよ。▼~
:[オーディン]|そうなのか…~
ではまた今夜にでも…▼~
(暗転)~
:[ルーナ]|すぅ…すぅ…▼~
:[オーディン]|ルーナ?~
起きてるか?▼~
…よし、無反応を確認。~
またしてもぐっすり眠っているようだ。▼~
さてと、今夜もいい夢を見せてやろう。~
俺の呪いの最高傑作…「夢戯曲」でな…▼~
そして、寂寞からの真の解放を得るのだ…▼~
…今回は、そうだな…~
収穫祭かなんかの夢にしてやろうか…▼~
そして祭りの最後に俺が新作の呪いを発表して、~
一躍、世界の覇者になる…▼~
おお、いい流れじゃないか。~
ではさっそく…▼~
無意識の狭間を行き交う暗黒獣たちに告ぐ…~
我に力を授けよ…▼~
***支援A [#ha7fsnmz7c]
:[ルーナ]|オーディン。~
怒らないから正直に答えて。▼~
:[オーディン]|…なんだ。▼~
:[ルーナ]|あんた、この間…~
あたしの寝床に忍び込んだでしょう?▼~
:[オーディン]|ええっ!?~
お、俺はそんなこと…▼~
:[ルーナ]|じゃあこの紙切れは何?~
「あたらしいのろいのメモ」って書かれてる。▼~
この気持ちの悪い草が~
あたしの枕元に落ちていたのよ。▼~
こんなバカみたいなメモとか怪しげな草とか~
持ち歩くのは、あんたくらいしかいないわよね?▼~
:[オーディン]|う、うぅ…▼~
:[ルーナ]|あたしの寝床で何をしていたわけ!?~
いやらしいこととかしてたら許さないから…▼~
:[オーディン]|ち、違う!~
それは断じてない!!▼~
:[ルーナ]|じゃあ何してたのよ!~
言わないならみんなに言いふらすわよ!▼~
:[オーディン]|わ、わかった。~
白状する。▼~
実はな…~
お前にいい夢を見せてやってたんだ…▼~
:[ルーナ]|…は?▼~
:[オーディン]|その紙が落ちていた朝、寝覚めはどうだった?~
いい気分で目覚めただろ?▼~
:[ルーナ]|ま、まぁ…また、懐かしいみんなと~
一緒に過ごす夢だったわ。▼~
:[オーディン]|内容は?~
収穫祭じゃなかったか?▼~
:[ルーナ]|そ、そうよ…~
どうして知っているの?▼~
:[オーディン]|それは俺が吹き込んだ夢だ。▼~
お前を寂しさから解放してやろうと思って~
枕元で夢を操作してやっていたんだ。▼~
:[ルーナ]|な、何よ、それ…~
そんなことできるの?▼~
:[オーディン]|ふっ…今回だけじゃない。その前もそうだ。~
俺の魔力を持ってすればチョロいものでな…▼~
その草を手に、寝ているお前の耳元で~
夢の内容を繰り返し語ってやればいいのだ。▼~
:[ルーナ]|何それって言いたいところだけど…~
…でも、確かに思い当たる節があるわ…▼~
だって、どの夢でもあんたが~
異様にかっこよく描かれていたから…▼~
収穫祭の夢の中で、~
あんたは新作の呪いの発表をしていたわ。▼~
それでその呪いが認められて~
世界の覇者になってたし…▼~
:[オーディン]|素晴らしいじゃないか。~
俺もその夢を見たかった。▼~
:[ルーナ]|…なんかすごくバカバカしいけど、~
本当の話みたいね…▼~
…とりあえず、みんなに言いふらすのは~
許してあげる。▼~
あたしのためにない知恵を~
振り絞ってくれたんだろうからね。▼~
でも今度から夢を操作する時は~
あたしの許可を取ってからやって。▼~
あとあんたを異様にかっこよく描くのは禁止。~
これも守ってもらうわよ。わかった?▼~
:[オーディン]|わ、わかったよ…~
それが楽しいんだけどなぁ…▼~
***支援S [#bc2failja2]
:[オーディン]|来てくれたか、ルーナ。~
待ったぞ。▼~
:[ルーナ]|…ど、どうしたのよ…~
こんなところに呼び出して…▼~
:[オーディン]|いきなりだが、はっきり言わせてくれ。▼~
:[ルーナ]|うん…何?▼~
:[オーディン]|俺と結婚してほしい。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
は?▼~
:[オーディン]|…朝、目覚めて、~
いてもたってもいられなかった。▼~
お前の素晴らしさに、~
胸がときめいてしまってな。▼~
そして決意したんだ。~
お前と結婚したいと…▼~
:[ルーナ]|…あ、あれ…▼~
仕返しに寝てるオーディンの耳もとで~
あることないこと吹き込んだら…▼~
本当に効いちゃったのかな…▼~
オーディンにやられたことを~
そのまんまお返ししたんだけど…▼~
:[オーディン]|ルーナ?~
どうした?▼~
:[ルーナ]|い、いえ…なんでもないわ。▼~
:[オーディン]|そういうわけで、とびきりの指輪を用意した。~
受け取ってほしい。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
わ、わかったわよ…~
受け取ってあげるわ。▼~
:[オーディン]|本当か…~
最高にうれしいぞ…▼~
も、もしかして、~
お前も俺のことが好きだったとか?▼~
:[ルーナ]|なっ…!~
べ、別に、そういうことじゃないわ!▼~
ただなんとなく、そうね…~
そう、責任を取ってあげるだけよっ!▼~
:[オーディン]|責任を取る?▼~
:[ルーナ]|いえ…なんでもないわ。~
つい口が滑っちゃった。▼~
:[オーディン]|お、お情けで結婚するなら~
別にいいんだぞ…▼~
俺は深く深く落ち込むことになるが…▼~
三日三晩ほど、真っ暗な天幕の隅で~
膝でも抱えていれば元に戻るだろう…▼~
:[ルーナ]|何よそれ、気持ち悪い。▼~
:[オーディン]|ガーーーーーン……▼~
気持ち悪いとか言うなよ…▼~
:[ルーナ]|別に…あたしはお情けで~
あんたと結婚するわけじゃないわよ。▼~
あたしも…あ、あんたのこと…~
好きだから。▼~
:[オーディン]|え?▼~
:[ルーナ]|一回で聞きなさいよ馬鹿!!~
あたしもあんたのことが好きだって言ったの!▼~
:[オーディン]|ほんとか!!▼~
:[ルーナ]|ええ…あんたとは、~
ここに来る前からずっと一緒だったし…▼~
良い奴だってことはわかってるからね。▼~
:[オーディン]|そうか…~
ありがとう、ルーナ!!▼~
:[ルーナ]|あたしたち…今までいろんなことがあったけど、~
きっと幸せになれるわよね。▼~
:[オーディン]|ああ。幸せになろう。~
必ず…!▼~
**ベルカ [#n23fasa97]
***支援C [#qfdgacxz07]
:[ベルカ]|オーディン。~
話がある…▼~
:[オーディン]|なんだ?▼~
:[ベルカ]|あなたは優秀な術士と聞いた。~
そこで聞きたいんだけど、どの程度優秀なの…?▼~
:[オーディン]|どの程度優秀か…だと?▼~
ふっ…そんなことを聞くために訪ねてきたのか。~
ならば教えてやろう。▼~
ある者は俺をこう称した。~
狂気の天才、と…▼~
そしてまたある者は、こう称した。~
もはや人ではない、と…▼~
世界広しと言えど、俺ほどの~
術士はそういないはずだ…!▼~
:[ベルカ]|…それなら安心ね。~
実は特殊な術を頼みたいの。▼~
:[オーディン]|へっ? 特殊な術?▼~
:[ベルカ]|ええ。私は人間らしい感情がほしい。~
そのための術を作ってもらいたいの…▼~
:[オーディン]|人間らしい感情だと?~
理由は?▼~
:[ベルカ]|ごめんなさい…~
理由は言いたくない…▼~
:[オーディン]|そ、そっか…▼~
まあいいだろう。~
任せておけ。▼~
この…漆黒のオーディンにかかれば、~
人間らしい感情の取得など容易そのもの。▼~
さっそく術の作成に取りかかってみる。▼~
:[ベルカ]|ありがとう…▼~
***支援B [#a120f91]
:[オーディン]|ベルカ、例の術が完成した。~
名前は<ガンガイゾン・ドメイデュオー>だ。▼~
:[ベルカ]|ガンガイゾン・ドメイデュオー…?▼~
:[オーディン]|そうだ。心がときめく名前だろう。~
ま、とりあえずそこに座れ。▼~
:[ベルカ]|わかった…▼~
:[オーディン]|ではさっそく行くぞ…~
ガンガイゾン・ドメイ…!▼~
:[ベルカ]|ちょっと待って…▼~
この術を受ければ、~
人間らしい感情が備わるのよね…▼~
:[オーディン]|ああ、ちゃんと備わる。~
備わりすぎて困るくらいに備わるはずだ。▼~
:[ベルカ]|そう…~
別に普通で…人並みでいいけど…▼~
:[オーディン]|いいから安心しろ。行くぞ…~
ガンガイゾン・ドメイデュオー!!~
(暗転)~
…さあ、これで完了だ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
前と特に変わった感じがしないわ…~
本当にかかったの…▼~
:[オーディン]|もちろん、かかっている。▼~
ここからはお前の信じる心次第で~
効果が増減する。▼~
:[ベルカ]|そう…~
ありがとう…▼~
:[オーディン]|しかし…この間も聞いたが、~
どうしてこんな依頼をしにきた?▼~
話を聞かせてくれれば、~
それをもって報酬としてやる。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
わかったわ…~
話す…▼~
私は望まれない子供として生まれて、~
物心ついたころに親に捨てられたの…▼~
親からは教育どころか、愛情も…~
優しい言葉ももらったことがなくて…▼~
私に人間らしい感情がないのは~
そういうことが理由なのかも…▼~
だとしたら、過去に縛られるのは嫌…~
そう思ってあなたに頼みにきたの。▼~
:[オーディン]|なるほど…▼~
確か、お前は殺し屋だったんだよな。~
どういう経緯でそんな仕事を…▼~
:[ベルカ]|親に捨てられた私は、貧民街で生き抜いた。~
その手段が殺しだったというだけのこと…▼~
:[オーディン]|…なんだその話は…~
かっこよすぎるだろ…▼~
報酬代わりだからって~
話を盛る必要はないんだぞ?▼~
:[ベルカ]|いいえ。~
盛っていないわ…▼~
:[オーディン]|そ、そうなのか…▼~
不謹慎ではあるが、胸がときめく話だった。~
報酬はこれで十分だ。▼~
これからは素敵な人生を送ってくれよ。▼~
ガンガイゾン・ドメイデュオーの精霊と~
ともにあらんことを。▼~
***支援A [#gbfsweaa]
:[ベルカ]|…オーディン。~
ちょっといいかしら。▼~
:[オーディン]|どうした。~
目に紅蓮の炎が灯っているぞ…▼~
:[ベルカ]|あなたにかけてもらった術…~
なんの効果もなかったわ。▼~
:[オーディン]|…………▼~
本当に?▼~
:[ベルカ]|ええ。▼~
私はちゃんと対価を払ったはずよ。~
それなのに効果がないなんて…許せない…▼~
:[オーディン]|あわわわわ、わかった! わかったから!~
そんな殺意のこもった目で見ないでくれ!▼~
術はまだ終わりじゃない!~
だからまだ効果が出なくて当然なんだよー!▼~
:[ベルカ]|まだ…終わりじゃない?▼~
:[オーディン]|ああ、そうだ。~
その間のは下準備に過ぎない。▼~
料理で言えばお湯を火にかけただけの状態。~
…いや、ダシを取ったくらいはあるだろうか。▼~
いやいや、純白のまな板に食材を並べて…▼~
:[ベルカ]|例えはいいから。~
終わりじゃないなら術を続けて。▼~
:[オーディン]|わかった。~
さっそく続きを行おう。▼~
続きの内容は…実技だ!▼~
:[ベルカ]|実技?▼~
:[オーディン]|そうだ。~
ここで実際に顔の表情を作ってもらいたい。▼~
感情とは不思議なものだ。▼~
嬉しい顔が作れれば、心までも嬉しくなる。~
そういうものだと聞いたことがある。▼~
:[ベルカ]|…本当かしら。▼~
:[オーディン]|とりあえず俺に続けてやってみるがいい。~
まずは…▼~
<金色の歓喜>!▼~
…ほら、ベルカ。歓喜だ。~
お前の喜びを見せてみろ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
:[オーディン]|お前には表情を柔らかくする術を~
既にかけてある。▼~
思い切りよくやればきっとできる!▼~
:[ベルカ]|…こ、こうかしら。▼~
:[オーディン]|…ちょっと俺とは違うがまあいい。~
それがお前なりの歓喜なんだろうからな。▼~
次の表情はこれだ…~
<禁断の憤怒>!▼~
:[ベルカ]|…こうかしら。▼~
:[オーディン]|おお、いいぞ!~
次は苦しみ…<深淵の艱難>!▼~
:[ベルカ]|はい。▼~
:[オーディン]|合格だ…!~
なかなかよかったぞ、悪くない。▼~
わずかだがお前に感情が見て取れた。▼~
今日はお前の~
ガンガイゾン・ドメイデュオー記念日だ…▼~
:[ベルカ]|ありがとう。~
少しだけ未来が開けた気がするわ。▼~
:[オーディン]|そうか…よかった…~
いろんな意味で本当によかった…▼~
:[ベルカ]|もしあなたさえよければ、~
これからもお願いしたいんだけど。▼~
:[オーディン]|もちろんだ。~
漆黒のオーディンが徹底的に指導してやろう。▼~
***支援S [#k4fauhe43]
:[オーディン]|ベルカ。~
今日、呼んだのは他でもない。▼~
ガンガイゾン・ドメイデュオーの実技を~
終了しようと思うのだ。▼~
:[ベルカ]|えっ?~
どうして?▼~
:[オーディン]|もう、必要なくなるからだ。▼~
とりあえずまず指輪をはめてもらいたい。~
そして、俺と結婚式を挙げるのだ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
どういうこと?▼~
:[オーディン]|だから、俺と結婚するんだ。▼~
:[ベルカ]|かけてもらっている術と結婚に~
どういう関係があるの…▼~
:[オーディン]|お前は俺に言った。▼~
親からは教育どころか、~
愛情も笑顔ももらったことがないと。▼~
:[ベルカ]|ええ。▼~
:[オーディン]|これからは俺がお前に、~
愛情と笑顔を与えたいんだ。▼~
お前が今まで貰えなかった分までな。▼~
二人でいろんな経験をともにして、~
二人で心の底から笑い…▼~
二人で憤怒して、涙を流して…▼~
そんな夫婦になれれば、~
術も実演も必要ない。▼~
お前も本当の意味で人間らしい感情を~
手に入れることができるだろう。▼~
それを俺が全力で支援する。~
指輪はその証だ。▼~
:[ベルカ]|少し…理解した…▼~
:[オーディン]|まずは二人でこの世界の全てを感じ取ろう。▼~
それに飽きたら、お前を連れて~
別の世界へと羽ばたき…▼~
…いや、今はそんなことはいい。~
俺が言いたいのは…▼~
お前を愛している。~
…ということだ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
まさか私がプロポーズされるなんて~
思ってもいなかった…▼~
だから今はすごく戸惑っている…▼~
:[オーディン]|そうか…▼~
:[ベルカ]|でも、一つだけわかることがある。▼~
それはあなたから学んだ感情…▼~
その感情たちが今…喜んでいる…▼~
少し…恥ずかしかったり…~
不安もある…▼~
言い表せない気持ちが~
たくさんわき出している…▼~
でも…一番大きいのは…~
やっぱり嬉しいという気持ち…▼~
:[オーディン]|いいぞ。~
それが人間らしい感情というものだ。▼~
これからはそれがもっともっと増えていく。~
俺が保証する。▼~
:[ベルカ]|わかった…▼~
ありがとう、オーディン。~
私、あなたと結婚するわ。▼~
:[オーディン]|そうか。ではこれにて、~
ガンガイゾン・ドメイデュオーは終了!▼~
俺たちは次のステップに進むとしよう!▼~
**ラズワルド [#v55wfed19]
***支援C [#b19asdscx9]
:[オーディン]|必殺…アウェイキング・ヴァンダーーーッ!▼~
ズバーーーーーーーーン!~
ズゴゴーーーーーーーーン!!▼~
…ふっ。貴様はこの程度か…~
この漆黒のオーディンの敵ではない…!▼~
:[ラズワルド]|…オーディン。~
まーだ君はそんなことして遊んでるの?▼~
:[オーディン]|はっ!~
貴様…蒼穹のラズワルド!▼~
:[ラズワルド]|何その恥ずかしい名前。▼~
もうほんとにいい年なんだからさ…~
そんな子供っぽいことやめたらどーなの?▼~
:[オーディン]|子供っぽいとは心外な。▼~
俺は新たなる呪術の開発に~
この身を捧げているだけだ…▼~
:[ラズワルド]|駄目だ…~
前よりもっとひどくなってる…▼~
レオン様に報告しとこっと。~
オーディンは今日も訓練サボってますって。▼~
:[オーディン]|おーーーーーーーーーーい、待てい!~
やめろ! 報告は考え直せ!▼~
:[ラズワルド]|うーん、どうしよっかなーーー?▼~
:[オーディン]|ほう…貴様がそう来るなら俺は、▼~
この前訓練サボってナンパしてたこと~
マークス様に報告するぞ?▼~
:[ラズワルド]|えええええええっ!?~
それは勘弁してよ!!▼~
:[オーディン]|じゃあお前もレオン様に報告するの~
やめろよなー!!▼~
:[ラズワルド]|ううー…わかったよ。▼~
じゃ、一緒に手合わせでもしよっか、~
それなら怒られないし。▼~
:[オーディン]|ああ、望むところだ!▼~
…なんか懐かしいな。~
こうして二人でいるとさ、▼~
昔に戻ったみたいな感じがするぜ。▼~
:[ラズワルド]|うん…~
みんな、今頃どうしてるんだろうね…▼~
:[オーディン]|意外と俺たちのこと忘れて、~
楽しくやってたりしてな。▼~
:[ラズワルド]|……………▼~
:[オーディン]|冗談だよ! 冗談!!~
そんなに睨むなって!!▼~
さ、手合わせ始めるぞ!~
今宵は俺の相棒…▼~
<禁断魔書カイザー・クヴァール>で~
相手をさせてもらう!▼~
:[ラズワルド]|そう、じゃあ僕はこの~
<舞踏剣ミスティック・ソード>で受けて立つよ。▼~
:[オーディン]|…へ!?~
いま、なんて言った!?▼~
:[ラズワルド]|舞踏剣ミスティック・ソード。▼~
:[オーディン]|き…貴様…~
遂に自らの得物に名をつけたか。▼~
:[ラズワルド]|ふふ…僕は大人だからね。~
君の遊びに付き合ってあげているのさ。▼~
:[オーディン]|さすが蒼穹のラズワルド。~
なかなかのセンスだぞ。▼~
:[ラズワルド]|それはどうも。~
漆黒のオーディン。▼~
***支援B [#af4lmh75]
:[オーディン]|お、蒼穹のラズワルド。~
この前の手合わせ…なかなかだったぞ。▼~
貴様の舞踏剣ミスティック・ソードも~
なかなかの切れ味を放っていた…▼~
:[ラズワルド]|……………▼~
蒼穹のラズワルド…か。▼~
:[オーディン]|む、その二つ名は不服か?~
では新しい名前を考えて…▼~
:[ラズワルド]|ううん、そうじゃなくてさ。▼~
ラズワルドって呼ばれるのも、~
なんか慣れちゃったなーって思って。▼~
:[オーディン]|そりゃ慣れるだろ。~
本当の名前は呼び合わないって決めたからな。▼~
ここに来た時…~
俺と、お前と、ルーナと、三人で。▼~
:[ラズワルド]|最初は君、ボロボロだったけどね。~
人の名前を間違える間違える。▼~
武器の名前はすぐ覚えるのに、~
どうしてそういうところは苦手かな…▼~
:[オーディン]|うっ…!~
名を改変するなど初めてだったからだ。▼~
でも死に物狂いで直しただろ!?~
誰かに聞かれたら怪しまれるし…▼~
それに万が一、~
臣下の任を解かれたりしたら大変だ。▼~
あの方たちの近くにいないと、~
俺たちは使命を果たせない。▼~
:[ラズワルド]|マークス様もレオン様もいい人だし、~
いつかお別れするって思うとさびしいよね。▼~
:[オーディン]|そうだな…~
つい、ずっとここにいたくなってしまう。▼~
:[ラズワルド]|……………▼~
ねえオーディン、~
僕たち、何してるんだろうね。▼~
本当は出会うはずのなかった人たちとばかり~
絆を結んでさ。▼~
いつもお別れがくることに怯えてる。▼~
:[オーディン]|お、どうしたどうした。~
珍しく傷心なのか?▼~
:[ラズワルド]|そんなことないよ!▼~
オーディンが真面目なこと言うから~
つい、つられちゃって。▼~
:[オーディン]|人のせいにするなよー。▼~
:[ラズワルド]|人のせいになんかしてないよ。~
僕は事実を述べてるだけ。▼~
:[オーディン]|お? やるか?~
俺の魔道書が火を噴くぜ?▼~
:[ラズワルド]|へぇ…それ、魔道書じゃなくて~
君の自作の書物に見えるけど?▼~
:[オーディン]|おわっ!?~
ま、間違えた…▼~
:[ラズワルド]|なになに…~
「あたらしいのろいの書」っていうの?▼~
:[オーディン]|題名を読むなーーーーーー!!▼~
:[ラズワルド]|それが火を噴くんだ?~
どうやって? ねえ、どうやって?▼~
:[オーディン]|う、うう… ▼~
:[ラズワルド]|あははは…おかしい。~
本の題名は普通なんだね。▼~
:[オーディン]|ちっ。笑うなよ…▼~
まあ…お前がしょんぼりした顔~
してるよりはいいか。▼~
こうやって軽口叩き合ってる方が、~
なんていうか…俺たちらしいよな。▼~
:[ラズワルド]|確かにね。▼~
でも…前の僕たちって…▼~
……………▼~
:[オーディン]|ん? どうした?▼~
:[ラズワルド]|あ…ううん! なんでもない!▼~
ほら、軍議の時間だよ!~
早くいこ、オーディン!!▼~
:[オーディン]|??~
あ、ああ…▼~
***支援A [#p5fascae]
:[ラズワルド]|オーディン。▼~
:[オーディン]|ラズワルド…~
どうした、神妙な顔をして。▼~
:[ラズワルド]|僕たちってさ…~
ほんとに前のままの僕たちなのかな。▼~
この思い出って全部、本物なのかな?▼~
:[オーディン]|へ…?~
何言ってんだお前。▼~
:[ラズワルド]|ここに来て、しばらく経つよね。▼~
僕もオーディンも~
マークス様とレオン様の臣下になって、▼~
まるでずっとここにいた人みたいに~
振る舞ってさ。▼~
:[オーディン]|それで、別人にでもなった気分だってのか?▼~
:[ラズワルド]|うん、世界も、人も、自分の名前も…~
全部違うからたまに思うんだ。▼~
前の世界の思い出は全部~
夢だったんじゃないかって。▼~
前の僕はとっくに死んじゃってて、~
今の僕はまったく別の人なのかもって…▼~
:[オーディン]|…馬鹿言うなよ。▼~
あの世界は間違いなく存在したし、~
お前はお前のままだ。▼~
ここでの使命が終わったら、~
俺たちは帰らなくちゃいけない。▼~
夢だっていうなら…~
この世界のほうだろ。▼~
:[ラズワルド]|…僕たち、~
いつも夢の中にいるみたいだね。▼~
:[オーディン]|……………▼~
:[ラズワルド]|ねえ、覚えてる?~
いちばん最初の世界が滅んだ時のこと。▼~
それから…~
次の世界で、母さんたちにまた会えて、▼~
悪い竜を倒すまでの闘いをしたこと。▼~
:[オーディン]|ああ、忘れられるわけない。▼~
あの竜を倒した瞬間は…~
言葉が出ないほどだった。▼~
:[ラズワルド]|あの世界は、楽しかったよね。~
みんなで馬鹿やってさ…▼~
僕ら、ティアラを探して~
熊に追いかけられたりしたよね。▼~
:[オーディン]|ははは…懐かしいな。▼~
もちろん全部、覚えてる。~
お前の夢なんかじゃないさ。▼~
:[ラズワルド]|うん…~
君と話してると、そう思う。▼~
良かったよ、~
今度は一人じゃなくて。▼~
そうじゃなかったら、~
…耐えられなかったかも。▼~
:[オーディン]|ラズワルド…▼~
:[ラズワルド]|ありがと、オーディン。~
話聞いてくれて助かった。▼~
ずっと前に言ってくれた約束…~
一応果たしてくれたんだね。▼~
:[オーディン]|約束?~
そんなんしたっけか?▼~
:[ラズワルド]|昔どこかのお祭りで、言ってただろ?~
僕が辛い時は支えてくれるって。▼~
:[オーディン]|ああ…~
そうだったな。▼~
……………▼~
お、そろそろ出撃の時間だな。▼~
行くぞ、アズール。▼~
:[ラズワルド]|え…!?~
今なんて…▼~
:[オーディン]|なんだ、蒼穹のアズール。~
もしやお前の真名を聞きそびれたか?▼~
いいだろ、ちょっとぐらい。▼~
今は誰もいない…~
セレナだって怒ったりはしないさ。▼~
…多分。~
:[ラズワルド]|……………▼~
あ…あははは。~
ありがとう…▼~
うん…なんか元気出たよ。▼~
:[オーディン]|よし、笑ったな。~
やっぱお前はその方がいいよ。▼~
笑顔が似合うのは~
ずっと前から…変わらない。▼~
:[ラズワルド]|君もね…ウード。~
ウードも全然、変わらない。▼~
どこにいても僕たちは~
やっぱり…▼~
…僕たちのままだね。▼~
**ピエリ [#xdmkh29d]
***支援C[#b1fccza99]
:[オーディン]|…おわっ!▼~
:[ピエリ]|オーディン、どうしたの?▼~
:[オーディン]|い、いや…なんでもない。▼~
:[ピエリ]|なんでもないことはないと思うの。▼~
だってなんか今…~
ピエリを見て怯えたみたいなのよ?~
:[オーディン]|だって…~
お前の噂はいろいろ聞いてるからな…▼~
:[ピエリ]|?▼~
:[オーディン]|その…今の話は、~
聞かなかったことにしてくれ…▼~
:[ピエリ]|ピエリの噂ってなんなの?▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[ピエリ]|怒らないの。~
だから言うの。▼~
:[オーディン]|そ、そうか…▼~
ほらその…お前は機嫌が悪くなると~
泣きわめいて暴れるとか…▼~
気に入らないやつがいたら~
すぐに殺してしまうとか…▼~
…いろいろと物騒な噂を聞くぞ。▼~
:[ピエリ]|ひどいの…▼~
…確かにピエリは怖くなるときはあると思うの。~
でも、オーディンにはしてないはずなの…▼~
:[オーディン]|えっ?▼~
:[ピエリ]|オーディンに怖い思いをさせたことは~
ないはずなのっ。▼~
それなのに噂だけで怯えるなんて…~
なんか悲しいの…▼~
:[オーディン]|ピエリ…~
***支援B[#we3032fsb]
:[オーディン]|ピエリ、先日はすまなかった。▼~
俺は噂だけでお前の人間性を~
決めてしまっていたようだ。▼~
:[ピエリ]|ううん、別にもういいのよ。▼~
:[オーディン]|でもな、これから俺が話す話は違うぞ。~
噂じゃなくて、実際に見たことだ。▼~
:[ピエリ]|?▼~
:[オーディン]|お前が暗夜の地下街にしけ込んでいく姿を、~
俺はこの目ではっきり見てしまったんだよ。▼~
:[ピエリ]|えっ?▼~
:[オーディン]|あそこは地下街の中でも犯罪者が巣くう、~
もっともやばい地域だった。▼~
:[ピエリ]|…もしかして、ピエリの後を付けたの?▼~
:[オーディン]|悪いが、そうだ。~
俺の勘違いであってくれ…そう祈りつつな。▼~
そしたらどうだ。▼~
お前はやばい地域のど真ん中で、~
暗夜のならず者たちと楽しそうにつるんでいた。▼~
:[ピエリ]|それがいけないっていうの?▼~
:[オーディン]|…わかってないみたいだな。▼~
そういうことをしているから悪い噂が立つんだ。~
それにマークス様もかわいそうだろ。▼~
マークス様のためにも、お前自身のためにも、~
悪い噂が立つようなことは避けるべきだ。▼~
:[ピエリ]|…………▼~
…ピエリもね、ピエリのせいで~
マークス様に悪いと思うことがあるの。▼~
:[オーディン]|…そ、そうか。~
だったらもっと気をつけてだな…▼~
:[ピエリ]|…でも、ピエリは…▼~
:[オーディン]|…お、おい…~
泣いてるのか?▼~
:[ピエリ]|な、泣いてなんかないの…~
だから暴れることもしないのよ。▼~
…一人になりたいの。~
さよならなの…▼~
:[オーディン]|ピエリ…▼~
***支援A[#p58479whge]
:[オーディン]|ピエリ、なんだ。~
暗夜の地下街なんかに呼び出して。▼~
…お、おい。▼~
向こうにいるのは、この間お前とつるんでた~
ならず者たちじゃないか。▼~
:[ピエリ]|そうなの。でも今は~
そんなに悪い人たちじゃないのよ?▼~
:[オーディン]|…あ、あのなぁ…▼~
…ここに呼び出した用はなんだ?~
ならず者に仲間入りしてくれとか言うなよ?▼~
:[ピエリ]|そうじゃないの。▼~
ピエリはただ、ピエリのことを~
知ってもらいたいだけなの。▼~
…実はピエリ、~
あの人たちの先生をしているの。▼~
:[オーディン]|…えっ?~
あのならず者たちの…か?▼~
:[ピエリ]|そうなの。▼~
…ピエリ、イライラしたりすると、~
うわーんってなって暴れちゃうの。▼~
それでマークス様とか、いろんな人たちに~
迷惑かけてるかもって思うことがあるの。▼~
:[オーディン]|一応、自覚はあったのか…▼~
:[ピエリ]|ピエリね、暴れたい時は~
うわーんってなっちゃうけど、▼~
ときどき、暴れちゃう自分を~
止めたいって思う時もあるの。▼~
そういう時は~
がんばって暴れないようにしてるの!▼~
:[オーディン]|…それはすごいな。▼~
:[ピエリ]|そう。ピエリもすごーいって思って、~
コツを他の人にも教えてあげたいって思ったの。▼~
誰に教えてあげようかなって考えて、~
思いついたのが地下街の人たちだったの。▼~
その人たちが怖くなくなれば、~
暗夜もきっといい国になると思うの。▼~
そうなれば、いつも迷惑ばかりかけてる~
マークス様もよろこぶかもって思ったのよ。▼~
:[オーディン]|…じゃあ、この間…~
俺が後をつけたときも…▼~
:[ピエリ]|そうなの。~
悪いことはしてなかったのよ。▼~
:[オーディン]|ピエリ…すまない。~
俺はお前のことを始めから色眼鏡で…▼~
:[ピエリ]|ううん。▼~
ピエリが怖い女だとかいう噂は多分、~
そんなに間違ってないの。▼~
でも、その噂だけがピエリじゃないってことを、~
あなたには知ってもらいたかったのよ。▼~
:[オーディン]|それならもう大丈夫だ。~
今の俺にお前への偏見はない。▼~
:[ピエリ]|よかったの。~
すごくうれしいのよ!▼~
じゃあピエリ、もう行くの。~
これからあの人たちの先生をする時間なの。▼~
:[オーディン]|そうか、がんばれよ。~
俺はここから少し見学させてもらおう。▼~
:[ピエリ]|そうなの? じゃあこんなところじゃなくて、~
一緒に来ればいいの。▼~
先生が増えるのは大歓迎なの。~
ラズワルドもたまに来てくれるのよ。▼~
マークス様の臣下同士の~
よしみってやつなの!▼~
:[オーディン]|あいつも? 変な授業して~
殴られたりしてないだろうな…▼~
:[ピエリ]|大丈夫なの!~
殴られたのは最初だけなの!▼~
:[オーディン]|殴られてんじゃねぇか!▼~
:[ピエリ]|オーディンも早く来るの。▼~
あなたのことも、~
みんなに紹介してあげるのよ。▼~
:[オーディン]|い、いや…~
今回は遠慮しておこう。▼~
…俺のことは気にしないで、~
がんばってくれ。▼~
:[ピエリ]|そう? わかったの!~
ピエリがんばるの!▼~
***支援S [#zdfasr3a]
:[ピエリ]|オーディン、どうしたの?▼~
:[オーディン]|おお、暗闇の堕天使。~
よく来てくれたな。▼~
この間の授業、よかったぞ。▼~
ならず者やお尋ね者…~
いや、生徒は声を荒げることもなく…▼~
みんなしっかりと~
お前の話を聞いていた。▼~
頭に来たら深呼吸するとか、~
悲しくなったらお花畑のことを考えるとか…▼~
お前の地道な努力の結果が~
見え隠れしていて感動した。▼~
:[ピエリ]|それはよかったの…▼~
…みんなとも、最初のころは~
よくケンカしたの。▼~
でも今ではピエリのこと、~
「おかしら」とかいうあだ名で呼んでくれるのよ。▼~
:[オーディン]|まさかお前にそんな素質があったとはな。▼~
お前の思いはいつかきっと、~
マークス様をはじめ、暗夜のみんなに届くだろう。▼~
:[ピエリ]|そうなるとうれしいの!▼~
:[オーディン]|…ところでだ、今日お前を呼んだのは~
ほかでもない。▼~
あることを伝えたくて来てもらったんだ。▼~
:[ピエリ]|?▼~
:[オーディン]|ピエリ、俺と結婚してもらいたい。▼~
:[ピエリ]|…………▼~
ピエリと…結婚?~
本気で言ってるの?▼~
:[オーディン]|ああ。俺はお前のけなげな一面に~
惚れてしまったようだ。▼~
…噂にあるお前の恐ろしい姿も気にはなるが、~
実はそれほど心配していない。▼~
なぜなら夫婦関係には愛情やら信頼が~
大事と言われるが…▼~
俺はお前に崇敬の念すら~
抱きつつあるからだ。▼~
暗闇の堕天使よ。~
いずれはお前にも崇敬してもらえるよう、▼~
俺は今後とも血塗られた努力を~
惜しむことなく…▼~
:[ピエリ]|…オーディン。▼~
大事なことを話すときは、~
できるだけ簡単な言葉にしたほうがいいのよ。▼~
そういう難しい言い方をされても、~
ピエリ、わかんないの。▼~
:[オーディン]|…そ、そうか…▼~
しかし、今の言葉は~
徹夜で考えた言葉で…▼~
簡単に言えと言われても~
どうすればいいのか…▼~
…ええい! こうなったら!▼~
俺はお前が好きだ。~
これを受け取ってくれ!▼~
:[ピエリ]|あ! すごくかわいい指輪なの!▼~
:[オーディン]|そうだ。~
お前はがんばっていてすごい。▼~
だから俺もお前みたいに、~
すごいと思われるようがんばる!▼~
結婚して一緒に暮らし、~
素敵なお父さんとお母さんになろう!▼~
:[ピエリ]|わー、楽しそうなのー!~
ぜひそうしたいの!▼~
:[オーディン]|よかった…~
ちゃんと伝わったみたいだ…▼~
**シャーロッテ [#wd6jjhuee7]
***支援C [#q3d4fads0]
:[オーディン]|ふん…見抜いた。~
見抜いたぞ…▼~
:[シャーロッテ]|きゃっ。そこにいるのは~
オーディンさんじゃないですかぁ~。▼~
何かおもしろいことでも~
あったんですかぁ~?▼~
:[オーディン]|おもしろいこと?~
そんな俗っぽい言葉は俺の辞書にはない…▼~
せめて、こう表現してもらいたかったな。▼~
痛快な事象に際し…~
俺の内奥に宿る獣が快哉を上げていると。▼~
:[シャーロッテ]|そ、そうですか…▼~
でもなんか…~
かっこいいですね~!▼~
テヘッ!▼~
:[オーディン]|おい、てへとかやめろ。~
それは俺には通じないからな。▼~
:[シャーロッテ]|えっ?▼~
:[オーディン]|仮面使いの術など、この俺には通用しないと~
言っているのだっ!▼~
:[シャーロッテ]|仮面…使い?▼~
あのぉ~、シャーロッテ、~
意味がわからないんですけどぉ…▼~
:[オーディン]|意味がわからない?~
すっとぼけやがって。▼~
実はお前のことを観察していたのだ。▼~
結果、お前は人によって態度が~
コロコロ変わることがわかった。▼~
まるで仮面を付け替えるがごとくな!▼~
:[シャーロッテ]|!?▼~
:[オーディン]|そういうことだ。~
もう全てお見通しなんだよ。▼~
:[シャーロッテ]|たたた、態度なんて変わらないですよぉ。~
仮面って、なんの話ですか~?▼~
:[オーディン]|ごまかしても無駄。~
俺にはわかるのだ…▼~
俺の持つ、第三の目…聖なる瞳~
<トゥルースシュトラール>が疼くからな…!▼~
とりあえず今日は、それだけ伝えておこう。~
興味があれば、後日談を聞きにこい。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
***支援B [#s6nbfs7]
:[シャーロッテ]|オーディンさん~。~
来ましたよぉ~。▼~
トゥース?~
いえ、トゥルース…でしたっけ~?▼~
あれのお話を伺いたいのですが~。▼~
:[オーディン]|憐れな仮面使いよ。話を聞きたければ、~
まずはその嘘っぽい言葉遣いを封じるのだ。▼~
トゥルースマスターの俺には通用しない。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
…わ、わかったわよ。~
これでいい?▼~
:[オーディン]|よし…まず一つ聞きたい。~
目的は何だ?▼~
:[シャーロッテ]|目的ぃ?▼~
:[オーディン]|そうだ。~
仮面使いとしての究極目標だ。▼~
態度をコロコロと変えて何がしたい?▼~
:[シャーロッテ]|そんなの簡単でしょ。~
男の人に好かれたいから。▼~
平たく言えばモテたいからよ。~
男ってああいうキャラの方が好きでしょ。▼~
:[オーディン]|…なるほど。▼~
男にモテたいがあまりに~
卑しい邪界に踏み込んだというわけか。▼~
はっきり言わせてもらうが、~
お前は間違っているぞ。▼~
:[シャーロッテ]|はあ?▼~
:[オーディン]|本当にモテたいのならば~
仮面使いなど下の下。▼~
センスなき者が陥る典型的パターンだ。▼~
:[シャーロッテ]|そ、そうなの?▼~
:[オーディン]|ああ。人の好意を集めることは~
魔術の行使にも等しい。▼~
これを磨かないことには、~
真のモテは語れないのだ。▼~
今のお前は謂わば、力任せの大ぶりのパンチ。~
見かけは強そうだが、実際はそれほどでもない。▼~
そんな状態では一生かかっても~
人の愛、コアには届かないぞ。▼~
:[シャーロッテ]|な、なるほど…~
どことなく共感してしまう…▼~
ぜひ教えてもらえないかしら。~
真のモテはなんなのか…▼~
:[オーディン]|構わんぞ。~
ただし俺のことを師匠と呼べるなら、だが…▼~
:[シャーロッテ]|呼ぶわ、喜んで。▼~
:[オーディン]|だったら教えてやろう。~
真のモテ術を…▼~
さっそく作戦会議だ。~
その後、実践してもらおう。▼~
***支援A [#kdlkusa1e]
:[シャーロッテ]|ちょっと師匠!~
どういうことよ!▼~
モテ術を実践したけど、~
ちっともうまく行かなかったわ!▼~
:[オーディン]|なに?~
落ち着いて言ってみろ。▼~
:[シャーロッテ]|…師匠が言った通り、~
やり方は完璧に把握した。▼~
試す相手も、師匠が言った通りに~
見張りの兵士にしたわ。▼~
:[オーディン]|それでいい。ふつうの兵士なら~
お前の闇の力には抗えないだろう。▼~
:[シャーロッテ]|とりあえずその兵士のところに行って、~
師匠みたいに左手を伸ばして言ったの。▼~
「私は純白のシャーロッテ」~
「愛のために闘う、選ばれし者」▼~
ここまではよかったわ。▼~
師匠が言ったように、~
同じ英雄系の同志として見てくれたのかも。▼~
問題はここからよ…~
私は言ったの。▼~
「あんっ…ダメ!」~
「愛の力が…暴走する!」▼~
「禁呪包帯を施したのに~
それでも制御できないっていうの!?」▼~
そう言うと、私は腕に巻いた包帯を外して…▼~
「もうどうなっても知らない…」▼~
「食らいなさい、私の呪いを!~
束縛から解放されし異端の愛をっ!」▼~
すると兵士は笑顔を引きつらせて言ったわ。▼~
「あなたには今すぐ休暇が必要です」って…▼~
師匠、これ本当に効果あるの?▼~
:[オーディン]|ガクガクガクガク…▼~
:[シャーロッテ]|し、師匠!?~
なに!? 急病!!?▼~
:[オーディン]|いや…今、俺は打ち震えているのだ。~
お前の見せた、究極のモテ術に…▼~
くくく…~
お前は習得…マスターしたらしいなっ!▼~
:[シャーロッテ]|…はあぁ?▼~
:[オーディン]|その兵士はお前に惚れたのだ!▼~
お前の必殺技は、~
奴の心の真芯を食ったのだ!▼~
:[シャーロッテ]|そ、そうなの?▼~
:[オーディン]|そうだ!▼~
「休暇が必要です」という言葉は~
お前をデートに誘ったと同義なのだ!▼~
:[シャーロッテ]|な、なるほど…▼~
そういう解釈もあるのね…~
だったら、よかったのかしら…▼~
:[オーディン]|よかったどころの騒ぎじゃない!~
俺は優秀な弟子をもって光栄だ…▼~
…よし。~
次は必殺技の改良だ。▼~
さらに能力を上げ、洗練させて…~
軍の全員をメロメロにするぞ!▼~
:[シャーロッテ]|ぐ、軍全員をメロメロにする?~
それはすごいことね。▼~
:[オーディン]|そうだろう。~
だったらさっそく特訓を始めるぞ。▼~
では、世の中の邪気を全て集めるぞっ!▼~
:[シャーロッテ]|…わかったわ、師匠!▼~
***支援S [#kafsa1a7]
:[シャーロッテ]|師匠、どうしたの?▼~
:[オーディン]|よく来てくれたな。~
かわいい弟子よ。▼~
だがそれも今日で終わりだ。~
師弟関係は解消する。▼~
:[シャーロッテ]|えっ?~
そ、そんな…▼~
:[オーディン]|これからは、~
夫婦という関係になって欲しい。▼~
:[シャーロッテ]|…えっ?▼~
:[オーディン]|はっきり言おう。俺には~
<トゥルースシュトラール>などない。▼~
では、どうしてお前のことに関して詳しく、~
いろいろ見抜いていたかと言えば…▼~
いつも陰からこっそり覗いていたからだ。▼~
:[シャーロッテ]|は? 覗き?▼~
:[オーディン]|俺は以前からお前のことが気になっていたのだ。~
だからつい…▼~
:[シャーロッテ]|私のことが気になって、~
監視してたってこと?▼~
:[オーディン]|ま、まあそうとも言える…~
それくらいお前のことが気になっていて…▼~
これはお前のために特別に作った指輪だ。~
受け取ってもらえると嬉しい。▼~
この造形も…凝りに凝ったものだ。▼~
:[シャーロッテ]|…ちょ、ちょっと待ってよ。▼~
勝手に話を進めているけど~
結局のところ、私を騙してたってことよね?▼~
:[オーディン]|ああ。~
トゥルースの件ではな。▼~
だがあれもお前のことが気になったからこそ。~
愛情ゆえと理解してもらえれば…▼~
:[シャーロッテ]|…ふん!▼~
(攻撃SE)~
:[オーディン]|ぐはっ!!▼~
な、なんだいきなり…~
思い切りグーで殴って…▼~
:[シャーロッテ]|気持ち悪いことしてんのに~
偉そうだったからよ。▼~
…でもまあいいわ。~
殴ったらスッキリしたから。▼~
それに、私の二面性だって、~
決して気持ちいいものじゃないし。▼~
お互いさまってところなのかも。▼~
…でも、本当に私でいいの?▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[シャーロッテ]|オーディン?▼~
:[オーディン]|あ、あぁ…すまない。~
脳が揺れて別の世界に行っていた…▼~
いずれ帰らねばならぬ…~
別の世界に…▼~
:[シャーロッテ]|わけのわからない言ってないで、~
ちゃんと答えて。▼~
本当に私でいいの?▼~
:[オーディン]|ああ。~
というか…お前じゃなきゃ嫌だ。▼~
:[シャーロッテ]|どうしてよ…▼~
:[オーディン]|俺にあそこまで付き合ってくれて~
最高に嬉しかったからだ…▼~
正直に言えば、俺も変わり者。▼~
そんな俺から見れば、~
お前は相対的にノーマルだ。▼~
:[シャーロッテ]|わかったわ。~
指輪は受け取る。▼~
オーディン、これからもよろしくね。▼~
:[オーディン]|さて…さっそくだが式の日取りでも~
決めようじゃないか。▼~
いや、その前に歯の治療だな。~
さっきのパンチで何本かぐらついたから…▼~
**レオン [#t6foir51]
***支援C [#b1aad99]
:[レオン]|オーディン。▼~
:[オーディン]|あ、レオン様…!▼~
俺の名を呼び引き留めるとは…~
もしや何か使命を?▼~
:[レオン]|い、いや、そういうわけじゃない。▼~
:[オーディン]|え…~
じゃあ何ですか?▼~
:[レオン]|お前に先日頼んだ仕事、~
覚えているか?▼~
:[オーディン]|先日の仕事…▼~
:[レオン]|ああ。軍の補給部隊を護衛して~
無事に連れてきてくれたことだ。▼~
:[オーディン]|ああ、あのことですか…!~
あれならよく覚えていますよ。▼~
…黎明に出発せし部隊の守護者は~
陽光の如く眩い活躍を見せ、▼~
襲い来る刺客たちを光速で~
薙ぎ倒すのであった…▼~
「だめだ、補給部隊がやられる…!」~
その声を聴くや否や黎明のオーディンは、▼~
刺客の腹部に魔力を放ち~
幾度目かの戦に溜息をつくのであった…▼~
…なんてこともなく、▼~
実に質素で堅実な任務でした…▼~
:[レオン]|…当然だ。~
そんなことがほいほい起こってたまるか。▼~
おかげで全軍が十分な補給を~
受けることができたんだ。▼~
よくやってくれたね。~
感謝している。▼~
:[オーディン]|!!~
お褒めいただき光栄です。▼~
:[レオン]|これからもよろしく頼むよ。▼~
:[オーディン]|あ…レオン様!!▼~
:[レオン]|なんだい?▼~
:[オーディン]|あの…ちなみに、~
ご用はそれだけでしょうか?▼~
:[レオン]|? ああ…▼~
:[オーディン]|そ、そうですか…~
では、俺はこれで…▼~
:[レオン]|……?▼~
…オーディンの奴、~
なんだか不服そうだったな。▼~
褒美を欲しがるような奴でもないし、~
なにかあったのか?▼~
***支援B [#mkhhgfe8b]
:[レオン]|オーディン、少しいいかい?▼~
:[オーディン]|…レオン様。~
どうなさいましたか?▼~
:[レオン]|いや、最近オーディンが~
元気がないような気がしてね。▼~
:[オーディン]|…いえ、そんなことないです。~
俺はいつも元気ですよ。▼~
:[レオン]|ほら、その返事がすでに~
いつもと違うじゃないか。▼~
『あたかも溶岩のごとき』とか~
『きらめく日輪のような』とか▼~
なんというか、オーディンらしい~
言い回しが全然ない。▼~
僕が出している指示に~
不満があるのか?▼~
:[オーディン]|不満なんて…レオン様は~
俺に当然の指示を出してくれます。▼~
ただ……▼~
:[レオン]|ただ、なんだ?▼~
:[オーディン]|最近いただく指示には、なんというか…~
燃え上がるものがないんです。▼~
もちろん大切なことだと分かってるので、~
全力でやってはいるんですが…▼~
:[レオン]|燃え上がるもの?~
しかし、かつての僕の指示にそんなものが…▼~
:[オーディン]|ありました。~
俺がレオン様の臣下になった頃に…▼~
:[レオン]|オーディンが臣下になった頃の指示、か。~
僕はどんなことを言ってたっけ。…▼~
ええっと…▼~
…………▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[レオン]|ああ、思い出したよ。~
でも…▼~
『暗夜の闇を閉じ込めたような~
黒曜石を探せ』だとか、▼~
『天蓋の森で死霊と戦ってこい』とか、~
とてもまともな指示をしていたとは…▼~
:[オーディン]|それですよ! それ!!▼~
:[レオン]|ええっ!?▼~
:[オーディン]|ただの黒曜石ではなく…~
暗夜の闇を閉じ込めた、という希少価値!▼~
天蓋の森で死霊を見つけ、~
かつ倒すという難度の高さ!▼~
これこそ、血沸き肉踊るわが身を~
灼熱に燃え上がらせて挑む使命!▼~
:[レオン]|そ、そうなのか…▼~
:[オーディン]|レオン様! いつもとは言いません!~
いつもとは言いません、が…▼~
かつてのごとき使命も~
ぜひ俺に下されたく…▼~
:[レオン]|わ。わかった。~
考えておくよ。▼~
:[オーディン]|ありがとうございます!▼~
いやーよかった。では、その時のために~
今の仕事を片付けてきますね!▼~
:[レオン]|い、行ってしまった…~
とても、生き生きとしていたな…▼~
***支援A [#dfsax408]
:[レオン]|オーディン。▼~
:[オーディン]|はっ! レオン様!!~
待ってましたよー!▼~
さあ命ずるがいい、自若なる王子よ…~
今宵の使命はいったいどのようなものだ?▼~
:[レオン]|すまない、オーディン。~
よく考えたんだが…▼~
お前にはもう、~
あんな使命は言い渡せない。▼~
:[オーディン]|え…▼~
ええーーーーーー!?~
ど、どうしてですか!?▼~
頭が回らなくなったんですか!?~
いきなり慈愛に目覚めたんですか!?▼~
それとも俺が嫌になりましたか!?▼~
:[レオン]|いや、お前が嫌になったわけじゃない。~
…むしろその逆だ。▼~
:[オーディン]|へ…!?▼~
:[レオン]|あの命令は、父上から見ず知らずの兵を~
臣下にしろって言われたのが嫌で、▼~
自分から逃げ出させようと~
言いつけた無理難題だったんだ。▼~
:[オーディン]|そうだったんですか!?▼~
:[レオン]|ああ。僕は信用できる兵以外は~
臣下にしたくなかったからね。▼~
ああいう命令をすれば~
嫌になって逃げるかと思ったんだ。▼~
だって、普通は無理だろう。▼~
暗夜の闇を閉じ込めた色なんて~
何色だかわからないし…▼~
:[オーディン]|俺的には漆黒ですね…▼~
:[レオン]|天蓋の森の死霊なんて怖いだろうし…▼~
:[オーディン]|屍兵よりはマシですね…▼~
:[レオン]|屍兵?▼~
:[オーディン]|故郷の野生動物です。▼~
:[レオン]|ああ、そう…▼~
…とにかく、普通は無理なんだ。~
普通の新兵ならね。▼~
:[オーディン]|なるほど…~
つまり俺はレオン様の意に反し、▼~
嬉々としてその無理難題を~
こなしてしまったわけですね。▼~
:[レオン]|ああ。それでオーディンを~
臣下として迎え入れようという気になった。▼~
だが…今はお前を認めているからこそ、~
危険な任務をさせるわけにはいかない。▼~
だから以前のような使命は与えられない。~
わかったな?▼~
:[オーディン]|…はい。~
そういうことでしたら…▼~
:[レオン]|いいか?~
お前にいなくなってもらっては困るんだ。▼~
この世界が平和になった後も、~
ゼロと共に僕の傍で働いてもらうからね。▼~
:[オーディン]|平和になった後も…▼~
…………▼~
:[レオン]|どうした?▼~
:[オーディン]|いえ。もし…もしもですよ。▼~
もし平和になった後、~
俺がいなくなったら…▼~
レオン様は新しい臣下を迎えますか?▼~
:[レオン]|…そうだね。~
いなくなったなら、仕方ないからね。▼~
:[オーディン]|…なら、良かったです。▼~
:[レオン]|でも…お前みたいな奴は~
なかなかいないだろうから、▼~
多分ずっと、空いてるような気もするね。▼~
:[オーディン]|…え!?▼~
:[レオン]|だから…~
ずっと臣下でいればいいんじゃないか?▼~
異なる世界線だか~
悠久なる時間軸だか知らないけど、▼~
どこでだって僕の臣下を名乗ることは~
できるだろう?▼~
:[オーディン]|れ、レオン様…~
俺の事情を知って…?▼~
:[レオン]|いや、何も知らないし~
何の設定だかわからないけど…▼~
もしもの話なら~
そうすればいいんじゃないかって思っただけ。▼~
ああ、じゃあそれを次の命令にしようかな。▼~
「どんな世界に行ったとしても~
ずっと僕の臣下であり続けること」▼~
どうだい?▼~
:[オーディン]|…………▼~
はい…レオン様。~
そのご命令…必ず果たします。▼~
必ず…!!▼~
:[レオン]|うん…期待してるよ、オーディン。▼~
**モズメ [#l3cgds67]
***支援C [#u9fasw9d]
:[モズメ]|よいしょ、と。▼~
ふぅ…こっちの側の畑は~
こっちでええやろ。▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[モズメ]|…あれ。~
オーディンさん。▼~
あんた、こんなとこで何しとんの?▼~
:[オーディン]|ふっ、我が気配に気づくとは~
なかなかやるな…▼~
お前がコソコソとどこかへ行くから、~
後をつけてきたのだ。▼~
:[モズメ]|もう、やめてや。~
怪しいことなんてしてへんからな。▼~
:[オーディン]|そのようだな。~
ここで何をしている?▼~
:[モズメ]|畑の手入れや。▼~
もうすぐ実がつく時期やからな…~
土の状態を良くしとかんと。▼~
土に栄養が無いと、~
美味しい作物にならへんし。▼~
:[オーディン]|そうなのか?~
じゃ、俺も手伝うかな。▼~
:[モズメ]|ええの?▼~
:[オーディン]|ああ。遠慮など不要だ。▼~
特にこの奇跡の英雄…~
漆黒のオーディンに対してはなっ!▼~
俺の手にかかれば、畑仕事など~
ちょちょいのちょいだ!▼~
:[モズメ]|何や頼もしい感じやね…!▼~
それやったら助かるわあ。~
さっそく向こうの畑をお願いしてええ?▼~
:[オーディン]|ああ、任せろ!▼~
ふむ…これが肥料か。~
貴様は豊穣なる土壌を創生せし者…▼~
<ミスティック・ランドナトレッション>~
と名付けよう!▼~
:[モズメ]|ん…?▼~
:[オーディン]|さあ、ミスティック・ランドナトレッションよ~
その力を存分に解放しろ…▼~
大地に実りし極彩色の恵みに~
秘めし力の全てを捧げるのだ!!▼~
はあああああああああああああっ!!!!▼~
:[モズメ]|…………▼~
…何なん、それ?▼~
:[オーディン]|豊作の術だ。▼~
この術をかけた肥料をまけば、~
美味い作物がじゃんじゃん実る。▼~
…という設定だ。▼~
:[モズメ]|…何や、うさんくさいなあ。▼~
やっぱり、~
手伝ってもらわんでええかも…▼~
***支援B [#ld710ko6]
:[オーディン]|モズメ。~
今日は畑仕事…いや、▼~
豊穣なる実りの創成を援く~
崇高なる儀は執り行わないのか?▼~
:[モズメ]|…………▼~
:[オーディン]|ん?~
今日はもう終わったのか?▼~
ならば雑草抜き…~
邪なる魔草の駆除でも手伝うぞ。▼~
:[モズメ]|…………▼~
:[オーディン]|おい、どうしたんだよ?~
さっきから黙っちまって。▼~
それに心なしか、~
すげえ怖い顔をしてる気がする…!▼~
:[モズメ]|あたい、子供の頃から~
村の大人たちに言われてきたんよ…▼~
都会にいる怪しい人とは~
絶対に付き合ったらあかんって。▼~
:[オーディン]|お、俺は怪しい人じゃないだろ!?▼~
:[モズメ]|ううん。怪しい…~
めっちゃ怪しいわ…▼~
この前の畑仕事でも~
ずっと訳のわからん言葉を叫びながら、▼~
見た事ないような妙なポーズで~
くるくる回って肥料をまき散らしてたし…▼~
うるさくて集中できん上に~
後始末が大変やったわ。▼~
あんた…もしかして手伝うふりして~
あたいの邪魔する気なんちゃう?▼~
:[オーディン]|ま、待て待て待て!~
俺にはそんなつもりはない!▼~
嫌だったんならもうそういうのはやめるから~
安心してくれ!▼~
:[モズメ]| そんなつもりはない…安心して…~
悪い人が騙すときによく使う言葉や…▼~
:[オーディン]|ええええ…~
俺はどうすればいいんだ!▼~
俺は清く正しい呪術師だーっ!▼~
:[モズメ]|清く正しい人は~
呪術師にはならん気がするんやけど…▼~
オーディンさん、信じてたのに…~
ほんまは悪い人やったん?▼~
:[オーディン]|そんなわけない!~
俺はとってもいい人だ!▼~
:[モズメ]|せやけど、ほんまにいい人は…~
自分のことをいい人って言わへんし…▼~
:[オーディン]|そ、そうだな…~
確かにその通りだ…▼~
でも俺はどうしてもまた、~
あの崇高なる儀がしたい。▼~
この前の作物が気になるんだよ。~
どうにか信用してもらえる方法はないのか…▼~
:[モズメ]|…………▼~
:[オーディン]|あっ、そうだ!▼~
例えばもっと人がいれば~
安心するんじゃねーか?▼~
ほら、あそこに良さげな新兵がいるから~
あいつも誘って、三人で畑に行こうぜ。▼~
人手が増えれば仕事も早く終わるだろうし…▼~
:[モズメ]|そこの人!~
今すぐに逃げてぇぇぇぇぇぇぇぇ!▼~
:[オーディン]|えーーーーーーーーーっ!?▼~
はぁ…~
今日は畑仕事の手伝いは諦めるか…▼~
***支援A [#h9a8fs9]
:[モズメ]|オーディンさん…ごめんな。▼~
:[オーディン]|ん?~
いきなりどうしたんだ。▼~
:[モズメ]|この前のことや…▼~
あたい、オーディンさんを…~
悪い人かもって疑ってしもて…▼~
:[オーディン]|な、なんだなんだ。~
この前まではあんなに頑なだったのに。▼~
:[モズメ]|オーディンさん、あれから一人で~
畑に行ってくれたやろ?▼~
あたい、見てたんや…~
雑草をひとつ残らず抜いて…▼~
丁寧に肥料をかき混ぜてくれてた~
あんたの姿を。▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[モズメ]|まあ、一人でいる時も~
妙な行動は相変わらずやったけどね。▼~
やっぱりくるくる回りながら~
妙な呪文を唱えとったなぁ…▼~
淡緑の若き命たちよ、我が力を食らえ!~
とかなんとか…▼~
:[オーディン]|す、すまん…▼~
:[モズメ]|謝らんでええよ。~
行動は不可解やけど…▼~
作物たちへの愛情は本物やった。~
ほんまに、ありがとう。▼~
:[オーディン]|モズメ…~
わかってくれて俺は嬉しいぞ。▼~
暗雲に覆い隠された曇天の心に~
晴れ間が差したような心地だ…!▼~
:[モズメ]|あたい、恥ずかしいわ。▼~
みんなのためにがんばってる~
オーディンさんを疑うなんて…▼~
:[オーディン]|いや…~
貴様が恥じる必要はない。▼~
少し疑い深いくらいの方が、~
戦場でも生き残れるものだ。▼~
:[モズメ]|せやけど…~
仲間は疑ったらあかんよ…▼~
ほんまにごめんなさい…▼~
:[オーディン]|俺はまったく気にしてない。~
お前に疑いをかけられたことなど…▼~
森の落ち葉に一片の紙を落としただけの~
違和感ほどしかない。▼~
:[モズメ]|あはは。~
ありがとうな。オーディンさん。▼~
:[オーディン]|じゃあ、疑いも晴れたことだし…~
二人で豊穣の呪術でも考えるか?▼~
:[モズメ]|ええと、それやったら…~
お断りさせてもらうわ。▼~
:[オーディン]|ええっ!?▼~
なんでだよ!?▼~
俺への疑いは晴れたはずだろ?▼~
:[モズメ]|ここのみんなに言われたんよ…▼~
オーディンさんの戯れには、~
あんまり付き合うたらあかんよって。▼~
:[オーディン]|えええええええええええっ!?▼~
:[モズメ]|ごめんな…~
でも、仲間の言うことは信用せなあかんし…▼~
:[オーディン]|そ、そうだな…~
仲間がそう言うなら…仕方ないな…▼~
はぁ…~
結局、こうなるのか…▼~
では、新しい豊穣の儀は、~
静謐なる孤独の園で吟味するとしよう…▼~
***支援S [#z80cwqb0]
:[オーディン]|モズメ。~
今、ちょっといいか?▼~
:[モズメ]|オーディンさん。~
今日はどないしたん?▼~
:[オーディン]|実は、モズメに案内したい場所があるんだ。~
俺についてきてくれないか?▼~
:[モズメ]|急に何なん…?~
また呪術にでも誘うつもり…?▼~
:[オーディン]|…そうかもしれないな。▼~
:[モズメ]|あたい、どないしよう…▼~
オーディンさんの呪術には~
付き合わんようみんなが言ってたし…▼~
:[オーディン]|どうするかはモズメが決めればいい。~
俺は貴様の選択を受け入れよう…▼~
:[モズメ]|…………▼~
…わかったわ。~
あたい、ついていく。▼~
:[オーディン]|俺を信用してくれたのか?▼~
:[モズメ]|それももちろんやけど…~
何よりもあたいが…▼~
オーディンさんと一緒にいたいって…~
そう思ってしもうたんや…▼~
:[オーディン]|…礼を言う。~
絶対に後悔はさせない。▼~
では、ついてきてくれるか?▼~
:[モズメ]|うん…▼~
:[オーディン]|ここが案内したかった場所だ。▼~
:[モズメ]|うわぁー!~
綺麗な湖やなぁ!▼~
:[オーディン]|ああ。ここは俺の見つけた聖域…~
平たく言うとお気に入りの場所だ。▼~
気に入ってくれたか?▼~
:[モズメ]|うん!~
もちろんや!▼~
でも、なんで~
あたいをここにつれてきたん?▼~
:[オーディン]|こういう神聖な場所で…~
俺の気持ちを伝えたかったからな。▼~
:[モズメ]|オーディンさんの気持ち?▼~
:[オーディン]|…モズメ。~
俺はお前を愛している。▼~
ひたむきに豊穣の儀を行うお前の姿に~
俺はすっかり胸を打たれてしまった…▼~
:[モズメ]|えっ!?▼~
:[オーディン]|どうか俺と結婚して欲しい。~
この通りだ。▼~
:[モズメ]|あ、あわわ…~
あ、あたい…あたいは…▼~
こ、これは何かの呪文と違うんよね?~
結婚の申し込みなんよね?▼~
:[オーディン]|もちろんだ。~
俺の真剣な気持ちだ。▼~
モズメは俺のことを~
どう思っているんだ?▼~
:[モズメ]|え、えっと…~
えっと……▼~
:[オーディン]|やはり、こんな変な奴と~
付き合うのは嫌か?▼~
:[モズメ]|ううん…そんなことない。~
あたいも…オーディンさんが…好きや。▼~
:[オーディン]|!!本当か!▼~
:[モズメ]|うん。~
あたい、ずっと後悔してたんや。▼~
周りに言われるがままに、~
あんたの誘いを断ってしもたこと…▼~
どうでもいい人やったら、~
ずっと後悔なんてせえへん。▼~
こんなに気になるんは…あたいが~
オーディンさんを好きやからやと思う。▼~
:[オーディン]|そこまで言ってくれるのなら…~
俺と結婚してくれるな?▼~
:[モズメ]|あ、あたいでよければ…~
お願いします…▼~
:[オーディン]|はあ…よかったああー…~
さすがの俺も緊張しちまったぜ。▼~
:[モズメ]|あたいもや…~
今も心臓が…ドキドキしとる…▼~
:[オーディン]|これからは俺が~
お前を一生、守っていくからな。▼~
だからお前は…~
俺のことを、信じてくれ。▼~
:[モズメ]|うん…▼~
これからはあたい、あんたを信じる…~
誰よりも信じるって約束するからな。▼~
仲間は信じなあかんけど…▼~
自分の好きな人は、~
もっと信じなあかんもん…▼~
誰が何て言ってもあんたは…~
あたいの自慢の旦那さまや。▼~
:[オーディン]|…ありがとう。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#d1a2a468]
- アウェイキング・ヴァンダーとはAwaiking Vandal(覚醒する...
#comment
終了行:
*オーディンの支援会話 [#k27274b3]
#contents
**マイユニット(男性) [#x25660f0]
-
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・私)のページへ>../マイユニット(男性...
**マイユニット(女性) [#g3ccf956]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
-
- [[マイユニット(女性・あたし~よ)のページへ>../マイユニ...
-
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
**フェリシア [#bb56296f]
[[フェリシアのページへ>../フェリシア(暗夜)#s74478ce]]
**アクア [#xbf8f596]
[[アクアのページへ>../アクア(暗夜)#hefa5cdf]]
**エリーゼ [#be3a22f4]
[[エリーゼのページへ>../エリーゼ#sfd59ss4]]
**エルフィ [#re102267]
[[エルフィのページへ>../エルフィ#k2e7fd0d]]
**ゼロ [#h4e66595]
***支援C [#occ01328]
:[ゼロ]|オーディン、仕事だ。▼~
:[オーディン]|?▼~
:[ゼロ]|今度、軍を挙げて新しい武器を開発するらしい。~
その名前を考えてほしいとのことだ。▼~
:[オーディン]|武器の名前を考える…だと!?▼~
体の底からこみ上げてくるこの轟き…~
ほとばしる脳内物質…▼~
光栄すぎる仕事だなっ!▼~
:[ゼロ]|いや、待て。~
別にお前にご指名があったわけじゃない。▼~
軍の全員に出たお触れだ。▼~
で、俺たち二人はレオン様の組として~
共同で案を出すんだそうだ。▼~
そうして各組から集まった中から~
優秀作が選ばれ…▼~
正式な名前が決定するらしい。▼~
:[オーディン]|…なるほど。ふっ、ではゼロ。~
貴様はこの件は休みでいい。▼~
これは、完全に我が得意分野だ!▼~
:[ゼロ]|わかった。~
じゃあそうさせてもらうとするか。▼~
:[オーディン]|さてと、さっそく考えるとしよう!▼~
…一つ目の新武器は剣か…~
力強そうなのがいいなー…▼~
強そう…怒涛…~
「怒涛の…」がいいか…▼~
…いや、今決めるのはもったいない。~
よし、剣はいったん置いておくぞ。▼~
次は杖か…色からして、赤…▼~
「深紅の」…「深紅の」…▼~
…いや待てよ。逆に…▼~
:[ゼロ]|言っておくが締め切りは近いぞ。~
ゆっくりしている暇はないからな。▼~
***支援B [#d9fe2ee1]
:[オーディン]|おい、ゼロ!~
なんだこれは!?▼~
:[ゼロ]|騒々しいな。~
どうした?▼~
:[オーディン]|武器の名前だよ!~
なんで勝手に応募しちゃったんだよ!▼~
俺はまだ悩み中だったんだぞ!▼~
しかも見ろ!~
この名前!▼~
「怒涛のミステルトィントィン」▼~
「深紅のギンギンロッド」…▼~
なんだこのロマンの無さは!~
ふざけるのもいい加減にしろ!▼~
:[ゼロ]|ふざけてなんかいないぞ。~
むしろふざけていたのはお前のほうだ。▼~
:[オーディン]|何っ?▼~
:[ゼロ]|俺はもう締め切りだと言ったのに、~
お前はもう少し考えさせろと言った。▼~
だがそれでは未提出ということになり、~
レオン様の顔に泥を塗ることになる。▼~
だから俺が完成させて提出しておいたんだ。~
なんの問題もないはずだが?▼~
:[オーディン]|…いいや、逆だ。~
締め切りなんか少しくらい遅れたっていい。▼~
大事なのは命名の質、センスだ。▼~
低レベルな案を出したほうが、~
レオン様の顔に泥を塗ることになる!▼~
:[ゼロ]|…締め切りが過ぎても、~
本当にイイ案を出せていたのかねえ…▼~
いつものお前のノリで~
ヌルヌルと滑り気味だったんじゃないか?▼~
:[オーディン]|…………▼~
ほう…では貴様のいつもの戯言は~
滑っていないとでも言うのか?▼~
貴様のあれこそが、~
レオン様の評判を落としているのだ。▼~
:[ゼロ]|ほう…言うねえ。▼~
素性を調べても何も出てこない…~
過去が無い奴に言われたくはないね…▼~
:[オーディン]|!?▼~
貴様…~
俺の過去を調べていたのか…▼~
:[ゼロ]|当然だ。俺はレオン様に恩がある。~
レオン様のためにここにいる。▼~
だから、レオン様を脅かす可能性のある~
怪しい輩は、全て調査済みだ。▼~
:[オーディン]|くっ…~
もういい、この話はやめだ。▼~
***支援A [#e11faf1]
:[オーディン]|ゼロ…~
この間はすまなかった。▼~
:[ゼロ]|オーディン…▼~
:[オーディン]|実は…俺たちの案が~
二次選考に駒を進めたそうだ…▼~
:[ゼロ]|本当か?▼~
:[オーディン]|ああ…しかも聞いて回った限りでは…▼~
「オーディンっぽさが薄くていい」とか~
言われているらしい…▼~
…ってことは、俺が締め切りを~
破って一人で考えたとしたら…▼~
一次選考で落ちていたかもな…▼~
…今のところ、~
レオン様の顔に泥を塗らずに済んでいる。▼~
これはお前のおかげだ。▼~
:[ゼロ]|…いや、俺はただテキトーに書き足しただけ。~
ナニもしてはいない…▼~
…そんなことより、俺も言いたいことがある。~
お前の素性を調べていたことを謝りたい。▼~
:[オーディン]|…え?~
い、いや…あれは仕方ないことだ。▼~
誰だって、どこの馬とも知れない奴が~
同僚になったりしたら、気になるだろうしな。▼~
…別に、やましい過去があるわけじゃないんだ。~
だから本当はお前にも話してやりたいんだが…▼~
:[ゼロ]|いや、言う必要はない。▼~
お前にどんな過去があったにせよ、~
肝心なのは「レオン様が選んだ」という事実だ。▼~
俺はその事実を大事にするべきだった。▼~
…それに俺だって、レオン様に拾っていただく~
前のことは、人に言えたようなものじゃない。▼~
:[オーディン]|…………▼~
…ゼロ。~
お前、本当にレオン様想いなんだな。▼~
:[ゼロ]|お前こそな。▼~
:[オーディン]|…ゼロ。~
俺…ずっと考えていたんだ。▼~
レオン様のために一番よくないのは、~
俺たちがギスギスすることじゃないかって…▼~
せっかくレオン様に選んでもらった二人なんだ。~
これからはもっと仲良くやっていこうぜ。▼~
:[ゼロ]|ああ、同感だ。▼~
:[オーディン]|よかった…~
そこでさっそくなんだが…▼~
:[ゼロ]|?▼~
:[オーディン]|今度は新しく防具を開発するから、~
その名前も考えてほしいそうだ。▼~
一緒にやってくれるよな?~
我が色を薄める仕事を頼まれてくれ!▼~
:[ゼロ]|いや、今度こそお前一人でやれ。▼~
**ニュクス [#o7yeweea0]
***支援C [#e09hgd59e]
:[オーディン]|ニュクス。~
ちょっと時間はあるか。▼~
:[ニュクス]|ええ、どうしたの?▼~
:[オーディン]|貴様…俺の同類だな?▼~
:[ニュクス]|えっ?▼~
:[オーディン]|俺たちは共に~
その身を闇に染めし者…▼~
だから、同類…▼~
:[ニュクス]|え、あぁ…そうなの?▼~
:[オーディン]|「幼い頃から呪術の才が~
ずば抜けて高かった」▼~
「禍々しい術を使うニュクスを、~
家族は腫物を扱うかのように育てた」▼~
これが俺の聞いた貴様の過去だ。▼~
…はっきり言って素晴らしい。▼~
いや、素晴らしいどころか~
その遙か彼方の常闇を爆走している。▼~
その煌めき…たたずまい…どこを取っても~
かっこよすぎて憧れてしまう。▼~
だから、認めよう。~
貴様は我が同類…闇の同胞であると…▼~
:[ニュクス]|…………▼~
…ごめんなさい。~
全く意味がわからないんだけど。▼~
:[オーディン]|意味など分からなくていい…▼~
俺はお前に、羨望に近い~
憧れを抱いている…▼~
まあ、平たく言うと、~
仲良くしようということだ…▼~
:[ニュクス]|そ、そう…~
よろしく…▼~
***支援B [#kf6gilw4d]
:[オーディン]|来たな…ニュクス。▼~
:[ニュクス]|オーディン…何か用?▼~
:[オーディン]|俺とい様は闇の同胞…~
一つの昏き道を歩みし者だ…▼~
先日はその存在を認め~
固く絆を結びあったが…▼~
真の異端はただ一人…~
頂に二人は並び立てない。▼~
だから、決着をつけよう。~
互いの呪術の真名をもって。▼~
:[ニュクス]|相変わらず貴方の言うことは~
意味がわからないのだけど…▼~
呪術の勝負でも~
したいということかしら?▼~
:[オーディン]|いや、呪術道具の名前勝負だ。▼~
:[ニュクス]|? ええと…?▼~
:[オーディン]|では行くぞ!~
手始めにこの呪術道具…▼~
我が左手に宿りし~
この呪装の名は…▼~
真に灰色なる器…~
アッシェ・フランシェ!▼~
:[ニュクス]|…………▼~
:[オーディン]|さあ。お前も呪術道具の~
真名を明かすがいい。▼~
:[ニュクス]|貴方、その道具全部に~
いちいち名前つけてるの?▼~
残念だけど…~
私にそういう趣味はないから。▼~
:[オーディン]|ば、馬鹿な!~
なぜ道具に名前をつけない!?▼~
:[ニュクス]|馬鹿なって言われても…~
別に必要ないでしょう。▼~
:[オーディン]|くっ…見損なったぞ、ニュクス。▼~
闇にその身を染めし者に~
あるまじき暴挙だ。▼~
貴様のことを~
我が同胞と思っていたのに…▼~
:[ニュクス]|なんだか期待させてしまった~
みたいで申し訳ないけど…▼~
やっぱり、貴方の言うことは~
意味が分からないわ。▼~
:[オーディン]|では呪術の技名はどうだ?~
お前の持つ必殺技の名を…▼~
:[ニュクス]|呪術なら数えきれないほど~
編み出したけど…▼~
名前なんて、~
考えたこともなかったわ。▼~
:[オーディン]|!!▼~
:[ニュクス]|な、何…?_▼~
:[オーディン]|「名前なんて、~
考えたこともなかった」…か…▼~
逆に…~
逆に…格好良いかもしれん。▼~
闇に染まりし者にふさわしい~
底知れない虚無を感じる…▼~
な、なんだ。この敗北感は…~
真の闇は、貴様だというのか…▼~
:[ニュクス]|私、もう行っていいかしら?▼~
***支援A [#v3mnfjcf]
:[ニュクス]|オーディン。▼~
:[オーディン]|来るな…貴様を見ると…~
俺は怒濤の劣等感に苛まれるのだ…▼~
:[ニュクス]|劣等感?▼~
:[オーディン]|ニュクス…~
貴様の過去の続きを知った。~
「幼いころ、禁忌の呪術によって~
大量殺戮を行い…」~
「その呪いの代償として、身体は~
幼い姿のまま成長できない…」▼~
:[ニュクス]|…ええ、その通りよ。▼~
:[オーディン]|俺の負けだ…▼~
:[ニュクス]|え…?▼~
:[オーディン]|貴様の過去、貴様の言動…~
どれも真なる闇そのものだ…▼~
貴様に比べれば、~
俺は偽…紛い物かもしれん…▼~
くっ…俺にも~
貴様のような過去があれば…▼~
:[ニュクス]|よくわからないけど…▼~
オーディン。~
私は貴方が羨ましいわ。▼~
:[オーディン]|何…?▼~
:[ニュクス]|私にはまだ理解できないけど、~
貴方には強い情熱があって…▼~
それを満たすことで~
大きな喜びを感じている。▼~
そうでしょう?▼~
:[オーディン]|あ、ああ…確かにそうだ。▼~
:[ニュクス]|それを、私は~
たまらなく羨ましく思う。▼~
私には、そういうものが~
何もないから…▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[ニュクス]|だから、貴方は貴方のままでいいの。~
私は貴方のことを認めているわ。▼~
:[オーディン]|…そ、そうなのか?▼~
:[ニュクス]|ええ。▼~
:[オーディン]|な、ならいいかな…▼~
:[ニュクス]|ありのままの姿が一番ということ。~
私も、貴方もね…▼~
***支援S [#mb9faw229]
:[ニュクス]|オーディン、どうしたの?~
こんなところに呼び出したりして。▼~
:[オーディン]|ニュクスか。▼~
…実は、子どものことを考えていたのだ。▼~
:[ニュクス]|子ども?▼~
:[オーディン]|ああ。~
貴様との間に生まれる子どものことだ。▼~
:[ニュクス]|はっ?▼~
:[オーディン]|その子どもは貴様の血を引き継ぐだろう。~
そして、すさまじい能力を有するはずだ。▼~
俺の憧れは世代を超えて実現する。~
まさに親と子の夢の懸け橋だ。▼~
すごいなー。かっこいーなー。~
…そんなことを考えていたんだ。▼~
:[ニュクス]|…………▼~
つまり。▼~
遠回しのプロポーズって受け取ればいいの?▼~
:[オーディン]|ま、まあ…~
そう受け取ってもらってもいい…▼~
:[ニュクス]|そう…▼~
がっかりしたわ。▼~
:[オーディン]|えっ?▼~
:[ニュクス]|情けないわね…男なんだから、~
決めるところは決めなさい。▼~
まったく…最近の若い子は~
すぐに予防線を張るんだから。▼~
:[オーディン]|最近の若い子、って…~
その見た目で言うなよな…▼~
:[ニュクス]|何か文句でも?▼~
:[オーディン]|い、いや…何も。▼~
俺だって…お前が普通の女性であったなら~
堂々とプロポーズしただろう。▼~
しかし、俺はお前を前にすると…~
その…なんだ…▼~
巨大な畏敬の念の裏返しというか…~
激しい劣等感が…▼~
:[ニュクス]|オーディン。~
そういうのやめてくれる?▼~
前も言ったでしょう。~
私は貴方を認めているって。▼~
:[オーディン]|それはそうだが…▼~
:[ニュクス]|いい? ちゃんと言って。~
これが最後のチャンスよ。▼~
:[オーディン]|わかった。▼~
…………▼~
ニュクス…~
俺はお前に惚れている。▼~
…結婚してくれ。▼~
この指輪を受け取ってほしい。▼~
:[ニュクス]|…………▼~
ありがとう…▼~
**カミラ [#tae2mxw8d]
***支援C [#wdafw010]
:[カミラ]|…………▼~
:[オーディン]|カミラ様、どうしたんですか?~
なんだか表情が冴えないような…▼~
:[カミラ]|…オーディン。~
いえ、なんでもないわ。▼~
:[オーディン]|そうですか。~
それならいいんですけど…▼~
:[カミラ]|それで、あなたはどうしたの?~
私に何か用かしら。▼~
:[オーディン]|ああ、そうでした。~
以前からお聞きしたいことがありまして。▼~
:[カミラ]|ええ、なんでも聞いてちょうだい。▼~
:[オーディン]|カミラ様のその鎧…~
なんていう名前なんですか?▼~
:[カミラ]|えっ?▼~
どうして?~
あなたも着たいの?▼~
:[オーディン]|着る…!?▼~
そ、その発想はなかった…~
だが、実際に夢想してみるとどうだ…▼~
確かに俺がこれを着たら、絶空の彼方より~
天使が舞い降りる姿に見えるかもしれんな…▼~
:[カミラ]|オーディン?~
何をブツブツ言っているの?▼~
:[オーディン]|へっ!?▼~
あ、いえ…なんでもありません!~
ちょっと意識が虚空の彼方に惑ってしまって。▼~
実は俺、ずっと興味を持ってたんですよ。~
カミラ様のかっこいい鎧に!▼~
:[カミラ]|かっこいい…鎧?~
これが?▼~
:[オーディン]|はい!▼~
その独特な漆黒…個性的な形…~
非の打ちどころがありません!▼~
いったいどんな崇高な名称が~
ついているのだろうと…▼~
それを考えるだけで、~
俺の魂が疼くんです!▼~
:[カミラ]|うーん…名称って言われても…~
特に名前があるわけじゃないわ。▼~
:[オーディン]|そ、そうなんですか…!?~
それは何とも…もったいない。▼~
:[カミラ]|だったら、あなたが名前をつけてちょうだい。▼~
:[オーディン]|えっ、ほんとですか!~
いいんですか!?▼~
:[カミラ]|ええ、あなたならきっと~
素敵な名前を付けてくれるだろうし。▼~
楽しみにしているわね、オーディン。▼~
:[オーディン]|はい!▼~
***支援B [#xf0fasw89]
:[オーディン]|カミラ様!~
鎧の名前、考えてきましたよ。▼~
:[カミラ]|まあ…待っていたわ。~
さっそく聞かせてちょうだい。▼~
:[オーディン]|わかりました。~
ずばり、鎧の名前は…▼~
月魄の加護を受けし豊麗…~
〈グロースアルティヒ・モーント〉!▼~
…なんてどうでしょう。▼~
:[カミラ]|ぐろーす…何ですって…?▼~
:[オーディン]|グロースアルティヒ・モーントです。▼~
俺はその鎧をイメージし、~
暗黒の深淵で瞑想を行いました…▼~
すると、二つの言葉が~
俺の心に舞い降りてきたんです。▼~
一つは「豊麗」。▼~
意味はそのまま。~
豊かで麗しいことです。▼~
二つ目は「月魄」。~
月の精を意味します。▼~
この言葉に狂気の融合を授けると…~
顕現してきたのです…▼~
「グロースアルティヒ・モーント」という~
神名が!!▼~
:[カミラ]|…………▼~
そう。~
じゃあ、それでいいわ。▼~
:[オーディン]|へっ?~
いやいやいや~。▼~
それでいいだなんて…~
淡々としすぎじゃないですか?▼~
もうちょっと議論しましょうよ!▼~
:[カミラ]|議論? どうして?▼~
私、その名前がとっても素敵だと思うわ。~
だから議論なんていらないと思うけど…▼~
:[オーディン]|そ、そうですか…?▼~
適当に流してるとかじゃなくて、~
気に入ってくれたってことですか?▼~
:[カミラ]|ええ、もちろんそうよ。▼~
:[オーディン]|…………▼~
まさか一つ目で決まってしまうとは…~
大誤算だ…▼~
:[カミラ]|あら?~
その手に持っている紙の束は?▼~
:[オーディン]|これは、その鎧の名前候補です。~
ざっと百二十個考えてきました。▼~
:[カミラ]|ひゃ、百二十ですって!?▼~
:[オーディン]|はい。この中から気に入ったものに~
していただこうと思ったのですが…▼~
必要なかったようですね。~
で、でも全然問題ありません!▼~
後の百十九個は悠久の彼方に~
ばばーんと放り投げてきます!!▼~
:[カミラ]|そ、そう?~
ごめんなさいね。▼~
でも、ありがとうオーディン。~
私のために…とっても嬉しいわ。▼~
:[オーディン]|いえ。これぐらいはお安いご用です!▼~
***支援A [#recd89631]
:[カミラ]|あっ、オーディン。~
この前はどうもありがとう。▼~
鎧の名前のこと、さっそく~
カムイに話してみたのよ。▼~
そしたらね、姉さんっぽくて~
似合っているって言われたわ。▼~
:[オーディン]|ほ、ほんとですか?▼~
:[カミラ]|ええ。~
嘘をついてもしょうがないじゃない。▼~
:[オーディン]|…………▼~
なんという光栄だ…~
俺の名付けがこんなに認められるなんて…▼~
:[カミラ]|ど、どうしたの!?~
オーディン、泣いてるの!?▼~
:[オーディン]|い、いえ…~
これは涙ではありません。▼~
これは怠惰な逃走者…~
別名〈レイジー・ゲッタウェイ〉です。▼~
:[カミラ]|そ、そう…▼~
とにかくありがとう、オーディン。~
私、このところ悩んでいたの。▼~
王族として、暗夜王国のために~
私はどうあるべきなのかって…▼~
でも、あなたが鎧に名前を付けてくれて、~
進むべき道が見えてきた気がするの。▼~
:[オーディン]|…え?~
そうだったんですか。▼~
:[カミラ]|この鎧は〈グロースアルティヒ・モーント〉。~
麗しい月の精が宿っている…▼~
そう考えると、~
鎧が私の一部のような気がしてきて…▼~
戦士として、王族として、なりたい私が~
見えてきたような気がするの。▼~
あなたのおかげよ、オーディン。▼~
:[オーディン]|…………▼~
ふっ…! ふふふふふふふ…~
この愉悦は遙かなる地平線のようだ…▼~
全知全能の漆黒の堕天使たちよ…~
我に極紅の愉悦を与えたまえ…▼~
:[カミラ]|オーディン?~
またブツブツ言ってるわよ?▼~
:[オーディン]|はっ。すみません。~
意識が歓喜の園に誘われていました…▼~
でも…はぁーあ。~
よかったああ…▼~
:[カミラ]|どうしたの?▼~
:[オーディン]|カミラ様が打ち明けてくれたので、~
俺も話していいですか?▼~
実は…俺も悩んでたんですよ。~
最近、いい名前が思いつかなくて。▼~
でもカミラ様がグロースアルティヒ・モーントを~
一発で気に入ってくださったおかげで…▼~
なんだか自信が戻ってきました!▼~
:[カミラ]|まあ…! 良かったわ。▼~
:[オーディン]|ふっ…今の俺の力は無限…▼~
選ばれし世界線よりの力が極彩色の光を放ち、~
再びこの身体に舞い降りたようだ…▼~
:[カミラ]|うふふ…面白い子。~
ええ、それでこそあなたよ。▼~
これからも悩みがあったら言いなさい。~
なんでも聞いてあげるから。▼~
:[オーディン]|ほんとですか!?~
わーい、ありがとうございます!▼~
よろしくお願いしますね、カミラ様っ!▼~
***支援S [#j4efadsnc6f]
:[カミラ]|オーディン、どうしたの?~
話があるって聞いたけど…▼~
:[オーディン]|い、いえ…~
それが、その…▼~
:[カミラ]|もしかして、また自信を失っているの?▼~
だったらいい話があるわ。▼~
実は軍の仲間たちにも、~
鎧の名前のことを話したのよ。▼~
そしたら、みんなも衣装や武器に、~
名前をつけてほしいですって。▼~
:[オーディン]|そうですか…▼~
:[カミラ]|…あら?~
嬉しくないの?▼~
:[オーディン]|光栄ではあるんですけど、お断りします…▼~
:[カミラ]|どうして…?▼~
:[オーディン]|普段の俺なら、~
喜び勇んで引き受けたと思います。▼~
でも今は違うんです。▼~
軍のみんなのためには、~
いい名前が浮かびそうにないので…▼~
:[カミラ]|そう…~
またうまく名付けができなくなっているの?▼~
:[オーディン]|はい…~
原因はカミラ様…あなたです。▼~
:[カミラ]|えっ? わ、私…?▼~
:[オーディン]|〈グロースアルティヒ・モーント〉は~
カミラ様のことを考え抜いて出た言葉。▼~
他の人では…~
同じように入り込めそうにないんです。▼~
あなたに匹敵するほど素敵な人物じゃないと、~
しばらく名付けは無理なんです。▼~
:[カミラ]|え? オーディン…~
それって…▼~
:[オーディン]|はい。俺はあなたが好きです!▼~
実は今日お呼びしたのは…~
この気持ちを伝えたかったからなんです。▼~
カミラ様…これを受け取ってください。~
俺とあなたをつなぐ…黎明たる虹の架け橋です。▼~
:[カミラ]|これは…結婚指輪?▼~
:[オーディン]|そうです。▼~
あなたに結婚を申し込みたい。~
そう思って、お呼びしたのです。▼~
でも、断るならきっぱり言ってください。~
覚悟はできてます。▼~
:[カミラ]|断る?~
どうしてそう思うの?▼~
私はすごく嬉しいのに。▼~
:[オーディン]|…へっ?▼~
:[カミラ]|うふふ…私ね、子どもがほしいの。▼~
あなたなら子どもの名前も、~
素晴らしいものを閃いてくれそうね。▼~
:[オーディン]|えっ? えっえっえっ?~
それって…▼~
ただの名付け親じゃなくて、~
カミラ様と夫婦になれるってこと…ですか?▼~
:[カミラ]|ええ、そういう意味よ。~
よろしくね。▼~
:[オーディン]|あわわ…ほ、本当ですか!~
ぜったい断られると思ってたのに!▼~
:[カミラ]|ふふふ。~
あなたを見ていると母性がうずくわ。▼~
まるで、カムイがもう一人~
増えたみたいな感覚よ。▼~
ああ、私の愛しい人…~
これからはずうっと一緒よ…?▼~
:[オーディン]|は、はい!~
すっごく嬉しいです!▼~
カミラ様が望むなら、~
子どもの名前だってたくさん考えますよ!▼~
:[カミラ]|嬉しいわ。▼~
じゃ、みんなの元に行きましょう。~
仲良く手をつないで、結婚の報告をしに…▼~
**ルーナ [#i2e7a518]
***支援C [#of0u8c9]
:[ルーナ]|…………▼~
:[オーディン]|どうした、ルーナ。~
表情が冴えないぞ。▼~
:[ルーナ]|ああ、オーディン。▼~
…なんかね、一人でぼーっとしてると~
寂しくなっちゃって。▼~
:[オーディン]|寂しい?▼~
:[ルーナ]|そう。▼~
:[オーディン]|何がお前に~
寂寥をもたらしているというのだ?▼~
:[ルーナ]|…大きな声じゃ言えない話だけど…▼~
…ほら、遠く離れた故郷って言うの?~
それが恋しいっていうか…▼~
なんか、ホームシックになってるのかも…▼~
:[オーディン]|ホームシック…か。▼~
:[ルーナ]|あんたにはそういうのはないの?▼~
:[オーディン]|今のところは大丈夫だ。▼~
:[ルーナ]|…うらやましいわ。▼~
…あーあ。~
どうしたらスッキリできるんだろう。▼~
:[オーディン]|…………▼~
…仕方ない、あの手で行くか。▼~
:[ルーナ]|ん?~
何かいった?▼~
:[オーディン]|いや、何も…▼~
***支援B [#zefaklwfd4]
:[オーディン]|ルーナ。~
表情が明るくなっているな。▼~
:[ルーナ]|ええ、ちょっとだけ寂しさはなくなったわ。~
実はね、昔の知り合いたちの夢を見たのよ。▼~
:[オーディン]|ほう。~
それはどんな夢だ。▼~
:[ルーナ]|場所は温泉だったわね…~
あれは、前に行ったところなのかなぁ…▼~
夢の中のあたしは髪を染めて、~
かわいい浴衣を着ていたわ…▼~
:[オーディン]|ほう…▼~
:[ルーナ]|あ、夢の中にはあんたもいたのよ。▼~
:[オーディン]|ほう。~
俺はどんなだった?▼~
:[ルーナ]|…うんとね。▼~
確か…あんたも浴衣を着ていたと思う。~
そしていつも通りにかっこつけてたわ。▼~
…でもおかしいのよね。▼~
なんか、夢の中のあんたは~
ちょっとかっこよかったかも…▼~
:[オーディン]|ふふ…当然のことだ。~
…いや、少し美化しすぎただろうか…▼~
:[ルーナ]|え、何か言った?▼~
:[オーディン]|い、いや…何も…▼~
いずれにしても、よかった。~
寂寞から解放されたようで安堵したぞ。▼~
:[ルーナ]|ううん、まだ解放されたわけじゃないわ。~
心のどこかは寂しいままよ。▼~
:[オーディン]|そうなのか…~
ではまた今夜にでも…▼~
(暗転)~
:[ルーナ]|すぅ…すぅ…▼~
:[オーディン]|ルーナ?~
起きてるか?▼~
…よし、無反応を確認。~
またしてもぐっすり眠っているようだ。▼~
さてと、今夜もいい夢を見せてやろう。~
俺の呪いの最高傑作…「夢戯曲」でな…▼~
そして、寂寞からの真の解放を得るのだ…▼~
…今回は、そうだな…~
収穫祭かなんかの夢にしてやろうか…▼~
そして祭りの最後に俺が新作の呪いを発表して、~
一躍、世界の覇者になる…▼~
おお、いい流れじゃないか。~
ではさっそく…▼~
無意識の狭間を行き交う暗黒獣たちに告ぐ…~
我に力を授けよ…▼~
***支援A [#ha7fsnmz7c]
:[ルーナ]|オーディン。~
怒らないから正直に答えて。▼~
:[オーディン]|…なんだ。▼~
:[ルーナ]|あんた、この間…~
あたしの寝床に忍び込んだでしょう?▼~
:[オーディン]|ええっ!?~
お、俺はそんなこと…▼~
:[ルーナ]|じゃあこの紙切れは何?~
「あたらしいのろいのメモ」って書かれてる。▼~
この気持ちの悪い草が~
あたしの枕元に落ちていたのよ。▼~
こんなバカみたいなメモとか怪しげな草とか~
持ち歩くのは、あんたくらいしかいないわよね?▼~
:[オーディン]|う、うぅ…▼~
:[ルーナ]|あたしの寝床で何をしていたわけ!?~
いやらしいこととかしてたら許さないから…▼~
:[オーディン]|ち、違う!~
それは断じてない!!▼~
:[ルーナ]|じゃあ何してたのよ!~
言わないならみんなに言いふらすわよ!▼~
:[オーディン]|わ、わかった。~
白状する。▼~
実はな…~
お前にいい夢を見せてやってたんだ…▼~
:[ルーナ]|…は?▼~
:[オーディン]|その紙が落ちていた朝、寝覚めはどうだった?~
いい気分で目覚めただろ?▼~
:[ルーナ]|ま、まぁ…また、懐かしいみんなと~
一緒に過ごす夢だったわ。▼~
:[オーディン]|内容は?~
収穫祭じゃなかったか?▼~
:[ルーナ]|そ、そうよ…~
どうして知っているの?▼~
:[オーディン]|それは俺が吹き込んだ夢だ。▼~
お前を寂しさから解放してやろうと思って~
枕元で夢を操作してやっていたんだ。▼~
:[ルーナ]|な、何よ、それ…~
そんなことできるの?▼~
:[オーディン]|ふっ…今回だけじゃない。その前もそうだ。~
俺の魔力を持ってすればチョロいものでな…▼~
その草を手に、寝ているお前の耳元で~
夢の内容を繰り返し語ってやればいいのだ。▼~
:[ルーナ]|何それって言いたいところだけど…~
…でも、確かに思い当たる節があるわ…▼~
だって、どの夢でもあんたが~
異様にかっこよく描かれていたから…▼~
収穫祭の夢の中で、~
あんたは新作の呪いの発表をしていたわ。▼~
それでその呪いが認められて~
世界の覇者になってたし…▼~
:[オーディン]|素晴らしいじゃないか。~
俺もその夢を見たかった。▼~
:[ルーナ]|…なんかすごくバカバカしいけど、~
本当の話みたいね…▼~
…とりあえず、みんなに言いふらすのは~
許してあげる。▼~
あたしのためにない知恵を~
振り絞ってくれたんだろうからね。▼~
でも今度から夢を操作する時は~
あたしの許可を取ってからやって。▼~
あとあんたを異様にかっこよく描くのは禁止。~
これも守ってもらうわよ。わかった?▼~
:[オーディン]|わ、わかったよ…~
それが楽しいんだけどなぁ…▼~
***支援S [#bc2failja2]
:[オーディン]|来てくれたか、ルーナ。~
待ったぞ。▼~
:[ルーナ]|…ど、どうしたのよ…~
こんなところに呼び出して…▼~
:[オーディン]|いきなりだが、はっきり言わせてくれ。▼~
:[ルーナ]|うん…何?▼~
:[オーディン]|俺と結婚してほしい。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
は?▼~
:[オーディン]|…朝、目覚めて、~
いてもたってもいられなかった。▼~
お前の素晴らしさに、~
胸がときめいてしまってな。▼~
そして決意したんだ。~
お前と結婚したいと…▼~
:[ルーナ]|…あ、あれ…▼~
仕返しに寝てるオーディンの耳もとで~
あることないこと吹き込んだら…▼~
本当に効いちゃったのかな…▼~
オーディンにやられたことを~
そのまんまお返ししたんだけど…▼~
:[オーディン]|ルーナ?~
どうした?▼~
:[ルーナ]|い、いえ…なんでもないわ。▼~
:[オーディン]|そういうわけで、とびきりの指輪を用意した。~
受け取ってほしい。▼~
:[ルーナ]|…………▼~
わ、わかったわよ…~
受け取ってあげるわ。▼~
:[オーディン]|本当か…~
最高にうれしいぞ…▼~
も、もしかして、~
お前も俺のことが好きだったとか?▼~
:[ルーナ]|なっ…!~
べ、別に、そういうことじゃないわ!▼~
ただなんとなく、そうね…~
そう、責任を取ってあげるだけよっ!▼~
:[オーディン]|責任を取る?▼~
:[ルーナ]|いえ…なんでもないわ。~
つい口が滑っちゃった。▼~
:[オーディン]|お、お情けで結婚するなら~
別にいいんだぞ…▼~
俺は深く深く落ち込むことになるが…▼~
三日三晩ほど、真っ暗な天幕の隅で~
膝でも抱えていれば元に戻るだろう…▼~
:[ルーナ]|何よそれ、気持ち悪い。▼~
:[オーディン]|ガーーーーーン……▼~
気持ち悪いとか言うなよ…▼~
:[ルーナ]|別に…あたしはお情けで~
あんたと結婚するわけじゃないわよ。▼~
あたしも…あ、あんたのこと…~
好きだから。▼~
:[オーディン]|え?▼~
:[ルーナ]|一回で聞きなさいよ馬鹿!!~
あたしもあんたのことが好きだって言ったの!▼~
:[オーディン]|ほんとか!!▼~
:[ルーナ]|ええ…あんたとは、~
ここに来る前からずっと一緒だったし…▼~
良い奴だってことはわかってるからね。▼~
:[オーディン]|そうか…~
ありがとう、ルーナ!!▼~
:[ルーナ]|あたしたち…今までいろんなことがあったけど、~
きっと幸せになれるわよね。▼~
:[オーディン]|ああ。幸せになろう。~
必ず…!▼~
**ベルカ [#n23fasa97]
***支援C [#qfdgacxz07]
:[ベルカ]|オーディン。~
話がある…▼~
:[オーディン]|なんだ?▼~
:[ベルカ]|あなたは優秀な術士と聞いた。~
そこで聞きたいんだけど、どの程度優秀なの…?▼~
:[オーディン]|どの程度優秀か…だと?▼~
ふっ…そんなことを聞くために訪ねてきたのか。~
ならば教えてやろう。▼~
ある者は俺をこう称した。~
狂気の天才、と…▼~
そしてまたある者は、こう称した。~
もはや人ではない、と…▼~
世界広しと言えど、俺ほどの~
術士はそういないはずだ…!▼~
:[ベルカ]|…それなら安心ね。~
実は特殊な術を頼みたいの。▼~
:[オーディン]|へっ? 特殊な術?▼~
:[ベルカ]|ええ。私は人間らしい感情がほしい。~
そのための術を作ってもらいたいの…▼~
:[オーディン]|人間らしい感情だと?~
理由は?▼~
:[ベルカ]|ごめんなさい…~
理由は言いたくない…▼~
:[オーディン]|そ、そっか…▼~
まあいいだろう。~
任せておけ。▼~
この…漆黒のオーディンにかかれば、~
人間らしい感情の取得など容易そのもの。▼~
さっそく術の作成に取りかかってみる。▼~
:[ベルカ]|ありがとう…▼~
***支援B [#a120f91]
:[オーディン]|ベルカ、例の術が完成した。~
名前は<ガンガイゾン・ドメイデュオー>だ。▼~
:[ベルカ]|ガンガイゾン・ドメイデュオー…?▼~
:[オーディン]|そうだ。心がときめく名前だろう。~
ま、とりあえずそこに座れ。▼~
:[ベルカ]|わかった…▼~
:[オーディン]|ではさっそく行くぞ…~
ガンガイゾン・ドメイ…!▼~
:[ベルカ]|ちょっと待って…▼~
この術を受ければ、~
人間らしい感情が備わるのよね…▼~
:[オーディン]|ああ、ちゃんと備わる。~
備わりすぎて困るくらいに備わるはずだ。▼~
:[ベルカ]|そう…~
別に普通で…人並みでいいけど…▼~
:[オーディン]|いいから安心しろ。行くぞ…~
ガンガイゾン・ドメイデュオー!!~
(暗転)~
…さあ、これで完了だ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
前と特に変わった感じがしないわ…~
本当にかかったの…▼~
:[オーディン]|もちろん、かかっている。▼~
ここからはお前の信じる心次第で~
効果が増減する。▼~
:[ベルカ]|そう…~
ありがとう…▼~
:[オーディン]|しかし…この間も聞いたが、~
どうしてこんな依頼をしにきた?▼~
話を聞かせてくれれば、~
それをもって報酬としてやる。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
わかったわ…~
話す…▼~
私は望まれない子供として生まれて、~
物心ついたころに親に捨てられたの…▼~
親からは教育どころか、愛情も…~
優しい言葉ももらったことがなくて…▼~
私に人間らしい感情がないのは~
そういうことが理由なのかも…▼~
だとしたら、過去に縛られるのは嫌…~
そう思ってあなたに頼みにきたの。▼~
:[オーディン]|なるほど…▼~
確か、お前は殺し屋だったんだよな。~
どういう経緯でそんな仕事を…▼~
:[ベルカ]|親に捨てられた私は、貧民街で生き抜いた。~
その手段が殺しだったというだけのこと…▼~
:[オーディン]|…なんだその話は…~
かっこよすぎるだろ…▼~
報酬代わりだからって~
話を盛る必要はないんだぞ?▼~
:[ベルカ]|いいえ。~
盛っていないわ…▼~
:[オーディン]|そ、そうなのか…▼~
不謹慎ではあるが、胸がときめく話だった。~
報酬はこれで十分だ。▼~
これからは素敵な人生を送ってくれよ。▼~
ガンガイゾン・ドメイデュオーの精霊と~
ともにあらんことを。▼~
***支援A [#gbfsweaa]
:[ベルカ]|…オーディン。~
ちょっといいかしら。▼~
:[オーディン]|どうした。~
目に紅蓮の炎が灯っているぞ…▼~
:[ベルカ]|あなたにかけてもらった術…~
なんの効果もなかったわ。▼~
:[オーディン]|…………▼~
本当に?▼~
:[ベルカ]|ええ。▼~
私はちゃんと対価を払ったはずよ。~
それなのに効果がないなんて…許せない…▼~
:[オーディン]|あわわわわ、わかった! わかったから!~
そんな殺意のこもった目で見ないでくれ!▼~
術はまだ終わりじゃない!~
だからまだ効果が出なくて当然なんだよー!▼~
:[ベルカ]|まだ…終わりじゃない?▼~
:[オーディン]|ああ、そうだ。~
その間のは下準備に過ぎない。▼~
料理で言えばお湯を火にかけただけの状態。~
…いや、ダシを取ったくらいはあるだろうか。▼~
いやいや、純白のまな板に食材を並べて…▼~
:[ベルカ]|例えはいいから。~
終わりじゃないなら術を続けて。▼~
:[オーディン]|わかった。~
さっそく続きを行おう。▼~
続きの内容は…実技だ!▼~
:[ベルカ]|実技?▼~
:[オーディン]|そうだ。~
ここで実際に顔の表情を作ってもらいたい。▼~
感情とは不思議なものだ。▼~
嬉しい顔が作れれば、心までも嬉しくなる。~
そういうものだと聞いたことがある。▼~
:[ベルカ]|…本当かしら。▼~
:[オーディン]|とりあえず俺に続けてやってみるがいい。~
まずは…▼~
<金色の歓喜>!▼~
…ほら、ベルカ。歓喜だ。~
お前の喜びを見せてみろ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
:[オーディン]|お前には表情を柔らかくする術を~
既にかけてある。▼~
思い切りよくやればきっとできる!▼~
:[ベルカ]|…こ、こうかしら。▼~
:[オーディン]|…ちょっと俺とは違うがまあいい。~
それがお前なりの歓喜なんだろうからな。▼~
次の表情はこれだ…~
<禁断の憤怒>!▼~
:[ベルカ]|…こうかしら。▼~
:[オーディン]|おお、いいぞ!~
次は苦しみ…<深淵の艱難>!▼~
:[ベルカ]|はい。▼~
:[オーディン]|合格だ…!~
なかなかよかったぞ、悪くない。▼~
わずかだがお前に感情が見て取れた。▼~
今日はお前の~
ガンガイゾン・ドメイデュオー記念日だ…▼~
:[ベルカ]|ありがとう。~
少しだけ未来が開けた気がするわ。▼~
:[オーディン]|そうか…よかった…~
いろんな意味で本当によかった…▼~
:[ベルカ]|もしあなたさえよければ、~
これからもお願いしたいんだけど。▼~
:[オーディン]|もちろんだ。~
漆黒のオーディンが徹底的に指導してやろう。▼~
***支援S [#k4fauhe43]
:[オーディン]|ベルカ。~
今日、呼んだのは他でもない。▼~
ガンガイゾン・ドメイデュオーの実技を~
終了しようと思うのだ。▼~
:[ベルカ]|えっ?~
どうして?▼~
:[オーディン]|もう、必要なくなるからだ。▼~
とりあえずまず指輪をはめてもらいたい。~
そして、俺と結婚式を挙げるのだ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
どういうこと?▼~
:[オーディン]|だから、俺と結婚するんだ。▼~
:[ベルカ]|かけてもらっている術と結婚に~
どういう関係があるの…▼~
:[オーディン]|お前は俺に言った。▼~
親からは教育どころか、~
愛情も笑顔ももらったことがないと。▼~
:[ベルカ]|ええ。▼~
:[オーディン]|これからは俺がお前に、~
愛情と笑顔を与えたいんだ。▼~
お前が今まで貰えなかった分までな。▼~
二人でいろんな経験をともにして、~
二人で心の底から笑い…▼~
二人で憤怒して、涙を流して…▼~
そんな夫婦になれれば、~
術も実演も必要ない。▼~
お前も本当の意味で人間らしい感情を~
手に入れることができるだろう。▼~
それを俺が全力で支援する。~
指輪はその証だ。▼~
:[ベルカ]|少し…理解した…▼~
:[オーディン]|まずは二人でこの世界の全てを感じ取ろう。▼~
それに飽きたら、お前を連れて~
別の世界へと羽ばたき…▼~
…いや、今はそんなことはいい。~
俺が言いたいのは…▼~
お前を愛している。~
…ということだ。▼~
:[ベルカ]|…………▼~
まさか私がプロポーズされるなんて~
思ってもいなかった…▼~
だから今はすごく戸惑っている…▼~
:[オーディン]|そうか…▼~
:[ベルカ]|でも、一つだけわかることがある。▼~
それはあなたから学んだ感情…▼~
その感情たちが今…喜んでいる…▼~
少し…恥ずかしかったり…~
不安もある…▼~
言い表せない気持ちが~
たくさんわき出している…▼~
でも…一番大きいのは…~
やっぱり嬉しいという気持ち…▼~
:[オーディン]|いいぞ。~
それが人間らしい感情というものだ。▼~
これからはそれがもっともっと増えていく。~
俺が保証する。▼~
:[ベルカ]|わかった…▼~
ありがとう、オーディン。~
私、あなたと結婚するわ。▼~
:[オーディン]|そうか。ではこれにて、~
ガンガイゾン・ドメイデュオーは終了!▼~
俺たちは次のステップに進むとしよう!▼~
**ラズワルド [#v55wfed19]
***支援C [#b19asdscx9]
:[オーディン]|必殺…アウェイキング・ヴァンダーーーッ!▼~
ズバーーーーーーーーン!~
ズゴゴーーーーーーーーン!!▼~
…ふっ。貴様はこの程度か…~
この漆黒のオーディンの敵ではない…!▼~
:[ラズワルド]|…オーディン。~
まーだ君はそんなことして遊んでるの?▼~
:[オーディン]|はっ!~
貴様…蒼穹のラズワルド!▼~
:[ラズワルド]|何その恥ずかしい名前。▼~
もうほんとにいい年なんだからさ…~
そんな子供っぽいことやめたらどーなの?▼~
:[オーディン]|子供っぽいとは心外な。▼~
俺は新たなる呪術の開発に~
この身を捧げているだけだ…▼~
:[ラズワルド]|駄目だ…~
前よりもっとひどくなってる…▼~
レオン様に報告しとこっと。~
オーディンは今日も訓練サボってますって。▼~
:[オーディン]|おーーーーーーーーーーい、待てい!~
やめろ! 報告は考え直せ!▼~
:[ラズワルド]|うーん、どうしよっかなーーー?▼~
:[オーディン]|ほう…貴様がそう来るなら俺は、▼~
この前訓練サボってナンパしてたこと~
マークス様に報告するぞ?▼~
:[ラズワルド]|えええええええっ!?~
それは勘弁してよ!!▼~
:[オーディン]|じゃあお前もレオン様に報告するの~
やめろよなー!!▼~
:[ラズワルド]|ううー…わかったよ。▼~
じゃ、一緒に手合わせでもしよっか、~
それなら怒られないし。▼~
:[オーディン]|ああ、望むところだ!▼~
…なんか懐かしいな。~
こうして二人でいるとさ、▼~
昔に戻ったみたいな感じがするぜ。▼~
:[ラズワルド]|うん…~
みんな、今頃どうしてるんだろうね…▼~
:[オーディン]|意外と俺たちのこと忘れて、~
楽しくやってたりしてな。▼~
:[ラズワルド]|……………▼~
:[オーディン]|冗談だよ! 冗談!!~
そんなに睨むなって!!▼~
さ、手合わせ始めるぞ!~
今宵は俺の相棒…▼~
<禁断魔書カイザー・クヴァール>で~
相手をさせてもらう!▼~
:[ラズワルド]|そう、じゃあ僕はこの~
<舞踏剣ミスティック・ソード>で受けて立つよ。▼~
:[オーディン]|…へ!?~
いま、なんて言った!?▼~
:[ラズワルド]|舞踏剣ミスティック・ソード。▼~
:[オーディン]|き…貴様…~
遂に自らの得物に名をつけたか。▼~
:[ラズワルド]|ふふ…僕は大人だからね。~
君の遊びに付き合ってあげているのさ。▼~
:[オーディン]|さすが蒼穹のラズワルド。~
なかなかのセンスだぞ。▼~
:[ラズワルド]|それはどうも。~
漆黒のオーディン。▼~
***支援B [#af4lmh75]
:[オーディン]|お、蒼穹のラズワルド。~
この前の手合わせ…なかなかだったぞ。▼~
貴様の舞踏剣ミスティック・ソードも~
なかなかの切れ味を放っていた…▼~
:[ラズワルド]|……………▼~
蒼穹のラズワルド…か。▼~
:[オーディン]|む、その二つ名は不服か?~
では新しい名前を考えて…▼~
:[ラズワルド]|ううん、そうじゃなくてさ。▼~
ラズワルドって呼ばれるのも、~
なんか慣れちゃったなーって思って。▼~
:[オーディン]|そりゃ慣れるだろ。~
本当の名前は呼び合わないって決めたからな。▼~
ここに来た時…~
俺と、お前と、ルーナと、三人で。▼~
:[ラズワルド]|最初は君、ボロボロだったけどね。~
人の名前を間違える間違える。▼~
武器の名前はすぐ覚えるのに、~
どうしてそういうところは苦手かな…▼~
:[オーディン]|うっ…!~
名を改変するなど初めてだったからだ。▼~
でも死に物狂いで直しただろ!?~
誰かに聞かれたら怪しまれるし…▼~
それに万が一、~
臣下の任を解かれたりしたら大変だ。▼~
あの方たちの近くにいないと、~
俺たちは使命を果たせない。▼~
:[ラズワルド]|マークス様もレオン様もいい人だし、~
いつかお別れするって思うとさびしいよね。▼~
:[オーディン]|そうだな…~
つい、ずっとここにいたくなってしまう。▼~
:[ラズワルド]|……………▼~
ねえオーディン、~
僕たち、何してるんだろうね。▼~
本当は出会うはずのなかった人たちとばかり~
絆を結んでさ。▼~
いつもお別れがくることに怯えてる。▼~
:[オーディン]|お、どうしたどうした。~
珍しく傷心なのか?▼~
:[ラズワルド]|そんなことないよ!▼~
オーディンが真面目なこと言うから~
つい、つられちゃって。▼~
:[オーディン]|人のせいにするなよー。▼~
:[ラズワルド]|人のせいになんかしてないよ。~
僕は事実を述べてるだけ。▼~
:[オーディン]|お? やるか?~
俺の魔道書が火を噴くぜ?▼~
:[ラズワルド]|へぇ…それ、魔道書じゃなくて~
君の自作の書物に見えるけど?▼~
:[オーディン]|おわっ!?~
ま、間違えた…▼~
:[ラズワルド]|なになに…~
「あたらしいのろいの書」っていうの?▼~
:[オーディン]|題名を読むなーーーーーー!!▼~
:[ラズワルド]|それが火を噴くんだ?~
どうやって? ねえ、どうやって?▼~
:[オーディン]|う、うう… ▼~
:[ラズワルド]|あははは…おかしい。~
本の題名は普通なんだね。▼~
:[オーディン]|ちっ。笑うなよ…▼~
まあ…お前がしょんぼりした顔~
してるよりはいいか。▼~
こうやって軽口叩き合ってる方が、~
なんていうか…俺たちらしいよな。▼~
:[ラズワルド]|確かにね。▼~
でも…前の僕たちって…▼~
……………▼~
:[オーディン]|ん? どうした?▼~
:[ラズワルド]|あ…ううん! なんでもない!▼~
ほら、軍議の時間だよ!~
早くいこ、オーディン!!▼~
:[オーディン]|??~
あ、ああ…▼~
***支援A [#p5fascae]
:[ラズワルド]|オーディン。▼~
:[オーディン]|ラズワルド…~
どうした、神妙な顔をして。▼~
:[ラズワルド]|僕たちってさ…~
ほんとに前のままの僕たちなのかな。▼~
この思い出って全部、本物なのかな?▼~
:[オーディン]|へ…?~
何言ってんだお前。▼~
:[ラズワルド]|ここに来て、しばらく経つよね。▼~
僕もオーディンも~
マークス様とレオン様の臣下になって、▼~
まるでずっとここにいた人みたいに~
振る舞ってさ。▼~
:[オーディン]|それで、別人にでもなった気分だってのか?▼~
:[ラズワルド]|うん、世界も、人も、自分の名前も…~
全部違うからたまに思うんだ。▼~
前の世界の思い出は全部~
夢だったんじゃないかって。▼~
前の僕はとっくに死んじゃってて、~
今の僕はまったく別の人なのかもって…▼~
:[オーディン]|…馬鹿言うなよ。▼~
あの世界は間違いなく存在したし、~
お前はお前のままだ。▼~
ここでの使命が終わったら、~
俺たちは帰らなくちゃいけない。▼~
夢だっていうなら…~
この世界のほうだろ。▼~
:[ラズワルド]|…僕たち、~
いつも夢の中にいるみたいだね。▼~
:[オーディン]|……………▼~
:[ラズワルド]|ねえ、覚えてる?~
いちばん最初の世界が滅んだ時のこと。▼~
それから…~
次の世界で、母さんたちにまた会えて、▼~
悪い竜を倒すまでの闘いをしたこと。▼~
:[オーディン]|ああ、忘れられるわけない。▼~
あの竜を倒した瞬間は…~
言葉が出ないほどだった。▼~
:[ラズワルド]|あの世界は、楽しかったよね。~
みんなで馬鹿やってさ…▼~
僕ら、ティアラを探して~
熊に追いかけられたりしたよね。▼~
:[オーディン]|ははは…懐かしいな。▼~
もちろん全部、覚えてる。~
お前の夢なんかじゃないさ。▼~
:[ラズワルド]|うん…~
君と話してると、そう思う。▼~
良かったよ、~
今度は一人じゃなくて。▼~
そうじゃなかったら、~
…耐えられなかったかも。▼~
:[オーディン]|ラズワルド…▼~
:[ラズワルド]|ありがと、オーディン。~
話聞いてくれて助かった。▼~
ずっと前に言ってくれた約束…~
一応果たしてくれたんだね。▼~
:[オーディン]|約束?~
そんなんしたっけか?▼~
:[ラズワルド]|昔どこかのお祭りで、言ってただろ?~
僕が辛い時は支えてくれるって。▼~
:[オーディン]|ああ…~
そうだったな。▼~
……………▼~
お、そろそろ出撃の時間だな。▼~
行くぞ、アズール。▼~
:[ラズワルド]|え…!?~
今なんて…▼~
:[オーディン]|なんだ、蒼穹のアズール。~
もしやお前の真名を聞きそびれたか?▼~
いいだろ、ちょっとぐらい。▼~
今は誰もいない…~
セレナだって怒ったりはしないさ。▼~
…多分。~
:[ラズワルド]|……………▼~
あ…あははは。~
ありがとう…▼~
うん…なんか元気出たよ。▼~
:[オーディン]|よし、笑ったな。~
やっぱお前はその方がいいよ。▼~
笑顔が似合うのは~
ずっと前から…変わらない。▼~
:[ラズワルド]|君もね…ウード。~
ウードも全然、変わらない。▼~
どこにいても僕たちは~
やっぱり…▼~
…僕たちのままだね。▼~
**ピエリ [#xdmkh29d]
***支援C[#b1fccza99]
:[オーディン]|…おわっ!▼~
:[ピエリ]|オーディン、どうしたの?▼~
:[オーディン]|い、いや…なんでもない。▼~
:[ピエリ]|なんでもないことはないと思うの。▼~
だってなんか今…~
ピエリを見て怯えたみたいなのよ?~
:[オーディン]|だって…~
お前の噂はいろいろ聞いてるからな…▼~
:[ピエリ]|?▼~
:[オーディン]|その…今の話は、~
聞かなかったことにしてくれ…▼~
:[ピエリ]|ピエリの噂ってなんなの?▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[ピエリ]|怒らないの。~
だから言うの。▼~
:[オーディン]|そ、そうか…▼~
ほらその…お前は機嫌が悪くなると~
泣きわめいて暴れるとか…▼~
気に入らないやつがいたら~
すぐに殺してしまうとか…▼~
…いろいろと物騒な噂を聞くぞ。▼~
:[ピエリ]|ひどいの…▼~
…確かにピエリは怖くなるときはあると思うの。~
でも、オーディンにはしてないはずなの…▼~
:[オーディン]|えっ?▼~
:[ピエリ]|オーディンに怖い思いをさせたことは~
ないはずなのっ。▼~
それなのに噂だけで怯えるなんて…~
なんか悲しいの…▼~
:[オーディン]|ピエリ…~
***支援B[#we3032fsb]
:[オーディン]|ピエリ、先日はすまなかった。▼~
俺は噂だけでお前の人間性を~
決めてしまっていたようだ。▼~
:[ピエリ]|ううん、別にもういいのよ。▼~
:[オーディン]|でもな、これから俺が話す話は違うぞ。~
噂じゃなくて、実際に見たことだ。▼~
:[ピエリ]|?▼~
:[オーディン]|お前が暗夜の地下街にしけ込んでいく姿を、~
俺はこの目ではっきり見てしまったんだよ。▼~
:[ピエリ]|えっ?▼~
:[オーディン]|あそこは地下街の中でも犯罪者が巣くう、~
もっともやばい地域だった。▼~
:[ピエリ]|…もしかして、ピエリの後を付けたの?▼~
:[オーディン]|悪いが、そうだ。~
俺の勘違いであってくれ…そう祈りつつな。▼~
そしたらどうだ。▼~
お前はやばい地域のど真ん中で、~
暗夜のならず者たちと楽しそうにつるんでいた。▼~
:[ピエリ]|それがいけないっていうの?▼~
:[オーディン]|…わかってないみたいだな。▼~
そういうことをしているから悪い噂が立つんだ。~
それにマークス様もかわいそうだろ。▼~
マークス様のためにも、お前自身のためにも、~
悪い噂が立つようなことは避けるべきだ。▼~
:[ピエリ]|…………▼~
…ピエリもね、ピエリのせいで~
マークス様に悪いと思うことがあるの。▼~
:[オーディン]|…そ、そうか。~
だったらもっと気をつけてだな…▼~
:[ピエリ]|…でも、ピエリは…▼~
:[オーディン]|…お、おい…~
泣いてるのか?▼~
:[ピエリ]|な、泣いてなんかないの…~
だから暴れることもしないのよ。▼~
…一人になりたいの。~
さよならなの…▼~
:[オーディン]|ピエリ…▼~
***支援A[#p58479whge]
:[オーディン]|ピエリ、なんだ。~
暗夜の地下街なんかに呼び出して。▼~
…お、おい。▼~
向こうにいるのは、この間お前とつるんでた~
ならず者たちじゃないか。▼~
:[ピエリ]|そうなの。でも今は~
そんなに悪い人たちじゃないのよ?▼~
:[オーディン]|…あ、あのなぁ…▼~
…ここに呼び出した用はなんだ?~
ならず者に仲間入りしてくれとか言うなよ?▼~
:[ピエリ]|そうじゃないの。▼~
ピエリはただ、ピエリのことを~
知ってもらいたいだけなの。▼~
…実はピエリ、~
あの人たちの先生をしているの。▼~
:[オーディン]|…えっ?~
あのならず者たちの…か?▼~
:[ピエリ]|そうなの。▼~
…ピエリ、イライラしたりすると、~
うわーんってなって暴れちゃうの。▼~
それでマークス様とか、いろんな人たちに~
迷惑かけてるかもって思うことがあるの。▼~
:[オーディン]|一応、自覚はあったのか…▼~
:[ピエリ]|ピエリね、暴れたい時は~
うわーんってなっちゃうけど、▼~
ときどき、暴れちゃう自分を~
止めたいって思う時もあるの。▼~
そういう時は~
がんばって暴れないようにしてるの!▼~
:[オーディン]|…それはすごいな。▼~
:[ピエリ]|そう。ピエリもすごーいって思って、~
コツを他の人にも教えてあげたいって思ったの。▼~
誰に教えてあげようかなって考えて、~
思いついたのが地下街の人たちだったの。▼~
その人たちが怖くなくなれば、~
暗夜もきっといい国になると思うの。▼~
そうなれば、いつも迷惑ばかりかけてる~
マークス様もよろこぶかもって思ったのよ。▼~
:[オーディン]|…じゃあ、この間…~
俺が後をつけたときも…▼~
:[ピエリ]|そうなの。~
悪いことはしてなかったのよ。▼~
:[オーディン]|ピエリ…すまない。~
俺はお前のことを始めから色眼鏡で…▼~
:[ピエリ]|ううん。▼~
ピエリが怖い女だとかいう噂は多分、~
そんなに間違ってないの。▼~
でも、その噂だけがピエリじゃないってことを、~
あなたには知ってもらいたかったのよ。▼~
:[オーディン]|それならもう大丈夫だ。~
今の俺にお前への偏見はない。▼~
:[ピエリ]|よかったの。~
すごくうれしいのよ!▼~
じゃあピエリ、もう行くの。~
これからあの人たちの先生をする時間なの。▼~
:[オーディン]|そうか、がんばれよ。~
俺はここから少し見学させてもらおう。▼~
:[ピエリ]|そうなの? じゃあこんなところじゃなくて、~
一緒に来ればいいの。▼~
先生が増えるのは大歓迎なの。~
ラズワルドもたまに来てくれるのよ。▼~
マークス様の臣下同士の~
よしみってやつなの!▼~
:[オーディン]|あいつも? 変な授業して~
殴られたりしてないだろうな…▼~
:[ピエリ]|大丈夫なの!~
殴られたのは最初だけなの!▼~
:[オーディン]|殴られてんじゃねぇか!▼~
:[ピエリ]|オーディンも早く来るの。▼~
あなたのことも、~
みんなに紹介してあげるのよ。▼~
:[オーディン]|い、いや…~
今回は遠慮しておこう。▼~
…俺のことは気にしないで、~
がんばってくれ。▼~
:[ピエリ]|そう? わかったの!~
ピエリがんばるの!▼~
***支援S [#zdfasr3a]
:[ピエリ]|オーディン、どうしたの?▼~
:[オーディン]|おお、暗闇の堕天使。~
よく来てくれたな。▼~
この間の授業、よかったぞ。▼~
ならず者やお尋ね者…~
いや、生徒は声を荒げることもなく…▼~
みんなしっかりと~
お前の話を聞いていた。▼~
頭に来たら深呼吸するとか、~
悲しくなったらお花畑のことを考えるとか…▼~
お前の地道な努力の結果が~
見え隠れしていて感動した。▼~
:[ピエリ]|それはよかったの…▼~
…みんなとも、最初のころは~
よくケンカしたの。▼~
でも今ではピエリのこと、~
「おかしら」とかいうあだ名で呼んでくれるのよ。▼~
:[オーディン]|まさかお前にそんな素質があったとはな。▼~
お前の思いはいつかきっと、~
マークス様をはじめ、暗夜のみんなに届くだろう。▼~
:[ピエリ]|そうなるとうれしいの!▼~
:[オーディン]|…ところでだ、今日お前を呼んだのは~
ほかでもない。▼~
あることを伝えたくて来てもらったんだ。▼~
:[ピエリ]|?▼~
:[オーディン]|ピエリ、俺と結婚してもらいたい。▼~
:[ピエリ]|…………▼~
ピエリと…結婚?~
本気で言ってるの?▼~
:[オーディン]|ああ。俺はお前のけなげな一面に~
惚れてしまったようだ。▼~
…噂にあるお前の恐ろしい姿も気にはなるが、~
実はそれほど心配していない。▼~
なぜなら夫婦関係には愛情やら信頼が~
大事と言われるが…▼~
俺はお前に崇敬の念すら~
抱きつつあるからだ。▼~
暗闇の堕天使よ。~
いずれはお前にも崇敬してもらえるよう、▼~
俺は今後とも血塗られた努力を~
惜しむことなく…▼~
:[ピエリ]|…オーディン。▼~
大事なことを話すときは、~
できるだけ簡単な言葉にしたほうがいいのよ。▼~
そういう難しい言い方をされても、~
ピエリ、わかんないの。▼~
:[オーディン]|…そ、そうか…▼~
しかし、今の言葉は~
徹夜で考えた言葉で…▼~
簡単に言えと言われても~
どうすればいいのか…▼~
…ええい! こうなったら!▼~
俺はお前が好きだ。~
これを受け取ってくれ!▼~
:[ピエリ]|あ! すごくかわいい指輪なの!▼~
:[オーディン]|そうだ。~
お前はがんばっていてすごい。▼~
だから俺もお前みたいに、~
すごいと思われるようがんばる!▼~
結婚して一緒に暮らし、~
素敵なお父さんとお母さんになろう!▼~
:[ピエリ]|わー、楽しそうなのー!~
ぜひそうしたいの!▼~
:[オーディン]|よかった…~
ちゃんと伝わったみたいだ…▼~
**シャーロッテ [#wd6jjhuee7]
***支援C [#q3d4fads0]
:[オーディン]|ふん…見抜いた。~
見抜いたぞ…▼~
:[シャーロッテ]|きゃっ。そこにいるのは~
オーディンさんじゃないですかぁ~。▼~
何かおもしろいことでも~
あったんですかぁ~?▼~
:[オーディン]|おもしろいこと?~
そんな俗っぽい言葉は俺の辞書にはない…▼~
せめて、こう表現してもらいたかったな。▼~
痛快な事象に際し…~
俺の内奥に宿る獣が快哉を上げていると。▼~
:[シャーロッテ]|そ、そうですか…▼~
でもなんか…~
かっこいいですね~!▼~
テヘッ!▼~
:[オーディン]|おい、てへとかやめろ。~
それは俺には通じないからな。▼~
:[シャーロッテ]|えっ?▼~
:[オーディン]|仮面使いの術など、この俺には通用しないと~
言っているのだっ!▼~
:[シャーロッテ]|仮面…使い?▼~
あのぉ~、シャーロッテ、~
意味がわからないんですけどぉ…▼~
:[オーディン]|意味がわからない?~
すっとぼけやがって。▼~
実はお前のことを観察していたのだ。▼~
結果、お前は人によって態度が~
コロコロ変わることがわかった。▼~
まるで仮面を付け替えるがごとくな!▼~
:[シャーロッテ]|!?▼~
:[オーディン]|そういうことだ。~
もう全てお見通しなんだよ。▼~
:[シャーロッテ]|たたた、態度なんて変わらないですよぉ。~
仮面って、なんの話ですか~?▼~
:[オーディン]|ごまかしても無駄。~
俺にはわかるのだ…▼~
俺の持つ、第三の目…聖なる瞳~
<トゥルースシュトラール>が疼くからな…!▼~
とりあえず今日は、それだけ伝えておこう。~
興味があれば、後日談を聞きにこい。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
***支援B [#s6nbfs7]
:[シャーロッテ]|オーディンさん~。~
来ましたよぉ~。▼~
トゥース?~
いえ、トゥルース…でしたっけ~?▼~
あれのお話を伺いたいのですが~。▼~
:[オーディン]|憐れな仮面使いよ。話を聞きたければ、~
まずはその嘘っぽい言葉遣いを封じるのだ。▼~
トゥルースマスターの俺には通用しない。▼~
:[シャーロッテ]|…………▼~
…わ、わかったわよ。~
これでいい?▼~
:[オーディン]|よし…まず一つ聞きたい。~
目的は何だ?▼~
:[シャーロッテ]|目的ぃ?▼~
:[オーディン]|そうだ。~
仮面使いとしての究極目標だ。▼~
態度をコロコロと変えて何がしたい?▼~
:[シャーロッテ]|そんなの簡単でしょ。~
男の人に好かれたいから。▼~
平たく言えばモテたいからよ。~
男ってああいうキャラの方が好きでしょ。▼~
:[オーディン]|…なるほど。▼~
男にモテたいがあまりに~
卑しい邪界に踏み込んだというわけか。▼~
はっきり言わせてもらうが、~
お前は間違っているぞ。▼~
:[シャーロッテ]|はあ?▼~
:[オーディン]|本当にモテたいのならば~
仮面使いなど下の下。▼~
センスなき者が陥る典型的パターンだ。▼~
:[シャーロッテ]|そ、そうなの?▼~
:[オーディン]|ああ。人の好意を集めることは~
魔術の行使にも等しい。▼~
これを磨かないことには、~
真のモテは語れないのだ。▼~
今のお前は謂わば、力任せの大ぶりのパンチ。~
見かけは強そうだが、実際はそれほどでもない。▼~
そんな状態では一生かかっても~
人の愛、コアには届かないぞ。▼~
:[シャーロッテ]|な、なるほど…~
どことなく共感してしまう…▼~
ぜひ教えてもらえないかしら。~
真のモテはなんなのか…▼~
:[オーディン]|構わんぞ。~
ただし俺のことを師匠と呼べるなら、だが…▼~
:[シャーロッテ]|呼ぶわ、喜んで。▼~
:[オーディン]|だったら教えてやろう。~
真のモテ術を…▼~
さっそく作戦会議だ。~
その後、実践してもらおう。▼~
***支援A [#kdlkusa1e]
:[シャーロッテ]|ちょっと師匠!~
どういうことよ!▼~
モテ術を実践したけど、~
ちっともうまく行かなかったわ!▼~
:[オーディン]|なに?~
落ち着いて言ってみろ。▼~
:[シャーロッテ]|…師匠が言った通り、~
やり方は完璧に把握した。▼~
試す相手も、師匠が言った通りに~
見張りの兵士にしたわ。▼~
:[オーディン]|それでいい。ふつうの兵士なら~
お前の闇の力には抗えないだろう。▼~
:[シャーロッテ]|とりあえずその兵士のところに行って、~
師匠みたいに左手を伸ばして言ったの。▼~
「私は純白のシャーロッテ」~
「愛のために闘う、選ばれし者」▼~
ここまではよかったわ。▼~
師匠が言ったように、~
同じ英雄系の同志として見てくれたのかも。▼~
問題はここからよ…~
私は言ったの。▼~
「あんっ…ダメ!」~
「愛の力が…暴走する!」▼~
「禁呪包帯を施したのに~
それでも制御できないっていうの!?」▼~
そう言うと、私は腕に巻いた包帯を外して…▼~
「もうどうなっても知らない…」▼~
「食らいなさい、私の呪いを!~
束縛から解放されし異端の愛をっ!」▼~
すると兵士は笑顔を引きつらせて言ったわ。▼~
「あなたには今すぐ休暇が必要です」って…▼~
師匠、これ本当に効果あるの?▼~
:[オーディン]|ガクガクガクガク…▼~
:[シャーロッテ]|し、師匠!?~
なに!? 急病!!?▼~
:[オーディン]|いや…今、俺は打ち震えているのだ。~
お前の見せた、究極のモテ術に…▼~
くくく…~
お前は習得…マスターしたらしいなっ!▼~
:[シャーロッテ]|…はあぁ?▼~
:[オーディン]|その兵士はお前に惚れたのだ!▼~
お前の必殺技は、~
奴の心の真芯を食ったのだ!▼~
:[シャーロッテ]|そ、そうなの?▼~
:[オーディン]|そうだ!▼~
「休暇が必要です」という言葉は~
お前をデートに誘ったと同義なのだ!▼~
:[シャーロッテ]|な、なるほど…▼~
そういう解釈もあるのね…~
だったら、よかったのかしら…▼~
:[オーディン]|よかったどころの騒ぎじゃない!~
俺は優秀な弟子をもって光栄だ…▼~
…よし。~
次は必殺技の改良だ。▼~
さらに能力を上げ、洗練させて…~
軍の全員をメロメロにするぞ!▼~
:[シャーロッテ]|ぐ、軍全員をメロメロにする?~
それはすごいことね。▼~
:[オーディン]|そうだろう。~
だったらさっそく特訓を始めるぞ。▼~
では、世の中の邪気を全て集めるぞっ!▼~
:[シャーロッテ]|…わかったわ、師匠!▼~
***支援S [#kafsa1a7]
:[シャーロッテ]|師匠、どうしたの?▼~
:[オーディン]|よく来てくれたな。~
かわいい弟子よ。▼~
だがそれも今日で終わりだ。~
師弟関係は解消する。▼~
:[シャーロッテ]|えっ?~
そ、そんな…▼~
:[オーディン]|これからは、~
夫婦という関係になって欲しい。▼~
:[シャーロッテ]|…えっ?▼~
:[オーディン]|はっきり言おう。俺には~
<トゥルースシュトラール>などない。▼~
では、どうしてお前のことに関して詳しく、~
いろいろ見抜いていたかと言えば…▼~
いつも陰からこっそり覗いていたからだ。▼~
:[シャーロッテ]|は? 覗き?▼~
:[オーディン]|俺は以前からお前のことが気になっていたのだ。~
だからつい…▼~
:[シャーロッテ]|私のことが気になって、~
監視してたってこと?▼~
:[オーディン]|ま、まあそうとも言える…~
それくらいお前のことが気になっていて…▼~
これはお前のために特別に作った指輪だ。~
受け取ってもらえると嬉しい。▼~
この造形も…凝りに凝ったものだ。▼~
:[シャーロッテ]|…ちょ、ちょっと待ってよ。▼~
勝手に話を進めているけど~
結局のところ、私を騙してたってことよね?▼~
:[オーディン]|ああ。~
トゥルースの件ではな。▼~
だがあれもお前のことが気になったからこそ。~
愛情ゆえと理解してもらえれば…▼~
:[シャーロッテ]|…ふん!▼~
(攻撃SE)~
:[オーディン]|ぐはっ!!▼~
な、なんだいきなり…~
思い切りグーで殴って…▼~
:[シャーロッテ]|気持ち悪いことしてんのに~
偉そうだったからよ。▼~
…でもまあいいわ。~
殴ったらスッキリしたから。▼~
それに、私の二面性だって、~
決して気持ちいいものじゃないし。▼~
お互いさまってところなのかも。▼~
…でも、本当に私でいいの?▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[シャーロッテ]|オーディン?▼~
:[オーディン]|あ、あぁ…すまない。~
脳が揺れて別の世界に行っていた…▼~
いずれ帰らねばならぬ…~
別の世界に…▼~
:[シャーロッテ]|わけのわからない言ってないで、~
ちゃんと答えて。▼~
本当に私でいいの?▼~
:[オーディン]|ああ。~
というか…お前じゃなきゃ嫌だ。▼~
:[シャーロッテ]|どうしてよ…▼~
:[オーディン]|俺にあそこまで付き合ってくれて~
最高に嬉しかったからだ…▼~
正直に言えば、俺も変わり者。▼~
そんな俺から見れば、~
お前は相対的にノーマルだ。▼~
:[シャーロッテ]|わかったわ。~
指輪は受け取る。▼~
オーディン、これからもよろしくね。▼~
:[オーディン]|さて…さっそくだが式の日取りでも~
決めようじゃないか。▼~
いや、その前に歯の治療だな。~
さっきのパンチで何本かぐらついたから…▼~
**レオン [#t6foir51]
***支援C [#b1aad99]
:[レオン]|オーディン。▼~
:[オーディン]|あ、レオン様…!▼~
俺の名を呼び引き留めるとは…~
もしや何か使命を?▼~
:[レオン]|い、いや、そういうわけじゃない。▼~
:[オーディン]|え…~
じゃあ何ですか?▼~
:[レオン]|お前に先日頼んだ仕事、~
覚えているか?▼~
:[オーディン]|先日の仕事…▼~
:[レオン]|ああ。軍の補給部隊を護衛して~
無事に連れてきてくれたことだ。▼~
:[オーディン]|ああ、あのことですか…!~
あれならよく覚えていますよ。▼~
…黎明に出発せし部隊の守護者は~
陽光の如く眩い活躍を見せ、▼~
襲い来る刺客たちを光速で~
薙ぎ倒すのであった…▼~
「だめだ、補給部隊がやられる…!」~
その声を聴くや否や黎明のオーディンは、▼~
刺客の腹部に魔力を放ち~
幾度目かの戦に溜息をつくのであった…▼~
…なんてこともなく、▼~
実に質素で堅実な任務でした…▼~
:[レオン]|…当然だ。~
そんなことがほいほい起こってたまるか。▼~
おかげで全軍が十分な補給を~
受けることができたんだ。▼~
よくやってくれたね。~
感謝している。▼~
:[オーディン]|!!~
お褒めいただき光栄です。▼~
:[レオン]|これからもよろしく頼むよ。▼~
:[オーディン]|あ…レオン様!!▼~
:[レオン]|なんだい?▼~
:[オーディン]|あの…ちなみに、~
ご用はそれだけでしょうか?▼~
:[レオン]|? ああ…▼~
:[オーディン]|そ、そうですか…~
では、俺はこれで…▼~
:[レオン]|……?▼~
…オーディンの奴、~
なんだか不服そうだったな。▼~
褒美を欲しがるような奴でもないし、~
なにかあったのか?▼~
***支援B [#mkhhgfe8b]
:[レオン]|オーディン、少しいいかい?▼~
:[オーディン]|…レオン様。~
どうなさいましたか?▼~
:[レオン]|いや、最近オーディンが~
元気がないような気がしてね。▼~
:[オーディン]|…いえ、そんなことないです。~
俺はいつも元気ですよ。▼~
:[レオン]|ほら、その返事がすでに~
いつもと違うじゃないか。▼~
『あたかも溶岩のごとき』とか~
『きらめく日輪のような』とか▼~
なんというか、オーディンらしい~
言い回しが全然ない。▼~
僕が出している指示に~
不満があるのか?▼~
:[オーディン]|不満なんて…レオン様は~
俺に当然の指示を出してくれます。▼~
ただ……▼~
:[レオン]|ただ、なんだ?▼~
:[オーディン]|最近いただく指示には、なんというか…~
燃え上がるものがないんです。▼~
もちろん大切なことだと分かってるので、~
全力でやってはいるんですが…▼~
:[レオン]|燃え上がるもの?~
しかし、かつての僕の指示にそんなものが…▼~
:[オーディン]|ありました。~
俺がレオン様の臣下になった頃に…▼~
:[レオン]|オーディンが臣下になった頃の指示、か。~
僕はどんなことを言ってたっけ。…▼~
ええっと…▼~
…………▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[レオン]|ああ、思い出したよ。~
でも…▼~
『暗夜の闇を閉じ込めたような~
黒曜石を探せ』だとか、▼~
『天蓋の森で死霊と戦ってこい』とか、~
とてもまともな指示をしていたとは…▼~
:[オーディン]|それですよ! それ!!▼~
:[レオン]|ええっ!?▼~
:[オーディン]|ただの黒曜石ではなく…~
暗夜の闇を閉じ込めた、という希少価値!▼~
天蓋の森で死霊を見つけ、~
かつ倒すという難度の高さ!▼~
これこそ、血沸き肉踊るわが身を~
灼熱に燃え上がらせて挑む使命!▼~
:[レオン]|そ、そうなのか…▼~
:[オーディン]|レオン様! いつもとは言いません!~
いつもとは言いません、が…▼~
かつてのごとき使命も~
ぜひ俺に下されたく…▼~
:[レオン]|わ。わかった。~
考えておくよ。▼~
:[オーディン]|ありがとうございます!▼~
いやーよかった。では、その時のために~
今の仕事を片付けてきますね!▼~
:[レオン]|い、行ってしまった…~
とても、生き生きとしていたな…▼~
***支援A [#dfsax408]
:[レオン]|オーディン。▼~
:[オーディン]|はっ! レオン様!!~
待ってましたよー!▼~
さあ命ずるがいい、自若なる王子よ…~
今宵の使命はいったいどのようなものだ?▼~
:[レオン]|すまない、オーディン。~
よく考えたんだが…▼~
お前にはもう、~
あんな使命は言い渡せない。▼~
:[オーディン]|え…▼~
ええーーーーーー!?~
ど、どうしてですか!?▼~
頭が回らなくなったんですか!?~
いきなり慈愛に目覚めたんですか!?▼~
それとも俺が嫌になりましたか!?▼~
:[レオン]|いや、お前が嫌になったわけじゃない。~
…むしろその逆だ。▼~
:[オーディン]|へ…!?▼~
:[レオン]|あの命令は、父上から見ず知らずの兵を~
臣下にしろって言われたのが嫌で、▼~
自分から逃げ出させようと~
言いつけた無理難題だったんだ。▼~
:[オーディン]|そうだったんですか!?▼~
:[レオン]|ああ。僕は信用できる兵以外は~
臣下にしたくなかったからね。▼~
ああいう命令をすれば~
嫌になって逃げるかと思ったんだ。▼~
だって、普通は無理だろう。▼~
暗夜の闇を閉じ込めた色なんて~
何色だかわからないし…▼~
:[オーディン]|俺的には漆黒ですね…▼~
:[レオン]|天蓋の森の死霊なんて怖いだろうし…▼~
:[オーディン]|屍兵よりはマシですね…▼~
:[レオン]|屍兵?▼~
:[オーディン]|故郷の野生動物です。▼~
:[レオン]|ああ、そう…▼~
…とにかく、普通は無理なんだ。~
普通の新兵ならね。▼~
:[オーディン]|なるほど…~
つまり俺はレオン様の意に反し、▼~
嬉々としてその無理難題を~
こなしてしまったわけですね。▼~
:[レオン]|ああ。それでオーディンを~
臣下として迎え入れようという気になった。▼~
だが…今はお前を認めているからこそ、~
危険な任務をさせるわけにはいかない。▼~
だから以前のような使命は与えられない。~
わかったな?▼~
:[オーディン]|…はい。~
そういうことでしたら…▼~
:[レオン]|いいか?~
お前にいなくなってもらっては困るんだ。▼~
この世界が平和になった後も、~
ゼロと共に僕の傍で働いてもらうからね。▼~
:[オーディン]|平和になった後も…▼~
…………▼~
:[レオン]|どうした?▼~
:[オーディン]|いえ。もし…もしもですよ。▼~
もし平和になった後、~
俺がいなくなったら…▼~
レオン様は新しい臣下を迎えますか?▼~
:[レオン]|…そうだね。~
いなくなったなら、仕方ないからね。▼~
:[オーディン]|…なら、良かったです。▼~
:[レオン]|でも…お前みたいな奴は~
なかなかいないだろうから、▼~
多分ずっと、空いてるような気もするね。▼~
:[オーディン]|…え!?▼~
:[レオン]|だから…~
ずっと臣下でいればいいんじゃないか?▼~
異なる世界線だか~
悠久なる時間軸だか知らないけど、▼~
どこでだって僕の臣下を名乗ることは~
できるだろう?▼~
:[オーディン]|れ、レオン様…~
俺の事情を知って…?▼~
:[レオン]|いや、何も知らないし~
何の設定だかわからないけど…▼~
もしもの話なら~
そうすればいいんじゃないかって思っただけ。▼~
ああ、じゃあそれを次の命令にしようかな。▼~
「どんな世界に行ったとしても~
ずっと僕の臣下であり続けること」▼~
どうだい?▼~
:[オーディン]|…………▼~
はい…レオン様。~
そのご命令…必ず果たします。▼~
必ず…!!▼~
:[レオン]|うん…期待してるよ、オーディン。▼~
**モズメ [#l3cgds67]
***支援C [#u9fasw9d]
:[モズメ]|よいしょ、と。▼~
ふぅ…こっちの側の畑は~
こっちでええやろ。▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[モズメ]|…あれ。~
オーディンさん。▼~
あんた、こんなとこで何しとんの?▼~
:[オーディン]|ふっ、我が気配に気づくとは~
なかなかやるな…▼~
お前がコソコソとどこかへ行くから、~
後をつけてきたのだ。▼~
:[モズメ]|もう、やめてや。~
怪しいことなんてしてへんからな。▼~
:[オーディン]|そのようだな。~
ここで何をしている?▼~
:[モズメ]|畑の手入れや。▼~
もうすぐ実がつく時期やからな…~
土の状態を良くしとかんと。▼~
土に栄養が無いと、~
美味しい作物にならへんし。▼~
:[オーディン]|そうなのか?~
じゃ、俺も手伝うかな。▼~
:[モズメ]|ええの?▼~
:[オーディン]|ああ。遠慮など不要だ。▼~
特にこの奇跡の英雄…~
漆黒のオーディンに対してはなっ!▼~
俺の手にかかれば、畑仕事など~
ちょちょいのちょいだ!▼~
:[モズメ]|何や頼もしい感じやね…!▼~
それやったら助かるわあ。~
さっそく向こうの畑をお願いしてええ?▼~
:[オーディン]|ああ、任せろ!▼~
ふむ…これが肥料か。~
貴様は豊穣なる土壌を創生せし者…▼~
<ミスティック・ランドナトレッション>~
と名付けよう!▼~
:[モズメ]|ん…?▼~
:[オーディン]|さあ、ミスティック・ランドナトレッションよ~
その力を存分に解放しろ…▼~
大地に実りし極彩色の恵みに~
秘めし力の全てを捧げるのだ!!▼~
はあああああああああああああっ!!!!▼~
:[モズメ]|…………▼~
…何なん、それ?▼~
:[オーディン]|豊作の術だ。▼~
この術をかけた肥料をまけば、~
美味い作物がじゃんじゃん実る。▼~
…という設定だ。▼~
:[モズメ]|…何や、うさんくさいなあ。▼~
やっぱり、~
手伝ってもらわんでええかも…▼~
***支援B [#ld710ko6]
:[オーディン]|モズメ。~
今日は畑仕事…いや、▼~
豊穣なる実りの創成を援く~
崇高なる儀は執り行わないのか?▼~
:[モズメ]|…………▼~
:[オーディン]|ん?~
今日はもう終わったのか?▼~
ならば雑草抜き…~
邪なる魔草の駆除でも手伝うぞ。▼~
:[モズメ]|…………▼~
:[オーディン]|おい、どうしたんだよ?~
さっきから黙っちまって。▼~
それに心なしか、~
すげえ怖い顔をしてる気がする…!▼~
:[モズメ]|あたい、子供の頃から~
村の大人たちに言われてきたんよ…▼~
都会にいる怪しい人とは~
絶対に付き合ったらあかんって。▼~
:[オーディン]|お、俺は怪しい人じゃないだろ!?▼~
:[モズメ]|ううん。怪しい…~
めっちゃ怪しいわ…▼~
この前の畑仕事でも~
ずっと訳のわからん言葉を叫びながら、▼~
見た事ないような妙なポーズで~
くるくる回って肥料をまき散らしてたし…▼~
うるさくて集中できん上に~
後始末が大変やったわ。▼~
あんた…もしかして手伝うふりして~
あたいの邪魔する気なんちゃう?▼~
:[オーディン]|ま、待て待て待て!~
俺にはそんなつもりはない!▼~
嫌だったんならもうそういうのはやめるから~
安心してくれ!▼~
:[モズメ]| そんなつもりはない…安心して…~
悪い人が騙すときによく使う言葉や…▼~
:[オーディン]|ええええ…~
俺はどうすればいいんだ!▼~
俺は清く正しい呪術師だーっ!▼~
:[モズメ]|清く正しい人は~
呪術師にはならん気がするんやけど…▼~
オーディンさん、信じてたのに…~
ほんまは悪い人やったん?▼~
:[オーディン]|そんなわけない!~
俺はとってもいい人だ!▼~
:[モズメ]|せやけど、ほんまにいい人は…~
自分のことをいい人って言わへんし…▼~
:[オーディン]|そ、そうだな…~
確かにその通りだ…▼~
でも俺はどうしてもまた、~
あの崇高なる儀がしたい。▼~
この前の作物が気になるんだよ。~
どうにか信用してもらえる方法はないのか…▼~
:[モズメ]|…………▼~
:[オーディン]|あっ、そうだ!▼~
例えばもっと人がいれば~
安心するんじゃねーか?▼~
ほら、あそこに良さげな新兵がいるから~
あいつも誘って、三人で畑に行こうぜ。▼~
人手が増えれば仕事も早く終わるだろうし…▼~
:[モズメ]|そこの人!~
今すぐに逃げてぇぇぇぇぇぇぇぇ!▼~
:[オーディン]|えーーーーーーーーーっ!?▼~
はぁ…~
今日は畑仕事の手伝いは諦めるか…▼~
***支援A [#h9a8fs9]
:[モズメ]|オーディンさん…ごめんな。▼~
:[オーディン]|ん?~
いきなりどうしたんだ。▼~
:[モズメ]|この前のことや…▼~
あたい、オーディンさんを…~
悪い人かもって疑ってしもて…▼~
:[オーディン]|な、なんだなんだ。~
この前まではあんなに頑なだったのに。▼~
:[モズメ]|オーディンさん、あれから一人で~
畑に行ってくれたやろ?▼~
あたい、見てたんや…~
雑草をひとつ残らず抜いて…▼~
丁寧に肥料をかき混ぜてくれてた~
あんたの姿を。▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[モズメ]|まあ、一人でいる時も~
妙な行動は相変わらずやったけどね。▼~
やっぱりくるくる回りながら~
妙な呪文を唱えとったなぁ…▼~
淡緑の若き命たちよ、我が力を食らえ!~
とかなんとか…▼~
:[オーディン]|す、すまん…▼~
:[モズメ]|謝らんでええよ。~
行動は不可解やけど…▼~
作物たちへの愛情は本物やった。~
ほんまに、ありがとう。▼~
:[オーディン]|モズメ…~
わかってくれて俺は嬉しいぞ。▼~
暗雲に覆い隠された曇天の心に~
晴れ間が差したような心地だ…!▼~
:[モズメ]|あたい、恥ずかしいわ。▼~
みんなのためにがんばってる~
オーディンさんを疑うなんて…▼~
:[オーディン]|いや…~
貴様が恥じる必要はない。▼~
少し疑い深いくらいの方が、~
戦場でも生き残れるものだ。▼~
:[モズメ]|せやけど…~
仲間は疑ったらあかんよ…▼~
ほんまにごめんなさい…▼~
:[オーディン]|俺はまったく気にしてない。~
お前に疑いをかけられたことなど…▼~
森の落ち葉に一片の紙を落としただけの~
違和感ほどしかない。▼~
:[モズメ]|あはは。~
ありがとうな。オーディンさん。▼~
:[オーディン]|じゃあ、疑いも晴れたことだし…~
二人で豊穣の呪術でも考えるか?▼~
:[モズメ]|ええと、それやったら…~
お断りさせてもらうわ。▼~
:[オーディン]|ええっ!?▼~
なんでだよ!?▼~
俺への疑いは晴れたはずだろ?▼~
:[モズメ]|ここのみんなに言われたんよ…▼~
オーディンさんの戯れには、~
あんまり付き合うたらあかんよって。▼~
:[オーディン]|えええええええええええっ!?▼~
:[モズメ]|ごめんな…~
でも、仲間の言うことは信用せなあかんし…▼~
:[オーディン]|そ、そうだな…~
仲間がそう言うなら…仕方ないな…▼~
はぁ…~
結局、こうなるのか…▼~
では、新しい豊穣の儀は、~
静謐なる孤独の園で吟味するとしよう…▼~
***支援S [#z80cwqb0]
:[オーディン]|モズメ。~
今、ちょっといいか?▼~
:[モズメ]|オーディンさん。~
今日はどないしたん?▼~
:[オーディン]|実は、モズメに案内したい場所があるんだ。~
俺についてきてくれないか?▼~
:[モズメ]|急に何なん…?~
また呪術にでも誘うつもり…?▼~
:[オーディン]|…そうかもしれないな。▼~
:[モズメ]|あたい、どないしよう…▼~
オーディンさんの呪術には~
付き合わんようみんなが言ってたし…▼~
:[オーディン]|どうするかはモズメが決めればいい。~
俺は貴様の選択を受け入れよう…▼~
:[モズメ]|…………▼~
…わかったわ。~
あたい、ついていく。▼~
:[オーディン]|俺を信用してくれたのか?▼~
:[モズメ]|それももちろんやけど…~
何よりもあたいが…▼~
オーディンさんと一緒にいたいって…~
そう思ってしもうたんや…▼~
:[オーディン]|…礼を言う。~
絶対に後悔はさせない。▼~
では、ついてきてくれるか?▼~
:[モズメ]|うん…▼~
:[オーディン]|ここが案内したかった場所だ。▼~
:[モズメ]|うわぁー!~
綺麗な湖やなぁ!▼~
:[オーディン]|ああ。ここは俺の見つけた聖域…~
平たく言うとお気に入りの場所だ。▼~
気に入ってくれたか?▼~
:[モズメ]|うん!~
もちろんや!▼~
でも、なんで~
あたいをここにつれてきたん?▼~
:[オーディン]|こういう神聖な場所で…~
俺の気持ちを伝えたかったからな。▼~
:[モズメ]|オーディンさんの気持ち?▼~
:[オーディン]|…モズメ。~
俺はお前を愛している。▼~
ひたむきに豊穣の儀を行うお前の姿に~
俺はすっかり胸を打たれてしまった…▼~
:[モズメ]|えっ!?▼~
:[オーディン]|どうか俺と結婚して欲しい。~
この通りだ。▼~
:[モズメ]|あ、あわわ…~
あ、あたい…あたいは…▼~
こ、これは何かの呪文と違うんよね?~
結婚の申し込みなんよね?▼~
:[オーディン]|もちろんだ。~
俺の真剣な気持ちだ。▼~
モズメは俺のことを~
どう思っているんだ?▼~
:[モズメ]|え、えっと…~
えっと……▼~
:[オーディン]|やはり、こんな変な奴と~
付き合うのは嫌か?▼~
:[モズメ]|ううん…そんなことない。~
あたいも…オーディンさんが…好きや。▼~
:[オーディン]|!!本当か!▼~
:[モズメ]|うん。~
あたい、ずっと後悔してたんや。▼~
周りに言われるがままに、~
あんたの誘いを断ってしもたこと…▼~
どうでもいい人やったら、~
ずっと後悔なんてせえへん。▼~
こんなに気になるんは…あたいが~
オーディンさんを好きやからやと思う。▼~
:[オーディン]|そこまで言ってくれるのなら…~
俺と結婚してくれるな?▼~
:[モズメ]|あ、あたいでよければ…~
お願いします…▼~
:[オーディン]|はあ…よかったああー…~
さすがの俺も緊張しちまったぜ。▼~
:[モズメ]|あたいもや…~
今も心臓が…ドキドキしとる…▼~
:[オーディン]|これからは俺が~
お前を一生、守っていくからな。▼~
だからお前は…~
俺のことを、信じてくれ。▼~
:[モズメ]|うん…▼~
これからはあたい、あんたを信じる…~
誰よりも信じるって約束するからな。▼~
仲間は信じなあかんけど…▼~
自分の好きな人は、~
もっと信じなあかんもん…▼~
誰が何て言ってもあんたは…~
あたいの自慢の旦那さまや。▼~
:[オーディン]|…ありがとう。▼~
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