[広告]
会話集/支援会話/オロチ(透魔)
をテンプレートにして作成
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
*オロチの支援会話 [#sf0518bf]
#contents
**オーディン [#u55b6a75]
***支援C [#w3440a7e]
:[オーディン]|オロチ…▼~
そのような珍妙な絵札を取り出し、~
いったい何をしているのだ?▼~
:[オロチ]|珍妙な絵札とは失礼な…~
これは占いをしているのじゃ。▼~
:[オーディン]|占い…▼~
媒介に運命を問い、~
標を紡ぎ出す神事のことだな。▼~
:[オロチ]|おお、流石は暗夜の呪術師。~
なかなかに粋な例えを申すのじゃな。▼~
:[オーディン]|ふっ…お前にはわかるか、このセンスが。~
流石は白夜の占い師…▼~
俺の同士たる存在だな。▼~
:[オロチ]|して、そなたも占いを行うのか?▼~
:[オーディン]|いや…俺はやった事がない。~
俺はもっと派手な呪術の方が好みでな。▼~
:[オロチ]|そうなのか…残念じゃのう。~
そなたなら良き占いができると思うのじゃが。▼~
ではわらわが、~
オーディンのことを占ってしんぜようかえ?▼~
:[オーディン]|俺の運命を透かし見るということか…~
なかなかに興味深いな。▼~
では、せっかくだからお願いしよう。▼~
:[オロチ]|ならば、そこに座るがよいぞ。▼~
:[オーディン]|ああ…よろしく頼む。▼~
:[オロチ]|…………▼~
…む?~
むむむむむむ!?▼~
:[オーディン]|な、なんだなんだ?~
何か悪いことでも出たか!?▼~
:[オロチ]|うむ…残念じゃが…~
そなたは、呪難の運命にあるようじゃ…▼~
:[オーディン]|じゅ、呪難?~
なんだそれ、聞いたことないぞ!?▼~
:[オロチ]|呪難とは即ち~
呪術に対する悪い相…▼~
このままではそなたは一生、~
呪術に失敗し続けるじゃろうな…▼~
:[オーディン]|えーーーーっ!?▼~
そ、それは困る!~
漆黒のオーディンの名が廃る!!▼~
オロチの力で~
なんとかならないのかよ!?▼~
:[オロチ]|ならば、わらわが紙に記す薬草を~
全て採ってくるしかないのう…▼~
:[オーディン]|それって平たく言うと…~
オロチの欲しい物を集めてこい、ってことか?▼~
:[オロチ]|そ、そうではない!~
呪難の運命を開放するのに必要なものじゃ。▼~
:[オーディン]|なんか怪しいな…~
まぁ、気が向いたら集めてみるぜ。▼~
:[オロチ]|…行ったみたいじゃな。▼~
これでしばらくは…~
まじないの材料には困らないのう。▼~
***支援B [#p7335c5c]
:[オーディン]|オロチ…~
例の薬草を全部、採ってきたぞ。▼~
:[オロチ]|ずいぶんと早かったのう!?▼~
入手が困難な薬草も~
含まれていたはずじゃが…▼~
:[オーディン]|…さすがに気になってしまったからな。▼~
思えば最近、~
俺の呪術はパッとしなかった。▼~
新たな呪いを開発しても不発。~
魔なる傀儡を召喚しようとしてもまた不発。▼~
まあ普段から大体はそうなんだが…~
ここ最近は特にひどい。▼~
:[オロチ]|あ、あはは…~
そうなのか…▼~
:[オーディン]|だが、薬草を全部採ってきたからには~
もう大丈夫なはずだ!▼~
俺は呪難の運命から解き放たれた!~
そう解釈していいんだな!?▼~
:[オロチ]|そ、そそそうじゃな!~
もうこれで大丈夫なはずじゃ!▼~
:[オーディン]|よーし!!~
じゃあ早速、試してくるぞ!!▼~
ふっ…心なしか凄まじい魔力が~
体に満ちている感覚だ…▼~
血が…血が騒ぐ…!!~
新たなる呪術よ…我が御霊に降臨せよ!!▼~
:[オロチ]|い、今から試しに行くのかえ?~
む、むぅ…行ってしまったのう…▼~
:[オーディン]|嘘つき! オロチの嘘つき!!~
ぜんぜん成功しないじゃねーかよー!▼~
:[オロチ]|お、おかしいのう…~
呪難の運命からは解放されたはずじゃが…▼~
:[オーディン]|でも、成功しなかったし!!~
ぜんぜんダメだったし!▼~
この術を唱えれば~
相手の動きが止まるはずなのにー!▼~
:[オロチ]|それはほれ…~
オーディンの実力が足りないからで…▼~
:[オーディン]|もしかして貴様…~
やはり俺を騙して利用したのか?▼~
:[オロチ]|そ、そ、そ、そんなこと~
あるわけなかろう?▼~
:[オーディン]|オロチ…▼~
:[オロチ]|そ、そうじゃ!~
わらわで新しき呪術を試すがいい!▼~
:[オーディン]|へっ?▼~
:[オロチ]|とにかく、わらわにその術をかけるんじゃ。~
今、ここでじゃぞ?▼~
:[オーディン]|…………▼~
深淵より目覚めし冥府の精霊よ…~
我の命ず儘に時を止めよ!!▼~
必殺…▼~
アウェイキング・ホールト・ヴァンダーー!!▼~
:[オロチ]|おわー!?~
急にうごけなくなったー!▼~
か、からだの自由がきかぬー!~
ものすごくつよい呪術じゃー!▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[オロチ]|ほ、ほれ、この通りじゃ。~
新しい呪術に成功したじゃろ?▼~
つまり、呪難の運命からは~
確かに解放されたということじゃな。▼~
:[オーディン]|…なるほど。▼~
貴様に騙されるという~
呪難だったわけだな…▼~
***支援A [#b313f6a8]
:[オロチ]|オーディン。▼~
先日は騙して悪かったのう。~
そなたの言った通りじゃ…▼~
集めてもらった薬草は~
わらわが欲しかった物なのじゃ…▼~
:[オーディン]|そのことなら気にしていない。~
確かに呪術は成功しなかったが…▼~
あれはそもそもの術式に無理があった。▼~
それに気付けただけでも、~
俺としては騙されて大満足だ。▼~
:[オロチ]|ははははっ。~
そなたは気持ちが良い男じゃな。▼~
:[オーディン]|でも、今度からは~
騙さなくてもいいぞ。▼~
薬草くらいなら、~
頼まれれば採りに行ってやろう。▼~
:[オロチ]|そなたは本当に人がいいんじゃのう。~
だから、呪術にも失敗するんじゃろうな。▼~
:[オーディン]|ええっ? 人がいいから~
呪術に失敗するのか?▼~
:[オロチ]|失敗の一因には~
なっておると思うぞ?▼~
相手の気持ちを考えるあまり、~
人を本気で呪うことをしておらぬ。▼~
人に対する呪いには…~
それ相応の憎悪や殺意が必要じゃからな。▼~
:[オーディン]|な、なるほど…~
では今度、試してみるとしよう。▼~
:[オロチ]|うぷっ…~
うぷぷぷぷっ…▼~
:[オーディン]|オロチ?~
なんで笑うんだよ?▼~
:[オロチ]|他人を本気で憎むことなど…~
優しいそなたには無理じゃと思うがのう。▼~
:[オーディン]|そ、そんなことはない。~
俺は漆黒のオーディン。▼~
世を憎み、人を憎むことなど造作も…~
造作も…▼~
…なくはないかもしれん。▼~
俺には無理だ。~
人を本気で憎むなんて。▼~
:[オロチ]|そうじゃろうな…▼~
なのになぜ、~
呪術師などやっておるのじゃ。▼~
:[オーディン]|かっこいいからだ。▼~
:[オロチ]|む?▼~
:[オーディン]|昔は剣の道を究めていたが…~
そろそろ別のロマンを追い求めたくなってな。▼~
まあ、他にも理由はあるが…~
全ては語らないでおこう。▼~
要するに、なんかビビッと来たんだ。▼~
:[オロチ]|そ、そうなのか…▼~
まあ、本人が満足しているなら~
わらわがとやかく言えたことではないな。▼~
:[オーディン]|オロチはどうして呪い師に?▼~
:[オロチ]|わらわは…~
昔から、そういう家系だったのじゃ。▼~
おかげで周りの者たちからは奇異な目で~
見られることも多かった…▼~
ミコト様や王城の方々は別だったがのう。▼~
:[オーディン]|…そうか。▼~
奇異な目で見られるというのは~
俺もわかる気がする。▼~
:[オロチ]|まあそれは、まじないや呪いなど~
得体の知れないものを扱う者の宿命じゃ。▼~
何かあったら、わらわに言うが良い。~
同じ宿命を持つ者として、話を聞くぞえ?▼~
:[オーディン]|本当か!~
感謝するぞ、オロチ。▼~
これからもよろしく頼む。~
白き夜の呪い師よ…▼~
:[オロチ]|うむ。暗き夜の呪術師よ。~
こちらこそよろしく頼むぞ。▼~
***支援S [#z369e99c]
:[オーディン]|オロチ。少しいいか?▼~
:[オロチ]|オーディン。~
わらわに何か用かのう?▼~
:[オーディン]|今日は大事な話があって来た。▼~
我が名は漆黒のオーディン…~
真の暗闇を体現せし者だ。▼~
だが漆黒は、純白と共にあってこそ~
その色を強めるもの…▼~
ゆえに、我が対極となる者こそ~
我が永遠の半身となる宿命にある…▼~
:[オロチ]|半身…?▼~
:[オーディン]|ああ。▼~
つまり、漆黒は俺、~
純白はオロチの例えなわけだ。▼~
貴様にならわかるはずだ…~
この言霊の意味が…▼~
:[オロチ]|! なるほどな…!~
暗夜と白夜の呪い師同士、▼~
相棒となり闘おうということじゃろう?▼~
:[オーディン]|そ、そう来たか…!▼~
:[オロチ]|違うのか?~
半身なのじゃろう?▼~
:[オーディン]|た、確かに先程の表現だと~
そうとらえても仕方ないが…▼~
違う…違うんだ…!!▼~
我が永遠の半身とはつまり~
結婚の暗喩でだな…!▼~
:[オロチ]|け、結婚じゃと…!?▼~
:[オーディン]|ああ。俺はオロチのことが~
好きになってしまった。▼~
:[オロチ]|うぷっ…~
うぷぷぷぷぷっ…▼~
オーディン。あまり冗談を言って~
わらわを笑わすでないぞ?▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[オロチ]|…えっ?~
ほ、本気なのかえ?▼~
:[オーディン]|ああ。~
俺はお前を愛してしまった。▼~
そのお茶目な性格も、~
まじないに対する思いも…▼~
全てが愛おしい。~
お前の全部が好きになってしまったんだ。▼~
:[オロチ]|そ、そんな…▼~
わらわは…~
そんなことを言われるのは初めてじゃ…▼~
:[オーディン]|すまん…~
驚かせてしまったな。▼~
:[オロチ]|あ、当たり前じゃ…~
心臓の鼓動が激しすぎて…▼~
体が思うように動かぬ…~
まるで、呪いにでもかかったような心地じゃ…▼~
:[オーディン]|悪いが、呪いは使ってない。▼~
俺が人を本気で呪えないことは~
オロチが一番よく知ってるだろ?▼~
:[オロチ]|うむ…~
そうじゃったな。▼~
じゃが、わらわはとっくに…~
そなたに心を呪われておったのかもしれぬ。▼~
わらわもそなたを…~
好いておったからの…▼~
:[オーディン]|ほんとか!~
やった…! すげー嬉しい!!▼~
オロチ…~
俺と結婚してくれるか?▼~
:[オロチ]|もちろんじゃ。▼~
:[オーディン]|ありがとう、オロチ。~
これからは未来永劫、一緒だからな。▼~
:[オロチ]|わかっておる。~
この呪いは、一生ものじゃ。▼~
死してもなお解けぬ、~
永遠の絆じゃぞ…!▼~
**ニュクス [#mbcfdf96]
***支援C [#ha349271]
:[オロチ]|ニュクスよ!~
ニュクスはおらぬか!▼~
:[ニュクス]|大声で呼ばなくても聞こえているわ。~
もう少し静かにしてもらえる?▼~
:[オロチ]|おお、ここにおったのか。~
実はそなたに話があるのじゃ。▼~
:[ニュクス]|そう…でも私は白夜の人とは~
あまり関わりたくないの。▼~
どうしてもというのなら~
必要最低限のことを手短にね。▼~
:[オロチ]|では、単刀直入に言おう。~
わらわと勝負をしてもらおうか。▼~
:[ニュクス]|…え?▼~
:[オロチ]|呪術を使うなど、そなたはわらわと~
やることがかぶっておるのじゃ。▼~
これでは、わらわの呪い師としての~
役割が軽んじられてしまう…▼~
わらわはもっと仲間たちに~
頼ってもらいたいのじゃ。▼~
:[ニュクス]|そう…~
でも、私には関係ない。▼~
というか、興味もないわ。▼~
:[オロチ]|なぬ…!?▼~
:[ニュクス]|そもそも、同じ呪術を扱うと言っても~
白夜と暗夜じゃ色々と内容も異なるわ。▼~
そこまで気にする必要は~
ないと思うのだけれど?▼~
:[オロチ]|むむむ…違うのじゃ。~
わらわが気にしておるのはそれだけではない。▼~
:[ニュクス]|じゃあ何よ…▼~
:[オロチ]|わらわとそなたは、同じ呪術師ではあるが~
中身というか…性格が違うであろう?▼~
見た目で言えばわらわの方が年上であるのに…~
話してみればそなたの方が大人びておるという。▼~
まじないを頼むならそなたの方が頼りに~
なりそうなどと言いだす輩がおったのじゃ。▼~
:[ニュクス]|ああ、なるほど…~
だから機嫌が悪いのね。▼~
まあ、中身が大人びているっていうのは~
本当にそうだから間違ってないと思うけど。▼~
:[オロチ]|なに…!? ならばやはり、~
そなたとは勝負をせねば…!▼~
わらわの方が呪術師として優れておると~
証明してみせるからのう! 覚悟しておれ!▼~
:[ニュクス]|はあ…面倒なことになったわ。▼~
***支援B [#wb6ffada]
:[オロチ]|さあ、ニュクスよ…▼~
わらわと呪術師の尊厳をかけた~
勝負を仕様ではないか。▼~
何で勝負するのが良いかのう?~
薬作りか? それともまじないのかけあいか?▼~
:[ニュクス]|勝手に盛り上がっているところ~
悪いけれど…▼~
私はこの前も言ったように、~
そんなことに興味がないの。▼~
だから、勝負はしないわ。▼~
:[オロチ]|ふっ、それは怖気づいておるのかのう?▼~
:[ニュクス]|そんな安い挑発には乗らないわ…~
私は本当に面倒なだけ。▼~
それに私は、勝負なんかしなくても~
貴方のことを呪術師として認めている。▼~
:[オロチ]|ん…? なんじゃと?▼~
:[ニュクス]|貴方の呪術に対する姿勢は、~
私から見れば十分尊敬に値するわ。▼~
そんなに若いのに真摯に呪術に向き合えて、~
羨ましいぐらい…▼~
:[オロチ]|わ、若いじゃと?~
どうみてもそなたの方がわらわより若いが…▼~
すまぬ、ニュクス。~
話が見えぬのじゃが…どういうことじゃ?▼~
:[ニュクス]|…………▼~
そうね。呪術を扱う者同士だし、~
貴方には話してもいいわ。▼~
私は幼い頃から呪術の才能が飛びぬけていて…~
当時の私は、その力を過信していたの。▼~
そして、遊び半分で呪術を使いすぎた私は、~
強力な呪いの代償で、成長が止まってしまった…▼~
:[オロチ]|…!!▼~
:[ニュクス]|だから、本当は私…~
見た目よりも随分と歳を重ねているの。▼~
ふふっ、~
大人びているなんてよく言ったものね。▼~
:[オロチ]|ふむ…そなたには~
そのような過去があったのじゃな。▼~
:[ニュクス]|そうよ。だから、呪術師としての分別は~
貴方の方がわきまえていると思うわ。▼~
:[オロチ]|じゃが、同業のわらわも他人事ではない。~
そなたの話、身につまされる思いじゃ。▼~
とは言え…いつまでも~
後ろ暗く考えずとも良いのではないか?▼~
:[ニュクス]|なぜ?▼~
:[オロチ]|昔は遊び半分だったにしても、その事件以降は~
己の力を人のために役立ててきたのであろう?▼~
ならば、そなたの力で助けられた者も~
少なからずおるはずじゃ。▼~
ニュクスよ…そなたはもっと~
自信を持つべきじゃと思うぞ。▼~
:[ニュクス]|…その言葉、~
なんだか貴方らしいわね。▼~
:[オロチ]|ふふん、褒めても何も出ぬぞ?▼~
:[ニュクス]|別に…褒めてるわけじゃないわ。~
思ったことを言っただけ。▼~
:[オロチ]|お? もしかして照れておるのか?~
何だ、可愛いところもあるではないか~。▼~
:[ニュクス]|…年上をからかわないで。▼~
でも、ありがとう…オロチ。~
その言葉で少しだけ、気が軽くなったわ。▼~
***支援A [#gb2dbba1]
:[オロチ]|ニュクスよ、少しいいか?▼~
:[ニュクス]|あら、オロチ。▼~
どうしたの?~
やっぱり私と、勝負をしたくなった?▼~
:[オロチ]|いや、先日の件はもうよいのじゃ。▼~
むしろ、同じ呪術を扱うもの同士、~
もっと仲良くせねばと思ってのう。▼~
暗夜の呪術の技術も学んでみたいし~
これからはたくさん話をしようではないか。▼~
:[ニュクス]|そう…~
勝負を挑んだり、仲良くしようと言ってきたり…▼~
貴方って調子がいいわね。▼~
:[オロチ]|ふっふっふ、~
柔軟性があると言ってほしいものじゃ。▼~
:[ニュクス]|ふふっ…でも、そうね。~
貴方となら話をしてみてもいいかもしれない。▼~
貴方を見ていると、私の悩みなんて~
ちっぽけなのかもと思えるしね。▼~
:[オロチ]|…どういうことじゃ?▼~
:[ニュクス]|私は贖罪のため、~
白夜の人との交流を避けてきた…▼~
でも、その考えをまっすぐ受け止めて~
励ましてくれたオロチの言葉は嬉しかったから。▼~
:[オロチ]|ニュクス…▼~
:[ニュクス]|小さい頃に貴方のような人と出会えていたら…▼~
私ももっとましな人生を歩めていたかも~
しれないということよ。▼~
きっと貴方なら、幼い頃の慢心した私を~
真剣に叱ってくれたと思うから…▼~
:[オロチ]|そうか…▼~
ニュクスの言う過去はもう変えられぬが、~
未来のことについてはわらわがついておるぞ。▼~
これからは安心してわらわを頼るがよい。▼~
:[ニュクス]|ふふっ、わかったわ。▼~
見た目と中身に差があるという点も、~
お互い似ているしね。▼~
:[オロチ]|そ、それはもしや…わらわの中身が~
子供っぽいと言いたいのか!?▼~
:[ニュクス]|あら、わかっているじゃない。▼~
:[オロチ]|な、なんじゃとー!~
ニュクスよ…先ほどの言葉は撤回じゃ!▼~
やはり、そなたとは決着をつけねば~
気が済まぬぞー!▼~
:[ニュクス]|ふふっ、そこまで言うなら~
少しは相手をしてあげようかしら…▼~
**ラズワルド [#u954745a]
***支援C [#n23abccd]
:[オロチ]|ラズワルドよ。▼~
:[ラズワルド]|オロチ、どうしたの?▼~
:[オロチ]|そなたは暗夜王国でも指折りの~
剣の使い手だそうじゃな。▼~
その腕前で、次期国王の臣下まで~
登りつめた猛者だと聞いておるぞ。▼~
:[ラズワルド]|え?~
そんな…猛者だなんて。▼~
褒められると、恥ずかしいよ…▼~
:[オロチ]|なんじゃ、そんなに照れて。~
そなた、かわいい奴じゃのう。▼~
:[ラズワルド]|か、かわいい?▼~
どうせなら、~
かっこいい方がいいんだけど…▼~
:[オロチ]|まあ良いではないか。~
あまり気にするでない。▼~
それよりも、~
そなたに相談ごとがあるのじゃ。▼~
わらわと二人で共演せぬか?▼~
:[ラズワルド]|共演?▼~
:[オロチ]|そうじゃ。▼~
白夜のわらわと暗夜のそなたが~
せっかく味方同士になっているのじゃから…▼~
両国の戦士が共演し、~
何か出し物でみんなを楽しませようぞ。▼~
:[ラズワルド]|それはいいね。~
みんなに楽しんで貰えるなら大賛成だよ。▼~
でも、具体的に何をするの?▼~
:[オロチ]|そこまでは詰めておらん。~
よければそなたにも考えてもらいたいのじゃ。▼~
:[ラズワルド]|うーん…▼~
そうだ、二人で踊ってみるのはどう?▼~
手と手を取り合った振り付けで、~
暗夜と白夜の仲の良さを表現して…▼~
:[オロチ]|…下心が見え見えじゃ。~
それに、わらわは踊れぬ。▼~
:[ラズワルド]|そ、そっか…~
じゃあ駄目だね。▼~
他に何か…▼~
:[オロチ]|せっかくじゃから、~
縁起のいいことがいいのう。▼~
:[ラズワルド]|縁起のいいこと…か。~
よし、さっそく考えてみるよ。▼~
:[オロチ]|うむ、よろしく頼んだぞ。▼~
***支援B [#j3a7d247]
:[オロチ]|ラズワルド。~
共演の件はどうじゃ?▼~
:[ラズワルド]|うーん…~
考えてはいるんだけど…▼~
オロチの言う縁起のいい出し物に~
ふさわしい案はまだ出ないなあ…▼~
:[オロチ]|そうか。~
まああせらずとも良い。▼~
わらわの出し物は、やはり占いがいいと~
思っているところじゃ。▼~
:[ラズワルド]|占い?▼~
:[オロチ]|そうじゃ。▼~
絵札による占いが~
わらわが最も得意とするところじゃ。▼~
そこで、今回の出し物の指針になればと~
わらわたちの未来を占ってみると…▼~
…見るがいい。~
こんな並びが出たのじゃ。▼~
:[ラズワルド]|これは…花の絵札が六枚?▼~
:[オロチ]|そうじゃ。~
わらわたちの未来は花、花、花、花、花、花。▼~
こんな結果は滅多に出ない。▼~
最高に縁起のいい、~
前途洋々の結果じゃった。▼~
:[ラズワルド]|なるほどね。~
そうなると、僕はどうすべきか…▼~
花は確かに縁起がいいんだけど…~
共演する題目としては…うーん…▼~
:[オロチ]|難しく考えることはない。~
暗夜の強者として、気楽にバーンと…▼~
:[ラズワルド]|バーン……バーンか……▼~
…あっ!!▼~
:[オロチ]|何か思いついたのか?▼~
:[ラズワルド]|うん!~
昔、見た事があるんだ…▼~
変わった色の炎を使った出し物を。▼~
あの時は確か、燃やすものによって~
違う色になるって言ってたような気が…▼~
:[オロチ]|炎…?~
それが花とどう関係するのじゃ。▼~
:[ラズワルド]|えへへ…~
それはまだ内緒。▼~
でもオロチの力も借りるから、~
きっと素敵な共演になるよ。▼~
今度こそ、下心は一切ないから~
安心してよね。▼~
:[オロチ]|ああ、その点は信じておるぞ。▼~
そなたにはわらわと違う才がある。~
だから声をかけたのじゃ。▼~
どんな形でもきっと見事なものになる…~
楽しみにしておるからな。▼~
:[ラズワルド]|ありがとう、オロチ…!▼~
***支援A [#qa9fe84c]
:[オロチ]|ラズワルド?~
団子など作って何をしておる?▼~
:[ラズワルド]|今夜の出し物のために、~
準備をしてるところだよ。▼~
:[オロチ]|…おお、わかったぞ!▼~
わらわの占いが花じゃったから、~
そなたは団子!▼~
花より団子というわけじゃな?▼~
ではどれ…~
珍しい色じゃが、一つ味見を…▼~
:[ラズワルド]|わわっ、待って!~
これは食べ物じゃないよ!▼~
:[オロチ]|そうなのか?~
では何なのじゃ、これは…▼~
:[ラズワルド]|もうすぐわかるよ。~
夜まで楽しみに待ってて。▼~
:[オロチ]|そうか…▼~
ではわらわはカムイ様たちに~
声をかけてくるぞ。▼~
:[ラズワルド]|あ、ちょっと待って。▼~
オロチ…このお団子にまじないを~
込めてほしいんだ。▼~
今夜の出し物、上手くいきますようにって。~
そういうの、できる…?▼~
:[オロチ]|心願成就のまじないじゃな?~
もちろん、わらわにかかれば朝飯前じゃ。▼~
ふんっ!!▼~
:[ラズワルド]|…ありがとう。~
じゃあ、夜にまた会おうね。▼~
:[オロチ]|ああ、また後でな。▼~
(暗転)~
:[オロチ]|ラズワルド、夜になったぞ。~
カムイ様たちはみんな向こうで待っておる。▼~
:[ラズワルド]|わかった。~
じゃあ始めよっか。▼~
:[オロチ]|む? ここでやるのか?~
わらわは何をすればいい?▼~
:[ラズワルド]|オロチはここで見てて。~
今から火を点けるからさ。▼~
:[オロチ]|ほう…そう言えば、~
炎がどうとか言っておったな。▼~
:[ラズワルド]|うん。~
焚火から火を移して…っと。▼~
…えいっ!!▼~
(花火が打ちあがる音)~
:[オロチ]|…こ、これは!?~
もしや…花火か!?▼~
:[ラズワルド]|そう。オロチの絵札には~
花、花、花、花、花、花って出ただろう?▼~
だからこうして…~
夜空に描いたらいいかなあって。▼~
:[オロチ]|で、では…昼間わらわが見た団子は~
もしかして…▼~
:[ラズワルド]|うん、花火の玉だよ。~
作るのかなり苦労しちゃった。▼~
でも、こんなにうまく咲いたのは…▼~
さっきオロチがかけてくれた~
おまじないのおかげだね。▼~
:[オロチ]|ラズワルド…ありがとう。~
これは最高の花じゃ…▼~
:[ラズワルド]|お礼を言うのは僕のほうだよ。~
ありがとう、オロチ。▼~
君のおかげで素敵な出し物ができた。▼~
二人で手を取り合って踊るより、~
ずっといい出し物がね。▼~
:[オロチ]|ははは。~
そんな案もあったのう。▼~
きっと向こうで、カムイ様たちも~
楽しんでおられるじゃろう。▼~
…では、わらわはカムイ様たちに~
花の意味を伝えてくるとしよう。▼~
:[ラズワルド]|うん、頼んだよ。▼~
(オロチ退場)~
…ふぅ。せっかくだからひとつ、~
白夜のかけ声でも叫んでおこっかな。▼~
たーーーまやーーーー!!▼~
***支援S [#x43db38b]
:[オロチ]|ラズワルド。▼~
あのあとカムイ様たちと話したんじゃが、~
かなり評判がよかったぞ。▼~
白夜も暗夜もなく、みんなで~
つかの間の休息を楽しんだそうじゃ。▼~
:[ラズワルド]|それはよかった。~
オロチのおかげだね。▼~
:[オロチ]|そんなことはない。~
わらわにはひねり出せない案じゃった。▼~
わらわとそなた、~
二人の結びつきがあってこそじゃ。▼~
:[ラズワルド]|そうだね。▼~
…………▼~
ねえ…オロチ。▼~
:[オロチ]|なんじゃ?▼~
:[ラズワルド]|この前の札ってさ、~
僕たちの未来を占ったものなんだよね?▼~
それって…この前の花火が終わったら~
無効になっちゃうのかな?▼~
この先もずっと…僕たちの未来が~
あんな風に明るいってことにはならないの?▼~
:[オロチ]|ん?▼~
:[ラズワルド]|えっと、僕としてはオロチとの未来が、~
この先も明るいといいなって思ってさ…▼~
ほ、ほら…なんとなくわからない?~
僕の言いたいこと。▼~
:[オロチ]|すまぬが、さっぱりじゃ…~
何の話じゃ?▼~
:[ラズワルド]|うぅ…恥ずかしいけど、~
はっきり言うしかないか…▼~
オロチ!~
これ…受け取ってほしいんだ!▼~
:[オロチ]|? これは…花束か。~
綺麗な六輪の花じゃのう。▼~
:[ラズワルド]|その…花を束ねてる茎の部分を~
よく見てくれないかな。▼~
:[オロチ]|!! 指輪…?~
ラズワルド、もしかしてそなた…▼~
:[ラズワルド]|うん。~
僕はオロチが好きなんだ。▼~
僕と…結婚してくれないかな。▼~
:[オロチ]|け、結婚?▼~
ははぁ、さっきの占いの話は~
これを言いたかったわけじゃな。▼~
:[ラズワルド]|うう…恥ずかしいから~
それを蒸し返さないでよ…▼~
:[オロチ]|…そなた、本当に可愛い奴じゃのう。▼~
:[ラズワルド]|茶化さないで。~
僕は真面目に告白してるんだけど。▼~
:[オロチ]|すまぬすまぬ。~
では、わらわも真面目に返させてもらおう。▼~
…ラズワルド。▼~
:[ラズワルド]|は、はいっ。▼~
:[オロチ]|先程の質問じゃが…~
わらわの占いの結果に明確な期日はない。▼~
それはつまり、捉えての気持ち次第で~
あの夜のことを指しているのか、▼~
この先のことを指しているのか~
好きに解釈して良いのじゃ。▼~
そしてわらわは…~
この先の未来永劫の結果であったと思いたい。▼~
:[ラズワルド]|そ、それって…▼~
:[オロチ]|…うむ。~
結婚の申し出、喜んで受けよう。▼~
:[ラズワルド]|ほ…ほんと!?▼~
:[オロチ]|ああ。わらわもそなたを慕っておったのじゃ。~
共に花火を見たあの夜からずっとな。▼~
まさに、~
胸に花が咲いたような気持ちじゃった…!▼~
:[ラズワルド]|よかった…~
ありがとう、オロチ…!▼~
僕、とっても嬉しいよ。~
必ず君を幸せにしてみせる。▼~
いつも笑顔でいられるように、~
君を守ってみせるからね!▼~
:[オロチ]|ありがとう、ラズワルド。▼~
わらわたちの未来は…~
前途洋々、花盛り。▼~
こんなわらわじゃが、末永くよろしく。▼~
わらわも、~
そなたのことを幸せにしてみせようぞ。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#g420032b]
- ニュクス×オロチ 呪術市になってますよ。 -- &new{2015-1...
#comment
終了行:
*オロチの支援会話 [#sf0518bf]
#contents
**オーディン [#u55b6a75]
***支援C [#w3440a7e]
:[オーディン]|オロチ…▼~
そのような珍妙な絵札を取り出し、~
いったい何をしているのだ?▼~
:[オロチ]|珍妙な絵札とは失礼な…~
これは占いをしているのじゃ。▼~
:[オーディン]|占い…▼~
媒介に運命を問い、~
標を紡ぎ出す神事のことだな。▼~
:[オロチ]|おお、流石は暗夜の呪術師。~
なかなかに粋な例えを申すのじゃな。▼~
:[オーディン]|ふっ…お前にはわかるか、このセンスが。~
流石は白夜の占い師…▼~
俺の同士たる存在だな。▼~
:[オロチ]|して、そなたも占いを行うのか?▼~
:[オーディン]|いや…俺はやった事がない。~
俺はもっと派手な呪術の方が好みでな。▼~
:[オロチ]|そうなのか…残念じゃのう。~
そなたなら良き占いができると思うのじゃが。▼~
ではわらわが、~
オーディンのことを占ってしんぜようかえ?▼~
:[オーディン]|俺の運命を透かし見るということか…~
なかなかに興味深いな。▼~
では、せっかくだからお願いしよう。▼~
:[オロチ]|ならば、そこに座るがよいぞ。▼~
:[オーディン]|ああ…よろしく頼む。▼~
:[オロチ]|…………▼~
…む?~
むむむむむむ!?▼~
:[オーディン]|な、なんだなんだ?~
何か悪いことでも出たか!?▼~
:[オロチ]|うむ…残念じゃが…~
そなたは、呪難の運命にあるようじゃ…▼~
:[オーディン]|じゅ、呪難?~
なんだそれ、聞いたことないぞ!?▼~
:[オロチ]|呪難とは即ち~
呪術に対する悪い相…▼~
このままではそなたは一生、~
呪術に失敗し続けるじゃろうな…▼~
:[オーディン]|えーーーーっ!?▼~
そ、それは困る!~
漆黒のオーディンの名が廃る!!▼~
オロチの力で~
なんとかならないのかよ!?▼~
:[オロチ]|ならば、わらわが紙に記す薬草を~
全て採ってくるしかないのう…▼~
:[オーディン]|それって平たく言うと…~
オロチの欲しい物を集めてこい、ってことか?▼~
:[オロチ]|そ、そうではない!~
呪難の運命を開放するのに必要なものじゃ。▼~
:[オーディン]|なんか怪しいな…~
まぁ、気が向いたら集めてみるぜ。▼~
:[オロチ]|…行ったみたいじゃな。▼~
これでしばらくは…~
まじないの材料には困らないのう。▼~
***支援B [#p7335c5c]
:[オーディン]|オロチ…~
例の薬草を全部、採ってきたぞ。▼~
:[オロチ]|ずいぶんと早かったのう!?▼~
入手が困難な薬草も~
含まれていたはずじゃが…▼~
:[オーディン]|…さすがに気になってしまったからな。▼~
思えば最近、~
俺の呪術はパッとしなかった。▼~
新たな呪いを開発しても不発。~
魔なる傀儡を召喚しようとしてもまた不発。▼~
まあ普段から大体はそうなんだが…~
ここ最近は特にひどい。▼~
:[オロチ]|あ、あはは…~
そうなのか…▼~
:[オーディン]|だが、薬草を全部採ってきたからには~
もう大丈夫なはずだ!▼~
俺は呪難の運命から解き放たれた!~
そう解釈していいんだな!?▼~
:[オロチ]|そ、そそそうじゃな!~
もうこれで大丈夫なはずじゃ!▼~
:[オーディン]|よーし!!~
じゃあ早速、試してくるぞ!!▼~
ふっ…心なしか凄まじい魔力が~
体に満ちている感覚だ…▼~
血が…血が騒ぐ…!!~
新たなる呪術よ…我が御霊に降臨せよ!!▼~
:[オロチ]|い、今から試しに行くのかえ?~
む、むぅ…行ってしまったのう…▼~
:[オーディン]|嘘つき! オロチの嘘つき!!~
ぜんぜん成功しないじゃねーかよー!▼~
:[オロチ]|お、おかしいのう…~
呪難の運命からは解放されたはずじゃが…▼~
:[オーディン]|でも、成功しなかったし!!~
ぜんぜんダメだったし!▼~
この術を唱えれば~
相手の動きが止まるはずなのにー!▼~
:[オロチ]|それはほれ…~
オーディンの実力が足りないからで…▼~
:[オーディン]|もしかして貴様…~
やはり俺を騙して利用したのか?▼~
:[オロチ]|そ、そ、そ、そんなこと~
あるわけなかろう?▼~
:[オーディン]|オロチ…▼~
:[オロチ]|そ、そうじゃ!~
わらわで新しき呪術を試すがいい!▼~
:[オーディン]|へっ?▼~
:[オロチ]|とにかく、わらわにその術をかけるんじゃ。~
今、ここでじゃぞ?▼~
:[オーディン]|…………▼~
深淵より目覚めし冥府の精霊よ…~
我の命ず儘に時を止めよ!!▼~
必殺…▼~
アウェイキング・ホールト・ヴァンダーー!!▼~
:[オロチ]|おわー!?~
急にうごけなくなったー!▼~
か、からだの自由がきかぬー!~
ものすごくつよい呪術じゃー!▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[オロチ]|ほ、ほれ、この通りじゃ。~
新しい呪術に成功したじゃろ?▼~
つまり、呪難の運命からは~
確かに解放されたということじゃな。▼~
:[オーディン]|…なるほど。▼~
貴様に騙されるという~
呪難だったわけだな…▼~
***支援A [#b313f6a8]
:[オロチ]|オーディン。▼~
先日は騙して悪かったのう。~
そなたの言った通りじゃ…▼~
集めてもらった薬草は~
わらわが欲しかった物なのじゃ…▼~
:[オーディン]|そのことなら気にしていない。~
確かに呪術は成功しなかったが…▼~
あれはそもそもの術式に無理があった。▼~
それに気付けただけでも、~
俺としては騙されて大満足だ。▼~
:[オロチ]|ははははっ。~
そなたは気持ちが良い男じゃな。▼~
:[オーディン]|でも、今度からは~
騙さなくてもいいぞ。▼~
薬草くらいなら、~
頼まれれば採りに行ってやろう。▼~
:[オロチ]|そなたは本当に人がいいんじゃのう。~
だから、呪術にも失敗するんじゃろうな。▼~
:[オーディン]|ええっ? 人がいいから~
呪術に失敗するのか?▼~
:[オロチ]|失敗の一因には~
なっておると思うぞ?▼~
相手の気持ちを考えるあまり、~
人を本気で呪うことをしておらぬ。▼~
人に対する呪いには…~
それ相応の憎悪や殺意が必要じゃからな。▼~
:[オーディン]|な、なるほど…~
では今度、試してみるとしよう。▼~
:[オロチ]|うぷっ…~
うぷぷぷぷっ…▼~
:[オーディン]|オロチ?~
なんで笑うんだよ?▼~
:[オロチ]|他人を本気で憎むことなど…~
優しいそなたには無理じゃと思うがのう。▼~
:[オーディン]|そ、そんなことはない。~
俺は漆黒のオーディン。▼~
世を憎み、人を憎むことなど造作も…~
造作も…▼~
…なくはないかもしれん。▼~
俺には無理だ。~
人を本気で憎むなんて。▼~
:[オロチ]|そうじゃろうな…▼~
なのになぜ、~
呪術師などやっておるのじゃ。▼~
:[オーディン]|かっこいいからだ。▼~
:[オロチ]|む?▼~
:[オーディン]|昔は剣の道を究めていたが…~
そろそろ別のロマンを追い求めたくなってな。▼~
まあ、他にも理由はあるが…~
全ては語らないでおこう。▼~
要するに、なんかビビッと来たんだ。▼~
:[オロチ]|そ、そうなのか…▼~
まあ、本人が満足しているなら~
わらわがとやかく言えたことではないな。▼~
:[オーディン]|オロチはどうして呪い師に?▼~
:[オロチ]|わらわは…~
昔から、そういう家系だったのじゃ。▼~
おかげで周りの者たちからは奇異な目で~
見られることも多かった…▼~
ミコト様や王城の方々は別だったがのう。▼~
:[オーディン]|…そうか。▼~
奇異な目で見られるというのは~
俺もわかる気がする。▼~
:[オロチ]|まあそれは、まじないや呪いなど~
得体の知れないものを扱う者の宿命じゃ。▼~
何かあったら、わらわに言うが良い。~
同じ宿命を持つ者として、話を聞くぞえ?▼~
:[オーディン]|本当か!~
感謝するぞ、オロチ。▼~
これからもよろしく頼む。~
白き夜の呪い師よ…▼~
:[オロチ]|うむ。暗き夜の呪術師よ。~
こちらこそよろしく頼むぞ。▼~
***支援S [#z369e99c]
:[オーディン]|オロチ。少しいいか?▼~
:[オロチ]|オーディン。~
わらわに何か用かのう?▼~
:[オーディン]|今日は大事な話があって来た。▼~
我が名は漆黒のオーディン…~
真の暗闇を体現せし者だ。▼~
だが漆黒は、純白と共にあってこそ~
その色を強めるもの…▼~
ゆえに、我が対極となる者こそ~
我が永遠の半身となる宿命にある…▼~
:[オロチ]|半身…?▼~
:[オーディン]|ああ。▼~
つまり、漆黒は俺、~
純白はオロチの例えなわけだ。▼~
貴様にならわかるはずだ…~
この言霊の意味が…▼~
:[オロチ]|! なるほどな…!~
暗夜と白夜の呪い師同士、▼~
相棒となり闘おうということじゃろう?▼~
:[オーディン]|そ、そう来たか…!▼~
:[オロチ]|違うのか?~
半身なのじゃろう?▼~
:[オーディン]|た、確かに先程の表現だと~
そうとらえても仕方ないが…▼~
違う…違うんだ…!!▼~
我が永遠の半身とはつまり~
結婚の暗喩でだな…!▼~
:[オロチ]|け、結婚じゃと…!?▼~
:[オーディン]|ああ。俺はオロチのことが~
好きになってしまった。▼~
:[オロチ]|うぷっ…~
うぷぷぷぷぷっ…▼~
オーディン。あまり冗談を言って~
わらわを笑わすでないぞ?▼~
:[オーディン]|…………▼~
:[オロチ]|…えっ?~
ほ、本気なのかえ?▼~
:[オーディン]|ああ。~
俺はお前を愛してしまった。▼~
そのお茶目な性格も、~
まじないに対する思いも…▼~
全てが愛おしい。~
お前の全部が好きになってしまったんだ。▼~
:[オロチ]|そ、そんな…▼~
わらわは…~
そんなことを言われるのは初めてじゃ…▼~
:[オーディン]|すまん…~
驚かせてしまったな。▼~
:[オロチ]|あ、当たり前じゃ…~
心臓の鼓動が激しすぎて…▼~
体が思うように動かぬ…~
まるで、呪いにでもかかったような心地じゃ…▼~
:[オーディン]|悪いが、呪いは使ってない。▼~
俺が人を本気で呪えないことは~
オロチが一番よく知ってるだろ?▼~
:[オロチ]|うむ…~
そうじゃったな。▼~
じゃが、わらわはとっくに…~
そなたに心を呪われておったのかもしれぬ。▼~
わらわもそなたを…~
好いておったからの…▼~
:[オーディン]|ほんとか!~
やった…! すげー嬉しい!!▼~
オロチ…~
俺と結婚してくれるか?▼~
:[オロチ]|もちろんじゃ。▼~
:[オーディン]|ありがとう、オロチ。~
これからは未来永劫、一緒だからな。▼~
:[オロチ]|わかっておる。~
この呪いは、一生ものじゃ。▼~
死してもなお解けぬ、~
永遠の絆じゃぞ…!▼~
**ニュクス [#mbcfdf96]
***支援C [#ha349271]
:[オロチ]|ニュクスよ!~
ニュクスはおらぬか!▼~
:[ニュクス]|大声で呼ばなくても聞こえているわ。~
もう少し静かにしてもらえる?▼~
:[オロチ]|おお、ここにおったのか。~
実はそなたに話があるのじゃ。▼~
:[ニュクス]|そう…でも私は白夜の人とは~
あまり関わりたくないの。▼~
どうしてもというのなら~
必要最低限のことを手短にね。▼~
:[オロチ]|では、単刀直入に言おう。~
わらわと勝負をしてもらおうか。▼~
:[ニュクス]|…え?▼~
:[オロチ]|呪術を使うなど、そなたはわらわと~
やることがかぶっておるのじゃ。▼~
これでは、わらわの呪い師としての~
役割が軽んじられてしまう…▼~
わらわはもっと仲間たちに~
頼ってもらいたいのじゃ。▼~
:[ニュクス]|そう…~
でも、私には関係ない。▼~
というか、興味もないわ。▼~
:[オロチ]|なぬ…!?▼~
:[ニュクス]|そもそも、同じ呪術を扱うと言っても~
白夜と暗夜じゃ色々と内容も異なるわ。▼~
そこまで気にする必要は~
ないと思うのだけれど?▼~
:[オロチ]|むむむ…違うのじゃ。~
わらわが気にしておるのはそれだけではない。▼~
:[ニュクス]|じゃあ何よ…▼~
:[オロチ]|わらわとそなたは、同じ呪術師ではあるが~
中身というか…性格が違うであろう?▼~
見た目で言えばわらわの方が年上であるのに…~
話してみればそなたの方が大人びておるという。▼~
まじないを頼むならそなたの方が頼りに~
なりそうなどと言いだす輩がおったのじゃ。▼~
:[ニュクス]|ああ、なるほど…~
だから機嫌が悪いのね。▼~
まあ、中身が大人びているっていうのは~
本当にそうだから間違ってないと思うけど。▼~
:[オロチ]|なに…!? ならばやはり、~
そなたとは勝負をせねば…!▼~
わらわの方が呪術師として優れておると~
証明してみせるからのう! 覚悟しておれ!▼~
:[ニュクス]|はあ…面倒なことになったわ。▼~
***支援B [#wb6ffada]
:[オロチ]|さあ、ニュクスよ…▼~
わらわと呪術師の尊厳をかけた~
勝負を仕様ではないか。▼~
何で勝負するのが良いかのう?~
薬作りか? それともまじないのかけあいか?▼~
:[ニュクス]|勝手に盛り上がっているところ~
悪いけれど…▼~
私はこの前も言ったように、~
そんなことに興味がないの。▼~
だから、勝負はしないわ。▼~
:[オロチ]|ふっ、それは怖気づいておるのかのう?▼~
:[ニュクス]|そんな安い挑発には乗らないわ…~
私は本当に面倒なだけ。▼~
それに私は、勝負なんかしなくても~
貴方のことを呪術師として認めている。▼~
:[オロチ]|ん…? なんじゃと?▼~
:[ニュクス]|貴方の呪術に対する姿勢は、~
私から見れば十分尊敬に値するわ。▼~
そんなに若いのに真摯に呪術に向き合えて、~
羨ましいぐらい…▼~
:[オロチ]|わ、若いじゃと?~
どうみてもそなたの方がわらわより若いが…▼~
すまぬ、ニュクス。~
話が見えぬのじゃが…どういうことじゃ?▼~
:[ニュクス]|…………▼~
そうね。呪術を扱う者同士だし、~
貴方には話してもいいわ。▼~
私は幼い頃から呪術の才能が飛びぬけていて…~
当時の私は、その力を過信していたの。▼~
そして、遊び半分で呪術を使いすぎた私は、~
強力な呪いの代償で、成長が止まってしまった…▼~
:[オロチ]|…!!▼~
:[ニュクス]|だから、本当は私…~
見た目よりも随分と歳を重ねているの。▼~
ふふっ、~
大人びているなんてよく言ったものね。▼~
:[オロチ]|ふむ…そなたには~
そのような過去があったのじゃな。▼~
:[ニュクス]|そうよ。だから、呪術師としての分別は~
貴方の方がわきまえていると思うわ。▼~
:[オロチ]|じゃが、同業のわらわも他人事ではない。~
そなたの話、身につまされる思いじゃ。▼~
とは言え…いつまでも~
後ろ暗く考えずとも良いのではないか?▼~
:[ニュクス]|なぜ?▼~
:[オロチ]|昔は遊び半分だったにしても、その事件以降は~
己の力を人のために役立ててきたのであろう?▼~
ならば、そなたの力で助けられた者も~
少なからずおるはずじゃ。▼~
ニュクスよ…そなたはもっと~
自信を持つべきじゃと思うぞ。▼~
:[ニュクス]|…その言葉、~
なんだか貴方らしいわね。▼~
:[オロチ]|ふふん、褒めても何も出ぬぞ?▼~
:[ニュクス]|別に…褒めてるわけじゃないわ。~
思ったことを言っただけ。▼~
:[オロチ]|お? もしかして照れておるのか?~
何だ、可愛いところもあるではないか~。▼~
:[ニュクス]|…年上をからかわないで。▼~
でも、ありがとう…オロチ。~
その言葉で少しだけ、気が軽くなったわ。▼~
***支援A [#gb2dbba1]
:[オロチ]|ニュクスよ、少しいいか?▼~
:[ニュクス]|あら、オロチ。▼~
どうしたの?~
やっぱり私と、勝負をしたくなった?▼~
:[オロチ]|いや、先日の件はもうよいのじゃ。▼~
むしろ、同じ呪術を扱うもの同士、~
もっと仲良くせねばと思ってのう。▼~
暗夜の呪術の技術も学んでみたいし~
これからはたくさん話をしようではないか。▼~
:[ニュクス]|そう…~
勝負を挑んだり、仲良くしようと言ってきたり…▼~
貴方って調子がいいわね。▼~
:[オロチ]|ふっふっふ、~
柔軟性があると言ってほしいものじゃ。▼~
:[ニュクス]|ふふっ…でも、そうね。~
貴方となら話をしてみてもいいかもしれない。▼~
貴方を見ていると、私の悩みなんて~
ちっぽけなのかもと思えるしね。▼~
:[オロチ]|…どういうことじゃ?▼~
:[ニュクス]|私は贖罪のため、~
白夜の人との交流を避けてきた…▼~
でも、その考えをまっすぐ受け止めて~
励ましてくれたオロチの言葉は嬉しかったから。▼~
:[オロチ]|ニュクス…▼~
:[ニュクス]|小さい頃に貴方のような人と出会えていたら…▼~
私ももっとましな人生を歩めていたかも~
しれないということよ。▼~
きっと貴方なら、幼い頃の慢心した私を~
真剣に叱ってくれたと思うから…▼~
:[オロチ]|そうか…▼~
ニュクスの言う過去はもう変えられぬが、~
未来のことについてはわらわがついておるぞ。▼~
これからは安心してわらわを頼るがよい。▼~
:[ニュクス]|ふふっ、わかったわ。▼~
見た目と中身に差があるという点も、~
お互い似ているしね。▼~
:[オロチ]|そ、それはもしや…わらわの中身が~
子供っぽいと言いたいのか!?▼~
:[ニュクス]|あら、わかっているじゃない。▼~
:[オロチ]|な、なんじゃとー!~
ニュクスよ…先ほどの言葉は撤回じゃ!▼~
やはり、そなたとは決着をつけねば~
気が済まぬぞー!▼~
:[ニュクス]|ふふっ、そこまで言うなら~
少しは相手をしてあげようかしら…▼~
**ラズワルド [#u954745a]
***支援C [#n23abccd]
:[オロチ]|ラズワルドよ。▼~
:[ラズワルド]|オロチ、どうしたの?▼~
:[オロチ]|そなたは暗夜王国でも指折りの~
剣の使い手だそうじゃな。▼~
その腕前で、次期国王の臣下まで~
登りつめた猛者だと聞いておるぞ。▼~
:[ラズワルド]|え?~
そんな…猛者だなんて。▼~
褒められると、恥ずかしいよ…▼~
:[オロチ]|なんじゃ、そんなに照れて。~
そなた、かわいい奴じゃのう。▼~
:[ラズワルド]|か、かわいい?▼~
どうせなら、~
かっこいい方がいいんだけど…▼~
:[オロチ]|まあ良いではないか。~
あまり気にするでない。▼~
それよりも、~
そなたに相談ごとがあるのじゃ。▼~
わらわと二人で共演せぬか?▼~
:[ラズワルド]|共演?▼~
:[オロチ]|そうじゃ。▼~
白夜のわらわと暗夜のそなたが~
せっかく味方同士になっているのじゃから…▼~
両国の戦士が共演し、~
何か出し物でみんなを楽しませようぞ。▼~
:[ラズワルド]|それはいいね。~
みんなに楽しんで貰えるなら大賛成だよ。▼~
でも、具体的に何をするの?▼~
:[オロチ]|そこまでは詰めておらん。~
よければそなたにも考えてもらいたいのじゃ。▼~
:[ラズワルド]|うーん…▼~
そうだ、二人で踊ってみるのはどう?▼~
手と手を取り合った振り付けで、~
暗夜と白夜の仲の良さを表現して…▼~
:[オロチ]|…下心が見え見えじゃ。~
それに、わらわは踊れぬ。▼~
:[ラズワルド]|そ、そっか…~
じゃあ駄目だね。▼~
他に何か…▼~
:[オロチ]|せっかくじゃから、~
縁起のいいことがいいのう。▼~
:[ラズワルド]|縁起のいいこと…か。~
よし、さっそく考えてみるよ。▼~
:[オロチ]|うむ、よろしく頼んだぞ。▼~
***支援B [#j3a7d247]
:[オロチ]|ラズワルド。~
共演の件はどうじゃ?▼~
:[ラズワルド]|うーん…~
考えてはいるんだけど…▼~
オロチの言う縁起のいい出し物に~
ふさわしい案はまだ出ないなあ…▼~
:[オロチ]|そうか。~
まああせらずとも良い。▼~
わらわの出し物は、やはり占いがいいと~
思っているところじゃ。▼~
:[ラズワルド]|占い?▼~
:[オロチ]|そうじゃ。▼~
絵札による占いが~
わらわが最も得意とするところじゃ。▼~
そこで、今回の出し物の指針になればと~
わらわたちの未来を占ってみると…▼~
…見るがいい。~
こんな並びが出たのじゃ。▼~
:[ラズワルド]|これは…花の絵札が六枚?▼~
:[オロチ]|そうじゃ。~
わらわたちの未来は花、花、花、花、花、花。▼~
こんな結果は滅多に出ない。▼~
最高に縁起のいい、~
前途洋々の結果じゃった。▼~
:[ラズワルド]|なるほどね。~
そうなると、僕はどうすべきか…▼~
花は確かに縁起がいいんだけど…~
共演する題目としては…うーん…▼~
:[オロチ]|難しく考えることはない。~
暗夜の強者として、気楽にバーンと…▼~
:[ラズワルド]|バーン……バーンか……▼~
…あっ!!▼~
:[オロチ]|何か思いついたのか?▼~
:[ラズワルド]|うん!~
昔、見た事があるんだ…▼~
変わった色の炎を使った出し物を。▼~
あの時は確か、燃やすものによって~
違う色になるって言ってたような気が…▼~
:[オロチ]|炎…?~
それが花とどう関係するのじゃ。▼~
:[ラズワルド]|えへへ…~
それはまだ内緒。▼~
でもオロチの力も借りるから、~
きっと素敵な共演になるよ。▼~
今度こそ、下心は一切ないから~
安心してよね。▼~
:[オロチ]|ああ、その点は信じておるぞ。▼~
そなたにはわらわと違う才がある。~
だから声をかけたのじゃ。▼~
どんな形でもきっと見事なものになる…~
楽しみにしておるからな。▼~
:[ラズワルド]|ありがとう、オロチ…!▼~
***支援A [#qa9fe84c]
:[オロチ]|ラズワルド?~
団子など作って何をしておる?▼~
:[ラズワルド]|今夜の出し物のために、~
準備をしてるところだよ。▼~
:[オロチ]|…おお、わかったぞ!▼~
わらわの占いが花じゃったから、~
そなたは団子!▼~
花より団子というわけじゃな?▼~
ではどれ…~
珍しい色じゃが、一つ味見を…▼~
:[ラズワルド]|わわっ、待って!~
これは食べ物じゃないよ!▼~
:[オロチ]|そうなのか?~
では何なのじゃ、これは…▼~
:[ラズワルド]|もうすぐわかるよ。~
夜まで楽しみに待ってて。▼~
:[オロチ]|そうか…▼~
ではわらわはカムイ様たちに~
声をかけてくるぞ。▼~
:[ラズワルド]|あ、ちょっと待って。▼~
オロチ…このお団子にまじないを~
込めてほしいんだ。▼~
今夜の出し物、上手くいきますようにって。~
そういうの、できる…?▼~
:[オロチ]|心願成就のまじないじゃな?~
もちろん、わらわにかかれば朝飯前じゃ。▼~
ふんっ!!▼~
:[ラズワルド]|…ありがとう。~
じゃあ、夜にまた会おうね。▼~
:[オロチ]|ああ、また後でな。▼~
(暗転)~
:[オロチ]|ラズワルド、夜になったぞ。~
カムイ様たちはみんな向こうで待っておる。▼~
:[ラズワルド]|わかった。~
じゃあ始めよっか。▼~
:[オロチ]|む? ここでやるのか?~
わらわは何をすればいい?▼~
:[ラズワルド]|オロチはここで見てて。~
今から火を点けるからさ。▼~
:[オロチ]|ほう…そう言えば、~
炎がどうとか言っておったな。▼~
:[ラズワルド]|うん。~
焚火から火を移して…っと。▼~
…えいっ!!▼~
(花火が打ちあがる音)~
:[オロチ]|…こ、これは!?~
もしや…花火か!?▼~
:[ラズワルド]|そう。オロチの絵札には~
花、花、花、花、花、花って出ただろう?▼~
だからこうして…~
夜空に描いたらいいかなあって。▼~
:[オロチ]|で、では…昼間わらわが見た団子は~
もしかして…▼~
:[ラズワルド]|うん、花火の玉だよ。~
作るのかなり苦労しちゃった。▼~
でも、こんなにうまく咲いたのは…▼~
さっきオロチがかけてくれた~
おまじないのおかげだね。▼~
:[オロチ]|ラズワルド…ありがとう。~
これは最高の花じゃ…▼~
:[ラズワルド]|お礼を言うのは僕のほうだよ。~
ありがとう、オロチ。▼~
君のおかげで素敵な出し物ができた。▼~
二人で手を取り合って踊るより、~
ずっといい出し物がね。▼~
:[オロチ]|ははは。~
そんな案もあったのう。▼~
きっと向こうで、カムイ様たちも~
楽しんでおられるじゃろう。▼~
…では、わらわはカムイ様たちに~
花の意味を伝えてくるとしよう。▼~
:[ラズワルド]|うん、頼んだよ。▼~
(オロチ退場)~
…ふぅ。せっかくだからひとつ、~
白夜のかけ声でも叫んでおこっかな。▼~
たーーーまやーーーー!!▼~
***支援S [#x43db38b]
:[オロチ]|ラズワルド。▼~
あのあとカムイ様たちと話したんじゃが、~
かなり評判がよかったぞ。▼~
白夜も暗夜もなく、みんなで~
つかの間の休息を楽しんだそうじゃ。▼~
:[ラズワルド]|それはよかった。~
オロチのおかげだね。▼~
:[オロチ]|そんなことはない。~
わらわにはひねり出せない案じゃった。▼~
わらわとそなた、~
二人の結びつきがあってこそじゃ。▼~
:[ラズワルド]|そうだね。▼~
…………▼~
ねえ…オロチ。▼~
:[オロチ]|なんじゃ?▼~
:[ラズワルド]|この前の札ってさ、~
僕たちの未来を占ったものなんだよね?▼~
それって…この前の花火が終わったら~
無効になっちゃうのかな?▼~
この先もずっと…僕たちの未来が~
あんな風に明るいってことにはならないの?▼~
:[オロチ]|ん?▼~
:[ラズワルド]|えっと、僕としてはオロチとの未来が、~
この先も明るいといいなって思ってさ…▼~
ほ、ほら…なんとなくわからない?~
僕の言いたいこと。▼~
:[オロチ]|すまぬが、さっぱりじゃ…~
何の話じゃ?▼~
:[ラズワルド]|うぅ…恥ずかしいけど、~
はっきり言うしかないか…▼~
オロチ!~
これ…受け取ってほしいんだ!▼~
:[オロチ]|? これは…花束か。~
綺麗な六輪の花じゃのう。▼~
:[ラズワルド]|その…花を束ねてる茎の部分を~
よく見てくれないかな。▼~
:[オロチ]|!! 指輪…?~
ラズワルド、もしかしてそなた…▼~
:[ラズワルド]|うん。~
僕はオロチが好きなんだ。▼~
僕と…結婚してくれないかな。▼~
:[オロチ]|け、結婚?▼~
ははぁ、さっきの占いの話は~
これを言いたかったわけじゃな。▼~
:[ラズワルド]|うう…恥ずかしいから~
それを蒸し返さないでよ…▼~
:[オロチ]|…そなた、本当に可愛い奴じゃのう。▼~
:[ラズワルド]|茶化さないで。~
僕は真面目に告白してるんだけど。▼~
:[オロチ]|すまぬすまぬ。~
では、わらわも真面目に返させてもらおう。▼~
…ラズワルド。▼~
:[ラズワルド]|は、はいっ。▼~
:[オロチ]|先程の質問じゃが…~
わらわの占いの結果に明確な期日はない。▼~
それはつまり、捉えての気持ち次第で~
あの夜のことを指しているのか、▼~
この先のことを指しているのか~
好きに解釈して良いのじゃ。▼~
そしてわらわは…~
この先の未来永劫の結果であったと思いたい。▼~
:[ラズワルド]|そ、それって…▼~
:[オロチ]|…うむ。~
結婚の申し出、喜んで受けよう。▼~
:[ラズワルド]|ほ…ほんと!?▼~
:[オロチ]|ああ。わらわもそなたを慕っておったのじゃ。~
共に花火を見たあの夜からずっとな。▼~
まさに、~
胸に花が咲いたような気持ちじゃった…!▼~
:[ラズワルド]|よかった…~
ありがとう、オロチ…!▼~
僕、とっても嬉しいよ。~
必ず君を幸せにしてみせる。▼~
いつも笑顔でいられるように、~
君を守ってみせるからね!▼~
:[オロチ]|ありがとう、ラズワルド。▼~
わらわたちの未来は…~
前途洋々、花盛り。▼~
こんなわらわじゃが、末永くよろしく。▼~
わらわも、~
そなたのことを幸せにしてみせようぞ。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#g420032b]
- ニュクス×オロチ 呪術市になってますよ。 -- &new{2015-1...
#comment
ページ名:
[広告]
Amazon.co.jp