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会話集/支援会話/アクア
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*アクア(白夜)の支援会話 [#ga97e87f]
#contents
~
**マイユニット男性 [#a14de054]
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
~
**マイユニット女性 [#y35fcc0a]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
~
**サクラ [#d71f175f]
***支援C [#i2bfd1f2]
:[サクラ]|アクア姉様…▼~
:[アクア]|あら、サクラ。どうしたの?▼~
:[サクラ]|最近あまり…アクア姉様から~
聞くことがなくなった…と思いまして。▼~
:[アクア]|えっ?~
聞くって…何を?▼~
:[サクラ]|あの…その…~
こ、怖い…話、です…▼~
:[アクア]|ああ…なるほど。▼~
確かに戦争が激化してから、なかなか~
話せる機会はなくなってしまったわね。▼~
ふふふ…~
でもサクラったら相変わらず好きなのね。▼~
怪談話。▼~
:[サクラ]|す、す、好きなわけではないんです…!▼~
た、ただ…アクア姉様がああいう話をすると、~
聞き逃せなくなってしまうというか…▼~
気になってしまって…!▼~
:[アクア]|ふふふ…恐怖心というのは人間にとって、~
ある種の娯楽になると聞いたことがあるわ。▼~
昔話に怪談めいた小話が多いのも、~
そういった心理に基づいているんでしょうね。▼~
:[サクラ]|そうなんですね…▼~
:[アクア]|私たち二人は昔から大勢の人の前で~
話したりするのが苦手だったから…▼~
子供の頃はよく二人で部屋に籠って、~
怖い話をしたわね。▼~
:[サクラ]|うふふ…そうですね。懐かしいですね。▼~
:[アクア]|サクラったら涙目になって~
身体をブルブル震わせているくせに、▼~
続きを話してって何度もねだったわよね?~
最後には泣き出すのが目に見えてるのに。▼~
:[サクラ]|ううっ…! 小さい頃の話じゃないですか~!~
アクア姉様、それ以上は言わないでください~!▼~
:[アクア]|うふふふ…▼~
~
***支援B [#jb6a77f8]
:[サクラ]|アクア姉様。▼~
:[アクア]|あら、サクラ。怖い話でも聞きたくなったの?。▼~
:[サクラ]|も、もう…違いますよ!~
でも…▼~
:[アクア]|どうしたの?▼~
:[サクラ]|アクア姉様から聞いた話の中で、あの話が~
一番怖かったなぁって、思い出していました。▼~
:[アクア]|どんな話?▼~
:[サクラ]|ええと…暗夜のお城に出るという怪人の話です。▼~
:[アクア]|…………▼~
ああ、あれね!~
思い出したわ。▼~
そうそう、~
私が当時の女中から聞いた話で…▼~
ロビーに飾られた絵画に描かれた~
初老の紳士が、▼~
夜な夜な絵の中から抜け出してきて、~
女中たちを魔界へとさらっていくという…▼~
:[サクラ]|わーっ!! わーっ!!~
今話さなくてもいいです!!▼~
やっ、止めてください~!!▼~
:[アクア]|うふふ…そう、こんな逸話もあったわ。▼~
月のない夜のこと…ある女中が、~
真夜中に廊下を歩く音を聞いたらしいの。▼~
あんな夜中に足音なんて聞いたことないし、~
すごく印象的な音だったから覚えてたって。▼~
:[サクラ]|…………!▼~
:[アクア]|結局胸騒ぎがして朝になるまで眠れず、~
眠い目をこすって部屋を出てみると…▼~
城のみんながザワザワしてるんだって。~
そして、様子がおかしいの…▼~
なんと、その日の当直の女中が~
半分くらいしか集まっていなかった…▼~
:[サクラ]|…!▼~
:[アクア]|彼女は皆に聞いたらしいわ。~
あの子やあの子はどうしたのか?▼~
寝坊で遅刻してるのかって。~
そんなんじゃ執事長に大目玉を喰らう、って。▼~
で…周りの人たちは、~
彼女になんて答えたと思う?▼~
:[サクラ]|わ、わかりません…▼~
:[アクア]|…そんな子たちは知らないって。~
見たことも聞いたこともないって言ったのよ。▼~
:[サクラ]|ひ、ひぃっ…!▼~
:[アクア]|その女中は消えた者たちの形跡を追ったけど、~
何も見つからなかった。▼~
部屋ももちろんもぬけの殻…~
そんなときに思い出したそうよ。▼~
…絵画から抜け出した怪人が、人を~
存在ごと魔の世界へとさらうという話を…!▼~
:[サクラ]|ひ、ひぃいっ!!!▼~
:[アクア]|女中は怪人の足音を聞いたまま朝を迎えたから、~
連れていかれなかったんじゃないかってね。▼~
:[サクラ]|ううう…!~
だから止めてくださいって言ったのに…!!▼~
怖いですよ…怖すぎますよ…~
アクア姉様…!!▼~
:[アクア]|うふふ…そうは言いながらも~
サクラは結局、黙って聞き続けたわね。▼~
:[サクラ]|だ、だって…~
気になるじゃないですか~!~
も、もう! アクア姉様のせいで、~
今日の夜はお手洗いに行けなさそうです!▼~
:[アクア]|そう? なら一緒に付いていってあげるから、~
いつでも私に言いなさいね。▼~
:[サクラ]|こ、子供扱いはしないでください~!▼~
:[アクア]|うふふふ。▼~
~
***支援A [#w90c03f3]
:[アクア]|サクラ、どうしたの?~
何か物思いに耽っているようだけれど。▼~
:[サクラ]|は、はい…その…~
アクア姉様のことを、考えていたんです…▼~
:[アクア]|えっ? 私のこと?▼~
:[サクラ]|はい。この間の怖いお話…▼~
アクア姉様ったらとても楽しそうに~
お話しされていたじゃないですか…?▼~
:[アクア]|え、ええ…まぁ…サクラに怖がってもらえて~
楽しかったのは事実だけれど…▼~
:[サクラ]|私…昔からよく、~
アクア姉様がいつも塞ぎこんでいて、▼~
他人と仲良くしようとしないって…~
人が陰口を言っているのを聞いてきました…▼~
:[アクア]|サクラ…▼~
:[サクラ]|私はそんな心無い言葉を聞くたびに、~
違いますと何度も言いたかったんです…▼~
アクア姉様はとても楽しくおしゃべりできて、~
明るく笑える人なんだって…▼~
でも私には勇気がなくて…いつも~
その言葉を飲みこんでしまっていたんです…▼~
:[アクア]|サクラ…ありがとう。~
あなたは独りでそんな悩みを抱えていたのね。▼~
:[サクラ]|私、アクア姉様の良い所を~
もっと色んな人に知って欲しかったんです…▼~
でも私にはその勇気がなかった…~
私は酷い…妹です…▼~
:[アクア]|そんなことはないわ。~
私のほうこそ悪かったもの。▼~
あなたの気持ちに気づけなかっただけでなく、~
あなたに心配までかけてしまった…▼~
これは全部、自分の殻を破ろうとしなかった~
私自身のせいなのよ。▼~
:[サクラ]|アクア姉様…▼~
:[アクア]|サクラ、これからは私も色々な人と~
お話できるようにするわ。▼~
皆と打ち解けられるよう、自分のことを~
知ってもらえるように努力してみる。▼~
:[サクラ]|は、はい…▼~
:[アクア]|だからサクラも一緒に勇気を出して、~
一歩前進してみましょう。▼~
ね、二人一緒なら怖くないでしょう?▼~
:[サクラ]|はい、もちろんです!~
アクア姉様…!▼~
:[アクア]|ふふふ、ありがとう。サクラ。~
あなたのような妹を持てて私は幸せよ…▼~
:[サクラ]|もちろん、私も同じ気持ちです!▼~
これからもよろしくお願いしますね、~
アクア姉様。▼~
~
**ツバキ [#ca6bafac]
***支援C [#ufacec5d]
:[アクア]|…………▼~
そこにいるのは…誰?▼~
:[???]|見つけたぞ…!▼~
:[アクア]|誰?~
あなたなんて知らないわ。▼~
:[???]|黙れ、アクア王女…~
そして大人しく死んでもらう!!▼~
きえええーーーっ!!▼~
:[ツバキ]|アクア様!~
大丈夫ですかー!?▼~
:[アクア]|ツバキ!!▼~
:[???]|くっ…余計な邪魔が入ったか!!▼~
:[ツバキ]|さて、どうするー?▼~
今のつばぜり合いで、~
大体君の実力はわかっちゃったよー。▼~
:[???]|なにっ!?▼~
:[ツバキ]|恐らく君は俺には勝てないだろうねー。▼~
あとここに来る前に人を呼んでおいたから、~
加勢がすぐに来るはずだよー?▼~
:[???]|チッ…覚えていろっ!!▼~
:[ツバキ]|ふぅ…アクア様、ご無事ですかー?▼~
:[アクア]|ええ、何ともないわ…▼~
:[ツバキ]|全く敵の刺客がこんなところにまで~
入ってくるなんてー。▼~
警備が完璧じゃなかったんですかねー?▼~
:[アクア]|…………▼~
:[ツバキ]|おおよそ敵の目的は、白夜の姫君の暗殺…~
といったところでしょうねー。▼~
こちらの士気の低下を謀っているんだと~
思いますー。▼~
:[アクア]|そうかもしれないし…~
違うかもしれないわね…▼~
:[ツバキ]|えっ?~
どういう意味ですか…?▼~
:[アクア]|い、いえ…何でもないわ。~
ツバキ、ありがとう。▼~
:[ツバキ]|いえ…▼~
アクア様の今の発言…~
どういう意味だろう…?▼~
~
***支援B [#c4bc91d3]
:[???]|今度こそ貴様の命、もらいうける!!▼~
:[ツバキ]|何度も懲りないなあー、君たちも。▼~
:[アクア]|…………▼~
:[???]|今回は一人ではない…!▼~
いかに護衛のお前が手練れとはいえ、~
この人数には敵うまい!!▼~
:[ツバキ]|はいはいー、そのセリフって~
負け犬になる前の常套句ってやつだよねー。▼~
はい、これで完了っと…▼~
アクア様すみません、撃退できましたけど…~
今回も取り逃がしちゃいましたね…▼~
:[アクア]|あなたが無事でいてくれたのなら、~
それで充分よ…▼~
:[ツバキ]|念のためアクア様の身辺の警護しておいて~
良かったですー。▼~
でもあいつら…~
敵軍にしてはちょっと様子が…?▼~
:[アクア]|…!!~
これは…▼~
:[ツバキ]|ん?さっきの敵兵が~
落としていったもののようですねー?▼~
何かの腕章…?▼~
:[アクア]|これは…この模様は白夜王家から~
連なる系譜の一族のものね。▼~
:[ツバキ]|ええーっ!?~
そ、そんなわけないですよー?▼~
:[アクア]|どこの分家一族かはわからないけど…~
少なくともこの模様は敵のものではないわ。▼~
…つまり白夜側からの差し金ということ。▼~
:[ツバキ]|そ、そんな…でもどうして…?▼~
どうして白夜の物が~
アクア様の命を狙うのでしょうか…?▼~
:[アクア]|王国の内部にも私のことを良くないと~
思う人間は少なくないということね…▼~
:[ツバキ]|た、確かに疑り深い兵はいますけど、~
それとこれとは話が別ですよ…!▼~
これは冗談ではすまされない…!▼~
:[アクア]|ええ…でも現に私のことを~
厄介者扱いしている人間がいる…▼~
そういうことなんでしょうね…▼~
:[ツバキ]|…何てことだ。▼~
:[アクア]|二回も助けてもらって…ツバキ、ありがとう。~
そして面倒をかけてしまって、ごめんなさい。▼~
:[ツバキ]|いや…そんなことは別に良いんですよ…~
問題はそこではないんですよ…▼~
:[アクア]|確かに…そうね…▼~
~
***支援A [#ka719855]
:[ツバキ]|アクア様、ただいま帰還しましたー!▼~
:[アクア]|ツバキ…任務は無事に成功したのね。▼~
:[ツバキ]|はい、アクア様を付け狙っていた~
裏切り者たちの勢力はこれで一掃できましたー。▼~
:[アクア]|何から何まで本当にありがとう…~
ツバキ、迷惑をかけてしまってごめんなさい。▼~
:[ツバキ]|いえいえ、与えられた仕事はきっちりこなしてこそ...
:[アクア]|…………▼~
:[ツバキ]|アクア様…▼~
あなたを狙う輩は討伐したというのに…~
どこか浮かないご様子ですね…▼~
:[アクア]|い、いえ…そんなことないわ。▼~
:[ツバキ]|そうは見えませんよー~
全部俺に吐き出しちゃってもいいですよー?▼~
:[アクア]|…………▼~
そうね…じゃあ少しだけ~
愚痴を聞いてくれる?▼~
:[ツバキ]|ええ、もちろんー。▼~
:[アクア]|私…暗夜にいたとき、~
暗夜王の臣下たちからさんざん白眼視されて…▼~
白夜に来てからも、やっぱり~
全員が認めてくれたわけじゃなくて。▼~
もちろん王家の皆は優しくしてくれたけど…▼~
自分は…嫌われ者の星の下にでも~
生まれたんだろうかって…▼~
少し卑下したくなっていただけよ。▼~
:[ツバキ]|そうですか…でもこれからは安心ですねー。▼~
:[アクア]|えっ?▼~
:[ツバキ]|俺ができる限りお傍でお守りしますからー。▼~
今回みたいな場合だけじゃなくて、~
アクア様を虐める奴らも許しませんよー。▼~
だから今後は~
俺に任せておけば万事解決ですよー。▼~
:[アクア]|でもあなたはサクラ直属の臣下でしょう?▼~
:[ツバキ]|サクラ様の姉君であれば、尚更ちゃんと~
お守りしなくちゃいけませんからねー。▼~
大丈夫ですー、完璧な俺ですから、~
お二人ともきっちりお守りしてみせますよー。▼~
:[アクア]|うふふ…ツバキにそう言われると、~
何だか安心しちゃったわ。▼~
:[ツバキ]|あははは、そう言ってもらえて~
俺も光栄ですー。▼~
~
***支援S [#o6adfc2c]
:[ツバキ]|アクア様、~
少しお時間よろしいですかー?▼~
:[アクア]|ツバキ…~
また護衛に来てくれたの?▼~
ありがたいけど、あなたの主君はサクラよ。~
守るなら私より、あの子を…▼~
:[ツバキ]|ええとー~
今日の用事はちょっと違うんですー。▼~
:[アクア]|えっ…じゃあ何かしら?▼~
:[ツバキ]|最初、俺はあなたのこと…~
色々な境遇に晒されてきた過去を▼~
少し可哀想に思って、~
守ろうとしていたのは認めます…▼~
:[アクア]|ツバキ…?▼~
:[ツバキ]|でもようやく今になって気づいたんですー。▼~
こんな辛い道のりだったにもかかわらず、~
あなたは決して自暴自棄にはならずに、▼~
強い気持ちで平和を目指してきた…▼~
俺は…~
そんなあなたに惹かれてるんだって…▼~
:[アクア]|そ、それって…▼~
:[ツバキ]|ええ、俺はあなたのことを愛しています…▼~
これからは愛する人として、~
あなたのことをお守りしたいです…▼~
:[アクア]|ツバキ…ありがとう。~
私もあなたのことが好き…▼~
いえ、好きというよりも~
これだけ何度もあなたに守られてきて、▼~
あなたのことを拒む理由なんて、~
私には一つもないのよ。▼~
:[ツバキ]|アクア様…▼~
:[アクア]|私もあなたになら全てを委ねてもいいって…~
これまでも何度も思っていたのよ。▼~
:[ツバキ]|ありがとうございます…~
じゃあこれからはあなたの一番近くで、▼~
あなたのこと…~
どんな悲しみからも守ってみせますね…▼~
:[アクア]|ええ、嬉しいわ。~
私…とても幸せよ。▼~
~
~
**サイゾウ [#l7be8a3a]
***支援C [#nce1ac27]
:[サイゾウ]|アクア様…▼~
:[アクア]|サイゾウ。どうかしたの?~
私の顔をジロジロ見て…▼~
:[サイゾウ]|周囲には誰もいない、か。▼~
…アクア様、~
この機会に一度言っておきます。▼~
俺は…あなたのことを~
信用していない。▼~
:[アクア]|サイゾウ…▼~
:[サイゾウ]|白夜王家の方々…特にミコト様からの~
ご寵愛が深かっただけに、▼~
これまで何も言ってはきませんでしたが、~
暗夜から来たあなたを、俺は正直疑っている。▼~
:[アクア]|ええ、そうみたいね。~
あなたの視線は無言でそう告げていた。▼~
私もそれには気づいていたわ。▼~
:[サイゾウ]|そうですか。ではなぜ俺のことを~
誰かに告げようとしないのです?▼~
あなたがリョウマ様にありのままを告げれば、~
俺の首は…飛ぶでしょうから。▼~
:[アクア]|別に…だってあなたの立場で私を見た場合、~
そう考えるのも当然だと思うもの。▼~
それに私はそういう境遇にいる人間だって、~
理解もしているつもりよ。▼~
:[サイゾウ]|…ならば忠告です。~
俺はもう、あなたに遠慮はしない。▼~
あなたが少しでも~
怪しい素振りを見せれば…▼~
その時は、俺のこの手で~
然るべき処置を取らせてもらいます。▼~
:[アクア]|ええ、そうね。~
せいぜい覚悟しておくわ。▼~
***支援B [#c1ee046f]
:[サイゾウ]|くっ…俺としたことが!▼~
うぐっ…!!~
足をやられたか…思うように動かん…▼~
:[アクア]|サイゾウ、大丈夫!?~
私を庇って怪我をするなんて…なんてこと…!▼~
あなた前に私を信用していないって、~
言ったじゃない…!?▼~
:[サイゾウ]|あなたを守ることも仕事のうち…~
他意はありません。▼~
それよりもアクア様…~
さっさと皆の陣地へと戻ってください!▼~
:[アクア]|そういうわけには行かないわ!~
あなたを置いてはいけない…▼~
幸いもうこの周辺には敵はいないから、~
あなたの介抱が先決よ…!▼~
:[サイゾウ]|だが…俺の傷は浅くない…~
このままではあなたの足手まといだ…!▼~
:[アクア]|足をやられたのね?~
出血も止まらないわ…▼~
動かないのなら、~
骨が折れているのかも…▼~
念のため縛っておかないと…▼~
:[サイゾウ]|ううっ…!▼~
:[アクア]|サイゾウ…痛むのね?~
ああ…どうすれば…▼~
…………▼~
もう、これしかないわね…▼~
:[サイゾウ]|ア、アクア様…?~
自らの服を破くなんて…一体何を…?▼~
:[アクア]|仕方ないでしょう?~
包帯代わりにこれを巻きつけるわ。▼~
:[サイゾウ]|アクア様…お、俺などのために…~
そのようなことを…▼~
っ!?~
アクア様…その傷痕は…?▼~
:[アクア]|あ、ああ…これね。ごめんなさい…~
見苦しいものを見せてしまって。▼~
:[サイゾウ]|い、いや…俺のほうこそすみません。~
見るつもりはなかったのですが…▼~
その痕は、あまりにも…▼~
:[アクア]|…………▼~
処置しながらでいいなら聞いてくれる?~
痛みが紛れるかもしれないから…▼~
これはね…私が暗夜にいたときに付いた傷…~
いいえ、付けられた傷ね…▼~
:[サイゾウ]|…付けられた?~
誰にですか?▼~
:[アクア]|当時子供だった私よりも少し年上の…~
暗夜の貴族の子供よ。▼~
向こうは軽い悪戯のつもりだったんだろうけど…~
結果的に私の身体には深い傷痕が残った。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
その子供たちを…暗夜を…~
恨んでいるのですか?▼~
:[アクア]|どうかしらね。~
もう許したといえば嘘になるけれど。▼~
どうにかしたいのは、人の心より…~
荒んでしまった国そのものなのかもしれないわ。▼~
:[サイゾウ]|そう…ですか…▼~
:[アクア]|さぁ、これで一時的な処置は済ませたわ。~
どう、歩ける?▼~
:[サイゾウ]|はい、何とか…▼~
:[アクア]|じゃあ肩を貸すから、つかまって。▼~
あなたとしては気に食わないかもしれないけど、~
この際我慢してちょうだい。▼~
さぁ、皆のところへ帰りましょう。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
***支援A [#eebc5900]
:[サイゾウ]|…アクア様。▼~
:[アクア]|あら、サイゾウ。どうしたの?▼~
:[サイゾウ]|この前は、~
申し訳ありませんでした。▼~
手当をしていただいた上、~
あなたの古傷を見てしまった。▼~
全て俺の不徳の致すところです…▼~
:[アクア]|別に気にしていないのに…~
そんなことを言いにわざわざ?▼~
:[サイゾウ]|はい。改めて謝罪しておくべきだと~
思いました。▼~
:[アクア]|謝罪…▼~
それよりもあなた、~
他に言うべき言葉はないの?▼~
:[サイゾウ]|えっ…?~
そ…それはどういう意味でしょうか?▼~
:[アクア]|私、別に謝ってほしくて~
あなたを助けたわけじゃないわ。▼~
だって、謝ってもらったって~
ちっとも嬉しくないもの。▼~
謝罪よりもまず言うべきは…~
感謝の言葉じゃないのかしら?▼~
:[サイゾウ]|!! 申し訳ありません…▼~
:[アクア]|もう、また謝ってるわ。▼~
:[サイゾウ]|すみませ…いや、その…~
…ありがとうございます。▼~
俺を気にせずに助け出してくださったこと…~
感謝しています。▼~
ですがそれ以上に、俺はアクア様に~
謝罪をすべきだと思ったのです。▼~
どれだけ謝っても足りないほどに…~
俺は失礼なことを言ってしまった。▼~
:[アクア]|ふふっ…サイゾウ、~
あなたの堅物さには呆れてしまうけれど…▼~
それでも私にとっては大事な仲間だということは~
変わらないわ。▼~
私に対して申し訳ないと~
少しでも思ってくれるなら…▼~
これからはもう少し私との距離を~
縮めてくれないかしら?▼~
私もそういうのは~
あまり得意ではないのだけれど…▼~
できるだけ、努力はするから。▼~
:[サイゾウ]|はい…もちろんです。▼~
俺はアクア様を仲間だと信じ、~
これから闘っていくことを誓います。▼~
***支援S [#l8454832]
:[サイゾウ]|…アクア様。▼~
:[アクア]|サイゾウ…またあの話?~
もう私は気にしていないのだけれど。▼~
:[サイゾウ]|いえ。女性の傷痕を見たからには、~
何かしらの協力はさせていただきたい。▼~
我らの里に、古傷を跡形もなく~
消すという薬があります。▼~
あれを今度お持ちするので、~
付けてみてはいかがでしょうか…?▼~
:[アクア]|いいえ。気持ちは有難いけれど…~
そんな薬があるなら他の皆に使って。▼~
それに…古傷と言うなら、あなたの~
目のほうがよほど深い傷じゃないの?▼~
:[サイゾウ]|これは…~
俺の身体に刻みつけておくべき傷なんです。▼~
これを治すなんて、~
俺の魂が許さない。▼~
それに…男と女では~
傷の持つ意味が違うでしょう?▼~
:[アクア]|あなた…~
少し男尊女卑の嫌いがあるんじゃない?▼~
:[サイゾウ]|それは…否定しません。▼~
ですが、だからこそその傷を見てしまった俺が~
責任を負いたいのです…▼~
:[アクア]|責任…?▼~
:[サイゾウ]|アクア様…俺と恋人になってください。▼~
:[アクア]|え…!?▼~
:[サイゾウ]|あなたの優しさに触れ、そしてその傷を見て、~
俺はあなたをこれから守っていきたいと…▼~
心の底から想いました。▼~
もちろん忍びとしての主君はリョウマ様と~
心に決めておりますが…▼~
今は…男としてはあなたを~
守っていきたいと、そう心に決めたのです。▼~
:[アクア]|それは…これまで私のことを信用してこなかった~
贖罪の意味も込められているの?▼~
:[サイゾウ]|それは…わかりません。▼~
ですが贖罪も傷を見たことも…~
全て含んであなたが…愛しいのです。▼~
:[アクア]|サイゾウ…▼~
…………▼~
…ありがとう。こんな私を信頼し、~
そして愛してくれて…嬉しいわ。▼~
:[サイゾウ]|で、では…!!▼~
:[アクア]|ええ。これほどまでに愛してくれる人を~
愛さない理由はないわ。▼~
一緒になりましょう。▼~
:[サイゾウ]|ありがとうございます…アクア様。~
俺の全てを賭けてお守り致します…!▼~
:[アクア]|ええ、私もよ。▼~
~
**ヒノカ [#kdfbc38a]
***支援C [#kb486c14]
:[ヒノカ]|アクア…すまん!▼~
:[アクア]|…ヒ、ヒノカ?~
いきなり、どうしたの…?▼~
:[ヒノカ]|あ、ああ…確かに唐突だったな…~
いや…その…!▼~
:[アクア]|いいから落ち着いて。~
あなたは仮にも私のお姉さんなのよ?▼~
:[ヒノカ]|あっ…あははは。▼~
すまない。~
これではどちらが姉かわからないな。▼~
:[アクア]|ふふっ…そうね。~
で、一体どうしたの?▼~
:[ヒノカ]|私は昔から…~
暗夜を打倒することや、▼~
カムイを取り戻すことばかり~
優先させて生きてきた…▼~
そのせいかお前のことをあまり気にかけて~
やれなかったと思ってな。▼~
今更それに気づき、お前に謝罪の一言でも~
言わねばと思ったんだ…▼~
:[アクア]|そんなことを言うためにわざわざ?▼~
それならリョウマやタクミ、~
サクラはどうなるの?▼~
:[ヒノカ]|きょうだいのことで言うなら~
リョウマ兄様の手助けはしてきたし、▼~
タクミやサクラは私から見れば~
少し頼りないからな…面倒は見てきたつもりだ。▼~
:[アクア]|つまり私だけ、あんまり面倒を~
見られていなかったということ……?▼~
:[ヒノカ]|そ、そういうわけではない!~
アクアも私の大切な妹だ。▼~
だが、共に過ごす時間が他のきょうだいより~
少なかったのではないかと思ってな…▼~
:[アクア]|ふふふっ…そんなこと、全然気にしないわ。~
大丈夫だから安心して。▼~
私はもともと、~
一人でいることが好きだったし…▼~
ヒノカはとても優しいから、私の気持ちを~
尊重してくれていたのでしょう?▼~
:[ヒノカ]|アクア…▼~
:[アクア]|ああ、そうだわ。~
私ずっと、ヒノカにあげたいものがあったの。▼~
:[ヒノカ]|えっ…?▼~
:[アクア]|昔ね…ヒノカの誕生日のお祝いに、天馬を~
あしらった小物を渡そうと思ったんだけど、▼~
その時あなたは天馬武者としての修行中で、~
いつも鬼気迫る感じだったから…▼~
水を差してはいけないと思って、~
渡しそびれていたのよ。▼~
:[ヒノカ]|アクア…お前はそんなことを…!~
私はなんと言って詫びれば良いのか…▼~
:[アクア]|もう、大袈裟ね。~
それぐらいのことで謝るのはよして。▼~
私も渡しそびれていただけだし、~
今回それを受け取ってくれれば嬉しいわ。▼~
いま取りに行ってくるから、~
ちょっとここで待っていて。▼~
:[ヒノカ]|アクア…▼~
~
***支援B [#b28c18ac]
:[ヒノカ]|よーし、アクア。~
今日は何でも好きな物を買ってやるぞー!▼~
:[アクア]|ヒノカ…上機嫌ね…▼~
:[ヒノカ]|ああ、こういう時ぐらい姉らしくさせてくれ!▼~
好きな物を何でもとは言ったが、一つだけとか~
ケチくさい事も言わないからな!▼~
安心して何でも姉にねだるがいい!▼~
:[アクア]|そ、そう言われても…~
特に私、欲しい物はないし。▼~
:[ヒノカ]|まぁ商店を見て回れば、~
欲しい物などいくらでも出てくるだろう。▼~
先日お前にもらった天馬の小物の~
お礼だからな。さぁ行くぞー!▼~
:[アクア]|え、ええ…▼~
:[ヒノカ]|お、おい…アクア。~
結局何も買わないまま帰ってきてしまったぞ?▼~
:[アクア]|ええ、そうね。▼~
:[ヒノカ]|そうねって…何も買わなかったんだぞ?~
それなのになぜお前はそんな満足げなんだ?▼~
:[アクア]|だって…ヒノカと二人きりで、~
こんなに長く過ごせたのって初めてでしょう?▼~
だからとても嬉しかったのよ…~
食事も一緒にできたし、色々な話も聞けたしね。▼~
:[ヒノカ]|だからって…元はお前にお礼を買うために~
出かけたはずだったのに…▼~
:[アクア]|ヒノカ…私はもう十分にお礼をもらえたわ。▼~
これまで姉妹らしく過ごせたことなんて、~
ほとんど無かったでしょう?▼~
だから今日みたいに二人でいられたことが…~
私にとって何よりの贈り物なのよ…▼~
:[ヒノカ]|アクア…お前というやつは…!▼~
:[アクア]|ちょ、ちょっとヒノカ…?~
突然抱きしめてくるなんて…どうしたの?▼~
:[ヒノカ]|いや…何でもない。~
しばらくこうさせていてくれ…▼~
:[アクア]|………………▼~
ふふっ…仕方ないわね。~
わかったわ、姉さん。▼~
~
***支援A [#adeaede9]
:[ヒノカ]|アクア…少しいいか?▼~
:[アクア]|ヒノカ、どうしたの?▼~
:[ヒノカ]|その…この間二人で出かけたことがな…▼~
お前は十分お礼になったと言ってくれたが、~
やはりそれでは私の気が収まらなくてな…▼~
:[アクア]|ヒノカったら…~
まだそんなことを気にしていたの?▼~
もういいとあれほど…▼~
:[ヒノカ]|これを…! 受け取ってくれ…!▼~
:[アクア]|…!!~
これは…火の形の…ペンダント?▼~
でも…これって…▼~
:[ヒノカ]|あ、ああ…すまん。~
歪な形をしているのは私の手作りのせいだ…▼~
:[アクア]|えっ?~
これはヒノカが自分で作ったものなの?▼~
:[ヒノカ]|ああ…お前は元々、~
水のペンダントを持っていたからな。▼~
それを対になるようなものが~
いいだろうと勝手に思ってな。▼~
自分ならやはり火ではないかと思い…~
作ってみた。▼~
:[アクア]|ヒノカ…▼~
:[ヒノカ]|こんな細かい作業をするのは~
苦手だとわかってはいたが…▼~
手作りをすることに~
意味があるんじゃないかと考えて、な…▼~
:[アクア]|…そうだったのね。▼~
:[ヒノカ]|どうかこれを受け取ってほしい…▼~
:[アクア]|も、もちろんよ…!~
ありがとう、ヒノカ…大切にするわ。▼~
:[ヒノカ]|そうか、良かった…▼~
:[アクア]|水のペンダントは母の形見…~
そしてこのペンダントは姉からの贈り物…▼~
私はこんなにも愛されて…とても幸せよ。▼~
:[ヒノカ]|ああ、これからはもっと幸せにしてやるからな。~
覚悟しておけ。▼~
:[アクア]|ええ、ありがとう。ヒノカ。▼~
~
~
**アサマ [#fb131221]
***支援C [#k7933ced]
:[アサマ]|…………▼~
:[アクア]|アサマ。さっきから私のことを~
じっと見て…何か用?▼~
:[アサマ]|アクア様…~
あなたに一度お伺いしたかったんです。▼~
:[アクア]|えっ?▼~
:[アサマ]|あなたは私たちの軍内で、~
重要な役目を担っていらっしゃる人物です。▼~
:[アクア]|な、何なの? 唐突に…?▼~
:[アサマ]|皆からの信頼もあり、そして立場としても、~
皆を導いていかなければならない…▼~
現にあなたは~
世界に平和を取り戻すため、▼~
常に尽力していらっしゃいますよね?▼~
:[アクア]|…………▼~
:[アサマ]|あなたは一見すると、私たちの軍における~
正義の御旗そのものです。▼~
しかし…その内面にはもっと別の…~
何かが潜んでいるのではないですか?▼~
:[アクア]|別の…何か?▼~
:[アサマ]|ええ…普段のあなたからは~
おおよそ予想もつかないような、▼~
暗く深く沈んだ心の闇…▼~
世界を守りたいと思いながらも、~
結局はなるようにしかならないのではという、▼~
どこか達観したような佇まい…~
そう、それはどちらかというと、▼~
私の側の人間に近いような印象です。▼~
:[アクア]|…………▼~
:[アサマ]|あなたからそういった冷めた胸中を~
感じてしまうんですが…どうです?▼~
:[アクア]|たとえそうだとしても…~
あなたに答える義理はないわ…▼~
:[アサマ]|おやおや…行ってしまわれましたね。▼~
***支援B [#x5b79e35]
:[アサマ]|やぁ、アクア様。~
ご機嫌いかがですか?▼~
:[アクア]|相変わらず、胡散臭いわね…▼~
私の機嫌なんて、~
本当はどうでもいいと思っているくせに。▼~
:[アサマ]|おや、よくご存じで。▼~
:[アクア]|…またあの話をするつもりなの?▼~
:[アサマ]|ええ、私はあなたの心の闇を~
どうしても知りたいんです。▼~
なにせ同類かもしれないわけですからね。▼~
:[アクア]|あなたと同類かどうかは知らないけれど…▼~
仮に私の心が、あなたの言うとおりだとしたら~
何だと言うの?▼~
:[アサマ]|それはもちろん、そのことを~
皆に伝えて楽しむつもりですよ。▼~
人の裏の顔は、興味深いですからね。~
ふふふっ…▼~
:[アクア]|そう…~
好きにすればいいわ。▼~
もっとも、私の心をあなたに話すつもりなど~
最初から無いけれど。▼~
:[アサマ]|あ、待ってください。アクア様。▼~
:[アクア]|何よ…?▼~
:[アサマ]|仮に真実を知った後も黙っていると~
約束すれば…教えてくださいますか?▼~
それで良いなら…私の心の奥に~
しまっておかなくもないですよ。▼~
:[アクア]|…………▼~
そんな曖昧な条件で答える利点が~
私には見当たらないわね。▼~
:[アサマ]|ふふふっ…いいですねぇ、アクア様。~
私はますます知りたくなってきましたよ。▼~
***支援A [#r2ec8d29]
:[アサマ]|やぁやぁ、アクア様。~
ご機嫌はいかがですか?▼~
:[アクア]|だから気にもしていないことを~
聞くのは止めてちょうだい。▼~
あなたが気にしているのは私の機嫌ではなく、~
私の心の内でしょう?▼~
:[アサマ]|いえいえ、ちゃんと気にしていますよ。~
あなたのご機嫌…あなたの心の健康を。▼~
:[アクア]|え?▼~
:[アサマ]|私は…こう考えているんです。▼~
あなたのご機嫌が優れないのは、~
あなたの塞ぎこんだ心のせいなのではと。▼~
:[アクア]|どういう意味?▼~
:[アサマ]|つまり塞ぎこんだ心が…~
あなた自身をがんじがらめにしているんですよ。▼~
あなたの心の内は解放されたがっている。▼~
時には悩みや苦しみ、心の悲しみを~
誰かに吐露することも必要なのではないですか?▼~
:[アクア]|解放ですって…?▼~
:[アサマ]|ええ、悩みは人に打ち明けることで、大抵は~
昇華されるものだと聞いたことがあります。▼~
:[アクア]|打ち明けることで…昇華される…▼~
:[アサマ]|神仏の教えにも、~
そういうものがあるんですよ。▼~
まぁ…私はそんなもの~
ぜんぜん信じていませんがね。▼~
:[アクア]|…………▼~
ふふっ…~
つまりは悩みを話せってこと?▼~
アサマは言い方が回りくどすぎるわ。~
最初からそう言ってくれれば良いのに。▼~
あなた…私を心配してくれていたのね?▼~
:[アサマ]|まあ、そうとも言えますけれど…~
別に好意的に受け止めなくても結構ですよ。▼~
最初はあなたの暗い表情を見ていて、~
イライラしていただけですから。▼~
:[アクア]|そうやってすぐに悪態をつくのね。▼~
:[アサマ]|悪態ではありませんよ。▼~
私は神仏に仕える者として、常に~
素直な気持ちを述べているだけです。▼~
:[アクア]|そう…じゃあ私も、~
素直な気持ちを述べてあげる。▼~
最初は正直、~
あなたのことが煩わしかった…▼~
けれど今は、少なからず~
心配してくれていたことがわかって嬉しいわ。▼~
これからはもう少し、~
人に頼れるよう努力する。▼~
…今はそんな返事でいいかしら?▼~
:[アサマ]|あなたの表情が健やかになるのなら、~
それで良いのではないでしょうか?▼~
:[アクア]|ふふ…ありがとう、アサマ。▼~
~
***支援S [#w41b81f4]
:[アクア]|アサマ…少し、いいかしら?▼~
:[アサマ]|アクア様、なんでしょう?~
そろそろ心の内を吐露する気になりましたか?▼~
:[アクア]|ええと…少し違うかもしれないけれど、~
私の話を聞いてもらえる?▼~
:[アサマ]|面白そうならば何なりと。▼~
:[アクア]|ふふっ…▼~
私は確かに…人から冷めているように~
見られているのは理解しているの。▼~
でも…世界を守りたい、皆と生き延びたいという~
想いは本当なのよ。▼~
あなたのことも皆のことも信じているし…~
これからも信じ続ける、って。▼~
:[アサマ]|あはははっ!~
やっぱりあなたは面白い人ですね!▼~
:[アクア]|え…?▼~
:[アサマ]|それくらい私には最初からわかっていますよ。~
あえて聞く必要もないと思っていました。▼~
:[アクア]|で、でも…あなた最初は!▼~
:[アサマ]|わかった上で、相手がどう取り繕うのか~
観察するのが好きなのですよ、私は。▼~
:[アクア]|…………▼~
呆れた…ふふっ。~
そういえばあなたはそんな人だったわね。▼~
:[アサマ]|まぁでも…これ以上は見ていられません。~
我慢の限界です。▼~
:[アクア]|我慢…?▼~
:[アサマ]|はい。これ以上、他人の距離から~
あなたを観察するのは飽きてしまいました。▼~
私はこれから、ずっとあなたの傍にいましょう。~
そしてあなたを守り続けますよ。▼~
:[アクア]|えっ…そ、それは…▼~
:[アサマ]|あなたが好きなんです。▼~
儚げで、壊れそうなあなたを~
これ以上見ていられないんですよ。▼~
だから…近くで守り続けたいんです。▼~
:[アクア]|アサマ…ありがとう。▼~
あなたがそうしてくれるなら…~
私は…少し甘えてもいい?▼~
:[アサマ]|まぁ私の気が変わらないうちは、~
好きにすればいいのではないですか?▼~
:[アクア]|ふふっ…またそうやって~
悪態をつくんだから。▼~
でも、私にはこんな風に…▼~
軽口を言い合えるような~
相手がちょうどいいのかも。▼~
アサマ…本当にありがとう。~
これからもよろしくね。▼~
:[アサマ]|ええ、こちらこそ。~
アクア様…▼~
~
**ツクヨミ [#m9e24e5f]
***支援C [#c24144ef]
:[ツクヨミ]|アクア、少し良いか?~
お前に訊きたいことがあったのだ。▼~
:[アクア]|ツクヨミ、何かしら?▼~
:[ツクヨミ]|私はこれまで一度も風の部族の住む村を~
出たことがなかった。▼~
こうして皆と共に旅をするようになり、~
世界はこれほどに大きく、▼~
様々なものに満ち溢れていることを知り、~
驚かされることがとても多いのだ…▼~
:[アクア]|そう…▼~
:[ツクヨミ]|お前は様々な場所で暮らしてきたと~
聞いたのだが、何か話を聞かせてはくれぬか?▼~
:[アクア]|話…?▼~
:[ツクヨミ]|ああ、この場所にはこんな名所があったとか、~
こんな人々が暮らしていたとか…▼~
その土地ならではの逸話というやつだ。~
沢山、面白い話があるのだろう?▼~
:[アクア]|そんな大層な話なんて…ないわ。▼~
:[ツクヨミ]|そんなわけないだろう?~
私でさえ既に驚きを感じているというのに、▼~
お前に何も無いわけないと思うのだが…▼~
:[アクア]|感じ方は人それぞれということね、~
ごめんなさい、何も協力できないくて。▼~
:[ツクヨミ]|い、いや…▼~
:[アクア]|じゃあ私、もう行くわね…▼~
:[ツクヨミ]|アクア…~
本当にそうなのだろうか…?▼~
~
***支援B [#aa71da23]
:[アクア]|ツクヨミ…▼~
:[ツクヨミ]|アクア、どうしたのだ?▼~
:[アクア]|この間はそっけない返事をしてしまって、~
ごめんなさい…▼~
:[ツクヨミ]|そんなこと、~
わざわざ謝ることではない。▼~
:[アクア]|そ、そう…▼~
:[ツクヨミ]|だが気になりはしたぞ?~
話したくないということは…▼~
お前は…転々とする生活が~
不満だったということなのだろう?▼~
旅をするのが嫌だったのではないか?▼~
:[アクア]|…………▼~
いえ。旅をすること自体に、というよりも、~
行く先々で起きたことに辟易してしまった…▼~
幼い私にとって辛いことが~
多かったというだけかしら。▼~
:[ツクヨミ]|そうか…私の質問で嫌な記憶を~
呼び覚ましてしまったというわけか。▼~
それは済まないことをしたな…▼~
:[アクア]|いえ、私が割り切れていないだけよ…▼~
:[ツクヨミ]|だが本当に楽しい記憶が~
全く無かったというのか?▼~
お前の心に残った幸せな出来事が、~
何一つとして無かったのか…?▼~
:[アクア]|…………▼~
そうね…~
もちろん全くないわけではないわ…▼~
たとえば暗夜の夜の景色…▼~
王城を中心として王都の街明かりが~
ポツポツと煌めいているのは…▼~
まるで地上に星々が落ちてきたようで、~
とても美しかったわ…▼~
:[ツクヨミ]|おおっ…!~
それは確かに見応えがありそうだな。▼~
:[アクア]|あとは~
旅の途中に立ち寄った海辺の街で、▼~
夜明けの景色を見たときは~
感動したわね…▼~
水平線から昇ってくる朝日に向かって、~
朝の漁に向かう船団が進んでいくの…▼~
あの光景には感動したわ。▼~
:[ツクヨミ]|アクアの話を聴いているだけで、~
その光景がまざまざと浮かぶようだ…▼~
心が高ぶってくるな…!▼~
世界にはまだ見ぬ素晴らしい場所が~
それほどに広がっておるのだな…!▼~
:[アクア]|…こんな話で良ければ~
また聞かせてあげるわ。▼~
:[ツクヨミ]|ああ、頼んだぞ!~
お前の旅の記憶を私にも聞かせてくれ!▼~
~
***支援A [#y35c2b54]
:[アクア]|…それでね。▼~
その二つの山は「めおと山」と言われていて、~
年に一度村同士で協力してお祭りを行うの。▼~
:[ツクヨミ]|なるほど…~
めおと、つまり夫婦という事だな。▼~
:[アクア]|ええ、そうね。▼~
あと…めおと山の近くには~
紫色の花々の咲く草原があってね。▼~
:[ツクヨミ]|紫の花々…何やら怪しげだな?▼~
:[アクア]|そんなことはないわ。~
香りがとても良い、とても美しい花だったわ。▼~
…また行ってみたいわね。▼~
:[ツクヨミ]|アクアがそう言うのなら、真実なのだろうな。~
うむ、私も行ってみたくなったぞ。▼~
:[アクア]|…………▼~
:[ツクヨミ]|アクア、どうしたのだ?~
突然黙って…▼~
:[アクア]|こうして改めて思い返してみると、~
私の旅の道中も…▼~
それほど悪い思い出ばかりじゃ~
なかったのかもしれないわね…▼~
:[ツクヨミ]|アクア…▼~
:[アクア]|ツクヨミ、ありがとう…あなたのおかげで、~
私はこれまでの事を色々見直せたわ。▼~
決して悪いことばかりの~
人生じゃなかったんだって…▼~
:[ツクヨミ]|そうかそうか、それは良かったぞ!▼~
アクアにそう言ってもらえて、~
私も鼻が高い…!▼~
:[アクア]|うふふっ…!▼~
ツクヨミ、あなたって本当に無邪気で~
純粋で…良い子なのね。▼~
:[ツクヨミ]|よっ…良い子だと!?~
私を子供扱いするでないー!!▼~
:[アクア]|うふふふっ…そういう風にすぐにむきになる所~
なんて、まさに子供っぽいでしょ?▼~
:[ツクヨミ]|むぅ~…▼~
~
***支援S [#je46f2d1]
:[ツクヨミ]|アクアよ。~
今少し時間はあるだろうか?▼~
:[アクア]|ええ。~
今日も旅の話を聞きたくなったの?▼~
:[ツクヨミ]|い、いや…~
今日はその話ではないのだ。▼~
:[アクア]|そうなの…?▼~
:[ツクヨミ]|…………▼~
:[アクア]|ツクヨミ、どうしたの?▼~
:[ツクヨミ]|お前から見れば私はやはり…~
まだ子供なのだと思う。▼~
:[アクア]|この間の事を気にしているのね?~
ごめんなさい、私…軽率だったわ。▼~
:[ツクヨミ]|い、いや…事実なのだから仕方ない。▼~
それよりも私は…~
いつか心身ともに大人になり、▼~
そしてアクアを守りたいと~
思っているのだ…!▼~
:[アクア]|えっ…そ、それは…▼~
:[ツクヨミ]|アクアを守れるような大人になって、~
世界が平和になった暁には…▼~
世界中を巡り、アクアが訪れた美しい場所を~
今度は二人で訪れて…▼~
アクアの嫌な思い出が全て消し飛ぶくらい、~
楽しい旅の思い出を作りたいのだ…!▼~
:[アクア]|ツクヨミ…▼~
:[ツクヨミ]|どうだろうか…?~
私の告白を受け入れてくれないだろうか…?▼~
:[アクア]|…………▼~
ええ、喜んで。▼~
:[ツクヨミ]|!アクア…!▼~
:[アクア]|私もあなたのおかげで自分の人生も~
まだ捨てたものではないって…▼~
幸せなことも沢山あったんだって…~
思うことができたわ。▼~
そしてこれからは二人でもっともっと~
幸せになりたい…そう思っているのよ。▼~
:[ツクヨミ]|そうか!良かった…!▼~
また子供扱いされて軽くあしらわれて~
しまうのかとヒヤヒヤしてしまったぞ…!▼~
:[アクア]|うふふ…心配性なのね。~
でも杞憂で良かったわね。▼~
私もちゃんと…あなたを見ていたいわ。▼~
:[ツクヨミ]|これからよろしく頼むぞ。アクア。▼~
:[アクア]|ええ、こちらこそよろしくね、ツクヨミ。▼~
~
**ヒナタ [#d8ef2193]
***支援C [#dc2d552b]
:[ヒナタ]|おっ、アクア様!▼~
ほらよっと!▼~
:[アクア]|ヒナタ、どうかしたの…って。▼~
わっ…突然何を投げてきたの?~
なにこれ?▼~
これは草…いえ、野菜…?▼~
:[ヒナタ]|はい、そうです。さっき露店で売ってたから買っと...
:[アクア]|もう…~
食べ物を投げたりしてはダメよ、ヒナタ。▼~
:[ヒナタ]|はーい、すみません。▼~
:[アクア]|けど、ありがとうヒナタ。~
食事の班に渡しておくわね。▼~
でもこの野菜は確か、~
まだ蓄えがたくさんあったはず…▼~
なのにどうして、~
わざわざこの野菜を買ったの?▼~
:[ヒナタ]|ええっ?そ、そりゃあもちろん、~
安かったからですよ…▼~
あと、露店の店番がすごく可愛…~
じゃなくて、いい人で…▼~
:[アクア]|へえ。その店番、どんな人だったの?▼~
:[ヒナタ]|ええっ?な、なんですかいきなり?~
野菜に関係ないじゃないですか?▼~
:[アクア]|いいから教えなさい。▼~
:[ヒナタ]|い、嫌ですよ…!~
別にどうでもいいじゃないですか!▼~
:[アクア]|というかもう、~
大体察しはついてるのだけれどね。▼~
…どうせその露天商は美人で、~
口八丁手八丁に言いくるめられて、▼~
この野菜を買わされたんでしょう?▼~
:[ヒナタ]|うっ、うへぇ…!?▼~
どどど…どうしてわかるんですか!?~
まさかアクア様…預言者!?▼~
:[アクア]|あなたの言動が単純すぎるのよ。▼~
まぁ野菜自体の品質がそんなに~
悪くないのがせめてもの救いだけど…▼~
:[ヒナタ]|でも仕方ないじゃないですか?▼~
綺麗な女の人に「買ってくれないと~
今日の晩ご飯が食べられらんです…」って、▼~
懇願された日にゃあ、~
買ってやるのが男ってもんでしょうよ!▼~
:[アクア]|そんなに堂々と言われると~
怒る気にもなれないわ…▼~
あなた、いつかそれで~
身を滅ぼさないようにね。▼~
:[ヒナタ]|あはは、何を言ってるんですか、アクア様。~
全然大丈夫ですって~!▼~
じゃ俺はこれで!!▼~
:[アクア]|し、心配だわ…▼~
~
***支援B [#f18f72fd]
:[賊]|ここが…奴らのアジトか。▼~
暗夜を出て数年…~
ついにアタシも栄華を取り戻す時が来たのね。▼~
:[ヒナタ]|ん…なんだ、お前!?~
お前みてぇな奴は見たことないぞ!!▼~
もしかして…敵か!?▼~
:[アクア]|ヒナタ…どうしたの?~
そんなに騒いで…?▼~
…っ!この子は…!?▼~
:[ヒナタ]|アクア様、こいつと顔見知りなんですか!?~
そういや…俺もどこかで…?▼~
って、あああーーーっ!!~
この間の露天商!?▼~
でも恰好が全然違うし…~
まさか敵の密偵だったのか?▼~
:[アクア]|あなた…確か暗夜王国の~
貴族の娘よね?▼~
どうしてこんなところで、~
賊の真似事なんてしているの…?▼~
:[賊]|フン…苦労を知らないお嬢様が~
独りで不思議がっているがいいわ。▼~
:[アクア]|暗夜で落ちぶれて…~
賊に成り下がったということ?▼~
ここに来たのは…密偵として私たちを調査し、~
敵に情報を売りとばすため?▼~
:[賊]|フフッ、相変わらず察しが良いわね。~
そんなところが昔から気に喰わなかったわ!!▼~
:[アクア]|…………▼~
:[賊]|あなた…アタシによく虐められてたわよね?~
今はどうなの?幸せに過ごしているの?▼~
ああ~イライラするわね!!だったら、~
もうちょっと…虐めておくんだったわ!!▼~
:[ヒナタ]|やいやい!!てめぇ黙って聞いてりゃ、~
野菜を買ってやった恩義も忘れて、▼~
アクア様に好き勝手いいやがって!!▼~
俺たちの陣にここまで侵入しておいて、~
無事に帰れると思うなよ!!▼~
:[賊]|フン…まんまと野菜を売り付けられて、~
そのまま追跡されたバカな男ね。▼~
:[ヒナタ]|なんだと!?▼~
:[賊]|それにアタシの仕事はあくまでも偵察!~
もう用は済んだわ!退散させてもらう!▼~
:[ヒナタ]|あっ!こら、待てっ!!!▼~
:[アクア]|ヒナタ!もういいの!~
追わないでも大丈夫よ…!!▼~
:[ヒナタ]|で、でも…!▼~
:[アクア]|あの人に何かできる力なんてないわ…▼~
それに今は別に、~
この陣の場所を隠しているわけじゃないし…▼~
:[ヒナタ]|しかしあの女…野菜売りと称して、~
この辺をウロチョロしていたってことですか?▼~
俺としたことがまんまと罠にハマったってことなんですね…▼~
すみません…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[ヒナタ]|アクア様…?▼~
:[アクア]|少し…独りにさせて。▼~
:[ヒナタ]|アクア様…▼~
~
***支援A [#ae415fe3]
:[アクア]|…………▼~
:[ヒナタ]|アクア様ー!▼~
:[アクア]|ヒナタ…どうしたの?▼~
:[ヒナタ]|へへへっ、これどうぞ。▼~
:[アクア]|これは…野菜?まさか、また~
店員の口車に乗せられてしまったの?▼~
:[ヒナタ]|まさか。俺だってちゃんと学習します。~
それはちゃんとした店で買ったんですよ。▼~
:[アクア]|うふふ…わかってるわよ。▼~
:[ヒナタ]|アクア様、あれ以来元気無さそうだったので、~
ちょっと珍しい野菜を買ってみました。▼~
白夜の山奥の清流にしか生えない、~
滋養強壮によく効く野菜なんですよ。▼~
:[アクア]|ありがとう…でも野菜を贈るだなんて、~
おかしなことするのね、ヒナタ。▼~
うふふ…▼~
:[ヒナタ]|アクア様が思ったよりも元気そうで、~
良かったです。▼~
:[アクア]|ええ…気にしていても仕方ないものね。▼~
:[ヒナタ]|あの女に…~
昔虐められていたんですか?▼~
:[アクア]|ええ…そうね。~
傍から見ればそう見えたかも。▼~
でも…あんな風になってしまって…~
なんだかあの子が気の毒だわ。▼~
:[ヒナタ]|いいじゃないですか。~
酷いことをした罰が当たったんですよ。▼~
:[アクア]|そんな風には割り切れないわ…▼~
:[ヒナタ]|す、すみません…▼~
でも今は戦時中ですから…~
色々ありますよ。▼~
:[アクア]|そうね…▼~
:[ヒナタ]|でも…過去は振り返らない事です!~
もちろん忘れろとは言いませんけど。▼~
:[アクア]|振り返らずに…でも忘れるな?~
なかなか難しいこと言うのね…▼~
ヒナタ、あなた私に何とかして~
良いことを言おうとしてない?▼~
:[ヒナタ]|うっ…ばれたか。▼~
でも、俺なんかの頭じゃいい言葉なんか~
そうそう浮かんでこないみたいです。▼~
:[アクア]|…うふふ、でも、ありがとう。~
少しだけ明るくなれた気がするわ。▼~
:[ヒナタ]|なら良かったです!~
野菜でも食べて元気になりましょうよ。▼~
:[アクア]|ええ、そうね。▼~
~
***支援S [#g5c49ee8]
:[ヒナタ]|アクア様!!▼~
:[アクア]|ヒナタ…ど、どうしたの?~
泥だらけじゃない…?▼~
それに、両手にたくさん持ってる野菜は…~
この間もらったものよね?▼~
山奥にしか生えないっていう…▼~
:[ヒナタ]|ええ、そうです!~
さっき取りに行ってきました!▼~
:[アクア]|な、なんでそんなことを?▼~
食べたいならこの前のように~
買えばいいじゃない?▼~
:[ヒナタ]|いやぁ沢山欲しかったんですよ。~
この前より、もっと沢山!▼~
:[アクア]|そ、そんなに食べたかったの…?▼~
:[ヒナタ]|いえ、これは全部~
アクア様に差し上げます!▼~
:[アクア]|私に…?でもなぜ?▼~
:[ヒナタ]|俺…アクア様のことずっと気になってました。▼~
いつも憂いを帯びた表情で…~
この人はいつも何を考えてるのか?とか、▼~
どうすれば笑ってくれるのかな…とか。▼~
:[アクア]|ヒナタ…?▼~
:[ヒナタ]|でもこの間の一件の後で、~
ようやく俺…わかったんです。▼~
俺が気になってた理由は…~
アクア様が好きだったからだって。▼~
だからこの野菜は…求婚の証です。▼~
:[アクア]|えっ!?▼~
:[ヒナタ]|野菜をそんなことに使うなんて、~
可愛げも何もないかもしれないって▼~
思ったんですけど…~
あの一件の後で俺の誠意を見せるなら、▼~
これが一番なのかなって…そう思いました。▼~
:[アクア]|…そう。ありがとう、ヒナタ。~
私、とても嬉しいわ。▼~
純粋に私を慕ってくれるあなたが~
とても眩しく感じられるのよ…▼~
それにこの野菜も…~
あなたらしくて私には魅力的に見えるわ。▼~
:[ヒナタ]|じ…じゃあ!?~
:[アクア]|ええ。私は時々落ち込んでしまうかも~
しれないけど…これからも助けてくれる?▼~
:[ヒナタ]|もちろんですよ!▼~
:[アクア]|じゃあこれからずっと…傍にいさせてね。▼~
:[ヒナタ]|はい、傍で必ず…お守りします!~
アクア様!!▼~
~
**タクミ [#v6734b4f]
***支援C [#j92634c4]
:[タクミ]|…アクア姉さん。~
どうしたの? こっちをジロジロ見て?▼~
:[アクア]|タクミ、着物の裾がめくれてるわ。~
ちゃんと直したほうがいいわよ。▼~
:[タクミ]|なんだ。そんなことか…▼~
:[アクア]|あとさっきの昼食の時に~
野菜を残していなかった?▼~
ちゃんと好き嫌いせずに食べなきゃダメよ。▼~
:[タクミ]|べ、別に嫌いなわけじゃない。~
ちょっと食欲が湧かなかっただけだ。▼~
:[アクア]|そう…▼~
:[タクミ]|まったく…~
あんまり子供扱いするなよ。▼~
:[アクア]|そうね。ごめんなさい。▼~
…………▼~
:[タクミ]|今度は何?▼~
:[アクア]|…いえ、何でもないわ。▼~
:[タクミ]|なんだよ、言いたいことがあるなら言えよ。~
気になるだろ?▼~
:[アクア]|その…昔ミコト女王に言われていたことを~
思い出していたのよ。▼~
:[タクミ]|母上に?▼~
:[アクア]|ええ。生前ミコト女王は、~
私によく言っていたわ。▼~
リョウマとヒノカ、タクミやサクラとずっと、~
きょうだいのように仲良くして欲しいって…▼~
:[タクミ]|そうなんだ…でも、~
無理にそうする必要なんてないと思うな。▼~
:[アクア]|え?▼~
:[タクミ]|僕らはもうある程度信頼し合ってるんだし、~
子供でもない。▼~
母上の願望はもっともだけど…アクア姉さんも~
それに縛られる必要はないと思う。▼~
:[アクア]|…そうね。▼~
:[タクミ]|ああ、だからあまり気にしないほうがいいよ。▼~
:[アクア]|わかったわ。▼~
:[タクミ]|じゃあ僕、もう行くから。▼~
:[アクア]|…………▼~
~
***支援B [#rc0572ea]
:[タクミ]|さて…一人で町に出かけてみたけど、~
買い物も済んだし、食事でもして帰るかな。▼~
…………▼~
ん? あの道端にいるのは、~
アクア姉さんと…子供?▼~
:[アクア]|もう…~
どうして言うことを聞けないの?▼~
:[子供]|へん! 見ず知らずのやつの言うことなんて~
聞くもんか!▼~
:[タクミ]|アクア姉さん…~
その子、誰?▼~
:[アクア]|…ああ、タクミ。~
どうやら迷子みたいなの。▼~
でも、全然言うことを聞いてくれなくて。▼~
:[タクミ]|…お前、迷子なのか?▼~
:[子供]|うーるーさーい!~
お前たちなんかに、たよるつもりはないんだ!▼~
:[アクア]|ほら…こんな感じなのよ。▼~
:[タクミ]|…ああ、なるほどね。~
アクア姉さん、ここは任せてよ。▼~
:[アクア]|タクミ?▼~
:[タクミ]|おい。お前、今何をしてるんだ?~
もしかして一人で冒険中なのか?▼~
:[子供]|えっ…? ええと。~
うーんと…そ、そうだよ。▼~
:[タクミ]|へえ、それはすごいね。~
一人でどんな所に行ったの?▼~
:[子供]|ええと、山を歩いて…草原を走って…~
知らない町に着いて…▼~
あっ、武器屋に入ったぞ!~
知らないおっちゃんからおむすびをもらった!▼~
:[タクミ]|そうか。それは大冒険だったな。▼~
…でも冒険しすぎたせいか、~
お前かなり疲れてるみたいだぞ?▼~
:[子供]|そ…そんなことないよ!▼~
:[タクミ]|まぁまぁ、そう言うなよ。~
僕は今、身体を鍛えてるんだけど…▼~
ちょうど重い物を持ちたかったから、~
僕の背中に乗っかってもらえないか?▼~
:[子供]|えっ…?▼~
:[タクミ]|僕は鍛えられるし、お前は休めるし、~
二人にとって良いこと尽くしだろ?▼~
:[子供]|そこまで言うなら…~
そうしてやっても…いいかな?▼~
:[タクミ]|よし、じゃあ乗ってくれ…~
そらっ! これで鍛えられる~助かった!▼~
:[子供]|うわ~!高い高い!~
あはははっ!!▼~
:[タクミ]|だろ? でもせっかくだから、~
お前の家まで送っていくことにしようかな?▼~
そうすれば僕はもっと鍛えられるし!▼~
:[子供]|うん、それがいいよ!▼~
:[タクミ]|家の目印になるようなものは、~
何かあるか?▼~
:[子供]|ええと~、うーんと…~
あっ!▼~
近くに大きな一本杉があるよ!▼~
:[タクミ]|よし! じゃあそれを目印に早速出発だ!~
それーっ!!▼~
:[アクア]|タクミ…▼~
…うふふっ。▼~
あなたがそんな風に子供を~
懐かせられるなんて、ちょっと意外だったわ…▼~
~
***支援A [#k3f94427]
:[アクア]|あ、タクミ!▼~
:[タクミ]|アクア姉さん、どうかした?▼~
:[アクア]|この間の件、本当にありがとう…!~
改めてお礼を言いたくて…!▼~
:[タクミ]|この間の…? あ、ああ。~
あのやんちゃな子供のことか。▼~
無事に送り届けられて良かったな。それに…~
別にアクア姉さんが感謝することじゃないだろ?▼~
:[アクア]|でも…私が困っていて、それをタクミが~
助けてくれたのは事実だから。▼~
:[タクミ]|まぁ偶然通りかかって良かったよ。▼~
:[アクア]|あの子…私じゃ全然ダメだったのに、~
タクミには一瞬で心を開くんだもの…▼~
まるで魔法みたいだったわ。▼~
:[タクミ]|ははっ、それは言い過ぎだよ。~
でもまぁ…あいつは昔の僕に似てたから。▼~
ひねくれてて、相手の親切を~
素直に受け入れられなくて…▼~
だから少し気持ちがわかったのかもしれない。▼~
:[アクア]|タクミ…▼~
:[タクミ]|それにアクア姉さんが、あの生意気相手に~
奮闘したんだろうなって想像するだけでも、▼~
僕は結構面白かったよ。▼~
:[アクア]|もう…意地悪ね。▼~
:[タクミ]|でもごめん…僕はあいつみたいに、▼~
アクア姉さんに対して~
変に壁を作っていたのかもしれない。▼~
:[アクア]|えっ…?▼~
:[タクミ]|だから僕は…母上に言われたからじゃなくて…~
もっとアクア姉さんと仲良くなりたい。▼~
:[アクア]|私も…そう思っていたの。~
ミコト女王に言われたからじゃなくて…▼~
自分自身があなたと仲良くなりたいんだって、~
あなたを見ていて心の底から思ったわ。▼~
:[タクミ]|うん、ありがとう。アクア姉さん。~
これからも姉弟、手を取り合って生きていこう。▼~
:[アクア]|ええ、よろしくね。タクミ。▼~
~
***支援S [#y0becbc9]
:[アクア]|…………▼~
こんな夜中に、誰かの声がする…?~
何か、呻いているような…▼~
っ!? この声は、タクミのもの?~
まさか、何かあったの!?▼~
タクミ…!▼~
(一時暗転)▼~
:[タクミ]|う…うぅ…っ▼~
:[アクア]|タクミ…!? どうしたの?~
苦しいの? タクミ…!?▼~
:[タクミ]|は、母上…!~
死なないでよ…母上…っ!▼~
:[アクア]|え…!?▼~
:[タクミ]|……はっ!!▼~
はぁ、はぁ…~
えっ…!? こ、ここは…?▼~
あれ、アクア姉さん…~
僕は……▼~
:[アクア]|タクミ…悪夢にでも~
うなされていたの?▼~
:[タクミ]|…悪夢…~
そ、そうか、僕は…夢を見ていたのか…▼~
:[アクア]|「母上」って…~
何度も言っていたわよ。▼~
もしかして…ミコト女王が~
死んだ時の夢を見たのかしら…?▼~
:[タクミ]|はは…まるで子供だね。~
この歳になって、母親の夢を見るなんて。▼~
でも…やっぱり忘れられないよ…~
目の前で母上が死んだ、あの時のこと…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[タクミ]|ははは…情けないところを見せたね。~
でも、もう大丈夫だから…▼~
:[アクア]|…っ、タクミ…!▼~
:[タクミ]|う、うわっ…アクア姉さん?~
なんで突然抱きついて…?▼~
:[アクア]|私…あなたを守るわ。~
ミコト女王の代わりはできないけど…▼~
あなたが壊れてしまわないように…~
これからずっと傍にいて、守り続けたいの。▼~
血は繋がっていなくても…~
私たちは姉弟なんだから。▼~
:[タクミ]|アクア姉さん…ありがとう。▼~
でもさ、どうせなら~
お願いがあるんだけど…いいかな?▼~
:[アクア]|ええ、もちろんよ。▼~
:[タクミ]|もし、アクア姉さんがほんとに~
ずっと傍にいてくれるなら…▼~
姉弟じゃなくて…恋人として、~
僕のことを支えてほしい。▼~
:[アクア]|え…?▼~
:[タクミ]|僕にはどうしても、アクア姉さんのことが~
姉だって思えなかった…▼~
それは、血が繋がってないからとか、~
暗夜にいたからとかいう理由もあって、▼~
冷たい態度を取ったこともあったけど…~
本当の理由は、そうじゃなかった。▼~
僕は…アクア姉さんが好きなんだ。~
ずっと好きだったんだ…▼~
だから…僕はきっと、姉としてじゃなくて、~
一人の女性として、君を見ていた…▼~
:[アクア]|タクミ…ありがとう、嬉しいわ。~
私も、あなたのことが好きだった。▼~
いつか、こうなることを望んでいたの。▼~
:[タクミ]|ほ、本当?▼~
:[アクア]|ええ、こんなこと冗談で言えないわ。▼~
:[タクミ]|そうか…うん、ありがとう。アクア姉さん。~
あ、でももう姉さんじゃないのかな?▼~
でも…呼び方はそうそう変えられないし、~
しばらくはこのままで呼ばせてもらうね。▼~
:[アクア]|ええ。でもこれで私たちは~
本当の意味で家族になれるのね。▼~
:[タクミ]|うん、これからずっとアクア姉さんを~
守り続けるって誓うよ…▼~
:[アクア]|もちろん私もよ。全てを賭して~
あなたを守っていくって誓うわ、タクミ。▼~
~
**ニシキ [#vd720b4a]
***支援C [#pac2ce82]
:[ニシキ]|やぁやぁ、アクア。~
こんにちは。▼~
:[アクア]|こんにちは。▼~
:[ニシキ]|んん?~
随分と真剣な顔をしているね、キミは?▼~
周囲の空気がぴりっと張りつめてる感じ。~
何か考え事でもしているのかい?▼~
:[アクア]|そんなことないわ…~
普通にしているだけよ。▼~
:[ニシキ]|へえ、普通にしていても~
そんな風だなんて、羨ましいよ。▼~
ボクは長い間~
里で平和に暮らしてたせいか、▼~
こうして戦争に参加してても、どうも~
緊張感が無いと思われてしまうんだよね。▼~
:[アクア]|確かにニシキはいつも~
楽しそうにしているわね。▼~
:[ニシキ]|あはは。~
やっぱりそう見えるかい?▼~
平和ボケした狐だと思われないよう、~
気をつけないといけないね。▼~
:[アクア]|別に、あなたはそのままでいいんじゃない?~
私は愛想のいいあなたが羨ましいぐらいよ。▼~
:[ニシキ]|そ、そうかい?▼~
そう言われると嬉しいね。~
しっぽが勝手に揺れてしまうよ。えへへ…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[ニシキ]|ん? アクア…~
いったいどうしたんだい?▼~
:[アクア]|…あ、いえ。なんでもないわ。~
大きなしっぽだと思って…つい。▼~
:[ニシキ]|ああ、そうか。このしっぽは~
ヒトには珍しく映るんだったね。▼~
睨まれてるのかと思って、~
びっくりしてしまったよ。▼~
それじゃあボクはこれで。~
またね、アクア。▼~
:[アクア]|ええ。▼~
:[ニシキ]|ふぅ…いいなあアクアは。~
常に緊張感があって冷静で。▼~
ボクもあれぐらい冷静に見えれば、~
より美しい狐に…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[ニシキ]|…わわっ!?▼~
あれ? アクア、どうしたんだい?~
あっちに行ったものとばかり…▼~
:[アクア]|あっ…ええと、いえ、これは…~
ちょ、ちょっと道を間違えてしまったわ。▼~
:[ニシキ]|ああ、そうなんだ。▼~
:[アクア]|そ、そうなの…~
ごめんなさい…!!▼~
:[ニシキ]|ずいぶん焦っていたようだったけど…~
なんだったんだろう…?▼~
~
***支援B [#b75995de]
:[ニシキ]|う、ううん…~
ふあーあ…▼~
……あれ?▼~
なんでボクは~
こんな野原で寝ているんだろう?▼~
あっ、そうか!~
原っぱが気持ち良くてゴロゴロしていたら、▼~
そのまま眠ってしまったのか…▼~
はあ…こんなんだから、緊張感が無いと~
言われてしまうんだろうね…▼~
…………▼~
…ん?~
なんだか、しっぽに触られてる感触が…▼~
うわああああーーっ!!!▼~
:[アクア]|…うーん?▼~
:[ニシキ]|ア、アクアじゃないか!!~
どうしてこんなところに!?▼~
:[アクア]|…あら、もう朝なの?▼~
…!!▼~
えっ? あらっ? ええと…~
……おはよう?▼~
:[ニシキ]|おはよう、ではないよ!▼~
どうしてキミはボクのしっぽを~
抱き枕代わりに寝てるのさ…!?▼~
:[アクア]|…ご、ごめんなさい!▼~
私…その…自分の意識とは関係なく、~
身体が勝手に反応して近寄ってしまうの…▼~
:[ニシキ]|ええと…何に?▼~
:[アクア]|…………▼~
あなたの…しっぽに。▼~
:[ニシキ]|ボクの…しっぽに?▼~
あ! あははは…!~
なるほど、そういうことだったのか!!▼~
いやいや、光栄だなー!▼~
それほどまでにボクのしっぽが~
魅力的だったということだもんね!▼~
:[アクア]|く、悔しいけど…そうね。▼~
:[ニシキ]|だからこの間、道に迷ったふりをして、~
ボクの後を追いかけてたんだね?▼~
:[アクア]|そ、そうよ…~
ちょっと、触ってみたくって…▼~
:[ニシキ]|それで今日うたた寝してるボクの~
しっぽに吸い寄せられて、▼~
触っている間に眠ってしまったというわけか。~
アクアにもそういうところがあったんだね。▼~
:[アクア]|仕方ないじゃない…~
自分でもどうしようもないんだから…▼~
:[ニシキ]|そういことなら、~
いつでも触っておくれよ!▼~
ほらほら、どうだい?▼~
:[アクア]|う、ううっ…~
目の前でフラフラさせないでちょうだい!▼~
ああ…気になって仕方ない…~
ふわふわしてて、可愛いわ…▼~
:[ニシキ]|ホラホラ、揺れてますよ~。▼~
:[アクア]|ううっ、くっ…も、もう止めて…▼~
:[ニシキ]|ははは、すまなかったね。▼~
触りたくなったらいつでも触りに来ておくれ。~
別に減るものではないからね。▼~
:[アクア]|そ、そう?~
…ありがとう。▼~
:[ニシキ]|いえいえ!~
ではボクはそろそろ行くよ。▼~
:[アクア]|待って! あなたが先に去ってしまうと~
後ろ姿を追いかけたくなるから…▼~
…私が先に戻るわ。▼~
:[ニシキ]|…あはは。~
じゃあお先にどうぞ~。▼~
~
***支援A [#vb6a00f9]
:[アクア]|ふぅ…~
今日の軍議は長引いてしまったわ…▼~
でも今が一番大事なときなのだから、~
仕方ないわね…▼~
:[ニシキ]|お疲れの様子だね、アクア。▼~
:[アクア]|ニシキ…いえ、大丈夫よ。▼~
:[ニシキ]|そうは見えないな。~
顔色が悪いし、目元にクマもできている。▼~
もしかして寝不足なのかい?▼~
:[アクア]|そうね…夜になると色々と考え込んでしまって、~
眠れなくなるの。▼~
:[ニシキ]|それはいけないね。~
睡眠をとることは食事と同じくらい大切だよ。▼~
:[アクア]|わかっているわ…でも…~
今は泣き言は言ってられないのよ…▼~
:[ニシキ]|キミは色々と大変なんだね。~
悩みも多いようだし…▼~
ボクはこんな性格だし、あんまり人の悩みを~
解決することはできないかもしれないけど…▼~
この間みたいにしっぽを抱き枕の代わりに~
してあげることくらいはできるよ?▼~
:[アクア]|そ、その話は止めてくれるかしら…▼~
:[ニシキ]|でも…ホラホラ。▼~
:[アクア]|ああ…ああ…~
見逃せなくなる自分が情けない…▼~
:[ニシキ]|冗談は置いておいて…▼~
アクア、無理はしないほうがいいよ。~
キミの身体が壊れては元も子もないからね。▼~
:[アクア]|ニシキ…ありがとう。▼~
:[ニシキ]|でもこんな言葉もキミには届かないんだろうね。~
キミはやっぱり無理をし続ける気がする。▼~
だからそんなときにボクにできることは、~
しっぽを貸すくらいさ。▼~
必要な時にはいつでも呼んでおくれ。▼~
:[アクア]|ええ、わかったわ。▼~
ご厚意に甘えさせてもらうかもしれないけど、~
そのときはよろしくね。▼~
:[ニシキ]|うん、じゃあね。アクア。早く寝るんだよ。▼~
:[アクア]|ええ。▼~
:[ニシキ]|…………▼~
…………▼~
…アクア、またしっぽを~
追いかけてきちゃってるよ?▼~
:[アクア]|…はっ!▼~
~
***支援S [#eb8e6117]
:[アクア]|すぅ…すぅ…▼~
:[ニシキ]|よく寝てるね…アクア。▼~
こうして寝顔を見てると…~
アクアもまだあどけない顔をしている…▼~
やっぱり色々と大変な毎日を~
送っているんだろうな…▼~
:[アクア]|すぅ…すぅ…▼~
:[ニシキ]|アクア、髪を触らせてもらうよ。▼~
いつもしっぽを触らせてあげているんだから、~
これくらいはいいだろう?▼~
:[アクア]|う…ん…▼~
:[ニシキ]|アクア…おはよう。もう朝だよ?▼~
:[アクア]|えっ…あ、朝!?▼~
:[ニシキ]|あはは、嘘だよ。▼~
:[アクア]|えっ…?▼~
えと…あっ…!▼~
私また…あなたのしっぽを抱きながら~
寝てしまっていたの?▼~
:[ニシキ]|そうだよ。▼~
:[アクア]|ご、ごめんなさい。~
またあなたに甘えてしまっていたのね。▼~
:[ニシキ]|大丈夫。~
ボクはそんなこと気にしないからね。▼~
それよりもキミの寝顔を~
ずっと見ていたかったな。▼~
…それこそ朝になるまでね。▼~
:[アクア]|ちょ、ちょっと止めて…変な冗談は…▼~
:[ニシキ]|冗談に聞こえるかい?▼~
:[アクア]|えっ…?▼~
:[ニシキ]|ボクはアクアが好きだよ。▼~
強く生きようと凛としていながらも、こうして~
弱いところをボクだけに見せてくれるキミが…▼~
たまらなく愛おしいんだ。▼~
:[アクア]|ニシキ…▼~
:[ニシキ]|キミはきっとボクには想像もつかないような~
大きな運命を背負っているんだろうね。▼~
ボクにはきっと、それをどうしてあげることも~
できないんだと思う…▼~
でもキミがこうして安らげる場所くらいは~
作れると思うから…▼~
ボクと一緒になってくれないかな…?▼~
:[アクア]|ニシキ…ありがとう。~
うん、私もあなたのことが好きよ。▼~
あなたの傍にいると~
こんなに心が安らかな気持ちになれる…▼~
だからこれからもあなたの隣にいさせて?▼~
:[ニシキ]|うん、もちろん。~
ずっとボクを独り占めしておくれ。▼~
:[アクア]|ええ、ニシキ…▼~
~
**リョウマ [#q07cbb81]
***支援C [#l6f5f182]
:[アクア]|よいしょ…っと。▼~
ふう。少し休憩しましょ…~
この量は、さすがに疲れたわ。▼~
:[リョウマ]|…アクア?~
一人で何をしているんだ?▼~
:[アクア]|リョウマ。~
い、いえ。別に私は何も…▼~
:[リョウマ]|何も、じゃないだろう。~
武具を幾つも運んでいるじゃないか。▼~
そんな重労働、女一人の力では無理だ。~
いいから少し俺によこすんだ。▼~
:[アクア]|あ…▼~
:[リョウマ]|むっ…意外に重いな。~
だが、何てことはない…▼~
よし、これで半分以上、俺が運んでやる。~
アクアはそっちの軽いものを頼む。▼~
:[アクア]|あ、ありがとう…▼~
:[リョウマ]|それにしても…こんな量、~
なぜ一人で運ぼうと思ったんだ。▼~
なぜ俺達仲間に…いや、~
俺たち家族に頼ろうとしなかったんだ?▼~
:[アクア]|一人で運べる量だと思ったのよ。▼~
それに…途中で誰かに助けを求めるのも、~
なんとなく言い辛くて。▼~
:[リョウマ]|まったく…お前は昔からそうだな。▼~
だが、これからそういうことがあれば、~
遠慮せず俺を呼べ。▼~
お前は俺の妹だからな。~
兄として、必ず助けてやるさ。▼~
:[アクア]|リョウマ…~
ありがとう。▼~
でも、気にしなくて大丈夫よ。~
次からは、上手くやってみせるから。▼~
:[リョウマ]|…はぁ。行ってしまったか。▼~
あいつが俺に遠慮するのは~
昔から変わらないな。▼~
だが…そうだな。これを機会にもう少し~
親交を深めていけるよう、考えてみるか…▼~
~
***支援B [#u2ae5e0a]
:[リョウマ]|アクア、少しいいか?▼~
:[アクア]|リョウマ…何か用?▼~
:[リョウマ]|いや、何…~
この間、お前に言ったことがあっただろう?▼~
仲間として、そして家族として、~
もう少し俺を頼ってほしいと。▼~
:[アクア]|え、ええ…▼~
:[リョウマ]|実はその事について、~
軍の者達に相談をしてみたんだ。▼~
…皆親身になって相談に乗ってくれた。~
だが…▼~
俺がお前との距離を縮められるような妙策は~
結局聞き出すことはできなかった…▼~
:[アクア]|リョウマ…▼~
:[リョウマ]|すまない…▼~
:[アクア]|いいのよ、リョウマ…別に気にしなくて。▼~
:[リョウマ]|いや、しかし…!▼~
:[アクア]|それにそんな話を当人の私にするなんて…▼~
その裏表のない一本気なところが、~
リョウマ…あなたらしいわね。▼~
:[リョウマ]|あ! ああ…確かに本人に~
言うようなことじゃないな。すまない…▼~
:[アクア]|それよりリョウマ…~
私からお願いがあるの。▼~
:[リョウマ]|な、なんだ!~
何でも言ってくれ!▼~
:[アクア]|私への優しさはもういいの。~
無理に私を妹だと思わなくてもいいから…▼~
私の代わりに、~
カムイを気遣ってあげて。▼~
:[リョウマ]|…え?▼~
:[アクア]|これまで私にくれたあなたの優しさは…~
家族としての愛情は…▼~
本来私ではなく、~
カムイに与えられるべきものでしょう?▼~
:[リョウマ]|そ、それは…!▼~
:[アクア]|私はずっと…~
あなたや白夜のきょうだいたち、▼~
それからミコト女王と、~
家族としての時間を過ごしてきた。▼~
私はそれで、じゅうぶん幸せだわ。▼~
それよりも…今までできなかった分まで、~
カムイを愛してあげてほしいの。▼~
私のことを考えるより、~
カムイのことを考えてほしいの。▼~
私の願いは、それだけよ。▼~
:[リョウマ]|ま、待ってくれ!~
…アクア。▼~
今まで俺を避けていたのは、~
そういうことだったのか…▼~
~
***支援A [#tdba16ee]
:[アクア]|そこにいるのは…リョウマ?~
どうしたの?▼~
:[リョウマ]|アクア…▼~
:[アクア]|うふふ。まるで私の行く先を~
通せんぼしてるみたいよ。▼~
そこを、どいてくれないかしら?▼~
:[リョウマ]|いや、どかない。~
今日こそは話を最後まで聞いてもらう。▼~
:[アクア]|…リョウマ?▼~
:[リョウマ]|俺が家族として、そして兄妹として~
距離を縮めようと声をかけると、▼~
お前はいつも逃げるように去っていってしまう…▼~
だから今日は話を聞いてもらうまでは、~
ここを通すわけにはいかない。▼~
:[アクア]|だからその愛情は私じゃなく~
カムイに向けてと…▼~
:[リョウマ]|いや、違うんだ!▼~
:[アクア]|…?▼~
:[リョウマ]|お前は勘違いしている。▼~
俺はお前のことを、カムイの~
代わりだと思って扱ってきたわけじゃない。▼~
お前が…アクアがアクアだから、~
兄妹になりたいと思ったんだ。▼~
:[アクア]|リョウマ…▼~
:[リョウマ]|確かにお前と血の繋がりなどないし、~
お前が白夜に来たのだって…▼~
皮肉だが、カムイが~
連れ去られたからだという理由に他ならない…▼~
だが俺はお前のことをヒノカやサクラと同様、~
本当の妹だと思ってきたんだぞ?▼~
:[アクア]|それは…カムイの代わりではないと?▼~
:[リョウマ]|ああ、何度も言わせるな。▼~
アクアがアクアだからこそ、~
俺はお前と大事な妹として守りたいんだ。▼~
:[アクア]|リョウマ…ありがとう。~
そしてこれまでごめんなさい…▼~
私の勝手な勘違いで、あなたに対して~
とても失礼な想いを抱いていたのね…▼~
:[リョウマ]|いや…いいさ。俺はお前の兄だ。▼~
妹のちょっとした勘違いぐらいで、~
腹を立てたりはしないさ。▼~
:[アクア]|リョウマ…~
ありがとう…ほんとに…▼~
私…その言葉が聞けて…~
良かった…▼~
:[リョウマ]|感謝もしなくていい。~
俺は兄として当たり前のことをしただけだ。▼~
ただこれからはもっと俺を頼ってくれ。~
それがむしろ妹として果たすべき責任なんだぞ?▼~
:[アクア]|ええ…わかったわ。▼~
でも…兄に頼るのが妹の責任なんて、~
なんだかおかしいわね…▼~
:[リョウマ]|ははは、おかしくなどないさ。▼~
:[アクア]|ならこれまでの分も…~
沢山甘えさせてもらうわね。▼~
リョウマ…兄さん。▼~
:[リョウマ]|ああ、任せておけ。▼~
~
***支援S [#rbea53ad]
:[アクア]|リョウマ、さっきは食材の買い出しに~
付き合ってくれてありがとう。▼~
:[リョウマ]|い、いや…▼~
:[アクア]|あと、続けて悪いのだけど、~
軍議用の資料作りを頼まれてるの。▼~
良かったらこれも…~
手伝ってもらえるかしら?▼~
:[リョウマ]|あ…ああ。▼~
:[アクア]|…リョウマ?~
どうしたの…さっきから調子悪そうよ。▼~
:[リョウマ]|え…?▼~
:[アクア]|私の話も上の空という感じだし…~
体の調子でも悪いのかしら?▼~
:[リョウマ]|い、いや、そんなことはない。▼~
:[アクア]|………▼~
ごめんなさい。▼~
:[リョウマ]|な、なぜ謝るんだ?▼~
:[アクア]|…私、やっぱり~
調子に乗っていたかしら?▼~
この前あなたから、兄として頼っていいと~
言われたから、そうさせてもらったんだけど…▼~
少し…あなたに頼りすぎていた…?▼~
だとしたらもう控えるから…~
本当にごめんなさい。▼~
:[リョウマ]|ち、違うんだ!~
それは…本当に違うんだ!!▼~
:[アクア]|で、でも…今日のあなたは…私に頼られても、~
あまり嬉しそうじゃなかったわ。▼~
:[リョウマ]|それは勘違いだ…! だがそう思わせたのは、~
俺の半端な覚悟のせいだ…すまない。▼~
:[アクア]|半端…?▼~
:[リョウマ]|………▼~
ああ、お前の事を妹だと思い、~
俺は兄として支えるつもりだった。▼~
だが…それは俺の言い訳に過ぎなかったんだ。▼~
:[アクア]|………▼~
:[リョウマ]|俺は…お前を妹ではなく…~
最愛の妻として娶りたいと…思っていた。▼~
:[アクア]|えっ…▼~
:[リョウマ]|最近そう思ったわけじゃない…~
お前が白夜に来た時から…▼~
俺はずっとそう思っていたんだ…▼~
だが白夜王国の次代を担う第一王子の~
このリョウマは…▼~
お前を大事な妹だからとこじつけて、~
本当の気持ちを偽り続けていたんだ…▼~
情けない話だろう…?▼~
:[アクア]|それで…今日はどこか、~
心ここにあらずといった顔をしていたのね…▼~
でも…嬉しいわ。▼~
:[リョウマ]|なにっ?▼~
:[アクア]|もちろん妹として大事にしてくれる事も~
嬉しかったけど…今の言葉はもっと嬉しい。▼~
私も…心のどこかでそれを望んでいたから、~
妹として扱われることを拒否していたのかも…▼~
:[リョウマ]|そ、そうか…!▼~
:[アクア]|ええ…だからこれからは…▼~
:[リョウマ]|あ、ああっ! もちろんだ!~
これからは妹ではなく…▼~
俺の大事な妻として…俺の家族になってほしい。~
いいか、アクア?▼~
:[アクア]|ええ、ありがとう…~
これで私はあなたの本当の家族になれるのね。▼~
嬉しい…▼~
:[リョウマ]|ああ、今度お前のために指輪を買いに行こう。~
この大切な約束の証にな!▼~
:[アクア]|ええ…私…とても幸せよ。▼~
~
**暗夜ユニット [#x4ead863]
[[アクア(暗夜)のページへ>../アクア(暗夜)]]
~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#j75dbe54]
#comment
終了行:
*アクア(白夜)の支援会話 [#ga97e87f]
#contents
~
**マイユニット男性 [#a14de054]
- [[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性...
- [[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性...
~
**マイユニット女性 [#y35fcc0a]
- [[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性...
- [[マイユニット(女性・あたし~だよ)のページへ>../マイユ...
~
**サクラ [#d71f175f]
***支援C [#i2bfd1f2]
:[サクラ]|アクア姉様…▼~
:[アクア]|あら、サクラ。どうしたの?▼~
:[サクラ]|最近あまり…アクア姉様から~
聞くことがなくなった…と思いまして。▼~
:[アクア]|えっ?~
聞くって…何を?▼~
:[サクラ]|あの…その…~
こ、怖い…話、です…▼~
:[アクア]|ああ…なるほど。▼~
確かに戦争が激化してから、なかなか~
話せる機会はなくなってしまったわね。▼~
ふふふ…~
でもサクラったら相変わらず好きなのね。▼~
怪談話。▼~
:[サクラ]|す、す、好きなわけではないんです…!▼~
た、ただ…アクア姉様がああいう話をすると、~
聞き逃せなくなってしまうというか…▼~
気になってしまって…!▼~
:[アクア]|ふふふ…恐怖心というのは人間にとって、~
ある種の娯楽になると聞いたことがあるわ。▼~
昔話に怪談めいた小話が多いのも、~
そういった心理に基づいているんでしょうね。▼~
:[サクラ]|そうなんですね…▼~
:[アクア]|私たち二人は昔から大勢の人の前で~
話したりするのが苦手だったから…▼~
子供の頃はよく二人で部屋に籠って、~
怖い話をしたわね。▼~
:[サクラ]|うふふ…そうですね。懐かしいですね。▼~
:[アクア]|サクラったら涙目になって~
身体をブルブル震わせているくせに、▼~
続きを話してって何度もねだったわよね?~
最後には泣き出すのが目に見えてるのに。▼~
:[サクラ]|ううっ…! 小さい頃の話じゃないですか~!~
アクア姉様、それ以上は言わないでください~!▼~
:[アクア]|うふふふ…▼~
~
***支援B [#jb6a77f8]
:[サクラ]|アクア姉様。▼~
:[アクア]|あら、サクラ。怖い話でも聞きたくなったの?。▼~
:[サクラ]|も、もう…違いますよ!~
でも…▼~
:[アクア]|どうしたの?▼~
:[サクラ]|アクア姉様から聞いた話の中で、あの話が~
一番怖かったなぁって、思い出していました。▼~
:[アクア]|どんな話?▼~
:[サクラ]|ええと…暗夜のお城に出るという怪人の話です。▼~
:[アクア]|…………▼~
ああ、あれね!~
思い出したわ。▼~
そうそう、~
私が当時の女中から聞いた話で…▼~
ロビーに飾られた絵画に描かれた~
初老の紳士が、▼~
夜な夜な絵の中から抜け出してきて、~
女中たちを魔界へとさらっていくという…▼~
:[サクラ]|わーっ!! わーっ!!~
今話さなくてもいいです!!▼~
やっ、止めてください~!!▼~
:[アクア]|うふふ…そう、こんな逸話もあったわ。▼~
月のない夜のこと…ある女中が、~
真夜中に廊下を歩く音を聞いたらしいの。▼~
あんな夜中に足音なんて聞いたことないし、~
すごく印象的な音だったから覚えてたって。▼~
:[サクラ]|…………!▼~
:[アクア]|結局胸騒ぎがして朝になるまで眠れず、~
眠い目をこすって部屋を出てみると…▼~
城のみんながザワザワしてるんだって。~
そして、様子がおかしいの…▼~
なんと、その日の当直の女中が~
半分くらいしか集まっていなかった…▼~
:[サクラ]|…!▼~
:[アクア]|彼女は皆に聞いたらしいわ。~
あの子やあの子はどうしたのか?▼~
寝坊で遅刻してるのかって。~
そんなんじゃ執事長に大目玉を喰らう、って。▼~
で…周りの人たちは、~
彼女になんて答えたと思う?▼~
:[サクラ]|わ、わかりません…▼~
:[アクア]|…そんな子たちは知らないって。~
見たことも聞いたこともないって言ったのよ。▼~
:[サクラ]|ひ、ひぃっ…!▼~
:[アクア]|その女中は消えた者たちの形跡を追ったけど、~
何も見つからなかった。▼~
部屋ももちろんもぬけの殻…~
そんなときに思い出したそうよ。▼~
…絵画から抜け出した怪人が、人を~
存在ごと魔の世界へとさらうという話を…!▼~
:[サクラ]|ひ、ひぃいっ!!!▼~
:[アクア]|女中は怪人の足音を聞いたまま朝を迎えたから、~
連れていかれなかったんじゃないかってね。▼~
:[サクラ]|ううう…!~
だから止めてくださいって言ったのに…!!▼~
怖いですよ…怖すぎますよ…~
アクア姉様…!!▼~
:[アクア]|うふふ…そうは言いながらも~
サクラは結局、黙って聞き続けたわね。▼~
:[サクラ]|だ、だって…~
気になるじゃないですか~!~
も、もう! アクア姉様のせいで、~
今日の夜はお手洗いに行けなさそうです!▼~
:[アクア]|そう? なら一緒に付いていってあげるから、~
いつでも私に言いなさいね。▼~
:[サクラ]|こ、子供扱いはしないでください~!▼~
:[アクア]|うふふふ。▼~
~
***支援A [#w90c03f3]
:[アクア]|サクラ、どうしたの?~
何か物思いに耽っているようだけれど。▼~
:[サクラ]|は、はい…その…~
アクア姉様のことを、考えていたんです…▼~
:[アクア]|えっ? 私のこと?▼~
:[サクラ]|はい。この間の怖いお話…▼~
アクア姉様ったらとても楽しそうに~
お話しされていたじゃないですか…?▼~
:[アクア]|え、ええ…まぁ…サクラに怖がってもらえて~
楽しかったのは事実だけれど…▼~
:[サクラ]|私…昔からよく、~
アクア姉様がいつも塞ぎこんでいて、▼~
他人と仲良くしようとしないって…~
人が陰口を言っているのを聞いてきました…▼~
:[アクア]|サクラ…▼~
:[サクラ]|私はそんな心無い言葉を聞くたびに、~
違いますと何度も言いたかったんです…▼~
アクア姉様はとても楽しくおしゃべりできて、~
明るく笑える人なんだって…▼~
でも私には勇気がなくて…いつも~
その言葉を飲みこんでしまっていたんです…▼~
:[アクア]|サクラ…ありがとう。~
あなたは独りでそんな悩みを抱えていたのね。▼~
:[サクラ]|私、アクア姉様の良い所を~
もっと色んな人に知って欲しかったんです…▼~
でも私にはその勇気がなかった…~
私は酷い…妹です…▼~
:[アクア]|そんなことはないわ。~
私のほうこそ悪かったもの。▼~
あなたの気持ちに気づけなかっただけでなく、~
あなたに心配までかけてしまった…▼~
これは全部、自分の殻を破ろうとしなかった~
私自身のせいなのよ。▼~
:[サクラ]|アクア姉様…▼~
:[アクア]|サクラ、これからは私も色々な人と~
お話できるようにするわ。▼~
皆と打ち解けられるよう、自分のことを~
知ってもらえるように努力してみる。▼~
:[サクラ]|は、はい…▼~
:[アクア]|だからサクラも一緒に勇気を出して、~
一歩前進してみましょう。▼~
ね、二人一緒なら怖くないでしょう?▼~
:[サクラ]|はい、もちろんです!~
アクア姉様…!▼~
:[アクア]|ふふふ、ありがとう。サクラ。~
あなたのような妹を持てて私は幸せよ…▼~
:[サクラ]|もちろん、私も同じ気持ちです!▼~
これからもよろしくお願いしますね、~
アクア姉様。▼~
~
**ツバキ [#ca6bafac]
***支援C [#ufacec5d]
:[アクア]|…………▼~
そこにいるのは…誰?▼~
:[???]|見つけたぞ…!▼~
:[アクア]|誰?~
あなたなんて知らないわ。▼~
:[???]|黙れ、アクア王女…~
そして大人しく死んでもらう!!▼~
きえええーーーっ!!▼~
:[ツバキ]|アクア様!~
大丈夫ですかー!?▼~
:[アクア]|ツバキ!!▼~
:[???]|くっ…余計な邪魔が入ったか!!▼~
:[ツバキ]|さて、どうするー?▼~
今のつばぜり合いで、~
大体君の実力はわかっちゃったよー。▼~
:[???]|なにっ!?▼~
:[ツバキ]|恐らく君は俺には勝てないだろうねー。▼~
あとここに来る前に人を呼んでおいたから、~
加勢がすぐに来るはずだよー?▼~
:[???]|チッ…覚えていろっ!!▼~
:[ツバキ]|ふぅ…アクア様、ご無事ですかー?▼~
:[アクア]|ええ、何ともないわ…▼~
:[ツバキ]|全く敵の刺客がこんなところにまで~
入ってくるなんてー。▼~
警備が完璧じゃなかったんですかねー?▼~
:[アクア]|…………▼~
:[ツバキ]|おおよそ敵の目的は、白夜の姫君の暗殺…~
といったところでしょうねー。▼~
こちらの士気の低下を謀っているんだと~
思いますー。▼~
:[アクア]|そうかもしれないし…~
違うかもしれないわね…▼~
:[ツバキ]|えっ?~
どういう意味ですか…?▼~
:[アクア]|い、いえ…何でもないわ。~
ツバキ、ありがとう。▼~
:[ツバキ]|いえ…▼~
アクア様の今の発言…~
どういう意味だろう…?▼~
~
***支援B [#c4bc91d3]
:[???]|今度こそ貴様の命、もらいうける!!▼~
:[ツバキ]|何度も懲りないなあー、君たちも。▼~
:[アクア]|…………▼~
:[???]|今回は一人ではない…!▼~
いかに護衛のお前が手練れとはいえ、~
この人数には敵うまい!!▼~
:[ツバキ]|はいはいー、そのセリフって~
負け犬になる前の常套句ってやつだよねー。▼~
はい、これで完了っと…▼~
アクア様すみません、撃退できましたけど…~
今回も取り逃がしちゃいましたね…▼~
:[アクア]|あなたが無事でいてくれたのなら、~
それで充分よ…▼~
:[ツバキ]|念のためアクア様の身辺の警護しておいて~
良かったですー。▼~
でもあいつら…~
敵軍にしてはちょっと様子が…?▼~
:[アクア]|…!!~
これは…▼~
:[ツバキ]|ん?さっきの敵兵が~
落としていったもののようですねー?▼~
何かの腕章…?▼~
:[アクア]|これは…この模様は白夜王家から~
連なる系譜の一族のものね。▼~
:[ツバキ]|ええーっ!?~
そ、そんなわけないですよー?▼~
:[アクア]|どこの分家一族かはわからないけど…~
少なくともこの模様は敵のものではないわ。▼~
…つまり白夜側からの差し金ということ。▼~
:[ツバキ]|そ、そんな…でもどうして…?▼~
どうして白夜の物が~
アクア様の命を狙うのでしょうか…?▼~
:[アクア]|王国の内部にも私のことを良くないと~
思う人間は少なくないということね…▼~
:[ツバキ]|た、確かに疑り深い兵はいますけど、~
それとこれとは話が別ですよ…!▼~
これは冗談ではすまされない…!▼~
:[アクア]|ええ…でも現に私のことを~
厄介者扱いしている人間がいる…▼~
そういうことなんでしょうね…▼~
:[ツバキ]|…何てことだ。▼~
:[アクア]|二回も助けてもらって…ツバキ、ありがとう。~
そして面倒をかけてしまって、ごめんなさい。▼~
:[ツバキ]|いや…そんなことは別に良いんですよ…~
問題はそこではないんですよ…▼~
:[アクア]|確かに…そうね…▼~
~
***支援A [#ka719855]
:[ツバキ]|アクア様、ただいま帰還しましたー!▼~
:[アクア]|ツバキ…任務は無事に成功したのね。▼~
:[ツバキ]|はい、アクア様を付け狙っていた~
裏切り者たちの勢力はこれで一掃できましたー。▼~
:[アクア]|何から何まで本当にありがとう…~
ツバキ、迷惑をかけてしまってごめんなさい。▼~
:[ツバキ]|いえいえ、与えられた仕事はきっちりこなしてこそ...
:[アクア]|…………▼~
:[ツバキ]|アクア様…▼~
あなたを狙う輩は討伐したというのに…~
どこか浮かないご様子ですね…▼~
:[アクア]|い、いえ…そんなことないわ。▼~
:[ツバキ]|そうは見えませんよー~
全部俺に吐き出しちゃってもいいですよー?▼~
:[アクア]|…………▼~
そうね…じゃあ少しだけ~
愚痴を聞いてくれる?▼~
:[ツバキ]|ええ、もちろんー。▼~
:[アクア]|私…暗夜にいたとき、~
暗夜王の臣下たちからさんざん白眼視されて…▼~
白夜に来てからも、やっぱり~
全員が認めてくれたわけじゃなくて。▼~
もちろん王家の皆は優しくしてくれたけど…▼~
自分は…嫌われ者の星の下にでも~
生まれたんだろうかって…▼~
少し卑下したくなっていただけよ。▼~
:[ツバキ]|そうですか…でもこれからは安心ですねー。▼~
:[アクア]|えっ?▼~
:[ツバキ]|俺ができる限りお傍でお守りしますからー。▼~
今回みたいな場合だけじゃなくて、~
アクア様を虐める奴らも許しませんよー。▼~
だから今後は~
俺に任せておけば万事解決ですよー。▼~
:[アクア]|でもあなたはサクラ直属の臣下でしょう?▼~
:[ツバキ]|サクラ様の姉君であれば、尚更ちゃんと~
お守りしなくちゃいけませんからねー。▼~
大丈夫ですー、完璧な俺ですから、~
お二人ともきっちりお守りしてみせますよー。▼~
:[アクア]|うふふ…ツバキにそう言われると、~
何だか安心しちゃったわ。▼~
:[ツバキ]|あははは、そう言ってもらえて~
俺も光栄ですー。▼~
~
***支援S [#o6adfc2c]
:[ツバキ]|アクア様、~
少しお時間よろしいですかー?▼~
:[アクア]|ツバキ…~
また護衛に来てくれたの?▼~
ありがたいけど、あなたの主君はサクラよ。~
守るなら私より、あの子を…▼~
:[ツバキ]|ええとー~
今日の用事はちょっと違うんですー。▼~
:[アクア]|えっ…じゃあ何かしら?▼~
:[ツバキ]|最初、俺はあなたのこと…~
色々な境遇に晒されてきた過去を▼~
少し可哀想に思って、~
守ろうとしていたのは認めます…▼~
:[アクア]|ツバキ…?▼~
:[ツバキ]|でもようやく今になって気づいたんですー。▼~
こんな辛い道のりだったにもかかわらず、~
あなたは決して自暴自棄にはならずに、▼~
強い気持ちで平和を目指してきた…▼~
俺は…~
そんなあなたに惹かれてるんだって…▼~
:[アクア]|そ、それって…▼~
:[ツバキ]|ええ、俺はあなたのことを愛しています…▼~
これからは愛する人として、~
あなたのことをお守りしたいです…▼~
:[アクア]|ツバキ…ありがとう。~
私もあなたのことが好き…▼~
いえ、好きというよりも~
これだけ何度もあなたに守られてきて、▼~
あなたのことを拒む理由なんて、~
私には一つもないのよ。▼~
:[ツバキ]|アクア様…▼~
:[アクア]|私もあなたになら全てを委ねてもいいって…~
これまでも何度も思っていたのよ。▼~
:[ツバキ]|ありがとうございます…~
じゃあこれからはあなたの一番近くで、▼~
あなたのこと…~
どんな悲しみからも守ってみせますね…▼~
:[アクア]|ええ、嬉しいわ。~
私…とても幸せよ。▼~
~
~
**サイゾウ [#l7be8a3a]
***支援C [#nce1ac27]
:[サイゾウ]|アクア様…▼~
:[アクア]|サイゾウ。どうかしたの?~
私の顔をジロジロ見て…▼~
:[サイゾウ]|周囲には誰もいない、か。▼~
…アクア様、~
この機会に一度言っておきます。▼~
俺は…あなたのことを~
信用していない。▼~
:[アクア]|サイゾウ…▼~
:[サイゾウ]|白夜王家の方々…特にミコト様からの~
ご寵愛が深かっただけに、▼~
これまで何も言ってはきませんでしたが、~
暗夜から来たあなたを、俺は正直疑っている。▼~
:[アクア]|ええ、そうみたいね。~
あなたの視線は無言でそう告げていた。▼~
私もそれには気づいていたわ。▼~
:[サイゾウ]|そうですか。ではなぜ俺のことを~
誰かに告げようとしないのです?▼~
あなたがリョウマ様にありのままを告げれば、~
俺の首は…飛ぶでしょうから。▼~
:[アクア]|別に…だってあなたの立場で私を見た場合、~
そう考えるのも当然だと思うもの。▼~
それに私はそういう境遇にいる人間だって、~
理解もしているつもりよ。▼~
:[サイゾウ]|…ならば忠告です。~
俺はもう、あなたに遠慮はしない。▼~
あなたが少しでも~
怪しい素振りを見せれば…▼~
その時は、俺のこの手で~
然るべき処置を取らせてもらいます。▼~
:[アクア]|ええ、そうね。~
せいぜい覚悟しておくわ。▼~
***支援B [#c1ee046f]
:[サイゾウ]|くっ…俺としたことが!▼~
うぐっ…!!~
足をやられたか…思うように動かん…▼~
:[アクア]|サイゾウ、大丈夫!?~
私を庇って怪我をするなんて…なんてこと…!▼~
あなた前に私を信用していないって、~
言ったじゃない…!?▼~
:[サイゾウ]|あなたを守ることも仕事のうち…~
他意はありません。▼~
それよりもアクア様…~
さっさと皆の陣地へと戻ってください!▼~
:[アクア]|そういうわけには行かないわ!~
あなたを置いてはいけない…▼~
幸いもうこの周辺には敵はいないから、~
あなたの介抱が先決よ…!▼~
:[サイゾウ]|だが…俺の傷は浅くない…~
このままではあなたの足手まといだ…!▼~
:[アクア]|足をやられたのね?~
出血も止まらないわ…▼~
動かないのなら、~
骨が折れているのかも…▼~
念のため縛っておかないと…▼~
:[サイゾウ]|ううっ…!▼~
:[アクア]|サイゾウ…痛むのね?~
ああ…どうすれば…▼~
…………▼~
もう、これしかないわね…▼~
:[サイゾウ]|ア、アクア様…?~
自らの服を破くなんて…一体何を…?▼~
:[アクア]|仕方ないでしょう?~
包帯代わりにこれを巻きつけるわ。▼~
:[サイゾウ]|アクア様…お、俺などのために…~
そのようなことを…▼~
っ!?~
アクア様…その傷痕は…?▼~
:[アクア]|あ、ああ…これね。ごめんなさい…~
見苦しいものを見せてしまって。▼~
:[サイゾウ]|い、いや…俺のほうこそすみません。~
見るつもりはなかったのですが…▼~
その痕は、あまりにも…▼~
:[アクア]|…………▼~
処置しながらでいいなら聞いてくれる?~
痛みが紛れるかもしれないから…▼~
これはね…私が暗夜にいたときに付いた傷…~
いいえ、付けられた傷ね…▼~
:[サイゾウ]|…付けられた?~
誰にですか?▼~
:[アクア]|当時子供だった私よりも少し年上の…~
暗夜の貴族の子供よ。▼~
向こうは軽い悪戯のつもりだったんだろうけど…~
結果的に私の身体には深い傷痕が残った。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
その子供たちを…暗夜を…~
恨んでいるのですか?▼~
:[アクア]|どうかしらね。~
もう許したといえば嘘になるけれど。▼~
どうにかしたいのは、人の心より…~
荒んでしまった国そのものなのかもしれないわ。▼~
:[サイゾウ]|そう…ですか…▼~
:[アクア]|さぁ、これで一時的な処置は済ませたわ。~
どう、歩ける?▼~
:[サイゾウ]|はい、何とか…▼~
:[アクア]|じゃあ肩を貸すから、つかまって。▼~
あなたとしては気に食わないかもしれないけど、~
この際我慢してちょうだい。▼~
さぁ、皆のところへ帰りましょう。▼~
:[サイゾウ]|…………▼~
***支援A [#eebc5900]
:[サイゾウ]|…アクア様。▼~
:[アクア]|あら、サイゾウ。どうしたの?▼~
:[サイゾウ]|この前は、~
申し訳ありませんでした。▼~
手当をしていただいた上、~
あなたの古傷を見てしまった。▼~
全て俺の不徳の致すところです…▼~
:[アクア]|別に気にしていないのに…~
そんなことを言いにわざわざ?▼~
:[サイゾウ]|はい。改めて謝罪しておくべきだと~
思いました。▼~
:[アクア]|謝罪…▼~
それよりもあなた、~
他に言うべき言葉はないの?▼~
:[サイゾウ]|えっ…?~
そ…それはどういう意味でしょうか?▼~
:[アクア]|私、別に謝ってほしくて~
あなたを助けたわけじゃないわ。▼~
だって、謝ってもらったって~
ちっとも嬉しくないもの。▼~
謝罪よりもまず言うべきは…~
感謝の言葉じゃないのかしら?▼~
:[サイゾウ]|!! 申し訳ありません…▼~
:[アクア]|もう、また謝ってるわ。▼~
:[サイゾウ]|すみませ…いや、その…~
…ありがとうございます。▼~
俺を気にせずに助け出してくださったこと…~
感謝しています。▼~
ですがそれ以上に、俺はアクア様に~
謝罪をすべきだと思ったのです。▼~
どれだけ謝っても足りないほどに…~
俺は失礼なことを言ってしまった。▼~
:[アクア]|ふふっ…サイゾウ、~
あなたの堅物さには呆れてしまうけれど…▼~
それでも私にとっては大事な仲間だということは~
変わらないわ。▼~
私に対して申し訳ないと~
少しでも思ってくれるなら…▼~
これからはもう少し私との距離を~
縮めてくれないかしら?▼~
私もそういうのは~
あまり得意ではないのだけれど…▼~
できるだけ、努力はするから。▼~
:[サイゾウ]|はい…もちろんです。▼~
俺はアクア様を仲間だと信じ、~
これから闘っていくことを誓います。▼~
***支援S [#l8454832]
:[サイゾウ]|…アクア様。▼~
:[アクア]|サイゾウ…またあの話?~
もう私は気にしていないのだけれど。▼~
:[サイゾウ]|いえ。女性の傷痕を見たからには、~
何かしらの協力はさせていただきたい。▼~
我らの里に、古傷を跡形もなく~
消すという薬があります。▼~
あれを今度お持ちするので、~
付けてみてはいかがでしょうか…?▼~
:[アクア]|いいえ。気持ちは有難いけれど…~
そんな薬があるなら他の皆に使って。▼~
それに…古傷と言うなら、あなたの~
目のほうがよほど深い傷じゃないの?▼~
:[サイゾウ]|これは…~
俺の身体に刻みつけておくべき傷なんです。▼~
これを治すなんて、~
俺の魂が許さない。▼~
それに…男と女では~
傷の持つ意味が違うでしょう?▼~
:[アクア]|あなた…~
少し男尊女卑の嫌いがあるんじゃない?▼~
:[サイゾウ]|それは…否定しません。▼~
ですが、だからこそその傷を見てしまった俺が~
責任を負いたいのです…▼~
:[アクア]|責任…?▼~
:[サイゾウ]|アクア様…俺と恋人になってください。▼~
:[アクア]|え…!?▼~
:[サイゾウ]|あなたの優しさに触れ、そしてその傷を見て、~
俺はあなたをこれから守っていきたいと…▼~
心の底から想いました。▼~
もちろん忍びとしての主君はリョウマ様と~
心に決めておりますが…▼~
今は…男としてはあなたを~
守っていきたいと、そう心に決めたのです。▼~
:[アクア]|それは…これまで私のことを信用してこなかった~
贖罪の意味も込められているの?▼~
:[サイゾウ]|それは…わかりません。▼~
ですが贖罪も傷を見たことも…~
全て含んであなたが…愛しいのです。▼~
:[アクア]|サイゾウ…▼~
…………▼~
…ありがとう。こんな私を信頼し、~
そして愛してくれて…嬉しいわ。▼~
:[サイゾウ]|で、では…!!▼~
:[アクア]|ええ。これほどまでに愛してくれる人を~
愛さない理由はないわ。▼~
一緒になりましょう。▼~
:[サイゾウ]|ありがとうございます…アクア様。~
俺の全てを賭けてお守り致します…!▼~
:[アクア]|ええ、私もよ。▼~
~
**ヒノカ [#kdfbc38a]
***支援C [#kb486c14]
:[ヒノカ]|アクア…すまん!▼~
:[アクア]|…ヒ、ヒノカ?~
いきなり、どうしたの…?▼~
:[ヒノカ]|あ、ああ…確かに唐突だったな…~
いや…その…!▼~
:[アクア]|いいから落ち着いて。~
あなたは仮にも私のお姉さんなのよ?▼~
:[ヒノカ]|あっ…あははは。▼~
すまない。~
これではどちらが姉かわからないな。▼~
:[アクア]|ふふっ…そうね。~
で、一体どうしたの?▼~
:[ヒノカ]|私は昔から…~
暗夜を打倒することや、▼~
カムイを取り戻すことばかり~
優先させて生きてきた…▼~
そのせいかお前のことをあまり気にかけて~
やれなかったと思ってな。▼~
今更それに気づき、お前に謝罪の一言でも~
言わねばと思ったんだ…▼~
:[アクア]|そんなことを言うためにわざわざ?▼~
それならリョウマやタクミ、~
サクラはどうなるの?▼~
:[ヒノカ]|きょうだいのことで言うなら~
リョウマ兄様の手助けはしてきたし、▼~
タクミやサクラは私から見れば~
少し頼りないからな…面倒は見てきたつもりだ。▼~
:[アクア]|つまり私だけ、あんまり面倒を~
見られていなかったということ……?▼~
:[ヒノカ]|そ、そういうわけではない!~
アクアも私の大切な妹だ。▼~
だが、共に過ごす時間が他のきょうだいより~
少なかったのではないかと思ってな…▼~
:[アクア]|ふふふっ…そんなこと、全然気にしないわ。~
大丈夫だから安心して。▼~
私はもともと、~
一人でいることが好きだったし…▼~
ヒノカはとても優しいから、私の気持ちを~
尊重してくれていたのでしょう?▼~
:[ヒノカ]|アクア…▼~
:[アクア]|ああ、そうだわ。~
私ずっと、ヒノカにあげたいものがあったの。▼~
:[ヒノカ]|えっ…?▼~
:[アクア]|昔ね…ヒノカの誕生日のお祝いに、天馬を~
あしらった小物を渡そうと思ったんだけど、▼~
その時あなたは天馬武者としての修行中で、~
いつも鬼気迫る感じだったから…▼~
水を差してはいけないと思って、~
渡しそびれていたのよ。▼~
:[ヒノカ]|アクア…お前はそんなことを…!~
私はなんと言って詫びれば良いのか…▼~
:[アクア]|もう、大袈裟ね。~
それぐらいのことで謝るのはよして。▼~
私も渡しそびれていただけだし、~
今回それを受け取ってくれれば嬉しいわ。▼~
いま取りに行ってくるから、~
ちょっとここで待っていて。▼~
:[ヒノカ]|アクア…▼~
~
***支援B [#b28c18ac]
:[ヒノカ]|よーし、アクア。~
今日は何でも好きな物を買ってやるぞー!▼~
:[アクア]|ヒノカ…上機嫌ね…▼~
:[ヒノカ]|ああ、こういう時ぐらい姉らしくさせてくれ!▼~
好きな物を何でもとは言ったが、一つだけとか~
ケチくさい事も言わないからな!▼~
安心して何でも姉にねだるがいい!▼~
:[アクア]|そ、そう言われても…~
特に私、欲しい物はないし。▼~
:[ヒノカ]|まぁ商店を見て回れば、~
欲しい物などいくらでも出てくるだろう。▼~
先日お前にもらった天馬の小物の~
お礼だからな。さぁ行くぞー!▼~
:[アクア]|え、ええ…▼~
:[ヒノカ]|お、おい…アクア。~
結局何も買わないまま帰ってきてしまったぞ?▼~
:[アクア]|ええ、そうね。▼~
:[ヒノカ]|そうねって…何も買わなかったんだぞ?~
それなのになぜお前はそんな満足げなんだ?▼~
:[アクア]|だって…ヒノカと二人きりで、~
こんなに長く過ごせたのって初めてでしょう?▼~
だからとても嬉しかったのよ…~
食事も一緒にできたし、色々な話も聞けたしね。▼~
:[ヒノカ]|だからって…元はお前にお礼を買うために~
出かけたはずだったのに…▼~
:[アクア]|ヒノカ…私はもう十分にお礼をもらえたわ。▼~
これまで姉妹らしく過ごせたことなんて、~
ほとんど無かったでしょう?▼~
だから今日みたいに二人でいられたことが…~
私にとって何よりの贈り物なのよ…▼~
:[ヒノカ]|アクア…お前というやつは…!▼~
:[アクア]|ちょ、ちょっとヒノカ…?~
突然抱きしめてくるなんて…どうしたの?▼~
:[ヒノカ]|いや…何でもない。~
しばらくこうさせていてくれ…▼~
:[アクア]|………………▼~
ふふっ…仕方ないわね。~
わかったわ、姉さん。▼~
~
***支援A [#adeaede9]
:[ヒノカ]|アクア…少しいいか?▼~
:[アクア]|ヒノカ、どうしたの?▼~
:[ヒノカ]|その…この間二人で出かけたことがな…▼~
お前は十分お礼になったと言ってくれたが、~
やはりそれでは私の気が収まらなくてな…▼~
:[アクア]|ヒノカったら…~
まだそんなことを気にしていたの?▼~
もういいとあれほど…▼~
:[ヒノカ]|これを…! 受け取ってくれ…!▼~
:[アクア]|…!!~
これは…火の形の…ペンダント?▼~
でも…これって…▼~
:[ヒノカ]|あ、ああ…すまん。~
歪な形をしているのは私の手作りのせいだ…▼~
:[アクア]|えっ?~
これはヒノカが自分で作ったものなの?▼~
:[ヒノカ]|ああ…お前は元々、~
水のペンダントを持っていたからな。▼~
それを対になるようなものが~
いいだろうと勝手に思ってな。▼~
自分ならやはり火ではないかと思い…~
作ってみた。▼~
:[アクア]|ヒノカ…▼~
:[ヒノカ]|こんな細かい作業をするのは~
苦手だとわかってはいたが…▼~
手作りをすることに~
意味があるんじゃないかと考えて、な…▼~
:[アクア]|…そうだったのね。▼~
:[ヒノカ]|どうかこれを受け取ってほしい…▼~
:[アクア]|も、もちろんよ…!~
ありがとう、ヒノカ…大切にするわ。▼~
:[ヒノカ]|そうか、良かった…▼~
:[アクア]|水のペンダントは母の形見…~
そしてこのペンダントは姉からの贈り物…▼~
私はこんなにも愛されて…とても幸せよ。▼~
:[ヒノカ]|ああ、これからはもっと幸せにしてやるからな。~
覚悟しておけ。▼~
:[アクア]|ええ、ありがとう。ヒノカ。▼~
~
~
**アサマ [#fb131221]
***支援C [#k7933ced]
:[アサマ]|…………▼~
:[アクア]|アサマ。さっきから私のことを~
じっと見て…何か用?▼~
:[アサマ]|アクア様…~
あなたに一度お伺いしたかったんです。▼~
:[アクア]|えっ?▼~
:[アサマ]|あなたは私たちの軍内で、~
重要な役目を担っていらっしゃる人物です。▼~
:[アクア]|な、何なの? 唐突に…?▼~
:[アサマ]|皆からの信頼もあり、そして立場としても、~
皆を導いていかなければならない…▼~
現にあなたは~
世界に平和を取り戻すため、▼~
常に尽力していらっしゃいますよね?▼~
:[アクア]|…………▼~
:[アサマ]|あなたは一見すると、私たちの軍における~
正義の御旗そのものです。▼~
しかし…その内面にはもっと別の…~
何かが潜んでいるのではないですか?▼~
:[アクア]|別の…何か?▼~
:[アサマ]|ええ…普段のあなたからは~
おおよそ予想もつかないような、▼~
暗く深く沈んだ心の闇…▼~
世界を守りたいと思いながらも、~
結局はなるようにしかならないのではという、▼~
どこか達観したような佇まい…~
そう、それはどちらかというと、▼~
私の側の人間に近いような印象です。▼~
:[アクア]|…………▼~
:[アサマ]|あなたからそういった冷めた胸中を~
感じてしまうんですが…どうです?▼~
:[アクア]|たとえそうだとしても…~
あなたに答える義理はないわ…▼~
:[アサマ]|おやおや…行ってしまわれましたね。▼~
***支援B [#x5b79e35]
:[アサマ]|やぁ、アクア様。~
ご機嫌いかがですか?▼~
:[アクア]|相変わらず、胡散臭いわね…▼~
私の機嫌なんて、~
本当はどうでもいいと思っているくせに。▼~
:[アサマ]|おや、よくご存じで。▼~
:[アクア]|…またあの話をするつもりなの?▼~
:[アサマ]|ええ、私はあなたの心の闇を~
どうしても知りたいんです。▼~
なにせ同類かもしれないわけですからね。▼~
:[アクア]|あなたと同類かどうかは知らないけれど…▼~
仮に私の心が、あなたの言うとおりだとしたら~
何だと言うの?▼~
:[アサマ]|それはもちろん、そのことを~
皆に伝えて楽しむつもりですよ。▼~
人の裏の顔は、興味深いですからね。~
ふふふっ…▼~
:[アクア]|そう…~
好きにすればいいわ。▼~
もっとも、私の心をあなたに話すつもりなど~
最初から無いけれど。▼~
:[アサマ]|あ、待ってください。アクア様。▼~
:[アクア]|何よ…?▼~
:[アサマ]|仮に真実を知った後も黙っていると~
約束すれば…教えてくださいますか?▼~
それで良いなら…私の心の奥に~
しまっておかなくもないですよ。▼~
:[アクア]|…………▼~
そんな曖昧な条件で答える利点が~
私には見当たらないわね。▼~
:[アサマ]|ふふふっ…いいですねぇ、アクア様。~
私はますます知りたくなってきましたよ。▼~
***支援A [#r2ec8d29]
:[アサマ]|やぁやぁ、アクア様。~
ご機嫌はいかがですか?▼~
:[アクア]|だから気にもしていないことを~
聞くのは止めてちょうだい。▼~
あなたが気にしているのは私の機嫌ではなく、~
私の心の内でしょう?▼~
:[アサマ]|いえいえ、ちゃんと気にしていますよ。~
あなたのご機嫌…あなたの心の健康を。▼~
:[アクア]|え?▼~
:[アサマ]|私は…こう考えているんです。▼~
あなたのご機嫌が優れないのは、~
あなたの塞ぎこんだ心のせいなのではと。▼~
:[アクア]|どういう意味?▼~
:[アサマ]|つまり塞ぎこんだ心が…~
あなた自身をがんじがらめにしているんですよ。▼~
あなたの心の内は解放されたがっている。▼~
時には悩みや苦しみ、心の悲しみを~
誰かに吐露することも必要なのではないですか?▼~
:[アクア]|解放ですって…?▼~
:[アサマ]|ええ、悩みは人に打ち明けることで、大抵は~
昇華されるものだと聞いたことがあります。▼~
:[アクア]|打ち明けることで…昇華される…▼~
:[アサマ]|神仏の教えにも、~
そういうものがあるんですよ。▼~
まぁ…私はそんなもの~
ぜんぜん信じていませんがね。▼~
:[アクア]|…………▼~
ふふっ…~
つまりは悩みを話せってこと?▼~
アサマは言い方が回りくどすぎるわ。~
最初からそう言ってくれれば良いのに。▼~
あなた…私を心配してくれていたのね?▼~
:[アサマ]|まあ、そうとも言えますけれど…~
別に好意的に受け止めなくても結構ですよ。▼~
最初はあなたの暗い表情を見ていて、~
イライラしていただけですから。▼~
:[アクア]|そうやってすぐに悪態をつくのね。▼~
:[アサマ]|悪態ではありませんよ。▼~
私は神仏に仕える者として、常に~
素直な気持ちを述べているだけです。▼~
:[アクア]|そう…じゃあ私も、~
素直な気持ちを述べてあげる。▼~
最初は正直、~
あなたのことが煩わしかった…▼~
けれど今は、少なからず~
心配してくれていたことがわかって嬉しいわ。▼~
これからはもう少し、~
人に頼れるよう努力する。▼~
…今はそんな返事でいいかしら?▼~
:[アサマ]|あなたの表情が健やかになるのなら、~
それで良いのではないでしょうか?▼~
:[アクア]|ふふ…ありがとう、アサマ。▼~
~
***支援S [#w41b81f4]
:[アクア]|アサマ…少し、いいかしら?▼~
:[アサマ]|アクア様、なんでしょう?~
そろそろ心の内を吐露する気になりましたか?▼~
:[アクア]|ええと…少し違うかもしれないけれど、~
私の話を聞いてもらえる?▼~
:[アサマ]|面白そうならば何なりと。▼~
:[アクア]|ふふっ…▼~
私は確かに…人から冷めているように~
見られているのは理解しているの。▼~
でも…世界を守りたい、皆と生き延びたいという~
想いは本当なのよ。▼~
あなたのことも皆のことも信じているし…~
これからも信じ続ける、って。▼~
:[アサマ]|あはははっ!~
やっぱりあなたは面白い人ですね!▼~
:[アクア]|え…?▼~
:[アサマ]|それくらい私には最初からわかっていますよ。~
あえて聞く必要もないと思っていました。▼~
:[アクア]|で、でも…あなた最初は!▼~
:[アサマ]|わかった上で、相手がどう取り繕うのか~
観察するのが好きなのですよ、私は。▼~
:[アクア]|…………▼~
呆れた…ふふっ。~
そういえばあなたはそんな人だったわね。▼~
:[アサマ]|まぁでも…これ以上は見ていられません。~
我慢の限界です。▼~
:[アクア]|我慢…?▼~
:[アサマ]|はい。これ以上、他人の距離から~
あなたを観察するのは飽きてしまいました。▼~
私はこれから、ずっとあなたの傍にいましょう。~
そしてあなたを守り続けますよ。▼~
:[アクア]|えっ…そ、それは…▼~
:[アサマ]|あなたが好きなんです。▼~
儚げで、壊れそうなあなたを~
これ以上見ていられないんですよ。▼~
だから…近くで守り続けたいんです。▼~
:[アクア]|アサマ…ありがとう。▼~
あなたがそうしてくれるなら…~
私は…少し甘えてもいい?▼~
:[アサマ]|まぁ私の気が変わらないうちは、~
好きにすればいいのではないですか?▼~
:[アクア]|ふふっ…またそうやって~
悪態をつくんだから。▼~
でも、私にはこんな風に…▼~
軽口を言い合えるような~
相手がちょうどいいのかも。▼~
アサマ…本当にありがとう。~
これからもよろしくね。▼~
:[アサマ]|ええ、こちらこそ。~
アクア様…▼~
~
**ツクヨミ [#m9e24e5f]
***支援C [#c24144ef]
:[ツクヨミ]|アクア、少し良いか?~
お前に訊きたいことがあったのだ。▼~
:[アクア]|ツクヨミ、何かしら?▼~
:[ツクヨミ]|私はこれまで一度も風の部族の住む村を~
出たことがなかった。▼~
こうして皆と共に旅をするようになり、~
世界はこれほどに大きく、▼~
様々なものに満ち溢れていることを知り、~
驚かされることがとても多いのだ…▼~
:[アクア]|そう…▼~
:[ツクヨミ]|お前は様々な場所で暮らしてきたと~
聞いたのだが、何か話を聞かせてはくれぬか?▼~
:[アクア]|話…?▼~
:[ツクヨミ]|ああ、この場所にはこんな名所があったとか、~
こんな人々が暮らしていたとか…▼~
その土地ならではの逸話というやつだ。~
沢山、面白い話があるのだろう?▼~
:[アクア]|そんな大層な話なんて…ないわ。▼~
:[ツクヨミ]|そんなわけないだろう?~
私でさえ既に驚きを感じているというのに、▼~
お前に何も無いわけないと思うのだが…▼~
:[アクア]|感じ方は人それぞれということね、~
ごめんなさい、何も協力できないくて。▼~
:[ツクヨミ]|い、いや…▼~
:[アクア]|じゃあ私、もう行くわね…▼~
:[ツクヨミ]|アクア…~
本当にそうなのだろうか…?▼~
~
***支援B [#aa71da23]
:[アクア]|ツクヨミ…▼~
:[ツクヨミ]|アクア、どうしたのだ?▼~
:[アクア]|この間はそっけない返事をしてしまって、~
ごめんなさい…▼~
:[ツクヨミ]|そんなこと、~
わざわざ謝ることではない。▼~
:[アクア]|そ、そう…▼~
:[ツクヨミ]|だが気になりはしたぞ?~
話したくないということは…▼~
お前は…転々とする生活が~
不満だったということなのだろう?▼~
旅をするのが嫌だったのではないか?▼~
:[アクア]|…………▼~
いえ。旅をすること自体に、というよりも、~
行く先々で起きたことに辟易してしまった…▼~
幼い私にとって辛いことが~
多かったというだけかしら。▼~
:[ツクヨミ]|そうか…私の質問で嫌な記憶を~
呼び覚ましてしまったというわけか。▼~
それは済まないことをしたな…▼~
:[アクア]|いえ、私が割り切れていないだけよ…▼~
:[ツクヨミ]|だが本当に楽しい記憶が~
全く無かったというのか?▼~
お前の心に残った幸せな出来事が、~
何一つとして無かったのか…?▼~
:[アクア]|…………▼~
そうね…~
もちろん全くないわけではないわ…▼~
たとえば暗夜の夜の景色…▼~
王城を中心として王都の街明かりが~
ポツポツと煌めいているのは…▼~
まるで地上に星々が落ちてきたようで、~
とても美しかったわ…▼~
:[ツクヨミ]|おおっ…!~
それは確かに見応えがありそうだな。▼~
:[アクア]|あとは~
旅の途中に立ち寄った海辺の街で、▼~
夜明けの景色を見たときは~
感動したわね…▼~
水平線から昇ってくる朝日に向かって、~
朝の漁に向かう船団が進んでいくの…▼~
あの光景には感動したわ。▼~
:[ツクヨミ]|アクアの話を聴いているだけで、~
その光景がまざまざと浮かぶようだ…▼~
心が高ぶってくるな…!▼~
世界にはまだ見ぬ素晴らしい場所が~
それほどに広がっておるのだな…!▼~
:[アクア]|…こんな話で良ければ~
また聞かせてあげるわ。▼~
:[ツクヨミ]|ああ、頼んだぞ!~
お前の旅の記憶を私にも聞かせてくれ!▼~
~
***支援A [#y35c2b54]
:[アクア]|…それでね。▼~
その二つの山は「めおと山」と言われていて、~
年に一度村同士で協力してお祭りを行うの。▼~
:[ツクヨミ]|なるほど…~
めおと、つまり夫婦という事だな。▼~
:[アクア]|ええ、そうね。▼~
あと…めおと山の近くには~
紫色の花々の咲く草原があってね。▼~
:[ツクヨミ]|紫の花々…何やら怪しげだな?▼~
:[アクア]|そんなことはないわ。~
香りがとても良い、とても美しい花だったわ。▼~
…また行ってみたいわね。▼~
:[ツクヨミ]|アクアがそう言うのなら、真実なのだろうな。~
うむ、私も行ってみたくなったぞ。▼~
:[アクア]|…………▼~
:[ツクヨミ]|アクア、どうしたのだ?~
突然黙って…▼~
:[アクア]|こうして改めて思い返してみると、~
私の旅の道中も…▼~
それほど悪い思い出ばかりじゃ~
なかったのかもしれないわね…▼~
:[ツクヨミ]|アクア…▼~
:[アクア]|ツクヨミ、ありがとう…あなたのおかげで、~
私はこれまでの事を色々見直せたわ。▼~
決して悪いことばかりの~
人生じゃなかったんだって…▼~
:[ツクヨミ]|そうかそうか、それは良かったぞ!▼~
アクアにそう言ってもらえて、~
私も鼻が高い…!▼~
:[アクア]|うふふっ…!▼~
ツクヨミ、あなたって本当に無邪気で~
純粋で…良い子なのね。▼~
:[ツクヨミ]|よっ…良い子だと!?~
私を子供扱いするでないー!!▼~
:[アクア]|うふふふっ…そういう風にすぐにむきになる所~
なんて、まさに子供っぽいでしょ?▼~
:[ツクヨミ]|むぅ~…▼~
~
***支援S [#je46f2d1]
:[ツクヨミ]|アクアよ。~
今少し時間はあるだろうか?▼~
:[アクア]|ええ。~
今日も旅の話を聞きたくなったの?▼~
:[ツクヨミ]|い、いや…~
今日はその話ではないのだ。▼~
:[アクア]|そうなの…?▼~
:[ツクヨミ]|…………▼~
:[アクア]|ツクヨミ、どうしたの?▼~
:[ツクヨミ]|お前から見れば私はやはり…~
まだ子供なのだと思う。▼~
:[アクア]|この間の事を気にしているのね?~
ごめんなさい、私…軽率だったわ。▼~
:[ツクヨミ]|い、いや…事実なのだから仕方ない。▼~
それよりも私は…~
いつか心身ともに大人になり、▼~
そしてアクアを守りたいと~
思っているのだ…!▼~
:[アクア]|えっ…そ、それは…▼~
:[ツクヨミ]|アクアを守れるような大人になって、~
世界が平和になった暁には…▼~
世界中を巡り、アクアが訪れた美しい場所を~
今度は二人で訪れて…▼~
アクアの嫌な思い出が全て消し飛ぶくらい、~
楽しい旅の思い出を作りたいのだ…!▼~
:[アクア]|ツクヨミ…▼~
:[ツクヨミ]|どうだろうか…?~
私の告白を受け入れてくれないだろうか…?▼~
:[アクア]|…………▼~
ええ、喜んで。▼~
:[ツクヨミ]|!アクア…!▼~
:[アクア]|私もあなたのおかげで自分の人生も~
まだ捨てたものではないって…▼~
幸せなことも沢山あったんだって…~
思うことができたわ。▼~
そしてこれからは二人でもっともっと~
幸せになりたい…そう思っているのよ。▼~
:[ツクヨミ]|そうか!良かった…!▼~
また子供扱いされて軽くあしらわれて~
しまうのかとヒヤヒヤしてしまったぞ…!▼~
:[アクア]|うふふ…心配性なのね。~
でも杞憂で良かったわね。▼~
私もちゃんと…あなたを見ていたいわ。▼~
:[ツクヨミ]|これからよろしく頼むぞ。アクア。▼~
:[アクア]|ええ、こちらこそよろしくね、ツクヨミ。▼~
~
**ヒナタ [#d8ef2193]
***支援C [#dc2d552b]
:[ヒナタ]|おっ、アクア様!▼~
ほらよっと!▼~
:[アクア]|ヒナタ、どうかしたの…って。▼~
わっ…突然何を投げてきたの?~
なにこれ?▼~
これは草…いえ、野菜…?▼~
:[ヒナタ]|はい、そうです。さっき露店で売ってたから買っと...
:[アクア]|もう…~
食べ物を投げたりしてはダメよ、ヒナタ。▼~
:[ヒナタ]|はーい、すみません。▼~
:[アクア]|けど、ありがとうヒナタ。~
食事の班に渡しておくわね。▼~
でもこの野菜は確か、~
まだ蓄えがたくさんあったはず…▼~
なのにどうして、~
わざわざこの野菜を買ったの?▼~
:[ヒナタ]|ええっ?そ、そりゃあもちろん、~
安かったからですよ…▼~
あと、露店の店番がすごく可愛…~
じゃなくて、いい人で…▼~
:[アクア]|へえ。その店番、どんな人だったの?▼~
:[ヒナタ]|ええっ?な、なんですかいきなり?~
野菜に関係ないじゃないですか?▼~
:[アクア]|いいから教えなさい。▼~
:[ヒナタ]|い、嫌ですよ…!~
別にどうでもいいじゃないですか!▼~
:[アクア]|というかもう、~
大体察しはついてるのだけれどね。▼~
…どうせその露天商は美人で、~
口八丁手八丁に言いくるめられて、▼~
この野菜を買わされたんでしょう?▼~
:[ヒナタ]|うっ、うへぇ…!?▼~
どどど…どうしてわかるんですか!?~
まさかアクア様…預言者!?▼~
:[アクア]|あなたの言動が単純すぎるのよ。▼~
まぁ野菜自体の品質がそんなに~
悪くないのがせめてもの救いだけど…▼~
:[ヒナタ]|でも仕方ないじゃないですか?▼~
綺麗な女の人に「買ってくれないと~
今日の晩ご飯が食べられらんです…」って、▼~
懇願された日にゃあ、~
買ってやるのが男ってもんでしょうよ!▼~
:[アクア]|そんなに堂々と言われると~
怒る気にもなれないわ…▼~
あなた、いつかそれで~
身を滅ぼさないようにね。▼~
:[ヒナタ]|あはは、何を言ってるんですか、アクア様。~
全然大丈夫ですって~!▼~
じゃ俺はこれで!!▼~
:[アクア]|し、心配だわ…▼~
~
***支援B [#f18f72fd]
:[賊]|ここが…奴らのアジトか。▼~
暗夜を出て数年…~
ついにアタシも栄華を取り戻す時が来たのね。▼~
:[ヒナタ]|ん…なんだ、お前!?~
お前みてぇな奴は見たことないぞ!!▼~
もしかして…敵か!?▼~
:[アクア]|ヒナタ…どうしたの?~
そんなに騒いで…?▼~
…っ!この子は…!?▼~
:[ヒナタ]|アクア様、こいつと顔見知りなんですか!?~
そういや…俺もどこかで…?▼~
って、あああーーーっ!!~
この間の露天商!?▼~
でも恰好が全然違うし…~
まさか敵の密偵だったのか?▼~
:[アクア]|あなた…確か暗夜王国の~
貴族の娘よね?▼~
どうしてこんなところで、~
賊の真似事なんてしているの…?▼~
:[賊]|フン…苦労を知らないお嬢様が~
独りで不思議がっているがいいわ。▼~
:[アクア]|暗夜で落ちぶれて…~
賊に成り下がったということ?▼~
ここに来たのは…密偵として私たちを調査し、~
敵に情報を売りとばすため?▼~
:[賊]|フフッ、相変わらず察しが良いわね。~
そんなところが昔から気に喰わなかったわ!!▼~
:[アクア]|…………▼~
:[賊]|あなた…アタシによく虐められてたわよね?~
今はどうなの?幸せに過ごしているの?▼~
ああ~イライラするわね!!だったら、~
もうちょっと…虐めておくんだったわ!!▼~
:[ヒナタ]|やいやい!!てめぇ黙って聞いてりゃ、~
野菜を買ってやった恩義も忘れて、▼~
アクア様に好き勝手いいやがって!!▼~
俺たちの陣にここまで侵入しておいて、~
無事に帰れると思うなよ!!▼~
:[賊]|フン…まんまと野菜を売り付けられて、~
そのまま追跡されたバカな男ね。▼~
:[ヒナタ]|なんだと!?▼~
:[賊]|それにアタシの仕事はあくまでも偵察!~
もう用は済んだわ!退散させてもらう!▼~
:[ヒナタ]|あっ!こら、待てっ!!!▼~
:[アクア]|ヒナタ!もういいの!~
追わないでも大丈夫よ…!!▼~
:[ヒナタ]|で、でも…!▼~
:[アクア]|あの人に何かできる力なんてないわ…▼~
それに今は別に、~
この陣の場所を隠しているわけじゃないし…▼~
:[ヒナタ]|しかしあの女…野菜売りと称して、~
この辺をウロチョロしていたってことですか?▼~
俺としたことがまんまと罠にハマったってことなんですね…▼~
すみません…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[ヒナタ]|アクア様…?▼~
:[アクア]|少し…独りにさせて。▼~
:[ヒナタ]|アクア様…▼~
~
***支援A [#ae415fe3]
:[アクア]|…………▼~
:[ヒナタ]|アクア様ー!▼~
:[アクア]|ヒナタ…どうしたの?▼~
:[ヒナタ]|へへへっ、これどうぞ。▼~
:[アクア]|これは…野菜?まさか、また~
店員の口車に乗せられてしまったの?▼~
:[ヒナタ]|まさか。俺だってちゃんと学習します。~
それはちゃんとした店で買ったんですよ。▼~
:[アクア]|うふふ…わかってるわよ。▼~
:[ヒナタ]|アクア様、あれ以来元気無さそうだったので、~
ちょっと珍しい野菜を買ってみました。▼~
白夜の山奥の清流にしか生えない、~
滋養強壮によく効く野菜なんですよ。▼~
:[アクア]|ありがとう…でも野菜を贈るだなんて、~
おかしなことするのね、ヒナタ。▼~
うふふ…▼~
:[ヒナタ]|アクア様が思ったよりも元気そうで、~
良かったです。▼~
:[アクア]|ええ…気にしていても仕方ないものね。▼~
:[ヒナタ]|あの女に…~
昔虐められていたんですか?▼~
:[アクア]|ええ…そうね。~
傍から見ればそう見えたかも。▼~
でも…あんな風になってしまって…~
なんだかあの子が気の毒だわ。▼~
:[ヒナタ]|いいじゃないですか。~
酷いことをした罰が当たったんですよ。▼~
:[アクア]|そんな風には割り切れないわ…▼~
:[ヒナタ]|す、すみません…▼~
でも今は戦時中ですから…~
色々ありますよ。▼~
:[アクア]|そうね…▼~
:[ヒナタ]|でも…過去は振り返らない事です!~
もちろん忘れろとは言いませんけど。▼~
:[アクア]|振り返らずに…でも忘れるな?~
なかなか難しいこと言うのね…▼~
ヒナタ、あなた私に何とかして~
良いことを言おうとしてない?▼~
:[ヒナタ]|うっ…ばれたか。▼~
でも、俺なんかの頭じゃいい言葉なんか~
そうそう浮かんでこないみたいです。▼~
:[アクア]|…うふふ、でも、ありがとう。~
少しだけ明るくなれた気がするわ。▼~
:[ヒナタ]|なら良かったです!~
野菜でも食べて元気になりましょうよ。▼~
:[アクア]|ええ、そうね。▼~
~
***支援S [#g5c49ee8]
:[ヒナタ]|アクア様!!▼~
:[アクア]|ヒナタ…ど、どうしたの?~
泥だらけじゃない…?▼~
それに、両手にたくさん持ってる野菜は…~
この間もらったものよね?▼~
山奥にしか生えないっていう…▼~
:[ヒナタ]|ええ、そうです!~
さっき取りに行ってきました!▼~
:[アクア]|な、なんでそんなことを?▼~
食べたいならこの前のように~
買えばいいじゃない?▼~
:[ヒナタ]|いやぁ沢山欲しかったんですよ。~
この前より、もっと沢山!▼~
:[アクア]|そ、そんなに食べたかったの…?▼~
:[ヒナタ]|いえ、これは全部~
アクア様に差し上げます!▼~
:[アクア]|私に…?でもなぜ?▼~
:[ヒナタ]|俺…アクア様のことずっと気になってました。▼~
いつも憂いを帯びた表情で…~
この人はいつも何を考えてるのか?とか、▼~
どうすれば笑ってくれるのかな…とか。▼~
:[アクア]|ヒナタ…?▼~
:[ヒナタ]|でもこの間の一件の後で、~
ようやく俺…わかったんです。▼~
俺が気になってた理由は…~
アクア様が好きだったからだって。▼~
だからこの野菜は…求婚の証です。▼~
:[アクア]|えっ!?▼~
:[ヒナタ]|野菜をそんなことに使うなんて、~
可愛げも何もないかもしれないって▼~
思ったんですけど…~
あの一件の後で俺の誠意を見せるなら、▼~
これが一番なのかなって…そう思いました。▼~
:[アクア]|…そう。ありがとう、ヒナタ。~
私、とても嬉しいわ。▼~
純粋に私を慕ってくれるあなたが~
とても眩しく感じられるのよ…▼~
それにこの野菜も…~
あなたらしくて私には魅力的に見えるわ。▼~
:[ヒナタ]|じ…じゃあ!?~
:[アクア]|ええ。私は時々落ち込んでしまうかも~
しれないけど…これからも助けてくれる?▼~
:[ヒナタ]|もちろんですよ!▼~
:[アクア]|じゃあこれからずっと…傍にいさせてね。▼~
:[ヒナタ]|はい、傍で必ず…お守りします!~
アクア様!!▼~
~
**タクミ [#v6734b4f]
***支援C [#j92634c4]
:[タクミ]|…アクア姉さん。~
どうしたの? こっちをジロジロ見て?▼~
:[アクア]|タクミ、着物の裾がめくれてるわ。~
ちゃんと直したほうがいいわよ。▼~
:[タクミ]|なんだ。そんなことか…▼~
:[アクア]|あとさっきの昼食の時に~
野菜を残していなかった?▼~
ちゃんと好き嫌いせずに食べなきゃダメよ。▼~
:[タクミ]|べ、別に嫌いなわけじゃない。~
ちょっと食欲が湧かなかっただけだ。▼~
:[アクア]|そう…▼~
:[タクミ]|まったく…~
あんまり子供扱いするなよ。▼~
:[アクア]|そうね。ごめんなさい。▼~
…………▼~
:[タクミ]|今度は何?▼~
:[アクア]|…いえ、何でもないわ。▼~
:[タクミ]|なんだよ、言いたいことがあるなら言えよ。~
気になるだろ?▼~
:[アクア]|その…昔ミコト女王に言われていたことを~
思い出していたのよ。▼~
:[タクミ]|母上に?▼~
:[アクア]|ええ。生前ミコト女王は、~
私によく言っていたわ。▼~
リョウマとヒノカ、タクミやサクラとずっと、~
きょうだいのように仲良くして欲しいって…▼~
:[タクミ]|そうなんだ…でも、~
無理にそうする必要なんてないと思うな。▼~
:[アクア]|え?▼~
:[タクミ]|僕らはもうある程度信頼し合ってるんだし、~
子供でもない。▼~
母上の願望はもっともだけど…アクア姉さんも~
それに縛られる必要はないと思う。▼~
:[アクア]|…そうね。▼~
:[タクミ]|ああ、だからあまり気にしないほうがいいよ。▼~
:[アクア]|わかったわ。▼~
:[タクミ]|じゃあ僕、もう行くから。▼~
:[アクア]|…………▼~
~
***支援B [#rc0572ea]
:[タクミ]|さて…一人で町に出かけてみたけど、~
買い物も済んだし、食事でもして帰るかな。▼~
…………▼~
ん? あの道端にいるのは、~
アクア姉さんと…子供?▼~
:[アクア]|もう…~
どうして言うことを聞けないの?▼~
:[子供]|へん! 見ず知らずのやつの言うことなんて~
聞くもんか!▼~
:[タクミ]|アクア姉さん…~
その子、誰?▼~
:[アクア]|…ああ、タクミ。~
どうやら迷子みたいなの。▼~
でも、全然言うことを聞いてくれなくて。▼~
:[タクミ]|…お前、迷子なのか?▼~
:[子供]|うーるーさーい!~
お前たちなんかに、たよるつもりはないんだ!▼~
:[アクア]|ほら…こんな感じなのよ。▼~
:[タクミ]|…ああ、なるほどね。~
アクア姉さん、ここは任せてよ。▼~
:[アクア]|タクミ?▼~
:[タクミ]|おい。お前、今何をしてるんだ?~
もしかして一人で冒険中なのか?▼~
:[子供]|えっ…? ええと。~
うーんと…そ、そうだよ。▼~
:[タクミ]|へえ、それはすごいね。~
一人でどんな所に行ったの?▼~
:[子供]|ええと、山を歩いて…草原を走って…~
知らない町に着いて…▼~
あっ、武器屋に入ったぞ!~
知らないおっちゃんからおむすびをもらった!▼~
:[タクミ]|そうか。それは大冒険だったな。▼~
…でも冒険しすぎたせいか、~
お前かなり疲れてるみたいだぞ?▼~
:[子供]|そ…そんなことないよ!▼~
:[タクミ]|まぁまぁ、そう言うなよ。~
僕は今、身体を鍛えてるんだけど…▼~
ちょうど重い物を持ちたかったから、~
僕の背中に乗っかってもらえないか?▼~
:[子供]|えっ…?▼~
:[タクミ]|僕は鍛えられるし、お前は休めるし、~
二人にとって良いこと尽くしだろ?▼~
:[子供]|そこまで言うなら…~
そうしてやっても…いいかな?▼~
:[タクミ]|よし、じゃあ乗ってくれ…~
そらっ! これで鍛えられる~助かった!▼~
:[子供]|うわ~!高い高い!~
あはははっ!!▼~
:[タクミ]|だろ? でもせっかくだから、~
お前の家まで送っていくことにしようかな?▼~
そうすれば僕はもっと鍛えられるし!▼~
:[子供]|うん、それがいいよ!▼~
:[タクミ]|家の目印になるようなものは、~
何かあるか?▼~
:[子供]|ええと~、うーんと…~
あっ!▼~
近くに大きな一本杉があるよ!▼~
:[タクミ]|よし! じゃあそれを目印に早速出発だ!~
それーっ!!▼~
:[アクア]|タクミ…▼~
…うふふっ。▼~
あなたがそんな風に子供を~
懐かせられるなんて、ちょっと意外だったわ…▼~
~
***支援A [#k3f94427]
:[アクア]|あ、タクミ!▼~
:[タクミ]|アクア姉さん、どうかした?▼~
:[アクア]|この間の件、本当にありがとう…!~
改めてお礼を言いたくて…!▼~
:[タクミ]|この間の…? あ、ああ。~
あのやんちゃな子供のことか。▼~
無事に送り届けられて良かったな。それに…~
別にアクア姉さんが感謝することじゃないだろ?▼~
:[アクア]|でも…私が困っていて、それをタクミが~
助けてくれたのは事実だから。▼~
:[タクミ]|まぁ偶然通りかかって良かったよ。▼~
:[アクア]|あの子…私じゃ全然ダメだったのに、~
タクミには一瞬で心を開くんだもの…▼~
まるで魔法みたいだったわ。▼~
:[タクミ]|ははっ、それは言い過ぎだよ。~
でもまぁ…あいつは昔の僕に似てたから。▼~
ひねくれてて、相手の親切を~
素直に受け入れられなくて…▼~
だから少し気持ちがわかったのかもしれない。▼~
:[アクア]|タクミ…▼~
:[タクミ]|それにアクア姉さんが、あの生意気相手に~
奮闘したんだろうなって想像するだけでも、▼~
僕は結構面白かったよ。▼~
:[アクア]|もう…意地悪ね。▼~
:[タクミ]|でもごめん…僕はあいつみたいに、▼~
アクア姉さんに対して~
変に壁を作っていたのかもしれない。▼~
:[アクア]|えっ…?▼~
:[タクミ]|だから僕は…母上に言われたからじゃなくて…~
もっとアクア姉さんと仲良くなりたい。▼~
:[アクア]|私も…そう思っていたの。~
ミコト女王に言われたからじゃなくて…▼~
自分自身があなたと仲良くなりたいんだって、~
あなたを見ていて心の底から思ったわ。▼~
:[タクミ]|うん、ありがとう。アクア姉さん。~
これからも姉弟、手を取り合って生きていこう。▼~
:[アクア]|ええ、よろしくね。タクミ。▼~
~
***支援S [#y0becbc9]
:[アクア]|…………▼~
こんな夜中に、誰かの声がする…?~
何か、呻いているような…▼~
っ!? この声は、タクミのもの?~
まさか、何かあったの!?▼~
タクミ…!▼~
(一時暗転)▼~
:[タクミ]|う…うぅ…っ▼~
:[アクア]|タクミ…!? どうしたの?~
苦しいの? タクミ…!?▼~
:[タクミ]|は、母上…!~
死なないでよ…母上…っ!▼~
:[アクア]|え…!?▼~
:[タクミ]|……はっ!!▼~
はぁ、はぁ…~
えっ…!? こ、ここは…?▼~
あれ、アクア姉さん…~
僕は……▼~
:[アクア]|タクミ…悪夢にでも~
うなされていたの?▼~
:[タクミ]|…悪夢…~
そ、そうか、僕は…夢を見ていたのか…▼~
:[アクア]|「母上」って…~
何度も言っていたわよ。▼~
もしかして…ミコト女王が~
死んだ時の夢を見たのかしら…?▼~
:[タクミ]|はは…まるで子供だね。~
この歳になって、母親の夢を見るなんて。▼~
でも…やっぱり忘れられないよ…~
目の前で母上が死んだ、あの時のこと…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[タクミ]|ははは…情けないところを見せたね。~
でも、もう大丈夫だから…▼~
:[アクア]|…っ、タクミ…!▼~
:[タクミ]|う、うわっ…アクア姉さん?~
なんで突然抱きついて…?▼~
:[アクア]|私…あなたを守るわ。~
ミコト女王の代わりはできないけど…▼~
あなたが壊れてしまわないように…~
これからずっと傍にいて、守り続けたいの。▼~
血は繋がっていなくても…~
私たちは姉弟なんだから。▼~
:[タクミ]|アクア姉さん…ありがとう。▼~
でもさ、どうせなら~
お願いがあるんだけど…いいかな?▼~
:[アクア]|ええ、もちろんよ。▼~
:[タクミ]|もし、アクア姉さんがほんとに~
ずっと傍にいてくれるなら…▼~
姉弟じゃなくて…恋人として、~
僕のことを支えてほしい。▼~
:[アクア]|え…?▼~
:[タクミ]|僕にはどうしても、アクア姉さんのことが~
姉だって思えなかった…▼~
それは、血が繋がってないからとか、~
暗夜にいたからとかいう理由もあって、▼~
冷たい態度を取ったこともあったけど…~
本当の理由は、そうじゃなかった。▼~
僕は…アクア姉さんが好きなんだ。~
ずっと好きだったんだ…▼~
だから…僕はきっと、姉としてじゃなくて、~
一人の女性として、君を見ていた…▼~
:[アクア]|タクミ…ありがとう、嬉しいわ。~
私も、あなたのことが好きだった。▼~
いつか、こうなることを望んでいたの。▼~
:[タクミ]|ほ、本当?▼~
:[アクア]|ええ、こんなこと冗談で言えないわ。▼~
:[タクミ]|そうか…うん、ありがとう。アクア姉さん。~
あ、でももう姉さんじゃないのかな?▼~
でも…呼び方はそうそう変えられないし、~
しばらくはこのままで呼ばせてもらうね。▼~
:[アクア]|ええ。でもこれで私たちは~
本当の意味で家族になれるのね。▼~
:[タクミ]|うん、これからずっとアクア姉さんを~
守り続けるって誓うよ…▼~
:[アクア]|もちろん私もよ。全てを賭して~
あなたを守っていくって誓うわ、タクミ。▼~
~
**ニシキ [#vd720b4a]
***支援C [#pac2ce82]
:[ニシキ]|やぁやぁ、アクア。~
こんにちは。▼~
:[アクア]|こんにちは。▼~
:[ニシキ]|んん?~
随分と真剣な顔をしているね、キミは?▼~
周囲の空気がぴりっと張りつめてる感じ。~
何か考え事でもしているのかい?▼~
:[アクア]|そんなことないわ…~
普通にしているだけよ。▼~
:[ニシキ]|へえ、普通にしていても~
そんな風だなんて、羨ましいよ。▼~
ボクは長い間~
里で平和に暮らしてたせいか、▼~
こうして戦争に参加してても、どうも~
緊張感が無いと思われてしまうんだよね。▼~
:[アクア]|確かにニシキはいつも~
楽しそうにしているわね。▼~
:[ニシキ]|あはは。~
やっぱりそう見えるかい?▼~
平和ボケした狐だと思われないよう、~
気をつけないといけないね。▼~
:[アクア]|別に、あなたはそのままでいいんじゃない?~
私は愛想のいいあなたが羨ましいぐらいよ。▼~
:[ニシキ]|そ、そうかい?▼~
そう言われると嬉しいね。~
しっぽが勝手に揺れてしまうよ。えへへ…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[ニシキ]|ん? アクア…~
いったいどうしたんだい?▼~
:[アクア]|…あ、いえ。なんでもないわ。~
大きなしっぽだと思って…つい。▼~
:[ニシキ]|ああ、そうか。このしっぽは~
ヒトには珍しく映るんだったね。▼~
睨まれてるのかと思って、~
びっくりしてしまったよ。▼~
それじゃあボクはこれで。~
またね、アクア。▼~
:[アクア]|ええ。▼~
:[ニシキ]|ふぅ…いいなあアクアは。~
常に緊張感があって冷静で。▼~
ボクもあれぐらい冷静に見えれば、~
より美しい狐に…▼~
:[アクア]|…………▼~
:[ニシキ]|…わわっ!?▼~
あれ? アクア、どうしたんだい?~
あっちに行ったものとばかり…▼~
:[アクア]|あっ…ええと、いえ、これは…~
ちょ、ちょっと道を間違えてしまったわ。▼~
:[ニシキ]|ああ、そうなんだ。▼~
:[アクア]|そ、そうなの…~
ごめんなさい…!!▼~
:[ニシキ]|ずいぶん焦っていたようだったけど…~
なんだったんだろう…?▼~
~
***支援B [#b75995de]
:[ニシキ]|う、ううん…~
ふあーあ…▼~
……あれ?▼~
なんでボクは~
こんな野原で寝ているんだろう?▼~
あっ、そうか!~
原っぱが気持ち良くてゴロゴロしていたら、▼~
そのまま眠ってしまったのか…▼~
はあ…こんなんだから、緊張感が無いと~
言われてしまうんだろうね…▼~
…………▼~
…ん?~
なんだか、しっぽに触られてる感触が…▼~
うわああああーーっ!!!▼~
:[アクア]|…うーん?▼~
:[ニシキ]|ア、アクアじゃないか!!~
どうしてこんなところに!?▼~
:[アクア]|…あら、もう朝なの?▼~
…!!▼~
えっ? あらっ? ええと…~
……おはよう?▼~
:[ニシキ]|おはよう、ではないよ!▼~
どうしてキミはボクのしっぽを~
抱き枕代わりに寝てるのさ…!?▼~
:[アクア]|…ご、ごめんなさい!▼~
私…その…自分の意識とは関係なく、~
身体が勝手に反応して近寄ってしまうの…▼~
:[ニシキ]|ええと…何に?▼~
:[アクア]|…………▼~
あなたの…しっぽに。▼~
:[ニシキ]|ボクの…しっぽに?▼~
あ! あははは…!~
なるほど、そういうことだったのか!!▼~
いやいや、光栄だなー!▼~
それほどまでにボクのしっぽが~
魅力的だったということだもんね!▼~
:[アクア]|く、悔しいけど…そうね。▼~
:[ニシキ]|だからこの間、道に迷ったふりをして、~
ボクの後を追いかけてたんだね?▼~
:[アクア]|そ、そうよ…~
ちょっと、触ってみたくって…▼~
:[ニシキ]|それで今日うたた寝してるボクの~
しっぽに吸い寄せられて、▼~
触っている間に眠ってしまったというわけか。~
アクアにもそういうところがあったんだね。▼~
:[アクア]|仕方ないじゃない…~
自分でもどうしようもないんだから…▼~
:[ニシキ]|そういことなら、~
いつでも触っておくれよ!▼~
ほらほら、どうだい?▼~
:[アクア]|う、ううっ…~
目の前でフラフラさせないでちょうだい!▼~
ああ…気になって仕方ない…~
ふわふわしてて、可愛いわ…▼~
:[ニシキ]|ホラホラ、揺れてますよ~。▼~
:[アクア]|ううっ、くっ…も、もう止めて…▼~
:[ニシキ]|ははは、すまなかったね。▼~
触りたくなったらいつでも触りに来ておくれ。~
別に減るものではないからね。▼~
:[アクア]|そ、そう?~
…ありがとう。▼~
:[ニシキ]|いえいえ!~
ではボクはそろそろ行くよ。▼~
:[アクア]|待って! あなたが先に去ってしまうと~
後ろ姿を追いかけたくなるから…▼~
…私が先に戻るわ。▼~
:[ニシキ]|…あはは。~
じゃあお先にどうぞ~。▼~
~
***支援A [#vb6a00f9]
:[アクア]|ふぅ…~
今日の軍議は長引いてしまったわ…▼~
でも今が一番大事なときなのだから、~
仕方ないわね…▼~
:[ニシキ]|お疲れの様子だね、アクア。▼~
:[アクア]|ニシキ…いえ、大丈夫よ。▼~
:[ニシキ]|そうは見えないな。~
顔色が悪いし、目元にクマもできている。▼~
もしかして寝不足なのかい?▼~
:[アクア]|そうね…夜になると色々と考え込んでしまって、~
眠れなくなるの。▼~
:[ニシキ]|それはいけないね。~
睡眠をとることは食事と同じくらい大切だよ。▼~
:[アクア]|わかっているわ…でも…~
今は泣き言は言ってられないのよ…▼~
:[ニシキ]|キミは色々と大変なんだね。~
悩みも多いようだし…▼~
ボクはこんな性格だし、あんまり人の悩みを~
解決することはできないかもしれないけど…▼~
この間みたいにしっぽを抱き枕の代わりに~
してあげることくらいはできるよ?▼~
:[アクア]|そ、その話は止めてくれるかしら…▼~
:[ニシキ]|でも…ホラホラ。▼~
:[アクア]|ああ…ああ…~
見逃せなくなる自分が情けない…▼~
:[ニシキ]|冗談は置いておいて…▼~
アクア、無理はしないほうがいいよ。~
キミの身体が壊れては元も子もないからね。▼~
:[アクア]|ニシキ…ありがとう。▼~
:[ニシキ]|でもこんな言葉もキミには届かないんだろうね。~
キミはやっぱり無理をし続ける気がする。▼~
だからそんなときにボクにできることは、~
しっぽを貸すくらいさ。▼~
必要な時にはいつでも呼んでおくれ。▼~
:[アクア]|ええ、わかったわ。▼~
ご厚意に甘えさせてもらうかもしれないけど、~
そのときはよろしくね。▼~
:[ニシキ]|うん、じゃあね。アクア。早く寝るんだよ。▼~
:[アクア]|ええ。▼~
:[ニシキ]|…………▼~
…………▼~
…アクア、またしっぽを~
追いかけてきちゃってるよ?▼~
:[アクア]|…はっ!▼~
~
***支援S [#eb8e6117]
:[アクア]|すぅ…すぅ…▼~
:[ニシキ]|よく寝てるね…アクア。▼~
こうして寝顔を見てると…~
アクアもまだあどけない顔をしている…▼~
やっぱり色々と大変な毎日を~
送っているんだろうな…▼~
:[アクア]|すぅ…すぅ…▼~
:[ニシキ]|アクア、髪を触らせてもらうよ。▼~
いつもしっぽを触らせてあげているんだから、~
これくらいはいいだろう?▼~
:[アクア]|う…ん…▼~
:[ニシキ]|アクア…おはよう。もう朝だよ?▼~
:[アクア]|えっ…あ、朝!?▼~
:[ニシキ]|あはは、嘘だよ。▼~
:[アクア]|えっ…?▼~
えと…あっ…!▼~
私また…あなたのしっぽを抱きながら~
寝てしまっていたの?▼~
:[ニシキ]|そうだよ。▼~
:[アクア]|ご、ごめんなさい。~
またあなたに甘えてしまっていたのね。▼~
:[ニシキ]|大丈夫。~
ボクはそんなこと気にしないからね。▼~
それよりもキミの寝顔を~
ずっと見ていたかったな。▼~
…それこそ朝になるまでね。▼~
:[アクア]|ちょ、ちょっと止めて…変な冗談は…▼~
:[ニシキ]|冗談に聞こえるかい?▼~
:[アクア]|えっ…?▼~
:[ニシキ]|ボクはアクアが好きだよ。▼~
強く生きようと凛としていながらも、こうして~
弱いところをボクだけに見せてくれるキミが…▼~
たまらなく愛おしいんだ。▼~
:[アクア]|ニシキ…▼~
:[ニシキ]|キミはきっとボクには想像もつかないような~
大きな運命を背負っているんだろうね。▼~
ボクにはきっと、それをどうしてあげることも~
できないんだと思う…▼~
でもキミがこうして安らげる場所くらいは~
作れると思うから…▼~
ボクと一緒になってくれないかな…?▼~
:[アクア]|ニシキ…ありがとう。~
うん、私もあなたのことが好きよ。▼~
あなたの傍にいると~
こんなに心が安らかな気持ちになれる…▼~
だからこれからもあなたの隣にいさせて?▼~
:[ニシキ]|うん、もちろん。~
ずっとボクを独り占めしておくれ。▼~
:[アクア]|ええ、ニシキ…▼~
~
**リョウマ [#q07cbb81]
***支援C [#l6f5f182]
:[アクア]|よいしょ…っと。▼~
ふう。少し休憩しましょ…~
この量は、さすがに疲れたわ。▼~
:[リョウマ]|…アクア?~
一人で何をしているんだ?▼~
:[アクア]|リョウマ。~
い、いえ。別に私は何も…▼~
:[リョウマ]|何も、じゃないだろう。~
武具を幾つも運んでいるじゃないか。▼~
そんな重労働、女一人の力では無理だ。~
いいから少し俺によこすんだ。▼~
:[アクア]|あ…▼~
:[リョウマ]|むっ…意外に重いな。~
だが、何てことはない…▼~
よし、これで半分以上、俺が運んでやる。~
アクアはそっちの軽いものを頼む。▼~
:[アクア]|あ、ありがとう…▼~
:[リョウマ]|それにしても…こんな量、~
なぜ一人で運ぼうと思ったんだ。▼~
なぜ俺達仲間に…いや、~
俺たち家族に頼ろうとしなかったんだ?▼~
:[アクア]|一人で運べる量だと思ったのよ。▼~
それに…途中で誰かに助けを求めるのも、~
なんとなく言い辛くて。▼~
:[リョウマ]|まったく…お前は昔からそうだな。▼~
だが、これからそういうことがあれば、~
遠慮せず俺を呼べ。▼~
お前は俺の妹だからな。~
兄として、必ず助けてやるさ。▼~
:[アクア]|リョウマ…~
ありがとう。▼~
でも、気にしなくて大丈夫よ。~
次からは、上手くやってみせるから。▼~
:[リョウマ]|…はぁ。行ってしまったか。▼~
あいつが俺に遠慮するのは~
昔から変わらないな。▼~
だが…そうだな。これを機会にもう少し~
親交を深めていけるよう、考えてみるか…▼~
~
***支援B [#u2ae5e0a]
:[リョウマ]|アクア、少しいいか?▼~
:[アクア]|リョウマ…何か用?▼~
:[リョウマ]|いや、何…~
この間、お前に言ったことがあっただろう?▼~
仲間として、そして家族として、~
もう少し俺を頼ってほしいと。▼~
:[アクア]|え、ええ…▼~
:[リョウマ]|実はその事について、~
軍の者達に相談をしてみたんだ。▼~
…皆親身になって相談に乗ってくれた。~
だが…▼~
俺がお前との距離を縮められるような妙策は~
結局聞き出すことはできなかった…▼~
:[アクア]|リョウマ…▼~
:[リョウマ]|すまない…▼~
:[アクア]|いいのよ、リョウマ…別に気にしなくて。▼~
:[リョウマ]|いや、しかし…!▼~
:[アクア]|それにそんな話を当人の私にするなんて…▼~
その裏表のない一本気なところが、~
リョウマ…あなたらしいわね。▼~
:[リョウマ]|あ! ああ…確かに本人に~
言うようなことじゃないな。すまない…▼~
:[アクア]|それよりリョウマ…~
私からお願いがあるの。▼~
:[リョウマ]|な、なんだ!~
何でも言ってくれ!▼~
:[アクア]|私への優しさはもういいの。~
無理に私を妹だと思わなくてもいいから…▼~
私の代わりに、~
カムイを気遣ってあげて。▼~
:[リョウマ]|…え?▼~
:[アクア]|これまで私にくれたあなたの優しさは…~
家族としての愛情は…▼~
本来私ではなく、~
カムイに与えられるべきものでしょう?▼~
:[リョウマ]|そ、それは…!▼~
:[アクア]|私はずっと…~
あなたや白夜のきょうだいたち、▼~
それからミコト女王と、~
家族としての時間を過ごしてきた。▼~
私はそれで、じゅうぶん幸せだわ。▼~
それよりも…今までできなかった分まで、~
カムイを愛してあげてほしいの。▼~
私のことを考えるより、~
カムイのことを考えてほしいの。▼~
私の願いは、それだけよ。▼~
:[リョウマ]|ま、待ってくれ!~
…アクア。▼~
今まで俺を避けていたのは、~
そういうことだったのか…▼~
~
***支援A [#tdba16ee]
:[アクア]|そこにいるのは…リョウマ?~
どうしたの?▼~
:[リョウマ]|アクア…▼~
:[アクア]|うふふ。まるで私の行く先を~
通せんぼしてるみたいよ。▼~
そこを、どいてくれないかしら?▼~
:[リョウマ]|いや、どかない。~
今日こそは話を最後まで聞いてもらう。▼~
:[アクア]|…リョウマ?▼~
:[リョウマ]|俺が家族として、そして兄妹として~
距離を縮めようと声をかけると、▼~
お前はいつも逃げるように去っていってしまう…▼~
だから今日は話を聞いてもらうまでは、~
ここを通すわけにはいかない。▼~
:[アクア]|だからその愛情は私じゃなく~
カムイに向けてと…▼~
:[リョウマ]|いや、違うんだ!▼~
:[アクア]|…?▼~
:[リョウマ]|お前は勘違いしている。▼~
俺はお前のことを、カムイの~
代わりだと思って扱ってきたわけじゃない。▼~
お前が…アクアがアクアだから、~
兄妹になりたいと思ったんだ。▼~
:[アクア]|リョウマ…▼~
:[リョウマ]|確かにお前と血の繋がりなどないし、~
お前が白夜に来たのだって…▼~
皮肉だが、カムイが~
連れ去られたからだという理由に他ならない…▼~
だが俺はお前のことをヒノカやサクラと同様、~
本当の妹だと思ってきたんだぞ?▼~
:[アクア]|それは…カムイの代わりではないと?▼~
:[リョウマ]|ああ、何度も言わせるな。▼~
アクアがアクアだからこそ、~
俺はお前と大事な妹として守りたいんだ。▼~
:[アクア]|リョウマ…ありがとう。~
そしてこれまでごめんなさい…▼~
私の勝手な勘違いで、あなたに対して~
とても失礼な想いを抱いていたのね…▼~
:[リョウマ]|いや…いいさ。俺はお前の兄だ。▼~
妹のちょっとした勘違いぐらいで、~
腹を立てたりはしないさ。▼~
:[アクア]|リョウマ…~
ありがとう…ほんとに…▼~
私…その言葉が聞けて…~
良かった…▼~
:[リョウマ]|感謝もしなくていい。~
俺は兄として当たり前のことをしただけだ。▼~
ただこれからはもっと俺を頼ってくれ。~
それがむしろ妹として果たすべき責任なんだぞ?▼~
:[アクア]|ええ…わかったわ。▼~
でも…兄に頼るのが妹の責任なんて、~
なんだかおかしいわね…▼~
:[リョウマ]|ははは、おかしくなどないさ。▼~
:[アクア]|ならこれまでの分も…~
沢山甘えさせてもらうわね。▼~
リョウマ…兄さん。▼~
:[リョウマ]|ああ、任せておけ。▼~
~
***支援S [#rbea53ad]
:[アクア]|リョウマ、さっきは食材の買い出しに~
付き合ってくれてありがとう。▼~
:[リョウマ]|い、いや…▼~
:[アクア]|あと、続けて悪いのだけど、~
軍議用の資料作りを頼まれてるの。▼~
良かったらこれも…~
手伝ってもらえるかしら?▼~
:[リョウマ]|あ…ああ。▼~
:[アクア]|…リョウマ?~
どうしたの…さっきから調子悪そうよ。▼~
:[リョウマ]|え…?▼~
:[アクア]|私の話も上の空という感じだし…~
体の調子でも悪いのかしら?▼~
:[リョウマ]|い、いや、そんなことはない。▼~
:[アクア]|………▼~
ごめんなさい。▼~
:[リョウマ]|な、なぜ謝るんだ?▼~
:[アクア]|…私、やっぱり~
調子に乗っていたかしら?▼~
この前あなたから、兄として頼っていいと~
言われたから、そうさせてもらったんだけど…▼~
少し…あなたに頼りすぎていた…?▼~
だとしたらもう控えるから…~
本当にごめんなさい。▼~
:[リョウマ]|ち、違うんだ!~
それは…本当に違うんだ!!▼~
:[アクア]|で、でも…今日のあなたは…私に頼られても、~
あまり嬉しそうじゃなかったわ。▼~
:[リョウマ]|それは勘違いだ…! だがそう思わせたのは、~
俺の半端な覚悟のせいだ…すまない。▼~
:[アクア]|半端…?▼~
:[リョウマ]|………▼~
ああ、お前の事を妹だと思い、~
俺は兄として支えるつもりだった。▼~
だが…それは俺の言い訳に過ぎなかったんだ。▼~
:[アクア]|………▼~
:[リョウマ]|俺は…お前を妹ではなく…~
最愛の妻として娶りたいと…思っていた。▼~
:[アクア]|えっ…▼~
:[リョウマ]|最近そう思ったわけじゃない…~
お前が白夜に来た時から…▼~
俺はずっとそう思っていたんだ…▼~
だが白夜王国の次代を担う第一王子の~
このリョウマは…▼~
お前を大事な妹だからとこじつけて、~
本当の気持ちを偽り続けていたんだ…▼~
情けない話だろう…?▼~
:[アクア]|それで…今日はどこか、~
心ここにあらずといった顔をしていたのね…▼~
でも…嬉しいわ。▼~
:[リョウマ]|なにっ?▼~
:[アクア]|もちろん妹として大事にしてくれる事も~
嬉しかったけど…今の言葉はもっと嬉しい。▼~
私も…心のどこかでそれを望んでいたから、~
妹として扱われることを拒否していたのかも…▼~
:[リョウマ]|そ、そうか…!▼~
:[アクア]|ええ…だからこれからは…▼~
:[リョウマ]|あ、ああっ! もちろんだ!~
これからは妹ではなく…▼~
俺の大事な妻として…俺の家族になってほしい。~
いいか、アクア?▼~
:[アクア]|ええ、ありがとう…~
これで私はあなたの本当の家族になれるのね。▼~
嬉しい…▼~
:[リョウマ]|ああ、今度お前のために指輪を買いに行こう。~
この大切な約束の証にな!▼~
:[アクア]|ええ…私…とても幸せよ。▼~
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