会話集/章別会話
暗夜王国 9章 再びの試練†
ナレーション†
氷の部族から反乱を控える約束を得て
王都に帰還したカムイに
王はノートルディア制圧の命をくだす。
その途上、敵となった白夜王国の
支配下にある黒竜砦にさしかかる。
オープニング†
オープニング1†
+
| | マイユニット男性・俺
|
‐暗夜王国・王城『クラーケンシュタイン』 -
- [ガロン]
- そうかそうか、カムイよ…
この父の命を見事果たしたか…▼
ク…ククク…▼
ふあっはっはっはっはっは!!▼
面白い…▼
ならばもっと苦しく、もっとむごい役目を
与えてやらねばならんな…?▼
(ノックの音がする)
- [ガロン]
- …入れ。▼
- [マクベス]
- ガロン王様、カムイ様が
お戻りになられました。▼
見事、一人の犠牲もなく
反乱を平定されたようです。▼
謁見の間にお呼びしましたので、
ガロン王様にもお越しいただきたく…▼
- [ガロン]
- ああ。すぐに行く。
お前は先に戻っていろ。▼
- [マクベス]
- 承知しました。▼
- [ガロン]
- …………▼
(謁見の間に暗夜のきょうだいとカムイが入ってくる)
- [カムイ]
- ただ今戻りました、
父上。▼
- [ガロン]
- よく帰った、カムイ。
お前の働きはマクベスより聞いている。▼
一人の犠牲者も出さずに
部族の反乱を平定したそうだな?▼
並みの実力の者ができることではない。
よくやったぞ。▼
約束通り、お前を再び
我が子として受け入れよう…▼
- [カムイ]
- ありがとうございます。
勿体ないお言葉です…!▼
- [マークス]
- 良かったな、カムイ。▼
- [カムイ]
- ああ!▼
- [マクベス]
- …ですがガロン王様、▼
カムイ様はどうやら
お一人で向かわれたのではないようですよ。▼
- [カムイ]
- …!▼
- [マークス]
- マクベスめ、余計なことを…▼
- [ガロン]
- なんだと…?▼
一人で部族の村に
向かったのではない?▼
それは本当か、
カムイ?▼
- [カムイ]
- …はい。▼
父上から仰せつかった任務は、
俺一人で反乱を平定することでした。▼
ですがその過程で、▼
フェリシアやサイラス、
エリーゼや臣下の者たち…▼
彼らの助けを借りたのは事実です。▼
- [ガロン]
- そうか…お前はこの父の命を破り、
妹や臣下の力を借りた、と。▼
- [マクベス]
- はあ…これは許せませんなあ、
ガロン王様?▼
カムイ様はハイドラ神の
神託に背かれた。▼
神の怒りを買っても
おかしくない所業ですぞ。▼
やはりカムイ様は
ここで始末しておくべきかと…▼
- [エリーゼ]
- やめて!
そんなのだめよ、絶対ダメ!▼
あたしたちが勝手について行っただけなの!
カムイおにいちゃんは悪くないわ!▼
だから…だから、もし処刑するなら、
あたしを…!▼
- [カムイ]
- エリーゼ、それは…!▼
- [マークス]
- いいえ、父上。
罰を与えるなら私に。▼
皆にカムイを助けに向かうよう
手引きしたのは私です。▼
ですから、全ての罪は私にあります。処刑をするのなら、私一人を。▼
- [ガロン]
- マークスか…▼
…………▼
- [マークス]
- …………▼
- [ガロン]
- …もう良い。▼
わしとて、可愛い我が子に
罰を与えることは本意ではない。▼
御告げ通りではないが、
任を果たしたのは事実。▼
ハイドラ神も許して下さるであろう。▼
- [マクベス]
- ガ、ガロン王様…?▼
- [カムイ]
- !
ありがとうございます、父上!▼
それに、マークス兄さんたちも…
…ありがとう。▼
- [マークス]
- …ああ。▼
- [ガロン]
- だが、お前たちがこんなに良い働きを
してくれるとは思わなかったぞ。▼
その実力を買って…
早速、次の任を下そう。▼
- [カムイ]
- 次の任、ですか?▼
- [ガロン]
- ああ。次はお前たちを、
ノートルディア公国に向かわせる。▼
その地を制圧し、暗夜王国の
支配下に置いてきてもらいたい。▼
- [カムイ]
- ノートルディア公国を…?▼
- [ガロン]
- 良いか…
戦端が開いた後、▼
あの地には、白夜王国の軍隊が
蔓延っていると聞く。▼
そこで白夜の者達が
暗夜王国に仇為す策を講じているらしいが、▼
悪い芽を摘むのは早い方が良い。
一刻も早く公国に向かい、▼
公国にいる白夜王国軍を
根絶やしするのだ。▼
- [カムイ]
- 白夜王国軍と…
闘うのですか…▼
- [ガロン]
- ほう…やはり、不本意か?
生まれた国に刃を向けるのは。▼
- [カムイ]
- …まさか。俺はもう、
暗夜王国の人間です。▼
その任、必ずや果たしてみせましょう。▼
- [ガロン]
- そうか。
期待しているぞ、我が子よ…▼
その言葉通り、
良い成果を挙げてくるが良い。▼
- [カムイ]
- はい…父上。▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし~よ
|
‐暗夜王国・王城『クラーケンシュタイン』 -
- [ガロン]
- そうかそうか、カムイよ…
この父の命を見事果たしたか…▼
ク…ククク…▼
ふあっはっはっはっはっは!!▼
面白い…▼
ならばもっと苦しく、もっとむごい役目を
与えてやらねばならんな…?▼
(ノックの音がする)
- [ガロン]
- …入れ。▼
- [マクベス]
- ガロン王様、カムイ様が
お戻りになられました。▼
見事、一人の犠牲もなく
反乱を平定されたようです。▼
謁見の間にお呼びしましたので、
ガロン王様にもお越しいただきたく…▼
- [ガロン]
- ああ。すぐに行く。
お前は先に戻っていろ。▼
- [マクベス]
- 承知しました。▼
- [ガロン]
- …………▼
(謁見の間に暗夜のきょうだいとカムイが入ってくる)
- [カムイ]
- ただ今戻りました、
お父様。▼
- [ガロン]
- よく帰った、カムイ。
お前の働きはマクベスより聞いている。▼
一人の犠牲者も出さずに
部族の反乱を平定したそうだな?▼
並みの実力の者ができることではない。
よくやったぞ。▼
約束通り、お前を再び
我が子として受け入れよう…▼
- [カムイ]
- ありがとうございます。
勿体ないお言葉です…!▼
- [マークス]
- 良かったな、カムイ。▼
- [カムイ]
- ええ!▼
- [マクベス]
- …ですがガロン王様、▼
カムイ様はどうやら
お一人で向かわれたのではないようですよ。▼
- [カムイ]
- …!▼
- [マークス]
- マクベスめ、余計なことを…▼
- [ガロン]
- なんだと…?▼
一人で部族の村に
向かったのではない?▼
それは本当か、
カムイ?▼
- [カムイ]
- …はい。▼
お父様から仰せつかった任務は、
あたし一人で反乱を平定することでした。▼
ですがその過程で、▼
ジョーカーやサイラス、
エリーゼや臣下の者たち…▼
彼らの助けを借りたのは事実です。▼
- [ガロン]
- そうか…お前はこの父の命を破り、
妹や臣下の力を借りた、と。▼
- [マクベス]
- はあ…これは許せませんなあ、
ガロン王様?▼
カムイ様はハイドラ神の
神託に背かれた。▼
神の怒りを買っても
おかしくない所業ですぞ。▼
やはりカムイ様は
ここで始末しておくべきかと…▼
- [エリーゼ]
- やめて!
そんなのだめよ、絶対ダメ!▼
あたしたちが勝手について行っただけなの!
カムイおねえちゃんは悪くないわ!▼
だから…だから、もし処刑するなら、
あたしを…!▼
- [カムイ]
- エリーゼ、それは…!▼
- [マークス]
- いいえ、父上。
罰を与えるなら私に。▼
皆にカムイを助けに向かうよう
手引きしたのは私です。▼
ですから、全ての罪は私にあります。処刑をするのなら、私一人を。▼
- [ガロン]
- マークスか…▼
…………▼
- [マークス]
- …………▼
- [ガロン]
- …もう良い。▼
わしとて、可愛い我が子に
罰を与えることは本意ではない。▼
御告げ通りではないが、
任を果たしたのは事実。▼
ハイドラ神も許して下さるであろう。▼
- [マークス]
- ガ、ガロン王様…?▼
- [カムイ]
- !
ありがとうございます、お父様!▼
それに、マークス兄さんたちも…
…ありがとう。▼
- [マークス]
- …ああ。▼
- [ガロン]
- だが、お前たちがこんなに良い働きを
してくれるとは思わなかったぞ。▼
その実力を買って…
早速、次の任を下そう。▼
- [カムイ]
- 次の任、ですか?▼
- [ガロン]
- ああ。次はお前たちを、
ノートルディア公国に向かわせる。▼
その地を制圧し、暗夜王国の
支配下に置いてきてもらいたい。▼
- [カムイ]
- ノートルディア公国を…?▼
- [ガロン]
- 良いか…
戦端が開いた後、▼
あの地には、白夜王国の軍隊が
蔓延っていると聞く。▼
そこで白夜の者達が
暗夜王国に仇為す策を講じているらしいが、▼
悪い芽を摘むのは早い方が良い。
一刻も早く公国に向かい、▼
公国にいる白夜王国軍を
根絶やしするのだ。▼
- [カムイ]
- 白夜王国軍と…
闘うのですか…▼
- [ガロン]
- ほう…やはり、不本意か?
生まれた国に刃を向けるのは。▼
- [カムイ]
- …まさか。あたしはもう、
暗夜王国の人間です。▼
その任、必ずや果たしてみせましょう。▼
- [ガロン]
- そうか。
期待しているぞ、我が子よ…▼
その言葉通り、
良い成果を挙げてくるが良い。▼
- [カムイ]
- はい…お父様。▼
|
オープニング2†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- それじゃあ、行ってくる。
兄さんたち。▼
- [マークス]
- ああ。
気をつけてな、カムイ。▼
- [カミラ]
- 可哀想に…
こんな少数の兵で出発だなんて。▼
…本当は私たちも
力になってあげたいのだけれど、▼
お父様ったら、私たちには
別の任務を下されるものだから…▼
- [カムイ]
- 大丈夫だ、カミラ姉さん。
俺たちだけでもやり遂げてみせるさ。▼
- [エリーゼ]
- うん!
絶対だいじょーぶっ!▼
カムイおにいちゃんには
あたしがついてるから、平気だよ!▼
- [レオン]
- それが一番心配なんだけどな…▼
- [エリーゼ]
- もー! レオンおにいちゃん、
ひっどーい!▼
- [カムイ]
- まあまあ。▼
俺はお前を頼りにしているぞ、
エリーゼ。▼
- [エリーゼ]
- ありがとう、
カムイおにいちゃんっ!▼
あたしやっぱり、
カムイおにいちゃんが一番好きーっ。▼
- [レオン]
- 全く…戦場に出ても、
やっぱりガキままだな。お前は。▼
- [エリーゼ]
- えー。▼
- [マークス]
- いいか、カムイ。
ノートルディア公国には、▼
戦士に聖なる力を与えるといわれる
『虹の賢者』がいる。▼
うまくいけば、お前も彼から力を
授かることができるかもしれん。▼
- [カムイ]
- へえ、ノートルディアには
そんな人がいるのね。▼
でも…お前も、ということは、
他にも力を授かった人がいるというの?▼
- [マークス]
- そうだな。私と…それから父上も、
賢者殿から力を授かった者だ。▼
- [カムイ]
- ええっ!?
そうだったのか?▼
- [マークス]
- ああ。▼
だが…賢者殿から力を得るためには、
厳しい試練に挑まねばならん。▼
もし挑戦するのなら、
相応の覚悟をするんだな。▼
- [カムイ]
- わかった。▼
俺はこの戦争を終わらせるために、
少しでも強くならなくてはいけない。▼
賢者様のことも、
是非探してみることにしよう。▼
- [マークス]
- そうか。お前が成長して帰るのを
楽しみにしているぞ。▼
- [カムイ]
- ありがとう、マークス兄さん。▼
…では、
そろそろ行くか。▼
- [レオン]
- …武運を。
カムイ姉さん。▼
- [カミラ]
- 気をつけてね、カムイ。▼
(『暗夜城・謁見の間』から『朽ちた黒竜砦』へ)
‐黒竜砦‐
- [カムイ]
- えっと…
大きな砦が見えてきたな。▼
あそこを通るのか?
サイラス。▼
- [サイラス]
- ああ。あの砦を抜ければ
港まで続く街道に出られるようだ。▼
- [カムイ]
- ほぉ…立派だな。
なんだか、大きな竜のようだ。▼
- [エリーゼ]
- さっすが、カムイおにいちゃん!
竜みたいだっていうのは正解よ。▼
実はあの砦、竜そのものでできてて、
『黒竜砦』って呼ばれてるの!▼
- [カムイ]
- 黒竜砦…?▼
- [エリーゼ]
- うん! ちなみに黒竜っていうのは、
大昔に死んじゃった竜の名前よ。▼
生きていた頃は、そりゃーもう
おっきくて立派な黒竜だったらしいけど、▼
その竜が死んでからはこうやって、
体を砦として使ってるんだって!▼
- [カムイ]
- そうか…
大昔の竜だったのだな。▼
- [サイラス]
- けど今は、あの砦
白夜王国軍に占拠されていると聞くぞ。▼
通り抜けるためには、
彼らと闘うしかないが…▼
- [カムイ]
- そうだな…
やむを得ないだろう。▼
ここを通らなければ
ノートルディア公国に行くことはできない。▼
それに、いつかは白夜の兵と
闘わなければならないんだ。▼
覚悟は…できている。▼
- [サイラス]
- …わかった。じゃあ今のうちに、
戦闘準備を整えておこう。▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし~よ
|
- [カムイ]
- それじゃあ、行ってくるわね。
兄さんたち。▼
- [マークス]
- ああ。
気をつけてな、カムイ。▼
- [カミラ]
- 可哀想に…
こんな少数の兵で出発だなんて。▼
…本当は私たちも
力になってあげたいのだけれど、▼
お父様ったら、私たちには
別の任務を下されるものだから…▼
- [カムイ]
- 大丈夫よ、カミラ姉さん。
あたしたちだけでもやり遂げてみせるわ。▼
- [エリーゼ]
- うん!
絶対だいじょーぶっ!▼
カムイおねえちゃんには
あたしがついてるから、平気だよ!▼
- [レオン]
- それが一番心配なんだけどな…▼
- [エリーゼ]
- もー! レオンおにいちゃん、
ひっどーい!▼
- [カムイ]
- まあまあ。▼
あたしは頼りにしているわよ、
エリーゼ。▼
- [エリーゼ]
- ありがとう、
カムイおねえちゃんっ!▼
あたしやっぱり、
カムイおねえちゃんが一番好きーっ。▼
- [レオン]
- 全く…戦場に出ても、
やっぱりガキままだな。お前は。▼
- [エリーゼ]
- えー。▼
- [マークス]
- いいか、カムイ。
ノートルディア公国には、▼
戦士に聖なる力を与えるといわれる
『虹の賢者』がいる。▼
うまくいけば、お前も彼から力を
授かることができるかもしれん。▼
- [カムイ]
- へえ、ノートルディアには
そんな人がいるのね。▼
でも…お前も、ということは、
他にも力を授かった人がいるというの?▼
- [マークス]
- そうだな。私と…それから父上も、
賢者殿から力を授かった者だ。▼
- [カムイ]
- ええっ!?
そうだったの?▼
- [マークス]
- ああ。▼
だが…賢者殿から力を得るためには、
厳しい試練に挑まねばならん。▼
もし挑戦するのなら、
相応の覚悟をするんだな。▼
- [カムイ]
- わかったわ。▼
あたしはこの戦争を終わらせるために、
少しでも強くならなきゃいけないのよ。▼
賢者様のことも、
是非探してみるわ。▼
- [マークス]
- そうか。お前が成長して帰るのを
楽しみにしているぞ。▼
- [カムイ]
- ありがとう、マークス兄さん。▼
…それじゃあ、
そろそろ行くわね。▼
- [レオン]
- …武運を。
カムイ姉さん。▼
- [カミラ]
- 気をつけてね、カムイ。▼
(『暗夜城・謁見の間』から『朽ちた黒竜砦』へ)
‐黒竜砦‐
- [カムイ]
- えっと…
大きな砦が見えてきたわね。▼
あそこを通るの?
サイラス。▼
- [サイラス]
- ああ。あの砦を抜ければ
港まで続く街道に出られるようだ。▼
- [カムイ]
- へえ…立派ね。
なんだか、大きな竜の。▼
- [エリーゼ]
- さっすが、カムイおねえちゃん!
竜みたいだっていうのは正解よ。▼
実はあの砦、竜そのものでできてて、
『黒竜砦』って呼ばれてるの!▼
- [カムイ]
- 黒竜砦…?▼
- [エリーゼ]
- うん! ちなみに黒竜っていうのは、
大昔に死んじゃった竜の名前よ。▼
生きていた頃は、そりゃーもう
おっきくて立派な黒竜だったらしいけど、▼
その竜が死んでからはこうやって、
体を砦として使ってるんだって!▼
- [カムイ]
- そう…
大昔の竜だったのね。▼
- [サイラス]
- けど今は、あの砦
白夜王国軍に占拠されていると聞くぞ。▼
通り抜けるためには、
彼らと闘うしかないが…▼
- [カムイ]
- ええ…
でも、やむを得ないわ。▼
ここを通らなければ
ノートルディア公国に行くことはできない。▼
それに、いつかは白夜の兵と
闘わなければならないのよ。▼
覚悟は…できているわ。▼
- [サイラス]
- …わかった。じゃあ今のうちに、
戦闘準備を整えておこう。▼
|
戦闘開始時†
- [ニュクス]
- 煩わしいわね…▼
まさかここに白夜の者達が
いるだなんて、迂闊だったわ。▼
さっきから子供がいるだの
捕まえろだの、五月蠅いのよ…▼
年端のいかない者達が
私を子ども扱いするだなんて百年早い…▼
これだから…この姿を、
他人には見せたくなかったのに…▼
- [アクア]
- こんなところまで連れて来られて…
私、どうなるのかしら…▼
このまま、暗夜王国に
捨て置かれるか、▼
それとも、ここで殺されるのかも
しれないわね。▼
…仕方ないわ。私は元々、
白夜王国の者ではないもの。▼
戦争が始まれば、
こうなることはわかっていた…▼
でも、せめて最後に…▼
…………▼
カムイ……▼
(竜脈を見つける)
- [アクア]
- …?
あれは…竜脈…?▼
この砦はいにしえの黒竜が
朽ち果てた骸…▼
もしかしたら、竜脈を使えば…
砦内の敵を攻撃できるかも。▼
ニュクスと会話†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [ニュクス]
- …………▼
- [カムイ]
- えっと…
な、なんだ? 子供…?▼
ここにいたら危険ないだろう。
俺たちが保護するから、こっちに…▼
- [ニュクス]
- いらないわ、保護なんて。
私は子供ではないもの。▼
- [カムイ]
- え? だが…▼
- [ニュクス]
- 坊や、耳が遠いの…?
必要ないと言っているでしょう。▼
- [カムイ]
- ぼ、ぼうや!?
どう見ても俺の方が年上だろう!?▼
- [ニュクス]
- 面倒事はごめんだわ…
私にもう関わらないで。▼
私はただ、誰の目にも触れず
一人で生きていきたいだけなの…▼
- [カムイ]
- 一人?
お前、一人なのか? 家族は?▼
- [ニュクス]
- ええ。そんなもの…
とっくの昔にいなくなったわ。▼
みんな、私のことを気味悪がって
離れていった…▼
だから、私は一人よ。
今までも、これからも、ずっと…▼
- [カムイ]
- そうか。
では、俺たちと一緒にこないか?▼
- [ニュクス]
- はあ? 何を言っているの?
人の事情も知らないくせに…▼
- [カムイ]
- ああ。確かにお前の事情は分からないが。▼
一人ではここを切り抜けられないだろう。▼
俺も一人で闘ったことがあるけど、
仲間や家族が助けにきてくれなかったら、▼
きっと死んでしまっていた。▼
お前にも、そういう人が必要だ。▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [カムイ]
- それに…
やっぱり子供を放ってはおけないだろう。▼
- [ニュクス]
- もう…
だから私は子供ではないと…▼
…………▼
でも、そうね…
考えてみてもいいかもしれないわ。▼
他人に興味がわいたのなんて、
随分久しぶりのことだもの。▼
私に手を差し伸べる物好きのことを、
知ってみるのも悪くない…▼
…いいわ。
貴方に付いて行く。▼
この力、好きに使うといいわ。▼
(壊れる壁に気付く)
- [ニュクス]
- …そういえば、貴方たちは
あの砦の軍と戦ってるのよね。▼
あそこの壁、かなり脆くなってるわ。
武器で攻撃すれば崩れそうよ。▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし~よ
|
- [ニュクス]
- …………▼
- [カムイ]
- えっと…
こんなところに、子供が…?▼
ここにいたら危険よ。
あたしたちが保護してあげるから、こっちに…▼
- [ニュクス]
- いらないわ、保護なんて。
私は子供ではないもの。▼
- [カムイ]
- え? でも…▼
- [ニュクス]
- お嬢ちゃん、耳が遠いの…?
必要ないと言っているでしょう。▼
- [カムイ]
- お、お嬢ちゃん!?
どう見てもあたしの方が年上よね!?▼
- [ニュクス]
- 面倒事はごめんだわ…
私にもう関わらないで。▼
私はただ、誰の目にも触れず
一人で生きていきたいだけなの…▼
- [カムイ]
- 一人?
あなた、一人なの? 家族は?▼
- [ニュクス]
- ええ。そんなもの…
とっくの昔にいなくなったわ。▼
みんな、私のことを気味悪がって
離れていった…▼
だから、私は一人よ。
今までも、これからも、ずっと…▼
- [カムイ]
- そう。
だったら、あたしたちと一緒にこない?▼
- [ニュクス]
- はあ? 何を言っているの?
人の事情も知らないくせに…▼
- [カムイ]
- ええ。確かにあなたの事情は分からないわ。▼
でも、
一人ではここを切り抜けられないでしょう。▼
あたしも一人で闘ったことがあるけど、
仲間や家族が助けにきてくれなかったら、▼
きっと死んでしまっていたわ。▼
あなたにも、そういう人が必要よ。▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [カムイ]
- それに…
やっぱり子供を放ってはおけないわ。▼
- [ニュクス]
- もう…
だから私は子供ではないと…▼
…………▼
でも、そうね…
考えてみてもいいかもしれないわ。▼
他人に興味がわいたのなんて、
随分久しぶりのことだもの。▼
私に手を差し伸べる物好きのことを、
知ってみるのも悪くない…▼
…いいわ。
貴方に付いて行く。▼
この力、好きに使うといいわ。▼
(壊れる壁に気付く)
- [ニュクス]
- …そういえば、貴方たちは
あの砦の軍と戦ってるのよね。▼
あそこの壁、かなり脆くなってるわ。
武器で攻撃すれば崩れそうよ。▼
|
vs ハイタカ†
- [ハイタカ]
- 暗夜軍よ。白夜の槍術、
しかと見るがいい。▼
ハイタカ撃破†
- [ハイタカ]
- 無念……▼
クリア後†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [アクア]
- 久しぶりね、カムイ。▼
- [カムイ]
- アクア…
なぜお前が暗夜王国に?▼
いえ、それより…
なぜ白夜兵に狙われていたのか?▼
白夜兵は、
お前の味方のはずでは…▼
- [アクア]
- ええ。
そのはずだったわ。▼
けれど、戦争が起きてから
みんな変わってしまった。▼
白夜の王子であるあなたが
暗夜王国側についたあと…▼
敵国と少しでも関わりのある者は
信用できないと言って、▼
排除する動きが始まったの。▼
そしてその矛先は…暗夜王国出身である
私に対しても向けられた。
- [カムイ]
- ……!▼
- [アクア]
- リョウマ達は私を庇ってくれたけど…
私は白夜王国の兵たちに捕らえられ、▼
ここまで連れてこられたの。▼
あなた達がいなかったら私、
どうなっていたかわからないわ。▼
だから…
ありがとう、カムイ。▼
- [カムイ]
- …すまん、アクア。▼
お前が捕らえられたのは俺のせいだ。
俺が暗夜王国側についたばかりに…▼
アクアをこんな目に
遭わせてしまった…▼
- [アクア]
- いいえ。あなたは気にしなくていいわ。
戦争が始まった以上、▼
敵国を警戒するのは
当然のことだもの。▼
いつか暗夜と白夜が争い合う日が来たら、
こうなることはわかっていたわ。▼
- [カムイ]
- そんな…▼
- [アクア]
- ねえ、あなたさえ良ければ
私一緒に闘わせてくれない?▼
それがきっと…
この世界の戦争を終わらせるために、▼
一番良い方法だと思うから。▼
- [カムイ]
- ああ、もちろんだ。▼
白夜王国にいた頃、
俺はお前に何度も助けられた。▼
今度は俺が、
お前を助ける番だ。▼
- [アクア]
- ありがとう。▼
あなたにまた会えて、
本当に良かったわ。▼
捕らえられていた間もずっと…
私、あなたのことを考えていた。▼
きっと、あなたは…▼
- [カムイ]
- え?▼
- [エリーゼ]
- あっ、カムイおにいちゃん!
こんなところにいた…!▼
もうみんな、出発の準備
始めてるよーっ。▼
- [カムイ]
- エリーゼ。▼
- [エリーゼ]
- ん?
な、なんか綺麗な人とお話ししてる…▼
おにいちゃん、この人は?▼
- [カムイ]
- この人はアクア。▼
今日から一緒に闘ってくれる
心強い味方だ。▼
アクアは昔、
暗夜王国から連れ去られた王女なんだ。▼
- [エリーゼ]
- 暗夜王国の王女…▼
…ええっ!?
そ、それじゃこの人ってもしかして、▼
あたしのおねえちゃんなの!?▼
- [カムイ]
- ああ。そうだ。
なあ、アクア?▼
- [アクア]
- …………▼
- [カムイ]
- アクア…?▼
- [エリーゼ]
- わあ…! あたし全然知らなかった!早く言ってくれればよかったのに!▼
会えて嬉しいよ、
アクアおねえちゃん!▼
- [アクア]
- …ええ。
私も…会えて嬉しいわ。▼
これからよろしくね、エリーゼ。▼
- [エリーゼ]
- もちろんだよ! えへへ…
新しいおねえちゃんって、なんか照れくさいね。▼
そうだ、早速みんなに紹介しないと!
アクアおねえちゃん、こっちこっち!▼
- [アクア]
- え? あ…▼
- [カムイ]
- お、おい、▼
あんまりアクアを引っ張り回すなよ!?▼
…………▼
アクア…
さっきはどうしたんだ。▼
まるで、自分はエリーゼの姉ではないとでも
言いたそうな…▼
ただの気のせい…か?▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし~よ
|
- [アクア]
- 久しぶりね、カムイ。▼
- [カムイ]
- アクア…
なぜあなたが暗夜王国に?▼
いえ、それより…
なぜ白夜兵に狙われていたの?▼
白夜兵は、
あなたの味方のはずじゃ…▼
- [アクア]
- ええ。
そのはずだったわ。▼
けれど、戦争が起きてから
みんな変わってしまった。▼
白夜の王女であるあなたが
暗夜王国側についたあと…▼
敵国と少しでも関わりのある者は
信用できないと言って、▼
排除する動きが始まったの。▼
そしてその矛先は…暗夜王国出身である
私に対しても向けられた。
- [カムイ]
- ……!▼
- [アクア]
- リョウマ達は私を庇ってくれたけど…
私は白夜王国の兵たちに捕らえられ、▼
ここまで連れてこられたの。▼
あなた達がいなかったら私、
どうなっていたかわからないわ。▼
だから…
ありがとう、カムイ。▼
- [カムイ]
- …ごめんなさい、アクア。▼
あなたが捕らえられたのはあたしのせいね。
あたしが暗夜王国側についたばかりに…▼
アクアをこんな目に
遭わせてしまったのね…▼
- [アクア]
- いいえ。あなたは気にしなくていいわ。
戦争が始まった以上、▼
敵国を警戒するのは
当然のことだもの。▼
いつか暗夜と白夜が争い合う日が来たら、
こうなることはわかっていたわ。▼
- [カムイ]
- そんな…▼
- [アクア]
- ねえ、あなたさえ良ければ
私一緒に闘わせてくれない?▼
それがきっと…
この世界の戦争を終わらせるために、▼
一番良い方法だと思うから。▼
- [カムイ]
- ええ、もちろんよ。▼
白夜王国にいた頃、
あたしはあなたに何度も助けられたもの。▼
今度はあたしが、
あなたを助ける番よ。▼
- [アクア]
- ありがとう。▼
あなたにまた会えて、
本当に良かったわ。▼
捕らえられていた間もずっと…
私、あなたのことを考えていた。▼
きっと、あなたは…▼
- [カムイ]
- え?▼
- [エリーゼ]
- あっ、カムイおねえちゃん!
こんなところにいた…!▼
もうみんな、出発の準備
始めてるよーっ。▼
- [カムイ]
- エリーゼ。▼
- [エリーゼ]
- ん?
な、なんか綺麗な人とお話ししてる…▼
おねえちゃん、この人は?▼
- [カムイ]
- この人はアクア。▼
今日から一緒に闘ってくれる
心強い味方よ。▼
アクアは昔、
暗夜王国から連れ去られた王女なのよ。▼
- [エリーゼ]
- 暗夜王国の王女…▼
…ええっ!?
そ、それじゃこの人ってもしかして、▼
あたしのおねえちゃんなの!?▼
- [カムイ]
- ええ。そうよ。
ねえ、アクア?▼
- [アクア]
- …………▼
- [カムイ]
- アクア…?▼
- [エリーゼ]
- わあ…! あたし全然知らなかった!早く言ってくれればよかったのに!▼
会えて嬉しいよ、
アクアおねえちゃん!▼
- [アクア]
- …ええ。
私も…会えて嬉しいわ。▼
これからよろしくね、エリーゼ。▼
- [エリーゼ]
- もちろんだよ! えへへ…
新しいおねえちゃんって、なんか照れくさいね。▼
そうだ、早速みんなに紹介しないと!
アクアおねえちゃん、こっちこっち!▼
- [アクア]
- え? あ…▼
- [カムイ]
- ちょ、ちょっと、▼
あんまりアクアを引っ張り回しちゃだめよ!?▼
…………▼
アクア…
さっきはどうしたのかしら。▼
まるで、自分はエリーゼの姉ではないとでも
言いたそうな…▼
ただの気のせい…なの?▼
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