会話集/章別会話
白夜王国 12章 楽園の再会†
ナレーション†
襲いかかる謎の兵を撃退した一行は、
ミューズ公国の港町
アミュージアに到着した。
そこでは思いもかけぬ出会い、
そして好機が待っていた。
オープニング†
オープニング1†
+
| | マイユニット(男性・俺)
|
- [カムイ]
- …よし。
やっと着いたな。▼
ここが、リョウマ兄さんのいる
シュヴァリエ公国なのか?▼
- [ヒノカ]
- いや。シュヴァリエ公国は
もう少し内陸の地のはず…▼
ここはまだミューズ公国の領内で、
アミュージアという港町だ。▼
ミューズ公国はイズモ公国と同じ
中立国でな。▼
暗夜、白夜問わず
民たちの憩う場となっていて、▼
音楽や躍りの催しが盛んだと聞くぞ。▼
- [カムイ]
- ほう。道理で
活気があると思った。▼
- [アクア]
- そうね…暗夜王国と白夜王国の
戦端が開かれたとはいえ、▼
ここはまだ平和が
守られているようだわ。▼
- [カムイ]
- ああ。なんだか、白夜王国の
城下町を思い出してしまうな。▼
でも、あの町は、もう…▼
- [ニシキ]
- へえ! キミたち、
白夜王国のヒトなのかい?▼
- [カムイ]
- え?▼
- [ニシキ]
- はじめまして!
白夜のヒトに会えてうれしいよ!▼
- [カムイ]
- ええっ!?
狐の耳が生えた人間が、喋っているぞ…!?▼
- [ニシキ]
- ひどいよ…! 世界一美しい種族、
妖狐のことを知らないのかい?▼
- [カムイ]
- ようこ…?▼
- [アクア]
- ええ。狐に姿を変えることのできる、
白夜王国の獣族のことよ。▼
- [ニシキ]
- そうそう、それそれ!
話の通じるヒトがいて、良かったよ。▼
- [アクア]
- でも、妙ね。妖狐は滅多に
里から出ることは無いはずなのに。▼
あなたはどうして…▼
- [ニシキ]
- ボクはニシキ。
あなた、じゃなくてニシキだよ。▼
- [アクア]
- …じゃあ、ニシキ。
あなたはなぜ、このミューズ公国にいるの?▼
- [ニシキ]
- 恩返しだよ。
そのためにボクはここにいるんだ。▼
ボクはヒトに恩を受けたら
必ず返すという主義でね。▼
ある日、里の外に出たら、
行く先々で恩を受けてしまって…▼
そのヒトたちへの恩返しを
繰り返しているうちに、▼
いつの間にかミューズ公国に
流れ着いてしまったんだよ。▼
- [アクア]
- まさか…それでそのまま、
帰る機会を失くしたとか?▼
- [ニシキ]
- …聞こえないよ白夜のヒト。▼
- [アクア]
- はぐらかしたわね。▼
- [ニシキ]
- とにかく、ボクは今、
この子に恩返しをしたいんだ!▼
でもボクの力ではどうにもならなくてね。▼
白夜のヒトたち、
どうにかしてくれないかな?▼
- [ララ]
- …うっ、うぅっ…ぐすっ…▼
- [カムイ]
- え、えっと…
この人は?▼
- [ララ]
- ララと言います…
この町で、歌姫をやっています…▼
- [カムイ]
- そうか。私はカムイです。▼
良かったら、
泣いている訳を話してくれないか?▼
- [ララ]
- …実は、母が病気で、
死の床にいると連絡があって…▼
何とか抜け出して母の元に行きたいのに、
どうしても駄目だって言われたんです。▼
今日はガロン王様のいらっしゃる、
とても大切な、ショーがあるから…▼
- [カムイ]
- なんだって…!?
ガロン王が、今日ここに!?▼
- [ララ]
- はい。
ガロン王様がいらっしゃる時はいつも、▼
私が舞台に出て、
歌うことになってるんです。▼
でも、でも…こんな気持ちで、
歌なんて歌えるわけありません…!▼
- [アクア]
- そう…事情は分かったわ。
私があなたの代わりにショーで歌う。▼
だからあなたは、
お母さんの元に戻りなさい。▼
- [ララ]
- え…?▼
- [カムイ]
- アクア?▼
- [アクア]
- いい? カムイ。
これは敵軍の要に迫るチャンスよ。▼
私が舞台に立てば、
油断しているガロン王に近づける。▼
この機会を利用しない手は無いわ。▼
- [カムイ]
- …………▼
ああ…そうだな。
じゃ、頼んでいいか。▼
- [ニシキ]
- でもキミたち、違う歌姫が出てくれば
怪しまれてしまうんじゃないかい?▼
例え変装しても、
同一人物に見せることなんて…▼
- [アクア]
- 大丈夫よ。
私をララに見えるようにすればいいの。▼
ここにいる…ゾーラの幻影魔法で。▼
- [ゾーラ]
- ええっ、私ですかっ!?▼
- [アクア]
- ええ。あなたの魔法なら、
ガロン王の目を欺けるはずよ。▼
そうすれば歌っている間に
ガロン王に近づくことが可能だわ。▼
王の身柄が拘束されれば、暗夜王国も
白夜から兵を退かざるを得ないでしょう。▼
- [ゾーラ]
- で、でででも…▼
- [カムイ]
- すまん、ゾーラさん…
でもこれは、お前にしか頼めないんだ。▼
お前の力があれば、
早く戦争が終結するかもしれない。▼
俺はこれ以上、
誰にも苦しんでほしくないんだ!▼
- [ゾーラ]
- カムイ様…▼
…………▼
はい…わかりました。
やりましょう。▼
暗夜の者達に魔法をかけ、
アクア様がララ様に見えるようにいたします。▼
ただ…歌の上手さまでは魔法で
どうにかできるものではありません。▼
それだけは、アクア様ご自身に
何とかしていただくしか…▼
- [カムイ]
- それなら心配ない。
アクアはとても歌が上手からな。▼
- [ヒノカ]
- ああ。アクアの歌は白夜でも評判だった。
聴く者を癒す、奇跡のような歌声だとな。▼
- [ララ]
- すごい…
それなら、安心ですね。▼
でも、本当にいいんですか?▼
ガロン王様にばれてしまったら、
ただでは済みませんよ…?▼
- [アクア]
- 心配しないで。
絶対にうまくやってみせる。約束するわ。▼
だからあなたは、
早くお母さんの元に行きなさい。▼
- [ララ]
- ありがとうございます!▼
- [ニシキ]
- …一件落着だね。▼
恩返しの手助けをしてくれてありがとう、
親切なヒトよ!▼
さて…キミたちに受けた恩も、
返さないといけないね!▼
ボクは今から、
キミたちに付いて行くよ!▼
- [カムイ]
- ええっ!?▼
- [ニシキ]
- いやいや、感謝なんて必要ないよ。▼
こう見えてボクは
大きく美しく、強い狐に変化できる。▼
連れて行って損は無いはずだ。▼
- [カムイ]
- もしかしてニシキ、
闘えるのか?▼
- [ニシキ]
- ふふん…獣石を使えばちょろいものさ。
これからよろしく頼むよ!▼
- [カムイ]
- ああ、よろしく頼む。
ニシキさん。▼
- [サクラ]
- あ、あの、皆さん、
そろそろショーの準備が始まるようです!▼
幻影魔法を使うのなら、
今のうちに…!▼
- [カムイ]
- わかった。▼
|
+
| | マイユニット(女性・私)
|
- [カムイ]
- …よし。
やっと着きましたね。▼
ここが、リョウマ兄さんのいる
シュヴァリエ公国なんですか?▼
- [ヒノカ]
- いや。シュヴァリエ公国は
もう少し内陸の地のはず…▼
ここはまだミューズ公国の領内で、
アミュージアという港町だ。▼
ミューズ公国はイズモ公国と同じ
中立国でな。▼
暗夜、白夜問わず
民たちの憩う場となっていて、▼
音楽や躍りの催しが盛んだと聞くぞ。▼
- [カムイ]
- へえ…道理で
活気があると思いました。▼
- [アクア]
- そうね…暗夜王国と白夜王国の
戦端が開かれたとはいえ、▼
ここはまだ平和が
守られているようだわ。▼
- [カムイ]
- はい。なんだか、白夜王国の
城下町を思い出してしまいますね。▼
でも、あの町は、もう…▼
- [ニシキ]
- へえ! キミたち、
白夜王国のヒトなのかい?▼
- [カムイ]
- え?▼
- [ニシキ]
- はじめまして!
白夜のヒトに会えてうれしいよ!▼
- [カムイ]
- ええっ!?
狐の耳が生えた人間が、喋っていますよ…!?▼
- [ニシキ]
- ひどいよ…! 世界一美しい種族、
妖狐のことを知らないのかい?▼
- [カムイ]
- ようこ…?▼
- [アクア]
- ええ。狐に姿を変えることのできる、
白夜王国の獣族のことよ。▼
- [ニシキ]
- そうそう、それそれ!
話の通じるヒトがいて、良かったよ。▼
- [アクア]
- でも、妙ね。妖狐は滅多に
里から出ることは無いはずなのに。▼
あなたはどうして…▼
- [ニシキ]
- ボクはニシキ。
あなた、じゃなくてニシキだよ。▼
- [アクア]
- …じゃあ、ニシキ。
あなたはなぜ、このミューズ公国にいるの?▼
- [ニシキ]
- 恩返しだよ。
そのためにボクはここにいるんだ。▼
ボクはヒトに恩を受けたら
必ず返すという主義でね。▼
ある日、里の外に出たら、
行く先々で恩を受けてしまって…▼
そのヒトたちへの恩返しを
繰り返しているうちに、▼
いつの間にかミューズ公国に
流れ着いてしまったんだよ。▼
- [アクア]
- まさか…それでそのまま、
帰る機会を失くしたとか?▼
- [ニシキ]
- …聞こえないよ白夜のヒト。▼
- [アクア]
- はぐらかしたわね。▼
- [ニシキ]
- とにかく、ボクは今、
この子に恩返しをしたいんだ!▼
でもボクの力ではどうにもならなくてね。▼
白夜のヒトたち、
どうにかしてくれないかな?▼
- [ララ]
- …うっ、うぅっ…ぐすっ…▼
- [カムイ]
- え、えっと…
この人は?▼
- [ララ]
- ララと言います…
この町で、歌姫をやっています…▼
- [カムイ]
- そうですか。私はカムイです。▼
良かったら、
泣いている訳を話してくれませんか?▼
- [ララ]
- …実は、母が病気で、
死の床にいると連絡があって…▼
何とか抜け出して母の元に行きたいのに、
どうしても駄目だって言われたんです。▼
今日はガロン王様のいらっしゃる、
とても大切な、ショーがあるから…▼
- [カムイ]
- なんですって…!?
ガロン王が、今日ここに!?▼
- [ララ]
- はい。
ガロン王様がいらっしゃる時はいつも、▼
私が舞台に出て、
歌うことになってるんです。▼
でも、でも…こんな気持ちで、
歌なんて歌えるわけありません…!▼
- [アクア]
- そう…事情は分かったわ。
私があなたの代わりにショーで歌う。▼
だからあなたは、
お母さんの元に戻りなさい。▼
- [ララ]
- え…?▼
- [カムイ]
- アクアさん?▼
- [アクア]
- いい? カムイ。
これは敵軍の要に迫るチャンスよ。▼
私が舞台に立てば、
油断しているガロン王に近づける。▼
この機会を利用しない手は無いわ。▼
- [カムイ]
- …………▼
はい…そうですね。
それでは、お願いできますか。▼
- [ニシキ]
- でもキミたち、違う歌姫が出てくれば
怪しまれてしまうんじゃないかい?▼
例え変装しても、
同一人物に見せることなんて…▼
- [アクア]
- 大丈夫よ。
私をララに見えるようにすればいいの。▼
ここにいる…ゾーラの幻影魔法で。▼
- [ゾーラ]
- ええっ、私ですかっ!?▼
- [アクア]
- ええ。あなたの魔法なら、
ガロン王の目を欺けるはずよ。▼
そうすれば歌っている間に
ガロン王に近づくことが可能だわ。▼
王の身柄が拘束されれば、暗夜王国も
白夜から兵を退かざるを得ないでしょう。▼
- [ゾーラ]
- で、でででも…▼
- [カムイ]
- すみません、ゾーラさん…
でもこれは、あなたにしか頼めないんです。▼
あなたの力があれば、
早く戦争が終結するかもしれません。▼
私はこれ以上、
誰にも苦しんで欲しくないんです!▼
- [ゾーラ]
- カムイ様…▼
…………▼
はい…わかりました。
やりましょう。▼
暗夜の者達に魔法をかけ、
アクア様がララ様に見えるようにいたします。▼
ただ…歌の上手さまでは魔法で
どうにかできるものではありません。▼
それだけは、アクア様ご自身に
何とかしていただくしか…▼
- [カムイ]
- それなら心配ありません。
アクアさんはとても歌がお上手ですから。▼
- [ヒノカ]
- ああ。アクアの歌は白夜でも評判だった。
聴く者を癒す、奇跡のような歌声だとな。▼
- [ララ]
- すごい…
それなら、安心ですね。▼
でも、本当にいいんですか?▼
ガロン王様にばれてしまったら、
ただでは済みませんよ…?▼
- [アクア]
- 心配しないで。
絶対にうまくやってみせる。約束するわ。▼
だからあなたは、
早くお母さんの元に行きなさい。▼
- [ララ]
- ありがとうございます!▼
- [ニシキ]
- …一件落着だね。▼
恩返しの手助けをしてくれてありがとう、
親切なヒトよ!▼
さて…キミたちに受けた恩も、
返さないといけないね!▼
ボクは今から、
キミたちに付いて行くよ!▼
- [カムイ]
- ええっ!?▼
- [ニシキ]
- いやいや、感謝なんて必要ないよ。▼
こう見えてボクは
大きく美しく、強い狐に変化できる。▼
連れて行って損は無いはずだ。▼
- [カムイ]
- もしかしてニシキさん、
闘えるのですか?▼
- [ニシキ]
- ふふん…獣石を使えばちょろいものさ。
これからよろしく頼むよ!▼
- [カムイ]
- はい、よろしくお願いします。
ニシキさん。▼
- [サクラ]
- あ、あの、皆さん、
そろそろショーの準備が始まるようです!▼
幻影魔法を使うのなら、
今のうちに…!▼
- [カムイ]
- わかりました。▼
|
オープニング2†
+
| | マイユニット(男性・俺)
|
- [タクミ]
- …ショーが始まったようだね。
観客は暗夜王国の兵ばかりだけど…▼
ガロン王は…
どこにいるんだ?▼
- [カムイ]
- !!
いたぞ、あそこの…貴賓席に。▼
顔を見るのは、あの日以来だな。
とても懐かしいが、でも、今は…▼
…今は、憎き敵国の王だ。▼
- [タクミ]
- 誰か、隣に来たよ?
あれは…▼
- [エリーゼ]
- …………▼
- [カムイ]
- エリーゼ…あんな暗い顔をして…
まるで別人みたいじゃないか。▼
国を出る前は、
無邪気な、明るい子だったのに…▼
すまん、エリーゼ。
お前を裏切るような真似をしてしまって。▼
だが、もうすぐ戦争は終わる。
ここでうまく事が運べば…▼
頼んだぞ、アクア…!▼
(舞台の上)
- [アクア]
- …………▼
- [エリーゼ]
- お父様。あの人が、
お父様の言っていた歌姫ですか…?▼
- [ガロン]
- ああ。確か、ララといったか。
あの者の歌声は素晴らしいぞ、エリーゼ。▼
- [エリーゼ]
- …そうですか。▼
- [アクア]
- …………▼
~♪▼
- [カムイ]
- !? なぜ、この歌を…!▼
アクア…!?▼
|
+
| | マイユニット(女性・私)
|
- [タクミ]
- …ショーが始まったようだね。
観客は暗夜王国の兵ばかりだけど…▼
ガロン王は…
どこにいるんだ?▼
- [カムイ]
- !!
いました、あそこの…貴賓席に。▼
顔を見るのは、あの日以来ですね。
とても懐かしいけれど、でも、今は…▼
…今は、憎き敵国の王です。▼
- [タクミ]
- 誰か、隣に来たよ?
あれは…▼
- [エリーゼ]
- …………▼
- [カムイ]
- エリーゼさん…あんな暗い顔をして…
まるで別人ではないですか。▼
国を出る前は、
無邪気な、明るい子だったのに…▼
すみません、エリーゼさん。
あなたを裏切るような真似をしてしまって。▼
でも、もうすぐ戦争は終わります。
ここでうまく事が運べば…▼
頼みましたよ、アクアさん…!▼
(舞台の上)
- [アクア]
- …………▼
- [エリーゼ]
- お父様。あの人が、
お父様の言っていた歌姫ですか…?▼
- [ガロン]
- ああ。確か、ララといったか。
あの者の歌声は素晴らしいぞ、エリーゼ。▼
- [エリーゼ]
- …そうですか。▼
- [アクア]
- …………▼
~♪▼
- [カムイ]
- !? なぜ、この歌を…!▼
アクア…!?▼
|
ムービー1「白き歌姫」†
- [アクア]
- 光へ…手を伸ばす…
- (アクアの交差させた手から水が出る)
- [アクア]
- 汚れなき銀の剣…
- (アクアの全身が映り、足元からも水が出る)
- [アクア]
- 微睡み…
- (貴賓席に座るガロン王)
- [アクア]
- 想いを断ち切りて…
- (アクアが水を纏い踊る)
- [アクア]
- 歌う静櫃…水晶…柔く…
- (アクアのペンダントが輝き出す)
- (会場内に湛えられた水に、輝く波紋が広がっていく)
- [アクア]
- 光散りて…
- [ガロン]
- ええい…!
- (ガロン王、肘掛けを強く握る)
- [アクア]
- 闇の去り行く…暁…
- (舞台を見下ろすガロン王)
- [ガロン]
- ぬぅ…!
- [アクア]
- 一人…想う…
- [ガロン]
- ぬぅう…ぐぁあ…っ
- (ガロン王が苦しみに悶えている)
戦闘マップ†
戦闘前†
+
| | マイユニット(女性・私)
|
(戦闘マップ)
- [カムイ]
- 暗夜兵たちの様子が…?
みんな、アクアさんの歌に聴き入っている?▼
ならば、この隙に…▼
- [ガロン]
- お前の顔を見るのも久しぶりだな。
――カムイよ。▼
- [カムイ]
- !?▼
- [ガロン]
- お前たち、こ奴らを捕らえよ!!▼
(暗夜兵が続々と現れる)
- [カムイ]
- そんな…暗夜兵が!?▼
- [ガロン]
- カムイ…
お前の狙いはわかっていたぞ。▼
- [エリーゼ]
- カムイおねえちゃん…▼
- [カムイ]
- エリーゼさん…▼
- [ガロン]
- ほう…? 裏切り者のお前が、
まだ妹の名を覚えていたか。▼
- [カムイ]
- …どうしてわかったのですか。
私たちの狙いが。▼
- [ガロン]
- なに、簡単なことよ。▼
お前たちの中に、コウモリを一匹
混じらせていただけのこと。▼
のう、ゾーラ?▼
(ゾーラがガロン王の元へ走り寄る)
- [ゾーラ]
- …………▼
- [カムイ]
- なんですって!?
ゾーラさんが…!?▼
- [タクミ]
- そんな…なぜだ!?
だったらなぜ、海で僕を助けた!?▼
- [ゾーラ]
- ああでもしないと、あなたは私を
信用してくれなかったじゃないですか!▼
- [タクミ]
- くそっ…卑怯者め!▼
- [ゾーラ]
- …………▼
あのー…ガロン王様。この通り、
間者の役目は果たしましたゆえ、▼
どうかレオン王子にとりなしていただき、
この命だけは…▼
- [ガロン]
- …………▼
- [ゾーラ]
- そのー…
それともうひとつだけ…▼
やはりカムイ王女は、
お許しいただけないでしょうか。▼
あの方は、白夜王国の者共にたぶらかされて、
暗夜王国を裏切るようなことを…▼
- [カムイ]
- ゾーラさん…?▼
もしかして…▼
ゾーラさんの言っていた、
変われたという言葉…▼
あの言葉だけは…
…真実だったのでしょうか?▼
- [ゾーラ]
- ガ、ガロン王様…
この通りです。どうか…▼
- [ガロン]
- なんだと…?▼
何故わしが貴様の言葉などに
耳を貸さねばならん。▼
- [ゾーラ]
- え…▼
- [ガロン]
- もう良い…このわしに意見をするようなら、
貴様は用済みだ。▼
(ガロン王がゾーラを攻撃する)
- [ゾーラ]
- ぎゃああああああっ!!▼
- [エリーゼ]
- きゃああっ!?
お、おとうさま、なんてことを…!!▼
- [ゾーラ]
- う、うぅ…カムイ、様…
タクミ様…▼
私、は……▼
…………▼
(ゾーラがマップから消滅する)
- [カムイ]
- ゾーラさん!!▼
- [ガロン]
- …ふん。コウモリめ。▼
貴様のような男は
我が軍の士気を乱す。▼
この世から消え失せて、当然だ。▼
- [カムイ]
- 許しません…!
お父様…いや…暗夜王ガロン!▼
これがあなたの…
暗夜王国のやり方ですか!▼
- [タクミ]
- ぶっ潰してやる…▼
ゾーラが何者であろうと、
僕の命を救ってくれたことに違いはない!▼
それなのに…ガロン、
貴様は…!▼
- [カムイ]
- いきますよ、みなさん!
戦闘準備を…!!▼
|
+
| | マイユニット(男性・俺)
|
(戦闘マップ)
- [カムイ]
- 暗夜兵たちの様子が…?
みんな、アク歌に聴き入っているのか?▼
ならば、この隙に…▼
- [ガロン]
- お前の顔を見るのも久しぶりだな。
――カムイよ。▼
- [カムイ]
- !?▼
- [ガロン]
- お前たち、こ奴らを捕らえよ!!▼
(暗夜兵が続々と現れる)
- [カムイ]
- そんな…暗夜兵が!?▼
- [ガロン]
- カムイ…
お前の狙いはわかっていたぞ。▼
- [エリーゼ]
- カムイおにいちゃん…▼
- [カムイ]
- エリーゼ…▼
- [ガロン]
- ほう…? 裏切り者のお前が、
まだ妹の名を覚えていたか。▼
- [カムイ]
- …どうしてわかったのですか。
俺たちの狙いが。▼
- [ガロン]
- なに、簡単なことよ。▼
お前たちの中に、コウモリを一匹
混じらせていただけのこと。▼
のう、ゾーラ?▼
(ゾーラがガロン王の元へ走り寄る)
- [ゾーラ]
- …………▼
- [カムイ]
- なんだって!?
ゾーラが…!?▼
- [タクミ]
- そんな…なぜだ!?
だったらなぜ、海で僕を助けた!?▼
- [ゾーラ]
- ああでもしないと、あなたは私を
信用してくれなかったじゃないですか!▼
- [タクミ]
- くそっ…卑怯者め!▼
- [ゾーラ]
- …………▼
あのー…ガロン王様。この通り、
間者の役目は果たしましたゆえ、▼
どうかレオン王子にとりなしていただき、
この命だけは…▼
- [ガロン]
- …………▼
- [ゾーラ]
- そのー…
それともうひとつだけ…▼
やはりカムイ王子は、
お許しいただけないでしょうか。▼
あの方は、白夜王国の者共にたぶらかされて、
暗夜王国を裏切るようなことを…▼
- [カムイ]
- ゾーラ…?▼
もしかして…▼
ゾーラの言っていた、
変われたという言葉…▼
あの言葉だけは…
…真実だったのか?▼
- [ゾーラ]
- ガ、ガロン王様…
この通りです。どうか…▼
- [ガロン]
- なんだと…?▼
何故わしが貴様の言葉などに
耳を貸さねばならん。▼
- [ゾーラ]
- え…▼
- [ガロン]
- もう良い…このわしに意見をするようなら、
貴様は用済みだ。▼
(ガロン王がゾーラを攻撃する)
- [ゾーラ]
- ぎゃああああああっ!!▼
- [エリーゼ]
- きゃああっ!?
お、おとうさま、なんてことを…!!▼
- [ゾーラ]
- う、うぅ…カムイ、様…
タクミ様…▼
私、は……▼
…………▼
(ゾーラがマップから消滅する)
- [カムイ]
- ゾーラあああああああ!!▼
- [ガロン]
- …ふん。コウモリめ。▼
貴様のような男は
我が軍の士気を乱す。▼
この世から消え失せて、当然だ。▼
- [カムイ]
- 許さない…!
父上…いや…暗夜王ガロン!▼
これがあんたの…
暗夜王国のやり方か!▼
- [タクミ]
- ぶっ潰してやる…▼
ゾーラが何者であろうと、
僕の命を救ってくれたことに違いはない!▼
それなのに…ガロン、
貴様は…!▼
- [カムイ]
- いくぞ、みんな!
戦闘準備を…!!▼
|
3ターン目(ノーマル時)/1ターン目(ハード~時)敵フェイズ開始前†
+
| | マイユニット(女性・私)
|
(マップ左に、マークス、ピエリ、ラズワルドが登場)
- [カムイ]
- 何ですか、増援…!?▼
- [マークス]
- 裏切り者め…
かつて父と呼んだ我が王に、刃を向けるか。▼
- [カムイ]
- …マークス…兄さん…▼
- [サイラス]
- マークス様…わかってください!
カムイ様は間違っていません!▼
この闘いは、暗夜王ガロン様の
野望が生んだものです。▼
あの方を止めない限り、
両国の血で血を洗う争いは、決して…▼
- [マークス]
- …黙れ。
裏切り者の言葉に耳は貸さん。▼
- [サイラス]
- !!▼
- [カムイ]
- マークス兄さん…▼
- [マークス]
- 覚悟しろ…貴様らの許しがたき背信、
死を持って償う他ない。▼
さあ来い、カムイ!
お前は私が始末する!▼
もし抗うというのなら、
このマークスを…▼
かつてお前を守った暗夜兵たちを、
その手で切り捨ててみせろ!▼
|
vs ガロン†
- [ガロン]
- この暗夜王ガロンに
敵うと思っておるのか?▼
…面白い、やってみせよ。▼
カムイvsガロン†
+
| | マイユニット(男性・俺)
|
- [カムイ]
- もうあんたのことを、
父とは呼ばない…!▼
…ガロン王…覚悟を…!▼
- [ガロン]
- 無駄だ…
お前にこのわしは倒せんぞ。▼
憎き、白夜の王子。▼
|
ガロン撃破†
- [ガロン]
- ふん…
これ以上相手をするまでもない。▼
お前たち…あとは任せたぞ。▼
vs ピエリ†
- [ピエリ]
- えへへっ。あなたを倒して、
マークス様に褒めてもらうのーっ!▼
カムイ vs ピエリ†
+
| | マイユニット(男性)
|
- [ピエリ]
- あーっ!裏切り者の弟さん、発見なの!▼
- [カムイ]
- 裏切り者の、弟…?▼
- [ピエリ]
- あれー? 違うのぉ?
でもでもマークス様、そう言ってたのよ?▼
- [カムイ]
- マークス兄さんが…▼
- [ピエリ]
- ありゃ、落ち込んじゃったの?
じゃあ闘って元気を出すしかないの!▼
|
+
| | マイユニット(女性)
|
- [ピエリ]
- あーっ!裏切り者の妹さん、発見なの!▼
- [カムイ]
- 裏切り者の、妹…?▼
- [ピエリ]
- あれー? 違うのぉ?
でもでもマークス様、そう言ってたのよ?▼
- [カムイ]
- マークス兄さんが…▼
- [ピエリ]
- ありゃ、落ち込んじゃったの?
じゃあ闘って元気を出すしかないの!▼
|
ピエリ撃破†
- [ピエリ]
- ふえぇ…結構強いのね…
今日のところは退いてあげるの!▼
vs ラズワルド†
- [ラズワルド]
- な…なんでそんなに見てくるの?
は、恥ずかしいよ…▼
カムイ vs ラズワルド†
+
| | マイユニット(男性・俺)
|
- [カムイ]
- お前は…▼
- [ラズワルド]
- 僕はラズワルド。▼
久しぶりだね、カムイ様。
僕のこと…覚えてる?▼
マークス様の臣下になってすぐ、
北の城塞にも行ったことがあるんだけどな。▼
- [カムイ]
- お前も、俺のこと倒しに来たのか…?▼
- [ラズワルド]
- …はい。
それがマークス様の、ご命令だから。▼
- [カムイ]
- そうか…▼
|
+
| | マイユニット(女性・私)
|
- [カムイ]
- あなたは…▼
- [ラズワルド]
- 僕はラズワルド。▼
久しぶりだね、カムイ様。
僕のこと…覚えてる?▼
マークス様の臣下になってすぐ、
北の城塞にも行ったことがあるんだけどな。▼
- [カムイ]
- あなたも、私を倒しに来たのですか…?▼
- [ラズワルド]
- …はい。
それがマークス様の、ご命令だから。▼
- [カムイ]
- そうですか…▼
|
ラズワルド撃破†
- [ラズワルド]
- あーあ、負けちゃった。
後でマークス様に怒られないといいけど。▼
vs マークス†
- [マークス]
- …命知らずめ。▼
私の攻撃を受けて…
立っていられると思うな。▼
カムイ vs マークス†
- [カムイ]
- マークス兄さん…!▼
- [マークス]
- 始めるぞ…▼
私はもう、
お前の『兄』などではない。▼
情など捨てろ。
私もお前も。▼
…ただ敵として、殺し合おう。▼
マークス撃破†
- [マークス]
- 少しは、できるようだな。
しかし私はこんなものではない…▼
絶対に、逃がすものか…▼
5ターン目開始前†
- [アクア]
- カムイ…
このまま闘っても勝ち目はないわ。▼
あそこから脱出しましょう。
あなたが先に行って、みんなを導いて。▼
カムイが突破コマンド選択時他の味方がMAP上にいない場合†
+
| | マイユニット(女性・私)
|
- [カムイ]
- ! しまった…!
闘える味方が、もう誰もいません…!▼
私たちは…
負けてしまったのですね……▼
(GAMEOVER)
|
クリア後†
+
| | マイユニット(女性・私)
|
- [カムイ]
- はぁ、はぁ…
ここまで来れば…もう大丈夫でしょうか?▼
- [マークス]
- …逃がしはせんぞ、カムイ。▼
- [カムイ]
- マークス兄さん…!▼
- [マークス]
- 少しは腕を上げたようだが…
まだお前は、私の足元にも及ばん。▼
…さあ、覚悟を決めろ。▼
お前が裏切ったあの日から…
お前はこの私が倒すと決めていた!▼
- [エリーゼ]
- やめて、おにいちゃんたち!
お願いっ!▼
- [カムイ]
- エリーゼさん!?
- [マークス]
- 下がれ、エリーゼ…▼
- [エリーゼ]
- いやよ!▼
行きたいなら…
あたしを斬ってから行けばいいわ!▼
- [カムイ]
- そんな…エリーゼさん!?▼
- [アクア]
- 待って、カムイ!!▼
…今は逃げましょう。▼
ここで闘えば、無関係なミューズ公国の
城や人々が犠牲になるわ!▼
- [カムイ]
- ですが…!▼
- [アクア]
- いいから、早く!!▼
- [カムイ]
- …くっ!▼
- [マークス]
- …………▼
背信者どもめ…
今は見逃してやろう。▼
だが何度逃げても、
どこへ行こうとも、▼
私と闘う運命からは…逃れられんぞ。▼
(橋で佇むタクミに、カムイが駆け寄る)
- [タクミ]
- 何とか、振り切ったようだね…▼
- [カムイ]
- …はい。
でも、一時的なものです。▼
マークス兄さんとは、きっといつか、
決着をつけねばならない時が来ます。
それまでに私は、
もっともっと、強くならないと…▼
- [タクミ]
- そうだね。
僕ももっと、強くなるよ。▼
- [カムイ]
- そういえば…アクアさんは?
姿が見えないみたいですが。▼
- [タクミ]
- アクア姉さん?
えっと、確かさっきまであっちに…▼
ああ、あの木の陰にいるみたいだよ。▼
- [カムイ]
- アクアさん…どうしたんでしょう。
あんなところに、一人で。▼
私、ちょっと様子を見てきます。▼
(木の下に佇むアクア、歩み寄るカムイ)
- [カムイ]
- あ、いました。▼
ねえ、アクアさん、
そこで何をして…▼
(アクアが頽れる)
- [アクア]
- う…ううっ…!▼
- [カムイ]
- …アクアさん!?▼
- [アクア]
- はぁ、はぁ…
カムイ…?▼
- [カムイ]
- アクアさん、アクアさん…!
どうしたんですか!?▼
- [アクア]
- …大丈夫よ。
何でもないから…放っておいて…▼
- [カムイ]
- そんなわけにはいきませんよ!▼
待っていてください、
今サクラさんを呼んできますから…!▼
- [アクア]
- だ…だめ!
お願い、余計なことはしないで!▼
- [カムイ]
- !!▼
- [アクア]
- …ごめんなさい。
心配してくれたのは嬉しいわ。▼
でも、本当に気にしないで。
私はもう、大丈夫だから…▼
- [カムイ]
- …………▼
- [アクア]
- さあ、それより先を急ぎましょう?▼
さっきの策が失敗してしまった以上、
一刻も早くリョウマと落ち合わないと。▼
- [カムイ]
- …あ、アクアさん!?▼
…………▼
…アクアさん。▼
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コメント†
- ミラリー? --
- 申し訳ありません、データを取るときに私のマイユニの名前が入ってしまったようですね。修正してくださった方、ありがとうございました。 -- みらい
- ニシキを防陣して突破もGAMEOVERとか・・・特殊すぎるだろ --
- カムイにニシキを防陣しても突破コマンドが選べない --
- ↑カムイ本人しか選択出来ないよー。カムイを後ろにした? --