会話集/章別会話
白夜王国 10章 忍びの里†
ナレーション†
暗夜王国の罠を見抜き、イズモ公国の
王イザナを救出したカムイたち。
そこで得た情報から、リョウマたちが
向かったという無限渓谷へと向かう。
その途上、大きな森に差しかかった。
オープニング†
+
| | マイユニット(男・俺)
|
- [カムイ]
- ほお…大きな森だな。
今からここを通るのか?▼
- [アクア]
- ええ。無限渓谷に行くには、
この森林地帯を抜けなくてはならないわ。▼
ここは独立国家である
フウマ公国の支配下にあるけれど…▼
通り抜けるだけなら、
何の問題もないはずよ。▼
イズモ公国のように
暗夜の手に落ちていなければ、の話だけど。▼
- [スズカゼ]
- 大丈夫ですよ、アクア様。
あの国には優秀な忍が多くいます。▼
イザナ公は
暗夜軍は海から来たと仰っていましたし…▼
恐らく、強力な兵を多く有する
フウマ公国を避けて進軍したのでしょう。▼
フウマで戦が起きているという
情報がないことが、何よりの証拠ですよ。▼
- [アクア]
- そうね、確かに…
そんな情報は無いわね。▼
- [カムイ]
- そうか。
二人がそう言うなら安心だな。▼
イザナ公も何も言っていなかったし、
きっと大丈夫だろう。▼
- [ゾーラ]
- あの~…お待ち下さい、
カムイ王子ぃ~…▼
- [カムイ]
- !!
お前、ゾーラ!?▼
- [ヒノカ]
- 貴様、何をしに来た!?
また何か企んでいるようなら、叩き斬る!▼
- [ゾーラ]
- わわっ! お、落ち着いてください!
私はもう何も企んでおりませんっ!▼
ただ、あなた様がたにお力を貸せればと思い
追いかけてきた次第にございまして…!▼
- [カムイ]
- え…?
どういうことだ?▼
- [ゾーラ]
- わ、私は…レオン様に見限れた以上、
もう暗夜王国に戻ることはできません!▼
無理を言っていることは
重々承知しておりますが…▼
私めもお仲間に加えていただけないでしょうか?
きっとお役に立ってみせますので!▼
私はもう…
どこにも行くあてがないのです!▼
- [カムイ]
- …………▼
- [アクア]
- なに寝ぼけたことを言っているの?
そんなこと、できるわけがないわ。▼
- [ヒノカ]
- …やはり、叩き斬る。▼
- [ゾーラ]
- ひいいいいっ!!▼
- [カムイ]
- わかった、ゾーラ。
同行を許可する。▼
- [ゾーラ]
- え?▼
- [アクア]
- カムイ?▼
- [カムイ]
- 頼ってくる人間を見捨てるわけにはいかない。
他にいくあてがないのなら尚更だ。▼
レオンにあんなことをされた後で
また何か無茶をするとも思えないし…▼
信用してやってもいいんじゃないか?▼
- [アクア]
- 全く…お人好しなんだから。▼
- [ゾーラ]
- カムイ王子~~!!!
有難うございます! 有難うございます!▼
あなたはまるで、
神のような御心を持ったお方ですーー!!▼
- [カムイ]
- 大袈裟だ、ゾーラ。▼
- [ヒノカ]
- はぁ…我が弟は、
余程世間離れしているようだ。▼
危なっかしくて…放っておけん。▼
- [サクラ]
- そうですね…▼
でも、そんなカムイ兄様だからこそ、
お力になりたいって…そう思うんです。▼
- [ヒノカ]
- おいゾーラ。お前のことは、
カムイに免じて、特別に認めてやる。▼
だが、少しでも妙な動きをしたら…
…わかっているな?▼
- [ゾーラ]
- は、ははははいいっ!!
肝に銘じさせていただきますーーっ!!▼
(暗転)
- [カムイ]
- ふうっ。随分歩いたな。▼
この分だと、思ったより早く
無限渓谷につけるかもしれないぞ。▼
- [サクラ]
- はい…▼
…………▼
- [カムイ]
- どうしたんだ、サクラ。
少し疲れたのか?▼
- [サクラ]
- いえ…▼
リョウマ兄様とタクミ兄様、
ご無事でいらっしゃるでしょうか…▼
- [カムイ]
- いいか、サクラ。
あまり思いつめると体に毒だ。▼
難しいかもしれないが、
出来るだけ前向きに行こう。▼
- [サクラ]
- そ、そうですよね…
私、がんばってみます…!▼
- [カムイ]
- ははっ。
それでこそ、いつものサクラだ。▼
…!
危ない!▼
- [サクラ]
- きゃ…!▼
- [カムイ]
- 手裏剣…?▼
- [スズカゼ]
- これは…
フウマ公国の忍の物です!▼
- [アクア]
- ねえ、カムイ…
周りに…大勢の忍が…!▼
- [カムイ]
- なんだって!?▼
- [アクア]
- まさか、また暗夜の罠じゃ…▼
- [ゾーラ]
- いえ、違います。
マクベス様の幻術ではありません。▼
これは本物の…
意思を持った忍たちです!▼
- [ヒノカ]
- おい、お前。▼
- [ゾーラ]
- ええっ!?
なななんで喉元に刃を!?▼
- [ヒノカ]
- …信じて、いいんだな?▼
- [ゾーラ]
- だだだって、下手な真似をしたらあなた、
私を殺すと言ったじゃないですかーーっ!▼
- [ヒノカ]
- ふん。それならいい。▼
だが…だとしたら何故、
奴らは攻撃を仕掛けてくる!?▼
- [コタロウ]
- …決まってるだろう。
我が国は、暗夜側についているからだ。▼
- [カムイ]
- お前は…!?▼
- [コタロウ]
- 我が名は、コタロウ。
フウマ公国の公王だ。▼
- [カムイ]
- 公王、コタロウ…▼
- [アクア]
- どういうこと?
この国は、独立国家ではなかったの?▼
誇り高き忍たちが
暗夜の支配を受けるだなんて、らしくないわね。▼
- [コタロウ]
- なに? 失礼な。
支配されたのではない。▼
我々は自らの意思で、
ガロン王と手を組んでいたのだよ。▼
有事の際、フウマ公国は
暗夜に味方をする。▼
そしてその代わりに、
暗夜が白夜に勝利した時には…▼
ガロン王は私に、
多大な領地をもたらすという約束をした。▼
それから私はずっと待っていたのだよ…
戦端が開かれるこの時を、ずっと!▼
- [カムイ]
- そんな…▼
- [スズカゼ]
- 名高いフウマ公国の王が
そんな欲に溺れる輩だったとは…▼
…残念です。本当に。▼
- [コタロウ]
- 大いに落胆してくれて結構。
野心というのは隠してこそ輝くものだ。▼
- [アクア]
- フウマ公国で戦が起こらなかったのは、
こういうことだったのね。▼
迂闊だったわ…▼
- [コタロウ]
- 王族がいるのなら好都合だ!
悪いが全員、ここで倒れてもらおう!▼
そしてこの戦を制し、我がフウマ公国を
白夜王国に代わる王国として君臨させるのだ!▼
- [カムイ]
- …そうはさせない!▼
俺たちは、
こんな卑劣な手には屈しない!▼
みんな、行くぞ!!▼
|
+
| | マイユニット(女性・私)
|
- [カムイ]
- へえ…大きな森ですね。
今からここを通るのですか?▼
- [アクア]
- ええ。無限渓谷に行くには、
この森林地帯を抜けなくてはならないわ。▼
ここは独立国家である
フウマ公国の支配下にあるけれど…▼
通り抜けるだけなら、
何の問題もないはずよ。▼
イズモ公国のように
暗夜の手に落ちていなければ、の話だけど。▼
- [スズカゼ]
- 大丈夫ですよ、アクア様。
あの国には優秀な忍が多くいます。▼
イザナ公は
暗夜軍は海から来たと仰っていましたし…▼
恐らく、強力な兵を多く有する
フウマ公国を避けて進軍したのでしょう。▼
フウマで戦が起きているという
情報がないことが、何よりの証拠ですよ。▼
- [アクア]
- そうね、確かに…
そんな情報は無いわね。▼
- [カムイ]
- そうですか。
二人がそう言うなら、安心ですね。▼
イザナ公も何も言っていませんでしたし、
きっと大丈夫でしょう。▼
- [ゾーラ]
- あの~…お待ち下さい、
カムイ王女ぉ~…▼
- [カムイ]
- !!
あなたは、ゾーラさん!?▼
- [ヒノカ]
- 貴様、何をしに来た!?
また何か企んでいるようなら、叩き斬る!▼
- [ゾーラ]
- わわっ! お、落ち着いてください!
私はもう何も企んでおりませんっ!▼
ただ、あなた様がたにお力を貸せればと思い
追いかけてきた次第にございまして…!▼
- [カムイ]
- え…?
どういうことです?▼
- [ゾーラ]
- わ、私は…レオン様に見限れた以上、
もう暗夜王国に戻ることはできません!▼
無理を言っていることは
重々承知しておりますが…▼
私めもお仲間に加えていただけないでしょうか?
きっとお役に立ってみせますので!▼
私はもう…
どこにも行くあてがないのです!▼
- [カムイ]
- …………▼
- [アクア]
- なに寝ぼけたことを言っているの?
そんなこと、できるわけがないわ。▼
- [ヒノカ]
- …やはり、叩き斬る。▼
- [ゾーラ]
- ひいいいいっ!!▼
- [カムイ]
- わかりました、ゾーラさん。
同行を許可します。▼
- [ゾーラ]
- え?▼
- [アクア]
- カムイ?▼
- [カムイ]
- 頼ってくる人間を見捨てるわけにはいきません。
他にいくあてがないのなら尚更です。▼
レオンさんにあんなことをされた後で
また何か無茶をするとも思えませんし…▼
信用してあげてもいいのではないでしょうか?▼
- [アクア]
- 全く…お人好しなんだから。▼
- [ゾーラ]
- カムイ王女~~!!!
有難うございます! 有難うございます!▼
あなたはまるで、
神のような御心を持ったお方ですーー!!▼
- [カムイ]
- 大袈裟ですよ、ゾーラさん。▼
- [ヒノカ]
- はぁ…我が妹は、
余程世間離れしているようだ。▼
危なっかしくて…放っておけん。▼
- [サクラ]
- そうですね…▼
でも、そんなカムイ姉様だからこそ、
お力になりたいって…そう思うんです。▼
- [ヒノカ]
- おいゾーラ。お前のことは、
カムイに免じて、特別に認めてやる。▼
だが、少しでも妙な動きをしたら…
…わかっているな?▼
- [ゾーラ]
- は、ははははいいっ!!
肝に銘じさせていただきますーーっ!!▼
(暗転)
- [カムイ]
- ふうっ。随分歩きましたね。▼
この分だと、思ったより早く
無限渓谷につけるかもしれません。▼
- [サクラ]
- はい…▼
…………▼
- [カムイ]
- どうしたんですか、サクラさん。
少し疲れましたか?▼
- [サクラ]
- いえ…▼
リョウマ兄様とタクミ兄様、
ご無事でいらっしゃるでしょうか…▼
- [カムイ]
- いいですか、サクラさん。
あまり思いつめると体に毒ですよ。▼
難しいかもしれませんが、
出来るだけ前向きに行きましょう。▼
- [サクラ]
- そ、そうですよね…
私、がんばってみます…!▼
- [カムイ]
- ふふっ。
それでこそ、いつものサクラさんです。▼
…!
危ない!▼
- [サクラ]
- きゃ…!▼
- [カムイ]
- 手裏剣…?▼
- [スズカゼ]
- これは…
フウマ公国の忍の物です!▼
- [アクア]
- ねえ、カムイ…
周りに…大勢の忍が…!▼
- [カムイ]
- なんですって!?▼
- [アクア]
- まさか、また暗夜の罠じゃ…▼
- [ゾーラ]
- いえ、違います。
マクベス様の幻術ではありません。▼
これは本物の…
意思を持った忍たちです!▼
- [ヒノカ]
- おい、お前。▼
- [ゾーラ]
- ええっ!?
なななんで喉元に刃を!?▼
- [ヒノカ]
- …信じて、いいんだな?▼
- [ゾーラ]
- だだだって、下手な真似をしたらあなた、
私を殺すと言ったじゃないですかーーっ!▼
- [ヒノカ]
- ふん。それならいい。▼
だが…だとしたら何故、
奴らは攻撃を仕掛けてくる!?▼
- [コタロウ]
- …決まってるだろう。
我が国は、暗夜側についているからだ。▼
- [カムイ]
- あなたは…!?▼
- [コタロウ]
- 我が名は、コタロウ。
フウマ公国の公王だ。▼
- [カムイ]
- 公王、コタロウ…▼
- [アクア]
- どういうこと?
この国は、独立国家ではなかったの?▼
誇り高き忍たちが
暗夜の支配を受けるだなんて、らしくないわね。▼
- [コタロウ]
- なに? 失礼な。
支配されたのではない。▼
我々は自らの意思で、
ガロン王と手を組んでいたのだよ。▼
有事の際、フウマ公国は
暗夜に味方をする。▼
そしてその代わりに、
暗夜が白夜に勝利した時には…▼
ガロン王は私に、
多大な領地をもたらすという約束をした。▼
それから私はずっと待っていたのだよ…
戦端が開かれるこの時を、ずっと!▼
- [カムイ]
- そんな…▼
- [スズカゼ]
- 名高いフウマ公国の王が
そんな欲に溺れる輩だったとは…▼
…残念です。本当に。▼
- [コタロウ]
- 大いに落胆してくれて結構。
野心というのは隠してこそ輝くものだ。▼
- [アクア]
- フウマ公国で戦が起こらなかったのは、
こういうことだったのね。▼
迂闊だったわ…▼
- [コタロウ]
- 王族がいるのなら好都合だ!
悪いが全員、ここで倒れてもらおう!▼
そしてこの戦を制し、我がフウマ公国を
白夜王国に代わる王国として君臨させるのだ!▼
- [カムイ]
- …そうはさせません!▼
私たちは、
このような卑劣な手には屈しません!▼
みんな、行きますよ!!▼
|
2ターン目開始前†
+
| | マイユニット(男性・?)
|
(初期配置付近にタクミ(赤軍)出現)
- [カムイ]
- !!
増援か!?▼
ん…? あれは…▼
- [タクミ]
- …………▼
- [カムイ]
- タクミ!▼
- [サクラ]
- タクミ兄様!▼
- [ヒノカ]
- 良かった…!
生きていてくれたか。▼
(矢を放つ音)
- [ヒノカ]
- う、ぐっ!?▼
な、何をするんだ、タクミ!▼
- [カムイ]
- やめろ、タクミ!
ヒノカ姉さんに矢を放つなんて…!▼
- [タクミ]
- 殺す…▼
- [カムイ]
- え…?▼
- [タクミ]
- 認め、られ、るのは…
僕、だけで、いい…▼
- [ヒノカ]
- なに…?
様子がおかしいぞ!?▼
- [サクラ]
- そんな…どうしてしまったんですか、
タクミ兄様ぁ…!▼
- [タクミ]
- 僕、だって、強いんだ…
僕だっ、て…神器を、持っているん、だ…▼
なのに…なのにみんな、
他の、きょうだいのこと、ばかり…▼
カムイの、ことばかり…▼
- [カムイ]
- な、何を言っているんだ、タクミ!?
正気に戻ってくれ!▼
- [タクミ]
- 僕を、見てくれない、者など…
要らない…▼
僕の、邪魔をする者など、
要らない…!▼
み、んな…
みんな……▼
消えてしまええええっ!!▼
- [カムイ]
- タクミっ!?▼
(一瞬だけ画面に帯が入る)
- [タクミ]
- …………▼
- [アクア]
- あの異様な目の光、
もしかして…▼
…この読みが当たっていれば、
私の歌で何とかできるかもしれない。▼
今ならまだ、
間に合うはずだわ。▼
|
+
| | マイユニット(女性・私)
|
(初期配置付近にタクミ(赤軍)出現)
- [カムイ]
- !!
増援ですか!?▼
ん…? あれは…▼
- [タクミ]
- …………▼
- [カムイ]
- タクミさん!▼
- [サクラ]
- タクミ兄様!▼
- [ヒノカ]
- 良かった…!
生きていてくれたか。▼
(矢を放つ音)
- [ヒノカ]
- う、ぐっ!?▼
な、何をするんだ、タクミ!▼
- [カムイ]
- やめてください、タクミさん!
ヒノカ姉さんに矢を放つなんて…!▼
- [タクミ]
- 殺す…▼
- [カムイ]
- え…?▼
- [タクミ]
- 認め、られ、るのは…
僕、だけで、いい…▼
- [ヒノカ]
- なに…?
様子がおかしいぞ!?▼
- [サクラ]
- そんな…どうしてしまったんですか、
タクミ兄様ぁ…!▼
- [タクミ]
- 僕、だって、強いんだ…
僕だっ、て…神器を、持っているん、だ…▼
なのに…なのにみんな、
他の、きょうだいのこと、ばかり…▼
カムイの、ことばかり…▼
- [カムイ]
- な、何を言っているのですか、タクミさん!?
正気に戻ってください!▼
- [タクミ]
- 僕を、見てくれない、者など…
要らない…▼
僕の、邪魔をする者など、
要らない…!▼
み、んな…
みんな……▼
消えてしまええええっ!!▼
- [カムイ]
- タクミさんっ!?▼
(一瞬だけ画面に帯が入る)
- [タクミ]
- …………▼
- [アクア]
- あの異様な目の光、
もしかして…▼
…この読みが当たっていれば、
私の歌で何とかできるかもしれない。▼
今ならまだ、
間に合うはずだわ。▼
|
アクア⇒タクミ†
- [タクミ]
- 誰も、僕を、見てくれ、ない…
誰も…だれも。▼
- [アクア]
- 待って、タクミ。▼
- [タクミ]
- …お前、は…▼
- [アクア]
- いい?
あなたは、操られているの。▼
恐ろしい…見えない力によって。▼
…私が目を覚まさせてあげるわ。
今すぐに。▼
…………▼
(歌声)
- [タクミ]
- う…く…っ!▼
うわああああああああっ!!▼
- [アクア]
- …………▼
- [タクミ]
- う…ん……▼
! アクア…▼
- [アクア]
- …良かった、正気に戻ったのね。▼
- [タクミ]
- 正気に…? 何のことだ?
それに、ここは一体…?▼
- [アクア]
- ごめんなさい、
話している暇はないわ。▼
私たちは今、フウマ公国の者から
襲撃を受けているの。▼
あなたも加勢してくれるかしら。▼
- [タクミ]
- わ、わかった!▼
- [アクア]
- …ねえ、タクミ。▼
- [タクミ]
- なんだよ?▼
- [アクア]
- 私は、あなたのこと…頼りにしているわ。
あなたは強い。そして、聡明だわ。▼
他のきょうだいたちに無い魅力を、
あなたは持っている。▼
私はそう、思っているから。▼
- [タクミ]
- え…、え!?▼
- [アクア]
- さ、それじゃ行きましょ。
ぼーっとしてたら、やられるわよ。▼
- [タクミ]
- お、おい!?
ちょっと待てよアクア!▼
アクア…▼
…………▼
仕方ない、頑張ってやるか。
白夜王子タクミの力、見せてやる!▼
vs タクミ†
- [タクミ]
- 消えろ…
みんな、消えろ……▼
タクミ撃破†
- [タクミ]
- 僕はただ、認めて欲しいだけなんだ…
他の…みんなみたいに…▼
vs コタロウ†
- [コタロウ]
- 私はお前たちを倒し、
私の王国を作る!▼
この野望、例えガロン王でも
阻むことはできぬ!!▼
サイゾウ vs コタロウ†
- [サイゾウ]
- おい。フウマ公国公王…コタロウ。
…お前に、聞きたいことがある。▼
- [コタロウ]
- なに?
誰だ、貴様。▼
- [サイゾウ]
- 俺は…5代目サイゾウ。
白夜王族に代々仕える者だ…▼
- [コタロウ]
- サイゾウ? なるほど…
あの老いた上忍の息子か。▼
- [サイゾウ]
- ほう…
やはり、知っているのだな。父を。▼
昔、この国に来てそのまま
帰ることのなかった…俺の父のことを!▼
- [コタロウ]
- ああ。あの小癪な上忍は
この私の野望に感づいていたようでな。▼
同じ忍としてそのような真似はするなと
説得しにきた。だから…▼
…その場で始末してやった。
- [サイゾウ]
- く…っ!
やはり、お前が…!▼
- [コタロウ]
- 知らぬ存ぜぬで通す心算だったが、
息子には感づかれていたか。▼
親子そろって、
勘だけはいいようだな。▼
ただ、腕が伴っていなければ、
全くの無意味だが。▼
- [サイゾウ]
- 貴様…弱かったというのか。
俺の父が。▼
- [コタロウ]
- ああ。弱かったぞ、ヤツは。
弱すぎて弱すぎて、▼
この私に指一本触れることすらできずに、
地獄に墜ちていきおったわああああ!▼
- [サイゾウ]
- くそ…っ!!▼
許さんぞ…貴様だけは!
父の仇、討ってみせる!!▼
コタロウ撃破†
- [コタロウ]
- そんな、私の、野望が…!▼
私の、フウマ王国、が……▼
サイゾウでコタロウ撃破†
- [サイゾウ]
- 指一本…触れたぞ?▼
- [コタロウ]
- ぐ、はっ…、ば、馬鹿な…
こんな、若造に……▼
私の、野望、が…
私の、フウマ王国、が……▼
- [サイゾウ]
- …仇は討った。
父上…▼
クリア後†
タクミ撃破時†
+
| | マイユニット(男性・僕)
|
- [タクミ]
- 誰も、僕を、見てくれ、ない…
誰も…だれも。▼
- [カムイ]
- タクミ、タクミ…!▼
どうしよう…攻撃はしなくなったけど、
やっぱり話を聞いてくれないよ。▼
- [タクミ]
- う、うう…▼
- [アクア]
- 待って、カムイ。
私に任せて…▼
- [カムイ]
- アクア、何か心当たりが?▼
- [アクア]
- ええ。
私の歌で何とかできるかもしれないわ。▼
- [タクミ]
- …な、にを…▼
- [アクア]
- いい?
あなたは、操られているの。▼
恐ろしい…見えない力によって。▼
…私が目を覚まさせてあげるわ。
今すぐに。▼
…………▼
(歌声)
- [タクミ]
- う…く…っ!▼
うわああああああああっ!!▼
- [アクア]
- …………▼
- [タクミ]
- う…ん……▼
! アクア、カムイ兄さん…?
それに、みんなも…▼
- [カムイ]
- タクミ…
良かった、正気に戻ったんだね!▼
|
+
| | マイユニット(男性・俺)
|
- [タクミ]
- 誰も、僕を、見てくれ、ない…
誰も…だれも。▼
- [カムイ]
- タクミ、タクミ…!▼
どうすればいい…攻撃はしなくなったが、
話ができる状態じゃない。▼
- [タクミ]
- う、うう…▼
- [アクア]
- 待って、カムイ。
私に任せて…▼
- [カムイ]
- アクア、何か心当たりが?▼
- [アクア]
- ええ。
私の歌で何とかできるかもしれないわ。▼
- [タクミ]
- …な、にを…▼
- [アクア]
- いい?
あなたは、操られているの。▼
恐ろしい…見えない力によって。▼
…私が目を覚まさせてあげるわ。
今すぐに。▼
…………▼
(歌声)
- [タクミ]
- う…く…っ!▼
うわああああああああっ!!▼
- [アクア]
- …………▼
- [タクミ]
- う…ん……▼
! アクア、カムイ兄さん…?
それに、みんなも…▼
- [カムイ]
- タクミ…
良かった、正気に戻ったんだな!▼
|
+
| | マイユニット(女性・私)
|
- [タクミ]
- 誰も、僕を、見てくれ、ない…
誰も…だれも。▼
- [カムイ]
- タクミさん、タクミさん…!▼
どうしましょう…攻撃はしなくなりましたが、
やっぱり話は聞いてくれません。▼
- [タクミ]
- う、うう…▼
- [アクア]
- 待って、カムイ。
私に任せて…▼
- [カムイ]
- アクアさん、何か心当たりが?▼
- [アクア]
- ええ。
私の歌で何とかできるかもしれないわ。▼
- [タクミ]
- …な、にを…▼
- [アクア]
- いい?
あなたは、操られているの。▼
恐ろしい…見えない力によって。▼
…私が目を覚まさせてあげるわ。
今すぐに。▼
…………▼
(歌声)
- [タクミ]
- う…く…っ!▼
うわああああああああっ!!▼
- [アクア]
- …………▼
- [タクミ]
- う…ん……▼
! アクア、カムイ姉さん…?
それに、みんなも…▼
- [カムイ]
- タクミさん…
良かった、正気に戻ったんですね!▼
|
ここから通常†
+
| | マイユニット(男性・僕)
|
- [サクラ]
- タクミ兄様ーーーっ!▼
良かったです…元に戻って下さって!
本当に、良かった…!
- [ヒノカ]
- みんなに心配をかけさせて…
全く、お前という奴は…っ!▼
- [タクミ]
- わ、な、泣かないでくれよ、二人とも。
いい年して、みっともないぞ。▼
- [サクラ]
- …みっともなくていいです!▼
タクミ兄様の前でなら私、
みっともない妹でいいですー…!▼
- [ヒノカ]
- 私もだ! 愛する弟の前でなら、
みっともない姉で一向に構わぬ!▼
- [タクミ]
- サクラ、ヒノカ姉さん…▼
…ありがとう。
心配かけて、ごめん。▼
- [ヒナタ]
- ふう。これで一安心って感じだな。
やっと主君を守れるぜ。▼
- [オボロ]
- …タクミ様…良かった。▼
- [カムイ]
- でも、今まで何をしていたんだい?
国境の戦闘で何があったの?▼
- [タクミ]
- あの戦闘が…
あれは、大変な戦いだった。▼
…最初はイズモ公国との
国境で戦っていたんだけど、▼
時間が経つにつれて戦場は
無限渓谷まで広がって…▼
移動するうちに、
リョウマ兄さんとはぐれてしまったんだ。▼
- [カムイ]
- じゃあ、リョウマ兄さんの行方はやはり
わからないままか…▼
- [タクミ]
- その戦闘の最中、敵の攻撃で
大規模な崖崩れが起きて…▼
それに巻き込まれた僕は…▼
…無限渓谷に、落ちてしまった。▼
- [カムイ]
- 無限渓谷に!?▼
- [ヒノカ]
- しかし…お前は生きている。
どうやってここまで戻ってきたんだ?▼
- [タクミ]
- …わからない。▼
記憶があるのはそこまでで…
今ここで目を覚ますまでの間、▼
どこで何をしていたのかは、
まったく覚えていないんだ。▼
- [ヒノカ]
- そうか…まあ、こうやって生きて
帰ってこられたんだから、良かったさ。▼
あの底なしの谷から生還できるなど、
とんでもない奇跡だぞ。▼
- [タクミ]
- ねえ…僕はここに来るまで、
いったい何をしていたんだ?▼
- [アクア]
- いいえ…それを気にする必要は無いわ。▼
あなたは何らかの
魔術に囚われて、▼
自分の意思とは関係なく
この地までやってきた…それだけ。▼
- [タクミ]
- いや…そんなわけにはいかない。▼
ヒノカ姉さんの腕には、
矢が掠めた痕があった。▼
それは、僕の持つ風神弓の
矢の痕に間違いない…▼
僕は、ヒノカ姉さんに、
攻撃をしたんだね?▼
- [ヒノカ]
- そ、それは…▼
- [タクミ]
- 教えてくれ…僕はみんなの前で、
いったい何をしたんだ!?▼
- [カムイ]
- …………▼
…タクミは…▼
ここで出会うとすぐに、
僕たちに…攻撃を仕掛けてきた。▼
そして、正気に戻るまでずっと、
白夜軍と戦闘を行っていたんだ。▼
- [タクミ]
- !! そんな…!▼
王子が自国の軍に攻撃だなんて、
許されることじゃない。▼
一度敵対してしまった以上、僕はもう
白夜軍として戦う資格は無い…▼
- [カムイ]
- いや、資格が無いなんて、
そんなことはないよ。▼
僕だって最初は敵国の王子だった…
でも君はそんな僕を、▼
なんのわだかまりもなく
受け入れてくれたじゃないか。▼
- [タクミ]
- いや、そうでもなかったけど…▼
- [カムイ]
- え、えーと…
そうだったかもしれないけど…▼
ともかく、今はこうしてここにいるんだ。▼
失敗したらと思うなら、
これから取り返していけばいい。▼
僕は、タクミと一緒に闘いたい。
一緒に…闘ってくれるな?▼
- [タクミ]
- …………▼
うん。これまでの暴言の数々…
許してくれるなら。▼
- [カムイ]
- もちろん。
なんにも気にしてない。▼
- [タクミ]
- …ありがとう、
カムイ兄さん。▼
それから…
アクア姉さんも、ありがとう。▼
- [アクア]
- …いえ、いいのよ。▼
…………▼
- [カムイ]
- …アクア、大丈夫?
なんだか顔色が悪いけど…▼
- [アクア]
- …大丈夫よ。
少し疲れてしまっただけ。▼
すぐに良くなるから、
気にしないで。▼
- [カムイ]
- う、うん…▼
(洞窟内)
- [スズカゼ]
- 失礼します、皆様。
…報告です。▼
地下牢に、カゲロウさんが
捕らえられていました。▼
- [ヒノカ]
- なに!?
カゲロウが…!?▼
- [カゲロウ]
- ヒノカ様!▼
- [ヒノカ]
- 大丈夫か、カゲロウ…!
無事で良かったぞ!▼
だが、どうしてここに?
リョウマ兄様と一緒ではなかったのか?▼
- [カゲロウ]
- …はい。私は皆様に、
大切なことを伝えねばなりませぬ…▼
- [ヒノカ]
- !!
大切なこと…!?▼
もしや、リョウマ兄様は、もう…!?▼
- [サクラ]
- リ、リョウマ兄様ぁ…!▼
- [タクミ]
- まさか、あれが最後だったなんて…
リョウマ兄さん…っ!▼
- [ヒノカ]
- 帰ったら、立派な墓を建てよう…!▼
- [カゲロウ]
- あ、あの…?▼
何を言っておられるのか
さっぱりわからぬのだが…▼
リョウマ様は、生きておられるぞ。▼
- [ヒノカ]
- ん?
そうなのか!?▼
- [カゲロウ]
- 左様。
リョウマ様はタクミ様とはぐれた後…▼
暗夜に行っていた斥候と
落ち合われてな。▼
暗夜王国で内乱が起きているとの
情報を得るとすぐに、▼
シュヴァリエ公国へと続く
街道へと向かわれた。▼
- [ヒノカ]
- シュヴァリエ公国…!?▼
ではリョウマ兄様は今、
暗夜王国に向かっているのか!?▼
- [カゲロウ]
- 私はそれをお伝えするために
白夜王城へ戻るよう仰せ付かったのだが…▼
フウマ公国の領内を通り抜ける時に
無様にも捕らえられてしまった。▼
このような醜態を晒し、
面目次第もない…▼
- [ヒノカ]
- いや、生きていてくれてよかった。
リョウマ兄様もカゲロウも。▼
みんな無事で、本当に良かった。▼
- [アクア]
- さあ、行くわよ。▼
リョウマがそこに向かっているのなら、
次の目的地はシュヴァリエ公国ね。▼
また暗夜王国に戻ることになるけれど…
覚悟はできている? カムイ。▼
- [カムイ]
- うん、もちろんだよ。▼
- [スズカゼ]
- では、急いでこの地を離れて、
船のある港町に向かいましょう。▼
コタロウ公はもういませんが、▼
彼と同じ志を持つ忍びが
いつまた襲ってくるかわかりません。▼
戦争が終わるまで…
この国には近づかない方が賢明です。▼
- [カゲロウ]
- そうだな…このことは
共に捕らえられていた仲間が、▼
白夜王城に伝えてくれる
手筈となっている。
早ければ半日後にも、王城を守っている
軍師ユキムラの耳に入るであろう。▼
…カムイ様。以後は私も、
この軍に力添えしたい。▼
リョウマ様もきっと、そのことを期待されて
私を遣わされたはずだ。▼
- [カムイ]
- ありがとう、カゲロウ。
君がいてくれると心強いよ。▼
主君と離れて心細かっただろうに、
よく頑張ってくれたね。▼
…早くリョウマ兄さんと合流して、
この戦争を終わらせないと。▼
これから、白夜王国とは
少しの間お別れか。▼
…………▼
…いってきます。母上…▼
|
+
| | マイユニット(女性・私)
|
- [サクラ]
- タクミ兄様ーーーっ!▼
良かったです…元に戻って下さって!
本当に、良かった…!
- [ヒノカ]
- みんなに心配をかけさせて…
全く、お前という奴は…っ!▼
- [タクミ]
- わ、な、泣かないでくれよ、二人とも。
いい年して、みっともないぞ。▼
- [サクラ]
- …みっともなくていいです!▼
タクミ兄様の前でなら私、
みっともない妹でいいですー…!▼
- [ヒノカ]
- 私もだ! 愛する弟の前でなら、
みっともない姉で一向に構わぬ!▼
- [タクミ]
- サクラ、ヒノカ姉さん…▼
…ありがとう。
心配かけて、ごめん。▼
- [ヒナタ]
- ふう。これで一安心って感じだな。
やっと主君を守れるぜ。▼
- [オボロ]
- …タクミ様…良かった。▼
- [カムイ]
- でも、今まで何をしていたんですか?
国境の戦闘で何があったんです?▼
- [タクミ]
- あの戦闘が…
あれは、大変な戦いだった。▼
…最初はイズモ公国との
国境で戦っていたんだけど、▼
時間が経つにつれて戦場は
無限渓谷まで広がって…▼
移動するうちに、
リョウマ兄さんとはぐれてしまったんだ。▼
- [カムイ]
- では、リョウマ兄さんの行方はやはり
わからないままですか…▼
- [タクミ]
- その戦闘の最中、敵の攻撃で
大規模な崖崩れが起きて…▼
それに巻き込まれた僕は…▼
…無限渓谷に、落ちてしまった。▼
- [カムイ]
- 無限渓谷に!?▼
- [ヒノカ]
- しかし…お前は生きている。
どうやってここまで戻ってきたんだ?▼
- [タクミ]
- …わからない。▼
記憶があるのはそこまでで…
今ここで目を覚ますまでの間、▼
どこで何をしていたのかは、
まったく覚えていないんだ。▼
- [ヒノカ]
- そうか…まあ、こうやって生きて
帰ってこられたんだから、良かったさ。▼
あの底なしの谷から生還できるなど、
とんでもない奇跡だぞ。▼
- [タクミ]
- ねえ…僕はここに来るまで、
いったい何をしていたんだ?▼
- [アクア]
- いいえ…それを気にする必要は無いわ。▼
あなたは何らかの
魔術に囚われて、▼
自分の意思とは関係なく
この地までやってきた…それだけ。▼
- [タクミ]
- いや…そんなわけにはいかない。▼
ヒノカ姉さんの腕には、
矢が掠めた痕があった。▼
それは、僕の持つ風神弓の
矢の痕に間違いない…▼
僕は、ヒノカ姉さんに、
攻撃をしたんだね?▼
- [ヒノカ]
- そ、それは…▼
- [タクミ]
- 教えてくれ…僕はみんなの前で、
いったい何をしたんだ!?▼
- [カムイ]
- …………▼
…タクミさんは…▼
ここで出会うとすぐに、
私たちに…攻撃を仕掛けてきました。▼
そして、正気に戻るまでずっと、
白夜軍と戦闘を行っていたんです。▼
- [タクミ]
- !! そんな…!▼
王子が自国の軍に攻撃だなんて、
許されることじゃない。▼
一度敵対してしまった以上、僕はもう
白夜軍として戦う資格は無い…▼
- [カムイ]
- いや、資格が無いなんて、
そんなことはありません。▼
私だって最初は敵国の王女でした…
でもあなたは、そんな私を、▼
なんのわだかまりもなく
受け入れてくれたじゃありませんか。▼
- [タクミ]
- いや、そうでもなかったけど…▼
- [カムイ]
- え、えーと…
そうだったかもしれませんが…▼
ともかく、今はこうしてここにいるんです。▼
失敗したと思うなら、
これから取り返していけばいいんですよ。▼
私は、タクミさんと一緒に闘いたいんです。
一緒に…闘ってくれますか?▼
- [タクミ]
- …………▼
うん。これまでの暴言の数々…
許してくれるなら。▼
- [カムイ]
- もちろんです。
何も気にしていません。▼
- [タクミ]
- …ありがとう、
カムイ姉さん。▼
それから…
アクア姉さんも、ありがとう。▼
- [アクア]
- …いえ、いいのよ。▼
…………▼
- [カムイ]
- …アクアさん、大丈夫ですか?
なにやら顔色が悪いみたいですが…▼
- [アクア]
- …大丈夫よ。
少し疲れてしまっただけ。▼
すぐに良くなるから、
気にしないで。▼
- [カムイ]
- は、はい…▼
(洞窟内)
- [スズカゼ]
- 失礼します、皆様。
…報告です。▼
地下牢に、カゲロウさんが
捕らえられていました。▼
- [ヒノカ]
- なに!?
カゲロウが…!?▼
- [カゲロウ]
- ヒノカ様!▼
- [ヒノカ]
- 大丈夫か、カゲロウ…!
無事で良かったぞ!▼
だが、どうしてここに?
リョウマ兄様と一緒ではなかったのか?▼
- [カゲロウ]
- …はい。私は皆様に、
大切なことを伝えねばなりませぬ…▼
- [ヒノカ]
- !!
大切なこと…!?▼
もしや、リョウマ兄様は、もう…!?▼
- [サクラ]
- リ、リョウマ兄様ぁ…!▼
- [タクミ]
- まさか、あれが最後だったなんて…
リョウマ兄さん…っ!▼
- [ヒノカ]
- 帰ったら、立派な墓を建てよう…!▼
- [カゲロウ]
- あ、あの…?▼
何を言っておられるのか
さっぱりわからぬのだが…▼
リョウマ様は、生きておられるぞ。▼
- [ヒノカ]
- ん?
そうなのか!?▼
- [カゲロウ]
- 左様。
リョウマ様はタクミ様とはぐれた後…▼
暗夜に行っていた斥候と
落ち合われてな。▼
暗夜王国で内乱が起きているとの
情報を得るとすぐに、▼
シュヴァリエ公国へと続く
街道へと向かわれた。▼
- [ヒノカ]
- シュヴァリエ公国…!?▼
ではリョウマ兄様は今、
暗夜王国に向かっているのか!?▼
- [カゲロウ]
- 私はそれをお伝えするために
白夜王城へ戻るよう仰せ付かったのだが…▼
フウマ公国の領内を通り抜ける時に
無様にも捕らえられてしまった。▼
このような醜態を晒し、
面目次第もない…▼
- [ヒノカ]
- いや、生きていてくれてよかった。
リョウマ兄様もカゲロウも。▼
みんな無事で、本当に良かった。▼
- [アクア]
- さあ、行くわよ。▼
リョウマがそこに向かっているのなら、
次の目的地はシュヴァリエ公国ね。▼
また暗夜王国に戻ることになるけれど…
覚悟はできている? カムイ。▼
- [カムイ]
- はい、もちろんです。▼
- [スズカゼ]
- では、急いでこの地を離れて、
船のある港町に向かいましょう。▼
コタロウ公はもういませんが、▼
彼と同じ志を持つ忍びが
いつまた襲ってくるかわかりません。▼
戦争が終わるまで…
この国には近づかない方が賢明です。▼
- [カゲロウ]
- そうだな…このことは
共に捕らえられていた仲間が、▼
白夜王城に伝えてくれる
手筈となっている。
早ければ半日後にも、王城を守っている
軍師ユキムラの耳に入るであろう。▼
…カムイ様。以後は私も、
この軍に力添えしたい。▼
リョウマ様もきっと、そのことを期待されて
私を遣わされたはずだ。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、カゲロウさん。
あなたがいてくれると心強いです。▼
主君と離れて心細かったでしょう。
よく頑張ってくれましたね。▼
…早くリョウマ兄さんと合流して、
この戦争を終わらせないといけません。▼
これから、白夜王国とは
少しの間お別れですね。▼
…………▼
…いってきます。お母様…▼
|
コメント†
- 今更ですがクリア後のヒナタの台詞ですが9章で加入前にヒナタが死んでると省略されるようです。 --
- tuideni --
- ↑誤信:ついでにオボロが死んでるとオボロの部分もカットされます。 --
- 戦闘2ターン目開始前、マイユニットが男性なのは見当がつきましたが俺なのか僕なのかわからないので、どなたか編集などお願いいたします。 --